長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

長妻昭の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻でございます。  両大臣におかれましては、時間もありませんので端的にお答えをいただければ幸いでございます。  まず、今回の二次補正による今後一年間の新規雇用というのは何人ぐらい出るんでしょうか。
○長妻委員 やはり今失業率が大変高いということで、本当に雇用というのが大変重要な問題でありまして、この十一万人、一年間でという大臣のお話があって、それに基づいて委員会で審議するわけでございますので、これは十一万人達成できない場合は、大臣、どういう責任をとられますか。
○長妻委員 これ、今まではそういうような御答弁、認識で通用したかもしれませんけれども、これからはやはり、本当に国民の皆さんも大変な失業状態で、国会でも厳密に議論をしなきゃいけないと思うんですね。  これはいろいろないいかげんな数字が出ておりまして、政府としては、五年で五百三十万...全文を見る
○長妻委員 担当大臣はやはり塩川大臣だと思うんですね。何か今、財政諮問会議があって竹中大臣も予算をやっているから、何かそっちの方が担当なのかというようなお話にも聞こえたんですけれども。  いずれにしましても、十一万人、一年後に新規雇用を創出するということでありますので、大臣、再...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今の御答弁も納得できないんでございますけれども、本当に何万人、何万人というのがどんどん、ぼんぼん数字が出ておりますけれども、その後の検証が全然ない。国民の皆さんは、本当に今回の補正で十一万人、こういうような意識でいろいろな意見を表明したりするわけでございますの...全文を見る
○長妻委員 今のお話聞いても、本当に国民の皆さんに誤解を与えるんですね。  緊急対応プログラム、ここには、「経済への即効性が高く、緊急に実施の必要のあるもの」ということで書いてありまして、今のお話だと、お役所の都合で、すぐ緊急にこの予算措置でできるよ、あるいは、もう前から要求し...全文を見る
○長妻委員 それはもう必要じゃないとは言っておりません。緊急な経済の対策でありますので、その「緊急に実施の必要のあるもの」というのはもっと精査していただきたい、継続案件が大変多いわけでありますので。  そして、私は、大臣の心の中というのは読めないわけでございますけれども、いろい...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、本当に塩川大臣に期待が集まっているわけですから、財政規律という意味で。本当に、今、建前のお話だったと思うのですけれども、本音の、本当のお気持ちを発露されて、二次補正問題ありということをもうちょっとちゃんときちんと、途中で何か発想が弱くなられないようにぜひお願いを...全文を見る
○長妻委員 難しいというか、この十一万人というのは政府から出してきた数字でありますから、ですから一年後に、十一万人という公約なわけでありますから、この委員会で、国民の皆さんの前に十一万人というふうに目標を出したけれども、一年後、実際は何万人出ましたと、何万人新規雇用という形で一年...全文を見る
○長妻委員 今、大臣からそういうお話ありましたので、一年後必ずこの委員会で報告をいただきたいと思います。  そして、この関連では一点でございますけれども、今、長期金利、今の時点で十年物新発国債一・四七%ぐらいだということでありますけれども、昨年末から、一・三七%から〇・一%ぐら...全文を見る
○長妻委員 今回の二次補正で何かマーケットが、また財政規律が、原則が取っ払われるんじゃないか、そういう意識で長期金利が上がったというようなお考えはないですか。
○長妻委員 次に、テーマは移りますけれども、平成十五年度から道路整備五カ年計画がまた新たに策定されるということでありますけれども、十六分野の長期計画の中の一つでございますが、今非常に大臣が長期計画の見直しというのを言われておりますけれども、今一つのチャンスの時期だと思います。来月...全文を見る
○長妻委員 金額で縛るのは勘弁していただきたいということで、ぜひ、財務大臣のリーダーシップの話、先ほど申し上げましたけれども、再度確認しますが、端的にお答えいただきたい。十五年から始まる道路整備五カ年計画は、じゃ、金額は入れないでよろしいですね。
○長妻委員 ビジョンと実施計画のみでいい、金額は入れないと。金額は入れないということでよろしいんですか。ちょっと一言、今、金額を入れないという。
○長妻委員 次に、ちょっとテーマを移らせていただこうと思うんですが、ダイエーの問題でございまして、主要三行がデット・エクイティー・スワップを含めて債権放棄を含めた三千億円の金融支援ということで、ダイエーから紙が出ておりますけれども、これは、私的整理に関するガイドライン、これで債権...全文を見る
○長妻委員 このガイドラインができた経緯というのは、安易な債権放棄はやめようというような趣旨で、金融庁も入って、こういうようなオブザーバーで高木さんが入られてつくられた。今回、金融支援、主要三行の中の富士銀行も入っていますけれども、富士銀行の頭取もこの研究会の中に入ってこれを決め...全文を見る
○長妻委員 これはやはり何かいろいろルールがあるけれども、例外がいろいろある。安易な債権放棄とか厳正さを欠いた企業再建というのはむしろ日本経済にマイナスになるんではないか、こういうような意識を私は持っているわけでありますけれども。  これは、そうすると、このガイドラインというの...全文を見る
○長妻委員 本当に、ちょっと今の答弁も都合がいいと思うのですね。民民だ、銀行とダイエー、民民だと。それは民間、民間かもしれませんけれども、金融庁の存在意義というのは、銀行というのは公的な役割を、公共性がある、だから、ある意味では最終的に税金になるかもしれない公的資金を注入するとか...全文を見る
○長妻委員 民民と言っていながら、一部情報では、ことしの一月八日に、UFJとか主要銀行を金融庁が集めていろいろ再建策を話し合ったというようなことも話として出ておりますけれども、それは事実でございますか。
○長妻委員 次にテーマを移りますけれども、昨年総務省が初めて資料を公開したものがございまして、これは、公益法人のうち常勤役員の平均年間報酬額が二千万円以上ある、こういうような公益法人の名前を初めて昨年十月公表をしてまいりました。  九十の公益法人があるということなんですが、その...全文を見る
○長妻委員 プライバシー、プライバシーというふうに言われますけれども、今銀行も民間でありますけれども役員の報酬額を公表しているところもありますし、あと、当然官僚の皆さんの報酬というのもこれはもう明らかになっている、政治家の報酬だってそれは明らかになっている。  そういうような意...全文を見る
○長妻委員 積極的に努力をされるということでございます。  柳澤大臣はいかがですか。
○長妻委員 本当に何か官僚の天下りの、皆さん天下りをされた方を中心に公表してくださいというふうに言っているわけでございまして、官僚の方々を本当に守っていく、ブロックしていくという姿勢がやはり小泉内閣でも強い。官僚の天下り禁止法案を民主党も出しておりますけれども、全然一顧だにしない...全文を見る
○長妻委員 いや、塩川大臣、ぜひ、大臣ですから、本当に国民の皆さんの常識、それを代表、代弁するのが大臣でございますので、企業が、まあ今、嫌がっていない、求めてきているという話がありましたけれども、地元の税務署の副署長さんが電話してきて、ちょっとお願いねと、それを直接私の知り合いか...全文を見る
○長妻委員 ほかの省庁という話もありましたけれども、やはり大臣、自分のところからまず始めていただきたいと思います。何か本当に、さっきの公益法人の年収の話も、官僚の天下りの方の年収の公表の話もそうですけれども、官僚の皆さんを、お役所の皆さんを何か本当に守っていくんだというのではなく...全文を見る
○長妻委員 閣議で提案をされたということですが、では、その提案の研究の中にはあっせんをやめるという選択肢も当然入るわけでございますね。
○長妻委員 あっせんの性格ということで、もちろんやめさせるべきだというのは、今の御答弁は多分、私はちょっとそれは理解できないですけれども、本当のあっせんとそうじゃないあっせんがあって、本当のあっせんは当然やめさせるべきだという今御答弁だったと思うのですが、その当然やめさせるべきあ...全文を見る
○長妻委員 公権力というお話がありましたけれども、今回せつなくてやるせないのは、地元の税務署の副署長さんですよ、これは私の知人からはっきり聞いているわけです。副署長さんから連絡があって、ちょっと雇ってくれぬかねということなわけですよ。企業は嫌だと言えば、それはよっぽどの人だったら...全文を見る
○長妻委員 今考えを持っているというお話がありましたけれども、いつも思うのでございますけれども、はっきり御答弁いただきたいと思うんですよね。考えを持っている、あっせんをやめさせようというような考えを持っているということだと思うんですけれども、あっせんをやめさせるという考えを大臣は...全文を見る
○長妻委員 いや、財務大臣、私は本当に国民の声だと思うんですよ。ぜひ、そのとおりというところを、あっせんを大臣自身はやめさせるべきだという考えに基づいて研究している、あっせんはやめさせるべきだという御答弁を議事録に残していただければ、お役所というのは変わりますよ。今みたいな不透明...全文を見る
○長妻委員 あっせんをやめさせる、そういう意思を持っていると一言大臣が言っていただければ本当に変わると思うんですよね。いかがですか。
○長妻委員 その結論というのはいつ出るのでございますか。
○長妻委員 できるだけ早くというのは国会には多いわけですけれども、普通の一般世間の社会では、やはりいつまで、ビジネスでも何でもそうですけれども、何月何日まで結論を出す、こういう話でありますから、おおむね一カ月以内とか、どのぐらいのスパンでございますか。
○長妻委員 だって、それは塩川大臣がそういうのを依頼したわけだというふうに今認識しましたけれども、では別にいつでもいいから、期限なしで研究しろと、そんな悠長なことなんですか。
○長妻委員 確定申告ももうすぐですから、では春か夏、春ぐらいまでには結論を出すということでよろしいんですね。何か今手を振って、だめだめと言って、今次長さんですか、言われておりますけれども、大臣そんな、お役所にこんな言われて腹立たないんですか。
○長妻委員 これは本当に国会、特に政府はおかしいと思います。だって、検討するんだったらいつまでというのが世の中、どの社会だってありますよ、どの組織だって。おかしいじゃないですか。検討するけれどもいつかわからない、それで聞いたらお役所の人が言っちゃだめだって手を振っている。先ほど言...全文を見る
○長妻委員 所管大臣だと思うんですが、所管じゃないという意味はどういう意味ですか。
○長妻委員 これは人事制度なんですか、あっせんするというのは。これは、あっせんするというのは人事制度じゃないと思いますよ。それは大臣が所管だと思いますよ。今の答弁取り消して、大臣が所管だと再度言ってください。
○長妻委員 いや、だから、あっせんということ自身が私は役所の業務じゃないと思いますよ。だから、初めから正式な業務があって、それを、業務をやめるというんだったらいろいろ検討はありましょうけれども、初めから正式な業務じゃないんだから、初めからやっちゃいけないことだと思うんですよね。 ...全文を見る
○長妻委員 大臣があっせんをやめると一言で言えば三分で済んだんですよ、この議論は。  では次に、最後の質問に移らせてもらいます。  柳澤金融担当大臣にお尋ねいたしますけれども、今、郵貯の郵便振替口座というのが非常に、二〇〇一年十一月末預け入れ残高は前年同月比で三五パーもふえて...全文を見る
○長妻委員 一言お伺いしたいんですが、郵貯の民営化は賛成でございますか。
○長妻委員 最後でございますけれども、ちょっと郵貯に関連するんですけれども、郵貯のお金とか簡保のお金を運用するというのは、簡易保険福祉事業団から十三以上の信託銀行に委託をされておる。昨年九月末の運用総額というのは大体二十七兆円ぐらいだったということなんです。  これは東京新聞の...全文を見る
○長妻委員 だから、調査を——では、問題だということではないということですか。金融庁として調査をされるのか、いや、これは問題がないから調査はしませんというのか、どちらですか。
○長妻委員 ありがとうございました。  調査をしていただけるということでありましたので、私の質問を終わります。ありがとうございました。
02月20日第154回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  小泉総理、昨日までブッシュ大統領が日本に来日されて、いろいろ御苦労さまでございました。華やかな外交が済んで、今また足元を見ますと、日本の外務省、この黒い霧は、晴れるどころかますます濃くなっている、こういう感じをいたします。特に、きょう...全文を見る
○長妻委員 だから、総理の答弁は非常にわかりにくいんですね。  私が、今皆さんに資料をお配りしているかと思いますけれども、質問主意書というのを出させていただきまして、そのときに、鈴木宗男議員の影響を聞いているんですよ。  そうすると、「本件決定に当たり、」これは政府からの回答...全文を見る
○長妻委員 総理、日本語をちゃんと、ちょっと論理的に使っていただきたいんですけれども、それはどんなに影響、例えば総理にすごく影響を持った人物がいて、こういうふうにしろ、ああいうふうにしろと言って、総理は、まあそうかなと思ってそういうふうに決定したと。それは、最後は決定するのは自分...全文を見る
○長妻委員 だから、小泉総理、今も認識違うんですよ。大臣が決定したんじゃないんですよ、今回のNGO拒絶の件は。事務次官レベルで決定したということで、質問主意書にも、これ小泉総理の名前で回答を寄せているわけですよ。大臣に上がってないということなんですよ。  だから、ぜひちょっと再...全文を見る
○長妻委員 その言った言わないというのは、これは国会の場で重大な問題ですから、そういうことで逃げないでいただきたいと思うんですね。  言った言わないで、じゃ田中眞紀子さん、外務省、言った言わない、外務省の言い分だけを聞いていると。言った言わないんなら、両方の言い分をちゃんとそん...全文を見る
○長妻委員 それは、だって当の当事者が大西さんじゃないですか。  何を調査していいのかわからないと今答弁されましたけれども、これだけ国民的な大問題になっている、特定の議員の圧力があってNGOの参加が排除されたという、それを調べるんですよ。わからないんですか、何を調べるのか。今、...全文を見る
○長妻委員 きょう午前中……(発言する者あり)
○長妻委員 ですから、きょうの午前中は、何度も言わせないでください、田中眞紀子さんは、野上事務次官はうそをついている、鈴木宗男さんの名前を出しているんだ、にもかかわらず、出していないとうそをついた、官邸は外務省をうのみにしている、こういう発言が午前中出たわけですよ。  大西さん...全文を見る
○長妻委員 だから、今総理言われましたけれども、わからない、どっちが言ったか、水かけ論じゃないかと。何で、水かけ論なのにこう断定的に政府の見解を出すんですか、そうしたら。水かけ論なのに。  ここでは、本件決定に当たり、特定の国会議員の主張に従ったことはない、NGO排除で鈴木宗男...全文を見る
○長妻委員 眞紀子さんは当時外務大臣ですよ。外務大臣で、更迭される前ですから、その外務大臣が、鈴木宗男議員の名前を野上事務次官が出したというふうに明言しているわけですよ、外務大臣が。だから、今外務省の言い分を聞いたようなお話ししましたけれども、外務省じゃなくて、外務省の事務方がい...全文を見る
○長妻委員 これは不可解なんですね。不可解なんです。先ほど午前中も田中眞紀子さん、外務大臣のような、外務大臣以上の権限を持った人が官邸にいるというような話も眞紀子さん午前中されていましたけれども、非常に不可解なんです。  何かというと、総理、外務大臣の言い分がある。当時現職です...全文を見る
○長妻委員 全然、総理、ちょっと委員長、総理にちゃんと質問に答えるように言ってください。  どういうことかといいますと、もう一回、再度申し上げます。  外務大臣が、当時、田中眞紀子さん、現職ですね、外務大臣がおられた。それで、外務大臣は、鈴木議員の名前を野上事務次官が出した、...全文を見る
○長妻委員 だから、きょう午前中に外務大臣が言われたわけですよ、棒をのむような気持ちで了承したと。ただし、その後に、政府統一見解は今も納得していませんということも、午前中、田中大臣言われているんですよ。ですから、もう一度きちんと調査をしていただきたい。この質問主意書の回答書という...全文を見る
○長妻委員 ですから、これは国民の皆さんもそうだと思いますけれども、小泉内閣は臭い物にふたをしない、こういう内閣という期待があると思うんですよね。その意味で、きょう午前中、田中眞紀子さんは、やはりあの統一見解、納得できないと言ったわけですよ。それは一時、棒をのむような思いで納得し...全文を見る
○長妻委員 ですから、総理、きょうの午前中の時点で、田中眞紀子さんは、この統一見解は今も納得していない、こういう話をされているわけなんですよ。そうであれば、過去の経緯はどうであれ、そのときの最高責任者である外務大臣が納得していないと言っているわけですから、もう一度調査をしてくださ...全文を見る
○長妻委員 ですから、きょう田中眞紀子大臣が言った、野上事務次官がうそをついているとか官邸は外務省をうのみにしているとか、そういうような話、これは田中眞紀子さんがうそをついている、そういうふうに総理は思われているんですか。
○長妻委員 田中元外務大臣は午前中に、小泉総理自身が抵抗勢力になってしまった、こんな話もされておられるようであります。ですから、いずれにしましても、もう一回申し上げますけれども、鈴木宗男さん自身も午前中に、NGOに物を言ったことを役所がそんたくして、ウエートを置いて役所が判断した...全文を見る
○長妻委員 それでは、例えば午前中に田中眞紀子さんが言われたことは、この調査結果と違うことを言われているわけですよね。そうすると、それに対しては、官房長官、どういう対応をおとりになるんですか。
○長妻委員 総理は、過去の予算委員会の民主党の原口議員の質問に対して、こういう答えをしております。変な議員の変な言うことは聞かないようにしなさいよということでおさまると思った、こんなような答弁をされていますけれども、変な議員というのはどなたのことですか。
○長妻委員 それは総理、ちょっとごまかしだと思いますよ。二月四日の予算委員会議事録をぜひお読みになっていただきたいと思うんですが、これは原口議員が質問をしているんですけれども、この今回のNGOの拒絶の問題に関して質問しているんです。それで総理が、「反省すべき点は反省しなさいと。も...全文を見る
○長妻委員 変な議員という質問の言葉はなかったと思うんですけれども。  今、小泉総理から、鈴木議員が変な議員ということで話がありましたから……(小泉内閣総理大臣「いや、そんなこと言ってないだろう」と呼ぶ)  じゃ、もう一回どうぞ。
○長妻委員 何でそういうふうにだんだんと答弁が後ろ向きになってこられるのかわからないんですけれども、これは、だから、明白ですよ。二月四日の予算委員会で、過去の、これは議事録を読んでいただきますと、記憶をたどったって明白ですよ。「変な議員の変な言うこと」というのは、これは鈴木議員じ...全文を見る
○長妻委員 だから、ある意味では、総理、変な議員の変な言うことということで総理自身が認めているんじゃないですか。
○長妻委員 いや、本当、がっかりするんですよね、総理。どう考えても、これは国民の皆さんも、皆さんはテレビを見られていると思いますけれども、二月四日の予算委員会で総理が言われた「変な議員の変な言うこと」というのは、明白に鈴木議員なんです。それで、そういう形でマスコミだってちゃんと報...全文を見る
○長妻委員 本当に、こちらに質問した原口委員がおられますけれども、あきれていますよ。質問者がやりとりして、もう鈴木議員のことということで明白に意識して質問者が認識しておりますから、本当に総理、率直に答弁いただきたいと思います。  それでは、もう一点聞きますよ。  その拒絶をし...全文を見る
○長妻委員 総理大臣に、では、お聞きします。  排除したNGOに対して謝罪はされたんですか。
