長島昭久

ながしまあきひさ

比例代表(東京都)選出
自由民主党
当選回数7回

長島昭久の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  六カ国協議の話から入りたいと思います。  きょうは、佐々江局長にもお見えいただきまして、本当に交渉、御苦労さまでございました。  今回の合意につきましては、いろいろな見方が当然あるのは、先ほど伊藤先生の方からもお話がありました。日...全文を見る
○長島(昭)委員 今、三つに大別をしていただきました。非常にわかりやすい御説明をいただいたと思うんですが、多国間で監視できるメリットももちろんあるんですが、デメリットもあるんですね。つまり、同床異夢ですから、さっきこれも伊藤先生から御指摘いただきましたけれども、アメリカが究極的に...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、今聞いていただいたとおりでありまして、これをインターネットなどで見ておられる国民の皆さんも、なかなか北朝鮮と合意をしてそれを履行させるというのはどの政権でもどの国でも容易な作業ではないんですが、これは今後の交渉や話し合いにゆだねられている部分が相当大きいな...全文を見る
○長島(昭)委員 だといいんですけれども。  私、一つ伺いたいのは、今おっしゃった、去年の秋からばたばたばたっと国際社会がぎゅっと締まっていった、そのことは私も同じ見解なんです。ただ、もう少し圧力の効果を見きわめることができなかったのかなと思うんですね。つまり、六年間放置してい...全文を見る
○長島(昭)委員 非常に御答弁しにくい質問だったと思います。  私は、もう少し様子を見ている必要があった、中国側の動きとか韓国側の動きを見ると、確かに切迫感もあったやに見えますけれども、それほど、にわかに崩壊するような、そんな状況じゃなかったんじゃないかな、こう思うので、やはり...全文を見る
○長島(昭)委員 それを一つはかるものに、国際テロに関する年次報告というのが国務省から毎年出されていて、これはもう皆さんも御案内のとおりだと思いますが、一九八七年に例の大韓航空機の爆破事件があって、それ以来、不名誉なことに、北朝鮮はテロ支援国家ということで指定された。それ以来ずっ...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひよろしくお願いいたします。これは麻生大臣でないとなかなかできないことだと思いますので、ぜひお願いいたします。  最後に、もう時間がないんですが、チェイニー副大統領が昨日いらっしゃいました。恐らく、きょうの夕方、麻生大臣とお会いすることになるんだろうと思いま...全文を見る
○長島(昭)委員 これも報道レベルでありますが、今回、副大統領が来られることになった目的は、一つは、日本のイラクやアフガニスタンでの努力に謝意を伝えることがある、こういうふうに言われておりますし、これは、米政府高官によると、日本とオーストラリアを選んで、同じ同盟国はアジアに幾つか...全文を見る
○長島(昭)委員 少し回りくどい聞き方をしましたけれども、伝えられているところによると、防衛大臣がたび重なる、アメリカに対して耳の痛い発言をした、だからチェイニー副大統領は会わない。しかも、横須賀へ行って幹部自衛官とは会う。何か作為的なことを感じているんですが、もしそうだとしたら...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  先ほど同僚の津村議員の質疑を聞いておりまして、防衛大臣、上手に答えられているなというふうに思ったんですが。きのう外務大臣に私は少し、チェイニー副大統領が防衛大臣に会わないで帰るというのは非常に違和感を持つし、もし巷間伝えられているとこ...全文を見る
○長島(昭)委員 最後のところは、わかるようなわからないようななんですよ。つまり、閣僚という立場があって、今、現政権は、ある種、余り疑問も持たずにイラク開戦について支持をした政権を継承している、こういうことですから、そこに符牒を合わせていかなきゃならない苦しいお立場はよくわかるん...全文を見る
○長島(昭)委員 私もそう思います。大臣もぜひずばずば今後も言い続けていただきたい。もし野党が言葉じりをとらえるような変な質問でやるようだったら、私もそこは、そちらの方をたしなめるようにしますので。そうでないとなかなか深まらないですよ、日米関係。いつも、発言して、何か不興を買った...全文を見る
○長島(昭)委員 外務大臣の前に、今の御説明は在日米軍基地の再編の説明になっているんですね。そうじゃなくて、今回のグローバルな米軍の再編を、アジア太平洋というこの地域で日本がどうとらえて、アメリカとどういう共同のものを実行していこうとしているのか、そういうところを少し伺いたいと思...全文を見る
○長島(昭)委員 おととしの十月のロードマップ、この前文というか、一番最初の概観というところに目的がきちっと書かれております。今外務大臣もおっしゃっていた、アジア太平洋地域の平和と安定を日米両国で確保していかなきゃいけない、環境の変化に応じて同盟の協力関係というものを適応させてい...全文を見る
○長島(昭)委員 日本の防衛大臣という、安全保障をつかさどる大臣の御答弁として、失礼ながら、私は今のは不十分だと言わざるを得ません。  つまり、アメリカが大丈夫だと言うから大丈夫なんだ、突き詰めて言えばそういう御答弁だったように伺ったんですが、日本の安全保障を担当する大臣として...全文を見る
○長島(昭)委員 まあと言われても、にわかには納得できません。  いや、私は別に、今質問で、そういうところが不安だという言い方をしました。突き詰めて、ではおまえはどうなんだと聞かれれば、私は大丈夫だと思っていますよ。思っていますが、やはりそういう疑問というのは出てきておかしくな...全文を見る
○長島(昭)委員 もちろん、双方の事務方が一生懸命努力されたというのはよくわかるんですが、やはり大臣は政治家ですから、それを主導していかなきゃいけないお立場だと思いますし、最初の私の問題意識に戻りたいと思うんですが、できるだけ対等で成熟した日米同盟関係というのをどうやってつくって...全文を見る
○長島(昭)委員 いや、それが余り反映されていないんですよ、大臣。それは、防衛省に昇格をしたわけですから、額賀長官のときよりもさらに前進していかなきゃいけないんですが、どうも私、これは意地悪な見方かもしれませんが、何となく後退している雰囲気があるんです。というのは、二つ、関連の閣...全文を見る
○長島(昭)委員 いや、ちょっと頼りないですね、心配ないようにしたいと思っておりましてと。きちっと答えてください、そういうことはないと。
○長島(昭)委員 これはきちっとやっていただきたい。  なぜかというと、平和ならいいですよ、周りが。別にそんなにかりかりしなくても、防衛予算は一%枠の中でちょろちょろやっていればいいよみたいな、冷戦が終わった直後みたいな状況ならばいいですけれども、きょう皆さんにもお配りをさせて...全文を見る
○長島(昭)委員 いやいや、では、施設庁長官でも結構ですよ。大体どのくらいかかりそうなのか。  それは、今までのSACOの関連経費がありますね。大体、年間で百億とか、多いときで二百六十億とか、こういうものから推測するとか。あるいは、もう一つは、さっき少し防衛大臣がおっしゃいまし...全文を見る
○長島(昭)委員 二年前のロードマップではっきりどこが動くということがわかっている。そして、日米合意を去年の五月にやっている。どこがどう動いていくかというのは、見通しは当然あるはずなんですね。それでも、相変わらず今のようなお答えを、去年からずっとそういうお答えで、グアムの経費だっ...全文を見る
○長島(昭)委員 さすがにはっきり修正もあり得るというふうにはおっしゃらないんですね。ただ、やはり、ここは大臣御自身がおっしゃっているように、沖縄県の知事の意見を聞き入れながらやっていかなければならないのに、米国はわかっていない、こういうふうにおっしゃいました。これは一月二十七日...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○長島(昭)分科員 民主党の長島昭久です。  きょうは、財務大臣に、特に防衛予算、防衛関連予算を中心にお伺いをしたいと思います。  大臣のことしの年頭の財政演説、これはいろいろな、すべての分野を網羅しなければならないので仕方がないんですが、たった一行、「防衛関係費については、...全文を見る
