長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

長妻昭の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第149回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
議事録を見る
○長妻委員 虎島長官におかれましては、事が起これば、自衛隊の治安出動あるいは防衛出動の待機命令、あるいは災害派遣を決断されるという本当に重大な立場におられるわけでありますから、日々体調を整えられて職務にしっかりと当たっていただくということをお願い申し上げまして、質問に入ります。 ...全文を見る
○長妻委員 ですから、防衛出動ではない場合、自衛隊が治安出動の場合、まだ日本ではその治安出動はありませんけれども、結局、今御答弁いただいたように、お巡りさんあるいは機動隊あるいは海上保安庁とほとんど同じというか全く同じ、自衛隊が出た場合でも、武器の使用要件あるいは武器の火力は同じ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと調子が狂っちゃいますので、与党の方、ちゃんと御出席願います。  それで、今鈴木政務次官からお話がありました、これから検討していくと。これから検討していくというのは、過去の議事録を見ますと、ずっと前からこれから検討する。本当に、あしたテロ、工作員あるいは原発の...全文を見る
○長妻委員 ということは、現行法で、治安出動のもと、警察官以上の武器の使用要件あるいは火力を持てる要件は唯一この自衛隊法九十条というふうに理解をいたしますけれども、では、この九十条というのは一体何を指すのか。九十条の保護対象というのは、条文にありますけれども、何を保護するのかとい...全文を見る
○長妻委員 そうすると、それは実際何か文章とか、防衛庁の中にある程度決められたものがあるのかどうか。例えば、職務上警護する人というのは外国の要人なんかも入るのか、あるいは施設というのは原発も、いろいろな要件はありましょうけれども、そういうものも含まれる場合もあるということでござい...全文を見る
○長妻委員 これは本当に緊急事態の話ですから、九十条という規定があって、きちんと三つの要件が書いてあるわけですから、事が起こって、ではこれは認定するのかしないのかと一週間かけて議論していてもそれはしようがないわけで、もうあらかじめ本当にきちっと詰めた論議を早急にしていただきたい。...全文を見る
○長妻委員 今、御答弁の中で、基本的には多衆集合というのが少数のゲリラ等には当たらないという考え方もあるというようなお話がありましたけれども、やはり国際情勢は変わりまして、少数の訓練された、工作員とでもいいましょうか、そういうゲリラが実際上日本の国内に入っていろいろなことをやる可...全文を見る
○長妻委員 引き継ぎをされて、本当に迅速に御検討いただきたいというふうに、本当に切にお願い申し上げます。  そして、それをお願い申し上げまして、次の質問、最後の質問に移らせていただきますけれども、例えば一つ、やはりこういう安全保障の問題に関しては、具体的事例を挙げて、これはどう...全文を見る
○長妻委員 じゃ、この「必要な措置」には、領空侵犯をした戦闘機あるいは飛行機、これを攻撃するということも含まれていると解釈してよろしいんですか、「必要な措置」という中に。間違いないですね。
○長妻委員 若干これまでの政府の御答弁と違うような感じも受けるんですが、そうしたらお伺いします。  じゃ、仮に、自衛隊法の八十四条の「必要な措置」で武器を使用された、その武器使用が刑法の正当防衛あるいは緊急避難、この条文に違反をしていたといった場合は、これは罪に問われるんですか...全文を見る
○長妻委員 今、これまでの解釈よりも進んだお話があったと理解いたしますけれども、かつて自民党の国防部会の中でも、改正をして、今まさにおっしゃられた文言をこの条文の、八十四条の中に入れるというような論議がありましたけれども、そういう法改正をしないで、本当に今鈴木政務次官が言われたよ...全文を見る
○長妻委員 その範囲内、法律の範囲内というのは、刑法じゃなくて、八十四条に基づく「必要な措置」に反しない限りというお話ですね。
