中谷元

なかたにげん

小選挙区(高知県第一区)選出
自由民主党
当選回数11回

中谷元の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月23日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
議事録を見る
○中谷(元)議員 ただいま議題となりましたギャンブル等依存症対策基本法案について、提出者を代表して、提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  ギャンブル等依存症がギャンブル等依存症である者など及びその家族の日常生活又は社会生活に支障を生じさせるものであり、多重債務、貧...全文を見る
○中谷(元)議員 射幸行為とは、偶然を当てにして利益を得ようとする行為であります。  一般的なアプリ、スマホゲームについては、必ずしも偶然を当てにして利益を得ようとする行為ではないために、こういったものは射幸行為に当たらず、ギャンブル等には含まれないと整理をしておりますけれども...全文を見る
○中谷(元)議員 ギャンブル依存症から抜け出すには大変な苦労と努力が必要でありまして、これについて、この発生、進行、再発、それぞれの段階に応じて防止、回復の対策を行おうとする理念を設けまして、それで、医療体制、相談、民間活動に対する支援、人材の確保など、国と地方団体に必要な施策を...全文を見る
○中谷(元)議員 射幸行為というのは、偶然を当てにして利益を得ようとする行為ということで、そのような行為を射幸行為としております。法律でギャンブル等といたしておりまして、これは、法律の定めるところにより行われる公営競技、パチンコ屋に係る遊技その他の射幸行為ということで定義をさせて...全文を見る
○中谷(元)議員 種類によって、依存症として関連性はありますけれども、アルコールはやはり体中心の依存症障害が出るということで、これはもう既に対策基本法ができまして、閣議決定で基本計画をつくり、そして今、全国の都道府県の半数近くが地方の基本計画ができて、施策が実施されています。それ...全文を見る
○中谷(元)議員 五月病というものもありますけれども、いわゆる新入生とか新社員が、非常に厳しいそういった競争試験から解かれてほっとして、精神的に非常にゆとりのあることで、何やら心理的に普通と違う状態等もあると聞いておりますが、やはり、新年度に新社会人、大学生となった層に対して、ギ...全文を見る
○中谷(元)議員 これにつきましては、ギャンブル等の依存症である者が早期に必要な相談、治療を受けて、多重債務対策とか消費者トラブル対策等にもつながるように、相談拠点そして依存症の専門的な治療拠点の中心として、相談窓口、医療機関、民間団体等の間で連携体制を構築するということを想定し...全文を見る
○中谷(元)議員 これは、現場の意見を聞いて、それに現実的に対応していくということでございまして、特に、実体験を有する当事者、それから関係事業者、そしてこの問題の専門的な知識を有する有識者、そして、この基本計画、行政機関がこれに基づいて実施する施策の実施状況など、適切に反映をさせ...全文を見る
○中谷(元)議員 この問題は、法律で定義するギャンブル等の依存症対策ということで、先ほど申し上げましたけれども、多重債務とか貧困とか自殺、犯罪等の問題とされているところでございまして、この問題を解決するにはどうしたらいいのかということで、この知見を有している人たちに広く呼びかけて...全文を見る
○中谷(元)議員 この参考にした例としてはシンガポールでありまして、シンガポールは、三年ごとに、こういったギャンブル等の依存症の問題の実態を明らかにして、調査を行わなければならない旨の規定がございます。  こういったことで三年といたしておりまして、こういった結果を踏まえまして、...全文を見る
○中谷(元)議員 先ほど断酒会のお話がありましたが、玉城議員も応援をいただいておりますが、毎年、全国大会をしまして、全国のこういった関係者が一堂に会して会合をやっています。沖縄でも大会がございましたが、今回の法案の提出者であります初鹿議員また中川正春議員も、アルコール依存症の健康...全文を見る
○中谷(元)議員 既にアルコール健康障害対策基本法案におきまして関係者会議が定められておりまして、これは政令で会議令というものがつくられております。  関係者会議の組織に関する細部的事項におきましては、第三十六条の、政令で規定することといたしておりまして、これの運営等につきまし...全文を見る
○中谷(元)議員 中川議員とは、アルコール健康障害対策基本法、これは議員立法で、超党派で議論させていただきまして、各党の皆さんとともに議論した途中に、この予算の問題と、窓口が一緒じゃないかという問題はもう既に具体案として議論をされておりました。  アルコールは最初、内閣府にあり...全文を見る