○長島(昭)分科員 おっしゃるとおり、信頼関係は一番重要だと思います。  ただ、今、政府は、この問題はイントロなので余り立ち入りたくないんですが、今大臣が非常に重要なポイント、信頼関係というふうにおっしゃったので、重ねて伺うんですけれども、この前、第三回の、今おっしゃった協議会...全文を見る
○長島(昭)分科員 しかし、大臣は一度、前の計画が実現できなかったという大変苦い御経験もおありだし、重要閣僚でありますから、そんなに引っ込んでいないで、ずばずば発言をされて、やはり両者の信頼関係を築けるようにぜひ努力をしていただきたい、そうしないと実現もおぼつかないというふうに私...全文を見る
○長島(昭)分科員 ぜひ、引き続きそういう思いでやっていただきたいと思います。  それで、今回の特に沖縄関連の基地の再編によって、今申し上げたのは普天間だけでありますが、今回の米軍再編の大きな目玉として、司令部を中心とする海兵隊の部隊が八千人、そして家族も含めて一万七千人がグア...全文を見る
○長島(昭)分科員 防衛省に聞いても、まだわからぬ、それから今、財務省にお伺いしても、まだ積算もしていない。  これは、いつどういう形で積算をするんでしょうか。つまり、日米間で具体的にこれだけの合意をしていて、今現在こういうことを維持するのにかかっている経費は大体どのぐらいかと...全文を見る
○長島(昭)分科員 具体的なスキームは決まっていますね、閣議決定しているわけですから。具体的なスキームについては決まっていますよ。私たちは、防衛省から何度もそういう説明を受けていますよ。  具体的なスキームについて説明してください。おわかりでしょう。
○長島(昭)分科員 時間がないから余りこの問題はやれないんですけれども、次長、スキームは決まっているんです。いつどういう形で返還されるかは、これは少し転がしてみないと、十年、二〇一四年まで、こういう計画ですからね。これはいろいろな紆余曲折があると思いますよ。  しかし、スタート...全文を見る
○長島(昭)分科員 目をつぶったまま飛び込むみたいな話ですよね。僕は、それは納税者に対して少し無責任な気がするんですが、大臣、いかがですか。
○長島(昭)分科員 いやいや、もちろんしっかり検討していただきたいんですが、今の次長の御答弁、大臣、お聞きになってどう思われますか。責任ある態度と言えますか。
○長島(昭)分科員 そういうことで納税者の理解はなかなか得られないと私は思いますよ。防衛省と本当にきちっと詰めていかなきゃならない一番重要なポイントだと思うんですよね。  というのは、大臣、大した金額でないんだったらいいんです、米軍再編全体に係る経費が。全貌は恐らく財務省も把握...全文を見る
○長島(昭)分科員 ここは、これから恐らく、私は安全保障委員会に所属しておりますが、その委員会も含めてきちんと精査をしていかなきゃならない、こう思っているんですが、きょう一番お伺いをしたいポイントは、これだけかかってくる膨大な再編経費負担が一体どういう財布から、どこの財布から出て...全文を見る
○長島(昭)分科員 今、財務大臣、いろいろなポイントをばあっとおっしゃいました。一番ポイントは、既存の予算のさらに思い切った合理化、効率化を進めるんだと。これは合理化、効率化をずっと進めてきていますね、防衛庁あるいは防衛省は。  例えば、総人件費の改革については平成十八年から五...全文を見る
○長島(昭)分科員 それともう一点、先ほど大臣がお読みになった骨太の改革方針二〇〇六に基づくポイントですけれども、さらなる思い切った合理化、効率化を行ってもなお、その上記の削減目標の中では、つまり削減目標がずっと書いてあったその中では、米軍再編に関する地元の負担軽減に資する措置の...全文を見る
○長島(昭)分科員 SACOと同じような形式で考えておられるかどうか、そのポイントだけ、イエスかノーかでお答えください。
○長島(昭)分科員 次長、いかがですか。
○長島(昭)分科員 これは何度やっても禅問答のように繰り返しになってしまうので、余り意味がないのでここで切りたいと思いますが、御案内のとおり、防衛費というのは、防衛計画の大綱というのを閣議決定して、これは〇四年に閣議決定して、政府全体の取り組みとしてこの大綱の内容を実現していこう...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 本会議 第16号
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○長島昭久君 民主党の長島昭久です。  私は、ただいま議題となりました駐留軍再編の円滑な実施に関する特別措置法案につきまして、外務大臣、防衛大臣、財務大臣並びに官房長官に対し、民主党・無所属クラブを代表して質問いたします。(拍手)  今から五十五年前の春、一九五二年四月二十八...全文を見る
03月28日第166回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、国際刑事裁判所に関するローマ規程及び同協力法案につきまして、賛成の立場から討論いたします。  民主党は、マニフェストにおきまして、ICCへの早期加盟を掲げ、この問題に真摯に取り組んでまいりました。...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  米軍再編法案の質疑に入りたいと思います。  先週金曜日に本会議の質疑をさせていただくことができまして、そのときに、再編に向けての日本政府としての姿勢について、幾つかの観点から質問させていただいたんですけれども、なかなか十分な御答弁を...全文を見る
○長島(昭)委員 重要なことをおっしゃっていただきました、一長一短あると。いろいろな案があって、もちろんV字案を基本としながらも一長一短があるということは、つまり、複数のアイデアの中で、ある種、最後の意見集約を図っている、そういうことですよね。だったら、協議会の中で意見集約を図っ...全文を見る
○長島(昭)委員 去年の四月七日に当時の防衛庁と名護市の間で取り交わした基本合意書にも、建設場所は〇五年十月二十九日に日米合意した政府案を基本としてと書いてある。そこについては、争いは恐らくないのだろうと思うんですよ。ですから、それを基本として、よりベターな案にみんなで議論してい...全文を見る
○長島(昭)委員 副大臣、大臣は、意見を聴取する場が協議会だ、だから協議会でそういう修正案があるんだったら出して大いに議論しようじゃないか、こうおっしゃっているんですが、今の副大臣の御答弁は、その大臣の御発言を修正するんですか、撤回するんですか。
○長島(昭)委員 平沢副大臣、いつもよりもちょっと歯切れが悪い気がするんですけれども、イエスかノーかでお答えください。高市大臣は、その修正案を協議会で議題にしよう、こうおっしゃっている。それは今でも生きているんですか、もうそれは撤回されているんでしょうか。
○長島(昭)委員 いや、お答えになっていないんですよ。基本としてというのはもうみんな合意しているんです。その修正案を議題にのせるかのせないかというところを焦点に今私は御質問させていただいているんです。そこはどうなんですか。
○長島(昭)委員 そうなんですよ。議題にのせて大いに議論しようというのが高市大臣のお立場なんですよ。それはよくわかるんです。それはやはり沖縄を向いておられるから。  ところが、官房長官のお立場は、沖縄というよりはむしろアメリカを向いたような気がするんです。官房長官はこうおっしゃ...全文を見る
○長島(昭)委員 こういう御答弁をいただくと次に進めなくなるんですよ。  では最後に、この話題はもうこれで最後にしたいと思いますが、久間大臣、久間大臣は、さっき御紹介しましたように、政府同士が合意すればびた一文まけないと思ってしまう人は頭がかた過ぎる、こうおっしゃった。守屋次官...全文を見る
○長島(昭)委員 官僚の立場ではそれでもいいということなんだ、今そういう御答弁だと思いますが、大臣、政治家の立場として、今いろいろな意見があって、一長一短があるんだから、全く修正をしないということではないと理解してよろしいんでしょうか。
