中谷元

なかたにげん

小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回

中谷元の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月14日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○中谷(元)委員 自由民主党を代表し、党としての意見を述べます。  自由民主党は、既に、九条改正の案を党の改正案として決定をいたしております。  現在の憲法九条の問題点は、主権独立国としての国家を防衛する自衛権の記述がなく、我が国を守る国防の実力組織である自衛隊の名称、権限、...全文を見る
○中谷(元)委員 先ほどマイナー自衛権について法制局にお答えいただきまして、ありがとうございました。  私の発言でありましたが、十年以上前の政府見解でございます。結論は、整理すべきであるとなっておりますが、十年以上整理されていないわけでありまして、やはりこの点におきましては、政...全文を見る
03月21日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○中谷(元)委員 憲法の第二十一条一項で表現の自由がありますが、これは、集会、結社、言論、出版、表現の自由は保障するとしております。  これは、自由の権利としては保障すべきですが、一方で、オウム真理教や差別に関する報道、また、今のネット社会で、非常に個人的な批判、中傷、個人の名...全文を見る
○中谷(元)委員 憲法四十七条に、「選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律でこれを定める。」となっておりますが、これに基づいて決めた衆議院の選挙のあり方、民意の酌み上げ方に対して、司法が、最高裁が違憲とか無効とかこれを判定する、決める権利が本当に三権分立上...全文を見る
04月02日第183回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○中谷(元)委員 自由民主党の中谷元でございます。  岸田外務大臣また小野寺防衛大臣初め、両省の副大臣、政務官、また職員の皆様方におかれましては、連日、日本の外交、安全保障政策、また実務につきまして、現場でその職を担っておられまして、本当に御苦労さまでございます。  岸田大臣...全文を見る
○中谷(元)委員 両大臣から、やりたいことについてお話がございました。  小野寺大臣に伺いますが、前任の森本大臣のときは、オスプレイというものを沖縄に配備するということ、また、アメリカとの日米ガイドライン、これの開始をするということで、非常に我が国にとって大事な仕事をされたと思...全文を見る
○中谷(元)委員 それでは、岸田大臣に伺います。  任期中にこれだけはということの中で、今、日本にとって一番大事な外交というのは、中国との関係を正常化させるというか、落ちつかせるということであります。これは、アメリカや東南アジアの国々が非常に日中関係について懸念や心配をされてお...全文を見る
○中谷(元)委員 日中関係においては、私も一月末に訪中する機会がありまして、今の李源潮副主席と話をさせていただきました。日中関係の改善については、非常に中国もその重要性を理解しておりまして、一月の末には公明党の山口代表も今の習近平主席と会談をし、さまざまなルートでその改善が模索を...全文を見る
○中谷(元)委員 同じ話ですが、防衛省も、もう具体的に日中間で本当に調印の寸前までいっておりましたが、現在、この案件について日中間で協議、または合意に向けた取り組みについてはどういう状況なんでしょうか。
○中谷(元)委員 このメカニズムにおいては、北の防衛、北海道においては、長年、旧ソ連、またロシアから頻繁に領空侵犯などの事案がありましたけれども、これは暗黙の危機管理メカニズムができ上がっていまして、双方がいろいろなレベルでこの緊張を抑止するというものができ上がっております。 ...全文を見る
○中谷(元)委員 この問題においては、我が国は非常に密接な関係もありますので、この時期に、北朝鮮当局に対して外交的なメッセージを伝えて、不要の暴発や地域の安全を損なうことではなくて、ともに経済発展をして、北朝鮮の国民に対して、アジアの連携などによって体制を動かすようなメッセージを...全文を見る
○中谷(元)委員 この問題は、まさに日本にとって欠落をした部分でもあるし、憲法解釈においても空白のある部分で、これはぜひ小野寺大臣のときに詰めていただきたい。  というのは、警護出動というのは、九・一一が発生したときに、やはり、テロリストという、国と国との戦いではなくて、ごく一...全文を見る
