長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

長妻昭の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第196回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○長妻委員 立憲民主党の長妻昭でございます。  まず、草津白根山の噴火によって亡くなられた自衛官に心から哀悼の意を表します。被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。  また、全国的に豪雪被害が発生しております。政府には引き続き万全の対策を求めたいと思います。よろしく...全文を見る
○長妻委員 私も予算委員会の筆頭理事というのを何年かやらさせていただきましたが、総理はいつもそういうふうにおっしゃるんですが、自民党サイドと交渉すると、いや、首相官邸からこういう指示が来た、首相官邸がかたいんだと。籠池さんの証人喚問も、首相官邸がやっていいと言われたからやると。こ...全文を見る
○長妻委員 いやいや、続行しているって、だって、私が今から国税庁長官に質問するわけですから、続行していたら質問できないじゃないですか。ちょっと一旦休憩して、続行してください。結論を出してください。
○長妻委員 これは今、呼ぶか呼ばないか継続的に議論をするというお話を委員長がされたので、私が今から質問するわけですから、休憩をして、結論を、白黒つけていただきたいということを申し上げたんですが、委員長はお聞きにならないので質問を続行しますけれども。  これは何でですかね、佐川国...全文を見る
○長妻委員 いや、驚きました、今の答弁。  会計検査院の報告が出る前の答弁ならそうかもしれませんけれども、検査報告が出て、適正でないというふうに検査院が指摘したわけで、これまで国会で総理や財務省が適正だと、長い時間を使って国会で審議して、皆さんも聞いておられたと思うんですが、そ...全文を見る
○長妻委員 これは、委員長もおかしいと思いませんか。与党の皆さんもおかしいと思いませんか。だって、国会で、それは会計検査院は大変多くの指摘はしていると思いますけれども、この森友学園の問題は相当国会で議論になりましたよね、相当。それで、何度聞いても、適正、適正、適正、総理もおっしゃ...全文を見る
○長妻委員 総理、全く私の質問に答えておられないんですけれども、私は国会に対する責任のことを言っているんですよ、国会に対して。国会に、総理も財務省も、適正だとずっと時間をかけておっしゃっておられて、それが適正でなくなったときに、国会に対する発言の責任、謝罪なりですね、何にもないと...全文を見る
○長妻委員 ちょっと残念ですね。何か難しいことを聞いたつもりはないんですが。  そうしたら、総理、この佐川さんの就任記者会見、総理は森友学園について、説明はきちんとしますと何度も繰り返しおっしゃられている。佐川長官は就任記者会見を一切されておられない。総理、するべきじゃないのか...全文を見る
○長妻委員 これもびっくりしました。国税以外の関心がある、そういう状況だから、質問には答えないために慣例である就任記者会見はしないでもいいというのが財務大臣の見解だということで、驚きました。  だって、長官というのは全てのことにいろいろ答えるわけですよ、それは。税以外のことにつ...全文を見る
○長妻委員 これは本当にびっくりするばかりでありますけれども。  市民団体の方々がもう佐川長官の辞任の署名を集めて、相当数集まっていると。  佐川長官、言うまでもありませんけれども、かつて国会で、森友学園との国有地の価格につき、こちらから提示したことも先方から希望が示されたこ...全文を見る
○長妻委員 そんなばかな話がありますか。さっぱり人数がわからないと。今言った人数は、今の裁量労働制、小さい範囲の裁量労働制、現行のことをおっしゃっておられるわけで、裁量労働制は、私も先週、裁量労働制の犠牲になられた方とお会いしました。  三十代の女性でございますけれども、裁量労...全文を見る
○長妻委員 いや、私が聞いたのは、裁量労働制違反でというふうに聞いたんですが、それは統計をとっていないということなんですね。  三十七件、これは残業代未払いで送検されたわけですよね。そのうち裁量労働制はどのぐらいいるかわからない。私が厚生労働省の方に聞くと、ほぼいないというふう...全文を見る
○長妻委員 しかも、年間三十七件ですよ。これは本当に、ほとんどというか、全く取り締まれないんですよ、裁量労働制という働き方自体が。いろいろな弁護士の方ともお話ししましたけれども、こういう働き方を拡大すると、総理、確実に過労死がふえるというふうに私も思います。  総理、私、一番気...全文を見る
○長妻委員 いや、本当に、現場を、現実をごらんになっていないと言わざるを得ません。裁量労働制の犠牲になっている方々にぜひお会いしていただきたいんです、何人も。  岩盤規制にドリルで穴をあけりゃいい、労働法制、そういう基本的な発想を変えていただきたい。日本は先進国で二十一位ですよ...全文を見る
○長妻委員 今のも驚きました。日本人を入れるのを妨げないと。だから、日本はカジノをつくればどこでも日本人も入れるようなカジノにするということで、相当まずいですよ、これは。  そして、もう一つが、この附帯決議には、カジノの設置箇所は極力少なくすると書いてあるんですけれども、じゃ、...全文を見る
○長妻委員 十を超えるか超えないかは言えないということなんですね、役所に聞いても。  これは七番のパネル。今いろいろ取り沙汰されておりますのは、こういう地域で、カジノについて、政府主催の公聴会に出席又は進出構想が浮上するなどした地域ということで、東京新聞の報道に基づいてパネルを...全文を見る
○長妻委員 とんでもない答弁ですね。  総理、先ほど非正規雇用のお話をされました。それは間違っていると思います。若者層、現役世代でも、確かに、非正規雇用がふえた大きな理由は高齢者の非正規化、これはあります。それは事実です。ただ、現役世代も、年代別に統計をとると、ふえているんです...全文を見る
○長妻委員 いや、突然じゃなくて、通告していますよ。  財務大臣、では、このテープの事実はどうですか。
○長妻委員 いや、ですから、これはちゃんと通告しているんですから、誠実に答えていただきたいと思うのでございますけれども。  つまり、森友学園側が財務省の担当者に、棟上げ式、棟上げのときに首相夫人が来られることになっているということを、国に土地購入を申し入れた時点の協議でそういう...全文を見る
○長妻委員 もう話になりませんが、ここで時間が参りましたので質問を終わりますけれども、会計検査院でこれほど明確な話が出て、音声テープでこれだけ明白な話が出て、国会に答弁した内容と違う事実が出てきているのに、一切謝罪も何にもないというようなことは、私は異常だと思います。厳重に抗議し...全文を見る
02月13日第196回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○長妻委員 おはようございます。長妻昭でございます。  平昌オリンピック、日本選手の活躍、メダルが続いておりますけれども、さらなる活躍を期待するものでございます。  そして、政府に、安倍総理含めてお願いがあるのでございますけれども、これは年金の問題でございますが、昨年の八月か...全文を見る
○長妻委員 これは断定的に報道が各紙で出て、情報管理の問題があるのかないのかわかりませんけれども、いずれ、日銀総裁の件については、国会同意人事ですから、議論があるというふうに思います。  二〇一三年三月、黒田総裁就任のときに、物価上昇率二%を二年程度で実現すると公約をされました...全文を見る
○長妻委員 自分の言葉で語るのは、何か不都合があるんでございましょうかね。  そうすると、総理、確認ですけれども、佐川長官は国税庁長官に最もふさわしいと今でも思っておられるということでよろしいんですね。
○長妻委員 あれだけ昨年は国会でおっしゃっておられたのに、今ははっきりとおっしゃらないわけであります。  そして、先ほど申し上げましたこの新たな文書でございますけれども、これについて、いろいろな事実が書かれているところであります。  例えば、パネル二を見ていただきますと、これ...全文を見る
