長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

長妻昭の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第174回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(長妻昭君) 藤原議員から雇用についてのお尋ねがございました。  昨年十一月の完全失業率は五・二%、有効求人倍率は〇・四五となっており、現下の雇用情勢は依然として厳しい状況にあるというふうに認識をしております。特に御指摘のとおり、新卒者の就職難が憂慮をされます。今年三...全文を見る
01月21日第174回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○長妻国務大臣 お答えをいたします。  松原議員におかれましては、外交のみならず、中小企業問題にも精力的に取り組んでいただいておりまして、敬意を表するところでございます。  この雇用調整助成金でございますけれども、今おっしゃられましたように、休業等の方々に対して一定の賃金見合...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  今回、第二次補正にも盛り込んでおります新しい事業といたしまして、重点分野雇用創造事業というのがございます。  大きく二つございますけれども、まずは、成長が見込まれる六分野、介護、医療、農林、環境・エネルギー、観光、地域社会雇用という六分...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、新たに始める新卒者体験雇用事業、これはこの第二次補正を通していただくと直ちに始めさせていただくわけでありますが、まずは五千人の枠ということを確保したわけでございます。  まずこの実施状況を見て、今後どういう展開にするかというのを考えていく...全文を見る
○長妻国務大臣 大変ありがたいお話をいただきました。ただ、その一方で、まだ記録が戻ってこない、待たされておられるという方もたくさんいらっしゃいますので、全力を尽くしていきたいと考えております。  その中で、政権交代した後に、毎週毎週、どういう状況になっているのかを発表するように...全文を見る
○長妻国務大臣 今お示しいただいておりますように、直近の数字を申し上げますと、昨年四月一日現在の数値で二万五千三百八十四人の方が待機児童であるということでございます。  今、少子化ということが言われておりますけれども、お子さんの数は減っておりますけれども、やはり景気等の影響で、...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  今の調査というのは、今、待機児童数のお話が冒頭ございまして、私も同じ問題意識を持っております。非常に不十分な指標であるというふうに考えておりまして、各市町村、自治体に調査をお願いして、今もう調査票が上がってきておりまして、今取りまとめの状...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  今おっしゃられたことは実は政令にございまして、児童福祉法施行令というものでございますが、一つの条件といたしまして、「昼間労働することを常態としていること。」こういう文章がございます。  実際、運用上はどうなっているかを調べますと、例えば...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほどの繰り返しになって恐縮ですけれども、私は、厚生労働省という役所に不足しているものの一つに現状把握能力ということを申し上げておりまして、そういう意味で、やはり実際に具体的に調査をして、市町村に五年後どれだけの潜在的需要があるのかというのを、今調査票が戻...全文を見る
01月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○長妻国務大臣 今、雇用調整助成金の話が出ましたので、お答えを申し上げます。  これについては、要件緩和を実施いたしまして、それは、中小企業のみならず大企業についても要件緩和ということで、これまでは、基本的に前年に比べて売り上げ等が落ち込むということでありましたが、前年というの...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは、貴重な調査をしていただいて敬意を表するものでございます。  やはり、介護の一つのあるべき姿としては、介護を受ける方あるいは家族が、施設で受けるのか御自宅で受けるのか、そういう希望がかなえられるような、そういう介護の体制というのが重要で、今御指摘いただきま...全文を見る
○長妻国務大臣 今、御指摘をいただきました介護職員の処遇の改善というのは、これは非常に大きなポイントでございます。  人手不足なのに、しかもやりがいのある職場であるのに、人がなかなか来ていただけないということで、今の体制の中でも一生懸命頑張っておられる方が多いわけでございますけ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、前段でおっしゃられた第二のセーフティーネットというのは全く同感でございまして、日本社会の一つの大きな欠陥とでも言っていいんでしょうか。  つまり、失業されたときに、雇用保険が切れてしまった、あるいは自営業の方は初めから雇用保険に入っておられない。そういう方々...全文を見る
○長妻国務大臣 これはさきに御指摘いただきました第二のセーフティーネットの一つでございまして、今まさにおっしゃられたように、平成二十二年度は一時的でありますが、私どもとしては、平成二十三年度から恒久的な措置としてこれを実行していきたい、こういうふうに考えているところでございます。...全文を見る
○長妻国務大臣 はい。そして、受け皿でございますけれども、平成二十二年の三月末には講座の定員を十万人にしていこうということを考えているところであります。
01月25日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○長妻国務大臣 ただいま議題となりました雇用保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  雇用保険財政の収支状況については、現下の厳しい雇用失業情勢のもと、失業等給付費が増加し、積立金を大幅に取り崩すことが必要な状況となっておりま...全文を見る
○長妻国務大臣 今、脱税というお話がありましたけれども、まだというか、そういうことは今回の一連の中でも断定がされていないというふうに考えておりまして、いずれにいたしましても、この問題については、本人も記者会見で詳細を御説明し、今も、御存じのように、予算委員会の中でも繰り返しお尋ね...全文を見る
○長妻国務大臣 脱税というお言葉でお尋ねいただいているわけでありますけれども、総理も申し上げておりますように、基本的には、きょうの予算委員会でも説明をしておられ、一国の総理大臣でありますので、当然、毎日のぶら下がり、あるいは記者の方からその都度その都度問いを発せられるわけでありま...全文を見る
○長妻国務大臣 これについて、私も全体の事実を事細かに承知しているというわけではございませんが、いずれにしても、総理大臣がかなりの時間を割いて、自民党からも事細かに御質問をいただきまして、予算委員会で私もずっと座って聞いておりましたけれども、その中で総理が、本当に御自身が知ってい...全文を見る
○長妻国務大臣 小沢幹事長の問題でございますけれども、これはもう御存じのように、おとつい、土曜日、事情聴取に長時間答え、その直後に記者会見を開いて細かく説明をし、その文書を配付する、こういう形で説明をされているというふうに考えております。  いずれにいたしましても、小沢幹事長も...全文を見る
○長妻国務大臣 今、裏金という断定的なお言葉がありましたけれども、これは私自身も、今裏金というお話がありましたけれども、検察も含めて、これは裁判所も含め、事実として断定がされている事実というのは具体的に何なのかということが今明らかでない、つまり捜査中の案件だというふうに考えており...全文を見る
○長妻国務大臣 これは土曜日、事情聴取の直後、かなり長時間にわたって記者会見を開いて、あるいは記者の方に数字の入った紙もお配りを申し上げ説明をしたということであります。  そういう意味では、繰り返しになりますけれども、記者の方は毎日周りにおられるわけでありますので、節目節目で本...全文を見る
○長妻国務大臣 これは本当に、今おっしゃられたように、同僚議員が逮捕されるというのは大変残念なことであります。  ただ、今捜査中ということで事実関係がなかなか確定していない中で、土曜日の記者会見でも御本人から細かく説明がある、こういう段階でありますので、小沢幹事長としても続投と...全文を見る
○長妻国務大臣 今回の三千五百億円の措置といいますのは、これはもう御存じのように、雇用保険の失業給付の本体部分について、本則としては四分の一は国庫負担を入れる、こういうルールが今まであったんです。ところが、平成十九年度から、例の小泉改革で、社会保障の伸びを一年間二千二百億ずつ自動...全文を見る
○長妻国務大臣 今、マニフェストには平成二十二年度なのに早過ぎるというお話がありましたけれども、いろいろほかの案件では遅過ぎるという御批判もいただいておりますけれども、マニフェストで書いてあるよりも早目に、数カ月でございますけれども、今雇用がこれだけ大変で、積立金は四兆円あります...全文を見る
○長妻国務大臣 これはもう御存じのとおり、今回の予算編成の中では、一億、二億必要なお金をつけるのでも非常に大変な、財政の厳しい制約の中で厚生労働省としても交渉をしてまいったわけでありまして、そんな必要のないお金がつくなんということはあり得ないわけでございます。  私どもとしては...全文を見る
○長妻国務大臣 これは本当に、先ほどの繰り返しになりますけれども、財源がかなり潤沢にあるような状況であれば、いろいろなことが考えられるというふうに思います。  今の話というのは、雇調金で雇用二事業の勘定の方が不足する可能性がある場合、失業給付の本体の方から貸し出すということであ...全文を見る
○長妻国務大臣 逃げも隠れもしていないわけでありまして、これはもう国会の場でも今も御審議いただき、審議会の場でも公の資料として審議いただき、また今後法律措置としても堂々とそれを出していくということであります。  その中で、雇用保険、失業保険本体と二事業の関係でありますけれども、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、我々は言っていることは全く変わっておりませんで、基本的に、よく聞いていただければと思うんですが、この年金記録問題については、四年間でこの対応をする、そして初めの二年間は集中的に対応する、こういうふうに申し上げているところでありまして、紙台帳とコンピューター...全文を見る
○長妻国務大臣 四年間の工程表ということでございますけれども、二十二年度、二十三年度、二十四年度、二十五年度でございますが、お求めであれば、これをお出し申し上げようというふうに考えております。  そして、この紙台帳の件では、今もこれを進めているところでありまして、まず第一陣は、...全文を見る
○長妻国務大臣 今、総理の案件についてのお尋ねもありましたけれども、やはり総理も、記者会見でも言われ、きょうも予算委員会でも答弁されておりますけれども、自分が知っている限りのことを説明するということを申し上げているというふうに考えております。  その中で、でき得る限り自分が知っ...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろ新聞各紙も、世論調査でそういうような質問をされている新聞も拝見しますけれども、その設問というのが具体的にどういう設問かというのは、私もすべて承知しているわけではありませんけれども、国民の皆様方は、かなりの部分、納得がなかなかできないというようなお話をいただ...全文を見る
○長妻国務大臣 この輸入ワクチンについては、委員も経緯をよく御存じのとおり、この輸入ワクチンに頼らざるを得ない、国産ワクチンの製造体制が非常に脆弱であるということがある。その一方で、当時は二回打ちというような国際的な判断の中で、国民の皆様方が、最悪の事態になったときに、御希望をさ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは交渉事でございますので、今、委員から御指摘をいただいた点も含めて、二社とテーブルに着いているという状況でございます。
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、このワクチンの接種費用というのは、国産の四社そして輸入の二社の加重平均ということ、プラス流通コスト、あるいはお医者さんの注射を打つ手間賃等々について価格が決められているわけであります。これは、打つワクチンによって価格がそれぞれまちまちである...全文を見る
○長妻国務大臣 その前に、ワクチンの件で、先ほど言われて打ち切られたので申し上げますけれども、それは理想的には、すべて無料というのは一番の理想的なことではあるというふうにも思いますけれども、その一方で、財政的な問題もある。そして、今現在、季節性インフルエンザは一回三千円台、これは...全文を見る
○長妻国務大臣 この子ども手当の制度の詳細ということでありますけれども、これについては、二月初めまでの閣議決定を目指して法案の全体像をお示しできるのではないか、こういうようなスケジュール観で今進んでいるところであります。  そして、このシステムの経費でありますけれども、これは奨...全文を見る
○長妻国務大臣 これは四大臣合意であらあらの仕組みは出ていますし、あと、私どもも、一月十五日の全国厚生労働関係部局長会議というのを開きまして、そこで、全国自治体の担当者の方々をお呼びして、今の時点で判明しているものをお示しするということをしております。  かねてより、自民党から...全文を見る
○長妻国務大臣 これは国会での説明という意味で、今ももちろん説明しているわけでありますし、過去の例でいっても、平成十九年改正、乳幼児加算の創設、あるいは平成十八年の改正、小学校第三学年修了までが小学校修了までということも、かなり前もって地方に準備をいただくということで取り組んでい...全文を見る
○長妻国務大臣 これは誤解なきようにお願いしたいんですが、国会軽視ではございませんで、根幹にかかわることについては、これは地方の方で児童手当等々の改修ということになりましょうが、システムでありますけれども、それを進めていただきたいということで、今から、あるいは前もって作業をするに...全文を見る
○長妻国務大臣 それは第二次補正のことであるとすれば、その第二次補正予算の成立がなければもちろんこれは執行ができないということであります。
○長妻国務大臣 これも大村委員からの質問の答弁の繰り返しになりますけれども、いろいろな財政当局との交渉をする中で、まず、基本的にあるのは、やはり我々は、これまで、二千二百億円、機械的に削られて、本則のルールを破られた国庫負担について回復をしていきたい、こういう思いがまずあり、そし...全文を見る
○長妻国務大臣 実際にこの本則という議論、これは法律の改正が必要でございますけれども、その前に、今回の補正にこの措置を申し上げたのは、緊急的に積み立てていくという姿勢を示し、実際にもその財源が心配なきように手当てする、こういう趣旨でありますので、その補正予算で、第二次補正、今回の...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、これも繰り返しになりますけれども、本則の四分の一に戻す、これは法律的な措置が必要であります。その意味で、実質的に積み増しをして、それが四分の一以上に見合うような実態の姿にして、国民の皆様にも御安心をいただき、実際の財政にも穴があかないようにする、こういう...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほどもお答えいたしましたけれども、全体の財政が本当に潤沢であればそれぞれの分野に措置をするということも考え得るかもしれませんけれども、限られた財源の中で、そして雇用二事業と失業保険の本体というのは密接にかかわることでありまして、これも先ほどの繰り返しですけ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、古屋委員の御指摘のとおり、大学卒業見込みの方の内定率が、これはもう史上最悪の数字だということで、あの就職氷河期よりも大変な数字になった。そして、高卒の方の内定率の低さはもとよりでありますが、私は、本当にこれは政府として頑張らなければいけない事態だと思います。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 今言われた制度、今はいわゆる基金訓練というようなことで、これは我々も野党時代、与党に申し上げ、そして前の政府が採用して、今も引き続き実施をしているというものであります。  我々は、求職者支援というようなことを申し上げ、第二のセーフティーネット的な位置づけ、つまり...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、雇用保険特別会計二事業の勘定と本体の勘定、それぞれ、さらに厳しく、無駄のなきように、怠りなきよう、我々取り組んでまいるつもりであります。
○長妻国務大臣 この本則に戻すというのは、私ども、前から申し上げているところであります。実は、今回の法案にも、安定的財源を確保した上で二十三年度において本則に復帰できるように努めるというように書いてあるところで、私としましても、平成二十三年度には法律上も本則ということをしてまいり...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろ先ほども御指摘をいただきましたけれども、基本的に、第二次補正で緊急的にこの三千五百億円を措置していきたい。そして、過去の事例を見ても、四兆円もあった積立金が急速に減る、こういう事態もございます。国民の皆様に安心をしていただくということも含めて、そういう措置...全文を見る
○長妻国務大臣 これについて、この法案にも「安定した財源を確保した上で」ということが書いてございます。これの意味というのは、歳出削減などを通じて毎年度安定して確保される財源を示すものであるということでこの文言を入れさせていただいたわけでありまして、具体的なあり方については、平成二...全文を見る
○長妻国務大臣 国庫負担の廃止というのは考えておりません。  これはやはり哲学の問題だと思いますけれども、雇用については、労働者、使用者がそれぞれ拠出しているお金だけで失業保険を賄うというような発想も過去にあったようでありますけれども、我々は、それに加えてやはり国も失業というこ...全文を見る
○長妻国務大臣 これも繰り返しになりますけれども、やはり、限られた財政の中で、今回、本体部分から二事業という発想を提示させていただいているところであります。その意味では、貸し出すといっても、それぞれ相関関係があるわけでありまして、雇調金によって下支えされることで失業給付も減る、こ...全文を見る
○長妻国務大臣 その雇用の数字というのは、表面に出ている以外のさまざまな御事情もあり、数字にあらわれない方もたくさんおられるということも認識をしております。  その中で、委員御指摘のとおり、雇用保険が切れてしまった、あるいは自営業の方はもともと雇用保険に入っておられないというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、江田委員の御趣旨の一つとしては、特別会計の雇用保険の積立金をいわゆる埋蔵金的に使っていこうというような御趣旨にも聞こえるんですけれども、これは何でもかんでも積み立ててあるものが埋蔵金だとすると、年金の積立金も百兆円以上ありますから、そういう議論にもなるわけであ...全文を見る
○長妻国務大臣 これはやはり、一つは危機管理という側面もあるわけですね。雇用保険、失業給付が一体将来幾らぐらいになるのか。大体このくらいになるのではないかと見込んで、金が足りなくなったらどうするか、こういうことも考えて、最悪の事態というのも想定をしていくという考え方も一つの考え方...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、二つに分けて考えなきゃいけないと思うんです。  今言われたスパウザ小田原から始まって、雇用保険、当時は三事業ですか、その勘定からばんばん湯水のごとく金を支出して、非常におかしなことに使われたということを、我々は今も、雇用・能力開発機構をさらにスリム化でき...全文を見る
01月25日第174回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○長妻国務大臣 今総理からも御答弁がありましたけれども、やはり自民党政権のもとで、やってはならない雇用の規制緩和というのが数々なされてしまったという問題意識のもと、派遣に関して基本的には一定の二十六専門業種を除いて禁止していこう、なぜならば、派遣というのは直接雇用していないので、...全文を見る
○長妻国務大臣 委員も御存じのとおり、これまで本当に、短期、何カ月で派遣切りというのが、リーマン・ショック以降、景気の低迷とはいえ、それが繰り返されて社会問題になったというような事情もあるわけであります。  その意味で、今回は、ILO、国際機関も、労使の慣行あるいは労働規制の場...全文を見る
○長妻国務大臣 これは繰り返しになりますけれども、労使のぎりぎりの合意をいただいたその中身でございまして、前回は、非常に経済危機が起こって常用型についても雇用が切られるということもございましたけれども、基本的に、我々は、平時においては、今回、常用型以外は禁止をするという措置で、こ...全文を見る
○長妻国務大臣 この専門二十六業務というのは以前から議論されているものでございまして、例えば通訳、翻訳、速記関係とか、ソフトウエア開発関係とか、機械設計関係とか、放送機器操作関係とか、ある意味では、専門的な能力を必要とするということで、単純な製造業派遣とは一線を画して、労使ともに...全文を見る
○長妻国務大臣 基本的に、三党の野党で、私どもが野党時代に出した案、この理念に沿って今回法律をつくらせていただいているわけでありまして、これは繰り返しになりますけれども、二十六専門業務以外は常用型以外の派遣は禁止する、こういうことを我々は踏み出したわけです。  これまでの、一日...全文を見る
01月26日第174回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、子ども手当のお尋ねだということでございまして、これは内閣全体で試算をしたものでございますけれども、この子ども手当については、児童手当の廃止を考慮すると、名目民間最終消費支出を一兆円程度押し上げ、二十年度の実質GDP比で〇・二%程度押し上げると見込んでお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 辻委員におかれましては、かつて厚生労働委員長として厚生労働行政に大変御貢献をいただきましてありがとうございます。  今のお話でありますけれども、菅大臣も申し上げましたように、この納税者番号というのはそれだけではありませんで、社会保障の、特に給付の情報につ...全文を見る
01月27日第174回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(長妻昭君) 今のアンケート調査ですけれども、ほかの各種アンケートでもやはり老後の不安というのが非常に大きい。これは結果的に消費等、経済にもいい影響は及ぼしてこないということで、やはり最大の問題は少子高齢化、先進国でも最も進んだこの少子高齢化社会をどうビジョンを描いて、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘をいただきましたように、一年を超える長期失業者の方々が大変増えていると。これはもう当然、成長戦略でパイを大きくするというのが基本的な発想、実行しなければならない点でありますけれども、じゃ、具体的に一年以上の長期失業者の方々にどう対応するのかというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 御存じのように、新卒者の方々、特に大卒の方の内定率が、本当に残念なことですが史上最悪になったということで、あの就職氷河期よりも内定率が低い。当然、高卒の方も大変内定率が低いということでございますけれども、私どもといたしましては、新卒者の方々に特化をした支援...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 例えば、ハローワークに新卒者向けだけのジョブサポーターという、高卒の新卒者あるいは大卒の新卒者向けのジョブサポーターという方を倍増して九百二十八人配備をして、就職先、企業に訪問したりして開拓をしていくというようなサポート。あるいは新規の事業として新卒者体験...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 直近の確定値で二万五千三百八十四人でございます。
○国務大臣(長妻昭君) 今、手続のお話がありましたけれども、その前に、先ほど総理もお答えいただいたわけでありますけれども、この子ども手当でございますが、やはり日本国社会の最大の問題の一つは少子高齢化社会にどう向き合っていくのかということでありまして、例えば二〇五五年、私が生きてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今回の控除から手当へというような考え方の流れの中で、十五歳以下のいわゆる若年者扶養というものについて、扶養控除については廃止をさせていただくという措置をとりましたけれども、基本的に負担増になる、年度を通して負担増になる御家庭はないということでございます。
○国務大臣(長妻昭君) このドメスティック・バイオレンス、DV被害者の方々、大変御苦労をされておられるわけでございますけれども、そういう方々は、住民票については、その自治体に住んでおられない、避難されて別のところに住んでおられますが、住民票を例えば移動すると居場所が分かってしまう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたように、生活保護受給世帯のお子さんに子ども手当が支給されるとそれが収入認定をされるわけでありますが、そのままであると収入認定されるということで全体のお金は全く同じと、子ども手当が支給されても同じということになるわけでございますが、今回、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにいたしましても、地方自治体の支出が増えるわけでございますので、国庫負担分については前払ということで、地方自治体がお支払いになる前月までにその国庫、国が負担すべきお金を地方自治体にお渡しをすると、こういうような措置を考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 長妻でございます。済みません。  十年ぶりに、今御指摘のこの医療の体制整備なんでございますけれども、これまで二千二百億円、社会保障を毎年毎年機械的に削減をしていくということで大変全国、医療、疲弊をいたしました。  今回、財政当局の御尽力、そして総理の御...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も、これ負担の問題というのは避けられない問題だと考えております。  ただ、その前提となるのは、国民の皆様が負担をしていただいている例えば税金やあるいは保険料が本当に中抜きされないで、それがきちっと全額社会保障のサービスに一対一対応で結び付いているんだと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、病院のベッドというと、いわゆる普通のベッド、入院するベッドと医療療養型ベッド、これは比較的慢性期の方ですが、そしてもう一つ慢性期の方の介護療養型ベッドというのがございまして、これを我々は、拙速に廃止をするということが前政権の下進められているんですけれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、山口委員から新卒者のお話もございまして、本当におっしゃられるように特に大学生の内定率は史上最悪というような状態で、大変憂慮をしております。  これについて、直嶋大臣と私と文科大臣で経済四団体に新卒者の採用について直接御要請をいたしまして、あるいは二百...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、本当に就職が厳しい中、新卒の方が就職がないということですぐに職業訓練に入るというのはこれ大変残念なことで、ただ、そこで頑張っていただいて就職の機会を何とか拡大したいという思いでございまして、今御指摘のお話は、新卒の方が職業訓練を無料で受...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、前回御党からも御指摘を受けている制度の問題点だと我々も認識をしておるところでございます。  この高額療養費の制度につきましては、一般の所得の方であれば、お一人どんな高度な医療を受けられても、どんな多額の医療を受けられても一か月八万百円とい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この介護の分野はきちっと立て直していくということが急務であるというのは認識は同じでございます。  私もこの前の土曜日、短い時間でありましたけれども、初めて施設で介護を体験をいたしまして、排せつのお世話や食事のお世話や、あるいはおふろにも入っていただいたお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、先ほども申し上げましたように、有効求人倍率でいうと、介護の分野というのは一・三ということで人手不足である、でも失業者の方々が多くおられると。なぜそちらに、なかなかミスマッチなのか。  その理由の一つが処遇ということでありまして、それに着目...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 介護について、一つは在宅サービスということ。ただ、在宅だけで難しい場合、遠い施設、遠くにある施設に入っていただくということだけではなくて、やはり地域にある小規模な今言われたような多機能型居宅介護というような施設も重要であると。  今、日本全国二千二百か所...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、登録型派遣とは何かというお尋ねでございますけれども、いわゆる登録型派遣といいますのは、派遣先に仕事があるときだけ雇って、派遣先で仕事がなくなりましたと言われたらその方はもうその派遣元からも解雇されてしまうと、こういう不安定なものでございます。  そし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、これまで規制緩和という美名の名の下、私は、規制緩和は慎重にしなければいけない分野というのは、生命の安全性にかかわる規制、そしてもう一つはやはり雇用、生身の労働者に対する規制というのは非常に慎重に取り扱わなければならないにもかかわらず、一部の経済界の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 委員御存じのように、厚生労働省はこういう労働問題を監督する機関を持っているところでございまして、個別の問題にお答えできないというのは御存じだと思います。  一般論といたしましては、今派遣原則禁止の法案の中で、解雇や転籍から一年以内に派遣会社から派遣労働者...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも一般論でお答えいたしますと、今、有期雇用ということは認められております。つまり、あなたを例えば二年間期限を決めて雇いますといった場合、二年後になって、その方、契約が切れたのでお辞めいただくと、こういうことは認められているところでございますけれども、例...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、ずっと個別の案件を御質問していただいておりますけれども、基本的に個別の案件にはお答えはできませんが、先ほど総理も申し上げたとおり、法に照らして違反があれば適切に処理をするということであります。  転籍につきましても、一般論として言えば、労使が合意が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも一般論でございますけれども、いわゆるグループ内派遣というのは、大きい企業が企業グループを持っている、そのグループの中に派遣会社をグループ企業として設立をする、そしてその派遣会社に転籍を社員をさせることによって非常にいろいろなセクションに異動するのをス...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今まではそういうものに対して基本的に何も規制がなかったということでありまして、我々、それだけではありませんで、今度国会で御審議いただく法案は数々の規制を入れさせていただいているところであります。  そして、今、派遣元に対する規制であり、派遣先は何...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、我々も、この雇用の問題は、当然労働者のお話も聞かなきゃいけない。もちろん、その労働者の方々を雇っておられるのは使用者の方々でありますので、そういう方々の御意見もきちっと聞かなければいけないということで、厚生労働省の中でかなり激しい労使のやり取りがあり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今おっしゃられた第二のセーフティーネット、これが一番今まで日本の社会で欠けていた部分だと思います。つまり、生活保護の要件までは行かない、しかし、失業されたけれども雇用保険はもう切れてしまった、あるいは自営業の方は初めから雇用保険に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今具体的に女性の労働力あるいは均等待遇というお話ございましたので、若干具体論で申し上げますと、これ福島大臣中心に子育てビジョンというのを立案をしていただいておりまして、一月末めどでまとめる予定でございますが、その中に、厚生労働省としても、働きたい女性、働き...全文を見る
01月28日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(長妻昭君) ただいま議題となりました雇用保険法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  雇用保険財政の収支状況については、現下の厳しい雇用失業情勢の下、失業等給付費が増加し、積立金を大幅に取り崩すことが必要な状況となって...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今御紹介いただきましたけれども、言うまでもなく、今言われた数字というのは大学生の就職内定率が史上最悪、本当に残念なことでございますけれども、あの就職氷河期よりも悪い数字でございます。  そういう雇用が大変厳しい中で、今まで、平成十九年度から、この...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは第二次補正、二十一年度の第二次補正でございますので、平成二十一年度ということでございます。
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほどの繰り返しになりますけれども、これまで本来のルールとは違う形で運営をされてきたということが続き、我々としては本則に戻すような形で厚みを増していきたいということを考えているところであります。  二十一年度には、単年度赤字、今回追加がない場合は八...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 積立金が厚いと言われたわけでございますけれども、これ、過去の例を見ますと、四兆円程度の積立金が一気に減ってしまったということで、こういう例もありまして、過去、平成十四年度でございますけれども、一気に減ったことによって保険料を途中から上げるという措置をしたこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今保険料の話がございましたけれども、この保険料については実際今千分の八から千分の十二ということで、これもその年度だけで見ると若干上がっているところであります。  ただ、これは弾力的な条項ということで、本来の上げ幅よりは抑えているところでありまして、いずれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほども申し上げましたけれども、過去のそういう積立金の落ち込みの率、そしてこれは失業給付に対して四分の一の国庫を入れると、こういうルールがあるわけでありまして、そういうようなことも勘案しながら、財政当局との交渉というのも、御理解というのも必要であり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは補正予算でお願いをしているところでありまして、二十一年度の補正予算ということでございます。そして、特別会計は御存じのように翌年にも繰り越すということが可能でございまして、そういう意味では、今回、今申し上げたような条件の下、お金を積ませていただいて、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほども申し上げましたけれども、平成二十一年度の今お願いをしている二次補正予算、これで三千五百億というのは先ほど申し上げた理由でお願いを申し上げているところであります。  そして、これも繰り返しになりますけれども、補正予算でお願いができれば、この...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今話が混同されておられると思うんですけれども、基金という、今回、基金ではなくて特別会計でございまして、今言われた基金というのは、七千億円の基金訓練やあるいは生活費を給付しながら訓練を受ける七千億円のものだと思います。  その観点でいえば、その七千億の基金...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、寝かしているというお話がございましたけれども、もちろんこれお金でございますので、財投というところで、まあ金利水準は安全運用ですから低いわけでございますけれども、そういうところで運用されているということでございまして、これも繰り返しになりますけれども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、平成二十二年度につきましては、先ほど来、山井政務官も御答弁申し上げましたけれども、結果として今回繰越しということでその国費の厚みが一定程度確保される見込みがあるんではないかというふうに考えておりまして、その意味で今回は第二次補正でこの予算を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御審議いただいている法律の中にその条文を入れさせていただいているわけでありますけれども、平成二十三年度につきましては、これは歳出削減などでこれから仙谷大臣中心に、我々各大臣も査定大臣になるということで、歳出削減を本格的に進めていくと、こういう中で確保する...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今三千五百億が無駄というような御趣旨の御発言だとすると、これはかつて、今この三千五百の議論というのは失業保険の本体の部分でありますけれども、同じ特別会計の中の別勘定の、かつては雇用三事業と言われて今は雇用二事業でございますが、あそこに積み立てた事業主負担分...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の恐らく法律というのは、いわゆる年金流用禁止法、年金保険料流用禁止法ではないかと思います。
○国務大臣(長妻昭君) まず、この流用といったときに、この年金保険料もそうでありますけれども、グリーンピアからサンピアから、まあよくもこれだけ人の金を使ってできるものだなというようなことがありまして、それは今はなくなっているところでありまして、年金保険料にいたしましても、政権交代...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、御存じのように、労働保険の特別会計という一つの中で勘定があるということで、その雇用保険、失業保険の本体部分と今言われている二事業部分というのは、これは密接不可分、特に雇調金については失業給付と密接不可分の関係にございます。つまり、雇調金の要件緩和を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたのは、今回御審議をお願いをしております法案の中に同じものが書き込んであるわけでございますけれども、これにつきましては、平成二十二年度に関しましては、これ先ほども申し上げましたけれども、今回、第二次補正で三千五百億をお願いをし、そしてそれが結...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、実際に第二次補正予算、審議を今日も予算委員会でしていただきましたけれども、それがお認めいただければ、結果的にお金の繰越しというのが発生をするわけでございまして、それは四分の一に恐らく相当するだろう金額が確保できるんではないかというような結果...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほどの質問でもお答えを申し上げましたけれども、今回は補正予算、第二次補正予算ということで平成二十一年度の部分について、これ御存じのように、平成二十一年度も、本来は四分の一というルールがあるにもかかわらず平成二十一年度もそれが違うルールになっている。...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも先ほどからるる申し上げておりますけれども、我々としても、財政当局とも交渉し、予算編成の過程の中で特にポイントとして置きますのは、やはり雇用情勢が大変厳しい、何度も繰り返して恐縮ですけれども、大学生の内定率というのはこれは本当に憂慮すべき事態、史上最悪...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そういう交渉はしておりませんで、二次補正の予算の交渉を我々はもう全力で厚生労働行政分野で必要不可欠な予算を、財政の厳しい折で、これはもう御存じだと思いますけれども、大変ハードな交渉が、診療報酬もそうでありますが、もう大変な中の交渉の中で何とか厚生労働行政が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ今、失業等給付の収支試算というので、最後におっしゃられたのはケースC—2というもののシナリオで、平成二十六年度のこの雇用保険特別会計を見ていただいたんだと思います。二千八百七十四億円、このシナリオでもあると、もあるというような今お話をいただきましたけれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは評論的にいろいろ言えと言われれば、これは国会でない場ではいろいろお話もできるかもしれませんけれども、やはり行政の責任者という立場で安易に予測を申し上げて、それが逆に外れるということがあってはならない。つまり、この行政の責任者というのは、予測は予測とし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほど委員も御紹介いただいたように、最悪のシナリオというのは先ほど御紹介いただき、私も申し上げたケースCというところにございまして、その最悪のシナリオが仮に現実になったらこれもうアウトなんですね。これはもう非常に行政としてゆゆしき事態に陥るという、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、私も実際に具体的な人数、人員としてその数字というのを責任を持って今言える立場にはありませんけれども、ただ、このケースC—2という、これはいろいろな形で全方位的に議論をしてケースを試算をしておりますので、これについてのバックデータというのが必...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、成長戦略というのは今の話の筋でいくと別の話なんですが、ただ、全体の雇用の底上げということではこの内閣で一体的に取り組むということであります。  その意味で、成長戦略でも一定の目標というのは数字でも出させていただいておりますけれども、それを我々は達...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) それは、これは雇用の下支え策やあるいは成長戦略というものも我々全力で取り組みますけれども、危機管理の観点からいうと、世界的な底割れというのが来ないことを願うわけでございますけれども、そういうことが本当にないと一〇〇%確信を持って言えないような、そういう状況...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この三千五百億は国民の皆様の税金でございます。そこに投入するのが本体の勘定でございますが、その本体の勘定の原資といたしましては事業主負担の保険料、雇用者の保険料、この折半での保険料も入っている勘定に投入するわけであります。
○国務大臣(長妻昭君) そのとおり、税金であります。
○国務大臣(長妻昭君) 三千五百億円の受益者というのは、雇用保険特別会計の本体勘定でございますので、これは働いておられる労働者の方々、あるいは当然もっと広く言えばその御家族、あるいはもっと広く言えば経済全体にとっても、本当に失業保険や手当のない方々がそのままほっておかれるというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 雇用保険特別会計ですから、第一義的な受益者というのはこの失業保険を受給される方々である。あとは、雇用保険の特別会計全体でいうと、二事業も含めると雇調金、雇用調整助成金の、あるいは職業訓練等々の雇用を下支えする政策的経費などもありますので、広く働いておられる...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、それはほかの特別会計でも税金が入って受益をされる、例えば皆様方が入っておられる国民年金あるいは国民の皆様が広く入っておられる厚生年金というものは、保険料は厚生年金の場合は事業主と雇用者折半でございますが、その基礎年金部分には税金もそこに投入をされて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、哲学的な今議論をされておられると思うんです。という意味は、今の御議論でありますと、基本的にはもう自助努力ですべて賄ってくださいと、保険料負担で年金も医療も介護もあるいは雇用もという話になります。  つまり、それはそれでそういう、一部の制度ではそう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私はそういう趣旨で申し上げたわけではございませんで、例えばスパウザ小田原というのが小田原にございますけれども、これは雇用三事業と言われる勘定、今雇用二事業になっておりますけれども、その事業主負担で賄われている部分でございますが、そこから、私から言わせれば、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この雇用保険二事業につきまして、我々はまず今回、第二次補正予算では、この本体部分について、限られた財源の中で、るる申し上げた理由で財政当局の御了解をいただいてそれを入れさせていただいたと。これ、予算編成の過程で、本当に今国にお金が潤沢にあってどこでも使える...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましても、全体の支出のボリュームというのが本体の部分は非常に大きいところでございまして、しかもこの部分につきましては、国民の皆様、働く皆様一人一人に直撃をする雇用保険が、財源、財政がおかしくなった場合、直撃するという非常に社会的影響も大きい問題を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも、先ほども申し上げましたように、限られた財源の中で我々は雇用の安定に資する政策はどうあるべきかということを考えているところでありまして、このお金というのは、今おっしゃられたように、そこに移転するわけではありませんで、あくまで貸し出すということでありま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 仮に、これは、そういう事態というのは仮定のケースでありますけれども、それは国として何とか全体の中で措置をしなければならないということでありますけれども、これも先ほども申し上げましたが、過去もそういう似たような事例があったときには、それは急にその部分というの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今簡単におっしゃられますけれども、本当にそういうことが起こったときに、皆様方、本当にもろ手を挙げて賛成、自民党はされるんでしょうか。今の雇用情勢の中で、料率を上げていくということについて本当に私は国民的コンセンサスが得られるのか。それは、今の御議論...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 自民党の御主張というのは千分の十六に上げろと、こういう本当に御主張なんでしょうか。私としては、今大変雇用情勢の厳しい中、我々も、大変な努力と言って自分のことを自画自賛というのは良くないわけでありますけれども、本当に財政の厳しい中で、国民の皆様方にぎりぎり御...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 本当に今おっしゃられましたように、社会にいよいよ出ていこうという若者たちが仕事をさあしようと思ったやさきに仕事がないというのは、大変これは社会としてもつらいことでございます。しかも、大学生、高校生、内定率が非常に悪いということでありまして、まずは一つ内閣と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、この内定、就活と今は言うんでしょうか、就活が非常に早い時期になっていたり、学業に影響が出てくる等々の御指摘というのは前からあるわけでありまして、これは御存じのように、昨年も改定しましたが、昨年十月二十日に経団連が企業の倫理憲章という...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この若者自立塾というものに関しまして、御指摘のように、事業仕分で非常に厳しい御指摘をいただきました。私は、その御指摘は本当に参考になる、受け入れるべき御指摘も多々あるというふうに考えておりまして、このような形の若者自立塾についてはいったん廃止をしますけれど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは本当に全国のNPOの皆様方が御苦労して運営していただいている施設もあるわけでございまして、そういう意味では、この二十一年度の訓練奨励金等の経費については、この経過措置の経費ということで、平成二十二年度の予算案で一・八億円、前の経過措置の二十一年度の入...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このニートの方々という場合、やはり何か施設を造ってそこに来てくださいという呼びかけで、やはり御自宅から外に出られないというような方々はどう対応するのかということで、今御指摘いただいたようなアウトリーチ、まあ訪問支援という、御自宅に訪問してその方とじっくり話...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、雇用保険特別会計の中の本体部分と言われる勘定がございます。その部分は雇用保険をお支払いをするその財源となるような勘定でございますけれども、そこの財源はどこで賄われているかといいますと、事業主負担、同額の雇用者の負担、そして国庫が入るということで、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、これは、この負担率というのは、労働側、使用者側、そして国ということの当然コンセンサスが得られなければならないということで、私としては、やはり本則ということで四分の一と規定をされておりますので、この原則は貫く必要があるというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたところは、二十二年度に検討していって二十三年度から実施をするということでありますけれども、この二十二年度は、やはり我々政権交代が起こったのが、昨年の九月十六日に新しい内閣発足ということで時間的制約もありましたけれども、二十二年度については歳...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われた雇用二事業というのは、これはかつて雇用三事業で、ここは本当に過去いろいろな、無駄遣いと言われるような建物などのいわく付きの会計でもあるわけでありまして、まず私どもとしては、この二事業から出ているものについて省内の事業仕分というのを行いまして、優先...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 限られた財源の中で、本当に財源が潤沢過ぎるぐらいあればいろいろな施策を考えたいところでございますけれども、その一方で、今言われたような全国延長給付というのも前国会でも御指摘いただきましたが、まずは、これは平成二十一年度の改正で個別延長給付ということで、昨年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、御存じのように、個別の案件についてはコメントできません。昨日出た案件というのは、これは民間企業であります。今の案件というのは独立行政法人ということでありまして、いずれにいたしましても、これは法令に反しているということが判明したときにはきちっと適切な...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、この通知の中で、検討ということにしておった通知でありますけれども、基本的に一つの広域連合の余剰金というのを活用する、そしてもう一つは安定基金というのを活用すると。安定基金については、これを支出したときに同じ金額を国から負担をすると、こういう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この国庫補助は直接的には行っておりませんけれども、先ほど申し上げましたように、基金のお金を使って各広域連合が、あるいは都道府県と判断して支出をしたときに、同じお金を国庫から支援すると、こういうスキームはあるわけであります。
○国務大臣(長妻昭君) 目的は保険料の上昇を抑えるというのが、これが目的になるわけでありまして、その中でどういう手段が取れるかということで、これも先ほど申し上げましたような剰余金とか、あるいは財政安定化基金ということを取り崩す、そして積み増しが行われる場合は国もきちっとそのお金を...全文を見る
01月28日第174回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(長妻昭君) この統合医療の重要性に関する思いというのはもう総理からもかねがね聞いているところでございまして、おっしゃるとおり、今厚生労働省内で統合医療をかかわる部署というのが、例えば大臣官房の科学課、医政局の医事課、経済課、振興課、保険局医療課ということで四つほど分か...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、先ほども統合医療の項目を申し上げましたけれども、今現在は、御存じのように、漢方、鍼灸、はり、きゅうの一部については保険医療ということになっておりますけれども、それ以外について、具体的な効果、科学的な検証ということで、まず漢方以外の統合医...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そういう意味では、先ほどの研究費というのも、厚生労働省が自分でやるというよりは、そういう研究をしていただいているところに交付をするというような研究費でございますし、今おっしゃられた各種研究機関がこれまでも蓄積がありますので、今回、再びそういう蓄積を再度整理...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、中国を中心としてこの漢方など国際標準化の動きがあるというのは事実でございます。  いずれにしましても、この統合医療について世界の国々あるいは欧米諸国にも利用していただくためには、何よりも科学的な根拠、証拠に基づくそういう研究、検証...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今事業仕分の説明がありましたけれども、漢方薬は実際にお医者様で使われてこの薬価基準に収載されているものが百四十八あると。もちろん市販のものもございますけれども、それがもう全く同じものではないわけでございまして、私どもとしては、先ほども答弁しましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御質問は事業仕分の話ではなくて、薬事法の改正で昨年六月からいわゆる通信販売あるいはネット販売というのに一部規制が掛かるということでありまして、その中には漢方薬も例外ではないということであります。  これについては、実際、漢方薬というふうに聞くと何か副...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、離島のお話だと思いますけれども、これについては、二年間についてはこれは猶予期間ということでありますが、この根本的な今の法施行についてもこれはいろんな委員御指摘のように御意見があるというのは我々も承知をしておりまして、これはこれでもうすべて打ち止めにする...全文を見る
02月03日第174回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(長妻昭君) 松岡議員におかれましては、日ごろ雇用、貧困問題にお取り組みをいただき、敬意を表するものでございます。  私には七問の御質問をいただきました。  まずは、平成二十二年度予算で実施する雇用対策についてのお尋ねがございました。  現下の雇用失業情勢は依然と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 山内議員から雇用の安定化への抜本的改革についてお尋ねがありました。  御指摘のように、前政権の雇用の規制緩和は余りにも行き過ぎました。日雇派遣に象徴される労働を軽んじる仕組みは長続きするわけがありません。  今回、国会へ提出予定の労働者派遣法の改正につ...全文を見る
02月04日第174回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(長妻昭君) 柳澤委員におかれましては、本当に自殺対策に長年取り組んでおられて敬意を表します。  先ほど御紹介いただいたNPO法人ライフリンクでありますが、その報告書の一節に、自殺は極めて個人的な問題である、と同時に、社会構造的な問題であるというふうに書いてありまして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘のように、新卒者の方々の内定率というのは大変低い状況で、高校卒業の方は言うに及ばず、特に大卒者の方はこの統計を取り始めてから最悪になったということで、例の就職氷河期以上の今大変な状態であります。  私どもとしても、厚生労働省のハローワークに、新卒...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いろいろ今お話をいただきました。  学校については文部科学省からお答えがあるかもしれませんけれども、ただ、今の視点というのは非常に重要だと思いますのは、実は今、全国各地の自治体で共生型施設、つまり保育所と介護施設が一緒になっている施設があるんですね。そこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいたように、今もこの官民人材交流センターという美名の下、天下りのあっせんを行うということはあってはならないということで、この政権はそれをしないということであります。  ただ、この分限処分、つまり辞めていただくときには大臣等には分限回避努力義...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは荒木委員も御存じで言われているんだと思いますけれども、分限というのは簡単に言うと解雇処分なんですね。公務員の方々を、今回、社会保険庁が日本年金機構というものに衣替えするときに、厳しく、懲戒処分を受けた方は移ることはまかりならぬというようなことで、我々...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、まず、前の政権と同じというような御指摘がありましたけれども、介護につきましては、先ほど総理も申し上げましたように、過去三年、在宅サービスとか施設サービスのベッド数を八万床増強しましたけれども、今後三年間はそれの倍の十六万床。そして、今まで、お給料を引...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今のお話でございますけれども、今言われたような基金でお給料を上げているという措置が平成二十四年の三月に切れるということになっているんですが、私としては、そこで切れることなくそのまま継続をしていくということを目指していくと同時に、鳩...全文を見る
02月05日第174回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、かつて一億総中流ということでありましたが、我々も現場を歩いて、本当に愕然といたします。年越しの一時宿泊所にお邪魔すると、本当に普通の若者が前の日まで公園で寝起きをせざるを得ない等々で、相対的貧困率というのをこの政府で初めて公表させていただき...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり今までは、相対的貧困率を公表するとその部分の政策を進めざるを得なくなり、今までは毎年毎年二千二百億円自動的に社会保障費をカットするという抑制政策がありましたので、それとの兼ね合いかどうかわかりませんけれども、これまでは公表がされていなかったということでありま...全文を見る
○長妻国務大臣 名古屋市長の河村たかしさんは、市長に当選される前からそういう話の意見交換をさせていただいておりまして、これはまさに本当にありがたいお取り組みです。  どういうことかといいますと、結局、この消えた年金問題、全国民の皆さんの一千万人以上の記録がおかしくなっていた、国...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、地方自治体の御協力で、例えば寝たきりで老健施設に入っておられる方のお年寄りがどこにおられるかなどなどの情報を見ていただくということで、私どもといたしましては、御協力いただく市区町村には、電話番号の提供をいただいたときは一件当たり三十円の手数料をお支払いしよ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、政権交代した後、今までは第三者委員会で判断していたものについて、我々、もう判例が積み重なっていますので、大きく、例えば国民年金の場合は、一定の要件であれば社会保険庁というか、今は日本年金機構ですけれども、その窓口で、第三者委員会を通さないで処理します、そし...全文を見る
02月08日第174回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○長妻国務大臣 お答えをまず申し上げます。  今御指摘ですけれども、まず、子ども手当の趣旨というのは、これまで日本国では、子供を育てる費用というのは、基本的にはその家庭でそれは措置をする、これが当たり前というような意識でありましたけれども、我々は、子育てあるいは子育ちということ...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  先ほど、親御さんのおられないお子さん、あるいはいろいろな事情で親御さんが監護できないお子さんがおられる施設について、子ども手当が支給されないというお話がありましたけれども、子ども手当というような法律の枠組みでは支給はなされないわけでありま...全文を見る
○長妻国務大臣 この表についても、一部の、部分的なところを計算されておられるというふうに思います。  まず一つは、これは平成二十二年度ということでございまして、先ほど申し上げました、控除から手当へ、控除というのはどうしても年収の高い方に有利になってしまう、こういう問題点が指摘さ...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  今るる御説明をいただきましたけれども、子供の医療費の無料化について、今多くの自治体で、これは自治体単独でやっていただいている部分もあると承知をしております。  そして何よりも、子供の医療という意味でいうと、これまで診療報酬がずっとネット...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  今まで我々、国会の中でも、この御提案のあるような児童手当より以上のやはり給付をしなければならないということは主張をさせていただいたわけです。  これは、斉藤委員御存じのように、国内総生産、GDP比で見ますと、子供にかける、子育てにかける...全文を見る
○長妻国務大臣 私も、おとついも保育所にお邪魔をして、父母の方とお話をしてまいりました。  今御指摘のとおり、現金だけじゃなくて、保育所等の現物給付、あるいはワーク・ライフ・バランス、仕事と生活のバランスが重要だという御指摘もいただいておりまして、私どもとしては、この一月末に五...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身も規制緩和というのは一般的に必要なものだと思いますけれども、やはり労働の分野の規制緩和というのは一番慎重に進めなきゃいけない。ただ前政権は、ぱっぱぱっぱと言ったら語弊がありますけれども、日雇い派遣まで野方図に認めてこれほどの現状を生み出したということで、我々...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、おっしゃられるように、製造業の現場の派遣というのが社会問題と言ってもいいほど大きな問題になったということにかんがみて、やはり、一日、二日、一カ月、二カ月というのではなくて、少なくとも一年を超える見込みがあるということ以外は禁止をする、こういうような...全文を見る
○長妻国務大臣 個別の案件にはお答えできませんけれども、先ほど申し上げましたように、一年を超える雇用が確保される、その見込みがあるということが今度の新しい法案の一つの骨子でございまして、この法案というのは我々が勝手につくった法案ではございませんで、これについては、労働側そして使用...全文を見る
○長妻国務大臣 これは志位委員も御存じのように、前の政権では今回のこの派遣法の改正すらできないわけでありまして、我々は、労働側そして使用者側、それがぎりぎりの中で御判断いただくような、かなりの諮問をお願いして、それにぎりぎり答えていただいたという案でございます。  私どもも、今...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど個別の事例をおっしゃられましたけれども、個別の案件そのものにはお答えできませんが、一般論として、例えば数カ月で製造業の派遣で解雇されたということでありまして、それについて、今度の新しい法案では、先ほど来申し上げておりますように、一年を超えるということでありま...全文を見る
○長妻国務大臣 データとして、今、志位委員が示されたデータは解雇率だけでありますけれども、これは自己都合とか解雇でない形でやめた率でいうと、登録型派遣は九一・一%、常用型派遣は八七・二%ということになっておりまして、登録型派遣というのは、これはよく御存じだと思いますけれども、派遣...全文を見る
○長妻国務大臣 この専門二十六業務という、今御指摘の事務用機器というのが定められましたのが昭和六十年の派遣法制定時でございます。その定めの中に書いてございますのは、電子計算機、タイプライター、テレックス等ということでありますが、当然今の時代はこれはもうそぐいませんので、今の定義と...全文を見る
○長妻国務大臣 この専門二十六業務については、私も非常に緩い定義だな、こういう感覚を持っております。  それで、先ほど申し上げました事務用機器操作につきましても、全く無関係の業務を少しでも行っているケースは、これはもう認めない、あるいは付随的に行う業務の割合が一割を超えているケ...全文を見る
02月09日第174回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○長妻国務大臣 今、予算が少ないというお話がございましたけれども、この消えた年金問題についてはこの政権は全力で取り組むということで、これは前の自民党政権の、前年度、二十一年度の当初予算に比べると三倍予算をふやさせていただいて、九百十億円つけさせていただいております。  当初の概...全文を見る
○長妻国務大臣 これは大村委員もよく御存じだと思いますけれども、我々は二年間集中的に対応するということを申し上げているところでありまして、紙台帳については二年間、優先順位の高いところから集中的に照合しますが、全件照合するのは四年以内に照合するということはかねてより申し上げておりま...全文を見る
○長妻国務大臣 大村委員はわかっていながらおっしゃられているのだと思いますけれども、我々は、二年間集中的に対応するということを申し上げておりまして、一万八千人、毎年その体制で紙台帳を照合していく、しかも優先順位の高いところから照合していく。そして紙台帳だけではなくて、今までは第三...全文を見る
○長妻国務大臣 その前に、これは正確にマニフェストを読んでいただければと思うんですけれども、我々が申し上げておりますのは、「「消えた年金」「消された年金」問題への対応を「国家プロジェクト」と位置づけ、二年間、集中的に取り組む。」「コンピューター上の年金記録と紙台帳の記録の全件照合...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど、工程表が出ていない、役所を掌握されていないと言われましたけれども、二月三日に大村議員にこの資料を提出させていただいているんですよ。十一月の時点の資料しかないないと先ほど言われるから、私は、十一月時点の資料と同じ、平仄を合わせた形の工程表を二月三日に提出して...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほどの大村委員の御発言の中で、私の言い分というような御発言をいただきましたけれども、そういう観点で御理解いただくのではなくて、私の言っていることは、これは厚生労働省の方針です。四年間で紙台帳を全件照合するというのが方針でございます。  そして、実際に、前の政権...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、二年間集中的に取り組むということは、予算がかからないもの、そういう取り組みもあるんですよ。先ほども申し上げましたけれども、いや、大村委員……(発言する者あり)  精神論じゃありません。これは今まで判例が積み上がっているんですね。年金の記録がどんどん戻って...全文を見る
○長妻国務大臣 はい。  大村委員からは、昨年十一月に工程表を出して、その後がないというお話でしたので、その十一月のと平仄を合わせたものというのがこの二月三日に出した工程表で、私が厚生労働委員会で申し上げたのも、この工程表のことでございます。(発言する者あり)
○長妻国務大臣 工程表について、これは出しているんです。つまり、今、大村委員が言われたのが、これが昨年十一月二十五日に自民党年金記録構造問題等PTに提出した資料です。これが大村委員が言われている工程表ということだと思いますけれども、これと同じレベルのものを二月三日に大村議員に提出...全文を見る
○長妻国務大臣 年金通帳につきましては、まず、今、概算要求で要求させていただいておりますのは、今まで、IDをとるときに郵便局でやりとりするという非常に煩雑な手続がございましたけれども、インターネット上でIDをとっていただいて、そして、今までは年金の受給見込み額というのは出ませんで...全文を見る
○長妻国務大臣 大村委員に御理解いただきたいんですが、年金通帳は、一期四年の中でやるんです。ただ、これは、当初、インターネット、今も実は一部稼働していますので、それの中身を充実させて、そして、お年を召した方でも窓口で確認をできるようにする。その後、国民の皆様に、それぞれ詳細な制度...全文を見る
○長妻国務大臣 これに関しましては、二十二年度予算では、前政権では年金保険料を年金教育ということにも流用していたわけでありますけれども、この年金教育にはもう流用を一切しないということにいたしました。  そして、ただ、コンピューターの経費あるいは年金手帳を作成する経費等々について...全文を見る
○長妻国務大臣 平成二十二年度につきましては、事業費の合計が四千四百七十五億円、そのうち税金が二千二百四十四億円、先ほどの合計のうち、年金保険料財源が二千四十六億円ということになっております。
○長妻国務大臣 これにつきましては、先ほども申し上げましたように、我々が考えて、この年金保険料はどう考えても使うのがおかしいと考える年金教育については、一切今後は使わないという措置をいたしました。そして、今申し上げましたような経費について、無駄がないように厳格に使うということでご...全文を見る
○長妻国務大臣 この件については、我々としても、平成二十二年度予算でそれが実行できるかどうかというのを厳格に考え、そして財政当局も含めて議論をした結果、今回はこういうような措置をさせていただきましたけれども、それについても、国民の皆様方に、本当に無駄がないように透明性を高めていく...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほども御答弁申し上げましたけれども、年金保険料というのは、これは税金も同じでありますけれども、本当に少しでも無駄があってはいけないということで、我々は、今回はこういう判断をさせていただきましたけれども、この年金保険料を使用するというのを縮減するということ...全文を見る
○長妻国務大臣 今の年金保険料の流用のお話でございますけれども、これはマニフェストを見ていただくと、これについては工程表の中では、一期四年の中で実現をする、こういうふうに書かせていただいているところで、初年度でそれが実現できなかったというのは私としては遺憾でありますけれども、その...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、マニフェストをお読みいただければ、この工程表には、初年度にやるものの項目、あるいは二年度、三年度、いろいろ項目がございますけれども、この年金保険料の案件については四年以内にやる、こういうふうに工程表で位置づけられているものでございまして、私どもとし...全文を見る
○長妻国務大臣 この年金保険料につきましては、先ほど全体の事業費の中で保険料見合いの分の金額を申し上げましたけれども、二十一年度当初に比べて百四十七億円減少をさせていただいておりまして、私どもとしては、この一期四年の中で、マニフェストにもございますように、その部分を減らすというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 初年度に達成できなかったことは遺憾でございますけれども、マニフェストにありますように、四年間の中で努力をしていくということでございます。
○長妻国務大臣 今回は遺憾でございましたけれども、一期四年の中で我々はそれを達成するべく取り組んでいくということであります。
○長妻国務大臣 たびたびお時間をいただいて恐縮でございますけれども、マニフェストにも書いてございますように、一期四年の中でそれを実現していくということで、今回実現できなかったことについては遺憾だということでございます。(大村委員「マニフェストに書いてないんですよ。マニフェストのど...全文を見る
○長妻国務大臣 マニフェストの前提として、連立政権ではございますけれども、今民主党のマニフェストの御指摘をいただいておりますので、この年金保険料の件については、この四年間の工程表の中の「財源を確保しつつ、順次実施」ということで、これは平成二十五年度までに実現をしていくということを...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  これについては、広く総選挙のときに国民の皆様にお配りしたマニフェストの十八ページ目に、「公的年金制度に対する国民の信頼を回復する。」「保険料流用を禁止することで、年金給付の水準を少しでも高める。」ということで、所要額二千億円程度ということ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、この工程表にもございますように、平成二十五年度までに実施をしていくということでございます。ただ、これを初年度実施してほしいというような、御期待していただいた国民の皆様に対しては、それが初年度実施できていないということに対しては、私...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、連立政権でございますが、今、民主党のマニフェストに基づいて質問がございましたので。  これは私自身も、民主党、野党時代に政調会長代理ということでこのマニフェスト作成にかかわらせていただいたところでございまして、ここでお読みいただいてもおわかりのように、「...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、第二次補正予算で三千五百億円、国庫負担等にお認めをいただきましたけれども、これは過去、例えば同じ四兆円も積立金があったにもかかわらず、三年、四年後には本当にそれが枯渇をして、四千億円まで急に減少をした。そのときには、年度の途中ではありましたけれども...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほども申し上げましたけれども、大変雇用情勢が厳しいということで、過去のある意味では失敗だった、非常に予想外に積立金が急速に枯渇をして、年度の途中で保険料を上げざるを得なくなった、こういうことはあってはならないということと、国民の皆様にそういうことはないんだ...全文を見る
○長妻国務大臣 これはいろいろなシミュレーションをさせていただいておりまして、ケースA、ケースB、ケースC、これはもう既に公表させていただいている資料でございますけれども、最悪の事態でいうと平成二十六年度に二千八百億円ということで、かつては四千億円まで下がったときに緊急事態だとい...全文を見る
○長妻国務大臣 これは御存じのように、雇用保険特別会計というのは二つの勘定がございまして、今三千五百億円投入するというのは雇用保険の本体の勘定でございます。そして、今御指摘の雇用調整助成金といいますのは、雇用二事業というまた別の勘定でございまして、これはすべて事業主負担のお金で賄...全文を見る
○長妻国務大臣 突然のお尋ねですので、生活保護の件については、御指摘のように、外国人の方でも、一定の要件があればそれは受けられるということになっております。その方が何人かということは、後日、数字をお出ししたいというふうに考えております。  そして、その具体的な基準、水準でござい...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  話を整理いたしますと、今御指摘をいただいたように、施設に入っておられる、親御さんがいらっしゃらない方、あるいは何らかの事情で施設に入られている方につきましては、安心こども基金から同額を支給する。一部、親御さんが不詳の方は支給しないというよ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、もちろん約束をいたします。
○長妻国務大臣 これは今御指摘をいただきましたように、私も過去の経緯を詳細に見ますと、公明党が昭和四十七年から、あるいは平成四年、平成十二年、平成十三年、平成十六年、平成十八年、平成十九年と本当に児童手当をいろいろな意味で拡充をしていただいて、私はそれは本当に社会的に大きな役割を...全文を見る
○長妻国務大臣 今、いろいろな御意見、地方の御意見もあるいは親御さんの御意見も聞きながら、平成二十三年度、きちっと取り組むということと、あと、私どもは幼保一元化ということも今後法案を提出するということで、そういう全体の中でよく検討していこうと考えています。  そして、これは、現...全文を見る
○長妻国務大臣 措置という言葉が誤解を与えたのかもしれませんけれども、今の御指摘は、私もこの前の土曜日、保育所にお邪魔して、親御さんの方から、認可外の保育料は今非常に高いんだということを申し上げて、私がその中で、認可保育所をさらに我々はつくってまいります、今のところは、子ども手当...全文を見る
02月12日第174回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○長妻国務大臣 お答えを申し上げます。  まず、初年度につきましては、ことしの四月分から一万三千円、中学三年卒業までのお子様すべてにお支払いをするということでございまして、平成二十三年度以降の制度設計は、今後検討課題であるということであります。  これまで日本国では、子供を育...全文を見る
○長妻国務大臣 委員御存じのように、例えばブラジル人、南米日系人等の外国人登録者の推移というのは、平成元年にかなりふえまして、これは、平成元年に出入国管理及び難民認定法の改正をしたということと、あるいはバブル経済ということで非常に人手不足というのが言われ、その後、どんどんその方々...全文を見る
02月15日第174回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○長妻国務大臣 診療報酬改定、中医協の皆様初め御尽力いただいて一定の結論が出たわけでございますけれども、まず何より御理解をいただいたところが、診療報酬のネットでプラスが十年ぶりに達成できたということ、そして、喫緊の課題である救急医療、小児科、産科、そして勤務医の皆様方、そういう方...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほどの埋蔵金の話にも似ているんですけれども、今言われたように、前の政権でもそういうカウントの仕方がずっと続いてきたんですね。  例えば、今、田村委員が言われたような二千二百億の削減というのが自民党時代にありましたけれども、その中の二百二十億円、国費の部...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、一定の考え方があって、自民党時代も、これは繰り返しになりますけれども、二百二十億円、そこに外出しをして医療の増加に使わずに、ネットでマイナスをずっと続けてきて、今回やっと十年ぶりのネットプラスを実現して、医療の立て直しの第一歩にしようということで我々は考え...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  田村委員にも触れていただきましたけれども、子ども手当の目的というのは、今までは個人の家庭でお子さんの経費は見るという考え方でありましたけれども、その経費を社会全体で見ていく、これが一つ。そして、今おっしゃられたように、先進国で子供にかける...全文を見る
○長妻国務大臣 これは法案審議のときにもるる御答弁申し上げましたけれども、今おっしゃられるように、雇用保険特別会計、二つ勘定がありまして、失業保険給付の本体の部分については、これはルールとしては給付費の四分の一は国庫で見ますというルールがずっと続いてきたんですが、途中で多少状況が...全文を見る
○長妻国務大臣 この特別会計については、失業保険、手当が不測の事態になっては絶対にならないということで、ある意味では国家の危機管理的要素もある予算だというふうにも私は考えているところであります。  あるいは、これについてもセーフティーネットということで、法案も提出、御審議いただ...全文を見る
○長妻国務大臣 これも、我々もかねてより説明をして、マニフェストにもきちっと書いてございますけれども、平成二十五年度にこの新しい年金制度の法律を提出して通過させるということでございまして、二期目以降に新しい制度をスタートさせる、こういうことですので、我々としては四年間かけてきちっ...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘のように、インフルエンザ、Hibによる髄膜炎、これは年間五百から六百名ほどの方が発生し、大部分が五歳未満のお子さんだということで、約一五%の方が亡くなったり重い後遺症で苦しんでおられる。もう一つの髄膜炎は肺炎球菌による、細菌でありますけれども、これについて...全文を見る
○長妻国務大臣 我々も今御指摘の現状をよく承知しております。今、九種類ほどが定期接種ということで実施されておりますけれども、これについて、今、Hibワクチンは一回八千円程度、自己負担で四回打たなければならないということで、非常に自己負担が高いという現状もよく認識しております。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、そのワクチンについて、まあ、このワクチンだけではなくてほかのワクチンについてもそういう御要望があるという現状もございますので、この中身も見ながら、予防接種部会の有識者の先生方の御意見も聞いて、速やかに結論を出してほしいということをお願いしているとこ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、妊婦さんが多くの現金がなくても出産が安心してできる、こういう趣旨からこの政策を考えたわけでございますけれども、当初は昨年の十月から完全実施という流れがございました。  ただ、政権が交代して、我々がもう一回検証してみますと、今のような御不安の声が産...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、今おっしゃられた利率についても、前の政権の時点では一・六%で始めたわけでございますが、私どもとしては、何とか金利を下げられないかということで、それで一・一%にぎりぎり下げさせていただいたということと、あとは、前政権のときには一千万円までは無担保融資...全文を見る
○長妻国務大臣 産婦人科のお医者様に影響が出たら、本当に妊婦さんの方もお困りになるということで、我々はこれについては注意を払っていかなければならないということでございまして、借入した金融機関について一定の分析をいたしますと、福祉医療機構から借りておられる方は全体の一八%ということ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、ことしの四月から変えます。何を変えるかといいますと、これまで自立支援ということで負担というのがございましたけれども、それについては、福祉サービスについては、低所得の方について無料にするという措置を、これは予算措置でことしの四月から実行するということでございま...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘の、発達障害と高次脳機能障害にかかわる予算の件でありますけれども、トータルで見ると、これは就労支援なども入れると、十二億六千八百万円から平成二十二年度は十二億六千九百万円ということで、若干でありますけれどもふえております。  ただ、御指摘のところで、モデ...全文を見る
○長妻国務大臣 この改正案でございますけれども、結局、最大のポイントが、改正案にも応能負担を原則にというような言葉はございましたけれども、実態がなかなか伴わないというところが当時大きな問題だということで、私どもは、ことしの四月から、まずは福祉サービスについては無料にする、予算措置...全文を見る
○長妻国務大臣 主要なポイントを申し上げますと、まず、障害児の皆様の放課後等のデイサービスについて、これも私も拡充する必要があると認識をしておりまして、御存じのように、放課後児童クラブでも、障害児を受け入れる児童クラブも今八千三百三十カ所となりまして、こういう既存の施設も含めたも...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた点は、障害者の皆様方への施策というのは、かつて、昔は措置ということでございまして、その後、契約、支援費ということになりましたけれども、ただ、その時代の障害者施設が細かく分かれているという、この考え方を統合しようということで、三障害一元化とか昼夜分離...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、先ほども申し上げましたように、今の点については、移行を我々も後押しして進めていくということであります。  そして、もう一つの論点としては、そういう施設のあり方全体についても新しい法律体系の中で見直すべきところは見直すし、障害者の皆さんの御意見を十分に反映し...全文を見る
○長妻国務大臣 障害者の皆様方の所得保障というときには、一つは障害基礎年金ということもあろうかと思っております。  これについては私も野党時代から問題意識を持っておりまして、本当に、申請すれば受けられるのに、申請できない、受けられないと思って、その申請をされていない障害者の方が...全文を見る
○長妻国務大臣 所得保障といったときに、これも先ほど来申し上げておりますように、一つは、ことしの四月から自己負担がゼロになる、こういう措置を私ども予算で実施をしたというのが一点と、あと、今言われたのは、本当に皆様方の御尽力で特別障害給付金という制度をつくっていただいて、一定の要件...全文を見る
○長妻国務大臣 今、議員の皆様方の間でいろいろ御議論しておられるというのは聞いております。  政府、内閣といたしましても、福島大臣が担当でございますけれども、例の障がい者制度改革推進会議の議題に虐待防止法についても上っておりますので、これについても内閣の中でも統一見解をまとめて...全文を見る
02月16日第174回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(長妻昭君) 塩川議員御指摘のように、公立病院については、これまで地域医療の中で重要な役割を果たしてまいりました。  例えば、僻地医療拠点病院の七一・二%が公立病院、あるいは総合周産期母子医療センターの四〇%が公立病院、あるいは救命救急医療では、救命救急センターの三八...全文を見る
02月16日第174回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○長妻国務大臣 必要書類は私が集め、そして妻がやっております。
○長妻国務大臣 デフレになると失業率が上がる、インフレになると失業率が下がる、こういうカーブだと思います。
○長妻国務大臣 年金については、これは御存じのように、特例法というのがございまして、通常、デフレになって物価が下がると年金額もスライドして下がるということなんですけれども、この特例法がありますので、本当はマイナス改定すべきところ、今はそれをしていない、こういう状況でありますが、一...全文を見る
02月17日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○長妻国務大臣 お疲れさまでございます。  厚生労働委員会開催に当たって、私の所信を申し上げます。委員各位、そして国民の皆様方の御理解をいただきますようお願い申し上げます。  鳩山内閣の命を守る政治の先には、政治が達成すべき大目標である、飢餓のない世界平和の実現があります。そ...全文を見る
02月17日第174回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○長妻国務大臣 お答えをいたします。  今、おっしゃられるように、日本では、日本国民の百人に四十五人が一生涯の間にがんになるということで、二人に一人がなる、そして、一日平均では今毎日九百四十人の方ががんで亡くなっておられるということです。  これについていろいろ今お尋ねありま...全文を見る
○長妻国務大臣 私も、たまたまそのNHKの「クローズアップ現代」を拝見して、いろいろ問題点があるというのは理解をしておりまして、日本には、小児神経腫瘍医ですね、これは欧米にはいるということでありますけれども、日本はそういう名前の専門医はいらっしゃいませんけれども、当然、がんセンタ...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、がん、小児の脳腫瘍等については、おっしゃられるようにチーム医療が重要で、小児科の先生から内科の先生から脳外科の先生から重要で、このパンフレットについては、そういうお医者さんのチームの中の一員に御家族、本人も一緒だという趣旨だと思いますけれども、再度この記述...全文を見る
○長妻国務大臣 今、冒頭言われた研究というのは、疾患別に補助金が、お子さんのがん等に対して自己負担を軽減するために補助金が出ている、これの研究のことだとも思いますけれども、これについては、研究目的というのが、実際に医療費がどれだけかかっているのかということで、次の医療費の補助の算...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○長妻国務大臣 マスコミ等でもかなり報道されております、睡眠しているときに呼吸がなされないというような症状がある方に対する治療法ではないかと思います。
○長妻国務大臣 今、市村委員のお話を聞いて、御自身もそういう体験をされておられるということで、市村委員におかれましては、特にNPOの普及、あるいは新しい公共というところで、ぜひ、この症候群についても、いろいろ啓蒙活動をしていただきたいと思います。  それで、私が考えますのは、今...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、今現在は健康保険適用で、レンタルというか、三割負担で月に五千円程度、毎月毎月ということなんですけれども、これは日本呼吸器学会、日本睡眠学会など専門家の先生ともよく相談をして、今の御提言についても我々検討を進めていきたいと思います。
○長妻国務大臣 三宅委員におかれましては、テレビ局で報道記者として御活躍されたということで、私も同じマスコミ出身者として、本当に一緒に頑張りたいと思っております。  今おっしゃられた点は、まさに社会保障という観点で、国民の皆様方の不安が増大した点が非常に今回の政権交代で大きい形...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に私もそれを心がけ、使命だと思って取り組んでおるわけであります。この胸ポケットにマニフェストを常に入れて取り組んでいるところでありまして、就任早々、母子加算を復活する、あるいは今度は父子の方に対する児童扶養手当もお支払いする、あるいは医療費についても十年ぶりの...全文を見る
○長妻国務大臣 三宅委員におかれましては、先ほどのお話では御家族に障害を持っておられる方がいらっしゃるということで、本当に、今後ともぜひお取り組みを一緒によろしくお願いしたいと思います。  教育委員会については、四十七都道府県の中で達成しているのがたった六つということでございま...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に今、御存じのように、専業主婦の世帯と共働きの世帯、共働きの世帯の方が多いということで、共働き世帯がある意味では普通の働き方ということでありまして、家計を支える、そういう女性の方々が安定的に職についていただくということで、平成二十年の四月に施行された改正パート...全文を見る
○長妻国務大臣 今、御指摘いただきましたように、子育て支援といったときに、やはり現金支給、これは子ども手当、あるいは現物支給、保育所の整備、ワーク・ライフ・バランス、この三つがバランスよくならなければならないということだと思います。  今、保育士の環境整備ということですけれども...全文を見る
○長妻国務大臣 今、配付資料でフランスの例を見せていただきましたけれども、フランスは合計特殊出生率が二を上回るということで、我々も一つのお手本にしたいと考えているところであります。  その意味では、例えば保育ママについて、御自宅等でお子さんを見ていただく制度ですけれども、これに...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、今まで幼保一体化というのはなかなか実現ができなかった。認定こども園というのもありますけれども、なかなか本当に一体という考え方にはまだ遠いということで、政権交代を機に幼保一体化を実現していこうということで、具体的には、子ども・子育て新システム検討会議というの...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘のように、今現在、一つの電話番号、〇五七〇—〇六四—〇〇〇というのを回していただくと、全国二百一カ所ある児童相談所に、最寄りの相談所につながるということになっております。これについて、昨年の十月一日から開始をしたわけですけれども、番号が長い、あるいはごろ合...全文を見る
○長妻国務大臣 宮崎委員におかれては、新聞記者を務められ、お父様がお医者様ということで医療問題にも大変御造詣が深いということを聞いておりまして、今後とも御指導賜れればと思います。  今、具体的な薬の名前で御質問をいただきました。  ある意味では適応外薬の問題でもありますし、あ...全文を見る
○長妻国務大臣 ありがとうございます。山崎委員におかれましては、訪問看護の方のスペシャリストということで、今後とも御指導をいただきたいと思います。  一つは、今回、診療報酬改定に取り組ませていただきましたけれども、そこにも看護師の定着促進と待遇改善ということで、急性期病院の看護...全文を見る
○長妻国務大臣 二年後は、診療報酬の改定と介護報酬の改定がちょうど同じ時期にやってまいります。訪問看護、訪問介護も大変これはニーズが高まってまいりますので、これについても一体的な改革を見据えて取り組みたいと思います。
○長妻国務大臣 当初、この発想というのは、社会的入院が多いのではないかということで、そういう発想から機械的に目標が決められた。ただ、現場をつぶさに見ますと、おっしゃられるように、普通のベッド、その次が医療療養ベッド、介護療養ベッド、その次はある意味では介護保険の世界の老健とか特養...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、介護の一つの着地点というのは、施設で介護を受けたいというニーズもありますし、あるいは御自宅で介護を受けたいというニーズもありますので、ある意味では選択できるような形にする。  あとは、施設にしても、自分の住みなれた地域の中でそういう介護を受けるということ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今の問題意識というのは私どもも共有しております。  この制度は、そもそも、妊婦さんの経済的負担を軽減しよう、ここが原点としてスタートしました。ただ、当の産科の皆さんが疲弊をしてしまっては元も子もないということでありますが、今現在、それでも八五%の診療所等に...全文を見る
○長妻国務大臣 何にしろ最も重要なことは、どのベッドでも、本当にその方が安心して必要な医療あるいは必要な介護が受けられる、これが最も重要なことであります。  その中で、医療療養病床あるいは介護療養型ベッドについて、本当にそのレベルの医療ではなくて、例えば老健でも十分に対応できる...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、まずは入所者を初め関係者の皆さんの御意見をよく聞くということで、今もそういうことをしておりまして、適切に対応するということですけれども、まず、その場合、では、入所者と地域住民の医療提供の優先順位のルールはどうするのか、あるいは、一回退所した方がもう...全文を見る
○長妻国務大臣 これはまさに、照屋委員は硫黄島に行かれてその現場を見られたということで、ちょうど一時間前、細川副大臣が千鳥ケ淵で、きょう、硫黄島の遺骨の引き渡しということで、その式典に出てまいりまして、私も就任してからフィリピンからの御遺骨の引き渡しにも出て、一時的には、厚生労働...全文を見る
○長妻国務大臣 工程表というのが予算委員会でも大村委員が言われている工程表であるとすれば、それはもう既に出させていただいているというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これにつきましては、この工程表でもあるとおり、四年間で全件照合する、こういう形になっております。  前政権は、残念ながら、紙台帳については照合するすると言いながら、何年かかるのかすら出さない、こういうような対応でして、私ども、野党時代、かなり問題視したわけでござ...全文を見る
○長妻国務大臣 一期四年の中で実現をしていくということであります。
○長妻国務大臣 一期四年の中で実現をしていくということでありますけれども、これについては、私どももそのまま流用額を減らさずに続けているわけではありませんで、政権交代後直ちにコンピューターシステム、これは高過ぎるんじゃないのかということでかなり集中的に交渉させましたところ、百億円以...全文を見る
○長妻国務大臣 これも予算委員会で何度も御説明申し上げたんですけれども、これは本当に、この工程表の「財源を確保しつつ、順次実施」ということで、平成二十五年度ということであるわけでございまして、私どもとしては、何しろ国民の皆様とお約束をしたことを実行する、これに全力で取り組むという...全文を見る
○長妻国務大臣 できなかったらばということを繰り返し言われておりますけれども、これは国民の皆さんとの約束ですので、これは実行するということ、これに全力で取り組むというのが今の私の立場です。
○長妻国務大臣 今のお話は、総務省の人事の話だと思います。  私が横から見ておりますと、総務省としては、その顧問というのが最も地方分権を進める総務省、鳩山内閣の理念を実現するために最適な人事だ、こういうお気持ちで人事を進められていると思いますので、私が何か異論を挟むというような...全文を見る
○長妻国務大臣 この国立がん研究センターの理事長というのを選考するということで、恐らくこれまでには余りない公募という形をとらせていただいて、選考委員の先生方に選んでいただく。公募に当たっては、職務内容書というのもきちっと書いてこれを公表して、その結果、応募総数は五人の方が応募をさ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは御存じのように、この六つの、今までは国直轄でやっておりましたいわゆるナショナルセンターを、今度は全部一つずつ独立行政法人にして、さらに人事も柔軟にして、世界に冠たるセンターにしよう、こういうことで、ことしの四月から全く組織が国から切り離されて独立行政法人にな...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、先ほど私が申し上げましたように、六センターすべて公募するんです。それで、四センターについては一年後に公募をするということで、今の理事長については暫定ということにいたします。といいますのも、その中の改革プラン等々をきちっと固めて、そして理事長の公募の...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、先ほど申し上げましたように、この四センターについては暫定的に一年間、今の理事長にやっていただいて、一年後には四センター、公募をする。その意味は、中の改革についてガバナンス検討チームでも検討いたしましたけれども、かなり時間がかかるというようなこととな...全文を見る
○長妻国務大臣 公募をするというのもめったにないことで、これまではよくわからない形でそれがなされていたということもありますけれども、我々は、公募に踏み切って、二センターについて今回決定をさせていただいたということです。  独立行政法人のガバナンス検討チームの中での議論で、国立が...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、ここに今、私が申し上げたのと同じ資料がございますけれども、先ほどの繰り返しですが……(発言する者あり)いや、国立がん研究センター、国立循環器病研究センターについては、ガバナンス改革等々が我々の内閣府に設置したチームで確定をしたので公募に踏み切ったということ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、私に人事権があるんです。そういう意味では、このガバナンスチームの意見を聞いて、私も、私の判断でそれを是認した。そういう形でやってほしいということで、そういう形にした。  そして、今言われたことも、ガバナンスチームの議論というのがこのペーパーにございますの...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、それは既にもうありますので、それはお出しをいたします。
○長妻国務大臣 この選考については、このがんセンターについては、外部の有識者で構成する選考委員会ということで、まずもって職務内容書というのを公表した。こういうような方々に公募していただきたいというのは、これはオープンになっているものをお示しさせていただき、そして、その後、結果とし...全文を見る
○長妻国務大臣 今申し上げたとおり、選考委員会のメンバーは非公表とさせていただいておりますが、属性については、大学教授が一名、弁護士二名、会社役員一名、団体役員四名ということであります。  そして、選考過程を申し上げると、もう一回繰り返しになってしまうわけでございますけれども、...全文を見る
○長妻国務大臣 今までは、独立行政法人の理事長というと、これは公募もなく選ばれて、どういう基準で選ばれたのかもわからない、そういうことがあるわけでありまして、そういう意味で、我々としては、こういうような公募で、選考委員会ということで今回やらせていただいたわけでありますけれども、こ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは御理解いただけると思うんですけれども、事人事にかかわることでございまして、応募された方、なぜその方が選ばれたのかというような、極めて個人的な情報が議論されるということでございますので、これについては公表を差し控えるということは御理解いただけると思います。
○長妻国務大臣 これは一般論としても、人事の選考の過程というのをすべてつまびらかにすることはなかなか難しいということは、御理解をいただけるのではないかというふうに考えておりまして、これについては、職務の説明書等もオープンにし、そして、このガバナンスチームでの御議論というのもきちっ...全文を見る
○長妻国務大臣 この選考委員会のメンバーの公表につきましては、これは今、政府全体で独立行政法人の理事等の公募をしております。これは、ほかの省庁も含めて、公募に係る選考委員会は非公開としておりまして、メンバーの属性は公表するという政府全体の取り組みの中で、厚生労働省も同じ取り組みを...全文を見る
○長妻国務大臣 これはよく見ていただきたいのは、我々、十年ぶりにネットでプラスというのを実現しているんですよ。それほど言われるんだったら、何でその前にきちっと医療、報酬を見直さなかったんですか。  大村委員は、厚生労働の副大臣にも就任されておられるわけで、よく医療の事情というの...全文を見る
○長妻国務大臣 一種の違う前提を置いて言われておられるんですけれども、ネットでプラスなんです。  今言われたのは、後発品の置きかえ効果とか、後発品の使用促進のことを言っておられるのではないかと思いますけれども、この算定の仕方は、後発品の使用促進に関しては、前の自民党政権と同じ算...全文を見る
○長妻国務大臣 ありがとうございます。  今、所信の原稿を見ていただいてお話しいただいたと思うのでございますけれども、そこに書かせていただいたのは、財源問題というのが最も重要だということをそこに触れさせていただいているところです。  それを議論する前提として、やはり、国民の皆...全文を見る
○長妻国務大臣 これは逆に私もお伺いしたいんですが、中福祉・中負担というのが明確なのかと。では、どういう表現で国の姿があらわせるのかというふうに考えておりまして、私は、少なくとも今の社会保障のレベルよりは上げる必要がある。そして、少子高齢社会に対応した社会モデルを世界に先駆けて提...全文を見る
○長妻国務大臣 この負担の問題についても、私ども、消費税は一期の政権の中では上げないというふうに申し上げておりますけれども、ただ、永久にそれを上げないということでは国はなかなかやっていけない、私はこういう認識を持っております。  その中で、先ほど申し上げましたように、今国民の皆...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは、先ほど申し上げましたように、私も野党時代、時の政府にいろいろ質問しましたけれども、基本的には、無駄というのは、会計検査院の指摘を超えるものというのは余りないんだ、こう言わんばかりの答弁が続いてきた。  しかし、政権交代して、厚生労働省の中を見ても、先ほど...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、御存じのように、菅大臣も含めて議論は今後していこうということになりますけれども、やはり、消費税だけではなくて、我々よく申し上げておりますのは、控除から手当へということも申し上げております。控除というのはどうしても高額所得者に有利になってしまうというようなこ...全文を見る
○長妻国務大臣 国民の皆様方も、私は思いますのは、本当に必要なお金であれば、一定の負担というのは仕方がないのかなと思っておられる方もいらっしゃると思います。  ただ、そういう方々にしても、本当に自分たちが今払っている保険料や税金がきちっと全額社会保障に結びついているんだろうか、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、まずは、今までの、ある意味では医療費亡国論という議論もかつてございまして、お医者さんの数がふえると医療費もふえるから、お医者さんの数を減らすことが必要ではないかと。いろいろな議論の中で、結局、今先進七カ国で、人口千人当たり日本国の臨床医は二・一人ということ...全文を見る
○長妻国務大臣 基本的に、全般的に足りないというふうには思いますけれども、特にと言われると、まずは、偏在という議論もございますけれども、やはりその地域によって偏りがあるという地域の偏在、あるいは科ごとの偏在ということで、小児科、産科等々について、あるいは救急を御担当されるお医者様...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほど申し上げましたように、医療政策の大変大きなツールの一つが診療報酬ということだと思います。  一点十円ということで、三十兆円以上の報酬についてその点数を十円ずつつけていくということは、まさに政策誘導につながるということで、その意味では、医師の偏在対策と...全文を見る
○長妻国務大臣 この医療圏につきましては、二次医療圏ということで、これは一定の時期ごとにその整備計画を地方からお出しいただく、こういうようなことで私ども取り組んでおります。  それについて、硬直的ではないかとか、あるいは、もうちょっと柔軟な対応ができるのではないのかというような...全文を見る
○長妻国務大臣 まさに委員は看護の現場で働いておられるというふうに聞いておりまして、いろいろアドバイスもいただきたいところでございますけれども、先ほどの医師数と同じように、看護師の皆さんの数も絶対的に不足をしている、こういうふうに認識しております。
○長妻国務大臣 いろいろな現場があると思いますので、いろいろな現場の方のお話も聞いて、そういうことについても検討していきたいと思います。
○長妻国務大臣 今、時間ができたときに、いろいろ各方面にお願いをして、そういう体験をさせていただいて、私も病院で医療クラークの助手のような体験ができないかというふうに考えているところでありまして、そういう機会があれば看護師の皆様のところも拝見をして、御意見を伺いたいと思っています...全文を見る
○長妻国務大臣 検討いたします。
○長妻国務大臣 先ほども申し上げましたように、病院にはいろいろな、医療クラークを含めて、雇用の問題でも資するべき働き方があるんではないのかということもございますので、一緒にかどうかは別にして、病院には行きたいと思います。
○長妻国務大臣 年金制度一元化でございますけれども、この法案については、二十二、二十三、二十四、二十五ということで、平成二十五年に提出して成立を期すということであります。
○長妻国務大臣 私どもとしては一期四年という中で考えておりますので、今はそういう想定はしておりません。
○長妻国務大臣 これについては、先ほどの繰り返しでありますけれども、一期四年でマニフェストを組み立てて国民の皆様の信を問うたわけでございますので、この内閣は基本的にはそういうことは想定をしていないということで、私はその期間の中で全力で取り組むということで、今そういうスケジュール観...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、まずは先ほどおっしゃられた記録問題について、我々全力で今取り組んでおりますけれども、それで一定の信頼を回復するということと、あとは年金制度改革の三原則だと思っておりまして、若い人も無理なく払える持続可能な制度、そして、転職を繰り返しても変わらない一つの制度...全文を見る
○長妻国務大臣 これはどちらも大切ではないかというふうに思いますけれども、この記録問題においては、これは実は五十年前に社会保険庁に内部文書がございまして、こういう記録問題があることを示唆する文書がございまして、非常に積もり積もった問題でございます。ここの記録問題で信頼が本当に地に...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほどの消費税議論とも通ずるところがあるかもしれませんけれども、まず、本当に損なわれた信頼を回復するということがないと、どんな立派なことを政府が言っても、信用されなければそれは意味がないわけでございますので、そういう意味で、今一つの例として記録問題を申し上げ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、もうるる申し上げておりますけれども、一期四年で法案を通して、二期目以降、その制度をスタートさせる、こういうことでございます。
○長妻国務大臣 その一元化が終わるというのが、全国民が新しい制度に入る、こういう意味だとすると、そのまま考えると、これは四十年程度かかるんではないかと思いますけれども、例えばスウェーデンなどでは、それではなかなか長過ぎるということで、二十年を切るような形で、いろいろな前提を置いて...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど山井政務官からもお答えいたしましたけれども、確かに、前の政府は被用者保険一元化からスタートしようという議論もありましたけれども、そうすると、非常に問題の多い国民年金が後回しになってしまうというようなこともかんがみて、我々は一体的に実行するということであります...全文を見る
○長妻国務大臣 頑張ります。
○長妻国務大臣 これは、先ほど来申し上げておりますけれども、一期四年で法案を提出して成立させるということを我々はマニフェストでも申し上げ、連立政権でございますので、この政権としても申し上げているところでありますので、今はそれに向かって全力を傾注する、こういうことです。
○長妻国務大臣 本当に全国民の皆さんの御理解をいただくように頑張ってまいります。
○長妻国務大臣 これについては、最低保障年金を導入すると、その部分は税金でございますので、その意味では税金の投入額というのもふえるわけでございます。  ただ、先ほどの移行期間の話も申し上げましたけれども、直ちに、制度スタート時に満額が必要になるわけではございませんで、二つの制度...全文を見る
○長妻国務大臣 これもるる説明をしておりますけれども、この最低保障年金というのは新しい年金制度の中の制度、仕組みでございますので、これに関しましては、移行期間の設定等々、先ほど申し上げましたようないろいろな考え方がありますので、その中で、その移行期間が完了をした際、満額受給という...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほど来申し上げましたように、スウェーデンなどは移行期間についてさらに短縮をする、こういうような措置をしておりまして、私どもとしては、その移行期間についてはこれから検討課題になるということであります。
○長妻国務大臣 これは、先ほどの繰り返しでありますけれども、移行期間中は、その金額、新制度だけ受給するわけではもちろんございませんで、旧制度の受給額、そして新制度の受給額、これを足してその方の受給額が決定して、それに支給するということであります。  新制度だけに限定すると、新制...全文を見る
○長妻国務大臣 かつては、古い考え方としては、初めには生活保護。最低限度の保障があって、それで足りない部分を補ってという考え方もありましたけれども、我々は、最近申し上げて、所信にも書いてございますのは、ポジティブウエルフェアというような考え方も申し上げておりますので、どれが重要か...全文を見る
○長妻国務大臣 今、無駄の削減、見直しということだと思いますけれども、政府全体としては、集計いたしますと、三・三兆円というようなことを申し上げているところであります。これは一般会計でございます。  この平仄でいいますと、厚生労働省分は五千八百九十億円削減をしたということで、私が...全文を見る
○長妻国務大臣 日本は、世界の中から見ても、国民感情の中に、果たして自分たちが払った税金や保険料がきちっと使われているんだろうか、こういう疑念が恐らくかなり高い国ではないかというふうに思っています。私は、そこが議論の一つの着目点だというふうに考えております。  その中で、やはり...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろ予算の削減や予算を捻出するというのは、御存じのように、行政刷新会議が今後も引き続き、一期四年の中でやってまいります。その中で、そういう必要性があるとき、御負担をお願いしなければならないといったときには、今申し上げたとおりであります。
○長妻国務大臣 財政検証というのは一定の期間ごとに行うものでございますけれども、今の利回り四・一パーというのは、前の政権ではありますが、百年という長期スパンの中でそれぞれの利回りを出したということであります。これは、私どももいずれ財政再計算をいたしますので、そのときにきちっと見直...全文を見る
○長妻国務大臣 もう前提となっているのが、マニフェストにもございますし、連立政権の中でもそういう話になっております、二十三年度からは二万六千円、これを前提にして四大臣の合意というのがなされたというふうに理解しております。
○長妻国務大臣 子供の育ちを社会全体で応援するというのが最大の目的です。
○長妻国務大臣 景気対策が最大の目的ではないというのは私も理解しているところでございますけれども、子ども手当が結果的に経済にも資するというようなことにはなろうかと思います。
○長妻国務大臣 これは四大臣合意にも書いてございますけれども、これについては、まだ今は平成二十二年度の予算の審議の最中でもございますので、その次の年度の話でありますので、これはきちっと内閣で議論して財源を捻出する、こういうことであります。
○長妻国務大臣 これも、私どもが申し上げていたのは、天下り団体に十二兆円流れている、このすべてが無駄というわけではないけれども、ここからお金を捻出できる、あるいはひもつき補助金もある、こういうようなことを申し上げておりまして、それについては、今回の事業仕分け、あるいは私どもが省内...全文を見る
○長妻国務大臣 わかりません。
○長妻国務大臣 そもそも、この子ども手当は、景気対策という発想で始めたものではございません。  ただ、今の議論にもあるように、子育てを社会全体で応援することが結果的に少子化の流れを変える。子供の健やかな育ちを応援するとともに、これは電通総研を初め、私も幾つかの会社等あるいは経済...全文を見る
○長妻国務大臣 今、六月支給は何でだというお話でございます。  これについても、我々は選挙のマニフェストで半額支給を平成二十二年度ということを申し上げておりまして、この六月というのは、実は、今の児童手当も四カ月ごとに支給しています。お金を直接払うのは年三回ということになりまして...全文を見る
○長妻国務大臣 独立行政法人の天下り禁止の、見直しということで、我々は、天下りのポストについては公募するということで、厚生労働省九ポストを公募したわけでございます。  それで、今言われた労働政策研究・研修機構ということでございます。  これについても、政権交代後、役員のポスト...全文を見る
○長妻国務大臣 公明新聞も拝見しておりますけれども、公明党がかなり綿密に調査をされておられるということで、参考資料があればぜひいただければとも思っております。  やはり、今団塊の世代の方が六十二歳前後だと思いますが、そういう方が、六十五歳で定年に多くの方がなって、そして労働市場...全文を見る
○長妻国務大臣 私もそういう御指摘をいただくことはありますけれども、お気持ちは本当によくわかるわけでございますが、やはり介護保険というのは公的保険で、ある意味では共助ということで、みんなで支え合うということであります。  これは、御自身の御努力で介護のお世話にならないということ...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは今、処遇改善交付金というのがございまして、これは我々もいろいろ事業者に働きかけをいたしまして、今、申請率八〇%になっておりまして、極力、一時金というよりはお給料に上乗せしてほしいというお願いをしているところであります。  そして、それにつながる制度として恒...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど言われた派遣の問題点ということでありますけれども、おっしゃられるように、派遣ということがかなり、日雇い派遣等々、規制緩和し過ぎると、やはり直接雇用をするよりも当然、雇い主、派遣先は、労務管理や安全管理等々、あるいは仕事を断るということについて、非常に心理的負...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘ですけれども、八百六十人が東京の公設の一時宿泊所を利用されて、今の時点で東京及びハローワークを通じて就労が確認できた方は、二十三人というようなことになっています。  ただ、この登録は、この一時宿泊所は、基本的にハローワーク等で求職登録、仕事を探すという...全文を見る
○長妻国務大臣 一昨年は、湯浅さんという方が派遣村を日比谷公園でやられ、社会問題になりました。ことしの元旦、あるいは年末には、今おっしゃられたこの公設一時宿泊所でありますけれども、私自身は、そこに八百人を超える方が来られるということ自体、やはり改善する必要があると。  どういう...全文を見る
○長妻国務大臣 私も聞いておりますけれども、引き続き、厚生労働省の中にナショナルミニマム研究会というのがございまして、これは最低限度の生活は何かという基準をつくる会でございますけれども、そのメンバーは今、湯浅さんもメンバーの一人でございまして、それは続けていただけるものだというふ...全文を見る
02月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○長妻国務大臣 まずは、これは工程表も公表をさせていただいているところでありまして、来年法案を提出して、一期四年の中で実施をするということでありますけれども、基本的に、これを直ちに例えば老健に戻して、その後また老健じゃない新しい制度に戻すというと、これは大変な現場の御負担、あるい...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、根本的な考え方として、前の老健制度でずっといく必要があるというお考えの方もいらっしゃると思いますけれども、私としては、老健制度で続けるということでは、これは医療費の分担の問題等々で、これではもたないというふうに思っておりますので、そういう意味では、一気に新し...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、この後期高齢者医療制度の最大の問題の一つが、七十五歳以上のお医者さんにかかりやすい方を一くくりにして保険をつくれば、これはだれでもわかることでありますけれども、保険料の上昇スピードはほかの年代に比べてはるかに高くなる、こういう問題点があると...全文を見る
○長妻国務大臣 まず一つは、この後期高齢者医療制度で、自己負担の軽減ということで一割負担にしていこう、この措置は継続をいたします。これについても予算計上をさせていただいているということで、御負担はふえることはございません。  それで、今の全国の保険料の上昇のお話でございますけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは高橋委員が誤解されてはおられないと思いますけれども、この表が、百歳以上の方が一年間八万円しか使っていない、どんどん年とともに年間の医療費が下がるという表ではございませんで、これは生涯医療費、日本国は一人当たり一生涯で二千二百万円使うという中で、百歳まで生きら...全文を見る
○長妻国務大臣 この後期高齢者医療制度が施行されて、高齢者の受診抑制が生じているのか否かということでございますけれども、自己負担の比率は抑えられて変わっていないということでございまして、いろいろ、お配りの資料等々に、外来の減とかあるいは入院の減という数字が出ておりますけれども、我...全文を見る
○長妻国務大臣 私の野党時代の質疑を引用いただきまして、ありがとうございます。だから廃止したんです。廃止しました。  これは、後期高齢者医療制度が平成二十年の四月に入りまして、そのときに、七十五歳以上の人だけは、九十日入院していると、いろいろ要件はありますけれども、その診療報酬...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、前は、先ほども申し上げましたように、強制的に、七十五歳以上の方だけは九十日以上入院していたら一定の御病気の方はがんと下がる、こういうことだったわけでございますけれども、基本的に、文書を出せばそれが下がらないで済むということになりまして、ここに今、その文書の...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほどの状況報告書というのを病院が出していただければ、それはそのまま継続する。つまり、この書類を出すと病院は収入が維持されますから、基本的には出すべきなのに出さないということは余り想定できないのではないかと我々は考えておりますけれども、ただ、そこでもし実態と違うよ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、何か案が、提示をしたり固まったということは、これは一切ございません。  私どもが心がけて検討をお願いしているのは、何しろ一定の年齢で区切ってお年を召した方だけを一くくりにして、それで保険をつくる、これが保険の急上昇を招くということで、国民の皆様から御不信を...全文を見る
02月23日第174回国会 衆議院 本会議 第9号
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○国務大臣(長妻昭君) 平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  次代の社会を担う子供の健やかな育ちを支援するために、子供を養育している方に対し、子供一人につき月額一万三千円の平成二十二年度分の子ども手当を支給することとし、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 中根議員にお答えをいたします。  まず、子ども手当の理念でございますけれども、私も、中根議員と同様に、子育ては、子ども手当は未来への投資だというのがまず大前提でございます。  この日本国は、先進国と、GDP比で、子供にかける、子育てにかける予算を比べま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今般の子ども手当法案を単年度の法案として提出した理由について御質問がございました。  少子化が進展する中、今、思い切った対策を講じなければ、将来、経済や社会の担い手が不足し、国の基盤が揺らぎかねないと考えております。  平成二...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  今般の子ども手当法案を単年度の法案として提出した理由について御質問がございました。  少子化が進展する中、今、思い切った対策を講じなければ、将来、経済や社会の担い手が不足する、国の基盤が揺らぎかねない。先ほども二〇五五年のお話を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お答えをいたします。  まず、控除と手当の関係について御質問がございました。  現行の所得控除は、同額の所得を控除した場合、高所得者に適用される税率が高いことから、高所得者の負担軽減額は大きくなる一方で、低所得者の負担軽減額は小さくなります。他方、手当...全文を見る
02月23日第174回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○長妻国務大臣 今るる、勤務医の皆さん、あるいは医師不足、偏在等について御指摘いただきまして、我々も、診療報酬のみならず、あらゆる対策をとっていきたい。  女性医師については、やはり今、看護師さんの保育所を院内に整備する病院が多いんですけれども、今後、女性医師の方の保育所につい...全文を見る
○長妻国務大臣 一昨年は、公設派遣村ではなくて、湯浅村長の、民間の方がやった日比谷公園の派遣村がありました。その反省に立って、ことしのお正月、昨年末に、公設の一時宿泊所を私もお邪魔した。やはり多かったのが、本当に若い方です。一昨年の秋ですか、製造業の大量の派遣切りがあって、その一...全文を見る
○長妻国務大臣 私ども、この子ども手当といいますのは、まず目的は、社会全体で子供の育ちを応援していく、こういうことが大きな目的でございます。今も、公明党の御尽力もあり、児童手当というものがございますけれども、それを拡充するという発想もあり、所得制限や中三までとか広げた上で、社会全...全文を見る
○長妻国務大臣 ウイークポイントといいますか、よく御指摘をいただくのは、現金だけ支給するんじゃだめだ、こういう御指摘なわけでございます。これについても私も心得ているつもりでございまして、現金である給付と、そして、保育所の整備や、小一の壁ということもありまして、小学校に入っても、放...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもも、今、ある意味では、失業者の方々がたくさんおられるということは逆に言えば介護事業を立て直す絶好のチャンスでもある、こういう問題意識を同じように持っております。  そのため、昨年十二月には、ハローワーク等が主催をして全国で介護就職デーというのを開きまして、...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、ちょうど来年の末ごろに決まるわけですけれども、介護の報酬と診療報酬の同時改定ということで、介護は三年に一遍で、診療報酬は二年に一遍で、それがちょうど重なるということでありまして、それに向けて、今、厚生労働省の中でも鋭意検討しているところであります。...全文を見る
○長妻国務大臣 今、ヨーロッパの積極的雇用政策のお話がありましたけれども、ある意味ではポジティブウエルフェアというふうに言われているものでありまして、私どもとしても、平成二十三年度から求職者支援という考え方で、つまり、職業訓練を受けながら生活費も支給するということを恒久措置として...全文を見る
02月24日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○長妻国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  次代の社会を担う子供の健やかな育ちを支援するために、子供を養育している方に対し、子供一人につき月...全文を見る
○長妻国務大臣 私も、生まれて初めて質問した相手は一生忘れないと思いますので、本当に全力で答弁をさせていただきたい。  相原委員におかれましては、経営者としていろいろ行政の理不尽さを御経験されたということで、今後とも御指導賜りたいと思います。  所信表明の演説等々、きのうの本...全文を見る
○長妻国務大臣 今回、今後五年間に向けた子育てビジョンというのを発表いたしましたけれども、抽象的な話ではなくて、具体的に数多くの数値目標を、一つ一つは申し上げませんけれども、設定をいたしました。それについて、今、厚生労働省内で、五年後を見据えた具体的なプランづくりを進めております...全文を見る
○長妻国務大臣 保育士の処遇向上ということでございますけれども、今、いろいろな施策に取り組み、特に地方自治体が、保育所の運営経費を国の補助も入れて賄っていただいておりますので、延長保育とか病児あるいは病後児保育について、やはり保育士さんがきちっと報酬が得られるような、そういう体制...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、前段のお話でございますけれども、この子ども手当が平成二十二年度支給された後、具体的にどういう使われ方が多かったのか、あるいはどういう効果があったのか、一年間だけではなかなかわかりづらい部分もございますけれども、それをきちっと検証していこうということは我々も考...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えをいたします。  子供の健やかな育ちというのはどういうような定義かということでございますけれども、これは、御存じのように、日本の国の子育てにかける予算というのは、先進国に比べますと、GDP比でいいますと最も低い国の一つだということであります。当然、お子様の...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた趣旨は本当に重要だと思いますのは、当然、お子さんを持っておられて支給対象になる方に対するきちっとした広報というのは重要であるとともに、私がさらに重要だと思うのは、お子さんがおられない、あるいはその対象年齢から外れた御家庭に対しても、これは税金でやる...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘いただいたとおり、この子ども手当の趣旨、理念というのは、お役所言葉で文書を発するだけではなくて、きちっとその哲学というのも明記をしていく必要はあるというふうに思います。  今るるいろいろな会議をやっているというお話をいただきまして、我々も、補正予算でシス...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、今おっしゃられた海外の事例も参考にこれを立案されたんだと思います。確かに、この資料などを見ますと、出産手当、保育所、幼稚園、放課後児童クラブ、病児・病後児保育、一時預かり、保育ママ、児童手当、児童扶養手当等々いろいろ施策がある中で、それぞれ、財源、...全文を見る
○長妻国務大臣 今は平成二十二年度の予算の審議というのをお願いしているところでありますけれども、その次の平成二十三年度の予算の審議というのはまだ先でありますが、その予算編成の中で、準備期間をきちっととって、四大臣含めて本当に知恵を出し合って、平成二十三年度から二万六千円の満額支給...全文を見る
