中村喜四郎
なかむらきしろう
比例代表(北関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数15回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
03月24日 | 第55回国会 参議院 決算委員会 第4号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 いまの関連事項で。この貸し付け対象にならないもの、あるいはその他当を得なかったものに対する処置、指摘された事項に対する処置はほぼ完了したと言うが、どのように完了したのか、ちょっと伺いたいのですが、指摘された事項の八三ページの愛知県の場合における、十七企業が倒産、脱...全文を見る |
○中村喜四郎君 いまの説明、それでわかりましたが、そうしますと、この通産省として貸し付け金の償還に対する処置はいろいろ手を打っておるけれども、企業倒産者に対するこれからの処置ですね、いまの十七企業なら十七企業の脱落者に対する処置、これらについても何か方法を考えているのか。さらに指...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 最後に、それらの不良な貸し付けといえば不良貸し付けだという、それはすべての原因が事前調査が十分にできなかったためだという指摘がされておりますが、事前調査が十分できない素因というものは大体どういうふうなものですか。人が足りなかったからとか、あるいは時期的な問題とか、...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 結論的に言うと、いまの指摘事項だけでも注意してやればこのような不良の事態はできない、事前調査を十分やり得る能力があってこのような事態を絶対起こさないことができると、こういう判断なんですね。 | ||
05月11日 | 第55回国会 参議院 決算委員会 第5号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 関連なんですけれども、私、先ほど竹田さんの質問、岡さんの質問、非常にいい質問だと……、いまこうしなければならない、どうあるべきかという、これに対する政府側の答弁がどうも自信がないばかりでなく、委員の人、国民を納得させるような説明をもう少し積極的に私はやってほしいと...全文を見る |
05月17日 | 第55回国会 参議院 決算委員会 第8号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 ちょっと関連して。 いままでの政府の答弁を承っておって、達田委員あるいは岩間委員の質問に対して、もう少し政府側が、ひとつ自信のある、国民を納得させるような答弁が私は必要じゃないかと思うのです。いまいわゆる答弁の姿を見ていると、スタンドポイントが違うからというよ...全文を見る |
○中村喜四郎君 先ほどの大橋委員の質問等に関連して、住宅用地やあるいは公共用地を確保するために非常に建設省が苦労していることはわかるわけですが、問題は、この用地確保の方法の問題だと思うんですが、それに関連して、土地収用法について改正の意図があるようですが、どういうふうな考え方で、...全文を見る | ||
05月18日 | 第55回国会 参議院 決算委員会 第9号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 時間がありませんので、私は二、三の点について問題を投げかけて御検討をいただきたいと思うのですが、先ほどからの用地買収等々は、住宅公団の問題について一番問題点になっているのは、土地の買収に対する評価価格の問題だろうと思うのです。いまちょっと総裁も触れましたが、土地の...全文を見る |
05月23日 | 第55回国会 参議院 決算委員会 第10号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 関連してちょっとお伺いします。職業安定局長はいいです、何か衆議院のほうで忙しいようですから。二点だけ政務次官にちょっと要望しながら質問したいと思います。 技能労働者の不足を補うために各県で職業訓練機関が相当強く要望されておるわけです。高等学校等の入学の受験率よ...全文を見る |
○中村喜四郎君 私は、この問題は非常に労働省が打ったヒット版だと思うのですよ。農業関係でも、農業の高等学校に行くよりも経営伝習農場に行く人が非常に多い。それは実務につく人が短い期間で実際の訓練ができる。同時に、その職業訓練機関でも、たとえば自動車関係とか、あるいはラジオ関係とか、...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 けっこうです。 | ||
05月30日 | 第55回国会 参議院 地方行政委員会 第10号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 関連して、ちょっとお尋ねしたいと思うんですが、いまの、署内で事故を起こしたときに、助手席におった免許状を持ったおまわりさんが、緊急の措置をとれるだけの時間的余裕がなかったわけですか。時速十キロのスピードで走っていって、そうして一メーターくらい手前で、そうしてバック...全文を見る |
○中村喜四郎君 最初にロー・ギヤーに入れることを指導し、そうして十五メーターほど走ってからセコンドに入れたんだと、その入れる動作も指導したということなんですから、そのスピードは出てないということはわかっているわけですから、しかも、さくの手前でとまる状況になったというのですから、私...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 交通取り締まりに当たる警察官というけれども、これは地方においても都市部においても、ほとんど駐在の人、派出所の人が交通整理に当たらなくちゃならないわけですから、これもやはり交通取り締まりですよ。そうして見ると、やはり一〇〇%持たせるだけの考え方を基本に置いて、しかも...全文を見る | ||
06月14日 | 第55回国会 参議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は、自由民主党を代表いたしまして、国会周辺におけるデモの規制に関しまして、総理及び関係閣僚に緊急質問をいたしたいと存じます。 私は、まだ国会に出て初めての質問でございます。新人議員でございますので、国会の前例にも、あるいは法律の問題にも、うとい者でございます...全文を見る |
○中村喜四郎君(続) 現在、心ある人々、いな、国民の多くの声として、公安条例の法制化、あるいは国会周辺における秩序保持について法的規制措置をせよとの声が高まっているが、デモの行き過ぎの実情や、諸外国の事例にかんがみ、どのような検討を行なっているか、政府の見解を承りたいのでございま...全文を見る | ||
06月21日 | 第55回国会 参議院 決算委員会 第12号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は、自由民主党を代表して、昭和三十九年度決算につき、審査の結果による警告を付したほか、異議がないとすることに賛成するものでございます。 私どもは、決算審査にあたりましては、予算の執行実績を確実に把握し、さらに決算審査の結果が、政治のよりよき前進のため、将来の...全文を見る |
06月21日 | 第55回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 御報告いたします。 第三班は、茨城県下の調査に参りました。 派遣委員は、私と中沢委員であります。 まず、気象状態でありますが、今年の異常な気象現象は、五月以降農家に干ばつをもたらしており、加うるに五月十四日には、県西の一部に降ひょうがあり、同月二十七日...全文を見る |
07月05日 | 第55回国会 参議院 決算委員会 第14号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十年度一般会計予備費使用総調書(その2)外一二件、昭和四十一年度一般会計予備費使用総調書(その一)外二件をいずれも承諾し、また、昭和四十一年度一般会計国庫債務負担行為総調書についても、異議がないと議決...全文を見る |
07月13日 | 第55回国会 参議院 地方行政委員会 第23号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 いま警察庁長官から新しい道交法改正の要点の補足説明を聞きましたが、大体その要点とするところは、歩行者の優先の原則を打ち立っていこうと、さらに大型自動車による事故が多いので、これに対する事故防止の規定を整備、充実していこうと、その問題点となっている運行記録計による記...全文を見る |
○中村喜四郎君 さらに反則金の最高限度額は、それぞれ法律によってきめるといっているけれども、その運用等については政令でそれぞれの処置をするはずだと思うのでございますが、この政令できめる方法は、どういうふうにしますか。 | ||
○中村喜四郎君 そうしますと、政令できめるというこのきめ方は、従来の科刑の経緯等を勘案してきめるというわけでございますが、いまの反則金の場合には、先ほど長官から説明がありましたように、定型的な現認できるものということにするわけですが、その場合に、私どもはたいへん皆さんからいただき...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 そうしますとこう解釈していいわけですね。たとえば警音器の場合等においては、最高限度額はこうなっておるけれども、現実の問題としては、従来の科刑に見合わせて、政令できめる場合に規定する、こういう考え方ですね。 | ||
