長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

長妻昭の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第156回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○長妻委員 おはようございます。民主党の長妻昭でございます。端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  まず、今この予算委員会では補正予算の審議をしているわけでございますが、思い起こしていただきますと、ちょうど一年前は、今の時期、平成十三年度の二次補正の予算審議をしておりま...全文を見る
○長妻委員 それはおかしいですね。昨年の一月二十八日の衆議院財務金融委員会で私は塩川大臣に、そういうことがあっては、いいかげんな十一万人という数字では困るんで、一年後に必ずその実績を報告してくださいというのを質疑をしておりまして、その中で、昨年一月二十八日の財金委員会で塩川大臣は...全文を見る
○長妻委員 いや、そうであれば初めから十一万人なんといういいかげんな約束はしないでください。今回の補正でも、では、九万人という約束をしていますけれども、これも検証できないわけでありますから、そんな約束しないでください。  いずれにしても、十一万人というのは検証するということを塩...全文を見る
○長妻委員 いや、これは具体的に一年間で十一万人という数、雇用の数の目標がきちんと出ている。ですから、その十一万人の実際、実績、一年たって、九割の執行ということですけれども、では何万人それによって雇用がふえたのかということを検証してほしいということであります。  いいかげんな、...全文を見る
○長妻委員 何人実績があるか出せないような目標というのは、これは目標じゃないわけですから。何人雇用がふえたかという実績を出せるか出せないか。今出せないという話ですから、これ以上質問できません。出せるまで検討してください。
○長妻委員 そもそも、この質問は、私、竹中大臣には一言も聞いておりませんので。私、塩川大臣に指名して質問をしております。  それでは、塩川大臣、この議事録お持ちだと思いますけれども、これ、国会の議事録の答弁がもし意味がないのであれば、国会で質問するというのは何の意味もなくなりま...全文を見る
○長妻委員 今、塩川大臣がこの議事録を読まれましたけれども、そこの中で、塩川大臣、この議事録で、できるだけ出すとか、できるだけという文字は一切言われていませんよ。今、ここの答弁で、何かこの答弁を読まれて、できるだけというのが入っているように読まれましたけれども、それは間違いですの...全文を見る
○長妻委員 まず、具体的な人数と内訳と集計方法を補正予算の成立前までにお出しになるということでよろしいですね。
○長妻委員 そうしたら、財務大臣にもう一点だけお伺いしますけれども、各省庁に問い合わせて持ち寄るということをここで一年前御答弁されておりますけれども、各省庁にはもう問い合わせは、する予定、あるいはしたんでございますか。
○長妻委員 実行してまいりたいというのは、今は問い合わせはしていないけれども、いつまでに、各省庁に、どういう問い合わせをするんですか。
○長妻委員 雇用の状況、人数を各省に問い合わせるという御答弁でしたから、これをぜひ聞いていただきたいと思うんですが、いつまでに聞きますか。それで、集計しますか。
○長妻委員 そうしましたら、財務大臣にお願いをしたいのは、ここでの御答弁もありますから、各省庁に、今できるだけ早くという御答弁ありましたけれども、雇用の増加分の人数も補正予算の成立前に問い合わせていただいて、その結果を補正予算の成立前に御報告をいただきたいと思います。いかがでござ...全文を見る
○長妻委員 これは、今回も補正予算の審議で九万人という雇用目標が出ておりますので、検証できない目標というのは目標じゃないんです。  そういう意味では、ぜひここでも、これは一年前に御答弁していただいておりますから、今回の補正予算の成立前までに各省庁に数字を問い合わせてそれを御報告...全文を見る
○長妻委員 もう一度確認しますけれども、各省庁に問い合わせるというのは、具体的に人数を問い合わせるということなんですか。それはいつまでですか。
○長妻委員 ですから、それを補正予算成立前に出していただきたいと思うんですが、いかがですか。
○長妻委員 今、国会対策という話がありましたけれども、補正が成立するためには、それを調査するのが一番の国会への説明責任だと思います。  今回も、九万人という雇用目標の数字が出ておりますので、補正予算成立前に、では今の御集計を出していただくということをここでお約束いただければ、次...全文を見る
○長妻委員 次の質問に移りますけれども、なぜ私がこれにこだわったかというと、やはり補正予算、一番初めの財政演説でも、何で補正予算をつくるのかというまずイの一番のところに雇用だと、こういうのが書いてありまして、その雇用の目標を、具体的な数字を出したからにはやはりそれを守っていただく...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今の話の中で訂正していただきたいんですが、閣議決定されていますよ、閣議決定じゃないと言われていますけれども。平成十三年六月二十六日、閣議決定、「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」の中で、文書の中で、「雇用機会の創出」「五百三十万人が期待...全文を見る
○長妻委員 しかし、本当にこれは、私は驚くんですね。五百三十万人という数字を、非常にバラ色の数字で期待した国民の皆さんも多いと思います。これは閣議決定の文書の中に入っている、五百三十万人が入っているんだけれども、これは何か、ただ引用しただけだ、そんなばかな話があるんですか。いいか...全文を見る
○長妻委員 それでは一点だけ。  では、その推計の根拠をお示しいただきたいと思います。手短にお願いします。計算式を。
○長妻委員 次に移りますけれども、これは小泉内閣の一つの、産業再生の政策の一つに観光立国というのが今あるやに聞いておりますけれども、私、今日本の観光産業というのがほとんど、ほとんどといいますか、かなりの部分が公的宿泊施設等々の公的部門によって侵食されているのではないのか、それで旅...全文を見る
○長妻委員 それは、私、詭弁だと思うんですね。だって、宿泊が第一義的じゃないと言っても、では、フィットネスクラブなんかがあるのはわかりますよ、でも、これはホテル、宿泊が、十二階建てで四階から十一階まで客室があって二百七十人の定員がある。これは、どう考えてもホテルといいますか、民間...全文を見る
○長妻委員 わかりません。
○長妻委員 そしてもう一点、重大な、この質問主意書に漏れがあるんですが、私がこの閣議決定以降に新設された公的施設ということで質問したときに、スパウザ小田原だけは、まあ、まじめにといいますか、質問主意書に明記されて、いただいたんですけれども、実は、閣議決定以降、簡保の関係でラフレさ...全文を見る
○長妻委員 これは大臣、ラフレさいたまのホームページに「宿泊施設」と書いてあるんですよ、ちゃんと。大臣、大臣がここで何と言われようと、簡保のホームページに書いてあるんです。資料二—一を見てください。「休養宿泊施設」と書いてあるんですよ、大臣。これは閣議決定違反じゃないんですか。違...全文を見る
○長妻委員 これは、私、簡保事業団に聞いたんじゃないんですよ、問い合わせ。総務省の御担当の方に、本省の方に電話で問い合わせたんです。そうしたら、変わっていたんです。これは、ちょっと謝罪してください。監督責任があるんでしょう。
○長妻委員 そして、これは、こういうふうにこそくな、ちょっと問い合わせて、「宿泊施設」を直すということは、ホームページというのはやはり利用される方が見るわけですよ。そうすると、「宿泊施設」と書いてあるとわかりやすいですけれども、今度直しちゃったら、これは、利用者のこと何にも考えて...全文を見る
○長妻委員 いや、これはだめです、宿泊施設ですから。書いてあるんですから。——速記をとめてください。委員長、速記をとめてください。
○長妻委員 ここの、私も先週買いましたけれども、安くてよい宿公共の宿、こういう雑誌にも、スパウザもラフレも載っているわけですね。だから世間はもう宿泊施設なんですよ。  次の質問に移らせてもらいます。  もう一点、これも私調べて驚いたわけですけれども、国に非常勤職員という方が、...全文を見る
○長妻委員 いや、だから、二十六人がコネでしょう。知り合っているとおいしいアルバイトができるじゃないですか、非常勤で。全部公募しなきゃだめですよ、原則。今雇用が大変厳しいんですから。  ちょっと今、先ほどの質問で、二十一万七千人のうち、どこかのお役所が集計されておられればお答え...全文を見る
○長妻委員 人事院も、非常勤職員はなるべく公募にする、するべきであるということを私にも言われているわけでありまして、これはやはり基本的には、原則的には公募にしないと、何で国家公務員の人の知り合いだけがおいしいこういう仕事にありつけるのか、こういう批判を受けますから、二十一万七千二...全文を見る
○長妻委員 検討というよりも、これはコネですよ、コネ採用ですよ。コネ採用が横行しているんですよ、この雇用の厳しいときに。言ってください、集計すると。
○長妻委員 最後ですが、資料四を見ていただきますと、これは、自民党といいますか、現閣僚が公共事業受注企業から、何社から幾ら献金をもらっているのかという一覧表を資料の四に調べました。この資料の四の三枚目には、「小泉内閣閣僚が代表を務める政党支部一覧」というのがございます。  これ...全文を見る
○長妻委員 大臣、もうこの際、これは法律にはいろいろありましょうけれども、公選法を所管する大臣でもございますから、自粛すると。大臣は、せめて公共事業受注企業からの献金というのは大臣になったときもう自粛しよう、そうすべきであるということを一言御答弁いただければ、日本の政治も少しはよ...全文を見る
○長妻委員 ぜひ自粛していただきたいと思います。  質問を終わります。
02月12日第156回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  午前中、我が党の田中慶秋議員からも質問がありましたが、この雇用・能力開発機構について、若干質問をさせていただきます。  勤労者福祉施設というのを雇用保険の保険料で二千七十カ所もつくって、それを今、採算がとれ...全文を見る
○長妻委員 そして、今の二千七十カ所の施設は、トータルの建設費が四千四百九十八億円なのでございますが、もう一つ、実は、一兆円もかけて日本全国にこの開発機構がマンションというか賃貸住宅をつくっている、こういう問題もあります。  これは、正式な名前は移転就職者用宿舎、いわゆる雇用促...全文を見る
