中谷元

なかたにげん

小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回

中谷元の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中谷国務大臣 一九八五年当時は、外国における災害とか騒乱などの緊急事態の際に邦人を安全な場所に避難させる必要が生じた場合に、自衛隊機の輸送、この手段によって輸送を行う法的根拠規定がありませんでした。その後、平成六年に、政府専用機が防衛庁に移管することを契機に、自衛隊法を一部改正...全文を見る
○中谷国務大臣 総理が言われた一日も早く法律を成立をというのは、現在の我が国の安全保障状況を見た上で、やはり、国家として、国民の命、平和な暮らし、これを守るために必要な法律を通さなければならないということでございます。  私の慎重に検討をするということにつきましては、全く矛盾を...全文を見る
○中谷国務大臣 新たな任務を付与する場合に大切なことは、任務がしっかりと遂行できるということ、そして隊員の安全が確保されるということでありまして、この点につきまして、現在、自衛隊部隊の運用の構想についての検討、また細部規定、これの整備等につきまして今検討しておりまして、その上で、...全文を見る
01月12日第190回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○中谷国務大臣 日米間におきましては、ISILへの対応も含めまして、広く中東や国際情勢について随時意見交換を行っているわけでございます。その中で我が国の立場を米側にも十分説明いたしておりますけれども、その具体的なやりとりにつきましては、相手国の立場もございますので、お答えは差し控...全文を見る
○中谷国務大臣 我が国は、米国といろいろな問題で意見交換を行っております。我が国の立場も十分説明をいたしておりますが、その具体的なやりとり等につきましては、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。
○中谷国務大臣 何度もお答えをいたしておりますが、我が国としてはISILへの軍事作戦に参加する考えは全くない、そして軍事作戦の後方支援を行うことは全く考えていないということは国会でも申し上げました。  また、いろいろと広く意見交換等も行っておりますけれども、我が国の立場を米側に...全文を見る
○中谷国務大臣 常に米側とはいろいろな情報交換や情報の共有、分析等も行っております。ただし、そういう交渉の中におきましても、我が国の立場や姿勢ははっきりと申し上げているわけでございます。  そういう間で随時意見交換を行っておりますけれども、その具体的なやりとりにつきましてのお答...全文を見る
○中谷国務大臣 まず、ISILの法的評価のお話がありましたけれども、私といたしましては、我が国としてそういう軍事作戦に参加する考えもないし、後方支援を行うことも全く考えないということで、その要件につきましては判断をしていない、そして判断をする必要がないというふうにお答えをさせてい...全文を見る
○中谷国務大臣 その点につきましては、要件となる国連決議の存在を前提とした上で、法的には、国際社会の平和、安全を脅かす事態に関して、その脅威に対して国際社会が国連憲章の目的に従って共同で対処していること、そして我が国が国際社会の一員として主体的かつ積極的に寄与する必要があると認め...全文を見る
○中谷国務大臣 同地における海賊の数のお問い合わせでございますけれども、平成二十四年以降、海賊事案の発生件数は減少しておりまして、平成二十五年及び二十六年は年間十件台になっております。昨年は、速報値ベースでゼロ件ということになっております。  しかし、これで活動がなくてもいいと...全文を見る
○中谷国務大臣 最初の御質問は、海賊事案が発生した件数でございます。不審船というのは、そういった活動が起こるかもしれないことを含めて不審な船舶の数でございます。
○中谷国務大臣 まず、このような警戒監視や対処を行っていることが海賊発生の抑止になるわけでございます。  もう一点は、我が国だけでこのような海賊対処をやっているわけではなくて、ゾーンディフェンスといいまして、韓国も、イギリスまたオーストラリアも、世界各国がこの地域を担当しましょ...全文を見る
○中谷国務大臣 これは別に、隠してやっているわけではございません。  平成二十五年十二月に策定された防衛大綱に「国際平和協力活動等を効果的に実施する観点から、海賊対処のために自衛隊がジブチに有する拠点を一層活用するための方策を検討する。」とされておりまして、平成二十七年度予算を...全文を見る
○中谷国務大臣 この調査につきましては、平成二十七年、昨年九月三日に、約千六百万円にて民間企業と契約をいたしております。  これの調査研究の結果が出ましたら、さらに具体的な活用についての検討を進めていくということになります。
○中谷国務大臣 この調査研究は昨年九月に契約しましたが、もう既に防衛計画の大綱にも書かれておりまして、これの活用方法については検討を進めるということは公言をした中で、今調査をしているということでございます。  したがいまして、用途につきましては、平和安全法制が成立する前からこれ...全文を見る
○中谷国務大臣 私がジブチを視察しましたのは昨年一月でございまして、平和安全法制が成立する前でございます。  テロ活動は非常に今世界各地で発生をしておりまして、これは、我が国の安全保障また海外における邦人の安全等に全く関係がないということではございません。やはり、国家としてこう...全文を見る
○中谷国務大臣 テロというのは、いかなる理由があろうとも正当化されません。だから、国際社会として協調してこれに対応していくという必要があります。テロを恐れて諸外国と協力しない、かかわらないといたしますと、国際社会の足並みを乱すのみならず、日本はテロに屈しやすい国だというイメージを...全文を見る
○中谷国務大臣 前の国会で共産党の委員が示した資料、これと同一のものの存在は確認できませんでしたが、その上で、一般論として申し上げれば、ジブチの活動拠点につきましては、平成二十五年末に策定した二五防衛大綱において、「国際平和協力活動等を効果的に実施する観点から、海賊対処のために自...全文を見る
○中谷国務大臣 この調査は、お答えしたとおり、安保法案の成立前からやっておりまして、平成二十五年末に二五防衛大綱によって、国際平和協力活動等を効果的に実施する観点から、海賊対処のために自衛隊がジブチに有する拠点を一層活用するための方策を検討するということで始められたものでございま...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほど、ジブチの拠点がなぜ必要かということについてお話をさせていただきましたが、これはそもそも、海賊対処活動において、自衛隊の護衛艦またP3Cを派遣する上においてやはり拠点というものが必要であるということであります。  当初は、派遣海賊対処行動航空隊は居住施設と...全文を見る
○中谷国務大臣 この調査検討の目的というのは、防衛大綱に書いておりますけれども、自衛隊の国際平和協力活動等を効果的に実施していくという観点から検討いたしております。  そういう場合におきまして、自衛隊の活動等におきましては、基地の中に米軍もあればフランス軍もある、またイタリア軍...全文を見る
○中谷国務大臣 何度も申し上げますけれども、これの目的は大綱に書かれておりまして、「国際平和協力活動等を効果的に実施する観点から、海賊対処のために自衛隊がジブチに有する拠点を一層活用するための方策を検討する。」とされております。  こういう中で、より根拠のある分析を実施する必要...全文を見る
○中谷国務大臣 二五大綱というのは平成二十五年十二月に策定されまして、そこに「拠点を一層活用するための方策を検討する。」と明記をされておりますので、それに基づいて調査研究を行うということでございます。
○中谷国務大臣 今御質問にあった資料でございますが、これは、通告をいただいておりませんので、いかなる資料か即答できないわけでございますが、現に南スーダンにおきましてPKO活動を実施しております。これは世界各国と、南スーダンの国内の国づくり、また民生支援などのために非常に立派な活動...全文を見る
○中谷国務大臣 事実、その資料についての通告がございませんので、事前に読んでおりません。  しかし、事実としては、南スーダンのPKO、UNMISSでもう数年にわたって活動が続けられているわけでありますが、この活動の安全性また効率性を図るために物資を運んだり人員の移動が必要であり...全文を見る
○中谷国務大臣 文書に書かれている記述に対する御質問でございます。  やはり正確にお答えするために、こういう文書について、こういう質問があるというふうにお答えをいただかなければ、たくさん文書はございますので、当方としてもお答えをしかねます。事前にその文書について質問するというふ...全文を見る
○中谷国務大臣 作成した書類の項目についての御質問でございました。  一つ一つの項目までやはり読み込んだ上でなければお答えしかねますが、御趣旨は、もう既に、やはりこういったPKO等の利用や、また国際貢献の拠点としてジブチは非常に優位性があるということで、防衛計画の大綱の見直しの...全文を見る
○中谷国務大臣 その文書の名前は何でしょうか。  項目まで質問されるなら、その書類の名前、そしてその項目についての御質問をいただかなければお答えをしかねます。お手元にその資料がありますけれども、その資料の名前とか項目についての御質問がなければ、すぐに正確にお答えをしかねるという...全文を見る
○中谷国務大臣 まず、その資料を、やはり事前にお知らせをいただきましたら、こちらも調べた上でお答えできるわけでございますが、私は、その資料については今初めて聞いたものでございますので、その点につきましてはお答えしかねるということでございます。  仮にそのような内容の資料があると...全文を見る
○中谷国務大臣 名護市におきましては、八重岳に通信所、そして、キャンプ・シュワブ並びに辺野古弾薬庫及びキャンプ・ハンセン、この四つの米軍施設・区域、これが所在をいたします。  八重岳通信所は、沖縄県内の米軍施設を結ぶマイクロ中継タワー施設として使用されております。キャンプ・シュ...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省が地位協定の十八条に基づく損害賠償業務を実施する上で知り得た沖縄県名護市内における米軍による事件、事故の平成二十二年度以降の発生件数は二十件であります。平成二十二年に六件、二十三年一件、二十四年二件、二十五年二件、二十六年四件、二十七年五件の計二十件でござい...全文を見る
○中谷国務大臣 現在、廃弾処理場の御質問がありましたけれども、キャンプ・シュワブにおいては従前から廃弾処理がされているということで、廃弾を処理する際の騒音また振動が周辺地域の皆様の生活に影響を与えているということは防衛省も認識をいたしておりまして、影響を軽減するための措置、これに...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省といたしましては、キャンプ・シュワブの住民の皆様が、沖縄の防衛局に対して、被害等があった際、例えば住宅に生じたひび割れに対することとか、そういった補償等の要望も継続していただいているところでありまして、防衛省におきましては、米側の行為に対して被害が発生して、...全文を見る
○中谷国務大臣 従前から、キャンプ・シュワブにおきましては廃弾処理が行われていたものと承知をいたしております。  昭和五十一年から、沖縄県内で発見された不発弾の処理のため、陸上自衛隊がキャンプ・シュワブの廃弾処理場を共同使用しております。また、昭和五十三年、嘉手納の弾薬庫地区の...全文を見る
○中谷国務大臣 これは先ほど御説明いたしましたが、岸本市長の方からそのような要望をいただいております。現在、この移転等につきまして、防衛省として、具体的な案を作成いたしまして、検討しているところでございます。
○中谷国務大臣 先ほどお話をいたしましたが、岸本市長が要望されたというのは、普天間の代替施設建設計画、これを受け入れるという当時に要望されたということでございます。  計画をしたのはその後でございますが、これも今、事前のお知らせがなかったということで、調べて開始の時期を御連絡さ...全文を見る
○中谷国務大臣 まず、御質問いただいた飛行経路でございますが、これは名護市の市役所が作成したものだと承知をしておりますけれども、オスプレイには、キャンプ・シュワブの中、キャンプ・ハンセンに所在する着陸帯、これを使用しているものと承知をいたしております。  経路等につきましては確...全文を見る
○中谷国務大臣 防音工事は、現在、普天間飛行場周辺に行っていますけれども、この防音工事の補助につきましては、標準的な一日のうるささ指数、これが七十五W以上の区域を指定した際に、現に所在する住宅に対して採用、採択をするわけであります。  辺野古への移設後、これは、飛行経路が現在の...全文を見る
○中谷国務大臣 その点については確認をしなければなりませんが、本当に普天間基地というのは危険な基地でありまして、住宅地が密集しているということですから、一日も早くこれは辺野古にやはり移転をして、こういった危険性の除去はやっていかなければならないと思います。  ヘリコプターの飛行...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほど安全と言ったのは、当然、墜落等によって周辺の住民の皆様方が被害を受けないようにという意味の安全でございます。  米側とは、普天間基地を初め、飛行の際には、事前に協議をいたしまして決めたことがございますので、そういったことをしっかり遵守していただくように、防...全文を見る
01月13日第190回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○中谷国務大臣 ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、平成二十七年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講じる必要があります。  以...全文を見る
○中谷国務大臣 政府としましては、気象庁が探知した地震波など関連するさまざまな情報を総合的に勘案した結果、北朝鮮が核実験を実施したものと判断をいたしております。  水爆実験を成功させたとの北朝鮮の発表につきましては、米国、韓国を初め関係国と密接に連携をいたしましてその分析、評価...全文を見る
○中谷国務大臣 今回の核実験は、朝鮮半島のみならず、地域全体の平和と安定に対する深刻な脅威でありまして、日米韓三カ国、これが認識を一つにして連携をしていくということが必要であります。  このような考え方から、防衛省は、日米韓情報共有取り決め、これを活用いたしまして、米国、韓国と...全文を見る
○中谷国務大臣 今回の給与法の改定は、一般職の国家公務員の例に準じて平成二十七年度における自衛官の俸給等の引き上げを行うものでございます。これは、平成二十六年度の給与改定に引き続きまして二年連続で自衛隊員の給与処遇の改善がなされるものでありまして、職務に精励している防衛省の職員に...全文を見る
○中谷国務大臣 委員御指摘のように、全く変わっておりません。  この警戒監視活動につきましては、防衛省の所掌事務を規定いたしました防衛省設置法第四条第十八号、所掌事務の遂行に必要な調査研究を行うこと、これを法的根拠として実施をしているところでありますが、平和安全法制が成立した後...全文を見る
○中谷国務大臣 今回の核実験は、北朝鮮の核兵器の開発、これを一層推進させたものでございます。  水爆について、いろいろな情報をもとに今検討しているところでございますけれども、やはり、北朝鮮が水爆を保有したとすれば、我が国を取り巻く安全保障環境、これはさらに厳しくなるものだと認識...全文を見る
○中谷国務大臣 平成二十七年度の補正予算並びに平成二十八年度の予算案におきましては、平和安全法制の施行を前提とした経費、これは計上いたしておりません。
○中谷国務大臣 平和安全法制の議論におきましては、玉木議員を初め各党各会派の皆様方から衆参二百時間を超える御審議をいただきましたけれども、さまざまな御議論をいただきました。  その中で、自衛隊の海外派遣につきましては、大きく三つの原則を言われる方がありまして、まず一つは国際的な...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、改正PKO法の施行の後、南スーダンに派遣している部隊にいかなる業務を新たに付与するか等につきましては、要否も含めまして今後政府部内で慎重に検討を進めてまいるわけでございまして、現在におきまして、その要否も含めて検討しているということでございます。
○中谷国務大臣 現在におきましては現行法でPKO業務を行っているわけでございますが、これは、派遣をした先の状況、また国連との関係、そして近隣の相手国等の関係、一番大事なのは、現地での情報把握をいかにしっかりして適時適切に判断できるか、こういったことも必要でございますので、こういっ...全文を見る
○中谷国務大臣 高い志を持って自衛官になられた前途有為な隊員に対して、上司から暴力を伴う不適切な指導があり、同隊員を自殺未遂に至らしめてしまったことは、まことに申しわけなく、防衛大臣として心からおわびを申し上げたいと思っております。  今後は、このような暴力を伴う不適切な指導が...全文を見る
○中谷国務大臣 この公表につきましては、二等海尉の御家族の方から公表を望まないという要望がありまして、懲戒処分等も含めまして、事故の内容を、公表の例外に該当するということで、公表いたしておりませんでした。  昨夜でございますが、提訴されるという知らせが入りまして、本日夕刻に正式...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛出動手当ということで、武力攻撃事態、また存立危機事態、この場合に防衛出動が下令をされるわけであります。この給与に関する法律の第十五条の規定によりまして、政令で定める額ということで支給をされるわけでございますが、この行動が、危険性、困難性、発生する事態の態様によ...全文を見る
○中谷国務大臣 政府といたしましては、長年続いておりました人事院勧告制度、これは尊重する基本姿勢に立っておりまして、さまざまな観点でこういった勧告がございますけれども、これは民間の準拠を基本とする一般公務員の給与のあり方について勧告をいただいたものでありまして、これに従って対応す...全文を見る
○中谷国務大臣 特別職の職員の給与に関しましては、現在この法案を審議いただいているわけでございますが、これが成立をしますと、国務大臣の給与については増額になるわけでありますけれども、閣僚は、懇談会の申し合わせによりまして、月額の給与、期末手当、この二〇%に相当する額を返納いたして...全文を見る
○中谷国務大臣 官民の間でバランスをとって考えていくということは重要なことではないかと思っております。  毎年、そういう意味で、政府で統一をいたしましてこの制度で給与を算定いたしておりまして、こういう意味で、国会でも御議論いただいておりますけれども、国家公務員といたしましても、...全文を見る
○中谷国務大臣 積極的な御意見として受けとめさせていただきます。  今設置されております人事審議会の職員処遇問題部会、これは法律に定められて置いているわけでございまして、この部会は、防衛省職員の給与等に関する法律に定める一定の事項に係る政令、防衛省令の制定、改廃を行うときに防衛...全文を見る
○中谷国務大臣 安全保障に係る政策というのは、選挙も含む国内外の諸情勢を総合的に勘案して、政府が責任を持って決定すべきものであると考えております。昨日、総理は国会で答弁されましたけれども、この趣旨は私はこのような趣旨であると理解しておりまして、選挙を否定するというような発言である...全文を見る
○中谷国務大臣 国の安全保障に係る政策というのは、選挙の結果を含む国内外の諸情勢を総合的に勘案して、政府が責任を持って決定すべきものでございますが、政府の責務といたしましては、やはり、国民の命、また平和な暮らし、これを守らなければなりませんので、国の安全保障をしっかりするというよ...全文を見る
○中谷国務大臣 石垣島に対する自衛隊の配置につきましては、南西地域における自衛隊配置の空白状況、これを早期に解消する観点から、陸上自衛隊の警備部隊の新編に向けた取り組みを今進めているわけでありまして、島嶼の防衛とか、また災害対処などで適切に対応できるように、石垣島の配置について今...全文を見る
○中谷国務大臣 現在、こういったことを地元の皆様方から御理解と御協力をいただく、これが部隊配置にとりましても不可欠であると認識をいたしておりまして、速やかに部隊配置を実現できるように丁寧な説明を心がけているわけでございます。
○中谷国務大臣 仮定の事態に対して我が国の対応を明らかにするということは、手のうちを明らかにするおそれがあることでありますのでお答えは控えさせていただきますが、一般論で申し上げれば、昨年の五月十四日に閣議決定を行いまして、我が国の領海等で無害通航に該当しない航行を行う外国軍艦への...全文を見る
○中谷国務大臣 我が国の領海、領土、領空、こういうところに入らないように退去を要求するということでございます。
○中谷国務大臣 我が国の領海、領土、領空、これをしっかり守っていくために、通常は海上保安庁が警備をして対処しておりますけれども、それに準じる対応ということでございます。
○中谷国務大臣 仮定の質問でありますので、これへの対処を申し上げると手のうちを明らかにすることになりますけれども、先ほど申し上げましたように、昨年五月十四日、閣議決定をいたしました。この内容に従いまして対処するということでございます。
○中谷国務大臣 この点につきましては、休みのとり方、それぞれ国民の皆様方の考えに基づいて過ごされるわけでありまして、休みだから何もしないというわけではなくて、それなりにいろいろな趣味を生かしたり勉強したりしますので、適切な日にちであるというふうに思っております。
○中谷国務大臣 下地議員御指摘のように、自衛官というのは特別職国家公務員でありまして、二十四時間、制約を受けずに、常に与えられた内容の行動をしなければなりません。それに加えて、いざというときに身の危険を顧みず任務を遂行していくという使命を帯びておりますので、それなりに日ごろからの...全文を見る
○中谷国務大臣 本事案の事実関係といたしましては、平成二十五年九月二日、海上自衛隊呉基地停泊中の潜水艦「そうりゅう」の士官室内におきまして、当直士官であった二等海尉による九ミリ拳銃及び弾薬を使用した自殺未遂事件でありまして、調査の結果、当時、二等海尉は、上司から暴力を伴う不適切な...全文を見る
○中谷国務大臣 護衛艦の「さわぎり」、また護衛艦の「たちかぜ」におきまして自殺事案が起きたことに対しまして、隊員の大変とうとい命を失ったことにつきまして、まことに申しわけなく、そして、みずからとうとい命を絶つことになった隊員の御家族の皆様方に心からおわびを申し上げたいと思っており...全文を見る
01月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(中谷元君) 自民党の憲法草案は、平成二十四年の四月、谷垣当時の総裁の下で取りまとめられたものでございますが、これはあくまでも草案で、一つの考え方を示したものでございます。  御指摘の第五十三条におきまして、「内閣は、臨時国会の召集を決定することができる。いずれかの議...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 我が国を取り巻く安全保障環境というのは大変厳しく変化をいたしておりまして、政府といたしましては、まず、憲法の範囲内で必要な法整備を進めて国民の命と平和な暮らしを守るということが最も大きな責務でありまして、これにつきまして、御指摘の二〇一四年、政府・与党の間...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 宇都委員におかれましては、外務大臣政務官として我が国の国益を資するということで各国を回られて、特に信頼関係、これを確立をされたわけでございます。  オーストラリアとの関係は、共に海洋国家でありますので、基本的な価値と戦略的利益、これを共有しておりまして、...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今回の核実験というのは、北朝鮮の核開発、これを一層推進したものでありまして、我が国といたしましては強く懸念をいたしております。また、運搬手段でありますミサイル、この開発、増強、これを進めておりまして、こういうことを考えますと、我が国に対する大変強い懸念を我...全文を見る
01月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中谷元君) 石川委員におかれましては、防衛大臣政務官といたしまして、我が国の安全保障体制の確立や、また国際貢献においても、ジブチ、ジュバ、南スーダンまで行っていただいて、隊員の安全状況の確認や、また国際貢献の体制の整備など、大変重要なお仕事をしていただきました。そうい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在、中国は、南シナ海、東シナ海における海空域における活動をもう急速に拡大また活発化をいたしておりまして、特に海洋における権益、利害が対立する問題をめぐっては、力を背景とした現状変更の試みなど高圧的とも言えるような対応を示しているわけであります。  具体...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省・自衛隊といたしましては、鳥獣被害対策としてこれまで二例実施した例がございます。  第一に、北海道が実施するエゾシカ駆除計画の協力といたしまして、自衛隊のヘリコプターによりまして、エゾシカの捜索、生育状況の調査、これを行いまして、雪上車などによって...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 先ほど御説明いたしましたけれども、猟銃等を使用した駆除の訓練は実施しておりませんし、そのようなノウハウは有しておりませんけれども、自衛隊の組織を活用して地元の御要望に応えた例もございます。  防衛省・自衛隊としては、関係省庁とよく連携をして、法令に基づい...全文を見る
01月19日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○国務大臣(中谷元君) ただいま議題となりました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  防衛省職員の給与について、平成二十七年度の官民較差に基づく改定を実施するため、所要の措置を講じる必要があります。...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今回の核実験は、北朝鮮の核兵器開発、これを一層進展をさせるものでありまして、極めて懸念すべきものでございます。また同時に、運搬手段となりますミサイル、弾道ミサイルの能力の増強と併せ考えますと、我が国の安全に対する重大な脅威となります。  防衛省といたしま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 榛葉委員には元防衛副大臣として御指導いただいておりますが、先ほど君塚前陸上幕僚長に対してお悔やみの言葉をいただきまして誠にありがとうございます。  お尋ねのフレックスタイムにつきましてでありますが、防衛省におきましても、職員に柔軟でそして多様な勤務形態の...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 私の方もできるだけ仕事は早めに切り上げて、そしてゆう活のときもできるだけこれを活用するように申し上げましたが、御指摘のような数字でございまして、改めまして職場の環境の改善に向けまして努力をしていきたいと思っております。
○国務大臣(中谷元君) ただいまの御指摘、よく検討してまいりたいと思います。内部の勤務の仕方、これに加えまして、やはりOBも、若年退職をするわけでございますので、こういった介護の分野において退職自衛官が寄与できる方策がないか等も含めまして、介護離職等に対する対策をしてまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在、再就職に対して、民間企業に対する諸施策といたしまして、やはりインセンティブの付与とか資格の取得など、再就職に有益になるように現職のうちにそのための特殊技能、職能を受けさせるように、例えば女性自衛官を対象としたネイリストやフラワーアレンジなどの資格の職...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まさしく自衛官というのは危機管理のプロでありますので、日頃訓練をしたこういった身に付いた動作というのは、まさに地方自治体の危機管理に必要な要素を持っていると思います。  お話にありました静岡県の危機管理に関しましては、自衛隊のOBであります小川和久さんが...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 自衛隊における女性自衛官の活用といたしまして、平成四年から防衛大学校に女性の採用を開始をいたしました。また、平成二十七年の三月末現在、女性自衛官は一万二千九百五十八名、全自衛官の五・七%でございます。平成二年のときは女性自衛官の在職者の数、約三%でありまし...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、高い志を持って自衛官になられた前途有為な隊員に対して上司から暴力を伴う不適切な指導があり、また、同隊員が自殺未遂に至らしめたことにつきまして、誠に申し訳なく、防衛大臣として心からおわびを申し上げたいと思います。  本事件につきましては、この事案が発...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 私につきましては、十月二十六日に処分の内容等を報告を受けましたが、その際、二等海尉の御家族の一部から公表を望まない旨要望があったということで公表をしなかったわけでございます。  そして、一月の十四日、これで御家族の了解が得られたということで、この処分につ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 「そうりゅう」の事案についてでございますが、この事案につきましては、発生当日である平成二十五年九月二日に、海上自衛隊呉地方総監部において、報道機関に対して自衛隊員が拳銃を使用して負傷したという事案の発生について説明をしております。  この事案の原因の調査...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 取りまとめて御報告させていただきます。
