長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

長妻昭の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第171回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  いろいろ各種提言も申し上げますので、ぜひ前向きに御答弁をいただきたいというふうに思います。この予算委員会の議事録というのは百年後の日本人も見ることができますので、ぜ...全文を見る
○長妻委員 それじゃ救済につながらないんですよ。結局、ねんきん特別便が送られてきても無年金の方で気づかない方もいらっしゃいますし、住基ネットと言われましたけれども、住民票がない方、そういう方もおられるわけで、何%ぐらいの方が本当に社保庁のミスで無年金にされてしまっているのかという...全文を見る
○長妻委員 そして、この宮本さんは、基礎年金番号がないので特別便が届いておられないということで、それでいろいろ相談に行こうということで、偶然見つかったということでございます。  あるいは、お配りした資料の中で、四十五番の女性の方ですね。この方は、五十五歳から本来は年金を受給でき...全文を見る
○長妻委員 いや、本来は百十八万人全員当たって、お邪魔してどういう事情か聞く、最終的にはそういうふうにやっていただきたいんですが、まずは三千人の方をピックアップして調査する、それを申し上げていて、皆さんの答弁は、通知を送るから、それで文句があったら言ってこいと。申請主義なんですよ...全文を見る
○長妻委員 一人一人確実に救済するとずっと言っていますけれども、それができていないから言っているんじゃないですか。  これはいつもこういう答弁なんですよ、麻生総理。つまり、人、物、金がないからできないという答弁なんです。  我々は、国家プロジェクトでやれ、これは国家の危機だ、...全文を見る
○長妻委員 このリストにお配りした方の中には、記録が見つかったけれども支払いが遅くて亡くなった方もおられますし、亡くなってから無年金じゃないというのがわかった方もおられますし、本当にこれは我々はあきらめませんので。  漏れ聞くと、サンプル調査をするとまた新たなパンドラの箱があい...全文を見る
○長妻委員 これは、私も、さっきの無年金の方の補償や、こういう速やかに払うというときに、今のような答弁というのは本当に理解できないのは、なぜ、人、物、金の制約があるからと、四百六十人なんて、これはけたが違いますよ。けた違いにふやさないとだめなんですよ、実際、民間の方の力も得て。だ...全文を見る
○長妻委員 いや、麻生総理、勘違いされておられないですか。これは別に給付じゃなくて、社保庁のミスなんですよ、おわびなんですよ。これは当たり前の金なんですよ、払うのが。  それでもう一つは、私、きょうはまたがっかりいたしましたのは、元社保庁長官三人を参考人招致として申請しておりま...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、委員長、総理に、これは自民党総裁としてちょっと聞きますけれども、自民党として参考人を呼ぶことに同意するというのをちょっと一言答弁いただきたいんです。
○長妻委員 この年金問題、我々民主党としては、全容解明さえできていない、これは絶対あきらめませんので、今後もこの委員会あるいは厚生労働委員会等々で質問をして、対案、提言をしてまいりますので、ぜひよろしくお願いします。  そしてもう一つは、天下りの問題でございますけれども、こうい...全文を見る
○長妻委員 いや、麻生総理、公益法人というのは民間ですよ、カテゴリーでいえば。あるいは、独立行政法人だって民間ですよ。まあ独立行政法人は厳密に言うと民間じゃありませんけれども。  ただ、そういうところに、例えば、これは民主党の予備的調査ですけれども、平成十八年度、四千六百九十六...全文を見る
○長妻委員 では、午前中は以上で終わります。
○長妻委員 午前中に引き続いて天下りの問題で質疑をさせていただきます。  午前中最後の答弁で、麻生総理の答弁が非常に理解できなかったんですが、つまり、水面下に潜った天下りはしようがないんだ、こういうような趣旨であれば問題でありまして、ちょっと麻生総理にそもそも論をお伺いしたいん...全文を見る
○長妻委員 そうであれば、麻生総理、中央省庁がかかわっていない、水面下でOB同士でやられる天下りも、そういう趣旨であれば問題であるわけでありますから、ぜひ調査をしていただきたいということなんです。  天下りには、今解明されているだけでも三ルートございまして、一つはオモテルートと...全文を見る
○長妻委員 天下りというのは、あっせんを受けていなくても、先ほど麻生総理が言われた、あれは持参金型天下りというんですが、天下りを受け入れると受注が有利になる。もう一つは人質型天下りということで、天下りを監督官庁から受け入れるとその当該監督官庁から監視、監督が緩くなるんじゃないかと...全文を見る
○長妻委員 では、持参金型天下りとか人質型天下り、調べてくださいよ。何で拒むんですか。  それで、二番目の新オモテルートというのは、これは官民人材交流センターというところなんですけれども、これが昨年末設立されて、今後はここで堂々とあっせんをするということで、私もびっくりしたのは...全文を見る
○長妻委員 これは酷ですよ。官房長官がトップのこういう天下りあっせんセンターで、全国に七カ所支店ができました、既に。一年間に十億円ですよ、運営費。官僚版のスペシャル版ハローワークですよ。政府の官房長官がトップの組織が、どうですか、天下りを受け入れてくれますかと売り込まれたら、民間...全文を見る
○長妻委員 官民の人材交流は内閣人事局でやるんじゃないんでしょうか。これは天下りのあっせんのことを言っているわけでありまして、では、勧奨退職がなくなれば官民人材交流センターのあっせんはやめると工程表に明確に書かれているんですか。
○長妻委員 だから、明文化しないと、毎回毎回、昨日も細野議員から、三十年前からわたりの天下りをやめる、こういうふうに政府が言っているのにずっと続いていると。骨抜きになっちゃうんですよ、明文化しなければ。ぜひ本当にもうやめていただきたい、オモテの天下り。まあ、ウラの天下りもそうなん...全文を見る
○長妻委員 麻生総理、本当にこれはぜひ細かく説明を受けていただきたいと思うんです。先ほどもやじが飛んで、では監視委員会で監視すればいいじゃないかと。ところが、一番下のウラルートは、中央省庁はかかわっていないということになっているんですよ。だから、監視委員会は監視しようがないんです...全文を見る
○長妻委員 こういう抽象的なのじゃなくて、せっかく百年に一度の大きな変化があるわけでございまして、今、日本政治の最大の問題は何かというと、私は、官僚の嫌がる政策はできない、官僚の嫌がる分野の予算は削れない、こういう官僚主導政治が最も問題だというふうに思っておりまして、今、総理とか...全文を見る
○長妻委員 そういうことであれば、この浪費というのは、日本は先進国でけた違いにあると私は思っているんですけれども、我々は、民主党が政権をとって、最終的には一年間に浪費等々で二十兆円以上の予算の組み替えができるというふうに試算をしているんですが、これはこういう仕組みを入れないとでき...全文を見る
○長妻委員 非常に悠長な、病院についてはいつ耐震補強工事が終わるかわからないということで、これは国民の皆さんの命にかかわることでありますので、こういうのを前倒ししてどんどんやる。二兆円のばらまきなんかやめて、例えば介護のホームヘルパーさんも四十万人足りないわけですから、そういうと...全文を見る
○長妻委員 いずれにいたしましても、年金、天下り等々質問をさせていただきましたが、なぜ本当に国家プロジェクトでできないのかということで、結局は、官僚の嫌がる政策はできないという、非常に遠慮がちな、官僚をコントロールできないことが一つの元凶だというふうに思います。  未来を予想す...全文を見る
03月11日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日、質問の機会をいただきまして、どうもありがとうございます。大臣におかれましては、端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  私、最近驚いたことがございました。これは、我々民主党、年金関係の部門会議というのを、藤村理事、山井理...全文を見る
○長妻委員 これも、推計数字ということで、実数は把握していない。しかも、今言われた数字というのは、無年金の方でも、基礎年金番号がついている人で無年金の人ということで、基礎年金番号がついていなくて無年金の方はたくさんおられると思いますが、その数字はさっぱりわからないということで、判...全文を見る
○長妻委員 今の答弁、予算委員会でも同じような答弁をされて自民党席から拍手が起こったんですが、これは全然拍手する話じゃなくて、全数といって何にもやらないんですよ。ただ郵便で送る、勝手に気づいてくれというだけの話で、全数もやらない、サンプルもやらない。  そして、この五ページでご...全文を見る
○長妻委員 これは本当にひどい話で、先ほど九百十万件統合されたと言いましたけれども、ではその中に二十五年を超える記録は何件統合されたのか聞くと、いや、さっぱりわかりません、こういうことでありまして、本当に二十五年以上の記録がどういうふうになっているのか。  では、無年金から実は...全文を見る
○長妻委員 ということは、ねんきん特別便を送るということも、それは結構ですけれども、例えばこの十三人の方は基礎年金番号はついていないわけですから、これはきっかけというのは、ここにありますけれども、当然ねんきん特別便は送られていません、この方には。基礎年金番号がついていない人はだれ...全文を見る
○長妻委員 それは、どうしてもやらなければいけないことがあって資源が限れていれば、大臣というのは政治家ですから、人、物、金を差配してそこに持ってくるということをしなきゃいけない。私も本当に、前の厚生労働大臣ですか、柳澤大臣とも年金問題をやりましたけれども、柳澤大臣はサンプル調査を...全文を見る
○長妻委員 舛添大臣は本当にそういう被害者の方の声を日々聞いて、私もきょう、お電話で何人かの無年金の方とお話ししましたけれども、日々そういう御相談というのが、いろいろ消えた年金問題はありますけれども、この無年金の問題というのはさらに深刻でございまして、今のままだとほったらかしです...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、先ほど、統合がどんどんされているというふうにお話がありましたから、では、今、統合されていない五千万件の記録で、二十五年を超える抜けた記録が何件あるのか、それがどうなっているのか、そのぐらいは調べていただけますか。
○長妻委員 ただ、その二十五年以上の記録というのがまず最優先じゃないんでしょうか、無年金の可能性があるわけでありますので。その二十五年以上の記録が何件あって、具体的にどうなっているのか、これを着手するということを明言いただきたいんです。
○長妻委員 申し出ると言っても、ねんきん特別便も全く届かない無年金の方もおられるわけで、これは本当に深刻ですので、官僚の方は積み上げでできないという理由をトラックいっぱい持ってきますけれども、ぜひ大臣、これは政治判断で、では、やるんだったら、人、物、金がどれだけかかるのか、ここに...全文を見る
○長妻委員 責任の所在という話がありましたけれども、ただ、一つ考え方として、その方に本来もらうべき年金が受給されない、ではその年金はどこにあるのかというと、その方の積立金にあって、それは日々運用されているわけですよね。だから、その運用益が出ているわけで、ある意味では、考え方として...全文を見る
○長妻委員 いや、今ので大臣のお考えが若干わかったんですが、非常に狭く責任を考えておられるんですね。これは、かなり国民の皆さんの意識と、我々の意識も含め、社保庁、大臣、ギャップがあると思うんですね。  つまり、今、事業所で、事務員のミスで、いろいろ書き方を間違えたり、いろいろな...全文を見る
○長妻委員 受け付けてから第三者委員会に送られるまで、例えば六カ月かかるのが、神奈川、東京、千葉の全社会保険事務所の平均が六カ月、五カ月というのが熊本、茨城ということで、平均は三カ月弱ということでありまして、そういう意味でも、さっき申し上げましたように、利息をぜひ支払っていただき...全文を見る
○長妻委員 つまり、私も事前に官僚の方から聞いたのは、ちょっと全件調べるのは難しいということで、例えば東京で品川社会保険事務所をお調べいただいたんですけれども、これは、まずお客様が年金相談に行って記録を照会する、その一番初めに訪問して、記録を照会してくださいと言ってから御本人に記...全文を見る
○長妻委員 これは、自治体から被保険者名簿とかそういうのを取り寄せるということもあるんでしょうけれども、それにしてもこれはかかり過ぎでありまして、当然、日にちが短いところというのは、お客さんに比べて人手があるということでありましょうが、ある意味では、人手があればできるんですよ。ぜ...全文を見る
○長妻委員 経済危機だからこそ、一刻も早く不安を取り除くということで、むしろ本当に迅速化が求められているわけでありますので、ぜひ、今月中ということを今お話しいただいたので、よろしくお願いします。  そして最後に、これも私もびっくりするんですけれども、この九ページ目の最後の資料で...全文を見る
○長妻委員 これがほったらかしになっているという非常に重大な問題で、全病院の四一%、三千七百四病院が耐震性を満たしていない建物がある。  この新耐震基準というのは、震度六強の地震で倒壊のおそれがある、これが満たしていない建物でございまして、震度六強の地震というのは時々日本でも起...全文を見る
○長妻委員 確かにそういうこともありますけれども、びっくりするのは、何にも計画がないんですよ、厚生労働省は。いつというか、じゃ、ことしが何棟、来年は何棟、いつごろ終了する、これが何にもないんです。ゼロです。  実は、きのう、非常におかしなことが起こりました。私がきょうの質問のた...全文を見る
○長妻委員 そうすると、都道府県、市町村ごとの病院のIs値の分布というのも公表いただけますか。
○長妻委員 そして、平成二十一年度の予算の審議を今参議院でやっておりますけれども、ちょっとお伺いしたいのは、実際、病院の耐震補強について、平成二十一年度予算ではどれだけのものが入っているのかということも教えていただければと思います。
○長妻委員 それで何棟の病院が補強できるんですか。
○長妻委員 そうすると、この調査結果が出て、一番問題がある病院から優先的に九十九億円を使い切って補強工事をする、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、冒頭申し上げましたように、無年金の方の相談というのが今本当に、私の事務所にも、ほかの民主党議員の事務所にも、ほかの与野党の方の事務所にも来ていると思うので、ぜひこの問題に関しても、事例を御存じかどうか。七十九歳まで無年金の独身の女性がお...全文を見る
○長妻委員 全数というのは、全数を本当にやるんですか。百十八万件、一件ずつ。
○長妻委員 だから、全件調査というのは、無年金者百十八万人を一人ずつ聞いて調査する、そういう意味ですか。
○長妻委員 いずれにしましても、ぜひ政治のサイドが、副大臣、政務官が一丸となって、中を、現場をよく見て、足りない人、物、金の部分は堂々とここにばんと出していただいて、短期で、いずれこれはやらなきゃいけないんです、いずれはやらなきゃいけないものは、今こういう経済状態でもあり、前倒し...全文を見る
03月31日第171回国会 衆議院 本会議 第19号
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○長妻昭君 民主党の長妻昭でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、国民年金法等の改正案に対する質問をいたします。(拍手)  国民の皆様が国家の存在意義を感じるのは、二つの保障によります。安全保障と社会保障です。この二つの保障は、国家の礎です。逆に言えば、二つの保...全文を見る
04月03日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会を賜りましてありがとうございます。端的に御答弁賜れば幸いでございます。  我々は、特に、無年金の問題というのも非常に重要だと。日本は皆年金の国だと言っておきながら、社保庁の発表によると、今、百十八万人が無年金、全く...全文を見る
○長妻委員 政府からいただいたこの閣僚会議の抜粋の資料によると、本人の記録と確認できた三千六百人のうち、約三割が無年金から受給権が発生したと言われていまして、約三割というと千八十人なんですが、正確に言うと、この約三割というのは具体的にどのぐらいの人数なんですかということです。
○長妻委員 そうすると、千八十一人でもなく千八十人という、これは確定数字ですね、今の時点で。
○長妻委員 これは人生が狂わされているんですね。大体じゃなくて、具体的に今何人なんですか、受給権が戻った正確な人数というのは。
○長妻委員 非常に不可解なんですが、約三割というか、これはもう戻ったわけですよね。詳細は何人なのかということをお聞きしているんですが、その詳細の数字がないのに何でこの約三割というのがわかるのかというのがちょっとまゆつばというか、そういう気がするので聞いているんです。
○長妻委員 そうすると、もう一回舛添大臣の口から、この千八十人という方はどういう方なのか説明いただけますか。
○長妻委員 すごい数字ですね。  実は、五千万件の未統合記録を統合して、無年金から受給権が発生したこの千八十人のうちで、時間がないというので、では十人の方をピックアップして詳細のデータをくださいと、昨日の晩まで、昨日中にいただければきょう配付資料でできるというふうに申し上げまし...全文を見る
○長妻委員 この資料を拝見しますと、例えば八十歳の女性は、全く年金がもらえなかったのが、今回、三百三十三カ月分が宙に浮いていて、これは五千万件の一件ですけれども、これが戻って、過去から見ると一千万円以上取り戻したことになる。  これは人生を返してほしいと思っておられる方も多いと...全文を見る
○長妻委員 いつも制度の中で議論するとか言ってごまかされておられるんですが、私が予算委員会でも何度も申し上げているのは、これは絶対あきらめないというふうに申し上げているのが、百十八万人いるんですよ、無年金の方が。  だから、百十八万人全員調査しろと言ったら、社保庁はそれはもう物...全文を見る
○長妻委員 いや、私は想像すると、ひょっとすると、ホームレスになっておられるお年の方で、実は無年金じゃなかった方がいるかもしれないということで、大変な問題なんですよ、これは。何でサンプル調査をしないのか。これは絶対あきらめませんから、毎回質問しますので、ぜひやってください。  ...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一つ障害年金で、厚生年金の障害厚生年金と国民年金の障害基礎年金、これは全然その対応が異なるんですね。  障害基礎年金、つまり国民年金の障害年金は、三級というものは一切障害年金が出ない。障害厚生年金は三級が出る。三級というのはいっぱいありますけれども、例え...全文を見る
○長妻委員 今はもうそういう時代じゃないんですよ。つまり、今は転職がある時代なんですよ。転職がない時代であればそういう発想もあるのかもしれませんが、例えば、会社にずっと勤めていて、その後フリーになって国民年金になるとか、そういうのがしょっちゅうあるわけで、そうすると、一生国民年金...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、理論派の舛添大臣としては答弁が余り論理的でなかったんですけれども。  診断書も違うんですよ、障害手帳の診断書と障害年金の診断書。項目も認定基準も違うのはわかりますよ、ただ、ダブり部分は一枚にして、基準が違うのは別枠にすればいいのに。届け出るところも違うんで...全文を見る
○長妻委員 今私が申し上げているのは、今の制度には、制度ごとに分立するというのはもう限界があるという一つの例なんですね。  世界の年金改革の流れは三つありますけれども、その一つに、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる、これが世界の流れなんですが、日本は転職するたびに制度が変...全文を見る
○長妻委員 では、同じ質問を舛添大臣にも申し上げます。今の、お答えいただけますか。
○長妻委員 つまり、ぜひ変えていただきたいと思いますのは、社会保険審査会というのは行政処分に対する異議を申し立てるところでございまして、第三者委員会というのは法的根拠のない組織で行政処分でもないので、そこでそういう判断が下ったときに、肝心の本体である厚生労働省の社会保険審査会には...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、今政府が、百年安心というふうに今の年金制度を言っている根拠は、五年に一度の財政検証という計算に基づいております。ことしが五年目でその検証をしたら、モデル世帯で、中位ではなぜか所得代替率が五〇・一という、まあ、つくられた数字のような気がするような、五〇パ...全文を見る
○長妻委員 これは、一つ一つ前提数字を検証するとびっくりするんですね、これだけじゃなくて。  例えば今の家事分担割合は、私が初めに厚生労働省に聞いたら、これはあるシンクタンクに外注しているのでわかりませんという答えが来たので、いや、それは調査してくださいと言ったら、ではシンクタ...全文を見る
○長妻委員 いや、舛添大臣、物には限度というのがあるんですよ、限度。それは予想ですから、私も方程式を全部出して、間違っていたら全部けしからぬなんて、そんなことを言うつもりはありませんけれども、これは根拠が、本当なんですよ、一二・二パーから三七パーに三倍、日本の男性が家事を手伝う時...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣ちょっと、全然おわかりになっておられないですね。  私は予想するのが悪いというんじゃなくて、根拠があればいいんですよ、根拠が。例えばワーク・ライフ・バランスというのであれば、では、二〇三〇年に男性の仕事以外の時間がこれだけふえる、これだけふえるからある程度...全文を見る
○長妻委員 これは私は本当にびっくりするんですね。つまり、財政検証の前提数字はいろいろあるけれども、今までは、おかしいんじゃないかと言うと、いや、それは、専門家の経済前提専門委員会ですべて前提の数字はチェックをいただいて、御議論をしていただいていますという話だったんですが、そうす...全文を見る
○長妻委員 いずれにしましても、やはり国民年金をこのまま単独で続けて制度を分立していくというのは、これは一元化という方向を確認し合わないと、もう本当に行き詰まる。  例えば九ページでございますけれども、この資料のいろいろな読み方もあると思いますけれども、事実としては、被保護者、...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、きょうも、私の質問の前に二十五年ルールの見直しなどいろいろ出ましたけれども、これをまとめてみました。(パネルを示す)これは政府にチェックもいただいたので正しいものなんですが、配付資料にもございます。  昨年の末に、政府は、例えば主要項目だけでも年金に...全文を見る
○長妻委員 少しずつ前に進めるということでこういう案を出してきているのに、財源も期限もいまだにわからないというのと、十五ページ目に、これは厚生労働省の年金局が作成した資料ですけれども、二十五年ルールというのは、日本は二十五年、アメリカは十年、イギリスはなし、ドイツは五年、フランス...全文を見る
○長妻委員 個別個別に変えていくというのはもう限界に来ていると思いますので、トータルで年金を一元化して、最低保障機能をつける。世界の三つの流れの三番目は、最低保障機能がある年金ということでございますので、ぜひ抜本改革をしていただきたい。皆様がしないのであれば我々が政権交代で実行す...全文を見る
04月08日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。端的にお答えをいただければ幸いでございます。  まずは無年金の問題を質問させていただきますけれども、これも前から申し上げているわけでございまして、社保庁の資料によると百十八万人...全文を見る
○長妻委員 今となっては非常に貴重な調査をしていただいたわけでございます。  まず二十五年を超える記録、これは一本の記録で、一つの記録で、一件の記録で二十五年以上の期間があったということで、それが一%ということでございます。では、五千万件に直すとというか、当時のサンプル調査のも...全文を見る
○長妻委員 この五十一万件という数字は、では人数とイコールなんだろうかというふうに考えると、二十五年を超える記録を二つ同一人物が持っている、しかも二つとも抜けてしまっているというのはちょっと考えにくいわけでありますので、恐らく、ほぼ五十一万人というふうに推計されるのではないかと思...全文を見る
○長妻委員 そうすると、このサンプル調査の数というのは全体を推計する有意的な数であるというふうに言っておりますので、五十一万人の方が推定すると無年金になっている可能性が高いというふうに考えております。  では、今現在、無年金の方の記録が戻って、社会保険事務所の窓口も含めて、受給...全文を見る
○長妻委員 これは、ぜひ与党の方も御同意をいただければありがたいと思うんですが、百十八万人の無年金者がおられるという社会保険庁の資料ですけれども、そこで、全員を当たるべきだと私は思うんですが、それは物理的に無理だということで、せめて三千人をサンプル調査をして、どうなっているのか。...全文を見る
○長妻委員 いや、その考え方は違うと思うんですね。官僚の厚い壁を突破するには数字がないとできないんですよ。五千万件の数字を出してくれというときも役所は同じ論理でしたよ。つまり、そんな数字を調べる時間があれば一人一人救うから、そんな数字をコンピューターを回して調べる時間はありません...全文を見る
○長妻委員 いや、これは私も別に当てずっぽうで言っているわけじゃなくて、さっきの総務省のサンプル調査でもおわかりのように、五十一万人が、本来は受給権があるのに抜けている記録で無年金になっている可能性がある、こういう推計数字というのがあるわけで、百十八万人という、これも今現在無年金...全文を見る
○長妻委員 二十五年超の記録で、実際、受給年齢に達してかつ無年金という方が四・一%ということでございますけれども、では、先ほどの五十一万人という方の中で、生きている方と亡くなっている方というのを見ますと、今政府は、五千万件の記録の中で、ほぼ死亡されているのではないかという記録は何...全文を見る
○長妻委員 そうすると、五千九十五万件から死亡が判明している方の記録を除くと四千四百六十二万件になって、その一%でも四十四万六千人が、現に生きておられる方の中で無年金になっている可能性が高いということで、これは、本当に看過できない大きな数字だと私は思います。今本当に手を打たないと...全文を見る
○長妻委員 先ほど言われたように、三百万人ですか、これは基礎年金番号がない可能性が高い。こういう可能性が高いということでよろしいんでございますか、舛添大臣。
○長妻委員 これも政府がサンプル調査やきちっとした調査をしないので推計数字ばかりなんですけれども、結局、こういう事実というか推計数字、かなり大きいものが出ているわけであります。  今現在の年金記録問題の政府の取り組みの大前提になっているのは、基礎年金番号に統合する、これが大目標...全文を見る
○長妻委員 そうすると、三十四歳、四十四歳にどういうふうにするのか。郵便を送って、最終的に職権で加入手続をするというふうにも聞いているんですが、そういう形なんですか。
○長妻委員 先ほど舛添大臣は、二十の方の基礎年金番号の付番の率を人口と比べておられましたけれども、これは、きちっとついているのは当たり前なんですよ。先ほど言われましたように、二十は未加入の方にずっと勧奨をやっていますよね。これは、官僚の方は一番きちっとしている年齢のところを持って...全文を見る
○長妻委員 それは、今本当に、すべてきちっと年金記録が管理されていればそのとおりですよ。社保庁が頭の中で考える理想の年金運用、理想というか当たり前の年金運用がなされていればそのとおりなんですが、なぜ受給者に基礎年金番号をつけなきゃいけないのかというと、抜けている記録を統合するため...全文を見る
○長妻委員 大臣は根幹がちょっと全くおわかりになっておられないので、非常に不安になるんですけれども。  今私が申し上げているのは、別に二十五年ルールを徹底させるために基礎年金番号をつけろと言っているんじゃなくて、記録が抜けている方が基礎年金番号を持っていなければそもそも統合がな...全文を見る
○長妻委員 しかも、これは早くやらなきゃいけないんですね。三十四歳、四十四歳にはことし十一月から郵便物を発送する。これは基礎年金番号をつける。同時並行的に今、統合作業をしているわけですので、早目に全員に基礎年金番号をつける。これは皆年金でありますので、かなり前向きに踏み込んだ御答...全文を見る
○長妻委員 それは今やっているんですよ。そういう意味では、社保庁に資料を要求すると二十人の方が、たった二十人ですけれども、基礎年金番号が全くなかったけれども、偶然というか、郵便物が来てたまたま気づいたというケースが多いと思うんですけれども、見つかって、それで基礎年金番号をつけて、...全文を見る
○長妻委員 これはどう考えても、基礎年金番号がなかったら全然統合しようがなくて、今回のスキームの話の外になっちゃっているんですよ。  見つけるのは簡単なんですよ、だって、三十四歳と四十四歳は見つけてやるわけですから。ですから、難しいことをするということを申し上げているんじゃなく...全文を見る
○長妻委員 ちょっと大臣、認識が全く違うと思うんですよね。  つまり、日本が皆年金じゃなかったらいいですよ、希望者だけ入る。ところが、日本は皆年金という国なんですよ。どなたも公的年金制度に入らなきゃいけない。しかも、今回記録の問題が起きたということで、しかも、さっきのやりとりの...全文を見る
○長妻委員 だから、基礎年金番号がなかったら統合できないわけですよ、その人は一生。記録があってもばらばらになっていて、手帳番号のままで、全然だめじゃないですか。皆年金というのをもうちょっとよく認識していただいて、ぜひ、基礎年金番号を全員につける対策を早急にとっていただきたい。 ...全文を見る
○長妻委員 ということは、今現在五十七万人の方が行方不明者になっているんだけれども、実は行方不明じゃなくて、納付率を上げるための操作で、かつてはそういう問題がありましたので、そういう方もまだ含まれている可能性があるということなので、ぜひこの方も、私は基礎年金番号がついていない方が...全文を見る
