中谷元

なかたにげん

小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回

中谷元の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月11日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○中谷委員 自由民主党の中谷でございます。  ことしは日米安保五十年ということで、外務省、防衛省両省におきましては、日米間でいろいろな協議また共同訓練なども開催されております。国際関係におきまして、日米安保条約を維持する上において当然日米間の信頼ということが大切でございますが、...全文を見る
○中谷委員 信頼ということでありますから、これは夫婦間もそうでありますけれども、お互いに約束をしたことはしっかり守っていくということが一番大事だと私は思います。  その上でお尋ねしますが、二月十日の宮城県王城寺原演習場におきまして、第六師団四四連隊と米国第一連合大隊が、ノースウ...全文を見る
○中谷委員 処分の内容を聞いたということでございますが、それはどういうロジックでふさわしくないというのでしょうか。  というのは、この連隊長は、確かに信頼してくれということは言っておりますけれども、総理大臣の名前を言っておりません。主語がないわけであります。そして、この日米共同...全文を見る
○中谷委員 この処分というのは法律上の処分ですか、それとも訓令なんでしょうか。  というのは、自衛隊法六十一条によりますと、政党または政令で定める政治目的のために政治的行為をしてはならないとありますが、この連隊長は、政治的行為というものをしたものでもなく、日米安全保障基盤に基づ...全文を見る
○中谷委員 しかし、私も防衛大学校卒業でありますが、今現職で勤務している幹部自衛官は、この教えをよく守って、よき自衛官である前によき市民でありなさいということで、一般の国民のことを常に考えて勤務いたしております。  この隊員、連隊長も、やはり日米共同訓練という、国を代表する非常...全文を見る
○中谷委員 では、この隊員は何か命令に違反をしたというんでしょうか。それこそ、総理の命令どおり、日米安保の基盤を固めるために共同訓練をしているわけでありまして、決して総理の意向に反したと思っておりません。  確かにそういう服従をするということも大事ですが、同時に、恒産なくして恒...全文を見る
○中谷委員 この処分が行われたのは十二日でありますが、その前に大臣は記者会見で、けしからぬというようなことを言っておられたんじゃないですか。  したがって、私が言いたいのは、やはり国を守るために最前線にある自衛官が非常に使命感とそして今危機感を持って夜も寝ないで一生懸命頑張って...全文を見る
○中谷委員 それでは、先ほどの外務省の方針につきまして、外務大臣から伺います。
○中谷委員 では、この報道は事実ではないということでございますか。
○中谷委員 そのとおりで結構だと思います。  やはり日米交渉といいますと、最終的には政治家が責任を持ちますが、それまでの間には、外交官もいれば大使館も介在をし、そして防衛当局も国防省とあらゆる面で交渉をしているわけでありまして、そういった、総合的に人材を活用して成果を得るという...全文を見る
○中谷委員 抑止というと二者間の抑止で結構なんですが、拡大抑止となりますと、それこそ同盟国も含めたお互いの国同士の抑止で、自分の国ではなくて、自分の同盟国が危険にさらされている場合の抑止も考えるということ、そして地域的抑止というのは、同盟国周辺の地域としての抑止力という意味でござ...全文を見る
○中谷委員 それは必要だという認識ですよね。  それでは伺いますが、では、この抑止という立場から、普天間基地の価値そして沖縄の海兵隊の存在ということにつきましてどういう評価をされておりますか、できましたら防衛大臣にお答えいただきたいと思います。
○中谷委員 その前段部分が聞きたいんですけれども、要するに沖縄における普天間基地並びに沖縄の海兵隊の存在がフォワードプレゼンスとして我が国にとって必要かどうかという点でございますが、この点はいかがですか。
○中谷委員 周辺には、尖閣諸島や中国と台湾の問題もございます。そういう意味では、沖縄に海兵隊が存在することは必要だということでとらえてよろしいでしょうか。
○中谷委員 これは大事な問題で、やはり今の米軍再編というのは、あくまでも沖縄の辺野古に移転をするという前提で、いわゆる海兵隊の部隊が沖縄にいるという前提で協議が全部成り立っておりますので、これが仮に県外移転というふうになりますと前提がすべて狂ってくるわけでありますので、大変厄介な...全文を見る
○中谷委員 そういう意味で五月ということで、では、こういう日米間の協議も五月に決着をさせるという意味でよろしいですか。
○中谷委員 現在、政府は複数の案が出たということですが、これは単なる候補地を決めてどうするかという問題ではなくて、最初に申し上げましたとおり、日本の安全保障政策と米国の政策をあわせて考える、いわゆる安全保障の話をあわせてまとめなければならないということでございます。  そういう...全文を見る
○中谷委員 最初にお話ししたとおり、QDRには、同盟国やパートナーへの米国のコミットメントを強化しましょうというくだりに、米軍のフォワードプレゼンス、そして核抑止を拡大するという継続させるコミットメントの結合である新たにつくりかえられる地域的抑止ということについて、パートナー、同...全文を見る
