中谷元

なかたにげん

小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回

中谷元の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○中谷委員 ただいまの斉藤議員に続きまして、NTTのあり方につきまして中心的に質疑をいたしたいと思います。  先ほど大臣は、答申を踏まえ適切に処理をし、また尊重するというお話がございましたが、きょうの午後には電気通信審議会のNTT特別部会が開かれ、その答えが出ます。そして、月末...全文を見る
○中谷委員 しかし、その趣旨が、二十一世紀の情報化社会に対する我が国の通信行政のあり方並びにNTTのあり方でございますし、またそれ以上に、実際の通信を使うユーザーだとか国民の、消費者の意見等もよく聞いていただきたいと思います。  そこで、第一に思うことは、現在の業界に対する規制...全文を見る
○中谷委員 その第二次案の中でちょっと一つだけ触れさせていただきますが、その中で接続ルールの確立ということが言われております。これは、今までこの接続を単なる商行為として事業者任せにしていたわけですが、これは事業者の義務であるということで、郵政省にその接続コストの算出のための会計基...全文を見る
○中谷委員 これは、ルールを決めて監視するところが一緒だと、政治の世界も三権分立て、裁判所があって、そこで中立公正にジャッジされるわけでありますので、そうなると、郵政省の全くの独占というか独裁体制で民間がコントロールされるというようなものになりますので、ぜひこの監視機関のあり方に...全文を見る
○中谷委員 そのユニバーサルサービスということですが、現在でも高知県は、PHSのサービスはございませんし、民間放送も民放二局、また公衆電話とか、移動電話すら県の半分以上の地域は通じないという現状でございます。これが西と東に分けられますと、当然、東京の入っている東はもうけるわ、西の...全文を見る
○中谷委員 非常にインターネットとかウインドウズ旋風にあおられている日本の情報産業でありますが、これもやはりアメリカはシンクタンク等があって総合的にプロデュースして、国家戦略として、大統領を筆頭にゴアさんも活躍しております。政府と一体となって民間の情報産業戦略で進めております。で...全文を見る
○中谷委員 いろいろと議論が続いている問題でありますけれども、四、五年前の電話はNTTという時代から今やマルチメディアになって、コンピューターとかいろいろな分野が今日本の情報産業の基幹になっているという点を踏まえて、これからの御議論を続けていただきたいと思います。  私の要望と...全文を見る
○中谷委員長代理 北橋健治君。
03月15日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。  ただいま新進党さんにも御出席をお願いいたしておりますけれども、いまだに出席をいただいておりません。しかし、第一委員室ではいまだに新進党議員が座り込んでおります。中には、靴を脱ぎ散らかして、また横に寝転がっている人もいるようですけれ...全文を見る
○中谷委員 そこで、現在国としても阪神・淡路地区の復興には相当力を入れて対応していただいておりますが、現在におけるこの阪神・淡路地域の復興の進捗状況、並びに、現在新進党の抵抗で予算の成立がおくれておりまして、暫定予算をかなり長期に、一カ月以上組むのではないかという報道もされており...全文を見る
○中谷委員 公共事業の発注を初め、相当な影響が出るのではないかと思います。それ以外にもいろいろと問題点が山積していると思います。  その問題点の一つとして、被災から一年以上たちました、被災者に対する期限つきのいろいろな特例措置も講じておられますけれども、この特例措置の延長等につ...全文を見る
○中谷委員 復興対策につきましては地元住民の要望もございます。また、直接担当している市の行政面の悩みとか限界もございますので、きのうのこの痛ましい自殺を教訓とされまして、この問題につきましては引き続き国としても全力で取り組んでいただきたいというふうにお願いを申し上げます。  続...全文を見る
○中谷委員 今回は幸いにしてほとんど被害がない状態でございましたが、地震はいつ何どき起こるかわからないわけであります。  今、この情報入手につきましては、地元の自治体の情報は消防庁を通じて、また地元の警察の情報は警察庁を通じてというお話がありましたけれども、やはり阪神大震災の教...全文を見る
○中谷委員 私が申し上げているのは、現場の状況が警察官を通じて市町村の役場にも通じ、市町村から県で取りまとめ、県でも検討して警察なり消防庁なりで取りまとめ、それが国土庁に来る、何回も段階を踏まなければいけないうちに、国土庁が真っ先に動かなければならない状況にあるにもかかわらず、非...全文を見る
○中谷委員 そういう場合、特に深夜の場合、限られた人員で情報を集めて、瞬時に上にも上げ、下の情報も把握しなければいけないので、一体、担当者が国土庁に連絡すればいいのか、また官邸に連絡すればいいのか、どちらかやはり優先順位を決めなければいけないのです。理想的には、官邸と国土庁が一緒...全文を見る