○中谷(元)委員 次に、海外の邦人の安全確保についてなんですが、ことし一月のアルジェリアの邦人拘束事件で十名の日本人が犠牲になったということを踏まえて、与党では、PTを立ち上げて、三月十四日に、総理大臣に対してその結果の申し入れをいたしました。  その内容等について、二、三確認...全文を見る
○中谷(元)委員 その中で、情報収集体制、これは、ヒューミントとオシントというのがありまして、まず、オシントというのは、公開情報をいかに集めるかということで、これは語学能力を持った人をたくさん確保するということですが、その一方で、ヒューミント、これは日本の戦後の外交、安全保障に一...全文を見る
○中谷(元)委員 邦人の安全対策については、さまざまな面で与党PTとして指摘をいたしておりますので、ぜひこれらの改善をしていただきたいと思います。  以上で終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
04月11日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第5号
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○中谷(元)委員 自由民主党の中谷元です。  前回、憲法審査会で一票の格差に関して発言をいたしましたが、一部のマスコミから批評をされたところでありますので、本日は、その点と、最高裁判所が有する違憲立法審査権との関連について意見を申し上げたいと思います。  憲法四十七条には、「...全文を見る
○中谷(元)委員 国会の弾劾裁判所のあり方についてでございますが、これは立法府である国会で裁判官の罷免や裁判官の身分について審議するところですが、きのうも弾劾裁判が開かれました。  過去の事例では、裁判官や判事の行動について、例えば万引きとか盗撮とか痴漢とか、一般の公務員では懲...全文を見る
○中谷(元)委員 弾劾裁判についてなんですが、先ほど土屋委員の方からも、間違った判決を下した裁判官の懲戒について有効性があるのかどうかということですが、やはり三権分立の相互作用としてはこういったものは必要ではないかと思います。国民には国民審判がありますが、実質、これは機能しており...全文を見る
05月09日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第8号
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○中谷(元)委員 自由民主党の中谷元です。  憲法改正規定の緩和について、自民党の見解を補足いたします。  自民党は、結党以来、自主憲法制定を目標といたしておりまして、今の憲法を改正しなければならないと考えております。国民も、マスコミの調査で、五割、六割を超える人が憲法を改正...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第9号
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○中谷(元)委員 総理大臣や国会議員、大臣などの内閣、また公務員が憲法改正について意見を述べるべきではないという意見がありましたけれども、憲法九十六条に憲法改正の規定があるわけでありまして、これの規定に従えば、内閣総理大臣であろうが、最高裁判所長官であろうが、公務員であろうが、国...全文を見る
○中谷(元)委員 現行憲法の前文は、今の日本人、どれくらいの人が暗記をして言えるんでしょうか。私も何度も何度もトライをしておりますが、読みにくい、なじみにくい。そして、中学生や小学生にとっても難解で、恐らく学校の先生にとってもどう教えていいのやら、その真意も非常に伝わりにくいもの...全文を見る
○中谷(元)委員 自由民主党は議員連盟の活動は自由でありますので、これは、国会議員として、政党として活動しているということで、そういう制限、制約は設けておりません。  また、総理は、のりがあるから安易に憲法改正を語ってはいけないというのはどうなのかな、世界じゅうに、どこにそのよ...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第10号
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○中谷(元)委員 自由民主党の中谷元です。  緊急事態に関しては、自由民主党は、日本国憲法に章を起こしてつけ加えておくべきであると考えます。  国民の生命、身体、財産の保護は、平常時のみならず緊急時においても国家の最も重要な役割です。このため、自民党の草案では、東日本大震災に...全文を見る