○中谷(元)議員 アルコール法案の場合は、製造者、販売者、提供者、患者ということで多岐にわたっていましたが、関係者会議を置くことによって、こういった問題も詰めて基本計画をつくり、チェックもされていますので、非常によく機能できたというふうに思います。  ギャンブルの場合は更に複雑...全文を見る
○中谷(元)議員 この問題は、ギャンブル依存症の対策基本法案でありまして、IRができるかできないかではなくて、現状、IRがない状況でありますが、現にギャンブル依存症で大変苦しんでいる方々がたくさんいますので、その対策をするための法案でございます。  新たに、IRにつきましては、...全文を見る
○中谷(元)議員 この法案とIRを関係づけようといたしておりますが、これは全く別の法案でありますし、そもそも、前の国会でギャンブル対策の法案を提出しておりました。本来でしたらもっと早く審議していただきたかったんですけれども、議員立法でありますので、国会の関係もありますが、非常に審...全文を見る
05月24日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
議事録を見る
○中谷(元)議員 団体としては、リカバリーサポート・ネットワーク、またギャンブル依存症を考える会等がありまして、みずからの体験を語ったり、仲間で支え合ったり、家族が交流をするということは非常に大事なところで、アルコール依存症でも大変大きな効果が出ております。  法案では十九条に...全文を見る
○中谷(元)議員 アルコールの法案の方も、酒造メーカーや販売者、飲酒提供者、家族、患者、学者、こういうのが一体的に機能したわけでありますが、同様に、ギャンブルにおきましても、法案で事業者とか国、地方の責務を定めておりますので、関係者会議等でしっかり議論をすることによって、こういっ...全文を見る
○中谷(元)議員 はい、そのとおりでございます。  十五条で、事業者の実施の方法について、必要な施策を講じるものとするということで、国、地方、こういったものが実施するということになっております。  また、どのようにやっていくかということにつきましては、関係者会議が設けられてい...全文を見る
07月03日第196回国会 参議院 内閣委員会 第23号
議事録を見る
○衆議院議員(中谷元君) ただいま議題となりましたギャンブル等依存症対策基本法案につきまして、提出者を代表して、提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  ギャンブル等依存症がギャンブル等依存症である者等及びその家族の日常生活又は社会生活に支障を生じさせるものであり、多...全文を見る
07月05日第196回国会 参議院 内閣委員会 第24号
議事録を見る
○衆議院議員(中谷元君) ギャンブル依存症は、人間の持っている好奇心、欲望、また射幸心、こういったことの高揚によってギャンブルにのめり込むことによりまして、誰しも陥ってしまう可能性のある症状であると考えております。この本人、またその家族がそれによって多重債務に陥ったり、貧困、虐待...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) この第四条というのは、法案の作成の過程で公明党の要望がありましてこれを作ったわけでございます。  現在、依存症には三つありまして、アルコール依存症、薬物依存症、そしてギャンブル依存症。アルコールの場合は、健康対策基本法案、これがもう既に成立をしまして施...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 衆法の場合は第十五条で、関係事業者が行う事業の実施方法については、ギャンブル依存症の予防等が図られるようになるように関係事業者による取組の強化を促進をし、また、ギャンブル等の依存症の予防等に資する仕組みの導入、拡充、普及等を推進する施策を規定をいたしてお...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 衆法につきましては五月十四日から二十日でありまして、五月というと、五月病という言葉ありますけれども、新しい環境に適応することについて、それに対する精神的な不安な時期でもございます。したがいまして、新年度に社会人又は大学生となった層に対してギャンブル等の依...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 全ての都道府県で作成されるということが望ましいわけでございますが、アルコール健康障害対策基本法におきましても同様の規定でございますが、現在、四十七都道府県中四十四都道府県で設置予定でございます。  ギャンブルの場合は、ギャンブル施設とか医療体制とか支援...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 訂正です。  四十四都道府県ではなくて……
○衆議院議員(中谷元君) 訂正させていただきます。  四十四ではなくて、四十三でございました。
