長島昭久

ながしまあきひさ

比例代表(東京都)選出
自由民主党
当選回数7回

長島昭久の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。どうぞよろしくお願いいたします。  初めて国会に上がってまいりましたけれども、きょうずっとお話を伺っていて、大変な決断をされた政府にしては、かなりずさんな情報に基づいて、そして、まさにアメリカ軍が、イラク全土がコンバットゾーンである、こう言って...全文を見る
○長島委員 法律ができてもすぐ派遣できない、それはよくわかります。しかし、先ほどお見せしたように、客観的に見て一番厳しい情勢の中でどうも派遣を決められたような印象を私たち持っているんですね。  いつの時点で、どういう報告に基づいて派遣を最終的に決断されたのか、明確にお答えくださ...全文を見る
○長島委員 どういう根拠で、どういう決定的な根拠で、ずっと出さなかった自衛隊を出そうという結論に至ったんでしょうか。
○長島委員 時間がないので次に行きたいと思います。  私が一番心配しているのは、派遣の是非についてはいろいろな意見があるわけです、我が党にも。しかし、政府が、自衛隊派遣ありきということで、かなり無理をして派遣を決めているのではないか。その無理、政府がしている無理を、派遣された自...全文を見る
○長島委員 私は、もう一つつけ加えたらいいんじゃないかと思っているんです。それは任務の内容です、自衛隊が担わされる任務の内容です。  つまり、第一番目は、現地のニーズに、ニーズの問題は後で外務大臣にもお伺いしたいんですけれども、現地のニーズに本当に的確にこたえられるような任務を...全文を見る
○長島委員 今、四万人の需要に対して半分ぐらいは提供できるというお話だったんですけれども、それを提供する部隊はどのくらいの規模で、どういう編成でそういう水を、水に絞りましょう、時間がないので。派遣部隊の編成、規模、これは一つ問題になってくると思うんですね。  そこで伺いたいんで...全文を見る
○長島委員 防衛庁長官、今のに間違いございませんか。
○長島委員 それでは、派遣されるその六百上限の今度の陸上自衛隊の本隊の、先遣隊も多分吸収する形で六百になるんでしょうけれども、この内訳をちょっとお聞かせ願えますか。
○長島委員 防衛庁長官、上限が六百と決まっているんですね。そして、少しでも軍事知識がある者であれば、それを任務に従ってブレークダウンすることは、多分容易なことだと思うんですね。  ちょっと私が申し上げてもよろしいでしょうか。恐らく、六百の上限の部隊を動かすんですから、それを管理...全文を見る
○長島委員 私はちょっとルワンダのPKOのことを調べてみたんです。というのは、今回の人道復興支援、総理もおっしゃっておられますけれども、もうPKOの実績があるんだ、いろんな国から理解をされているんだ、歓迎を受けているんだ、だから今回もできるんだ、こういうお話がありました。  私...全文を見る
○長島委員 水質の話は、私、伺ったつもりはないんですけれども。  一番私が心配しているのは、六百上限で部隊を出した、そして現地の治安が思った以上に悪い、そうなると、恐らく警備部隊を補強せざるを得なくなるような状況になるわけですね。その際にどこが削られるかというと、今長官がおっし...全文を見る
○長島委員 まさに今長官からルワンダの教訓というお話がありましたので、装備については相当改善が見られたと私も認識をしております。しかし、先ほど申し上げたように、ルワンダのときの給水を行う能力よりも比率的には相対的に低かった、これは指摘したんですけれども、大事なのは権限ですね。ずば...全文を見る
○長島委員 今、自己を守るための武器使用と任務遂行のための武器使用というお話、分けて考えるというお話がありましたけれども、では、一つ例を挙げて伺いたいと思います。  例えば、車列を組んでA地点からB地点に向かって車を走らせた。そうすると、前に伏在していたゲリラとおぼしき者が前に...全文を見る
○長島委員 こういうことだから、私は、派遣された自衛官が本当に無事なのか、無事に帰ってこられるのか、大変心配しているんです。  最後に一つ。これだけ手足を縛って出しておきながら、一つ伺いたいのは、七月二日の法制局長官の答弁でこういう答弁があるんです。憲法で問題としておりますのは...全文を見る
○長島委員 委員長、最後。  もしこれを許したらどういうことになりますか。今、イラクというのは、イラク軍が正規軍として存在しない。テロリストだか野盗だか暴徒だかわからない。これだったら、政府が定義をしているいわゆる戦闘行為あるいは武力の行使、国または国に準ずる者、組織的な攻撃、...全文を見る
○長島委員 もうこれが最後ですから。  ところが、これはすごく重要なことですよ。この承認にとっては本当に重要なポイントだと私は思いますよ。  一方で手足を縛るような、いろいろな武器使用に制限をつけておきながら、実は、国の相手となるような、国際紛争になるような……
○長島委員 そういう相手がいないところで幾らでも武力が使えるような実力の行使は憲法が禁じていない、そういう言い方をしているわけですね。全く歯どめがないじゃないですか。
○長島委員 これはまた再度やりたいと思います。
02月20日第159回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。民主党の安全保障部会を代表して質問をさせていただきます。  さて、きょうは台湾の総統選挙公示日でございます。この台湾の総統選挙、余り報道されておりませんけれども、我が国の安全保障にとっては大変重要な出来事であるということは、もう御案内のとおりで...全文を見る
○長島委員 それは、外務省が申し入れたということですか、日本国の外務省が申し入れたということでしょうか。
○長島委員 申し入れの内容について、もう少し詳しく説明していただけませんか。
○長島委員 重大な問題が二つありますね。  正式な国交のない日本と台湾であります。これは大変不幸な歴史がありました。にもかかわらず、日本政府が外交チャンネルを通じて台湾に向かってああだこうだと言うということは、これは公式なチャンネルじゃないんでしょうか。
○長島委員 本当に問題ないですか。台湾のどなたに交流協会の所長から、私、手元に持っていますよ、我が国政府の立場を伝達したと。文化交流や経済交流なら問題ないんです。極めて政治的な、高度な政治性のある問題について、外務省は我が国政府の立場を交流協会の所長を通じて台湾のどなたに伝えまし...全文を見る
○長島委員 台湾の場合はちょっと名称がわかりにくいんですが、総統府秘書長というのは官房長官であります、日本の国に例えてみれば。これは立派な公式チャンネルじゃないでしょうか。公式チャンネルの行使をしたということをお認めになりますか。  もう一言申し上げましょう。交流協会のカウンタ...全文を見る