○長妻委員 今、雇用促進住宅の経緯の説明がありましたけれども、これ聞きますと、原則は、入居は一年以内だ、こういう原則がある。それともう一つの原則は、移転就職者に限るという原則です。これは、今、ここに住んでいるんだけれども、就職を探してもない、例えば遠くの場所にしかない、その場合の...全文を見る
○長妻委員 東京都に言われたからつくったと。これは民間企業だったら、だれかに言われたからつくった、入居者が入らない、倒産しますよ、全員解雇ですよ。  そして、日本全国に千五百カ所あるこういう住宅を管理するのがまた、財団法人雇用振興協会というのをつくって、そこの常勤理事が五人おら...全文を見る
○長妻委員 私の先ほどの提案でございますが、雇用・能力開発機構のこの天下りの役員は即刻辞職、退職金は支払わない、これは譲れません。  ここできちんと答弁をして、国会がきちんと議論をしない限り、同じ過ちが必ずまた別のところでも起こりますよ、間違いなく。じっと見ていますよ、これを、...全文を見る
○長妻委員 いや、これは今の御答弁で、官僚の方、ほっと胸をなでおろされた方も多いと思いますよ。  清水傳雄さんがこのリフレッシュ財団を退職するときも退職金を払うんですか。
○長妻委員 これは、雇用・能力開発機構というのは平成十六年三月に独立行政法人になるんです。まさかこの天下りの五人の方が、横滑りでまた独立行政法人に行かないでしょうね。最悪でもこのときには全員の方にやめていただいて、退職金は支払わない、これはもう本当に当たり前の話だと思います。財務...全文を見る
○長妻委員 もうそういう話は信用したくありません。  それでは、再度厚生労働大臣にお尋ねいたしますけれども、ぜひ大臣、思い切って御答弁してください、本当に。官僚をかばう何かメリットがあるんですか。全然ないでしょう。政治家ですから、きちんと答弁してください。  再度言いますよ。...全文を見る
○長妻委員 では再度、角度を変えてお尋ねしますけれども、この五人の天下りの今の役員の方が退職されるときは、せめてこれは退職金は支払わないということを前向きに御答弁いただきたいんですが。
○長妻委員 そうしたら、いつまで、この問題です、一般論じゃなくて私が今申し上げた問題、この役員の天下りの方々をどう処置するかというのはいつまでに検討して回答を出されますか。期限を区切ってください。
○長妻委員 そうすると、その年末までの決着の中には、今の天下りの官僚の受け入れ、そして退職金を支払う、支払わない、そして清水傳雄さんの退職金を支払う、支払わない、これも入っている、含まれるということを明言してください。
○長妻委員 もう一つの雇用に関する問題でございますが、政府は、この平成十五年度予算をここの本委員会に出してきたときに、今、資料三でございますが、「平成十五年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」という資料も同時に添付されて、委員の皆さんにお配りをいただきました。それを見て私は...全文を見る
○長妻委員 これは政府の中で、平成十五年度の予算が通っても、内閣府に聞きました、この計算を。そうしたらば、平成十五年度の予算の中身も見て、そして平成十四年度の補正予算の中身も見て、勘案してこれを書いた、うそは書けませんでしたと内閣府の方は言われていました。  これは塩川大臣にお...全文を見る
○長妻委員 ちょっとこれ、きちんと説明していただかないと、これは審議できません。  平成十五年度のを政府はすばらしい予算だと言って、雇用を支えると言って国会に出してきているんです。ところが、同じ政府が、いや、雇用は支えられませんよというのを一緒に資料を出してきているんです。納得...全文を見る
○長妻委員 それは内閣府の説明と違うんですね。内閣府に私が聞いたときには、平成十五年度の予算の中身もちゃんと見ました、そして、平成十四年度の補正予算の中身もちゃんと見ました、それで、平成十四年度の補正予算はもう通りましたけれども、平成十五年度の予算も通って執行されるとすれば、失業...全文を見る
○長妻委員 これは、めどというのは、五・六というのはそちらが出した数字ですから。平成十四年度の見込みが五・四であれば、これを上回ることは絶対にさせない、これを下回らせる、こういうふうに明言いただきたいと思うんです。
○長妻委員 今の説明はわかりました。  甘受、だから結局政府の、私、いろいろな方の答弁を聞いても、この平成十五年度予算で雇用をふやします、こういう話が華々しく出ていたわけでありますけれども、本音はというか正しい理解は、今言われたように、いや、平成十五年度のこの予算を通しても失業...全文を見る
○長妻委員 では、人事院も今後、人事院に限って申し上げると、ないということですね。非常勤職員はすべてハローワークとか公募にする、切りかえるということを明言ください。
○長妻委員 それと、もう一つの問題は、実は、常勤の国家公務員の方も、一般職の国家公務員の方、八十万人おられるんですが、うち試験じゃない採用の方が四六%もおられるということなんですね。ですから、これらの方々、三十七万人、今、一般職の国家公務員の全部で八十万人のうち三十七万人が試験じ...全文を見る
○長妻委員 最後の質問でありますけれども、質問レクの調査の問題でございますが、いろいろ議員の質問レクの調査をしているということでありますけれども、せめて私の、長妻議員という名前を書いた調査票は、それはもう見せていただくのは当たり前だと思うんですが。
○長妻委員 納得できませんけれども、時間が参りましたので、質問の時間が及ばなかった大臣の皆さんには申しわけございませんでした。ありがとうございました。
02月20日第156回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○長妻委員 民主党の長妻でございます。よろしくお願いいたします。  まず最初に、公共事業受注企業からの献金についてお尋ねを申し上げます。  大臣というのは、国会議員じゃない方もおられますけれども、国会議員の大臣というのは、普通の国会議員と違いまして、かなりの権力が集中している...全文を見る
○長妻委員 これは、ぜひ一つ提案をしたいのでございます。  国の公共事業受注企業からの政治献金というのは、例えば選挙に関してはこれは法律違反になる、選挙に関してでなければ法律違反じゃないというふうに今残念ながらなっているわけでございますけれども、一歩進めて、せめて大臣は、やはり...全文を見る
○長妻委員 政党支部というのは、やはり国会議員と一体に動いていると見られることもあるわけでありますから、小泉総理自身も小泉内閣の公約として、政党支部が受ける企業献金、公共事業の受注の割合に応じて規制すべきだというのを小泉内閣の公約で出しているにもかかわらず、この上位五人の大臣が、...全文を見る
○長妻委員 平成十三年十一月に売ったマンションはどういうことですか。
○長妻委員 佃島のマンションでございますが、謄本がございますけれども、平成十三年の十一月に個人の方に売却されている。このマンションは、竹中平蔵さんが平成十一年の三月に取得されたマンションでございます。
○長妻委員 では、だれが所有者だったんですか。そして、その所有者と竹中大臣、どういう関係ですか。
○長妻委員 まあ、これほどとぼけておられるのはおかしいわけでありまして、竹中大臣が平成十一年の三月に佃島のマンションを購入された。その後、竹中大臣がかつて社長を務められ、今は竹中大臣の奥様が社長を務めている、私は節税会社だと思いますけれども、有限会社のヘイズリサーチセンターにその...全文を見る
○長妻委員 別の法人といっても、一体なんですよ。個人の会社なんですよ、奥様とやっている。個人会社ですよ。そのマンションだって、前は竹中さんの自宅ですよ。自宅だったところじゃないですか。そこにヘイズリサーチセンターが入っているんじゃないですか。同じ建物ですよ、竹中さんの自宅と、階が...全文を見る
○長妻委員 これは本当は奥様に聞かないといけないですね。個人会社ですよ、これは。個人会社で、あなたが決定をしていない、別人が決定したと。奥さんとあなた二人でやっているんじゃないですか、基本的には。  私が実はこの問題を去年、財務金融委員会でお話ししたときに、これを報道した週刊誌...全文を見る
○長妻委員 結局は訴えていないんじゃないですか、名誉毀損で。  基本的には、やはり大臣規範は、大臣が売却の意思決定をしたということなんですよ、形式的に、会社が売却、会社が持っていて売却したからそれはクリアするということではないんですよ。  この問題はまた引き続きやりますけれど...全文を見る
○長妻委員 この紙を配って勧誘をして、ここにおられる細田大臣が御購入されたということでありますけれども、この資料は本当にメリット、ETFについてということで、これは多分手づくり、金融庁がつくった資料らしいんですが、投資家にとってのメリットということでメリットだけがずらっと書いてあ...全文を見る
○長妻委員 やはり勧誘して、もう実際買われた方がおられるんじゃないですか。大臣、全然違うじゃないですか、さっきの会見の説明と。  この資料はだれがつくったんですか。
○長妻委員 だから、大臣自身が営業しているじゃないですか、このリスクを書かないで。大臣は、この紙一枚で、大臣だから全部そんなことはわかるんだというふうに言われていましたけれども、失礼ながら、これだけ見て、全部、ああリスクが、元本保証じゃないときっちりわかる大臣ばかりじゃないと思い...全文を見る
○長妻委員 では、これは申し合わせしたんですね、閣僚懇で。
○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。本日は、よろしくお願いをいたします。  政治と金の問題で、今や、政治家の信頼は地に落ちております。信頼を回復すべく、民主党は、まず、公共事業を受注した企業からの献金の禁止を野党共同で議員立法として、既に昨年五月、国会に提出をしております。...全文を見る
○長妻委員 では、資料をお配りください。私は、きちんと調査をして、事実に基づいて質問をしております。  そして、総理は、コンステレーションという弟さんがやっていた会社は御存じですか。
○長妻委員 今、写真がここにありますけれども、これは横須賀市の舟倉ポンプ場という全体の建物でございまして、その中に、舟倉ポンプ場の中に沈砂池機械というのがございまして、こういう汚水細目自動除じん機という日立金属が受注をした機械でございますが、これは、二〇〇〇年の十二月、五千五百万...全文を見る
○長妻委員 いや、これは驚きました。それは総理、お金の授受の契約というのは、もうこれは日立金属もきちんと認めておられるんですよ。そのお金の中の性質をいろいろ言われるんだと思ったら、お金も一切もらっていないというお話でありましたけれども、この今お配りをした資料一でございますけれども...全文を見る
○長妻委員 いや、私は知りませんというのは、総理、総理の私設秘書ですから、そして総理大臣ですから。私は知りませんと。日立金属が言っているんですよ、私にきちんと。日立金属の広報部が言っているんですよ。(発言する者あり)
