長島昭久
ながしまあきひさ
比例代表(東京都)選出
自由民主党
当選回数7回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月30日 | 第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号 議事録を見る | ○長島委員 希望の党の長島昭久です。 きょうは、実は、高等教育の将来像について大臣と建設的な議論をさせていただきたいと思ってやってきたんですが、先ほど来の大臣の御答弁を伺っていて釈然としないことがありますので、あえて、前川前次官にまつわる問題について、冒頭にお伺いをしたいとい...全文を見る |
○長島委員 つまり、まず現場の判断を尊重するということが基本中の基本だというふうに今御答弁されたというふうに認識します。 これは、元文部官僚の寺脇さんもコメントを出していますね。教育の内容は市町村教委の責任に委ねてきたことで、役人なら誰でもわかっていると。局長、そういうことで...全文を見る | ||
○長島委員 そこで伺いたいんですけれども、大臣は、この大臣発言の中にも、それから累次にわたる会見の中でも、個別の授業内容について国が調査を行うことは可能である、こう結論づけて、今回の調査については違法性はないんだということで、地教行法の四十八条と五十三条を引用されています。四十八...全文を見る | ||
○長島委員 だとすれば、今回のような、教育現場、カリキュラム、授業のありよう、こういったものに文部科学省が手を出す、介入と言ってもいいかもしれません、これはもう慎重の上にも慎重であらねばならないと思うんですが、大臣、いかがですか。 | ||
○長島委員 まだ、ややがついているので、そこは気に入らないんですけれども。 その上で伺いたいんですが、大臣は、三月十六日の会見で、このような事例は過去にもあった、こういうふうに述べているんですね。例えば、名古屋市の教育委員会の藤井指導室長は、授業内容にまで踏み込んでの質問はこ...全文を見る | ||
○長島委員 今大臣がるる説明されたように、文部科学省が調査をするという事例は極めて異例なんですよ。これも教育関係者がよく述べておられますけれども、一般的に言えば、学校の教育活動が法令に違反している場合、あるいは指導要領から逸脱している場合、あるいは今大臣がおっしゃった、いじめなど...全文を見る | ||
○長島委員 そういうことの懸念があるので、それを判断するための予備的な調査という認識ですか。もう一回お願いします。 | ||
○長島委員 今、高橋局長がるる説明をされましたけれども、恐らくこの部屋の中で十分納得をされている方は少ないんだろうと思いますよ。 例えば、今回私は本当に異常だなとつくづく思っていて、いろいろな方の見解をなるべくバランスよく集めてみたんです。馳浩元文科大臣のブログ、御本人いらっ...全文を見る | ||
○長島委員 林さんらしくない。林さんらしくないですよ。 大臣、やり方に誤解を招くところがあった、こういう認識をされているでしょう。大臣でもいいですよ。局長でもいいですよ。例えば名古屋市の教育委員会に対して、あるいはその中学校の校長に対して、少しやり過ぎてしまったなということで...全文を見る | ||
○長島委員 注意、今後していくのはいいですよ。名古屋市に対して、あるいは名古屋市の教育委員会に対して、悪かったな、今後気をつけるから、こういうことが変な先例にならないように伸び伸びとやってくれ、こういうようなコメントは出していないんですか。全くほっかぶりですか。 | ||
○長島委員 これをごらんになっている方が最終的には判断されることだと思いますが、大臣、一緒に論語を学んだことがありましたよね。過ちて改むるにはばかることなかれ。過ちて改めざる、これ過ちなり。 大臣、やはりちょっとやり過ぎたという意識はないんですか。先ほど、私、前の大臣の発言ま...全文を見る | ||
○長島委員 ありがとうございます。 これは、もう一つのポイントはガバナンスなんですよ。林大臣のもとでの文部科学省のガバナンス。 私は、事後報告だったということもびっくりしましたけれども、しかも、これは三週間後だったんですよね。もう報道で騒がれて、政治家の介入があったかない...全文を見る | ||
○長島委員 この新聞記事ですけれども、ある文部省の幹部はこう言っているんですよ。「前川氏に対する価値判断が入っており、現場を萎縮させかねない。百のことを言われ、五十をやるのも役人の知恵だ。現場を守ることも必要なのに、そのバランスを欠いていたと思う」。どうですか、局長。 | ||
○長島委員 いや、林大臣には、もう本当にガバナンスを回復していただきたいと思います。 片山さんがこういうことを言っていますよ。片山善博さん、元総務大臣。国会議員が官僚に理不尽な要求をすることは、よくあることだ。だが、今回は拒否できなければ、文科相に相談すべき内容だった。私がさ...全文を見る | ||