○中谷(元)委員 緊急事態に、やはり私権の制限の必要がないという御意見もありますが、実際、事件とか事故とか災害で、被災者にとりましては、一刻も早く救援の手を待っているわけで、その点は、国も地方も、警察、消防、自衛隊など、懸命に被害の拡大の防止とか人命救助をしているわけです。  ...全文を見る
○中谷(元)委員 具体的な事例をということで、例えば、瓦れきの処理に出た警察、消防、自衛官にとりましても、車とか家屋などが散乱していても、所有者を確認しないと勝手に動かせない。そうなりますと、人の命を救うときも時間的なロスがかかってしまいます。  それから、他人の家への立ち入り...全文を見る
○中谷(元)委員 当面問題なのは、裁判官の弾劾裁判所での扱いが、法律上は、裁判官の法律により、職務上の義務違反、職務の懈怠その他の威信を失う非行となっておりますが、これまでの弾劾裁判所の事例を見ますと、一週間の欠勤とかセクハラとか、いわゆる服務的なものまでこういった場で判断を下さ...全文を見る
06月06日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第11号
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○中谷(元)委員 総務省に伺います。  先ほど、民法の未成年に選挙権を認めることは社会的な常識に照らして適当でないと言いますけれども、私は、全く理屈になっていないと思うんですね。未成年者に選挙権を認めることは社会的常識に照らして適当でないとするなら、憲法改正、やはりこれを十八歳...全文を見る
○中谷(元)委員 今の答弁に対して、それでは、憲法改正の国民投票においては、それは一致しなくても支障がないと言うのか。先ほど質問しましたけれども、一般の選挙と憲法改正の選挙、重い、軽いを含めて、その意義について違いがあるというふうに、どう認識しているんでしょうか。
○中谷(元)委員 先ほどから審査会長が文科省に質問をしていますけれども、公選法の基準とかはもう既に示されています。したがって、国民投票法でこの条文が決められて、それが違うから質問しているんですけれども、どうも文科省も総務省も、その判断基準とか事例の研究など、本当にしているのかなと...全文を見る
○中谷(元)委員 その作業をこれから行うということなんですが、では、その作業を行う上において何か政治的な決定が必要ですか。それとも、文科省等の、政府の判断でどんどんやれるのか、しなければならないのか、なぜしないのかという判断については、何か一つの政治的な要素が必要なんでしょうか。
○中谷(元)委員 同じ答弁なんですけれども、この法案では「必要な法制上の措置を講ずる」となっておりまして、この法律ができてからもう三年も四年もたつのに一向に進んでいないというのはどうしてなんでしょうか。何でできないのかなと。  では、検討するということですが、いつごろまでに結論...全文を見る
06月13日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第12号
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○中谷(元)委員 自由民主党の中谷元です。  この二年に及ぶ憲法審査会の審議を通じて、現行憲法を各章ごとに検証し、各党の委員から意見が表明され、真摯に議論ができたことは、大変有意義なことでありました。委員の皆さんの御意見は多岐にわたっております。いずれも傾聴に値するものであり、...全文を見る
10月25日第185回国会 衆議院 本会議 第4号
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○中谷元君 天災は忘れたころにやってくる、これは、戦前の物理学者、寺田寅彦氏が残した言葉です。  台風二十六号において、伊豆大島で大規模な土石流が発生し、全国での死者、行方不明者は四十八人になりました。被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また、大雨の中、連日不眠不休...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第3号
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○中谷(元)委員長代理 次に、後藤祐一君。
○中谷(元)委員長代理 次に、中山泰秀君。
11月11日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
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○中谷(元)委員 内閣提出の特定秘密保護法案、そして民主党提出の情報公開法改正案につきまして質疑させていただきます。  まず、特定秘密保護法案につきまして、この法案の本質は、特定の秘密を取り扱う公務員、それから機密情報に接する外務省、また防衛関連産業などのこういった関係者が、国...全文を見る