○長妻委員 ちょっと、今の御答弁も大変びっくりするんですよね、その謝罪をする立場にないと、外務大臣。謝罪をする立場にないというふうに今御答弁されましたけれども、では、ずっと謝罪はもう一切されないわけですか。
○長妻委員 川口大臣にお伺いしますけれども、このNGOの拒絶された二団体、これは拒絶を一回された、その後入れるようになったということですけれども、拒絶を一回されたことによる実害というかは、どのくらいあったと思いますか。
○長妻委員 ちゃんと、委員長、私の質問に答えるようにしていただきたいと思うんですが、この排除された二つのNGO団体は、排除を一たんされたことによってどれだけ実害があったのか、会議に出られないとか何か、そういうのがあったのか、どのくらい認識されているのかということをお尋ねします。
○長妻委員 これはちょっと本当に驚くべきことなんですよ。今回のNGO排除問題というのはこれだけ大きい問題でありながら、皆さんの認識は、二つのNGO団体を一回排除した、でも、その後急遽入れるようにしたからいいじゃないか、こういう認識なんですね。  一体、どれだけの会議に出られなか...全文を見る
○長妻委員 総理、質問に答えていただいていないのですけれども、どれだけこの一回排除された二つのNGO、会議に出られなかったか。川口大臣も御存じないようなので申し上げますと、これは、アフガン復興会議、東京で開かれたものは一月二十日、二十一、二十二と三日ありまして、この一月二十日の十...全文を見る
○長妻委員 これ、外務省、骨太の改革十本、こういうのを出されておられますけれども、その大臣とは思えない今答弁だと思うのですよ。その二十日日曜日の会議だけ出られなかったということを言われましたけれども、この三日間の会議で二十日日曜日の会議が、唯一NGOが発言できるメーンの会議なわけ...全文を見る
○長妻委員 委員長、これ、私、簡単な質問をしております。謝罪をしないのですか、理由は何ですか。
○長妻委員 委員長、委員長はどっちサイドに立っているのですかね。私、さっきから申し上げています。謝罪はされないのですか、理由は何でですか。
○長妻委員 政治用語で、総理も、政治用語かどうかわかりませんけれども、よく理解できない答弁なんですね。メーンの会議にわけのわからない理由で拒絶をされた。それで、今度は最後のレセプションだけ出ていいよ。こんな扱いをされているのですよ、NGOが。総理、では、今の話は謝罪をしないという...全文を見る
○長妻委員 私は、今、NGOと了解がついているというお話がありましたけれども、NGOの方と話しましたけれども、そういうことは言っておりませんよ、総理。だれがどういう了解をしたんですか。
○長妻委員 いずれにしましても、これだけのことをやったわけでありますので、それで謝罪しないというのは、どう考えても私は納得できませんので、ぜひ謝罪をして、総括をしていただきたい。私、きのうNGOの方とお話ししたら、やはり総括はしていただきたいんだということを言っていましたよ、NG...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、また質問にきちんと答えていただけていないんですけれども、NGOを排除した外務省に、事務方、責任があるという質問主意書で答弁をいただきました。その責任はだれがどういう形でとるんですか、こういう質問なので、端的に答えてください、大臣。
○長妻委員 今、長がとるべきだというふうにおっしゃられました。  そして、この質問主意書の中では、私も質問したんですけれども、野上次官が辞表を出されたのは、NGO排除問題の責任なんですかと聞きました。そうしたら、小泉総理からの答弁書では、いや、そうじゃない、国会混乱の責任をとっ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、田中眞紀子外務大臣の更迭、この理由、答弁書いただきましたけれども、これはちょっと違うということですね、この答弁書は。この答弁書だと、田中眞紀子さんが更迭された理由は何ですかと私がお尋ねしているのですけれども、そのときには、「国会の審議の正常化のために協力を...全文を見る
○長妻委員 まあ本当に、ちょっと総理、臭い物にふたじゃないですけれども、そういう感じを受けますよ。  だって、この答弁書は、田中眞紀子さんの更迭の理由は国会審議正常化。そして、今私が、事務方の判断ミスの責任はだれがとるんですか、そうしたら、長がとる。総理は、それも含めて田中眞紀...全文を見る
○長妻委員 全然勝手な解釈ではありません。これは、小泉総理の名前で出てきた答弁書の中の更迭の理由なんですよ。  それと、もう一つ、野上事務次官の辞任の理由も、ここの答弁で、NGOの排除、そういうことじゃなくて、国会正常化ということがあるわけでありますので、全然、この答弁書と今の...全文を見る
○長妻委員 ですから、また、この質問主意書の答弁書、紙できちんといただいたものと違うのですよ。ここに書いてあります、小泉総理からのいただいた答弁書では、「今回の田中元外務大臣の更迭は、田中元外務大臣の個々の発言を理由とするものではない。」個々の発言が理由じゃない、明確にここに書い...全文を見る
○長妻委員 いずれにしましても、今回、国会の正常化のために田中眞紀子大臣を更迭したというふうにありますけれども、田中眞紀子さんを更迭しても、国会は全然真相究明できないじゃないですか。真相究明をきちんとしていれば、全然更迭しなくても正常化するんですよ、国会は。国会の審議が紛糾して、...全文を見る
○長妻委員 小泉総理、今の答弁を修正していただきたい。
○長妻委員 今回の国会審議が紛糾したというのは野党の責任じゃないですよ。与党が真相究明しないから混乱しているんですよ。  だから、さっきの質問は、混乱は、別に更迭しなくても混乱はおさまるんです。真相究明すればいいんです。正しいことを言えばいいんです。だから、更迭した理由がわから...全文を見る
○長妻委員 ですから、国会が紛糾したその状態を正常化するために更迭した、しかし、更迭しなくても、真相を究明すれば国会は正常化するんですよ。それもわけもわからず、更迭すれば国会正常化する、そういうようなことで一国の国務大臣を動かすというのはいかがなものかということを私は申し上げて、...全文を見る
○長妻委員 これは国民の皆さんに理解できない答弁だと思うのですよ。  というのは、一般の社会では、調査をするといったら、何月何日までに調査書を出す、それで発表する、こんなの常識なんですよ。こんなの常識なんです。国会はいつもそうじゃないですか。調査する、期限はわかりません。調査す...全文を見る
○長妻委員 ですから、そのできるだけ早くというのも、一般社会じゃないんですよ、こういう重要な話で。一国の総理大臣が約束をした、調査をしますと。何月何日までにやる、余裕を持ってもいいですよ、それをきちんと言ってください、総理のリーダーシップで。  これは、お役所仕事とよく言われま...全文を見る
○長妻委員 それは、できるだけ早くという日本語は、普通はまあ一カ月はかからないでしょう。そうすると、三月中旬ぐらいまでには報告を出すということでよろしいですね。
○長妻委員 その調査の中には、午前中に出た鈴木宗男議員の入札に関連した問題、これも入りますか、大臣。
○長妻委員 ですから、質問に答えていただきたいんですが、午前中に出た入札疑惑についても調査の項目に入っているわけですね。
○長妻委員 まあ、そういう答弁があって、なるべく早くというお話があった。それで、期限は言えないということであります。もう本当になるべく早く、せめて今月末か遅くとも来月中旬、ぜひ出していただきたいと思います。  次の質問に移りますけれども、一月二十四日の夜の会合がいろいろ問題にな...全文を見る
○長妻委員 かなり強いトーンで川口大臣は、不要な疑惑を招き、外務省の信頼をさらに地に落とすような行動をすることは非常に遺憾だというふうに言われているわけでありまして、これは何らかの処分はされるんでしょうね。
○長妻委員 注意をしただけですか。そして、ほかの人にはどうするんですか。
○長妻委員 これは、川口大臣にも小泉総理にも要望するんですが、これこそまた調査をきちんとしていただきたいと思います。  川口大臣の骨太の改革の中では、透明性というのが高らかにうたわれております。この一月二十四日の会合の詳細について、内容、詳細についてきちんと調査をするということ...全文を見る
○長妻委員 その中で、まだ事実は究明されておりません。ぜひ文書で、これが大体の全容ですよというものを、透明性というのを大臣が言われているんですよ、ぜひ出してください。
○長妻委員 あくまで調査はされないということなわけで、結局は、川口大臣、透明性というふうに言いながら、非常にきらびやかな言葉が外務省改革で躍っておりますけれども、実際の中身が本当に伴っていないと思うんですね。みずから、国会に言われる前に、これだけ疑惑が出て、答えられないとかいう話...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、問題になっている、人事が、長く同じ場所におられるといろいろな問題が出てくるということで、先ほど三年というお話がありましたので、ぜひ厳守をいただきたいと思います。  そして、皆さんにお配りしている資料一でございますけれども、これは総理特使に関する質問でございます...全文を見る
○長妻委員 総理特使で二回任命をされているんですけれども、それが適当な人選なのかどうか。ある意味ではこういう総理特使というお墨つきを与えることによって当然外務省内での発言力というのが高まるわけですので、今後、総理特使というものの決め方を透明化する、ぜひこういう御検討をしていただき...全文を見る
○長妻委員 総理特使の選び方についてはよく検討する課題だというお話がありましたので、ぜひ総理、検討をしていただきたいと思います。  本当はこれも、いつまでというのが、期限がついていないと、世間一般社会とまた国会、行政はかけ離れていると言われますので、総理、大体いつぐらいまでに検...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一点の質問ですが、皆様にお配りしている資料二というのがあります。これは、排除されたNGO側が鈴木宗男さんと外務官僚とお会いした議事録を、四日間にわたる議事録をとっている、そのペーパーでありますが、そして、福田官房長官は、これが事実であるということであるなら...全文を見る
○長妻委員 いや、福田官房長官が、一月三十一日の参議院の予算委員会で、この議事録が事実であればそれは行き過ぎだと答弁しているんです。だから、行き過ぎということは問題がありということですね。そうすると、これは事実かどうか確認しなきゃいけないわけです。
○長妻委員 外務大臣、透明性ということがありますね。外務官僚、勤務時間中に四日間にわたってこういう席におられるわけですけれども、川口大臣、これをきちんと確認しますか。国会答弁でも、お役所の方にこれを聞いたらこういう記憶はないんだということを報告を受けたというように答弁されています...全文を見る
○長妻委員 それは全然、外務省改革の、骨太の改革の方針と全然違うじゃないですか。政治家の不当な圧力は排除する、そして政治家の圧力があったらそれは公表する、これが骨太の方針の根幹でしょう。何でそんな、関係ない、国会に任せます、さっきから全部国会に任せますじゃないですか。もう一回答弁...全文を見る
○長妻委員 ですから、これの内容を、外務省自身が政治家の不当な圧力を排除してそれを公表するということでありますので、ぜひ調査をしていただきたいというのを強くお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。
02月28日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○長妻委員 民主党の長妻でございます。  端的にお答えをいただければ大変幸いでございます。昨日夜、経済財政諮問会議が開催されましたけれども、速水総裁は、予防的措置として公的資金を積極的に投入すべきだ、こういう発言はあったんでしょうか。おわかりになる方、お願いします。
○長妻委員 日銀の総裁の発言を、最近、傾向といたしまして、公的資金注入の積極派、そういう発言だと私は感じております。  そして、いろいろ調べてみますと、日銀考査というのがありますけれども、これも実は金融庁と同じように金融検査マニュアルに基づいて日銀考査というのがされておられて、...全文を見る
○長妻委員 今、日銀考査の問題は、金融庁の言うとおりの考査と私は感じておりまして、金融庁の検査結果と、余り超えるような、相反するような考査結果は出さない、こういうような方針があるんではないかというふうに私は思っております。  日銀の考査の御担当の方にお話を聞くと、こういうことも...全文を見る
○長妻委員 日銀に一言答弁していただきたいんですが、考査の結果報告を充実させるということはいろいろ具体案は今検討中でございますけれども、いつまでに大体こういう案でやるというような成案をまとめられるんでしょうか。
○長妻委員 柳澤担当大臣にもお伺いしたいんですが、やはり自分たちの検査がそれはもう一〇〇%正しいということはないわけでありまして、謙虚にいろいろ検証するというのはあります。その意味で、日銀考査と突き合わせというのはされているんでしょうか。
○長妻委員 一点、柳澤大臣に提案なんでございますけれども、日銀法四十四条で、基本的に、総理が日銀にそういう資料を全部出しなさいと言えば、守秘義務が解除されてそれが政府に提出できるという条文もあるやに聞いておりまして、ぜひ日銀の考査を全部もらって、これはでは金融庁の検査と同じなのか...全文を見る
○長妻委員 日銀理事にお伺いしますけれども、日銀法四十四条で政府から要請があれば出せるわけでございますね。
○長妻委員 ぜひ、やっていただくというお約束をいただきましたので、お願いします。  次に、三十社問題というのがかつてございましたけれども、今度は何か金融支援十一社リストというのが出回っているということでありまして、柳澤担当大臣も昨日の当委員会で、きのうの昼に見てびっくりしたんだ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今あいまいな御答弁だったんですが、調査していただけますか。
○長妻委員 あいまいなというのは、職員の方が一切こういうものはつくっていません、こんな十一社というのはありません、どの職員、何人おられるのか知りませんけれども、そういうことを今明言はなかなかできないということでありましたから、そういう意味では、どこか職員がこういう何か誤解を受ける...全文を見る
○長妻委員 何か、これはだから、私も金融庁サイドから出たというふうに確認をしているわけでありますから、では、もしそれが、どなたの、職員のどういう方がつくったということがはっきりしたら、責任とられるんですか。
○長妻委員 基本的に、先ほど、法的整理するしないとか、金融庁はそんな権限がないというお話ありましたけれども、例えばダイエーの例で言うと、そういう情況証拠がいっぱい出ているわけですね、金融庁が主導でいろいろやられたと。  というようなことで、午後にその質問をさせていただきますけれ...全文を見る
03月06日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○長妻委員 続きをさせていただきます。  前回の質問では、何か自民党からばかというような不規則発言で終わったように記憶しているんですが、不規則発言も品よくお願いをいたします。  途中になりましたけれども、柳澤大臣と金融の再建の問題をめぐっていろいろ話をした途中であったというふ...全文を見る
○長妻委員 それはおかしいと思うんですね。そういう抽象的な話ではなくて、ここには、例えば金融庁が一千億円増要請と、細かい一千億円ということも報道されておりますし、ほかのマスコミでもそういうような報道もあるわけでありまして、これ、よく金融庁長官は、前打ち報道に対して一週間ぶら下がり...全文を見る
○長妻委員 これは、これだけマスコミでも報道され、情況証拠が整っておりまして、絶対に金融庁は、こういう個別のことに関して、金額がどうだとか銀行に対して一々言わないでいただきたい。というのは、金融庁は責任をとれないわけですから、その再建企業が、後どうなろうと。  それで、小泉総理...全文を見る
○長妻委員 そうすると、そういう指導は、具体的に再建するかしないかも含めて、金融機関に対して、個別の事案に対しての意見とか指導というのはしないということを、ちょっともう一回、はっきり明言していただきたいと思うのです。
○長妻委員 ちょっとあいまいでございますけれども、本当は私は、指導していい点もあると思います。  これは個別ではありませんけれども、私的整理のガイドラインでありますが、これは昨年九月十九日に策定されたものでありますが、金融庁もオブザーバーで入っておりますけれども、これは非常に厳...全文を見る
○長妻委員 私は、一つ、一事例だというふうに認識しておりますけれども、もし大臣が言われる二事例がそうであれば、いずれにしても、一事例か二事例か、これだけいろいろな再建策があるにもかかわらず、肝いりでせっかくつくったガイドラインにもかかわらず、まだこれだけしか適用されていないという...全文を見る
○長妻委員 以前のトーンと比べて、何か物わかりがよろしくなったというか、ガイドラインを積極的に適用するということも金融庁は望んでいるというようなお話もあったわけでありまして、ぜひこれを、口を出すのであれば、細かい再建策が云々よりも、この私的整理のガイドラインを適用しなさいというと...全文を見る
○長妻委員 これは、平成十四年度予算案、まだ本会議では可決はされていないわけでありますけれども、そうすると、結局、お給料とか支援委員会のいろいろな予算があるけれども、この予算、平成十四年度予算の案から削除するというようなお考えもあるということですか。そういう可能性もあるということ...全文を見る
○長妻委員 今から執行しないかもしれないということを、我々としても、そういう予算案を表に出されて、審議をしろといっても、本当は審議できないわけでありますけれども、本来は、その執行するしないという結論を出した上で平成十四年度予算案を審議すべきだというふうに思いますけれども、こういう...全文を見る
○長妻委員 過去、具体的な例は御存じないわけですね。過去、財務大臣、財務の責任者が、まだ成立していない当初予算に対して、執行するかしないかわからない、検討するということを予算が通る前に言われるというような形での事例というのは私も知らないわけでありますけれども、これはちょっと異常な...全文を見る
○長妻委員 そうであれば、財務大臣の職権で、今回の予算案はもうちょっと、執行するしないをきちんと決めてから国会に提出するんだというような形でリーダーシップを発揮していただきたいと思うんですが、きちんとした形で予算案を再提出するというようなことは、ぜひ……。
○長妻委員 ちょっとおかしな話、ちょっとどころか異常な話だと思うんですが、今おっしゃられたのは北方支援の関係に関する予算でありますけれども、いろいろ疑惑が出てきておりまして、その意味ではいろいろな、北方支援に関してのみではなくて、いわゆる鈴木宗男議員の疑惑関連で、今後、これに限ら...全文を見る
○長妻委員 冒頭、今回の鈴木宗男議員の一連の疑惑に関して、今後出てくるものも含めて予算の執行停止等も視野に入れるというお話がありました。これは、塩川大臣、国民的関心もありますので、例えば、この北方支援に関しては、予算の執行停止等々の見直しというのは、大体いつごろの時期までに検討し...全文を見る
○長妻委員 できるだけ早くというのは小泉総理も言われておられて、その直後に十日間ということで決定をされたんですけれども、これは私もよく言うことですけれども、どんな組織でも、できるだけ早くという言葉はあり得ないわけでありまして、一国の財務大臣でありますから、大体十日だとか以内とかそ...全文を見る
○長妻委員 次に質問移りますけれども、柳澤担当大臣に、今回デフレ対策等がいろいろ出ましたが、端的にお尋ねしますけれども、不良債権問題が解決しないネックというのは、一つ挙げるとしたら、最大のものは何ですか。
○長妻委員 私は、全然的が外れていると思うんですね、柳澤大臣。  私は、この不良債権問題が解決しない最大のネック、一つ挙げるとしたら、金融庁が信用されていない、これが最大の問題だというふうに考えております。金融庁が信用されていれば、市場からも、国民からも、世界からも信用されてい...全文を見る