○国務大臣(中谷元君) 目的というのは、いかに戦闘力を維持をして発揮をすることでありまして、そういう意味では、第一線の本当の戦力になる要員、これを確保して、できるだけ質の部分で能力を向上させるべきでありまして、御指摘いただきましたアウトソーシングの部分で可能な部分におきましては効...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御指摘のように、近年、このサイバー攻撃等の形態はより複雑化をし、また巧妙化をいたしておりまして、非常に高度化をいたしておりますので、これについて備えをしておかなければならないわけでございます。もう一点は、国境を越えるサイバー攻撃ということがありますが、これ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御指摘の内容につきましては、昨年、オバマ大統領と習近平主席との間でサイバーに対する協議がされたということは承知をいたしております。国家と国家についての話合いということでございます。  政府といたしましても、このサイバーセキュリティー等につきましては各国と...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 国の安全保障に関わる政策というのは、選挙の結果も含めまして、内外の諸情勢を総合的に勘案をいたしまして、政府が責任を持って判断するべきことでございます。  普天間の基地の危険性の除去等につきましては長年政府として取り組んでおりまして、一日も早くこの危険性の...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 地方自治体の選挙でございますので、これは候補者がどういう考えを持っているかということで、様々な争点、公約があると思います。そして、投票者の意思も、一つの争点ではなくて、やはり総合的に考えて投票されるわけでございますので、やはり地方の選挙というのは自治体の地...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 安倍政権としては、沖縄の負担軽減のためにできることは全て行うという考えに基づいて、内閣の政策として推進をしております。  例えば、空中給油機十五機、全て岩国に移駐をいたしました。また、西普天間の住宅地区の返還につきましては、これは早期に話をまとめて返還を...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府としては、今でも全国の各自治体、都道府県につきましても沖縄のオスプレイの訓練移転、これをお願いしている立場でございまして、そのようなことでお引受けをしていただけるような可能性のあるところにつきましてはお願いをしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(中谷元君) これは、従来、自衛隊のオスプレイにつきまして、佐賀空港の配備に併せて米軍のオスプレイの訓練等による利用についても地元に要請をいたしておりました。この結果、米軍のオスプレイの沖縄県外における訓練等が専ら佐賀空港に集中するのではないかといった懸念、また誤解も招...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 佐賀への配備につきましては、これ、佐賀県が経営する佐賀空港に新たに自衛隊のオスプレイを配備できるように地元に要請をいたしました。  これに対して普天間のオスプレイの配備につきましては、日米安保条約の下に、米軍の専用施設である普天間飛行場に米軍のオスプレイ...全文を見る
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(中谷元君) 昨年の九月二日に参議院の平和安全法制特別委員会で仁比委員が提示した資料につきましては、防衛省においてその存在の有無を調査をいたしましたけれども、昨年の九月の委員会でもお答えをいたしましたとおり、当該資料と同一のものの存在は確認をできませんでした。  お尋...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛大綱や中期防に基づきまして今後新編されるこの水陸機動連隊のうちの一つは、西方方面普通科連隊を母体として相浦駐屯地に新編をする予定でございます。  水陸両用車を運用する部隊につきましては、当該部隊との密接な連携を確保する観点から、水陸両用部隊の保持要領...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在、この水陸両用部隊につきましては、この崎辺地区に水陸両用部隊を配備するという計画でございます。
○国務大臣(中谷元君) 崎辺の東地区につきましては、大型護衛艦等の艦艇が係留可能な大規模な岸壁等を整備する予定でございまして、今年度は必要な施設を検討するための調査及び検討を実施するということにいたしております。
○国務大臣(中谷元君) その発言は数年前のものでございましたが、現下の安全保障環境を踏まえますと、島に対する攻撃への対応に万全を期するために、やはり水陸両用作戦能力の着実な整備が必要となっておりまして、これはもう既に防衛大綱に記せられておりますけれども、御指摘のその水陸機動団に加...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、公害防止協定の附属書の中で、佐賀県が佐賀空港を自衛隊と共用するような考えを有しておらず、自衛隊との共用に伴い、空港施設、また空港の運営を変更するような場合には、佐賀県はあらかじめ漁協と協議をする旨規定をされているということは承知をい...全文を見る
01月21日第190回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、会計検査院から指摘を受けたことにつきましては誠に遺憾であり、省といたしまして指摘を真摯に受け止めて再発防止策を講じてまいりたいと思います。  防衛省に対する指摘金額である合計十四件、四百九十三億円は、不正確な会計経理の処理が行われ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 沖縄の防衛局におきましては、普天間飛行場の代替施設の建設事業に関しまして、公有水面の埋立ての承認を得た平成二十五年の十二月から昨年の十一月末までの二年間、九十二件、当初契約額で合計六百九十七億円の工事等の契約を締結をいたしました。これらの工事等を発注した六...全文を見る
02月04日第190回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○中谷国務大臣 防衛省におきましては、毎日のように、派遣された隊員の方から現地の報告や、また、大使館そして国連からの情報等を総合的に検証しながら、現地の状況を把握いたしております。  現状としては、南スーダンにおいては、反政府勢力、これは系統立った組織を有しているとは言えない。...全文を見る
○中谷国務大臣 国連決議の二二五二において、言及されているとおり、UNMISSの要員の移動の制限等の事例が報告をされているということは事実でございます。  しかしながら、南スーダン政府等からUNMISSの撤退を要求するような発言等はなされておらず、したがって、このような妨害、こ...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほどお話ししたように、南スーダンの政府の高官からは我が国のUNMISSへの貢献に対する感謝の意が示されておりますし、南スーダンの政府からUNMISSの撤退を要求するような発言はされておらず、こういった御指摘のことにつきましては、現場レベルの偶発的なものであると認...全文を見る
○中谷国務大臣 これは私の答弁でありまして、六月二日の答弁の中で、その発言の前に前提があります。その前に、いずれの国連決議が国際平和支援法に定める要件を満たすかについては、実際の運用に際して個別具体的なケースに際して精査されるべきものであると申し上げた上で、あくまでも純粋に国連安...全文を見る
○中谷国務大臣 その報道は承知をいたしておりますけれども、当方といたしましては、常々米国に対しましては我が国の立場や考え方、これは説明をいたしておりまして、理解をされていると認識しております。
○中谷国務大臣 日米間では幅広く常時意見交換を行っているわけでございますが、相手国の発言等につきましては、今後の活動等に支障を及ぼしますので、その点につきましてはお答えは差し控えさせていただきます。
○中谷国務大臣 日米間におきましてはいろいろと意見交換しておりますけれども、常々我が国は、対ISILの軍事作戦に参加する考えは全くなく、また、ISILに対する軍事作戦への後方支援、これを行うことは全く考えていないということ。  そして、日米間におきましてはISILへの対応を含め...全文を見る
○中谷国務大臣 これは幅広く日米間で意見交換をいたしておりまして、相手国の発言等につきましては、相手国の立場もございますし、また今後幅広い形で自由に意見交換をする必要がございますので、相手国の発言等につきましては明らかにするべきではないと考えます。
○中谷国務大臣 相手国の高官の発言等につきましては、当然のことながら、申し上げることはできません。ただ、日米間ではさまざまな面で意見交換を行っておりまして、我が国の立場におきましては、先ほど御説明したような、非軍事分野で貢献をするという意思は私の方から伝えているわけでございます。
○中谷国務大臣 これは、二国間でさまざまな意見交換を行っているわけでございますが、相手国の言ったことにつきまして、それぞれ、信用の問題もありますし、相手の立場もございますので、これは私は明らかにすべきではないと考えております。
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○中谷国務大臣 防衛省・自衛隊におきましては、北朝鮮の打ち上げ表明を受けまして、万が一、我が国の領域に落下する場合に備えまして、イージス艦、PAC3部隊等に所要の措置をとらせるべく、弾道ミサイル等の破壊措置命令、これを発出しまして、万全の体制を整えてまいりました。  昨日午前九...全文を見る
○中谷国務大臣 現在のところ、我が国の上空を通過したということでございます。これが人工衛星なるものであって、それが成功したものか等につきましては、現在、いろいろなデータを分析している最中でございます。
○中谷国務大臣 前回は、二〇一二年の十二月に射程一万キロ以上に及ぶテポドン2派生型の発射に成功しているわけでありますが、今回は、全ての落下物が、前回、一二年の十二月の発射の際とほぼ同様の地域に落下したものと認識しておりまして、今回の北朝鮮の発射におきましては、前回発射したテポドン...全文を見る
○中谷国務大臣 昨日、北朝鮮の声明によりますと、今後も継続していくということでございますが、我が方といたしましては、いかなる事態が発生することも可能性としては否定をいたしておりません。  しかしながら、今回のような発射におきましては、東アジアを初め国際社会の平和そして安全保障環...全文を見る
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○中谷国務大臣 お話がありました対馬の防備隊の隣接地におきましても、先日視察をしてまいりました。  現在まで、土地の所有等につきまして調査をしておるわけでありますが、平成二十五年以降、離島に所在する施設、司令部機能を有する施設七十四施設、そしてその後、陸上自衛隊の師団、海上自衛...全文を見る
02月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○中谷国務大臣 長島委員が御指摘のように、やはり、有事とか災害緊急事態において補給とか輸送手段、輸送路、これを確保するということは非常に大事なことでありまして、このことは既に防衛大綱、民主党時代の二二大綱、また現行の二五大綱の中にも、迅速かつ大規模な輸送・展開能力を確保、平素から...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省といたしましては、これまでも海上自衛隊におきまして、大型の「おおすみ」型の輸送艦三隻を整備するとともに、輸送能力を強化した「いずも」型の護衛艦DDHを整備するなど、自衛隊としての海上輸送力の確保に努めているところでございますが、これらの取り組みに加えて、自衛...全文を見る
○中谷国務大臣 現在、海技資格を保有する海上自衛隊の予備自衛官、これは少ないところでございます。  この運用につきましては、有事におきましては現職の自衛官をもって充てるところでございますが、それだけでは足りない場合におきましては、予備自衛官の活用、その場合も、基本的には退職した...全文を見る
○中谷国務大臣 自衛隊において、護衛艦等を運航する場合には、自衛隊内の資格を保有していれば足りるわけでありまして、国家資格であります海技資格、これは必要ございません。  本事業におきまして、防衛出動時における有事においては、民間事業者から船舶そのものの提供は受けますが、これは自...全文を見る
○中谷国務大臣 有事の際でありまして、防衛出動時におきまして、民間の事業者から船舶そのものの提供を受けて、そして自衛官が乗り組んで運航することを想定しておりますので、民間船員による運航をすることは基本的に考えておりません。  また、予備自衛官補また予備自衛官は、あくまでも本人の...全文を見る
○中谷国務大臣 基本的には、先ほど申したとおり、有事の際には自衛官が乗り組んで運用することを想定しておりますけれども、予備自衛官において、これは退職の自衛官でありますが、それなりの技術を有し、またそれなりの希望を持っておる者においても可能性としては排除しておらず、そういう要員にお...全文を見る
○中谷国務大臣 長島委員御指摘のように、資格を有している者は現在少ないわけでございますので、やはりこういった点におきましては、現職のうちに一級、二級も含めまして資格を有するように、勤務の中でそういうことも考えてやっていくべきではないかということで、今回、長島委員からの御指摘を踏ま...全文を見る
○中谷国務大臣 次期の特別協定の期間中の提供施設の整備につきましては、二百六億円を下限としつつ、具体的に言えば、管理棟、隊舎、家族住宅等の米軍の活動の基盤となる施設、そして第二に、汚水処理施設、防災施設等の環境関連及び安全対策施設等の米軍と地域社会との調和に資する施設、これを想定...全文を見る
○中谷国務大臣 協議におきましては、我が国の財政状況を主張しつつ、やはり安全保障環境が非常に厳しくなっている中で、米軍のプレゼンス、アメリカのリバランスなども勘案しまして、主張すべきところは主張いたしました。  負担額は、これまで提供施設整備が果たしてきた役割、今後五年間の提供...全文を見る
○中谷国務大臣 一般論として申し上げれば、中期防において想定した主要装備品の取得等については中期防の中で扱われるものと考えております。  その際、留意する事項として、中期防経費については平成二十五年度価格とされておりまして、その後の物価や為替の変動を反映されること、そして、中期...全文を見る
○中谷国務大臣 これは五年間でやっておりまして、中期防において想定した主要装備品の取得については中期防の中で扱われるものでありますけれども、ただ、大規模災害の被害の施設、装備の復旧、また消耗した装備品の回復なども必要になるということもあわせて考えておりますが、引き続き、中期防で定...全文を見る
○中谷国務大臣 お示しされたこの表の二〇一四の補正予算は、これは米軍再編経費と政府専用機は引いた金額ですね。(宮本(徹)委員「全部引いていますよ。だって、二千百十億だったでしょう、もともと二〇一四年の補正予算は」と呼ぶ)そのほかに、先ほど説明しましたが、災害が発生したり消耗品を復...全文を見る
○中谷国務大臣 中期防の総額は二十三兆九千七百億円ですが、これには米軍再編とか政府専用機は入っておりません。  この経費の見積もりについては、平成二十五年度価格とされておりまして、その後の物価とか為替の変動も反映されるというようなことを勘案して今後実施をしていくということでござ...全文を見る
○中谷国務大臣 あくまでも二十五年価格で算定されておりまして、この中期防の二十三兆九千七百億、これの定められた所要の経費内で防衛力の整備を行っていくということでございます。
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○中谷国務大臣 平成二十六年の十二月十八日の防衛省の発表資料、これは、前日、十二月十七日に米国政府が、アジア太平洋地域におけるF35の整備拠点、リージョナルデポを日本及びオーストラリアに設置することを決定した旨公表したことをお知らせしたものでございます。  具体的には、機体につ...全文を見る
○中谷国務大臣 アジア太平洋地域のリージョナルデポにおきましては、この地域に配備される予定のF35の整備を行うことが想定をされております。  現時点におきましては、日本に設置されるリージョナルデポにおきましては、航空自衛隊が取得を予定しております四十二機、このF35Aの整備をす...全文を見る
○中谷国務大臣 現時点におきましては、先ほど御説明しましたが、愛知県の小牧南工場におきまして三菱重工業が機体について重整備を実施する、また、その後、三—五年後に、IHIが東京都瑞穂工場においてエンジンにつきまして整備を行うということでございます。
○中谷国務大臣 資料のとおり、昨年の四月に策定されました新ガイドラインにおきましては、日米二国間の協力の実効性をさらに向上させるための防衛装備、技術協力の一環といたしまして、共通装備品の修理及び整備の基盤、これを強化するということが挙げられているわけでございます。  F35のリ...全文を見る
○中谷国務大臣 このリージョナルデポといいますと、F35の重整備、すなわち機体やエンジン等を分解して検査をするような整備作業等を実施することが予定されておりまして、米国政府としては、今後、F35、これを全世界的に配備していくわけでありますが、北米、欧州、アジア太平洋地域においてこ...全文を見る
○中谷国務大臣 御指摘の資料でございますが、これは二〇一四年、平成二十六年九月に、米国会計検査院、GAOが、F35の維持に係る報告書、これを公表したということで承知をいたしております。
○中谷国務大臣 委員のお示しをした表に基づきまして項目を書いておりまして、その中で、ALGS並びにALISという項目がございます。これにつきまして、F35につきまして、従来我が国が取得した戦闘機と異なりまして、全てのユーザー国が世界規模で部品等を融通し合う国際的な後方支援システム...全文を見る
○中谷国務大臣 委員の提示された資料で、黒い部分におきましては、この金額でございます。米国政府との契約金額のこれは一部でありまして、運用支援体制の構築に係る経費でございますが、これ以上の詳細につきましては、米国政府により非公表とされていることから、お答えはできません。  その上...全文を見る
○中谷国務大臣 具体的な計画につきましては、今後、米国政府と調整をして決定していくことになるわけでありますが、三菱重工業でF35の機体を整備する際には、小牧南工場に隣接をいたしております県営名古屋空港、ここを利用することになると考えられます。  いずれにしましても、防衛省としま...全文を見る
○中谷国務大臣 地元の説明につきましては、米国政府からアジア太平洋地域のリージョナルデポに関する発表があった当日の平成二十六年十二月十八日に、三菱重工業を通じて、防衛省が作成した、公表された資料をもちまして、愛知県庁に情報提供をいたしました。また、関係市町村、小牧市、春日井市、名...全文を見る
○中谷国務大臣 その件につきましては、先ほど御説明いたしましたけれども、十二月十八日にこの発表の決定を受けて行ったところですが、その事前に、十二月十五日、愛知県庁におきまして、防衛省から、旧経理装備局の航空機課及び航空幕僚監部の課長補佐クラスが参りまして、県庁の方には説明をさせて...全文を見る
○中谷国務大臣 このリージョナルデポにつきましては、先ほど御説明させていただきましたが、当該地域に配備される予定のF35の整備、これを行うことでございまして、現時点において、日本に設置されるリージョナルデポにおきましては、航空自衛隊が取得をする四十二機のF35Aの整備をする予定で...全文を見る
○中谷国務大臣 現在、航空自衛隊の小牧基地におきましては、第一輸送航空隊が所在しておりまして、県営の名古屋飛行場を使用して輸送などの任務を行うとともに、任務遂行に必要不可欠な練度の維持のための訓練飛行、これも実施をいたしております。さらに、同飛行場は、全国に配備される自衛隊の戦闘...全文を見る
02月22日第190回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○中谷国務大臣 平成二十七年度は四千七百五億円となりまして、平成二十八年度予算におきましては約四千八百五十八億円を見込んでおります。
○中谷国務大臣 弾薬についての御指摘がございましたけれども、調達におきましては、仕様の特殊性等から市場価格がなく、一者応札となっておりまして、結果としては随意契約を締結する場合もございます。  この際の価格につきましては、構成する材料費、加工費、経費に総利益などを積み上げて計算...全文を見る
○中谷国務大臣 弾薬でありますので、その特殊性から市場価格というものがありません。したがいまして、一者の応札となっておりますので、随意契約を締結する場合もございますが、その際も、価格等につきましては、過去の経緯や、また原価計算などにおきまして精査する計算を行っておりまして、こうい...全文を見る
○中谷国務大臣 一月十二日の総理答弁でございますが、この普天間飛行場の辺野古への移設は、現在の普天間飛行場を単純に移設する計画ではなくて、沖縄の負担軽減にも資するものであるということを説明したものでございます。  この内容、具体的には、面積が三分の一以下になる、そして、空中給油...全文を見る
○中谷国務大臣 おっしゃるとおりでございます。  このオスプレイの佐賀の件につきましては、これまでの経緯で、米軍のオスプレイの沖縄県外における訓練等が専ら佐賀空港に集中するのでないかという誤解、懸念がありました。その点につきまして、私の方から、これは米軍のオスプレイによる佐賀空...全文を見る
○中谷国務大臣 考え方といたしましては、平成二十二年に説明をいたしておりますが、海兵隊は陸上、航空部隊といった各部隊が相互に深い関係にありまして、平素から合同で効率的、効果的に訓練を実施するなど、一体性を維持しております。  また、県外へ移転する場合におきましても、こういった特...全文を見る
02月23日第190回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○中谷国務大臣 防衛大臣の中谷元でございます。  本日は、左藤委員長を初め理事、委員の皆様方に、防衛大臣としての所信を申し上げます。  現在の我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております。  特に、北朝鮮は、先月の核実験に続き、今月には人工衛星と称する弾道ミサイ...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○中谷国務大臣 平成二十八年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十八年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱及び中期防衛力...全文を見る
○中谷国務大臣 大西委員御指摘のように、政府としては、気象庁が探知した地震波などによりまして、さまざまな情報を総合的に勘案した結果、北朝鮮が一月六日に核実験を実施したと判断しております。  今般の核実験につきましては、北朝鮮は水爆実験を成功させた旨発表を行っている一方で、米国は...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほど局長が説明いたしましたように、一般論として申し上げますと、仮に北朝鮮が水爆を開発する技術を獲得した場合に、原爆と比べましてより大きな威力を有する核兵器、これを手にすることにつながります。  核兵器の小型化、弾頭化技術の進展とあわせますと、我が国に対する脅威...全文を見る
○中谷国務大臣 我が国に飛来するミサイル等に対しまして、現在、我が国におきましては、弾道ミサイル防衛システムといたしまして、SM3搭載のイージス艦とペトリオットPAC3ミサイルによりまして、我が国に飛来する射程約千ないし千三百キロ級の弾道ミサイルに対処し得るように設計をされており...全文を見る
○中谷国務大臣 近年、中国機に対するスクランブルの回数も急激な増加をいたしておりまして、昨年度、二〇一四年において、その五年前の二〇〇九年と比較をいたしますと、十倍以上の四百六十四回となっているわけでございます。  こういった危険な行為につきましての御質問でありますが、二〇一三...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省・自衛隊といたしましては、常時継続的に、我が国周辺の海空域において情報収集、警戒監視活動を行っております。  例えば海上自衛隊は、P3C哨戒機によりまして、北海道周辺の海域、日本海、東シナ海を航行する船舶などの状況をそれぞれの海域において監視しております。...全文を見る
○中谷国務大臣 テロ対策を含みます国内の治安の維持につきましては、警察機関が第一義的に対応の責任を有しているわけでございまして、自衛隊は、発生したテロの態様に応じて関係機関と緊密に連携して対応するということになります。  具体的には、テロ攻撃が一般の警察力をもっては治安を維持す...全文を見る
○中谷国務大臣 活動の安全につきましては、万全の体制を図るべく、常に対応いたしまして実施をしているところでございます。  仮に事故が起きた場合の補償についてでございますが、やはり誇りを持って安心して職務に従事をすることができるように、任務に従事する隊員が公務に起因して負傷した場...全文を見る
○中谷国務大臣 昨年も、ゲリラ豪雨や火山の噴火などの自然災害によって自衛隊が出動いたしまして、救命活動等を実施しましたけれども、この体制においてはしっかりと準備をしておく必要がございます。  例えば、海上自衛隊におきましては、ヘリコプターの運用能力を生かしまして、輸送能力また医...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほどの発言で一点修正でありますが、「ひゅうが」型の護衛艦については、一番艦「ひゅうが」が舞鶴に、そして二番艦「いせ」が呉に配備をされているということでございます。訂正させていただきます。
○中谷国務大臣 本日は、斎藤委員の方から、自衛隊の活動や処遇につきまして、地元の駐屯地の実例も挙げまして御指摘をいただきまして、ありがとうございました。  平素から駐屯地を訪問していただいて、直接、隊員から意見を聴取し、またいろいろな問題についてもみずから確認をいただいて御質問...全文を見る
○中谷国務大臣 現在、全返還対象施設面積の約九割、三百七十五ヘクタールの返還を実現したところでございます。  お尋ねの根岸の住宅地区につきましては、池子の住宅地区及び海軍補助施設の横浜市域における米軍家族住宅及びその支援施設の建設が完了をした時点で返還する旨を合意しているところ...全文を見る
○中谷国務大臣 二月の十日に、特定失踪者問題調査会、荒木和博代表また村尾建兒専務理事初め、この調査会の方々が防衛省を訪問されまして、特定失踪者の中で、自衛隊また在日米軍の施設の周辺で居住または行方不明になった方々や、特定失踪者の中で自衛官及び元自衛官の方々に関する調査と情報提供を...全文を見る
○中谷国務大臣 はい、その日は所用がありまして、豊田官房長がお会いして要請をいただきました。
○中谷国務大臣 特定失踪者問題調査会から御要望をいただきましたその文書におきまして、自衛隊及び在日米軍施設周辺、あるいは関連が推定される地域において失踪が非常に多いと述べられております。  北朝鮮による拉致容疑事案につきましては、拉致の可能性を排除できない事案も含めまして、一義...全文を見る
○中谷国務大臣 渡辺委員も、防衛省の情報保全、またインテリジェンス保護のあり方等につきまして十分御承知のことであると思いますが、防衛省におきまして、適切な組織管理の観点からも、隊員に対する外部からの不当な働きかけから重要な情報を守るというカウンターインテリジェンスの観点からも、所...全文を見る
○中谷国務大臣 昨年、特別委員会で安全保障法制につきまして議論が行われまして、海外における邦人の命をどのように守るべきかというような非常に重要な課題におきまして議論をいたしました。  一般に、在外邦人の安全確保というのは、その邦人の所在する領域国が第一義的な責任を有するというこ...全文を見る
○中谷国務大臣 海外の邦人救出につきましては、昨年の新しいガイドライン等においても日米間の協力として記述をされているわけでありますが、やはり同盟国である米国との協力が極めて重要だと考えておりまして、これまで米国に対して、拉致被害者も含めまして情報提供をしてきておりまして、拉致被害...全文を見る
○中谷国務大臣 沖縄の米軍基地負担軽減のために、オスプレイ等の訓練におきましては、沖縄以外において移転をするという方針のもとに、全国各自治体等におきまして、訓練の実施などにおきまして、防衛省といたしましても、その計画また移転の重要性等について説明をいたしているところでございます。
○中谷国務大臣 これは、日米の共同訓練、防災訓練、またいろいろなイベント等において、米軍が沖縄以外の地域におきまして活動していくことを要請しているわけでございます。  例えば、日米共同訓練におきましては滋賀県また熊本県、防災訓練におきましても和歌山県、みちのくALERT等の宮城...全文を見る
○中谷国務大臣 これはあくまで、普天間で行われている、普天間の辺野古への移設までの間に、オスプレイの沖縄県外における訓練等においていろいろと要請をしているということで、例えば、私のふるさとの高知県におきましても防災訓練が計画をされておりますが、この際も沖縄からオスプレイが参加する...全文を見る
○中谷国務大臣 高知県で行う防災訓練におきまして、沖縄に所在しているオスプレイ、これが参加して訓練をするという計画を立案しているということでございます。
○中谷国務大臣 今のは防災訓練の一例でありまして、沖縄に所在するオスプレイが参加するという一つの例でございます。  本来の共同訓練なども全国の演習場等を使って行われるわけでございまして、来年度におきましても、沖縄からオスプレイが日米共同訓練などに参加すべく、現在計画をつくってい...全文を見る
○中谷国務大臣 海兵隊の陸上部隊、航空部隊との関係におきましては、海兵隊の一部のみを切り離して国外、県外に移転することは困難であるということでございます。  訓練というのは一時的なものでございますので、そういった訓練期間に沖縄を離れるということは可能でございますが、しかしながら...全文を見る
○中谷国務大臣 おっしゃるように、海兵隊としては、部隊として即応性、機動性を発揮する必要がございますので、その構成要素である陸上部隊、航空部隊、後方支援部隊等が相互に近傍に配備をされて、平素から合同で効率的、効果的に訓練を実施する必要がございます。  他方で、政府としては、この...全文を見る
○中谷国務大臣 訓練でありますので、海兵隊全体と日本の自衛隊が共同訓練することもあり得るわけでありますけれども、オスプレイが陸上部隊と別に単独で訓練をすることも、また一部の陸上部隊とともに沖縄県外で訓練することを否定するものではありませんので、それぞれの訓練のやり方というものはご...全文を見る
○中谷国務大臣 当時の普天間移設をめぐる日米間のやりとりにつきましては、あくまでも組織として外務省及び防衛省が説明する立場にありますが、その上で、外務省及び防衛省関係課におきまして、御指摘の協議の文書につきましては確認をされておりません。