○長妻委員 ここに「国の貸付料の概算額を伝える。」と書いてあるんですよ。そうしたら、佐川大臣も誠実に答弁されればいいじゃないですか。金額そのものを一円単位では伝えていないけれども、概算額は伝えましたと当時答弁すりゃいいじゃないですか。うそに近いと言っても過言じゃないんじゃないです...全文を見る
○長妻委員 麻生大臣、これは中身をちゃんと見ているんですか、この資料の。法律相談の部分もありますよ、確かに。法律相談の部分もあるんですが、その法律相談の部分の附属資料として交渉記録が書いてあるわけですよ、ここに。出ているんですよ。  もっと正確に言うと、佐川理財局長、当時は、交...全文を見る
○長妻委員 それだったら、日本語で国会のやりとりというのは成り立たないじゃないですか。面会等の記録でもない、交渉記録。交渉記録がありますかと言ったとき、ない、ない、ないと。これがあると言えばいいじゃないですか、こういう交渉記録が。  成り立たないですよ、それは。何か今の麻生大臣...全文を見る
○長妻委員 現場に支障が何にもないからいいんだと言わんばかりの今の答弁。  佐川長官は、「全国税」という会報紙があるんですが、そこに出ておりました。こんなことを長官就任後、おっしゃっておられます。「年が明ければいよいよ確定申告が始まることになるが、円滑な確定申告ができるよう対応...全文を見る
○長妻委員 ちょっと聞こえなかったんですけれども、何が起きるかもしれないとおっしゃったんですか。
○長妻委員 苦情が起きるかもしれないって、もう起きているんですよ。鈍感過ぎるんじゃないですか、麻生さん。ちょっと浮世離れされているんじゃないですか。  先ほどの長官の罷免を求める署名に寄せられたメッセージ、いろいろあります。「書類を保管しなくてもよい、こんなことを我々もしてもよ...全文を見る
○長妻委員 いや、総理に聞いているんです、総理。記者会見、せめて出てくるということは必要だと総理は思いませんか、総理。
○長妻委員 血も涙もないというか、これほど国民の皆さんの怒りがあるのに、しかも、これだけこの証拠の文書も出てきて、交渉記録や面談等の記録がここに入っているわけでありますから、こういうことがまかり通ると、国会というのは日本語でやりとりしているわけですから、成り立たないですよ。  ...全文を見る
○長妻委員 そして、佐川長官におかれましては、説明責任を果たした上で、御自身で判断をされて身を処していただきたいということも申し上げておきます。  これは、麻生大臣、こういう資料はもう最後でしょうね。まだあるんですかね、財務省の中に。もうこれで一切ないと。全部出しているんですか...全文を見る
○長妻委員 仮に該当する資料があれば。全部出してくださいよ。何をやっているんですか。本当に、国会をなめるなと言いたいよ。これだけ時間を使って何なんだこれはと、私は本当に腹が立ってくるわけであります。  次に参りますけれども、働き方改革ということでありますが、これは総理とも前回、...全文を見る
○長妻委員 いや、これは驚きました。今のは、総理、そうすると、実は総理がおっしゃったのは、平均じゃないんですよ、労働時間の。平均値は、今おっしゃったように、独立行政法人労働政策研究機構がきちっと調査をして、一般労働者よりも裁量労働制の労働者の方が労働時間の平均値は長いというきちっ...全文を見る
○長妻委員 これはどうなっているんですか。だって、一国の総理大臣が裁量労働制の方が一般労働者よりも短いデータもあると言う根拠について、精査するというのはどういうことですか。正しくなかった可能性があるということなんですか。  これは大変なことですよ。生き死にがかかっているんですよ...全文を見る
○長妻委員 これ、前提が全く崩れるわけですよ、総理。  そうしたら、総理、この発言、一回撤回をしていただきたい。一旦撤回をしていただきたい。そうしなければ、これ、質問できません。続けられません。
○長妻委員 では、もう一回だけ言いますけれども、総理、こういうデータもあるというふうに総理は確かにおっしゃいましたけれども、データもあるというそのデータ自体の信憑性が疑われる事態に今なっているということですから、一回撤回してください。
○長妻委員 これは本当に大丈夫なのかと思うわけであります。  そうしたら、もう一つ、九のデータもいただければ。  そうした一般労働者の、だから私も、平均的な者というのはそのとおりなんですよ、総理がおっしゃっているのは、別にそれを否定しているわけじゃないんです。  平均的な者...全文を見る
○長妻委員 じゃ、これは事実なんですね。
○長妻委員 平均的な人で一日二十三時間の勤務、これが平均的なうちの事業所の者であると。  これは、でも、きちっとやはり認めないといけないと思うんですね。本当にこういうことが、あり得ないと思うんですよね。  ですから、まさかそういうことはないと思いますけれども、裁量労働制の勤務...全文を見る
○長妻委員 これで終わりますが、上限規制といっても、月百時間までオーケーと、過労死ラインを優に超えています。抗議をいたしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
02月20日第196回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○長妻委員 長妻昭でございます。  まずは、全国で豪雪の被害に遭われた皆様方にお見舞いを申し上げると同時に、政府におかれましては万全の対策を講じていただきますよう、お願いを申し上げます。  まず、裁量労働制のデータについて総理にお伺いするんですが、先月、私に対する答弁、答弁を...全文を見る
○長妻委員 そうすると、総理が撤回したデータというのはどのデータ、どういうデータなんですか。  一般労働者よりも短いというデータもあると総理が答弁されたわけですね。総理御自身です。このデータを撤回されたと。このデータは、では、……(発言する者あり)菅原理事、では、どういうことで...全文を見る
○長妻委員 総理、では、知らないで答弁しちゃったんですか、そのデータを。データというのはどんなデータだったんですかと私は聞いたんですが、では、総理は知らないということですね、そのデータを。
○長妻委員 別に我々野党は敵じゃないですからね、総理。働き方改革、いい方向に持っていきたいですよ、我々も。ただ、事実が、違う事実を現状把握して間違えた方向に政策が進むというのは、これは不幸なことですよ。だから、それを冷静に議論しているわけですから。  だから、総理、ちょっと今の...全文を見る
○長妻委員 総理、総理の言うことは半分は正しいと思いますよ。だって、厚労大臣が厚労行政を詳細に把握すると。だから、総理はこういう答弁をしちゃだめだったんですよ。詳細に把握していないのに、我々の長いという追及に反論したかったのか、いや、裁量労働制は短いということを総理が、御自身がお...全文を見る
○長妻委員 裁量労働制、これは、みなし残業時間をつけて、そして、それ以上働いても残業代は出ない、しかも労働時間の上限の規制もないということでございます。  大体、みなし残業時間は、厚労省の調査によると、平均で八時間十九分、裁量労働制ですね。でも、実際に平均では九時間十六分働いて...全文を見る
○長妻委員 おわびすれば済むという話なんですかね、これは。  我々は三年間、ある意味ではだまされ続けてきたんですよ。国民の皆さんもそうかもしれません。一番初めにこのデータが出たのは、民主党の厚生労働部門会議というところに、我々も昔のスタッフに確認しましたら、二〇一五年の三月二十...全文を見る
○長妻委員 総理、ちょっとお答えになっていないんですよ。  このデータが、先ほど申し上げたじゃないですか、つくられたのは今じゃなくて、このデータについて、二〇一五年の三月の直前につくられたんでしょう。そのときに初めて民主党の部門会議に出てきましたから、そのときに首相官邸サイドや...全文を見る
○長妻委員 これだけの資料を野党に出すときに、私の経験では、大臣に説明に行くはずだと思いますよ。だから、そこも検証して、きちっと紙で後日出していただきたいと思うんです、本当に捏造でないのかどうか。  これは委員長にも、採決までにそういうデータ、資料をお出しいただきたいということ...全文を見る