○長妻委員 質問に答えていただきたいと思うんですが、これは本当に重要なことなんです、耳の痛いことだと思いますけれども。柳澤大臣、金融庁が市場から信用されていない、こういう自覚というのはどの程度お持ちなんですか。そういう質問だったんです、さっきは。
○長妻委員 いや、これは全く驚きますね。全然金融庁が信用されていない、市場からも信用がされていないという自覚が全くない答弁でありまして、まずその自覚から始めないと、不良債権というのはきちんと処理することはなかなかできないわけでありますので。  これは小泉総理も、お配りした資料の...全文を見る
○長妻委員 私も金融庁が信認されていないという耳の痛いことを申し上げるのは、やはりそれを自覚したところから始まると思うんですね。その意味では、こういう日銀考査とか第三者の、銀行が雇ったのではない監査法人を使うとか、あるいは、例えば特別検査の結果を、かなり踏み込んだ個別企業ごと、銀...全文を見る
○長妻委員 同じ質問を大臣に。大臣にもそういう情報が上がるのかどうか。
○長妻委員 そうすると、別に私も個別の企業がどの査定だというのを言ってほしいと言っているわけではありませんで、一つの事例として、マイカルが破綻前に主要銀行でどの自己査定の分類にあったのかということは、柳澤大臣は御存じでありましたか。要注意とか破綻懸念。
○長妻委員 公的資金の注入に関してなんですけれども、今、日銀総裁等からも話が出て、この議事録も速記中止という議事録が内閣府から出回っております。塩川大臣は常に諮問会議はオープンだと言われているんですけれども、なぜその部分だけ速記中止になってしまったのかというのは非常にわかりにくい...全文を見る
○長妻委員 これは経営者退陣、役員を退任するということと同義語でございますか。
○長妻委員 今の話はちょっとわからないんですけれども、経営責任を明確化するということは退陣をするということではないんですか。どういうことなんですか。またかつての注入のように、経営者の責任を全く問わないで公的資金が注入されるというような、退陣とかそういうことがなくて公的資金が注入さ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今の話ですと、何かこれはまたかつてのような、第一次、第二次の注入のように、経営者の責任を問わないで公的資金が入るということも考えられるような気がする。  一つ明確にしていただきたいのは、預保法の百二条による公的資金注入であると、銀行の最高責任者、頭取は辞...全文を見る
○長妻委員 いや、これもまた本当に驚くんですけれども、預保法で金融危機対応勘定で公的資金が注入された場合、頭取が退陣をしない場合もあるということを今言われたわけでありますけれども、これは全く私は理解できないし、かつての失敗の二の舞、責任を問わないで公的資金注入という失敗の二の舞に...全文を見る
○長妻委員 これはビデオでもあるわけですから、年度内にできればいいと思うという発言は記者会見ではされてないということですか。  速水総裁に一点お尋ねするんですが、公的資金の注入に関して、今柳澤大臣とやりとりをさせていただき、法律論のやりとりはあったわけでありますけれども、預保法...全文を見る
○長妻委員 本当に、これはもう、第一回、前回の公的資金の注入が、これはだれの目にも明らかなように失敗でありまして、それは、経営責任を問わないで、健全行というフィクションをつくって投入をした、全然だれも責任を問わない、それでお金を投入したから全く事態が改善しなかったというこの過去の...全文を見る
03月26日第154回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。大変時間も少ないものでして、端的にお答えをいただければ幸いでございます。  本日の法案審査は、在外公館の名称、位置、給与法改正案というのがございます。在外公館は本当に必要なところから順番にきちんと設置をされるというのは、これはもう当たり前...全文を見る
○長妻委員 私もその説明を聞いたんですけれども、ちょっと納得ができない部分もありまして、外務省内からも、この変更というのは問題ありという声が漏れ聞こえてくるわけであります。  このキルギスは、平成十一年に日本人のJICAの方四人が誘拐されたという事件が起こって、そういう情報収集...全文を見る
○長妻委員 そうすると、ちょっと再度で恐縮なんですけれども、鈴木宗男議員から変更の要望とか意見というのは全くなかったということでよろしいんですか。
○長妻委員 私も、十月ごろの自民党外交関係合同部会で鈴木議員が、タジキスタンの在外公館を先にしろというような話が強いトーンであった、それ以外にも、外務省の筋から聞いた話でございますけれども、タジキスタンというような話が何度かかなり強力にあったというようなことを聞いております。 ...全文を見る
○長妻委員 希有な例というのは、ないということですか。
○長妻委員 その一人というのも、お伺いしますと、要求をスイッチしたところのこの資料には在留邦人が一人ということが書いてございまして、その一人というのは二〇〇〇年の十月現在で一人ということなんですが、ちょうど二〇〇〇年の十月に、外務省の方が国連に出向してタジキスタンに赴任をされた。...全文を見る
○長妻委員 今法案審査で在外公館の法案をやっておりますので、そういう別の理由で在外公館がころころ要求が変わるということは絶対避けなければなりませんので、ぜひ調査をお願いしたいと思います。  そして、鈴木宗男さんの件に関しましても、頼んだ方も悪いというのはあるんだと思うのですが、...全文を見る
○長妻委員 これは、外務省が出してきている資料と今の答弁、全く違うんですね。これはどうなっているんですか。  今お配りをしました資料の一というのがありますけれども、これは「貼り出し」といいまして、外務省が記者クラブに渡す資料でございまして、鈴木宗男議員と大統領と十六日に会談しま...全文を見る
○長妻委員 そういう重要な大統領と総理特使が交わした話、向こうは真に受けますよ、それは。そういう話を局長が全然知らない。では、向こうの大統領と話した話というのは、何かよもやま話なんですか。そんないいかげんなことで外交ができるんですか。まあ、非常に驚くわけですけれども。  日本側...全文を見る
○長妻委員 まあ、この文章を読むと、そういう文章には読めない。今の「検討」を言えば、例えば、鈴木宗男さんからそういう話が出たけれども、詳細について検討するというようなふうに読めるわけでありまして、この文章自身、どう考えても日本側から持ち出したというふうに読めるわけですから、もし変...全文を見る
○長妻委員 水力発電所に関しましても、朝日新聞、毎日新聞に出ております。毎日新聞の二月二十日の朝刊では、これは現地に行った記者の取材の記事でございますけれども、この二つの水力発電所の改修への協力を鈴木議員は約束をしたと。朝日新聞の一月十七日の記事では、水力発電所の経済支援を念頭に...全文を見る
○長妻委員 ちょっとそれも驚くんですけれども、何しろ、総理特使で鈴木宗男議員が行って、向こうの大統領と、水力発電、道路建設、空港建設の話が出たと。特に外務省は、道路建設、空港建設の話というのは局長は聞いていないというような話ですから、どういう会話が交わされて、どういうところまで約...全文を見る
○長妻委員 ぜひ確認いただきたいと思います。  次に、これは、鈴木宗男議員が昨年の十月にも小泉総理の任命でタジキスタンに総理特使で行かれている。同じ国に短期間で行かれるというのは前例がないということを外務省からもいただいておりますけれども、このときに、鈴木宗男さんが大統領と会談...全文を見る
○長妻委員 別に、タジキスタンも、まだPKO事務局はテントが余っているというふうに聞いておりますので、在庫が日本にありますので、PKO事務局から支援をすればもっと安い形で迅速にできたのではないか、そういうようなことが考えられるということで、ちょっと時間もないので次の質問に行きます...全文を見る
○長妻委員 本当にきちんと入札がされたのかどうかということも、今の答弁だとちょっと疑問にならざるを得ないのですけれども、向こうの政府に、具体的な金額は全部公表していいわけですね。では、予定価格は公表してもこっちは公表するなというならまだ、理屈はそれでもわからないですけれども、これ...全文を見る
○長妻委員 それもちょっとなかなか納得ができないのですけれども、時間もないので最後の質問にさせていただきます。  これは、鈴木議員が小泉総理の任命で二回タジキスタンに総理特使で行かれている、そのときに、二回とも、鈴木議員から自分が行きたいというような依頼があった、そういう答弁書...全文を見る
○長妻委員 どのケース、どなたのケースですか。
○長妻委員 では、後でいただくとして、ありがとうございました。  タジキスタンに関しては、これ以外にもいろいろな話がありまして、総理の任命責任というのも重いと思いますので、その問題に今後とも取り組んでいきたいというふうに思っております。  いずれにしましても、この鈴木宗男さん...全文を見る
04月02日第154回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○長妻議員 ただいま議題となりました消防法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して、その提案理由とその要旨について説明いたします。  昨年九月一日、新宿区歌舞伎町明星ビルにおいて、四十四人の犠牲者を数える大惨事が発生いたしました。東京消防庁は当該ビルに過去三回立入検...全文を見る
04月04日第154回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○長妻議員 お答えいたします。  主目的は、何しろ違反が九割以上小規模雑居ビルに関しては放置されている、こういう無法ぶりを正すというのが主目的でありまして、それはもう現行法でもあるわけで、違反に対しては命令を出す、そういうことになっているはずなんですが、その命令がほとんど出ない...全文を見る
○長妻議員 この命令の義務化というのは、今政府案から出ている改正案では、この義務化というのは相変わらず今回も抜けておりまして、命令を出すための要件を明確にすれば命令がきちんと出るんではないか、こういう発想のもと、政府案では要件を明確にしたというようなことでありますけれども、ただ、...全文を見る
○長妻議員 お答えします。  確かに、政府から内閣法制局がそういうような指摘をしているということは聞いておりますけれども、それは一概にはそう言えないというふうに考えておりますのは、この命令も、違反があった場合に直ちに、即座に命令を出すわけではありませんで、違反があった場合に、そ...全文を見る
04月09日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第2号
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○長妻分科員 時間もありませんので、端的に御答弁いただければ幸いでございます。  村井大臣におかれましては、公式行事を押してお出ましいただきまして、ありがとうございました。  さて、渋谷の原宿で、大規模な留置場の建設計画というのが持ち上がっております。それに関しまして、東京都...全文を見る
○長妻分科員 私も、何も留置場自身が何か問題であるということではありませんで、当然、法務省の拘置所とか代用監獄の問題等はありますけれども、実際、現実的に足りないということであります。  ただ、昨年の十一月の二日に正式表明がされた、それまでは出ていなかった話でございますけれども、...全文を見る
○長妻分科員 繰り返して申し上げますけれども、その必要性という意味は、それは私も理解できるんでございますけれども、何しろ公共事業というか、建物を建てるときのやはり手順というのが、時代背景とともに、きちんと住民の理解を得るということが必要だと思います。  ことしの三月十九日の参議...全文を見る
○長妻分科員 そういうわけでもないと思うんですね、東京都等の話を聞きますと。結局、ここに大規模留置場の計画が出たというのは、たまたまその近くにある原宿警察署が建てかえのちょうどサイクルにあって、じゃ、その原宿警察署と一緒にその六百人の留置場を建てかえようと。警察署と隣接して一緒に...全文を見る
○長妻分科員 確かに、自治体警察の原則で、自治体、警視庁の問題だということは思うんでございますけれども、これだけかなり大きな住民の方の話、議会の議決等々がございまして、その意味では、やはり国のレベルからもこの問題に関していろいろ取り組む必要がある。  私も申し上げていますのは、...全文を見る
○長妻分科員 このテーマは、最後にちょっと申し上げますけれども、やはり原宿という場所で、大臣も竹下通りというのは御存じだとは思うんですけれども、そういう竹下通りの本当すぐ横のところにその大規模留置場がありまして、ラフォーレ原宿とかあそこら辺で大変にぎわうところの場所にある。ある意...全文を見る
○長妻分科員 このリストに関して今大臣からいろいろお話がありましたけれども、時代的な情報公開の流れも含めまして、やはり今までの政府は、何か情報をある程度出すと国民が誤解していろいろ無用な混乱を起こす、だから出さない、いろいろな問題でそういう発想がこれまではあったと思うんですが、き...全文を見る
○長妻分科員 いろいろ御指摘ありがとうございます。  いずれにしましても、今後研究をしていただきたいと思うのは、こういう車名別で、きちんとした有意義な形で、どんどん議論をしていただいて、情報を精査して出していただきたいと思います。  実際問題として、このワーストランキングで、...全文を見る
○長妻分科員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
04月12日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  村田副大臣に心よりお見舞いを申し上げます。  本日審査の独立行政法人造幣局法案、独立行政法人国立印刷局法案について質問をさせていただきたいと思います。  それぞれの独立行政法人のお目付役として、評価委員会というようなものが来年一月...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、本当に全然質問に答えられていないのですね。本当に申しわけないのですが、貴重な時間が非常にむだになるわけでありまして、評価委員会には財務省OB等官僚のOBの方は入れないということですかと聞いております。端的にお答えください。
○長妻委員 ちゃんと答えてください。
○長妻委員 確かに専門知識等々必要だと思います。それは評価委員会ではなくて、例えばその独立行政法人の監事とか理事とか、そういう中におられればいいわけであります。私がすべてを調べたわけじゃありませんけれども、ほかの省庁の評価委員会というのは、その中に官僚のOBの方がおられるというの...全文を見る
○長妻委員 ぜひお願いをいたします。  そして、これは独立行政法人になりますと、資産をやはり切り分けで、例えば印刷、造幣等々に分けていくという切り分け作業があると思うんですけれども、これも非常に難しいわけでありまして、きっちりとした基準というのはないわけだと思うんですが、これも...全文を見る
○長妻委員 わかりました。  今のお話、塩川大臣、聞かれてどうお感じになられたか。私は問題だと思うのですね、本当に。採算性が余りとれない、民間ではとれないものとか、民間のみでは困難とか、経済の活性化とか。私は、今申し上げたような一部上場企業等のものは民間の銀行でも十分できる、本...全文を見る
○長妻委員 今、塩川大臣が言われたのは、この資料六で、本当に政府系金融機関の要注意とかリスク管理債権の比率が一般の金融機関より高ければ、今言われたことはある程度そうかなと思うんですけれども、低いわけですね。非常にリスクをとっていないという実態があるわけでありまして、それと、ぜひ大...全文を見る
○長妻委員 バブルのときの引きずっているのも確かにありましょうけれども、かなりの部分はその後の、今も含めて新規発生の不良債権、民間はあるわけでありますので、民業圧迫という観点もこれは絶対あると思うわけでありますので、ぜひ大臣、何か小泉内閣発足後のあの威勢のいい政府系金融機関の改革...全文を見る
○長妻委員 監督というと、高木さんがおられる金融庁の監督のことだと思うんですが、今のお話でありますと、今のお話のとおりだとしますと、ある意味では金融庁が、だまされていたという表現はいいのか悪いのか、銀行の申し出をうのみにしてしまったという表現がいいのかどうかわかりませんけれども、...全文を見る
○長妻委員 ちょっと重大な責任が金融庁にも私はあると思うんですが。指摘をして言うことを聞かなかったらそれまでよというんであれば、高い税金を払って金融行政を任せている意味がないわけでありますので、やはりそれを是正させるということを粘り強くするということが重要であります。もし本当にで...全文を見る
○長妻委員 今、政治家の責任と行政の責任、行政の責任だけのお話をされましたけれども、私は重大な責任があると思います。今後、ぜひシステムの検査というのもきちんと、今四人の方が、民間からシステムに詳しい方が中途で入って検査官をされているというふうに聞いていますけれども、もっときちんと...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、検査をして、そしてその後それが是正をきちんとされるというような指導を粘り強くしていただきたいということをお願い申し上げます。  特別検査の結果が本日の午後、大臣が記者会見で発表されるということを聞いておりますけれども、もうマスコミでは三日ぐらい前から全部データ...全文を見る
○長妻委員 私は、これは問題があると思うんですね。いつもそうなんですけれども、国会では、正式にまだ数字を発表していない、だからそれに対する議論はできない。しかし世間では、特に報道では、ぼんぼんそういう話が、もう数字が具体的に出ている。世間はもう、アナリストも市場も含めて、特別検査...全文を見る
○長妻委員 まじめに答えて。ちゃんと、きちんと答えてください。ちょっと検討してください。(発言する者あり)
○長妻委員 ですから、例えば経済財政諮問会議でもそうですよ。あの結果も、正式な発表前に全文が新聞に出るじゃないですか。それで国会での議論は、いや、まだ正式に発表していないから議論できませんと。これは、漫画と言ったら失礼なのかどうかわかりませんけれども、本当におかしな話だと思います...全文を見る
○長妻委員 納得できません。国会の議論ができません。(発言する者あり)
○長妻委員 納得できません。答えていないですよ。ここで議論しようと言っているのに、だめです。ここで議論しようと言っているんです。世間ではもう全部議論しているんですから。ここの場所だけ何で議論できないんですか。マスコミ報道の数字が違うなら違うと明言してください。(発言する者あり)
○長妻委員 私が申し上げた趣旨は、そういうことでもあるんですけれども、もうちょっと別のところにあるんですね、今申し上げたのは。  私もかつてはマスコミにもおりましたので、申し上げたいのは、国会の議論というのはいつもそうなんであります。先ほど経済財政諮問会議の話もしましたけれども...全文を見る
○長妻委員 今の発言も、私はちょっと違うと思うんですね。このスピードの、一分一秒を今マーケットというのはもう動いているわけでありまして、世界のマーケットも。これは言うまでもないことでありますけれども。  今報道されている数字は特別検査の根幹の数字だと私は思うんですね。これがもう...全文を見る
○長妻委員 本当の最後に、一問だけ塩川財務大臣にお伺いしたいんですが……
○長妻委員 いや、さっき時間がとまっていますから。
○長妻委員 最後に一問、短いですから。
○長妻委員 塩川大臣にお伺いするんですが、今、財政赤字、国、地方を合わせて六百兆円を超えるということでありますけれども、これを全部完済するには何年ぐらいの見込みがあるというふうに思われますか。
○長妻委員 質問を終わります。ありがとうございました。
04月24日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的にまたお答えをいただければと思います。速水総裁におかれましても端的に、速水総裁はおられないですか、ぜひ端的にお答えをいただきたいと思います。  まず初めに、過去の教訓といいますか経験に学ぶというようなことで、今資料を順次お配りし...全文を見る
