長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

長妻昭の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。簡潔な御答弁をお願いしたいというふうに申し上げます。  先ほど永田委員からも質問がるるございましたけれども、杉浦副長官にお伺いします。  一千五百万、これは実は間違いだったということで訂正をされた。しかし、自民党への領収書はあるというこ...全文を見る
○長妻委員 さっきの話と今全く違う御答弁をされて、きのうの記者会見で、領収書はある、そういう領収書を党に出した記憶がある、杉浦さんが、そういうお話でしたから、党の方にお尋ねいただいて、その領収書を見せていただく、公表していただく、こういうことをお願いしているわけです。
○長妻委員 そうしましたらば、何らかの、党からお金が入ったんだ、こういうような証拠のもの、領収書あるいはそのたぐい、これは出していただくということで、再度。
○長妻委員 総理にお伺いするんですが、総理は、清和研の会長というのはいつからいつまでお務めになられましたか。
○長妻委員 平成のお話でしたけれども、二〇〇〇年から二〇〇一年の四月二十六日までということでございますが、まさに、その二〇〇〇年の六月と二〇〇〇年の十二月、総理が会長だったときに、総理の派閥から杉浦さんの団体に五百万円と二百万円が入っている。こういうようなことで話が食い違ったわけ...全文を見る
○長妻委員 森派の責任者、代表は総理が一年間務められて、清和研の代表者というのは機械的に置かれているものだと認識しておりますけれども、杉浦副長官、これは、記憶が違った、おとつい気づいたというのは、何でおとつい気づいたのでございますか。
○長妻委員 そしてもう一つ、永田委員の質問の中で、自民党が杉浦さんの団体に出したお金の記述と受け手の杉浦さんの団体の記述、金額が異なっている。この点についても説明をいただければと思うんですが。
○長妻委員 そして、きょうは閣僚の皆様にお出ましをいただいておりまして、森派の方といいますと、小池大臣、細田官房長官、南野大臣、町村大臣、中山大臣でございますけれども、お一人ずつ、過去、森派清和研から、いわゆるもち代、氷代など寄附を受けたことがあるかどうか。大臣就任中じゃありませ...全文を見る
○長妻委員 先ほど私の質問で申し上げたのは、国会議員時代も含めてということで、閣僚のときだけじゃないということでお尋ねしておりますので、今ないというお話でございましたけれども、いま一度調査をいただければというふうにも思うわけでございます。  いずれにしましても、杉浦副長官からき...全文を見る
○長妻委員 わからないから我が党は証人喚問を主張しているわけでございまして、これはやはりわかる必要があると思うんですが、総理、いかがですか。
○長妻委員 厚生労働大臣にお伺いいたしますけれども、かかりつけ歯科医の初診料の要件緩和というのが二〇〇二年の四月から緩和、実質値上げになったということでございますが、そうすると、要件緩和がされた前と後で、この初診料に限っていいますと幾ら増収になったのか、お答え願えればと思います。
○長妻委員 今お答えがございまして、二百億円以上、初診料に限定すると伸びたということでございます。  これは日本の構造的な問題にも絡むのでございますけれども、仮に、一億、二億、三億、四億の裏金でこの初診料が値上がりしたということになるとすれば、たった数億円の投資で、投資という言...全文を見る
○長妻委員 総理は、国会のルールである再質問などでもかなり行政府の人としては踏み込んだ発言をされておられるぐらいですから、この証人喚問、では総理、個人的な意見はどうですか。やはり証人喚問はするべきなのかどうなのか、個人的な考えをお聞かせください。
○長妻委員 これは、永田議員、辻議員の御尽力で検察審査会が不起訴不当という結論が出ているわけでございまして、これを総理、どう受けとめますか。
○長妻委員 厚生労働省の報告書によると、こういう報告があります。平成十六年の九月二十八日に、「今回の贈収賄容疑となった不適切な働きかけによって影響を受けた可能性を完全に払拭することはできない」ということなんですね。ただ、その後に、「ものの、殊更にこの問題について発言をして議論をリ...全文を見る
○長妻委員 前段を意図的に読まないというのは本当にフェアじゃないと思うんですが、前段では、「今回の贈収賄容疑となった不適切な働きかけによって影響を受けた可能性を完全に払拭することはできない」、こういうふうに厚生労働省の報告書にも書いてあるわけでございまして、これは、日本という国は...全文を見る
○長妻委員 では、証人喚問はどう思いますか。
○長妻委員 総理、こういうときは自分の考えを全く言わない。かばっているとしか思えないんですよ。もう一度御答弁ください。
○長妻委員 そうしましたら、次に、総理の発言の具体的な話をいろいろお伺いしますけれども、これは総理の一番お得意の郵政改革です。郵政改革の、これは総理の改革の本丸だ、小泉内閣、こういうことでございまして、その中でも出口改革、入り口の改革と出口改革、出口改革を聞きます。  出口改革...全文を見る
○長妻委員 これは、十人も、総理の発言の後、自動的に天下っているわけですよ、事務次官が。  この十人の天下りというのは、国土交通省が、例えば一番最近でいうと、昨年の十一月一日に事務次官が独立行政法人のトップに座っている例がある。そして二番目に新しい例としては、昨年の七月の十六日...全文を見る
○長妻委員 これは、総理、全然昨年の発言と違いますよ。あのときは格好よく、天下り、事務次官OBは、全部とは言っていませんけれども、事務次官OBに限定しては「許される時代じゃない」と明言しているわけですよ。特に政府系金融機関などははっきりと、さらにはっきりと言っているわけですよ、前...全文を見る
○長妻委員 これは真っ向から違うじゃないですか。事務次官OB、全然見直さない。すぐれた人だというのは、それはそうなのかもしれませんけれども、民間にもさらにすぐれた人がいるかもしれないですよ。これは、初め独立行政法人の議論があったときに、やはりトップは公募する、こういうような議論が...全文を見る
○長妻委員 ということは、事務次官の少なくともOBの方はトップには持ってこない、こういうことでよろしいですか。
○長妻委員 ちょっと明言がなかなか出てこないわけですけれども、OBの方というのはいろいろなところでも事件が起こっているんですよ。談合の仕切り役になっていたとか、あるいは不透明な随意契約があったとか。OBの方なんですよ、OB絡みなんですよ。  そして文部科学省にお伺いしますけれど...全文を見る
○長妻委員 それは小泉総理が言われているんですよ、去年の国会で。  総理、では、それ、ちょっと修正、訂正されますか、去年の国会答弁を。
○長妻委員 それ、国会答弁、皆さん、議事録を読み返していただきたいと思うんですよ。  そういう答弁もあるし、去年三月五日の衆議院の予算委員会、これは私が質問しましたが、そうしたら、総理はこう言われました。「もう今の政府系金融機関の、財務省初め事務次官が総裁なり理事長になっている...全文を見る
○長妻委員 これ、いつもそうなんですよ。結局は、総理はばんと発言された、次官OB持ってこないと。ところが、やはりあれはおかしいんじゃないかという発言がわっとあると、総理が微妙に発言を修正されていく。ほかの分野でもこういう手法が目立つんですよ。  総理大臣がああいう国会答弁をした...全文を見る
○長妻委員 非常にこれもおかしいんですよ、官房長官。経緯は御存じだと思いますけれども、総理が国会で発言して、皆さん慌てて、結局福田官房長官の今のような発表があり、そして実は、先ほど言わなかったですけれども、半分、半分以下に抑える、天下りを。なぜか半分という数字が出てきたんですね。...全文を見る
○長妻委員 それでは、政府系金融機関に限定して聞きます。  今農水大臣から答弁がありましたけれども、総理に聞きますが、農林漁業金融公庫、政府系金融機関、ことしの三月に任期満了が来ます、事務次官の方。仮にまた事務次官のOBの方がトップに座る、こういうことがあっても、まあそれは時と...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、OBもあり得る、時と場合によっては、そういう解釈でよろしいんですか、あり得ると。
○長妻委員 これは随分後退というか、公約違反ですよ。だって、郵政の改革のこれが本丸だと、小泉内閣。その出口の改革、その中でも政府系金融機関のことを何度も言われているじゃないですか。その問題意識は私も共有していますよ。にもかかわらず、OBあり得る。そんな、とんでもない。  二番目...全文を見る
○長妻委員 総理の発言の中で、年金事務費の効率化を図る、こういうことも言われました。効率化を図っているのかどうか。  この資料、最後のページでございますけれども、結局こういうことなんですよ。今まで事務費は、年金の保険料で一千七十九億円使っていた。税金で一千七百九億円。ところが、...全文を見る
○長妻委員 あれだけの批判があったにもかかわらず、それはいろいろ理由はありますよ。ただ、私が精査すると、まだ大量に、監修料をもらった書籍を買うんですよ、平成十七年度も。全然やめていないじゃないですか、六法も含めて。  そして、監修料問題、全然調査がなっていないと思います。これは...全文を見る
○長妻委員 これが私わからないのは、監修料の調査、もらったかもらわないか。厚生労働省、社会保険庁はしたというふうに言われているんですが、何度聞いても、いや五百人ぐらいかな、こういうことなんですね、お役人の方に聞いても。これ、具体的に何人かというのはわかりますでしょう、具体的に五百...全文を見る
○長妻委員 正確に数字を申し上げることは不可能と今御答弁、耳を疑うんですけれども、これだけ問題になった、回り回って監修料がポケットへ入って、年金の保険料がポケットへ入っちゃった。これだけ怒りを買った問題で、アバウトで、だって、調査したら、具体的に何十何人まで出ますよ、調査している...全文を見る
○長妻委員 これは全然難しいことを聞いていませんよ。監修料の調査で、何人の職員に実数で調査したのか。何人ですか。基本的なことですよ。
○長妻委員 これは、私、今突然聞いているわけじゃありませんで、前々から何度も何度も聞いているんですよ。実は、余り資料が残っていないんです、具体的に何人聞いたかちょっとわからなくなってしまいました、こういういいかげんな答弁なんですよ、これは。本当にまじめに調査しているとは思えない。...全文を見る
○長妻委員 監修料の中で、業者が払った、何人に払ったのかということで聞くと、五百七十六人延べ払いましたと業者の方は厚生労働省のヒアリングに言った。しかし、厚生労働省が名前を確認しているのはたった三百十四人だけだ。あとの差の人は、だれがもらったのか、いまだにわからない。これは調査さ...全文を見る
○長妻委員 そして、職場で監修作業をした人というのは何人いましたか。
○長妻委員 民間企業の感覚でいうと、職場でアルバイトをしていいという会社を、私、聞いたことありません。五十人もの人が職場でアルバイトをしていた。それも、聞いたところによると、夜ということですね。昼休みというのは、これは自分の時間という解釈もあるかもしれませんけれども、夜、職場で。...全文を見る
○長妻委員 最後の質問でございますけれども、総理の個別公約ということで、政治と金でございます。  これは、平成十四年の五月二十一日、衆議院の本会議で、我が党の荒井議員の質問に総理は答えておられます。これが総理の答弁ですけれども、「公共事業受注企業からの政治献金についてでございま...全文を見る
○長妻委員 結局、これもほとぼりが冷めたから、もう法整備はしていないんですよ、公共事業受注企業からの。これだけ御答弁があったのに。  我が民主党は、二〇〇三年に、公共事業受注企業、これを特定いたして、その部分に関しては献金を自粛しています。そして天下りも、天下り禁止法を二〇〇一...全文を見る
02月07日第162回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁願えれば幸いでございます。  懸案の杉浦副長官の問題でございますけれども、私が質問を先月の二十八日に申し上げ、同僚の永田議員も質問を申し上げ、そのときに杉浦副長官は、領収書を書いた記憶がある、こういうようなお話がございま...全文を見る
○長妻委員 これは百八十度違う答弁が返ってきまして、領収書を書いた記憶があるというふうに二十八日に答弁されて、今、記憶がないというふうに言われたわけでございます。  これは委員長、答弁が全く違いますので、整理をお願いします。
○長妻委員 いや、確かに書いた記憶があるとこの国会の予算委員会の場で言われて、職をかけて答弁しております、こういうふうに言われていますから、何らかの責任をとってください、虚偽か、あるいは勘違いであっても。
○長妻委員 質問できません、何らかの謝罪とか、何かないと。
○長妻委員 そうすると、杉浦副長官にお尋ねしますけれども、二〇〇〇年以降、自民党からそういうたぐいのお金をもらったときに、自民党に対して領収書を書いた、一度でも書いたという経験はありますか、ないですか。
○長妻委員 それでは、再度念のために探していただければ。いろいろな領収書があるというふうに聞いておりますので。  そして、中医協の問題でございますけれども、尾辻大臣にお尋ねしますが、贈収賄事件がございまして逮捕者が出ました。その調査結果、昨年の九月二十八日、厚生労働省です、こん...全文を見る
○長妻委員 二〇〇一年の六月に、元社会保険庁長官の中医協委員がわいろをもらったとされています。翌月のその委員の、元長官の議事録でございますが、もう話題を事務局がかえようとしたときに、非常に不自然にこういう発言をしております、その元長官。かかりつけ歯科医の要件をもうちょっと緩和した...全文を見る
○長妻委員 ちょっと答弁をはぐらかされているんですが、政治家に対して日本歯科医師会がかかりつけ歯科医など医療費の問題で裏金あるいはやみ献金などを渡して、そして政治家がいろいろな働きかけをしてゆがめられる、こういうことがあるのかどうか、責任者としてそういう解明というのは必要じゃない...全文を見る
○長妻委員 検討する、政治家の絡みも。ぜひ、今前向きな御答弁がありましたので、我々といたしましては、臼田さんが何で一億円渡したのか、橋本元総理が受け取って、どういう意識で受け取ったのか。ここは非常に重要なのは、単に裏金一億円というだけが話題になっていますけれども、一生懸命働いてい...全文を見る