○長妻委員 舛添大臣、どっちかが欠落して肝心の記録の期間がない、これが推計で百二十七万件あるということで、これはどういう対策を講じるおつもりですか。
○長妻委員 こういう案件は、我々も申し上げているように、紙台帳の照合というのが不可欠になります。あるいは、この百二十七万件に該当するものを住基ネットと照合して、その方に送って、ここの期間が抜けていますから思い出されますかというような対応をするというのはお考えになりませんか。
○長妻委員 前回の金曜日も質疑させていただいた障害年金の話ですけれども、これも、私もいろいろな方に、障害年金を受給されている方等にお話を直接お伺いしましたけれども、これはかなり問題は大きいと思います。  つまり、告知が不十分なので、実際に受給できる方で受給されていない方が膨大な...全文を見る
○長妻委員 これは当たり前の話ですけれども、障害手帳を渡すときに、障害年金というのはこういう仕組みでこうですよ、あなたは多分該当するかもしれないから、診断書等も含めてこういう手続をしてください、こういうことがあると全く違うのに、そういう説明がないという問題もあるというふうに聞いて...全文を見る
○長妻委員 ぜひきちっと調査をしていただきたいと思います。官僚の方も、その数字を見て、おくればせながらびっくりして動くというのが日本のパターンでありますので、ぜひよろしくお願いします。  そしてもう一つ、日本の年金の最大の問題の一つが、国民年金の問題、本当に生活できる年金なのか...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣、今みたいな議論というのはよくいろいろな方が言われるんです、所得捕捉が難しいということを。  ただ、よく考えなくても、国保、国民健康保険は、自営業の方の所得を捕捉して、ある程度一定の基準を置いて、それで所得に応じて健康保険料を取っているわけですね、保険料を...全文を見る
○長妻委員 これは諸外国でも、確かに自営業の方などの所得を捕捉するというのは大変苦労していますが、一定の、ある程度コンセンサスを得るような形で自営業の方の定義をつくってやっているわけであります。そういうことを検討しながらやれないことはないにもかかわらず、つまり、当初の国民年金法の...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今の発想は、今までの政府の見解からいうと驚くんですけれども、つまり、ねんきん特別便にさえ、あるいはねんきん定期便にさえ、先ほど内山議員も質問しましたけれども、抜けている記録のヒント、これは会社名を入れない、厚生年金という制度だけ、これはなぜかというと、成り済ま...全文を見る
○長妻委員 これで終わりますけれども、私は、インターネットでいろいろな条件をつけて公表するというのを否定しているんじゃないんですよ。そういう考え方であれば、定期便とか特別便というのは一番要件が、もうほぼ持ち主だと断定されている方ですから、そこにはもちろん、もっと踏み込んで内容を提...全文を見る
04月10日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日も質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。  年金の質疑に入る前に、もう一つ重要な問題といたしまして、病院の耐震化の問題でございます。  日本には、震度六強の地震が来たときに、倒壊のおそれのある病院というのがた...全文を見る
○長妻委員 そして、厚生労働省が非常に手落ちがあると思いますのは、耐震補強に関して、文部科学省はきちっと全国の、まあ公立に限っておりますけれども、ガイドラインを出して進捗管理をしている。確かに、病院というのは八割が民間でございますが、災害が起こったときに、これはもちろん一番重要な...全文を見る
○長妻委員 ぜひ強力に推進をしていただきたいと思います。  そして、年金の件でございますけれども、この委員会で審議を私も聞いておりますと、非常に不可解というか、つまり、百年いけるいける、勝てる勝てると言ってどんどん突っ込んでいって、結局は、最後ぎりぎりのところに来てバンザイする...全文を見る
○長妻委員 いや、これは本質的な話なんですよ。制度を抜本的に変えなければ、百年安心できないと我々は確信しているんです。制度を抜本的に変える。では、制度を抜本的に変えるということはするんですか、しないんですか。
○長妻委員 百年、今の制度でいけるという趣旨の答弁で、これは本当に危ないですよ、行政のトップが、責任者がこういう発想で。  こういうことを言っている方がおられるんです、「政府がどんなに「一〇〇年安心」と謳っても、自戒を込めて言えば、もはや信用する人は誰もいないのだ。年金制度はま...全文を見る
○長妻委員 配付資料十三ページでございますけれども、これは麻生太郎衆議院議員なんですよ。総理になる直前に、中央公論という雑誌に書かれておられる。「政府がどんなに「一〇〇年安心」と謳っても、」うたってもというのは、うたっていると言っているんですよ、麻生総理自身が。「自戒を込めて言え...全文を見る
○長妻委員 いや、これは本当に亡国の答弁じゃないんでしょうかね。百年間、今の制度の微修正で持っていくというのは、これは大変な間違いだと思いますよ。  それで、今麻生さんにお伺いしていただきたいと私に要請されたので、これは、委員長、こういう発言をずっと、総理大臣になる前ですけれど...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、これは舛添大臣に本当に良心的に御答弁いただきたいのは、例えば財政検証の今回の計算ですね。我々はいろいろな問題点を申し上げています。もう話し出したらこれはいっぱいあります。その中で一点だけ申し上げますと、山井議員も指摘しましたけれども、国民年金の納付率で...全文を見る
○長妻委員 いやいや、私が聞いているのは、舛添大臣に良心に従ってお答えいただきたいのは、現実的に、今年度八〇%の納付率になるというふうに予想されますかということです。
○長妻委員 大臣、だから私が不可解なのは、八〇パーという数字を政府が努力目標というか、それはいいんですよ。ただ、何で今年度からずっと百年、八〇パーなんだと。それは、さっき言われたように、今年度は六〇パーにして、来年度は六二パーにして、そういうふうに財政検証の前提数字を置かないで、...全文を見る
○長妻委員 いろいろな評論的なお話はわかりますけれども、それをもう何十年議論しているんですか、こういうひずみ。先ほど、昔はという話がありましたけれども、おっしゃるように時代おくれになっているわけで、遺族厚生年金は配偶者に出るわけですから、別に夫だろうが妻だろうがこれは受給される。...全文を見る
○長妻委員 ある程度まとまった改革なら、いつ出すのか、百年安心、こういうことを言い続けて、本当にそれができるのかということであります。  これは内山議員も質問申し上げましたけれども、在職老齢年金制度、これも時代おくれになっているのではないかということでありますけれども、なぜこう...全文を見る
○長妻委員 これは舛添大臣が言われたように、年金局の資料では、八ページの一番下から二行目でございますが、「一定の賃金を有する高齢者については給付を制限すべきである」。  大金持ちについては御遠慮いただく、こういう発想なんですが、非常に不可解な時代おくれの発想がいろいろあるのは、...全文を見る
○長妻委員 いや、それも不可解ですよね、大臣。  つまり、そういう趣旨なのに、アパートの収入を月二、三百万もらっている人は別にとまらない。適用事業所に勤めている被保険者のみがこの制限を受ける。つまり自営業の方はとまらない。あるいは、未適用事業所に勤めておられる方はとまらない。 ...全文を見る
○長妻委員 大臣、御理解いただきたいのは、従業員の数が全く同じでもこの十六業種は適用されて、これ以外は適用されない、こういうことなんですよ、全く規模が同じでも。  私が社保庁の職員の方に聞きましたら、例えば理髪業とか旅館が適用されないのは、これは昔はチップというのが多かった、チ...全文を見る
○長妻委員 どんどん未適用事業所がふえて、もう捕捉不可能になっている。しかも、この数字は、確実に未適用だと確認した数字の氷山の一角にすぎないということで、これは総務省に聞きますけれども、総務省は、適用すべき事業所で適用していない未適用事業所はどのくらいだと把握されておられますか。
○長妻委員 これは、社保庁が捕捉している七倍も適用漏れのおそれがあるというふうに総務省は言っているんですよ。これは、ほとんど仕事ができていない、この体制ではもう業務ができないというふうに私は判断せざるを得ないと思うんですね、歳入庁のような考え方をしないと。  総務省にお伺いしま...全文を見る
○長妻委員 これは平成十八年九月の勧告ですよ。これは二年半ぐらい前だと思うんですけれども、それで、社保庁は、現行システムの刷新に合わせてやるかやらないか検討すると、いまだにそういうことを言われているんでしょうか。  舛添大臣、いつまでにこれをやるんですか。
○長妻委員 いや、これは本当に、仕事ができていないというふうに言わざるを得ないのかと思います。  総務省にお伺いしますけれども、適用すべき事業所の中で、未適用、適用漏れのおそれのある事業所の割合、これはどのくらいのパーセントだというふうに……。
○長妻委員 これは六十三万から七十万事業所ということで、社保庁が把握しているよりも非常に多い数だ。私も、ある社会保険事務所の所長さんにお話を聞くと、やはり所得捕捉できなければこれはできませんよということを素直に言われていた方もおられます。  舛添大臣、ぜひ、国税庁は所得情報とい...全文を見る
○長妻委員 これも本当に驚くんですけれども、五千万件以外の、旧台帳プラス船員保険、入力されていない納付記録一千四百六十六万件、これは高齢の方で、最年少の方でも今七十一歳の記録なんですよ。七十一歳以上の記録なんです、すべてが。  思い起こすと、ここの委員会で初めて記録問題を質疑し...全文を見る
○長妻委員 すごく工程表に漏れが、漏れといっても、非常に大きい中核のところの漏れがぼこぼこあるんですよ。これは確かに舛添大臣は、役所が大きいから、全部に目配りして全部の会議に出席するというのは不可能でしょうけれども、年金記録担当の政務官というのは、ちゃんと役所の中に張りついてこう...全文を見る
○長妻委員 でも、この前も言いましたけれども、社保庁の幹部の人に担当政務官の名前を聞いたら、顔を見合わせて、わかりませんという返事があったんですよ。我々は、政治主導ということで、百人以上の与党議員が局ごとにきちっと監視をするということで、責任を持って政治主導でチェックをする。こう...全文を見る
○長妻委員 これは、ポイントは別に難しいことじゃなくて、五千万件の中で解決している記録は別にして、全件を住基ネットと照合する。そして、すべての国民の皆さんに、最終的には職権で基礎年金番号をつける。これはやり方も別に難しい話じゃありませんので、この基礎を、何で一番中核をやらないのか...全文を見る
○長妻委員 これはもう何度も何度ものことなので、ちょっと委員長にその様子を聞きたいんですけれども、これは、どこのだれが反対してこれが合意できていないんですか。
○長妻委員 これは、具体名を挙げて申しわけないんですけれども、もう何度も何度も言って反対され、実現できない。耐震偽装のときは参考人、民間の方を呼ぶ。これは、官僚のOBというのは呼ばないような何かブロックが働いているのかどうか。はっきり言うと、自民党が呼ぶのに反対しているんですよ。...全文を見る
○長妻委員 自民党は何で反対するんですか。私も、一回目で実現できなければこんなことは言いませんけれども、予算委員会からずっと何度も何度も言って、一度も国会にそういう人がだれも来ていないんですよ、これだけ大きな問題で。何で反対するんですか。自民党の議員全員が反対なんですか。賛成、呼...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、委員長、もう一回協議をきちっとしていただけますか。
○長妻委員 そして、自民党が反対しているかどうかということも、この委員会の議事録に残る場で委員長から報告いただけないですか。
○長妻委員 慣例がなくても、では、委員長個人はどうなんですか、どういう意見ですか。
○長妻委員 私も、こういうことを申し上げるのは、もう本当に何度も何度も申し上げて、全部ブロックされて、耐震偽装問題のときは民間人は呼ぶ、何で官僚のOBは守られるのかということについて、前例があるのかどうか知りませんけれども、ぜひお呼びをいただきたいということを、再度委員長に申し上...全文を見る
○長妻委員 そして、これも何度も申し上げていることなんですけれども、無年金の問題。ここでも、総務省の推計数字で、二十五年を超える五千万件の中の記録が五十一万件ある、ほぼ人数だということで、五十一万人可能性があるということも明らかになったにもかかわらず、サンプル調査をしない、無年金...全文を見る
○長妻委員 いや、舛添大臣、認識がこれは全く違いますね。だんだん今は開き直り答弁に聞こえるんですけれども。  では、そもそものことを言いますよ。銀行で、たった一人の人の預金が消えていたらどうなりますか。銀行はお取りつぶしですよ、一人でも。これだけの現実で、かつ、無年金というのは...全文を見る
○長妻委員 いや、こういう詭弁で何でやっていくんですか。  私、この前も申し上げましたけれども、経済対策というのは必要ですよ。すごい、景気いい数字が躍っていますよね、十兆、何十兆。長期金利が上がっているのも不安ですけれども。  そうだったら、人、物、金がないなんて言わないで、...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、今の御答弁といい、百年安心といってずっと強行していくといい、本当に最後にバンザイしないでくださいよ。そういう状況になると思いますけれども、そういう無責任なことを軌道修正して、ぜひ我々の意見も取り入れていただきたいと思います。  ありが...全文を見る
04月15日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  今回も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。端的にお答えいただければ幸いであります。  先ほども山井委員から質問がございましたけれども、収納率だけの話じゃなくて、これは実は経済前提委員の方もちょっと懸念を表明されておられ...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣、この認識が全く違うんです。  つまり、この八〇%という数字は、先ほど山井議員からもありましたけれども、平成十九年度の目標も八〇%だった。結果は何%だったか御存じでしょうか。六三・九%ですよ、八〇パーの目標で。そしてまた性懲りもなくというか、二十年度も八〇...全文を見る
○長妻委員 舛添大臣は民間企業のお勤めの経験はないんですか。(舛添国務大臣「ありますよ、経営していましたから」と呼ぶ)あるんでしょう、経営しているんでしょう。そうしたら、ちょっとした目標じゃなくて、しかも財政検証の前提数字になっちゃっている、ここまで大きな影響を及ぼす数字になって...全文を見る
○長妻委員 お気軽でいいと思います。うらやましいですよ。  民間企業は、例えば事業部ごとに売り上げ、損益の目標を立てて、それが達成できなければ責任を問われますよ。人事異動だってありますよ、配置転換。責任を問われないから目標がいいかげんになるわけですよ。責任を問う、そういう前提で...全文を見る
○長妻委員 そういうお話を聞いたり、目標に対する熱意とか、命がけで目標数字を達成するという民間企業における気迫というか、つまり、民間企業は、目標を達成しないと最終的につぶれちゃうんですよ。従業員も経営者も失業しちゃうんですよ。  ところが、目標を達成しなければ、だれも責任をとら...全文を見る
○長妻委員 いや、これは事前に詳しくお話を申し上げていたんですけれども、これは別に空期間のことじゃなくて、三号特例は申請がないと一定の時期はこれが生じないという複雑な状況になっていまして、最近申請したらばそれ以前はもう支給されない、こういうことなんです。これは社保庁の方に詳しく申...全文を見る
○長妻委員 だから、今の説明だと、何で五年分はもらえないのかということなんですよ。無年金が受給権を回復したのに、過去の受給権が発生した部分から、ほかの方はもらえるのに、この方だけもらえない。  今、舛添大臣は、空期間が戻ったとき、空期間は時効特例法では適用されないと。これは間違...全文を見る
○長妻委員 それで、もう一人の方も、この方も無年金から受給権が回復したんですけれども、これは御主人の記録が見つかって、奥様に空期間があった。この方も、十年間ずっと社会保険事務所に足を運んだけれども、あなたは無年金だと。もうちょっと丁寧にいろいろアドバイスしてほしかったんですけれど...全文を見る
○長妻委員 これは、今の二つのケースでおわかりのように、つまり、前回の質疑、前々回の質疑でも、二十五年丸ごと記録が抜けている方が、総務省のサンプル調査でその可能性がある方が五十一万人いるということがわかりましたが、その方はもう丸ごと二十五年という記録が抜けていて、それが五千万件に...全文を見る
○長妻委員 これは実際、三千件のサンプル調査というのは、結果が出るのは大体いつごろなんですか。
○長妻委員 サンプル調査をして、せめて一カ月以内にこれは公表していただきたいと思うんですが、いかがですか。
○長妻委員 年金審議を今やっているわけで、これを逃すと、毎度毎度政府の習性ですけれども、もう永久に逃げられてしまう。私はそういう強い危惧を持っておりますので、こういうことがないとやりませんので、ぜひ、期限をきちっと区切って、一カ月以内とか、これは長くてもそのくらいだと思いますので...全文を見る
○長妻委員 ぜひよろしくお願いします。  そして、十三ページの資料ですけれども、例えば無年金の方がどういうところにおられるのかという、これは全くの推定ですけれども、今、寝たきりの方が四十八万人おられる、あるいは日中もベッド上での生活が主体である方が五十二万人おられる等々、いろい...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ。これは数年前からの懸案なんですが、社会保険庁の元職員の奥様が国民年金を納めるのを失念して、普通の人だったら国民年金の保険料を納付するのは二年をさかのぼっては納付できない、これは時効がかかりますので、ところが、強い抗議をすると、元社会保険庁の職員の奥さん...全文を見る
○長妻委員 これは法律に違反しているんでしょうか。
○長妻委員 その案件で、ちょうどこの委員会で私が、平成十八年の六月十六日、もう三年近く前ですけれども、何らかの処分を出してくれというふうに申し上げましたら、村瀬社保庁長官が、「当然、処分は出るというふうにお約束します。」と言われているんですが、処分はもう出ましたか。
○長妻委員 無年金の方というのは、こういうことをやりたいんですよ。つまり、無年金の方は、納付期間がもう一年足りない、二年足りないで涙をのんでいる人がいっぱいいるんですね。時効があるから二年より前はさかのぼって納められない、こういうことで、泣く泣く無年金に、一生もらえない。ところが...全文を見る
○長妻委員 それで、驚くのは、同じ平成十八年六月十六日の厚生労働委員会で、私が、全国調査をしてくださいと、職員の親族とかがこういうルール違反をして納めてしまう、あるいは不適切な、不正な納入等々が、処理があるんじゃないかということで。村瀬長官は、「しっかり調査をさせていただきます。...全文を見る
○長妻委員 四万四千件といったら、かなり大きい数字ですよね。  先ほどの質問にもありましたけれども、調査というのはいつも社保庁は遅いんですが、特に年をまたがるほどの調査の遅さというのは、職員の処分に関連するような調査というのはすごく遅くなるんですよ。さっきの改ざんの関与の調査も...全文を見る
○長妻委員 職員の処分につながる調査は出ないというのが私の社保庁とつき合った体験ですけれども、こういう不均衡なことがあってはならないので、ぜひ見ていただきたい。  これと見合いで、入金も本当にきちっとされているのかという疑問もあるんですね。つまり、保険料を払った、ただオンライン...全文を見る
○長妻委員 この四・四万件の中にはそういうものもある可能性もあると思いますので、そういうものが発見されたら、ぜひ裏づけ調査もしていただきたいというふうに思います。  そして、六ページでございますが、総務省の第三者委員会にこういう資料をつくっていただいたんです。つまり、証拠がない...全文を見る
○長妻委員 これを拝見すると、国民年金はあっせんされたものが九に対して非あっせんが十四、厚生年金はあっせんされたものが二・六に対して非あっせんが十ということで、四倍ぐらい非あっせん。厚生年金は二・五対十ということなんですけれども、厚生年金は証拠がないと、ほとんどとは言いませんけれ...全文を見る
○長妻委員 今、人、物、金が第三者委員会は大変足りないということで、ちょっと乱暴な審議になってはいないかという危惧を持つんです。  それで、十四ページでございますけれども、これは、昨年の四月二十二日の総務委員会で、まさに関局長が答弁されていることなんです。我が党の原口委員から、...全文を見る
○長妻委員 いや、私、四月のこの関局長の答弁は覚えていますけれども、これ、みんなとりましたよ、我々も世間も、却下、非あっせんのときは必ず意見をそこの場に行って言えるんだなと。この答弁を担保したということで、私自身は、一定の、一応歯どめがとれたと思ったんですよ。  どこに一部の人...全文を見る
○長妻委員 ということは、却下の場合は本人に必ず電話をして、電話口で、何か今言いたいことがありますか、こういうことはやっているということですね、全件。
○長妻委員 これ、不思議なのは、私のところに、何にも話も聞かれずに却下されたという御相談がいっぱい来ているんです。  これ、ちょっとあいまいな答弁が多いんで、もう一回確認しますけれども、つまり、御本人に、却下する場合は必ず本人に電話をして、何か却下の可能性が高いけれども、最後に...全文を見る
○長妻委員 ちょっと私の感覚と違うんですけれども、そうすると、ここの千三百八十七件は、電話口で御本人の言い分を聞いたということなんですね。
○長妻委員 いや、私は別に関局長を責めているわけじゃないんです。  つまり、何で人、物、金をもっと投入しないんだ、今世間は経済対策でどんどん金を使えというふうになっているわけでありまして、一番人を増強しなきゃいけないところに。  それで、丁寧にやはり聞くと。そうすると、先ほど...全文を見る
○長妻委員 電話以外、つまり千三百八十七件はすべて相手に電話口で言い分を聞いたというふうに質問したら、いや電話口じゃなくて、電話などで言い分をすべて聞いたと言われたので。  どういうことなんですか。これは本当なんですか。申しわけないんですけれども、関局長の答弁はいいかげんなんで...全文を見る
○長妻委員 さっきは確実にしたような話を言われ、今度はしているように指示したということ。  私も別に無理難題を言っているわけじゃないんですよ。ただ、今の体制だと本当に難しいんですよね、人、物、金が圧倒的に不足しています。多分皆さんが想像された以上に御相談が集まっていると思います...全文を見る
○長妻委員 最後に、国民年金と厚生年金の格差、これはいろいろ内山議員からも質問がありました。あるいは障害年金の問題や遺族年金の問題も、あるいは国民年金が本当に生活できる年金なのかということも、ここの委員会で質疑がありました。  もう一つ素朴な疑問として、なぜ厚生年金の支給は六十...全文を見る
○長妻委員 これこそが時代おくれ、時代錯誤だと思われませんでしょうか。つまり、国民年金は、ここでも質疑があったように、自営業者の加入者というのはもう三割を切っているんですね。ずっと毎年毎年低下をして、そして無職の方とかパート、アルバイトの非正規雇用と常用雇用の方も含めて、六割以上...全文を見る
○長妻委員 最後に、社会保険庁は品川倉庫ということで、その倉庫には、廃棄処分になる、保管期間を過ぎた例えば全喪届などなどの書類があるようでございます。というのは、私自身もそこに、かつて中に社保庁の職員と一緒に入ったことがございまして、当時はまだ改ざんの問題というのは出ていませんで...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わります。  ありがとうございました。
04月17日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  ぜひ、舛添大臣、まじめに御答弁をいただければありがたいというふうに思います。  まず、一ページ目の社保庁の職員の親族絡みの不正納付案件から。全国調査をした結果が出たようでございますけれども、まず一ページの資料を説明いただけますか。
○長妻委員 この調査の締め切りが平成十九年三月二日だったんですね、調査の締め切りが。それで、私が何度申し上げてもずっと出てこずに、やっと、この法案を通したいという思いがあるということで、これはしようがないから出すというようなことで出てきたんですけれども、二年間ずっと隠され続けたわ...全文を見る
○長妻委員 やっと、二年かけて、サボタージュしてと私はあえて申し上げますけれども、とうとう法案審議ということで出てきたということでございます。  これは、そうすると、無年金の問題もここでるる議論いたしましたけれども、コネがある人はいいですよね。無年金になった場合でも、なりそうな...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、二千三百件の現金の裏づけがある納付かどうか。一般論じゃないですよ、二千三百件に限定して聞きますけれども、その現金の納付の裏づけがあるのかどうかというのは、全部一件ずつ調べたということでよろしいんですね。
○長妻委員 これは全くごまかしの答弁ですね。去年の話じゃないんですよ。この二千三百件の、親族とかコネがある人が不正をして納めた可能性があると、可能性ですけれども、舛添大臣も言われているわけですよね。今、部長も、全く間違いがないとは言い切れないというふうに言われているわけで、なぜ、...全文を見る
○長妻委員 そうすると、現金の裏づけのないものも出てくる可能性があると。絶対これは調べていただきたいと思うんですが、そうすると、二千三百件は、案件としては例えばどんな案件ですか。どんな状況でこれが発生したということですか、例えば。
○長妻委員 また二年後ぐらいじゃないでしょうね、これ。いつ結果を出していただけるんですか。
○長妻委員 そして、もう一つ、部長の案件なんですけれども、結局、社保庁の元職員の奥様がコネでさかのぼって納めたと。こういう強い抗議をすると、コネがある人はできる、一般の方は無年金で涙をのむ、こういうことがあって、そして、平成十八年の六月十六日のここの場所で、ほぼ三年前に私が指摘し...全文を見る
○長妻委員 そうすると、この三年間調査をして、何人の職員にヒアリングして、いつ結果が出るのでございますか、調査の結果が。
○長妻委員 調査対象者は何人なんですか。
○長妻委員 二十五年ルールという厳しいルールを持っている先進国は日本しかない。しかし、コネがあるとそれがクリアできてしまう、後から何十年もさかのぼって過去の穴を埋めれば。しかも、それが全部現金がきちっと払われているかという裏づけもとっておられないというようなことで、何かコネがある...全文を見る
○長妻委員 そうすると、八〇パーで計算しても本来の受給額より二七%減らされるんですが、この二七パー減らされるというのも、これもどの程度ふえるんですか。
○長妻委員 そして、計算していただくと、国民年金だけで生活されておられる方の平均受給額が一カ月四万八千五十七円ということで、これは、前回も質問しましたけれども、生活保護の住宅扶助が満額出たときの三分の一なんですね。生活保護の方が手取り年金でいえば三倍大きいということで、さらにそれ...全文を見る
○長妻委員 いや、だから、物には程度というのがあるんですよ。物には限度というのがあるんですよ。私も、納付率、まあ六五とか、まあ七〇というのも行き過ぎでしょうけれども、それは、内部の体制を見ても、あるいは内部の職員、きのうも社保庁の職員の方に事前に説明に来ていただいたとき聞いたらば...全文を見る
○長妻委員 これは舛添大臣に同じことを申し上げたいんです。決定的に欠落しているのは国民の視点ですよ。  未納率というのは何だと思っているんですか、未納率というのは。単に払わない率、そうじゃないですよ。年金制度が信頼されていない比率なんですよ、これ。年金制度の信頼と裏腹なんですよ...全文を見る
○長妻委員 大量にないという報告を受けているということですけれども、現に何人もの方がこれは被害を受けておられるので、ぜひきちっと呼びかけていただきたい。  そして、もう一つは、先ほど内山議員も質問がありましたけれども、三号特例というものでございますが、これは申請を出さないとそう...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ懸案は、障害年金の件ですけれども、今、自治体でのパンフレットとかそういう案内の件を調査いただいていると思うんです。  これは、私が申し上げたのは、前回申し上げ、舛添大臣も調査ということをお約束いただいたんですけれども、具体的な話なんですね。前回と同じで...全文を見る
○長妻委員 そして、この六ページの資料をいただきましたけれども、年金時効特例法で過去最高支給額というのは、五年より前はいただいていたんですが、これによって、これまで消えた年金で最も金を取り戻した人の最高額が判明したと思うんですが、六ページの資料をちょっと説明いただけますか。
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、いずれにしても、無年金の寝たきりの女性の方もおられました。つまり、後からもらうというのも、こういう措置も必要ですけれども、やはり初めに支払うというのが重要でございます。今回の法案は、特に国民年金をどうするのか、本当に暮らせる年金ではない...全文を見る
04月20日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  公務員制度改革というのが大きな論点となっておりますけれども、日本の政治の最大の問題は何かというふうに考えましたときに、わかりやすく言うと、官僚が反対する政策はできない、...全文を見る
○長妻分科員 その判断の根拠は何ですか。
○長妻分科員 ただ、参議院に漆間官房副長官は出席されておられるんですよね。前例じゃないですよ。  これがゆゆしき事態だと思うのは、では、漆間官房副長官が内閣人事局長になったときに、内閣人事局長にお話を聞きたいといったときに、国会に全然来ないじゃないですか。これでどうやって百年に...全文を見る
