長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

長妻昭の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第166回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問をさせていただく機会をいただきまして、どうもありがとうございます。  まずお伺いしたいのは、八甲田山の雪崩が発生をして被害が大きく出ているということでございますが、どんな状況でございますか。
○長妻委員 現地はかなりの吹雪だということでございますので、全力で救助活動をしていただきたい。いずれにいたしましても、お見舞いも申し上げるところでございます。  さて、質問に入りますけれども、今、私の手元にこういう資料がございまして、これは国土交通大臣もお持ちの資料だと思います...全文を見る
○長妻委員 私自身、この資料を見まして、いわゆるファミリー企業というんですか、それをつくる経過が非常によく書かれている資料ではないかというふうに考えております。  この「新会社設立について」というのは、この新しい会社の設立のきっかけというか、設立の動機というのはどういうことだと...全文を見る
○長妻委員 建前はそうなのかもしれませんけれども、ここの資料には、どういう経緯かといいますと、基本的に、今大臣が言われたOCDI、これは、財団法人国際臨海開発研究センターというところでございまして、海外の港湾関係の調査などをしている財団だということでございます。受注先というか発注...全文を見る
○長妻委員 確かに金額はきちっと一円単位で合っているというわけではありませんけれども、今大臣が言われたのは、このプレゼンテーション資料と、お金の流れというのも仕事の流れという意味で私は申し上げているわけで、偶然こういうようなお金の流れがあったんだというような御表現でございましたけ...全文を見る
○長妻委員 安倍総理にもぜひ御答弁いただきたいんですが、こういう企業、株式会社というのは、基本的には、形態をとったら民間なので、自由主義経済の中では我々はもう手を触れることができない。しかし、そうとは言えないような非常におかしな形態の、半官半民というか、官製株式会社的なものがある...全文を見る
○長妻委員 そして安倍総理は、天下りの件で所信表明演説でこういうような発言をされておられます。「予算や権限を背景とした押しつけ的なあっせんによる再就職を根絶する」、こういうふうに言われております。そして、同じ意味だと思いますけれども、「いわゆる押しつけ的な天下り」、こういう表現も...全文を見る
○長妻委員 いや、これ、今安倍総理言われましたけれども、お役所は、文書で確認できるのはなかった、こういうふうに言っているんですね、私の質問主意書の答弁書でも。あと、昨日お役所に聞いても、基本的にはないんだ、こういうことを言っているわけですよ。  予算や権限を背景とした押しつけ的...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、これは非常に重要なことでありますので、押しつけ的なあっせんによる再就職というのが何件これまであったのか、今まで政府は何にもないと文書で言っているんですよ、ありませんと。では、これを安倍総理、リーダーシップを持って、これまで押しつけ的は何件あるのか、その事例...全文を見る
○長妻委員 いや、これはとんでもない話ですね。まだ実態を定義もしていないものを根絶すると所信表明で言うんですか。どういう実態か何にもわかっていない、定義がない、それを根絶する。  だから私が言っているのは、では、早目に定義は決めてくださいよ。何カ月もかからないでしょう。そうしま...全文を見る
○長妻委員 いや、また、定義を決めても、お役所に聞いたら、ゼロ件です、こういうふうになりかねないですよ。だから、今、総理の答弁で最後に調査されると言われましたですよね。言われましたので、ぜひ定義を決めて、そして、そういう天下りがこれまで何件あったのか、それをぜひ調査をいただきたい...全文を見る
○長妻委員 いや、そういうやり方が天下りを根絶できないんですよ。これまでの押しつけ的な天下りは無罪放免だと。彼らは押しつけ的天下りはないと言っているんですよ。ある意味ではきちっとした文書を、むしろ、正式にそういう天下りの報告を今まで出してきていないわけですよ、全く問題ないと言って...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一点申し上げるのは……(発言する者あり)
○長妻委員 それで、安倍総理、私がもう一点申し上げたいのは……(発言する者あり)ちょっと静かに……
○長妻委員 安倍総理に申し上げたいのは、押しつけ的な天下り、これがいかぬと言っているんですが、私は、天下りのあっせん、仲介を全部禁止する、こういうことをやはりやらないとだめだと思うんですね。  先進国で天下りのあっせん、仲介を中央省庁がしている国というのはないですよ。日本だけで...全文を見る
○長妻委員 非常に官製談合だけをターゲットにしてやっているようなお話でありますけれども、天下りというのは、それ以外の弊害の方が大きい場合もあるんですよ。  民間ではそうでないところもあると言われましたけれども、これは、私もかつて民間会社にいましたけれども、非常に大きい企業で景気...全文を見る
○長妻委員 それをやめて、その無駄遣いの金をすべて社会保障に注ぎ込む、それでも足りないときに国民の皆さんに御負担をお願いする。こういう順番をとらないで、いきなり御負担を、老年者控除をゼロにしたり、あるいは公的年金控除を縮小したり社会保障を削減したりする前に、こういう天下り団体を徹...全文を見る
○長妻委員 残念ながら、私には非常に消極的に聞こえるんですね、総理の御答弁が。天下りに手を触れると官僚と戦争になる、だからそれを避けるんだ、まさかこういうようなお気持ちがないことを祈るわけでございますけれども、ちょっと次の質問に移ります。  今、官邸の中で、いろいろな話が聞こえ...全文を見る
○長妻委員 平成十七年六月二十二日には野田危機管理監が乗っていた車がそういう事故に遭って破損したということで、危機管理監が乗っている車でありますから、これは綱紀が緩んでいるという内部からのお話もございます。もし仮に海外の要人が乗っている車がこういうことになったとき、非常に大きな問...全文を見る
○長妻委員 今、非常に大きな数字が出ました。これは平成十八年の十二月末の数字ということでございますけれども、そうすると、発送したうちの八・八%の四十一万人の人が、自分の年金記録は違うから変えてくれ、こういうふうに四十一万人もの人が社会保険庁に自分の記録の訂正要求をしている、こうい...全文を見る
○長妻委員 いや、信じられない話ですね。つまりどういうことかというと、今言われたのは、三十五万件、つまり、自分の年金の納付記録が間違っているから訂正してくれ、こういう方々がいらっしゃって、その三十五万人の方に回答を送付したということです、今の話は。社会保険庁が回答書を送付した。 ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと理解ができないですね。三十五万人の人は、どれだけ救済されて、切り捨てられているんですかね。では、それは調査されるんですか。  いやいや、だからぜひ調査してください。
○長妻委員 いや、時間がかかるということでありますけれども、ぜひやっていただきたいと思うんですが、いかがですか。(発言する者あり)
○長妻委員 そしてもう一つ、年金を今受給されている方も安心ではありません。既に年金を受給されておられる方のうち、どうも受給金額がおかしいんじゃないかということでいろいろ社会保険庁に交渉したりクレームを言った方々で、受給金額が変更になったという方々がこれは何人ぐらいいらっしゃるかお...全文を見る
○長妻委員 いや、これも非常に大きい数字だと思うんですね。つまり、例えば、本人も気づかないケースの可能性はあると思うんですね。これまで納付したけれども、この期間が抜けていても、まあ抜けていたのかなと。しかしそれは、きちっと社会保険庁を信頼しているんですよ、かつては。それで、きちっ...全文を見る
○長妻委員 これは本当に、調査をあくまでされないということ……(発言する者あり)
○長妻委員 調査をあくまでされないということでありますけれども、これは、国民の皆様方が知りたい情報としては、例えばトータルで増額になった方がいらっしゃったとしたら、その増額分の全体の金額というのはではどのくらいなのかと。逆に言えばそれは、今まではもらえたはずなのにそれがもらえなか...全文を見る
○長妻委員 いや、柳澤大臣、ちょっと大臣は勘違いされておられるかもしれません。  私が申し上げたのは、国民年金の手書き台帳で、今言われたように、特殊台帳、一部はマイクロフィルム化しました。マイクロフィルム化した台帳は捨ててもいいんですよ、だって同じものを写真に撮っているわけです...全文を見る
○長妻委員 だから、ちょっと私はそれが信じられないというか、問題じゃないのかと。  つまり、マイクロフィルム化して捨てる分にはいいですよ、だって同じものですから。ところが、コンピューターに入力した、しかし、その入力ミスじゃないかと疑われるケースもあるし、これだけ年金の記録が間違...全文を見る
○長妻委員 だから、そういうのを捨てていいという通知を出しているわけですよね。その方がせめて亡くなるまではその原票をきちっとやはり保管するということがないと、救済される方が非常に狭まる危険性もあるんじゃないかというふうに考えております。  この問題については、安倍総理、ずっと聞...全文を見る
○長妻委員 非常に今残念な御答弁だったと思います。不安をあおる、緊急点検をして皆さんに本当にきちっとチェックしていただくことが何で不安をあおるのか。私は逆に信頼性を高めると思いますよ、きちっとチェックをして処理をすれば。理屈が私はわかりません。  最後の質問でございますけれども...全文を見る
○長妻委員 結局、保険料を使っているじゃないですか。結局、福祉という名目で、平成十九年度予算で厚生年金、国民年金の保険料を合わせて千二十六億円が流用されている。事務費という名目で厚生年金、国民年金保険料九百五十七億円、足し算すると二千億円近くの保険料が流用されている。先ほどの、国...全文を見る
○長妻委員 それは、先ほど読み上げた国会でのどなたか、どなたかというか自民党の方の協議会の座長さんと同じように、では、本当にもう流用はしないということですね。ほかの名目でするということですか。必要な事業というところだけ削って、年金の広報とか教育とか、私は、最小限のものは、本当に必...全文を見る
○長妻委員 削除するというのは、何かそういう前提があって、流用するは続くということじゃないですか。それは、流用の法案が出たらすぐに無駄は出ないとは思いますよ、いきなりは。ただ、それが、大臣が例えば退陣されてほかの大臣がずっと続くときにそういう問題が起こってきた歴史があるわけであり...全文を見る
○長妻委員 以上です。
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。  きょうは、渡辺大臣に天下りの問題を質問させていただきたいと思います。  天下りといいますのは、税金浪費の元凶、そして官製談合という犯罪の温床にもなり得る大きな問題、この財政危機の今の日本できちっと規制をしなければいけない大きな問題...全文を見る
○長妻分科員 これは、ヒアリング予定の省庁というのは何省庁あって、既にヒアリングを終えている省庁というのはどこでございますか。
○長妻分科員 いや、きのう、事務方の方は、十省庁に大臣が直接ヒアリングしますと。警察、総務、国土交通省、財務省、経産省、農水省、文科省、法務省、厚労省、防衛省ということでありますけれども、そして、一つはもうヒアリングが終わったと。これは事務方より何で後退しちゃうんですかね、情報公...全文を見る
○長妻分科員 ヒアリングした一省庁からはどんな実態が新たにわかりましたですか、概要を。
○長妻分科員 もうちょっと具体的に、差し支えない範囲で、事例というか、それをちょっと国民の皆さんにも教えていただきたいと思いますが。
○長妻分科員 私は、天下りの業務は大変膨大で、もし天下りあっせん、仲介をやめれば、官房秘書課、人事課の職員はひょっとすると半分ぐらい少なくて済むのかなと思うような膨大な作業だというふうに思うんです。  お配りをしました資料の二枚目、三枚目でありますけれども、これは防衛施設庁から...全文を見る
○長妻分科員 それもお役人が後でつくった理屈でありまして、お給料の金額とかあるいは何歳まで働くとか、そういうものは人事院では必要ありませんので、これは別の意味の資料でありますので、こういうもののやりとりというのは人事課と企業と今後も続けていくということは容認されるわけですか。
○長妻分科員 ぜひ、お役所は隠しますので、ヒアリングされるときは、すべての省庁はこういう文書を全部保管しています、全文書をある分だけ持ってこいということで、天下りのこういう文書を全部入手して公開をしていただきたい、個人情報は黒塗りをして。このヒアリングの結果、今申し上げたことも含...全文を見る
○長妻分科員 いや、ヒアリングをされた結果も、どんな内容がわかったのか、こういうこともぜひ公表いただければと思うんですが、いかがですか。
○長妻分科員 そして、前の土曜日、二月二十四日の土曜日の早朝のテレビ番組に渡辺大臣が生出演されて、非常に私も興味深い発言があったというふうに思ったわけでありますが、いわゆる渡り鳥、省庁から天下りをして財団法人に行く、そして二回目のまた別の財団法人にその方が行く、また三回目天下って...全文を見る
○長妻分科員 今、大臣が国会の場で公式にお認めになったというのは、恐らく、まあ大げさに言えば戦後初めてではないかと。  私もそういう情報は聞いておりますけれども、一回目の天下りは省庁があっせん、仲介する、しかし、その後の民間の財団法人から第二の財団法人に行くときも、もう関係ない...全文を見る
○長妻分科員 この番組の中で言っている一段ロケット、二段ロケット、これは具体的にはどんな意味ですか、一段、二段というのは。
○長妻分科員 そうしましたら、押しつけ的天下りという範疇には今ここでの議論というのは入ってないと思うんですが、そういう二回目、三回目の天下りまで省庁が関与してあっせん、仲介しているということに関しては、これまた新たな問題だと思うんですが、ここの規制と実態調査をしようということもぜ...全文を見る
○長妻分科員 ですから、二回目、三回目というのは、こんなのやっちゃだめですよね。何で役所が、これは企業でも、二回目、三回目の場合も役所があっせん、仲介をしていますから、それを難しいというふうに。これは調査をして規制をするということを何で言われないんですか。こっちの方が悪質な部分も...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、調査をして規制を検討する、それで調査は公表をするということでよろしいんですか。
○長妻分科員 これはもう一回ちょっとはっきりさせたいんですが、これは企業でも財団でも独立行政法人でもそうですけれども、二回目、三回目までの天下りをあっせん、仲介する、省庁が関与していくのは、これはだめですよね、当然。いいか悪いかでいったら、そんなことやっちゃだめだ、これはそういう...全文を見る
○長妻分科員 何か後ろからお役人が耳打ちしたらちょっと変わっちゃったみたいですけれども、そうしたら、押しつけじゃなければ、二回目、三回目、四回目、五回目、そこの天下りもあっせん、仲介してもいい、そういうケースもあるということですか。そんなばかなことないでしょう。一回手離れして、ま...全文を見る
○長妻分科員 いや、これはまたがっかりしました。何でもう白旗なんですか、お役所に。私は、初め、渡辺大臣が大臣に十二月末就任されて、天下りは、何しろ省庁側から要請をしたものは全面禁止をする、こういう方針を打ち出したけれども、お役所に骨抜きになっちゃったというような話も漏れ聞いており...全文を見る
○長妻分科員 いや、本当にびっくりしました。一回もう民間、財団だって民間ですから、一回天下った方が、次の就職先、ずうっと延々と面倒を見る。八十一歳の財務省出身の方が今財団法人にいますよ、何度の渡り鳥で、年収一千五百万で。ずうっとそこまで面倒を見るというのが問題ない、国民の不信を招...全文を見る
○長妻分科員 渡辺大臣は、テレビでは格好いいことを言う、そして国会では発言が違う。テレビではまた格好いいことを言う、天下り根絶だ、そして、二段ロケット、一段ロケット、とんでもない。しかし、国会では別のことを言う。そういうのを二枚舌というんじゃないんですか。格好だけつけている大臣じ...全文を見る
○長妻分科員 これは人材バンクを幾ら見直ししてもだめなんですよ。中央省庁があっせん、仲介をしている限り、みんなそこに行くんです。押しつけ的な天下りだけを禁止しても、押しつけじゃないあっせん、仲介は残るわけですから、こんな人材バンクなんかだれも来やしない。これは税金の無駄遣いですか...全文を見る
○長妻分科員 いや、本当にお役所からなめられておられます、お話を聞くと、渡辺大臣。  これは、二月九日の答弁書ではこういう答弁を政府から私はいただきましたけれども、再就職のあっせん、仲介等が適正に行われる限り、別段問題ない、こういう答弁を政府の閣議決定でいただきましたけれども、...全文を見る
○長妻分科員 きょうは総務省も来られておられますので、これは私のところに戻ってきたことしの二月九日の質問主意書の答弁書、これは総務省が主になってつくったということですけれども、そうしたら総務省に聞きます。再就職のあっせん、仲介等が適正に行われる限り、別段問題ないという、別段問題な...全文を見る
○長妻分科員 何ですか、それは。これは、質問主意書で、あっせん、仲介が適正に行われる限り、別段問題ない、こういう答弁書が出ていますよ。これがコピーですけれども、ことしの二月九日です。わからないというのは、大臣もわからないんですか。だれが、これは幽霊がつくったんですか、この答弁書は...全文を見る
○長妻分科員 これは、押しつけ的じゃない天下りも大きい問題なんですよ、持参金型天下りと言って。財団法人が大物OBを欲しい欲しいと、押しつけじゃないですよ、財団法人の方から大物を下さい下さいと言って、金をつけて、持参金型でもらう。あるいは、官製談合型天下り。ゼネコンが、大物の天下り...全文を見る
○長妻分科員 最後に一問ですけれども、この押しつけ的天下りは存在するというふうに記者会見でも明言されましたけれども、では、存在するということを調査して公表するというのは、二月十四日の安倍総理答弁でもございますけれども、いつごろをめどに調査、公表を。
○長妻分科員 どうもありがとうございました。
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、柳澤厚生労働大臣に質問をさせていただきます。  今、社会保険庁で大変なことといいますか、あの不正免除問題等事務処理のずさんさ、のぞき見等々モラルの低さ、よく大臣も御存じだと思いますが、その中で、非常に深刻な問題といたしまし...全文を見る
○長妻分科員 これは柳澤大臣、いや、ちょっと、事務方の方はいいですよ。今質問していますから。ちょっと速記とめてください。質問できません。
○長妻分科員 柳澤大臣、事務方は今のような説明だと思いますが、だまされてはいけません、本当に社会保険庁は。多分、大臣に対しては、きちっと調べて、徹底的に調べて、一万八百五十八人はどうしても社会保険庁側に記録がないから回答したんだというふうに言われていると思いますが、我々の調査、ヒ...全文を見る
○長妻分科員 では、もう一万八百五十八人の人は、この中には、大臣によると、勘違いの人もいるかもしれない。そして、先ほど大臣の答弁でも、社会保険庁が誤った操作があり得る可能性、つまり、社会保険庁のミスで記録が消えた方もいる。あるいは、記録があるのに、ないよと生煮えの回答をしてしまっ...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、社会保険庁のミスで記録を消してしまった、そして、御本人も領収書を持っていない、こういう方ですね。幾ら調べてももうこれは記録がないという場合は、泣き寝入りになっちゃうわけですか、その被害者の方は。
○長妻分科員 社会保険庁が、きちっとした内部体制があり、きちっとした調査結果を出してきて、トレースをするというやる気があって、きちっと回答するということであればまだしも、この答弁書でもわかるように、やる気が全然ないし、隠ぺいの疑いもあるし、この一万八百五十八人も、表面的に調べて、...全文を見る
○長妻分科員 いや、今河井さんから、何か変なやじが飛びましたが……(発言する者あり)答えていないからですよ。全然今答えていないでしょう。答えたんですか。河井さん、答えたの今、大臣は。(発言する者あり)だから、答えないから私はここで言っているわけでしょう、答えてくれといって。(発言...全文を見る
○長妻分科員 大臣、どうですか、再調査。
○長妻分科員 そうすると、一万八百五十八人の方はもうだめということですね。今、再調査しないという御答弁だと思いましたけれども、本当にそういうことでいいんですか、これ。きちっとして、調べて回答しているんじゃないんですよ。  そして、先ほども大臣言われました、八十六件ということでご...全文を見る
○長妻分科員 いや、八十六件の方は、社会保険庁の中の記録としては全くなかった、しかし、本人が領収書を持っていたから認めたというふうに事務方には聞きましたけれども、そういう事実関係でいいんですね。
○長妻分科員 ということは、今公式に社会保険庁が認めている、この八十六件は国民年金でございますけれども、八十六人の方ですね、この方々は、社会保険庁には払い込んだ記録が全くなかった、しかし、本物の領収書を持っていたので、社会保険庁がミスを認めて記録を訂正した、こういうケースだと思う...全文を見る
○長妻分科員 いや、それはめちゃくちゃな答弁ですね。たった八十六人ですよ。しかも、確実な証拠を持っている。では、一万八百五十八人の人は見捨てられるんですか。あるいは多くの、まだ本人も気づいていない被害者の方というのが全国にたくさんおられますよ。  今大臣も、将来のためにはそうし...全文を見る
○長妻分科員 たった八十六件でも大臣まで質問しないと動かない社会保険庁、膨大な情報が隠されておりまして、証拠がないと一切応じない、今こういう姿勢でありますので、しかも、表面的な調査でどんどん回答していますよ、一般の被保険者の方に。ぜひこういう実態を御理解いただいて、これからも集中...全文を見る
03月13日第166回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  水門談合、官製談合、初の中央省庁に適用されたという件を質問いたします。  調べましたら、平成十六年から十八年で、国土交通省が株式会社にあっせん、仲介をした、こういうような中で、今回水門談合だと認定された企業に五人があっせん、仲介によ...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、今渡辺大臣が取り組んでおられると思いますけれども、あっせん、仲介をやめるというような話も聞いておりますが、この五名は国土交通省によるあっせん、仲介という、今渡辺大臣が言っているような概念で五社に天下ったということでございますか。
○長妻委員 そういう懇切丁寧に企業の求めに応じて人を選んで紹介をしていくというのは、当然、企業にとって、下心を持ってそういう要求をする企業もあるわけでして、今回もOBの関与が認定されましたけれども、そういうようなことは、ぜひ全面的にあっせん、仲介を禁止するというふうに私は思うんで...全文を見る
○長妻委員 妙な話ですね。安倍総理と私、国会で質疑させていただきましたけれども、役所はないと言っているけれども安倍総理自身はあると思っている、特に官製談合の分野ではあるんだ、こういうふうに国会で言われているんですが、これ、どちらが正しいんですかね。大臣が、官僚の報告をうのみにして...全文を見る
○長妻委員 これは、いろいろな調査によりますと、談合と関与があるというか、談合企業だと認定された二十三社の国土交通省からの天下りを調べますと、天下りの多い人数順に受注額も多い、こういうようなことになっていまして、これは、下心というか、能力じゃないお土産というか、受注のお土産を目的...全文を見る
○長妻委員 今の天下りをしないというのも、コンプライアンスが確立するまではしないということで、非常にあいまいな、すぐに再開されるのではないかと私は疑念を持つわけであります。  そして、私としては、参考人を当委員会に呼んでいただきたいと思っておりまして、今回、公正取引委員会が談合...全文を見る
○長妻委員 これは確定をしてからということですけれども、そうすると、今申し上げた三人の方に関しては既に国土交通省はヒアリングはされておられるんですか。
○長妻委員 何か随分秘密主義というか、ヒアリングしたかどうかも言えないわけですか。  公正取引委員会にお尋ねしますけれども、この三人の方に対しては、独禁法の業者との共犯で刑事告発をすることを断念したということも聞いているんですが、これは事実でございますか。
