長妻昭

ながつまあきら

小選挙区(東京都第七区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

長妻昭の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第169回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。総理中心に、端的にお答えをいただきたいとお願いを申し上げます。  まず、こういうメールがございますけれども、今問題となっております中国製ギョーザ中毒事件で、行政が最も最初に通報...全文を見る
○長妻委員 そして、年金の問題でございますけれども、この消えた年金問題、いまだに解決が頓挫しているということでございまして、社保庁に調査を依頼いたしますと、これまで御自身の消えていた記録が戻って一番お金を取り戻した人は幾らだと聞きましたら、二千八百万円年金を取り戻した九十六歳の男...全文を見る
○長妻委員 これはありていに言いますと、今どういう状況にあるかといいますと、仮に私がお店の店主だとして、お店の中の帳簿はぐちゃぐちゃのままだ、だれが払ったのか全然わからない。しかし、歩いているお客さんをつかまえて、あなたはうちの店で以前買い物をしたけれども、あなたはうちの店の領収...全文を見る
○長妻委員 非常に先ほどの公約と現実の行動が違うのは、来年度、平成二十年度の予算の中身を拝見すると、社会保険庁は三千三百万枚の紙台帳は照合すると、来年一年間で。ということは、今、八・五億件がありますから、三千三百万件というのは八・五億件に比べて四%なんですね。このスピードでいくと...全文を見る
○長妻委員 国会で大臣の答弁というのはそんな軽いんですか。  これを見ていただきますと、今、コンピューターの中に入っているものだけで、厚生年金、国民年金の納付記録、三億件入っています。その中で五千万件が持ち主がわからない、宙に浮いているということで、これは大問題になった。では、...全文を見る
○長妻委員 これは総理にぜひ決断していただきたいんですが、二年後に社保庁を解体する。我々民主党も、二年後に社保庁を解体させて国税に吸収合併する、選ばれた職員しか入れない、こういう案を出しています。二年以内に抜本的対策を打たなきゃいけないんです。  私が懸念するのは、この社保庁が...全文を見る
○長妻委員 いや、総理、先ほど申し上げましたように、今の政府のペースだと、紙台帳全部の照合に二十五年かかるんですよ。これは国家プロジェクトでやっていただきたい。  では、証拠がないものをチェックする総務省の第三者委員会でも、今のペースでいくと、皆様が終わるのが十年かかるんですよ...全文を見る
○長妻委員 いや、二年でも長いんですよ、国民の皆様にとっては。これは私は絶対あきらめません。あらゆる委員会で、必ず言質をとって、必ずやらせるようにやっていきたいと思います。  そして、これはまだまだ、消えた年金問題で全く手つかずの問題というのが、五大リスト。本当は八十ぐらいある...全文を見る
○長妻委員 これは、我々、具体的にどういうふうな手順でやればいいのか、無理のない案を提示しているんですよ。全然社保庁は聞かないわけで、ぜひ口だけではなくやっていただきたい。  そして、この五大問題以外のもう一つ、最大と言ってもいい問題が残されています。責任追及です。だれも今回の...全文を見る
○長妻委員 これは、自民党理事、反対しているんですか。  呼んでくださいよ。なぜ反対するんですか。(発言する者あり)では、やってくれますか。やってくれますか。だから、やってくれますか。中山さん、やってくれますか。こういうことで、きょうここにお三人、来られる方をお呼びしてお話を聞...全文を見る
○長妻委員 なぜそういう対応を自民党がされるのか。  そしてもう一つ、同じ厚生労働の問題を話し合う厚生労働委員会で、昨年もこの紙台帳の質問をしましたら、今、これは私の議事録でございます。正式な議事録が棒線を引かれて強制削除を、自民党の厚生労働の委員長によって発言を強制削除されて...全文を見る
○長妻委員 いや、これは本当に、なぜ与党の問題を指摘すると削られる。こういうことが前例になると、本当に国会というのはいいんですか、協調、話し合いと言われておられるのに。それで、今のように、参考人は呼ばないと。  こういう発言が出て私は当然だと思うんですけれども、ぜひこういうこと...全文を見る
○長妻委員 それでは、道路利権の問題に行きますけれども、これはぜひ総理、年金、医療、介護の現場をつぶさに見ていただきたいと思います。本当に悲鳴が上がっています、全国の社会保障の現場から。  社会保障は削っても道路利権だけは守る、十年間五十九兆円は確保したと。こんな行政、財政の硬...全文を見る
○長妻委員 では、契約だけで見ると、八六%が随意契約で流れているんじゃないですか。それでいいんですかということです。
○長妻委員 前原議員も追及した随意契約でございますけれども、前から変える変えると言って、全然変わってないんですよ。  そして、これは膨張です。これも道路特別会計ですけれども、事業費が当初計画から二倍以上膨張した事業、これが百三十九事業もある。トータルで三兆一千九百億円が当初計画...全文を見る
○長妻委員 これ、総理、ぜひ一般財源化していただきたいと思うんですが、いかがですか。
○長妻委員 この膨張は全部理由があって全く問題ない、追加支払いも問題ない、この天下りも問題ないと。これだったら、何にも改善がなされないじゃないですか。  ハットカズシステムの問題に行きますけれども、同じ無駄遣いの問題。これは、道路財源もそうでありますけれども、我々はイニシャルを...全文を見る
○長妻委員 これは、総理の御認識があるのかないのか、ちょっと今答弁であいまいだったんですが、今も、きょうもですよ、二回目のあっせん、三回目のあっせん、ひょっとしたら四回目のあっせんが、きょうも業務として霞が関でやられているんですよ、今も。だから、もうやめてくださいと。今、やってい...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、社会保障は削っても道路利権だけは守るというのはやめてください。よろしくお願いします。
02月14日第169回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。  端的に御答弁をいただきたいと思います。  まず、質疑に入る前に抗議を申し上げたいのは、先月、私が昨年衆議院厚生労働委員会で発言した内容を、自民党の茂木敏充厚生労働委員長によ...全文を見る
○長妻委員 こういうものも、情報を得て調査をしてやっと表に出てきたほんの一部で、我々のところには、もっと驚くべきものも道路特別会計で購入されている、こういう情報が寄せられていますが、国交省が認めないというものもたくさんございまして、これは氷山の一角です。これがすべてじゃありません...全文を見る
○長妻委員 これはそうすると、道路の真下を通らない地下鉄は入れられないと。あるいは、渋滞緩和という今のお話でございましたけれども、私も、地下鉄が必要であればこれはつくる必要があると思いますが、そうであれば、一般財源で、なぜ投入してつくらないのか。  これは、国交省のお役人の方に...全文を見る
○長妻委員 これは道路交通安全、渋滞の緩和で事故が減る、地下鉄が交通安全だという、私はへ理屈だと思いますけれども。そして、やはりこの地下鉄の会社、東京地下鉄株式会社にも国交省のOBが八人天下っておられる。役員三人、職員五人でございますけれども。  今の説明というのはどこかで聞い...全文を見る
○長妻委員 そうであれば、天下りが一元化するというのも変な話ですが、そうなったときに、この天下りの人数というのは確実に減るということですね、大臣。
○長妻委員 一元化しても、天下りは天下りなんですね。  この委員会でも申し上げましたけれども、ほかの先進国を調べると、国が天下り先をあっせんする、そういうことをしている先進国はどこにもない。七カ国ですけれども、G7、確認をいたしました。本当に毎度毎度この質問というのは、国会で何...全文を見る
○長妻委員 もう本当に、何でお役人の答弁を丸のみ、丸読みするんでしょうか。これはどう考えても閣議決定違反ですよ、十三億円、三〇パーを超えているんですから、道路特会の金が入っているんですから。このぐらいは返す、こんな小さい決断もできないんですか。本当にゼロ回答ですね。この委員会でや...全文を見る
○長妻委員 これは私はかなりひどい話だと思いますのは、お配りしたものの二十七ページに、会計検査院から照会文書を送られた六十一件があった。国土交通省は、そのうち三十四件は悪うございましたということで、これは法令違反等による不適切な会計処理だということを認めた。しかし、会計検査院は公...全文を見る
○長妻委員 だから、三十四件は不適切だと認めて改善したということですよね。では、それを見せてください、本当に改善したのか。だって、不適切なものなんだから。  では、三十四件はこの表のどれですか。これは六十一件、ごっちゃになっているんですよ。三十四件はどれですか。何件か読み上げて...全文を見る
○長妻委員 これは非常に不可思議な話ですよ。別に私は会計検査院のカの字も言っていないですよ、質問で。つまり、不適切な会計処理が発覚したきっかけが、自分たちで、自分で見つけたのならば公表する。ところが、会計検査院から照会文書、裏で指摘をされた、非公表の指摘を受けたもの、これがきっか...全文を見る
○長妻委員 それはあれですか、不適切な会計処理があって、改善したら公表しないでいいと。それは便利ですね。隠しておいて改善すれば、これは公表しないでいいじゃないですか。(発言する者あり)いや、だって隠されていますよ、これ。では、どれですか、三十四件の不祥事。これはおかしいですよ、大...全文を見る
○長妻委員 そうすると、もう一回聞きますよ。この表の六十一件のうち、「三十四件については、法令違反等による不適切なものと考え改善を行った。」と一番下に書いてありますから、これはそのとおりだと思いますけれども、この記述というのは間違いないですね、この資料の一番下の記述。
○長妻委員 そうであれば、きっかけはどこか知りませんよ、会計検査院もあるわけですけれども、三十四件については、国交省が自分の頭で考えて、国民の皆さんの金を不適切な会計処理をしてしまったわけですから、それは金額も含めて公表してくださいよ。これはなぜなんですか。異常ですよ。
○長妻委員 私は、照会文書を公表しろなんて一言も言っていませんよ。そんな文書を我々要求していませんよ。だから、「法令違反等による不適切なもの」と考える三十四件はどれですか、道路関係はあるんですか、幾らですか、それだけ聞いているんですよ。
○長妻委員 そうすると、この表のうち三十四件についてはどの部局で、そして金額が幾らで、どういう不適切な処理なのか、法令違反はどういう法令違反なのか、それぞれ個々に三十四件いただける、こういうことですね。
○長妻委員 ちょっとこれは、グロスの数字が出てもしようがないんですよね。ある意味では、法令違反が幾ら、どこであったのか、道路財源がどうなっているのか、こういうことを聞きたいわけですけれども、では、きょうは会計検査院も来ておられるので、独自に国交省が公表するというのはいいんでしょう...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今、トリッキーな答弁ですね。最高裁は、照会文書そのものですよね、不開示は。私は、だから、それを聞いているんじゃなくて、国交省がみずから不適切と判断した三十四件を聞いている。  だから、これは、先ほど申し上げましたけれども、こういうことになりますよ。会計検査院...全文を見る
○長妻委員 本当にきちっと公募をしていただきたい。これまでのけじめは全部ほっかむりで、有償で、あとはおとがめなしということではこれは困るわけですので、きちっとやっていただきたいと思います。  次に、年金の問題に参ります前に、参考人招致で、我が党の渡部恒三議員からも、小泉元総理の...全文を見る
○長妻委員 そして、年金の問題ですけれども、この年金でも、また今度は年金担当、社会保険担当の伊藤達也首相補佐官という方が任命されたということで、これは舛添大臣との関係は一体どうなるのか。総務省に第三者委員会があって、これはもう我々、分散して、お役所が、いや、これは総務省です、これ...全文を見る
○長妻委員 見えないところで、国会と違うところでどんどん責任者が移動していくということは、これは許されないことではないかというふうに思うわけでございます。  そして、この三月末の公約というのが、来月、消えた年金問題でやってまいりますが、現時点での進捗状況を確認したいんですけれど...全文を見る