○長妻委員 ちょっとびっくりしますね。サービス残業をさせていたんですか、お役人に。かわいそうじゃないですか。犯罪ですよ、サービス残業は。官房長官、責任者でしょう、人事の。何を考えているの。それは後からやりますよ。  そして、何千ページ何千ページといって、それだけの話で、量が多い...全文を見る
○長妻委員 立法府ですよ、我々は。行政府の官房長官が立法府に対してそういうことを言うというのは、三権分立を全く理解されていない。  そして、今、私、本当にびっくりしましたよ。官房長官が、私が出した質問主意書の答弁書を片手に持って記者会見されて、こんな何千ページとんでもない、税金...全文を見る
○長妻委員 本当にこれは、阻害要因は、私、職場で監修作業をする方が阻害要因だと思いますよ、わけのわからない本を大量に買って。何が阻害要因ですか。  そして、もう一つ官房長官、実はよく考えていただきたいのは、そういう官房長官の発言がある前後から、議運は通った、議運は通って質問主意...全文を見る
○長妻委員 きのう私がテレビを見ていましたら、村瀬長官が、社会保険庁を解体するんですかという質問に対して、いや解体はしませんというようなニュアンスを言われたんですが、これは解体はしないんですか。(発言する者あり)
○長妻委員 今、自民党席からどういう解体のプランなんだと言われる。不勉強ですね。民主党は、昨年の七月末に衆議院に解体の法律を出していますよ。ちゃんと読んでください。国会に法律出ているじゃないですか。  そして財務大臣にお伺いしますが、税務署と社会保険庁の問題でございます。  ...全文を見る
○長妻委員 そうしたらば、財務大臣、税務署が国民年金を集める、こういうことはどうお考えですか。そういうことが法的に全部きちっと措置されればできない話じゃないのか、いろいろ難しい点があるのか、どういうお考えですか。
○長妻委員 初めから消極的なのはいかがなものかと思いますが。  監修作業というのが話題になりましたが、社会保険庁、監修作業をしました。サンプルを持ってきました、こういう本ですよ。ウォーキングハンドブック、歩くのは健康にいいという本です。これを一ページ監修作業、ゲラがあってちょっ...全文を見る
○長妻委員 今大臣から答弁ありましたけれども、これは一ページ十八万円の謝礼をもらうんですよ、社会保険庁の職員がゲラをチェックしただけで。それはアルバイトですよ、ポケットへ入るんですよ。それも職場でやっているんですよ、夜。それで、これ一冊で四百三十七万円ですよ。これ一冊で四百三十七...全文を見る
○長妻委員 これは信じられないですよ。捜査当局が判断しないと自分で判断できない。これは本当にちゃんとやっていただきたい。  これまたびっくりするのは、監修料はもうもらいません、こういうことを決めました。私もなるほどと思ったら、校閲料はもらっていいと。何だそれはと思いまして、校閲...全文を見る
○長妻委員 昨年十月の報告書では、校閲料は、大量購入とか補助金、これはもらわないけれども、それ以外の書籍はもらいますよ、こんなような発言、報告書、書類が出ましたが、もう一〇〇%校閲料は、社会保険庁、厚生労働省は一切もらわない、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 そうしたら、もらうのはどんな本をもらうんですか。
○長妻委員 それで、今までの調査の監修料の作業、これは、監修作業をして、個人の収入として、アルバイトとして監修料をもらった、それで、税金をすべて例外なく納めている、こういう表をいただきました。  ところが、これは別のお役所ですけれども、こういう証言がありました。いや、実は、監修...全文を見る
○長妻委員 今、自民党の席から、細かいこと聞くなあという話がありましたけれども、こういういろいろな本を年金の保険料で十億円以上買っていたんですよ、毎年毎年。それで監修料をもらったというのは、年金の保険料が回り回って自分のポケットに入っていることじゃないですか。(発言する者あり)何...全文を見る
○長妻委員 本当に、もうどうなっているんだというふうに私は思うわけでございます。  それでもう一つ、こちらの方にございますけれども、資料の十四ページ目にございますが、またこれも監修料をもらっていた本です、サンプルですけれども、社会保険関係者名録。これは社会保険庁の職員の名簿です...全文を見る
○長妻委員 いや、ちょっとびっくりしますね。こういう、一万七千五百人に、自宅を出していいですかと確認作業をするのは膨大な作業だと思いますよ。勤務時間中やっているんですよ、アルバイトを。  そういうことをやって、調査するまでもないですねなんて言って。調査してくださいよ。勤務時間中...全文を見る
○長妻委員 今まで私も、年金のこのむだ遣い、やってまいりましたが、必ずこういう答えなんですね。トップからお役人もみんなそうなんです。  いや長妻さん、むだ遣いがあると抽象的に言われても、ここのどこですか、例えばどこの建物のどこ、それを示したら教えますよと。それで、それを言うと渋...全文を見る
○長妻委員 今もやじで、清く正しく美しくしなきゃいけないのかというようなお話がありましたが、私が申し上げているのは、天下りというのは定義しているんですよ、日本だけなんです、天下りがあるのは。どういうことかというと、役所の人事課などがあっせんして、そこで天下りをさせる。ですから、ほ...全文を見る
○長妻委員 ぜひ独立性を確保してほしいんですけれども、これは、私、厚生労働省の介護担当の方と話すとびっくりしますね。私も全然現場は詳しい方ではないですけれども、ほとんど現場のことを知らないんです、厚生労働省の介護を担当している方は。いや、自分たちは制度設計だけです、あとは市町村が...全文を見る
○長妻委員 今もちょっとやじがあって、それはぐるみだろうと言うが、ぐるみじゃなくて、利用者は善良に、知らないんです。利用者が知らないで、業者が、あたかもやったようにやるということでございまして、ぜひそこら辺を御理解いただきたいということでございます。  いずれにしても、きょう質...全文を見る
02月21日第162回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。簡潔な御答弁をいただければ幸いでございます。  尾辻大臣に端的にお尋ねしますけれども、今、無年金の方というのはどのぐらいいらっしゃいますか。
○長妻委員 百万人になろうとするような方が、今現在、社会保険庁の推計値といえども無年金。日本はアメリカなどと違って皆年金の国でありますけれども、その中でもそれほど多くの方が今現在可能性があるということです。  大臣、六十から六十四歳までは何人ですか。
○長妻委員 これは大問題だと私は思うんですけれども。  いろいろな数字を出してきておりますけれども、一番重要な数字というのは無年金者の予想ですよ。この一番重要な数字を、今まで、私の質問主意書とか、あるいは会計検査院の検査とか、言われたら継ぎはぎ的に出す、六十五以上。六十歳以下は...全文を見る
○長妻委員 そして、この一ページ目を見ていただくと、今まで社会保険庁は、平成十三年度未納者、これは、二年間、一カ月も保険料を払わない方が三百二十七万人いらっしゃるということで、そこまでの数字しか出しておりませんけれども、会計検査院に対しては、先日に平成十五年度の数字も出したやに聞...全文を見る
○長妻委員 これも、去年の年金審議のときに一度もこの数字が出てこなかったわけでございまして、平成十五年度というのは平成十六年の三月期ですから、四百四十万人も未納者がいらっしゃるということは多分昨年の四月とか五月にこれはわかっているはずなんですけれども、全然言わない。百万人以上未納...全文を見る
○長妻委員 皆年金の中で、それでは、六十万人、これよりふえると思いますけれども、そのぐらいの無年金者がいらっしゃるということは、皆年金制度の日本で、尾辻大臣、これは大きい数字だと思いませんか。
○長妻委員 これ、無年金が例えば百万人、何百万人になった場合、本当に年金制度というのは必要なのか。これほど多くの方が無年金になって、そして生活保護がふえているということでございまして、一つは二十五年ルールというのがございまして、これが周知徹底されていないんじゃないか。  ちょっ...全文を見る
○長妻委員 どんなルールでございますか。
○長妻委員 いや、どんなことで耳にされていますか、どういう意味で。
○長妻委員 これ、国民の皆さんの多くが二十五年ルールを知らない、御存じない。社会保険庁の調査ですら四割の方が御存じないということで、私の感覚ではもっと多くの方が御存じないと思いますよ。  二十五年ルールというのは、公的年金、二十五年延べで払っていないと年金は一円ももらえないし、...全文を見る
○長妻委員 それと、また私もびっくりしたんですけれども、八ページに表があります。これは会計検査院が社会保険庁からヒアリングしてつくった表ですけれども、会計検査院には、要望されると数字を出してくるんですね、我々には出さないですけれども。  これを見るとびっくりしますのは、これは基...全文を見る
○長妻委員 いや、これは恥ずかしいですよ。与党の方もぜひ聞いていただきたいのは、直近の収入をベースにして平均伸び率をはかってこういう予算を立てました、全部外れている。どれだけ計算が甘いか。二十年間、毎回毎回外れ続けて、今その説明をされて、これは恥ですよ、恥です。  こういうこと...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、十一ページを見ていただきますと、これも私も驚いたわけでございますけれども、年金が、保険料がどんどんなくなっちゃっている、福祉施設などで。ところが、天下り団体に金がふんだんにたまっていた、こういうことがわかりまして、これはどういうことなのかということでご...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今まで、この団体には、五つの天下り団体には、入ったお金はすべて委託費です。全部健康保険や年金の保険料が財源になっています、全額。ですから、解散する場合は、この金は一文も残らず年金勘定に戻す、こういうことで、大臣、いいんですね、今の答弁は。
○長妻委員 それともう一つ、平成十七年度予算、今議論しておりますけれども、六法全書、昨年度、平成十六年度は社会保険庁の職員の数以上に六法全書を買っちゃっている。なぜか。監修料をもらっているからいっぱい買っちゃっていると言われても仕方のないような買い方をしていたわけです。ところが、...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、これ、また虚偽的な答弁なんですが、厚生保険特別会計、国民年金特別会計の福祉施設費で買うんですよ、平成十七年度、福祉施設費で。それは違うように思います。
○長妻委員 与党の皆さん、聞かれましたか。福祉施設事業費でこれを買うんですよ、福祉施設費で。これ自身は三百三十万円分買うんですが、三百三十万円分、何冊も買うんですけれども、これ、穴があるんですよ。与党の皆さんもだまされちゃいけないのは、福祉施設の建物だけじゃなくて、平成十七年度、...全文を見る
○長妻委員 本が福祉施設事業費というのは、これはどう考えても抜け道だと思います。  それで、一番最後のページを見ていただきますと、監修料の調査の問題がございましたけれども、社会保険庁は、監修料に関しては法的には問題ないんだ、みんな税務の申告もきちっとしている、こういうようなお話...全文を見る
○長妻委員 これは委員長、理事会で御検討いただきたいのですが、国政調査権を発動して、そういうもらった方の名前を明らかにして、社会保険庁に本当に税務、きちっとなっているかどうか調べる。この名前の五百七十六人の要求を理事会で御検討いただければ。
○長妻委員 そして最後の質問ですけれども、これもまたびっくりするわけですが、今度、ことしの十月一日に独立行政法人をつくるということなんですよ。これは与党の皆さん、ことしの十月一日に年金・健康保険福祉施設整理機構、こういう独立行政法人をつくると。これはまだ法律は出てきていません。三...全文を見る
○長妻委員 では、最後に一点だけ聞きますけれども、予算措置をしないで銀行から借り入れをして独法をつくる、これは何でそんな手法をとるんですか。
○長妻委員 これは、売った利益は年金保険料に返してもらわなきゃ困るんですよ、そんな三百億でとっては。これは日本の国の危機だと思います。社会保障の問題、きちっとしてください。  以上です。
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁を願えればと思います。  今、資料を皆様方にお配りをしておりますけれども、例の懸案になっております橋本元総理の証人喚問でございますけれども、その時系列的な表をつくってみました。この一ページ目、お配りしている資料の一ページ...全文を見る
○長妻委員 これは、さっぱりわからないから、メカニズムを解明するということなんです。  尾辻大臣、これはお役人に多分そういう説明を受けられたと思うんですが、私も初め尾辻大臣と同じ疑問を持ちました。全体の歯科の診療は下がっていますね。下がっていますが、私もいろいろな方のお話を聞く...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今、答弁、不足していますから、もう一回答弁してください。
○長妻委員 これは全然審議が、事前に通告しているにもかかわらず、どうなっているんですか、厚生省。社会保険庁もめちゃくちゃだけれども、質問、何だか準備もめちゃくちゃですね。あと二つあるでしょう。
○長妻委員 この表の一番下から三番目と下から二番目、これは事実だということでございますが、これは職務権限がある佐藤政務官が同席しているので非常に重要な会でありますけれども、これは、か初診の要件緩和の話というのは、少しでも出ましたか、出ませんか。     〔委員長退席、渡海委員長...全文を見る
○長妻委員 そして、先ほど原口委員からも質問がございましたけれども、この二〇〇一年暮れの古賀誠勉強会に出席した三人の厚生労働省の官僚の方がおられる。そのうちのお二人は技官、歯医者さんの官僚の方ですけれども、お二人とももう懲戒処分を受けて役所をやめました。ただ一人やめていないのが中...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、古賀勉強会以外で、今回、二〇〇二年四月の歯科の診療報酬絡みで政治家の方とお会いしたというようなことはございますか。
○長妻委員 そのときに、佐藤政務官からかつて、か初診の要件緩和に関する話題というのを、中村局長、当時審議官が、言われたことというのはございますか。