○長妻委員 いや、業界を行政処分にとどめたら、業界を刑事告発しなければ共犯の告発はできないわけですから、もう断念ということですね、行政処分にとどめるということですから。  ですから、これは間違いなく、私は予想をいたしますのは、この三人というのは賠償もしないし刑事告発も今後ないで...全文を見る
○長妻委員 では、六百人はまだヒアリングしていないんですか。どれだけしているんですか。
○長妻委員 そのうち、OBあるいは職員というのは何人、何人ですか。
○長妻委員 防衛施設庁もかなり隠ぺいしていましたけれども、まだ防衛施設庁の方が、ヒアリングの、具体的に何人した、そして質問はどういう質問をした、そして回答はこういう回答だったというのを詳細に出しました。その事前の段階でも、ヒアリング状況、何人、何人、一人単位で人数を出しましたけれ...全文を見る
○長妻委員 このときに聞いた質問というのは四項目と聞いているんですけれども、どういう質問をされたんですか。
○長妻委員 今の質問項目をお伺いすると、本人が談合への関与があったかどうかということにとどまっているんですね。あの防衛施設庁でさえも、周りの職員が談合関与行為と疑われるような、そういう行為を目撃したことがありますかとか、そういう周りの状況も聞いているわけですね。  あえてだと思...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、見聞きしたかというのを百六十七人の職員に聞いて、見聞きしたかという質問に対しては、百六十七人はどんな答えですか。
○長妻委員 大臣、それを一〇〇%信じますか。
○長妻委員 大臣、現実に、昨年から官製談合があるんじゃないかというふうに国土交通省は指摘をされていて、大臣も含めて、官製談合は国土交通省はないんではないかということをずっと言われていて、ふたをあけてみたら、あったじゃないですか。ですから、不十分なんですね、そのヒアリングも含めて。...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、公正取引委員会のその事情聴取をした、国土交通省あるいは国土交通省OBから聞いたその調書すべてを国土交通省にお渡しする、世間に公表しろとは言いませんけれども、国土交通省にお渡しする、こういうことはできるわけですか。
○長妻委員 先ほど冬柴大臣は、何か公取が漠然としているからよくわからぬというような趣旨の御答弁をされましたけれども、そうしたら、今この場で、公正取引委員会が今回水門関係で業界の方も含めて事情聴取したすべての調書、その原本を、コピーでいいですけれども、全部下さい、こういうふうにぜひ...全文を見る
○長妻委員 大臣がすべての調書を申請、何か熟慮してどれをもらうか考えるということなんですが、全部もらえばいいんですよ。これは、業者の方も、国土交通省の職員の方を実名で言われている調書もあるし、OBの方を実名で挙げられているのもあるから、すべての調書をやはりもらわないと。でも、一た...全文を見る
○長妻委員 不必要なものというのは、例えばどういうものですか。
○長妻委員 例えば全く無関係というのはどんな、企業の方ですか。
○長妻委員 そうすると、私には、今回公取が五人を指摘しましたけれども、何かその五人の範囲内でおさまるように調べるんだと。新たな名前が出ないようにというか、五人だけを中心に調べるんですか。新たな名前が出ないというような、何か一つの制約があるような気もするんですが。  大臣、先ほど...全文を見る
○長妻委員 もう一回ヒアリングする予定はありますか。
○長妻委員 ぜひ、三人のOB、そして二人の現職、これが公正取引委員会が確定をしている方々ですけれども、それ以外の範囲も含めて幅広く聞いていただきたい。  これは業者の方にもヒアリングするということを聞いておりますけれども、それも事実ですか。
○長妻委員 そうすると、少なくとも、談合だと認定された二十三社は聞くということでございますか。
○長妻委員 そうすると、企業の営業担当とか、別にその方はOBじゃなくても、そういう企業の行動について、これも防衛施設庁の例を言っては恐縮ですけれども、防衛施設庁は聞いているわけですが、企業は聞かないということですか。
○長妻委員 それはOBに限定しているわけですか。
○長妻委員 そうすると、その事情を聞く方というのは、OBに限定しない、企業の担当者でOBでもない方もきちっと聞く、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 そうしますと、国交省が把握しているこの談合を認定された二十三社に対しては、役職じゃない方も含めて、今現在何人天下っておられるんですか。
○長妻委員 あっせん、仲介をしているのに把握をしていないというのは、ちょっと理解できないんですが。  これは公取にお伺いしますけれども、今回は異例で、五つの天下り団体にも改善要求というか、これは法律に基づかないものだと思いますけれども、これを指摘したということで、五つの団体名と...全文を見る
○長妻委員 こういう話の具体的なケースというのは私も今回初めてなんですけれども、具体的に公取が確定したというのは。これはとんでもない話ですね。談合の巣窟じゃないですか、この天下り団体、五団体。それぞれ一人ずつ天下って、五人の方ですけれども、本当に仕事が忙しければ、そんなしょっちゅ...全文を見る
○長妻委員 これは、公正取引委員長、本当にそうですか、団体じゃないんですか。団体には何にも指導していないんですか。
○長妻委員 これは、事務方の説明と公取委員長、違うんですけれども、この五つの公益法人に、既にその談合関与行為をした方は今いないんですね、もうここには。いないけれども、そういう土壌があって、そういう人が発生すると今後困るから団体として指導したんだと事務方は言っていますけれども、これ...全文を見る
○長妻委員 大臣、違うじゃないですか、団体じゃないですか。
○長妻委員 では、団体じゃないですか、ここは個人はもういないんですから。  こういう重大なことも非常に誤解があるし、この団体も、非常に閣議決定違反しているんですね。指導監督基準が閣議決定に違反していますが、どこが違反していますか。
○長妻委員 昨年八月の閣議決定で、所管省庁出身の役員は三分の一以下に抑える、例外はないんだ、こういうことが決まりましたが、これに違反しているものはあるんじゃないですか。
○長妻委員 いただいた資料の三ページ目でございますけれども、これの「適」と「否」というのは、「否」というのはそれではどういう意味なんですか。
○長妻委員 大臣はちょっと趣旨を誤解されているんではないですかね。経過措置というのは、二年という、これも私はとんでもない閣議決定だと思いますけれども、経過措置というのは二年後にやりなさいということじゃないんですよ。あしたやってもいいんだけれども経過措置という、そういう意味ですから...全文を見る
○長妻委員 では、早急にというのはいつですか。これだけ公取で指摘されているんですよ。  大臣というのはどちらの立場に立つんですかね。役所のトップであって、確かにお役所の職員を守るという立場もありますけれども、国民から送り込まれた、役所をチェックする、そういう役割も担っているんで...全文を見る
○長妻委員 あくまで時期を言わない。是正をいつやるのか、言えないわけですね。ですから、そういう非常に歯切れが悪い、ヒアリングに関しても具体的に人数さえ言わない。  この三人、重要なOBの三人、何で私、三人を言いますかというと、この方は現行法でも完全にすり抜けなんです、何にもおと...全文を見る
○長妻委員 最後に、委員長に要求しますけれども、その三人のOBの参考人をぜひ理事会でも検討いただきたい。豊田元技監、山口元国土地理院長、元東北地方建設局課長の参考人を、こういう公の場でそういうメカニズムを解明するということもありましょう、そして、本人も言い分もありましょう。マスコ...全文を見る
○長妻委員 終わります。
03月23日第166回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁を願えれば幸いでございます。  まず、私は非常に大きな問題だと思っているんですけれども、日本の先端技術が不正な手段によって海外に流出をしているというような事件、これは氷山の一角だと思いますけれども、相次いでおります。その...全文を見る
○長妻委員 今の話というのは氷山の一角というような趣旨の御答弁もございました。これは裁判で有罪判決が出ておりませんので確定的なことは言えませんけれども、そういう可能性が日本全国で私はあるというふうに思っております。  ニコンのケースは、在日ロシア通商代表部におられた方で、この在...全文を見る
○長妻委員 大臣へは、この対策に関しては通告をしておりますけれども、確かに、抗議をしたかどうかというのは申し上げておりませんでしたので、今、事務方の方、わかる方はいらっしゃいますか。
○長妻委員 ただ、きのう二時間ぐらいかけて、どういう趣旨のことをお伺いするか、事前に調べていただきたいということで、これもずっと、警察庁をお呼びしたときに外務省の方も同席した上での話でございますので、大臣、これはロシアに抗議をしていないとすれば、するべきだと思いますか、どうですか...全文を見る
○長妻委員 仮に向こうの外務省じゃなくて、この在日ロシア通商代表部というのは商工会議所の出先機関といいますか、ちょっと政府機関とは違うというふうにも聞いておりますけれども、もし、そのロシア通商代表部の組織ぐるみの問題であれば、これも同様な見解でございますか。
○長妻委員 そして、経済産業省が調査をしたアンケートを、お配りした資料に添付しておりますけれども、経済産業省からこのアンケートの概要をちょっと説明いただけますか。
○長妻委員 これは私もびっくりしました、このアンケートの結果というものは。三五%以上の企業が被害を自覚している、国内または海外で技術流出が発生したことがあるかということでございます。  その次のページでございますけれども、そして、流出先としてはどこだと思いますかというふうなアン...全文を見る
○長妻委員 これは法律の不備もあるし、やはり政府の姿勢の問題もあると思うんですが、パソコン一台のこそ泥なんですね、その取り扱いとしては。  ところが、日本では、平成十五年に営業秘密侵害罪という罪が創設されました。これは大変重い罪でございます。十年以下の懲役または一千万円以下の罰...全文を見る
○長妻委員 若干前向きな御答弁をいただきましたけれども、そうすると、今までの立て方としては、これはまだ一回しか開かれていないということでございますが、カウンターインテリジェンス推進会議、これは役所の中の情報の漏えい防止ですけれども、今の御答弁では、今後は、安全保障上問題のあるよう...全文を見る
○長妻委員 これは麻生大臣にもお伺いしたいんですが、今のようなやりとりを聞かれて、ぜひ外務大臣とか防衛省大臣とか官房長官とか、そういうクラスも連絡会議、私は、対策本部的な何か、対策本部というか、恒常的なそういう監視、チェックをするような連絡というのも必要だと思うんですが、いかがで...全文を見る
○長妻委員 これは警察庁に最後にお伺いするんですが、ニコンと東芝子会社は、ロシア要人の容疑者も日本人の元社員も、両方ともこれは起訴猶予だと思うんですが、何で起訴猶予なんですか。
○長妻委員 逃げ得というか、そういう可能性もありますので、これはぜひ、下村副長官のもと、お取り組みをいただきたいと思います。  そして、このカウンターインテリジェンスとも関係するんですが、守秘義務というか、マル秘の文書というのが防衛省にも外務省にもあると思いますけれども、今度は...全文を見る
○長妻委員 今、防衛省が秘の文書の見直しをしていると。さすがに、防衛省自身も余りにも秘が多過ぎたのではないかという御反省があるのだと思うのですね。何でもかんでもマル秘にしてしまうというのは逆に危険なことだと思いますので、ぜひ、今御答弁もありましたけれども、防衛省が今ちょうど秘の見...全文を見る
○長妻委員 では、麻生大臣、お願いします。
○長妻委員 ちょっと防衛副大臣、何か、一個前の答弁は多少前向きだったんですが、では、これはちょっととめてください、打ち合わせしている。とめてください。質問できない。
○長妻委員 そうすると、これはいまだかつて、防衛庁の時代も含めて、防衛庁の時代からでいいんですけれども、防衛庁時代に秘だった文書で、それが防衛庁時代に秘が解除された、解除されて、そして世間に公表されている、こういう文書というのは一枚でもあるんですか、ないんですか。
○長妻委員 そうしましたら、本当に、外務省はトルコにおける日本人観光客バス事故というのを国家機密だといって秘に指定していた、こういう問題もわかるわけですね、後から見ると。  ですから、公表できるものは、秘が解除されたということは機密じゃないということでありますから、これはもう普...全文を見る
○長妻委員 明確にいただきましたので、ぜひ、ではその資料をいただいて、私にいただければこの委員全員にコピーしてお渡しをいたしますけれども、委員会にも提出いただければというふうにも思います。  そして、先ほどの麻生大臣も出席されていた閣議で閣議決定がなされましたこのミサイルディフ...全文を見る
○長妻委員 そして、基本的には、こういうミサイルディフェンスの世界でありますから、閣議決定をして防衛出動をする、そして総理が武力攻撃を命じる、こういうような暇がないわけでありまして、だからこそ、先ほどこういう緊急対処要領が閣議決定されたわけでありますが、しかし、これはマニュアルで...全文を見る
○長妻委員 私は、こういう議論は、私が今しているわけですけれども、シビリアンコントロールの観点から、私自身もこれは非常に慎重に考えなければいけないというふうに思っております。  そういう認識の上で聞いているわけでありますけれども、としても、これはやはり向こうからのミサイルが飛ん...全文を見る
○長妻委員 仮というか、私が質問したのは、安保理の武力容認決議なしでアメリカが攻撃をしたとすれば、それは日本は容認できない、こういう立場になるんですか、こういうようなことなんです。
○長妻委員 では、これは一般論でお伺いしますけれども、当然外交は、いろいろな柔軟性に富む麻生大臣でございますから、余り原理原則というのはお嫌いだと思いますけれども、ただ、やはり何でもありでは秩序が保たれないので、つまり、では一般論で聞きます。  仮に、一般論として、安保理決議が...全文を見る
○長妻委員 何かすごくアメリカに気を使っておられますね。だって、安保理決議でないということなんですけれども。  そしてもう一つ、麻生大臣は、イランのモッタキ外務大臣と結構電話とかやりとりをされておられて、いろいろ意見交換をされていると思いますが、北朝鮮とイランが連動するんじゃな...全文を見る
○長妻委員 ちょっと本当に申しわけないんですが、これは、政治家であれば、そんな紙っぺらなんて読まないで、官僚のをうのみにして、次の質問を今からしゃべって、技術移転を取り締まれということは次なんですね。  麻生大臣、北朝鮮とイランとの連動、核をめぐる連動というのは阻止する必要があ...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、今、北朝鮮からの大量破壊兵器の拡散、イランへの技術供与は日本はよくわからないような趣旨の発言がありましたけれども、米財務省はセパ銀行というイランの銀行との取引を停止しておりまして、これは、イランが北朝鮮からミサイルの取引に際しての資金移...全文を見る
04月05日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会公聴会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  座ったままで恐縮でございますけれども、きょうは本当にお忙しいところ御足労いただきましてありがとうございます。先ほどから貴重な意見を賜りまして、私の方からも若干の質問をさせていただきたいと思います。  その質問の前に、私自身はこの手続...全文を見る
○長妻委員 ありがとうございます。  百地先生のお話の中で、セレモニー化、公聴会がどの程度意見が反映されるのか、これは本当に私どもも耳の痛い話で、私も、あるいは与党も反省をしなければいけないというふうに思っているわけでございますけれども、公聴会がきちっと意見を取り入れて、本当に...全文を見る
○長妻委員 時間が参りましたので、これで質問を終了しますけれども、私自身も憲法の改正は必要だというふうに思っている一人でございますが、しかし、その前提として、政府が、さきの大戦の、国策の誤り等々の責任、原因、これをまだきちっと明確に一切していないということで信用できないという気持...全文を見る
04月23日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。本日は、質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。  年金保険料の納付記録が消える、こういうような問題に関して、きょう、柳澤大臣にお尋ねを申し上げたいと思います。  最近ちょっと気になりますのは、社会保険庁のある課長さんが、マスコ...全文を見る
○長妻分科員 その五十五件に関してはどの過程で消えたのかというのは、どんな調査の進捗状況でございますか。
○長妻分科員 今、口頭で言われたわけでございますけれども、これは詳細な報告書として提出いただきたいということを要望いたします。いかがでございますか。
○長妻分科員 そして、もう一点、今、非常に重要なお話をされたと思うんですが、八十六件のうち三十一件は社保庁あるいは市町村に資料があった、こういうようなお話でございますが、これは調査姿勢に大変問題があるということだと思うんです。  つまり、当初は、社会保険庁は、八十六件はすべてが...全文を見る
○長妻分科員 とすると、これまで社会保険庁が、本当に誠心誠意記録を調べているんだ、自分は払ったはずだという方を、実は八十六人は領収書を持っていたから認められたんですが、同時期に、一万八百五十八人の方は要請が却下されているんですね。つまり、自分はこの時期払ったよ、ところが、一万八百...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、先ほど一万八百五十八人に対して要求を却下したと申し上げましたけれども、これは、八十六人が真正の領収書を持ってきて、認めたと同時期の話でございます。  さらに最新の数字をいただいていますのは、昨年の八月二十一日からことしの三月二日まででは、自分はこの期間...全文を見る
○長妻分科員 でも、大臣、前回の分科会で、八十六件は社保庁及び市町村には記録がない、こういうふうに御答弁されなかったでしたか。
○長妻分科員 いや、私の記憶では、前回の予算委員会の分科会で、大臣が後ろのお役人からメモとかいろいろ耳打ちされて、八十六件は基本的には社保庁には記録がありません、こういうふうに御答弁されたと思うんですけれども、これは議事録を見ていただいて、どういう経緯なのか、ちょっと事務方の方。
○長妻分科員 今の話というのは、八十六件は社保庁の中に記録がなかった、しかし、領収書があるから訂正した、こういう御答弁だったわけですね。これは、ですから、国会で問題になって、件数が少ないと一生懸命まじめに調査する、しかし、領収書を持っていなければ確認のしようもないので、一生懸命こ...全文を見る
○長妻分科員 どうしてもぜひ調査していただきたいというのはまた別の機会に強く申し上げますけれども、これは納得できません。  そして、この八十六件と同じような件数というのは、これは昨年の八月二十一日から十二月二十八日までの数字ですが、ことしに入って最新の数字というのは何件でござい...全文を見る
○長妻分科員 件数だけ何で即座にやらないのか。
○長妻分科員 そしてもう一つ、今、八十六件の内訳で、五十五件記録にないものの中で、ある意味では番号の入力ミスといいますか、番号のミスが三件あったというふうに大臣から御答弁がございました。  これは、我々が予備的調査を要求して、約五千万件が宙に浮いた年金情報だ、年金の納付記録はあ...全文を見る
○長妻分科員 いや、大臣、ちょっとそれは違うので。  今申し上げたのは、大臣が、番号ミスで記録が確認できなかったものが三件あったということですね。この三件というのは、本人が領収書を持っていなければ、違う番号に納付されたので、わからなかったわけですね。ですから、そういうものもこれ...全文を見る
○長妻分科員 もう時間が来たので質問は終わりますけれども、基本的には合理的な事務処理ということでありますが、私のところにもいろいろな方から御相談が来て、そして、自分は絶対払っているはずだ、手書き台帳を確認してほしいと言ったらば、いや、マイクロフィルム化していないし、手書き台帳は捨...全文を見る
○長妻分科員 ぜひ、本当に前向きにお願いします。隠ぺいしても問題が大きくなるだけですので、よろしくお願いします。
04月24日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○長妻分科員 私は民主党の長妻昭と申します。本日は、質問の機会を賜りましてまことにありがとうございます。  きょうは、渡辺大臣初めお出ましをいただきまして、天下り規制、正確には公務員制度改革関連の法案についてお尋ねをしたいと思います。  きょうの夕方、間もなくですか、臨時閣議...全文を見る
○長妻分科員 これはぜひ、骨抜きを防ぐには、国会で大臣がびしっとくぎを刺す答弁をされるというのが一番だと思うんですが。  つまり、私がお伺いしているのは、この新人材バンクなるものができたとき、その新人材バンクは、そうすると職員の受け入れを企業や団体等に要請をすると。こういう職員...全文を見る
○長妻分科員 これはちょっと私はびっくりしました、今。  政府、省庁であっても、人材バンクであっても、内閣府に設置されるということは政府には変わりないわけで、お国から、ちょっと人を採ってくれよ、こういうふうに一民間企業なり公益法人なり独立行政法人などが言われたら、いや、断るとま...全文を見る
○長妻分科員 本当に今の話は、大臣ぜひ国会できちっと、要請はしない、人材バンクに要請はさせない、こういうことを言わないと、今よりも後退すると私は考えています。  といいますのは、質問主意書を出させていただいて、ことしの四月十七日に答弁書をいただきましたけれども、そこにこう書いて...全文を見る
○長妻分科員 細部にわたる制度設計というお話ですけれども、一番中核中の中核ですよ、こちらからお願いするしないというのは。それを細部というふうに言って相手に任せちゃったら、重要なことなんですよ。そのために新人材バンクというのをつくったんだと私は少なくとも理解していたわけですけれども...全文を見る
○長妻分科員 それは逆だと思うんですね。この人というふうに言った方が、その人の能力で採用するしない、まさに能力を見るわけですよ。今言われたのはちょっと矛盾していると思うんですね。  つまり、販路開拓という言葉が大臣からございましたけれども、ということは、Aさん、Bさんという個別...全文を見る
○長妻分科員 答弁を若干ずつ変えていますけれども、向こうからオファーがあったら紹介すると。そうじゃなくて、私が質問したのは、オファーがないのにこちらから要請するということは新人材バンクでも選択肢としてはあるのかという質問で、また時間が浪費されるのであれですけれども、それもあるかも...全文を見る
○長妻分科員 今の答弁であれば、後退する、今よりひどくなるというふうに私は考えますけれどもね。  どうしても認めないのですか。新人材バンクから要請をする、天下り先というか、企業、団体等に受け入れてくださいと、向こうからオファーが全くないのに要請をするということも、時と場合、有識...全文を見る
○長妻分科員 もう一度聞きますから、答えなかったら、主査、ちょっととめてください。  つまり、単純なことを聞いているんです。新人材バンクは職員の受け入れを企業や団体等に要請をする、向こうからオファーがないのに。新人材バンクから要請をするということもあり得ると。有識者会議がだめだ...全文を見る
○長妻分科員 ちょっと、とめてくださいよ、時計を。国会じゃないじゃないですか。
○長妻分科員 だめですよ、これは。主査もわかるでしょう。
○長妻分科員 初めは格好いいことを言って、天下りをなくすなくす、根絶と。そして、質問にも正面から全く答えない。  再就職の受け入れを企業団体等に要請する、こういうことも新人材バンクはやる可能性もあるということですか。
○長妻分科員 では、要請はしないんですね。
○長妻分科員 そうすると、国民の目から見て押しつけ的に見えないという前提に立てば、要請をすることもあり得るということですね。
○長妻分科員 では、それは法案が出てきたときにじっくりと質疑をすることにして、本当に大臣、真っ正面から答弁した方がいいですよ。何か人気取りのことばかり考えないで。  では、次に行きますけれども、これは総務省にお伺いしますが、平成十五年から三年間の国家公務員常勤職員の定年の数と勧...全文を見る