○長妻委員 そして、総理から二十九日の答弁レクの話がございましたけれども、そのときには、この七枚目にありますけれども、これは、御存じのように、先ほど申し上げました独立行政法人労働政策研究・研修機構がつくった企画型裁量労働制、これを今回営業に拡大するということでありますけれども、だ...全文を見る
○長妻委員 総理、間違った答弁をした責任を全然感じておられないような答弁ですよね。だから、レクのときにこれが示されたのかとシンプルなことを聞いているのにお答えにならない。全然質問にお答えいただいていないわけであります。  結局、塩崎大臣当時、その後国会でもいろいろな答弁をされて...全文を見る
○長妻委員 これは、大臣、へ理屈というものじゃないでしょうかね。  労政審は基本的に、今回の経緯、大臣もよく御存じだと思うんですよ。今まで、民主党政権、その前の麻生政権、その以前の自民党政権と比べて今回の第二次安倍政権、労働法制の意思決定の仕方が相当変わりました。官邸主導になり...全文を見る
○長妻委員 労政審にこういう説明をするというのは、普通はあり得ないですよ。  それで、労政審のみならず、さっきも申し上げたじゃないですか、官邸主導でこの案件が進んでいって、その後、どうなったんですか、法案は。廃案になったんですよ、去年の十月。  その前に実は、これは何回の国会...全文を見る
○長妻委員 幸いというか、不幸中の幸いというか、まだ出ていないんですよ、国会に法案が、ぎりぎり。  総理、全然お答えになっておられないんですけれども、さっき私が聞いたのは、二月十四日の総理の御答弁、これのみを基盤として法案を作成したものではないと。それはそうかもしれません。これ...全文を見る
○長妻委員 総理は私の質問に答えておられないんですけれども。  総理、働き方改革、別に与野党が対決する話じゃないと思うんですね、私は。総理が最終的に目指すのは、稼ぐ力を上げる、労働生産性を上げるということだと思います。私も、結果として労働生産性が上がる、稼ぐ力が上がる働き方をし...全文を見る
○長妻委員 全然総理はまた答えておられないんですけれども。  総理がおっしゃったので申し上げますけれども、非正規雇用をこれまで自民党政権はどんどんどんどんふやしていったじゃないですか。あの派遣法の解禁をしてから、どんどん加速度的に非正規がふえて、どんどん緩める一方じゃないですか...全文を見る
○長妻委員 いや、総理がおっしゃっているんですから、ちょっと待ってください。総理にお伺いします、総理が基盤の一つだとおっしゃっているので。提出するのはやめてください。
○長妻委員 いや、だって、データがこれだけ事実と違う。それだけ、鬼の首をとったように総理がおっしゃったこのデータは、政府の中でも相当重要視されているデータだと思いますよ、塩崎大臣の答弁始め。それが間違っていたのに歩みをとめないんですか。一旦とめるというような御判断をされないんです...全文を見る
○長妻委員 ぜひ総理、一回立ちどまって、総理、そんなにやにやしないで、ちょっと立ちどまっていただきたいと思います。  それで、もう一点、これは細かいことなのでありますけれども、このいただいたデータの中に、見ておりますと、一日の労働時間なのに二十四時間を超えるデータが散見されるん...全文を見る
○長妻委員 いや、しれっとおっしゃりましたけれども、一日二十四時間を超えるデータというのは正しいデータなんですか。
○長妻委員 これほど閣議決定で調査をした調査でミスがあるし、これは一日ですけれども、一週間のデータもとっているのは、同じ方からとっているわけですよね。  ですから、本当にこのデータそのものの、今回は、このデータ、答弁を撤回されましたけれども、そのデータ全体、労政審に示されたもの...全文を見る
○長妻委員 総理に本当に最後申し上げたいのは、これだけ、三年間、にせのデータが国会でも答弁され、恐らく官僚の皆さんの頭の中にも入っていて、働き方実現会議も含めてこの法案が議論されてきた。三年間の時間を返してほしい。  これだけ、加藤大臣も、七日に報告が上がったわけですよね。にも...全文を見る
○長妻委員 これはおかしいですよ。加藤大臣はこの紙を見たのが、これは調査票ですけれども、七日ということでありますよね。この調査票で見ると、一般の労働者については「一日の時間外労働の最長時間数」と書いてあるわけですよ。  ですから、裁量労働制を吟味するのは別にして、今までは一般労...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○長妻委員 長妻昭でございます。よろしくお願いをいたします。  裁量労働制のテーマに行きたいんですが、裁量労働制のデータの問題。  今、政策を立案するとき、何が一番重要か。いろいろ重要なことはあると思うんですけれども、やはり、現状が一体どうなっているのか、この現状把握というの...全文を見る
○長妻委員 これは、今まで明らかになっている、大臣も認めたデータの間違い、百件以上ありましたけれども、それには含まれない数字だと思いますが、百二十八件と百五件、足すと二百件を超えますけれども、これも間違いだったということでよろしいのでございますか。
○長妻委員 ないというんじゃなくて、ゼロと書いてあるんですね。そうすると、これも計算の分母に入るわけですよね、ゼロというのも、間違えた数字が。それは含まれるということでよろしいんですか、計算に。
○長妻委員 そうすると、もう一回確認するのでございますけれども、百二十八件足す百五件、二百三十三件については、きょう、今、これは間違いであるデータだということで、新たな間違いのデータとしてお認めになったということでよろしいんですね。
○長妻委員 そうすると、今まで、百件ちょっとが間違いだったというふうに厚労省の御答弁がありましたけれども、それに加えて、新たに二百三十三件も間違いだったということだと思います。ぼろぼろ出てくるんですね。  そしてもう一つ、山井議員が指摘をした今度は裁量労働制のデータなのでござい...全文を見る
○長妻委員 これは山井事務所がつくって我々が確認をした資料なんでございますけれども、そうすると、この資料は正しいということでよろしいんですか。
○長妻委員 そうすると、例えば極端な例でいうと、企画裁量労働制で事業所に入って、おたくのところの事業所で企画裁量労働制で一番長く働いた人、一日何時間ですかと聞いたときに、一時間十三分ですと答えた事業所もあるし、一番働いた一日、何時間ですか、最長の者で一時間四十分と答えた人もいる、...全文を見る
○長妻委員 これは至急対応してほしいんですよね。  今回問題になっているのは、今のデータは、労政審、労働政策審議会に出ているんですよ。出ているデータなんですよ。  今まで確かに、比較をした不適切な比較、私は捏造の疑いが大だと思っているんですが、これは労政審に出ていないんですよ...全文を見る
○長妻委員 そんなの、まず、ぱっと訪問すればすぐわかることだと思いますよ、これは。この委員会の出口までにはちゃんと出してください。  委員長、お願いします。
○長妻委員 それで、よく一部聞こえてくるのは、今回、確かに、労政審に出したデータ、大体分母は一万データぐらいあります。一万データのうち、数百間違えても大したことないじゃないか、数百件間違えてもという意見を言う方もいます。私は、全くそういう意見にくみしませんけれども。  ところが...全文を見る
○長妻委員 ですから、私はここで断定するわけではありませんけれども、余りにも比較するのに不自然な、例えば平均的な者の四時間以下で企画業務型は五十二件ある、分母が七百三十八件だったら大体一割近くになるわけでありまして、本当にデータそのものの信憑性、これが間違いであれば、これが労政審...全文を見る
○長妻委員 いずれにしても、三百件ぐらいに膨れ上がっている。我々、私も統計の専門家ではありませんから、ぱらぱらただ見るだけでわかるんですね。どう考えてもおかしい、今みたいに。ところが、我々もわからないものは、一見、合理的に見えてもデータを間違えている可能性もあるので、本当に精査を...全文を見る