○長妻分科員 本人のポストの話なんですよ。もっと重要ですよ。  内閣人事局長をやられるということなので、御本人のいろいろな発言があるんですね。例えば、先月の十六日の会見で、内閣人事局長のポストについてこういう発言をされているんですね。これは報道ですけれども。公平な立場で政権と関...全文を見る
○長妻分科員 では、本人の発言でありますから、これは金曜日にも言っていますから、今からお呼びいただけませんか。
○長妻分科員 だって、本人の発言だからわからない。(発言する者あり)
○長妻分科員 そうすると、さっきもちょっと申し上げましたけれども、もう一つ、非常に重大なことがあるのは、つまり、例えば政務の官房副長官が内閣人事局長であれば、きょういらしている松本副長官のように国会に随時来られるということになるんですが、漆間さん、事務の官房副長官が内閣人事局長と...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、松本官房副長官が言われるように、報道では、基本的には総理も、もう漆間さん、つまり事務の官房副長官で決まりのような発言をされておられ、河村官房長官も、当初は政治家を選んだ方がいいような発言をされていたのが、百八十度変わったというようなことでございます。 ...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、漆間官房副長官を充てるというのは既に世間では既成事実、ほぼ内定状態になっているんですが、そういう情報というのは一切ない、これはデマだということなんですか。全くそういう方向性も何にもないと。
○長妻分科員 今申し上げたのは、方向性というか流れというか、そういうものも、世間に流れている情報というのは全部だれかが意図的にミスリードして流している、これだとまたゆゆしき状態なんですが、では、中枢におられる松本官房副長官は、そういう話は流れも含めてもう一切事実無根だということで...全文を見る
○長妻分科員 そもそも論をお尋ねしたいんですけれども、では、松本副長官は、今の公務員の人事の最大の欠陥は、一つ挙げるとしたら何だというふうに思われますか。
○長妻分科員 同じ質問を甘利大臣にもお伺いしたいんですが。
○長妻分科員 今そもそも論のお話を聞きましたけれども、ちょっと意外というか、非常に違和感があります。  私自身は、なぜ公務員制度改革をしなきゃいけないのかというのは、まさに統治機構の改革ということで、政治家が官僚の手綱を握っていく、このことが一番重要だ、それによって縦割りの弊害...全文を見る
○長妻分科員 ここが最もせめぎ合いのあるところだと思うのでございますけれども、そうすると、適格性審査に合格して幹部候補者名簿に載せる、この人数が大きなポイントになるわけであります。  今、幹部職は約六百人でございますが、例えば、大臣の感覚では、この候補者名簿に大体それの何倍ぐら...全文を見る
○長妻分科員 大臣、以前は二、三倍ぐらいの人数だと言われていたんじゃなかったでしょうか。
○長妻分科員 そうすると、人数的にいうと、絶対数というか、幹部職が今六百人でございますけれども、二倍までいかないということは、千人ぐらいの実人数というイメージなんですか。
○長妻分科員 今のお話を聞いていると、かなり深刻な状態まで官僚の皆さんの侵食が来ているという感じを受けるんです。  そうすると、具体的な話で申し上げますと、例えば、国土交通省の道路局長がいて、それに対して道路局長の適格性審査で幹部候補生は一人だった、ほかの局長はもっといっぱいい...全文を見る
○長妻分科員 そうすると、この幹部候補者名簿というのは、この局長はこの人という印というかそういうのは一切なくて、省ごとになるわけですね。では、例えば国土交通省の局長さんは、局長の倍ぐらいの人数がいて、そこからだれだれにしましょうねと。  こういう個別、固有のポストのネーミングと...全文を見る
○長妻分科員 これは官僚の方の説明とまた違いまして、官僚の方は、ポストごとにもネーミングがつくと。固有ポスト。そして、つかない、分野ごとのグループの方もいるということで、混在するようなイメージ。  つまり、何が言いたいかといいますと、ここが一番重要でありまして、これを選ぶのは官...全文を見る
○長妻分科員 これで最後の質問にいたしますけれども、結局、公募といったときに、今の話だと、役所の中からも公募するといったら、民間の本来の公募というのが限りなくゼロに近づいてしまうのじゃないかという危惧を持つのであります。  一つの話として、例えば道路局長を選ぶときに、それは道路...全文を見る
○長妻分科員 これで質問を終わりますけれども、結局、内務省復活の、強い権限を持った官僚集団が出てくる。事務方に内閣人事局の人数はと聞くと、まだ決まっていないけれども二百人から二百五十人ぐらいになるんじゃないかということで、そこに全省庁の幹部人事を一手に掌握するような官房副長官(事...全文を見る
04月22日第171回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  先ほどの質疑を聞いておりまして、非常に大臣は、初めから比べると傲慢になり、ふまじめになったというふうに強く思います。山井議員が、納付率が八〇%を前提に計算をする、こういうあ...全文を見る
○長妻委員 ぜひこれは、総選挙も迫っておりますし、やはり年金制度を国民の皆さんにきちっと、どちらがいいのか選んでいただく。今のままだと、政府・与党は非常に不十分な現行の制度の微修正という形になるわけでありまして、ぜひ舛添大臣が中心となって、新しい年金制度を今後つくっていくんだ、こ...全文を見る
○長妻委員 これは何度も申し上げましたけれども、党派を超えてというのは重要ですが、スウェーデンの例も、党派を超えて年金ワーキンググループというのができたんですが、その数カ月前に政権交代が起こっているわけですね、年金を争点にして。現行のはだめだというコンセンサスがあって与野党が集ま...全文を見る
○長妻委員 死亡が出て、そして御遺族がインフォームド・コンセントなどの問題を提起されておられると認識していますけれども、厚生労働省は静観ということですか。
○長妻委員 非常に無責任というか、何にも厚生労働省としては動きがないということだと思うんです。  一ページでございますけれども、これは、国民生活センターに治験に関するいろいろな苦情相談が受け付けられているんですが、国民生活センターの担当の方も来ていただいていますので、お配りした...全文を見る
○長妻委員 これは、この情報の詳細を厚生労働省にも渡すように申し上げていたんですが、それで、本人の同意がとれれば連絡先にも連絡していただきたいと申し上げたんですが、厚生労働省、この二案件についてはどんな認識でございますか。
○長妻委員 不思議なのが、過去三年で五十件以上、治験の相談が国民生活センターに寄せられているんですが、今の案件も含めて厚生労働省に情報が提供されていない、こういう宝の持ち腐れのような状態になっているんです。  PIO—NETという端末は厚生労働省に一台あるらしいんですけれども、...全文を見る
○長妻委員 そういういいかげんな御答弁ではなくて、今申し上げた二つの事例は厚生労働省にきちっとお知らせしたんですかということです。
○長妻委員 これは、今消費者庁の議論が進んでおりますけれども、私もああいう枠をつくるというのは重要だと思いますが、今もやることをやっていないんですね、私から見ると。つまり一切、個別のこういうような治験の情報を、問題だと思ってもそこで、はい、聞きおくと。これだったら、極端に言ったら...全文を見る
○長妻委員 件というのは人数と同じだと言われておられるので、三年で百七十七人が死亡された、死亡のおそれ、重篤事例では三年で七百四十三人がそういう状況になったということですけれども、あらかじめ調査をお願いしていた死亡事例の二つについて、ちょっと説明いただけますか。
○長妻委員 先ほどの三年間の件数というのは、配付資料の六ページで、厚生労働省につくっていただいたものであります。今、死亡案件百七十七人、全部説明いただくわけにもいかないのでお話しいただきましたけれども、そうすると、この二つについては厚生労働省もしようがないということですか。これは...全文を見る
○長妻委員 副作用かどうかわからないというふうに現場から上がってきて、わからないならしようがないね、でも副作用報告では受けておく、こういうことなんですか。原因を厚生労働省として究明しない、そういう緩いことでよろしいのでございましょうか。
○長妻委員 そうすると、今の話だと、治験で副作用か副作用じゃないかわからないけれども、副作用でないとも断定できないが、死亡した案件については、その原因究明等々は厚生労働省は関知しません、こういうことだと認識します。ちょっと私は違和感があるんですが。  では、死亡のおそれと重篤事...全文を見る
○長妻委員 そうすると、厚生労働省としてはまた、こういう報告が上がってきたから副作用だろうという案件と、どっちかわからないけれども、重篤、死亡のおそれといったらかなり重大な形になっているわけですが、これも聞きおいておく、こういう対応だと思うんですが、そういうことですか。
○長妻委員 国立循環器病センターのトラブルというのは何が原因なんですか。
○長妻委員 そうすると、先ほど四事例教えていただいた死亡のおそれと重篤事例、この四つについては患者さんには、副作用のおそれでこういうふうになってしまって申しわけありません、こういう説明というのはきちっとされているというふうに考えてよろしいんですか。
○長妻委員 これはなされなくてもいいんですか、法律上は。
○長妻委員 委員会に報告することになっているのはいいんですけれども、一番重要なのは、死亡した方とか死亡のおそれ、重篤になってしまった御本人あるいは御本人の家族にきちっと、副作用のおそれでこうなって申しわけありません等々、説明をするということは確実にやられているということなんでしょ...全文を見る
○長妻委員 何かあいまいなお話で、そういうことがあるから、循環器病センターとかいろいろなところでトラブルが起こっているんじゃないでしょうか。  では、本人に、副作用のおそれで、例えばリンパ腫で亡くなった方、肺炎で亡くなった方、あるいは乳がんになってしまった、静脈閉塞になった、細...全文を見る
○長妻委員 だって、答弁しないから。
○長妻委員 それは時間稼ぎじゃないか。では、ちゃんと答弁してください。
○長妻委員 そうすると、これは影響が大きいので確認しますけれども、亡くなった場合は御遺族に副作用の可能性を必ず説明する、重篤事例でその方に説明するということは必ずやらなきゃいけないことだ、こういうことを答弁してください。
○長妻委員 舛添大臣、これはどう思われますか。義務づけはない、必ずする義務はないんだということで、副作用の可能性がある形で死亡のおそれや重篤になった場合、これは必ずするということじゃなくていいんですか、舛添大臣。
○長妻委員 そうしたら局長にお願いしたいのが、この死亡事例二案、重篤事例四案、本当にきちっと伝わっているかどうか調査をしていただきたいと思うんですが、いかがですか。
○長妻委員 そして、開発中止届というのもあります。七ページですけれども、これは治験等々をしていろいろな理由で開発を中止するということであります。これも、あらかじめ申し上げていた一番の事例というのを教えていただけますか。
○長妻委員 これは既に何人に投与していて、御本人には知らせたんですか。
○長妻委員 限られた人数だからいいということではないんですけれども、発がんリスクがあることが払拭できないということが後からわかったわけで、その投与した人にちゃんとお知らせしているんですか、こういう薬を投与してしまいましたということを。
○長妻委員 それと、先ほども、痴呆の方に痴呆の新薬の治験をやる、そして副作用の可能性という例が報告されましたけれども、痴呆の場合は御本人の了解がとれないと思うんですが、これは本人の了解はとらなくてもいいわけですか。
○長妻委員 これは今、補償制度というのが、治験でトラブルが起こったとき、副作用が出て、基本的には入院相当の副作用の場合に補償するという保険制度をいろいろ議論してつくったと思うんですが、副作用が出て入院などして補償された人というのは過去に何人ぐらいおられるんですか。
○長妻委員 治験について、厚生労働省は、何でもかんでも国が規制すればいいという考えには私は立ちませんけれども、余りにも、きちっとした基準なり国の把握というのがなされていないという感を強く持っております。  これは、GCP、医薬品臨床試験の実施の基準に関する省令というのができたの...全文を見る
○長妻委員 治験については、いろいろなメディア、インターネットあるいは書籍などでもいろいろなことが言われております、真偽は私は全部確認したわけではありませんけれども。これは余りにも基準なりなんなりというのが明確になっていないのではないかということで、本当にインフォームド・コンセン...全文を見る
○長妻委員 私も相談を受けるんですね、ついこの前払った記録が消えてしまっているんだと。これは真偽はわかりませんけれども。  今の話だと、二〇〇〇年以降でこれだけの数があるということで、今もいろいろな、非常にずさんな事務処理が続いて記録が消える。当然、第三者委員会に行くのはほんの...全文を見る
○長妻委員 例えば十九ページなどは、これは国民年金ですけれども、平成十七年の六月と七月に納めた分が消えてしまった。夫と二人で保険料を納めに行った。間違いなく納めた。これは第三者委員会で認められたわけですけれども、このケースというのは、やはり社保庁の事務のいろいろ過誤なんですか。
○長妻委員 これは舛添大臣、ぜひ、最近もこれは消えているということを御理解いただいて、この事務処理の流れとか、これは一度、ちゃんとしたところに仕事の基礎を教えてもらうような取り組みをされた方がいいんじゃないでしょうか、ダブルチェック体制とか。  事務処理の基本というのがあるんで...全文を見る
○長妻委員 そして、最近、紙台帳との照合というのを我々がうるさく言わなくなったせいか、何か本当にやるのかやらないのかわからなくなっているような状況になっている。納付記録が記された紙台帳八・五億件ですけれども。  これは二十五ページにも資料を配付いたしましたが、社保庁がサンプル調...全文を見る
○長妻委員 非常に不明確な御答弁なんです。では、十年はかからない、これはもちろん断言いただけますね。
○長妻委員 いや、これはとんでもない話ですよ。これは今、特別便を送って、間違ったところがあったら言ってきてくれ、こういうふうに国民の皆さんに言っているわけですが、こっちから調べれば、こちらから気づいていない方にもお教えできるんですね、この紙台帳の照合。まさか十年かからないでしょう...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、我々は、天下り団体は原則廃止をして、事業仕分けで厳しくチェックする。どうしても必要な事業がある場合は、国があるいは自治体がやる。どうしても必要なそういう第三者的な団体がある場合は、役員は公募していく。こういう発想でやらないと、いつまでた...全文を見る
05月11日第171回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。簡潔に御答弁いただければ幸いでございます。  まず、今、補正予算の審議で経済対策ということでございますけれども、日本はほかの先進国に比べて三つの特殊要因があるんじゃないか。  ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと御説明、計算をしていただいたということを聞いているんですけれども、これは国民年金の積立金が枯渇してしまう、なくなってしまうんじゃないですか、過去二十年の実績のデータで今後百年推移するとすれば。どうですか。
○長妻委員 何で正直に言われないんでしょうか。年金局がきちっと計算をして、過去二十年間の物価上昇率、賃金上昇、利回り、これが百年続くとすればどういうことになるのか。二〇五〇年で国民年金の積立金が枯渇する、こういう結果が出ているんですけれども、これは舛添大臣、真実ですか。
○長妻委員 これは、本当に大本営発表のような発想だと思うんですね。つまり、バラ色の前提数字はどんどん宣伝して国民の皆さんに言う。過去二十年間の平均数字の前提で結果が出ているのに、それは国会で答弁しない、これはおかしいんじゃないですか。前提で我々は言っているわけですから。  では...全文を見る
○長妻委員 今自民党からも、だめだだめだと言うなというやじが飛びましたけれども、本当にだめだったら、だめだということを国民の皆さんに明らかにするのも政府の役割なんじゃないでしょうか。大丈夫大丈夫、わからないわからない、では何でバラ色の数字を前提にするんですか。わからないのであれば...全文を見る
○長妻委員 これはちょっと耳を疑う答弁ですね。これは自民党の方、いいんですか、七年かかるか十五年かかるかわからないと。こんなもの、我々は、来年一月から社保庁がなくなって日本年金機構になるから、それまでやれとずっと言い続けて、ずっとやらない、やらない。今度は何ですか、七年か十五年か...全文を見る
○長妻委員 これは私は本当に信じられません。確かに、紙台帳がもう読めないようなものもありますよ。ただ、全部で八・五億件あるんですよ。全部読めないわけじゃないわけで、これは、自民党も選挙になったら、七年か十五年かかる、ちゃんとそういうふうに言って戦ってください。うそを言わないでくだ...全文を見る
○長妻委員 官房長官、三十八人があっせんされたというのは知っていましたか。
○長妻委員 びっくりするのが、二ページ目以降に資料をおつけしましたけれども、本府省課長、企画官相当職以上で三件、大阪労働局の三人が、大阪府社会保険労務士会、社団法人大阪労働基準連合会、社団法人大阪市母と子の共励会。そして、法務省は十一件、厚生労働省が五件、国土交通省十九件、これは...全文を見る
○長妻委員 今の官房長官の答弁ぶり聞いて、私、ちょっとびっくりするんですが、官房長官、民事法務協会は二年連続一億円以上、つまり、やってはいけない法人に該当するんですよ。これは官房長官が許可したことになっているんですよ。官房長官は、自民党の方も御存じのように、官民人材交流センター、...全文を見る
○長妻委員 さっきの官房長官の答弁ぶりだと、ここは一年だけ一億だから該当しないというふうなこの前の答弁をされましたけれども、これは、官僚の人がするするするする、きちっと説明しないで、今、官房長官、例外規定というのを聞いたわけですよね、今聞いたんでしょう。
○長妻委員 これは、今度表玄関の天下りで、民事法務協会というのは、理事の十五人中五人が天下りで、職員八百四十七人中百二十二人が天下りをされておられる。(発言する者あり)それで、自民党からやじが飛んでいますけれども、本当にこういう天下りを許していいんですか、自民党は。(発言する者あ...全文を見る
○長妻委員 これも例外で流れてしまうのではないかという懸念を持っております。  七ページを見ていただきますと、改めて今回の補正予算をこういうふうに表にまとめていただきました。そうしたらば、今回十五兆円の補正予算の二割もが天下り法人に流れる。これは平成十八年度の本予算でいうと二割...全文を見る
○長妻委員 今回の補正予算、最大規模十五兆円だけでも、国民の皆さん一人当たり、赤ちゃんも含めて八・五万円の借金、これだけで。定額給付金よりもはるかに多い金です。  我々は、税金の浪費にメスを入れる、その前に借金するな、こういうことを申し上げているわけでありますけれども、これは今...全文を見る
○長妻委員 平成十九年には介護、看病疲れの殺人が三十件、平成二十年には四十八件ということで、六割もふえている。全体の殺人事件は六・五%の増加ですから、非常に激しい増加になっている。一—三月の最新のデータだと、ことしの一—三月は十四件、前年同期比でいうと十一件から十四件になっている...全文を見る
○長妻委員 ゲートキーパーなど、自殺予防そのものの対策も重要だと思いますけれども、この間、自民党政権がどんどん派遣をふやしていく、セーフティーネットをどんどん切っていく、私は、こういうことが非常に大きな影を落としているのではないかと。しかも、これがまだとまっていないということでご...全文を見る
○長妻委員 その道筋が問題なんですよ。  私も、これだけふえる社会保障費を何とかしなきゃいけないと。いろいろな、介護にも一部無駄はありますよ。ケアマネジャーさんを独立性をもっと高めて、過剰な介護がないように、きちっと適正な介護がなされるようにする等々いっぱいありますよ。でも、そ...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますが、もう何度も申し上げているのは、日本国政府の体質ですけれども、年金、医療、介護を削る前に税金の無駄遣いをなくせ、年金、医療、介護を削る前に天下りを削れ、こういうことを申し上げて、質問を終わります。よろしくお願いします。
06月19日第171回国会 衆議院 本会議 第41号
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○長妻昭君 民主党の長妻昭でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、国民年金法等の改正法案を再議決すべきとの動議に対し、反対の立場から討論をいたします。(拍手)  議席三分の二を使っての再議決を三連発。これは、与党の最後の悪あがきでしょうか。再議決の撤回を強く求...全文を見る
06月24日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。端的に御答弁いただければと思います。  まず、ちょっと異例ですけれども、やじについて、自民党の山本拓衆議院議員、これは限度を超えるやじ、前回の予算委員会でも私自身の声が聞こえなくな...全文を見る
○長妻委員 それでは質問を開始いたしますけれども、まず、いよいよ国民の信を問う総選挙というのが近づいてまいりました。麻生総理に端的にお伺いしたいんですが、解散というのは麻生総理が御自身の手でされるということでございますか。
○長妻委員 我々がいろいろ考えるに、今度の総選挙といいますのは、総理大臣はだれか、これを決める選挙でもある。我が党は鳩山由紀夫代表、自民党は麻生太郎総理大臣、どちらが日本国のトップリーダーにふさわしいのか、こういうことだと思いますが、今、先ほどやじを言われている山本拓衆議院議員を...全文を見る
○長妻委員 そうすると、総裁選の前倒しをして、またころころかえるということはしないということですね。
○長妻委員 いや、党内事情じゃないんですよ、麻生総理。茶化さないでください。総理大臣を決める選挙で、麻生太郎総理か鳩山由紀夫総理かという選挙のときに、直前に違う総理になると、それは全然話が違って、マニフェストも含めて違うことになるわけで、それでお伺いしているわけですよ。麻生総理で...全文を見る
○長妻委員 そして、非常に重要なのが、自民党の皆さん、お忘れになっておられるかどうか、四年前の総選挙のマニフェストというのが、我々もマニフェストを掲げましたが、自民党が政権の座を維持されたということで、この四年前のマニフェストを、やはり本当に四年後きちっとそれが実現されているのか...全文を見る
○長妻委員 そうすると、年金、医療というのは、この四年間で、自民党のマニフェストどおりよくなったとお考えですか。
○長妻委員 今、年金ですけれども、いろいろな問題が日本の年金はあるんですが、例えば国民年金の問題でありますが、国民年金だけの受給者は一カ月平均四万八千円ということでございまして、これは生活保護を受けておられる方の半分以下の水準にもなりますし、平成十九年七月時点で、生活保護を受けて...全文を見る
○長妻委員 これは間違いなく、自民党政権であれば紙台帳の照合は十年以上かかります。やる気がありません。これはもう断言させていただきます。  そして、先ほどちょっと最後に申し上げたのが、百人に一人が年金が時効消滅しているというのは、これは平成十九年度の数字が出ましたけれども、申請...全文を見る
○長妻委員 いや、麻生総理、ぜひ実態を把握していただきたいのは、申請忘れだけじゃなくて、間違えた説明を受けたとか、複雑な制度で、それを意図せずに本当に失念していたと。例えば、六十歳で厚生年金を受給される方は、言われたように、申請書類を出します、六十歳で。ところが、厚生年金の一階部...全文を見る
○長妻委員 それと、先ほども質問が出ました与謝野大臣の案件でございますけれども、本日報道された政経政策研究会というのに被推薦書というのを出されたと思いますが、これは大臣が了解して出されたんですか。
○長妻委員 そうすると、何年間、与謝野大臣の推薦団体として続いていたわけでございますか。
○長妻委員 これは、そうすると、与謝野大臣が通産大臣、一九九八年から九九年だと思いますが、そのときもそうだったと。  結局、マスコミ報道によりますと、与謝野大臣が被推薦書を出したことで、それが要件ですので、この団体は税の優遇が受けられる、寄附した方に。そして、マスコミ報道だと、...全文を見る
○長妻委員 余りお答えになっておられないんですけれども。  そしてもう一つ、これもマスコミ報道によりますと、平成十八年四月二十五日、衆議院の財務金融委員会、この当時、与謝野さんは金融担当大臣であられた。このときの審議はいわゆる金融商品取引法の審議で、野党の質問者が、何で商品取引...全文を見る
○長妻委員 これについては、また今後ともいろいろな局面になったときにお話を聞かなければならないというふうにも思います。  次に、これも官製談合の話でございますが、昨日、公正取引委員会が国交省に官製談合防止法を適用したということでございまして、ここでもやはり天下り団体が非常に主要...全文を見る
○長妻委員 結局、国が天下りをあっせんしている国は、先進七カ国、日本以外ありませんので、麻生総理、それはぜひ見直していただきたい。  最後に、今まではだれを政治家に選んでも世の中は変わらない。これは何でかというと、選ばれた政治家が官僚の手綱を握っていない、コントロールできずに行...全文を見る
○長妻委員 以上です。質問を終わります。  ありがとうございました。
07月09日第171回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○長妻議員 御答弁申し上げます。  民主党がこの法案を提出した本当の理由についてという御趣旨の質問だと思いますが、本当の理由というのは、我々としては政治文化を変えたいということが一つ大きくあります。そういう意味では、企業・団体献金の禁止ということと世襲の禁止、これが二つの柱とな...全文を見る
○長妻議員 今現在、本法案の提出者の立場で我々は答弁席に立っておりますので、本質問に責任を持って答える立場にはないというふうに考えております。
○長妻議員 ありがとうございます。原田委員にお答えをいたします。  この法案でございますけれども、二つの大きな項目から成り立っておりまして、一つ目といたしましては、端的に言いますと、企業・団体献金を禁止するということでございます。これはパーティー券の購入も含むということが第一番...全文を見る
○長妻議員 今の御質問は、我が党の法案の柱の二つ目の世襲禁止の部分だと思います。  我々は、立候補以外の問題についても、国会議員関係政治団体というものについての引き継ぎというのを制限するような、そういう条文を入れさせていただいておりますが、確かに言われるように、本改正案では、一...全文を見る
○長妻議員 大口議員にお答えをいたします。  これも大変恐縮なんですけれども、私ども、繰り返しになりますが、本法案提出者の立場で答弁席に立っており、本質問に答える立場にはないというふうに考えております。  これは、実はといいますか、今ここは我が党の法案を審議している場所でござ...全文を見る
○長妻議員 大口議員にお答えをいたします。  まず、第三者委員会のいろいろな報告書というのは、これは民主党、党としての見解をあらわしたわけではございませんで、あくまで第三者の立場で御見解をいただいたということでございます。  そして、この委員会でも別の委員がいろいろな質問を申...全文を見る
○長妻議員 福田委員にお答えをいたします。  基本的に、どの政党の公認の基準にあっても、世襲を優先ということは一切書いてございませんで、基本的には、原則は、どなたでも平等に扱う、公認、擁立という作業がなされていると承知をしております。  ただ、現実問題といたしましては、やはり...全文を見る
○長妻議員 福田委員にお答えをいたします。  まず前提として、企業、団体の寄附やパーティー券購入が即悪であると我々は考えているわけではございません。必ずしも見返りを求めて行われるものではないというふうに承知しております。もちろん、企業、団体が献金を通じて国民全体の利益となる政策...全文を見る
○長妻議員 福田委員にお答えをいたします。  先ほどもおっしゃられるように、企業献金、寄附というのは、本来、寄附者の自発的な意思で行われるというのが政治資金規正法に書いてございまして、それに反すると、規正法の二十六条の五で、寄附を集めた者は二十万円以下の罰金、そういう規定があり...全文を見る
○長妻議員 福田委員にお答えをいたします。  おっしゃるように、我が党の税制上の優遇措置というのは平成二十六年までの時限措置でございます。  これは、一つは、現行の税制上の優遇措置の全体の話ですけれども、それが、期限が平成二十六年までであることも参考にして平成二十六年までの時...全文を見る
○長妻議員 佐々木委員にお答えをいたします。  これは繰り返しで大変恐縮でございますけれども、私ども、本法案の提出者の立場で答弁席に立っておりますので、本質問に責任を持って答える立場にはないと考えておりますけれども、基本的には、鳩山代表から文書で、弁護士さんも含めて、説明を全民...全文を見る
○長妻議員 その点につきましては、繰り返しになって恐縮ですけれども、本法案提出者の立場で答弁席に立っておりますので、本質問に答える立場にはないというふうに考えております。
○長妻議員 佐々木委員にお答えをいたします。  先ほど八幡製鉄事件判決に言及されましたけれども、この判決、私どもも承知をしておりまして、この判決では、会社には自然人たる国民と同様、政治資金の寄附も含めて政治的行為をなす自由があるという判断をしましたけれども、確かにおっしゃるよう...全文を見る
○長妻議員 佐々木委員にお答えをいたします。  これは調べてみますと、平成十九年分の民主党本部に対する個人献金は、少ないんですけれども、十万六千円、そして民主党政治資金団体である国民改革協議会への個人献金額は三百八十五万四千六百円ということになっておりますけれども、これは、民主...全文を見る
○長妻議員 お答えを申し上げます。  これはまた繰り返しになって恐縮でございますけれども、我々発議者は、この法律改正案に責任を持つ立場で出席をさせていただいておりまして、今の御質問に答える立場にはないと考えておりますので、御理解をいただければと思います。