○長島委員 もう時間がないので、大臣、この問題の最後の質問にしたいと思うんですが、ガバナンスをぜひ回復していただきたいと思います。 これは仮の質問ですが、仮に大臣が事務方の担当者だったら、最初に議員からのこういう話を受けたら、どうされていましたか。大臣も同じような行動をされた...全文を見る | ||
○長島委員 まだ、この問題、いろいろ論点はあるようですから、先ほど城井委員からも御要望申し上げましたけれども、この問題でもう少し突っ込んで議論をする機会を設けていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。 | ||
○長島委員 これで終わりにしますけれども、大臣、この問題は、法令に基づいて行われているから問題がないんだというようなニュアンスのおっしゃり方はもう金輪際しないでいただきたい。これだけやはり現場も含めて大きなインパクト、マイナスのインパクトを及ぼしているということをぜひ御認識いただ...全文を見る | ||
04月11日 | 第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号 議事録を見る | ○長島委員 希望の党の長島昭久です。 きょうは、参考人の先生方、大変お忙しい中お越しをいただきまして、それぞれ大変貴重な御所見を開陳いただきまして、本当にありがとうございます。 冒頭に土肥先生が簡潔にまとめていただいた今回の改正の四つの柱、その中でも、今何度もお話が出てお...全文を見る |
○長島委員 岸原参考人、ありがとうございました。 同じ観点から、土肥先生にぜひお伺いをしたいと思っているんですが、これも私どもがいただいた資料の中に、前回の改正についての御所見が開陳されている文章があって、最後に内閣法制局の壁に阻まれた、そういう趣旨の御発言があったんですけれ...全文を見る | ||
○長島委員 午後の質疑がなかなかやりにくいような、今、参考人の先生の御発言だったと思うんですけれども、竹下参考人にお伺いをしたいと思っています。 先生は、常々、法整備の前に環境整備を、こういうことをお訴えになられてこられたと思いますし、先ほど来のお話も大変興味深く拝聴させてい...全文を見る | ||
○長島委員 竹下先生、ありがとうございました。 最後に、教育現場におけるICT活用の促進について土肥先生にお伺いしたいと思いますが、私、ちょっとこれは腑に落ちない。先ほどもお話でありましたが、有償のものと無償のものがある。ネット配信というのは非常に大事な私はこれからツールにな...全文を見る | ||
○長島委員 ありがとうございました。 これで終わります。 | ||
11月13日 | 第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号 議事録を見る | ○長島委員 新会派、未来日本の長島昭久です。どうぞよろしくお願いいたします。 岩屋大臣、防衛大臣の御就任、まことにおめでとうございます。学生時代から岩屋さんを知る者として申し上げたいことはたくさんあるんですけれども、時間がありませんので本題に行きたいというふうに思います。 ...全文を見る |
○長島委員 そこで、きょうは北朝鮮に対する国連制裁の履行状況についてお尋ねをしたいというふうに思います。 最も直近の事案に沿って質問をさせていただきます。 八月十日、韓国政府は、四隻の貨物船の入港を禁止いたしました。韓国関税庁の発表によると、北朝鮮産の石炭をロシア経由で不...全文を見る | ||
○長島委員 六十一回。韓国政府が入港禁止をした貨物船が依然として頻繁に日本の港に出入りをしているという事実が今明らかになりました。 時間がないので私の方から説明いたしますが、この四隻は、韓国とは関係のない中国企業が所有、運航しております。しきりにロシアと日本との間を往来してい...全文を見る | ||
○長島委員 二つ、河野大臣に指摘をしたいと思います。 まず一点は、二〇一三年三月の国連安保理決議二〇九四。これは北朝鮮の三回目の核実験の後、国連で制裁決議がなされた。それ以来、国連の制裁レジームというのは大きく転換しているんです。後でそれは説明します。 もう一つ、それにも...全文を見る | ||
○長島委員 大臣がそういうおつもりでも、国内法に制約があればそれはできないんです。 今、もう時間がありませんので、たった一つだけ実例を挙げたいというふうに思います。 特定船舶入港禁止特措法、御存じですね。これはもともと万景峰号を入港禁止にするためにつくられた。しかし、その...全文を見る | ||
○長島委員 ありがとうございました。 | ||
