長島昭久

ながしまあきひさ

比例代表(東京都)選出
自由民主党
当選回数7回

長島昭久の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第186回国会 衆議院 本会議 第9号
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○長島昭久君 民主党の長島昭久です。  ただいま議題となりました国家安全保障戦略、防衛計画の大綱並びに中期防衛力整備計画につきまして、安倍総理大臣初め担当大臣に質問いたします。(拍手)  我が国を取り巻く戦略環境は、昨今、急速に悪化しております。  北朝鮮では、横田さん御夫...全文を見る
04月03日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  両大臣、大変お疲れさまでございます。  まず防衛大臣に、QDR、アメリカの四年に一度の国防政策の見直し、これは一九九七年からずっと続けられていまして、今回で五回目、その報告書が先月の四日に公表されました。読まれましたでしょうか。
○長島(昭)委員 私も実は全文は読んでおりません。エグゼクティブサマリーをさっと流した程度なんですけれども。財政的に厳しい状況がかなり強調されているなということを感じました。  先日、台湾から研究者が何人か来られまして意見交換をしたんですけれども、彼らがおもしろいことを言ってい...全文を見る
○長島(昭)委員 今、プレゼンスについて大臣が注目しておられることはよくわかったので、私も意を強くしたんですけれども、なぜプレゼンスが必要かということを考えると、特に今回のQDRで注目したのは、やはり中国の能力ですね。特に、接近拒否、領域拒否、A2ADと言われていますけれども、こ...全文を見る
○長島(昭)委員 プレゼンスというのは、まずは抑止力ですから、何かを起こさせない、そういう意味でプレゼンスは大事。それからもう一つは、この地域で何かが起こったときにアメリカが戦力を投射する、パワープロジェクション能力を発揮する、ある意味でいうと中継基地といいますか、前線基地といい...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  第一列島線をめぐるせめぎ合いというのは、まさに日本の防衛そのものであります。ですから、そこは、今大臣がおっしゃったように、もちろん、ISRも大事、警戒監視能力の向上も大事でありますが、もう一つ、これは防衛大臣だとなかなか踏み込んでおっ...全文を見る
○長島(昭)委員 私も全く同感です。  これは、むしろ日本の方が先に、ダイナミックデタランスというふうに私たちは呼んでいましたけれども、動的防衛力、それをさらに統合機動防衛力という形で進化していただきました。日本側がコンセプトを出して、そしてそれにアメリカ側が後からプレゼンスと...全文を見る
○長島(昭)委員 その2プラス2の文書、私は実はこのタイトルが非常に気に入っていまして、「より力強い同盟とより大きな責任の共有に向けて」と。いよいよ日米同盟はここまで深化してきたかという思いを強くしているんです。  その中で、肝は日本の役割の拡大。この文書を読むと、「日米同盟の...全文を見る
○長島(昭)委員 今の御答弁ですと、今までのと大して変わらないんですよ。  日本の役割を拡大するということは、アメリカと日本とのまさにRMC、役割分担があった、これまでの役割分担を、このタイトルでいけば、より大きな責任の共有をしていきたいと。これは、アメリカは別に今まで制約がな...全文を見る
○長島(昭)委員 では、私から申し上げましょう。  私たちがガイドラインを視野に入れたときに、自分たちの政権でできるかどうかは別にして、やはり集団的自衛権の問題は念頭にあったんですよ。  つまり、今まで日本の行動が制約されていた、しかし、日本の安全保障にとって欠くべからざる部...全文を見る
○長島(昭)委員 確かに、お答えしにくい課題なんだろうと思いますけれども、米側の人と話をすると、やはりここが肝だと。  ここが、つまり、限定的かどうかは別にして、集団的自衛権をめぐる日本のスタンスが決まらないとガイドラインの実質的な議論が、だって、そうでしょう、今まで日本ができ...全文を見る
○長島(昭)委員 ヘーゲル国防長官も今月いらっしゃるということでありますから、ぜひそういう場では突っ込んだ議論をしていただきたい。こういう場ではなかなか大臣としては、官邸から箝口令も出ているのかもしれませんが、おっしゃりにくいのかもしれません。これはこれで、ぜひそこは念頭に置きな...全文を見る