○長妻委員 内部告発じゃないんですよ。きちんと表からしゃべっているんですよ。このテープにも入っていますよ。  ぜひ総理、きちんと調査をしていただきたいと思います。当事者がきちんとこう言っているわけでありますので。  それで、委員長にお願いがございますが、日立金属のこの方、私が...全文を見る
○長妻委員 日立金属の広報部の方です。お名前もわかります。Iさんという方です。
○長妻委員 ぜひきちんと説明をしていただきたいと、総理、思います。  二点目でございますが、特定寄附の禁止にかかわることでございますけれども、自民党の長崎県連は逮捕者が出ましたけれども、これは公職選挙法の特定寄附の禁止に違反したものでした。これは、公共事業受注企業は選挙に関して...全文を見る
○長妻委員 いや総理、これ、松尾工務店の年月日を見ていただきたいと思うんですが、平成十二年の五月三十一日に献金があるんですよ。これは解散の、平成十二年に衆議院の選挙、前回ありましたけれども、解散の二日前ですよ。これは選挙に関しての献金じゃないんですか。そして総理、だから、先ほど一...全文を見る
○長妻委員 いや、ちょっと総理、これは、もらう、受ける方は政党の支部だとか何だとかじゃないんですよ。払う方が、公共事業受注企業が選挙に関して寄附をしてはいけない、そして政治家も、公共事業受注企業に選挙に関して寄附を勧誘してはいけないということなんです。そのお金が政党活動に何だとか...全文を見る
○長妻委員 ちょっと総理、そうしたら、きょうは総務省の御担当の方も来られていると思うんですが、公職選挙法の百九十九条の説明を、特に選挙のところの絡みを中心に、簡単に説明いただきたいと思います。
○長妻委員 失礼ながら、総理の解釈の方がちょっと間違っていたんじゃないですか。だから、時期が一つの要素であるという話ですよ。そして、選挙を動機とするということですよ。  選挙を動機にしているわけじゃないですか。選挙事務所じゃないですか、支出が。  そして、資料の八を見ていただ...全文を見る
○長妻委員 今、総務大臣の御答弁とは思えませんね、本当に。では政党の支部が金を受ければ何でもいいということになりますよ。だって、長崎県連で逮捕者が出たのも、あれは政党支部ですよ、長崎県連も。(発言する者あり)
○長妻委員 そして、もう一点、こういう問題があるから我々は、公共事業受注企業からは政治献金を一切もらわないようにしようと、我が民主党は野党四党と共同で議員立法を国会に出したんですよ。何で自民党、審議しないんですか。政治と金の問題が全く手つかずで残るわけですよ。  具体的に申し上...全文を見る
○長妻委員 どんな検討ですか。例えば、具体的に我々は法律ということで提出しているわけですから、具体的にこういう検討をして、いつまでにそれを実行するのかということを明言ください。
○長妻委員 これは、内外の識者の意見というふうに総理は言われましたけれども、昨年もう既に自民党が識者に、いろいろ検討をされて、そしてそこで提言が出たというふうに聞いておりますよ。でも総理は、いろいろ自民党の中の抵抗が強いので、それがなかなか実現できない、抵抗勢力を抑え切れない、丸...全文を見る
○長妻委員 いや、ちょっとこれは、もう一年もたって、総理が発言をされてから時間が経過をして、まだ検討される、そしてその中身も具体的なお話がない。本当にこれでは政治と金の問題、いつまでも信頼が回復できないと思います。  ぜひ総理、では、いつまでに結論を出すんだ、総理が考えているの...全文を見る
○長妻委員 具体的には、総理、例えば総理の心の中にはどういう措置が案としてあるんですか。一、二、ぜひ具体的におっしゃってください。
○長妻委員 やはり、この検討というのは、去年の五月二十一日の国会で法整備というふうに言われておられますから。このときも検討です。あらゆることが、これは丸投げ、そして検討。丸投げ、検討ですよ、総理は全部。  冒頭の話にも戻りますけれども、先ほど申し上げた弟さんの個人会社、お金をも...全文を見る
○長妻委員 期限を明言しない約束というのは、約束じゃありません。  先ほど、コンステレーションという会社、弟さんの個人会社でありますけれども、社長は弟さん、これは総理の私設秘書です。取締役には公設秘書がおられます。そして、総理の秘書官である飯島さんも監査役に入られているというこ...全文を見る
○長妻委員 がっかりいたしました。  質問を終わります。
02月25日第156回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は御足労をいただきまして、まことにありがとうございます。質問をさせていただきます。  まず、正村先生にお尋ねをいたしたいのでございますが、先ほどのお話でも、公共事業の大盤振る舞いだけではいけないんだ、財政の中身なんだと、その中で...全文を見る
○長妻委員 ありがとうございます。  今、社会保障の総合戦略という話がありましたけれども、先進国における社会保障給付費の対GDPの比率については、日本が一三・一%、アメリカが一四・五%、イギリスが二〇・八%、ドイツが二八・二%、フランスが二七・六%ということで、ドイツ、フランス...全文を見る
○長妻委員 ありがとうございます。  我々民主党も、平成十五年度の予算案の対案というのを出しておりまして、これは、約八・八兆円をまず削減していく。これは、公共事業の削減、あるいは、補助金というのをやめてこれを地方に一括交付金にしていく等々で八・八兆円を浮かせて、そのお金を人を雇...全文を見る
○長妻委員 私は、銀行の貸し渋り、貸しはがしというのが今激しいということで、ある意味では、国有化を一刻も早く、特にメガバンクの国有化すべきものはしていく必要がある、一時国有化ということが必要だと思っておりまして、その策といたしましては、例えば、優先株を普通株に政府が転換して議決権...全文を見る
○長妻委員 そして、この金融政策にもかかわるんですけれども、御意見を伊藤先生と正村先生にもお伺いしたいと思うんでございますが、日銀総裁に福井さんという方が内定といいますか、国会の承認の人事でありますので国会に福井さんという案が出てくると思うんでございますけれども、福井さんという方...全文を見る
○長妻委員 そして、私の質問としては最後になります。  四人の先生方に一言ずつお答えをいただきたいと思うんでございますが、私は、日本のこの経済の問題も含め、大きな変革の一つが、やはり高齢化、どの先進国にも見られないような非常に加速度的な高齢化が、今後大きな日本経済に対する要因に...全文を見る
○長妻委員 どうもありがとうございました。
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。本日はよろしくお願いいたします。  先日、この予算委員会、二月二十日の予算委員会で、私は総理の私設秘書である弟さんの件で質疑をさせていただきましたけれども、そのときの総理の御答弁に関して訂正されることは、総理、ありますか。
○長妻委員 契約はないという答弁、訂正する必要はないというふうに今言われましたけれども、結局、この前の委員会でも申し上げましたけれども、この日立金属も私に契約はあるというふうに証言をしております。(発言する者あり)疑惑はないというふうに言われたということですけれども、では契約はな...全文を見る
○長妻委員 これは総理、そうしたら答弁をこれは訂正していただかなきゃいけないですよ。  これは速記録でありますけれども、二月二十日、前回、政治と金の集中審議、小泉総理大臣、そういう契約はないと言っているんですというふうに明確に言われていますから、契約はないということですか。
○長妻委員 いや、形容詞がなく、そういう契約はないと言っているんですから、と総理が御答弁されているんですから、では契約はあるということですか。
○長妻委員 総理、それはおかしいですね。  もう一回聞きますけれども、平成十二年の十二月入札の舟倉ポンプの工事、日立金属が落札をいたしましたけれども、そのときに、成功報酬契約として弟さんがやられているコンステレーションと日立金属が前もって契約をした、成功報酬契約、これはあります...全文を見る
○長妻委員 どんな領収書を書かれたんですか。
○長妻委員 それでは、総理、これは議事録をよくお読みいただきたいと思うんですが、二月二十日の総理答弁で、そういう契約はないと言っているんです、よく注意して御発言いただきたいと思いますというふうに私に言われているんですけれども、これは訂正してください、そうしたら。
○長妻委員 総理、今、特定の契約がないと言われましたけれども、特定の契約というのは、平成十二年十二月の入札、これは日立金属の、落札しましたけれども、日立金属が事前に、日立金属とコンステレーションとの間の契約、この特定の契約がない、こういうふうに今御答弁ですか。
○長妻委員 特定の契約がないという御答弁。ということは、これは二月二十日の答弁と、では同じということですね。  そうしましたら、だから、これがちょっとおかしくなるわけでありますけれども。資料にもつけさせてもらいましたけれども、例えば、私が質問した翌日の朝刊、資料2でございますけ...全文を見る
○長妻委員 総理、質問に答えていただきたいと思うんですが、そのテープは……(発言する者あり)
○長妻委員 テープは私、全部オープンにして、マスコミの求めに応じても、マスコミにもオープンにしている。  総理は、今私の質問というのは、特定の契約がないというふうに言われているわけですよね。それは二月二十日と同じ答弁なわけ、契約がない、工事の契約がない。日立金属はあると言ってい...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今の総理の発言、取り消していただきたいと思います。
○長妻委員 そうしたら、領収書があると言われましたね。この領収書は何に対する報酬の領収書ですか。だれがもらったんですか。
○長妻委員 そうしたら、その今の領収書というのは、これは舟倉ポンプ場における平成十二年十二月の工事に関する報酬ということでよろしいですね。
○長妻委員 では、どういうお金ですか、領収書は。何の仕事の領収書ですか。
○長妻委員 再度、日立金属の証言を整理いたしますと、日立金属は、このテープにもありますけれども、私に、何しろ成功報酬の契約をあらかじめ結んだ、その費目は販売手数料である、その目的は、日立金属が平成十二年十二月のこの舟倉ポンプ場の沈砂池機械設備工事を落札するかしないか、この工事の成...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、総理の御答弁、さっぱりわからないんですね。この領収書があるということですよね。領収書があるということは、日立金属から報酬の支払いがあるということでありますけれども、じゃ、これは具体的にどういう性質の報酬なのか、幾らなのか、いつなのか、その三つをお答えいただき...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、お金の授受は今認められたわけでありますけれども、じゃ、包括的な契約というのはあるわけですね。