○長妻議員 この法案を提出する立場としてはお答えする立場ではないんですけれども、一般論としては、やはりそういう問題が起こったときは、言われるようないろいろな綱領というのもあるわけでございますので、世間、つまりマスコミの皆様に対して説明をしていくということはもちろん重要なことだとい...全文を見る
○長妻議員 これに関しましても、我々、今三人おりますけれども、この世襲禁止と企業・団体献金禁止の法案を作成し、そして提出をした立場で答弁席に立っておりますので、国会でございますので、本質問に責任を持って答える立場にはないと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
○長妻議員 お答えを申し上げます。  政府全体の数字というのは、調査をずっと要請しておりますけれども、なかなか出てまいりませんが、一部、国土交通省大臣官房地方課から出てまいりました数字、これが全体をあらわすかどうかというのは確認はとれておりませんけれども、港湾、空港関係を除くと...全文を見る
10月30日第173回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(長妻昭君) 小池議員にお答え申し上げます。  地域医療再生臨時特例交付金の執行停止についてお尋ねがございました。  地域医療を立て直すことは、私どもも同じ考えで取組をしてまいりますが、限られた財源でもございます。その財源を有効に活用し、最も効果的と考えられる方策の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 亀井議員にお答えを申し上げます。  労働者派遣法の改正についてお尋ねがございました。  御指摘のとおり、この登録型派遣は雇用が不安定である点が、また製造業務派遣は、いわゆる派遣切りの対象となったことや、技能の蓄積が行われず、労災事故も多いことなどの問題...全文を見る
11月02日第173回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○長妻国務大臣 平岡議員にお答えをいたします。  この後期高齢者医療制度は、御存じのように、七十五歳以上を、お医者さんにかかりやすい方を一グループにして、そして一つの保険にする、これは当然ですけれども、そういう保険にすれば、ほかのグループよりも保険料は急上昇する、こういう問題が...全文を見る
○長妻国務大臣 これも、前政権の、社会保障の伸びを自動的に毎年二千二百億円削減する、こういう、関係するような乱暴な削減の一環として出てきた話だと考えております。  つまり、療養病床というのは、急性期ではなくて、ある程度、慢性期に入った長期的入院の方々に設けられた病床をそのまま削...全文を見る
○長妻国務大臣 阿部委員にお答えをいたします。  これは私どもの選挙のマニフェストにも、内閣に障がい者制度改革推進本部を設置する、これは「わが国の障がい者施策を総合的かつ集中的に改革し、「国連障害者権利条約」の批准に必要な国内法の整備を行うため」ということを明記しております。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  今おっしゃられたとおり、障害者自立支援法は、応益負担ということで、本当に障害の重い方ほど大変な負担があるという問題がございました。  そういう意味で、私どもとしては、応能負担、所得に応じた負担という原則を基本と考えておりますので、今回...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  本当に、おっしゃられるように、今回は有無を言わさず七十五以上は働いておられる方も含めて後期高齢者医療制度に入る、こういう大きな問題があるということは私も十分承知をしております。  その中で、先ほど平岡委員の御質問にも答弁申し上げました...全文を見る
○長妻国務大臣 加藤委員にお答えをいたします。  私どもは、無駄な事業プラス不要不急、こういうことを申し上げております。  これは非常に苦渋の決断でございましたけれども、我々は、一回限りではなくて、来年の四月分から恒久的に子ども手当というのを出す、こういうことを決めております...全文を見る
○長妻国務大臣 JALの年金のお尋ねだと思いますけれども、これにつきましては、先日、前原国土交通大臣が厚生労働省をお訪ねになられ、中間報告として、支援機構に行くことになった、そして内閣として対策本部をつくる、この二点と経過報告をいただきました。  ただ、具体的に、私、厚生労働省...全文を見る
11月04日第173回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○長妻国務大臣 菅委員にお答えを申し上げます。  この人事は政府の決定でございますので、私はそれを了といたしますが、この案件については、政治主導で、本当に適材適所という観点で悩みに悩んで決めた人事だと聞いておりますので、私は了解をしたわけでございます。
○長妻国務大臣 斉藤委員にお答えを申し上げます。  今るるおっしゃられたお子様の手当、あるいは子育てにかかわる手当の考え方、これは前政権からも我々は引き継いでいかなければならないというふうにも思っておりますけれども、これは限られた財源という重い課題も持っております。  その意...全文を見る
○長妻国務大臣 所管でございますので、お答えを申し上げます。  今言われた地域医療再生臨時特例交付金、これにつきましても、補正予算の中ではございますけれども、限られた財源の中で、これはすべてを執行停止したわけではございません。この箇所数というのがもともと九十四カ所ございまして、...全文を見る
○長妻国務大臣 斉藤委員に御答弁を申し上げます。  今おっしゃられたとおりでございまして、我が国におけるがんの死亡者の方というのは大変多いわけでございます。そういう意味で、厚生労働省、政府といたしましては、がんの検診率を五〇%以上にしようということを目標として掲げ、二年半後に達...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  この子宮頸がんのワクチンにつきましては、私ども民主党のマニフェストでも、まずワクチンを使えるようにすべきであるというようなことを申し上げ、政権交代の後に、この子宮頸がんワクチンを使えるということになったわけでございます。  おっしゃる...全文を見る
○長妻国務大臣 富田委員にお答えを申し上げます。  今、補正予算の中の未承認薬等開発支援事業ということで、これは基金でございます。おっしゃられるように、七百五十三億円の基金のうち、六百五十三億円を執行停止にいたしました。しかし、百億円は残しております。といいますのは、もう既に議...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  この積算については、前政権で積算をされたものでございますけれども、基本的に、まだ特定がされない前にその候補の薬品を選んで、その選んだ範疇から特定ができたらそこに開発支援をする。つまり、選ぶ過程で、これは企業が自社開発ができるものもあるか...全文を見る
○長妻国務大臣 富田委員にお答えを申し上げます。  積算根拠ということでありますけれども、この積算につきましては、前政権が責任を持って積算をされたということで、よく中身は御存じだと思います。  私も資料をいただいておりまして、これは繰り返しになりますけれども、よくお聞きをいた...全文を見る
○長妻国務大臣 富田委員にお答えをいたします。  これは富田委員、ちょっとよくお聞きをいただければと思うのでございますけれども、誤った情報が表に出るとよくないので、正確にお聞きをいただきたいと思います。  今おっしゃられましたように、適応外薬に係る今後の手続ということで、まさ...全文を見る
○長妻国務大臣 笠井委員にお答えを申し上げます。  おっしゃられるように、雇用情勢は本当に大変厳しい情勢であるという認識はしております。  今の失業給付の問題でございますけれども、総理も申し上げましたように、六十日分延長する個別延長給付というのを平成二十一年三月から開始いたし...全文を見る
○長妻国務大臣 笠井委員にお答えをいたします。  今御指摘のございました雇用促進住宅、これは雇用保険料を使って、一兆円近くのお金を使って建てられたものでございます。それについて、非常に空き室が多い等々、あるいは立地条件等々、あるいは本来は入ってはいけない公務員が大量に入ってしま...全文を見る
○長妻国務大臣 この雇用促進住宅につきましては、これはよく御存じだと思いますけれども、かつて炭鉱の町で、例えばそういうものが閉鎖されたときに移動される方々が多いということで、緊急避難的にできたものが、ある意味では天下り団体の利権的な要素もあり、どんどんどんどん必要性の低い部分まで...全文を見る
○長妻国務大臣 お答え申し上げます。  本当に、今おっしゃられたように、やはり正社員でありたいという方々が多いわけでございまして、そういう雇い方をもっとふやしていくということは、もうこれは言うまでもなく、必要なことでございます。  政府としては、初めて相対的貧困率一五・七%と...全文を見る
○長妻国務大臣 手短に答弁いたします。  今言われた労政審、審議会でそこら辺の問題は労使とも真剣に議論をして、通常国会に法案の提出を目指して今議論をしておりますので、ぜひまた御意見を賜れればと思います。
○長妻国務大臣 渡辺委員にお答えをいたします。  今、独立行政法人の地域医療機能推進機構法案というお話がございました。これはもう御存じのように、私ども野党時代に、年金の保険料でサンピアとか何とかピア、こういうリゾート施設をたくさんつくって、とんでもないということで、時の政府に迫...全文を見る
11月05日第173回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○長妻国務大臣 今、田村委員から御質問をいただきました。この年金記録問題でございますけれども、我々マニフェストの工程表でも、二年間、集中的に人、物、金をかけて対策をする、そして四年間の間で一定の解決をしていくということでありますけれども、一期四年の中で国民の皆様方が、これである程...全文を見る
○長妻国務大臣 田村委員にお答えをいたします。  政権交代していろいろわかったはずはないというようなお話でございますけれども、亡くなった方のサンプル調査も、前政権が亡くなった方だと称される、これも、我々が野党時代にサンプル調査してくれと言っても、一切応じなかったじゃないですか。...全文を見る
○長妻国務大臣 田村委員にお答えをいたします。  先ほど金額とともに紙台帳の照合の手順も聞かれるから私は申し上げたわけで、これはテレビをごらんの方も、丁寧にやはり説明をしないといけない。  これは、二十二年度の概算要求額では七百八十九億円を要求させていただいております。
○長妻国務大臣 田村委員にお答えをいたします。  今申し上げたところでして、紙台帳等とコンピューター記録との突き合わせ、これについて、平成二十二年度の予算概算要求では七百八十九億円を要求しているというふうに申し上げたところです。
○長妻国務大臣 田村委員にお答えをいたします。  これは、先ほど申し上げましたように、我々は優先順位をつけて照合していくということを言っております。つまり、紙台帳を、イメージデータで出てくる照合システム、優先順位の高い方を照合する、つまり御自身の記録がおかしくなっている可能性の...全文を見る
○長妻国務大臣 田村委員にお答えをいたします。  無駄だと言われておられますけれども、今まで記録がわからなくなってしまった、それを回復して、信頼性のある年金制度を打ち立てていくということを我々はやろうとしております。  それで、この問題に答える前に、先ほど紙台帳の件で無駄だ無...全文を見る
○長妻国務大臣 田村委員にお答えを申し上げます。  まずもって、この場をかりて、子育て応援特別手当、これを執行を停止して、それを期待されていた皆さん、そして地方自治体の手続を進めておられる皆様方には深くおわびを申し上げます。  私どもといたしましては、限られた財源の中で、これ...全文を見る
○長妻国務大臣 田村委員にお答えを申し上げます。  この子ども手当でございますけれども、例えば二〇五五年、私が生きていれば百歳近くになっているところでございますが、この遠くない将来、我が国では現役の方が、一・三人の方がお年を召した方一人を支える、一・三人の現役がお年召した方を一...全文を見る
○長妻国務大臣 田村委員にお答えをいたします。  この金額のお話でございますけれども、田村委員の御意見は貴重な御意見として我々も承りたいと思いますけれども、やはり、これまでいろいろな政権が少子化対策と称していろいろな手を打ってこられたのは事実です。前政権も大変努力をされたという...全文を見る
○長妻国務大臣 今、田村委員からお尋ねがございましたけれども、冷たいというお話でございますが、これについては、児童育成事業に関する事業、おっしゃられるように放課後児童クラブ、地域子育て支援拠点などなどについては、これは、子育て手当を支給するかわりに考え方あるいは出資の仕方というの...全文を見る
○長妻国務大臣 田村委員にお答えを申し上げます。  この経緯について、十月十六日の意見交換会、そして十月十九日の意見交換会のお話がございました。これに関しましては、自民党の厚生労働部会において議事録のお求めがありましたので、全部議事録も出させていただいておりますけれども、十月十...全文を見る
○長妻国務大臣 田村委員にお答えをいたします。  今パネルを見せていただいております。海外ではワクチン代が無料の国というのも確かにあるのでございますけれども、そういう国の医療保険制度で申し上げますと、季節性ワクチンも含めてワクチン自体を医療保険の中に入れる、つまり予防も保険で見...全文を見る
11月06日第173回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(長妻昭君) 舛添委員に御答弁を申し上げます。  かつて大臣の後任に私がなさせていただきまして、非常に感慨深いものでございますけれども、お答えを申し上げたいと思います。  この今おっしゃられた基金といいますのは三年分の基金でございまして、これは、枠はお薬の五十を枠と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたように、有識者会議で品目を三十六品目セレクトしていくと。その中で企業が自社開発できる部分もある、あるいは、既に支援措置がありますのでそのスキームに入る部分もあると。それに抜ける部分三十六品目を限定をして、そこに予算を付けるということで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 舛添委員にお答えを申し上げます。  この派遣につきましては、これはもう全体状況をよく見て判断する必要があるというのはおっしゃるとおりでございますけれども、やはり私どもとしては、これまでの労働法制の規制緩和というのが余りにも経済合理性を追求する余り規制緩和...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 激励ありがとうございます。  舛添大臣にお答えを申し上げます。  この国産の新型ワクチンのインフルエンザの人数が何人製造できるかということでございますけれども、これは、今おっしゃられたように、上方修正をいたしまして二千七百万人分ができるということになり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 舛添委員にお答えをいたします。  この十ミリリットルの容器、そして一ミリリットルの容器、あとは〇・五ミリリットルというのがありますが、十ミリリットルと一ミリリットル、この二つの形で今出荷をしております。そういう意味では、製造量をそこに入れて迅速に出荷でき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ですから、そういう意味で、十ミリバイアル、つまり十ミリリットルの容器だけではなくて、その一ミリリットルの容器での提供もいたしまして、比較的ワクチンを打つ方が少ないところ等々で差配をしていくと、こういうようなことを考えております。  いずれにいたしましても...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 舛添大臣にお答えをいたします。  やはりこの新型インフルエンザのワクチンの確保というのは、これはもう非常に喫緊の課題で、一つでも多くのワクチンを確保したいと、こういう思いもございました。その中で、御存じのように、国産のワクチンを製造する場所、会社というの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 舛添大臣にお答えをいたします。あっ、舛添委員にお答えをいたします。大変失礼しました。  私もこのインフルエンザ対策本部のメンバーでございますので、お答えを申し上げますと、官邸で開かれたインフルエンザ対策本部でも、このワクチン接種の方法、あるいは優先接種の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 舛添委員にお答えをいたします。  資料につきましては、基本的には公表資料でもございますので、これをすべてきちっと整理をして提出をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 舛添委員にお答えをいたします。  今、新型インフルエンザのワクチンを接種をしたいという御希望を持っておられる方が多いわけでございまして、そういう意味では、ワクチンを打ちたい方が来られて、そして、何日もまだ、次回から来られないということではなくて、連続して...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  今のお話は生活保護の母子加算の削減というお話だと思います。  これは前政権の下、社会保障費の伸びを一律二千二百億円毎年カットする、その考え方の中でこれが削減をされたと。私どもといたしましては、きちっとした根拠なしに削られたとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げましたように、この委員会の場でもお尋ねがございましたので私の方からも報告をさせていただき、そして、この後、厚生労働委員会というのも開催される際には私の方からも丁寧に説明を申し上げると、こういう予定にしているところでございます。  いずれにしまし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  今委員がおっしゃられたこの子育て応援特別手当、これにつきましては、私どもとしては補正予算の執行を停止をいたしました。これにつきましては、地方議会でも議決をしている議会もある、広報を終えているところもございまして、大変期待している...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  既に地方自治体では事務手続が進んでおりまして、これ予算措置として約六十億円予算措置をしております。その経費について、使われた経費については私どもとしてはもちろんその経費はお支払いすると、こういう計画をしております。
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  先ほども申し上げましたけれども、今回の子育て応援特別手当、一回限りの支給ということになっておりまして、やはり私どもとしては、お子さんを産みたいと思われておられる方に対して、あるいは少子化の問題、これはなかなか、これまで政府がいろ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今貧困率のお話をいただきました。これは、今政権、この政権で初めて自ら政府が貧困率ということで発表させていただきました。全体では一五・七%ということで、先進国、OECDの中でも大変高い数字でございます。今おっしゃられたように、特に一...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今のお話は、年金の新しい制度のお話だというふうに理解をしております。私どもといたしましては、新しい年金制度、所得比例年金ということですべての方が一つの年金に入っていただく、そして老後の年金額が少ない方には最低保障年金というのを上乗...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  藤井大臣には厳しい御指導をいただいているところでございますけれども、この雇用問題に関しましては、やはり今おっしゃられた二点でございますが、雇用保険の延長ということでは、これは御存じのように、民主党、自民党あるいはほかの与野党が一致...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  今おっしゃられましたように、この負担という問題も社会保障では避けて通れない問題でございます。しかし、今までの政府を見ておりますと、例えば厚生労働行政一つ取っても、国民の皆様から見てかなり浪費が多いな、あるいは保険料を使って福祉と...全文を見る
11月09日第173回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  政管健保が今度協会けんぽになりましたけれども、その協会けんぽのお話の中で、確かに、このままでいきますと、かなり保険料率が上がるということがございます。今おっしゃっていただいたように、これまで一六%少しが国庫負担という約束でしたけれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  今おっしゃられたように、前政権の中で社会保障の伸びを機械的に毎年毎年二千二百億円削ると、これがいろいろなほころびを生んだというのは事実だと思っておりまして、この政権では機械的な削減というのはいたしません。  そして、今お話があ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  やはり中長期で考える問題だと思いますけれども、いずれにしましても、医療費については、少子高齢化という現実もございますので、これは、きちっとした医療をするには公的な資金も含めて投入額を増やさざるを得ないというのはもう事実でございます...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  おっしゃられるように、イギリスではブレア改革で医療費がかなり投入をする、GDP比でもかなり比率が上がったということでございます。  そういう意味で、おっしゃられるように、日本におきましても、やはり雇用という面から見ても、医療のみ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  本当におっしゃるとおりだと思っておりまして、今までの発想でありますと、医療、介護などにつきましてはコストというふうにとらえがちですけれども、これは未来に対する投資という発想を持って、年金もそうでございます、将来の不安を取り除いてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かに、この日本の皆保険というのは世界にも誇れる制度であるわけでございますけれども、最近はほころびが見えているのも事実でございます。ただ、負担も含めて非常に制度というのがメニューはたくさんございますので、それをきちっとこれからも周知をしていくという努力はし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一つ最も大きな問題といいますのは、七十五歳以上という方々というのは、これは病気にかかりやすい方々であると、病院に行く回数が多い方々である。そういう方々を一つのグループに分けて、しかも一つの保険にしてしまうということは、これはだれが考えても分かることですけれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われたのが、診療報酬体系における七十五歳以上の方だけを一つのターゲットにした体系というのが幾つかございます。その中の一つが終末期の相談料ということで今おっしゃられた部分。そしてもう一つは、例えば七十五歳以上の方が入院が長引くとどんどんどんどん診療報酬が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の要望をしっかりと考えていきたいと。この中医協という、診療報酬をどこに幾ら分配するのかという審議会でございますけれども、メンバーも替わり、もう既に議論が始まっておりますので、またそういう部分についても御指導を賜ればと思います。
○国務大臣(長妻昭君) WHOにおきましては、成人については原則一回でいいんではないのかということでございますけれども、ただ、先進国でもありますEUにつきましては二回というお話も出ているやに聞いております。
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今、インフルエンザワクチン、新型でございますけれども、一回接種、二回接種のお話でございますが、厚生労働省といたしましては、基本的に今決めておりますものが、二十代から五十代のインフルエンザ患者の診療に直接従事する医療従事者は一回とい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  厚生労働省としては、先般、地方自治体の皆様、医療機関に対して、今の優先接種の順位は変えないものの、一歳から小学三年生までの皆様方については早めの接種をお願いをしているところでございます。そして、基礎疾患を有する方々につきましても、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) かつては今おっしゃられたように地方医務局ということでございましたけれども、国立病院が独立行政法人に移行すると同時にその医務局がブロックの事務所ということになりまして、それでも二つは減らしたということでございますけれども、今御指摘をいただきましたので、その効...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今おっしゃられたこの新型インフルエンザは、多くの方が免疫を持っておられない、感染力が強いということでございますが、多くの方は一週間以内で治るということもございます。そして、重症化の方はやはりお子さんに多いということで、これ統計を取...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この新型インフルエンザワクチンの接種の今副作用のお話だと思いますけれども、これにつきましては、国内産につきましては、季節性インフルエンザと作り方が基本的に同じでございますので、副作用は同程度というふうに考えております。  今、初期に新型インフルエンザワク...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この新型インフルエンザ救済法案につきましては、閣議決定をさせていただきまして、この臨時国会に法案を提出をさせていただきました。是非御議論をいただきたいと思いますが、この法案の中身については大きく二つございます。  一つは、新型インフルエンザワクチンの予防...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今、パネルを出していただいておりますけれども、そのパネルのとおりでございますけれども、現行の予防接種救済制度でございますが、まず初めには、健康被害を受けたと思った方が市区町村担当課に対して報告を、連絡をしていただくということで、所...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘をあらかじめいただいて、私も調査をしてみましたところ、やはりこれは余りにも、三行、四行の機械的な文書で却下をする。しかも、その理由を求める審査会の議事録を情報公開請求で開示要求をしたらば、今委員がお配りのようにほとんど黒塗りであるということについ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今るるいただいた情報や、あるいは、これから新型インフルエンザワクチンの接種も始まりますので、その現状も把握した上で議論を今後ともしていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたように、この働く環境ということで、お子様が病気になられたと、そのときにやはり休まざるを得ない、あるいはお子さんが、今回の例えば新型インフルエンザワクチンで小さいお子さんが接種しなきゃいけないと、それは親が付いていかなければならない、そう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただきましたこのファミリー・サポート・センター事業というものでございますけれども、国の直轄事業である緊急サポートネットワーク事業が廃止になってこちらに統合して、厚生労働省としては質を落とさないで対応するということでありますけれども、さらに実態をき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 施設型と、今言われた御自宅でサポートされる方が病気のお子様を預かると、二つ大きく事業がございますけれども、この施設型でいいますと、先ほども申し上げましたが、国が助成している事業で平成二十年度で八百四十五か所しかないということと、もう一つ、それ以外に、お子様...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 総理の御答弁の前に一言申し上げます。  今御指摘いただきました障害者介助等助成金というのがございますけれども、これは、障害者の方々が働いていただいている職場で、業務遂行のために必要な介助の業務を担当する方を配置するとその介助者の賃金の四分の三を事業主に補...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今お尋ねがございました周産期医療再建というのは、これは本当に医療の中でも喫緊の課題だということは認識をしております。NICUという新生児の集中治療室でございますが、現在は二千三百四十一床ございますが、これでも不足をしているということでございまして、将来的に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今全く御指摘があったとおり、介護分野というのは雇用という側面から見ても非常に有望な分野、そもそも介護事業そのものが今ほころびを見せておりまして、それを立て直す絶好のチャンスだと私は考えておりまして、介護では有効求人倍率が一以上と、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  基本的にはその介護報酬の改定というのがございますので、その介護報酬の改定の中でそういう部分に手厚くしていくと。ただ、その介護報酬の改定でも、その部分が事業所の経費に流れて職員の方の処遇に結び付かないということがあってはいけませんの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今大変重要な御指摘をいただきました。  日本の国におきましては生活保護という制度と雇用保険という制度がございますけれども、その両方にも当てはまらない方、雇用保険が切れた方、あるいは自営業の方というのは元々雇用保険がございませんので、そういうはざまにおられ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  前段で委員が御指摘された特定疾患治療研究事業というものにつきましては、今年の先月の十月三十日より、今まで四十五の疾病でございましたけれども、これに十一疾病を新たに加えさせていただきました。それにつきましては、その十一疾病に該当す...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今御指摘のあったとおり、厚生労働省の中における労働の統計については、非常にそのリードタイムが長いとか取り方が不十分であると、こういう数々の問題点があるというのは私も把握をして、改善をしようと考えております。  その中の一つとして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、中小企業の皆様方とのマッチングの重要性を御指摘をいただきまして、私もそれは認識をしております。  そういう意味では、今後とも更に中小企業等を広く対象とする就職面接会というのをもっと頻繁に開催をして未内定者とのマッチングをやっていくということと、あるい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  今言われましたように、野党の時代、法案を提出をいたしました。政権交代後、この後期高齢者医療制度につきまして、私自身も、役所の中のデータあるいは資料、これをつぶさに拝見をいたしますと、今の後期高齢者医療制度を廃止して直ちに前の老健...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この後期高齢者医療制度の問題というのは、今おっしゃられたとおり、七十五歳以上の方を区分すると、これが最大の問題で、七十五以上の病院に行く頻度の高い方だけを一つの保険にすれば、それはそのグループの保険料というのはほかのグループに比べて急上昇していくと、これは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 新しい制度の今お話がございました。そういう意味では、この高齢者医療改革会議というものについては、白紙から検討していただくということではございませんで、新しい制度の六原則というのを設けまして、その範疇で検討を急ピッチでいただくということになっているところでご...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘のとおり、この後期高齢者医療制度の保険料というのは、七十五以上の病院に行く頻度の高い方だけを区切った制度でありますので、保険料が急上昇する。これは私どもも指摘をさせていただいて、廃止をするという決断をした大きな理由でございます。  数字を申し上げ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この保育所の問題でございますけれども、後からもその面積の要件等々の御質問があると思いますので、今報告書だけを抜粋して読まさせていただきます。  これは厚生労働省の委託の研究の報告書でございまして、保育所の部分でございます、この面積の部分でございます。「し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 正確に御説明を申し上げますと、この保育所につきましては、これ待機児童の方々が大変多い、これは厚生労働行政としても全力で取り組まなければいけない問題であるということは言うまでもございません。その中で地方分権という問題もございます。  その意味で我々は、いろ...全文を見る