○長妻委員 そうすると、三百八十五万件は、五千万件の記録のうち統合済みと、もう年金が戻ったと理解してよろしいんですね、きょうの時点で。
○長妻委員 これは、この資料にも添付しておりますけれども、二十九ページですが、五千万件中三百十万件が統合されたと。その差額というのは、その後間違いなく本当に統合されたんですか。事務方の説明と違いますけれども、本当に間違いないですか。
○長妻委員 三百八十五万件が、きょうの時点で、年金の記録がくっついたと。これは国会の答弁ですから。  ただ、そうだとしても、三月末までにこの五千万件のうち、きょう時点で三百八十五万件というのは、これはもう十分の一にも満たない。しかも、その照合すら、さっきも御答弁あったように、五...全文を見る
○長妻委員 ですから、オール・ジャパンで国家プロジェクトとして、全省庁、民間にも守秘義務をかけてやってくださいと言うのにやらないから、ある意味では社保庁があっぷあっぷで、一つの仕事しかできないという状況で、こういうていたらくになっている。  我々も、追及もしておりますけれども、...全文を見る
○長妻委員 もう一回お伺いしますけれども、私が聞いたのは、社会保険庁長官経験者、佐々木さん、真野さん、村瀬さんを呼んだ、かなり突っ込んだ話があったといううわさを聞いておりますが、二時間ずつ呼んだ、かなり核心の話を。しかし、その議事録が一切出ていない。  では、この三人をお呼びし...全文を見る
○長妻委員 いや、ですから、この三人の方の二時間ずつのヒアリングの議事要旨、それを出してください。
○長妻委員 与党の皆さん、別にこれは対決しているわけじゃないですから、余り変なやじを、これで本当に納得するんですか。納得とうなずいていますけれども、増原さん、そんなに寛容でいいんですか、これ。  三人を呼んで、メモもとっていないんですか。では、プライベートで呼んだんですか、委員...全文を見る
○長妻委員 では、メモを見せてください。
○長妻委員 これは異常ですよ。だって、これだけ大きい問題で、歴代社保庁長官の責任を追及する、こういう鳴り物入りでこれは発足した。しかも、聞いたら、三人だけしか呼んでいない、ほかには声をかけていない。紙台帳廃棄命令を出したのは、この資料の一番後ろにも名前を載せておりますけれども、正...全文を見る
○長妻委員 私は、これはおかしいと思いますよ。だって、三人の方に二時間聞いて、何でその議事録が、これは税金で聞いているわけですよ、人件費は税金ですから。これは、責任追及の検証委員会というのは責任隠ぺい委員会じゃないですか。何で、議事録、メモもない。  では、委員会にこの三人の発...全文を見る
○長妻委員 では、そうしましたら、それぞれ、佐々木さんの発言はこうこうこう、真野さんの発言はこうこうこう、村瀬さんの発言はこうこうこうという紙を、私は全文をいただきたいと思うんですが、まずは、官房長官言われたように、その要旨を提出していただきたいというふうに思います。  そして...全文を見る
○長妻委員 説明を受けるというか、本当は追及する側なんですね。  そうしましたら、それの議事録の全文、公表いただけないですか、現役の方の発言の全文を。
○長妻委員 ですから、私は何度でも言いますけれども、これは責任隠ぺい委員会なんじゃないですか。結局、報告書を見ても、固有名詞が全く出てこない、みんな悪かった、これで終わっている。つまり、個人の発言や個人のヒアリング内容を特定しないように、ほんわかほんわか、トータルの内容を集約して...全文を見る
○長妻委員 いや、驚くべき発言ですね。紙台帳をコンピューターに入れて、チェックしたから捨てていい、これは納得しましたと。これは、辛うじて残っている紙台帳からデータの入力ミスがいっぱい発見されているんですよ。検証できないじゃないですか。しかも、共済年金では一枚も捨てられていない。マ...全文を見る
○長妻委員 自民党は反対しているというふうに聞いていますけれども、なぜ反対するんですか。(発言する者あり)森さん、森さんに聞いているんです。いや、何で反対するんですか。だから、何で自民党は反対するんですか、この三人の参考人招致を。政府も責任追及しない、国会も責任追及しない、厚生労...全文を見る
○長妻委員 これは資料の三十ページに概要がありますけれども、つまり、これは偶然いろいろな情報で発覚してこういう処分が下ったわけですが、この事例を見ると、何か私も、こういうような仕打ちというか、社保庁から何度もされたような気もするのでございますけれども、例えば、これはもう具体論でや...全文を見る
○長妻委員 これは、舛添大臣、調査はしていただけないですか、懲戒の是非。
○長妻委員 非常に期待が持てない答弁で、納得はできません。  そして、三十一ページに、年金の記録が戻って、時効以前のお金で一千万円以上取り戻した八十一人の方のリストがございますが、やはりこれを見て驚きますのは、例えば四百三十カ月抜けていて戻った八十六歳の女性の方がいる。でも、四...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、先進国ではどこも、国が天下りをあっせんしている国は先進七カ国ありません。日本も政治を先進国並みにぜひしてください。我々も、徹底的に追及して提言をしてまいります。  ありがとうございました。
02月26日第169回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  きょうは質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  まず、自民党の厚生労働委員長の茂木敏充議員に対して、厳重に抗議を申し上げたいと思います。  これは、先月、厚生労働委員会の発言の...全文を見る
○長妻委員 戦後六十年以上たって、今調査を要請したということでありますけれども、例えばこれは平成十九年度、ことし一月末までの数字ですけれども、自分の旧令共済、あのとき、戦中戦前に共済に入っていたから、その記録が抜けているから探してほしいという申請者が今年度三千九百二十二人もおられ...全文を見る
○長妻委員 これは余りにも冷たいと思うんですね。戦争中あるいは戦前、一生懸命国のために働いた方、そして、その記録が、何か探すこともしない。  そして、今申し上げたのは納付記録そのものでありますけれども、勤務の記録は、軍属としてどこに勤務したかという記録は、今現在、厚生労働省が、...全文を見る
○長妻委員 いや、総理、やはり社保庁のコンピューターに入力する、そうしないと、年金、この記録もくっつかないので、その検討をするという、せめてそのぐらい御答弁いただきたいと思うんです。総理、ぜひ。いや、総理ですよ、総理。これは全部またがっているんだから。関係ないです。関係ないです。...全文を見る
○長妻委員 これはぜひ、先ほど舛添大臣、手間がかかるような話がありましたけれども、手間の問題じゃないですよ。国家の威信の問題なんですね、これも。戦中に本当に御苦労された方々に対して誠の心をささげるという姿勢を持っていただきたい。  もう一点、これは私も調べてびっくりしたんですけ...全文を見る
○長妻委員 これはぜひ総理に御決断をいただきたいんですけれども、戦争に、陸軍、海軍に行かれた方は、当然、志願された方だけではなくて、赤紙で行った方も数多くおられる。  例えばこういうことなんですね。軍人の、軍隊に行った期間が例えば十年あった方がいらっしゃった。その方が戦後公務員...全文を見る
○長妻委員 そして次に、政府の消えた年金問題の三月末公約の件でございますけれども、今の現状をお伺いしてこのフリップにまとめましたけれども、つまり、当初、未統合の記録は五千九十五万件あった。そして、先月、一月末までに統合された記録というのは三百八十五万件だと。全体の七%しかまだ統合...全文を見る
○長妻委員 三月末に、当然これは一月末の数字ですから、少しは上乗せになると思いますけれども、その数字で公約を達成したと強弁をするというのは、これは到底許されないと思います。  私どもは、三つの失敗があると言っているんです。我々、一年前からやるべきであるという大きな三つの提言、こ...全文を見る
○長妻委員 今三つの失敗ということで、三つの要請をいたしました。  そういう意味で、もう今のペースで行くと、私は、下手すると解決まで二十年かかってしまうおそれがある。そして、厚労省、社保庁の体質をよく見てください。今でも隠ぺいをしております。そういう職員がおります。ぜひ、外して...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今、被用者年金一元化法案が出ておりますけれども、それではなくて、国民年金も含めた一元化、こういう方向で御検討いただく、こういうことでよろしいんですか。
○長妻委員 そして、平成二十年度予算を見ますと、消えた年金問題の対策で二百九十八億円の税金が対策費として入っている。これは、今後も数百億円の税金が投入される。しかし、国民の皆様が納得できないと思うのは、責任者が何にも表に出てこないし、実態も全く明らかになっていない。  というこ...全文を見る
○長妻委員 しかし、これは奇怪な話で、その三人の元長官のヒアリングは委員会だとばかり思っていたら、議員が有志で聞いた。しかも、その報告会は懇談会で、議事録が残らないようになっている。  しかも、そのヒアリングは、総務省の建物じゃなくて、十一ページでございますけれども、わざわざパ...全文を見る
○長妻委員 この三人は、村瀬元長官、佐々木元長官、真野元長官、三人だけ、非公開と。  我々は、一番重要なのは、この国民年金の紙台帳の廃棄命令を出した当時の正木元長官がキーマンだ、そして、その廃棄命令を出した当時の年金保険部の部長の長尾さん、そして業務第一課長、三人の参考人招致を...全文を見る
○長妻委員 結局、何にも表にヒアリング内容が出ずに、検証委員会は去年の秋に解散され、結局、全員責任があります、この一行で終わっちゃった。これで三百億円出せと言うんですか、国民に。全然明らかになっていない。とんでもないですよ。参議院選挙の前に、当時の総理大臣は、徹底追及するという趣...全文を見る
○長妻委員 これは、二百五十兆円の現金が平成十八年度一年間で、国から現金が表に、外に出た、こういう数字であります。  では、総理にこれは聞きたいんですけれども、この二百五十兆円の中で無駄はどのくらいあるというふうにお考えになりますか。まさかないとは、言っていただくと困るんですけ...全文を見る
○長妻委員 いや、何でこういう話をしたかというと、我々は、参議院の選挙のマニフェストで、一年間十五・三兆円削減する、こういうふうに、きちっと無駄遣いを含めた一覧表を出して国民の皆さんの審判を仰いだわけです。そうしたときに、自民党から、いや、民主党は十五・三兆円なんて、こんなの、無...全文を見る
○長妻委員 いや、自民党は、政府は、これは今の発言はもう無駄はないというようなお話じゃないですか。我々は十五・三兆円と申し上げているのに……(発言する者あり)自民党から今も、自民党の席から、できっこない、明細を示せと。明細はちゃんと細かく出していますよ。できっこないという話が中山...全文を見る
○長妻委員 質問を終わります。無駄遣いをなくしてください。
03月26日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、一時間の時間を賜りまして、ありがとうございます。  委員長にお聞きしたいのですが、議事録強制削除というのは、なぜ削除されたんですか。
○長妻委員 いやいや、御意見というのは、今委員の皆様に配付をした資料の四ページ目でございますけれども、我が党の山田理事、山井理事と私の連名で議事録削除に厳重抗議をして、回復をしていただきたいということを申し上げているんですが、なぜ削除をされたんですか。
○長妻委員 おかしな理由が今何点もあるのでございますけれども、まず、議事録が発行できない、だからこういう措置をしたというような御発言がございましたけれども、別に、発行するしないは委員長の判断で、つまり、この発言を残したまま発行する、こういう判断もできたわけにもかかわらず、なぜ削除...全文を見る
○長妻委員 何か今看過できない発言がありました。非常に、自分だけ特別扱いしてくれと言わんばかりの発言が今ありましたけれども、全く違いまして、秩序保持のためには私の了解もなくこれをいきなり削除する、それ以外でも秩序保持というのはいろいろな手法というのはあると思うんですが、この発言自...全文を見る