○長島(昭)委員 ちょっと、砂川判決に対するコメントはいただけなかったんですけれども。  今、仄聞する与党内の議論、私たちももう議論しています、維新の会もきょう何か考え方が出ていましたけれども、大分平仄が合っているような気がするんですね。ポイントは、一つは、限定的な集団的自衛権...全文を見る
○長島(昭)委員 防衛大臣、いかがですか。
○長島(昭)委員 わかりました。  最後に、ポイントです。こういう話をすると、我が党では、解釈改憲、憲法解釈を変えるのか、けしからぬ、こういう批判も出るんですね。そこで、私はきょう、五十年前の林内閣法制局長官と岸総理の答弁を持ってまいりました。何が言いたいかというと、政府解釈を...全文を見る
○長島(昭)委員 これは閣議決定で済む話じゃないので、最終的には立法府に戻ってくる課題でありますので、私は、こういった歯どめも含めて、安保基本法のような形で、立法の形で与野党が一緒になってこの集団的自衛権の問題を考えていく、そういう場を後半の国会でぜひつくっていただきたい、そのこ...全文を見る
05月08日第186回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○長島(昭)委員 参考人の皆さん、きょうは早朝から、大変お忙しい中、ありがとうございます。  大変明快な最初のプレゼンテーションをしていただきました。改めて感謝を申し上げたいというふうに思います。  きょうは、いよいよ午後には総括的な質疑、こういうことでございますので、もう一...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございました。  そして、お二人とも、民法上それから刑法上の成年年齢の十八歳への引き下げについても肯定的、積極的というふうに認識しておりますが、田中参考人にお伺いしたいと思います。  よくある批判、批判というか懸念、消費者として契約主体となり得るの...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございました。  十八歳に投票権を引き下げる、選挙権を引き下げる、こういうことになりますと、当然のことながら、教育的な側面からの施策というのは大変重要になってくると思っています。  先ほど田中参考人の方から、これまでのような公民教育ではだめだ、知識...全文を見る
○長島(昭)委員 次に、公務員の政治的行為に係る法整備について、松繁参考人と水地参考人にお伺いしたいと思います。  本件の核心というのは、公務員の政治的中立性の確保と、公務員であれ国民投票運動への参加の自由、この二つをどうバランスするかということなんだと思うんです。  四月二...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございました。  それでは、最後の論点、もう時間がありませんけれども、国民投票の対象拡大について伺いたいと思います。  今回の改正案では、附則の十二条が修正されまして、憲法改正を要する問題及び憲法改正の対象となり得る問題についての国民投票制度に関し...全文を見る
○長島(昭)委員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月14日第186回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  久しぶりに外務委員会に戻ってまいりまして、質疑の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  きょうは三条約の審議ということで、予想どおり、核物質の防護と、今、松本委員からありました重大犯罪の日米条約、この二つに質問が集中し...全文を見る
○長島(昭)委員 まだ安保法制懇の報告書は出ておりませんので、なかなか中身の議論はしにくいと思いますが、きょうは法制局においでをいただいております。第一部長、おいでいただいておりますので伺いたいんですが、朝日新聞は、この法制懇の内容が出ますと、これに従って憲法解釈が仮に変更される...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  今のお読みいただいたこの平成十六年の答弁書、私も手元に持っておりまして、大事なことは、諸情勢の変化とそれから生ずる新たな要請を考慮すべきことは当然である、しかし、政府において、憲法解釈を便宜的、意図的に変更するようなことをすれば、政府...全文を見る
○長島(昭)委員 もちろん、仮定の話には答えられないという御答弁が来るだろうと思っておりましたが、私は法論理的に聞いているんです。  これまで、集団的自衛権の行使は憲法上認められない、こういう御答弁を繰り返してこられた。それを、仮に、一部でも修正するような、ここにあるように、諸...全文を見る
