長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

長妻昭の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月17日第163回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的にお答えいただきたいと思います。  きょうは阪神大震災の十一年目ということで、本当に、お亡くなりになられた方の心よりの御冥福、そして、いまだに復興途上の皆様方の心よりのお見舞いを申し上げるわけでございますが、それもこれも、建物に...全文を見る
○長妻委員 それでは、十月二十七日の午前中に、小嶋証人にマンションのデータ、マンション名が入ったリストが渡されたと思いますが、そういうリストは渡されたか渡されていないか、いかがですか。
○長妻委員 私は、十月二十七日の午前中、そのリストを渡されたと認識しておりますので、後日、そのリストを御提出をいただきたいとお願い申し上げます。いかがですか。
○長妻委員 十月二十七日の会議で、セントレジアス船橋はまげてでも、まげてでもおろしてくれ、こういうような趣旨の発言をされましたか。
○長妻委員 伊藤公介代議士の、伊藤公介代議士の点をお伺いします。  伊藤公介代議士に、大成建設に一緒に行ったというお話がございましたが、その前、初めてこれらの件を相談したのは、先ほど十月末か十一月初めごろと言われましたが、初めて御相談されたのはいつでございますか。
○長妻委員 逆に、私は疑いますよ。  伊藤公介代議士と一番初めに連絡とったのはいつですかと。大成建設に一緒に行く、その前に当然アポイントをとらなきゃいけないわけですから。その点を聞いたときに刑事訴追だと言われる。これは何の法律ですか、それでは。
○長妻委員 これ、十月末というのは引き渡しや売却がどんどんされているんです、偽造マンションが、知らない方に。  そういう意味では、前回の参考人招致で私の質問に小嶋社長は、伊藤先生には、「大変私どもの手だけでは解決できない問題が発生した時点で、どのような対処方法があり得るのか、一...全文を見る
○長妻委員 いや、私は、ちょっと補佐人にぜひお伺いしたいところもありますね、これは。  なぜかというと、伊藤公介代議士の話を私は聞いているんです。これが刑事訴追のおそれがあるということは、何らかの犯罪的な話に伊藤公介代議士も含むところに、そういう絡みがあるのかと疑われても仕方が...全文を見る
○長妻委員 伊藤公介代議士は、この一連の流れの中で何をしてくれましたか。
○長妻委員 伊藤代議士のファミリー企業、フューチャービジネスネットワークには、これはヒューザーの物件の管理は、どの程度仕事がそこに行っているんですか。管理の仕事をどのぐらいしているんですか。
○長妻委員 いや、これは、私はますます疑惑を感じますよ。  何で、伊藤公介代議士のファミリー企業、フューチャービジネスネットワーク、これは私も確認しております、ヒューザーのマンションの管理業務をされていると。何でそれが、聞くことが刑事訴追に関連するのか、私には理解できないわけで...全文を見る
○長妻委員 融創国際という会社、知っていますか。
○長妻委員 清和政策研究会のパーティー券をヒューザーが販売をして、そしてヒューザーの口座にそのチケット代が振り込まれている、いろいろな建築事務所等に販売をして、その代金はヒューザーの口座に振り込まれている。これは事実ですか。
○長妻委員 清和政策研究会のパーティーがあります、パーティー券が販売しておりますが、ヒューザーがいろいろ建築事務所にそれを勧めて、そしてその代金をヒューザーの口座に振り込ませて、それをまとめてヒューザーが清和研に入金する、こんなようなことをやられていたんですか。
○長妻委員 ここにも書類がありますけれども、不可解ですね。パーティー券の普通入金というのは、その政治家のそういう団体、政治団体に直接入金するわけですが、それは勧めることはあると思いますが、何でヒューザーの口座に、りそな銀行八重洲口支店に入金がどおっと入ってくるんですか。そして、こ...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、猫ばばに近いんじゃないでしょうか。  何でこういうお金の集め方をしているんですか、一回ヒューザーの口座に入れるというようなことで。
○長妻委員 エーピーアールという会社があります、ヒューザーの関連会社でございますが。これは設計会社にヒューザーが発注するときに、なぜかそのエーピーアールという実体が余りないような会社を間にかませて、それで発注している、こういうことはありますか。
○長妻委員 セントレジアス船橋では、ヒューザーが設計を発注したときは、設計事務所、スペースワンに直接契約をしないで、なぜか間にエーピーアールという会社が挟んでいるんですよ。  エーピーアールという会社はどういう会社か。ヒューザーの本社と同じフロアにあるということです。ただ、社員...全文を見る
○長妻委員 途中で、仮にですよ、途中にそういうような何かコスト圧迫要因になるような不可解な会社が入って、それでコストダウンが要請されるということがあってはならないわけでありまして、それでは、そのエーピーアールという会社は、実際その社長は御存じなんですか。
○長妻委員 最後に一点お伺いしますが、姉歯氏とヒューザーが直接契約したことがあるかないか、そして、姉歯氏とその間にヒューザーコンストラクションあるいはこのエーピーアールがかんで、そしてヒューザーと契約したということがあるかないか、その二点だけお尋ねして、質問を終わります。
○長妻委員 じゃ、これで質問を終わります。
02月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、参考人の皆様方に、遠路はるばる来られた方もいらっしゃいます。きょうはお出ましをいただきまして、心より感謝を申し上げます。  早速質疑に入らせていただきます。  まず、東日本高速道路株式会社の会長でいらっしゃいます八木会長に...全文を見る
○長妻委員 そういたしますと、二ページ目に経歴書を添付させていただきましたけれども、今言われたとおりでございます。  そういう意味では、東京外環自動車道高州高架橋橋脚工事、六億九千三百万円、落札率が九七・〇六%、東京外環自動車道栄高架橋南工事、六億四百万、落札率九九・九四%、平...全文を見る
○長妻委員 公正取引委員会にお伺いしたいのでございますが、この私が今読み上げました二件の契約でございますね。これは、橋梁談合事件について、この二件というのは今全く白なのか。どういう状況か、説明いただければと思います。
○長妻委員 そうしますと、今、年度の中には合致をしておりますので、この二件は橋梁談合の対象の可能性がある、そういうふうに言ってよろしいんですか。
○長妻委員 本当にこの二物件、今申し上げたのが談合をしたかしなかったのかというのは、これは課徴金の認定がされたときにわかると思うんですが、この課徴金の認定をする時期、そのときに物件が特定されるということでよろしいですか。時期はいつですか。
○長妻委員 これは八木会長にお尋ねしたいんですが、落札率九七・〇六%あるいは九九・九四%、そして橋梁談合の対象の可能性がある物件で、仮にこれが、先ほど、課徴金の認定と同時にはっきりするわけですけれども、この二物件が談合だと認定をされたとき、このエンジニアリング事業本部の副本部長あ...全文を見る
○長妻委員 今何か関係ないというような御答弁に聞こえたんですが、しかし、あなたがエンジニアリング事業本部長の物件、そしてもう一つはエンジニアリング副本部長のときの物件であります。  八木会長が別にどこかの会社の、別の会社のところで社長をやられていたら我々もとやかく言うわけではあ...全文を見る
○長妻委員 法的な責任はあるのかどうか私もわかりませんけれども、そちらの、ある意味では関連したというか、契約がエンジニアリング事業本部ですから、監督責任というか、そういう道義的責任というのはないんですか。契約の名前です。
○長妻委員 そして、もう一方、西日本高速道路株式会社の会長の石田孝会長にもお出ましをいただいておりますけれども、この同じ表で、石田会長はかつて神戸製鋼の都市環境・エンジニアリングカンパニーにおられましたけれども、この館山自動車道の橋の工事、これは都市環境・エンジニアリングカンパニ...全文を見る
○長妻委員 しかし、エンジニアリングカンパニーであることは、お立場は平成十四年の六月まで続いていたということでよろしいんですか。
○長妻委員 そして、この神戸製鋼の今申し上げた物件も、これは橋梁談合の対象の可能性がある物件だということで、公正取引委員会、間違いないですか。
○長妻委員 これは北側大臣にお伺いしたいんですが、今の話で、特に新日鉄の、まさに在籍していたときの、道路公団との契約書に書いてあるエンジニアリング事業本部の責任者だった、この案件が仮に公正取引委員会で黒と認定された場合、北側大臣、そういう場合でも八木会長の人事というのは全く問題な...全文を見る
○長妻委員 そして、私ちょっと今のお話は納得できないわけですけれども、まさにその部署の責任者が、別にほかの会社におられるということはこれで問題ないと思いますけれども、しかし、これ、まさにその道路公団、官製談合で逮捕されたその道路公団が分割・民営化された後の民営化会社でありますので...全文を見る
○長妻委員 今も談合は続いているんですかということです。
○長妻委員 質問できません。ちょっと時計をとめてください、委員長。速記をとめてください。
○長妻委員 今も談合は続いているんですか。
○長妻委員 そうしたら、事実上というのはどういう意味ですか。
○長妻委員 初めからそういうふうにお答えになればいいんですよ。談合行為はないと認識しているということですね。我々はちょっと今の御発言も疑問ですけれども。  近藤会長が道路公団の総裁のときの年収と今の年収というのは、比較するとどちらが多いですか。
○長妻委員 今、自民党の席から余計なことを質問するなという話がありましたけれども、これは非常に重要なことなんです。これは姿勢を示すものなんですよ、トップの考え方を。そういう意味では、借金を返すための民営化会社、お給料が上がっている。これだけ談合を繰り返して、私は納得は得られないと...全文を見る
○長妻委員 これはいいんですかね。管理職、本社だけで三四・五%の人が機構の住宅を個人で買って住んでおられる。これは一般の方も当然買うわけでありますから、非常に流れとして、ああ、今からいい物件があと何年後に出るとかわかっている、そういう部署も当然あるわけで、これは何の規制もなく、全...全文を見る
○長妻委員 しかし、すべての部署の方が確かにそういう情報は入らないかもしれませんけれども、非常に、いろいろな部署によっては、いつ、大体何年後にこういう物件が出るだろう、あと何カ月したらこういう物件が出るだろう、こういうことは頭の中でわかるわけで、そうすると、自分が一番おいしいとい...全文を見る
○長妻委員 売れないところを職員が買うとはなかなか思えない部分もあるんですけれども、ぜひ倫理規定など御検討いただきたいと思います。  最後に、談合の問題でございますけれども、本当に談合をなくすというのは大変なことだと思います。営々と続いてきたものを根絶するというのは本当に勇気が...全文を見る
○長妻委員 よろしくお願いします。  ありがとうございました。
02月27日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。端的にお答えをいただければ幸いでございます。  年金保険料を年金事務費に使う、これを今回は一年限りということで法律が出てまいっておりますけれども、平成十九年度からは恒久的にずっ...全文を見る
○長妻委員 これは、年金保険料はもう年金事務費に使わない、こういうような趣旨の発言を小泉総理もされ、あるいは多くの与党の政治家の方も国会やテレビ等でそういう発言をされていながら、ほとぼりが冷めるともう、恒久的に年金事務費に保険料を流用するんだ、こういう驚くべき決定だと私は言わざる...全文を見る
○長妻委員 職員の人件費は国庫負担というお話がありましたけれども、ちょっと今、事実と違うんじゃないでしょうか。平成十八年度の予算で五十一億円ものお金が人件費としてついているのではないですか、年金相談員の。
○長妻委員 直接業務にかかわるから保険料負担。先ほど大臣が、人件費は税金だ、こういうルールを言われたじゃないですか。そうしたら、ほかの職員は業務にかかわらないんですか。業務にかかわらない職員なんていないんじゃないんですか、社会保険庁で。  これは大臣、今の原則、破られていますよ...全文を見る
○長妻委員 年金相談員は確かに、謝金職員と今まで言われて、非常勤職員でありますけれども、先ほどの原則のペーパーを見ると、人件費は税金、国庫負担だ、こういう原則があるじゃないですか。  そうしたらば、人件費で年金保険料を流用するのは、ほかにどういう方が流用するんですか。明確にお答...全文を見る
○長妻委員 いや、ちゃんときちっと答えていただきたいんですが、人件費の中で保険料で今後も流用して払う人件費、それはどなたに払うんですか。全部、その役職というか役割の名前を言ってください。
○長妻委員 そうすると、指導員と適用指導員と年金相談員、その三者だけが年金保険料流用、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 そして、谷垣大臣にお伺いしますけれども、庁舎の建設費、これは税金でやるということでよろしいんですか、大臣。
○長妻委員 先ほど、冒頭、大臣は、庁舎は国庫負担だとはっきり言われましたよ。ちょっと何か修飾語がつくのは本当によくないと思うんです。  実際、平成十八年度予算で、年金保険料で二十二億円、これは庁舎の建設費に回っているんじゃないですか。話が違うんじゃないですか。
○長妻委員 年金相談にかかわる庁舎、その建設費は年金保険料を流用していいわけですか。その年金相談にかかわる庁舎、そういうことも、本当は冒頭の説明あるいは国民への説明の中できちっと言わなきゃだめじゃないですか。庁舎は全部国庫負担だと言われているじゃないですか、私が配ったこの一ページ...全文を見る
○長妻委員 何で相談センターは年金保険料で、社会保険事務所、この社会保険事務所もみんな相談に行きますよ、そこは国庫負担だ。どういう理念で、哲学で切り分けしているんですか。またずるずるべったりでやるつもりじゃないんですか。
○長妻委員 これは与党の皆様もぜひよく聞いていただきたいんです。今村瀬長官が言われたのは、年金相談は福祉なんだ、こういうことを言っているんですよ。福祉施設費だと。つまり、平成十九年度以降も、福祉という名前で、年金相談が福祉だとは私は思いません、これは事務費だと思います、基幹業務だ...全文を見る
○長妻委員 円滑な事業を行うためには年金保険料を使える、こういうことの条文に変えるというお話がありましたけれども、これは今までの例でいっても、自主財源扱いになって、結局ずるずる無駄になるということで、我々はもう全額、絞りに絞って国庫負担にすべし、こういうことを申し上げているわけで...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、ちょっと村瀬長官に、そこまで言われるのであれば、本当に社会保険庁は無駄遣い、今直っているのかどうか、お尋ねします。  社会保険庁の建物の中でいろいろな食堂などが入っておりますけれども、家賃を全く取っていない食堂というのはありますか。
○長妻委員 その事実というのは前から御存じでしたか、長官。
○長妻委員 最近と言いますが、私が質問通告して、聞かれたんじゃないですか。
○長妻委員 実際、社会保険業務センターという杉並にある社会保険庁の建物、この食堂が、平成五年四月から契約して、ずっと無料で入っているということで、これは政府からの質問主意書の答弁書では、相場の月額家賃は百二十万円だ、月百二十万円が相場なんだ、こういうふうに政府の答弁書ではあります...全文を見る
○長妻委員 ほかにはこういう事例はもう、あるんですか。そして、これは問題ではないんですか。
○長妻委員 平成十六年度以降は全くありませんね。
○長妻委員 これは、長官に本当のいろいろな問題が私は伝わっていないという懸念を非常に持っております。  そうしましたら、もう一点だけ申し上げますが、社会保険庁の職員が年金保険料で購入した黒塗りの車、これを下取りで買ってしまったという案件が三件あるんですが、これは御存じでしたか。...全文を見る
○長妻委員 私は、これ以降の物件も全部調査してほしいというふうにずっと前から依頼しているわけでありますけれども、まだ調査結果出ていないんですか。ぜひ、至急調査いただきたいと思います。  そして、社会保険庁は本当に変わったのかという疑問が私はあるんでございますけれども、今、我々民...全文を見る
○長妻委員 ことしは天下りは何人ぐらい、社会保険庁、予定をされているんですか。
○長妻委員 いや、今の発言は私も初めて聞きましたが、そうすると、後ろの職員の方、慌てておられるようですけれども、ことしの一月から社会保険庁の職員は、偉い人もそうじゃない人も、すべての役職の方は一切天下りしない、こういうことですね。
○長妻委員 聞いていないからって、今答弁していないじゃないですか。私は十八年の一月からもう天下りしないと言われるからそれを聞いたのに、何で十六年のことを言うんですか。十八年の一月からもう天下りしない、社会保険庁の職員は。これでよろしいですね。
○長妻委員 公益法人から求められれば天下りはやる、求められなければしない。いや、今までも、求められていないケースでも押しつけ天下りあるじゃないですか。これは裏でやっているようでありますけれども。  そうすると、ことしは何人天下りの予定なんですか。もう組まれているはずですが。
○長妻委員 私も民間企業におりまして、かつて村瀬長官も民間企業におられたと思います。これは今、私も厳しく質疑しておりますけれども、本当は、長官は民間の常識感覚を持って役所の中できちっと指導しなきゃいけないと思うんですね。お役人が原稿を持ってきても、いや、自分の方針でこうやるんだと...全文を見る
○長妻委員 これは質問通告しております。十ページ目に資料がございますが、これは大臣、天下り、あっせんした財務省の人数は全部で何人でございますか。
○長妻委員 いや、しかし、この天下りというのは、私は、あっせん型天下りというのは、私が聞いたところでは先進国で日本だけだということなんですね。社会保険庁とか財務省というのはハローワークの仕事もやっているんですか。人材が欲しい、では、だれを何人あっせんしましょう。そういうことを人事...全文を見る
○長妻委員 いや、本当に、あっせん、天下りというのはもうやめていただきたい。先ほどは、OB税理士、これに仕事をあっせんしているという話もありましたけれども、本当に天下りの裏には税金や年金保険料の無駄遣いがセットでついていく、私はこういうふうに本当に思っておりますので、ぜひ総理を目...全文を見る
○長妻委員 何か、天下りというのは労働の慣行なんですか。私も初めて聞きましたけれども、そういう意識を大臣もお役人の代表のような形で持っていたら、政治家が大臣をやっている意味ないじゃないですか。社会保険庁改革ということが言われておりますけれども、私は本当に、社会保険庁を何か二つに分...全文を見る
○長妻委員 現状維持の理屈を言えばいろいろあると思いますが、私も、どの先進国もやっていないのなら、こう大上段に構えて言うべきことでないかもしれませんけれども、イギリスの状況も詳しく聞いて、そちらの方が効率的だ、こういうことで、そして効果も上がるということでやっているわけですね。そ...全文を見る
○長妻委員 これはそういう反論があると思って、十三ページにその表をつけさせていただいておりますけれども、確かに、国民年金第一号被保険者約二千二百万人のうち、国税もかかわっているところが三百五十万件ということで、そのダブり部分は少ないというのはわかりますよ。ただ、集める専門家じゃな...全文を見る
○長妻委員 社会保険庁の改革というのであれば、まず第一歩は集める権限を税金と一緒にするということだと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  以上です。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。  きょうは、年金改革を進めるためにも、川崎大臣、あるいは村瀬長官と年金の質疑をさせていただきたいと思いますので、端的にお答えをいただきたいと思います。  まず、川崎大臣にお尋ねをいたしますけれども、年金とは何ですか。
○長妻分科員 その給付水準というのも問題になると思うんですが、やはり、老後の生活を保障する、老後の最低限の生活を保障する、こういう意味づけも年金というのにはあるとお考えですか。
○長妻分科員 このストックがあるという前提、そうすると、端的に言うと、自営業の方というのは厚生年金をもらっているサラリーマンの方よりもストックが多いという認識でありますか。
○長妻分科員 いや、私が聞いておりますのは、先ほどのストックという意味は、多分資産という意味だと思います。国民年金は、それだけで生活するんではなくて、そこに資産があって、それに上乗せして老後の生活をする、先ほどそういう趣旨のお話をいただきました。  ということは、厚生年金という...全文を見る
○長妻分科員 先ほどのストックという意味とちょっと若干ずらしているような気がするんですが、実際問題として、四十年、国民年金、基礎年金を払って、満額もらっても月額約六万六千円。この六万六千円で一カ月。老後、これはみんないろいろな自助努力をしています、自助努力、皆さん、国民全員してい...全文を見る
○長妻分科員 ちょっと大臣の常識感覚を疑うんですけれども、私が聞いているのは、一般常識として、資産も全くない、貯金も全部底をついてしまった方が、一カ月六万六千円でこの日本国で生活できるのかどうかという常識感覚を聞いているんですが。
○長妻分科員 私が先進国を調べますと、やはり、老後、年金をもらっている方が生活保護も受けているというケースはないみたいなんですが、これはそのとおりでございますか。
○長妻分科員 実際に、ちょっと大臣の常識感覚も首をかしげるんですが、六万六千円で一人、例えば単身の場合、資産がなくて生活できるのかといったときに、夫婦であれば十分な場合もあるような先ほど発言がありましたが、では、単身、一人の場合、日本で六万六千円で資産なし、何にもなしの場合の生活...全文を見る
○長妻分科員 年金というのは、老後の最低限の生活を保障する、こういう目的もあるものじゃないんですか。
○長妻分科員 日本で、年金をもらっていながら生活保護も受けている、こういう方はいらっしゃると思われますか。どのぐらいいらっしゃると思いますか。
○長妻分科員 では、年金をもらっているのに生活保護を受けている、こういうケースというのは、大臣、全く知らないですか。
○長妻分科員 年金をもらっていながら、つまり公的年金制度の給付の対象になっていながら生活保護を受けている、こういうケースは、大臣、自然なことだと思いますか、異常なことだと思いますか。
○長妻分科員 いや、私がお伺いしているのは、そもそも生活保護を受けざるを得ないような低水準の年金、そういうような方々、当然、無年金者も日本には、一生年金を一円ももらえない、こういう方もいらっしゃると思いますけれども、そういう状況が今放置されていることに関して、つまり年金をもらって...全文を見る