○長妻委員 いや、私、今の認識というのは非常に問題があると思うんですね。見解の相違だとか自己資本が急速に劣化したということで片づけてもらっては大変困る。今も、特別検査が実施をされて、その後自己資本が大手行でも一〇パー前後ちゃんとあるというような発表があるわけでありますけれども、そ...全文を見る
○長妻委員 これ、大臣もよく御存じのはずでありますけれども、裁判での有罪、無罪とは別に行政処分の話でありますから、これは別にそんな裁判の結果を待って行政処分を出すなんということは必要ないわけでありまして、それにもう三年たっているわけであります。  これ、大臣、本当に言うんですけ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、大変驚くべき今、御答弁だと思うんですね。裁判の判決が出ないとこの公認会計士法の処分というのはできない、こういうふうに答弁されているんですが、それは撤回してください。
○長妻委員 ちょっと大臣、その発言は取り消していただきたいんですが、金融庁の企業開示参事官室というのがこの監査法人の担当ですけれども、それでは、今までずっと調査をしたということできのう金融庁から報告を受けていますけれども、どんな調査をされたんですか。
○長妻委員 ヒアリングによる調査というのは、何人ぐらいに聞いて、どなたが調査を担当して、中間報告はどういうのですか。
○長妻委員 ぜひお知らせをいただきたいと思いますが、いずれにしても、三年もかかって、それで裁判を見て云々という非常に悠長なことを言っているからその監査法人がきちんと機能してこないという面も私はあると思うんで、ぜひそのところを、金融庁も自分で自分の首を絞めることになりますから、監査...全文を見る
○長妻委員 印象を受けるのは、柳澤担当大臣と同席されると何か速水総裁はいつも持論が後退するようなイメージを持ってしまうんですけれども、日銀の総裁であられる速水さんが、この記者会見で、年度内に公的資金をやれればいいと思うと言った。ところが、特別検査を受けたら、ああやっぱり緊急にはや...全文を見る
○長妻委員 これは中央銀行の総裁が、こういうふうに最も甘いというふうに問題点を指摘しているわけですから、ぜひ研究をしていただきたいと思うのですね。議論を始めていただきたい。  それで、速水総裁はこの四月十五日の会見で、公的資金の注入、大手行が資本不足であるという認識について、そ...全文を見る
○長妻委員 大臣はそういうふうに茶化しておられますけれども、これは本当に日本の不良債権問題、もう議論し尽くされておりますけれども、先ほど速水総裁も海外の声というのを言われましたけれども大変な本当に大問題になっているわけでありまして、明白に過去の二回の資本注入というのは、このときは...全文を見る
○長妻委員 本当に、日本の経済のために、ぜひよくお考えになっていただきたいというふうに思います。  みずほのシステム障害の件に質問を移ります。  大臣、今いろいろ報告を受けておられる、大臣まで情報が上がっているということも聞いておりますけれども、東京ガスとみずほ銀行の間で、テ...全文を見る
○長妻委員 東京ガスとみずほさんの間で、あるいはほかの会社とみずほさんの間で、いろいろな話があって食い違うところがあると思いますので、監督する金融庁としてはそういう問題を把握するべきだというふうに思いますので、ぜひきちんと把握をしていただきたい。  そして、さきに、四月の十二日...全文を見る
○長妻委員 具体的にはいろいろな責任のとり方、減俸とかいろいろなことはあると思うんですが、具体的にはどういう……。
○長妻委員 次の質問に移りますが、大臣が、四月十二日の特別検査が発表された夕方、一時間ほどの記者会見をされておられて、最近はインターネットでビデオが見られるので、私は、大臣の会見を生でというか、ビデオで拝見しました。  その中で、ちょっと気になる発言があったわけでございますが、...全文を見る
○長妻委員 いや十分それは、そういう話は、経緯は私も聞いております。  だから、そうであれば、大臣、記者会見の場で金融担当大臣たるべき者が私的整理のガイドラインに関してこういうような発言をしちゃいけないと思うんですね。これは債権放棄を伴う一つの再建のテーマでありますから、それは...全文を見る
○長妻委員 ぜひこういう発言は今後は慎んでいただきたいと本当に心から思うわけであります。  それで、速水総裁、先ほどロンドン・アプローチとか、いろいろ柳澤大臣から話がありましたけれども、日本では金融庁というわけにいかないでしょうけれども、日銀が調整役になって、こういう私的整理の...全文を見る
○長妻委員 いや、それは次の質問の答えですよ。総裁、ちょっとしっかりしてください。辞任説も、きのううわさが何か流れたらしいですけれども。どうなっているんですかね。  司令塔として、調整役に、私的整理をするときに日銀はなるような用意があるのかどうかという質問だったんですが、もう切...全文を見る
○長妻委員 そういう悠長なことではなくて、いろいろ人手、マンパワーの問題等があると思いますけれども、自然にいずれ変わっていくということもあるでしょうが、メーンだけではなくて準メーン以下もきちんとやればさらに出るというのはある程度推定できるわけですから、これはスピードが必要なわけで...全文を見る
○長妻委員 ちょっとこれ、何か審議がうまくできないですね。全然、さっきからずうっとはぐらかされておられるわけでありまして、質問が何かお気に召さないのかどうかわかりませんけれども、きちんと、大臣、上位遷移の社数、会社数を公表しないのはなぜですかという理由を聞いているんです。
○長妻委員 全然わかりません。ちょっと、きちんと答えてください。いや、何で上位遷移、もう一回答弁お願いします。
○長妻委員 その発想は本当はおかしいと思うんです。  問題がなければ、それはだからある意味では企業が再生したということにも、そういう再建計画ができたりして、自己査定が上がった、それで金融庁もそれに対してお墨つきをつけているわけですからいい兆候という見方もあるわけですから、問題が...全文を見る
○長妻委員 最後に……
○長妻委員 わかりました。  それでは、ぜひ中小企業の比率も、大手だけじゃなくて不良債権に占める大手行の中小企業の債権の比率というのも、この資料四にありますように六五%もありますので、そこら辺も含めて、きちんと自己査定の検査をしていただきたい。  それと、監査法人に関しても、...全文を見る
05月21日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○長妻委員 民主党の長妻でございます。よろしくお願いします。  先ほども話が出ましたけれども、塩川大臣の御答弁で、昨日小泉総理とお話をされた、減税のお話ということを先ほど御答弁されましたけれども、やはり減税に向けた方向性というのは、塩川大臣の御主張というのは一理あるというふうに...全文を見る
○長妻委員 本当に今景気が悪いということで、まず企業向けの政策減税であればすぐやる必要があるということ、にもかかわらず、ちょうどそのやるべき二年間に付加税ということである意味では付加を課していくというのは、ちょっと発想が逆なんではないか。  今お配りした資料の一ですけれども、平...全文を見る
○長妻委員 ちょっとこれは、野党というかこの委員会に、国会に対して余り適切な今御答弁ではないと思うんですね。法案を出しておいて、とりあえずとか一応とか、不適切なら改正しようとか。今審議をしている真っただ中でありますので、そういう自信のない法案であれば、もう一回出直してきていただき...全文を見る
○長妻委員 次の質問に移りますけれども、いずれにしてもこの連結納税制度、せっかく、本当に官僚の方も寝ないで取り組まれて分厚い法案を出されて、経済界もある意味では期待をしていたものなんですけれども、いざふたをあけてみると、こういういろいろなおまけというか、悪い意味でのおまけがついて...全文を見る
○長妻委員 そして、本財務金融委員会で先月の二十四日、四月の二十四日に柳澤大臣は、みずほから虚偽の報告があったということを断言されたわけですけれども、具体的にはどういう報告が虚偽だったんですか。
○長妻委員 虚偽の報告というのは、私は、世間話で言う分には、まあそうかなとも思うんですが、これは監督当局のトップが、その監督の対象者の報告に対して、それもこの国会という場で虚偽の報告だと言うからには、ちょっと、もし今のようなニュアンスで言われたんだとしたら、大変軽はずみな発言だと...全文を見る
○長妻委員 先ほど申し上げたように、世間話であればそういうことは言えると思うんですが、監督当局のトップの発言としては、今も御自身も言われていましたけれども、ちょっと問題があるのではないか。  それで、基本的に、昨年十月に検査結果をみずほに出されたときに、これは柳澤大臣が言われて...全文を見る
○長妻委員 これは、ペイオフが四月から開始をされて、その後は金融機関はきちんとなるというような当局の強い意思があったにもかかわらず起こった事件で、そして、単なるコンピューターのトラブルの域を離れて決済機能が麻痺した。これは大変恥ずべき事態だという、一歩間違ったら金融危機につながる...全文を見る
○長妻委員 それらを含めてというのは、今、何回も大丈夫かと聞いて、それが大丈夫ですよと言った、その何回もというのを時系列的に、だれがだれにこういうことを聞いて、こういう返事があった、こういうことも含めてという意味でございますか。再度。
○長妻委員 ちょっと今質問に全然答えられていないんですけれども、何回もみずほに大丈夫かと聞いた、そして大丈夫だという返事が返ってきたと。この何回もというのは、何月何日だれがだれに聞いたというのを時系列的に出していただきたいということを、それは出しますかということを聞いていますので...全文を見る
○長妻委員 ちょっとちゃんと答弁していただきたいんですが、どういう意味ですか。出されるのか、出されないのか。
○長妻委員 これは、再発防止というのは、みずほだけの再発防止じゃないわけで、それは金融庁もきちんと機能をしているという意味での再発防止ですから、何か、何回も大丈夫と聞いて、大丈夫だという答えが返ってきた、それを公表するのは、再発防止に役立てば公表するけれども——それは役立ちますよ...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、委員長、ぜひ御検討を、今の申し上げた資料の提出を、御検討を理事会等でお諮りいただきたいと思うんですが。
○長妻委員 じゃ、ぜひよろしくお願いをいたします。  そして、柳澤大臣は、前回の財務金融委員会でも、政治の責任というのは結果責任であるというふうに言われた。それで、今回の件は、きちっとした検証をして、しかる後に責任の問題というのは考えていくということも言われたわけでありますので...全文を見る
○長妻委員 今、一般論で申し上げたんですけれども、当然みずほ銀行に対しても、いろいろな賠償の要求がかなりあるやに聞いておりまして、当然、銀行対その被害を受けられた方の話だと思いますけれども、何か不明朗なことがあってはならないということがありますので、ぜひ注視をしていただきたいとい...全文を見る
○長妻委員 やはり、ひとり歩きといいますか、閣議決定で公共事業の長期計画の五年後とか七年後のまでも、事業の個別が決まっていないのに金額を入れて閣議決定で決めるというのは、私は、これは絶対よくないことだと今の時代的背景を見ても思っております。  そして、私は塩川大臣のリーダーシッ...全文を見る
○長妻委員 そのとおりというのは、金額をなしでこの九本も閣議決定をする、金額抜きだということですか。金額抜きというのをちょっと。
○長妻委員 ぜひ取り組んでいただいて、逆に今回金額をのまされてしまうと、せっかく金額をなくした、ことしの三月に閣議決定した漁港漁場の整備計画も、さかのぼって何か金額を入れるというようなことを言われている一部の方もおられますから、より戻しもあるわけで、大変な闘いというか攻防になると...全文を見る
○長妻委員 何かもう建前の、これを決めた時点のお話みたいな話ですけれども、もうちょっと広くとらえていただきたいと思うのでございます。  この資料五には、これは金融庁が集計された資料でございますけれども、主要銀行の自己資本というのが三十五・七兆円あるわけでございますが、そのうちの...全文を見る
○長妻委員 ですから、日本の国内だけの問題でこれをやる理屈は、理由は今のお話だと思うんですが、これだけ特に金融機関が世界で、BIS基準等々もあり国際的な状況になっている中で、お国の税法の事情だけでそういうような特例が設けられているということは、BIS基準という世界共通のものがあり...全文を見る
○長妻委員 日銀総裁とは話し合いはしますか、このテーマで。
○長妻委員 ですから、そういう何か奥歯に挟まった話というか、日銀総裁は一つの問題提起をされていると思うんですけれども、そうすると、日銀の独立性とかいろいろな問題がありましょうけれども、意見を闘わせるのは私は問題ないと思うんです。では、日銀総裁のこの発言というのは、最も甘い、五年間...全文を見る
○長妻委員 先ほど申し上げましたように、この資料五で、金融庁が出してきた資料でございますけれども、七・四兆円ということで、今は主要行の自己資本に占める割合はこの資料では二〇・七%なんですが、これは三月期決算が、銀行のものが今週ぐらいに出てくると思うんですが、そのときに、この自己資...全文を見る
○長妻委員 BIS基準を含めて、日本国内の何か形だけで考えるのではなくて、日銀総裁は世界との関連を言われていると思いますので、ぜひ研究を、先ほど研究というお話もありましたけれども、していただきたいと思います。  そしてもう一点、税金の問題であります。これは以前から民主党の河村議...全文を見る
○長妻委員 まあ一歩進歩だと私は思ったんですけれども、新規のあっせんはやめているということを、あるところ、そちらの関係者から聞いたんですが、そういう事実はないということですね。では、それはもうもっと悪いわけでありまして、全然進歩されていない。  それで今、ちょっと一つ気になるこ...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ不思議な話は、優良申告法人というのがあって、優秀な、税金をきちんと払っているところにはお墨つきを上げる、税務署が表彰するというような制度があるのですが、この優良申告法人に、私が知る限りでは必ず勧誘が来ているのですね。税理士さん使ってくださいというような売...全文を見る
○長妻委員 私の言った意見というのも、理想論というか最終結論じゃなくて、ハードルが非常に低い。それは常識、第一歩としてはということで言っているわけです。ここはぜひ明言していただきたいと思うのですね。  そして、ことしの二月二十二日に、私がその前に出した質問主意書の答弁書をいただ...全文を見る
○長妻委員 これは委員長、ぜひ、ちょっと永遠にこれは出てこないと私は危惧するのですけれども、できるだけ早くということで、もう三カ月たっているわけですから、ぜひ委員長からも、ちょっとすぐ出すように御指示いただけませんか。
○長妻委員 それともう一つ、この質問主意書の中で国税の方からお約束をいただいているものが、こういうことがもう一点ありました。  「納税者等から批判や疑惑を招かないためにどのような対策をとるのが適当か等について検討しているところであり、今後実施される公務員制度改革との調和等を踏ま...全文を見る
○長妻委員 今多少言えるような概要は、研究している何か概要というのは、どんなポイントですか。
○長妻委員 塩川大臣、大臣は本当に中小企業の味方だというふうに私も思いたいんですけれども、今の御答弁をいろいろ聞かれていて、ちょっと一言、活を入れていただきたいと思うんですが。
○長妻委員 この景気が悪い中、本当に大変な話でありますので、ぜひよろしくお願いをいたします。  そしてもう一点。前回この委員会で監査法人についてのお尋ねを申し上げて、やはり監査法人というのをきちんと機能するような形にすることが、逆に不良債権問題を、金融庁のそれは負担も軽くなるし...全文を見る
○長妻委員 これは普通は、日付とどこが出したというのを、これは理事会で配っているわけですから。
○長妻委員 ぜひ徹底していただきたいのは、金融庁に資料を請求して、私のところにいただく資料もあるんですが、ほとんどと言っていいほどオーダーメードの資料ですね。既にある資料は別として、いただく資料は、何にも、日付も金融庁の名前も書いていないというぺらが出てくる。きょうお配りした資料...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わります。ありがとうございました。
06月26日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  三十分という時間でございますので、端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  本日は、シックハウス法、ハートビル法ということでございますけれども、その前に、建物が燃えては元も子もありませんので、防災の観点から、建築基準法の問題を...全文を見る
○長妻委員 私は、告発ということは言っておりませんで、罰金を科せられたのが何件ですかと言っておりまして、そうすると、この平成十二年度の四件というのは、定期報告の怠りあるいは完了検査の怠り、これによって罰金が科せられたということで間違いございませんか。
○長妻委員 大臣、これはちょっと驚くべきことだと思うんですね。この四件が告発をしたということらしいのですが、どの部分の告発かがわからないし、告発した後、結果が、罰金が科せられたかどうかもよくわからないと。それで、たった四件ですよ。これは日本全国ですよね。そういうことで本当にこうい...全文を見る
○長妻委員 今、こういう罰金を科せられたのが何件あるとか、そういうことは国土交通省さんは把握をされておられるんですか。
○長妻委員 これは、せめて国土交通省さんが毎年把握を、調査をして、どのぐらい罰金が科せられたか。実際に、はっきり言えば違反しても罰則がないんですよ。法律では罰則ありというふうに書いてありますけれども、実態上は全然おとがめないから、まあ大したことないということで、これだけ違反が放置...全文を見る
○長妻委員 大臣は、ちょっと大臣という職責を理解されていないような今御発言だと思うんですね。地方自治体に任せるから、通達を出しているから、そこがやらないから悪いんだ、こういうような発言に今聞こえましたけれども、最終責任は国にある、国土交通省の大臣にあるんです。四十四人の方がお亡く...全文を見る
○長妻委員 非常に危機感がないと私は思うんですね。  これだけの大事故が起こって、今もはっきり言えばほとんど対策は手つかずであるというようなことで、またいつ雑居ビルで多くの死者が出るかもしれない。こういうときに、是正が、二・七%しか言うこと聞いてくれない、それで、今どうなってい...全文を見る
○長妻委員 ちょっと大臣、今、一〇〇%当たり前だからそういう議論は意味がないような言い方ですけれども、その当たり前のことができていないんですよ、大臣。わかっているんですか。  では、その一〇〇%を達成するのは、何年までに達成しますか。
○長妻委員 ですから、それが、先ほどの表にあるように、いろいろな違反があるんですけれども、完了検査率だけ見ても、率は徐々には上がっておりますけれども、今の時点でもまだ四割以上が完了検査していないという状況でありますから、今のままの対策の延長線上ですと、徐々にそれが伸びていくぐらい...全文を見る
○長妻委員 夏までに成案を出されるということでありますけれども、そうすると、ホルムアルデヒドの濃度測定の義務づけというのも視野には入っているということでよろしいんですか。
○長妻委員 厚生労働省さんも、そういう濃度、出口チェックというんですか、そういうような検討をされておりますので、これは、本当は民主党案のように、この建築基準法のシックハウスの方も出口の濃度規制というのをしていただきたいと思うんですが、国土交通省さんにお尋ねしますと、例えば、今回建...全文を見る
○長妻委員 こちらのお配りをしました資料五にそういう基準値が書いてあるわけでありますけれども、もう一回確認いたしますけれども、詳細な制限はまた政令で定めるということでありましょうけれども、そうすると、建築完了後、〇・〇八ppmを、換気扇も回して、全部この条件をクリアしても上回ると...全文を見る