○長妻国務大臣 今の配付いただいた資料でございますけれども、平成十三年度から二十年度、国債以外の方が利率が低いということで、これは御存じのように、リーマン・ショック以来の株の暴落に基づいたものであるというふうに考えております。  ただ、今もいろいろな議論があるというのは承知して...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、お産の現場で、まさに少子高齢社会の守り手というか、御活躍され、実証に基づいた御指摘をいただきまして、本当に、この世に誕生する命の前に、誕生しない命が何十万もいらっしゃるということについて、子ども手当等を含めた子育ての総合的な応援施策、社会全体で応援をすると...全文を見る
○長妻国務大臣 この支給の受給要件ということでございますけれども、我々としては、平成二十二年度においては、いろいろ議論した結果、今の現行児童手当と基本的には同じくしていこう、ただし、御両親がおられないお子さん、施設にいろいろな事情で入っているお子様方に関しましては、この子ども手当...全文を見る
○長妻国務大臣 お答えします。  今、不妊治療等による卵の医療ミスなどについて御指摘があって、それについて、そのミスをなくすべく取り組みをするというのは、これは厚生労働行政として当然だと思います。  その中で今、協議会というような御指摘がありまして、それについても、我々も省内...全文を見る
○長妻国務大臣 今、いろいろ御指摘いただきました。この給食費の徴収については、私も、現場の先生方が大変な御苦労をされておられる、そういう現状があるというのも承知をしております。  平成二十二年度におきましては、今法律を提出しておりまして、これは十分広報をして地方自治体等の申請窓...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、今の児童手当といいますのは、これはいろいろ、難民の条約等がありまして、社会保障については外国人、自国民、差別してはいけない、こういうような考え方でそういう支給がなされているというふうに考えておりますけれども、平成二十三年度の全額実施に向けてこれ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、配付資料で政策目標、政策手段ということを書いていただいて、子ども手当は政策目標のうちの主にどの部分なのかというお尋ねだというふうに思います。  子ども手当というのは現金支給でございまして、この(一)子供の育ちの支援、これを社会全体で実施する、そして結果的に、...全文を見る
○長妻国務大臣 突然のお尋ねでありましたので。  過去、民主党の政策というのはいろいろな変遷があったわけでございますけれども、恐らく、その金額レベルの議論というのは今日の金額のレベルの議論とは異なっていた議論ではないかというふうに考えております。  私どもも、二万六千円という...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもも、こども未来財団がつくったこういう表というのもマニフェスト作成の過程で参考にしたというのは事実でありますけれども、これだけで決定をしたわけではもちろんございません。  当然、今回の件は、マニフェスト段階からもお約束をしているとおり、控除から手当へというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 高校につきましては、御存じのように、実質的な高校授業料無償化ということも我々申し上げているところであります。  この教育にかかわる数字も今見せていただきまして、確かに、公立と私立、差があるということであります。  これも先ほどの繰り返しになりますが、ただ、今回...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、私ども、子ども手当のみならず、基本的な社会保障の考え方の一つとして、控除から手当へ、こういう考え方を推し進めていこうというふうに考えています。先進国では既にそういう考え方が浸透している国もあると思いますけれども、日本ではまだまだ控除という発想が強調...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○長妻国務大臣 おはようございます。  平成二十二年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  平成二十二年度厚生労働省所管一般会計予算の総額は二十七兆五千五百六十一億円であり、平成二十一年度当初予算額と比較いたしますと二兆三千九百九十二億円...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘をいただいた点でございますけれども、現在の児童手当については、今おっしゃられるように、外国籍の方、あるいは、お子さんが海外におられて、監護されているということがあれば支給をするということになっておりますけれども、これは、もう御存じのように、一九八一年、難民...全文を見る
○長妻国務大臣 中林委員におかれましては、アメリカ連邦議会で働く経験もあり、今後とも、世界の状況なども御指導いただきたいと思っております。  一方で、その措置をしますと、日本人の方でお子さんが海外にいるという場合は支給が難しくなる。つまり、外国人とその国の方に差をつけるというの...全文を見る
○長妻国務大臣 今言われたのは、新規に雇用するときは事業主に対してそういう助成がある。障害者の方はまた別途あるんですけれども、難治性疾患で障害者じゃないという方もいらっしゃるので、もう既に雇われている方を継続して雇うインセンティブを事業主にということですが、今は残念ながらそういう...全文を見る
○長妻国務大臣 公明党の提言を受けて、昨日、鳩山総理に呼ばれまして、その厚い公明党の冊子も渡され、十分検討してほしいという御指示をいただきました。  私どもも、政権交代後、介護のあるべきビジョンというのを今後打ち出していこうということで省内でも取り組んでいまして、その御提言の中...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、既に公明党の方からも、いろいろな委員会でこういう御提言を個別にはいただいております。今まとめている中に、きのう総理から御指示がありましたので、その具体的提言もできる限り取り入れるということを今省内でも検討しております。  いずれにしましても、在宅、施設、...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘のとおり、不育症については、治療について保険適用がないということでありまして、反復する流産、死産のためにお子さんが生まれることができないということであります。  一方で、御指摘のように、不妊症にはさまざまな支援というのがあるわけでありますけれども、これも...全文を見る
○長妻国務大臣 これだけ深刻な問題についても、実際にそういうものがあるということを御存じない女性も多いと聞いておりますし、産婦人科の先生でもそういう御認識が不足されている方もいらっしゃるということも聞いておりますので、今細川副大臣が申し上げたように、今後、研究成果が出ますので、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 おっしゃる指摘については、先ほども研究結果というお話を申し上げましたけれども、いまだこれは、どうして不育症になるのかという要因の一部は明らかになっているんですが、多くの要因や治療法の一部の評価など未解明の部分もあるというのがこの問題でございます。我々としては、二十...全文を見る
○長妻国務大臣 今、特別支援学校のみならず、御存じのように、高卒の方あるいは大卒の方、特に大卒の方の内定率は史上最悪になっているという、全体の雇用環境が厳しいというのがまず一点で、それの改善、成長戦略等に含めて、我々は全力で取り組んでいるところです。  この特別支援学校につきま...全文を見る
○長妻国務大臣 面談ということでございますけれども、教職員の方に対する情報提供、あるいは保護者、生徒さんに対する情報提供ということで、就労支援セミナーということで、二十一年度の上半期は全国で百八回開催をして、そこに百八十八校の学校が来られたということであります。  ただ、やはり...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃったナカポツセンターというのは、障害者就業・生活支援センターということだと思いますけれども、これはおっしゃるように、今、設置目標は全国の障害保健福祉圏域というのが三百六十カ所ありますけれども、そこに一つ設けてくださいという目標なんですけれども、実は、その...全文を見る
○長妻国務大臣 石津議員におかれましては、大洋村村長として、私も印象にありますのが、本も拝見いたしましたけれども、大腰筋という筋肉を鍛えることで老後も健康で暮らせるという取り組み等で実績を上げられているということに敬意を表しております。  健康日本21でありますけれども、これは...全文を見る
○長妻国務大臣 おっしゃられる点は、同感できる部分も多いわけであります。  具体的に実施するのは、国が全部実施主体ではありませんので、やはりそれぞれがメニュー的に選択いただくということも重要でありまして、これだということで一つ押しつけるというのもよくないとは思いますけれども、も...全文を見る
○長妻国務大臣 高齢者が幸せに生きるというのは、やはりまず一つは、選択ができる。例えば、働きたい方は働く、趣味を楽しみたい方は楽しむような、最低限度の年金が出ていく。あるいは、介護を受けざるを得ない方は、在宅で受けるかあるいは施設で受けるか選ぶことができるということはありましょう...全文を見る
○長妻国務大臣 今、各自治体にも御協力いただいて、シルバー人材センター等々の事業もありまして、高齢者の方に身近なところで職を紹介する、あるいは七十歳まで働ける企業というのを生み出せないかというような取り組みも今始めておりますし、あるいは定年延長などなどの取り組みもしているところで...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたのは特定高齢者施策のお話だと思いますけれども、この施策は、要支援、要介護になる前、要支援になりそうな方というか、特定高齢者というふうにお呼びをさせていただいて、そういう方々に対するものであります。  これは平成十八年度より実施しておりまして、参加...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、本当に要支援になりそうな方ということで、確かにこの呼び方はよくないと思いますので、今後、この呼び方はやめて、別の呼び方に変えていきたいと思います。
○長妻国務大臣 まず、参加率が低いということもありますので、その対象者の方々をひょっとすると絞り込み過ぎているのか否かも含めて、再度実態把握をしていきたいと思います。
○長妻国務大臣 やはり、健康を害して寝込んでしまうということ。あるいは、自分の立場であれば、私が連れ合いに先立たれてしまうとか孤独になってしまうとかそういうようなことや、あるいは、年金等の事情で、ひとり暮らしにもかかわらず生活がかなり厳しい、しかも、なかなか働くというわけにもいか...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、今言われたような筋力あるいは姿勢保持という基礎的な、やはり歩けなくなっては生活にも支障が出ますので、その重要性は私も共有するところであります。  大洋村以外でも、高知県の高知市ではいきいき百歳体操とか、北九州市ではきたきゅう体操とか、柏崎市ではコツコツ貯...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは、できることは、先ほども紹介しましたような、各自治体で取り組んでおられる具体的な中身を我々も直接お聞きして、写真や、時によってはビデオを撮らせていただいて、ホームページ上で公開をして、いろいろな機会に、全国の自治体の課長さん会議等々ありますので、そういうとこ...全文を見る
○長妻国務大臣 木内委員におかれましては、金融のプロとして、今後ともアドバイスをいただきたいと思います。  初質問が異例の夜八時ということで、一生忘れられない、私も初質問の相手は忘れられないと思っていますので、精いっぱい答弁したいと思います。  独立行政法人全体に言えることだ...全文を見る
○長妻国務大臣 これに関しましては、御指摘のように、五年ごとの財政再計算のときに中期目標というのを厚生労働大臣が指示をするということになっておりますけれども、我々、新しい政権では、四年後に国会に新しい年金制度を法案として提出するということにしておりまして、四年後の時点以降に、おっ...全文を見る
○長妻国務大臣 国債については、仮に今言われたようなことがあれば、これは、年金のみならず日本経済全体の大きな問題だということで、あってはならないわけでありますけれども、やはり政府全体できちっとそういう財政の再建についても道筋を示していくということで、我々も今、国家戦略局等を中心に...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、ポートフォリオ、基本ポートフォリオの変更であります。これについては、年金の財政再計算ごとに見直しをするということでありますけれども、今おっしゃられたように、これを大幅に変えるとなると、それだけではなくて市場にも大きな影響を与えるということにもつながりかねない...全文を見る
○長妻国務大臣 これはもちろん、今言われたような、説明を尽くしていくということは重要でありますし、この年金の利回り、運用の目標というのも、百年という超長期であります。それは、人の一生の掛け金をお預けして、そこで運用するという超長期のスパンで物事を見なきゃいけないということがあるわ...全文を見る
○長妻国務大臣 村上委員におかれましては、大阪市御出身ということで、市議会議員時代にも福祉、教育問題に取り組まれ、今いろいろ的確な御指摘をいただいたところであります。  生活保護、大阪市は保護率が非常に高いところでありまして、私自身も、よく申し上げているのは、第二のセーフティー...全文を見る
○長妻国務大臣 冒頭言われました、いわゆる送り込みということについては、昨年三月も厚生労働省保護課長名で通知も出して、相談者の意に反して他の自治体への移動を勧めることなく、相談を受けた所在地、現在地の自治体が必要な支援を行うということを指導していくということでありまして、これから...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○長妻国務大臣 お答えする前に、今も言いっ放しというか、二年の年金の集中の対応期間とか、先ほどの町村委員にしましても、私に答弁の機会を与えずに、一方的に言いっ放しになる。前回も私は与謝野委員から一方的に言い放たれて、私もここにおりましたのに答弁の機会がないということで、今、大村委...全文を見る
○長妻国務大臣 はい。手短にまいります。  年金問題については、二年集中、そして四年の対策をするということであります。  そして、今、医療関係で、この十月、十一月、十二月、一月、二月といろいろ示されて、私は、事実と違うものもたくさんあるということで、一つ一つ反論したいわけです...全文を見る
○長妻国務大臣 これも前回も御説明したわけでございますけれども、基本的に、ジェネリック医薬品というものでございまして、つまり、後発の医薬品で価格が安いということで、医療費の全体の伸びも抑えられるというものでございます。  御存じのように、日本のジェネリック医薬品の普及率というの...全文を見る
○長妻国務大臣 今の表のものでございますけれども、医師確保、救急、周産期対策補助金等につきましては、平成二十二年度予算案については、救急救命センターやNICU、新生児の皆さんの集中治療室の支援の充実などで二百三十八億円を計上しておりまして、これは、平成二十一年度の予算よりも一・七...全文を見る
○長妻国務大臣 その前に、うそ大臣というような趣旨で言われましたので、ちょっとそれについて説明をいただきたいんですけれども、これは事実関係の問題でございまして、医科について、前回、前政権の二十年度の改定では、医科は確かにプラス〇・四二ありました。一千百億円でございますけれども、今...全文を見る
○長妻国務大臣 突然のお尋ねでありましたので、今計算をすると、追加的に必要になるのは、国民医療費で三・三兆円程度と考えています。
○長妻国務大臣 今申し上げましたのは、国民医療費ベースで申し上げた数字でございます。  そして、私どもは、それは一年目にさっと先進国並みのGDP比に、もう一年で追いつくような医療費というのは、それは理想ではございますけれども、我々は、それを努力して上げていくということで目標を決...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、言葉について、うそとか詐欺とかおっしゃられましたけれども、これについては、今るる総理が申し上げておりますように、GDPの比率で医療費を先進国並みに上げていく、こういうことでありまして、マニフェストでは、我々はこの工程表できちっと、ほかの政策も含めて載ってい...全文を見る
○長妻国務大臣 お答え申し上げます。  その図は、最低保障年金があり、比例報酬年金がある、二つの年金制度が組み合わさる、そして、一元化ということで、すべての職業が一本の制度になるというようなことでございまして、今のイメージ図は、その基礎部分と所得比例部分の図が逆になっております...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、初めの図だと、いろいろな考え方で誤解を招く可能性もある。つまり、一番初めに示された、下に最低保障年金があって、その上に比例報酬の年金が乗る図でありますと、年金保険料を全く払わなくてもその下の最低保障年金は自動的にもらえるんだ、こういうような考え方ということ...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもが申し上げていますのは、四年後に新しい年金制度の法案を提出、成立させるということを申し上げておりまして、その際に財政再計算ということが必要になってくるというふうに考えております。  その際に、移行期間の問題、これはほかの国でも、一元化して新しい年金制度を入...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話は、いわゆる無年金あるいは低年金の問題だと思います。  私どもは、それ以外にも、国民年金と生活保護のレベルの問題や未納の問題や、かなり多くの問題があって、一つ一つやるよりは、四年後にそういう抜本改革をいたしますので、その中で考えていきたいというのが基本的...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、厚生労働省の講堂で、ことしの一月七日にこういう合意文書を結ばせていただいたわけでございますけれども、その中で、基本的に、新しい法律につきましては、障がい者制度改革推進本部のもとに設置をする会議、部会で議論をするということでありますけれども……(笠井委員「第...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、障害者の皆様方の、低所得者の皆様方に関する障害福祉サービスについて無料にするということであります。
○長妻国務大臣 今おっしゃられた部分の、医療費の部分でございますけれども、これにつきましては、低所得者の方、今まだ有料になっているということでございます。  先ほども申し上げました、この合意文書の中にもございます、自立支援法にかわる新しい制度を議論する障がい者制度改革推進会議や...全文を見る
○長妻国務大臣 今言われた月額制に戻すということも含めて、先ほど申し上げました会議の中で議論をしていくということでありますが、その要望書の中にある実態調査、つまり、利用者負担を理由に退所した方の実態調査というのは今実施中でございまして、そういう実態把握の調査も見ながら、その会議の...全文を見る
○長妻国務大臣 自立支援サービスを受けられなくなった方の調査を今実施中と申し上げましたけれども、第一弾はもうマスコミにも発表いたしましたけれども、今、第二弾ということで、さらに深掘りした実態把握をしようということです。  我々の問題意識は、やはり、障害者自立支援法が制定される過...全文を見る
○長妻国務大臣 今やっている調査は、春ぐらいまでに出るというスケジュールでやっております。
○長妻国務大臣 まず、先ほどの痛ましい事件でございますけれども、あの直後に、文部科学省の方からも御提案をいただいて、川端大臣も発表されました、私も発表いたしましたけれども、事務方同士で、厚生労働省、文部科学省、つまり学校と地域が連携するというので、今その成案を得るべく検討中だとい...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○長妻国務大臣 今言われた趣旨だと思います。  保育所から小学校一年生になって、やはり親御さん、働かざるを得ない方、御心配だと思いますけれども、この放課後児童クラブはその延長線上にもある非常に重要なシステムだと思っています。
○長妻国務大臣 先ほど山井政務官も、地方の実情に応じてという話で、大阪市の資料も入手しましたけれども、放課後子ども教室と児童クラブを組み合わせたり、いろいろ三つぐらいのメニューでやられていると聞いておりますけれども、ただ、その根本にあるのは、今おっしゃられた放課後児童クラブガイド...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘の放課後児童クラブガイドラインでは、クラブとして望ましい運営内容を目指すためのガイドラインという位置づけになっておりまして、一方で、やはり地域の実情に応じた運営をお任せしていくということも必要だ。  つまり、待機児童、保育所ではそういうふうに呼びますけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは確かに、余り御存じない方は、子供と遊ぶ方だという認識程度の方もいるかもしれませんけれども、小学校一年から三年ぐらいの子供を、本当に親がわりで、今言ったような非常にデリケートな心を持っておられる時期でありますので、非常に専門的な知識も必要だ、大変な仕事だと一言...全文を見る
○長妻国務大臣 川崎厚生労働大臣の議事録も拝見しておりますけれども、基本的には立場は変わっておりません。  継続的な勤務が望ましいということでありますけれども、その一方で、やはり職員の方を自治体が確保しなきゃいけない、こういう要請もあるのも事実でありまして、その中で、今はこうい...全文を見る
○長妻国務大臣 これは一般の企業でもそうなんですけれども、非常勤で、正社員とか正職員を望まれる方全員がそういう形になるというのは理想だと思いますけれども、いろいろな事情、財源等々でそういう形になっている部分もあるということでありまして、基本的な立場としては、質の向上ということで、...全文を見る
○長妻国務大臣 昨年の九月一日、少子化対策特別部会でいろいろ議論があって、地域ボランティア、定年退職者など多様な人材の参画とありますけれども、もちろん、放課後児童クラブで、これまでやっていた方が全くいなくて、地域ボランティアの方だけでやるということではありませんで、きちっと専門知...全文を見る
○長妻国務大臣 今るる御紹介いただいた、大変重篤で厳しい病気でありますけれども、遠位性ミオパチーの患者さんの方とは、先日、私も大臣室で直接お会いをいたしまして、本当に深刻な御病気であるということは私も認識をしております。  そして、今の点でありますけれども、当初は、概算要求の段...全文を見る
○長妻国務大臣 特定疾患治療研究事業ということでありますけれども、これも公明党を初め、いろいろな皆様方の御尽力で十一疾患が加わったということであります。  それ以外についても、医療費助成も含めた御要望は多く寄せられているわけでありますけれども、やはり安定的な財源確保が大きな課題...全文を見る
○長妻国務大臣 この十一疾患で、追加で四十三億円増加の二百七十五億円なんですけれども、御指摘のように、その他疾患という御議論がありまして、五ないし六疾患という議論があったというのも十分承知をしておりますけれども、それにつきましては、我々も財源の問題も含めて十分検討していくというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 高額療養費について、これは今国会でもいろいろ御提言をいただいて、今もいただいたわけでありますけれども、この二万一千円を超えないと世帯で合算できないということにつきましては、レセプト電子化の進展でそれが改善できるのかどうか、つまり、二万一千円より少ない方も合算ができ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、いろいろな論点をおっしゃっていただきましたけれども、このHTLV1の感染についてはいろいろな課題がありまして、これは先ほど言及していただいた、昨年の七月三十日に、有識者の方など、研究者、患者団体も参加した感染総合対策等に関する有識者会議というところで議論をする...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○長妻国務大臣 雇用・能力開発機構というのは、昔、雇用三事業といいましたけれども、雇用保険の事業主負担分のお金で、スパウザ小田原とか勤労福祉施設とか、必要性の低い事業をどんどんやって、無駄遣いという批判を浴びております。  その意味で、職業訓練の重要性というのはこれから高まるわ...全文を見る
○長妻国務大臣 ちょっとその前に一言あれなんですけれども、廃止と言われましたが、何も強制的に廃止にして更地にしろということではございませんで、その建物について地方自治体に一定の要件で譲渡をさせていただいて、今までもそういう建物の中での職業訓練というのは地方自治体の運営費でやってお...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘の、都道府県のお話はいただきましたけれども、それに上乗せというか付加してやられておられるという市区町村は、通院については千六百九十五カ所、全体の九四%、入院については千七百五十五カ所、九八%だというふうに承知しています。
○長妻国務大臣 役所で試算をさせますと、年間三千億円程度だという数字でございます。
○長妻国務大臣 この件でございますけれども、先ほども御紹介を申し上げましたように、県あるいは市町村でも、かなり多くのところが一部あるいは全額無償にされておられるということであります。  今、喫緊の課題として、限られた財源で使わなければならないと考えておりますのは、一つは医療、同...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、ペナルティーといいますか、これは一定の、国保に対して国庫の補助を入れさせていただいておりますけれども、一定の係数を掛けて、そういうような乳幼児の方の無料をやられているところもそうでないところも同じ係数を掛けて補助をさせていただいている、こういうようなことで...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたような問題意識を我々も有しておりまして、今後三年間、介護施設のベッド数は十六万ベッドをプラスする。これまでは、過去三年間、八万ベッドの増加でしたから、二倍のスピードでふやしていく。  そして、もう一つ重要なのは、やはり施設だけじゃなくて、御自宅で...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○長妻国務大臣 これは、国会がお決めになることだというふうに思います。
○長妻国務大臣 まず、七十五歳という年齢で区切ったということ、ネーミングも後期高齢者ということ、そして、七十五以上の方というのは、これはだれでも想像つくと思いますけれども、当然、御高齢で病院にかかりやすい人たちを一つのグループにして一つの保険にすると、これはもう常識的に保険料はほ...全文を見る
○長妻国務大臣 これはマスコミにも公表させていただいておりますスケジュール表でございますけれども、これに関しましては、まず、法案については、来年、国会に提出をする。そして、実際の実施というのが四年後になる。その前に、今、高齢者医療制度改革会議というのを立ち上げて、そこで新しい制度...全文を見る
○長妻国務大臣 この六項目というのは原則の項目でございますので、当然、その六項目に沿った中間的な取りまとめというようなものをこの夏にお出しをさせていただきたい。そして、地方でのタウンミーティング、あるいはかなり大規模な意識調査等々をして、来年法案を提出する予定にしておりますので、...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、老健の制度の段階で言われていたことは、各市町村国保の負担が重くなり過ぎる、高齢者の医療費の負担の明確化がなされていないのではないか、あるいは財政運営の責任の明確化がなされていないのではないか。  前政権では恐らくこういうような問題意識で、後期高齢者医療制...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、今おっしゃられたように、老健の制度のときには、お金を使うところと集めるところ、いわゆる保険者機能というのが不十分であった、こういうふうに私も考えておりますので、そういう意味では、今度の新しい制度は保険者機能がきくように、どこまでの定義がきくという定義なのか...全文を見る
○長妻国務大臣 一般論で申し上げますと、基本的に、保険者機能をきかすという意味は、予防とかそういう健康づくりに取り組んだところというのは、常識的に、医療費がほかに比べると上昇しにくいということは、保険料もほかのところに比べてそれほど高くならないという意味で、ペナルティーを科さなく...全文を見る
○長妻国務大臣 この六原則の中に入っておりますのは、市町村国保などの負担増に十分配慮するということで、これもそもそも論ですけれども、老健のときには、市町村国保の負担がかなり重い、そして、何よりも地域によってかなり保険料の格差が出てしまった、こういうような課題がありましたので、そう...全文を見る
○長妻国務大臣 後期高齢者医療制度を廃止しないでほしいという御意見も、一部、私のところにもいただいております。  その理由としては、やはり一度入れた制度で、今運営をしているということで、また新たな制度に変わると混乱があるのではないのかなどなどの御意見だというふうに思います。
○長妻国務大臣 市町村の方からは、この後期高齢者医療制度を廃止して新しい制度をつくるというときに御不安というのは、さらに地方の負担が重くなるのではないか、さらに膨大な事務作業が必要になってくるのではないのか、あるいは、今、後期高齢者医療制度のときには、現役、五割とか分担があるもの...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、国保の調整係数を外すというところまでは明言をまだしていないわけでありますけれども、いずれにしましても、今のような論点があるということ。あとは、先ほど申し上げました六原則に沿って、今鋭意、制度をどうすべきかということで、その委員の先生方からそれぞれの案の開示と...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、老健がいろいろ問題があるという前政権の御評価があって、後期高齢者医療制度になった。我々も、老健についても問題があるという認識でありますので、その前の老健制度よりもよくない制度では何のための改革かということになりかねませんので、もちろん、老健制度のいろいろな...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほども申し上げましたけれども、市町村によってかなりの保険料の差があるということが調整した後でも起こるわけでありまして、そういう意味では、やはり、先ほどおっしゃられた人口の問題、あるいは所得の問題などなど、いろいろな要素が地域ごとに開きがあることが一つの原...全文を見る
○長妻国務大臣 そういうものも一つの案ではあると思いますけれども、先ほど申し上げましたように、この六原則の範囲内で新しい制度をいかにやるべきかということで、この夏に中間取りまとめということを実現して提示をさせていただきたいと考えております。
○長妻国務大臣 本当にいろいろな御意見、御指摘がございますけれども、負担割合の明確化というのは非常に大事なことだというふうに我々も考えております。  具体的には、先ほど来申し上げましたように、ことしの夏に中間取りまとめを実施していくということで、まだ、我々もいろいろな考え方があ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、二次医療圏、御存じのように三百四十八ありますけれども、二次医療圏は基本的な考え方ですが、今でも、例えば救急だけをとると、救急はまた急性期を受けられる病院の分布がいろいろ異なりますので、その意味での救急医療圏というのは三百九十四ありまして、二次医療圏よりも五十ぐ...全文を見る
○長妻国務大臣 いわゆる総合診療医という方々の重要性というのは、私もそう考えております。  海外の国などでは、ゲートキーパーといいますか、総合診療医を通さないとなかなか専門病院に行けない、そこからの紹介が前提という国もありますけれども、日本の国の一つのこれまでの考え方というのは...全文を見る
○長妻国務大臣 この問題について、今おっしゃられたように、四月から新しい学会が、三つが一つになってできるわけでありますので、まず、役所主導というよりは、そういう学会の取り組み等々、いろいろ御検討されているようでありますので、それを我々としてもお聞かせいただきながら、医学部の話であ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども申し上げましたように、まず大前提はフリーアクセスを確保するということであります。ただ、その前に、本当に地域でいわゆる総合診療医のような方にある程度よく診ていただくような体制をとって、そこで的確な病院の紹介をいただいたり、あるいは、病院に行くまでもなく、そこ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども申し上げましたように、三つの学会が一つになって、さらに強力にこういう総合診療医のあり方というのを議論、あるいは施策を出されると思いますので、それをよく拝見して、必要があれば文部科学省とも連携をして、いわゆる総合診療医の拡充策がどういうものがあるのかというの...全文を見る
03月02日第174回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○長妻国務大臣 基礎年金の国庫負担を二分の一に引き上げるというのは、これは恒久的な支出だと思います。  ただ、自民党政権も苦しかったんだと思いますが、恒久的な支出にもかかわらず、二年間、埋蔵金を手当てするということでしのいでおられるというふうに認識しています。
○長妻国務大臣 今、国民年金、厚生年金、百二十兆円運用をしておりますけれども、これは国民の皆様からある意味では義務として預かった預かり金、しかも超長期で老後のために預かったお金ということでありますので、これはそういう趣旨で、きちっと求められた利回りの範囲内で運用するということに努...全文を見る
○長妻国務大臣 加藤委員がかねてから問題意識として恩給及びその追加費用、これが税金で潤沢になされている、こういう問題意識のもと国会でも質疑をされておられるというのは、私も認識をしております。  これは一つの論点だと私も考えておりまして、今後それについて研究する必要があるというふ...全文を見る
○長妻国務大臣 いわゆるドラッグラグということで、未承認薬、適応外薬の必要性というのは、私としても十分理解をしているつもりでございます。  そして、基金の執行停止のお話ですけれども、あれについては、適応外薬の三十六品目というのは、枠はありましたけれども、具体的に品名がまだまだ検...全文を見る
○長妻国務大臣 皆様方から御要望をお伺いしますと、今御指摘いただいたように三百七十四件の御要望をいただいて、それを鋭意検討会議で、これはことしの二月に設置をされたものでございますけれども、これでセレクトをしていって、そして、そこで決まったものを各企業にお願いをする。要請から六カ月...全文を見る
03月03日第174回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、直嶋大臣から答弁したとおりでありますけれども、ちょうど三年前に参議院選挙がありまして、その参議院選挙でもマニフェストを提示をいたしまして、その参議院選挙が終了後、衆議院選挙に向けたマニフェスト作りというのを開始をしたというふうに記憶をしております。そし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私からも。  御存じのように、児童手当と子ども手当、目的が違いますし、所得制限掛ける掛けないということも違います。その意味で、私の立場では、景気の対策ということで、それが主目的、第一の目的でやるわけではございませんので、厚生労働省としてもその試算はしてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは御存じのように、支払のタイミング等は前の児童手当と全く同じということで、六月に支給をして、これは二月、三月、四月、五月分をお支払いするわけでありますが、二月、三月は児童手当でありまして、四月からは子ども手当という四か月分を合算してお支払いする。この四...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは本当に地方自治体に実務を担っていただくわけで、地方自治体ごとに一定のコンピューターの改修等々のことが発生すると思いますので、私どもとしてはきちっと払われるように努力をしていくということで、もう御足労いただいて、本省にも担当の課長さんに何度か全国から集...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私としては、本当に全力でこれがお支払いできるようなこういう形にしていきたいということでございますけれども、新しい制度でありますので、仮に時間に余裕があったとしても、いろいろ過去の新しい制度を導入したときには問題が起こるというケースもございますけれども、我々...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) はい。閣議決定の署名をしております。
○国務大臣(長妻昭君) これは新しいセンターでありまして、私が、本当に過去の官民人材交流センター、前の政権で運営されておりましたセンターはまさにあっせんをするということで、省庁のあっせんはしないけれども官民人材交流センターを通したあっせんはオーケーですと。これは理屈が分からないと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 八ツ場ダムの水道事業については厚生労働省の所管だということで国庫負担などでかかわっておりますけれども、今、前原大臣が申し上げたように、これはマニフェストにも書かれ、そしてこの内閣の方針と、基本的方針ということで中止ということで私は理解しております。
○国務大臣(長妻昭君) これは公約を作る過程で、選挙前ですけれども、私もかかわった経緯がございますし、内閣の中で私自身が意見を聞かれたということはありませんけれども、仮に異議があればそれは所管の大臣として申し上げたところでありますが、私は異議がありませんでしたのでそのまま意見は申...全文を見る
03月04日第174回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(長妻昭君) 子育て支援策でございますけれども、一つは現金給付ということで、これは子ども手当のようなもの。そして、もう一つは現物支給ということで、これは保育所サービスの充実、あるいは放課後児童クラブも入りますけれども、そういうようなサポート。そしてもう一つは、やはり育て...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今はハード面の説明を申し上げましたけれども、これ調査がございまして、これは厚生労働省所管の労働政策研究・研修機構ですけれども、育児にストレスや不安を感じたときに夫にしてほしかったことということでありますが、一位は夫に励ます、褒める、慰めるということをしてほ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) よく公園デビューなんていう言葉もございますけれども、やはり近隣の皆さんと交流をして子育ての悩みを相談し合うと。どうしても今、おじいちゃん、おばあちゃんと住むという世帯ではなくて、若い夫婦でお子さんを初めて産んで相談する人がおられないということがございますの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まさに子育てで悩みを自分で抱えて悩んでおられる親御さん、大変多いというふうに考えておりまして、その拡充と、あとは子育ての悩みからうつになる方も多いというふうに聞いておりまして、私どもとしては、今うつの対策のチームを立ち上げまして、ある意味ではアウトリーチ、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられるように、学校教育の現場で給食費の徴収というのに大変御苦労されておられるということも聞いております。払えるのに払わない方というのはほんの一部だとは聞いておりますけれども、確かにいらっしゃると。そういうところへの現物でどうだという御意見も我々承...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いろいろなそういう御指摘、アドバイスもいただきながら平成二十三年度の制度設計をしていきたいと思いますけれども、ただ、この子ども手当のまず一つ出発点にありますのは、やはり先進国と比べて子育てに掛ける予算というのが、GDP、国内総生産で先進七か国だけ見ると日本...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、この子宮頸がんの原因となるHPVというウイルスでございますけれども、このウイルスですべて子宮頸がんの原因となるというわけではございませんけれども、その原因となるウイルスの一つということでありますが、これについては、厚生科学審議会の予防接...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の基本的な考え方は私も同感でございまして、雇用波及係数というのがございまして、一定のお金を投資するとどの事業が一番雇用を生み出すかというのは、もう今や公共事業、いわゆる土木事業よりも介護の方がはるかに高い、あるいは医療の分野と、こういうようなことになって...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今税金の話がございましたけれども、既に今、主に四つの政策を実行をして企業にお金を直接給付すると、こういう今政策もございます。  一点目は、有期雇用の労働者の方を、アルバイト、パートの方を正社員にしていただく、正社員転換制度を導入すると一事業主について三十...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、独自調査の結果を言っていただきましたけれども、我々も調べてみると、平成十九年ですけれども、十二月にハローワークで求職に来た方にサンプル調査をいたしましたところ、受給してない方が四一・九%ということで、それ以外の方は、かつては受給していたけれどももう失業...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたように、この支給要件の運用を改善すべきであるという御指摘をいろいろいただいておりまして、改善を進めているところであります。今現在、この生活費も支給をされておられる件数というのが、認定をした件数が二万八千三百九件ということになっております...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われたものというのは昨年十一月末にこの職業訓練が終わった方についての数字だと思うんですけれども、十一月末に終わってすぐにそれは就職できる方というのもいらっしゃいますけれども、我々の過去の職業訓練の実績などでいうと、職業訓練が終わって三か月の間にかなり就...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私としては、年金の制度の抜本改革というのを四年後に法案を通すということで、そこで大きく改革するということでありますが、ただ、その前にできることはやっていくと、こういう方針でございまして、今おっしゃられた国民年金の保険料の納付は、過去二年よりも前にはさかのぼ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) かねてより公明党の方からもそういう国会でも御指摘をいただいているところでございまして、私としても、これについて、いろいろ今まで改善がされている、つまり合算が今までは診療科単位だったものを一定の医療機関単位にするとか、改善はなされておりますけれども、今御指摘...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 公明党の方からも、先日、介護ビジョン、提案をいただきまして、その中にございましたのは、やはり施設介護の体制の充実、そして居宅介護の充実、そして介護職員の処遇改善、この三つは私も同感でございまして、つまり、介護を受ける方にとって在宅で受けるのか施設で受けるの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今非常に興味深い数字を見せていただいて、私どもも、昨年の十二月に介護就職デーということで、介護の事業所と介護に関心のある方をマッチングということで、全国で一万人の方が来られて、そのうち介護業界へ就職された方が千人ということで、一割の方がそこに来られた方で就...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も一つの理想、あるべき姿というのは、この小規模多機能というのが全国に多くあって、そこから訪問看護、訪問介護のステーションとなる、あるいはデイサービスやショートステイなどなど、私も何度か大臣になってから介護の職員の実体験ということでやらさせていただきました...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 国民健康保険料、国保の収納状況は、平成二十年度の保険料の収納率というのは全国平均で八八・三五%となりまして、前年度比二・一四ポイント低下しております。
○国務大臣(長妻昭君) そこのグラフでは二五%ということで、国保の財政全体の中の国庫負担だと思いますけれども、基本的に国保の保険料とほぼ同じ額の国庫あるいは公費負担がなされているということで、平成二十二年度予算では、根っこからいいますと三兆円以上の国庫負担の予算を付けさせていただ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは国費としては四十億円で、そこに地方財政措置をいたしますので、トータルでは二百八十億円投じますけれども、これは私どもが選挙の前にも申し上げていたことでございまして、期せずして失業された方の国保の保険料につきまして軽減をする、おおむね半分になるという措置...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も、医療崩壊を防ぐ、そして急激な保険料の上昇を防ぐということも必要だということで、医療崩壊については十年ぶりに診療報酬ネットプラス実現し、極力、特に国保、財政力が弱いということで、今申し上げたような財政措置やこれまでの優遇政策を継続をするということが大前...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一点だけ申し上げますと、今年の四月からまた新たな保険料について、年収の高い方については最高保険料の額を上げようということで、今まではどんなに年収が高くても年間の保険料の上限は五十九万円でございましたけれども、それを年収が一定以上の方は年間保険料の上限を六十...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず現状を。  本当に今おっしゃられるように、そういう措置で自殺に追い込まれるということは、これは、こういうことはもうあってはならないというふうに考えております。  今現在とっている措置としては、これは野党時代、私どもも与党の皆さんとも協力して、まずは...全文を見る
03月05日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○長妻国務大臣 私自身は、これは医療崩壊を食いとめるための施策の第一歩だというふうに考えております。  その一方で、さらにどんどんどんどん上がってくると、もう一つとしては、患者さんの自己負担が上がる、あるいは保険料にはねる、そういうような問題もありますので、私は、このネットプラ...全文を見る
○長妻国務大臣 この議論は予算委員会などでも御指摘をいただいたところでありますけれども、まずは、計算の方法として、ジェネリックの医薬品を使うことによって、これを促進しなきゃいけないというのは、先進国の中でも日本は使う比率が低いというおしかりを受けておりますので、この促進をするとい...全文を見る
○長妻国務大臣 自民党時代はやったけれども、その算定は間違っていたから民主党政権ではそういうのをするなと。いささか、何か理論がよくわからないところもあるんですけれども。  自民党時代に外出しをしてこれを計算した、つまり、ジェネリックの促進によるお金というのは、これは基本的には技...全文を見る
○長妻国務大臣 基本的に重要なことは、入院に四千四百億円財源をつけている、あるいは医科に四千八百億円つけているということで、それ以外の計算方式については前と変わっていない、こういうことで我々は平仄を合わせているつもりであります。
○長妻国務大臣 当然、お子さんは家庭で育てる、あるいは、御両親がおられないお子さんについては施設で育てるということは当然だというふうに考えておりますけれども、児童手当では「生活の安定」という項目が入っておったわけであります。子ども手当については、所得制限を我々は設けておりませんの...全文を見る
○長妻国務大臣 この法律の目的のところにも書いてございますけれども、やはり、これまで我々は、子供を育てるというのは家庭のお金で基本的には育てるんですよ、こういうような考え方でありました。この子ども手当といいますのは、初年度は半額でありますけれども、これは、社会全体でお子さんを育て...全文を見る
○長妻国務大臣 これも繰り返しになりますけれども、これまでは、費用の面でいうと、一義的にお子さんを育てる経費というのは家庭で持つ、こういうような発想があったわけでありますけれども、費用の点で、社会全体でその費用を分担していきましょう、これが目的であります。  これは当たり前の話...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、先ほども申し上げましたように、お子さんを育てておられる御家庭とお子さんがいらっしゃらない御家庭、これについて、当然お金の支出というのは違うわけであります。お子さんを育てておられる家庭の方が、その部分で見ると支出が高いということでありますので、その部分につ...全文を見る
○長妻国務大臣 それは、政策的効果の一つとしてもちろん入っております。
○長妻国務大臣 基本的に、これまで子育てに関する予算というのは余りつかずに、結果として、GDPの比率、国内総生産比で見ると先進七カ国で最低になっているわけです。常に子供に関する予算というのは、ほかに重要なことがあるから、効果が本当にあるのかどうかわからないから、これは後回しにしま...全文を見る
○長妻国務大臣 この中期財政フレームというのが具体的にどういうものなのかというのも私も詳細に聞いているわけではありませんので、ただ、私の立場では、もちろん、子ども手当について平成二十三年度、マニフェストどおりに支給をするということで、検討課題ということで判こを押した四大臣合意、予...全文を見る
○長妻国務大臣 今、地方自治体の扱いのお話がございましたけれども、私ども、もしこの子ども手当法案を成立していただいた暁には、地方自治体に通知を出そうというふうにも考えております。  そういう意味では、外国人の方で、母国にお子さんがおられる場合、ただおられるだけでは支給はされませ...全文を見る
○長妻国務大臣 子ども手当の所要見込み額ということでありますけれども、平成二十三年度につきましては、二十二年度との増額でいいますと、二兆五千三百九十一億円の増額見込みとなっております。
○長妻国務大臣 私ごとでありますけれども、子供がおりまして、そのうちの一人が対象になるということであります。  この法案を成立していただいた暁には、それを私は受け取って、使い道は家族会議で決めていこうと考えております。
○長妻国務大臣 私が聞いておりますのは、これはまた別の法律が政治家にはありまして、そういう意味では、選挙区内の自治体等での手続というのはできないというふうに聞いております。
○長妻国務大臣 まず、国会議員のお話も前段にございましたけれども、これについては、選挙区内の自治体に寄附というのは別の法律でできないというふうに聞いておりますけれども、選挙区外の自治体ということでは可能であるというのが一点。  そして、所得制限の話でありますけれども、子ども手当...全文を見る
○長妻国務大臣 今申し上げたのは、二十三年度に二兆五千三百九十一億円ふえると申し上げましたけれども、これについて、平年度、全部それが実施されたときに地方税と国税合わせて九千億ということで、地方税については二十四年度からの措置でありまして、所得税については来年の一月からの措置である...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、これは税調の中でも議論をして、そういうスケジュールを決めていくということになったわけでありまして、控除から手当の流れというような政策の中でそういうスケジュールが出てきているところであります。  我々は、マニフェストでも、これ以外についても控除から手当へとい...全文を見る
○長妻国務大臣 突然のお尋ねでございますけれども、今は……(西村(康)委員「通告していますよ」と呼ぶ)いや、通告いただいておりません。  九割の方が支給をされているということでありまして、一割の方が所得制限の対象である、こういうようなボリューム感であります。
○長妻国務大臣 二千億円程度というふうに聞いております。
○長妻国務大臣 二千二百億円ということであります。
○長妻国務大臣 これについては、まず社会全体で子供の育ちを応援するというのが一点と、仮に所得制限ということになりますと、控除の廃止ということで所得制限が入った世帯は完全な増税だけというふうになるわけであります。そういう意味で我々、控除から手当へ、こういう流れを加速する。つまり、控...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども、法案の中の寄附のお話に触れていただきましたけれども、そういう意味では、寄附という制度も入れさせていただいて、これは、お金を受け取って寄附というよりも、当該自治体であれば、お金を受け取る前にそれをお申し出いただくとその自治体が適切にそれを使う、こういうよう...全文を見る
○長妻国務大臣 今、高額所得者について、自発的にそういう方がそのお金について、自分は家庭で使わずに寄附で使いたいと思う方はそういう制度を利用いただくということも盛り込んでいるということでありまして、基本的には、所得制限が入っておりませんので子供の育ち、子育てを応援する費用に使って...全文を見る
○長妻国務大臣 寄附制度に期待をするということではありませんで、これを入れましたのは、高額所得者の方で、自分がこの金額をいただかなくて、社会全体、人様のそういう施設等々で使ってほしいと思われる方がいるとすれば、そういう方が簡便に寄附をできるような制度を設けたということで、これは先...全文を見る
○長妻国務大臣 これは寄附を、一定を見込んで、それを政策の中の恒常的な現物支給とか、あるいは保育サービスの充実の予算として想定してカウントする、こういうことは我々はもちろんしておりませんで、それについては五カ年計画でもお示しをしておりますように、現物支給の充実というのは別途我々は...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほど来申し上げておりますけれども、この社会全体で子育て、子育ちを応援するというのと、もう一つについては、控除から手当へという流れ、セットで我々は考えていきたいということと、そしてもう一つは、諸外国、ヨーロッパ諸国においても、所得制限が入っていないということ...全文を見る
○長妻国務大臣 今お願いをしている法案というのは、これは御存じのように単年度の法案でございまして、これについても所得税部分は来年の一月から控除の廃止ということになり、二十二年度の後半から始まるということであります。そして、その流れの中で、私どもとしては、二十三年度について、本格実...全文を見る
○長妻国務大臣 我々が申し上げておりますのは、所得制限をかけないというのは、社会全体で子供の育ちや子育てを応援するというのがまず大前提にこの法律の理念としてあるということでありまして、そしてその背景には、全体の、これは子ども手当だけではなくて、控除から手当へという考え方が背景には...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられましたように、放課後児童クラブの職員の待遇を改善すべしというような声は多くの方からいただいているところでありまして、この児童数についても、五年間で三十万人増を目指すというからには、やはりその環境整備が必要であるということであります。  その意味では...全文を見る
○長妻国務大臣 子宮頸がんウイルスでございますけれども、今現在あるワクチン、政権交代後に認可させていただきましたけれども、これは全部のウイルスに対応するわけではございませんけれども、半分以上のウイルスに対応するということでありまして、今御指摘もいただきましたので、専門家の先生を交...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今、一番根幹の目的のところに御質問がございましたけれども、我々の問題意識は、非常に財源というのは限られておりますけれども、やはり日本国は、世界先進国で見ても人生前半の社会保障というのがこれまで不十分だったのではないか、こういう大きな問題意識に立っております。...全文を見る
○長妻国務大臣 この財源については、平成二十三年度、子ども手当のみならず、今御指摘いただきましたような社会保障の自然増、国庫負担だけでも一兆円ずつ伸びていく、あるいは、厚生労働省のみならず、ほかの省庁で約束している部分の公約の予算等々も始まるということであります。その一方で、やは...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども申し上げましたように、子育てにかける経費、費用を社会全体で支えていくというのが大きな理念としてあるわけでございまして、その中で結果として少子化対策、少子化の流れも変えていこうということも我々考えているところでございます。  それと同時に、先ほど来申し上げ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、るるお尋ねがございました。  六月支給ということでございますけれども、これについては、もう御存じのように、今までの児童手当の支払いの方法というのが、四カ月置きに年三回支払うということで、それが新年度は六月がまず第一回目ということで、その支払いの事務の軽減も含...全文を見る
○長妻国務大臣 医療の立て直しといったときに、簡単に言うと、大きく二つの手法があると思います。今言われたような、税金で直接そこに補助を入れる、もう一つは診療報酬という中で見ていくということがあると思います。  今は前者のお話で、その意味で、百億円の事業を十地域つける、二十五億円...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘の点は、広い意味での子育て支援の現物給付、保育サービスとともに医療サービスも充実をさせるという筋のお話だと私は思います。  子育てビジョンの中にNICUの病床の目標も入れさせていただいていまして、今現在は出生一万人当たり二十二・四床でございますが、これを...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり我々は、この子ども手当について、さらにPR、広報、説明をする必要があるというふうに考えております。  大々的に説明するのは、まだこれは法案が通っておりませんので、世間の皆様方には法案の成立後になろうかと思いますけれども、まずは、少子化というお話もございまし...全文を見る
○長妻国務大臣 平成二十三年度の制度設計でございますけれども、私としては、この子ども手当のみならず、子育ての現物支給も含めたかなり大きな枠組みの提示をしていきたいというふうに考えております。  といいますのも、ずっとこれは懸案でありました幼保一元化、幼稚園と保育所の一体化、今の...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、児童福祉施設に入所しておられる親御さんのおられないお子さんなどについて、これは子ども手当という法案の中では措置ができないということでありますので、安心こども基金というものを活用させていただいて、その中から同額分を施設にお渡しして、趣旨をきちっと...全文を見る
○長妻国務大臣 バウチャーという考え方も一つの考え方だとは思いますけれども、これは非常に難しいのが、では、どこまでの範囲をそういう措置にするのか。そして、あるいは自治体を含めた、非常に手間、手続がかかる。あるいは、最近は我々も新しい公共ということを申し上げておりまして、今、NPO...全文を見る
○長妻国務大臣 子ども手当の目的というのは、社会全体で子供の育ち、子育てを支えていく、応援をしていくということであります。  児童手当は、経済的な支援ということで、所得制限が入っております。その点が一つ違うところではないかというふうに考えております。
○長妻国務大臣 確かに、支払いのスキームについては児童手当と同じ、年に三回、四カ月ずつお支払いする、第一回目は六月ということで、これについては、やはり地方自治体の事務負担というような問題もありますので、事務のスキームは残させていただきました。ただ、所得制限をかけないなどなど、趣旨...全文を見る
○長妻国務大臣 財政が苦しい中で新しい政策を打ち出すということは、いろいろな御意見があるということだと思います。  先ほども申し上げましたけれども、政権が交代をしたということで、お金の使い方を変えようと。人生前半の社会保障、特に子育てにかける予算が、これまでいろいろな議論で、効...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、四大臣合意でも、平成二十三年度においては予算編成の中で議論、検討をしていくということになっておりますし、今御指摘いただいた幼保一体化の中でも、そういう保育所運営等に係る財源をどうしていくのかということが、議論が本格化してまいりますので、その中で適切...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘のような、学童、放課後児童クラブなどなどについて、いろいろ御協力いただいているところで、この放課後児童クラブについても、五年後に百十一万人整備目標ということで、これをやらなきゃいけないわけでありまして、その中で財源をどうするかというのは、先ほど来申し上げて...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、このビジョンを実現するための予算というのは、平成二十二年度にはきちっとつけております。認可保育所でいいますと三千五百三十四億円、これによって、この目標に近づいていく。放課後児童クラブでは二百七十四億円。病児・病後児保育、休日保育、延長保育、一時預かり、地域子...全文を見る
○長妻国務大臣 この追加費用というのは、一定の前提を置いて中立的に試算をしてお示ししたものでございまして、そういうような意図というのはありません。
03月05日第174回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(長妻昭君) 私ども野党時代、あるいはこのマニフェストにおいてもそうでございますけれども、この紙台帳につきましては、初めの二年間集中的にこの紙台帳の照合をして四年間で紙台帳を照合するということは、これは野党時代も含め、そしてこのマニフェストでも含め申し上げているところで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、私が野党時代申し上げていたのは、当時の自民党が紙台帳の照合はやっとするというところまで言ったものの、期限は分かりませんと。するけれども、いつまでにできるか分からない、分からないと言うから、私は野党時代、期限をちゃんと切ってくださいということを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも前の厚生労働委員会等でも御指摘をいただきましたけれども、私どもは一期四年の中で年金通帳を発行するということでございます。  まずそれが前提でありますけれども、その前に、まず速やかにできることは、インターネットで年金の記録を照合して、これまでは年金の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、ですから一期四年の中で年金通帳を実行するということを申し上げているところであります。  そして、先ほど紙台帳のお話だと思いますけれども、これについてももう自民党のお求めで資料を出させていただいておりますけれども、四年間で全件を照合するということで、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 年度内に交付決定をしようと考えておりまして、三月の中旬までぐらいにはさせていただきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) これにつきまして、まず実務的な面で言いますと、やはり子ども手当を支給するということで事前の準備が必要である、そのためのシステム経費を付けてほしいという御要望もございました。そして、先ほど総理も御答弁申し上げたわけでありますが、憲法八十三条で国の財政を処理す...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど財政民主主義というお言葉をいただいたんで、私は今、財政民主主義には反していない、第二次補正で提言をして予算案を審議をして議決をしていただいたというようなことを申し上げました。  実務上の話といたしましては、これは二十一年度中に臨時的に発生するシステ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど六月支給についてのいろいろ御意見がございましたけれども、これにつきましては、支払のスキームは児童手当と同じスキームを使わせていただいて、地方自治体の混乱がなきようにしようということで六月ということでありまして。  それで、積算の根拠は、平成二十一年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、交付決定をさせていただいて、この交付の確定処理というのを夏あるいは秋に国に御報告をいただいて、会計検査院等のチェックもあってこれは精算をするというような手順になるというふうに聞いております。
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど来説明を申し上げておりますけれども、あくまで上限を設定をして、それが上限ですよということで実際に掛かったお金を執行するということでありまして、これは万が一、上限まで余りお金が必要ないんだけれども、もう目いっぱい取ってしまってほかの用途に使うとか、そう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の負担増というのはどの部分か。今、控除がなくなるというようなことで、控除に連動していろいろな厚生労働省所管の保育所の自己負担等々で影響が出てくる部分もあると、そういうような観点でのお尋ねであれば、それについて確かに影響がありますので、これは今その影響を検...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 控除から手当へという流れの中で、確かに今のような問題というのは発生するというのは私も認識をしておりまして、政府としても、さっきも若干触れさせていただきましたが、控除廃止の影響に係るプロジェクトチームというのを立ち上げて、第一回の会合をいたしました。その中で...全文を見る
03月08日第174回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(長妻昭君) 谷岡委員におかれましては、教育に対して高い見識を有しておられるということで、今後とも御指導いただきたいんですけれども。  日本で教育といったときに、どうしても文部科学省の学校教育だけを思い浮かべる方が多いんですが、私は、教育といったときに、今後は職業訓練...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 植松委員におかれましては、いつもいつも御指導いただいておりまして、この保育の問題についても見識を、深いアドバイスもいただいているところでありますけれども、この今おっしゃられた指定制度ということでありますが、今、御存じのように認可制度ということで、ある意味で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは今、国会日程等々で、土曜日に介護も含めて自分でそういう職場体験をしてみようというようなことでいろいろ御協力いただいていまして、どうしても東京近郊になってしまうんですけれども、全然地方と都市部と状況が違うというのはよく私も理解しているつもりですので、機...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、大体社会保障費百兆円というお話がございまして、その約半分が年金で、三十兆円ちょっとが医療、それ以外の介護、生活保護等々でありますし、その百兆円のうちの六五%が保険料、二五%が国費、一〇%が地方の税金ということで、自然増も、御存じのように、社会保障のサー...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、菅大臣も申し上げましたけれども、医療、介護の分野というのは市場だけで見ると非常に成長する分野であるということで、雇用波及係数というのがございますけれども、一定のお金を投じると何人人を雇う、雇用に影響が出るか。公共事業よりも、もう御存じのように介護が一位...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基金か介護報酬かというのは、今言われたように、地方の負担の問題、保険料あるいは自己負担の問題もございますけれども、ちょうど二年後が、先ほども申し上げましたけれども、介護報酬と診療報酬、診療報酬は二年に一遍、介護報酬は三年に一遍ですが、ちょうど平仄が合う二年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この母子加算というのは生活保護の世帯の加算をするものでありますけれども、これはナショナルミニマムということで、憲法二十五条から考えられる最低限度の生活を保障するという非常にこれは国の根幹にかかわる制度の一つでございまして、今回の母子加算が廃止された経緯を我...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも先ほど申し上げましたように、この学習支援費というのは、これは母子家庭だけに入れるという趣旨で入れたものではございませんので、これと母子加算の関係というのはないということで、この学習支援費は存続ということで、貧困の連鎖を起こさないという一つの考え方に基...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私は代替措置とは理解しておりませんで、あえて代替措置的なものとしては、今言われた一人親世帯就労促進費というのが生活保護世帯に母子加算を廃止する代わりに入りましたので、母子加算を復活しましたから、その一人親世帯就労促進費はこれはもう廃止をするということで、廃...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この生活保護世帯に対する子ども手当については、これはもう全く児童扶養手当等の考え方と同じように収入認定をするというようなことでございまして、それとの見合いで子ども手当と同額の児童養育加算というのを拡充して、子ども手当の支給額と同じ部分を上乗せをさせていただ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この最低限度の生活を保障をすると、健康で文化的という修飾語が付いておりますけれども、その範囲の中で今回の加算というのをさせていただくということで、これは従来の児童扶養手当の加算と同じ考え方であります。
○国務大臣(長妻昭君) 最低限度の基準、ナショナルミニマムというのがこれまでは経済財政上のある意味では考え方の延長線上でつくられてきたということもあるわけでありまして、きちっとしたやっぱり国家としての哲学、基準を打ち立てるということで、今その基準を検討しております。  子ども手...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この学習支援費というものでございますけれども、これについては高等学校等就学費というものが出ておりまして、これについては高校進学に必要な入学金、授業料等を支給、実費と月額、平均実績が月額約一万五千円というようなことになっております。
○国務大臣(長妻昭君) この今申し上げましたものについては平成二十二年度においても引き続き支給をするということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これも、かねてより御答弁申し上げておりますとおり、四大臣合意というのを昨年十二月いたしました。これは、平成二十三年度以降の子ども手当の財源については平成二十三年度予算編成過程において改めて検討をしていくということとなったわけでございまして、私どもといたしま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今申し上げましたような手法、考え方をきちっと実行に移していくと同時に、あるいは、政府全体の中で特別会計あるいは独立行政法人あるいは公益法人、これをもう徹底的に見直していく。先ほども、午前中国有財産の御指摘もございました。そういうものを徹底的に見直し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、自民党の目から見ると、これ前の政権の時代も、もう無駄はない、ほとんどないんですというふうに言われておられたわけでありますが、これは少ない少ないという御指摘はいただいておりますけれども、この内閣では行政刷新会議中心に、皆さんは少ないと言われますけれど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど来申し上げているのに加えて、この子ども手当でもそうでありますけれども、控除から手当へという流れでありまして、手当の一方ではなくて、従来の控除を見直しあるいは廃止をしていくということにも取り組んでおります。  控除というのは、もちろん高額所得者に対し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 地域の中核病院というのは、二次医療圏で中核的役割を持つ、急性期も含めた総合的な医療を責任を持って実施をする病院だというふうに認識しておりますけれども、今回是非御理解いただきたいのは、十年ぶりにネットプラスということで我々付けさせていただいて、これまでの医療...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、西島委員は医療の専門家でいらっしゃいますから、今言われたような私は考え方、つまりモデル事業は税金で付けて、そこでいいものは診療報酬に取り入れていくと。ですから、一つの大筋というか王道というか、それはやはり診療報酬で医療全体を見ていくというのが一つの大...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 人口減少地域、過疎地というようなことだと思いますけれども、やはり医師の絶対的な数も不足をしているし、あるいは偏在ということも言われておりまして、やはり過疎になかなかお医者様が行かれないというようなこともあります。  私どもとして、診療科の偏在あるいは地域...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず大前提は、やはり診療報酬を、先ほど来繰り返し申し上げておりますけれども、ネットでプラス、本体部分は四倍増ということで、これについても中医協の御尽力で、これはもう十円単位で事細かにいろいろな配慮、心配りをした診療報酬体系ができて、一定の前進であるというふ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、やはり診療所の役割というのは、今おっしゃられたように家庭医、総合医的に、地域に本当に近くで安心できるという機能もありましょう。  その意味で、これも診療報酬で新たに設けた点数でございますけれども、診療所が病院と連携を取って、今までは小児科...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、ですから、今まで、やはりお医者さんの収入の重要な一番大きいものは診療報酬であるというのは、これはもう当然のことでありますので、その部分について、これまでマイナスマイナスでかなり疲弊をしてきているということで、今回十年ぶりに初めてのネットプラスというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、元々この制度というのはやはり妊婦さんの金銭的負担を軽減しようというところから始められたということで、政権交代した直後から実施をするというようなことで前政権も準備をされてまいったわけでありますが。  私も驚いたのは、政権交代してこの立場にな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この国の無駄遣いについて、その二十兆というのがどういう数字なのかというのは、どういう場面での話なのかというのはまた教えていただければと思いますけれども、いずれにしましても、このHAT―KZシステムというのを申し上げて、これはもうひも付き補助金から官製談合か...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、マニフェストの中で私ども先ほどるる御紹介いただいたような数字を一期四年の中で財源を見出したいということを申し上げているところでありまして、それについて努力をするということであります。(発言する者あり)
○国務大臣(長妻昭君) いや、だから、これは先ほど来申し上げておりますけれども、この民主党の今マニフェストがございますが、この中で平成二十五年に所要額の十六・八兆、十六・八兆をいわゆる税金の無駄遣い等で捻出をするという工程表がございますので、これについて我々としては努力をして、私...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、私ども今法案の審議をお願いしているところでありますけれども、これについて、法案が成立すればきちっと趣旨を再度十分に説明をして広報をするという必要もあると考えておりますけれども、先ほど来申し上げていますように、控除から手当へという流れの中でこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、六月の支給について何か選挙云々の御疑念というお話ございましたけれども、これについては、子ども手当でありますが、その支払の事務のスキームは、これは児童手当と同じスキームを使わせていただくということが地方自治体の御負担も軽減できるんではないかということで、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも衆議院の予算委員会でも自民党の委員の方から質問が出ましたけれども、その六百億円減額というようなお話がありましたけれども、これについて、これよく御存じなことだと思いますけれども、ジェネリック医薬品、後発医薬品の普及が日本では遅れているということで、それ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、ですから、先ほど申し上げましたように、これまでも削減見込額というものについては、これはジェネリック医薬品の今後二年間における削減がこのぐらい見込まれるというようなものについては診療報酬の外に出して計算をされておられるということで、今回も、その部分に加...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、古川委員はもうよく御存じだと思いますけれども、今回の診療報酬については、十年ぶりにネットプラスにするということで、これは正直言いまして財政当局ともかなり激しいやり取りがあったのも事実でございますけれども、何とか私どもも医療崩壊を食い止めなきゃいけない...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、我々としては対GDP比の医療費をOECD平均並みに引き上げるというような目標を掲げさせてもらっておりますけれども、これに関しては、それを目指していくということで特に期限を決めているわけではございませんが、今回のネットプラスを含めてそういう形...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この輸入ワクチンにつきましては、輸入・出荷数量につきまして、個々の二社から今輸入ワクチンを、GSK社そしてノバルティス社、二社から輸入をするというようなことになっておりますけれども、それぞれの数量等あるいは金額等については、個々のものを分解して申し上げると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この海外輸入については、輸入が四千九百五十万人分輸入をいたしまして、金額としては一千百二十六億円というようなことになっております。
○国務大臣(長妻昭君) 輸入ワクチンにおいては、今年の二月一日から我が国への引渡しが開始をされております。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、危機管理の観点から、昨年、新型インフルエンザということになりまして、残念ながら国内のワクチン製造体制が脆弱であるというようなことで、国民の皆さんの中でこの必要性が高まったときに、いや、いざ打ちたい方が殺到したときに足りませんということになっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今二千億というようなお話がございましたけれども、先ほども申し上げましたように、この二社の購入代金の全額が一千百二十六億円でございまして、その中で、これ詳細は今交渉の過程ということで表に出さない。その輸入ワクチンメーカー、世界各国とも今交渉をしているところで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほどちょっとコメントを付けないで申し上げたと思いますが、四千九百五十万人分というのは二回打ちという前提での人数でございます。
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほども申し上げましたけれども、一つは備蓄も必要数量はする必要がある。といいますのも、これは第二波というのがもう全く来ないのかという保証はございません。過去、数度にわたって全世界的なインフルエンザはございましたけれども、第二波というのが来る例もござ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今ここで申し上げられることは、備蓄ということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これは、医療事故についてはこれはいろいろな問題があると思います。お医者様がぎりぎりの難易度の高い医療行為をやったことによって、結果としてその方の命が失われたとき、具体的にどういうような刑事上、民事上の手続や措置が必要なのかというのは、まだ私は議論の途上だと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは非常にお医者様も、医療事故の患者さん、大変関心の深いところでございますが、今申し上げましたように、多くの皆さんの意見も聞かなければならないということで、この法案についても、まだ今、いつ提出するという時期まで決めているわけではございません。
○国務大臣(長妻昭君) これは丸川委員もよく御存じだとは思いますけれども、元々、この児童手当制度というのが始まって、当初は確かに国籍条項というのがございまして日本人ということでございましたけれども、一九八一年に難民の地位に関する条約というのに日本が加入するに当たって、当時の政府は...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 本当に元気のいい御指摘をいただいていますけれども、これは児童手当のときにもこれをそういうふうに措置をしているわけでありまして、それを我々は平成二十三年度の本格施行に向けて大きな論点の一つだというふうに今申し上げているところでありまして、そして平成二十二年度...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほど来申し上げておりますけれども、平成二十二年度においては児童手当と同じスキームで支払うということでありますが、今までそういう御指摘があるとすれば、我々は、法律が成立をさせていただいた暁については、この通知を地方に出して、きちっと実態も含めてそれを...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 我々としては、法案が成立させていただいた暁には、これまでの児童手当のこういう案件についてどれだけ問題があったのかなかったのか、そういうものも把握をして、そして地方自治体が本当にそれを実効的にできる手だてというのはどういうものがあるのか、これは、一方的に我々...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これもいろいろな委員会でもう何度も御説明を申し上げている点でございますけれども、この今委員が御提示をいただいた資料というのは、これまでの児童手当と、子ども手当が支給された後の差額を二十二年度について試算をされておられるというふうに思っております。  まず...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほど来説明をしておりますけれども、御存じのように年収要件が児童手当はありましたので、今度の子ども手当は年収要件がないということで、今まで受給されておられない方が受給するということもございますし、あるいは中学生についても、これまで受給されておられな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私は優遇されているとは思っておりませんで、つまり、先ほど来申し上げていますが、この表というのは、差額ですね。つまり、今まで支給をされている児童手当と、今後、子ども手当の差額。つまり、今まで児童手当を全くもらっておられない世帯にとっては、それは児童手当はその...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、三百万年収で三十一・二万円が結局は三万円になってしまうというのは、ちょっとどういう計算なのかというのは私も分かりませんけれども、基本的にさっきの繰り返しになってしまいますけれども、その差だけで見るとこの表や今お話しいただいたことというのはそうなのかもし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) もう表は出させていただいていると思いますが、再度、不十分であれば、その表を御指示のとおり改良してお出しをいたします。
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘の点は我々も承知をしているところでございますけれども、今までの児童手当の中で、例えば日本人の親御さんが国内におられて、海外に日本人のお子さんがおられるときにこれは支給をしているわけでありますけれども、子供の居住要件を課すとそれはどういうふうに扱え...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず一つは、これはマニフェストの中の工程表で、我々としては初年度半額を支給するというのは工程表の上の方にもきちっと書かせていただいているというのが一点と、そして、これはもう言うまでもない話でございますけれども、日本国の子育てに掛けるGDP、国内総生産の比率...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、質問の趣旨が、こういう家庭というのは虐待ということが行われている家庭という趣旨でございましょうか。  これについては、当然、児童虐待が行われてそのお子さんが施設に収容をされておられるというようなケースについては、この施設に子ども手当に見合うものを、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 化学物質がもう今身の回りにあふれているということで、特にお子さんは器官が未発達であるということや、あるいは赤ちゃんの場合、床をはったり口に入れてしまうなど有害の影響を受けやすいということがございまして、あるいは科学的に未解明な部分も相当ありますので、これに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 個別の事案についてはいろいろな機関で実態把握する仕組みがありますので、そこで確定してからの話になりますけれども、ただ一般論においては、御存じのとおり、裁判例、判例においていわゆる退職強要が違法とされた例があります。基本は、労働契約法の趣旨を踏まえて、使用者...全文を見る
03月09日第174回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(長妻昭君) 吉川委員におかれましては、本当に就職氷河期の大変な時期を御経験されたということでいろいろ提言をいただいているところであります。  御存じのように、大学生の内定率だけ取ると、残念なことですが史上最悪になっているということで、新卒のみならず若年者の雇用が大変...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 御指摘のとおりだと思います。雇用二事業、かつて三事業というふうに言われましたけれども、例のスパウザ小田原とか私のしごと館とか、非常にかつても問題があったということで、今御指摘のそのパンフレットも、外国人労働者向けのパンフレットにもかかわらず、施設名のみは四...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、統計について、私も就任して中を見ると、重複しているものや、あるいはデータの集計をしても発表するまでなぜこんなに長く掛かるんだということで、統計全部の見直しをして一定の短縮等を今実施をさせておりますけれども、今おっしゃられた点については、例え...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた、その新卒一括採用ということで日本のある意味では慣行として定着をしている部分があるんですけれども、これについては御存じのように雇用対策法というのがございまして、その中で指針を定めて、これをもう周知をして守っていただきたいということをお願いを...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて、企業のある意味では採用の一定の自由度というのも確保することも重要でございますので、そのはざまの中でどういうことができるのか、課題は様々あると思いますけれども、研究はしてみたいと思います。  そして、やはり卒業した後に職業訓練を、残念なことで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたように、かつては地域社会や企業が社会保障のある意味では一定の部分をカバーするというような役割を果たしていた部分もあります。今は地縁血縁ということも薄れ、あるいは企業でも終身雇用、年功序列、これが崩れ、非正規雇用の問題もあります。  そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 脳卒中は、言うまでもなく死亡原因の第三位ということで、今、日本国内で一日平均、日本国民全体でいうと死亡者が三千百人程度おられますけれども、その中で一日平均脳卒中は三百四十七人ということで、死亡者の一割ということでありまして、これは大きな力を入れて対応しなけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今tPAの話もございまして、やはりいろいろ全国の病院を見ますと、二十四時間で対応している病院もございますし、あるいは診療時間内だけしか対応できていないと、その治療について、そういう病院もございますので、多くの病院が対応をしていただけるような体制づくりという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 本当に脳梗塞という病気は、その後の後遺症も含め、私も身近にそういう方がおられますけれども、皆さんの身近にも今は珍しくない病気でもございますのでおられると思います。  その中で、今本当に生活再建というようなお話もございましたけれども、やはりその観点からいい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、同時改定について、介護のお話もございましたけれども、介護で申しますと、在宅と施設というのが大きく二つに分かれますけれども、やはり介護を受ける方が、在宅がいいのか施設がいいのか、いろいろ家族の御事情もあると思います、御自身で選択できるようなまず体制をつく...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは私の方にも、例えば脳卒中基本法のような法案は作るべきではないかという御要望もいただくこともあります。今現在、がん対策基本法というがんに着目した基本法はございますけれども、じゃ、ほかの御病気もあるわけで、それぞれ御病気ごとに基本法を作るというのが果たし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今八ページの表を見せていただきましたけれども、私どももこれも事前に見させていただいて分析をさせていただくと、やはり高齢者の就業率と医療費についてはある程度の相関関係があるというふうに考えておりまして、これ一人当たりの、これ平成十九年度でございますが、一人当...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、農業の事例を挙げていただきましたけれども、一般的にやはり収入の対策というのは重要でございまして、介護事業についても二十代で年収二百万を下回る方もいらっしゃるということで、これは農業とは直接は関係ありませんけれども、今私どもとしては最低賃金というのを引き...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今その図をお示しをいただきましたけれども、この健康診断特例区域というような区域でございますけれども、いわゆる大雨地域とも言われておりまして、今黒い雨のお話いただきましたけれども、原爆が落ちて上昇気流の影響等で雨が降ったということで、その爆心地から近い大雨地...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて私も調べてみましたけれども、御存じのように、その区域をどうやって決めたのかというのは、これは昭和二十年、ちょうど原爆が落ちた直後に宇田博士という方がいらっしゃいまして、その方が聞き取り調査を数か月にわたって直後からされて、いろいろな状況を勘案を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、戦後のすぐの状況の中で数百人の方の具体的な証言を聞いて、そしてこの宇田博士の調査で大雨地域というものを指定をしたというようなことを聞いております。  その後も、先ほど御紹介した調査のみならず、平成三年度には広島県や広島市が実施をした黒い雨...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一九七六年に今の黒い雨の大雨地域を健康診断特例区域に指定したというのはそのとおりでございますけれども、これについては宇田博士の調査を基本として指定をしたものでありますけれども、そのほかにも黒い雨地域内の一部で高い濃度の放射能が検出された例の報告があったこと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは宇田博士の調査以外にはないということでありますけれども、やはり非常に難しい点がございますのは、時を経て、いろいろな証言やその当時どこにどういう形で雨が降ったのかなどなど、当時の状況を知るすべというのは、やはり被爆、原爆が落ちた直後のこの調査というのが...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 二つのことを申し上げたいと思うのでございますが、今の宇田博士の調査につきましては、その調査のみならず、先ほど来御紹介しています昭和六十三年から平成三年にかけて広島県、広島市が実施した黒い雨に関する専門家会議においては、この宇田博士の調査による降雨範囲は妥当...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも先ほど申し上げた調査、今やっている調査でございますけれども、これは今御紹介いただきましたようにかなり大規模な調査だということで、この調査を行った事実は重く受け止めていこうというふうに思っております。  これについて、三月末、今月末に最終的な取りまと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたけれども、広島県、広島市の新たな大規模調査の結果がもう今月の末に出てくるということでございますので、その中身をよく分析をして、そして専門家の先生方にも詳細にその中身を分析をしていただいて、そして私としても、厚生労働省としても見解を出し...全文を見る
03月10日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○長妻国務大臣 今おっしゃられたのは、海外に日本人の家族で行っているということでありましょうか。(大村委員「いいです、それは今鳩山総理に聞いたので。親が行って子供が残っている……」と呼ぶ)
○長妻国務大臣 これについては、子ども手当支給の要件というのは、一つは、監護という法律用語がございますけれども、お子さんを監護して、あるいは生計を一にするということでありますので、仮に親御さんが海外に行っていたとしても、例えばおじいちゃん、おばあちゃんがそのお子さんを監護している...全文を見る
○長妻国務大臣 日本にいる外国人の方については、お子さんが国内にいる、あるいは母国におられる、いろいろなケースがあると思いますけれども、いずれにしても、生計を一にする、かつ監護しているという要件を満たせば支給をされるということであります。あるいは、親御さんが日本にいてお子さんが海...全文を見る
○長妻国務大臣 そういう応答要領のマニュアルはございませんで、これはよく御存じだと思いますけれども、児童手当においても基本的には同じでございます。児童手当でも、一九八一年までは国籍条項がございましたけれども、一九八一年の難民の地位に関する条約の加入に当たっていろいろ時の政府も検討...全文を見る
○長妻国務大臣 今の時点で、厚生労働省としては、外国籍の子供について対象となる方が何人いるのかというのは、特に調査は行っていないということであります。
○長妻国務大臣 今、突然のお尋ねでございましたけれども、これについては、今の児童手当による支給について、国として、国籍によってその支給の人数というのを集計させるということにこれまでなっていないわけでございます。  そこで、例えば、外国人登録が多い地方自治体である東京の荒川区であ...全文を見る
○長妻国務大臣 平成二十二年度について、何かえいやでやったのではないかということでありますけれども、この児童手当についても、いろいろこれはお考えになられて、いろいろな事務手続、地方自治体の負担なども考えて、年に三回の支給とか、いろいろな事務の要件を考えておられるというふうに思いま...全文を見る
○長妻国務大臣 今、一年ぐらい議論をしてからやったらどうだというお話もございましたけれども、これはマニフェストで、大村委員はマニフェストを厳守せよということをよく言っておられるわけでありまして、この二十二年度の工程表の中でも、四月から半額支給するというのを書かせていただいていると...全文を見る
○長妻国務大臣 まず最初に申し上げます。  死亡事例に係る実態把握については、私が指示しまして、ことしの一月から、今後発生する事例については今までより詳細な報告を都道府県に求めていって実態把握に努め、そして、安全性の向上、これの推進というのは、これは言うまでもなく全力で進めてい...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられましたように、控除が廃止になって所得が変わるということで、厚生労働省所管のそれに連動する費用負担というのを全部ピックアップいたしますと、もう数十にわたるようなものが影響を受ける可能性があるということになりまして、これについては、これから、この問題だけ...全文を見る
○長妻国務大臣 今まで子育てに関する予算というのは、議論にはなりますものの、余り大規模なものは、ほかにもっと重要なものがあるからということで先送りをされてきた歴史がございます。  一歩一歩、若干ずつは進んできたという認識がありますけれども、それでも、先進国の中で、GDPの比率で...全文を見る
○長妻国務大臣 まず大前提にございますのは、子ども手当法案の第二章に規定されているとおり、あくまで子ども手当として受給者に対して支給することになるということでございます。  今御指摘の第十九条につきましては、これは児童手当分を現行どおり国、地方、事業主が費用を負担して、それ以外...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましても、所得制限を設けないというふうにしたところでございますけれども、事務の手法として、所得制限を設けないとしたにもかかわらず、一たん児童手当という事務で所得制限の方々を把握して、そしてその後、所得制限のかかっていない方とあわせて支給をするということに...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、平成二十三年度の実施の際に、これは負担の問題も大きな論点でございますし、先ほどの外国人の方の問題も論点でございますし、今御指摘の部分も論点として我々は制度設計をしていくということにしておりまして、またその際には、皆様方の御意見も賜りたいと思っており...全文を見る
○長妻国務大臣 六月からの支給に向けて、制度の円滑な実施を図ることができるように、これは本当に今まで以上に密に連絡をとるということで、ことしの一月十五日や一月十八日、二月二十五日、本省の方に地方から担当の部局長や課長の方に御足労いただいて、時間をかけていろいろな御説明や御意見を直...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、支払いのスキームは児童手当と同じ形を使って、事務の軽減ということで年に三回支給ということでございますけれども、これについて、我々も、先ほど申し上げましたようなことで、コミュニケーションをよくしていくということで、地方自治体の皆様方にも御負担をかけますけれど...全文を見る
○長妻国務大臣 これは二十三年度に向けて本格的な制度を実施するというようなことでございまして、そのときにはもちろん、児童手当法との関係について調整が必要になるというのは、そうなるというふうに思うところでありまして、その詳細な制度設計の中で、児童手当法についても、どこの部分をどうす...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、これは昨年十二月、四大臣合意ということで、合意書というのもございますけれども、基本的には、その財源については平成二十三年度の予算編成の過程で検討していくということになります。  ただ、そのときに、子ども手当だけではなくて大きな改革も俎上に上るということでご...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり現物給付といったときに、保育サービスということと、もう一つは、医療のサービスも、今ほころびが見えているものを拡充するということが大きな柱だと思っております。  その中で、御存じのように、少子化対策のビジョンを五カ年計画で発表させていただき、保育サービスにつ...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただきましたように、基金でやらせていただいているわけでございますけれども、やはりまず大原則は、妊婦さんが健診費用の心配をしないで必要な回数、十四回程度の妊婦健診を受けられるようにするということがまず重要だというのは、私もそのとおりだと思います。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、前提といたしましては、御存じのように、平成二十年度からは、これは国として、全国一律で小学校入学前のすべてのお子さんの医療費については自己負担が二割ということにさせていただいております。これが国一律の、ある意味では最低限度の基準である。  やはり、地方自治体...全文を見る
○長妻国務大臣 これは非常に難しい問題で、ある意味では永遠の課題とも言える話だと思います。  例えば、乳幼児の医療費を全額無料にした場合、不要不急の小児科受診が増加するのではないかという御指摘があるのも事実でありますし、その一方で、負担をできる限り軽減してほしいと。  では、...全文を見る
○長妻国務大臣 ことしの一月から詳細な調査票に書いていただくということでありますけれども、今おっしゃられたように、その調査票に本当に誠実に書いていただけないということがある場合は、我々としてはどう把握するのかということにもつながると思います。  基本的には、やはりまずはその調査...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、事故が一〇〇%起こらないようにするというのが基本でありますけれども、万が一事故が起こったときにはきちっとその状況を包み隠さず公表して、そして、再発防止に努めて二度と事故が起こらないようにするというのは、これはもう当然のことであります。  その前段として、...全文を見る
○長妻国務大臣 国の役割というのはどういうものなのかということでありますけれども、憲法二十五条には最低限度の生活があるし、ナショナルミニマムという考え方もあるということで、すべて、最低基準も含めて地方に自由にやっていただくということだと国の役割が果たせなくなるということは、私も考...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、この表でございますけれども、こういう傾向があると思いますが、そもそも現物支給の絶対レベルが低いということで、初めに現金支給が始まったことでこういう形になるのではないかと思います。  これは、現金支給、現物支給ともども、アメリカを除くと先進国で最も低いという...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、平成二十三年度、「今後検討」というのが上にも書いてございますけれども、まだ確定的ではなくて、先ほど来申し上げておりますように、幼稚園、保育園の一体化の議論と並行して、ちょうど同時期に行われますので、その中で、その財源の比率や、あるいは考え方というの...全文を見る
○長妻国務大臣 詳細については、二十三年度予算編成の中、幼保一体化の中で議論するということでありますけれども、今も御紹介いただきましたように、「最終的には」という文言がございまして、この増収分について、現物サービスに使われるところもありましょう、そういうようなもろもろの考え方の後...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほど御提示いただいたこの総務省のホームページからの資料で、平成二十三年度というのは、子育て政策、地方と、ある意味では現物支給が地方という趣旨が書いてございます。  その意味では、この増収分について仮にどういうような配分になるかというのは、これは検討事項で...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、大きく言うと、地方が負担をしていただいているものについては、現在、児童手当のような現金支給と、あるいは保育サービスの現物支給、二つあるわけでありまして、今回は、平成二十三年度予算編成の中で現金支給だけの比率配分を考えるということではなくて、先ほど来申し上げ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、若年者扶養控除、年少者扶養控除ともいいますけれども、それが廃止になるのは、所得税は来年の一月からでございます。そして、地方税については平成二十四年度からであります。  そして、今お示しいただいた表は、これは予算委員会でも申し上げたかもしれませんけれども、現...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど、地方税について、年少者扶養控除の廃止は平成二十四年度からということでございますけれども、これも繰り返しになりますけれども、差額だけを見て言えばそういうことも言える。つまり、今まで児童手当を全くもらっていない方については、その差額だけでいえば今御指摘のような...全文を見る
○長妻国務大臣 マニフェストの中でも申し上げていることなんですけれども、控除から手当へというような流れを我々は考えていくというのが大前提です。  仮に、おっしゃられた質問の観点で申し上げますと、もし控除の廃止を一切しなくて、例えば、手当だけを所得制限なしで配るということがあると...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、この法案の二十三条にあるわけでございますけれども、寄附でありますが、「市町村は、」この「受けた寄附を、次代の社会を担う子どもの健やかな育ちを支援するために使用しなければならない。」ということで、市町村は何に使ってもいいというわけではございませんで、これはい...全文を見る
○長妻国務大臣 これはまずは、いろいろ今試算を出して、民主党の試算も出していただいておりますけれども、これで何かセレクトして決めたというものではございませんで、ずっと答弁をしておりますように、基本的な経費の相当部分をカバーできるような形と同時に、諸外国の子育て支援にかける予算、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 この基礎的な費用というのは、項目で言うと、食費や被服費、基礎的学費などなどを基礎的な経費だというふうに理解しておりますけれども、当然、この積み上げで二万六千円という数字を決めたということではありませんで、先ほど申し上げているような、さまざまな海外との比較や財政的な...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、申し上げましたように、食費や被服費、あるいは基礎的な学費ということであります。
○長妻国務大臣 いや、そういう基本的な経費ということで、今のこども財団の試算でも、二万六千円からはそう遠くない経費になっていると思いますけれども、この試算だけで決めたということではありませんで、これは、先ほど来申し上げておるように、他国のGDP比も含めた考え方、そして財政の制約等...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、まさに加藤委員もお示しをいただいています、五ページにありますこの資料も、これも当然一つの参考として、我々、マニフェストをつくるときにも拝見をした資料でありまして、これだけではなくて、財源の問題、あるいは海外との比較の問題で決定をさせていただいたということで...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、ですから、その基礎的な費用の相当部分をカバーするというようなことで二万六千円ということを提示しておりまして、それは、今示していただいたような項目の中で、我々が言っているのは、食費とか被服費とか基礎的な学費などということを申し上げて、これを決定させていただいて...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、お示ししていただいている四ページの資料、この資料でありますと、ほぼ二万六千円というような経費になりますけれども、そして、五ページ目にございますけれども、では、その基礎的な学習の教育費というのをどこまで含めるのか、これは人によって違うでしょう。この資料では...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど来申し上げているように、これだけで決めたわけではないというのは、先ほど来申し上げておりまして、例えば、この資料だけで言うと、四ページには基礎的学費と書いてありますけれども、この五ページの示していただいたこの資料については、当然、この中に基礎的学費という文言は...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、委員の求めがあって、四ページの資料も出させていただいているというふうに考えておりまして、先ほど来申し上げていますけれども、この四ページの資料ですべて決定したというわけではありませんけれども、もちろん参考にはなっているわけでありまして、これで十分、我々は御理...全文を見る
○長妻国務大臣 今の委員の問題意識というのは、子ども手当を実施すると企業の家族手当というのが縮減されるおそれはないのかあるのかというようなことだと思いますけれども、先ほど長浜副大臣も、人事院がこれは年に一回調査をしているということでもありますし、あとは、これは企業のある意味では自...全文を見る
○長妻国務大臣 施設に入って御両親がおられないお子様については、今回の子ども手当の法案の中での手当の支給というのはできません。  そのため、私どもとしては、平成二十二年度においては、こども安心基金というものを活用して、そこから子ども手当と同額を施設にお支払いするということであり...全文を見る
○長妻国務大臣 当然、基金でありますから、その使用目的というのがルールで決まっております。その使用目的のところに、今回、施設という先ほど私が申し上げた趣旨を書き加えて、それで措置をしていただく、こういうことになろうかと思います。
○長妻国務大臣 具体的にというのは、先ほども説明しましたけれども、その施設の中におられるお子さん、そして御両親がおられない、こういう方について、その施設に基金から子ども手当と同額のお金をお支払いする、そして、お子さんのためにお使いください、こういうような趣旨、子ども手当の本法で規...全文を見る
○長妻国務大臣 児童手当のときは、その施設に入っておられるお子さんで親御さんのいらっしゃらないお子さんには払われていなかったというふうに考えております。  では、それを踏襲して、差が出るということで、逆に、親御さんのおられない方、施設に入っている方は、それに見合うようなお金を出...全文を見る
○長妻国務大臣 施設に入っているお子さんについて、親御さんが監護をしている方についてはその親御さんに出ますし、あるいは、お子さんの中で親御さんがいらっしゃらない方には施設にお支払いをするということであります。
○長妻国務大臣 今、お子さんの手元にその現金がもらえるのか、そういう趣旨でありましょうか。
○長妻国務大臣 実質的にもらえるということです。
○長妻国務大臣 突然のお尋ねでございますけれども、それについても、子ども手当そのものではございませんが、同じ金額が基金から施設に支給をされるというふうに考えております。
○長妻国務大臣 ちょっと今確認をいたしますと、国立のそのような施設はないというようなことであります。
○長妻国務大臣 国立の児童自立支援施設というのはあるということであります。
○長妻国務大臣 これについては、児童自立支援施設におかれましても、親御さんがおられないお子さんがいらっしゃるということでありますので、この方々に対しては内部の予算でそれに見合うお金を支給する、こういうことにさせていただこうと考えております。
○長妻国務大臣 これは、今確認をいたしますと、国の施設にある予算で措置をするということです。
○長妻国務大臣 私がお願いしたいのは、事前に前提を教えていただければ、詳細にスムーズにお答えできるわけでありますけれども、先ほど申し上げたとおり、内部の予算で見合うお金を支給するということにしております。
○長妻国務大臣 私も、棚橋委員にどういう説明を役所がしたのか、確認をさせていただきたいと思いますけれども、我々の見解といたしましては、そういうお子さん方には内部の予算でそれと同額のお金を施設に支給する、こういうような形で取り組むということであります。
○長妻国務大臣 これについては、先日来、棚橋委員からも御指摘をいただきまして、学校現場では給食費の回収というのに大変先生方も御苦労されておられる、こういう現状も承知をしております。  平成二十二年度におきましては、この支給するお金はお子さんのために使ってほしいということをきちっ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども答弁申し上げましたけれども、いろいろ検討する課題があるというふうに考えております。  それは、棚橋委員のお気持ちもよくわかるわけであります。やはり、お金を持って、払えるのに給食費を払わない、そして先生方もその資金の回収に大変な御苦労をされておられるという...全文を見る
○長妻国務大臣 これも午前中にもお答えを申し上げたところでありますけれども、外国籍の御両親、親御さんが国内におられる、そして外国籍のそのお子さんが海外の母国に住んでおられる、そしてその外国籍の親御さんはそのお子さんと生計を一にして、かつ法律で言う監護ということをしている、こういう...全文を見る
○長妻国務大臣 これは通告をいただいておりまして、午前中にもお答えを申し上げたのでございますが、国籍別、あるいは外国籍の方に何人、現行の児童手当で支給されているのかというのは、地方からそういう情報を上げる仕組みがないということで、その実数というのは把握をしていないということです。
○長妻国務大臣 これについても午前中もお話し申し上げましたが、例えばお伺いした東京の荒川区では、荒川区の人口は十九万人でございまして、外国人登録が約一・六万人、外国人登録が多い地域だと聞いておりますけれども、海外に居住する児童を監護する外国人の受給者は百余人というようなことを聞い...全文を見る
○長妻国務大臣 児童手当とその支払いスキームについてはそれを踏襲させていただいておりまして、その児童手当においても、地方からそれを報告を受けるという仕組みにはなっておりません。その中で、平成二十三年度の制度設計に向けた議論の中でこういう問題も一つの論点になるということは再三再四申...全文を見る
○長妻国務大臣 予算の積算については、これは、児童手当で現行払っている、この人数はもちろんわかるわけでありまして、その中で予算の選定、予算の査定というのはなされているというふうに考えております。ただ、先ほど来申し上げておりますけれども、総人数は予算の段階でも把握しているということ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、予算の積算のお話をされましたのでそういうふうに申し上げたんですけれども、つまり、予算の積算ということに関しては、実際として支払っておられる総数にその金額を掛けて予算の積算というのはされるものだと承知をしておりまして、そういう計算の中で予算を策定しているというと...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話は、日本国民の方が海外で養子を何十人もつくって海外に住まわせているというような話だと思います。  まず、御存じのように、養子にするということについては、これは厳格に、日本国においては家庭裁判所の認定が必要となる手続があります。その上で、仮に、その養子の方...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども答弁申し上げておりますけれども、まず、海外のお話でありますけれども、児童が海外に住んでいる場合、居住する海外の国における官公庁またはこれに準ずるものが発行した証明書、あるいはその証明書等がとれない場合は、当該児童の居住国等において一般的に通用している親子関...全文を見る
○長妻国務大臣 二十人の養子という御指摘がありましたけれども、理屈、理論上は、今申し上げたようなすべての手続、すべての要件をクリアするということでありますけれども、通知もきちっと出して、本当に実態があって、例えばお金目当て、それが先にありきの話で実態が伴っていない話なのかどうか、...全文を見る
○長妻国務大臣 平成二十三年度の本格実施の中で検討する一つの論点であるというふうに考えております。
○長妻国務大臣 この二十二年度においては、先ほど申し上げましたように、そういう要件をきちっと見ていただくというようなことを徹底した上でスタートさせていただきたい。そして、平成二十三年度においては、それについて、海外の事例も、ほかの国の事例も見ながら検討していくということであります...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほど申し上げている外国籍というのは、別にどの国ということを限定して言っているわけではございませんで、基本的にはすべての国にこれは適用される話だというふうに考えております。
○長妻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、ただ御自身が子供がいるからということだけでもちろん支給されるわけではございませんで、先ほど来申し上げているようなさまざまな書類をその国からも含めていただくということになっているところであります。  そして、そういう書類についてど...全文を見る
○長妻国務大臣 特定の国ということではなくて、一般論として申し上げると、それは、その国の書類だと言われて、本当にその国が国の証明として出した書類なのか、あるいはその方がある意味では私的につくった書類なのかというのは、もちろんそれは確認しなければならないということでありまして、それ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、二十二年度においては今の児童手当と同じ支払いのスキームでありますけれども、これも一般論として申し上げると、それは、本当に実態をあらわした書類が、きちっとその機関が実態をあらわした形でその国が発行をしたということをきちっと認定をする、こういうことが前提になる...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろな仮定を置いてお話がありましたけれども、これは、先ほど来申し上げておりますように、平成二十三年度の本格実施に向けた論点の一つである。いろいろな御指摘をいただいたものも我々も参考にしながら、あるいはほかの委員会でも御指摘をいただいているところもありますので、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、一九八一年までは、児童手当においては国籍条項があったというふうに聞いておりまして、今のような外国人の方には支払いがないということだったということであります。  ただ、一九八一年に難民の国際条約を結ぶ過程で、いろいろな国際情勢を勘案して、国籍条項を一九八一...全文を見る
○長妻国務大臣 公明党の御尽力もあり、この児童手当制度というのが一歩一歩拡充をしてきたということは、我々もよく理解をしております。  そして、今回、児童手当の事務的な支払いのスキーム、年に三回、あるいは児童手当の現行部分についての負担の割合、これについて踏襲をさせていただいてい...全文を見る
○長妻国務大臣 まさに今おっしゃっていただいたところが児童手当と子ども手当の違うところでありまして、今の規定というのは、一つは、子ども手当は所得制限が入っていないというところから起因する要件もあるわけであります。つまり、児童手当の支払いの事務のスキームを活用させていただいて地方自...全文を見る
○長妻国務大臣 今、児童手当の第一条の目的のところ、趣旨を見ていただいて御質問をいただきましたけれども、やはり、社会全体で子供の育ち、子育てを応援する、支援するということが前提であります。  児童手当の文言ともかぶる部分もあるとは思いますが、一つは、所得制限が入る生活の安定とい...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、今御説明をいただきましたけれども、平成二十二年度においては、この基金を活用して実質的には同じ金額を施設にお支払いをする、こういうような形を着実に実施して、そしてその中で、これはいろいろな御意見があります。厚生労働省にもそういう施設の関係者の方も来ら...全文を見る
○長妻国務大臣 今、るる御紹介いただきましたけれども、二〇五五年の推計というのは、本当に私にとってもショッキングなんですね。今のまま推移していくと、六十五歳以上の人一人を現役一・二人が支えるということで、今は三人が一人のお年を召した方を支えていますから、劇的に社会環境が変わりつつ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、今回質問をいただくということで、厚生労働省の中でこのテレワークという働き方をしている人はいるのかを聞きましたら、政府全体の計画があって、非常に少ないんですが、二人が厚生労働省の人事課でそのテレワークという働き方を試行的にしている。一定の時間は自宅で、セキュ...全文を見る
○長妻国務大臣 まさに、労働を所管する厚生労働省でありますので、二人と言わず、もう少しふやしていきたいと思います。  その中で、なぜそれがふやせないのかというような理由もあると思いますので、それも一つ一つ実体験に基づいて、国民の皆様にホームページなどでも御意見を伺いながら、そう...全文を見る
○長妻国務大臣 今、前段で言われた視点は重要だと思います。ワーク・ライフ・バランスというと、勤務時間が短くなる、企業にとっては損だという視点ではなくて、一定の仕事と生活の調和をとることで実は仕事の生産性も単位時間当たりかなり上がっていく、あるいは人材の獲得にも優位に働く、こういう...全文を見る
○長妻国務大臣 私も柿澤委員に対する総理の答弁を聞いておりましたので、そういうことも検討の対象になるのではないかというふうに考えておりまして、バウチャー給付ということについては、具体的に検討するとすると、やはりその範囲をどうするかということや、あるいは事務負担、こういうことも留意...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、平成二十六年度の目標値というので、今の御指摘の点以外でも、NICUとか里親委託の率を上げるとか、いろいろな数字がございまして、それについて一定の試算の前提を置いて予算を算出しているというようなことであります。  いずれにしましても、それぞれ予算編...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、一定の前提を置いて、五年間ということでありますので、試算をして出させていただいたということでございまして、今の段階でその試算を変えるというつもりはございません。ただ、やはり子供にかける予算が今まで後回しになってきたというようなことを鳩山内閣全体で考...全文を見る
○長妻国務大臣 黒田委員におかれましては、早くにお父様を亡くされ、経済的にも大変な時期があり、その後、グループホームや子供の福祉に取り組まれたというふうに聞いておりまして、今後とも御指導を賜りたいと思います。  今お話がございましたけれども、午前中の郡委員でございましょうか、貧...全文を見る
○長妻国務大臣 今、貧困の連鎖というお話もございましたけれども、これを断ち切るというのは大変重要なことだと思います。  今、将来への投資というお話がありましたけれども、私も全く同感であります。  これまで、どちらかというと、貧困対策、格差対策というのは、一つの社会保障政策だけ...全文を見る
○長妻国務大臣 教育費というお話でありますけれども、きょう、先ほどの質問でも、民主党がかつて参考にした表をいただいて議論がございましたけれども、その中にも、教育費でも、塾の費用あるいは義務教育での学校の教材などなど、いろいろな性格があると思います。その意味では、教育費の相当の部分...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども、別の委員の質問でも申し上げたんですけれども、この試算に基づいて積み上げでその金額を決めたわけではないということでございます。  例えば、ゼロ歳の赤ちゃんが、それは学校教育費というのは必要がないわけでございますけれども、その一方で、保育所に預ける場合は、...全文を見る
03月11日第174回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(長妻昭君) 雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現在、我が国では、雇用失業情勢は依然として厳しい状況にあり、特に、非正規労働者の雇用の安定や雇用保険財政の安定的な運営に大きな影響を与えているところであります。  このよ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 石森議員から、雇用情勢に対する認識と雇用対策についての御質問がありました。  一月の完全失業率は、〇・三ポイント低下し四・九%、有効求人倍率は、〇・〇三ポイント上昇し〇・四六倍となっており、現下の雇用失業情勢は、持ち直しの動きが見られるものの、依然として...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、労働保険の未加入に対する認識についてお尋ねがありました。  労働保険の加入は事業主の義務であり、労働者を一人でも雇用された場合は手続を行っていただき、また、労働保険の保険料をお支払いいただく必要があります。  個別の団体で労働保険の加入対象となる...全文を見る
03月11日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○国務大臣(長妻昭君) 厚生労働委員会開催に当たって、私の所信を申し上げます。委員各位、そして国民の皆様方の御理解をいただきますようお願い申し上げます。  鳩山内閣の命を守る政治の先には、政治が達成すべき大目標である飢餓のない世界平和の実現があります。その実現のために、日本は、...全文を見る
03月11日第174回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(長妻昭君) まず、今の新型インフルエンザワクチンに関しましては、輸入ワクチンについて特例承認もいただきましたので、御希望される方全員にワクチンを打てると、こういうような体制になっております。
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねは、また別の例えば鳥インフルエンザなどのインフルエンザが出てきたときにどうするという今後のお話だと思いますけれども、これについて、やはり一定の要件については国が考え方を示すということは、これは当然だと思いますけれども、その後、できる限り柔軟に運用...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いわゆる陳情を交通整理をするというような一つの考え方だと思います。  そして、私は、陳情を逆にできる方々ではない方、つまり政治とは非常に遠い方々で、霞が関にも来ることもできない、しかし組織化されていない、そして全国に同じ課題を抱えておられる組織化されてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、医療を立て直す基本はやはり診療報酬だというふうに考えておりまして、これはよく診療報酬はお医者さんの給料だというふうに誤解される方がいらっしゃるんですが、これは当然報酬ということで、病院であれば病院に渡り、その病院の設備の購入や建て増し、あるいは新しい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的な考え方として、これは入院基本料も含めて一点が十円ですけれども、これを全体の規模でいうと三十六兆円分を中医協で事細かに決めております。看護師さんの比率でも、患者さん七に対して看護師さん一から、患者さん十に一、十三対一、十五対一、十八対一、二十対一が決...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一・四対一というのが、看護師さんが一で患者さんが一・四ということであるとすると、ちょっとそれがどの診療報酬体系に当たるかというのは今すぐに我々もお答えする用意をしていないわけでありますけれども。  今申し上げておりますのは、それはかなり手厚い形ですね、患...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは今おっしゃられたように、入院基本料は、先ほど申し上げた七対一とか、看護師さんの手厚い配分に応じたものプラス看護職員の月平均の夜勤時間が七十二時間以下についても要件としているのは事実であります。  これはなぜそうしているかというと、これは非常に過重勤...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほどの労働の件は、私ももう長くは申し上げませんけれども、やはりその理想は、理想はですね、お医者さんも含めて本当に短い適正な時間でというのが理想でありますけれども、理想と現実のはざまの中で暫定的な措置であるということも御理解いただきたいと思います。  そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この美容整形というのは自由診療だと思いますけれども、自由診療にしても、もちろん医師免許がなければならないし、これは当然ですが医療法という法律の適用を受けるということであります。  この医療法の、御存じだと思いますが、第六条の二項にはいわゆるインフォームド...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この事実を確認をしているわけではありませんけれども、報道で診療所の開設者が実質的な運営責任者でないんではないかと、こういうようなことがあるということは聞いておりますけれども、これは、仮に医療機関の開設者が実質的な運営の責任者でないということになると、これは...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○長妻国務大臣 今御質問をいただきました答えでございますけれども、当然、国会において単年度ということで今、法律を提出させていただいておりますので、御議論は、一義的には単年度で御議論をいただくわけであります。そして、本格実施の平成二十三年度においては、もちろんこれは法律を出すわけで...全文を見る