○長妻委員 その勉強会でお会いしたとき、佐藤政務官からか初診の要件緩和などの話はありましたか、そのたぐいの話は。
○長妻委員 尾辻大臣にお伺いしますけれども、この年表で二〇〇一年の十一月三十日ごろの佐藤政務官が医政局、保険局を呼び出したというものと、二〇〇一年暮れごろの古賀勉強会、これは調査をしたということですか。
○長妻委員 そうすると、一つポイントなのが、なぜかその国会答弁で抜けているんですが、二〇〇一年の十一月十五日の、一番初めの古賀勉強会の初会合、これは確認できなかったということですか。
○長妻委員 そうしましたら、調査をしたということでございますから、二〇〇一年十一月三十日ごろ、二〇〇一年暮れごろ、この調査報告書を当予算委員会に提出をいただきたいと思いますが、いかがですか。
○長妻委員 そんなばかな報告がありますか。これだけ重大な、ゆがめられた可能性がある、ないというときに、厚生労働省が調査をして、ただ国会で言っただけということはあり得ないと思いますので、これはきちっと調査報告書を、二つの会についてお出しをいただきたいということをお願いしますが、いか...全文を見る
○長妻委員 いや、国会の答弁というのは二、三行じゃないですか。三、四行か、そのぐらいですよ。こういう会があったけれども問題なかったという、それだけの話ですよ。きちっとした調査の報告書を、提出を要求します。
○長妻委員 そうしましたら、では、委員長、理事会で提出を協議いただきたいと思います。
○長妻委員 しかし、尾辻大臣、出すべきうみは出すというふうに言っていながら、これは調査をしたわけですよね。それで、私は議事録を読みましたけれども、五、六行ですよ。辻さんという審議官がこうこうこうで問題なかった、ただそういう答弁をして済ませているわけですよ。紙も何にもない。そんなば...全文を見る
○長妻委員 これはぐるになっている疑いがありますよ、大臣。大臣、知っているか知らないかわかりませんけれども、厚生労働省がお目こぼしをしている可能性が大いにありますよ。何か大きい政治の力が働いているのかどうか知りませんけれども、そういう疑惑がありますよ。  大臣、今まで何件ぐらい...全文を見る
○長妻委員 一件も取り締まっていないんですよ、一件も。私がちょっと聞いただけで事例がいっぱいあるのに、一件も取り締まっていないじゃないですか。これは握っているんじゃないですか、そういうふうに疑われてもしようがないですよ、何か大きな政治の力が働いて。これは地方も含めて二百億の金です...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、全国的に、きちっと渡しているかどうか調査していただけますか。ぜひ前向きな御答弁を。
○長妻委員 調査をしていただけますか。調査をぜひしてくださいということです。
○長妻委員 では、この文書を渡しているか渡していないか、それも含めた調査を本年度中にやる、こういうことでよろしいんですか。
○長妻委員 では、速やかに結果が出れば発表していただきたいと思います。  お待たせしました。村上大臣には、この中医協とか診療報酬の改革に取り組まれているということでございます。  この六ページ目を見ていただきますと、これは厚生労働省が中医協の汚職事件に関して公表をした報告書で...全文を見る
○長妻委員 いや、せっかくのいいお話なんですけれども、一つだけ抜けているところがやはりあるんですよ、これ。今回の問題のメカニズム。どういうふうにゆがめられたのか、そのメカニズムなり手法。中医協だけじゃなくて政治の力がどう働いたのか、それはいいことだったのか悪いことなのか、法律違反...全文を見る
○長妻委員 いや、だから、先ほど捜査権限がないからこれ以上調べようがないと言われましたよね、診療報酬がゆがめられたかどうか。  ですから、捜査権限、この国会にはありませんけれども、証人喚問というのはできるんですよね、国会で。そういう手法を使ってメカニズムに、解明に迫っていくとい...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、いわゆる政治家の中ではドンですよ、橋本元総理は、この一連のところでは。その総理に一億円が渡ったという今回の問題に関して、きちっと橋本総理はもう説明責任は十分果たしている、こういうふうに尾辻大臣は思われますか。
○長妻委員 そして、厚生労働省の森岡政務官も橋本派の方でございますけれども、森岡政務官、どうですか。証人喚問をして、三十兆にも上るこの医療費の、ゆがめられたのではないかという疑惑があるので、そのメカニズムを解明していく。御自身の親分のことで言いづらいかもしれませんけれども、森岡さ...全文を見る
○長妻委員 それと、きょうは伊藤大臣と棚橋大臣にもお越しをいただいておりますけれども、橋本派ということで、若手大臣として証人喚問、橋本さんだけじゃなくて臼田さんもお呼びして、どういうメカニズムでこういう事態が発生したのか、これをやはり解明する必要があるというふうに私は当然思うわけ...全文を見る
○長妻委員 では、棚橋大臣、いかがですか。
○長妻委員 そうしましたら、伊藤大臣、棚橋大臣にお伺いしますが、橋本元総理は説明責任をもう十分果たしたとお考えですか。
○長妻委員 そして、時間も参りましたので最後に、今、政治と金の話を申し上げましたが、今度は、行政と金とでもいうべき、つかみ金がお役人にばらまかれているんじゃないか、こういう疑惑を申し上げます。  官僚一人当たり十七万円が、人当庁費ということで何かばらまかれているというような実態...全文を見る
○長妻委員 これ、十ページに、人当庁費の各省庁の金額を書いていただきましたけれども、全部で三百億円ございますが、それじゃ大臣、お伺いしますが、平成十五年度はもう決算が出ていると思うんですが、平成十五年度、財務省は人当庁費、幾ら決算出ましたか、幾ら使いましたか。
○長妻委員 いや、十五年はもう決算出ていますよ、大臣。  では十四年の決算は幾らですか。人当庁費、財務省、幾ら使ったんですか。
○長妻委員 だから、私はつかみ金だと言っているんですよ。十ページ見ていただきますと、これ各省庁ありますけれども、財務省の人当庁費、五十九億ですね、予算が。予算は一人頭十七万円なんですよ、中央官庁、霞が関は。お役人一人当たり十七万円、年間、人当庁費配っているわけですよ、予算は。 ...全文を見る
○長妻委員 幾ら人当庁費予算はついても、幾ら使ったのかさっぱりわかりませんということなんですよ。  では、一人当たり十七万円というのは、何で十七万という積算なんですか、一人当たり。
○長妻委員 民間企業だったらあきれますよ、そんな。毎年機械的に同じ経費をそのまま配分して頭数渡すと。これは医療も庁費もそうですけれども、増税する前にそういうむだをきちっと見直してください。それから考えてください。  以上です。
04月15日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  先ほど本多委員からも質問がございましたけれども、これはきのう出てきた資料を見て私もびっくりするわけでございますが、大臣、例えば鹿児島県の伊集院町、筋トレをして途中で体調を...全文を見る
○長妻委員 そして、例えば山形県の尾花沢市の事例でございますが、この方は筋トレを中断されましたけれども、鼻血が出て、その後の検査等が続き、断念をしたと。体調を悪くされたということですが、これを見られて、これはどう考えられますか。
○長妻委員 例えば、青森県の十和田市。十名がエントリー判定で対象になったが、二名が途中で中止、二名とも脳血管疾患の既往のあった方だった、こういうことが書いてあるんですが、大臣、全部調べなきゃわからない、わからないと言っていますけれども、これは調べた結果なんですよ。だから、これを見...全文を見る
○長妻委員 いや、だって、これは調査報告書で、自治体を信用されないんですか。筋トレで、筋力向上事業実績報告書でそういうふうに書いてあるわけですから、別の事故とか、別のことで鼻血が出た場合はここに書かないですよ。ちょっと大臣、どうですか。
○長妻委員 今、六十九市町村のうち四十八市町村が何か調査が出てきたということでありますけれども、そうしましたら、その四十八の調査もこれはもう一回やらなきゃいけないですね。四十八の調査も、今大臣が言われた見地から再度調査をされる、こういうことなんですか。
○長妻委員 二十一の市町村がまだだということですけれども、これはいつまでを締め切りにされておられるんですか。
○長妻委員 ですから、実際にはいつまでに出してくるということになるわけですか。締め切りをもう過ぎておりますけれども。
○長妻委員 いろいろ、きのういただいた報告書を見ただけでも、なかなか、参加に二の足を踏む方も多いし、入院の方もおられるということで、評価が定まってないわけですね、全然。  そういうものに関して、介護保険の中で位置づけてやると、これは国の制度ですから、市町村はまじめですから、これ...全文を見る
○長妻委員 今ちょっとよく聞こえませんで、次回の委員会に、審議の前に提出する、それを見て審議に入る、こういう理解ですか。今、次回の委員会というのは。
○長妻委員 ですから、委員会はもう質問が始まっている場でございますから、それを事前に、きのうの夜中ということじゃなくて、二、三日前に出していただいて、その後審議をする。いや、大臣、何か笑っておられますけれども、介護保険、重大な改正を今やっているわけで、これは非常に国民の皆さん関心...全文を見る
○長妻委員 筆頭間とか、私は、私はこの委員会のメンバーでありますけれども、一人の国会議員として、国政調査権を背景に質問をしているわけでありまして、私がそういうふうに要請をしておりますので、大臣の見解はいかがですか。
○長妻委員 いや、大臣が出すと言えばいいんですよ、それは。出さないと言うから委員会が協議しているわけで、大臣が出すと言えば、今出してもいいんですよ、別に。大臣、これは本当に大事な問題で、私は、大臣は前向きな答弁で、国会デビューしたときに一定の評価をしましたよ。ぜひ御答弁ください、...全文を見る
○長妻委員 委員会の審議が始まる前にということですか、前に。
○長妻委員 ですから、次の審議の前に、前といっても、その前の日じゃないですよ、二、三日前に、我々見て、それで質問項目を考えられる、それが国会審議じゃないですか、大臣。  ぜひ審議に間に合うような形で、二、三日前にということをここでぜひ言っていただきたいんですが。
○長妻委員 大臣は全然理解されていないですね、仕組みを。大臣が出さないと言うから、いろいろ議論があるんですよ。大臣が前向きに出すと言えば、きょうでもあしたでも、別に理事の承認なんかなくても出していいんですよ、それは。大臣が出すと言えばいいんですよ。手間かけさせないでください、こち...全文を見る
○長妻委員 定足数が足りていませんので、一時、質問を留保します。
○長妻委員 先ほど、尾辻大臣の最大限努力するというのは、次の審議に入る前、二、三日前、我々準備できる段階、それまでに、分析資料あるいは残った調査、それを、資料を出す、これを最大限努力する、こういうことでよろしいんですか。
○長妻委員 だって、委員会は違いますよ。私が今、個人で大臣に質問をして、大臣が出さないという決断をしたときに、委員会、理事会、開かれるわけじゃないですか。  大臣は出すわけでしょう。その時期を私聞いているわけです。審議の二、三日前に出すというのは、最大限の努力というのは、何を最...全文を見る
○長妻委員 次の審議に入る二、三日前までに資料を出していただく、こういうことを強く要請いたしますので、大臣、よろしくお願いをいたします。
○長妻委員 いや、大臣、委員会の指示、指示と言いますけれども、これは大体どのぐらいのめどなんですか、時間かかるんですか。大臣、事務方と今話してもいいですけれども、何日間ぐらい大体かかりそうなんですか。そのぐらい言ってくださいよ。
○長妻委員 それは、二十一市町村の残りのデータあるいは分析、それも含めた話ですか、三、四日というのは。
○長妻委員 大臣、どうしちゃったんですか。年金のときは、多少前向きの御発言、監修料でもあったにもかかわらず。  この二十一市町村、これは出てくるまできちっと待たないと分析できないじゃないですか。二十一市町村、きちっと出てきて、そして分析する、こういうことをちょっと明言してくださ...全文を見る
○長妻委員 私は、中途半端な形で審議を進めるというのは、これはできないわけですから、二十一市町村全部出て、そしてそれを見て、審議をその後再開する、こういうこととしたいと思いますので、ぜひ大臣、前向きの答弁がない限り、ちょっと私、質問を今留保します。
○長妻委員 それでは、先ほどの話は、繰り返しませんけれども、それは譲れませんので、ぜひ大臣、お願いをいたします。  そして、次ですけれども、地域支援事業というのがございますが、ここに介護保険の保険料は最大限で年間幾ら投入されますか。
○長妻委員 いや、六百八十億という金額です。  この介護保険は五年前に始まりましたけれども、これまでは介護保険料は認定された方の給付のみに使っていたんですね。給付のみに全額を、介護保険料を使っておりましたが、この改正案で初めて一年間に六百八十億円、推計でございますけれども、最大...全文を見る
○長妻委員 虐待防止の措置、これは重要だと思いますけれども、介護保険の保険料でやるべきことなのかどうか。これはやるべきですよ、やるべきだけれども、保険の精神から外れるんじゃないかと私は思います。  例えば家族支援事業というのもあります。介護教室、例えば、介護はこうやるんですよと...全文を見る
○長妻委員 だから、介護教室のテキスト代とか講師代、パンフレット、そういうものに介護保険料財源を使うことはできるということですか。
○長妻委員 そうすると、例えば介護教室をやろうといったときに、例えば建物をちょっと借りましょうと、その家賃にも介護保険料財源を使えるということですか。
○長妻委員 ですから、この改正法案が通った後、介護教室、例えばそれの家賃にも保険料財源を使えるんですかということです。
○長妻委員 大臣、先ほどの答弁で、ちょっと女性の方、やめてください。済みませんけれども、申しわけない、ちょっと大臣が聞こえないので。大臣、先ほどの御答弁で、今現在も保険料が虐待防止に使えるというお話がありましたけれども、幾らぐらい、どういうことに使われているんですか。(発言する者...全文を見る
○長妻委員 介護保険料の財源、介護保険料で、三億円、虐待防止に今現在使っていると。これはどんな事業ですか。テキストとか講師代とか人件費とか、そういうものに使っているわけですか。これは認定されていない方に対するものですね。