○中谷(元)委員 そうなんですね。この法律が適用されるのは、特定秘密を取り扱う公務員、その関係者ということだけで、それは本人の同意を得ていますけれども、その指定をされていない一般の人々が、そういう秘密を、全く意図しなくて、特定秘密と知らずにそういう話をしても罰せられないというのが...全文を見る
○中谷(元)委員 まさに枝野さんは官房長官として、国の危機管理、それから外交、安全保障、それのいわゆる内閣の責任者として活動されましたが、内閣が判断する上において、情報を収集するということが第一で、間違いのない判断をするには、できるだけ多くの情報を得、そして、非常に貴重な、間違い...全文を見る
○中谷(元)委員 さすが官房長官の情報の保全の意識は高いようでございますが、しかしながら、日本はスパイ天国と呼ばれていまして、いろいろな国のそういう情報を探る人がいます。特に狙われているのは国家の機密、特に軍事機密、これは我が国の機密ではなくて、第三国の軍事情報などは狙われており...全文を見る
○中谷(元)委員 先ほど言ったように、秘密保護というのは本当に安全保障の一部で、やはり、情報保全というのはすなわち安全保障ということで、この点においては非常に欠落した部分があるということで、枝野官房長官当時にこの法制化が必要だということで現在に至っておりますので、この法案も大事、...全文を見る
○中谷(元)委員 いやしくも元官房長官で、この国の外交、安全保障を担った責任者でございますので、当然我々が、次の内閣が出した閣法もそれなりの見識と認識を持ってごらんになっておられる。まして、御自分が主宰された報告書からできた法案ですから、それだけの認識を持って見ていただきたいと思...全文を見る
○中谷(元)委員 私が聞いてもよくわかりません。イメージが湧きません。  ですから、法案審査ですから、これを国民の皆様方に説明する際に、法案が通ってから審議委員を選んで運用を決めますというのではなくて、ある程度、法案が上がる前に、大体このラインで政府が指定の運用を考えているとい...全文を見る
○中谷(元)委員 ぜひ、その内容をできるだけ与野党の審議の中でもわかりやすいような形であらわしていただきたい、また努力していただきたいと思います。  次に、枝野さんに伺います。  この情報公開法なんですけれども、要は、これは秘密保護との関係でいきますと、公務員が抱える、逸脱行...全文を見る
○中谷(元)委員 枝野元官房長官時代にそういう意識で取り組んでおられたということで、では、役所内に、どこかに組織をつくるというのも一つの課題であるというふうに述べられました。  森大臣に伺いますが、それをチェックする組織のようなものをつくったり、今第三者という話がありましたけれ...全文を見る
○中谷(元)委員 チェック機関のあり方というのはこの法案の大きな課題ですから、それは今後とも検討いただきたいと思います。  そこで、公開の年限ですが、今大臣からお話がありましたように、三十年。三十年たったら、内閣で精査、判断した上、原則はそれで廃棄という認識なのか、それとも、そ...全文を見る
○中谷(元)委員 勝手に廃棄されないという確認はいただきましたが、私が質問したのは、廃止されるかどうか、特定秘密が廃止されるんですかという……(発言する者あり)解除ですね、解除されるんですかという質問だったんですが。  私は、全て原則解除となりますと、例えば暗号の情報とか通信の...全文を見る
○中谷(元)委員 申しわけないではなくて、官房長官をやられた方が答弁席に座っておられますので、やはりそういう経験を聞かせていただきたいし、また思い入れもあると思いますので、その点、特定秘密文書、そういうのは元官房長官としてどうお考えなのかなという点でお伺いをしております。
○中谷(元)委員 それでは伺いますけれども、今まではこうだったということで、今までは防衛秘密しかなかったんですね。一般の公務員の公文書の守秘義務等の行政事務、公文書というのはありましたが、こういう秘密の取り扱いには、法的には、防衛秘密と、MDAという日米間の法律がございましたが、...全文を見る
○中谷(元)委員 引き続き質疑させていただきますが、次に、立法と行政の関係なんです。  特定秘密になりますと、当然、防衛大臣、副大臣、政務官、それに接する機会、可能性はあるわけでありますが、これは一般公務員には十年の罪がかかりますけれども、各省の大臣、副大臣、防衛政務官など、そ...全文を見る
○中谷(元)委員 それでは、立法の、国会との関係についてお伺いをいたします。  この特定秘密の内容、これは国会でもやはり議論をしなければならない。例えば、防衛出動がかかりました。それを国会で認めるか認めないか、承認するかのようなこともあるかもしれませんし、この委員会でそういった...全文を見る