○中谷国務大臣 念のため、当時の関係者である芹澤元日米課長にも照会いたしましたけれども、御指摘の文書は確認されませんでした。
○中谷国務大臣 辺野古への移設を確認いたしました平成二十二年五月に担当の部局の課長を務めておりましたのは、日米防衛協力課長でありました芹澤清でございます。
○中谷国務大臣 はい、そうでございまして、二十八年度の予算案におきまして、契約ベースで約四千八百五十八億円を計上することといたしております。
○中谷国務大臣 官房長官との面会の後、私のところにも市議団の皆さんが来られました。  御要望をいただきましたが、その御要望等につきまして、現在、交付金の制度といたしまして、これはやはり行政の市町村に対して出しているものでございまして、きちっとした行政以外に出すということは法律的...全文を見る
○中谷国務大臣 せんだってもハリス司令官が防衛省に来られましたが、政府の方からそのような話はいたしておりません。  現状につきましては、昨年の十月に辺野古移設の埋め立ての本体工事に着手をして、これまで陸上における仮設工事を進めて、現在、所要の準備を進めて、海上の工事を本格化して...全文を見る
○中谷国務大臣 御指摘の海兵隊航空計画二〇一六につきましては、今後十年程度における航空機、装備の意向を見据えて、アメリカの海兵隊が公表しているものでございます。  アメリカ側に確認をしたところ、その内容は、随時変更され得ることを前提に、アメリカの内部の報告用の資料として作成をさ...全文を見る
○中谷国務大臣 事実、私も、いろいろな米側の方とお話をいたしておりますけれども、常々言っているのは、代替施設建設は日本側の責任において進めているものであると。政府からアメリカ側に対して、事業が完了してこの普天間飛行場の辺野古への移設が可能となる時期が二〇二五年になるという見通しを...全文を見る
○中谷国務大臣 政府としては、当時の計画を全く変更はいたしておりません。  また、米側につきましても確認をしたところ、随時内容は変更され得るという前提の海兵隊内部の報告用資料として作成されたものということで、アメリカの国防省の公式的な立場を反映したものではないという回答でござい...全文を見る
○中谷国務大臣 順調に進めば、工事は五年間で完了いたします。平成二十五年四月に日米で合意した統合計画につきまして、普天間飛行場の返還を「二〇二二年度又はその後」としているところでありまして、現在、この本体工事に着手をいたしまして、陸上における仮設工事を進めまして、所要の準備をして...全文を見る
○中谷国務大臣 はい。平成二十五年の四月に日米で合意した統合計画、これは変更しておりません。その中では、普天間飛行場の返還を「二〇二二年度又はその後」としているところでございまして、この計画に従いまして工事をしているということでございます。
○中谷国務大臣 これは、平成二十五年当時に日米間で真摯に議論をいたしまして、その上で得られた合意といたしまして、「二〇二二年度又はその後」としているところでございます。
○中谷国務大臣 合意したとおりでございまして、「二〇二二年度又はその後」ということが日米間で合意されたということでございます。
○中谷国務大臣 二〇一三年当時の日米の合意した統合計画におきましては、「二〇二二年度又はその後」といたしておるところでございますが、これは、当時のさまざまな議論の上、このような表現になったものでございまして、やはり日米間の約束でありますので、この中で工事を実施するということでござ...全文を見る
○中谷国務大臣 政府の姿勢といたしましては、順調に進めば、工事が五年以内に完了できるように全力で取り組んでいるところでございます。
○中谷国務大臣 日本政府の考え方は、順調に進めば埋立工事が五年で完了をいたしまして、二〇二二年には普天間は返還可能になるということでございます。
○中谷国務大臣 順調に進めば、二〇二二年に普天間の返還は可能になると考えております。
○中谷国務大臣 先日、福岡高裁の那覇支部から和解案が提示をされておりますが、この内容は報告を受けておりますけれども、他方で、その内容につきましては、国が裁判所から、対外的に明らかにしないように要請をされておりまして、また、政府としても対応が可能かどうか検討中でございますので、具体...全文を見る
○中谷国務大臣 そもそもの目的が普天間飛行場を一日も早く移設するということで、もう二十年になりました。過去、経緯でいろいろな案が出て、いろいろな対応、努力をされたと思いますけれども、これ以上そういった面で遅滞をするということは得策でもありませんし、やはり一日も早く実現をすると考え...全文を見る
02月29日第190回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○中谷国務大臣 新たな任務につきましては、部隊の運用構想とか、また細部の運用規定、武器の使用規定、これを検討している段階でありまして、これに対して部隊の方も意見を述べております。また、訓練をし、フィードバックをいたしまして、これは慎重にこのルールを今決めている段階でございますので...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、法律に定められたさまざまな任務を適切に遂行するためには、部隊の運用構想、また内部規則類の検討、整備など、訓練の実施のために必要な準備、これを行った上で、実施してフィードバックをするということでございまして、いずれにしても、任務を与える場...全文を見る
○中谷国務大臣 中央即応集団の中にそのような部隊はございます。
○中谷国務大臣 自衛隊におきましては、さまざまな事態、あらゆる事態に対応可能なようなことで、各種部隊がそれぞれの訓練を重ねて任務が実施できるようにいたしております。  そういう意味におきまして、累次イラクの派遣、またPKOの派遣等が行われたわけでございますが、あくまでもイラクの...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほどお話しいたしましたように、イラクの復興支援というのは、給水活動を行う、また道路の施設整備や医療支援などを行うということが目的でございまして、御指摘のようなことを目的といたしておりませんので、現実にも、そのような部隊は派遣されたというふうには聞いておりません。
○中谷国務大臣 まず、南スーダンで私が現場を見てまいりましたけれども、PKO活動でございます。  目的というのは、現地の国の復興支援とか人道支援、こういうことに各国が出て、いろいろな、さまざまな活動をしておりますが、中国も、韓国も、インドも、パキスタンも、それぞれの国が自国の組...全文を見る
○中谷国務大臣 法律上に、駆けつけ警護、また安全確保業務、こういうことは規定をされているわけでございますが、自衛官による武器使用につきましては、極めて厳格な注意義務が求められておりますし、また、現地の状況等を拝察しまして、危害を加えるという事態というのは極めて想定しにくいものでご...全文を見る
○中谷国務大臣 法律上につきましては、まず、安全確保業務については、防御を必要とする住民、被災民その他の生命、身体及び財産に対する危害の防止及び抑止その他特定の区域の保安のための監視、駐留、巡回、検問、警護となっております。  また、駆けつけ警護につきましても、これは先ほど説明...全文を見る
○中谷国務大臣 活動権限につきましては先ほどお話をした範囲で実施するということでございますが、武器使用等につきましては、正当防衛、緊急避難、これの範囲で遂行するということでございますので、おのずとやれる範囲というのは限定をされておりますし、また実際にやれるかやれないか、これは、部...全文を見る
03月02日第190回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(中谷元君) 自民党のホームページに日本国憲法改正草案QアンドA載っておりますが、これは平成二十四年当時に、自民党が改正草案を発表した際に同時にQアンドAを作成しまして、これで掲載をされているものでございます。  このQアンドAというのは、当時の憲法についての考え方に...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 様々な状況がございますが、自衛隊法の中に九十五条の規定がありまして、武器等防護、これの規定によって自らの艦艇等を守れる規定はございます。  ただし、我が国に対する武力攻撃であるのかどうか、はたまた存立危機事態であるかどうか、これは法律に要件が規定されてお...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この案をまとめる上におきましては、四、五年掛けて自民党で議論をしたものでありますし、またその前提となる草案もございます。様々な議論を経まして党内で取りまとめはいたしましたけれども、これ草案でありまして、これから更に検討する必要もございますし、目的というのは...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 自衛権という問題がありますけれども、憲法草案におきましては自衛権の規定を追加をしております。これは従来の政府解釈によっても認められておりますが、主権国家ですね、これの自然権としての自衛権を明示的に規定をしておりまして、この自衛権は国連憲章が認めている個別的...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、私、憲法、自民党の事務局長をしておりましたけれども、このQアンドAにその理由等を書いておりますが、十一条、憲法十一条で基本的人権の規定をいたしておりますので、これと内容的に重複をするものでもあるというようなことでこの条規を削除をいたしまして、改めて...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 一応、自由民主党は長年の議論をまとめた形で草案というものを提案しておりますが、これはあくまでも国民的に皆様方に憲法を考え議論をしていただく、また、各党とも議論をする必要があるということで提示したものでございます。  やはり国民の権利義務につきましては、現...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 昨年の八月十一日の参議院の特別委員会におきまして大塚委員の方からこの要望がございまして、理事会で協議事項とされております。  それにつきまして、御要望におきまして、この資料の内容等で四千以上の非常に多い多様な物品が掲載されておりまして、その一つ一つの提供...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) それにつきまして、今日、予算委員会でございますが、理事会等から御指示がありましたら、所要の検討を行った上で適切に対応させていただきたいと思います。
○国務大臣(中谷元君) 委員会そのものがなくなってしまったわけでございますが、御要望がありましたら、所要の検討を行った上でなるべく速やかに提出をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中谷元君) その本体の特別委員会がなくなってしまったわけでございますが、改めて御要望がございました。  したがいまして、予算委員会から御指示がありましたら、所要の検討を行った上で適切に対応させていただきたいと思います。
○国務大臣(中谷元君) 原則といたしまして、委員会の要望がありましたら委員会に提出するということでございますが、その委員会がなくなってしまいました。改めて大塚委員から御要望がありましたけれども、これまでの経緯も含めまして、御要望があれば、所要の検討を行った上でなるべく速やかに提出...全文を見る
03月03日第190回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(中谷元君) 近年、日本を取り巻く安全保障環境、大変大きく変化をいたしてきております。最近のそういった情勢等を鑑みまして、平時からグレーゾーンまた有事に至るまで、あらゆる場合に切れ目のないような対応が日米間で取れるように、そういうことを念頭に日米間で協議をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 多岐にわたって合意事項がございます。例えば、ACMという同盟調整メカニズム、両国の間でいろんなレベルにおいて協議を行うような仕組みもつくりましたし、BPMという平時から有事に至るまでの両国間の計画作り、こういうことも実施をしていこうと。また、宇宙やサイバー...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 情勢が、本当に環境が変わってきておりますし、科学技術も進展をいたしまして、ミサイルとかいろんな兵器が出てきております。その点につきまして、大きな柱として、シームレスという切れ目がない対応をしていこうと、そしてグローバル、これはやはり他国で起こったことも日本...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 累次いろいろ質問をいただきましたけれども、私の答弁は、あくまでも一般論として、法律の要件を満たせばその法律の適用はあり得るという言わば当然のことを述べたものでありまして、ISILに対する軍事作戦の後方支援につきましてこの要件を満たしているかどうかの判断をし...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省が実施を予定しております民間船舶運航・管理事業、これは一層厳しさを増す安全保障環境の下、自衛隊の迅速かつ大規模な海上輸送能力、展開能力、これを民間資金の能力、また活用をするPFI方式によりまして効果的に確保しようとするものであります。  具体的には...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、その文書にあります業務要求水準書の記載につきましては、これは、民間事業者が新たに船員を採用する際に、予備自衛官又は予備自衛官補になることを希望する方を採用していただくことを期待をしているものでありまして、事業者に対して既に在籍している民間船員の方の予...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今、非常に船舶の人員が雇用が少ないと伺っておりますが、この二十八年度の海上自衛隊の予備自衛官補に関する予算は、一定の人員、装備品等を輸送できる船舶一そうの運航に必要な人数を参考に最大二十一名が採用された場合を想定して計上したところでありまして、先ほど申し上...全文を見る
03月04日第190回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(中谷元君) 御指摘の米海兵隊の空地戦闘センターが所在するトゥエンティナイン・パームズ米海兵隊基地とキャンプ・ペンデルトン米海兵隊基地との間の距離は九十・四海里であります。また、トゥエンティナイン・パームズ米海兵隊基地とミラマー米海兵隊航空基地との距離は九十八・五海里と...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 普天間飛行場にUH1Yも配備されたと承知しておりまして、防衛省として最初にそれを配備を把握したのは二〇一二年でございます。
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしまして、私もそうですが、六十五海里標準というものが基準であったというふうには認識いたしておりません。
○国務大臣(中谷元君) これは前の政権での話でございまして、私といたしましては、この六十五海里が基準であるというふうには認識いたしておりません。
○国務大臣(中谷元君) 委員も御指摘のように、ヘリコプターの航続距離というのは年々長くなってきておりまして、オスプレイにいたしましても、このUH1Yにいたしましても、当時から比べますと能力は高くなってきておりまして、一概にいずれの距離が基準であるのか、私は、これ米国の決めることで...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) そのことは米国が決定することでありまして、日本政府としては承知していないということでございます。
03月08日第190回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○中谷国務大臣 先日、金曜日でしたけれども、四日に福岡高裁那覇支部の和解勧告を受け入れまして、沖縄県と和解をすることに決定いたしました。  内容は和解条項に書かれているわけでございまして、国としては、代執行訴訟を取り下げ、工事を中止する。また、沖縄県も、別の二訴訟の取り下げに同...全文を見る
○中谷国務大臣 それは可能でございます。
○中谷国務大臣 政府が和解勧告を受けると判断した時点で裁判所を通じまして沖縄との和解が成立をしまして、その後、総理の方から工事の中止をせよという指示がございましたので、私の方から工事の中止を指示したということでございます。
○中谷国務大臣 現在、防衛省内で検討をいたしておりますが、和解に伴う防衛省の対応につきまして、和解の当事者間の認識に異なることがないように、和解の内容をよく確認した上で適切に対応をしていくということでございまして、あくまでも和解の内容を全て誠実に実行していくという考えでございます...全文を見る
○中谷国務大臣 和解内容に書かれていたことにつきましては、埋立工事を直ちに中止するということでございまして、現在、関連する部局において検討しております。  ボーリングの調査など和解に伴う防衛省の対応、具体的なことにつきましては、和解条項に示された手続、また沖縄県との協議、これを...全文を見る
○中谷国務大臣 現在、ボーリングの調査も含めて作業は中止をした状態でございます。陸上に係る工事等も行っておりまして、全域につきまして、今回の和解条項に示された手続、また沖縄県との認識に異なることがないように、一つ一つ今確認作業をしているということでございます。
○中谷国務大臣 資料に書かれておりますけれども、平時からの防衛協力といたしまして、日米間で相互運用性、持続性、即応性を強化するために日本国内外双方において実効的な二国間、多国間の訓練、演習を実施する、適時かつ実践的な訓練、演習は抑止を強化するとされております。  日米安保体制に...全文を見る
○中谷国務大臣 このFMSというのは、自衛隊が創立した当時から米国の武器の調達ということである制度でございまして、この調達につきましては、米国政府が、米国の国内法がございまして、武器輸出管理法に基づいて、武器輸出適格国、すなわち同盟諸国及び友好諸国に対して装備品等を有償で提供する...全文を見る
○中谷国務大臣 通常の商慣行におきましては、その品物を購入した、お店へ行って購入を決定して、そして自宅に着いて受領する、受領した時点で自分の所有物になるというのが一般的でございますが、FMSというのは、規定上、資料に書かれたような内容で契約を行っているということでございます。 ...全文を見る
○中谷国務大臣 弾薬の製造販売をする企業につきまして、これは法律の規定で、武器等製造法に基づく製造事業に係る経産大臣の許可、火薬類取締法に基づく製造営業に関する経産大臣の許可及び販売営業に関する都道府県知事の許可、こういった認可が必要でございます。  防衛省に向けた弾薬製造販売...全文を見る
○中谷国務大臣 これまで、平成二十五年の十月、そして平成二十六年の二月の二回、高知県の防災訓練と連携して行った日米共同統合防災訓練において、オスプレイの参加を計画いたしました。ただし、平成二十五年の十月二十五日の防災訓練では、大雨警報が発令をされまして、気象的な理由により、この防...全文を見る
○中谷国務大臣 まず、普天間基地におけるオスプレイの離発着回数でございます。これにつきまして、MV22オスプレイ、これは普天間飛行場でありますが、同機の離発着状況の集計結果を毎年公表しておりますが、平成二十六年度の離発着回数は二千七百三十五回でございました。前の平成二十四年九月に...全文を見る
○中谷国務大臣 沖縄の基地負担軽減というのは政府として取り組まなければならないことでございまして、従来から、オスプレイにおきましては、沖縄以外の県におきまして受け入れていただくように努力をしているところでございます。  これはあくまでも全国の全ての都道府県を対象にしたものでござ...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、いたしません。あくまでも、佐賀県につきましては、自衛隊のオスプレイの佐賀空港への配備についてということでございます。  沖縄の負担軽減等の、米軍等のことにつきましては、沖縄の負担を全国で分かち合うという観点から、全国の他の空港と同様にお願いをさせていただ...全文を見る
○中谷国務大臣 これは現中期防にも書かれておりますけれども、島嶼への侵攻があった場合に、速やかに上陸、奪回、確保するための本格的な水陸両用作戦能力を新たに整備するということで、連隊規模の水陸両用作戦の専門部隊から構成される三千人規模の水陸機動団を今中期防期間中、すなわち平成三十年...全文を見る
○中谷国務大臣 あくまでも、自衛隊につきましては、我が国の防衛、また国際貢献などの活動任務等もございますし、災害の任務等もございますが、そういうことを考えて、全国的に考慮して、西方の方に配置をするというふうに決めたわけでございます。  一方、沖縄につきましては、米国の海兵隊が所...全文を見る
○中谷国務大臣 今後の訓練等につきましては、新しい状況に応じて、新ガイドラインに書かれておりますけれども、相互の運用性、インターオペラビリティーの向上、また共同対処行動の円滑な実施を目的といたしまして共同訓練を行うわけでございますが、例えば、海外で米海兵隊と共同訓練、ドーン・ブリ...全文を見る
○中谷国務大臣 米海兵隊との共同訓練でございますが、特に沖縄で集中的に実施をするということは想定しておらず、実施部隊の利便性、規模、得られる効果等を勘案しまして、国内外を問わず、適切な場所を選定の上、訓練を行ってまいりたいということでございます。  国内においては、関係自治体に...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省として佐賀県に協議を申し込んだというのは事実でございますが、漁協との間で佐賀県が交わされた公害防止協定の附属資料の中で、佐賀県が自衛隊との共用をする考えは持っていないと記されているのを把握したのは、当時武田防衛副大臣が佐賀県知事に申し入れを行った平成二十六年...全文を見る
○中谷国務大臣 芦田修正というのは、憲法制定時に、帝国議会の小委員会において、憲法改正案の修正で芦田均委員長のもとで行われたものでありまして、憲法九条第一項に「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、」という文言を、また、第二項に「前項の目的を達するため、」とい...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省といたしましては、今回の和解内容を誠実に実行する考えでございまして、埋立工事を中止するとともに、裁判所の提示した手続にのっとって、円満な解決に向けて沖縄県との協議を進めてまいります。  この手続におきましては、国は、代執行訴訟を取り下げ、工事を中止する、沖...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、先週の四日に、政府として和解勧告を受け入れて、沖縄県との和解が成立したわけでございます。私の方からも、直ちに埋立工事の中止を指示いたしました。  ただ、工事がいきなりとまったわけでございますので、それに付随する法的な根拠とか計画とかいうことにつきまして非...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、県と政府が合意に達した和解条項というものがございまして、政府と沖縄県が和解条項の内容を実現していく上で必要な手続でございます。  これは、もう既に和解条項の中に是正指示を行うと書かれておりますので、こういった内容を実現していく上において必要な手続として実...全文を見る
○中谷国務大臣 キャンプ・シュワブ内におきましては、代替施設建設事業と直接関係のない建物を機能的かつ効果的に再配置するために、平成十九年以降、代替施設の飛行場区域とは異なる地域において、隊舎の整備等に係る工事も実施をし、また、そのための生コンプラントの設置も計画をいたしております...全文を見る
○中谷国務大臣 現在、省内において、この和解の内容の、工事の中止というものにつきまして、整理、検討を行っているということでございます。
○中谷国務大臣 先ほどお答えしたとおりでありまして、この是正の指示につきましては、もう既に和解勧告条項の中に書かれておる手続の一つでございます。これらの手続を通じて沖縄県と協議を行っていくということでございます。
○中谷国務大臣 現在、工事を中止することを指示しておりますが、まず、ボーリング調査についても現場の作業はとめております。ボーリング調査も作業をとめております。  こういった和解に伴う防衛省の対応の具体的なところにつきましては、和解の当事者であります沖縄県側と認識に異なることがな...全文を見る
○中谷国務大臣 ボーリング調査も含めて、現場での作業はとめている状況にございます。
○中谷国務大臣 キャンプ・シュワブ内におきましては、代替施設建設事業とは直接関係のない建物を再配置するということで工事を行っている関連事業もございます。  したがいまして、今回の和解等につきまして、防衛省の対応の具体的なところ、これは当事者の沖縄県と認識が異なることがないように...全文を見る
○中谷国務大臣 キャンプ・シュワブ内には、代替建設事業と関係のない事業が動いてきております。その点におきましては、それぞれの隊舎の整備等に係る工事も実施して、生コンのプラントも計画しております。  そういうことでございますが、今回の和解を受けまして、私が指示をいたしまして、ボー...全文を見る
○中谷国務大臣 和解内容につきましては全て誠実に実行する考えでございますが、具体的なところにつきましては、条項に示された手続、また沖縄県との協議を誠実に行っていくということを踏まえまして、和解の当事者である沖縄県側との認識に異なることがないように、和解の内容をよく確認した上で適切...全文を見る
○中谷国務大臣 普天間の代替施設建設事業につきましては、ボーリング調査も含めまして、現場での作業はとめている状況でございます。
○中谷国務大臣 先ほどお答えしましたが、キャンプ・シュワブ内には、代替施設建設事業と関係のない、隊舎を機能的かつ効果的に再配置するための事業、これは行っているわけでございます。代替施設の飛行場区域と異なる区域において隊舎等の整備に係る工事も実施をいたしております。  これではな...全文を見る
○中谷国務大臣 それに係る作業は全てとめております。
○中谷国務大臣 そのとおりでございます。関連する工事は全てとめております。
○中谷国務大臣 私も、政治家として二十年、沖縄の普天間基地の移転、非常に政治家としても取り組んでいるわけでございますが、どう考えてみても、普天間飛行場を辺野古に移設するということが、相手方、アメリカもあります、また沖縄県もあります、地元もあります、こういうことを総合的に勘案いたし...全文を見る
○中谷国務大臣 和解をしたわけでございますので、今回の内容を誠実に実行する考えでありまして、司法判断が下された場合におきましては、その判断に従い誠実に対応してまいりたいと考えております。
○中谷国務大臣 これから円満な解決に向けて沖縄県と協議を続けてまいりますけれども、その上で、司法の判断が下された場合には、その判断に従い誠実に対応してまいりたいと思います。
○中谷国務大臣 現在、手続に従って協議を進めてまいっているわけでございます。その上で、司法判断が下された場合におきましては、その判断に従って誠実に対応していくということでございます。
○中谷国務大臣 和解の条項に書かれております。国も沖縄県も司法判断が下された場合にはその判断に従う、そしてお互いに協力して誠実に対応する、これが合意でございます。  この和解内容に沿ったプロセスは始まったばかりでありまして、司法の判断を予断した御質問を先ほどから再三再四受けてお...全文を見る
○中谷国務大臣 五年以内の運用停止につきましては、沖縄県から、平成二十六年二月十八日の推進会議の開催から五年をめどとするという考え方が示されておりまして、政府としては、このような沖縄県の考え方を踏まえて取り組む考えでございます。
○中谷国務大臣 震災発生五年になりますが、当時、辻元議員と私はNPO法案の打ち合わせ等をやっておりましたが、発災後から辻元議員は被災地に入って何カ月もボランティア活動等を中心に、また、政府の補佐官としてのお仕事をされたと記憶しております。  防衛省は、この教訓につきまして、平成...全文を見る
○中谷国務大臣 災害対策基本法につきましては、例えば平成二十四年の六月に、災害時により広域的な支援を有効にするための、都道府県、国による調整規定の充実、新設といった法改正が行われました。したがいまして、現在はこういった新規立法については検討を行っているわけではございません。現在の...全文を見る
○中谷国務大臣 憲法草案等につきましては、自民党としてまとめられたことでございまして、私は今政府の一員でございますので、それに対してお答えすべき立場にもございません。  そういうことで、政府といたしましては、憲法改正につきまして、国民の理解が不可欠でございますので、国民的な議論...全文を見る
○中谷国務大臣 政府といたしましては、緊急事態等につきましては、各省庁としっかりと連携協力をして対策を実施しているということでございます。
○中谷国務大臣 先日、四日に和解勧告を受け入れまして、沖縄県と和解をするということを決定いたしました。目的は、普天間飛行場の抱えている危険性、また、周辺の住民の皆さんの心配、これを取り除くということで移転を推進するということでございますが、もう既に二十年になってまいりました。 ...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛装備移転三原則に基づきまして、政府としては、全体として厳格な審査を実施することが必要でございます。  昨年十月に防衛省に防衛装備庁が発足をしまして、この重要性に鑑みまして、装備移転に係る防衛省の一元的な窓口となる国際装備課を装備政策部に設置をいたしております...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほど民主党の原口委員からも同様の指摘がございました。  御指摘いただいたように、FMSの調達が非常に増加しておりまして、国内産業からの調達が減少傾向にあります。  ただし、FMSの内容がF35とかオスプレイ、またグローバルホーク、イージスシステムといった先端...全文を見る
○中谷国務大臣 日中の海空連絡メカニズム、これは我が国の安全保障を考えても非常に重要なことでございまして、私も、昨年の十一月四日になりますけれども、ADMMプラスの場におきまして、日中の防衛大臣会議をいたしました。この会議におきまして、日中の両大臣で、この海空連絡メカニズムの早期...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省といたしましては、今回の和解内容を誠実に実行する考えでありまして、埋立工事を中止するとともに、裁判所の示した手続にのっとりまして、円満な解決に向けて沖縄県との協議を進めてまいります。その上で、司法判断が下された場合におきましては、その判断に従って誠実に対応し...全文を見る