○長妻委員 ある意味では、今までの政府の解釈とちょっと一歩踏み込んだ、自衛隊法の中には、武器使用という場合は、九十条とか九十五条とか、武器使用という言葉がちゃんと書いてあるんですね。ところが、八十四条というのは武器使用はないんですよ。これは、本当は法改正でやるべきじゃないですか。...全文を見る
○長妻委員 時間もありませんので、防衛庁長官と政務次官、今答弁が違いますから、きちんとしてください。そして、もう時間もありませんので、一言申し上げて終わります。  基本的に、先ほど申し上げた九十条の対象をきちんと絞る、具体的にどういうものか絞る。これはせめて長官の在任中にやって...全文を見る
○長妻委員 ちゃんとしてください。  質問を終わります。
10月26日第150回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○長妻委員 時間もないので、手短に今の関連の質問をさせていただきます。  愛人だったと言われている中川さんの女性、その女性に中川さん、あなたが、覚せい剤の捜査が入る、こういうような情報を教えたことというのは御記憶にありますか。
○長妻委員 非常に強気な御答弁ですけれども、裏づけはきちんととっています。それはおいおいお話をいたします。  あなたとその愛人だったと言われている女性との電話での会話、これがテープにあります。読ませてもらいますと、あなたが「ともかく、なにか、覚醒剤の関係で警察も動いているよ、多...全文を見る
○長妻委員 何でこれだけ疑惑が晴れないのか。テープのお話がありました。このテープは九五年にとられたテープで、私は聞いているんですよ、テープを。この部分は、あなたとその愛人と言われている女性の会話、三日間会話はとられていますよ。その一日分、三十分間のテープ。確かに、どう考えてもあな...全文を見る
○長妻委員 実際、中川さんと思われる人とこの女性と会話があったその二、三日後に……(発言する者あり)事実だよ。その二、三日後に、この電話の相手の女性に、警察の方が、家宅捜査が入った。捜査令状を持ってこの女性の自宅に家宅捜査が入った。私ども確認しております。この電話の録音された数日...全文を見る
○長妻委員 政治倫理綱領というのが、私どもが持っている、皆さんも持っている手帳に書いてあるんですよ。これは、昭和六十年六月二十五日議決された政治倫理綱領。この中に、「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもつて疑惑を解明し、その責任を...全文を見る
○長妻委員 これだけ次から次へと真実がどんどん出てきて、それで調査して努力している、疑惑解明に中川さん自身も努力されていると今答弁されていますけれども、その努力された結果が全然出てこないじゃないですか。ただ違う、違う、天地神明に誓って事実無根。それであれば、いろいろ今疑惑が出てい...全文を見る
○長妻委員 まあ、不可解な話であります。運転手がその女性に、見ず知らずの女性にせがまれて、中川さんの御自宅を見たい、では、運転手が軽率だったけれども連れていった、そして部屋の中まで案内して寝室に案内した、しかし、写真はだれが撮ったのかはわからない。ということは、その運転手さんは、...全文を見る
○長妻委員 法に触れることを一切していない、法に触れなきゃ何でもいいということじゃないわけで、いずれにしても、この疑惑は今の御答弁でも私ども全く納得できませんし、これは国民の皆さんが広くごらんになられているわけですから、国民の皆様も納得できない。官房長官がうそをついている、こうい...全文を見る
11月14日第150回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
議事録を見る
○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  船舶検査活動法について中心にお伺いをいたします。  まず外務大臣に、集団的安全保障、この考え方はどういうものか、簡潔にお答え願います。
○長妻委員 今回法律が出ております船舶検査活動法、これは今言われた集団的安全保障措置の一環でございますか。外務大臣、お願いします。