○長妻委員 そうしますと、介護保険料、この保険料そのものを使って、虐待防止の講習会とか、あるいは人件費、テキスト代、今もこれは三億円使っている、今現在、年間。これでよろしいんですね。年間三億円ですか。
○長妻委員 そうしますと、例えば今回の改正案で認知症の講習会というのもあるんですね。認知症、これを知らしめるというか、注意を促すための講習会も保険料財源でできます、あるいは、給付適正化ということで、どれだけ介護にお金を使ったか利用者に対して送る郵送代、それも今回から使えるというこ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、この改正案から、例えば認知症の講習会のテキストや講師の人件費、これも介護保険料で初めて使えることになる、こういうことでよろしいんですか。
○長妻委員 そうしますと、監修料の問題がありましたけれども、パンフレット、目的としては、介護とか認知症、あるいは介護予防、トレーニングの仕方、トレーニング、筋トレをするときにこういう注意をしなさい、筋トレマシンでこういうことはやらない方がいいですよとか、注意事項をやるようなテキス...全文を見る
○長妻委員 常識的に考えられないことが厚生労働省の中で起こっているんですよ、年金問題では。これは、本当に今の答弁を聞いていて、この六百八十億円の、四十歳以上の方の保険料も入っているんですよ、この六百八十億円の中には。毎年毎年、この保険料がまたわけのわからない形に使われる。  で...全文を見る
○長妻委員 そして、ケアマネジャーの独立性というのを、私も前に尾辻大臣に質問させてもらいましたけれども、ケアマネジャーの独立性ですね。なかなか、九割ぐらいのケアマネジャーが、勤めている会社がほかのサービスもしている、どうしても自分の会社のサービスを過剰に勧めがちだ、こういう問題は...全文を見る
○長妻委員 いや、これはそう読まないでしょう。この厚生労働省の基準の三番目ですね。「当該居宅サービス事業者等から金品その他の財産上の利益を収受してはならない。」ですから、例えば、仮に公正に勧めて、お客さんが、では、この事業者からホームヘルプサービスを受けましょうとなったとしても、...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、それは質問に答えていただいていないんですが、これは本当に大変な話ですよ。かなり広範囲に問題があるんですよ。  もう一回聞きます。ケアマネジャーが、では、公正中立に自分の会社のサービスを利用者が受けたと。公正中立に、では、いいですよ、たまたま自分の会社のホー...全文を見る
○長妻委員 いや、そうしたら、これは本当にいいんですか。では、公正中立に、勧めなくて、その会社のサービスを利用者が受けて、そこから報奨金をどんどんケアマネジャーがもらうあるいは販売手数料をもらう、これはオーケーということですね、公正中立に選ばれたのであれば。
○長妻委員 尾辻大臣、ちょっと現場をよく見ていただきたいんですが、同じ会社あるいは関連会社、そこで九割のケアマネジャーが働いているんですよ。自分のところを勧めたくなるのは、これは人情かもしれないけれども、そのときに表彰されたりあるいはノルマがあったり、そういうケースがあるわけです...全文を見る
○長妻委員 目標はどのぐらいですか。事務方からは、五〇%以下、九割は多過ぎる、そんなようなお話もありますけれども、半分以下という目標ですか。
○長妻委員 ぜひよろしくお願いいたします。  そして、十ページでございますけれども、生活援助が、このサービスが打ち切られるんじゃないか、こういう不安を持たれている方も多いわけでございますが、これは厚生労働省からいろいろ教えてもらいまして私どもの方でつくった資料でございます。 ...全文を見る
○長妻委員 それでは、具体的に何人ぐらいですか、見直しの対象者は。
○長妻委員 では、この数字、私の資料は正しいということだと思いますが、四十六万から五十万人という大臣のお話がありましたけれども、今現在生活援助サービスを受けている八十二万の人のうち四十六万から五十万の人が見直しの対象になるということで、御不安がある方は多いと思うんです。  私も...全文を見る
○長妻委員 大臣、それはおかしいですよ。なぜかというと、生活援助サービスを見直すと言ったのはそもそも厚生労働省、尾辻大臣がこの法案を提出されているわけです。ということは、今まで問題があった生活援助サービスがどのくらいあるのか、これを把握した上で見直すということが出てこなきゃだめじ...全文を見る
○長妻委員 これは大変重要な問題ですので、ぜひサンプル調査というかしてください、ぜひこの審議に、あるいは採決の前までに。皆さん一番不安に思っているんですよ、生活援助サービスがどうなるか。  そうすると、今例えば百例、二百例でもいいですよ、調べていただいて、あるいは三百例でもいい...全文を見る
○長妻委員 最後の質問ですけれども、前回、尾辻大臣に予算委員会で質問しました。不正の温床となっているというか、レセプトに似た居宅サービス介護給付費明細書、これを国保連に出せば業者がお金をもらえるということになっていますけれども、そこに利用者の印を押したら、判こを押したらどうなのか...全文を見る
○長妻委員 ぜひきちんとしていただきたいと思います。  最後に、時間が参りましたので、与党の皆さんにも申し上げたいんですけれども、今御答弁があるように、今回の改正法案で初めて、一年間に最大で六百八十億円の介護保険料が、認定された方、給付以外に使われる、これはまた年金の二の舞にな...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁を願えれば幸いでございます。  本日は、十五年度の予備費ということで、まずは、平成十五年度国立病院特別会計療養所勘定における退職手当、これは予備費を使うわけでございますけれども、これは幾らでございますか。
○長妻委員 そうすると、今回ここで承認を求める予備費の金額自体は幾らでございますか。
○長妻委員 やはり、退職手当にこれだけ大きな金額を使うというのは、私はちょっと例を知らないわけでございますけれども、今回予想以上に退職の方がふえたということで、多分、定年退職じゃない方がふえたと思うんですが、予期せぬふえた退職者の増加の数というのは何人ぐらいでございますか。
○長妻委員 やはり、予備費というのは安易に使うというのは当然慎まなきゃいけないと思うのでございますが、予期せぬ定年退職以外が二千人も出たということは、これは予想ができなかったわけでございますか。その原因は何でございますか。
○長妻委員 いろいろな事情はあるというふうに私も思いますけれども、なるべくその精度を高めていくということが必要だと思っておりまして、その意味では、予備費をこういう形でなるべく使わないような、予測などをきちっとしていく、予算の精度を高めていくということが必要だと思います。  その...全文を見る
○長妻委員 先ほどの予備費以上に、六億円予算要求を財務省にして、お金を、現金を財務省がつけて、そしてその六億円が一円も使われていない、こういうばかなことが日本の国で起こるのかということで、いろいろな意味で危機感を持つわけでございます。  この六億円でございますけれども、これは何...全文を見る
○長妻委員 いや、私が聞いたのは、質問は、この三つのイベントというのがもう平成十年から全くやられていないにもかかわらず、何でこのイベントの名目で財務省に予算要求をされたのか、され続けたのか。何か虚偽というか、ちょっとおかしな話だと思うんですが、そういうおかしさは認識されないんです...全文を見る
○長妻委員 いや、どこかで一カ所か二カ所やったというのは、平成十年度からどこかあるんですか、この三つのイベントで。
○長妻委員 そうしますと、六億円も予算要求をして、では実際に、この六億を何かいろいろな別の広告に使っちゃったという今お話でしたけれども、この六億二百二十四万一千円のうち、余ったお金は幾らですか。ほかで流用しないで、完全に余ったお金は。
○長妻委員 そうすると、この六億のうち、幾らかは広報費に使った、幾らかは余った、こういうことだと思うんですが、それ、後日、精査して提出いただきたいと思うんですが。  そうすると、これはどういうことなのかと考えますと、やはり、もう明らかにやっていない四十七都道府県全部に予算つけて...全文を見る
○長妻委員 そうすると、何か先ほど、一回ぐらいあればその後つけてもいいようなお話ですが、何にもないじゃないですか。架空、でっち上げじゃないですか、初めから。  それで、でっち上げにしては芸が細かいのは、ここなんですよ。こういう予算書、私ちょっと見て発見したわけですよ、これ。与党...全文を見る
○長妻委員 やはり役所も、常識、役所の常識というのはあると思いますよ、それは。だから、役所の常識は、まあ適当に要求してもいいやと。予算というのは、まあ、お金を獲得するための一つの方便だ、こういうようなニュアンスで私に話される公務員の方もいらっしゃいます。ただ、民間の常識ではという...全文を見る
○長妻委員 それは、いろいろな社会保険庁をめぐる大きな疑惑なりなんなりが噴いて、皆さんいろいろカットされたという流れだと思いますけれども、ぜひ村瀬長官に一度やっていただきたいと思いますのは、こういう十五年度の概算要求書というのが社会保険庁だけで何冊もございます。もう十五年は決算が...全文を見る
○長妻委員 ぜひお願いします。  そのときに、やはりポイントとしては、私も、これはもうひど過ぎるというか論外というか、犯罪的行為だというふうにも思うわけですけれども、例えば、ことしこういう予算をつけた、ただ、たまたま、ことしつけたけれども、ちょっとやらなかった。一年ぐらいは、私...全文を見る
○長妻委員 そして、この六億円という金額は、一部は別のに使っちゃって一部は余っているということですけれども、その金額も後でお出しいただくということなんですが、六億円というのは、これは全額が厚生年金、国民年金の保険料なんですね。福祉の増進という項目、条文から支出されているんですけれ...全文を見る
○長妻委員 今の御発言に、日本の国の税金のむだ遣いとか、先進国で見られないほどの税金のむだ遣いがあると私は思うんですけれども、今その一端のお話だったと私は思うんです。  お役所を信用して、そして予算要求で出てきたものは信頼関係でやるんだと。これは性善説で、それは一つの考え方かも...全文を見る
○長妻委員 そして、これは実は社会保険庁だけの話じゃなくて、私は氷山の一角だと思うんですね。  今、我が党の細野委員も調べて明らかになったエネ庁の問題、これは三ページ、四ページにございますけれども、三ページを見ていただきますと、電源開発促進対策特別会計、これは電気の販売量に応じ...全文を見る
○長妻委員 民間というお話がありまして、民間であれば、先ほどの社会保険庁の事例などで、架空のものを架空予算で請求してお金がついて、それでそれをやらなければ、その予算はそのままお返しするというのが民間なんですけれども、ほかに一部使ってしまうとか、そういうことはやめるべきだ。  あ...全文を見る
○長妻委員 では聞きます。職員厚生経費が一千五十六万ですけれども、これは実際は幾ら使われましたですか。
○長妻委員 そうしましたら、例えば一般事務処理費、予算が十億六千六百万ついていますけれども、これは幾ら実際に使われましたですか。
○長妻委員 私は、実は昨年から聞いているんですね、こういう明細を出してほしいというのを。  私も、これも日本の大問題だなと思いましたのは、これは全役所そうなんです、財務省だけじゃありません。皆様の、国会議員のもとに各目明細書、こういうのが配られます。分厚いので庁費とかいろいろな...全文を見る
○長妻委員 ですから、これもびっくりするんですね、民間の感覚でいうと。明細で、予算要求でこういうふうに出ているのに、いや、これは今正直に答えていただいたと思いますよ、これを全部集計すると、本当に何か、徹夜したり大変な膨大になると。  普通は、集計というか、この枠内で支出していく...全文を見る
○長妻委員 ぜひほかの省庁も、財務省が率先すれば、ほかの省庁もやると思います。財務省が先頭を切って、税金のむだというか空予算といいますか、そういう予算を、精度を高めていく。決算を予算に反映させると前からずっと言われておりますけれども、なかなか直らない。  そしてもう一つは、ちょ...全文を見る
○長妻委員 これも例えばの例で私申し上げましたけれども、ここも日本の問題があると思うのは、これも昨年来ずうっと聞いていて、財務省の本省だけはわかるけれども、全国の財務局も含めて、財務省全体で電気代が一年間幾ら使われたのか、これはわからないと。これを調べる、聞いてくれるなと。調べた...全文を見る
○長妻委員 今の資料をぜひこの委員会に提出いただきたいと思うんですが、委員長、理事会等で御検討いただければと思うんですが。
○長妻委員 そして、会計検査院にも、きょうお出ましいただいていますけれども、十七ページにございますが、会計検査院のこういう概算要求書を見ておりまして、さすがに会計検査院は架空の予算というのはないと思うのでございますが、例えば、大学の先生を呼んでいろいろな勉強会をするということで、...全文を見る
○長妻委員 私が申し上げているのは、例えば、四百九十時間本当にやるつもりで予算要求したけれども、いろいろな事情で四十七時間しかとれなかった。ちょっと民間だと余り考えられないんですけれども、そういうこともあったとしても、では、翌年は、同じように四百九十時間で要求するんじゃなくて、や...全文を見る
○長妻委員 そして、農水省にも資料を出していただきました。農水省は十二ページにございます。  この十二ページには、これも一番上、母畑という農地の再編整備事業なんですが、これは、右に書いてあるのは、六年の事業予定が三十年になっちゃった。左の十二倍というのは、当初の事業費から十二倍...全文を見る
○長妻委員 農水省の案件でも、平成に入って着工されたものでもかなり延びて、事業費も三倍になっている例も十三ページにございますので、さらにこれの徹底をいただきたいと思います。  それで、こういう事例を拝見すると何か疑念が生じてくるのは、初めに小さく産んで大きく育てるという言葉があ...全文を見る
○長妻委員 まず、国土交通省が公共事業のかなり大きな部分を担っておられるわけでございまして、実態調査をぜひしていただきたいと思うんですね。  これはほんの一部をピックアップしていただいた資料でございまして、かなり一定の規模以上で結構ですので、実際に工期がどのぐらい延びてしまった...全文を見る
○長妻委員 この議論を聞いていて、財務大臣、お金を管理する財務大臣としては。