○長妻分科員 この数字を今お伺いして、私はやはりびっくりするんですね。つまり、国家公務員の退職者のうち、これは渡辺大臣は知っておられましたかね、定年退職が約四万人、勧奨退職が四万一千人ということで、定年退職四万人とほぼ同じ四万人なんですね、三年間で。同じぐらいの数が、これほど多く...全文を見る
○長妻分科員 これもちょっとびっくりしますね。私は、政府は人材バンクも含めてあっせん、仲介全面禁止だというふうにすべきだと思っているんですが、六十歳で定年を迎えた後も新人材バンクであっせん、仲介をすることも有識者会議がしろと言えばするんだ、こういう答弁じゃないですか。  今現在...全文を見る
○長妻分科員 これは全然調査不足ですよ、大臣。何にも実態を把握していないじゃないですか。  この三年間で四万九百八人の定年退職者は、今現在省庁は再就職のあっせんをしているんですか。知らないんですか。
○長妻分科員 何にもわからないで制度設計されているように私は感じるんですが。  そうすると、大臣自身は、これは自分の意見を言ってください、有識者会議で逃げないで。大臣自身は、めでたく定年退職した後も新人材バンクであっせん、仲介をすべきかすべきじゃないか、どうお考えですか。
○長妻分科員 すべきかすべきじゃないかというふうに聞いたんですが。  勧奨退職に関しては、政府の資料では、平成十九年四月十三日、公務員制度改革に関する政府・与党合意という文書によると、退職勧奨を行う人事当局からの依頼も受け付ける、新人材バンクがですね。ということは、勧奨退職を行...全文を見る
○長妻分科員 ちょっと質問の意味がわかっておられないんじゃないですかね。本人が知らない間に登録するなんてばかなことはないんでしょう、それは。あるんですかね。それもわからないということでしょう。すべてが有識者会議に丸投げをするというようなニュアンスに感じるんですが。  そうしまし...全文を見る
○長妻分科員 そういう日本語があるんですか。情報提供の依頼、これはだれが依頼するんですか。  ちょっとこれはわかっていないな。生煮えだから、ちょっととめてください、委員長。
○長妻分科員 そうすると、企業も情報提供を求めちゃいけないわけですか、今の言い方では。
○長妻分科員 最後に、その新人材バンクには多分省庁の人事担当者が出向で行かれると思うんですが、その出向者というのは、自民党の幹部の方が言われる話を私も聞いたことがあるんですが、人材バンクに行ったら、片道切符で戻らないようにするというような、もう戻らないということでよろしいんですね...全文を見る
○長妻分科員 質疑時間が終了いたしましたのでこれで質疑は終わりますけれども、ちょっと私は、やはり想像していた以上に有識者会議丸投げという、根幹の部分まで丸投げをしてしまって、押しつけ的天下りさえも公然と認めるというような案ではないか。これは国が、省庁であれ人材バンクであれ国ですよ...全文を見る
04月27日第166回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○長妻委員 おはようございます。朝からお疲れさまでございます。  あしたからはアメリカに行かれるということで、ぜひ日本の主張をきちんと言っていただきたいと思いますが、今回審議になっておりますこの戦争による文化財の保護でございますけれども、アメリカに行かれたときに、アメリカもこれ...全文を見る
○長妻委員 細かい点を一点確認したいんですけれども、日本がこの条約に入りますと、日本国内に指定された文化財があった、そこに隣接する形で米軍基地や、あるいはその文化財に隣接する形で自衛隊の基地があるというような場所が仮に日本国内にあった場合は、どちらかを、これは距離を離さなきゃいけ...全文を見る
○長妻委員 次の質問でございますけれども、安倍総理が今訪米をされておられますが、昭和の一連の戦争の際の日本の行動に関する議論というのがいろいろ出てきておりまして、私自身は、これまで日本が、さきの昭和の一連の戦争のきちっとした資料とか、きちっとした現場検証とか、きちっとした復員兵な...全文を見る
○長妻委員 当時のお金で二千億円ということでございますが、これは海軍、陸軍別では幾ら幾らですか。
○長妻委員 この二千億円弱の戦費でございますけれども、これは現在価値にすると幾らぐらいになるのでございますか。
○長妻委員 今の金額に換算すると二百十三兆円という、すさまじい金額を使って世界から非難をされるような状況になったと。それに関する資料が、政府公認資料というのが何もない、こういうことだと思うんです。  お金より大切な命についてもお伺いしますけれども、さきの昭和の一連の戦争で亡くな...全文を見る
○長妻委員 ここも、麻生大臣、アメリカなどでは一人単位で確認がされている人数というのも出ているんですが、日本は非常に大ざっぱなんですね。  ちょっと聞きますと、今の人数というのは当然一般の方も入っておられると思いますけれども、それでは軍人軍属に限って、陸軍と海軍では、何人、何人...全文を見る
○長妻委員 そして、これも大ざっぱな数字ですと言われたんですが、その三百十万人の中で実際に死亡が確認された方、当然、お名前が確認された方というのはお一人お一人積み上げていくと何人単位で出てくるわけですね。推計が三百十万人だと思うんですが、一人一人確実にお名前がわかってお亡くなりに...全文を見る
○長妻委員 いや、資料が散逸したとかそういうこともあるかもしれませんが、現在というか、確認された、完全にお名前も確認している方を積み上げた死亡者の人数というのは、これはありますでしょう。何百万何千何人という細かい数字もあると思うんですが、それもないんですか。
○長妻委員 そうすると、その今の数字というのが日本国政府が完全に把握をしている戦没者の数、確認をした戦没者の数とイコールというふうに見ていいんですか。
○長妻委員 そうすると、遺族からの請求がない、あるいは例外のケースも含めて、私が聞いているのは、日本国政府がさきの昭和の一連の戦争で亡くなったというふうに確認している、お名前もですね、それを積み上げた人数が何人なんですかということを聞いているんです。別に三百十万人の内訳を聞いてい...全文を見る
○長妻委員 いいかげんだと思うんですね。確認された方というのは、お一人お一人お名前を確認したというのがいらっしゃるわけで、それを全部積み上げると、一人単位で政府が確実に把握した戦没者というのはあるはずなんですが、それがないということは、本当に資料が散逸するというか、調査、整理をす...全文を見る
○長妻委員 これも驚きなんですね。資料を一部添付しましたけれども、アメリカなどでは、戦闘で亡くなられた方は何人だとか、死因もきちっと統計をとっているんですね、第二次世界大戦の。  日本は、それは全員を確認しろなんて私も言っていませんよ。死因がわかる方々を、戦闘で亡くなった方とい...全文を見る
○長妻委員 いや、私もそんな酷なことを聞いているわけじゃないんですよ。二百三十万人の方々全員の死因を調べろ、そんな酷なことを聞いているんじゃなくて、今まで政府が把握している数字は、数字というか把握しているはずなんですよ。確実に戦闘で死んだ方というのは、これは積み上げれば何人という...全文を見る
○長妻委員 それもいいかげんだと思うんですね。現実にヒアリングをしたというふうに確認された方の人数すらわからないということでございますけれども、復員兵などの方々からヒアリングをしたメモ、そのメモというのが厚生労働省の地下の倉庫にあるというふうに聞きましたけれども、全部じゃないです...全文を見る
○長妻委員 これは敗戦国のドイツでも、先ほど申し上げましたように四十万人の復員兵の記録があるんですよ。これはひどいんじゃないですかね。一部はあるけれども、いろいろなところに紛れ込んで、あるはあるけれどもばらばらだと。これは集めないでいいんですか。廃棄したというのはいつ廃棄したんで...全文を見る
○長妻委員 これは余りにもひどいんじゃないですかね、引っ越しに際して捨てちゃう、あるいは死亡が確認されたら捨てちゃう。  私が聞いたところ、その資料というのはヒアリングをして、基本的には、主に同僚、戦友とかそういう方々がどういう状況になっているのか、こういうのもヒアリングの重点...全文を見る
○長妻委員 私が聞くところによると、これは、かなりの方の資料が厚生労働省のいろいろな部署にばらけて、いいかげんに保管されているけれども、それを集めればかなりの数になると聞いておりますので、サンプルでも結構ですから百人分を、黒塗りでも結構ですよ、個人情報といいますかそういうものがあ...全文を見る
○長妻委員 それだけ死に際の微妙な描写があることだと思いますけれども、そういう貴重な資料を何で引っ越しで捨てちゃうんですかね。これはもう捨てないでください。ほっておくとまたどんどん捨てちゃうでしょう。それは一カ所に集めてもらえませんか。どうですか、捨てないで一カ所に集めると。
○長妻委員 これがお役人仕事という言葉ぴったりですよね。そういう事務の処理が終わったら、必要ない資料だから捨てちゃう。そこには貴重な、死因というか、そういう微妙な描写がいっぱい書いてあるわけですよ、これは貴重な資料として。皆さんの職務の狭い視野だけから見ると、もう要らないから捨て...全文を見る
○長妻委員 これは麻生大臣、今聞いていただいたと思うんですけれども、こういう資料の件も含めて、いかがでございますか。
○長妻委員 いや、私も、その戦後のどさくさのときに資料をきちっとまとめておいてくださいと言っているんじゃなくて、麻生大臣もちょっと言われましたけれども、この平和な今の、もう戦後六十年以上たってもまだ、引っ越しで資料を捨てちゃったり、散逸してまだ一カ所に集めていないとか、もうそうい...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一点、今もう御存命の方というのがかなり御高齢になって、どんどんお亡くなりになっておられる、実際、戦場におられた方が。そういう方々に対して、西ドイツ政府がやったように、きちっと日本国政府として状況をお話をお伺いして、国として資料を保管する、そういう事業をするべ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、日本国政府として、今御存命で戦場に行かれた方々の証言等々ヒアリングをして保管する、こういう作業をするということを御検討していただくということでございますか。
○長妻委員 そうしましたら、そういう資料の整理ですね、先ほどの厚生労働省の資料も含めて、防衛省の中にも将校クラスから詳細に聞いた未公開資料等々がいろいろあるということも聞いておりますので、そういう資料を一カ所に政府として集めて、そしてそれを公表するというようなことを進める、御検討...全文を見る
○長妻委員 そして、最後の質問でございますけれども、これも前回も麻生大臣に、昨年質問したと思いますが、村山談話というのがございまして、これは今でも政府の公式見解だというふうに言われております。  この村山談話の中に「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで...全文を見る
○長妻委員 日本の閣僚は総理大臣も含めて、昭和の一連の戦争に関して、今のような、よもやま話と言ったら失礼ですけれども、そういう発言はされるんですけれども、ここの部分が間違っていたんだ、統治機構のこの部分が暴走を許したからこれは繰り返しちゃいかぬとか、この段階の政治判断が間違ったと...全文を見る
○長妻委員 これは麻生大臣もシミュレーションされたというふうに、そういうお気持ちがあるというのはよくわかりますけれども、そうしましたら、例えば対米戦争の開戦、これはシミュレーションされると、当時としてはやむを得ない決断だったというふうに大臣は思われておられるんですか。
○長妻委員 これで質問は終わりますけれども、私は、今のような議論を日本は怠ってきているので、本来は国会の中に特別委員会を設置して、もう遅きに失した感はありますが、やはりここで公式見解をきちっと出しておかないと、後世に至ってもいろいろな問題が出てくるんじゃないか。  私自身、憲法...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 本会議 第27号
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○長妻昭君 民主党の長妻昭でございます。  民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の日本年金機構法案等、民主党提出の年金信頼回復三法案について質問申し上げます。答弁が不十分であれば、時間の範囲内で再質問をしますので、よろしくお願いをいたします。(拍手)...全文を見る
○長妻昭君 再質問をさせていただきます。  先ほど安倍総理の答弁で、聞き捨てならぬ答弁がございました。この大部分の方の記録が真正であると考えるという答弁であります。つまり、大部分の人の納付記録は正しいんだという答弁でありましたけれども、我々としては、消失した方が百万人おられるの...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。  まず、これはちょっと政府には抗議を申し上げたいんですが、三カ月前に、消えた年金納付記録の調査要請をしておりまして、二カ月前ですか、三月九日にしておりましたけれども、これは審議の...全文を見る
○長妻委員 この資料を我々民主党が三月九日に審議の前までにということで要求をして、社保庁によると、一カ月前にこの資料は完成をしていた、こういうことでございました。そのときに何で出していただけないのか、私が質問するその一分前に出すのか。これは、どう考えても嫌がらせとしか思えないわけ...全文を見る
○長妻委員 これは、資料を見ると、五千万件の記録の中で、生年月日を特定できない納付記録というのが、厚生年金保険で三十万六百七十五件、そして国民年金で千百六十六件あるということで、生年月日を特定できないものというのは、これは生年月日の欄が入っていない、つまり壊れた不完全データという...全文を見る
○長妻委員 今まで政府は、我々が調査した五千万件の宙に浮いた年金納付記録に関しては、全く心配がないんだという答弁を繰り返しておりまして、柳澤大臣も青柳運営部長もそうでございますけれども、五千万件のデータというのは、もうお亡くなりになったり受給資格がない方など基礎年金番号に統合する...全文を見る
○長妻委員 これは非常に政府、柳澤大臣の今の答弁も、問題ない問題ないと、余り大ごとにしたくないというような趣旨が見え見えなんですね。つまり、うみを一気に出した方がいいと思うんです。  私が申し上げているのは、名前も違う人もいると思いますよ。現実にいますよ、名前も違う人。つまり、...全文を見る
○長妻委員 やっと認められましたね。政府も、統合したくてもできないデータが、これは皆無じゃない、ある可能性もあるということをやっとお認めになって、本当に微々たる前進だと思いますけれども。  もう一つ、こういうケースもあるんですね。データは統合されていない、しかし、その統合されて...全文を見る
○長妻委員 本当に丁寧な調査をしても、しているのかどうか私はわかりませんが、その方は、ある社会保険事務所から、だめだ、こう言われたわけですね。わからない、手がかりがないというふうに社保事務所に言われた。  そしてもう一つ、社会保険庁には強く申し上げたいんですが、私どものところに...全文を見る
○長妻委員 ですから、これは本来は手書き台帳を一〇〇%入力しなきゃいけないのに、非常にサンプルは少ないですけれども、入力していないのがあるということなんですよ。  このお配りした資料の四ページ目に、ところが、こういう通知を社会保険庁は出されているんですね。つまり、昭和五十九年前...全文を見る
○長妻委員 大臣、これは認識を改めていただかなきゃいけないと思うんですね。まだお亡くなりになっていないのに、手書きの台帳をコンピューターに入力したからといって捨ててしまう。グリーンピアとかいいかげんな施設をいっぱいつくらないで、倉庫ぐらいはつくっていいと思いますよ。そういうところ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、一つ一つ詰めますけれども、捨てないで残っている国民年金の手書き台帳、現物がどれだけあるのか、日本全国の社会保険事務所、これを探す、そして何件あったと報告する、こういうことでよろしいですね。
○長妻委員 そして、先ほども申し上げましたように、そういうふうに捨てないで残っている手書き台帳とマイクロフィルム化した台帳、実はこれも仕事がずさんで、マイクロフィルム化するのは特殊台帳だけしなさいと言っているのに、特殊台帳じゃないのもマイクロフィルム化されているという事例も確認さ...全文を見る
○長妻委員 これは本当に、別に、与野党超えて、私はこれは絶対やっていただきたいというふうに本当に思うんですよ。何でそんな手間を惜しむんですか。それは外部の民間業者にきちっとした情報管理をして委託したっていいじゃないですか。マイクロフィルムの手書き台帳と現物の手書き台帳を全部一カ所...全文を見る
○長妻委員 これは大臣、今いろいろな生命保険会社の問題が出ていますけれども、初めは、いや、請求しないから払わなかったんだよ、こういうような話だったんですね。ところが、それは国民は許さなかったわけですよ。ですから、今の大臣も似たような話で、いや、これはおかしいから自分の記録をちゃん...全文を見る
○長妻委員 いや、いろいろへ理屈はいいんですよ、へ理屈は。しかし、大臣、大臣は謝罪しなきゃいけないと私は思いますよ。  というのは、消えているのが現実にあるわけですから。現実に年金納付記録が消えたという事例はあるわけですからね。そういう意味で、これは氷山のほんのほんの一角なんで...全文を見る
○長妻委員 では、本人が忘れた方はどうするんですか。あるいはそういうふうにチェックをできない方。ねんきん定期便だって、一部の方だけは履歴を出すけれども、多くの、ほとんどの方は、何カ月ですというだけですよ。箇月だけですよ。国民から言ってこい、そうしたら調べてやる、同じですよ、大臣。...全文を見る
○長妻委員 いや、二十九人の中で十一人なんですよ。必ず私は出てくると思いますよ、統合、突き合わせすれば、違うところが。  では、そういう人たちが全部覚えていて、おかしい、おかしいと言ってくれるんですか。これは、公明党の副大臣もきょう御同席ですけれども、公明党を代表してぜひ、本当...全文を見る
○長妻委員 政治家としてはいかがですか。
○長妻委員 では、突き合わせ調査はする必要ないということですね。
○長妻委員 いや大臣、同じ質問を何度もして恐縮なんですけれども、これは私は絶対譲れないんですよ。私も現実に相談を、いろいろな方から事例をお伺いして、みずからも調べて、民主党としても予備的調査もして、きちっと積み上げているんですよ、いろいろなことを。それでやはりこれは絶対しなきゃい...全文を見る
○長妻委員 国民の皆様に提供すると言われましたよね、納付記録を。  ただ、きちっとした正しいデータを提供しなきゃだめなんですよ。ということは、突合、中で突き合わせをしてきちっと正しくして提供する、こういうことでいいじゃないですか。ですから、そのためにも、間違っているから手書き台...全文を見る
○長妻委員 自発的に正しいデータに政府がみずから努力をしてする、そのために手書き台帳とコンピューターの中身の突き合わせをする、これを検討するということは言えないんですか。
○長妻委員 これは、我々が政権をとっていたら、すぐやりますよ。  これは本当に、私はあきらめません。きょう、時間がもう来ますから質問はこれ以上できませんけれども、絶対あきらめませんよ、やってもらうまで。  次の質問に移りますが、これはもう一つのパターン二ですね。  二として...全文を見る
○長妻委員 非常に少ないサンプル、分母のうち、十八人がおられるわけじゃないですか。にもかかわらず、資料二をお配りしておりますけれども、国民年金の徴収は、市区町村がしていた時代が平成十四年の三月末まででしたが、平成十四年の四月一日からは、今から五年ぐらい前からは社保庁がやるようにな...全文を見る
○長妻委員 千五百五十一は保管してある。しかし、つぶさに中身を聞くと、保管といっても全部保管していなくて、一部でも保管していたら保管と答えるようなアンケートになっているので、全部が全部完璧にあるわけじゃない。しかし、全くない、何にも資料がない、すべて捨ててしまったのが、今言われた...全文を見る
○長妻委員 文句があれば言ってこい、こういうことは到底容認できないわけでございますので、これは大臣、先ほど申し上げました手書き台帳とともに、市区町村が保存している国民年金被保険者名簿、つまり納付記録の生資料、原票も、コンピューターの中身と突き合わせをしてチェックをする。そして、す...全文を見る
○長妻委員 ぜひよろしく被害者救済をお願いいたします。  以上でございます。
○長妻委員 先ほどに引き続きまして質疑をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  一問だけ、先ほどの続きの、消えた年金納付記録の問題をいたしますけれども、もう一つ、大臣、厚生年金を払い込んだ記録が、手書きの台帳というのは、名前はいろいろな名前があるみたいなんですが、それ...全文を見る
○長妻委員 私が先ほど質問したのは、国民年金の手書き台帳及びマイクロフィルム化された手書き台帳及び地方が、市区町村が持っている国民年金の納付記録の生データ、これをコンピューターの中とぜひ突き合わせしてほしい、こういうことを申し上げました。  それにつけ加えて、今大臣が答弁されま...全文を見る
○長妻委員 言ってこなかったら調べないよ、こういう姿勢は先ほどと同じでございまして、これは引き続き我々も要求をしてまいります。  そして、政府が社会保険庁を日本年金機構にかえる、あるいは政管健保の公法人にかえるという法案、そして民主党からは、歳入庁設置の法案、年金流用は認めない...全文を見る
○長妻委員 歳入庁監察官というのを設置する、これは今の国税庁監察官百二十人というものと基本的には同じ権限だというようなことだと思いますけれども、きょうは国税の方もお出ましですので、簡潔に、現在の国税庁監察官の権限というのはどういうものでございますか。それで、他省庁にはそういうのが...全文を見る
○長妻委員 私は、こういう国税庁監察官、民主党案では歳入庁監察官というのは、社会保険庁にこそ必要だというふうに思います。  政府にお伺いしますけれども、日本年金機構となったときに、当然、こういう捜査権限のある監察官みたいなものを内部に置くということは間違いございませんか。
○長妻委員 社会保険庁は、今、監察官の捜査権限、あるんですか。
○長妻委員 せめて社会保険庁の監察官が犯罪の捜査を国税並みに行っていれば、またちょっと違ったのかなとも思いますが、では、この日本年金機構では監察機能というのはないんですか。
○長妻委員 これは間違いなく不祥事のオンパレードになりますよ、と私は思います。  大臣、この日本年金機構というのは、これは特殊法人なんですか。
○長妻委員 これは、国民の皆様も、この委員の皆様もそうでしょうけれども、特殊法人で、例えば道路公団、不祥事が多いというイメージ、現実も多いと思うんですけれども、そういう特殊法人になって、そして不祥事の防止機能が明確でない。民主党案は、身内の犯罪の捜査ができるということ、しかも、贈...全文を見る
○長妻委員 格差問題でいろいろな法案を我が党も出していますけれども、これは現行の法律違反ですよ。こういうことをほったらかしていいんですか、社会保険庁は。  では、社会保険庁にも聞きます。  同じ質問ですけれども、適用漏れの事業所というのは、おそれのある事業所でもいいですよ、何...全文を見る
○長妻委員 これもびっくりしますね。総務省だってちゃんとしたお役所ですよ。六十三万から七十万事業所あるんじゃないのかと。しかし、社保庁は、把握しているのは六万三千事業所。一割以下じゃないですか。何でですか。これは、日本年金機構になっても全然改善しないと私は思いますよ。  これは...全文を見る
○長妻委員 国税は本当にそういう情報の大もとですから、何で国税と一緒にやらないのかという疑問が私もあるわけであります。そういう意味では、本当に、総務省という外からこういう指摘をされて、現在把握しているのは六万三千事業所余りですというふうにのうのうと答弁をする大臣も、これはどうかと...全文を見る
○長妻委員 何か精神論ですね。本当にちょっと頼りないというふうに私は思います。  これは大臣にお伺いしますけれども、日本年金機構の職員、特殊法人ですけれども、この職員というのは民間人ということでいいんですか。
○長妻委員 お給料はどこの財源から払われるんですか。
○長妻委員 これはちょっとお伺いしたいんですけれども、民間人でお給料は税金で払う、民間人で税金でお給料をもらうというのは、ほかには例えばどういうものがありますか。
○長妻委員 いや、全額ですよ。全額民間人で税金のお給料をもらっているところというのは私も余り聞いたことがないんですが、今の例でいうと、例えばアルバイト、今は庁費とか謝金職員とかがいらっしゃいますけれども、日本年金機構のアルバイトの職員の人件費、アルバイトの謝金とか庁費、これは保険...全文を見る