○中村喜四郎君 わかりました。それで定型、現認的なものという考え方からいいまして、私は非常に第一線で問題になるところが多いのじゃないかと思います。たとえばクラクションは鳴らしたか鳴らさないか、こういうような問題左折右折の場合、方向器を右に出し、左に走って折れたという場合、当然これ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 わかりました。 そこで、反則金を現認する場合が、しかも反則金の額もその場で決定される状況なわけです。それは第一線の警察官に全権を委任された形においてすべてが行なわれるのが、今度の反則金制度の意義であろうかと思うんですが、問題は、いま長官が言うたように、取り締ま...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 説明を聞くとわかるのですけれども、私は、文部省関係も総理府関係も来ておりますから、ひとつお聞き取り願いたいと思っております。 いまの少年法の関係から、やむを得ずそうせざるを得ない実態はよくわかるわけであります。しかし違反の実況というか、少年の犯す交通違反の実況...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 その長官の言う気持ちはよくわかる。強い者、大きい者が弱い者に最後には護らなくちゃならぬ、私はよくわかるわけなんです。ただ問題は、私は今度の法改正等におきまして、免許証の仮停止その他の諸問題が大きく浮かび上がってくる。特に働く労働者等は、免許証一本に家族の生活をかけ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 七割というと、いろいろの免許をまぜてと申しますと、第一種原付、第二種原付とか、それぞれのものを含んだものだと想像するわけですけれども、普通、自動車といわれる大型、普通、軽自動車等の免許証を持っておるパーセンテージはわかりませんか、わからなかったらけっこうでございま...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 六〇%、あるいは全部を含んで七七%と承ったわけでございますけれども、私は交通取り締まりに当たる警察官が、法だけではなくて、運転技術についても精通しておらないために、いままでしばしば理解のない、あるいは未熟な判定をするような場合もなきにしもあらずなわけでございます。...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私はやはり免許証を取らせるという、義務づけるという意味においては、国家がこれに対して、警察官が自動車免許を取るための助成措置、場所も考えると同時に、助成措置を考えなければいけないと思うのです。それで、実際に免許証七七%、六〇%は持っておっても、ペーパー免許になって...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 よくわかります。だから、来年度の予算要求等においても、十分免許証獲得のための国の助成措置や、その他あるいは設備等についても、さらに現場警察官の運転技術の高揚ということについては、力を注ぐような施策を十分打ち立てていただきたいと思うわけでございます。警察官の問題につ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私は「みんなの守る交通法規」、非常にいい本だということで読ませていただきました。私自身も持っております。ただ問題は、私は法規問題がやかましい問題だというけれども、法規問題ほど、警察が試験に出題する問題ほど難解な問題少しひねくれた問題はなかろう。弁護士さんでも受から...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 警察庁長官ね、わかります、いまの局長の話。だが、私は、ここまできたらば、その程度の手を打たなきゃならない事態がやってきたんじゃないか。百一条の二項の中に、何かこれをつけ加えるような方法で行政指導の面がぴしっといけばいいけれども、いかない場合には、そういう措置をする...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 まあガードレールをつくり、踏切を整備し、横断歩道をどんなに整備しても、乗る運転者が順法精神がなけりゃ、絶対にこれは交通安全は確保できないわけですから、これは冒頭に申し上げましたように、免許更新の際の法規、学科等の講習や、あるいは違反者等に対する講習の義務づけという...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 直ちに認可制にするということが困難だとするならば、次善的な方法として、指定をする場合に、人口とか地域的配慮とか、そういうものを頭に描きつつ、そして公益委員のような公正な第三者的な考え方を持つ審議会を公安委員会の中に置いて、公安委員会が委嘱して、合理的に指定するよう...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 さらに私は長官にお尋ねしたいのですが、ドライバーのこういった指定自動車教習所の養成機関は、教育事業や公共事業という観点から、監督もし助成もし、育成もしてほしいと思うのでございますが、私の考え方誤っておりましょうか。 | ||
○中村喜四郎君 それでは一応警察庁に対する御質問はこの程度にいたしまして、なお後刻ちょっとお尋ねしたいことがありますが、私は主税局、大蔵省関係のほうにお尋ねしたいと思うのでございます。 いま私が申し上げましたように自動車教習所というドライバー養成機関、百九十万年間養成している...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私は、単なるサービス業ではない、教育事業、公共事業という観点、先ほどの長官と同じような考え方を持っておるわけです。そこで私は教習所における問題につきまして立ち入ってお尋ねしたいのですけれども、教習所で使うガソリン税の問題についてお尋ねしたいわけでございますが、ガソ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 そうしますと、教習所等におけるガソリンというのは、道路の上を、公道の上を走るものではなく、一つの構内で走るものであるわけですから、道路整備のための目的税的性格からすれば、これは免除の対象になるべき性質のものではなかろうかと思うのですが、いかがでしょうか。 | ||
○中村喜四郎君 税制の立場からむずかしいと言うけれども、私は、税制の立場から当然考慮さるべき性質のものと考えるわけです。たとえば自動耕うん機等、農村で使うもののガソリンの免税については、ガソリンの量がどの程度使われて、その一部が車に使われているかどうか、なかなかわからないという観...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 二課長さんの立場としては非常にむずかしいことだが、単なるサービス業という問題ではなくて、公共的な性格を多分に持っているということだけはまず御理解いただいたと思いますから、ひとつ帰りまして、省の幹部の皆さん方と会って、この問題を十分御検討いただきたいと思うのです。 ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 たいへんわかりましたようですが、それじゃひとつ、そういう問題について具体的な資料を整えて、その当事者からそういうものが大蔵当局に要請された場合、耐用年数等については十分考慮すると、こういうことに理解、解釈してよろしゅうございますね。 | ||
○中村喜四郎君 それは少し私は理解できないのですがね。道路交通法できまって、ユースのつくり方も、舗装のしかたもほとんど規定され、それに従って、指定をされている条件としてはすべて同じ条件にコース等は置かれているわけです。また車の実際の状況についても、そのようなことはどこでもデータが...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 自治省のほうにお尋ねしたいのですけれども、いまと同じような例で、軽油引取税は、ガソリン税と同じような考え方は成り立ちませんか、いかがでしょうか。 | ||
○中村喜四郎君 船舶とか鉄道あるいは農林漁業用、こういうものに対しては免税措置が行なわれておるわけですから、これらの問題につきましても、それらと並行して——時間があまりたってしまいますから、ひとつ大蔵省とも考え、あなた方も考えまして、先ほどのような公共的な立場からこの問題を御判断...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 それじゃ文部省のほうにお伺いします。時間もだいぶ私取ってしまって申しわけございませんけれども、もう少し時間をお借りしたいと思うのでございますけれども、先ほどから警察庁のほうからの御説明がありましたように、私が質問を投げかけましたように、少年の交通違反というものが非...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 体育局長の理想と信念、念願することはわかりますけれども、現実にこういう問題は差し迫った問題で、ただそういう計画や、こうしたいということだけではならないわけです。私は具体的にお聞きしたいのです。いまのような着想をどう実を結ばせるか、こういう点で学習指導要領の中に安全...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 いまの教育課程審議会で安全教育がどんなふうに取り上げられておりますか、課程審議会のほうでは。 | ||