11月16日 | 第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○長島委員 新会派、未来日本の長島昭久です。どうぞよろしくお願いいたします。 まず最初に、提案されている給与法の改正につきましては、特段の問題点はないと存じますので、賛成をいたします。 以下、質問させていただきます。 現在、大臣、年末に向けて、防衛計画の大綱、次期中期...全文を見る |
○長島委員 確かに安保戦略については、防衛大臣というよりは、総理、官邸が主導して判断をしているということでございます。 ですから、今細かく防衛大臣を詰めても仕方がないかもしれませんが、せっかくの安保委員会でもあり、防衛大臣の御所見は伺っておきたいというふうに思っています。 ...全文を見る | ||
○長島委員 そこでなんですが、この五年間をちょっと振り返ってみたいというふうに思うんですが、相当変化が激しいというふうに思っているんです。しかも、これは、装備品の更新とか、あるいは今の装備体系を前提にした量的な拡大だけではとても対応し切れないような、実は質的な変化というものが顕著...全文を見る | ||
○長島委員 私も同様の認識を持っているんですが、最大の変化は、やはりアメリカのトランプ大統領の誕生だというふうに思うんです。 昨年の十二月にアメリカの国家安全保障戦略が大幅に修正をいたしました。これも別にトランプ大統領だけが言っているだけではなくて、この国家安全保障戦略という...全文を見る | ||
○長島委員 アメリカの政策も戦略も大きく転換したと同時に、ここへ来て、米中新冷戦かというような状況になっている。火曜日に前原さんが質疑をされていましたけれども、まさにあの十月四日のペンスの演説というのは、一九四六年のチャーチルの鉄のカーテン演説の再来とも言われている。あるいは、レ...全文を見る | ||
○長島委員 そういう意味では、国家安全保障戦略の見直しにぜひ着手するように、大臣の方からもそういうふうに働きかけていただきたい。このことを申し上げて、質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
11月29日 | 第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○長島委員 新会派、未来日本の長島昭久です。 両大臣、大変お疲れさまです。ラスト十分ですから、簡潔に御答弁をいただきたいと思います。 本日の午前中にまた、韓国の最高裁、大法院におきまして新たな最高裁判決が出ました。十月三十日の新日鉄に続いて今度は三菱重工にも賠償命令、こう...全文を見る |
○長島委員 今、大臣から国際法違反というお話がありましたが、幾つか、きょうはそういう意味で確認をさせていただきたいことがあります。 一つは、まさに議論の大前提、国際法、国際条約のことについてでありますが、条約法に関するウィーン条約というものがございます。第二十六条、「効力を有...全文を見る | ||
○長島委員 していますよね。 | ||
○長島委員 批准もしておりますし、韓国の憲法も私は調べてみましたが、韓国の憲法第六条は、我が国の九十八条二項とほぼ同じ、国際法遵守の条文がございます。 したがいまして、ここまで条件がそろえばこういった判決は当然のことながら出てこないはずなんですが、そこで、大事な点をもう一つ確...全文を見る | ||
○長島委員 今、救済されないという説明をされましたけれども、訴える権利は保障されているんでしょうか、個々人が。 | ||
○長島委員 訴える権利はあるんだけれども、その権利は救済されない、こういう説明だと思うんですけれども、じゃ、どこがその救済の義務を負っているんでしょうか、これは日韓の合意の中で。 | ||
○長島委員 いや、ちょっとよく最後がわからないんですけれども。要するに、個人として請求権、訴えることはできる、しかし、それは最終的には裁判所に持ち込んでも救済されないんだ、その根拠は何ですかと聞いているんですが。 | ||
○長島委員 大臣、救済の道義的責任は韓国政府が負うというのが韓国の政府の認識でもあり、日韓間の合意、コンセンサスじゃないんですか。それは、二〇〇五年、盧武鉉政権のときに、これはもう軍事政権じゃなくて民主化された政権ですよ、当然のことながら。このときに日韓協定にかかわる外交文書を全...全文を見る | ||
○長島委員 ですから、それに基づいて、二〇〇七年、二〇一〇年と韓国は国内法をわざわざつくって、そういう方々に対する支援を行っているんですよ。これは確認できませんけれども、恐らく、今回の原告の方たちもこの法律に基づいて支援を受けているはずなんです。 こういうこともぜひ調べていた...全文を見る | ||
○長島委員 ありがとうございました。 |