○中谷委員 外務大臣の立場から余り中身についてまだよく検討されておられないようなお話でありますが、防衛省は、この核抑止、地域的抑止については、どう分析をし、どう臨もうとしておられますか。
○中谷委員 この問題は、もう既に韓国とは政治家同士で話し合いがされていまして、ゲーツ国防長官がアジアを回ったときに、日本では聞いておりませんが、韓国との閣僚同士で拡大抑止について話し合いがされております。日本もSSCでこの問題が今協議をされている。十八日にSSCがあったわけであり...全文を見る
○中谷委員 防衛省、今のことについて。
○中谷委員 この新しい通常弾頭は、CSMといいまして、通常弾頭を備えたミサイルですけれども、アメリカ本土から世界じゅうどこにでも、ねらったポイントに対して攻撃できるというものでありまして、これをアメリカが今力を入れて考えているということで、時代は科学技術の進展とともに一歩も二歩も...全文を見る
○中谷委員 実に認識が甘いと思いますね。我が国が核の抑止が必要だと言っている以上、実際に東アジアの有事また我が国の有事の際に我が国を守るためにはどうすればいいのかと考えますと、当然この問題は、解釈が食い違うということで済ませられるわけではございません。  現実的な問題として、確...全文を見る
○中谷委員 違いを明らかにした以上は、この解釈の食い違いという状態は現在も残っているわけでありまして、このアジア周辺の安全保障を考えますと、いろいろな事態が想定をされるわけでありますので、この辺は我が国の防衛政策の一環としてもしっかり考えておかなければなりませんが、この点、防衛大...全文を見る
○中谷委員 そうなりますと、我が国の防衛、安全保障を考えますと、核抑止の点におきまして、いわゆるアメリカの行動に制約をかける状態になってしまいますから、非常に穴があく、空洞的な部分が生じてしまう可能性がございます。  違いを明らかにした以上は、この点、しっかり対応しなければなり...全文を見る
○中谷委員 国会で堂々めぐりという議論がありますけれども、我々は学者じゃなくて政治家でありまして、政治家の場合は、実際に日本の国を守っていく、そして安全を確保していくということをまずやっていかなければならないわけでありまして、そういう意味においては、これまで日本の周辺の地域の安定...全文を見る
○中谷委員 外交的な話でありまして、やはり物事を決める際には、中国との話もそうですけれども、お互いの国の利益をかけて一つに取りまとめをした場合に、お互いの国の読み方、解釈というのがあって、それでずっとやってきたと私は思います。それで結果的に最善な状況になったわけでありまして、では...全文を見る
○中谷委員 したがって、おっしゃることは、国民もそれは知りたいということは理解できますが、外務大臣というのは、実際に日本の外交をこれからどうするか、それから日本の安全保障をどうするかという責任を持っていますので、その最初の話と私が質問した話、これはきちんとお答えを出していただかな...全文を見る
○中谷委員 実際に今の法律で、担当者と話をすると、明らかに法律の制約等がありまして、現状になっております。ほかの国では、病院船を派遣したり、医療においてもさまざまな活動を展開しておりますので、今後さらに、こういった支援におきまして活動が実施しやすいように政府の側に法律の内容の検討...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○中谷委員 まず、普天間問題について質問させていただきます。  鳩山総理は、三月三十一日の党首討論で、普天間基地の代替施設の腹案を持っていると言いました。その後、四月二日、官邸で関係閣僚の協議が持たれましたけれども、外務大臣、防衛大臣も参加をされておりますが、終了後、総理は、こ...全文を見る
○中谷委員 両大臣は非常に慎重に事を進めていますが、総理は本当に言葉が軽いですね。もう閣僚が動いていると明言をされて、それぞれその言葉が関係者に伝わっております。  衆議院の安全保障委員会は、安住淳委員長のもと、三月の十七日、沖縄の現地視察をしまして、普天間の米軍の現地司令官と...全文を見る
○中谷委員 その話がどういう内容で、どういう程度の話かということは非常に重大なことでございます。  総理が閣僚に対して動いてもらっているということですが、私は、手順が少しおかしいのではないかなという気がいたします。当然、アメリカにお話をされる、沖縄にお話をされる。それもまず前提...全文を見る
○中谷委員 本当に、手順について、政府が、もう関係閣僚が動いているということ自体が、話がうまくいくのかなと。やはり政府がそういった動きをする前にきちんと、連立を組んでいる三党が、これでいきましょう、政府はこういう案ですよという了解を得た後に動き始めないと、話をした後でまた変わりま...全文を見る
○中谷委員 その会談の中でも、米側は、今でも現行案が最適だと思っていると言われたと思います。また、米国も、日米の合意に基づいて、いろいろな予算、またグアムの問題も進めているようでありますが、では、この腹案なるものの話はまだアメリカ政府に話していないということでよろしいんでしょうか...全文を見る
○中谷委員 それではお伺いしますが、総理の腹案として言われているのは、まずキャンプ・シュワブの陸上部に六百メートルの離着陸帯、ヘリパッドを建設し、二千メートル級の滑走路のある徳之島に訓練、一部の機能を移転し、将来はホワイトビーチ、勝連に移転をするという案とされておりますが、この案...全文を見る