○長妻分科員 いや、私がお伺いしたいのは大臣の認識なんです。  確かに、年金をもらっていながら生活できない年金ですから、生活保護を受ける、制度上はそういうふうになって、今生活保護を受けておられる方はいらっしゃるわけです。しかし、年金をもらっていながら生活保護を受けるというこの現...全文を見る
○長妻分科員 いやいや、大臣、大臣の見識を、別に細かい法律論をお伺いしているんじゃなくて、年金をもらう、つまり給付を受けている、しかし、給付を受けながらも生活保護を申請せざるを得ない、そうしないと生活ができない、こういう現状というのは、まあそれはそれで一つの考え方と思われておられ...全文を見る
○長妻分科員 私が調べた限りでは、先進国では年金をもらっている方が生活保護を受ける、こういうケースはないというふうに聞いているんですが、私の今の発言というのは、どうですか、先進国で。
○長妻分科員 生活保護と、何しろ老後、最低限の生活ができるような年金というのが、当然、厚生労働省の中でも別の局が御担当されていると思うんですが、非常に別個に今まで検討されてきて、やはりそれが考え方としてなかなか一つに整理がされていないんじゃないか。  例えば、先ほど大臣が言われ...全文を見る
○長妻分科員 まさに厳しいと言われたように、先進国に比べるとかなり厳しい、延べ二十五年年金保険料を払わないと、年金保険料を没収された上、一銭も給付金がない、こういう制度で、私も首をかしげる制度です。  いずれにしても、例えば三十年とか、あるいは二十六年とか、そういうふうに給付基...全文を見る
○長妻分科員 いや、私が申し上げたのはそういうことじゃなくて、全く年金の保険料を払っていない方、これはいろいろな御事情があると思います、そういう方も、例えば、個人で言うと、最大月額八万円生活保護を受けるAさんがいらっしゃる。Bさんは、基本的にはもう二十六、七年間年金保険料を払って...全文を見る
○長妻分科員 私が何でこういうことを聞くかというと、国民年金の保険料を払うインセンティブというところが非常に影響を受けないか、そういう趣旨で聞いているわけであります。  そうしましたら、何しろ、やはり老後、国として年金制度をつくっているからには、年金の受給資格が出た方、そして受...全文を見る
○長妻分科員 やはり両方の制度をちょっと一緒にきちっと整理をしていただきたいと思うんです。  サラリーマンの方も大変です、年金が非常に少なくなって。しかし、国民年金だけの方に比べれば、それは当然給付は高いわけでありまして、何で国民年金の方々は生活が基本的にはそれだけではできない...全文を見る
○長妻分科員 私がお伺いしたのは、先ほど月額の話を申し上げましたけれども、生活保護の毎月お支払いする金額と、国民年金の毎月の給付の金額、この差というのは今は生活保護の方が高いわけですけれども、その開き、差は今後拡大傾向になっていくでしょうかということなんです。
○長妻分科員 そうすると、国民年金の給付水準と生活保護の支給水準というのは、今差がありますけれども、その差は今後は拡大しないで、今と同じような差でずっと推移していく見込みだ、そういうお考えでよろしいんですか。
○長妻分科員 今差があるので、逆に我々は、民主党としては、最低保障年金、これを消費税財源で入れるべきだ、こういう主張をして、私もそれを実現したいということで、大臣も含めて今いろいろな働きかけをさせていただこうということできょうも質疑をしているわけでありますけれども、そういう意味で...全文を見る
○長妻分科員 国民年金と生活保護の水準に差があるので、私は年金の水準を上げるべきだと思っているんですが、何か今、そうじゃなくて生活保護の水準を下げて基礎年金の給付に近づけるような、そういう動きがあるやにも聞いているんですが、そういうこともあるんですか。
○長妻分科員 社会保険庁長官にお出ましをいただいておりますので、お伺いをいたします。  今の議論を聞いて、長官としては、年金というのは、これは国民の皆さんは年金を掛けておられるときに、万が一老後に財産が全部なくなる、あるいは貯金も全部なくなってしまっても、最低限の生活ができるの...全文を見る
○長妻分科員 社会保険庁の姿勢の問題でちょっと一点だけ申し上げると、民間から村瀬長官は来られたということでありますけれども、ここに表を社会保険庁からいただきましたけれども、国民年金に関しては、二十年間、毎年徴収が未達成になっている。つまり、徴収目標の予算を毎年立てているんですが、...全文を見る
○長妻分科員 時間が参りましたので質疑は終わりますけれども、年金の一元化、これは国民年金も入れた年金の一元化、そして生活保護との考え方の整理、そして老後に最低限の生活ができる最低保障年金制度など、年金の改革というのは一歩をまだ踏み出していないという段階だと思っております。国民の皆...全文を見る
03月08日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○長妻委員 おはようございます。民主党の長妻昭でございます。  間もなく足立区の竹ノ塚の踏切の死傷事故から一年たとうとしております。今週月曜日に私も踏切に行ってまいりまして、お花を手向けて、お悔やみ、御冥福をお祈り申し上げてまいりました。  今、改良されたとはいえ、踏切が鳴り...全文を見る
○長妻委員 今申し上げました五カ年計画、トータルすると二千百カ所、そこを鉄道管理者あるいは自治体等に取りまとめをお願いしている、三月末をめどというようなお話がございましたが、自治体によっては非常に計画が遅い、こういう自治体もかなりございまして、これは国の直轄事業ではないんでありま...全文を見る
○長妻委員 その趣旨で多分、今回、法案の中に新たに勧告制度というのが盛り込まれた。つまり、計画が指定されても正当な理由なく未着工など進まない、これに関しては勧告をするということでございます。  この資料の二ページ、三ページ、四ページに、計画が指定されたけれども未着工のリストとい...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、今申し上げた箇所の中で、正当な理由がなく着工されていないものというのは把握されていないということですか。
○長妻委員 私が聞きましたのは、今回の改正法案で勧告制度を入れたのは、正当な理由なく計画が進んでいないところがあるから勧告制度を入れたというふうに聞いているわけでございますけれども、では、これはもう全部問題ないということで、今大臣、答弁ございましたけれども、勧告制度をそうしたら何...全文を見る
○長妻委員 私は、今回、国交省の対応というのは非常に不可解なんです。一つの許容応力度計算、つまり保有水平耐力の比率ですけれども、それだけで計算をした。しかし、外部から指摘をされて、私は慌ててこの六ページのような通達を国交省は出したと認識しているんです。  つまり、限界耐力計算で...全文を見る
○長妻委員 私は、今のお話というのは非常に説得力に欠ける話だと思っています。国と地方で申し合わせたからこの一つだけ、つまり保有水平耐力の比率、これは許容応力度等計算ですけれども、この一つの方式で〇・五以下、これでいくんだと申し合わせた、限界耐力計算というのは時間を要するしコストが...全文を見る
○長妻委員 いや、排除していると思いますよ。だって、保有水平耐力比、もう一つの限界耐力計算じゃなくて保有水平耐力比で〇・五以下が避難だ、こういうふうに決めたわけですよね。もう一つの限界耐力計算で、避難するしないというのは、そちらの計算方式ではそれは入っていないわけでありますので、...全文を見る
03月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質疑の機会を与えていただきましてありがとうございます。端的にお答えをいただければと思います。  先ほども整備士のお話がございましたけれども、スカイマークエアラインズの問題でございます。羽田から徳島線などを飛ぶボーイング767...全文を見る
○長妻委員 これは国交省が知ったのはいつでございますか。
○長妻委員 これは三月十日、報告があって、公表はされましたか。なぜされなかったんですか。
○長妻委員 国交省は、三月十日、報告があった。私が報道等で認識しておりますのは、スカイマークエアラインズは、国交省に報告する前の日、つまり三月九日から機体の修理を始めて、きょうからその飛行機を飛ばすんだ、こういうふうに聞いておりますけれども、そういうことでよろしいんですか。
○長妻委員 これは国交省としては、修理が終われば、例えば、仮にきょう再開をするということもあり得るというか、修理を終わればもう飛んでいいんだ、こういうお立場であるわけでございますか。
○長妻委員 これは、ついこの前、運輸の安全の法案が議論されたばかりでございまして、やはり国交省に三月十日にそういう連絡があった際には速やかに公表していただくということが議論されたばかりであります。  そして、今大臣は、何か安全性に重大な支障はないような御発言がありましたけれども...全文を見る
○長妻委員 でも、いかにもそんな短期間の修理で、そして国交省はメーカーが定めた修理期限を九カ月超過している、こういうふうに指摘をしているにもかかわらず、スカイマークエアラインズは、いや、九カ月じゃないんだ、その指摘は当たらないんだ、こういうような反論をしているやに聞いているんです...全文を見る
○長妻委員 そうすると、スカイマークエアラインズは修理期限を九カ月超過しました、申しわけない、こういう立場ということでよろしいわけですか。
○長妻委員 これはきちっと、ほかの航空会社も含めまして、亀裂というか、車がぶつかった跡の修理の状況ということで、飛行機というのは、言うまでもなく、ちょっとした亀裂が大惨事につながるというのは、過去の事故を見てもこれはもう当たり前の話でございますので、また、初動が遅いし、その後の対...全文を見る
○長妻委員 新宿区が万一のことも考えて念のために限界耐力計算をして一・二になった。これ、もし計算をしないで〇・八五のままであれば補強工事ということで、コストも全く変わってくるということで、そうしますと、これは〇・八五がクリアされたわけですけれども、姉歯偽造マンションで〇・七以上の...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、今度は許容応力度計算で〇・五未満になったもの、これは取り壊しとか建てかえというスキームに入るという国交省の見解でありますけれども、そうすると、〇・五未満のものも限界耐力計算で、自由に任せるということですから、限界耐力計算をして仮に〇・五以上になればこれは...全文を見る
○長妻委員 これは委員の皆さんも聞いていただいて、どういうふうに感じられるか。  つまり、大臣は、法的に認められた二つの計算方式がある、これはどちらの計算を使うのも自由であります、法律的に基準をクリアしていればどちらの計算式でもいいんですよというお話があったわけでありますけれど...全文を見る
○長妻委員 いや、今の説明で、これは普通の方はわからないというか、納得できないと思いますよ。  そうしたら、ちょっとかなり具体的にお話を聞きますと、国交省が言うその許容応力度計算、そこで例えば〇・四だった物件がある。実際にも近い物件ございますけれども、この〇・四の物件があったと...全文を見る
○長妻委員 いや、大臣はちょっとまだ理解していないですね。大臣、ちょっと、これは重要なことですから、ちゃんと腹に落ちるように御理解いただきたいんです。  今申し上げたのは、もう一回言いますよ、大臣、例えば〇・四、許容応力度等計算、わかっていますよ、保有水平耐力の比率というのは。...全文を見る
○長妻委員 ちょっととめてください、速記。聞こえないですから、質問が聞こえないですから。速記とめてください。
○長妻委員 いや、だから大臣、ちょっと大臣、お役人と話されないでよく聞いてください。  先ほどの新宿の例なんです。では、新宿の例はどうなのかという話なんです。新宿は〇・八五、保有水平耐力で、比率で〇・八五だったんです。これはもう補強しろ、こういうことになったわけです。法律違反だ...全文を見る
○長妻委員 それでは、一以下の場合は補修ですけれども、では、一以下の場合は、この限界耐力計算で違う数値が出たとしても、何でそれは改修しないでいいんですか。許容応力度で〇・八五が出た場合、何でこれはクリアになっちゃうんですか。そっちの方を教えてください。
○長妻委員 いや、大臣、ちょっと大臣、いいですか。ちょっととめてください。これ、大臣、聞いていない。  大臣、いいですか。さっき質問した質問に答えていただきたいんですよ。一です。一の話です、〇・五じゃなくて。今、先ほど申し上げたように、一の話をしているんです。例えば、新宿の事例...全文を見る
○長妻委員 今の大臣の御答弁というのは、法律上適法か適法じゃないか、この判断は二つの計算式を使っていい、ただ、建てかえ支援、そういう新たな政策決定では一つの、許容応力度しか使っちゃいかぬ、こういう御答弁、その整合性というのは、ちょっと私は科学的ではないような気がするわけであります...全文を見る
○長妻委員 これはやはり、許容応力度等の計算と限界耐力計算が、国民の皆さんの間でも、何か非常に混乱を来しているんではないかというふうに考えておりまして、例えば許容応力度計算であればそれに統一するとか、あるいは二つを混在するのであれば、もっと整理をするというようなことが必要ではない...全文を見る
○長妻委員 いや、本当に大臣、ちょっとお答えいただきたいんですが、日本建築構造技術者協会は、限界耐力計算は問題点が多くて推奨すべきでない、こういう意見書を国交省に持ってきたんじゃないんですか。
○長妻委員 今お話がございましたけれども、非常にこれは問題点はあるんです。これ、大臣、全くクリアになっているというふうに御認識なさらないようにいただきたいんですが、いろいろ問題点がありますので、これは引き続き同僚議員も含めて質疑をしてまいりたいと思いますので、きちっと整理をしてい...全文を見る
○長妻委員 これは、昨日会計検査院の御担当者をお呼びしたときに、七代目だ、こういうお話でございます。そして、この天下りした御本人の方にお伺いしても七代目だということでございましたのでここで申し上げたわけでございますので、きちっと調べていただきたい。  そうしますと、現在の天下っ...全文を見る
○長妻委員 民営化前は担当、国土交通あるいは運輸大臣の承認が要るんですか。
○長妻委員 いや、だから、大臣の承認は要るんですか。
○長妻委員 この方は、天下られたのが平成十四年の七月一日でございまして、それまでは会計検査院で事務総長官房研修官で退職された。平成四年の四月から平成六年の十二月まで上席調査官運輸担当副長を会計検査院でやられていた。空港公団本社に二回立入検査をした、成田の現地には二回立入検査、合計...全文を見る
○長妻委員 当時の都市基盤整備公団、そこに天下られた方もここの検査に行ったことがあるということでありますけれども、今の空港公団の例など、では、現役時代、その団体の会計検査を担当していたまさにその職員がその団体に天下っていくというのは、これはもう全く問題ないという御認識なんですか、...全文を見る
○長妻委員 私の感覚では、特段何か問題があるとは思いませんというのは、ちょっと、ちょっとどころか、これは大変おかしいというふうに思うわけでございます。  これは大臣に見解をお尋ねしますけれども、そういう国土交通省の管轄のところでございますけれども、こういう、実際にそこに検査に立...全文を見る
○長妻委員 これは、ルールを見直す必要というのは大臣は感じないですか。
○長妻委員 私にしては信じられない答弁だと思います。  日程調整などもして、こういうことが本当に政府内では問題意識、今の御答弁ではゼロだというふうに感じておりまして、これは今後とも取り組んでいきたいというふうに思います。  そしてもう一つ、これは一部報道で、会計検査院の方が、...全文を見る
○長妻委員 そうすると、一番初めのきっかけは、その会社から会計検査院に、だれかいい人をよこしてください、こういうことがあったという御答弁でしたけれども、では、それは、第一報というのは帆刈さんの方に電話があったんですか。突然電話があったんですか。
○長妻委員 電話等のコンタクトがあった。では、これはもう飛び込みといいますか、だれの知り合いの紹介もなく、突然会計検査院に、ある建設会社の子会社が、全然面識ない方から電話があったんですか。
○長妻委員 私がここで質問しているのは、この建設会社の関係なんですよ。今の会計検査院の御答弁だと、建設会社が会計検査院に直接電話をして、いい人を一人紹介してくださいということで、会計検査院があっせんしてそこに人を、天下ってもらうと。しかし、そこの関係が、今回、防衛施設庁のいろいろ...全文を見る
○長妻委員 所管省庁から要請があってというお話を認められましたけれども、これは私も一部聞いておりますのは、所管省庁は会計検査に、非常にスムーズに検査が進むように、所管省庁から会計検査院の方に天下り先を御紹介する、こういうこともあるやに聞いておりまして、これは何であっせんをするんで...全文を見る
○長妻委員 いや、今の会計検査院の御答弁と、会計検査院は、これはほかの省庁から、私が聞いておりますのは、都市基盤整備公団に天下った方は建設省からお話があったというふうに聞いているわけですけれども。  会計検査院、では、建設省、運輸省あるいは国土交通省からは、それ以外の省庁はある...全文を見る
○長妻委員 いや、公団というか、先ほど御答弁で、いろいろな他省庁からということも言われましたけれども、そのところです。
○長妻委員 北側大臣、では、本当に建設省、運輸省、国土交通省を含めてあっせんはないんですね。
○長妻委員 いや、ですから、あっせんなんですよ、今、検査院の次長が言われたのは。こういう団体どうですかと、そのどうですかと紹介するのは、私らの日本語ではあっせんと言うんですよ。
○長妻委員 いや、実態が本当に、これは、そうすると、他省庁から、自分の、その省庁が所管する団体にどうですか、会計検査院の方、再就職をどうですか、こういう声がかかるということはお認めになったわけですか。
○長妻委員 ちょっと整理させてくださいよ。さっきの答弁と違っていますよ。先ほどは、他省庁からも、さらに当該団体からも、こう言っていたんですよ。
○長妻委員 できません。
○長妻委員 先ほど他省庁と。ちょっと違いますから、整理させてください。  ちょっと一度とめてください。速記とめてください。
○長妻委員 先ほどの答弁と違いますから、だめです。百八十度違いますよ、さっきと。  一度時間とめてください、委員長。もうこれは時間なくなりますから、だめですよ。
○長妻委員 今は、省庁からというその言葉が全く欠落をしておりました。先ほどは、省庁から、そしてさらにその団体からというふうにございましたけれども、省庁からと。省庁からはどんなインフォメーションというかお話があったわけですか、あるわけですか。
○長妻委員 いや、この委員会の運営も含めて、何できちっととめて精査しないんですか。今、口裏合わせしたんですよ、国会の場で。私は、その疑いありますよ。私も、この都市基盤整備公団に天下った方には省庁からもそういう話があったと直接、きのう私の議員会館にお呼びしたときにお話をお伺いしまし...全文を見る
○長妻委員 ぜひよろしくお願いします。  そして、例えば四国建設弘済会を見ますと、正規職員が百二十八人にもかかわらず、民間からの出向者である非常勤職員が三百八十六人もおられる。この三百八十六人のうち、公共事業工事の監督補助をされておられる方がいる。つまり、民間から出向された方が...全文を見る
○長妻委員 この天下りも含めて、今の丸投げ、丸投げでないも含めまして、本当の情報が大臣に上がっているのかどうか、ぜひお役所の情報以外の情報もとっていただいて。押しつけ天下りというのはあるんです。公式見解では、政府は、一切ありません、すべての天下りは、向こうから要請している以外は天...全文を見る
○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。端的にお答え願えれば幸いでございます。  今回、独法の法案が出てまいっておりますけれども、非公務員化すると。私は、非公務員化するのであれば、思い切って民間に任せる、こういう御決断が必要ではないかというふうに思います。  日本の国には、国...全文を見る
○長妻委員 そうすると、二カ所に天下るということは、これは問題ないということでございますか。
○長妻委員 そうすると、二カ所から国土交通省に天下りをくださいというような申し入れがあって、そしてお一人を二カ所にはめ込んでいくということで、この二カ所、例えば交通安全環境研究所でいえば、その研究所の独法、あるいはもう一つ、ジェイアール東日本都市開発、両方から人をだれかいただきた...全文を見る
○長妻委員 ですから、独法と企業から、両方から、この一覧に出ている企業、独法から、人が欲しいから紹介してほしい、こういう依頼があったということですか。
○長妻委員 ちょっとまたはぐらかされているんですけれども、ルールというのはどういうルールですか。何にもないところでいきなりここに行くわけないので、どっちかからアプローチがあるわけですね。
○長妻委員 いや、ちょっと質問できません。また同じ、ずっと三回繰り返している。ちょっと速記をとめていただけますか。
○長妻委員 国土交通省というのは、人のあっせん、仲介というのは、天下りですね、要望があったときにされるということはあるんですか、今まで。
○長妻委員 非常に時間を浪費するようなことを言われておりますけれども、では具体的に聞くと、交通安全環境研究所に監事としてこのAさんが行きましたね。これは、どっちからアプローチがあったんですか。
○長妻委員 時間がほとんどもうなくなりましたけれども、では、このジェイアール東日本都市開発にこの方は天下られていますが、これは、ジェイアール東日本都市開発が国土交通省に人を出してください、こういうことがあってこのAさんは就職されたんですか。
○長妻委員 そうすると、国土交通省がここに推薦をした、Aさんを。そういうふうに認識します。  そうしたら、ジェイアール東日本都市開発は、人が欲しいというふうにこのジェイアール都市開発が国土交通省に要請に来たんですか。
○長妻委員 いやいや、これは質問できません。ちょっと委員長、とめてくださいよ。
○長妻委員 委員長、中立性を疑いますよ、本当に。
○長妻委員 では、もう一回聞きますよ。  このAさんは、航空局の飛行場部長だったわけですね、最終的な官職は。その方がジェイアール東日本都市開発に再就職された。これはどちらからアプローチがあったのか。Aさんがここに行きたいから入れてくれと言ったのか、ジェイアール東日本都市開発が国...全文を見る
○長妻委員 本当に厄介な大臣ですね。では、わからないということですか。今わからないということなんですか。
○長妻委員 ちょっと大臣の見識を疑いますね。今わからないということが言いたくないから何かずっと引き延ばしをして、わからないから調べるということを素直に言われればいいんですよ、大臣。大臣、どうなっているんですか。  では、次の質問に、今の話題から離れて、国交省一般論として、天下り...全文を見る
○長妻委員 国土交通省として仲介、あっせんはされているんですか。