11月10日第173回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  まず申し上げたいのは、この政権というのは天下りの弊害を根絶すると、天下りを根絶する政権であります。  実際、この政権発足直後に天下りを廃止をする、例えば独立行政法人で自動的に天下っていた人たち、これを排除して完全公募にするという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども御答弁申し上げましたとおり、公募するんです。自動的にこれまで府省庁があっせんをして指定席となっていた天下り、これは禁止をして公募をしていくということでございますけれども、今回の案件につきましては、国会同意人事で、しかも、これは府省庁のあっせんではな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、その発言と変わっていないんですね。あっせんというのは、府省庁があっせんをするということで、私が国家公務員法違反と申し上げたのは、わたりといって、一回、二回、三回、つまり一回民間人になった人が国家公務員から離れたにもかかわらず、役所の人事課がその人の再...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  まずは、前段で民主党の選挙の前の政策のお話ございましたけれども、二〇〇九年七月の民主党政策集インデックス二〇〇九というところに、国民が納得できるような課税方法を検討するという趣旨で、このたばこについての増税のお話もさせていただいて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、社保庁のやみ専従の問題がございました。我々としては徹底調査をいたしまして刑事告発もしているところで、お給料も返還をさせているところでございます。  それらの団体がどのグループを応援しているのかというのは、私は承知をしておりません。
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今、消えた年金問題がいかにして発生したかということでございますけれども、社会保険庁の内部文書を調べますと、ちょうど五十年前に既にこの問題があったという内部文書もございました。そして、様々な理由がありますけれども、今委員御指摘の、労...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  この消えた年金問題は、ずっとある意味では表に出ずに、これ時の政権も感じていたのか感じていなかったのか分かりませんけれども、それがなかなか五十年間表に出なかったと。そして、当初はほころびは小さかったんだけれども、それがどんどんどん...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  今おっしゃられた地域医療再生臨時特例交付金でございますけれども、これにつきましては、地域は九十四地域にこの基金として医療の支援をするということでございまして、九十四地域、これは減らしません。九十四地域は全く減らしませんが、ただ、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  まず、大前提といたしまして、我々の政権はこれまでの政府以上に医療には手厚く対応していく政権であると。例えばお医者さんの数にしても、人口千人当たり日本は二・一人、OECD先進国平均の三人には満たない。一・五倍将来的にお医者さんを増や...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  御存じのように診療報酬改定の時期が迫ってきておりまして、私どもといたしましては、中医協のメンバーも替わって、そして御議論をいただこうというふうに思っております。  その中で、診療報酬体系というのは、非常にその個々の細かい報酬を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  この停止してしまったということは、これは言い過ぎではないでしょうか。基本的に十月からこの出産育児一時金の支給額がこれまで三十八万円だったものが原則四十二万円に上がると。これは上げました。もちろん実行を今しております。  ただ、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  この十月一日から始めるということであれば、あらかじめそういう措置もとる必要があったというのは御指摘のとおりだというふうに思います。  前政権からの引継ぎということもありまして、これは我々としては十月八日から医療福祉機構という独...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  おっしゃる趣旨は私も同感でございます。  今委員がおっしゃられた不育症というのは、妊娠はするものの反復する流産、死産等のためお子さんを得ることができない、そういう状況であるとされております。  この厚生労働省の補助研究が平成...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  いわゆる雇い止め等の状況でございますけれども、今おっしゃられたように、昨年十月からの統計では、毎月統計を取っておりますけれども、ピークが二十年の十二月で、一か月で四万八千九百五十四人ということでございます。平成二十一年の十二月に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えいたします。  今申し上げた数字以外にも、どの月に雇い止めになったか不明であるものがそれ以外二万一千四百三十九人の方がおられると。そういう意味ではこれも含めた累計が二十四万四千三百八人ということでございます。
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  今言われたのは、労働者派遣法において期間制限ということでございまして、原則一年、最大三年を超えて引き続き派遣を受け入れてはならないというふうにされているところでございまして、この違反に関しては、平成二十年度においては百五十五件是...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  個別の事案についての詳細な点についてはお答えができないことは御理解をいただいた上で、これは、派遣先に関しては一般的に是正指導をして、それもきちっときめ細かい是正指導をすると。それに従わない場合は次に勧告という、そういう手続に進んで...全文を見る
11月11日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○長妻国務大臣 皆様、おはようございます。  このたび厚生労働大臣を拝命いたしました長妻昭でございます。  藤村委員長を初め理事の皆様方、委員の皆様方、そして与党、野党関係なく、真摯に私は御意見を承って行政に反映させていきたい。そして、何よりも国民の皆様の御理解を得る努力も続...全文を見る
11月12日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(長妻昭君) 皆様、おはようございます。  この度、厚生労働大臣を拝命をいたしました長妻昭でございます。柳田委員長、そして委員の皆様の御意見をいただき、与野党問わず、皆様の御指摘を真摯に受け止めてまいります。そして、何よりも国民の皆様方の御理解が重要でございますので、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 臓器移植に関する法律に係る附帯決議に基づいて、臓器移植の実施状況等について御報告をいたします。  初めに、臓器の移植に関する法律につきましては、平成九年に法律が施行されてから今月で十二年を迎えます。この間、臓器を提供された方々及び移植医療の普及に取り組ま...全文を見る
11月17日第173回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(長妻昭君) 新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  国内で今般発生している新型インフルエンザについては、季節性インフルエンザと類似する点が多く見られますが、基礎疾患を有する方、妊婦等において重症...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 質問をいただきまして、ありがとうございます。  今回の新型インフルエンザの特徴並びにワクチン接種の目的及び接種順位についてお尋ねがございました。  今回の新型インフルエンザについては、多くの感染者は軽症のまま回復していること、タミフルやリレンザなどの治...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 質問をいただきまして、ありがとうございます。  鳩山総理の献金問題についてのお尋ねがございました。  この件につきましては、既に衆参本会議、予算委員会で取り上げられ、総理が説明をされておられると認識をしております。  次に、インフルエンザワクチンの質...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 質問をいただきまして、ありがとうございます。  まず、新型インフルエンザワクチンの接種回数の見直しや、お子さんへの接種時期の前倒しに関するお尋ねがございました。  新型インフルエンザワクチンの接種回数につきましては、十月二十日、十一月十一日と二回の見直...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 質問をいただき、ありがとうございます。  新型インフルエンザワクチンの効果等について正しい情報を提供するべきとのお尋ねがございました。  新型インフルエンザワクチンの接種は、多くの方々に重症化の予防というメリットをもたらしますが、感染を防ぐ効果は証明さ...全文を見る
11月17日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(長妻昭君) 行政刷新会議の、今、第二ワーキンググループのメンバーのお話だと思いますけれども、私も福井さんの御主張をすべてつまびらかに承知しているわけではありませんけれども、メンバーがかなり大勢いらっしゃる中のお一人だということでありまして、このメンバーの人選も専ら行政...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この診療報酬といいますのは、御存じのように、厚生労働省の中に中医協というそういう配分を決めるところもありますし、その基本方針は、社会保障審議会で基本方針を打ち出すと、その全体につきましては内閣としてネットの伸びを決定すると、こういう仕組みが既にあるというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ちょっと今誤解があったかもしれませんが、私は、もう発想としてはネットの伸びはやはりプラスにしていきたいというふうに考えているところでありますけれども、プラスといっても、そのプラスの幅によっては患者さんの御負担が増えるなどなどいろいろな問題が発生してまいりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この母子加算につきましては、我々野党の時代から民主党としてもプロジェクトチームをつくってかなり回数を重ねて検討してまいったところでありまして、そういう意味では子供の貧困解消を何とか図っていくということと、これは貧困の再生産、こういう言葉が適当かどうか分かり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、大前提といたしまして、我々の政権では、社会保障の伸びを一律毎年二千二百億円カットすると、こういう機械的なことはしないと、こういう政権であることはまずもって申し上げた上で、この老齢加算にいたしましても、高齢者世帯の生活実態なども、先ほどのナショナルミニ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも調査をいたしますと、この学校法人日本社会事業大学の理事でございますが、無給の非常勤も含めて十四名の方がおられますけれども、その中で五名の方が厚生労働省のOBであるということと、あと監事でございますけれども、お二人がおられますが、お二人とも厚生労働省の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話で、情報公開請求で資料を取り寄せたとすれば、これはどこかに記録があるというふうにも思いますし、ただ、この文書の保存期間との関係でどうなのかということもありますが、再度徹底的に調査をいたします。そして、仮に、この文書は私も拝見いたしましたけれども、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) こういう覚書を結んでいるということが仮にほかの団体ではないのかどうかも含めて、これは調査をする必要があるというふうに思います。  天下りは、我々、天下りを受け入れる団体の補助金を単純にカットするだけではありませんで、天下りの三つの類型、持参金型、人質型、...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○長妻国務大臣 中根議員におかれましては、厚生労働行政にこれまでも貴重な御意見、アドバイスをいただきまして、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。  今、多数のお尋ねがございまして、端的にお答えいたしますと、まずは貧困率、全体でいうと一五・七%、初めて公表させてい...全文を見る
○長妻国務大臣 一点お尋ねから抜けたものがございました。申しわけございません。  御指摘をいただいた障がい者制度改革推進本部、これを内閣府に設置しよう、こういうことについて今準備を進めておりまして、これは障害者の福祉、雇用を所管する厚生労働省としても積極的に協力をするということ...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御質問でございますけれども、私どもとしましても、最終的には保育の質を上げる、そこで入所されておられるお子様方にも広いお部屋で保育をするということはもちろん目指しております。  ただ、今回の件につきましては、地方分権の観点から、三次勧告ということで、いわゆる義...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  待機児童の定義の問題でございますけれども、今、無認可保育所に入っておられる方で認可保育所に行きたい方、これはもちろん待機児童としてカウントをしているところでございますが、例えば、都道府県によっては、認証保育所、つまり都道府県が認定をする保...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身も、一般論で言っても、その審議会の委員の方々にOBの方が自動的につかれるというのはいかがなものかというふうにも思っております。  この労働政策審議会、労政審と言っておりますけれども、これはILOも含めて、いろいろな労働政策、法案も含めて、それを提出、提言す...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  今配付資料でお配りをいただきまして、幅木というものと下さんというものにつきましては、御指摘のようにことしの六月から義務であるということで義務化をしたわけでございますが、上さんという、胸以上ですか、胸前後のところにあるものについては、こと...全文を見る
○長妻国務大臣 この天下りの問題というのは、本当に税金浪費の温床であるということで、我々もかねてより厳しい措置をとるべきと申し上げてきたところでございます。その意味で、ここにございますように、「府省庁が退職後の職員を企業、団体等に再就職させること」ということを私どもは天下りという...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、私自身も、これは問題だと言っております。あっせんを受けないで、例えば指定席として自動的に、OBが引き合ってそこに行く、あるいはわたりといって、あっせんを受けないでも渡っていって、不透明な補助金、持参金型天下り、人質型天下り、創業型天下りと私は分類しております...全文を見る
○長妻国務大臣 ぜひ御理解をいただきたいと思うのでございますが、今お配りの資料にもございますように、「公務員が、法令に違反することなく、府省庁によるあっせんを受けずに、再就職先の地位や職務内容等に照らし適材適所の再就職をすることは、」というふうに書いております。  これは先ほど...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  私の感覚では、五代続けて同じ役所から、しかもその団体は同じポストで自動的に行かれるというのは、これは私は、すべて適材適所とはやはり言えないのではないかというふうに思います。  そして、この見解につきましては、繰り返しになりますけれども...全文を見る
○長妻国務大臣 ちょうど説明の機会をいただいて、ありがとうございます。  歳入庁をつくるというのは、これはもちろん変わっておりません。やはり一つの問題点といたしまして徴収機能が弱いというところもございますので、年金保険料と税金というのは一緒に集めていく。イギリス、スウェーデン、...全文を見る
○長妻国務大臣 歳入庁に移行する手法なり道筋というお話でございますけれども、海外の事例も参考に、今、厚生労働省と国税庁、財務省と打ち合わせを事務方レベルでしているところでございまして、いずれにしましても、非公務員の方々から、これも自動的に全員の方が歳入庁に行くということになるのか...全文を見る
○長妻国務大臣 それは、保険料を猫ばばしたり、そういうことが明らかになったり、あるいは悪質な情報隠しが発覚をしたりする場合というのは、これはもう厳しい処分があってしかるべきだ。猫ばばした場合は、これは基本的にやめていただくということは一つの考え方であると思います。
○長妻国務大臣 閣議決定は、今のところ見直すということではなくて、ずっと見直さないというふうに考えております。
○長妻国務大臣 いろいろな御要望をいただいていることは事実でございますけれども、私の意見を変えることはございません。
○長妻国務大臣 繰り返しになりますけれども、歳入庁に移行するということはもちろん変えていないところでございます。  その中で、私も大臣に就任をして、内定者千人以上の方々、続々と直前まで内定が出ている、そういう方々に御遠慮いただくことはできるのかできないのか、ぎりぎりお一人お一人...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  私もマニフェストを常に胸ポケットに入れておりますけれども、正確に言いますと、私どもが二年と申し上げておりますのは、二年間、記録問題への集中対応期間というふうに考えておりまして、集中的に二年の間に人、物、金を投下していくということでござい...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に貴重な提案をいただきました。  この三木さんは、回復委員会、私が諮問機関、検討機関としてお願いをしているところのメンバーでもございまして、私もその会に出ておりますが、本当に貴重な御意見をいただく方でございます。  今のインターネットにつきましても、非常に...全文を見る
○長妻国務大臣 医療の現場で御奮闘された御経験を持っておられるということで、今後とも御指導いただきますようよろしくお願いをいたします。  この後期高齢者医療制度の問題点を一つ挙げろと言われれば、やはり、七十五歳以上という病院にかかりやすい方々を一くくりにして、それを一つの保険に...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり私も感じますのは、長期的に見ると、医療費というのを公費の部分をふやしていかなければならない。つまり、現実では、先進国とGDP、国内総生産の比率でいうと、日本国は医療費の部分が非常に低いということもございます。その意味で、後期高齢者医療制度につきましては、公費...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもといたしましては、廃止をすると同時に、一期四年以内に新しい制度に移行をしていくということで、これを検討する会、高齢者医療制度改革会議というのを、実は今月の三十日に厚生労働省内で第一回目を開きます。これは、我々、後期高齢者医療制度で反省があると思いますのは、や...全文を見る
○長妻国務大臣 これは現状を維持するということではございませんで、二段階を考えております。  冒頭おっしゃっていただきましたように、まず、今の制度そのものに対する問題点、診療報酬体系で、七十五歳以上だけに適用する、私は問題があると思う診療報酬体系も幾つかございますので、それはも...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましても、先ほど、お年を召した方の御意見もお伺いするのは重要だと申し上げましたが、と同時に若い方の御意見も重要でありまして、若いメンバーもこの改革会議に入っているところでもございます。その意味で、我々といたしましては、財源、これは国民的議論に基づいてきち...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねは、確かに介護の現場と医療の現場というのは近い現場でもありますし、連携をするべき部分もたくさんございます。いろいろな識者の方の中には、介護保険と医療保険を合体するべきであるという御意見があるというのを承知しておりますけれども、まずは医療なら医療の制度をき...全文を見る
○長妻国務大臣 まず申し上げたいのが、これは地方分権委の第三次勧告に対する厚生労働省側の回答を申し上げたわけでございますけれども、内閣全体の決定、正式決定ではございません。今、厚生労働省の意見としてそれを申し上げ、関係各省庁と議論をして決定を出すということでございますので、その決...全文を見る
○長妻国務大臣 待機児童の定義でございますけれども、正式には保育所入所待機児童というものでございますが、これは、入所申し込みが提出されており、入所要件に該当しているけれども入所をされておられない方、こういうような形で我々はカウントをしているところでございます。  そして、今の後...全文を見る
○長妻国務大臣 委員がおっしゃられましたように、食育の重要性というのは私も同感でございます。  その中で、栄養士と調理員という二つございますけれども、まず、調理員についても第三次勧告では廃止または参酌すべき基準、つまり地方に自由にやってほしいという御指摘をいただきましたが、さす...全文を見る
○長妻国務大臣 ちょっと私の答弁で誤解を与えたとしたら、申しわけございません。  基本的に調理員というのは、今の例外規定以外では、お子さん何人当たりに何人置かなければならないという規定が従来どおりありますので、その従来の基準は変えません。変えろと言われても変えませんということで...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、この少子高齢化の中で年金制度というのは非常に重要性が高まっております。  今、世界でも年金の改革をなし遂げた国は幾つかございますが、その改革の流れは三つ原則がございまして、一つは、若い方でも無理なく払える、持続可能性のある制度、二番目は、ライフスタイルの...全文を見る
○長妻国務大臣 結局、年金制度の一つの問題といたしましては、年金制度を同時に改革しないと、一部のところにひずみが出てくるという問題もあるわけでございます。  事実、今現在でも、国民年金御加入の方というのは、普通は自営業の方がほとんど入っておられると思いがちでございますけれども、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、新しい年金制度になっても、当然、今年金保険料を払えるのに払っておられない方とまじめに払っておられる方、全く同じ対応にするわけにはまいりません。それはモラルハザードが起こりますので、新しい年金制度になっても、払っていない方と払っている方は区別せざるを得ないわ...全文を見る
○長妻国務大臣 最低保障年金は上限が七万円で、それより上になるということではございません。  ただ、その年金制度へ移行するときに、例えば四十歳の方が、新しい制度が入ったときには、お支払いいただいた四十歳の時点までの保険料、古い制度で払った保険料は古い制度のままカウントする、四十...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、国会の議論などでも、特権なのではないか、いろいろ問題があるのではないかという議論も承知をしておりますので、財産権との問題も含めて、我々も現状をきちっと把握していきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 やはり、これは税金でもございます。しかし、その一方で、約束されているということでもございます。  いずれにしましても、かなり大きい金額でもありますので、私としても、その中身を詳細に調査して、それを把握して、どうするかを判断していきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  この事業仕分けというのは、私は、一言で言えば、非常にすばらしい、画期的な取り組みであるというふうに考えております。  といいますのも、これまでは密室的に予算の査定が財務省主計局と各省庁で行われ、あるいは無駄削減という観点から厳しい指摘...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、大前提として申し上げたいのは、鳩山政権、鳩山内閣におきましては、医療を再生していく、地域医療の立て直しをするという明確な意思を持っておりまして、例えば、医師不足にも医学部の定員を一・五倍に引き上げていく、あるいは、産科、外科、小児科、急性期医療、これを集中的...全文を見る