○長妻委員 今、通常であれば守れるというふうにお話がありましたので、これはぜひ、本当にその御発言をかみしめていただきたいと思うんです。  とすると、これは本当に百万人以上の方が苦しんでいるわけでございますけれども、すべてこの法律を守って、それで建物を建てたということ、換気扇もち...全文を見る
○長妻委員 本当に御心配されている方が多いわけでございますので、今のお話を再度復習させていただきますと、そうすると、すべてこの法律をクリアして、通常の状態で使って、中できちんと測定をしたときに〇・〇八ppmを上回ってしまった場合は、これはきちんと国土交通省の方で、基準値をその場で...全文を見る
○長妻委員 非常に今の御発言も、質問と回答が全然違うわけでございますけれども、これは、間違いはあるんですね、だれでも、行政でも、人間でも。  それで、御心配されている方が多いので私は言っているわけでありまして、仮に、通常の状態で使っても、検査したら、その後、〇・〇八ppmを例え...全文を見る
○長妻委員 ちょっと大臣、参議院の議事録をぜひきちんと読んでいただきたいんですが、結局、参議院の議事録を私も読ませていただいて、そして三沢局長の御答弁も見て、基本的には、ここに法律に書いてあるような、換気扇もちゃんと二十四時間回す、通常の使い方をすれば、法律を守れば、どんな条件で...全文を見る
○長妻委員 これは、私は、また認識が、本当に大臣、ちょっと違うと思うのですね。  では、もう一回三沢局長にお尋ねしますけれども、この法律をきちんと守って、材料の制限もきちんと守って、換気扇も回した、通常の使い方だ、そして〇・〇八ppmを上回ることも、それは今扇大臣言われたように...全文を見る
○長妻委員 これは提案ですけれども、ぜひ扇大臣も、今回の法律は、この考え方プラス事後的な出口チェックといいますか、このホルムアルデヒドの濃度を測定するというのもあわせて行って、両方行って、今のお話だと〇・〇八ppmを上回る可能性もあるということですから、そして、上回ってもそれはど...全文を見る
06月28日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第22号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。三十分という時間ですので、また端的にお答えをいただければ幸いでございます。  前回のこの財務金融委員会で、私も質問をさせていただいたみずほ銀行のトラブルの件でございますけれども、そのときに、柳澤大臣に時系列的な報告書をいただきたいというこ...全文を見る
○長妻委員 私が聞いておりますのは、前回と同じことでありますけれども、何回も大丈夫なのかということをみずほに聞いてやりとりがあったということで、その何回もという、時系列的に何月何日の、そういう文書として出していただきたい、出すんですか出さないんですかということであります。
○長妻委員 そういうのが存在しないというのはあり得ないというか、そうであれば、これは大臣、国会で、何回も大丈夫なのかということを聞いてやりとりがあったというのは、うろ覚えの話を国会で言ったわけですか。全然そういう記録がないのに、何かやりとりで、それも大臣直接が当然電話でやりとり、...全文を見る
○長妻委員 次に、監査法人の問題でございます。  これは金融庁にも確認しましたら、住専問題が過去ございましたけれども、そのときに粉飾決算を見逃したんではないかということで朝日監査法人が裁判を今やっている最中でございますけれども、その朝日監査法人が和解金を払ったということでありま...全文を見る
○長妻委員 それはちょっとおかしい話だと思うんですね。先ほどから、前回から申し上げているように、監査法人というのを本当にうまく機能することによって、不良債権問題を初め金融庁の手間も、手間といいますかそういう仕事も減りますし、国会で不良債権問題を議論しないでも、監査法人がきちんとや...全文を見る
○長妻委員 ちょっと頼りないといいますか、これは裁判が、山一証券の監査法人もそう、ヤオハンもそう、前回私がここで申し上げました長銀もそう、日債銀もそう、そごうも監査法人が裁判で争われているというようなことでありまして、それで過去、戦後、処分が出たのはたった五つ、五法人しかない、監...全文を見る
○長妻委員 あの人というのは何事ですか。あの人、出せって、何ですか、それ。
○長妻委員 あの人、何ですか、あの人というの。今マイク入って、立っているんだよ。あの人というのは撤回しなさい。
○長妻委員 今言ったでしょう。
○長妻委員 国会に出すのは当たり前でしょう。
○長妻委員 何、あの人が出せと言っているって。
○長妻委員 今申し上げた資料請求、あの人は何でも資料を出せと言うというのは、これは当たり前なんですよ。国会というのは、皆さんの資料を要求して、それに基づいて議論するわけですから、出さないから私は言っているわけで、国会で言っているわけです。  それで、委員長、山一証券と日債銀とそ...全文を見る
○長妻委員 次に、株主総会が開かれましたけれども、この株主総会で、UFJが役員の退職慰労金というのが一人平均四千四百万円、三井住友銀行が一人平均約七千九百万円、住友信託銀行が一人平均約二千九百万円の退職慰労金が出ているということが株主総会で公表されたということでありますけれども、...全文を見る
○長妻委員 政府は、優先株という大株主でありますし、優先株の配当があるからまあいいのだということではありませんので、ぜひ、株主としても監督官庁としても、もうちょっとけじめといいますか自己責任といいますか、危機感を共有するようなそういう銀行であってほしいと私は思いますので、引き続き...全文を見る
○長妻委員 非常に表現が、何かトーンが下がっているような、もう柳澤大臣もどんどん特定勢力に取り込まれてしまう過程なのかなということで、ぜひ来年四月、ぺらぺらじゃなくてこれは方針でございますから、来年四月に完全解禁をしていただきたいと思います。  そしてもう一つは、今東京都でも大...全文を見る
○長妻委員 最後に、不良債権の問題でございますけれども、これは資料四というところに、小泉総理の参議院の本会議場での発言、これが今政府の最高のルールといいますか、取り組みの一つの公約だということと理解しておりますけれども、平成十六年度末までに不良債権の比率を三%台後半から四%程度に...全文を見る
○長妻委員 最後、一点でございますけれども、平成十五年三月期の新規発生の不良債権額は、十四年の三月期が六・九兆円ですけれども、この六・九兆円よりもふえるとお考えですか、減るとお考えですか。
○長妻委員 どうもありがとうございました。
07月03日第154回国会 衆議院 経済産業委員会 第26号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  時間も短いので、端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  資料を何点か用意させていただいております。皆さんお持ちだと思いますが、今お配りをしておりますけれども、その中に、石油公団が出資をした会社で平成十年以降清算がされた会社、...全文を見る
○長妻委員 親会社に戻るだけではなくて、お名前を挙げて恐縮ですけれども、ここの二枚目の、日中石油開発株式会社の社長だった方は、会社がつぶれた後、秋田石油備蓄株式会社の専務取締役として転職されている。あと、この一覧表で見ていただきますと、お名前を言って恐縮ですけれども、松尾さんとか...全文を見る
○長妻委員 それは当たり前じゃないですかね。会社をつぶして、退職慰労金を受け取らなくて、何か偉いというか、そういう話ですけれども、これ常識的な、本当に感覚が全く違うんですね。  今御答弁で、ちょっと退職金のお話、厳正に対処するということはありましたけれども、私が言っている退職金...全文を見る
○長妻委員 その退職金というのは、つぶれた会社から支払われる退職金というのもありましょうけれども、そうじゃなくて、会社をつぶしてしまった役員が親会社に行って、そこの退職金の話も今言われたということで、うなずかれておりますので、ぜひ御検討をいただきたいと思います。  そしてもう一...全文を見る
○長妻委員 今、後ほどという話がありましたので、複数回の方がおられるわけですけれども、あとこの際、大臣、今後私は新規の天下りは全面禁止というふうに考えを持っているんですが、全面禁止といってもすぐにおのみにならないとは思いますので、まずは、新規の天下りは、新規というか、天下りはもう...全文を見る
○長妻委員 お考えの一つ、受けとめるということでございます。  それともう一点、こういうような就職に関しては、国家公務員のOBの方、今もお役所の官房がいろいろ段取りなんかをされておられるんでしょうか。
○長妻委員 この際この方も、私も別に、全く役所を離れて本当に自力で就職先を見つけていくという、役所の力を背景でない再就職というのはもちろん自由でございますけれども、官房が、どういうところにおられるという統計ぐらいはとってもいいと思うんですが、もう一切口ききみたいなことは一〇〇%し...全文を見る
○長妻委員 いや、相談に乗るのは別にいいと思うんですね。OBの方がこれから人生設計どうしようと、人生相談みたいなものでしょうけれども。  だから、相談に乗ったときに、官房なりが会社に電話をしてちょっと何々さんどうかねとか、そういうようなアクションを、その部分ですよ、その部分は一...全文を見る
○長妻委員 次の質問に移ります。  新しく独立行政法人としてできる資源機構でございますけれども、これは先ほども評価委員会というお話が出ましたが、この評価委員会のメンバーは、ほかの省庁を見ても、国家公務員のOBの方あるいは公団なりのOBの方というのが入っていないケースが多いわけで...全文を見る
○長妻委員 一切入れないということだと思います。ありがとうございます。  そして、もう一点は、三年以内に石油公団廃止と同時に特殊会社が設立される。私は特殊会社は必要ないという立場をとっておりますけれども、この特殊会社の社長は国家公務員OBはしませんよというふうに大臣は明言されま...全文を見る
○長妻委員 私の考えと違うわけでございますけれども。  役所のOBの方、公団OBの方というのは一つの能力を持たれている、いろいろノウハウがあるということもあると思うんですが、これは、一つは、余りそれを過信し過ぎた、そこの能力という部分がある意味幻想であったということが、今までの...全文を見る
○長妻委員 ということは、この法律で言う、石油公団廃止と同時に特殊会社、その石油公団廃止と同時に特殊会社の株式を株式市場で売るというのは、今株式市場の動向等も見ながらということはありますけれども、もし、市場も含めて、すべての条件が合致すれば、石油公団廃止と同時にそれを全部民営化に...全文を見る
○長妻委員 それと、特殊会社の設立というのがありますけれども、例えば、特殊会社というのはつくらないで、そのまま売却をしてしまう。特殊会社をつくって売却ということは、ある意味ではその傘下に子会社として出資会社が入って、まとめて売却というイメージが多分あると思うんですが、そうじゃなく...全文を見る
○長妻委員 いや、今お伺いしているのは、特殊会社をつくらないで、出資の受け皿、資産の受け皿になる特殊会社は、そういうのをつくらないで直接市場で出資の会社を売る。特殊会社をつくらないといけないのはなぜか。逆に言えば、特殊会社がない場合はどんなデメリットが発生するのかということなんで...全文を見る
○長妻委員 これは、過去の石油公団の長い歴史の中の、私は失敗と言っていいと思うんですが、それの反省に立っておられないのではないかというふうに今の御答弁を聞いて思うわけであります。  結局は、和製メジャーをまた、初めの立ち上げは国が関与して育て上げてあげよう、こういう通産省からの...全文を見る
○長妻委員 そこが私と発想が違うと思うんですけれども、本当に国益にかなうというふうに国が判断すれば、そのために経済産業省というのはあるわけでしょうけれども、民間企業でもやはり支援していくわけですね、国が。そういう意味で、先ほど申し上げたジャパン石油開発なんかは、国の後ろ盾があって...全文を見る
○長妻委員 今の御説明は、八社でないとだめだという御説明にはなっていないと思うんですね。中核会社、地域地域にある、それは別に、一社の会社に出資をそれぞれしていただければいいわけでございまして。  いずれにしても、私がお尋ねしたいのは、政府当局、大臣も含めて、やはり権限があって、...全文を見る
○長妻委員 それと、もう一点お尋ねするんですが、今時点以降、こういうような、仮にこの法案の形でいきますと、石油公団の清算といいますか廃止のプロセスが始まってくると思うんですが、そうすると、石油公団が廃止をされるというのはいつか、この法律では三年以内にあるということでありますけれど...全文を見る
○長妻委員 では、質問を終わります。ありがとうございました。
07月03日第154回国会 衆議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第17号
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○長妻委員 民主党の長妻昭と申します。時間もありませんので、端的にお答えをいただければ幸いでございます。  当委員会が五月七日、連休明けに開かれたときに、ちょうどその日の朝日新聞の朝刊に、「イージス艦派遣 対日要請促す 海幕」というような記事が出まして、この記事に関して我々民主...全文を見る
○長妻委員 この朝日新聞の報道によりますと、海幕の香田防衛部長が「準備したメモ書きにそって」というようなくだりがありまして、何かメモを持っていって、それに基づいて話をしたような記述があるのでございますけれども、こういうメモというのは存在はしたのでございますか。
○長妻委員 今、作成をしたメモという話がありましたけれども、では、だれかが、どなたかが作成したペーパーを持っていったということはないですか。
○長妻委員 今の答弁はちょっと事実と違うと思うんですね。  この香田防衛部長は、これに先立って米側から非公式にペーパーが出た、そのペーパーというのは、四月十六日にミニSSC、審議官級の日米安保事務レベル協議というのがあって、それに先立って米側が非公式的に、日本にイージス艦とP3...全文を見る
○長妻委員 この国会というのがシビリアンコントロールの本当に最後のとりででありまして、今の話は、そのペーパーというのは、普通より厚い紙でA4判で、水色の縁取りがある表紙プラス三枚のペーパーだったということなんですが、これは、アメリカが非公式に日本に対して要請を出した文書だ。その文...全文を見る
○長妻委員 これは、私もミニSSCのアジェンダペーパーとは言っておりません、一言も。何でそのアジェンダペーパーという言葉が今出てくるんですか。非公式に米側が示したペーパーであるというようなことしか申し上げていないわけでございますけれども、この話は、私が直接香田部長本人から聞いた話...全文を見る
○長妻委員 テロ特措法が切れるのが五月十九日でございますけれども、その前の段階でP3Cとかイージス艦を出すということは、実際には出さなかったわけでありますけれども、出すということは、基本的にはイラクに対する攻撃が米側の念頭にあったとしか考えられないわけでありまして、当然そのことは...全文を見る
○長妻委員 その意見交換でありますけれども、詳細な内容はお出しできないということなんですが、大体概要、では、どういう意見交換があったんですか。
○長妻委員 何か、結果的にP3C、イージスが出ないから、それはそういう判断だったんだというようなお話もありましたけれども、それは、結果は出なかったかもしれませんけれども、その政策決定過程で、こういうような制服の方が文書を持って米の司令官と会ってこういうような話をするということに関...全文を見る
○長妻委員 それでは、米側から非公式に出たペーパーに基づいて説明をした、こういう事実は確認しておりますか。
○長妻委員 文書の存在も言えないんですか。そういう文書があったかなかったかもそれは言えないんですか。なぜ言えないんですか。
○長妻委員 そのペーパーがあるかないか、ちょっとお答えいただきたいと思うんですね。というのは、このペーパーを内局ももう持っているということらしいんですね。そして、香田防衛部長が国会には出せない、そういうことで、米でも全然そのペーパーの存在を知らないチャプリン司令官に、日本側が勝手...全文を見る
○長妻委員 ちょっとあるかないか、出してください、あるかないか。
○長妻委員 あるかないか、答えてください。
○長妻委員 国会というのがシビリアンコントロールの本当に最後のとりででありますので、こういうことに関して、その文書があるかないか、お答えください。
○長妻委員 では、これはどういう影響が出るのですか。
○長妻委員 それじゃ、日本の制服の方とアメリカの制服の方が密室で話して、その話の内容はすべて一切何にも言えない、書類がある、ないも全部言えないと。それは、本当の軍事機密の最高機密であれば私も理解できないわけではありませんけれども、こういうペーパーがあるのかないのかというのを国会で...全文を見る
○長妻委員 いや、私が聞いているのは、そういうことも含めてあり得るというのは、国家機密の話だと思いますけれども、その文書というのは、米が非公式につくったペーパーで、そこには別にその国家機密という話ではなくて、日本の支援に感謝するというのと、イージス、P3C、これを派遣してほしい、...全文を見る
○長妻委員 いずれにしましても、まあその背景には内局と海幕とのいろいろな確執があるということも、私も、漏れ伝わってきておりますけれども、いずれにしましても、この話は非常に、制服同士、それは単なる情報交換であれば、それまでするなと言うつもりはありませんけれども、こういう非公式ペーパ...全文を見る
○長妻委員 再度、参考人の話でございますけれども、この当事者の方は、どこでも出てお話はするということも私に言っておりますから、香田防衛部長と防衛庁の増田審議官と吉川第五幕僚室長、このお三人を含めて、プラス関係者の方の参考人を委員長として理事会でお取り計らいをいただきたいと思います...全文を見る
○長妻委員 この問題は、さらにシビリアンコントロールという観点で、ぜひ深く受けとめていただきたいと思います。  もう一つは、安倍官房副長官の御発言に関して、私の方で質問主意書を何度かお出しをさせていただきましたけれども、明確なお答えがございませんので、ここでお尋ねをいたしますが...全文を見る
○長妻委員 今のは私もちょっと耳を疑う答弁でございますけれども、大学の教室に、サンデー毎日がという主語を言って、盗聴器と盗撮ビデオを仕掛けたと。一民間企業を犯罪者だと。これは、盗聴するには不法侵入しなきゃいけないですからね。犯罪者だということを国会で明確に答弁するからには、それも...全文を見る
○長妻委員 物的証拠があるんですかと聞いているんです、物的証拠が。  だから、これは基本的には、内閣官房という先ほど申し上げた国家権力の中枢におられる方が、一民間企業を国会の場で犯罪者だと言ったわけですね。(発言する者あり)
○長妻委員 盗聴器と盗撮ビデオを仕掛けたというふうに断定をしているわけですから、それなりの証拠があるということでないとそういう発言はすべきではないというふうに私は考えておりますので、ぜひ今後も、その物的証拠があるかないか明確に、委員長、物的証拠があるかないかを私は聞いておりますの...全文を見る
○長妻委員 今の御答弁が内閣官房副長官の御答弁とは私は思えないんですね。  委員長、私は、さっきから四回質問しております。物的証拠があるんですか、ないんですかと。これに対してお答えになっておられませんので、それを委員長からもお答えになるように言ってください。
○長妻委員 これは、私が言っているのは、一民間企業ですよ。(発言する者あり)いや、与党の皆さんもぜひ聞いていただきたいんですけれども、一民間企業を犯罪者だというふうに国会で言っているわけですから、それに関して、今物的証拠はあるんですかと何度質問してもお答えにならない。これはもう、...全文を見る
○長妻委員 委員長、ぜひ理事会で、この物的証拠があるのかどうか、これについてぜひ安倍官房副長官に明確な御答弁を求めるような、理事会で御協議をいただきたいと思います。いかがですか。
○長妻委員 いや、理事会で、私はかみ合うように、質問はシンプルです。物的証拠があるんですかと、これだけですので、理事会ででも。
○長妻委員 これは安倍副長官、多分、私が考える政府高官のお立場がどういうお立場なのかということと、安倍副長官のお立場の考えが違うと思います。  私も、それは人間ですから、皆さんもそうですけれども、だれでもちょっと言い過ぎたこととか、それはありますよ、ちょっと口が滑ったとか。ただ...全文を見る