○長島委員 これは問題大ありですよ。中国だって戸惑っているんですよ。中国は、申し入れをした次の日に、よくやったというような外務省のコメントを出しているんですね。しかし、その後、待てよと。これは公式のチャンネルを使ってやっていることじゃないだろうかということで、かなり中国も戸惑って...全文を見る
○長島委員 そうなんですよ。本当にこれは政治的には大変高度な問題なんですよ。しかも、この公民投票というのは総統選挙と一緒にやるんですよ。これはあからさまな選挙干渉じゃないですか。内政干渉であると同時に、選挙干渉に当たるんですよ。そういう効果について、どれだけ政府の中で議論があった...全文を見る
○長島委員 今、いい質問が後ろから飛んでいますけれども、どういう形の政府の意思決定がなされたのか、御説明ください。閣議ですか。決定の責任者がだれか、あわせてお答えください。
○長島委員 これはぎりぎり突っ込んでいってもいいんですけれども、もう一つの問題に行きましょう。  中台関係をいたずらに緊張させる結果となったというんですね、この公民投票の実施や新憲法制定などの発言というのが。中台関係をいたずらに緊張させるとはどういうことですか。具体的に説明して...全文を見る
○長島委員 今、アメリカとフランスもやっているから日本もやるんだ、こういうお話がありましたけれども、フランスは、ほとんどこの地域に対して関心はありませんから問題外だと思いますけれども、アメリカは、外務大臣も御存じのように、もし一たん緩急あれば、中国が武力行使に出てくるような事態に...全文を見る
○長島委員 おっしゃることを伺っていると、アメリカが、現状変更は許さない、だから慎んでほしいと言うその理由づけを外務大臣も正しいと思っておられるようなんですが、公民投票をやることがなぜ現状を変更することにつながるんでしょうか。御説明ください。
○長島委員 どういう結果ですか、はっきり言ってください。皆さん、国民もこれはインターネットを通じて見ているんですから。どういう結果がもたらされるのか、明確にお答えください。
○長島委員 私たちも民主主義の国に住んでいるわけですね。民主主義の要求というのはブレーキがきかないんですよ。公民投票をやるというのは民進党結党以来の党是なんですよ。その民進党を台湾の人たちが選んだんですよ。したがって、党是に基づいて公民投票をやろう。  今回、公民投票の問題で外...全文を見る
○長島委員 もうこれは、ぬえのように逃げ回るだけなんで。でも、この部屋におられる皆さん、あるいはインターネットを通じてこのやりとりをごらんになっている皆さんは、恐らく、相当重要な問題が起こっているなということを感じていただいたと思うんですね。  はっきり申し上げて、現状を変更し...全文を見る
○長島委員 確かに慎重な御議論があったんでしょう。そのことの是非についてはまたおいおい伺っていこうと思っています。  私が独自BMDと申し上げたのは、二つのタイプの、PAC3と言われている地上発射型の今のペトリオット2をもう少し進化させた形のものをアメリカ側から購入してくる、そ...全文を見る
○長島委員 独自でやられるというのは、それはそれで一つの方法でありますから、私はそこをとやかく言うつもりはないんですが、日米共同、日米共同と言ってきて、今回こういう形でちょっと唐突に出されて面食らった方がたくさんいらっしゃると思ったんで、その辺は確認をしておかなければならないと思...全文を見る
○長島委員 その心意気やよしなんですが、この独自BMD、相当コストがかかりますね。諸説入り乱れているんで、現段階の正確な予測値をお伺いしたいんですけれども、ある報道によれば、七年から十年で一兆円を超える、あるいは五年で八千億から一兆円。これはもう膨大なコストですけれども、正確な見...全文を見る
○長島委員 でも、防衛庁が記者に発表した数字でしょう、この五年で八千億から一兆円というのは。先日もたしか、民主党で説明をしていただいたときも、そのような数字だったというふうに記憶しておりますが、お認めにならないんだったら大体その辺だろうということだと思うんです。  さっき私が不...全文を見る
○長島委員 技術的な問題についてはまた追ってやりたいと思いますし、また法制度も変えていかなきゃならないところがたくさんあると思うので。  今、その一兆円から成る財源をどうするんだ、どうやってやるんだ、こういう疑問が次にわいてくるんです。  確かに、ちょっとさっき長官がお触れに...全文を見る
○長島委員 政策の中身についてはまた安保委員会でぜひやりたいと思いますが、せっかく中川大臣お見えですので、武器輸出三原則についてちょっとお聞きしたいと思うんです。  先ほどスパイラルアプローチという耳なれない言葉が石破長官のお口から出てこられました。これは、私が解釈するに、研究...全文を見る
○長島委員 これは大変難しい問題だと思います。兵器の輸出国にならないという、これは一つの大きな私たちの決意でもあります。しかし、そうであるがゆえにコストの高いものを国民の税金で買わざるを得ない今の状況というのもまた悩ましいものがあるし、それが日本の産業の技術力の前進を、もし足を引...全文を見る
○長島委員 またこれも引き続き議論をさせていただきたいと思います。  もう残りも少なくなってしまったんですが、三番目の論点に行きたいと思います。沖縄の在日米軍基地の問題であります。  きょうの毎日新聞にも出ておりましたが、数日前の毎日新聞にも出ておりました、沖縄タイムスにも出...全文を見る
○長島委員 この毎日新聞はいいことを書いているんですよ。「代替施設の計画見直しに」つまり、アメリカ側からそういう話があったにもかかわらず「政府の腰が重いのは、「条件なし返還」が在日米軍削減のきっかけとなり北朝鮮問題などを抱える東アジアの不安定化につながる、との懸念が強いためだ。」...全文を見る
○長島委員 しかし、普天間の移設は見通しが本当にあるんですか。建設には政府試算で三千三百億という巨額な費用がかかる。使用期限十五年の問題もネックでずっとある。地元もなかなか言うことを聞かない。沖縄県もいろいろな条件をつけてくる。SACOのときは華々しく言いましたけれども、しかし、...全文を見る
○長島委員 これも後々安保委員会でじっくりやりたいと思いますけれども、抑止力とおっしゃいましたね。今のアメリカの海兵隊、普天間は海兵隊の基地です、アメリカの海兵隊の抑止力とは一体何でしょう。  この記事、ごらんいただきたい、琉球新報。今度、三千人のアメリカの海兵隊が、沖縄駐留の...全文を見る
○長島委員 別に一般的な定義を聞いたわけじゃないんですが、一個大隊が持つ抑止力を外務大臣がどう思っているかというふうに聞いたんです。  何が言いたいかというと、沖縄にいる海兵隊は削減できるんですよ。七カ月いなくたって今大臣がおっしゃったような抑止力が保てるというアメリカ側の判断...全文を見る
02月26日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○長島委員 先ほど赤松先生の方から、私が予算委員会で台湾の問題について質疑をさせていただいた、そのことをお触れいただきましたので、ちょっと冒頭に川口大臣にお伺いをしたいと思っているんですが、せんだっての二十日の予算委員会の質疑の中で、日本政府は、今回の台湾総統選挙、そしてそれに伴...全文を見る