○長妻委員 領収書はあるけれども、その領収書の契約、基づく契約がないと。そんなことはあり得ないんじゃないですか。包括的な契約は、コンステレーションと日立金属の間で、あるということじゃないんですか。
○長妻委員 コンステレーションという会社は弟さんが社長の会社で、飯島秘書官も監査役に入られていて、公設秘書の方も役員で入られている会社なんですよ。そして、この横須賀市の入札というのは、横須賀市というのは総理のまさに地元なんですよ。そして、弟さんというのは、単なる弟さんじゃなくて私...全文を見る
○長妻委員 では、最後、もう一回聞きますよ。この領収書というのは、コンステレーションがもらっているわけですけれども、どういう情報を上げたり、どういう行動をしたことに対する対価なんですか。その一点だけ。
○長妻委員 ですから、領収書があるということは、お金の受け渡しがあったわけですから、何に対してそのお金をもらったのか。
○長妻委員 じゃ、領収書はあるということだと思いますけれども、今の話は。じゃ、そのある領収書の話をしましょう、ある領収書の。あるということですから。その存在する領収書は、日立金属とコンステレーションの間だと思いますけれども、どういうものの対価でそれは支払われたものですか。
○長妻委員 そうしたら、それは、もう一回聞きますけれども、金額は幾らですか、では。
○長妻委員 包括的なというお話ですけれども、そうすると、この舟倉の平成十二年の十二月のポンプ場の日立金属の工事も含む、それも含んだトータル的なコンサルタント料ということでよろしいんですか。
04月24日第156回国会 衆議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第10号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  早速でございますけれども、放送番組についてお尋ねをしたいのでございます。この個人情報保護法案の閣法の部分でございますけれども、一つの番組に極端に言えば一秒でも報道があれば、それは除外されるということでよろしい...全文を見る
○長妻委員 そうすると、番組ごとに判断をするわけですね。一つの番組がある、そしてもう一つの番組がある。そうすると、一つの番組には報道が、極端な例ですけれども、ちょっと入っていた、これは除外。もう一つの番組には報道が入っていない、その番組自体は除外されない。こういう理解ですか。
○長妻委員 ワイドショーなんかでは、報道的な話もあるし、そうじゃない話もあるわけでありますけれども、再度確認しますけれども、そうすると、番組の中で報道的なものが少しでもあれば、ワイドショーというか娯楽的な番組でもそれは除外ということでよろしいんでございますか。
○長妻委員 そうすると、逆の聞き方をいたしますと、放送番組の中で著述にも報道にも当たらない番組というのは、例えばどんな番組でございますか。
○長妻委員 ちょっと念のために聞いて恐縮なんですけれども、スポーツの試合の中継あるいはライブの音楽の中継、これはいかがですか。
○長妻委員 著述について大臣にお尋ねしたいんです。  大臣、本会議で著述の定義を言われましたけれども、この適用除外になる著述ですが、これは例えば成果物として名簿とか地図、これは含まれないと解釈してよろしいんですか。
○長妻委員 そうすると、念のためにお伺いするのでございますが、報道でもない、著述でもない書籍とか雑誌というのは、まあ名簿とか地図がそうだということなんですが、それ以外で報道でも著述でもない書籍とか雑誌というのは、例えばどんなようなものがありますですか。
○長妻委員 そして、次の質問に移らせていただきますと、報道の部分でございますが、適用除外になっているわけですけれども、例えばの例としてちょっと事例的に挙げさせていただいて、御見解をいただければと思うんです。  例えば、ある政治家がいた。Aという政治家がいて、その政治家が、何かス...全文を見る
○長妻委員 今、後から考えてみればというような、ちょっと誤報的な御発言だと思うんですが、まじめに調査したけれども結果的に違ってしまったというのではなくて、今のケースは、その政治家自身は、いや、この記者は何か報道の目的じゃない全く別の意図を持って動いている、結果的に誤報どころか、初...全文を見る
○長妻委員 普通はないと言われたり全くと言ったり、若干ニュアンスが違うんですが。  そうしたら、こういう聞き方をいたします。  そうすると、記者は、報道機関に所属する記者は、ある意味では、逆の聞き方をするんですが、仮にその記者が本当に悪意を持って、全然報道目的じゃなくて、その...全文を見る
○長妻委員 そうすると、若干聞き方を変えますと、記者ではなくてフリーライター、例えば自称フリーライター、組織には所属していない方がおられた、フリーライターであります。その方が全く今と同じようなケースがあり、そのフリーライターの方は、その政治家が調べると、過去に言論活動の実績という...全文を見る
○長妻委員 今、判断というお言葉がありましたけれども、そうすると、苦情が持ち込まれたとき判断するのは、内閣府に今度できる個人情報保護室のような名前の、そういうところが判断するということですか。
○長妻委員 いやちょっと、今のお話だと、では、例えば市役所というか、市の消費者センターがありますよね、そこに持ち込んでも、その消費者センターの人が判断できればいいですよ、判断できない場合、例えば東京都に持ち込む、都道府県に、そこも判断できない場合、最終的に持ち込まれて、ある程度判...全文を見る
○長妻委員 今、報道をまとったというような御答弁がありましたけれども、そうすると、再度確認しますけれども、例えば、自称でも何でもいいんですが、大臣、自分は報道目的のフリーライターだ、こういうふうに自分が名乗って、かつ名刺もフリーライターという名刺を持って、自分はジャーナリストです...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣、ちょっと今混同されていましたね。ちょっと私の質問、混同されたんですけれども。大臣よく——ちょっと、説明いいですよ、事務方の方。さっきちょっと聞いていなかったので。  大臣、今の質問、再度申し上げますと、今大臣、違うお答えされたんですが、私が聞きましたのは...全文を見る
○長妻委員 そうすると、名刺にフリージャーナリストと、私は報道していますと書かないでも、フリージャーナリストというのはそういうことが仕事ですから、その名刺を持った人物が調査活動をするものは全部五十条の適用除外になる。これは大変重要なことですから、再度、もう一回確認しますけれども、...全文を見る
○長妻委員 ちょっとこれは重要なので、もう一回だけ詰めさせてください。  そうすると、若干ちょっとあいまいだったんですが、名刺にフリージャーナリストというふうに書いた人がいて、いろいろ調査をしている。そうすると、その人物が本当はどういう人物か、フリージャーナリストじゃなくても、...全文を見る
○長妻委員 細田大臣ともあろう方がそんな御認識とはちょっと驚きます。  報道というのは大変重要な問題ですから、例えば悪意があるかないかということになってしまいますと、これは、だから私は、悪意を持った人を全部保護しろなんて、そんなことを言っているわけじゃないですよ、全く。そうじゃ...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、聞いていますのは、これは直罰じゃないですよね。これは命令で、命令を聞かなければ罰ですから、命令を出すか出さないかの判断は、それはだれかしなきゃいけないわけですよ、命令を出すか出さないか。だれかというのは主務大臣ですから、ですから、命令を出さないという判...全文を見る
○長妻委員 いや、だから、そう単純な問題じゃないですよ、大臣。  私がさっき聞きましたのは、いい悪いは別にして、仮に名刺にフリージャーナリストと書いてある人を、有無を言わさず、その人はもう直ちに適用除外だと、この法律では。ほかの法律は知りませんよ、この法律では適用除外だというの...全文を見る
○長妻委員 委員長、ちょっと御注意をいただきたいんですが、質問に答えておられないんですね。今、販売業ということを、私は何にも販売業と言っていないのに、販売業だとすればというようなお話がありましたけれども、わからないわけですよね、フリージャーナリストといっても。それが販売業なのか何...全文を見る
○長妻委員 ですから、その窓口、きちんと判断する窓口がまだ不明でありまして、そういう意味では、内閣府の今度できます個人情報保護の部屋、そこに当然相談をしてもいいわけですね、それは。
○長妻委員 先ほど、内閣府が総合的受け皿という話がありましたけれども、そうすると、例えば、わからないけれども、経済産業省に今のケースを聞いてみる、そして経済産業省も、いや、よくわからない、では、ほかの、総務省に例えば聞いてみる、で、わからない。ですから、最終的に見解が、例えば総務...全文を見る
○長妻委員 今の話は、私はちょっと危険な話だと思っております。というのは、どこの主務大臣、どこの役所でもいいよ、どこでも自由に相談してくださいという話ですよね、これは所管がないわけですから。  そうしたときに、例えば、先ほど政治家の例を申し上げましたけれども、こういうことは考え...全文を見る
○長妻委員 私も、この個人情報保護法というのは必要だと思っております。ただ、この報道の部分は、これは本当に、そんな楽観的な性善説に立ってお話をいただくと大変怖いことだというふうに思うわけであります。  フリージャーナリストというのは、たくさん優秀な方が日本全国おられまして、そう...全文を見る
○長妻委員 そうすると、その客観的事実、報道の定義というのがございますけれども、「不特定かつ多数の者に対して客観的事実を事実として知らせること」というこの客観的事実、初めからでたらめ、うそと書いている人物がわかっていながら、客観的事実を装って書いたものも報道になるということでござ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、もう一点聞きます。  怪文書のもう一つの形態と言うのも何ですが、それは、例えば客観的事実を装った文章じゃなくて、例えば、この政治家はよくない発言をしている、この政治家はお金に汚いとか、この政治家は発言は本当にとんでもないとか、この政治家は犯罪行為を繰り返...全文を見る
○長妻委員 もう一点お伺いしますと、五十条の適用除外のところで、放送機関とか新聞社とかありますけれども、出版社というのが入っていないということがいろいろ議論されておりますけれども、放送機関も、全く報道していない放送局もあるんじゃないですか。どう思われますか。