○長妻委員 それと、指定公共機関の指定でございますけれども、報道によりますと、ある民放が指定公共機関になるのを難色を示しているというようなことも聞いておりますけれども、結局、指定公共機関に政令で指定をするときに、そこがずっと話し合いをしても、最後、拒絶をした場合は、それは政令で指...全文を見る
○長妻委員 質問を終わります。ありがとうございました。
07月09日第154回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いをいたします。  本日の当委員会の理事会で、私どもが要求をしておりました、質問主意書で国税御出身の税理士の方に対するあっせんの部分の御検討というのをお願いしていたところ、文書が出たということでありますので、御説明を簡単にいた...全文を見る
○長妻委員 今の前段の方で、二件あったけれどもこれらのケースも押しつけ等の事実はなかったということなんですが、そうしますと、トータルで何件を調査されたのでございますか。
○長妻委員 ここに「あっせん補助」という言葉があるんですけれども、この言葉は私は初めて聞いたんですが、この「あっせん補助」というのは具体的にどういう仕事なんですか。詳細にお教え願います。
○長妻委員 簡単に言うと、御用聞きのような、そういう法人に必要ありますかというようなことを言うということが、副署長じゃなくて今度は人事課職員のみでやると。全然、全く変わっていないわけでありまして、これは、二月に質問主意書を出して、さんざん待ったあげくこれだけの話かというのは、全く...全文を見る
○長妻委員 今の御答弁ですと、偉い方は年間の顧問料二億円というのが大体平均的なあっせんの紹介、そういうことでよろしいんですか。
○長妻委員 そうすると、年間二億円近い顧問料があるという中で、一千万円は確かに国税が紹介をしたけれども、ある意味では一億九千万円弱は、どこからか降ってわいたようにといいますか、天から降ってきた顧問料として収入があったという摩訶不思議な話でありますけれども、これは一説によりますと、...全文を見る
○長妻委員 御用聞きというよりは押し売りに近いというふうに思っておりますので、この御回答では到底容認できませんので、引き続き廃止の方向をぜひ進んでいただきたいということをお願い申し上げます。  次の質問に移らせていただきますと、今お手元にお配りをいたしました資料の二番というのが...全文を見る
○長妻委員 質問に答えていただきたいんですが、そうすると、公団、特殊法人といえども、そういう今おっしゃられたようなところでこれが要注意や要管理に適当だと思った場合は、そういうふうにしなさい、こういう指導をされるということでよろしいんでございますか。
○長妻委員 それでは、個別名はともかくとして、この特殊法人の中で債務者区分が要注意より悪いものというのは存在をするんですか、しないんですか。
○長妻委員 そしてもう一点でございますけれども、この資料の中の資料三の2というところに金融マニュアルの抜粋を書かさせていただいておりますけれども、ここの(6)の分類対象外債権ということがありますけれども、その中の4ということで、政府出資法人に対する債権という項目がございます。 ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと私はおかしな話だと思っておりまして、おんぶにだっこだと。政府の保証がついていない融資も、政府が面倒を最後は見てくれるから、全然何にも考えずに第一分類にしますよ、簡単に言うとそういう御発言だと思います。  財務省にお聞きしますけれども、そういう認識を金融庁は持...全文を見る
○長妻委員 答えられる方。塩川大臣に。
○長妻委員 今聞かれたと思いますけれども、ケース・バイ・ケースで、絶対に保証するわけではないということでありますので、これはちゃんと金融庁は銀行を検査するときに指導をして、特殊法人に対する債権であっても、これは、何にも考えずに今第一分類というお話がありましたけれども、きちんと考え...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今まで公団の債権は、検査というのはしていなかったわけでございますか、個別には。
○長妻委員 そうすると、今の塩川大臣の御答弁も、これまでの政府の御答弁も、それは全部、全額保証するわけではない、ケース・バイ・ケース、こういうことでありますから、これは何にも考えずに第一分類だというような発想ではなくて、ひょっとするとこれは第二分類になるかもしれない、あるいは、ひ...全文を見る
○長妻委員 財務省にもう一度お聞きするのですけれども、今の金融庁の御答弁では、通常の度合いを超えて返済に支障があるというような趣旨のお話をされましたけれども、そうすると、特殊法人は通常の度合いを超えて返済に支障があるということは起こり得ない、そういう場合は国が全部保証する、何しろ...全文を見る
○長妻委員 いずれにしましても、今後、金融検査におきましては、特に特殊法人、あるいは第三セクターとか、あるいは公的なものに関する貸し出しも、きちっと、初めから第一分類だと頭から決めつけるのではなくて、精査をしていただきたいということをお願いします。もう完全に国が全部おんぶにだっこ...全文を見る
○長妻委員 ぜひそういうプロセスを、決定した後は公表していただきたいと思います。  さらに、例えば平成十二年のNTT株の売り出しにかかわる引き受けの手数料の総額というのは七十億円近い国費が証券会社に払われていて、一体どの証券会社に具体的に幾ら支払われたのかというのはわからないと...全文を見る
○長妻委員 民間人になされなかった理由というのは何かあるんでございますか。
○長妻委員 そして金融庁長官には高木監督局長が就任をされるということのようでございますけれども、ある意味では、監督局というのは、今回のみずほのトラブルを最終的に食いとめるべき監督局ということで、その局長が、みずほのトラブルの責任は何も問われずに長官に上がっていく、こういうようなこ...全文を見る
○長妻委員 そして、塩川大臣にお尋ねしますけれども、一度塩川大臣と日本の国債、借金について議論をしたいなと思っておりまして、ことしの三月末、国の国債と借金等の残高というのが六百兆円を初めて超えたというようなことがございますけれども、この六百兆円というのは、全額返却をするというのは...全文を見る
○長妻委員 やはり長期ビジョンといいますか、そもそも、では、この借金、国債を全額返却する、こういうおつもりはあるということでよろしいんですか。
○長妻委員 これは、格付会社がいろいろな格付を日本の国債にしているわけでございますけれども、やはり長期ビジョン、どういう形で借金、国債を償還していくということが問われているんだというふうに考えております。  閣議決定、ことしの一月二十五日の書類を拝見いたしますと、二〇一〇年初頭...全文を見る
○長妻委員 その意味では、ここは抽象的な、二〇一〇年初頭にはプライマリーバランスを黒字化というのが、ある意味では唯一の今の政府の借金に対するスタンス、表に出ている唯一のものだというふうに私は認識しているんですが、そうではなくて、この資料の六に、これは財務省の資料をつけさせていただ...全文を見る
○長妻委員 その程度のことというのは、重要な御発言なのでございますけれども、大体その程度というのは、六〇パーとか、そのぐらいでございますか。
○長妻委員 その程度というのを、ちょっとどの程度なのか、具体的な数字で言っていただきたいと思うんですが。     〔中野(清)委員長代理退席、委員長着席〕
○長妻委員 非常に、途中で財務省の方がさっと入られて説明があって、私が先ほどやりとりで、その程度の水準というふうに塩川大臣が言われたのは、対GDP比の国及び地方の債務残高がこの資料六の表で一四〇%を超えているけれども、ユーロ加盟は六〇パーが一つの基準だ、日本はどうですかと言ったら...全文を見る
○長妻委員 この資料六を見ていただきますと、日本が一四一・五とありますけれども、このレベルでいうと、先ほど大臣のその程度の水準というのは六〇%ということでございますか、こういうことであります。
○長妻委員 今、お話がありまして、欧米並み、六〇ということでありますけれども、ぜひそういう目標に向かって政府全体で取り組んでいただきたいというふうに私は考えております。  そして、もう一点でございますけれども、これは大臣に。大臣、もうお役所の説明は後で聞いていただいて。  以...全文を見る
○長妻委員 最後に一問でございますけれども、柳澤大臣がけさの閣議後の記者会見で、あしたにでも地域金融機関の合併促進策のポイントを明らかにしようというお話がありました。その手法の点で私もいつも疑問に思うんですけれども、委員会の、国会の場で本当は説明していただくのが一番いいんですけれ...全文を見る
○長妻委員 質問を終わります。ありがとうございました。
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第3号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。  時間もありませんので、ぜひ手短に御答弁いただきたいと思います。  まず、今回の一連の中国のダイエット食品によって、多くの方が健康被害に遭われて、お亡くなりになった方もおられるということで、心よりお見舞いを申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○長妻分科員 ちょっと的外れの御答弁はやめていただきたいと思うんですが、七月十七日、七月十九日というのは今月の話ですか、今お話しいただいているのは。私、そういう趣旨で質問していないのは重々おわかりだと思うのでございますけれども、おととしと昨年にお亡くなりになった、その直後にその情...全文を見る
○長妻分科員 今、それを受けて初めてということをおっしゃられましたけれども、ということは、おととしと昨年のこの事例というのは一切保健所も全く把握をしていなかったという御答弁だというふうに理解をいたしますが、それで本当に間違いございませんですか。
○長妻分科員 今お話しになった、保健所から厚生労働省に情報が上がる仕掛けになっているというお話がありましたけれども、そこが機能していないんではないかということを私は危惧しているわけであります。  特に、厚生労働省の中にある新開発食品保健対策室というのがございますけれども、ここが...全文を見る
○長妻分科員 これは坂口大臣、今お話を聞いていただいたと思うんですけれども、普通の医薬品、普通のものに比べて、やはりこれは個人輸入ということで自己責任の比率は高いとは思いますが、ただ、情報がきちんと上がっていれば、従来のシステムの中でもひょっとしたらこれは危険情報を発する、私も民...全文を見る
○長妻分科員 ぜひ宮島局長、木村総括審議官に、この百六十一件の内容を開示する、万が一そこにこういう健康食品の問題があっても、言葉は悪いですけれども、隠さずに全部公表していただきたいというのを、先ほど御検討いただくということでありますので、強くお願いいたします。  次に、残留農薬...全文を見る
○長妻分科員 今大臣からもお話がありましたけれども、結局、生鮮野菜等、今回の冷凍ホウレンソウの加工食品も含むんでしょうけれども、四十数種類の農薬、これはモニタリング調査でそれをやっている。逆に言えば、その四十数種類はわかるかもしれないけれども、あとは何も、どういう農薬が日本に入っ...全文を見る
○長妻分科員 次に、これに関連してでございますけれども、離乳食というのがございまして、これに今回問題となっております冷凍ホウレンソウが使われているんではないか、こういう話が出ているわけでございます。  ある意味では、赤ちゃんですから体重が当然小さいわけで、通常の基準よりも、ここ...全文を見る
○長妻分科員 意見をお寄せいただく等のということで、非常に受け身的なお話がありましたけれども、私はいつも疑問に思うのは、この前の法律違反の添加物のときでも、ローダミンBというアメリカで発がん物質と認定されているものの健康被害調査をされているんですかと聞くと、厚生労働省さんは、いや...全文を見る
○長妻分科員 もう一点は、テーマは変わりますけれども、レセプトの問題でございます。このレセプトの不当、不正な支払いの問題というのが、ずっと国民の皆さんの側からも疑念がなかなか消えない問題でございます。  この問題で、国保、社保合わせて、大体、一年間に過剰と判断されて減額されたレ...全文を見る
○長妻分科員 これは、疑いというのではなくて、現実問題、これだけの金額が減額をされた、八百から九百億円というお話がございました。  それで、私も疑問に思って調べてみたんですが、では、その治療を受けられた実際の患者さんは、窓口で自己負担分もお金を払っている。そうすると、それが払い...全文を見る
○長妻分科員 ぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。  最後の質問でございます。  先ほどの残留農薬に絡んで、日本では、農薬の基準値というのが、二百三十とかそのぐらいの種類の農薬の基準値が決定しているというふうに聞いておりますけれども、先ほども話が出ましたが、モニタリング...全文を見る
○長妻分科員 先ほどのレセプトの話で、若干戻りますけれども、保険者から被保険者に通知をするということはかなりのところでやられているようでありますけれども、その通知を見ますと、御家族全部の方の合計金額が出ていたり、あるいは自己負担額が日付ごとに時系列的に並んでいなくて受けた方がなか...全文を見る
○長妻分科員 どうもありがとうございました。
10月29日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第1号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。  まず、私の選挙区の隣でもございますけれども、石井紘基代議士に哀悼の意を表します。  さて、質問をさせていただきますが、端的に、時間もないので、お答えをいただきたいとお願いを申し上げます。  竹中大臣も、け...全文を見る
○長妻委員 竹中大臣がいわゆる中間報告を考えられたと言われてから、銀行と頻繁に意見交換をしているわけでありますけれども、竹中大臣の案というのは大変銀行に厳しいわけでありまして、私は、銀行を救うとか、銀行の意見を聞くよりも前に、本当は、やはり中小企業や現場で働いている方の意見をまず...全文を見る
○長妻委員 そして、今、この委員会で資料を配らせていただきました。そのうちの資料一というのがありまして、これは「不良債権問題の終結に向けたアクションプログラム」、「主要行に対する公的支援を通じた経済再生」という副題がついてございますけれども、日銀総裁にお尋ねをいたしますけれども、...全文を見る
○長妻委員 総裁のこの資料の中身に対する感想といいますか、どう評価されているのか。簡潔にお答えをいただきたいと思います。
○長妻委員 私も今の総裁の意見に同感なんでございますけれども、この資料の中にもありますが、転換期限が来た、政府が注入した優先株の普通株への転換ということがこの中に書いてありますけれども、これはかなりもっと早い時期に転換すべきだというふうに私は考えているのでございますが、この点に関...全文を見る
○長妻委員 転換をすることによって、先ほど御答弁がありましたけれども、午前中、私の質問の、実質的な経営刷新が図られるのではないかという御見解がありましたけれども、私もそのとおりだと思っております。  そして、先ほどもちょっとお話がありましたけれども、繰り延べ税効果をティア1で一...全文を見る
○長妻委員 そして、竹中大臣にお伺いをいたします。  このペーパー、資料一でございますけれども、ここに書いてあることのすべてを大臣自身は、まあ私自身はこのペーパーはかなりいい部分が多く書いてあるペーパーだというふうに、ちょっと首をかしげる部分もございますけれども、おおむね私は非...全文を見る
○長妻委員 今の答弁は非常に奇妙な答弁だと思うんですね。このペーパーは、先ほどの日銀総裁の話だと、竹中大臣が持ってきて説明をしたという話でしたけれども、竹中大臣は、このペーパーは大臣もつくっていなくて金融庁もつくっていないと。  そうすると、竹中大臣は、何かわけのわからないペー...全文を見る
○長妻委員 ちょっと待ってください。確認の前に、先ほどの御答弁で、これは議事録を見ていただければわかるんですが、竹中大臣が説明に来た、この資料を持ってというふうに御答弁があると思いますので、ぜひそれを踏まえて再度、では御答弁いただきたいと思います。
○長妻委員 そうすると、内容についてこのペーパー、私の一番初めの質問というのは、このお配りをした資料一でございますけれども、それを日銀総裁は御存じですか、このペーパーを御存じですか、こういう質問をさせていただいたのでございますけれども、そのときに、このペーパーの説明を受けたという...全文を見る
○長妻委員 私、先ほど五十嵐委員からも御指摘がありましたけれども、やはり公的資金を注入する場合は、当局が危機だというふうに認識をしないで公的資金を注入するというのはいろいろな意味で無理があるというふうに思っておりまして、ただ、いずれにしても、既に公的資金が注入されている優先株を転...全文を見る
○長妻委員 本当に突っ込んだ議論というのが、これほど世間では議論されているのにここだけ、繰り返しになりますけれども、時代に取り残されたような感じを非常に、国会軽視と言ってもいいと思うのでございますけれども。  資料二としてお配りしたのは、今優先株を転換した場合の、国がどのくらい...全文を見る
○長妻委員 本当にぬかにくぎといいますか、全部一両日中云々の話でありますので。  そうしましたら、三十日、あしたでございますね、あしたにはこの不良債権処理の基本的な方針というのがきちんと出る、もう先延ばししない、これはよろしいんですね。
○長妻委員 いずれにしても、貸しはがし、貸し渋りというのが現に中小企業に対してありまして、金融庁としても今月の十八日に業務改善命令をUFJとあさひ銀行に出しておられる。これは、中小企業の融資を引き上げるという数字が健全化計画に比べて大変、目標値を下回るどころか、引き揚げているわけ...全文を見る
○長妻委員 そして、不良債権処理を加速するには、デフレ対策というのが同時にセットだというのが必須条件だと。セットじゃなければいろいろな弊害が出るわけでございますので、これは私もそう思っております。  その中で、雇用対策というのが一つ大きなテーマだと思っておりますけれども、これは...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、このデフレ対策、雇用対策が重要だということが言われていて、あしたの対策、出される対策にも新規雇用の人数が出るのかどうか知りませんけれども、今までいろんな人数が出ても全然それが守られていないというケースが多いんですよ。  それで、この百万人を創出すると...全文を見る
○長妻委員 竹中大臣は、金融はお詳しいかもしれませんけれども、そういう今みたいな雇用とかになると、非常にいいかげんな御認識しか持ってないのではないのか。  今言われた、十四万人が実績というふうに言われましたけれども、これは平成十四年度事業計画ですよ。それが約十四万人ということで...全文を見る
○長妻委員 ということは、年度ベースでは実績の数字もきちんと集計をするという理解でよろしいんですね。
○長妻委員 今、前向きの御答弁がありましたので。今まではやりっ放し、言いっ放しだったんです。では、この百万人の雇用計画というのは、きちんと年度末には実績が何人だというのを今お出しいただけるということでありましたので。  それと、資料のもう一つの、この三ですね。資料の三には雇用が...全文を見る
○長妻委員 今、金融庁、金融監督庁等はないという、新しいお役所ですので。  そうしたら、塩川大臣、全国銀行百二十七行に取締役として旧大蔵省出身の四十六人の方が今現在天下りで在籍をされている、旧大蔵省でございます。こういう方々はもう皆さん御辞退をいただくという方向で取り組まれるの...全文を見る
○長妻委員 非常にわかりやすい。民間の出身の大臣が何かお役所みたいな御答弁で、塩川大臣が非常にわかりやすい御答弁をいただきまして、ぜひ実行に移していただきたいと思います。  そして、あと竹中大臣にお伺いするんでございますけれども、竹中大臣は、ちょっと御認識を伺いたいんですが、い...全文を見る