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  環境影響調査を少し前倒ししてやって、いろいろ騒音の状況などをモニターしてから、その修正の有効性について、修正と言っちゃいけないのかもしれませんが、今ある案をどういうところに落としていくかということについて、やはり地元の理解をさらに得て...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、日米安保体制が必要であるということについては我々も疑いないんです。その日米安保体制を支える仕組みをどうするかということについては、いろいろな意見があるんだろうと思うんです。それは、駐留を認めるやり方もあるだろうし、駐留しないで、何かあったときには有事来援と...全文を見る
○長島(昭)委員 海兵隊のグアム移転については後で詳しくやります。  今、防衛大臣がいろいろ説明をしていただいて、大分深い議論になったなということを私も感じるんですけれども、私も、米軍のプレゼンスというのは地域の安定のための国際公共財みたいなものだと思っています。そういう地域の...全文を見る
○長島(昭)委員 大分議論が深まってきたと思うんです。私は、今回の米軍再編あるいは日米同盟関係を今後どうやってマネージしていくかというテーマについては、二つのアプローチがあると思っているんです、今少し大臣もお話しいただきましたが。  私は、有事のリスク、平時のコストという言い方...全文を見る
○長島(昭)委員 今、日本の役割を拡大していく上で壁があるというふうにおっしゃった。その壁は何ですか。憲法の壁ですか。
○長島(昭)委員 安全保障のジレンマというのがありますからね。こっちが努力すれば、向こうはそれを見てまた努力するというジレンマは、もちろん、慎重な久間大臣ですから、そういうことも頭に置いてお話をされているんだろうと思うんです。  しかし、数年前の大臣としての御答弁ならそれで恐ら...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、今のお話は、脅威の多様性というお話をされましたけれども、それは対処ですよね。テロとか何か起こったときに、そういうことに対して対処する即応能力の話を今されたと思うんですけれども、それでは、抑止力というのは大臣はどういうふうにお考えになっているんですか。抑止力...全文を見る
○長島(昭)委員 抑止力は雰囲気じゃないんですよ、大臣。抑止力というものの定義は、相手が攻めてきたら、それに比べるぐらいの力でやり返す、だから向こうがそれに対して思いとどまる、これが抑止の論理ですよ。  だから、さっき大臣が、核の報復力を持つことによって、相手が核攻撃をしてきた...全文を見る
○長島(昭)委員 今の御説明はわかるんですけれども、日本側からどういうプラスの貢献をしているんですか、抑止力の維持について。  グアムに下がるときのアメリカ側の論理はよくわかりましたよ。しかし、日本として、さっき大臣は非常にうまい表現をされました、日米安保体制というものの信頼性...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、私は、これは実はこれからの課題に残されているんだろうというふうに思っているんです。  というのは、日米合意の中で十五項目、先日、中谷委員も触れておられました。その中に幾つかあるんですよ。それは、例えば空中給油とか高速輸送船による海上輸送とか、これはまさに...全文を見る
○長島(昭)委員 日本側の努力についてはもう一回改めて詳しく議論したいと思いますが、この空白を埋め合わせる努力というのはアメリカ側もこれまでしてきた実例があるんですね。  例えば、九〇年、九一年の湾岸戦争のときには、在沖縄の海兵隊が二千人派遣されました。その後、予備役二千人を沖...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、前回も私、かみついたんですけれども、米軍の判断あるいはアメリカの判断だ、そのようだと、何か他人事なのが、私本当に気になるんですよ。つまり、日本の安全を守るための重大な、抑止力の重要な一部分をアメリカが担っているんですよね。つまり、これは我が国の平和と安全に...全文を見る
○長島(昭)委員 これは、米軍再編の議論の根本にかかわる問題なので、ぜひ日本政府としての主体性というものをきちんと発揮して、アメリカに対しては、言うべきときは言う、拒否すべきことは拒否するし、文句を言うときは文句を言う、しかし信頼に足るような、そういう同盟のパートナーとして自助努...全文を見る
04月03日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  海洋基本法のいよいよ大詰めになりました。たった一日だけしか議論ができないのは残念でありますが、今質疑に立たれた細野議員とは、我が党の海洋二法案、もともとは三法案で出発したんですけれども、海洋法案の取りまとめをかれこれ三年以上やってきた...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  大臣、もう一問。今大臣がおっしゃっていただいた持続可能な開発をするというポイントと、それからもう一つは、先ほど来申し上げている管轄下にある海洋の総合的管理をしていく、これが、大口先生もおっしゃいましたけれども、一九九二年のリオ地球サミ...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣のお立場からはばらばらだとはなかなかおっしゃれないんだというのは事情はよくわかるんですが、やはり省庁縦割りで、それぞれの省庁は、環境なら環境、交通だったら交通でしっかりやってこられたと思うんですが、そこが統合的、一体的になされてこなかったという自覚は恐らくあ...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひ積極的にかかわっていただきたいと思います。先ほど大臣からお話がありましたように、国連海洋法条約の精神というのは、まさに我が国がこれまで堅持してきた国家のあり方に直結する精神であり、またそれは、言いかえれば、海洋国家として日本は特別な使命があるというふうに私は...全文を見る
○長島(昭)委員 おっしゃるように内閣官房に置くと、何となくアドホックな組織のニュアンスが非常に伝わってくるんですね。  実際に調べたところ、法律に基づいて内閣官房に設置されている本部というのは十あるんですね。確かに総合調整機能という面からいくと、本部長は内閣総理大臣というわけ...全文を見る
○長島(昭)委員 そういう御答弁が限界なんだろうと思いますが、一つ違うのは、やはり海洋担当の大臣を置く、ここできちんとやっていく、そういう精神なんだろうというふうに私は受けとめておりますので、ここは、大臣がやられるかどうかはわかりませんが、きちんと総理と連携をとりながら、各省を取...全文を見る
○長島(昭)委員 いや、局長、今までトラブルがないからというのは、私はちょっと無責任な御答弁だと思いますよ。これはいつトラブルがあるかわからないですよね。だって、海は線が引いてあるわけじゃないですから。そういう意味では、きちんと境界線を画定するというのは、私は、まさに先ほどから言...全文を見る
○長島(昭)委員 審議官、私が伺ったところによると、このEEZの画定は、要するに、領海を基線にして二百海里ということですから、やはり測量の技術が結構要るそうなんですね。この測量技術というのが定まらないとなかなかきちんとした計測ができない、そこで境界もなかなか画定できない、こういう...全文を見る
○長島(昭)委員 先ほどから再三申し上げているように、今回のこの法案の肝は、国益と国際的責務、この両方を満たす解を探っていくということですから、まさにフィリピンとの境界線を画定するということは我が国の国益でもあるし、それをフィリピンに対して支援をしながら画定していくという意味では...全文を見る
○長島(昭)委員 四・四%増というその増額分、パーセンテージだけしかおっしゃいませんでしたけれども、これは三百八十億円ですね、間違いないですね。例えば、原子力の予算を見たら二千六百二十一億円、それから宇宙分野は一千八百四十億円、言ってみれば、私は一けた違う気がするんです。  も...全文を見る
04月11日第166回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  きょうは温家宝総理がお見えになる、その日の外務委員会、私は四番バッターでしたので中国の話題ばかりで私の質疑する項目はみんな言われちゃうんじゃないかと思ったんですが、ほとんどなかった。何か私は拍子抜けしました。  きょうの新聞を見ると...全文を見る