○中谷(元)委員 これは、本当に国会がそれだけの責任体制をつくっているかということで、今の状態で出しますと、国会議員がこれを知った場合に、しゃべったらどうなりますか。
○中谷(元)委員 それとあわせて伺いますが、国会法の百四条に、求めに応じて出さなければならないんですが、今そうお答えになりましたけれども、出さないときに、その理由、例えば、国家の重大な利益に悪影響を及ぼす旨の声明、政府声明があった場合には、報告、記録を提出する必要がないとされてお...全文を見る
○中谷(元)委員 確認ですけれども、それが明らかになって国に重大な影響を与える場合でも出すということですか。
○中谷(元)委員 この法律では、その立法措置というのは担保されていますか。
○中谷(元)委員 それでは、立法でその措置を求めるという内容の法案というふうに受けとめてよろしいんでしょうか。
○中谷(元)委員 国会で御議論をということですが、また枝野元官房長官に伺いますけれども、国会においてこういった情報提供を取り扱う場合には、まさに、国会においてその情報を取り扱うような仕組みと、それを知り得た議員に対する法的な措置、すなわち罰則、こういうのも科さなければならないと私...全文を見る
○中谷(元)委員 一つだけ。では、個人的思いで結構ですが、罰則、それに対して公務員は十年という罰則をとって縛られています。私は、国会議員といえども同じ、秘密は秘密で、これは世に出たら大変な重大な事態を招くわけでありまして、国会議員だからこそ、これは公務員に倣って罰則をつけるべきだ...全文を見る
○中谷(元)委員 枝野議員らしからぬ歯切れの悪い答弁ですが、やはり国会でこういう重要なことも議論できるような国会にしなければならないんですが、現実には、大事な問題は提供されません。それはなぜかというと、罰則がかかっていないことが私は原因の一つではないかと思っておりまして、やはりそ...全文を見る
○中谷(元)委員 これは与野党でやはり議論すべきことだと思います。  それでは、最後に、報道の自由の確保ということで、公明党と修正をいたしまして、知る権利、また報道の自由、それから、この報道の自由の中で、法案に「著しく不当な方法」、これはもちろん法律を逸脱する行為と並び立つもの...全文を見る
○中谷(元)委員 この点は公明党の修正要求ですので、次の質問者の大口さんにその件も説明していただきたいと思います。  きょう、私が日ごろ国民の皆さんがこの法案に対して疑問に思っている点を、内閣の提出者、そして野党の枝野さんを中心とした提案者にも説明を求めましたけれども、まさにこ...全文を見る
11月12日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
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○中谷(元)委員長代理 次に、後藤祐一君。
○中谷(元)委員長代理 森大臣、よく説明をしてください。
○中谷(元)委員長代理 その前に、森国務大臣、もう一度先ほどの御質問にお答えください。
○中谷(元)委員長代理 事務方、説明できますか、各省ごとの違いがあるかどうか。  速記をとめてください。     〔速記中止〕
○中谷(元)委員長代理 速記を起こしてください。  それでは、この件は、通告がないということで資料は現在ありませんので、質疑を続けてください。
○中谷(元)委員長代理 後刻、理事会で協議をいたします。
○中谷(元)委員長代理 日米協定に関しますので、小野寺防衛大臣。
○中谷(元)委員長代理 この法律の提案理由ということでございます。森国務大臣、しっかり答えてください。
○中谷(元)委員長代理 静粛にお願いします。
○中谷(元)委員長代理 物的な管理の強化についてという質問ですけれども、森国務大臣。
11月21日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第17号
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○中谷(元)委員 自由民主党の中谷元でございます。  連日、この委員会で、特定秘密保護法案、民主党提出の法案の審議をいたしておりますけれども、この審議を通じまして数々の論点について質疑をさせていただきました。  その論点の中で大きな論点の一つといたしまして、政府の秘密の指定、...全文を見る
○中谷(元)委員 では、以上を前提といたしまして、具体的な点について伺います。  この法律の十条の柱書きにおいて、政府案では「提供することができる。」となっておりますが、この点は、自由民主党は現在、日本維新、みんなと修正協議を行っておりまして、提供できる、この点を、提供するもの...全文を見る
