中谷元
なかたにげん
小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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05月24日 | 第118回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号 議事録を見る | ○中谷委員 ただいまから質問をさせていただきます中谷元でございます。出身地は四国の高知県でありまして、全国でも一番と言っていいほど過疎が進み、地域開発の必要性のある県でございます。 私は、今回の総選挙におきまして、消費税等の中央での政策とともに高知県勢の浮上や地方の活性化等に...全文を見る |
○中谷委員 それでは、高知県の実例を挙げて御説明をさせていただきます。 昭和六十三年度における県民一人当たりの県税の収入は、全国平均が十二万六千三百七十一円に対し、その半分であります六万二千二百三十四円であり、またその分、県債を発行しておりますけれども、その県債の残高が、一人...全文を見る | ||
○中谷委員 地方交付税等によって措置をしていただけるというふうなお答えでございましたけれども、事実、地方の産業経済構造を見てみますと、財政力の弱い地域では中央からの支援によりまして公共事業等を数多く行っておるのが現状でございまして、山間部の市町村におきましては、もはや山林等の手入...全文を見る | ||
○中谷委員 六月からこの件につきましては大蔵省と自治省の間で話し合いが行われるというふうに伺っておりますので、ぜひ頑張って補助率の復元に向けて努力をいただきたいというふうに思っております。 さて、現在、平成二年度の予算が参議院において審議をされておりますが、近いうちに成立する...全文を見る | ||
○中谷委員 本当に地方の経済にいろいろと影響を与えるものでございますので、早期の成立に向けまして当委員会でも努力を重ねていかなければならないというふうに思っております。 次に、新過疎法についてお伺いをいたします。 先刻の当委員会におきまして成立いたしました新過疎法でありま...全文を見る | ||
○中谷委員 最後に、ふるさと創生についてお伺いをいたします。 平成元年度のふるさと創生一億円事業は非常に成果を上げて、我々の住んでいる自治体の市町村でも大変な好評を博しているわけでございます。そこで、平成二年度のふるさと創生の関連施策はどうするお考えなのか、そしてまた、各市町...全文を見る | ||
○中谷委員 ふるさと創生によりまして本当に自発的な地方の時代がやってきそうな雰囲気でございますけれども、今後も地方の活性化のために御尽力をいただきたいと思っております。 以上で質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 | ||
11月06日 | 第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。 イラク紛争から三カ月近くが経過しておりますけれども、この委員会も十月の十八日から開催されまして、連日積極的に御審議が続いているわけであります。今回の議論を通じまして私が感じておりますのは、国際責任といわゆる日本平和主義のバランスの...全文を見る |
○中谷委員 どうもありがとうございました。 それでは、それに対します各国の取り組み方でございますけれども、いろいろな支援の仕方があると思われます。日本国以外の国々では果たしてどこがどのようにどれだけの支援活動を行っているのか、御説明をお願いいたしたいと思います。 | ||
○中谷委員 先ほどドイツのお話をしていただきましたけれども、ドイツは日本と同じように終戦後占領下に置かれておりましたが、新聞報道等によりますと、ドイツも憲法によってNATO圏域以外は派兵ができないというふうになっております。この件について今後見直しを検討するという報道もありますし...全文を見る | ||
○中谷委員 そういった永世中立を宣言した国とかドイツでも非常に前向きな考え方を持ちまして努力をしているわけでありまして、本当に実に多くの国々がイラクの秩序破壊行為に制裁を実行しているわけであります。 そこで私は、この委員会の論戦を通じまして、何かこういったイラク地域の多国籍軍...全文を見る | ||
○中谷委員 いわゆる武力の行使を伴わない範囲、憲法の範囲で協力するというふうな姿勢でありまして、私も大いにその範囲内で協力をしなければならないと考えております。 そこで、果たして日本がどういう形で協力、支援ができるかということを考えていきたいわけでありますけれども、これまで政...全文を見る | ||