○中谷国務大臣 共同使用中の公園につきまして、使用者であります逗子市の方から共同施設の充実について要望がある場合におきましては、当該施設が都市公園法上の都市の公園施設に該当するか、また、当該施設の使用が防衛省と市の間の使用許可書において規定をされている使用面積、また使用期間等の使...全文を見る
○中谷国務大臣 委員御指摘のように、中国の公船が領海侵入を繰り返したり、自衛隊のスクランブルの回数が増加するなど、我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しているということは間違いありません。  平和安全法制は、特定の国や地域を念頭に置いたものではありませんけれども、あらゆる事...全文を見る
○中谷国務大臣 政府といたしましても、あらゆる事態に切れ目のない対応ということで、武力攻撃に至らない侵害に対しましても、いかなる不法行為に対しても切れ目のない対応を確保するために、海上警備行動また治安出動等の発令に係る手続の迅速化のための閣議決定を行いました。警察、海保などの機関...全文を見る
○中谷国務大臣 和解条項の中に、国土交通大臣は、沖縄県知事に対し、埋立承認取り消しに係る地方自治法二百四十五条の七の所要の是正の指示をし、県知事はということが書かれておるわけでございます。  これにつきましては、和解条項に従いまして、昨日、沖縄防衛局の職員がこれに合わせまして国...全文を見る
○中谷国務大臣 四日のちょうど昼過ぎに総理の方が和解案を受け入れ、そして、沖縄県に対しましても、裁判所の方で和解が成立したということでございます。  総理が知事に会われたのが四時半だと伺っているわけでございますが、この和解の内容におきまして、今回の対応につきましても、政府と沖縄...全文を見る
○中谷国務大臣 政府といたしまして、この和解条項に従って対応するということで、政府全体として決定したということでございます。
○中谷国務大臣 政府としては、和解の提案を受け入れると決まりまして、その後、沖縄県との和解が成立するわけでございます。これを受けて、直ちに、工事の中止におきましては私の方に総理の方から指示がありまして、私も指示をいたしました。このように、その後、政府として意思決定をしたわけでござ...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、それぞれ事務方においても手続や検討が必要でございまして、四日の昼に和解が成立しました。これにつきまして、防衛省は、昨日、沖縄防衛局の職員が国交省に赴きまして、そして、十月に行った審査請求と執行停止申し立てを取り下げる旨の文書を提出しました。そのために、その...全文を見る
○中谷国務大臣 出すこと自体は和解の条項に入っております。和解が成立したということで、それが動き始めるわけですね。  その手続におきましては、先ほど説明いたしましたが、七日の月曜日、十一時半ごろ、沖縄防衛局の職員が国交省に赴きまして文書を手交したわけでございますので、国交省の手...全文を見る
○中谷国務大臣 政府といたしまして、今回、和解勧告という新たな状況を踏まえて熟慮した結果、国と沖縄県との将来にとって最適な選択であると判断して、今回の和解を受け入れることといたしたものでございます。  これにつきましては沖縄県も同様でございまして、結果的に、この和解条項を受け入...全文を見る
○中谷国務大臣 和解案に従って誠実に対応していくということでございますが、考え方といたしましては、政府といたしましては、平成二十五年末に仲井真前知事からいただいた普天間飛行場の辺野古への移設に必要な埋立承認は何ら瑕疵がなく、既に行政判断は示されているという考えには変わりがございま...全文を見る
○中谷国務大臣 この問題の原点は、普天間基地の抱える危険性の除去でございます。そのため、もう二十年にもなりますけれども、いろいろな案を協議し、交渉し、そして、申請手続を踏まえまして、一日も早くこの普天間飛行場の移設が実現できるように取り組んでまいりました。  しかしながら、現状...全文を見る
○中谷国務大臣 我々は、さきの大戦におきまして、沖縄県におきまして悲惨な地上戦が展開をされ、そして、サンフランシスコ平和条約の発効以降も一定期間我が国の施政権外に置かれたという沖縄県の苦難の歴史、これを忘れてはならないと思っております。  累次、沖縄の皆さん方とは話をし、協議を...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、二〇一三年の四月に日米が普天間飛行場を含む嘉手納以南の米軍施設・区域の返還に係る統合計画に合意をいたしております。その中で、この返還時期を二〇二二年度またはその後と示しておりまして、返還までに必要な一つ一つの手順、それぞれの手順を実施するために必要な期間が...全文を見る
○中谷国務大臣 今回の和解によりまして埋め立ての工事は中止をすることになりますが、手続を経まして移設作業を再開するまでの期間、これは予断をして今後の移設作業の見通しについて現時点でコメントすることは困難でございますが、この統合計画の早期の着実な実施に今まで取り組んできたわけであり...全文を見る
○中谷国務大臣 せんだっての分科会の質疑におきまして私が答弁いたしまして、順調に進めば五年間で工事が完了して、二〇二二年度に普天間飛行場の返還が可能になるということでございました。  今回、和解によりまして埋立工事が中止をすることになりますが、和解の内容に示された手続を経て移設...全文を見る
○中谷国務大臣 そういう説明をいたしております。
○中谷国務大臣 せんだっても答弁いたしましたが、順調に進めば五年間で工事完了で、二二年度に普天間飛行場の返還が可能になる旨、私は述べておりますが、今回、工事が中断しますので、当然、この経緯の間どうなるかという心配、予測はございます。  しかしながら、今、これを推進していくために...全文を見る
○中谷国務大臣 和解の手順や作業がいつ終わるのか、これは今、断言できません、予断ができません。  しかし、これしかないんです。この手続を進めて、この期間においても解決のために円満な協議を行いますし、また、最終的に示された司法の判断におきましては、両者は確定判断に従うということで...全文を見る
○中谷国務大臣 この目標につきましては、順調に進めば五年間で工事が完了して、二〇二二年度に普天間の返還が可能になるということでございます。
○中谷国務大臣 今、この和解に従ってプロセスを進めるしかないんです。  今回の和解におきましても、できるだけ期間を短縮していくということで、例えば、是正指示をしてから一週間以内に国地方係争処理委員会に審査を申し出るとか、また、その後一週間以内に高裁等に提訴するとか、司法の方もで...全文を見る
○中谷国務大臣 いつ決着がつくのか、現時点においては時期的なことはまだ予断を持って申し述べる段階ではございません。  ただし、沖縄県からの要望によって、移設を五年以内にということで、政府はあらゆることを実施いたしておりますが、これも、やはり地元の協力が得られるということが前提で...全文を見る
○中谷国務大臣 和解の内容に従って、誠実に実施をしていると認識をいたしております。  今回、和解を決定いたしたわけですが、やはり、延々と訴訟合戦を繰り広げるという状況が続きますと固定化が続くわけでございまして、何とか現実を打開したいということで、熟慮を重ねまして、今回、和解を成...全文を見る
○中谷国務大臣 時刻につきましては、最終的に政府で和解案の受け入れを決定いたしましたのは十二時過ぎでございますけれども、それぞれ、政府部内でさまざまな熟慮、検討を実施いたしておりまして、その点につきましては、私の方から答弁することは差し控えさせていただきたいと思います。
○中谷国務大臣 読ませていただきました。
○中谷国務大臣 今回、和解の内容をよく読んでみますと、国と沖縄県で訴訟しております三つの訴訟を一つにまとめました。そして、判決が確定するまで普天間飛行場の返還及び埋立事業の解決に向けた協議を行いまして、判決で司法の判断が示された場合には、国も沖縄県も判決に沿った手続を進めるととも...全文を見る
○中谷国務大臣 手続といたしましては、おっしゃるとおりでございます。
○中谷国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたが、この和解の条項の中に、是正指示が行われて一週間以内に国地方係争処理委員会に申し出をする、そして、それぞれ答えが出た場合に、一週間以内に高裁に提訴をすると書かれております。  現在わかっていることはこれでございますが、裁判でございま...全文を見る
○中谷国務大臣 裁判所の和解案で示されたことは、埋立工事を中止するということでございまして、現在、防衛省としては、埋立工事を中止するということを指示いたしまして、ボーリング調査など各種の現場の作業は現時点でとめている状況でございます。  その上で、御指摘のボーリング調査など、和...全文を見る
○中谷国務大臣 キャンプ・シュワブ内におきましては、代替施設建設事業とは直接関係のない建物を機能的に、効果的に再配置するために、平成十九年以降、この飛行場区域とは異なる区域において隊舎建設工事などを実施しております。  現在、この和解に伴う防衛省の対応の具体的なところにおきまし...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省が業務を実施していく上で、翁長県政における今後の政策立案、実施について理解する必要性は現在も変わっておりません。引き続き、重要な参照資料の一つとして建白書を活用していくために、防衛省において保存期間のさらなる延長を検討しているところでございます。  この保...全文を見る
○中谷国務大臣 現在、一年延長ということでございまして、この期間も含めまして検討しているということでございます。
03月08日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(中谷元君) 防衛大臣の中谷元でございます。  本日は、佐藤委員長を始め理事及び委員の皆様に防衛大臣としての所信を申し上げます。  現在の我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しております。  特に、北朝鮮は、一月の核実験に続き、先月には、人工衛星と称する弾...全文を見る
03月08日第190回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(中谷元君) 自由民主党の憲法改正草案につきましては、自民党として将来のあるべき憲法の姿を世の中に示したものでありまして、その具体的な内容につきましては政府としてはお答えすべきではなくて、また防衛大臣としても、本委員会に出席している私からこの内容等につきまして答弁するこ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 自民党の草案につきましては、これは党内の議論で将来のあるべき姿をお示ししたものでございます。  私は政府としての立場でございますので、答弁をすることは差し控えさせていただきますが、この改憲につきましては、せんだって安倍総理が答弁をいたしたとおり、政府とし...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 憲法改正等につきまして、自民党として考え方を示しておりますし、あるべき姿も示しておりますが、これはあくまでも自民党の考えでございまして、政府としてはお答えすべきではありません、これは。まして、防衛大臣として答弁をしている私から答弁することは差し控えさせてい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これにつきまして、様々な御意見がございますので、政府の立場としてそのことに対する考え方につきましてはお答えを差し控えさせていただきます。
○国務大臣(中谷元君) 閣僚の立場でございます。そのことに対する考え方等につきましては、政府といたしましてお答えすべき立場でもございませんし、防衛大臣として出席をいたしておりますので答弁をすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中谷元君) その言葉にいたしましても、様々な意味がございますし、様々な議論の必要もございます。現時点といたしまして、私は政府の立場でございますので、言及につきましては控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(中谷元君) 非常に深い議論がございます。その点につきましては、自民党としてはあるべき憲法の姿の中で議論はされてきているわけでございますが、その内容につきまして、私は政府としてお答えするべきではございませんし、また、防衛大臣として出席をいたしておる私から何かと答弁をする...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この点につきましては様々な御議論、御意見があると私も思っております。この点につきまして、是非、個別の議論につきましては憲法審査会において政党間で大いに議論を深めていくべきでもあるものと考えております。
○国務大臣(中谷元君) その点についても、いろんな考え方がございます。大変深い議論が必要でございます。  自由民主党は、もう六年も七年も掛けてこの試案をまとめる際に議論はいたしましたが、非常に大変な議論がございます。したがいまして、自民党の考え方等につきましては、私としては政府...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 委員もこの点のお考えをお持ちのように、この問題につきましては様々な御意見があるというのは事実でございます。  したがいまして、この点につきましては、国会の場で議論をするということは大変有意義なわけでございます。憲法審査会におきましても、国会のことでござい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 個別の言葉とか条文の規定ぶり、文言、これについては、まさに憲法審査会において緻密な議論が行われるべきものでありまして、本委員会で、私、政府の立場の人間でございますので、私から答弁する性格のものではないと考えます。
○国務大臣(中谷元君) 人権、個人につきましても、大変これは深い議論が必要でございますが、委員の御意見も今拝聴させていただきましたけれども、様々な意見、議論があるのは事実でございます。  憲法改正というのは国民の理解が必要でありまして、その内容等につきましては、国会、また国民的...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) そのような御意見があることは承知をいたしております。あるべき姿につきましてそれぞれ議論をしていただいて、内容等につきましても国民に分かりやすく提示をする必要もございますので、是非、憲法審査会等、また各政党間の議論も結構でございます。  自民党は長年議論を...全文を見る
03月10日第190回国会 衆議院 本会議 第15号
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○国務大臣(中谷元君) 篠原議員にお答えをいたします。  まず、在日米軍駐留経費負担、HNSが憲法違反である可能性についてお尋ねがありました。  日本の防衛、またアジア太平洋地域の平和と安全に寄与する抑止力として日米同盟が機能するためには、その中核的要素である在日米軍のプレゼ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 赤嶺議員にお答えいたします。  普天間飛行場の返還についてのお尋ねがありました。  最も大事なことは、住宅や学校に囲まれ、市街地の真ん中にある普天間飛行場の固定化は絶対に避けなければならないということです。  この問題について、約二十年前、沖縄県知事...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(中谷元君) 現時点まで得られた情報を総合的に勘案いたしますと、北朝鮮は、本日五時二十二分頃及び五時二十七分頃、北朝鮮の西岸の南浦付近からそれぞれ一発弾道ミサイルを東北東方向に発射した模様です。発射された弾道ミサイルは約五百キロメートル飛翔し、日本海に落下したものと推定...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、船舶検査活動につきまして、これは重要影響事態又は国際平和共同対処事態に際して、貿易その他経済活動に係る規約の措置の厳格な実施を確保する目的で、船舶の積荷、目的地を検査、確認する活動、また必要に応じて船舶の航路、目的港、目的地の変更を要請する活動でござ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) せんだっての御質問につきまして、具体的にトゥエンティナイン・パームズ米海兵隊基地とまたキャンプ・ペンデルトン米海兵隊基地やミラマー米海兵隊航空基地との距離についてお尋ねがありましたので、お答えをしたところでございます。  この普天間飛行場の各種の県外移設...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 本件佐賀空港の件は、平成二十七年の九月に原口議員からの質問主意書に対しまして、沖縄の負担軽減、これを日本全体で分かち合っていく観点から、米海兵隊による佐賀空港の利用が行われることが望ましい旨回答いたしましたが、ここで言う利用というのは海兵隊の配備ではなくて...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは佐賀空港に関してのお尋ねでございましたので、防衛省が考えていたのは、これは一時的な利用、訓練等の利用に関して佐賀空港にお願いしたということでございます。
○国務大臣(中谷元君) 私が答弁いたしました真意は、米国における海兵隊の部隊の配置に係る基本的な考え方については米国が決定することであるということでございまして、そういう意味で承知していないということでございます。
○国務大臣(中谷元君) これは当時の政権内の議論でございましたが、当時は、平成二十二年、海兵隊の航空部隊が支援、連携する陸上部隊から一定の距離以上に離れると運用に支障を来すということについて米側から説明を受けていたわけでございます。  他方、これ以上の詳細につきましては米政府か...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは基本的にアメリカの中の規則でございます。アメリカの海兵隊がやはり機動性また即応性といった特性を維持していくためには、その構成要素である陸上部隊、航空部隊、後方支援部隊等が相互に近傍に配備され、平素から合同で効果的、効率的に訓練を実施する必要があります...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 米側からは、一定の距離ということで、数字においては明らかに私は聞いておりません。
○国務大臣(中谷元君) お尋ねの芹澤清は、現在、内閣官房国家安全保障局に勤務いたしております。
○国務大臣(中谷元君) ケーソンの護岸の延長が長くなっておりますが、これは普天間飛行場の代替施設が、岩国飛行場、北九州空港と比べて水深の深い箇所が多く存在するということなど、この護岸工事に必要な条件等を勘案いたしましてケーソンが長くなったということでございます。
○国務大臣(中谷元君) 御指摘のとおり、平成十八年度から平成二十六年度までの支出済額は約四百七十億円であり、平成二十七年度予算では約千七百三十六億円、これは契約ベースであります。そして、平成二十八年度予算案では約千七百七億円、契約ベースを計上しております。さらに、平成二十八年度予...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしましては、福岡高裁の那覇支部の和解勧告を受け入れて和解をすることを決定して、埋立工事、これを直ちに中止をすることといたしました。  一方で、ロードマップに基づいて、平成十九年以降、この埋立工事とは別に、キャンプ・シュワブ内におきまして代替施設...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今般、国と地方が和解をしたその条項につきましても、これはやっぱり国と沖縄県が訴訟合戦を延々と繰り広げられるような関係となることを避けることを意図したものでございまして、判決で司法の判断が示された場合には、それを受けて双方が誠実に対応することになると承知をい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この設計変更につきましては、沖縄県が承認するか否かは判決で司法の判断が示された後の対応の話でございます。和解条項には、判決を受けて、双方が互いに協力して誠実に対応することを確約するということが明記をされております。
○国務大臣(中谷元君) 現在行われているような米韓の合同連合演習につきましては、これは米韓の中で協議をして実施されていることでございますので、我が国としてはこれに関するコメントは差し控えさせていただきます。  その上で、この北朝鮮の対応等につきまして、やはり現下の朝鮮半島の情勢...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 日米韓に関しましては、情報の共有におきましては三か国の間の協定はございます。しかしながら、日韓におきましては、GSOMIAと言いますけれども、情報保護協定、これはいまだ締結をされていない現状でございまして、こういった面におきまして情報が必ずしも共有ができて...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 中国の戦略的意図につきましては、防衛省として確たることを申し上げることは差し控えさせていただきますけれども、あくまでも一般論として申し上げれば、まず、中国における南シナ海の大規模かつ急速な埋立て、拠点構築、その軍事目的での利用の背景は、海洋権益の獲得、その...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしまして、やはり普天間飛行場の抱える危険性、また住民の皆様方の心配を一日も早く除去していくということにつきましては、これは沖縄県と政府の共通の認識でございますけれども、残念ながらいまだにこの問題が決着せず、しかも訴訟合戦という状況の中で、このまま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在、和解が進行しておりまして、これは今後、この条項に従って執り行われるということでございますので、こういったプロセスを通じて考え方も説明もし、また円満な解決に向けた協議も行っていくということで、沖縄県の皆様とは手続また協議を誠実に行っていくということにい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、平成二十六年二月から翌年の十一月までの間に沖縄県が実施をしました水質調査におきまして、北谷浄水場付近の河川等から比較的高濃度の有機フッ素化合物PFOSが検出されたということは承知をいたしております。  本件につきましては、本年一月...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在調査をいたしておりまして、沖縄の防衛局におきましては、これに対して文書を出して検出状況について開示をいたしております。  このPFOSが検出されたということで、因果関係についても問合せをいたしておりまして、現時点で本件の責任の所在について申し上げるこ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 昨年の七月に台風九号が沖縄県に来襲した影響によりましてブルーシートが一部剥がれましたが、ブルーシートは速やかに張り直したところでございます。また、この試料採取を行いまして排出調査を行いました結果、周辺環境への影響につきましては確認をされませんでした。  ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 普天間基地問題というのはもう二十年来になりますけれども、この基地が抱える危険性、また騒音など、住民の皆様方が抱える心配や懸念などに応えるために政府として取り組んでまいってきたわけでございます。しかしながら、近年、国と沖縄県とが訴訟合戦を延々と繰り広げるよう...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在、和解勧告を受け入れまして、それに伴って対応いたしております。防衛省といたしましても、埋立工事、これを直ちに中止をするということといたしました。  現在、この内容等につきまして、和解の内容、よく確認をした上で適切に対応すべく今検討いたしておりますが、...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在、防衛省としては、埋立工事を中止するということで、その他の事項も含めましてボーリングの調査、そしてキャンプ・シュワブの陸上部における工事など、各種の現場の作業、現時点で全て止めている状況でございます。  その上で、このボーリングの調査、これが和解に伴...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましてはこの和解条項に沿って行ってまいりたいと思いますが、この手順におきましても、今、承認取消しの是正措置があった後、不服がある場合は一週間以内に沖縄県が国地方係争処理委員会に審査を申出をし、また、出た結論につきましてそれぞれ一週間以内に沖縄...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、外務省の方もこの決定が行われた後、直ちに米側に説明をいたしております。様々な外交ルートを通じて行いました。  私自身も三月の七日、防衛省を訪問したシアー国防次官補に、日本政府としての今回の和解の決断と普天間飛行場の全面返還を実現するための考え方を...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府としては、協議によりまして円満解決できるように粘り強く取り組んでまいる所存でありますが、近日中に、政府・沖縄県協議会など既存の枠組みを活用するかどうかも含めまして、今後の進め方につきまして沖縄県と調整をして速やかに実施に移したいと考えております。
○国務大臣(中谷元君) これは、沖縄県と成立をいたしました和解条項に沿って行っているところでございまして、この和解条項の三項に、国交大臣は沖縄県知事に対し、埋立承認取消しに対する是正の措置をするとあります。その後の手順も和解条項の中に明記されておりまして、不服の場合には国地方処理...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府としては和解条項の手順に従ってやっているわけでございまして、まず工事を中止をする、そしてこの訴訟、これを取下げをするということで、その上、国が沖縄県知事に辺野古埋立承認取消しの是正指示をすると、これは和解条項に定めた手順に沿ってやってきているわけでござ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この和解が成立しまして、直後に知事にも私もお目にかかりましたし、名護市長にも会いました。官邸の方でも総理と官房長官と知事との面会も行われまして、今後協議をしましょうということでございます。  協議におきましては、政府の考え方、こういった負担軽減、目に見え...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省としましても、宇宙空間、これが新たな戦略的領域でありまして、安全保障上の重要な比重が増大していると認識をいたしております。  現在、宇宙からの攻撃等に対しては具体的な取組を行う計画は有しておりませんけれども、宇宙空間については、対衛星兵器、またスペ...全文を見る
03月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(中谷元君) 安全保障につきましては、与野党共に、国の根幹に関わることでありまして、大事な問題だと思っております。  野党で提出された法案が国会に存在するということは承知しておりますが、国会の審議に関わることは国会が御判断をされることでございまして、国会において御判断...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 報道等で中身については存じ上げております。
○国務大臣(中谷元君) この平和安全法案等につきまして衆参で二百時間以上の審議が行われました。私も答弁に、二千四百問以上お答えをいたしまして、一つ一つの御質問に対して私なりに誠実に答えたつもりでございます。内容的にもあらゆる観点から議論をされまして、私なりに説明をいたしましたが、...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 参議院におきましても、特別委員会で百時間以上の審議がされました。私も何度も答弁に立たせていただきましたけれども、その都度お答えをしたつもりでございまして、最終段階において、いろいろと質疑の中で与野党で交渉が引き続き行われていたわけでございますが、与党といた...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 私は誠実に、二千四百二十四問以上の質問が出まして、お答えをいたしました。  やはり国会の委員会の運営等につきましては、委員長を中心に与野党の理事の間でいろいろと交渉しながら議事運営がされるものでございまして、時間的にも百時間以上、私もこの場で答弁させてい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 我が国の武力の行使、行い得るのは、委員会の議論でも御説明しましたけれども、新三要件、これを満たす場合のみ限られるわけでございまして、これは、憲法から厳格な歯止めということで昭和四十七年に政府が考えを表明いたしました基本的な考え方、これに基づいて行われている...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 事態につきましていろいろと個別具体的な事例がございますけれども、あえて申し上げれば、この例外的としている事態につきましては、ホルムズ海峡で機雷が敷設される事例は存立危機事態には該当しても武力攻撃事態等には該当しない場合として想定をされるということでございま...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○中谷国務大臣 新たな特別協定において、日本側が負担する駐留軍等の労働者上限数、二万二千六百二十五人から二万三千百七十八人へと段階的に五百五十三人増加をさせるということでございますが、御指摘のとおり、能力発揮に直結する装備品の維持、整備等に従事する労働者の日本側の負担上限数を増加...全文を見る
○中谷国務大臣 新たな協定のもとで、HNSの規模が、平成三十二年度、最終年度で千八百九十九億円でございますが、これは現行の特別協定の最終年度である今年度の予算額とおおむね同じ水準でございまして、こういった額におきましてほぼ同じ水準であるということを申し上げたいと思っております。
