中谷元

なかたにげん

小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回

中谷元の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月27日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。  付託されました米軍再編につきまして、質問をさせていただきます。  先日、当委員会理事でグアムの米軍基地を視察いたしました。グアムは、日本から空路三時間半、人口十七万千人、年間百五十万人の日本人が訪れる観光地でありますが、太平洋戦...全文を見る
○中谷委員 この合意につきまして、私は、もう一つの目玉は司令部同士の協調、調整だと思っておりますが、現に横田基地と座間に司令部が参りまして、日米間で協力をしていこうということですが、今回の米軍再編の柱は、この共同作戦、情報共有、共同訓練、基地の共有使用であると考えます。  そこ...全文を見る
○中谷委員 そういう点においてもしっかりとしたお話を進めていただきたいと思います。  今の、テロや大量破壊兵器の時代を迎えて、アメリカ単独ではなかなかアメリカの安全も維持できないという時代を受けておりますが、もうそろそろ日米安保条約も五十五年たってきておりますので、実際に世界の...全文を見る
○中谷委員 目的が何であるかということではないかと思いますが、現にイラクの復興支援におきましては、航空自衛隊がクウェートにおいて、アリ・アルサレム基地において長期駐留をいたしまして、国際活動を行っております。  しかし、グアムにおいては、日米同盟であって、やはりお互いの信頼性の...全文を見る
○中谷委員 現在はまだ導入直後ということで、まだまだ準備しなければなりませんが、来年になりますと、イージス艦のSMDの方がもう配備になりますし、アメリカ自身のイージス艦の部隊も日本海に来る可能性もあるわけであります。  米軍の方は、ミサイルの発射につきましては、もう既に部隊に権...全文を見る
○中谷委員 巡航ミサイルというと、いわゆるトマホークのようなミサイルですが、これは技術的にはやはりPAC3では対処できないと聞いておりまして、現行のPAC2のペトリオットで対処しますけれども、実際に飛んできたときに迎撃ができるかといえば、これはなかなか現場ができる状況ではないとい...全文を見る
○中谷委員 確かに、財政的な問題はあろうかと思います。しかし、国家の安全保障、防衛というのは、いかに国と国民を守っていくかということで、これは、米国の変化に伴う我が国の防衛という観点もありますし、また、GNP比で考えますと日本は一%以下で、ほかの国々に比べて、中国などに比べて比率...全文を見る
05月07日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○中谷委員長代理 次に、阿部知子君。
05月08日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○中谷委員 まず、民主党提案のイラク法廃止法案についてお伺いをします。  私は、四年前、このイラク法案が成立した後、この委員会にもおられますけれども、中川議員、丸谷議員、赤嶺議員、阿部知子議員らとバグダッドを訪問いたしました。  きのうも阿部委員から話がありましたが、そのとき...全文を見る
○中谷委員 この問題は米国でも今議論になっていまして、五月の一日ですけれども、米議会において民主党提出の期限つきの撤退法案が成立をしましたが、大統領が拒否権を行使しまして、イラクにやはり米軍の存在が要るんだということをアメリカ大統領が決断をして決めたわけであります。  それはな...全文を見る
○中谷委員 その考え方も一理あるということですが、しかし、現実の問題として政府や我々は考えなければならないわけであって、現在のイラク政権、そしてイラク情勢の中で、実際に米国も国連もその復興のプロセスというものを立てています。そのためにはイラクの治安というものがどうしても必要であり...全文を見る
○中谷委員 米国も、こういった事態を引き起こしたというか招いたわけでありますので、それは責任があろうかと思います。したがって、米国が撤退するときに、やはり我々としては、一つの考えとしては、イラクの国民から見てもう大丈夫だという時期だと思いますが、やはり我々としても、イラクから見た...全文を見る
○中谷委員 それでは、国連の決議があれば自衛隊はどこへ行って何をやってもいいということですか。
○中谷委員 やはりシビリアンコントロールというのは軍隊を使っていくわけでありまして、今の憲法九条は、もう六十年間の議論で一つのルールができて、それによって自衛隊の活動がされていますが、しかし、現状のままではいろいろ問題点も出ていますので、この点においては、憲法を改正してどうするの...全文を見る
○中谷委員 この問題と、あと、宿舎は六、七人が相部屋で寝起きをしている問題とか、ストレス解消の問題とかありますので、また大いに部内で検討いただきたいと思います。  それからもう一点、外務大臣にお伺いをしますが、陸上自衛隊のサマワの活動においては、非常に自衛隊と外務省がかみ合って...全文を見る
○中谷委員 ありがとうございました。  政府もイラクの復興に努力をされていると思いますが、どうか、原点である理念それから哲学、これを忘れずに、これからもよろしくお願いいたしまして、質問を終わります。どうもありがとうございました。
05月11日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○中谷委員長代理 次に、阿部知子君。
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○中谷委員 提出者を代表いたしまして、本動議について、案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   国際的にも、イラクからの撤退を求める議論が高...全文を見る