○長妻委員 そうすると、ここは「与党というのは」というのが主語になっていますけれども、これが、じゃ、別に、野党というのはであっても、別に与党、野党、この文章の中身ではなくて、やじが飛んだときにちょっと黙っていてくださいということも削除を今後は全部する、こういう話になってしまうわけ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、先ほどのちょっと……
○長妻委員 そうすると、先ほどの話との整合性の意味でお尋ねするんですが、つまり、やじに対する応酬をすべて削除するわけじゃなくて、理事会なり与党の理事の意向や、あるいは委員長の意向で決めるという話でありますけれども、その取捨選択の基準であります。  そういう意味では、ここの中身で...全文を見る
○長妻委員 いや、委員長こそ私の質問を今理解できましたか。  というのは、委員長が言われているのは、やじに対する応酬だからという話でありましたけれども、やじに対する応酬をすべて削除するわけじゃないわけでありまして、やじに対する応酬でも、その中身を見て、内容を勘案して削除している...全文を見る
○長妻委員 そうすると、その理事会、与党からの発言、理事会での要請の中には、やじへの応酬プラスこの発言に対する、内容に対する問題点というのも指摘があったわけですか。
○長妻委員 そうすると、明らかになったのは、つまり、やじへの応酬でも削除するものとしないものがある、二種類に分かれる。そうすると、委員長は、これを削除したのは、与党の理事の要請にもあったように、中身の発言の内容の問題というのも委員長は勘案をしたということも含まれるわけですか。
○長妻委員 いや、これは百年後にもこの議事録は残るので、これは国会の恥になると思うんですね。  これは、委員長、この発言の削除をしたのは、この中身も、内容ですね、発言内容も勘案して削除ということをされたのかどうか、そこだけ我々は聞きたいわけです。
○長妻委員 いや、委員長、都合の悪いときは逃げるというのはちょっとおかしいので、これは非常に重要な問題ですので、この発言の中身も勘案して削除に及んだ、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 いや、ですから、質問に答えておられないんですね。  つまり、そういうやじに対する応酬でも、削除される発言と削除されない発言が存在する、これが削除されたのは中身も勘案して削除したのかという何度にもわたる質問について、委員長は答えられない。こういうことでその判断を逃げて...全文を見る
○長妻委員 いやいや、そんなことはないですよ。そんなことはない。ただ、秩序保持であれば、削除する以外にやりようがあるんじゃないですか、ほかにも。理由を言ってください。——この問題、引き続き我々はあきらめずに取り組んでまいります。  消えた年金問題の質問を申し上げますけれども、こ...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、この「政府・与党は今後一年間で全ての統合を完了させます。」というのは、これは間違いの記述であった、こういうことでございますか。
○長妻委員 では、これは間違いであって、撤回するということなわけですね。そうですね。  そして、この政府の、今、平成十九年七月五日の年金業務刷新に関する政府・与党連絡協議会取りまとめという文書を言われたんだと思うんですが、ここにはこう書いてあります。「「五千万件」の記録とすべて...全文を見る
○長妻委員 いや、私が聞きましたのは、記録が結びつくと思われる方というのは千三十万人以外にいないというふうに政府は考えておられるのか、いると考えているのか、どちらかということです。
○長妻委員 大体何人ぐらいいると推計されておられるんですか。
○長妻委員 やってみないとわからないというのは、やるべきことをぎりぎりやって、それでもわからないというならわかりますが、我々が提言したことをやっていないでそういう発言をなされるのはいかがなものかというふうに思います。  そうすると、結局、一番皆様が公約だと言っておられるこの政府...全文を見る
○長妻委員 そうすると、大臣は、以前、エンドレスというような発言もされましたけれども、時期はいつですか、終了めど、解決めどは。
○長妻委員 普通、こういうプロジェクトをやるときは、どこの企業でもそうですけれども、それは不確定なことというのはいっぱいあります。ただ、最終的に解決という目標はこうこうこうで、それが期限がどのぐらいなのかを決めて、人、物、金はトータルで幾らなのか、そしてプロジェクトを始める。途中...全文を見る
○長妻委員 これは、与党も先ほどからやじを私に対して言っているわけで、それもきちっと注意していただきたいと思います。
○長妻委員 それで、今、公約は守られたというふうに言われましたけれども、ただ、この政府・与党連絡協議会の約束でも、記録が結びつくと思われる方にお知らせするということで、その方は千三十万人じゃないんですね。もっとおられるというのは政府も認めておられるわけで、その点からいっても公約は...全文を見る
○長妻委員 いや、そうであれば、大臣のこの発言というのは非常に無責任なんじゃないでしょうか。いや、やればできるんだけれども、マンパワーと金が無尽蔵にあればできるよ、こういうふうに国民の皆さんに、あたかもすさまじい金がかかるからそれは非効率的だと言わんばかりの発言に聞こえるのですが...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今お話があったように、今後新たな給付に結びつかない記録というのが、死亡一時金を受給している記録六十万件、脱退手当金等を受給した記録、既に給付等に反映していると考えられる記録、納付期間のない記録五百八十八万件、足して六百四十八万件ということでよろしいのでござ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、結局、政府の見解というのは、統合済みの記録が四百十七万件、そして、今申し上げた、今後新たな給付に結びつかない記録が六百四十八件、そして残りの四千三十万件が現時点で新たな給付に結びつくかどうか不明の記録というふうに考えられると思うんですが、我々が問題にしたい...全文を見る
○長妻委員 いや、そうであれば、六百四十八万件は今後新たな給付に結びつかないなんて断定しないでください。これは大変なことになりますよ。五千万件だって初めは、全員が死んだ人の記録です、こういう発言を生のテレビ番組に出た社保庁の課長がおられるわけです、そういう発言をした。そういう決め...全文を見る
○長妻委員 そうしましたら、あらかじめ申し上げていたんですけれども、市区町村、消えた年金の多い市区町村、上位十というのはどんなものがありますか。
○長妻委員 郵便局や社会保険事務所も集中している可能性があると思いますので、それもあわせて取りまとめいただきたい。
○長妻委員 集中している可能性もあると思いますので、ぜひ調査をして公表をいただきたい。  なぜこれを申し上げたかというと、この社保庁の調査でもう一点わかることは、例えば同じ平成十九年の九月末で、結局、社保庁や自治体の紙台帳には発見された、しかしコンピューターにはなかった、全くな...全文を見る
○長妻委員 これは見積もりですから、早目に。  結局、今回、ゴールはわからない、人、物、金もさっぱりわからない。ふたをあけてみなきゃわからないという発言、午前中にも大臣からありましたけれども、なぜかというと、そういうサンプル調査を先延ばしにしているから、やみ夜を懐中電灯も明かり...全文を見る
○長妻委員 いや、これは絶対手法が間違っております。サンプル調査を、今申し上げた最低限のものをどんどんやって、サンプル調査ですから、すぐにできるんです、やろうと思えば。そうすると、全体像がくっきりと浮かび上がってくるんですね。ふたをあけてみなきゃわからないという発言は、それは非常...全文を見る
○長妻委員 領収書がない方を審査する総務省の第三者委員会、何か暴力団の方が入っていて事件化するというような話も聞きましたが、本当でございますか。
○長妻委員 これは、具体的事例を一、二、三例ぐらい、ちょっと紹介いただけますか。
○長妻委員 いずれにしましても、これは時間が長引けば長引くほど、いろいろなモラルハザードも含めて、国民の皆さんの政府に対する信頼がどんどん揺らいできて、本当に国家の危機に直結するということになると思いますので、二年以内のできる限りの抜本的解決策、そして、サンプル調査を多用して全体...全文を見る
04月04日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。  委員長にまずお尋ねいたしますけれども、私の議事録が削除された件でございますが、「与党というのは一度でも不祥事を追及したことがあるんですか、政府の。」この部分でございます。削除されて、...全文を見る
○長妻委員 これは、そうすると、戦没者の父母等に対する特別給付金というのは、最後の子供も戦争で亡くなってしまった、つまり、子孫がいなくなってしまった、こういう本当に大変お気の毒な方に、父母等に支給されるものでございますけれども、平成五年になって新たに申請された方が六十七人おられる...全文を見る
○長妻委員 これは年金の問題でもそうなんですけれども、非常に冷たい政府だと思いますのは、こういういい制度があってもきちっと告知をしないので、私は多くの御存じない方がまだおられるんじゃないのかと。これは戦争中に最後のお子様を亡くされた方でありますので、平成に入ってからも制度を知らず...全文を見る
○長妻委員 これも年金の申請主義に似たものでございまして、平成に入って初めてこういう制度があることを人づてに聞いて、そして申請をした、しかし、初めから知っていれば、この制度が始まって後に申請をして、それぞれ毎年給付金を受け取れたにもかかわらず、それが時効で受け取れないというのは、...全文を見る
○長妻委員 そして、これは五年置きに毎回請求をしないと給付金が支給されないということで、今、父母の方というのは平均年齢が九十四歳でございまして、これは忘れる方がおられるわけで、しかも、忘れている方に電話一本しているかしていないかわからないということを聞きまして、これはもうちょっと...全文を見る
○長妻委員 ただ、私が聞きましたのは、そういう郵便は何度か送っているんだけれども、前回は請求があったんだけれども今回はない方に対して、郵便を送っても反応がない方に対して、それでも電話一本かけるというような踏み込んだことも、人数がこれは少ないわけでございますので、ぜひしていただきた...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今発言が後退しているような気がしたんですが、八・五億件を社保庁解体の二年以内にすべて照合する、これはまずもちろんやるわけでございますね。
○長妻委員 ですから、今大臣が言われた工程表というのは、これは昨年七月五日の与党と政府の合意の域から全く出ていないわけでありまして、今年度、三千三百万枚を一年かけてやる。八・五億件割る三千三百万枚でいいますと、二十五年程度かかってしまうんですね、このスピードでありますと。ところが...全文を見る
○長妻委員 見積もりとか工程表というのは、やってみなきゃわからないこともあるでしょうけれども、初めにやはり、工程表と見積もりをつくるのも何かをやってみないとわからない、つくれないというのは、これは本末転倒でありまして、これは、舛添大臣はもう無限に金がかかると言っておられるわけで、...全文を見る
○長妻委員 ですから、いつ出すんですか。めどは。
○長妻委員 見積もりですよ。人、物、金の見積もりをつくっていただきたい、完成はいつごろでしょうか。それを聞いているわけで、大体めどを言っていただきたい。
○長妻委員 舛添大臣、私は、大臣を疑いますよ。何を疑うかというと、確かに、先ほど大臣が言われましたように、この配付資料でございますけれども、六ページ、大臣は、社保庁解体までの二年で紙台帳をすべて照合してコンピューターデータを正しくするのかという質問に対して、「それは私の決意でござ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、本体の見積もり、工程表は大体いつごろに出るということなんですか。
○長妻委員 ここでずっと議論している工程表と見積もりのことです。
○長妻委員 これは驚くべき話だと私は思います。一番ポイントの対策の着手というか見積もりすら、いつになるかわからない。  本当に、大臣は多分、社保庁解体までに八・五億件全件照合するつもりはないんですね、これは。やるつもりはないんじゃないですか。本当にやっていただけるんですか。疑い...全文を見る
