長島昭久

ながしまあきひさ

比例代表(東京都)選出
自由民主党
当選回数7回

長島昭久の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  石破大臣、こういう形でことし初めての安全保障委員会の質疑が行われることになった。私は、大変残念な気持ちでいっぱいであります。  テロ特措法の議論が収束をして、これから一般法の議論に移っていこう、こういうときでもあり、また昨年は、事務...全文を見る
○長島(昭)委員 そんなはずは実はないわけでありまして、レーダーには映るわけでしょう。そこの報告すら上がっていないというのは大変不可解だと思うんですね。しかも、この日は、天候は晴れ、視界は良好、波はなぎに近い、五十センチですからね、そういう状況下で、海自関係者の間でも、何でこんな...全文を見る
○長島(昭)委員 今大臣、厳正管理と戦闘力、これを両方両立させなきゃいけない、全くそのとおりだと私も思いますが、厳正管理もさることながら、戦闘力にも問題があるんじゃないかということが今回明らかになりました。それはどういうことかというと、これは渡辺喜美大臣ですか、閣議後にコメントを...全文を見る
○長島(昭)委員 こういう状況ですよね。当然、防衛省・海上自衛隊は、海上保安庁とある意味連携をとりながら日本近海の警戒に努めていると私も信じておりますし、国民の多くはそういうふうに信じていると思うんですね。そういう中で起こった今回の事故なんです。  自爆テロの話をして思い出すの...全文を見る
○長島(昭)委員 恐らく、アメリカの教訓の中で一番のポイントは、高い脅威レベルであることを乗組員だれもが認識していなかった。これは、今回の「あたご」の乗組員そのものじゃないですか。  自爆テロというのは、向こうから意識を持って体当たりしてくるわけです。今回の場合は、当たりたくな...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひ点検していただきたいと思うんですが、防衛大臣として、先ほど海上保安庁の説明があったように、ことしに入って非常に近海も緊迫している、こういう認識に基づいて、海上自衛官あるいは陸海空の自衛隊に、ことしは特に気をつけなきゃいかぬぞ、例えば、ハワイから帰ってきて、通...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひ、これは相当真剣にやっていただかないといけないと思います。  一点、事故原因で、先ほど渡辺委員も幾つか質問されて、今は捜査中なので答えられないというお話だったのですが、自動操舵でこの近海へ突っ込んでいったのですね。この事実は恐らく否定はされないんだろうと思...全文を見る
○長島(昭)委員 この自動操舵の問題はかなり深刻な問題だと私は思いますので、先ほどの危機意識の欠如と直結している問題だと思いますので、早急に点検をしていただきたいというふうに思います。  残り時間が少ないんですけれども、今回の問題でいろいろ深刻な問題があるんですが、この報告、連...全文を見る
○長島(昭)委員 通達には、確かに制服から大臣に直接上がるようになっているんですね。これは、軽微なものでもなっているんですよね。それがそもそも動いていないんです。  ところが、過去の例を調べると、練習潜水艦「あさしお」がパナマ船籍のケミカルタンカーと衝突した事例、二年前の十一月...全文を見る
○長島(昭)委員 この問題は、まさに防衛省改革の一番のポイントになると思いますので、今後ともこの点についてはきちんと議論していきたいというふうに思います。  確かに、今回、防衛省・海上自衛隊のていたらくは、もう国民の皆さんも唖然とされている、こういうふうに思うんですね。しかし、...全文を見る
○長島(昭)委員 いやいや、だって、自衛艦から、現場から第一報はかなり詳細に入っているんですよ。船が二つに割れちゃっている、乗員は行方不明だと。これは速報しなきゃいけないんじゃないですか。そんな、船の名前がどうだこうだとかじゃなくて。そこはどうなんですか、通常の体制。
○長島(昭)委員 いや、これは海上自衛隊もそうなんですけれども、海上保安庁として、今回の事件、第一報に接して、これは重大な事件だ、事故だという認識はあったんですか。
○長島(昭)委員 これは本当にゆゆしいことだと思いますよ。  きょう外務大臣にお見えいただいて、一般法の質問をちょっとしたいと思ったんですが、時間がなくて申しわけございません。  しかし、これは防衛省固有の問題のように今、世の中で報じられています。もちろん、防衛省の問題は弁護...全文を見る