○長妻国務大臣 今、ある意味では現金支給とサービスなどの現物支給というようなお話がございました。  結論から申し上げますと、この現金支給、現物支給、双方ともきちっとやっていきたいということで、これはもう具体的に五カ年計画というのを出させていただきまして、その中に、数値目標、平成...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、まず大前提は、先進国との、子供にかける予算のGDP比を見ますと、現金支給も現物支給もアメリカに次いで最低レベルである。しかし、その一方で、日本国は、少子化という意味では世界で最も進んでしまったという非常に深刻な事態である。ですから、...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御質問でございますけれども、過去の歴史を振り返ってみますと、公明党の御尽力で、児童手当というのが長年のお取り組みででき上がってきたというようなことからスタートしたというふうに思います。  その上で、ただ、それにしても、少子化あるいはGDPの比率の予算の、先ほ...全文を見る
○長妻国務大臣 私も改めて過去の議事録を、私も厚労委員会のメンバーでありましたけれども、読ませていただいて、反対討論というのがございます。そこで民主党の反対の理由の大きな点は、もっと拡充した方がいいのではないのか、不十分ではないのかという理由がございました。  その意味で、私も...全文を見る
○長妻国務大臣 二十三年度以降の制度設計あるいは財源のお話だというふうに思います。  これについては、私もここでも答弁をさせていただきましたけれども、現物支給の一つのかなめである幼保一体化の議論と同時並行的に進めていきたいというふうに考えておりまして、現金支給と現物支給の議論の...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろ御質問をいただいたわけでありますけれども、二万六千円で子育て費用すべてを賄えるというふうに我々は思っておりませんで、基礎的な経費の相当部分というふうに考えているところであります。
○長妻国務大臣 私どもも、二万六千円で子供にかかる全体の経費がカバーできるというふうには思っておりませんで、その中の、先ほど答弁したような考え方でありますので、二万六千円が支払われるから子供のいろいろなものにかかわるこれまでの優遇政策が全部必要ない、こういうような考え方ではないと...全文を見る
○長妻国務大臣 二万六千円ですべてカバーできるというわけではありませんので、それと引きかえにこれをやめる、あれをやめるというような議論が直ちに起こるということではないというふうに思います。  そして、低所得者の方ですけれども、先ほども控除から手当へというお話を申し上げましたが、...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、直ちに、二万六千円を払うからほかの施策はもうやめますというような議論にはならないということであります。そして、貧困対策といった場合、お子さんが、中学以下の方がいるいないにかかわらず、例えば住宅手当というのも拡充をしておりますし、今回子供の議論をしていただいて...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど前段のお話でありますけれども、生活保護の皆さんという意味では、母子加算を復活させていただいたり、あるいは児童扶養手当も父子にも支出をする。そして、今の医療費の話でございますけれども、これについてはいろいろ参考人の方からも御指摘があったということで、御存じのよ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、平成二十三年度の子ども手当の給付水準についてお尋ねがありましたけれども、やはり、子供にかかわる予算というのは、もっとほかに重要なことがあるということで、これまで後回しにされてきた。その結果、やはりGDP比も子供にかかわる予算が下がり、そして、結果として少子化の...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、今まで後回しにされがちだった分野でありますので、私は、ここで目標を掲げてそれに突き進んでいくということは、過去、もうちょっと早い時期にそういうことがなされればよかったとも思っておりますけれども、この機会にそういうような目標を掲げて取り組んでいくということで...全文を見る
○長妻国務大臣 この二十六年度までの五カ年計画を出させていただいて、これはかなり具体的に、項目も多く、数値目標を掲げさせていただくと同時に、では、これを実行するには今現在の予算にプラス幾ら必要なのかというのを五年分も計算させていただいて、これも御提示を申し上げたということでありま...全文を見る
○長妻国務大臣 地方分権については、これはいろいろな議論の場が設定されておりますので、その中でも、子育ての切り分け、どういうふうに役割分担するのかというのは、議論は本格化するというふうに思います。  その中で、先ほども申し上げました幼保一体化も含めた地方と国との役割を、新システ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど来答弁申し上げておりますように、目標を掲げて子育てに関する予算あるいは子育て政策というのはやらないと、後回し、後回しになってしまうのではないかというふうに私は考えていますので、子ども手当の現金支給、そして五カ年計画の現物支給、目標をまず立てて、それについて努...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、子供にかける予算というのは、いろいろな議論の中で後回しにされがちであります。それは、少子化という大変深刻な問題というのがなかなか目に見えにくい問題でもあり、そして、先送りした結果、これだけGDP比で少ない形になり、少子化のスピードも一位、合計特殊出生率も先...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、今の後段の、津々浦々まで最低基準はきちっと守っていただいて子供、子育てにかける政策をやっていただく、あとは地方独自の取り組みをしていただく。それは、私は、最低的な基準は全国津々浦々きちっと浸透をさせていって、一定のレベルを保つということはやっていきたいと...全文を見る
○長妻国務大臣 予算の配分については、いろいろな考え方の中で、事業仕分けという考え方もございます。政府の中で優先順位をつけて検討しているものだというふうに考えておりますけれども、これも先ほど来申し上げておりますが、やはり子育てにかける予算が後回しにされてきた、こういうような歴史が...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話は、日本人の親御さんが海外におられて、中学生以下のお子さんが日本国内におられるという場合でありますけれども、例えば、そのお子さんは当然、中学生以下ですから一人住まいではないでしょうから、おじいちゃん、おばあちゃんと住んでいるとか、そういうようなケースで、要...全文を見る
○長妻国務大臣 今、二つのケースを言っていただいたと思います。  日本人の御両親が海外にいて、中学生以下のお子さんが日本国にいる場合、そのお子さんが施設に入っている場合……(平沢委員「いや、寮」と呼ぶ)寮ですね、寮に入っている場合は出ません。  そして、そのお子さんが例えばお...全文を見る
○長妻国務大臣 対象となる外国人というのは、これはもちろんすべてではございませんで、一定の要件が課せられるわけでありますけれども、基本的には、一時的な滞在ではなくて、一年以上の滞在見込みというようなことであります。
○長妻国務大臣 これについては、我が国に居住しているという要件、国内に一年以上ということで、ちょっとまた詳細な、四つぐらいの細かい要件がありますけれども、基本的にはそういうもので、かつ、その子について、法律用語で言う監護が行われ、海外に住んでいるお子さんに関して監護が行われ、かつ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは現在の児童手当と同じでございまして、一年以上我が国に滞在すると見込まれる場合というようなことであります。
○長妻国務大臣 それは支給をされるわけでありますが、当然、外国に帰った場合は、それは入管で帰ったということが確認をされて、当該市町村に情報を共有して、外国に行った段階ではそれがとまるということであります。
○長妻国務大臣 これについても、初めから、一年以上見込みと言っていながら、実は三カ月、四カ月というようなことではならないわけでありまして、例えば、在留資格が観光、保養、スポーツ、親族の訪問、見学、講習、それに類似する目的を持って短期的に滞在しようとする人は、これは幾ら言ってもだめ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、その国の官公庁等が発行した書類等々を提出していただいて、地方自治体において確認をするということであります。
○長妻国務大臣 これについても、今、官公庁発行の居住証明書、これは海外ですけれども、それと翻訳文、あるいは、自治体によっては民生委員のようなものによる居住証明書も要件としている、あるいは外国の在外証明書、親子関係がわかる書類等々を見てチェックしているというような自治体もあります。...全文を見る
○長妻国務大臣 もちろんそれは、正式にそういうような状態が証明される場合で、先ほどの要件があれば支給されますが、名ばかりのようなものは支給がされないということです。
○長妻国務大臣 慈善というか、そういうような形で、例えば今五十人というふうに言われましたけれども、そういう場合は、監護、あるいは生計を一にするという要件に当たるのかどうか、それは我々としては判断をする必要があると思いますけれども、一般論としては、先ほど申し上げました要件があればと...全文を見る
○長妻国務大臣 今までは書類でやっていたわけでありますけれども、仮に書類だけで例えば出てきて、今おっしゃられた五十人というような書類が出てきた場合、本当に五十人というのはそうなのかどうなのかというのは、私は、地方自治体としては、例えば現地に問い合わせるなり、そういうアクションを起...全文を見る
○長妻国務大臣 今の案件については、監護、生計同一要件等の証明というのを厳格に見させていただいて、要件に合えば、それはこれまでの児童手当同様、支給されるのではないかと思います。ただ、そこで、先ほど言われたような何十人、五十人とかそういう場合は、実態がどうなっているのか、やはり確認...全文を見る
○長妻国務大臣 確認をいたしますと、スウェーデン、あるいは数カ国を確認、フランス、ドイツはそれは出ないということであります。  私どもといたしましては、今御指摘もございましたけれども、これまでの児童手当においては大きな不正が起こったとの報告は聞いておりませんけれども、今回、児童...全文を見る
○長妻国務大臣 見切り発車ということではございませんで、初年度においては、これは事務作業の継続性や負担軽減ということもあり、児童手当の支払いのスキームは活用させていただく、ただし子ども手当ということで支給するということにさせていただいているところであります。  そして、二十三年...全文を見る
○長妻国務大臣 小学校六年生修了前までの子供のおおむね九割が児童手当支給対象となっているということでありまして、子ども手当については、小学生は基本的に全部出るということであります。
○長妻国務大臣 今、何%かというお尋ねでしたので申し上げたんですけれども、人数ということであれば、児童手当の支給対象児童は千二百三十九万人、子ども手当の支給対象見込み児童は一千七百三十五万人ということです。
○長妻国務大臣 今の数字を割り算すると、七〇%程度だと思います。
○長妻国務大臣 所得制限はありません。
○長妻国務大臣 それはありません。
○長妻国務大臣 厚生労働省としては、そういう証明をとれと言った、あるいは指示をしたことはないということでありますので、これは誤解があるのかどうかわかりませんけれども、もしそういう自治体があれば教えていただいて、そういうことではないということをその自治体にこちらから説明させていただ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、過去何回かにわたって、御足労をいただくわけですけれども地方の自治体の担当の方にお集まりをいただいて、そして説明を申し上げておりまして、そこでも所得制限はありませんというようなお話をしております。  今のお話で、これは確認をさせていただいてもいいんですけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 このスキームについては、今の児童手当と同じなわけでございます。おっしゃられるように、これは、日本人、外国人問わず、支給対象の方については現況届というのを毎年六月に提出していただいてチェックをするということであります。  例えば、この直後に出国されるということにな...全文を見る
○長妻国務大臣 外国人登録原票を閉鎖する要件というのがあると思います。そういう要件に当たるにもかかわらず、外国人の方が入管で、そういう事実とは異なるような対応があるということは、これはあってはならないというふうに考えておりますので、入管は、政府全体の話でありますけれども、そういう...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、お願いするというのは、入管に対してお願いをするということでありまして、つまり、外国人登録原票を閉鎖する案件にもかかわらず、その方が、あるいは仮に入管のチェックに問題があって、そういう要件に当たるにもかかわらず、そうではないということになってはならないとい...全文を見る
○長妻国務大臣 今、趣旨としては、うそについてなかなか見破れないような、そういうようなお話がございましたけれども、これは、児童手当、子ども手当のみならず、きちっと国家として、出入国管理が、今おっしゃられたことがかなり広範囲に広がっているとすれば、それは入国管理の問題ということで、...全文を見る
○長妻国務大臣 何点か御質問ございましたけれども、まず、二重取り。つまり、父母が別居しているとき、お子さんのものを二重に取ってしまうのではないかというお話でございます。  これは、現在、子供と同居していない親からの請求に当たっては、子供の属する世帯全員の住民票、同居しないで監護...全文を見る
○長妻国務大臣 六月に支給を期待されておられる方もいらっしゃいます。予定をされておられる方もいらっしゃいますので、六月に支給をしたいと考えております。
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、質問通告があれば詳細に理由などもお答えできたわけでございますけれども、突然のお尋ねでございます。  これについては、新政権については、厚生労働省も、官僚のOBが天下る、そういうポストについては公募をしていくということで、これはもう...全文を見る
○長妻国務大臣 子供の育ち、子育てを応援するということでありまして、このお金は、所有権というか、お支払いするのは親御さんでありますので、親御さんの、所有権というとどういう概念なのかあれですけれども、御家庭にお支払いするということであります。
○長妻国務大臣 今、子供の声というお話がございましたけれども、保育所に私も土曜日お邪魔をして、保育所のお子さんといろいろ交流をして、そして親御さんともその後ミーティングをして、御意見も承っているところであります。
○長妻国務大臣 これについては、平成二十三年度の制度設計の中で検討する課題であると考えております。
○長妻国務大臣 いろいろこの委員会でも御議論いただいた論点について、二十三年度の制度設計の中で検討してまいりたいと考えております。
○長妻国務大臣 正しい数字だと思います。
○長妻国務大臣 二十二年度につきましては、控除の廃止ということが三カ月、所得税のみということになっておりますし、あと、これは児童手当との差額を計算していただいているというふうに考えておりますので、私どもとしては、根っこから、そして平成二十四年度の控除の廃止ということで、控除から手...全文を見る
○長妻国務大臣 政府の計画で、地方税について、若年者扶養控除については平成二十四年度から廃止、そして所得税については平成二十二年度の後半三カ月ということでありますので、そういうお話を申し上げたわけであります。
○長妻国務大臣 二十三年度につきましては、先ほど来答弁申し上げておりますけれども、二万六千円を目指していくということであります。(発言する者あり)
○長妻国務大臣 これも先ほどから申し上げておりますけれども、この資料は差額分ですね。児童手当を既にもらっておられる方はその差額で計算した表でありますけれども、我々は、根っこからの話として控除から手当へということを申し上げているところです。
○長妻国務大臣 いや、ですから、全額で、根っこから考えると、私が申し上げた控除から手当へということであります。
○長妻国務大臣 社会全体で子育ち、子育てを支援するというような趣旨で、所得制限をかけていないということであります。  その中で、委員が示されたこの資料というのは差額だけを書いていただいておりまして、我々は別に、これは違うと言ってはおりませんで、こういう差額の考え方であればこうい...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、控除から手当へというような流れと、それと所得制限を設けないというのは、社会全体で子供の育ちを応援していく、こういうような趣旨でありまして、そして目的を、るる申し上げませんけれども、我々としては、子育ての支援策を充実することによって少子化の流れも変えていき...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもとしては、平成二十二年度、今はこの単年度の法案を審議いただいておりますけれども、先ほど来申し上げておりますように、控除廃止の計画というのは先までございまして、そして二十三年度についても二万六千円の支給を目指す、こういうような形でこの考え方を通していきたいと考...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、ですから、この差額だけ見ると……(西村(康)委員「現実じゃないですか、それが」と呼ぶ)いや、差額だけ見るとそれは、この数字というのは正しいというふうに私は申し上げているところでありまして、そして、根っこから見ると、これは平成二十二年度においても、年収の高い人...全文を見る
○長妻国務大臣 手取りが減るというのは、平成二十二年度は、来年の一、二、三月が所得税の若年者扶養控除だけ廃止になりますので、それを差し引くと、それぞれの税率が違いますので、実際の差し引きの、手取りという意味では、年収が高くなるほど実の手取り額が差し引きすると減っていくということで...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもとしては、差額という考え方、それも、別にこの資料が、我々否定をしているものではありませんけれども、ただ、我々は、根っこから、平成二十三年度においても、あるいは二十四年度においても、所得税のみならず地方税の控除もなくなりますので、そういう考え方を申し上げている...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、差額で見ると、それはこの数字というのはおっしゃるとおりだというふうに思います。基本的な考え方は、社会全体という意味は、年収要件にかかわらずというような意味であります。
○長妻国務大臣 当然、年収要件をかけるべきだ、こういう意見があることも我々は承知しておりますけれども、児童手当とは異なる、社会全体というようなことを申し上げ、この法律の冒頭にも書かせていただいているわけでありますので、そういう理念、目的に沿った形で考えているところでありまして、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 二十二年度においても、差だけというか、根っこから、子ども手当というものが支給されて、それはすべて税金でありますので、全体で考えるという考え方も我々は申し上げているところでありまして、差額だけで見るとこういう形になるというのは、再三再四、私もこの計算というのは正しい...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、差だけをとるとこういう数字になるというのは私も認めているところであります、差だけをとると。ただ、子ども手当というものについて、ではその金額として比べるとどうなるのかということについて私ども再三再四申し上げておりまして、そして、いろいろな御指摘があるのは私...全文を見る
○長妻国務大臣 二十三年度につきましては、先ほど数値の話を申し上げましたし、二十二年度においても、子ども手当ということで見ていただく考え方もあるということを申し上げておりまして、所得制限をかけない形で、社会全体で子育て、子育ちを応援していく、こういうような考え方の法律であるという...全文を見る
○長妻国務大臣 差額の議論ではなくて、当然、こういう議論ももちろん御指摘いただくということは、数字的にこれは正しいわけでありますけれども、子ども手当という全体の金額で申し上げると、私が以前より申し上げている、控除というのは年収の高い方に有利に働く、控除から手当へといったことで、手...全文を見る
○長妻国務大臣 子ども手当全体で見ると、先ほど申し上げましたように、差し引きの実額手取りというのは、年収の低い方ほど高くなっているということであります。
○長妻国務大臣 二十二年度の法案を見直すつもりはございません。
○長妻国務大臣 これについては、今現在、そういう集計として地方自治体もそれを上げる仕組みがないということで、お求めに応じてサンプル調査をさせていただきましたけれども、これについては、総理も御答弁をされておられましたが、平成二十三年度の制度設計の中で、こういう調査も含めて実態把握を...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、先ほど答弁したとおり、平成二十三年度の制度設計の中で、こういう実態把握も含めて、我々は、この論点も制度設計の中で議論していくということを申し上げているところでありますので、そういう実態把握はしていこうというふうに考えております。
○長妻国務大臣 ですから、二十三年度の制度設計の中でこういう実態把握というのも努めていきたいというふうに考えているところであります。(発言する者あり)
○長妻国務大臣 ですから、実態把握はしていきたいというふうに今答えているところでありまして、そして、その実態把握の結果も勘案をして、それを二十三年度の制度設計に資するようにしていく、こういうことを言っているわけであります。
○長妻国務大臣 ですから、お求めに応じて、荒川区のみならず江戸川区、杉並区、大田区あるいは新宿区、練馬区、このサンプルをお出しさせていただいているということであります。
○長妻国務大臣 これについては、自治体がどれだけ、外国籍あるいは子供の監護要件等々でどういう状況で支払っているのか、自治体ごとに差があると私は思いますので、一概にすべての自治体が把握しているかどうか、これは調査をしないと確定的なことは申し上げられませんけれども、先ほど来申し上げて...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、実態把握をしていくというふうに申し上げているところでありまして、実態把握と、あるいはいろいろな過去の経緯、日本人のお子さんが海外にいる場合との整合性をどうとるかなど論点がありますので、実態把握の結果も含めて、そういう制度設計を立案するということを申し上げ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、児童手当・特例給付・小学校修了前特例給付受給者台帳というのが、自治体が、児童手当ですけれども、お支払いするときに使っておられる台帳があります。その中で住所の欄もございますので、これを一つ一つ確認して、その数字を出せるのか出せないのか、それは今ここで...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、二十三年度までにやるということではなくて、これは実態把握をして、そして二十三年度の制度設計の議論の参考にさせていただくということを申し上げているところであります。
○長妻国務大臣 ですから、実態把握をしていくということを申し上げておりまして、今、この台帳データというのが自治体によってはシステム化されておられないというようなこともありましょうから、それはどれだけの時間がかかるのか、あるいはこういう台帳の管理がきちっとなされているのか、そういう...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねですけれども、子ども手当ということは、児童手当に比べて規模が大きいということでもございますので、この要件の確認を厳格化して、実態のない形の支給というのがなされないようにしたいというふうに考えておりますので、法案成立後、速やかに要件確認を厳格化していく、こ...全文を見る
○長妻国務大臣 監護という、今おっしゃられたことでございますけれども、これについて、この通知の中でも、地方自治体の御意見も聞いて、では、具体的にどういう解釈なのかというのを、本当に実態に合った形に、多少細かく、具体例も含めた、マニュアルといいますか、そういうような体裁が書くことが...全文を見る
○長妻国務大臣 今も、四月ということでありますので、通知というのをきちっと厳格化する。その要件については、もうこれまでずっとこの委員会でも議論してきたような要件であります。  それを具現化して、本当にそれが実効性あるような通知を出すということでありますけれども、例えば、児童と養...全文を見る
○長妻国務大臣 この通知については、法律を成立いただければすぐにでも出さなければならないということで、今申し上げたような確認をする書類、これを厳格にお願いしていくということであります。  そして、先ほど私も答弁いたしました、監護というのは、では具体的に海外に住んでおられる場合は...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、確認といったときに、やはりその実態をあらわす書類を確認するということでありますから、その書類が実態に近いものでないとならないというのは当然のことだと思います。
○長妻国務大臣 これはもう御存じのように、監護という要件については法律に書いてあるわけで、法律の趣旨としてあるわけでありますので、これについて、監護という法的な考え方は変えませんけれども、ただ、本当に実態としてそれがあるのかどうか、それをきちっと確認する、実態をあらわした書類を確...全文を見る
○長妻国務大臣 速やかに通知を出しますので、それを実行していただきたいということであります。
○長妻国務大臣 それは、通知を出させていただくということでありますから、地方自治体のできる範囲内でそういう既存のものも見直していただくというようなお願いをしていきたいと思います。
○長妻国務大臣 実態把握をさせていただいて、これは、平成二十三年度の制度設計に資するということでありますから、制度設計が終わった後に出てきても意味がありませんので、そういうような制度設計の議論の中でできるようにしていきたい。  そして、実態把握の中身ですけれども、先ほど来言われ...全文を見る
○長妻国務大臣 そういう知ったことかということではありませんで、児童手当の支払いのスキームについては、それを一つの活用をさせていただいて子ども手当をお支払いするというようなことでありまして、その後、二十三年度の制度設計の中で、今の論点も論点として議論をしていく。そして今回、サンプ...全文を見る
○長妻国務大臣 この実態把握のデータのめどということでありますけれども、これも、先ほども御答弁申し上げましたが、平成二十三年度の制度設計をつくる過程でそういうようなデータも参考にしていくというようなことであります。
○長妻国務大臣 今おっしゃられたのは、海外に住んでいる日本人の、例えば御両親がおられて、そのお子さんが日本国内にいて支給をされておられないというようなことでありましょうか。
○長妻国務大臣 今おっしゃっておられるのは、海外に親御さんがいて、そして日本国内にその日本人のお子さんがいらっしゃる……(大村委員「海外にいる子も」と呼ぶ)海外にもいる、その人数と、日本にお子さんがいる場合は、受給している人、受給していない人の金額というようなことだと思いますけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 今すぐお答えできるのは、小学生のお子さんで海外に住んでいる日本人ということでありますが、四万六千百六十三人、中学生のお子さんで海外に住んでおられるというのが一万五千八十九人ということであります。
○長妻国務大臣 今把握しておりますのはイギリス、フランス、ドイツでありますが、ただ、ドイツの場合は、域内ということで、EUに関連するところは、外国の方でも国内でも、そこは海外居住要件は外れているというふうに聞いております。
○長妻国務大臣 今のお話も、前々回か、この以前の委員会で御指摘をいただいたときにも資料としてお示しがあったというふうに考えておりますけれども、これ以外の国については、今のところ、正確に把握をしていないということであります。
○長妻国務大臣 これも再三御質問があったわけでございますけれども、我々は、一定の資料を提出させていただき、基礎的な経費の相当部分をカバーしていく金額であるということを申し上げているところであります。
○長妻国務大臣 この資料が、自民党に出した資料と同じものだと思いますけれども、その中にも、民主党の、かつて野党時代の政調が作成した資料で、一定の食費、被服費等、基礎的学費というようなピックアップをさせていただいて、それと、こども未来財団の一カ月平均必要経費、生活費、選択的費用を入...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、この経費については、積み上げ的な考え方、今お出ししたような考え方も参考にし、そして、それだけではなくて、諸外国のレベル、そういうものも考え、そして財政、財源のことも考えたわけでありますが、これは自民党にお出しした資料の中にもございますように、民主党政調作成資...全文を見る
○長妻国務大臣 この二十二年度については、今法案をお願いしておりますし、二十三年度については、この国会の場で、いろいろな御指摘を踏まえて、論点というのがありますので、それを含めて制度設計をしていきたいと考えております。
○長妻国務大臣 三点についてお尋ねがございました。  まず一点目につきましては、日本にいる外国人の海外に居住する子供についてでございますけれども、これについては、市町村の受給者台帳で個別に調べる必要があり、六月支給に向けた市町村の事務に負荷を与えることから、サンプル調査か、ある...全文を見る
○長妻国務大臣 自民党の方にも提出させていただいたと思いますけれども、その一端の資料でございますが、食費、被服費等、基礎的学費などの基礎的な部分について、我々は相当程度の経費をカバーしていこうということで、二万六千円。  ただ、この積み上げの試算だけではなくて、海外のGDPの比...全文を見る
○長妻国務大臣 この財団は、厚生労働省所管の財団で、子育ての支援等をつかさどっているものだというふうに承知しております。
○長妻国務大臣 何か財団と結託してその数字をつくったということではありません。
○長妻国務大臣 これは、いろいろ、厚生労働省内の統計データによる推計、そして、今現在、児童手当をお支払いしておりますのは、これは外国人、日本人区別なく、その絶対数というのはわかるわけでありますので、そういうようなデータに基づいて推計ということをしているところであります。
○長妻国務大臣 今推計と申し上げましたのは、二十二年度の予算案における対象者の積算は、厚生労働省の人口動態統計などを使って推計をしておりまして、この推計の方には、今の児童手当の支給の絶対人数というのも把握しているわけでありますけれども、それも含めて、国籍の区別というのはしていない...全文を見る
○長妻国務大臣 児童手当については、絶対数はもちろんわかるわけでありますけれども、その中で、国籍について分類がなされていないということであります。  そして、この支払いにつきましては、これは所得制限がかからないわけでありますので、そういう意味では、所得制限の外にある外国人の方が...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは、これは先ほども出ましたけれども、やはり入国管理のところと自治体がきちっと連携をしていただくようにする。そして、その要件についてやはりその書類が実態をきちっとあらわしているのかどうか、これを御確認いただくような、確認の厳格化ということについても、地方自治体に...全文を見る
○長妻国務大臣 この子ども手当については、先般来、御説明しておりますように、支払いのスキームについては児童手当のスキームを活用させていただいている部分もあるということでありまして、私はこれまで長年、児童手当で、そういうような支給で大きな不正が続発をしたということは聞いておりません...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今おっしゃられたように、大きな財源が必要になるという政策であることは事実であります。その財源については、昨年、四大臣合意ということで、二十三年度においては予算編成の中で議論をして、検討していくということでありますが、一つは、やはり優先順位を内閣全体でつけてい...全文を見る
○長妻国務大臣 重要な御指摘だと思います。  地方と国、どういう役割分担をするのか、これは財源や権限、財源に権限がついていくということもあるでしょう。そういう議論を今まだ確定的にこの子供関係の予算で決定しているわけではなくて、これから地方と国の役割分担を議論していくということで...全文を見る
○長妻国務大臣 これもそうシンプルな議論ではないと思いますけれども、仮に、国の最低基準は全部なくしてすべて地方の自主性で任せていこうというようなことであるとすれば、私は、それは最低限度の基準というのはあってしかるべきではないかというふうに申し上げるつもりであります。
○長妻国務大臣 基本的な考え方はそういう考え方だと思います。
○長妻国務大臣 これは、法律の中に定義として、「「子ども」とは、十五歳に達する日以後の最初の三月三十一日までの間にある者をいう。」ものとすること、あるいは、「「父」には、母が子どもを懐胎した当時婚姻の届出をしていないが、その母と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を含むものとする...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、この法律を作成する過程で私は知ったわけであります。
○長妻国務大臣 いや、私が申し上げたのは、今ここで御審議していただいている平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案、それを作成する過程で知ったということであります。
○長妻国務大臣 これについては、児童手当でも同じスキームであったということと、一九八一年までは国籍条項があったけれども、いろいろ難民条約等々の考え方で時の政府が、いろいろな判断があったんだと思いますが、国籍条項を撤廃して、そこからそういう措置になった、こういうような経緯も聞きまし...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、逆のパターンでいうと、日本の国内に親御さんがいて海外に日本のお子さんがおられるという場合も、平仄を合わせて支払うことができなくなる可能性もあるというようなことで、これについてはいろいろ法律の、法制やチェックというのが必要になってくるのではないかとい...全文を見る
○長妻国務大臣 私が疑問に思ったというのは、現在のスキームで書類を確認していると。それは、調べると、きちっと確認をされている自治体もあります。ただ、これが本当に実態をあらわす書類を確認できるんだろうかというような疑問も持ちましたので、再度それを徹底させるために確認の厳格化という措...全文を見る
○長妻国務大臣 これについて、日本人のお子さんで、日本国内におられるけれども支給がされない具体例として、一つは、両親が海外に赴任していて子供が単身で寮に入っておられる、つまり、おじいちゃん、おばあちゃんとかではなくて、寮におられる場合。二番目としては、少年院に入所している場合。三...全文を見る
○長妻国務大臣 安心こども基金では、三つについては出ませんが、この国立の児童施設については、それと同じ部分、同じ金額を予算の中で措置しようというふうに考えております。
○長妻国務大臣 まず、御両親がおられないお子さんで、施設に入っておられるお子さんは、安心こども基金から施設に出るわけですが、今の例でありますと、これは親御さんがおられなくて、そして施設にも入っておられなくて、中学三年以下で、そして、ある方と、雇用関係というか、お給料を払っている、...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘なども踏まえて、これは平成二十三年度の制度設計の中で、今の言われた類型以外の類型があるのかないのかも含めて、これは徹底的に実態把握をして、そして、制度設計の中の議論に資するようにしていきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これは、施設などについては基金からの一定の対応をさせていただいているんですが、今おっしゃられた期限ということでありますけれども、これに関しては、平成二十三年度の制度設計の中で、その中の議論の一つのテーマだということで、当然、制度設計を決定するまでの期限には、そうい...全文を見る
○長妻国務大臣 総理のお話もございまして、これは検証していこうと思います。  つまり、一万三千円を支給した後、そのお金がどういうふうに使われたのか、そういうような検証を通じて、その効果測定というのも、一定の評価を加えた上でやっていきたいと考えております。
○長妻国務大臣 ですから、この一万三千円を支給した後、そのお金の使われ方が具体的にどういうものであったのか、そしてどういう効果が上がったのか、そういうものについて検証していきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 前段のお話ですけれども、これは、私の気持ちは、今まで子供、子育てに関する予算が後回しにされてきた、こういうことが日本であるというふうに考えておりまして、今回は現物支給、現金支給で、目標を定めて、そして、後回しにされないような方策が必要だというふうに考えているのが一...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、検証の中身としては、先ほど来申し上げておりますが、一万三千円を支給した後、そのお金がどうやって使われたのか、どういう効果があったのか、それを検証するということであります。  そして、今のお話については、これは要件をきちっと満たしているかどうか、その書面が現...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろな検証方法を田村委員はお持ちだと思いますけれども、私がさっきから再三再四同じことを申し上げておりますのは、一万三千円をお配りした後、そのお金が具体的にどういうものに使われたのか、そして、どういう効果があったのかということを検証する、これが我々の立場でありま...全文を見る
03月12日第174回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(長妻昭君) 今言われたこの基金訓練なんですが、私も就任してから介護の基金訓練の現場に行ってその受講生とお話ししました。やはり同じような御意見もございまして、私どもとしては、一回例えば三か月の基金訓練を受けても、その後よりレベルの高い訓練を受講する二回目の受講も今できる...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今三か月のコースのお話もございまして、最長でいうと一年のコースというのもございまして、今後そういう多少きちっと専門的なものを深めていくコースも充実していきたいと。  そして、資格のお話でございますけれども、その後就職に結び付かないと意味がないということで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今この基金の事業についてのお話がございまして、ふるさと雇用再生特別基金というのが今おっしゃられた一定の年限で終了するわけでありますが、そもそもこの基金の目的というのは、永続的にずっとその基金で支えられるというものではなくて、これは今後の地域の発展に資すると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、本当に今雇用が大変な中、有効な事業を創出しているというふうに思います。  これ、合算の数字なんですが、今言われた基金と緊急雇用創出事業の基金、合わせると、平成二十年一月から二十一年十二月末までで十六・五万人の雇用が創出されたということで、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたような新卒一括採用という、ある意味では労働慣行というのが日本の国においていまだにある。それはかつては年功序列あるいは終身雇用ということとも連動していった部分もありますし、今はかつてほどは新卒一辺倒でないということも聞いておりますけれども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、小規模の介護の事業所のお話がございまして、やはり介護、今人手不足ですので、そういうところにどんどん頑張っていただきたいということで、今のお話とは別に、介護職員の処遇改善などにも一定の資金を提供しているということと、あとは、この福祉医療機構、独立行政法人...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、この公共職業訓練については、平成二十一年度、千三百二十五億円から一千百五十八億円ということで百六十七億円の減額となっておりますけれども、これについては、独法の雇用・能力開発機構の無駄を削減せよということを申し上げて人件費等業務費の削減をしたところであ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今御指摘いただきました地域職業訓練センター、コンピュータ・カレッジでございますけれども、ここにつきましては、雇用・能力開発機構から、特別会計雇用二事業の予算からお金が支出されているということで、この地域職業訓練センター、文字どおり地域の職業訓練を担う...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も、職業訓練の重要性というのは、非常にこれは今までめり張りを付けてこの充実を図るべきという立場に立っておりますけれども、何でもかんでも国がやるということでいいのかという問題意識もあります。地方自治体独自にやっているものもございますので、この地域職業訓練セ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今もおっしゃっていただきましたけれども、一年間掛けて地方自治体が中の運営費はお支払いいただいている部分もありますので、そういうところの御理解もいただいて、建物をどうやって売買をする場合は条件をつくるかというのは今検討しておりますけれども、これについては地方...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、地域職業訓練センター、トータルでは約五・九億円、コンピュータ・カレッジは約八・八億円ということで、雇用・能力開発機構を通じてお金は特別会計の雇用二事業の会計から出させていただいております。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、先ほども申し上げましたけれども、一年間を掛けて地方とお話合いをして、地方で受けていただけるものは地方一体的な職業訓練として受けていただくということで、今、譲渡する場合の条件というものについて速やかに提示をしようと考えておりますが、まだその条...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、北海道の関係者の方からも直接お話もお伺いをしております。  いずれにいたしましても、まだ条件がはっきりしなければ何とも検討しようがないというようなこともいただいておりますので、まずは、私としては、譲渡をする場合の条件、まあ建物、土地は、地...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、政権交代前でございますけれども、厚生労働省から事業の改善目標ということで、地域職業訓練センターとコンピュータ・カレッジと、こういう一定の事業の改善に取り組んでくださいというような文書であるというふうに承知しています。
○国務大臣(長妻昭君) そういう声をいただいていることは承知をしておりますけれども、私としては、やはり国がすべて職業訓練を抱えるという形ではなくて、めり張りを付けて、その重要性にかんがみて、そういう非常に高度な職業訓練をする先生を養成する機能ということに重点を置いていくという一環...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、マニフェストとのお尋ねでありますけれども、やはり具体的にこれを廃止する廃止しないということは書いてございませんけれども、やはりその事業の国の役割、地方の役割分担を見直していく、あるいは国がやるべき事業に特化をして進めていく、こういうような考え方というの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 国がこれまでなぜ関与していたかということでありますけれども、それは、全体の職業訓練の底上げというか、その下支えというか、そういう役割を果たすということでなされてきたと思います。  ただ、今基金訓練ということを申し上げましたけれども、失業保険が切れた方ある...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ですから、先ほども大幅定員割れの施設もあるということを申し上げましたけれども、本当に必要性が高く、あるいはこういう基金訓練の会場となっているようなものについて、我々としても譲渡の条件というのを提示をさせていただくということになっておりますので、それが地方自...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この一年間掛けてこれを地方自治体と議論するということでありますけれども、その中で、本当になかなか定員割れも回復しない、あるいは基金の講座も更に充実をいたしますので、そういうものもあるということで、ニーズがそれほどなくなり、そして地方自治体も譲渡条件等を見て...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 例えば、雇用・能力開発機構が助成をしているコンピュータ・カレッジで定員が百人にもかかわらず十九人しか集まらないというようなところがあって、そして地方自治体もニーズがそれほど、十九人といえども生徒さんはおられるんだけれども、優先順位としては低いと判断し、こち...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ここに入校者定員割れ、あるいは当然クリアされておられるところ、いろいろ様々ありますけれども、私が申し上げておりますのは、国の役割あるいは地方自治体の役割といったときに、その雇用・能力開発機構という、これも天下り団体という非難を受けているところでございまして...全文を見る
03月15日第174回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(長妻昭君) 私たち日本国民は、医療崩壊等々で、日本の医療、いろいろ不信を持っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、世界的に見ると、世界一の長寿国ということで、日本の医療ブランドというのは非常に高い評価をいただいております。その中で、アジアの富裕層を対象とした健診...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) うつ病につきましては、最新の平成二十年時点では総患者数は七十万四千人でございますけれども、この躁うつ病、うつ病、気分変調症等、いわゆる気分障害患者という定義で分けますと、平成二十年には百万人を突破をいたしまして、百四万一千人ということであります。
○国務大臣(長妻昭君) この自殺の問題でございますけれども、今、日本は一日平均毎日九十人の方が自殺されておられて、先進七か国でも自殺率は最も高いということで非常に深刻な事態でありますけれども、それを分析を詳細にしたものが平成二十年度ございます。遺書などから推定されるものを三つまで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この自殺の問題については、厚生労働省内でも、最近でありますが、自殺・うつ対策チームというのを設置をいたしまして、これは福島大臣とともに自殺の問題に取り組むということであります。  うつにつきましては、これまでどちらかといいますと日本国では薬の治療が中心で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げましたように、省内にプロジェクトチームを設置をいたしまして、これはかなり危機感を持って私は総理にも申し上げましたけれども、鳩山内閣のこの自殺対策というのは一つの大きな仕事であるという意識を持っております。  海外の例といいますと、イギリスでは、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、厳しい数字を御紹介いただきまして、そのとおりでございまして、概要で申し上げますと、高卒、大卒の方も最新の時点でまだ五人に一人の方は就職がないと、こういう非常にゆゆしき事態で、特に大卒の方については就職氷河期をしのぐ史上最悪の数字となっているということで...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○国務大臣(長妻昭君) これについては、当時私どもが野党だった時代に、自民党のスピードを見ると、二十年以上掛かるような特殊台帳の照合のスピードだったので、もっと早くするべきではないのかということを申し上げて、そして十年以上掛かるという数字というか見積りが出てきたので、それでは遅い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ当時、自民党は何年で完了するというのは言っていないというふうに承知しておりますけれども、我々については、工程表もこれお出しを自民党にも大村委員にさせていただいて、これは四年間で全件を照合していくということで、それについて紙台帳については、平成二十二年度...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについてもいろいろな委員会で申し上げておりますけれども、一期四年の中で年金通帳を実現をしていくということを申し上げているところであります。  そして、初年度におきましては、これについてはインターネットでこれを確認できるという体制をつくっていくと同時に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、最終的に、今申し上げました手順の中で、インターネット等による確認ということで平成二十二年度の予算では四十億円というものを計上させていただいております。そして、全体の年金通帳の予算というか、一期四年の中でどういう制度設計にするのか、国民の皆さ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私どもとしては、今回政権交代して、税調の中でも歳入庁をつくるということは明記をさせていただいているところでありまして、マニフェストでも今おっしゃっていただいたようなことで歳入庁をつくるということであります。  その中で、年金の大改革を実行するその制度が始...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも衆議院の方でも再三再四御説明を申し上げたところでありますけれども、このマニフェストの工程表で政策の項目の中で流用の禁止というのは、財源を確保しつつ順次実施ということで、平成二十五年度までの案件として我々としては御提示をしているということでありまして、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも何度も御説明を申し上げているんですが、マニフェストに関しましては、この工程表の中にも、財源を確保しつつ順次実施、平成二十五年度までということでこの工程表のその部分に該当するものでございまして、これも先ほど来答弁しておりますけれども、直ちに流用をやめて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、是非御理解をいただきたいのは、選挙前の民主党の政策集にも「厚生年金病院及び社会保険病院は公的に存続させることを原則に、新たに「地域医療推進機構(仮称)」を設置して両病院の管理、運営にあたらせます。」ということを選挙前の政策集でもうたっている...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど申し上げましたのは、この厚生年金病院、社会保険病院について、これRFO、御存じのように、この売却機構に今ぶら下がっているわけでありますけれども、その売却機構がもう近く消滅をするということになっておりまして、当然それまでに努力をして、もう売却の見込みが...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、私も衛藤委員の言われることに同感する部分もあるわけでありまして、ちょっと誤解がないように、先ほどからの答弁で、私が申し上げていますのは、このRFOですね、まあ本当にとんでもないサンピアとかああいう福祉施設とか、それをすべての施設をそこで抱えて、そして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この年金制度につきまして、現行でございますけれども、これは非常に残念なことに、国民年金でいえば未納が大変多いというような問題点、そして三つの考え方というのを私、申し上げておりますけれども、新しい年金制度では、若い人が無理なく払える持続可能性のある制度、二番...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この破綻とか崩壊とか、どういう意味で使うのかによっても違いますけれども、これ先ほど言われた、例えば未納の問題でございますが、未納が増えてもその方は年金を受給できないんだから余り年金財政には影響ないと、こういう御議論もありますけれども、ただその方が老後年金を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 年金について三つのステップがあろうかと思います。  一つは年金記録問題であります。二番目は、その制度の抜本改革の前にできることがあるんではないかというのが今委員のお尋ねだと思いますけれども、私どももいろいろ研究、検討させていただくと、やはり抜本改革で、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた中で、例えば相談支援の充実で自立支援協議会を法律上位置付けるとか、あるいは支給決定プロセスの見直しとか、あるいは障害児支援の強化ということで放課後型のデイサービス等の充実とか、あるいは児童福祉法を基本として身近な地域での支援を充実とか、いろ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 内閣としては、その抜本的な制度の改革の前に、今申し上げた放課後型デイサービス等の充実や、あるいはこの福祉サービスについての利用料を無料にするという予算措置などを考えておりますけれども、国会で幅広い御議論の中でいろいろな案が議論をしていただくというのは、これ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは国会でも、御指摘の中でもう直ちに廃止をして老健に戻すという御指摘もいただいているところでありますけれども、まずその老健そのものについても、じゃ、それをずっと続けていいのかどうかということで我々は疑問があるわけでありまして、そうであればいったん老健に戻...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) もちろんこの詳細な制度設計の六項目ということではありませんで、一つの原則という六項目をお示しをさせていただきまして、その後、各委員の先生から御持論を発表をしていただいて、その裏付けの資料は厚生労働省が試算を全部させていただくというようなことで今この会議が進...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、現役の七十五以上の方をどうするかということも、これももちろんこの検討会でも大変重要な論点として議論なされるというふうに認識をしておりまして、これ、マスコミでも何か一つの案がかなり大きく報道をされましたけれども、最近。これについても複数の委員の先生から複...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた後期高齢者終末期相談支援料というのは、趣旨は別として具体的にこの中身については問題があるというふうに思っているのは、なぜ七十五歳以上の方だけにそういうことを適用するのかと、なぜ終末期の方というのは、七十三あるいは七十二歳でもそういう状況に陥...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この問題については、前の政権でもいったんいろいろな御議論があったと聞いておりますけれども、なかなかその着地点というか結論が得られない。これは死生観にもかかわる全国民の価値観、考え方にも及ぶ問題であるというふうに考えておりますが、ただこれは避けて通ることが、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今思うに、三つの御質問をいただきまして、まず一つは地域医療貢献加算というものでありますけれども、これは、夜間も対応いただくということで再診料に三点、三十円プラスをさせていただくというものでございますが、これは三つの要件を申し上げておりますけれども、これにつ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) マニフェストとは、国民との約束であるというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねは、このマニフェストというのは、基本的には、国民からのある意味では指示書という意味合いも私はあるんではないかというふうに思います。選挙で国民の皆様に提示して、その勢力が政権の座に着いたということで、一定のそのマニフェストというのは国民の了解あるい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) それは存じておりまして、その中には派遣法の法案等も入っていたというふうに記憶しております。
○国務大臣(長妻昭君) それは受けておりません。
○国務大臣(長妻昭君) その遅延という位置付けでどういう対応をしたかというのは、具体的には報告は受けておりません。
○国務大臣(長妻昭君) その事情を私もよく聞いてみたいと思いまして、失礼があったとすれば、是正をしておわびを申し上げたいというふうに思います。  あと、これは派遣法につきまして、一つの事情として、ぎりぎりまで今連立の中で交渉をしておりまして、本来は閣議決定の予定でございましたけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 例えば、大きな社会保障制度の改革として、年金制度というのは、これは大改革と言ってもいいと思うんですけれども、そういう改革の場合は、ほかの国の事例を見てもやはり年金の改革については最終的には与野党が協調、協議をして実行していく。    〔委員長退席、理事森...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、自民党の方にもお出しをさせていただいた紙台帳との突き合わせの工程表でございますけれども、これが二十二年度においては全体の一割、二十三、二十四年度、二十五年度の三年間では各年度二・五割から三割ということでありまして、四年で全件を照合するということでありま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、当初につきましては、ある意味では片っ端からと言ったら語弊があるかもしれませんが、もう順番に照合をしていこうと、こういうような発想でございましたけれども、その後、紙台帳に優先順位が付けられるということ、そしてこの前もマスコミの皆さんにも公開を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは本当に正直申し上げて、財源の理由ではございません。先ほど申し上げましたように、効果的に、少しでもお金を節約して効果が同じであれば、それはお金が節約した方がいいと、こういうような判断であります。  そして、予算が九百十億円程度というお話もございました...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、やはり年金の信頼を回復するということがこの記録問題については一番大きな目標、目的でありまして、その意味で、紙台帳を片っ端から全件を集中的に照合していくというよりは、優先順位を付けた形で、具体的に言いますと、紙台帳とコンピューター記録の間違い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この二十三年度の予算につきましては、二十三年度の予算編成の過程でこれは議論していくということになろうかと思いますけれども、これ、お出しをしております工程表では、二十二年度には全体の一割、二十三年度には二・五から三割ということで、最大でいうと二十三年度までで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ですから、この紙台帳についても二年間集中的に照合するということと、これは何も、二年間集中的というのは紙台帳だけのことを申し上げているわけではありませんで、今回も何例か出させていただきましたが、第三者委員会に送らずとも年金事務所で訂正ができるような簡便なルー...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはまさしく国家プロジェクトということで、ある意味では国家の信頼を回復をするという大変大きな使命を担っているということで、この予算について、九百十億円というのも前回からは三倍以上のものでありますし、この九百十億円だけが予算ではありませんで、もちろん日本年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、例えば紙台帳だけじゃありませんけれども、紙台帳について一期四年で全件照合すると申し上げておりまして、これは自民党時代できなかったことであります。自民党政権は、いつまでに照合を全件するというのはのらりくらりで明確にお示しをしていただけなかったわけであ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも先ほどの質問にございましたけれども、今、年金保険料については全額が給付に使われると、つまり年金の支払に使われているということにはなっておりませんで、その経費の一部がコンピューター経費等にも今は使われているということであります。  私どもとしては、年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今現在、約二千億円が年金保険料財源でその年金の支払以外に使われているというふうに承知しています。
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、マニフェストの工程表の中で初年度に実現すべきもの、期限を区切られているものもあるわけでございまして、いろいろな全体の予算編成の中で協議をした中で、この問題については一期四年という中でのお約束をさせていただいているところでありますので、来...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましても、一期四年の中でこの政策を実現するというようなことを申し上げておりますけれども、それはもう直ちにやってほしいという国民の皆様の思いを持っておられる方もいらっしゃると思いますが、やはりまずは、この厚生労働省でいえば、初年度ということで工程表...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほどの繰り返しの答弁になるかもしれませんけれども、まずは平成二十二年度については、もう年金教育や年金広報については年金保険料は使わないと。そして、コンピューター経費で年金保険料を使っていたものについて、百四十七億円は、これまでずっと高値の契約が続い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは一期四年でということでありますけれども、もちろん国民の皆様は、それはもうすぐに実現してほしいという思いを持っておられる方もいらっしゃるというふうに思います。初年度でそれがすべて実現できなかったというのは本当に遺憾に思っておりますけれども、これを一期四...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ですから、繰り返しになりますけれども、このマニフェストで四年以内に実現をしていくということを申し上げているところでございまして、もちろんすぐにそれを実現する必要がある、そういう思いを持っておられる方もいらっしゃると思いますけれども、私としては、その思いを実...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、先ほどの質問でも申し上げましたけれども、年金については三つあるんではないか。一つは年金記録問題、そしてもう一つが年金抜本改革の前に今の年金制度の修正ができるんではないかということと、三つ目は年金の抜本改革ということであります。  これは、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも、今のは年金通帳のことだと思いますけれども、これも我々としては一期四年の中で年金通帳を実現をしていくということでありまして、初年度につきましては、インターネットで実現を、常に年金記録が確認できる仕組みを実現をしていくということでありますが、お年召した...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そういう御指摘もありますので、もちろん我々としては、年金の制度改革についても、今月の八日に、総理を議長とする新年金制度に関する検討会というのを立ち上げまして、そこで議論をしていくということであります。  まずは、原則をやはり決める必要があると、国民の皆さ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この介護については、やはり我々厚生労働省の仕事というのは、皆様方の悩みをどこまで共有するかと、社会的共有をするかということだと思います。  かつては、親が介護を受ける状態になったときに、親の面倒を見るのはそれはもう子供の務めだと、それは家庭の悩みですとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今回の件に関しましては、七名の方がお亡くなりになったということで大変痛ましい事件で、心からお悔やみを申し上げます。  今おっしゃられたように、このグループホームといいますのは、少人数で認知症の方がお暮らしになる非常にアットホームなというのを一つのコンセプ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今おっしゃられたように、各ユニットに一名以上の夜勤職員を配備する基準の強化というのが平成十八年四月から行われました。それ以前は、夜勤職員一名以上ではなくて宿直でもいいと。つまり、宿直ということは寝ていてもいいということでありますが、夜勤とな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今るる御説明をいただいたわけでございますけれども、これまでは、ある意味では三年の実務経験が介護の分野であれば、ある意味ではすぐに国家試験、介護福祉士の試験を受けられるということになっておりましたけれども、この実務経験三年に加えて、六百時間以上の養成課程の受...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、電話に出ないというようなお話もありましたけれども、これは当然、その事業所の主体が株式会社であれ社会福祉法人であれ、そういうことがあってはならないわけでありますので、そういうようなことについてはまず第一義的には地方自治体が監督をしていくということになると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このパブコメでございますけれども、三年実務経験があっても六百時間の養成課程、これは通信教育でも一部いいということでありますけれども、それを経て国家試験を受けると、こういうような新しい形になったということで、これについても現状把握をしようということで、これに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、特に具体的な例としてリハビリで言語聴覚士という資格のお話がございまして、これを老人施設等に義務付けという話でありますけれども、今現在この免許取得者数というのが一万五千六百七十五名ということで、全部に配備するとなると人手が足りなくなるということでこれは難...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 高齢社会といったときに、何かマイナスのイメージ、コストが掛かるということを持ちがちでありましたけれども、私は本当にそういう社会保障というのは未来への投資でもあるという発想を持っております。  高齢社会で重要なのは、やはり何歳になっても働きたい人が働くこと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、先月、長浜副大臣のところに患者さんの代表の方が来られて、いろいろな御要望あるいはこの難病に対するお話をされたということを聞いているわけであります。  この表皮水疱症というのは、今おっしゃられたように、全身の皮膚や粘膜に水ぶくれなど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、この保険制度というのは文字どおり共助でございまして、皆さんが拠出する保険を基礎としておりまして、公費がもうほとんどを占めるとこれは保険と言えるのか言えないのかという議論も出てくるわけであります。  その中で、今御指摘の国民皆保険というのは、ある意味...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御紹介いただいた最新の数字が、完全失業率、有効求人倍率とも若干改善はされておりますけれども、依然として厳しい状況にあるというのは、これはもうそのとおりだというふうに私も認識をしております。  その中で、やはりこれは雇調金、雇用調整助成金などでそういう支...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いろんな今政策を打っておりますけれども、やはり話題に出ております雇用調整助成金というのが非常にこれ大きいと思います。本来、失業者になる可能性のある方がとどまっていただいて、景気が回復するまで何とかとどまっていただくということと、あとは、これは基金訓練という...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一期四年の中で廃止と同時に新しい制度をスタートするということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 四年、一期四年以内でありますので、今おっしゃられた時期がほぼその切替えの時期だと思います。
○国務大臣(長妻昭君) この法律については、この障害者自立支援法の反省点としては、障害者の御自身の皆さんの御意見を十分に聞かなかったという反省点があろうかと思っております。  その意味で、この法律につきましては、平成二十四年に提出をして施行まで皆さんにこういう制度だというのをき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的には、その間の時期といいますか、法律をこの二十四年に提出をして成立をする、そして周知徹底をした上で二十五年のしかるべき時期に自立支援法を廃止すると同時に新しい制度に切り替えると、こういうような形で取り組んでまいりたいと考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 今この自立支援法の改正案の中にあった相談の充実等々、今日も質問に出ましたけれども、そういう案件について今議員の皆さんの間で議論があるということは承知をしております。  私の方としては、この障害者自立支援法に代わる法案については今申し上げたイメージでござい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、予算措置で、これはもう御存じのように、福祉サービスについては低所得者の福祉サービスを無料にすると、こういうような措置を二十二年度予算案に盛り込ませていただいて、あるいはお子さんの、障害児の方の放課後支援の充実ということで、放課後のデイサービ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 障害者の皆様全体の生活の支援ということでありますけれども、これについては、我々としては、抜本的にはさっき申し上げました障害者自立支援法廃止後の新たな制度の中でこれも見ていくということであります。  そして、今これ、障害年金ということについても私も深く関心...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いわゆる授産施設でいろいろな仕事をそこで受けていくということについて、非常に工賃を引き上げる必要があるという課題があって、その意味では国やあるいは地方自治体がそこに仕事を発注していく、それを促進すると、この重要性は理解をしております。今、各都道府県において...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も団結式に参りまして、そして大日方選手が銅メダルをアルペンスキー女子回転座位というので獲得されたということで、これは国民の皆様あるいは障害者の皆さんに本当に希望をもたらすイベントがこのパラリンピックであるというふうに考えております。  今の費用につきま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、このがんの検診というのは、先進国の中で、いろいろながんの部類がありますけれども、それぞれについて低いということでありまして、それを平均五〇%にしようというのを、平成二十四年の三月までに五〇%平均達成しようと具体的な期日も決めておりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、医学物理士のお話がございまして、これはおっしゃられたように民間資格ということでございます。現在、調べてみますと、百六十七名しかおられないということでございまして、そして国家資格の中で診療放射線技師というのは国家資格としてありますので、医学物理士というの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、日本国ではやっとといいいますか、この子宮頸がん予防ワクチンの承認が昨年十月に行われたということであります。  これはいろいろな論点があろうかと思いますけれども、昨年の十二月二十五日に予防接種部会というのを厚生科学審議会に設置をいたしまして、この枠組み...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは所信表明演説でも申し上げましたけれども、日本が百人の国としたら、生涯で今現在約四十五人ががんにかかるということでありますし、一日に平均すると毎日九百四十人ががんで亡くなっておられると。全死亡の方というのは一日平均三千人程度でありますので、かなりの方が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今朝、総理大臣をトップとするそういう検討の枠組みをつくりまして、私や法務大臣や仙谷大臣、官房長官が入ってそれについて議論をして、これ期日が次回ございますので、それまでにどういう対応を取っていくべきなのか、これをよく検討していくということであ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて、先ほどもお話しいたしましたけれども、この札幌地裁の次回期日が五月十四日でありますので、それまでにそういう政府としてもかなり総理をトップとした閣僚が入った会議で議論するということにしておりますので、これについて我々としてはあらゆる角度で情報を持...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては本当に、今おっしゃられたように長い長い経緯があり、最高裁でも判決が出ているということは承知をしております。その中で、五月十四日といいますと今から二か月でございますけれども、その時期までにこれまでの経緯もよく踏まえた上で政府部内で検討していくと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、これはやはり我々としてそんなに時間を掛けるというんではなくて、この五月十四日という、二か月というもう次回の札幌地裁の期日というのはあるわけでありますので、その中で、総理をトップとしたその中で議論をして決めていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) やはり、これ責任ある当然対応をしなければならないということで、やはり政府の中で総理をトップとしてあらゆる角度で検討をして、そして二か月後の期日までには我々の回答を申し上げるということで取り組んでいくと。政府全体でこれは取り組む非常に大きな話であるという認識...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも、一部マスコミには何かこれが一つのもう役所の案だというような形で報道されたかもしれませんけれども、これは委員の方のお求めに応じて、いろんなパターン、いろんな委員の先生方の御持論を言っていただく中で、計算の事務局がデータを提供したということであります。...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、七十五歳以上の後期高齢者医療制度については、やはり保険が別になるということで、七十五以上の人が一つの保険に入るということで、それは、病気にかかりやすい人を一くくりにした保険というのはなかなか成り立ちにくいということも指摘をされたところでありまして、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 我々もこの後期高齢者医療制度の、いろんな方から御意見を聞いて、その問題点は把握しているつもりでありまして、今回の大きな違いというのは年齢で区分した独立した制度ではないと、この六十五以上の案については。  ただ、そもそも、これについてもいろいろ御指摘はいた...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても一つのこの会議で論点になっておりまして、じゃ、そういう方が移るということもありましょうし、移らないでいろいろな措置を考えるという考え方もあるんではないかと思いますけれども、いずれにしても、今のおっしゃられた点も含めて何か決まっているというもの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘でありますけれども、老健制度に戻しても、やはりそれで、老健制度でずっと続けていくということについてはやはりいろいろ問題があるというのは我々も認識をしておりますし、国民の皆様方も問題があると認識されておられる方は多いんではないかと思います。  そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 事実、この改革会議においても公費を拡充すべきだというような意見がありますので、これについては来年の通常国会のこの関連法案を提出するということを申し上げていますので、それまでに判断をしていくということであります。  ただ、この医療に係るお金というのは、これ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、生活習慣病の予防とか、あるいは患者さんの心身の状況に応じた適切な医療サービス等の効率的な医療を提供するとか、そういう形で、当然必要な医療は質を落とすということはせずに、やはりその中で効果を高めていくという一つの取組だというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げた趣旨で、この計画において必要な医療まで圧縮するというようなことがあれば当然それは見直す必要がありますけれども、それを見て、必要な医療は確保して、そうではないものについて効率化できる部分は効率化すると、そういう役割を果たさせるということであります...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて、おっしゃられるように、十九年度から二十年度にかかわるところで契約の遅れなどもあってこういう数字が出たということで、これは二十一年度以降、集合契約を順調に進めていく、あるいはほかの健診との同時実施をしたり、あと協会けんぽにおいては受診券を直接郵...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この全体の枠組みを直ちに見直すということは今考えておりませんけれども、ただ二十一年度以降、そういうような取組をして、この健診受診率を改善をしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これについても、私も報告を受けて中身を見ましたけれども、まず地方厚生局が旭川市に対して累積赤字を計上している、それと独自に保険料軽減措置をされているということに関して指導助言というようなことをしたということでありますが、これは、時と場合、言い方によると、自...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて先ほども答弁申し上げましたけれども、自治体の自主性とか自立性をこれ損なうまでのそういう指導とか助言というのは、これはもう厳に慎まなければならないと。ただ、それを損なうような疑いを持たれるようなことについては、これは十分にやはり注意をして、物言い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては先ほども申し上げましたけれども、次の期日というのは二か月後に迫っているところであります。その中で、やはり政府としてもきちっと対応を検討しようということで、総理大臣をトップとして関係の大臣も入った形で議論を尽くしていくという体制を取らせていただ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは省内でも、これはいろいろ過去の経緯があって、そういう経緯もよく政務三役で話を聞いて、省内においてもいろいろなケース、ケースでのある意味ではどういう形になるのかということについての情報収集、資料の収集ということはしておりますけれども、そういうものも総理...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 近藤委員におかれましては、このカルテのない患者さんについて本当に造詣が深く、長年取り組まれておられるということで、敬意を表するものであります。  この薬害C型肝炎でありますけれども、今おっしゃられたように、カルテがなくても、今和解者のうちの約一六%、これ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これに関しては先ほど申し上げたとおりでありまして、例えば母子手帳とか医師や助産師さんの尋問などにより事実が認定されたケースというのもありますので、それはでき得る限り、この製剤投与の事実等の事実確認ができるということについて我々としてもどういうケースがあるの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいたことはもう大変重要なことだというふうに思います。  これは誤解があってはいけないわけでありまして、一般の医療現場で一律に脳死を人の死とするということではありませんということについて、これはパンフレット等の広報資料にも明記して徹底すべきで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた、これも重要な論点だと思いますけれども、知的障害者等についてはこの当時の提案者からは現行のガイドラインを維持して脳死判定の対象としない旨の考え方が示されておりますので、これも踏まえて、現在、審議会等で議論を行っているという途中過程であります...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の知的障害者等のお話については、この現行のガイドラインを維持し、脳死判定の対象としないという考え方が提案者からは示されておりますので、これも踏まえてこの審議会で議論を行うということで、当然その提案者の考え方というのは踏まえた上での議論であるというふうに理...全文を見る
03月17日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○長妻国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、我が国では、雇用失業情勢は依然として厳しい状況にあり、特に、非正規労働者の雇用の安定や雇用保険財政の安定的...全文を見る
○長妻国務大臣 日雇い労働者の推移でありますけれども、現在、最新の数字、平成二十年度は百八万人でございますが、平成六年度は百二十万人でありまして、若干減っております。  そして、日雇労働被保険者手帳の交付件数は、最新の数字、平成二十年度においては二万四千九百七件でありますが、平...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、日雇い労働者というとどういうイメージかということでありますけれども、これは、労働力調査によると、建設作業とか港湾等における運搬労務作業などが多いというふうに考えております。この日雇いの百八万人という中に、ちょっと調べてみますと、大学生の日々のアルバイトという...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたのは、まさにこの委員会で、昨年の三月十八日の附帯決議を読み上げていただいたわけであります。まず、今おっしゃられたように、二カ月で二十六日働くというのが要件でありますけれども、非常に日雇いの人数に比べてこの被保険者資格の手帳を交付されている方が少ない...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、雇用二事業というのは、もう言うまでもなく、事業主の皆さんの貴重なお金を使った事業であります。私も含めて本当に反省しなければいけない、非常に恥ずかしいという気持ちを持たなければならないというふうに思います。  この勧告の中には一定の説明ができるものもあります...全文を見る
○長妻国務大臣 この厚生労働省の評価がAだということでありますけれども、これについては、そのAの評価の中には、よく言うBバイC、ベネフィット・パー・コスト、コストとの見合いの関係での成果の評価という視点が抜けているということだと思います。  このA評価とされたのは、平成二十年度...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、職業訓練というのは鳩山内閣において非常に重要な位置づけであるということで、今厚生労働省の中で、職業訓練どうあるべきという哲学も含めた考え方を確立するために、文部科学省も呼んでその検討会というのをスタートさせていただきました。  今いろいろ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、当面の仕分けというか考え方としては、介護分野とかITなどの訓練はできるだけ民間に委託して実施しよう、物づくりの分野などの訓練は当面は国が実施する。なぜならば、物づくりの職業訓練というのは、非常に高い機器が、工作機器などを購入しなければならないということもあり...全文を見る
03月17日第174回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(長妻昭君) おはようございます。  平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  次代の社会を担う子どもの健やかな育ちを支援するために、子どもを養育している方に対し、子ども一人につき月額一万三千円の平成二十二年度分...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 島田議員にお答えをいたします。  児童虐待の防止に向けた関係機関の連携、児童福祉司等の人員確保について御質問がありました。  御指摘のように、子どもの命が失われる痛ましい事件はあってはならないことであり、大変残念なことと考えます。亡くなられたお子さんの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 丸川議員にお答えをいたします。  まず、外国人の子等への子ども手当の支給について御質問がありました。  現在の児童手当制度においては、一九八一年の難民の地位に関する条約の加入に当たり、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約の趣旨も踏まえ、他の国内...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 鰐淵議員にお答えをいたします。  まず、児童手当の役割について御質問がございました。  児童手当は昭和四十七年に創設された制度であり、公明党の御尽力もあり、順次制度の拡充が図られてきました。具体的には、平成十二年から平成十九年の改正において、支給対象者...全文を見る
03月17日第174回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(長妻昭君) 貴重な御指摘をいただきまして、ありがとうございます。  まず、この糖尿病でございますけれども、これは本当にこれからも多くの患者さんが出ていくであろうということで、やはり予防に努めなければならないということでございます。  今御指摘のように、糖尿病が重症...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) うつ病に対する対策というのは、これはもう大変重要なものでありまして、これは自殺される方の原因の中にもうつ病の方というのは大変多いわけであります。  その中で、今回下げたという診療報酬のお話がございましたけれども、これは下げたわけではございませんで、病院あ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、これ、私は賛成も反対も、何か申し上げたことはございませんで、最終的には歳入庁にするということは当然今も変わっておりませんけれども、その過程でいったん日本年金機構にするのか、あるいは社会保険庁のまま移行するのか、二つの選択肢があったわけでありますけれど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、この記録問題等の一連の不祥事でありますけれども、一つには、これは私も本当につくづくそういう意識があるなと感じるのは、年金を払ってあげるんだと、国民の皆さんに。そういう意識があって、その記録を管理するのは、もらう側がきちっと管理してくださいと。そして、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今お示しいただいた数字のすべてが労働組合に加入されている方なのかというのは確認はできておりませんけれども、先ほど申し上げましたように、労働組合というのは、これは基本的に企業等でもある組織で、当然これ憲法も含め保障されている組織、考え方でありますけれども、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、日本年金機構では懲戒処分を受けた人は採用しないと、こういう方針を貫いて、結果的には、組織の改編等もあり、分限処分という、ある意味では戦後最大級の人数の方々が出てしまったということになったわけでございますけれども、今言われておられますのは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、今おっしゃられた、厚生労働省に懲戒処分で配置換えになったという方がおられますけれども、これについて基本的に、前政権でも社会保険庁で懲戒処分を受けた方が厚生労働省の配置換えになったという事例はございます。  平成二十一年四月一日時点で懲...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも何度も国会でも聞かれましたけれども、これ組織が改編するということで、分限処分、こういうような案件になるわけですね。その中で、厚生労働大臣には、これは判例でもございますけれども、分限処分の回避努力義務が課せられているということで、できる限りそういう方々...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、別に懲戒処分あるいは懲戒処分を受けていない方も、組織が変わるということで分限処分の対象になられる方もいらっしゃったわけでありまして、分限処分の回避義務というのは、懲戒処分だろうが、受けていない方だろうが、双方に努力義務が掛かるということで、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ちょっと今のお話ですけれども、私が承知していますのは、厚生労働省への配置転換というのは分限免職回避の方策として前政権で閣議決定になっていると聞いておりますし、前政権で懲戒処分の有無にかかわらず厚生労働省の常勤職員へ転任予定者として内定を行ったということで、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この日本年金機構では、その加入率については現時点では把握できておりません。二つの労働組合が存在するということでございますけれども、加入率については今把握はできていないということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 日本年金機構、今年の一月発足をいたしまして、私も発足式に参りまして、そして若手職員中心にお客様とのお約束十か条ということもつくって、もう後がないと、ここでもう失敗をしたら我々としてはもう生き残れないという危機感を持って船出をしたということであります。  ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、一期四年の中でやるということであります。  まずは、第一弾としては、インターネットを使って確認をする。そして、その中で今までは見れなかった年金の見込額も御自身のものが見ることができるようにする。ただ、インターネットを自宅で使えないお年を召...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、福島大臣が申し上げたとおりでありますけれども、そもそもの一つの発端は、まさに荒井委員も入られた少子化社会対策の超党派の議員による少子化社会対策議員連盟というのが一九九九年の一月に設立をされ、荒井委員始め、自民、公明、保守新、民主、無所属の方々が一つの発...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、この統計です、職業安定業務統計における常用という定義というのは、これは四か月以上の雇用期間が定められているもののうち季節労働を除くものを常用という、そしてもう一つは、雇用契約において雇用期間の定めがない雇用、これも常用というということで統計を取ってい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 正規雇用というと、これは何を正規雇用と言うかということは、一つは、雇用期間の定めがない、つまり無期雇用、つまり期間が決められた雇用ではないということが一つのポイントになろうかと思いますけれども、定義上はそれだけの狭い定義ではありませんで、それプラス四か月以...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 正規雇用という定義の話がいろいろな方によっても違いましょう。正規雇用そのものについての何か定義を決めたデータというのはないと思いますけれども、常用雇用というような形での統計はあるということであります。
03月18日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○国務大臣(長妻昭君) 平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  次代の社会を担う子どもの健やかな育ちを支援するために、子どもを養育している方に対し、子ども一人につき月額一万三千円の平成二十二年度分の子ども手当を支給すること...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 島田委員におかれましては、もうかなり何年も前からこの自殺対策について御提言、御質問をいただいておりまして、そういう働きかけもありまして、若い方の自殺の実態ということで、十五歳から三十四歳の若い世代で死因のトップが自殺になっているということも明らかになりまし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、この日本における子育て支援あるいは子育ちへの応援ということに関しましては、これは諸外国GDP比で比べても非常に低い形で推移してきた。これは、今までの議論の中で、やはりもっと大切なことがあるというのが国会等でも議論になって、結局は子ども等にかかわる予算...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 子ども手当の第一条、趣旨でございますけれども、これについては、次代を担う一人一人の子どもの育ちを個人の問題とするのではなくて社会全体で応援する観点から実施をするということでありまして、これは今おっしゃられたとおり未来への投資だという観点であります。  例...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、このマニフェストでもお示ししておりますけれども、この政権の一つの考え方というのは控除から手当へという考えなんですが、控除というのは、これ御存じのように、絶対金額で幾ら税金が助かるかといったときに、これはもう所得の高い方の方が税率が高いので絶対金額は所...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいた点は非常に重要な点でございまして、控除をなくすと実質的な所得がこれは増えるということになりますので、それに伴って所得と連動をした例えば今いろいろな項目が、かなりこれは、数十にわたる項目が影響を受ける。保育所の保育料を始め、未熟児への養育医...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 二十三年度以降の制度設計については、衆議院、そしてこちら参議院でいろいろ御指摘をいただいた点も踏まえて制度設計を進めていくということと、この制度設計は、もちろんこれは現金支給、子ども手当でありますけれども、同じ時期に平仄を合わせて議論をいたしますのは、今御...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいた旧政権でのスケジュールというお話がございましたけれども、まず基本的な議論の土俵は、システム検討会というのをつくりまして、そこで、先ほど申し上げました幼保一体化も含め、今の児童養護施設等の見直しについても一緒に併せて議論をするということで、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはまさに、今言われた施設機能の見直しというのは、これは別の議論として我々は考えておりますので、これは別の議論としてしていくということでありますが、その議論の土俵というのは、幼保一体化も含めたそういう議論の場で別々の議論として検討していくということです。
○国務大臣(長妻昭君) 私も、就任した後、このNICU、新生児集中治療室を見にお邪魔をいたしましたけれども、やはりそのNICUで、そこから一定の超急性期というか急性期を抜けた方が、じゃどこのベッドに行くのかと。その受入れベッドがなければ新たなNICUで入るべき新生児が入ることがで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この今御議論をいただいている書類の確認でありますけれども、今これ自治体によって、我々も調査をいたしますとその書類がまちまちでありまして、ある自治体は例えば四、五種類の書類で確認をするとか、ある自治体は二種類程度とか、そういうことがございますので、まずはこの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、地方自治体の皆様と法案が成立後速やかに議論をしますけれども、例えば今の例でありますが、果たしてそれが公的な書類と言えるのか否か、これは判断するのは我々日本国政府あるいは自治体でありますので、そういう位置付けも含めて厳格化を図るということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これは書類確認の厳格化でありますので、今の例が直ちに私も、どういう公的な性格なのか、あるいは中国ではそれが一般的に公的だと言われているものなのか、これは厳密に考えなければなりませんけれども、一般的に申し上げますと、やはり公的な書類で実態を表すようなものを入...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、今現在児童手当ではその支給事務をしているわけでありますので、そういう場合それぞれの自治体がどういうような確認をしているのか。相手の、送金を受けた人の一筆で本当にいいのかどうか、こういうことも含めて書類の厳格化ということを言っております。 ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、事務負担が増えるといっても、やはり一定の行政の正確性というのはこれは保つ必要があるというようなことで、我々は書類の確認の厳格化というのを地方自治体とも話して、実態を把握した上でそれをお願いをしていこうということにしております。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、もちろん地方自治体ともよく御議論をして、それについての確認をしていただくということで、これは公金、税金が出るわけでありますので、これはやはり一定の確認を厳格にしていただかなければならないということで、我々はそういうことを考えております。
○国務大臣(長妻昭君) これは衆議院でも御答弁申し上げたと思いますけれども、百三十六人であります。
○国務大臣(長妻昭君) これは当然内国民待遇ということで、これはほかの先進国も区別をしないという社会保障の考え方があるわけでございまして、子どもの居住要件を課すとなりますと、じゃ日本の御両親が日本国内にいて海外におられる日本人のお子様には出ないということにもこれはなるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、子ども手当というのは平成二十二年度四月分からお支払いするということを申し上げておりますし、そしてこれは児童手当と同じように六月に支給する、年に三回、四か月分を支給するということで、これは六月に、それは今まで児童手当を受給されている方も含めて、それが...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この暫定税率については、これは本当に申し訳ないことをしたということで、我々としてはこれについても説明を申し上げていくということでありますけれども、この暫定税率ができないからほかもやめてしまうということであっては当然国民の皆さんの御理解が得られないと思ってお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについてはもちろん財源の問題というのがあるわけでありまして、その財源の問題の中でも、どこの部分に対してこのマニフェストで書かさせていただいたことをこれは取り下げさせていただくかということは、これは内閣、政府全体で議論をし、そういう結論に達して国民の皆様...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、なぜ優先順位というお話ありましたけれども、私は子育ても所管する役所の大臣として内閣でも申し上げておりましたのは、先ほどの答弁と同じように、今までは常に子育てにかかわる予算というのは後回しにされてきたと、また後回しにされるというのは、これはもうあってはな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私が申し上げておりますのは、先ほども質問が出ましたけれども、この子ども手当は、社会全体で子育て、子育ちを支援をするということで、もちろんその中には、少子化の流れを変えていく、子どもの貧困率を改善する、子どもの生活の質を上げ教育の質も上げていく、控除から手当...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたけれども、平成二十二年度予算案においては、一部地方負担、そして事業主負担、そして国費と、こういう形になっております。
○国務大臣(長妻昭君) お金に色は付いておりませんけれども、全体の財源ということでありますと、これは事業仕分等で生み出された無駄遣いを削減したものも一つの原資になっていると思いますし、あるいは税収が九兆円も落ち込んだということで赤字国債による借金というものも財源になりますし、もち...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど少子化の話がありましたけれども、この少子化の流れを変えるというのは、これ子ども手当だけじゃなくて、先ほど来言っておりますけれども、保育サービスなどの現物支給と現金支給とワーク・ライフ・バランスと、この三つを相まって少子化の流れを変えたいということは非...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは何か現金支給と現物支給について金額を同じにしなければいけないというような御趣旨だとすれば、別に金額というよりは、それはバランスを先進国の状況も見ながら整えていくし、あとはこの現物支給については、今、これは本当に待機児童の方が非常に多いということで大き...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のところ、この五か年計画は内閣として、平成二十六年度の目標数字、数字のみならずその理念も書かさせていただいておりますので、今現在はこの目標に向かって全力で取り組んでいくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) そのアンバランスというのが、金額を同じにしなければいけないということではないというふうに考えておりまして、そして、先ほども申し上げましたけれども、控除と給付、控除から給付へということなんで、セットで考えていただきますと、平年度では控除によって増収になってい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、先ほど私が申し上げましたのは、全体の金額というよりも、つまり、現金給付と現物給付は金額がほぼ同じでなければならないというような御趣旨であるとすれば、我々としてはそういう発想から逆算しているんではなくて、平成二十六年度にできる限りの目標を達成しようとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、他国の例もいろいろ、このGDP比だけではなくて、フランスの出生率が上がった原因というのはいろいろな施策が組み合わさって達成できたというふうに聞いておりますけれども、その前に、やっぱり我が国日本は、一つのハンディといいますか、これまでずっとGDPが低い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いろいろいい御提言をいただいたわけでありますけれども、そういう御提言があるんであれば、自民党時代に、与党時代になぜ実現できなかったのかということをよく考えていただきたいと思うんです。  これはやはり、先ほど申し上げておりますように、必ず、子育ての議論をす...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほど来申し上げております保育サービスの充実ということでありますけれども、当然、ここに書いておりますように、延長等の保育サービスとか病児・病後児保育をするときには職員の方々の配置を増やすという必要もあるわけでありまして、我々、職業訓練の一環で保育士の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 具体的な試算としては、長期の、二十六年を見越した試算については、さっき御紹介いただきましたような追加所要額ということで、ビジョン最終年度、平成二十六年度の姿としては、追加ということで、加わるということでありますが、約〇・七兆円ということで、こういう数字は出...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、質の向上といったときに、じゃ具体的にどのぐらいの質を向上させるのかどうかということで、長期的に五年後、質の向上で幾ら予算をつくりますというようなことは今のところ我々は試算をしておりません。これについては、先ほど申し上げましたように、その都度...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、保育所の整備といったときに、先ほども質問が出ましたけれども、我々はこれまでなかなか実現ができなかった幼稚園と保育園、これを一体化しようということで、その議論をする枠組みもつくりまして、そして来年の平成二十三年度の通常国会に法案を出そうという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、この今御審議いただいている法案というのは平成二十二年度のみの法案でございますけれども、これについては、一つは財源をめぐって様々な議論がございまして、昨年十二月の四大臣合意において二十二年度の単年度措置として決定をしたということが一つございます。そして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは財源の、予算編成の中でいろいろな考え方が議論をされ、それぞれ大臣の考え方もあったわけでありますけれども、もちろんこれは内閣でございますので、この四大臣がいろいろ議論の末、合意をして今のような形になったということでありまして、一つは財源の問題があったと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、パッケージというお話ありましたけれども、この二十三年度につきましては、今の財源の部分についてはこれから議論をするということでありますが、ただ、幼保、幼稚園、保育園の一体化もちょうど平仄を合わせて議論をいたしまして、そして来年の二十三年度の通常国会に幼保...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 児童手当法に基づいて、現在、事業主の拠出金を財源として今おっしゃられた放課後児童クラブを始めとする児童育成事業を行っておりまして、この事業は、これは非常に重要な事業だという認識は持っておりますので、この事業はもちろん継続をしていくということでありますが、た...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これに関しましては、ドメスティック・バイオレンスの被害者に対する給付でございますけれども、これは、例えばその母親がDVの被害者でお子さんを連れて避難をされておられると、しかし住民票は御主人のところに残していると。なぜならば、仮に住民票を移動させると、御主人...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かに今御指摘いただきましたように地方自治体の負担が増えるということで、我々はこれは丁寧に説明をして地方自治体の御意見も聴きながら進めていきたいということで、一月十五日、あるいは一月十八日、二月二十五日、今年に入って三回、地方自治体の児童手当、子ども手当を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは市町村によって異なりますけれども、基本的には児童手当が続いたら振り込まれるであろうときに振り込まれるのではないかというふうに考えておりますが、これは地方自治体によって異なるということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これは法案成立後速やかに出すわけでございますが、その前にもできる範囲でかなり、先ほど、実際に東京にお呼びをして御説明をしたり、あるいは通知にしても、今年の二月二十六日には子ども手当に係るQアンドA、このQアンドAも四回目でございまして、二月一日はQアンドA...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) もう今、先ほど申し上げましたように、今年に入ってからもうそういう方向で地方自治体の皆さんも六月支給に向けて全力で取り組んでいただいているというふうに承知をしておりますので、我々としてもそれについて怠りがないようにいろいろ情報提供、お願い、連絡をしていくとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、平成二十二年度にはこれ、一年間の一万三千円という措置の法案でございますけれども、それを六月に支給が開始をされるわけでありまして、そのときにそのお金が具体的にどういうものに使われてどういう効果があったのかというようなことは、六月から始めるのかその次の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、この配偶者控除の廃止というのは、働き方を制約するということもあり、これはマニフェストでも提示をさせていただいて、具体的にはこれ税調の中で議論をされるものだというふうに考えております。  そして、その全体の財源ということでありますが、先ほどもお話し申...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、個別に財源の部分の議論をなかなかする段階ではないといいますのは、先ほど申し上げましたように、これは大きな現物支給の構造を転換する、幼保一体化ということもありましょうし、地方と国との役割分担ということもありますので、その中で議論をしていくということであり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほども申し上げましたように、事業主負担の部分だけを取り出して、それを増やす増やさないという議論はまだ、その全体像を議論をして、考え方を提示して、そしてその財源を決めていくと、こういうプロセスをたどるわけでありますので、その中で我々としては決めてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この質疑の中で、今引用していただいたところで私が申し上げたのは、基本的にこれは私の立場としてはやはり少子化の流れを変えたい、子ども、子育てに対する全体の予算が少ないという中で、それは子ども手当が出たとしても企業には継続して子育て支援策はやっていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本はそのとおりだと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられるように、土地の取得が大変だということでありまして、これは一つの考え方でありますが、認可保育所の分園という考え方で、これは第二次補正予算で御了解をいただいて、安心こども基金に二百億円積み増しをして、そこから分園を全力で探していこうということで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今ちょっとお触れいただいた昨年十二月二十四日に、地域における余裕スペースを活用した取組ということで、これは厚生労働省、文部科学省、国土交通省、財務省、四省が連携して取り組むということで打合せを実施をしたわけでありますので、今御指摘もございましたので、ちょっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、政権交代後、選挙でもお示しをさせていただいたところでありますけれども、四月分から支給をするということを申し上げているところでありまして、四月分とするとこれまでの支払スキームでは六月支給というのが通常の姿でありますので、その六月に第一回目を支...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 現金給付と現物給付といったときに、そのスピードという意味では、これは現金の方がやろうと思えば速いスピードでできるわけでございますが、現物給付はそういう意味では、全力で取り組むわけでございますけれども、五か年という一つの計画を作らせていただいて、福島少子化担...全文を見る
03月18日第174回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(長妻昭君) 津田弥太郎委員におかれましては、本当に労働問題、雇用問題に詳しく、いろいろこれまでもアドバイスをいただいているところでありまして、感謝を申し上げます。  雇用調整助成金、今ここで予算案を審議いただいておりますけれども、二十二年度予算案、御了解いただきまし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この雇用調整助成金は、基本的には失業になる前、企業の中で休業をされている職員に対して、その休業の手当の一部を肩代わりするものでありますけれども、今おっしゃられたように、助成率を引上げをしております、大企業では三分の二から四分の三、中小企業では五分の四から十...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この雇用調整助成金につきましては、今おっしゃられましたように公金でございまして、これは一部不正というのがあるのも事実でございまして、緩め過ぎるということも一定の問題があると思いますが、これは昨年の十一月三十日から、申請書類を、今まで五種類もありましたのを、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この消えた年金問題につきましては、津田委員と一緒に、消えた年金問題の民主党の部会を毎週火曜日の朝、もう百十回以上開いていて、いろいろ被害者の方もお呼びをしてお話を聞いて、ここまでいろいろな積み上げで政策が出てきたと考えております。  その中で、私は大きな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 余りお金を掛けられませんけれども、本当に分かりやすく端的な形でリーフレット等を作って、本当に多くの方に見ていただくホームページ、あるいは私もいろいろな場所で発言をするなどなど、徹底的な広報に努めていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) これは年金記録問題の中の厚生年金の問題でございますけれども、事業主が従業員から保険料を預かったけれども猫ばばしてしまったというケースもあるわけでございまして、そういう場合にその事業主にお金を追徴するということでありますが、これはもちろん皆さんが猫ばばしてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたように、第三者委員会でもちろんそのすべてが認められるわけでは現在ありません。証拠がない方を審査をするところでありますが、これを迅速化を図るということで、今まで以上に年金機構、厚生労働省挙げて第三者委員会に資料を提出をしていくと、こういう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほど申し上げましたように、紙台帳の全件照合ということで私は一定の部分が回復できてくるというふうに思います。御本人も全く気付いていない、その今までなかなか手付かずだった部分の解明が進むと思います。その解明をやらせていただいた後に、それでも五千万件の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたように、この新卒の内定で大卒の数字も出させていただきましたけれども、これは史上最悪の数字になっておりまして、高卒の方も非常に良くない数字となっております。大体今の時点で五人に一人の方がまだ四月の就職が決まっておられないという大変ゆゆしき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そういう考え方はございます。雇用対策法という法律がありまして、そこに基づいて指針を定めて既に周知をしているところでありまして、新卒、卒業予定者の採用枠に既に卒業している人も含めてくださいと、新卒の枠は新卒だけじゃなくて既に卒業されておられる方も含めてくださ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは文部科学省と連携をする必要があるということで、厚生労働省の中にこの職業訓練や就職の体制をということを検討する委員会をつくって、文部科学省の方にも参加をしていただいています。  今御紹介いただきましたように、例えば一定の専門学校では非常に高い内定率を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話のポイントで、今回支給要件の中には監護という、ちょっとこれ法律用語なんですけれども、これがなければならないと。監護というのは、養育者が子供の生活について通常必要とされる監督や保護を行っていると社会通念上考えられる主観的意思と客観的意思が認められると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私自身は、現年金制度は問題があって、やはり時代に追い付いていっていない部分があるというのは今も変わっておりません。一つは、若い人も無理なく払える持続可能な制度になっているのかどうか、それも疑問がある。あるいは、転職を繰り返す、ライフスタイルが変わるというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この所得代替率を例えば五〇%を維持するしないという議論の前提にあるのは、例えば賃金上昇率を今後百年間どう見るかというような一つ一つのデータの積み上げでございます。その賃金上昇率例えば一つ取っても、本当にその指標が妥当なのかどうかというのは今も変わっておりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げましたように、その検討会で有識者の先生も入っていただいて、これ、総務省とも、総務大臣も御出席をいただいた中で検証をしていくという今作業の過程でございます。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今申し上げた検討委員会でそういう数字あるいは目標設定の仕方、これを議論をして一定の時期までに結論を出す、その後お示しする予定にしておりまして、今はそういう意味ではポートフォリオも変わっていないということで進んでいるということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 私は、プライバシーの問題もきちっと配慮しながら納税者番号を入れるべきだと思っておりますが、納税者番号のみならず、今内閣の中で社会保障の部分もこれは慎重に私は議論する必要があると思いますが、そういう情報も付けた社会保障の番号あるいは全体の番号制の在り方という...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この歳入庁でございますけれども、これは年金保険料と税金を一体的に集める、これが非常に効果的であると。今、実は国民年金の未納問題なども言われておりますけれども、厚生年金の未適用事業所、厚生年金に入らなきゃいけないのに入っておられない事業所がたくさんあるという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず前提をお話し申し上げたいと思いますけれども、今おっしゃられたように、この所得比例年金、これは保険方式でありまして、その上に最低保障年金、つまり所得比例年金だけだとこれは少な過ぎて生活がなかなか難しいという一定の所得の方に上乗せをするということで、先ほど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはもう尾辻委員もお分かりだと思いますけれども、完全な積立方式というのはこれはもう難しいと思いますので、今も賦課方式でありますが、賦課方式を基本といたしますけれども、最終的に自分が納めた保険料に見合う受給はできると、こういうような形を明示をするという制度...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話は、質問の中で先ほども触れていただいたような、自営業の方が今よりも保険料が高く、当然低くなる方もいらっしゃいますけれども、国民年金よりも高くなる方がいるんじゃないのかというお話の中で申し上げたところでありまして、つまり、保険料が高くなる方がいらっし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の年金保険料の流用でありますけれども、私どもマニフェストにもお示しを申し上げたんですけれども、一期四年の中で流用をゼロにするということを申し上げているところであります。  今御指摘の点では、特に年金保険料の流用については、年金の広報あるいは年金の教育に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) その法案には、速やかに、直ちにというような表現であったんではないかと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話というのは、これはもう尾辻委員も大臣を経験されておられてよく御存じだと思いますけれども、一つは、薬価差益、この薬価差益は、これはもう二年の間に差益が出てきて、お医者さんの、あるいは病院のある意味では使えるお金になるということで、これは診療報酬にも反...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはネットでプラス〇・一九、本体部分であれば一・七四%であります。
○国務大臣(長妻昭君) 医療の件では、若干先ほどのことでは、ネットプラス〇・一九、医療報酬、診療報酬でありますけれども、これは是非御理解いただきたいのは、十年ぶりのネットプラスなんです。今まで自民党政権がどんどんどんどん医療、診療報酬をカットして、地方あるいは医療が崩壊してきたと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 平野官房長官とお話を申し上げた用件は、平野官房長官は官民人材交流センターというところのトップでありますので、この懲戒処分の方々についてどういう扱いにするのかということを議論をしたということでありまして、この採用ということではありませんし、我々が方針を掲げま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この今お示しいただいた図でございますけれども、WHOがすべての地域に向け勧告をしているワクチンのうち、例えば今言われたHibワクチン、あるいは子宮頸がんワクチン、あるいは肺炎球菌ワクチンなどについてはまだ日本では法律上の位置付けがありません。これは我々も問...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 例えば小児肺炎球菌ワクチンについては、販売が先月の二十四日ということで、まだ間もないわけでございますけれども、今の御指摘、Hibワクチンも含めて、これは十分に私も理解をしているところでありまして、先ほど申し上げた予防接種部会というのを昨年十二月設置しまして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このワクチン行政というのは、ある意味では国家の危機管理という側面もある話でございまして、それは今回の新型インフルエンザにおいても非常に教訓になったと。国内で需要が賄えないということでありますので、まずはこの部分の体制を整備をして、五年以内に半年間で全国民に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この窓口負担、自己負担の問題でございますけれども、確かに日本は高い方でありまして、ただ、ほかの国が全部ないということではありません。日本は総保険医療支出に占める自己負担が一五・一%、アメリカ一二・二パー、イギリス一一・四パー、フランス六・八、ドイツ一三・一...全文を見る
03月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、施設に入所されているお子さんというのは、今おっしゃられたように、御両親がおられないお子さん、そして御両親がおられるけれどもいろいろな理由で施設に入っておられるお子さんということで、御両親がおられないお子さんは基本的には子ども手当が出...全文を見る
○長妻国務大臣 今申し上げたとおりでございまして、こども基金から施設に出るお金は、それは施設全体で使うのではなくて、親御さんがおられないお子様のために使ってほしいというようなことをお願いするということでございます。
○長妻国務大臣 これは、厚生労働省にもお越しいただくなど、施設の責任者の方と意見交換を何度かさせていただいております。  その中で、我々も考えておりますのは、子供の間で心理的な影響が生じないような使い方の配慮をするというようなことで、例えばそのお子様に特化してお金を使うときに、...全文を見る
○長妻国務大臣 今申し上げましたように、輸入ワクチンでございますけれども、これは契約数量のすべてを今月末までに日本国へ引き渡す、こういう契約となっておりまして、その一環として、今現在三千六百万回分が在庫として日本国にあるというようなことであります。  今まさにこの輸入二社とかな...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたことについて、詳細は、今交渉中でありますけれども、これはいろいろな考え方、バリエーションというのがあるわけでありますけれども、基本的には今おっしゃられた枠の中で交渉をしているというようなことであります。
○長妻国務大臣 これについては、決着したときには契約をもう一回交わすということになりますので、そうしましたら、その契約内容について、日本国と相手社と話して、私としてはできる限り公表をしたいと思っておりますけれども、その会社との話し合いの中で、できる限りの公表というのを、もちろん国...全文を見る
○長妻国務大臣 この視察は、私一人がお邪魔したわけではございませんで、年金記録回復委員会ということで、有識者の先生方、社会保険労務士の方々、非常に年金の記録関係に詳しい方々も皆さん一緒に行って、それを拝見して、かつ、その視察をさせていただいた後に、何時間かかけて、近くの会議室をと...全文を見る
○長妻国務大臣 もちろん、私がちょっと行って指示をして、それで全体がすぐに変わるわけではありませんので、一定の指示はいたしましたけれども、それは、回復委員会の先生方の意見もその後の会議で聞いて、では全事務所に指示をすべきポイントはこういうポイントだということの議論があったわけであ...全文を見る
○長妻国務大臣 もちろん、紀陸理事長という理事長がおられて、この視察に行ったときも一緒にそれは見せていただき、その後の長時間の討議の場でも紀陸理事長と一緒に議論をし、これまでも、ほぼ必ず議論をするときは紀陸理事長立ち会いのもと、紀陸理事長の御意見もお伺いしながら議論をしている。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 今のこの試算でございますけれども、これについては、本当に今景気も厳しい中、この増加額を極力抑えていこうということで、協会けんぽにつきましては、今まで国庫負担補助率が下げられておりましたけれども、それをもとに戻していこう、こういうような取り組みもさせていただいて、本...全文を見る
○長妻国務大臣 雇用保険という保険でございますけれども、ある意味では、これは一つの国家の危機管理という側面もあるのではないかというふうに考えております。  御存じのように、かつては、例えば平成八年、九年というのは四兆円程度の積立金があったわけでありますけれども、急速に雇用が悪化...全文を見る
○長妻国務大臣 まず一つ、御存じのように、雇用保険二事業、以前三事業と言っておりましたが、これは今御指摘のように、全額が事業主負担のみで賄われているということでありまして、ここに例えば一般会計を入れるとなると、今までにない話にもなり、なかなか、御理解がいただけるのかということもあ...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話は、失業等給付の積立金から雇用二事業に繰り入れる、貸し出すということに利子をつけたらどうかというお尋ねと同意でもあるというふうに思います。  これについては、同じ特別会計の中の二事業、同じ勘定の特別会計の中で資金を融通するということと、先ほど申し上げた雇...全文を見る
○長妻国務大臣 これはもちろん法律によって今御議論をいただいているところでありますので、これについて、繰り返しになりますけれども、国家の危機管理という観点から見ても、この雇用二事業と雇用保険本体とは、雇用調整助成金が本体の増加を防ぐ抑制効果もあるというようなことで我々としては皆様...全文を見る
○長妻国務大臣 私の考えは、野党時代、例えば、年金保険料を使ってゴルフボールを買って、ゴルフ練習場でゴルフクラブもそれで使う、これはだれが考えてもおかしいものについてやめさせていくということで、年金教育、年金広報はこの政権でやめるということにしたわけでありまして、これは、事務費の...全文を見る
○長妻国務大臣 今回御審議をお願いしている法律の中には、今までと異なって、三十一日の雇用見込みがあれば非正規雇用の方も雇用保険に加入いただく、こういうことで、約二百五十五万人の方が新たに加わっていただくということであります。  ただ、その点においても、週二十時間以上というものに...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、我々が申し上げましたとおり、みずからの労働による賃金で生計を維持している労働者、この方をすべて対象にしていくべきであるということであります。  例えば、大学生のアルバイトの方が、週に、先ほど申し上げた時間に満たない形のときに、そういうものが適用されるのか...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた週二十時間未満の雇用者というのが、約四百十三万人おられるということであります。