○中谷国務大臣 FMS調達につきましては、平成二十七年度予算におきまして約四千七百五億円となっておりますが、平成二十八年度予算案におきましては約四千八百五十八億円となっております。約百五十三億円の増加ということですが、主に、SM2、これは、艦対空誘導弾、標準ミサイル三カ年分をまと...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省では、島嶼防衛に万全を期するために、中期防に、水陸両用車を五十二両整備するといたしておりまして、まず、この車両の各種検証のために、参考品の取得段階において、早期に取得すべく、取得方法を米国政府に確認をいたしました。  米国政府と調整をした結果、防衛省が平成...全文を見る
○中谷国務大臣 一般輸入ということで、そのとおりでございます。
○中谷国務大臣 有償援助調達と呼称しております。     〔土屋(品)委員長代理退席、委員長着席〕
○中谷国務大臣 そもそもこれはFMSのことでありまして、このFMSというのは、単に経済的な利益を目的とした装備品の販売ではなくて、米国の安全保障政策の一環として、米国の国内法である武器輸出管理法に基づいて、同盟諸国及び友好諸国など武器輸出適格国に対して装備品の提供を有償で実施する...全文を見る
○中谷国務大臣 米国の防衛施設内における電力の調達につきましては、施設とか区域ごとに一括調達をしているということ、そして、実際には、計測メーターを設置するに当たっては、計測メーターの設置費用、維持管理、また検針の問題等につきまして十分考慮する必要がありまして、建物ごとには計測メー...全文を見る
○中谷国務大臣 これも、一括で電気等につきまして調達をしているということでございまして、考え方としましては、割合を七二%から六一%に削減するということで、こういった中に節減をしていただくということで要望いたしております。  温度等につきましては、例えば厚木海軍飛行場におきまして...全文を見る
○中谷国務大臣 御指摘のように、近年、アメリカは、安全保障の課題において、単にみずからの努力のみならず、同盟国やパートナー国との協力を重視していると認識しておりまして、こういう考えにおいて、米国におきましては、同盟国の役割やリスクについて議論をする際に、HNSといった相互の安全保...全文を見る
○中谷国務大臣 二十八年度の防衛関係費におきましても、オスプレイとかF35A、またグローバルホーク、滞空の無人機、E2Dという新早期警戒機など、必要な経費を計上いたしております。  これらの装備品はFMSによって米国政府から取得するということでありますが、我が国を取り巻く安全保...全文を見る
○中谷国務大臣 普天間の移設等の米軍の再編経費、これを含めた防衛関係費につきまして、これは、政府全体で経済・財政再生計画が定められておりまして、一般歳出の水準の目安の範囲内ということで歳出改革に取り組むということにいたしております。  また、防衛力の整備につきましては、大綱、中...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、平成二十五年の十二月十五日当時のことでございますが、政権与党内の衝突によって発生した事案というのは認識をいたしておりますけれども、政府といたしまして、UNMISSから撤収を検討したという事実もないということでございます。
○中谷国務大臣 これにつきましては、南スーダンの情勢が混沌となった状態となりまして、従来の施設活動への復帰の見通しが全く立たない中、派遣施設隊長が、テレビ会議におきまして緊急撤収計画の具体化を進めるよう示唆された、このため、派遣施設隊長は隊本部幕僚に対して第四次要員が作成した緊急...全文を見る
○中谷国務大臣 常時、現場とはテレビ会議等で連絡調整、指示などをしておりますので、そういうことはあったのではないかと思っております。
○中谷国務大臣 そういう記載がございます。あったと認識しております。
○中谷国務大臣 これは午前中も副大臣がお答えしたように、万々が一の備えという意味もございますが、自衛隊はいろいろな計画を立てて行動、対処いたしておりまして、そういった計画においても、撤収計画、これも平時から計画を立てて、実際に行動を実施するということでございますので、いろいろな計...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、常に現場における隊員の安全等も考えて作業や行動もいたしておりまして、そういう事態、不測の事態等もございますけれども、あらゆる事態に対応できるように計画は立てているわけでございますので、そういった計画において、本当に大丈夫であるのかという点において、見直しを...全文を見る
○中谷国務大臣 常に現場の部隊とCRFも交えた、また統合幕僚監部、こういったものも、実際のオペレーション上、常に現場とは連絡をとっております。事実、私も昨日、このテレビ会議システムをもちまして現場のPKO派遣部隊長と会話をいたしまして、安全を確認したわけでございますが、このような...全文を見る
○中谷国務大臣 まず、この緊急撤収計画というものは、実際に事態が急変した際の撤収にかかる期間とか要領について定めたものでありまして、このCRFの司令官の指揮、指示のもとに作成されて、必要に応じて、派遣部隊においてさらに具体化をされるということでございます。  当時、こういった情...全文を見る
○中谷国務大臣 NSCは定期的にも開かれておりますし、また臨時にも開催されるものでございますが、この中身につきましては明らかにできないということでございます。
○中谷国務大臣 これは、常に隊員の安全を把握するという意味で、中央と現場が連絡をいたしまして、CRFの司令官も、万が一の場合に備えて、現場レベルでさらに必要な検討を進めるように、当時、施設隊長に指示を行っていたと考えます。  結果的に、それは当然のことでもございますし、私もその...全文を見る
○中谷国務大臣 日本の防衛におきまして、戦後は、日本の憲法をもとに日本の国を守るということがずっと考えられました。そして、主権を回復しまして、自衛隊ができて、ちょうど昭和三十二年ごろに国防の基本方針という政府の方針が発表されました。  これによりますと、まず、日本の国の安全。こ...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほど申し上げましたように、我が国の安全保障は、日米安全保障条約と自衛隊の組織力をもって対応しているわけであります。  米国との関係は、やはり民主主義という価値観を共有いたしておりますし、また、強大な軍事力を有する米国でありますので、この同盟関係を維持していくと...全文を見る
○中谷国務大臣 そのような想定やシミュレーション、そういうものは実施しておりません。基本的に、自主防衛をもって対するというようなことは検討しておらず、やはり、どの国も一国のみで守ることはできない時代でございますので、我が国の安全保障の基軸というのは日米同盟、日米安保条約、これを基...全文を見る
○中谷国務大臣 平時の防衛と申しますけれども、これはやはり有事を念頭にそういった事態に備えるということで平時の防衛が成り立っているわけでございまして、そういうもので申し上げますと、自主防衛体制を目指して米軍が有するような装備を全て日本が保有をする、そういったことになりましたら、や...全文を見る
○中谷国務大臣 沖縄の基地負担軽減、これは、政府として、今まで、できることは全て行うということで、目に見える形を残そうということで取り組んでまいりました。例えば、統合計画をつくりまして、特に嘉手納以南の基地返還等につきましても、西普天間、またインダストリアル・コリドーの道路など、...全文を見る
○中谷国務大臣 三月十三日にヘリ基地反対協議会の声明につきまして発表されまして、その内容は拝見をいたしております。  政府の姿勢でございますけれども、今回和解をいたしましたので、和解条項にのっとって誠実に対応してまいる所存でございます。  是正措置につきましても、これは和解条...全文を見る
○中谷国務大臣 まず、報道の内容が正確であるかどうか、それを前提とした御質問にお答えすることは困難でありますが、その上であえて申し上げるとすれば、国と沖縄県が延々と訴訟合戦を繰り広げるような関係のままで、結果として膠着状態が続きまして、普天間の基地がさらに長く長く固定化をされてい...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(中谷元君) 南沙、また西沙における中国の一連の行動につきましては、領有権に関する関係国の主張が対立をする中で一方的な現状の変更及び既成事実化を一段と進めようとする行為でありまして、これまでも我が国といたしまして深刻な懸念を表明をしてきております。  我が国にとりまし...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 異なる二つの事態が併存しているということで、この異なる事態が併存しているという評価の下にそれぞれの事態に応じて対応をする、対処をするということでございます。  まず、存立事態であるということにつきまして、政府は対処基本方針でその認定、また存立危機事態に対...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、同時に異なる二つの事態が併存しているということでございますので、分かりやすく言いますと、予測事態の場合に、陸上自衛隊の部隊に対して、これは予測であるので、まだ武力攻撃を受けていませんので、陣地の構築とか待機命令を掛けるわけです。一方で、もう一つの事...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 異なる二つの事態が併存して発生をいたしておりますので、それぞれの事態に対応した対処をするということでございます。
○国務大臣(中谷元君) それぞれの異なる二つの事態が発生しておりますが、これには手続が必要でありまして、政府がその事態の認定を行うわけでありますし、また国会の承認も必要になってくるわけでございますので、それぞれの事態に応じた計画を立てて認定をして、それぞれ指示、命令を出すというこ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) それぞれ事態がいろんなケースがございますので、具体的なケースで一概に申し上げることは困難でございます。  しかし、一例を挙げますと、武力攻撃予測事態につきましては防衛出動待機命令とか防御施設の構築の命令措置をとる、もう一つは、存立危機事態に対しましては防...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) どういう事態が起こるのか、これ個別具体的な事態の態様に応じて異なるわけでございますので一概に申し上げることは困難でございますが、それぞれ、武力攻撃予測事態と認定する場合にはそれぞれの措置を考え、そして存立危機事態に対しては防衛出動などの措置を命ずることがご...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、異なる二つの事態、これに応じて認定をして対応するということでございまして、その二つの事態が併存をしているということを評価をされて、それぞれの事態に対して対応するということでございます。
○国務大臣(中谷元君) これまでも政府は、存立危機事態になり得る具体的なケース、これを分かりやすく説明をするという観点から、例えば我が国の近隣において米国に対する武力攻撃が発生をし、攻撃国の言動から、我が国にも武力攻撃が行われかねない、このような状況における、我が国の公海上で、近...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしましては、さきの国会で、二百十六時間、衆参合わせて審議をいたしました。また、二千問以上の御質問に対しても私なりには誠実にお答えをしたところでございます。  その上で、今回、野党五党が法案を提出をされたわけでございますが、議員立法に関するもので...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしましては、先般提出して御審議をいただきました平和安全法制関連の法案において、あらゆる事態に隙間のない対応ができるものといたしまして、成立させていただいた法案で対応をする方針でありますし、また、議論につきましても、憲法にのっとりまして論理的に行っ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今般の判決につきまして、国の主張について一部裁判所の理解が得られなかったというところでありますが、判決内容を慎重に検討をし、関係機関と調整をした結果、上告及び上告受理申立ての理由に該当する事項がないということから、国としては上告及び上告受理の申立ては行わな...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 上告につきましては、民事訴訟法三百十二条に基づき、当該判決に憲法の解釈の誤り、その他憲法違反等があることを理由にできるとされております。また、上告受理申立ては、同法の三百十八条に基づいて、判例に反する判断又はその他の法令の解釈に関する重要な事項を含むと認め...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 関連する訴訟が係属中であるということから、お答えは差し控えさせていただきます。  いずれにしましても、本件訴訟で提示された文書につきましては、防衛省として対外的に明らかにしたものではないことでありまして、陸上自衛隊情報保全隊が本件文書を作成したか否かも含...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 損害賠償請求を認容された原告一名について判決が確定をしたということは承知をいたしておりますが、関連する訴訟が係属中であるということから、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(中谷元君) 関連する訴訟が係属中であるということから、お答えは差し控えさせていただきます。  文書につきましては、先ほど申し上げましたけれども、防衛省として対外的に明らかにしたものではないということから、陸上自衛隊情報保全隊が本件文書を作成したか否かも含めまして国と...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 関連する訴訟が係属中であるということから、お答えは差し控えさせていただきます。  いずれにしましても、本件の訴訟で提示された文書につきましては、防衛省として対外的に明らかにしたものではないということから、陸上自衛隊の情報保全隊が本件文書を作成したか否かも...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 関連する訴訟が係属中でございまして、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(中谷元君) 情報保全隊というのは、特定の個人とか団体の影響を受けて自衛隊員が情報保全に関する規律違反等を行ったりすることがないよう、必要な資料の情報の収集、整理等を行っているわけでございます。  情報保全隊の情報収集につきましては、防衛省・自衛隊の任務、所掌事務の範...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 元陸上自衛隊の情報保全隊長が御指摘の内容を証言をしたということは承知をいたしておりますけれども、現在訴訟が係属中でございますので、お答えは差し控えさせていただきます。
○国務大臣(中谷元君) 情報保全隊の情報収集の対象など個別具体的な活動内容につきましては、これを明らかにいたしますと防衛省・自衛隊の情報保全に支障が生じるおそれがあることから、お答えは差し控えさせていただきますが、その上であえて申し上げれば、情報保全隊というのは、特定の個人、また...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、関連する訴訟が係属中であるということから、お答えは差し控えさせていただきますが、情報保全隊の任務というのは、先ほど御説明をいたしましたとおり、特定の個人、団体の影響を受けて自衛隊員が情報保全に関する規律違反等を行ったりすることがないように、そのよう...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 本判決におきまして、原告一名に対する賠償金の支払が確定をいたしたことから、現在、早期に支払を行うため原告側と支払の要領等について調整を行っているところでございまして、調整が整い次第、速やかに支払うことといたしております。  また、謝罪すべきとの御意見につ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 朝鮮の中央放送が十五日に弾道ロケットの大気圏再突入模擬試験に成功したと報じるとともに、金正恩第一委員長が、核攻撃能力の信頼性を一層高めるため、早い時期に核実験と核弾頭装着可能な弾道ミサイルの発射試験を断行するという旨述べたと報じております。  現在まで情...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、三月十三日、緊急逮捕の報告を受けまして、直ちに防衛省補償課長から在日米軍司令部第五部長、及び沖縄防衛局長から在沖米軍四軍調整官に対して遺憾の意を表するとともに、隊員教育、綱紀粛正、再発防止の徹底について申入れをしたところでございます...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今般発生した事件の事実関係につきまして、現在捜査中であると承知しておりますが、防衛省としては、今後とも、捜査の推移を注視をし、被害者の心情に配慮をしながら、関係機関と連携して被害者に対して適切に対応してまいりたいと考えております。  また、米側からの謝罪...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 再発防止策につきましては米側に申入れをしたところでございますが、現在、リバティー制度というのがございまして、これは、平成二十四年十二月以降、勤務時間外の行動指針として、米軍人に対して、施設・区域外の公共の場所における飲酒、また外出時間の制限、外出者の同伴の...全文を見る
03月17日第190回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(中谷元君) 今年度は、依然採用は続いておりますけれども、直近の応募者数について申し上げますと、昨年二月末時点における十一か月間の累計で九万一千人でありました。今年の二月末ですね、今年二月末が九万一千人です。昨年度の通年実績である十万六千人と比して若干減少傾向にはござい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 自衛隊の中で新しい隊員や、また現職の隊員等と接しているわけでございますが、多くの隊員は国を守るという志もしっかりしておりますし、いろんな職種、いろんな分野におきましてそれぞれの才能を発揮をして、気合が充実した状態で勤務をいたしておりますので、そのようなこと...全文を見る
03月18日第190回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(中谷元君) 自衛隊には、士、曹、尉官、佐官、将官がおるわけでありますが、准尉といいますと、曹と尉官の間にあるということで、ベテランの曹をもって充てるわけでありますが、上級曹長といいますと、部隊の担い手であります曹、士クラスを束ねるという役割がございまして、准尉、そして...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 部隊の士気に関わる非常に前向きな提案でございますので、私も前向きに全力で検討してまいりたいと思っております。
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、常に情報収集、警戒監視をいたしております。特に北朝鮮の動向等につきましては、核実験を受けまして安保理決議もありました、また米韓合同演習も実施をしているということでございまして、何らかの軍事的な示威行為等もある可能性もあるということで...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、あらゆる事態に対応すべく態勢を取って、情報監視また警戒監視もいたしているということでございます。
○国務大臣(中谷元君) 専守防衛を旨とする我が国にとりまして、各種の状況を事前に察知するための情報の収集、また、今日も北朝鮮がミサイルを発射をいたしましたけれども、周辺の海空域の警戒監視を強化をする上で、また宇宙のみならずPKO活動、こういった国際平和活動における通信手段、こうい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御質問の研究開発ビジョンといいますと、先進的な研究、これを中長期的な視点に基づいて体系的に行うために、将来に必要な主要な装備品と考えられるものについて取り組むべき技術的な課題を明らかにして、中長期的な研究開発のロードマップ、これを定めるものでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省としては、先ほど御説明しましたけれども、警戒監視とか、また情報収集ですね、こういうものは我が国の防衛上必要なものでございまして、あくまでも周辺海空域において常時監視を行い、また各種兆候を早期に察知するような態勢、これを強化するために、滞空型ですね、空...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) あくまでも、この研究開発ビジョンにおきまして中長期的な研究のロードマップを定めて研究を行っているわけでございます。  他方、いろんな分野における研究は実施をしておりまして、米国とも宇宙協力におきましてはワーキンググループ等を設置をしまして、宇宙に対する政...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、このような攻撃型の無人機を保有するといった計画もありませんし、これに関する研究開発の計画もございません。当然ながら、国際法及び国内法によって使用が認められない装備品の研究開発を行うこともございませんし、海外への装備の移転につきまして...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしましては、現在の我が国の安全保障上の状況を鑑みまして、日米同盟の抑止力とまた普天間飛行場の危険性の除去を考え合わせましたときに、辺野古移設が唯一の解決策であるということで、平成二十五年末から仲井眞前知事からいただいたこの辺野古移設に必要な埋立承...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 自衛隊法につきましては、前の国会で審議をしたとおりでございますが、やはり日本国憲法の制約、また国際法上の観点等がありまして一定の制約がありまして、自衛隊の活動にも限界があるということは御承知いただきたいと思っております。  しかし、この拉致被害者の方々の...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) オスプレイの佐賀空港への配備の計画につきましては、我が国の安全保障上の状況を踏まえまして、島嶼防衛、この能力の強化を図るために自衛隊への導入を図るものでございます。  これには水陸機動団の配備が必要でありまして、これは長崎県の佐世保基地に近接している、ま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 地元の佐賀県、また有明海漁協の皆様方にも現在説明と御理解をお願いをいたしているところでございますが、そもそも漁協と県の中の協定が存在をしているということは承知をいたしております。  そういうことも踏まえまして、本日、佐賀県が、防衛省が求める現地調査、これ...全文を見る
03月22日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(中谷元君) 今年に入りまして、北朝鮮、核実験を実施をし、また弾道ミサイルも二月の七日、十日、十八日、それぞれ発射をいたしました。詳細につきましては現在分析中でございますけれども、このようなミサイル発射、またミサイル開発の動向につきましては平素から重大な関心を持って情報...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 昨日、防衛大学校の卒業式がございまして、今年、任官辞退者数が四十七名ということでございました。  学校側といたしまして、進路指導におきましても幹部自衛官の道をということで学生に希望いたしましたけれども、それぞれ学生側の任官辞退者の内容を聴取をした結果、四...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 年々安全保障また我が国の防衛に関する情報収集の重要性が拡大をいたしておりまして、逐次、今、防衛駐在官の要員を増やしております。  平成二十六年度及び二十七年度の二年間に、アフリカへの新規派遣、オーストラリア、インドにおける陸海空三人体制の整備によりまして...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 当時は、情報の収集、伝達の関係で情報の滞り等が、遅滞があったということでこの覚書の改正につながったと認識をいたしております。  その後、非常に情報収集の成果、共有の迅速化、確実化などにおきまして連携や運用がなされるようになりました。また、NSC、国家安全...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) アメリカの防駐官でございます。
○国務大臣(中谷元君) CECとは、コオペレーティブ・エンゲージメント・キャパビリティーと申しますが、これはイージスシステム搭載護衛艦に搭載することとしている情報共有システムでありまして、CECというのは、これまでリンク11またリンク16と比べて共有するデータの更新頻度が高くなり...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) そのとおりでございます。
○国務大臣(中谷元君) 情報共有に関する憲法の整理でございますが、野呂田元防衛庁長官は、ある方向に方位何度何分、角度何度で撃てというような行為、これは憲法上問題が生ずる可能性があると答弁されておりますけれども、CECというのはあくまでも探知・追尾情報を共有するシステムでありまして...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) CECといいますと、射撃指揮に使用可能な精度の高い探知・追尾情報をリアルタイムで共有をするシステムでありまして、このCECに基づいて自動的に攻撃が行われるというわけではなくて、このCECの情報に基づいて攻撃方法の決定、攻撃実施の対応、これを決定をするという...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これまでもリンク11、リンク16によって米軍との一般的な情報の共有というものはなされておりました。基本的には同じ原理でございまして、これは、CECというのは情報をリアルタイムで共有するシステムでございまして、それで独自にその情報に基づいて方法の決定とか射撃...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今回の事件を受けまして、米側から第三遠征海兵隊が司令官の権限によりまして、全てのランクの米軍人に対する牧港補給地区以南の地域、那覇市も含むこれの夜間外出禁止、そして追加研修の実施を決定をしたと承知をいたしております。  リバティー制度によりまして、施設・...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この事故の防止につきましては、米側の方も対応を検討していると思います。現時点におきましても、自主的な取組の一つとして、米軍人による事故の防止のために、米軍人が週末及び休日の夜間に生活指導のために市街地等の巡回を行っております。また、リバティー制度によります...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 普天間飛行場には、空中給油機、そして緊急時の受入れ機能並びにオスプレイなどの運用機能、この三つの機能がございましたが、KC130十五機全て岩国に移駐をし、そして緊急時の受入れも築城、新田原へ移転をするということで、残るオスプレイの運用機能のみを辺野古に移す...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 普天間の代替施設の移設工事につきましては、米側と緊密に協議、連携をしつつ進めているところでございます。  そもそも米軍施設・区域の維持費、これは米側が負担すべきものでありまして、米側との関係もあることからアメリカ側との議論の詳細についてお答えをすることは...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 日本の安全保障の観点で、やはり米軍のプレゼンス、また抑止力の維持、これは必要なものでございます。一方で、沖縄の過度な基地の負担、これは軽減をしなければならないということで、これも大事なことでございまして、そういう関係から、政府といたしましては、普天間の基地...全文を見る