03月21日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  内閣委員会で初めて質疑をさせていただきます。大畠筆頭初め与野党の理事には、機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  きょうは、犯罪被害者の支援につきまして、岸田大臣、そして泉大臣にお伺いをさせていただきたいというふうに思...全文を見る
○長島(昭)委員 今から十三年前、三月二十日、出勤のラッシュアワーをねらって無差別大量殺りくをもくろんだテロ、まさに国家テロが行われた、こういうことでございます。十二人の方が亡くなって、五千五百人に上る重軽症者を出した未曾有の事件でありました。昨日は、今岸田大臣がおっしゃったよう...全文を見る
○長島(昭)委員 オウムのテロが連続して起こった九四年、九五年というあの時期は、まだ被害者支援活動というのがなかなか国内にも浸透していない、そういう時代でありましたから、端的に言って、このオウムのテロ事件の被害者の皆さんというのは、国による支援措置がほとんどなされないまま、ほった...全文を見る
○長島(昭)委員 岸田大臣、積極的な御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  推進会議でいろいろな被害者の皆さんの声も聞いていただいて、検討会にも、オウムの被害者の会の会長さん、高橋シズヱさん、御主人は御承知のとおり霞ケ関駅の助役さん、最初にサリンのビニールを取り上げら...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣を後押しする意味でも、高橋シズヱさんが去年の十月十日、院内における集会、被害者の皆さんとそれから国会議員、自民党から共産党、超党派の議員が出席をしたその被害者のための集会での御発言を少し引用して読ませていただきます。高橋さんはこんなことをおっしゃいました。僕...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひ、国として、大臣としてリーダーシップを発揮していただきたい、このように思います。  次に、きょうは泉国家公安委員長にもおいでをいただいておりますので、経済的支援の一環としてもう一点伺いたいんです。  それは、犯罪被害者給付金制度、この実行の徹底といいます...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、周知徹底を図っていくというのはよくわかるんですけれども、それが機能していない部分があるので私は質問しているんですね。  つまり、制度的に何か担保しないと、昇任のときに、試験のときにきちんと周知徹底しています、警察官にもちゃんと研修やっています、警察官も多...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひお願いいたします。  もう時間が迫っているんですが、もう一点、岸田大臣に伺いたいところがあります。  それは、十七年の基本法の中にも十八条で明記されている、犯罪被害者の裁判制度への参加の促進であります。  私、ドイツの方の話を伺いました。ドイツの法廷に...全文を見る
○長島(昭)委員 裁判所に適切な判断をしていただきたい、期待をするという、まあ司法の独立で、なかなか行政府として思い切ったことが言えないのかもしれませんが、犯罪被害者支援というのは国の責務でありますから、裁判所も国家機関の一つなわけですから、ここは、裁判所にしても検察庁にしても、...全文を見る
04月11日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  きょうは法案審議ということなんですが、ぜひ本質的な議論を大臣とさせていただきたいと思います。  三年ぶりに防衛大臣に返り咲かれて、テロ特を何とか通すというのが最初の使命だったと思うんですけれども、それが、データの取り違えとか航泊日誌...全文を見る
○長島(昭)委員 ぜひこれからも機会をとらえて会談を続けていただきたいと思います。  タイトな日程というのは、いつも大体タイトでありますから、それは余り理由にならないと思いますし、国会情勢でそういう会談を取りやめるというのも、私は大臣としては非常に寂しい御答弁だったというような...全文を見る
○長島(昭)委員 機動力、それから南西重視、幾つかキーワードを言っていただいたんですけれども、新たな脅威に対応しなければならない、それから、今おっしゃっていただいた、国際的な安全保障環境の改善にも寄与していかなきゃならない。一般法がこれからつくられていって、そして、今は五十数名に...全文を見る
○長島(昭)委員 大変わかりやすい御説明をいただいたというふうに思います。  私も、自分なりの言葉では、有事のリスクはアメリカ、平時のコストは日本、これが今の日米同盟の基本構造になっている。これは、今まで有益だったというふうに大臣は積極的に評価されました。私も集団的自衛権の行使...全文を見る