○長妻国務大臣 我々としても、いろいろな要件というのは課しているわけでございますけれども、これについては、安易な離職や、循環的、繰り返す給付の防止とか、あるいは保険財政の給付と負担のバランスへの影響を考慮するというようなことで、こういう形にさせていただいているということであります...全文を見る
○長妻国務大臣 日本国民のモラルということでありますけれども、私は、今の調査という詳細は承知しておりませんけれども、高い国民性ではないかというふうに考えております。  ただ、この不正受給ということに関しましては、雇用保険の不正受給もあります。生活保護の不正受給もあります。本当に...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろ若い方などと話をさせていただいても、我々の学生時代に比べても、例えば環境問題とか、節約をして本当にお金を有効に使っていくとか、あるいは将来に対して、これだけ失業の方が多いということで資格をきちっと取ろうとか、そういうような欲求や意欲というのはかつてよりも非...全文を見る
○長妻国務大臣 私もこういう立場になりまして、非常に幅広い行政をつかさどるところであります。政務三役あるいは幹部の皆さんと力を合わせて行政を実行するんですけれども、やはり国会議員の皆さんは、週末のみならず地元に帰って、いろいろな方の御意見を、もちろん私も聞きますけれども、いろいろ...全文を見る
○長妻国務大臣 その本会議でそういう質問をいただきまして、これはもう御存じのように、本会議で仮に答弁漏れがあるとなると、本当に厳しく、担当の議員に壇上に上がられて、そして答弁漏れということで指摘をされるわけでありまして、まあ、そのときには答弁漏れの指摘もございませんし、私どももで...全文を見る
○長妻国務大臣 その団体で労働保険の対象となる労働者がいるかどうかということについては把握していないということであります。
○長妻国務大臣 本会議でも答弁したとおりでございますけれども、同じことを繰り返すわけではありませんけれども、個別の団体で労働保険の加入対象となる労働者がいるかどうかについては把握しておりませんが、国会議員が事業主となる団体であっても、労働者を一人でも雇用すれば、適切に手続を行う必...全文を見る
○長妻国務大臣 今回の法案では、今おっしゃられたような措置も盛り込ませていただいているんですが、証明というのは、労働者が所持する給与明細、あるいは使用者が保存する賃金台帳及び税務関係書類を想定しております。労働者が所有する給与明細には、常識的には天引きの金額というのが書いてあると...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、記録問題については四年間で紙台帳を全件照合する、この計画ができたということと、さらに大きいのは、制度の改革ということで、これも四年後に法律を出すということを、これは歴史的にも日本国の社会保障の中でも大改革の一つになると思いますけれども、それについて総理をトッ...全文を見る
○長妻国務大臣 年金基金の運用でございますが、今現在、国民年金、厚生年金、百二十兆円というお金を運用させていただいております。それとは別に、国家公務員の年金積立金、地方公務員の年金積立金、これはまた別途運用しているというところでありますが、この百二十兆円の運用でいえば、基本的に、...全文を見る
○長妻国務大臣 今配付をしていただいた資料でございますけれども、これは事前にいただいておりましたので、事前に調べさせていただくと、ここの資料というのは、利回りの比較ではないようでございまして、利回りというよりも年金の積立金の絶対金額がどういうふうに推移をしていくか、こういうような...全文を見る
○長妻国務大臣 恐縮です。三百兆円でございます。
○長妻国務大臣 それは、いただいた資料で、十三カ国の資産は約二千七十兆円とされ、そのうち日本は一四%を占めるとされているということで、一四%とすると約三百兆円というふうに考えております。
○長妻国務大臣 今おっしゃられましたのは、これは、政権交代を機に百二十兆円の運用について、その目標、ガバナンスあるいは説明責任、こういう三つの観点で、見直す必要があるところは見直しましょうということでつくりましたのが年金積立金管理運用独立行政法人の運営の在り方検討会でございますけ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、総務省というのは、全独立行政法人の評価を担当する役所でもございますので、そういう立場として参加をいただいております。  特に、今回の検討会は、単に利回りの目標がどうだとか、そういうところだけではございませんで、ガバナンスというか、本当に諸外国に比...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、基金の執行停止ということでありますけれども、当初、七百五十三億円ございましたが、ただ、この時点で、適応外薬について、三十六品目は枠はあるものの、どの薬にするかというのがまだ決まっていないということでありまして、決まっていたものについては、未承認...全文を見る
○長妻国務大臣 今、ジョブレスリカバリーというお話がございました。  確かに、リストラ、リストラを企業がすると、その時点では企業の業績というか収支は黒になるということがあるかもしれませんが、その後、景気が一定程度回復しても、雇用もふえないし、ある意味では企業のその後の付加価値が...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘でございますが、おっしゃられるように、倒産、解雇による離職者あるいは雇いどめ等による離職者は、離職の日以前一年間で六カ月以上被保険者期間が必要、この要件は今回も変えていないわけであります。  その中で、きょう閣議決定させていただいた派遣法の改正案でござ...全文を見る
○長妻国務大臣 今の雇用二事業でございますけれども、これは、かつての三事業のときから、よく言われるスパウザ小田原から私のしごと館から、いかがなものかと思われる支出が続き、そして、これは本当に恥ずかしいことだと私は思っておりますが、先日も総務省からこの二事業についての勧告をいただき...全文を見る
○長妻国務大臣 先日も、総理、官房長官、私、仙谷大臣、菅副総理等が集まって、この対応に向けては政府内で万全の態勢で取り組んでいこうというような話し合いをいたしました。  次回の期日が五月十四日と聞いておりますので、次回期日に向けて、政府部内で総合的に検討、調整を進めていきたいと...全文を見る
○長妻国務大臣 雇用調整助成金は、言うまでもなく、これが仮になければ失業率が上がっているということもあろうかと思います。景気がよくなるまで、失業という状況にならないで、企業の中で休業補償等に補助していくということでありまして、要件緩和もさせていただきましたので、金額がこれからかな...全文を見る
○長妻国務大臣 二事業につきましては、先ほどもお答えを前のところでしましたけれども、雇調金以外の事業もやっているところであります。  これについて、総務省からも先日も勧告を受けたということで、ここの部分は、過去の経緯からいって、いろいろな無駄も指摘されている部分でもありますので...全文を見る
○長妻国務大臣 今申し上げた雇用二事業の観点から、国と地方の職業訓練のあり方はどう役割分担するのか、あるいは民間との役割分担というような中で、これは廃止ということではありますけれども、建物自身が直ちになくなる、事業がなくなるということではありませんで、地方自治体への移管をお願いし...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほども申し上げましたけれども、この通知にもありますように、国の事業としては、「今般、平成二十二年度末をもって廃止し、」というふうに書いてございますけれども、必要のあるものについては、その建物、中の設備などを、譲渡を希望する自治体にお渡しをしてやっていただ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど、地方に時価で買えというような話があったようなお話がありましたけれども、地方にそういうことを提示したという事実はございません。  そして、基金訓練にいたしましても、この十五万人というのは定員数でありますけれども、これは平成二十二年度、来年度の計画数というこ...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろな活用というのは、これは検討していく必要があると思いますけれども、やはり職業訓練について、今国がやっているものは、もう全く役割分担をしないでそのまま国が続けるということで本当にいいのかということもあります。  例えば、コンピューターカレッジにつきましても...全文を見る
○長妻国務大臣 雇用・能力開発機構は廃止をいたします。そして、その業務の一部について、施設も徹底してスリム化をした上で、職業訓練業務に限定して、高齢・障害者雇用支援機構に移管をするということであります。  先ほどは、余り廃止や地方に移管するなというお話もありましたけれども、我々...全文を見る
03月19日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、昭和五十七年の臨時行政調査会の答申においては、国民の負担感の限度や社会の活力の維持を考慮すれば、当時ヨーロッパ諸国の水準が五〇%前後だったということでございまして、それより低くとどめることが必要であるとして、その時点で設定さ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、私も今おっしゃられた自助、共助、公助ということが重要だというふうに思います。まず、御自身でできることは御自身でやっていただくと、なかなかそれが難しいことは社会全体で支え合うということで、一つは保険ということで御自身が拠出をしたお金、あるいはボランティ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたように、共助、公助の範疇というのは国民の皆さんの意識によって時代とともに変わってくるということで、初めにあらかじめ、例えば国民負担率はここまでで抑えるとか、あるいはここまでの社会保障サービスにするとか、そこからの議論というのは結果とし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 長年、小林委員におかれましては、何度となく成年後見制度について拡充を御提言いただきましてありがとうございます。非常に重要な制度だというふうに私も考えております。  この費用については、今、この成年後見制度利用支援事業というのを実施をしておりまして、これを...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、言うまでもなく、これから高齢化が更に進む、そして今団塊の世代が、六十一歳から六十三歳だと思いますが、そういう方々が本当にお年を召してくるとニーズは高まっていくというのは間違いありません。その中で、小林先生が質問いただいたことが恐らくきっかけになったと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、高齢者の施設のお話がありました。すべてがグループホームではございませんけれども、先日は札幌のグループホーム、これは認知症の方々が少人数でアットホームな感じの中でお暮らしになるということで、そういう治療にも有効な施設であるということであります。その中で非...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私は三人子供がおりますけれども、幸い選挙で落選をしておりましたので、二人目、三人目にはお産に立ち会いました。一人目は立ち会っていません。
○国務大臣(長妻昭君) そういうことで、実はちょうど先日でございますが、厚生労働省が二十一世紀成年縦断調査というのを発表いたしまして、調査したんですけれども、夫の休日の家事・育児時間別に見たこの六年間の第二子以降の出生の状況ということで、夫が休日の家事、育児に掛ける時間が長い御家...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、この児童相談の対応件数というのが、平成二十年は四万二千六百六十四ということで、これ、例えば平成十年が約七千件でありますので、かなり急速に伸びているということがあるわけでございます。  一つは、その相談件数だけ見ますと、いろいろな事...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このこんにちは赤ちゃん事業というのは、本当に先生始め皆様の御尽力で立ち上がった事業だということで、おっしゃられるように、今はおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住んでおられる御家庭が少ないということで、お母様が乳飲み子を抱えて悩んでしまう、相談する方もいない...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはいろいろ報道でも注目されたものでございますけれども、こうのとりのゆりかごについては、養育放棄を助長するんではないのかとか、あるいは子供の命を助けるということで、プラス、マイナスの様々な評価があるというふうに考えております。この熊本県の最終報告で指摘さ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては多くの方からもそういう御指摘をいただいておりまして、子宮頸がんのワクチンにつきましては、政権交代後、厚生労働省に設置しました、予防接種部会というものを設置をいたしまして、そこで有識者の方々に御議論をいただいて検討していくということにしておりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、診療報酬では七対一でありますけれども、それより手厚い看護配置を診療報酬上評価するということについても、そういう御要望を一部からいただいておりますけれども、当然それより手厚い形の配置で診療報酬で評価するということになりますと、患者に対して手厚い看護が提供...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、看護職の方が副院長になる病院は増えているということで、今、二百五十六施設が先月時点であるということでありまして、お話を聞いておりますのは、患者サービスの向上というような効果があるというようなことを聞いているところであります。これはも...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今おっしゃられた、もう十一回目、本日開催しているチーム医療の推進に関する検討会、二時から始まっておりますので、今厚生労働省でやっていると思います。ここで報告書の今日取りまとめを行う予定にしておりまして、その中で、今御指摘をいただいたこの看護師という役...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 後期高齢者の医療費でございますが、平成二十年度の医療費は約十一兆円でありまして、平成十八年制度改正時の試算によると、平成二十七年度が十六兆円、平成三十七年度が二十五兆円程度と見込んでおります。
○国務大臣(長妻昭君) この後期高齢者医療制度の保険料については、来年度、来月からが改定年となりますけれども、これ何ら抑制策を講じないと保険料がかなり増加してしまうということが見込まれましたので、私どもとしては、まずは広域連合の剰余金を充当してほしいということ、それに加えて、都道...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 協会けんぽの話では、私どもとしては、これ国費の補助を下げられておりましたので、これを本則、原則に戻すということの措置をするということと、今おっしゃられた借入れのものでありますけれども、これについても、我々としては国庫の負担を本則に戻したということも加えて、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、一部マスコミに一つの案が何か決まったような形で報道もありましたけれども、これはある先生の案を御披露いただいたということで、それに厚生労働省がバックデータを付けたということでありますが、それは一人の先生だけではなくて、改革会議に参加している多くの有識者の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この委員の方々がいろいろ御自身が考える案を今お話をいただいているところでありますけれども、その前提として私の方から六原則というのをお示しをして、それに沿った形で御議論いただきたいと、一番初めにこれはお示しをして、御納得いただいて議論をしていただいているとこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて、先ほどスケジュールもお話しいただきましたけれども、法律を来年提出するということになりますので、今年の予算編成の前、あるいは消費税議論というのもこの政府の中でもう始めると。当然、我々、国民の皆さんに申し上げているのは、一期の中では政権の中で消費...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今回、御存じのように、税収が九兆円も落ち込むという異例の事態になったわけでございます。景気の先行きというのはまだ予断を許しませんけれども、私どもとして新成長戦略など税金の使い方を変えた形で景気の回復を実現をしていきたいということ、そしてもう一つは行政刷新会...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、診療報酬について、我々も行政刷新会議と確認をしておりますのは、診療報酬については、これは典型的な事業仕分とは若干異なるんだと、継続か廃止ではない、また具体的な議論は中医協で行われているんだと、こういう認識の下、こういう話の報告を事業仕分、行政刷新会議...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 開業医と勤務医の今おっしゃられたのは平準化ということについて、特にその平準化を目指すために何かこれをしたという意識はございませんけれども、ただ、病院勤務医の負担の軽減というのも一つ大きなテーマだということで、特に急性期医療などについては手厚く配分をさせてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは一番初め、西島委員も触れていただきましたけれども、この行政刷新会議で提出された資料は、これ注意しないと、コメントを付けないと誤解を生むのではないかという問題意識は私も持っているんです。  そこで、ホームページに掲載しましょうということで、これは御存...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この行政刷新会議では、今、評決結果という資料を見ておるんですけれども、「市販類似薬は保険外」、「ただし範囲については十分議論」と、こういうことがなされていて、ここの報告書の中には漢方薬という固有な名前は出てきてないんですが、これがいろいろ御心配をお掛けした...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、もちろん文部科学省と連携をしていく話でございますけれども、一義的には文部科学大臣がまず御判断される案件であるというふうに考えております。  私としては、今かなり数も取って、医療確保の目標を明確化するための調査、実態把握調査というのをしてお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げましたように、医師の偏在等に対するきちっとした調査を来月から始めて夏ごろまでにまとめていくという過程の中で議論をするということでありますが、私の認識は、偏在は当然あるものの絶対数も不足しているというふうに考えております。  ただ、その不足部分を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 認知症疾患医療センターは現在までに三十自治体の六十六病院に整備されておりますが、最低でも各都道府県、指定都市に対して一か所の整備を今要請しております。
○国務大臣(長妻昭君) この札幌で起きましたグループホームの火災において七名の方がお亡くなりになるという誠に痛ましい事故であり、心よりお悔やみを申し上げます。  対応でございますけれども、火災発生の翌日に早速、厚生労働省が、全自治体を通じてすべてのグループホームにおいて防火体制...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは私も出席をいたしまして、早速三月十六日に、グループホーム火災を踏まえた対応策についての三省庁緊急プロジェクトを立ち上げまして、これは消防庁、国土交通省と厚生労働省であります。そして、まずは一か月の期間をいただいてもう全グループホームを調査をしていこう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、この消防法施行令によって、延べ床面積が二百七十五平方メートル以上についてグループホームではスプリンクラー設置が義務付けられているということで、当然その三省庁の検討チームではこの点も大きな議論になるというふうに考えております。  こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 当然、その安全に暮らすことができる環境整備というのは、重要であることはもう言うまでもありません。  今の夜勤職員の件でありますが、今御紹介いただきましたように、各ユニット、九人だと思いますけれども、各ユニットに一名以上の夜勤職員を配置するというのは平成十...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、私の大きな仕事は少子高齢社会の日本モデルをつくるということで、世界で最も早く少子高齢社会に突入した日本が日本独自のあるべき社会の姿を描いて、それが最終的に、ほかの先進国もいずれは、日本並みかどうかは別にして、少子高齢社会になるわけでありますので、お手...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど申し上げましたように、やはり大体目配りできるような地域的な広さの中で在宅施設が適切に整備されるということで、その一つの中核が今言われた小規模多機能という施設だと思います。  ここは、デイサービスで昼間、御高齢の方がそこで過ごす、あるいはこれはよく言...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このグループホームのみならず、先ほど言われた三つの不足ということを言われましたけれども、施設の不足の中に私もこのグループホーム、老健、特養は入っていると思いますので、この三つ等を合わせて三年間で十六万ベッド分の増強をしていきたいということでありまして、この...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、要介護度が比較的軽度で低所得の高齢者に対する受皿として軽費老人ホーム、いわゆるケアハウスというのがあるわけでございますけれども、これについて規制緩和を図るということで、平成二十二年度、来月から実施をしていきたいと思います。  まず、一つに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このショートステイについては、サービス受給者数というのが二〇〇一年からずっと増やしてきておりまして、二〇〇一年に比べると二〇〇九年は一七六%になっているということで、二十六・二万人がショートステイを利用されているということでありますが、おっしゃられるように...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは平成二十一年九月時点と前年同月を比較しまして、介護従事者の平均給与額、これが約九千円増額をいたしました。これについては、そうですね、九千円増額しました。そして、今、一・五万円月額賃金を引き上げようということで、それに相当する介護職員処遇改善交付金とい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私ども、四万円、一か月のお給料を引き上げていきたいというふうに申し上げておりますのは、今申し上げた九千円、そして一万五千円、そしてあと一万六千円を増額をして、トータルで四万円の目標を達成をしたいということでございまして、あと一万六千円分の増額でございますけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも国会でも御指摘をいただくテーマでありますけれども、今の段階ではまず介護職員ということで待遇改善をしていこうという、処遇改善をしていこうということでございまして、チームの方全体ということも大変重要な論点だというのは理解をしておりますけれども、まずは財源...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、二十年九月から二十一年九月でそれぞれ改善はしているわけでございますけれども、これについても、福祉・介護人材の処遇改善事業という中で、障害福祉の現場で働く職員に対しても一人当たり平均月額一・五万円の賃金引上げに相当する金額を事業者に対...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これもいろいろ指摘をいただいているところでございますけれども、介護職員がたんの吸引とか胃瘻による経管栄養などについて実施するということでございますけれども、今モデル事業というのを実施をしておりまして、昨年九月から全国百二十五施設で実施をしております。今申し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、そのGDP比を目指していくということで、特にその実施年限というのを定めているわけではありません。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、ジェネリック医薬品の過去二か年の使用状況というのを我々目標値を作っておりますが、その目標に達しなかったということで、その目標に達しない部分全部を製薬メーカーに精算をしていただくという考え方ではなくて、全部ではなくて一定の比率について製薬メー...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは薬価差益は御存じのように改定財源に充てるわけでありますけれども、この薬価差益については、これは例えば二年の間に市場価格と実際の薬価と差が出て、その差についてはもうお医者さんとか病院がそれはお金を、例えば機器を購入したり建物の修繕にしたり使うという性質...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、〇・一九とかその数字だけ見ると何か小さい数字だというような御議論になるかもしれませんが、この金額で見ていただくと、本体の部分の改定率はプラス一・五五で約五千七百億円プラスになっているわけでありまして、これは前回の改定の四倍以上なんですね。五千七百億円...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、再診料についてなぜ病院と診療所と違うのかというような考え方があるわけでありまして、それでそれを統一するということで六十九点になったわけでありますけれども、御存じのように、これについて、診療所もそれは夜間など患者さんの受入れに御尽力いただいているとこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このネーミングですね、地域医療貢献加算というネーミングは、もちろん夜間対応だけが地域医療貢献だというふうにもしこのネーミングが取られるとすれば本意ではないんですけれども、この要件については、これはQアンドAなどでも説明をさせていただいているところであります...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今回新設をしているものもいろいろあるのも御理解いただきたいのは、例えば地域医療の貢献について、退院後早期の在宅患者の医学的な管理に対する評価ということについても新設をしておりますし、地域の救急医療に参加している有床診療所に対する評価というのも新設を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ネーミングについて、地域医療貢献加算ということで、この加算が付いていないと地域に貢献しないのかというようなことではもちろんありませんで、一つの診療報酬にいろんなネーミングがありますけれども、当然そのネーミングの診療報酬が付いていなければそれをやっていないと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この高額療養費については、いろいろそういう議論があって、過去もそういう負担を軽減をしていく措置がとられてきていると思います。一つは、過去十二か月に三回以上高額療養費の支給を受けている方は、四回目の支給に該当するときは更に自己負担限度額を軽減するとしたり、あ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、この最低賃金の引上げについては、今おっしゃられたように一億円ということで、これは賃金実態の調査、最低賃金引上げのための課題等の検討を行うための経費ということで計上させていただいておりまして、今年一月に経済産業省と連携して設置をいたしました検討チームで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ディーセントワークでありますけれども、その中の一つであるワーク・ライフ・バランスの実現というのは大変重要であります。先ほども紹介した厚生労働省の最近発表した調査では、例えば二番目のお子さんが生まれる御家庭というのは、夫が家事を、育児を手伝う比率が高い、時間...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的に、この予算を減らしたというのは利用率が低いということでありまして、そのときに二つの理由が考えられると。一つは、利用率が低いのは、その行政がそれを周知徹底をしないとか告知が不足したとか、あるいはそれを、利用が簡便にできるようなそういう手続になっていな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この二十二年度、今参議院でもお願いしている二十二年度予算案につきましては、福祉サービスについて低所得者の方については来月から利用料負担を無料とすると、これは実現ができました。今お尋ねのものについては、自立支援医療についてもそういう措置がとれないのかというこ...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○国務大臣(長妻昭君) 森委員におかれましては、この子育て政策についていろいろ御指導いただきまして、ありがとうございます。御自身も三人のお子さんを育て上げたということでございまして。  この出生率については、まず、この表には直接書いてありませんが、昭和五十年に合計特殊出生率が二...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、フランスにつきましては、これは言うまでもなく、出生率を二を超えたということで世界的にも注目をされたわけでございます。資料でも御提示をいただいているところでありますが、二〇〇六年、出生率が二・〇となっているところでありまして、主に一九九〇年代に家族給付...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず大前提といたしまして、先ほどフランスの例を申し上げ、今スウェーデンの例をお尋ねいただきましたけれども、GDPの比率で子ども・子育て支援の予算をいいますと、日本は〇・八一でフランスの三分の一、スウェーデンの四分の一と、まず圧倒的にその規模が、規模というか...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり一つ言えるのは、子育て支援の予算といいますのは一見緊急性がなかなか腹に落ちてこないと、目の前の問題としてなかなかとらえにくいということがあり、これまでやはりいろんな議論の中で、もっと緊急なことがある、もっと重要なことがあるということで、簡単に言うと後...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり自民党もある程度は頑張っておられたと思います。待機児童ゼロ作戦ということで、非常にその意気込み、スローガンはいいものがあったと思うんですけれども、結局どうしてそれがなかなかうまくいかなかったのか、こういうものも読ませていただいて我々も研究する必要があ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この子ども手当の審議もある意味では注目をされましたし、お認めをいただければ、成立をさせていただいた後にはきちっと広報をして、このねらい、あるいはお子さんのおられない方についても、こういう意義があるんですと、これ税金で措置するものでありますので、きちっと御理...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたのは、施設に入っておられるお子さんについて、これは、そこから卒業というか旅立つときに就職支度費あるいは大学へ行かれる方は大学進学等自立生活支度費というのが今七万七千円支払われている。そして、保護者からの経済的支援が見込めない場合はそれに上乗...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この子ども手当法案については、この目的というのが法案にも書いてございますように、子どもの育ちあるいは子育てを社会全体で応援していくということが政策目的でございます。そして、その結果、少子化の流れを変える、あるいは子どもの貧困率を改善する、子どもの生活、子ど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、社会全体で子育てを応援するということで、これは所得制限は付けずにすべてのお子さんの子育てを応援するという趣旨であります。  そしてもう一つ、これも繰り返しいろいろ申し上げているところなんですけれども、控除から手当へという流れの中でセットで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、我々は子ども手当ということで法案を今お願いをしております。ただ、やっぱり自治体の今おっしゃられたように事務というのも大変でございますので、でき得る限り児童手当の支払スキームを活用していただくということで、支払時期につきましても年に三回、四か月ずつ払...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この財源のめどということでありますが、当然その平成二十二年度はめどがあるから予算と一体で議論をしていただいているということでありますし、平成二十三年度以降については、これは予算編成の中で答えを出していくということを申し上げているところであります。  いず...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かに私の思いとしては、就任当初、全額国費で平成二十二年度の子ども手当をやっていきたいと、こういう思いもございました。ただ、予算編成の中で、これは各大臣、財政当局と激しい議論をする中で今回のスキームということになったわけでございます。  私としては、地方...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話は、全体的な哲学、考え方のお話だと思います。一部のそれは意見で、地方の実行する全国一律の現金給付などについては国が全額持つ、そして現物支給は地方が全部持つと、こういうような考え方があるのも承知しておりますけれども、私は必ずしもその考え方に野党時代も...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ちょっと先ほどから政策目的を変えたというふうに言われておられるんですけれども、政策目的というのは変えてはおりません。この子ども手当の、今御審議いただいている法案にも書いてありますように、子どもの育ち、子育てを社会全体で応援をしていくということの政策目的を変...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、監護というものと生計を同じくするという二つの要件が掛からないと支給されないというものでございます。  監護については、正確に申し上げますと、児童の生活について通常必要とされる監督、保護を行っていると社会通念上考えられる主観的意思と客観的事...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず前提にありますのは、こういう概念がこの法律とともに新たに四月から入るというものではございませんで、これは今も児童手当というのが日々というか毎月毎月計算をされて、現況届ということで自治体は認定作業をされておられるわけでありまして、そのDV被害者あるいは別...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、まず経緯は、よく御存じのように、一九八一年までは国籍条項がございましたけれども、いろいろな国際条約等が結んだ他国との均衡性も考えて、一九八一年に国籍条項を撤廃して外国人の方にも支給をされるということとなったわけであります。それと平仄が合って...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても衆議院の方でもお問い合わせがございまして、これ今現在、お子さんの居住ということについて、日本国内におられる親に支払うわけでありますので、その部分の集計というのができる仕組みになっていないということであります。  我々としては、この東京周辺の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 全く不十分な制度と言われますが、拙速とも言われますけれども、これは一九八一年から三十年間このやり方で既に支給が続いているということでありまして、我々としては、それについて一年間はこのスキームで確認を厳格化してお支払いしていこうというふうに考えているところで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、市町村が第一義的に確認をするということになります。そのときにどういう書面をこれまで児童手当のときには確認をしているのか、これを一部調査をいたしますと、やはり自治体によってまちまちでございまして、そのまちまちではなくて、書面を統一して、そして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは今も市町村はそういう作業をされておられるんですけれども、これは今回の子ども手当を入れるに当たって確認を厳格化するということであります。  今おっしゃられたように、仮によく日本におられる国の方であれば、公的な政府が、相手国が出した書類というのがよく自...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今までの児童手当も施設のお子さんには出なかったということで、果たしていいのかということでありまして、この子ども手当については、施設に入っておられる親御さんのおられないお子さんについては安心こども基金から同じ金額を支給するということで平成二十...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 大体人数につきましては約五千人の方に支給をするということを考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 一か月一万三千円でございますので、一か月一万三千円掛ける約五千人ということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 超えることはないです。
○国務大臣(長妻昭君) これ、今御指摘いただきましたように、平成二十二年度は安心こども基金の活用ということでございますので、この基金については基本的には年度の中で、単年度措置でございますので、使っていただくということを基本としているわけであります。  ただ、平成二十三年度以降は...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたのは、控除から手当へという流れのお話だというふうに承知をしております。  私どもは、控除というのは基本的に高額所得者に有利になると、課税最低限度を下回る低額所得の方は初めから税金を払っておられないんで控除というのは全く恩恵はないと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今給食費のお話でございますけれども、学校の先生方も大変御苦労されておられるということを聞いているわけでありますけれども、この給食費についてどう子ども手当との相関で考えるかというのも、平成二十三年度のこれは本格施行の制度設計で検討事項に入っているところであり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたように、この現物支給のところでありますけれども、現金支給というのは現金でありますので、ある意味ではこの四月から一律にやりましょうと言えばこれはできるものでございますけれども、例えば保育所整備などの現物支給は、じゃ四月から一気に、この数字...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただきましたように、待機児童数に占める低年齢児、零歳から二歳の方が全体の八二%おられるということでございまして、この五か年計画におきましても、三歳未満児の保育サービスについては現状七十五万人から百二万人ということで数値目標を掲げさせていただいてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘の点は、昨年の四月から改正児童福祉法というものでありまして、保育所で一時預かり事業、地域子育て事業を実施する場合は評議員会の設置そして区分経理が必要だということでありますが、この両措置は経過措置により施行から三年猶予中ということで今猶予中でございま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の評議員会と区分経理について介護の現場と保育の現場で差があるではないかという御指摘がございまして、私どもとしてはそれぞれの理由があるというふうに考えておりますけれども、いま一度そういうことが合理的なのかどうかも含めて省内で検討していきたいというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) こういうある意味では国が定める最低基準、これは面積基準もそうでございますけれども、これについて、そういう基準が適正なのかどうかというのは、これは検討する必要があるというふうに思います。ただ、国がやはりその最低限の合理的な基準を決めて全国に遵守をする、そして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘のように、まず大前提は保育士の配置基準、これを遵守する、そして面積基準など全国一律の基準を遵守する、その上での定員の設置というのは各自治体、各保育所で定めているところでありますが、その中の保育単価のある意味では値付けといいましょうか、そういうものに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私どもも、この保育士の皆さんのお給料、そして例えば福祉施設介護員のお給料、ホームヘルパーのお給料、比較してみますと、若干平均年齢が異なりますけれども、介護の施設あるいはホームヘルパーの皆様よりは若干ではありますが上回っているものの、やはり全体の業種から比べ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは大変厳しい財源、財政の中でございますので、まずは先ほど申し上げましたような子育てビジョン、五か年の絶対的な定員を拡充していくということに注力をしていきたいというふうに考えておりますけれども、今の御指摘の点も、先ほど申し上げました幼保一体化の議論の中で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは御存じのように、社会福祉法人というのはいろいろな規制があって、ある意味では利益をため込み過ぎない、あるいは配当というのが企業のようにはないというようなことで、ある意味では利益極大化に走らないような工夫がなされているということで、これは一定の必要性はあ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われたのは育休切りというようなことにもつながる話ではないかと思いますけれども、これはルールにのっとって、ルールから逸脱したものは厳に慎んでいただかなければならないというふうに考えているところでありますし、あるいは男性の育休についてもこの取得率を上げてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは時代を表す言葉だと思って我々も反省しなければいけないんですが、保活、保育園に入るための就活とか婚活とかの延長線上の言葉だと思うんですけれども、そういう言葉が生まれるぐらい大変厳しい状況であるということはよく認識をしております。  そのため来月からは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まさに今御指摘の点について、幼保一体化を含めた保育分野の制度、規制改革という中で今の要件についても見直しを検討するというのも、これは昨年の十二月八日の閣議決定の文書の中にも明記されているところでございます。  これは、ある意味では非常に歴史的なことである...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり少子化の流れを変えなきゃいけない、あるいは女性が、働きたい女性が働いていただくということで、この現物支給である保育所等の整備というのは欠かせないものであるということは強く認識をしておりますので、全力で取り組んでいきたいというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) これについてはよく質問をいただくわけでございますけれども、昨年の十二月二十三日の四大臣合意、私も入っているところでサインをいたしましたペーパーに、平成二十三年度の予算編成過程において検討するということが、ほかにもいろいろるる書いてあるわけでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは最終的には予算編成の過程ということなので、これは本予算の決定までということになろうかと思いますけれども、そこがもちろんこれ言うまでもないタイムリミットでありますので、遅くともそれまでには決定をしていくと。それは、制度の構築とも平仄を合わせた議論になり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この財源でございますけれども、今おっしゃられた、毎年ある意味では出てくる特別会計の剰余金というのもございますし、あるいは行政刷新会議、四月末から徹底的に無駄遣い等に再度メスを入れるということで、厚生労働省も省内の点検というのもしております。  そして、一...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、繰り返しになって恐縮なんですけれども、我々も平成二十三年度の予算編成の中で、今申し上げた、これまでの財政におけるある意味では問題点を一つ一つ抽出をして、そこに加えて、幼保を一体化する、あるいは地方と国の役割分担という議論も始まってまいりますし、ある...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げましたように、無駄を削っただけでその財源が出るのか否かという議論もありますけれども、当然、我々もマニフェストでも申し上げておりますが、いわゆる埋蔵金も活用させていただくということも申し上げておりますし、特別会計も含めた全体の中で見直していくという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この内閣では菅財務大臣、菅副総理からもこの消費税について議論はこれはしていくんだと、こういうようなお話があったわけであります。ただ、これは、一期鳩山政権の中では消費税を上げないということでありますけれども、それ以外の税制面での改革あるいは優先順位付け、今政...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 公明党が児童手当という考え方を長年にわたる活動で制定をし、それを順次拡充してきたと、この功績は大きいというふうに考えておりまして、そういう一つの土台があって、私どもは今度は規模も対象も拡大をした子ども手当というような形で審議をお願いしていると、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、保育所に関しては、やはり最低基準というのはこれ全国一律で守られるべきだと、こういうような基本的な考え方を持っております。具体的には、保育士の配置の基準あるいは面積の基準、これについて今も基準がありますけれども、その基準というのはかなり以前につくられた...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的には、その規模は別にして、廃止するべきではないというふうに考えておりますが、その財源をうまく考え方を変えて、それは財源がなくても全国一律のその基準は守るという別の大きな仕組みがあれば、そういう発想が出てくれば別でありますが、今の時点では、やはり財源と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この子ども・子育てビジョンで五か年計画出させていただいたところの資料に、じゃ現状から幾ら金額がプラスになるのかという追加所要額ということについてもお示しをさせていただいているところであります。これについて追加費用をお示しをして、現物給付の一定の全体像も、ま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、ビジョンの最終年度ということで、平成二十六年度の姿ということでございますけれども、それについては平成二十六年度の時点で追加所要額が約七千億円、今のものに上乗せした年間の費用でございますけれども、という形になるのではないかというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 数値目標の工程表という意味では平成二十六年度の保育サービスの定員数などなどを書かせていただいておりますけれども、これについても、先ほど機械的な計算ということで申し上げたところでございますが、この工程表をどこまで作っていくのか、私どもとしては数字上の目標値と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、まず五年間を見据えた子ども・子育てビジョンというのを発表させていただきまして、かなり中身の濃いものであるということを御理解いただきたいのと、それと、やはり私の使命は、所信表明の演説でも申し上げましたけれども、少子高齢社会の日本モデルを打ち立てていくと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 理念というか考え方についてはやはりお子さんということでありますが、それはやはりお子さんにお金をお渡しをしてもなかなか管理もできないということでありますが、ただ、その理念は、やはり支給対象が施設とかあるいは里親とか、そういう形になったときにその理念が影響して...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、理念としては当然お子さんに支給をして、お子さんの意思で使っていただくということも一つの考え方ではあると思いますが、じゃ乳幼児の方にお渡ししても、それは使うということはできないわけでありますので、これは実は今法務省とも合同で親権の在り方についても、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは通常の場合と同じでございまして、要件は監護ということと生計を同じくするということでございます。その中で、里親でも施設でも、そのお子さんの親御さんが監護と生計を同じくするという要件に当てはまれば、施設、里親のお子さんでも親御さんに支給をされるということ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、もちろん同じ額を基金から支給すると申し上げておりますので、四月分から支給をいたしますけれども、じゃ具体的にいつ支給日なのかというのは今検討をしているところでありまして、これについてももう四月分から支給するということは、これはもう基金からとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、福祉施設に入所中のお子さんですけれども、親の同意による入所、これが約三万一千百九十人、推計でございます。そして、強制入所については約七百人、推計でございます。そして、親のおられないお子さん、推計四千百五十人ということで、今、後段に申...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 平成二十二年度については、今申し上げたような形で、できる限りQアンドA等でそれぞれ統一するような形にしていきたいと思いますが、平成二十三年度につきましては、どこまで法律の中に盛り込むのかも含めた議論をして、やはり実態に合ったような、あるいは特に今回も山井政...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも施設の幹部の方とも議論をさせていただいたわけでございますけれども、子どものために使うということですが、今おっしゃられたように、施設にはそういう意味では親御さんに子ども手当が出るお子さんもおられますし、親御さんのいないお子さんは施設にその子の分は出ると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 当然、子ども・子育てビジョンというのが出ておりますので、それをいかに具現化するかという点と、もう一つ、かなり大きい話といたしましては、幼稚園と保育所を一体化するという中で、国と地方の役割分担も含めたかなり大きい議論というのも始めさせていただきたいというふう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今GDP比の順位を言っていただいたわけでございますけれども、よく我々が申し上げるGDPの現金支給、現物支給のいずれの表においても非常に日本国の規模が小さいということで、少子化についても先進七か国で合計特殊出生率が最下位、しかも少子高齢社会のスピードは先進国...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的にまだこれは決定していることではないというふうに考えておりまして、先ほども申し上げましたけれども、やはり例えば保育所の整備でいえば、保育士の配備の基準や面積基準などなど全国一律の合理的な最低基準というのが守られるべきであると。その前提で、それに上乗せ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、この「最終的に」という文言をもって現金給付は国が、現物給付はすべて地方がということには直ちになるという意味でもちろん書いたわけではございませんで、文字どおり最終的には子ども手当の財源に活用するということでありまして、引き続き、さっき申し上げ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御紹介いただいた小川政務官の答弁でも、そういうことがお認めいただければというようなくだりがありましたけれども、そういうことが政府の中で全体で決定をすればという前提での御発言ではないかというふうに考えておりまして、これについては幼保一体化という大きな議論も...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私が先ほど申し上げましたのは、国が決めた合理的な最低限度の基準、これを全国で守っていただくためには、普通考えると、やはり国の一定の財源がなければそれについては守っていただけないんではないかということをまず申し上げた上で、ただ、国に財源がなくても、それがきち...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私は、何でもかんでも国が、かつてのように地方のはしの上げ下ろしまで指示をすると、こういうことはもちろん考えておりませんけれども、省内にもナショナルミニマム研究会というのを作った意味は、一つは、国と地方の役割分担の議論がなったとき、あるいは民営化の議論がなっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私自身は、先ほど来申し上げておりますように、最低限度の基準というのは、これは安全にもかかわる問題でありますのでそれは全国一律だという考え方を持っておりますが、それを決めた上で、ある意味では市場と政府の役割分担というのも見直すべきところは見直す必要がある。つ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、トータルでいうと結果として五%カットされているということでございますけれども、先ほど足立政務官が申し上げましたように、診療報酬でそれを、地域医療あるいはこの勤務医等、病院等について見ていくということと、あと、これかねてより国立病院機構につき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 前回も保育所等のスペースをどうするかというような議論の中で私も答弁申し上げましたけれども、その後、やはり財務省ときちっと厚生労働省も議論をするというようなことを指示をしたところであります。  一般論として言えば、これはもう全国の国有地で遊休地については、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた点でございますが、子どもが施設に入所している場合、お子さんの親御さんがおられない場合はこれは先ほどおっしゃられた基金から施設に払われると、じゃ施設に親の同意で入所をしている、施設に入所しているお子さんについて親御さんに払われるケースがあると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今回、今おっしゃられるように、二十二年度については基金というものからの支出でございまして、これは子ども手当相当分を支給するわけでありますが、仮に今おっしゃられたように残金が生じた場合は返還を求めることになろうかと思います。こういう性質のお金だというのも十分...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、本格実施の二十三年度の制度設計の中で十分議論をする論点だというふうに思います。  今おっしゃられたイギリスの子供信託基金というのを調べてみましたら、非常にユニークな取組で、チャイルド・トラスト・ファンドというわけですが、二〇〇二年九月以降...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたのは非常に重要な点でございまして、未成年後見人制度あるいは未成年後見人について法律でそれを要請しなきゃいけないということがあるにもかかわらず、当の後見人が数が少なくておられないという非常に問題なことが起こっておりまして、これは、今おっしゃら...全文を見る
03月24日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○長妻国務大臣 まず、この案件でありますけれども、一九八一年に国籍条項が撤廃をされたということで、三十年間このスキームで児童手当が払われてきているということであります。  そして、これは二つの視点から考える必要があると思いまして、一つは、この委員会等でも議論がございましたけれど...全文を見る
○長妻国務大臣 これは三十年間、児童手当でございますけれども、そういうスキームで支払いがなされてきているというようなことでございまして、その意味では、先ほど日本人のお子さんの例も申し上げましたが、これはいろいろなことを、地方自治体の御意見も聞きながら議論する時間が必要であるという...全文を見る
○長妻国務大臣 これについてはいろいろ考えなきゃいけないということを申し上げているんです。三十年間、ずっとそういうスキームで支払ってきて、そして一九八一年に国籍条項を撤廃したこの背景も、いろいろ調べましたら、やはり条約の関係などなど、いろいろな関連があるわけであります。  これ...全文を見る
○長妻国務大臣 書類確認の厳格化ということで、まず基本は、監護という要件と生計同一という要件、海外に住んでいるお子さんと日本国内にいる外国人ということでございますけれども、その意味は、海外に住んでおられるときも、もちろんそのお子さんとずっと住んでいて、そして日本に来られるときは離...全文を見る
○長妻国務大臣 今聞いたばかりでございまして、直ちに判断できるわけではありませんけれども、基本的に、支給に対する理念はお子さんに支給するという理念ですが、物理的というか現実には、それは親御さんに支給されますので、その国籍について、そういう条約や内国民待遇について、これが適合するの...全文を見る
○長妻国務大臣 今までいろいろ答弁申し上げましたけれども、基本的には、平成二十二年度は通知の確認の厳格化で対応をする、そして平成二十三年度につきましては、さまざまな御意見が寄せられておりますので、この委員会でもスウェーデンの事例なども御紹介をいただいたりしておりますので、どの手法...全文を見る
○長妻国務大臣 NCというのは次の内閣ということでございますけれども、そこは、ある意味では民主党の政策を決定する機関であるということで、政調会長も入っておりますので、その中で、例えば年金担当大臣ということになりますと、党の年金の政策は一義的にその大臣が案を発議して、次の内閣で了承...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては私も、それは多過ぎる積立金を過度に抱えていて、あるいはかつての雇用二事業のように、そこからスパウザ小田原だ、私のしごと館だ、あるいは年金の積立金でいえばグリーンピアだ、こういうようなことをやるというのは、これは当然あってはならないことだ、そういう過度...全文を見る
○長妻国務大臣 山田委員が当時どういう趣旨で申し上げたかわかりませんが、例えばこの議事録を見ると、一番初めに、この質問に入られるときに、「この保険二事業、これはほとんど意味のない事業で、官僚の天下りを食べさせるための事業じゃないか」ということで、積立金、雇用保険等々で七兆円あると...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、この雇用調整助成金が、今かなり支給要件を緩和いたしまして、しかもこれだけの雇用情勢が悪化している時期で、非常にお金の支出は多いんですが、ただ、失業者が出ないように企業の中で休業補償等に補助していることで、二百万人近くが失業を免れているという...全文を見る
○長妻国務大臣 当時の山田委員がどういう趣旨で言われたのかということと、この質疑があったのは平成二十年十一月十二日の質疑でありますので、そのときの雇用二事業のお金の使われ方、あるいは失業率の推移などなどを見ないと、今の段階の状況と異なっているということでありますので、直ちにこれが...全文を見る
○長妻国務大臣 この議論は、先ほども申し上げましたが、平成二十年の十一月十二日というときにこういう議論がなされているわけで、当然、そのときどういう情勢だったのか、あるいは、ここにいろいろな資料を示して説明をされておられるようでありますけれども、どういうような思いで言われたのかとい...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、ここに書いてあるのを拝見しますと、雇用保険等々で七兆円あるということで、この七兆円というのは、今おっしゃられたような失業保険の本体だけではなくて、二事業と合わさった数字だと思います。その意味で、この二年前の状況と比べてこれが過大なのかどうかというのは、当時の...全文を見る
○長妻国務大臣 私は、雇用二事業あるいはかつての三事業というのは無駄遣いはあったと思っております。
○長妻国務大臣 今言われたのは二事業じゃなくて本体の部分ということでありますが、私は、どの勘定にしても全く無駄がゼロだということはあり得ない、不断に浪費がないか見直しをするということは必要だと思いますけれども、雇用二事業、三事業に見られたような箱物の無駄というのは、それほどのもの...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども埋蔵金の議論もありましたけれども、雇用二事業とか雇用保険本体のお金というのは、これは普通の国庫ではございませんで、今御指摘いただいたように、ある意味では労使の話し合いの中でその使い方というのもチェックされているというような仕組みが厚生労働省の中の審議会の中...全文を見る
○長妻国務大臣 平成二十三年度につきましては、平成二十三年度の予算編成の中で議論されるべき問題でありまして、まだ決まっているわけではありません。
○長妻国務大臣 いろいろな前提条件があると思いますけれども、今と同じような厳しい雇用情勢がずっと続くとすれば、これは雇用調整助成金の支出というのは変わらないという可能性もありましょうが、我々は、新成長戦略も含めて雇用のパイ自体を拡大していく。あるいは、今、若干ではありますが有効求...全文を見る
○長妻国務大臣 これまで三十年間、そういうスキームで児童手当が支給され続けていたわけでございますけれども、いろいろな御指摘、御意見も受けて、私としては、子供の居住要件を検討する方向で平成二十三年度は制度設計するというようなことでありますが、先ほど来申し上げておりますように、それの...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほど来も御説明を申し上げているところでありますけれども、基本的な姿勢は、子供の居住要件を課す方向で検討するということであります。  ただ、そのときに、では、日本人の親御さんが国内にいる場合、海外に日本人のお子さんがいる場合はどうするのか、いろいろな論点が...全文を見る
○長妻国務大臣 やっつけ仕事というふうに言われましたけれども、児童手当の支払いのスキームだって、これはやっつけ仕事で三十年間やられているのではないというふうに思います。  いろいろな、国籍条項を撤廃するなどお考えがあってそういう支払いのスキームが続いてきたというふうに考えており...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、和解についてテーブルに着くように三月十二日に札幌地裁から検討を求められたということで、政府といたしましても、総理をトップにこの前も関係大臣が集まって議論をいたしました。これについては、次回の期日が五月十四日でございますので、それに向けて政府部内で検...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、厚生労働省が担当の省でありますので、担当大臣は私。ただ、これは政府全体で、財源の問題も大きくかかわる話でございますので、それを取りまとめる調整役として仙谷大臣、こういうような形で、この前の協議も、総理大臣、そして菅財務大臣、あるいは千葉法務大臣も入...全文を見る
○長妻国務大臣 調整、取りまとめは仙谷大臣で、担当、具体的な事実関係とかこれまでの経緯、あるいはアナログ製剤、B型肝炎の助成の対応などなど、それについては私が担当するということであります。
○長妻国務大臣 今、前段で、年金記録問題で何もやっていないじゃないか、そういう趣旨のお話がございましたけれども、これは、政権交代後今まで、昨年の三月末では平均七・二カ月、記録がくっついて、申請をしてお金が戻るまでかかっていたものが、今は平均で三カ月以内で払われるということに短縮を...全文を見る
○長妻国務大臣 一つは、例年一月は、資格取得の届け出に加えてボーナスに関する届け出も多くなるということ。ただ、これは例年の話でございます。  もう一つは、機構の設立に伴う人事異動の影響もあったというふうに我々考えておりまして、懲戒処分を受けた方については職場から離れていただいて...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、もちろん、社会保険庁のときよりもサービスが低下してはいけませんので、社会保険庁時代と同じような一週間をめどということでございまして、三月二十三日現在では、ある程度の事務センターが一週間ということになっておりますが、先ほども申し上げま...全文を見る
○長妻国務大臣 あらかじめ二〇二〇年までの長期の収支見通しを示したらどうだというお尋ねをいただきましたけれども、やはり失業給付というのは景気の動向や受給者の動向によって大きく変動するということで、二〇二〇年までを長期に見越してある程度一定の予測をするというのは非常に難しいという点...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、これはもう大村委員よく御存じだと思いますけれども、平成二十六年度までの収支については、事細かにいろいろな前提を置いて、何パターンものものを公開させていただいているところであります。  二〇二〇年までということでありますが、今おっしゃられたように、お給料、標...全文を見る
○長妻国務大臣 今の失業率三%のシミュレーションということでございますけれども、これについては、先ほど申し上げましたように、賃金水準とかあるいは受給者の再就職までの期間などについて、全体の数字が変わりますので、これは予測することが困難であるということでありまして、失業率が三%にな...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、それについても、失業率が三%になったときの保険料率ということでありますが、それにしても、実際にこの労働力率がその当時どのくらいなのか、あるいは全体の賃金水準がどういう状況なのかなどなど予測をしないとならないということでございますので...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろ貴重な御指摘をいただいて、ありがとうございます。  今の件については、雇用・能力開発機構という独立行政法人については、効率性を高め、民間でやるべきこと、地方でやるべきこと、国でやるべきことを役割分担をして見直していく、そして、ある意味では、管理部門の今ま...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、事業仕分けにおいて、雇用に配慮するというのはもちろん大変重要なことだと思います。その一方で、政権交代がなぜ起こったのかということを考えますと、やはり、これまで言われているような天下り団体への浪費の問題や、あるいは不透明な、必要性がな...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、今回の措置は、非正規雇用の方で三十一日以上の雇用見込みということに対して最低九十日給付日数ということになるわけで、今おっしゃられたような短期雇用特例被保険者の方は、法の本則は三十日ですが、今特例として四十日になっているものが九十日に...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほど言われたような季節労働者という方と短期常態という方を、二つに考え方を分けさせていただいて、短期常態の方、そして一般被保険者の三十一日以上の見込みの方が今度新たに一般被保険者に入っていただくということで、一般被保険者の方はこれまでは六カ月以上でございま...全文を見る
○長妻国務大臣 本来は、季節労働者などの短期雇用特例被保険者の方については、法の本則は三十日の支給でございますが、今、四十日ということになっているわけであります。  先ほど、答えがないというふうに言われた点でございますけれども、季節労働者が今回の法改正の中でなぜ普通の雇用保険に...全文を見る
○長妻国務大臣 今、そのお金で、それだけでは生活ができないというお話でございましたけれども、だからこそ、先ほど申し上げた、国の施策としてはこの雇用保険とか一時金以外のセーフティーネットも用意をさせていただいて、それを周知徹底させていただくということを申し上げているところであります...全文を見る
○長妻国務大臣 今、野党時代の発言を紹介いただきましたけれども、その考え方は今も変わっておりませんで、政権交代後、厚生労働省の官僚の方も、途中で、定年間際でやめられた方もおられますけれども、もちろん、あっせんはいたしておりませんで、御自身で職を探しておられる。一般の方と同じ対応に...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、公務員につきましては、三年以内などの短い期間で退職するなど相当に退職金が低い場合は、雇用保険法の規定による給付水準との差額を特別な退職手当として支給をしているということでございます。  これについて、本当に、雇用保険法というある意...全文を見る
○長妻国務大臣 雇用保険法の規定による給付水準との差額をということが、公務員の、三年以内の短い期間で退職するなど相当に退職金が低い場合に退職手当として支給されているということがありますので、これについて、私もよく調べてみたいというふうに考えております。そして、どういう考え方でこの...全文を見る
○長妻国務大臣 仮に、民間と全く同じように労働三権が付与されて、民間と同じような立場になれば、そういう議論もあり得るのではないかというふうに考えております。
○長妻国務大臣 衆議院議員大村秀章君外二名提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○長妻国務大臣 ただいま議題となりました介護保険法施行法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  介護保険法の施行の日前に市町村の措置により特別養護老人ホームに入所した要介護被保険者の方に対して講じられている利用料、居住費及び食費の負...全文を見る
○長妻国務大臣 高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律に係る附帯決議に基づき、独立行政法人への移行に係る進捗状況、課題等について講じた措置について御報告をいたします。  本年四月一日から六つの非公務員型独立行政法人に移行するいわゆるナショナルセンター、国立高度...全文を見る
03月25日第174回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(長妻昭君) 医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の医療保険制度においては、現在、各医療保険者の財政状況が非常に厳しくなっております。その背景としては、昨今の経済状況の悪化により、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 田中美絵子議員にお答えします。  国民健康保険財政の現状及び今回の改正における財政支援措置の必要性について御質問がありました。  まず、この法律案は、上昇する医療保険料をできる限り抑えるものであります。全体で約八千万人の国民の皆様の保険料を抑えるもので...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 大村議員にお答えをいたします。  B型肝炎訴訟の対応方針についてお尋ねがありました。  今般、札幌地裁から、和解協議の席に着いてはどうかとの打診があったところであります。札幌地裁からの提案については、持ち帰ったところであり、今後、どのように対応するか、...全文を見る
03月25日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○国務大臣(長妻昭君) 今の公園のお話でございますけれども、やはりお子さんがどんどん少なくなってきているということと無関係ではないというふうにも考えております。  今、地域の再生ということでありますけれども、厚生労働省は安心生活創造事業ということで、コミュニティーの再生という政...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今るるおっしゃられましたけれども、だからこそ今回、平成二十二年度は安心こども基金で我々は措置するということで、今まで何十年にもわたってそういう施設に入っているお子さんには児童手当が出なかったと、こういう問題がほったらかしにされてきて、我々としては安心こども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、私の方に質問がありましたんで、その六月というのは、この六月にお待ちをいただいているお子さんもいらっしゃるわけでありまして、これまで六月支給ということで、年に三回の支給でありますので、それと同じ手法で支給をさせていただいているということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 申し上げますけれども、一九八一年に児童手当については国籍条項が撤廃をされたということでございまして、今のお話は国籍を付けるということでありますので、それは内国民待遇等の関係で議論が必要だと思います。  私自身が申し上げているのは、子どもの居住要件、子ども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の件については、一九八一年に国籍条項が撤廃をされたというのは、これは難民条約だけではなくて、ほかの条約等も勘案して時の政府が決定したというふうに聞いておりますので、これについては、我々としてはきちっとやはり検討する必要があるというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど、日本人が海外にいてお子さんが日本にいるというお話では出ないというお話ですけれども、もちろん祖父母等々と住んでいる場合は一定の要件で出るということもございますので、これは平成二十三年度の制度設計の中で議論すべき課題だということであります。
○国務大臣(長妻昭君) この全体の総額というのは、それは子ども手当に比べると、それは大きいということでございます。  いろいろ意見が反映されていないという御指摘でございますけれども、この衆参でいただいた貴重な意見を我々もちゃんと勘案をして、法律が成立した後に、まずは確認の厳格化...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 御両親が日本国籍で海外に赴任をされておられると、そしてお子さんは日本におられるということで、もちろん祖父母等で養われて一定の要件があればその祖父母の方に出るということでございますけれども、寮とかそういう宿舎にお子さんが入っている場合は現時点では出ないという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ毎年、厚生労働省、保育所の待機児童数を四月と十月の数字を発表させていただいているということでございまして、今言われたのはこの十月の分の、昨年十月でございますが、数字が四万六千五十八人ということでございまして、前年よりも、おっしゃられるように六千人弱増え...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われた小一の壁というのが解消される必要があると。保育所から小学校一年生になると、夕方の預かりというのが手薄になってしまうんではないかという問題でありますけれども、これは新システム検討会議、子ども・子育ての、その会議が設置をされまして、その中で幼保一体化...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) バウチャーということについて、これは衆議院の厚生労働委員会でも質疑がございまして、それも検討事項の一つであるというふうに答えさせていただいているわけでありますけれども。  ただ、バウチャーといったときにいろんなこれ概念がありますので、例えば一番自由なバウ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど申し上げたのは基本的な検討課題でありますけれども、やはり親御さんからも評価される保育所に補助が多く付いて、そこでいろいろ施設が改修されて定員も増えてくるというようなことも一つの考え方ではないのかというふうに思いますが、ただ、そういうような措置が保育所...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今仮定の仮定の御質問だと思うんです。直接契約方式にまだするしないという、これが決まったわけではございません。基本的な考え方としては、やはりもうサービスが十分行き届いているものについては一定の制約という考え方があるかもしれませんけれども、事保育の分野に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、マニフェストの数字は五・五兆円と書いてございますが、見ていただいてもお分かりのように出産一時金も入っておりますので、厳密に言うと、子ども手当という意味ではマニフェストに書いてあるのは五・三兆円ということであります。  そして、一つは二十三年度の財源...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 控除から手当へという流れで、もう十五歳以下の若年者扶養控除を廃止すると、この方針は決定をしておりまして、所得税に関しましては来年の一月からその廃止が始まります。そして、地方税に関しましては平成二十四年度から始まるというようなことで、これについて御理解をいた...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 二十三年度につきましては、我々この満額の支給というのを申し上げておりますので、その支給のための財源について、これは予算編成の過程で財政当局ともきちっと議論をしていくということです。  ただ、前提としては、これはもう鳩山内閣の方針ですが、それぞれの担当大臣...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今法案を御議論していただいているものは平成二十二年度についてのものでございますけれども、財源についてもいろいろなこれ議論がございまして、負担という意味では、この児童手当の負担の額に見合うものをお願いをしていこうと、最終的にはそういう形になったわけであります...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今議論していただいている法律は子ども手当法案でございまして、その子ども手当ということで一万三千円というお金を支給させていただくということで、その趣旨についても、この第一条、先ほど読んだ趣旨でお支払いをするということでございます。  ただ、この負担の考え方...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほど来御答弁申し上げておりますけれども、本当に今おっしゃられたように国費ベースだけでも社会保障の自然増ということで、今と同じサービスでもその人が、対象の方が増えるということもあり、一兆円ずつ増えていくという大変なこれは財政の負担になるということであ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この十二兆円について、この中に無駄があるんではないかということを申し上げているところでございまして、これ、例えば厚生労働省でいえば、独立行政法人福祉医療機構に二千七百八十七億円の基金がございました、天下り団体でございますが。これは返却をさせる。あるいは、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、私どもも永久に未来永劫、消費税を上げないというふうに申し上げているわけではありませんで、一期の中では消費税は上げない、議論はするということで、二期目の前に、必要があれば国政選挙の前にきちっと御負担とその使途を明確にして、そして国民の皆さんの信が得られ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この内閣では、消費税の議論はしていきましょうということとなっておりまして、その議論は適切にされていくというふうに考えております。  ただ、直ちにというか、その消費税を実際に上げるということは、これはもうまだまだ浪費や優先順位の低い事業の見直し、不要不急の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも先ほども申し上げましたけれども、ずっと将来にわたって消費税は全く手を付けませんということを言っているわけではありませんで、鳩山政権一期の中ではそれを上げないということを申し上げております。  ただ、議論はしていくということでございまして、その中で我...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ですから、全体の財源については、中期財政フレームということで具体的に全体像をそこで議論するというのも六月ということで、そういう期限もあります。そして、最終的にはこれは予算編成の中で各大臣、政府全体で議論をして決めていくということでありますが、前提としては申...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 児童手当については、児童手当の支払の事務のスキームを活用をするということでありまして、この外国人のお子さんの件はやはり二つに分けて考える必要があるということだと思います。  一つは、これは衆議院でも参議院の委員会でもお話が出ましたけれども、仮に不正があっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ですから、先ほど申し上げましたように、これは子どもの居住要件も課す方向で検討していくということでありますが、これは直ちにそれが実行していいのかどうか、これは日本人の、じゃ海外に住んでいるお子さんとの不利益変更というのをどう考えていくのかといういろいろな論点...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今までも三十年間児童手当が支給されていたわけでありまして、ノーチェックでもちろん支給されているわけではないというふうに承知しております。これはいろんな自治体がどうチェックしているかということを調べさせていただいているわけですけれども、在学証明書を取ったり、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いろいろ今不正のお話がございましたけれども、その書類についても、真偽がなかなか分からないというものについてはそれはお支払いしないと、原則ですね。そういう形になるわけでございまして、今、五倍の規模だと言われましたけれども、ですから、五倍の規模になる平成二十三...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、先ほども答弁申し上げましたけれども、国もその確認について窓口を国にもつくってサポートを申し上げていくと、疑義のある点等についてはということでありまして。  そして、ここでも、今の点でも議論が出ておりますけれども、例えば、これ日本の国民の皆さんが例え...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話、御指摘でございますけれども、今の点については、これはやはり、じゃ日本人の方で海外に住んでおられる方もいらっしゃるわけでありまして、その方に支給がなされないという不利益変更というのも生じてくるわけでございます。その中で、やはり平成二十三年度はそうい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、いろんな御議論がございましたけれども、やはり子ども手当の規模について大き過ぎるんではないかと、あるいは財源の御指摘がございました。  これについては、これまでのいろいろな議論の過程で、子どもにかかわる予算というのが常に日本国では後回し後回しになって...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、支払のスキームというのがこれは児童手当のスキームということで、これは三十年間続いてきたスキームでございます。ただ、その中で、やはりその金額の規模、対象者が違うということで、今のスキームには不足している部分については、さっき申し上げたような施設の問題あ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはもう四大臣もサインをしたペーパーにもございますけれども、平成二十三年度の予算編成の中で満額支給できるように財源を確保すべく取り組んでいくということであります。    〔理事森ゆうこ君退席、委員長着席〕
○国務大臣(長妻昭君) まず、財源の話でございますけれども、これは手当だけを出すということではございませんで、控除から手当の流れということで、これは十五歳以下の方に適用される若年者扶養控除、これは段階的でございますけれども、廃止をさせていただくということで、控除から手当、これがセ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、先ほども申し上げましたけれども、今の話は私が思い付きで言っているわけではありませんで、政府の方針、そして四大臣合意ということで、平成二十三年度の予算編成過程の中でこれはきちっと議論していくということで、政府全体で取り組んでいくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) まず、社会全体で子育て、子育ちを応援するという趣旨と、もう一つは、これも再三申し上げているところであるんですけれども、その手当だけ見るとこれはもちろん所得制限はない形でございますが、控除から手当へという流れ、セットで我々は考えているところでありまして、その...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、ちょっと御理解が違うんでありますけれども、我々、マニフェストにもきっちりと平成二十二年度は四月分から一万三千円ということの工程表も出させていただいて、半額というのはあらかじめこれはもう以前からマニフェストの時点で申し上げて選挙を戦わせていただいている...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 当然、ほかの社会保障施策についても、先ほど申し上げましたように、廃止をした部分も今回政権交代してあります。非常に使用頻度あるいは利用者が少ない高齢者の例えば雇用の窓口の部分について、これは全面廃止をしたケースもございまして、つまり優先順位の低いものについて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、ある意味ではマニフェストでも連立合意でも来月分からとお約束をしている案件でもございますので、我々としてはできる限りそれに沿っていくということで法案の審議をお願いをしているところであります。  そして、政権交代をした場合はどうなんだというお話がござ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、与野党協議というか、もうオープンな場で、この国会という委員会の場で、衆議院から参議院、まさに今も与野党協議の非常に透明性の高いものが私は国会だというふうに考えておりまして、その中でいろんな御指摘をいただいて、我々も取り入れるべきところは取り...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、この子ども手当を支給をして少子化の流れを変えたいということも一つあるわけであります。  これはもう先進国の中でも、御存じのように、少子高齢社会、これだけかなり少子高齢社会が進んで、突入しているという一番最初の国でございますので、その流れを変えてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど、るる多くの質問をいただきましたけれども、まず通知案ですね、厳格化については、今ポイントを持っておりますけれども、まだ確定ではありませんが、これは全部読み上げるとかなりのボリュームでありますので見出しだけ言いますと、支給要件の確認の徹底、いろいろな個...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 国籍要件というのを今ここの紙で拝見いたしましたけれども、それについて、やはり先ほど申し上げましたように、平成二十三年度の本格実施の中でこれは検討課題として議論をさせていただくということでございます。
○国務大臣(長妻昭君) まず、御負担をお願いを、消費税お願いをする前に、やはり支払った税金、保険料が全額中抜きされたり無駄に使われなくて社会保障のサービスにきちっと使われていると、こういうことが実感されるような、そういう形に持っていくということが大前提。  そしてもう一つは、先...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、消費税議論を棚上げをしたと言われましたけれども、これ棚上げせずに、もうこの内閣で議論をしていくということにしておりまして、これから中期財政フレームという作業もございますので、議論するということであります。  ただ、実際にそれを実行するということはこの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、大きなものは中期財政フレームということの中で議論があるというふうに思いますし、具体的なものについては平成二十三年度の予算編成の中で決定をしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) この衆議院、参議院と委員会でも本当に傾聴に値する貴重な御意見を数々いただきました。  その中で、我々は、二十二年度において運用面、先ほど申し上げました厳格化、確認の厳格化など、できる限りのことは実施をしていきたい。詳細な面でも、ここでいただいた御議論を反...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私としては、いろいろな論点が出て、私なりにお答えを申し上げたというふうに考えております。  ただ、今言われた財源の問題というのは、これは本当に大事な話だと私も考えておりまして、だからこそ中期財政フレームを出し、そして平成二十三年度の中で議論をきちっとして...全文を見る
03月26日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○長妻国務大臣 社会保障の歴史というのを見ますと、人間にはさまざまな悩みがあると思います。かつては、親が介護を受けなければならない状況になったときには、子供が面倒を見るのが当たり前だ、それはもう家族の、家庭の中の悩みだ、こういうような時代もございました。  ところが、社会の意識...全文を見る
○長妻国務大臣 これはもう御存じのように、世界に類を見ない高齢化の進展に伴って、介護サービスを受ける方も急速にふえているというようなことに伴う措置であるということで、私どもとしても、介護についてもできる限り、不必要な介護、だれが見てもそこまでやる必要のないような介護、過剰介護とい...全文を見る
○長妻国務大臣 一般論として、例えばケアマネジャーの独立性の問題などなどありますので、これについてはそういうことが起こらないようにする必要があるということは当然だと思いますが、必要不可欠な介護についても、これを一定のサービスを御提供するとすると、かなりの費用がかかるということも御...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、ケアマネジャーが例えば事業所で雇われている場合、そのケアマネジャーがその事業所のサービスを過度に提供する、こういうことはあってはならないということを申し上げているところであります。
○長妻国務大臣 これは、やはり今後の、中長期の課題だと思いますけれども、ホームヘルパー、介護職員のみならず、ケアマネジャーの方々の処遇改善ということにも努めてその独立性を高めていく、こういう方向性は必要だというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これは全く別の話でもないと思いますのは、ケアマネジャーの職業的な地位を高め、あるいは処遇を改善していくということは、独立性を高める方向性とも合致をしていくのではないかと考えております。
○長妻国務大臣 ケアマネジャーは、御存じのように、全体の介護の計画を立てる非常に重要な職責だというふうに考えておりまして、その必要性は十分認識をしているということであります。
○長妻国務大臣 先ほども申し上げましたように、これは中長期的な課題であるというふうに考えておりまして、まずは処遇改善、今も取り組んでおりますけれども、介護職員の処遇改善に取り組んでいくということであります。
○長妻国務大臣 独立性を確保するといっても、どこまでを確保するのかという議論もあるわけでありまして、先ほど申し上げましたように、まずは介護職員の処遇改善に努める、そして、中長期でケアマネジャーの処遇改善、そして、それを実行することで独立性を高めていく、こういう方向で取り組んでいく...全文を見る
○長妻国務大臣 これは年数ということではなくて、これまでも取り組んでいて、これからも取り組んでいくということであります。  これまで、以下の措置を講じているわけですが、質の高いケアマネジメントを評価するため、常勤、専従のケアマネジャー三名以上が配置され、二十四時間連絡体制を確保...全文を見る
○長妻国務大臣 ちょうど二年後には、診療報酬、介護報酬の同時改定の議論が政府内で始まるというような時期を迎えます。介護報酬は三年、診療報酬は二年でありますので、ちょうど二年後には同時改定という機会を迎えますので、その中でこのケアマネジャーの先ほど申し上げました処遇改善なども論点に...全文を見る
○長妻国務大臣 私は、二年後の同時改定の中の論点として、独立性を高める方向に進めるための処遇改善、これは介護職員のみならず、そういうものについても検討課題になるというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これは別々の話じゃないと思います。処遇が改善されないで独立性が高まるということは、必ずしも別々の話ではなくて、やはり職業的地位を高めていく、処遇改善とこれは関連する話だと思います。処遇を改善しないで独立性を高めるということも、それは考え方としては、委員のお考えであ...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、中長期の課題として、次回の診療報酬、介護報酬同時改定のときに、これはケアマネジャーの独立性を高めるための処遇改善というのも検討事項であるというふうに考えております。
○長妻国務大臣 独立性といっても、入れる入れない、マル・バツという話ではありませんで、独立性を高めていくためにはさまざまな方策がある、その中の一つとして処遇改善というのもあるわけでありますので、独立性を高めるための方策についても、それは検討課題であるというふうに考えております。
○長妻国務大臣 まず、これは言うまでもないことですけれども、前提としては介護が必要な方が介護が受けられる、その基準というのはきちっと今あるわけでございますので、はじかれてはいけない方がはじかれるということはあってはならないということであります。  その中で、あべ委員が言われてお...全文を見る
○長妻国務大臣 委員が、介護予防にとどめる、ある意味では自助に任せると言っておられるのは、要支援一、二、あるいは要介護一の部分を言っておられるのか、あるいは要支援にもならない方のことを言っておられるのか、定かではありませんけれども。  私も、要介護一の方の御自宅にお邪魔をしてお...全文を見る
○長妻国務大臣 今、子供による扶養義務のお話がございました。  これは、今まで、政権交代して通知を出させてもらいましたけれども、お子さんがいるということで介護保険の適用が難しくなるというようなことはあってはならないという通知を出させてもらいました。  結局は、同居要件というこ...全文を見る
○長妻国務大臣 民法において、今おっしゃられたように、直系血族及び兄弟姉妹間の扶養義務が定められているということであります。  今、自宅で介護をされておられる状況を拝見しますと、六十歳以上の方が介護をする側に回る、いわゆる老老介護というのがもう全体の六割近くにもなっているという...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、これは先ほども申し上げましたけれども、今、自宅で介護をされておられる御家族で、介護する側が六十歳以上、つまり高齢の方が六割近くなんですね。そういう方々に、扶養義務があるから介護保険は使わないで、あなたやりなさい、子供なんだからというようなプレッシャーを受けて...全文を見る
○長妻国務大臣 一人一人部屋に行かなければならないからだというふうに思います。
○長妻国務大臣 今、平成二十年十月の時点ですけれども、特養におけるユニット型、つまり個室型施設の比率は二一・二%ということで、五件に一件が個室型というふうになっているところでありまして、そういう意味では、この人員配置についても、今全力で取り組んでおられるというふうに考えております...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、我々も介護就職デーというようなことを開催して、全国一万人の方に来ていただいて、事業者とマッチングをして、厚生労働省主催の会で千人の方が就職をされた。  今もって介護の現場は有効求人倍率一・三ということで人手不足が続いていますので、これは一つの雇用...全文を見る
○長妻国務大臣 人員配置の基準というのがございますけれども、この基準については我々提示を申し上げておりますが、今、現場の方でも大変御苦労されておられるというふうに聞いておりますので、こういう基準については、まずは、先ほど申し上げました処遇改善や二年後に議論がある介護報酬の中で、今...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、基準上、最低基準でありますが、入所者三人に介護職員一人ということでございまして、実際にはそれを上回る職員をつけていただいておるところもあるわけでございます。  いずれにしても、そういうような施設で手厚い人手を雇っていただいている施設なども...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど申し上げましたように、最低限の人員配置が入所者三人に一人、それを上回る、例えば入所者二人に対して一人配備していただいているような、手厚く職員を配備していただいている、こういうような案件について、介護報酬でさらに上乗せできないかどうかというのも検討課題であると...全文を見る
○長妻国務大臣 例えば、民間である軽度老人ホームについては、我々としても、規制を一定の緩和をして、それが設置しやすいようにしていく、こういう措置も講じていく予定にしておりますし、あるいは、今非常に待機者が多いということについては、特養、あるいはグループホーム、あるいは老健施設合わ...全文を見る
○長妻国務大臣 今も申し上げましたけれども、この十六万床といいますのは、これについては特養だけではございませんで、グループホームも、老健、そしてケアハウスを込みで、三年間で十六万床ということであります。
○長妻国務大臣 いや、これは先ほど申し上げましたように、軽度老人ホーム、これは民間です。これについて、面積基準などを規制緩和して参入しやすくしていく、あるいは高齢者賃貸住宅、これも民間であります。国土交通省と協調してそれをふやしていく、そういう施策も進めていくということであります...全文を見る
○長妻国務大臣 この特養を今の十六万床の中でどれだけにするかというのは、いろいろ我々も計画をしておりますけれども、まだ、それぞれ個別については発表できる段階ではございません。
○長妻国務大臣 これは、我々が申し上げておりますのは、三年間で十六万床ということを申し上げております。毎年毎年、それは予算編成の中、そして決算の中でそれぞれの数字が出ますので、それが適切に最終的に十六万床になるというようなことで取り組んでおりますので、今の段階では、それぞれの明細...全文を見る
○長妻国務大臣 低所得者対策ということでありますが、平成二十六年度における特養の入所定員のうち七〇%以上をユニット型施設とするのを目標に掲げております。特養は、これは住むわけでありますので、やはりユニット型というのが望ましいというふうに考えておりますが、そのときのやはり自己負担と...全文を見る
○長妻国務大臣 山口委員におかれましては、病院のリハビリの責任者としても活躍されておられて、今後とも御指導いただきたいと思います。  私も大臣に就任して、実体験ということで介護の体験をさせていただいた施設では、今おっしゃったように、日中はおむつをつけないで介護をしようということ...全文を見る
○長妻国務大臣 高齢者が住みなれた地域で生活を続ける上で、訪問リハビリテーションというのは重要なサービスだということは認識を同じくしていると思います。  これは従来も、いろいろなリハビリテーションを提供した場合、加算というのがあるというのは御存じだと思いますけれども、議員が提案...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは、防災防火体制をきちっと整備するというのが重要でありまして、現状把握をきちっとしていこうということで、三月十八日からおおむね一カ月かけて実態把握をしようということで、サンプル的にまず出てまいりましたのは、七県七市の集計で、グループホームにおけるスプリンクラー...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、最大のポイントは日本語教育ということだと思います。  一昨日、二十四日に現状把握ということでまず発表させていただいた調査は、今引用していただいたように、インドネシア人の介護福祉士候補者の受け入れ実態調査でありますけれども、現場にお話をお伺...全文を見る
○長妻国務大臣 ちょうど本日の午後に看護師の試験の発表があるということで、何とか外国人の方が受かっていただくことを願っているところでございますけれども、今の試験の件で、まず二点を試験委員会において御検討いただこうというふうに考えております。  まず一点目は、易しい日本語に置きか...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねは、准介護福祉士ということで、これは介護福祉士の養成校を卒業したけれども国家試験には合格していない方のことでございまして、こういう方の資格、こういう呼び名も含めた是非でございますけれども、これについて、今おっしゃられたように、公布後五年でありますから平成...全文を見る
○長妻国務大臣 認知症におきましては、精神病床に五万二千人の方が入院しておられ、療養病床に二万二千人の方が入院しておられ、そしてグループホームにはそれよりは軽い方がおられるということで、しかもその数がふえているということで、大変重要な問題だというふうに考えております。  その中...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、認知症に対する対応策は重要でございます。  認知症疾患医療センターが中核となって、地域包括支援センター、そして、連携としては介護の分野、これはグループホームもホームヘルパーもそうですけれども、それが適正にならなければならないということで、...全文を見る
○長妻国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
03月26日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○国務大臣(長妻昭君) ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現在、我が国では、雇用失業情勢は依然として厳しい状況にあり、特に、非正規労働者の雇用の安定や雇用保険財政の安定的な運営に大きな影響...全文を見る
03月26日第174回国会 参議院 本会議 第12号
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○国務大臣(長妻昭君) 雇用保険法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現在、我が国では、雇用失業情勢は依然として厳しい状況にあり、特に、非正規労働者の雇用の安定や雇用保険財政の安定的な運営に大きな影響を与えているところであります。  このよ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 土田議員からお尋ねがございました。  雇用保険の適用に必要な雇用見込み期間の短縮がもたらす効果についてお尋ねがございました。  この適用範囲については、平成二十一年の雇用保険法改正に合わせて、昨年四月からは、非正規労働者の方の適用範囲を一年以上雇用見込...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 西島議員にお答えをいたします。  若者の就職支援について御質問がありました。  今春卒業予定の新卒者の就職内定率は、高卒者が八一・一%、大卒者が八〇%となるなど依然として厳しい状況です。特に大卒の方は史上最悪の数字となっているということでございまして、...全文を見る
03月29日第174回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた件でありますけれども、三月をめどにと申し上げておりましたけれども、四月九日、来月の九日に厚生労働省の中にあるナショナルミニマム研究会というのがございまして、その場で、記者の方も入っておられますので、発表をさせていただこうというふうに考えて今...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今お尋ねの資料といいますのは、平成十一年の全国消費実態調査から抽出をして厚生労働省で分析をしたものでありますけれども、これは私も大臣就任して確認をいたしましたところ、これは五年の文書保存期間だということで、この委託契約書についても破棄されて、ないと。そして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて、今の件でありますけれども、事、今の統計調査というのは、総務省の統計局長からの通知というのもありまして、集計完了後速やかに磁気テープのデータを消去をし報告をしなさいということで、使い終わったときになるべく早めに廃棄をするという、まあいろいろ個人...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このナショナルミニマムについては、やはり国家の責務としても憲法二十五条に書いてある健康で文化的な最低限度の生活ということを全国民に保障していくということは、これは必要だというふうに考えております。  ただその概念が、これまでナショナルミニマムというものが...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたことでありますけれども、失業の長期化というのが今進んでいるというふうに思います。厚生労働省の中に設置しました貧困・困窮者支援チームというのがございますけれども、そこが、失業保険がもう切れてしまったと、なかなか失業保険受給の段階で就職が見付か...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは共産党の方から別の委員会でもそういう御要請をいただいているところでございますけれども、この全国延長給付は、先ほど言われた政令で、連続する四か月の各月における基本受給率が四%を超えるという要件がありまして、今のところ、その四%という要件には合致をしてお...全文を見る
03月30日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、混合診療について御質問がございました。私自身は混合診療を直ちに全面解禁するというのは、これは慎重な議論が必要だというふうに考えております。  今も、御指摘いただきましたけれども、いわゆる混合診療としては実施をしておりまして、数にすると、先進医療で百四...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御質問でございますけれども、これは基本的には、例えば特定受給資格者及び特定理由離職者については、離職の日の以前一年間に被保険者期間が通算して六か月以上ということでありますけれども、これ、過去一年間に六か月以上被保険者期間が必要だということでありますが、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かに従来は、いろいろ要件の緩和をさせていただいたときに、六か月以上などについても業務取扱要領というようなところで規定をしていたと、今までは就業の実態に即したものとすることが求められていると、様々なケースに対応するためにと、そういうような話でございましたけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、雇用保険の保険料納付の管理の方法が年金等と違うという御指摘がありました。  今、徴収についても、御存じのように、雇用保険料、労災、そして年金保険料、そして税金、別々のところで徴収をしているところでありますので、この歳入庁についても、できる限り徴収も一...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 歳入庁については、私の考えは、この新しい年金制度がスタートする政権二期目以降、スタートするときまでには歳入庁は設置をする必要があるというふうに申し上げているところでございまして、基本的には、やはり番号の方が先に検討が進むというようなことになろうかと思います...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃるように、予算書の大きなくくりの項のレベルについては、単に保険料収入とか一般会計より受入れと、こういうふうに書いてあるわけでありますけれども、その下の目の区分では求職者給付費等財源受入とか業務取扱費財源受入とか、こういう形で、これは二事業に入って...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この二事業の収支でございますけれども、御存じのように雇用調整助成金がかなり支出が、要件緩和もいたしまして増加をしております。平成二十二年度については、二事業については二千三百十一億円の単年度赤字の見込み、平成二十一年度については六千七百九十三億円の単年度赤...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一つは、保険料が上がる下がるというところについて弾力条項でその基準も明確にあらかじめお示しすることによって、これは事業主の御理解やある意味では多少の予測、保険料の将来的な上がる下がるの見込みもお示しできるんではないか、透明性も確保できるんではないかという趣...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この職業訓練は、やはりヨーロッパ諸国なども見ますと、日本の職業訓練というのは再構築する必要があるんじゃないかというような問題意識を持っております。  やはり、企業にとって人件費は負担でありますけれども、優秀な職業訓練を受けた方を目の前にして、人件費は負担...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やっぱりこれを機に職業訓練の考え方を見直して強化をすると、めり張りを付けて強化をするという方向性を打ち出したいと思います。やはり国の役割は、全国の必要な職業訓練のレベルアップを図っていく、あるいは全国で職業訓練の先生として活躍される方を例えば定期的に集めて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは、この委員会でも申し上げましたけれども、これまで後回しにされがちだった子供に対する予算について、子ども手当という一定の規模のものをお認めをいただいたということで、まずは第一歩を踏み出せたということでございます。  そして、今いろいろな御議論の論点を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) あのとき大臣室に入ってそういう書があるということを初めて知りまして、その意味も調べたわけでございますけれども、これは厚生労働省の命名の由来にもなったということで、厚生というものがございまして、これは世界最古の書、五経の中の書経という書であります、それが飾っ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 労働者の保護ということでもございますけれども、労働者についてはいろいろな法律でその記述がございますが、労働基準法では、職業の種類を問わず、事業又は事業所に使用される者で、賃金を支払われる者、労働組合法では、労働者とは、職業の種類を問わず、賃金、給与その他こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この民主党のマニフェストに記述をしておりますのは、雇用保険制度に関しての記されたこの労働者といいますのは、自らの労働による賃金で生計を維持している労働者というふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたように、この雇用保険制度に関して言えば、自らの労働による賃金で生計を維持している労働者ということを対象、そのすべての労働者と、今申し上げた方々ということでございますが、例えば大学生でアルバイトをして生計をその賃金で維持をしていない方ま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のマルチジョブホルダー、例えば、これは今大変生活が苦しいというようなことで、昼間働かれておられる、しかし夜、例えば居酒屋さんでも働くということで、二か所で働く大変過酷な勤務状況の中でお金を稼がざるを得ない方々というのがおられるということは認識をしておりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、マルチジョブホルダーの方々についても今後も検討する課題があるというふうに認識をしております。  一つは、二か所で働いておられるわけで、今はどちらか一か所の主たる事業所での雇用保険ということになりますけれども、じゃ、例えばその二つで働いているところ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、事実関係を調べる必要はあると思うんですけれども、今のお尋ねのとおりの実態だとすると雇用保険上は適用されないということになるのではないかと思います。
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほども複数の仕事を持っておられる方の論点はあるというふうに申し上げた中で、二つの事業所で働いておられる、従たる事業所、主たる労働の事業所ということで、今は主たる方を中心に考えているところでありますけれども、それを合算できないかどうかということも先...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 適用拡大の効果ということでございますけれども、この今お願いをしている法律につきましては、三十一日以上の雇用見込みということもございます。その中で、我々は一定の推計を置いて、それによって従来よりも何人の方が雇用保険に新たに加入できるようになるのかということを...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、先ほども辻委員の方からも御質問をいただきましたけれども、掛け捨ての問題でございます。  離職前一年間の間に雇用保険の被保険者期間が六か月以上ないと失業保険出ないということでございますけれども、これについては当然合算ができますので、三か月働き、もう一...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも先ほど、冒頭申し上げましたように、自らの労働による賃金で生計を維持している労働者ということを対象とさせていただくということでその二十時間という要件も、これは従来からも付いている要件でございますけれども、それを踏襲をしているということでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほども申し上げましたけれども、今は主たる事業主ということを着目をして雇用保険の関係を、あるいは制度を見ているということでありますけれども、今、労政審、労働政策審議会の話もございましたけれども、その場でマルチジョブホルダーの方にかかわる雇用保険の適用...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かにこれまでの政権の中で労働の規制緩和というのが私はかなり進み過ぎたというふうに考えておりまして、その中で非正規雇用の方々の意見が通らなかったということはあったと思います。  我々は、今回またお願いを申し上げる労働者派遣法の改正案もございますけれども、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今登録型派遣についてお尋ねがございましたけれども、これについては、この後またお願いをいたします労働者派遣法改正案の中でも原則禁止にさせていただくわけでございますけれども、この登録型派遣あるいはそれ以外の派遣につきましても、もちろん派遣事業者が派遣の方を当然...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 制度の趣旨は、やはり働いておられる方が、自己都合もございますけれども、雇い止めあるいは解雇ということになって、やはり生計を維持している労働者の方でございますので、それはすぐに直ちに全く収入がなくなってしまうということになりますと、それはその次のセーフティー...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の保険料率のお話だと思いますけれども、これについても積立金の議論の中でいろいろなシミュレーションというのをさせていただいているところであります。かつては、平成十四年にかなり失業保険を受けられる方が増えまして、これは政府のある意味では失態とも言えるかもしれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この雇用保険あるいは雇用調整助成金についても、事業主の事務手続がいろいろ多過ぎるんではないかというような御指摘をいただいているところであります。  来月から、この雇用保険につきましては、予定をいたしておりますのは、今まで資格取得届出時の確認書類というのは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 適用逃れでございますけれども、三十一日以上に見込みが拡大したことで、当然その方を雇用保険に入れると事業主負担が発生する、それは困るから、法律は三十一日見込み以上だけれども、その方を雇用保険に入れないでおこうと。仮にそういうようなことを思われる事業主がおられ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、これは、一定の要件であれば罰則がかかるんですということも申し上げながら、労働者からの申出等により適用逃れを把握した場合、いろいろな情報収集しておりますので、そういう申出をいただいて事実が確認した場合は、これはもう厳正に指導するという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 例えば、今回でございますけれども、三十万円の月収であれば労使共に六百円、一か月、値上げということになると思います。
○国務大臣(長妻昭君) この二十二年度末が幾らの積立金になるかというのは、これは今突然のお尋ねですので、すぐ資料を出してお答えをしたいというふうに思います。  そして、枯渇、すぐするのかということでございますけれども、それはすぐに、来年枯渇するということにはならないと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この保険料につきましては、先ほど申し上げましたような弾力条項で一定の抑えをするということ、あるいは、今協会けんぽのお話もございましたけれども、これについても国庫負担を投入をしてその上昇を抑えていく、後期高齢者医療制度の保険料も抑える算段をいたしまして、でき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この雇用調整助成金でございますけれども、効果といたしましては、これはもう御存じのように、社内で休業をされるという方に対する休業補償、一定のものについて補助するというものでございます。雇用調整助成金が仮になければその方々というのは会社の外に出て失業者となるわ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 突然のお尋ねですので、事前に言っていただければすぐに申し上げるわけでございますけれども。  これについては、安定資金の残高でございますが、平成二十一年度については三千四百六十七億円、二十二年度については、これは見込みでございますけれども、一千百五十五億円...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この二事業は、雇用安定事業と能力開発事業、これいずれも重要な事業でございまして、安定事業の雇用調整助成金が急激に要件緩和で増えたということが今回ございましたし、あるいは、先ほど申し上げましたように職業訓練も重要でございまして、これからニーズが更に高まってい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねは以前もいただいたお尋ねでもございますけれども、雇用保険二事業に、苦しい会計であれば直接国費をそこに投入したらどうだという御提案、お尋ねだと思いますけれども、これ前例を、私も前例踏襲すべきというわけではありませんが、まず今まで前例はないということ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、ある意味では一つの同じ特別会計の中の別勘定の間の貸出しということであるというのが一点と、もう一点につきましては、非常に相関関係があるということでございます。  例えば、雇用調整助成金によって、先ほど申し上げましたように、それがなければ恐ら...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そもそも論からいえば、本当に委員のおっしゃるとおりだと思います。その遡及適用をするということは、それは事業主が忘れていたのかあるいは何らかの事情でその書類が出なかったと、天引きしているのにその書類が出てなくてということでありますので、それはもう別に、始めか...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この確認書類でございますけれども、具体的には給与明細、給与明細には天引きの普通はその保険料の金額などが記されていると思いますし、賃金台帳、源泉徴収票などを想定をしております。これについて二年を超えてさかのぼることができるとしておりますので、これは何十年前で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) できる限り我々もいろいろな時代の変化、あるいは働き方の変化に対応した支援策を打ち出していきたいというふうに考えているところでございまして、今回の措置ですべてもう完璧であるというつもりはございませんけれども、第二、非正規雇用の方のセーフティーネットの範囲を広...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、まず総理がその期限の設定をどういう言い方で言われたのか、あるいは今おっしゃられた引用の部分の具体的な言い回しやあるいは真意というのは何なのか、私は報道ベースと今の委員の発言でしか知りませんので、なかなか軽々なことは申し上げる...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今読まれた国会の質疑というのがどういう背景で、あるいは時代的な流れなどの背景というのは十分承知しているわけではありませんけれども、一般的に埋蔵金というと、これは特別会計の中にあるお金でほかの用途にも使えると、こういうような意味合いで埋蔵金という言葉が世間に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げたのは失業本体ではなくて、雇用保険二事業の件は事業主負担のみのお金ということでありますけれども、失業給付本体部分は被用者つまり労働者と事業主折半のお金と国庫のお金も入っているということでありますので、これも純粋な国のお金がすべてというわけでもござ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この平成二十年の十一月十二日、今の質疑があるとすれば、そのとき、確かに平成二十年度は今よりも失業本体の積立金が多くて、五兆五千八百二十一億円ということでかなり今よりも、今、二十二年度予算が四兆だとすると、それよりもかなり高いレベルの段階の質疑だと思いますけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も真意は分かりませんけれども、年度の支出全部とお考えになっているのか。つまり私の考え方は、危機管理の側面もあるのではないかと。普通の、ほかの特別会計と異なりまして、事雇用、事失業等にかかわる人生の大きな転機というか、そういうセーフティーネットにかかわる予...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この保険料については、弾力条項等ありますけれども、その枠組みを大きく変更する場合は、これは法律を変える必要があると思います。平成十四年度についても、年度途中で保険料率を変えたときは法律を改正したというふうにも聞いておりますので、それは、論理的には法律を変え...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のこれシミュレーション、いろいろケースA、B、Cというものの御紹介をいただいたと思うんですけれども、やはり過去を見ますと雇用情勢というのは非常に先が読めない部分もありまして、景気対策を打っておりますけれども、もちろん二番底ということは可能性としてはまだゼ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この六千億円の単純な計算でありますけれども、平均受給月額が十二・六万円ということでございますので、割り算をしてそれを、これ月額ですから、十二で割ると約四十万人ということを想定をしております。
○国務大臣(長妻昭君) この増加分だけ昭和二十三年から見てみますと、昭和二十三年前後の数字はありますけれども、最近では最も多い数字というのが、昭和四十九年度から五十一年度にかけて二十二万二千三百五人が増えたというのが最近では最も大きい数字ではないかというふうに承知しております。
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほども申し上げましたけれども、一つの危機管理プラス、労働者、雇用者の方に大丈夫だという安心感を持っていただくというようなことも重要だというふうに考えております。  このシミュレーションにはございませんけれども、まさに今審議をいただいておりますこの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃったように、貸出しというのはございますけれども、これは貸し出す一方ではありませんで、その貸出しによって失業給付も抑える効果があるというふうに考えております。貸し出されたお金は雇用調整助成金に使われるわけでございますので、この雇用調整助成金というの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、この貸し出したお金が、願わくば景気が急速に回復して、早めに雇用二事業が黒字になって、そこからどんどん返して短期間で返済を終えるというのが理想でございますけれども、実際問題、我々は全力で景気回復、内閣全体で取り組んでいるところでござい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ある意味ではこの積立金も雇用政策の一環であると思います。雇用政策は打って、それが効果が出るまで、直ちに効果が出ない。出るものもあります。雇用調整助成金のようにある意味では多少即効性があるものもございますし、時間が掛かって効果が見えてくるものもあります。その...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 待っていてはというか、先ほども申し上げましたけれども、やはり事失業分野、失業雇用関係というのは国家の危機管理の側面もあります。  この失業保険というのは地方自治体にはお任せしているものではありませんで、まさに国が全国共通制度として最終的に責任を持って取り...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも午前中も御指摘をいただいた件でありますけれども、まず、雇用二事業にはかつて税金、国庫というのが投入された前例はないということ。この考え方というのは、雇用二事業については事業主負担のお金だけでやっていこうと。なぜならば雇用調整助成金も事業主への補助であ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この雇用二事業については、かつては勤労者福祉という美名の名の下、無駄な箱物が大量に造られたという失敗があったわけでございまして、今後はそういうことはあってはならないということであります。  今の勧告につきましては、これは二十年度についての勧告でございまし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいた事業については、我々としてもきちっと見直しを図っていきたいというふうに考えております。  勧告を受けたものでいいますと、例えば地域雇用開発助成金、これはもう廃止いたします。あるいは中小企業人事担当者と年長フリーターとのジョブミーティング...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、職業訓練といったときに、国が直接やるもの、地方自治体がやるもの、民間に委託してやるもの、あるいは専門学校など民間が実施するもの、そして企業の中で実施するもの、いろいろな切り分けがあると思います。それぞれ、当然その橋渡しというのは重要...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われた前者のものについては、フリーターとかあるいは子育て終了後の女性など、職業訓練、職業能力形成機会に恵まれなかった方を対象にしたものでございまして、確かにおっしゃられたように、現在実施しております基金訓練とダブる部分があるのかないのか、そこら辺も含め...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 最新の数字を集計したのが昨年の六月一日時点でございますけれども、障害者の雇用状況は、全体の障害者雇用率の平均が一・六三%と五年連続で過去最高を更新しており、着実に進展していると思います。  しかし、法定雇用率を達成している企業の割合は半数を下回っていると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今朝八時半に最新の数字を公表させていただきましたけれども、有効求人倍率は〇・四七倍ということで、〇・〇一ポイントだけ上昇いたしました。これは今年の二月の数字でございます。完全失業率は四・九%ということで、これは全く同じパーセントでありました。  我々とし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 非正規労働者の雇用状況でございますけれども、総務省の労働力調査によると、これ、最新の数字は平成二十一年十月から十二月期でございますけれども、非正規雇用者数は一千七百六十万人であります。