03月23日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(中谷元君) 平成二十八年度の防衛省関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成二十八年度予算においては、一層厳しさを増す安全保障環境を踏まえ、国民の生命、財産及び我が国の領土、領海、領空を守る態勢を強化するため、平成二十六年度以降に係る防衛計画の大綱及び...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしましては、まずもって、外交をもって平和を守る、そのためには今後とも積極的な平和外交を展開していくという方針に変わりはございません。その上で、万が一の場合に備えて、今後ともいかなる場合においても国民の命と平和な暮らしを断固守り抜いていくことができ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 先日も、荒井知事さんが防衛省へ来られまして御要望をいただきました。奈良県また五條市において、自衛隊の活動も念頭に置いて広域防災の拠点の整備について検討を主導していただいていることにつきまして感謝をいたしたいと思います。  非常に紀伊半島は台風が直撃をした...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 昨年十一月に、装備品等のライフサイクルを一貫して重点的に管理する装備品といたしまして、まず統合運用の観点、技術的な成熟度、国際共同開発・生産、防衛生産・技術基盤の維持強化、そして防衛力の整備の観点から重要なものを考慮いたしまして、十二品目の装備品等をプロジ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) FMS調達というのは、購入国が米国政府の定める条件を受諾をして初めて必要な物品の提供を受けられるというものでございまして、一般の国内契約とは異なる特性を有しております。  しかしながら、防衛省といたしましては、FMS調達する装備品等につきましても、価格の...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御指摘をいただきました、まず人件費、役務等につきまして、これは、FMS調達では、装備品だけじゃなくて、装備品を適切に使用するための教育訓練とか技術支援等の役務の提供も併せて受けておりまして、これらの役務は装備品の機能を最大限引き出すために必要不可欠なもので...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御指摘のとおり、防衛装備庁というのはライフサイクルを通じたプロジェクト管理を実施することを目的といたしまして設置をしたものでございます。防衛省におきましては、FMS調達対象装備品についても防衛装備庁を中心として米国政府と緊密な調整を行いつつ、プロジェクト管...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 私もせんだって、X2の走行試験、そして今後飛行試験を行うところでございまして、現地へ行ってそれを視察をしてまいりました。  この戦闘機の体制につきましては、最新鋭のF35Aの計画的な導入を進めるとともに、F15の近代化改修、F2の空対空能力の向上など、既...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) F35AとF2の後継機との役割分担について現時点でお答えすることは困難でありますけれども、F2後継機としての将来戦闘機や、F35Aを含めた戦闘機の将来体制について、我が国の防空を全うするための重要な課題であると認識をいたしているわけでございます。  F2...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) せんだって、F35AのFACO、組立て工場も視察をしてまいりました。これは、現在は組立てということでございますが、その作業を通じて、米側からいろんな技術の提供や、また我が国の民生品の活用などを念頭に、改良などにおいても働きかけをしていければと考えております...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 万が一島嶼が占領された場合の水陸両用作戦につきましては、航空機や艦艇による対地攻撃によってまず敵を制圧をして、海上優勢、航空優勢、これを確保した上で陸上部隊を上陸をさせるということを想定としておりまして、このAAV7は諸外国の類似の装備品と比較して速度が遅...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、LCACとか潜入ボートというのは防御力の点で十分ではないということで、AAV7では、自ら防護しつつ海上から着上陸するための防御力を備えた装備であるということの利点がございます。  いかに輸送するかということで、五十二両整備することといたしております...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 先ほど、なぜ五十二両かという説明をさせていただきましたけれども、この水陸の両用作戦につきまして、航空機、艦艇による対地攻撃によって敵を制圧して航空優勢、海上優勢、これを確保した上で上陸をさせるということを想定しているものの、島嶼部を奪回、確保するに当たって...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 死んだら困ります。したがいまして、その二個中隊規模の普通科部隊は本来はAAV7に搭乗して適切な防護力を備えながら着上陸することになるということで、四十四両を切りますとボートにより上陸せざるを得ないということで、これでは円滑な遂行に支障が生じるということでご...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) おっしゃるように、SH60K、非常に能力が高いです。私も最近搭乗いたしまして、特にその内部の機材の能力の向上、これは著しいものでありまして、非常に探知するソナーの能力、新たに付与されているということで、必要な所要の量は整備する必要があると確信をいたしました...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 北朝鮮は、今月に入りまして、二月七日に人工衛星と称する弾道ミサイルを発射したほか、三月十日、三月十八日にも弾道ミサイルの発射を繰り返しております。  また、北朝鮮は、三月七日に発表した国防委員会声明におきまして、米国とその追従勢力の核戦争挑発に全面対応す...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 米軍関係再編経費などを含めまして、平成二十八年度の防衛関係費が五兆五百四十一億円でございます。前年度に比べて七百四十億円の増加となっておりますが、このうち、人事院勧告を踏まえた自衛隊の人件・糧食費の増加が三百五十一億円、そして米軍再編経費の増加が三百四十億...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしましては、昨年九月十九日の「平和安全法制の成立を踏まえた政府の取組について」、これは閣議決定でございますが、そこにおきまして、平和安全法制の施行に当たって、同月の十六日に、自民党、公明党と新党改革、そして日本を元気にする会、次世代の党との間で結...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、政府としては、閣議決定におきまして、この五党の合意の趣旨を尊重して適切に対処することを明らかにしております。その後、政府としては、例えば今年の一月二十日の参議院本会議において安倍総理から、政府としては、閣議決定で示したとおり、五党合意の趣旨を尊重し、...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 閣議決定をいたしたとおりでございまして、この五党合意に示された事項につきましては、今後、法律が施行されて、法律を実際に適用する必要が生じた場合におきまして、政府としてその趣旨を尊重し、適切に対処するということとなるものでありまして、政府としては閣議決定で明...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 閣議決定というのは非常に政府の行動を表すものでございまして、実際法律が施行された場合に、その適用を生じた場合におきましては、政府はその趣旨を尊重して適切に対処するというものになることでございます。
○国務大臣(中谷元君) 一月二十日の参議院本会議におきまして安倍総理から答弁をいたしましたが、さらに、五党合意で示された合意事項と同様の内容である附帯決議に対する質問がございました。これは参議院の山田太郎議員の質問主意書に対する答弁書におきまして、こちらも閣議決定という形でお答え...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 野党三党の考え方につきまして政府の立場で申し上げることは差し控えますが、この成立に際しまして、与党のみならず、日本を元気にする会を始めとする野党三党の皆さんの賛成も得て幅広い合意がされたということは大きな意義があったと考えております。  この成立前になさ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 五党の合意の中に、平和安全法制に関する合意事項において、今後検討すべき事項につきましては、協議会を設置した上で法的措置も含めて実現に向けて努力を行うということとされ、平和安全法制に関する合意事項におきまして、平和安全法制に基づく自衛隊の活動に関する常時監視...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしましては法改正のための準備などは行っておりません。
○国務大臣(中谷元君) 最近、宇宙空間におきまして、デブリといいますけれども、宇宙ごみ、また衛星の対兵器が開発中でありまして、安定的に宇宙を利用するために、SSAといいますけれども、スペース・シチュエーショナル・アウェアネスということで、宇宙状況監視、この能力向上を図るということ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 本日、総理大臣官邸におきまして、沖縄、政府の協議会が開催されまして、私も出席いたしました。本日の協議におきましては、普天間飛行場の五年以内の運用の停止、普天間飛行場負担軽減推進会議の存続、北部訓練場の早期返還、和解協議の進め方が取り上げられました。この協議...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今後の進め方につきましては沖縄県側と引き続き話し合っていくということになりまして、政府としても誠実に対応してまいる所存でございます。  そして、協議におきましては率直な意見交換を行うことといたしておりまして、今後、政府と沖縄県との間におきましても真摯な姿...全文を見る
03月25日第190回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(中谷元君) 防衛省・自衛隊が行っているこの民間船舶の運航・管理事業、これは非常に一層厳しさを増す安全保障の環境と、また自然災害等で大量に物資、人員の輸送も必要になるということから、自衛隊の組織だけでは不足をするこの海上輸送能力、非常に迅速に大規模に行わなければなりませ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 示されたチャートは、これは陸上自衛隊が作成をいたしました「強靱」というパンフレットでございまして、これは防衛大綱や中期防で記述されている防衛力の在り方、また施策について分かりやすく国民に示したものでございますが、まず、こういったケースは島嶼攻撃ですね、そう...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 法的な話でございますのでお答えいたしますけれども、武力攻撃事態における運航に際しましては、自衛隊は、民間事業者から船舶そのものを借入れをいたしまして自衛官が乗り組んで運航することといたしておりまして、民間船員が運航するということは基本的にございません。 ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、まず、この管理事業につきまして、統合機動防衛力の実現のために必要でございます。  この場合の改修につきましては、防衛出動などの場合に自衛隊が船舶そのものを借り入れて自衛官が乗り組んで自衛隊自ら運航することにしておりまして、防衛出動の場合などに自衛...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 前提を申し上げますけれども、予備自衛官とか予備自衛官補、これは本人の志願でありまして、本人が望まない限りはこういった職を身に付けるということはできません。  さらに、申し上げますけれども、事業において民間事業者から船舶そのものを借受けをして自衛隊自らが自...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 先ほど、やはり予備自衛官、確かに法律どおりではございますが、あくまでも本人の志願によって採用されるということが前提でありまして、いかなる場合においても本人の意思に反して予備自衛官となることを強制するものではないということでございます。  そこで、一元的に...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) いかにも、予備自衛官の確保を含む船員の確保となっておりますが、これは契約企業が新たに船員を採用する際に、予備自衛官又は予備自衛官補になることを希望する方、これを採用していただきたいということを期待しているわけでありまして、企業に対して既に在職している民間の...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 平時におきましては、そういった海技資格を持った方の船員が必要でございます。しかし、あくまでも、自衛隊は、武力攻撃事態においての運航に際しては民間事業者から船舶そのものを借り受けいたしまして自衛官が乗り組んで運航することといたしておりまして、その際に民間船員...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 基本的に、我が国の武力攻撃事態等におきましてこういった物資の輸送を行うということが目的でございますが、重要影響事態やまた存立危機事態におきまして、これはあくまでも安全が確保されるということが前提でございますけれども、そういう事態は排除できないと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) お尋ねの米国の高速輸送船スウィフトとこの民間船舶であったナッチャンワールドは、両方ともオーストラリアのインキャット社が製造した同じ型の高速船であると承知しております。
03月29日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(中谷元君) この平和安全法制というのは、我が国をめぐる安全保障情勢が大変厳しくなってきておりますので、こういった状況に対して国民の命と平和な暮らしを守るために不可欠な法律でございます。そこで成立をさせていただいたというのは、早く対応しなければならないという認識でござい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 情報の漏えいは、こういった活動をする際に非常に自後に大変大きな支障をもたらすものでございまして、極めて良くないことでございます。情報の漏えい等につきましては、こういった再発防止、また綱紀粛正などをいたしまして、こういった情報が漏れないように全力を挙げてまい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 榛葉委員から今般の日米交渉におきまして評価をしていただいたことにつきまして大変有り難く思っております。  今般、IHAの五百十五人の削減につきましては、雇用の安定が確保されることが前提でありまして、人員整理を行わないなど雇用の安定が守られるということは日...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 祭日問題につきましては、これ日米間で締結する労務提供契約におきまして米国の祝日に倣って定められておりますけれども、日本の祝日との格差があることから、駐留軍等の労働者からの要望を踏まえまして、日本側からその改善を求めてまいりました。  先般の米側との協議の...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 地位協定の第十二条五によりまして日本の国内法令が適用されると認識をしておりますが、この就労形態、さっき榛葉委員がおっしゃったように、雇用主は日本政府である一方、使用者は在日米軍であると、極めて特殊な労働形態となっているわけでございまして、協議の結果、労働者...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 環境評価等に要する経費の平成二十七年度末までの支出済額、それと支出見込額、これを合算いたしますと約百五十億と見込んでおります。  お尋ねの増額理由といたしましては、ジュゴンそして藻場など、当該海域において環境上特に重要と考えられる項目の検証用データ、これ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 失礼しました。  また、仮設工事、これに要する経費の平成二十七年度末までの支出済額と支出見込額を合算いたしますと約二百六十億円、これを見込んでおりますが、お尋ねの増額理由といたしましては、作業の安全確保のためのブイ、フロート、これの設置、そして海上及び陸...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 環境影響評価等に関する経費につきましては、工事の期間中及び工事の期間後、これも所要の環境調査、また環境対策、これを実施していく必要がありまして、平成二十九年度以降も所要の経費を要求していく予定であります。その所要の経費につきましては、今後、精査の上、予算要...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 平成二十八年度の予算案におきましては、埋立土砂、これの採取、運搬など、そして、埋立ての作業を今後三か年度にわたって行っていくのに要する予算額といたしまして約八百十六億円、契約ベースを計上いたしております。  この予算計上額に対する工事の進捗状況のお尋ねで...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) キャンプ・シュワブの再編工事に要する経費の平成二十七年度末までの支出済額と支出見込額、これを合算いたしますと約百八十九億円と見込んでおります。  この当該工事につきましては、平成二十八年度予算額でも所要額を計上しており、二十九年度以降も所要の予算要求を行...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 藤田委員の作られた表によりますと、合計の六百八十九億円の中にこの飛行場整備に係る経費五百億円、これは入ると思います。
○国務大臣(中谷元君) 藤田委員の作られた表のA足すB足すCの二千八百十億円、この金額には、既に契約済み、契約に基づいて工事、設計等が完了して工事等の受注者との間で精算済みの金額、これは平成二十六年度までの支出合計額、そしてそれに、未契約、また契約はしていても工事や設計等が今後完...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御指摘の代替施設の飛行場の施設につきましては、飛行場支援施設、格納庫、燃料施設、滑走路、誘導路等があります。これら全てを含む経費として約五百億円との見積りをこれまで対外的にお示しをしているところでございます。この見積りにおけるそれぞれの施設の経費は、今後建...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この施設の経費、これは今後、建物の仕様とかまた構造等を日米間で調整して具体的な設計をした上で決定をしていくということでありまして、これは日本側で独自の見積り、これを積み上げた金額をお示ししているものでございます。  日本側といたしましては、過去の米軍施設...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この飛行場整備に要する経費五百億円というのは、約五百億円というのは、平成二十二年、訂正します、平成二十一年に見積りとしてお示しをしたものでございます。あくまでも飛行場の施設は、日米間でその内容、特に仕様とか構造、これを調整をして決めていくものでございまして...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 普天間の移設先につきましては、沖縄県外も含めまして様々な案を検討したわけでございますけれども、何といっても、在日米軍のプレゼンスを低下させることはできない、また地理的な優位性、そして各部隊との、海兵隊との特性を損なうことがないように、そして一日も早く除去す...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 文書にございます運用上、政治上、財政上、戦略上の懸念という記述につきましては、辺野古への移設が様々な要素を含む複雑な事業であることを示す表現でありますが、それぞれ厳密な定義がございませんが、財政上との表現につきましては、あえて申し上げれば、移設に要する経費...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 文章上、運用、政治、財政、戦略上の問題と書かれておりまして、財政上ということにつきまして、やはり経費がどの程度になるかということについてもよく検討する必要があるということで書かれているわけでございます。
○国務大臣(中谷元君) まず、総合的に勘案して辺野古が唯一ということでございますが、この財政上ということでございますので、この移設案を検討する際に、当然移設に要する経費、これについても考慮をしたところであるということでございます。
○国務大臣(中谷元君) 当然、移設に要する経費については考慮をしたところでありますが、あくまでこの移設先につきましては、総合的に検討した結果、辺野古への移設が唯一の解決策であるという結論に至ったものでございます。
03月31日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(中谷元君) 期間を五年間とした理由につきましては、このHNSに係る特別協定につきまして、これまでも基本的にはその期間を五年としたところでございます。その上で、今般の特別協定につきましても、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中で、在日米軍の円滑かつ効果的な運...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これまで基本的に五年といたしてきました。五年でないのは平成十八年協定の二年及び平成二十年協定の三年でございますが、現在の我が国を取り巻く安全保障環境、一層厳しさを増す中で、引き続き在日米軍の円滑かつ効果的な運用を安定的に支える必要があるという観点を含め、現...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この協議につきまして、まず、我が国といたしまして、我が国の厳しい財政状況、これを踏まえつつ、また、我が国が現在の安全保障環境、一層厳しさを増している中で、在日米軍の円滑かつ効果的な運用を支えるHNSは引き続き重要であるという認識の下で、国民の理解を得られる...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 安全保障の分野におけるリバランスについて具体的に申し上げますと、米国は、二〇二〇年までの間に海空軍の六〇%、これをアジア太平洋地域に配備するという考えの下で、F22ステルス戦闘機、P8海上哨戒機、BMD能力搭載イージス艦といった最新鋭かつ高度な能力を有する...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 先般の北朝鮮の弾道ミサイル発射への対応につきましては、新ガイドラインの下で新たに常時協議可能な同盟調整メカニズム、これが設置をされました結果、発射兆候の把握の段階からタイムリーな情報の共有、情報認識のすり合わせ、対処の調整などにおきまして日米間の連携が一層...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 当時派遣をされていました南スーダン派遣施設隊第五次隊長などからこれまでに事実関係について聞き取りを行ったところによりますと、二〇一三年十二月十六日頃、日本隊宿営地において銃弾一発が落ちていたのを警備担当者が発見をしたものの隊長及び副隊長に対しては報告をせず...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 承知をしておりませんでした。
○国務大臣(中谷元君) 当時の模様でございますが、当時、小野寺防衛大臣でございました。当時、南スーダンの施設隊の第五次隊長から、現地時間の十二月十五日深夜から十六日早朝にかけてジュバ市内で銃撃音が確認されたと、これはテレビ会談で報告を受けておりまして、翌十二月十七日の小野寺防衛大...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 事実、銃撃音が聞こえたという点におきましては報告を、現地から報告を受けまして、その翌日の記者会見で大臣が銃声を確認されたと報告をいたしております。  報道されているような銃声音の公表は差し控えていたとする統幕の報道官の回答がございましたが、これは適切でな...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 十二月の十六日当時の状況につきまして、これは大臣の方から記者会見で、現地の情勢として銃撃音が確認されたと、これは発表をいたしております。  この銃弾の着弾等の報道等につきましては、聞き取りを行ったわけでございますけれども、当時の隊長が、この事実関係におき...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この点につきましては、適切でなかったと思っております。  しかし、安全であるかどうかという判断につきましては、常に現場において報告を聞きまして当時の防衛省としては判断をしたことでございますし、この隊長も、その事件、そういう事案から半年たって、帰隊する際に...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 状況認識、その都度都度判断するものでございますが、一連の状況を見て、当時の派遣の状況から、現地の情勢に対する報告を聞きまして、PKOの五原則、これは崩れたものではなかったと判断をされたわけでありますが、私はこれは適切な判断であったと考えております。  ま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今般のHNSの規模につきましては、我が国の厳しい財政事情も踏まえつつ、国民の理解が得られる内容とするという観点から、主張すべきは主張し、協議を行った結果、日米間で一致をしたものでありまして、予算規模におきましても、協定期間の最終年度において、今年度の賃金水...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 普天間飛行場の移設に要する経費につきましては、大まかな見積りといたしまして、少なくとも三千五百億円以上と見込んでいるところでございます。  現時点におきまして、この工事は和解条項にのっとって、判決の確定までは、沖縄県との協議を行っている間は埋立工事を再開...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 普天間の移設事業につきましては、現在の普天間の基地の果たしている機能の中で、オスプレイ、これの運用に関わることだけに使うものでございます。この施設におきまして、係船機能付きの岸壁、護岸、これにつきまして、滑走路を短縮することによって故障した航空機を搬出する...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 当該の護岸は、滑走路の短縮によりまして、故障した航空機を搬出する輸送機、これが着陸できなくなるために、代わりに運搬船が接岸できるようにするためのものでありまして、強襲揚陸艦の運用を前提とするものでは全くありません。
04月14日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(中谷元君) 二十九年度の施設整備に必要な予算を計上するためには概算要求締切りが八月末になることを踏まえて、六月ぐらいに持ってこないのかという発言がございましたが、これは全く、佐賀県の皆さんに期限を切った形になりまして、良くなかったと考えております。  その点につきま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、政務の活動とはいえ、防衛省の見解と全く異なる発言が報道されたということで、非常に地元の方々をいたずらに混乱をさせてしまったことについて、極めて遺憾であるということで注意をいたしました。また、政務官の発言によりまして地元の皆様方に混乱を与えた点につきま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 連日報道等もございました。一度注意をしたわけでございますが、二度注意をしたのは、この佐賀へのオスプレイの導入等につきまして、佐賀県等への説明が何よりも大事なわけでございまして、くれぐれも今後は地元に混乱をもたらすような言動や行動があってはならないという思い...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 本人の発言等につきましては国会の場等におきましてもおわびをし、また訂正をし、謝罪、訂正をさせていただいております。私にとりましては、防衛省といたしましてしっかりと更に説明する必要があるということで二度注意をいたしまして、これまでのことについておわびをし、今...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 先般の和解を受けまして、防衛省といたしましては、埋立工事、これを直ちに中止をすることとしたところでありまして、その他のボーリング工事、またキャンプ・シュワブの陸上部における工事など、各種の現場の作業も現時点で中止をしている状況でございます。その上で、和解に...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 政府といたしましては、普天間基地の固定化、これは絶対に避けなければならないことでございまして、現在、辺野古への移設案につきまして、これは米軍の抑止力を維持しながら、そして普天間の危険性の一刻も早い除去を図るための唯一の解決策であるということで、一刻も早い移...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) はい。  意識調査におきましてもこのような数字は承知いたしておりますが、同時に、沖縄県の方々の声といたしまして、普天間飛行場の固定化について六八・六%が固定化を容認できないということでございまして、普天間飛行場の一日も早い返還であるということを承知をいた...全文を見る