○長島(昭)委員 今、共益という表現をお使いになった。互恵ということと同じ意味だろうというふうに思うんですが、確かに、戦略的関係というものをつくっていく、これは単に短期的な利害得失でがたがたする関係ではなくて、もっと長期的なスパンで物を見ていこう、恐らくそういうことだろうと私は思...全文を見る
○長島(昭)委員 後で日中共同声明の真意については改めて伺いたいというふうに思いますが、そういう台湾が今の平和的な存立を維持しようという中で、台湾側もいろいろな努力をしているわけですけれども、今私は、台湾を説明するときにこういう言い方をよくするんです。海に小さな舟を浮かべる。その...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  外務省の証明がこの登記の名義人の移転には必要だ、書きかえには必要なんだ、こういう話ですが、その外務省が、当時中華民国が所有していた、所有権を持っていた土地や建物の中で、そういう証明を出したものと出していないものがあるんですけれども、そ...全文を見る
○長島(昭)委員 その区別をする基準というのは、外交領事財産であるかないかということでよろしいですね。光華寮はそうでないという御判断ですか。
○長島(昭)委員 つまりは、そういう外交領事財産ではないものについて、当時の中華民国、今は台湾と呼んでいるわけですけれども、そこが所有権を持っていた。だから、そこは登記したわけですから、それは変更されないまま七二年を過ぎている。そのことは正しい、事実ですね。
○長島(昭)委員 ですから、この訴訟というのは極めて典型的な建物の所有権をめぐる民事訴訟なんですね。  中国側、外務省の副報道局長は、先ほどちょっと紹介しましたが、光華寮訴訟は一般の民事訴訟ではなく中国政府の合法的な権益にかかわる政治案件だ、こういう指摘をされているんですね。し...全文を見る
○長島(昭)委員 それを聞いて安心をいたしました。何か外圧まがいのコメントでこういう判決になるのかなと。つまりは、司法の独立ということで、最高裁の出した判決について外務省やあるいは立法府、行政府がとやかく言わない、これが我が国の三権分立の一番重要なポイントだと思いますが、確かに司...全文を見る
○長島(昭)委員 今外務大臣がまさに、非常に重要な違いだ、こういうふうにおっしゃった。  その背景には、今おっしゃったようなサンフランシスコ講和条約に対するコミットメントもさることながら、一つはやはり、台湾に対して中華人民共和国の支配権が現実に及んでいないという事実ももちろんあ...全文を見る
○長島(昭)委員 いや、米中の間を規定するコミュニケの訳文にまで呻吟するというのは、これは本当に大変なんだなと思いますが、要は認識するで私は全く外交上も問題ないと思いますので、これはぜひ外務大臣に御検討いただきたいと思います。  最後に一点。こういうことで、明らかに外交領事的な...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひ、日中関係強化、これはもう本当に国ぐるみで、オール・ジャパンで取り組んでいかなきゃいけないと思いますが、そういう中で、もう一つの大事な国益を失わないような、そんな外交を展開していただきたいことをお願いして、質疑を終わりたいと思います。  ありがとうございま...全文を見る
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第2号
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○長島(昭)分科員 民主党の長島昭久です。  大臣におかれましては、長時間御苦労さまでございます。  きょうは、公団住宅についてお尋ねをしたいと思っております。  昨年の六月に、私はこの決算行政監視委員会で、公団住宅にお住まいの皆さんの居住の安定、そういう観点から、家賃決定...全文を見る
○長島(昭)分科員 順番に聞いていこうかと思っていたんですが、今大臣に総括的なお話を大分していただいたので、これから少し詳しくお尋ねをしていきたいというふうに思います。  今の大臣の御答弁、大変心強く私は承りました。といいますのは、先ほど現状認識を申し上げましたけれども、その現...全文を見る
○長島(昭)分科員 そこに要請項目が二つございまして、一つは、「政府は、公的賃貸住宅の計画的整備、高齢者向け賃貸住宅の供給促進」「家賃が居住者にとって過大な負担にならないよう十分な配慮」という、今まさに大臣がお読みいただいた都市再生機構法の附帯決議、これを全面的に実現していただき...全文を見る
○長島(昭)分科員 今、ちょっと一点触れていただきましたけれども、この答申の内容は非常に刺激的な言葉が並んでいるんですね。これがやはり居住者の皆さんにとっては非常に不安になってしまうポイントだと思うんです。  例えば、機構の保有する物件、これを地方公共団体に譲渡するなどして機構...全文を見る
○長島(昭)分科員 前段の方は非常にわかりにくい答弁だったんですが、最後の、入居者の同意ということをはっきりおっしゃっていただいたのは心強い限りであります。  二点目は、さっきちょっと触れましたが、管理業務の民間委託をどんどん進めていきなさい、こういう答申ですが、これも、実は今...全文を見る
○長島(昭)分科員 今の御答弁は大変頼もしい御答弁だというふうに承りましたが、そうはいっても、機構というのは四年ごとに評価委員会が開かれる仕組みになっておりまして、今、平成三十年までの中期計画はあるんですけれども、そこから先の長期計画がないものですから、将来本当に大丈夫なのかね、...全文を見る
○長島(昭)分科員 ありがとうございます。  最後に、この点についてもう一度大臣のコミットメントをはっきり明確にしていただきたい、こう思うんです。  今の御説明ですと、今回の規制改革会議の答申は答申として、しかし一方で、居住者の居住の安定というものを図っていくという使命をきち...全文を見る
○長島(昭)分科員 ありがとうございます。  量から質へ、そういう住生活基本法の精神を述べていただきました。  そこで、最後に、これはいわゆる高優賃住宅と言われている高齢者向けの優良賃貸住宅について二点お伺いしたいと思いますが、一つはその供給です。  先ほど来話が出ておりま...全文を見る
○長島(昭)分科員 従来どおりの財源を確保していただける、こういう御答弁だったというふうに思います。  きょうは、公団住宅についてお尋ねをいたしました。大臣の方から、規制改革会議との調和を図りながら、しかし、量から質への転換をきちんと図って、そして住環境の安定というものを確保し...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  きょうは、外務大臣、参議院の方に行かれるということで、もう時間がないということなので、もう十分少々になりましたが、端的に伺いたいのは、先日、先月ですけれども、私、本会議で代表質問に立たせていただいて、米軍再編の問題で、ちょっと与野党不...全文を見る
○長島(昭)委員 少なくとも民主党は、山口筆頭を初め、日米同盟関係についてはイエス、まさにこれを基盤にして日本外交を進めていくべきだ、こういうことが大勢でございますので、若干例外もいるかもしれませんが、そういう意味では、世界最大の同盟国アメリカと一緒にやっていく、これは全く揺るが...全文を見る
○長島(昭)委員 さすが岩屋副大臣の御答弁、本当に私も感銘を受けました。というのは、やはりこういう議論を次の課題に向けてぜひこの委員会でもやっていきたいし、安全保障委員会でもやっていかなきゃいけない。今までは、何となく神学論争に近い議論で、守るも攻めるも意外と気楽にやっていたとい...全文を見る
○長島(昭)委員 BDAの問題については、アメリカは大分譲歩したと思いますよ。資金凍結を解除するのみならず、資金を返還する。二千五百万ドルですから、松坂の契約金に比べると四分の一とか三分の一とか、こういうことであるわけですが、しかし、向こうはそれは金正日総書記のある種自由に使える...全文を見る
○長島(昭)委員 そういう意味では、今度の首脳会談は非常に重要だと思います。アメリカ側も、ボルトンさんとかデビッド・アッシャーとか、ある種強硬派の人たちが政権から離れていった。それから、寛容派の人、北朝鮮ともある種協議をしていくんだ、そういう人たちが今中心になって進めているんだろ...全文を見る