○国務大臣(長妻昭君) この推計、実績推定、実績把握というのは大変難しいわけでございまして、現実の雇用保険被保険者数が何人増加したかというのは把握できないわけでございますけれども、推計です、拡大を行わなかった場合に平成二十一年度以降の被保険者数がどのように推移するか推計したところ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一つの考え方は、継ぎ目なく雇用保険に入っていただく必要があるんではないかということでございまして、三十日以下については、これは御存じのように日雇の保険というのがまた別にございますので、そういう意味では、三十一日から六か月というところがある意味では懸案事項と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほどおっしゃっていただきましたように、今御審議いただいている法律が成立すれば、推計数字でございますが、新たに二百五十五万人が雇用保険の被保険者になることができると。財政影響としては、二十二年度で、収入は増えますので三百六十億円の増加、その一方で支出面の予...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この趣旨につきましては、労働者の方々でももう生計を維持するというようなすべての労働者への適用というようなことで考えているところでございまして、その意味で、週に二十時間、週休二日であるとすると一日四時間以上ということになろうと思いますけれども、そういう一つの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 本当に今インターネットなどを見ますと、もう一つの仕事をどうでしょうということで、夕方からあるいは夜間の仕事が数多く紹介をされているところでございまして、やはり二つ目の仕事を持たないと生活が成り立たないという方が多くおられるということで、これへの対応というの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この対象労働者数は、直近の数字、本年の二月でございますけれども、百六十一万人ということであります。利用事業者数は約八万事業所ということでございまして、徐々に減っているということであります。
○国務大臣(長妻昭君) この借入れの件でありますけれども、一つの同じ特別会計の中の勘定間での貸し借りでございますが、これについてはそれぞれの政策が非常にその関連性が強いということでございまして、雇用調整助成金で失業者の方が社外に出ずに社内にとどまっている効果がある、景気が良くなれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 例えば、非常に巨額なお金が必要となります雇用調整助成金でありますけれども、二十一年度は第二次補正の後六千六百二億円掛かります。平成二十二年度予算では七千二百五十七億円でございますけれども、経済の状況が一定程度回復すれば次の年度からこの金額は下がる可能性もあ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて、なかなか返済のシミュレーションというのは難しいわけでございまして、今現在、返済のシミュレーションというのはしておりません。  先ほど質問があったシミュレーションというのは、これは本体部分の失業給付の積立金のパターンをA、B、Cに分けたシミュ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、これは雇用保険料の引上げによって、二十一年度と比較すると保険料というのが一定の部分が増えるということでございます。これについては、いろいろな弾力条項等もあり、本来増える部分を抑える措置というのもあるわけでございます。  た...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは、厚生労働省としては、例年になく、各労働局が主催となってマッチング、中小企業の方も含め、求職者、新卒の方とのマッチングというのを今月までで全国で約百七十回ほど開催をいたしました。かなり実行したわけで、私もお邪魔をしてお話を申し上げたところでございます...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今新卒者の方で、例えば大卒の方五人に一人がまだ就職先が見付かっていない、就職氷河期よりも数字的には厳しい数字が出ているということであります。  そういう方が四月になっても卒業した後就職がないという場合、これは厳しい話でありますけれども、緊急人材育成支援事...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今厚生労働省内に医療・介護・子育て未来への投資プロジェクトチームというのをつくりまして、若手の職員も参加をして、もうかなり多く有識者の方などを呼んで、そこで政策を練っているところであります。  今おっしゃられたように、医療、介護の分野、必ずしもお医者さん...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは、おっしゃられるように、この三十一日以上の見込みというのが国会で審議をされているということ自身御存じない方がある意味ではほとんどではないかというふうに思いますので、かなり大きな広報をしないと届かないという問題意識は持っております。まずは、この二百万事...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この件については、二つの事業所の時間を合算する、あるいは片方が失業したときにどう考えるのかなど、いろいろな論点があるというふうに承知しておりますので、これについては労使の代表の場である会議体、労働政策審議会で議論をして検討するということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 今、個別の例を出されましたけれども、一般論として申し上げると、今言われた特定受給資格者というのは、倒産、解雇等により再就職の準備をする時間的余裕がない形で離職を余儀なくされたという方で、同一の事業主の下で三年以上引き続き雇用されていた場合というような要件も...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そういう角度の御質問で個別の案件になかなか答えるということはできませんけれども、現実として労働保険審査会で個別の事情を考慮した裁決というのが出ているということもございますので、これについては、先ほども申し上げましたとおり、しゃくし定規に一定の規律で判断をす...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的に、この特定受給資格者か否かというのは労働局の判断がありますので、これは労働者の方が何かそれについて責任といいますか、その方の何か働き方のルールが、その方が何か頑張れば変わるというものではございませんので、そういう意味では、これはルールとして労働者の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、この審査請求の期限については、これは法令で、処分のあったことを知った日の翌日から起算して六十日以内にしなければならない、ただ、正当な理由によりこの期間内に審査請求をすることができなかったときはこの限りではないと、こういうような規定が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、ILOの発表で、完全失業者に占める雇用保険を受給していない人の割合は日本国は七七%ということで、これは私もかなり高い数字だと率直に思うわけであります。同じ時期のデータで、アメリカ五七%、イギリス四〇パーとか、ドイツ一三パーとかですね...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、この就業構造基本調査による推計数字で、二〇〇七年については、いわゆる複数の仕事を持っておられる被用者、雇用者は百三万人という数字、出させていただいています。  そして、答弁でも申し上げましたけれども、労政審の場で検討するということ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われた日々紹介事業やフリーシフトというのを初めから予断を持たずに見ていく必要があると。すべてもちろん問題だということではないんでしょうから、一つ一つ見ていく必要があるというふうに考えておりまして、例えばフリーシフトにつきましては、うたい文句としては労働...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 日々紹介につきましても、これも基本的には、直接雇用で短期の雇入れということは、直ちにこれ法律に抵触するわけではありませんけれども、今言われたように、全部人事機能が例えば外にあって、派遣的な形での雇用というのが常態化をして、しかも法令に抵触する可能性があると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 参議院議員衛藤晟一君提出の雇用保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。
○国務大臣(長妻昭君) ただいま議題となりました介護保険法施行法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  介護保険法の施行の日前に市町村の措置により特別養護老人ホームに入所した要介護被保険者の方に対して講じられている利用料、居住費及び...全文を見る
03月31日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○長妻国務大臣 この仙谷大臣の発言を私はすべて承知しているわけではありませんけれども、給食費の扱い等についての発言もございました。  これは、総理からも御指示がございまして、平成二十三年度の検討課題になっているところであります。平成二十二年度においては、これは自治体にも、子ども...全文を見る
○長妻国務大臣 少子化の流れを変えるためには、子ども手当などの現金支給と保育サービスなどの現物支給、そしてワーク・ライフ・バランス、この三つが適切に整備されるということでありまして、我々、現物給付の方もきちっと目標を立てなければならない。  これは、いつもいつも申し上げておりま...全文を見る
○長妻国務大臣 今の、出産費用の直接支払い制度でございます。  私も、政権交代して厚生労働省に参りまして、いろいろびっくりしたことがあるわけでありますけれども、これも前政権から、十月からそのままこの制度を全面的に進めるということについて、いろいろな声があるにもかかわらず、かなり...全文を見る
○長妻国務大臣 今、ある意味では出産後直ちに申請というよりは、妊娠二十二週を過ぎた時点であらかじめ申請というお話でございますけれども、今後、今の御提案も含めて、出産育児一時金制度について議論する場を設けて、直接支払い制度の現状、課題、平成二十三年度以降の制度のあり方について、これ...全文を見る
○長妻国務大臣 この五十五万円という数字については、これは平成十八年の調査研究というのがございまして、これによってそういう数字を出させていただいているということであります。  これについては、財団法人こども未来財団、子育て家庭の経済状況に関する調査研究というものでございまして、...全文を見る
○長妻国務大臣 今のるるおっしゃられた問題意識は、私も同感する部分が多いわけでございます。  例えば、平成十六年、世界の売り上げ上位八十八製品を調べると、そのうち日本で市販されている六十製品を比較すると、日本では販売までに約四年かかる。最も期間の短いアメリカでは約一・五年という...全文を見る
○長妻国務大臣 二十二年度については予算措置をいたしておりますけれども、二十三年度以降の予算については、四大臣合意にもございますけれども、平成二十三年度の予算編成の過程でそれを議論していくということであります。
○長妻国務大臣 二十三年度以降の財源については、二十三年度予算編成の過程で議論をして決めていくということにしております。
○長妻国務大臣 予算は単年度でつくるものでございまして、二十二年度については予算措置をしております。私としては、二十三年度以降について、その予算編成の中で議論をしていきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 二十二年度については、もちろん一年間の予算でありますので、それは予算措置をさせていただいている。二十三年度以降については、これは二十三年度の予算編成の中で議論をして決めていくということが基本的な考え方であります。
○長妻国務大臣 恒久的財源というのがどういう意味で言われているのかというのもありますけれども、これは、日本は単年度予算主義でございまして、二十二年度については予算をきちっとつけている、そして、二十三年度以降については二十三年度の予算編成の中で議論をしていくということを申し上げてい...全文を見る
○長妻国務大臣 私は発言をしておりません。
○長妻国務大臣 これは政令事項だと聞いておりまして、それについてきのう、一定の方針が総理から出たということでございます。  これについては、私の所管外でございますので、答弁は差し控えたいと思います。
○長妻国務大臣 これはさまざまな理由があると思いますけれども、そこの場で議論がありましたのは、一つは、郵便局のユニバーサルサービスを維持する。全国で一律の最低限度のサービスを維持するという責務がほかの金融機関と違って課されているということにかんがみて、今の一千万円ということでは、...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身は、そうではないと承知をしております。
○長妻国務大臣 この内閣では、そういう御不安を与えてはいけないということで、中期財政フレームということで、そこで一定の道筋を示していこうというふうに考えているところであります。
○長妻国務大臣 これは御存じのように、政府として六月にまとめるということで鋭意取り組んでいるところであります。
○長妻国務大臣 この子ども手当については、無差別なばらまき政策ではありません。これまで後回しにされてきた子育てに関する予算について、一定のGDPの比率でそれを確保していこう。現金支給にしても、先進国で日本は非常に低いわけでありますので、それについて御了解をいただくよう、私もこれま...全文を見る
○長妻国務大臣 外国人の皆様への支給については、もうこの場でもるる御説明をしているところでありまして、三十年前からずっとそういう形で、児童手当という形で支払われていたということで、平成二十三年度の制度設計の中でお子さんの居住要件も含める方向でこれを議論していくということにしており...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、外国語の訳については、これは我々としても、あす以降出す通知、あるいは今後の対応窓口も設けるようにしておりますので、それは不明なものがあればチェックできるような体制を取り組んでいくということであります。  外国人のお子さんの要件でございますけれども、監護要件...全文を見る
○長妻国務大臣 日本に来る前に海外でそのお子さんと一緒に住んでおられ、日本に来て、そして日本から母国に帰国した後もその方々と基本的には住む、こういう一つの前提があるわけであります。
○長妻国務大臣 これは、要件を厳密に確認するということが必要でございますけれども、常識的に、二十人も何十人も養子という形で、本当にそれがそうなのか確認できない限り、それは支給されないと思います。
○長妻国務大臣 それは出ないと思います。
○長妻国務大臣 今言われたのは、何か仮定の話として私ということを出されていたので、その私が日本にいながら、海外にお子さんが、あるいは養子がいるということは、その方とこれまでも住んでいないわけでありますので、それは出ないということを申し上げたわけです。
○長妻国務大臣 通常、そういうケースがどの程度想定できるのかわかりませんけれども、その場合は、日本国籍の人がそういう形で、海外で養子かあるいは何か不明確な形でそういうようなことをされておられるということになりますと、基本的には、これは厳格に確認をするということになりましょうけれど...全文を見る
○長妻国務大臣 今の、要件というのは、具体的に、日本国籍の人物が海外に行って子供的な方と住んでいる。どういうような要件かというのをもう一回教えていただければと思います。
○長妻国務大臣 監護という要件と生計を一にするという要件でございますけれども、それは、海外でその方々ときちっと暮らしている。一緒に住んでいて、生計を一にするということが続いていて、その途中に日本に来る、そして帰ってもまたその方々と住むということであろうかと思いますけれども、それに...全文を見る
○長妻国務大臣 それは厳格化でございますので、書類を確認するわけでありますけれども、養子か養子でないかわからない形で二十何人ということは、常識的に考えられないのではないかと思います。
○長妻国務大臣 今の御質問で、そういうお金を非常識な人がというようなお話がございましたけれども、これは、そういうお金目的で実態と違うということになりますと、この法律の中にも、三十三条で「偽りその他不正の手段により子ども手当の支給を受けた者は、三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金」...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、今、地方自治体とも協議をして、そしてその中で、書類厳格化の通知を出すとともに、厚生労働省にも今後対応の窓口を設ける。あるいは外務省とも連携をとる、あるいは出入国管理の法務省とも今話しておりまして、協議をしておりますので、その厳格化もとるということで対応し...全文を見る
○長妻国務大臣 今、このお金がカモになるみたいな話がございましたけれども、もちろんそういうことはあってはなりませんので、不正があった場合は、本当に厳格に取り締まっていきたい。これまでは書類の確認なども統一がされていないということがございましたので、それについても書類の確認を統一化...全文を見る
○長妻国務大臣 今、通知、そして書類確認の厳格化というのは検討中でございますけれども、その途中過程ではございますが、今の翻訳については、これまでは、日本語の翻訳書というのは御本人が出してもいいようなことになっておりましたけれども、今後については、日本国内に居住する翻訳者に翻訳をし...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、きょうの時点までは今申し上げたような、御本人が翻訳をしてもいいし、それを添付するということになっていたわけでございますけれども、今後の対応として、今申し上げたようなことを予定しているということであります。
○長妻国務大臣 これについては弾力条項というのがございまして、これが引き下げる料率となるところではありますけれども、今回はその弾力条項を発動しないということで、結果的には上がるということになります。  これについては、雇用二事業の中で雇用調整助成金など今大きな支出がされておりま...全文を見る
○長妻国務大臣 保険料の負担がふえるということではございます。
○長妻国務大臣 二事業といいますと、雇用安定事業、雇用調整助成金、あるいは能力開発事業ということで職業訓練、こういうもろもろのものがなされております。
○長妻国務大臣 これについても調べてみましたところ、雇用保険二事業の中から天下りがいる法人へ支出している金額の実績が平成二十年度で約一千七百六十四億円、法人数が三十一法人、OBの役員数が五十五人ということであります。
○長妻国務大臣 二十二年度につきましては、今、二十年度で申し上げましたのは、これは契約もございますので、競争あるいは企画競争の契約でどこが受注するかということで、二十二年度、まだ、どこが受注者、そこが受注者になるかどうか、不明な点もございますので、まずは補助金ということだけで予算...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、今まで我々も削るよう、野党時代指摘をしておりましたけれども、確かに箱物については、スパウザ小田原等々はなくなりましたけれども、さらに経費を見直すということで、今回、独立行政法人では三百二十一億円削り込んだわけでございます。  そして、今、雇用二事業のお話...全文を見る
○長妻国務大臣 例えば、高齢・障害者雇用支援機構は随意契約でずっと契約がなされていましたけれども、政権交代後、これを一般競争入札にするということもいたしましたし、それぞれの独立行政法人における天下りの理事の問題についても、公募をするということで、今回、基本的には民間人の方々につい...全文を見る
○長妻国務大臣 これは今突然のお尋ねでございますので、これは調べて、棚橋委員のところ、あるいはこちらの理事の皆様のところに届けさせるようにいたします。
○長妻国務大臣 全く行革の姿勢がないというのは私はそうではなくて、天下りの問題というのは非常に大きな懸案事項でございまして、この政権では、一定の、自動的に天下るようなポストについては公募をするということで、民間の方も広くその能力を発揮していただく場をつくっていこうというようなこと...全文を見る
○長妻国務大臣 厚生労働省分につきましては、昨日、公募の結果を発表いたしましたけれども、理事についてはすべて民間の方でございまして、官僚の方はおりません。
○長妻国務大臣 昨日の発表でございますけれども、八つの厚生労働省の独立行政法人のうち十七ポストを公募いたしまして、そのうち、民間の方が十四ポスト、そして、適任者なしということで、二ポストについてはそのポスト自体を廃止いたしました。そして、一ポストは再公募をいたしました。そして、公...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、公益法人につきましても一定の、例えば五代連続で天下りが続いているポスト等要件を決めて、そういうものについては公募をしております。  そして、では、今は公募の人数だけれども、今現在、実数としてそれぞれの独立行政法人に何人OBがいるのかということでありますけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 当然、すべての公益法人を公募するということではありませんけれども、今私が申し上げた、五代続いて同じ厚生労働省からOBが天下る指定席ポストを保有しているすべての厚生労働省所管の公益法人ということであります。
○長妻国務大臣 この派遣法の改正につきましては、これまで行き過ぎた労働の規制緩和が行われたというようなことがございましたので、登録派遣の禁止、そして製造業派遣の原則禁止というような対応をさせていただき、派遣労働者の仕事の権利を確保していくということでございます。  その措置をす...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、労働のこういう規制緩和をして、私は、行き過ぎた規制緩和をした自民党に本当に大きな責任があって、その後、それをきちっとやはり対応するということで我々はこういう派遣の方に対する法案を検討しているということでございまして、まず反省というのもしていただきたいというふ...全文を見る
○長妻国務大臣 何人の方が雇用されるかどうかというのは、その時々の景気、雇用情勢にもよるため、我々としては、正確な予測というのはしていないところであります。
○長妻国務大臣 これについては、まず、登録型派遣の原則禁止、製造業派遣の原則禁止というのは、公布の日から三年以内の政令で定める日ということでございまして、その間にいろいろ我々も現状を見て、そして正社員化する政策、雇用政策もございますので、それを十分働かせて、派遣の方が失業にならな...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた、がん対策推進基本計画の中間報告をすることになっているところでございますけれども、これについて、ことしの三月十一日にがん対策推進協議会がございまして、その中で、中間報告というのが、もう少し議論が必要ではないかというような提起がなされました。  た...全文を見る
○長妻国務大臣 今、古屋委員が言われたお気持ちというのは同感でありまして、訪問介護だけじゃなくて、やはり、看護師さんが夜も訪問できるような体制というので初めて安心して在宅介護ということができるのではないかと思います。  ただ、今現状を見ますと、小規模な事業所ほど訪問看護ステーシ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、古屋委員御指摘のように、私も、イギリスについては非常に注目をしております。  まず一つは、今もお触れになりましたけれども、うつ病は、患者さん、家族が大変御苦労をされておられますが、これは不謹慎かどうかはわかりませんけれども、経済的損失の金額というのをイギリス...全文を見る
○長妻国務大臣 あした、四月一日、厚生労働省の入省式ということで、新人の心理職の職員も厚生労働省は採用しているところでありまして、そういう心理職の知恵も出して、チームで今のうつ対策に取り組むということが重要だと思います。  まず、二十二年度からは、その研修を強化していこうという...全文を見る
○長妻国務大臣 厚生労働省のホームページに「心の健康」というコーナーをつくりまして、それを、今ホームページ全体の見直しをしておりますので、さらに見やすくする。そして、今のパンフレットについては、我々検討していきたいと思います。  恐らく、そのうつ病の方の中で一定の要件があれば障...全文を見る
○長妻国務大臣 ただいま議題となりました医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国の医療保険制度においては、現在、各医療保険者の財政状況が非常に厳しくなっております。  その...全文を見る
03月31日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、御指摘いただきましたように、この補足給付というのは、食費や居住費の自己負担額が所得に応じて一定額を超えた分を特定入所者介護サービス費として給付するものでございますけれども、これは介護保険そのものの中で今実行をしております。  その一方で、この補足給付...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 所得の低い方への支援ということは、例えばグループホーム等でも低所得者に対するサービス料の低減等々の措置をとっているところでございまして、いろいろな措置が今あると考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 今、ある意味では、大部屋方式か、あるいはユニット型個室かという議論でございますけれども、確かに大部屋の方がこれは自己負担という意味では軽いわけでございます。個室は自己負担は重くなるわけでありますけれども。  まさに、この法律が目指しているのは、十年前に措...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今いろいろ御指摘いただいたことも含めて、私自身の発想は、やはりこれから新たに建てられる特養については、これはやはりユニット型、まあ個室ということを進めていきたいというふうに考えておりまして、それは一回建物が建てば、これは何十年もその建物が使われるわ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このニーズというのもきちっと現状把握するという必要があると思います。  ただ、入所者の方の立場に立って、そこで、一時宿泊所ではなくて、ある意味ではついの住みかともなり得る場所に入るわけでございますので、入所者の方々にとってはやはりユニット型個室というのが...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ああいう痛ましい事故、火災というのはあってはならないというふうに考えておりまして、今おっしゃられたように、延べ面積が二百七十五平米以上であればスプリンクラーの設置が義務付けられているんですが、ただし千平方メートル未満であると、一定の要件でスプリンクラーの設...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も先ごろグループホームお邪魔しましたけれども、やはり認知症の方々が少人数で、そして共同生活で、そしてアットホームな、まさにこの火災のあったところは民家を改造したというふうにも聞いておりますけれども、そういう雰囲気の中でその症状の進行を遅らせる、あるいは今...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど申し上げましたように、消防庁も含めて三省庁の緊急プロジェクトチームでいろいろこれ議論を今しております。まさに、認知症の方が入っておられる施設だということにかんがみても、非常に防災・防火体制というのは強化しなければならないというふうに考えておりますので...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘のとおり、軽費老人ホーム、いわゆるケアハウスというのはスプリンクラーの設置義務はないということでありますが、これは施設基準において原則として防火建築物でなければならないというのは必要でありますし、消火設備等の設置や定期的な避難訓練の実施は義務付けら...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これから、私としては将来的に小規模多機能、こういう施設を増やしていって、在宅介護の支援というのも強化する必要があるというふうにも考えておりますので、いろいろなこれ施設がございます、介護保険適用あるいは適用されないものも含めて。そういう施設について必要な箇所...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 防火・防災体制というのは、特にお年を召した方が入っておられる施設でございますので、これについてはきちっと検討して強化をする方向で取り組んでいきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) まず、今も御指摘ございましたけれども、施設の介護職員のたんの吸引とか胃瘻への対応とか、これまでずっと言われてきたものが、いろいろなしがらみといいますか、ものがあってできなかった、あるいは特定看護師についてもなかなか前に進まなかったということについて、政権交...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘でございますけれども、これは平成十九年に法律を改正をして、おっしゃられるように、六百時間以上の養成課程の受講を新たに義務付けるということになったわけでございます。  医療ニーズの高まりによって、介護職員に一定の医療行為が実施できるようにという声...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 是非御理解いただきたいのは、この会計基準の見直しというのは、これは前向きな見直しをしようということで、つまり透明性を高めていって、これまで四号基本金というのが、ある意味では企業でいえば利益剰余金のような性格であったものについて、これは社会福祉法人の設立や施...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、二年後に診療報酬、介護報酬の同時改定、これは非常に連携強化という課題がありますので、その一体化の議論の中で一つの論点になるというふうに考えております。  その中で、これは特養のみならずグループホームのみならず、あらゆる施設での一定の低所得の方々に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたけれども、できる限り、七〇%という目標を立ててユニット型を進めていくということでございまして、今ユニット型でないものがどんどん促進して建つと、それはもう何十年も、建物ですから使われるということにもなりますので。ただ、言われたような自己...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われた十六万床というのは、あくまで施設の目標でございますけれども、公明党の調査でも、御自宅を望まれる方、施設を望まれる方、やはり御家族のこともありましょうし、医療的な必要があるときの安心感ということもあるんでしょうけれども、施設のみならず在宅についても...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり理想は、自分が生まれ育った、あるいは長く住んでいた地域で、御家族も大体目が届くような範囲内で、在宅も、あるいは施設にも入ってその地域でお暮らしいただくということだと思います。その意味で、その小規模多機能というものの重要性は今後どんどん高まっていくと思...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、例えばグループホームというのは、これは御存じのように、非常に小規模の施設で、民家を改造して、ある意味ではアットホームな雰囲気でやるというのが一つの目的でもありますので、そこで今以上の夜勤の職員を増強するというのは、直ちに検討課題となるかというと難し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 大変重要な今御質問だと思いますけれども、これについては、介護療養病床を前の政権からの流れで基本的には老健施設とか、そういう受入先にそれを受け入れてもらうという計画が進んでいたわけでありますけれども、実際はその受入れ側がきちっと整備されているのかどうかという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、計画についてはそれを達成をしていくということがもちろん必要だと思います。  この平成二十一年度から二十三年度、三年間で十六万床という目標がありますけれども、これがやはり達成をもう前提として予算も組んでいるところでありますので、この目標を達成をして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた点は、平成二十六年度までに、要介護二以上の方のうち施設等を利用されている方の割合を三七%以下とする目標、これ参酌基準をお示しをしているということでありますけれども、これについては、当然その三七%という関係に縛られるものではありませんで、今お...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私自身は廃止ありきで進めるというつもりはありませんで、やはりこれはもう患者さんがそこにいらっしゃるわけでありますので、配置転換というのがきちっとその受入れ体制がないままに強引に進めるというのは、これはあってはならないわけでありますので、これは夏ごろまでに結...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的に、そこのベッドにおられる方がきちっとその方に見合う適切な介護あるいは医療が受けられるということが必要なわけでありまして、それを確保しないまま何か計画が始まったり、あるいはそれが実行されるということはないようにしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) そうですね、廃止ありきではこれはありません。
○国務大臣(長妻昭君) このアンケートで、これは国民の皆さんは保険料値上げに賛成しているということをもちろん直ちに我々は言うつもりは全くございません。この問いはこれは一部でありまして、ほかにも様々な問いがあって、そして自由記述欄というのもございますので、こういう御意見をお伺いをし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の点は非常に優先順位が高い案件であるというふうに考えておりまして、特に要介護度四又は五の方が六・七万人待機されておられるということは、これは本当に我々としても受け止めていかなければならないというふうに考えております。  そして、その一方で、要介護の段階...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この社会保障審議会の介護保険部会の皆さんについては、当然、全員の方が削減する方々ばかりではもちろんございませんけれども、我々としては、次期制度改正に向けて議論を行う際は、今おっしゃられた点も踏まえて、関係団体、要介護者、介護している方、介護従事者など幅広い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
04月02日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○長妻国務大臣 今のお尋ねは年金制度の話だと思いますけれども、これは、我々が考えております一元化、最低保障年金というのは、社会保障分野では戦後最大級の改革になるというふうに考えておりまして、非常に大きな話であります。  我々は、一つ一つ国民の皆さんとまず原則を確認し合っていく。...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、野党の民主党の中ではかなり激論を何度も繰り返し繰り返し、あるいは海外にも実際に見に行ってお話を聞くなどし、そしてシンクタンクにも数例のシミュレーションをお願いして数字的な裏づけなども勉強してきたところであります。  そして、政権交代をして、先日、総理大臣を...全文を見る
○長妻国務大臣 私は、基本的な考え方は当時と変わっていないという認識をしております。  今の我々が提示をしている大きな骨格では、比例報酬の年金があって、これはもちろん保険方式でございますけれども、その受給額が一定以下の方については上乗せとして最低保障年金を全額税金でやるというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 野党のときの話だと思いますけれども、その参加する、しないの経緯というのは、当時私は直接タッチしていなかったと思いますので、どういう経緯だったかというのは承知しておりません。
○長妻国務大臣 例えばスウェーデンの例でいうと、なかなか年金制度が変わらなかったんです。ただ、一つの契機が、政権交代があって、そこで国民の皆さんの一定の御理解を得たということで新しい年金制度が議論をされ、その後、与野党協議になったという経緯がございます。  あの当時の点でいうと...全文を見る
○長妻国務大臣 公的年金の積立金の役割ということであります。  今現在、GPIFが百二十兆円、国民年金、厚生年金の積立金を有して運用しているということでございますが、今の年金制度は基本的には賦課方式ということであります。我々が考えております新しい年金制度は、基本的には賦課方式、...全文を見る
○長妻国務大臣 私も、今のGPIF百二十兆円の公的年金の運用組織が漫然とそのまま続くというのは考えておりませんで、今の検討会議で一定の改革案を出して、それを実行していこうというふうに考えております。  その中で、今御指摘の点というのは一つの論点であるというふうに考えておりまして...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘の点も一つの論点だというふうに思います。  基本的に、いろいろな経済前提をつくるときに、その前提が適正かどうかというのを議論する、そういう受け皿というのも厚生労働省の中にありますけれども、その議事録も私も拝見をいたしました。  いずれにしましても、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 先日、また新たな有効求人倍率、完全失業率、最新のもの、ことしの二月分が出ましたけれども、完全失業率は先月と同じ四・九%、有効求人倍率は〇・〇一ポイント改善をして〇・四七倍でありますが、持ち直しの動きが見られるものの、依然として厳しい状況だと私どもは判断をしておりま...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいた雇用調整助成金、これは前から続いているものでありますけれども、新しく要件緩和をして、大企業あるいは発動の要件を緩和したということで、これは非常に有効な政策、つまり、失業者を会社の外に出さないという意味で、仮にこの政策がなければ失業率が上がっ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、我々は決してこの事業を縮小するあるいはやめるということではございませんで、むしろ強化をしていくということで、平成二十三年度からは求職者支援制度という形で恒久措置をしていきたいというふうに考えております。  ということで、基本的には、平成二十三年度以降の部...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、基本的には、二十一年度そしてきのうから始まった二十二年度と、事業の規模というのは異なっておりませんけれども、その中の一つとして、帰国を希望する日系人や研修・技能実習生に対し帰国支援を行う事業などについては、二十一年度の実績を踏まえて、これは二十二年...全文を見る
○長妻国務大臣 求職者支援制度という考え方でございますけれども、今までは、雇用保険が切れてしまうと生活保護に一定の要件ではなってしまうということで、その中間の、ある意味では第二のセーフティーネットが日本は不十分だという御指摘がございました。雇用保険が切れた方については、職業訓練を...全文を見る
○長妻国務大臣 この求職者支援の制度、基金の事業として、政権交代の前に、前の政権が実行された。我々野党時代も、そういう制度を入れるべきだと時の政府に働きかけをさせていただいているところであったわけであります。  そして、今のモラルハザードの件でありますけれども、これは十分にそう...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、離職者に対する職業訓練の枠ということでございますけれども、二十一年度の計画数が合計三十二万人分ということで、公共職業訓練が二十二万人分、そして、先ほど話題になった基金の訓練分が十万人分ということでございました。  二十二年度の計画においては、合計、すべて入...全文を見る
○長妻国務大臣 これは民間委託を、特にこの基金事業においては、基本的には民間委託ということでございます。公共職業訓練においても民間委託はございますが、これについては、景気後退局面そして少子化という局面で、専門学校などではある意味では教室があいているというようなところもございまして...全文を見る
○長妻国務大臣 雇用・能力開発機構が運営するいわゆるポリテクセンターというものがございますけれども、これは、今おっしゃられたように、平成二十一年度が十二万二千人の訓練計画数が平成二十二年度は六万五千人ということで、半分というふうになっておりますけれども、これについては、先ほど申し...全文を見る
○長妻国務大臣 今回の予算で例えば建設業の雇用者数がどれだけ減るのかというのは、これはなかなか算定が難しいわけでございますけれども、平成九年以降、建設業の雇用者は減少傾向にございまして、直近のことしの二月でいえば、建設業の雇用者数は約四百十四万人であって、前年同月と比べて約十三万...全文を見る
○長妻国務大臣 今、公共事業のお話の中で、例えば一兆円で何万人というお話がございましたけれども、いろいろな大学の先生も含めた研究調査では、雇用波及効果ということでいえば、介護などの労働集約型社会保障の分野が、今や公共事業を抜いて、同じ資金投下であれば雇用の影響というのは非常に大き...全文を見る
○長妻国務大臣 やはりハローワークにおいては、利便性、利用者の立場に立てば、夜遅くまでやっているというのは理想だと思いますけれども、今、お客さんの数に比べると人員の手当てがなかなか進んでいないということもあります。  もちろん、効率性をきちっと追求してサービス向上に努めるという...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた点は、昨年十一月の事業仕分けで廃止という評価を高年齢者職業相談室はいただいて、当然、その事業仕分けでの認定をすべて我々がそのまま受け入れるというものではございませんで、いろいろな観点から検討を加えた上で、平成二十一年度限りで事業を廃止するということ...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり職業紹介についても、国と地方の役割分担というのは一定のものは必要だと思います。国は、無料職業紹介等雇用保険、雇用対策を一律に行う。地方については、地域の実情に応じた、地場産業もそれぞれ特色があるわけでございますので、地方が地元の状況と一体となった独特の雇用対...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、これまで、雇用の規制緩和という美名のもと、日雇い派遣というところまでの派遣まで解禁があり、製造業派遣もなされたということで、非常に働き方が不安定になったということが一つございます。  そして、直接雇用でも、もちろん有期契約というのがあって、短期の労働とい...全文を見る
○長妻国務大臣 今の障害年金の件は、今おっしゃられたように、障害になった時点で配偶者、お子さんということでなければその加算金が出ないということで、今議員立法で、それが障害になった後に結婚されたり、お子さんがいらっしゃるようになったときにもという議論がなされているというのは承知して...全文を見る
○長妻国務大臣 この問題は、これはもう本当に政府全体で取り組む重大な問題であるというのは、私も総理も理解をしているということでありまして、この前も、総理、そして官房長官、財務大臣、仙谷大臣、法務大臣、私と打ち合わせをして、これは政府一体となってきちっと取り組んでいこうということを...全文を見る
○長妻国務大臣 もちろん、財政の枠組みありきではありません。
○長妻国務大臣 今の御質問でございますけれども、これは、ハンセン病の療養所も国の行政機関であることから、定員管理に係る閣議決定に沿った対応が必要だということとなりましたけれども、今御指摘いただいたように、入所者の高齢化等の現状もございますし、我々としては、前年度よりも削減数を低く...全文を見る
○長妻国務大臣 一般論としてのお答えになりますけれども、会社更生手続であるか否かにかかわらず、企業が人員や労働条件の見直し等を行おうとする場合には、労働組合と誠実に交渉を行うことが求められているということであります。
○長妻国務大臣 今の御質問でございますけれども、今、常勤換算二・五人という一つの義務づけがありますのは、当然安定的にサービスを供給するということで、緊急の事態に対応を常にできなければならないというようなことでこういうような形を措置しておりまして、当然、離島等特別な対応が必要な地域...全文を見る
○長妻国務大臣 私も常日ごろ申し上げていますのは、実態把握が一番重要だというふうに考えておりますので、まずは現状の実態把握をして、今の御提案の件についても省内で検討していく。  ただ、あらかじめ申し上げておきますが、先ほどのさまざまな論点の結果、結果的にはやはり今の基準を守る必...全文を見る
○長妻国務大臣 日本は国民皆保険ということで、今御紹介いただきましたように、アメリカも、オバマ大統領を含め皆保険の方向に進んでいっているということは、もう紛れもない事実だと思います。  園田委員におかれましては、日ごろから現場感覚に大変富んでおりまして、いろいろ示唆に富む御助言...全文を見る
○長妻国務大臣 今、財源のお話でありますけれども、大ざっぱに言えば、社会保障の給付費が年間百兆円でありまして、約半分が年金、三割が医療費、あとは介護、生活保護等々であります。その百兆円のうち、六五%が保険料財源、三五%が税金、こんなような概要になっています。  その中で、今のサ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、大変重要な指摘をいただいたというふうに思います。  プロセスということでありますけれども、一見すばらしい制度改革というものも、本当にどういうニーズがあって、それが受け入れられるのかどうか、そして当事者の方の御意見をきちっと聞いたものなのか、そして効率性はどう...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり一つ国保の問題点としては、ある意味では、市町村単位ということで住民に目配りができる保険者機能ということも重要なんですけれども、ただ、それだとかなり財政力に差がつく。具体的に言うと、保険料率に非常に大きな差がついてしまう。  こういう問題点も指摘をされている...全文を見る
○長妻国務大臣 貴重な御指摘ありがとうございます。  私も、あした、精神保健医療の現場を見に行かせていただくわけでございますけれども、イギリスでは、精神疾患を、がん、心疾患とともに三大疾患として、十年計画で、かなり重点を置いたというふうに聞いております。  日本も、うつ対策と...全文を見る
○長妻国務大臣 今、ナショナルミニマム研究会というのを始めさせていただきましたのは、やはり憲法二十五条で「健康で文化的な最低限度の生活」ということが規定されておりますけれども、今までその最低限度というのが非常に感覚的に、あるいは詳細なデータなく、あるいは、時には感情的に議論をされ...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘いただきましたように、野党時代もいろいろ御尽力をいただいて、中学生までは保険証を取り上げないという措置がございましたけれども、この今御審議いただいている法律では、高校生世代以下も保険証を取り上げない、こういう条項も入れさせていただいております。  お子さ...全文を見る
○長妻国務大臣 前政権では、この後期高齢者医療制度一人当たりの保険料の伸び率は二年間で八%程度と見込んでいた、二年間です。今回の改定では、二年分で約一四%の増加が見込まれるということで、我々は抑制策を実施して、それを全国平均ですが二・一%に抑えたということでございます。
○長妻国務大臣 現状把握ということをよく申し上げておりますけれども、現実にその政策が実行されるとどういうことが起こるのか。民間企業では当たり前のマーケティングということがございますけれども、その予測というのが事前に子細になされていなかったのではないかというふうにも思います。  ...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましても、今の診療報酬の特例についても、後期高齢者医療制度の見直しの中で議論をしていくということになっております。
○長妻国務大臣 少子高齢社会といいますけれども、先進国の中でも最も速いスピードで進行して、今の現状も、最もこれは少子高齢社会になっているということであります。  自然増の社会保障費、国の税金だけでも毎年一兆円自然にふえるという大変規模が膨れ上がっている中で、やはりこれを、一つの...全文を見る
○長妻国務大臣 大変貴重な御指摘をいただきました。  今御指摘いただきましたように、社会疫学の最近の研究では、例えば、所得の低い人ほどうつが今のとおり多い、あるいは死亡率が高い、あるいは望ましくない食習慣を持つ割合が大きいなどという研究もありまして、それが健康格差をもたらす要因...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた点は、いわゆるメタボ健診と、もう一つは、労働安全衛生法に基づく会社で行われている健診とか、あるいは協会けんぽの健診、こういう二つが別個でやられていて、連携がうまくいっていないんじゃないかというお尋ねでございます。  これについては、まずは今、メタ...全文を見る
○長妻国務大臣 この検討会議、後期高齢者医療制度にかわる制度をつくる検討会議では、私の方から六つの原則というのをお示しして、年齢で区切らないとか、広域化の方向性につながるとか、国保の負担増に十分配慮するとか、いろいろな原則をお示しした上で御検討を賜っているところであります。  ...全文を見る
○長妻国務大臣 協会けんぽの財政悪化ということでありますけれども、もちろんこれは医療費の増大というのもありますが、旧政管健保当時の平成十九年度以降、実質収支は赤字の状態でありました。そこでは準備金の取り崩しなどにおいて対応してきたわけでありますけれども、我々としては、基本的には、...全文を見る
○長妻国務大臣 保険者機能といいますのは、そこに所属しておられる皆さんの健康管理をして、予防をして、健診も怠りなくやり、いろいろな情報を流していくことによって多くの方が御病気にならずに済むということで、結果的に医療費もふえずに済むということでありますが、やはりいろいろな事情がある...全文を見る
○長妻国務大臣 国保組合についても、昨今いろいろな御指摘がありまして、我々、今実態の調査をして、適切に取り扱っていこうというふうに考えております。  この国保組合でございますけれども、これについては、平均で国庫補助は四〇%になるということでございまして、これについては、御存じの...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘のように、生ワクチンというのは、弱毒化ポリオウイルスを投与するわけですから、これについては、数百万人に一人の割合で麻痺が起こる可能性がある。そして一方で、被接種者からの二次的な、例えば今のような便などの感染によって、数百万人に一人の割合でポリオ麻痺が起こる...全文を見る
○長妻国務大臣 今、厚生労働省の一定の数字もお示しいたしましたけれども、ただ、国全体あるいは都道府県の数字というのは、公の機関が法律をつくって民間を指導するということでありますので、公の機関がみずから率先するというのは言うまでもございませんので、これについては我々もさらに促進する...全文を見る
○長妻国務大臣 これは本当に重要なことでございますと同時に、この厚生労働行政というのは、多くの行政の実際の実行をするのは市町村の窓口ということで、お願いをすることになるわけでございます。  そういう意味では、やはり一定の準備期間がないと、早くできる自治体と遅い自治体ばらついて、...全文を見る
04月06日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○国務大臣(長妻昭君) 予防接種法及び新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  今般の新型インフルエンザは、感染力は強いものの症状の程度がそれほど重くならないものであります。このような性質...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○長妻国務大臣 この件につきましては、もう大変重大な案件だということで、これは政府を挙げてきちっと取り組みましょうということで、総理大臣初め、菅財務大臣、仙谷大臣、法務大臣、私も入った会を持たせていただき、その後も関係閣僚が協議をいたしまして、そして今、厚生労働省の中でもいろいろ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほども申し上げたわけでございますけれども、今、地方裁判所から和解のテーブルに着いたらどうだというようなお話がございまして、政府として重大問題だというふうに受けとめ、総理を初めとする関係閣僚で、どういう対応が必要なのか、具体的な対策としては厚生労働省の中でも...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、例の肝炎の議員立法が政権交代後成立したときには、総理も私も、B型肝炎の皆様方ともお会いをさせていただいております。  ただ、今回については、まさに訴訟の対応を、責任ある発言を求められるというようなことでありますので、それについては、先ほど来申し上げており...全文を見る
○長妻国務大臣 これは繰り返しになって大変恐縮なんですけれども、やはり大臣という立場でお会いをすれば、そのときに、何も具体的なお話ができないということではなくて、やはり責任あるお話が、政府全体の決定事項として申し上げるということが一つの筋であるというふうに考えておりまして、そうい...全文を見る
○長妻国務大臣 この案件については最高裁の判決も出ておりまして、政権交代後、この訴訟とは別の件、議員立法の件もございましたけれども、私も総理大臣もお会いをして、お話もお聞きし、そして文書でも具体的な御要請をお聞きし、次の段階としては、今度はお聞きするだけではなくて政府としてやはり...全文を見る
○長妻国務大臣 まず一つは、幾ら損をしたのかというお話でありますけれども、これについては、ノバルティス社と解約について今交渉をしている最中であります。GSKとは一定の契約変更ができましたけれども、ノバルティスについては、今、契約の条件変更なのか、あるいはいろいろなほかの手だてがな...全文を見る
○長妻国務大臣 幾らが損になるのか、幾らが無駄になるのかというのは、実際に契約を変更していただきたいということで交渉しておりまして、その金額が、本当に全額がそうなるのかどうかというのは、これはまだ不明でありますので、それを申し上げているところであります。(大村委員「ちょっとおかし...全文を見る
○長妻国務大臣 今、三月二十六日のニュースリリースを引用されたんだと思いますけれども、これについては、おっしゃるように、GSKの解約三二%、そして解約に伴う違約金なしということになりまして、上記の解約に伴って約二百五十七億円の経費を削減したと。  そして、先ほど申し上げました全...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、今、ノバルティス社と交渉をしているということで、かなりこれは激しいやりとりの交渉をして、この余った分については、国民の皆さんの税金ですので、それをできる限り解約をしたい、こういう趣旨で交渉しているところでございます。  その中で、その単価について...全文を見る
○長妻国務大臣 確かに、今の交渉は解約交渉であります。その中で、ノバルティスとそもそもは単価を公表しないということになっていまして、当然、その解約交渉と単価の交渉というのは直接はリンクしませんけれども、契約にないことについてそれを公表していくと、今例えばそういうことになるとどうい...全文を見る
○長妻国務大臣 これは早速、本日ノバルティス社に申し上げて、そういう方向で公表していかがかということをお尋ねしようと思っております。そして、いい返事ができるかどうかというのはここで確約できませんけれども、あしたじゅうには回答を申し上げよう、理事の皆様方と大村委員に、委員長にも回答...全文を見る
○長妻国務大臣 大村委員も副大臣をされておられたのでよく御存じだと思いますけれども、危機管理の観点で、日本国は国内でワクチンの製造体制が脆弱であるということで必死に、当時、新型インフルエンザワクチンを海外から何とか入手しようということで奔走されたというふうに思います。  その中...全文を見る
○長妻国務大臣 このワクチン需要が逼迫、かなり当時は危機管理で各国が押さえている中で、この契約締結の時点で商品を押さえるというようなことがあって、それが三月末というようなことになったんだというふうに聞いております。
○長妻国務大臣 これは大村委員もよくおわかりになっておられると思うんですけれども、対等な平時の契約の状況ではない。それ以前も、前政権が世界じゅうのワクチンメーカーに当たって奔走していただいて、何とかおろす、何とか押さえる、そういうような措置をとっていただいたと聞いております。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 私も報告を受けておりますのは、契約締結は今申し上げたように十月六日ということでありますけれども、実際に有効期限が六カ月だというふうにわかったのは、薬事法上の承認申請手続の十一月六日の時点だというふうに聞いております。  その中で、有効期限が全部三月三十一日ではご...全文を見る
○長妻国務大臣 そのとおりであります。
○長妻国務大臣 ですから、まさに、幾ら損失が出るのかということについて、今鋭意、政務三役あるいは役所も一体となってノバルティスとは交渉しているという段階でございまして、これはもちろん、御指摘のように国民の皆さんの税金でございますので、できる限り、我々が想定している部分は解約をする...全文を見る
○長妻国務大臣 これはまず、先ほどお答えいたしましたように、きょうノバルティスと、その単価、あるいは有効期限が切れた部分の価格が幾らか、公表していいか否か、これはお尋ねをして、交渉に影響が出ない範囲内で判断をするということであります。  その中で、先ほど申し上げましたように、三...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘は、医療機関の在庫が返品できないのかということでございますけれども、まず、医療機関で持っておられるワクチンについては、卸売販売業者のように流通を前提とした品質管理を行っているかどうか確認ができないということで、その返品したものをほかに回すというのがなかな...全文を見る
○長妻国務大臣 今の段階では、世界で新型インフルエンザのワクチン需要ということも、かつてに比べるとそれほど逼迫していないということと、先ほども申し上げましたけれども、医療機関が持っておられる在庫については、品質管理というのが、卸売販売業者のような流通を前提とした、一定の冷凍の期間...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど大村委員も御指摘いただきましたけれども、第二波というのは、先進国を見てもそういう状況が起こっている国もございますので、これは全くないとは言い切れないし、あるいは時期が、いつそれが起こるのかということも、なかなか正確な予測というのはできない中でございまして、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、混乱というふうにおっしゃいましたけれども、これは混乱ではありませんで、科学的なデータに基づく判断を慎重にするということで、今の一回打ち二回打ちの時期と契約の時期は、契約の方が前でありまして、一回二回打ちの先ほどおっしゃられたこととは、今回ワクチンが余ったのは関...全文を見る
○長妻国務大臣 今、保険者機能のお尋ねでございますけれども、保険者機能は、例えば企業でも地域でも一定の目が届く範囲内、あるいは把握できる範囲内で、そこの例えば予防、保健事業、健康の教育とか、健診の促進とか、何しろ予防に取り組んでいくというようなことで、健康で皆様がお暮らしになると...全文を見る
○長妻国務大臣 このインセンティブでありますけれども、これは、保険者機能が働いて、そこの医療費が結果として下がってくれば保険料も下がるわけでありますし、あるいは、そこに所属しておられる皆様方も、お医者さんにかかる率が減れば自己負担も減っていくということで、皆さんのメリットになるの...全文を見る
○長妻国務大臣 そのインセンティブ機能というのは、やはり一番大きいものは、今申し上げた原理に基づく、保険料が低下をしていくということだと思いますので、そういう考え方はこれからもとる必要があるというふうに思います。  全くそれとは別に、予防医学、予防医療についても国の施策として推...全文を見る
○長妻国務大臣 これは推進していくということは私は当然のことだと思いますし、今月から患者さんに、今以上の明細の発行を一定の要件の医療機関には義務づけるというようなこともしているところであります。  ただ、前政権のように一律にオンライン化を義務づけていくということで、個々の診療所...全文を見る
○長妻国務大臣 オンライン化ということでありますけれども、もちろん、オンラインが物理的に難しいようなところ、あるいはコストの件で難しいようなところについては、これは電子媒体を使って電子化をするということで、私は、最終的にそれを達成するというのが望ましいというふうに考えております。...全文を見る
○長妻国務大臣 私は、最終的にはやはり電子化を達成したいというふうに考えておりますけれども、ただ、今、診療所などで頑張っておられるかなり高齢のお医者様のところは、手書きでやっているというようなところもありますので、それをまずは電子化していただくように、いろいろなサポート体制もこれ...全文を見る
○長妻国務大臣 最終的ということが、今おっしゃられた趣旨は一〇〇%ということを言われておられますので、それについてはどの時期かというのは今明言できませんけれども、平成二十六年度には、買いかえ時期のものも含めて新しい機器におおむね整備されるのではないかと考えておりますので、一つの、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、相対的に日本が高額の医療機器が多いということはあろうかと思いますけれども、それについて、やはりどこまで適正なのかという議論は、いろいろな考え方があると思います。  今、皆保険の体制をとり、平均寿命は世界一であり、今回の新型インフルエンザでも、死亡率は先進...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘についても、今後、中医協あるいは厚生労働省としてもさらに分析をする必要があると思います。  例えば、一つの考え方は、検査というのは、検査一回について幾ら、こういう診療報酬もありまして、それを高くすれば検査機器がたくさん入るという構造になろうかと思います...全文を見る
○長妻国務大臣 仮に、今御指摘のように、私はその実態をすべて承知しているわけではありませんけれども、そういう高額な機械があって、その機械の結果を読めない体制があるということであれば、それは問題ではないかと思います。
○長妻国務大臣 まず、一つは総医療費でございますが、先ほども御紹介いただきましたけれども、OECD先進国の中で、GDPに占める総医療費は日本は低い部類に入っているというのが一点。やはり医療にかけるお金というのは、ほかの先進国に比べて低いということが一つあります。  その中で、で...全文を見る
○長妻国務大臣 例えば救急の夜間受け入れ窓口あるいは救急に非常に軽症な方が来られるということについては、何らかの対応が必要ではないかというふうに考えております。  病院によっては、それについて一定の金額をいただくというような対応もしていると思いますので、やはりそこで受けるのにふ...全文を見る
○長妻国務大臣 ここも非常にデリケートな問題ではあると思います。つまり、お医者さんから見ると、この方はどう考えても軽症だから来る必要はないと思っても、患者さん御本人から見ると、軽症か軽症でないか、特に小さなお子様の場合は、親御さんも心配でなかなかわからない部分があって、それを一律...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり程度問題だと思いまして、本当に単純な虫刺されで、それは御本人も、患者さんというか来られる方もわかっていながらそこに来られるということは、やはり個々の病院として、それに対する適切な対応はあってしかるべきだというふうに思います。  あとは、日本国の一つの医療の...全文を見る
○長妻国務大臣 今、連携のお話がございましたけれども、これは私も重要だというふうに考えております。今月からの診療報酬でも、病院、診療所の医師の連携による救急外来の評価ということで百点をつけている。あるいは、救急医療機関に緊急入院した際、その後、転院支援、救急のベッドではないベッド...全文を見る
○長妻国務大臣 今、勤務医を初め病院の医師の過剰勤務ということが大変問題になっておりまして、それを解消すべく、ことしの四月、今月から診療報酬を改定して、病院勤務医にも手厚くそれをつけさせていただくということをしております。  そういう中で、直ちにそういう方々も二十四時間でローテ...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、やはりあるべき姿としては二十四時間対応していただくということが必要でありまして、ただ、地域地域の事情というのもあると思います。それが、地域の事情はありますけれども、できる限り二十四時間の対応をしていただくことができるように、政府としても、先...全文を見る
○長妻国務大臣 お墨つきを出す、夜間十分な対応をしているところはマルで、そうでないところは三角とかバツという話だと思いますけれども、やはりそれは、お医者様や医療従事者がなかなか来ていただけないような地域などなど、これは地域の格差というのももちろんありますので、そういうものも十分見...全文を見る
○長妻国務大臣 単純に医学部の定員をふやせば、例えば、医療過疎と言われている地域や僻地にお医者さんが均等に配分されるということにはならないというふうに思います。  医学部の地元受け入れ枠を拡大する、あるいは、僻地、地域、医療過疎地と言われているような場所で働いた方に何らかのイン...全文を見る
○長妻国務大臣 社会保障の所得再配分ということでありますけれども、これまでも、保険料の上限の頭打ちをもう少し上げて、高額所得者の方に保険料の負担をお願いするというような措置も順次とってきているところでありまして、やはり社会保障の保険料における所得再配分機能は、一定のものは必要だと...全文を見る
○長妻国務大臣 まず一つは、これまで、一年間に二千二百億円、社会保障を順次削るという政策で、医療の分野も含めて非常に疲弊感、あるいは地域の医療について大変苦しい状況が続いてきたというふうに考えております。まずは、ネット、つまり全体で十年ぶりにプラスということを何としても実現して、...全文を見る
○長妻国務大臣 例えば、今回、救急医療ということに対しても、新規の診療報酬もございますし、かなり手厚く措置を今月からなされていくと思いますので、そういう意味では、救急医療の体制が各病院で整っていくということで、本当に必要な方が適切に救急医療を受けられるような、そういう状況になる。...全文を見る
○長妻国務大臣 診療報酬は、御存じのように、それが直ちにお給料ということではありませんけれども、病院の収入がふえる。そして、これは病院の御判断でありますけれども、いろいろ設備投資をする、あるいはほかの投資をする、あるいは人件費、お給料を上げる、いろいろな御判断があると思いますけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど救急などを申し上げましたから、大病院だけではないかというお尋ねだとも思いますけれども、当然、中小の病院も、再診料という観点からいっても報酬が上がるということで、それ以外についても、一定の報酬はこれまでよりは上がる傾向にあるというふうに考えておりまして、中小病...全文を見る
○長妻国務大臣 これは両方とも、基本的には絶対数が不足しているという現状の中で、医師不足だという認識は持っておられると思います。  特に、大病院については科の偏在ということも言われておりまして、医学部を卒業される方々がなかなか過酷な診療科に進みづらいというようなこともありますの...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、地域によっても違いますので、一概に言えないと思います。  先ほど来申し上げているとおり、診療科によっても異なりますし、あるいは、同じ規模の病院でも、東京のど真ん中にある病院と、いわゆる過疎地と言われている病院でも異なるというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これも国会でも何度か指摘をされましたけれども、中小病院には今回の診療報酬は薄いのではないかということもお尋ねがありました。そのときにもお答え申し上げたわけでございますけれども、中小病院に関しましても、当然、入院基本料を含めた入院にかかわる診療報酬というのも今回上げ...全文を見る
○長妻国務大臣 基本は一律でありますけれども、先ほどもおっしゃっていただいたような手術の技術料、一定の高度なものについては手厚くつけさせていただいたという部分もあって、やはり、本当に命にかかわる非常に難しい手術、それについても本当に命が救われるような体制をきちっとつくらなければな...全文を見る
○長妻国務大臣 例えば一般論として、下手でも上手でも同じ診療報酬をつけていくというのは、診療報酬の体系の中でどういう考え方ができるかどうか別でありますけれども、やはり一生懸命頑張っておられるお医者様に手厚くしたいという思いはあるわけであります。  今、これですべて完璧なのかとい...全文を見る
○長妻国務大臣 これについての我々の考え方というのは、総医療費ということでOECDの平均を目指していくということでございますけれども、今もるる御質問がございましたように、やはり診療報酬というのが一つの中核にございますので、それについては、適切な医療を行う必要不可欠な部分は、必要な...全文を見る
○長妻国務大臣 足立政務官には後から。  今のお話でありますけれども、私が申し上げておりますのは、消費税については、議論はいたします。ただし、国民の皆さんに申し上げておりますのは、鳩山政権一期の中では実際に上げるということはいたしません。しかし、消費税以外の税制あるいは保険料の...全文を見る
○長妻国務大臣 薬のお尋ねでありますけれども、恐らく今の趣旨というのは、一般用医薬品、オーバー・ザ・カウンター、OTCについて、それをふやしていって、保険適用外で、国民の皆さんがそこで一定の治療を受けられるような体制を促進するという趣旨も入っているのではないかと思いますけれども…...全文を見る
○長妻国務大臣 私も、それも一定のものは必要だというふうに考えているところでありまして、今、最近のスイッチOTC薬についても、もうよく委員御存じだと思いますけれども、平成二十二年においても、胃腸薬やアレルギー用薬や消炎鎮痛剤なども新たにスイッチOTCになる予定になっておりますし、...全文を見る
○長妻国務大臣 今も申し上げましたように、スイッチOTCに毎年幾つかのものがなっているということでありますけれども、さらにそういうものにふさわしいものがあるのかないのか、これはきちっと見きわめていく必要がある。  ただし、その中で考えなければならないのは、一つは安全性ということ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほどの繰り返しになりますけれども、安全性を見きわめて、スイッチOTCとしてふさわしいものがあれば、何かこれまでの前例でこうだとかああだとかいうことではなくて、本当にそれだけを純粋に考えて、スイッチOTCでふさわしいものがあれば、それは進めていくということで...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、混合診療については、これは予期せぬ影響も出てくる、論点がたくさんあると思いますので、数十の論点をきちっと一つ一つ考え方を示すという作業をした上で結論を出す必要があるということで、まだ、今その議論の途上にあるというふうに考えております。  そして、御存じのよ...全文を見る
○長妻国務大臣 それと同時に、一般的な全体の貧困率一五・七%というのも、政府として初めて公式に発表いたしました。子供の貧困率もそのとおりであります。  やはり、私も非常にある意味驚きましたのは、総中流とかつて言われていたこの日本国で、相対的貧困率というのは格差を見る指標でありま...全文を見る
○長妻国務大臣 子ども手当は、それだけが目的ではないですが、是正をいたします。  ただ、今のお話で、鴨下委員のすべてのお考えを承知しているわけではありませんけれども、やはり、政府、公的機関に一番欠けているのは実態把握であるということを私は申し上げておりまして、まず、その実態をき...全文を見る
○長妻国務大臣 給食費については、これは二十二年度につきましても、きちっとその趣旨を自治体の窓口でしていただくというようなことにしておりまして、二十三年度の制度設計の中で検討事項になっているところであります。  ただ、子ども手当については、法律でこれは差し押さえ禁止、つまりそこ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、認定の基準が変わったというお話ですけれども、認定の基準を変えたわけではございません。  今まで認定について各自治体で、以前も申し上げましたように、ある自治体はかなり詳細な資料の提出を要請している、ただ、ある自治体は余り詳細でない資料でそれを認めていた、あるい...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、今まで自治体が判断をしたということであります。
○長妻国務大臣 これは、書類を統一する等々の話を先ほど来申し上げているところでありまして、それについては、六月の現況届で再度その書類について確認をするということになろうかと思います。
○長妻国務大臣 これは附則の条項がございますので、私どもとしては、先ほど来申し上げておりますように、年一回の六月の現況届ということで書類をチェックしていくということで、もちろん四月から、新規の外国人の方については、この通知に基づいてチェックをしていただく、こういうような形になるわ...全文を見る
○長妻国務大臣 これはちょっと先ほども、要件の基準を変えたという御趣旨であると。それは違うわけでございまして、要件の基準は変えておりません。そして、これまでも児童手当で大きな問題が起こったということは聞いておりませんので、これまでの判断は適切に自治体が判断されておられるという前提...全文を見る
○長妻国務大臣 これまでも、自治体でもパスポート等の入国状況をチェックする自治体もあったわけでございますので、基本的には適切に行われてきたというふうに考えている、これが前提であります。
○長妻国務大臣 ですから、通知については、要件の基準を変えたというわけではございませんで、これについて確認の厳格化ということであります。これまでも適切に私どもは確認をしていただいているというふうに考えておりますけれども、それについて、さらに明確にこういう書類だというようなことをお...全文を見る
○長妻国務大臣 この委員会でも御答弁申し上げたと思いますが、まず、監護というのはどういうものか。法律用語でございますけれども、児童の生活について通常必要とされる監督、保護を行っていると社会通念上考えられる主観的意思と客観的事実が認められることをいうものであるということで、これは、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほど来申し上げておりますように、要件の基準が変わったということではありませんで、監護とかあるいは生計同一ということについて、我々としては、こういう一つの考え方、あるいは外形的にこういう考え方をとってくださいという通知を出しているところでありまして、これまで...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほど来申し上げておりますように、これまでも適切に児童手当で、要件というのを変えていないということでありまして、今度、我々として、書類の確認や、あるいは監護という要件について、どういうふうに外形的な考え方があるのかということをお示ししたということであります。
○長妻国務大臣 ですから、今までもそれは適切に判断をされてきたと思いますけれども、これはただそれを明確化、書類の確認を厳格化するということで通知を出させていただいているところであります。これは、これまでも大きな問題が起こったということも聞いておりませんから、そういう対応でお願いを...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、先ほど来申し上げておりますように、まず、外国人のことに関しては、支給要件については認定要件基準を変えたわけじゃないということなんです、児童手当と子ども手当について。変えていないということでありまして、そうであれば、前の児童手当が支給をされておられる方につ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど申し上げましたものを足し上げると、一千六百六十一万九千百四十九回分であります。
○長妻国務大臣 きょう午前中、大村委員から御指摘がございまして、早速ノバルティスに確認をいたしましたところ、国会でも指摘をされたということでお願いいたしましたところ、単価をこの期に及んでは公表させてほしいということで了解をとりましたので、ワクチンの二百三十三万回分は、単価を掛ける...全文を見る
○長妻国務大臣 それは、六月三十日有効期限分まで一千六百六十一万回分について、それぞれ数量と金額というのをお出しいたします。
○長妻国務大臣 今の医療保険でございますけれども、協会けんぽや国保や企業の健保、健保連等々ございますが、一般的に言えるのは、医療費は高齢化に伴って総量がふえるということで、保険料負担もふえていかざるを得ない、こういう状況に今なっているところであります。  その中で、後期高齢者医...全文を見る
○長妻国務大臣 もちろん、医療を受けるのは高齢者だけではございませんので、後期高齢者医療制度だけではなくて全体の医療制度についても、我々は一つの考え方は広域化ということも申し上げておりますので、全体の医療制度の中で議論する課題はまだまだある。それと、保険料負担、公費負担、あるいは...全文を見る
○長妻国務大臣 これは本来は、本則では、国庫負担、協会けんぽ、かつては政管健保でしたけれども、それが一六・四から二〇%までの範囲内において政令で定める割合と書いてあったものを、平成四年以降、附則において、当時は景気の状況もあったんだと思いますけれども、当分の間、一三%ということで...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども申し上げましたように、平成四年、当時の政府の発想で国庫負担を引き下げて、そして、昨年もその前も苦しかったはずでありますけれども、それでも一六・四に戻さずにおられたわけでございます。今回は、一六・四、確かに、一六・四から二〇でありますから、その中では一番低い...全文を見る
○長妻国務大臣 今回の、今議論がありました協会けんぽの国庫補助率の引き上げと、そして今御指摘いただいた総報酬割の導入については、平成二十二年度、二十三年度、二十四年度までにおける、協会けんぽ財政再建のための特別措置の一環として今般の法律に盛り込んだということで、それがあくまで趣旨...全文を見る
○長妻国務大臣 負担能力に応じた負担という意味では総報酬割ということだと思いますけれども、健保連に関しても、総報酬割で全部負担がふえたというわけではもちろんございませんで、その配下の組合の中には、これまでの加入者割よりも総報酬割にした方が負担が下がるということもあるわけでございま...全文を見る
○長妻国務大臣 今回、今申し上げた協会けんぽの関連での話の筋として総報酬割を健保連にお願いした、それが適切ではないかという判断でお願いを申し上げたわけであります。
○長妻国務大臣 これは、健保連にも一部の国庫負担というのが、この健保連配下の組合の一部については国庫負担が入っておりますけれども、この全体のマクロ的に見た伸びというのは、これはもう医療費の増大で健保組合のみならずほかの保険者もふえているということでありまして、そこだけが負担がふえ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは初めから、負担を中立というか負担を同じ、マクロ的な総額を同じということで中身の配分を変えるという議論ありきでしているわけではありませんで、先ほど申し上げましたように、今回の話の筋に関しては総報酬割ということで、加入者割である場合は低所得の方々に負担が重いとい...全文を見る
○長妻国務大臣 応能と応益が五対五、半々が標準であるということは、これは変わりません。ただ、これの考え方で今後も運用していくときに、やはり市町村から実情に応じた保険料設定ができるようにしたいという御要望も幾つかいただいておりまして、昨今、貧困問題等もございまして、低所得者等につい...全文を見る
○長妻国務大臣 私もその健康保険組合連合会のビラを拝見しておりますけれども、私どもはこういうつもりではございませんで、先ほど来申し上げておりますように、協会けんぽの現状にかんがみて、ある意味では応能負担、総報酬割という考え方を導入させていただきたいということについて、長浜副大臣も...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねは、ことしに入ってからも参議院の予算委員会や衆議院の本会議、衆議院の予算委員会でも御党から御指摘をいただいているところでございまして、所得区分の一般を二つに分けたらどうかということでございます。  これについては、今月から始まります平成二十二年度におい...全文を見る
○長妻国務大臣 今、年金の一元化とこれの一元化のお話がございましたけれども、私は、年金については一元化をするべきだという考え方なのは、保険者機能というのは年金はないんですね。保険者があって、予防医療などで努力をして、そして、例えば年金の受給額はその人たちだけ減らす、当然、年金はそ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、新しい高齢者医療制度を考えるときに、まずは国保の支援を強化するというのは、これは一つの論点になると思います。  そしてもう一つは、今おっしゃられたように、保険者というのは非常に大きな財政的責任を負うわけでございまして、やはり保険者を広域化していく、市町村か...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、それが最大のネックになっているのではないかというふうにも思います。  そこで、一足飛びにそこに行くということではなくて、やはり、今回の法案にもあるように、そして後期高齢者医療制度にかわる制度の議論でも一部出ておりますように、市町村国保と都...全文を見る
○長妻国務大臣 まず一つは、ネーミングの問題、あるいは七十五歳で切り分けの問題もありましたが、やはり、七十五以上のお医者さんにかかりやすい人を一つの保険にしたんですね。これを完全に分離して一つの保険にして、そして、ある意味では、お年を召して働いている方も強制的にそこにはめていった...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど申し上げましたように、七十五歳以上を一つの保険にくくったということは、その先をお考えいただければと思うんですが、そうしますと、七十五歳以上のお医者さんにかかりやすい方々が一つの保険になると、保険料の上昇スピードでございますけれども、それは別の保険にしたわけで...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今のお尋ねの中で、医療そして介護が一体化しつつあるということはそのとおりだと思います。連携が非常に重要だということで、これについては、ちょうど二年後に介護報酬と診療報酬の同時改定という時期を迎えますので、そこで十分連携ができるような相互の報酬をつくっていきた...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねは、失業された方が、前年の収入のある意味では七割引き、三割を所得として国保の保険料を算定するというお話だと思います。  直接この法律とは結びつかないものでございますけれども、これについては、非常に重要な制度でありますので、ハローワークできちっと、求職者...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもは国保の支援を強化していくというような基本的方針がございますので、国庫補助を減らすということはないと思います。
○長妻国務大臣 法案の話でありますので、これは、夏に中間取りまとめを出した後、どこまで盛り込むのかも含めた検討事項になるというふうに思います。  そして、今、高齢者の皆さんも含めた国民の皆さんの声を聞くということでございますけれども、これは、前の後期高齢者医療制度の反省に立って...全文を見る
○長妻国務大臣 一元的運用というのがどこまでの意味なのかということがございますので、もちろん、国保と被用者保険を全く一つにするということは、そこまでは今のところ考えていないと思いますけれども、それを部分的に一体的に運用するというようなことについてはいろいろ議論があると思います。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた協会けんぽの絡みの総報酬制については今のスケジュール観でございますけれども、それ以降について、どういう形で総報酬制も含めて支援をしていくのか。それは、もちろん支援をするということは必要になるわけでありますので、それも全体の議論の中で決着を図っていく...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども、この後期高齢者医療制度、どこが問題だという議論があった中で、七十五以上に区分した一つの保険ということを申し上げましたけれども、それに伴って診療報酬も七十五以上、特別の診療報酬をつくったというようなことについていろいろ反発があったということも承知しておりま...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、諸外国、ヨーロッパ諸国を見ても、やはり一番初めの保険の成り立ち、共助ということで、助け合いでお金を出し合っていくというところから発展して、それぞれ長い歴史を持った制度でございまして、それを、ヨーロッパ諸国を見ても、きれいさっぱり横ぐしで切って全部一つの制度...全文を見る
○長妻国務大臣 やはりまず前提は、日本国は国民皆保険だということで、その部分については世界に誇ってもいいのではないかというふうに思いますが、漫然と皆保険と念仏を唱えているだけではそれは守れないということで、その意味で、それぞれの財政調整ということで今回の法案も御審議いただいており...全文を見る
○長妻国務大臣 私は、一般論で言えば、社会保障の分野でも競争というのは必要だ、競争のないところは腐敗が起こるということはあらゆる分野で真実だと思いますし、競争のないところは効率性が落ちるというのも真実だと思います。一定のルールのもとで競争というのは必要だと思います。  そして、...全文を見る
04月08日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○国務大臣(長妻昭君) 今回の新型インフルエンザ対策で本当に多くの医療関係者そして国民の皆さんの協力をいただいて、今のところは、例えば人口当たりの死亡率で見ますと日本は先進国でも最低レベルということでありまして、ただ、第二波ということが来ないとは限らないということで、怠りなくしな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘も我々検討条項にしております水際対策の件で、検疫に効果はあったのか、やり過ぎではなかったのか、検疫を行っていたのは日本だけではなかったのか、あるいは今御指摘の点も、発熱外来に発熱患者が押し寄せパンクするなど、発熱外来の設置や運営に問題があったので...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、足立政務官からも説明がありましたけれども、従来は予防接種は三つの類型があったという説明でありました。定期接種の一類、二類、それと臨時接種。  この三つしかなかったわけでございまして、今回の新型インフルエンザはある意味では臨時接種でありまして、ただ、従...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねは、この健康被害救済の給付額のお尋ねだと思います。これは今、法律をお願いしておりますけれども、政令事項だということでありますが、我々の一つの案を申し上げたいと思います。  現行の、先ほども申し上げました臨時接種や一類疾病の定期接種におけるいろい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘がございましたPMDAの体制の強化ということでありますけれども、これにも予算をその部分についても増強をしていこうというふうにも考えておりますけれども、今おっしゃられた趣旨を我々も十分受け止めて、省内にも極力、それは因果関係とかいろいろなことを審査を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かに、このワクチン行政というものについては、関連性という意味では厚生労働省の中の複数の部局にまたがることでもございますが、もちろん厚生労働省という一つの省庁の中の話でございます。これは必要に応じて連絡を密にしたり、あるいはプロジェクトチームというのを必要...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、最終的な意思決定は、これは政務三役、大臣にあるわけであります。これはある意味では国家の危機管理の部分にも重なる部分がありますので、まずはそういう意思決定が基本であると。その中で専門家の皆さんの御意見をお伺いをして判断をしていくということでありますけれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、我々の方できちっと調べて、今おっしゃられた国のワクチン行政、どこで検討しているのかという資料は、委員長、理事の皆さん、そして石井委員に提出を申し上げます。
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、この大量在庫の問題は、当然、仮に国内の製造体制があったとしても、国内で過剰に作ってしまって結果的に弱毒性、感染が収まったということになれば、それは在庫はできてしまうということもあろうかと思います。  今のお尋ねの二点目でご...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この三月三十一日に開催いたしましたのは評価委員会ということでありまして、今年の二月四日から今年の二月二十三日まで厚生労働省のホームページで今申し上げたワクチンの製造の事業実施団体を選定するための公募を行って、三月三十一日に第一回の評価委員会を開催をしたとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、ワクチン産業ビジョンというものが前政権でおつくりをいただいて、平成十九年の三月にでき上がったというふうに承知をしております。  私どもも基本的にそのビジョンに沿ってワクチン行政を強化をしていきたいということで、その中にございますアクションプランと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはほかのワクチンの話でありますけれども、これも先ほども足立政務官の方からも御答弁、与党の質問で申し上げたと思いますが、今は定期接種についてはポリオやはしかなどなど定められておりますけれども、これについて更にこのワクチンも加えていくべきではないかという御...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは予防接種部会で専門家の委員の皆様方の御検討をいただくというのがまず先でございまして、それを受けて厚生労働省としてどう判断するかというような意思決定がなされると、こういう順番であります。
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたこのワクチンを一つの産業としてとらえてアジア諸国にも供給できるようというお話は、ある意味では同感であります。今、産官学の協議会なども設置をしているところでありまして、このアジア諸国の展開についても、アジアにおけるワクチン開発の中核として日本...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 新成長戦略ということで、鳩山内閣としてライフイノベーションというカテゴリーの中にこの医療や介護、当然、医薬品、ワクチンも入ると思いますけれども、そういう考え方を持っているところであります。今後その詳細を六月までに詰めるということになっておりますので、今、厚...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今おっしゃられたように、ポリオワクチンは大きく言うと二種類ございまして、この生ワクチンという、感染性のある弱毒化のポリオウイルスを経口的に投与するということでありますし、この不活化ワクチンは感染性を失われたウイルスを注射をしていくということ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほど申し上げましたように、四種混合ワクチンの中にその不活化ポリオワクチンも入れて四種類同時にということについて、今製造販売業者、ワクチンの会社が開発を行っておりますので、その開発についても我々は促進するようなサポートをしていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) ですから、これはできる限りそのワクチン製造販売業者四社に対して開発を早めに進めていただきたいというようなことを促して、そしてその開発促進の国としてもサポートをしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) できる限りといったときに、これルールがあるわけでございますので、超法規的にこのワクチンだけをルールのない中で安全性の確認も不十分なまま市場に出していくということで仮に健康被害が起こったときに、これは責任の取りようがなくなるわけでございます。  先ほど申し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、先ほど言われた附則の第六条というのは、御存じのように、インフルエンザの特別措置法に入っているものでありまして、この法律が成立したのが昨年の十二月四日でございます。  そこで、法案の今回の、例えば間に合わせるために一週間程度で抜本的な検討をして、責任...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほど来申し上げておりますけれども、予防接種部会で、これは昨年の十二月に設置をされまして、その中で議論をしていくということと、それともう一つは今回の新型インフルエンザの対応に限ってそれを総括していこうと、こういう研究会議体も立ち上がっておりまして、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的には、やはりきちっとした議論が必要だと思いますので、来年以降になるんではないかと思います。
○国務大臣(長妻昭君) まず、新型インフルエンザが来ないことを祈るというお話でございますけれども、私もそれは同じ思いでありますが、ただ、それが来たときにこの法案では対応できないということではありませんで、この法案で対応できるようにすると。また、新たな新型インフルエンザのような、定...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 当時、ワクチンの需要が逼迫するという予想の中で、結果的に、今の時点ではそれは多くの方に当時打っていただいてもいいのではないかと結果的には思いますが、それはどういうそのときにインフルエンザの感染が広がりがあるかどうかなかなか確定できず、更に需要が逼迫する可能...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、我々といたしましては、こういう今おっしゃっていただいたような国内のワクチン製造体制が脆弱な中、緊急にこの輸入をするということで、特例承認ということで考えた場合については損失補償の対象といたしますけれども、国内のワクチンはこれは特例承認ではご...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今回の法律をお願いしているものについては、また新たな新型インフルエンザが起こったときに特別措置法を作らなければならないと、その都度そういう対応をしなければいけないということを避けようというのが一つの目的でございます。  先ほど来御説明申し上げており...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、各種ワクチンの、定期接種に含めたらどうだというお尋ねでございますけれども、今は御存じのように九種類が定期接種となっております。  今お尋ねのHibワクチンあるいは肺炎球菌、あるいは、今、七価ワクチンと言われたんだと思いますけれども、そういうものを、ど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、私のかつての答弁を御披瀝いただきましたけれども、そのとおりでございまして、予防接種部会で、この子宮頸がんワクチンの公費助成、予防接種法に位置付けるか否かについても評価をして検討するということになっております。  これについては、子宮頸がんの原因となる...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の案件については、私どもとしてもしっかりと受け止めていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられましたように、現行の臨時接種については、国民の皆さんからはお金は徴収しない、無料ということでございますけれども、実際の費用負担としては国と都道府県で二分の一ずつ、これは都道府県が実施する場合でございますが、市町村実施の場合は国、都道府県及び市...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただきましたように、このワクチンというのはある意味では予防医療という範疇でございまして、日本国では原則この予防医療というのは保険適用ではないと、こういう考え方でずっとやってきているところであります。これを仮に保険の中に入れますと、もちろんそ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、今おっしゃっていただいたように五年以内ということでありますので、五年の中でそれは早めにやるということを我々も心掛けたいというふうには考えております。  五年という数字は、この法律でお願いをしております損失補償、まあ輸入ワクチン等の特例承認にかかわる...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、日本はこの国家戦略、先進国に比べてワクチンの行政が遅れてしまったという反省に立って、まず先進国並みのスタートラインに立つ必要があると考えておりまして、先ほど申し上げましたように、国内のワクチンの製造体制をもう五年以内にきちっと立て直していく、先進国並...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずはこの新型インフルエンザ対策につきましては、普通の行政の延長線上ではありませんで、一種の国の危機管理の範疇に入る話だというふうに考えております。その意味で、危機管理の要諦の一つは、最悪の事態を想定をして、それに対応するような対策を練るというのも一つの考...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 危機管理の観点から大変重要な御指摘だというふうに思います。今おっしゃられたように、日本国内で犬がどれだけ飼育されているかというのは、なかなかこれ政府の統計では分からない部分もありますが、今おっしゃられた社団法人ペットフード協会の推計値では約一千三百十万頭と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この狂犬病でございますけれども、まず、これは先ほど来、これワクチンの議論も出ておりますけれども、狂犬病については感染後のワクチン接種によって発症を防止をすることができるという最終的な予防策もあるわけでありますが、もちろんその前の対策というのも今おっしゃった...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) こういう狂犬病というものを媒介する可能性があるという犬等について、その全容というのがなかなか罰則規定もあるにもかかわらず把握をし切れていないということは、やはりこれいろいろな角度から研究をする必要があると思います。  あるいは、自治体に、今御紹介いただき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは国の危機管理の観点からも怠りなくやる必要があるということで、大変大きい問題だと思います。  どのように生かしていくかということでございますけれども、それぞれかなり個別にこの総括会議で議論をしてまいります。その結論が、六月ごろをめどに取りまとめがある...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘の点は、これは大変重要な点でございまして、今おっしゃっていただいた約二百四十億円と、そしてこれは第二次補正予算として措置した九百五十億円、合わせて千百九十億円が今基金にお金がございます。そのお金を使って国産のワクチンの開発等に必要な経費として使って...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、当時の状況につきましては、世界各国、ワクチンが国内分が足りなくなったらこれは大変なことになるという危機管理上の思いで、ある意味では、言葉は適当かどうか分かりませんが、争奪戦の様相を呈した時期もございました。日本国も、前政権が道筋を付けて、仮の書面を結...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねですが、前提には大きく病原性などが変化しないと仮定したということでございますので、この今御審議いただいている法案が施行した後は、今の新型インフルエンザについては新たな臨時接種の枠組みになります。そして、例えば三価ワクチンが供給されるようになった場...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の健康被害でありますけれども、これについては、これまでも説明しておりますように、新たな臨時接種、そして二類疾病の定期接種、そして現行の臨時接種や一類ということで、三つのカテゴリーを設けようということで金額を出させていただいておりますので、それに沿ってお願...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 三価につきましては、先ほどの枠組みで健康被害については対応させていただくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これは、新型のみの場合と同じような負担軽減措置が三価ワクチンについても講じられるような枠組みというのを今後検討はしていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話は、季節性インフルエンザと同じ水準のような病原性や容体になるということであるとすると、それは二類というようなことで、それと同様の措置になるというふうに思います。
○国務大臣(長妻昭君) これについても総括の委員会で詳細なものは分析いたしますけれども、一つは、接種予約のキャンセルがかなりあったんではないかというような指摘もございました。これ、インフルエンザの患者さんが短期間に減少をいたしまして急速に需要が減ったということで、当初の見込みから...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは、先ほども足立政務官から答弁があったと思いますけれども、アメリカ、イギリス等では第二波というものも来ているところでありまして、これは全くもう第二波がないということは断言できないわけであります。そして、国産ワクチンは、御存じのように、有効期限が一年間と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたけれども、国産のワクチンは有効期限が一年ということで、今医療機関にあるものは有効期限が切れていないということでございますので、それについては第二波に備えるというようなことも必要ではないかというふうに考えております。その意味で、今の段階...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、度重なるお尋ねでございますけれども、今申し上げましたように、有効期限が切れていないという段階でございますので、今の時点ではこれまでの判断で続けていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) これは、今ここで審議をお願いしている法律における新たな臨時接種の健康被害救済というお尋ねだと思いますけれども、そういう一般的なお尋ねであれば、これはワクチン、予防接種ということで生じる、薬でいえば副作用、ワクチンでいえば副反応による健康被害を迅速に救済する...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねはB型肝炎の件だと思いますけれども、これについて、先ほど申し上げました趣旨で申し上げると、医学的に妥当かどうかということで、予防接種法に規定されている健康被害救済についてはそういう条項を厳密に審査をすると、こういうプロセスが入りますので、この規定...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この患者さんの数などについては、我々としてはこれは把握しなければならないというふうに考えておりまして、これは現状把握をしていく予定にしております。  そして、今の案件ですけれども、私が申し上げましたのは、この予防接種法の中の規定を厳格に適用するとという前...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、五月の期日というのがもう目前に迫っているわけでございますので、総理大臣を始め関係閣僚と鋭意協議をしているということでありまして、これ、厚生労働省内でも役所も連携をしていろいろなケースについて今鋭意協議、検討しているところでございますので、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、私が先ほども申し上げましたけれども、もう来月に期日が来るわけで、それまでにはきちっと責任ある回答をするということでございまして、今鋭意、これはもう重大な問題である、政権全体で取り組む大きな課題であるということで、総理大臣トップ、そして関係閣僚が集まっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) B型肝炎の患者の皆様とは政権交代後も総理大臣始め私もお会いを申し上げているところでありまして、ただ、今回の面談というのはこの和解についての面談であるということでもございますので、そこで政府としてきちっと責任ある発言をしなければならないと、こういう思いもござ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、和解というテーマでお会いする限りは、そこで責任ある発言をしなければならないというふうに思います。  その政府の中で生煮えのまま発言をして、それが後から違うということになってはもちろんならないわけでございますので、その意味では、政府を挙げて重大問題...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 我々は本当に命を大切にするという総理の言葉どおりきちっとした対応をしたいというふうに考えて、非常に大きなこれは政権にとって問題であるということで、総理をトップとした関係閣僚が集まった議論もしているところでございまして、その意味では、もう五月の半ばというとこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ御存じのように、イレッサにつきましては再審査期間というのが設けられておりまして、終了後三か月以内に製造販売業者から再審査の申請が行われるということでございます。今年の七月四日に再審査期間が終了しますので、三か月といいますと十月三日ということになりますの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただきましたように、被害救済制度の対象とならない医薬品というのが、これは平成、最新のものですけれども、平成十六年の厚生労働省告示で出されております。抗がん剤が百十品目、免疫抑制剤が九品目、抗ウイルス剤が三品目、抗不整脈剤が一品目ということでありま...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○長妻国務大臣 内山委員におかれましては、こういう形で質疑ができるとはまことに光栄でございまして、今後とも、年金あるいは厚生労働行政に御指導をいただきたいと思います。  今言われたいわゆる在老についての御意見というのは、かねてよりの御意見だというふうに思います。結論から言うと、...全文を見る
○長妻国務大臣 これも、おっしゃるように、現行の枠組みの中では厚生年金制度の中での支え合いの考え方ということなので、その厚生年金制度に入らない、これは適用漏れということではなくて、基本的には、要件によっては合法的に適用しないでいいということがありますので、そこの範疇の外、そこで働...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、おっしゃるように、高齢者の雇用促進というのは重要な観点で、いろいろな民間の調査もありますけれども、働く機会があれば、かなりお年になっても働きたいという方が非常に多いという調査もありますので、それについては、企業の定年延長を求めていったり、あるいは就労促進のい...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今の二十八万円の緩和というのは、かねてから、厚生労働省の中の年金部会というのがありますけれども、そこでも議論がなされていて、一定程度緩和する必要があるんじゃないかという意見も出されております。今、我々としても、御質問いただきましたので、その部分と、あとは賞与...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、これから法律の審議をお願いしようと思っております、いわゆるさかのぼり納付ということで、これは、国民年金が今まで過去二年しかさかのぼれなかったものを、特例納付ということではなくて、恒久的に十年間さかのぼれるようにしようというような法律を出させていただいて、それ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、この特例納付ということについて、もう一つの議論としては、この特例納付の期間だけやるということで、それ以外について、そこの期間を知らなかった方などについてはどうなんだという御批判もあるので、我々としては恒久的措置にしていこうということでありますし、この特例納付...全文を見る
○長妻国務大臣 これは平成十九年のことだと思いますけれども、時の政府がリハビリについては日数制限を打ち出して、考え方としては、ある意味ではなかなか回復しないという場合、つまり改善が期待できない維持期だというようなときには打ち切るという基本的考え方のもと、百五十日とか百八十日とか九...全文を見る
○長妻国務大臣 これからさらに高齢化のスピードが上がり、多くの方が高齢者になるというときに、リハビリというのは大変重要なものであるというのは理解をしております。  その中で、今申し上げたことにプラスをして、改善ではなくて維持を目的とする場合についても一定程度のリハビリテーション...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど申し上げましたのは、従来の機械的な日数にかんがみて切ってしまうということではなくて、改善が期待できるとお医者さんが判断する場合はそのまま日数を延ばす、そして状態の維持を目的でありますので、維持することを目的としているというようなことの場合は一定の評価をすると...全文を見る
○長妻国務大臣 今るる御説明いただきましたけれども、インターン制度とか臨床研修制度とか、当時の学生運動の中でもこの研修制度については一つの争点であったということも承知をしております。  平成十六年に新制度に移行をした、そのときに新規入院の三千人というのも枠を外したということであ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、当時、ワクチンが非常に、言葉は適当かどうかわかりませんが、争奪戦の様相を呈し、そして日本国は国内の製造が脆弱だということで、必死になって、前政権から、世界のワクチンを押さえていこう、こういう動きの中で、昨年の十月にノバルティスと契約をした。その製造...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど争奪戦と言ったのは、ことしに入っては争奪戦はもう、もちろんないわけでありますので、昨年初めぐらいを含めたことを申し上げているところであります。  そして、今のお尋ねでありますけれども、これについて、契約上、特例承認が出ればそれが速やかに入る、こういうような...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、前提として御理解いただきたいのは、ノバルティス社は有効期限が製造から六カ月ということでありまして、GSK社は製造から一年半ということでございます。同じ細胞培養ではございますけれども、まず、そういう前提があるということであります。  そして、今おっしゃったよ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、昨年末ごろ法案が出たときの施行日がことしの十月ということでございまして、大体、法案提出から一年程度ということになっておりましたのも、システム上の、あるいは手続上、事務的な問題があったと思います。その意味では、我々も、これは私が直接お話を原課にもかなり確認をし...全文を見る
○長妻国務大臣 そういう御指摘をいただきまして、指示をして、百十四件については、本来受け付けた期間と同じような形で、第三者委員会で優先的に審議してもらえるように要請をして、そういうような対応をとっていくということになりました。
○長妻国務大臣 これは、中の記事は、基本的にはこういうことなんですが、見出しがちょっと違和感があります。  総理と私が言っていることは、基本的には同じことでございまして、これはもう救済というか、本来持っているわけでありますので補償するという表現だと思いますけれども、補償を申し上...全文を見る
○長妻国務大臣 まず結論を言いますと、鳩山政権一期四年の中でこの法案は提出をいたします。  ただ、この法案によらずともかなり年金事務所でもできることがわかりまして、これまで第三者委員会に送らなければならなかった国民年金の回復基準も、一定の要件であれば、それはもうほぼ間違いないと...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども、年金の制度改革、もう政権交代して半年なのにというお話がありましたけれども、これは我々、前もってマニフェストでもお示しをしておりますけれども、四年後に法案を提出するということで、この年金制度改革というのは、ほかの国でもそうなんですが、一年、二年ですぐに制度...全文を見る
○長妻国務大臣 五月には、恐らくその原則にプラスしていろいろな原則ということがあるのではないかとは思いますが、それは今検討しているさなかであります。  そして、マニフェストの作成過程でありますけれども、これも党内でいろいろな議論があって、今私が申し上げたようなことも私は申し上げ...全文を見る
○長妻国務大臣 今の若い人も無理なく払えるというところだと思いますけれども、例えば、今現在、フリーターの方、あるいは一定の非正規雇用の方々というのは、厚生年金に入れないということで、国民年金ということで一万数千円という金額を固定で払っておられるわけでありまして、今や国民年金は、自...全文を見る
○長妻国務大臣 保険料率については、比例報酬部分は、私は、これは基本的には一つのパーセントということが望ましいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 今、家庭単位というか世帯単位で年金というのは考えられておりますけれども、我々は、基本的には個人単位というふうに考えていこうというふうに今検討しているところであります。  これは、例えばサラリーマンの奥様が専業主婦あるいは今おっしゃられたような働き方をされておられ...全文を見る
○長妻国務大臣 被用者をどの範囲でとらえるか、自営業という範囲をどういう範囲でとらえるか、これは先進各国も、年金制度を改革するときに、自営業の定義ということについては大変御苦労されておられるということを聞いております。  そういう範囲の定義についても、これはかなり大きな論点で、...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたのは重要な論点で、自営業の方の所得把握をどうするか、これがなかなか難しいということで、国民年金が固定の保険料になっているということもあろうかと思います。  これについては、御存じのように番号制を考えるということで、内閣挙げて、関係閣僚が集まって今...全文を見る
○長妻国務大臣 今、基礎年金にというお話がございましたけれども、私どもの骨格を示させていただいているものについては、基礎年金という今と同じ概念ではございませんで、今の基礎年金は保険料も入っておりますし国庫負担も入っておりますが、我々が考える税金の年金、税金を原資とした年金というの...全文を見る
○長妻国務大臣 そのとおりであります。
○長妻国務大臣 まず、最低保障年金がトータルでどのぐらいの規模になるかということでありますけれども、これはもちろん、すべての方に同じ金額をお支払いするというわけではございませんで、年金の受給額に応じて、比例報酬部分が多い方は最終的に最低保障年金はお支払いをしない、それが少ない方に...全文を見る
○長妻国務大臣 この年金の制度の改革については移行期間というのがございまして、その移行期間の段階では、従来の制度と新しい制度が一定期間併存するということになります。  その意味では、例えば四十歳の方が、新しい制度ができたとすると、四十歳の時点まで払っておられた保険料というのはこ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは自然体でいくと、二十の方が六十歳ということで四十年かかってしまいますけれども、それでは国民の理解が得られないと思いますので、いろいろな工夫をして、スウェーデンなどでは一定の前提を置いてそれを短縮しておりますので、これについても大きな論点になるというふうに考え...全文を見る
○長妻国務大臣 七万円ということでありますけれども、これは今、国民年金、ある意味では基礎年金満額ということになりますと、六万六千円ということもあります。そういうものよりも一定の水準を確保していこうというようなこと。そして、今お尋ねの、この七万円だけで全国一律に、それだけですべての...全文を見る
○長妻国務大臣 自助、共助、公助というのは、何も自民党の専売特許ではなくて、これはもう社会保障の常識の話でございまして、それを引用させていただいただけであります。  この最低保障年金でありますが、これについては、全額税金ということでありますけれども、この七万円というのも、繰り返...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほどの自助、共助、公助の話でありますけれども、これは税金が入るともう何かわけがわからないというような御趣旨であれば、例えば、今も基礎年金部分には半額が国庫負担が入って、半分は保険料ということで、税金も一定の水準で、当然、医療の国保にも税金の補助が入っておりますの...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今図をお示しいただいたわけでございますけれども、その下にある図が、今お示しじゃない方がそうなんですけれども。  今のお尋ねでございますけれども、基礎年金といったときに、どういう定義で基礎年金なのかということもあろうかと思いますが、我々の考える年金というのは...全文を見る
○長妻国務大臣 それは、そういうことではないと思います。  仮にすべての方に、民主党というか、当時考えていた最低保障年金を払うとすればということで言われたんだというふうに考えております。
○長妻国務大臣 まず、今おっしゃられたのは、ピンク色といいますか、簡単に言えば最低保障年金の面積をどのぐらいの広さにするのかということでございます。これについては、財政再計算など財政の状況を見たり、将来の労働力の予測、あるいは標準報酬月額がどう推移するのかなどなど、出生率もありま...全文を見る
○長妻国務大臣 その話は、三年前にそういう話を言われたというふうに聞いておりますけれども、まだ、先ほど申し上げましたように、確定的にそれを申し上げるという段階ではございません。  今おっしゃられた話も一つの要素として検討していくということでございますが、基本的には、財政、そして...全文を見る
○長妻国務大臣 今のは年金ではなく、弔慰金、特別給付金のお尋ねでございますけれども、平成五年の法改正による特別給付金では、三年で時効ということでございまして、それにかかってしまった方が約一万二千件、金額にすると二百二十億円、平成十五年の法改正による特別給付金では約五千件、約百億円...全文を見る
○長妻国務大臣 当時、高橋委員を初め野党がこの問題を強く申し上げ、そして政府も動いて、平成二十一年度法改正による特別弔慰金においてこういう措置をとったわけですね。  まず、厚生労働省が保管している援護年金受給者リストに加えて、総務省の協力を得て恩給受給者リストも活用して、対象と...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど申し上げましたような体制をきちっととっていくということと、それが本当に有効なのかどうか、漏れがないのかチェックをするという、この実態把握はしてまいります。  その中で、時効でありますけれども、記録問題については、これは時効撤廃ということが起こりましたのは、...全文を見る
○長妻国務大臣 今、併給調整のお話でございますけれども、児童扶養手当を受給されておられるときに、御家族等々に不幸があって、遺族年金の受給権が発生をする、そういうふうにしたときに、現行のルールだと、金額がどっちが多いかは別にして、児童扶養手当は支給しないということで、遺族年金が支給...全文を見る
○長妻国務大臣 今お示しいただいたカラーの方は内閣府の試算でありますけれども、これは年金以外に医療、介護などの社会保障も含み、あるいは社会保障以外の公共事業なども含んでいるというふうに聞いております。
○長妻国務大臣 世代間格差のお話でございますけれども、いろいろな統計があるわけでありますが、ただ、金額だけで格差があってけしからぬという議論というのは、例えば、かつて日本国は戦争をしていた時代があり、そして三百万人以上の方がお亡くなりになり、戦後につきましては、今では考えられない...全文を見る
○長妻国務大臣 年金というのは、これは国家の礎だと私は思っております。  やはり、年金制度いかんによって、国民の皆さんがどれだけ意欲を持つかというのも大きく左右されますし、国の威信、信頼度も大きく左右されるということで、大変重要な制度であるということでしっかりと取り組んでまいり...全文を見る
○長妻国務大臣 衆議院厚生労働委員長提出の国民年金法等の一部を改正する法律案につきましては、政府としては特に異議はありません。
○長妻国務大臣 肩がわりというような表現は我々は使っておりませんけれども、これについては、端的に言うと、協会けんぽが今大変厳しいという状況がございまして、これは国庫負担割合を本則に上げて、一六・四%に上げて、国としてもぎりぎりの財政の中で措置をしていく、その中で、総報酬割という考...全文を見る
○長妻国務大臣 組合健保の一人当たりの医療費に対する認識ということなんですけれども、年齢構成の違いを除けばおおむね同水準だとは思います。ただ、一つ一つつぶさに見ていくと、やはり、本来はもっとほかと比べるとかかってもいいはずなのに少なく済んでいるというところ、予防医療等でかなり努力...全文を見る
○長妻国務大臣 年金と違いまして、年金には保険者機能というのはありませんので、お金を基本的には給付するということで、我々は一元化を申し上げておりますけれども、やはり範囲が広く広くなりますと、医療の場合は保険者機能という観点からいろいろ議論があるところだと思います。  先ほども申...全文を見る
○長妻国務大臣 今回の総報酬制で健保連にお願いをいたしたそもそものものは、協会けんぽの財政再建ということも一つあったわけでございますけれども、この協会けんぽをきちっと再建することに我々としてもサポートしていくということで、その間、御指摘のような事態を招かないように、引き続き、協会...全文を見る
○長妻国務大臣 そういう事態を招かないようにしていきたいと思います。
○長妻国務大臣 今、三つというお話がございました。  まず一つは、七十五歳以上の方だけを区切って本当に一つの保険にしてしまったということについて、ある意味ではそこに到達をしたら自動的にその保険に入るということで、やはり七十五以上の方が、お医者さんにかかりやすい人が一グループにな...全文を見る
○長妻国務大臣 負担というのは、今よりも医療については減っていくということはなかなか考えにくいと思います。その中で、その負担をどう抑制しつつ医療を充実させていくかというような課題だと思います。  今、多少、世代間のお話もございました。これはもう当たり前の話ですけれども、やはり若...全文を見る
○長妻国務大臣 私も当時の議論を全部つぶさに承知しているわけではありませんけれども、やはり今の市町村国保には格差の問題等いろいろ課題はあるので広域化しなきゃいけない、そういう議論になって、では都道府県なのかといったときに、これもいろいろな論点が出て、ではどういう形にしようというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 厚生労働行政と地域主権ということでありますけれども、まずは、私もこういう立場になって本当に痛感しますのは、厚生労働省の直接の出先機関というのは、ハローワークとか、今は別になりましたけれども年金事務所とか、労働基準監督署とか、そういうものはありますが、やはり厚生行政...全文を見る
○長妻国務大臣 終末期相談支援料というのはああいう結果になりましたけれども、私は、終末期の医療がどうあるべきというのは、やはりもっと議論をして、一定の結論を得る努力をしなければならないというふうに考えております。  ことしの夏に、大臣のもとに設置されている終末期医療のあり方に関...全文を見る
○長妻国務大臣 医薬品と医療機器産業の官民対話というのは前政権で始まったというふうに聞いておりまして、直近は昨年の六月に実施をされたということであります。
○長妻国務大臣 私どもも、ライフイノベーションという新成長戦略を申し上げておりまして、研究資金の集中投入とか、臨床研究、治験環境の整備とか、審査の迅速化、質の向上等々取り組んで、医薬品とか医療機器の連携というのもこれは大変重要だというふうに考えております。  今おっしゃられた組...全文を見る
○長妻国務大臣 私も、今回こういう質問をいただいたということで調べさせましたが、これは、九月十六日に就任して以来、実際にお会いして要請書をいただいたという団体数は二十一団体でございまして、当然それ以外にも、要請書というんじゃなくて、表敬訪問をしていただいた団体はさらにそれを上回る...全文を見る
○長妻国務大臣 今、マニフェストのお話の中で、後期高齢者医療制度即刻廃止と書いてあるではないかという御指摘ですけれども、私どものマニフェストには、一期四年の中で後期高齢者医療制度を廃止するというのが工程表で明記させていただいているところでありまして、私どもとしては、来年に法律を出...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘いただきましたように、健保組合も大変厳しいということも承知をしているところでございます。  その中で、この協会けんぽの厳しさも大変なものがございまして、総報酬割という考え方をとらせていただくということで、これ、財政力の弱いところについては、加入者割に比べ...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、健保組合は、人間ドックなどの健康診断あるいは健康づくり、レセプト点検等の医療費の適正化など、非常に保険者機能を発揮いただいているということで、本当にありがたく思っております。  その中で、これは余り言われていないことかもしれませんけれども...全文を見る
○長妻国務大臣 今、がん患者の皆さんの悩みのお話がございましたけれども、我々日本国民は、三人に一人が今がんで亡くなるということでありますし、先ほども御紹介いただきましたけれども、一生涯のうちに、我々日本国民は二人に一人が、半分ががんにかかるという、本当に国民的病気となっております...全文を見る
○長妻国務大臣 今、相談支援センターという、がんのいろいろな不安や疑問に対応するような相談窓口として、これはがん診療連携拠点病院などでそういう相談、設置をしております。  今の時点で三百七十七カ所にそういう相談支援センターがありますけれども、御意見として、やはり病院の中に設置す...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、先ほども質問で、自助、共助、公助というお話もございましたけれども、今読んでいただいたものには、新制度では、保険料は自分のため、税は支え合いのためと、役割を明確にしますと書いてあります。  保険料については、これは共助という、ある意味では比例報...全文を見る
○長妻国務大臣 積立方式かどうかということでありますけれども、これについては積立方式ではございませんで、基本的には新しい年金制度も賦課方式という考え方でございます。  ある意味では、先ほど来言っていただいた、保険料は自分のためというのは、みなし積立方式とも言えるのかもしれません...全文を見る
○長妻国務大臣 今、専業主婦のお尋ねだと思います。新しい年金制度の中で、その点についても非常に大きな論点だと思います。  例えば、一つの考え方としては、御主人のお給料の半分が奥様の所得だとみなして、それについて保険料をいただいていくという考え方もあろうかと思いますし、あるいは、...全文を見る
○長妻国務大臣 今、いろいろ御指摘をいただきました。  私どもとしては、その意味でも、案というのも、いきなり、これが決定版で、少しも変えられないなんという案を突然出すということはもちろんいたしません。  その意味でも、五月にまずは国民の皆さんとも共有できるような原則というのを...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、だれがどこで医療費を負担するかというのは、税金かあるいは保険料か窓口負担か、簡単に言えば三つしかないわけでありまして、それをどう組み合わせるかということでございます。今の現状としては、基本的に、医療費はふえ、それぞれの今申し上げた負担はふえる傾向にある。た...全文を見る
○長妻国務大臣 この協会けんぽ、以前は政府管掌健康保険ということでありましたけれども、社会保険庁の中にあった組織でございますが、社会保険庁解体とともに、いろいろな議論がございまして、年金は今の日本年金機構、そして健保については協会けんぽということで、効率性を高めていこうという趣旨...全文を見る
○長妻国務大臣 済みません、突然のお尋ねでございましたので。  この予算、業務経費でございますが、二十一年度が九百四十二億円、そして二十二年度予算が一千二十三億円ということで、八十一億円ふえているということであります。  我々としては、業務経費のみならず管理コストの削減という...全文を見る