○長妻委員 質問ですよ、今私が申し上げたのは。  つまり、大臣がいつも言われるのは、五千万件のそういう作業で忙しいからほかのものはできませんという趣旨の発言をされるわけでありますけれども、これは、もう官僚の皆さんのいろいろな問題点は一定程度明らかになったと思いますが、ただ、まだ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、もう一回聞きますけれども、八・五億件をコンピューターデータと照合してデータを正しくするというのを社保庁解体までの二年弱にやる、こういうことでよろしいんですね。
○長妻委員 これは、そうすると、また答弁が後退しておりますね。  もう一回聞きます。ここは本当に重要なところなので。八・五億件の紙台帳すべてを照合してコンピューターデータを正しくするというのを社保庁解体の二年弱までにやりますね。
○長妻委員 そうしたら、イエスかノーかで答えてください。  八・五億件の紙台帳すべてをコンピューターデータと照合してデータを正しくする、社保庁解体の二年弱以内にやる、イエスですかノーですか、どちらですか。
○長妻委員 これは何でお答えにならないんですか。  そうしましたら、では、三つの選択肢ですね、今の話だと。つまり、やるというのか、まだわからない、検討する、やるかやらないかわからないのか、やらないのか、その三つのうちどれなんですか。重要です、これは。
○長妻委員 そうしましたら、舛添大臣、聞きますから、ぜひ答えていただきたい。  これは何度も言って、もう本当に。八・五億件の紙台帳をコンピューターデータと照合してデータを正しくする、これを社保庁解体の二年弱以内にやりますか、やらないですか、やるかやらないかわからないんですか、端...全文を見る
○長妻委員 舛添大臣、ここは議会でありまして、誠実にお答えいただきたいんですが、だから、八・五億件の紙台帳をコンピューターデータと照合してデータを正しくする、訂正する、これを社保庁解体の二年弱以内にやりますか、どうですか。
○長妻委員 そうすると、今、確たる確信があるというふうに言われましたけれども、先ほどの舛添大臣の答弁でありますと、八億五千万枚を二年以内に照合する見積もりというのは、夏ごろにサンプル調査の結果が出て、その後見積もりを考える。そうすると、今のスローモーな調子だと、秋ごろに見積もりが...全文を見る
○長妻委員 このサンプル調査というのは、厚生年金の紙台帳二万件のサンプル調査、この工程表の作業の期限では、三月末にサンプル調査完了と書いてありますが、これは完了しましたか、二万枚。
○長妻委員 そうすると、これはマンパワー不足で、閣僚会議にも出した工程表では三月末でサンプル調査終了だと、厚生年金の紙台帳照合のための二万件。この三月末というのは守られていないということですか。だめですよ、守らないと。
○長妻委員 これは事務方の説明と違うんですね。事務方は、三月末までに紙台帳との照合をするもととなるサンプル調査は完了できませんでした、申しわけございませんと私のところに言われたんですが、大臣、これは本当に完了しているんですか。いいかげんなことを言わないでくださいよ。
○長妻委員 もう一回、ちょっと事務方に聞いてみてください、今。
○長妻委員 随分かばうというか楽観的というか、非常にいいふうにいいふうに理解するのも、時には重要でありますけれども、こういう緊急事態のときに、それで見積もりが出るのが秋以降だというような先ほどの答弁でありますけれども、これはできませんよ、そんな秋以降に見積もりを出してゆっくりゆっ...全文を見る
○長妻委員 配付資料一です、「「消えた年金」調査」というタイトルのある。  ここの「調査」の(2)に、八・五億件の紙台帳とコンピューターデータを照合するための人、物、金の見積もり、これを社保庁解体の二年弱までにやる、それを工程表も含め今月末までに出してください、こう我々申し上げ...全文を見る
○長妻委員 四月末までに見積もりをつくるというのは、ぜひ検討するというような御答弁もいただけないんですか、検討すると。
○長妻委員 いや、これは本当にがっかりしましたね。秋以降、せっかく国会で、答弁で、前向きな答弁だと思ったり、そうじゃない答弁になったり、結局、秋以降もいつなのかわからない。見積もりの話ですね、見積もりさえ、秋以降でいつできるかわからないと。これは、大臣はもう社保庁解体までに紙台帳...全文を見る
○長妻委員 これは、全く手法が間違っていると私たちは思うんですね。  初めに、サンプル調査を、我々が求めている何項目かありますけれども、それを多用して、全容をつかんだ上で、二年以内にできる限りの対策を打つ。そのためには、人、物、金がどれだけかかる、国民の皆さんにお示しして理解を...全文を見る
○長妻委員 いや、今はマンパワーが重要なのでありまして、ちょっと驚きますよ、二十一人しか応援が来ていないわけですか、他省庁から。これは、けたが一けた二けた、もうちょっとかもしれません。聞いたら、国土交通省、法務省、警察庁、文部科学省、国税庁の課長補佐クラス。なぜ、これは国家プロジ...全文を見る
○長妻委員 田村さんが先ほどからずっとやじで、サンプル調査は余り意味のないような発言を、何と言われているんですか。  意味がないようなことをずっとやじで、委員長、注意してください。
○長妻委員 いまだにそんなことを言っているんですか、意味がないような趣旨の、田村さん。  いや、これは、与党の方が、はっきり言うと、我々野党よりも情報量は大きいんですよ。そして、厚生労働委員会の理事というのはもっと情報が入ってくるんですよ。我々がこれまでいろいろな問題を提起して...全文を見る
○長妻委員 いや、これは本当に、全容がなかなか解明できない、やる気がないんではないかと疑ってしまいますけれども。  そしてもう一つは、社会保険庁のセキュリティー倉庫、これはワンビシアーカイブズという会社の倉庫で、我々も視察に行きました。埼玉県小川町にございます。そこに保管されて...全文を見る
○長妻委員 これはもう、去年の七月五日の官僚が決めた与党と政府の合意、これから一ミリもはみ出ないでそのまま行ってしまう、こういうような、そして、この工程表も守られていないんですよね。  この工程表で、例えば、今年の一月末までに、今お台場で作業をされている旧台帳の入力対象者リスト...全文を見る
○長妻委員 それと、名なしの記録について、一月十日までに記録をすべて補正するというのも、六万件はまだできていないとか、これは圧倒的にマンパワー不足なんですよ。二十一人他省庁から応援、これは本当に考えていただいて、国家プロジェクトとして取り組んでいただきたい。  そして最後に、配...全文を見る
○長妻委員 そうですね。配付はしておりません、資料は。
○長妻委員 はい、そうです。  それで、この「機械化十年のあゆみ」、社会保険庁年金保険部業務課発行の冊子の百二十二ページには、端さんという方がこういう発言もされています。  「いろいろありましたがやはり事故処理の問題が終始頭を離れなかったですね。」事故処理というのは記録の事故...全文を見る
○長妻委員 官僚に甘いと言わざるを得ません。  これで質問を終わります。
04月23日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  端的に御答弁をいただければ幸いでございます。  まず、茂木委員長に厳重抗議を申し上げたいのでございますけれども、ことしの一月十八日にも厳重抗議の文書を提出いたしましたが、これは、私のこの委員会での発言が削除された、発言者の了解もなく...全文を見る
○長妻委員 最悪の数字、六百四十万人ということでございますが、第二次世界大戦で我が国は三百十万人の死者を出しましたので、その二倍になる可能性もあるということでございます。  これは舛添大臣に端的にお答えいただきたいんですが、日本では六十四万人ということで、過小評価の数字ではない...全文を見る
○長妻委員 そうしますと、六十四万人の死者というふうに厚生労働省は発表していますが、この数字というのは最悪の数字ではないということでございますか。
○長妻委員 最悪の数字ですか。
○長妻委員 非常にあいまいで、大臣も腹に落ちておられるのかどうか非常に疑問であります。  そして、きょうも、午前中、午後といろいろ質疑が出たと思いますけれども、やはり抗ウイルス剤タミフル、あるいはプレパンデミックワクチン、いろいろ予防的なものはあるのでありましょうが、やはりそれ...全文を見る
○長妻委員 では、六カ月という目標を政府は立てるということでよろしいんですね。
○長妻委員 ですから、そういう官僚任せの手法であるから二年弱ということが抜けられないわけで、やはり一つの目標として、六カ月でやるとすればどういう問題があるのか、全部、全省庁から出させる。そして、人、物、金がどれだけかかるのか、ネックとなる技術開発はどういう部分があるのか、あるいは...全文を見る
○長妻委員 ですから、舛添大臣、まず政治家がリーダーシップを持って、アメリカはそれでやると言っているわけでありますから、そういう目標を立てて、課題を出させる、そういう手法をしなければ、いつまでたっても二年、こういうことになると我々は危惧いたします。  この一ページ目、配付資料で...全文を見る
○長妻委員 まあ、これはちょっと本当に残念な話で、日本だけがまた政治のリーダーシップのなさで大変な被害をこのままだとこうむる懸念を私は強く持ちました。  次に、後期高齢者医療制度でございますけれども、これは舛添大臣に端的にお伺いしたいんですが、この制度の中で、半分の方の保険料は...全文を見る
○長妻委員 いや、全然答えないからですよ。時間がどんどんたっちゃうじゃないですか。  新しい後期高齢者医療制度に入ったときに半分の方がこれまでの保険料が下がるかどうか、これもわからないと。安くなるようなことを言っておいて、半分の方が下がるかどうかすら全くわかりませんというのは、...全文を見る
○長妻委員 ただ、今出向していますよ、沖縄の事務局長に厚労省の人が。官僚の方に聞くと、要請されれば行くこともあるかもしれませんと私には説明されましたよ。  だから、要請があっても行かせないというのを言ってください。
○長妻委員 これ、舛添大臣も何かこう非常に、私は、沖縄の方が天下りなんて一言も言っていませんよ、出向だと言いましたよ。  だから、天下りはもう受け入れない、天下りを出させないということを明言していただけないので、これ、ちょっと次の質問に行きますけれども……(舛添国務大臣「委員長...全文を見る
○長妻委員 官僚の方の説明では、要請があれば行くこともあり得ると言っていますが、これはどちらが正しいんでしょうか。
○長妻委員 次に、この十七ページでございますけれども、今回の新しい後期高齢者医療制度の中で、七十五歳以上の方だけ、あるいは障害をお持ちの任意加入の六十五歳以上の方だけに後期高齢者終末期相談支援料という二千円の新たな報酬が、ある意味では日本の医療史上初めて入ったということでございま...全文を見る
○長妻委員 これは非常に、定義がない、ある意味では病院ごとにまちまちの形でこういうことが行われると、私は、医療費削減のためにある意味では安楽死的な、そういう懸念も強く持つものであります。  そしてもう一つ、二十一ページでございますが、これは、厚生労働省が昨年の五月に出しました終...全文を見る
○長妻委員 これは、だって厚生労働省が、これがモデル文書ですよ、例えばこういうのを交わすと二百点がつくんですよということで、私のところに持ってきた資料ですよ。何を今さらそんなことを言っているんですか。
○長妻委員 クレジット、書いてあるじゃないですか、「保険局医療課調」ということで。これは日本病院協会の資料だということで持ってきましたけれども、しかし、これがモデルペーパーですよ、例えばこういうもので締結すると二百点なんですよということで私のところに持ってきたわけじゃないですか。...全文を見る
○長妻委員 ぜひ、運用上、永久保存、今はもう電子化というのは、大臣御存じのように幾らでもできるわけでありますから、もう永久保存するというふうに言い切っていただかないところが非常に歯がゆいわけであります。  最後に、この後期高齢者医療制度で、駅で会った車いすの方から、レシートの裏...全文を見る
○長妻委員 済みません、まだ時間が若干ありますので、財務省の方に来ていただきましたので。  財務省は国家公務員共済年金を御担当されておられますが、これは十年の保存期間でありますけれども、ほとんどの書類を永久保存されておられるんですか。また、その理由は何でございますか。