○長妻委員 時間もないので初めに申し上げますと、出版を入れない理由として、出版社が一義的に報道機関ではない、報道機関じゃない出版社もあるというお話があったと思うんですが、放送機関も、例えば、個別名を出して恐縮ですけれども、WOWOWというテレビがありますよね。私、先ほど電話で聞い...全文を見る
○長妻委員 もう一点お伺いしますと、例えば、私も携帯電話を持っておりますけれども、今五百件入るんですね、電話番号が。目いっぱい、五百件携帯の電話番号を入れて電話していますけれども、多分すぐ五千件の電話番号を入れられる携帯電話が出てくると思うんです。  そうすると、その五千件が入...全文を見る
○長妻委員 いや、私もこの法律のいいところはあると思います、それはいっぱい。だけれども、それを質問しているのではなくて、やはり問題のところ、網をかけ過ぎる、個人情報取扱事業者、かけ過ぎないようにということで今お伺いしているわけであります。  先ほど、携帯電話番号のところで提供み...全文を見る
○長妻委員 今、神田の古本屋さん等で名簿を販売されている古本屋さんがあるわけですけれども、これは、その古本屋さんというのはこの法律ではどうなりますか、名簿を販売している古本屋さんは。同窓会名簿とか。
○長妻委員 そうすると、大臣、名簿図書館と言われる、そういう名簿を販売するところはどうですか。インターネットで名簿図書館を見てみますと、こういう名簿を売っていますと。例えば、キャッチセールスで化粧品を買った人、五千百件あります、二〇〇〇年の発行です。あるいは、アダルトグッズを通信...全文を見る
○長妻委員 もう一回定義を聞きますけれども、個人情報取扱事業者。  例えば、これも一つの例ですけれども、高校の音楽クラブがクラブ活動をしている中で、定期演奏会、春、秋の文化祭とか、ほかの時期に定期演奏会をして、五千人以上の方にDMを、定期演奏会の案内を送っている、そういう高校の...全文を見る
○長妻委員 最後に一問でございますけれども、二〇〇一年の八月に、百貨店から、同社のカード会員約三十八万二千人の顧客名簿が流出して、それは、その百貨店の社員が不正に情報を持ち出して信用調査会社に販売したということが判明したという事件がありましたけれども、その社員個人は個人情報取扱事...全文を見る
○長妻委員 質問を終わります。ありがとうございました。
05月09日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  本日は、貸し渋り、貸しはがしについてお尋ねをしたいと思うんですが、今皆様方の手元に資料をお配り申し上げておりますけれども、これは金融庁が作成いたしました、これは現物ですけれども、金融再生プログラムの中から資料...全文を見る
○長妻委員 これは非常に重要なことだと思うんです。金融行政の最高責任者の大臣が、貸し渋りとか貸しはがし、ここにも書いてあります不当な貸しはがしとか貸し渋りはいけないんだということでありますけれども、今定義らしきものを言われました、本来は貸すはずであるのに貸さないと。非常に抽象的で...全文を見る
○長妻委員 本当に一般論の話じゃだめだと思うんですね。ここの金融再生プログラムに、「不当な「貸し剥がし」等が発生しないように、」ということや、あるいは実際に、「金融機関から貸し渋り、貸し剥がし等の不当な扱いを受けた」、こういう言葉があるわけでありますから、客観的に示せない、先ほど...全文を見る
○長妻委員 それでは、もうちょっと具体的にお伺いします。  このお配りした資料一の金融プログラムの抜粋でございますが、その中に、一番下の2のところに、「「貸し渋り・貸し剥がしホットライン」によって通報された内容を吟味した結果、重大な問題があると判断される場合には、その金融機関に...全文を見る
○長妻委員 いや、これはちょっと、この貸し渋り・貸しはがしホットラインというのは、まだ三月末に受け付け分で六百二十八件、それよりもかなり前に受け付けられた件数も当然あるわけでありますから、これは緊急ですよ、受けた企業側としては。もう切迫して相談していて、まだ何も何かよくわからない...全文を見る
○長妻委員 いや、これは私は、本当に、ちょっとおかしいと思いますね。だって、金融再生プログラムで、十月三十日に策定したそこの中に書いてあるわけですよ、「重大な問題があると判断される場合には、」  この貸し渋り・貸しはがしホットラインに通報するというのは大変勇気が要るわけですよ。...全文を見る
○長妻委員 質問できません。(発言する者あり)
○長妻委員 納得できません。  だから、これは初めてなんですよ。前例があるとかなんとか言われていますけれども、初めてホットラインというのがあって、それに対して行政処分を行ったかどうかとか、行政処分をする予定かと聞いているんじゃなくて、その一番初めの、金融再生プログラムに書いてあ...全文を見る
○長妻委員 何でそれを最初に言われないんですか。  では、もう一回、再度念押ししますけれども、いろいろ漏れ聞くところによると、対応を全然していないケースもあるやに聞いているんですが、そうすると、大臣、もう一回確認しますよ、これは。本当に、議事録に残りますから。  この六百二十...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、その次の段階、第二段階として、必要があれば検査を実施するというのがこの金融再生プログラムに書いてありますけれども、では、当該金融機関、六百二十八の案件について報告を求めたと。その次の段階まで進んだ案件は何件ぐらいありますか。検査を実施した案件。
○長妻委員 そうすると、確認しますと、報告はこの六百二十八件すべての案件について金融機関に求めたと。そして、検査に関しては……(発言する者あり)報告を求めた、報告までいっていない、ちょっと待って。  ちょっと私の認識が、ヒアリングと報告、今、二つ言葉がありましたけれども、私が聞...全文を見る
○長妻委員 随分のんびりしているといいますか、そうすると、六百二十八件の中でここの金融再生プログラムにある報告を徴求したというのはゼロ件だということですね。では、六百二十八件の中で、本当に悪質で、緊急にこれは報告を求めなきゃいかぬ、そういう事例がないということですね。これはしよう...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、大臣、ヒアリングをしている中で、では、六百二十八件のうち、これは報告徴求するまでもない、こう判断しているもの、仕分けがありますね。まだ報告徴求するかしないか迷っている判断、これもありますね。この六百二十八件のうち、これは問題ないから報告徴求までいかない...全文を見る
○長妻委員 だから、結局は、私もそういう疑念を持っていますけれども、いろいろ世間でも、その六百二十八件を本当にきちんとやっているのかどうかと。まだ報告徴求さえ一件もしていない。  では、一番長く期間がかかっている案件というのは、何カ月ぐらいですか。これは三月末の統計ですけれども...全文を見る
○長妻委員 これは私、本当にひどいと思いますよ、大臣。そのホットラインというのは、受け付けをずっとしていて、それをほったらかしにして、三月末にきちんと何かまた見て、三月末締め切りでそれで初めて見て、ヒアリングをかけて、そして徴求するかどうか三月末から考え始めたと。そして今、五月で...全文を見る
○長妻委員 いや、これはちょっと納得できません。数字を言ってください。問題ないのは、徴求までいかないのは何件だと判断したのか。その数字を言ってください。(発言する者あり)ちょっと、速記とめてください、委員長。
○長妻委員 まだ仕分けになっていないということですね。  では、一点だけ。六百二十八件はまだヒアリング中で、仕分けはまだ何にもなっていない。報告徴求するかしないか、六百二十八件はまだ白紙の状態、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 いや、本当に、これは泣くに泣けないですよ。このホットラインという名前、貸し渋り・貸しはがしホットラインという名前、これは名前を変えてください、あした、きょう。これを信じて、最後の頼みの綱でファクスを出している人もいるんですよ、自分の名前も明らかにして。そんな対応したら...全文を見る
○長妻委員 私は、一番責任が重いのは金融庁だと思っているんですよ、大臣の責任だと思っているんですよ、一番責任があるのは。銀行は、自己資本の比率も含めて、自分でいろいろ経営判断をできない状態に、特に主要行、四大メガバンク等はなっているというふうに私は思っておりまして、そこに対しても...全文を見る
○長妻委員 資料三を見ていただきますと、資料三には中小企業向け貸し出しの現状で、みずほ二行が五兆円、中小企業向け貸し出しが減っている。例えば、このみずほの減った五兆円の中に不当な貸しはがしというのも入っている可能性もあるんですか。
○長妻委員 はい。ホットラインなりのホットラインという、名前のとおりの対応をぜひしていただきたいと思います。ありがとうございました。
05月16日第156回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いします。  きょうは、福田長官が途中で退席されるということで、まず福田長官にお尋ねをいたしますけれども、ごくごく基本的なことについてお尋ねをしたいと思うんです。  私が今お配りをいたしました資料がございますけれども、その資...全文を見る
○長妻委員 そして、私が過日質問主意書でお尋ねを申し上げまして、四月十五日に提出した質問主意書でございますけれども、その中で、我が国というのはどこまで入るのかということをお尋ね申し上げまして、その一つの事例といたしまして、公海上にある日本を守るために派遣された米国空母は該当する場...全文を見る
○長妻委員 再度確認するのでございますが、そうしますと、限界事例を私は聞いているつもりなんでございますが、日本を守るために派遣された公海上にあります米国空母も、時と場合によれば我が国というような認定をされることも、これは一〇〇%ないとは言えない、こういうことでよろしいのでございま...全文を見る
○長妻委員 これは私もちょっと違和感があるのでございますね。在外公館とか、あるいは在留邦人、福田長官も我が党の伊藤英成議員に、我が国にも含まれ得るという御答弁があったやに聞いておりますけれども、その先を行くといいますか、日本を守りに来た公海上にある米国空母も我が国になる可能性があ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、これは御教示いただきたいのでございますが、仮にそういう自衛権が発動した場合、公海上にある日本を守りに来た米国空母、これに我が国の自衛権が発動した場合、それはどういう考え方になるのか。その空母は、ある意味では、いつでも武力行使が、合法的に反撃ができるわけでご...全文を見る