○長妻委員 非常にあいまいですね、繁忙期のアルバイトは人件費が保険料財源だと。これはまた野方図にどんどんいっちゃうんじゃないですか。保険料だから使うのをやめてください、年金の支給だけに使ってください。  では、例えば年金相談をするときの建物、年金相談をする部分の建物の建設費、こ...全文を見る
○長妻委員 これは今、社保庁の内部の方に聞くと、グリーンピアがもうだめになったから、次は天下りの仕事を何にしようかな、こういうふうに皆さん話しているらしいんですよね。そうしたときに、年金相談センターとか年金教育センターとかそういう建物が、また豪華なのが保険料財源で、これは相談はい...全文を見る
○長妻委員 ありがとうございます。  もう一点、私は、流用に関して気になる答弁があったと思うんですね。五月八日の本会議での私どもの質問に、安倍総理は、諸外国で流用の事例に関して、諸外国の例から見ても妥当だ、つまり、諸外国でも年金保険料流用があるという趣旨の答弁をされているんです...全文を見る
○長妻委員 大臣、多分、安倍総理にもその資料を見せられたんだと思いますけれども、諸外国は、集めるところは税務署あるいは歳入庁が多いんですよ。そういうところは当然徴収は税金で集めておりまして、流用というのはないわけでありまして、それは、別に分かれている給付の機関で一部の経費を使って...全文を見る
○長妻委員 ということは、日本年金機構という特殊法人からの天下り、この規制も人材バンクをちゃんと通さないとできないということですか。
○長妻委員 いや、規制が何にもないということじゃないですか。そして、今政府が出してきた天下り規制の法案にも引っかからないということじゃないですか。天下りし放題じゃないですか。与党の皆さんも聞いておられますけれども、本当にこういう案でいいんですか、これで。  民主党法案提出者にお...全文を見る
○長妻委員 次に、民間委託の件をお尋ねいたしますけれども、民間でできる仕事は、もう大幅にというか、もうできる限り民間に任せるということが私は筋だというふうに考えております。日本年金機構も、歳入庁法案でも大幅な民間委託というのがうたわれていると思いますけれども、ただ、心配なのは、日...全文を見る
○長妻委員 今、国会のチェック、コントロールという話がありましたけれども、これは柳澤大臣にお伺いしますが、例えば、日本年金機構の理事長や役員というのは、国会質問のために国会が出席を求めれば、あるいは野党が出席を求めれば、これは出席していただけるということでよろしいんですか。
○長妻委員 いや、あり得るとかあいまいですけれども、今、社会保険庁だからでしょうね、村瀬長官が、私もお呼びをしていませんでしたが、ここにおられるわけですよ、国会で。それだったら、私も実は別の委員会の理事をした経験上言うと、例えば、特殊法人の理事長や独立行政法人の理事長を野党の私が...全文を見る
○長妻委員 いや、これはブロックする可能性はありますよ、特殊法人とか独立行政法人の理事長は。  これは、与党の筆頭理事もおられますので、筆頭理事もうなずいた形でお答えいただきたいんですが、今後、与党が今度は民主党になるか自民党になるか、民主党であればこれはもうそのまま呼ぶわけで...全文を見る
○長妻委員 現実に、やはり日本年金機構の理事長隠しといいますか、理事長に対する国会のチェックというのが著しく低下するというのは、これはもう間違いない事実だと思います。  そして、もう一点でございますけれども、それでは、経費、コストというのは、民主党案と日本年金機構法案、どちらが...全文を見る
○長妻委員 非常にあいまいな御答弁ですけれども、同じ質問を民主党案の法案提出者にお伺いします。  結局、人件費も含め、民主党案歳入庁でも大幅に民間委託するということでございますが、その民間委託の経費も含めて、トータルで、今と人件費等々の経費はどうなるのか、お答えください。
○長妻委員 そして、私は、この日本年金機構というところの職員は、ありていに言えば隠れ公務員だというふうに思うのでございますけれども、基本的に、今政府は、実力主義とか能力給を大胆に取り入れるから日本年金機構は効果が上がるということを言われておられるんです。  これも、一つ、今政府...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一つ柳澤大臣にお尋ねしますが、大臣、ぜひお約束いただきたいのは、我々の懸念は、特殊法人の平均のお給料というのは、同じ年齢とか職歴ですよ、特殊法人の方が国家公務員より高いんですよ、データで見ると。日本年金機構は国家公務員の平均給与よりは絶対上回ることはない、...全文を見る
○長妻委員 私も、実力主義でお給料に差がつくというのはどんどんやった方がいいと思います。ただ、平均給与が国家公務員より上がっちゃうというのは、平均ですよ、これは野方図にどんどんどんどん上がっちゃう可能性が私はあると思うので、そういうあいまいな答弁だとやられちゃいますよ。  最後...全文を見る
○長妻委員 終わります。ありがとうございました。
05月16日第166回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  今、日本の安全保障に関しては、いまだ数多くの課題が残っていると私は考えておりまして、その課題を一つ一つ解決していくことが何よりも重要でございます。しかし、その際に、課題だけを見てそれを解決す...全文を見る
○長妻委員 これが今まで全く整理もされずに引っ越しのたびに捨てられていた、信じられないわけでございまして、ぜひ整理して公表していただきたいと思うんです。  その中で、ここの資料にも三人のお亡くなりになった方の資料を添付しておりますけれども、死亡当時の状況というのを三例、概要を御...全文を見る
○長妻委員 今概要をおっしゃっていただきましたけれども、詳細を読むと本当に情景が浮かんでくるような、本当に戦場というのは激しいものでございますけれども、こういう貴重な聞き取りの資料が、今厚生労働省の中にいろいろなところに散らばっていると思うんですが、こういう資料は大体何件ぐらいあ...全文を見る
○長妻委員 この資料の重要性ということでいえば、日本は、軍人軍属二百三十万人の方がお亡くなりになった、民間人も入れると三百十万人の方がお亡くなりになったという概算の数字はあるのでございますけれども、それでは、その軍人の方々がどういう原因で亡くなられたのか、何人が御病気で現地で亡く...全文を見る
○長妻委員 今、政府全体というお話でございましたけれども、麻生大臣、主要閣僚でございますから、一度こういう資料を、厚生労働省内のみならず、未公開のものを一カ所に集めて、精査して、公表できるものは公表する、こういう政府としてのお取り組みをしていただきたいと思うんですが、いかがですか...全文を見る
○長妻委員 私が質問している趣旨は、歴史家の研究の資料として提供する、これも重要だと思いますけれども、非常に重要なのは、日本国政府として、こういう資料の中にも、これは原票ですから記述の間違い等はあるかもしれませんから、政府としてこれは正しいというような、政府としての公認の資料を発...全文を見る
○長妻委員 私としては、そして精査をして、政府公式資料として出版をぜひしていただきたいと思うんですね。政府の公式に認めた資料というのが一切ありません。  この中にも、昭和二十三年の二月に何人もの方が亡くなっておられるのは、インドネシアの独立戦争に参加されて戦死をされた方々という...全文を見る
○長妻委員 それはちょっと心もとないですね。これは講和条約発効後ですから、今よりは、戦後のどさくさなのかもしれませんけれども、これはGHQから舞鶴に戻った人全員が、詳細に、生々しく、かなり長時間にわたって一人一人ヒアリングされているという資料が、あるかないか、後でも結構ですから確...全文を見る
○長妻委員 そして、九ページ目以降には、今現在防衛省が保管をしている戦死者、戦没者の記録の冊子、海軍、陸軍ございますその冊子の名前と、あるいは陸軍関係の史料ということで防衛省は五万六千冊持っておられます。そして、海軍関係の史料ということで三万六千冊持っておられますけれども、防衛省...全文を見る
○長妻委員 これは、防衛省に限らず外務省も厚生労働省も未公開、あるいは法務省もまだ公文書館等に移管されていない資料もたくさんある、法務省が持っている資料があるというふうにも聞いておりますので、そういう資料を一カ所にきちっと集めて、それぞれ省庁ごとの公開判断や文書保存判断で捨ててし...全文を見る
○長妻委員 ちょっと秘書官の方、今の質問を。
○長妻委員 前向きな御答弁がありましたが、もうちょっと踏み込んでお伺いすると、政府の各省庁に散らばっている未公開のそういう資料を一カ所に集めて、そしてそれを公表基準を一本につくって公表できるものはする、それで整理をする。一カ所に集めて、それを公表基準を一つつくって公表するものはす...全文を見る
○長妻委員 そして、最後の質問でございますけれども、お配りした資料の最終ページに、政府の公式見解である村山総理大臣のときの談話がございます。これは、戦後五十周年の終戦記念日に当たって政府が発せられたものの抜粋でございますけれども、私が本当にこだわっておりますのは、こういう記述があ...全文を見る
○長妻委員 私も国家総動員法の起訴の数を聞きまして、いや、すごい数だなと。例えば昭和十八年、五万八千七百十三件。当然一人でダブっておられる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、人数が、仮に一人一件だとすると、五万八千人近くの方が起訴されている可能性もあるということで、非常に多く...全文を見る
○長妻委員 非常に日本は奇妙なんですね。「国策を誤り、」というふうに公式文書を出しているけれども、その中身は、総理大臣も含めて、何も語らない。  例えば、では新聞紙法等による言論弾圧ですね、自由な言論ができない言論弾圧というのは国策を誤りに入っているんですか。
○長妻委員 一歩前進だと思います。当時の言論弾圧というのが国策を誤りの一つだということで今お話しになられました。  政府として、今の時代、そういうことが少しでもあってはならないという教訓をぜひ持っていただきたいと思うんですが、十七ページ目に、これは国会図書館につくっていただいた...全文を見る
○長妻委員 それは、政府として非常に無責任な答弁だと私は思うんですね。  つまり、政府は、公式見解で、「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、」と、これは単なるちょっとした国策じゃなくて大変な国策だったわけで、それを誤ったというものの、それは百項目挙げろとか言っていません...全文を見る
○長妻委員 今軍部の台頭を政治家が抑えられなかったというお話がございまして、きょうは時間が参りましたので、その原因は何だったのか、今官僚制度の中にその似た要素が私はまだ生き残っているのではないかと思いますので、そこら辺の議論をやはり国会がきちっとするべきだと思いますので、引き続き...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。  この消えた年金の納付記録の問題、我々がこういうふうに質疑をして資料要求している目的はただ一つ、被害者の方を一人でも多く救済したいということと、自分が被害者と気づいていない方が...全文を見る
○長妻委員 先ほど枝野議員の質問でもそういうのを呼びかけているというようなことを言われましたけれども、まだやっていないんじゃないですか、六月に呼びかけると。しかも、何か通知の中に、下にちっちゃい字でそういうものをただ書くというような今御答弁だったと思いますけれども、ねんきん定期便...全文を見る
○長妻委員 柳澤大臣、いや、これは本当に、ぜひ送っていただきたいんですね、受給されている方にも、既裁定者にも。三十五歳、四十五歳、五十八歳通知のような納付履歴です、履歴。ただの月数だけじゃなくて、納付の履歴一覧をぜひ送って、緊急に点検してくださいと。  大臣、せめてこれは前向き...全文を見る
○長妻委員 どういう意味ですか、意識を高く持っていただくとは。(柳澤国務大臣「保険料の納付に対して」と呼ぶ)保険料の納付の意識を高く持てということですか。  それは逆に、社会保険庁も意識を高く持ってほしいんですよ。中でめちゃくちゃな記録管理をして、そしてその被害者救済にも及び腰...全文を見る
○長妻委員 答えていないですよ。検討するかしないかを聞いているんですから。答えてください。一回とめてください。
○長妻委員 検討するかしないか、どっちですか。
○長妻委員 そうすると、大臣、一千四百万件、先ほど申し上げました六十五歳から七十九歳での統合漏れの納付記録、これは、既に受給されている方で統合漏れの記録がこの中に入っているということも考えられますか、大臣。
○長妻委員 ちょっと質問に答えていただきたいんですけれども、この一千四百万件の中には、既に受給されている方の記録で、もしこれが基礎年金番号に統合されていれば、その方はもっと多くの受給額になっただろう、そういう記録も含まれていますかということなんです。
○長妻委員 それは今お認めになられましたので、ということは、本人も、気づかない方もいっぱいいらっしゃると思いますよ。それで、少ない金額を受給し続ける。やはりこれは送っていただきたいんですね、受給者にも、納付記録一覧。チェックしていただく。  そして、ずっと政府は、この五千万件の...全文を見る
○長妻委員 全国の自治体でこういう例がどれだけあったのかという調査をしていただきたいと思うんですが。
○長妻委員 そして、これは国民の皆様方に注意喚起のためにも、社会保険庁が入力をミスしている名前の読み方です。名前の読み方を違う形で入力した、これはミスしたことによって、名前が確認できなければ御本人に確認してきちっとした読み仮名を入力すべきであるのに、そうでないことによって、その記...全文を見る
○長妻委員 それぞれ、注意喚起のために、名前と名字でどういうものがどういうふうに間違って入力されているのかを御説明いただきたいと思います。
○長妻委員 非常にいいかげんでございますので、これは、国民の皆様方には、もし御自身がこういうケースに当たる名前、あるいは、これはほんの一例でございますので、その場合は、記録がないと言われたときに、窓口で、ではこういう読み方で検索してくれということを言わないと、なかなか社会保険庁の...全文を見る
○長妻委員 いや、今の御答弁も本当に驚くべき答弁だと思うんですね。社会保険庁の中で受け付けをして、社会保険庁社会保険事務所等がその方の記録をやっと発見した。窓口では発見できない。では、どこからその記録を発見できたのか。それはわかりませんと。いや、大臣はわからないかもしれないけれど...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣、どれだけコンピューターへの入力漏れがあるのかということで、これは分母もありますから、確率的にもわかるんですよ、その数字が出ると。そういう意味で、うがった見方をすると、かなり入力漏れが多いので、発表すると騒ぎになるから、今のところ社会保険庁は入力漏れは十一件...全文を見る
○長妻委員 これは私は情報隠しだと思いますよ、大臣。何も無理難題を言っているんじゃないんですよ。どれだけ入力漏れがあったのか、つまり、紙にはきちっと納付記録が手書きで記されていた、しかしコンピューターには入っていないというのが何件あったのか。新規に調べろと言っているんじゃないです...全文を見る
○長妻委員 大臣、今自分で、御自身の言われていることは御理解されているんですか。そんなに社会保険庁に甘いんですか。いや、社会保険庁はいいかげんだから、余り無理難題を言うと現場が混乱すると。無理難題じゃないんですよ。四万件を既に回答したんですよ、あなた、記録見つかりましたよと。紙か...全文を見る
○長妻委員 いいかげんな役所だからこんなことは調べられないんだと。ちょっと開き直りのような答弁だと思うんですが、そうしましたら、今私の審議中に出せとは言いませんよ。そうしたら、これを調べるということは言ってください。そうしないと、これは審議できません。  なぜならば、入力漏れが...全文を見る
○長妻委員 これは、理事会の皆さんも忙しいんですから、そういうちょっとしたことで手間をとらせないでくださいよ。大臣が出すと言えば済むんですから。  これはうがった見方をすると、我々は紙台帳とコンピューターの中身を全部突合してくださいと言っていて、大臣は検討もしないと突っぱねてい...全文を見る
○長妻委員 今の言い方は、忙しいからやらないと。どういう神経なんですか、大臣。  そうしましたら、我々は全件の突合を求めますが、では一つ提案いたしますよ。  今、特殊台帳に関しては三千件のサンプル調査を、これは前回、分科会で私が質問した答弁で大臣がサンプル調査を約束されて、特...全文を見る
○長妻委員 私も委員長に御注意を申し上げますけれども、今やりとりを冷静に聞いていて、二重、三重の答弁があって、非常に時間切れを誘導する、誘発するような答弁の嫌いがあるんですよ。ですから、そこら辺、議事運営をきちっとしていただきたいということをお願い申し上げます。  大臣、では厚...全文を見る
○長妻委員 今私が申し上げたのは、これはぜひ実行していただきたいんですが、厚生年金の原票と名簿、手書きの納付記録とコンピューターの中が合っているかどうか、ではサンプル調査してください。そして、市区町村が持っている国民年金被保険者名簿、これもサンプル調査してください、コンピューター...全文を見る
○長妻委員 これは本当に信じられない答弁ですので、引き続き強く要請をしてまいりますけれども、もう一つ、これも非常に信じられないような話を聞いたんですが、他人の納付記録が自分の納付記録に紛れ込んでいる。こういうケースというのは、社会保険庁、どの程度把握していますか。
○長妻委員 調査していただけますか、調査。
○長妻委員 いや、今の数字も、これも今初めて出てきた数字ですか、四件、少ないですけれども。  つまり、私どもも聞いていますのは、社会保険庁に行って納付履歴を、自分の記録を出してください、納付履歴が出てきた。そうしたらば、全然自分が払った覚えのない記録が自分の納付履歴の紙に書いて...全文を見る
○長妻委員 いや、今までの社会保険庁の説明とは違いますよ、いずれきちっと統合されるから心配しないでくださいと。ところが、赤の他人に統合されちゃっているじゃないですか。これは私、氷山の一角だと思いますよ。全件調査していただきたいんですよ、こういう観点からも。  そして、この六年間...全文を見る
○長妻委員 ちょっと一つ前の質問に戻りますけれども、四件同姓同名等で統合が間違ってされたということでございますけれども、私の知っているケースでも、これは同姓同名ではないけれども、番号の打ち間違いで、自分が払ったのに違う方が国民年金の保険料を払っている、こういうことになってしまった...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一度、冒頭に申し上げたこの五千万件の未統合、統合漏れの記録についてお尋ねしますけれども、先日は、生年月日が入っていないものが未統合の中で三十万件もあったということが発覚をいたしました。  今お配りしている資料の十四ページに、この五千万件の未統合のデータとい...全文を見る
○長妻委員 今まで、大臣とは、前回のこの委員会でも、あるいは分科会等でもこのやりとりをさせていただきまして、当初は期待をいたしました。柳澤大臣は金融担当大臣もされておられるので、こういう問題に関しては、官僚の抵抗を押し切って、きちっと調査をしていただけるものだという前提で私も質問...全文を見る
○長妻委員 これに関して我々は、本当に、柳澤大臣、やめていただきたいと思うんですよ。この問題にふたをして、非常に障害、立ちはだかってしまう、官僚の抵抗に手をかして、調査を全然進めない、統合も進めない、消えた年金問題の、原票である手書き台帳とコンピューターデータとの突合も進めない。...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日も質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。  私ども野党にとりまして、国会質問というのが国を動かす最大の機会でございまして、与党の皆様方は内閣に入っておられますので、いろいろな形で国を動かす手段はたくさんございますが、我々...全文を見る
○長妻委員 大臣の今の答弁というのは、むしろこれをやらなきゃいけないという補強答弁になるわけです。つまり、午前中、山井議員からも質問がございましたけれども、今大臣が言われたのは、この三千万人の方々は、自分がこうだということで裁定をもう既にした、それを補正するんだというお話ですね。...全文を見る
○長妻委員 いや、柳澤大臣、思い出せない人はどうするんですか。  つまり、三千万人の方がいらっしゃる。一千九百万件の宙に浮いた記録がある。例えば、お名前、生年月日、性別、これは同姓同名で、例えばヤマダタロウさんという非常に多い名前で、生年月日も同じという方は、これもいらっしゃい...全文を見る
○長妻委員 それでは、大臣、答えてください。疑問が全くない方は窓口に行かないですよ。そういう方はどうするんですか。
○長妻委員 いいですか、大臣。自分の納付記録に疑問がない方は、それで受給されている、しかし、納付漏れが実は現実にはあった。でも、本人はそんなの、つゆ漏れているとは思わない。こういう方は窓口へ行かないですよ。そういう意欲がわかないですよ。窓口へ行くインセンティブというか動機がないじ...全文を見る
○長妻委員 委員長、これは、議場内協議をしているのに、何で時間をとめないんですか。
○長妻委員 そこで協議をしているときに私が質問できるわけがないじゃないですか。
○長妻委員 そうしましたら、大臣、きちっと答えてください。  つまり、いいですか、今受給されている方が三千万人いらっしゃいますね。その方々は、ああ、自分の受給の金額はこれでいいんだろう、そして、納付記録もかつて見せられたかもしれない、それでこの納付記録でまあいいんだろうな、ある...全文を見る
○長妻委員 大臣、答えてください。(発言する者あり)とめてくださいよ。
○長妻委員 これは非常に重要なことなんですよ、大臣。  つまり、この一千九百万件、受給年齢に達している宙に浮いた納付記録がある。これが統合できれば、今受給されておられる方々のうち、受給額が上がる、本来の受給額をもらえる方の被害者救済ができるんです。しかし、被害者というふうに私申...全文を見る
○長妻委員 大臣の今の言い方は、疑問に思わない人あるいは思い出さない人は切り捨てる、こういうことに私は理解をいたしました。とんでもない話です。  つまり、これは、何度も言いますけれども、与党の方もぜひ本当に御理解をいただきたいと思うんですが、一千九百万件の受給年齢に達した宙に浮...全文を見る
○長妻委員 いや、これは本当に、大臣は与党の方ですからちょっと与党の皆さんに向いて話しますけれども、私は何も、何かすごい大それたことを言っているわけじゃないんですよ。  一千九百万件の宙に浮いた情報があるけれども、それは昔ので、住所とか入っていないかもしれないですよ、間違ってい...全文を見る
○長妻委員 今、手間という言葉がございましたけれども、多分ほかのことが忙しいから、それは手間だ、だからやらないというような趣旨だと思います。  そうしましたら、お伺いしますが、では、NTTデータに頼んでプログラムの見積もりをとってくださいよ。どのくらいのプログラムの代金でできる...全文を見る
○長妻委員 大臣が言っていることも、疑問がある人は言ってきてください、これも一つそのとおりでしょう。しかし、社会保険庁の中でできることがあればそれをやるというのが全く欠落しているんですよ。  今、お金でもないということですね。鴨下先生、見積もりもとらないというのは、お金がネック...全文を見る
○長妻委員 いや、一千九百万件の宙に浮いた納付記録のデータがあって、三千万件の今受給している人と同じ名前、生年月日、性別があるとすれば、その三千万人の方に、あなたはひょっとしたらこの時期こういうことがありますかというふうに聞くことも可能なんですよ。ただし、工夫しないといけないのは...全文を見る
○長妻委員 本当に与党の皆さんも大臣と同じお考えなんですか。そういう同じお考え……(発言する者あり)同じですという、自民党の方ですか。(発言する者あり)自民党の方も同感だということですね。  一千九百万件の、せっかく、そういう私が申し上げた作業をすれば進む可能性が高いのに、与党...全文を見る
○長妻委員 はい。  そうしましたら、これは与党の方も大臣も、見積もりをとると幾らぐらい、私どもが今申し上げた作業をすると幾らぐらいのプログラムの代金になるのか、この金額を教えてください。これはいいですね、皆様方も。それはどうですか、大臣。
○長妻委員 大臣は今、やらないというお話ですけれども、では、そういうことをやるとすれば幾らなのか。我々は、国会でこの委員会で、ではその金額を、どのくらいかかるのかだけを教えてくださいと、この金額さえも教えないと。教えない、その理由は何なんですか。金額を教えない理由は。