○中村喜四郎君 まあ都会の子供たちの交通事故の状況を見ておりますと、狭い道路で事故にあったという場合がずいぶんあるわけでございます。これは遊び方の問題あるいは遊び場所のないという問題です。昔、私たちの子供のころは、羽子板遊びも、ボール遊びも路上でやったものが、路次がいまはすべて自...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 体育局長の学校開放についての管理がむずかしいことはわかります。しかし、わかっても、なおかつ私は子供たちに遊び場所を与えていかなくちゃならない、そういうふうに考えるのです。いまの学校の先生方が時間、教え終われば、あとは宿日直等については他の人がやるのだというこの考え...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 ちょっと待ってください。あなた方の交通対策本部が、三十五年から、改正のとき附帯決議をかけられて、具体的にどういうことをやっているかということをたくさんお聞きしたいのですけれども、ひとつ資料をいただけませんか、そうして私検討をいたしまして、あなたのところへ疑問とする...全文を見る | ||
07月14日 | 第55回国会 参議院 内閣委員会 第26号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 関連質問。先ほどの物資輸送量の問題ですが、一億七千万トンというようなお答えなんですが、私どもは、確たる数字は持っておりませんけれども、原油の輸入量だけでも九千八百万トン大体輸入されているはずだと思うのです、四十年現在で。しかも、食糧において、米においても百万トン、...全文を見る |
○中村喜四郎君 いまのに関連して。なお、現在の四十年、四十一年程度においては約一億トン、ドラムかんにすれば五億本。これが四十五年には、いまの伸び率からいくと一億四千五百万トンという類推ができる。昭和五十年になると、これが二億四千万トンの油が必要である。現在の自動車の台数が七百万、...全文を見る | ||
07月18日 | 第55回国会 参議院 地方行政委員会 第24号 議事録を見る | ○委員以外の議員(中村喜四郎君) 植松先生と今井先生にお尋ねしたいのですが、植松先生のほうへは反則金制度の対象外に、少年を除いたことは、どうも十分でないというような議論、私も同じような考え方を持っておるわけです。いままでの調べで見ますと、全違反件数の中で少年が検挙されたものが八十...全文を見る |
○委員以外の議員(中村喜四郎君) ありがとうございました。 布井先生と大橋先生にちょっと、ごく簡単なことでございますが、重要なことだものですからお伺いしたいのです。 特に大橋さんは、専門的な立場から、プロの運転者をいろいろと教導しておるわけでございますが、現在、交通違反を...全文を見る | ||
○委員以外の議員(中村喜四郎君) いまの私の質問のしかたがまずかったからだと思うのですが、私のお尋ねしたのは、交通道徳を守らないために交通違反を起こして、免許証を停止になっていると、その免許証が解けるときまでそのまま放任されておって、現在は公安委員会の講習を受けた者がある期間短縮...全文を見る | ||
08月03日 | 第56回国会 参議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 委員長としての亀田委員の要望なんですが、いまの参考人の話を聞いていて、私どもには、それはそうであるべきという筋もわかるし、また、疑いの持たれる点もあるわけだから、そういう点については、まとめてこの委員会でどういう態度をとるか、あらためて理事会等を開いて御協議いただ...全文を見る |
08月09日 | 第56回国会 参議院 決算委員会 第3号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 住宅公団や建設省の意見を聞いてから文部省側の意見をお聞きするのが順序でございますが、大臣の時間の都合もあるということを承ったので、先に文部省側にお尋ねしたいと思うわけでございます。 筑波の研究学園都市への移転の用地買収がいま着々進められておって、これに対して文...全文を見る |
○中村喜四郎君 ただいま教育大学あるいは医科歯科大学の分室、素粒子研究所等々の移転計画について発表がありましたわけですけれども、その中で東京教育大学の移転については、文部省側と大学側とで、今日までどういう折衝を持たれておるかお伺いしたいわけでございすけれども、ことしの六月十四日に...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 その学長及び部局長の条件つきの中で特に大学側が要望するものは、世界的水準における大学、すなわち総合大学として教育大学を伸ばしていきたい、そのためには筑波のような広い地域、しかも各学部が共に研究し合っていけるような場所と、こういうことで条件が出されたと思うのですが、...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 土地提供側である地元の市町村側としては、教育大学の移転を歓迎する、しかも、十分協力の体制も整えよう、それには総合大学として、しかも工学、医学部等も兼ね備えたものとしての要望が強く出されておりますが、これに対する文部省側の考え方をお伺いします。 | ||
○中村喜四郎君 大学側と相談をしつつ進めていく、ごもっともだと思います。大学の自主性を尊重しながら、なおかつあそこに研究学園都市を選び、教育大学を移転させる計画の根本趣旨はそこにあろうかと思いますが、その自主性を尊重しながらということで、大学側としては総合大学として世界的水準を求...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 わかりました。それで、大学側の条件の一つの中に、筑波に移転した後のあと地対策の問題で、特に大塚だけは残して研究の場所としていただきたいという強い要望があるようですが、これに対してはどんな考え方をお持ちでございましょうか。 | ||
○中村喜四郎君 このあと地対策の問題では、当然政府の考え方、特に大蔵省の考え方としは、あと地を国の財源としたいという考え方は当然だと私は思うわけです。二十三区内あるいは二十三区外から移転するであろう機関のあと地の総合的な数等は、約百万坪に近い土地になろうかと思いますが、これを大蔵...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 国立の教育大学のほかに、私立大学等も筑波に移転したいという要望もあったように聞いておりますが、その点はどうでございましょうか。 | ||
○中村喜四郎君 現在の段階ではないという御返答ですが、今後文部省側としては、私立大学等で非常に狭隘を感じているような大学等もあるように承っており、すでに前の事前調査においては要望個所もあったようですが、そういう私立大学等に筑波移転についてアドバイスする用意があるのですか。 | ||
○中村喜四郎君 そうしますと、筑波の研究学園都市の五百八十万坪の団地の中で、今後私学等が進出希望があった場合は、それを受け入れる余裕を持ちつつ文部省は区割りを考えているということですか。 | ||
○中村喜四郎君 その余裕団地というのは、大体どのくらい考えていますか。 | ||
○中村喜四郎君 首都圏整備委員会の鮎川局長にお尋ねしたいのですが、あなたのところは各省庁の、十四省庁にまたがって個所づけについてのいろいろ会議をやっているはずと思いますが、五百八十万坪を充足するために公的な国及び公立の機関以外に、民間の機関及び私立大学等を受け入れるだけの余裕があ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 大臣にもう一つお伺いしたいのですが、大学側が移転することについてのちゅうちょの大きな原因は、交通機関の問題、これについて後刻建設省のほうにお伺いしようと思っているのですけれども、筑波のほうに移った場合、教職員子弟の教育施設がどうであろうか、居住条件がどうであろうか...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 建設大臣のほうにお伺いします。いま申しましたように、筑波に研究学園都市ができて、大学、研究機関等が移り、それぞれの研究者、学者が移る、いわば日本の頭脳センターになるわけです。これはおそらくロンドン郊外あるいはパリ郊外等に見られるような学園都市の三倍も四倍も大きい世...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 いま動脈線として常磐自動車道路ということを御発言になられましたが、しかも、それは四十五、四十六年ごろにおいてこの問題を具体化するというような意味に私はとれたわけでございますが、御承知のように、大難関はあったけれども用地買収というふうに着々進んでおって、来年度あたり...