○長妻委員 私の手元の資料には、過去五年間で九百十一人の国交省の職員を国交省が求めに応じてあっせん、仲介した、こういう事実の資料もございますので、先ほどから言っていますとおり、独立行政法人やこういういろいろな天下り団体に仲介するというのはもうやめていただきたい。官製談合の温床にな...全文を見る
○長妻委員 大臣に一言申し上げますけれども、時間が本当になくなりました。大臣、わからないときは素直に、わからない、こういうふうに言うように今後徹底をいただきたいというふうにお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  きょうは、質問の機会をいただきましてありがとうございます。端的にお答えをいただければ幸いでございます。まず公益法人の法案、あるいは市場化テスト、あるいは天下り。これは天下りの部分がほとんど、一行しかないので私はがっかりしているんですが...全文を見る
○長妻委員 これは驚くべき話なんです。つまり、どういうことかというと、〇四年だけ調べると、積算補助、入札の書類をつくる、図面をつくる、そういう作業をこの天下り団体に任せたら、そこに民間からの方が出向して、その方が国交省の立場でつくった。しかし、その方の出身元の会社が落札して受注し...全文を見る
○長妻委員 工事の件名、どういう工事だったんですか。
○長妻委員 今言われた工事というのは、水門の扉、水門の工事なんですよ。今、談合の疑いで公取が調査に入っている、その二件をこの豊国が落札されておられるということでございます。  そして、何かこの出向者が国交省の立場で書類をつくったのは一部のちょっとしたことだというふうに言われまし...全文を見る
○長妻委員 私が聞いているのも十枚です。その十枚が、今手元にありますが、これが大正搦の水門の工事の参加企業に渡す図面。十枚。ここでその出向の方が図面にかかわった。この一枚目はほとんどその方が自分でかいた。そして、二枚目、三枚目、四枚目も、この図面の作成にかかわった。  では、こ...全文を見る
○長妻委員 これは、私が聞いておりますのも、大体三カ月前にこの仕事に着手する。つまり、百歩譲って大臣が言われたようにこの方が予定価格そのものを知らないとしても、そこは精査しないといけないんです、こういう入札の書類の作業を、入札する日の三カ月前に。  それで、これは細かく、ゲート...全文を見る
○長妻委員 これは、北側大臣、私は、ちょっと重大な、深刻な話だと思うんです。このことを知っているのかどうか。九州地方整備局の方は、そういう会社で、しかもその会社が受注する可能性のある、結果的に受注したわけですけれども、その仕様書を、国交省の立場で作業をさせていたと。入札のときに配...全文を見る
○長妻委員 先ほどの総理の答弁もそうですけれども、これからはちゃんとやりますと。でも、ちゃんとやるには、どういう原因で、どういう状況でそういう問題が起こったか調べないといけないんですね。  これは、いつも北側大臣は直前の質問で答えられない、答えられないと連発されておられますけれ...全文を見る
○長妻委員 しかも、この企業に対して国交省から天下りというのはございますか。
○長妻委員 しかも、その一名というのは課長相当職以上だということで、あと何名行っているのかわかりませんが、こういう非常にわかりにくい、おかしな関係がある。  そして、この九州地方整備局というのは、勤務時間中に今の天下り団体などへの再就職のあっせんとか仲介はしているんですか。
○長妻委員 これは、私がかつて質問主意書を出して、平成十六年八月三十一日の質問主意書への答弁書、これは小泉総理の名前で答弁書をいただきましたけれども、そこにこういうふうに書いてあるんです。過去五年間に関して、「それぞれの課等において当該職員の再就職につきあっせん、仲介等を行ったこ...全文を見る
○長妻委員 大臣、どうしたんですか。ちょっとおかしいですね。事前にきちっとお尋ねする内容を検討しておいてくださいと。  あっせん、仲介はもうやめますか、この九州整備局。
○長妻委員 仲介、あっせんというのはこれからも九州地方整備局は続けると。そういう意味なんですか、大臣。
○長妻委員 これは、総理、聞いていただきたいんですけれども、今回出てきた法律がございますけれども、簡素で効率的な政府を実現するためには、天下り禁止、天下り対策、これが私は本丸だと思っているんです。不正や税金の無駄遣いの裏には天下りがある。もうあらゆる事件や事実が証明しているじゃな...全文を見る
○長妻委員 いや、悪いことでなければ、これからも堂々とあっせん、仲介はやりますと、そういうことなんですよね。それを何ではぐらかされるんですか。  公益法人二万六千程度あるということで、今申し上げた弘済会などは、北側大臣、一たん廃止するような形で見直していく、必要があれば、本当に...全文を見る
○長妻委員 今回、今法律が出ている公益法人の見直し、私非常に危惧するのが、今二万六千程度ある公益法人のかなりの部分がいわゆる公益社団法人、公益財団法人に移行しちゃうんじゃないか、そういう懸念があるんです。  例えば、中馬大臣、今申し上げたような、私にしたら非常に癒着している、そ...全文を見る
○長妻委員 これは大変申しわけないんですが、公益とは何か、収益事業とは何かという中馬大臣の哲学というか基準というか、そういうものがあって、あとは事務方が判断するということになると思うんですが、それが見えてこないんです。  公正取引委員会にお伺いしますが、今私が申し上げた積算補助...全文を見る
○長妻委員 もう一点、また水門の話で、同じこの九州建設弘済会の話をします、違う話を。  先ほど申し上げたように、国交省の九州地方整備局は、先ほど申し上げたのは積算補助の仕事、今度は現場監督補助の仕事もここに投げているわけです。ここがやらないで、またその仕事を民間に投げて、出向契...全文を見る
○長妻委員 これは一定の限定をして調べて、これだけ出てきているわけですから。それで、水門ですよ、さっきも今も。今、水門談合を公取は調査していると。自分の会社が工事をしているのを、国交省の立場でその会社の人が現場監督補助をしている。それは、その会社の人が悪いのかどうかわかりません、...全文を見る
○長妻委員 ですから、このケースは今初めて出ているケースなので、積算補助とかあるいは現場監督補助をこういうまさに関係する民間の会社にやらせている可能性が全省庁にあると思うんですが、その観点で、資料がある限り一度調べてみろと、これをぜひ言っていただきたいと思うんです。もう一回。
○長妻委員 調査し点検するということで、これは速やかに公表して。  日本の公共事業は、先ほど松野委員からもありましたけれども、随意契約が多過ぎる。その先は多くの団体に天下りがいる。そして、これもずぶずぶの天下りの関係、民間に投げている。こういうことがはびこっていて、簡素で効率的...全文を見る
○長妻委員 そして、天下りの問題でいえば、当の会計検査院が過去五年間で幹部が検査対象に天下っているということで、何人おられましたか、検査対象への天下り。
○長妻委員 これは幹部だけの数字だと思いますけれども、幹部以外の方で検査対象に就職した方は何人ぐらいおられますか。
○長妻委員 出すんですか。調べて出しますか。
○長妻委員 出さない。これは、総理、どうなんですか。  会計検査院で、その幹部十五人のうち、私はその方に直接お話も聞きました。そうしましたら、自分が現役時代に何回もその団体に直接立入検査をしたと。そこに天下っている方もいらっしゃいます。自分はそこで何代目かだ、一代だけじゃないと...全文を見る
○長妻委員 私が聞いた事例は、天下りの方が会計検査院の後輩が検査に立ち入るときに一緒に立ち会う、必ず立ち会う。そして、会計検査院にその職員が呼ばれたときは、自分が電話で後輩と時間調整する、こういう話も聞いております。  これは総理、ぜひ決断してください。質問主意書も、会計検査院...全文を見る
○長妻委員 院長、今総理から話がありましたけれども、もう何代も続いているんですよ、私が知っている少なくとも二つの例は。何代も続くのはもうやめるということでいいんですね、院長。
○長妻委員 そうしましたら、検査対象に天下っている幹部以外の人の人数を出してください。  総理、一言言ってください、それは出してと。人数だけでいいんですよ。名前を出せと言っていませんから。まず総理、言ってください。まず総理、言ってくださいよ。さっき出さないと言っているんです。 ...全文を見る
○長妻委員 私は、かなり驚くべき実態があると思うんです。検査対象に、幹部だけで十五人。  まずは人数だけでいいですよ。名前は調べて出せと言っていません、職員の。私は一カ月前からずっと言っているんです。会計検査院に頑張ってほしいんですよ、国民の皆さんも、我々も。  総理、人数ぐ...全文を見る
○長妻委員 私は会計検査院に頑張ってほしいんですよ。そういう疑われることをやらない方がいいですよ。  それで、独立した機関だと委員長からもありましたが、先ほどの会計検査院の答弁、何ですか。幹部以外出さないでいいというルールを人事院が決めたからおれは出さないんだと、こういうふうに...全文を見る
○長妻委員 では、理事会に要求します。よろしくお願いします。
○長妻委員 最後に、毎日新聞のこういう報道がございました、「国交省「談合継続を」 廃止望む業界に」ということで、水門の問題ですけれども。北側大臣、水門の問題で調査チームをつくりますか。調査チームをつくって徹底調査されますか、国交省の中に。
○長妻委員 最後にもう一点ですが。  きょう、財務大臣もお越しいただいているんですが、私はちょっと財務大臣に苦言を申し上げたいんですけれども、実は財務省にも同じ問題があるんではないのか、会計検査院のような。  というのは、主計局で、自分が予算査定した独立行政法人とか特殊法人、...全文を見る
○長妻委員 次期総理を目指す方であれば、人事管理上問題がある、でも、それは疑いを持たれるような事例ですから、速やかに省内に指示をしていただきたいということをお願いします。  その天下り問題が改革の本丸ですので、総理、ぜひ逃げないで取り組んでいただきたい。お願いします。
04月18日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。端的にお答え願えれば幸いでございます。  きょうは、傍聴に公団にお住まいの皆様方が全国的にお越しいただいております。  まず、都市再生機構の小野理事長にお尋ねしますけれども、百五十四棟の構造計算書をなくしてしまったと。これは内規では永久...全文を見る
○長妻委員 そして、今回、今議論しているこの住生活基本法の中には、数値目標ということで、耐震基準を満たす適合の住宅ストックの比率、これを満たしていないものが、つまり耐震性不十分というのが全住宅の二五%も今現在ある、これを平成二十七年に一〇%に減らしていこう、こういう数値目標がある...全文を見る
○長妻委員 非常に作業が遅いのではないかと思います。  今お配りした一ページ目でございますけれども、これは実際に市区町村がどのぐらい戸建て住宅、共同住宅などの耐震診断、耐震改修の政策を実行しているかというところでございますが、今、一戸建てで、耐震診断を実施している市区町村という...全文を見る
○長妻委員 言葉は勇ましいんですけれども、集計が去年の四月一日の数字しかない、あとはさっぱりわからない、こういうことで、国笛吹けど踊らずということが間々ありますので、ぜひ徹底をしていただきたい。  実際に、国土交通省にお話を聞きますと、日本でお住まいの住宅、一戸建て、マンション...全文を見る
○長妻委員 いつも大臣はいろいろおしゃべりになりますけれども、肝心な質問で、保険制度、今一二・八%ですけれども、いろいろアウトカムという横文字を使った国交省の目標の中にこれだけ抜けているわけでありまして、その数字目標を立てるのかどうかということを聞いたんですが、またはぐらかして、...全文を見る
○長妻委員 どなたでございますか。
○長妻委員 いや、学者の先生も悪いとは言いませんけれども、学者の先生がいてもいいんですが、私が先ほど申し上げましたような実際に本当に御苦労されておられる方。向こうサイドでいえば、日本一の不動産会社の社長さんとか、戸建て住宅などで非常に有名な社長さんとか、あるいは財団法人の方とか、...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、これは徹底してやっていただきたいというふうにお願いを申し上げます。  そしてもう一つ、日本の住宅事情の問題として格差の問題。今、格差社会が広がっているというふうに言われておりますけれども、当然、所得等も含めた格差というのも住宅事情で広がっているということもあり...全文を見る
○長妻委員 それをどうするかということでございまして、先ほども言われたような耐震の問題も含め、広さも含め、寿命も含め、ぜひ実行していただきたい。  そして、この八ページ目でございますけれども、年代の格差ということを申し上げましたが、年代別の持ち家比率というのがございます。六十歳...全文を見る
○長妻委員 今大臣言われました、特に賃貸住宅の質というお言葉がありましたので、ぜひその部分をさらに注力して、先進国に比べて、私は、その部分は非常に日本は今まで欠けていた部分があるのではないかと思っておりますので、そこがポイントであるというふうにも思います。  そして、もう一つの...全文を見る
○長妻委員 情報を提供しても、自分の住みなれた町にそういう物件がない場合はどうするのか。あるいは、さまざまな住宅支援、住居支援というお話がありましたけれども、大臣が考える、これは非常に重要な問題だと思いますけれども、いろいろなお役人答弁は、書類を読むのは結構でございますけれども、...全文を見る
○長妻委員 ぜひしっかりとお願いをいたします。  そして、もう一つでございますけれども、先ほども、大臣、選択の幅を広げるというようなお話がございました。  今、公営住宅というのは日本に数多くございますけれども、いろいろな問題もございます。その中で、選択の幅を広げる。当然、公営...全文を見る
○長妻委員 やはり公営住宅というのは、これはもちろん必要でございますけれども、その供給の仕方というのが、今までは行政が主体となって土地を買って建物も建てるということで、非常にメンテナンスの状況も悪いとか管理が悪いとか、そういう問題も起こっている。そして、居住者の希望にこたえるとい...全文を見る
○長妻委員 日本では、先進国並みの家賃補助制度、この導入というのは今後御検討を私はするべきだと思いますけれども、いかがでございますか。
○長妻委員 本当に日本が、経済大国だ、世界第二位だと言われておりますけれども、その第二位なのか。ヨーロッパ等を旅行された方もお感じになるかもしれませんけれども、日本は第二位だと言われていながら、何か、自分たちの住宅とか生活というのはそれほど豊かなのかな、こういうふうに感じられる日...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 本会議 第27号
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○長妻昭君 私は、民主党・無所属クラブ提出の、ただいま議題となりました居住者・利用者等の立場に立った建築物の安全性の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  一生に一度の何千万円もする、人生の希...全文を見る
05月09日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号
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○長妻委員 おはようございます。民主党の長妻でございます。  質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。端的に北側大臣にお答えを願えればと思います。よろしくお願いいたします。  言うまでもなく、我が国の財政というのは今大変厳しい状況でございまして、聖域なく見直していか...全文を見る
○長妻委員 かなり地元でも議論を呼んだ話でございます。  これはどういう話かと申しますと、ことし三月に一般競争入札がございました。吾妻川橋梁工事です。その工事の予定価格は七億二千二百万でありましたが、入札に参加した八社のうち七社が低価格入札、低入札ということで、落札した一社も、...全文を見る
○長妻委員 ぜひ予定価格の調査の見直しも御検討いただきたいんですが、先ほど申し上げましたように、今、最新の調査というのは、既に国交省が発注し終わった、そして工事が完了した、あるいは工事中のものに限定して、それを調査して標準積算基準という考え方を出しているということでございますが、...全文を見る
○長妻委員 これは、中小企業育成ということでは、指名競争入札があって、一定規模の工事では中小企業しか参加できない、こういう仕組みも当然あるわけですから、それはそれで、例えば中小企業の中である程度、平均的ではなくて、企業努力をして進んだ工法を持っているところに合わせていくということ...全文を見る
○長妻委員 国交省の方は、安いとすぐ安かろう悪かろうという発想を持たれるようでございますけれども、きちっとした合理的な、もう企業はどんどん進んでおりますので、そういう御検討、不断の見直しをぜひしていただきたい。  何でこういうことを申し上げるかというと、日本の公共事業が非常に大...全文を見る
○長妻委員 やはりこれから、我が党民主党は、特別会計を廃止する、公共事業関係の特別会計を廃止して一般会計化する。つまり、今までは、ダムならダム、道路なら道路ということで特別会計でくくられていましたので、同じ道路同士で何が優先か、ダム同士で何が優先か、こういうふうに比べるノウハウだ...全文を見る
○長妻委員 今大臣からIGの数字、公共投資の数字がございました。平成十八年が、フランスが対GDP比三・二%、アメリカが三・三、日本が三・三ということで横並びという数字でございますが、これはちゃんと財務省の数字とも同じ、政府内の統一の数字でございますか。
○長妻委員 何か、国土交通省の数字と財務省や経済財政諮問会議の数字が何種類かあるような、国土交通省に言わせると、いや先進国並みだ、ほかの省庁に言わせると、いや日本は高いんだということですけれども、何かわかりますか。
○長妻委員 ちょっとこれは精査が必要ですけれども、本当に公共事業と世間の常識で言えるもの以外も含んでいるのかどうかも含めて、政府内で数字が二種類あるというのは、やはりお互い言い分を主張し合っているような印象も受けますので、ぜひ統合していただいて、私は、先進国に比べると、これはいろ...全文を見る
○長妻委員 我々が問題として指摘をしたいのは、事後評価ということをきちっとやっていると言っていながら、今のような費用がふえてしまったことに対するチェックや言及というのが全くないというところが問題ではないかと言っているわけであります。  そういう意味では、十ページにございますけれ...全文を見る
○長妻委員 そして、これはやはり日本は公共事業を始めるときの事前の評価というのが非常に甘いんではないのか、そこをぜひきちっとしていただきたいということで質問いたしますけれども、十三ページ目に資料がございますが、飛行場、空港の問題でございます。  これは一つの資料でございますけれ...全文を見る
○長妻委員 空港の予測を緻密化した、平成十三年度ですけれども、これでも私はまだ不十分だと思いますので、ぜひ、ほかの公共事業も含めて、これは大変な事態だと思います。すいすいすいすい、これは便益がある、必要なんだと、数字が躍ってどんどん出てくる。こういう事態に今なっておりますので、ほ...全文を見る
○長妻委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  そして、随意契約と天下りの問題でございますけれども、二十ページにある資料でございますが、これは、国土交通省が平成十七年度に六千六十八件、一千九百七十五億円、随意契約で仕事を発注している。これは独立行政法人と公益法人のみに限定した額...全文を見る
○長妻委員 ですから、今でも、平成十七年度でも、役所の人事課が昼間の仕事の正規勤務の中で天下り先を探すという業務もしているわけでございまして、税金を払う国民の皆様方は、いや、正規の職員のローテーションの人事をするのは当然しなきゃいけないんだけれども、再就職先を探す仕事まで人事課に...全文を見る
○長妻委員 もう十分疑惑は持たれているんです、これは。  それで今、官民の交流、そういうふうに本当に必要な人材、これは、だから民間のハローワークでいいじゃないですか。ハローワークに企業が言って、公務員の方がハローワークに行って、そして仕事を探す、これまで否定しているわけではあり...全文を見る
○長妻委員 いや、それは人ごとだと思うんですね。  確かに、単純に仲介、あっせんをやめるだけでは問題は解決しないと思います。早期退職の問題、あるいは、定年まで勤める方がお給料がなかなか下がる仕組みがない。民間企業は、役職が降格する仕組みもありますし、お給料が下がる仕組みもあるけ...全文を見る
○長妻委員 これは天下りと一口に言っても、悲哀もあるんですよ、天下りを受け入れる側の悲哀。私も何人もの方にお会いしましたけれども、例えば独立行政法人で、本当にプロパーでやる気があってそこの団体に入った。一生懸命仕事をしていこうと思ったら、部長以上や役員はもう全部天下り。仕事を余り...全文を見る
○長妻委員 では、質問を終わりますので、本当によろしくお願いをいたします。  以上です。
05月10日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○長妻議員 私は、民主党・無所属クラブ提出の、ただいま議題となりました居住者・利用者等の立場に立った建築物の安全性の確保等を図るための建築基準法等の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して、提案理由及び内容を御説明申し上げます。  一生に一度の何千万円もする、人生の希...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第19号
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○長妻議員 お答え申し上げます。  我々が心がけましたのは、先進国を調査いたしますと、日本の建築の制度というのが非常に居住者とか消費者サイドに立っていないのではないか、こういう大きな問題意識がありまして出発をしたわけです。  昨年十一月には民主党として耐震強度の偽装の対策本部...全文を見る
05月17日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○長妻委員 きょうは、質問の機会をいただきましてありがとうございます。民主党、長妻昭でございます。  まず、耐震偽装に関連する対案の質疑の前に、談合の容疑で、国交省の現職の職員時代の話で逮捕されたという報道がございましたけれども、この概要はどんなものでございますか。
○長妻委員 これはいつも、個人的な不祥事であればこれは寝耳に水だということはあると思いますけれども、こういう容疑というのが毎回寝耳に水だと、国交省は。そういうはずは本当にあるのかどうか。現場でそういう情報が上司に上がっていないのかどうかということも含めて、ぜひ調査を徹底していただ...全文を見る