○長島(昭)委員 事務方の方からも御答弁いただきますが、作業部会とおっしゃったんですが、五つありますね。朝鮮半島の非核化、米朝国交正常化、日朝国交正常化、経済及びエネルギー協力、北東アジアの平和及び安全のメカニズム。これは、ミサイルの問題は五番目の北東アジアの平和及び安全のメカニ...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひこれはしっかりやっていただきたい。しかも、これは防衛省とも連携をとって、制服の人たちもですね。というのは、日本の交渉団に制服の方はほとんどいつもいない。いますかね。それは、一度私、前に質問したことがあるんですけれども、ほかの国は大体武官が出席して、だってそう...全文を見る
○長島(昭)委員 意義は、今御説明いただいた以上のことはなかなか出てこないんだろうと思いますが、これは引き続き質疑をしたいと思います。  そうはいっても、出口、これはアメリカ自身も今出口を求めて必死の努力をしているわけです。撤収のタイミングといいますか、撤収の条件、この辺を今ど...全文を見る
○長島(昭)委員 もう終わりにしますけれども、治安維持に当たっている、安定化に努力をしている米英を初めとする多国籍軍への安全確保支援活動を自衛隊はやっているわけですから、多分、治安の状況と、それから、治安をきちんとイラク人ができるようになるというのが一つのタイミングなんだろうと思...全文を見る
05月09日第166回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  引き続きまして、総理の訪米、そして麻生外務大臣の訪米の成果について伺いたいというふうに思います。  時間が二十五分と非常に限られておりますので、テーマを絞って議論していきたいんですけれども、やはり北朝鮮の問題、先ほど前原委員からも質...全文を見る
○長島(昭)委員 そうなんですね。圧力の必要性について日米間で改めて合意がなされたということは、私も評価をさせていただいているんです。  例えば記者団に麻生外相が、日米の外相会談の後に、ここ数日の間で北朝鮮から答えが全く出ないということなら追加的措置をやらざるを得ない、このよう...全文を見る
○長島(昭)委員 といいますのは、最初、核実験があって、国連決議一七一八、これはもう外務大臣も相当リーダーシップを発揮されて、せっかく国際社会で全会一致で国連の安保理で決めた。その当時はアメリカは何と言っていたかというと、もちろん、ジョゼフとかネオコンの人たちがまだ政権の中に残っ...全文を見る
○長島(昭)委員 お立場上、余り過激な発言をできないのかもしれないので、私がかわって申し上げますと、例えば全面輸出禁止とか、それから送金の停止、これは二千五百万ドルのBDAの口座のお金でがたがた言っていますが、日本から大体百億円ぐらい毎年行っているということですから、二千五百万ド...全文を見る
○長島(昭)委員 それは世界じゅうにあるというふうに承っております。まあ、一罰百戒でBDAを押さえて、それを国際社会全体に波及する、つまり、アメリカの銀行はもう取引できませんから、世界に彼らが持っている口座をそういう意味では無言のうちに押さえていく、こういうことも一つ考えられるん...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひ、この一七一八決議の履行、これは2プラス2でも両国間合意しておりますので、日本側から国際社会に向けてもう一度、何らかの形で、圧力を高めていく一つの手段としてやっていただける、そういう準備がおありかどうか、一言。
○長島(昭)委員 サミットもございますので、またさらにやっていただきたいと思います。  最後に、もう時間がほとんどないんですが、この首脳会談で、テロ国家指定を解除する協議については、これから長い道のりになるとした上で、拉致問題についても考慮に入れるという立場の表明があった、こう...全文を見る
○長島(昭)委員 これで終わりにしますけれども、六カ国合意、いろいろな批判がある中で、私がこの六カ国合意を評価している一点は、拉致問題をてこにしてこのプロセスを動かすということですから、アメリカの拉致問題に対するコミットメントがある種生命線になっていると思いますので、その点、ぜひ...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  官房長官、記者会見がおありということで、どうぞ。そのかわり、早く帰ってきていただきたいと思います。  これはイラク特措法の延長の議論の委員会でありますが、その前に、先ほど我が党の池田委員も質疑をいたしましたけれども、防衛大臣の発言に...全文を見る
○長島(昭)委員 私たちは、イラク戦争については、つまりイラクの開戦の判断については相当程度誤ったというふうな認識を持っているんです。ですから、当初からイラク戦争については反対を鮮明にしてきたんです。それはそれ、それはお互い政府とは立場が違うかもしれませんが、そういう立場。今、そ...全文を見る
○長島(昭)委員 軍に対する支援だと。そうすると、形態としては軍事的支援ですよね。もう一回お願いします。
○長島(昭)委員 ここなんですね、ポイントの第一は。つまり、これを法理論的にどういうふうに解釈するか、私もまだ迷いがあるんですけれども、自衛権を行使している軍事行動に対して支援を与える行為が、トータルとして自衛権の集団的行使というか共同行使に当たらないのか当たるのか。ここはどうお...全文を見る
○長島(昭)委員 いや、実は大臣、これは民主党の考え方とかなり似通っているんです、大臣の考え方は。私たちも、個別的、集団的という今までの神学論争はもう超克しよう、乗り越えよう、自衛権というものの性質に着目しよう、こう言って議論を今やっているところなんですね。  そこでお尋ねした...全文を見る
○長島(昭)委員 ここがやはり一般の国民の皆さんもわかりづらいところなんだろうと思うんですね。自衛権の行使、我が国も自衛権の行使で参加すると言えれば、これが一番すっきりしていると思うんです、論理的には。そう思いませんか。
○長島(昭)委員 そうなんですよ。現在の憲法下ではなかなか難しい。だから政府も苦労してロジックを組まれたわけですね。(発言する者あり)いやいや、それが私は事実だと思いますよ。ですから、非常にすっきりはしないんだけれども、すっきりはしないんだけれども、これを自衛権で、オーストラリア...全文を見る
○長島(昭)委員 小松局長、いいかげんな答弁をしていただいては困ります。  今おっしゃった治安の問題とかというのは、例えば、十二月二十日、国連安保理で決議一三八六が採決されました。国際治安支援部隊、ISAFが設立をされた。そういうことでしょう。  このテロ特措法をつくった段階...全文を見る
○長島(昭)委員 局長、本当に僣越に申し上げますけれども、今のは後知恵なんです。ですから、時系列を追って見てください。国連決議がちゃんとあって、ISAFがもっと早く立ち上がっていて、そういう安定化に向けた努力が先に始まっていて、その後この法律ができていれば、今の説明でばっちりなん...全文を見る
○長島(昭)委員 私もそういう認識なんです、首をかしげておられますけれども。ですから、説明の仕方が何となくわかりづらくなってしまうんですよ。  一つ申し上げますと、恐らくテロ特措法が下敷きにしたであろう法律がその前にできているんですね。それは周辺事態法です。周辺事態法で、これも...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、確かに大臣の今の御説明は私も納得できる内容なんです。  ただ、軍事的支援を行う、つまり武力の行使はしないけれども後方地域支援活動の中で軍事的支援を行うという、その形態そのものは周辺事態法と同じですよね。パラレルで論じることができる。そこはちょっと確認して...全文を見る
○長島(昭)委員 その上で、久間大臣、久間大臣は、この種の活動、つまりテロ特措法に盛り込まれている支援活動を含めた一般法、恒久法をつくることには慎重なお立場をずっと繰り返してこられました。それは私も認識をしているところなんですね。  ちなみに、自民党の石破私案によると、このテロ...全文を見る
○長島(昭)委員 慎重論は慎重論として私も承りました。  ただ、テロというのは、周辺事態法を日本の国がつくっていた時期までは、まさかああいう形でテロ攻撃を我が国が受けるとは、我が国はまだ受けたわけではありませんけれども、しかし地下鉄サリン事件なんというのはまさにテロだと思います...全文を見る