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 三十六年ごろから官庁都市の移転のことが問題になり、研究学園都市として浮かび上がって、そして閣議了解を得つつ地元と公団等が折衝を重ねて用地買収がいま進められておる段階で、五百八十万坪の団地のうちで約六〇%の用地買収ができた、あとの四〇%程度に問題点がある、これはまさ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 建設大臣としてよりも、私は研究学園都市の推進本部長としての立場でお答えをいただきたいと思うのですが、そうしますと、八月までにある程度の各省庁の意見、移転機関の概貌、それから年次計画等の姿を出すわけでございますけれども、それらが各省によって次年度——四十三年度の予算...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 ぜひ具体的に次年度等の予算要求の中では、たとえば調査とか移転とか、それぞれの問題について具体的な問題に突っ込んでいただきたいと思うのです。単に地元側に用地買収に対する大かたを出すだけに終わらないことを私は切望するわけでございます。実は私は茨城県におりまして、この研...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 政府の考え方が具体的であれば私は難関は必ず解けるであろう。あとの用地買収の面積が二百万坪足らずであるが、今年の十二月あるいは来年の三月ごろまでには全部完了するという一つの地元としての見方を持っておるわけでございます。かつて非常な反対のあった当時、反対の村長さんある...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 現行制度のもとでやってまいりますと、この六カ町村で公共事業の地元負担というものは私たちの試算では大体二百五十億ぐらいかかります。この二百五十億という金が、六カ町村でも年間予算が八億程度のこの町村でこれらを負担するということはとうていできないわけでございます。いろい...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 どうぞぜひ万全な学園都市を建設するために、地元も安い土地で協力し、さらにいかなることでも協力するという、この地元の人々の考えを受け入れつつ特別措置を至急具体的に考えていただきたいと、これをひとつ強く要望いたします。 なお、鮎川局長さんのほうにお伺いいたしますが...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 それでは次に問題を進めまして、用地買収等々に関連して住宅公団としては営農対策、転業対策あるいは雇用対策等々の問題が一番用地買収に関連する大きなポイントとなってくると思うわけですが、筑波の学園都市の際にも地元側からも県議会側からも強くこういう対策を望まれ、なおかつ閣...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 総裁の説明はわかるんですけれども、現実にはそれは無理なんです。いま総裁みずからも公団の仕事にはおのずから限度がある、こうおっしゃいました。まさに限度があるがゆえに問題が起きているわけです。皆さん方としては、どうしてもこの土地はこういう方法で買収したい、価格はこの程...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 建設省が将来のビジョンとして考えておる工場団地や衛星都市の建設等の用地買収等についても、おのずからこういう問題が起きてくるわけです。なお政府施策として考えている将来の住宅難解決のために六百七十万戸の住宅を建設する政府施策だけでも相当なものだ、住宅公団が取り上げてい...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 学園都市については、最後といたしまして、それじゃ学園都市の建設の主体はどこにあるわけですか。それからおおよそ十カ年間に学園研究都市を建設し、その人口は十六、七万と想定されるわけですが、この学園都市に投入される総事業費はおおよそいまの見積もりではどの程度になるかお伺...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 いまの将来にわたる総事業費の見通しですが、二千億程度というちょっとこれは数字が違うのではなかろうかと、実は後刻、もしあったら補足説明をしていただきたいと思います。私のほうには私のほうの見通しがあるわけでございますけれども……。そこで、用地買収までは建設省がこれを担...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 いま行政管理庁のほうでいろいろと行政機構の改革もやっておるようですから、私どもも特別事業団をつくれという趣旨ではないのです。しかし、いまのように建設省が主体であるが、あるいは推進本部もできて、内閣の中の審議室がこれを担当し、各省の次官等が担当しているこの姿のままで...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 その手続上の問題が非常に制約されるということはわかりましたが、その手続上の問題について十分農地法や、関連の地方公共団体との話し合いができるような施策を、前向きで今後御検討いただきたいと思うのでございます。 次に、そういう用地買収をする際に、地方公共団体の力を借...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 わかりました。そこで、この地主代表等に、いままで用地買収の折衝を続けているわけだけれども、その場合に、この委員会等で問題になっておりますけれども、用地買収の際に、用地のあっせんを宅地建物取引業者に依頼して用地買収をしておるのですか、どうですか。やっておりませんか。 | ||
○中村喜四郎君 時間がもうきてしまっておりますので、では、これから私が申し上げますものは、ひとつ文書で御回答をいただきたいと思います。 公団の昭和四十二年度予算事業の概要について。第二には、公団の用地費予算について。それから公団の職員数及び用地担当職員数について。第四には、四...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 長い時間どうも……。 | ||
10月18日 | 第56回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第2号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は羽田事件に関しまして、警察庁のほうに、この事件の経過その他についてただし、公安調査庁に対しましては、破防法を適用すべしという観点からただしたいと思います。なお、公安委員長のほうには、デモの規制、警察の装備の強化等々の問題、法務省に対しましては、従来から各種のデ...全文を見る |
○中村喜四郎君 そこで、法政大学、中央大学等の学生会館等の規則を見ますと、学生は原則として宿泊を許可しないという、こういう規則があるようでございますが、こういう規則があって、なお、こん棒、石、その他の物を、凶器を持って集まっていること自体については、大学当局はすべて知っているとい...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 それらの問題につきましては、後刻、文部省の問題のときに関連してお尋ねいたしたいと思いますので、次の問題に移りたいと思います。 先ほど、法政、中央、早稲田等々に学生が宿泊して、そうして羽田に向かったという報告ですが、その報告の中で、社会文化会館に三百名ほど泊まっ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 それはいまの各大学、社会文化会館等に集まった学生が、朝早くから角材、石その他の凶器を持って萩中公園に集まってから羽田空港へ行く、死傷事件を起こしたということであるが、この大学に集結した時点なり公園に集まった段階で、公安条例などを運用して措置できなかったかどうかとい...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 いまの御答弁で、警察庁がとる立場はよくわかります。学生運動というその理解の立場に立ってきていることはよくわかるのですが、今後もそうあるべきだと思うのですが、ただし、いまの全学連の動きというのは、今度の場合も完全な無届けデモであり、公安条例は憲法違反だという見地で、...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 全機動隊を動員してなおかつ警察力の足りなさによってああいうふうな死者もできたということですが、まあ安保騒動のああいう経過にかんがみて、機動隊の強化ということはずいぶんいままでやってきて、そして、たとえば激しいデモの場合でも、サンドイッチにして連れ出すというようなこ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私は、先ほど局長のお話の中で、機動隊がいかなる場合にも対処できるような訓練をしていると、そして力対力ではなく、いわば相手に対して危害を与えずにデモを規制しようという、その立場はよくわかります。私は今度のデモのあの事件のあとすぐに現地に行って見てまいりました。そして...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 八百四十人の今度の負傷者、この前の椎名外務大臣が韓国訪問の際に百三十三名の負傷者、日韓デモで百三十二名、原潜デモで二百七十名、一〇・二一で百三十五名、砂川デモ等々、あげれば、おそらく二千三百名の機動隊員全員負傷している、こういう事態になろうかと思います。私は病院を...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 そうしますと、たとえば、先ほどの伊林警視のように、もう八年間寝続けて再起不能、一切の仕事はできないという、これは公傷だけで済まされているのですか、どうですか。こういうことに対する処置はどうしていますか。 | ||