○長妻委員 今の総理の答弁はちょっと矛盾があるんじゃないでしょうか。精査が必要で、精査に時間がかかるから答弁は撤回をしたと。しかも、データもまた精査に時間がかかるけれども、これは撤回をしないと。データも精査に時間がかかるわけですよね。というか、もう精査どころか、三百件はまず間違っ...全文を見る
○長妻委員 把握をしていきたいということはどういう意味なのかということなんですが、私も、このデータに、バックデータも含めて、おかしなところがなければきちっとなされているのかなとも思ったかもしれませんけれども、余りにもいろいろな間違いや不可解なことが起こっている調査なので、ぜひ、全...全文を見る
○長妻委員 今の発言はちょっと私は嫌な予感がするんですが、過去もこういういろいろな調査のケースがあって、お役所の官僚の方にヒアリングするときに、懲罰をちらつかせてヒアリングするとなかなか本当の話が出てこないということが過去ありました。  そういう意味では、やはり真実を知るという...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一つが黒塗りの問題なんですね。  これも非常に不可解なんですが、例えば六ページ、六番ですね。今回、どういうような調査をしたんですか、どういうような調査をするのかということで調査要領を我々要求しましたら、真っ黒。真っ黒で塗られているんですね。これは別に個人...全文を見る
○長妻委員 今の答弁のとおり、確認すると、実はこの実施要領を情報公開された方がおられるということで、これを二〇一三年の十月、情報公開した、公開したといっても真っ黒なわけですけれども。ただ、その当時はここも黒かった、この上も公開をしていなかったということなんです。今回、問題が起こっ...全文を見る
○長妻委員 私はちょっとわからない。国民の皆さん、わかりますかね。  これだけの欄ですよ、時間は入っていないんですよ。こういうのを聞くよというのを出すと監督に支障がある。でも、今回は監督というよりも調査なんじゃないですか。調査も大きな目的の一つなのに、何を聞くかを表に出さないで...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一つ、一番大きなテーマといたしましては、今回の件、政府は何か、間違いとか不適切な比較というようなおっしゃり方をされておられますけれども、仮にこれが捏造であったとすると大変な話になる。話がうま過ぎるんですよね。  我々は、裁量労働制は時間が長くなる、そうい...全文を見る
○長妻委員 いや、私が申し上げたのは、淡々とその経緯でなくて、どういう意図でそれがつくられたのか、誰の指示なのか。部下が勝手にやるわけはありません。それは調べていただけますか、第三者の客観的な目で。
○長妻委員 今のは開き直りの答弁だと思いますよ、ただつくったから、調査なんかする必要がないと。  これだけ、三年間、我々、ある意味ではだまされ続けて、国会でも答弁があり、そして裁量労働制を入れる一つのデータになったわけです。総理まで答弁されているわけですから。  調査しないん...全文を見る
○長妻委員 特段不自然なところがない。だって、一カ月、一日、一番長い日と、裁量労働制は普通の一日と比べているわけですよ。その比べたことが特段不自然なことはなかった。これはどうなんですか。  じゃ、どういう意図で、動機でそういうふうに間違った比べ方をしたんですか。素人でもわかりま...全文を見る
○長妻委員 今、私は信じられない答弁だと思うんです。何かケアレスミスみたいな話で、こんなうまいケアレスミスがあるんですか。都合のいいデータがうまいケアレスミスででき上がっちゃった。そんなミス、まず違う土俵のデータを比べるという発想なんかないじゃないですか、普通は。調べないというの...全文を見る
○長妻委員 完全に開き直り答弁ですね、今のは。これは許しません。許せない。とんでもない話だ。  委員長、調査するように理事会でお願いします。
○長妻委員 もう時間がなくなってまいりましたが、もう一回、最後、総理にお伺いしますけれども、データを撤回するというふうに申し上げたのではないと。この一枚目ですね。データは撤回しないと総理が頑張っておられるから、みんながなかなか非を認められないところがあるんじゃないでしょうか。総理...全文を見る
○長妻委員 これで最後にしますけれども、総理、本当に細かいことで総理が答弁を間違えたということであればそのとおりでいいと思うんですが、間違った答弁をしただけで、それは撤回した、謝罪したと。  だって、今国会最大の目玉が働き方改革ですよね。そこの本丸の一つが裁量労働制の拡大ですよ...全文を見る
05月10日第196回国会 衆議院 予算委員会 第24号
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○長妻委員 立憲民主党の長妻昭でございます。  柳瀬さん、よろしくお願いをいたします。端的にお答えいただければと思います。  今も八田座長からお話ございましたけれども、国家戦略特区で、おかしな規制に穴をあける。それは、本当におかしな規制ならば間違いではないんですけれども、しか...全文を見る
○長妻委員 そうすると、二〇一五年四月二日以降は、今治市と加計学園に一度しか会っていないということですか。
○長妻委員 そうすると、加計学園とは首相官邸で三回お会いをした、四月二日とその以前一回と四月二日以降も、三回、加計学園関係者とお会いしたと。官邸でですね。  官邸以外でこれまで、期限を区切らずに、加計孝太郎理事長を含めて加計学園関係者とお会いしたのは、会食、ゴルフもあったのかも...全文を見る
○長妻委員 そうすると、加計学園関係者と会ったのは、官邸で三回、そして、官邸以外では一回しかないと。(柳瀬参考人「一回はお会いしています」と呼ぶ)一回は覚えている、それ以外もあるかもしれないけれども、覚えていないということだと思います。  これは、多分、今、バーベキュー云々かん...全文を見る
○長妻委員 そうすると、ゴルフもされたということですね。
○長妻委員 ゴルフの代金はどなたが払ったんですか。
○長妻委員 会食を加計学園関係と、総理が一緒でも一緒でなくても、会食されたということはないんですか。
○長妻委員 そうすると、バーベキューの費用とかゴルフの費用、それについては誰が払ったかわからない、こういう御答弁だったと思うんですが、これはぜひ後日この委員会に、調べて、誰が払ったのか、加計学園のおごりなのかそうでないのか、それはちょっと重要なので、後日この委員会に提出いただけま...全文を見る
○長妻委員 そうすると、ちょっとこれは重要なんですけれども、総理サイドが払ったということで間違いないんですね。
○長妻委員 これはぜひ委員長、調査していただきたいと思います。
○長妻委員 加計学園と二〇一五年四月二日に面談されて、官邸で三回会われているんですけれども、これは、総理の親友でなければやはり会わなかったということですか。
○長妻委員 そうしましたら、獣医学部を希望していた京都産業大学、京都府、新潟、これはお会いしたんですか、首相秘書官として。
○長妻委員 これは、普通、アポイントを入れるという発想が、なかなか首相秘書官に会っていただけないので、そもそもないと思うんですよね。  では、別の案件も含めて、獣医学部以外の、国家戦略特区、いっぱい案件があると思うんですが、そこの事業者、自治体以外の、あるいは公募をするだろう事...全文を見る
○長妻委員 そうすると、加計だけじゃないですか。  その特区の、先ほど柳瀬さんは、国家戦略特区を検討しているというふうに加計が四月二日の会談でおっしゃったと言われましたから、ということは、ほかの、いっぱいありますよね、国家戦略特区というのは。申請、あるいは申請しなくても、公募の...全文を見る
○長妻委員 そうすると、アポイントは加計学園から、特区の件で、国家戦略特区の件でお会いしたい、こういう趣旨だったわけですか。
○長妻委員 そうしたら、国家戦略特区、あまたある中で、加計だけじゃないですか、首相官邸で会っているのは。誰でも会うみたいなことをおっしゃって、結局、加計だけじゃないですか、国家戦略特区では。それ以外では何かいろいろ会ったかもしれないですよ、それは全く違う案件では。ただ、国家戦略特...全文を見る