○長島委員 政府の中でというのは、内閣の中でもいろいろ議論があったように私は想像するんですけれども、石破防衛庁長官、ちょっと伺いたいんですが、この台湾に対する異例の申し入れについては事前に御存じでしたか。
○長島委員 仮に、事前にこういう話を防衛庁長官が伺ったら、どんな対応をされたと思いますか。どんな感想を持たれましたか。  つまり、こういう、今まで外交関係がなかった台湾に対して、一九七二年の断交以来三十年間、日本は政治的には沈黙をずっと守ってきたわけですね。外務大臣がおっしゃっ...全文を見る
○長島委員 私も、どちらかというと、今回の申し入れに対しては違和感を持っている一人なんですけれども、さっき赤松委員の質問に答えて、中国側には何か申し入れをしたのかと、つまり、一方当事者である台湾に対して一方的に自粛しろ、緊張が高まることになるから自粛しろ、こう言った。逆に、中国側...全文を見る
○長島委員 今のを伺って多少安心をいたしましたけれども、内田交流協会の台北事務所長は、申し入れを行った直後に記者会見をして、かなりメディアの注目を集めているんですね。それをやはり後で、ある意味で中和するためには、それ相当の政府としての意識的な努力が必要だと私は思いますので、その点...全文を見る
○長島委員 これは米中間の話なんですが、日本の政府の立場よりもさらにおかしな訳になっているんですよ。私は、これは誤訳というよりか意訳だと思うんですがね。  日本政府は、中国との間に日中共同声明がありますね。この第三項で「中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の...全文を見る
○長島委員 いや、それは多少言い逃れなんですけれども、アクナリッジは認識というふうに、ほかの二つのコミュニケではしっかり訳しているんですよ。それで、ここだけ何かアクナリッジということで逃げるというのは、私はとても納得できませんが、そういうことは一応、委員の皆さんを初め、国民の皆さ...全文を見る
○長島委員 海上保安庁の方もいらっしゃらないですか。
○長島委員 きのう、ブリーフでは申し上げたんですが。
○長島委員 一年生なので、ちょっと手続で戸惑いますけれども。  二〇〇〇年の五月、六月に大変なことが起こったんですね。(発言する者あり)そうですけれども、たくさんありますので、またこれは集中してやりましょう。  二〇〇〇年の五月、六月に、中国海軍の情報収集艦、これが、津軽海峡...全文を見る
○長島委員 随分ずさんですね、政府は。きのう、ちゃんとこの問題について通告しているんですよ。
○長島委員 実は、まだ二〇〇〇年の話をしていたんですけれどもね。去年の話ではないんですが、去年の段階ですら、ただそういう慎重な対応を申し入れる。二〇〇〇年の段階で既に五月にこういう事件があって、三年間何をやっていたんですか。大臣。
○長島委員 外務大臣の認識はその程度ですか。二〇〇〇年から二〇〇三年の間には大きなことがあったんですよ。それは、事前通報制度を日中間で取り決めたということ、これは大変重要なことなんですね。そのことを全く御存じないんですか。そういう話をぜひしていただきたいと思ったんですが、御存じな...全文を見る
○長島委員 引き続き、ぜひ安全保障の観点からこの活動はウオッチしていただきたい、このように思います。  この事前通報制度についてちょっと伺いたいんですが、以前、これも平成十三年の六月の外務委員会での質疑の中で、中国側が事前通報制度にのっとって、こういう調査をしたい、こういう器具...全文を見る
○長島委員 これまで口上書の、つまり、通報制度ができてから何回通報を受けて、何回同意を与えているか。つまり、拒否した事例はあるかどうか、ここもちょっと確認させてください。
○長島委員 この二回、ぜひ詳細に教えてください。  通報事項というのは、幾つかあるんですね。海洋の科学的調査を実施する機関の名称、船舶の名称、種類、責任者、当該調査の概要、目的、内容、方法及び使用器材、当該調査の期間及び区域、どの点にそぐわないということで同意を拒否したんでしょ...全文を見る
○長島委員 結局、内容でけっていることはないということがわかったので、それはまたおいおい詳しく詰めていきたい、こういうふうに思いますが、もう時間があと残り十分を切りましたので、次の問題、防衛庁長官が退屈そうなので、防衛庁長官に聞きたいと思いますが、ミサイル防衛システムについて伺い...全文を見る
○長島委員 二つ疑問があるんですけれども、一つは、今まで私たちが軍事常識で、知識として認識をしていたのは、さすがに、早期警戒情報、つまりミサイルが飛び出す瞬間、ここは早期警戒衛星でしか、つまり静止衛星でしかとらえられない、これはアメリカとロシアしか持っていないというふうに認識をし...全文を見る
○長島委員 こういうレーダーはバッジシステムをある意味で進化させるということなので、航空機の侵入に備えたところから始まっているという今の御説明はよく理解できるんですが、ミサイルと航空機ではもう全然違いますね。ペトリオットがイスラエルを防衛するのに、最初に湾岸戦争のとき全然役に立た...全文を見る
○長島委員 大変野心的で結構な話なんですけれども、これは、研究開発から配備への具体的なプログラムはどうなっているんでしょうか。つまり、一つはコストの面、それから、どれぐらいの期間がかかるのか、予算の問題もありますからね。  つまり、何が言いたいかというと、日本独自のBMDをやる...全文を見る
○長島委員 この野心的な計画を日本の国会が納税者の立場でどうこれから判断するかというのは、大変興味深いというか、私もその一員として厳しく見ていきたいと思うんです。  防衛庁長官、もう時間がないので、政策論をちょっと伺いたいと思うんですが、こういう野心的な計画もあり得ると思います...全文を見る
○長島委員 ぜひ、国民の貴重な税金を使っておるわけですから、二重投資の批判を浴びないように、これからリーダーシップを発揮していただきたいと思います。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
03月03日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは三月三日、ひな祭りの日であります。私も二人の娘がいる父親なんですけれども、このひな祭りの晩を、サマワに派遣された自衛官の皆さんは家族と一緒に過ごすことができない。私も、立場は違うんですけれども、今江藤...全文を見る
○長島委員 この点については、以前も一度防衛庁長官にお話を伺った経緯がありますけれども、一つ心配なことは、任務の一つでありますけれども、自衛隊の部隊を後方支援するためにさまざまな物資がクウェートからずっとサマワへ輸送されることになると思うんですけれども、その際、自衛隊の持っている...全文を見る