○長島(昭)委員 さすが原口さんだと思います。おっしゃるとおりです。  私、間をうろうろというのは、つまりは、国連の決議があるかどうかとか、あるいはどこまで我が国は自衛隊によって海外でそういう平和協力活動ができるか、そういうオプションについてこの積極論、慎重論の間に自分はいる、...全文を見る
○長島(昭)委員 まさにそのとおりだというふうに思います。これは本当に深刻で、アメリカは簡単には撤退できないでしょう。これで撤退したら、何だ、無責任だ、こういう国際非難を浴びるわけですから、進むも地獄、引くも地獄。  アメリカの民主党は撤退のタイムスケジュールを出せと言いますけ...全文を見る
○長島(昭)委員 民主党の提出者の中に次の外務大臣がおりますので、山口次の外務大臣にちょっとこの点、どういうお考えを持っておられるか、伺いたいと思います。
○長島(昭)委員 これは麻生大臣、提案してみる価値が、もちろん、自分で言っているんですから、そう思っているだろうということかもしれませんが。というのは、これからサミットもありますし、アメリカだって、全部自分でやっていくのはしんどいなと恐らく本音は思っていると思うので、花道をつくっ...全文を見る
○長島(昭)委員 よろしくお願いします。  もう残り時間が少ないんですが、せっかく官房長官、お戻りいただきましたので、がらっとテーマはかわるんですが、北朝鮮の問題で拉致の問題。  これは、この前私も外務委員会で外務大臣に質問をさせていただいたんですが、アメリカの国務省が毎年、...全文を見る
○長島(昭)委員 私もそう願いたいんですけれども、大統領の言葉によるコミットメントはもちろん私も評価しますが、しかし、今、例えばクリス・ヒルという北朝鮮と交渉に当たっている方の動きを見ると、明らかに、もう何とか合意を取りつけて物事を前に進めたい、そういう思いが見え見えなんですね。...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○長島(昭)委員 おはようございます。民主党の長島昭久です。  きょうは、核テロ防止条約の質疑をさせていただきます。  今まさに人類はテロとの闘いの真っただ中にあるわけですけれども、幸いなことに、これまで放射能物質を使ったテロというのは起きておりません。九・一一のテロは、航空...全文を見る
○長島(昭)委員 ロシアが提案したからおくれたとか、そういう話ではないんですね。  というのは、ロシアは、ソ連邦が解体をされてから、残存核兵器が、ウクライナとかあるいはベラルーシといった国、カザフスタン、そういう国に残っていた。それを、処理するというか解体してきちんと廃棄をして...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。引き続き、働きかけを強めていただきたいというふうに思います。  今大臣がお触れになった去年のサンクトペテルブルクのG8サミットにおいて、今お触れいただいたステートメントがあるんですけれども、そこにもう一つ書いてあるんですね。「我々は、テロ...全文を見る
○長島(昭)委員 今、専らアメリカが主導する形でテロとの闘いということでやっておりますけれども、我が国は、先ほど冒頭にも申し上げましたように、地下鉄サリン事件というテロの被害国でもございます。ぜひ、この包括的なテロ防止条約、我が国が強力なリーダーシップを発揮して、国際社会に呼びか...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  核を初めとする大量破壊兵器、それからテロ、この二つは我が国が特に、これまでも被害に遭っている国ということで、世界に対してリーダーシップを発揮していく、そういう分野であると思いますので、ぜひ、外務大臣のリーダーシップに期待したいと思いま...全文を見る
○長島(昭)委員 非常に包括的に御説明をいただいたと思います。  ただ、中国やイタリアやロシアにやってくれと言って、向こうに断られた。なぜ向こうが断ったかというと、それは、アメリカの財務省がBDAとアメリカの国内銀行の取引を全面禁止した、そういう措置が生きているからですよね。 ...全文を見る
○長島(昭)委員 ここは、大臣、非常に私は重要なポイントだと思います。  報道を読む限りなんですが、イタリアの国連大使スパタフォーラという方が安保理の制裁委員会の委員長をされて、そういう委員会が動いているんですけれども、実は、米朝がベルリンで交渉を始めたあたりからこの制裁委員会...全文を見る
○長島(昭)委員 お立場があって、全部をここでぶちまけるわけに大臣としていかない中で、今、今後の動きを予想できるような重要な御答弁だったと思います。  つまり、当初は、二・一三の合意履行についてBDAは関係ないというのが恐らく日本の原則的な立場だったと思います。しかし、ここへ来...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひ、よろしくお願いします。  これは私どもも非常にもどかしく見ているんですが、やはり国連安全保障理事会の理事国、常任でも非常任でもいいです、理事国になることによって、かなり日本のイニシアチブというのが発揮できる環境があるのかなというのを感じるんですね。  ...全文を見る
○長島(昭)委員 なぜ改めてこのことを伺ったかというと、恐らく北朝鮮が二・一三の合意を動かし始めると、特に韓国ですけれども、おお、よくやったということで、韓国は既に重油の五万トンはもうプレッジしていますし、自分たちで全部やる、プラス四十万トンの食糧、肥料の支援を再開するということ...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、今ミサイルの話も触れていただきました。私もこの新型のムスダンというミサイルについてもちょっときょう伺いたかったんですが、それは時間がないので次回にします。  最後に一点だけ、京義線の開通もほとんど意味がないという、全く私も同感ですが、同じぐらい意味がない...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  本日は、理事のお取り計りをいただきまして、初めて経産委員会で質疑をさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。  北朝鮮に対する制裁、昨年の十月十四日から実施をして六カ月の期間が過ぎるということで、先日の四月十日に、制...全文を見る
○長島(昭)委員 私もそれを願っているんですが、制裁の効果については、一つ大きな指標があるとすれば、それは、北朝鮮が拉致問題も含めて誠実に対応しているのかどうか、ここがやはり一つこの制裁の目的だったと思うんですね。  もちろん、今大臣がおっしゃったように、二千五百万ドル、あの松...全文を見る
○長島(昭)委員 余り相手にカードを見せ過ぎるのもよくない、これは外交の戦略上の問題だと思いますので、私はここはあえて踏み込んで伺いませんけれども、輸出もまだ全面的に禁止されておりませんし、パチンコマネーを初めとして、送金で相当、これはさっきの二千五百万ドルどころじゃないですよね...全文を見る
○長島(昭)委員 もう一回聞いてください。  万景峰号だけにかけた制裁から、そのレベルを上げた、上げたことによってどのくらいの効果が出たのか、比較していただきたいんですが。
○長島(昭)委員 私、手元にデータがありまして、万景峰号は年に大体十五、六回という数字があるんですね。十五、六回程度行ったり来たりしている。  今御紹介がありましたように、これは、北朝鮮籍全体に広げることによって、過去五年のデータを見ると、一番多い年で千三百四十四回、一番少ない...全文を見る
○長島(昭)委員 今その二隻の話を伺おうと思ったんですが、最近の報道で、三月三十一日の産経新聞に出ておりますが、今おっしゃった迂回輸入の可能性、これを行った可能性のあるアサリを積んだ船が入港をした、それについて捜査当局が立入検査をしたという報道があるんですが、この事例についてもう...全文を見る
○長島(昭)委員 今の御説明のとおりなんですが、少し厄介な問題がありまして、これは報道ベースなので事実関係を確認させていただきたいんです。  これは、北朝鮮の海州という場所で積み込んだアサリに中国の海産物産地証明書を添付している、こういう報道がありまして、産地偽装して日本に輸入...全文を見る
○長島(昭)委員 きょうは財務省にもお越しいただいていると思いますが、いかがですか、事実関係。