○長妻委員 電話を受けたのはどなたでございますか。
○長妻委員 お名前はわかりますですか。
○長妻委員 この電話の内容を今さらっと言われましたが、指定の基準についての問い合わせとさらっと言われましたけれども、具体的にはどんな基準の話でございますか。資本金とかそういうことですか。
○長妻委員 この都議会議員は記者の質問に対して、報道によりますと、国交省に訪問したというふうに話しておられるんですが、訪問してどなたかがお会いになったということは、これはもう絶対ないということでございますか。
○長妻委員 一ページ目に国交省作成の資料をお配り申し上げておりますけれども、ここのやりとりの中で、御担当の方が、係長がイーホームズの藤田社長に対して、業務区域を限定してスタートして、順次、業務区域を拡大すればいいんじゃないですか、こういうアドバイスをした。つまり、イーホームズは、...全文を見る
○長妻委員 これは、法律の規定と言われましたけれども、ほとんどが省令とか政令でその具体的な詳細は決まっているということでございまして、再度お聞きしますけれども、ですから、広過ぎる、一つの整備局に限定しろ、初めこういう立場だったのが、何で二つを指定してしまったのか。この点はもうちょ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと私はそこは納得できないところでありますけれども、この資料で、そういうふうに業務区域が広いんじゃないですかと言った後に都議会議員から電話がある、そしてその電話の後に、これは全部十一月のことですが、イーホームズの藤田社長が国交省に訪問して、いや、大丈夫だから申請ど...全文を見る
○長妻委員 説明を聞いて、じゃ、大丈夫だ、こう一カ月で納得して、出す。藤田社長が国交省に訪問して説明したときに、その直前の都議会議員の電話というのは、藤田社長が行くからちゃんと話を聞いてやってくれとか、そういうたぐいの話もあったのでございますか、電話で。
○長妻委員 そして、五ページを見ていただきますと、これも国交省からいただいた資料でございますが、民間確認検査機関といいますのは、大臣が指定するもの、そして整備局が指定するもの、そして都道府県が指定するもの、簡単に言うとこの三つに分かれます。この五ページの資料というのは大臣が指定し...全文を見る
○長妻委員 今回問題になった耐震偽装問題で、特定行政庁も含めて民間確認検査機関も見過ごしたということがございますが、特に数が多いのがイーホームズ。そして、姉歯元一級建築士の国会での答弁によりますと、見ていないんだということで、イーホームズに建築確認の検査を移動していくような、そう...全文を見る
○長妻委員 今の記憶でちょっとお話をいただきたいんですが、文書のとおりと言わないで。
○長妻委員 伊藤議員が、建築確認検査を指定した国にも責任があると。これはイーホームズのことを指していると思うんですが、いいかげんなところを指定するな、こういう趣旨の発言をしている。しかし、この都議会議員というのは、伊藤元国土庁長官が現職のときの秘書官も務めた秘書の方であるというこ...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一つ驚くのは、例えばイーホームズの例でいいますと、これを指定するときに、例えばイーホームズの申請書類を私もいただきました。申請書類がありますけれども、大したこと書いておりませんが、これだけを見て、ああ、申請でいいよということで、お配りした資料の三ページ目、...全文を見る
○長妻委員 いや、だから、これは本当に私はとんでもない話だと思います。指定するときに、例えばこの申請書類の中では、何人、人がいるという要件も書いて、八人、七人、五人、五人とかいろいろ書いてあるわけですけれども、これは本当かうそか、会社にも行かない、一度も行ったことない、ただ書類だ...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、これだけ重大な、広いエリアで活動する民間確認検査機関、自治体がやっていたものを、特定行政庁がやっていたものを開放する、非常に慎重でなければいけないはずなのに、安易な指定が、ただ紙を見て、一度も会社にも行ったことない、これで全部信用してそのまま判こを押す...全文を見る
○長妻委員 このイーホームズを指定した責任というか、今から考えればちょっとまずかった、そういう御反省というのは国交省にあるんですか。
○長妻委員 再度、もう一回お尋ねします。  イーホームズを指定したことはやはり国交省として問題があった、こういう反省というのは今ありますか。立入検査というか、現場も確認しないで、二つのエリアは広過ぎると言ったにもかかわらずこういうふうに指定してしまったことに対して、御反省という...全文を見る
○長妻委員 今の話というのは、言い方というのは、イーホームズの藤田社長の言い方と似ていますね。いや、法令に違反しないで、見たから問題ないんだと。しかし、現地を確認しちゃいかぬなんという法律はないですよ。指定するときに、現場を確認して、本当にこういう人数がいるのか、営業所が本当に広...全文を見る
○長妻委員 あくまで責任がないということでありますが、これは本当に責任を感じていただかないといけないわけであります。  そしてもう一点、政治との関係で申し上げますと、これも先日質問で出ましたけれども、ヒューザーの小嶋社長が公明党の区議会議員の方に、娘さんに資金援助をしたというこ...全文を見る
○長妻委員 いや、これは私は、調査をきちっとされないというのは、逆に、今与党の皆様から何かやじが、くだらないことを質問するなというやじがありましたが、仮に野党の区議会議員がこういう話があったとすると、かなり与党は問題にされるんじゃないでしょうか。こういう二千万、三千万円というお金...全文を見る
○長妻委員 そうすると、そういう調査の報告書なりなんなりというのは、これはもう今つくっておられるということなんですか。
○長妻委員 これはぜひ、これ以外の問題も本当にないのかどうか、党としても調査をしていただきたいということを強く申し上げておきます。  そして今度、姉歯氏の報酬の件でございますが、国交省につくっていただいた六ページの資料で、これは私も初めて、姉歯氏の報酬というのは、一部であります...全文を見る
○長妻委員 これによりますと、姉歯氏の報酬は、サン中央ホームという会社が建築主の船橋市にあります十階建ての賃貸マンション、五十九戸ある、床面積が一千三百八十一平方メートル、これの構造図、構造計算の報酬が百二十万円。そしてもう一点、これも船橋市にあります九階建ての賃貸マンション、五...全文を見る
○長妻委員 私どもも試算をしてみました。七ページ、八ページに、これはいろいろな前提条件がありますので、三つの前提条件に分けましたが、きのうちょうど参考人で日本建築家協会の小倉会長が来ていただいたときに、構造のフィーは設計料全体の一五%程度だ、こういう御答弁がありました。  いろ...全文を見る
○長妻委員 私も、今言われたことが一番重要なことじゃないかと。厳しくするというのも、いろいろ確認検査を厳しくする、これも必要でしょうけれども、限界がありますので、今言われたことが最も重要だと私は思いますが、今回の政府案にはそれは入っていないというふうに思うんです。これは秋にまた出...全文を見る
○長妻委員 非常に政府、これだけ現場はもう大変な状態になっておりますのにいまだに検討しているというのは、私はちょっと信じられない話でありますので、これはうやむやにならないように検討はしないといけないんですが、いずれにしても、これは遅いと思います。  そしてもう一つ、政府が、国交...全文を見る
○長妻委員 いや、把握できていないというのは、本当にそれでいいのかと思うんですが。  いろいろな数字があります。活動中の設計士は六十万人ぐらいだ。しかし、その中で、設計、工事監理を行っている建築士は全体の三割程度じゃないか、残りは事務手続等その他業務をされているんじゃないか。あ...全文を見る
○長妻委員 非常に何か大ざっぱというか、例えば建設会社の構造部門で働いている構造設計士というのは、大体どのくらいおられると思いますか。
○長妻委員 これは、大臣、調査するおつもりはないですか。掌握しないと、実態がわからないと思うんですが。
○長妻委員 いや、本当に、言われた政府の法案では不十分でありまして、我々は、建築士は全員が加入する建築士の会をつくる、そこできちっと掌握できるようにする、これは地位を上げるためにも役立ちます。弁護士や公認会計士、税理士もそのとおりで、彼らも無限責任があるし、株式会社はつくれません...全文を見る
○長妻委員 そのうち、構造耐力、つまり、今回耐震偽装等々で言われた構造耐力に関する違反、これを是正命令を受けているのに一年以上応じていない事例は何例ぐらいありますか。
○長妻委員 ですから、こういう非常に、命令しても、その前段でも多分指導とかあるんでしょうけれども、構造耐力だけでも三十件もある。  そして、この十三ページには、マンションだけピックアップしていただきましたけれども、六件、構造耐力上、是正命令を受けて是正しない。例えば川口市の三階...全文を見る
○長妻委員 なかなか本当に実効性が上がるのかと思ってしまう答弁でございましたけれども、ぜひよろしくお願いいたします。大きな事故が起こる前に、きちっとした措置をとっていただきたいというふうにも思います。  そしてもう一点、最後十五ページに、これは我が党の法案が通ればこういうマンシ...全文を見る
○長妻委員 最後に一点でございますけれども、これは我が党の案で、大臣が記者会見で、民間確認検査機関が検査した確認済証も特定行政庁の判こが必要だという我が党案に、多分率直に申し上げて特定行政庁は嫌がると思いますねということで、いや、私も嫌がる可能性もあると思います。  しかし、こ...全文を見る
○長妻委員 以上です。ありがとうございました。
○長妻議員 今、非効率というお話ありましたけれども、効率一辺倒の制度が今日の事態を招いたと我々認識しておりまして、効率だけを基準に議論をすると、これは確かに我が党案は今よりは効率は落ちる可能性は出てきます。これは否めません。しかし、安全性を高めるために、効率一辺倒でないというとこ...全文を見る
○長妻議員 これは、我が党案でも、先ほど申し上げました最高裁判決でも、今の時点でも、最終的には、建築主事の事務と同様に地方公共団体の事務であり、その事務の帰属する行政主体は、当該確認に係る建築物について確認をする権限を有する建築主事が置かれた地方公共団体であるというふうに解すると...全文を見る
○長妻議員 首長と調整をするということは、御意見は聞きましたけれども、これは、特定行政庁は今、私の記憶では二百六十、七十あると思うんですが、そこすべての首長さんと合意しないとできないということでは当然ないと思うんですが、意見はお伺いをしております。  確かにいろいろ意見がござい...全文を見る
○長妻議員 今の発想は、現実がこうだから変えるのは無理じゃないか、そういうふうに聞こえたわけですけれども、我々は、現実をやはり変えないと、これだけ問題がありますので変えられないという前提でありまして、そういう意味では、建設会社に併設している中にあるところも、外にきちっと出て、そし...全文を見る
○長妻議員 今お話があったように、建築士の、設計図をかくこと以外にもう一つ重要な仕事というのは工事監理だというふうに認識をしておりますけれども、工事監理と一口に言っても、本当に実効性が確保できない。先ほど局長からも、いや、職務を明示化すればいいんだというようなお話がありましたけれ...全文を見る
○長妻議員 やはり私も感じますのは、先ほど与党の方の質問も含めて、非常に立ち位置が民主党案と政府案、かなり違うということは実感をいたします。  例えば、建設会社の負担増を非常に懸念して質問をされる、これも一定の理解はいたしますけれども、やはり居住者と業界と利害が相反することもあ...全文を見る
○長妻議員 私のところにも時事通信から先ほどそういうニュースが入ってまいりました。これは、ヒューザーの小嶋社長はこの委員会でも証人喚問をさせていただいて、しかし、刑事訴追のおそれがあるを連発されて答弁を拒否された経緯もございます。特に政治家の関与の問題でも、刑事訴追のおそれ、こう...全文を見る
05月23日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第22号
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○長妻議員 まず、先ほどの中野委員の質問に対して、これは全く、法案提出者がここに座っているにもかかわらず、委員長からの助言があったにもかかわらず、それを振り切って質問が進んだということに対して、私は、この委員会の議事録にきちっとやはり残さなきゃいけないというふうに考えますので、委...全文を見る
○長妻議員 今、委員長、どうぞということでお許しをいただきましたので、不規則発言、慎んでください。  先ほど何点か、中野委員の中で、私は逆に非常に不可思議に思いましたのは、いろいろな自治体からの要望、何でそのとおりに民主党案はなっていないんだという話がございましたけれども、中野...全文を見る
○長妻議員 我々の主張といいますのは、民間確認検査機関が最後の建築確認を出したとしても、これは昨年の最高裁の判決で、横浜市の例でございましたとおり、最高裁の判決では、横浜市の区域内にある建物に対して、民間確認検査機関が建築確認をおろした案件であっても、最終責任は横浜市にある、こう...全文を見る
○長妻議員 そういう意味では、今現在、最後の確認済証の発行は、一から十まで民間確認検査機関が、検査済証の発行も最終的には民間確認検査機関が出している。しかし、最高裁の判例等では行政にその責任があるということで、実態と責任が非常に乖離しているという意味で、我々は、最後の済み証の発行...全文を見る
○長妻議員 まだ何点か申し上げたいことございますが、委員長のお話もありますので、中野委員のコメントは以上にいたします。  そして、葉梨委員の、この建築士法に対する今御質問がございました。我々は基本的には強制加入というのを考えておりますので、既存の団体ではなく、一つの団体に対して...全文を見る
○長妻議員 路頭に迷うということで、ちょっと誤解があるようなので御説明を申し上げますけれども、基本的に、我が党案では、開設者は、一級建築士あるいは二級建築士でも木造建築士でも結構ですが、建築士に限ると。  そして、建築士の法人をつくるということで、株式会社は認められておりません...全文を見る
○長妻議員 今、葉梨委員の方から、皆無である、ポイント、文字の大きさを決めたものはないというお話がありましたけれども、これは御存じありませんですかね、あるんですよ。  例えば、我々も決して突出したものをつくっているつもりはございません。割賦販売商品に関する広告に、割賦販売法では...全文を見る
○長妻議員 いや、全くそれは趣旨を曲解した話だと思います。  今言われたのは、広告にその建物が保険に入っているか入っていないか、それを義務づけることが中小企業いじめだ、こういう非常に短絡的なお話でございますけれども、広告の規制というのはほかにもございます。  消費者の利益を本...全文を見る
○長妻議員 新聞業界の意見というのは基本的に聞いておりませんけれども、新聞業界の意見を聞くというのはどういう趣旨なのか。我々は、いろいろな利害関係者の意見は聞きますけれども、新聞の広告の立場の意見も重要だと思いますが、ただ、我々は、それは、先ほど申し上げた趣旨でこの法案を提出して...全文を見る
05月24日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  きょうも質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。端的にお答えを願えればと思います。  イーホームズに対する処分というのが、あの耐震偽装から全く何も国交省から音さたがなかったわけでございますが、初めて、何かきょうの三時ごろ、...全文を見る
○長妻委員 処分はしましたけれども、今度は、では国交省自身の、イーホームズを指定した責任、省内の処分、これはどうお考えですか。
○長妻委員 いや、現場を一度も見ていないで適切なんてうそついちゃだめですよ。何をとぼけた答弁しているんですか。
○長妻委員 現場を一度も見ていないで、何で適切なんですか。
○長妻委員 ちょっと神経が信じられないですね。文書が出てきて、法令の要件を満たしている。法律上は、当然どんな法律だって、こういう文書で、こういう実態があれば、指定していいですよと書いてありますよ。  しかし、その書類が本当かどうか、その申請が本当かどうかというのは、これは行政が...全文を見る
○長妻委員 その審査したというのは、どういうふうに具体的に審査したんですか、現場に行かないで。
○長妻委員 いや、ちょっと私、本当に局長というか国土交通省全体がそういう意識であれば申し上げたいんですが、書類だけ突き合わせて、はい、出てきました、書類。それで、法律にこの書類が合っているかどうかぺらぺらめくって、合っていますと。これが審査。こういうことじゃだめなんですよ、局長。...全文を見る
○長妻委員 いや、国交省、それで名義貸しというのが確認できて、何で我々に教えてくれないんですか。私、前回もこの質問をしていますよ、ほかにもないのかということで。
○長妻委員 これは、ある新聞がスクープをして、そちらが極秘で調べている内容を記事で書いたから私は知ったわけで、名義貸しを国土交通省が調査をして確認したのはいつなんですか、日にちは。
○長妻委員 そうすると、その電話の日にわかった。五月十八日に名義貸しを確認しているんじゃないですか。何でそれを発表しないんですか、こんな重大なことを。
○長妻委員 もう一回答弁。
○長妻委員 今、矛盾していませんか。就職の約束はしたけれども実際は就職していないと。それは、では、そういう就職の約束をすれば、紙に書いて働かなくてもオーケーだ、こういうことなんですか。
○長妻委員 では、実際に働いていたんですか、イーホームズで。
○長妻委員 いや、これは驚きますね。月五万円振り込まれていた。聞くところによると、国交省が聞いたら毎月五万円振り込まれていたということですよ。全然勤務していないのに月五万円振り込まれていた。大臣も局長も、いや、全然虚偽じゃないんだ、これは三人とも全く問題ないんだ、そういう御見解な...全文を見る
○長妻委員 局長、だめですよ、こういう答弁。三人の名前が国交省に出した申請書類に出ているんですよ、常勤ということで。それで、このCさんというのは給料は月八万円ですよ。常勤で月八万円というのはあり得るんですかね。  これは問題ないということですか、結局言いたいことは。この三人、書...全文を見る
○長妻委員 質問に答えてください。だから、これは申請書類は法令違反なのかどうか。
○長妻委員 いや、もうさっきから聞いていますから。違反じゃないなら、ない。違反なら違反。(発言する者あり)そうしたら、もう一回答弁させてください。違反じゃないというのを言ってくださいよ、そうしたら。
○長妻委員 そうすると、資本金も五千万円見せ金だった、これは今わかっているわけですね。容疑として出ているわけです。それでも満たしているわけですか。
○長妻委員 いや、そういうことを聞いているんではなくて、指定の際に掲げる基準に適合しないと認めるときというのは書類だけの話じゃないですよ、この建築基準法七十七条の三十五は。実態を問うている条文ですよ。紙が合っていればいいですと一言も書いてないですよ。  確認しますが、Aさんが、...全文を見る
○長妻委員 そうすると、法令に違反していないんですか。病気で出てこなかった、解任届とかそういうことが出ていない。実際には全く出ていないのに解任が五月三十一日ですよ。
○長妻委員 ちょっと、局長、なぜそれだけかばうんですかね。自分たちに責任が及ぶからかどうか。局長が今言っているのはおかしいと思いますよ。  Aさんを申請時に常勤ということで出してきた。しかし、局長の話だと、常勤で、例えば平成十四年の一月、二月、三月、四月、五月、全く働いていなく...全文を見る
○長妻委員 だから、それは法令違反なんでしょう。するべきことだったというのは、それは何か違反ではないんですか。違反ですよ、これは。国交省の担当の方に聞いたら違反ですよ。
○長妻委員 いや、だから、それが違反なのかどうかと聞いているんですよ。担当者の方と違うから。違反じゃないんなら違反じゃないでいいんですよ。
○長妻委員 これは違反じゃない、直ちに違反でないということは、今後調査されるんですか、Cさんの月八万円ということも含めて。
○長妻委員 直ちに違反だという認識ではないと。  この方は、平成十四年の一月、二月、三月、四月、五月と全く働いていないんですね。これは国交省も確認している。そのときには速やかに解任届を出さなきゃいけない。出さないということは、法令違反なんですよ、実態と違いますから。では、これは...全文を見る
○長妻委員 では、それが明白になっていれば法令違反の可能性もあるということなんですね。
○長妻委員 法令違反じゃないですか。解任したかどうか確認しますね。次の委員会で報告してください。解任したのかどうか、いつしたのか、次の委員会で報告するというふうにお答えください。
○長妻委員 そして、この三人は、これは重要なんですよ。平成十三年の十二月に初めてイーホームズという会社が、民間確認検査機関の仕事をしていいよ、こういう指定をするときの話でありますから。そして国交省の担当者の方はイーホームズに対して、営業エリアが広過ぎるよ、狭くすればとアドバイスも...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、常勤でなければだましたということになりかねないんじゃないですか。
○長妻委員 いや、答えになっていないですよ。
○長妻委員 ですから、常勤だったんですか、この三人は。書類は知りません、私は。実際の話なんですよ、この法律というのは、運用は。実際に常勤だったんですか、この三人は、初め。
○長妻委員 指定するときに、この三人に少なくとも会った、面談はしたんですか。
○長妻委員 これは、現場に、イーホームズの本社にせめて訪問する、こういうことをしなかった。普通は私は常識的にすると思うんですが、しなかったというのは、その責任というのは痛感されておられませんか。
○長妻委員 ちゃんと答えてください。現地に行かなかった責任というのは今感じておられますか。
○長妻委員 今もそうですけれども、建築確認と違って、毎月何件も民間確認検査機関の指定があるということじゃないんですね、民間確認検査機関は百件ちょっとですから。そういう意味では、なぜそういうことをしなかったのか、平成十年にあれだけ議論があって、慎重にという議論もあったにもかかわらず...全文を見る
○長妻委員 では、ピーク時三十人いたという確認検査員、これは、三十人、本当に名義貸しかどうか。今、確認できる範囲内で確認されるということですので、これも委員会に速やかに御回答いただきたいと思います。  そしてもう一つ。イーホームズは、平成十四年の十一月一日に申請を出し直して、今...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、資本金と同じ見合いとして、資本金が一億円でも一万平方メートル以上できる、しかし、資本金が百万円で一億円の保険に入っていてもできる、同じなんだと。  全然違うんですよね、資本金と賠償責任の保険というのは。資本金という意味合いは、やはり会社の存続性とか、体力と...全文を見る