○長妻国務大臣 まずもって、御指摘の子育て応援特別手当の執行停止につきましては、期待をされておられた皆様、あるいは事務作業をされておられた地方自治体の皆様に心よりおわびを申し上げます。私の方からも、私が書いたおわび状を地方自治体にも発送し、支給対象者の皆様へのおわび状も私自身が書...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘をいただきました子宮頸がんワクチンでございますけれども、これは民主党のマニフェストにも「子宮頸がんに関するワクチンの任意接種を促進する。」というのを入れさせていただき、そして、政権交代後の十月十六日に子宮頸がんワクチンについて薬事承認をさせていただいたとこ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、肝炎対策の御指摘、御質問がございましたが、きょうも傍聴席に来られておられます。先日は、首相官邸で鳩山総理、私もお邪魔しましたけれども、お会いをさせていただいたところであります。  この基本法案につきましては、今、各党各会派で御議論をいただいて、それが結論を得...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘をいただきました法律がございまして、少子化社会対策基本法という中にも「少子化に対処するための施策は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するとの認識の下」と書いてあるわけで、私もこの考え方は堅持をするということでありますけれども、では、費用...全文を見る
○長妻国務大臣 まず一つは、例えば二〇五五年、そう遠くない将来でございますが、私が仮に生きているとすれば九十五歳であります。加藤委員は何歳でございましょうか。  既に、二〇五五年、今のまま日本国が推移するとどういう状況になるかというのは基本的に見えておりまして、人口は九千万人程...全文を見る
○長妻国務大臣 この数字につきましては、これは選挙前、政策を立案する過程の中で、基本的なお子様を育てる経費というものを、これはいろいろな考え方がございますけれども、一定の整理のもと、この金額ということを我々としては打ち出させていただいたというふうに理解しております。
○長妻国務大臣 今御指摘をいただきましたとおり、子育て支援、少子化対策というものは一面的な政策だけで実現できるわけではない。  具体的に言えば、大きくは三つあるのではないか。子ども手当のような現金の支給による政策が一つ。もう一つは御指摘いただいたような現物給付ということで、保育...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、平成二十二年度の概算要求でも、厚生労働省といたしましては全額国費という考え方で概算要求をさせていただいております。私としては、今後、財政当局あるいは内閣の意向というのもございましょうが、厚生労働省としては全額国費ということで要求をさせていただいております。
○長妻国務大臣 御指摘のとおり、例えば学童保育等々につきましては、今、事業主負担の財源を使ってその政策を実行しているということがございます。そうしたときに、子ども手当が全額国費になると、ではその部分はどういう考え方なのか、こういう御指摘だと思いますけれども、これは今後、概算要求、...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今私どもが実行しようとしております子ども手当については、御指摘いただいたとおり、所得制限がないという考え方のもと概算要求をさせていただいているところであります。子ども手当が所得制限がないから、直ちに、今現在、各種保育サービス、子育て応援のサービスについてもそ...全文を見る
○長妻国務大臣 政権交代をしてこの中医協のメンバーが、これは任期途中ということではもちろんございませんで、任期が切れた後、委員の入れかえがあったということでございます。  この中医協というのは、御存じのように、巨額な医療費をどこに幾ら配分するのか、一円単位で事細かく決めていく一...全文を見る
○長妻国務大臣 具体的にはお名前は申し上げませんけれども、新しく任命申し上げた方でありますが、京都府医師会の副会長をされておられ、かつ、日本医師会の社会保険診療報酬検討委員会の委員長もされておられるということで、非常にその組織を代表されておられるのではないか。そして、もう一人の方...全文を見る
○長妻国務大臣 これも今までは、大学の医学部の先生というのは中医協のメンバーとして、私の記憶の限りではおられなかったと思います。地域医療のある意味では中核を担う、そういう大学病院の方にも御議論に参加いただこうという趣旨でございます。この大学の医学部、全国を横断する組織もございまし...全文を見る
○長妻国務大臣 これはやはり、どういう考え方で中医協を位置づけていくのかということで、ある意味では政権の根幹にかかわる、医療政策、社会保障政策の根幹にかかわる問題でもあると思います。  従来型の議論でいきますと、日本医師会の役職の方が、ある意味では自動的にそこに当てはまっていく...全文を見る
○長妻国務大臣 まずもって申し上げたいのは、今回も任命申し上げた方は日本医師会のメンバーの方であるということは、まずもって申し上げたいところでございます。  その中で、「地域医療の担い手の立場を適切に代表し得る」ということでございますけれども、一人の先生は京都府医師会で開業医を...全文を見る
○長妻国務大臣 来年一月から日本年金機構となります。
○長妻国務大臣 これは既に閣議決定されているところでありますので、イエスです。
○長妻国務大臣 この閣議決定といいますのは、御存じのように、日本年金機構には懲戒処分を受けた職員は行かないという閣議決定でございまして、それは私どもとしても遵守をするということを申し上げました。  この職員の方々については、新しい組織ができるに伴って、行き場がない場合は分限処分...全文を見る
○長妻国務大臣 この閣議決定の趣旨というのは、私が考えますのは、年金記録問題というのは、これは五十年前に内部文書がございました。五十年間ある意味では表に出ずに、ずっとここまでひどい状態になるまでほったらかしにされてきた重大問題であって、国家の威信が傷つき、信頼も地に落ちるような問...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話は、懲戒処分を受けた社会保険庁の職員、のぞき見、年金の記録の不正閲覧ということでございますが、そういうことで懲戒を受けた方も確かにおられます。そして、別の案件で懲戒を受けられた方もおられます。  私が申し上げているのは、どんな案件であれ、社会保険庁で懲戒...全文を見る
○長妻国務大臣 私はそういうことは言っておりませんで、何しろ日本年金機構には今申し上げたような考え方で移行するということでありまして、その方々がそのまま分限処分になるのか、あるいは、大臣には分限回避努力義務が課せられておりますので、どういう再就職先を考えるのか、これについて今方針...全文を見る
○長妻国務大臣 繰り返しになりますけれども、何しろ懲戒処分を受けた方は日本年金機構には行かないということでございまして、そういう方々を今後どういう形で処遇するのかということにつきましては、今、省内あるいはいろいろな方の御意見も聞いて議論をしている最中であるということで、結論が出れ...全文を見る
○長妻国務大臣 確かに今御指摘いただいたような御意見も、委員以外の方からも私も事実いただいております。  ただ、給食費を払えるのに払わないという方につきましては、やはりこれは別の措置も含めて払っていただくことが必要であるということは、これはもう当然のことでございます。  その...全文を見る
○長妻国務大臣 払うことができるのに給食費を払わない方を何とかしなさいという、この趣旨は私も全く同感でございますが、それを例えば、じゃ、どんどん拡大してまいりますと、例えば国民健康保険、国保の保険料を払えるのに払っておられない方、お子さんにも保険は適用されるわけですけれども、それ...全文を見る
○長妻国務大臣 そこについては、これは先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、給食費を、どういう理屈で給食費だけに着目をして、あらかじめ天引きするのか、じゃ、払えるのに払わないということをどういう基準で考えていくのか等々、論点がたくさんあるというふうに考えております。  私ど...全文を見る
○長妻国務大臣 議論を分けていただきたいと思うんですが、給食費を払えるのに払わない、それはだめですよね、それは。それはだめですよ。当たり前で、そこはきちっと差配していただきたいと思います。  そして、多分、委員は子ども手当は子供に使われないという御懸念もあると思いますけれども、...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、突然のお尋ねでもございますので、私どもとしても、そういうことを実行した場合、どういう論点があるのか、どういう課題があるのか、あるいは、その部分について法律の立案というのが必要になるのかならないのか、そういうことも含めてこれは検討はし...全文を見る
○長妻国務大臣 確かに委員からは、きょう子ども手当については聞きますということを……(棚橋委員「昨日です」と呼ぶ)昨日ですか、昨日はいただいたというふうに聞いておりますけれども、個別具体についてここで即答せよというお話はございませんで、これについて本当に、この場で今聞いて、そこで...全文を見る
○長妻国務大臣 別に私は官僚の方から何か答弁を習ったわけでもございませんけれども、やはり常識的に考えて、この場で責任ある立場として、すぐやる、すぐやらないということは即答できないということもぜひ御理解をいただきたい。ベテランの棚橋委員でございますので、ぜひ御理解いただきたいと思い...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、私も、棚橋委員の趣旨というのは、なぜそれを考えるに至ったかということは理解できないわけではございませんので。  先ほど申し上げましたように、それを具体的に実行するときに、ではほかのものはどうするのか、あるいは法的ハードルはどういうものがあるのか、現状、払え...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先日、本会議でもお尋ねになられましたので私も御説明申し上げましたけれども、私どもはこの新型インフルエンザワクチンの接種の臨床試験ということを実際に実施しております。成人の健康な方へ一回接種するとどういうところまで免疫ができるのか、二回目接種するとどこまでその...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、専門家の御意見はいろいろございましたけれども、行政としての結論というのは、十月の中旬にまずは初めに出し、そして先日、十一月の上旬に出したということでございまして、それにつきましては、経緯も含めて、私の会見でも丁寧に御説明を申し上げたところであります...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもも、間違いがないように、総合的に判断をして記者会見等で正式決定を公表させていただいているところであります。  その意味で、先ほども少し申し上げましたけれども、臨床試験というのを我々もきちっと行って、その結果を見て間違いのない形にしていこうということで、健康...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、私どももきちっとしたペーパーをこの委員会に提出しようと思います。  今、数字というのは、先ほど申し上げましたように、成人の方に第一回目に打ったときに、抗体が効果があるまで上がった方の数字はあります。そして、二回目打ってどこまで抗体が上がったかの数字はあり...全文を見る
○長妻国務大臣 聞くということを言っていただければ、私もきちっとその数字を頭に入れて答弁する予定にしておりますけれども、今ここに数字はございますが、これが本当に棚橋委員が言われた数字を適切に反映しているものなのかどうかについて、私もきちっと見ますので。この数字を別に隠しているわけ...全文を見る
○長妻国務大臣 ここに今数字は確かにございますけれども、これは別に隠しているわけじゃないんですよ、棚橋委員。これは、責任ある数字を、この質疑というのはインターネットの中継でも流れていて、国民の皆様方もごらんになっておられます。この数字についてきちっとしたペーパーをお出しするという...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  今回の連立政権の三党政策合意にもございますように、登録型派遣の原則禁止、製造業派遣の原則禁止等々のものについて、この十月七日に私の名前で、労働政策審議会、いわゆる労政審にこれを諮問させていただき、今精力的に御議論をいただいている。いろいろ...全文を見る
○長妻国務大臣 御存じのように、この労政審というのは普通の審議会ではございませんで、法律に基づく審議会、かつILO、国際機関などからも、労使が入った形での議論というのは要請があるわけでございまして、この諮問の文章にもございますように、冒頭でも「近年、日雇派遣など社会的に問題のある...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘をいただいた話でございますけれども、恐らくこちらにおられる与野党の委員の皆様方も、日本国はこれまでかなり行き過ぎた労働法制等の規制緩和があったということは、おおむね程度の差こそあれ意識を共有しているのではないかと私は信じているところであります。  そのこ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、まずもって、この個別の事案について具体的コメントができないということは御理解をいただきたいというふうに思います。  その上で、一般論といたしましては、裁判の判例などにおいて、殊さら多数回、長期にわたる使用者からの退職勧奨が一定の要件で違法とされた例がある...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、個別の案件についてはお答えできないというのはぜひ御理解をいただきたいと思いますけれども、一般的に、退職を強要していくということに関して、これは最高裁、昭和五十五年七月十日の判決がございまして、いろいろな要件のもとでの判断がなされておりまして、この判...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘のように、今御指摘のようにというのはその個別企業のことではございませんけれども、これもあくまで一般論でございますが、行政が問題企業に対してきちんと指導を行っているかどうかということの御懸念もあるのではないかと思います。  その意味で、今まで指導件数という...全文を見る
○長妻国務大臣 鳩山政権では、天下りを許さないということで、まずは独立行政法人の人事が迫っておりましたので、これの自動的な役所からの天下りというのは、もう全面公募にして、厚生労働省所管の独立行政法人も、今、役員を公募して、ホームページにも載せて、優秀な民間の方が応募をしてきている...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、今、何代にもわたって指定席というお話がありましたので申し上げたところでありますけれども、基本的には、個別の案件については、やはり所管する大臣がそれを判断して対応するというのが初めの原則だというふうに考えております。
○長妻国務大臣 この消えた年金問題は、先ほどもこの場で答弁いたしましたけれども、五十年前にそういう問題があるという内部文書も出てまいりました。そういう意味では、積もり積もって、表に出ずにそのまま、ある意味ではお上意識といいましょうか、そういう意識もあり、ここまで来てしまったという...全文を見る
○長妻国務大臣 歴代の社保庁長官でございますけれども、お一人は財団法人厚生年金事業振興団顧問、お一人は財団法人日本障害者スポーツ協会会長、お一人は社団法人国際厚生事業団非常勤理事等々であります。
○長妻国務大臣 この案件だけではなくて、天下りに甘いというお言葉をいただきましたけれども、かなり厳しく厚生労働省の中で、五代続く団体にはまずは半分補助金をカットし、天下り団体については一律まずは一割補助金をカットし、公益法人も、指定席の案件については、独法だけではなくて、公募も実...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、そうではございません。  例えば、私の所管の厚生労働省では、就任して直後に独立行政法人の役員ポストの数を削減いたしましたし、先日は、嘱託という形で非常に見えない不透明な六ポスト、三独立行政法人にございましたけれども、これも年内に廃止するという方針を打ち出し...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほどの答弁の繰り返しになりますけれども、この部分の、天下りも含めて、厚生労働省、多数の天下りの方々、もう既に再就職している方々がおられますので、そういう問題について、補助金あるいは人事の面も含めて今後見直していく、その中で、御指摘の問題も大きなテーマである...全文を見る
○長妻国務大臣 御存じのように、今も予算執行責任法という法律があります。一定の要件についてはお役人が個人で弁償する、そういう法律もありますけれども、非常に使い勝手が悪く、ほとんど適用されていないという問題もよく理解しておりますので、これは内閣全体で考える問題でありましょう。私も、...全文を見る
○長妻国務大臣 引き続き、説明を申し上げます。  ただいま議題となりました新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国内で今般発生している新型インフルエンザについては、季節性インフルエン...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、下田委員から数々の御指摘をいただきましてありがとうございます。下田委員におかれましては、介護福祉の現場でも、あるいはその知見も大変敬意を表する御奮闘をしていただいているということは私も理解をしているところであります。  おっしゃられるように、ホームヘ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) しゃくし定規なことを言いますと、この協定の議決に際して国会報告が求められていないというようなことが当時あったわけでございますけれども、基本的に、御質問をいただければ、そういうことに関しては今後とも説明責任を果たしていきたいというふうに考えておりますので、御...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今るる御指摘がございましたけれども、やはり一つは、具体的に申し上げると、これは給付について、これ自然増というのもあります。一兆円程度ございますけれども、それを一律二千二百億円、毎年機械的にカットすると、このひずみが出てきているというのは我々も考えて、それは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘のとおり、資料を読んで、お配りいただきました、イギリスよりもGDP比が低いと。かつてはイギリスの方が日本よりも低かったんですが、ブレア政権が登場し、疲弊した医療を立て直すという強い意思の下、適切な判断がなされたという評価もあり、逆転をしたということ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私は、個人的には日本国は環境・医療・技術立国としてこれから羽ばたいていくべきであるという考えを持っておりまして、これまでの考え方というのは、例えば医療、介護などについてはコストだという考え方もありましたけれども、その一方で未来への投資でもあると、そういう発...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 貴重な御指摘ありがとうございます。  先ほども少し申し上げましたけれども、今まで、例えば将来の医療費が、全体がどのぐらいになるのかという試算一つ取っても、非常に単純な指標をそのまま使って、かなり誤った予測が出ていたということも私は理解をしております。新し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられるように三つの数字言われましたけれども、何というんですか、倍ぐらい違うような、同じ二〇二五年の医療費の予測についてこういうことがこれまでまかり通ってきたというのは問題であるというふうに考えております。人口と過去の伸び率を単純に係数でやったと。...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今多くの御指摘をいただきました。  一人親のまずは生活保護については、母子加算というのを十二月に予備費を使わさせていただいて復活をするということを決めさせていただきました。子育てに対する支援というお話であるとすれば三つの要素がある。現金でそれを応援をして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられるように、私立保育園においては、延長保育やあるいは休日保育、病児・病後児保育など、本当に多様なニーズに対応した保育の実践ということに取り組んでいただいているということは本当に深く敬意を表するものでございます。  御指摘のとおり、公立と私立の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、保育士の方の人数、配置基準のお話がございました。これは、実は地方分権委員会の第三次勧告でこの配置基準を地方にお任せしたらどうだというような御指摘も、今の御質問とは多分逆の観点の話だと思いますけれども、御指摘をいただきましたが、厚生労働省といたしましては...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたような数字も含めて、我々もこの問題についてきちっと対応しなければならないという意識は同じでございます。  その中で、一つは、施設の話でいいますと、養護老人ホームというのがありまして、これは低所得の方等への対応措置でございますが、平成十九年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘をいただいた点については、これは来年度、平成二十二年度の概算要求におきましても、要介護度が比較的低い低所得高齢者に対する居住対策として、大都市部を中心とした地域において、安い家賃で見守り機能を備えた、そういういわゆる老人ホームを整備をするような助成...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今るるお話しをいただいて、私も個別の申請書すべて拝見をしたわけではございませんが、いずれにしても御指摘のような問題は、これはあります。ありますので、厚生労働省としても十一月十三日付けで全国の都道府県に対して通知を出しました。これ、全部読みませんけれども、最...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただきました、この精算するときの書類等々、これは書類が必要であるというのは論をまたないわけでありますけれども、どの程度まで詳細にチェック、御報告をいただくのかということは各県のお考えもあろうかと思いますが、いずれにしましても我々もこういう通知を出...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私どもも、マニフェストで二年間、人、物、金を掛けて集中的対応期間とするということ、そして政権の一期四年間で年金の信頼を一定程度回復していくということは繰り返し申し上げているところでございます。  やはり、この問題について重要なのは、逐一、どこまで今進んだ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、組合の問題を御指摘をいただきました。  私もこの年金記録問題、いろいろ調査をいたしましたけれども、やはり労使の在り方というのが問題があったという認識は私も委員と同じだと思います。つまり、労使交渉というのがきちっとなされてなかったんではないのか。使、つ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) もちろん企業年金においては、受給者等の三分の二以上の同意を得ることで給付減額が可能であると、これはもう従来からどの企業年金にもあるルールでございまして、この減額を考えるんであれば、まずこの努力をするというのがこれはもう大前提であるということは論をまたないわ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的に、例えば厚生労働省の分野で申し上げますと、子育て応援特別手当につきましても、これは本当に御期待をいただいた方、地方自治体の皆様方には大変申し訳なかったわけでございますけれども、我々は執行停止させていただいたと。そういう金額につきましては、最終的には...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ別に、我々がこの子供応援特別手当を執行停止をさせていただいたこと、これについては本当に期待をされておられた国民の皆様方、事務を担当されている地方自治体の皆様には大変申し訳なく思っておりまして、おわび状の中でも、子育て応援特別手当に関しましては、その趣旨...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この財源につきましては、私ども、マニフェストでは必要なお金を付ける工程表とともに削減をすると、今、事業仕分等々でも優先順位の低いものを、効率性の低いものをあぶり出すということ、あるいはマニフェストには埋蔵金も使わせていただくということを書かさせていただいて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私としては、厚生労働省としては、既に、御存じのように、平成二十二年度の概算要求では全額国費、所得制限なしということで財政当局に予算を要求していると。私としてはその方向で努力するということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 私も今、藤井大臣ということを言われ、私も報道ではそれ今日拝見しましたけれども、具体的に私の方に何か御提案があるなりしたことはございませんので、基本的には私は今申し上げた方向でいってほしいというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) ですから、具体的にそういう御提案が閣議とかそういう場であるというのは私も聞いておりませんので、そういうことがあれば対応を考えるということになるのかもしれませんけれども、ただ、これはマニフェストにも書いてあることでもございますし、私どもも概算要求でお出しをし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは私としては、このマニフェストに書いてある厚生労働省分野については、それを、マニフェストだけではなくて三党連立合意というのもございますので、それを全力で実現するために頑張っていくと、こういう立場というのは変わらないわけでございますので、その立場でこれか...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは私としては、これは繰り返しになりますけれども、所得制限なし、全額国費で概算要求を出しておりますので、それを貫いていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) ですから、通るように頑張っていくということです。
○国務大臣(長妻昭君) まあ頑張っていくということで、それはこの子ども手当という政策、大きな政策でございますので、その方針を厚生労働省挙げて取組を続け、関係各位のお願いも含めて全力で取り組むということであります。
○国務大臣(長妻昭君) ですから、また繰り返しになりますけれども、この方針がありますので、厚生労働省としても私としてもそれを貫いていくということを今考えているところであります。
○国務大臣(長妻昭君) まあ仮定の話でもございますので、ですからこの子ども手当だけじゃないんですね、これ。厚生労働省はやはり皆様方に提示をした政策というのはたくさんございますので、それ一つ一つを実現をしていくということで私としては全力で取り組んでいくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これは大臣の役割というのは二つあるんではないかと思います。まずは、国務大臣ということでもありますので、内閣全体を考えて発言をして行動をする、これは基本だと思います。  ただ、つかさつかさで、やはりその大臣の所管分野というのも決められ、私は厚生労働行政に責...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の一連の御質問の中でも、財政が大変だという御質問と、でも余り削るなという御質問と、これは与野党問わず悩ましい問題だということは私も十分理解をしております。その意味で、私どもとしては、不要不急という一つの考え方に基づいて、今おっしゃったような削減、凍結とい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的に、その金額の中から今年度の部分を切り出して、その数字を勘案するとそういう試算になるということではないかというふうに推察をしますけれども、私もその話を直接聞いて分析をしたわけではございませんので、詳細はまた別の委員会でお聞きをいただければ有り難いと思...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、誤解をいただくと困るわけでございますけれども、私は前政権がつくった基金が全部悪いということは全く思っておりません。非常に有効な基金もございます。介護の職員の方の処遇を改善する基金はございますし、いろいろ有効な基金もあって、当然すべてを我々が執行停止し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今お尋ねになった働きながら資格を取るということにつきまして、これは基本的にそのプログラムプラス、これも基金を活用させていただいた基金講座、これは雇用保険が適用されていない方向けの講座でございますけれども、その講座に関しましては、私どもとしては定員を増やして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この雇用調整助成金の緩和という問題、手続の簡略化などは既に緊急雇用対策本部でも決めさせていただいたわけでございますけれども、迅速な支払等も含めてですね。これについても、緊急雇用対策本部での議論でもそれを、必要な見直しについては検討するということにもなってお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この協会けんぽが大変苦しいということは、これはもう私も委員と同感でございまして、これはかつての経緯を今御指摘いただきましたけれども、法律の本則では国庫負担、国庫補助率というのが一六・四パーから二〇パーということでございますが、これを暫定措置として一三パーに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 幸福な老後というお尋ねでございますけれども、やはり一番は健康で過ごせるということと、少しばかりのお金もあって、年に一回ぐらいは国内の小旅行を楽しむという平和な日々が望みでございます。