○長島委員 必要性は私は認めているんです。法的な、今御説明いろいろありましたけれども、大変わかりにくい説明だったんですが、内局の人が一生懸命考えたんだろうと思います。  しかし、必要性は認めているんですが、この警護というか、あるいは警備、こういう任務が特措法に書かれていないのに...全文を見る
○長島委員 これはやっぱりマンパワーの問題で、今後いろいろな可能性が生じてくると思いますので、引き続き議論していきたいというふうに思います。  基本的に、先ほど防衛庁の方から御説明ありましたように、今まではオランダ軍のキャンプの中でやっていた。そういう意味では、ある意味で守られ...全文を見る
○長島委員 私も外務省に問い合わせをしたら、公式的な数字がないという答えが返ってきて、しかし、こういう危険な地域に私たちの青年たちを派遣するわけですから、民間の犠牲者が伴うような事故については、やはり最大限の努力をして情報収集して、その都度、どういうケースであったのかということは...全文を見る
○長島委員 この問題は、やはり自衛隊の出自というか、出発から議論があった問題だと思いますけれども、結局、国内の裁判で前提となっている検察による証拠調べ、これができないわけですね、事実上イラクでは。だって、奥大使の殺害事件だって、いまだにどんな状況だったかということは我々わかってい...全文を見る
○長島委員 特措法の枠組みでいくと、戦闘地域で自衛隊が活動することはあり得ない、そういう前提に立っているんだ、それはもう再三再四長官が説明をされていると思うんです。  これは法的問題なので法制局にちょっとお伺いしたいと思うんですが、今長官がおっしゃった、つまり、国家及び国家に準...全文を見る
○長島委員 ですから、アメリカ軍が今相手にしているのは国家的な主体ではありませんから、今米英軍がやっている掃討作戦を支援することは、憲法上で言うところの、今までずっと議論してきた、ここ十年ぐらい議論してきた武力の行使の一体化というのに当たらなくなるんですね。これは歯どめの問題とし...全文を見る
04月13日第159回国会 衆議院 本会議 第23号
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○長島昭久君 民主党の長島昭久です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました、いわゆる有事関連法案などにつきまして、その中核法案である国民保護法案を中心に、関係大臣に質問させていただきます。(拍手)  質問に先立ちまして、イラクで今なお拘束されている...全文を見る
04月15日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○長島委員 平松先生、金田提督、きょうはありがとうございます。  まず、平松先生にお伺いしたいんですけれども、先生、二〇〇一年の相互事前通報制度、これはばかげているというお話を先ほど率直にしていただいたんです。私も非常に腑に落ちないのは、そもそも、国連海洋法条約のもとで、EEZ...全文を見る
04月20日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。  せっかく外務大臣がお見えですので、少しイラク情勢について冒頭に御質問をさせていただきたいと思います。  スペインが政権交代をいたしまして、選挙公約でありました軍の撤退ということを決めまして、当初は、六月三十日を待って様子を見るという話だっ...全文を見る
○長島委員 コアリションに参加している国は主体的にみずからの行動を決めるんだという極めて突き放した言い方をされましたけれども、しかし、スペインが抜けるということはかなり大きな衝撃的な出来事じゃないんですか。千三百人の軍隊が一気にいなくなるというのは、これは相当な大きな出来事だと思...全文を見る
○長島委員 何がしかの影響が出るだろうと言ったら、まさに無責任な言い方だと私は思いますけれども、みんなで国連の枠組みをつくるのに努力する、こういうふうにおっしゃいましたね。  日本も今、コアリションの一員になっているんですよ。もちろん、我々は、そういう日本の立場に対しては批判的...全文を見る
○長島委員 やはりコアリションを本当に維持したい、そして、このコアリションを維持することがイラクの治安の回復にとって大変重要なことであるという認識がもし少しでもおありだったら、外務大臣として、こういうスペインやホンジュラスやポルトガルやポーランド、みんな動揺しているわけですから、...全文を見る
○長島委員 国連の役割が重要だ、まさしくそのとおりです。それで、私たちも、今の米英を中心とした占領統治の枠組みは正当性が極めて薄いということで反対をしてまいりました。  しかし、六月三十日を境に、仮に国連を中心とした枠組みができて、そして、イラクの暫定政府が、PKOでぜひ国連決...全文を見る
○長島委員 ぜひしっかりやっていただきたい、こういうふうに思います。  きょうは、武力攻撃事態の問題ですので、本題に入りたいというふうに思います。  先週、民主党の前原議員と井上有事法制担当大臣との間で、緊急対処事態と武力攻撃事態との関係についてかなり長いやりとりがあったよう...全文を見る
○長島委員 ぜひ、腰を引かないで、この問題は本当に基本法、私どもが要求をして、そして久間筆頭理事を初めとして与野党間で合意をしていますので、その中で、前回、井上大臣は治安出動のことにも言及されましたけれども、治安出動も、実は二十日以内に国会の承認を得るようになっていますので、これ...全文を見る
○長島委員 それはよりよい方がいいわけでありまして、そこはやはり真剣に考えていただきたいんですよ。  逆に言うと、どの辺が改善し得るポイントなんだろうか。大臣としてどうお考えですか。どんなところがよりよくなりそうなポイントなのか、少しお話しいただけますか。
○長島委員 もちろん政府は自分たちとしてはこれは完璧だと思って出されるわけですから、まだ足りないと言われれば、なかなかお認めにならない気持ちもよくわかるんですけれども。  今、外国の組織というお話がありましたから、アメリカのFEMAがよく引き合いに出されますけれども、FEMAに...全文を見る
○長島委員 調整に時間がかかる、調整が大変だ、だからこそ、そういう組織を参照しながら私たちの組織も改編をして、まさにブレークスルー、こういういいチャンスですから、ここで組織的なブレークスルーをするというのは一つのアイデアじゃないか、こういうふうに思うんです。  もう一つは、連邦...全文を見る
○長島委員 時間もないので次に行きたいというふうに思いますが、民間防衛組織の問題であります。  これはいろいろな事情があって今回見送られたというふうに伺っておりますし、私も本会議で質問をさせていただきました。自主防災組織にある意味期待するんだ、それを国と地方自治体でバックアップ...全文を見る