○長妻委員 そうすると、イーホームズはこの当時、資本金六千万円で一億円以上なかったけれども、一億円の保険に入っていたから一億円以上とみなされて、一万平方メートル以上取り扱うことができるようになったわけですけれども、これを、法律には全く保険という文字はないにもかかわらず、経理的基礎...全文を見る
○長妻委員 そのうち、例えば福岡市内に存在するサムシング物件、推計値は何棟ですか。
○長妻委員 そうすると、先ほどの分母を掛け算すると、福岡市は七〇パーから七五パーということだと、大体何件ぐらいですか。
○長妻委員 これは本当に驚くべき話だと思います。推計値六千、福岡市内にサムシング物件がある。しかし、今、市内外を含めても六百六十六件しか特定できていない。しかし、六百六十六件だけをサムシング物件の調査をしたら、偽装あるいは偽装の疑いがあったというのは六百六十六件中何件でございまし...全文を見る
○長妻委員 そして、データの差しかえが七件と偽装、グレーのところということだと思いますが、そうすると六百六十六件中十一件強度不足があるという確率でありまして、福岡市内で推計値で六千棟もある。これはもうさっぱり場所はわからないんですか。仲盛設計士やその部下、接触を全然されていないん...全文を見る
○長妻委員 国交省、これは本当に草の根分けても捜し出して、福岡市内で推計六千棟もあるわけですね、サムシングの。御不安に思われている市内の方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっとけたが違う大きさ。  仲盛氏とは接触を何度かされていると思うんですけれども、あるいは一部の所員の情報...全文を見る
○長妻委員 本当に申しわけないですけれども、お役所仕事というふうに言わせていただきます。  何で仲盛氏本人あるいは部下の一部わかっている方本人に、強制権は今の段階ではないでしょうけれども、丁寧に根気よく接触をして、そこから聞き出す。あるいは、これは聴聞ということも当然視野に入れ...全文を見る
○長妻委員 ぜひ北側大臣、これは六千棟もある可能性があるというので、事前の説明を受けても今のお話を聞いても、何だか迫力が感じられないんですが、本当にそれを聞き出して、一棟一棟確認する。これはぜひそういう迫力を持って確認して、一カ月以内に、六百六十六件じゃなくて、まあ六千件全部は難...全文を見る
○長妻委員 そして、この耐震偽装問題、今法案が出て議論しているわけですけれども、もう一つ、非常に国民の皆さんにとっては大変な、危険な状態が放置されている問題があります。  三ページ目でございますけれども、つり天井の建物、これが危険な形で放置されている疑いがあるということでござい...全文を見る
○長妻委員 いや、そこが、大変申しわけないですけれども、ちょっと普通の一般の感覚から、金をかけて調査した割には、何をやっているんだという感じなんですね。震度五強でつり天井が落ちる、そういう危険性のある建物はどれなんだ、こういう調査も、どうせするならしなきゃだめじゃないですか。 ...全文を見る
○長妻委員 いや、それはもう是正命令というのは基本的に出ませんから、今の行政の枠組みではほとんど。これは震度五強で本当に危険なんだと特定されれば、そしてそれを公表すれば、自治体は慌ててやりますよ。  そういうおつもりはないですか。
○長妻委員 しかし、本当にこれはのんきだと言わざるを得ません。震度五強というのは、そんなに何百年に一回じゃない、起こる地震でありますので、そういう建物がかなりある可能性があって、何件あるかさっぱりわからない。これは、事故が起こって、また後手後手に回る危険性が大変あると思いますので...全文を見る
○長妻委員 先日も与党の質問で、かなり民主党案を、私に言わせたら意図的に局長答弁で、非常に問題があるかのような御指摘をいただいたわけでありますけれども、その中の局長の答弁で、民主党の仕組みというのは「建築主事の責任を重くするものでございます。指定確認検査機関の責任の明確化を求めて...全文を見る
○長妻委員 そうしたら、調子に乗って与党質問の中で誤解を招くような発言はやめてください。局長は、民主党は建築主事の責任を重くするものだ、これは東京都などの主張に逆行するものだ、理解を得るのは難しいと。ということは、つまり、建築主事の責任を軽くするのが政府案だ、あたかもそういうふう...全文を見る
○長妻委員 そうであればそういうふうにきのうも答弁されればいいものを、民主党は建築主事の責任を重くするんだ、そういう非常に誤解を招くような発言をされておられます。  我々は、やはりこれから、例えば二十三区、私の地元のところも話を聞きますと、自前でやっているのは区内三割だ、七割は...全文を見る
○長妻委員 安全を担保するには、ぜひ最後に大臣の御決意をいただきまして、質問を終わりたいと思います。
○長妻委員 ありがとうございました。
05月26日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  委員各位におかれましては、質問の機会をいただきましてありがとうございます。  私、今回の不祥事に関して、いろいろな社会保険庁の職員とも話しました、村瀬長官、ちょっと聞いていただきたいんですが。そうすると、やはり問題だと思いましたのは...全文を見る
○長妻委員 事務処理の誤りと言われましたけれども、ここに、二十四ページ、板橋の案件、これを説明してください。
○長妻委員 村瀬長官、さらっと言われましたけれども、これはいつ起こったことですか。
○長妻委員 これは村瀬長官、長官の指示でこういうのを報告しろと言って、事務処理誤りだと、不祥事じゃないんですと。板橋の件は事務処理誤りなんですか、社会保険庁の言葉で言うと。私は不祥事だという日本語だと思うんですが、これは事務処理誤りですか。
○長妻委員 事件。事件というのは、犯罪ということですか。
○長妻委員 犯罪ですか。
○長妻委員 告発はするんですか。
○長妻委員 ちょっととんでもないと思いますよ。  これはマスコミに公表したんでしょうね、当然。
○長妻委員 犯罪の疑いがあるのに何で公表しないんですか。  村瀬長官、これはいつ知ったんですか。
○長妻委員 公表を差し控えた判断はだれがしたんですか。
○長妻委員 板橋の事務所が公表を差し控える決断をしたと。村瀬長官自身はこの事実はいつ知ったんですか。
○長妻委員 昨年七月十四日に、村瀬長官は知ったということですか、今の案件を。
○長妻委員 昨年の七月に犯罪の疑いのある行為を知っていた、しかし、公表は差し控えた。公表を差し控えた判断は、自分ではなくて、板橋の事務所。それを追認したということだと思うんですが、これは、この資料を読みますと、国民年金推進員が失業中と思われる被保険者を対象に免除申請を架空に作成し...全文を見る
○長妻委員 これはまさに、京都の前に同じことがあったじゃないですか。知っていて隠しているわけじゃないですか。  板橋の所長が公表を差し控える決断をした、しかし、村瀬長官は、知っていたにもかかわらず、公表を差し控える決断に異を唱えなかった。京都の前に、こういう免除の偽造、同じです...全文を見る
○長妻委員 申請書の偽造を一番初めに村瀬長官が知ったのはいつですか。
○長妻委員 そうしますと、ちょっと村瀬長官にもう一回質問しますけれども、免除申請書の偽造、これを一番初め村瀬長官が、いろいろな案件、日本全国どこでもいいです、知ったのはいつですか。
○長妻委員 これは委員長も御存じのように、今のやりとりというのは大変に重要なことなんです。トップがいつ認識したか、もしトップが本当に認識をしていれば、全国調査をその時点でかければ、未然に防げる可能性もある、ここまで広がらないで。そういう意味では、いつ知ったか、どういうアクションを...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、きょうの午前中の議事録と五月二十四日山井議員の質問の議事録、これは訂正を要求します。
○長妻委員 それでは、この議事録訂正というのは、これは委員長、委員会の権限だと思いますけれども、そういう意味では、村瀬長官、そうしたらば、この発言者の長官として、これは、議事録は訂正をする、訂正をしてください、こういう要求を今答弁でしてください。(発言する者あり)
○長妻委員 村瀬長官、これは隠ぺいにかかわっていたと言われても仕方がないですよ。(発言する者あり)与党議員、何ですか。  去年七月、偽造しているんですよ、免除申請書を。マスコミにも発表していないんですよ。板橋の事務所長が公表を差し控えるという決断をした、それを村瀬長官は認めたわ...全文を見る
○長妻委員 だから、公表を差し控えるということを是認したということですか。
○長妻委員 いや、委員長、ちゃんと裁いてくださいよ。これはひどいよ、委員長の裁きは、申しわけないけれども。
○長妻委員 板橋の所長が公表を差し控える、そういう決断をした、その決断をトップである村瀬長官は是認したわけですか。
○長妻委員 隠ぺいを是認した、犯罪の疑いのある、しかも今回同様の案件を。このときにマスコミに公表して、かつ全国調査をきちっとすれば、被害拡大、防げた可能性が高いですよ。全国調査しましたか、七月時点で。指示しましたか。
○長妻委員 ですから、ただ中で開示して、コピー厳禁ですよ、これは。こういう表紙をつけてマスコミに漏れないように回して、隠ぺいじゃないですか。そして、午前中の議事録が今参りましたけれども、村瀬長官は、質問者は全くそういう意識で聞いていないのに、組織的あるいは個人的という自分で勝手に...全文を見る
○長妻委員 今、委員長の裁きは、ちょっと私は不可解なんですけれども。  その村瀬長官のお任せしますというのは、どこをどうお任せしますというのか、さっぱりわからないわけですね。御本人の意思を、ちょっと一度、ここの部分をお渡ししていいですか。村瀬長官、ここの赤で囲んだ部分に対して村...全文を見る
○長妻委員 では、どの部分を具体的にどういう文言で訂正するんですか。
○長妻委員 時間が本当になくなるんですね。山井議員の質疑は、先ほど私読み上げましたね、全部問題のところは。それに関して、どの部分の発言を訂正されようと御本人は思っておられるのか、それを聞きたいんです。そういう意味では、今読み上げたものと同じものですけれども、これを見ながら。何度も...全文を見る
○長妻委員 今、私は議事録の質問をしていませんよ。こういう発言、山井議員の質問に対する発言に対して、発言を撤回、訂正する、私は要求をしたいんですけれども、しますか。する場合は、どういうふうに発言を訂正しますか。それをここで答弁してください。
○長妻委員 そうしましたら、今、議事録の話じゃなくて、では、発言の話でありますけれども、この山井議員の質問に対して、全部先ほど読みましたので全部は読みませんが、村瀬長官は、現実問題としては、やっている話は聞いておりません、こういうふうに言われたわけですね。  村瀬長官は、三百カ...全文を見る
○長妻委員 二年間やっていて、全く聞かれたことはなかったわけですか、こういうふうにも質問しているんですよ。現場に限定している質問もあります、三百カ所というのと。でも、その後段では、二年間やっていてというのも聞いているんですよ。こんな子供みたいな理屈で私やりたくないんですよ。どう考...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、村瀬長官、では、いつ知ったんですか、偽造及び不正な免除処理。これは、さっきからもう何度も質問していますよ、委員長。  委員長、丁寧に言いますけれども、村瀬長官御自身が、組織的とか個人的とか、だれも聞いていない仕分けをしないで、すべての案件で、日本じゅ...全文を見る
○長妻委員 そうしましたらば、昨年の七月より前には全く知らなかった、これは本当に後から出たら大変なことになると思うんですが、これはまた前提で、私の質問がこういう前提がある、前提があると勝手に解釈しないで、すべてですから、もう七月以前は絶対知っておられなかったわけですね。
○長妻委員 そうだとすれば、昨年の七月の段階でトップである長官が御存じだった。しかも、長官が指示をしたこういう調査の報告書に出ていて、この報告書というのは、外に漏れないようにコピー厳禁、四十九件の不祥事が出ておりまして、二十七件がマスコミ未公表ということであります。何でこの時点で...全文を見る
○長妻委員 マスコミ、世間に、普通は公表すべき案件だと思いますが、今から考えると公表すべきだったとは思われませんか。判断がちょっと不適切であったと思われませんか。
○長妻委員 川崎大臣、この去年の七月に免除申請の偽造があった板橋の件ですね、これはやはり公表すべきだったと私は考えるんですが、いかがですか。
○長妻委員 いや、これは、大臣まで今驚くべき見解を述べられた。適切だったということなんですね。  当然その申請書類というのは、この資料にもとじておりますけれども、本人でない人が書いた場合は判こが必要である、八ページでありますが、そういうルールになっている。職員が書いて判こを本人...全文を見る
○長妻委員 偽造罪という話がありました。  村瀬長官、そうしましたら、先ほどの議事録の件は発言を修正するというおつもりはあるんですか、ないんですか。そこをちょっともう一回確認したいんですが。
○長妻委員 では、委員長に御委任申し上げるという話でありましたので、委員会で議論していただいて、当然村瀬長官の話も聞きながら、どの部分かというのを議論いただきたい、そして結論を出していただきたいと思います。
○長妻委員 そしてもう一つ、私はこれは隠ぺいだと思う案件があります。  この一ページ目につけておりますけれども、これは、京都の事件を受けて三月十三日に緊急調査を社会保険庁がいたしました。緊急調査を担当したところは社会保険庁の本庁でございます。国民年金事業室、この室長の名前で緊急...全文を見る
○長妻委員 いや、これは、どうなっているんですか、村瀬長官。先ほどの例は御存じだった例で、御自身が、私は判断ミスをして、公表しない。これは、自分に責任がないとは言わせませんよ、管理責任があるわけですから。こういうずさんな、マスコミにばれて、逃げられなくなったらやっと渋々動く、これ...全文を見る
○長妻委員 何らかの責任がある。  そしてもう一つ、これも大変問題なのは、同じ資料ですけれども、岐阜県に丸がついているんです、問題ない。ところが、岐阜県から来たメールを見ますと、四ページ目でございますけれども、岐阜社会保険事務局長の名前で回答が来ております。そこの最後の二行目に...全文を見る
○長妻委員 これはかなり問題なんです。  私、社会保険庁本庁の方ともいろいろお話ししましたが、この問題が発生した後に私がお呼びしたときに、こういうことをまだ言っていたんです。本人の意思の確認があれば申請書はまずは不要、後先になるが御本人の書類が届けばその時点で有効、こういう説明...全文を見る
○長妻委員 していないんだろうと思いますということは、本当に本庁の関与というのは大変ですよ。事務局レベルの話じゃないですよ。事務局レベルの話じゃないんですよ。無言というか、あうんの呼吸というか、黙認しているわけですよ、この岐阜の件、丸をつけている。三角のケースも、三角というのもお...全文を見る
○長妻委員 本庁ぐるみだということがはっきりしたら辞任されますか、責任とって。
○長妻委員 もう一つ、例の不祥事リストがございますが、これの二十五ページ。このリストには、九事務所で六千九十五件もミスがあった。これは佐賀県の武雄社会保険事務所や葛飾社会保険事務所など九事務所です。民間の適用事業所が口座振替で保険料を納入したにもかかわらず、保険料の領収済み額通知...全文を見る
○長妻委員 いや、この理屈はおかしいですよね。理解を得たら公表しない。ですから、今回の件も、間違いなく、ばれなければ公表していないですよ、マスコミに漏れなければ。(発言する者あり)謝って終わりですよ。こういう体質を、村瀬長官、何とも感じないんですね。  十ページを見ていただきま...全文を見る
○長妻委員 例えばどういうものですか。概要でも結構です。
○長妻委員 この不在者設定を悪用して未納率を操作する、こういううわさが社会保険庁の中にかなり前からあります。現職の社会保険庁の職員の方からも聞きました。  こういううわさは、村瀬長官、聞いたことありますか。あるいは、部下から、最近でもそういう情報を聞いたことありますか。
○長妻委員 これは本当に確認してください、村瀬長官。私は、国民年金事業室の現職の方から聞いたんですよ、そういううわさが前からあると。  そして、ある方の話によると、四月末に収納率締め切りになる、四月末までに、自分の事務所に住んでおられる長期未納者の方を行方不明者にする。不在者設...全文を見る
○長妻委員 最後に、時間も参りましたので、平成十六年度の収納率、昨年四月末に締められました、六三・六%です。これも偽造ではないかというふうに指摘される内部の方が多いんです。六三・六%という平成十六年度の公式な数字自体が今回のような形で水増しされているのではないか、これも調査いただ...全文を見る
○長妻委員 十六年度の未納率、収納率の、本当に正しいのかどうか、偽造されていないのかどうか、この調査をするかしないか。すると御答弁ください。
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、私は、川崎大臣の先ほどの答弁も非常に驚きました。犯罪の疑いのある行為があったときにマスコミ公表しないのは適切だった、こういう御発言、被害者の方にきちっと謝ればそれで済むんだと。大臣から、上から下まで全部そういう意識だというふうに私は認識...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○長妻分科員 民主党の長妻昭でございます。  本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  会計検査院の問題では、会計検査院の天下り団体、財団法人公会計研究協会というのがあって、職員は十八人おられますけれども、会計検査院の天下り職員が十六人もいる、そのうち常勤が...全文を見る
○長妻分科員 それはおかしな話で、私も事務方から詳細に説明を受けると、新聞切り抜きとかテレビの録画を七人でやる、これは以前から七人だから七人なんだ、そんな明細なんか出せるかと。こういう御返答でございまして、こんなどんぶり勘定でテレビ録画の随意契約。これはいいんですかね。テレビ録画...全文を見る
○長妻分科員 全く説明になっておりません。  しかも、検査対象への天下り問題を私も問題にしてまいりましたけれども、確認できないできないと。何代目なのかということを御確認いただきたいと申し上げたんですが、私が直接確認してペーパーをいただきました。例えば新東京国際空港公団、今の成田...全文を見る
○長妻分科員 私は十分疑惑を招いていると思うんですね。  固定的じゃないと言って、お役人の文章だけ本当に院長は読んでいますね。自分の言葉で、自分の頭で考えて答弁してください、操り人形じゃないんですから。  六代目、五代目というのは、これは固定的ですよ。見直す検討は全くしないん...全文を見る
○長妻分科員 これはぜひやめるということも含めて、事務方に聞くとやめるということの検討は選択肢にないというふうに頑張っておられますから、院長からやめるということも含めた検討だというのを念押ししていただきたいと思います。  そして、年金問題でいろいろ不正免除が出ておりますけれども...全文を見る
○長妻分科員 村瀬長官が来られておりますので、墨田社会保険事務所で新たな問題が発生したと私は思うんです。  お配りした資料の三ページ目でございますけれども、こういう文書を、つまり、「ご連絡がない場合は当事務所において、免除申請することに同意していただいたこととして処理を進めさせ...全文を見る
○長妻分科員 いや、単純ミスというか、この方々に今答弁でも全然謝罪の言葉も何にもないですね。  いつ知ったんですか、長官、この件は。
○長妻分科員 こういうことを速やかに発表しないと、こういう方々は……。今までの不正というのは、社会保険庁の発表では、この十一万件は実際に所得要件はみんな満たしているんだ、ただ、本人の同意を得ない、あるいは得たとしても本人に書かせないでやった、こういうことでしたね。これは要件を満た...全文を見る
○長妻分科員 これはミスというふうに断定できるんですか。意図的ではないというのは確認をとっているんですか。
○長妻分科員 村瀬長官、全然事務処理をおわかりになっていないんですけれども。これはウィンドウマシンで入れるんじゃなくて、まず手書きでこのお配りしたところに丸をつけるんですね、職員が。丸をつけて、それを別の方が入力する、こういう手順です。OCRでやっているから大丈夫ということじゃな...全文を見る
○長妻分科員 それじゃだめですよ。それは、今は意図的な話で、先ほどはミスだということで、ミスの場合は別にぐるみじゃなくてもやるわけじゃないですか。こっちは、東京事務局管内は所得と突合して不正以外のものも全部チェックすると約束いただけますか。
○長妻分科員 もう一つ重要な問題は、免除、猶予の審査は毎年ですけれども、例えば、前年度、前々年度にミスをした場合、その方が一年間全額免除だと思って払わなかった、しかしそれは今から振り返ってみて、今度チェックしたときにそれが全額免除ではなかったという場合。これは行政処分ですから取り...全文を見る
○長妻分科員 そして、この第一次報告書というのが五月二十九日付で出ましたけれども、その中の記述で、「その事実については本庁は承知していなかった。」と。つまり、不正免除については承知していなかったという記述があるんですけれども、村瀬長官、これは自信を持って言い切っているわけですか。
○長妻分科員 私自身は、これは本庁ぐるみ、しかも村瀬長官は昨年七月に板橋の案件を知っていた、知っていたのに公表しない、全国調査もしない、これは村瀬長官に辞任いただくということ以外にないと思います。これはスムーズに調査も進みません。ぐるみなのにぐるみじゃないと言って、地方だけが悪い...全文を見る
○長妻分科員 これは一つの考え方としては、この推進員が七月に不祥事を起こして九月末にやめたわけです。やめるまで待っていたんじゃないか。つまり、人事院の公表基準で、懲戒処分が出ると外に公表しなきゃいけないんですよ。そうするとばれる。管理者を処分すると、マスコミや世間にばれる。だから...全文を見る
06月16日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  端的に御答弁いただければ幸いでございます。  まず、川崎厚生労働大臣にお尋ねしますけれども、ぜひ、今回、不正免除問題で、犯罪の可能性がありますので、職員を、あるいはそ...全文を見る
○長妻委員 本当にまた、この問題が発生してからも、私どもの方に全国から、悲鳴のような御相談、あるいは告発のお手紙が来ます。事務的にこういう問題がある、窓口での対応も含めて、数限りなく、日本国民の皆様方が、本当に困っている、迷惑している、そして怒っているということでございます。 ...全文を見る