○中谷委員 それだけ国土庁長官の地位が上がったということで自覚しなければいけないのですけれども、一般の国民といたしましては、総理大臣もころころかわりますし、国土庁長官も平均して一年ぐらいで交代していますので、問題は、だれがなってもやはり防災体制がきちっと短時間にやっていただけると...全文を見る
○中谷委員 平時とかやや軽い災害ならばそれで対応できると思いますが、阪神大震災のように非常に大きな災害は現地も機能をしていないわけであって、そういう状況で国が援助を行っていかなければならないとなると、やはりそこには、地元がパニックですから、国がしっかりとした権限と、それを行うこと...全文を見る
03月25日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。  昨年は放送開始七十年という節目の年でありましたが、阪神大震災とかオウム関連の事件等がありまして、非常に大きな事件もありましたが、私の感想ですけれども、NHKの報道は、こういった救援とか救助、また捜査に対して非常に取り組み方が基本的...全文を見る
○中谷委員 会長さんの報道に対するお考え、よく理解させていただきました。  現在、NHKには地上波が二局、ラジオが二局、またFM一局、衛星通信二局と、非常に大きなメディアをお持ちでございます。それで、そういう報道等のお考えに基づいて、今後二十一世紀に、そういったくさんのメディア...全文を見る
○中谷委員 現在NHKは二年連続赤字ということでございますが、先ほど言いましたとおり、公共の、我々の生活のために果たしていただかなければならない役割も多いわけでございますので、今後そういうサービス面での充実を図っていただきたいと思います。  最後に、サービスの充実を図るとなると...全文を見る
○中谷委員 災害だとか報道の面におきましてNHKの果たすべき役割は非常に大きいと思いますので、今後とも頑張ってやっていただきたいというふうにお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○中谷委員長代理 以上で北橋健治君の質疑を終了いたします。  続きまして、古賀一成君。
○中谷委員 ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附...全文を見る
04月11日第136回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。  本日は、先ほど御提案がありました防衛庁設置法の一部を改正する案でございますが、この骨子は、自衛官の定数の変更、そして二番目は、防衛大学校に今度は修士課程に相当する総合安全保障研究科ができるということでございます。  実は、私は防...全文を見る
○中谷委員 今御説明がありましたけれども、このニュースソースは何かなというふうに思います。  今簡単に説明がありましたけれども、実は、北朝鮮側は、この非武装地帯に迫撃砲とか無反動も持ってきておる、また休戦協定も破棄ということで、もう既に中国軍がこの地域から撤退をさせられておりま...全文を見る
○中谷委員 この事態は戦後三回目の非常に緊張した行動だというふうに思いますけれども、早速韓国では、アメリカの国防長官とか、また在韓米軍司令官等が集まって、米韓で密接にその情報交換なり対応をして、そして一致した行動をとるということでやっておりますけれども、私は、こういう場にぜひ日本...全文を見る
○中谷委員 今外務省の御見解を聞きましたけれども、恐らく外務省はナイさんの言われる戦略レポートに基づいて日本の外交政策を組み立てていると思いますけれども、本当にそうなのかと私考えてみますと、実質、これはナイさんの言われるのは性善説であって優等生だと思います。ジョンソンさんの言われ...全文を見る
○中谷委員 総論賛成、各論にいきますといろいろ問題があるようでございますけれども、平時は何だかんだ言って仲よくやっていますけれども、要は、一番大事なときに、また相手が困っているときに何をしてくれるのか、そして自分たちが何ができるかという点が問題だと思います。  そこで、具体的に...全文を見る
○中谷委員 ですから、今議論されているということは、日本とアメリカがどれほど今後親密におつき合いをしていこうかというそのバロメーターを今問われているものだと思います。日ごろは仲がいい、仲がいいと言いながら、いざ困ったときにどういうことができるかという論点でございますけれども、いわ...全文を見る
○中谷委員 日本の安全保障体制、特に日米安保ももう五十年を迎えようとしているわけであって、アメリカの方も考えが変わっていますし、周囲の状況も変わっていますし、日本人自身も変わっている中で、日本の国の防衛というと、基本的にはみずからの国はみずからで守る、実際に困っているときに頼りに...全文を見る
05月22日第136回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○中谷委員 TBS問題について質問をさせていただきます。  ただいま大臣がお述べになりましたとおり、五月十七日に郵政省はTBSに対して厳重注意を行われました。この行われた理由がいま一つ報告でわかりませんけれども、この処分を行った基準といたしましては、TBSからの調査報告に基づい...全文を見る