04月18日第190回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(中谷元君) 小川委員におかれましても、かつて防衛副大臣として自衛隊の運用等につきまして大変お世話になったこともございます。  現在、防衛省・自衛隊といたしましては、関係省庁また被災自治体と緊密に連携しながら総力を挙げて災害対応に全力を尽くしておりますが、四月十七日ま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これまでの反省、教訓も含めまして、防衛省といたしまして、二度と不祥事が起きないような体制を取るべく全力を挙げております。  主な対策を三つ申し上げます。  まず第一に、防衛装備庁の中に監察・監査部門を設置をしまして、外部有識者から成ります防衛調達審議会...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 自衛隊は、地震が発生以来、人命救助また生活支援のために懸命の努力を続けているわけでございます。特に水、食料、また電源等、紙おむつとか生活必需品が不足しているという現状は認識をいたしておりまして、懸命にそういったものも、物資運ぶために努力をいたしております。...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 米軍の支援の内容につきましては、現在それを調整、検討しているところでございます。  一番大事なことは、この地震によってまだ瓦れきの中にたくさんの方が閉じ込められている、そういう捜索をしなければならない。そして、十一万人を超える方が避難所で非常に不安な中で...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、オスプレイの有効性だけ申し述べますけれども、これはチヌークのヘリの後継機でありまして、スピードにおいても航続距離においてもペイロードという積載能力においても数段性能が向上しておりまして、まさにこういった災害のときに大変役に立つ能力があります。また、垂...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 答弁する前に、一点訂正させていただきます。  オスプレイはチヌークの後継と申し上げましたが、CH46の後継機でございました。申し訳ございません。  佐賀県を訪問した際に発言をした、知事の同意を得た上での意味するところは、これは、沖縄の負担軽減の一環とし...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 私が発言した、同意を得た上でというのは、この手続上、防衛省といたしまして、この使用の形態又は地元の施設、関係者に与える影響、これについて十分考慮する必要があるということを前提として、日米地位協定に基づき使用する場合に必要となる調整、手続を取るということとと...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、五条の話がございましたが、米軍が我が国の民間空港等を利用するに際しまして、米軍による使用の形態等を踏まえて日米地位協定の第二4(b)又は第五条を取ることとなると考えておるわけでございます。  その際、日米合意という問題があるわけでございますが、一般...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 一般論として申し上げますが、米軍が我が国の民間空港等を利用するに際しましては、米軍による使用の形態を踏まえて、日米地位協定の第二4(b)、又は第五条によることとなると考えておりますが、沖縄の負担軽減の一環としての米軍のオスプレイによる民間空港等の利用に際し...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 板付空港と沖縄における那覇空港に事例があると思います。それで、それ以外はございません。
○国務大臣(中谷元君) 防衛省はいろんな政策を抱えておりますけれども、それにつきまして、防衛三役、私も含めまして、官僚を呼び、官僚からいろいろ説明を受けております。  御指摘のこの佐賀空港の西側に、駐機場、また格納庫、隊舎、燃料タンク、弾薬庫を含む約三十ヘクタールの施設整備を念...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省・自衛隊としては、震災発生以来、関係省庁、自治体と緊密に連携しながら、総力を挙げて災害対策に全力を尽くしております。  昨日までに、陸海空自衛隊の統合派遣部隊、人員約二万人、これの増強を完了いたしました。そして、各種車両、航空機、艦艇等を最大限運用...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 昨年十月に防衛装備庁が設置をされまして、これを機会にもう二度とこのような指摘を受けないような体制を構築をしなければならないという認識の下に三つの柱を立てました。第一に、関係職員に対する再発防止策の周知の徹底、第二に、企業に対する抜き打ち調査等を通じた法令遵...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在、公正取引委員会によりまして、戦闘服などの入札参加企業等に対しまして談合の疑いで調査が行われているものと承知しております。防衛省としましては、この調査に全面的に協力をしてまいっております。  一般に、防衛装備品といいますとその用途から特殊な仕様が求め...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御指摘のように、北朝鮮の、ミサイル、核実験などによりまして非常に能力が上がっておりまして、我が国を取り巻く安全保障環境、厳しさを増しております。  御指摘のように、限られた資源の中でいかに防衛力を安定的かつ中長期的に整備、維持をしてそして運用していくかと...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛予算につきましては、防衛大綱及び中期防に従いまして着実に防衛力を整備しているわけでございます。今後とも、中期防で定められた所要の経費の範囲内、これで着実かつ効率的に防衛力整備を進めてまいりたいと考えております。  来年度から防衛費の伸びを抑えるのかと...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在の自衛隊の任務は、国民の命と平和な暮らしを守り、国際平和、国際社会の安全に貢献するということでございます。平和安全法制施行後も、国民の命と平和な暮らしを守り、国際社会の平和と安全に貢献する、この自衛隊の任務には全く変わりはありません。  この平和安全...全文を見る
04月21日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
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○国務大臣(中谷元君) 私といたしましては、フィリピンも東ティモールも我が国の安全保障上大変重要な国でございます。特に東ティモールにつきましては、大野委員は友好議連の事務局長もされておりまして、両国の友好発展のために御尽力いただいておるわけでございますが、今週末にフィリピンと東テ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この度の震災に対しましては、防衛省・自衛隊挙げて省一丸となって災害対応を実施をいたしております。十六日の深夜一時二十五分に本震と見られる地震が発生いたしまして、私は同日の深夜二時四十五分に大臣指示を発出、十七日も災害対応をいたしておりました。この両日は全力...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 昨年三月に大野委員の方から同様の御質問いただきました。その際、私も答弁といたしまして、近代化、また高機能化、これは必要だと認識をしていると、お答えしたとおりでございます。  改めまして、この病院の老朽化の更新の必要性、これも必要だと認識をいたしておりまし...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今回の地震に際しまして、米側からは地震発生直後の十五日未明にカービー米国務省報道官による記者会見において支援の申出がありました。また、米軍からの支援につきましても、同日、在日米軍司令部から統合幕僚監部に対する支援の申出等を受けまして、私より事務方に対して、...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 十七日に総理から更に調整をという御指示をいただきまして、その後、調整をいたしました。この調整におきまして、被災地の状況、対応可能な航空機の能力、運用状況、具体的なニーズ等を総合的に勘案し、輸送する航空機の種類を含めた詳細が決定され、その結果、MV22オスプ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、速度も、また航続距離も、ペイロード、積載可能能力、これも、従来のCH46の後継機でありますが、非常に、倍以上の能力を有しておりますし、また、垂直離着陸ということで、道路が寸断された、また山間部の中山間などにおいて車などが入ることがないようなところで...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 自衛隊は、あらゆる装備、また人員も二万六千人体制を目指して懸命に取り組んでいるわけでございますが、現地ではいまだに水や食料、これが避難所に届いていないというような場所もございます。  やはりヘリを含む航空輸送能力が一番求められておりまして、自衛隊も全力で...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) このPCBにつきまして、この恩納通信所、そして平成十四年の恩納分屯地の発見をされた上での処理でございますが、このPCBを含む汚泥を処理するに当たりまして、防衛省において会計法の規定に基づいて予定価格の制限の範囲内で最低の価格をもって申込みをした者を契約の相...全文を見る
04月28日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(中谷元君) まず、見込額とお答えしましたが、これは予算が執行の途中であったからということでございます。また、今日お答えさせていただきますけれども、収入と支出を整理して最終的に確定する期間、出納整理期間であることから、平成二十七年度の支出額につきましては見込額であるとい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) はい。予定額につきましては、今お話ししましたとおり、入札を経て契約を行うわけでございますので、この段階で精算に至ることで確定していくわけでございます。この工事や作業が履行されたという段階で精算に至るということでございますので、現段階で予算計上額から支出見込...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 数字は間違いございません。
○国務大臣(中谷元君) この合算額は、A足すB足すCということで、これで正しいと思いますし、またその差、まず環境影響評価の経費は七十三億円これ超過をしているということでございますが、これまでの掛かった経費等につきましては、例えば環境影響評価に要する経費につきましては、ジュゴン、藻...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この普天間飛行場移設に係る経費、総経費として、これを計画した段階で約三千五百億円、それ以上と記しておりますけれども、こういう諸経費の内訳で計画をしたわけでございますが、実際に、これまで環境影響評価等に係る経費を見てみますと、それ以上の経費は掛かっているとい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 平成二十一年でございます。
○国務大臣(中谷元君) 最初に約三千五百億という、それ以上という見込みでこれを計画をしたわけでございますが、現時点におきましてはこのような経費が掛かっているわけでございますが、今後とも、それの必要経費として、事業が進展していくわけでございますので、精いっぱい適切な予算執行に努めて...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、当初少なくとも三千五百億円以上という見積りを立てたわけでございますが、実際に事業を行う上において、やはり環境への配慮、また工事の安全性などに照らしまして不可逆的な増額であったということで行ったわけでございます。  その上で、今後につきましても、必...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これはまだ見積りの段階でございまして、こういった飛行場の支援施設の格納庫などの建物も含めまして、この施設の用途、面積を基に、こういった駐機場などの舗装も、配備される予定の航空機の種類、また機数を基に、こういった施設の規模、大きさのみならず、この施設の目的に...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この約五百億円と総経費、これ日本側で仮置きとして算出したものでありまして、米側に公表の了解を求める性質のものではないということで、日本側で算定をしたというものでございます。
○国務大臣(中谷元君) これはあくまでも、財政的な問題等もありまして、日本側といたしまして、今後の財政的な経費、少しでも節約をしながらニーズに応えていかなければならないということでありまして、取りあえず全体の中で約五百億円ということを見積もっているわけでございますが、この内訳につ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、日本側の財政事情等もございます。これから米側と話合いをして詳細な設計に至るわけでございますが、あくまでも現在出ている数字につきましては日本側で見込んだ数字でありまして、詳細な建物などの仕様、これはこれから米側と調整をしていく段階のものでございます。...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 和解条項の八項におきましては、国と沖縄県が、判決確定まで普天間飛行場の返還及び埋立事業に関する円満解決に向けた協議を行うということとされておりまして、この協議の対象に何が含まれて何が含まれていないかということにつきましては今後協議の中で決まっていくものであ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 代替施設建設事業の事業実施区域及びその周辺における海域生物の種類数につきまして、これは公有水面埋立承認願書の添付図書におきまして、動物五千百五十種類、植物六百五十六種類の合計五千八百六種類と記載をされております。これは、既往文献、また既存の資料に加え、現地...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現在、現場の状況につきましては、和解条項にのっとりまして、判決の確定まで、沖縄県との協議は行っている間に埋立工事、これを再開をすることはございません。  その上で申し上げますと、この御指摘の合同文書の中にこの資源が重要であるという旨が述べられているわけで...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、藤丸政務官が先日の二十八日に行った講演につきまして、政府の見解と異なる内容の発言がありましたこと、これは不適切な発言をしたと認識しておりまして、このようなことは極めて遺憾であると考えております。  また、内容等につきまして防衛省としましても確認をさ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 熊本、大分での震災につきまして、地震でお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますと同時に、被災された方々にお見舞いを申し上げます。  防衛省・自衛隊といたしましては、十四日の夜の地震発生後、直ちにヘリ等の航空機を離陸させまして、情報収集、被害の状況...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、十四日の夜、地震が発生しました。この発生直後、十五日の未明に、カービー米国国務省の報道官によって記者会見が開かれまして、米側からの支援の申出がありました。  また、米軍からの支援につきましても、同じ日、十五日、在日米軍司令部から統合幕僚監部に対す...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 災害派遣等につきましては、こういった救援の態勢、また部隊、これはできるだけ速く、そして大量に準備をして現場の救援に当たるというのが私の考えでございます。  今回の地震の対応につきましても、対応可能な航空機を順次現場に投入をし、人命救助のために上空から情報...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 自衛隊はフルに活動しておりました。  自衛隊が保有するヘリの輸送機の総数は現時点で三百機であります。しかしながら、自衛隊が保有する輸送機の中には、点検、修理中、また整備期間中のものも含まれており、また他の任務もございます。全てが常時運用できるわけではござ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) オスプレイにつきましては、スピードも、また航続距離も能力的に高く、大変機動的な活動ができる航空機でございます。固定翼モード、垂直離着陸モード、変換モード、それぞれ飛行するものと承知しておりますが、今般輸送支援を得たオスプレイがいかなるモードで飛行していたか...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) PCBを含む汚泥につきましては、平成八年、旧米軍恩納通信所、そして平成十四年、航空自衛隊の恩納分屯地基地で発見をされました。当時は国内においてこのような汚染物を処理する技術が確立をしていなかったために、航空自衛隊の恩納分屯地基地内に一時保管施設を設置をしま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 我が国といたしましては、日豪の防衛協力の意義に沿ってオーストラリア政府に最大限協力をしてきたところでありまして、今般選ばれなかったことにつきまして誠に残念であると思っております。  具体的には、選考のプロセスにおきまして、我が国の政府そして関係企業、これ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 私も、去年の秋にはオーストラリアを訪問しまして、現地のアデレードの工場を見たり現地政府と意見交換をしておりまして、その当時から、一隻目におきましてはオーストラリアの現地で造ることを考えているというようなことを申したわけでございます。  今回、この選定結果...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) オーストラリア政府の説明によりますと、この選定結果につきましては、いずれの提案が豪州の独自の要求を最もよく満たすのかという観点から決定されたものでありまして、特定の第三国の考えに左右されたものではないというような説明を私は受けております。
05月09日第190回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(中谷元君) 日頃からこの問題につきまして問題提起をいただき、また対馬にあります陸上自衛隊や海上自衛隊の基地、駐屯地、御視察をいただきまして、ありがとうございます。  やはり国境の離島とか、また防衛施設周辺における外国人また外国資本、これによる土地の取得につきましては...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この調査は平成二十五年度から開始をしておりまして、平成二十五年には離島に所在する施設、司令部機能を有する七十四の施設、平成二十六年度は陸上自衛隊の師団、海上自衛隊の航空群、航空自衛隊の航空団の司令部が所在する九十六施設、また二十七年度には、陸上自衛隊の連隊...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この点につきましては、委員と同様に、部隊の保全という意味におきまして、離島また防衛施設の土地の取得等につきまして、大いにこれは大事な問題として認識をいたしているわけでございます。  対応といたしましては、お話をいたしましたとおり、これまでの国家安全保障戦...全文を見る
05月10日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(中谷元君) 委員が御指摘のとおり、日米同盟につきましては、こういった共同訓練や共同開発、また人的交流、様々な面においての日米同盟の強化というのは必要でございます。  そういう意味で、日米間におきましては累次共同訓練を実施しているわけでございますが、この夏のリムパック...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 日豪間におきましては、これはパートナーシップの面におきまして、以前から防衛協力、また装備の協力等について協議をしてまいりました。  今回、こういった防衛協力の意義を踏まえまして、日本としてはオーストラリア政府に最大限協力をしてきたところでございますが、今...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 我が国としては、精いっぱい現在の三原則に基づく装備移転、また企業側がなし得る努力等について、これまでも政府と民間で協議をしながら実施をしたことでございまして、全力を挙げてまいりました。しかし、結果として選定に及ばなかったことにつきましては、どこが至らなかっ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) オーストラリア政府から選ばれなかった理由につきまして説明を受けましたが、ユニークな要求にフランスは応えたということが象徴的でありまして、オーストラリアの特有の要求を満たしていたかという点でございます。  ただし、中国の影響ではという御指摘がございましたが...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御発言のように、オーストラリアの政権、また政局、これは時とともに変わっていくものでありまして、あくまでも現政権が判断をすることでございます。  相手方の事情や、また考え、立場もございますが、我が国としては、そもそも我が国の優れた潜水艦、これの技術等につき...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今回は相手の、CEPといいますけれども、いろんな条件に基づいた各国のコンペといたしまして、我が国なりのプレゼンテーションを行いまして提案をしたところでございます。  ただし、我が国のやり方におきましては、今回のケースを大いに研究、検討することはございます...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これにつきましては、我が国は確かに潜水艦の能力、技術におきましては長年研究をした、他国に比して優れた開発能力を持っておりますし、またこれは国家としてもしっかり守るべき分野として保有をしているわけでございます。そういう中で、他国との装備品の生産また輸出等にお...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) ASEAN諸国と我が国の防衛装備・技術協力につきましては、平成二十六年の五月、安倍総理がシンガポールのシャングリラ会合におきまして、ASEAN諸国との防衛装備協力を推進する旨表明をしたことを受けまして、各国との事務レベルでの協議を継続をしております。  ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 日本とフィリピンとの防衛装備協力におきましては、これは海洋安全保障分野における両国間の連携を強化をする一環として防衛装備・技術協力を推進すべく、特に人道支援、災害救援、輸送、海洋状況把握に係るフィリピンの能力向上のために、このTC90の移転、またフィリピン...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省は、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第三条第二項に基づきまして、米軍機等の騒音による影響を防止又は軽減するために、学校等に対し空調機の設置を含めた防音工事の助成を行っております。また、防音工事実施後、経年によりまして空調機の機能が低下したも...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 学校等の防音工事につきましては、一授業の単位時間において一定の強度の音響が一定の回数を超える場合に、そのような授業単位時間の総数が一週間において二〇%以上あり、かつこの状態が通常継続していると認められる場合に補助の対象となるものでございます。なお、一授業単...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) それは、全国的にクーラー、空調機を教室に設置するというのはもう常識になってまいりまして、公立学校の施設における空調機の設置率、これが騒音の発生いかんにかかわらず全国的に向上いたしました。この昨今の厳しい財政状況に鑑みまして、この空調機に係る助成制度、これを...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 先ほど御説明させていただきました、等級によって区分をいたしておりまして、例えば一授業単位時間において八十デシベル、これが十回以上発生する場合にはこのような授業単位時間の総数が一週間において二〇%以上あり、かつこの状態が通常継続をしていると認められる場合には...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、飛行場の周辺の騒音軽減対策、これは重要な課題であると認識しておりまして、米側に対しては、累次の機会に、航空機の運用に当たりまして安全な飛行の確保に努めるとともに、航空機騒音規制措置等の遵守を徹底をして周辺住民に与える影響を最小限にと...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今月六日に、第七回の朝鮮労働党大会において、核保有について大きく三つのことを言いました。まず一つは、経済建設と核武力の建設の並進路線、これは一時的な対応策ではなくて恒久的に堅持すべき戦略的路線であるということ、第二に、北朝鮮は責任ある核保有国であるというこ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 発言につきまして、レーダーで捉えた時間を言ったような気がすると述べておりますが、公表では、二月の七日午前九時三十一分、北朝鮮西岸の東倉里付近から南方に向け人工衛星と称する弾道ミサイルが発射され、防衛省としては、九時三十三分頃にレーダー情報を入手をし官邸の危...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては様々な情報に接するわけでありまして、その中で、我が国の防衛、手のうちに関わることにつきましては、これは厳に秘匿をすべき情報でありますが、逆に、いち早く国民に知らせなければならない情報もございまして、このミサイルの情報につきましては、防...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この海洋状況把握というのは、MDAといいますが、マリタイム・ドメイン・アウェアネスということで、これは、海洋安全保障、海洋安全、海洋環境保全、海洋産業振興、科学技術の発展に資する海洋に関する様々な多様な情報を集約、共有をすることによりまして、海洋の状況を効...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 一般的に、その活用分野の中に海洋監視等がありまして、事態への対処、未然防止、情報収集、警戒監視、偵察等がございます。
○国務大臣(中谷元君) フィリピンとの話合いにおきまして、フィリピン海軍というのはTC90を人道支援、災害救援、輸送及び海洋状況把握のために使用する予定であり、武器を搭載するということは想定していないと承知をしております。  また、これは、日本・フィリピン防衛装備品・技術移転協...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 現行の法制におきまして、国の財産である防衛装備品を他国に譲渡するためには、適正な対価を得る必要があるとされております。これに伴いまして、防衛省の中で今後の検討ということで有識者の検討会を開催をしていただきまして、その報告書の中には、不用となった中古装備品、...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) ただいまお話ししたように、財政法によりまして、法律に基づくほかは適正な対価なくして譲渡若しくは貸付けを行ってはならないということにされておりまして、具体的な貸付料につきましては、この財政法の規定を十分踏まえまして、現在の価値を民間の専門家によって鑑定をした...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) このフィリピンのケースは無償で供与を希望されているわけでございますが、それができないということでございまして、現在は有償貸付けという方向で協議をしております。  先ほどお話がありましたけれども、有識者会議の報告などを踏まえて、こういった不用となった防衛装...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 基本的に日本は海洋国家でありますので、この南シナ海も我が国のシーレーンの一部でございますので、この海域の安全、そして安定航行というのは大事なことであります。その上で、この海域の平和と繁栄の基礎におきましては、開かれた安定した海洋の秩序、これを強化するという...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 日ロ間の領土問題につきましては、現在、日ロ両国間におきまして真摯に協議をし、また交渉も行われているわけでございますので、私といたしましても、幅広い分野でロシアとの協議、協力、これを含めまして、日ロ関係で国益に資するように進めていく中でこの北方四島の帰属問題...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 変更はありません。  埋立てに用いる土砂の約二千百万立方メートルのうち、キャンプ・シュワブの中から採取等を予定する分を除いた約千七百万立方メートル程度につきましては、砕石生産に伴い生ずる岩ズリ、ダム堆積土砂、ダムの堆積の土砂、またしゅんせつ土、海から取る...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この代替施設を建設する事業の実施に当たりましては、まず海底を掘ることによって生ずるしゅんせつ土、そして建物を解体することによって生ずるコンクリート塊等の瓦れき類など、工事に伴う副産物が発生することから、環境影響評価の中で、これらの廃棄物について、県内の処理...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 埋立承認の願書におきまして、兵舎等の解体数を約百棟と計画をした上で、コンクリート塊等の瓦れき類の発生量はこの計画の上で五万二千立方メートルと記載をしているところでございます。