○長島(昭)委員 今大臣、非常に重要なことをおっしゃいました。  三枚目のこの図を見ていただきたいんですけれども、これは、おととしの五月にロードマップで日米合意をした日米協力の重点項目十五項目を表にしたものでありますけれども、左の二列と右の二列、左の二列は今大臣がおっしゃった極...全文を見る
○長島(昭)委員 リスクとコストを適正に配分できるような、そういう健全な日米関係を築いていくために、この任務、役割、能力分担は非常に重要な課題だと私は思いますので、ぜひゲーツ国防長官とも折に触れて議論をしていただきたい、そのことを申し上げて、質問を終わりたいと思います。  あり...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○長島(昭)分科員 民主党の長島昭久です。  きょうは渡海文部大臣と教育問題につきまして考えていきたいというふうに思っております。  渡海大臣、御就任なさってから半年が過ぎたわけでありますが、教育は言うまでもなく国家百年の大計でありまして、資源の乏しい我が国のような国は、何と...全文を見る
○長島(昭)分科員 まさに今大臣がおっしゃった、行かれた学校は大体問題のない学校だった、こういうお話でありました。  私も、去年の暮れからなんですけれども、実は、自分の選挙区でなるべく現場を歩くように努力をさせていただいております。そうしますと、やはり、語弊があるかもしれません...全文を見る
○長島(昭)分科員 確かに、退職されたまだ元気な先生方、まだまだ子供たちに対して愛情も、そして教育に対する情熱も持っている先生方を大いに活用していただきたい、こういうふうに思います。  それから、私の地元で、青年会議所の諸君が随分頑張っていまして、シビック・ティーチャー・バンク...全文を見る
○長島(昭)分科員 今大臣がおっしゃった学校、家庭、地域、私も全く賛成でありまして、その中でも、学校も家庭も地域の中にあるわけですから、そういう意味でいうと、やはり地域の力が非常に重要だ、その地域の力を引き出していくまさに本部が学校になっていくんだろうな、こういうふうに思うんです...全文を見る
○長島(昭)分科員 大臣、その後もう一つ質問を加えてお伺いしたいんですけれども、今おっしゃったように、学校運営協議会というのは今までにないタイプの組織なんですね。といいますのは、校長先生を初めとする学校側をある程度拘束する、教師の採用とかあるいは任用、こういうものに対して一定程度...全文を見る
○長島(昭)分科員 今の局長の御説明は、要するに、無から有を生じさせる最初の試みというのはいろいろな意味でエネルギーがかかるから、そこにはちょっと厚目に支援をしてあげよう、そして軌道に乗ったらそれはだんだんと削減していこう、こういう御趣旨のように承ったんですけれども、小学校区で二...全文を見る
○長島(昭)分科員 実は、私の選挙区もまだゼロなんですよ。たしか、昭島、日野というところで、日野がこれから始まるところなんでありますけれども、大臣もぜひ地元で普及していただきたいと思います。  私は、文部科学省のこのパンフレットを拝見しますと、やはり地域的な偏りがあるんですね。...全文を見る
○長島(昭)分科員 もう時間がなくなってしまいました。  私は、きょうはコミュニティースクールの話にあわせて、NPO法人立の学校のあり方についても質疑をしようと思っていたんですけれども、これはぜひ次回、文部科学委員会で大臣に質疑をさせていただきたいと思います。  質疑を終わり...全文を見る
04月25日第169回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  きょうは防衛省改革に対する一般質疑というふうに認識をしておりますが、大事な問題なので、先日の名古屋高裁で出ましたイラク派遣に関する違憲判決というものについてまず最初に幾つか質問をさせていただいて、その上で、防衛省改革の一つのポイントで...全文を見る
○長島(昭)委員 もう少し明確にお答えいただきたいんですけれども、といいますと、結論を導くには必要だったんでしょうか、必要なかったんでしょうか。
○長島(昭)委員 一般的には、裁判所というのは、結論の判断にかかわらないような事柄について判決理由に書き込むことが通例なんでしょうか、そうでないんでしょうか。
○長島(昭)委員 当事者の納得というポイントを示されましたので、後でそれについては伺いたいと思います。  これは名古屋高裁、高等裁判所の判決でありますけれども、これまでにも同じような訴訟が全国各地で多数提起されていると認識をしております。どのくらい提起をされているのか、そして、...全文を見る