○長妻委員 最後に、会計検査院にお尋ねしますけれども、これも懸案になっておりました、もう多少忘れ去られておりますけれども、社会保険庁の不祥事がございまして、カワグチ技研というところで必要のないプリンターを買ったり簡易計算機を買ったりして、逮捕者も出ました。  そうしたときに、日...全文を見る
○長妻委員 財政が苦しい苦しいと言うんであれば、やはりその前に、そういう税金のむだ遣いや、本当にきちっとした予算執行を、必要な経費を使う分にはこれはだれも怒らないと思いますから……
○長妻委員 ぜひそれを御認識いただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  質問の前に、JR福知山線の脱線事故で四十九人の方の死亡が現在時点で確認をされております。心よりお悔やみを申し上げ、そして、多くの負傷者の方がおられまして、お見舞いを申し上げると同時に、政府におかれましては、...全文を見る
○長妻分科員 南方のお話が今ありましたけれども、南方で捕虜になって強制労働の方には補償が出ているということもございまして、シベリアはかなり人数も上回るし酷寒の地だということで、補償がないということでございますけれども、これは日本の国として、基金の事業をやっているのはわかりますけれ...全文を見る
○長妻分科員 そうしますと、麻生大臣の御認識としては、シベリア抑留者の方、御存命の方も今もいらっしゃいますけれども、に対する今までの政府の措置というのは不十分だった、まだまだ誠の心をささげるということで日本国政府としてやるべきことがある、こういうような御認識でございますか。
○長妻分科員 実際シベリア等に強制抑留された方々で今、日本国内で御存命の方が何人ぐらいいらっしゃるのかと、今御存命の方の大体の平均年齢というのをわかれば教えていただければと思うんです。
○長妻分科員 私、資料をきょうお配り申し上げましたけれども、私がいろいろなところからお伺いした数字とほぼ同じでございますけれども、帰国された方が、シベリア、モンゴルに抑留された方を入れると、四十七万三千人の方でございます。今大臣おっしゃられたように、四十七万三千人が日本に生きて帰...全文を見る
○長妻分科員 今まで北朝鮮に移送されたということは言われておりましたけれども、こういう名簿というのは今まで全く見たことも聞いたこともというか、実物として初めてでございますか。
○長妻分科員 一部、この二ページ目、三ページ目に、三ページ目は翻訳でございますけれども、二万七千人の方の名簿がある。そして、実は北朝鮮に二万七千人の方が移送されて、そこから日本に帰られ、当然途中で亡くなった方もおられますけれども、そういう事実がまさに具体的に今月明らかになったわけ...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、今何か抑留者の方に十万円の旅行券などをお支払いするというようなことも言われております。そして、今国会に解散の法案が出るようなことも言われておりますけれども、そのようなことはあるのでございますか。
○長妻分科員 大臣からいろいろな提案があればというお話がございましたので、この資料の十四ページにございますけれども、これは我々民主党として議員立法として国会に、総務委員会の方に提出させていただいた法案でございますけれども、残念ながら審議未了、廃案ということになってしまいました。 ...全文を見る
○長妻分科員 ぜひ、新しい事実がここに来て続々とわかってきているのでございます。  この五ページ目から九ページ目に資料がございますけれども、これはことしの三月に出てきた調査原本でございますが、四十一項目ございますけれども、一人一人の日本の捕虜の方が詳細にここに聞き取りで書き込ん...全文を見る
○長妻分科員 ぜひ、本当にぜひ、もう平均年齢八十一歳でございますので、最後のチャンスでございます。よろしくお願いします。  そして、この資料の九ページ目には、日本に来た三万七千五百人分の、この資料では直筆で、その日本の捕虜の人が本人がサインした欄もございます。  これは厚生労...全文を見る
○長妻分科員 ぜひ年内には全部の分析を終えていただきたいと思うのでございます。  そして、この基金ですね。シベリア抑留の皆様とか恩給欠格者の皆様、引揚者の皆様に対して、誠の心をささげる基金がまた官僚の人によって食い荒らされている、私は、こういうことも本当に、何というか憂うつにな...全文を見る
○長妻分科員 年収八百五十万、そんなに、もうちょっと若い人も事務でいっぱい雇うなり、あるいは引揚者の方とかシベリア抑留の方にお願いして、賃金をお支払いしてやっていただくなり、こういう高給を取って本当に十九人もの人が必要なのか。理事の一人は一千五百万のお給料ももらっている、こういう...全文を見る
○長妻分科員 五百八十八あるんだけれども、いろいろな問題があって、確認できたのは百九十ということで、ロシアが遺骨収集に協力的ではない、そういうお話も実は内々に私は聞いておるんです。  これは外務省にお尋ねしますけれども、いろいろなレベルの外交交渉がございますけれども、このシベリ...全文を見る
○長妻分科員 そして、最後に遺留品の問題なんですが、シベリア抑留をされた方々のお墓の中に日本人のものである遺留品があるけれども、所有者がわからない場合、それを現地にほっぽっておく、こういうようなケースもあるやに聞いております。そうすると、遺留品で不明なものの遺留品を何か日本の中で...全文を見る
○長妻分科員 それはおかしいですよね。日本のものとわかっていながら、やはり持って帰ってどこかに展示して、そして遺族の方が来て、もしかしたらうちのお父さんのものかもしれないとか、そういう思いやりというか気配り、何でこれは持って帰らないんですか。ぜひ持って帰っていただきたいと思うんで...全文を見る
○長妻分科員 ちょっと、時間ですけれども、最後に一点だけ。  本当にぜひ持って帰ってください。日本のものだとわかるものは一〇〇%持って帰ってください、日本のものですから。そして、どこか展示してください、これはお約束いただければと思うんですが。
○長妻分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
04月27日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。端的に御答弁いただければ幸いでございます。  まず、テロ特の本題に入る前に、中国、韓国で今ございます反日運動といいますか、そういう状況について、町村大臣と大野長官に、その理由は何なのか、お考え、お答えをそれぞれいただければと思います。
○長妻委員 これは韓国の小学校で使っている教科書でございまして、国会図書館から取り寄せたものです。これは、コピーですけれども、中国の小学校で使っている教科書でございますけれども、町村大臣、こういう教科書を読んだことはございますか。
○長妻委員 私も、今回、じっくりと、韓国の小学校で使われている教科書あるいは中国の小学校で使われている教科書を読みましたけれども、やはり日本との認識のギャップというのが、国はそれはギャップがあって当然だと思うんですが、かなり激しく認識の度合いが開いているというふうに思っておりまし...全文を見る
○長妻委員 ということは、やはり明確にしないといけない部分がかなりこのテロ特措法にはあると思うんですが、アルカイダ及びアルカイダ関連組織が関与した可能性のあるテロ事件、こういう事件がなくなったときに、基本的にはその延長というのはもう必要がなくなる、こういうようなことでございますか...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今の答弁はかなり範囲が広過ぎると思うんですね。テロが地球上からなくならない限り延長するような御答弁。  例えば中南米でもテロは起こっておりまして、アルカイダ関連のテロ、こういう限定ではないんですか。
○長妻委員 そもそもこの根拠となるテロの一ページ目の事件でございますが、これは町村大臣にお伺いしますけれども、外務省が、これはアルカイダあるいはアルカイダ関連組織が実行したテロだ、こういうふうに確認しているものはこの中でどれでございますか。
○長妻委員 私も事務方の方からお話を聞くと、ここにも外務省の「注」ということで書いてありますけれども、報道ベースで参考までに取りまとめたものだということで、なかなか確認というのは情報網も含めてできないというようなお話がありました。やはり日本の国として、情報収集という意味ではこうい...全文を見る
○長妻委員 この二ページ目に、防衛庁にまとめていただいた資料で、平成十三年十一月からインド洋上に展開しているわけでございますけれども、十五年の一月までの記録はないということでございます。  こういうような業務は、三ページ目にテロ特の基本計画がございますが、ここに業務がいろいろ書...全文を見る
○長妻委員 情報を共有するというのは当然のことだと私も思いますけれども、ただ、このケースは、米軍から指名手配表をもらって、そこに出ている船を発見した場合は通報をくれ、こういうような意向、要請を受けて、それに基づいて活動しておりますので、この基本計画の中に、協力支援活動の中に入れて...全文を見る
○長妻委員 そして、五ページ目でございますけれども、イラクのサマワに取材ツアー。これは防衛庁が企画されて、二泊三日の予定で、参加の記者が十六人、新聞、テレビ、通信社ということで、平成十七年四月二十三日が出発予定とされておりましたけれども、その五日前の十八日の月曜日、突然中止になっ...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、どうして直前に中止になったのか。常識的に考えると、何らかの治安の悪化が、何か急変したのかなとも思ってしまうんですが、これは理由は何でございますか。
○長妻委員 ぜひ安全を確保した上で、確認され次第、記者の皆さんにも見ていただくというのが必要だというふうにも思っております。よもや、四月の二十四日が補欠選挙の投票日、何かそこに関連するということでの決断ではないというふうに思いますけれども、ぜひ早目に、安全確保が確認できた上で推進...全文を見る
○長妻委員 やはり、実際にPKO等で活動をしている場合、いろいろな不測の事態というのが起こるときに、NGOあるいは他国軍が救援を求めたときに日本がどういう行動ができるのか、これはかなり詰めた議論をして、世界の常識から見て余りかけ離れた行動はできないと思っております。  その意味...全文を見る
○長妻委員 当然現場の自衛隊の方には、ROEといいますか武器の細かい基準というのが、これは非公開だと思いますけれども、そういうものがあって日々訓練をされていると思いますが、そこが実はまだあいまいな部分が私はあると思っておりますので、そういう意味では、そこを詰める議論を政治がしなき...全文を見る
○長妻委員 やはり、これから具体的に政府も法案を準備されると思いますけれども、どういう活動が憲法に抵触するのか、どういう活動がしないのか、こういうことをかなり具体的に詰めて考えて、そして議論を深めるということが何よりも重要だというふうに思います。  そして、もう一点でございます...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、華美なものは精査をいただきたいというふうに思います。地元の方からの話でも、初めは上北沢寮は外務省官舎という看板があったけれども、最近は外務精励会ということで看板がかわって、何か風当たりを弱めるような看板のかけかえみたいなものもあったというようなことでもございます...全文を見る
○長妻委員 どうもありがとうございました。
07月27日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。時間も短いので、簡潔な御答弁をいただければというふうに思います。  本日は、西厚生労働副大臣、御出席でございますけれども、まず厚生労働省にお尋ねしますが、労働局というのが四十七都道府県にございます。その労働局長の専用の局長車という車が四十...全文を見る
○長妻委員 そうすると、四十七台の局長車、労災保険の保険料で買ったのは何台で、雇用保険の保険料で買った公用車は何台でございますか。
○長妻委員 お配りした資料の三ページ目に、きのう厚生労働省からの資料をいただいたわけでございますが、保険料で公用車を購入するというのはちょっと不可解でありますが、これは、都道府県ごとに税金で買ったのが八台、そして労災保険が三十二台、雇用保険料で買ったのが七台ということで、何で保険...全文を見る
○長妻委員 それぞれの役割ということは、この労災保険で買った公用車の局長さんは、労災を中心にやっている都道府県、そういうことでございますか。
○長妻委員 大体、車種はクラウンが三十六台で、二百万円から四百万円ということでございますけれども、これは非常に保険料が無造作というかルールなくどんどん使われているというふうに感ぜざるを得ないわけです。  そうすると、労災が三十二台で雇用保険で買ったのが七台、三十二対七という比率...全文を見る
○長妻委員 そうすると、もうルールがなく、雇用保険料、労災保険料、税金も含めて、どんどん、別にノールールで何でもかんでも使えるというようなことに聞こえるわけでございますが、局長というのは雇用保険だけではなくて広く一般の業務、いろいろなことをやっているわけですから、こういう局長車と...全文を見る
○長妻委員 これは保険料を払っている方は不可解で納得できないと思います。何のルールもなく、労災は金があるのかどうか知りませんけれども、引き出しやすいから買うのかどうか、あるいは雇用保険も使う、でも、税金でもこれだけは使うということで、比率も何にもルールがなく今後もやられていくとい...全文を見る
○長妻委員 いや、全く失礼な言い方ですが、副大臣、官僚のロボットになっていますね。官僚の皆さんから言われた原稿をそのまま読んで、自分で税金のむだ遣いをなくす、こういう決意や、政治家としてのコントロール、官をコントロールする、そういう姿勢が全く見られない今の答弁だと言わざるを得ない...全文を見る
○長妻委員 いや、もう信じられない答弁だと思います。二十代の職員にこういう雇用保険料から運転手つきの車を買って、そこで乗せているというのは、これはだめですよ。何でそういう答弁をきちっとされないのか。全部お役人にコントロールされていると言わざるを得ないわけです。  そして次の問題...全文を見る
○長妻委員 また信じられないお役人の答弁をそのまま読んだと思うんですが、十八人の厚生労働省の職員がことしの四月一日時点で雇用促進住宅に入っていて、住宅手当ももらっていた。これを私が指摘したら、十八人がさあっと退去したじゃないですか、最近。では、問題じゃないんですか。何で退去したん...全文を見る