○長妻委員 安倍総理は、昨年の一月二十日に加計学園の獣医学部新設の計画を知ったというふうにおっしゃっているんですね、国会で。でも、今の話を聞いていると、柳瀬さん本人は相当前に知っていますよね。  初めて獣医学部新設の計画を加計学園が持っているというのを知ったのはいつでございます...全文を見る
○長妻委員 そうすると、二〇一五年ですよね、平成二十七年。二月か三月というと、日にちは覚えていないですか、いつ来たかというのは。
○長妻委員 私は、実は首相経験者にもお話を聞いたし、首相秘書官関係者にもお話を聞きました、これまで経験した方に。やはり首相と秘書官というのは一心同体で、目となり耳となって、いろいろな報告はまめにしている、勝手に外部の事業者と会うということは基本的にはないと。  そうすると、柳瀬...全文を見る
○長妻委員 これは、皆さん、まあ国会議員の皆さんはよくおわかりだと思います。一般の方でも、首相秘書官が二年近くも何にも言わない、加計さん、親友ですよ、総理の、そんなことあり得るのかということなんですが。  ちょっと戻ると、加計学園関係者の誰から電話があってアポをとったんですか、...全文を見る
○長妻委員 加計孝太郎さんの携帯とかで、電話で話したこととかはあるんですか。
○長妻委員 そうすると、もう一回聞きますと、加計孝太郎さんあるいは加計関係者と生まれて初めて会ったのはいつでございますか。
○長妻委員 それで、ちょっと発言の件なんですが、これは愛媛県がつくったとされる議事録に載っている四月二日の柳瀬さんの発言なんでございますが、「本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい。」と。  これは一字一句こうではない...全文を見る
○長妻委員 当日、この会談に、四月二日、文科省から出向している角田内閣参事官、農水省からの青山内閣参事官も同席していると思うんですが、これは柳瀬さんがお呼びして同席させたんですか。
○長妻委員 ということは、常識的に考えて、これは一応記録によると一時間半だということなんですね、会談。これは、こういう青山参事官とか角田参事官、メモしているはずなんですよ。ほぼメモしていますよね、メモを。あるいは、録音はされているかどうかわかりませんけれども、このメモは出していた...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、ぜひちょっと聞いていただいて、メモがあれば出していただく。  だから、これは、柳瀬さんも総理も、全く、身の潔白、一点の曇りもないとおっしゃっているのであれば、むしろ積極的に出した方がぬれぎぬを着せられないことにつながりますよ。疑いを払拭することにつながり...全文を見る
○長妻委員 じゃ、委員会で判断してください。
○長妻委員 それで、ちょっともう一つ気になるのが、この最後の六です。気になるのがこの発言なんですね。先ほども紹介がありましたけれども、ここにある発言ですね、下村大臣云々かんぬんという。加計学園が発言したとされているものですけれども、加計学園はこういう発言をされましたか。記憶はあり...全文を見る
○長妻委員 それで、首相秘書官として、国家戦略特区に絡んで、唯一、加計学園と首相官邸で三回も会われているんですけれども、これはちょっと今から考えると軽率だったなというふうには思われませんか。これだけ国会でも問題になって、ある意味では利害関係者でもあり、総理の非常に近しい、親友と言...全文を見る
○長妻委員 やはり世の中には常識というのがあると思うんですよね。  三回加計学園と会って、二年弱前ですよ、公募する。それで、おっしゃったように、メーンテーブルに加計学園が座っている。加計学園が主人公で会いに来たんじゃないですか。本当は今治とか愛媛が申請者ですよね。加計学園は申請...全文を見る
○長妻委員 では、今井秘書官がいたというのは、そうなんですね。
○長妻委員 時間もなくなりましたので、最後に近い質問ですけれども。  こういう発言。柳瀬さんは先ほど、三番ですけれども、向こうから国家戦略特区の検討をしたいというふうに言われたと、四月二日の会談で加計から。ところが、この記録だと、「国家戦略特区でいくか、構造改革特区でいくかはテ...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、私は、この加計だけ、国家戦略特区という相当な数の事業者が手を挙げているところが、もうあらゆる分野で実績があるわけですが、首相官邸で首相秘書官が加計学園だけと会う、そして、こんなに懇切丁寧なアドバイスをするということで、更に予算委員会で証...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○長妻委員 長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  質疑に先立ちまして、これまで過労死あるいは過労自死された全ての皆様に対して、心より御冥福をお祈り申し上げます。それだけこれは重い法案だというふうに思っております。  まずは、政策の立案の前提となるデータについて質問...全文を見る
○長妻委員 私も統計の専門家にお伺いしました、何人かに。そうしたら、正式に発表する前に、幾ばくかのおかしなデータがある、これは必ず除いて、そして正式に発表する。正式に発表されたものの中に二割もおかしなものがあるというのは、これは驚きだということでございまして、今、大臣、おかしな答...全文を見る
○長妻委員 これは、二割間違えた原因も解明していないまま、じゃ、異常値以外は一応その時間、常識的な線におさまっているから正しい、こういう推定というのはできないですよね、九千事業所。これは与党、どう思われますか。  原因がわかればいいですよ。例えば、ある労基署がいいかげんにやっち...全文を見る
○長妻委員 これは文書で調査要請をしたんですか。
○長妻委員 いやいや、だから、調査依頼は文書でされたんですか。
○長妻委員 ちょっと耳を疑うんですけれども、電話で。  では、本部から四十七の労働局に電話して、その労働局がそれぞれの署に電話をした、それで戻ってきた。そうすると、調査も電話、結果も電話、何もない。ちょっとこれはあり得ないです、あり得ない。
○長妻委員 そうすると、当時調査に当たった監督官全員にヒアリングはしていないわけですか。
○長妻委員 これは、ちょっと聞きますと、中に、調査は電話でしたというふうにおっしゃっておられる方もいます。電話でしたけれども、締切り期間を聞いたらば、これはできるだけ早く教えてくださいということで、基本的にその日か翌日か、一両日中に回答があったと言うんですよ、四十七都道府県から。...全文を見る
○長妻委員 いや、私が聞いたのは、本省から四十七都道府県に電話で依頼をしたということなんですが、電話で依頼して、では、いつまでに回答くださいと四十七都道府県に期限を設定したんですか。
○長妻委員 私も、レクチャーを受けたときには、基本的には翌日まで、当日か翌日に回答が来たというふうに聞きまして、そして、一切書類は残っていないと。指示も電話、回答も電話、これは私、にわかに信じられないんですよね、ちゃんとしたのかどうかというのが。  そうすると、その帳簿を確認し...全文を見る
○長妻委員 いや、だから、会社名は別に書かずに。  今回の調査に当たって、先ほど〇・九人日とかおっしゃいましたよね。では、〇・九人日の内訳をいただけますか。
○長妻委員 全然答えていないんですよ。〇・九人日の内容、内訳、どうやって〇・九人日が出たのか、これをお示しくださいと言っているわけですね。
○長妻委員 これは、記者会見できのう厚労省の課長がおっしゃっておられたのは、異常値が見つかった原因について問われて、こういうことをおっしゃっているんです。初めて調査する労働基準監督官もいて、調査票への記入方法などを徹底することができなかったと厚労省の課長がおっしゃっているんですよ...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、それをきちっと出していただいて、本当に、監督官一人一人の記録に全部当たったということでしょう。  監督官一人一人の記録が記載されている帳簿から基づいて、それを試算したということではないんですか。一人一人にはヒアリングはしていないというのは、先ほど確認しま...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、今回の平成二十五年度調査の調査的監督について、全ての監督官のトータルの、一日一社当たりどのぐらい時間かかったか、これの集計が署ごとにあって、それが労働局ごとにあって、そして上がってきたのが今の数字だということだと思いますので、それぞれの今申し上げたよう...全文を見る