○国務大臣(中谷元君) ちょうど去年の今頃でありますが、平成二十七年の五月八日、沖縄県から沖縄防衛局、これに対して、キャンプ・シュワブの陸上部分での建物の解体工事に伴うコンクリート殻の使用方法に関する質問がございました。これに対して、平成二十七年五月十五日、沖縄防衛局から、御指摘...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 沖縄防衛局において発注した陸上仮設ヤード整備工事におきましては、この工事の中で発生するコンクリート殻を再生利用した砕石を陸上仮設ヤードに敷く工事が含まれておりまして、使用するコンクリート殻の量は約八百立方メートルでございます。
○国務大臣(中谷元君) 解体工事に伴って発生したコンクリート塊、これは本事業内で再利用するということとしておりまして、先ほど申し上げましたけれども、再生路盤材等として陸上の仮設作業ヤードのほか、仮設道路、建物の周りの道路、駐車場、また飛行場関連施設等への活用、これを考えているわけ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 御指摘のコンクリート殻につきましては、再生路盤材等として仮設道路等への活用をすることを考えております。  なお、御懸念をされておられるかもしれませんが、この答弁書におきましては、このコンクリート殻について、再生路盤材として利用する計画としておりまして、お...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 答弁書でお答えをしたとおり、石材として海に投入したり、埋立材料として使用したりする予定はございません。
05月11日第190回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○中谷国務大臣 御指摘をいただきましたF15のレーダーの件につきましては、本来でしたら整備をする基地にあるべきものが、三菱重工業また第三補給処のところに長期間保管をされていたままであったということでございました。  御指摘を受けた原因といたしましては、このレーダー機器の返納が遅...全文を見る
○中谷国務大臣 先月の委員会で原口委員から御指摘をいただきました。  防衛省といたしまして、藤丸委員の発言また講演の内容、これにつきまして精査をさせていただきまして、この中で、公になっても自衛隊の運用に支障のない情報でございまして、省秘に該当するような情報は含まれていなかったわ...全文を見る
○中谷国務大臣 藤丸政務官の発言をいろいろと議論されておりますけれども、この発言は、佐賀空港とその周辺地域の振興を切に希望する国会議員としての立場からの希望を藤丸政務官が申し上げ、また講演をしたものと承知しておりまして、決して防衛省の見解を示したものではございません。当時の発言に...全文を見る
○中谷国務大臣 これは先ほど政務官から御説明をいたしましたとおり、この資料等につきましては、藤丸政務官が個人的に、そしてまた個人議員事務所の責任において政務の一環として取りまとめたものでございまして、このような純粋な政務の一環として取りまとめた資料を提出するということは差し控えた...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほど、内容等につきまして、防衛省の見解といたしまして、これは法律に触れるものとか特定秘密に該当するものは含まれなかったということでもございますし、また、先ほど、地元の資料等におきましても、御本人から説明がありました。しかし、この内容等につきましては、今後地権者と...全文を見る
○中谷国務大臣 ミサイルのお話と地元の土地の話がございましたが、まず、土地につきましては、防衛省といたしまして、三十ヘクタール以上の土地を購入するという決定も行っておりませんし、そのようなことを公表したこともございません。いずれの決定も行っていないということでございます。  そ...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、富士重工の提案書に基づくわけでございますが、所要経費をもとに算出した結果、アパッチを二十年間で六十二機調達する際の経費を約三千百億円と見積もっておりました。また、これら六十二機を二十年間運用した場合における維持経費は約九百八十億円、その他の整備器材、教育訓...全文を見る
○中谷国務大臣 当時は、我が国の防衛上、このような航空機による装備等につきまして必要性がありまして、それぞれ厳密な機種選定の過程を経まして決定したわけでございますが、突然ボーイング社の方で部品製造を中止するというようなことでそれが履行できなくなりまして、その経費等につきまして民間...全文を見る
○中谷国務大臣 それまでの契約、つまり平成十九年以前におきましては、こういった一般の装備品につきまして、企業が主として製造の初期段階で投資する、防衛装備品の製造に必要となる設計費、専用治工具費、専用機械そして装備、技術提携費などのいわゆる初度費の費用に対して、防衛省は、これらの費...全文を見る
○中谷国務大臣 おっしゃるとおり、現在はそのようなやり方でやっておりますが、しかし、当時までは、防衛省としてそういった初度費につきましては、調達予定数量で案分をしまして、契約対価の一部、特別割り掛け費として契約相手方に支払ってきたわけでございます。このように、初度費を全額負担する...全文を見る
○中谷国務大臣 富士重工と契約する際に、提案書に、長期間にわたる製造と安定的な支援を保証いたしますと記載をされておりました。  その上で、さらに提案書の中には、本機の長期間にわたる製造と安定的な支援を保証いたします、ボーイングではこれまで米陸軍及び海外顧客向けに二百機以上のAH...全文を見る
○中谷国務大臣 この調達に当たりまして防衛省が企業に送付した要求書の中で、各企業が提出する提案書の内容が装備品の運用期間を通じて保証されること、提案書の内容の変更は一切認められないことを明記しております。このため、防衛省としては、一般的には、提案者が提案書の内容を遵守するというこ...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省といたしまして、平成十三年八月に機種選定の検討を行った時点で、安定的な取得の可能性またライフサイクルコストに関して企業からの提案書、米国を含めた諸外国の取得計画等を適切に分析し検討した結果で機種選定を決定したものでございます。  その際の富士重工の提出した...全文を見る
○中谷国務大臣 三月四日に政府が受け入れを決定いたしました和解条項の第二項に埋立工事の中止とございますが、この埋立工事の中止とは工事を進めずに現状を維持する趣旨でありまして、保存、管理行為、原状回復工事などは中止に含まれないというのが政府の考え方でございます。  沖縄県側にも今...全文を見る
○中谷国務大臣 繰り返しになりますけれども、この中止というのは工事を進めずに現状を維持するというのが趣旨でございまして、保存、管理、原状回復工事などは中止に含まれないというのが政府の考え方でございます。  今後も、現場の維持管理作業などのために作業船舶の往来はあり得るものである...全文を見る
○中谷国務大臣 和解を受けまして、各種現場におきましては工事につきまして現時点で中止をしております。  契約中の工事の業務のうち埋立工事の対象になるものについては一時中止などの契約上の手続を行っておりますが、中止の期間がどれぐらいになるかなど、今後の扱いにつきましては現在予断を...全文を見る
○中谷国務大臣 一時中止の間に工期末を迎えた場合は、工期の延長、契約を変更して継続する、また清算、これらの契約を終了する、そして一時中止が必要なくなった場合は再開、これらの契約を継続するというようなことが考えられますけれども、今後のことにつきましては、各受注者と協議を行った上で、...全文を見る
○中谷国務大臣 平成二十五年の十二月二十七日でありますが、沖縄県知事の、仲井真前知事でございますけれども、公有水面の埋立承認を受けまして、また沖縄県知事からの普天間飛行場の早期返還の要望を一日も早く実現できるよう、効率的な工事の工程、工法について精力的に検討をするとともに、工事に...全文を見る
○中谷国務大臣 政府としては、一日も早く普天間飛行場の移設、返還を実現できるように、予備費の使用として、契約ベースで六百三十七億円、歳出ベースが約百四十二億円の経費について閣議決定をいたしました。  これらの経費のうち、二十六年度の契約ベースの約六百三十七億円のうち、同年中に約...全文を見る
○中谷国務大臣 ただいま申し上げましたとおり、閣議決定では歳出ベースで百四十二億円、このうち同年中に約百四億円の支出を行ったということでございます。
○中谷国務大臣 おっしゃることはごもっともでございますが、契約ベースで六百三十七億円というのは、単年度ではなくて、その年に契約をした金額でありますので、次の年、また次の年と多年度にわたる事業もあるのではないかと思っております。  そういう中で、歳出として使える経費として百四億使...全文を見る
○中谷国務大臣 下地委員も建設業の御出身ということで、やはり物をつくる場合には段取りが大事なわけでございます。特に、普天間の移設につきましては一日も早く移設をするということが地域の願いでもありますし国の願いでもございまして、当時の沖縄県知事からも、普天間飛行場の早期返還の要請、一...全文を見る
○中谷国務大臣 政府としては、累次お答えをいたしておりますように、できることにつきましては全てできるように、それの実現のために努力をしているということでございます。
○中谷国務大臣 これまで、政府といたしましては、KC130にしても外来機の飛来にしても、これは全て本土の方に移しております。また、オスプレイ等につきましても極力、訓練等につきまして本土の方に移転するように努力をいたしているわけでありまして、できる限りの努力をしていくということでご...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(中谷元君) 委員、元裕委員の御指摘につきましては、本年一月四日にオーストラリアの現地紙に掲載された草賀駐オーストラリア日本大使のインタビュー記事を踏まえた指摘だと承知しております。  我が国政府は、昨年の十一月二十六日にNSCにおきまして、我が国がパートナーに選定さ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、草賀大使のインタビュー記事でございますが、これ確認をしてみますと、草賀大使は、日本政府の方針に基づいて日本としてオーストラリアに移転することが可能な技術について一通り説明を行った上で、日本が仮にパートナーとして選ばれた場合にこれらの技術を一〇〇%移転...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) JADGEシステムは存在しておりますが、様々な情報を有しております。  この中で、情報に関していいますと、特に秘匿をすべきような保全を要する情報、こういったものは特定秘がございます。しかし、この情報の中で、早く国民に知らせる情報とか公にすべき情報等につき...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、様々な情報の中で早く国民に知らせなければならない情報がございます。そういう中で、レーダーで探知した弾道ミサイルの情報をリアルタイムで入手しておりまして、こういった防衛省としてレーダー情報を入手した時間、これはレーダー等で探知した時間とほぼ同じと考え...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) これは、ミサイル発射に関しての情報の発言についてお尋ねでございますが、やはり保全すべき情報と公表すべき情報はあるんですね。  やはりこういったミサイル情報というのはいち早くこれ国民に知らせるべき情報でありまして、例えばあの二月七日の北朝鮮の弾道ミサイルの...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 安全保障につきましては、北朝鮮が核実験を行ったり、またミサイルの技術の向上を図るように、国際情勢も変化をし、また、我が国の安全保障環境も厳しくなってきております。  そういった面におきまして、やはり科学技術の進展に伴いまして、国際社会の平和と安定におきま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛技術の移転等につきましては、先ほど答弁した内容でいたしております。  確かに、今回こういった提言もいただきましたし、また、経団連からも政府による保険等の支援措置についても提言がされたということは承知しておりますけれども、こういった防衛装備品の移転に対...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省の場合は四等級に区分しております。文科省の場合は五十デシベル、五十五デシベルということでございますが、防衛省といたしましてこの四等級の区分に応じた防音工事を実施をいたしますと、工事を実施した後の騒音、例えば三級では二十五デシベル以上、四級では二十デシ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 今回の見直しの趣旨は、せんだって御説明したとおり、公立の学校施設において空調機の設置率が騒音の発生のいかんにかかわらず全国的に向上しているということを踏まえまして見直しを行いました。  この見直しに当たりましては、騒音が発生していなくても空調機を設置をし...全文を見る
05月19日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(中谷元君) 国会の皆様方も自衛隊に対して御協力や御支援をいただいておりますが、自衛隊は、四月十四日の発災直後から、牛刀主義と申しますが、大きな包丁、大なたでできるだけ早く大量に大胆に部隊を投入するということに心掛けまして、総力を挙げて災害対応に全力を尽くしてまいりまし...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 南海トラフ地震が発生した場合には甚大な被害が想定されておりまして、政府におきましては、南海トラフ地震における具体的な対応対策活動に関する計画、これ上限約十一万人を予定をいたしておりますけれども、迅速に部隊を展開をいたしまして、関係省庁、また地方公共団体と連...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、根拠につきましてですが、米軍は日米安保条約の規定第六条に基づきまして我が国において施設・区域を使用することが認められておりまして、同条約上の目的達成のために、訓練等の軍隊としての機能に属する諸活動を一般的に行うことを当然の前提としているところでござい...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) このホイスト訓練というのは、飛行中のヘリコプターからつり下ろしたケーブルで人員等をつり上げつり下げ、そういった訓練でございます。陸上自衛隊の保有しているヘリコプターにおきましても、こういったケーブルで人員をつり上げつり下げするというのは、災害派遣のときなど...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 防衛省といたしましては、厚木基地から岩国飛行場へ移駐されるこの空母の艦載機の訓練につきましては、原則として厚木飛行場及びその周辺訓練空域で行われることはないと承知しておりますが、この詳細につきましては現在米側において検討中でありまして、引き続き米側と検討、...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) この空母艦載機への、岩国の移駐によりまして、先ほどもお話ししましたが、戦闘機の運用、これは大幅に減少することから騒音状況は相当程度減少されるものと考えておりまして、厚木の周辺の騒音状況、これが軽減されないような前提に立ってのこういった移駐計画はまやかしであ...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 米軍が訓練をするというのは、これパイロットの技能の維持向上を図る上で、また即応態勢を維持するために不可欠な要素でございまして、日米安保条約の目的達成のためには重要なことではございます。しかし、米軍が我が国において飛行訓練を行う場合には、我が国の公共の安全に...全文を見る
05月23日第190回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○国務大臣(中谷元君) ただいまの防衛装備品に係る不適切なライフサイクルコストの管理につきまして、審査措置要求決議につきましては、昨年十月に設置した防衛装備庁を中心として、プロジェクトマネジャー及び統合プロジェクトチームによるプロジェクト管理を開始するなどの取組を既に進めてきてお...全文を見る
05月24日第190回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○中谷国務大臣 今回の事件は、絶対にあってはならない、極めて残忍で凶悪な事件でありまして、言語道断で、このような事件が起こったことは極めて遺憾であり、そして強い怒りを持ちまして、米国に対して申し入れ、抗議をいたしました。  先週土曜日、私は、沖縄に参りまして、四軍調整官、ニコル...全文を見る
○中谷国務大臣 二度とこのようなことが起こらないように、私の方から、沖縄に参りまして、ニコルソン四軍調整官に徹底した再発防止を求めました。その際、ニコルソン四軍調整官からは、今後は、軍人のみならず、軍属による事件、事故の再発防止を強化するという発言がありました。  その際、私の...全文を見る
○中谷国務大臣 本年のシャングリラ会合は六月の三日から五日の予定で開催されますけれども、私も、諸般の事情が許しますと、この会合に出席する方向で今調整をいたしております。  カーター長官と先日の電話会談で、その際、日米防衛相会談を行うべく調整いたしております。これが実現しますと、...全文を見る
○中谷国務大臣 全くそのような見解を共有するものではございません。
○中谷国務大臣 本件の逮捕がございまして、その日のうちに在日米軍司令官を防衛省に呼びまして、再発防止を強く要求したわけでございます。  その後、二十一日に沖縄に参りまして、ニコルソン四軍調整官と直接面談をしました。そして、その夜、カーター国防長官と電話会談をいたしまして、こうい...全文を見る
○中谷国務大臣 現在のこういった再発防止の具体策としては、リバティー制度というのがあります。ただし、これは外出禁止とか制限をするものでありますが、米軍人をきちんと、指揮命令系統がしっかりとした強制力のある対応をするということで、こういった制度が考えられておりますが、米軍属となりま...全文を見る
○中谷国務大臣 そういう意味で、私も沖縄に参りまして四軍調整官と話した際に、同席をしておりました防衛省の沖縄防衛局長に命じまして、この問題についてしっかりと日米間で協議をしてまとめるように指示をしたわけでございます。
○中谷国務大臣 米軍といたしましても、沖縄におきましては、地元の皆様方の信頼や、また安全確保ということは非常に大事なことであると認識して、米軍に対してそのような指導も行ってきたわけでございますが、このたび、米軍人ではなくて、軍属による犯罪が発生していたわけでありますので、従来の米...全文を見る
○中谷国務大臣 地位協定というのは条約のようなものでございまして、日米間で取り決めをして決まっていくものでございます。  本件等につきましては、これまでも、過去の経緯も含めまして日米間で協議されてきたことでございますので、そのあり方等、内容等につきましては、これは日米間で協議す...全文を見る
○中谷国務大臣 地位協定によりますと、軍属というのは、「合衆国の国籍を有する文民で日本国にある合衆国軍隊に雇用され、これに勤務し、又はこれに随伴する」ということとされているわけでございます。  今般の事件の被疑者につきましては、日米地位協定上、軍属の身分を享受していたものと承知...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほど、より実効性のある対応という御質問もございました。  地位協定についてはさまざまな御意見がございますけれども、防衛省といたしましては、関係省庁、また関係機関とも協力しながら速やかに米側との議論を行いまして、米側において実効的かつ説得力のある再発防止策がとら...全文を見る
○中谷国務大臣 私、きょう初めてその話を聞きました。報道について一つ一つコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
○中谷国務大臣 今回、ワーキングチームというのは、軍関係者のみならず、沖縄県民、市民、また商工会の方も入った制度だということで、さまざまな御意見が出されていると思っております。  三月十三日の事件を受けて、四月十九日にワーキングチームをしたわけでございます。  今回の事件につ...全文を見る
○中谷国務大臣 軍でしたら、いろいろな規則、規約、これは命令がありますので、徹底する部分があろうかと思います。  軍属の場合は民間人でありまして、基地内の雇用されている人とか、随伴した人とか、また関連企業とか、さまざまな形態がありますが、しっかり徹底をさせるという意味におきまし...全文を見る
○中谷国務大臣 このような事件は、決してあってはならない、極めて凶悪で残忍な事件でありまして、言語道断、許されないということで、これはしっかり、二度とこのような事件を起こさないように求めていっております。  お尋ねの普天間飛行場返還につきましては、最も大事なことは、一日でも早く...全文を見る
○中谷国務大臣 地位協定によりますと、軍属というのは、「合衆国の国籍を有する文民で日本国にある合衆国軍隊に雇用され、これに勤務し、又はこれに随伴するものをいう。」ということで、被疑者につきましては、今回、日米地位協定上の軍属の身分を享受していたものと承知をいたしております。
○中谷国務大臣 件数におきましては、下地委員の御指摘の件数があろうかと思います。この中でも、やはり殺人とか強盗とか、凶悪で許されない犯罪もあります。  そういう中で、そういう犯罪を二度と起こさないようにするために努力をしておりまして、御紹介をさせていただきましたワーキングチーム...全文を見る
○中谷国務大臣 今回の事件でさまざまなことを考えておりますが、例えば、自衛隊におきましては、飲酒運転、酒気帯び、これをすれば懲戒免職になるわけでありまして、それだけの厳しいルールと自覚を持って事故が発生しないように心がけております。  米軍人も、そういった綱紀粛正、当然ルールが...全文を見る
○中谷国務大臣 当日夜、ドーラン在日米軍司令官にお会いしました。この発言につきましては、米側としての事実関係を述べたものと承知しておりますが、逮捕された男性は、日米地位協定上の軍属の身分を享受しているものと私は承知をいたしております。
○中谷国務大臣 地位協定というのは条約でございますので、第一義的には外務省が所管をいたしております。  防衛省といたしましては、こういった犯罪が発生しないように日米間で協議をして具体策を検討するわけでございますが、日米の地位協定につきましては外務省が所管をいたしておるわけでござ...全文を見る
○中谷国務大臣 犯罪につきましては、ひとえに心がけでございまして、そのために綱紀粛正、また事故防止策、こういうことを措置しまして、犯罪がないように努力をしているわけでございます。  今回の件につきましては、非常に米国は重く受けとめておりまして、カーター国防長官も、大変痛ましく遺...全文を見る
○中谷国務大臣 五月の二十一日の土曜日に沖縄の名護市で行われました葬儀に参列をさせていただきました。  私といたしましては、本当に若く、これから未来のあるとうとい命が失われたということに対して心から御冥福をお祈り申し上げ、そして、御遺族の皆様方に心からお悔やみを申し上げた次第で...全文を見る
○中谷国務大臣 御葬儀に参りまして、私といたしましては、心から御冥福を申し上げ、そして御親族の皆様方に対してもお悔やみを申し上げ、そして哀悼の念をささげたわけでございます。  同時に、四軍調整官にも会いまして、今回の事件につきましての日本の政府の認識を伝えて抗議をしまして、二度...全文を見る
○中谷国務大臣 先ほどお答えいたしましたけれども、現在の日本の安全保障の状況を考えますと、しっかりと国を守っていくということにおきましては、日米同盟、在日米軍の抑止力、対処力、こういったことが必要でございます。  確かに、戦後七十年を経てもなお沖縄の皆様方に大変大きな負担を背負...全文を見る
○中谷国務大臣 これは日本の安全保障をいかに維持するかということでございまして、在日米軍につきましては、やはり緊急事態に迅速に機動的に対応しなければならないということで、平時から対応いたしております。抑止力といいますけれども、プレゼンスによってそういった事態が防げるということで、...全文を見る
○中谷国務大臣 基地が所在をして大きな負担を与えているということは認識いたしております。  しかしながら、自衛隊もそうでありますが、こういった集団において、事件、事故を起こしたり、また国民に迷惑をかけたりすることは許されないわけでありますので、ひとえに意識をしっかりして、綱紀粛...全文を見る
○中谷国務大臣 米軍人等につきましては、これまでも事件、事故があるたびに申し入れをしておりますので、米軍人につきましては組織的に対応している部分もあろうかと思います。  今回発生しましたのは、そうではなくて、軍属の方が凶悪な犯行を犯したわけでございまして、では、軍属においていか...全文を見る
○中谷国務大臣 これは、まずもって米軍が、自己管理、しっかり兵士、組織を管理していくということでございます。そのために、カーター国防長官と電話で会談をし、さらにその対応を求めました。  また、今度、シンガポールで日米の防衛相会談がございます。米国の政府として、沖縄の基地、軍人、...全文を見る
○中谷国務大臣 確かに、今回の容疑者は米軍属に位置をするということでございまして、日米地位協定上の軍属の身分を享受していたものでございます。特権もあろうかと思います。  私が申し上げたいのは、民間人だから許されるというわけではなくて、軍の場合は厳しい戒律等がありますので、コント...全文を見る
○中谷国務大臣 防衛省は、二〇〇八年以降、在日米軍からの情報提供を受けまして、市町村別に区分をした米軍人等の施設・区域内外居住者の人数についてホームページで公表をするとともに、関係自治体に対して情報提供してまいりました。  しかしながら、米側から、市町村別の居住者数といった詳細...全文を見る
○中谷国務大臣 詳細につきましては承知しておりませんが、キチガイという用語につきましては、一般的に好ましくなくて、使用すべきではないと考えます。
05月24日第190回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(中谷元君) 内閣総理大臣というのは行政府の長でございまして、総理からも答弁がありましたけれども、行政府の長としてお答えしておりますが、もしかしたら言い間違えたかもしれませんと答弁をされているものと承知をしております。  私も、答弁のときに時々言い間違いをいたしており...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 平和安全法制というのは、我が国の国民の命を守り、そして平和な暮らしを守るために必要な法律であると認識しております。  北澤大臣におかれましても、防衛大臣として七百二十日在任をされました。この間も国際的な国防大臣との協議、これ十三か国、そして三十三回にわた...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 土曜日に告別式が行われました。私は、やはり今回の事件で犠牲になられた被害者に対しまして心から御冥福を申し上げますと同時に、御親族の皆様、そして沖縄県の皆様方に大変申し訳ないという気持ちをお伝えをし、また心から哀悼の意を表したわけでございます。あの葬儀に出ま...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 私の方から事件が発生しまして具体的に行ったことにつきましては、まず、逮捕された当日の深夜にドーラン在日米軍司令官と直接面談しました。二十一日におきましては、沖縄に参りましてニコルソン四軍調整官と直接面談をいたしました。二十一日の夜は、カーター国防長官と電話...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) 三月十七日以降の防衛省の対応でありますが、その後、三月の二十六日に、私、沖縄を訪問をいたしました。その際に、在沖米軍四軍調整官に対して再発防止の徹底を強く求めました。これに対しまして、米側から、今回の事件の発生について非常に重く受け止めており、再発防止に努...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) まず、再発防止につきましては、米側の努力が第一でありますが、やはり米軍に対して隊員教育、また綱紀粛正を図るということで防止に努めるように申し入れたところであります。  具体的には、米軍人・軍属による事件・事故防止のための協力ワーキング・チームという場を通...全文を見る
○国務大臣(中谷元君) このような事件はもう二度とあってはならない、そして極めて残忍で凶悪な事件でありまして、沖縄においてこのような事件が起きたこと、極めて遺憾であり、強い怒りを覚えております。  沖縄の基地につきましては、これは日米安全保障条約に基づく在日米軍の基地でございま...全文を見る
11月17日第192回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
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○中谷(元)委員 自由民主党の中谷元です。  本日は、憲法制定の経緯と憲法公布七十年を振り返って、これまで憲法の果たしてきた役割と、今後審査会で議論するべきテーマなどにつきまして、自由民主党を代表して意見表明をいたします。  日本国憲法は、ことし十一月三日に公布七十周年を迎え...全文を見る
11月24日第192回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○中谷(元)委員 先ほど自民党の改正草案は立憲主義を否定するものではないかという御意見がありましたが、自民党の改正草案は、人権を保障するために権力を制限するという立憲主義の考え方を何ら否定するものではありません。  先ほど上川委員や、私も先週、発言しましたが、主権在民、平和主義...全文を見る
○中谷(元)委員 ただいまの第二十一条の二項につきましてのお問い合わせでありますが、自民党の草案におきましては、集会、結社及び言論、出版その他の表現の自由について、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動及びそれを目的とした結社、これを禁止する規定を設けました。これは、オウム...全文を見る