○国務大臣(長妻昭君) もちろん、食べるということは重要ですし、楽しみの一つでもあるときに、その歯の健康というのももちろん重要な要素だということは同感であります。
○国務大臣(長妻昭君) 今、足立政務官が申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(長妻昭君) これは、私が一貫して申し上げておりますのは、ネットでプラスを実行、実現をしていきたいということはかねてより申し上げているところであります。その中で、できる限り医療の水準を落とさずに薬価等を下げて本体部分の上げ幅を多くしていきたいと、こういう内部の分配の問題...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、私どもは、いろいろな原因があり、今日の社会保障あるいはセーフティーネットというものがほころびが出ていると、そういう実感を、私も選挙の活動の中でもお伺いをしましたし、それ以前の政治活動の中でも十分にお伺いをしているというところ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今歯科の診療報酬のお話がございまして、資料もいただいたわけでございますけれども、おっしゃられるように、評価が据え置かれている項目もあります。その一方で、平成二十年度改定時に、若干ではございますけれども、評価が上がった部分もございます。この歯科医療技術の診療...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、いろいろ御議論をいただくというのは、これは結構なことであるというふうに考えております。例えば、海外でももっと分かれている国もあるわけでございます。私自身はある意味では厚生労働省の当事者でございますので、これはいろいろ御議論が仮にあって、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今お尋ねがございましたけれども、これは確かに前政権が始めていただいた事業でございますが、その考え方というのは、かつて野党のときの民主党も申し上げた求職者支援という考え方でありますが、これは今生活保護と雇用保険と、こういうセーフティーネットがあるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、関係各位の御努力によって特定疾患治療研究事業が十一疾患追加になって五十六疾患になったと。これについては、年内に申請をしていただければ十月分までさかのぼって医療費を助成すると、こういうような措置もとらせていただいたところでございまして、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、難病対策委員会において年度内をめどに議論を進めていくということで、必ずしも年度内に結論を出すということではございませんけれども、多くの方の関係者の御意見たくさん寄せられておりますので、真摯にお伺いをして議論を進めるということでございます。
○国務大臣(長妻昭君) これは難病の研究予算のお尋ねだと思いますけれども、これについて私どもとしては来年度は七十五・五億円ということで減少をさせていただきましたけれども、これはほかとの研究事業との役割分担等を行うということで、研究予算の効果的な活用によって基本的にこれまでと変わら...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今お尋ねの難病相談・支援センターというのは、これは難病を体験されて御苦労された方々などなど、そういう本当に難病の方の立場に立った支援、御相談をするということで、おっしゃるように平成十九年度にはすべての都道府県に設置をされるということで、重要なセンターである...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられるように、この高額療養費の制度というのは、これは本当に大変な御病気で苦しんでおられる方々の自己負担の上限を決めるということで、非常に重要な制度だというふうに認識しております。  今おっしゃられたように、七十歳未満で一般の方で一定の要件の方は...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、本当に前政権の麻生総理と原告団との覚書に書いてある項目を進めていこうということで、特に議員立法の項目につきましては、関係各党各会派の関係者の皆様方が精力的に今交渉をされておられるということには大変敬意を表するところでございます。  私どもといたしまし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私自身は、この行政刷新会議という会議の取組というのは、ある意味では、これまでは密室的に財務省の主計局と担当省庁がいろいろ予算の交渉をしてきたことをもう白日の下にさらす、インターネット中継もするということで、非常にその予算を組む背景やその問題点というのが国民...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも、私が先ほど二つに分けた話でいえば後者の方でございまして、これはもちろん医師の確保、救急、周産期、産科の強化というのは、これはもう論をまたずに喫緊の課題であるということは私も認識をしております。    〔理事森ゆうこ君退席、委員長着席〕  ただ、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的にはネットでプラスということを実現をしていきたいと。ただ、中身で申し上げますと、薬価と本体というふうに二つに分けるとすれば、できる限り効用は維持しながら薬価の部分を下げて本体部分の上げ幅を大きくしていくと、そして配分も見直していくと。これまで言われて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも女性の健康支援対策事業というものでございますけれども、この行政刷新のワーキンググループにおいて廃止と判断されたところでございます。  この事業については、女性のがん支援対策事業というものも含んでいるものでございまして、これについては私どもとしても、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この事業につきましては、本当に前政権の御尽力、関係者の御尽力もあり、非常にいい事業であると私ども考えておりまして、子宮頸がん、乳がんについて無料クーポンを発行していくということで、我々、がんの検診率の向上というのもこれは大きな目標として掲げて今走っていると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この子宮頸がんというのも本当に多くの方々がお亡くなりになっている深刻な病でございまして、私どもも野党の時代、民主党もこのワクチンを何とか承認しましょうということを政策集等にも書かさせていただいて取り組んでまいりました。そして、去る十月十六日にこの子宮頸がん...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この今のリハビリにつきましては、私どもとしても、今現在もう百八十日という目標を設定をしておりますけれども、治療の継続により状態の改善が期待できるとお医者様が判断する場合は百八十日を超えても診療報酬を減額されることなくリハビリができるということがありますので...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 御質問をいただきました。  ちょっと後ろで失礼ではありますが、この肝炎の問題、薬害肝炎の問題につきまして、先日も皆様方と鳩山総理大臣と首相官邸でお会いをいただき、私も同席をさせていただき、総理から、そして私からも決意を申し上げたところであります。  そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) こういう数字を公表、推計も含めて公表させていただきましたけれども、大変これは深刻な数字であるというふうに私も考えておりまして、その意味で、日本にはこれまで生活保護と雇用保険、そのすき間を埋めるセーフティーネットというものがなかったわけでございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、本当に年末が心配だというお話がございまして、私も同じ気持ちを持ち、そうならないためにも、まずは十一月三十日にワンストップサービスを自治体の御協力が得られたハローワークで実行して、私もその現実をつぶさに見て、それをその後も継続してできるのかできないかも含...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このワンストップサービスデーということでございますけれども、これは本当にいろいろな自治体の職員にもハローワークに来ていただき、あるいは社会福祉協議会の職員の方にも来ていただくということで、有り難いことに今現在六十九市区町村が御協力をいただけるということとな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の申入れということでございますけれども、私どもとして考えておりますのは、総理及び私とそういう経営者の皆さん、そこに労働の働く皆さんも加えた形でそういう場を持ってそこでお願いをしていこうということを今考えているところであります。
○国務大臣(長妻昭君) 今、求人の資料を見させていただきましたけれども、この手法自身どうかという個別の問題についてはお答えはできませんけれども、一般論として申し上げると、私自身も、それはできればより多くの失業者が働き口を得て正社員で雇われるというのがもちろん望ましいというふうに考...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、予算委員会でもお尋ねがあって、基本的な考え方、お答えを申し上げたところであります。  これについては、地方分権委からの第三次勧告に対して我々がこたえたという形で、今も内閣府と交渉を続けているところでありまして、その意味で、その一定の待...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も山井政務官と認可保育施設、そして無認可の保育施設をお邪魔をしていろいろお話を聞き、お子様たちともお話をいたしました。  その中で、先ほどの基準の考え方については、実際に地方からもその要求があるというのも事実でございますので、一定の要件の下、時限的な措...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいた雇用調整助成金、雇調金につきましては、二百万人の方を今支えているということで、もう大変重要な制度であるということは私もよく認識をしているつもりであります。  その中で、緊急雇用対策本部でも示しましたけれども、その要件について至急検討しま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今のお話につきましては、この地方分権委員会の第三次勧告というのは保育所だけではございませんで、老人ホームから障害者施設から、あらゆる施設についていろいろな御指摘をいただきました。この老人ホームなども面積の問題を御指摘いただきましたが、そういう問題の中...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、今詳細については内閣府と私どもと詰めておりまして、まだ内閣の決定、政府の決定というわけではございません。  その時期や具体的地域ということでございますけれども、許認可権を有する自治体というのは都道府県とか政令市、中核...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 保育士全体で見ますと、やはり報酬の面で低いということもございます。そして、今日午前中ですか、お話も出ましたが、公立の保育園と私立の保育園で働く方の給料の格差ということもございまして、それについては我々も対策を講じているところでありますが、基本的には、この新...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、文部科学省による定義というのは非常に狭い、もう将来も使わない教室の部屋だというものに限定されておりますけれども、厚生労働省としては、この保育所整備については、いわゆる文部科学省の定義で今申し上げたのは余裕教室という名前でありますが、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、山井政務官からもお話がありました。本日も夜、その検討チームがございます。私もその検討チームに出席したことがございますけれども、本当に入所者の御本人を呼んで生々しいお話をいただくということで、当事者をお呼びをして詳細に実態を把握するという活動でありまして...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  今おっしゃられたように、国産ワクチンの製造体制というのは、過去いろいろな事情があり、私も委員の御指摘どおり不十分だ、こういう意識を持っているところでございます。  そこで、私としては、全国民に半年ぐらいの間で、細胞培養という手法を使っ...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  今おっしゃられたのは、今回の新型インフルエンザと季節性インフルエンザの程度ということでありますけれども、確かに、一概に比べることはなかなか難しい。つまり、発症する年齢層やあるいは症状の出方等々、いろいろ異なるところがございまして、一律に...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘は私も同感でございまして、輸入ワクチンを使うときには、きちっと国民の皆様に、副反応も含めた情報をわかりやすく的確に提供するということが前提になろうかと思います。  海外産のワクチンについては、鶏卵ではなくて細胞で培養されている。そして御指摘のとおり、ア...全文を見る
○長妻国務大臣 日本のワクチン行政というのは、今るる御指摘があったこともあり、私自身は不十分な体制であるというふうに感じております。  先ほど輸入ワクチンのお話を申し上げましたけれども、これについては二社から輸入をするということになっておりまして、一社は細胞培養にアジュバントを...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  経済的な負担軽減ということで、これは、もちろん私どもとしてもできる限り自己負担が少ないようにということは考えております。  今回のワクチン接種は、個人の重症化防止を目的として実施するものであって、その費用負担は、予防接種法の定期接種の考...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたような問題点があるというのは私も認識をしておりまして、保育所というのは、そこで預かっていただく場所でありますので、休む、閉鎖されるということは、行き場所がなくなる方々もおられるということであります。  全国で、今、取り組みの御紹介もございましたけ...全文を見る
○長妻国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人地域医療機能推進機構法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会保険の福祉施設として設置された社会保険病院、厚生年金病院及び船員保険病院については、地域医療の厳しい状況等を踏まえ、独立行政法人年...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○長妻国務大臣 事実関係は今足立政務官から答弁したとおりでございますけれども、私どもとしては、万全を期すためにも、カナダに調査団を派遣いたしまして、工場も中に入って調査、ヒアリングをさせていただく。そして、特定のロットという報告は受けておりますけれども、本当に特定のロットだけなの...全文を見る
○長妻国務大臣 今、二点お尋ねをいただきました。  この新型インフルエンザワクチン、H1N1ですけれども、これを無償に、自己負担ゼロにできないのかというお尋ねでございます。  確かに、海外でそういう国もあるというのは承知をしておりますけれども、予防的な費用を保険で見る、こうい...全文を見る
○長妻国務大臣 おっしゃるように、事業仕分けでは、社会保障カードについてはかなり否定的な御指摘をいただきましたけれども、当然、事業仕分けイコール、それがそのまま政府の結論であるということではないというのは御存じだと思います。  我々も、社会保障の番号、国民の皆様方がどんなような...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘でございますけれども、今足立政務官が申し上げたとおりでございますが補足をいたしますと、基本的に、二回打ち、一回打ちを決めるに際しては臨床試験の結果に基づいて判断をしているということで、健康成人では、一回打ちの後の結果がちょうど今言われている十月十六日に出...全文を見る
○長妻国務大臣 今回につきましては、先ほど来説明をしておりますように、専門家の方々の御意見と最終的な行政の判断という二点、これは専門家の方からもそれをお話し申し上げていたところでありますけれども、その専門家の判断イコール厚生労働省の決定というふうにとられてしまった、結果的に。その...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど来、足立政務官、私からも申し上げておりますが、今の時点で私どもが聞いている情報というのは、特定のロットでそういう案件が発生をした。  では、ほかのロットについてはどうなのかということでありますが、カナダでもほかのロットではGSK社のワクチンは引き続き接種が...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、この基金の一部につきまして執行停止をさせていただきました。ただ、執行をすべて停止したわけではございませんで、二百四十億円はそのまま確保しております。その金額というのは、おっしゃられたような新たな新型インフルエンザワクチンの開発、生産に必要な経費...全文を見る
○長妻国務大臣 今、自己負担のお話だと思いますけれども、先ほどの私の答弁で、基金の話で執行停止ということを申し上げましたけれども、正確には執行停止ではございませんで、一千三十九億円を今回のH1N1の新型インフルエンザの経費に流用させていただいたということが正確でございますので、申...全文を見る
○長妻国務大臣 大変貴重な御指摘だと思います。  ただ、今の段階はそこまでいく前の段階で、国内で必要なワクチンすら、この四社、国産のメーカーは製造がなかなか難しいということで、これをまさにキャッチアップするのがまず先決であるというふうに考えておりまして、先ほど申し上げましたよう...全文を見る
○長妻国務大臣 松浪委員もかつて社会部の敏腕記者として活躍されたということを聞いておりまして、私もかつては雑誌の記者をしておりまして、やはりアメリカでも、これはオブザーバーという形ですけれども、マスメディアの方も入ってワクチン行政の検討をしているということでありますので、私は、国...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身が残念なのは、国内の医薬品メーカーというのがなかなか国際競争力がついてこない。世界的に見ても、規模も含めて世界のメーカーと伍していくような状況にさらになってほしいというふうには考えております。  その中で、先発品の価格をすぐに後発品と同じようにするというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 実は、先週、厚生労働省内に未来への投資プロジェクトチームというのをつくりまして、これは、医療あるいは介護、子育て等々で成長のシナリオを描いていきましょう、こういう観点の会でもございます。  その中で、おっしゃられるように、この医薬品あるいは検査機器、検査材料等々...全文を見る
○長妻国務大臣 この事業仕分け全般に言えることは、私も厚生労働省内で申し上げたんですが、説明が下手なんじゃないのかなと。官僚の方も含めて、もうちょっときちっと説明をするということが必要なんではないのかなと。  官僚答弁を連発するような説明だとなかなか御理解いただけないということ...全文を見る
○長妻国務大臣 厚生労働行政の中で大変大きな役割を担っておりますのは、戦没者の皆様方の遺骨収集というのも大変大きな仕事の一つだということを認識をしております。その意味で、この行政、遺骨収集についても、遺骨は人であると私は考えておりますので、そういう意味では本当に多くの遺骨を収集す...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、繰り返しになりますけれども、厚生労働行政の中で非常に重要な位置づけであると考えておりまして、NPO法人が約三万柱の遺骨を確認したというような御報告があるということでございますので、行政といたしましても、この案件については、緊急案件として全力で取り組んでいき...全文を見る
○長妻国務大臣 私も、戦争に関する処理ということに関して、遺骨以外の案件も国会で厚生労働省に尋ねたことがございます。その意味では、今現在は遺骨収集については厚生労働行政ということで位置づけられておりますけれども、当然ほかの、外務省を初め他省庁とも連携をして、海外の特定の国に比べる...全文を見る
○長妻国務大臣 今回の承認というのは、言うまでもなく、薬事・食品衛生審議会の専門家の皆様方の議論を経てということも要件でございます。  その中で、先ほど国内の臨床試験の話を申し上げましたけれども、当然、国内だけではなくて海外での臨床試験の成績等も詳細に取り寄せて確認をしていく。...全文を見る
○長妻国務大臣 この件につきましては、鳩山総理も何度も国会でも答弁しておりますとおり、検察の捜査に全面的に協力をしていくということであります。  そして、総理大臣でありますから、ぶら下がり会見も含めて、日々記者の皆様からの質問を受ける立場にありますので、その中で必要があれば説明...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど私が申し上げたとおりでありまして、一国の総理大臣というのは常日ごろ、周りには記者の方がおられて、その都度質問を受け、それに答えていくということを繰り返すわけでありますので、先ほど申し上げたとおりであります。
○長妻国務大臣 私自身は今、行政府の人間で、大臣という立場で国会に出席をさせていただいておりますので、国会の運営等につきましては、これはしかるべき立場の方が御判断する、その役割を担う職責の方が御判断をするということで、一義的には国会に御判断を任せるということだと思います。
○長妻国務大臣 今言われたのは、政府が出した見解の天下りということを言われたんだと思います。今くしくも言われたように、「再就職先の地位や職務内容等に照らし適材適所の再就職をする」ということは天下りに当たらないということを言っているわけでありまして、適材適所じゃない再就職であれば、...全文を見る
○長妻国務大臣 説明を申し上げますと、菅原委員御存じだとは思いますけれども、分限処分をする場合においては法的に、判例でも、これは任命権者、つまり私ですけれども、分限回避努力義務というのが課せられておりまして、それを果たさなければ裁判で負ける可能性もある、こういうようなものが課せら...全文を見る
○長妻国務大臣 それについては、先ほど御説明を申し上げましたとおり、判例でも、国家公務員に対して分限処分をする場合は分限回避努力義務が任命権者に課せられているということでありまして、その努力をせずに分限免職ということがあって、仮にそういう方が裁判で訴えて国が負けるということであれ...全文を見る
○長妻国務大臣 官民人材交流センターが問題なのは、くしくも先ほど菅原委員も言っていただきましたけれども、持参金型天下りや人質型天下り、あるいは創業型天下りというのは、そういうあっせんではなくて国家公務員OBが友達と一緒に会社を起こす、これは悪いことじゃありませんが、その起こす過程...全文を見る
○長妻国務大臣 繰り返しになりますけれども、私どもも、今回社会保険庁がなくなるについて、どういう形で職員の皆様方を配置転換も含めて考えていくのかということで、この分限処分ということについても専門家の方のお話も聞いて、いろいろ我々も情報収集をいたしました。  そこで、先ほど来申し...全文を見る
○長妻国務大臣 分限回避努力を今しているということでございまして、先ほど来申し上げているように、官民人材交流センターでも情報を得て就職を進めるということも取り組んでいるところでございますし、それ以外のどういう方法があるのか、我々としても、その手法も含めて、官房長官とも連携してその...全文を見る
○長妻国務大臣 これに関しましては、今触れていただきましたように、天下りは許さないという我々の強い姿勢のもと、まず、独立行政法人については、今までは自動的に役所のOBがそのポストに天下る、こういうことが平然と行われてきたわけでありますけれども、もうそれは認めずに完全公募にするとい...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、いや、全くこれはオープンにしない理由はありませんので、人数については全部資料をオープンにしていきたい。既にオープンになっているのではないかと思いますが、オープンになっていないのであれば、内訳はオープンにいたします。
○長妻国務大臣 お答えする前に、先ほどの公募の件で訂正がございます。  独立行政法人、厚生労働省所管の役員の公募でございますが、十一月十九日現在で九十九名の応募者があるということは事実でございますが、うち公務員のOBが五名と申し上げまして、それも事実でありますが、そのうち厚生労...全文を見る
○長妻国務大臣 前回も同じような御指摘をいただきまして、これは本当に与野党問わず、いい御指摘をどんどんこの問題の解決のために取り入れて取り組んでいくという姿勢はございます。  その中で、三木委員が、三木さんという方は回復委員会のメンバーでもございまして、日々御指導をいただいてお...全文を見る
○長妻国務大臣 紙台帳についても、我々は片っ端からやるということではなくて、優先順位をつけて効果的に台帳との照合をしていきたいというふうに考えております。  その意味では、来年に紙台帳検索システムというのをつくって、北海道の倉庫にある紙台帳でも、コンピューター上に紙台帳のイメー...全文を見る
○長妻国務大臣 年金通帳につきましては、マニフェストでも一期四年の中で実現をするということは申し上げているところでございまして、これについては、年金の信頼回復というのはもう喫緊の課題で、今もって年金の信頼は回復していないというふうに考えております。  ただ一方で、その金額を圧縮...全文を見る
○長妻国務大臣 これは午前中も答弁申し上げましたけれども、行政刷新会議にいろいろ御指摘をいただいたら、それは厚生労働省として何も考えずにそのまま全部オーケーになる、こういう自動的なものではもちろんございませんで、それぞれの事業仕分けの結果について我々としての判断を加えるということ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは大きな課題として、やはり何らかの捕捉をするようなシステム、個々人の方がどういうような福祉の状況であるのか、ソーシャルセキュリティーナンバーというものを使っている海外の国もございますけれども、その必要性は将来的にはあるという理解をしております。  ただ、事業...全文を見る
○長妻国務大臣 合意をしたということはございません。  基本的には、先ほど来質問が出ましたけれども、分限回避努力義務が課せられておりますので、それについて、平野官房長官は実は官民人材交流センターの所長、そのトップという役職も兼務をされておられるので、そこも含めた情報交換という位...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては予算委員会でも御指摘があり、きちっと説明を申し上げましたけれども、この事業というのは基金事業でございまして、その中で二つの枠組みがございます。  一つは未承認薬の開発支援ということで、これに関しましては、百億円ということは一切手をつけずに、そのまま...全文を見る
○長妻国務大臣 繰り返しになりますけれども、適応外薬については、具体的にどの品目が支援になるのかというのはこれから議論をして決めていくということでございまして、そのための有識者会議も今後速やかに立ち上げて決定をしていく、こういうようなことであります。  そして、その選定過程でも...全文を見る
○長妻国務大臣 これはほかの省庁もそうですけれども、厚生労働省も幅広い皆さんの御協力なしには運営できない役所でありますので、多くの皆様方の御意見を広くお伺いする、こういう姿勢は持っているつもりですけれども、例えばすべての皆様に私がお目にかかるということは物理的にもできませんし、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 どの段階でどういうような対応をするのかというのは、厚生労働省、私の判断も含めて、政務三役の判断も含めて、あるいは党とも御相談をして決めていくということであります。
