中谷元
なかたにげん
小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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04月27日 | 第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○中谷委員 中谷でございます。 現在、この国におきましては、無政府状態に近い状態ではないかというふうに思います。細川内閣の総辞職によって首班指名をして二日もたつのに、いまだに大臣が決まっていない、内閣機能がほぼ停止をしているということで、脳死を人の死に例えるならば、この国は今...全文を見る |
○中谷委員 では、そのような状況においてこの法案の審議をさせていただきますけれども、林野庁の方からきょうは説明を求めたいと思います。 まず、保安林整備臨時措置法が制定されてことしで四十年、過去三回延長されてきたわけでありますけれども、そのときどきの保安林の整備の背景と成果及び...全文を見る | ||
○中谷委員 そのような経緯で今回延長したと思いますけれども、現在保安林の整備状況につきまして一体どうなっているかということと、前回の改正におきまして、特定保安林制度を設けて保安林の整備を重点的にやることについて努力をされたと思いますけれども、その成果につきまして御説明願います。 | ||
○中谷委員 こちらの資料によりますと、現在機能低位な民有林の保安林が四十八万ヘクタール存在するというふうにありまして、この制度によりますと、林業収益を期待し得るものについては所有者みずからの林業活動にゆだねることが必要かつ得策であり、森林の所有者がみずから実施する造林等の通常施業...全文を見る | ||
○中谷委員 そういう認識でやられているということは非常に評価すべき点もありますけれども、ことしの白書を読みますと、本当に勇気のある白書だと思います。非常に林業の現状が厳しくて、将来も大変だということを明記をし、山村、林業が停滞しているとも明記をし、また木材産業もこれから設備の廃棄...全文を見る | ||
○中谷委員 森林所有者の努力も必要ということですけれども、現状ではなかなか厳しい面があるということで、森林所有者に期待するのはこれから多少無理があるのではないかなという気がいたします。 そこで、こういう国土保全という意味では、むしろ治山事業で国みずからが対処するという点をこれ...全文を見る | ||
○中谷委員 加えて、保安林整備の中で森林の整備において、努めて林道の整備も不可欠であるというふうに思いますが、この林道整備の目標と達成状況、そしてこの保安林整備制度の法の延長との関連性につきましてお伺いしたいと思います。 | ||
○中谷委員 そのような努力で山の整備をしていただければ大変ありがたいというふうに思いますが、先ほどの白書の話に戻りますけれども、やはり白書でこれほど山にわたりましてそれなりの懸念材料が横たわっていることは事実でございまして、それをやはり乗り越える、あるいはまた足腰の強い分野として...全文を見る | ||
○中谷委員 では最後になりますけれども、今までハード的な面において質問をさせていただきましたが、今度はソフトの面で質問させていただきます。 林野庁の予算を見ますと、保安林の関連予算が約十億ありまして、つまり八百三十万ヘクタールに対して十億円の経費が投じられておりますが、うちの...全文を見る | ||
○中谷委員 お話のように、非常に厳しい中で保安林を整備しなければいけない現状の中で、保安林の重要性とか意義というのは十二分にわかっておりますので、この法案の延長には賛成したいと思います。しかし、林業を取り巻く環境とか地球全体の環境問題で、林業をとらえる考え方等も大きく変化しており...全文を見る | ||
10月20日 | 第131回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号 議事録を見る | ○中谷委員 日米安保関係について質問させていただきます。 先週の十月十四日ですけれども、午後二時三十六分に高知県土佐郡大川村の早明浦ダムにおいて米海軍のA6攻撃機が墜落いたしまして、米国乗員二名が死亡するという事故がありました。それから一週間たつわけでありますけれども、アメリ...全文を見る |
○中谷委員 湾岸戦争のときなどは、アメリカの将校が出てきて、中間報告で刻一刻その状況を世界に対してPRしていたわけでありますが、日本で起こった事故でございますので、当然外務省としても、安保条約を結んだ所管の官庁であるということで外務省にも責任があるというふうに思います。 しか...全文を見る | ||
○中谷委員 しかし、問題はその後の対応なのです。 きのうなんですけれども、この同じ事故のあった上空を米軍の戦闘機がまた低空飛行をしている、こういう事実がございます。昨日の午前十一時三十分、F18ホーネットらしい米軍機が現場を山よりも低い位置で低空飛行をしたということが、現場の...全文を見る | ||
○中谷委員 その調査でございますけれども、当然所管官庁は外務省でございますが、今回現地の調査等を行っているのか、また、今回の事故によって民間に被害も発生する可能性がありますけれども、政府としてはこれらに対してどのように対応していただけるのか、この点についてお願いします。 | ||
○中谷委員 今回たまたま事故が発生しましたけれども、この可能性はもう平成二年、四年前から指摘をされておりまして、その飛行回数にしても、平成二年は五十三回、平成三年は九十一回、平成四年は百九十八回、平成五年は三百八回と回数が大変ふえております。 そして、その飛行の状況も、現地住...全文を見る | ||