○長妻委員 そうすると、その指摘がなければずっと住んでいたということだと思いますけれども、この百五十二万四千八百円の住居手当、これは自粛をして、不適切だったということだと思うんですが、これは返却していただけますか。
○長妻委員 そうすると、十八人の人が退去したのは、まずいから自粛をしようということで退去した、法的には問題ないけれども退去したということですけれども、もう一回聞きますが、その十八人の方が全部退去したのは、役所の上からの命令で退去させたわけですか。
○長妻委員 十八人の方が突然自主的にそういうふうに考えたということだと御答弁ですが、こういうようなことをやって、ばれたらさっと退去して、そして知らんぷり。そして、雇用保険料や労災保険料から払われた住宅手当はもう返す必要がない、法律を守っていればいいんだと。こういうお役人の答弁をそ...全文を見る
○長妻委員 雇用保険料と労災保険料で一万人の厚生労働省の職員の皆さんの人件費を払っていた。それで、退職金は六十三億円、三百八十四人に払っていた。人件費は八百十四億円。毎年この保険料財源から払っているということでございます。  この一ページ目の一番下の表は、これは中途で退職した方...全文を見る
○長妻委員 これはいつごろから御存じだったのでございますか。
○長妻委員 労働担当の副大臣をしてから、こういうことですか。そういうことだと思いますけれども、やはり専門的に職についていなければ、一般の国民の方はほとんどだれも御存じない。  労災保険料、雇用保険料で一万人の人件費が払われ、退職金も払われているということが、保険料そのもので払わ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、お役人の紙だけを読んで、質問をよく聞いていただきたいんですが、そういう理屈はありますけれども、一万人の方に払っているということは、サラリーマンの、雇用保険料を払っている方はどなたも御存じないわけで、それをお知らせするような、そういう活動をされますか、こういう...全文を見る
○長妻委員 いや、信じられない話ですね。保険料を払っている方、そのために仕事をしているんだから人件費を負担するのは当たり前だ、しかし、それをお知らせする必要はないんだ、こんなばかな話、どこの国にもないですよ。ほかの国、先進国ではきちっと、どれだけ経費がかかったのか、そこまで出して...全文を見る
○長妻委員 谷垣大臣にお尋ねしますけれども、やはり概算要求書のルールとして、こういう今具体的に申し上げた八冊というのは、これはどうお考えでございますか。
○長妻委員 最後に質問でございますけれども、年金資金運用基金という特殊法人が来年四月から独立行政法人になる。そして、独立行政法人の一つの大きな売り文句というのが、外部、第三者による評価委員会がきちっと厳しく評価する、これが独立行政法人のメリットだということですけれども、この十二ペ...全文を見る
○長妻委員 時間が参りましたけれども、これは選ぶときに、私もびっくりいたしましたのは、選ぶ基準は何だ、紙をくださいと言ったら、十三ページ目のこういう条文しかありません、どういう人をどういう基準で選ぶのか、それはないんです、これは幹部同士がちょっと話し合って決めるのでわかりません、...全文を見る
08月04日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○長妻委員 私は民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。端的に御答弁いただければと思います。  さきに千葉県を震源とする北西部地震が起こりまして、七月の二十三日、ちょうど発生のときに、私も、高層ビルでエレベーターにまさに乗ろうと...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今の御発言は大変重要だと思うんですけれども、この七十三件は故障したのではないんだ、正常な形で閉じ込められた、機械は正常だったと、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 今、副大臣が誤作動というふうに言ったら、後ろからお役人の方がぱっと来られたんですけれども、これは何かというと、お役所に話を聞くと、いや、機械は正常に動いたんだ、地震の揺れでドアがちょっとあきそうになったから途中でとまったんだ、それで閉じ込められた、機械は正常だというこ...全文を見る
○長妻委員 そして、お配りをしております「救助隊用救急教育資料」というこういう資料がございますが、十二ページの資料でございますけれども、これは現在消防庁が教育用に使っている資料で、これは日本エレベータ協会がつくった資料で、これは、消防の方が助ける場合、こういうような形でエレベータ...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、エレベーターが地震を感知して最寄りの階でとまるときに、火災報知機と連動していないエレベーターがかなりあるということを聞いておりますけれども、火災報知機と連動していないと、火事になっている階に自動的にエレベーターがとまって、それで動かない、こういうような...全文を見る
○長妻委員 これは、今お話があったとおり、日本全国には六十万台エレベーターがあるわけでございますが、もうほとんどが火災報知機と連動していないというふうに聞いておりますので、火災報知機とも連動して火事じゃない階にとまる、これは、地震のときは、とまったら一回扉が開いてもう動かなくなる...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、日本エレベータ協会というところに国土交通省はいろいろ情報提供を頼んでいるわけでございますけれども、私も、日本エレベータ協会に、今回七十八台が閉じ込められたということで、メーカー別にはどういうメーカーなんですかと内訳を聞いたら、いや、それはプライバシーだ...全文を見る
○長妻委員 それでは気象庁長官にお尋ねしますけれども、実際に気象庁が震度計を設置している理由というのは、お伺いをいたしますと、やはり、国の初期対応、それに資するために震度計を設置しているんだということでございますが、今回その初期対応が三十分もおくれた責任というのは、長官、どう考え...全文を見る
○長妻委員 いや、非常にふざけた答弁だと私は思います。気象庁が責任を持って国の初動を確保するために震度情報を教える役割を持っているんですよ。その裏の事情は私も聞いていますけれども、東京都が悪い、東京都が悪いと記者にも我々の説明にもずっと気象庁は言っていますけれども、あなた方が集め...全文を見る
○長妻委員 これは非常に重要だと思いますけれども、やはり気象庁長官、気象庁に責任があるという御答弁をください。そういう答弁があると役所もきちっと動きますよ。気象庁に今回は責任がある。責任を持って自治体の情報とか気象庁の直営の観測所、今二十三区でたった三カ所しかないということでござ...全文を見る
○長妻委員 いや、東京都も責任はないと言っているんですよ。それで、気象庁も責任がない。では、どこが責任があるんですか。気象庁がきちっと責任を持ってやはりそれを統括しないと、国の初動がおくれるじゃないですか。今回の件は責任がある、それだけ言ってください。
○長妻委員 気象庁はあくまでも責任を認めない、自治体から来るのがおくれたからおれたちは責任ないよ、そんなことで気象庁が務まるんですか、長官。これは大切な話ですよ。今回は幸い大きな惨事にはならなかったですけれども、三十分おくれたんですよ、実際は。長官、責任があるとぜひ明言してくださ...全文を見る
○長妻委員 本当にひどいですね。気象庁の仕事は自治体任せで、おれたちは知らないよと。そんな気象庁長官であれば辞任してください、本当に。それで、理事会で後刻対応をぜひ協議もしていただきたいというふうに思います。お願いを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございまし...全文を見る
09月30日第163回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁いただければ幸いでございます。  昨日、政治資金が公表されましたけれども、自民党の橋本派の政治団体、平成研究会、これの繰越金が大幅に異なるということが発覚をいたしました。これはそもそも、我が党の永田寿康議員が、ことしの政...全文を見る
○長妻委員 私は使途不明金の明細を聞いているんじゃなくて、何でこういうことが起こるのか、白昼堂々起こるのかということを聞いたわけでございますけれども、これは総理、そうすれば、自民党の責任者として、調査をして、後で国会等で御報告をいただくということはお約束いただけますか。巨額でござ...全文を見る
○長妻委員 脱派閥ということを言われている総理が、派閥というのは党と別だから、これはもう党は関知しないというような御発言だと思いますけれども、この十五億五千六百万円が何に使われたかさっぱりわからない。こういうような、権力を持っている政治家の団体がこういうお金が使途不明になっている...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、競輪の二の舞にならないように、裏金の疑惑というのがいろいろ言われておりますので、徹底調査をして、国会の場で後刻報告いただきたいということをお願い申し上げます。  それでは、道路公団の民営化の問題にテーマを移させていただきますけれども、いよいよといいますか、あし...全文を見る
○長妻委員 総理、この談合問題というのは、これは公取の調査でもあるんですけれども、談合問題が明らかになると、落札率が一五%から二〇%下がる。今回の鉄の橋の談合も、逮捕者が出た途端、二割近く落札率が下がりました。その計算でいきますと、今回、鉄の橋の談合だけで、道路公団だけで二年間で...全文を見る
○長妻委員 いや、それは優秀な方はたくさんおられますよ。やはり監督責任や、いろいろなしがらみがこれはできていると思いますから、それはもう新しい方にかえるというのが一番わかりやすい責任のとり方だと私は思います。  そして、もう一つ驚くべきことは、天上がりといいますか、新しい会社の...全文を見る
○長妻委員 エンジニアリング事業本部というのは、鉄の橋の製造を担当し、営業も公団にしていたんじゃないですか。
○長妻委員 これは公団の職員の方の説明と違いますね、今、国会での御答弁は。  公団の職員の方は、営業を担当していたと、この新日鉄のエンジニアリング事業本部が。そして、私も新日鉄に確認しましたら、エンジニアリング事業本部は、鉄の橋を担当し、営業も公団への営業をしていました、こうい...全文を見る
○長妻委員 談合に関与したことがないというのは、どこでだれがいつ聞かれたんですか。
○長妻委員 事前の国土交通省のお役人の方の説明では確認はしていないということだったんですが、ちょっと変わったわけですね。後でそれは詰めてまいります。  そして、こちらに日本道路公団につくっていただいた資料がございますが、平成十四年、東京外環自動車道の鉄の橋、これを六億九千万で新...全文を見る
○長妻委員 これは抜け道もあるというふうに聞いておりますけれども、そういう一定の措置を、自粛を天下りで出された。でも、逆の方向が今回天上がりなんですよ。東日本あるいは西日本の幹部の方は、今度は新日鉄や神戸製鋼に天下るということができなくなるけれども、結局、あした、そういう意味では...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、公取に聞きますけれども、公取が調べると、日本道路公団の中で談合に関与した疑いがあるという職員、役職員は何人ですか、大体。
○長妻委員 これは国の機関の、日本道路公団の職員ですよ、役職員。二十人、六人、全然数字違うじゃないですか。このままほっかむりして民営化に逃げるんですか、近藤総裁。こういういいかげんな、ずさんな調査をされたままふたをするということは本当に許されないというふうに思います。  そして...全文を見る
○長妻委員 私も五年間国会議員をやらせていただいておりますけれども、国会でいつまでということが言われないことで、本当に調査がなされたという記憶は私ありません。やはり年内とか、区切られたものはある程度出てきますから、年内にやっていただく、すべての発注工事の調査結果を出す、これをぜひ...全文を見る
○長妻委員 聞いてていいよじゃないというか、期限を言われないんじゃないですか。何で期限を答えられないんですか。おかしいじゃないですか。(発言する者あり)
○長妻委員 そしてもう一つは、天下りの問題でございます。  公団のOBの方がかずら会という会におられて、そして天下り三十二社、談合の会に、K会、A会に入っていた三十二社に三十八人OBが天下っている。そして談合の橋渡しをしていた。総理、これ私、びっくりしたんですが、年収一千八百万...全文を見る
○長妻委員 いや、ちょっとびっくりしますよ、総理。だって、採算がとれない道路はつくらないからむだな道路はできないという理屈ですよね。採算とれないと新会社が判断しても、つくれるような仕組みがあるじゃないですか、会社を飛び越して。これじゃ会社がつぶれちゃいますよ、採算とれない高速道路...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、これはファミリー企業七十三社、公団関係ございますけれども、剰余金を九百八十五億円もため込んでいました。一千億円もため込んでいました。本体は借金だらけなのに、ファミリー企業がたんまり金をため込んでいる。一社平均、売り上げの三六%が剰余金だった。民間企業平...全文を見る
○長妻委員 今、スタートの数字百億円と言いましたけれども、私がヒアリングしたら、このファミリー企業の協議会ですね、百億がマックスだ、最終数字が百億だと言っておりますから、ぜひ国交大臣、けしからぬというふうに今後指導してください。本当に皆さんの金ですから。  そして、もう一つ象徴...全文を見る
○長妻委員 いや、今の答弁を、総理も含めて答弁をお伺いしていると、本当に談合を根絶する、日本の国から談合をなくしていくという意気込みは伝わってまいりません。  談合というのは本当に犯罪ですし、そこに巻き込まれた人は不幸になりますよ。新入社員でずっと入って、談合をやっている会社で...全文を見る
10月07日第163回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第3号