○長妻国務大臣 未適用事業所の適用対策は、御指摘のとおり重要でございます。  その主体となる協会けんぽでありますが、先ほど業務経費がふえたと申し上げましたのは、これは主に、健診率が上がって、健康診断の費用あるいは健診を受ける職員の対象者をふやしたということも要因がございます。た...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○国務大臣(長妻昭君) 今回は努力義務はなし、勧奨はありということでございまして、これはある意味では一類疾病の定期接種と二類疾病の定期接種の間という考え方であります。
○国務大臣(長妻昭君) これは、二類疾病に比べて、新たな臨時接種の対象となる疾病については、社会的混乱を回避するため接種を受けるよう、一種の危機管理的要素もあるということで行政が勧奨を行うということにさせていただいたわけであります。
○国務大臣(長妻昭君) なぜといいますか、今回も新型インフルエンザにおきまして社会的混乱が全く起こっていないというわけではございません。先ほども足立政務官からも申し上げましたけれども、一定の病原性そして感染力の程度を踏まえて今回の臨時の特別措置法というのは提出があったというふうに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この一類は、先ほども御紹介いただきましたけれども、一言で言うと蔓延防止に比重があると、目的についてはですね。二類疾病の定期接種については個人の重症化防止に比重があるということで、目的についてもこれは我々考えなければならないということであります。  もちろ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この一類疾病の定期接種と二類疾病の定期接種というのは、ワクチンの性格だけで規定されるものではありません。もちろん疾病の特性によっても分類をされるべきものであるというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) それは、先ほども議員もおっしゃっていただいたように、一類疾病の定期接種は発生及び蔓延を予防することを目的とする、そして二類疾病の定期接種は個人の発病又はその重症化を防止し併せてその蔓延予防に資することを目的とするということで、それについては、これは表裏一体...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 是非古川委員には御理解いただきたいのは、この努力義務というのは、ある意味ではこの作業というのは国家権力の発動に当たるわけでございまして、やはりそれは危機の程度によってどれだけ国民の皆さんに義務を課していくのかということは議論があってしかるべきだというふうに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、特例承認という承認をさせていただくということに関して、その段階で外国の企業が損失補償契約という要件でなければ契約できないということになった場合に損失補償契約を結ぶということで、ほかに取るべき手段がない、つまり国内のワクチンというのでは対応で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 特例承認というのも一定の要件がございますけれども、特例承認をし、かつその外国のメーカーが損失補償契約でなければ物を売りませんと、ぎりぎり交渉してもそういうお話である場合ということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これ、確認をさせていただいているところでございまして、例えばGSK社から日本国も輸入を申し上げましたけれども、それについては、これは在外公館やあるいは海外企業からのヒアリングによって損失補償の条項の存在がGSK社と確認されている国としては、日本はそうですけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この損失補償条項が入っているということは確認をいたしましたけれども、すべての契約書の例えばコピーを入手をして全部の文面を確認をするということは、なかなかその契約の関係上できにくいんではないかというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 契約の範囲については、補償の範囲というのはどういう御趣旨で言われたのかというのも定かではありませんけれども、基本的には損失補償条項の存在を確認をしたということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これ、是非古川委員に御理解いただきたいのは、先ほど来御質問いただいておりますけれども、まず、この特例承認というのは私は一種のこれは危機管理上の承認だというふうに思います。国内でほかに取るべき手段がない、そして輸入ワクチンでないと対応できないと、こういうよう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、今おっしゃられたような御懸念があってはいけないということで、今回、閣議決定及び国会承認を得るということも入れさせていただいているところであります。憲法八十五条では、国が債務を負担するときは国会の議決に基づくことを必要とするという条項もありますので、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも先ほどの繰り返しですけれども、これは一種の危機管理の話でございまして、そのときの日本国が置かれた状況、あるいは強毒性か否か、あるいは感染力の有無、国民の命を守るために必要な措置で、国内には取るべき手段がないということになったときに、ぎりぎりの交渉の中...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、特措法の損失補償の規定と今回の御審議いただいている法案の規定ということでありますけれども、例えば、今申し上げた国会の承認を必要とする点などが違うということと、異なっている点でもう一つは、損失補償契約が可能な状況として、ワクチンの需給が世界的...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど申し上げたなどの点が異なるということで、基本的にはさきの臨時国会で成立させていただいた特別措置法の内容とその損失についても変わらないというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) それは、新法の方でも、まあ仮定でありますけれども可能だと、一定の当然要件がございますけれども、思いますが、その際には国会承認が要るということも付け加わっているところであります。
○国務大臣(長妻昭君) これは、今御審議いただいている法律に関しまして、実際にどの部分まで損失補償契約の対象とするかについては、これは個別のケースに応じて、まあ契約の段階でこれは検討していくということになるわけでありますけれども、その契約を締結をするということになれば、これは国会...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ委員、今の契約は、これは言うまでもありませんけれども、特措法に基づいて契約をさせていただいているわけでありまして、委員の御質問は、仮定として、その契約と同じようなものが今回議論をしている新たな法案でどういう位置付けになるのかということでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほど来御答弁申し上げているつもりなんでございますけれども、今回の法律、今審議していただいている法律においても、先ほど来申し上げた条件あるいは契約の中身等々にかんがみて必要があるというふうに判断されればその損失補償契約を結ぶことができるということであ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ちょっと今委員が違法性があるということを言われましたけれども、今回の輸入ワクチンについてどこに違法性があるのかというのも是非お伺いしたいところでありますが。  先ほど来委員と議論をしておりますと、これ危機管理の観点なんですね、この特例承認というのは。つま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、毒物が混入されていたら他国で同じワクチンが承認されていないんではないでしょうか。今回も、GSKのワクチンについてカナダで一部問題があるということで、我々はカナダまで派遣をしてそれを確認をさせていただいたということでございますし、あるいは、この補償の対...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも先ほど来申し上げておりますように、特例承認ということで、他に取るべき手段がないという危機管理上の観点から特例承認があり、損失補償契約というのがあるわけでございまして、国内メーカーということであれば国内で取るべき手段があるということで、その損失補償契約...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 国内メーカーについては損失補償契約の規定はございませんけれども、やはりその産業育成の観点から国としてはいろいろな措置を講じている。今後は、五年以内に国内メーカーを育てて製造体制を強化をして、半年で全国民分のワクチンが作れるような、そういう細胞培養法の支援も...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど来委員と議論をしていて、やはりそのよって立つ基本的考え方が違うんではないかという気がしてきております。  つまり、今申し上げている特例承認とか損失契約について、これ国家の危機管理の一環として、国家の危機管理の一環としてこういう考え方があるというふう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、やはりちょっと委員のお考えと我々の基本的な認識が異なるわけで、国民の皆さんは危機管理なんて考えていないというふうに言われましたけれども、今回は結果的に新型インフルエンザについて当初想定されているほどの強毒性にはならなかった。しかし、お亡くなりになった...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 委員の御質問というのは、まず、五年後と言っているけれども、それをもっと早くやれということだと思います。我々として、今の計画でも本当にぎりぎりの努力の中で五年後という計画を出させていただいておりますので、それはできる限り五年以内に実施をしたいという思いで進め...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の合併の議論というのは、これは外部からもいろいろこれまでも指摘を受けているというのは事実でございます。そして、厚生労働省としても省内事業仕分ということで今言われた法人も対象となっておりまして、これは仕分人からそういう論点が出される可能性もありますので、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、御指摘をいろいろな委員会、衆議院でも御指摘をいただいているところでございますけれども。  まず、有効期限については、国内産でありますけれども、一部を除いて製造から一年ということでございますので、おおむね今年の秋ごろまでは活用が可能だという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほどの繰り返しになりますけれども、病院間のワクチンの融通も今していただくような一定の要件の措置もございますので、今の段階ではそういう対応で、我々としては、秋までこれは使えるということでございますので、それについて一定の備えをしていただきたいというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、先ほども申し上げましたけれども、先進国の中でも第二波が起こったという国もあるわけでございまして、これは日本国も例外ではない可能性もある中で、今お渡ししている国内産のワクチンは一部を除いておおむね今年の秋まで活用可能だということで、一回お引取りをすると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今アメリカの例でACIPの例も挙げていただきましたけれども、どういう形が必要なのかというのは、この予防接種部会でも御議論をいただいていくということにしているところであります。  我々としても、今御指摘した点も踏まえて国民的な合意を得る、そういう組織という...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今お尋ねになりましたこの新成長戦略でございますけれども、その中に、医薬品について、日本発の革新的な医薬品の研究開発を推進すると、こういう方針が書かれております。  そこで、御答弁したとおり、厚生労働省といたしましても、このワクチンについても医薬品と同様に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、このインフルエンザワクチンの国内の生産体制でございますけれども、これは、基金というのに二十一年度の二次補正で九百五十億円付けていただきまして、合計、今、約千百九十億円の基金があります。その基金を使って実施をしていくわけでございますけれども、まず、今年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、スピード感ということでございますけれども、私どもとしては、五年ということで、五年の中で細胞培養法を生産体制を確立して六か月で全国民分に行き渡るワクチン製造体制、これを目指しているところでございます。  それと、その後の予定はということでございますけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御趣旨を踏まえて、我々としては、最終的にはこれ政治が決断するわけでございますので、速やかに検討して決断をすべきものは決断していくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) まず、今、山井政務官からもありましたけれども、この和解された方のうち約一六%の方についてはカルテ等がなくてもお医者さんの証言等により和解に至っているということで、こういうカルテがない方のうち和解に至るだろう方々というのがおられるとまだ思いますので、そういう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) もうこれは大変重要な問題であるというふうに考えておりまして、これはもう内閣全体で取り組む課題であるということで、先日も総理大臣始め官房長官や私や仙谷大臣、財務大臣、法務大臣等々と打合せをさせていただき、その後も関係閣僚と鋭意今協議をして、連日今事務方間では...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは官邸サイドで、これは一閣僚で取り組む問題というよりも、もう総理大臣をトップとした内閣全体で取り組むべき課題であるというようなことで、官邸周辺の閣僚ということで仙谷大臣になったんではないかというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) これも私どもも申し上げさせていただいていることでございますけれども、お会いをして、そこでもちろんお話をしなければならないのはこの和解の話であるということだと思います。  その意味で、我々としては、五月十四日の期日までに誠心誠意協議をして責任ある発言ができ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も前回の会合にも出席をさせていただいて、あいさつもさせていただきました。  この検討会は、平成二十年五月から約二年間にわたって御議論をいただいて、これ今月中に最終提言を取りまとめると、正式には、そういうふうに聞いているところでございまして、この中には、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私がワクチンの中でも優先順位が高い三つということを申し上げるのは、Hibワクチン、そして子宮頸がんのワクチン、そして肺炎球菌ワクチンでございまして、この三つとも今おっしゃられたようにWHOが推奨するすべての地域に向けて勧告ということでありますが、日本国では...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、子宮頸がんのワクチンを例に出しておっしゃられましたけれども、地方自治体によってもこれはばらつきがあるということでございます。先ほど申し上げました子宮頸がんワクチンは、その三つの優先順位の高いワクチンの中に入っておりますので、まずこれを予防接種部会の中で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話までのなかなか我々もことを申し上げるという今段階ではないわけでございますけれども、これは先ほどの繰り返しでございますが、優先順位は高いワクチンの一つでございますので、厚生労働省としてもしっかりと検討をしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) やはり一つは、このワクチン行政というのは、これは広く公衆衛生あるいは医療の行政の観点からなされるべき問題に加え、やはり国家の危機管理という側面もある非常に重要な政府全体で取り組む課題でもあるというふうに思います。  その一方で、ワクチンというのは有効性が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、このHibワクチンは非常に供給が追い付いていないということでございまして、まずはその供給不足を解消するべく今メーカーにも働きかけを行っておりまして、昨年は大体毎月七、八万本が出荷でございましたが、今年一月からは毎月約十万本の供給体制...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この部会にただ我々もお願いしてその後何もしないということではございませんで、もちろん今の小池委員の御指摘も部会に伝えてまいりますし、国会で御議論いただいた中身も部会にお伝えする。そして、私どもといたしましても、先ほど来申し上げておりますこの三つのワクチンと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、予防接種法に位置付けるか否かについて、これは予防接種部会で御議論をお願いしているところでございます。いろいろな観点から御議論があると思いますけれども、この子宮頸がんのワクチンについては、これ効くウイルスというのが欧米では子宮頸がんの原因に占...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども御答弁いたしましたように、平成二十三年度までの研究で、この客観的な診断基準を作成するために関西福祉科学大学の先生を中心に研究をお願いをしているということであります。  そして、今おっしゃられた、こういう慢性疲労症候群ということが広く国民の皆さんが...全文を見る
04月14日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○長妻国務大臣 衆議院議員大村秀章君外一名提出の医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案及び衆議院議員古屋範子君外一名提出の医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府...全文を見る
○長妻国務大臣 私は、今もそういう懸念があるという認識でございます。  そして、この後期高齢者医療制度にかわる新しい制度ということでございますけれども、先ほどもお話ございましたが、我々は選挙前のマニフェストでも、四年以内に後期高齢者医療制度を廃止するというのを工程表の中で明記し...全文を見る
○長妻国務大臣 新しい医療制度は、来年国会に法律を提出するというスケジュールで進んでおりますので、今おっしゃられた点も検討事項になっております。
○長妻国務大臣 私も、必要な医療をあえて抑制する、これはあってはならないことだというふうに思います。  医療費の適正化という言葉がいい悪いは別にいたしまして、今私が申し上げた発想でありますが、例えば、健康診断を充実して、そして健康になっていただく。健康のまま生涯過ごしていただく...全文を見る
○長妻国務大臣 高齢者だけにやるということではないと思います。
○長妻国務大臣 この健診率を上げるというのは、我々も、例えばがんの検診などでは検診率五〇%という数値目標を掲げておりますが、すべての健診について数値目標を掲げているわけではありません。  これについては、今お配りしていただいたもので見ますと、被扶養者の方々が被保険者に比べてかな...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、平成二十四年度までの全国健康保険協会の財政再建のための特例措置の期間において、全国健康保険協会及び健保組合等の財政状況、社会経済の情勢の推移等を勘案し、制度の安定的な運営が図られるよう適切な財政支援その他の所要の措置を講じてまいりま...全文を見る
○長妻国務大臣 平成二十五年度以降の高齢者医療制度を初めとする医療保険制度のあり方については、国民の理解が得られるよう、医療保険者、被保険者、地方公共団体、事業主等の幅広い関係者の意見を聴取し、十分な検討を行ってまいりたいと思います。
○長妻国務大臣 まず結論から申し上げますと、その調査は夏過ぎまでには公表をしていきたいというふうに考えております。  この調査は、今までいろいろ医療過疎地等の話がありましたけれども、では具体的にどういう状況なのかというのが、きちっと現状把握が十分なされていたかというと疑問に思う...全文を見る
○長妻国務大臣 これに関しては、睡眠時無呼吸症候群でありますけれども、睡眠時に無呼吸、十秒以上呼吸が停止するのが五回以上ある病態を総称的に指すということでありますけれども、今御指摘の点は、今月から始まりました診療報酬の中でもどうするかという議論がありまして、これは日本呼吸器学会よ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、パルスオキシメーターの説明をいただきましたけれども、おっしゃられたような使い方と同時に、例えば、人工呼吸器を装着して呼吸補助を受けている患者さんに対して、本当に人工呼吸器がきちっと作動しているのかどうかというのを、このパルスオキシメーターをその患者さんにつけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては古屋委員が長年取り組んでおられるということで、これは民主党の議員からもよく聞いておりまして、まずは敬意を表します。  これは、施行されて約四年が経過をしたということで、そういう意味では、今数字もおっしゃられましたけれども、実態の把握というのはある程...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、これは昨年の年末にかける予算編成の中で非常に、財政当局も含め政府内でもぎりぎりの判断をしたわけであります。  協会けんぽの財政が急速に悪化する中で、ほっておけばかなりの保険料の急上昇があるというような中で、まずは国庫補助率を三年間に限り本則にあります一六・...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、先ほど来山井政務官も答弁申し上げましたけれども、ほかの金融機関は年金の担保融資というのは禁止をしておりますが、なぜここの独法だけそれができることになっているのかということでありますけれども、本来の趣旨は、必要最小限の、最後のセーフティーネットの役割を果たして...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今お尋ねの全国建設工事業国保組合、建設国保に対しては、先月の交付金について、国庫補助を五・一億円カットいたしました。そして、今長浜副大臣からも御答弁申し上げましたように調査をしておりまして、全容が判明して実態が明らかになり次第、行政処分に加えて国庫補助を返還...全文を見る
○長妻国務大臣 国保組合に関しましては、我々、政権交代後、財政の調査をいたしまして、それぞれ今まで公表していない指標もお出しをして、チェックできる体制を一定程度整えているというふうに考えております。  そして今回は、まさに無資格で加入するというような問題が報じられ、我々としても...全文を見る
○長妻国務大臣 私としては、基本的にマニフェストどおり、平成二十三年度、子ども手当を実行していこうというような考え方であります。  その一方で、全体の現物給付をどうするのかという議論は、これは今の話とは別に、子ども・子育て新システム検討会議、簡単に言うと、幼保一体化、そして地方...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身は、与えられた職責、立場の中で全力を尽くすということでございまして、もちろん、今こちらにも出席しております政務三役、それぞれ得意分野がある方がついてもらって、ある意味では役割分担をして厚生労働行政に取り組んでいるということで、今はそれで我々は全力を尽くしてい...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、これは言うまでもないことでありますけれども、協会けんぽの保険料の上昇が非常に、かつてないほどの上昇になるというようなことで、これをまず抑えていこうということです。  総報酬割という話にするからには、もちろん国庫の部分もやはりきちっとふやす必要があるというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、今御指摘いただいたように、国の財政が厳しい、こういう背景ももちろんあるわけでございますけれども、ただ、もう一つの発想としては、やはり総報酬割を導入することで、逆に言うと、これは収入の少ない組合にとっては負担は軽くなるということで、そういう考え方をこの際とら...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃったように、上昇があるわけでございますけれども、これは要因といたしましては、まずはその加入されている方の年齢、収入、あるいは医療費、こういう要素が組み合わさって今のような結果になっているというふうに考えております。
○長妻国務大臣 今おっしゃられたように、増大する医療費の財源というのは、端的に言うと、患者さんの自己負担、保険料、そして公費、大きくはこの三つでございます。  その中で、やはり自己負担をこれ以上ふやすというのはなかなか想定しにくいということになりますと、これは公費と保険料という...全文を見る
○長妻国務大臣 どこの部分が問題があるのかというのは、さっきも申し上げましたけれども、七十五以上の医療費がかかりやすい方を別保険にすると。事実としても、その七十五以上のグループの保険料の上昇スピードが速いという事実もあるわけでございます。  そしてもう一つは、七十五歳以上だけに...全文を見る
○長妻国務大臣 そういう仕組み、若人の方々は人口が減少します、そして医療費の伸びというのは、一般的には七十五以上の方の方が多い。ただ、人口が減少して、そして固定されている若人の支援金が、そうなると若人の伸びがかなり大きくなるということで、その部分のリスクを高齢者の方と分かち合う、...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたのは支援金の制度のことだと思いますけれども、後期高齢者医療制度は、確かにおっしゃるように、一定の比率を決めて、若人から四割、公費が五割とかありますけれども、ただ、保険料の上昇に着目はしていないんですよね。つまり、そういう仕組みがあるけれども、それが...全文を見る
○長妻国務大臣 実は、きょうもこの委員会が終わったら改革会議がありますけれども、今までいろいろな委員の方々に、それぞれ案を発表していただきたいということで、発表があったのが四つの案ということでございまして、もちろん我々、どれがいい、悪いという評価もまだしておりませんし、どれを採用...全文を見る
○長妻国務大臣 私がこの後期高齢者医療制度について申し上げているのは、何しろ七十五歳以上のグループを一つの保険にしたことで、若人と保険料の上昇スピードが違ってしまうということです。  今、委員が御指摘いただいたのは、では、七十五以上の人に税金をつぎ込めばいいではないかと。そうす...全文を見る
○長妻国務大臣 我々も、それはつぶさに見て、微修正で改善できれば微修正で改善するということでやりますけれども、今の後期高齢者医療制度はそういうレベルではないんですね。  つまり、もう一つは、私、先ほど問題点で申し上げませんでしたけれども、広域連合というところが保険者になるという...全文を見る
○長妻国務大臣 これは検討会で検討しておりますから、これはそれぞれの委員が公開された案ですけれども、ただ、我々が検討会にお願いするときの、最終的な結論を導く前提としては、年齢で別枠の保険で区切るのはやめましょう、これは申し上げている原則でありますので、最終的な結論のときに、そうい...全文を見る
○長妻国務大臣 何か、この場でもう結論を出されようとされているのかどうかわかりませんけれども、これは四つの案が出て議論をして、まず、まだその四つの案のどれかに決めるということが決まったわけでもないわけであります。  そういう意味では、議論の途中をマスコミにフルオープンにして、皆...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいたように、後期高齢者医療制度では保険料の年金からの天引きというのは選択制になっているということでありますが、介護保険は選択制ではなくて天引きということであります。  これについては、介護保険制度というのは十年前から天引きでありまして、十年前...全文を見る
○長妻国務大臣 アメリカでは、これは開拓時代からの伝統といいましょうか、社会保障でいうと、自助、共助、公助という三つの段階でいう自助というものが大変重んじられる国であるということで、今まで保険拡大に拒絶反応がアメリカ国民の中にも多かったんではないかと思います。  ここでかじを切...全文を見る
○長妻国務大臣 ある意味ではこれは厚生労働省の所管ではございませんが、公共事業を廃止するもの、削減するものは大胆に削減をしていくということと裏腹に、コンクリートから人へということで、今回の法案につきましても、協会けんぽ、今までも本則の国庫負担に戻すという議論はたくさんありましたけ...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、御存じのように、きょうお願いしている法案でございますけれども、これは二十二年度から、今年度から二十四年度まで三年度の特例措置の一つとして行われるということで附則に書いてございます。同じほかの特例措置としては、後期高齢者支援金三分の一への、先ほど...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、協会けんぽの急速、急激な財政悪化というのは、マニフェストの公表以降、秋の段階でそれが顕在化して具体的に判明をしたというものでございまして、我々としては、そういう事態を受けて検討を始めたということでございます。
○長妻国務大臣 今のは総報酬割の導入の経緯のお尋ねだと思いますけれども、これについては、後期高齢者の検討をする改革会議ではございませんで、医療保険部会で、昨年十一月以降三度にわたって御議論をいただいたということでございます。そこで、総報酬割についてさまざまな意見が出て、我々は、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、今引用されたのが「国の責任で社会保障制度を維持発展」というところだと思いますけれども、「国の責任で」というふうに書いてあるところでございます。  今回につきましても、国庫負担もございますし、そして国の責任で、今申し上げた部会でも御検討をいただき、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、健保連、健保の皆様方にもこれからも折に触れて御理解をいただくということ、そして我々の考え方を今後とも伝える努力を怠りなくしていくということは、言うまでもないことであると思います。  その中で、非常に財政が厳しいということもありますので、厚生労働省としても...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、人へということで、社会保障、今これだけの経済の状況やこれまでの社会保障が疲弊をしてきたという経緯を見ると、その部分の立て直しというのは必要だ。  その中で、協会けんぽが急速、急激な保険料上昇に見舞われるという事態になったわけでございますので、その中で国庫...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、三分の一ということになりますと、国庫の部分と、総報酬割を導入させていただいたところで捻出される財源とがちょうど半々ずつになるということで、一緒に協会けんぽについて保険料の上昇を抑えていこう、こういうようなこととなったわけであります。
○長妻国務大臣 これは政府全体で、今おっしゃられたようないわゆるコンクリートに当たる部分の財源については、平成二十二年度予算で申し上げますと、一般会計の歳出総額から公共事業関係費を約二割弱削ったということでございます。これについても、政府全体で、必要性の低い事業、不要不急の事業に...全文を見る
○長妻国務大臣 この総報酬割という考え方そのものが、イコール、後期高齢者医療制度とリンクをしているというわけではございません。そして、この総報酬割については、先ほど申し上げましたように、三年間の特例措置として導入をしたということでございます。  これとは別に、後期高齢者医療制度...全文を見る
○長妻国務大臣 これも厚生労働省として、健保組合に何も国庫補助がないわけではございませんで、今御指摘いただきましたように、例えば財政が逼迫している組合に対し保険給付費の一部を補助するということで、平成二十二年度は二十四・四億円の予算がついております。  そして、前期高齢者納付金...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども、平成二十二年度の予算で、高齢者医療への拠出金負担の軽減を図るために総報酬割を一部導入することに伴って、前期高齢者納付金等の負担が増加する組合等に対する支援というのを行っていると申し上げましたけれども、それ以外、先ほど申し上げました支援も、基本的には、平成...全文を見る
○長妻国務大臣 今回、三年間ということで法律をお願いしているところでありますので、今回の特例措置の枠組みの中で協会けんぽの財政再建を図っていくということにしております。
○長妻国務大臣 保険者機能というふうに言ったときに、やはり健保組合というのは、非常にすぐれた保険者機能を発揮していただいている組合も数多くあるというふうに理解をしているところであります。その意味で、この国庫補助についても、財政が逼迫している、窮迫している健保組合への国庫補助、ある...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり保険者機能というのは大変重要でございまして、全く健康保険を全部平等にするということであれば、極端に言えば、日本国じゅうを一つの保険にするということが一番平等ではないかという議論もあるわけでありますけれども、健康保険は年金と違って、保険者機能というのが非常に重...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは段階的な措置として、市町村国保の広域化につながる見直しを行っていきたい。先ほど足立政務官も申し上げましたような、広域で市町村に一定の権限を持たせるということが第一段階でございます。  そして、後期高齢者医療制度にかわる制度でも、今申し上げた発想を打ち出して...全文を見る
○長妻国務大臣 今、前段でお話があった中福祉・中負担ということでありますけれども、私も、そういう前の政権のお話を聞いていつも疑問に思うのは、中というのは何に比べて中というふうに言われておられるのか、そして、中というのは、財政規模が中ぐらいということなのか、給付費か、それはどういう...全文を見る
○長妻国務大臣 国民負担率ということでいうと、これは先進国で比較すると、日本はかなり低い部類に入ると思います。  そこに、負担率というときに、例えば借金が日本国はありますので、その一人当たりの借金額も上乗せしてみる、あるいは、例えば住居費あるいは公共料金が日本国は高いというふう...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり公費についての議論もあるわけでございますので、この新しい後期高齢者医療制度がスタートするというところに関しては、我々としては、税制あるいは保険料のあり方などなどを議論して、そこで一定の財源を捻出する、そういう努力をする必要があるというのは私も心得ております。
○長妻国務大臣 まず、今おっしゃった点でございますけれども、給付の平等と負担の公平というのは先ほども申し上げました。  その中で、やはり医療でいいますと国保ということで、市町村単位、目配りがきくという意味では、小規模というのは保険者機能という意味ではメリットはありますけれども、...全文を見る
○長妻国務大臣 来年、まず後期高齢者医療制度にかわる新しい制度の法案を国会に出してまいりますので、その中の前提として、では、全体の医療制度あるいは医療の位置づけはどういう形になるのかということも一緒にあわせて我々議論できるようにしてまいりたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これだけの借金を抱えており、少子高齢社会に先進国でも最も早く今なっているわけでございますので、その意味では、税制の改革、保険料のあり方の改革、こういうものを通じて、そういう財源を確保する努力を今後ともしていきたいと思います。
○長妻国務大臣 私もこの件は直接総務大臣からお聞きをしておりませんので、報道の範囲ですけれども、これは、地域主権戦略会議というのがございますので、例えば社会保障全般についても、国の役割そして地方の役割どうあるべき、その役割分担を見直す、見直さない、そういうような議論もされる会議で...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、ここは国と地方の役割分担を議論する場だというふうに考えておりまして、その意味では、社会保障のみならず公共事業なども含めた役割分担の議論がここでなされるものだというふうに考えております。
○長妻国務大臣 子ども手当に対する子育て政策の国の部分については、地方も含めて厚生労働省が所管をしておりますので、子育て政策全般については厚生労働省が所管である。ただ、役割分担ということの議論はこの会議でも議論をするというようなことだと承知しております。
○長妻国務大臣 今の御提案でございますけれども、私も、いま一度市町村国保について、今お手元にある資料以外、例えば課題別あるいは論点別、問題別、そういうふうな調査が過去なされたかどうかは確認をして、もしそういう調査がなされていないということであれば、これは国保、市町村についてもどれ...全文を見る
○長妻国務大臣 今お願いしている法案にも今度新たに、都道府県が策定できる広域化等支援方針について、都道府県が市町村の国保の保険料の状況や医療費の動向、収納対策の現状等を分析するということとされておりますので、そういう、市町村にとっても資するような資料を国が収集できるかどうかも含め...全文を見る
○長妻国務大臣 今も申し上げましたけれども、市町村国保の負担等も考えて、そういう論点の調査、どういう質問が適切なのか否かというのも含めて、我々、その調査手法についてのアドバイザーもお願いをしておりますので、一度その先生方にも相談をして、どういう調査手法があるのか、国保の市町村の御...全文を見る
○長妻国務大臣 これは委員にも提出した資料と聞いておりますけれども、格差の保険者別、市町村ですね、上位・下位十というのがありますけれども、そういう格差があり過ぎるのではないかというような御指摘もいただいておりますので、いずれにいたしましても、公費の投入というのは一つの大きな課題で...全文を見る
○長妻国務大臣 この市町村国保の格差と、財政基盤が脆弱な保険者もたくさんあるということでありまして、これはもう前政権からの引き続きでもございますけれども、二千五百四十億円の税金を市町村国保に投入いたしまして、今回のこの法案による保険料上昇抑制というのを市町村国保にも実施をしている...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど医療費をカットと言われましたけれども、ぜひ、ふやした部分も言及をしていただければというふうに考えておりまして、これは、診療報酬の医療の本体部分については、今おっしゃられたものを上回るような増加もさせていただいているところでございます。その中で、公費をふやす、...全文を見る
○長妻国務大臣 低所得の方ということでありますけれども、今現在も保険料の所得割は、比率でいえば、低所得の方が負担の絶対額は少ないということでございますし、それと、市町村国保の保険料格差については、一般的には公費負担は所得水準に応じて、所得が低いところに手厚くなっているということで...全文を見る
○長妻国務大臣 この調査については、先ほど申し上げましたように、検討事項とさせていただきます。  そして、低所得の方ということでございますけれども、一つは、今回の法案の中にも一定の考え方があるのは、保険料の滞納世帯であっても、今までは中学生以下の方の保険証を取り上げることはしな...全文を見る
○長妻国務大臣 これは年度末の赤字補てんなどで、これは一定のルールがあるわけでありますけれども、そういうものを補てんするということで、市町村が一般会計からそれを埋めるというような対応をしているのではないかと思います。
○長妻国務大臣 確かに一般繰り入れが、例えば、あらかじめ想定された範囲内で予算の中にあって、そして繰り入れていくというケースと、途中で予期せぬ赤字、赤字で急遽一般会計から繰り入れる、いろいろなケースがあると思いますけれども、それが恒常的に続いていくということについて、我々としても...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、先ほど申し上げましたその調査の中で可能かどうかも検討していきます。  もう一つの論点としては、確かに今おっしゃられたように、一般会計繰り入れの金額が大きい保険者、これは絶対金額でベスト十というのを並べてみましたけれども、大阪市や川崎市、横浜市とい...全文を見る
○長妻国務大臣 子ども手当の、今、施設への支給の話でございますけれども、まず、児童手当については、今おっしゃられたようなケースでは支給されないということで、やはりそういうことについて何とか対応していこうということで、同額を基金から支出させていただくということにさせていただいている...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、ひょっとするとこれまでの児童手当というのは、そういう問題があるからかどうかわかりませんが、そういう代替措置がなされていないということだったのかどうかわかりませんけれども、そこは支払われていないということだったわけでございますが、それに見合う同じお金...全文を見る
○長妻国務大臣 まさに委員がおっしゃられたようなスケジュール観でこの新しい制度が進んでおりまして、この今の条項よりもかなり早く見直しを、ある意味では、後期高齢者医療制度を廃止するということでありますので、見直しどころか廃止ということが急ピッチで進んでいるということでございますので...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど申し上げたことで、あえて規定を削除する必要もありませんし、書き込むということでありますけれども、その考え方でいきますと、例えば、今後政府として予定をしているものについて法律に書き込むべきだという議論になるというのは、少し違うのかなと思っております。年金制度も...全文を見る
○長妻国務大臣 今、本当に景気状況が、数字的には一定の改善が見られるものの依然として厳しいということの中で、何もこれは対応をしなければ、いずれにしても保険料の上昇というのは非常に大きなものになったわけでございますので、いろいろな御協力もいただき、国費も投入をして、これをできる限り...全文を見る
○長妻国務大臣 もう一つお考えいただきたいのは、午前中も質問がございましたけれども、肩車と騎馬戦という話でございます。やはり、少子高齢社会ということで、少子化が進みますと結果として社会保障の担い手が少なくなってしまうということで、通常の上昇スピードに加え、若人、現役の方の減少が急...全文を見る
○長妻国務大臣 今回お願いをしている法律は、先ほど来答弁を申し上げておりますけれども、三年間の時限措置、そして、協会けんぽが非常に保険料がまれに見る上昇をする、こういう緊急の、喫緊の事態になりまして、それに対応するということで、国費投入や健保連等へのお願いなど緊急対応ということで...全文を見る
○長妻国務大臣 暫定的と申し上げましたのは、これは総報酬割、あるいは本則に戻す、本則といっても一番下の方でございますけれども、その措置について三年ということを申し上げたところであります。
○長妻国務大臣 これは先ほどから質問でもございますけれども、後期高齢者医療制度にかわる新しい制度の法案というのを来年提出する予定でございますので、そこの中でも議論がある可能性もございます。  私どもとしては、この三年間の措置としてこの法案でお願いを申し上げているところであります...全文を見る
○長妻国務大臣 それは、できる限り保険料は低いにこしたことはない、そういう対応というのは必要であるという基本的な認識はどの保険についても持っているところでございますが、これについて、三年後、ではどういう姿になるのか、これは、財政の状況、景気の状況、標準報酬月額の状況、医療費の増大...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほど申し上げました総報酬割等の措置、これは三年ということを申し上げておりますので、その三年以内ということでございます。  そして、今協会けんぽの分析をしていただいたわけでございますけれども、やはりもう一つの要因としては、報酬がこの景気低迷の中下がってき...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、この協会けんぽについては、国庫負担が引き下げられたということで大変苦しい状況が続いてきて、前政権ではそれを引き上げというのはなかなか、二千二百億円の社会保障費のカットということもあってできなかったわけでありまして、私どもとしては、そういう縛りをなくして、まず...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは三年間で我々としては財政の改善を図っていく取り組みをしていくということを考えておりまして、その三年間の中で今申し上げたような措置をお願いしている。三年間で財政の改善を図っていくということで取り組んでまいりたいということであります。
○長妻国務大臣 悠長に議論するということではありませんで、これは三年の、一つの枠組みの中で我々としては一定の措置を法律で今お願いしているところでございまして、総報酬割、あるいは本則見合いに国庫負担をふやす、こういう措置をして、三年間の中で我々としては財政再建を図っていくべくサポー...全文を見る
○長妻国務大臣 まず申し上げたいのは、我々は国費を投入させていただいているんですね、一三%国庫負担ではなくて。ただ、おっしゃるように、中小企業の職員の皆さん、そして御家族の皆さんが協会けんぽに加入されておられます。我々も、でき得る限り保険料の上昇を抑える措置を、省を挙げて、そして...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、我々はもう法律を出しているからそのままお願いしますということではなくて、今後も、きのうの参考人のお話も聞いておりますので、我々としては、丁寧に御説明を必要に応じてしていくという姿勢は崩していないということであります。
○長妻国務大臣 これは突然のお尋ねでございましたので、今この保険部会の資料をこっちに持ってこさせましたけれども、今の議論でございますけれども、この総報酬割については、今の保険部会で三回ほど議論をしたということでございます。  それについて、いろいろな論点が、議論がなされたという...全文を見る
○長妻国務大臣 私が突然と言いましたのは、この審議会の中で、例えば、この十二月八日の審議会の中でこういう全体の数字はどういう位置づけなんだというお尋ねがあったので、それは、事前にもしそういう審議会のお尋ねがあるというふうに通告をいただければ、これはスムーズに答えられたということを...全文を見る
○長妻国務大臣 はい。  そういう意味で、私は突然のお尋ねと申し上げたところでございます。  財務大臣との協議でございますけれども、財務大臣とは、これは全体の予算の最終的な協議の中で、今回お願いしているような形で協議をしたということであります。
○長妻国務大臣 これは、もうでき得る限り保険料の上昇を抑えたいという思いはあるわけでございます。その中で交渉をして、そして結果的に今回の法律でお願いしていることになったということでございます。
○長妻国務大臣 これは先ほども申し上げましたけれども、保険料の上昇というのは極力抑える、こういう基本姿勢でお話をして、そして結果として今回の形になったということでございます。(発言する者あり)
04月16日第174回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(長妻昭君) 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  労働者派遣制度につきましては、労働力の需給調整を図るための制度として創設されましたが、雇用の規制緩和という大義...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 岡本議員の質問にお答えをいたします。  まず、製造業派遣の原則禁止の趣旨及び具体的な内容についてお尋ねがありました。  一昨年の秋以降、派遣先が派遣元との契約を途中で解除する、いわゆる派遣切りが多発し、派遣労働者の雇用の不安定さが指摘されました。  ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 古屋議員にお答えをいたします。  事業規制の強化による雇用喪失と労働移動についてお尋ねがございました。  今般の労働者派遣法の改正に伴い派遣が禁止される業務に従事している派遣労働者は、平成二十年六月時点でございますけれども、約四十四万人となっております...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 高橋議員にお答えを申し上げます。  常時雇用の定義についてお尋ねがございました。  常時雇用される労働者は、次の労働者を指すものと従来から解釈されています。  第一に、期間の定めなく雇用されている労働者、第二に、雇用期間が反復継続されて、一年を超える...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 服部議員にお答えを申し上げます。  製造業派遣の例外規定である常時雇用についてお尋ねがございました。  常時雇用される派遣労働者であれば、一つの派遣先の派遣契約が解除されても、労働契約期間中であればほかの派遣先に派遣されることが通例であり、労働者の雇用...全文を見る
04月16日第174回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(長妻昭君) 医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の医療保険制度においては、昨今の経済状況の悪化や医療費の増加等により、各医療保険者の財政状況が非常に厳しくなっており、このままでは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 金子議員のお尋ねにお答えを申し上げます。  国民皆保険制度の堅持、財政悪化への対応と改正案のアピールすべき点についてお尋ねがございました。  国民だれもが保険証が一枚あれば一定の自己負担で必要な医療が受けられるという国民皆保険は、世界に誇るべき仕組みで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 南野議員にお答えを申し上げます。  健康保険組合の財政状況に対する認識と、その悪化に伴う保健事業等への影響についてお尋ねがありました。  約千五百の健康保険組合の財政状況については、平成十六年度以降徐々に悪化し、平成二十年度決算見込みでは全体の約七割が...全文を見る
04月20日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○国務大臣(長妻昭君) この年金記録問題、消えた年金問題は、これは国家の信頼が傷ついたわけでありまして、それを回復するというのが喫緊の課題だということで、非常に重点を持って取り組んでいるところでございます。  政権交代後、年金記録が回復された方が延べ二十二万人、回復額の年金総額...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この法案はまさに、今ここにいらっしゃる津田先生中心に野党時代に作っていただいた考え方の法案でございます。これにつきましては、一期四年の中でこの法案提出をするということを申し上げているところでありまして、これについては、まずは紙台帳を含め、先ほどの基準の第三...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これに関しては、記録が戻って、戻ったということを再裁定ということで窓口で申請してもなかなかお金の振り込みが来ないということが言われておりました。我々、これを鋭意短縮するべく取り組んでまいりまして、昨年の三月末時点で平均七・二か月、これについては時効に掛かっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは我々申し上げておりますのは、一期四年の中で年金通帳を実現をするということがまず前提にございます。その中で、どういう年金通帳の体裁がいいのか、あるいは中身の情報はどういうものがいいのかなどなどの制度設計については、国民の皆さんによくよく御意見を聞いて確...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、基本的にありますのが所得比例報酬、所得比例年金という考え方でございまして、これについては、どんな職業でも、同じ年収であれば同じ保険料、老後の受給額も同じ、これがまず下にあるわけでありまして、そしてその所得比例年金が一定の金額以下の支給の方は、それに加...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは考え方といたしましては、保険の手続をして被保険者になった方についてということでございます。  もし、そういうことをしなくて、だれでも七万円ということになりますと、じゃ、年金に入る入らないというのは本人の勝手になって自由になるということで、今、賦課方...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、非常に重要な御指摘をいただいたと思っております。  年金の新しい制度の下では執行機関も非常に重要になるということで、我々は歳入庁ということを考えておりまして、税金と保険料を同時に集めるということと、今社会保障も含めた番号制度も検討しております。これは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃった移行期間でありますけれども、二十歳の方が六十歳になるまで四十年ということで、何もしないと四十年ということになろうかと思いますが、スウェーデンなどでは一定の前提を置いてその移行期間を早めるということで新制度への完全移行、すべての国民が新しい制度...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これに関しては特例納付是か非かというのもかなり時間を掛けて議論をさせてもらったわけでございます。過去三回特例納付があって、これはもうずっと前までさかのぼれると、つまり国民年金が始まったときまでさかのぼって払えるということでありますが、その払う期間は一定の一...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねですけれども、やはり政権交代という大きな政治の変革の中で、政と官の関係あるいは与党と政府の関係、これが劇的に変わったということで、我々は大きく変革の中で政治主導で国民の期待にこたえるということで取り組んでいるつもりでございますけれども、その関係が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私は、選挙が終わって七か月たってもマニフェストのことが国会でもいろいろなところで話題で上るというのは、恐らくこの憲政史上でも初めてではないか。それだけマニフェストの重みというのが増しているということで、今後の選挙においても、民主党を問わず、ほかの政党のマニ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、厚生労働行政で痛感いたしますのは、最も重要なことは、当然、国民の命と健康を守るということは大前提でございますけれども、現状把握能力だということをもう日々痛感をしております。  いろいろな統計あるいは政策が本当に現実的に効果を上げているのか、あるい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、記録が戻ってお金が振り込むまでの期間を短縮するということで、今は再裁定から三か月ということに短縮がなりましたが、更にしていくと。  そして、非常に大きい観点といたしましては、今までは国民の皆様に通知をお送りしてチェックをしてくださいというアプローチ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは当然、記録問題というのは紙台帳だけではございませんで、先ほどの回復基準の緩和というのもこれから第二弾、第三弾を出していくということで今、詳細分析をしているところでありますし、サービスの向上、あるいは通知を分かりやすく改善するという取組も続け、年金事務...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 適切な予算を付けていくということは重要でございます。  その中で、先ほどの紙台帳でございますけれども、紙台帳とコンピューター記録の突き合わせに関しては平成二十二年度予算額で四百二十七億円ということを計上しておりまして、やはり当初概算で要求したときについて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 当時の発言と今の私の行動は変わっておりません。
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたのは大変重要な御指摘だと思います。  この法律が施行した後は、もちろん申請なしに利息が払われるということでありますし、昨年の五月から、この時効特例給付を受けた方については、この方についても昨年五月以降の方は申請不要で我々も処理をす...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、やはり国会の御議論も含め、国民の皆さんの御議論も含め、やはりその利息を払うべきであると。年金の保険料を滞納したときは国は利息を取るのに、受給のときはなぜ払わないんだということは、もちろんそのとおりでありますので、この措置が実現した後は基本的に一定の要...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私どもは、この年金保険料のいわゆる流用ということについては、一期四年の中でそれをなくしていくということで、一期四年の中でそれは我々はなくすということでございます。  その中で、今現在は、年金保険料財源で二千四十五億円が平成二十二年度予算として組まれており...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほども申し上げましたけれども、一期四年の中で実現をするということでございます。なるべく早くと言いましたのは、その四年以内よりも更に早く実現すべく努力をしていくということを申し上げたところであります。  いずれにしましても、税金財源も含めたこの事務...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この日本年金機構でございますけれども、今、その業務の執行状況でございますが、今年の一月にスタートいたしまして、お客様へのお約束十か条なども制定し、サービス向上に努めているところでございます。  今、事務所ごとにサービスの向上を競い合うサービスコンテストと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この年金制度が新しくできて、そしてそれがスタートするときまでに歳入庁というのは設立をするということでございまして、具体的には国税庁にこの日本年金機構をある意味では吸収合併といいますか、合併をするというような形になろうかと思います。コストをできる限り縮減をし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはまだ詳細な制度設計があるわけではございませんけれども、基本的には、日本年金機構はなくなり、そして職員の方はそのまま歳入庁に全員が移行するか否かというのも検討でありますけれども、そこでいったん、もちろん移行すべき方などをきちっと見極めるということも必要...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まさに、今具体的プランを検討、議論しているところでありまして、この具体的プランの提出締切りというのも我々は一期四年の後、四年後ですね、国会に法案を提出するという一番明確な形で期限を切っているわけであります。  一概に年金制度改革といいましても、恐らく戦後...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは最低保障年金が、民主党が、我々政府も申し上げているから、今、年金を払わなくてもその制度が入ればもらえるんだから今払わなくてもいいんではないかというふうに仮に考えておられる方がいらっしゃれば、それは間違いでございまして、まずは新しい年金制度が導入をされ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 我々もいろんな御批判の中で、対策を取らないと不十分だと批判され、取ると選挙対策だと言われるということで、これは、政府というのは大変つらい立場でもあるというふうに思います。  その中で、これはもちろん選挙対策ということを政府が考えているわけではございません...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今この国民年金につきましては、満期払いますと一か月六万六千円というのが受給金額でございます。それを一定の程度上回るということでそういう金額を設定をさせていただいたわけでございますけれども、もちろんそれは基本的な金額でございまして、その下に報酬比例の年金があ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御質問も、これは制度設計の中で決定していく事項であるというふうに考えております。一定の金額以上報酬比例年金が受給される方については、そこの段階から減額をしていって、そしてある一定の比例報酬の年金の受給額以上の方は最低保障年金は支給しないというような考え...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この制度の基準とする根拠というお尋ねの趣旨が、十分理解があれですけれども、制度の根幹の原則だけ申し上げますと、私が常に申し上げているのは、若い人も無理なく払える持続可能性のある制度。今、若い方でも国民年金は固定の保険料でございますので、一定の年収以下の方は...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましても、前の前の質問と同じ質問だと思います。どれだけの年収から最低保障年金を低減をし、どこまで満額をお支払いするかということになろうかと思いますので、それについては制度設計の中で議論をして決定をしていく案件であると思います。
○国務大臣(長妻昭君) 少なくとも、先ほども申し上げましたけれども、この政権一期四年の中では、法律を提出するということでございますので、まだその財源が必要になるわけではありません。その後、新年金制度がスタートした時点でも、その時点で直ちに大規模な財源が必要となるわけではございませ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、一期四年の中で消費税は上げないと申し上げているところでありますけれども、議論はしていくということでありますので、将来的にこれだけの財源が必要となるときに、税制改革、保険料改革あるいは消費税について将来の絵姿というのを示すというような考え方は...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、年金一元化をした先進国はそこは非常に苦労しているテーマだというふうに聞いております。  自営業の方の所得捕捉ということでございますけれども、私どもとしては今番号制というのを検討しておりまして、納税者番号あるいは社会保障の番号ということでありますが...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この新しい年金制度につきましては、当然その記録問題というのも、制度には直接は関係ありませんけれども、年金の信頼という意味では非常に密接に関係性があるということで、その取組を進めるということがまず初めにあるということと、これは、会議は今おっしゃった時期に開か...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはもちろん五月に発表をすることになっております。これ、実務者検討チームというのは総理トップの会議体の下に設置をされているものでございますけれども、三月十九日、四月一日、四月十二日と三回開催をいたしまして、そこで原案を練っているところであります。
○国務大臣(長妻昭君) 最終的な期限というのは、もう法案提出というのが四年後というデッドラインがございますので、この原則が出た後は国民の皆様からよく御意見を聞く。そして、いよいよ新年金制度の原案の作成に入ってくる。そして、財政見通しを推計をしていく。そして、もう一回更に国民の皆さ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、まずは今いろいろ有識者の方からも御意見を聞いておりまして、この五月に基本原則を公表して、その原則というのは詳細な制度設計ではございませんので、原則ということでありますので、その原則について国民の皆様からいろいろな御意見をいただいていこうということであ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この年金の新しい制度でありますけれども、これはどんな職業の方でも一つの年金制度に入る所得比例年金、所得が同じであれば保険料も同じでございますし、老後の受給額も同じ。ただし、一定の所得以下の方には最低保障年金が上乗せになる、こういう基本的な考え方を申し上げ、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 我々、これ選挙の前から四年後に法律を出すということはマニフェストにも明記し、いろいろな場面でも申し上げているところでございますので、そのスケジュールの中で、一つ一つ国民の皆さんとコンセンサスを取って制度設計を実行をしていくというのが私の責任だと考えておりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、条文がございまして、労働者派遣法の第五十一条第一項においては、「厚生労働大臣は、この法律を施行するために必要な限度において、所属の職員に、労働者派遣事業を行う事業主及び当該事業主から労働者派遣の役務の提供を受ける者の事業所その他の施設に立ち入り、関係...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、国会でございますので、今、民主党にいじめられたから出せないということが、役所から発言があったということでありますけれども、これ具体的に、いつ、どの人物が発言したのか、これは、私はそういうことが一切ないと言うつもりはありませんけれども、国会でございます...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねは、この通知を出させていただいたわけでございまして、これが今年の二月の通知でございます。これについてのお尋ねだと思いますけれども、これについて専門の二十六業務の解釈を逸脱しているのではないかというお尋ねでありますけれども、これは逸脱をしているもの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、そもそもこの専門業務というものについては、今お配りいただいたところにもあるようでありますけれども、労働者派遣法第四十条の二で、「その業務を迅速かつ的確に遂行するために専門的な知識、技術又は経験を必要とする業務」と規定をしておりまして、すなわち、事務用...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたように、まず大前提にあるのが、この条文の規定でも専門業務とは何かということが言われているところでございまして、そういう意味では、専門的な知識、専門的な技術、専門的な経験を必要としないものはそもそも専門業務には該当しないというのが大前提...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、我々もこの問題については、総理大臣をトップとして、先日も官房長官、私、法務大臣、財務大臣、仙谷大臣集まって協議をし、その後も関係各大臣が協議をしております。  やはり、原告の方とお会いするからには、責任ある発言がなければな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) もちろん、この問題は、もう政府挙げて誠心誠意取り組まなければならないという問題でございます。そういう皆様の期待にこたえるべく、今全力で協議をしているということでありまして、来月の期日までには責任ある回答を申し上げるということでございます。
○国務大臣(長妻昭君) お会いをして、私の意見、見解を言うということになると思います。  その意味で、今申し上げましたように、政府挙げて取り組んでおりますので、責任ある発言ができるときまでお会いは難しいということを申し上げたところで、ただ、それも何か月もということではもちろんご...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども申し上げましたように、五月の十四日、来月の期日までに責任ある発言ができるように、政府の中で、内閣挙げて今協議をしているということであります。
○国務大臣(長妻昭君) お会いして当然見解を聞かれるわけでございまして、そのときにあやふやな答えというのはできない、あってはならないわけでありますので、その意味で、政府全体で今この問題について、非常に重要な問題であるというのは、もう言うまでもなく総理トップの協議をしているところで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 本当に、お会いして一刻も早く責任ある発言、責任ある内容の御回答を申し上げたいということで、それを実現するべく、期日に向かって総理始め関係閣僚が全力で今協議をしているということでありますので、それを今申し上げたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) この協会けんぽの国庫補助率についてでございますけれども、急速な保険料の上昇を抑えるということで、今まで国庫負担率が本則よりも下げられていたわけでありまして、それを一六・四%に引き上げると、こういう措置をとらせていただくということでありまして、ぎりぎりの今財...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ですから、ほっておけば急上昇する保険料について、それをできる限り抑えていくという措置をさせていただいているということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 今の御趣旨は、保険料の上昇をもう限りなく抑えていくということはもちろん我々も同感でございます。その中で、この中小企業の皆さんが入っておられる協会けんぽについては、この上昇分をぎりぎりに抑えていくということで、新たに今年度は一千二百億円投入する、満年度でいう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた軽度外傷性脳損傷については、持続する頭痛、記憶障害、倦怠感、睡眠リズムの変化等の症状が現れる疾病であると承知をしております。  この外傷性脳損傷の方で記憶障害等を伴う高次脳機能障害の状況になった方の研究については、これまでも科研費で実施を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、二〇〇七年にWHOが、損傷後、最初に患者を診るお医者さんが患者さんの意識レベルを評価するための基準を報告しているというものであると承知をしております。ただ、この中には後遺症の基準とかあるいは確定診断の基準というのが示されているわけで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただきましたけれども、画像診断もいろいろ問題のある、そこに映らないということもございますので、この軽度外傷性脳損傷についてはまず医学的知見を蓄積をしていくということで、診断のガイドラインをやはりまずどうやれば作っていけるのかという前提となる...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 画像診断機器をどういうように活用していくかも含めて研究するように検討していきたいというふうに思います。
○国務大臣(長妻昭君) これも研究事業が二十一年度までで終了してしまうんではないかということで御心配をいただきましたけれども、これは二十二年度も継続をしてやっていこうというふうに考えております。  研究の名前は脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究ということで、最大平成二...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、診断のガイドラインを作成をするということが大前提になってまいります。今度はきちっと必要な症例数を確保をして、その診断のガイドラインの作成を目指していきたいということに、まずはこの研究を途中の報告も含めて見ていくということであります。改めてこの研究の責...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、御存じのように、今の時点でも発達障害や高次脳機能障害については脳の機能障害としてとらえられておりまして、障害者自立支援法に基づく福祉サービス等の対象となっておりまして、予算措置で二十二年度からは低所得者の方は福祉サービスは無料ということにさせていただ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われたユニバーサル社会というのは、私が理解するのには、年齢、性別、障害の有無などにかかわらず、だれもが暮らしやすい社会を目指すということだと思います。  私も、今少子高齢社会の日本モデルをつくろうということでビジョンづくりをしておりますけれども、まさ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは、これは法律でも規定が、最低賃金法でもある趣旨というのは、最低賃金は生活保護を下回らない水準となるよう配慮すべきと、こういうふうに解釈されると思いますので、今おっしゃられた、下回っているものを下回らないようにするというのは一つの大きな課題であるという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは基準をどこに持っていくかという大変悩ましい議論でもあると思いますけれども、これは最低賃金審議会で、これは普通の審議会ではなくて、労使そして公益委員ということで、労働側、使用者側の代表が入った議論の中で、この法定労働時間を使っていこうという一つの決めが...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは、これはマニフェストでも申し上げておりますけれども、全国最低賃金八百円を想定をしようということで、これはマニフェストでもあるように、一期四年の中で実現をしようということでございます。そして、今、調査の経費も付けまして、最低賃金を上げていくには、例えば...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われた個別の事業者の中身のコメントというのは差し控えますけれども、一般論としては、労働基準監督機関としては、申告人以外の労働者にも共通する問題が認められた場合は、当然、併せて是正を求めるということをしていくわけであります。  そして、今おっしゃられた...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 個別のことを国会のこの場でお答えはできませんけれども、今申し上げた趣旨のとおり適切に、ほかの申告者以外の方にも同様の法違反が認められるという場合は、その是正を図るようにきちっと指導をしてまいります。
○国務大臣(長妻昭君) これは、変形労働時間制というのが一定のルールの下これが認められているということが今までもなされておりますので、単に、例えばアルバイトの労働者が多い職場だから認めないとか認めるとか、職場によって差は付けるべきものではないというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 私が先ほど申し上げましたのは、責任ある発言ができるというときにお会いをしてお話をするということを申し上げたところでありまして、当然、省内で過去のいろいろな事例の分析をする、その情報というのは省内にとどまらず、関係各省庁とも、今事務方同士も連絡協議をする、そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど来答弁いたしておりますけれども、我々は今政権の座に着いているということで、まさに責任ある対応、責任ある実際の問題解決をしなければならないということで、政府挙げて我々今協議をしているところでありまして、それについて五月十四日の期日までにきちっとした回答...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 実態把握ということは本当に重要でございまして、この有期労働契約研究会で昨年調査をいたしましたものは、正社員と比較した基本給の水準ということで、有期労働者がどのくらいの水準かということでございます。これ、一時間当たりの基本給の水準を比較をしたものでございます...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘の点でありますけれども、有期労働契約研究会の論点の中で、このいわゆる三党案に盛り込まれていた事項も含む論点として、一つは契約締結に関するルールはいかにあるべきか、二番目としては公正な待遇を実現するためのルールはいかにあるべきか、三番目は雇い止めにか...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいたのは、労働契約法の第十七条第一項にやむを得ない事由というのがありますが、その解釈であります。  今おっしゃっていただいたように、派遣元が派遣先との間の労働者派遣契約を中途解除されたことをもって派遣元が雇用している派遣労働者を解雇すること...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の点、よく私も労働基準監督署等に再度確認をして、不十分な点があれば、さらにそういう対象者にどういうふうに告知するのが一番適切なのか、これをよく話を聞いて、適切な広報の強化ということについても進めていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 内閣府ではそういう取組があるということで、今ここに入札公告を持っておりますけれども、これは、購入等の件名、何を発注するかというと「「ワーク」と「ライフ」の相互作用に関する調査」ということでありまして、その中のこの技術評価ポイントの中で百点中七ポイントをワー...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私が報告を受けましたのは、アメリカに今言われたようなメリット制というものがあるということでございますけれども、それについて日本ではどうかということでありますが、一つは、アメリカの雇用保険というのは自己都合の退職は出ないと、こういう扱いになっているということ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはせっかくの御指摘なんですけれども、慎重な対応が私は必要だと考えておりまして、一つは、まず失業は国全体の経済状況の影響も受けるということで、当然その会社だけの責に負わせることは難しい。あるいは、これは例えばの話でありますけれども、そういう形になりますと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ただいま議題となりました医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国の医療保険制度においては、昨今の経済状況の悪化や医療費の増加等により、各医療保険者の財政状況が非常に厳しく...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○長妻国務大臣 今のお話は、雇用・能力開発機構にぶら下がっている職業訓練の場所でございますけれども、そもそも雇用・能力開発機構、いろいろ、私のしごと館とかスパウザ小田原とか、大変浪費の箱物が多いということで、今、徹底的にその見直しをしている状況でございます。  そして、今御指摘...全文を見る
○長妻国務大臣 我々は、これは地方と国の役割分担ということで、本当に必要なものは、国でやるべきものはやっていく。そして、地方が必要だと考えるもの、役割分担で、地方がやるべき、担っていただくべきと考えるものは地方にやっていただくということで、これから交渉の条件や譲渡の条件を地方が受...全文を見る
04月22日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、森田委員がお配りをいただいたこのインフルエンザワクチン製造量の推移という表でありますけれども、これ、平成六年に法律が改正されまして、今ここに資料持っていますけれども、予防接種法の対象疾病からインフルエンザを削除するということで、予防接種にインフルエンザ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、鳥インフルエンザの話もありましたけれども、国家の危機管理というふうに考えたときに、当然いわゆる防衛省が担う安全保障もありましょう、あるいは災害などもありましょうが、この厚生労働行政の中の最大の危機管理の一つがまさに鳥インフルエンザ等の問題だというふうに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、医療をだれがどの財源で担うかというお話ですけれども、これは言うまでもないことですが、医療の財源というのは自己負担か保険料か公費か、いわゆる税金か、この三つをどうバランスを組み合わせるかということで、何か魔法のつえがあって、皆さんの保険料が一気に全員安く...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今保険料の考え方の話ありました。年金、医療、介護、主なものはそういうものがございますけれども、当然それぞれの保険料を一体として考えていく。これ、税制もそうです。個人にあるいは家庭に着目すると、これは税金だろうが保険料だろうが、ある意味では支出、強制的支出に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) もちろん結論ありきで進んでいるわけではございません。かつて、前の政権が骨太の方針で一年間社会保障の伸びを二千二百億円ずつ機械的に削減するということで、これは全国にひずみが起こったと。これも政権交代が起こった一つの理由だと考えておりまして、その二千二百億の枠...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた点は重要でございまして、昨日も省内の課を訪問しておりましたら、看護師さんの資格が取ったときの証明書に私の名前がこれ書いてあるということで、厚生労働大臣ということで、本当にこの職責の重さを改めてかみしめて、その看護師さんが本当に十分に力を発揮...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の各保険者へどのくらいの影響かということでございますけれども、この措置によって、今回の総報酬割導入でございますけれども、協会けんぽでは約〇・一%の引下げという効果があるんではないか。健保組合では三倍以上の格差が二倍に縮小する。つまり、健保組合の中でも財政...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたように、健保組合は、やはり保険者機能を発揮していただいているところもたくさんございまして、やはり一つは、同じ職場というそういう目が行き届きやすいという観点もあると同時に、当然御努力ということもあり、健診を充実して健康でお過ごしになら...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、健保組合の、健保連ですね、お話でございますけれども、声明を出されておられるということで、これは今年の二月十二日でございますけれども、「国庫負担「肩代わり」法案に反対する」という声明が健康保険組合連合会の会長名で出されているところでございます。私どもとし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 保険者機能のお話もございましたけれども、やはりその保険者保険者でいろいろ御努力をする、ただし、やはり財政力の弱いところ、あるいは報酬が比較的低いところ、それはそのまま自立して保険者機能を発揮して支援なしにやっていけるかというと、そうではない。そして、国も支...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今回、協会けんぽへの国庫補助率を、これ本則は一六・四から二〇パーでございますけれども、その中で一六・四%まで引き上げるという措置をとりました。  これまでは、本則はあったものの、本則ではなくてそれよりも引き下げようということで一三%というのがずっとこれ続...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今回は、リーマン・ショックから続き、インフルエンザ等々で医療費がかさみ、特に財政力の弱い協会けんぽが非常にある意味では、語弊があるかどうか分かりませんが、緊急事態に陥ったという我々は認識をしております。その中で、ぎりぎり保険料の上昇を抑えていくというような...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まさに今の点を今検討会議というところで、今回は特に七十五歳以上の方も多く加わっていただいて当事者の立場でも御議論いただくということであります。  医療を支えるお金は、公費、税金、あるいは保険料、あるいは自己負担、この三つしかないわけでございますので、これ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今年の夏、中間取りまとめをして、もちろんそれは公表をいたしますわけでございますので、当然国会でもそういう御議論をいただければ、我々もできる限りその時点での中間取りまとめ案を御説明をして御理解をいただいていくと、こういうことをしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 本則に一六・四から二〇パーという規定がございまして、この一六・四というちょっと中途半端な数字というのは、これは過去の経緯がございまして、過去は保険料の上昇ごとに国庫補助が増えると、こういう積み重ねがありまして、それを審議するときに積み重ねをすると一六・四と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 三年間ということでありますので、この改正法案、本法案の附則に書かせていただいているんでございますけれども、この三年間で協会けんぽの財政を何とか立て直す方向に持っていきたいということでございまして、足立政務官が申し上げたような新成長戦略、あるいは今月の、二月...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、新しく後期高齢者医療制度に代わる制度でありますけれども、基本的には、今考えて申し上げられることは、この後期高齢者医療制度、七十五歳以上で一つの保険にしてしまったということと実はセットで診療報酬も七十五以上の診療報酬が入ったと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私自身は、医療の分野、これ、政権交代をいたしまして、重視すべきところは重視する、十年ぶりに診療報酬ネットプラスにする。ただ、同じ考え方のままでそのまま進んでいいのかというとそうではないということで、いろいろな有識者あるいは知見を持った方々、あるいは医療分野...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今言われたのは保険財政共同安定化事業のことだと思いますけれども、これについては、もし委員に誤解というか、これによって財政を調整するような仕組みということではございませんで、これは、一人一か月三十万円を超える高額な医療費の負担を市町村が共有する事業について、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、この指定市町村制度というのは廃止をいたします。これは、医療費が高い市町村を指定をして、医療費適正化が実現できないと国がペナルティーを科してお金を簡単に言えば減らすということはやめるということでございますけれども、今後は、都道府県がし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これもいろいろな御指摘もございまして、今までは国が保険料収納率目標の段階に応じてペナルティーを掛けてきた。簡単に言えばお金を減らすということをしておりましたけれども、それは今後は国としてはしないということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これについて、四月十六日の名古屋高裁の判決を私も見ましたけれども、これは労災認定是か非かということが争われた裁判でございます。  その中で、今までにない考え方というのが判決の中の労災認定の基準として盛り込まれておりまして、これは、事業主の災害補償責任の範...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは各先生方に御自身がお考えになる案を御披露していただくというようなことを今している最中でございまして、その中で一つの案として、この六十五歳以上を別建ての保険方式を基本とする案が出てまいりました。これについては、おっしゃるように、先ほどの六原則には反して...全文を見る
04月22日第174回国会 参議院 総務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(長妻昭君) 今現在、特に幼稚園と保育所の一体化の議論というのが子ども・子育て新システム検討会議というところで行われておりまして、今おっしゃられた現行制度の保育に欠ける要件という入所要件についても見直すことが課題になっておりまして、ここの場で今検討中でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今正確に集計できるものが、昨年の十月一日現在でございますけれども、四万六千五十八人の方がいらっしゃる。これは、首都圏や近畿圏の七都府県、指定都市及び中核市で待機児童の八割を占めるということで、都市部に多いということでございます。
○国務大臣(長妻昭君) 待機児童の解消というのは、これは喫緊の課題だというのはおっしゃるとおりだと思います。  まず我々は、将来ビジョンということで五年間のビジョンを策定をいたして、数値目標も掲げました。平成二十六年度までに保育サービスの定員を二百四十一万人にしよう、毎年毎年五...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、鈴木副大臣から、地方自治体へ通知を出してお願いをするということ、あるいは、私どもと文部科学省と連携して活用事例集、こういう余裕教室を保育所として活用していますというものも更に作成をして周知をするということに取り組みたいと思います。そしてさらに、厚生労働...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、この余裕教室だけではなくて、本当に今喫緊の課題であるということで、我々もあらゆる空きスペースが保育所の分園になるような、例えば公民館等の公共施設、あるいは公営住宅の空きスペースなどについてもそれを進めるということで今取り組んでおりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 子育て支援、子供政策ということでありますけれども、やはり三つの支援が適切に組み合わされるということがあるべき姿だと思います。  一つは、今おっしゃっていただいた子ども手当などの現金支給、そしてもう一つは、今も議論させていただいております保育所サービスなど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今重要な御指摘だと思います。職業訓練における国と地方の役割分担、この基本的考え方ということでありますけれども、今おっしゃっていただいたように、このポリテクセンターにつきましては、私どもとしては二年間掛けて地方と交渉をして、地方が受け入れやすい条件で、地方が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず私の立場は、地域主権を進めていくという立場でございまして、もちろん、省益や局益、これを守る立場ではございません。その前提で、今おっしゃられた三つの基準というのがあります。  その中で、やはりナショナルミニマムと申しましょうか、これを自由に地方によって...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今保育所のお話がございまして、保育所については保育士さん一人当たりお子さんは何人ですと、こういう決めがございます。そして、面積、このお年のお子さんであればお一人当たり最低限この面積を確保してくださいと、こういうものもあります。  それ以外も数限りない保育...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど原口大臣からも標準の定義という話がございまして、保育士さんの配備というか面積基準ですね、面積基準とその期間については一定の地域においては標準ということでございまして、標準というのは、合理的な範囲内で、そしてそれを定めるときは説明責任が発生をすると、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かに私ども、こういう回答をさせていただいたとき、そういう御懸念の声もいただきました。  そのとき私が申し上げましたのは、まず、待機児童を解消するために大前提としては我々、さっき前の方の質問で申し上げましたけれども、保育サービスの定員を五か年計画できちっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、私どもとしては、これは、説明できる、そういう今基準を検討しておりまして、最終的にはこの法律が成立いただいた後省令でその詳細を決定するということでございまして、これについては、そういう御不安がないように、きちっと説明できる基準を提示した上で、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは非常にいろいろな要素を勘案して考えなければならない問題だと思っております。  基準病床数制度ということで、今おっしゃられたように、一定の基準の病床数の目安を示して、それ以上の病床は、一定の例外はありますけれども、基本的にはつくることを抑制をすると。...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた医療計画、五か年ごとに立てる計画で、今は平成二十年度から二十四年度の五か年の計画が実行中でありますが、責任主体はだれかというのは、これは都道府県が責任主体であるというふうに考えておりまして、その中で都道府県がこの二次医療圏が主体的に動けるよ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いや、今のこのやり取りというのは大変重要なやり取り、重要な問題提起がなされていると思います。  委員が先ほどおっしゃられた、例えば県などにおいて土木部の方が移られてきて、医療の専門家、素人であると。ただ、これ地方、地域主権という趣旨からいうと、果たして国...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、特別養護老人ホーム、特養のお話でございますけれども、ユニット型というのは簡単に言えば個室というものでありますが、やはり私はこれから新たに造られるものはユニットケア、ユニット型が望ましいというふうに考えております。  これも、いろいろ我々も省内で検討し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の話は委員もよく御存じだと思いますけれども、いろいろな経緯があって、やはり安易な身体拘束というのが続いて、人権の問題等の議論もあった上で慎重な対応をするということでございます。当然、身体拘束というのは、それを続けると高齢者の身体機能が低下をしていくという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 原口総務大臣も申し上げたとおり、四大臣合意というものを交わしまして、この財源については、平成二十三年度の予算編成の中で四大臣よく議論をして決定をしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 現物給付の考え方でございますけれども、これについては我々は、幼保一体化も含めた、それだけではなくて、子育て政策をどうこれから新たなものを構築していくのかという新システム検討会議ということが始まっておりまして、そこにはもちろん文部科学省も入ってまいりましょう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた論点については、国と地方の子育てについての役割分担や、先ほど申し上げましたこの幼保一体化を含む新システム、子育ての新しいシステムの議論の中で論点として挙がってくると思いますけれども、私としては、マニフェストどおり、あるいは三党連立合意どおり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 保育サービスの充実というのは、これはもう大変働くお母さんにとっても重要な問題でありますし、日本の労働力の問題、ひいては少子化の問題についても、本当に国家が大きな目標を掲げて取り組むべき課題だと思います。  その意味で、子育てビジョンの五か年計画の中でまず...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、財源の問題でございますけれども、これについては、私どもとしては、まず厚生労働省として事業の優先順位を付けて、必要性の低い事業は基本的には中止をしていく、あるいは省内事業仕分け室という組織を四月一日に立ち上げて、室長を任命をいたしまして、今鋭意、本当に浪...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、認定こども園、四つの類型がございまして、今の御指摘は地方裁量型認定こども園ということで、幼稚園又は保育所として認可されているかどうか関係なくて、地方の実情で認定こども園の認定を行うことができる類型でございます。  これについては、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、私ども、今回の法案の前提となる具体的な案件について三つに分類するということで、遵守、標準、参酌ということでございますが、すべてを地方にお任せをするということではございませんで、それぞれ三つの類型に保育所関係も分かれたわけでございますけれども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今お配りいただいた資料でございますけれども、私どもも子供の健やかな育ちを保障することが最も重要だというふうに考えておりまして、遵守すべき基準として省令で定める基準については現行の基準を基本に考えているということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話につきまして、今のお話に限定しては、法律が成立した後、私どもとしては現行の基準を基本に省令で定めるということでございますので、そのようにしてまいりたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) まず、この地域主権ということを議論するときに、今おっしゃられたように、当然、その滑り台が直ちになくなるということではございませんで、その設置も含めて地方にお任せをしていく、お考えをお任せしていくというのが私どもの考え方であるわけで、つまり参酌という基準でご...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、おっしゃっていただいたお子さんの命、そして安全を守る、国も地方自治体もこれはもう同じ気持ちなわけでございまして、その中で、その屋外傾斜路と法律的には言われるようなそのものについて、地方にそれ以外の、あるいは防火、防災、避難の設備、そういうものが、考えて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も、地方にお任せをしたら防火、防災、避難の措置がもう一切なくなるということで当然お任せをするわけではございませんで、それ以外の選択肢が合理的にある、そういうふうに考えるところがあるのかどうかも含めて地方に条例委任をしていくと、こういうことを申し上げている...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まさに、国家の役割は何か、地方の役割は何かという、これは哲学にかかわる問題だと思います。国家の役割は国防、外交というのはよく出てまいりますけれども、じゃ厚生労働行政の中で担う最終的な国家の役割ということについて、私は一つのキーワードはナショナルミニマムでは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた東京等という措置については、これは一時的に待機児童を解消するという一つの目的があるわけでございます。当然、全体の定員を増やすというのは、これはもう我々として全力で取り組まなければなりませんが、その間の措置として、基本的な考え方は、我々データ...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○長妻国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  労働者派遣制度につきましては、労働力の需給調整を...全文を見る
○長妻国務大臣 私もリハビリの重要性というのはよく認識しているつもりでございます。  野党時代に、この問題について、当時の政府が、ある意味ではリハビリを続けても回復の見込みがない場合は打ち切るような、そういう発想を持っているという懸念を持ちまして、当然、維持期のリハビリというの...全文を見る
○長妻国務大臣 この趣旨説明で申し上げたことは、法律の名称に保護という言葉を入れたということでございまして、今委員がおっしゃっていただいたようなそういう趣旨であります。
○長妻国務大臣 今おっしゃられた件については、平成十七年に行った調査がございまして、つまり、派遣元と常用雇用の契約を結んでいる、しかし、その派遣元が派遣先との契約が切れたときにその労働者はどうなるのかということでございます。  この調査によると、五四・九%の人はすぐに別の派遣先...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、前段のお尋ねでありますけれども、この法案では、登録型派遣の原則禁止の施行、これは公布後三年以内の政令で定める日でございますが、その期間までに、今おっしゃった常時の雇用で派遣元に雇われている方が契約が切れたときに、例えば休業の手当が出るのか否かについて、再度調...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘の表でございますけれども、有期で派遣の契約が切れた、そして、その有期の労働者を派遣元がどう扱うのかというような趣旨でございますけれども、今、合計で有期では常用型、二万八百八十四人の方がいらっしゃる。そして、その中で一万八千六百六十四人が離職をされている。そ...全文を見る
○長妻国務大臣 初鹿委員におかれましては、小中学校における薬物乱用防止教室の講師の経験もあるということで、これまでの啓蒙活動に大変敬意を表するものであります。  一番我々が取り組んでいて多少有名になっているのは、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動ということで、これはもう何年も取り組ん...全文を見る
○長妻国務大臣 本当に、今るるおっしゃられたとおりだと思います。  私どもは、今は恵まれた立場にいるし、一定の権限も持っているということで、本当に、そういう与えられた立場の中で全力で職責を全うしていく、これを尽くしていくということで、今のお話に関しても、我々、今回派遣法の改正案...全文を見る
○長妻国務大臣 登録型派遣の原則禁止の例外として、この専門二十六業務ということについて挙げさせていただいておりますが、当然、この二十六業務を装って派遣をしてはいけないわけでございまして、それについては、ことしの二月八日に全国の労働局長に通知をいたしまして、指導監督を集中的に実施し...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、この法案を今審議していただいているんですけれども、この法案が成立をいただいた場合は、その後の作業といたしましては、六カ月以内に施行される日雇い派遣の原則禁止などの詳細な実施に関する政令とか省令等の内容を詰める必要がありまして、まずそれを労働政策審議会で御議論...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃったことは、常時雇用されるという定義の話でありますけれども、これについては、労働者派遣事業関係業務取扱要領というところであります。  これについて、日雇い、日々雇用だけれども、それがずっと毎日毎日更新されて一年を超えるというような趣旨であるわけでござい...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘も、一年を超えて引き続き雇用されると見込まれるのが口約束などでは、逆に言うと、こちらもチェックしようがないというか、検証しようがないということになりますので、これについては、契約書等に更新回数を明示することが必要であるというようなことを書いた派遣元指針、...全文を見る
○長妻国務大臣 いろいろな論点があると思うんですけれども、まず一つは専門二十六業務について、やはり時代とともに専門性や職業の中身というのは変遷をしてまいりますので、そういうものについて今後とも不断の見直しをしていくなどなどの論点はあるというふうに考えております。  何よりも、雇...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘は重要な点でございまして、労働者については無期雇用がより望ましいわけであります。そのときに、派遣元に無期雇用されてもいいし、派遣先に無期雇用されてもいいわけでございまして、その双方について支援策というものを講じる必要があると考えております。  今御審議...全文を見る
○長妻国務大臣 今のおっしゃっていただいた点でございますけれども、派遣労働者については、同じ仕事をしているにもかかわらず、派遣先の労働者に比べて賃金などの待遇が低く、不当である、こういうような指摘をいただいていることも事実であります。  そのため、今御審議している改正案では、派...全文を見る
○長妻国務大臣 今申し上げたように、まず、この法案の中で「均衡を考慮した待遇の確保」という条文を設けさせていただいておりますので、この法律が施行された後、その実施状況、実態を把握して、そして是正すべき点があれば、それは課題として我々も対応する、こういうような姿勢は持ち続ける必要が...全文を見る
04月26日第174回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、労働契約法の条文を読んでいただきましたけれども、まさにここに書いてあるとおりでございまして、つまり、期間の定めのある労働契約については、労働者の方がやはり将来の計画あるいは将来の展望というのもあるわけでございますので、そういう意味では、必要以上に短い期...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも一般論でございますけれども、大臣告示というのがございまして、「契約期間についての配慮」というところでございます。これは、「使用者は、有期労働契約(当該契約を一回以上更新し、かつ、雇入れの日から起算して一年を超えて継続勤務している者に係るものに限る。)...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、おっしゃるように、この雇い止めの三十日前までに予告を求めているということでありまして、これについては、一定の場合でありますが、その一定の場合の要件は、契約を三回以上更新されているか、雇入れの日から起算して一年を超えて継続勤務している場合で、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 委員も個別の案件についてお答えができないというのは御存じだと思います。一般論で申し上げることを御容赦いただきたいんでございますけれども。  一般論としては、有期労働契約に関するルールとして、大臣告示において、使用者は更新の有無を明示しなければならないと、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一般論としてでございますけれども、当然いろいろな、例えば正社員の転換制度云々をうたっていたときに、もちろんそれがきちっとなければそういうことをうたうというのは問題が発生する可能性があるというのが一点と、あと今お尋ねの二年十一か月ということでありますけれども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 雇用契約が、雇用期間ですね、雇用期間が三年を超える場合、雇い止めが許されないと、こういう規制というのは存在しておりませんので、そういうことについて我々も周知をしていって、適正な雇用契約、雇用形態が保たれるように我々も指導監督をしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましても、先ほど申し上げましたように、一定の場合には雇い止め三十日前までに予告を求めるなどなど、こういう大臣告示というのもあるわけでありますので、そういう趣旨も御理解いただくような形で我々も周知を図っていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) これも個別の事案のコメントは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、一般論としては、労働契約法という法律がありまして、この目的の第一条にもきちっと労働者と使用者が対等の立場で合意に基づき締結するものであると、労働契約はと、こういうことが書いてあります...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも一般論でお答えするしかないわけでございますけれども、例えばいろんな労働契約の際に、こういう制度もある、ああいう制度もあるといったときに、実際そういう制度がないというのにもかかわらずそういう制度があるということが示されるということは、これはもう当然問題...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 個別の指導云々の話についてはコメントはできないわけでありますけれども、一般論として、これは当然、その有期労働契約をめぐるルールを定めた大臣告示の周知徹底を図り、問題事案については必要な助言又は指導を行うということであります。  そして、私自身は、前政権で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはまた一般論で恐縮なんですけれども、我々としては、労働基準監督署、私も先日そこに行って一緒に現場を見てその仕事をチェックをしてまいりましたけれども、問題があれば我々としては適切にそれを指導監督をしていくと、これが職責でございますので、そういう姿勢で日本...全文を見る
04月27日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○国務大臣(長妻昭君) 健康保険組合が財政が厳しくなって解散して協会けんぽに入ればいいじゃないかと、もちろんそういう考えは持っておりません。
○国務大臣(長妻昭君) これは御存じのように、医療については自助、公助、共助というのもありますけれども、この共助を中心とした保険でありまして、助け合いが基本であります。  成り立ちは、地域から成り立った市町村国保、あるいは職域から成り立った協会けんぽも、あるいは企業健保もあるか...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたように、今年度から総報酬割を一部導入することに伴って、健保組合の一定の組合、支援金等の負担を緩和するために、高齢者医療運営円滑化等事業費ということで三百二十二億円を付けさせていただきました。昨年度が百六十三億円ですので、倍増をさせて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今年度まだこの三百二十二億円が執行されていない段階でございまして、これをどういう組合にどういう基準で、そしてそれがどういう効果を上げているかということを検証をいたしまして、そういう意味で、それはもう必要があって、財政当局との話合いの中でそれが理解を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、前提としておっしゃられるように、意見をよく聞く、そして配分に当たってはでき得る限りやはり客観的な指標で配分をさせていただくということでありまして、これ、今予定しておりますのは五月十日に健保連医療制度等対策委員会において、まず厚生労働省の具体的な助成方...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた保険者機能というのは大変これ重要でございまして、例えば、協会けんぽ広島支部というのがございますけれども、これが後発医薬品を利用した場合、自己負担がどれだけ減るのかと、こういうような通知を出しましたところ、全体の二二%の、その広島支部の二二%...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今大変貴重な御指摘をいただいたと思います。  実は昨日、協会けんぽを対象として省内事業仕分というのをさせていただきまして、やはりその管理部門のまず全体が肥大化しているのではないかとかいろいろな御指摘が出ました。今の御指摘は、今現在、実績の反映というのは年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 大変貴重な御指摘をいただいたと思っております。  この保険者機能を継承しつつ、残しつつ一元的運用を図っていくということが肝要ではないかというのは同感でございまして、保険者がそのまま一体化、一本化をして、例えば日本中がもう保険者が一つということになると、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、省の目標、局の目標、お話しいただきましたけれども、今までは局の目標も立てたことがない、省の目標も立てたことがないということでございましたので、そういう目標を立てて公表させていただきました。  その中で、今おっしゃっていただいたのは、高額療養費制度につ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては我々は調査をいたしましたけれども、具体的な会社名というのが明らかになっておりませんので、あくまでも恐らくここではないかということで、こちらが特定をした、この社団法人日本人材派遣協会からいただいた中には五事例がございましたので、恐らくここではな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) しっかりと指導監督を行うということはここに決意を述べさせていただきたいと思います。  その上で、我々としては、法令に基づいてきちっとした指導を行っていきたいというふうに考えているところでございまして、事業所の御理解も十分いただきたく、お願いをしたいとも思...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは重要なのが実態把握ということでありまして、これについて今現在、定期的に実施している、国保組合の統計調査などをしておりますけれども、その結果を踏まえて、特に重要だと考えている国保の抱える課題に的を絞って調査方法を検討して市町村国保の実態把握をしていくと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の計算でありますけれども、これは七十五歳未満の部分の国庫補助に充てるということが基本でありまして、九百十億円減りますけれども、それは減って国に戻しちゃうということではございませんで、それを七十五歳未満の国庫補助に充てるということでそれが九百、そして国庫補...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、事の発端といたしましては、協会けんぽ、一昨年の秋のリーマン・ショック以来急速に総報酬が下がったということもあり、急激な保険料の上昇が見込まれるということとなりまして、それをできる限り抑えなければならないということであります。  その中でぎりぎりの国...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほど来申し上げておりますように、協会けんぽの非常に、かつてないほどの急上昇、保険料、この状況を受けまして何とかしなければならないということであります。  今回のぎりぎりの措置をさせていただいたにしても協会けんぽの保険料は上がるということになって...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、昨日も厚生労働省省内事業仕分というのをさせていただき、来月も再来月もしてまいります。一過性では終わらずに、厚生労働省事業仕分け室という組織も四月一日につくりまして不断の見直しをする、国民の皆さんから、厚生労働行政に限っては自分たちが払った保険料や税...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、計算方法でございますけれども、協会けんぽの国庫補助率を二〇%に引き上げた場合、これは仮定でありますけれども、その場合、平成二十二年度の予算ベースで試算をいたしますと、国庫補助率一%が約五百三十億円に相当するということから国庫の所要額は約三千七百億円で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そのぐらいの決意で臨む前提として、じゃ自分のところはどうなんだと、こういうふうに言われないように、今まで健康何とか事業、雇用何とか事業、こういう名前が付くとすべて良さそうな事業に見えてしまうわけでありますけれども、当然、絶対にこれは削っちゃいけない、守らな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この社会保険料の負担が増大してくるというのは、これは大変頭の痛い問題でございます。  ただ、これだけ少子高齢社会の中で、国費だけで社会保障の自然増が年間一兆円の時代、だれかがこのお金を負担しなければならない。保険料、あるいは税金、あるいは借金なのか、ある...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは実態調査をいたしまして、そして世間の皆様にも公表をさせていただきまして、特別調整補助金については基本的には見直していこうというふうに考えております。  そのまず先駆けた措置といたしましては、今年の七月にまず国保組合、財政力の高い国保組合に対する補助...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、これ国庫補助の削減ということではございませんで、国庫補助があり、そして協会けんぽがこれだけ大変な状況になっているということで、それについて保険者間で助け合いをしていただくということで、応能負担という考え方を取り入れさせていただいて、この総報酬割を一部...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、今までの政権も一六・四%に国庫補助率を引き上げてはおられなかったわけでございまして、我々としては、本当に、リーマン・ショック以来、標準報酬月額が著しく低下をする中、保険料の上昇が急速に見込まれるときに手を打たなければならないということで、限...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 倍増させていただいて、二十二年度予算額は三百二十二億円ということでございますけれども、これについて来年度あるいは再来年度以降どう考えるのかということでございます。  これについては予算編成の中で必要性を考えてこの予算を決定をしていくということでありますけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げたとおりでございまして、予算編成の中で財源を確保していくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 今回、この広域連合の剰余金を充当することに加えて、今おっしゃられた財政安定化基金を取り崩していくということで、これもできる限り今の措置によって保険料の上昇の抑制を図るということで取り組んでまいったところであります。当然この基金がなくなるということはございま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今も御指摘いただきましたけれども、これは国外に委託するという場合の言うまでもなく措置でございまして、三月三十一日にこの通知を出させていただきました。いろいろな我々も現状把握ということを申し上げておりますので、その後この通知についてどういう実効性が担保...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げましたように、今年の十月末をめどに国外も含めてこの補綴物のトレーサビリティーの検討をいたしてまいりたいと考えておりますので、今おっしゃられたような論点もここで議論をしていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) 今、薬事法ということでありますけれども、それについて、我々、直ちにそういう検討を始めるということではございませんで、その前にできることがないのか、今るる御指摘をいただきましたので、十月末をめどにトレーサビリティーの議論をする中で検討課題として結論を得ていき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今月から新しい診療報酬体系がスタートをいたしました。我々重視をいたしておりますのは、今後は、この新しい診療報酬が具体的にどういう影響を及ぼしているのかと、こういう検証に力を入れていこうということで、中医協にもお願いをして検証をしていただいているところであり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今ずっと貴重な御指摘をいただきましたけれども、まずはこのtPAというのが一定の条件の中で使えば非常に後遺症を減らす効果があると、三時間以内ということで、これは周知されているようで周知されていない、御存じない方が多い。どこの自宅の近くの病院でそれができるのか...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御質問につきましては、ぎりぎりの国庫負担、そしてそれに加えて総報酬割ということで、いわゆる応能負担の考えを一部導入をさせていただいて保険料の上昇をぎりぎりまでできる限り抑えていこうと、こういう発想で取り組んだわけであります。  それで、子ども手当の話...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 国保の抜本的な改善ということでございますけれども、この厳しい収支というのは言うまでもございません、二十年度の収支は約二千四百億円の赤字ということでございます。これについて、我々はまずは本法案でも広域化を一定程度進めていくということを申し上げ、そしてさらには...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいた点は貴重な御指摘だと思います。  地方自治ということで、今、国保は市町村単位でそれがなされているということでありますが、その一方で、余りにも規模が小さい保険者と中規模の保険者と混在をして、格差が開き過ぎているんではないか。  これ平成...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この皆保険というのは、本当に日本が誇るべきものだというふうに思います。よく、社会保障の充実と経済成長は両立しないと、こういうことを言われる方もいらっしゃると思いますけれども、私は、経済成長の基盤をつくるものが社会保障であると、こういう考え方ができるのではな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) いろんなこの原因の分析というのがあると思いますけれども、やはり景気悪化による給与の急激な落ち込みというのもある。あるいは、高齢化等による給付費の伸びもありますし、一部新型インフルエンザの流行というのもございます。そういう中で、やはり一番大きいのは景気悪化の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、保険料についても、一円も上がらないということがそれは理想であるというふうに思いますけれども、ただ、これは助け合い、共助でございますので、一定のルールの下その保険料を分かち合って、それぞれ医療なら医療、これが安心に受けられるようなそういう仕組みである...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは御存じのように、国庫補助率は、平成四年度以降、本則ではなくて暫定的に一三%に引き下げられたままずっと続いてきて、今回、まずは本則で、確かに本則に幅があって、その一番低いところではあるものの一六・四%に引き上げると、こういう措置をさせていただいたところ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この三年といいますのは、三年の中で協会けんぽの財政を一定程度立て直していこうということで、もう関係者含めて、昨日も協会けんぽについての省内事業仕分をして、もう本当に無駄は少しでもあってはならないということも含めて再建をする三年間であるということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 今、協会けんぽと健保組合の格差の話がありましたけれども、やはり今おっしゃられたように、それは報酬の平均額が違うと、そういうこともあって、今回、総報酬割を導入一部させていただいたということで、応能負担の考え方をお願いをしていくということが一つであります。 ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは協会けんぽは、政府管掌健康保険ということで社会保険庁が担ってきたものでありまして、それが協会けんぽという組織に変わったということでありまして、これは普通の健保組合と同様の扱いのルールを適用するということで、一定の事務費に対しては一定の要件で掛け算をし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私どもの考え方というか、当時、予算編成の中でも議論がありましたのは、大変厳しい財政状況、国の財政状況の中で、やはり国の出せる国庫負担というのはどのぐらいだろうかと。それに加えて、じゃ更に協会けんぽの保険料の上昇を抑える、そういう手だてはないのか、あるのかと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 非常に重要な御指摘だと思います。私自身は、この広域連合については保険者機能が十分に発揮されていないんではないかと、こういうことを考えておりまして、一つは、広域連合の長が住民から直接選ばれていないので運営責任がなかなか明確になっていないんではないか、あるいは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御審議をお願いしております法律で、大きくは三つありまして、一つは事業運営の広域化に向けて、各保険者が医療費適正策、収納対策等について共同して取り組む。各保険者というのは、都道府県の中にある市町村国保でございます。  そして、第二に、財政運営の広域化のた...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げた広域化等支援方針、この支援方針というのもまだ仮の名前でございますけれども、この中の(1)の事業運営の広域化の中に医療費適正化策の共同実施と、こういう項目のお尋ねだと思います。  これについてはいろいろなことが考えられますが、例えば例を挙げると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、御存じのように、今の法体系では子ども手当から国民健康保険料を控除というのは法的にはできない仕組みになっているところであります。  これについて、子ども手当の審議の中で、給食費はどうだ、あるいは、例えばそういう議論がずっと進むと、じゃ地方税を滞納して...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今お触れになられた、イギリスで今年三月に子供貧困法という法律が成立をして、そこには相対的な貧困状況にある子供の割合を一〇%以下にするなどなど、絶対的な貧困状態にある子供の割合を五%未満にするとか、かなり具体的な数値目標が入っているということに、非常に興味深...全文を見る
05月11日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいた中に新型インフルエンザの死亡率のお話もございまして、本当に医療関係始め国民の皆様方の御協力があってこういう一定の成果、結果となったというふうにも考えております。  ただ、新型インフルエンザでお亡くなりになった方もいらっしゃいます。心より...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、製造から一年というふうに申し上げました。その一年の例えば期限が切れて後、今本当におっしゃった趣旨というのは私も十分理解できるわけでございますので、解決に向けて何らかの方策がないか、これは慎重に検討していきたいというふうに思います。
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘でございますけれども、まず前提にありますのは、皆保険の仕組みや考え方を崩してはならないというのはこれはもちろん重要なことでございます。  その中で、今二点御指摘がありました。株式会社による医療機関経営の参入、混合診療の二つでありますけれども、株...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられた、アジア等への海外市場への展開促進という、新成長戦略の中にそういう記述がございますけれども、これについては、私としては、やはりまずは医療は国民の皆さんのためにあるべきだと、これはもう当然だと思います。その上で、一定の余裕があるところに関して...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この全体の高齢者の医療制度の中で、来年の通常国会の法案提出ということで新たな後期高齢者医療制度に代わる制度を今検討しているところでありまして、その中でも公費負担、これを増やすべきであるという意見も出ているところであります。  そして、前期高齢者については...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 御存じのように、今、国庫負担だけでも社会保障費は自然増という形で年間一兆円ずつ増えているということでありまして、やはり国民の皆様方に今の医療サービスを維持する、そして、更により良い医療サービスを提供するためには一定の御負担というのをいただかなければならない...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かに、年金特別会計というと当然年金だけだと思いきや、健康の勘定とか児童手当の勘定とか、まあ業務勘定はあってもいいとは思いますけれども、いろいろなものが入っている。経緯は、厚生保険特別会計と国民年金特別会計が特別会計改革で一体化して名前がシンプルになった、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいたように、確かに、この特定疾患治療研究費ということで、二分の一国、都道府県二分の一ということで、これ五十五疾病がその対象になっておりますが、現実は、おっしゃられましたように国は二分の一も出していないという現実がございます。  それについて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについてもいろいろな同様の御指摘もいただいておりまして、これについて私たちとしても社会保障審議会の中で、できれば年内、遅くとも今年度中にこの高額療養費制度の在り方に関する見直しの中で今の課題というのも検討していきたいというふうに考えております。  い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そうですね、それも含めたものが検討課題になると思います。