○長島委員 一点、具体的なことを申し上げたいと思います。  私も消防団は大変重要だと思うんです。今、消防団の皆さんとおつき合いをさせていただいて感じるんですけれども、もちろん、無線をいつも寝るときにまくら元に置いて、本当に御苦労されていると思うんですけれども、これは、FEMAの...全文を見る
○長島委員 それで、少し気になるのは、国民保護措置の実施手続なんですね。  国民保護法案では、国民の保護のための措置を実施する際の手続を定めています。法治国家ですから、あらかじめ定めた手続に従って保護措置がなされる、これは当たり前のことでありますけれども、真っ先に避難・誘導に当...全文を見る
○長島委員 次に伺いたいのは、現地対策本部であります。  これも、私、本会議で質問させていただいたんですが、余り色よい返事をいただけなかったので、少し食い下がってみたいと思います。  武力攻撃事態が起こりますね。それで、避難住民の誘導、第一義的責任は今申し上げたように市町村長...全文を見る
○長島委員 消防についてはおっしゃるとおりなんですけれども、それに警察が入って、自衛隊が入ってごった返すわけですから、そこは、私は、政府主導の現地対策本部というものがあればなお総合調整は迅速、円滑にいくのではないか、こういうふうに思いますので、考えていただきたいんです。  また...全文を見る
○長島委員 今の、より広域だからという説明は、確かにそれは合理的だと思うんですけれども、しかし、それにしても、災害対策基本法の方では「非常災害現地対策本部を置くことができる。」つまり、置かなくてもいいわけですね。「置くことができる。」という規定になっております。原子力災害対策特別...全文を見る
○長島委員 別に私は張り合うつもりはないんですけれども、よりよい制度を目指していきたいという思いがあるわけなのでこういうふうに申し上げているんです。  本当に、「できる」規定はぜひ検討していただきたい、こう思いますし、この二十八条によると、今大臣おっしゃいましたけれども、自治体...全文を見る
○長島委員 よくわかりました。  もう少し突っ込んでいきたいと思っているんですけれども、もう一つ聞きたいと思っているのは海上輸送規制の問題なんですね。  これも用語の問題になってしまうんですが、今回は停船検査という概念が盛り込まれているわけですけれども、似たような言葉が、以前...全文を見る
○長島委員 まさに今、自衛権というふうにおっしゃった。今の御説明を伺っていると、戦時国際法上、交戦国に認められている臨検、拿捕に何か限りなく近い概念のような気がするんですが、それは今の政府の解釈だと、憲法九条の第二項で、交戦国に与えられている権利は放棄している、こういう解釈ですか...全文を見る
○長島委員 法的には今の説明はよくわかるんですが、やはり常識的に考えて、押収したものを返す、自衛権だからしようがないと言われても、その武器を使ってまた攻撃をしかけてくるかもしれないわけですから、これは憲法解釈の問題になるので私も気をつけて言わなきゃいけないんですが、憲法解釈も含め...全文を見る
○長島委員 時間がないんですけれども、八十条の、「遅滞なく必要な措置をとる。」これは平時の条文ですよ。これはいかがなんですか。
○長島委員 もう時間が来たので終わりにしますけれども、これは、紛争当事国じゃなくて、「締約国」と八十条は書いてありますので、もう一回これは明確な答弁をいただきたい、こういうふうに思います。  また首藤委員が後でやるということなので、これで質問を終わりたいと思います。ありがとうご...全文を見る
05月13日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。どうぞよろしくお願いいたします。  今国会で、この国民保護法制を中心とするいわゆる有事法制、五十時間近く審議を続けてまいりました。今、委員部の方に伺いますと、三国会にわたって約百時間近く議論を重ねてきた、こういうことであります。  戦後六十年...全文を見る
○長島委員 防衛庁長官、活動を停止しろと、私はそれを前提にして申し上げているわけではないので、もう少し議論をかみ合わせていただきたいと思うんです。  オランダ軍に対する攻撃は、まさにオランダ軍だけに向けられたものではない、イラク人でありサマワの人たちだ、こうおっしゃっていますが...全文を見る
○長島委員 不誠実という言葉は撤回をさせていただきたいと思いますけれども、今のやりとりが、安全保障をめぐるこの委員会あるいは国会の議論の、まさに靴の外側から足をかくような、欠陥と言うとちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、何か改善をしないと。同じ政治部門として、行政府が持ってい...全文を見る
○長島委員 先ほど、長官に対して私が不誠実という言葉を使ったのは撤回をさせていただきましたが、今の報告はまさに不誠実ですね。一カ月もたって、詳細が実はわからない。私はもう既に、民主党で同じようなブリーフを一カ月前に受けました。それから一歩も出ていないというのは、これは行政府として...全文を見る
○長島委員 最初から何でこういう説明がないんですか。今の長官の説明は、多分、こういう場でやられる最大限なんだろうというふうに思います。  私たちは、そういう詳細ももちろんなんですけれども、こういう攻撃が散発的なのか、それとも継続的なものの一部なのか、それともエスカレートしていく...全文を見る
○長島委員 委員長、ぜひこれは理事会で検討していただきたいと思うんですけれども。
○長島委員 私たちも、安全保障に関心を持って携わっていく議員の一人として、こういう秘密会の制度、もし新しい制度が必要であれば議員立法で提案をしたい、そういう機会をとらえてこれからも追求していきたい、こういうふうに思います。  次に、法案の内容について議論を進めていきたい、こうい...全文を見る
○長島委員 前向きな御答弁をいただいたと思います。  やはり、今、サラリーマンというお話がありましたけれども、あの阪神・淡路大震災以降、そういうものに自分もかかわってみたい、避難・誘導される側ではなくて、それをみんなでリードしていくような側に回ってみたい、そういう関心が非常に高...全文を見る
○長島委員 私どもは、日本版FEMA、危機管理庁をつくってほしい、こういうことで与野党協議の方にも御提案を申し上げているところですけれども、有事の際に当然FEMAは活躍するんですけれども、アメリカのFEMAの経験を見ると、平時においてトレーニングするというのが一つのFEMAの大変...全文を見る
○長島委員 まことにもっともな御指摘だと思いますが、総理大臣がそのときお答えする前に麻生大臣はこうおっしゃっているんですね。  「したがいまして、」この「したがいまして、」というのは、つまりそういう負担が必要だという、「これに当たりましては、人件費はともかくとして、それにかかり...全文を見る