○長妻委員 そして、お配りした資料の二ページ目でございますけれども、これは、中野社会保険事務所を調査していただいたところ、不在者設定という処理が社会保険庁ではございます、前回の私の質疑でも、これがいろいろ問題ではないか、つまり、分母減らしに、収納率アップに使われているのではないか...全文を見る
○長妻委員 ちょっとよくわからないんですが、千二百二十一件は不正な不在者設定処理だ、不正な処理ということですか。
○長妻委員 日本語の問題をやっているわけではなく、適正でないということは不正じゃないんですか。適正でないということは不適切、不正じゃないんですか。
○長妻委員 その千二百二十一件は不適正と今言われましたけれども、不適正ですか。不正と不適正、どう違うんですか。
○長妻委員 そうすると、この事例は村瀬長官は事前に十分聞かれていると思いますけれども、千二百二十一件は不正な処理というふうに認識してよろしいんですか。
○長妻委員 これは不正ですか。
○長妻委員 そうすると、不適切と不正の違いはどうですか。
○長妻委員 いや、これはルールに反して不在者設定しているんですよ。そういうふうに事前に所長さんからも聞きましたし、きのうの本庁の調査でも、ルールに反しています、こういうお話でしたから。ルールに反したものは不正であれば、これはルールに反していないわけですか、この千二百二十一件は。
○長妻委員 先ほど、不正というのは、ルールに従っていないものが不正であるということで定義を言われましたから、これは不正ということなんですか。ルールに従っていないわけでしょう。
○長妻委員 では、千二百二十一件の中で不正なものが何件か、不適切なものが何件か、これは調査はするということですね。
○長妻委員 これは非常に大きな問題だと私は思っておりまして、いろいろなところから指摘もございます。  つまり、これは、一事務所を調査を要請して調査をしていただいて、千二百二十一件が不正か不適切かどちらかだということでございまして、一年間の処理が千六百十三件ですから、パーセントに...全文を見る
○長妻委員 事実関係、私が聞いたところによると、これは当局、社会保険庁から聞いたわけです。つまり、社会保険事務所が未納者に対して郵便を送った、そして、戻ってきたら即不在者設定した、現地を確認しない、住民票も確認しないで。  これはルール違反なんですよ。つまり、戻ってきて即不在者...全文を見る
○長妻委員 これは今回の件数よりも多くなる可能性が私はあると思うんです、わかりませんけれども。  この五ページ目に、全国、事務局ごとに不在者設定が何人おられるのか。つまり、国民年金に関して行方不明にされた方が何人おられるのか。合計が七十三万三千人ですけれども、例えば東京事務局で...全文を見る
○長妻委員 行方不明にされた人というのは、本当にいろいろな権利関係で重大な侵害が起こる可能性があると私は思うんです。過去ずっと行方不明にされておられる方もいると思うんですね。本当に重大だという意識でぜひやっていただきたい。  そしてもう一つ、一ページでございますけれども、これも...全文を見る
○長妻委員 これは、うがった見方をすると、職員であると、奥様が未納だと。普通の人は、二年より以前はさかのぼれないわけですね。ところが、書類にもありますけれども、強い抗議をしたと、この職員OBの方が。職員の方ですね。強い抗議をすると、いとも簡単に、さかのぼれる時効は二年前までのはず...全文を見る
○長妻委員 懲戒処分ですか、これは。
○長妻委員 何らかの処分は出るということですね。
○長妻委員 この方は、十九カ月不正に納入した、不正に社会保険庁が受け取ったということですけれども、十九カ月多く納入したことによって、この方は幾ら給付金額がふえましたか。
○長妻委員 これは年間だと思いますけれども。  基本的に、これは氷山の一角だと私は思うんですよ。いろいろな御指摘で、職員とか職員のOB、職員の関係者は、強く言えばさかのぼれるんだ、こういう驚くべき内部告発をいただいています、本当かどうかわかりませんけれども。  ですから、これ...全文を見る
○長妻委員 村瀬長官はいつもびっくりされているので、社会保険庁の中を本当に掌握していただきたいんですね。  もう一点でございますけれども、これも私が以前指摘をした、墨田の社会保険事務所で、十二件が、年収要件が違うのに例えば全額免除にした。つまり、年収が高いのに全額免除にしてしま...全文を見る
○長妻委員 またちょちょっと調べたら、こんな五十件も出てきた。これは墨田事務所の十二件以外が五十件ということだと思いますけれども、この五十件の事務所はそれぞれどこですか。
○長妻委員 これも全国調査をぜひしていただきたいと思うんですが、全国。
○長妻委員 ですから、理屈でいえば、どんな年収の高い方でも全額免除できるわけですよ。ということは、日本人全員を、国民年金被保険者全員を全額免除にすれば、理屈でいったら収納率一〇〇%になる。こういう年収要件が全く無視されているものが六十二件ですね、墨田も足し算すると。どういう事務処...全文を見る
○長妻委員 これも奇妙な話で、これはばれていなければずっとこういうのは公表しないわけですね。ばれたから、ことし五月からはこういう案件は公表しよう。これはせめて平成十七年度、過去さかのぼって公表願えませんか、個人情報に配慮しながら。
○長妻委員 これは与党の皆さん、そういう資料、配られているんですか。新聞にすっぱ抜かれたからそれが公表だと。また、村瀬長官、これは社会保険庁のいつもの言い方ですよ。  例えば二十三ページにある事例としては、これはかなり問題ですけれども、平成十七年六月の事例で、社会保険事務所の保...全文を見る
○長妻委員 なぜ公表しなかったんですか。
○長妻委員 こういう情報というのは、このたぐいの話というのは、私のところにも、実際は別にして、こういうふうに社会保険事務所から、対応でおかしい対応があるんだという、似たような話がいっぱい来ているわけです。そういう意味では、こういうのを公表して世間の皆さんに知っていただくということ...全文を見る
○長妻委員 これは統合を促進するような工夫をぜひしていただきたいと思うんです。  一つの事例がございます。九ページでございますけれども、「申立人Dのケース」とございますが、これは社会保険庁作成の資料でございますけれども、このDさんは不服審査をしました。ずっと時間かけてしました。...全文を見る
○長妻委員 これはぜひ社会保険庁、お願いしたいんですが、国民の皆さんが、多くの被保険者の方が窓口で今言い合いになっているんです、全国の社会保険庁の窓口で。つまり、自分は払ったはずだ、いや、どう考えても払っている。しかし、社会保険事務所は、いや、記録がないのでだめです、情報、何か領...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一つの問題といたしましては、十ページでございますけれども、これは国民年金推進員、非常勤職員の方が年金を集めるときに、この方のお給料というのは完全歩合制なんですね。一般企業でも完全歩合制というのは珍しいんですけれども。十三ページにもございますけれども、ポイン...全文を見る
○長妻委員 いろいろそういう理屈はありますよ。でも、状況がここまで来ているんですよ、大臣。ここまで来ているのに、いまだにいろいろな理屈で二十一兆円の徴収権限は放さない。それは、おっしゃるように、もちろん年金を払う機関は必要ですよ。ただ、今どき銀行振り込みがほとんどですよ。そうであ...全文を見る
○長妻委員 いや、川崎大臣、敷かれたレールの上を、お役人の答弁をずっと読まれて、その場はしのげるかもしれませんけれども、この条文で大変なことになりますよ。財務大臣との話で決着したと。何で国民の皆さんにこれを説明しないんですか。皆さん、政府からこの話をされたことがありますか、年金の...全文を見る
○長妻委員 本当に保険料というのは、特別会計でその省が独自に集めているから、不文律といいますか、ほかの省庁は口出ししないで、ある程度自由に使える、天下りもできる、その団体にも発注できる、こういうことが、問題が起こった直後はさすがにすぐには動かないけれども、ほとぼりが冷めるとすぐま...全文を見る
○長妻委員 村瀬長官は、昨年の七月に板橋社会保険事務所で起こった不正免除事件、これを御存じでありながら公表を差し控えるという御決断をされて、全国調査もされない。そして、本庁ぐるみではないと五月二十九日の一次発表では明確に否定しておきながら、その後、指摘を受けてやはりもう一回調査を...全文を見る
10月16日第165回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。的確に御答弁をいただければ幸いでございます。  まずは、インド洋で海上阻止活動に日本も参加しておりますけれども、これは、海上阻止活動が始まってからずっと船を出している国というのは、何カ国、どういう国がございますか。
○長妻委員 ちょっと事前に防衛庁に確認しましたら、常時船を出している国はアメリカとイギリスと日本、三カ国で、あとの国は、休んだり順番順番ローテーションを組んで出しているというふうに聞いているんですが、これは間違いございませんか。
○長妻委員 私が思いますのは、日本というのは本当にテロとの闘いの中核の国になったと。アメリカ、イギリス、日本、これは、イラク戦争に関しましても、これのある意味では支持というのも日本はいち早く表明したわけで、イギリス、アメリカに次いで日本、この三つの国が非常に主要な形でテロの対応と...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つでございますけれども、核の問題でありますが、日本は憲法上核武装というのは、これは許されているんでしょうか。
○長妻委員 同じことを、塩崎官房長官、いかがですか。
○長妻委員 今おっしゃられるように、憲法九条から読み取って、自衛権発動の三要件、必要最小限、急迫不正の侵害、そして他にとるべき手段がない、この中の、特に必要最小限というところの範囲内であれば核も持てるという憲法解釈だというふうに私も事務方からも説明を受けましたけれども、では、果た...全文を見る
○長妻委員 いや、間違えたメッセージを出すのがよくないというのは、私は国会議員ですけれども、そんな偉い国会議員じゃありませんが、きのう、与党の大幹部である中川政調会長がテレビで、全国放送で、憲法でも核保有は禁止していない、核というものがあることによって攻められる可能性は低い、ある...全文を見る
○長妻委員 いや、だから、抑止的に言ってほしいから私は質問しているんですよ、はっきりしてほしいから。  つまり、自衛権の発動の三要件がございますけれども、私は、自衛権発動の三要件の中には核武装というのは入っていないというふうに思いますよ。現実的に、核の武器というその性格を見ると...全文を見る
○長妻委員 いや、そういう議論をすべきでないというのは中川政調会長に言ってください。私は、それがあるから、真意を国会の場で確認しようとして今質問しているわけです。  そうしたら、憲法上、今禁止されている武器というのはあるんですか。
○長妻委員 大陸間弾道弾、ICBM、こういうものは憲法上自衛権発動の三要件の範疇の武器である、その可能性もある、こういうことなんですか。どういうことなんですか。
○長妻委員 いや、きのうの発言に非常に私はびっくりして、よくない発言だと思うから、正確に国会の場できちっと明らかにしていただきたいということで質問をしているんです。国民の皆さんだって心配に思っておられる方はいっぱいおられますよ、きのうの与党の発言で。  塩崎官房長官にお伺いしま...全文を見る
○長妻委員 安倍自民党総裁が任命した方でございますけれども、そういう意味では任命者は総理大臣でございますが、例えば、きのうの発言について中川政調会長に御注意をするというようなことは全然考えておられないんですか。
○長妻委員 いや、そうであれば、何で幹部である中川政調会長が総理の趣旨と違うニュアンスを与えるような発言をされておられるのかということに関して、いかがですか。
○長妻委員 ぜひ、政府・与党、これは一体でありますから、総理のメッセージ、それは国会ではっきり言われました、私も聞きましたが、その舌も乾かぬうちといいますか、全国放送で政策の責任者がそれと異なるようなニュアンスの発言をされる。それも、ちょっとした問題ではないですね。今、北の地下核...全文を見る
○長妻委員 これは、途中で当然日本の国会にも、私も国会の一員ですから、我々にも責任の一端がないとは言いません。当然、世界の国々が、北朝鮮の核実験、これを阻止するようにずっと動いていたわけですね。日本の政府もそれは阻止するように御努力されていたということは私も認識しておりますけれど...全文を見る
○長妻委員 北朝鮮の地下核実験が行われたわけでありますけれども、ミサイルの先に核弾頭をつける、こういう技術でございますが、これというのは、今核弾頭を持っているほかの国もございますけれども、核実験をしてから大体どのぐらいの期間でそういうものが開発される、こういう事例なりなんなり認識...全文を見る
○長妻委員 お配りした資料の七ページ目に、昭和三十三年度からの日本の航空自衛隊のスクランブル発進の年間の数が、表を防衛庁からいただきましたが、平成十七年度、ちょっとふえております。十八年度もこの十七年度よりもふえる見込みだとも聞いておりますけれども、それらの背景というのはどんなも...全文を見る
○長妻委員 これ、北朝鮮の地下核実験が行われ、この平成十八年度上半期もかなりふえているということを防衛庁当局から聞いておりまして、さらに今後ふえていく可能性も私はあるのではないかと。  そこで、領空侵犯について、日本の安全保障上の措置ということですが、実は、私が初当選させていた...全文を見る
○長妻委員 正当防衛という概念があると思うんですが、そうすると、その航空自衛隊のパイロット自身の身に危険が及ぶ、パイロット自身の身に危険が及ばない以外の場合での武器使用というのは、今どんな状況になっておりますか。
○長妻委員 これ以上は細かい議論はいたしませんけれども、これ、私がちょうど六年前に初質問させていただいたときと状況は余り変わっていないように思います。  つまり、今後、いろいろな、国際的にも核を持つ国が、ちょうど北朝鮮も出てきた可能性があるわけでございますので、そういう意味では...全文を見る
○長妻委員 広島型の原爆は四トンと聞いておりますけれども、その四トンの爆弾を運べる爆撃機が北朝鮮にあるのではないのか、イリューシン28ビーグルというような機種も話に上がっておりますので、ぜひ、この領空侵犯の措置というのも厳重に御検討いただければと思います。  そしてもう一つは、...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つはやはり石油だと思うんですが、この石油というのは、北朝鮮、ベストスリーといったら、どこの国から買っているんですか。
○長妻委員 この石油というのは、ある意味では軍事的にも重要な燃料でございますので、これが今後とも、日本は単独の経済制裁に踏み切ったけれども、ほかの国からはどんどん北朝鮮に供給が続いてとまらないということでは非常に実効性が低いので、ぜひ、石油ということも念頭に置かれて交渉なり要請な...全文を見る
○長妻委員 今、国連安保理の決議のお話もありましたけれども、その中には、大型兵器、核、ミサイル関連物資、ぜいたく品等々ございますけれども、若干大臣からも言及がありましたが、石油というのは、この安保理決議の範疇に、確かに石油ストーブで個人が使うというのもございますけれども、これは入...全文を見る
○長妻委員 石油、北朝鮮のある意味では非常に生命線とでもいうべき物資だと思いますので、中国などいろいろな思惑はありましょうが、やはり、日本の経済制裁を実効性あらしめるためにも、この点をぜひ御議論いただきたいというふうにも思います。  そして、安保理決議の中で、九十日後に検証をす...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、九十日後といいますと、今から三カ月ぐらいでございますね。来年の初めぐらいだと思います。そこにはもう安保理に日本の対応策の実績なりなんなりを報告しなければいけない、こういう時期になってくると思うんですが、周辺事態法は除いて、今時点で、現行法の中で可能な安保...全文を見る
○長妻委員 いや、お伺いしたのは、日本独自の制裁というのはお伺いしましたので、安保理決議の中で、日本が現行法の範疇の中で今可能な協力メニューというのはどういうものがあるのかというのはどんな御認識でございますか。
○長妻委員 もう質問を終わりますけれども、現行法でできるものは極力全力で協力するというのは当然でございますので、まだまだ御研究が足りないと思います。もっとメニューがあると思いますので、ぜひ御検討いただければと思います。  以上です。
10月27日第165回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  まず、北朝鮮の地下核実験でございますけれども、日本国政府として、実験が行われた、こういう御認識でございますか。
○長妻委員 可能性が極めて高い。これは、私が聞いておりますのは、アメリカや韓国というのは北朝鮮地下核実験を確認したというようなことだと聞いておりますけれども、正しいですか。
○長妻委員 今、麻生大臣からの答弁ですけれども、内閣官房で来ていただいています下村副長官……(麻生国務大臣「韓国が後、アメリカが先」と呼ぶ)韓国が後、はい。下村副長官は、今どう確認されていますか。
○長妻委員 そうすると、日本国は可能性という域をまだ出ていないということでありますね。  やはり、これは非常に問題があると思いますのは、日本の周辺である、危機が及ぶとすれば非常に日本も可能性として高いわけでございまして、そのときに、アメリカもそのちり等の中から自然界に存在しない...全文を見る
○長妻委員 非常に心もとないと私などは思うのでございますけれども、ミサイルの発射の兆候があって危機が先ごろ高まった際にも、いつなのかというのは、私も質問しましたら、防衛庁の方が、いや、それは向こうに聞いてみないとわからないんだというようなお話をされて、情報収集というところに私自身...全文を見る
○長妻委員 いわゆる日本の五大情報収集機関というのが配付資料の二ページにございますけれども、これらの情報収集強化に関する、政府が課題として、問題点として認識をされている点というのを資料一、内閣情報調査室で作成をいただきましたけれども、端的に言うと、内調の上司である下村副長官として...全文を見る
○長妻委員 我が国は、専守防衛の国であるからこそ、対外情報の収集というのは、本当は、さらに世界でも誇れるような収集能力を持つべきだと私は考えているわけでございますけれども、一つの問題といたしまして、私もいろいろな情報収集、前線で頑張っておられる方のお話を聞きましたところ、最高責任...全文を見る
○長妻委員 こういう場所ですから当然今のような御答弁の域を出ないのかもしれませんけれども、私などが実態を拝見しておりますと、やはり先ほどの五大組織には、それぞれ上司として政治家が、閣僚がいるわけでありますけれども、そこと情報共有というのは、今のような御答弁で、しているということで...全文を見る
○長妻委員 やはり閣僚との情報共有と責任の共有ということが重要だというふうに思います。これは、例えばもう大臣も御存じだと思いますが、アメリカでは、この資料三ページ、四ページに概要が書いてありますけれども、国会による情報共有と責任の共有というような体制が完全ではございませんが、情報...全文を見る
○長妻委員 仮に秘密会ということを議論するにしても、やはりその背景には、政府が本当に信頼できる政府であるのかどうかということがあると思います。  そういう意味では、河野談話と言われる慰安婦関係調査結果発表に関する談話というのを十四ページにつけさせていただいております。これは、下...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、個人的にというお話でございますけれども、これは官房副長官としての発言ではないということでございますか。
○長妻委員 ここら辺の整理というのが私は非常に重要だと思うのは、海外に情報が発信をされる、あるいは国内にも情報がされるときに、当然、国会での発言は個人的見解を述べる閣僚の方というのは、副長官も含めて多分いないだろうと思いますけれども、国会の外での発言がどこまで個人的で、そして閣僚...全文を見る
○長妻委員 閣僚に準じる方は、非常にこれは混乱を招きますので、一々、それは個人的なのか、閣僚として政府なのか、これを全部チェックしていくということはできませんし、そういう意味では私は御注意をいただきたい発言であるというふうに考えておりますが、ただ、そういう発言が出る背景というのも...全文を見る
○長妻委員 防衛庁はどうですか。
○長妻委員 今、副長官の御答弁がすべてだと思うんですが、外務省からの御答弁というのは、外交戦史館ということで、戦史の資料的な、公式見解ではないということでございます。  ここが非常に私はこだわるところでありまして、例えばドイツも、これは西ドイツの時代に、政府がいろいろな委員会を...全文を見る
○長妻委員 国策を誤りということは、政府として公式見解としてあるけれども、どこの部分かというのはちょっとわからないんだと、これもおかしな話だと私は思うんです。やはり先ほど申し上げました組織の問題というのが当時の「国策を誤り、」の中に、日本の当時の軍事組織にあるとすれば、やはりその...全文を見る
○長妻委員 八ページに、公安調査庁からつくっていただいた「北朝鮮の関与が疑われる不法活動の一端」ということでいただいております。  そして、防衛庁にお伺いしますが、北朝鮮というのは生物化学兵器、いわゆるBC兵器というのはどういうものを保有しているというふうに認識しておられますか...全文を見る
○長妻委員 北朝鮮の脅威というのは、当然でございますが核だけではございませんで、テロということも想定されるわけでございますけれども、警察と防衛庁は国内で発生するテロに対してどういうような防止策というのを考えておられるか、一言ずつお願いします。
○長妻委員 そして、この配付資料で十、十一、十二ページでお配りいたしましたけれども、公安調査庁が「国際テロリズム要覧二〇〇六」というのを発行して、その中でテロの手口というのを分析しておりまして、これは大変私も興味深く、防止の観点から拝見したわけでございます。  これは公安調査庁...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、いろいろ情報収集をしていただいて、防止に取り組んでいただきたいと思います。  最後に、きょうは経済産業省の御担当の方も来られておりますけれども、先ほどから議論になっております核兵器の議論の問題でございますけれども、十月二十五日の衆議院経済産業委員会で、甘利大臣...全文を見る
○長妻委員 甘利大臣は、おとついの発言で、多分、そういう議論がエスカレートして、平和利用に影響が出てくる懸念を私は表明されたというふうにも思うんです。  最後に、麻生大臣、閣僚からもこういうお話がある中で、この議論というのはどういうふうに御認識をされ、今後も議論をお続けになるお...全文を見る
○長妻委員 以上でございます。  ありがとうございました。