○中村喜四郎君 さらに車その他の被害が相当甚大であるように新聞にも報告され、私は焼かれた場所に行って、アスファルトがすっかり溶けてしまっている姿を見てきたわけですが、こういう物的な損害はどういうふうになっているか。さらに民家の損害も相当あるように——私は民家の個々をたずねまして聞...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 まさに理論的には全学連でしょうけれども、現実には払うことはできない。現実にあれだけの被害を受けているわけですから、私は物的な被害だけじゃないと思います。あの焼かれた車と民家との間は七メーターぐらいしか離れておりません。五メーターぐらいのところもあります。あの中で恐...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 もっともなことと思います。私も現地に行きまして、そのように感じ、もしあそこが舗装であったならばあれだけのこういうものが割られなかったであろうから、現地の署長からもすぐに東京都のほうに、あるいは建設省のほうに頼んで、私もアドバイスしまして、いまから工事にかかって、惨...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 証拠書類が整わなかったと、そういうことは、このデモのような場合、乱闘のような場合には、これは十分納得できるわけですが、この間の羽田事件等におきましても、多数の者がああいう投石、車に襲いかかる。ほかの人は全部戸を締めて縮こまっている。対峙するものは警察官と全学連で、...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 警察庁のほうに入りまして、今度の山崎博昭君の死亡が、官憲によって虐殺された、こういうことを全学連のほうでは主張してビラがまかれている。私もそのビラを何枚か見ておりますが、こういう学生の主張その他に対して、もっと克明に事態を説明すべきであろうと思うが、これに対する考...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 さらに、この山崎博昭君の問題に対しまして、若い十九歳の前途ある学生がなくなったということは、非常に痛ましいことではあるけれども、世論でかわいそうだという感じが比較的少ないこと、あるいは山崎博昭君の京都における葬式等におきましても、大学からも花輪一つ上がらずにしめや...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 日比谷のこの四、五日前に持たれた山崎君をいたむ会等においては、私も現地に行っておりました。羽田の直後でありながら、なおかつ角棒等を何本か持って入る、こういう事情も現に見ておるわけでございます。私は事情はよくわかります。警察の立場がわかります。公安条例そのものもわか...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 おとといの朝、早稲田と中央、法政等の手入れが行なわれたわけでございますが、新聞報道によると、すでにその事あることを予見して、あらゆるものを焼いて証拠隠滅をし、幹部はそこにいなかった。今度の手入れで相当の確証を握ることができたかどうかお尋ねしたい。 | ||
○中村喜四郎君 なぜもっと早く手入れすることができなかったのか。それから、この捜査に対する大学側の協力が完全に得られたかどうか、お尋ねしたい。 | ||
○中村喜四郎君 この大学側の協力の問題ですが、十六日の私立大学側の学長の代表と文部大臣が懇談会をした際に、中央大学の升本総長は、警察の手が学生会館にまで、しかも文化サークル等の中まで入ってきたことはまことに遺憾であるというような意を表明しておるわけですが、先ほど私が申し上げました...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 この升本総長の言をかりると、学生会館に泊めることを拒否したならば、教室に泊まったであろう、この学生の力をわれわれとしては拒否することができないという、いわばお手あげのことばが出ておる。まさに私はそうだと思う、現実の姿として。こういう姿。で、いまの捜査の協力の問題に...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私どもは、おそらく国民もみんなそうであろうと思うのですけれども、今度の事件で山崎博昭君がなくなった、しかもそれは自動車の無謀な運転による轢殺だと、なぜ犯人、やった人は出てこないんだろう、若い青年ならば、ほんとうに学生運動を考えているならば、みずから出てきて世の中に...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 大学側のおおよその姿はわかったですが、この学生の問題に対しまして、文部省としてはどういう考え方を持っているか、今後の問題を含めてお尋ねしたいと存じます。 | ||
○中村喜四郎君 抽象的には私ども理解できるわけです。なお、文部大臣が大学の管理について法的規制をせよと、こういう声が相当あるわけです。これに対しまして、いまあなたがおっしゃったように、大学自身の問題である、法的措置でなく、大学自身がものごとを処置すべきだ、まさに教育ですから冠そう...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 局長の言うこと、私もわかるのです。理屈の上でもわかるわけです。しかし、私の言わんとするのも、決して学生を取り締まるための管理法という立場ではないのです。もう少し教育者が学生と接して、そうして学生の間違ったことはぴしっとできるような態勢がとられなくちゃならぬという、...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 あなたが言うことはよくわかるのですよ。大学というものは、とにかく大学自身の問題としてこれを掘り下げて考えなくちゃならぬということはわかるのです。私の言わんとするのは、場合によっては、いわゆる泣いて馬謖を切るというような考え方、あるいはこれが正しいのだということをぴ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 おそらくそのような御答弁だと思いますけれども、ひとつ世論としても法的な規制措置をすべきであるという声、また、公安条例等につきましても法制化すべきという声が各方面にあることも委員長はよく御存じのはずですから、単にこのことばが出たからこうだということではなく、ひとつ真...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 どうぞひとつ十分に御検討をいただいて具体化を考えてください。 なお、公安委員長及び警察庁に対しましては、警備体制の抜本的な検討、すなわち装備の近代化とかあるいは法適用の研究等についても、ひとつ十分御検討いただきたいことを要望いたします。 最後に、公安調査庁...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 衆議院の地方行政委員会においても大体そのような答弁があったかと私は考えるわけですが、すでに時日も相当たち、しかも、警察庁のほうの捜査の進展、そしてあなた方が突っ込んで過去の全学連がどのような行動をしておるかという一つ一つの積み重ねがあるはずです。しかも、この事件が...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 長くなりますからこれで質問を終わりますけれども、公安委員長にはデモ規制の問題、さらに公安調査庁のほうには、いまの破防法を具体的にひとつ研究を進めていただきたい。文部省のほうでは、大学管理の実質的な、いまのように法的ではなくて、私はそれだけを要求するのじゃありません...全文を見る | ||
10月25日 | 第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 いまの大森議員の質問に対しての防衛庁のもろもろの答弁は私どもにとっても納得いかない面が非常に多いわけです。十分ひとつ決算委員会の場における質問ですから、確実な答弁を願いたいのです。 そこで、先ほどの大森議員の質問の中でレイセオン社に三十万ドル、ノースロップ社に...全文を見る |