○長妻委員 集団的安全保障措置、これは基本的には安保理の決議がある、こういう大前提がある措置であるという理解でよろしいのでございますか。一言。
○長妻委員 そういたしますと、この法案の船舶検査活動法、これは安保理の決議がある場合は今言われたような集団的安全保障の枠内、当然、周辺事態とか日米安保の効果的運用とか、いろいろ前提はございますが、そういうことで理解を私はいたします。  ところが、今回新たに、安保理の決議がなくて...全文を見る
○長妻委員 私は、今のような発想というのが日本の安全保障論議をおくらせている一つの問題点だというふうに考えております。  確かに、旗国主義で、国家間で、ある意味では取り決めをして活動する、これは国際法上は問題がないかもしれませんが、こういう活動は単なる行政事務ではありませんで、...全文を見る
○長妻委員 今の外務大臣の御認識というのは、全く甘いと思います。  これは、当然危険なことを前提にやるということではありませんけれども、危機管理というのは万々が一のことも考えて当然やるわけでありますので、個別的自衛権の範囲でこういう作業が行われるのか、あるいは集団的安全保障の範...全文を見る
○長妻委員 ぜひきちんとした御研究、裏づけを検討されることを望んで、次の質問に移ります。  何で私が今のような議論を申し上げたか。単なる机上の空論、神学論争では全くありません。なぜかというと、この法律の中にも武器の使用というのが認められている場合がある。正当防衛あるいは緊急避難...全文を見る
○長妻委員 これもまた過去の政府の御解釈と違うような気がします。  自衛隊法九十五条に基づいて、きちんとその要件を守って自衛官が武器を使用した、しかし過失というか、間違って人を傷つけたり人が死亡してしまったり、船が沈んで乗組員が死亡した。その場合は自衛官の責任は全く問われないと...全文を見る
○長妻委員 鈴木政務次官、私はそういう質問をしていません。  九十五条に自衛官がきっちり基づいて、意思としてはねらって撃った、ところがたまたま、故意ではなくて、その弾がそれたりなんとかして、そして商船の相手の方が死亡した、その場合はどうなんですかというふうに聞いているわけです。
○長妻委員 それは、その武器を使用した自衛官個人に刑事上の責任が生じないということですか。そして、もし刑事上の責任が生じるとすれば、それを指揮した上官あるいは組織に生じるということですか。あるいは、刑事上以外の責任は何か生じるのですか。
○長妻委員 これはちょっと私の理解と違うのでありますが、当然普通の法律でも業務上過失傷害とか業務上過失致死とか、きちんと自分はやっていても間違って、過失でそうなってしまった、死んでしまったりけがをさせてしまった場合はちゃんと処罰する考え方というのがあるのです。  そうすると、も...全文を見る
○長妻委員 九十五条に合致はしているけれども、過失ということです。
○長妻委員 今の御答弁で、九十五条の要件はきちっと守った、書いてあることを熟読して、その自衛官の方がそれをきちんと守って武器を使用した、しかし弾がそれて商船の方が亡くなった場合は、過失と一般的に言いますけれども、今の御答弁だと、それはある意味では九十五条の条文に違反している。九十...全文を見る
○長妻委員 湾岸戦争のときに国民の皆様は、全部とは言いませんが、金銭的な貢献だけでいいのかというような議論が巻き起こったやに私は感じております。しかし、実はあの時点と、同じ湾岸戦争が起こったと仮定をすると、全く法整備はできておりませんで、同じ金銭的なバックアップ以外は何もできない...全文を見る
○長妻委員 わかりました。  もう時間もありませんので、もう一つの質問といたしましては、訓練の問題です。  この法律が公布されてから三カ月以内に施行されるということで、非常に短いわけでありまして、果たして護衛艦の方々が三カ月でこれに対応できるのかという一つの疑問もありますけれ...全文を見る
○長妻委員 確かに海域は混交しないというふうに法律で書いてありまして、全くまじらないで当然やるのですが、それにしても、他国と一緒にそういう原則を守りつつ訓練をするという必要性があるのではないかなという気もするのです。長官、これは訓練できるかできないか、明確にお答えいただいた方が現...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