○長妻委員 労政審の先生には、これは言ったんですか。
○長妻委員 これは対応の仕方としてどうなんですかね。  もう御存じのように、ここに出ている法案は、閣法の法案は閣議決定されて出てきているんですが、労働法制の法案は厳格なルールがあるんですね。労政審に諮問して答申がなければ閣議決定できない、こういうルール。まあ、もう皆さん御存じ、...全文を見る
○長妻委員 郵便でただ送ったというようなことでありますけれども、それもいかがなものかと思いますよね、新聞に出た後に。  それで、例えばいろいろあるんですけれども、この配付資料の十一ページ目でございますが、ここに資料の二の一というのが文中に出てくるんですが、これは、労政審の中で、...全文を見る
○長妻委員 そうすると、これですよね、きのう理事会に出てきた、皆さんが精査したデータ。  だから、ここを幾ら見ても、この二次資料、こういうのはいろいろあるんですよ。二次資料についてのこのデータが、正しいデータが幾らなのかがわからない。じゃ、これが間違っているということは間違いな...全文を見る
○長妻委員 これはめちゃくちゃだと思いませんかね、与党の皆さんも。寝ている方も多いんですけれども。  これは大変なことだと思いますよ。この二十五年度調査に基づいて、そして委員の先生からクロス集計してほしいという依頼があって、それで業者にこれを出して、それでクロス集計。これで真剣...全文を見る
○長妻委員 これは、労政審の議事録、相当長いものがあります、何回も。  ほかの重要データも含めて、じゃ、正しいデータというのは、これはいつごろ出てくるんですか。しかるべき時期に出てくるんですか。
○長妻委員 加藤大臣、これは全部撤回した方がいいんじゃないですか。相当ややこしくなりますよ、これは。  加藤大臣、逆質問を今されましたけれども、私がちょっと見て、これは一個だけ、きのうわかったんですよ、一個だけ。ほかにもいっぱいあると思いますよ、言及されているのが。私に、どれだ...全文を見る
○長妻委員 これは、きちっとしかるべき時期に出していただかないと、前提がこれは崩れる話になる。まあ、もうなっていると思うんですけれども。どこまで加藤大臣が、そう大きな変化があると認識していないとぶら下がりでおっしゃって、相当大きな変化だと思いますよ。  じゃ、今のをぜひ、ちゃん...全文を見る
○長妻委員 把握していないって、これ、大問題じゃないですか。だから、全部撤回すればいいんですよ、全部撤回すれば。これ、研究者は転用しますよ、どんどんどんどん。この平成二十五年度調査は全て撤回というふうにしないと、おかしなことになりますよ。どれだけ出ているか把握できないって、これは...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、今、限定を言っていただいたので、限定すると、政党の部会及び国会、これに出した資料、これを訂正をする、案件を特定して。これはお約束いただけますね、しかるべき時期に。
○長妻委員 そして、結局、裁量労働制のデータを全面撤回したのは、異常値が二十五事業所あったんですね。これは裁量労働制の調査の全事業所の一・六%。これが間違っていたら全部撤回したわけですよ、裁量労働制については。  ところが、一般労働者は、異常値が出た事業所は一般労働者の調査の全...全文を見る
○長妻委員 とんでもない答弁だと思いますね、サンプル数が相当減れば別だけれどもみたいな。  これは二割減っているんですよ。相当減るというのは、半分より減っちゃったらだめということなんですか。そんなばかな話、ないじゃないですか。  相当減るというのは、相当というのはどのぐらいな...全文を見る
○長妻委員 だから、繰り返しですよ。  九千件も、正しいかどうかは全くわからないわけですよ。厚労省の課長が、非常にデータのとり方自体が問題があったという発言をきのうされておられるわけですから、説得力がないと思うんですね。これは強く撤回を求めていきたいと思います。  そしてもう...全文を見る
○長妻委員 だから、違うやじを言わないでくださいよ。(発言する者あり)いや、だからそういうやじを言わないでください。今回、私もいろいろ与党の議員の皆さんとテレビで時々働き方で討論するときがあるんですけれども、こういう働き方ができないから高プロなんだとおっしゃるんですが、多くの場合...全文を見る
○長妻委員 いや、今、答えていない。つまり、わかりますよ、一カ月、健康管理時間が百時間を超えれば、それは医師の面接指導を受けなきゃいけない。これは本人に通知はあるんですけれども、百を超えない場合、会社が過少にしていて百を超えない場合は全然わかんないわけですね、本人が自分の健康管理...全文を見る
○長妻委員 だから、加藤大臣、私も、企業の経営者、みんな信じたいですよ。企業の経営者の皆さん、本当に真面目にやられておられると思いますが、ただ、現実にはブラック企業と言われる企業もあるんですよね。ですから、労働法制は、弱い立場の労働者の権利、健康を守る最後のとりでですから、性悪説...全文を見る
○長妻委員 外れるというのは、さかのぼるわけですか、始まったときからつけていない場合。
○長妻委員 例えば、そうしたら、一年経過した、それで、初めから健康管理時間をつけていなかった場合、一年さかのぼった場合は、残業代が払われるわけですよね。でも、帳簿をつけていないわけですよ、時間管理していないから。残業代を払えないじゃないですか。
○長妻委員 生煮えですよね。  通常でもあると言いましたけれども、通常でも、確かに、時間を全然つけていないというのはありますけれども、これは罰則がついちゃうんですよ。知っていますか、賃金台帳不備ということで。賃金台帳に、普通の働き方は、深夜残業とか普通の残業とか休日出勤、これは...全文を見る
○長妻委員 いや、今の話、随分勝手なことができるんですね。会社から解除をぱっとさせてできるんですか。病気になったからだめだよと。いや、今、そうじゃないんですか。  だから、一千七十五万円を一万円でも下回った場合は、これは高プロじゃないわけですよね。そうすると、例えば一カ月契約の...全文を見る
○長妻委員 そうすると、正確には一千七十五かどうかわからないわけですけれども、おおむねそのぐらいの数字になると。  そうすると、それだと、一カ月の高プロ契約であれば、一千七十五がそうだとしましょう。一千七十五割る十二、この十二カ月、一カ月分、それよりも一カ月の賃金が下回ってしま...全文を見る
○長妻委員 これは、ブラック企業担当というか、ブラック企業と戦っておられる弁護士さんなんかと相当意見交換すると、高プロはいろいろな悪用パターンが考えられると。一つは、例えば、三月の期末、一カ月だけうちの会社は専門職を高プロにする、こういうようなことも十分考えられるということなので...全文を見る
○長妻委員 そうすると、SEも入る可能性は排除されないということですね。
○長妻委員 排除されないということで、これは驚くべき答弁だというふうに思います。  私自身も、かつて電機メーカーの営業マンをしていたときに、SEの方と一緒に仕事をしていました。単純なプログラムをつくる人はプログラマーといいます。SEは、みんなコンサルタントなんですよ。コンサルを...全文を見る
○長妻委員 明確に否定されないということであります。  その職務を詰めると言っても、私もいろいろ議論すると、例えば金融コンサルタント全般とか、そういう一行でもいいわけですよね、職務は。そうしたら、そんな日々の仕事量というのは、それはそこに書けないわけでありますから。  最後に...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○長妻委員 立憲民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  本日は、いろいろとんでもないことが続発をしておりますので、この法案を審議する前提となる安倍内閣の正統性について、これを議論していきたいと思います。  データがいいかげん、文書は改ざんする、文書は意図的に...全文を見る