○長妻委員 今のやりとりで、本当に被害者救済の最大の障害は柳澤大臣そのものだと思いました。本当に柳澤大臣、辞任してください。別の大臣のもと、きちっと被害者救済を進めてください。よろしくお願いします。
05月22日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○長妻委員 民主党の長妻昭と申します。  本日は、遠方からの方もいらっしゃいますけれども、本当に参考人として貴重な御意見をいただきまして、まことにありがとうございます。私の方からも、若干の質問をさせていただきたいと思います。  今回、この厚生労働委員会には、ちょうど五つの法案...全文を見る
○長妻委員 この厚生労働委員会で、私どもも、柳澤厚生労働大臣にいろいろな調査を求めますが、柳澤厚生労働大臣の言葉は丁寧ではありますけれども、結局、政府の結論、答弁というのは、文句があれば社会保険庁の窓口に言ってこい、そうしたら調べてやらないことはない、こういう態度に終始をしている...全文を見る
○長妻委員 そして、先ほどの、冒頭の御意見の開陳のところでも、谷澤先生からお話がございました。  五千万件の持ち主不明の納付記録ということでございますけれども、これは、今現在、三千万人の受給者がおられます。そういう方々の中に受給漏れの被害者がいるかいないかということを柳澤大臣に...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一つ、この問題で大きなポイントといいますのは、潜在的被害者ということでございまして、つまり、年金を既にもらっておられる方々の中で、この金額は正しい金額だということで、まさか自分の納付記録が抜けていて、少ない金額をもらっているとはつゆ思わずに過ごしておられる...全文を見る
○長妻委員 そういう意味で、まず被害者救済の第一歩として先ほど申し上げたようなことを、我々も、調査、救済策というのは、第一歩として社保庁はやるべきことがあるのではないかということを申し上げ、それを法案の形にいたしましたのが民主党の消えた年金記録被害者救済法、今この委員会で審議をさ...全文を見る
○長妻委員 本当に、先ほども自民党と公明党の議員の方もここで質疑をされましたけれども、一切この消えた年金の問題には触れない。あるいは、きょうも参考人の方が六人来られておられますけれども、残念ながら、この消えた年金問題、なかなかまだ触れられておられない。しかし、この問題というのは本...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日も質疑の機会を賜りまして、ありがとうございます。  大臣におかれましては、ぜひ端的に御答弁をいただきたいと思います。  委員長におかれましては、同じことの繰り返しのような審議妨害のおそれのあるような答弁が続くときは、ぜひ御注意...全文を見る
○長妻委員 大臣、ゼロ回答であるんですか。  では、極端というか、こういう例を申し上げましょう。例えばの例として、そういう例は私は多いと思うんですが、社会保険庁の職員が怠慢で、きちっといろいろマイクロフィルムとかに当たればわかったのに、表面的に捜して記録がないとずっと答え続けた...全文を見る
○長妻委員 それは大臣、今までの社会保険庁の対応と変わるということなんですか。
○長妻委員 では大臣、今までと扱いが変わるんですか。
○長妻委員 そうすると、今までと扱いを変えるということですか。今までも今言われたことはずっとやってきたわけですか。では、同じということですか。
○長妻委員 では、今までと変わるか変わらないか、扱いが。
○長妻委員 わかりました。今までもそういうことをやっていた、これからもやるということで、基本的には扱いは今までと変わらないということじゃないですか。大臣、正直に言ってください。時間が本当にもったいないわけでありまして、何か変える清新なイメージを打ち出そうという意図はわかりますけれ...全文を見る
○長妻委員 いや、がっかりしました。違うじゃないですか、大臣。平成九年のときと同じようにやると。  つまり、私どもが申し上げているのは、ヤマダヒロシさんならヤマダヒロシさんと同じ名前、生年月日の方の記録を持ち出して、そのヤマダヒロシさんに、あなたは昭和四十年何月何日からこういう...全文を見る
○長妻委員 今混乱させているのは社保庁じゃないですか。そういういいかげんな記録がいっぱい出てきて混乱しているんですよ。ですから、それを収拾するということが重要でございます。  そして、実際、大臣もいろいろなところで御答弁しておられますけれども、基礎年金番号を平成九年に統合したと...全文を見る
○長妻委員 いつ出ますか。
○長妻委員 いや、私、非常に不可思議な経験をしているんです。つまり、国会でこういうふうに質問すると、資料がぴたっと出なくなる。国会でこういうふうに問題が大きくならない前は、私に、五月十八日の私の質問までにまあ出るでしょう、こういうお話だったんです。五月十八日というのはもう過ぎてお...全文を見る
○長妻委員 いや、不思議ですよ。五月十八日の私の質問までにまあ出しますということだったんですよ。それが何ですごく長期化するんですか。これは採決までにぜひ出してください。それを約束してください、大臣。指導してください、大臣、やれということを。
○長妻委員 いや、本当に、国会で質問するとぴたっと資料がとまるというのも、日本は珍しい国だというふうに本当に思います。  しかも、この三千件のうち、ずっと作業しているんだけれども、何件が終了したんですかというのも答えられない、こういうふうにお役所の方は突然言い出したわけです。三...全文を見る
○長妻委員 理事会で報告するように求めてください。
○長妻委員 理事会でやってください。
○長妻委員 それともう一つ、大臣、大臣は私との質疑で、ことしの四月からは社会保険庁の窓口のいろいろな年金の記録の相談の統計をとるようにしたと。ことしの四月、これもすごく遅過ぎると思うんですが。  私どもが聞いたのは、つまり、回復した、あなた様の申し出どおり記録がありましたという...全文を見る
○長妻委員 これは幾ら何でも大臣、私は、物理的にもきょうじゅうに出ると思います。そういう感触を得ていますよ。大臣、きょうじゅうに出せと言ってください。
○長妻委員 これも本当にずさんです。五月九日に、本庁から各事務所に締め切りということで、五月九日付でそのデータを送ってください、こういう指示を社会保険庁本庁が出した。ところが、もう締め切りはとっくに過ぎているのに三分の二の事務所しかそれがまだ回収されていない。この期に及んでもまだ...全文を見る
○長妻委員 いや、その課長が政治的な動きをされる方だから言っているんですよ。過去にもそういうことが、似たようなことがあったから申し上げているわけであります。  大臣、では採決までに出していただけますか。
○長妻委員 そして、このねんきん定期便、私は、ねんきん定期便は非常に不十分だと。百億円もかけてやる割には、三十五歳、四十五歳、五十八歳の方には納付履歴一覧、これは送られますよ。ところが、今申し上げた年以外の方は、あなたは国民年金何百何カ月、それだけ。厚生年金何百何カ月入っています...全文を見る
○長妻委員 大臣、これが六月から始まる、受給者に送る振込通知書の、受給者の方も御自身の記録を確認してくださいという、そういうレイアウトですよ。しかし、こんなちっちゃいスペースで、あなたの年金加入記録を確認します、こういうふうに書いてあって、詳細の文言はまだ検討中ですけれども、こん...全文を見る
○長妻委員 五十五人のうちまだ三十六人の方は、これは全く原因が推定もできない、こういうことで、その一部の推定される原因を今お述べになったわけでございますが、ぜひ、こういう民主党の要請によって出てきた今の情報、これを被害者救済のために積極的に役立てていただきたいんです。待っているだ...全文を見る
○長妻委員 そして、この五十五件の完全に消えた年金記録の方々の分析データを拝見しますと、これはすべて国民年金の被保険者の方でございますが、最高の期間消えているのが、十四カ月消えた方がいらっしゃる。五十五人のうち、十二カ月消えた方も五人いらっしゃるということも判明をいたしました。 ...全文を見る
○長妻委員 申し立て期間当時の管轄市区町村ということでございますが、葛飾区が三カ所、三人おられた。そして、札幌市の中央区というのがお二人おられる。そして、大阪市の東住吉区というのがお二人おられる。これは、別に示し合わせているわけじゃなくて、五十五人がアトランダムに御相談に来られた...全文を見る
○長妻委員 それも、八十四件という数字は事務方の方から出てきたわけですよ。八十四件といいますのは、昨年の八月から昨年の十二月まで。そのときは社保庁の中には記録がないということだったけれども、八十四人の方が本人が本物の領収書を持っていたので、社保庁に記録はないけれども直した。これが...全文を見る
○長妻委員 いつ出ますか。
○長妻委員 これも大臣、奇妙なんですよ。昨年の十二月末までの数字というのが八十四件、これが出てきたのは、そんな四カ月も五カ月もかかっていない段階で出ましたよ。ところが、ではせめて一月の数字、一月分だけ、これも出ない。ところが、もう今五月中旬ですよ。ですから、本当に疑うんですよ。国...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣、いつもそういう言い方をされて私はすごく違和感を持つんです。  つまり、現場は並大抵なことではない、つまり大変だと。年金をもらえない人はもっと大変なんじゃないですか。普通の企業だったらつぶれるから、一生懸命、もう死に物狂いでやりますよ、これは。保険会社はき...全文を見る
○長妻委員 いや、これは我々はあきらめずに要請をしてまいります。  基本的に、昭和四十年代、五十年代、消えている記録がその時代に、平成のものもありますけれども、集中をしているわけでございます。統合漏れの記録の五千万件がいつの時期なのかというのは資料が出てきておりませんけれども、...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、これは与党、自民党、公明党の皆様にも、この審議をずっとお聞きいただいて、これは我々与野党対決の話じゃないんですね、被害者をやはり救済する。多数党がやる気になれば、国はそういうことをやるんですよ。ぜひ自民党、公明党の皆様方もこういうことに...全文を見る
05月23日第166回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。ぜひ端的に御答弁をいただきたいと思います。  今回は、安倍内閣のもう一つの解決しなければならない金の問題、消えた年金納付記録の問題を質疑させていただきます。  ちょうど...全文を見る
○長妻委員 今、決して消えていないということを言われましたけれども、柳澤大臣、誤解を生む発言はいけませんよ。消えた記録あるじゃないですか。領収書を持っていて、しかし社会保険庁の中には全く記録がない、こういう消えた事実があるじゃないですか。これは社会保険庁も認めているわけですよ。そ...全文を見る
○長妻委員 いや、私は被害者の方を救済したいだけなんですよ。そういう趣旨で質問しているんですよ。  つまり、今、柳澤大臣も言われましたけれども、三千万人の受給者の方がいらっしゃる。そして、その三つの情報が同じもの、五千万件探して一人一人に確認するんですよ、直接結びつけないで。こ...全文を見る
○長妻委員 ぜひやっていただきたいと思います。大臣、この件数もきちっと発表してください。公明正大に、国民の皆さんにわかりやすいように件数も発表した上で、個々の抽出をして統合するということをお約束されたと私は認識をしております。  そして、もう一点。今申し上げたのは統合漏れの話で...全文を見る
○長妻委員 いや、これ、持ち時間が少ないですから、委員長、答弁を短くさせてください。これは議事妨害ですよ。答えておられないんですよ。  結局、これは先週の厚生労働委員会でもそうでしたけれども、サンプル調査もしないと。つまり、手書きの……(柳澤国務大臣「意味がない」と呼ぶ)意味が...全文を見る
○長妻委員 いや、私、きょうは本当に質疑に期待して参ったんですが、本当にがっかりします。  今でも与党は、年金百年安心プランという旗を掲げておられますよね。これで本当にいいんですか、安心なんですか。銀行だったらば、一人でも預金が消えていたら、その銀行は業務停止じゃないでしょうか...全文を見る
05月25日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  きょうは、消えた年金記録の被害者の方も来られておられますので、ぜひ端的な御答弁をいただきたいとお願い申し上げます。  そもそもこの社会保険庁の問題は、我々民主党が年金流用問題、...全文を見る
○長妻委員 膨大だというのは、大臣、わかりますよ。基本的に、厚生年金では、手書きの納付記録、原票と言われるもの、名簿と言われるものをマイクロフィルムですべて保管されているということを聞いております。さらに、国民年金では、特殊台帳のマイクロフィルムも社保庁にある。しかし、ほとんどの...全文を見る
○長妻委員 今、消えた年金記録救済法案もこの委員会で審議していますよ。この委員会で、開いているうちに、採決の前に期限を言わなければ、だらだらだらだら実施が担保できないと私は思っているんです。  きょうは、被害者の方々を救済ということで、ある意味で我々は決死の覚悟で質問に立ってお...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣、おかしなことを言われますね。何のめどもなく期限も決められないと言われましたね。しかし、きょう、対策を出したわけでしょう。期限がなくて何で対策を出すんですか。大臣、普通の企業では、何かプロジェクトをやるときに、対策と期限、必ず出しますよ。いつまでやる、目標を...全文を見る
○長妻委員 大臣、私は無理を承知で言っているんじゃないんですよ。これは期限を言わなきゃだめなんですよ。つまり、無念に……(発言する者あり)ちょっと、自民党席、黙ってください。  今、無念のまま亡くなっておられる方もいらっしゃると思いますよ。もらえるはずで社保庁と交渉して認められ...全文を見る
○長妻委員 これは、すべての情報は我々は持っていないんですよ。膨大なコンピューターの中を見られるのは皆様方なんですよ。政府の方々なんですよ。ですから、期限を政治家が、ああいう組織ですから、トップダウンで、これでやれ、これでやるにはどういう体制が必要なんだ、こういうようなリーダーシ...全文を見る
○長妻委員 安倍総理は御存じないと思うんですが、我々民主党が命じて、特殊台帳だけは今サンプル調査していただいているんですよ。大臣、よく御存じのように、社会保険業務センター。三千の特殊台帳のマイクロフィルムのデータと今突合作業をして進めているわけですよ。そうしたら、大体事務量がわか...全文を見る
○長妻委員 安倍総理に聞いているんです。(発言する者あり)
○長妻委員 総理、だから私も、何月何日とか、そういう細かい期限を聞いているんじゃないんですよ。どのぐらいのめどか。対策が何にもめどがない。しかも、きょう強行採決する、そういう情報もあります。  そうしたら、絶対きょうしないでくださいよ、強行採決、期限が出るまで。期限が出るまでし...全文を見る
○長妻委員 待ってください、委員長にお伺いしているんです。期限が出ないうちに強行採決というのは、私はおかしいと思いますが、委員長、どうですか。
○長妻委員 おかしいですよ、それは、一方的で。答えてください、逃げないで。
○長妻委員 では、質問を続けますけれども、委員長の感想でいいですよ。櫻田委員長は、期限がこの採決の前に出ないで強行採決するというのは私はおかしいと思いますが、委員長はいかがですか。
○長妻委員 今法案に対する質問をしてくれと言われましたので、我々民主党もこれはここに出しているんですね。消えた年金記録被害者救済法、その絡みなんですよ、この対策というのは。ですから、その対策の期限が出ないうちに強行採決するというのはおかしい。委員長の感想をお伺いしているんです。ど...全文を見る
○長妻委員 理事会で協議してください。
○長妻委員 それでは、委員長、理事会で協議をお願いします。
○長妻委員 強行採決などしちゃだめですよ、期限が出ない前に。  総理、柳澤大臣、ちょっと聞いていただきたいんですが、つまり、私もここまでしつこく聞くのは、私も国会議員をやらせていただいて七年ぐらいたちますが、今まで何度もだまされているんです、政府に。つまり、やると言って期限がな...全文を見る
○長妻委員 それでは、この件は答えられないので保留をいたしまして、次のテーマに行きます。  五千万件の突合です。これはもう一回確認いたしますけれども、五千万件の中で、氏名や生年月日、性別が受給者と一致をする、あるいは一致するだろうと推定される方に、当該データを工夫してお示しをし...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣、がっかりしますよ。  それは平成十年から十八年度まで社会保険庁がやっていることじゃないですか、今までずっと、その手法は。同じじゃないですか。一千八百万件に送付したわけじゃないですか。そのうちの九百万件、ヒットした方を、名前と生年月日と年齢、同じ手法じゃな...全文を見る
○長妻委員 柳澤大臣、こういう問題は、ディテールというか詳細なことを詰めて議論する必要があるんですよ。  柳澤大臣、今、配付資料で二ページ目をごらんください。柳澤大臣も総理も、二ページをごらんいただくと、これが平成十年から十八年度まで、宙に浮いた年金記録の名前、性別、生年月日が...全文を見る
○長妻委員 与党の皆様方も、ねんきん定期便というのは基本的に被保険者全員に出すということなんですね。百億円の経費がかかる。しかし、全員に出すのに、三十五歳、四十五歳、五十八歳には納付履歴の一覧がついている。ところが、今言った年以外の方は、国民年金二百五十カ月とか厚生年金百カ月とか...全文を見る
○長妻委員 どうせ一億人にねんきん定期便も最終的に百億円かけて送るわけですよ。
○長妻委員 総理、いかがですか。総理、一億人に履歴を送る。
○長妻委員 安倍総理に申し上げますけれども、一億人全員にねんきん定期便は送られるのに、この被保険者に。納付履歴をなぜ送られないのか、これを御答弁いただきたいと思います。
05月30日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁をいただきたいということをお願い申し上げます。  私、この国会で発言をしておりまして気になりますのが、与党の方もきょうの質問でそうでしたけれども、私どもが不安をあおっている、こういうことを言われるわけでございます。あるい...全文を見る
○長妻委員 いや、非常に、消えた記録がないないということを与党の方が言われるので、これは注意を促しているわけです。消えた記録があるわけでございまして、社保庁に記録がある、こういうようなことを消えていないと言われたり、そういう発言、与党の方、取り消していただきたいんですね。  与...全文を見る
○長妻委員 そうすると、これは当然調査していただくということですね。
○長妻委員 いや、大臣、この質問は昨年からずっと聞いているんですよ。事務方に聞くと、こういう数字は出ると言うんですよ。ただ、上からの指示がないとできません、今情報は全部柳澤大臣決裁になっています、こういうことを言われているんですよ。  それぞれのデータには、例えば厚生年金であれ...全文を見る
○長妻委員 労力は、担当者の方に聞くと、プログラムを少しつくるだけだということですよ。(発言する者あり)社会保険業務センターですよ。名前も言いましょうか。安部補佐ですよ、安部課長補佐。確認してみてください。そして、死者数もわかる。五千万件のうち亡くなった方も調べればわかるというこ...全文を見る
○長妻委員 ですから、実態隠しですよ。実態を明らかにしてくださいよ。これは、国民の皆様方はもう実態が出たと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、五千万件、ぱあんとこの数字だけじゃないですか。あと何か出ましたか、実態。  三千件のサンプル調査も要請していました。特殊...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、与党の理事の方に聞きますけれども、これは出していいわけですか、だめなわけですか。どっちですか。谷畑筆頭、どうですか。
○長妻委員 委員長、本当に議事進行がめちゃくちゃです。こういう、筆頭理事も集まっているのに時計もとめない。議事妨害だ。  そして、この三千件のサンプル調査の結果は既に出ているという話ですよ。理事会が了解すれば出すと。与党、何で了解しないんですか。これは、本当に情報隠しじゃなけれ...全文を見る
○長妻委員 これもおかしいですよ。我々、もうずっと前から聞いていますよ。二十二万件、幾ら受給がふえたのか、そして時効で切られた金額は幾らか。さっきの金額も推計じゃないですか。二十二万人という事実の方がいらっしゃるわけですよ。何で出さないんですか、そういう数字を。これは実態隠しとし...全文を見る
○長妻委員 私が聞いているのはそういう策じゃないんですよ。つまり、現実の実態がわからなければ、悠長に、いつ照合が終わるかわからない、こういうことですよ。期限がないわけですね。ですからそういう悠長なことになってしまうんです。実態を明らかにする。実態を明らかにしないで対策らしきものを...全文を見る
○長妻委員 大臣、今ある数字もあるんですよ、社会保険庁の中に。何で出さないんですか、大臣。  そしてもう一つ、大臣、これは二月十四日ですか、予算委員会で大臣と質疑をして、五十八歳通知で三十六万人の方が記録訂正要求をしている、つまり、五十八歳通知でこれまで三十六万人の方が、自分の...全文を見る
○長妻委員 大臣、わかっていながら答えておられません。  三十六万人の内訳を教えてください。却下されたのは何人ですか。
○長妻委員 大臣、二月十四日の議事録には調査すると明言されていますよ。つまり、五十八歳通知で記録訂正を要求した三十六万人、却下したのが何人、認めたのが何人、これもあくまでふたをする。  そして、もう一つ新たな問題も我々の調査でわかりました。この二ページ目、お配りしておりますけれ...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣、こういう問題もあるんですよ。きょうまた強行採決して、これでふたをする。だめじゃないですか。実態を全部明らかにして、対策を出さないとだめなんですよ、大臣。我々民主党は対策をきちっと出しています。我々の対策、一部をのみ込んだような形で、全然、期限なしで、やるの...全文を見る
○長妻委員 大臣、大臣は評論家ですか。これが通知の実物ですよ。今、大臣は年金の最高責任者なんじゃないですか。どうしてこういうことが起こったんだろうというようなことを言われて、これは責任ありますよ。国民年金の手書き台帳は、普通台帳と特殊台帳に分かれますが、普通台帳がほとんどです。特...全文を見る
○長妻委員 大臣、これは話が全然違うじゃないですか。五千万件をチェックする、こういうふうに我々は聞いていますよ。何で五千万件全部やらないんですか。何で二千八百八十万件だけなんですか。  これは、国民の皆様の中にも、誤解されておられる方はいらっしゃると思いますよ。党首討論で安倍総...全文を見る
○長妻委員 そうすると、柳澤大臣、五十八歳通知のときに、この五千万件のデータを、ヒットする方に、あなた様は抜けがありますということで、特別にその方だけ違う通知を出す、こういう趣旨でございますね。
○長妻委員 五千万件をチェックするというのはうそじゃないですか。五千万件を全件突合して、被保険者、受給権者に、あなた様は抜けがありますか、こういうことを言う。五千万件全件やらないということじゃないですか。何で半分強なんですか。こういうことも全然詰まっていないままに強行採決でふたを...全文を見る
○長妻委員 これも国民の皆様、誤解されていますよ。大臣、これはいつ知ったんですか、受給者も見られないというのは。大臣も御存じなかったんじゃないですか。インターネットで、被保険者は見られるのに、何で受給者が納付履歴一覧が見られないんですか。社会保険庁の事務の方に聞いたらば、一回、年...全文を見る
○長妻委員 大臣、柳澤大臣、それは人、物、金をかければできるんですよ。人、物、金を国会に出していただければ、必要であれば我々野党だって認めますよ。  めどさえない。先週金曜日にあれだけ言ったのに、まだ何にもさっぱりわからない。やり始めて進捗を公表する。うやむやになりますよ。 ...全文を見る
○長妻委員 これはあと三年ですよ、日本年金機構に移るのは。我々民主党の歳入庁法案、歳入庁も同じ期間、あと三年で歳入庁にするということでございますけれども、その三年以内にもできるかどうかわからない。そんなばかな話がありますか。これは期限を明らかにするまで採決しないでください。これは...全文を見る
○長妻委員 本当にこれは我々は引き下がるわけにいかないんですよ、期限のめどを聞くまでは。大臣、今、期限のめどを言えないのであれば、この委員会を、きょう強行採決しないでくださいよ。めどぐらい言ってくださいよ。私、今突然聞いているんじゃないですよ。先週金曜日、質問時間の大半をこの問題...全文を見る