○長妻委員 そして、先ほど、資料一のペーパーで私がちょっと首をかしげる部分があるというふうに申し上げましたのは、本年末までにみずから辞職した代表取締役については、資本不足については責任に相当しないというような、非常に例外規定といいますか、何かおかしな規定があって、これは私は、その...全文を見る
○長妻委員 それであれば、今のお話もおかしな話でございまして、この国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範という、昨年一月六日に閣議決定した文書がございまして、その中には資産公開という欄もございます。国務大臣等並びにその配偶者及びその扶養する子の資産を就任時及び辞任時に公表することとす...全文を見る
○長妻委員 いや、これは公開資料の中に入っているわけでございますので、これに関してちょっと大臣自身も精査をしていただければというふうに思います。  そしてもう一点でございますが、これは謄本もございますけれども、四十七階部分のマンションに関しまして、これは御夫妻で平成十二年の四月...全文を見る
○長妻委員 そして、その後、これはまた、私人といいますか、今、公人の、ことしの一月の十八日でございますけれども、この住宅ローンを、謄本でもありますけれども返済をされて、かつ東京三菱銀行から五千万円の融資を受けておられる、この同じ四十七階のマンションを担保にしてということがこの謄本...全文を見る
○長妻委員 一%というのもありますというのは、私も認識していますけれども、それはやはり融資のいろいろ期間ですね、期間というのが大変短い場合等々のいろいろな条件があるわけでございますけれども、その意味で、この五千万円というのは期間としては、じゃ、どのくらいの期間だったわけでございま...全文を見る
○長妻委員 そして、先ほど冒頭の三十一階部分の話に戻りますけれども、閣僚の不動産売買の自粛というのは、これは閣議決定されているわけですけれども、大臣は、不正な蓄財があるというのがよくないのでこういう制度があるんではないのかということを、これも記者会見で言われておりますけれども、買...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、この件は最後にちょっと一点お伺いしますけれども、不動産売買を行っていないということでございますが、このヘイズリサーチセンターが昨年、平成十三年の十一月に個人の方に売却をしているわけですけれども、この売却を、ヘイズリサーチセンターが売るという意思決定は、...全文を見る
○長妻委員 総会というのは、会社の代表取締役というのは、どなたでございますか。
○長妻委員 竹中大臣が一番初めにヘイズリサーチセンターの社長をされておられた、これも謄本があるわけでございますけれども。そしてその次に竹中大臣の奥様が社長に就任をされたというふうに謄本にはありますが、今現在は、じゃ、奥様が社長ではないということでございますか。今現在といいますか、...全文を見る
○長妻委員 大臣としては、もうちょっと踏み込んだ御答弁、いただかないと。  ということは、大臣の就任の記者会見では、堺屋事務所と同じ個人事務所だというふうに御自身でお述べになっておられまして、じゃ、平成十三年十一月時点でのヘイズリサーチセンターの代表取締役の方のお名前というのも...全文を見る
○長妻委員 それでは、ちょっと一点だけですけれども、この問題。  そうすると、平成十三年の十一月時点でヘイズリサーチセンターの社長は奥様ではないということは確かでございますね、これは。
○長妻委員 これは国会の場で私は議論する必要があると思いますね。  先ほど大臣が言われましたように、自粛の閣議決定というのは、例えば売却のとき、大臣みずから先ほど御答弁されましたけれども、何らかの知り得る立場にあって、売るときに、ある意味では有利な時期に売るとか、そういう、一般...全文を見る
○長妻委員 そうすると、ちょっと詰めたいのでございますけれども、二度目の債権放棄を受けた、あるいは受ける予定の企業に対して、政府、例えば政策投資銀のようなものが絡むということもあり得るというふうに理解してよろしいですか。
○長妻委員 時間もありませんので、最後の質問でございますけれども、塩川大臣に、けさの、この委員会の始まる前の記者会見で、再生委員会というような、企業を再生する委員会のお話を会見で話されて、それが金融庁を中心にそういう構想があるようなお話が出ましたのでございますけれども、これはどん...全文を見る
○長妻委員 では、今と同じ質問を竹中大臣に。
○長妻委員 ありがとうございます。  基本的にそういう再生委員会あるいはRCC等でもいいんですけれども、基本的には不良債権と健全な資産を分離していくということが必要だと思いますけれども、そのときに、ただ分離をすると、全然経営責任も何もとられないで、経営者だけがよかったよかったと...全文を見る
10月30日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻でございます。昨日に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。  竹中大臣の、昨年、大臣就任のときの資産公開の件でございますけれども、この資産公開の資料を見させていただきますと、建物として二つ公表をされておられます。一つが、竹中さん御本人の所有と...全文を見る
○長妻委員 いや、資産公開で、奥様の名義で七十二平方メートルのマンションだと思いますけれども、中央区の部分が公表をされております。
○長妻委員 これは奥様の建物の所有ということで公表されているわけであります。三十一階の部分、七十二平方メートルということで公表されておりますけれども、じゃ、それは間違いないわけですね。でも、これは本当に公表されているんですよ。奥様所有。
○長妻委員 そうしましたら、ちょっと確認したいんですが、奥様が所有されている建物、これの公表されたものというのはどんなものでございますか。
○長妻委員 これ、もう一度ちょっと確認をいただきたいというふうに思います。ちょうどこの七十二平方メートルというのが、この謄本によりますと、三十一階部分の床面積とほぼ一緒でございますので、御確認をいただきたいと思います。後日、御確認をいただきたいと思います。  そして、次に参りま...全文を見る
○長妻委員 そうすると、これ、大臣の責任は重いと思うんですね。この資料が、世間はもう竹中プランということでずうっと歩いているわけですよ。  竹中さんは、これは私がつくったものでも金融庁のものでもない、出所はよくわからない、でも見ている。そうしたら、もしこれが本当であれば、国会で...全文を見る
○長妻委員 これはぜひ委員の皆様も考えていただければと思うんですけれども、一国の日本の国の政府が、それも、今重要な、この市場に敏感に反応する金融問題で、竹中大臣の名前で、大臣の言によれば怪文書ですよ、全然知らない、竹中をかたった文書が外に出て、これだけ報道されて、国会でも問題にな...全文を見る
○長妻委員 これは本当に大きい問題だと私は思っていまして、ある意味では、風説の流布とまでは言いませんけれども、それに近い、大臣の名前で大臣は全然知らない怪文書がひとり歩きして、これだけ株価が乱高下しているということでありますので、本当はこれは大臣、重大な責任を、これだけ市場を混乱...全文を見る
○長妻委員 平成十四年の三月期の不良債権比率が八・四%でありまして、そうすると、平成十七年三月期に三%台後半から四%程度にするということは、約半分にするということでありますけれども、本当にこれは、もう自分はやるんだということで間違いないわけですね。
○長妻委員 では、改めて大臣の口から、今、三%台後半から四%程度というのを平成十七年三月期に実現するというお話がありましたので、これは最低のラインということでありましょうが、これは国際公約でありますのでよろしくお願いをいたします。  そして、きのうちょっと質問を申し上げて若干途...全文を見る
○長妻委員 大体めどとしては何月ごろに、これは重要なんですよ。雇用をふやす、何万人、何万人、何百万人というのがいろいろ過去出ていますけれども、検証が全然なされていないわけですね。ですから信頼性が余り出てこないわけで、大体年度が終わった後、何月ごろ、実態、何人雇用がふえた、大体何月...全文を見る
○長妻委員 これは、通告もして、昨日も質問をしている件でありますので、ぜひ速やかに、委員会でこういうふうに時期を明言されないでお約束されたことがなかなか守られていないケースがありますので、大臣は本当にビジネス感覚があられると思いますので、やはり期限がない約束というのは約束じゃない...全文を見る
○長妻委員 最後に、退職金ですね。これはみずほ銀行が、ことしの三月期ですけれども、役員の平均の退職金ですが、七千五百万円出ている。それでUFJ、二兆五千億円、これだけ中小企業の融資を減らしておいて、役員の平均退職金が、平均ですから、四千四百万円出ている。あさひ銀行も四千九百万円出...全文を見る
○長妻委員 どうもありがとうございました。
11月12日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。よろしくお願いいたします。時間もありませんので、端的にお答えをいただければ幸いでございます。  今審議をしておりますこの預金保険法の改正案等についてお尋ねをいたしますけれども、一つは、この中には、普通預金のペイオフを二年延期する、こういう...全文を見る
○長妻委員 何でこういう話を申し上げるかといいますと、やはり現状認識というのは、これはいろいろな委員会でも話が出ていると思いますけれども、今銀行の、金融システムが健全なのか、そうではないのか、危機に近い状況なのか。私は危機だというふうに思っていますけれども。そういうきちんとした認...全文を見る
○長妻委員 やはり金融庁と意識が、私はかなり開きがあると思いますので、それは是正をしていただきたいと思います。  そして、何でそういう現状認識の話を申し上げるかといいますと、過去、七兆円の公的資金というのを主要銀行に投入をした。そのときは、銀行は健全である、金融システムも健全で...全文を見る
○長妻委員 本当にこういうあいまいな答弁、これは大臣、私は大臣のこの部分の政策は本当に後押ししたい気持ちでありまして、その意味で、この国会という多くの方がおられる場所で発言すれば、これが一つのある意味では宣言にもなるわけでありまして、ここで発言しないで後から、経営責任、やめてくれ...全文を見る
○長妻委員 そして、お配りをした資料が、三枚の資料があるんでございますが、この資料二と資料三というところを見ていただきたいんでございますけれども、三割ルールというのがあるわけでございまして、それの数字を、ここを資料でお配りしているんですが、竹中大臣、改めて、大臣、三割ルールの説明...全文を見る
○長妻委員 そういう意味では、この三割ルールを二期連続破っている金融機関があるわけでありまして、この資料二は十三年の三月期でございますが、これはすべて公的資金の注入行でありますけれども、この右側に星印が、米印が欄外についておりますものが、三割以下、当期利益の目標より減ってしまった...全文を見る
○長妻委員 少なくともこの数字というのは、経営の大幅悪化というふうな表現が当てはまると私は思います。これはそういうふうに日本語として皆さんも思われると思うのです。  そうすると、これは、次に政府が注入した優先株の普通株への転換の問題を申し上げますけれども、この転換権行使について...全文を見る
○長妻委員 では大臣、三割ルールが破られているというのも、これも一つのファクターとして見るということでよろしいのですか。
○長妻委員 次に、産業再生機構の異常に注目の高い点を塩川大臣にまずお尋ねをいたしまして、その後に、本日は担当副大臣でおられます内閣府の根本副大臣も来られておりますので、お二人にお尋ねをしたいと思うんですが、まず塩川大臣に、この産業再生機構というのは原則は損は出さない、こういう考え...全文を見る
○長妻委員 それは、ちょっとよくわからないんですが、銀行から債権を買い取る、そしてそこで再生をしてそれを売るわけですよね。そうしたとき損が出るということはあり得ない、ではRCCと同じ、絶対損を出さない、こういう考え方できちんと取り組むということでよろしいのですか。
○長妻委員 今の御答弁というのは、一つ私は評価をしたい御答弁だというふうに思います。原則損を出さないというのは重要だと思います。  そして、その財政の規模的に、例えば産業再生機構というのは十兆円程度の規模ではないかということが言われておりますけれども、そのぐらいの規模の資金量で...全文を見る
○長妻委員 これは、担当は内閣府だというふうに聞いておりますので、塩川大臣が産業再生機構を積極的に推進されたということで、ちょっと、きょうお伺いしているんですが、あと二点だけ塩川大臣にお尋ねしますけれども、産業再生機構、非メーンからの債権を買い取るというような記述があることを見る...全文を見る
○長妻委員 大企業、またこういう仕組みをつくって、また救っていく仕組みが大企業は何重もやるというのはちょっと解せないのでございますけれども、中小企業中心じゃないわけですね、そうしたら。塩川大臣どう思われますか。
○長妻委員 当初、この産業再生機構、存続が五年というような数字があって、私も、三年とかそういう期限を区切った方がいいと思うんですが、塩川大臣と根本副大臣にお尋ねしますけれども、存続期間というのはおおむね三年から五年というふうに見てよろしいのでございますか。
○長妻委員 御担当の根本副大臣にもう一点お尋ねするんですが、私自身はこういう機構というかこういう役割を持った組織というのは必要だというふうに考えているんですが、ただ、何もこう大ぶろしきで新しい組織をつくらなくても、RCCがあるじゃないか。何か、RCCは評判が悪いというんですけれど...全文を見る
○長妻委員 今のような御答弁の内容であるとすれば、非常に私は、こういうことを、水を差すようなことで申しわけないんですが、この組織というのはうまくいかないというふうに思っておりまして、泥沼に、ぬかるみにはまって、非常に巨額の税金がどんどんつぎ込まれてしまう、こういう非常に大きな問題...全文を見る
○長妻委員 では、ちょっともう一回。外資のファンドは、全部ハゲタカファンドなんですか。何%ぐらいハゲタカなんですか。どういう感覚なんですか。
○長妻委員 次に話題を移りますけれども、金融再生プログラムの中に、ディスカウント・キャッシュフローという引き当ての手法がある。要管理の大口債務者に適用するということでありますけれども、これは、ちまたで言われているように、来年の三月期からの導入、適用ということで間違いないのですか。
○長妻委員 そうすると、大口債務者の銀行間の債務者区分の統一、これも同じでよろしいんですね、来年の三月期と。
○長妻委員 そして、もう一つ。これもいろいろ話題になっております繰り延べ税効果ということでありますけれども、繰り延べ税資産の見直しというのをいつやるか、こういうようなことの期限が金融再生プログラムには入っていないわけでありますけれども、工程表にはきちんと期限はいつかと、いつ繰り延...全文を見る
○長妻委員 検討期間を書く、実施期間は書かないんですか。
○長妻委員 今の御答弁を聞いていると、私は本当に、金融庁といいますか竹中大臣が、銀行の風評リスクを非常に増大させているのではないかというふうに思うんですね。  銀行に対して、私も同感ですよ、繰り延べ税効果というのは過大にティア1に入り過ぎている、これはもう私も同感です。でも、本...全文を見る
○長妻委員 今、税金のお話もありましたけれども、金融庁が銀行の税金に関して九・五兆円の減税要求を財務省にしたと。ちょっとどうなのか、耳を疑うような要求を。金融庁もとうとう銀行の応援団にまたなってしまったのかなと。ある意味では、責任を問わずに公的資金というか税金を入れると同じ効果は...全文を見る
○長妻委員 いずれにしましても、今の銀行の現状で九・五兆円、銀行に税金をまけてやれ、こういうことを今の時期に財務大臣に竹中大臣が言うというのは、ちょっとこれは常識外れじゃないかというふうに感じております。  そしてもう一つは、先日私が配りました……(発言する者あり)では、事実関...全文を見る
○長妻委員 まあ、常識外れだということを申し上げておきます。  そして、これは先日、私がこの委員会で、竹中さんは怪文書と言いましたけれども、竹中さんの中間報告の紙をお配りしたところ、竹中大臣は答弁で、「お配りいただいている資料は、これは私がつくったものでも、金融庁のものでもない...全文を見る
○長妻委員 では、これはもう質問できません、全く一緒ですから。これを見てください。こんないいかげんな。一字一句同じですから、黄色いマーカーの。(発言する者あり)
○長妻委員 では、これは一回だけ言いますけれども、竹中大臣が事実上の怪文書だと言われた中間報告のペーパーがあります。そして、正式な十月三十日に出た金融庁のペーパーがあります。それぞれ二つを私が短時間の間見比べただけでも、ほとんどの箇所が一字一句変わらない記述がある。黄色いラインマ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、質問できません。同じですから。見てください、これ。いや、認めちゃえばいいんですよ、本当に。だって、日本の国家の意思決定がこんないいかげんなことで……。一字一句、句読点も全く一緒ですよ、これ。どこかワープロに入っている人が、字体だけ変えてやった……。
○長妻委員 今みたいないいかげんな答弁だと、これはややこしくなりますよ、そういういいかげんな答弁をされていると。  というのは、この文章をどなたかがつくった、怪文書ですね、言われた怪文書。ところが、この正式文章もどなたかがつくった。そのつくられた方というのは、同一人物の可能性も...全文を見る
○長妻委員 質問できません。答えていない。
○長妻委員 そうしたら、なぜ一緒の、一字一句変わらない、ほとんど一字一句変わらない二つの文章なんですか。その理由を説明してください。
○長妻委員 そうしたら、大臣が作成したわけですよね、この正しい十月三十日のものは。それはどうやってこの文章と同じような内容になっちゃったんですか、なぜ。
○長妻委員 余り本当にいいかげんな答弁をしていると状況がいろいろややこしくなると思うんですよね。  私がこういう話をなぜ申し上げているかというと、小さい話じゃないんですよ、これ。全然小さい話じゃありません。大学のレポートを、だれかが同じレポートが、似たようなのが出てきた、そうい...全文を見る
○長妻委員 これは逆にうがった見方をすると、竹中案をつぶすために外に漏らした、こういう可能性もあるわけですよ。だから、この情報漏えいは、だれがどういう状況で情報が漏れたのか調査をする、これは当たり前だと思います、国家ですから。よろしくお願いします。
○長妻委員 調査するまで質問できませんよ、調査するまで。常識的に調査するのだから。こんな、重大問題ですよ。金融庁の名前かたって、大臣の名前かたって怪文書をばらまいているんですから。株が下がっているんですよ、これ。国家の意思決定の問題だよ、国家の意思決定の。
○長妻委員 では、ぜひ調査をお命じになっていただきたい。これは、本当に国家、日本の国の威信にもかかわることだと思いますよ。これは本当にそう思います。金融という問題は風評リスクに非常に敏感に反応する市場で、SECとか、日本はなかなか証券の経済犯罪に対して甘いと言われております。そう...全文を見る
○長妻委員 では、ぜひこの委員会でお話ししたことはすべて実行に移していただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。
11月13日第155回国会 衆議院 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  今も話がありましたけれども、石井紘基議員が書いた本、「日本が自滅する日」、そこに二十五の日本を変えるプログラムがありまして、それを石井プログラムというふうに名前をつけて、実行に向けて我々は取り組んでいきたいというふうに考えております。...全文を見る
○長妻委員 これはやはり、そのスケジュール、期限がない約束というのは約束じゃないわけでありますので、めどとしてはいつまでに実施をするということでございますか。
○長妻委員 それとあと、特殊法人だけではなくて、民間とかあるいは公益法人に天下るケースも多いわけでございますけれども、そのときにまた退職金、お給料が非常に高額になってしまうという指摘がある。そして、割り増し金という問題がありまして、定年より前に早期に退職する慣例があるわけで、その...全文を見る