○長島委員 井上大臣にもう一つ。  たしか、さっき私、紹介申し上げましたけれども、立川、あの地域が、首都がダウンしたときのバックアップのための地域だというふうに私、理解しているんですけれども、その点の詳細ももし説明していただければと思います。これは通告してあります。
○長島委員 このまま秘密会ができればいろいろな議論が伺えるんじゃないかなと思っていますが、今のは、川上というか、情報を伝達していく川上の話なんですけれども、川下、要するに市町村や都道府県の中でもそういう情報の途絶が起こる可能性があるので、川下についてもどんな対応策を考えておられる...全文を見る
○長島委員 確かに、あの九・一一のときも、ニューヨークに旅客機が突っ込んだ、そしてその後ペンタゴンに突っ込んだ、もう一機、実はホワイトハウスをねらっている、こういうときに、ワシントンDCの周りのバージニア州とワシントンDCとの間で通信が途絶えてしまって、役に立ったのはワイヤレスの...全文を見る
○長島委員 ありがとうございました。  緊急事態対処の問題で最後のポイントですけれども、消防庁の方のお話を伺っても、やはり危機管理の基本というのは、さっきも大畠先生の方から通信システムの互換性という話がございましたけれども、これはもうちょっとアナログ的な部分でも随分混乱が見られ...全文を見る
○長島委員 確かに地域の自主性かもしれませんが、これは国民の生命財産がかかっていることですから。アメリカなんかも、やはり危機管理部局の名称というのは全部統一されています。これをそろえることを拒む理由というのは一体何なんだろうかというんですね。余り趣味で名称を変えていっても仕方がな...全文を見る
○長島委員 もちろん、石破長官は専門家ですからあれですけれども、武器等防護の武器使用と、自己または自己の管理下、あるいは一緒に従事している隊員が危害にさらされたときに、それをある意味で応援して、それに対して加えられた危害を排除するという武器使用はやはり違うんじゃないですか。(発言...全文を見る
○長島委員 わかったようなわからないようななんですが、私、スタッフが全部調べて、全部条文をあげつらって、これだけの、海外活動も含めて、周辺事態もそう、治安出動下の活動、あるいは海上警備活動、警護出動、全部合わせるとこれだけの種類があるんです。ですから、武力攻撃を予測する、あるいは...全文を見る
○長島委員 最後の質問に移りたいと思います。  海上輸送規制法案、これがまた、前回も少しさせていただきましたけれども、どうも私は納得がいかないんですね、この憲法解釈も含めて。  石破長官はこういうふうに答えられていますね。これは四月二十日の答弁なんですけれども、御承知のとおり...全文を見る
○長島委員 はい。  反復のおそれが生じないかというと、そこは私は疑問だと思いますし、逆に言うと、長官、没収しても、それだからといって必ずしも自衛権を逸脱しているというふうにも言えないんですよね。  ですから、そこはぜひ、法制局も含めて、憲法解釈をもう一回考えていただきたい。...全文を見る
○長島委員 時間が参りましたので、終了いたします。ありがとうございました。
06月03日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。  両先生、本当にお忙しいところありがとうございます。両先生に一問お伺いさせていただきたいと思います。  せっかくの機会ですから、大綱の見直しについてなのですけれども、前回の大綱の見直しのプロセスと今回のプロセスをちょっと比較して御所見をいた...全文を見る
○長島委員 ありがとうございました。
06月11日第159回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。  今、赤松委員の方からお話がありました多国籍軍の問題、少し詰めてみたいというふうに思います。  六月の十日付の新聞各紙は、「多国籍軍に参加」という見出し、これは産経新聞。それから、日経新聞は「自衛隊 首相踏み込む 多国籍軍参加を表明」、朝日...全文を見る
○長島委員 それは長官のおっしゃるとおりだと思います。  その上で、今回、国連決議一五四六ができました。新しい決議、全会一致、これは大変喜ばしいことだというふうに思いますが、その中に、統合された司令部、ユニファイドコマンドというのがはっきり書いてあります。統合された司令部のもと...全文を見る
○長島委員 この指揮命令系統の問題というのは、一番この問題では重要だというふうに思います。  そこで、法制局長官に伺いたいと思うんですけれども、たしか、これは平成二年の十月の衆議院の国連協力のための特別委員会で政府が整理をされていますね。これは国連軍への参加に対する問題ですけれ...全文を見る
○長島委員 余りわかりやすい御答弁だとは思わないんですが。  私がこだわっているのは、これは私がというよりは国民の皆さん、多くの皆さんが大変心配されていると思うんですけれども、指揮のもとに入った場合に隊員の安全は大丈夫なのか、あるいは武力行使と一体化していかないのか、こういうと...全文を見る
○長島委員 ぜひ、いろいろな選択肢を検討していただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  もう時間がないので北朝鮮の問題に移りたいと思いますが、まず第一点は、拉致の問題であります。  一点に絞りたいと思いますが、未帰還者、まだ帰還されていない十名の方の調査。これは、...全文を見る
○長島委員 今のお答えでもまだ不満足なんですね。  進捗状況をお伺いしたんですけれども、ほぼゼロに近いというか、もう二、三週間たっていて、まだ、ここまで来ました、期限についてはこういう状況ですという説明ができないことに、やはりこれは命の問題ですから、さっき外務大臣、安否不明者と...全文を見る
○長島委員 金正日総書記がみずからおっしゃったということで、それで事足れりというその姿勢自体が私はナイーブだ、こういうふうに申し上げているんです。  というのは、そこでもし凍結とか検証という話が出たら、じゃ、何を凍結するのかということを詰めて帰ってくるのが一国の総理のされる対外...全文を見る
○長島委員 はい。軍事専門家が一人も入っていないということが、私はこの問題に対する総理の無気力、無責任さがあらわれているというふうに言わざるを得ないということを指摘いたしまして、終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
08月04日第160回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。  両大臣、長時間御苦労さまでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  先週、岡田代表と訪米をしてまいりました。私にとっては四年ぶりの訪米だったんですけれども、いろいろな意味で大変勉強になりました。帰ってくるや否や党内で物議を醸しておる...全文を見る