10月27日 | 第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は運輸行政の中でタクシー問題、それから国鉄の運賃等の問題について尋ねたいと思ったんですが、すでに柴谷、岡両委員のほうからお尋ねがあったので、触れられなかった問題だけに限ってお尋ねをしたいと思います。 先ほど自動車局長の答弁を聞いており、大臣の答弁を聞いており...全文を見る |
○中村喜四郎君 自動車が非常にふえていくことは、これからも累増的だと思うのです。終戦のとき日本全国で自動車台数が十六万台、今日において千七百万台、免許所有者が、終戦当時は十二、三万であったのが、現在では二千万になっている。こういう状況で、しかもタクシー業の許認可が非常に多い。交通...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 どうぞその点は、ひとつ大臣の考え方を公団の皆さん方、そして千葉の町村の皆さん方にもお伝えいただいて、具体的にひとつ前進をおはかりいただきたいと思うのでございます。 次に、先ほど岡委員の言われた国鉄の通勤、通学の定期券の値上げの問題でございますが、私はいまの都市...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 いままでもやっているはずなんですが、ひとつ文部省あたりとも、あるいはその他の省ともしっかりこれは打ち合わせをして、やれないことはないと思うのです。私は自分の例を申し上げて恐縮ですが、私は自動車教習所を自分でやっておるわけです。一年間に三カ月か四カ月か非常に忙しいの...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 ひとつ政府部内で、これは大橋大臣にだけお願いしても無理なことですから、ひとつしっかり御検討いただきたいと思うのでございますが、それと同じように、もう一つ私は提案をしたいのでございますが、政府の財源も限りあるし、財政投融資のワクにも限りあるわけです。したがって、一気...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 それからもう一つは、自動車の混雑の問題で、交通安全の問題が非常にやかましくなっているわけですが、自家用自動車が東京都内に入ってくるのを、何か法でなく規制する方法は考えたことおありかどうか、ひとつお尋ねしたいわけですけれども、私どもがよその例を見ましても、かりにサン...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 なお、それと関連する問題でございますが、いま政府においても、各党においても、都市の過密化対策、過疎対策のためにいろいろ政策が検討されているわけでございますが、いままで各地に衛生都市をつくり、工場団地をつくり、あるいは学園都市をつくり、それぞれの新しい町づくり、ニュ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 話は飛びましたけれども、副総裁、こういうことを、私、奇抜な提案をするのですが、いかがでしょう。 都市のラッシュを解消し、複々線化し、三複線化し、道路をよくすれば都市にどんどん集中してくる、集中すればまた狭くなる、どうにも処置ができないいまの現象、これを解消する...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 さらに、国鉄の輸送増強計画と並行して私鉄関係も輸送増強をしなくちゃならないわけで、先般来のある新聞を見ますと、東武や西武等の大手私鉄十四社と運輸省とが話し合いをして、そうして整備の五カ年計画を立案中だと、その整備計画には約四千六百億必要だと、しかし、その四千六百億...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 検討していませんか。私は検討する必要があろうかと思います。国鉄の輸送計画に七千億、七千八百億どうしても必要だと同じように、私鉄の関係においても輸送力増強というものは当然やっていかなくてはならない。私企業である私鉄が公共性と経済性とを両立させつつ、なおかつ、国の要請...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 時間がないのではしょってやります。 先ほど、私が例をあげました鹿島臨海工業地帯の問題ですが、鹿島臨海工業地帯に連なる鹿島線の操業開始ができるのはいつごろですか。当局にお尋ねしたい。 | ||
○中村喜四郎君 大体四十三年——来年にはすでに一万トンの船、四十四年には六万トンから七万トンの船、四十五年には十万トンをこえる船が入るので、工事がどんどん進められて、このスピードは変わらないと思います。四十五年度にはほとんど港完成の段階になろうかと思います。四十五年にピッチを合わ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私、皆さん方のやっている熱意はわかるのです。わかるが、しかし、いまの四十五年のペースに合わせていくということについては、なかなか困難があって、いま用地買収ととのって、こことここは進んでいるというけれども、全体の二八%しか進んでいないはずで、これから八四%はむずかし...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 時間がまいりましたから、大臣に、最後に要望を申し上げておきたいのですが、いまの鹿島鉄道の問題につきましては、私が冒頭に申し上げましたように、千百万坪の工場団地、二十万トンの船の入る港、一兆二、三千億の投下資本、そして現在人口が五万くらいのものが、十年足らずでおそら...全文を見る | ||
11月13日 | 第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 時間が非常に制約されておりますので、防衛庁関係について、私は兵器の国産についてこまかくただしたいと思ったんです。特に今度の三次防の予算がいままでの二次防の二・五倍、過去十二年にわたる自衛隊の総予算の大体一・五倍に匹敵する今度の三次防の予算、その主体は兵器の性能を、...全文を見る |
○中村喜四郎君 いま岡さんのほうからもあるいは大森さんのほうからも、そう言うであろうというような発言がありましたが、私のほうでは自民党の国防部会で三井、三菱にきまった、こういう結論が出されたようなこの間からの大森委員からの御発言であるために、慎重に十分検討したわけです。慎重に検討...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 きのうの羽田事件について、私のほうは警察庁のほうと公安調査庁、それから法務省、国家公安委員長等の考えをただしたいわけでございます。文部省関係も同様でございます。 私はこの前の十月八日の羽田事件のときに現場におりました。今度の、きのうの現場も私は約四時間以上にわ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 その計画的であることをすでに警察のほうではキャッチしておって、大学当局のほうにいろいろと示唆をして善処方を要望しておったと思うわけでございますが、それらについて文部省側としては、警察側からどのような連絡を受けつつ大学側に助言をしておったかお尋ねしたい。 | ||
○中村喜四郎君 時間が制限されておりますので、できるだけ簡潔に説明してください。 | ||
○中村喜四郎君 いまの説明で私もよくわかるわけです。大学側が今度こそ、東大側が大河内学長以下各学部長、教授陣をあげてこの問題の解決に当たったこともよくわかっております。また駒場祭における実行委員会のメンバーも、侵入してきた学生を口説くことに努力したこともわかっている。同時に、大学...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 文部省のほうもう少し考えてください、よく。警察のほうをもう少し突っ込んでお聞きしたいと思いますから……。 この凶器準備集合罪を適用しようと思ったけれども、現実には適用することがいろいろの点からいって事実できなかった、そして大鳥居駅付近で完全に凶器を用意した集団...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 十月八日のあの事件の際の被害者に対する見舞いというのはどんなふうに進んでいるのですか。 | ||
○中村喜四郎君 あの近辺の人たちは、デモを許可してくれるなという声が圧倒的に多いわけですが、多くの人のそういう警察に対する、この地域ではデモを許してくれるなという要請、陳情があった場合に、公安委員会では許可をする場合に、それらのことはしんしゃくの材料になるかどうか、これをお伺いし...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 許可はそういう状況でしなかったと、しかしながら、萩中公園のほうの集会には許可したと、このベ平連その他のデモに対しては許可した。その中に流れ込んで大師橋のほうからああいうような事件が起きてきたことも、これは事実です。地元の人たちは、ともかくデモを許してくれるな、デモ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 今度の事件を警察のほうでは騒擾罪というような見方で考えられませんか。これひとつ、お聞きしたい。 | ||
○中村喜四郎君 現場において検挙した数は、どのくらいでございますか。 | ||
○中村喜四郎君 その検挙の中で、十月八日の事件に関連した前の全学連の委員長の北小路という者は含まれておりますか、どうですか。すでに保釈になって出ておるはずですが。運動に入っておるはずですが。 | ||