○中谷委員 当初は民間に協力を求めたところ、なかなか成果が上がらなかったというふうな御答弁でありましたけれども、そのようなことを背景に、なぜ自衛隊の国連平和協力隊への参加が必要なのであるかということが大きなテーマでありますが、ある政党では自衛官以外のメンバーで協力隊を構成して派遣...全文を見る | ||
○中谷委員 そういう御判断で今回の法案に自衛隊が参加するという趣旨でありましたら、海外的に見ましても非常にお役に立てるような態勢にあると思いますので、積極的に前向きに検討していただきたいというふうに考えております。 また、ある政党では、自衛隊の参加の様態につきまして、併任参加...全文を見る | ||
○中谷委員 自衛官も一つの非常に重要な仕事でありますから、誇りもあれば家庭もある、生活もあるということで、きちっとした身分で堂々と、社会的にも認められる形で世界に貢献できるように、そういった体制づくりをしていただきたいと思っております。 ところで、防衛庁の組織の中には予備自衛...全文を見る | ||
○中谷委員 そのような予備自衛官制度が設けられているということでありますけれども、身分の問題でありますけれども、そういった予備自衛官が平和協力隊に参加した場合には自衛官として認められるのか、そしてまた対外的に軍人もしくは戦闘員として扱われるかどうかについてお聞かせいただきたいと思...全文を見る | ||
○中谷委員 もう一つお伺いしておりますが、協力隊の一員として参加するわけでありますが、対外的に見てそういった予備役の自衛官は戦闘員、軍人扱いになるのかどうかについてお聞かせいただきたいと思います。 | ||
○中谷委員 我が国には予備自衛官制度という、そういった組織も大いにあるわけでありまして、こういった人々は民間の中に入って国を守るという士気のもと、訓練も続けているわけでありますので、こういった組織も検討してはどうかと、私も私なりに考えておる次第でございます。 次に、処遇面でお...全文を見る | ||
○中谷委員 そのいろいろな補償がされているという内容を御説明いただきたいと思います。 | ||
○中谷委員 一般職の場合は理解させていただきましたが、自衛官のような特別職公務員の場合はどうなっているわけでございますか。 | ||
○中谷委員 将来協力隊が出た場合、こういった不慮の事故による死亡というのが大いに考えられるわけでありまして、もし自衛隊員が参加した場合、この事態についでどういうふうな問題点が発生するかという一例として、過去の自衛官の殉職事故について事例を挙げてお話しさせていただきます。 これ...全文を見る | ||
○中谷委員 ただいま御説明いただきましたとおり、消防庁の場合は三百三十万から二千万の範囲、それから警察庁の場合は三段階にわたってそれぞれの段階で補償があるというふうに御説明がありました。自衛官の場合は、先ほど沖縄の事例で御説明しましたが九百万円だったというふうなことでありますが、...全文を見る | ||
○中谷委員 ただいま御説明がありましたようでございますけれども、そのように、同じ災害派遣とか人命救助をして、命をかけてやっている一人の命に係る補償というのがそれぞれの職種でまちまちであるというのも、やる気とか士気の混乱を招くもとでありますので、その点の整備も今後考えなければならな...全文を見る | ||
○中谷委員 御答弁がありましたとおり、その理由の一つにやはり防衛庁におきます身分とか処遇のことが挙げられておりますけれども、要は、これからの我が国の将来を考えてみますと、人のやりたがらないことやきついこととか危険なこと、こういった国家のために必要でありだれかがやらなければならない...全文を見る | ||
○中谷委員 そのような形で積極的に人材確保に努めていただきたいというふうに考えております。 いずれにしましても、今回のこの法案の成立によって人は集まり、組織がつくられるわけでありますが、この法案の審議を通じまして、自衛官だからだめだというふうなことで、今後どのように法案が転が...全文を見る | ||
○中谷委員 問題は、我が国が国際社会の中でどのような評価を受け、どのような声の中に立たされるかということでございますが、これからの日本の将来を考えてみますと、お米の自由化の問題、農産物の問題や、アメリカが非常に今業界が不況になって経済の発展が著しく落ちているというふうに聞いており...全文を見る |