○中谷委員 現状と比べて、私は、どっちが実現性があるのかと。要は目標は、二〇一四年に普天間基地が閉鎖をされて、普天間問題が一応の決着を得るということでございますが、先日、この委員会で沖縄の普天間の基地を視察しまして、現地の司令官のお話を聞いてまいりました。  そこで得られたのは...全文を見る
○中谷委員 一般論で結構ですが、現実に自衛隊は那覇に航空部隊がありましてヘリの運用をしておりますが、徳之島なども急患の搬送とかいろいろな災害派遣をしておりますが、大体どれくらいかかるんでしょうか。
○中谷委員 私は、委員会で、自衛隊のヘリの場合に沖縄の那覇から徳之島までどれくらいかかるのかということですが、お答えいただけませんでしょうか。
○中谷委員 CH47で結構ですが、そのデータを次回にお答えいただきたいと思います。  次に、普天間基地の司令官は、普天間代替移設の条件として、九千フィート、約三千メートルの滑走路が必要であると申しました。固定翼、回転翼の滑走のため、また国連基地の機能も普天間は果たしております。...全文を見る
○中谷委員 それでは、もう一問伺います。  同じく現地の司令官は普天間施設の性格をお話しされまして、この普天間の機能は、いろいろな事態に備えますけれども、野球で例えると、外野がハワイである、内野がグアムである、それぞれが練習をして試合に臨めるかどうかということで、大事なのは有事...全文を見る
○中谷委員 今の御発言の中で、有事は築城、新田原を使用するということでございますか。では、沖縄の普天間は使わないということでしょうか。
○中谷委員 それにしても、普天間の代替を使ってということですよね。
○中谷委員 その計画も、日米間で共同の戦略目標なり有事の対応を考えてつくられた築城であり新田原でありまして、やはりその機能を果たさなければならないというのが前提でございます。  米軍の運用の場合には、陸海空海兵の四軍が共同で運用されていまして、それによってのいろいろな想定に基づ...全文を見る
○中谷委員 この質問をさせていただく理由は、総理大臣が腹案を持って、それに沿って関係閣僚が動いているということを明言されたから質問しているわけでありまして、その点につきましては非常に大事な問題であります。特に普天間基地機能というのはこの極東の安全保障の一番核となる機能でございます...全文を見る
○中谷委員 では、このキャンプ・シュワブの陸上につくられるヘリパッドというのはどういう役割があると思われますか。
○中谷委員 現にヘリパッドの話がありまして、地元からの大変強い反対によって現状はできていないので、これに関連したのかなと拝察をします。そうでなかったら、普天間基地の機能の一部がキャンプ・シュワブの陸上につくられるというふうに認識をしますが、そう考えてよろしいんでしょうか。
○中谷委員 そういうことでやりとりをしましても、沖縄の皆さんにとっては、本当にどうなるのかなということで、そこが早く知りたいわけでございます。  沖縄の知事と会いまして、このキャンプ・シュワブの陸上におきましては、やはり住民の上空を通過する、騒音の被害もある、また赤土によって環...全文を見る
○中谷委員 政権ができてもう半年過ぎたわけですね。わかりやすく言えば、現行案を否定して、例えば、このレストランで飯を食うのはまずいから外へ出ようやということで、みんなを連れ出してあちこち次のところを当たってもすべて断られているとか、すべて店が閉まっている、どこへ行っていいのか、も...全文を見る
○中谷委員 それでは両大臣に伺いますが、現行案は、非常に困難であるということは両大臣も言われておりますが、全く可能性がなくなってしまったのかどうか、この点はいかがでしょうか。
○中谷委員 ホワイトビーチ案を提案するぐらいなら、私は現行案の方が可能性もあると思っております。  いずれにしても、二〇一四年まであと四年もありませんが、普天間の基地を移転させ、閉鎖させるということが目標でございます。困ったときには原点に戻れと申しますが、原点は何かといいますと...全文を見る
○中谷委員 結果としては、核攻撃を抑止することを唯一の目的とするという文言はないということで、先制攻撃も可能であるという余地を残しておりますが、私は、日本の防衛を考えますと、これはよかったんじゃないかと思います。  というのは、やはり日本の防衛を考えますと核の抑止力というのは必...全文を見る
○中谷委員 これはそのときの政権の話じゃなくて、すべての政権が責任のある話でございます。そういった事態において、これは安全保障問題でありまして、やはり有事に対しても日米間でこの問題を真摯に話し合っておく、そして協定を結んでおく、ガイドラインに入れておくということが必要でございます...全文を見る
○中谷委員 これはやはり今の政権政党が対応して結論を出す責任がまずあると思いますが、我が国の周辺には、中国もロシアも核を保有しておりますし、北朝鮮もそういった動きをしている中で、いかに核の抑止を担保する、そして日本が安全を守っていくかという議論でございますので、ぜひオープンな形で...全文を見る
○中谷委員 世界情勢は非常に将来わからない部分もありますので、この辺はやはり政権政府としては責任のある対応をしていただきたい。状況によりましては超党派でこの問題は議論をしなければならないと思いますので、しっかり対応をお願いいたしまして、質問を終わります。  ありがとうございまし...全文を見る