11月21日第150回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
議事録を見る
○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、宮澤大蔵大臣と財政のお話を、この財特法の審議とともにさせていただきたいと思います。  大蔵大臣、長期金利が上昇をしている。これは資金需要が余りないのに上昇して、十年物は二パー近くまで行っている。いろいろな論評では、本当に不気...全文を見る
○長妻委員 いずれにいたしましても、この長期金利の動向というのは、過去の経験からいってもちょっと普通じゃないような動きがあって、九月ですか、一・九九とか、かなり変動している。  そして、九月八日には、ムーディーズが日本国を格下げした。これは一概に比べられないかもしれませんけれど...全文を見る
○長妻委員 宮澤大蔵大臣の本会議での答弁等々を聞いておりますと、今のお話もそうですけれども、何か当事者というよりは評論家的というか、一般の企業よりもやはり国の信用の方が低くなったからじゃないでしょうかとか。それは、トヨタ自動車とか民間は、本当に血のにじむようなリストラ等々をして、...全文を見る
○長妻委員 本当にまさに大蔵大臣がおっしゃられたとおりでありまして、ある意味では、国債の信用維持のためにこの二分の一条項というのはあるわけです。その国債の信用維持の減債制度の一角を本日削除しよう、この委員会はこういう議論の場であります。そういう意味では、国債の信用維持を崩していく...全文を見る
○長妻委員 一・八で国債発行ができている、十分な成果と。これは、本当に今金融機関が、資金需要がなくて、貸し出し先がなくて、国債残高が十兆ふえたじゃないですか。そういう、たまたまいい状況があって一・八で抑えられているわけですよ。こういうことがずっと続くということは絶対ないわけであり...全文を見る
○長妻委員 宮澤大蔵大臣、今の発言も本当に評論家なんですよ。なぜかというと、今回の補正予算は半額しか公債で賄っておりませんと胸を張っていましたけれども、自然増収があるのじゃないですか。自然増収というのは大蔵省の努力で出た財源じゃないのですよ。たまたま出ているのですよ。半分が税収で...全文を見る
○長妻委員 今の発言だけじゃないのですよ。過去、国会でもことしずっと同じ発言をしているのですよ。大きい補正は要らない、胸を張って言えますとか、五月二十九日もIMFの副専務理事にそんなようなことを言われているし、四月十三日も森総理に、大きい補正予算は必要ありません。三月二十四日も、...全文を見る
○長妻委員 だから、大蔵大臣、判断を変えたということを今もおぼろげながら言われましたけれども、きちんと、こうこうこういう判断を変えた、では前の発言は取り消してやるんだと。私は賛成できないですよ。でも、国会ではやはりそういうことをきちんと発言して、そして国民の皆さんに、大蔵省は当初...全文を見る
○長妻委員 政治家の発言が本当に軽い、大蔵大臣は落第だというのは、これは本当に重要な、重大な発言でありますけれども、そして、今十一月、二兆円の建設国債を出す、過去の発言に対して何の釈明も謝罪もなく、出しますと。こういうことだから政治家の発言というのが本当に紙より軽くなる。  大...全文を見る
○長妻委員 個人消費が伸びないというのは、国民が政府を信用していないのですよ。この財政赤字をどうするんだ、何にもやらないじゃないかと、自衛するために貯金が外に出ないのですよ。そして株価、きょうの午前の終わり値を見ると下がっていますね。加藤ショックですよ。これは本当に、日本は構造改...全文を見る
○長妻委員 時間もないので最後の質問でありますけれども、本当に最後のとりでの宮澤大蔵大臣もだめだ、もう政権交代しかない、国民の皆さんはきのうの加藤ショックも含めてそう思われると思います。  最後に、この国債乱発はいつまで続くのか。ある意味では、景気対策型予算というのは、もう今回...全文を見る
○長妻委員 宮澤大蔵大臣の奮起をお祈り申し上げまして、質問を終わります。