○長妻委員 私もそういうことを聞いているわけではなくて、一〇〇%ないと言えるのか、それはあり得るのか、こういう議論、限界議論をしております。  その意味で、ですから今福田長官の御答弁というのは、我が国に当たるという意味では、この自衛権の三要素に直しますと、1であります「わが国に...全文を見る
○長妻委員 福田長官は時間がないので、福田長官にお尋ねします。  もう一つ、その我が国のところで、海外にある日本人が集中して住んでいる日本人村、あるいは在外公館、あるいは例えばパキスタン等の港に寄っている日本艦船とか、今三つ申し上げましたけれども、それはまさに、一〇〇%ないとい...全文を見る
○長妻委員 では、福田長官、時間なんですけれども、最後に一問だけ福田長官に。  きのう成立いたしました武力事態対処法案でございますが、この中には情報公開の精神も盛り込んであると思うんです。この武力事態対処が、有事が終わった後に、日本国民に対するどういう権利侵害があったか、これを...全文を見る
○長妻委員 では、福田長官、ありがとうございました。  そして、さっきの続きをさせていただくんでございますが、きょう法制局長官にも来ていただいているんでございます。  先ほどちょっと私も、ちょっとといいますか、非常に驚いたわけでございますが、公海上にある日本を守りに来た米国空...全文を見る
○長妻委員 いや、法制局長官、それを聞いているんではなくて、一般論ではなくて、公海上にある日本を守りに来た米国空母、これも我が国に含まれる可能性もある、そして、自衛権の発動がある可能性もあるという今御答弁がありましたから、それは、どういう法理でそういう御答弁になるのか。いや、そん...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今長官、違うと思うんですね。後段に言った我が国は、多分、日本の国土のような意味で使われたんだと思うんですが、私は、例えば、我が国に公海上にある米国空母を含めないという判断をしたとしても、我が国を守る、独立と平和を守ることには差し支えはないと思っております。なぜ...全文を見る
○長妻委員 いや、今の答弁は私もそうだと思いますけれども、私の質問に答えていないんです。  着手になるというのは、だから、米国の空母は我が国と認めなくても着手になるんですよ、時と場合によっては。日本の国土、領域内が攻撃されなくても着手となるんです。そうじゃなくて、政府のさっきの...全文を見る
○長妻委員 だから、法制局も今理解している法理がないということですね。今法制局が言われたのは、先ほどの石破長官と福田長官の答弁は、私の質問主意書でもこれは書いていますけれども、公海上にある日本を守りに来た米国空母、これも、このそのものが我が国と認定され得るという答弁じゃなかったん...全文を見る
○長妻委員 一〇〇%排除されないということですね。
○長妻委員 だから、そういうことだと思います。  ちょっと時間もないので、本当はこのテーマをやりたいんですが、基本的に私の趣旨は、本当に抑制的に自衛権発動というのは考えていただきたいというのが趣旨であります。  もう一点でありますが、日本人村の問題でございますけれども、そうす...全文を見る
○長妻委員 法制局長官に今と同じお尋ねをしますけれども、法理的にはそうでよろしいのですか。
○長妻委員 そうすると、再度申し上げますけれども、他国にある、例えば日本人村等々でも、他に適当な手段がないということもあり得るし、必要最小限度の実力行使、そこに自衛隊が行ってそういう方々をお守りするというのも必要最小限の実力行使の範囲内になることもあり得る、ですから、他国領土の日...全文を見る
○長妻委員 随分法制局というのが物わかりがよくなったなという感慨がございますが。  いずれにしましても、時間が参りましたが、私がこの質問をいたしましたのは、基本的には他国での自衛権の発動というのは非常に慎重に、それは十分石破長官も、石破長官はわかられていると思いますが、これはい...全文を見る
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。  初めての金融危機対応会議が土曜日に開かれたということでございますが、まず竹中大臣に、りそなの今回の件で謝罪をしていただきたいと思うんですが。
○長妻分科員 言葉はそういう言葉なのかもしれませんけれども、謝罪と私が申し上げた意味は、行政当局の金融の最高責任者として、やはり国民の皆様方に何らかの謝罪というのは今回は全くないのでございますか。
○長妻分科員 今回のりそなのケースは、大臣は予測をされておりましたか。
○長妻分科員 今、金融再生プログラムの話が出ましたけれども、そうすると、今回のりそなのケースというのは、ある意味では改革が進んだあらわれと見ることもできるわけですか。
○長妻分科員 このりそなは、三月に一千億以上の増資をしているわけでございますけれども、これは、金融庁の責任あるいはりそなの責任も含め、問題というのは全くないわけでございますか。
○長妻分科員 そして、金融庁はりそなに検査に入っていると思うんですが、最終、一番直近で入った検査はいつ入ったのかということと、当然、検査に入ったときに自己資本の中身というのも検査で見ると思うんですが、そのときに全く問題というのは意識していなかったのか。その二点、お尋ねします。
○長妻分科員 それは、おかしいんですね。ですから、九月期の検査に入ったときに、自己資本の繰り延べ税資産に関して全く問題ないというふうな認識であったのか、問題ありという認識だったのか、そこら辺もまだ公表できないということですか。
○長妻分科員 今、委員の皆様も聞いたと思うのですが、十五年の二月に検査に入って、まだ検査結果の取りまとめをしていると。金融行政が後手後手に回るというのは、今の話を聞いても、当たり前だと私は思いました。まだ取りまとめをしている、二月の検査を。それでは先手先手できちんと金融行政ができ...全文を見る
○長妻分科員 主要行に関して、ほかの主要行でまた四半期ごとの指標というのが今度七月末ごろ出るやに聞いていますけれども、もうこれで打ちどめで、主要行に関しては、もう公的資金を注入ということはあり得ないというふうに、大臣、断言できますか。
○長妻分科員 そして、繰り延べ税効果に関しましては、会計の実務指針というのがございまして、「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱い」という実務指針が出ております。ここを見ますと、原則というか、基本的には一年、そして、あくまで五年というのは、あるいは三年も例外的なもの...全文を見る
○長妻分科員 その意味で、大臣自身は今、主要行の中核的資本に占める税効果資産、この割合というのは大き過ぎるのじゃないか、こういうふうに思われていますか。
○長妻分科員 自己資本に繰り延べ税資産を入れる、これの是非というか、ルールをつくるワーキンググループ、大変のんびりとやられているなというふうな印象なんですが、大臣が六カ月をめどに出すというようなお話がありましたけれども、いつまでにそのワーキンググループというのは、厳しい繰り延べ税...全文を見る
○長妻分科員 そして、今回、漏れ聞きますと、会計監査法人が、五分の三ルールといいますか、繰り延べ税資産を五年見込んでいたものを三年に短縮したやに聞いております。そうすると、繰り延べ税資産を五分の三にする、こういう考え方がある程度厳格化の一つの考え方として今後も定着していくのかどう...全文を見る
○長妻分科員 そして、大臣にお願いしたいのは、情報公開でございますけれども、りそなは六月ぐらいをめどに新勘定と再生勘定を分ける、こういう作業を金融庁とともにやるやに聞いております。ぜひそのときに、ある意味では当然、自己査定の厳格化をもう一回やるんでしょうから、その新勘定、再生勘定...全文を見る
○長妻分科員 りそなが公的支援になったわけですけれども、これは不良債権の処理を正常化する、平成十七年の三月期までに正常化するという政府の目標がございますけれども、そうすると、りそなは、ある意味では、平成十七年三月までに売却なりなんなりという一つの措置を終える、そういう年限の目標で...全文を見る
○長妻分科員 私は、今回のケースというのは十分に、これは竹中大臣、先ほど高い確度では予測できなかったと言われていますけれども、ある意味ではそれは予測できる話でありまして、これはもうその専門家であれば、こういう事態はほぼ予測できるわけであります。  私は、竹中大臣が金融担当大臣に...全文を見る
○長妻分科員 今の大臣の発言、私はやはりおかしいと思うんですね。マスコミも財界も反対したから、だからできなかったような、そういうニュアンスが少しでも金融担当の最高責任者にあるということは、これはもう絶対おかしいわけでありまして、それは別に、マスコミが反対しようが財界が反対しようが...全文を見る
○長妻分科員 何か自然現象のようなお話がありましたけれども、ぜひ真剣に取り組んでいただきたいと思います。  ありがとうございました。
05月19日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  午前中でも、参議院の個人情報の委員会でもお話があったと思いますけれども、自衛隊が、隊員募集に関して、五百五十七市町村から住民票記載四項目以外の情報を受けていた、こういう話でございますけれども、再度、確認でご...全文を見る
○長妻分科員 ここで再度、もう一回長官に断言していただきたいんですが、今後といいますか、これまでもそうだったんだとは思うんですが、防衛庁・自衛隊が、隊員の募集以外あらゆることに関しましても、国民の皆さんの思想、信条を集めるということは、これはもう永遠にない、一切ないということを断...全文を見る
○長妻分科員 次に、日本飛行機の問題でございますけれども、我が党の石井紘基議員もこの問題にかかわって追及をしてまいりましたけれども、防衛装備品の過大請求が九七年に発覚して、九八年に幹部が逮捕、起訴されたということも過去ございましたが、しかし、その後も、基本的にはこの日本飛行機は相...全文を見る
○長妻分科員 そして、きょう午前中、福田官房長官が、事態が推移すれば、日米合意があれば北朝鮮への送金の停止というのもあり得る、こういうようなお話をされたやに聞いているのですが、私も、そういう措置というのはあり得るということで、政府がある程度宣言するのは必要だと思っているのですが、...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、日米合意だけでは、まあ、所管ではないのでしょうが、安全保障の所管という意味では、日米合意だけではかなり無理があるのではないかという御所見でございますか。
○長妻分科員 そしてまた、基本的なことを安全保障の件でお伺いするのですが、専守防衛、これはもう石破長官、説明するまでもありませんけれども、専守防衛とは、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使し云々という政府の見解がございますけれども、ここで言う専守防衛の定義でございます...全文を見る