○長島(昭)委員 これはぜひ徹底してやっていただきたい。これは制裁をかけている意味がない。大臣、ぜひこの点はお願いしておきたいんです。  というのは、きょう、皆さんのお手元に資料を配らせていただきました。簡単なグラフでありまして、北朝鮮産のアサリはこのように激減をしております。...全文を見る
○長島(昭)委員 よろしくお願いいたします。  次に、経済産業省のマターですが、全面輸入禁止について伺いたいと思います。  これは二つの項目から成っていますね。一つは、北朝鮮からのすべての貨物について経済産業大臣の輸入承認義務を課す。すなわち、承認しないということで、輸入を禁...全文を見る
○長島(昭)委員 これは大臣、ぜひ今後御検討いただきたいんですが、今はいいですよ、しかし、これから制裁のレベルを上げていくときに、このことが抜け穴にならないようにぜひふたをしていただきたいと思うんです。  というのは、恐らく今の御説明ですと、タイの日系法人はタイの国内法で規制を...全文を見る
○長島(昭)委員 私は別に今やれと言ったわけじゃないんです。限界はよく認識をした上で、今後、国際社会に働きかけていく、あるいは我が国が独自で制裁をやっていく、そういう中で、こういうポイントもあるんじゃないですかという指摘ですので、ぜひ念頭に入れていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○長島(昭)委員 これは、また外務委員会で引き続き伺いたいと思います。  今、副大臣からおっしゃっていただいたように、本当に国連加盟国に対する働きかけというのが最も重要だと思いますし、これは、国連というのは非常にある意味厄介な組織で、いろいろな国の国益が錯綜するような場ですから...全文を見る
○長島(昭)委員 これはぜひきちんと把握をして、国際社会に対する働きかけの大きな要素だと私は思いますので、ぜひやっていただきたい、このように思います。  それでは、最後の項目に行きたいと思うんですが、今回の制裁は、もちろん大量破壊兵器、ミサイルに伴う制裁でありますけれども、もう...全文を見る
○長島(昭)委員 口頭によるコミットメントよりもやはり文書によるコミットメントの方が重いというふうに私は考えておりますので、この問題は今回で終わるわけではない。  今おっしゃったように、手短にやめますけれども、確かに私もこの二〇〇六年版が出る前に外務委員会で外務大臣にもう少し踏...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  麻生外務大臣には、外遊、大変お疲れさまでございました。けさ改めて外務省のホームページを見たんですけれども、本当に一週間の間にまことに目まぐるしい会議日程をこなされて、きょうはその成果をぜひ御報告いただきたい、こう思っておるんですが、そ...全文を見る
○長島(昭)委員 今回、あわせて日本とオーストラリアとの間の社会保障協定を締結することになりました。これは、我が国が締結した社会保障協定の中では八番目、こういうことになるわけですけれども、これまで我が国が締結してきたフランスやイギリス、ドイツ、アメリカ、それぞれどのぐらい社会保障...全文を見る
○長島(昭)委員 国内法の問題も今御指摘いただきましたけれども、外務省としてこの二重加入の問題についてどのくらいお調べになっておられるのか。  昨年の十月に日本経団連が「社会保障協定の一層の締結促進を求める」という意見書を提出していると思うんです。そこでは、調査対象の二十四カ国...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  彼我の制度が確立をしていかないとなかなかこういう協定に結びつかない、こういうことでございますので、ぜひ今後とも努力をいただきたいと思います。  最後のポイントですけれども、今回、租税条約の改正をやっているわけで、フランスとフィリピン...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございました。  条約審査はこのぐらいにして、外務大臣、せっかく外遊をしてこられました。ASEMの会議がハンブルク、G8がポツダム、あとポーランド、スペインを回られて、そして最後に済州島で日中韓外相会議をされた、こういうことであります。これを全部聞い...全文を見る
○長島(昭)委員 この問題ではもう一点、初期段階の措置に移るということについては議長声明には出ております。恐らく、それは国際社会のコンセンサス、当然のことながらコンセンサスだと思うんですが、それを行わしめる、北朝鮮をしてそういう行動に移らしめるために何が必要かということで、一方で...全文を見る
○長島(昭)委員 私個人は非常に悲観的でありまして、これはアメリカの財務省がそう簡単に譲るはずがないので、自分たちがつくったルールですから、それを自分たちでなくすといったら法治国家としてはあり得ない話ですから、恐らくそこは切り離して、どうやって北朝鮮を動かすかということを各国考え...全文を見る
○長島(昭)委員 今の外務大臣の御説明でかなり語り尽くされているという印象を持っているんです。ちょうど今フランスの例を挙げていただきましたが、これはアメリカも相当強硬にやってきていまして、欧米のアプローチと日本のアプローチが若干ずれていることが気になる部分でもあるんですが、最初に...全文を見る
○長島(昭)委員 私も全く同感でありまして、ここは日本の独自性というのは主張していいと思いますし、欧米流のやり方でいくと、結局は、ミャンマーに対して耳の痛いことを全く言わない中国やロシアの方に彼らを追いやっていく、これは我々にとっては余り得策ではないと思いますし、最後にお触れにな...全文を見る
○長島(昭)委員 つまり、訪問そのものが挑発的な行為とは見ておられないということなんでしょうか。それは、国民感情からすると、少し穏当に過ぎる気がいたしますけれども。  私も今の外務大臣のお話を伺ってなるほどなと思ったのは、官房長官の談話でも、非常に抑えたトーンで話をされている。...全文を見る
○長島(昭)委員 今よくわかりました。  この問題はもう少し深く、時間をかけてやらせていただきたい、こう思いますが、一点私が気になるのは、最近のロシアの動きですね。国内的には非常に強権的になっているし、外務大臣も、ポーランドの外務大臣から、ロシアについては、いろいろ苦情というか...全文を見る
10月30日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  この委員会は、テロとの闘い、こういうことに対して日本は何ができるか、こういうことを本質的な議論で答えていかなきゃいかぬ、私はそういうふうに常々思っておりました。今問われていることは、補給活動に賛成するのか反対するのか、そういうような話...全文を見る
○長島(昭)委員 総理、その官房長官からの注意で十分だと思われますか。よりによって外国特派員協会で発言されているんですよ。今世界に発信をされると言ったけれども、わざわざ世界に発信をしてもらいたいと言わんばかりのそういう場での発言ですよ。  先ほどから出ている、三千人からのアメリ...全文を見る
○長島(昭)委員 では、総理はこれをジョークとして、事実の確認もしないで過ごすんですか。ジョークじゃないですね、これは明らかに。事実確認、事実調査をなさいますか。そのことを本委員会でおっしゃっていただきたいと思います。
○長島(昭)委員 いや、本人にただすことはもちろんですが、こういう事実が我が国において、このテロの時代にアルカイダとおぼしき人間が日本に二度も三度もひげをつけて入ってきてという話ですから、これは警察も含めて政府としてきちんと調査をする対象のものだと思いますが、いかがでしょうか。
○長島(昭)委員 これは本題ではございませんので、きちんと調査をしていただきたいと思います。  本題に入りたいと思います。  先ほどの私の問題意識、二つ申し上げました。そういう問題意識から今度の新しい法案を見せていただきまして、政府はテロとの闘いから逃げてはいけないと盛んにお...全文を見る
○長島(昭)委員 テロの関連地域というのはアフガニスタンだけではありません。御案内のとおりですね。ですから、やはり私たち立法府は早く一般法の議論に取りかかっていかなければならぬ。私は、この委員会で今やる議論は、本来であればそういう議論をやるべきだと今でも思っています。こんな、ある...全文を見る
○長島(昭)委員 済みません、そのパネル、ちょっといてください。  あのパネル、最後の結論のところ、「現行の国会承認事項は、全て法定」されていると書いてありますね。官房長官、それはうそですよ。しっかり読んでください。  大体、自民党の法案審査がこれで通っているというのが私は信...全文を見る