05月11日第174回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○中谷委員 総理は地球温暖化対策のために国際公約をされておりますが、国家の首脳の発言というのは国際公約でありまして、これは日本の信頼問題であります。しっかり守ってもらわなければならないわけでございますが、これに関連をしてお伺いしたいことがございます。  昨年の十一月十三日、日米...全文を見る
○中谷委員 これは、政権がかわっても約束というのは約束で、今もこの地球温暖化の協定に基づいて法律もつくろうとしていますけれども、これが、政権がかわるたびにくるくるくるくる、いや、違いますというと、国際間の信頼というものはなくなってしまうわけでありまして、特に安全保障というのは、政...全文を見る
○中谷委員 では、アメリカ大統領とは五月中に合意をするという約束をされたということですね。  この決着というのは、確かに地元の了解、合意も必要ですし、その前に政府案を決定しなければ話になりません。あした日米実務者協議が開かれるということでありますけれども、それでは、政府案、いわ...全文を見る
○中谷委員 米国に話をする前にやることがあるんじゃないでしょうか。というのは、連立政権ですから、民主党だけの政権じゃありません。社民党、国民新党、これの合意に基づいた鳩山政権であります。  かつて、自社さ政権というのがありました。総理もその政権の一員でありましたけれども、そのと...全文を見る
○中谷委員 その辺がはっきりしなければなりません。要するに、社民党との連立がある限り、この問題は決着しないと思っております。  そこで伺いますが、この普天間問題の決着を選ぶのか、それとも社民党との連立解消を選ぶのか、そのどちらであるのか、伺います。
○中谷委員 それならお伺いしますけれども、せんだって総理は沖縄を訪問されまして、沖縄の方々に海兵隊のヘリ基地の一部負担もしていただきたいとお願いをされました。そうなりますと、これは社民党は国外と言っているわけでありまして、完全にそれに反対と言っていると、連立政権がまとまるわけはな...全文を見る
○中谷委員 法案に関連してということでありますけれども、ここで法案を審議して成立したといっても、次の政権がこんなの関係ないということでけっ飛ばすと、ここで審議をした意味もないわけですね。そういう意味において、政権というのは、やはり国益のことを考えてしっかりやってもらいたい。そうい...全文を見る
○中谷委員 総理はすべての責任者でありまして、自衛隊のトップにいるわけでありまして、やはりこういった問題におきましては、決して口にしてはならない言葉がございます。特に、日米同盟を結んでいる米軍の海兵隊の存在の力に気がつかなかったというようなことは非常に不見識でございますので、よく...全文を見る
○中谷委員 さきの党首討論で、総理は、十三年かかってくい一本打てなかったじゃないかと言いましたけれども、これは、実に丁寧に地元と協議をしながら一歩一歩合意を進めて、ようやく環境調査までたどり着いたわけでありまして、やはりその間の経緯とか、やってきた方々の努力とか、まして、国のため...全文を見る
05月14日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○中谷委員 まず、外務大臣に質問させていただきます。  現在、上海で万国博覧会が開かれておりますが、行った方々や現地の方々に聞きますと、政府の日本館に日本の国旗が掲揚されていないということでございますが、外務大臣はこの事実を知っておりますか。
○中谷委員 万国博覧会ですから、ほかの国がどうかということでありまして、現地の人とか見てきた人に確認をいたしますと、ほかのパビリオンにはその国の国旗がしっかりと掲げられている、掲げられていないのは日本だけだと聞いておりますが、外務大臣はこのことをどう感じますか。
○中谷委員 それでは経産省に伺いますが、国旗を掲げるべきであるということについて、開幕直後からいろいろと御指摘をいただいたと思いますし、また開幕する前もこの検討が行われたと思いますが、どういう判断で国旗を掲げなかったんでしょうか。
○中谷委員 これは国際博覧会でありますので、各国のことをアピールし、そして紹介するということでありまして、世界の人が日本の国というものを理解する上においては国旗というのは象徴的でありまして、多くの国のパビリオンが掲げているわけでございますので、やはり日本の象徴である国旗をしっかり...全文を見る
○中谷委員 次回というのは、怠慢というか遅いんじゃないんでしょうか。やはり中国で開催をいたしますし、日本の存在を理解してもらうという意味においては、せっかく国旗を掲揚する施設があるわけでありまして、堂々と国旗を立てていただきたいと思いますが、今回そのことを検討されませんでしょうか...全文を見る
○中谷委員 どうもありがとうございます。  やはり国旗・国歌、国旗を掲げるということは国の基本事項の一つのような気がいたしますので、今後、ぜひしっかりと国旗を掲げるようにしていただきたいと思います。  では次に、中国海軍の日本近海における演習についてお伺いします。  四月八...全文を見る
○中谷委員 これはやはり、国民側からすると、一体どういう状態であるのかということは知りたいところでもありますし、中国に抗議する上においても、事実は事実として発表すべきではないかと思います。  そこで、伺いますが、この事案を、四月八日なんですが、当然この報告があったと思いますけれ...全文を見る