○長妻委員 質問を終わりますけれども、余りにもそれは差がつき過ぎなんですね。自分たちの年金は完璧に守られていて、その守られている人が厚生年金、国民年金の保険料事務を扱ってずさんにするというのはもうやめていただきたい、同じ扱いにしていただきたいとお願いを申し上げます。
05月14日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  きょうは、質問の機会をいただきましてありがとうございます。  質問に入る前に、今、私も、質問するときはわかりやすくするために配付資料というのを配付させていただいているんですが、今配付されている資料を見てちょっとびっくりいたしますのは...全文を見る
○長妻委員 これは配付資料が取られていて、質問ができないんですが。
○長妻委員 そうしましたら、これは議事録に残りますので、委員長から経過をお話しいただければと思います。
○長妻委員 でも、委員会で質問するための配付資料が私の了解もなく二枚取られる、それで切り張りで張られてしまうということで、どういう理由なのか、理由を私は委員長に説明をしていただきたい、議事録に残るように。そういうふうに要請しているだけです。
○長妻委員 そうすると、私の資料のその一、二ページ目のどこが不適切だったんですか。
○長妻委員 でも、ここで教えてください、議事録に残るように。
○長妻委員 これは私もちょっと理解ができないのは、茂木委員長は、私の当委員会での発言を職権で削除したり、あるいは二枚資料を取ってしまったり、つまり、単純な……
○長妻委員 この資料を取ってしまったり、そういうことというのは、簡単に行われておりますけれども、大変これは重大なことだというふうに思うんです。  この二枚の資料というのは何の資料か申し上げますと、茂木委員長が私の発言を職権で削除された、その発言の中身というのは、「与党というのは...全文を見る
○長妻委員 そうすると、やじに応酬した発言というのは、ほかの委員会でも当委員会でもある。しかし、削るものと削らないものがある。しかも、茂木委員長は前例のないことをされているわけでありまして、つまり、茂木委員長との質疑の中でも明らかになったのは、やじに応酬したものをすべて削るわけじ...全文を見る
○長妻委員 そうすると、制度そのものの見直しというのは一切考えておられないということでございますか。
○長妻委員 二点だけお伺いするんですけれども、健診の市町村に対する義務づけが七十五歳以上は外れたというのが四月から起こりました。これを例えばもとに戻す、あるいは終末期相談支援料、これを考える、この二点はどうですか。
○長妻委員 この終末期相談支援料に絡んでの動きだと私は思っているんですけれども、昨年の五月、厚生労働省が、終末期医療の決定プロセスに関するガイドラインという、これは大げさに言えば歴史的な文書を出されたと思うんでございますが、そこの中を拝見しますと、「生命を短縮させる意図をもつ積極...全文を見る
○長妻委員 非常に不思議なのは、でも文書として、表紙に「平成十九年五月」「厚生労働省」というクレジットの上にこのガイドライン、厚生労働省、国のガイドラインとして提出されているということで、これは、消極的安楽死は認めているんだというふうにとっておられる医療関係者もおられますよ。そう...全文を見る
○長妻委員 いや、私が聞いておりますのは、今までは老いも若きも一人当たりの保険料の伸びは同じように伸びていた。ところが、ことしの四月から後期高齢者だけ切り分ける形の保険が始まったことで、そこだけ一人当たりの伸び率が倍近く伸びる。こういうことをなぜされて、そして、それは本当にいいこ...全文を見る
○長妻委員 いや、そうは言いますけれども、保険料の算定の考え方の基礎となる資料がこれなわけですよ。  それで、市町村国保は、若人というのを七十四歳以下と定義すると、若人は平成二十年度は一人当たりの年間保険料が七・九万円、平成二十七年度は九・七万円ということで、平成二十七年度を比...全文を見る
○長妻委員 これは舛添大臣にお伺いしたいんですが、この落札率一〇〇%とか九九%以上がこれほど高くなった理由というのは、つまり、これは問題ないということでありますか。合理的な理由があるのでございましょうか。
○長妻委員 ぜひ調査を一度、先ほど竹島委員長も言われたとおり、建設業は何度もいろいろ言われて、マスコミも含めて監視の目がいろいろある、まだまだそういう体質があるところもあると思いますけれども。ただ、医薬とかこういう医療費のところはすっぽりと抜け落ちておったわけでありまして、舛添大...全文を見る
○長妻委員 先ほどの資料は、一応、購入を五つのカテゴリーに分けて、それぞれ詳細にこれは資料が出ておりますので、ぜひごらんをいただきたい。薬剤費と診療材料費、医療器械費、役務費、その他に分けております。  私がよく聞きますのは、日本の医療機関は非常に小口に買うから非常に高くなって...全文を見る
○長妻委員 ぜひ強力にお願いをいたします。  公取の資料でございますけれども、六ページ目でございますが、こういう談合事件を摘発すると購入価格が幾ら下がるかという資料でございます。  入札談合事件の単純平均では、摘発後は一八・六%安くなる、安く買えるということですよ。入札談合・...全文を見る
○長妻委員 これは私も事務方から説明を受けてびっくりするわけですが、私、別に、何か会計検査院の内部文書を出せなんて言っていません。厚生労働省が不適切と認めた会計処理だということなんですよ、熊本大学への百八十万円、平成十八年度。信州大学への平成十八年度百万円、この補助事業も不適切だ...全文を見る
○長妻委員 きょう会計検査院も来られておられますけれども、これは会計検査院が口どめしているという話も聞いたんですが、では、この百八十万円、百万円の中身を公表するということは当然よろしいんですね、会計検査院。
○長妻委員 そんなばかなことがあるんでしょうか。最高裁の判決を私も読みましたけれども、それは、会計検査院が役所にこういうところはどうなんですかと、検査の前提となる文書そのものを開示するのはだめだという判決なんですよ。私、その文書を欲しいなんて一言も言っていません。  百八十万円...全文を見る
○長妻委員 これは異常ですね。つまり、不適切な会計処理が発覚した経緯が、自分のところで調べて発覚したのは好きに公表してください、ところが、会計検査院が指摘して、それで自分のところで反省して不適切だと思ったものはここまでにとどめて、金額の中身も言っちゃいかぬと。  聞きましたよ、...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、会計検査院には、消えた年金問題、これの検査も入っていただきたい。そして、この国立病院の、先ほどの体質の検査にも入っていただきたい。それと、下関、愛知・半田でコンピューターのデータを盗むような形で受給額をふやしていた、そういう事例も出たや...全文を見る
05月15日第169回国会 衆議院 総務委員会 第19号
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○長妻委員 おはようございます。民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。そして、本日は、梶谷第三者委員会委員長、そして小澤委員もお出ましをいただきまして、本当にありがとうございます。そして、非常に難しいお仕事をお引き受け...全文を見る
○長妻委員 失礼ながら、残念な答弁なんですけれども。この配付資料の四ページ目でございますが、社会保険審査会というのがございます。これは年金の受給等に異議がある方がここで申し立てをして審査をするところでございますけれども、ぜひ梶谷委員長も一度傍聴に行っていただければと思うのでござい...全文を見る
○長妻委員 先ほど梶谷委員長は、プライバシーがあるから公開しないようなことを言われたので、そういうふうに申し上げたんですけれども、社会保険審査会もプライバシーの部分の申し立ての部分は公開している。そうであれば、合議でそこで決めることも含めて公表してもいいのではないのか。  中立...全文を見る
○長妻委員 これで質問を終わりますけれども、そういういろいろな御事情というのはあると思いますが、それも一定の公開をすれば、ああ、やはりそれはそうだなということが全国民の皆さんの腹に落ちるようなことになりますので、ぜひ公開というのを前向きに検討していただき、あと、我々野党もこの問題...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  これもまた、きょう、異例の事態が起こりましたのは、配付資料を配付する予定にしているんですが、普通は質問の冒頭に配られるんですが、いまだに配られていないという異例の事態です。  これは、なぜこういうことが起こったかというと、自民党が、...全文を見る
○長妻委員 これが今私の手元にありますが、この二枚が配付はまかりならぬということで、自民党からそういう話があって、理事会が調わずという形になったというふうに聞いておりますけれども、この二枚の資料というのは、この法案の審議に関係のない資料じゃありません。つまり、この法案を審議する委...全文を見る
○長妻委員 だから、理由を教えてくださいよ、理由を……(発言する者あり)
○長妻委員 これは関係ありますよ、この委員会の正当性ですよ。
○長妻委員 私は、本当にびっくりしますね、委員長の見識のなさに。  つまり、それは、ではもう一つの解釈を言えば、本人がこの発言は取り消さないと言った案件も私はあるんだと思いますよ。  この一枚、二枚目に配ろうとしていた資料というのは……
○長妻委員 これは、本人が削除を拒絶、あるいは理事会でも合意をしなかった、そういうことで削除した事例はないという、その資料を二枚配ろうとしたらば、それはまかりならぬと。  取られた資料というのはもう配られているんですか、今。
○長妻委員 それでは、まず後期高齢者医療費の負担の変化について質問いたします。  舛添大臣、この配付資料の一枚目というのは、公費の負担というのが六千二百億円減っているんですけれども、これはなぜでございますか。
○長妻委員 やはり多くの方々は、今回、後期高齢者医療制度が入って、公費の負担が減らされている。しかも、舛添大臣は全体の医療費が減ったから減ったんだという御答弁でしたけれども、後期高齢者に対する公費の投入の割合、制度改正なし、平成二十年度の場合は、後期高齢者の医療の全体の五五%に税...全文を見る
○長妻委員 そうすると、後期高齢者医療制度になって税金の負担割合が減るということは予想はしていなかったということなんですか、当初。
○長妻委員 しかし、事実としては、五五%から五二%に減って、七年後も五二%のままずっと推移するわけですね、後期高齢者医療制度は。  ですから、本当は、国民の皆様に後期高齢者医療制度を説明するときには、私は、まず謝罪から政府は入らなければいけないと。つまり、国の財政が大変なので税...全文を見る
○長妻委員 これは、では自民党の方も公費が三ポイント減るというのは知っていたんですか、結果的に。(発言する者あり)いや、制度改正でも公費の投入比率というのは大変これは重要だと思うんですよね。
○長妻委員 そして、これは、五二%、先ほどの若人、若者の負担が際限なく上がるというようなことを舛添大臣いろいろ言われておりますけれども、この数字を見て私もちょっとびっくりしたのは、若者の保険料分というのが、前は、後期高齢者を支える制度がないときの平成二十年度は二九%、ところが、後...全文を見る
○長妻委員 先ほどから委員長が長々としゃべっていることも時間がなくなった一つの要因だと思うんですけれども。  舛添大臣、三ポイント公費が減ったということは、結果としてということですけれども、これは、このポイントを、比率を今後是正する、こういうお考えというのはないんですか。(発言...全文を見る
○長妻委員 これは、後期高齢者を手厚く手厚くというふうに言うのであれば、この公費のこともまずきちっと説明するということは私は必要だと思うんです。結果的でも、パーセントが減って、金額がこういうふうに減ったというのを、我々がもう何度も資料要求すると渋々出すという姿勢はやめていただきた...全文を見る
○長妻委員 そうすると、この待機児童ゼロ作戦というのは公約違反ではないんでしょうか。
○長妻委員 その後、いろいろ政府が試算をして、潜在的待機児童というのがたくさんおられるというような試算をされたと聞いておりますけれども、これは何人ぐらいなんですか。
○長妻委員 確かに、平成十四年四月には待機児童二万五千人、それが最新の数字で一万八千人、減ってはいますけれども、対策、対応というのが非常に逐次投入というか、それで、潜在的待機児童が今現在は百万人いるというふうに厚生労働省は言われておりまして、今回も懸念されるのは、法律をきちっとつ...全文を見る