○長妻分科員 そうしますと、ある意味では着手論、そういう言葉でいいのかどうかわかりませんが、着手がいつかという議論が過去からあるやに聞いておりますけれども、ある意味では、自衛権発動の三要件の初めの、我が国に対する急迫不正の侵害というのも、いつの時点をもって侵害と見るのか、その着手...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、例えば、感覚をお伺いするのですが、海外、外国の国で日本の首脳一行が人質にあって、そしてその国が日本を攻めるんだというような意思表示をしたというようなケースは、これは着手と見られることもあり得るようなケースでございますね。
○長妻分科員 そうすると、これは古典的な議論でもあると思うのですが、例えばもう一歩論を進めまして、日本の領域内に、領空に他国の爆撃機が入ってきたという場面を想定しますと、これはもちろん自衛隊法八十四条の領空侵犯措置、「必要な措置」ということがあるんでしょうが、ただ、「必要な措置」...全文を見る
○長妻分科員 今、なかなかクラシックというお話がありましたので、例えばミサイルでございますね。これはクラシックではなく、北朝鮮という、まあ特定の国だとなかなか議論しにくいんでしょうから、例えばある国がミサイルをまさに着火をして、まだ日本は攻撃は、被害は発生しておりませんけれども、...全文を見る
○長妻分科員 もちろんそうなんですが、そうすると、ミサイルが、日本に対する攻撃の意図、あるいは、実行直前等々の状況で着手と考え得るといいますか、着手という考えになじむようなミサイルの状況というのは、どのような局面ですか。
○長妻分科員 そうしたときに、お尋ねするわけでありますけれども、当然、仮にそれが自衛権発動の三要件を満たした場合でも、もちろん、手続論としては、防衛出動というのが下令されなければ基本的に日本は動けないというふうに私は認識をしているんですが、それは間違いございませんか。
○長妻分科員 そうしますと、防衛出動に限ってお尋ねしますけれども、防衛出動というのは閣議決定であるように聞いておるんですが、そうすると、閣僚全員の意思表示が確実に必要だ、こういう御認識ですか。
○長妻分科員 そして、前回も安全保障委員会で議論させてもらったんですが、海外における自衛権の発動といいますか、日本の自衛隊の武力行使の問題でございますけれども、例えば日本人村というのが海外の国にありますけれども、そこの日本人村に対して組織的、計画的な武力攻撃がある、そして、自衛権...全文を見る
○長妻分科員 今、日本人村の例を申し上げましたけれども、例えば、PKOで活動をしている自衛隊、他国で活動をしていると思うんですが、当然、危険な場所には行かないというのが前提でございますけれども、何があるか、一〇〇%安全なところというのは日本の国内でも言えないわけでございますので、...全文を見る
○長妻分科員 次に、集団的自衛権の御意見を聞きたいんですが、たしか、私の記憶では、集団的自衛権というのは、日本は国の権利として持っている、ただし、憲法の制約で発動していないだけ、こういうような政府解釈だと思うんですが、とすれば、逆に言いますと、日米安保条約というのは、私の理解では...全文を見る
○長妻分科員 集団的自衛権の議論というのは、きちんともうちょっと整理を政府としてはされる必要があると私は思っておりますけれども、そして、再度石破長官に集団的自衛権の件でお尋ねしますが、今、日本は集団的自衛権が行使できない、認められていないわけでありますけれども、この集団的自衛権を...全文を見る
○長妻分科員 先ほどの海外での武力行使にちょっと話は戻るのでございますけれども、日本人村の例を申し上げましたが、そうすると、十年ほど前に湾岸戦争というのがありまして、そのときに日本人何人かの方がイラクによって人質になったということがありましたけれども、あのときの例、当然石破長官は...全文を見る
○長妻分科員 そして、最後の質問でございますけれども、今の例でいいまして、在外公館、海外にある日本の大使館等々でございますが、この同じ例でありますけれども、これも記憶に新しいと思いますけれども、一九九六年の十二月にペルーで、ペルーにある日本大使館が、人質をとられ、ああいう事態とな...全文を見る
○長妻分科員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
06月03日第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  この予定利率下げの法案が審議スタートということでございますけれども、今発売している東洋経済という雑誌六月七日号に、相沢代議士の、相沢代議士は金融再生委員長も務められましたけれども、こんな記事が載っております。...全文を見る
○長妻委員 今のお話は、仮にというのは、これも仮にですけれども、仮に予定利率の本法案が通過した後一斉に引き下げがあったときに、その問題に関して独禁法に抵触する可能性もそれはもちろんあると、こういう御答弁ですね。
○長妻委員 そうすると、竹中大臣にお伺いしますけれども、これはちょっと私も疑念があるんですが、この法案は、成立してもなかなかワークしないんではないのか。一つワークするとすれば、業界が一斉にある一定幅を下げていく。こんなようなことは私は許されないと思うんでございますけれども、仮にそ...全文を見る
○長妻委員 ちょっとお答えになっていないんですけれども。そうすると、業界が一斉に下げを申請してくる、こんなのは認められぬ、こういうことでよろしいんですか。
○長妻委員 ちょっと意味がわからないんですが、大臣が言う談合というのはどういう意味ですか。
○長妻委員 ぜひ今の答弁を忘れずに、一斉申請的なものがあればきちんと吟味をしていただきたいと思います。  次に、ディスクローズの問題でございます。  生命保険会社は、どの会社も、アクチュアリー会というところの実務指針、これも例の「りそな」の公認会計士の実務指針に似ているわけで...全文を見る
○長妻委員 その理屈は通らないと思うんですね。結局、金融庁の信頼性がチェックできなくなるわけでありますので。  竹中大臣にぜひお約束をいただきたいのでありますけれども、今後破綻する生命保険会社、ここは必ず将来収支分析を公表させる、そのための手はずを整えて公表させていくと、前向き...全文を見る
○長妻委員 いや、それはおかしいんですね。破綻した後、風評リスクと言っていて、破綻してぴかぴかの生保に生まれ変わるというのがこの更生特例法でありましょうから、また風評リスクがあるというのはどういう意味ですか。
○長妻委員 委員長にちょっと要請申し上げますけれども、破綻した生命保険会社の将来収支分析、これをぜひ出していただきたいというのを御検討賜ればと思うんですが。
○長妻委員 一番大事なのは、将来収支分析というものがきちっとなされていれば、かなり前に破綻の兆候もわかるわけでありますので、それを公表しないと、事後的な、金融庁がどういう対策をとるはずなのがとれていないのか、あるいは本当に過去ちゃんとやっていたのか、そういう検証が全くできないわけ...全文を見る
○長妻委員 このディスクローズの問題、本当に金融庁は及び腰なんですね。  三利源の問題もあります。これは先ほども質問が出ていましたけれども、金融庁は個々の生命保険会社の三利源、全部数字を持っているわけです。今あります、金融庁は。それをぜひ公表してください。なぜ公表できないのか。...全文を見る
○長妻委員 いやしかし、これだけ国民の関心が高いといいますか、生保が不安だ不安だ、そして予定利率を下げてくれ下げてくれ、でも利益の源は企業秘密ですと。これだけ注目を浴びている数字でありますから、今の理屈では通らないと思うんですね。  そしてもう一つ、三利源の中の死差益、これを算...全文を見る
○長妻委員 国会審議が形骸化しているんじゃないですか。私も質問通告しましたけれども、それは次の次ぐらいに質問する内容を今お答えになられていて、ただお役人が持ってきた紙を順番に読む。私だって、初めから質問通告した順番ごとに全部できませんよ。順番ぐらいは変えてもいいでしょう。それを、...全文を見る
○長妻委員 これでまた時間をとってしまったんですが、先ほど申し上げたのは、一般国民は一九九六年から二〇〇一年までで死亡率が下がっている。死亡率が下がっているにもかかわらず、生保の計算の基準は一九九六年時点の表を今も使っている。これは何で見直さないのか。これは金融庁の検査の項目に入...全文を見る
○長妻委員 そんなおかしな話はありますかね。これはまたお任せじゃないですか。金融庁がこのアクチュアリー会の一九九六の標準生命表をチェックするんですよ。ただ勝手にアクチュアリー会がつくるわけじゃありません。  全体の死亡率で一般国民は下がっている、にもかかわらず一九九六年から据え...全文を見る
○長妻委員 そして、この生保標準生命表一九九六、一九九六年のを使っている、この是非についてもぜひ検討いただきたいと思うんです。
○長妻委員 三利源のうち、死差益は、先ほど申し上げましたように、企業秘密でも何でもないんですよ。これは、逆算すれば大体はわかるんですよ、数字は。さらに、この死差益の基準になるのは、どの生保も、企業秘密じゃなくて全く同じ一つの、今申し上げた生保標準生命表一九九六に基づいて、ある程度...全文を見る
○長妻委員 大臣ともあろうお方が、製造業と比べてはだめですよ。金融の生保は、まさに金融庁がきちっと監督する、そして、今回、不安だ不安だということでこういう法律が出てきているわけでありますから、全然話の比較が違うと思うんです。  いずれにしても、例えば、死差益を公表したら、何かこ...全文を見る
○長妻委員 まあ、国民は本当に蚊帳の外といいますか。だって、生保は利益出ているわけですよ。生保は利益が出ている。でも、逆ざやだ逆ざやだというから、普通の方は、逆ざやというから、これは赤字かなと思ったら、最終的には利益が出ている。じゃ、どういう利益の構造なんだというのを説明しないま...全文を見る
○長妻委員 大臣、国会の発言、総理に次ぐ金融の最高責任者、大臣の発言というのは重いわけでありますので、そうしましたら、じゃ、仮に予定利率下げるときに、契約者に通知しますね。その中に三利源は、これは入れるべきよ、これは普通は入れますわねと、このぐらいの答弁してください、みんな注目し...全文を見る
○長妻委員 どうしても、公表すべき、公表が望ましいという言葉は出ないわけですか、公表が望ましいという言葉は。  これは大臣、通るんですかね。利益は出ている、でも、逆ざやだから大変だ大変だ。じゃ、逆ざやで利益が出ているのは何でと聞いたら、いや、そんなの教えられませんと。そんなばか...全文を見る
○長妻委員 「りそな」のときからそうですけれども、これも金融庁、逃げなんですよ。監督官庁の役割を放棄しているんですよ。みんな生保にお任せで、いや金融庁は知りませんと。  では、その通知の中に経営責任も書くというようなことを聞いていますけれども、これはもちろん、代表者、社長はやめ...全文を見る