○長島(昭)委員 今大事なことをおっしゃった、その当否については、個別的、具体的に検討されるべきものであると。恐らくここが、今後変更される可能性を残した今御答弁だろうというふうに私なりに解釈をしましたが、問題なことは、政府の憲法解釈ひいては憲法規範そのものに対する国民の信頼が損な...全文を見る
○長島(昭)委員 これ以上ぎりぎりやってもお答えになっていただけないと思いますので、次に、外務大臣に伺いたいと思いますが、今の点に関連して一点伺いたいんです。  さっき私申し上げたように、諸情勢の変化というのは憲法解釈上かなり大事な要素だというふうに思うんですね。決定的なのは国...全文を見る
○長島(昭)委員 今の点は大変大事なので、ぜひ第一部長も、法制局長官を補佐していただく立場として、真摯に、勘案しながら、憲法解釈というものを重ねていっていただきたいというふうに要望したいと思います。  そこで、大臣に伺いたいんですが、仮に閣議決定がなされて、例えば新しい憲法解釈...全文を見る
○長島(昭)委員 今、大事なプロセスを丁寧にたどっていただきました。本当に大事な御指摘をいただいたと思います。  つまり、政府が仮に決定したとしても、これが具体的に自衛隊をして、例えば集団的自衛権の行使、あるいはグレーゾーンのいろいろな部分を含めてこれまでにない活動が付与されて...全文を見る
○長島(昭)委員 いずれにしても、内閣が決めて、それでおしまいという話じゃないんですね。それで自動的に集団的自衛権が行使されるというわけではないんですね。必ず立法府がその間に関与して、法律の改正であろうが、今言ったような基本法の策定であろうが、立法府がきちっと議論をした上で個別の...全文を見る
○長島(昭)委員 いろいろおっしゃいましたけれども、基本的には拘束されない。逆に言うと、法治主義ですから、立法府がつくった法律に、まさに行政というのは拘束されるわけですよ。それに基づいて行政がなされる。その関係だけ確認した上で、最後に移りたいと思います。  結局、我々がやる、立...全文を見る
○長島(昭)委員 確かに、地球の裏側でもありますので、血縁というだけではなかなか維持できない、世代交代していくわけですから。ぜひ、具体的な政策を打ち出していただいて、こういった信頼関係をずっと継続できるように努力していただきたいと思います。  最後に一点だけ、受刑者移送条約です...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございました。  質問を終わります。
06月02日第186回国会 衆議院 安全保障委員会外務委員会連合審査会 第1号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  安保委員会と外務委員会の連合審査というのは、聞くところによりますと、史上初ということでございまして、非常に意義深い場を設定していただきました鈴木委員長そして江渡委員長に心から感謝を申し上げたいというふうに思います。  まず、質問通告...全文を見る
○長島(昭)委員 アメリカも統参本部議長、そして中国は副参謀総長だったというふうに思いますけれども、非常にいかめしい制服姿で演説をされていたのをテレビで拝見しました。  日本も、大臣が行かれて、そして総理大臣も行かれて、そして地域の安全保障環境、情勢を議論するわけですから、やは...全文を見る
○長島(昭)委員 日本側の対応は非常に冷静でよかったと思います。言うべきことは言ってきたというふうに私は評価しております。  それでは、本題に入りたいと思います。  まず最初、防衛大臣に伺いたいんですが、日本の場合は、自衛隊の行動を法律で規律しています。今、ちまたの議論は、与...全文を見る
○長島(昭)委員 さっき、伊佐委員の方から歯どめという話がありました。  私は、二つ意味があると思っているんです、国権の最高機関が法律によって自衛隊を規律するということは二つあると思っている。  一つは、やはり歯どめですよ。民主的コントロールをきかせて、これ以上はやらせないと...全文を見る
○長島(昭)委員 これは大事な点なので、ぜひ委員で共有していきたいと思うんですけれども、国権の最高機関である国会が自衛隊の行動に根拠を与える、こういうことなんですね。法制局の解釈でも何でもないんです。閣議決定でも何でもないんです。  法制局長官、この見解はいかがですか。