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○長妻議員 お答えを申し上げます。  我が党の案は、預け入れ限度額を五百万円に引き下げるということで預金量を百兆円にするということでございます。  この根拠というのは、先ほども申し上げましたけれども、一九八九年、預け入れ限度額が五百万円だった当時の資金量が百三十兆円だった、そ...全文を見る
○長妻議員 いや、今おっしゃられた点というのは非常に重要な点だと我々も考えております。  公的な資金が国債の購入に向かっていく。この郵貯、簡保、平成十七年度で国債に百七十五兆円のお金が行っている。財投債、むだな独立行政法人、特殊法人へのお金が、十二・五兆円も皆様のお金が向かって...全文を見る
○長妻議員 お答えを申し上げます。  改革が遅いという御指摘でございますけれども、我が党の案は、二〇〇七年から、その五年後に、簡保完全民営化、そして郵貯銀行も、基本的には民営化、一〇〇%政府が株を持つということでございますが。政府案は、ある意味では十年ということで、民営化のスパ...全文を見る
○長妻議員 お答えを申し上げます。  民主党案では、何しろ郵貯、簡保の資金を市場に流していくということを大前提としている案でございまして、基本的に形態も、郵貯銀行は民営化、株式会社でございます。その中で、基本的に預け入れ限度額を段階的に五百万円に下げる。現在一千万でございますの...全文を見る
○長妻議員 お答えをいたします。  その前に、先ほど竹中大臣から我が党案に対して若干誤解がございまして、我が党の郵貯銀行は一〇〇%国債なんだ、運用なんだというのは、これは間違いでございまして、当然、外債あるいは地方債等々ももちろん買います。  ただ、基本的に、先ほどの言い方で...全文を見る
○長妻議員 お尋ねにお答えをいたします。  特に、先ほど総理からもお話がございましたように、預け入れ限度額を三年間で急激に上げて、一千万円まで上げた。その背景には、やはり国債、財投債、この消化をスムーズに進めたい、こういう政府の思惑があったやに考えております。  そして、今回...全文を見る
○長妻議員 お答えを申し上げます。  我が党の案は、縮小して、決済機能、これは必要だということで、これはあまねく一〇〇%の子会社で実行するということでございます。  今回、政府案と比較して非常にわかりにくいのが、まさに荒井議員が御指摘された政府案の問題だと思いますが、郵政民営...全文を見る
10月14日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○長妻委員 今度民主党の次の内閣の国土交通担当になりました長妻昭と申します。我々といたしましては、対案、提言と監視をする、こういう姿勢で取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、御指導方よろしくお願いを申し上げます。  そして、公共事業に関しましては、コストが安くて質...全文を見る
○長妻委員 報道によりますと、業務用のパソコンのメールを使って呼びかけて、お金の受け渡しも職場でやっていたということで、学校の、大学校の職員ですから、業務がそんなに暇なんであればやはり業務の効率性の見直しもいただきたいというふうに思います。  そして、北側大臣、就任されてちょう...全文を見る
○長妻委員 次に、アスベスト対策についてお伺いするんですが、国土交通省は、官公庁の建物やあるいは一千平方メートル以上の民間建築等々の調査、改善を御担当されているということですが、例えばの事例で、この国会議事堂の中や議員会館の中、ここにアスベストがあるというふうにも、設備室とか倉庫...全文を見る
○長妻委員 事前に質問通告をしておりまして、そして政府参考人はお呼びをしておりませんので、これは大臣同士というか、政治家同士の質疑ということで、こういう制度が国会で改革されましたので、ぜひ大臣、事前に調べて、お答えを本当はいただきたいと思います。  なかなか把握が進んでいないと...全文を見る
○長妻委員 こういう問題は、公表すると、本当に物事が非常にスピードアップされる。法案として政府が出しておられる耐震の確保という法案でも、耐震性に問題のあるところを公表する、こういう法案が今後出てくるやに聞いておりますけれども、ぜひアスベストでも徹底をしていただきたいと思います。 ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと質問にお答えいただきたいんですが、撤去会社というのが今不足しているんですか。何社ぐらいあるんですか。
○長妻委員 いや、質問は、アスベスト撤去会社というのは、これは今、数が不足して順番待ちをしている、こういう現状が今あると思うんですが、これは不足しているという認識ですか。
○長妻委員 いや、ちょっとその認識は私の認識と違うんですけれども、撤去会社がもう十分たくさんあって、撤去のニーズがあればそれは速やかに駆けつける、こういう今大臣の認識だと思いますが、ぜひまた御検討いただければと思います。
○長妻委員 いや、今大臣が言われたことは同感ですけれども、ですから、まず撤去会社の数が不足していると認識しているのか、もう十分あると認識しているのかで、国土交通省、行政が打つ手というのは全く、百八十度異なってくるわけでございますので、ぜひ基本的認識を共有をいただきたいと思います。...全文を見る
○長妻委員 ちょっと大臣の御認識は変えていただきたいと思うんです。政府が株主なんですね。大臣が判断すれば、この退職金は支払わないということもできるんですよ、もちろん。  先ほど、天下り、横滑りが十六人で少ないんじゃないかと言われましたけれども、この新会社の役員構成を見ると、国税...全文を見る
○長妻委員 何か全然危機意識というか、何で新会社ができたのか、四十兆円の借金だらけになって、これを返すという趣旨の新会社で、今、報酬を決めたのもほかの会社との見合いだというようなお話ございましたけれども、それでは、例えば、日本道路公団の総裁時代は年収が二千二百九十万円でございまし...全文を見る
○長妻委員 ですから、高くなることもあるということですか。
○長妻委員 ちょっと常識では考えられないような大臣の感覚だと私は言わざるを得ないんですが、そして、その近藤総裁も任命した内田副総裁や金子理事が官製談合の疑いで逮捕されました。そういう監督責任もあるにもかかわらず、何の報酬上、デメリットといいますか、削減等々がないままに、ほかの会社...全文を見る
○長妻委員 これらの方々も、ぜひ、処分をきちっと出したときは、実名公表あるいは損害賠償。この官製談合というのは、自分の家に泥棒が入ろうとしていて、わざわざその泥棒を手引きして自分の家の金を盗ませると同じなんです。日本道路公団の財産、国民の通行料、税金を手引きして盗ませている、泥棒...全文を見る
○長妻委員 ぜひ情報公開法の精神を新会社にも適用して、公開をいただきたいとお願いを申し上げます。  そして、国土交通省そのものの発注の橋の談合でございますけれども、談合組織のK会、A会、四十七社が所属しておりますけれども、そこに百九十八人、資料八ページでございますが、国土交通省...全文を見る
○長妻委員 そして、国土交通省も対策として、お伺いしていますのは、一般競争入札、これを何しろ広げていくんだ。今までは七・三億円以上の工事等は全部一般競争入札だった。しかし、平成十八年度中には二億円以上の工事等も一般競争入札に拡大をしていこう、こういう対策をなされたわけでございます...全文を見る
○長妻委員 そして、ところが、この十一ページをごらんをいただきますと、これは国土交通省につくっていただきました、談合をしていたと認定をされている鋼橋上部工事の入札の状況です。平成十五、十六年度、東北・関東・北陸地方整備局、これが談合していたというものでございますが、これを全部ピッ...全文を見る
○長妻委員 高度な工事でないのに何で一社しか応札しなかったのか。私は、こういう一般競争入札でも厳しい資格審査をし過ぎているんではないかと。ボンドのような、保険をつければどなたでも参加できる、そして工事が手抜きがあったり完成ができない、そういうような工事であれば、保険会社が責任を持...全文を見る
○長妻委員 ですから、今のような考え方だったんです、国土交通省は。いろいろな業者をオープンに入れてしまうと粗悪品ができてしまう、しかし、一般競争入札でさえこういう厳しい資格審査がちゃんとあるわけでありまして、私は一般競争入札をどんどんさらに広げていくべきだと思いますが、そして資格...全文を見る
○長妻委員 大臣は七月十九日の記者会見で、統計学的には相関関係はないというふうに言われているわけでございまして、ぜひこういう新しいデータも参考にしていただきたいと思います。  そして、この公共事業の問題、これはいろいろ御指摘を申し上げたいと思うんですが、一つは膨張問題というのが...全文を見る
○長妻委員 いや、今の数字を聞いてちょっとびっくりするんです。四件に一件が一・五倍以上ふえているんですね、当初の事業費より。これは我々国会議員もだまされないようにしないといけないのは、初め、これだけ事業費ですよ、これだけ年限ですよ、信じちゃいけないということなんです。逆に言えば、...全文を見る
○長妻委員 これもぜひ委員の皆様にも御認識いただきたいのは、今きちっと調べていただいて感謝しておるんですが、平成十三年度でいうと一兆一千五百億円も、ふえた分だけでそれだけふえちゃっているということでございまして、これらをやはりきちっと工程管理、あるいは責任者の追及、明確化などが必...全文を見る
○長妻委員 これは、公共事業のいろいろな問題、もちろん談合問題というのも大きいわけでございますけれども、やはり余りに工期とか総工費の見積もりというのが、非常に国土交通省甘い、大甘だというふうに考えております。  そういう意味では、きちっと正確に見積もれば見積もるほどやはりいろい...全文を見る
○長妻委員 ただ、中部国際空港がニュースになるような時代なんです。中部国際空港はトヨタ方式で、大臣よく御存じだと思いますが、建設されて、工期も守って総工費も初めの予定より低く工事が完成した。これが大ニュースになっちゃうわけですね。いかに今まで大甘で、ふえるのが当たり前だったかとい...全文を見る
○長妻委員 実は、こういう架空予算というのは国土交通省だけではございませんで、たくさんというか、ほとんどすべての省庁で行われております。わかっているだけでも百億円ございまして、この要求が来年度未然に防げました。これはそもそも、我が党の参議院議員の尾立議員等々が、国会で何人かのチー...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、よろしくお願いします。  そして、最後にもう一つ、この六ページと七ページに建設コストの日米比較がございますが、これも非常に不可思議な資料でございますけれども、初め七ページ、これは平成十三年の八月、国土交通省がつくった資料では、例えば高速道路、土地を除いた高速道...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、韓国あるいはアメリカ、ヨーロッパを初め、この建設業との国際競争力をぜひ御研究いただきたいというのと、我々も、談合撲滅やコスト安く質の高い公共事業をつくるために、提言、対案、そして巨大与党を監視する、こういう役割を続けてまいります。  ...全文を見る
11月29日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  まず、本委員会で姉歯建築士、姉歯さんをお呼びしておりましたけれども、先週の金曜日の午後の時点では出席をされるということで、我々も真相解明、きちっとできるのではないのかということで期待をしていたわけでございますが、昨日の夜の十八時十五分...全文を見る
○長妻委員 そして、今回の件でございますが、私もおとつい、問題になったマンション、お話を聞きにお邪魔をいたしました。九階でございまして、その方はサラリーマンの方で、お子さんが小さい。五千万円かけて、当然ローンで購入されたということでございまして、そこのマンションに住んでおられる方...全文を見る
○長妻委員 今国民の皆様の多くの不安というのは、これは氷山の一角なのではないのかと、今回の件が。ですから、そういう意味でも真相を本当に明らかにしていただきたい、勇気を持って本当のことをお話しいただきたい、そして、住民、そして周辺にお住まいの方、居住者、しっかりと補償していただきた...全文を見る
○長妻委員 これは、姉歯事務所に対しても、鉄筋を減らせというようなたぐいの話というのは、あるいは設計事務所に対しても言われておられませんか。
○長妻委員 何キロというような、このぐらい、何キログラム減らしてくれというお話もございましたか。
○長妻委員 例えば、姉歯事務所や設計事務所等に、建築費を坪単価四十万円以下にしろとか何十万円ぐらいでおさめろとか、そんな話はされましたか。
○長妻委員 今お話ございましたけれども、結局、建築主から、当然、コストダウンの圧力というのはしょっちゅうかかると。それは、合法的な範囲内で安く上げてくれ、こういうことは私もあると思います。ただ、それがお互い暗黙の中で、非合法も含めてそういう要請があったとすれば、これは問題だと思い...全文を見る
○長妻委員 私も、木村社長の御自身のことを書いた本を読ませていただきました。「木村イズム「現場力」で勝つ!」こういう本でございます。これは二〇〇五年の八月に出版をされておる本でございまして、当然これは御存じだと思いますけれども、木村社長のことを書いた本でございます。  この本は...全文を見る
○長妻委員 これは木村社長御本人が書かれたのではなくて、ある方が木村社長の会社のことをずっと書いている本でございます。  その中で木村社長へのインタビューがございますが、百七ページを見ますと、「土木、建築の分野を網羅的に見てきた木村は、計算すればどこでどれだけのコスト削減が可能...全文を見る
○長妻委員 一割自動的に削れるような、そういう記述でしたので私は申し上げたんですが、それもこの本は、出版はことしの八月でございますので、本当に社長、これは正直に、現場の方からいろいろ報告も上がってくると思いますが、鉄筋の数、これは施工しているときに少な過ぎるんじゃないのか、こうい...全文を見る
○長妻委員 ヒューザーさんのホームページでは、姉歯という設計事務所は木村建設から紹介されたということで、下河辺建築設計事務所、森田設計、スペースワン、エスエスエー建築等に姉歯さんを木村建設が紹介したと言っているんですが、これは事実でございますか。
○長妻委員 支店長はどうですか。