○長島(昭)委員 そうしますと、今回の高等裁判所の判決というものが、これから岡山、札幌、福岡で控えている判決にどんな影響を与えると考えられるか、お答えいただけますか。
○長島(昭)委員 確かに、法的拘束力がない、英米法と違うから先例主義ではないということでありますが、しかし、全く影響がないかというと、これはそうも言えないんだろうと思うんですね。  特に、これは今回言いっ放しになっているんですね。国側が基本的には勝訴しておりますので、傍論の論理...全文を見る
○長島(昭)委員 許されないなんて言ってもらおうと思って質問しているわけじゃないんですけれども。  これから先の話になりますと法務委員会の範疇でございますので、余り詳細に入り込むつもりはありませんが、先ほど当事者の納得というお話をされました。これはやはり、私が国側の代弁をしても...全文を見る
○長島(昭)委員 ただ、さはさりながら、社会的な影響力というのは相当大きなものがあるんだろうと私は思います。  したがいまして、裁判の場では反論の機会がなかったようなので、ぜひ石破大臣に、この違憲判決に対する反論をこの場でしていただきたいと思うんですが、この判決、自衛隊の最高責...全文を見る
○長島(昭)委員 事実認定については、後で細かくやろうと思っていました。  ただ、大臣、今の御説明、私ももう何度も伺った。大臣は滑らかにおっしゃいますから、何となく引き込まれるところもあるんですが、しかしそういう説明が、つまりバグダッドはまだしも、我々が相手にしているのは、バグ...全文を見る
○長島(昭)委員 その提案をさせていただこうと思っています。  その前に、事実認定、先ほど防衛大臣が、何度判決文を読んでもロジックがよくわからぬ、こういうお話でありましたけれども、二つ言っていますね。一つは、バグダッドが戦闘地域だと言っている。戦闘地域というのは、国際紛争が現に...全文を見る
○長島(昭)委員 それでは、もう一つ疑問がわくんですけれども、裁判所はどのような情報に基づいてこういう事実認定を行ったのか。  現地の状況、あるいは航空自衛隊の活動内容、これがはっきりしていないと、この違憲判決の、違憲という判決の結論ではないんですけれども、違憲という判断の根拠...全文を見る
○長島(昭)委員 私は野党の立場ですからなかなか言いにくいんですけれども、非常に証拠としては精度を欠くというか一方的というか、この判決を見る立場として、ここはやはり必要な視点ではないかな、そんな感想は持っております。  ただ、そうであったとしても、この判決の持っている意味という...全文を見る
○長島(昭)委員 今の話は、もう少し詰めていかないといけないと思っています。  過去の答弁例を私は持っていないのでにわかに反論できないんですけれども、たしか国または国に準ずる組織というのは、例えばイラクにあった、サダム・フセイン前政権のバース党が持っている軍事組織とか、あるいは...全文を見る
○長島(昭)委員 今、非常にいい引用をしていただきました。私も実は、常々そういうふうに思っていまして、日本の議論というのは日本でしか通用しない議論に陥っているんだなということを思いました。  国際法局長のお立場ですから、慎重な言い回しをされました。国際法に限ってという、国際法の...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  まさに、前の安倍政権ではそういう問題意識のもとに、政府の中にいわゆる安保法制懇という懇談会をつくって、四類型をある種ピックアップをして議論を始めたところで福田政権になって、それが今どういう状況になっているのかよくわかりませんが、報告が...全文を見る
○長島(昭)委員 安倍政権、功罪半ばしていると思いますけれども、この問題、せっかく議論を始めたのに政権がかわっちゃうと議論が終息してしまうというようなことは、私は許されないんだろうと思うんです。  これからまさに一般法の議論をしていく、きょうは、実はここから先の議論が私のメーン...全文を見る
10月17日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  昨年のこの委員会の質疑に引き続いてまた質疑の機会を与えていただきまして、大変感謝をしております。  昨年の委員会でもこう申し上げました。この委員会が議論すべきことというのは、単に補給活動を継続するのかしないのか、補給活動に賛成するの...全文を見る
○長島(昭)委員 ですから、総理、ぜひこの本質論を、これから四十分という短い時間でありますけれども闘わせていきたいというふうに思いますので、ぜひ逃げずに、本質論から逃げないでお答えをいただきたい、このように思います。  補給の継続ということだけで本当にいいのかというのが、実は私...全文を見る