○長島委員 私は、わざわざNATO諸国というふうに名前を挙げて言っておるわけです。ドイツやフランス、ロシアあるいは周辺のアラブ諸国、こういう国々の参加がなかったら、本当の意味でイラクの復興支援というのは成り立たないと思うんですけれども、その辺の反応はどうだったのか。これは外務大臣...全文を見る
○長島委員 私としては、NATOが、シーアイランド・サミットの前のノルマンディーの六十周年のときに、やはり治安状況は大変心配だということで、治安部隊の訓練など、イラク国内でないところでやるんだというような、そんなイニシアチブを出したというような、そんな説明をしていただきたかったん...全文を見る
○長島委員 そうじゃないでしょう。非戦闘地域で活動するから武力の行使と一体化しないんでしょう。(秋山政府特別補佐人「今そう申し上げました」と呼ぶ)ああ、そう。しかし、そう言い切れるのは、武力の行使をしないんだから武力の行使をしないんですというのとほとんど同義なんですね。いや、本当...全文を見る
○長島委員 今まさに筆頭理事がおっしゃったように、これじゃ参加できないということになるんです、今の論理だと。  だから、私が何をサジェストしているかというと、やはり分けて考えましょうと。先ほどの法制局長官の前段の説明は、あくまでも国権の発動としての武力の行使について縛りがかかっ...全文を見る
○長島委員 確かに、防衛庁長官のおっしゃるように、派遣のときに主権的判断が加わる、これを国権の発動というふうに恐らく読み込んでおられると思いますが、国権の発動としての武力の行使ですから、武力の行使にかかっているんですよ。武力の行使の瞬間にどこに指揮権があるかということが問題なんで...全文を見る
○長島委員 ありがとうございました。  ぜひ、日本側の主体的な判断を、みんなに見える形、国民に見える形に示していただきたいと思います。ありがとうございました。
10月21日第161回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。どうぞよろしくお願いいたします。  今、赤松先生の御意見を拝聴して、触発されて発言をさせていただきます。  小泉総理が国連安保理の常任理事国入りを国連で表明された、その理由が改憲をしようというところにあるのかないのか私は承知をしておりませんけ...全文を見る
11月18日第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第2号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは、私も学生時代、憲法をかじっておりまして、江橋公述人からお話を伺えると大変楽しみに実はしておりまして、整然と江橋公述人から順番にやっていこうかと実は思っておったんですが、今、村田公述人の方から立憲主義...全文を見る
○長島委員 ありがとうございました。  先ほどペマ公述人の方から、国際社会の非常に厳しい現実のお話がありました。私どもも、今おっしゃったように、本来、まず平和的手段で紛争を解決していかなきゃいけないし、できることなら武力の行使は避けたいとみんなが思っているわけですね。しかし、仮...全文を見る
○長島委員 ありがとうございました。  私は限界事例の部分だけお答えいただきたいと思っていたんです。つまりは、急迫不正の侵害を受けた場合にも無抵抗であり得るのかというお話をちょっとさせていただいたんですけれども、思いはよくわかりましたので、次の質問に移りたいというふうに思います...全文を見る
○長島委員 ありがとうございます。この六十五条マイナス一というのは、大変示唆に富む御指摘だったと思います。  先生もおっしゃっておられましたけれども、やはり最初は恩賜の人権のような形で、まさに占領軍から官僚、官僚から市民という、こういう形だったわけですけれども、まさに中江兆民が...全文を見る
○長島委員 まさに今の先生の御指摘、私も大賛成でありまして、国籍取得の要件が厳しかったりということもあるし、それから、特別永住外国人の問題というのは当然のことあるんですけれども、最近になって、いわゆる地方参政権を永住外国人に広げるべきではないか、こういう議論がありますが、それに対...全文を見る
○長島委員 あと一点だけ。  今の先生のお話ですと、九十三条ですね、地方公共団体の住民が選挙するという、ここだけ、憲法上、住民になっていますね、国民ではなくて。その辺も解釈の余地があるという、憲法上、今先生がおっしゃったような、外国人に地方参政権を認めるという先生の論拠の一つに...全文を見る
○長島委員 ありがとうございます。  私自身は少し違う考え方を持っておりまして、国政と地方というのは同じ政治でもなかなか分けられない部分がありますので、国政と地方と実体的に区別をして、地方参政権だけ認めることが本当にいいかどうかということ。それから、そういう場合は、国籍を持たな...全文を見る
○長島委員 ありがとうございます。  それと、もう一つは、先ほどは、自衛隊というか九条の話を少ししていただきましたけれども、もう少しお時間があれば、国連憲章と九条の関係についてもお話をしていただけるというふうにさっきおっしゃっておられましたので、もしお考えがあれば、ぜひお伺いし...全文を見る
○長島委員 ありがとうございます。  最後に、村田公述人にもう一度戻って伺いたいんですが、今のお話がありましたように、憲法は百三カ条しかないわけですから、もともと憲法制定時には想定しなかったような現実というのと遭遇する可能性はあると思うんですね。そういった場合に、さっき先生がお...全文を見る
○長島委員 ありがとうございました。
11月30日第161回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○長島委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、赤城徳彦君を委員長に推薦いたします。
○長島委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
12月01日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。  この文部科学委員会に所属をさせていただいて初めての質問でございます。  私は、外交、安全保障をやりたくて政治家を志したわけでありますが、ですから、口の悪い同僚には何でおまえがここにいるんだといつも言われるんですけれども、私も、小学四年生の...全文を見る
○長島委員 ありがとうございます。  確かに、今お話がありましたように、財源不足の問題というのは一つの懸念材料になるんだろうというふうに思うんですね。しかも、国が負担している二・五兆円というのはかなり大きな規模でありますね、その数字自体は。しかし、全国の小中学校にかかっている経...全文を見る