○中谷委員 外務省の出先が高知県の山間部にあるわけではないわけですから、こういう点は素直に地元の住民の意見をもう一度よく聞いていただいて、詳細に調査をお願いしたいというふうに思います。 そういうことで、現在、県と地元の市町村においては、住民の生命、財産を守り、平和で安心して暮...全文を見る | ||
○中谷委員 今後ともその方向でよろしくお願いいたしたいと思います。 続きまして、ルワンダの問題ですけれども、私も政府・与党の調査団で行かせていただきまして、現地を見ました。しかし、その現地においては、余りにも不確定要素が多いということで、機関銃を一丁持っていこうが、十丁持って...全文を見る | ||
○中谷委員 それからもう一つ、今の武器の使用は、個人の身体の防護ということで個人の判断に任されていますけれども、何をもって個人の身体の防護というかということですけれども、例えばテントだとか車両、こういう装備が襲われたとき、日本では武器の使用が認められておりますけれども、海外におい...全文を見る | ||
○中谷委員 しかし、常識的に考えると、強盗が来て倉庫から武器をとったり食糧を盗むケースは多々あるわけですけれども、これに対して武器が使えないというのは、格闘して押さえるぐらいしかすべがないということで、武器を持っている盗賊に対して、こういう点については非常にまだ未整備の面があると...全文を見る | ||
○中谷委員 今の段階は若葉マークということで、武器の使用については可能な地域しか派遣をされておりませんが、PKFの凍結解除となれば、今の武器の使用では限界を超えるような非常に危険なところや危険な任務が付与されるということですから、これは私は、武器の使用についてはPKF解除と一心同...全文を見る | ||
○中谷委員 それから最後に、防衛力整備の計画なんですけれども、いよいよ七年度は中期防の最終年度ということです。計画において未達成の部分があるわけですけれども、最終年度を終わるに当たってこの未達成部分をどのように処置をされるのか。 そして、次期防につきましては、予算編成を迎えて...全文を見る | ||
○中谷委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。 | ||
11月02日 | 第131回国会 衆議院 建設委員会 第2号 議事録を見る | ○中谷委員 自由民主党の中谷でございます。 きょうは、村山政権ができて四カ月たったということで、この内閣は自社さきがけの連立政権ということで、特に「人にやさしい政治」の実現のためということを標榜しておりますので、建設行政における人に優しい建設行政ということで、単に産業振興とい...全文を見る |
○中谷委員 今お話をいただきました流れができているんじゃないかというふうに思います。 しかし、最近ですけれども、私の住んでいる四国では、先日JRの駅に車いすのエレベーターの設置を求めるという訴訟が起こっているわけですけれども、先ほどお話のあったハートビル法ですね、これは、この...全文を見る | ||
○中谷委員 いろいろな御努力で、屋内外にそういうお年寄り、障害者向けの介護施設をつくっていただくということは非常に重要なことでございます。事お年寄りの方だと、いわゆるリハビリ施設ということで屋内での治療とかリハビリを行われていましたけれども、屋外にそういう施設をつくっていただきま...全文を見る | ||
○中谷委員 それでは、次の優しさであります環境保全というキーワードからお尋ねしますけれども、今、緑豊かな生活環境づくりの推進ということでお力を入れているようなんですけれども、私も政治家の新人でございまして、金帰火来ということで東京と地元を往復しておりますけれども、やはり地元へ帰る...全文を見る | ||
○中谷委員 緑サンサン・プランということですけれども、さんざんなプランにならないようにしっかりとお願いしたいというふうに思います。 この大綱を読ませていただきますと、いろいろと言葉がありますけれども、都市公園とか幹線道路ということが強調されていますけれども、都市だけではなくて...全文を見る | ||
○中谷委員 続きまして、優しい政治ということで、三つ目のキーワードは安心ですね。安心についてお伺いしたいというふうに思います。 安心となると防災対策なのですけれども、特に昨年は洪水等もありました。ことしも多かったのですけれども、昨年床上浸水が二万三千戸あります。特に、全国的に...全文を見る | ||
○中谷委員 当然、今お答えになったことはだれでも言えることなのですが、特に、この十月には公共投資基本計画というのが発表されました。そういう計画には、国土の安全確保というものが当然盛り込まれたわけですけれども、先ほどお話ししました高知県の伊野町枝川のように、毎年道路とか住宅が冠水す...全文を見る | ||
○中谷委員 よろしくお願いいたします。 加えまして、山間部においても非常に土砂災害が起こっておりまして、平成五年には百七十四名の方が命を落とされております。こういう安全に対する配慮は、公共事業の中でも、人命に関することですから非常に上位にランクすべきものでありますけれども、昨...全文を見る | ||
○中谷委員 それでは、次の優しさのキーワードなんですけれども、今度は公正ということをお伺いします。 地方公共団体の中には、今度の入札制度について、今制度改革の途中でありますけれども、この制度改革を急ぐ余り、一般競争方式の参加資格を厳しく設定し過ぎたり、対象工事の規模を非常に小...全文を見る | ||
○中谷委員 きょうは、優しさ、優しい政治の実現ということで、建設行政についていろいろお伺いしましたけれども、これのほかにも安全、特にソウルで聖水大橋が落下して、我が国の本四架橋とか門司大橋なども大丈夫だろうか。これを管理しているのは道路公団であり、本四公団であって、片や、そういう...全文を見る |