11月01日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○長妻委員 民主党の長妻でございます。  きょうは、端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  本日は、本当に理事の皆様を初め、質問をさせていただく機会をいただきまして、どうもありがとうございます。  きょうは消費者の立場に立った法案の審議ということでございますけれども...全文を見る
○長妻委員 それでは、政府案というのは経済産業省以外の所管もかなりあるというお話ですけれども、どこですか。
○長妻委員 いや、手を挙げてからと言われますけれども、的確に答弁いただきたいということを冒頭申し上げたわけでございますけれども、経済産業省以外の所管の分野もたくさんあると言われましたから、聞いたわけです。農水省以外はどこがあるんですか。  ちょっと、時間をとめてください。そんな...全文を見る
○長妻委員 私が聞いておりますのは、もう九九%が経済産業省のもので、一部、家庭用園芸機器、芝刈り機などのみが農水省所管と聞いておりますけれども、その基本的な認識を持っていただきたい。ちょっと、どうなっているんですか。  これは、私どもの民主党案では、お配りをしておりますけれども...全文を見る
○長妻委員 若干前向きの御答弁が、法案の修正も視野に入れたようなお話がございました。  これ、今申し上げた製品でございますけれども、例えば、午前中も大畠委員から話題がございましたけれども、雪印乳業の食中毒の事件、牛乳でございますが、これは即日公表すればいいものを、つまり大阪市の...全文を見る
○長妻委員 今文部省としては公表していないということでございますけれども、これも、当時、事故が起こってこれを調査して、まだシーズン中でもございましたけれども学校の名前が公表されなかったということで、幸いにして、これだけ不備があるのに大きな事故は起こっていないというふうに承知してお...全文を見る
○長妻委員 これは、私、きのう長時間経済産業省の方に事前に、いきなり質問するのも気の毒ですので、こういう質問をさせていただくということで、かなり長時間やりとりしたはずなんですけれども、これはどういうことになっているんですか。大臣に伝わっていないんですかね。これは根本的なことだと思...全文を見る
○長妻委員 今の御答弁でありますけれども、そんな悠長なことを言っていられる状況なのかどうか。非常に重大事故の場合は、ほかの省庁に渡してもこの仕組みがないわけですから、厚生労働省に渡しても、それはそれでもうさたやみというか、公表されないわけでありますので、食品衛生法の中にはそういう...全文を見る
○長妻委員 これは甘利大臣にもぜひ一言。  これは、別に我々野党、与党の対決法案とかそういうものじゃありませんので、本当に国民の皆さんにとって何がいいのかということで、やはり大臣は経済産業省所管であると同時に、当然、内閣の責任者、全省庁の法案も見るわけでございますので、ぜひ、こ...全文を見る
○長妻委員 問題提起だけではなくて、ぜひ実行を御検討いただきたいと思います。  そして、もう一つの問題点、政府案でございますけれども、この重大製品事故というのは、では被害はどういう場合に公表のスキームに、仕組みに入っていくのかということでございますけれども、これは政令に入るとい...全文を見る
○長妻委員 結局、消防車が出動しないと重大事故に入らない。このスキーム、義務にはならない、公表が。ですから、例えば発火とか、煙が出たとか、焦げたとか、あるいは、ぱっと火が出て、ちょっと焦がしたけれども、簡単に言うと消防車を呼ぶまでもないというか呼ばないでも済んだというようなことが...全文を見る
○長妻委員 出動していないということは、この四台のケース、例えば、ノートパソコン用バッテリー、昨年四月の東京都。ノートパソコンを使用中、バッテリーが過熱し、発煙した。パソコンをベランダに移動し水をかけたため、化学反応を起こし、発火した。  あるいは、昨年の三月、京都府。ノートパ...全文を見る
○長妻委員 ですから、非常に限定、限定なんですね。  例えば、エアコンの室外機。これは二〇〇五年の六月、京都府。エアコン室外機から発煙し、焼損した。これはコンデンサー内部粒子の絶縁劣化だということでありますけれども、これも聞きますと、消防署は出ていない。  あるいは、カラーテ...全文を見る
○長妻委員 私も何でもかんでも全部入れろと言っているんじゃないですよ、先ほどから申し上げておりますが。ただ、今私が申し上げたような事例で本当に重大事故に結びつくようなものは、しゃくし定規に、こういうふうに限定しないで、先ほどの民主党案のような発想も持つ必要があるんじゃないのか。 ...全文を見る
○長妻委員 これも、私も今の答弁は驚くわけでございますけれども。つまり、これまで私どもに経済産業省が説明していたのは、いや、経済産業省は消防から製品の火事とかは情報が入るから、消防とは連絡をとって通達も、ここにいただきました、こういう通達が出ているわけですね、経済産業省から消防に...全文を見る
○長妻委員 これは、国民の皆さんにこの法案を説明するときに、どのくらいが目安なのか。具体的に製品名が業者から上がってきます、重大事故ということで。それを公表するときに、やはり三、四カ月ぐらいかかるのかどうか。  いや、正直に言っていただきたいんですよ、ごまかさないで。それが大体...全文を見る
○長妻委員 今大臣から、一週間で製品名も公表するケースもある、そういう御答弁。うなずいておられます。しかし、その因果関係ということは実はクリアしているはずなんですね、経済産業省の事前の説明だと。  というのは、経済産業省は、ここに書いてあるのは、欠陥によって生じたものではないと...全文を見る
○長妻委員 では、質問を終わります。  よろしくお願いします。
11月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  きょうは、本委員会の理事の皆様を初め、質問をさせていただく機会をいただきまして、どうもありがとうございます。  今回は集中審議ということでもございまして、官製談合問題、いろいろな委員からも指摘がございますけれども、通常国会が閉会間際...全文を見る
○長妻委員 これは、守屋次官は御存じなんですか。守屋次官御本人が事業者を防衛施設庁に紹介したということなんですか。これは、本人に聞いておられるんですか。
○長妻委員 いや、一般論にしても、こういうことがあっていいのかということは全容解明する必要があると思うんですね。防衛庁が、ある意味では、防衛施設庁という、防衛庁に附属しているとは言いませんけれども、そういう役所に防衛庁からこれを指名に入れてやってくれ、こういう話があるとすれば、そ...全文を見る
○長妻委員 ちょっと、今の答弁で、ヒアリングをされた中で、三百人以上されましたけれども、一般論として防衛庁からそういう話があったというふうに言われましたか、ヒアリング。
○長妻委員 一般論としてそういうのがあるというのは、どういうことなんですかね。一般論といっても、具体的な企業名を言ったということなんですよね、この発言では。具体的に企業の名前を防衛施設庁のどちらかの部署に言ったというのが、複数かどうかわかりませんけれども、あるということを、一般論...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、具体的に、どの会社をいつ、だれに紹介したのか、これをもう一度調べていただけないでしょうか。
○長妻委員 ですから、質問に答えていない。調べてほしいと言っているんです。質問できませんよ。答えていないから、さっきからずっと。調べますか。再度調べますか。
○長妻委員 いや、ですから、では調べたんですか、これは徹底的に。一度は調べたんですかということです。
○長妻委員 私が聞いているのは、調べていないというふうに聞いておりますけれども、それでは、いつ調べたんですか、記録がないということがわかったのは。
○長妻委員 そうしましたら、防衛施設庁から防衛庁に対して、この業者を指名で入れてくれ、こういう依頼をしたことはありますか。逆ですね。逆のことはありますか。
○長妻委員 ですから、この六ページ目の議事録で、守屋次官はこういうことを言っているわけですね。「防衛庁で関係の仕事をしたいということにつきましては、大変多くの企業がチャンスを求めて防衛庁に接触してくるわけでございますから、それを防衛施設庁に行かなければだめですよということではなく...全文を見る
○長妻委員 ですから、これも守屋次官は、基本的には、これはお互い交換するような話をしているのですが、防衛庁から施設庁に一方的に紹介する、施設庁からはそういう紹介はないということで、これは具体的に、なぜそういうふうになっているのか。  これはあれですか、実際にこういう、指名業者に...全文を見る
○長妻委員 ちょっと私の認識と違うんですね。先ほどもやじで、いや、政治家もそんなの紹介するよというやじが飛びましたけれども、それは政治家もやっていいのですかね、そういうことは。いいのですか、先生。(発言する者あり)紹介はいいのですか。政治家が紹介するのですか。ちょっとその感覚も、...全文を見る
○長妻委員 そうすると、残りの一〇%は防衛施設庁が依頼したということですか。
○長妻委員 これも前からお伺いしていたのは、どういう質問項目なんですかと。質問自体を教えてくださいと言っても、それは出せないということなんですが、なぜその聴取の質問項目が出せないのですか。
○長妻委員 はい。終わります。
○長妻委員 長妻でございます。  引き続き質疑を申し上げます。  午前中、お昼過ぎの質疑で私も驚くようなやじがちょっと飛びまして、若干久間長官もうなずいておられたような感じを受けたのでございますが、念のためお伺いしますけれども、例えば久間長官、指名にこの業者を入れてやれよとい...全文を見る
○長妻委員 いや、これは私は驚くんですね、今の御発言というのは。  私もかつては国土交通委員会に所属しておりまして、指名というのは一応数字があって、指名に入る業者、入らない業者というのが数字的にきちっと区分されているという建前はありますが、私もいろいろ質疑させていただきましたけ...全文を見る
○長妻委員 午前中、我が党の平岡委員の質問で献金の御答弁があったと思いますけれども、そうすると、そういうふうに推薦をした事業者から例えば献金をもらう、こういうこともあるわけでございますか。
○長妻委員 その二社でございますけれども、例えばその二社に対して、二社の事業者名を挙げて、こういう会社がいるからちょっと指名に入れてあげてよ、こういうふうに推薦したことはあるんですか、その献金をもらっている二社。
○長妻委員 これは、久間防衛庁長官はかつても長官をたしか務められたと思いますけれども、そうすると、長官、かつて、今も長官ですけれども、閣僚の時代はそういうことは推薦はしない、こういうことでございますか。
○長妻委員 そういたしますと、例えば長官を務められてやめられた後、長官じゃないとき、そこはそういうことをされておられたわけですか。
○長妻委員 北原長官にちょっとお伺いしたいんですが、例えば、先ほどは防衛庁から、こういう業者を指名で入れろ、入れてくれというような依頼というのは全く問題ない、こういう御発言でございましたが、国会議員から、この業者を入れてくれ、こういうふうに例えば防衛施設庁にお願いするということも...全文を見る
○長妻委員 その前段の方では、再三、午前中、お昼も議論しましたけれども、守屋次官は、質問は、こういう業者がいるけれども審査してもらえないか、指名業者にしてもらえないかと声をかけることは内局としてあったということなのですねということで、そういうことはあったということを言っておられて...全文を見る
○長妻委員 先ほど、指名にこの業者を入れろ、こういうふうに国会議員から声がかかるのは問題ない、政治活動の一環ですと。それが政治活動というような……(発言する者あり)いや、撤回はしていないですよ、適切ではないかもしれませんというお話を言われているわけで。では、撤回するんですか、それ...全文を見る
○長妻委員 これは、責任者の北原長官がそういう意識でよろしいんですかね。  それで、先ほどから議論に出ていますけれども、指名というのは点数です、まずその指名に入る、入らないというのは。ただ、その点数もいろいろ判断する部分があるんですね。それが恣意的になっている部分もあるんではな...全文を見る
○長妻委員 そして、午前中、途中まで質問いたしましたけれども、OBを受け入れている五十社の企業のヒアリングということで、六八%の企業は、企業から、天下りをください、こういうふうにお願いをした。残りの三二%の企業のうち二二%は、防衛施設庁のOBの紹介による、こういうお話でした。 ...全文を見る
○長妻委員 確認ができていない。この当庁OBの紹介によるというのは、これはOBが、現職の退職間近の方を受け入れてくれ、受け入れなさい、こういうふうに働きをかけた、こういう事例もあるわけでございますか。
○長妻委員 そうしたら、これは公表してくださいよ、五十社に対する聞き取り。別に企業名を全部出せとは言いませんけれども、聞き取りの中身、これの議事録をいただけますか。
○長妻委員 私は、本当は長官はよく御存じだと思うんですね、割愛申請というのを。今、図らずも、向こうから出させるという御答弁がありましたけれども、形は出させるんですよ、このOB受け入れろと。ただし、形は頼まれる形にするんですよ。(久間国務大臣「そうです」と呼ぶ)そうですって。(発言...全文を見る
○長妻委員 いや、長官は本当に報告書をきちっと読まれているんですか。報告書自体に、防衛施設庁の建設部建設企画課が関与を行った再就職というところにこれが入っているんじゃないんですか。
○長妻委員 では、訂正答弁してください。
○長妻委員 そうしますと、ダブっているということでございまして、ただ、百四十四社二百四人に関しては防衛施設庁建設部建設企画課が関与を行った再就職ということでございまして、もう施設庁が関与を行う、仮に施設庁がなくなっても、防衛庁になったとしても、もうお役所が再就職の関与はしない、こ...全文を見る
○長妻委員 いや、適切な情報提供というのは、もう役所が一切絡まない方がいいんじゃないですか、防衛施設庁は特に、天下りに対して。適切な情報提供というのは、だれが、だれに、どんな情報を提供するということですか、これからも。
○長妻委員 では、少なくとも防衛施設庁に関しては、これからそういう情報提供をしない。つまり、この調査報告書に書いてあるような天下りの関与を行う再就職というのは防衛施設庁についてはもう金輪際しないと。御答弁。
○長妻委員 まだこれからも天下りにかかわっていく、あっせん、仲介をされていく、あるいは情報提供をする、再就職の関与をするという開き直りのような御答弁でありますが、民間企業の方は、退職したときに、再就職するときにどうされますか。全部企業が丸抱えで再就職先はめ込んでくれますか。ハロー...全文を見る
○長妻委員 この期に及んでもまだぐるみの天下りをするという、もう開き直りだと私は認識しました。  最後に一問でございますけれども、この十一ページに額賀長官の会見の概要の議事録がございますが、例の割り振り表を破棄した件でございますけれども、額賀長官は、北原長官からアメリカで口頭で...全文を見る
○長妻委員 以上、質問を終わりますけれども、ぐるみの天下りはもうやめてください。  以上です。
11月09日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質疑の機会をいただきましてありがとうございます。きょうのテーマといいますのがメディア規制・国民に対する周知広報についてということでございますので、このテーマに沿って質疑をさせていただきたいと思います。  今回、このテーマとい...全文を見る
○長妻委員 タウンミーティングの件はいかがでございますか。
○長妻委員 この議事録というのはずっと残るわけでございますので、ぜひ厳守いただきたいと思います。  次の質問でございますけれども、皆様方に資料を配付申し上げましたが、唯一、メディア規制というのが、直前の七日間の広告放送の禁止ということが盛り込まれております。これは各国で、事務局...全文を見る
○長妻委員 放送法の中立等々の規定というのは広告にも当てはまっていると思っておりまして、放送法の考え方の中で規制が既にあるわけでございますので、そういう考え方もあるのではないかと私は思います。  最後に一問でございますけれども、政党等の公費助成による放送の時間あるいは新聞広告の...全文を見る
○長妻委員 今、自民党の法案提出者の方から検討というようなお話がございましたけれども、日本独特のいろいろな状況もございますので、ぜひ検討をしていただきたいというふうに思います。  今、質疑をさせていただきまして、やはり私が冒頭に申し上げましたように、ぜひお願いをしたいところは、...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、貴重な質問の時間をいただきましてありがとうございます。ぜひ端的にお答えをいただければ幸いでございます。  まず大臣にお伺いしますけれども、消費者団信というのはどういうものでございますか。
○長妻委員 これは一年間で、この消費者金融の債務者で団信に入っておられる方、自殺された方というのは何人いらっしゃるか、教えていただければと思います。
○長妻委員 きょう初めて、金融庁から二千人ぐらいではないかというお答えが今ありましたけれども、実際に何人自殺で亡くなっておられるのか、これをぜひ調査していただきたいと思うんですが、これはぜひ調査していただけないですか。
○長妻委員 何か消費者金融の御担当者と話しているような雰囲気というか感覚にちょっとなってくるんですが。  それと金融庁、これはなめられたものだと思うんですが、調査をして、プロミスが間違った報告をしていたということで、結局、死因の判明している件数がかなり減りまして、保険金を受け取...全文を見る
○長妻委員 いや、私が聞いたのは、死因が不明のパーセントはどのくらいですかというふうにお伺いしたわけでございますが。
○長妻委員 これは、言葉は悪いかもしれませんが、金融庁もなめられたものだと思うんです。つまり、死因を聞いたのにもかかわらず、六割は、いや、わかりませんと。保険金は受け取ったけれども、どんな原因で死んだのか、そんな細かく聞いていないはずです、病死とか自殺とか、そういうカテゴリーでさ...全文を見る
○長妻委員 これも大臣、何か消費者金融の社長さんと今話しているような感じを私は受けるんですが、何でそんな向こうの立場ばかりに立つんですか。  これは、常識的に考えて、債務者と対面で担当した消費者金融の社員、これは、多くの社員がその死因を知っているはずだと思うんですね。そういう社...全文を見る
○長妻委員 いや、本当に何か消費者金融のお立場にあくまでも立つような御発言が続いておりますけれども。  そうすると、プロミスが間違えたんですか、これは。
○長妻委員 プロミスは、うわさによると、死因不詳でも病死というふうに書いて、保険会社に保険金請求をしていた、こういうことを聞いたんですが、これは事実でございますか。
○長妻委員 いや、今のお話というのはちょっと私も驚くんですが、保険会社に保険金請求をするというときに、本当は死因が不詳、死因が不明にもかかわらず死因の欄に病死というふうに書いて、それで保険会社に保険金の請求書を出していた、こういうことでありますか。
○長妻委員 これは金融庁としては全く問題ないんですか。ある意味で虚偽じゃないですかね。死因が不明にもかかわらず、病死というふうに出したと。
○長妻委員 金融庁として全く問題ない、こういう御認識でよろしいんですか。
○長妻委員 これは、やりっ放し、言いっ放しではいけないので、今、問題があるという御発言、大臣からございましたけれども、今後どうしますか、指導等を。
○長妻委員 大変申しわけないんですが、私も、これほど文章を読まれる大臣に質問したのはきょうが初めてでございまして、御自身の言葉でぜひお答えをいただきたいということもお願いを申し上げます。  そして今、望ましいと、つまり死因がわかるのが望ましいというお話がございましたので、死因不...全文を見る
○長妻委員 今回、死因判明者の中に占める自殺者の割合というのは二三・九%ということでございますが、これは一般の日本国民の皆さんと比べて、自殺率は高いんですか、低いんですか。
○長妻委員 大変申しわけないんですが、これは文章を読まないで、それはメモ程度は見ていいですよ、始めから終わりまで棒読みされるというのはちょっとどうなんですか、大臣。とんでもないな。(発言する者あり)
○長妻委員 そうしたら、二十歳からいろいろ今三つの階層の年齢を言われましたけれども、消費者金融の利用者というのは大体、大半が何歳から何歳ぐらいなんですか。
○長妻委員 二十歳から五十九歳で九割を占めている。そうすると、二十歳から六十九歳ではどのぐらいですか。
○長妻委員 六十代では何%を占めるかわからないんですか。
○長妻委員 そうしたら、二十歳から六十九歳まででどのくらいか、これは事前に通告していますよ、質問を。わかるじゃないですか。
○長妻委員 後ほどきちっとした数字を出していただきたいんですが。そうすると、二十歳から六十九歳でほぼ一〇〇%ということでありますが、これは六ページに、皆様にお配りした配付資料ございますけれども、これが厚生労働省が出した日本国の死亡に占める自殺死亡者の割合ということで、二十から六十...全文を見る
○長妻委員 私がお伺いしたのは、自殺をされた方の原因を聞いているんじゃなくて、一つの社が、一番大きな自殺率を計算上出している会社というのが三三・三%、死因が判明している中で自殺の方が三三・三%という異常に高い数値を出している会社がある。その会社はほかの会社に比べて何でそれだけ数値...全文を見る
○長妻委員 取り立てが厳しい可能性があるという御見解を出されましたので、せめてこれは私、回答はどういう回答でしたかと、消費者金融へのヒアリング、紙を下さいと言ったならば、七ページの紙をいただきました。これは全部真っ黒ですね。(発言する者あり)個人情報だと今やじが飛びましたけれども...全文を見る
○長妻委員 それはどういう意味でございますか。競争、それはちょっと私も詳しくないので、わかりやすく説明していただけますか。
○長妻委員 私は、何も、全く問題のない業界が何かあって、マル秘のそういう数字を出せとここの国会で言っているわけじゃなくて、先ほど大臣も答弁があったように、取り立てが特に厳しいのではないのかというふうに推定のお言葉もありましたから、だから、これだけ問題になっている話として、三三・三...全文を見る
○長妻委員 私が事務方から議員会館で説明を受けましたのは、事前に出した質問状に、これは公にしません、こういう言葉が書いてあるから出せないんだ、こういう説明を受けました。  しかし私は、それに対して非常に疑義を持っておりますので、そういう意味では、その質問状というのは、これは十七...全文を見る
○長妻委員 これは出すということですか、出さないということですか。
○長妻委員 だんだんと何か、私も国会に来て数年になりますけれども、質問まで出さない、こういう、どんどんどんどん政府は絞るような状況になっておりまして、ぜひきちっと出していただきたい。  そして、死因の中に占める自殺者の割合が最小の社というのが変化しましたけれども、そうすると、こ...全文を見る