○長妻委員 これは、そこで鉄筋の話というのが具体的に出て、仕事を次、外す。例えば広島市の設計会社が、これは構造計算するところですけれども、コストが高いから姉歯にかえた、こういうようなことはありますか。
○長妻委員 鉄筋を減らせというのが、姉歯さんの話によると圧力がかかっているというような話もございますので、これが恒常的に行われ、いろいろな多くのほかの分野でも同じようなことがあるのかどうか、これはきちっと解明しなきゃいけないと思っておりますが、社長、みずからこの中で言われているの...全文を見る
○長妻委員 やはり住民の方の関心事は補償の件でございまして、そういう意味では、ヒューザーさんが一〇六%で買い戻すという話がありましたが、これは条文を読むと、債務というのが仮にヒューザーが払えなくなった場合は住民が払わなきゃいけないということで、買い戻しとはちょっと表現がほど遠いこ...全文を見る
○長妻委員 これはきちっと、住民の方にもこういうふうに十一月二十六日付の文書で、一〇六%というふうに書いて、契約もしましょうというふうに書いているのが、それが今は一〇三%、そしてこの前も、ころころ、結構社長の発言が変わっているというふうに私印象を受けますので、きちっとした、きちっ...全文を見る
○長妻委員 小嶋社長、そのときに、公表をするのは慎重の上にも慎重にやってほしいというような話もされたわけですか。
○長妻委員 これは設計部門等に、鉄筋の数等も含めた、姉歯さんの設計事務所あるいはほかの設計事務所にコストダウンの圧力というのは、社長の方から何かありましたか。
○長妻委員 私はそんなこと聞いておりません。聴聞会で姉歯さんが、圧力がかかったと。それは違法な圧力なんですよ、姉歯さんの発言では。だから私は聞いているわけです。  それで、シノケンさんにも聞きますけれども、このイーホームズというのは、これは通しやすいところということが何かあった...全文を見る
○長妻委員 そして、先ほどちょっと看過できない御発言がイーホームズの方からあったんですが、その公表するなとの圧力が十月二十七日にかかったというお話、ヒューザーの小嶋社長からというお話ありましたけれども、具体的にどんな言葉があったんですか。
○長妻委員 小嶋社長、いかがですか。
○長妻委員 ぜひ、皆様におかれましては、この入居者あるいは周辺住民の方が大変夜も眠れないということで心配でございますので、誠意を持って補償をしていただきたい。そして、我々政治の役割としても、これは氷山の一角ではないかということがございますので、今後も追及をして、そして、全国、御心...全文を見る
11月30日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  今回は、昨日と本日、国土交通委員会閉会中審査ということで、重大問題である耐震強度の偽造問題、これに取り組んでまいりました。当然きょうで二日間の日程は終わりますけれども、これは第一弾ということでございますので、ぜひ閉会中審査、引き続き来...全文を見る
○長妻委員 これは仮にの話ですけれども、こういう心配も皆さん持っておられるんですが、仮に経営的な状況で売り主の方がなくなってしまった場合、その場合は公的な支援というのはあるのかどうかというのは非常に大きな関心なんですが、大臣、いかがですか。
○長妻委員 それで、今回、私もいろいろ調べますと、これは非常に大きな問題がもう一つあるというふうに思っております。  これは一九八一年から、新耐震基準ということで、今の地震の耐震の基準ができた。それ以前はもっと緩い基準だったということでございまして、その緩い基準のところを対象に...全文を見る
○長妻委員 大臣、これは本当に大きい問題だと思うんです。これは以前から言われていることで、今回も法律が改正されましたけれども、未改修の物件千百五十万戸、それとオフィスビル、非居住ですね、百二十万棟ということでございます。  政府が出した退避基準、今回、偽造のビルで退避しなきゃい...全文を見る
○長妻委員 大臣、これもかなり大きな問題だと思うんです。  私が聞いておりますのは、特に都心部に今の物件が集中していると。保有水平耐力の最小値が〇・五以下のものが、まあ、わからないということで、調べてもいないということなんですが、ぜひその部分もサンプル調査をしていただいて。同じ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今わかる範囲の特定のもので、保有水平耐力が〇・五を最小が下回るものというのは何件ぐらいありますか。どんな物件ですか。
○長妻委員 大臣、サンプル調査など、どうですか。
○長妻委員 ぜひ促進していただきたい。こちらも人命で大問題だと思います。  そしてもう一つは、今回偽造が発覚して大騒ぎになりましたけれども、今の問題というのは、その設計図や構造計算、そこの図面上、図面が偽造されていたということでわあっと問題になっているわけです。ところが、では、...全文を見る
○長妻委員 ぜひお願いします。それがまた違っていたら、また大きな問題になると思います。  そして、きょうの報道によりますと、政府は昨日決定した、分譲マンションを対象に強度についての全棟検査をする、ただし年代を区切った形だという発表がマスコミに載っておりますが、これは事実ですか。
○長妻委員 これは新聞の記事ですから、政府は決定した、方針を固めたということが報道されておりまして、これは発言があったんだと思うんでございますが、では、これはこの方向で検討していくということは間違いないんですか。
○長妻委員 何かリップサービスというか、そういうのが先行して実体が伴わないような、きのうの参考人のどこかの社長とは言いませんけれども、かなり発言が踏み込んだり後退したりということであってはならないというふうに考えております。  そして、この十五ページを見ていただきますと、お配り...全文を見る
○長妻委員 私が申し上げたのは、今回偽造が発覚した関連した業者の物件じゃない、すべての日本国じゅうの物件を、北海道から沖縄までサンプル調査をぜひしていただきたい、そういう御検討を進めていただきたいという提言なんですが、いかがですか。
○長妻委員 大臣、いかがですか。耐震診断を向こうから待つんじゃなくて、国とか自治体から働きかけてサンプル調査をしていく、そういう趣旨を申し上げているんですが。
○長妻委員 ぜひお願いします。  そして、安倍官房長官がこういう発言もされておられます。今回の偽装問題で公営住宅を二千二百万戸確保しますということですけれども、これは事実ですか。
○長妻委員 そして今回、一連の事業者というのは、保険ですね……(発言する者あり)済みません、先ほど、二千二百戸です、公営住宅。済みません。失礼しました。二千二百戸です。訂正します。  費用保証制度というのがあるんですね。建築主が入って、建築主が倒産しても居住者に費用を保証するよ...全文を見る
○長妻委員 ですから、やはりそういう保証に入っているか入っていないかということも大きく表示をしてもらって、購入者が、ああ、この建設主は入っているんだな、建築主は入っているんだなといえば、その建築主が何か万が一今回みたいなことがあっても、建築主が倒産しても保証が受けられるわけですか...全文を見る
○長妻委員 いや、それはそのとおりなんですが、だから入っていないところと入っているところがわかるように、きちっと表示義務、入っていないところはきちっとその旨を書かせるとか、そうしないとわからないんですよね、買う方は。そういうきちっとした表示をさせる、せめてそのぐらいさせますという...全文を見る
○長妻委員 それと、中間検査というのが阪神大震災の教訓で導入されました。建物が建っている途中で検査をする。足を運んでプロが見ればかなりわかるというふうに思っておりますが、今自治体で中間検査を実施したり、あるいは決めるということになると、その自治体の物件というのは民間の指定確認検査...全文を見る
○長妻委員 そうすると、あと三割の自治体は中間検査が全くその中ではなされないということで、私がちょっと国交省の資料で拝見いたしますと、これは正しいか正しくないか言っていただきたいんですが、十の都道府県で、その都道府県内の自治体はどこもこの中間検査を実施していないという十の都道府県...全文を見る
○長妻委員 今言われた名前の県内の自治体全部が中間検査を義務づけていない、やらないでいいということになっている。その県選出の先生方いらっしゃいますので、ぜひ働きかけて中間検査を全部の自治体がやるような、いろいろな問題がネックになっていると思います、それも取り除くようにお願いを申し...全文を見る
○長妻委員 先ほどもそういうお話がありましたけれども、実は局長にも会っていたという話もあるんですが、局長、十一月十五日、伊藤公介議員がきょう来ておられる小川建築指導課長と三十分会って、その後夕方、局長とさしで、お二人で会ったというふうに聞いているんですが、事実ですか。
○長妻委員 どんな話がありましたんですか。
○長妻委員 これは課長にも、その前の三十分間、ヒューザーともう一社の社長がお会いしてお話があったということでございますけれども、このときは伊藤議員はどんなお話をされたんですか。
○長妻委員 ちょっと国会の答弁、ぜひきちっとしていただきたいと思うんですが、お配りした資料の一ページ、国土交通省から私が要求しましていただいた資料ですけれども、この二番目の、十五日、対応、建築指導課長。こういう話があったわけですね、ヒューザーの社長から。ちょっと先ほど答弁では何か...全文を見る
○長妻委員 思っている、思いたいという気持ちはわかりますが、ぜひ調査をするというおつもりは全くございませんか。
○長妻委員 大臣の判断に影響がないのはわかりますが、では、十一月の十五日に大臣に情報が上がった。国交省がきちっと把握したのが、私は十月二十六日だと思いますけれども、実際、十月の二十八日だと国交省は言われておりますから。しかし、それにしても、大臣が知ったのが十一月の十五日ということ...全文を見る
○長妻委員 これはぜひ当委員会で、伊藤公介議員を参考人として、国会、こちらの委員会にお招きして、お話を聞くという機会を持っていただきたいと委員長にお願いをいたします。
○長妻委員 それで、先ほど馬淵議員からメールの話がございましたけれども、このメールのやりとり、これは、きのう記者会見で公表した以外のメールもございます。何か都合のいいのだけ記者に公表したのかどうかわかりませんが、そのメールによりますと、担当者が決まったのが、「今回の件を担当する田...全文を見る
○長妻委員 これは、仮に不当に安い金額で購入をされていたとか、仮に何か手心が加わっていたとか、そういうようなことがある場合、私は、そういうことがない場合も、李下に冠を正さずでその当事者は自粛するということを主張しますが、ぜひそういうところも今後調査をしていただきたいというふうに思...全文を見る
○長妻委員 やはり国交省のチェック機能の見直しも必要だ。あるいは検査も、建築確認、中間、完了と三つありますけれども、それを別々の組織にやらせるとか、やはりそういう対策が必要だというふうに考えております。  最後に十三ページを見ていただきますと、これは、当委員会で京王プレッソイン...全文を見る
○長妻委員 いずれにしましても、今お住まいの方、夜も寝られない、そして下に住んでいる方、御夫妻に私もこの耳で聞きました、生きた心地がしないという方が今現実におられますので、まずはその対応を迅速にしていただく。我々も全力で取り組みますので、よろしくお願いします。  ありがとうござ...全文を見る
12月21日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○長妻委員 ヒューザーの幹部職員の曽我さんが、ことしの十月二十五日に姉歯さんに偽造を確認して、ヒューザーとして認知したわけですが、ことし十月二十五日以降にヒューザーが引き渡しをした物件あるいは売買契約をした物件、まだ発表していない物件、教えてください。
○長妻委員 公表されているグランドステージ藤沢の引き渡しは十七戸でわかっているんですが、それ以外も教えてください、個別の名前を。
○長妻委員 ある意味では、ヒューザーが認知した後に、どんどん引き渡しや、さらに売買契約までしているということで、ヒューザーが公表を先延ばしするような働きかけを与党議員としていたということもございますし、あるいは小嶋社長が国土交通省に乗り込んでいったということもございますし、そうい...全文を見る
○長妻委員 そして、今回、国交省の公表が非常に遅いということでありますが、課長あるいは局長が偽造を知ったのは、それぞれいつですか。
○長妻委員 これ、垂れ込みの電話が国土交通省にあったのが十月七日金曜日です。一カ月後じゃないですか、課長が知ったのは。さらに馬淵議員員の質問で、では、偽造を確実に認知したのはいつかというと、十月二十八日に偽造を国土交通省は認知している。課長への報告は十一月八日、局長は十一月十日。...全文を見る
○長妻委員 いや、その垂れ込みの電話も本当にそれだけの話なのか、まだ明らかになっていないですね。ここの資料に出ていない話もありますよ。率がおかしいとか、支店でおかしいとか、新宿支店でどうだとか、出ていないじゃないですか、この書類には。  それでは、十月二十八日には偽造を確認して...全文を見る
○長妻委員 それもあくまで一次設計の推定でありまして、今、Qu/Qunの半分、大体Is値〇・三というお話がございましたが、次のページを見ていただきますと、静岡県の物件でIs値が〇・三以下、つまり今回避難勧告が出た〇・五以下同等の建物ということで、交番も入っておりまして、例えば下田...全文を見る
○長妻委員 二次レベルではQu/Qun〇・五以下ということがこれだけ推計されるわけですので、ぜひサンプル調査していただきたい。  そして、三ページ目でございますが、完了検査というのがこれは法律で義務づけられていて、完了検査をしないと三十万円以下の罰金だということでありますけれど...全文を見る
○長妻委員 特定行政庁が罰則をかけていない、これだけ完了検査をしていないにもかかわらず告発をしていないということがあるわけでありまして、これはきちっとやはり指導していかないといけない。  そして、この表によりますと、一番完了検査が多いのが岩手県の九〇%、一番低いのが茨城県の五〇...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、お役人の文章を読むだけじゃなくて、大臣の腹に落ちるような御理解をいただいて、本当に、国交省の御担当の方に聞いても、完了検査が県によって倍違う、原因はさっぱりわかりません、こういうことでありまして、そういうことでは困るわけでありますので、法律で義務づけられているこ...全文を見る