○中谷委員 当然このことを官邸や外務省に連絡、報告したと思いますが、大臣が十八時二十分に報告を受けたということですが、官邸と外務省には何時ごろ連絡したんでしょうか。
○中谷委員 ありがとうございます。  きょうは官房副長官もお越しいただいていますが、では、官邸の方はこれを受けて、その後、中国に抗議などを行うというようなことについて官邸内での判断はあったんでしょうか。
○中谷委員 領海侵犯とかこういう場合は、官邸に危機管理の部署がありまして、ここでの判断がまず第一であります。情報収集というのは非常に危険を伴うことでありまして、不測の事態も予測されるということで、現に隊員が大変危険な状況に陥りましたが、では、そのとき特に官邸内では判断をしなかった...全文を見る
○中谷委員 それでは、外務省に伺います。  外務省はこの時点で、四月八日に連絡を受けたということですが、それに対して中国に抗議を実施したのはいつでしょうか。
○中谷委員 もう一度伺います。だれがだれに抗議をしましたか。
○中谷委員 外務省の中の課や部署が対応したということですが、四月八日から十二日というと四日間もありますけれども、この間、一体何をしていたんでしょうか。
○中谷委員 土日を挟んでということですが、本当にこれでよろしいんでしょうか。  まず、こういった警戒監視につきましては自衛隊・防衛省では一年三百六十五日実施をしまして、これはただならぬ事態であるということで官邸や外務省に連絡をしておりますけれども、土日だったから抗議しなかったと...全文を見る
○中谷委員 事実確認と言いますが、こういった事実があったから外務省に連絡をして、しかるべき措置をしていただきたいということで防衛省は通報したと思います。  外務大臣に聞きますが、大臣は、この事実の連絡を受けたのはいつでしょうか。
○中谷委員 異常接近というのは、船からわずか九十メートルですから、ただならぬ状況でありまして、大変、何が起こるかわからないような状況でございます。  したがって、こういった不測の事態を招かないためにも、こういう事実がありましたら、直ちに中国に抗議をして何らかの対応をしなければ、...全文を見る
○中谷委員 これは、国家首脳同士が会談をする中でこの海域の安全メカニズムをつくろうということを話し合ったならば、まさにいい事例だと思います。しっかりと安全保障の取り決めをすることこそ大事なわけであります。  その前に伺っておきたいんですが、中国が太平洋でこういった演習をするとい...全文を見る
○中谷委員 中国海軍がこれまでこのような演習を行ったということは聞いておりません。初めてのケースではないかと思っておりまして、それだけ中国の海軍の能力が向上して、十隻の連合艦隊のようなものを率いて、潜水艦も含めて訓練をしたと思いますが、普通ならば、日本の近海を通って、我が国の領土...全文を見る
○中谷委員 しかしながら、日中間の懸案としてメカニズムをつくろうじゃないかということは首脳会談で話をしておりますし、また尖閣列島付近の我が国の調査においても非常に物理的な妨害行動があったということでありますので、これはやはり双方が何月何日何時ごろどこで何をするかということを通報し...全文を見る
○中谷委員 それなら伺いますが、この海域のガス田の開発は日中間で共同でやっていこうという取り決めでやっていたんですが、こういったことの事業の進捗などはうまくいっていないということですか。
○中谷委員 それなら、この海域の権益というものを守るために、相手の既成事実をつくらないためにも、より一層しっかりと警戒監視をし、不穏な動きがありましたら抗議をしなければならないわけでありまして、その観点で、今回の対応につきましては非常に、四日間も国民も知らないし中国にも抗議しない...全文を見る
○中谷委員 国民の主権のもとに安全保障、外交を行っているわけでありまして、正しいこと、しっかりとした事実、こういうことは、隠ぺいすることなく、やはり国民に対して公表して、国民の意思によって外交というものはあろうと思っておりますので、こういう問題につきましては、ガス田の問題もありま...全文を見る
○中谷委員 いま一つ、五月末に決着をさせるという意思が感じられないんです。これは総理自身が五月末に決着をさせると明言したことでもありますし、特に、四月の日米首脳会談、非公式でありますが、相手のアメリカのオバマ大統領に、五月末に決着をさせますと約束したことでありまして、この約束をか...全文を見る
○中谷委員 まず、外務大臣の責任感に対する意識の欠落ということを感じました。  やはり、五月末でやるということは非常に重いんですよ。今までできなかったからということではなくて、前の政権は少なくとも約束、合意に従って一生懸命やっていましたが、今回は、総理は五月末に決着させると大統...全文を見る
○中谷委員 以上で終わりますが、五月末までにできなかった場合は、しっかりとけじめをとって、責任をとっていただきたいと思います。  以上です。
05月19日第174回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○中谷議員 このことは、ちょうど昨年の今ごろでありますけれども、自公の連立政権、与党におきまして、とことん議論をした上で、やはり法律においてやれることははっきりと、正々堂々と明記すべきであるという結論で設けた項目でございます。  この法律の目的というのは、国連決議に違反して核・...全文を見る