○長妻委員 私、推定の計算をしてみますと、全体で消費者金融十七社、保険金を受け取ったのが五万一千九百九十七、そのうち、判明分のみでいうと、自殺の率が二三・九%、そして判明していないものも入れると五万一千九百九十七でございますが、この数字に二三・九%を掛けてみますと、推定一万二千四...全文を見る
○長妻委員 今初めて、多分この人数を出されたと思うんですが、負債による自殺が千九百九十六人おられる。ですから、私が先ほど推計した数字の実数、三千七百六十五人の方がかなり上回っておりまして、まだ実態が明らかになっていない方も、消費者金融で自殺に追い込まれておられる方も多くいらっしゃ...全文を見る
○長妻委員 いや、何か業界の立場に立っていろいろ御答弁がありますけれども、全十七社が、例えば業界団体に全部名前を出す、そして、その中で情報が漏れないようにして名前を名寄せすれば、すぐに人数、出るじゃないですか。何でこういうことをやられないんですか。
○長妻委員 そしてもう一点、四ページにも添付をいたしましたが、金融庁が発表したこの十月六日の資料でございますけれども、ここに金融庁の記述としてこういう記述があります。「(消費者団信)については、小額で短期の債権の回収のために保険が不当に利用されているのではないか、債務者が知らない...全文を見る
○長妻委員 調査の結果、そういう指摘は正しかったですか。
○長妻委員 そういう指摘を受けて調査をして、その指摘というのが正しかったのか間違っていたのか、どうなんですか。
○長妻委員 不当な取り立ての事例を把握していないというのは、これは消費者金融にヒアリングや立入検査等で実際に問い合わせをした結果でございますか。
○長妻委員 随分受け身ですね。こういう指摘があると明言して、文書に書いて、消費者金融にそういう不当なことがないのか聞いたのかと聞きましたら、全然聞いていないわけですか。そうじゃなくて、金融庁に苦情が、いつも受付の窓口にそういう苦情がありませんからないでしょうと。これは、全くやる気...全文を見る
○長妻委員 質問に答えていただきたいんですが、その、保険が不当に利用されているのではないか、そういうことはないでしょうねということを、じゃ、一言でも消費者金融に聞いていないんですか、まだ。聞いたんですか。
○長妻委員 今の話であれば、これはすべて今までの国会の答弁というのが問題になるんじゃないですか。こういう調査をして、こういう不当な利用というのはありませんでした、こういうことをずっと言われていましたよね。ところが、今確認をすると、質問すらしていないと。不当な利用をしていましたかと...全文を見る
○長妻委員 立入検査の日にちを教えてください、消費者金融の。
○長妻委員 そうすると、立入検査をして聞いているという趣旨の発言がありましたけれども、今回の問題になった後というか、平成十六年の立入検査が直近だという会社もありますから、全然聞いていないんじゃないですか。
○長妻委員 先ほど、聞いていることは間違いありませんという御答弁ありましたけれども、この聞いているというのは、何を聞いているということですか。
○長妻委員 当初は、保険が不当に利用されていることを聞いていないような御答弁があって、その後は、それは秘密だから言えないと。非常に都合がいいですね。  この資料十四ページ、十五ページに、ある消費者金融の借用証書というのを添付いたしましたけれども、この借用証書、つまり署名をする紙...全文を見る
○長妻委員 そうすると、このケースというのは、債務者が知らないうちに保険に加入させられているのではないか、こういうケースに当たるんじゃないかと思うんですが、全部、全消費者金融をきちっと調べられたんですか、大臣。
○長妻委員 質問にちょっと答えていただきたいんですが、つまり、これは大問題ですよね。商法では、同意をとらなければ無効になるということでございまして、このケースはセットにもなっていない、団信のダの字も書いていなくて署名をさせていたという疑いがあるんじゃないかと思うんですが、これはち...全文を見る
○長妻委員 これは質問できませんよ。質問できませんよ。(発言する者あり)いや、何でという今やじが飛びましたけれども、だって、今までこの委員会では、いや、団信の同意はきちっととっています、それを消費者金融に確認しました、全社から確認をとりましたと言っていたはずですよね、皆さん。とこ...全文を見る
○長妻委員 では、このケースもきちっと確認をして、問題は全くない、こういうふうに考えていいわけですね。すべてが問題ないということでありましょうから。
○長妻委員 もっとわかりやすく、他人の何でございますか。
○長妻委員 それで、結果としては加入の同意はきちっととっていた、こういう確認がなされたということですか。
○長妻委員 今、ちょっと重大なことを言われたんですかね。意思確認をしていないと思いますと。これじゃだめじゃないですか。まずいんじゃないですか。
○長妻委員 意思確認というのは、これは、商法に基づく被保険者の同意というのは義務でないんですか。——ちょっととめてください、これ。整理して答弁して。一般論はいいです。
○長妻委員 いや、ちょっととめてください、これ。大臣に聞いているんです。まだ答えておられないんです。ちょっと時計をとめてください、これ。
○長妻委員 いや、答えていないじゃないですか。
○長妻委員 ちょっと大臣、整理をして、後できちっとまとめて、書面等でいただきたいと思うんです。  最後に、こういうことを聞いたことがあるんですが、お金の振り込みですね、消費者金融から。振り込みが先に来て、その後に書面のサインをするケースもあるということでございます。つまり、消費...全文を見る
○長妻委員 その口頭の契約のときに、団信の話がない場合でも問題はないわけですか。
○長妻委員 非常に心もとない話で、これで質問を終わりますけれども、これはちょっと心もとないですね。本当に保険が不当に利用されていなかったのか、ちょっと断言ができにくい。債務者が知らないうちに保険に加入しているのではないか、これも、今の話でもちょっと心もとないということです。  ...全文を見る
○長妻委員 では、質問を終わります。
11月29日第165回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○長妻議員 御質問にお答えをいたします。  懲役刑は、与党案が五年以下、民主党案が三年以下ということで、確かに懲役の年数だけ見ると与党の方が重いわけでございますけれども、ここで重要なのが、罰金刑という考え方を民主党案はとっておりませんで、懲役のみということでございます。  先...全文を見る
○長妻議員 武正委員にお答えをいたします。  今も運用では一部それがやられているというふうに聞いておりまして、さきの総理大臣に提出した会計検査院の報告書の情報の幾つかは公正取引委員会にも情報提供されているというふうに聞いておりますけれども、しかし、法律の規定をきちっと置く、これ...全文を見る
○長妻議員 武正委員にお答えを申し上げます。  官製談合の主たる動機というのはやはり天下り先の確保というのは、これはもう周知の事実だというふうに思っております。ここの措置が本丸だというふうに考えておりまして、まさにおっしゃるとおりだと思います。  中馬プランの中では、先ほども...全文を見る
○長妻議員 やはり、先ほど御答弁申し上げましたように、今委員が言われましたような、非常に高い落札率がずっと続いているとか、あるいは、例えば入札、落札の結果が、特定の会社が順繰りに、きれいに順番どおり長年にわたってそれが続いているとか、やはりどう考えても、入札業務にかかわる方はプロ...全文を見る
○長妻議員 お答えをいたします。  我が党案は、刑法に公務員談合関与罪というのを明記するということでございまして、そもそも、この官製談合防止法という法案は、公正取引委員会が発注機関に対して改善措置要求ということで、その組織の改善を大きな目的とした法律であると我々は考えております...全文を見る
○長妻議員 塩川委員にお答えをいたします。  我が党は、天下りも政治献金の考え方も、今の自民党とは全く正反対でございまして、まさに今委員言われたように、禁止が必要であるというふうに考えておりまして、民主党は、第百六十三国会において、政治資金規正法等の一部を改正する法律案を提出い...全文を見る
12月06日第165回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、貴重な時間、御質問をさせていただく機会を賜りまして、どうもありがとうございます。  まず、日本中央競馬会の会計処理に関して不適切な事案があったのではないか、まだ公表されていない案件があるのではないかということをお尋ねしたいと...全文を見る
○長妻委員 この百三十六件官報不掲載というのは、これは閣議決定違反となるわけですか。
○長妻委員 これは政府の協定、協約に違反をした、百三十六件あるということでございまして、そしてもう一方、先ほど言われた十一件に関しては、参加資格要件のない者に入札を行わせて参加資格要件のある者を排除した、こういうケースが十一件ある、理事長もお認めになられました。  これは資料を...全文を見る
○長妻委員 これは単純ミスと言われましたけれども、官報公示に関しても、百三十六件、金額にして二百九十四億六千五百六十六万円、一般競争入札十五件、指名競争入札二件、随意契約百十九件ということで、競争入札に関してもこれだけの金額、件数を告示していないということで、これは、海外の方が応...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一点、今言われた二つの不適切な処理でございますけれども、そのことが、ここ、今私の手に持っておりますけれども、この紙に書いてありました。この紙にも同じ指摘が書いてあるんですね。この紙は何かといいますと、右上にマル秘とございまして、「平成十七年九月二十日 農林水...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、院長にお尋ねしますが、先ほど高橋理事長も認められた二つの不適切な事案というのは、これは検査をきちっとして明らかにされる、そういうおつもりはございますか。
○長妻委員 これは仮にですけれども、仮に会計検査院が知っていて、今の二つの案件、中央競馬会もこれは不適切だとはっきり認めた案件を知っていながら公表しなかったということになると、これはどういう理由なのか聞かなければいけませんし、その理由が不適切であれば、問題ではないか。言葉は悪いで...全文を見る
○長妻委員 日本中央競馬会というのは会計検査院の検査対象だと思いますけれども、会計検査院からの天下りはおられますか。
○長妻委員 一人おられるということで、その方は何代目か御存じですか。脈々と天下られているというふうに聞いているんですが。
○長妻委員 中央競馬会はどうですか。
○長妻委員 八人目。これは何で会計検査院、やましくなければ言われないんですかね、知っていながら。こういう体質が問題だと思うんですが。  一人平均四年といたしますと、八代目、四、八、三十二年、三十年以上にわたって会計検査院のOBが、顧問という肩書が多いということを聞いておりますけ...全文を見る
○長妻委員 しかし、農水省関係の部局にいて、その関連のところに天下っていく、こういうことが本当にいいのかどうか。  そして、この天下った方は、会計検査院の立入検査が日本中央競馬会に入るときに概況説明、一番初めにいろいろ説明するときに、その天下りの方も後輩が来るのに立ち会ったとい...全文を見る
○長妻委員 後輩が、怖い会計検査院が立入検査に来る。しかし、そこには先輩がいて、説明にも立ち会って、にらみをきかせていたのかどうかわかりませんが、陪席をしている。  私、この天下った方にお話を聞くことができまして、こう言われていました。検査院の検査が入るときは立ち会うときもある...全文を見る
○長妻委員 ちょっと私が聞きましたのは、官報に掲載するしないの基準づくりに対して大所高所からアドバイスを求めた、こういうことは聞いているんですが、どういうことでございますか。
○長妻委員 まさかないとは思いますが、その天下った方が、逆に会計検査院に対して、こういうことは公表しないでいいよというようなアドバイスをしていたとしたら、これは大変問題だと思いますので、こういう疑われることを会計検査院もしない方がいいと思うんですが、概況説明に天下りの人が立ち会う...全文を見る
○長妻委員 損なわれることがないというふうに断言していいんですかね。ますますちょっと私自身は疑惑の念を深めるのでございますけれども、公表基準というのが、私、会計検査院に聞きましたら、非常に恣意的になっているのではないかというふうに思います。  どういうものは公表してどういうもの...全文を見る
○長妻委員 これは大変申しわけありませんけれども、今後、会計検査院の検査対象にOBが天下っている、そこに対する甘い検査があった場合、いや、OBがいるから甘いんだというふうに私は、申しわけないですけれども、疑ってしまいます。そういう意味でも、天下りをやめて、公表基準を明確に、基準、...全文を見る
○長妻委員 今、請負契約と言われましたけれども、だれとだれが、あるいは法人でも結構ですけれども、どことどこの契約ですか。
○長妻委員 民法上の組合と言われましたけれども、この研究会は、聞いておりますのは、用地補償実務研究会、これを職場の中でつくって、民法上の組合として請負契約を結んでいる、そこでお金が入ってきていろいろなものに使っていると。個人でも使っているんでしょうね、地方税も払われておりますので...全文を見る
○長妻委員 いや、第一法規に確認したと今言われましたけれども、この九人の方に、いつ作業をしたんだい、こういう確認はされたんですか。
○長妻委員 プライベートということは、では、その仕事は職場ではしていないわけですか。
○長妻委員 これは、しかし私は問題があるんじゃないかと思うんですね。こういうものを、職場でこれをつくっているわけですね、こういう帳簿も。全く勤務時間外に全部、こういう帳簿もつくっているんですかね。私はそうは思えないんですけれども。  そうしましたら、問題がなければ、それぞれ、過...全文を見る
○長妻委員 不可解なのは、ほかでは別に打ち上げ費用とかビール代とかいっぱいこれはありますけれども、何でこの方を経由して支払わなきゃいけないんですか。どうしてこの方に百五十一万六千円が直接渡っているんですか。
○長妻委員 一遍に渡されていないというと、例えば、一月十六日は三十万円、これは昼食が三十万円ですか。一月二十五日は十万円、二月二十四日が三十万円、四月三日が三十五万円、六月三十日が十六万六千円、七月三十一日が三十万円ということで、こういうような形になっております。  そして、地...全文を見る
○長妻委員 いや、業務に必要であれば国土交通省が仕事の中で出版されればいいんじゃないですかね。  それで今、国土交通省は一冊も買っていない、こういうふうに大見えを切られましたけれども、事務局、どうですか。一冊も買っていないんですか。
○長妻委員 本当に、トリックのような答弁はやめていただきたい。国土交通省は一冊も買っていませんと大見えを切って、地方だって、地方の整備局等は国土交通省ですよ。普通の人はそう思いますよ。それはちょっと非常にトリック的な答弁だと思います。  次に、社会保険庁にお尋ねいたしますけれど...全文を見る
○長妻委員 まだまだ大きな被害が長官が考えられている以上にございますので、徹底的に究明したいと思いますので、よろしく御協力いただきたいと思います。  終わります。
12月07日第165回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○長妻委員 民主党の長妻でございます。  本日は、かなり遠くからいらしていただいた方もいらっしゃいます。朝から国会にお越しをいただきましてまことにありがとうございます。本日は、傍聴の席にも朝から全国から体験者の皆様方がお集まりをいただいております。どうもお疲れさまでございます。...全文を見る
○長妻委員 どうもありがとうございます。  きょうは抑留体験の相沢会長もお出ましをいただいておりますので、相沢会長の方から、このシベリア抑留、御自身が抑留された体験の一端を、ぜひこの議事録に残す形でお話しいただければと思います。
○長妻委員 最後に、抑留御体験のお二人に、寺内会長と相沢会長にお伺いいたしますけれども、我々もいろいろな方々のお話を聞き、党内であるいは野党間で議論をいたしまして、今回、法案を提出させていただいた、実現性の高いものをぎりぎり検討して出させていただいたと思っておりまして、改めて一言...全文を見る
○長妻委員 どうもありがとうございました。
○長妻議員 今御説明いただいた与党案も御存命の方に限定しているというふうに我々も考えておるのでございますけれども、我々も、戦後強制抑留者御本人、御存命の方ということで、今言われたのは附則の方のお話でございまして、これは、附則として検討するということです。  本則では、先ほど説明...全文を見る
○長妻議員 この附則の条文でございますけれども、これはいろいろな調査ということも含んでおりまして、今、シベリアでの抑留の実態というのが、これは外務省も御努力いただき、あるいは抑留者の方々も、ロシアまで訪問をしていろいろ実態調査もされておられますので、そういうもろもろのことも含んで...全文を見る
○長妻議員 そういうことではございませんで、まず、先ほどるる委員からもお話がございましたように、恩給欠格者の方も、例えば今御存命の方の平均年齢が八十五、六歳、シベリア抑留の方も平均年齢が今八十五、六歳ということになっておりまして、御存命の方に関して本則で対応させていただく。そして...全文を見る
○長妻議員 これは我々も、先ほど与党の方からも御答弁があり、あるいは参考人の方々からも御要請がありまして、この基金を廃止するというのを我が党、野党も出しておりますけれども、廃止しても、基金が行っていた事業、慰霊事業や、遺品、情報収集あるいは記録、日記等の保管等の事業というのは続け...全文を見る
○長妻議員 お答えを申し上げます。  今、御遺族の方のお話だと思いますけれども、我が党案、これは与党案もそうだと思いますが、御存命の方に限定をしているというふうに承知をしておりまして、御存命の方に関して、先ほどの繰り返しになりますけれども、今、平均年齢がかなり高いということで、...全文を見る
○長妻議員 財産権的な色彩が強いというのがどういう御趣旨かというのは、一概に私も理解をしておりませんけれども、基本的に我々は、この特別給付金の支給に関しまして、戦後強制抑留者の方々、シベリアの方あるいはモンゴルからの方もいらっしゃいますけれども、そういう方々に関しまして、南方の捕...全文を見る
○長妻議員 お答えを申し上げます。  我々野党案、野党の考え方といいますのは、そもそも、やはりこういう事業に関しましては、基金という独立行政法人というものではなくて、国が直接そういう方々に誠の心をささげる、そういう必要があるのではないか、基金でこういう事業をやるというのではなく...全文を見る
○長妻議員 お答えを申し上げます。  当然、今までも独立行政法人平和祈念事業特別基金というのは、三者に対して、強制抑留者、引揚者、恩給欠格者の皆様方に対するいろいろな事業をされてこられたというのは承知をしております。  ただ、我々といたしましては、それが決して十分ではないので...全文を見る
○長妻議員 関係三者の皆様も、本当にこれで多くの方が納得されているとは我々も承知をしておりませんで、基本的には我々は、繰り返しになりますけれども、引揚者や恩給欠格者の方にもうこれ以上何もしないでいいということを言っているわけではございません。  先ほどの与党の方の質問と今回の谷...全文を見る
○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  私も提案者の一人でございますので、野党には質問できませんのでいたしません。与党の提出者の方と政府の方に、きょうは菅総務大臣、下村官房副長官も来られておられますので、両者に質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、この野...全文を見る
○長妻委員 与党提案者にお伺いいたしますけれども、ドイツも二百万人以上の方がシベリアに強制抑留された。何でも海外と同じにしろと言うつもりはございませんけれども、海外の事例というのは非常に参考になると思います。  このドイツで、あるいは西ドイツ時代でも結構でございますが、シベリア...全文を見る
○長妻委員 少々驚くわけでございますけれども、与党が法案を作成するときに、私は当然、海外のいろいろな事情、例えば海外にも恩給欠格的な方もいらっしゃいますし引揚者的な方もいらっしゃる、どういう対応をなされたのかを綿密に調べた上で提案されたというふうに思っておりましたが、ちょっとそう...全文を見る
○長妻委員 最高裁の判決は、立法措置がないからということも判決にはございまして、立法措置をすることを当然最高裁は拒んでいるわけではございません。  今の御答弁でも、南方捕虜への未払い賃金は連合国の占領政策に従った、GHQから日本に発せられた覚書で大蔵省告示ということでございまし...全文を見る
○長妻委員 ですから、そういうことを南方ではやっておられて、シベリアではやらない。先ほど最高裁判決の話がございましたけれども、ここに判決文の一部がございますけれども、この判決文でもこうあります。南方地域から帰還した日本人捕虜は国からその抑留期間中の労働賃金の支払いを受けることがで...全文を見る
○長妻委員 そしてもう一つ、与党案では、今後この基金に仕事をさせる、最後の仕事をさせるという案が出ておりますけれども、これは本当にさせていいのか。私は、また問題が起こるんじゃないかと思うんです。  といいますのは、今までの実績を見ますと、例えば、シベリア抑留の方々に対して、かつ...全文を見る
○長妻委員 そういう御決意は承りましたけれども、二十年ですよ、基金が生まれて。二十年間、初めは今よりもっと天下りの人が多かったというふうに聞いておりますけれども、そういうことを今気づいたような言い方でございますけれども、もっと早くいろいろな手が打てたのではないか。  最後に、我...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、この法案で戦後六十一年の補償全部終わり、最終決着、こういうことで本当にいいのかというのをぜひもう一度お考えいただきたいということを多数派である与党の皆様方に強く申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
○長妻議員 お答えを申し上げます。  まず、一番重要なのは、国の命令で出兵した兵士の皆様方に対して誠の心をささげるということが一番重要だというのが柱でございまして、その中で、我々としては、基金という形ではなくて、国が直接その事業をきちっとするということが非常に大きな違いではない...全文を見る
○長妻委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました民主党、日本共産党、社会民主党提出、戦後強制抑留者に対する特別給付金の支給に関する法律案、独立行政法人平和祈念事業特別基金等に関する法律を廃止する法律案に賛成の立場から、自民党、公明党提出、独立行政法人平和...全文を見る