○長妻委員 これはそれぞれ、今は最長の者を言っていただきましたけれども、平均的な者についても教えていただけますか、同じ数字を。
○長妻委員 これは今聞いていただいたように、ちょっと見て、ちょちょっと見てこれだけ大きな乖離がある。  加藤大臣は、この二割削除したデータについて、こうおっしゃっているんですね。結果においてそう大きな変化があるとは認識していないと。これはすごい変化じゃないですか。十倍になってい...全文を見る
○長妻委員 これは通告しているんですけれども、このことで十倍差があるじゃないですか、十倍。これは総理、わかっているんですか。  私が申し上げたいのは、このデータは御存じのように、高プロも含めて、その議論の出発点になるというデータなんですよ。このデータは閣議決定に基づいてつくられ...全文を見る
○長妻委員 これは、総理、答弁書を更新されていないですね、前の答弁書と。これは新たな文書が出たんですよ。ここに書いてあるのが事実だとすると、総理夫人に直接照会があった、そして優遇を受けられないかと、社会福祉法人同様。首相夫人に直接照会があったんですね、ここの文書によると。それで、...全文を見る
○長妻委員 国会との関係で文書を廃棄を進めちゃうというのは、これは本末転倒じゃないですか。これは与党の皆さんも、もうちょっと怒ったらいいですよ。大変なことだと思うわけでございます。  そして、加計学園の問題についても総理に尋ねなければなりません。これは政権の正統性の話でございま...全文を見る
○長妻委員 いや、私が聞きましたのは、今焦点になっております平成二十七年二月二十五日そのものずばりの日ではなくて、二月二十五日前後に加計理事長と、電話でもいいです、電話あるいは面談、自宅でもいいんですけれども、官邸以外でも、二月二十五日前後に電話を含めて加計孝太郎理事長とお話をさ...全文を見る
○長妻委員 それで、委員長、この働き方改革……(発言する者あり)
○長妻委員 委員長、よく聞いてください。この働き方改革の法案は、政府の案は閣法なんですね。安倍内閣の責任でここに出ているわけで、安倍内閣の正統性を問うというのは、これだけの事態が起こっているんですよ。言論封殺じゃないですか、そんなことを言うのは。
○長妻委員 それで、私が申し上げますと、これは、安倍総理、そうすると、十五分なので、面談というのが、あるいは電話かもしれませんが、二月二十五日前後に電話で話した可能性というのは否定されないということですか、加計理事長と。
○長妻委員 総理、ちょっとおかしいのは、私、きのう、何度も念を押して、担当の方を呼んで通告しましたよ、電話も含めてできる限り思い出してくださいと。突然聞かれてもって、突然聞いていないじゃないですか、こんな重要なこと。  そうすると、もう一回、総理、確認しますと……(発言する者あ...全文を見る
○長妻委員 じゃ、会ったことは、自宅でも含めて、二〇一五年の二月二十五日そのものずばりでなくても、その前後に加計孝太郎さんと会ったことは、自宅でも、官邸内外含めてそれはないということは、これは明言されるということですか。
○長妻委員 これまで、第二次安倍政権になって、加計孝太郎さんとは何回ぐらいお会いしているんですか。
○長妻委員 では、十九回ということなんですかね。  これは、総理、去年の七月二十四日、国会で答弁されていて、加計理事長はチャレンジ精神を持った人物であり、時代のニーズに合わせて新しい学部や学科の新設に挑戦していきたい、こういう話は聞いたと。  これはどういう話でございますか、...全文を見る
○長妻委員 いやいや、総理は、去年の七月二十四日に明確に、時代のニーズに合わせて新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいというふうに加計理事長から話を聞いたというふうにおっしゃっておられるんですけれども、この新しい学部というのは、どういうような類いの学部なんですか。どういう趣旨で...全文を見る
○長妻委員 では、その新しい学部というのは獣医学部も含まれるんじゃないですか。  今回、総理は、うみを出し切るとおっしゃいました。それを本当に示していただくには、まず、これはすぐできることだと思うんですよ、これは与党の皆さんも賛同されると思いますけれども。  平成二十七年の四...全文を見る
○長妻委員 いや、総理、このお二人は、初めは同席していないと言っていたんですよ、四月二日に。ところが、ばれ始めると、同席したかもしれないに変わったんですね。ですから、今、メモがないというふうにおっしゃっていますけれども、総理がメモを出せと言ったら、あっ、メモは実はありましたってな...全文を見る
○長妻委員 もう一回確認したいんですが、ちょっと私の感覚だと、総理が答弁を若干修正されつつあるのかなと感じたんですが、二月二十五日の会談の件ですね、平成二十七年。いやいや、獣医学部の話は一切していないというような話を強調されるんですけれども、私が聞いているのは、獣医学部の話をしよ...全文を見る
○長妻委員 それで、例えば加計学園の件では、誰かがちょっと虚偽のこと、あるいは間違っていることを言っているんですよ。  愛媛県が議事録を違うふうに書いちゃったのか、それは非常に可能性、少ないと思うんですが、加計学園側が虚偽のことを言っているか、あるいは総理が間違えた、虚偽のこと...全文を見る
○長妻委員 時間があと一分でございますので、もうここでやめますが、総理、今私が、総理は仮定のことを言うなとおっしゃいました。仮定のことというのは、総理みずから会っていないと言った以上、それが崩れれば辞任しないといけなくなるということなんですが、これは、報道によると、自民党の閣僚経...全文を見る
05月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○長妻委員 立憲民主党の長妻昭でございます。  これまで、自民党からはモリカケ質問はもうするなと言わんばかりの発言がありますが、誰がこの一年以上真相究明を妨害し、引っ張ってきたんですか。  資料は小出しにする、資料は改ざんする、虚偽答弁を延々と認めない、資料があるのにないと言...全文を見る
○長妻委員 受けた側の大阪航空局、国土交通省、いかがですか。
○長妻委員 今の答弁は驚きなんでございますけれども、いろいろな意味で、まず、財務省は、今おっしゃったのは、平成二十八年の四月十四日に正式に、これは事実として、八・二億円のごみ撤去費、これを確定しました。その二、三日前に、国土交通省、航空局が勝手に来たみたいな答弁が今ございましたが...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、今のやりとりの交渉記録は出ていませんから、きちっと出していただきたい。委員長、お願いします。
○長妻委員 そして、私は到底いろいろな意味で納得できないわけですが、新たな事実、証言が今出たと思いますけれども、結局、当初、積算の責任を持つのは大阪航空局ですよ。その積算にいちゃもんをつけちゃだめなんですよ、財務省が、第三者が。  大阪航空局が責任を持って、まず六・七億円値引き...全文を見る
○長妻委員 いやいや、だから、そういうふうに一生懸命六・七億円というふうに見積もったにもかかわらず、二日で、ちょっと言われたら、二日で八・二億円になっちゃった、増額になっちゃった、簡単に。そこは、ぜひこの委員会でも徹底して解明しなければならないというふうに思うところで、最大のポイ...全文を見る
○長妻委員 これは総理に聞くしかないんですけれども、そのうち秘書官が同席しているのはマスコミに確認すると四回なんですが、これは間違いございませんか。
○長妻委員 それで、これは前、後というふうにパネルにございますけれども、一つのポイントは、平成二十七年四月二日、例の柳瀬首相秘書官、初め記憶にないとおっしゃっていましたけれども、記憶がよみがえったということで、加計学園らと首相官邸で面談をされたということでございます。これで国家戦...全文を見る