05月28日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○中谷委員 先ほど日米両政府の安保共同声明の発表の説明をいただきましたが、ここにはいろいろなポイントが書かれておりまして、まず、この文書は、二〇〇六年の「「再編の実施のための日米ロードマップ」に記された再編案を着実に実施する決意を確認した。」と書かれております。  伺いますが、...全文を見る
○中谷委員 それでは、この案に書かれておりますV字形滑走路、検証、確認の上、このV字形滑走路に決定されるということもあり得る、排除できないという認識でよろしいでしょうか。
○中谷委員 八月までに位置、配置、工法を完了させるということで、環境影響評価も含めた考察ということですが、環境影響評価などの検討なくして新しい工法とか位置とかいうのは決定ができないと思います。  では、そうしますと、この環境影響評価を再び行わないということでとらえてよろしいので...全文を見る
○中谷委員 しかし、この全体計画を完了させる日が、従来と同じく二〇一四年に普天間の移転を完了させるということも書かれておりますので、今さら環境評価をやり直しますと、少なくとも三年はかかってしまうわけで、この移転が不可能になってまいります。その点は、現行の環境評価をもとに進めざるを...全文を見る
○中谷委員 しかし、普天間のできる限り速やかな返還を実現するということでございますので、新たに環境調査をし直すという意味が本当にあるのかな、現行計画をそのまま実施すればより速く沖縄との話も進んでいくと思いますが、現行計画をそのまま使うことに対して何か障害になることがあるんでしょう...全文を見る
○中谷委員 そうしますと、この合意文書の内容等を聞いて今の大臣の答弁を伺いますと、昨年の八月の時点、連立政権、新政権ができる前の状態、その前に戻ったというふうにとらえてよろしいんでしょうか。
○中谷委員 八月までに工法などを決定するということでありますので、これは政府間の約束として実施をしていただきたいと思いますが、その間、問題はまだまだ残されております。  一つは、連立政権内の意見調整の問題。朝の段階でも社民党は、日米共同声明に名護市辺野古の移設が盛り込まれたら反...全文を見る
○中谷委員 そこには少し解せないことがありまして、何で今の時点で出したのか、なぜ一日待てなかったかということであります。  つまり、政府が案を発表するということは、総理大臣も了解をした案でありまして、当然、閣議了解というか、閣僚全体の一致した合意、了解に基づく政府案ということで...全文を見る
○中谷委員 それはいいんですけれども、閣内で了解がなされていないものを政府の発表ですよということで発表すること自体、おかしいとは思いませんか。
○中谷委員 そうなりますと、非常にいろいろな矛盾が出てくるんですが、きのうの二十七日ですけれども、官房長官が記者会見で、政府の対処方針の方が日米合意よりも重いんだという発言をされました。  つまり、条約と国内法があった場合に、条約と国内法が違った場合は条約の方が国内法を縛るわけ...全文を見る
○中谷委員 これは条約じゃないから、いい加減に考えてもいいんだというような話だと思いますが、それは全く違うんですね。両大臣が向こうのカウンターパートの両長官と会ってそれを約束したことでもありますし、また、政府として公式に、アメリカに対しても、これをやるということを共同で約束した文...全文を見る
○中谷委員 しかし、外務大臣、防衛大臣はこれをアメリカと約束した責任者であり、張本人でありまして、自分の体を張って約束したことは守っていかなければならないと思います。  そういう点で伺いますが、これをより確実なものとするために、日本政府としてこれをしっかり意思決定すべきではない...全文を見る
○中谷委員 やはり政府として決定するかしないかということは非常に大事な問題でありまして、相手国に対して、日本政府の約束ですよということを証明する。現に、これに反対をしたり、できっこないと言う人が閣僚におるわけですから、これは全く閣僚としてはあるまじき行為で、総理が総理の名のもとに...全文を見る
○中谷委員 きょう、この問題は党首会談まで話し合いをされるということですが、しかし、決着の仕方において、二つの文書や二つの意見があったままで決着をさせるということは、非常に相手国に対して、国民に対して、また沖縄県民に対して、さまざまな人に対していろいろな誤解を招きますし、これこそ...全文を見る
○中谷委員 それでは伺いますが、五月末決着ということを政府は約束しておりますが、じゃ、こういった状態で、決着をしたという認識でございますか。
○中谷委員 そのとおりなんですね。やはり沖縄県も、この文書で書かれております徳之島も地元の理解も合意も得られていないということですが、せめて連立政権の合意を得られるということは必要最小限でございますけれども、この連立の合意を得られるかどうかについて、やはりこれは選択だと思います。...全文を見る
○中谷委員 どうも担当大臣としては人ごとのようなとらえ方でありますが、事日本の防衛、安全保障、外交をつかさどる担当者といたしまして、現状のままではこの国の外交や安全保障に非常に障害となる、むしろ、日米間で約束を交わした時点でこのような状態を放置していたままではとても約束が実行でき...全文を見る