○中谷(元)委員 尊重ですが、我々が言うことについてどう思いますか。
○中谷(元)委員 これは、我々の考えと同様だという意味ですか。
○中谷(元)委員 次に、民主党とも現在政策協議をいたしておりますが、本法の十条一号には「政令で定める措置」とありますが、先ほど申し上げました国会の自律権との関係を念頭に置いた場合に、政令で定める措置とは一体具体的にどのようなものをお考えでしょうか。
○中谷(元)委員 ありがとうございます。  そのような一般的、抽象的なものであるなら、少なくとも国会においては政令に委ねる必要はないのではないか。  したがって、例えばこの「政令で定める措置」の下に、イに挙げる業務にあっては国会で定める措置と規定しても、その後段において、我が...全文を見る
○中谷(元)委員 ただいま答弁で確認をいたしましたけれども、具体的な保護措置については国会において検討いただくものというふうな答弁だと思います。  この政令措置はあくまでも一般的、抽象的なものにすぎずに、原則は、私が述べたとおりに、保護措置は国会が自律権に基づいてみずから定める...全文を見る
○中谷(元)委員 ありがとうございました。大事な点でございますので、確認をさせていただきました。  次に、民主党提出の行政情報適正管理三法案について質問をさせていただきます。  まず、政府提出の法案に対して対案を出されたということにつきましては、民主党の姿勢に対して敬意を表し...全文を見る
○中谷(元)委員 現状においても、日本に情報を出して大丈夫かという国が現にありますので、やはり国家として、こういう基準で、こういうルールで秘密は保持されているという枠は必要でございますので、この点は御検討いただきたいと思います。  次に、法案の中で、我々の法案の適性評価、これが...全文を見る
○中谷(元)委員 次に、法律は、適格性確認の苦情において、その申し出先を委員会としております。  しかし、この委員会というもの、後ほど質問しますけれども、適性評価の実施に当たって取得する個人情報、これを入手する必要がありますが、個人のプライバシーにかかわる個人情報を第三者に提供...全文を見る
○中谷(元)委員 続きまして、次の情報適正管理委員会設置法案、いわゆる第三者でチェックをしましょうという法案でありますけれども、この情報適正管理委員会というのは過大な権限があると思うんですね。  この委員には非常に政治的な任用がされて、適格性審査を経ることもなく、国会で任命され...全文を見る
○中谷(元)委員 それでは次に、この委員会の役割の中で、特別安全保障秘密を見るわけですね。それがいいか悪いかという可否について調査をするということですが、例えば防衛省の画像なり電波の状況なり、それが適正かどうかを判断するには専門的な知識や経験を有するかという問題でありますが、これ...全文を見る
○中谷(元)委員 これはもっと検討が要ると思うんですが、もう一問。  法律によりますと、この委員会の委員の秘密漏えいの罰則、これは一年となっております。国家公務員の現在の規定と一緒なんですが、これは特別安全保障秘密の適正な管理法の罰則より低くなっていますけれども、同じ資料を見て...全文を見る
○中谷(元)委員 それでは最後に、第三の法律であります現在の情報公開法の改正について。  これは知る権利ということが基本に据えられていますが、現在は、最高裁の判例で、認知されたというふうには至っておりません。本法に規定される知る権利というのは、どのような法的性質を有しているのか...全文を見る
○中谷(元)委員 次に、五条の五号、これは、不当に国民に混乱を生じさせるおそれのある審議、検討情報ということで、現行法においては、不当に国民に混乱を生じさせるおそれのある審議、検討情報について不開示情報として規定をいたしておりますが、提出法案ではこれが削除されております。  こ...全文を見る
○中谷(元)委員 ちょっと答えが抽象的な感じがしますが、しかし、本規定を設けた趣旨は、例えば特定物資が将来不足するということが見込まれる場合に、政府として、取引規制が検討されている段階でその検討情報を公にすれば、買い占め、売り惜しみ等が起こるおそれ、いわゆる不安ですね、そういう場...全文を見る
○中谷(元)委員 それでは、最後の質問なんですが、一番の売りでありますインカメラ、これの審理手続であります。  これは、憲法の裁判の公開原則との関係で例外規定になると考えられますが、憲法の例外規定については極力限定されるべきであり、慎重な検討が必要であると考えます。  今回、...全文を見る
○中谷(元)委員 ありがとうございました。  今回の閣法の審査においては、当然、守るべき秘密と公開すべき秘密情報という両面の検討が必要でありますが、民主党はそういう意味では五つの法案に分けて提出をされておりますが、今回の論点とは非常に共通する部分がありますので、今後とも政策的な...全文を見る