○長妻委員 ちょっと総理、端的に答弁いただきたいんですけれども、加計孝太郎さんが払うこともあると、食事については。そのときに秘書官が同席していたとすれば、加計孝太郎さんが総理と秘書官の分を払ったというようなこともあり得るというような御答弁というふうに理解いたしましたけれども、そう...全文を見る
○長妻委員 総理、端的に御答弁いただきたいのでございますが、お金絡みというのは、国家戦略特区、非常に疑念があるわけでございまして、食事について今、長々と総理、御答弁されましたけれども、結局、秘書官が食事において別席であることが多いということをおっしゃいました。ですから、別席の場合...全文を見る
○長妻委員 いや、違和感ないんですかと聞いたんですけれども。  先ほどの食事の代金の件は、私が聞きましたのは、少なくとも柳瀬秘書官は、その日に首相官邸でお会いして、もう加計学園が国家戦略特区に手を挙げるというのは十分認識された、その後に食事、まず、御一緒にするということ自体も総...全文を見る
11月01日第197回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○長妻委員 立憲民主党の長妻昭でございます。  けさほど、辺野古の工事が再開されたという映像が入ってまいりまして、玉城デニー知事が、ついこの前、総理がおっしゃる沖縄の民意で選ばれたにもかかわらず、きょう再開したということで、昨日も野党で法的手続についての申入れをしたところでござ...全文を見る
○長妻委員 非常にそっけない答弁で、我々、財源も提示をして、この部分を組み替えればできるという提言もしております。  国会で取扱いということなんですが、これ、自民党は審議に応じていないんですよ。我々野党が出した法案、一切審議しないと。こういう姿勢が非常に目につくので、自民党総裁...全文を見る
○長妻委員 そんな、何かちょっとした不祥事が起こったときの答弁じゃないですか、今の。これはちょっとしたことじゃないんですよ。  例えば、森友学園に関する決裁文書の改ざん等に関する報告書というのが財務省から出たのが、ことしの六月四日。ですから、それより後にこの談話は出ているわけで...全文を見る
○長妻委員 何か、とぼけた答弁じゃないんですか。本当に責任の重さを感じておられるのか。  財務省で、近財で自殺をされた官僚の方がおられます。お父様が岡山県に住んでおられて、こうおっしゃっておられます。  親が言うのもなんですけれども、曲がったことが嫌いで、真っすぐな性分、小さ...全文を見る
○長妻委員 何かこれ、御冥福をお祈りするのに、役所が書いた紙を読むんですか。  総理、みずから命を絶ったというこの事件、事案について、総理はどういうふうに思われますか。
○長妻委員 トップの政治家が責任をとらないまま、同調圧力が強くて、それに対して異を唱えるような空気、これができ上がったとは到底思えません、財務省に。  これは、OBの方がとうとう声を上げられました。近財のOBの方始め、テレビにもお出になられて、実名でお話をされておられます。これ...全文を見る
○長妻委員 これは、麻生大臣、おさまっていないから声が上がってくるんですよ。  我々もお話を聞きました、直接。  ある財務局のOBの方は、こういうことを言っておりました。麻生大臣の留任、続投について、あり得ないことだというふうに思います、当然、最終責任はあるわけですから、責任...全文を見る
○長妻委員 麻生大臣、現役の方が言えるはずないじゃないですか、この役所の強い同調圧力の中で。だから、役所を変えないといけないということで、OBの方が言わざるを得ない状況に、こういう方もおっしゃっておられるんですよ。本当は、自分たちもいい年になりましたので、ゆったりとしたいんですと...全文を見る
○長妻委員 それで、麻生大臣も記者会見で、留任について記者に問われたら、留任するというのは総理大臣の専権事項ですから、それはそちらに言っていただかないと何とも答えようがありませんなんていう非常に投げやりの答弁をされているんですが、総理、この一連のやりとりを聞いて、これはけじめをつ...全文を見る
○長妻委員 安倍総理、どんなに能力があったとしても、責任をとらなきゃいけないときは責任をとるんですよ、これまでも。  世論調査を見ても、これは申し上げるまでもないんですが、読売新聞で、麻生さんの留任、評価しない、五七パー、共同通信でも五二パー、毎日新聞でも六一パー、朝日新聞でも...全文を見る
○長妻委員 これは財務省もそうなんですけれども、なかなか組織の同調圧力が強い。例の障害者雇用の水増し問題も二十年以上続いていたと。つまり、誰も声を上げることができなかった。  民間企業も、例えば、たくさん今不祥事が発覚しております。麻生大臣所管のスルガ銀行、審査書類の改ざん、こ...全文を見る
○長妻委員 総理、どうですか。
○長妻委員 いや、非常に、何というか、これは大丈夫ですかね、財務省、こういうけじめのない形でずっと続いて。  私は、中央省庁も、まあ民間企業もそうだと思うんですが、学校もそうだと思うんですけれども、本当に同調圧力が強過ぎて、なかなか個人の良心や個人の疑問の声というのが届いていか...全文を見る
○長妻委員 これは、そういう詭弁というんですか、一時的だけだからそんな哲学は要らない、ずっと住んでもらうんじゃないんだからということで本当にいいのか。特定技能二号は、永住に結びつく可能性も、門戸を開かれていますよ、今度の法案で。  あるいは、その多文化共生、イギリス型と言われて...全文を見る
○長妻委員 ちょっと待ってください。  総理、間違いですよね、今のは。つまり、ドイツも移民政策というのは、確かに移民なんですが、その定義でいうと、日本も移民政策なんですよ、国際的に言えば。ですから、ドイツも一時的に入れたんですよ。そこは、帰れるような仕組みがあった上で入れている...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、一度注意いただけますか。
○長妻委員 結局、最後の一言じゃないですか。まだわからない。  これは、じゃ、あれですか、いつわかるんですか。今月中にはわかるんですか、当然、法案が出てくるまで。  そうしたら、長いのでもう一点だけ聞きますから簡潔にお願いしたいんですが、じゃ、いつ増加人数がわかるのかと、十四...全文を見る
○長妻委員 そうすると、法案の審議入りまでには業種の数を確定して受入れの規模も確定するということでよろしいんですね。
○長妻委員 これ、全然生煮えなんですよ。人数の規模もわからないということでありまして、当然、上限はつけるんでしょうね、上限、受入れ人数の。
○長妻委員 これは、私も本当にいい仕組みにしたいと思っているんです。別に時間を稼いで質問を短くするような意図があるとすれば、私はあるように感じるんですが、全く違うことをお答えになっておられる。  それで、人数の上限は、私が調べた限り、アメリカがある、イギリスもある、オーストラリ...全文を見る
○長妻委員 今の数字は多分、きのう私も初めて聞いて、初めて発表されたということだと思いますが、これは異常ですよ、はっきり言って。異常ですよ。技能実習生が、去年は最高の七千八十九人失踪した、いなくなっちゃった。そして、去年は一月から十二月までですが、ことしは六カ月だけで四千二百七十...全文を見る
○長妻委員 御懸念は当たらないという一言なんですが、この経済企画庁の広報室が発表した論文は、バックデータはすごくいっぱいありますよ。バックデータはあるんですかね、総理。  それで、先ほどドイツの話も、私が申し上げているのは、オイルショックの前に大量にドイツに外国人労働者、トルコ...全文を見る
○長妻委員 今明言いただきましたので、ぜひお願いします。  そして、総理、私、気になるのが、総理のスローガン政治と言ったらなんですけれども、女性活躍、そして一億総活躍、そして介護離職ゼロ、働き方改革、どんどこどんどこ、生産性革命、どんどこ、決着しないまま変わっている。  介護...全文を見る
○長妻委員 これはちょっとまたデータの件ですから、総理、慎重にしていただきたいと思うんですよね。  私の手元に総務省のデータがあって、これはちゃんとレクチャーも受けまして、五年置きなんですが、ただ、五年置きにやるんですけれども、前年はどうでした、その前はどうでしたという聞き方を...全文を見る