○国務大臣(長妻昭君) これは、私は廃止ありきではないということを申し上げておりまして、実際に介護療養病床から老健施設や特養に行っても、そこできちっと対応できる方については動いていただくということが必要でありますけれども、受皿がないままそれをまず廃止ありきで廃止をしていくというの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 介護療養病床から老健とかあるいは特別養護老人ホームなどに移動してもそこで対応できる方というのはそこに移動をすると、こういう方針はそうでありますけれども、ただ、その受皿がきちっと整っているかどうかということで、それが整ったということが確認できた上、そういう措...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは丁寧に、医療関係者、現場の方あるいは患者さん、その関係者の話も聞きながら方針を決めていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) これは、先ほど来申し上げておりますけれども、受入れ体制、受皿がないままにそれがなくなってしまうということは、これはもう患者さん始め、御家族始め大きな影響が出るわけでございますので、それを見極めて、やはり行政の役割としては受皿をまず早急につくっていくというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、民主党のマニフェストでありますけれども、「被用者保険と国民健康保険を段階的に統合し、将来、地域保険として一元的運用を図る。」ということを書かせていただいておりまして、これは、いきなり国保と被用者保険を一体でドッキングするということを直ちにということで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたように、国保の保険料の未納というふうにされる方は、自分が未納した穴埋めをほかの方がしていただいているんだということをよくお考えいただき、払える方は払っていただきたいということであります。  それで、保険料の計算というのは、これはま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この前の日曜日に、総理大臣、そして官房長官、菅大臣、私、仙谷大臣、千葉大臣とともに、B型肝炎の問題について議論、協議をいたしました。その後そういう報道が流れたわけでございますけれども、その中で確定的に何かが決まったというものではございませんで、これまでの議...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今も答弁がありましたけれども、一定のルールの中で従来の社団法人、財団法人を平成二十六年度から移行すると、手続的には平成二十五年十一月三十日までに移行申請を行う必要があるということの中で、客観的、しかしこれは透明性は高めなきゃいけないというのは私も同...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 確かに、今おっしゃったことは、例えば母体保護法の第十四条というところには、公益社団法人たる医師会の指定する医師が人工妊娠中絶を行うことができると、こういう趣旨の条文があるということは、四十七都道府県のすべての医師会が公益社団法人になっていただかなければなら...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、昨年の秋、協会けんぽの大変厳しい財政状況が明らかになりまして、その保険料の急上昇を何とかしなければならないということで、保険者間の一つの助け合いということ、あるいはそれのみならず公費の投入ということで、協会けんぽに対する国庫負担割合を本則に...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この表現の中で、肩代わりかどうかという表現ぶりの話というのは余り、そこの定義などもありますので、その議論というのは直接的にはいたしませんけれども、ただ、先ほど申し上げましたように、保険者間の助け合いという要素は今回あるということで、ただ保険者間のみならず国...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはやはり財政的な制約というのが一つ大きいわけでありまして、その中で我々はぎりぎりの本則の一六・四%ということを確保させていただいたということであります。  今委員ずっと、るる御指摘いただきましたけれども、前の政権はシーリングがあるからそれはできなかっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の計画では、今おっしゃっていただいたように二十一年度末で四千五百億円の累積赤字を毎年各年度一千五百億円ずつ償還して、平成二十四年度までの三年間で解消すると、こういうことで今取り組んでおります。  かつ、この財政再建としては、国庫補助率を一六・四%に引き...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 国としては、やはり最悪の事態も考えておくという危機管理の観点というのもあろうかと思います。その中で、今申し上げた三年間の財政再建、これを協会けんぽと厚生労働省は一致結束して取り組んでいくということは先ほど申し上げました。ただ、最悪の事態、危機管理の観点で、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この改革会議においては公費を拡充すべしというこれ意見は多いわけでありまして、これについても財源との兼ね合いで議論する必要があると思います。いずれにしましても、さっき申し上げたように、医療費を負担するというのは自己負担や公費やこれは保険料、あるいは公費といっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは本日の午前中の質問でもお答え申し上げましたけれども、日曜日に、総理大臣始め、私も含め関係大臣、官房長官も含め協議をして、その後報道があったことは承知しておりますけれども、そこで五月十四日の対応について確定的な結論が出たということではありません。
○国務大臣(長妻昭君) 正確に先ほども答弁したつもりなんですけれども、五月十四日の期日というのがもう目前に迫っておりまして、そのときにはもちろんきちっとした回答をいたしますけれども、今の段階で結論が出ているというわけではありません。
○国務大臣(長妻昭君) これは、B型肝炎の問題については、総理大臣と日曜日も会合を持ちましたし、その前にも会合を持ったということで、これは政府挙げて対応するということで体制も組んでいるところでありまして、非常に重大な重要な問題であるというふうに認識をしております。内閣挙げて取り組...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この前の日曜日の会議については、私ども関係大臣と協議をした結果を総理に報告をしたということでございまして、総理への報告でございますので総理からいろいろなお尋ねはありまして、内閣として、こういう大きな問題でありますので、一丸となって取り組んでいこうということ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そういう点も含めて、我々関係各大臣でどういう形が考えられるのかということをいろいろな前提を置いて検討を重ねているところでありまして、和解協議を今前提とした質問でありますけれども、我々としてはまずそれについてテーブルに着く着かないの回答を五月十四日にさせてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まだ正式には、先ほど来申し上げておりますように五月十四日に回答するということになっておりますので、まだ決まっていないということです。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、先ほど来の繰り返しになりますけれども、担当大臣、関係閣僚と協議をして、五月十四日には回答するということで、今後とも必要があれば協議をしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) まず、前提としてございましたのは、昨年の秋に協会けんぽが大幅な財政の悪化にあるということとなりまして、このままほっておくと協会けんぽの保険料がかつてないほどに急上昇してしまうと、この保険料を何とかしなければいけないと、ここから問題というのは所在があるという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、こういうタイミングだからこそ保険料の上昇をもう極力抑えなければならないというところから始まった話であります。  そして、この無駄を削るということでございますけれども、これについても行政刷新会議あるいは各省で、厚生労働省でいえば厚生労働省事業仕分け室...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただきましたように三年間という期限を区切って、その中で財政の再建、協会けんぽにおける財政を再建をしていこうということで、あらゆる手段を使ってその財政再建を成功させていくと、こういう計画の下、取り組んでいるところであります。
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど来申し上げておりますように、三年間の財政再建の措置として今申し上げたようなことを実行をさせていただくということで、国庫補助率を法律の本則の一六・四%に引き上げて、そして財政再建を図っていくということでありまして、そういうスケジュールで、そしてそういう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 基本的には、今申し上げた枠組みで実行していきたいということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 確かに、今前段で言われた国保については、法定のもの、法定外の繰入れなどなど、いわゆる税金がこれだけ、保険という体裁を取っておりますけれども、これだけ税金が入っているというのは、これは御存じのように、所得が低いと、ほかの保険者に比べて、そして高齢者の方が多い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは今局長が答弁申し上げましたけれども、法律で市町村の意見を聴かなければならないということで、都道府県が主体となって、三つありますが、事業運営の広域化、財政運営の広域化、都道府県内の標準設定ということで、詳細な項目が決まっておりまして、三年から五年程度の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、公平というときに、いろいろなこれ考え方があると思います。まず、大前提としてよく世代間の格差ということが言われ、特に七十五歳以上で区切った後期高齢者医療制度は世代間の反目を増長するというような指摘もありました。やはり若い方もいずれはお年を召すわけであり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この前の日曜日に、総理大臣、官房長官、菅大臣、仙谷大臣、千葉大臣、私と、あとは事務方も含めて協議をさせていただいたということです。  まず、大前提としてございますのは、このB型肝炎の問題というのは非常に重要な大きな問題であって、政府挙げて内閣挙げてきちっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、まず五月十四日にどういう回答をするかということが今最終的な協議の段階でございますので、まだ確定的なことを申し上げるということの段階ではございません。
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたことも、これは大きな論点であるということは私もそのとおりでございます。ただ、五月十四日の回答、どういう回答をするのかについて最終的な今協議の段階でございますので、そういうお話も今この場では差し控えたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) これはもう先ほど来申し上げておりますように、この問題というのはこれは本当に重要な問題で、政府を挙げてきちっと取り組むべき問題であるということは総理大臣始め共有をしております。皆様方が御納得いただくような、そういう結果となるように私は全力で取り組んでいくとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、これまで協議をしている我々のいろいろなデータを集めた資料を説明を申し上げ、あるいは、かつて最高裁で判決が出て、それはどういう判断だったのか、そして現状と比べるとどういうことが考えられるのか、いろいろなシミュレーションといいますか、いろいろな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) それについてもいろいろなケースについてお話を申し上げましたけれども、ただ、詳細な話ということにはまだ至っておりませんで、今の段階では五月十四日にどういう回答をするかというようなことについての協議をしたということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これは本当に政府挙げて取り組む重要な問題だということで、我々としてもきちっと取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 今回お願いしている措置というのは、三年間ということで、平成二十四年度末まで協会けんぽの財政再建を目的として立てた計画の中身ということでもございます。  今の御質問については、その後、今後どうするのかということでございますけれども、基本的には高齢者医療の費...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) うつ病については早期に発見をして適切な治療をするということが肝要でございます。その中で、これだけ今増加をしているわけでありますので、労働者の健診項目にうつ病を加えるということについて検討しようということで、労使併せた検討の場でそれを議論をしていただくという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたように、イギリスでは、うつなど精神疾患によって経済的損失が幾らかと、こういう数字を出したところ、日本円で数兆円になったということで、それに一定の税金を掛けて取り組むということで国民の理解が進んだというふうに聞いておりまして、日本でも...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、事業所規模が小さいほど取組が遅れているということでございます。労働者健康状況調査報告によると、従業員五千人以上だとほぼすべてがメンタルヘルス対策に取り組んでいるという企業の割合でございますけれども、十人から二十九人でありますと三割ぐらいということにも...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、厚生労働省を調査いたしますと、昨年の七月一日現在で精神障害等による休職者数は百八十八人というのが最新の数字であります。分母といたしましては三万八千六百八人中の数字であります。  そして、まず隗より始めよということで、省内におきましても、前の政権から...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは、今の段階は最終的な協議をしているということでございまして、十四日というともう今週の金曜日でございますけれども、そのときには我々としては回答をするということになっているところであります。  そして、お会いする、面会の件でございますけれども、これにつ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 十四日にどういう回答をするかによってもこれは関係がある話でもありますので、まだ決まっていないということでございます。
○国務大臣(長妻昭君) これは、高額療養費の制度については、公明党からもいろいろな御提言をいただいておりますし、関係各方面からも御提言をいただいているということであります。  これについては、あらゆる問題の自己負担ということに、すべての医療の自己負担につながる問題でございますの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは難治性疾患対策の在り方検討チームで、これはキャリーオーバーの件はこれは明記されておりまして、そこで一くくりに書いたのかどうか分かりませんが、改めて、これは雇・児局、児童家庭局の担当でありますので、しっかりと取り組むように再度指示をしてまいります。
○国務大臣(長妻昭君) これもかねてより御指摘をいただいているところで、高額療養費の一般の所得区分を二つに分ける必要があるんではないかということなどなどいろいろな論点を御提言いただいておりますので、これについて患者負担の現状や保険者の意見も伺う必要がございますので、患者、保険者、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) きちっと検討を進めていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 一つは、今の御質問は、十八年改正で盛り込まれた都道府県医療費適正化計画ということと今回の広域化の違いというかお話だと思いますが、これについては、五か年、平成二十年度からの五か年計画が医療費適正化計画でございまして、これについては、これは国保に限らずもう全体...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この問題については、非常に大きな問題でかつ時間を置かずに取組をしなければならない問題だというふうに考えているところであります。  私としては、いろいろな判断がこれあると思いますけれども、協議のテーブルに着く着かないについて政府、閣内の協議の場で意見を申し...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについてはまだ政府全体の結論が出ておりませんので、これ、十四日に結論が出たときに、それは必要があれば私もお話を申し上げます。
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど来申し上げておりますけれども、もう総理大臣中心に会合を重ね、関係閣僚も会合を重ね、もう政府全体、内閣全体の非常に大きな問題としてきちっとした取組をすると、内閣挙げて取り組んでいくということで、そして今週の金曜日にまずは一定の返事を裁判所にも申し上げる...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは決して何か役所に言われてはいはい動いているわけでは全くありませんで、これはもう政治主導、完全な政治主導で、総理大臣トップで日曜日も協議をし、そして、政治としてまずは十四日に向けて責任ある回答をしていきましょうと、こういうことを協議をしているところであ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、まず後期高齢者医療制度は七十五歳以上で、これは別勘定どころかというか、別勘定でなく、もう一つの保険として独立的に七十五以上を一くくりにしたと、こういうことであります。  今、宮武案の話がありましたけれども、まだこれは決定をしているわけではございませ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この試算もまだ、何かこの案が決まったということではなくて、先生からそういう試算の要請があって、それについて役所が試算をしたということで、その試算を見ると公費がマイナスというふうな数字が出ておりますけれども、現実的には、これから医療費が増大するときに公費を逆...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 後期高齢者医療制度に代わる新たな制度については工程表を出させていただきまして、一連の流れがありますけれども、平成二十二年夏に中間取りまとめということで、これについても、我々申し上げているのは、参議院選挙の前にはちょっとその中間取りまとめは間に合わないという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 子供の医療費の無料化を国の制度としてというお尋ねでありますけれども、これについても政府として、これは前の政権ではありますけれども、徐々にでありましょうが、医療保険制度による自己負担の割合を二割に軽減する措置を三歳未満から小学校入学前まで拡大をする、そして地...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これに関しては、今おっしゃられたように、自治体独自で負担軽減などをしている場合、これは国庫の補助が少なくなるというようなことでありますが、これについては、市町村の判断によって窓口負担を無料化したことによって医療費が増加することとなった分については、いわゆる...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今おっしゃられたのは、三月、今年の、一日、私も隣におりましたけれども、共産党の穀田委員からの質問で総理もそういうふうに答えているわけであります。  今の段階では先ほど申し上げました方針でありますけれども、今後の課題として、我々もいろいろ各方面から...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、政権交代して診療報酬をネットプラス、十年ぶりにして、それと同時に中医協に対しても診療報酬を議論して、それができ上がったらその後のチェック、その後実態把握、どういう問題が発生するのか、課題は何なのかというのもお願いをするということで、その機能も強化をし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この問題につきましては、非常に大きな広がりのある問題でございますし、最高裁においても国の責任というのが明らかにされたということでありますし、これはもう内閣挙げて、もう総理大臣を中心として関係閣僚がっちりとスクラムを組んできちっと取り組むべき大きな課題である...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私もかねてよりいろいろ報道の論調などで、日本は法人税が高い高いと、これじゃ企業が外に出てしまう、そのときに必ず法人税しか論じられていない、なぜかこの社会保険料の事業主負担の話は一切出てこないというのを非常に奇異に感じておりました。今、財務省のデータの話もい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今直ちにその検討の場を何か設置するということはなかなか申し上げにくいわけでありますけれども、いずれにしても、税調の場やあるいは財務省や総務省を始め関係省庁で議論するときには、この観点も重要であるというのは申し上げて、連携をしていきたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいたとおり、協会けんぽは平成四年度に国庫補助率を本則ではなくて一三%ということで下げたということであります。そのときはいろいろ財政状況はそれほど悪くなかったということが背景にあると思いますが、その後、十年後に、平成十四年度でございますけれども...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは何としても三年間で財政の再建をしなきゃいけないという強い決意と、当然精神論だけではなくて、累積赤字、二十一年度末が四千五百億円ありますから、これを各年度で一千五百億円ずつ償還をすると、こういう計画を立てさせていただいております。  そして、国庫負担...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 参議院議員丸川珠代君提出の医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案及び参議院議員山本博司君提出の医療保険制度の安定的運営を図るための国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府とし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月14日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○長妻国務大臣 おはようございます。  ただいま議題となりました児童扶養手当法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  一人親家庭は、子育てと生計を一人で担わなければならず、母子家庭、父子家庭のいずれもが生活上のさまざまな困難を抱え...全文を見る
○長妻国務大臣 日本の国の一人親世帯の格差、窮状というのは、これは先進国の中でも相対的貧困率はワーストワンということでございます。  これについて、やはり家庭でお子さんを育てるというのはそのとおりなんですけれども、ただ、社会全体でお子様を育てることをサポートしていこう、支援して...全文を見る
○長妻国務大臣 これは一般論としても申し上げますけれども、労働契約法という法律がありまして、十六条で「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。」ということがありますので、これは我々も、この条文が守られ...全文を見る
○長妻国務大臣 こどもの日でございまして、それに先立って厚生労働省の正面にこいのぼりを上げさせていただきまして、近くの保育所のお子さんたちと一緒にこいのぼりを掲揚させていただきました。
○長妻国務大臣 改めて今、室井先生がつくっていただいた資料を拝見して、父子家庭と母子家庭、かなり支援に差があるということを私も認識いたしました。  特に、この中で、六番の母子福祉センターでの相談については、父子もサービスの対象とできないかどうか、これは自治体や女性の利用者の意見...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、私の記憶が間違っていなければ、まさに野党時代、この委員会でそこに座って同じようなことを質問させていただいたわけであります。やはり、差があるというのは合理的な説明ができないのではないかというふうにも考えますので、我々としては、平成二十五年に法案を成立...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、大前提といたしまして、当たり前のことでありますが、ほとんどの父子家庭、母子家庭の皆さんは、本当に頑張って、まじめに取り組んでおられるということでございます。  我々といたしましては、基本的に、就労支援というのは、これはさまざまな施策を申し上げておりますけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられたのは、五年の時限立法で、もうそれは終了いたしたわけでございますけれども、それに取り組んだ結果、どういう状況になったのかということでございますけれども、例えば、自立支援プログラムというのを策定の件数が、平成十七年度は四百三件でございましたが、平成二十...全文を見る
○長妻国務大臣 法の趣旨、あるいは母子及び寡婦福祉法の第二十九条第一項でもそういう趣旨がうたわれております。厚生労働省においては、ハローワークでも、あるいは年金機構でも、非常勤国家公務員が最近は大変必要になってきておりますので、その部分も含めて、今後、そういうお母様方の就労促進に...全文を見る
○長妻国務大臣 五年後、一部支給停止となった受給資格者数が今お配りいただいた資料で三千九百五十八人ということでございますので、私ども、実態把握が重要だと申し上げておりますので、この三千九百五十八人について、サンプル的に、どういう方々が一部停止になったのか、その現状を把握していきた...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘の点についても、国内法の整備、どういうものを対象とすべきなのかということは検討課題としていきたいというふうに考えております。  そして、今その前段で言われたお話でありますけれども、婦人保護施設にお子さんと一緒にということでありますが、やはりそこで一時的...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘いただいた新聞記事なども、すべてそういうサポートを公務員が担うとそこで不足するもの、すき間を埋めるもの、新しい公共という考え方もありますけれども、地域の方々にそういうことがやりやすいような環境をつくるというのも我々の仕事だと思っております。  いずれにい...全文を見る
○長妻国務大臣 会議体をつくるときに議論があったわけでありまして、「障害者」といいますと、「害」のところは漢字で書くわけでありますが、その漢字が適切かどうかという議論がありまして、平仮名ということで本部の名前を統一したらどうかと。これはいろいろな御意見があります。それが逆に不自然...全文を見る
○長妻国務大臣 私も全部正確に答えられるわけではありませんけれども、いしへんの方は、意味としては、石があって、それが妨害になって、その人が前に進めないというか動きがとれなくなる、別の何らかのものに妨害されて、妨げられているというような意味合いではないかと思います。そっちのうかんむ...全文を見る
○長妻国務大臣 障害者自立支援法にかわる新しい制度を議論する、そういう場が今ございまして、そこでも議論があるのは、自立支援法もそうですけれども、障害者の、まさに当事者の意見というのが非常に重要で、そこを怠ることはできないということであります。  その漢字をどういう字を使うのか、...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、近年、母子家庭のみならず父子家庭においても経済的支援というものも重要であるということで、いろいろ御要望もございますし、あるいは私どももかねてよりそういう主張をしておりましたので、今回この法案を提出させていただきました。
○長妻国務大臣 児童扶養手当を支払うということについては、母子家庭のみならず父子家庭も対象にするということでありますけれども、それ以外の平等な取り扱いということで、先ほども質問がございましたけれども、いろいろ、父子家庭と母子家庭、まだまだ取り扱いが違う施策もたくさんございますので...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、確かに四つのカテゴリーでいえば経済的支援の範疇に入ると思います。今回の児童扶養手当も入っておりまして、それについては今回法律をお願いしているということで、この貸付金につきましては、父子の方については、今、社会福祉協議会が実施している生活福祉資金貸し...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、今の時点でそういうようなことに着目した統計はとっていないというふうに思いますので、今後、どういう形で確認できるかを検討して、例えば父子家庭、母子家庭がどの程度利用しているのか、現状把握をしていきたいと思います。
○長妻国務大臣 これは御存じのように、生活保護については、収入のみならず、資産とかあるいはいろいろ、親族等の支援とか、かなり厳格にミーンズテストと言われるものをして判断するということでありますけれども、児童扶養手当は、一人親ということに着目をして、非常に大変な家事あるいは仕事とい...全文を見る
○長妻国務大臣 確かに、全く収入だけで考えるとそういうような話も出てくるんだと思いますけれども、収入のみならず、一人親の場合は、では家事、家事というのをやっても収入は算定できないわけでありますけれども、その家事を担わなければならない、一人二役といいますか、一人何役もやらなければな...全文を見る
○長妻国務大臣 これは支給されます。
○長妻国務大臣 それは、そういう場合でも支給されるということであります。
○長妻国務大臣 まず、やはり今回の検討についても、ここでも御指摘いただいたような生活保護との関連性はどうあるべきか、あるいは、先ほど前の方でも質問が出ましたけれども、父子家庭と母子家庭でまだ対応に差がある部分はどう考えるのかなどなど、いろいろ検討させていただいたわけであります。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 政務三役会議の議事録というのはとっておりませんが、政務三役会議が終わった後、政務官によるブリーフィングということで、マスコミの皆様方にその中身についての概要を御報告する、こういう手順にさせていただいております。
○長妻国務大臣 これは先ほど来、山井政務官も答弁しておりますけれども、児童扶養手当というのは経済的な支援、子ども手当といいますのは、経済的支援という側面も当然ありますが、一人一人の子育て、子育ちを応援するということで、所得制限もかけていない、そして一人一人、第二子も第三子も同じ金...全文を見る
○長妻国務大臣 我々としては、この減額制度の廃止については、鳩山政権一期四年の中で実現をしていきたいというふうに考えております。今回の法律改正案の中にはこれは盛り込んでおりませんけれども、政府の中の調整がつき次第、実行していきたいと思います。
○長妻国務大臣 今は放課後児童クラブという名前で呼んでおりますけれども、小学校を見ますと、まだ実施率が一〇〇%ではありませんで、それが設置されていない小学校もあるということで、まずはそれについてお願いをして、障害となるものがあればそれを取り除く努力をする。  そして、ことしに入...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今の点におきましては、今法務省が民法の改正を検討しておりまして、その趣旨のことも盛り込むか否か検討中であると聞いております。  そして、今おっしゃった、両親が離婚しても子供にとっては親子の関係には変わりがありませんし、子供の福祉を害しない限り、子供の成長の...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、B型肝炎につきましては、札幌地裁から和解のテーブルに着いたらどうか、こういうようなお話がございまして、その回答期限が本日でございます。先ほど札幌地裁の場で、国として和解のテーブルに着くというお話を申し上げたわけでございますので、今後、裁判所を介して誠実に交渉...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、私もまだ詳細に国としてどういう発言をしたかというのは聞いておりませんけれども、基本的には、テーブルに着くということを申し上げ、詳細の交渉は、今後、裁判所を中心に実施をしていくということであります。
○長妻国務大臣 先ほど来答弁いたしておりますけれども、本日については、和解のテーブルに着きます、基本的にはそういうお話をしたということであります。
○長妻国務大臣 基本的には、先ほど来申し上げておりますけれども、本日の時点では、テーブルに着く、交渉をいたしますということを申し上げ、我々としては、和解対象者の確認方法などなどについて論点があるのではないかというふうに考えているわけでありますが、これについて、きょう、具体的な何か...全文を見る
○長妻国務大臣 本日は、まず、札幌地裁において、国としては和解のテーブルに着くということを申し上げ、具体的な国としての提言というのは本日はいたしておりません。今後、裁判所を介して国としても誠実に対応するということであります。
○長妻国務大臣 これについては、私どもとしては、政府を挙げて、総理大臣とも何度か協議をし、関係閣僚とも協議をし、大変重大な問題であるということを深く認識しているところでございます。  その意味で、きょうはテーブルに着くというお話を申し上げたわけでございまして、今後、裁判所を中心...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、和解の成立には国と原告双方の合意が必要であり、和解内容において広く国民の理解と協力が得られなければならないというのは言うまでもありません。  本件の訴訟については、和解対象者の範囲やその確認方法などなど、いまだ議論が尽くされていない論点も多くて、...全文を見る
○長妻国務大臣 選挙の期日がどうだこうだということを我々はもちろん考えているわけではありませんで、これについては誠実に裁判所の中で我々としては交渉をさせていただくということであります。
○長妻国務大臣 今のところは、私自身は会う予定というのはございません。
○長妻国務大臣 今も申し上げましたように、きょうの、もう本当に先ほど、十一時前にそういう回答を申し上げたわけでございまして、今直ちにここで会うということを言えるわけではありませんけれども、今のところは会う予定はないということでございます。
○長妻国務大臣 これは、内閣として閣議決定をして国会に出させていただいておりますので、もう速やかに成立をしてくださいということをお願いしているところでございます。
○長妻国務大臣 基本的に、国会でその段取りというのは話し合っていただくことだと思いますけれども、私としては、これは内閣として閣議決定をして提出した法案でございますので、当然成立をお願いするという立場でございます。
○長妻国務大臣 これは繰り返しでございますけれども、内閣として閣議決定をして、国会に審議をお願いしている法律でございますので、成立をお願いするという立場でございます。
○長妻国務大臣 今お尋ねの母子家庭の就労支援策の推進というのは、これはもうもちろん重要なことでございまして、この特別措置法の力もあり、五年間でございましたけれども、それが一つの弾みになって今おっしゃられたような成果も出てきている。  安心こども基金を拡充して、今後、看護師等の養...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、この白書を復活するということは今直ちに考えているわけではありませんけれども、ちょうど今、厚生労働白書を作成している段階でもございますので、厚生労働白書の本体の部分にもこういう記述をしっかりとしていきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これは、法律が平成二十年三月末で失効しましたけれども、この事業については引き続き継続をしているということであります。
○長妻国務大臣 これも引き続き継続して取り組んでいるということでありまして、今、こちらにも「事業者の皆様へ」というパンフレットがございますけれども、「母子家庭の母の就業をご支援ください!!」ということで、いろいろ支援の方法など、あるいは母子家庭等就業・自立支援センターとはというよ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、母子福祉団体等への事業発注の推進というのを継続しておりまして、母子家庭等就業・自立支援センター事業について母子福祉団体へ運営委託を行っている自治体の数でありますけれども、平成十五年度は三十五自治体だったものが、平成二十年度、最新の数字では六十九の自...全文を見る
○長妻国務大臣 この就労支援というときに、やはり非正規労働よりも常用雇用ということで、安定した働き方を進めていくというのは、これはもう御指摘のとおりでございます。  そのときに、先ほどからも申し上げておりますような、いろいろな支援策について我々取り組んでいるところでございまして...全文を見る
○長妻国務大臣 養育費の確保というのも重要課題でありまして、これは、離婚母子世帯における養育費の状況を調べてみますと、養育費を支払う取り決めをもとの夫としているというのが三八・八%、四割近い。しかし、現在も養育費を受けているというのは一九%ということで、全体の二割ということであり...全文を見る
○長妻国務大臣 数値目標を障害者のようにかけるという、その気持ちはわかりますけれども、母子家庭の場合は、結婚すれば母子家庭じゃなくなるなどなど、それは変化することもあります。  そういう意味では、我々としても、先ほど来申し上げております就労支援策というのをきちっと取り組んで、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 総理の普天間をめぐる言葉ということで、今お尋ねがございました。  交渉の過程でいろいろな報道がなされたということで、いろいろな憶測を呼んだということはあると思いますけれども、総理としては、私の理解としては、五月末ということで言われておられますので、五月末に一定の...全文を見る
○長妻国務大臣 子ども手当の趣旨といいますのは、第一に経済対策ではないということでありますので、貯蓄に回ったとしても、将来、子供のための貯蓄というのが四三%あるとすれば、それは趣旨の範囲内ではないかと思います。
○長妻国務大臣 これは、お子さんのために使っていただきたい、趣旨は子ども手当でございますので、そういうことでありますけれども、これについて御家庭がいろいろな判断をされて、子供のために将来に向けて貯金をするということについては、子ども手当の趣旨の範囲内であるというふうに考えておりま...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、当然、この内閣府のもっと詳細なデータがあるわけでありますので、成果物は六月という話も聞いておりますけれども、それも我々は拝見しますし、あるいは、政府のみならずいろいろな団体が、子育ての費用や、あるいは子育てに何が必要なのかなどなど多種多様な調査...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、おっしゃるように政府が税金をかけて行われた調査でありますので、これも参考にさせていただきたい。  そして、何か民間と同じにするような、多少官尊民卑的なお話であるとすると、私は、民間はまた別の視点で、政府よりもすぐれた調査というのも多々あると思っております...全文を見る
○長妻国務大臣 具体的に枝野大臣がどういう状況でどういう場面で言われたかというのは私も詳細に承知をしているわけではございませんけれども、これについては、再三この委員会でも議論があり、平成二十二年度については要件確認を厳格化するということで、今地方自治体にもお願いをしているところで...全文を見る
○長妻国務大臣 これに関しましては、我々としては、監護要件、生計同一、そして確認の厳格化の中で、過去年に二回面談をする、そして年に三回以上送金をするというようなことを申し上げておりますので、この五十人ということは、これは常識的にあり得ないということだと思います。  我々、二十二...全文を見る
○長妻国務大臣 私は、五十人というのはあり得ないというふうに思っております。
○長妻国務大臣 監護、生計同一、年二回、年三回の仕送り、あるいは、その養子縁組というのだって本当に法的にそういうのを結ぶ、いろいろなことがあるわけで、あり得ないというふうに考えております。
○長妻国務大臣 この五十人ということについてでありますけれども、これはあり得ないというふうに先ほど来申し上げているところであります。
○長妻国務大臣 これは、まず監護ということ、そして生計同一ということ、年に二回過去会うということ、そして年に三回仕送りをするということについて、基本的には、通常の家庭において子供の生活に必要とされる監護や保護、生計同一ということでありますので、あり得ないということを申し上げている...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほど来申し上げておりますように、監護あるいは生計同一、そして過去二回実際に全員とお会いをして、それで生計同一だということ、そして五十人と養子縁組を行うというようなことに関して、あり得ないということを再三申し上げているところであります。
○長妻国務大臣 例えば監護ということでありますけれども、これについては、通常の家庭における子供一人一人に対する監督、保護、生活の一体性があるとは考えられないということを申し上げているところであります。
○長妻国務大臣 これは審議のときにも申し上げましたけれども、六月に支給をされた後、実態の把握をして、平成二十三年度の制度設計等に役立てていきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これについては、予算については平成二十三年度の予算編成過程の中で議論をするということでありますので、それまでに制度設計はあわせて進めなければならないと考えておりますので、六月に支給をした後、七月以降、調査についてはできるだけ早い時期に実施をしたい。  これは、外...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、六月に支給して、七月以降調査をするということでありますので、具体的な調査の中身というのはこれから詰めてまいりますので、今いただいた意見も我々は検討していきたいと思っております。
○長妻国務大臣 七月以降の調査でありますけれども、どういう方に支給をされたのかということでありますが、これは、全部の市町村からどこまでデータをとるかという問題はあると思いますけれども、少なくともサンプル的に、外国人も含めてどれだけの方が申請してそれが了解されたのかということについ...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、先ほども答弁いたしましたように、これは地方自治体で電算化、コンピューター化しているところは、これはある程度そういう仕切りでデータ管理すればすぐに出ると思いますけれども、手書きで管理しているところもあるということも聞いておりますので、地方自治体とも御相談を...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身としては、これは民主党が衆議院選挙のマニフェストで提示したそういう形を実現するべく努力をする、こういう考えであります。
○長妻国務大臣 基本的には、今お願いしている法律については、一人親の御家庭の生活の安定そして自立の促進に寄与するために支給をして、結果として児童の福祉の増進を図っていく、こういう趣旨でございます。
○長妻国務大臣 今おっしゃった点は、先ほど山井政務官も答弁をいたしました、生計同一と監護の要件が父子家庭、母子家庭で違うということでございますけれども、これについては、従来の養育者という方が、既にそのお金が支給されておられる方がいて、その方々に影響が出ないように、今まで出ていなか...全文を見る
○長妻国務大臣 B型肝炎の問題につきましては、総理大臣初め協議をいたしまして、政府全体で取り組んでいこうということで、関係閣僚も協議を重ねてきょうの回答に至りました。今後、誠実に交渉をし、我々としては、この問題の解決に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。  大村...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただきましたように、卵巣がんに対する抗がん剤のドキシルは非常に高価な薬であるということで、これが四月から診療報酬改定においてDPCの包括評価制度の中に入った、簡単に言うと定額払いになったということで、ということは、高いドキシルを使うとその部分が頭が...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、私どもの民主党のマニフェストに書かせていただいておりますので、一期四年の中で実現に向けて努力をしていくということでございまして、今回については、政府内の調整というものがつかなかったということもございますので、そういうことで努力をしていきたいと思...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、おっしゃられたように、欧米諸国を調べてみますと、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスについては、行政機関等が養育費を強制的に徴収する、こういう仕組みがあるということであります。ただ、調べてみますと、今申し上げた国は、離婚というのは裁判によってのみ離婚ができる...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては検討課題とさせていただきたいというふうに思います。  この趣旨といいますのは、やはりお金をきちっと持っておられる方は、養育費を払えるわけでありますので払うべきである、こういう考え方、この考え方自体は間違っていないわけでございますけれども、現実に今、...全文を見る
○長妻国務大臣 自治体の実務をしていただいている現場の御意見の中に、やはり、離婚していると同様の状態にあると判断するためには、夫婦の関係や父と子供の関係などさまざまな要素を踏まえて、その状況が一年は継続することを要件とした方が適切な判断が可能ではないか、これは不正受給防止の観点も...全文を見る
○長妻国務大臣 これはなかなか、年金の場合については、併給調整をしている他の手当も多いわけでございまして、非常に難しいわけでございますけれども、遺族年金、今は老齢年金のことでありますが、遺族年金に関しては、例えば母子家庭で遺族年金が入ってくると、これはもう児童扶養手当が支給がとま...全文を見る
○長妻国務大臣 今、港区の取り組みを御紹介いただいて、非常に参考になります。  あるいは、これは一人親ではないわけですけれども、ある自治体は、親御さんがよく来る公園に相談員を置いて気軽にいろいろな相談に乗るような、そういう体制をしいている自治体もあるというふうに聞いておりまして...全文を見る
○長妻国務大臣 きょうまで、この和解の裁判所からのお勧めに対して、どう判断して、その後どう展望を開き、そしてこのB型肝炎という非常に重大な課題、これは内閣全体として受けとめなければならないということで、本日、和解協議に入るということを申し上げたわけでございまして、その後も、政府部...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、午前中もお答えいたしましたけれども、まさに本日、テーブルに着く、和解協議に入るということを申し上げましたので、きょうのきょうでございますので、今の時点で、会うというようなことをまだ申し上げる段階ではございません。
○長妻国務大臣 先ほど申し上げましたように、本日午前中、和解協議に入るというようなことを申し上げたわけでございますので、今この時点で、直ちに、お会いをするという予定について、まだ申し上げるということはできません。今のところ、今の段階で予定というのはございません。
○長妻国務大臣 ここには、今おっしゃっていただいたように、二つあるわけであります。家庭の生活の安定と自立ということ、子供の福祉の増進でありますが、ある意味ではこれは表裏一体でもありますので、特に経済的な支援という側面が非常に強い制度でありますので、この目的、第一条については、表裏...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、先ほど来御指摘をいただいております。  これは民主党のマニフェストに衆議院選挙のときに書き込んだわけでございますので、これについては一期四年の中で実現に向けて努力をしていくということでありまして、今回の法案に盛り込まれなかったのは、政府の中で調整...全文を見る
○長妻国務大臣 激変緩和という考え方は、基本的にはとるつもりはありません。  国のいろいろな就労支援の施策あるいはその施策以外の御自身の努力によってお給料が安定をして、結果的に所得制限よりも上の所得を取られて児童扶養手当が支給されなくなる、こういうようなことを我々は望ましいとも...全文を見る
○長妻国務大臣 今手元にございますのは、ことしの一月時点で一部支給停止者数が三千九百五十八人ということでございまして、金額というのは今手元にございませんので、これは、調査できれば調べてみたいと思っております。
○長妻国務大臣 これについては、私どもとして三千九百五十八人の方々の中でサンプル調査をさせていただいて、どういう状況でそういうふうになったのか、今おっしゃられたような要素もあるのかないのかというのを調査して、実態把握をしていこうと考えております。
○長妻国務大臣 これについては、現況届のみということを直ちにということはなかなか難しいと思いますけれども、提出の簡素化ということであれば、郵便やファクスによる提出でもよいこととしております。  あるいは、五年を経過した際に一回、一部停止措置が適用されない事由に該当することを証明...全文を見る
○長妻国務大臣 これもたしか高橋委員から、先月ですか、御質問をいただいて、私としては、遺族年金が少ない金額で来て、そして児童扶養手当が停止になるということについて、それを是正するにはどういう方法があるのか、どういう影響があるのか、これを検討してみるということで、役所に指示をしてい...全文を見る
○長妻国務大臣 今の話につきましても、やはり自治体の実務の現場の立場からすると、では実態は、本当に詳細に中まで入って、どういう人間関係で、どういう家計なのかというのを確認していく、こういう作業が必要になってくると思いますので、今の時点では、一年の遺棄等々の要件ということについて、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、認定基準についていろいろな通知を出させていただいておりますけれども、「父が児童を遺棄している場合とは、父が児童と同居しないで監護義務をまつたく破棄している場合をいうものである。」ということと、「単に機械的に適用するのではなく事実関係を総合的に勘案のうえ判断...全文を見る
○長妻国務大臣 この実態というのがどういう実態かというのもありますけれども、もちろん自治体が判断をして、これは監護義務を全く破棄している、実態がそういうふうになっているというふうに判断する場合はその要件に当たるということであります。
○長妻国務大臣 まず、一人親家庭というものが育児と生計を一人で担わなきゃいけない、また、不安定な就労条件に置かれている、この二つの特徴に着目をして、一人親家庭の児童について金銭の給付を行うことで一人親家庭の稼得能力の低下を補う、これが目的であります。
○長妻国務大臣 まず、児童扶養手当は昭和三十年代にできたものでございまして、母子家庭のみを対象としていた。かつては、男性は仕事があって安定的な収入があるだろう、女性は家庭で家事をされているので収入が少ないのではないか、そういう発想がこの法律ができた当時はあったのではないかと思いま...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、父子家庭の世帯数を把握するというのは大変難しいわけでありますけれども、一定の推計を置いた粗い計算で、平成十七年の国勢調査に基づいたもの、そして平成十八年度の全国母子世帯等調査等による粗い推計でありますが、約二十万世帯ではないかということで、母子世帯が百二十万...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、こういう調査というのは、今御紹介いただいたものも、経年変化を見る、同じ質問を定期的にするという重要性が非常にあるというふうに考えておりまして、父子家庭は今まで家事が最も困っていたものが家計になったということであります。  その背景には、当然景気状況というの...全文を見る
○長妻国務大臣 この就業率というのは、平成十八年における就業率というものでございますけれども、これが、平成十二年の国勢調査によって無作為抽出した千八百地区の対象世帯から、父子世帯百九十九世帯を抽出したということでありまして、就業率九七・五%。  この数字について、分母というか、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、父子世帯の百九十九世帯であります。
○長妻国務大臣 経年変化を見るということであれば、経年変化の定期的な調査も、サンプル数というのはそう変動がないというふうに考えておりますので、経年変化の傾向を見るということは一定の意味があると思います。  私どもとしては、この表だけを見て、今回この法案をお願いしているというもの...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、政権交代後、私も、いわゆるナショナルミニマム、最低限度の生活水準ということで、その研究会を立ち上げまして、何度か御議論をいただき、この前も、生活保護の水準以下でお暮らしになっている方々が、機械的な推計も入っておりますけれども、どのくらいいらっしゃる...全文を見る
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○長妻国務大臣 おはようございます。  平成二十年度厚生労働省所管一般会計及び特別会計の決算の概要につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計につきましては、歳出予算現額が二十三兆二千九百五十六億円余に対して、支出済み歳出額が二十二兆九千二百四十六億円余、翌年度繰越額一...全文を見る
○長妻国務大臣 平成二十年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾であります。  指摘を受けました事項につきましては、直ちに是正措置を講じましたが、今後なお一層厳正な態度をもって事務の執行の適正を期する所...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、障害者自立支援法を廃止するということを申し上げまして、新しいそれにかわる制度については、制度の谷間がないという表現をさせていただきましたけれども、これは、難病の方が現在障害者自立支援法の対象となっていない、こういうことを申し上げたわけであります。  それに...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、今御指摘いただきましたように、これまでの仕組みであると、非常に今多くの難病の関係団体からも御要望をいただいているところでございますが、今、医療費助成が受けられる方々というのは五十六疾患ということで、一つ一つ対象疾患をふやすというのは非常に、手続的にも、特定...全文を見る
○長妻国務大臣 今、高額療養費制度の見直しの中で難病をどう位置づけるのかという趣旨だと思いますけれども、これについて、我々としては三つの論点で議論、検討をしていこうというふうに考えております。  まず第一には、特定の疾病に着目した軽減策を講じるかどうなのか、あるいは疾病にかかわ...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘の点は、難病の皆様方が就労をしていただいて、その支援をきちっとするというのは重要なことだというふうに考えております。  昨年度創設された、今おっしゃっていただいた難治性疾患患者雇用開発助成金ということで、企業に対して、一定の難病の方を雇っていただいたとこ...全文を見る
○長妻国務大臣 難病の方でももちろん、障害者手帳をお持ちになる、そういう要件の方については雇用率が適用されるということでありますけれども、では、難病の方でその手帳を持っておられない方ということでありますが、これについては我々も、先ほど申し上げました助成金の活用で一定の、今後とも就...全文を見る
○長妻国務大臣 まず骨粗鬆症については、私の周りにそういう方はいらっしゃいませんが、腰痛というのは私はないですけれども、肩凝りはあります。
○長妻国務大臣 骨粗鬆症は女性に多くて、患者数が約七百八十万人から一千百万人ということで、一千百万人は推計値でありますけれども、本当に国民の十人に一人に近いという状況でございまして、予防対策というのは重要な課題であるというふうに考えております。  そして、きょう質問をいただくに...全文を見る
○長妻国務大臣 これだけ患者さんの数が多い疾病でございますので、この予兆をつかんで、あるいは予防したり早期発見というのは、これはもう重要なことだというふうに考えております。  これについて、今も大学等でも研究がなされているというふうに聞いておりますので、まずその研究の内容を我々...全文を見る
○長妻国務大臣 今御自身の体験からるる御説明をいただいたわけでございまして、その思いというのは、本当に多くの人に同じ体験をしてさしあげたいという思いはよくわかるわけでございまして、やはり、足立政務官が答弁申し上げましたように、有効性と安全性ということでございますので、例えば、アド...全文を見る
05月17日第174回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、介護のお話から火災対策までお話をいただきまして、この火災については、当然高齢者の施設ではあってはならない、危機管理ということでスプリンクラー等々を備えなければならないということでございまして、今おっしゃられた厚生労働省の調査といいますのは、グループホー...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私が先ほどスプリンクラーのお話を申し上げたのはグループホームでございまして、それ以外に、今おっしゃっていただいた福島県いわき市で二〇〇八年十二月にございました火災、この施設は小規模多機能施設と言われるものでございます。それについて、東京調布市にある消防大学...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、本日こういう御質問をいただくということで今調べましたら、そういう通知を行っていないということでありますので、これ改めて今日御指摘をいただきましたので、これまで五年間、いろいろなケースで複数の死者が出ておりますので、それぞれ再度原因を、ただ、マッチ、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり御存じのように、高齢者施設は、そこに居住型というか、特養とかグループホームのように住んでおられる、ずっとそこにおられるものと、あるいは小規模多機能でもショートステイもある場合もありましょうし、あるいは一時的にそこに一日、二日だけ滞在されるという施設等...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはりこの問題の背景にありますのは、どの施設もやはり防火体制というのは怠りなくやりたいと、こういうふうに思っている施設がほとんどだと思いますが、ただ、お金の面、財源の面ということで非常に厳しいぎりぎりの運営をされておられるということでございますので、やはり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まずは、これ社会保障もうすべてに言えることでありますけれども、安定的な財源がなければ国民の皆さんが安心するような社会保障が供給できないということでございまして、これについては、私としては、まずは国民の皆様方に、厚生労働省、社会保障、皆さんが払う保険料や税金...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、福島県のお話で地域住民と連動、連携するというお話がありまして、私も知っている施設は、避難訓練をその施設だけでするんじゃなくて、近隣の住民と一緒に避難訓練をするということで、近所に住んでいる住民の方が何かあったら駆け付けて、手順もあって、こういう、この部...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはかねてより国会でもいろいろ使い勝手も含めた御指摘をいただいているところでありまして、今現在、五十種類程度あるのではないかと思います。
○国務大臣(長妻昭君) まず大前提として、私もかねがね問題意識を持っておりましたのは、厚生労働省のそういうホームページやこういう仕組みも含まれますけれども、あるいは年金も含めて、国民の皆さんに直接通知を出すものあるいはパンフレット、非常に分かりにくい専門用語を、法律で決められてい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この介護保険の財源あるいはお金の出入りを透明化するというお話だと思いますけれども、それは不断の努力をする必要があるというふうに考えております。もし具体的にこの点が分かりにくいというのがあれば、また御指摘をいただければ幸いであります。
○国務大臣(長妻昭君) ちょうどおとつい、土曜日ですね、厚生労働省の二階の講堂でみんなの介護保険という、皆様方、利用者の方、御家族をお呼びをして御意見をいただくという会をいたしまして、そこには六つのテーブルに分けてそれぞれ二十人近くの方がおられて、私はそのテーブルを回って皆さんの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは一つ議論があるところだと思うんですけれども、ヨーロッパの国の中には、自分の親を自宅で介護しているという例えば息子さんにもある意味ではお金が支給されるという制度を持っている国もあるやに聞いているわけでありますけれども、じゃ日本の国で、財政上の制約もあり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、年金改革でありますけれども、これについては我々、マニフェスト、衆議院選挙のものでも御提示いたしましたが、平成二十五年度に法案を提出して成立をさせていくということでございまして、その後スタートをさせるということでございます。  そして、今現在、この新...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 公明党の方からもそういう考え方が提示されているというのは承知をしておりますけれども、やはりこれまでの年金制度が問題だということで、いろいろ微修正、微修正を重ねてなかなか整合性が取れなくなっているということから、あるいは国民年金、今御紹介いただきましたけれど...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今景気が低迷をしておりまして、失業率も依然として高いレベルにあるわけですが、新成長戦略などなど、景気がこれから回復していったときに、やはりこれからの時代、社会保障の面から見ても、働きたい高齢者の方が働いていただく、あるいは働く御希望を持っておられる女性の方...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、さきに質問をいただいた高齢者の雇用の件で、私、希望者全員が七十歳まで働ける企業が一六・三%と申し上げましたが、希望者全員が六十五歳まで働ける企業は四四・六で間違いないんですが、七十歳まで働ける企業の数字は希望者全員ではありませんでしたので、これは訂正...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず一つの経緯としましては、今ここにもおられます風間委員の方から前回御指摘をいただきまして、入札をして、まさにそこに発注しようとしていたということで、我々再度調査をこの高障機構にさせようかとも思いましたけれども、やはり厚生労働省が直接調査をすると。本来はこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この四十七の協会については、名前は違うものもございますけれども、基本的に、地方労働局単独あるいは都道府県と共管も含めて、地方労働局というのはこれはもちろん厚生労働省の一部でございますので、私どもに責任があるというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) これに関して、我々としては、入札の案件が出てまいりましたので、立入調査をして徹底して中身を見させていただいて、そして入札の契約から外したということをいたしました。  そして、今後、今日の質疑あるいは今日の風間委員と高障機構とのやり取りなどを見て、我々とし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私どもとしては、まず、この今、高障機構が委託をしている業務そのものについて、平成二十三年度はもう委託はやめて、すべて高障機構自らが実施をするというふうに考えているところでありまして、そういう意味では、不適切なそういう会計処理ということが行われているところに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 本当に、国民の皆さんの公金が入っている団体につきましては、これはもう襟を正していくと。これから社会保障も含めて御負担をお願いしなければならないときにお金がおかしなところに使われるということは、絶対これはあってはならないというふうに我々考えておりまして、そう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、労働安全衛生法の第六十六条第二項には、事業者は、これPCBも含みますけれども、有害な業務で、政令で定めるものに従事する労働者に対して医師による特別の項目についての健康診断を行わなければならないという規定がございまして、これは派遣社員にも実施を義務付け...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このJESCOについては、平成十三年のこの特別措置法によってもこの作業がなされているということで、一民間企業とはもちろん違うわけでございますので、現場で適切に健診が実施されているのか否か、実態を一度把握してみたいというふうに考えておりまして、その結果、適切...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今我々考えておりますのが、少子高齢社会の日本モデルということで、先進国の中で最も早く少子高齢社会に突入した日本が先進国のむしろお手本となるような、そういう姿を提言をしていきたいということでございまして、一つは、例えば中学校区という中学校の学区、日本に一万ぐ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず我々、国民の皆さんの信頼を取り戻さなければいけないのは、これまで厚生労働行政というのは、払った保険料や税金が天下り団体とかに中抜きされたり、いろいろ不信感を持たれておりますので、まだこれが完全にもう無駄がなくなったと国民の皆さん思っておられない、これは...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃられたように、少子化にもかかわらずその待機児童が増えるというのは、これは基本的には働くお母さんというか就職を希望するお母様が増えている。これは景気等の関係もありましょう、御主人のお給料などの関係も出てくると思います。  平成二十一年十月一日現在...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これまでなかなか進まなかった原因ということでありますけれども、やはり国民的な合意というのがこれまで欠けていたんではないかということだと思います。つまり、子育てに掛ける予算、先進七か国でもアメリカに次いでGDPで低い、そして結果として合計特殊出生率が先進七か...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり国の一定の責任というのはこれはもう明確にする必要があるというのはそのとおりだと思います。これは地方分権という趣旨から、保育所の特にその基準関係についていろいろ御指導、計画がありまして、私も基本的には地方、地域主権、これを進めていくというのはこれは同感...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の納付率でありますが、これまでは八〇%ということで目標があったわけでございますけれども、結局これがもう毎回守られていないということで、その目標を設定していろいろな計算がなされるわけでありますが、これは現実不可能な目標をずっと立てているというのも私は問題だ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この国民年金においては、基本的には自営業の年金だということを思っておられる方は多いと思うんですが、今や、最新の数字では、自営業の方は国民年金加入者の二六%ということで、もう三割を自営業の方は切っておられる。それ以外の方は、パートの方とか非正規雇用、アルバイ...全文を見る
05月18日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○長妻国務大臣 例えば、地域職業訓練センターあるいはコンピューターカレッジについて、やはり地方としては、その譲渡の条件ということについて、引き受けるとすれば、引き受けやすい条件ということがあるというふうに考えております。  そこで、先日、条件を公表させていただきまして、譲渡する...全文を見る
○長妻国務大臣 今御紹介いただいたのは、これは新聞社が調査をされたということだと思います。これ、我々の方で正式に具体的な調査というのをしているわけではありませんけれども、我々としては、先ほども申し上げましたように、希望する都道府県には、受け入れやすい条件を整備した上で、その機能維...全文を見る
○長妻国務大臣 これはもちろん強制ということではありませんで、地方自治体、都道府県がその施設は受け入れないということになりますと、国としても、その施設を廃止する、あるいは直接新しい機構で運営する、これについて判断をしていくということでありまして、地方自治体が仮に受け入れないという...全文を見る
○長妻国務大臣 基本的に、私どもが申し上げておりましたのは、昨年の総選挙でも、後期高齢者医療制度は廃止をするということを申し上げておりまして、そのときに、廃止をして一たん老健に戻して、そして、老健も、我々はずっとそれが続くべき制度とは思っておりませんから、一たん例えば老健に戻して...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、後期高齢者医療制度を、新たな制度を設置する六つの原則というのをあらかじめ会議にお示しをして、そして議論をしていただく、こういうことにさせていただいていまして、今おっしゃっていただいたのはその二番目でございますけれども、「地域保険としての一元的運用」というこ...全文を見る
○長妻国務大臣 「市町村国保の広域化につながる見直しを行う」、これは六でありますけれども、これは、市町村国保ではなくて、高齢者の新しい制度をつくるということで、その新しい制度においても広域化を図っていくという趣旨と、その制度が運用された後にも、地域保険としての一元的運用を目指して...全文を見る
○長妻国務大臣 今、いろいろ先生方から提案をいただきますと、四案が出てまいりまして、まだその四案のどれにするかというのは決めているわけではありません。  この改革会議で示した六つの原則の中の三番、「後期高齢者医療制度の年齢で区分するという問題を解消する制度とする」ということを書...全文を見る
○長妻国務大臣 この別建ての保険方式という考え方、これは、まさに今申し上げたような一定の年齢で区切って一つの保険にしてしまう、こういう案も出ているところでありますけれども、これについては、この六つの原則の先ほど申し上げたものと基本的には考え方を異にしていると思っておりますので、な...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、別勘定に区分するということについては、保険は同じでありますので、当然保険証も変わらず、あるいは保険者も変わらないわけですから、従来のサービスが変わるわけではない。そして、この勘定を区分しても、先ほど私が申し上げました保険料の上昇スピードがおおむね同程度に老...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、この後期高齢者医療制度の問題点ということだと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、七十五以上を一つの保険として全く別の保険者にして区分してしまうということで、保険料の関係が先ほど申し上げたようなことが出てくるということと、そして、今回、七十五歳の後期...全文を見る
○長妻国務大臣 これはいろいろ論点があるところでありまして、やはり広域化というからには、その市町村単位をそのままにしていいのかというもちろん問題意識があるわけでございます。  そして、今やられているこの広域連合というのも、いろいろな考え方があってそういう形が今されていると思うん...全文を見る
○長妻国務大臣 この問題に真剣に取り組まれている委員に敬意を表するわけでありますが、今おっしゃっていただいた平成二年の厚生省心身障害研究、成人T細胞白血病の母子感染防止に関する研究ということでありますけれども、そこの中に、放置しても感染者は自然に減少し、将来は消滅するだろうという...全文を見る
○長妻国務大臣 なぜ全国一律の検査、対策をしてこなかったのかという、なぜということでございますけれども、まず、当時の知見では先ほど申し上げたような研究が出て、将来は消滅するだろうという記述もあったわけでありますが、結果としてそれは今の実態と違う状況になっているということで、これに...全文を見る
○長妻国務大臣 この対策でございますけれども、これについては、今後についてのことでありますけれども、私としては、全国一律の検査や対策は必要ないという平成二年のそういう記述がありましたけれども、その考え方には立たずに、やはり全国を対象とした対策というのがあってしかるべきではないかと...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今二点、大きくは公費助成とガイドラインの件、お尋ねがございました。  公費助成については、抗体検査について専門家の御意見等も踏まえて適切に検討をしていきたいというふうに考えております。  そして、母子感染予防ガイドラインということでありますけれども、これ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、前段にお話ししました妊婦の抗体検査の公費助成につきましては、担当の雇用均等・児童家庭局長にきちっと指示をいたします。そして、ガイドラインについては、健康局長にきちっと指示をして、その後の進捗も報告を受けるようにいたします。  そして、今のお尋ねでございます...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねでございますけれども、大村委員から衆議院の厚生労働委員会でお尋ねがあったときは、面談する予定はなかったわけであります。  その後、与党も含め、面談をして、まずはテーブルに着くということ、そして御要望をお聞きするというお話もあったわけでございまして、政府...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話でありますけれども、質問の趣旨がいつまでに和解を成立させるのかというような趣旨だとすれば、それについては、これは裁判所の仲介で我々として誠実に交渉するので、その時期について申し上げることはできないというふうに申し上げたわけであります。
○長妻国務大臣 たしか大村委員から質問をいただいたのは午前中でありますので……(大村分科員「十一時四十分ぐらい」と呼ぶ)そうですね、その時点では、私はそういうことは知りませんでした。
○長妻国務大臣 福岡地裁については、昨日、和解に入るということを申し上げたわけでございます。  いずれにしましても、これは交渉という、裁判所を仲介にするもので、どういう期日、あるいはどういう形の議論になるかというのは確定的に申し上げられないことはございますけれども、申し上げられ...全文を見る
○長妻国務大臣 私が申し上げましたのは、一万三千円の子ども手当、そして二十三年度は二万六千円、こういうことでございますが、その上乗せ分の一万三千円についてさまざまな今御意見をいただいているということでございますので、その上乗せの一万三千円部分を従来どおり現金を全額でやるのか、ある...全文を見る
○長妻国務大臣 この子ども手当については、さまざまな御意見を国会でも、党からも、あるいは国民の皆様からもいただいているところでありまして、今委員がおっしゃっていただいたような、その部分を現物給付ということも組み入れるべきであるという御意見ももちろんございますし、あるいは、上乗せの...全文を見る
○長妻国務大臣 バウチャーというのも基本的には現物給付の一つの姿ではないかと、結果的にですね、そういうふうに考えておりますけれども、これも総理も国会でも御発言されておりますので、事務方の中でそういうシミュレーションといいますか、そういう検討をしております。
○長妻国務大臣 これについては、基本的には総理に御報告もするということで、その検討の中身がどういう形で実現できる、できないも含めて、まだそういうところまで至っておりませんので、もちろん国会で質問をいただければ、でき得る限りの答弁はいたしますけれども、まだ確定をしているわけでも中身...全文を見る
○長妻国務大臣 大村議員もおわかりのように、国会の審議というのは、もちろん国会でお決めになっていただいて進めていただくことでございます。  ただ、当然、私としては、内閣として閣議決定をして、国会の場で重要広範議案ということで御指定もいただいた法案でございますので、これはもうぜひ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず一つは、今のお答えの前に、非正規雇用の方を労働を安定するために正社員に転換していくような労働施策というのはございますし、あるいは直接雇用になるように支援する労働施策というのは、今回提出した法案とはまた別に恒常的にあるというのがまず前提となっております。  そ...全文を見る
○長妻国務大臣 この四十四万人がどういう形態になるかというような詳細なシミュレーションというのはつくっているわけではありませんけれども、先ほど私が申し上げましたように、その四十四万人についても、常時雇用が派遣元と契約されれば、それはそのまま、そういうふうに契約を転換していただけれ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、この議論の前提にあるのは、何か政策のA案、B案があって、どちらにしようかということでBを選んだということではなくて、やはりまず一つは、これはあるべき論というのがあるわけです。  雇用の規制緩和、雇用というのは雇用市場とも言われますけれども、言うまでもなく労...全文を見る
○長妻国務大臣 我々は、何か予想をするというのではなくて、先ほど来申し上げておりますけれども、この四十四万人という推計数字を出させていただき、三年間の猶予の中で、この四十四万人の方の雇用を維持していきたい、下支えをしていきたい。あらゆる政策を動員して、それを実現に向けて努力してい...全文を見る
○長妻国務大臣 民間の研究所でいろいろな調査がなされているということは聞いておりますけれども、だから我々が申し上げておりますように、そういうことが起こらないように雇用の下支え策、あるいは常時雇用に切りかえていただく、あるいは正社員にでき得る限り切りかえていただいたり、あるいは直接...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねで、同一価値労働同一賃金に向けた均等・均衡待遇を推進するというのは新成長戦略にも書いてあるわけでありまして、これを目指していくというのはそのとおりだと思います。  そのときに、例えばヨーロッパと異なる労働慣行といいますか、年功序列賃金でいえば、例えば、...全文を見る
05月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○長妻国務大臣 後期高齢者医療制度のお尋ねでございますけれども、これについては廃止をするということで、工程表も出させていただいて、来年の通常国会に法案を出させていただく。そして、一期四年の政権の中で、新しい制度にそのまま、老健に戻すことなく移行する、こういうことで今鋭意取り組んで...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、後期高齢者医療制度については、ネーミングの問題もありましたけれども、本質的な問題が幾つかあるんです。  まず、七十五歳以上のある意味では病院にかかりやすい方を一つの保険で区切って、保険者も別にするということで、これは、病気になりやすい方を別枠にすれば、保険...全文を見る
○長妻国務大臣 これはもう言うまでもないことでありますけれども、何しろ医療費は増大をいたします、少子高齢社会。少子化の流れを変えようということで我々も努力しているわけですが、増大する費用をだれが負担するか。これは国民の皆さんの負担ということはもう変わりないわけで、具体的に言うと、...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、今御紹介いただいた収入等の経済的なデータでありますが、それが本当に正しいのかどうか。前政権は、そのデータに基づいて、一般の母子家庭の方と生活保護を受けておられる母子家庭の方で、一般の母子世帯の方がお金が苦しいじゃないか、そういうデータを一つの根拠に...全文を見る
○長妻国務大臣 今、るる数字を御紹介いただきましたけれども、本当にその数字が適正な状況でとられたのかどうかということについて我々は精査をしているということでもありますし、お金だけではなくて、統計を調査いたしますと、例えば、一般母子家庭でいえば約一割がうつ病や心の病気であるのに対し...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほど来申し上げましたように、前自民党政権が母子家庭に対する母子加算を廃止しましたよね。その経緯を見ると、やはり、収入のところ、あるいは支出のデータに着目をしてそれを廃止されておられる。かつ、社会保障の自然増の抑制ということで、二千二百億円、機械的に削る。...全文を見る
○長妻国務大臣 これは児童手当と同じ扱いにさせていただいているところでございまして、特に、子供の教育機会を確保して貧困の連鎖を防止するという必要性、緊急性にかんがみてこの生活保護の母子加算を復活し、そして、子ども手当につきましても、児童手当と同様の措置を母子家庭ということに着目を...全文を見る
○長妻国務大臣 いや、私が今、児童手当のことを申し上げたのは、私の聞き間違いであれば恐縮なんですが、稲田委員が子ども手当と児童手当の対応が違うような質問をされておられたとしたらということで申し上げたところでございます。(稲田委員「児童扶養手当です」と呼ぶ)  そしてもう一つは、...全文を見る
○長妻国務大臣 生活保護を受けている外国籍のお尋ねでございますけれども、まず、どういう方が受ける前提の外国人かということで、適法に日本に滞在し、就労活動に制限を受けない永住、定住等の在留資格を有する外国人でございますが、まずは、生活保護を受けていない方も含めて、今の定義に当てはま...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、途中、生活保護を受けておられる外国人が不法滞在となりましたら、それは、確認でき次第、支給は停止ということになります。
○長妻国務大臣 これに関しては、自治体の一つの事務の中で確認ができれば、そういう停止等々の措置をとるということになっております。
○長妻国務大臣 まず、生活保護においては、これは我々も不正受給がないように監督、監視を強めておりますけれども、一定の不正受給が出るという現状は今ございます。これはもちろん、外国人、日本人のみならず、全体で言えることでございますけれども、その中で、一般論として言えば、不正あるいはル...全文を見る
○長妻国務大臣 今、ドイツの事例を御紹介いただきましたけれども、ドイツでは、いわゆる日本のハローワークのようなところが連邦政府と共同して、生活保護を二つに考え方を分けて、つまり、働けない方へお支払いする一つの生活保護、そしてもう一つは、働けるけれども、なかなか就職口がなくて受ける...全文を見る
○長妻国務大臣 これに関しても、財源の捻出ということで、一つは行政刷新会議、あるいは厚生労働省も、四月一日に厚生労働省事業仕分け室というのをつくりまして、みずからも事業仕分けの発想で浪費を削るということで、不断に見直していく。そして、埋蔵金あるいは天下り団体等々の問題もありますの...全文を見る
○長妻国務大臣 例えば厚生労働省におきましても、あらゆる努力をいたしまして、私が就任をしてから、これは平成二十一年度の一次補正の執行停止額も含めてでありますが、一・二兆円のお金を削減、捻出したわけでありますし、あと、今お話がるるございましたけれども、我々としては、政権一期四年の中...全文を見る
○長妻国務大臣 我々も、これから日本が、消費税というものを上げずにバラ色の未来が築けるというふうには思っておりません。  ただ、これまで日本の国は、HAT—KZシステムということを私も申し上げましたが、先進国をつぶさに調べた結果、そういう仕組みがあるということで、しかもそれが、...全文を見る
○長妻国務大臣 今、C型肝炎救済特別措置法の和解のスキームができましたけれども、これにおいては、提訴人員が千六百三十四人、うち和解成立人員は千二百四十九人。ことしの三月末時点であります。
○長妻国務大臣 今の問題意識というのは、やはり、カルテ以外について、これももちろん認定をしておりますけれども、それが具体的にどういうものなのか、これがもうちょっとわかるようにしたらいいのではないかというお尋ねだと思いますが、ただ、そのときに、事件番号について公開をするということに...全文を見る
○長妻国務大臣 要は、趣旨としては、別に委員も個人情報を出せという趣旨ではなくて、やはり、具体的にカルテ以外でどういうものが結びついていくのかという、より具体的な話ということだと思いますけれども、これについてQアンドAで、三月三十一日もまた改訂をしまして、つまり、そういう具体的、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、QアンドAのあり方についても、更新を必要に応じて、三月にもいたしましたけれども、していくわけでありますので、カルテ等がなくても和解に至ったケースの周知のあり方については、引き続き、関係省庁とも相談しながら、慎重に検討をしていくということであります。
○長妻国務大臣 生活保護の母子加算は、昭和二十四年に創設をされたということで、昭和二十四年といいますと、戦争が昭和二十年に終わりまして、やはり戦争でお亡くなりになった未亡人の方、お子さんを抱えておられる方もたくさんいらっしゃった。  そういうような中で、生活保護を受けておられる...全文を見る
○長妻国務大臣 我々、野党時代も、母子加算を廃止するときの経緯というのも、それに対する検証チームのようなものをつくって、私もその代表のメンバーとして検証させていただきましたけれども、やはり一つは、自民党時代の、社会保障の自然増抑制策の二千二百億円の中で、何とか弾を出したいというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた中の、二つ、その一つは、消費の調査自体について、サンプル数の問題とか、あるいはその消費の、一般の母子家庭の定義というのが、おじいちゃん、おばあちゃんとも一つの世帯、屋根の下で住んでいる者も、それを切り出して、そういう調査の数字があるということについ...全文を見る
○長妻国務大臣 今、後段の話の数字というのは、たしか、住宅に対する手当というか、それが満額の場合という前提もあったやに記憶しておるんですけれども、調査ということでありますが、今、ナショナルミニマム研究会というところで、生活保護も含めた最低限度の生活基準というのはどうあるべきなのか...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、一人親の貧困率あるいは子供の貧困率というのは、先進国の中でも日本は非常に高い部類に入りますので、子供に着目をした支援策というのが今まで不足をしていたというのは、これは多くの方が認められると思いますので、そういう観点から、全体の子育てあるいは社会保障像という...全文を見る
○長妻国務大臣 今、公平性の確保のお話がありましたけれども、まず、一人親家庭というのに着目すると、これは言うまでもないことでありますけれども、育児と家計、生計を一人で担わなければいけない、就業時間等が制約されるために正規雇用につくことが難しい、あるいは、うつ病など精神疾患の問題も...全文を見る
○長妻国務大臣 今、子ども手当と児童扶養手当の、これは趣旨の違いにもかかわるところでございますけれども、子ども手当につきましては、お子さんの子育て、子育ちを社会全体で支援していくということであります。これは、控除から手当への流れということでもありますので、若年者扶養控除、十五歳以...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、基本的には、このマニフェストを実現するべく努力をするという私は立場でありますけれども、与党の方から、来年度の子ども手当一万三千円の上乗せ部分について、全額現金でいくのか、あるいは一部を保育所などの現物給付にするのか、そういう考え方が示されたわけであ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、もちろんまだ決まった話はございませんけれども、実際、真意というか、党からもそういういろいろな御意見がありますので、それについてどう考えるべきかということを政務三役で検討することになっております。
○長妻国務大臣 私自身も、このマニフェストを基本として努力をしたいというふうに考えておりますけれども、今も御紹介いただいた、この前の日曜日に閣僚も集めた打合会等がありまして、党側からも、上乗せ部分について、全額現金か、あるいは一部を保育所整備などに充てるかというような御意見も出ま...全文を見る
○長妻国務大臣 地方は当然地方でいろいろお考えがあって、その地域の特性に応じた子育て支援あるいはそれぞれの諸施策を実行されておられるということだと思います。  ただ、今回は半額、一万三千円の子ども手当を創設いたしましたけれども、やはり、その背景にある問題意識としては、GDPの比...全文を見る
○長妻国務大臣 これについても、予算編成過程の中で我々としても主張をして、それを実現すべく努力をいたしますけれども、最終的には一期四年の中で実現をしていくということで努力をしてまいります。
○長妻国務大臣 これについては、国の施策でも父子家庭あるいは母子家庭への公的支援というのがありますが、これは格差がございます。母子家庭にはいろいろ支援策があるにもかかわらず、父子家庭であるものもありますし、ないものもあるということで、今回のお願いしている法案もその一つでございます...全文を見る
○長妻国務大臣 これは非常に重要な論点だと思いまして、私自身は、政府と市場の役割分担、これを見直す必要があるというふうな立場に、社会保障全体に立っております。  その中で、保育についても、これは、今現在も株式会社がやっている保育所もあり、配当も今行えるようになっておりますが、た...全文を見る
○長妻国務大臣 衆議院議員古屋範子君外一名提出の児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。     —————————————
○長妻国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
○長妻国務大臣 ただいま議題となりました独立行政法人地域医療機能推進機構法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会保険の福祉施設として設置された社会保険病院、厚生年金病院及び船員保険病院については、地域医療の厳しい状況等を踏まえ、独立行政法人年...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、それぞれ、社会保険病院、厚生年金病院の成り立ちについてはお話があったところでございます。  この経緯といたしましては、年金保険料で例えばサンピアなどリゾート施設をつくり、その年金保険料の浪費という問題も私どもも野党時代に大きく追及をさせていただいたわけであ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず一つは、今採算性のお話もございましたけれども、やはり採算がとりにくくても、全国で、過疎地と言われるところでも一定の医療サービスが受けられる、そういうことが必要だということと、あとは、ネットワークということで、地域でなかなか対応できない患者さんは、その方々を高度...全文を見る
○長妻国務大臣 今も足立政務官からありましたけれども、基本的には、二年後の同時改定で診療報酬面でリハビリについてもスムーズな連動、連携というのを考えていくということと、やはり、一カ月間の併用、これは異なる事業所でありますし、あとは、これは言わずもがなでございますが、介護のリハビリ...全文を見る
○長妻国務大臣 年金保険料はどう使われるべきかという議論の中で、グリーンピアに象徴されるように、グリーンピアは今回のRFOのスキームとは違うんですけれども、あるいはサンピア、そういうものは今回のRFOのスキームでありますが、いずれにしても、保険料でリゾート施設をつくって、赤字にな...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今のまま何もしないとすると、RFOの設置期限が本年九月末となりますので、その後の根拠がなくなってしまうということで、病院として存続が宙に浮いてしまうというような問題意識があり、昨年の総選挙の前に、民主党といたしましても、政策集の中で、「厚生年金病院及び社会保...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、新たに独立行政法人をつくるということになるわけでございますけれども、これについては、先ほど説明を申し上げたように、RFOという独立行政法人、これが売却という前提でつくられて、期限が参っておりますので、それを、病院については重要性にかんがみて受け皿をつくるとい...全文を見る
○長妻国務大臣 地域医療を確保するというのが大きな目的であります。
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいた、この法案の附則第四条というところでありますけれども、今ここで御議論いただいております法案については、今お触れいただいたように、平成二十五年の四月一日以降は従来の運営委託先に対する委託を続けられないことになっておりますが、それまでに、この委...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、国民の皆様方の一般論でいうと、箱物行政、箱物批判といったときに、病院についての批判というのはそれほど聞いたことがないわけで、それだけに、病院については本当に地域のニーズがあるというふうに考えておりますが、もちろん、効果的に、効率的に運用するというのは言うま...全文を見る
○長妻国務大臣 日本の国には、国立病院もございますし、自治体病院や、今御審議いただいている公的な医療機関もございますし、純粋な民間医療機関というのもあるわけでありまして、民間医療機関だけであっても、先ほどの僻地医療などなど、いろいろな問題が生じてしまうということで、一定の役割分担...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいたように、厚生労働省、厚生省と労働省が一緒になったということで、厚生省は介護、労働省は雇用ということで、それが一つになったからには介護の分野の雇用の促進というものに努め、同時に介護分野を立て直すということで、雇用波及効果というのは、今や公共事...全文を見る
05月19日第174回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(長妻昭君) 岩城議員にお答えをいたします。  今回の法案は、民主党のこれまでの主張と矛盾しているのではないかとのお尋ねがございました。  自民党政権が設置した官民人材交流センターにおいては、勧奨退職者も含め、希望するすべての公務員の再就職あっせんを行っておりました...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第3号
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○長妻国務大臣 今、オフラベル、適応外薬についてのお話だと思いますけれども、大人向けにはあるけれども小児向けには使えないというものについて、有効な部分については、一定の要件を課して小児適応薬にしたらどうかというお話であります。  これは、ことしの二月から、抗てんかん薬に関する要...全文を見る
○長妻国務大臣 今、てんかんのお話が、専門医の育成、あるいはその広告というか、そういうことも重要になってくるのではないかというお尋ねがありました。  これについて、今現在も、広告をできる専門医の数というのがございまして、これは五十五ございます。その中にはてんかん専門医は入ってお...全文を見る
○長妻国務大臣 うつ病、認知症なども含めて、精神疾患というのは今やもう国民病であるというふうに考えておりまして、一度、そういう優遇措置が、どういうものが身体、知的の方あるいは精神疾患の方、差があるのかというのを調べてみまして、そしてそれについて国土交通省に、我々も必要があれば、差...全文を見る
05月20日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○国務大臣(長妻昭君) ただいま議題となりました児童扶養手当法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  一人親家庭は、子育てと生計を一人で担わなければならず、母子家庭、父子家庭のいずれもが生活上の様々な困難を抱えております。  近年の経済情勢や非正規雇...全文を見る
05月21日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○長妻国務大臣 昭和五十二年にこういう議員立法が提出されて、そこに義務づけというのがあるということでございますけれども、やはり、障害者の方については今そういう率がありまして、義務づけがございますが、母子家庭の場合は、例えば再婚されればそれは母子家庭ではなくなるなどなど、変動する可...全文を見る
○長妻国務大臣 今後、一定の義務づけというよりも、省としての目標値あるいは政策の効果を検証するための、どれくらい母子家庭のお母様が就業したのか、こういうような検証がどういう形ができるのか、これについては検討していきたい。そして、厚生労働省としても、地方自治体あるいは国に対しても、...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、そういう場を設定していただいて、私がそこに参りました、こういう経緯でございますので、その詳細な経緯については承知をしておりません。
○長妻国務大臣 これは、別に官僚の方が書いた紙を読んだわけでは全くございませんで、やはり今、和解協議に入るということで、そのことをお伝えして、今後、裁判所を仲介に、政府としても和解協議に、誠実に協議に臨んでいくということの段階でございますので、そういうお話を申し上げたということで...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、我々として、政府として、総理を含めて全体で取り組んでいく大変重要な問題であるというふうに考えておりまして、裁判所を仲介として誠実に協議をさせていただく、こういうことに尽きるというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これについては、裁判所の仲介で我々は誠実に和解協議をさせていただくということでありまして、それに向けて、政府の中で、関係各大臣と協議をして、それぞれどういう協議にしていくのかということについて議論をしている最中でございます。これについては裁判所の期日というのもござ...全文を見る
○長妻国務大臣 この病院の売却益は、年金の積立金に基本的に戻すというふうに考えております。
○長妻国務大臣 病院の積立金も含めた当期利益については、一定のものについて基本的に積立金に戻していくというふうに考えております。
○長妻国務大臣 社会保険病院はかつての政管健保の保険料で建てられておりますので、その売却益は基本的には健康勘定の方、そして、厚生年金病院は年金保険料で建てられておりますので、それは年金保険料の積立金へ戻す、こういうことであります。
○長妻国務大臣 これについては、病院機能の継続を条件に自治体等に売却する場合は、新機構にとっては不要財産となり、その収益は国庫に納付することとなる。  ただ、この場合の国庫納付が一般会計か先ほど私が申し上げた特別会計かについては政令で定めるということとされておりまして、私として...全文を見る
○長妻国務大臣 私が答弁したのは、今の時点の話を冒頭答弁させていただいたわけでございまして、今、政令で定めるというのは、これは独法通則法の改正案というのが国会で審議をされておりまして、これはまだ成立をしていないところでございます。この改正案が成立した後に政令をつくっていくというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、先ほど来答弁しているとおりなんですけれども、今の時点、きょう今日の時点では独法通則法の改正案が成立をしておりませんので、きょう今日の時点で、当然まだ新機構が成立はしておりませんけれども、今日仮にそういうような、今回の法案が通っていて新機構があるというようなこ...全文を見る
○長妻国務大臣 統一見解というのは今私が申し上げたとおりでありまして、つまり、そもそも、初めの一から申し上げると、例えば既存の新機構が、今審議いただいている法案が成立して、それで新機構ができたというときに、その新機構にある病院を売却する場合は、その売却益が病院移転の財源に充てると...全文を見る
○長妻国務大臣 今申し上げた、ちょっと積立金という言葉が両方にかぶっていて恐縮だったんですが、今まず初めに申し上げましたのは、病院を売却する場合において、その病院を例えば移転する、土地建物を売却してまた別の場所に土地建物を買って移転するという場合については、不要財産に当たらないの...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、私としては、特別会計に戻すということできちっと交渉していきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 これは、いろいろ厚生年金病院や社会保険病院も、これまでも一定の努力があり、まだまだ努力の足りない部分もありますが、今六十数カ所の病院を、赤字、黒字がありますが、全部赤字、黒字を足し算すると辛うじて黒字になっておりますので、それをさらにふやしていくということで、我々...全文を見る
○長妻国務大臣 これは本当に大変な問題でございまして、政府を挙げて全力で対応するということで、今鋭意取り組みをしているところであります。  厚生労働省、私としては、定例の記者会見の場で申し上げましたのは、この口蹄疫は、牛、豚等が感染する病気であり、仮に口蹄疫にかかった家畜の肉を...全文を見る
○長妻国務大臣 これについて、まず協議の場ということでありますが、政府の口蹄疫を対策する部署ができまして、そこに厚生労働省も参加をさせていただいているということと、今御指摘いただいたこのメンタルヘルスの観点につきましても、きょう御指摘いただきましたので、さらに徹底して注視するよう...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、今、足立政務官からもお話がございましたけれども、選挙前にお示しをする政策集インデックス二〇〇九というところに、そういう法人を設置して、厚生年金病院、社会保険病院の管理運営に当たらせますというふうに明記をさせていただいておりますので、これについては矛...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、私どもマニフェストにも書かせていただいておりますけれども、鳩山政権一期四年の中で、実現に向けて努力をしていくということであります。  ただ、これについては、すぐにそれを実現すべきという国民の皆さんの御指摘も多々いただいておりまして、我々としては、...全文を見る
○長妻国務大臣 税制上の優遇というのは、独立行政法人、新しいものになっても続けるということであります。
○長妻国務大臣 そのことについては、私自身は少なくともそういう話はもちろん受けたことは一度もございませんし、仮にそういう何か労働組合が、すべて民主党の議員一人一人に、そういう接触があったのかないのか、全員を確認するという立場じゃありませんけれども、そういうことが仮にあったとしても...全文を見る
○長妻国務大臣 政府が、天下りを根絶していくということで、天下りについての定義、あるいは裏下りという言葉を使っておりますけれども、役所の関与が一切なくてもOBが引き合うような天下りについても厳しく対応していこうということで、我々、野党の時代に言っていることと何ら変わっておりません...全文を見る
○長妻国務大臣 この天下り問題については、我々としては、例えば厚生労働省だけでいいますと、いろいろ取り組みをしているということでございまして、前政権とは違うというふうに考えております。  まず、独立行政法人について、今まで役所からの天下りが、自動的に天下っている、そういうOBの...全文を見る
○長妻国務大臣 これに関しては、独立行政法人福祉医療機構というところでございますけれども、これもほかの独立行政法人同様、天下りのポストを公募するということで公募いたしましたところ、昨年十月にまず第一回目を公募いたしまして、そこで独法から上がってきた方というのがお一人でございまして...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、人事の件でありますので、個々人のことをいろいろ細かく言うというのは不適切ではないかと思うわけでございますけれども、これについては、理事長の方から私に御相談があったということで、お話し合いをした上での理事長の御決断ということがございます。  そして、これは言...全文を見る
○長妻国務大臣 これに関しましては、民主党のマニフェストでも、「法人のあり方は全廃を含めて抜本的な見直しを進める。」等々の記述、「特別会計、独立行政法人、公益法人をゼロベースで見直す」ということが書いてありまして、厳しく見直していくということであります。  その一方で、今御審議...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、今の時点で、独立行政法人というのは、必要不可欠なものについて法案という形でお願いをさせていただいているところでございますので、これについて、我々としては、必要性、そして地域住民の皆さんの声、あるいは地域自治体の声を受けて、こういう...全文を見る
○長妻国務大臣 このRFOにつきましても、ことし九月末で消滅をするということでございますので、地域住民にとって必要な病院もそこでなくなっていいのかということがございますので、新たな受け皿ということであります。そして、このRFOにつきましては、基本的には売却ということを目的として設...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、先ほども答弁申し上げましたように、こういう法律がないとRFOが持っている病院というのは法的根拠がなくなってしまって、地域住民も困ってしまう、地域の自治体からもいろいろな御要望をいただいているということでございます。  そういう意味で、これは御存じのように、...全文を見る
○長妻国務大臣 この国立病院機構につきましては、これは省内事業仕分け、厚生労働省は四月一日から厚生労働省事業仕分け室というのを設置いたしまして、五年後も十年後もみずから無駄を削る努力をするという役所になったわけでありますけれども、省内事業仕分けをしている中で、いろいろな意見があり...全文を見る
○長妻国務大臣 この時期については今検討しておりますので、どういう時期かというのはまだ決まっておりません。
○長妻国務大臣 非公務員化というのは、これを実行するというのは先ほど申し上げましたように確定をしている。ただ、その法案をいつ出して、成立をさせて、どういうスケジュール観でやっていくのかということについてはまだ確定をしていないということであります。
○長妻国務大臣 ですから、いつ法案を出して、成立をして、いつから実行するのかということについて、今おっしゃられたようなことについても検討しておりますけれども、まだ確定をしていないということであります。
○長妻国務大臣 ですから、この法律について、秋の臨時国会に出して、そして二十三年度に非公務員化にする、こういうようなことが実現できるかどうか検討しているということで、それができるということになればそういうふうにしていくということで、まだ確定的に決まっていないということであります。
○長妻国務大臣 これについては、再三再四申し上げているように、まだ確定的に何か決定したと、あるいは法案を提出する時期についてもということであります。
○長妻国務大臣 基本的に、厚生労働省の省内事業仕分けにおけるルールとしては、まず独法側から改革プラン、ぎりぎり頑張れるものを徹底的に議論して出してきてくださいと。それに加えて、省内事業仕分けの仕分け人、公開の中で事業仕分けをして、それにプラスしてさらに改革案をお示しして、最終的に...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、これまでも御答弁申し上げておりますとおり、新しい、今お願いしている法案の独立行政法人ができた後も、売却先がきちっとその病院を地域医療の中核としての機能を維持していただく、こういうことと、住民の御理解が得られる、こういうような前提であれば、そこに売却...全文を見る
○長妻国務大臣 今の仕組みといいますのは、独立行政法人の評価委員会、そして部会というのがございまして、これが複数の独立行政法人を、厚生労働省所管のものを見ているということで、その医療関係の部会がこの新しい独立行政法人も見ていくことになるだろうというふうに考えております。  いず...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、通知を出して、でき得る限り早く実現していただくということで、我々も一定の期間後調査をいたしまして、また調査が出れば直ちに公表をして、どういう状況か、基本的には折半ということがすべて調っているのか、調っていなければ、あなた方はまだ遅いですよということで、促進...全文を見る
○長妻国務大臣 RFOという売却をする独立行政法人が時限的になぜできたのかということは、これはもう御存じのとおり、サンピアとか、年金保険料、健康保険料を使ったリゾート施設などなどが乱立をして、国民の皆さんから見て非常におかしいのではないか、しかも、経営努力をせずに赤字垂れ流しとい...全文を見る
○長妻国務大臣 これが直ちに、暫定的なもので、すぐに、いついつまでになくなるというものではありませんけれども、基本的には地域医療を守るという立場で運営していく中で、例えば地域医療を担う医療、病院の部分は維持した上で引き受ける、そして地域住民も含めてそれは賛同するということがあれば...全文を見る
○長妻国務大臣 今の視点は、医療のみならず、今まで国あるいは独立行政法人などが担っていた機能を地方にどう担っていただくのかという、地域主権という言葉で我々議論をしている中にも影響する、関連する話だと思いますけれども、全体の財源を地方、国、どう切り分けていくのか、こういう議論も始ま...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど、足立政務官からも御答弁申し上げましたけれども、国立病院機構は、政策医療といいますか、非常に、医療観察法に基づくものもございますし、あとは、一般的な疾病でないような、しかし、そういう国として担わなければならない疾病をきちっとやっていくということで、これは継続...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほど、国立病院の特性については申し上げましたけれども、では、公的病院と民間病院の違いというのは何なんだろうと。それは、それぞれ担う役割が違えばそれは違うのですが、担う役割が似通ってきたときに民間病院はどう思われるかというと、公的な病院は利益が多少下がって...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、基本的には平成二十五年の三月末で打ち切りということになりますので、それぞれ、この全社連あるいは厚生団については、ここがほとんどの仕事でありますので、廃止になるのではないかというふうに考えております。  あとは、その前にも、全社連については、例の健...全文を見る
○長妻国務大臣 平成二十五年の三月末をもって、委託をしない、委託を打ち切るということであります。
○長妻国務大臣 まず、この全社連、厚生団には天下りが今いるということであります。ここには、お医者様、看護師の方もここに所属をして、今、社会保険病院あるいは厚生年金病院に勤務をされておられる、こういう体裁をとっております。  そこで、実際にこの新しい独立行政法人ができて、そこに職...全文を見る
○長妻国務大臣 基本的には廃止します。
○長妻国務大臣 独立行政法人はどうあるべきか、本当に根本の仕組みというのをきちっと考えなきゃいけないというのは同感でございます。  独立行政法人の数がふえるというふうにおっしゃられましたけれども、RFOが減りますので、その分、数がふえるということにはならないとは思います。  ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、前提といたしまして、今の個別委託の状況を、さらに箇所数をふやすということは考えておりません。  それで、今のお願いしている法案のスキームでいいますと、平成二十五年の四月一日にはもうすべて新しい独立行政法人が自前で運営するということになりますので、個別委託の...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、国会でもかねてより御指摘もございまして、先ほど足立政務官が答弁申し上げましたように、厚生労働省の審議会の中でそれについて検討を今している最中でございます。  いずれにしましても、適正な医療を国民すべてが受けられるような、そういう仕組みというのをこ...全文を見る
○長妻国務大臣 地域において、救急医療、産科、小児科等を担う医療機能の確保が困難になっている現状をかんがみて、この法案の成立によって、地域医療を守る、地域住民にとって不可欠な医療を提供していく。そして、厚生年金病院のリハビリに代表されるように、特色のある医療というのもこれからも提...全文を見る
05月21日第174回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(長妻昭君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  政府としては、ハンセン病患者や元患者の方々が強いられてきた苦痛と苦難に対し、深く反省し、率直におわびを申し上げるとともに、多くの苦しみと無念の中で亡くなられた方々に哀悼の念をささげるものであります。 ...全文を見る
05月25日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○国務大臣(長妻昭君) まず、島田委員におかれましては、本当にこの問題に取り組んでいただいて、感謝を申し上げる次第でございます。  昨年の十一月九日の参議院の予算委員会でも総理に対してこの御指摘をいただいて、総理もそれを受けて、その決意でやりたいという答弁をいただき、総理も御決...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、鳩山内閣においては、子ども手当に代表されますように、子育てビジョンで保育所整備の計画も出させていただきましたが、やはりお子さん、子育てに掛ける予算あるいは施策を強化をしていこうと、こういう政権でございます。その中で、貧困の連鎖という言葉もございます...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 貧困率というのも公表させていただいているんですけれども、この一人親家庭の貧困率というのは、これは非常に日本は高い、先進国の中でもということにかんがみて、これはもう国、今言われた自治体、そして市民の皆様方の支えがそれぞれの局面で必要であるというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいたこの特定求職者雇用開発助成金ということで、細川副大臣からも説明しましたけれども、高齢者とか身体・知的障害者の方などなど、就職が困難な方、非常に困難な方を対象にして行っている措置であるわけでございます。その中で、今は父子家庭は入っておりませ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この問題は本当に懸案の問題でございましたけれども、早めに我々は決着を付けたいと思っております。  今現在、この不活化ポリオワクチンとDTPワクチンを組み合わせた四種混合の開発が開始され、治験が今進んでおりまして、平成二十三年ころから順次、薬事承認申請がな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、島田委員から昨年の十一月九日の予算委員会で御指摘をいただきまして、本当にその御指摘のとおりだと我々深く認識をいたしまして、まずこの議事録につきましては、見直し前と見直し後ということでございますが、見直し前は御指摘いただいたようにほとんど真っ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、こういう書面の言いぶりや対応というのは、どうしても、御本人は本当に人生の大変な大問題といいますか、大変な御苦労をされておられるのに比べて、事務的対応のようなイメージを持たれてしまうというのは、これはあってはならないことであるというふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘のように、子ども・子育て新システム検討会議という場所で幼保を一体化すると、こういう議論をしておりまして、来年の法案提出を目指すということであります。  今、南野委員が御指摘になられました点というのは、これはずっと、前の政権でも御議論があって、結局...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、平成二十二年度においては、子ども・子育てビジョンであります年間五万人の保育サービスの定員を増やしていくというこの初年度でありまして、それは予算は確保させていただいております。そして、今のお金の仕組みというのは、まだこれは御存じのように議論の途中でござ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この子育てに対する理念というのはこれはもう本当に重要なことでございます。  その意味で、幼保一体化の議論の中でも、お子さんをただ単に預かるだけではなくて、幼保一体化ということにするからにはやはり幼児教育の側面も更に強めていくということが必要で、やはり社会...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今現在も、今おっしゃっていただいたような一定の運用上の措置がとられているというふうに考えておりますけれども、私どもといたしましては、この一部支給停止の措置については鳩山政権一期四年の中で廃止をしていくということで努力をするという立場であります。
○国務大臣(長妻昭君) これは、昨年、民主党が提出した議員立法では、父子家庭の手当の支給というのは特別給付として附則の規定だったということでございますが、今回については閣法の提出だということでもございますし、これについては、我々はもちろん恒久的にこの部分については実施を続けていき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、前段のお尋ねについては、いろいろ国あるいは地方自治体が一人親家庭に対する施策を取っておりますけれども、母子と父子両方を対象にしている施策というよりは、母子家庭だけの施策の方が多いわけでございまして、それについて私どもとしては一つ一つやはり検証していく...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この全国母子世帯等調査というのがございますけれども、これはおおむね五年ごとに実施をしておりまして、前回が平成十八年でありますので、ちょうど来年度、平成二十三年度でございますので、これについては、父子家庭の実態をより適切に把握していけるように、調査項目の内容...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) DV被害者ということで、私もこういう立場になりましてから多くのDV被害者の方から御相談をいただきましたけれども、本当に想像以上に大変深刻な皆様ばかりでございます。  今の御指摘については、今現在、婦人相談所がございまして、全国四十七か所で一時保護等を実施...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この子宮頸がん予防ワクチンについては、今、厚生労働省の予防接種部会というところでその在り方について議論をしているところであります。当然、公費助成をする必要があるんではないか、あるいは予防接種行政の中でどう位置付けるのかなどなど論点がございますので、これも多...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今おっしゃっていただいたように、先月、四月一日ですね、特別養護老人ホームにおける介護職員によるたんの吸引あるいは胃瘻の措置など、などというか、二つについて、介護職員に対する研修を実施するなど一定の要件の下で許容するという通知を出させていただきました。...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御紹介いただきましたように、あした、この特定看護師という考え方について、どういう業務あるいはどういう役割を担っていただくかということについてのワーキンググループを設置をいたします。  そこでは、看護師のまず業務の、今現在の業務の実態把握をしようというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは昨年八月の人事院勧告を受けて、人事院では新たな非常勤職員制度を検討中でありまして、この中で、同一府省庁における雇用期間が最高三年に制限する努力義務が課されるということで、今おっしゃったことが進んでいるところでありますが、ただ、この国立ハンセン病療養所...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この相対的貧困率について公表させていただき、今おっしゃっていただいたのは、大人が一人の子供がいる現役世帯の相対的貧困率、OECD三十か国中最下位ということで、非常に相対的に貧困であるということでございます。  これについてはいろいろな要因があろうかと思い...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 母子家庭に対する自立支援策ということでございますけれども、主にこの四本柱がありますが、一つは、子育て・生活支援策ということで、これは保育所の優先入所や家事を手伝うヘルパーの派遣等々です。二番目は、就労支援策としまして、これは母子家庭等就業・自立支援センター...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今申し上げました中で、就業支援の中で母子家庭等就業・自立支援センター事業、これはネーミングは母子家庭ですけれども、こちらについては父子家庭についても一部対象となっているところであります。さらに、経済的支援の中で、まさに今法案をお願いをしているところについて...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、一つは、これまでも市町村会あるいは各市長会などからも御要望があり、NPO団体も含めて御要望が強いということ。  そしてもう一つは、国としても、全国母子世帯等調査というものでありますが、そういう調査をしてどういう御苦労があるのかというのを現...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは金額だけの話ではございませんで、金額だけ見ても、今おっしゃられたものが平均でございますけれども、年間就労収入が三百万円未満の父子家庭の割合は三七・二%、四割近くあるということで、平均は母子家庭よりも高いわけでありますが、その中でもそういう御家庭もある...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり、一番重要なことの一つは、機会の平等を確保する、機会の平等を後押ししていくということで、一人親の御家庭に育ったお子さんが著しく機会の平等が損なわれるというのは、これは国にとっても大きな損失であるというふうに考えているところであります。  その中で、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の貸付金につきましては、これは母子家庭ということで、一般的に父子家庭に比べますと、それは一つ一つの御家庭で異なる御事情がある場合も多いわけでありますけれども、一般的には女性は働いておられない方が働かざるを得なくなるケースもありましょうし、あるいは結婚等で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 生活福祉貸付制度のお話でございますけれども、これについて、対象者、低所得者世帯、障害者世帯、高齢者世帯ということが対象になっておりますけれども、恐らく今のお尋ねは父子家庭がどのくらい利用しているのかということでございましょう。これについて今データがないわけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、子供の貧困率というのも日本は非常に先進国の中でも高いわけでございまして、まさにそのお尋ねは、何とか我々も低所得の御家庭についていろいろなサポートをしなければならないと、何よりも、繰り返しですけれども、お子さんの機会の平等を後押ししていくと、こういう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、国の指導監査結果、平成二十年度でありますけれども、母の婚姻により過払いされた件数の割合は、受給者のうち〇・二%というようなことになっているところであります。あるいは、国がサンプル的に百自治体を調査した実績では、児童扶養手当が過払いされた件数の割合は、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいた点ですけれども、平成十八年の調査がございますが、母子家庭のうち一度も養育費を受け取ったことのない母子家庭は五九・一%ということで、六割もの家庭が養育費を受け取っていないというようなことでありますが、当然、その理由の中には相手とかかわ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、法務省にデータがあるということでございますので、後日まとめてそれを委員にお渡しをしたいと思います。
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、私どものマニフェストでも廃止ということを申し上げておりますので、これは一期四年の中で廃止をさせていただくということです。  今回の法案にこれが盛り込まれていないということについては、これは財政当局も含めた政府の中での議論がまだまだ尽く...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはかねてから申し上げておりますように、来年度、平成二十三年度以降については子供の居住要件を課す方向で検討していくということでありますが、この問題については、児童手当は御存じのように四十年前に創設をされました。そして、三十年前に国籍条項が時の政権によって...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 例えば、全国母子世帯等調査というのを五年置きにやっておりますけれども、前回が平成十八年度でございましたので、ちょうど二十三年度が五年目であります。今、非常にその調査を準備をする時期でございますので、今の御指摘も踏まえて、やはりこれからの時代、母子家庭のみな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、認知症というのは本当にこれから国を挙げて取り組まなければならない大きな課題だというのがまず大前提でございます。  そして、やはりこの基盤を整備していくということで、まずは施設の整備ということでございますけれども、これについて、グループホームという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお尋ねでございますけれども、今おっしゃっていただいたのは、厚生労働科学研究のHTLVの母子感染予防に関する研究、あるいは同じ厚生労働科学研究の本邦におけるHTLV1感染及び関連疾病の実態調査と総合対策、こういう研究結果も我々踏まえて、そしてさらに、学会...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この正しい理解が必要だというのはまさにそのとおりでございますので、これは、まずは医療従事者向けにHTLV1のキャリア指導のための手引書を作成をいたしまして、今年三月に都道府県や医療機関に配付をいたしたところであります。  いずれにしても、今後、国立感染症...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この感染の実態に関する研究、母子感染予防に対する研究など、この研究事業については引き続き実施をしていくということであります。  そしてもう一つは、このHTLV1に関する研究者及び患者団体で構成されるHTLV1感染総合対策等に関する有識者会議というのがござ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今おっしゃっていただいたような高齢化などなど、いろいろな今問題があるところであります。その一方で、入所者の方々について減少をしておりますけれども、職員の定数については微減にとどめるというようなことで、職員の数と入所者の数がちょうど平成十八年...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 療養所については、私は大臣になって訪問したことはございません。ただ、ハンセン病の皆さんの会に出席をさせていただきまして、皆さんのお話を聞いてごあいさつもさせていただいたということはございます。  そして、予算の件でありますけれども、平成二十二年度予算にお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 父子家庭の非正規雇用の方々についての正社員化への支援あるいは就労支援ということでありますけれども、当然、一般施策についてもそれを御利用いただけるわけでありまして、それはもちろんでありますが、特に父子家庭ということに絞りますと、マザーズハローワークという事業...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、これ、いろんな国あるいは地方にもお願いしている施策について一人親世帯への公的支援というのがございますけれども、それについて父子家庭、母子家庭共に提供している行政サービスもございますが、一定以上のものは母子家庭のみの提供サービスということになっています...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども山井政務官からも答弁申し上げましたけれども、子ども手当についてこの児童扶養手当の所得制限の所得としてカウントされないということでございますので、これについての併給ということもできるわけであります。その意味で、子供に掛ける予算というのは一定の拡充をさ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 児童扶養手当につきましては、一人目というのが全部支給では四万一千七百二十円ということで、非常に一人目について手厚く、二人目以下の加算額というのが五千円、三人目が三千円というような仕組みになっておりますのは、これは世帯を単位として親御さんの負担を軽減をすると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この件については、かつての、昨年の民主党マニフェストにおきましては、工程表にあるものはその期限というのがございますけれども、この案件につきましては政権一期四年の中で実行していくということでマニフェストでお示しをさせていただいております。  その中で我々と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今おっしゃっていただいたように、例えば児童扶養手当と年金が両方が支給される場合は、保険料の拠出に基づく給付であり、権利性が強いと考えられる年金が優先支給となって児童扶養手当は支給しない、こういうケースがあるわけであります。こういう仕組みにな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の遺族基礎年金の問題でありますけれども、私自身もかねてよりそういう疑問を持っていたわけであります。やはり、これまで制度の日本国の考え方として、やはり母子家庭と父子家庭比べると、まあ母子家庭は支援をしなければいけないけれども父子家庭は支援はそれほど必要ない...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて、これまでずっと手付かずだった問題について、我々は、微修正、微修正で年金制度を現状のまま持っていくのはもう限界があるということで、これはもう、この論点以外の論点も数限りなくこれあるわけでございますので、それぞれの論点が整合性が取れるような形で四...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは繰り返しで恐縮ですけれども、やはりこれも本当に大きな問題だと私ももう深くこれは認識をしている案件でありますし、これ以外も、もう数限りないと言ったら語弊があるかもしれませんけれども、多くの問題点、論点、解決すべき点というのがありますので、それについて整...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 年間約三億円程度ではないかと、国庫影響額についてであります。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、私どももマニフェストの中で一期四年の中で廃止をするということを書かさせていただいておりますので、それについて取り組んでいくということでありますけれども、今回については政府部内で議論が着地をしなかったということもございまして、この法案には入れ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 財務省ともこの間、国有地の活用に係る打合せをさせていただいていまして、直近では五月十三日に財務省理財局と保育所を管轄する部局あるいは介護保険を管轄する部局での打合せをさせていただいて、そのときにも、定期借地権の期間あるいは原状回復義務等の貸付条件の詳細など...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、山井政務官からも答弁ありましたけれども、今年三月四日に都道府県の御担当の方に集まっていただいて、そのとき説明いたしましたのは、不適切な支給についてはこういう例があるという御説明をいたしましたけれども、今お尋ねのような、これまで支給がなされていてその後、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 参議院議員山本博司君提出の児童扶養手当法の一部を改正する法律案に対する修正案につきましては、政府としては反対であります。
