中谷元

なかたにげん

小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回

中谷元の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月24日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第4号
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○中谷委員 それぞれ状況が、いろいろなケースもあるわけですから、予測事態と全く異なる事態も出てくるわけでございますので、武力攻撃事態の認定を受ける場合には、その都度国会の承認を得るということになろうかと思います。
○中谷委員 これは法律上の表現の問題でございまして、昨年の議論等を通じまして、武力攻撃事態というのを大変広い概念で定義していた関係で、本来の、今回修正した部分の、おそれを含む武力攻撃事態と区別がつかないという点をかんがみまして、修正をしたわけでございます。  したがいまして、前...全文を見る
○中谷委員 これも前の国会で何度も答弁をしておりますが、日本有事の武力攻撃事態と日本周辺での出来事による周辺事態というのは概念が違うわけでありまして、周辺事態というのは、我が国の安全に重大な影響のある事態ということで、対処をすることによって、日本有事、すなわち武力攻撃事態を招かな...全文を見る
○中谷委員 周辺事態というのは、我が国の周辺におきまして我が国の安全に重大な影響を及ぼす事態におきまして米軍等が行動する場合に、後方支援において、法律で定められた範囲において、武力行使をしない範囲において協力をするという内容でございます。  日本有事に際しまして予測事態というの...全文を見る
05月13日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○中谷委員 ただいま官房長官がお答えしたとおり、認定に至る事実についてはお知らせすると同時に、この事実についても記載するとお話がありました。  法の修正等につきましては、現在、政党間で行われておりますけれども、この対処基本方針の事態の認定について、政府は判断した事実に基づいて認...全文を見る
○中谷委員 この国民保護法制整備本部につきましては、国民の保護のための法制の整備を迅速かつ集中的に推進するために、この設置につきまして修正案に盛り込んだわけでございます。  これは、国民保護法制の意義からいたしまして、国民の権利義務とも密接な関係を有して、検討事項も多岐に及ぶこ...全文を見る
○中谷委員 この五項の規定につきましては、国民の保護法制の整備も当然この方針によって行われるということでありますが、これは、武力攻撃事態への対処において国民の協力が得られることが望ましいという観点から規定をされております。一方、この本部を設置したという点につきましては、先ほど御説...全文を見る
05月14日第156回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第10号
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○中谷委員 せんだっても、アメリカのフロリダで、テロに対する訓練が大がかりに行われておりましたけれども、やはり事前に準備をしておくということが肝要でありまして、政府も、意思決定をいかに迅速にするかということで、安全保障会議、またこの法案で設置をされました事態対処専門委員会等を設置...全文を見る
05月15日第156回国会 衆議院 本会議 第30号
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○中谷元君 私は、自由民主党、公明党、保守新党を代表して、議題となっております武力攻撃事態対処法案、自衛隊法等の一部改正案及び安保会議設置法の一部改正案並びにこれらに対する与党三党及び民主党提出の修正案について、賛成の立場から討論をいたします。(拍手)  申すまでもなく、我が国...全文を見る
05月28日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(中谷元君) 民主党が提案されましたこの国家の危機管理、いわゆる緊急事態に関する基本的な法制につきましては、私もこの法律が必要ではないかという認識は共通するものでございます。また、民主党が言われたように、憲法で規定されていなかった部分を基本法で成立させると、制定すると...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) そもそも、この法律は昨年の五月に国会で議論されておりましたけれども、それから一年たっておりますので、この法律にございました「二年以内を目標」という言葉を「総合的、計画的かつ速やかに」ということに修正をしたわけでございます。  したがいまして、この修正に...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) この基本的人権の尊重につきましては、そもそも日本国憲法で明確に規定されているところでございまして、いかなる法律もこれを侵すことはできないということでございまして、元々、原案におきましても、この憲法の保障する国民の自由と権利が尊重されなければならないと、こ...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○衆議院議員(中谷元君) 今回修正をした部分におきましては、各政党間で基本的人権を尊重するというお話がございましたので、それに基づきまして三条の四項に後段を加えまして、その最大限の尊重について入念的に規定をしたものでございます。  そのときに、基本的人権を守るためには命を守る必...全文を見る