○長妻委員 いや、でも、日本は先進国だと思うんですが、私はこういう法律の提案の仕方というのはいかがなものかと。  つまり、一応法律に書いておいて、条文にも書いて、通した後に、さて、どのぐらい、何カ所にしようかな、これからニーズを考える、こういうやり方というのは、後期高齢者医療制...全文を見る
○長妻委員 非常にその手法は逆だと思うんですね。やはりきちっとニーズを聞いて、この法律をつくればこれだけやる、これは、法案に入れるということは、国としてこういう政策を進めたい、こういう強力な意思表示の姿が法案というものですね、一番強力な姿が。それがスローガン的な法案になってはいな...全文を見る
○長妻委員 やはりこれは私も感じるところでありまして、この附帯決議というものが、与野党ともにですけれども、非常にスローガン的な形で終わってはいないかということで、附帯決議というのは大変これも重いものでありますので、我々国会議員もきちっとチェックいたしますけれども、それよりも、やは...全文を見る
○長妻委員 そして、もう一回後期高齢者医療制度に戻りますけれども、この天引きの話でありますが、配付資料の六ページですけれども、これを説明していただけますか。
○長妻委員 天引きというのは、所得税の控除が減ってしまうんですね。今までは窓口で息子さんが七十五以上の御両親の国保の保険料を一緒に払えば、それは息子さんの所得から社会保険料控除がされる。しかし、天引きになると自分の、息子さんの分しか控除がならないということで、このケースでは八千七...全文を見る
○長妻委員 では、これは答弁は訂正しないですね。訂正しないでいいんですか。
○長妻委員 これで質問を終わります。
05月28日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。本日は質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  まず、資料を配らせていただいてございますけれども、この二ページ目をごらんいただきますと、この資料は匿名の方から私の方に送られてきた資料でございます、資料のタイトルとしては...全文を見る
○長妻委員 私も匿名の方から送られてきた資料なので本物かどうかわからないので、裏づけをとろうということで、この国土技術研究センターは厚生会に対してどれだけ資金を拠出しているんですかと国交省に調査を依頼しましたところ、五ページの資料を国土交通省からいただきました。この資料と同じ平成...全文を見る
○長妻委員 今、冬柴大臣が言われたように、旅行の話というのはいろいろ報道されました。  この二ページ目の資料が本当だとすると、ゴルフコンペ七十二万円で三回、あるいは四十万円でダイビングを二回、クルージングを三回、あるいは沖縄一泊二日四万八千五百円が百人ということや、釣りが四十万...全文を見る
○長妻委員 平成十四年度は、三分の二程度が公金なので妥当じゃないというふうに御答弁がありました。ということは、平成十四年度の国土技術研究センターが何に使ったのか、その親睦団体で。やはりそれを知るということは、これは当然のことだと思います。  そういう意味で、この二ページ目の国土...全文を見る
○長妻委員 それは御答弁がおかしいんですね、先ほどの趣旨と。つまり、この五ページでございますけれども、例えば平成十四年度でいうと、この国土技術研究センターに一千万円の公金が支出をされている。そして、会費収入は五百万円。これは問題だというふうにさっき言われましたよね、この支出は。こ...全文を見る
○長妻委員 大臣、これを守ってはいけないと思うんですよね。つまり、返させるということまで言われておられるわけで、問題支出なわけですから。それが何に使われたかというのは、これは国民の皆さんにお知らせする必要はない、返しちゃえばいいんだ、中身まではせんさくしないでくれと。それは都合が...全文を見る
○長妻委員 だって、お金を返させるというところまで大臣は明言されたんですよ。それで中身は全く教えないと。これはだめですよ。この委員会に出してください。これは与党の方も本当に出さないということでいいんですか。与党の方も出す必要はないと考えられているんですか。これはひどい話ですよ。
○長妻委員 これは大臣から質問があったので、配付資料の三ページでございますけれども、この国土技術研究センターというのは、国土交通省出身の役職員数は十七人です。これは大臣もそのぐらい勉強しておいてください、私に聞かないで。  それで、この支出は不適切だから返却させると先ほど明言を...全文を見る
○長妻委員 そうすると、この書類が本物かどうかというのも確認をいただいて、この委員会で報告いただく、こういうことでございますね。
○長妻委員 いつまでですか。
○長妻委員 ちょっと時間がなくなってきたんですが、もう一点重大なことがあります。  この十八ページでございますけれども、これは国交省の過去六年間の、三十四件、二十五億五千三百万円の不適切な会計処理が隠されていました。ずっと隠されて、全く表に出ていないものがございました。この三十...全文を見る
○長妻委員 質問に答えていないんです。道路特会は幾らかと聞いているんです。
○長妻委員 時間が参りましたので、一点だけ申し上げますけれども、この三十四件、二十五億円というのは、きっかけは会計検査院だけれども、国交省がみずからも調べると、これは不適切な処理だというふうに認識した金額なんですよ。  では、最後にこれだけ聞きますけれども、この金額の中で、二十...全文を見る
○長妻委員 全く理屈になっておりません。  質問を終わります。
06月06日第169回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。本日は質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。  総理、海外、お疲れさまでございました。  まずは総理、自民党の総裁でもありますので厳重抗議を申し上げたいのは、自民党の茂木敏充衆議院厚生労働委員長が、私がこの委員会で発言した内容を...全文を見る
○長妻委員 この委員会は行政監視の委員会ですので調査をさせていただきましたけれども、まず、私のところに、タクシーチケットを料金水増しして渡して、毎回乗車運賃の一割を現金でキックバックする、こういうことが霞が関で常態化している、こういう情報から調査をしたわけであります。  そうす...全文を見る
○長妻委員 そして、後期高齢者医療制度に入りますけれども、多分、総理とか閣僚の皆様に厚生労働省から正確な説明が入っていないんではないかという懸念がありますので、ちょっと説明をさせていただきたいと思います。  結局、七十五歳以上の方を別枠にする、先進国ではあり得ない制度でございま...全文を見る
○長妻委員 これは、やはり総理のところには本当の説明というのが多分上がっていないんだろうと。つまり、公費の投入が上がると言われましたけれども、公費の投入比率が下がっているということで、非常に厚生労働省、政治家に対しても、意図的かどうかわかりませんけれども、きちっとした説明がない。...全文を見る
○長妻委員 いや、ちょっとびっくりするんですが、まだ紙台帳の準備作業、これは、二十五年どころか、途中でうやむやになる危険性を非常に感じておりまして、これはもう総理のトップリーダーの指導力で決断いただくしかないんです。人、物、金を集中投下して、一気に対応策をやる。小出しにして、途中...全文を見る
○長妻委員 これは事前にきちっと質問通告しておりまして、舛添大臣は何度も申し上げても全くゼロ回答なので、最後は総理に決断いただくしかないということで、本当に、我々きょうここで質問しているわけです。  つまり、もう入力済みの、持ち主がわかっている二・五億データ、これは安心だという...全文を見る
○長妻委員 ちょっと総理はあえて意味を別の意味にとられて答弁されているのかどうかわかりませんけれども、五千万件は一定の状況が明らかになりましたけれども、それ以外の消えた年金問題もまだいっぱいあるので、それをぜひ、サンプル調査や調査要請、我々は何項目にわたって出していますけれども、...全文を見る
○長妻委員 私は本当に耳を疑うんです。二百五十兆円の決算なんですね、ここで今議論しているのは。そのうち、会計検査院の指摘の三百十億円ぐらいが問題で、これはけたが、三百十億円、そしてそのうちの百五十二億円を削減したということで、こんなちょっとしか無駄がないはずはないわけでありまして...全文を見る
○長妻委員 何かちょっと、総理、本当に腹に落ちて御理解をいただいて、徹底的に調査をしていただきたいと思います。  そしてもう一つ、今現在も続いている、そして今後三年間も続くというふうに政府は言っておられるわたりの問題であります。  例えば、事務次官経験者のわたりというのは、こ...全文を見る
○長妻委員 私は、このぐらいのことは総理大臣の権限で、日本国、できると思いますよ。これさえも総理の権限でできない国なんですか、日本は。  これはもうきょうからやめると。今も日々やっていますよ、わたり、二回目、三回目の紹介を。総理、決断ください。
○長妻委員 いや、今も進行中ですよ、二回目。資料をいっぱい持ってきていますよ、お役所が。  ぜひやめるということを言ってください。
○長妻委員 私は、四回はだめ、これは当たり前ですけれども、二回目もだめなんですよ、二回のわたりも、もう民間人ですから。  年金、医療を削る前に天下りを削れ、社会保障を削る前に税金浪費の仕組みを削れ、消費税を上げる前にさっき申し上げたHAT—KZシステムを削れというのが国民の皆さ...全文を見る
10月06日第170回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。端的に御答弁を願えれば幸いでございます。麻生総理大臣、よろしくお願いをいたします。  初めはリーマン・ショックと言われ、アメリカの金融不安を初め経済の問題がかなり拡大の様相を呈...全文を見る
○長妻委員 それでは、多少具体的に麻生総理に聞きたいんですけれども、我々は、歳出カット、税金の浪費などを削って新たな財源を生み出す、これは工程表を示しておりますけれども、麻生総理は、今、日本の特別会計と一般会計合わせて、今年度、重複を除くと歳出が二百十二兆円の規模でございますけれ...全文を見る
○長妻委員 私は脱税ということは言っておりません。つまり、税金の無駄遣いなんですよ。税金の無駄遣いが大体一年間にどのくらいあると御認識されておられるのか、その見解を聞きたいということなんです。
○長妻委員 いや、無駄がないという今の御認識ですけれども、無駄があれば是正するということですが、自民党の方と議論すると、いや、無駄はないんだ、無駄遣いというのは主観的なんだと言うんですけれども、では、言葉をかえて言うと、増税してまでする必要のない仕事ですよ。どのくらいあると思われ...全文を見る
○長妻委員 これは、私は本当に驚くんですね。  今、日本には五つの税金の浪費を生み出す仕組みがある。我々、先進七カ国を調査して、これほどの仕組みはほかの国にはないと。ひもつき補助金システム、天下りあっせん仲介システム、特別会計システム、官製談合システム、随意契約システム。この浪...全文を見る
○長妻委員 いや、これは我々の経験からいうと、この百四十四万件はよくわからない数字だ。発表して、これでふたがされる、これは絶対させません、我々は。  そうしたら、大臣、この場でお約束いただきたいのは、百四十四万件のサンプル調査をして、改ざん率が何%ぐらいあるのか、百四十四万件の...全文を見る
○長妻委員 これは今までこの問題が徐々に解明されてきたのは、本当に我々民主党の方から、サンプル調査をやってくれと何度も国会でも申し上げ、あらゆる場所で申し上げ、それで徐々に解明されてきているんですよ。  この百四十四万件、さっぱりわからないのであれば、常識的に、サンプル調査して...全文を見る
○長妻委員 これは本来、消えた年金問題というのは社保庁の問題なんですよ。社保庁の課長クラスがまじめにやれば済む問題なんですよ、本来は。そこが隠ぺいして、そして大臣までも前向きに解決策に行かない。総理まで来ちゃう話にならないんですよ、普通は。でも、総理に聞かざるを得ないんですよ。 ...全文を見る
○長妻委員 これは、多くの国民の皆様方のもとにねんきん特別便というのが今届いておられると思います、このテレビ、ラジオを聞かれておられる国民の皆様のところにも。  ただ、我々が前から申し上げていたのは、ねんきん特別便の中に標準報酬月額を書いてくれと前から言っていたんですよ。ところ...全文を見る