○長妻委員 本当にがっかりしますね。そうしたら、監督官庁は要らないですよ。この仕掛けをつくったら、金融庁は解散してください。だって、もう要らないですよ。することないじゃないですか。  ということは、ケース・バイ・ケースで、経営者は一人もやめないということもあると。私もあれ言って...全文を見る
○長妻委員 そうすると、ケース・バイ・ケースという話でありますけれども、じゃ、これはどう考えても経営者が退任するのが望ましいケースというのは、大臣、どういうケースですか。
○長妻委員 大臣が指針を出さないと、法律というのは解釈もいろいろあるわけでありますから、大臣の発言によって、生命保険会社だって注意深く聞いていますよ、この発言を。ですから、国民の皆さんにも、ケース・バイ・ケース、やめないでもいい——だから、ケース・バイ・ケースと言われるから、大臣...全文を見る
○長妻委員 都合のいい法律ですね、これは。全部生保に任せて、金融庁は見解は何もありません。それは納得できません。
○長妻委員 答弁がないんですよ。  いや、でもこれは、今自民党席からもありますけれども、契約者の方にとっては、終身保険なら終身保険の本来受け取るはずの保険金が削られる可能性があるんですよ。そのときに、経営者の責任、いや、ケース・バイ・ケースでわかりません、そんなの私は知りません...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つは、生命保険の予定利率の高い時期に入っている生保の契約者に対して、余りきちんと説明をしないで予定利率の低い契約に切りかえさせている疑いがあるケースが非常に多いというふうに私は認識をしておりまして、お配りした一枚の紙でございますけれども、これはある生命保険...全文を見る
○長妻委員 それでは、ここで私は申し入れいたしますけれども、調査してください。どうですか。
○長妻委員 では、こういう不当な転換の情報入っていますか。
○長妻委員 ですから、情報は入っていますか。五・五%とかかなり高い終身保険等々が、本人もよくわからずに低い利率に転換されていた、これはけしからぬ、そういうような苦情が金融庁に入っていますか。
○長妻委員 ぜひ集計をきちっととって、生保の問題に取り組んでいただきたいと思います。  そして、更生特例法による例えば破綻処理の場合でも、責任準備金のカットはない、そしてその後の予定利率も三%を下回らない、こういうケースもあるわけですね。
○長妻委員 いや、実際に条文には、更生特例法では、今までは、生命保険会社みずからが申請、申し立てしていますけれども、金融庁がかわりに申し立てするということも可能になっているのですね。  ですから、早目早目にやれば、むしろ、予定利率を下げるよりも、非常に効果的な契約者の保護になる...全文を見る
○長妻委員 この予定利率の下げ、私も多少心配なんで、自分が加入している生命保険会社に電話をいたしましたら、いや、絶対に利下げなんかしませんとその生保は断言をする。多分、皆様が御加入のところも、電話すればこう断言すると思うのですけれども、大臣、実際に利下げを考えていながら、意思決定...全文を見る
○長妻委員 そして、これは銀行救済法ではないかということも言われ、私もその側面は大いにあると思っておりますけれども、全部生保にお任せ、お任せと言っておられますが、では、この予定利率下げの場合、基金とか劣後ローンは削減するべきだと思うんですが、これも大臣、生保に全部お任せですか。 ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、ケース・バイ・ケース、ケースによっては基金、劣後ローン、一銭も手をつけない、こういうこともあり得るということでよろしいんですね。
○長妻委員 大臣、今の生保不安に対して、監督官庁としてもうちょっと踏み込んで発言しないとだめですよ。だって、生命保険を指導する立場で、今生保がぴかぴかの生保だったらいいですよ、それは。こういう法律が必要なぐらい劣化しているわけでありますから。  では、私が聞いたところによると、...全文を見る
○長妻委員 あくまで生保に寛容ですね。予定利率を下げる、でも四十歳で年収一千二百万はもらいます、こういうことが本当にいいのかどうか。何か人ごとですね、大臣は。  例えばこの制度で、下限を政令で三%に設けるやに聞いておりますけれども、三%以下にしないとだめな生保、立ち直れないとい...全文を見る
○長妻委員 最後に、重要なことをお尋ねいたしますけれども、結局、今回こういう法律が必要になるぐらい生保不安が起こった。生保危機と言ってもいいと私は思いますけれども、これは、金融庁というのは全く責任ないんですか。
○長妻委員 反省をするというお話がありましたけれども、反省をするということは、それに伴って責任をどういうふうにとるかということがあると思うんですが、これはただ反省するだけで、例えばどなたか役職者がある程度の処分を受けるとか、あるいは注意をするとか、そういうことは大臣、全くないんで...全文を見る
○長妻委員 今、責任責任とうるせえよというようなやじが飛びましたけれども、責任が一番重要なんですよ、再発防止ということで。いや、本当にそう思いますよ。官僚の皆さんはじいっと注目していますよ、この委員会を。生保の皆さんも。  責任とらされるのかなと思ったら、反省だけで、だれも責任...全文を見る
○長妻委員 いや、ちょっと今答えていないので、最後、これで質問を終わりますけれども、ですから、二〇〇パー以上のソルベンシーマージンにもかかわらず破綻しちゃった。二〇〇パー以上は大丈夫、大丈夫と金融庁は言っていたわけですよ。その責任はないんですか、あるんですか。そして、どうとるんで...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わります。
06月23日第156回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○長妻委員 民主党の長妻昭と申します。よろしくお願いいたします。  本日は、道路公団の改革について質問をさせていただきたいと思います。  本日は、日本道路公団総裁の藤井総裁も来られておりますので、質問を申し上げます。  この日本道路公団あるいは公団、四公団ございますけれども...全文を見る
○長妻委員 いや、それはその意見書はもう決めているんですよ、分割ということで。  これは扇大臣、分割ということに限って言うとお考えはどうですか、意見書はそうなっていますが。
○長妻委員 いや、これは皆さん、骨抜きの実態が本当に今はっきりしていると思うんですよ。これだけ法律で決まった委員会で意見書が出て、全然、尊重するもしないも、明確なお話がない。  これは総理、ぜひリーダーシップを発揮していただきたいんですが、もちろん、五分割をする、日本道路公団に...全文を見る
○長妻委員 この意見書を基本的に尊重するという閣議決定が昨年末になされましたけれども、この五つに分割するというのが、そしてプール制、償還主義が限界に来ている、これが一番の根幹の意見書の哲学だと私は思いますから、それを、まだ分割はどのぐらいするかわからないというのは、これは総理、話...全文を見る
○長妻委員 いや、私もそう思うのです。この財務諸表、日本道路公団が出した財務諸表だけ、ほかの三公団と違っておかしいんですね。取得原価がない、そういう書類はないというふうになっておりますけれども、これは藤井総裁、今担当大臣がそういうふうにおっしゃられているわけでありますから、ぜひ出...全文を見る
○長妻委員 これも公団の中でいろいろなせめぎ合いがあったというふうに聞いておりますけれども、六月九日に発表をして、その後、詳細なデータということでまた六月十四日に発表して、バックデータはない、そういう書類は公団の中、どこを探してももうないんだ、昔の話だからというふうに明言をされて...全文を見る
○長妻委員 いや、これ、私はきちんと質問通告をして、総裁、ちゃんと手帳を確認してください、いろいろな記録を確認してくださいというのを事前にちゃんと申し上げているわけであります。  この会議の議事録が、これもう流出しているんですよ、総裁。総裁のこのやり方に対して、良識ある人は、反...全文を見る
○長妻委員 今、全く記憶がないと言われましたね。(小泉内閣総理大臣「今のだれの発言だよ」と呼ぶ)総裁の発言です。全部今私が読み上げたのは、藤井総裁のこの議事録に載っている発言ですよ。  今、全く記憶がないと言われましたけれども、これは、実はこの会議に高藪さんという方が出席されて...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、総裁、高藪さんが、こういう会議があったと言っておりますけれども、思い出されましたですか。総裁、今、答弁を修正された方がいいですよ。
○長妻委員 そうしましたら、この高藪さんという新日鉄プロジェクト開発部長を参考人で呼んでいただきたい。御検討を委員長、お願いします。
○長妻委員 そして、もう一つ、この議事録に書いてございますのが、片桐さんという、先日左遷されたと言われている日本道路公団の方がおられますけれども、この片桐さんに関しても、総裁は、民営化委員会の手先となっていた片桐というような表現で、この議事録で言っていた。これは四月十六日の会議で...全文を見る
○長妻委員 平成十三年に閣議決定で、道路公団は民営化する、こういうふうに書いてありますから、藤井総裁といえども民営化には逆らえないんです。民営化はもうせざるを得ないんですが、その民営化の中身なんです、どういうふうにするか。日本道路公団の利権をそのままにして民営化にするという民営化...全文を見る
○長妻委員 ファミリー企業の問題、もう皆さん御存じだと思うんですけれども、公団のファミリー企業、四公団OBが、これは意見書に書いてあることですよ、千八百五十八人、四公団のOBが三百七十六社に天下る。そして、この天下った三百七十六社の九六%が四公団及び関連企業から受注がある。そして...全文を見る
○長妻委員 時間も来ましたので、次のテーマに移りますけれども、次のテーマも、本当に腹が立つ、国民の皆さんも腹が立つテーマでありますけれども、これは、前から問題になっております雇用・能力開発機構のリゾート施設の投げ売りの問題であります。  私、この衆議院の予算委員会で二月に質問い...全文を見る
○長妻委員 最後のところ、ちょっと聞き取れなかったですけれども、そうしますと、売却を一たんストップするということでよろしいですね、一たん。
○長妻委員 民間には、不動産会社というのも民間の会社であって、売却のプロというのはもういっぱいいるんですよ。ぜひ、役人に売却させないで売却のプロに一たん任せる。今、ストップするということを、この議事録に残っておりますから、ぜひ大臣守っていただきたいと思います。  最後の質問を申...全文を見る
○長妻委員 これは本当に、まさに逆行です。政権交代の必要性を訴えて、質問を終わります。  ありがとうございました。