○長妻委員 はい。政府案では多くの被害者は救済されません。強行採決しないでください。  以上です。
05月31日第166回国会 衆議院 本会議 第37号
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○長妻昭君 民主党の長妻昭でございます。  まずは、松岡利勝農林水産大臣の御冥福を心よりお祈り申し上げます。  私は、民主党・無所属クラブ、社会民主党・市民連合、国民新党・そうぞう・無所属の会を代表し、柳澤伯夫厚生労働大臣不信任案の提案の趣旨を説明いたします。(拍手)  ま...全文を見る
○長妻昭君(続) 政府の時効以外の対策らしき案の検証も、昨日の半日の審議でどうやれというのですか。政府案のぼろが出る前に逃げ切ったと言わざるを得ません。なぜ抜本対策の議論から逃げるんですか。  某新聞では、「新たに数百万人規模の支給漏れに発展する可能性もある。」とあります。今、...全文を見る
○長妻昭君(続) はい。  まず一番目です。物理的に社保庁、市区町村の記録が一切消えている、これは完全に記録が消えているということです。社保庁もその事実を認めております。これは五千万件には含まれておりません。消えた記録ですから、五千万件以外の、これも重大な話なんです。昨年の八月...全文を見る
○長妻昭君(続) これは非常に重要な件数でございます。このコンピューターへの入力漏れ件数は、紙データにはあるけれども、コンピューターにはないという件数であります。  例えば、東京では、東京だけでありますけれども、マイクロフィルム、これが社会保険庁東京事務局分室にございます。
○長妻昭君(続) わかりました。今議長からも御指摘がございましたので、さらにわかりやすくお話をします。  つまり、柳澤大臣の不信任の理由、コンピューターへの入力漏れの件数を隠している、こういうこともあるんです。この隠した数字は何か。  例えば、社会保険庁東京事務局分室では、マ...全文を見る
06月06日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  この労働三法の法案が出ておりますけれども、私自身は、国家として、国民の皆様方の最低限の生活というのはどういうようなものなのか、これをきちっと定義して、最低限の生活は国家としてきち...全文を見る
○長妻委員 そして、労働者の年金、今懸案となっております消えた年金問題、特に厚生年金に関して確認をさせていただきたいのでございますけれども、今お配り申し上げました手書きの資料、一ページ目、手書きで恐縮でございますけれども、結局、ポイントは、紙データ、紙情報、手書きの納付記録が記さ...全文を見る
○長妻委員 これは、すべてというふうに、きちっと御答弁いただきたいと思うんですが。
○長妻委員 そして、今四つの台帳、旧台帳、名簿、原票、これはデータとして今のオンラインのコンピューター上にすべて入力されているかどうか、これも確認をさせてください。
○長妻委員 そうすると、名簿、原票はすべてデータがオンラインの中に今入っている。  では、台帳と旧台帳は入っていない、こういうことでよろしいのでございますか、データが入っていないと。
○長妻委員 そうしますと、確認ですけれども、これはもう、一枚の紙一枚の紙に一人の人生がかかっていますので、細かく詰めてまいりますけれども、台帳の中で、旧台帳以外の台帳は、すべてのその紙のデータが今のオンラインに入力されている、こういうことでよろしいのでございますね。
○長妻委員 これは大臣、私は大きな問題だと思うんです。つまり、旧台帳はコンピューターの中にデータが入力されていない、今、公式に認められましたけれども、これは大問題じゃないんでしょうか。納付履歴、入っていないわけですよ、旧台帳は。  二十五年ルール、延べで二十五年払っていないと保...全文を見る
○長妻委員 それでは、この旧台帳のうち、約一千四百万件といたしましょう、この一千四百万件ある旧台帳、データが今のコンピューターの中に入っていない、こういう台帳でございますけれども、この台帳のうち、基礎年金番号に統合されていないものというのはどのくらいございますか。
○長妻委員 そうすると、この約一千四百万件のうち、基礎年金番号に統合されていない記録もあるということでございますか。
○長妻委員 では、これは置き去りじゃないですか、今回の議論に。五千万件以外にも基礎年金番号に統合されていない記録があるんじゃないですか。この一千四百万件というのは、統合されていない記録がこのうちにあるということでございますけれども、それは五千万件とは別にあるということでよろしいの...全文を見る
○長妻委員 そうすると、五千万件がさらにふえたじゃないですか、大臣。何でこれは、我々の指摘があって、後手後手に回るんですか。みずから実態を出してくださいよ。  これは、私どもが調べた話を申し上げますと、この一千四百三十万件すべてが基礎年金番号に統合漏れしているわけではないという...全文を見る
○長妻委員 非常に悠長なことを言っておられますね。これは、旧台帳という印がついているんですね、今のオンラインで。カセット番号が入っている件数は何件か、引き算すればいいんですよ。カセット番号が現在の加入履歴に出ていないものは基礎年金番号に統合されていない旧台帳でありますから、そんな...全文を見る
○長妻委員 明言できない。  では、きょうこの委員会が終わったらば、部下の方に、一千四百三十万件のうち基礎年金番号に統合されていない番号を一刻も早く調べなさい、こういう指示は出していただけますね、きょう。
○長妻委員 ですから、大臣、私はあした出せと言っていないんですよ。青柳部長、後ろから何かにやにや笑いながら変なアドバイスをしないでくださいよ。  柳澤大臣、ですから、この質問が終わって帰ったら、部下の方に、一刻も早くその件数を出せ、こういう指示をしていただくだけでいいんです。そ...全文を見る
○長妻委員 いや、指示をするだけしていただきたい。
○長妻委員 国民の皆様がもしこの質疑を見ておられたら本当に申し上げたいのは、この期に及んでもまだ隠す。何で隠すんですか、大臣。件数ぐらい指示を出してくださいよ。(発言する者あり)いや、与党の方も、出す必要ないですか。指示をすると。今、五千万件の宙に浮いた年金記録がふえるという御答...全文を見る
○長妻委員 私どもが今調査をしておりますのは、こういう埋もれた紙台帳という問題なんですよ。消えた年金が消えていないんだと、ずっと、自民党のビラにも書いてありまして、こういう間違ったことを国民の皆様にお知らせをしている。五千万件とは別に消えた年金記録というのがある、社会保険庁もこれ...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、政府は五千万件を突合、チェックする、一年以内。この一年以内には、五千万件プラス何件になるかわかりませんが、今の件数も含むということでよろしいんですか。
○長妻委員 そうしますと、この一千四百三十万件、データとして今のオンラインに入力を開始する、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 そして、この政府の五千万件、一年以内に突合、チェックする、この具体的な手法を、私が何度も社会保険庁の幹部の方を呼んでもお越しいただけない、担当の方では、いや、このやり方は全く聞いていませんと。大臣にお伺いするしかないので端的にお答えいただきたいと思うんですが、この五千...全文を見る
○長妻委員 そして、ちょっと先ほどの話に戻りますけれども、旧台帳というのは決して大昔の話じゃないわけです。つまり、旧台帳の最年少者はどのくらいか。例えば昭和二十九年四月で十六歳であれば現在六十九歳ですから、まだ御存命で、年金を受け取っておられる可能性は高い。あるいは、では最年長者...全文を見る
○長妻委員 これは、国民の皆さんもマスコミの皆さんも今まではだまされておられました、政府の対策。今、大臣が図らずも正確なことを言っていただいて、これはこれでありがたいと思います。  つまり、どういうことかといいますと、政府が言っている五千万件、一年以内に突合、チェックというのは...全文を見る
○長妻委員 いや、平成十年から十八年のときも履歴はあるじゃないですか、送っているじゃないですか。
○長妻委員 そんなものは当たり前ですよ。前回の平成十年から十八年、年金の番号、そして右に厚生年金、それだけのそっけないものだった。でも、今度は事業所名を入れる。しかし、それも私は効果は期待できないと思います。  つまり、事業所名というのは、その方が今まで払っておられた、そういう...全文を見る
○長妻委員 いや、これは、国民の皆さんもマスコミの皆さんもよく聞いていただきたいと思うんですよ。私も、あるテレビ番組に出させていただいて、自民党の幹部の方が、一年以内に五千万口、突合、チェックします、しかも、マイクロフィルムや市町村にある手書き記録についても全部突き合わせします、...全文を見る
○長妻委員 それでは、これは、だれが見ても、この自民党のビラ、一年後名寄せ完了、五千万口、「オンライン化されていないが、マイクロフィルムや市町村にある記録についても手作業で突き合わせいたします。」一年以内。では、この自民党のビラは間違いだというふうに、大臣、よろしいんですか、大臣...全文を見る
○長妻委員 いや、これも、国民をばかにするなと言いたいですよ、本当に。
○長妻委員 大臣も、自民党の大臣ですから、何らかのコメントはないですか、このビラに対して。
○長妻委員 これは、私も前からこの委員会でも申し上げているんですが、こういう年金の事務の話ですね、今回。こういう話は、ディテールをきちっとやはり詰めないと、非常にアバウトな議論になると、積み残しが大き過ぎてしまう危険性があるということを申し上げているわけであります。  そして、...全文を見る
○長妻委員 円滑に事務が進捗していたと思っていたから、保存しておけというのはなかなか言わなかったと。国民の皆様には、受給が始まるまで保存しておけと言うわけですね、領収書を持ってこいと。国民の皆様は円滑に進んでいるともっと思いますよ、内部にいないのだから。国民の皆様には、ちゃんと保...全文を見る
○長妻委員 言い方が非常に軽いと思うんですね。残念だったな、悔やまれると。  これは、きょう、委員の皆さん、国会議員の皆様が委員であるのは当たり前ですけれども、皆様の地元の自治体が本当に被保険者名簿を保存してあるのかどうか、私もチェックしましたけれども、ぜひ国会議員の皆様も聞い...全文を見る
○長妻委員 これも出さないと。  そして、もう一つの廃棄通知、廃棄命令。これは私もここで話題にいたしましたけれども、国民年金の普通台帳はコンピューターに入力したら捨てなさい、これが昭和六十年の九月に社会保険庁から各事務所に出されました。この差出人の方というのが、お二人でございま...全文を見る
○長妻委員 五千万件の記録はそのコンピューターに入っている、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 そして、この会社とは非常に巨額の取引をされておられるわけですよ、金額で。そこに天下られる。しかも、こういう非常に問題のある通知を出された方です。  そしてもう一つ、社会保険庁の職員が社長だったコンピューター会社と高井戸の社会保険業務センターなどは年間九億円の随意契約...全文を見る
○長妻委員 この会社は昭和五十二年四月に設立された会社でございまして、私もその会社にかつて行ったことがあります。高井戸社会保険業務センターのすぐ近くにある会社でございますけれども、昭和五十二年の四月といえば、その後、昭和五十九年前後に年金事務が全面オンライン化したわけでございまし...全文を見る
○長妻委員 年間九億円の随意契約。大臣、年間九億円の随意契約というのは、これは問題だと思いませんか。
○長妻委員 それは問題だと思いませんか。社会保険庁OBが社長の会社と。
○長妻委員 これは、るる御質問申し上げましたけれども、埋もれた紙台帳、旧台帳の存在がきょう明らかになりましたけれども、さらに、いろいろな埋もれている紙台帳があると思うんですね。あるいは紙台帳はあるけれども入力が漏れてしまったもの、つまり、まずそういう紙台帳を捨てられないように確保...全文を見る
○長妻委員 こういうことと同時に、情報公開が何よりも重要でございます。被害者の情報の蓄積、取り組む進捗状況の全面開示、そして五千万件の保険料総額一つ出さないじゃないですか、大臣。すぐ出るんですよ。もう多くの実態が隠されておりまして、いろいろな問題がまだまだありますよ……
○長妻委員 解明されているのは、ほんの一部でございますので、ぜひ全部を明らかにしていただきたい。全容解明、責任明確化、そして抜本対策、この三つが不可欠でございます。  以上であります。
06月06日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第26号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。端的に御答弁をいただければと思います。  まず、政府の天下りバンク案では全く取り締まれない、新しい四つの天下りの問題を申し上げた上で、大臣に見解をお尋ねしたいと思います。...全文を見る
○長妻委員 これはぜひ、全国交省職員について、同日付で出向するようなしり抜けがないのかどうか徹底調査していただきたいと思うんですが、いかがですか。
○長妻委員 そして、この十ページ目には、日本道路興運株式会社取締役副社長には天下りのOB、そして、株式会社アクアテルスには一人の国交省OBも天下っているということでございまして、この二年の営利企業への規制、これもざるにもかかわらず、今度はこれを撤廃する、ゼロにすると。これは何を考...全文を見る
○長妻委員 大臣、何考えているんですか。じゃ、検査対象への天下りもできる可能性もあるということですか、天下りバンクを通せば。
○長妻委員 しかし、全部先送りじゃないですか、大臣。国会で政治家が明言しなければ、有識者会議なんて官僚の骨抜きになりますよ。何を言っているんだ。  それでは、次に行きます。  次の案件では、創業型天下りというのも今問題になっております。六ページをごらんください。これも新手の天...全文を見る
○長妻委員 私は、ことしの二月十四日の予算委員会で、国土交通省所管の関係の天下り団体のOBが株式会社をつくった、しかし、その株式会社設立前に五年間の受注の約束がなされていた文書を示して、国土交通省を追及いたしましたけれども、今申し上げたようなケースもそれに当たる可能性があるという...全文を見る
○長妻委員 これはまた時間稼ぎで終わっちゃうんですよ、こういうような答弁をされておられると。  これは全部調査してください。創業型天下り、国交省以外全省庁。渡辺大臣、どうですか。創業型天下り、会社設立前に受注が約束されている、そういう会社がありましたから、全省庁を調査すると、一...全文を見る
○長妻委員 これはだめですわ。渡辺大臣、これはやめてくださいよ。指示をする権限がない。じゃ、総理に進言して、あるいは官房長官に進言して、幾らでもやりようはあるじゃないですか。  次に、土木学会の会費の件を申し上げます。  社団法人土木学会、これは国交省のOBは何人天下っていま...全文を見る
○長妻委員 社団法人土木学会の天下り役人の五人の理事、全員が国交省のOBだと。  そして八ページ。平成十七年度、土木学会への会費支出額というのを調べてみまして、ちょっとこの数字が大きいので驚きました。国土交通省全省で、この土木学会へ会費を一年間に二千四百九十三万八千円も税金で払...全文を見る
○長妻委員 問題があるかどうか、ぜひ精査をしていただきたいというふうに思います。  それでは、今度は政府案の具体的な中身について申し上げます。  基本的に、今申し上げた四つの類型は全く政府案ではケアできないということを申し上げた上で、渡辺大臣に申し上げます。  まず、私の素...全文を見る
○長妻委員 そうすると、渡辺大臣の今おっしゃられたことというのは、ハローワークよりも人材バンクの方が仕事が見つかりやすい、こういうことでございますか。
○長妻委員 ですから、ハローワークより人材バンクの方が仕事が見つかりやすい、こういう御理解ですか。(発言する者あり)
○長妻委員 例えば、公務員は何か特別な職業だと言われましたけれども、私、地元ではこういうことを言われましたよ、支援者の方から。そうしたらば、自分は流通業に勤めているから、流通業も特別な職業といえば特殊な職業だから、流通業あっせん人材バンクを税金でつくってくれ、スペシャル版をと言わ...全文を見る
○長妻委員 ハローワークは中立的じゃないと。では、民間の方は中立的じゃないハローワークで……(渡辺国務大臣「労働省の所管だと言っただけです」と呼ぶ)何で民間の方はハローワーク、そして官僚の方は、ハローワークはいろいろな理屈がありますけれども、説得力ある理屈はありませんよ。ハローワ...全文を見る
○長妻委員 あなたはだれですか。平井さん。時間は来ていないですよ。何を言っているんですか。隣から時間が来たという誤解を与えるようなやじは、平井さん、やめてください。(発言する者あり)
○長妻委員 これは一ページ目に、お役所につくっていただいた再就職のあっせんに関する調査結果、平成十六年から十八年までの三年間、あっせんした方々は千九百六十八人、そのうち、企業、団体等からの要請によるものは千九百六十八人、全員、役所側からの要請はゼロ人だ、こういうふうに言っておりま...全文を見る
○長妻委員 正しい天下りというのがあるとは私は思えませんけれども、これは与党の方にもちょっと本当にお伺いしたいところなんです、委員会の皆さんに。  つまり、例えば補助金を受けている財団法人がありますよね。あるいは、企業でも、国から仕事をもらっている企業がありますよね。そういうと...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、押しつけ的なあっせんというのはこれまで千九百六十八人あった、こういうことで確認をしてよろしいんですね。
○長妻委員 非常に何かちょっと誤解を与えるような答弁ですね。  私、事務局の方に聞きましたら、千九百六十八人というのは押しつけ的なあっせんの人数ではありませんというふうに明言されておられましたよ、議員会館にお呼びした担当者は。  そうすると、大臣、今何か修飾語をいろいろつけて...全文を見る
○長妻委員 ちょっと待ってください、大臣。ごまかしはやめてください、ごまかしは。  押しつけ的あっせんという言葉を初めに出したのは政府ですよ。政府が定義を決めて、ここに定義が書いてあるじゃないですか。ですから、押しつけ的あっせん、この人数が千九百六十八人、こういうことでいいんで...全文を見る
○長妻委員 ちょっと待ってください。  質問じゃありませんけれども、最後の締めくくりの言葉であります。  今、千九百六十八人というふうに言われました。大臣として、政府見解だと思いますけれども、押しつけ的あっせんの人数でございます。  今回の法律の政府案の根幹は押しつけ的あっ...全文を見る
06月13日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。本日も質問の機会をいただきましてありがとうございます。  内山議員の今の問題提起がございまして、受給の申請漏れでございますが、平成十一年度から十五年度まで、五年の時効でもらえなくなってしまった金額の合計というのは一千百五十五億円で間違いご...全文を見る
○長妻委員 この資料というのは、自民党の部会にいつ出した資料ですか。
○長妻委員 総務会というのは、どこの総務会ですか。
○長妻委員 そうすると、その総務会以外には、政府として独自に発表するということは一切なかったわけでございますか。
○長妻委員 私も、普通の、いろいろな調査の資料を民主党だって自民党だって請求していると思いますけれども、ちょっとこれは、びっくりする、すごく重大な資料だと思うんです。そういう意味では、こういうものはやはり自発的に公表する、あるいは、国会議員であれば、こういう資料を入手したら何らか...全文を見る
○長妻委員 そうすると、それ以前は、もうあなたそろそろ受給の資格が出ますから申請したらどうですかというのは、事前には郵便というのは行かなかったのでございますか。
○長妻委員 全然違うことを言わないでください。我々は煙に巻かれませんよ。五十八歳通知は、受給を促すものとは全く関係ありません。  つまり、平成十七年十月以前は受給を促すような通知は一切なかったということでございますけれども、とすると、これは、十七年十月から始まったときに、当然以...全文を見る
○長妻委員 ちょっと村瀬長官、大変申しわけないんですが、年金のことが全然おわかりになっておられないんですね、基本的なことが。  つまり、平成十七年十月から通知を出したということは、一度も受給を促すような通知をもらっておらない方が今もいらっしゃるわけです。それは何年生まれ以前の方...全文を見る
○長妻委員 そうすると、昭和二十一年一月生まれ以前の方には何にも促す通知が来ていない、あるいは、平成十七年十月以前はそういう通知が全くないので、非常に冷たい国だと私は思います。  本人が企業年金部分が年金の本体だと錯覚をして申請しておられないという方もいらっしゃると思いますので...全文を見る
○長妻委員 ちょっと村瀬さん、本当に申しわけないんですが、全然おわかりになっておらないんですよ。  この二万一千七百五十六件の中にお金持ちで要らない方がいらっしゃるというふうに社会保険庁は言われておりますので、どういう方なのか、これを実態調査してくださいと。柳澤大臣、いかがです...全文を見る
○長妻委員 忙しいから余計なことは頼んでくれるな、簡単に言うとこういう答弁だと思いますけれども、いろいろな問題が起こっていますので、フル稼働して一気に情報を表に出していただきたいということも重ね重ね申し上げます。  そして、山井委員も指摘を申し上げましたサンプル調査の要求でござ...全文を見る
○長妻委員 それは、柳澤大臣、四件以外で五件ということでございますか。
○長妻委員 そうすると、社会保険庁が皆様方にお配りした調査報告書が、ちょっと事実と違う記述がある。平成十九年六月十二日、これは昨日お配りされた。  といいますのは、この配付された資料の中の四ページに、「調査の結果」と書いてありますけれども、対象記録の全件について、「2氏名、生年...全文を見る
○長妻委員 私は、はっきり言います。それは日本語でうそというんですよ。うそです、これは。だって、「氏名、生年月日等の本人の特定に関する記載に食い違いのある事例は、いずれもなかった。」と。  五件あるじゃないですか。  大臣、これはうそですよね。虚偽だ、虚偽を書いてしまって申し...全文を見る
○長妻委員 そうすると、五件の中で、名前の間違いと生年月日の間違いは、それぞれ何件ずつでございますか。
○長妻委員 生年月日はどんな間違いですか。(発言する者あり)
○長妻委員 そうすると、氏名の間違いというのは、個人情報ですのでお名前は言われなくても結構でございますので、二件というのは具体的にどんなような状況ですか。
○長妻委員 そうすると、それは、氏名、生年月日等の本人の特定に関する記載に食い違いがある事例。  これは柳澤大臣、食い違いがあるというふうに思わないですか、今の事例は。ここで書いてあるんですよ、政府が。
○長妻委員 では、もう一回聞きます。大臣、本当に過ちは認めた方がいいですよ。こういう細かいところで私も時間を費やしたくないんですよ。進めましょう。  記載に食い違いがあると書いてあるんですよ、記載に。これは、五件というのは記載に食い違いがあるわけですから、この表現は適切ではない...全文を見る
○長妻委員 今回サンプル調査は事実を出していただきたいというんです。つまり、大臣の答弁は、入力ミスはあったけれども、大事には至らないミスだから、それは隠していたんだと。  そうじゃなくて、細かいミスもどれだけあるのかというのを全部正直に出すというのが今回の調査の主眼ではないのか...全文を見る
○長妻委員 そして、この四件が、この表現、四件というのは「マイクロフィルム記録とオンライン記録が一致していないもの」という表現であれば、本来はあの五件も入れるべきですよね、これ。「一致していないもの」と書いてあるわけでありますから。非常にトリックみたいな手を使わないでいただきたい...全文を見る
○長妻委員 三千九十件の調査で四件が給付に影響するとすると〇・一三%。特殊台帳は全国で約三千二百万枚ございます。そうすると、〇・一三%を掛けますと、四万一千件も特殊台帳に給付に影響するようなミスがある、こういうことじゃないですか。  これ、全部特殊台帳をやってください、早急に。...全文を見る
○長妻委員 それでは、特殊台帳の三千二百万件。これは四万一千人の人が潜在的被害者の可能性がありますよ。  大体、めどはどうですか、三千二百万件のコンピューターとの照合でコンピューターを直すと。どのぐらいですか、期間のめどは。
○長妻委員 それでは、村瀬長官、いつになれば期限のめどが出るんですか。