11月25日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第18号
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○中谷(元)委員 ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  第一に、安全保障の定義及びこれによる特定秘密の範囲の限定についてであります。  「安全保障」を「国の存立に関わる外部からの侵略...全文を見る
11月28日第185回国会 衆議院 憲法審査会 第1号
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○中谷(元)委員 今回訪問したドイツ、チェコ、イタリアの三カ国は、いずれも憲法裁判所を設置していました。憲法裁判所は、司法機関であると同時に、国民代表機関である議会が制定した法律について、場合によってその有効性を否定するような判断をすることもあるために、政治的な性格を有する機関と...全文を見る
○中谷(元)委員 まず、小池委員からの御質問ですが、こういった解釈は、立法府や連邦政府が勝手に決めてはいけないという認識のもとに、憲法裁判所が判断をいたしているという説明がドイツのヴィット係官という方からありました。  私、EUの統合と憲法違反ということで質問をしましたけれども...全文を見る
○中谷(元)委員 もう一点、長妻委員からの御指摘に関連しまして、ドイツでは、人間の尊厳、民主主義、法治国家、連邦制などの根幹が改正できないという永久条項、永久禁止条項というものがございます。  戦う民主主義という理念を持っておりまして、法治国家、民主、自由な秩序に対する危険を排...全文を見る
○中谷(元)委員 その条項は、削除したのではなくて、一度しっかりと規定をした条項の二度目の使用でありますので、それは一つの条項にまとめて使っております。基本的人権は生きておりますので、誤解のないようにお願いしたいと思います。
11月28日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第9号
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○衆議院議員(中谷元君) ただいま議題となりました特定秘密の保護に関する法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明申し上げます。  第一に、安全保障の定義及びこれによる特定秘密の範囲の限定についてであります。  安全保障を「国の存立に関わる外部からの侵略等に対して国家...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) この点は日本維新の会の方からの御提案で修正協議で協議されましたが、片や国家が保有する情報を流すという点と、恣意的に、各省庁が特定秘密を指定しておりますので、それが正しいものであるのか監察をするようなものをつくる必要があるということでございまして、総理も答...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) そもそも内閣総理大臣というのは各省を総理、監督するということでありまして、各省において直接指示をしたり是正を求めるという点につきましては、みんなの党の提案によりましてそれを法律で明確にした点でございます。  ただ、総理がその判断に資するために内閣の中に...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 総理が御答弁した内容の中に米国が運用しております情報監察局というものがございまして、これは大統領の直属の機関であったり、また公文書館の中である組織等もありますので、第三者機関という中でどのようなものが検討されるかどうか、これはこれから検討されるということ...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) はい。これは維新の御提案でございまして、その独立した第三者的な機関というものが、公文書館のような外につくられてそれが監察を行うというものか、内閣の中に、総理の下にですね、一つは情報組織として収集、分析、活用する機関がありますが、その情報が適正であるかどう...全文を見る
11月29日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第10号
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○衆議院議員(中谷元君) 私、衆議院議員でございまして、参議院のことに関しましては答弁を控えさせていただきたいと思っております。