○中谷委員 違反の可能性があるということで厳重注意ということでありますが、今回の調査に対して、その基準となるのがTBSの調査報告でございますでしょうか。郵政省として何か独自に調査したり、検証したり、また審査したり、そういうことはしなかったのか。そういう機関がなかったのか。その裁定...全文を見る
○中谷委員 今回の処分は、その番組の放映以前の問題ということで、特に番組編さんの自由ということで審査されたわけでありますが、しかし、その番組だけではなくて、一連のオウム報道についてももう一つちょっと審査していただきたかったと思います。  仮に、もし早川メモが世の中に出なかったら...全文を見る
○中谷委員 オウムの報道もそうですけれども、特にワイドショーの芸能人だとか、ニュースショーにおける政治家とか、全く名誉とか人権を無視したような報道も続いております。また、それが報道されてしまったらその内容まで踏み込めないというのなら、その後テレビ局に抗議しても全くもう何食わぬ顔で...全文を見る
○中谷委員 それでは、法改正も検討するということでございますか。
○中谷委員 それでは次に、放送法で言う、公安及び善良な風俗を害してはならないということに関連して、ちょっとオウムからはそれますけれども、もう一つの問題についてお伺いいたします。  今、非常に政治不信というか、無党派がいいというふうなムードができているわけでありますけれども、私は...全文を見る
○中谷委員 今回の処分に際して私なりに意見を述べてみましたけれども、本当に、これだけ腹が立つのならばテレビを見なければいいのですけれども、ついついチャンネルをひねってしまう、いわばテレビは魔物だというふうに思います。  私も、忙しくてなかなか家庭には帰りませんけれども、家庭へ帰...全文を見る
○中谷委員 以上で終わります。
06月19日第136回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○中谷委員 去る十二日、阪神・淡路大震災の復旧・復興状況調査のため、兵庫県に派遣された委員を代表して、私から調査の概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、委員長左近正男君、小坂憲次君、濱田健一君、松下忠洋君、増田敏男君、田中甲君、穀田恵二君、そして私、中谷元の八名であります。...全文を見る
12月05日第139回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。  初めて安保委員会で防衛庁の職員の給与に関する法律案を質疑することになりました。私も、以前は内閣委員会ということで、余り勉強していなかったのですけれども、本日質問するということで勉強するうちにわかったことが、防衛庁や自衛官の身分や処...全文を見る
○中谷委員 先ほど説明したとおり、その数が二十五万おります。また、最近はPKOや国際緊急援助隊ということで海外に出る場面も多くなりましたし、阪神大震災等の面で災害に対する備えということで、かなりその勤務範囲も広まってきておりまして、一般職の公務員に比べてその処遇の面で非常に大きな...全文を見る
○中谷委員 先ほど言いましたとおり、非常に特殊な身分でもありますし、特別な使命を持っております。そういう中で、自衛官というのは団体争議権というか団結権は持たされていないわけでありまして、やはりそういう面で処遇の改善が図られなければ耐えて忍ぶしかない、泣き寝入りをするというしかない...全文を見る
○中谷委員 そこで問題は、こういう人勧制度がないということで、では防衛庁の中でチェックできないかということで、防衛庁職員給与制度等研究会というのがございまして、その提言によって昭和六十年から六十二年に行った医療費控除率の実態調査では千分の十六が適正値である、約五十億円余分に巻き上...全文を見る
○中谷委員 そこで、もう一つ問題ですけれども、何ゆえに給与を決める際にその額を控除したのかということでございます。つまり、一般職との均衡ということであれば、一般職の場合は短期掛金が俸給支給後控除されている、それと同様の方式にすべきだと思います。今の方式だと俸給の水準を低下させると...全文を見る
○中谷委員 次に、諸手当の問題に移りたいと思います。  自衛隊もいろいろな手当がございます。寒冷地手当だとか航空手当だとか落下傘による降下手当とか、それぞれの危険な職、また過酷な職に対して手当ができておりますが、そういう自衛隊のいろいろな訓練の中にレンジャー訓練というのがござい...全文を見る
○中谷委員 こういった要求をする場合も、非常に防衛費の枠組みなんかの限られた枠内があって、自衛隊の本来の隊務とか職務遂行に必要な技能をつける訓練でさえもなかなか制約を受けてやってきているわけでありますので、最初に申し述べましたとおり、処遇改善とか身分の向上にかかわる第三者機関、公...全文を見る
○中谷委員 この問題につきまして、きょうは総務庁の方からも来ておられるわけですが、いかがでございますでしょうか。
○中谷委員 最初の問題、自衛官というのは国家公務員の中でどういう位置づけをされているのかという問題に戻るわけでございます。  戦前は、国会議員の中にも少尉出身の方はおられますけれども、少尉は高等官であった。警察官の場合は警視以上の階級にある者が高等官とされていたそうなのですが、...全文を見る
○中谷委員 ほかの省庁の事務次官と比べて低いということを申し上げまして、終わらせていただきます。