○衆議院議員(中谷元君) 地域ごとにやはりギャンブル施設があったりなかったり、また医療のセンターがあったりなかったり、また支援体制の整備状況も異なるわけでありますので、やはり都道府県の実情に即した計画を立てるという必要がございます。この辺におきましても、地方におきましてもより自ら...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) やはり、日本は地方自治体がありまして、地方分権の要請もございますので、余り国から強制的にそういったことを義務付けるというよりは、やはり地方分権の持ち味を生かした方がよろしいんじゃないかと思います。
○衆議院議員(中谷元君) 正確に申し上げますと、四十四の都道府県におきまして、平成三十一年度までに作成済みあるいは作成予定ということでございます。(発言する者あり)
○衆議院議員(中谷元君) 四十三の都道府県でございました。誠に失礼いたしました。  強制的にという話がございますが、できるだけ、国が強権的にやるのではなくて、やはり地方分権ということがございます。できるだけ地方自治体の自らの意思とまた計画に基づいて作成するのがよかろうではないか...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 平成三十一年度までに作成済みあるいは作成予定と承知しております。
○衆議院議員(中谷元君) アルコール健康障害基本法に基づくアルコール健康障害対策推進会議におきましては、専門的な知識を有する者として、酒類の製造又は販売を行う事業者が任命をされております。具体的に申し上げますと、ビール酒造組合専務、また全国小売酒販組合中央会会長ということで、メー...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) この法律の第二条のギャンブル等は、法律の定めるところにより行われる公営競技、パチンコ屋に係る遊技その他の射幸行為と規定をいたしております。したがいまして、等は風営法の範囲で行われる遊技が該当するものでございます。
○衆議院議員(中谷元君) この法律で施策を実施するわけでございますが、法律において十の施策を規定をしております。一つは教育の振興、二つ目はギャンブル依存症の予防等に資する事業の実施、三つ目は医療、四つ目は相談、五つ目は社会復帰の支援、六つ目は民間団体等に対する支援、七つ目は連携協...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) これはやはり都道府県ごとにギャンブル等の施設の設置が違っております。また、医療供給体制それから支援体制、これの整備状況も異なっておりまして、例えば神奈川県などは久里浜に医療センターがありまして、全国の中核となっているところもあれば、そういった医療機関がま...全文を見る
○衆議院議員(中谷元君) 平成三十年度の依存症に対する対策費は、予算は六億三千九百十二万円でありまして、厚労、文科、金融等に分かれて計上されております。次年度等につきましては、この法案の成立後、政府の対策会議等もございますが、基本的には、基本計画を作成をされまして、その後計画推進...全文を見る
11月29日第197回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○中谷(元)委員 政府は現在、防衛計画の大綱の見直し、これをしておりますが、諸外国の情勢をよく見て、しっかりと組織として動けるものにしていただきたいと思います。  そういう面で、サイバーについて、アメリカは昨年、国防総省の戦略軍のサイバー軍を統合軍に格上げをして、ボルトン大統領...全文を見る
○中谷(元)委員 続きましてはクロス・ドメインについて、北朝鮮のスカッド、ノドン、これが、ロフテッドとか連続攻撃によって我が国への攻撃が可能となっておりますけれども、こういった同時に飛んでくる場合に、米艦艇と自衛隊が日本海で共同で警戒監視、迎撃態勢をとりますけれども、イージス・ア...全文を見る
○中谷(元)委員 さらに、ミサイル等を撃たせないために、抑止力としての反撃能力、これは、やはり、撃たれたときに撃ち返すようなことも必要だと思います。  そういう意味において、敵基地攻撃につきましては、昭和三十一年の答弁で、三要件があれば法理的に自衛の範囲に含まれるとされておりま...全文を見る
○中谷(元)委員 これはすなわち自衛権の発動でありますから、我が国自身の安全保障、防衛のための行動で、これは米国に依存するというだけではなくて、当然、我が国としてもこういったミサイルを、打撃を少なくするためには検討すべき項目だと思いますが、この点いかがでしょうか。
○中谷(元)委員 これはぜひ検討していただきたいと思います。宇宙、サイバー、そして周辺に対してしっかりと国を守るために、やはり憲法の範囲の中で国を守るということでありますので、ぜひこの件も御検討いただくようにお願いいたしまして、質問を終わりたいと思います。