○長妻国務大臣 厚生労働省にそういう御依頼が直接あった場合は、政務三役で判断をして、しかるべき方々の対応をするのか、あるいは文書でいただくのか、私が会うのか、それを判断させていただくということです。
○長妻国務大臣 いろいろな、厚生労働省、出先機関もありますし、あるいは政治家経由でそういう取り次ぎがある場合もありますけれども、最終的には政務三役で集約をして判断するということでありますから、直接私の方に言わなければならないとか、直接足立政務官に言わなければならないとか、そういう...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、そういう結びつきの中で御依頼を受けるということもありましょう。実際、私も就任して多くの首長さんや団体の方とお会いしていますので、基本的にはそういう形が厚生労働省が受ける分についてはあるということであります。
○長妻国務大臣 従来がどういう形かというのは、自民党、自公政権時代の手法を私も十分確認しているわけではありませんけれども、政治の世界あるいは役所に直接いろいろな御要望をいただくということは、もちろん今でも一般の方も含めてそれはあるわけでございまして、基本的には、役所に直接来た分は...全文を見る
○長妻国務大臣 その持っていったらの中身にもよるんだと思いますけれども、普通、通常の御意見、御提言ということは、これはいただくということはありがたいことでありますので、通常の範囲内の御意見や、あるいは広く厚生労働省、厚生労働行政に対する御指摘等々は、ありがたい御意見としてちょうだ...全文を見る
○長妻国務大臣 中医協といいますのは、三十四兆円に上る医療費の配分を御議論いただくというような大変大きな役割を果たす審議会であるというふうに考えておりまして、これについては、医療政策を大きく左右する、そういう差配もできるところでもございまして、この人選というのは非常に重要である。...全文を見る
○長妻国務大臣 この輸入の二社、グラクソ・スミスクライン社、GSKと、ノバルティス社との契約は、正式契約が十月六日付でございまして、その中で、免責条項というのも盛り込まれているところであります。  その意味で、この契約前にも役所の方が調査をして、私の方に報告が参りましたのは、他...全文を見る
○長妻国務大臣 そもそも、おっしゃるように、新型インフルエンザの脅威といったときにはH5N1鳥インフルエンザを想定して、国家の危機を未然に防ごう、こういう思いで計画をかねてより進めてきたわけでありますけれども、今回は新型インフルエンザといったときにはH1N1の対応ということであり...全文を見る
○長妻国務大臣 今、坂口先生から貴重な御指摘をいただきました。  厚生労働省としては、十一月二十日には、約七千七百人の入院患者さんなどに関する分析をいたしまして、その結果を医療関係者の皆さんに参考となるようにお知らせをいたしましたところでありますが、今おっしゃられた特にお子様の...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  私が報告を受けておりますのは、GSKカナダが十一月の十八日に該当ロットの使用差し控えをカナダ規制当局に依頼をしたということを聞いております。そして、厚生労働省は、今月の二十一日にGSK日本に照会をいたしまして、二十二日に担当者を呼んで、速...全文を見る
○長妻国務大臣 済みません、突然のお尋ねでしたので。  今、確認をいたしましたら、二十一日の土曜日に、こちらの厚生労働省の方から、先ほど申し上げましたように、GSK日本に照会をしてそれを聞いたということで、その土曜日に私も一報を厚生労働省から受けたということでございます。
○長妻国務大臣 事前にそういうお尋ねを言っていただければ調べておいたんですが、今のところは確認はできておりません。
○長妻国務大臣 今のは調査のお話だと思いますけれども、厚生労働省としては、まず現地で調整をするために、まずは十一月中に係員を派遣してその態勢を整えておこうということで、派遣をいたします。その中で、工場にもお邪魔をしてその中の調査をする、そして医療機関にもお邪魔をする、そしてもちろ...全文を見る
○長妻国務大臣 これも、今はGSKのお話を申し上げましたけれども、ノバルティス社はスイスで申請がなされているということで、どの国が一番早く接種をするかというのは、あくまで予想でありますけれども、恐らくスイスではないか。その接種をした一定期間後にスイスにも、仮にスイスが一番早いとす...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは、この輸入ワクチンの契約につきましては、これは臨時応急的な措置である、国家の危機管理上必要である、こういう判断に立ちました。といいますのも、国産のワクチンだけでは、この契約の時点では、新型インフルエンザが蔓延したときに、ワクチンを要望される方が多く出たときに...全文を見る
○長妻国務大臣 このHibワクチンにつきましては、私としては、定期に向けて前向きに議論を進めるべき案件であるというふうに考えております。今、インフルエンザ菌、Hibによる髄膜炎というのは、五歳未満児を中心にして年間五百から六百名が発生して、そのうち約一五%が死亡または重症化してい...全文を見る
○長妻国務大臣 社会保険庁の長官経験者の自主返納額というのは約四千四百万円、トータル十七人分で合わせた合計額であります。
○長妻国務大臣 今申し上げたのは社会保険庁長官経験者のみの数字でございますけれども、それ以外、事務次官あるいは社会保険庁職員等から年金記録問題について返還のあった額の合計、トータルは十四億七千万円ということでございます。一定の考え方のもと求めていったものでありまして、一定の金額は...全文を見る
○長妻国務大臣 きのう、官房長官が私の大臣室に来られて、官房長官が言われたのは、自分は官民人材交流センターのトップも兼ねているので、この分限回避努力義務を私には課せられておりますし、政府全体で情報提供を、その対象者になる可能性のある方に提供をしていくというようなお話があったところ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、かねてより申し上げているとおり、懲戒処分を受けた職員は日本年金機構には行っていただかないということは堅持をするわけであります。その中で、これも午前中からの繰り返しになりますけれども、任命権者である私に分限回避努力義務というのが課せられ、例えば昭和六十二年一...全文を見る
○長妻国務大臣 まだどういう形にするかというのは我々も今議論をしている最中であります。  ただ、今のお尋ねで、なぜ懲戒処分を受けた職員は日本年金機構に行かないようにしたのかということでございますけれども、この年金記録問題というのは普通の問題ではありませんで、国家の信頼を失墜させ...全文を見る
11月26日第173回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○長妻国務大臣 この委員会でも御質問をいただき、これまでも答弁をしてまいりましたけれども、懲戒処分を受けた方に関しましては日本年金機構には行っていただかないということの閣議決定は変更がないということであります。そして、組織改編に伴う分限処分というのは、これは認められているところで...全文を見る
○長妻国務大臣 この件で具体的、個別的に藤井財務大臣と話をしたことは、今もってはございません。
○長妻国務大臣 おっしゃられるように、総選挙のときの民主党マニフェストでも、「医療崩壊を食い止め、国民に質の高い医療サービスを提供する」等々のことを書かせていただいておりまして、私としては、本体部分と薬価の部分、プラマイ含め、ネットでプラスということを求めていきたいというふうに考...全文を見る
○長妻国務大臣 新型インフルエンザワクチンに対する自己負担の接種費用の観点でございますけれども、この基準を決めるときにもいろいろな議論がございまして、ぎりぎりの金額にして、ある意味では季節性インフルエンザ並みの金額にさせていただいたということでございまして、基本的には、予防接種法...全文を見る
○長妻国務大臣 今、執行停止というお話がありましたけれども、これは正確に言うと流用ということでございまして、これについては、新型インフルエンザワクチン、H1N1という非常に緊急な措置をとらなければいけないということがございましたので、このワクチンの基金から一千三十九億円について、...全文を見る
○長妻国務大臣 今、委員からるる御説明いただきましたように、時間は本当にかかってしまいましたけれども、当時の与野党、そして今の与野党、関係各会派の皆様の御努力、そして何よりも、きょうも傍聴に来られておられますけれども、薬害肝炎の被害者の皆様、そして関係者の皆様を含め、多くの方の御...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、インターフェロン治療は非常に負荷がかかる部分もございまして、特段の配慮が必要だというのは私も同感でございます。  まずは既存の制度を使うということは大前提でありまして、今現在でも健康保険における傷病手当金などの既存の制度があると、広く周知をするこ...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話は、肝炎以外ということで、糖尿病などを含む慢性疾患の全般的なお話だと思いますけれども、これについては、日々、厚生労働省といたしましても、その予防や診断あるいは治療に関する研究というのは推進しているところでありますけれども、厚生科学研究費補助金において慢性疾...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、時間は一定の時間を要しましたけれども、関係各位の御尽力があってそういうきょうの運びになったということは、私からも本当に感謝を申し上げたい。それを受けとめて、今度は厚生労働行政としてもきちっと対応をしていきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 この判決の中で言われておりますのは、配置転換が比較的容易であるにもかかわらず、分限免職回避のための努力を尽くさずに分限免職をするというのが権利の濫用というような言葉で判決文の中に記述があるということであります。
○長妻国務大臣 この判決は地方公務員の方を対象とした判決でございまして、昭和六十二年一月二十九日の福岡高等裁判所の判決でございます。いわゆる北九州市病院局職員分限免職事件というふうに言われております。
○長妻国務大臣 この分限回避努力義務につきましては、私自身も専門家の方にも助言をいただき、もちろん、政府ですから内閣法制局の見解もお伺いした上でこの分限回避努力義務ということを申し上げているところであります。  その中で、懲戒処分を受けた職員は日本年金機構には行っていただかない...全文を見る
○長妻国務大臣 これも、この委員会でも何度も繰り返し、先ほど来も申し上げておりますけれども、回避努力義務ということを果たすためにどういう方策がいいのか、いろいろな選択肢がありますけれども、それを今議論をして詰めている段階である。  ただ、時間ということでいうと、来年の一月に日本...全文を見る
○長妻国務大臣 突然のお尋ねですので、私の知識の範囲内で申し上げますと、非常勤国家公務員というのは、お給料が、庁費職員、これは庁費というある意味では総務費のような経費からお給料が出る職員もおられますし、謝金職員ということで、一つの謝礼とは言わないまでも、そういうたぐいの性質で出る...全文を見る
○長妻国務大臣 これも、この委員会でも御答弁を申し上げ、今も御答弁申し上げて、繰り返しになりますけれども、懲戒処分を受けた職員は日本年金機構には行っていただかない、そして私自身に分限の回避努力義務が課せられている。いろいろな前提がある中でこの問題について対応、対処していかなければ...全文を見る
○長妻国務大臣 これはどういう対応策をとるのかというのは、もちろんこれは遅くとも十二月末、年内ということは、これも繰り返し申し上げておりますけれども、日本年金機構が一月に発足しますので、これは年内ということであります。(棚橋委員「方向性は」と呼ぶ)  これについても再三御答弁申...全文を見る
○長妻国務大臣 懲戒処分を受けた方ではないということであります。
○長妻国務大臣 私自身も、今申し上げた一つの判例だけを根拠に、分限回避努力義務が課せられていると言っているわけではございません。これは、法律の専門家の御意見も十分お伺いをし、あるいは政府、内閣法制局の見解もお伺いをした上で、私としては、それも今回の対応方針を決めるための大きな基準...全文を見る
○長妻国務大臣 前段のところで、何か周りの意見をうのみにしているようなお話であるとすれば、それはもう私自身が、いろいろな方の意見を聞いて、状況を判断して、こういう分限回避努力義務、この程度のものがあるという判断をして、今議論を詰めているところでありまして、まだ決定事項はございませ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、一般論としては、非常勤職員であっても採用する職種によっては公募をするということが必要だと思っておりまして、厚生労働省においても一定の職種については非常勤職員を公募しているというふうに聞いております。
○長妻国務大臣 これも突然のお尋ねですので、私が今わかる範囲内でお答えをいたしますと、すべてではないと思います。例えば、非常勤国家公務員といいますと、専門知識を持った方を指名して御協力いただくということも当然あるかとも思いますし、恐らく審議会の委員のメンバーの方も非常勤国家公務員...全文を見る
○長妻国務大臣 今回は、新型インフルエンザということであります、H1N1に適用されるということであります。
○長妻国務大臣 今回、当委員会の皆様方にもこの法案をお願いしているというのは、これまでの枠組みではない形だというふうに認識をしているところであります。
○長妻国務大臣 これも先ほど来御答弁を申し上げているところでございますけれども、この接種費用については、自己負担の金額をできるだけ低くしたいという思いでこの料金設定をさせていただき、そして、地方自治体に対しても、非課税世帯が無料で接種できるように、そういう財政措置を国としても整え...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほどもちょっと私からも申し上げましたけれども、突然のお尋ねなわけでありまして、私自身も、野党時代に質問をするときには、例えば具体的な数字に関しては事前に、こういうことをお尋ねするからお答えできるような準備をしてくださいという前提で質問通告をしていたつもり...全文を見る
○長妻国務大臣 このワクチンの接種費用に関しましては、これについては私どもとしてもできるだけ自己負担を軽減していきたいということで、我々も一定の方には無料にするという措置をとっているんです。さっきも申し上げましたように、地方税の非課税世帯については無料になるような財政的措置をとっ...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねですけれども、私どもとしては、非課税世帯については無料にできるような財政的措置をとらせていただいた。そして、自己負担額については、一回打ち、二回打ちで異なりますけれども、一定の金額をお願いするということで今事業を進めているところでありまして、国民の皆様方...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に国家の危機管理の問題だと、委員御指摘のとおりに、私も今回の新型インフルエンザの問題はそのように理解をしております。  そのときに、接種費用の問題もさることながら、やはりその体制を整備するということも大変重要であるというふうに考えておりまして、今回、ある意味...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身も、今委員が御指摘していただいた具体的な点について事実関係をつかんでいるわけではございません。  この件に関しましては、鳩山総理大臣は、一国の総理大臣でございますので、これは毎日、記者の方からの質問を受け、それに対して答えるということを繰り返ししているとこ...全文を見る
○長妻国務大臣 鳩山総理もいろいろな委員会で質問に答えておられるところで、できる限り自分の知り得る情報のもとで説明を申し上げているところでありますということを言われ、そして、これ以上のことに関しては、地検にすべての情報を提示を申し上げておりますので司法の判断を待ちたい、そのように...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねは仮定の仮定の話だと思いますので、仮定の仮定の話にはなかなかお答えができかねます。
○長妻国務大臣 仮定という意味は、漢字でいえば仮に定めるというところであります。
○長妻国務大臣 今御指摘のとおりだというふうに思います。  きめ細やかな情報共有ということが必要でございまして、私どもとしても、特に節目には地方自治体の四十七都道府県の担当者の方に東京に来ていただいて、直接説明会を開催するということもしており、そして、厚生労働省内にも地域担当者...全文を見る
○長妻国務大臣 日本国のワクチン行政という意味でいうと、やはり先進国の中でもおくれをとっていると言わざるを得ません。  それは、過去いろいろな問題が発生をしたということもございます。今後、ワクチン行政を前に進める方策を、開発体制も含めて今整えつつありますけれども、やはり重要なこ...全文を見る
○長妻国務大臣 ワクチン行政を進めるには、これはどの行政にも共通しますが、とりわけ国民の皆様方の御理解と、意思決定にも参加をしている意識を醸成するということも重要でございます。  今御指摘のACIPというのは、アメリカの米国保健社会福祉省から委嘱され、予防接種で予防可能な疾病に...全文を見る
○長妻国務大臣 今、冒頭言われた基本法でございますけれども、本当に関係各位の皆様方あるいは関係各会派の皆様方の御協力があって実を結ぶことになるということでございまして、私どもとしても、それを基本に今後とも行政を進めていきたいというふうに考えております。  そして、B型肝炎ウイル...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、厚生労働省として、概算要求、平成二十二年度の事項要求ということで二点、これを実現していきたいということで今取り組んでいるところです。  一点目といたしましてはインターフェロン治療の自己負担額上限の引き下げということ、二点目はB型肝炎の核酸アナ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、訴訟のお尋ねがございましたけれども、これは、先ほども言われましたように、最高裁で五名の方が認定をされ、その案件につきましては国としても謝罪を申し上げているところであります。  その中で、それ以外の方々への対応であります。  これにつきましては、先ほども申し...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘をいただきました医療材料の内外価格差というのは、ちょっとといいますか、かなり差があり過ぎるのではないのかということで、何とかこの部分を埋める必要があるというのは私自身も委員と同じ問題意識を持っております。  今の時点での最新の数字を申し上げますと、例えば...全文を見る
○長妻国務大臣 この内外価格差についての要因というのはさまざまなものがありますが、大きく二つあるのではないかというふうに考えております。  まずは、薬事承認に係る期間が長いということで、コストが他国に比べてかかるのではないのかという点。  もう一点は、医療機関の集約化、専門化...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、おっしゃられるように、医療費について全体の金額ではGDP比で先進国よりも日本は低い、上げなければならないということなんですが、それと同時に中身も見直すということで、非常に効率が悪い部分もあるということは私もよく認識をしているつもりであります。  その中で...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたのは、原価計算方式ということで、細かく原材料費、原料費、包装材料費、労務費、製造経費、一般管理販売費、営業利益、流通経費、消費税、合計というような明細はございますけれども、基本的にその明細については、製造販売業者がそれを公表することで正当な利益を害...全文を見る
○長妻国務大臣 今、中で言われた不正請求あるいは意図的な過剰請求というのもあるのも事実でありまして、これは厳しくメスを入れる体制を強化するというのは当然であります。  その中で、今、ドクターフィー、ホスピタルフィーという話がありまして、米国ではそういう考え方を採用していると聞い...全文を見る
○長妻国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
○長妻国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、努力してまいる所存でございます。
11月27日第173回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(長妻昭君) ただいま議題となりました新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国内で今般発生している新型インフルエンザについては、季節性インフルエンザと類似する点が多く見られま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えを申し上げます。  津田委員におかれましては、本当に一緒に年金記録問題取り組ませていただいて、その成果を、この立場になったということで、どんどん公表して、実施をしていきたいというふうに考えているところであります。  今のお尋ねでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今委員おっしゃられるように、雇用調整助成金が果たす役割というのは、現下の厳しい雇用情勢の中では大変重要なものであるということは同感でございます。  その中で、かねてより御指摘をいただいていた前年比要件を緩和すべきではないのかということでございまして、本日...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘は大変重要な御指摘だと思います。  ワクチンについて、輸入ワクチンは、国産のワクチンに比べてアジュバントという免疫増強剤が入っていることが異なる点。二点目は、国内産のワクチンは鶏卵培養、つまり鶏の卵から作っておりますけれども、輸入ワクチンのうち...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今大変大きな問題の御提起だと思います。  一つは、保険適用といったときに、我が国ではいわゆる予防医療というのは除外をされているところでありまして、ワクチンというのは、これは予防医療の範疇に入るということで保険適用はないということでございます。    〔...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘は大変重要でございまして、私どもも地方自治体にお願いをすると同時に、事例を情報共有をしていただこうということで、その事例についても、我々が聴き取りした内容をほかの自治体にも御提供をしているところでありまして、例えば東京では、東京だけで申し上げます...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘のこの十ミリバイアルの容器の件でございますけれども、これは季節性インフルエンザの製造との兼ね合いで、やむを得ない措置としてその量を確保するということを優先的に我々は措置をし、そして来年からは一ミリバイアルで実施をしようというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり優先接種という形態を取り、国がいったん買い上げて接種をする。ある意味では国家の危機管理上の問題としてもこのワクチンの行政を今進めているところでありますので、その意味で副反応の情報をきちっと提示すると同時に、特例承認という形でございまして、既に二社から...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 接種費用についてでありますけれども、これも衆議院の委員会でも御指摘をいただいているところでございます。  これにつきましては、優先接種の皆様方に対して、ワクチンの費用については、非課税世帯、これは地方税が非課税の世帯については無料で接種できるような財政的...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これもいろいろ御指摘をいただいているように、日本国の国産ワクチンの製造体制というのが過去数々の問題があったゆえに遅れているというのは、これは否めない事実であるというふうに考えているところでありまして、私どもとしては、今年度にも実験プラント整備等の事業につい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは本当に重要な観点だと思います。九月にWHOを通じて開発途上国におけるワクチン接種費用、約十一億円でございますけれども、この支援をさせていただいたということもございますし、そしてつい先日でありますけれども、東京で日中韓の三国の保健大臣会合というのがあり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この保険適用の問題、あるいは診療報酬全般の問題についてもいろいろ御指摘をいただいておりまして、それを、これはかなり大きな問題で、仕組みとしては社会保障審議会の部会で基本方針を決め、中医協という枠組みもあり、そういう中で詳細な議論を行っているところでございま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この問題については、脳出血や脳梗塞の患者さんへの対応ということは、急性期、回復期、維持期、三つに分けるとしたら今のような形になるんではないかということで、それぞれ医療機関がありまして、それに対する役割の分担やその周知徹底、各地域における連携というのはこれま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一つは、イギリス、ドイツ、アメリカでは、医療制度の枠組み自体が、予防医療というものが保険の中身に入っているなどなどの仕組みの理由が一つあるんではないかというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 今局長からの答弁もありましたけれども、必要な経費というのも当然財源の措置をしなきゃいけないということも一方ではあるわけでございまして、今の段階では、優先接種の地方税非課税の方々に対して無料で接種できるような財政的措置をしている、かつ今回の自己負担の額にいた...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このインフルエンザワクチンの接種につきましては、今後、H5N1等々、鳥インフルエンザの懸念というのも払拭はできていないわけでありまして、国家の危機の管理の観点から検討する必要はあると思いますけれども、今回の新型インフルエンザワクチンの接種の仕組みについては...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今数字を申し上げたところで、非常に特に結核病床については稼働率が低いという状況でありまして、その一方で、地域によって結核病床の不足が懸念されるということも指摘があるわけでありますので、これについては、新型インフルエンザの問題、あるいは結核病床がこれは深刻な...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては七十五歳以上、後期高齢者の皆様方にはそういう対応を取ったわけでありますけれども、厚生労働省としても九月二十五日に事務連絡を出させたところでありまして、これは、被保険者が医療を受ける必要が生じる、あるいは医療機関に対する医療費の一時払いが困難で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、茨城県がこういう調査をされたということでありますが、前提となる数字として、全国でありますけれども、短期被保険者証交付世帯数というのが平成二十年で百二十四万世帯、あるいは資格証明書交付世帯数が三十三万九千世帯ということでありまして、この百二十...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) OECDの提言も今御紹介がございましたけれども、私自身も女性の労働参加を促す政策が必要だというのは同感であります。その中で、今政府としても、男女雇用機会均等法とか、あるいは同一賃金の原則を定めた労基法とか、改正パートタイム労働法といろんな施策を実行をしてお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今るる御指摘がございましたけれども、やはり一番重要なのは、基本的に分かりやすくワクチンの副作用、ワクチンでは副反応といいますけれども、それを国民の皆様に速やかに分かりやすく御説明をすると。ワクチンというものは全く副作用がないということではありませんので、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 原爆症認定集団訴訟の原告に係る問題の解決のための基金に対する補助に関する法律案につきましては、政府としては異議はございません。
11月30日第173回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(長妻昭君) 日本年金機構に移ることのできない社会保険庁職員の分限免職処分についてのお尋ねがございました。  昨年七月二十九日、閣議決定されたとおり、日本年金機構の当面の業務運営に関する基本計画でございますけれども、そこには懲戒処分を受けた職員は日本年金機構には採用い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  生活保護制度に関する実態調査及び老齢加算についてのお尋ねがございました。  生活保護は、申請に基づく制度であり、保護の要否は収入や資産、親族の扶養、御本人の就労意欲など総合的に勘案して判断するものです。したがって、生活保護の要件...全文を見る