○中谷委員 まさにおっしゃるとおりなんですね。やはり総理としては、決断をする、そしてそれを身をもって実行するということが大事でありまして、余り閣内にそれに異を唱える者を抱えたままで政権が続きますと、それこそ、かなえの軽重、総理の力量というものを問われる事態になります。  その一...全文を見る
○中谷委員 私にとっては驚く発言でありまして、国家のために政党があって、政治家がいろいろなことをやっておりまして、やはり政治家として、内閣として、何が大事なのかと。  すなわち、福島さんは閣僚であり大臣なんですね。内閣の構成の一員でありまして、その内閣の一員が沖縄へ行ってこれに...全文を見る
○中谷委員 これは、防衛大臣は日本の防衛、安全の責任者であるという立場で、ましてみずからアメリカとお約束をした責任者であるから伺いますが、国の安全保障にとって、自衛隊という組織がございます。彼らは政治の流れを、発言することはできませんが、それを見ながら国の仕事をしているわけであり...全文を見る
○中谷委員 総理大臣ですから、謙虚さだけで仕事は務まりません。やはりこの国の安全保障の責任者として、この八カ月、この期間は一体何だったのかと、やるせない思いであります。  わかりやすく言いますと、レストランに入って食事を注文して、このレストランは飯がまずいといってお客さんを全部...全文を見る
○中谷委員 全く反省をしておらないようでありますが、覆水盆に返らずという言葉があります。また、閣僚や総理にとって、ここは決断しなければならないときがあると思いますが、私は、その時点は昨年の十二月、十一月だったと思います。その時点で決断しておれば、これほど混乱せずに普天間の基地移転...全文を見る
11月10日第176回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○中谷委員 この件についてまず質問させていただきますが、先ほど、ただいまの内容はお昼のNHKニュースで報道をされました。  海上保安庁長官に伺いますが、あなたは、いつどのような形でこの報告を受けたんでしょうか。
○中谷委員 それではお伺いしますが、報道では、この海上保安庁の職員がみずから上司に申し出たということでありますが、この保安庁の職員の最大の上司は国交大臣であり海上保安庁長官ですが、では、この上司というのは一体だれなのか、そして、海上保安庁長官は本当に全く知らなかったのか、この点に...全文を見る
○中谷委員 朝九時半ごろ聞いたということですが、この予算委員会も開会をしておりました。同僚議員もこの問題については質問をしておりますが、この点についてあわせてお伺いしたいんですが、情報の集まる官邸、きょうは総理大臣、官房長官御出席ですが、お二人は、いつこの情報を知りましたか。
○中谷委員 それでは海上保安庁に伺いますが、九時半に伺った、聞いたと今言われましたが、海上保安庁はだれから、いつ聞いたのか、それと、この職員は何時に船の船長にそういう事実を告げたのか、この点について伺います。
○中谷委員 では、これは、そういう事実をいつ国民に知らせるつもりだったんでしょうか、政府は。
○中谷委員 では、官房長官、この件について官房長官としてはいつお知りになったのか、もう一回伺います。
○中谷委員 警察も自衛隊もこの海上保安庁も、いわば捜査機関なんですよね。組織ですから、当然、下で起こったことは上に報告をする、その報告は官邸に上がる、これは当たり前のことでありまして、この者は上司に正直に言ったんですよ。その上司は正直に直ちに海保長官に伝えたということで、これはい...全文を見る
○中谷委員 それこそ隠ぺいですよ。国民は事実を知りたいし、この国会の場は、我々は国政調査権をもって、そういった問題に政府はしっかり正直に答えろということをしているわけでありまして、今そういう権限をもって私が質問しております。  したがいまして、これは国政調査権での質問だと私は認...全文を見る
○中谷委員 今の発言は、国民の皆さんもテレビを通じて知っているわけですから、やはり一刻も早く組織として、この事実がどうであったかということを国民の前に報告すべきだと思います。  そこで国交大臣、これは人ごとではありません。海上保安庁を監督するのは国交大臣でございますが、大臣はこ...全文を見る
○中谷委員 それはちょっとおかしいですよね。海上保安庁長官が九時半に知っています。なぜ、秘書官もたくさんいるのにその情報が上がってこないのか、全く解せません。  それからもう一回保安庁長官に伺いますが、この職員はいつ上司に申し出をしたのか、もう一回お答えをいただきたいと思います...全文を見る
○中谷委員 ここに民主党の参議院で使ったマニフェストがありますが、このマニフェストの中に情報公開、「外交文書を含めて行政情報の公開に積極的に取り組みます。」「国民の「知る権利」を明記します。」というふうに書かれていますが、これに基づいて我々は国会議員として国政調査でそれを解明した...全文を見る
○中谷委員 この時点で伺いたいのは、上司に申し出をしたのはいつなのか。  第二、それはどこの場所で、その上司に何と申し出をしたのか。  それから、伺いたいのは、流出の時期、ビデオが流出した時期、これがいつなのか。  そして、この職員はどういう手法でこの映像を入手したのか。 ...全文を見る
○中谷委員 とりあえず、きょうのところは、ではいつこの告白を受けたのか、この一点だけお伺いしたいと思います。
○中谷委員 やはり、ここまで来ましたので……(発言する者あり)
○中谷委員 まだ予算委員会も続きますので、後刻、まとまった感じでこの問題は聞きたいと思いますが……