○長島(昭)委員 総理がおっしゃった四つの変化、私もパネルを準備させていただきましたが、ほぼ同様であります。  そういう四つの変化が起こっている中でもなお補給活動だけを継続させてほしい、そういう今の日本政府の、申し上げるのは恐縮ですが、視野が狭いというか、非常に、最低限これだけ...全文を見る
○長島(昭)委員 麻生総理、今の法案提出者の説明を聞かれたと思いますけれども、麻生総理は、この海賊の脅威が拡大をしているという今日的な情勢を踏まえて、この海域における我が国のあるべき役割、ミッション、果たすべき責任、この辺をどういうふうにお考えでございますか。
○長島(昭)委員 前向きな御答弁をいただきまして、ありがとうございました。  民主党はまとまるのかという御心配をいただきましたけれども、これは私ども法案として出させていただいております。私どもの政調を通って、民主党の案として出させていただいておりますので、御心配には及びません。...全文を見る
○長島(昭)委員 これだけの被害が出て、そしてこれだけ日本の船舶関係者は困っておられる。まさに日本の大動脈が脅かされている。今、中曽根外務大臣がおっしゃった、沿岸国の能力強化あるいは法制の整備、それも重要でしょう。しかし、もっと我が国としてやるべきことがあるんじゃないでしょうか。...全文を見る
○長島(昭)委員 今るる御説明いただいたように、スペインとフランスが中心になって、ソマリア沖の船舶の護衛のための協調行動をもう既にとり始めております。ロシア、インド、マレーシアも艦艇を派遣する用意がある。韓国も派遣の予定がある、そういう情報もございます。  まさに、先ほど海のP...全文を見る
○長島(昭)委員 今、取り締まりというお話をされました。取り締まりというのは司法警察の権限に入り込んでいくものですから、法制的にはなかなかこれは難しいんですよ。新しい法律が必要なんです。しかし、やれることはまだあるはずなんですね。  私は、去年のまさにこの委員会での質疑の中で、...全文を見る
○長島(昭)委員 失礼ながら、国防を預かる、我が国の国民の生命財産を預かる大臣の御答弁として、私は甚だ不満であります。  先ほど私、わざわざ申し上げました、去年の十月に我が国の、日本関係船舶が乗っ取られ、あるいは「高山」という大型タンカーが被弾し、そしてさらに拉致をされている。...全文を見る
○長島(昭)委員 私は、行け行けゴーゴーの話をしようと思っているわけじゃないんです。本当に深刻な問題だというのが一つ。それから、ヨーロッパはもう既に行動を起こしておりますので、いつまで我々が具体的な、実効的な手だてを講じないままでいられるかというのを非常に心配しているんです。つま...全文を見る
○長島(昭)委員 今、海上保安庁ではこれはなかなか難しいという御答弁だというふうに思いますが、また防衛大臣に返ってまいりまして、海上警備行動の発令を仮に考えた場合、基本的にはEEZとか日本周辺海域を念頭に置いているんだろうというふうに思うんですが、海上警備行動に地理的な制約はある...全文を見る
○長島(昭)委員 海上警備の必要の限度において公海に及ぶと。  それでは、ソマリア沖、アデン湾のように日本関係の船舶が実際に海賊に襲われている事例が頻発をしている場合、当該海域を危険な海域と認定し、海上警備行動を発令することは可能でしょうか。
○長島(昭)委員 だんだんわかりやすくなってきたというふうに思います。  さっきドンパチがあるという話がちょっとありましたけれども、最大のポイントは、海賊襲撃の抑止なんですね。つまり、さっき私がちょっと言いました司法警察、取り締まりとか、捕まえてしょっぴいて刑に服させるとか、こ...全文を見る
○長島(昭)委員 そういうことなんですね。ですから、自衛隊の艦艇によるエスコートというのはかなり効果があるというふうに私は思います。これは、武力行使を目的とした派遣ではないですね。行って一緒に随伴するだけで海賊に対する抑止効果がある、こういうことでありますから、私は、実は現行法上...全文を見る
○長島(昭)委員 引き続き本質的な議論を続けていきたいと思います。  ありがとうございました。
11月27日第170回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  けさは、一月前にテロ特で質問させていただきました海賊対策の問題について、まず質疑をしたいと思います。  ちょうど、けさの日本海事新聞の一面に、昨日、日本船主協会の前川会長が記者会見をされた、そのことが記事になっております。  前川...全文を見る