○長妻委員 これは結局、我々もこういう手法でいつも逃げ切られてしまっているんですけれども、つまりどういう手法かというと、発覚した狭いところだけを調査して、そして、そこの部分だけ対応していく。私はそれも重要だと思いますよ。ただ、一番重要なのは全容解明なんですよ。何で、消えた年金問題...全文を見る
○長妻委員 不正免除問題のときに、その部署にいた社会保険庁の全現役職員、全OBにヒアリングしたんですよ。それで、ある程度の問題が抽出できたんですよ、全職員、全OBへのヒアリングで。  それで、今回は、まさに標準報酬月額や偽装脱退、これはヒアリングをしてほしいと、これも何カ月も前...全文を見る
○長妻委員 何で同時にやっていただけないんでしょうか、そういう全容解明を。何で社会保険庁を守る立場に立つんですか、大臣が。おかしいですよ。いや、我々は本当は大臣と協力してやりたいんですよ、協力して。ただ、大臣がブロックするから、大臣と対立せざるを得なくなっちゃうんですよ。  我...全文を見る
○長妻委員 本当にがっかりするんですけれども。  そして、もう一つの問題は、これが例の先週明らかになった百四十四万件の、「平成二十年十月三日 社会保険庁」と記された資料なんです、百四十四万件が明らかになった。きょうは厚生労働省の官房長が来ておられると思いますが、これは官房長が九...全文を見る
○長妻委員 自民党国対に、我々が要求した資料をこの前の日に見せたということでございましょうか。なぜ見せる必要があるのでございましょうか。
○長妻委員 ということは、我々民主党が要求した資料については、基本的には、既存の白書のようなものはそのまま出していいということらしいんですが、新たにつくる資料は自民党国対に見せる前に民主党には出さない、つまり、自民党国対に見せなければ民主党には出さない、こういうルールが今あるとい...全文を見る
○長妻委員 とすると、これは例えば、いろいろこういう資料については、我々野党だけではなくてマスコミも独自に役所に資料要求するケースがあると思うんですが、そういうケースに関しても、ケース・バイ・ケースではやはり事前に自民党国対にお知らせする、こういうようなことでございますか。
○長妻委員 私もマスコミにかつていたことがあるのでございますが、今の発言はちょっと耳を疑いませんか、マスコミ出身の議員もおられると思いますけれども。  ケース・バイ・ケースで、マスコミから資料要求があったことも、私は、例えば、厚生労働省が大臣にお見せして、あるいは政務官にお見せ...全文を見る
○長妻委員 これは麻生総理、非常に不可思議だと思われませんか。今、多分どなたかが書いた答弁書をお読みになったのだと思いますが、資料要求の実態を把握するためであれば、事後でもいいじゃないですか。あるいは野党に出すのと同時でもいいじゃないですか。何で事前なんですか。つまり、事前に自民...全文を見る
○長妻委員 麻生総理、よく考えていただきたいのは、事前というのはストッパーがかかるのですよ。つまり、自民党の国対にその資料をお見せする。例えば、自民党国対が忙しいということで仮に会わなければ、その期間、野党に対する資料の提出がおくれるということになるんですよ。  では、今ここで...全文を見る
○長妻委員 いや、総理大臣に申し上げたのは、簡単に言うと今こういう仕組みがあるんですね。事前に自民党国対に知らせないと野党に出さないという仕組みがあるのです。これはもうやめていただきたいと思うのですが、ぜひ明言をお願いします。
○長妻委員 いや、これはどう考えても私はおかしいと思う。  そして、きょうは農林水産省の官房長も来ておられますけれども、この資料の三ページですね。農林水産省がこういう省内の資料を書かれておられます。これをちょっとお読みいただいて、事実かどうか、ぜひ御答弁いただきたいと思うのです...全文を見る
○長妻委員 どこを修正されたのでございますか。どこを修正されたんですか。
○長妻委員 では、一緒じゃないですか、何か言葉が変わっただけで。つまり、事前に自民党に相談して、農林水産省限りでは判断しないと。これが変わっていないということで、この縛りがどんどん厳しくなっていくと、私は、役所もこれに乗っかって資料が今まで以上に出てこなくなる懸念を強く持っており...全文を見る
○長妻委員 では、財務大臣にお伺いしますけれども、お金を預かる財務大臣、どのくらいだと思いますか、程度的に。
○長妻委員 今の説明は、財務省の官僚の説明と全く同じです。大臣御自身で調査していただきたいんです。  大臣が言われるように、この十二兆円のうち、政府系金融機関に対する融資として流れる金は四・三兆円あります。しかし、その金も全部適正なのか。政府系金融機関から融資先に天下っているの...全文を見る
○長妻委員 総理、全然御関心がないんでしょうか、センターは昨年設立されていません。年内に設立される予定なんですよ。  そうすると、総理、悠長なことを言っておられますけれども、では、二回目以降の天下りあっせんがとまるのはいつですか。
○長妻委員 総理、本当にごまかさないでいただきたいんですが、じゃ、いつ二回目の天下りというのは日本国からなくなるんですか。いつですか、大体。
○長妻委員 いや、ちょっとこれは総理、三年後にやめるかどうかわからないけれども、やめるかもしれないということですか。そんな悠長なことでいいんですか。総理のリーダーシップでやめてくださいよ、すぐに。  そして、もう一つは、先ほど甘利大臣から官民人材交流センターの話がありました。我...全文を見る
○長妻委員 いや、今のこういう発想は捨てていただかないといけないと思うんですよ。官尊民卑の発想なんですよ。  つまり、私、この天下りバンクのようなものを何でつくるんだ、本当に就職情報誌とかハローワークで一般の方が苦労されて探している、そういう形にしたらどうですかと官僚の人に聞い...全文を見る
○長妻委員 だから、官民人材交流センターみたいなのはやめると明言してください。
○長妻委員 総理、総理も民間経験がありましょうから、これは、官房長官がトップのこういう天下りバンクのような組織が民間に、例えば財団法人、補助金をもらっている財団法人に、これは「積極的な求人開拓営業」ですから、ちょっとうちの官僚の人を、老後を面倒見てくださいと売り込んでいったら、断...全文を見る
○長妻委員 いや、総理、私も民間企業からそういう愚痴を何度も聞いたことがありますよ、本当に受け入れざるを得ないんだと。あるいは財団からも。本当に困っていますよ。もうやめましょうよ、こういう押しつけ型天下りというのは。ぜひ、総理、ちょっと御決断いただけなかったんですが、これは粘り強...全文を見る
○長妻委員 麻生総理、本当はこういう話は総理まで行く話じゃないんですよ。きちっと担当の方がやっていただければいい話で。  これは総理に御決断いただきたいんですけれども、八・五億件の紙台帳の照合、これは速やかに、できる限り早く、二十五年などと言わないでやっていただきたいんですが、...全文を見る
○長妻委員 麻生総理、民間企業では、何かプロジェクトをやるときに、大体めどは何年だと決めますよね、期限。これはプロジェクトじゃなくて、御迷惑かけた国民の皆さんに対する補償なんですよ。大体何年ぐらいのめどもさっぱりわからぬ、こういうことじゃ困るので、これは民間企業でも、大体何年がめ...全文を見る
○長妻委員 いや、これはお役人と話しているのと同じです。  基本的に、仕事はめどがあるんです、どんな仕事でも、どのぐらいの期間でやるという。めどのない仕事は終わらない仕事なんです。  参考人招致を委員長に要求いたしますけれども、これは、全く国会に呼ばれていない、責任追及する、...全文を見る
○長妻委員 そして、後期高齢者医療制度の案件に移ります。  これは、七十五歳という年齢で区切ってまとめて一つの保険にするというのは先進国ではあり得ないわけで、病気にかかりやすい人だけを一グループにして保険が成り立つわけがありません。当然、目的は、集中的に七十五歳以上の方の医療費...全文を見る
○長妻委員 これは舛添大臣、持論というか政策をまた撤回されたんですか。  つまり、今聞いたのは、県民健康保険をつくると言われているので、これは舛添大臣、いつからつくるんですかというふうに言ったんです、中身と。
○長妻委員 いや、これは大臣、私は、こういう話で大臣とあるところで御一緒したときに、早ければ来年の四月から新制度をスタートします、こういうふうに言われているんですよ。だから、県民健康保険というとどういう制度なのか。これは我々も本当に吟味しなきゃいけないので、どういう制度なんですか...全文を見る
○長妻委員 やはり、年齢で区切るというのは一切やめる。そして、医療にも無駄が当然ありますから、そういう検査が二重になるとか、あるいは国立病院の談合体質とか、薬のメーカー上位三十社に、十八社に天下っているとか、こういういろいろな高コスト体質がありますけれども、それにメスを入れた上で...全文を見る
11月14日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日は、質問の機会を賜りましてありがとうございます。  舛添大臣、本当にごぶさたをしておりまして、この委員会も何か、総裁選が入ったり総理がやめたり、中断中断で非常に不安定な状況ですので、即刻解散・総選挙をしてきちっとした安定的な政権...全文を見る
○長妻委員 この死亡事案でありますけれども、上の四番、五番、七番は事故等で、火災等、洪水等でそこに待機していたということで例外だということでありますけれども、それ以外を見ますと、特に問題ではないかと推察されますのが、例えば一ページ目の資料を見ていただきますと、二十二番事例。この方...全文を見る
○長妻委員 この亡くなった方、これは五十サンプルなので断定はできないんですけれども、高齢者の方が非常に多いような気がするんです。高齢者の方の病院の受け入れというのは、東京消防庁にもお伺いしますが、私が現場の方に聞きますと、高齢者は断られやすい傾向があるということを言われておりまし...全文を見る
○長妻委員 ちょっと次長、もっとちゃんと答弁していただきたいんですが、つまり、一部の高齢者は選定が困難というのは、どんな高齢者ですか。
○長妻委員 それはなぜですか。
○長妻委員 これは正直に、私も現場の方からお話を聞いていますから。これは消防隊員の方もいろいろ大変なんですね。ちょっと、責任者ですからはっきり、病院がそういう方々に対してなかなか難しいという状況があるんじゃないんですか。何で長く療養されている方が選定が困難、つまり受け入れが困難に...全文を見る
○長妻委員 今次長も、長く療養されている方は選定が困難ということをお認めになっておられて、これは別に病院が悪いとか消防が悪いとかいう話ではなくて、そういう現実があるときに、高齢者の方が断られやすい傾向があるということをやはりいろいろな面で我々は認識をして、是正をする政策を打つ必要...全文を見る
○長妻委員 これも次長、ちゃんと現場に確認いただいたはずなんですけれども、ちゃんと御答弁いただきたいと思うんです。  私が現場の方にお話を聞いたらば、このケースは行路病者、こういう言葉らしいんですけれども、これは行き倒れの方、行路病者という方であります。ホームレスの方々等もこう...全文を見る
○長妻委員 実は、いろいろな病院の医療事故を公表するしないも、遺族が公表を拒む、こういうことがあって、個人情報の取り扱いあるいは裁判所の判断等もあるんですけれども、ただ、今、地方の病院によっては、やはり公益に資する情報は御遺族が反対されても個人情報がわからない形で社会に公表する、...全文を見る
○長妻委員 これは、冒頭に申し上げました一ページ、二ページ目の東京消防庁における時間の長い五十案件ですね。これをごらんになって、今の質疑を聞かれて御感想はいかがかということです。
○長妻委員 そして、次のテーマですけれども、非正規雇用の方々が全勤労者の三三%に及ぶということで、非常に急激な雇用の規制緩和が起こって、失業しやすい状態になり、それに今、経済危機が追い打ちをかけているという状態でございますけれども、今現在、非正規雇用の方で雇用保険のない方というの...全文を見る
○長妻委員 この数字も調べていただいてやっと出てきた数字で、これまでこういう統計がないということでありまして、非正規雇用の方の最大五八%、六割が雇用保険に入っておられない。  今後、失業の方々が大変多く出る懸念があるということで、非正規雇用の方の実態について、今どんな状況でござ...全文を見る