○長島委員 確かに土台というのはいい表現だなと思いますけれども、しかし、公立の高校を考えていただきたいんですね。二・四兆円、これは全部地方自治体が負担していますね。ここでの教育水準というのはしっかり確保されているんですよね。ここでの水準は、地方自治体に任せていると確保されないんで...全文を見る
○長島委員 今触れていただきました標準法、これはやはり大きな要素なんだろうというふうに私は思うんですね。つまりは、結局、国として、根幹と言われている保障すべき学級の編制とか教職員数といった教育行政の水準というのは、確かに義務教育において国庫負担金が担っている部分というのは無視でき...全文を見る
○長島委員 その三つの要素が相まってというのは非常にわかりやすい表現でありまして、ありがとうございました。  ただ、仮に現行法制度のもとでも、例えば標準法の十九条、一定水準を下回る地域に対しては文科大臣が指導できることになっていますね。十九条を読ませていただきます。「文部科学大...全文を見る
○長島委員 確かに全額国庫負担をしていれば今の大臣の御発言は非常に意味深い発言だと思いますし、あるいは財政状況が国も地方も許されれば、私は、これからのトレンド、後でもう少し詳しく触れようと思っていますけれども、地方分権の流れとか、あるいは国の財政の状況とか、こういうことを考えたと...全文を見る
○長島委員 ありがとうございました。  総額裁量制の今後の課題などについては後で少し触れさせていただきたいというふうに思います。  今お話を伺っているように、文部科学省としても、地方分権の流れ、先ほど、内閣の一員として分権化の流れは、大臣も、これは志向するんだ、こういう御発言...全文を見る
○長島委員 大臣のその責任感というのは大変私にも響く言葉でありますが、やはりトレンドというのはひとつ見きわめておかなければならないと思うんですね。つまり、この義務教育の国庫負担金二・五兆円、あと十年、二十年、絶対に守り通せるというふうに断言できる方、このお部屋の中におられますか。...全文を見る
○長島委員 子育て競争というのは、まさに私も大賛成です。国庫負担金制度だけではなくて、今文部科学省が、つまり国が、義務教育を初めとして、日本の教育に責任を持っていく上で必要なツールというのはかなりあると思うんです。  例えば、先ほどから触れている標準法による学級編制とか教職員定...全文を見る
○長島委員 ありがとうございます。  最後に、今、幾らよこせという議論は不本意だったという話ですけれども、国民から見ると、文部科学省の方が幾らよこさないという、何かそういう水かけ論に終わってしまったような気がするので、ぜひ国庫負担金死守という硬直した発想ではなくて、今るるお話を...全文を見る
12月10日第161回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○長島委員 民主党の長島昭久です。どうぞよろしくお願いいたします。  まず冒頭に、どうしても申し上げなければなりません。この閉会中審査の委員会の場所に小泉総理が参加をしていない、出席をしていない。私たち野党は再三にわたって要求をいたしましたが、実現をいたしませんでした。  今...全文を見る
○長島委員 これをごらんになった国民の皆さんは、政府の姿勢が手にとるようにおわかりになるだろうと思います。やはり国民の皆さんは一緒に怒ってほしいんですよ、政府に、国家のリーダーとして、政治家として。それを、委員会でお決めになったことだから。みずから出席されたらどうですか、手を挙げ...全文を見る
○長島委員 小泉総理はいろいろなテーマに関してフォローアップが全くない、こういうふうに国民は思っているんですよ、いろいろな改革も含めて。ですから、その後の、確かに平壌へ行かれたことは、これはすごいことかもしれません、外交の第一歩になるかもしれません。そのことを外務大臣として宣伝を...全文を見る
○長島委員 二年前の九月十七日に平壌を訪れた総理大臣の頭の中にあったのは、近い将来じゃないかもしれないけれども国交正常化をしたい、これが大目標ですね。私の理解は間違っていますか、外務大臣。
○長島委員 不正常な関係を正常化したい、こういう願望をお持ちだというのはよくわかります。  それでは、お尋ねをいたします。  日朝の国交正常化で得られる日本にとっての利益、国益、一体何でしょうか。
○長島委員 おっしゃるように、安全保障上の利益というのは確かに存在するというふうに思います。そういう国益がとてつもなく大きいからこそ、外交官の皆さんが、一見不毛に思えるような、あるいはうそにうそを塗り固めたような相手の態度、姿勢、行為であっても、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ん...全文を見る
○長島委員 まさに、変わっていないとすれば、今この局面が、これまでのスキームから新しいスキームに転換をしていく、つまりは対話中心だったものを圧力に変えていくような、そういうスキームのチェンジをする、そういうタイミングだと思われませんか。いかがでしょうか、官房長官。
○長島委員 今の御答弁は、先送りという印象しか私は国民の皆さんに与えないと思います。私は、もうそろそろ経済制裁を本気で考えて、そしてその経済制裁がもたらすリスクや効果といったものを正確に分析して、そして国民の皆さんに説明をする、そういう段階が来たというふうに思います。  私は、...全文を見る
○長島委員 外務大臣、踏み込んで発言を、御答弁をいただいて、大変ありがたいと思っております。  さて、経済制裁、では、それはやればいいかということでもないと思うんですね。しっかり外交ということを考えた場合に、この経済制裁をやった場合の効果、あるいはやった場合のリスク、この効果と...全文を見る
○長島委員 いや、今のはちょっと誠実な御答弁とは思えませんね。つまりは、これは客観的に分析できる話でしょう。外為法をこういうふうに運用したらこういう効果がある、あるいは入港禁止法案をこのように適用したらこういう効果がある。こんなの、説明を北朝鮮が聞いたって、どうとも思わないですよ...全文を見る
○長島委員 手のうちでも何でもないじゃないですか。何がそうだなんですか、皆さん。手のうちでも何でもないじゃないですか。手のうちはわかっているんですよ。入港禁止法案と外為法を適用するという、手のうちでしょう。いつやるかというタイミングについては留保しましょう。やったときにどうなるか...全文を見る
○長島委員 これは、私どもの委員、これからまだ何人か続きますから、外務大臣、これで終わらないということを私は予告しておきたいというふうに思います。  ついでにと言ってはなんですけれども、薮中局長、伝えられるところによれば、この横田めぐみさんの遺骨と言われているものが仮ににせもの...全文を見る
○長島委員 これは本当に極めて基本的な話だし、ここは、まさにこの問題の核心中の核心だと思いますよ。  やはり、経済制裁というものをもし発動をした場合に外交的にはどういう結果を招くかということは、国民みんなが共有すべき情報だと私は思います。その上で、発動するかしないか政府が考える...全文を見る