○長島(昭)委員 そこで、概念を少し整理させていただきたいと思っているんですが、新聞紙上でも、海賊対処あるいは海賊取り締まり、政府も今海賊取り締まりの新しい法制度に向けて検討中、こういう見出しが躍るわけでありますが、私は、この海賊対処については二段階あると思っております。第一段階...全文を見る
○長島(昭)委員 おっしゃるとおりです。私も、全く同感です。  今、政府の姿勢が、政府全体の姿勢が問われている、このように考えておりますが、私の記憶によれば、先日、十七日のテロ特の審議の中で、麻生総理自身がこの海域における海賊行為の抑止を目的とした自衛隊派遣も含めた対応にかなり...全文を見る
○長島(昭)委員 海洋政策本部の話は、私も先ほど申し上げたように、それは第二段階の問題でありまして、むしろ国民が今喫緊の課題として認識をしているのは第一段階、現行法上で対処すべき問題。  その問題について、総理は国会の質疑の中ではかなり積極的な姿勢を示しておられたようであります...全文を見る
○長島(昭)委員 今、徳地さんにるる説明をしていただいたとおりでありまして、これはもう大体私伺っていて第一段階の対処としては十分だというふうに認識をしておるんですけれども、もう一つ肝心なことを伺いたいのは、武器使用についてでございます。  これは、私の理解によれば、警察官職務執...全文を見る
○長島(昭)委員 今の御説明を整理いたしますと、海上警備行動発令時の海上自衛官に与えられている武器使用の権限からして、これは警察活動の範囲内、こういう理解でよろしいんでしょうか。
○長島(昭)委員 そうすると、重ねて確認をさせていただきたいんですけれども、警察権の行使ということでありますから、例えば海賊の問題に対して海上警備行動が発令された場合、憲法第九条の問題は生じない、もっと言えば、国または国に準ずる者かどうかとか、あるいは非戦闘地域かどうかとか、あの...全文を見る
○長島(昭)委員 今議論をさせていただいてまいりまして、防衛大臣にこの問題について最後に伺いたいと思っているんですが、まず、このソマリア沖、アデン湾の海賊事案は、可及的速やかに対処をしていかなければならない事案である。しかも、法律上の根拠は海上警備行動ということで累次の御答弁が重...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございました。  自衛隊を預かる大臣としては、今の御答弁は私も十分理解をするところであります。ですから、その問題をしっかり検討していただいて、そして、きょうこの海事新聞にもあるように、今本当に日本人の生命財産あるいは日本国経済の生命線が脅かされている...全文を見る
○長島(昭)委員 部隊の運用に直接影響がないというお話ですが、今委員の方が聞いておられて、そしてまた国民の皆さんがこれを聞いておられて、本当に影響がないんだろうかと思われますよね。  余りにも視野が狭いというか、外国人が、あるいは民間の方でもいいですよ、基地の周りをうろうろする...全文を見る
○長島(昭)委員 今の話は非常に受け身なんですよ。つまり、そういう環境の中に置かれた、そういう環境のもとでの部隊運用は何とか注意を払いながら頑張ってやりますという話ですね。  そうじゃないんですよ。我々が考えているのは、そういう場所が外国資本に買われる可能性もある、あるいは民間...全文を見る
○長島(昭)委員 関連部署にと言うんですけれども、もう少し詳しくお話ししていただけませんか。
○長島(昭)委員 それでも、アメリカ、米海軍に比べて日本の対応、日本政府の対応は、明らかに差異がありますよね。向こうは、シーファー大使からちゃんと返信が来ているわけです。そして、オフィサーが、犯罪局の捜査官がちゃんと行っている。日本側は、社長の、今のお話もそうですけれども、何の対...全文を見る
○長島(昭)委員 この外国人土地法の第四条にこういう規定があるんです。国防上必要な地区においては、政令によって、外国人等の土地に関する権利の取得につき禁止をし、または条件もしくは制限を付することができる。  この政令についてなんですけれども、戦前に、大正十五年に勅令という形で政...全文を見る
○長島(昭)委員 そういう今のお話ですと、対馬の事例あるいは横須賀の事例、横須賀は、この会社の社長さんが善意でお知らせいただいたからよかったようなものの、これは黙っていたら、もしかしたら、ロシア人、中国人に買われた可能性があるわけです。  これは、諸外国はどうしているかというこ...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございました。  これを最後にします。憲法第二十九条に今お触れになりましたけれども、財産権の内容というのは公共の福祉に適合するように法律によって定める、こうなっておりますので、まさに国防というのは、安全保障というのは、最大の公共の福祉だと思いますので...全文を見る