○長島(昭)委員 国会の承認事項かどうかが問題ではないんです。我々国会議員がどういう情報に基づいて承認行為を行うかどうかが問題なんです。そうでしょう。まさにこの問題なんですよ。この問題が一番重要なんです、国会承認の。  そして、このテロに関する新しい法律案も、これを皆さん見てく...全文を見る
○長島(昭)委員 効果が全然違うんです。いいですか。法案の可決は、例えば衆議院で可決をして参議院に送る、参議院が否決したら衆議院に送り返される、三分の二の可決で衆議院が通りますね。第二番目のパターンとしては、衆議院で可決、参議院がサボタージュして六十日間いったら、衆議院の議決が優...全文を見る
○長島(昭)委員 もう時間がないので、これは石破大臣とこれからも、また総理とも議論をぜひさせていただきたいと思います。  私は、石破大臣がこの法律づくりに加担されているということは本当に信じられないですね、はっきり言って。私は、法律に書き入れろと言っているわけではないんですよ。...全文を見る
○長島(昭)委員 きょうはもうこれでやめますけれども、またあした、あさって、引き続き質疑をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
11月01日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  ただいまの時刻が十一月の一日の午後二時二十五分であります。あと十時間足らずで現行法の期限がやってまいりまして、そして石破防衛大臣は、インド洋に展開をしている我が国の海上自衛隊の護衛艦と補給艦に対して撤収命令を下さざるを得ない、こういう...全文を見る
○長島(昭)委員 ひんしゅくと申し上げたのは、例えば、ドイツが、あのISAFの一七七六、ISAFの一年延長の決議の中に、我が国がいろいろ外交で努力をして、これに何とか我が国がやってきた活動を関連づけたい、そういう努力をしたときに、ドイツが何と言いましたか。ISAFに参加もしていな...全文を見る
○長島(昭)委員 いや、外務大臣、私は、どうしてもこの補給を政府はお続けになりたい、そして、多くの国民もこれは評価をしている部分がある。野党の中にも、この補給活動というのは続けた方が国益になるのではないかと思っている議員もいる。そして、総理が、きょうは総理はいらっしゃいませんけれ...全文を見る
○長島(昭)委員 外務大臣は多分、理解をされてそういうふうにおっしゃっているのかもしれませんが、決議一三六八と決議一三八六は大きく違います。決議一三八六は、ISAFというものを創設する、国連の授権があるんです。授権、わかりますよね。国連の授権のもとにつくられた組織なんですね。 ...全文を見る
○長島(昭)委員 それは周辺事態法の御説明としては正しいと思いますけれども。  しかし、もし日本が、政府がおっしゃっているように、このインド洋の安全確保は重要だ、シーレーンの安全確保は重要だ、我が国はそういうことから撤退するのか、こう声高に叫ばれるのだったら、そんな補給活動じゃ...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  今最後に石破大臣がおっしゃった、OEF・MIOの補給活動に対してイージス艦がふさわしいかどうかという判断でしょう。OEF・MIO活動そのものにイージス艦が要るか要らないかというのは恐らくまた別の判断だろうというふうに思いますので、そこ...全文を見る
○長島(昭)委員 この国会承認の問題は、私、一昨日提起させていただきまして、その質疑のときもそうですし、他の同僚議員に対する答弁の中でも、これでいいんだという、こういうお話でしたけれども、確かに、メニューがふえていけば検討する、こういうお話はひとつ前向きだというふうに思います。 ...全文を見る
○長島(昭)委員 私が国会承認の問題にこだわって、そしてそれがクリアされたから民主党は全員賛成ということには絶対なりません。それは私申し上げておきます。これは私が個人的に今質問しているだけでありますから。  そして、今どういうポイント、どういう事項を承認に係らしめたらいいかとい...全文を見る
○長島(昭)委員 国会承認の問題は引き続きやりたいと思います。  そして、さっきのメニューの話ですけれども、これからが実は本題だったんですが、今アフガニスタンの治安の安定化のために何が必要か、ぜひこれをみんなで議論しないといかぬと思うんですね。アフガニスタンがテロとの闘いの最前...全文を見る
○長島(昭)委員 そこで、ISAFですが、今外務大臣もおっしゃっていただいたように、ISAFには、武力行使をがんがんやっている部隊と、まあそうでもない部隊とありますね。特に北と西は、先ほども少し外務大臣がおっしゃいましたように比較的安定している。厳しい状況であることは間違いないと...全文を見る
○長島(昭)委員 今のような外務大臣がおっしゃった総合的判断というのは非常に重要だと思いますよ。しかし、同じ政府がイラクには自衛隊を派遣しているんですね、人道復興支援をやっている。イラクもたしか全土に退避勧告が出ていますね。イラクの危険度とアフガニスタンの危険度と違いがあるんでし...全文を見る
○長島(昭)委員 これは軽々に論じるべきものではないというのは私も理解しております。行け行けゴーゴーで、そして犠牲者が出た、じゃ、だれが責任をとるのか、こういう話でございます。  しかし、大臣、既に今日本人の方がアフガニスタンにたしか百四十四名入られていますね。外務省の職員の皆...全文を見る
○長島(昭)委員 政府として彼らの安全確保について十分な施策を講じていると私はとても思えないのです。この方たちの活動は本当にとうといですよ。今一番アフガニスタンに必要な活動、つまり民生支援ですよ、その民生支援の最前線に立っておられる皆さん、この皆さんを政府が責任を持って安全を確保...全文を見る
○長島(昭)委員 次の質疑者の大島委員のお許しを得て、少しはみ出して質疑をさせていただきたいと思います。  まさに今大臣がおっしゃっていただいたのがポイントだろうというふうに思うんですけれども、これは、きょうは法制局の方はいらしておりませんけれども、ああ、いらっしゃいますか。自...全文を見る
○長島(昭)委員 法制局の答弁はいつもこういう答弁になるので、わかったようなわからないような話になるんですが、必ずしも否定はされなかった、こういうことでございますので、これを議事録にとどめることには一定の意義があったんじゃないだろうか、こう思います。  私がなぜこういう話をする...全文を見る
11月08日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第11号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  ここ数日間、国民の皆様に御心配をおかけしておりました我が党の混乱でありますが、見事に収拾をさせていただきまして、今、本当に一致結束をしてまさに反転攻勢をかけていく、こういうことでございますので、きょうの質疑もきちっとやっていきたいと思...全文を見る
○長島(昭)委員 私は三つと申し上げて、大臣は四つと。これまた、別に数が問題ではなくて、内容を吟味していかなきゃいけないと思うんです。  最後に挙げられたスリランカとかミンダナオの例は地域的な集団安全保障という枠組みでございますので、そこまで我が国の自衛隊が、あるいは我が国がか...全文を見る
○長島(昭)委員 実は、私は、この原則を確立するということは非常に重要だと思っているんです。これは、与党も野党もなく、重要だと思っているんです。  もちろん、対米関係というのは非常に重要だし、日米同盟というのが、後でまた給油の問題で触れたいと思いますけれども、我が国の安全保障に...全文を見る
○長島(昭)委員 変わらないということ、責任持ってとおっしゃるんですが、これはしかし、事態がいろいろ急変する可能性ももちろんテロ事案ですからあり得るわけでありまして、ここは、やはり今の答弁を聞いても、旧法のように基本計画をつくり、その前にメニューがもう少しないといけないんですよ。...全文を見る
○長島(昭)委員 そうであってほしいと思います。また、全件調査は無駄だったと私申し上げているわけではありません。  この間、確かに最初のころは、交換公文でやっているから大丈夫だ、これでもうほとんどあしらわれていました。しかし、この間、ねじれ国会の中で、政府の説明ぶりが大分改善さ...全文を見る