○長島(昭)委員 前回も、近藤第一部長に御答弁いただきましたけれども、政府としては、国会が制定した法律については、これを誠実に執行するということでありまして、私たちは、だからこそ安全保障基本法というものをきちっと定めて、立法府としての憲法解釈というものを示して、そしてそれに内閣法...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、それは後知恵というか、余りいい答弁じゃないと思いますよ。  アメリカ側のいろいろな関係者と話をすると、やはり期待感があるんですよ、日本の役割が拡大すると。ヘーゲル長官も日本に来られて、あるいはこの前上院、下院で議決があったときも、集団的自衛権の行使とまで...全文を見る
○長島(昭)委員 大臣、今、期待とか意見とかいろいろ寄せられているけれども、日本の国内は国内の事情があるというような文脈でおっしゃいましたけれども、これは意見や期待とかということよりも、日米が緊密な防衛協力関係を築いて初めて抑止力、実質的な意味での抑止力というものが高まっていくわ...全文を見る
○長島(昭)委員 結論は同感です。  ですから、丁寧にやるんだったら、私、一つ申し上げたいと思っていますが、ガイドラインのデッドラインを延ばしたらどうですか。これは、日米間の協議、かなり厳しいものになると思いますけれども。  だって、国内で自衛隊の役割を拡大させると言いながら...全文を見る
08月28日第186回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。おはようございます。  このたびの災害、気象庁は平成二十六年八月豪雨、こういうふうに名づけたそうでありますが、今回の災害でお亡くなりになられました全ての方々の御冥福を改めてお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様方に深く哀悼の意を表し、ま...全文を見る
○長島(昭)委員 最初の六時十五分の総理への報告の内容はどんなものだったんでしょうか。
○長島(昭)委員 広島県が四時三十分に大雨被害の第一報を出しています。「安佐南区において土砂崩れにより人が下敷きになっている模様」。そして、その後、六時に気象庁が警戒態勢に入って、六時六分にNHKで速報が打たれていまして、広島市で土砂災害、二人不明、七人と連絡とれずと。今のお話で...全文を見る
○長島(昭)委員 そのとき、内閣危機管理監は官邸にもう入っておられたんでしょうか。
○長島(昭)委員 四時二十分で連絡室を立ち上げたときにはまだ入っておられなかったと。しかし、六時十五分、六時半の総理指示の段階では、危機管理監はどちらにおられたんでしょうか。
○長島(昭)委員 ということは、六時十五分の総理への報告というのは、危機管理監はどのように関与したんでしょうか。
○長島(昭)委員 ということは、当時、まだ危機管理監は官邸におらず、官邸の事務方と総理のそばに仕えている秘書官との間で連絡をとって、そして総理指示を決めて、そして、その総理指示はどのように伝達をされたんでしょうか。
○長島(昭)委員 普通は、総理指示が出た場合に、この総理指示の中身には「関係省庁が緊密に連携し、」と書いてありますから、当然、関係省庁に連絡をされる。同時に、普通は、ピンナップといいますけれども、公表されなければおかしいと思うんです。そこはいかがですか。
○長島(昭)委員 今、率直にミスだというふうにお認めになられましたので、これ以上申し上げませんけれども、副長官、やはりこのクライシスマネジメントというのは、もちろん対処も大事ですけれども、クライシスコミュニケーション、我々も三・一一の大震災のときに経験させていただきましたけれども...全文を見る
○長島(昭)委員 それでは、広島の被害について二つの観点から、一つは避難誘導という観点、それからもう一つは土砂災害防止法、先ほど来お話に出ておりますけれども、その改正の方向性について少し議論させていただきたいというふうに思います。  最初に申し上げたいのは、これだけ異常気象が続...全文を見る
○長島(昭)委員 少し具体的にお伺いしたいと思います。  やはり、人命を守るという観点からすると、避難勧告、避難指示というのは死活的に重要だというふうに思います。その点で、今回、広島でも北海道でも、実は問題があったのではないかというふうに思っています。  広島市では、もちろん...全文を見る
○長島(昭)委員 この研修は本当に大事だと思います。首長さん、それから防災担当者、職員の研修、私は非常にいいプログラムだというふうに思います。  例えば、報道ベースですけれども、熊本県なんかは、早目早目に避難勧告を出すようにと。大臣がよくおっしゃっている、空振りを恐れずという、...全文を見る
○長島(昭)委員 今回の広島の事例で私が悩ましいなと思ったのは、危険箇所が認定されて、そして警戒区域になれば、そこを市街化することはなかなか難しくなってくる、こういう順番であればいいんですけれども、今回の災害の起こったあの地区は昭和四十六年から造成が行われた。つまり、危険箇所であ...全文を見る