○中谷委員 はい、お願いします。
○中谷委員 この事実は後刻またほかの議員からも問わさせていただきますが、私は、この動機についても、これから明らかになりますけれども、この職員がどうしてこのビデオを流出させたのかという理由も知りたいところでありますが、やはり私は、そもそもこのビデオはなぜ公開を最初にしなかったのかと...全文を見る
○中谷委員 そもそも、これが外交機密というか、大問題になるという判断はされたかもしれませんが、現実にビデオが公開されて、国民が見、中国の当局も見、何か中国からクレームつきましたか。これを見ればわかるんですよ、なぜ逮捕したかと。海の世界の、海事に関する人は、よほど、海の事件の前例も...全文を見る
○中谷委員 これは厳秘と書いておりますが、こういった指定は、これは政府のやるものじゃないんですか。
○中谷委員 大事なビデオだと思っておられるわけでありますので、まさにこれは機密の検討でありますが、そもそもこの国会審議中にそういうものを取り出して見るということ自体、情報管理、官房長官自身も問題があるわけでありまして、これを盗撮とか、マスコミ批判をするというのは当てはまらないとい...全文を見る
○中谷委員 それでは伺いますが、官邸として、情報の保全については法律で強化するということで、法律を前提に検討する、提出するということでよろしいですか。
○中谷委員 何を秘にするかということは極めて大事な問題でありますので、情報の保全については、別の意味でしっかりやってもらいたいと思います。  問題は、このビデオを早期に公開しなかった政治判断、これによって相当混迷し、国益を損したと思いますが、これに関連して、国民の皆さんにぜひ知...全文を見る
○中谷委員 全く理解できません。この写真は我々の同僚が撮ったんですよ。そして、マスコミ、読売新聞も朝日新聞も、自分で飛行機で撮って映像を出していますが、政府にこの写真を見せてくださいと言っても、一枚も見せてくれない、国会議員にも見せてくれない。全く今のこの外交方針は隠ぺい体質があ...全文を見る
○中谷委員 これを公開すると中国と何か問題になるんでしょうか。我が国の能力を知られてまずいところがあるんでしょうか。  つまり、国民の知る権利と民主党も言っておりますが、この写真をもってこういう事実があるということを国民が知るということは、中国がここまで権益を拡大している事実を...全文を見る
○中谷委員 私が思っていることと一緒でございます。  つまり、我が国の防衛は、みずから守るという努力と、そして、早稲田大学の斎藤佑樹投手ではありませんが、大切なものは仲間でありまして、まさに日米安全保障条約におけるアメリカ合衆国でございます。  つまり、日本の安全保障にとって...全文を見る
○中谷委員 これは所得制限を設けずに今やっていまして、マニフェストで公約しているのは二万六千円、工程表によりますと五兆五千億円の財源が必要と書かれております。  では、伺いますが、日本の防衛費、これは幾らでしょうか。答えは四兆七千九百億円でございます。この子ども手当が満額支給さ...全文を見る
○中谷委員 国家の安全保障というのはいわば国民に対する最大の福祉であって、金額的にこういった一兆円ずつふえておって、国防費が、防衛費がどんどん減っているという点について、周辺国で国防費、防衛費が減っているのは日本だけですよね。中国も毎年二けた以上の伸びが二十年続いて、その結果、今...全文を見る
○中谷委員 この点については、ぜひ、財政的な理由であるよりも我が国の国防上の理由で、政府全体で検討していただきたいと思います。  もう一つ大事なことは、総理、先ほど日米安保だと言われましたが、ことし安保五十年ということで、私、大事なことは共同宣言を出すことよりも、自民党時代から...全文を見る
○中谷委員 お話がありましたが、日米関係を維持することは簡単です。決められたことを実行すること、約束を守るということであります。日米安保条約で決められたことをアメリカも守るし、日本も守っていく。  そこで、五月の二十八日に日米両政府は、普天間基地の移転先を辺野古周辺として、具体...全文を見る
○中谷委員 もう今週には日米首脳会談があるんですよね。総理は、この日米合意というものをどう認識しているのか。位置、工法の最終結論、日米間の約束の実現、これについてどう考えているのか。つまり、総理の沖縄に対する認識と理解ということについて、我が国の防衛責任者といたしまして、沖縄に海...全文を見る
○中谷委員 そうですね、日米で約束したことですから。  では、総理に伺いますが、このヘリ移転、辺野古移設を約束したことを踏まえて、内閣のすべてをかけてこのヘリポートを辺野古に移転しなければならない。それを実現するためには、内閣として、何をするのが一番大事なことだと今認識しておら...全文を見る
○中谷委員 驚きました。何という頼りのない発言でしょう。気迫もありません。信念もありません。日米安保五十年ですよ。当時、岸首相は暴漢に刺されてまでこの条約を締結して、国の責任を果たしたわけでございます。  その点で、私は、沖縄の信頼をかち取るには政府の確固たる信念だと思います。...全文を見る
○中谷委員 今の答弁でわかりますように、民主党のこの姿勢ですね、中途半端が一番いけません。アメリカも、あなたの、菅内閣の考え方、行動をじっと見ています。今の態度が、全く沖縄問題を進める気がないというふうに映っても仕方ないんです。メッセージが発せられています。こういう中で首脳会談が...全文を見る