○長妻委員 これは、最大六割の方が失業保険がないということで、こういう方々が今後大量に職を失う懸念が出てくるというときに、生活保護でもない、失業保険もないというはざまの方々に対する対応というのが喫緊の課題になってくるというふうに思います。  我々民主党は、そういう方に対する就労...全文を見る
○長妻委員 本当に緊急なので、給付金ということも言われていますけれども、お金があるのであれば、優先順位を考えて使っていただきたい。  日本は十年前の日本とさま変わりになりまして、非正規雇用の方ももう三三%、三人に一人。そして、年収二百万円以下でお暮らしになっておられる方が二〇〇...全文を見る
○長妻委員 とはいいながら、この十四ページ、十五ページを見ていただきますと、昨年から、毎年二千二百億円、五年で一・一兆円の社会保障費を削減する、機械的にばさばさ切っております。  十九年度の明細、そして二十年度の明細がここにございますけれども、平成二十年度予算では、診療報酬、薬...全文を見る
○長妻委員 そして、二十一ページ。これは、総務省の年金記録確認第三者委員会の案件でございますが、これは、ここに下線を引いてありますけれども、厚生年金の紙台帳の備考欄に「レセプト十〜二月分までOKで処理」という何か怪しげな記述があるわけですけれども、この記述は、第三者委員会としては...全文を見る
○長妻委員 私が理解するように簡単に言うと、偽装脱退をした案件で、でも、その偽装脱退の期間、保険証が使えないことが従業員にばれると偽装脱退がばれちゃうので、社会保険庁がその間、健康保険にも入っていないんだけれども、健康保険から医療費を払う工作をしたというふうに推認ということなんで...全文を見る
○長妻委員 これは私が推認したわけではなくて、公的な、政府が推認しているわけで、これは担当の官僚の方に聞いても、ぬれぎぬだと言っていますから、第三者委員会の。この備考欄にこんなことを書いていても、こんなの推認しているのはおかしいと言われていますから、そうじゃなくて、これは、推認で...全文を見る
○長妻委員 これは、二十三ページでございますけれども、消された年金と言われているものです。これは第三者委員会が八十七件あっせんしましたけれども、これを分析いたしますと、今、百四十四万件とか戸別訪問とか言われていますけれども、それをやられているのは、標準報酬月額改ざんの疑いがあって...全文を見る
○長妻委員 そうすると、今の話ではOBの方にはヒアリングをされないということで、この委員会も、いつ開かれるのかもさっぱりわからない。次回の開催はいつですか。
○長妻委員 これはぜひ我々民主党の意見も、こういった調査はどうでしょうというのも聞いていただきたいんですね。どこでだれが、事務局も全然わからないと、問い合わせをしても。  では、中身はいいですよ。そうすると今まで何回開催をされているんですか、この調査委員会というのは。
○長妻委員 これは与党の皆さんも、これまで何回開いたのかもマル秘なんだ、それを言うと何か調査に支障が出ると。我々、いろいろな問題を提言しているんですが、その提言する相手がだんだん水面下に行って見えなくなってくる。今度は、社会保険庁は日本年金機構ということで、また国会にも来るか来な...全文を見る
○長妻委員 それと、我々のところに非常に御意見が多いのは、年金の記録はくっついた、しかしお金の支払いは一年後だ、ばかにするなというのがたくさん来ている。  しかも、これは山井議員も調査された無年金、今まで一円も年金をもらっていない、あなたは無年金だ、二十五年とか二十年に足りない...全文を見る
○長妻委員 それと、厚生労働省にアドバイスする委員会が官邸で開かれ、舛添大臣も出席されたときに、トヨタの奥田相談役という方がいろいろ発言されたということでマスコミにも報道されていますけれども、どんな発言で、舛添大臣はどういうふうにお考えになられましたですか。
○長妻委員 私はやはり、民間企業の実態、私も民間企業の営業マンをやっていましたけれども、その発想をぜひ三つ取り入れていただきたいと思うんですが、一つはアフターサービス、一つは事前マーケティング、一つは苦情は宝の山ということなんです。  本当に厚生労働省は今まで、あらゆる制度、制...全文を見る
○長妻委員 そして、情報は隠さず出すというのが基本中の基本なんですが、この消えた年金問題もほとんど実態の情報が出ておりません。予備的調査というのも出させていただいて、理事会でも議論になったと聞いておりますけれども、この二十四ページに概要をメモ書きしましたけれども、ほとんど、困難、...全文を見る
○長妻委員 そして、フリップを、資料でもお配りしていますけれども、政府の年金対策というのが九月末ごろに出まして、よく自民党は、民主党の対策には根拠がない、根拠がないとずっと言われて、我々は工程表を出して、財源もきちっとお示しをいたしました。  政府は、この七本の柱の年金改革、年...全文を見る
○長妻委員 審議会が言って、我々は知らないというのは余りにも無責任で、きちっと工程表を出して、民主党の政策と総選挙で競い合うということをぜひしていただきたい。  最後に、ちょっと委員長に申し上げたいのでございますけれども、これは委員長も御存じのように、昨年十月二十四日のこの委員...全文を見る
○長妻委員 どうもありがとうございました。
11月19日第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○長妻委員 民主党の長妻昭でございます。  本日も質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。  まず、救急車の問題でございますけれども、これまで、急病になって救急車に乗れば、基本的に病院に連れていってもらって治療が受けられる、こういう大前提が日本国にあったわけでございます...全文を見る
○長妻委員 それで、お子さんは救急車の中で生まれたというふうに聞いておりますけれども、どんな状態だったんですか。
○長妻委員 これは前回も基本的には同じ表で質問をして、調査要請をしているわけでありまして、これはちょっと事務方の方、きょう来られておると思いますので、詳細を副大臣に教えてあげてください。
○長妻委員 なぜ周産期医療の病院の空き状況がわかるシステムがありながら二時間三十八分かかったのか、どうこれを解決するのが好ましいと消防庁は思われますか。
○長妻委員 それと、御高齢の九十歳代の方、この表では六番でございますけれども、この方は、三十三回照会ということは、三十二回断られて、一一九番をかけてから病院に収容するまで二時間五十六分かかったということで、お亡くなりになっておられますけれども、この方はどこにおられる方で、どういう...全文を見る
○長妻委員 お年を召されておられる方は非常に受け入れ側の病院も受け入れられにくいんだということを、消防庁の現場の方も言われておられます。さらに、一般論として、ホームレスの方が救急車で運ばれたときに、やはりこれも受け入れ側としては、健康保険の問題等々でたらい回しにされる傾向が高い、...全文を見る
○長妻委員 そして、今お配りしたこの表は、なかなかそういうデータがないので手作業で前回の委員会のために東京消防庁に調べていただいた、一一九番通報から収容までの所要時間の上位五十件というのを分析した、平成十九年度のものでございますけれども、六十歳代で四十六回照会回数で三時間二十五分...全文を見る
○長妻委員 それでは、受け入れ側の病院の関係でいえば、舛添厚生労働大臣、いかがでございますか。
○長妻委員 本当にお年を召した方ほど受け入れがなかなか難しいというのは非常に悲しい話でありますので、ぜひ分析だけではなくて実行していただきたい。  私は、その傾向に拍車をかけかねないのが今回の四月からの後期高齢者医療制度の導入だと思っておりまして、一つは、後期高齢者特定入院基本...全文を見る
○長妻委員 今の数字は十月だけで、こういう報告書が出てきたところだけは九十日を超えても報酬は下げないと。事務方に聞きますと、報告書さえ出せばどんな案件でも全部認めるということでありまして、そうであれば、そのもののこの診療報酬を廃止する必要があると私は思うんですけれども、多分メンツ...全文を見る
○長妻委員 大臣がみずからも言われましたように、救急車、高齢者が受け入れられない傾向の原因の一つに、長期入院したときの転院先が、その病院がなかなか探せないのではないかと。  ですから、ここも、今大臣が言われたことは確かに官僚の方が通常説明することなんですが、では具体的に何人、十...全文を見る
○長妻委員 この国会はもちろん、私と舛添大臣だけが質疑しているんじゃなくて、国民の皆さんが本当に御心配で、かたずをのんでこういう議論を聞いておられる方もいらっしゃるので、ちょっと明確に御答弁いただきたいんです。  そうしましたら、十・四万ベッドが、これが本当にその後も介護が必要...全文を見る
○長妻委員 ちょっと今の答弁では安心できません。実際にベッドに今横たわっておられる御本人や御家族のこういう御不安をぜひ取り除くように、明確な計画と数字を早急に出していただきたい。  次に、この後期高齢者医療制度が始まりまして、国民の皆様方が、政府の説明とは裏腹にサービスが削られ...全文を見る
○長妻委員 今のも本当に官僚の答弁なんですね。  現実には、今五百八十二の市区町村に住んでおられる七十五歳以上の方は助成が打ち切られたということで、今後いろいろ検討するということでは、やはり誤解ではなくて本当に医療サービスが低下をしているということが肌身で感じておられるので、こ...全文を見る
○長妻委員 いや、これは耳を本当に疑うんですよ。これは先進国の国家でしょうか。さっぱりわからないと。  納税者番号というのをきちっとプライバシーに配慮して導入して、どなたがどれだけ所得があるのか、それを把握するというのをまだ日本はやっていなくて、後期高齢者医療制度を導入するとき...全文を見る
○長妻委員 そうすると、これはまた驚くんですが、天引き増税が、六百七十万人のうち半分以上か以下か、それはわからないと。じゃ、六百七十万人のうちの一割ぐらいが天引き増税なのか、あるいは九割ぐらいが天引き増税になっているのか、それもさっぱりわからない、一割か九割かも。これは本当に私は...全文を見る
○長妻委員 これも、舛添大臣、介護の天引き、何の問題もないというのは言い過ぎで、我々の事務所に多くの苦情が来ましたよ、介護保険の天引きのときに、とんでもないと。今でも来ますよ、介護保険の天引きで。これだって増税になるわけです、天引き増税。  もう一つ重要なことは、今回の後期高齢...全文を見る
○長妻委員 この舛添私案で配っておられる新しい制度という中身がございますけれども、それによると、十三ページですけれども、一部だけ、七十五歳以上の一定の方は後期高齢者医療制度から抜けることができる、こういうような制度やに聞いております。その一定の方というのは、いろいろ説明をいただき...全文を見る
○長妻委員 ちょっと改革のピントがずれているような気がするんです。  そこで、十二ページに、これは舛添大臣がつくられた漫画ということですけれども、このところで、上の表では、後期高齢者の方がどういうお感じを持っておられるのかということを、その方の気持ちになって多分これはせりふを書...全文を見る
○長妻委員 その大臣の御理解の前提でこの後期高齢者医療制度の改革あるいは医療の改革をされると、それは本当の改革にならないと思います。  今回、後期高齢者医療制度で非常に御不安が広がった一つの問題は、まず、明確に医療サービスが削られる、こういう体験をされた方が多いし、保険料が上が...全文を見る
○長妻委員 ですから、五〇%増というと、平成十八年度からですから、平成十八年度の臨床医は二十六万三千五百四十人。このOECDの千人調査では、人口千人当たり日本は二・一人、これを三人にするということだと思うんですが、そうすると十三万人ふやすということなんですけれども、五〇%増という...全文を見る
○長妻委員 本当に政府は失敗しましたね。一九八六年に医学部の定員を一〇%削減する、こういうちょっと間違えた政策が続いて今日の事態を招いた。  最後に一点だけ質問しますけれども、看護婦さんが今現在八十四万人おられますけれども、私はこれを百万人以上にするべきだと思っておるんですが、...全文を見る
○長妻委員 いずれにいたしましても、微修正ではなくて、年齢では一律というか完全に区切るのをもう全部やめるということと、税の投入というのを、やはり減らさないでふやす方向に進んでいただく。  そして、医薬品メーカーにも天下りの人がいっぱい天下っていますよ。上位三十社のうちの十八社に...全文を見る
○長妻委員 そういう体質もなくしていただきたいということをお願いしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。