○衆議院議員(中谷元君) 米国におきましても、省庁間の情報保全をチェックするために委員会があったり、また公文書館の中に情報保全の適正委員会、適正の組織もありますので、他国でもそういう形で適正な運用がされているかどうかチェックされていますので、そのようなものを参考に検討するというこ...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 附則九条によってこの法律の適切、適正な運用をチェックする方法を検討するということでございます。目的というのは、その情報を検証し、そして監察をするということでありまして、どのような組織が適切かどうか、これは政府で検討されると思います。
○衆議院議員(中谷元君) これは本則の十八条と附則九条との関係でございますが、我々衆議院段階で、みんなの党そして日本維新の会とこの修正協議、そして民主党の皆さんも、民主党の出された対案につきまして政策協議をしておりました。この中で、当初は総理の、一元化というか、総理がリーダーシッ...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 本則の十八条におきましては、内閣総理大臣がそういうものをまとめるという、指揮監督をするという権限の規定でございます。附則九条というのは、チェックをする、言わば各省が行っているこの指定が正しいものであるかどうか、それをチェックする機関を置くということでござ...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 先ほどこの経緯をお話をいたしましたけれども、日本維新の会、また、みんなの党と協議をしている間に、最初の、当初は我々が、内閣総理大臣が有識者会議の意見を聴いて、まず統一基準の案を作成して閣議決定をする、そして、実際の運用が統一基準に従っているかどうか内閣総...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 内閣総理大臣というのは内閣の全ての責任を負うわけでございまして、この情報に関しましては、そういった恣意的な指定が行われているかどうか、先ほどお話をいたしましたけれども、十八条においてこれを指導するような責任があるわけでございます。だから、そういう意味にお...全文を見る
12月02日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第11号
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○衆議院議員(中谷元君) テロリズムという定義はこの法案の条文に書かれているとおりでありまして、通常、法律に従ったデモというのはテロに該当しないと考えております。
○衆議院議員(中谷元君) 私の立場からいたしますと、テロリズムの定義というのはこの条文に書かれたとおりでありまして、特にその適用等につきましては、結果として人を殺傷して、又は重要な施設その他の物を破壊するための活動ということでございます。  したがいまして、通常、我が国の法律等...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) この法律の目的は、特定秘密の指定、その管理を定めるものでございますが、目的の中で、安全保障という中でも「国の存立に関わる外部からの侵略等に対して国家及び国民の安全を保障する」というふうに定義をいたしております。  今から十二年前にニューヨークで九・一一...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 我が国におきましても地下鉄サリン事件が起こりました。これは、国際的に見ても生物化学兵器が使用された殺傷行為でありまして、断じて許すわけにはまいりません。したがいまして、私たち、国内においても外国のテロリスト、またオウム真理教の事件のような事態も起こり得る...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 経緯からお話をしますと、法案の修正につきましては、みんなの党、そして日本維新の会からいろいろと御提案をいただきました。十八条につきましては、先ほどみんなの党の修正者からお話がありましたように、総理のリーダーシップという観点で修正をいたしましたが、しかし、...全文を見る
12月05日第185回国会 参議院 国家安全保障に関する特別委員会 第14号
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○衆議院議員(中谷元君) はい、そのとおりでございます。