06月25日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○中谷委員 おはようございます。  本委員会に提案されておりますテロ特措法について質問をさせていただきます。  この法律がつくられたのは二〇〇一年の十月でありまして、二十一世紀になった年、そして九・一一の同時多発テロ事件がそのきっかけでございます。ニューヨークの貿易センタービ...全文を見る
○中谷委員 この活動に対する総理の御認識とこれまでの評価を聞かせていただきました。私も同感でございますが、しかしながら、私が今心配をいたしておりますのは、この法案は十一月一日をもって切れるということでありまして、この秋の状況がどうなるか。いろいろと、自由民主党の総裁選もあれば補欠...全文を見る
○中谷委員 それでは、イラク新法の必要性について総理にお伺いをさせていただきますが、私は、日本という国はどういう国かということであります。  GNPが世界の一五%、アメリカは二五%ですから、日米で世界のGNPの四〇%を占めているわけですね。このように非常に影響力のある、責任のあ...全文を見る
○中谷委員 そのように目に見えた貢献をして、世界から尊敬される日本として、しっかりとした貢献ができるようによろしくお願い申し上げまして、質問を終わります。どうもありがとうございました。
09月30日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○中谷委員 法案につきまして質問させていただきます。  この委員会が八月に、インド洋におけるテロ対策支援の現場、また、バグダッド及びアフガニスタンに行ってまいりまして状況を見てまいりました。このテロ特措支援につきましては、四十度を超える酷暑の中、頑張ってひたむきに困難な任務を続...全文を見る
○中谷委員 これまでの活動を継続していくということでございますが、この支援の現場を見ましたら、かなり過酷なところで、出港して半年近く、隊員が洋上生活で、派遣も三度目になるという人もいました。  海上自衛隊のオペレーションとかローテーションがかなりきついと思われますけれども、防衛...全文を見る
○中谷委員 各国それぞれ、国としてできることは精いっぱいやっているということで、バグダッドの市内とか、また、カブールの市内も見ましたけれども、本当にたくさんの国が軍隊を送り、国の持っている装備を持ち込み、可能な限りの支援活動を懸命に行っているわけでございます。  そこで、この法...全文を見る
○中谷委員 おっしゃるとおり、法律の枠内で政府として状況を見つつ対応していくべきだと思いますが、その際の手続といたしまして、派遣をする地域とか活動する内容、こういう基本計画の基本的なところを大幅に変更する際は、国会に対してどう対応をするのか。基本計画を万が一変更する際の政府の考え...全文を見る
○中谷委員 今回の委員会の視察を通じて、各国のテロ対策とか地域の安定に対する取り組みというものをいろいろと見せていただきました。ある国は治安維持のために軍隊を送ったり、また、医療や施設をしている国もあります。また、洋上においては船舶検査に参加している国もありまして、各国それぞれ、...全文を見る
○中谷委員 非常に時代が変化してきておりますが、日本の国際貢献につきましては、やはり、そもそもを考えてみますと、戦後の復興の中で、世界各国から復興に対する支援をもらい、そしてこの地域が安定する中で日本が順調に繁栄をし、国民が幸福になってきたということもございます。これからの国際社...全文を見る
○中谷委員 実際法案が成立して二カ月になります。岡本さんとか官房、外務省、防衛庁のメンバーで調査をしておりますが、しかし、自衛隊で参加している人が三名か四名しかいないんですね。やはり最も大事なことは、安全を確保する上においては、行く人間が現場を見て内容を判断して、部隊の規模、場所...全文を見る
○中谷委員 もう一点官房長官に申し上げたいことは、何のためにイラクに行くかということでございます。  これは法律を作成したときに十分議論をされまして、イラク人を助けるため、イラクの国をしっかりした国にするためということで、やはりイラクのために日本もなすべきことをやろうということ...全文を見る
12月15日第158回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○中谷委員 まず、総理に日本の国益とは何かということをお伺いをいたします。  政治の決定というのは、十年先、二十年先の日本と世界の姿を見て決定しなければならないと思いますけれども、今から十年前、カンボジアという国は四派、ポル・ポト派などに分かれて内戦をし、何百万人の人が虐殺をさ...全文を見る
○中谷委員 ただいま、日本の国益ということを語っていただきました。そして、なぜリスクを持って自衛隊が派遣されるのかということもお話ししていただきました。  私からは補足として、世界の安全保障観が一変してしまったので、単なるイデオロギーとか国と国との国益の対立ではなくて、国際テロ...全文を見る
○中谷委員 では、最後に官房長官に、安全への配意という点で。  安全は準備によって確保されますけれども、この準備は何かというと、防弾ガラスを車にはめるとか、防弾チョッキを着るとか、そういう点の財政的な面で、まだ予備費が出ておりません。したがって、この準備がおくれていると思うんで...全文を見る
○中谷委員 終わります。