○中村喜四郎君 その検挙された三百三十三名の学生の中で、新聞報道によると、四名の手錠をかけられた検挙者が、学生に車ごと奪還された、車が奪還された、こういう事件が二つあるはずですが、それをちょっと御説明願いたい。 | ||
○中村喜四郎君 いまの課長の説明、私ども一面納得できます。しかしながら、それでいいとはいえないと思うわけでございます。まあ激しい石のあられの中で、とにかくがまんして守勢に立っておる警察官、回りの見ている人たちは警察がんばれ、警察何をやっているんだ、がんばれ、がんばれ、こういうよう...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 タべ全学連の書記長及び委員長の言明を見ると、われわれは十月八日の事件よりももっと効果的な戦果をあげたと、この戦い、この機動化した警察に対しまして学生の力によってこれを破砕することができた、目的に向ってわれわれはさらに前進あるのみだ、こういうふうな言明を若い者だけに...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 破防法の問題については、この前もそういう答弁をいただいたわけですが、今度の十二日の事件が起きるであろうことは、あなた方もずっと想定をしつつ、いろいろ事情、状況はずっと調査していますね。明治あるいは中央、今度の東大に集まるという情報等についても、あすこで計画されたこ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 非常に瞬間が切迫して、持ち時間があと五分だそうですから、とにかくこの破防法の問題については、八日、それ以前の計画性、三派系の全学連の姿について、あなた方よく事情を知っておるし、今度のことも、私は申し上げましたように、非常に計画的だということはよくわかっておるのです...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 この大学の自治というのは、大学みずからが教育、研究、そういう大学、学生に許された自治というのは、教育的効果をあげるために自治というのが認められておると思うわけですが、趣旨は、根本的な趣旨は。また、大学の自治というものも、教授会あるいは評議員会それぞれの人事及び管理...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私もあなたの考え方に同感なんです。あくまで大臣が言っているように、大学の問題は大学自体の問題として取り扱っていきたい、またそうあるべきだと、また、今度の東大のとった処置等、あの処置が他の学校にも波及して、そして各学校がみずからの自治を守るために、みずからの大学の自...全文を見る | ||
11月14日 | 第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 ええ。 |
○中村喜四郎君 大臣のいる間にお尋ねしたいのですけれども、岡委員のほうから住宅公団の用地買収方式について新方式を考えたらというようなことですが、その新方式の一つは、私は筑波研究学園都市の用地買収がそのいい例ではないかと思う。知事、町村長、地主すべての人が話し合いをして調整金等々の...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 国際空港の三里塚の問題も、あすこも高速道路がもうすでに決定の段階です。これは調査が早急にやられたはずです。学園都市の場合早急写るべきだという要求が、地元から強く出てきておるわけです。やっておかなくちゃならぬ問題ですから、したがって私は調査ができ次第ということでなく...全文を見る | ||
11月16日 | 第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は、遺骨収集の問題につきまして、厚生省及び外務省のそれぞれの担当官にお尋ねし、最終的には厚生大臣にも政府の所信を承りたいと思うのでございます。 いま沖繩の問題あるいは小笠原の問題、北方領土等の問題が、日本全国民の悲願として促進をはかっているわけでございますが...全文を見る |
○中村喜四郎君 大体何体ぐらいの遺骨が収集できましたか。おおよそでけっこうです。集計できなかったら、あとでけっこうですから。 | ||
○中村喜四郎君 七十万の遺骨がお帰りになったということですが、政府の手によって終戦後遺骨がこちらにお迎えできたのは、何体ぐらいありますか。 | ||
○中村喜四郎君 今年度の千四百万程度の遺骨収集に関する予算は、先ほどのレイテ島方面の遺骨収集に充てる予定ですか。 | ||
○中村喜四郎君 このルソン島の調査、あるいはレイテ島の遺骨収集で私があなた方のほうからお聞きしたことでは、厚生省から七人、外務省から一人、それから現地の大使館から一人、この合計九名の調査団によって現地で人を雇って遺骨収集をするのだ、こういうふうに承っているのですが、そういうふうな...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 フィリピンで四十九万柱の遺骨が残っておる、これを両三年にわたって仕上げするのだ、具体的に予算要求等も次年度等からずっとこれは続けて要請して、具体的に実施していくのですね。 | ||
○中村喜四郎君 そうしますと、フィリピン関係の事態はわかりましたけれども、南太平洋諸地域の、たとえばサイパンとかペリリューとかグアムとか、こういう諸島の遺骨収集はどういう形態でやっていこうとしておりますか、これを承りたい。 | ||
○中村喜四郎君 いまの計画を聞いていますと、この遺骨収集の最終的に仕上げできるのは何年くらいになりますか。というのは、私どもは現地を見てまいりまして、骨がすでに腐って、頭蓋骨が風雨にさらされてくずれかかっており、遺骸が、骨全体が断崖絶壁にひっかかったままになっている。サイパン島の...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 まだ現在でも厚生省の嘱託になっていますか、どうですか。それをまず伺いたい。 | ||
○中村喜四郎君 これは関係ない、現在は関係ない……。 | ||
○中村喜四郎君 で、意見を聞くために厚生省に来てもらっているということはありますか。 | ||
○中村喜四郎君 これはありますね。それから村岡課長さんと会っているわけですねそ、れは。 | ||
○中村喜四郎君 会っている。それから、マリアナ議会の議員さんとお会いになっておりますか。名前を申しましょうか。 | ||
○中村喜四郎君 お会いしていますね。その席ではどういうお話しになっていましたですか。 | ||
○中村喜四郎君 そうすると、この中島文彦氏がサイパンのサブラン市長や、あるいは議長に対して、日本政府との話がまとまって、こういうふうで遺骨を現地で引き渡し、その価格はこういうふうにしてやっていこう、こういうふうな問題については全然話はないわけですね。 | ||
○中村喜四郎君 これはなくて、これは中島文彦氏が個人の考え方で――その点は間違いございませんね。向こうに話したと、そういうふうにとっていいわけですね。私も常識的にそうであるだろうと想像したわけですが、その点は間違いありませんね。 | ||
○中村喜四郎君 ではもう一つこれに関連した問題で、私のほうでお伺いしたいのですけれども、先般早稲田大学の進藤仁という人を団長とする学生団が、遺骨収集で十八名十月九日に羽田飛行場を出発して十月十日にテニアンに着き、そしてテニアンに着いたところが、ハイコミッショナーのほうから遺骨収集...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私はそれでは満足できないわけです。厚生省のほうの努力されたことはよくわかるわけですが、しかし、学生団の人たちは、早くから自分たちの手で、若者の手で国のために死んだ人の遺骨を集めてきょうという計画を立てて、もう去年からアルバイトをしてそして旅費をつくって、計画を立て...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 政府の責任において遺骨収集をしたいと、当然そうです、そうなくてはならぬと思うのです。それが今日までなかなかいろいろ事情で進めなかったところに問題があったのです。特に私は、政府の場合においても、先ほど申しましたように一括して骨をがらがら集めて、そしてこれで遺骨収集終...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 今回というのはいつですか。何月何日ごろですか。 | ||
○中村喜四郎君 わかりました。いまお話のように従前はそうでなかったと、学生たちが現地でとまってしまって作業できない。そこで初めて今度の問題が問題になったと思います。大使館のほうからハイコミッショナーのほうに引き合わせたところが、事情がそうなったわけですね。政府間の話し合いで計画的...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 大倉某は外務省とは関係はない。日本政府とは全然関係ないのに、日本政府に関係あるこういう名刺を使っていることは御存じですね。 | ||