○長妻委員 これは村瀬長官にも申し上げますけれども、私はきょう村瀬長官を呼んでおりません。これは最後の責任追及、一年前の村瀬長官の私の質問に対する責任追及のところだけ答弁願いたい、こういうふうに申し上げているところでございまして、答弁されないでください、柳澤大臣にお聞きしますので...全文を見る
○長妻委員 ですから、そういう十年、二十年かかる仕事の一環でやるという趣旨で申し上げているのではありませんで、サンプル調査として、我々が要求しているわけでございますから、きちっとやっていただきたいということを要求しております。これはあきらめません。  そして、もう一つの観点であ...全文を見る
○長妻委員 何でこういう質問を申し上げたかといいますと、今、五千万件が問題だと。これはもちろん問題です。我々が、民主党が問題提起したわけでございます。五千万件のうち、データの間違いも多い。三十万件が生年月日を間違えていた。しかし、今世間的には、基礎年金番号の記録そのものは問題ない...全文を見る
○長妻委員 そうすると、この十一件というのは、二・五億件の統合記録あるいは基礎年金番号記録のどちらかに十一件はあるということなんですか。本当にそれでよろしいんですか。
○長妻委員 今お話しいただきましたけれども、つまり、この十一件のケースというのは、基本的にマイクロフィルムには、紙台帳にはあった、コンピューターにはなかったということだけれども、後からコンピューターの中を精査に精査を重ねたらば、十一件のうち十件は実はあった。単に検索にひっかからな...全文を見る
○長妻委員 ですから、この基礎年金番号記録そのものが間違えていたのが五件。抜けていた、あるいは入力ミスだと思いますけれども。統合されたものでも五件。非常に少ないサンプルしか私どもに政府は出してないんですけれども、そういう少ないサンプルの中でも、今の政府は、五千万件だけに解決の焦点...全文を見る
○長妻委員 受給者と突合しなかったというのも本当にとんでもない話だと思うんですけれども。  ということは、安倍総理が、総理の発言は重いわけで、一昨日、旧台帳一千四百万については優先すると。当然これも一年以内に入ってくるわけですね、一千四百万件は。
○長妻委員 ちょっと今の発言はおかしいと思うんです。つまり、安倍総理は五千万件は、これは私は本当に不十分だと思います、コンピューターの中だけでやるわけですから。ただ、五千万件は一年以内でやると言われている。しかし、五千万件よりも一千四百万件を優先するというふうに言われていますから...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、五千万件よりも優先されるということですから、一年以内に一千四百万件は対応すると。単純なことを聞いているんです。一年以内ですね、一千四百万件は。
○長妻委員 一千四百万件は一年以内、これでいいんですね。
○長妻委員 これで答えなかったら、ぜひ委員長、御配慮いただきたいと思うんですが。つまり、五千万件よりも一千四百三十万件を優先させる。そうすると、では、五千万件が一年よりもずれ込んじゃうということですか。二年、三年になるということですか。どういうことなんですか。では、一千四百三十万...全文を見る
○長妻委員 ちょっと私は意味がわからないんですね。この一千四百万件は、総理も言われましたように、七十歳以上の方も多くおられるんですよ。これは緊急ですよ。優先されると言ったんだから、五千万件が一年以内であれば、そこに加えて一千四百万件も、五千万件よりも先に一年以内になる、こういうふ...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、大臣、五千万件よりも優先して一千四百万件をやる、こういうことを昨日総理が言われた。  では、こう聞きましょう。五千万件は一年以内にやるということですね。五千万件は、こういう一千四百万件が出てきても一年以内でやる、それは変わらないということでよろしいんで...全文を見る
○長妻委員 そうすると一千四百万件も、優先するわけでございますので一年以内、こういうことですか。
○長妻委員 そして、これ、総理が優先すると言った意味が全然違っちゃっているじゃないですか、それじゃ。この問題も我々はあきらめませんけれども、次に移ります。  もう一つ。政府が、年金の相談、膨大なデータが今集まっておられると思います、それをなぜ隠しているんだ。我々は柳澤大臣に四月...全文を見る
○長妻委員 川越の数字は確認しておりますか。
○長妻委員 もう一回、では、その数字を言っていただけますか。
○長妻委員 川越事務所の情報として、そういうような今の数字を聞きましたので、それが確かなのか確認をしたい、こういう質問をしているわけです。そして、数字も持っておられるのであれば、何でここで言われないんですか。前提条件をつけてもいいですよ。こうこう、こういう前提でこういう数字だとい...全文を見る
○長妻委員 私、国会で何度も質問させてもらっていますけれども、非常に奇妙な答弁というか。  では、どうぞ、副大臣。
10月03日第168回国会 衆議院 本会議 第4号
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○長妻昭君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、総理に所信表明について質問を申し上げます。答弁が不十分であれば、時間の範囲内で再質問をいたします。(拍手)  福田総理は所信表明で、「若者があすに希望を持ち、お年寄りが安心できる、希望と安心の国」を表明しましたが、具体策と期限が...全文を見る
○長妻昭君 ただいま福田総理から御答弁いただきましたけれども、大変不十分で、期限もない答弁が目立ちました。三つに絞って再質問を申し上げます。(拍手)  一つは、消えた年金問題、国家の威信にかかわると福田総理は答弁されました。今、国家プロジェクトとしてこの問題をやらなければ、社会...全文を見る
10月09日第168回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。端的にお答えを願えればと思います。  まず、福田総理、全国の社会保障の現場をぜひ今後ごらんいただきたいとお願い申し上げます。  年金、医療、介護、障害者福祉、今、経費削減のあ...全文を見る
○長妻委員 生活者主権の改革についてちょっと言及がなかったのは残念でございますけれども、それでは質問に入ります。  まずは年金問題でございますけれども、今、消えた年金問題が大きな、社会的にも皆さん不安に思っておられる状況になっておりますけれども、この消えた年金問題ではなくて、今...全文を見る
○長妻委員 ちょっと舛添大臣にはがっかりいたしました、今の答弁は。  例えば企業年金連合会、年金の厚生年金基金分の請求漏れの件数、これは我々の強い要請で出してまいりました。そして、きちっと措置をするということになりました。  そして、実は、社会保険庁からいただいた資料では、平...全文を見る
○長妻委員 最新の数字は、社会保険庁からいただくと、平成十六年度の新規裁定者というのは、受給の申請をされた方が百六十八万人おられる。大体、毎年一・二%の方が申請漏れで過去五年以前のものが消滅してしまうということなので、毎年約二万人、毎年三百億円近くの受給できるお金が時効で消滅して...全文を見る
○長妻委員 いや、これは非常に不可解なんですね。  今までは社保庁がサンプル調査をしていた。今度は総務省に移った。そして、そのサンプル調査の七千八百四十件、既に紙データとして、コンピューターの中にある五千万件のうち七千八百四十件を総務省は入手して、それを今一個ずつサンプル調査し...全文を見る
○長妻委員 我々のアドバイスをはねつけるというか、中身を全然公表されないということであります。福田総理、これはサンプル調査ですから、七千八百四十件でございますから、一件当たりの平均の保険料が幾らぐらいなのか、あるいは対応する紙台帳と入力ミスが何カ所ぐらいあるのか、そのぐらいはぜひ...全文を見る
○長妻委員 そして、我々が考えておりますのは、その五千万件、今政府は、コンピューターの中で照合して、それらしい人に通知を出す、これを三月までにやるということを言われております。これを、別にやるなとは言いませんけれども、根本解決にはつながりません。我々は、五千万件に対応する紙台帳、...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、一番肝心なところがなかなか期限も出ないということで、さらに、八億五千万枚以外にも社会保険業務センターにあるかもしれないということでありまして、まだ全部捜していないということで、ぜひ早急に捜していただきたい。  そして、第三者委員会ということで、今、多くの方が御...全文を見る
○長妻委員 やはり、私も本会議場でも申し上げましたけれども、国家プロジェクトとして、国家の危機なんです。年金の信頼というのは国家の危機に直結するんです。国を信用しない国民の皆さんがいっぱいいる国というのは不幸な国ですよ。  ぜひ、年金、今は国家の危機であるということをお考えにな...全文を見る
○長妻委員 ぜひ国家プロジェクトとして、もう議論は結構でございますから、実行部隊をつくって実行を着々としていただきたい。  そしてもう一つは、年金の信頼回復のもう一つ、年金の流用を全面禁止するということです。払い込んだ年金の保険料はすべて年金の支給に回る、ほかにはびた一文使わな...全文を見る
○長妻委員 これ、私も議事録は手元にあって、国民の皆様もインターネット等で議事録は入手できますけれども、確かにグリーンピアはけしからぬと言っております。いろいろなことを言っておりますが、最後は、「年金の給付以外にはびた一文使っちゃいけない、こういう反省が出ております。」という言葉...全文を見る
○長妻委員 まず、年金保険料を使うということに対して、国民的コンセンサスが得られていないんですね。合意のもとでもともと使われているわけではないと考えております。  そして、もう一つ問題なのは、特別会計なんです、保険料が支出するもとというのが。それで、日本のあしき特別会計システム...全文を見る
○長妻委員 それでは次に、質問を変えまして、会計検査院の問題をお話し申し上げたいと思います。  資料にもお配りをしておりますけれども、会計検査院長、きょうお出ましいただいておりますけれども、まず、平成十六年度までの十年間で会計検査院が決算報告書に記載した不当事項金額は全部で幾ら...全文を見る
○長妻委員 いまだ九十四億円もの金が返されていないということで、これ、院長、九十四億円が返されていないというのは、いつ御存じになって、再度督促をきちっとするんですか。そして、会計検査院の責任というのはないんですか。
○長妻委員 何かすごく優しい検査院というような今答弁がありましたけれども、九十四億円の金が返ってきていないんですね、不当と指摘したにもかかわらず。  ぜひこれ、院長が答弁されたように、全部が全部、貸付金のような形で焦げついて返ってきていないというのはありますけれども、一部であり...全文を見る
○長妻委員 何か不可解ですね。  置賜に関しては文書すら出していない、口頭指摘だった、それでも表に出さなかった。  これは実際に、例えば農水省では十五件指摘、指導を受けて、照会文書も十五件受けている。その十五件すべてが、確かに不適切な会計処理だったということで、是正をするとい...全文を見る
○長妻委員 質問に答えてください。  百二十六件の指摘、指導は、省庁は不適切と認めました。省庁に聞きましたら、会計検査院が公表するなと言われているから公表できませんというお答えが返ってきました。会計検査院が公表すると言えば、されるそうであります。  それは、会計検査院、公表も...全文を見る
○長妻委員 いや、院長、ちょっと聞いていていただきたいんですけれども、省庁が自発的に公表するという不適切な処理、当然、照会文書は公表しないですよ、そのものは。これが不適切な処理だというものを省庁が自発的に公表するのもだめですか。
○長妻委員 私も無理難題を言っているつもりはないんですね。つまり、検査の途中であれば、それは、公表するのはいろいろ考え方があるでしょう。しかし、一たん検査が終わっているわけですね、これ。ですから、それはぜひ。  そうしたら、院長、今、検査対象団体に会計検査院からの天下りというの...全文を見る
○長妻委員 官房長官にお伺いしますけれども、これは政府から聞くと、受け入れ側はちょっと違う数字が出ているようなんですけれども、官房長官、何人でございますか。何人、何法人、今在籍中は何人でございますか。
○長妻委員 そうしましたら、これは会計検査院に聞きたいんですが、検査対象団体に天下った方のうち、現役時代にまさにその検査対象団体に立入検査をした、その御本人がその団体に天下っている、こういうケースはありますか、院長。
○長妻委員 本当に一人なんでしょうか。  それでは、例えば、天下った会計検査院のOBが、会計検査が入るときの現況説明、一番初めの説明などに立ち会った、ですから、先輩が立ち会うわけですね、後輩が会計検査に入るときに。そういう例というのはありますか。
○長妻委員 私が聞いているのは、日本中央競馬会に天下った検査院のOBは、会計検査の検査が入るときは立ち会うときもある、初日の現況説明に立ち会う、おおむね三月、七月に立ち入りがある、最近は早まっている、毎年三カ所ほど競馬場にも実地検査に行く、自分も検査員と一緒に競馬場の実地検査につ...全文を見る
○長妻委員 これ、疑いたくはないんですけれども、私は疑ってしまうんです。つまり、会計検査院は独自の天下り団体を持っておられないので、やはりほかの省庁の検査対象団体などに受け入れてもらうということが日常的に行われていると聞いておりますけれども、そうすると、受け入れるかわりに何らかの...全文を見る
○長妻委員 それでは、ぜひ総理、ここで、要請があるから受け入れるんだ、要請があるから人を出すんだという話を検査院はされましたので、もう要請はしないと御発言いただきたいと思います。
○長妻委員 ちょっと今の答弁が不明確だったんですが、そうすると、一切受け入れない、要請もしない、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 ちょっと、私もここで引き下がるわけにはいかないんです。国会の中では事実に基づいたこと以外は踏み込んだ発言はできませんけれども、本当にいろいろな事例で疑惑を疑われるようなことが多くあると私は感じておりますので、ぜひ総理、ここで一切やめると。だって、要請しなければいいわけ...全文を見る
○長妻委員 これは、先ほどの旧新東京国際空港公団に天下った会計検査院のOBは、現役時代、そこに実地検査、立入検査をしていた人がそのまま天下った。成田国際空港株式会社です、今の。これは御記憶のある方はいらっしゃると思いますけれども、談合の事件が発生をした団体ですよ。ですから、OBが...全文を見る
○長妻委員 今、十八名、十九名というお話がありましたけれども、私どもが各省庁から、省庁所管の検査対象団体に何人会計検査院のOBを受け入れているかとヒアリングをしましたところ、それを足し算しましたら、延べ四十七人、十五法人ございました。在籍中が十三人ということを我々は確認をしており...全文を見る
○長妻委員 我々民主党は、政府による天下りあっせんは全面的に禁止する、そして、再就職は禁止していません。御自身で就職情報誌とかハローワークで探す分には、一般の方と同じように探す分にはいい。しかし、その天下った先で出身省庁に口ききなどしたら、これは厳罰を処する。  先進国を私は調...全文を見る
○長妻委員 まあ、ちょっと理解できません。  今、民間企業云々というお話がありましたけれども、民間企業はこういう、税金でスペシャル版の再就職機関があるんですか、民間企業は。税金であるんですか、税金で。すべての企業があるんですか、そんな恵まれた再就職のあっせん機関というのが。それ...全文を見る
○長妻委員 今、閣議決定を見直すようなお話がございましたけれども、そうであれば、この官民人材交流センターそのものを、天下りバンクそのものをやめて、政府が天下りのあっせんをしている先進国はありません、もう日本も一切しない、こういうことをぜひ閣議決定で決定していただきたい。  最後...全文を見る
○長妻委員 今、自民党席から、この創業型天下りは何だという声が飛びましたので。  これは、官僚のOBの方が、自分たち、仲間と一緒に株式会社を設立する、出資もOBがする、それは悪いことじゃないと思いますけれども、それは出身省庁と握って、設立前に出身省庁からの受注が約束されている天...全文を見る
10月24日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁をいただきますようお願いを申し上げます。  まず、舛添大臣にお伺いしますけれども、紙台帳とコンピューターデータを照合してデータを正しくする、これは平成二十二年一月の日本年金機構発足までにやる、つまり二年二カ月でやるという...全文を見る
○長妻委員 ちょっとこの前の、ことしの十月十五日参議院の予算委員会の答弁よりも若干ニュアンスが違ってきているんですけれども。  つまり、我々民主党は、今回の消えた年金問題で最大の解決策の一つは、紙記録ですね。全国の自治体にもまだ残っているものもあります、捨てられているものもあり...全文を見る
○長妻委員 議事録、二ページ目に配付申し上げておりますけれども、舛添大臣はこういうふうに我が党の櫻井充参議院議員に答弁されているんですね。後半の方ですけれども、「いろんな田舎の町なんかに置いてある紙台帳というのの突き合わせをやっていく、そういうことを全部やって、ですから、二十二年...全文を見る
○長妻委員 大臣、二十二年一月に日本年金機構が発足する。我が党の案は歳入庁が発足する。同じ時期なんですね。つまり、それまでにすべて解決しておかないと、わけがわからなくなるんですね。新しい組織に行って、また資料が散逸したりして。これがもうタイムリミットなんですね、根本解決の。  ...全文を見る
○長妻委員 私が予算委員会などで福田総理大臣に、国家の危機です、今現在、この年金不信、国家の信頼に直結するんだ、国家プロジェクトでやってほしい、こういうことを何で我々、口を酸っぱくして言っているかというと、今はっきり言うと、残念ながら、社保庁が仕事が終わった後、言葉は悪いですけれ...全文を見る
○長妻委員 我々もいろいろこれまで質問して、期限がない約束というのは結局うやむやになっちゃうんですね、これまでの例からいって。  そして、今決意と言われましたからぜひ、二年二カ月ですべての紙記録と照合するには、では人、物、金、どれだけかかるのか、この積算を今やらなければうやむや...全文を見る
○長妻委員 大臣、本当に認識を変えていただきたいのは、これは五人とかなんとかという話じゃないんです。これは本当に国家の危機で、国家プロジェクトで、下手したら数万人とかそういう総人員が必要になる可能性だってあるんですね。ですから、ここでもう見積もりをとる。二年二カ月ですべてを、紙台...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、大臣、御自身の発言に責任を持っていただきたいと思うんですが、この議事録ですね。つまり、この議事録では、翌朝の朝刊にも全部出ましたよ、大臣の公約だということで。二年二カ月でやると言われていますから、二年二カ月でやるには、では、どの程度、先ほど数十億円、数...全文を見る
○長妻委員 いや、そうすると、大臣、ちょっと驚くのは、二年二カ月以内にやると言ったのは、これは根拠のない当てずっぽうで言ったということですか。(発言する者あり)
○長妻委員 根拠がなくて言ったのであれば、しかし、これはもう言ったことですから、では、根拠を、きちっと裏づけをとるというのが大臣の仕事だと思いますよ。ですから、その根拠となる見積もりを、人、物、金がどれだけかかるのか。では、これは総務省と今やっているし、ほかの省庁との連絡会議があ...全文を見る
○長妻委員 協力してやってくださいよ、大臣。これは、ですから、閣僚会議をせっかくつくったんだから、ほかの省庁で手が余っているところもありますから、二年二カ月で、一番の根本解決だと思っているんです、我々は。そのデータの訂正をするには人、物、金がどれだけかかるのか、これをきちっと見積...全文を見る
○長妻委員 ということは、人、物、金の見積もりを出すということですね。
○長妻委員 出すんですか、見積もりを。
○長妻委員 五千万件の処理というのは、これはどんどんやっていただく、これは当然ですよ。しかし、根本解決策を逃げているんですね、政府は。期限も言わない。(発言する者あり)  ですから、もう一回、今与党席から私の質問はしつこいしつこいと言われましたけれども、確認しないと逃げるんです...全文を見る
○長妻委員 ぜひ早急にお願いをしたいと思います。  次に、脱退手当金の問題でございますけれども、これは私どもの事務所にも多くの御相談が来ているんですね。脱退手当金をもらっていないのに、あなたはもらったんだと社会保険庁から言われて、その間の記録が抜けている、金をもらったんだから抜...全文を見る
○長妻委員 ぜひプログラムを組んでやっていただきたい、調査していただきたい。  もう一回だけ御答弁ください、調査するということを。
○長妻委員 ですから、いつも社会保険庁は、いや、五千万で忙しいからほかはできないんだ、できないんだと。ですから、国家プロジェクトとして、自分のところで抱え込まないで。いや、大臣、大臣はそういう気がないかもしれないけれども、下のお役所は今そういう形になっているんですよ。ぜひ中を見て...全文を見る
○長妻委員 これは結局、国家公務員で、今の説明のとおりダブル、厚生年金と共済年金両方受給している人が、今現在で御存命の方で受給している人は五千百五十人が推定される。その出向時期だけ本当は厚生年金にならなきゃいけないのに、便宜的に共済もダブルでもらえる。その出向時期だけの共済の受給...全文を見る
○長妻委員 これは今現在、制度は廃止をしたといっても、これも不可解なんですね。  つまり、今現在、独立行政法人とか特殊法人、公庫等に出向する方、移籍するわけですけれども、その方は本来は厚生年金適用になるはずなのに、それはならない。今度はダブル受給はできないけれども、共済をずっと...全文を見る
○長妻委員 このくらいは自分の御判断で答弁していただきたいと思うんですね、大臣ですから。  次へ行きますと、厚生労働省の職員の高額アルバイトの問題でございます。  十四ページでございますけれども、平成十八年度、一番アルバイトで稼いだ方が、一位がお医者さんでございますけれども、...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、政治家ですから、規程を見直す必要があるんじゃないかと。規程に合っているから何でもいいということじゃないですよ、我々は。  そして、この方に対して、我が党の小宮山泰子衆議院議員は、ことし五月二十五日の決算行政監視委員会でも質問をしたときに、菅総務大臣は...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、C型肝炎に対する対応をめぐって厚生労働省が批判されているわけですよ。医薬品メーカーに私は甘いと思っておりまして、その背景にこういうことがあるとすれば問題だから、一回調査をしてみるということをもう一回言っていただきたいんですね。
○長妻委員 そして、もう一つは、厚生労働省が脱税をしているんじゃないか、こういう問題でございますけれども、十一ページでございます。  これは脱税をしていますか。していたとしたらどれだけの金額ですか。お答えください。
○長妻委員 結局、地方厚生局五局、都道府県労働局二十六局、省内三互助会が脱税をしていたということです。生命保険に職員の方がお入りになるということは、これは悪いことではありません。しかし、生命保険の団体取り扱いということで、つまり一括して入るといろいろ便宜があるんですね。つまり、事...全文を見る
○長妻委員 ぜひ税金もきちっとさかのぼって払っていただきたい、これは当然だと思います。  そしてもう一つ、独立行政法人の天下り団体です。  たくさん天下っておりますが、勤労者退職金共済機構、これも私が衆議院の本会議で代表質問させていただいたときに、中小企業の退職金、四十九万人...全文を見る
○長妻委員 ですからこれは、最後の手帳の更新をして三年間更新されていない、しかも受給資格のある人が平成十八年度末で四十一万人おられる。ですから、これを問題ない方と問題ある方を仕分けしてほしいと申し上げたんですが、それはできないと。ということは、我々としては、この四十一万人が未払い...全文を見る
○長妻委員 ぜひ実態を把握していただきたいのは、私も現場の方とお話をすると、いやこれは、この制度に入っていると入札のとき経営の点数が上がる、つまり、入札のランクも上がる可能性が出てくるので有利になるんですね、御存じの方は多いと思いますけれども。  ですから、そういうことで、この...全文を見る
○長妻委員 こういう過去の責任もぜひ追及をしていただきたいというふうに思います。  そして、最後に、年金の保険料の横領の問題です。  今、我が党も強く要請をいたしまして、社会保険庁の職員、OBすべての聞き取り調査というのを当局がされている。そのときに、これまでは、実際に国民年...全文を見る