○長島(昭)委員 私も民主党の防災担当でもありますので、与党も野党もなくこの問題については取り組んでいきたいというふうに思いますし、先ほど国交省の答弁、少しちゅうちょがあったようなニュアンスを私は聞いたんですけれども、これだけの災害があって通達で済ますなんということは絶対無理です...全文を見る
○長島(昭)委員 災害対策に与党も野党もない、こういう姿勢で、一日も早い復旧とそして皆様の生活再建が進むように我々も努力していくことをお約束いたしまして、質疑といたします。  ありがとうございました。
10月15日第187回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  岸田大臣、再任おめでとうございます。引き続き、日本外交のトップとして、しっかりかじ取りをしていただきたいというふうに思います。  きょうは、まず本題に入る前に、左藤防衛副大臣に一点お伺いしたいと思いますが、江渡大臣は元気に職務されて...全文を見る
○長島(昭)委員 しっかり大臣に伝えていただきたいと思います。  それでは、本題に入ります。  今、最後に岡本委員から質疑がありましたガイドライン、先週の水曜日に日米防衛協力のガイドラインの改定作業中間報告が出されました。十七年ぶりの改定ということで、国民の皆様もそうですし、...全文を見る
○長島(昭)委員 同じような答弁になるといけないので、防衛副大臣あるいは防衛政務官、つけ足すようなところがあったら、また別の観点でもしポイントがあるとしたら、補っていただけますか。
○長島(昭)委員 このガイドラインの見直しの作業というのは、実は私どもの民主党政権のもとで準備作業が始まりました。  大体、九七年のガイドラインを思い起こすと、当時はアメリカ側からの要請に日本政府が応える、いわば受動的な形で始まりましたが、今回は我が方から、日本側から、そろそろ...全文を見る
○長島(昭)委員 周辺事態についてはまだ結論が出ていないということですが、ここは結構大事なポイントだと私は思っています。  というのは、七月一日の閣議決定、この閣議決定で、集団的自衛権と呼ぶか個別的自衛権と呼ぶか、これは別にして、我が国が直接攻撃を受けていないケースであっても自...全文を見る
○長島(昭)委員 それでは、もう少し深いといいますか、非常に重要な問題について外務大臣に御所見を伺いたいと思うんですが、私は、なぜこれだけガイドラインの見直しが必要か、あるいは今言った周辺事態にこだわらずに、もう少し日米の協力の幅を広げる必要があるかと考えたときに、これはやはり日...全文を見る
○長島(昭)委員 中国の台頭については二つ問題があると思っているんです。一つは急速な軍拡ですね。それからもう一つは、南シナ海あるいは東シナ海で見られるような、力を背景にした、みずからのルールとか主張を強要していく、そういう姿勢であります。  そこで、一つは、左藤防衛副大臣に伺い...全文を見る
○長島(昭)委員 ちょっと私の質問の仕方が悪かったのかもしれないんですけれども、日本の安全保障にとって、それから地域の秩序維持にとって、中国が営々と築き上げてきたA2AD能力というのはどういう問題があるのかというところを説明していただきたかったんですけれども。
○長島(昭)委員 A2ADというのは、例えば、潜水艦であるとか、ミサイルの距離が延びた、あるいは精度が高くなった、巡航ミサイルあるいは弾道ミサイル、こういった飛び道具が急速にふえてきて、接近拒否というのは、つまり何の接近ですか、アメリカが接近してくるのを、これを拒否する、排除する...全文を見る
○長島(昭)委員 本当にこれは深刻だと思います。九六年の段階では、例えば最新鋭の潜水艦を中国は数隻しか持っていなかった。今は四十隻近くになっていますね。それから、巡航ミサイルなんかを持っている駆逐艦、最新鋭の駆逐艦も、当時は数隻でしたけれども、今やこれは四十隻近くになっている。あ...全文を見る
○長島(昭)委員 こういう深刻な状況の中で、アメリカがしっかりしていればそれほど心配もないんだろうと思うんですが、その肝心のアメリカがどうもおかしくなっている。経済的には非常にまだまだ活力がありますし、人口もふえているし、技術力も維持していますので、アメリカが衰退している、そうい...全文を見る
○長島(昭)委員 外務大臣、言葉より行動なんですね。本当にそういうことが目に見えてあらわれてこなければ、これは抑止力にならないわけでありまして、今の大臣のお話を聞いても、予算要求をしたとか、そういうふうに公式の文書に書いてあるとか、ちょっと言葉が先行しているところが危うい感じがし...全文を見る