10月09日第168回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。  私は、党の安全保障調査会長をしておりまして、ただいまの議論に続きまして質問をさせていただきます。  今、テロ対策は戦争か、もしくは警察活動か海上阻止活動かという質問がございましたが、これをさらに細かく質問してまいりたいと思います...全文を見る
○中谷委員 ありがとうございました。  民主党の小沢一郎氏は、きょう発売の月刊誌「世界」で、公開書簡という形でありますが、インド洋でのOEF、自衛隊の燃料給油活動は、国連活動でもない、米軍などの活動に対する後方支援だと位置づけて、アメリカへの集団的自衛権であり、憲法に抵触すると...全文を見る
○中谷委員 まさに、やめろと言う国はないわけであって、それをもっても、国連決議に違反しているということはないと思います。  では、次のフリップをお願いします。  次は防衛大臣にお伺いしますが、現在、こういった国際的なアフガニスタンに対するテロ撲滅活動を行っておりますが、これに...全文を見る
○中谷委員 海上阻止活動の意義についてはよくわかりました。  では、もう一点、このISAF、国際治安支援部隊、これに参加できるかどうか。  ちょうど小沢一郎氏は、今月号の民主党の機関紙に、党首が、民主党が政権をとった際には、自衛隊をアフガニスタンのISAFに派遣する、国連決議...全文を見る
○中谷委員 政府から現在のお考え方を聞きましたが、私は、自衛隊の隊員の命を預かる防衛大臣、また官房長官として当然のことを言われたと思います。  要は、この話は、国民の皆さんがどう考えるのか。このテロや国際紛争に対して、国連決議があったら、日本人の血を流してまでも、命をかけてまで...全文を見る
○中谷委員 その上においてISAFのことを考えていくと思いますが、野党からこういう御意見があるということは……(発言する者あり)
○中谷委員 この問題について議論をしなきゃいけないということですね。ですから、お互い責任ある政党として政党間協議をしっかりして、このテロ対策においてもISAFにおいても政党間で議論をすべきでありますが、この点について政府はいかようにお考えでございますでしょうか。  政党間協議を...全文を見る
○中谷委員 この問題は憲法にもかかわる大事な問題であるということは私も認識しております。野党も認識していると思いますので、ぜひ安全保障の問題で政党間でお話し合いをしていただきますようにお願いするということについて、政府はどうお考えでしょうか。
○中谷委員 静粛に願います。冷静に議論をしたいと思います。  では、次の問題提起をいたします。  この写真を見てください。
○中谷委員 はい。  では、政府に質問します。  この写真を見てください。これは、二〇〇四年の四月二十四日、日本郵船のTAKASUZUというタンカーが、ペルシャ湾で石油の積み出しをしているためにターミナルに停泊をしていた。そのとき、アルカイダが、犯行声明がありましたけれども、...全文を見る
○中谷委員 最後に、この法律の延長、継続等につきましては国民の理解、協力が必要でございますが、現在、この法律に基づいて供給された原油燃料が別の目的で、法律に基づく目的じゃないところに使われているんじゃないかという疑念が持たれていますけれども、この点につきまして、現時点で、防衛省は...全文を見る
○中谷委員 この点につきましては、今後ともよく説明をいただきたいと思います。  きょう、私が申し上げたいのは、この時点でインド洋における燃料補給等の対テロ支援策をやめるとなると、九仞の功を一簣に欠くということわざがあります。つまり、九仞の功というのは山の高さで、一簣というのはか...全文を見る
11月12日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第12号
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○中谷委員 自由民主党の中谷元でございます。  この委員会でインド洋上の補給支援法案の審議が十月の二十四日から始まりまして、本日まで二十日、審議時間が四十時間を経過いたしております。この間の与野党の熱心な質疑によりまして幾つかの論点が明らかになりまして、これからそれを踏まえて総...全文を見る
○中谷委員 私は、この四十時間近くの審議を通じまして、与党も野党も、外交、安全保障というのは党利党略ではなくて国益を踏まえて考えなければならないということを感じました。この審議が始まって間もなく、福田総理と民主党の小沢代表が党首会談をされまして、何とか理解を得たいということであり...全文を見る
○中谷委員 やはり、国民のことを考えれば、現状を工夫しなければならないというのは、両党首の思いだと思います。  そういう意味で、この党首会談を通じて、小沢党首から積極的な安全保障協議の呼びかけがあったのではないかと私は理解をいたしておりますが、小沢党首が言われましたのは、自衛隊...全文を見る
○中谷委員 長島委員は、もう一つ重要な提案をいたしております。それは、日本政府は、この一三六八を踏まえたとするならば、なぜ海上阻止活動本体、OEFのMIO、これに参加を検討しないのかということであります。  このOEF・MIOの整理は、国連海洋法条約による旗国の同意に基づく合法...全文を見る
○中谷委員 私がお伺いしたいのは、このテロ対策、国際テロ対策に日本がどういう考え方を持って臨むかということでありまして、テロの根拠、根底には、やはり国連決議というものがある。そして、貧困、差別、宗教対立、民族対立があって、先進国が途上国の発展のために取り組む必要がある。我が国には...全文を見る
○中谷委員 そういった考え方をしっかり持ってお願いしたいと思います。  もう一点、日米関係について伺いますが、このテロ対策支援の活動と日米関係、どういった相互作用があるかということが国民が知りたいところであろうかと思いますが、せんだって、アメリカの国防長官のゲーツ氏が来日しまし...全文を見る
○中谷委員 最後に、この法律が国民の皆さんの理解を得るために、きちんと法律どおりに運用されていたかという問題について確認をさせていただきます。  いわゆるイラクへの燃料転用問題でありますが、防衛省は、今回、米艦艇から補給を受けたすべての艦船の検証をしまして、六日に、給油活動に関...全文を見る
○中谷委員 以上で終わります。  どうもありがとうございました。