○中村喜四郎君 もう一つ。大倉某はこういう名刺を使っております。「グアム及び信託統治領諸島経済開発コンサルタント大倉徳一郎」こういう名刺を使っております。私のほうでは、この大倉徳一郎はどういう性格であるか、どういうことを行なっておったか、どういう目的で旅券は交付されていたか、何回...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 調べておるのではしょうがないのですが、大臣、いまお話のように、遺骨収集をめぐって、たとえば大倉某という人の場合でも国会議員を従えて、写真だって自分がまん中に堂々と入って、私が団長であると自分で言明している。この新聞にも団長の大倉某は、ミクロネシアの独立問題とか観光...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 大臣のその考え方を私は閣議を通し、あるいはあらゆる機関を通してひとつ浸透させてもらって、具体的にこの問題の解決の早急であることを念願するわけでございますが、先ほども私は厚生省、あるいは外務省を責めているわけじゃありません。大学の学生の現地で遺骨収集できなかったこと...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 現地慰霊を、そういう協会あるいは遺族会等でやってもらう、これはいいと思いますが、ひとつあくまでも政府でやるということは、それは基本だと思います。ただ遺族会の人たちが現地慰霊をし、現地収骨をしても、あんな高い断崖のところで、がけっぷちのところにあるものを遺骨収集でき...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 そうすると、大臣・局長の先ほどの考え方とは違って、七十万の遺骨しかまだ帰ってないで、そうして今度の場合、八百万の予算でレイテ島の収骨と調査の両方をやっていくんだ。フィリピンも三年もかかるんだ、四年もかかるんだと。あとどうするんだ。ことし千三百万のあれだけしかないん...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 それじゃ納得いきません。それは国際情勢云々といっても、外交上の問題と言っても、事遺骨収集については、おそらくどこでも文句はないわけです。ただ、遺骨収集の方法等について原住民やその国を刺激するかしないかという問題だけだと思うんです。遺骨収集については絶対反対も、族券...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 従来の実績では――実績はないのです。足りなかったのです、努力が。従来の実績からこうだという、千八百万とかあるいは今度の訂正された三千万幾ら、これを考えても少な過ぎますよ。松山沖の航空事故だって三千万かかっているのです、捜査だけで。交通事故の補償だって、一つの事故だ...全文を見る | ||
11月17日 | 第56回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は通産省のほうと、科学技術庁のほうにお尋ねをしたいわけであります。その骨子は、経済産業の基盤であるエネルギーの需要が非常に増大した。特にその中でも電力需要というものが急激に上昇している。いま通産省の総合エネルギーに関する発表を見ましても、昭和六十年度には外国から...全文を見る |
○中村喜四郎君 いまの説明でわかります。ただ問題は、私は低廉なエネルギー源が火力、その火力の原動力が重油である、これもよくわかります。将来タンカー等も四、五十万トンのタンカーができるであろうことも想像できるわけでございますが、その輸入先等の問題あるいはその貯油量の問題、おそらく想...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 そうしますと、考え方はわかりましたけれでも、原子力発電の基本となるそのウラン資源の確保については、どういう考え方をいま進めているわけですか。これは日本の国内のウラン資源というものはごくりょうりょうたるものであって、これは外国にあくまで火力発電の場合と同じようにたよ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 トン当たりどのくらいですか、長期の見通しで。 | ||
○中村喜四郎君 ウラン鉱の確保の問題、核燃料の確保の問題はわかりましたわけでありますが、問題は、発電所等を各地に施設される場合に、どこでも多くの反対があるわけです。こういう問題について私は非常に危惧の念を持つわけですが、政府の考え方も原子力政策の問題についてはばらばらの面がある、...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 大臣の考え方は、それはわかるのですが、しかし、これはいままで各大臣からもどの政治家からも聞いているわけなんです、PRしなければならぬ、国民に理解させなければならぬ。しかし現実に理解させる方法をどうとっていくかということを私は思うのです。たとえば外国の場合でも、あら...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 科学技術庁の努力は認めるのです。しかし、まだ足りなかったのです。もう少し積極的に国民にPRをする方法を考えて、それも通産大臣にもお願いしたいのですが、これは科学技術庁だけにまかせる問題じゃなくて、これは将来の日本のエネルギー革命からいえば、どうしても原子力というも...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 私ができなかった場合はどうするかという皮肉な質問をしておるのですが、皮肉ではないのです。私はあそこ以外にないと思います。しかも膨大な設計をして、あそこに適する設計をしているんですよ、もう。で、早くつくらなくちゃならない。地元も受け入れ態勢はできておる。もうしかし、...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 時間がなくなったものですから、一つだけお尋ねします。 その前に資料をいただきたいと思うのですが、使用済み燃料の再処理及びこの廃棄物の処理の安全性等について国民に理解してもらう、私たちがよく納得できるような、そういう役所でできておる資料があろうと思いますから、後...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 時間がないですから、要望だけ大臣のほうにひとつお願いします。 いまお話のように、臨海実験場の問題、原子力発電のもろもろの問題、こういう研究を国民に納得させるための施設というものは、先ほど私が申しましたように、各省が十分協力体制を整えてもらいたい。特に原子力関係...全文を見る | ||
12月14日 | 第57回国会 参議院 決算委員会 第1号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は二点、筑波研究学園都市の問題と、総理が国民に国防意識の高揚を求める点、この二つの点についてお尋ねをしたいと思います。 まず第一に、研究学園都市の問題でございますが、三十七年の暮れに閣議で初めて取り上げられた。そうして三十八年に閣議決定された。四十年から予算...全文を見る |
○中村喜四郎君 用地買収は、地元の協力が求められて、おそらく日本じゅうでどこにもないであろう協力体制、安い土地、しかも全関係町村あげての協力なはずでございます。しかるに、この省内の移転等がまとまらないために、移転計画が遅々として進んでない。私はここで総理に特にお願いしたいのは、こ...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 どうぞひとつ各閣僚と御相談の上、急速な具体化をお願いします。四千億をこえるこの大きな国費、しかもこれは十カ年とすれば一年間に四百億程度は必要なわけです。来年度の予算要求等見ますと、二十億程度に見られていますから、いつまでたってもこれでは軌道に乗りませんから、総理の...全文を見る | ||
○中村喜四郎君 三次防の問題あるいは安保の問題についてはよくわかりますけれども、総理の言わんとする、国民に訴えんとする心がまえの問題について、私はもう少しお伺いしたいわけでございます。 先般総理がベトナムに行くときにも、あるいはアメリカから帰ってくるときにも、羽田の十月八日の...全文を見る | ||
12月15日 | 第57回国会 参議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は岡委員の質疑、非常に建設的なことで、いま公団がこれから改めていかなくちゃならない問題を一つ一つつまみ出してやっていると思う。どうかひとつ公団のほうでも、いまの趣旨を十分理解して、新しい用地買収の問題点をひとつつかみ出していただきたい。特に自治体関係と相互協力関...全文を見る |
○中村喜四郎君 私は、先ほども黒木委員の質問と、考え方にほぼ同じ考え方を持っておるわけでございますが、いまの失対事業関係のこの事業というのは、非常にいま求職状況や、経済状況、こういうことから見て、もっと失対事業というものの就労者が減っていくべきだ。ところが、これが定職化して、ずっ...全文を見る | ||
12月21日 | 第57回国会 参議院 決算委員会 第3号 議事録を見る | ○中村喜四郎君 私は、自由民主党を代表して、昭和四十年度決算を是認するとともに、委員長提案の審査の結果に基づく警告案に賛成するものであります。国有財産増減及び現在額総計算書外一件については、異議がないと議決することに賛成するものであります。 私どもは、決算審査にあたりましては...全文を見る |