○長島(昭)委員 そういうことで、中国が台頭し、そしてアメリカが退潮傾向にあるということを前提にすると、ますますこの地域の平和と安定のために我が国が果たすべき役割というのは大きくなっていくんだろうというふうに思っています。  今アメリカで深刻なのは、もちろん財政の制約もあります...全文を見る
○長島(昭)委員 もう時間がないんですけれども、最後にガイドラインの意義にもう一回戻りたいと思うんですが、こういった二つの巨大な地殻変動が起こっている。そういう中で、その地殻変動に対応するためには、一つは、中国が、これ以上横暴なといいますか、国際法をゆがめたり、あるいは力によって...全文を見る
○長島(昭)委員 今の御説明でよくわかるんですが、そういう戦略的な意味合いが非常に強いと思うんですね。中国に対しても抑止力を働かせながら、アメリカと協力をして、地域の安定に寄与する。  これは最後にしたいと思いますが、石川防衛政務官に伺いたいんですけれども、そういう観点からする...全文を見る
○長島(昭)委員 この問題は非常に大事なんです。法律論、憲法論としても大事なんですが、やはり安全保障論、戦略論としても大事なテーマなんですね。  ですから、これは、アメリカと協議をする前に、本来は国会で相当審議をして、安保法制をこれから変えていくのだったら、その方向性、骨格ぐら...全文を見る
11月06日第187回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○長島(昭)委員 たった今御発言された鈴木克昌委員の御議論の中で、七月一日の閣議決定を憲法審査会で議論すべきだという御議論、私は全く賛成であります。  というのは、あの閣議決定というのは非常によくできておりまして、当事者の方も、北側先生おられますけれども、いろいろな、我が国の平...全文を見る
11月12日第187回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○長島(昭)委員 民主党の長島昭久です。  外務大臣、APEC閣僚会議、お疲れさまでした。きょうはCSCの質疑なんですけれども、その前にAPECの質問を少しさせていただきたいと思います。通告していないんですけれども、外務大臣がお戻りになったばかりですので、ぜひ伺いたいことが二点...全文を見る
○長島(昭)委員 前提条件なしにというのは、私もそう信じたいんですけれども、安倍総理自身が、BSフジの番組で、日中首脳会談の条件整備を進める中で四項目の文書で合意できたと指摘しているんですね。  言葉尻を捉えるのは、私、趣味ではございませんので、この程度にしたいと思いますが、こ...全文を見る
○長島(昭)委員 他国のマスコミとおっしゃいましたけれども、日本のように自由にマスコミが書く国ではないんですよ。しかも、この人民日報と環球時報というのは、中国共産党の機関紙、その系列のペーパーなんですね。ですから、これは文言としては非常に重いんですよ。そこはぜひ押さえた上でおっし...全文を見る
○長島(昭)委員 CSCがアジア太平洋地域をカバーするということ、それから、アメリカの存在は非常に大きいと私も思います。  その上で伺いたいんですが、日本のまさに近隣で原発を利用している中国、韓国、特に中国はこれから三百基つくる、こういう計画があるやに報道されております。今回、...全文を見る
○長島(昭)委員 今回のAPECで、中韓の首脳会談の中で、たしか、日中韓の外相会談をことしじゅうに、年内にやるべきだという話が出たという報道に接しましたけれども、そういう機会を捉えて、外務大臣の方から中韓両国に対して、CSCの意義、今おっしゃっていただいたような意義、そして、それ...全文を見る
○長島(昭)委員 ありがとうございます。  そこで、一つ具体的なODAの事例について伺いたいと思っているんですが、それはミャンマーなんですね。  ミャンマーは軍事政権ではあるわけですけれども、これまでずっと日本が貫いてきた、非軍事といいますか、平和的なODAを旨としてきたわけ...全文を見る
○長島(昭)委員 基礎生活の分野から、今度はいよいよ発展、テークオフしていく、その発展に対して協力をしていきたい、こういうことだと認識をしました。  そういう中で、やはり開発途上国、発展途上国特有の悩みも、発展すればするほど、その負の部分もかなり出てきているというふうに認識して...全文を見る
○長島(昭)委員 日本政府は、ティラワというところ、ヤンゴンの郊外、近郊の非常に広いエリアですけれども、ここを中心に開発支援をしていこうということだと思うんですけれども、橋をつくったり空港をつくったりというハード、プラス、今お答えいただいたようなソフト面の協力というのも日本にとっ...全文を見る
○長島(昭)委員 これで終わります。ありがとうございました。