○長妻委員 そして次に、今皆様にお配りをした資料、一枚の資料があるのでございますが、これは、政府保証がついていない民間からの融資残高、これが一千億円を上回る特殊法人のベストテンといいますか、ここに十一の特殊法人がありますけれども、これは平成十二年度末の融資の残高でございますが、こ...全文を見る
○長妻委員 これは質問通告をしているはず、しているはずというか私が直接政府の控え室に通告をしておりますので、お答えをいただきたいと思うのでございます。  そうすると、今の冒頭の発言で、所管は財務大臣でしょうけれども、行革担当という御立場で、御感想でも結構なんですけれども、政府保...全文を見る
○長妻委員 やはりこれは重要なのは、例えば独立行政法人が破綻をするときはどういうようなスキームで破綻をするのか。逆説的に言うと、そういう破綻は、こういう形になったならばこういう形で破綻ですよというそのプロセスが明らかになることによって経営が健全化をしていくというふうなこともあると...全文を見る
○長妻委員 これは、やはり個々のケースを、破綻処理を、破綻のスキームを議論しているとなかなか時間が難しいということもありますので、これは独立行政法人をつくった後、本当は今ここで審議をするべきだと思うんですが、こういうふうにしたら破綻なんだ、そして破綻後の処理はこういうスキームです...全文を見る
○長妻委員 そして、天下りの問題でありますけれども、大臣、独立行政法人化した後、今回審議している法案が通って、めでたくすべてがこの案どおりに独立行政法人等に仮になった場合に、天下りの数というのは、例えば年間ベースで見るともちろん半分以下になるというのは、これはもう間違いないという...全文を見る
○長妻委員 これは国会でやはり石原大臣が宣言をしないと、野方図な状態になる可能性があると思うんですね。  そういう意味では、今私は半減と言いましたけれども、そうしたら、もうちょっと緩やかな質問にしますけれども、独立行政法人等になったら、天下りの人数は一年間で今よりは減る、これは...全文を見る
○長妻委員 そして、次に国民生活センターの独法化の件の質問をさせていただきます。  国民生活センターというのは、やはりほかの特殊法人とちょっと性質が違うところがある。日本の行政は、消費者側に立った行政組織というのが今ほとんどない。その中で、国民生活センターというのが一つ消費者の...全文を見る
○長妻委員 いずれにしましても、経由相談にしても、直接よりは地方で手に負えないものが上がってくるわけで、難易度が高まるということで、それはむしろ人手がふえる、とられるということもありますから、例えば、事業費を一律に減らすのではなくて、経由相談に特化するのであれば、むしろ事業費をふ...全文を見る
○長妻委員 それと、この国民生活センターの理事長さんが、これはずっと経済企画庁からの天下りの方が、今現在もそういう方が理事長をされているんですが、やはり国民生活センターの理事長さんは、せめて弁護士さんといいますか、公募も含めて外部から登用をするということがふさわしいと思うのでござ...全文を見る
○長妻委員 これは責任者は内閣府ですから、副大臣が人事もできると思うんですけれども、こういう宣言を国会の場で、歯どめをつくっていただくと、一つの野方図なところがとまるわけでありますので、ぜひ、思い切った答弁をどんどんしていただきたいと本当は思います。  国民生活センターの点で、...全文を見る
○長妻委員 最後の質問でありますけれども、社会保険診療報酬支払基金でございます。  これは、レセプトの過払いの問題が、政府も、国保連と合わせて年間一千億円も報酬の過払いがあるということを公式に認めておるわけでありまして、私は、それは氷山の一角だというふうに思います。厚生労働省の...全文を見る
○長妻委員 今、こちらからも応援をいただきましたけれども、いや本当に、これは削り屋という仕事があるんですね、言葉は悪いですけれども。レセプトを一回保険者が全部審査をしてもらって戻ってきた、念のためにそういう民間業者に任せて、見て再チェックしてもらうと、膨大な医療費の過払い、払い過...全文を見る
○長妻委員 では、そのできるだけ早くという日本語の解釈をちょっとお聞きしたいんですけれども、できるだけ早くというのは、当然、一年というのはできるだけ早くという言葉じゃないですね、日本語で。これは皆さんも同意されると思うんです。できるだけ早くというのは、どうなんですか、二カ月とか三...全文を見る
○長妻委員 ちょっと何度も聞いて恐縮なんですが、そうしたら、大まけにまけて一年以内、これは間違いないですね。
○長妻委員 やはり期限のない約束というのは約束じゃないと、これはもう民間では当たり前の話でありますので、国会ではこういうことが幾らでも起こっているわけであります。  最後に一点なんですけれども、このレセプトの電算化というのも、これは医療費の過払いを防ぐ非常に有効な手だてでありま...全文を見る
○長妻委員 時間が参りました。ありがとうございました。
11月21日第155回国会 衆議院 本会議 第12号
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○長妻昭君 民主党の長妻昭でございます。  民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました、いわゆるペイオフ再延期法案である預金保険法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案、そして、金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法案に...全文を見る
12月05日第155回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  時間もありませんので、端的に御答弁いただければ幸いでございます。  まず、イージス艦の派遣決定について質問をさせていただきますけれども、その前に、海上自衛隊に対して注意を申し上げたいことがあります。  今回のイージス艦派遣に際して...全文を見る
○長妻委員 ぜひ調査をしていただいて、海上自衛隊のこれを聞かれている制服のお偉い方々に、御自身の行動が、それが善意に基づいたものであっても、してはいけない行動というものがあるというのを十分お考えいただきたいというふうに思います。  そして、ちょっとこれに関連してなんですが、この...全文を見る
○長妻委員 これは、変更に当たらないと国会の報告も要らない、あとは閣議決定も要らない、こういうことだと思うんです。  ただ、実際、イージスというシステム自体の実際の性能はともかく、やはり今の護衛艦よりはそれは性能が向上する、異質のものであるというのは、これは国民の皆さんの認識あ...全文を見る
○長妻委員 これはちゃんとした手続のお話なわけでありますが、五件。確認しますと、五件というのは別々の方だ、名前が違うということであります。平成十三年、一年間だけでありますが、ですから一人平均、単純に割り算しますと四千九百万円の現ナマを持っていって、その方はまじめにこういうふうに紙...全文を見る
○長妻委員 何が言いたいかといいますと、わかっているちゃんとした届け出だけでもかなり大金がある。そして、平成十四年の数字は今御集計中ということなので、ぜひ出していただきたいと、ここでお願い申し上げますけれども、こういう大きなお金が動いている。ということは、例えば、適正にこの紙を、...全文を見る
○長妻委員 やはり先ほどの渡辺委員の質問でも、ばらばらということが、北朝鮮に対するのがありましたけれども、確かに平時、平時というか全く問題のない国であればそれはいいんでしょうが、やはり連携をとっていただいて、防衛庁、財務省、あるいはいろいろこの後質問する厚生労働省等、そして、ある...全文を見る
○長妻委員 余り細かいことを言いたくないんですが、私の議員会館でこの問題のレクで会ったときに御担当の方が、いや、全部段ボールをあけて見ているんです、こういうふうに明言されておられるんですが、名刺もあるわけですけれども、国会の場では違う答弁になるわけですか。全部あけているわけじゃな...全文を見る
○長妻委員 何で御勘弁なのか、それを出すと何が不利になるのか、私はにわかに理解できないし、私の会館で直接お会いした方が全部段ボールをあけていますというふうに言っているわけですから、ちょっとおかしいですね。きちんとやっていただかないと、こういう時期ですので困りますので、その検査率を...全文を見る
○長妻委員 一事が万事そうなんですね、さっきの質問でもそうですけれども。やはりこういう問題のある国に対しては、全部の閣僚なり役所がある程度問題意識を同じふうに持っていただいて、この部分は何か国土交通省が港だから云々とか、そういうふうな対応をしていると、本当に北朝鮮になめられますよ...全文を見る
○長妻委員 質問を移りますと、天然痘のワクチンでありまして、天然痘は生物兵器の一つの類型であるというふうに言われておりますけれども、厚生労働省が失態を犯したというふうに私は思っているんです。  何かといいますと、日本が天然痘のワクチンを二百五十万人分、今現在備蓄しています、厚生...全文を見る
○長妻委員 私も、情報公開はすべきだという議論をいつもしているんですが、ところが、安全保障については絶対言っちゃいけないことというのはあると思うんですね。局長、これは責任ですよ。二百五十万人分と世界に、もう既にマスコミに発表されているわけですから、新聞にも全紙に載っているわけです...全文を見る
○長妻委員 そういう認識だったら、この数字を安易にぺらぺら漏らすというのは本当に国家に対する危機を高める話ですから、そこも含めて、先ほどから私が申し上げていますように、厚生労働省とかいろいろな役所が認識がばらばらで、統一して問題の国に対する、あるいはテロ等に対する取り組みや情報管...全文を見る
○長妻委員 時間が参りましたけれども、最後一問だけ、北朝鮮のノドンミサイルというのは国内に百基配備されている、こういう認識でよろしいのですか。
○長妻委員 よろしくお願いします。ありがとうございました。
12月11日第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
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○長妻委員 民主党の長妻でございます。よろしくお願いいたします。  まずは、今いろいろ話題になっております銀行の自己資本の税効果会計の話を質問させていただきたいと思います。  この会計の実務指針というのがございますけれども、その中に税効果会計の話が書いてあるわけでございます。...全文を見る
○長妻委員 資産査定の厳格化と、今言われたのが特別検査とその二点を言われて、この二点が非経常的要件だというお考えだと思いますけれども、それでは、例えば来年、平成十五年の三月期、これは非経常的要件があるのかないのか、例えば、では平成十六年の三月期、この決算も非経常的要件があるのかな...全文を見る
○長妻委員 基本的に、この金融庁が発表した中にも、自己資本の税効果会計に関するところの、厳密に見るということが書いてありまして、これは、非経常的要件というのはあくまで例外の要件にもかかわらず、これまでずっと五年を毎期毎期認めてきて、金融庁も一切口を出さない、何にも意見を言わなかっ...全文を見る
○長妻委員 多少前向きなお話をいただいたんですが、竹中大臣、これは重要なことなので御答弁いただきたいんですが、平成十五年の三月期あるいは平成十六年の三月期の決算、例えば四大メガバンクに関して、繰り延べ税効果の非経常的要件というのをきちっと見て、もう初めから、五年だよ、来年の三月期...全文を見る
○長妻委員 ぜひお願いします。  さきの委員会で五十嵐委員からも質問があって、一年に繰り延べ税効果を制限してしまうと八%自己資本を切ってしまう銀行が出てくるという計算の表をお示ししたと思うのでございますが、その意味でぜひ厳正にやっていただかないと、八パーを切るから、何か金融庁と...全文を見る
○長妻委員 いつごろ発表ですか。ちょっと、答えてください。いつ発表ですか。初めから質問は、いつ発表ですかと。(竹中国務大臣「今申し上げました。検査が」と呼ぶ)大体何月ごろですか。いや、ちょっと、ちゃんと答えてください。何月ごろですか。
○長妻委員 それは、検査というのは、中間期ですから、では、今月とか来月とか、そういう意味なんですか。どういう意味なんですか。どこの検査ですか、どこの期の検査ですか。
○長妻委員 その中で、やはりこの乖離を、この乖離率をずうっと放置しておくというのは、これはもうとんでもない話でありますので、その意味で、ことしの九月の中間期の乖離も、これは基本的にはゼロじゃなきゃおかしいわけでありまして、この乖離がある場合は業務改善命令等の厳しい措置を出すんだ、...全文を見る
○長妻委員 そのリーズナブルというのは、もう限りなくゼロだというリーズナブルでよろしいんですよね。ぜひきちんとやっていただきたいと思います。  そしてもう一点、産業再生機構について、きょうは根本副大臣もお越しでございますので質問させていただきますと、これは前の委員会でも申し上げ...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、先ほど申し上げました問題意識の中から申し上げますと、やはりずっと、不良債権を買い取って持ち過ぎていますと、どこのタイミングでそれを市場に戻していくのかというところの見きわめというのが非常に重要で、どうしても政治力や行政が絡むとずっと持っておきたいという...全文を見る
○長妻委員 そして、資料を三枚お配りさせていただいたんですが、そのうちの資料二というところ、きょうもRCCの方もいらしておられますけれども、資料二というのが、RCCの中に企業再生本部というのが昨年十一月にできまして、その企業再生本部の中に企業再生検討委員会、二十人の方がおられる検...全文を見る
○長妻委員 マスコミ報道等ですけれども、産業再生機構は、再生するしないは、何か数値目標を入れるということはしない、数値目標は入れないということが報道されていますけれども、それでよろしいのでございますか。
○長妻委員 次に質問を移らせていただきます。  この資料一に、「金融機関への公的資金投入額」という資料をつくらせていただきまして、三十六兆円も公的資金が既に金融機関に投入されているという巨額な話の図でございます。その意味で、これはよくある議論でございますけれども、銀行だけ、つぶ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと明確じゃないんですね。本当に、中小企業の方とか個人商店の方、怒りますよ。自分たちは倒産しそうになっても、どこも公的資金が入って丸抱えしてくれない、ところが銀行だけなぜなんだ、それは銀行を助けるんじゃないんですよ、そういう説明しか通用しないわけで、首にしないとい...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一点でございますけれども、優先株、主要行に注入した公的資金がございますが、その優先株を普通株に転換するガイドラインを検討されるということでございますが、普通株に転換した場合、このときの経営責任というのは、どういうふうにとらえて、どういうふうにお考えになられて...全文を見る
○長妻委員 次に、塩川大臣に質問させていただきますけれども、塩川大臣、前回私が質問させていただいたことに非常に前向きにお答えになられて、ありがたい話だったわけでございますけれども、それは銀行への天下りの話で、「それはいわゆる護送船団時代の遺物ですね。」と大臣は言われて、「できるだ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと前回とトーンがダウンされちゃったのかなというふうにも思うわけでございます。  やはり、二年たっても、二年先輩がいて、その部下の方が仮に検査に行ったようなときに、二十年であればそういう先輩はもうおられないんでしょうけれども、二年というと、私も会社、サラリーマン...全文を見る
○長妻委員 さらに今、これは帝国データバンクの調査でございますけれども、全国銀行百二十七行の役員さんを全部調べますと、十五人に一人が天下りの役員さんである。旧大蔵省出身者は四十六人、役員で天下りがおられる。そして、ことしの四月現在でございますが、地銀、第二地銀のトップ、一番偉い方...全文を見る
○長妻委員 そして、一番重要なのは、今は大蔵省から金融の検査の権限は金融庁に移っているわけでありまして、そして竹中大臣に一言だけ、これは明言いただきたいんですが、今金融庁は天下りはないと思うんですが、新規の天下りというのは、もう金融庁、二年たっても、これは基本的にはしない、するべ...全文を見る
○長妻委員 発泡酒の増税の件でございますけれども、この三百五十ミリリットルの発泡酒のビール、ビールといいますか発泡酒、これが二十円ぐらい税金が上がるというようなことで、先ほどもハゲタカ増税だというお話が委員から質問ありましたけれども、私も同感なんですね。何で取りやすいところからど...全文を見る
○長妻委員 嗜好品というイメージから、私なんかは、発泡酒というのはもう潤滑油といいますか、人間の体の油のような思いを持っている方も多いと思いますので、ぜひ御検討いただきたいと思うんです。  そして、竹中大臣にもう一点質問させていただきますと、政府系金融機関の質問でございますが、...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一点でありますけれども、今、銀行がいろいろ経営戦略を必死に練り直している、こういうような状況がありまして、ある意味では、例えば正常先債権でもいろいろな区分をかなり今以上に細かく見て、正常先の債権でも業種別等でいろいろな細かい分類をして、ある程度リスクを見込...全文を見る
○長妻委員 今の大臣のお考えであるとすれば、ある意味では、それは今までは銀行がリスクをある程度アバウトにカウントして、安い金利で出していた。ところが、きちっと経営戦略を立てて、体力強化のために今度は金利が高くなる。それは銀行の都合なわけでありまして、債務者にとっては、同じなのに、...全文を見る
○長妻委員 やはり本当に、小泉内閣といいますか、今政府の問題点は、今の大臣の答弁でまさにあらわれていると思うんですね。非常に抽象的であります。五百三十万人雇用を拡大すると。よく言ったものだと思いますけれども、では、今何人拡大しているんだというと、いや、それはまだわかりませんと。ず...全文を見る
○長妻委員 打ち出の小づちと言いますけれども、この五百三十万人という数字を出されているんですよ。今みたいな抽象的なお話をいただいたんでは、じゃ、五百三十万人というのは、どこで何万人、どこで何万人というのはあるわけですよね、積み上げて五百三十万、いいかげんな数字じゃないはずですよね...全文を見る
○長妻委員 ですから、大臣は、非常に抽象的な、何かマクロ経済がどうだこうだとか、それも重要だと思いますけれども、本当に具体的な需要創造策というのをきちんと持っていなきゃいけないんですね。それは頭にたたき込んでおかなきゃいけないと思うんですね。  では、例えば福祉であれば、具体的...全文を見る
○長妻委員 いや、今のお話を聞いても、今私、逐次質問していたのは、一つだけ大臣の頭に入っている具体策を言ってほしいと言ったときに、いや、経済はそういうものじゃないというふうにまず逃げられ、その後出てきたのが、この社会人向け教育、そこで雇用がふえる、この例ですね。それは学校の株式会...全文を見る
○長妻委員 ちょっとこれは、これが本当に問題だと思うんですね。竹中大臣、個別のことは打ち出の小づちはありません、マクロ経済で語ってくれなきゃ困ります、こういうことであると、何にも具体的なことは進まない。これは文部大臣に聞いてくれと。大臣が一番頭に入っている個別具体的な需要創造策は...全文を見る
○長妻委員 この規制改革によってという表といいますか、それが、その考えが欠如しているんだと思うんですね。ですから、そこをぜひ、五百三十万人という数字がせっかく出たわけですから、その内訳をもうちょっと細かく。  私、この五百三十万人の根拠を内閣府の方に……
○長妻委員 聞いたとき、びっくりしたわけですね。これは何か、経済マクロモデルを使ったら五百三十万人と出ました、個別に積み上げたんじゃありません、こういうふうに言われるわけですから、そういういいかげんな数字を出さないでいただきたいというふうに思います。  ぜひ五百三十万人の内訳を...全文を見る