中谷元

なかたにげん

小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回

中谷元の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第120回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○中谷委員 市川、岸本、森先生におかれましては、本日は、委員会におきましてそれぞれ大変御示唆に富んだ御意見を拝聴させていただきまして、まことにありがとうございました。  自民党を代表して、公述人の皆様方に二、三質問をさせていただきます。  まず、市川公述人につきましてお伺いし...全文を見る
○中谷委員 簡潔で結構です。
○中谷委員 どうもありがとうございました。  続きまして森先生に対して、九十億ドルの使い道は軍備費に使えないんじゃないかという反論でございますけれども、九条の私なりの解釈によりますと、九条で禁止しておりますのは国権の発動たる戦争であって、国連の決議に基づく武力行使に協力すること...全文を見る
○中谷委員 以上で質問を終わります。
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
議事録を見る
○中谷分科員 中谷元でございます。  私は、四国の高知県の出身でありますけれども、高知県は林野率が八四%で全国でも最も高く、林業を取り巻く問題が今県民の大きな関心事でありますので、その林業県を出身地とする代議士として、本日は、林業問題を中心に質問をさせていただきます。  県内...全文を見る
○中谷分科員 ただいま御説明をいただきましたが、流域を単位といたしまして、民有林、国有林を通じた流域管理システムという構想で進められておるということでありますけれども、本当にこの構想は人間の生活形態に沿ったものであり、また国土管理の根幹の理念であり、高く評価するものでございますの...全文を見る
○中谷分科員 林道、造林の計画が策定されたということでございますが、本当に喜ばしいことでございます。  ここで、過去におけるその他の公共事業の投資計画をちょっと見てみますと、林業の関係にあるものでは治山事業の場合がありますけれども、この場合、平成三年度の予算における事業費は二千...全文を見る
○中谷分科員 そこで、このたび導入されます森林整備五カ年計画でございますけれども、一つの概念を申してみますと、やはり林道というのは、林業の作業道であるということは当たり前の話でありますけれども、それと同時に、山村における生活関連施設であって、山村生活には不可欠なものでございます。...全文を見る
○中谷分科員 このことは、林野庁だけではなくて、山村において森林等の保全を図るというねらいで、山村振興の見地からも国土庁の方で御努力をされておられるということでございますけれども、国土庁の方が考えておられます山村振興について御説明をいただきたいと思います。
○中谷分科員 同じく森林の保全整備という面では、林野庁も国土庁も目標は同じでございますので、それぞれの市町村の実情に合わせて、市町村単位で好都合なところは市町村単位で、また広域的に都合がいいところは広域的に流域管理ができるように地方のために頑張っていただきたいというふうに考えてお...全文を見る
○中谷分科員 これからこういう第三セクターの動きが始まってくると思いますので、どうか今までの森林組合の労務班なり農協なり従来の組織と新しい世代のこういった会社が共存共栄ができるように、こういう点に配慮して御指導をいただきたいというふうに思っております。  それから、先ほど農林大...全文を見る
○中谷分科員 では、続きまして国有林につきまして幾つか質問をさせていただきます。  第一は、まずこのたび行われました国有林野事業改善特別措置法の改正案に伴う変化でありますけれども、その一般会計負担の見通しについてでありますけれども、国有林は非常に公益的な機能があるという面から見...全文を見る
○中谷分科員 それでは、最後に営林署等の組織の統廃合についてお伺いをいたします。  高知県には馬路村という村がありまして、この馬路村の魚梁瀬の営林署や担当区事務所は、この馬路村における唯一の国の公的機関といってもいいほど大変大きな存在で、住民の多数が営林署に従事している村でござ...全文を見る
○中谷分科員 いろいろと本当に御努力をされているわけでありますけれども、私も、ちょっと乱暴な言い方でありますけれども、国有林が赤字でなぜ悪いのかということでございます。国有林はその五四%が非経済林であると言われておりますけれども、そのような中で経営をうまくしていくことは本当に無理...全文を見る
03月13日第120回国会 衆議院 安全保障特別委員会 第5号
議事録を見る
○中谷委員 中谷元でございます。本日は、自由民主党を代表さしていただきまして、湾岸戦争終了後の我が国の防衛政策等につきまして御質問をさしていただきます。  昨年の八月二日にイラクがクウェートを侵攻したことに端を発する湾岸戦争は、さまざまな面で我が国の有事における安全保障のあり方...全文を見る
○中谷委員 まだまだ戦争の影響が多分に残っているという状況でございますけれども、それでは防衛庁の方にお伺いしたいわけでございます。  今回の戦争によって防衛庁が日本の防衛システムのこれからのあり方という点でいろいろと教訓を得たのじゃないかと思いますけれども、どんな教訓を得たのか...全文を見る
○中谷委員 ただいま長官の方から教訓についてお話を聞かしていただきました。私として感じた教訓を三つ、今挙げさしていただきます。  まず一つは、平時における防衛力というものはやはりきちっと整備しておかないと、クウェートのように侵略を受けてしまうということであります。  第二点は...全文を見る
○中谷委員 今回大いに準備をしなければならないものが多々あるということは教訓として得られたんじゃないかと思います。その中で一番顕著だったのがやはり何といってもスカッドミサイルに対するパトリオットの効果というか、あれがあるおかげで都市の建物や人命の損失が防げたということで、非常に効...全文を見る
○中谷委員 まだ一個群、来年度でもまだ一個群ふえるくらいしかないということで、防空面についての防衛というのがまだ進んでいないようでありますので、大いにこれからも進めていただきたいと思います。  いずれにしましても、これからの我が国の防衛力の整備を考えてみますと、日本は憲法の制約...全文を見る
○中谷委員 大いに今後とも防衛力の整備のために頑張っていただきたいと存じます。  それから、これから第二の教訓として人的貢献のあり方について御質問をさせていただきます。  今回、人的貢献の面で日本は何もしなかったのじゃないかという海外からの声が非常に寄せられておりますけれども...全文を見る
○中谷委員 現在の解釈から、ここでちょっと現実にPKOと照らし合わせてみたいと思いますけれども、国連における平和維持活動の中で監視団と平和維持軍というのがあるそうでありますけれども、その性格、目的、根拠はどうなっているのか。それから、各国における参加される人員の身分、組織、年齢等...全文を見る
○中谷委員 ただいま御説明をいただきましたけれども、私もやはり、PKOへの参加につきましては今後積極的に参加、貢献すべき方向で考えていくと思いますけれども、形だけの参加ではかえって諸外国から不信を招くし、信頼ある組織でやってしかるべきであります。そういう面からいいますと、やはりP...全文を見る
○中谷委員 大いに貢献をしていただきたいと思います。  そして、最後になりますけれども、今回得られた教訓のもう一つとしては、軍事情勢、軍事情報が入りにくいという状況でございますので、今後、外務省、防衛庁はこの筋の情報を入手するために、例えば制服の海外における駐在武官の数とか体制...全文を見る