○長妻委員 終わります。ありがとうございました。
11月21日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  質問をさせていただきますので、できるだけ端的に御答弁いただければ幸いでございます。  まずは、年金の信頼性という中で、一つ不可解な事例がございました。国民年金の資格を喪失するという事例でございますけれども、本来は、資格喪失というのは...全文を見る
○長妻委員 でも、このAさんは昭和六十一年十月から今日までずっと住民票はあるわけですよね。では、この処理は全く問題ないんですか。
○長妻委員 これは、官僚の方からきちっと報告を受けておられるのかどうかあれですけれども、私が官僚の方から説明を受けたのは、昭和六十一年の十月からこの方は住民票がずっと同じ場所に現在もあると。これは間違いないですね。
○長妻委員 そうすると、昭和六十一年十月からは、住民票はずっと同じ場所にあったということでございますね。
○長妻委員 再度聞きますけれども、この処理は間違いだったということでありますね。不適切あるいは不正な処理だったということでありますね。
○長妻委員 しかし、私も非常に不可解なのは、資料をお配りしましたけれども、四ページ目。この資料は仙台北社会保険事務所長からほかの事務所にあてた資料でございますが、簡単に言うと、三千三百九十四人の人の資格喪失をやりなさい、こういう指示書なんですね。それで、一人の方はミスという、私は...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、わからないということであれば、三千三百九十四人の方、資格喪失というのは大変なことですよ、これはお一人お一人チェックいただけませんか。
○長妻委員 これは成績を上げるための新たな分母対策ではないかと私は疑ってしまうんですけれども。  もう一点不可解なのは、この仙台の資格喪失、社保庁がしたわけですけれども、実際に平成六年の六月に資格喪失のコンピューター操作をしているんですが、資格が喪失されたということは、平成元年...全文を見る
○長妻委員 ですから、これは平成元年の四月一日に何でさかのぼっちゃうんですか。  では、この四月一日の前の日に住所が確認できなければ一日後に資格喪失する、こういう手続は正当なんですか。
○長妻委員 前というのは、平成六年から五年前にさかのぼると住所が確認できないと。それも本当にそのとおりなのかというのは疑問がありますけれども、さかのぼって平成元年四月一日に資格喪失する。そうしたら、その時点は住所が確認できているかもしれない、前の日まで住所があったかもしれないわけ...全文を見る
○長妻委員 事務方の話によると、住民票は今はさかのぼれて、今であれば住民票の確認は昭和六十一年十月まではさかのぼれる、そういう話ですから、五年ではないと思いますので、これはチェックしようと思えばできます。これは重大な問題です。  しかも、資料の一ページにもございますけれども、四...全文を見る
○長妻委員 仮に、これがかなり大規模な不適切あるいは意図的なことであれば、これは不正免除どころか、資格を喪失、資格そのものをつまり年金制度から葬り去ってしまうというとんでもない話であります。  宮城は平成六年度に資格喪失を実施した、東京は平成十一年度、兵庫は平成六年から七年度に...全文を見る
○長妻委員 仙台の三千三百九十四人というのはもう確定してわかっている、文書が残っていますので、この方々、多分かなり多くの方が今も資格喪失のままだと思いますので、ぜひ、これはちょっと早急に、一カ月ぐらいをめどに全部チェックするということをお約束いただけませんか。
○長妻委員 これは、官僚の方も大臣と同じように、何かを不正があって調査すべきだ、救済を早急にすべきだと言うと、いや、五千万件がありますから、ありますからと。だから、私どもは福田総理にも、国家の危機だ、国家プロジェクトでやってくれ、オール・ジャパンのほかの省庁の人材も全部、マンパワ...全文を見る
○長妻委員 これは、厚生労働省が、平成十三年度から十三人の方に、合計で一億七千七百五十万円の随意契約を個人と結んでいる。しかも、十三人のうち十人は厚生労働省のOBである。あとの三人は、これは私も不可解なんですが、マスコミの方だということであります。  これは、昭和三十一年度から...全文を見る
○長妻委員 すべて厚生労働省からいただいた資料でございます。
○長妻委員 廃止されたと言われても、昨年、平成十八年の八月に廃止しているわけです。これも、会計検査院に指摘されて、慌てて、まずいということで廃止した。ついこの前までやっていた。つまり、大臣に私がお伺いしたかったのは、一政党というか、一政党どころか野党第一党の内部の情報を税金で調べ...全文を見る
○長妻委員 行政情報の収集で政党も含まれていると。  では、民主党の情報を、政府がつかんだ情報を全部いただけますか。どうですか。
○長妻委員 厚生労働省の事務方の方に事前に説明を受けましたら、こういうふうに残っている情報はかす情報ですというんですね。つまり、本物の一番重要な情報はまずいので、すぐ捨てていますというんですね。ですから、どういう情報があったのか。  例えば、選挙の情報、細かい情報が、税金でそれ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、これは実は全国紙の記者のOBの方もいらっしゃったわけですけれども、では今後、時と場合によっては、これからも、情報をとる仕事を現役の記者に税金で、随意契約でお願いするということもあり得るというか、何ら問題ないということですか。
○長妻委員 憲法には報道の独立というのもあります。これは私は大変問題が大きいということで、日本版ウォーターゲート事件ではないですけれども、こういうことを本当に、今自民党席から笑いが起こりましたが、本当にいいんですか、税金で。私はちょっと怖い感じはしますよ。どういう感覚なんだ……(...全文を見る
○長妻委員 では、国税庁に聞きますけれども、これは領収書も何もないつかみ金ですよ、一億円以上、これは課税はするんですか。領収書が全くなくて、全部経費と認めてしまっていいんですか、国税。
○長妻委員 随分何か優しいですね。一般の事業主が領収書、証拠の書類がなければ、丸ごと全部、経費で、言い値で認めちゃうんですか。口で言えばいいんですか、経費だと言えば。国には非常に優しい感じがいたします。  そして、大臣、この問題について、厚生労働省はお金はもう一銭も返さないとい...全文を見る
○長妻委員 では、どんな政策に生かしたのかだけ、一枚ごとにいただけますか、報告書ごとに。
○長妻委員 私は、今の答弁は容認できませんので、この問題は引き続きいろいろな場面で追及をしていきたいと思います。  次に、この法案でございますけれども、与党提出者に、厚生年金特例法でございます。  十四ページにAとBというパターンに分けて書かせていただきました。このBのパター...全文を見る
○長妻委員 そうすると、このBパターンですね。社会保険庁は全く落ち度がないというケースでございますかね、事業主は払っていないわけでありますので。そうすると、国に落ち度がない場合に税金を使うということは、何らかの落ち度がある、そういう解釈をしたということでよろしいんでございますか。
○長妻委員 私も、保険料が天引きされたというのが確認された方々、本当にお気の毒な方々ですので、何らかの対応は必要だというふうには考えております。  Aのパターンは、事業主は社保庁に払ったと主張している、社保庁はもらっていないと言っている、お互い、どっちがどっち、言い合いをして、...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、こういう責任分担の中で、厚生年金の保険料でも、消えた厚生年金記録という存在が、たった二件ですけれども、二件だけ政府は認めたということです。  つまり、事業主には払った、証拠の書類を事業主は持っている、しかし、社保庁の中にはどこにも、しかも、マイクロフ...全文を見る
○長妻委員 これはどう考えても二件のはずはないので、今、日本全国で二件だと言われておられるんですが、これも徹底してやはり捜していただきたい。  そして、九ページ目でございますけれども、もう一つ我々が気がかりなのが、紙台帳がまだ未発見のものがあるんではないのか、こういう疑念をずっ...全文を見る
○長妻委員 何か随分我々も信用されていないですね。そんな、そこで暴れたり何かするというふうに思われているのかどうかわかりませんけれども、そんなことはありませんので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  そして、もう一点気になることがありまして、私も、聞くと、舛添大臣が、何か年...全文を見る
○長妻委員 これは大臣の姿勢として私も大変気になることがいろいろある象徴だとも思うんですね。  これは十三ページに、インターネットに出ております民放のこういうようなものがございました。ここには大臣の発言として、今から一カ月後およそ六百万人の方にお知らせが行きます、そのうちの五百...全文を見る
○長妻委員 いや、これは失言とかそういう話ではなくて、姿勢の問題だと。私と多分感覚が全く違うんだと思うんです。言葉じりじゃありません。  つまり、C型肝炎のときもそうなんですけれども、私どもが感じるのは、大臣は加害者側の責任者なんですよ。加害者側のトップなんですよ、立場としては...全文を見る
○長妻委員 これは官僚の方独特なんですね。つまり、内部で使っているだれもわからないような用語を平気で外部の人にぺらぺらしゃべる。つまり、国民の皆さんは、ねんきん特別便というのはだれも知りませんよ、何の通知なのかというのは。多分官僚の方は、これはもう皆さん知っている、五千万件のあの...全文を見る
○長妻委員 変わらないと思うんですが、社会保険庁の事務方に聞きましたら、与党の案でも年金相談の建物は建てられるのではないかと。つまり、与党案が通っても、年金相談のスペースが少しでもあれば、年金相談の建物を新築してデラックスなものを建てるということができる、これは間違いないですか。
○長妻委員 では、その年金相談の部分の建物の建設というのはないということですね。この法案ができればできなくなる、法律でできなくなると。
○長妻委員 でも、条文では教育と広報と書いてありますが、どの条文でそれが読めるんですか。
○長妻委員 大臣、今の答弁で正しいのでございますか。
○長妻委員 いや、議員立法の話じゃないです、閣法の話。  ちょっと待って。今、多分訂正がありますから、言ってください。
○長妻委員 個別の判断だということで、あとは、何%によってはつくることも可能性としてはあるというふうに受けとめ……(発言する者あり)では、年金相談の建物は一〇〇%この法律で建てられないというふうになるんですか。後ろの事務方の方が詳しいでしょう。
○長妻委員 今年度は十八・六億円、これはテナント代じゃなくて、年金相談のコーナーの整備の建設費が今年度使われているわけですね、十八・六億円。  では、具体的に言います。この十八・六億円は、これはもう使えなくなるわけですね。
○長妻委員 その差は、どうやって修繕と建設というのを、例えば、では、増築はどうなのかとか、いろいろな個別の判断だという話でありますので、ちょっと非常に……。  では、もう一点お伺いしますけれども、例えば、これは「公的年金」という社会保険庁が天下り団体に発注したCD—ROMです。...全文を見る
○長妻委員 CD—ROMなんかは、結局インターネット上にこういうクイズを載せればそれで本来は済むわけでありますけれども、基本的に、特別会計だから財源が青天井なんですね、特別会計というのは。  税金というのは、ある意味では、社保庁の幹部が主計局に行って、自分より若い主計官にがみが...全文を見る
○長妻委員 法的に義務はなくても、自主的に返納してくださいと。  会計検査院に聞きますけれども、会計検査院は、自主的に返納すべき、そういうことを社会保険庁は働きかけるべきだというふうには思われますか。
○長妻委員 会計検査院に聞くのは、では、自主的に、義務はないけれども、お返しいただきたいということを社会保険庁がNTTデータに申し上げるぐらいはするべきじゃないのか、そういうふうには思われるんですか。指摘しっ放しじゃだめですよ。
○長妻委員 これでいつも腹立たしいのは、会計検査院、六十四億円払い過ぎている、この中の多分大半は年金の保険料だと思いますよ。  自主的に返していただけないでしょうかということを社会保険庁がNTTデータに申し上げるということ、それを舛添大臣、そのアプローチをNTTデータに申し上げ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、これは六十四億円払い過ぎている。会計検査院が非常に低目に見積もっても六十四億円でありますので、これをそのまま返してもらわないで、確かに法的なことはないでしょうけれども、そうすると、繰り返し申し上げますが、自主的に返していただけないかということを申し入れる、...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、結局、こんな六十四億円も払い過ぎて、まあ、しようがないな、あるいは、毎年一千億円も年金保険料でコンピューター経費を注ぎ込んでも、非常に問題のあるコンピューターシステムだ、しかも、関連会社から監修料という名目で職員が現金を受け取る、こうい...全文を見る
12月12日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁を賜れれば幸いであります。  まず、舛添大臣の発言で見過ごせない発言が幾つかあるのでございますけれども、まず、選挙のスローガンだ、これはどういう意味ですか。
○長妻委員 平成十九年、ことしの十一月二十一日の記者会見で、最後の一件までというのはある意味での選挙のときのスローガンです、こういうことですけれども、これはスローガンだということでよろしいんですか。
○長妻委員 同じ日の会見で、公約の、最後の一人、最後の一円まで確実にやるということで取り組んでいきたいというふうに思っていますということですけれども、これは実現できるんですか。
○長妻委員 選挙のスローガンとか、官房長官も選挙のときの発言のような趣旨とされていますけれども、ぜひここで、選挙のスローガンだ、こういうような発言について、非常に不適当だったということで、取り消して謝罪いただきたいと思うんですが、いかがですか。
○長妻委員 舛添大臣の昨日の記者会見を聞いておりますと、何か、誤解したのは、国民の皆さんが勝手に錯覚して、全部解決のように誤解をしてしまったので、それは自分の責任じゃないんだ、そういうニュアンスを感じるわけですけれども、そういうふうに誤解を与えた、つまり、全部できないということが...全文を見る
○長妻委員 同じ日の記者会見で、同じ日というのはことしの十一月二十一日でございますけれども、場合によっては数%、何としても見つからないというのが出てくる可能性がありますということを言われているんですが、数%が見つからないということなんですか、最終的には。
○長妻委員 就任の記者会見、これは選挙じゃありません、ことしの八月二十八日でありますけれども、舛添大臣は、確実に最後の一円まで取り組んでいきたいというふうに言われているんです。  となると、我々、実際に中身を見ることができません。皆さんも公表しない。しかし、大臣は当事者ですから...全文を見る
○長妻委員 そうすると、来年三月までにまず半分は解決できるということですか、五千万件のうち。
○長妻委員 これは、そうしましたらば、昨日発表した一千百万件も、私が言う解決というのは、御本人に記録が戻って、きちっと記録として統合されて、受給額が少なければ多い受給額をもらう、これは当たり前じゃないですか。これが解決ですよ。委員長も何とぼけたことを言っているんですかね。  そ...全文を見る
○長妻委員 つまり、これは重要なことなんです。  五千万件のうちいずれ、それでは、解決できるのは、半分以上は解決できるんでしょうねと、こういうふうに聞いているんです。それはわからないんですか、それともできないんですか、どちらなんですか。
○長妻委員 そうすると、半分である五二%はいずれは解決できる、こういうことで、舛添大臣、よろしいんですね。
○長妻委員 今、社保庁の長官からは五二%は当たりがついたという話があって、そうすると、四八%はもうさっぱりわからない、こういうようなニュアンスに聞こえるわけで、なぜそういうような状況になっているのか。  前から我々が、民主党が申し上げていますのは、抜本解決策をぜひとっていただき...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、これは柳澤大臣のときからずっと、いつまでに完了するのか、期限のない約束は今まで政府は守ったためしがない、こういうふうに我々は考えておりまして、期限をおっしゃっていただきたい。  配付資料で、今現在社会保険庁が把握している紙台帳、八億五千万件ある。社会...全文を見る
○長妻委員 答えていないですよ。
○長妻委員 今委員長からもお話があって、この委員会を休憩にするというようなお話があったので、それでは迷惑がかかると思いますので、私が先ほど委員長に対して何をとぼけたことを言っているのかということに関しては、そうしたらば、言葉を訂正します。  そうしたらば、解決というのは、これは...全文を見る
○長妻委員 それは委員長が不快に思うのであれば、その発言は撤回をいたします。
○長妻委員 いや、私は、その委員長の議事整理権、私がまさに追及しているそのときに、そのときに、解決というのはどういう意味なんだ、定義がはっきりしないと。非常に水を差されているわけでありまして、今後、そうであれば、いろいろな問題の追及に対して、委員長は途中で、ちょっとあなたの定義は...全文を見る
○長妻委員 この八億五千万件の紙台帳の照合、これは何としても期限を決めてやっていただかなければならないんです。抜本解決なんです。  舛添大臣、今、社保庁長官は、期限は決められないという趣旨の発言がありましたが、舛添大臣の発言では、ことしの十月十五日、参議院の予算委員会、我が党の...全文を見る
○長妻委員 これは発言がかなり後退されているんですね。  ことしの十月二十四日の私の質問に舛添大臣は、私は、あと二年二カ月、もう二年ですね、もう今から換算すると社保庁解体まであと二年、当時の質問は、「あと二年二カ月ですべての紙台帳を照合してコンピューターデータを正しくする、こう...全文を見る
○長妻委員 私どもは、どうしてもこの紙台帳との照合の期限というのを聞かないと抜本解決には結びつかない、多くの国民の皆様が最後まで年金記録に結びつかないで残ってしまうと強い懸念を持っております。本当にきょう、舛添大臣の政治決断でやると、いつまでにやる、こういうことを明言をぜひしてい...全文を見る
○長妻委員 つまり、十四件が統合記録の中、五千万件とは別に、受給金額に影響するミスがあった、あるいは十四件全部が受給金額に影響するかどうかわからないということなんですか。十四件はあるんですか、この二億五千万件の中のミスとして。
○長妻委員 そうすると、この二億五千万件の中で十四件ミスがあると。これも十四件というのは、我々が聞いて聞いて、やっと渋々出てきた数字で、本当に、ほんの氷山の一角だと思いますけれども。  つまり、何が言いたいかといいますと、五千万件ということで今世間では注目がされておりますけれど...全文を見る
○長妻委員 そうすると、もう二年以内に全紙台帳、これを照合する、こういう決意ということですけれども、改めて、決意という言葉も入れて言っていただきたいんです、ここで。
○長妻委員 そうしたら、社保庁長官にお伺いします。  二年以内にやる決意と大臣は言われました。これは社保庁も、ちゃんと本当に、二年以内にやらないとだめですよ。やるという決意を長官も言ってください。
○長妻委員 では、長官、二年でできますか。
○長妻委員 今、この国会の場は大変大事な場でありまして、つまり、今、舛添大臣、年金の記録問題に取り組んでおられますけれども、結局、官僚の人たちの意識というのは余り緊迫感がないんですね。そのギャップが非常に物事が前に進まない原因にもなっていて、今この場で決着をつけたいんです。つまり...全文を見る
○長妻委員 では、二年でできますか、長官。
○長妻委員 では、長官は、自分で考えて、二年でできると思っておられますか。
○長妻委員 舛添大臣は二年で、まあ決意という表現は入っていますけれども、全紙台帳を、自治体あるいは社保事務所にあるもの、少なくともこの八億五千万件、最終的にはこれ以上になると思いますけれども、やる決意というお話をしておられるということで、社保庁長官は、では、その二年以内に自分もや...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、舛添大臣、非常にオープンな場ですので、ここで今、明確に指示していただきたいんです。舛添大臣は自分は二年でやる決意だということだから、事務方もそういう決意を持ってやれと、ぜひ御指示をお願いします。
○長妻委員 今まだ、財源が幾らかわからない、あるいは人の手当てが必要だからまだそこはわからないというような、まだそんなことを言われているんですか。この問題は、もう我々は前から紙台帳との照合が重要だということをずっと申し上げて、これはやる気がないとしか思えないような今の発言だという...全文を見る
○長妻委員 つまり、四千四百八十七件、国民年金だけですけれども、コンピューターにはない、しかし、ほかにはあったということで、これは、申し出があって調べてこういう方が訂正に成功したということで、申し出がなくても紙台帳を全部照合すればこういう方々を保障する、こういうことができるわけで...全文を見る
○長妻委員 これは、紙台帳あるいは五千万件の記録の対応にしても、今、ほかの役所からは三人、民間からは十一人ということで、十四人の応援ということで、これはけたが違う。本当は、全省庁あるいは本当に民間に守秘義務をかけて国家プロジェクトとしてやらないとこれは追いつかないということをずっ...全文を見る
○長妻委員 では、同じ質問を舛添大臣、いかがですか。いつから厚生年金の紙台帳を始めるのか。期限を聞いているんじゃなくて、いつから始めるのすらわからないというのは、これは言語道断だと私は思うんですが、ぜひ政治決断で、いつから始めると、そのぐらいは言ってください。本当はもう今始まって...全文を見る
○長妻委員 そうすると、これは、サンプル調査は何件やるんですか。
○長妻委員 そうすると、そのサンプル調査はいつまでに終えるんですか。  これは、私、サンプル調査をやるにしても、数万件以上でやっていただきたいんですね。
○長妻委員 そうしましたら、国民年金の紙台帳は来年の四月から照合、データ訂正を始めるということですが、大体、一カ月何枚ペースで始めるんですか。
○長妻委員 いや、ですから、予算折衝をしているのであれば、ここは国会ですので、我々は本当にまじめに年金記録を回復しようということでやっているわけでして、では来年四月から一年間、何人で何枚照合していくのか、そのぐらいのめどがないと予算が出ないと思うんですけれども、そのぐらいの枚数と...全文を見る
○長妻委員 もう一回答弁してください、きちっと今の三要素を。折衝ですから、それは最終的に、では、皆さんが要求した数字でいいです、最終決定の数字じゃなくて。
○長妻委員 そうしましたらば、何枚を来年度中にやる予定で折衝しているのか、枚数と人数、どれだけの人員を考えて要求をしているのか、その二つを今出してください。
○長妻委員 だから、折衝の要求の人数と金額を教えていただきたいんですが。
○長妻委員 これは、舛添大臣、出すように指示してください、今、言うように。要求しているわけだから。
○長妻委員 では、長官、人数は何人かかるという見積もりで要求しているんですか。
○長妻委員 では、委員長にもお願いしますけれども、その資料の要求をぜひ理事会でも御検討いただきたい。
○長妻委員 今、長官は、三千三百万枚を来年度中にやる、こういう見積もりで要求をされている、辛うじてそういう話はあった。これは全枚数だと今言われましたけれども、結局、ほとんどの紙台帳は捨てられてしまった。この廃棄命令、国民年金に関しては、昭和六十年九月三日に発出されております。社会...全文を見る
○長妻委員 いや、今、舛添大臣は法的責任と言われましたけれども、これは法的だけでなくて、当時の行政的な手続あるいは行政的な仕事の中で常識を外れていると私は思います。公務員の年金の記録は全部保管、一枚残らず保管されておりますので、そういう意味では、この課長さんお二人と当時の年金保険...全文を見る
○長妻委員 なぜこういうことを言うのかというと、お金がかかるんですね、この消えた年金問題の解決には。  今まで、社保庁、この問題で幾ら現金で支出、既に支出済みベースで幾ら使いましたか。
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、結局、その後に郵便で送ると、特別便等々で百億円以上、いや、二百億円かかるかもしれないという巨額の金を出すときに、責任者はだれもいませんでした、こういうことでは納得できないと思います。  そして、一番重要な紙台帳とコンピューターとの照合...全文を見る