○国務大臣(長妻昭君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
05月26日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○長妻国務大臣 あべ委員にお答えをいたします。  そもそも、今回法案をお願いしておりますのは、この社会保険病院、厚生年金病院について、やはり住民の皆さん、地方自治体の関係者の皆さん、地域医療の機能をそのまま残してほしい、こういう強い御要望もございまして、今、法案審議をお願いして...全文を見る
○長妻国務大臣 今考えておりますのは、まず給与でございますけれども、これについては、全社連、厚生団、船保会、主に三つございますが、その職員の方々を、事務でいえば国家公務員のOBは受け入れない、天下りは受け入れずに、その三つの職員の方々、医療関係者あるいは事務で出身が非国家公務員の...全文を見る
○長妻国務大臣 そういう給与体系も含めて、今後、民間から見て、基本的に民間準拠という考え方のもとやってまいりますけれども、今おっしゃられましたように、民間といっても、これは地域によって給与水準が違うということもありますので、新機構の中で、例えば、地方、都市部で何か差をつけるような...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、民間の給与の体系あるいは手当の体系なども参考にして決めていくということでありますけれども、基本的に、お給料本体そのものは、もちろんこれは一本の考え方でやっていくということであります。
○長妻国務大臣 これらについては、先ほど申し上げましたように、主に三つの団体が一つになるわけでありますので、それぞれのいい、本人の意欲を引き出すようなそういう給与体系や就業規則、人事制度があれば、それは取り入れていくわけでありますけれども、それについては、どれをどう取り入れていく...全文を見る
○長妻国務大臣 これも今確定をしているわけではありませんけれども、一つの考え方は、例えば、その三つの団体があるわけでございますけれども、その方々全員が新機構にもちろん行くわけではございません。その中で新機構に行かれない方に対して退職金がその団体から出るということは、これは一定程度...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、一義的にはやはり新機構の理事長が御判断されることだと思いますけれども、私としましては、この独立行政法人は、言葉のとおり独立をして、行政とは異なる風土で、効率性も取り入れて業務を行っていくという趣旨だというふうに思っておりますので、天下りというものはそこには...全文を見る
○長妻国務大臣 基本的に、今申し上げました医療関係者といいますのは、まずは、外形的には資格を持っている方、お医者さんとか看護師さんとかコメディカルの方々などでありますけれども、恐らく今言われている質問は、医系技官という、お医者さんの資格を持って厚生労働省に入っていろいろ行政をやっ...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御質問というのは、ちょっと私もその意味がなかなか理解できないんですが、国立病院に天下っている人、そういう人が医療関係者かどうか。当然、事務、厚生労働省で行政職で入省されて業務をされて、そして国立病院機構に天下った方、この方は医療関係者じゃないと思います。  ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、呼ぶ、呼ばないという名称の議論を私はしておるのではありませんで、今、全社連とか厚生団というところで厚生年金病院や社会保険病院を運営されているわけでありますけれども、その中に天下りの方がおられるということで、そういう方々については、理事長の最終的な御判断であ...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいたのは、三つの全社連、厚生団などの団体に内部留保金というのはございます、それがどういう形になるのかということでございますけれども、これについては、まずは、新機構にその内部留保金は移ります。そしてその後、中期目標というのを定めていきますけれども...全文を見る
○長妻国務大臣 基本的には、病院の建物、土地、あるいは土地の使用権、検査機器などなど移行するということで、おっしゃるとおりであります。
○長妻国務大臣 この独法の通則法の改正案が成立をいたしたわけでございますけれども、これについて詳細な政令などなど、これから議論して決めていくわけでありますけれども、不要資産の扱いについて、どこにお金が戻るのかなどなど政令で定めるべき点というのはございますけれども、その点について今...全文を見る
○長妻国務大臣 指導が強化されるかどうかということでありますけれども、その強化の意味にもよりますが、今回、厚生年金病院、社会保険病院、これを、六十以上の病院を一つの独立行政法人というもとに束ねるということで、もちろん、その一定のスケールメリットを生かして地域住民に貢献をしていくと...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、よくよくその新理事長が内部の方と話をして、議論を重ねて、どういう考え方にするのかということはよく議論しなきゃいけない。  目的は、地域医療を守っていく、担い手として公的病院の役割を果たしていくということが目的でございますので、その目的の中で、例えば病院理...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、我々も選挙前に、民主党の政策集というところで、厚生年金病院及び社会保険病院は公的に存続させることを前提に、新たに地域医療推進機構を設置して両病院の管理運営に当たらせます、こういうことを、これは選挙前の、ある意味では国民の皆さんへの御提示ということで...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては本当に我々も、厚生労働省は四月一日に厚生労働省事業仕分け室という組織を新たにつくりまして、厚生労働省所管の独立行政法人を省内事業仕分けということで徹底的に見直していく。ことしの四月には厚生労働省所管の独立行政法人の役員を公募いたしましたけれども、その...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお尋ねというのは、RFOについて、それをずっと延長して、その中で売却努力をずっと続けていけば宙に浮かないのではないか、こういう御趣旨だと思いますけれども、RFOといいますのは、御存じのとおり、売却をするという専門の組織でありまして、その中で、これまでも前政権も...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、御指摘いただきましたように、法律的には今おっしゃられたような枠組みで、予算措置をして運営費交付金等が投入できるということになると思いますけれども、この新機構の一つの姿勢として、そこで運営している厚生年金病院、社会保険病院、今でも足し算をすれば、平成二十一年...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今申し上げたような、今以上に効果そして地域医療の任務を果たすような独立行政法人を、きちっとまず詳細な制度設計も私どもも責任を持ってして、そしていろいろな人事もして、そういう形で法案を成立いただければ、その後、新しい法人をスタートさせていくということであります...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、まさに社会保険病院、厚生年金病院にとっては、新しい独立行政法人というのは、非常に伝統ある病院が多いわけでありますので、歴史のある病院が多いわけでありますので、大きな歴史的転換になる新独立行政法人だと思います。その意味では、そういうことにならないような制度...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、この法案審議の中でも御答弁申し上げておりますけれども、売却といっても基本的には前提がある。地域住民の御理解、そして自治体の御理解、地域医療を担う、こういう前提があれば、これは新しい機構においても売却を拒むものではないということを申し上げておりますの...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、中期目標というのを大臣が立てて新機構に御提示する、こういう仕組みになっております。その意味で、中期目標には、この国会で御答弁した、そういうような中身を書き込んでいこうというふうに思います。
○長妻国務大臣 これについては、先ほど来申し上げておりますけれども、地域住民が御理解いただいて、あるいは地域の自治体も御理解をいただいて、地域医療を担うという前提、病院は買ったけれども何か別の職業、商売をされるということではなくて、地域医療を担っていくという前提があり、自治体や民...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた点は、まず、一人でも反対をしたらそれは損なわれるということではありませんで、先ほども申し上げましたけれども、全員が賛成ということはなかなかありませんので、一定以上の方が、地域住民の方が御理解をいただくということであります。  そして、病院につきま...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられましたように、では民間の病院でやっているものは除外をしてやるとなると、これは本当に経営という意味では成り立たないということになりかねないと思っておりますので、やはり、地域のニーズがあって住民の要求もあるものについてはその役割も果たしていくということで...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいたように、もともとこの社会保険病院、厚生年金病院というのは、政管健保の保険料もありましょうし、年金の保険料もありましょうが、保険料財源でつくられているものであります。  その中で、私どもが野党時代も申し上げたのは、何しろ、リゾート施設も含め...全文を見る
○長妻国務大臣 もう既に保険料で土地が購入され建物が建てられた、そしてそれが箱物でけしからぬという住民の声ではなくて、むしろそれを残してほしいという病院について、ニーズがあるとすれば、それをお役に立てるように、しかも効果を高めていくということは当然でありますが、売却して買っていた...全文を見る
○長妻国務大臣 この累積の剰余金については、全社連が一千百七億円、厚生団が約三百三十億円、船保会だけは二十九億円のマイナスであります。
○長妻国務大臣 これについては、建前というか原則としては、これらの団体は公益法人でありますので、それぞれ民間で、それぞれ権限と社員総会というのもございますので、それぞれの判断になろうかと思います。  船員保険会については、病院事業以外もいろいろな事業をされておられるので、これは...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、全社連も社会保険病院を運営し、その中で剰余金を積み立て、いろいろ病院の補修費や経費に充てていくということで積み上げられているというふうに思います。  これについては、新たな新機構に移ったときには、この一部を活用して、例えば耐震性が非常に脆弱な病院というの...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身は、社会保障というのは、もう一つの見方をすると、機会の平等を後押しするということもあろうかと思います。  やはり、御病気になられてなかなか働けなくなった方あるいは自由に体が動かなくなった方々、そういう方々を本当に手厚く地域の医療が下支えをして、また、その病...全文を見る
○長妻国務大臣 山崎委員におかれましては、看護行政あるいは医療行政に日ごろ非常に見識の高い御指導をいただきまして、ありがとうございます。  今御指摘いただいた点でありますけれども、訪問看護ステーションが人員基準を満たせなくなって、即座に事業所が閉鎖というようなお話がございました...全文を見る
○長妻国務大臣 売却組織のRFOで売却努力をして、なかなかそれがならなかった病院については、RFOがなくなると、法的根拠がなくなって宙に浮いてしまうということでありますので、地域医療を担っていただく、この役割に非常に期待が大きいわけでございますので、それについては、今回お願いして...全文を見る
○長妻国務大臣 今ガバナンスの話もありまして、長尾委員からは剰余金のお話もございました。  それについて、本当に注意、きちっとしなければいけない点というのは、地域医療を担う、これは当然でありますけれども、そういう剰余金、貴重な貴重なお金を有効に使ってこそ、新たな税投入や保険料投...全文を見る
○長妻国務大臣 大きく、例えば民間病院、自治体病院、今回の社会保険病院、国立病院、あるいはナショナルセンターと言われるがんセンターなど、今言ったような種類、いろいろな経営形態があると思うんですが、やはり公的病院というのは優遇されている面がありますので、それぞれきちっとした役割分担...全文を見る
○長妻国務大臣 RFOからこの新独法に譲渡をする、これについてどう考えるかということですか。
○長妻国務大臣 まず、RFOにはいろいろな、年金あるいは保険料財源で建てられた箱物があって、それを売却するというスキームで集められた施設だと思います。  その中で、病院以外、例えばリゾート施設などについては、売却して、買ったところが更地にして、それは一定のルールの中でマンション...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、一つは、やはり地域住民の方あるいは自治体の方、あるいは地域医療を担うというニーズがまずあるわけでありますので、それを前提として担っていただくのであれば、それは主体がどこにかわろうとも構わないと思っております。  ただ、今、自治体、民間というお話が...全文を見る
○長妻国務大臣 病院を売却するということになりますと、その譲渡益が、不要資産ということになれば、これは独法通則法の改正案に付随する政令でこれから決めなければいけないんですけれども、そこにおいて、私としては、そのお金というのは保険料財源ですので、特別会計に戻していくというのは当然で...全文を見る
○長妻国務大臣 RFO自体は、これはもう御存じのように、売却をする専門の組織でありまして、この売却をするという前提の組織の中に、ある意味では更地にしてマンションを建ててもいいリゾート施設と病院を一緒にそこで措置するということについても、前政権の御判断でありましたけれども、どうだっ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、我々が調査して、お求めに応じて自民党にも出した資料に、具体的な事例ということで、わかる範囲で十三事例ほどお示しをして、いろいろ自治体も含めて調整をしたり売却の打診をしたりということをしているところであります。  ただ、その中でも、病院というのは、さっき申...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、前政権から、そして新しい政権から、RFOは、病院については一定の制約がある中で売却あるいは交渉の努力はしてきたのではないか、一定の努力はしてきたのではないかと思います。
○長妻国務大臣 これは、制約条件の中では努力をしてきたのではないかというふうに思っています。  その制約条件というのが、非常にある意味では難しいところがある。例えば、住民の方々、私も首長さんにも何人かの方にお会いして、いろいろな御要望もいただいて、首長さんだけじゃなくて、確認を...全文を見る
○長妻国務大臣 それは、精いっぱいで、もうこれで一つの病院も売れないということではなくて、当然、その期限を、来年の四月までRFOは、短いといえば短いんですけれども、あるわけでありますので、その中で私どもも厳しく指示をして、さらに売却できるところは、制約条件はあるけれどもきちっとや...全文を見る
○長妻国務大臣 これは加藤委員もおわかりになっておられると思いますけれども、本当に、さっき申し上げた制約条件があるときに、それは一、二、三とか、そのぐらいの数を努力して云々ということは可能性としてありましょうが、例えば、今抱える六十以上の病院のうち、半分ぐらいがこれからかなり見込...全文を見る
○長妻国務大臣 これは本当に一〇〇%しっかりやってきたかというと、その都度、さかのぼってみれば、改善の余地がある部分はあったかもしれませんけれども、それにしても、先ほど申し上げましたボリュームのものを引き受けていただくようなそういう相手先が、さかのぼってもう一回、もっとまじめに頑...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今、一連の御質問がございましたけれども、おっしゃっていただいたように、RFOは売却するのが目的の独立行政法人。今回法案をお願いしているのは、売却が主たる目的ではない、地域医療を担うというのが主たる目的であって、ただし売却についてもしていくということであります...全文を見る
○長妻国務大臣 そういうわけではありませんで、先ほども、売却した売却益がどういうスキームで特別会計に戻っていくのか、あるいは不要資産の場合は国庫に戻る、今後、政令でどこに戻るのかを、これは政府の中での検討事項であるというようなことで、そういう意味では、お金が戻る、そういう仕分けは...全文を見る
○長妻国務大臣 加藤委員がお配りしていただいた資料のちょうど四ページ目に、年金局がつくらせていただいた、売却益がどういうスキームで国庫に戻るかということでありますけれども、この真ん中のスキームについて、残余があるとき、「厚生労働大臣の承認を受けた金額を次の中期目標期間における業務...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、我々としては、六十以上の病院は原則として一病院ずつ区分経理をしていこうというふうに考えておりまして、その中で、我々が出させていただいた資料にあるように、「納付先は、年金特別会計」というふうに書いているところであります。
○長妻国務大臣 特別会計の中には、健康保険の特別会計もありましょうし、年金の特別会計もありますので、それぞれ仕分けをして、その特別会計の勘定のもとに入るような、そういう仕組みを考えていきたいと思います。
○長妻国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、病院ごとに区分経理をしていくところでありますので、それぞれそのお金がどういう保険料で生み出されたのかということは我々としては把握ができる、そういうことになっておりますので、それぞれ適切な勘定に、年金特別会計に戻していく、こういう仕...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、申し上げておりますように、一定の要件があれば、残余があるときに年金特別会計に戻す、こういうふうに我々はやっていくつもりでありまして、その中で、健康保険料勘定あるいは年金の勘定、勘定ごとに適切に戻るように、我々としては区分経理も含めて取り組んでいくというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは再三再四申し上げているんですけれども、残余があるときは年金特別会計に戻すんですよ。不要資産の場合は、さっき申し上げたように、改正独法通則法が成立しましたので、それは政府全体の政令で特別会計か一般会計かは決まるわけでありますけれども、ある病院の機能の維持向上を...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほど来申し上げておりますけれども、条文の附則第十条、「特別会計に関する法律の一部を次のように改正する。」ということで「第百十一条第三項第一号」云々があって、独立行政法人地域医療機能推進機構法の規定による納付金ということで、附則第十条で残余があるときに納付金...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、今回お願いをしております機構法の附則第十条による改正後の特別会計に関する法律第百十一条ということで、そこの三項めについて、「厚生年金勘定における歳入及び歳出は、次のとおりとする。」ということで、歳入についての規定の中で、独立行政法人地域医療機能...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、今議論しておりますのは、委員がお示しをいただいたこのチャート図の真ん中のライン、一番下に「納付先は、年金特別会計」というふうに書いてあるものについての歳入の規定がここにあるということを申し上げたところであります。
○長妻国務大臣 これから議論するというのではなくて、今申し上げましたように、残余があるときに国庫に納付、納付先は年金特別会計ということでありますけれども、それぞれ、おっしゃられたように、健康保険の勘定と年金の勘定はきちっと区分けをしてそれぞれの金を戻す必要がある、こういうことにつ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、これまでの病院の経営状況というのを見ますと、六十二病院について集計を、新機構が経営しない見込みである自治体等委託の四病院を除いた六十二病院ですけれども、これは赤字、黒字、それぞれの病院がありますが、それぞれを足し算して全体で赤字、黒字がどうかということを見ま...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、新たな税投入、保険料投入をしないという方針を掲げている以上、極端に赤字の病院があって立ち行かなくなったときに、黒字の病院があるということであれば、そのお金をそちらに回していくこともあり得るというふうに思います。  ただ、それを単純に平準化してしまうとなる...全文を見る
○長妻国務大臣 この赤字病院については、これまでも、平成十八年から平成二十年度において、三年連続で当期剰余が赤字である病院の数は全部で十二病院であります。  こうした病院について、例えば、一定の効果があるものについては、今後は赤字病院のみならず全体の病院でやる必要があると思って...全文を見る
○長妻国務大臣 もちろん、民間病院も支えていただいていると考えております。
○長妻国務大臣 これについては、今回お願いしている法案で新しい独法に入る病院というのは、固定資産税はただなわけでありますので、それはやはり公的な役割を担っていただくということで、先ほど来申し上げているような四疾病五事業の取り組み、リハビリの取り組み、そして地域医療の取り組み、こう...全文を見る
○長妻国務大臣 それは、地域のニーズに応じ、そして採算がなかなか難しい分野もニーズがあればきちっとやっていただいて、地域住民あるいは自治体の御理解、あるいは地域医療を利益という観点以外の要素も含めて担っていただくということをやっていただける民間病院があれば、それはそういうところに...全文を見る
○長妻国務大臣 仕分けをするといいますか、民間に引き受けていただく、先ほど来申し上げている条件に合致をすれば、それはもう引き受けていただくということになるわけでありますが、もう一つの要素として重要なのは、では、こちらが例えばこの病院を民間にお任せしたい、そういうふうに考えても、今...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、もう一つは、精査といいますか、公的な役割というのは、民間でもそういうふうにお約束をいただいて、なかなかこの部分は利益は出にくいけれども民間でもやる、ほかの部分の利益をそこに回してでもやるということがあれば、当然、民間も公的役割を担っているわけでありますので...全文を見る
○長妻国務大臣 その趣旨、重要性はわかります。それについては、やはり新しい独法の理事長、あるいはそこの仕組みの中で、そういう病院を一つ一つ特色も含めて見ていって、どういう対応、どういう指導をするかという中で検討していくべき課題であるというふうに考えております。  そこで、地域の...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、赤字病院と一口に言っても、その中身もよく見る必要がもちろんあると思います。  それは、経営努力が非常に足りずにコストが高まって、必要の低い物品、あるいは高コストの体質が続いていって赤字になっているのか、あるいは、先ほど申し上げましたように、採算がとれない、...全文を見る
○長妻国務大臣 いつも貴重な励ましか御指摘かをいただきまして、本当にありがとうございます。  ただ、今回申し上げますのは、全社連あるいは厚生団の剰余金というのが一千億円以上ございます。これについては、一たん新独立行政法人に入りますので、やはり適切に、きちっとそのお金を使っていく...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、一つは、中期目標というのを大臣が立てて新機構にお示しするということになろうかと思います。その中で、そういう売却についても書き込んでいこうと思っておりますが、当然、先ほど来申し上げておりますように、地域医療を担う、そして、住民の同意、自治体の同意等々...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、一つの事例を申し上げますと、この浜松の病院の件ですけれども、これは主体がRFOですから、一概に新法人と同じとは言えませんけれども、その場合どうしたかというと、売却の譲渡条件というものを交わしまして、こういう一定の機能を持った病院を運営していただくということで...全文を見る
○長妻国務大臣 二つの団体のお尋ねでありますが、まず、財団法人厚生年金事業振興団については、既に年金福祉施設に係る職員や会計の整理を進めておりまして、病院事業が全面的に機構に移管するときは法人としての事業がもうなくなるということになりますので、これは解散するように私としても指導を...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、スケジュールで、今おっしゃっていただいたように、二〇一三年の四月から委託をやめますので、その段階でそういう措置をとるように指導するということです。
○長妻国務大臣 これは、新しい独立行政法人の理事長、あるいは我々も、いろいろ御指導、あるいは判断というのがあると思いますけれども、これについては、まず、この天下りという問題では、国家公務員のOBは、事務職については行っていただかないことになるということでありまして、当然、それは、...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいたように、これは固定資産税はゼロ、ただということになるわけで、大変な税の優遇を受けることになるわけであります。  であるからこそ、やはり地域医療を担って、一定の公的役割を果たしていただくということが求められますが、ただ、その役割を民間も担っ...全文を見る
○長妻国務大臣 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案について、御説明を申し上げます。  労働者派遣制度につきましては、労働力の需給調整を図るための制度として創設されましたが、雇用の規制緩和という大義名分のもとに行き...全文を見る
05月28日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいた御質問ですけれども、この政権の方針は全く変わっておりませんで、連立政権合意においても、制度の谷間がなく、利用者の応能負担を基本とする総合的な新たな制度をつくることということを、遅くとも平成二十五年八月までに実施するという方針は変わっているわ...全文を見る
○長妻国務大臣 調査をいたしまして、最新の数字が出ましたけれども、先月、四月一日現在で、新体系サービスへの移行率が五四・二%ということで、昨年の十月一日現在の四五・四%から八・八ポイント上昇しているということであります。
○長妻国務大臣 まず、なぜこの障害者自立支援法を廃止しなければならないのかということは、いろいろ論点はありますけれども、一つは、応益負担ということで、障害が重い方ほど負担が大きいということでございます。  そして、その自立支援法の法案成立等で学んだことは、最も重要なことは、当事...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた移動支援ということでありますけれども、確かに、重度の方にのみ移動支援というのを充実させていくという考え方というのは、一概にそれは適切だとも言えないのではないかという御指摘は私も理解をするところであります。  今回の法案、議員立法でございますけれど...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいたように、移動支援には自立支援給付と地域生活支援事業がございますが、地域生活支援事業のお話だと思いますけれども、これについて、確かに地域間の格差というものがございます。  これについて、国としても補助金、平成二十二年度は四百四十億円、予算措...全文を見る
○長妻国務大臣 一つの原点は、ことしの一月七日の「障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団と国(厚生労働省)との基本合意文書」というのを私も持っておりますけれども、そこに書いてあることをきちっと実行していく。その前提として、やはり当事者の御意見をきちっと聞いていくということも含めて...全文を見る
○長妻国務大臣 私も重度の障害者施設へお邪魔いたしましたけれども、やはり今おっしゃっていただいたように、在宅の支援ということで、例えば通園事業は今補助事業なんですけれども、これを何とか法定事業とならないかという声も数多く聞いております。  今回の改正法案ではそれが盛り込まれてい...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども、この一つの原点が、原告団、弁護団との基本合意文書というのを国として責任を持って交わしたわけでございまして、そこにも、「国は、速やかに応益負担制度を廃止し、遅くとも平成二十五年八月までに、障害者自立支援法を廃止し新たな総合的な福祉法制を実施する。」こういう...全文を見る
○長妻国務大臣 人間が人間らしく働ける環境を整備するということであります。  これまで、自民党政権のもと、雇用の規制緩和という美名のもと、物には限度というものがございます、日雇い派遣のような形態も認め、本当に、直接雇用でないわけでして、労務管理も含め管理が甘くなる、そういう問題...全文を見る
○長妻国務大臣 どのぐらいの方が今回の法案によって仕事に影響が出るのかということでございますけれども、その対象となる方の人数というのは、この前も最新の数字を発表させていただいたわけであります。  こういう形態といっても、常時雇用、一年以上の雇用の見込みのある場合は、これは派遣元...全文を見る
○長妻国務大臣 そういう見積もりは、我々はしておりません。そうならないように努力をしていくということであります。
○長妻国務大臣 今申し上げているのは、この法案の対象となる労働者の人数ということでありまして、それが約十八万人ということになっておりますけれども、これについては、雇用が失われないように、直接雇用に転換されるようにということで我々は取り組んでいくということでございまして、直ちに雇用...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、規制がなされると直ちにその方が雇用が失われるのかどうか。当然、会社というのは需要があるからそういう労働者を雇っておられるわけでありまして、派遣元の派遣会社につきましても、常時雇用の派遣は我々は認めているわけでございますので、そういうところに転換をする、ある...全文を見る
○長妻国務大臣 これはあべ委員にも本当にお尋ねしたいぐらいですけれども、本当に日雇い派遣ということが、景気が悪いから日雇い派遣を認めて、それで雇用が拡大するというふうには私は思えません。我々としては、雇用に影響を与えないように、いろいろな施策を使ってそれを下支えするということでご...全文を見る
○長妻国務大臣 常時雇用ということについては、一年以上の雇用の見込みということでございますけれども、これに関しては派遣はできるということになっておりますし、今回の派遣法は、もちろんいいかげんにつくったわけではございませんで、その前提には、労働者側、使用者側が同じテーブルで真摯に話...全文を見る
○長妻国務大臣 パート、アルバイトに差しかえてしまっているということでありますけれども、我々としては、派遣の労働者の方々が、それはできれば派遣元に常時雇用されるということでもまずはいいでしょう。あるいは、派遣労働者の方が派遣先の正社員になるということは、これは一定の一つの理想、あ...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、日雇い派遣が認められるときの議論でも雇用の多様性という言葉は聞いたことがあるわけですけれども、雇用の多様性という意味で、我々は、派遣の一から十まですべてをこの法案は禁止しているということではございません。専門二十六業務もございますし、常時雇用される派遣元の...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話につきましては、派遣というよりも労働契約法、つまり、これは解雇、正社員も含めた解雇はどうあるべきかという前提条件のお話だと思います。  今おっしゃられたような、透明性を高める、そして、まずは今の法律についてきちっと遵守させるように、我々としてもきちっとし...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃられた点というのは、派遣というのが規制をされて、それを利用している企業が安い労働力を目指して海外に行くのではないかというお話であります。  確かにそういう御指摘があるのは承知をしておりますけれども、そう単純な話なのかどうかということでございます。やはり...全文を見る
○長妻国務大臣 安定性という意味では、今回のお願いをしている法案については、一年以上の雇用見込みということが書いてあるところでございます。  今回の法律で何か日本経済が大変な状態になるというお話もありますけれども、基本的には、これまで、例えば登録型派遣でいえば、派遣会社が労働者...全文を見る
○長妻国務大臣 藤村委員長におかれましては、本当に適切な委員会運営に努めておられるということで、本当に私が尊敬する議員の一人でございます。  ただ、今回のおやめになった経緯というのは、私も健康上の理由というふうにしか聞いてございませんで、それ以上のコメントはできないわけでありま...全文を見る
○長妻国務大臣 日雇い派遣のような、かなりの自民党政権での雇用の緩和というときも、結局、大きな話で、国際競争力とかあるいはグローバル化への対応、雇用の多様化などなどの議論もいろいろな方面からもあったというふうに承知しておりますけれども、その結果が、これほどまで雇用が、派遣で登録型...全文を見る
○長妻国務大臣 これにつきましては、私どもとして和解協議に入るということを決めまして、裁判所を仲介として誠実に協議に臨んでいくということでございますので、そういう枠組みの中で真摯に対応していきたいというふうに考えております。
○長妻国務大臣 そういう意味では、裁判所を仲介とした和解の協議の場という中で、協議を誠実にさせていただくということであります。
○長妻国務大臣 どういう形でその期日にお示しをするかということについては、これは本当に大きな問題で、我々も和解協議を誠実にとり行っていくということを政府全体で決定して、政府全体で取り組むということでございますので、どういう形で提示をしていくかということは、今まだ政府全体で決定をし...全文を見る
○長妻国務大臣 それも含めて、どういう形で期日にお示ししていくのかということについては、政府全体で協議をしているということであります。
○長妻国務大臣 今の御指摘というのは、最低賃金の引き上げのロードマップといいますか、その予定ということでございますけれども、これについては、まず、我々といたしましては、地域の実情、あるいは雇用、経済への影響をかんがみて、労使関係者と調整を行って進めていかなければならないというふう...全文を見る
○長妻国務大臣 これはもう、おっしゃる点については、やはり雇用への影響、そして特に零細、中小も含めた企業が、何もそういう企業に対する配慮なしに最低賃金を上げるということになりますと、当然負荷がかかって、いろいろ懸念される事態が起こってくるというふうに考えておりますので、そういう状...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、時間給が八百円未満の労働者というのは全労働者の一割弱、八・八%でございます。そして、企業の規模別でいうと、五人から九人の従業員を抱える企業のうちの一六%が八百円未満の労働者を抱える。十人から二十九人の従業員を抱える規模の企業では、その企業のうちの一四・七%が...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり一番重要なのが現状把握能力だというふうに申し上げておりますので、その現状把握をするための調査でございますが、できれば概算要求にも結びつけたいわけでございますので、夏ぐらいには中間取りまとめということで発表できるように取り組んでいきたいと思います。
○長妻国務大臣 概算要求に間に合うとすれば、概算要求がこれは前政権と多少時期が前後しましょうが、八月以降だというふうに思います。
○長妻国務大臣 そういうスケジュールで当初進んでおりましたけれども、今、若干事務的なおくれが出ているというふうにも聞いておりますので、八月以降というような御答弁を申し上げたわけであります。
○長妻国務大臣 今私が申し上げたとおりでございまして、安全を持ってその時期を申し上げるとすれば八月以降というふうに申し上げております。それは、それより以前に集計がまとまれば、もちろん、まとまり次第公表していくということであります。
○長妻国務大臣 まずは、これまで、専門二十六業務というのがどういう業務かというのは、規定はもちろんありましたけれども、その中身についてわかりにくいという御指摘もありましたので、ことしの二月八日に通知を出させていただいて、この二十六業務についての解釈を詳細に出させていただきました。...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、もちろん一つの事業所で、専門二十六業種、全部二十六種類を一つの事業所で受け入れているところはないわけでございまして、そこが受け入れている職種について、詳細な定義というかそういうものをよく読んでいただいて、まずは自主的にそれを遵守いただく。そして、それについ...全文を見る
○長妻国務大臣 専門二十六業務というのは、派遣という性格上、これについては例外的に派遣の原則禁止を適用しないというものでありまして、それは雇用にも資するし、事業主の事業活動にも資するということであります。  そして、この取り締まりといいますか、今おっしゃっていただいた需給調整指...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、専門二十六業務というのは、さっき申し上げたニーズがあるわけでございますので、これについて、本当に自主的に事業所がQアンドAも見ていただいて、それを守っていただければ、極論すれば取り締まる人は要らなくなるということでありますが、当然そういうことにはなっており...全文を見る
○長妻国務大臣 これは今おっしゃっていただいた規制影響分析書ということで、労働者派遣の原則禁止の規制ができたときのコスト、想定される費用ということでありますけれども、これについては、派遣元事業主は休業手当等の費用が発生するというふうに書いてございまして、代表的なものとして休業手当...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、今回、派遣の規制の対象者となる方が前回の調査よりも、これは景気の影響というのが大きいと思いますけれども、大幅に減ったということでございまして、規制の対象となる方が全部仕事がなくなるということはもちろんございませんし、我々としては、それが直接雇用に転...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、分析書には、「行政費用」として、「派遣元事業主、派遣先及び派遣労働者に対して周知するための費用が発生する。」とありますけれども、これについて、追加的に雇用対策というのが必要となる場合もあるという可能性はあります。そのときに、今回の規制の施行によって、先ほど...全文を見る
○長妻国務大臣 全体の派遣も半減をしたということでございます。これは、ちょうどこの調査が、前回お示ししたものと今回のものが、調査の時点のちょうど真ん中にリーマン・ショックがありまして、景気の影響で全体も半減し、規制の対象の方も半減をしたということでありまして、景気変動が大きいと思...全文を見る
○長妻国務大臣 今現在は、御存じのように、専門二十六業務について許可制ということになっておりますけれども、それ以外は届け出制ということでありますが、これをすべて許可制という御趣旨だと思います。  これについては、今回の法案でもそれは書いてございませんのは、それをすべて許可制にい...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、すべて許可制にいたしますと、先ほど申し上げましたように、非常に、自由な労働市場あるいは経済活動について、今回も一定程度の規制をかけるわけでありますけれども、それについて規制が過度になるという懸念もございますので、今の時点では検討はいたしません。
○長妻国務大臣 今おっしゃられた個別事案についてはお答えは差し控えたいと思いますけれども、一般の例、一般的見解で申し上げますと、まず、今、一つは期間の問題でございます。  基本的には、派遣可能期間を超えて引き続き労働者を使用するときは、派遣先は、派遣元から派遣停止の通知を受けた...全文を見る
○長妻国務大臣 今回の規制があって、派遣からいろいろな労働者の、規制対象の方の移動が起こるということを我々も支援していきたいと思います。  本当のきちっとした請負に移っていただくということは、直接雇用でありますので、私は望ましいと考えておりますけれども、今おっしゃっていただいた...全文を見る
○長妻国務大臣 技能の伝承あるいは継承ということで、もうずっと派遣で働いている人にさらに長い間働いてもらって、例えば三年を超えても派遣で働いてもらいたいというような、派遣先のそういう意思というのはある場合があるのではないかというふうに思います。  そういう意味では、我々としては...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは、今回お願いしている法案のみなし雇用の制度は、そのとき、違法状態ではありますけれども、その契約条項と同じ雇用で申し込むとみなすわけでありますけれども、やはりそれは実質的なことも判断をしていくということが重要であるというふうに考えております。
○長妻国務大臣 まずは、先日発表しました、今回の法案で規制の対象となるだろう派遣労働者の数というのは、前回の調査より半減いたしましたけれども、これは、ちょうどその途中にリーマン・ショックがあったということで派遣全体の数も半減しておりますので、そう推察されるのではないかということで...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、まず一義的には、雇用というのはもちろん言うまでもなく景気の影響を大きく受けますので、今後、これら派遣の方々、我々としては新成長戦略などで雇用のパイを広げていきたいというふうに考えております。  ただ、いずれにしても、今回の法案の規制の影響で職を失うという...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、先ほど来の御議論を聞いておりますと、派遣が請負になるのは似たようなものなんじゃないかとか、あるいは派遣が非正規雇用で直接雇用されるのは似たようなものではないかというお話がありますけれども、我々の基本的な考え方というのは、やはり直接雇用を基本としていきたいと...全文を見る
○長妻国務大臣 今回の法改正は、言うまでもなく、労働者のための改正だというふうに考えております。  今おっしゃられた統計については、登録型派遣の労働者二百四十人に聞いて、複数選択ということであります。  ただ、今おっしゃられたような数字というのも我々も受けとめる必要があると思...全文を見る
06月01日第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○国務大臣(長妻昭君) 今、厚生労働省といたしましては、子ども手当で、海外に住んでおられるお子さん、外国人ということに関しては、まず、養子については、一人であっても厚生労働省に御確認をいただきたいというようなことを自治体にお願いをしております。  このケースも、厚生労働省にお話...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、例えばということで五十人ということをここで例示をしております。これについては、いろいろな場面でも、何十人もの養子というのはどういうふうに考えるのかという、再三いろんなところで御指摘をいただいておりましたので、例示でございますけれども、これは先ほどの...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、一人でも連絡を外国人の母国に住むお子さんはいただきたいということを地方自治体に言っているというのは、これは養子に限った話でございます。そして、実子についても、外国人で母国に住む方について、一定程度の人数については御報告をいただくというようなことを申し上...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、新規の方ということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 問い合わせというよりも、そういうことについて御報告をいただきたいということでありまして、判断基準については事細かく通知を出させていただいておりまして、面会が年二回、あるいは送金が四か月に一回等々も含めたものについてはガイドラインというのをお示しをさせていた...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては国会等でも、養子等について、外国人の、まあ再三再四大変厳しい御指摘がなされておりますので、これは間違いがあってはならないということで一つずつ厳格に確認をするということを考えておりまして、国と地方公共団体で緊密に連絡をして対処をしていくと、こう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 当然、国が受け付けているわけではありませんので、地方自治体にその確認の状況等をお伺いをして、国としても考え方をお伝えをしていくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これ、基本的には権限は地方自治体の窓口にあるわけでありますけれども、じゃ、その法律に基づく大きな基本的な考え方というのは、これは厚生労働省が持っているわけでありますので、それについてお話を申し上げるという形で、養子については当面は一件一件我々もチェックをさ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについて、先ほど来申し上げておりますけれども、監護あるいは生計同一という要件もあった上、さらに詳細なガイドラインというのもお示しをさせていただいております。もう少し分かりやすく言うと、通常の家庭における個々の子供に対する監護、保護、生活の一体性があると...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これ、五百五十四人ということで、生計同一、監護の要件は満たすことが基本的にはできないんではないかということを、この自治体からの情報提供を我々としてはお聞きをして自治体に見解を申し上げたということで、最終的には自治体が御判断をされたということであります。
○国務大臣(長妻昭君) これは常識的に考えて、通常の家庭において子供の生活について通常必要とされる監護や保護、生活の一体性といった監護や生計同一に関する実質が備わっているとはこれ考えられないということでありまして、さらに、詳細な要件がここにありますけれども、これ全部読むわけにも時...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) それはもう再三再四申し上げておりますけれども、端的に言うと、監護、生計同一の実質がないということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど申し上げましたように、この養子の件は、当面は、当面はですけれども、一件一件御報告をいただいて、我々も今後、全国の地方自治体で対応にばらつきがあってはならないということも考えておりますので、それについて拝見をして、それは問われれば我々としてもそれに助言...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今年度については、日本人の親御さんが日本におられて海外にお子さんがいらっしゃる方という方もいらっしゃるわけでありまして、直ちにお子さんの国内居住要件を課すとそういう意味での不利益変更にもなりますので、今年度は、この子ども手当の法案審議でも申...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、児童手当と子ども手当は性格も趣旨も違いますけれども、現金を払うという一点については同種の制度であると。児童手当についても、四十年前にこれが創設されましたけれども、ちょうど三十年前に各国で内国民待遇ということで条約が結ばれたのを契機として国籍...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 一つは、現物給付、現金給付、これに対する考え方という違いがいろいろあるんではないかというふうに考えておりますし、あるいは財政的な制約というようなものも背景にあるんだというふうに考えています。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、非常に大きなお金であるというようなことでありますので、それについて、これはもう言うまでもなく日本国の借金、国債の発行残高というのが先進国の中でも非常に高い、GDP比でも高いというようなことであります。
○国務大臣(長妻昭君) これについては、私もすべてのマニフェスト作り、三つがございますが、全部かかわってきたわけでもございませんので、なかなかその詳細というのは存じていない部分もありますけれども、基本的には子供に係る予算というのは、これは先進国の中でもアメリカに次いでGDP比で低...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、私も厚生労働大臣という立場で国会で答弁を申し上げているところでございまして、過去、岡田マニフェストについて、私自身もそのマニフェスト策定の作業にそれほどかかわっておりませんで、それがどうして変わったのかということを責任を持って国会の場で発言...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、私自身も、先日、民主党のマニフェストの会合にも出まして、党からの意見もあり、この一万三千円の上乗せ部分については、これを現金かあるいは現物かなどなどについて様々な意見がありますので、政務三役始め厚生労働省で、どういう形にするのか、これは党の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはまだ決定はしておりませんけれども、それも含めて検討をするということであります。
○国務大臣(長妻昭君) まず、財政的な制約が予想以上に、先ほど来話しておりますけれども、税収が九兆円程度落ち込むということもございましたし、あるいは保育サービスについて更に拡充をする必要があるんではないかと、こういう非常に強い御議論もございます。  そういう状況にも勘案をして、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、現物サービスでいうと、今年に入って決定をされました子育てビジョンという目標数字がございます。その中で毎年、今後五年間、毎年一年間に五万人保育サービスの定員を増やしていくと、こういう計画がスタートいたしました。今年度についてはその予算は確保しているとこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、自治体が独自にいろいろな育児支援をされておられるということについて、それについては自治体それぞれのお考えがあるんだと思います。その中で、国の政策、子ども手当が始まって自治体独自のお考えでいろいろな対応をされておられるということで、それについて国が何ら...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この財源、どこから確保するのかということでありますけれども、これについては、四大臣合意ということで、平成二十三年度の予算編成の過程で我々は議論して決定をしていくということになっております。
○国務大臣(長妻昭君) 二十二年度、今年度でありますけれども、この子ども手当について地方自治体からも財源を拠出というか、いただいたわけでございますけれども、その財源というのは基本的には児童手当と同じ程度の財源をいただいたということでありますので、それを増やしてそのしわ寄せが行った...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) それについては、財源の在り方については、今、子ども・子育て新システムの会議を、これ幼保一体化の議論もしておりまして、そういうところで国と地方の役割分担の考え方というのも議論をしております。詳細な、財源を具体的にどういう形にするのかということについては、二十...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはまだ発表していないわけでありまして、その議論の過程というのも様々なこれ御意見があるわけで、確定的なことを今申し上げる段階ではありません。
○国務大臣(長妻昭君) 私も、今月、新潟県の長岡療育園というところ、これは重症心身障害児の施設でございますけれども、そこにお邪魔をしていろいろお話をお伺いをしてまいりました。  今御指摘いただいた点は、やはり在宅でできる限り過ごしていきたいという御本人あるいは御家族の希望を持っ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、在宅でおられる障害者の方々について、例えば、ホームヘルパーさんが、たんの吸引あるいは経管栄養、胃瘻等ありますけれども、そういうことについてモデル事業ということのお話がございました。これについては、モデル事業を実施を検討して、その中身を見て、具体的にそ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今のお話は、一人親家庭への支援ということで、しかも障害者のお子さんを持っておられると。これはもう大変一人親家庭の中でも厳しい状況に置かれているというふうに考えておりますので、今申し上げたような在宅支援あるいは施設の拡充なども含めて、特にそういう御家庭には手...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず三つ申し上げますと、緊急人材育成支援事業、これは基金訓練でございますけれども、二十一年度において十万人分の訓練定員の確保を目標に取り組み、結果としては、訓練計画を認定した訓練コースの定員数は十二万二千五十八人というふうになっております。そして、もう一つ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、今の時点で把握している受講者数というのが四万三千八百三人であります。
○国務大臣(長妻昭君) やはり成長戦略と雇用ということでいうと、本当に即戦力になる、あるいは長期的に有為な人材というのはどう育てていくかということが非常に大きな能力開発、職業開発のテーマでもあります。そういう方々がおられれば、企業が採用を控えようと思っていても、その方を雇うことで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この引きこもりの方々でありますけれども、全国で今推計しますと約二十六万世帯ということで、本当に個々の状況を見ますと大変これは御家族も含めて御本人も含めて非常に深刻な状況でございまして、何とかサポートを強化する必要があるというふうに考えております。  ひき...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはりそれぞれ、全国三十一というセンターがあるわけでありますので、それぞれ効果が上がった事例というのを厚生労働省で教えてもらってそれを全国で共有するようなそういう取組を、今御指摘もいただきましたので、更に進めていきたいというふうに考えております。  あと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも大変大きな問題でございまして、この発達障害については障害者の範囲に含まれるということを、これも国会議員各位の御尽力で議員立法がございまして、衆議院を通過をいたしましたけれども、その法案にも障害者に発達障害については範囲に含まれるということが明記をされ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては前回も御質問をいただいたところでありますけれども、今の薬剤の処方は原則として入院医療機関で行うこととしているという、この出来高病棟に対する措置については、これは本当にいろいろな御指摘がございますので、中医協で六月か、若干ちょっと延びるかもしれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私としては、医療関連業務については労働者派遣の禁止業務でありますので、その考えを変えるつもりというのは現時点ではありません。
○国務大臣(長妻昭君) その実態把握というのは、これはもう厚生労働行政で最も重要なものの一つだと申し上げておりますので、この今の労働者派遣、例外が医療関係業務については大きく三つ認められております。紹介予定派遣、そして、病院、診療所以外の施設、例えば特養などでは認められております...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 遺族年金、障害年金については受給要件があって、過去の三分の二の期間以上払っている又は直近一年払っているという要件でありますが、これについては、六十五歳以上七十歳未満の方については直近一年要件というのはございませんで、三分の二要件のみであります。
○国務大臣(長妻昭君) まず、これ経緯がございまして、昭和六十年改正で基礎年金が導入されまして、そのときに納付要件をいわゆる三分の二要件に統一をいたしました。そのときに、旧国民年金では直近一年要件というのが国民年金のみに認められておりましたが、三分の二要件に統一するということで、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、昨晩関係閣僚集まって議論をして、内閣全体でこれは議論をして決定をする案件であるということでありまして、様々な意見が出ましたが、最後は、いろいろな法的な論点も煮詰まっていない部分があるということ等にかんがみて控訴をするという結論に政府全体とし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、先ほど申し上げましたように、この大阪地裁の判決で政府の責任ということについて幾つかの点を指摘をされているところであります。ただ、それぞれについて法的に整理が必要な部分もあるということが議論をされまして、最終的に控訴をするということになったわ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私どもは、障害者自立支援法は廃止をして新たな制度をつくるということは、これはもうマニフェストでも明言をしているところでありまして、平成二十五年八月までに障害者自立支援法を廃止して新たな総合的な制度を実施するという政府の方針に何ら変更はございません。  そ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほども御答弁申し上げましたけれども、一つの基本合意というのが、基本合意文書という今年の一月七日に原告団と交わしたもの、これを政府としては厳守をしていくという立場でございまして、今後、新たな福祉制度については御意見を、今も障がい者制度改革推進会議あるいは総...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ただいま議題となりました独立行政法人地域医療機能推進機構法案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  社会保険の福祉施設として設置された社会保険病院、厚生年金病院及び船員保険病院については、地域医療の厳しい状況等を踏まえ、独立行...全文を見る
08月02日第175回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○長妻国務大臣 伴野委員にお答えをいたします。  新型インフルエンザでありますが、お答えの前に、まず関係各方面、そして国民の皆様方の大変力強い御支援をいただいてこの新型インフルエンザ対策を実行できたということに、まず深く感謝を申し上げるわけでございます。  今後は、強毒性の鳥...全文を見る
○長妻国務大臣 消えた年金問題については、既に七百万人以上の方の記録が戻ったということで、今も毎月三万人程度の方の記録を戻すということで鋭意取り組んでおります。  今お尋ねになりましたのはこの制度の問題でございますけれども、これについても、最低保障年金そして一元化ということで、...全文を見る
○長妻国務大臣 後期高齢者医療制度につきましては、これは、七十五歳以上の方だけを年齢で区切って別の保険にする、病院にかかりやすい方を一固まりにして保険が本当に成り立つのか、こういう問題意識のもと、その年齢区分を廃止するということで、保険は一つにするということであります。  これ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今お尋ねの自然増ということでありますけれども、これは、いろいろな改革をしたとしても、高齢化が進展をして高齢者の方がふえるということで、年金の支払いから、医療費の支払いから、ふえていく。これを機械的に増加をカットすると、かつての、前の政権のように医療崩壊などが...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○長妻国務大臣 福田議員におかれましては、今後とも、厚生労働全般について、本当に現場をよく知っておられる立場から御指導をいただきたいということをお願い申し上げる次第であります。  今の御質問でございますけれども、この内閣といたしましても、総理を中心に、この問題について速やかに、...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘というのは、我々も重々それを考え、行動をしているつもりでございます。  裁判所からも、七月二十八日の和解協議の場において、和解の全体像というようなことの発言もございました。九月一日に向けて、これまでの原告の皆様、そして従来の国の主張について、我々として...全文を見る
○長妻国務大臣 概算要求についての基準というのが示されたわけでございまして、これは一定の分母について一律一〇%削減という方針がございますけれども、これはもちろん、すべての事業をそれぞれ一〇%削るということではございませんで、やはり必要性の低い事業、無駄な事業、あるいは天下りを食べ...全文を見る
○長妻国務大臣 この一〇%ということでありますと、厚生労働省の与えられた分母の中で一〇%を計算いたしますと、千二百八十七億円を削るということで、これは経常経費でございますので、かなり労力を要するものであるというふうに考えております。  ただ、その一方で、やはり厚生労働行政、私も...全文を見る
○長妻国務大臣 樋口委員にお答えをいたします。  このネット販売、あるいは電話で申し込んで郵便で販売するということも入っておりますけれども、これについては、今おっしゃっていただきましたように、医薬品を三つに分類して、それぞれリスクに応じて対応する。一番リスクの低い第三類医薬品は...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、この法案は議員立法ということでございます。私どもにとっては、期限切れが目前に控えている中で大変ありがたい法案であるというふうに、議員各位には感謝を申し上げるところであります。  その中で、今御質問がございましたけれども、RFOの趣旨というのは、今おっしゃっ...全文を見る
○長妻国務大臣 この売却の方針については先ほど申し上げたとおりでございまして、一定の前提、これは、地域医療をきちっと継続して担っていただくという前提と、地域住民、地域自治体の御理解をいただくという前提の中でこの方針を進めていきたいというふうに考えております。  そしてもう一つは...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、もちろん引き延ばしなどという意図は毛頭ございませんで、関係閣僚も含め、この間、何度も会合を繰り返し、総理も含め会合を繰り返し、そして、厚生労働省の中でも、担当部局も含め、日々作業をしているところであります。  七月六日にまず国側から証明方法につい...全文を見る
○長妻国務大臣 これについて、我々が先ほど申し上げました母子手帳の件について裁判所で申し上げ、その後、七月二十八日に、今度は原告の方から裁判所に御意見があったわけでありまして、それを踏まえて九月一日に回答を申し上げるということにしておりますので、今おっしゃられた点も含めて、我々、...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほどるる経緯を申し上げましたけれども、そして、七月二十八日に原告の方から国が提案した先ほどの提案について御意見をいただいておりますので、それも含めて九月一日に回答をするということで、あらゆることを想定して、今、鋭意議論をし、詳細な分析等も含めて取り組んでい...全文を見る
○長妻国務大臣 それも含めて今政府の中で協議をしているということで、我々、繰り返しになりますけれども、本当にこれは時間がない話で、速やかに解決しなきゃいけないというふうに考え、かつ、非常に重大な問題であるというのはもう重々承知をしているところでありますので、そういう意識のもと、我...全文を見る
○長妻国務大臣 九月一日に具体的に全体という意味がどこまでの範疇を示すのかということもありますけれども、九月一日に七月二十八日の御意見を受けた話を申し上げるということであります。
○長妻国務大臣 これについては、この委員会で同種の質問をお受けしたと思いますけれども、裁判所が中に入ってこの協議をするということで、原告の皆様のみならず、原告団に加わっていない同じような方々が日本全国、多くいらっしゃいます。そういう意味で、裁判所の中での協議を中心に我々進めていき...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、これはさらに職員の皆様に説明をしなきゃいけないというふうに考えております。  私も、職員の方から具体的な声を私の政務秘書官経由等々でいろいろ吸い上げているつもりでありまして、まずは、省内事業仕分け室を四月一日につくって、何で厚生労働省だけみずから無駄をこれ...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、御存じのように、閣法で国会に法案を提出させていただいておりまして、途中まで審議もございましたけれども、結局は時間切れでこういう結果になったわけでございまして、我々としては、社会保険病院を一つに束ねて、さらにガバナンスをきかせて地域医療に資するような...全文を見る
○長妻国務大臣 その事態に対して我々としては、参議院選挙の後に臨時国会がある、当然そこで閣法を提出して、そしてそれを成立していただくというような発想を持っておりましたけれども、いろいろな働きかけ、情報収集などもいたしましたが、七月の参議院選挙の後、まさにきょうの国会でございますけ...全文を見る
○長妻国務大臣 これはいろいろな、民主党のみならず、修正などもそこに加わり、いろいろな御議論が出てきたわけでありますので、それを踏まえて、私どもとしては、会期が許せば、物理的にそういう環境が整えば、そしてもう一つは、参議院は、これは言うまでもなく、ねじれ国会になったわけでございま...全文を見る
○長妻国務大臣 参議院選挙の後も、会期が一定期間とれる、そして参議院の議席数に応じた会派の賛同が得られる、こういうようなことを前提として、できれば閣法で法案を期日までに通したい、こういう思いは持っておりました。
○長妻国務大臣 社会保険病院、全国多々ありますけれども、九月末で法的根拠がなくなるということで、これは宙に浮いてしまうということになるわけでございまして、やはりそういう事態は何としても避けたい、こういうお気持ちが議員各位にもあるというふうにも考えているところであります。  その...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほど大村委員の質問にもお答え申し上げましたけれども、これは、病院機能、地域医療を守っていくという機能を残すという前提、そして地元住民、地元自治体の御了解と御理解、そういう前提で売却を進めていくというようなことを申し上げております。  その中で、売却努力を...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、先ほども大村委員に答えたのはそういう趣旨でありまして、一つ一つ、地元の自治体、地元の住民のお話などを再度聞いて、そういう努力を先ほど申し上げた二つの前提の中でしていくということであります。  ただ、そのときに、これは前の政権も、通知がありますけれども、...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほど御答弁申し上げましたけれども、もしこの議員立法が成立をいただければ、その後速やかに、病院がある場所の自治体、地域住民の方に再度細かくヒアリングをして、この病院を仮に売却するとしたらどういう手段があるのか、あるいは、どういうことを前提にすれば地元、地方自...全文を見る
○長妻国務大臣 これについては、平成二十二年度については、昨年夏のマニフェストで、月額一万三千円を中学三年卒業までのお子さんすべてに支給をするということで、これは今実施をしている最中であります。そして来年については、昨年夏のマニフェストでは、全額現金で一カ月二万六千円支給をすると...全文を見る
○長妻国務大臣 一万三千円上乗せをする、この部分について、参議院のマニフェストではいろいろ例示もしてありますけれども、現金、現物、現物といえば、ではどの現物なのかということについて、概算要求に間に合わせる、政府の中で協議をして、そして財政当局あるいは各方面の御理解もいただいて、八...全文を見る
○長妻国務大臣 今の御指摘の国外に居住する子供の支給状況の把握でございますけれども、これは七月の二十七日に調査票を出させてもらいました。といいますのは、この六月の支給ということで、これは実際に支給をしたという、申請というよりも支給をしたというような形も含め、申請状況を正確に把握し...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、もう今お名前も挙げていただいて、個別の人事が、具体的にどういう理由でこの方がこのポストからこちらに移ったのか、詳細を平場で一つ一つ申し上げるということについては、恐らく前政権も含めて、民間の企業も含めて、なかなかそれは難しいのではないかというふうに考えてお...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今回の件で本当に全国の社会保険病院、厚生年金病院で働いておられる方々が御不安を持つということがあってはならないわけでありまして、先ほども御答弁申し上げましたけれども、いずれにしても、売却努力をするにしても、地域医療の機能は維持をする、これを前提としてそういう...全文を見る
○長妻国務大臣 これは先ほど足立政務官からも、高額療養費は世界的に見ても非常にすぐれた制度だという話がありましたが、やはり何点か御指摘をいただいた論点の一つが今のお話でございます。  入院の場合などは、これは立てかえないでも済むわけでありますが、特に窓口、外来の場合は、一たん立...全文を見る
○長妻国務大臣 これも、七十歳未満に限ると、自己負担が一カ月二万一千円以上のレセプトでないと、御家族がいる場合、合算できないということがあります。もう一点は、高額長期疾病ということで、今は確かに三疾病しかございません。  これについて、両方についてお答えをいたしますけれども、双...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほども御答弁申し上げましたけれども、このRFO法、今、延長の議員立法を出していただいているわけでありますけれども、これが成立いたした後、それでもうすべてが直ちに売却ということになるわけではありませんので、その病院がその後も地域医療をきちっと担っていただくと...全文を見る
○長妻国務大臣 今のお話でございますけれども、結局、RFOの法案であっても、その病院は歴然として必要性があるし、それは続いていくわけでありまして、仮に売却するにしても、病院機能はそのまま維持して売却をするということであります。しかし、その売却前においても、その病院は、何かRFOの...全文を見る
○長妻国務大臣 まだこれは何か確定的なものを決めているわけではありませんけれども、ただ、今おっしゃっていただいたように、一千四百万人、七十五歳以上の後期高齢者医療制度の方が、一千二百万人は国保、二百万人は被用者保険に戻るというか入るわけでありますので、特に名前をつける必要がないと...全文を見る
○長妻国務大臣 やはり、安定的運営ということでありますと、これは地域医療を永続的に担うんだというようなことを自治体あるいは地域住民の方々がお感じになる、何よりも中で働いておられる医療関係者あるいは入院されている患者さんがそういうふうにお感じになり、日々業務改善あるいは医療技術、サ...全文を見る
○長妻国務大臣 NHKなどの報道があったということでございますけれども、これについてどういう状況なのかというのは、本日の十七時、もう十七時を過ぎましたけれども、日本臓器移植ネットワークのコーディネート部長あるいは広報部長から厚生労働省の記者クラブ関係者に対して事実関係のお話をする...全文を見る
○長妻国務大臣 私も柿澤委員と同じ問題意識を非常に強く持っておりまして、今の論文とは別に、まさに今おっしゃっていただいた自殺・うつ病対策プロジェクトチーム、厚生労働省で開いておりますが、七月二十七日に、国立精神・神経医療研究センターの松本室長の発表を私も直接聞いて、お尋ねもしまし...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○長妻国務大臣 これについては、参議院のマニフェストでは、一万三千円を上乗せするということと、あと、昨年末の子ども手当をめぐる四大臣合意というのがございまして、これも再三国会でも答弁申し上げておりますけれども、ことしの平成二十三年度の予算要求の段階で、政府内で、どの程度の金額、そ...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたけれども、昨年の夏の衆議院選挙のマニフェストでは、初年度、これは平成二十二年度、今年度ですけれども、月額一万三千円をお支払いするということで、ことしの四月からそれをお支払いさせていただいているところであります。  ただ、来年度に関しま...全文を見る
○長妻国務大臣 今御指摘いただいた案件でございますけれども、全国、ハローワークで働く皆さん、職員というのが約三万人。そして、今おっしゃられたように、約六割が非常勤職員ということで、一つは、総定員法という法律がございまして、国家公務員の定員を管理する、その定員削減、管理がございまし...全文を見る
08月04日第175回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(長妻昭君) たしか前回も同様の質問をいただいて〇・七というのが議論になりましたけれども、これについては、過去、勤労者世帯の平均消費性向七三・四%という総務省の家計調査がございまして、それ等も参考にして〇・七という数値を出させていただいたと承知をしております。
○国務大臣(長妻昭君) これはインターネットの調査、内閣府でありますし、様々なこれ民間の調査等でも、私が承知しているだけでも四つか五つの調査でもそれぞれ数値が異なるわけでございますし、そもそも、所管官庁の責任者として申し上げれば、この子ども手当というのは景気対策でそもそも始めたわ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この点について、〇・七というのは従来からの家計等の統計によって消費性向をそれで推計をしたというふうに私は聞いているところであります。
○国務大臣(長妻昭君) 私は承知をしておりません。
○国務大臣(長妻昭君) 櫻井議員におかれましては、社会保障政策について御指導いただきまして本当にありがとうございます。  この自殺対策でございますけれども、命を大切にする政治ということで我々もかなり力を入れて取り組んでまいりまして、現状は、政権交代後、前年同月比で自殺をされる方...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 現実問題といたしまして、今労災の認定といいますと、普通、工場や建設現場での事故というのをイメージしがちなんですが、うつ病の方の労災、これが非常に急増をしておりまして、そういう意味でこれはもう見過ごすことができないということで、今省内でも専門家の方々に議論を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、メタボ健診というこの言葉自体、かなり今知名度というか認知度が上がっている言葉でございますが、いろいろ御指摘はいただいているところでございますけれども、当然その専門家の方々の検証というのも、一定程度の時期ごとにそれをして、一定の効果が上がっているとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今本当に御指摘いただいた点は大変これ重要な点でございます。先日も、先ほど申し上げたうつ病対策チームで、専門家の方の発表で、自殺をされた方のかなりの部分が向精神薬を過剰に摂取をされておられたと、こういうデータもあるわけでございます。  そして、やはりなかな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これにつきましては、七十五歳以上の方を全く別の保険にして、七十五歳になった途端に別の保険者に強制的になってしまうということで、病気になりやすい、お医者さんにかかりやすい方を一つの保険にまとめて運用するというのは、これはだれが考えても無理がある制度であるとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) お子さんのワクチンでいろいろ効果のあるワクチンがありますけれども、今我々が検討をしておりますのが子宮頸がんの予防ワクチンでございます。これについてはいろいろな検討をして、厚生労働省としては子宮頸がんの予防ワクチンに関する公費助成について予算要求をして是非予...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 先ほど子宮頸がんワクチンの話を申し上げまして、それについてはがん対策と一体的に取り組むと、こういう発想もあって、我々は非常に重要な課題の一つだということで、何とかこれ予算を付けていきたいというふうに申し上げました。  そして、それ以外のワクチンについても...全文を見る
08月05日第175回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(長妻昭君) まずは、この新型インフルエンザでございますけれども、まだその第二波が来ないという確証はございませんので、これは怠りなく今後とも対応しなければいけませんけれども、ピークは過ぎたというふうには認識をしております。  この間、本当に国民の皆さん始め医療関係各位...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この医療機関に在庫となっている新型インフルエンザワクチンでありますが、これは今おっしゃっていただいたように、辻委員からも、これについての何とか医療機関の負担を減らすような努力ができないのかということで、その時点で御質問いただいたときは検討中とお答えいたしま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいた点は、辻委員におかれましては新聞紙上などでもそういうことを周知をしていただいております。まあ医療機関等はそのことについては御存じだと思いますが、一般国民の皆様方に誤解がこれはあってはならないというふうに考えておりまして、再度申し上げますけ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、今、昨今虐待の問題、本当に痛ましい事件が起こっておりまして、それについて我々も怠りなき対応を取っておりますけれども、今おっしゃっていただいた臓器移植に際しての虐待問題ということでございます。  虐待を受けた児童から臓器が提供されることのな...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、臓器移植の事例に係る検証会議というのできちっと臓器移植が行われた案件一つ一つを、それが適正かどうかを検証するという会議でございますが、これが改正法案の作業等で開かれていなかったということで、これについて、九月上旬をめどに開いてその間の検証を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについても、今御指摘いただきましたように、これだけ日本は医療が進んでいると言われておりますけれども、我が国は、一歳から四歳の幼児の死亡率はOECD三十か国で平均より死亡率が高いという事態となっております。  これについてはやはり小児科の体制というのを...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、先日の大阪の大変痛ましい事件を受けまして、八月の二日に事務方を招集をして自治体にお願いの通知を出しました。  といいますのは、今おっしゃっていただいた平成二十年の四月から改正児童虐待防止法が施行されまして、強制的にある意味ではかぎを、合いかぎ等で開...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、長寿社会、世界一の長寿国の日本だと、こういうふうに言われていながら、その実態、百歳以上の方が行方が分からないということは、大変これ行政の責任も大きいというふうに考えております。まずは、実態を把握をして対策を打っていこうということで、三つ今調...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、今御指摘いただいた点は、成長戦略の中にも我々も合意をして盛り込んでいただいたものでございます。  例えば、海外の富裕層の方が日本に来られて、日本は世界一の長寿国でありますんで、日本の医療のブランド力というのは世界に冠たるものがございます。その意味で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、誤解があるようですので、私からも答弁をいたします。  私も、この委員会で子宮頸がんワクチン、これについては予算要求をさせていただく、これは非常に重要課題の一つだと、そういうふうに答弁をいたしましたときに、ただ国民の皆様にこれは広く御理解いただかなきゃ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、川田委員から厚生労働行政、薬害についても質問がありました。  天下りという問題は、今おっしゃっていただいたような弊害あるいは無駄遣い等々を生みます。例えばこれ、どの省庁もそうですけれども、あっせんは今全く省庁でやっておりませんし、厚生労働省でも、独立...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このB型肝炎訴訟につきましては、これは本当に重大問題で、速やかに解決しなければいけない問題だということで、今閣僚間でも協議を続け、内閣挙げて取り組む重要課題だと、こういうふうに認識をしております。  その中で、今裁判所と和解の協議をしておりまして、まず、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも、子宮頸がんワクチンにつきましては、昨年の末に実際に販売、使用が許可をされまして、今、これは実費でありますけれども、打っていただいている方もいらっしゃる。そして、自治体によっては公費助成をしていると。国も公費助成すべきだという議論があります。で、私は...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この検診が重要だというのは、これはもう全くそのとおりでございます。  ただ、これもいろいろ御指摘をいただいておりますが、子宮頸がんの検診は先進国でも検診率は最低の部類に入っておりまして二十数%ということでございます。これについては、がん検診五〇%集中キャ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたように、この子宮頸がんにいたしましても、ワクチンを接種するだけでは、その後、ワクチンの効果というのもありますので、接種後もこれは検診を受けていただくということが必要だと考えております。  そして、性教育でありますけれども、これにつ...全文を見る
08月06日第175回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○国務大臣(長妻昭君) このRFO、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構でありますけれども、これの設立の趣旨といたしましては、年金保険料を使って赤字垂れ流しのリゾート施設がどんどん造られ、そして国民の皆さんの大きな批判にさらされたということにかんがみ、その施設をこのRFOに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、衛藤委員がおっしゃっていただきましたけれども、基本方針は、この病院に関しては、社会保険病院、厚生年金病院に関しましては、これはこの地域医療を担う機能は維持をした上で、そして地方自治体、住民の方の御理解をいただくという前提で譲渡をしていくという基本方針で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 例えば、この厚生年金病院の成り立ちというのは、元々は厚生年金受給者の方々が、受給しながら、でも御高齢なのでいろいろお体が悪くなる、そういうことで、特に高齢者に当初は着目した医療というのも、特にリハビリなどなどを得意分野としている病院も多いわけでございまして...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ある意味での第一号ということで浜松の厚生年金病院が譲渡をされたと、こういう前例もあるわけでございまして、基本的には入札ということを含めた譲渡の形態ということが基本だと思っております。
○国務大臣(長妻昭君) 今議員立法で御審議というか、法案が参議院に回ってきているものにつきましては、二年間という期日が付いているというふうに承知をしております。  その中で、これまでの、先ほど申し上げました地域医療を担う機能の継続、そして地域住民、そして地域自治体の御理解、こう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) このRFOの法案が仮に二年延長になるということになりますと、先ほど来申し上げておりますような譲渡の方針に基づいて、これは従来と同じようなスキームでそれを進めるということになるわけでありますし、さらに当該病院のある地方自治体にもお話を再度きちっと聞いていこう...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ちょうど先月の七月二十八日の入札を最後として、社会保険病院を除く年金福祉施設等の売却、三百施設ですけれども、これがすべてできたということになっております。それに、先ほど申し上げました浜松にあります社会保険浜松病院を加えるとこれが三百一の施設でございますが、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 病院に関しましては、社会保険病院が全国に五十二病院、厚生年金病院が十病院、合わせて六十二病院でございますので、これは浜松を引いて六十二病院が今残っているということでございます。  そして、運営経費でありますけれども、社会保険病院等の運営をする経費、平成二...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これまでの譲渡の原則といいますのは、これは病院と、先ほど来御説明申し上げておりますけれども、ほかのいわゆるリゾート施設等では基本的には違うわけでありまして、病院以外の施設に関しましては、これは基本的には競争入札でより高く売却をしていくと、こういうことでござ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この福祉施設等の売却に当たって、RFOは、今も申し上げましたが、できるだけ高く売却するという観点で、特段の譲渡条件を付けない一般競争入札を原則としているということで、何か雇用を維持してそこで働いておられる職員をそのまま雇わなきゃいけないとか、そういう条件は...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これまでこのRFOに出資をされた社会保険病院について、売却、譲渡のそういう一つの前提条件というのがあいまいであったんではないかということが一つあるんではないかと思います。  その意味で、私が今ここでも申し上げておりますけれども、地域医療をきちっと担ってい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御質問は社会保険病院のうち廃止すべき病院はあるのかないのかというお尋ねでありますけれども、今の段階で、社会保険病院、厚生年金病院、これは先ほど申し上げました得意分野の例えばリハビリあるいは四疾病五事業、これを提供するという前提で今運営をしておりまして、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この譲渡先でありますけれども、これについては、例えば先ほど申し上げました社会保険浜松病院の入札公示では、譲渡先については地方公共団体、公共性のある法人又は医療法人と、こういうふうにされておりまして、医療法人というのはある意味では民間でもありますので、民間で...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 公益性のある法人。
○国務大臣(長妻昭君) このRFOについて、これが一定の延長がなされるということになりましたら、我々は意向確認調査というのをもう一回きちっとしていこうというふうに考えております。  どういう調査をするのかというと、対象はその病院がある地方自治体に対してきちっとお話を聞くというこ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) もちろん、これ公的な組織で公的な仕事をしているわけでありますので、これ国会で病院の譲渡の進捗状況について報告というような御指示があれば、その御指示のとおり報告を申し上げるということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 今年も暑い朝でございまして、八時十五分にみんなで黙祷をささげて、今こちらに参ったわけであります。  私も、史上初という国連事務総長の出席、そしてアメリカ大使、フランス、そしてイギリスということで、核を持っているその三つの国も初参加ということで、六十五年目...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたような黒い雨に関する指定地域について、広島市を中心にかなり長期間、しかも大規模な調査をされたということで、その結果が出たというふうに聞いているところでありまして、厚生労働省としてもその結果をきちっとやっぱり検証していこうというふうに...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これまでの社会保障に対する考え方を菅内閣、菅総理は変えるという宣言をしていると私はとらえているわけでありますけれども、つまり、これまでは社会保障というのは経済成長のお荷物になっている、経済成長の足を引っ張るものだという考え方も一部ありましたけれども、そうい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 概算要求のガイドラインというのが閣議決定をされまして、八月末が概算要求、今月末でありますが、締切りということで、今鋭意検討をして概算要求をどういうふうに立案していくのかということで議論をしております。  大変その一方で財政が厳しいということで、一割削減と...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 本当に川田委員におかれましては、薬害の実際の被害者として大変な苦しみの中、闘いを通じて日本の行政を変えるということをしていただいたと。本来は、そういう方が闘わなくても行政がやるべき仕事をやるということが当然であります。    〔理事津田弥太郎君退席、委員...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 保険、まあ保険というのはある意味では共助とも言われておりますが、あるいは税金で措置する公助というものについてそれぞれ国によって成り立ちが違う。日本は、予防医療はこれは基本的には保険ではないということで、これは例えば予防接種などでも、公衆衛生の観点から公費、...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この任意接種のワクチンの健康被害ということでありますけれども、これは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構、PMDAというものがありまして、そこの救済対象となるということであります。請求が認められた場合は、それぞれのケースに応じて医療費やあるいは障害年金とい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、このB型肝炎の問題につきましては、国としても非常に重大問題であるということで、総理を中心に関係閣僚もこの間何度も会合を持って詰めてきているところでありまして、国からも裁判所の枠組みの中で、今までの、従来の国の主張にこだわらないと、こういうことを申し上...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず閣法で法案を提出をさせていただいて、この前の国会でございますけれども、これについて我々も、この閣法、閣議決定をして提出いたしましたので、これはもう是非とも成立を願いたいということで審議もさせていただいておりましたけれども、これは国会の会期の関係で、非常...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 削減しませんというようなインデックスもありますけれども、これも、先ほども御質問が出ましたけれども、基本的には我々としては、医療機能を維持をする、そして地域医療、それを担う体制は維持をしていただく、そして地域住民、そして地元自治体の御了解があると、こういう前...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) まず、仮にこのRFOの延長ということになれば、誤解がないように、先ほど、譲渡をするにしてもこういう条件で譲渡をするということを考えているというのを、きちっと我々としてもメッセージとして地域住民や自治体あるいは病院にも出す必要があると。RFOが存続をするけれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私も今朝、式典に出席をいたしまして、本当に国連事務総長と米国大使、そして英国、フランスということで、核保有の三か国が初参加ということで、本当に核廃絶の流れが進んでいるという実感を持っておりますが、我々がもっとその流れを定着するために頑張らなきゃいけないとい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも雇用戦略対話というところで一定の大きな枠組みができまして、そして具体的に、本年度の最低賃金額改定の目安については、労使双方とも夜を徹してかなり激しいやり取りもありましたけれども、今おっしゃっていただいたような一定の決着が付いたということで、特に賃金が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この法案は、行き過ぎた規制緩和というのがこの雇用の分野でなされて、日雇派遣というところまで行き着いてしまったということで、これを一定程度是正をすると、これはもうどう考えても必要なことだというふうに考えておりまして、まさに福島党首も閣内におられるとき閣議決定...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 二十年の四月に児童虐待防止法を改正して、ある意味では臨検、一定の裁判所の許可があれば、手続が必要ですけれども、合いかぎや、あるいはかぎを強制的に開けて中に入れるということができましたものの、まだ三件しかそれがないということで、我々も通知を出して、基本的にそ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、やはり児童相談所だけではなくて、そのバックアップ体制、研修体制、あるいは人員の配置、あるいは資格を持っている方々の配置をどうするのかなどなど総合的に考えなきゃいけないと思いますけれども、やはり基本は、地域住民の方にきちっと聞き取り調査をして実態を把...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
09月08日第175回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○長妻国務大臣 非常に大きな問題だと考えておりまして、これまで行政は、ひとり暮らしの高齢者の方々は、これは見守り、見回りが必要であるということで、各自治体もいろいろ施策をとってまいりました。  ただ、今回のケースで、やはり我々も意識を変えなければならないのは、御家族と一緒に住ん...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいたのは、八十五歳以上を分母とした八百件のサンプル調査のお話だと思いますけれども、これは前提がございまして、一般の高齢者、八十五歳以上全部から八百件ということではございませんで、現況届を確認している年金の方々ということで、つまり、住基ネットで通...全文を見る
○長妻国務大臣 今、山井政務官から答弁を申し上げましたけれども、本来、当時は、介護療養病床を廃止して、その病床の方々が老健施設などに転換をしていただく、こういう想定だったわけですが、現実は逆に、病院の中の医療保険のベッドである医療療養に戻ったというか、表現は別として、本来の行政の...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、今の御指摘でございますけれども、一年間医療を受けていない七十六歳以上の高齢者、これについては広域連合の協力が得られますので、もう埼玉県では先行して始まっておりますけれども、今後始めていきたい。つまり、年金にかかわらず、自治体、市町村には、七十六歳以上で一年間...全文を見る
○長妻国務大臣 まず申し上げたいのは、戸籍法という法律で、死亡届を御家族や同居者が出さないとこれは罰則がかかるというルールになっているということです。  ただ、先ほどの質問でありますけれども、やはり心理的に、本当に生活が苦しい方が、親が死んで死亡届を出せば年金がとまる、そうする...全文を見る
○長妻国務大臣 私は、この政権は本当に貧困問題にきちっと取り組む政権だというふうに考え、それを実行したいと思います。  まず、相対的貧困率というのを国として初めて公表をして、その貧困率を改善していくということが何よりも重要だということ。そして、厚生労働省の分野でいえば、ハローワ...全文を見る
○長妻国務大臣 マニフェストには、「療養病床、グループホーム等の確保により、介護サービスの量の不足を軽減する。」「当面、療養病床削減計画を凍結し、必要な病床数を確保する。」というふうに書いてあります。
○長妻国務大臣 まず、先ほども介護療養病床の調査の結果を申し上げましたけれども、これは、前政権において介護療養病床を廃止するというような決定がなされ、しかも、廃止をして、その後その方々をどこで受け入れるのかということが明確でないまま廃止を決定して、かなり不安が広がった。我々、実態...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、これは先ほども答弁申し上げましたとおり、法律の改正はしなければならないというふうに考えておりますが、その中身については、今後、さらに調査結果を分析して、御意見も聞いて検討をしていくということであります。
○長妻国務大臣 ですから、いろいろな御意見がありますので、そういう御意見も我々も謙虚に耳を傾けて、その法律改正の中身について検討して決定をしていきたい。  ただ、いずれにしても、平成二十三年度末に介護療養病床を全廃するということは、これはもう困難だということであります。
○長妻国務大臣 今の御議論というのは平成二十三年度末までに介護療養病床を廃止するということをどんどん推し進めれば本当にそれが転換になったのではないかというような御趣旨であるとすれば、それは、そう行政が推し進めて、行政的に、時代の流れと逆行したような発想をする行政はなかなか容認され...全文を見る
○長妻国務大臣 私自身も全く野党時代と趣旨は変えたつもりはありません。  つまり、野党時代も申し上げていたのは、受け皿論なしに廃止をするというのは乱暴ですね、こういうことを申し上げていて、期限を区切って廃止をするというのは問題があるのではないかということを一貫して申し上げており...全文を見る
○長妻国務大臣 ですから、今申し上げましたように、二十三年度末というのは困難であるので、それは法律を出すということであります。  法律の中身については、来年の通常国会でありましたら年末までにきちっと議論を確定させなければなりませんので、その中で議論を確定させていくということであ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、B型肝炎の問題は政府全体としてきちっと取り組んでいく問題であるということで、関係閣僚との打ち合わせというのも頻繁に開かせていただいているところであります。  そして、今回国として提案をさせていただいたものでありまして、予防接種台帳というものに、もちろんそれ...全文を見る
○長妻国務大臣 私どもが申し上げておりますのは、平成十八年最高裁判決を踏まえた水準ということを提案させていただいておりまして、この最高裁判決の中には、今おっしゃっていただいたように、肝がんとか肝硬変はそもそも判決の範疇にはございませんでしたので、それについては別途話し合いをすると...全文を見る
○長妻国務大臣 これは相手との話し合い、真摯に我々も話し合って早くの解決を目指していくというような姿勢で内閣挙げて取り組んでおりますので、今後とも裁判所の和解協議の中で議論をしていくべき論点になると思っております。
○長妻国務大臣 これも、今おっしゃっていただきましたけれども、実際に論文等で、接種をしたけれどもその接種痕が消えるというような方もいらっしゃるというようなことも明らかになっております。そういう方々もいらっしゃるということでありますので、これらについては、今後、和解協議の中で、全体...全文を見る
○長妻国務大臣 医師が先発医薬品を適正に処方して、そしてこの変更不可の署名のない処方せんである場合、薬剤師が処方の範囲でジェネリックに変更したときは、医師や薬剤師に副作用の責任は生じないと思っておりますので、そういう考え方で今実際に運用されているのではないかというふうにも考えてお...全文を見る
○長妻国務大臣 先ほど答弁を申し上げたとおりでございまして、医師がまず先発医薬品を適正に処方する、これはまずもちろん大前提でありますし、薬剤師がその先発医薬品の処方についての範囲内で後発医薬品、ジェネリックに変更をしたというときについては、医師や薬剤師に副作用の責任は生じない、こ...全文を見る
○長妻国務大臣 先発医薬品とジェネリックを比べて、検査、承認がジェネリックは甘いのではないかというようなお尋ねだと思いますけれども、私自身はそういう意識は持っておりません。いずれにいたしましても、先発も後発についても、安全性も含めてきちっとした承認というのが言うまでもなく重要なわ...全文を見る
○長妻国務大臣 事項要求につきましては、子ども手当の上積み部分について、その部分の現金、現物についての事項要求、数字が入っていないということであります。実際にそれぞれの金額を確定し、中身を確定するのは、これから年末にかけての予算折衝の過程で確定をしていく、こういうことであります。
○長妻国務大臣 まず、ことしの参議院選挙のマニフェストで、子ども手当、「上積み分については、地域の実情に応じて、現物サービスにも代えられるようにします。」と。現物サービスの例としては、保育所定員増とか保育料軽減とか、いろいろなことをここで書かせていただいているところであります。 ...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、後者の件でありますけれども、今の一万三千円部分については、これは概算要求で入れさせていただいているんですが、今と同じような負担ルールで仮置き的に要求をさせていただいたということでありまして、これについては、概算要求の作成過程で、全国知事会にも、私が直接会長に...全文を見る
○長妻国務大臣 上乗せ部分の財源をどうするかということでありますけれども、これについては、繰り返しで恐縮でありますが、現金と現物をどの比率で、では現物はどういう、先ほど例示的なマニフェストをお読みいたしましたけれども、どの部分をどれだけそこに組み込んでいくのかということについて具...全文を見る
○長妻国務大臣 これは別に意図があるわけではありませんで、今おっしゃっていただいたように、来年度からは国内居住要件を課すということはそのとおりであります。  ただ、その部分をきちっと計算して除外していくということになりますと、概算要求は八月末が締め切りでありまして、今、実態把握...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいたように、前の政権の方では、年金の国庫負担の繰り入れを延ばすということによって、結果として三兆円分、年金から一般会計が金を借りているようなことが今も続いておりまして、そういうことについては、これは問題があるのではないかというふうに考えておりま...全文を見る
○長妻国務大臣 これも、昨年も国会でも答弁を申し上げたと思うのでございますけれども、来年の概算要求でも年金通帳に対する調査経費を計上させていただいているんですけれども、つまり、今週も年金記録回復委員会でデモンストレーションをいたしましたが、まずは、インターネットで自分の年金の見込...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、来年度の概算要求にも年金通帳という言葉はちゃんと入っているところでありまして、基本的に、何しろ、いつでも自分の記録が確認できるということが重要なわけであります。そして、御自宅のインターネットでは、インターネットのできる方はそこで確認ができるような、今以上に...全文を見る
○長妻国務大臣 この前の月曜日ですので、八月三十日の夜、救急医療を視察に行くということで参りました。
○長妻国務大臣 これは、事前にもそういう話があるというのも聞いておりませんし、向こうに視察に行ったときも、救急医療の話、その現場を見に行って、その意見交換をして、当然こちらも事前にそういうことはわかりませんでしたし、向こうからもそういう話は一切なかったということであります。
○長妻国務大臣 これは、もし私どもがそういうことがあるというのを知っていれば、知っていた上でそこに行ったとすれば、これはもう当然その話題が中心になるというふうに思いますけれども、そういう報告も事前にはありませんで、向こうからもそういう話がないということでありまして、我々としては、...全文を見る
○長妻国務大臣 この報告については、先ほども触れていただきましたけれども、厚生労働省と東京都が定例の立ち入りを八月上旬にしていて、実はそのときに厚生労働省、当方からも、院内感染の体制が薄いんじゃないか、こういう議論をしているわけでありまして、本来であれば、遅くともそのときに向こう...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、RFOの二年間延長の法案を通していただきまして、これについて私の名前で、それを通していただいた直後に全国の社会保険病院、厚生年金病院にお手紙を出させていただいて、二年延長するということと、あとは、譲渡に当たっても必要な医療機能が維持されて地域医療が確保される...全文を見る
○長妻国務大臣 まずは、古屋委員初め、国立精神・神経医療研究センターに御視察に来ていただきましてありがとうございます。  ことし八月、先月から認知行動療法研修を始めておりまして、今年度計三回を実施予定としております。こういう研修事業についても、平成二十三年度概算要求でも、受講生...全文を見る
○長妻国務大臣 いわゆるうつ病や引きこもりの方に対するアウトリーチ、訪問支援でありますけれども、診療所に来ていただいてそこで治療を受けるということももちろん有効でありますけれども、御自宅に赴いて、どういうような環境で生活されておられるのか、そして、御自宅でくつろいだ中で、そこで例...全文を見る
○長妻国務大臣 これは、対象から外すということではありませんで、発症した場合はもちろん一時金の支払い対象でありますし、発症前についても、三つの対策、助成をさせていただくということを申し上げたわけであります。一つは定期検査費用の助成、そして母子感染予防医療に要する費用を助成させてい...全文を見る
○長妻国務大臣 十八年の最高裁判決では、このキャリアの原告の方は予防接種を受けたときから提訴まで二十年を経過しておらず、裁判所における裁判では、除斥期間というのが争点となっていなかったということもあってか、この請求が容認をされたというふうに聞いております。  先ほど申し上げまし...全文を見る
○長妻国務大臣 このB型肝炎の問題は、総理も入ったところでの議論もありましたし、関係閣僚も鋭意議論をして、そして和解協議にも真摯に対応して、本当に早期解決を目指していくという共通認識のもと、取り組ませていただいているところであります。非常に重大な問題であるという認識は同じでありま...全文を見る
○長妻国務大臣 これも先ほども答弁ありましたけれども、質問主意書というのが共産党の田村参議院議員からも出てまいりまして、そこの答弁ぶりについても、よく私どもも判断をして、その答弁でいいということでサインをしたところであります。  先ほど来、山井政務官も答弁をしておりますけれども...全文を見る
○長妻国務大臣 この国立更生援護機関の今後のあり方に関する検討会には五つの障害者団体の代表者が委員として御参加いただいておりますが、その方本人は障害者の当事者ではありません。団体の代表者でございます。財団法人全日本ろうあ連盟、財団法人日本障害者リハビリテーション協会、社会福祉法人...全文を見る
○長妻国務大臣 まず、目の御不自由な方あるいは頸椎損傷の方がどこに行けば的確、適切な対応がなされていくのかということについてもっと周知を徹底させようということについては、これについては徹底をしてまいりたいというふうに考えております。  そして、今回の件につきましても、今回の決定...全文を見る
○長妻国務大臣 これはまず頸椎損傷のお話がございまして、所沢でその機能を担っていくということでありますけれども、所沢の定員の数というのをまだ決めているわけではありませんので、今、阿部委員の御指摘も踏まえて、その定員が、本当に世の中のニーズに合致するような定員はどういうレベルである...全文を見る
○長妻国務大臣 今おっしゃっていただいた、一言で言えばミスマッチというのが非常に大きいと考えております。求人倍率四倍以上というのは、これは一人の学生に対して四社が欲しいと言ってくるということでありますので。ただ、逆に、大企業は今言及されたように非常に人の採用が絞られているというこ...全文を見る
○長妻国務大臣 冒頭、新卒者の対応が前の政権の焼き直しではないかというお尋ねもありましたけれども、やはりそれを強化して、有効であればそれを採用するということで、御提案の、例えば中小企業に就職をしたら一年目は何週間休める、二年目は何週間休めるということを、国家権力というか国が中小企...全文を見る
09月13日第175回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(長妻昭君) おはようございます。お答えを申し上げます。  この百五十億円という積算の根拠でございますけれども、今おっしゃっていただいたような三分の一相当を補助するということで、対象については全市町村、千七百五十、そして、対象者ということでは中学一年生から高校一年生の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この四五%等の数字も、実際は本当に皆さんに受けていただきたいという思いはあるんですけれども、過去のいろいろ事例等々を推計をしている数字で、多少余裕を持った数字だというふうに考えておりますので、ほかの数字が変動をしても、この予算の範囲内で可能ではないかという...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、市町村独自の事業といたしましても、子宮頸がんワクチン助成事業を百二十六の自治体が実施をしております。そこから六自治体をサンプル的に抽出をいたしますと、この六自治体は公費助成をしているところでありますけれども、接種率が約三〇%という数字も出ておりますので...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、現実にこの施策が実施されたときにどれだけの自治体がこの趣旨に賛同して御協力いただくかということで、第一義的には自治体の事業になるということであります。そのため、我々の思いも含めまして、すべての市町村が実施するということを仮定をして計算をしております...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そもそも、やはり子宮頸がん予防ワクチンについて我々公費助成をさせていただこうと思っておりまして、これは、ただこういう制度ができましたから希望の方はどうでしょうと、こういう自治体への呼びかけではなくて、これはもう極力、国としても公費助成をさせていただく、そし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、是非すべての市町村でこの事業を実施していただけるように我々も周知をして働きかけをさせていただくということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 試算やシミュレーションがないと言われますけれども、どこまでの話かというのはありますが、さっき申し上げたのは、その試算をこういう考え方でやって、そして百五十億円という数字を出させていただいたということでありまして、これむしろ、自治体の中で、例えば予算を半分の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この三分の一といいますのは、今の予防接種法でも低所得者分の費用を負担するのは全体の費用の十分の三という考え方もございます。  どれだけの自治体が実際にこの事業に参加するのかということでありますけれども、今現在は、国の助成がない中で百二十六の自治体が公費助...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) どの枠で要求すると予算がそれは付いていくのかということについては、当然概算要求ということについて全体的に、言うまでもありませんが、これで一円単位で全部確定をしているというものではありませんで、どういう要求の仕方にせよ、最終的に数字がきちっと一円単位で確定を...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この問題については、政権交代前もいろいろ御議論があって、でも実現ができなかったわけでありまして、政権交代して、鳩山総理が命を守る政治と、そして菅総理が最小不幸社会と、こういうようなことを言われ、厚生労働省の予算が大幅に増えたところでございます。  そうい...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 参議院選挙のマニフェスト、今手元にありますけれども、ここにも、子育て・教育のところで、ワクチン接種の公費助成などを検討しますということが書いてございまして、何よりも概算要求で実際に数字を入れて積算をして今要求をさせていただくというようなことで、我々がこの事...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたことは大変我々も重要なことだというふうに考えておりまして、今も検診率を五〇%にしていくということで、これまでも公明党などを始めとする国会各位の御尽力で、このクーポン、無料クーポンなどを配付するという事業が始まり、そのときに同時に、こ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり厚生労働行政、これにかかわらず基本的に実施をしていただくのは地方自治体ということが事業において多いわけでありますけれども、その中で非常にいい取組をしていただいている、あるいは効果が上がっている、あるいはいろいろな知見をお持ちである、こういうような自治...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この重要度からいうと、今おっしゃっていただいたHibそして肺炎球菌、これらのワクチンについて、今任意接種、公費助成ございませんけれども、これについて我々としても今後の検討課題だというふうに考えておりまして、先月の二十七日の金曜日に予防接種部会のワクチンを評...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この立入検査につきましては、その翌七日、私が定例記者会見で申し上げたその日にその立入検査の概要を記者の皆さんにお配りをして、事務方から詳細な説明を申し上げているところでございます。  その中身につきましては、ちょっと突然のお尋ねでございましたので、今取り...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 資料に基づいて、立入検査の概要については、九月七日の十七時半から医政局の事務方が立入検査の概要を申し上げたということであります。  それについて、帝京大学病院からは、全患者の個室管理をしていく、患者発生病棟の新規入院を停止する、外部委員を含む調査委員会の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたこの藤田保健衛生大学病院でございますが、こちらの対応というのは、非常にある意味では、幹部職員の意識というのもあったのかもしれませんけれども、先手を打つような対応がなされたんではないかというふうに考えておりまして、二月十日に第一例目の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、当然助言などを申し上げていると、あるいは国立感染症研究所で遺伝子検査を申し上げるというようなことについても我々実施をさせていただいているところでございまして、帝京大学病院に対する対応とは異なる対応だったというふうに考えております。
○国務大臣(長妻昭君) これは先ほども申し上げましたけれども、藤田保健衛生大学病院においては、これはもう既に保健所に報告をして、マスコミにも報告をして、これというのが広く報道をされている案件であるというふうに考えているところであります。  先ほどの繰り返しですけれども、帝京大の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 厚生労働省としては、帝京大のように立入検査というのは行っておりません。
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいたように、今年の八月四日に厚生労働省と東京都が帝京大学病院に対する、これは定例の立入検査を申し上げました。そのときに、今回の院内感染のケースのたぐいの報告というのはございませんでした。ただ、その場で、その立入検査の場でこの帝京大学病院...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、立入検査の平成二十二年八月四日水曜日十三時三十分ごろから検査がございまして、当方は医療指導監視監査官、そしてほかには東京都の福祉保健局医療安全課職員などが立入検査に同席をしているところでございまして、当局としては、院内感染対策のために感染管理部門の...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、概算要求でも我々救急医療の充実というものを計上させていただいておりますので、公務もいろいろスケジュールがあるわけでありますので、東京周辺で救急医療、これを視察に行ければ有り難いということを私が申し上げまして、そしてこの帝京大学病院ということ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはさっきも申し上げましたけれども、救急医療ということで私も視察に参りまして、そのときの意見交換会のような席というのもございましたけれども、そこでは、私からも救急医療についてのお話、先方からも救急医療に関する話題ということで、その話は出なかったわけであり...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これについては、帝京大学病院が院内感染を発表し、マスコミでも大きく報道された後に私に報告があったということであります。
○国務大臣(長妻昭君) 私もすべての救急病棟を見聞きしたことがあるわけではありませんので、この病院とほかの病院と、救急病棟を比べてどうだという評価はできませんけれども、夜遅い時間、一定の夜遅い時間でありましたけれども、ひっきりなしに救急車が入ってきて、本当に救命に大変な御努力をさ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいた九月、今月上旬に出させていただいた、再度、アシネトバクターの報告をお願いする件でございますけれども、これは昨年一月にお出しを申し上げたものを更に詳細かつ具体的に記述をして出させていただいているというようなものであります。これはあくま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これはもう御存じだと思うんですが、この院内感染対策サーベイランス事業でございますけれども、これはもうおっしゃっていただいたように手挙げ方式で、全体の傾向を国としても把握をしていくというような一つの事業で、そもそも前提となる考え方が非公開にすると、どの病院が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、当初からこの事業に際しては、病院が参加していることを公表するというような病院については、今言っていただいた参加の総数が八百四十七病院でありますけれども、七十三そのうちについては公表していいということで、これは病院名公表させていただいているところであ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この帝京大学病院は、この事業には参加しておりません。
○国務大臣(長妻昭君) これは、委員も言っていただいたように、この事業といいますのは手挙げ方式で、それぞれの病院が自主的に参加をして、データも自主的に提供いただくと、こういう趣旨で始まった事業でございますので、これについて直ちに強制の網を掛けていくというようなことについては、さっ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) その前にまず、大変恐縮でございますが、訂正がございます。先ほど八百四十七病院がこのサーベイランス事業に参加をして、七十三病院が公開というような趣旨を申し上げましたけれども、七十三病院が非公開ということで、九割程度は公開ということでございます。失礼いたしまし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今の御指摘のとおり、このIs値〇・三未満というのは震度六強の地震で倒壊のおそれが高いという、危険性の高いというものでございます。今回、今月の十日に内閣として発表いたしました緊急経済対策の予備費を活用する案件でも病院の耐震化というのが盛り込まれているところで...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これは、今おっしゃっていただいたように、五百五十億という耐震の枠がございますけれども、病院以外のものも入っております。これについては省庁間で協議をして、私としてはこの中のできる限りの部分を病院の耐震補強に使っていきたいということで、まだ確定値は出ていないと...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) そういう決意があるからこそ、我々もこの予備費という、非常にある意味では機動性の高い予算の中で五百五十億という枠を確保して、その中ででき得る限りこの〇・三未満という病院に着目をして、しかも災害拠点病院ということで、これはもう災害が起こったときにその病院自体が...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 秋野委員におかれましては、この別の委員会でも今月、同趣旨の御質問をいただきましてありがとうございます。  我々としては、まずは実態把握ということで、大規模な必要医師数の実態調査というのを今実施をしておりまして、これ九月中、今月中に公表できると思っておりま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 関係各位の御尽力で、今現在、ねんきん定期便は、おっしゃっていただいたように、今封筒の表面に音声コードがございまして、これはねんきん定期便ですと、あるいは内容に対するお問い合わせは電話番号何番ですと、こういうようなことが情報として聞けるようになっているところ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 私どもは、今回の概算要求の一つの要求のコンセプトといいますか、ねらいというのを、今までの保護型社会保障から参加型社会保障へということを申し上げております。  参加というのは、雇用へ、地域へ、在宅へ、そういう流れをつくっていくというのも一つであります。そし...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) やはり実際に物理的に顔を合わせていくと。今本当にネット中心で情報というのが、あるいはエントリーシートもネットからメールでというようなことがありますので、厚生労働省としては、平成二十一年度は実際にマッチングというのを五百九十九回開催をいたしまして、それと、特...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただきましたように、初めて診療報酬の中で、今年の四月から入院初日百点ということで、感染防止対策加算という診療報酬を付けさせていただきました。  そこで、指針というのを作らなければならないわけでございますが、指針というのは、これは一つは当然...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今、厚生労働省の中にはナショナルミニマム研究会というのを政権交代後設置をいたしまして、国家が保障すべき最低限度の生活というのはどういうものなのか、いろいろなデータを公表して施策を打っております。  その議論の中で、今おっしゃっていただいたことについて二点...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御指摘いただいたこの熱中症防止シェルター、まあ避難所でありますけれども、今環境省が指針を検討している最中でございまして、地域における活用などについて、それを受けて厚生労働省としても可能な協力をしていきたいというふうに考えておりまして、重要性は認識をしてお...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今御紹介いただきましたけれども、こういう「眠れてますか?二週間以上続く不眠はうつのサイン」という、こういうバッジをして、朝、ティッシュペーパーを、この文言が入ったティッシュペーパーを配り、菅総理も激励に来ていただいたということでございます。  これは、福...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 雇用情勢が厳しい中、有期雇用契約も雇用機会を得るという意味では一定の役割を果たしているというふうには考えております。ただ、なるべく多くの方がいわゆる正社員に移行できるような環境整備が必要だというのは、これはもう言うまでもなく我々もそれに向けて努力をしなけれ...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) これも、こういう御質問をいただくんで経緯をちょっと調べてみましたけれども、これ延びたということはございませんで、当初からそのスケジュールで進めさせていただいておりまして、先週の金曜日に有期労働契約研究会の報告書を公表したということで、スケジュールに沿って我...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) この有期労働契約を考えていくというのは、ある意味ではこれは労働法制、日本の現状をかんがみますと、一つの本丸中の本丸の議論ではないかというふうにも思っております。その中で、入口規制とか出口規制とか、いろんなこれ考え方がございますけれども、報告書でも一定の考え...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 今おっしゃっていただいた全国の児童相談所の所長さんに東京に集まっていただいて、いろいろな議論をいたしました。その後、主要な所長さんに集まっていただいて、私自身がかなりの時間、個別に御意見を伺うというようなことをさせていただきました。そこでいただいた宿題をま...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 実際大阪市の西区で起こった死亡事件でございますけれども、これについては、法律、児童虐待防止法に基づく外部有識者による分析という法に基づくものについては今大阪市で実施をされているということであります。  厚生労働省においては、児童虐待等要保護事案の検証に関...全文を見る
○国務大臣(長妻昭君) 大阪市が検証をしておりまして、今聞いておりますのは、まあ予定でありますけれども、十一月末に検証結果が報告になるというふうに聞いております。
○国務大臣(長妻昭君) 私どももそういう思いで今調査をしているところでございまして、その意味で、大阪市のみならず、徹底的にこういう似たような事案、つまり安全確認がいろいろな壁があってできないという事例が今もってどのぐらいあるのか、あるいはその壁を乗り越えて安全確認ができたある意味...全文を見る