中村喜四郎

なかむらきしろう

比例代表(北関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数15回

中村喜四郎の1970年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月03日第63回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○中村喜四郎君 いまの萩原さんの質問に関連して私のほうからお尋ねしたいんですが、沖繩の教育の現状を見ていると、終戦後、昭和三十一、二年まで教育者の養成機関というものは全然なかったわけです。本土においては師範教育なり、大学の教育学部があったけれども、沖繩にはそれ全然なかったわけです...全文を見る
○中村喜四郎君 沖繩派遣議員団は、本特別委員会の塚田委員長以下、川村理事、渋谷理事、萩原理事、増田委員、鶴園委員、それに私、中村の計七名で編成され、去る三月九日から十二日までの四日間、沖繩の現地事情視察のため、参議院から派遣されたのであります。  昨年十一月の日米共同声明により...全文を見る
04月07日第63回国会 参議院 文教委員会 第8号
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○中村喜四郎君 国立大学設置法の一部改正問題で、秋田大学の医学部設置の問題についてまずお伺いしたいと存じます。新しく医学部を設置するのにどの程度の予算が必要なのか、大体総計額でどのくらいになるのか、まずお伺いしたいと思います。
○中村喜四郎君 年次計画はどういうふうになっていますか。まだ立っていませんか。簡単にひとつ……、私も項目が多いものですから。
○中村喜四郎君 大体七十六億円程度、地元負担の用地は地元から提供あっても、この年次計画はひとつ具体的に間違いのないように進めていただきたいと思うのでございます。そこで特に医学部の問題、各地方で起きているわけでございますが、医学部の管理問題について、管理部門を、新しくできる秋田大学...全文を見る
○中村喜四郎君 大臣にひとつお願いしたいのですけれども、新構想大学その他の問題点もいま大臣の頭の中にはあるかと思いますが、新たにできる秋田大学の医学部の問題については特に管理関係の問題と、いま局長から外部からの意見も取り入れるような考え方をとっている、こういう考え方を示されました...全文を見る
○中村喜四郎君 この医学部は、医学生が足りない足りないと言っているわけですが、現在国立で二十三、公立で七つ、私立で十二の医科があるわけでございますが、年間この医者の国家試験を受ける数は大体どのくらいになっていますか。
○中村喜四郎君 この医師の足りない対策について、今後文部省では大学の医科の定員は簡単に増員できないと思いますが、医学部の増加というようなことは将来の課題として考えておりますか。
○中村喜四郎君 公・私立を合わせて四十六の大学に医学部があるわけですが、その中で定員六十名というような学校は幾つもあるわけです。いま村山さんがお話しのように、年間国家試験を受ける者が三千名内外、こう考えれば定員百名のところも相当できているわけですから、年間四千名ぐらいの数にもって...全文を見る
○中村喜四郎君 文部省のいただいた資料によりますと、日本の十万人当たりに対する医師の数等においては、外国と比較してそれほど劣ってないと思うのですが、問題は、いま各大学の病院あるいは県立の病院等で問題になってるのは、看護婦の足りないことが最大の課題となっておるようですが、これの対策...全文を見る
○中村喜四郎君 いまの看護婦養成の問題、これは非常に大事な課題となってきたと思いますものですから、文部省当局でもこの養成の問題については直剣な検討を加えていただきたいと思うのでございます。  いわゆる二八闘争と言われましょうか、各県で病院における看護婦の不足の問題から非常に病院...全文を見る
○中村喜四郎君 総工費は、この十二階建ての建物、どのくらいかかってるんです。
○中村喜四郎君 六億八千万の建物ができ上がって、そして今日まで使われておらずに、今後なかなか問題をはらんでおるわけですが、これは病院当局、医学部当局だけでなく、大学当局全体の考え方としてはこれをどう持っていく考え方なんですか、特に医学部の考え方をお聞きしておきたい。
○中村喜四郎君 文部省当局の苦心はよくわかりますけれども、とにかく大学側の要望に従ってあれだけのりっぱな建物を建てられながら、看護婦さんが少ないというただ一つのことだけで、こうしてこじらせて一年間も、またこれからも続くであろうことを想定すれば、これは至急に文部省としては、大学当局...全文を見る
○中村喜四郎君 もう一つ、大学の学部設置等々の問題に関連して、先般の田中寿美子さんの質問の中にあり、それに対して文部大臣が答えておりますが、いわゆる産学協同というものを否定するというようなものではなく、ほんとうに時代に即応した、外部社会に対応できるような大学の体制もつくり出さなけ...全文を見る
○中村喜四郎君 大臣の構想、大体わかりましたが、私も同感なんです。基礎研究とか、あるいは学問の自由の中で、自由な雰囲気の中で勉強をし、研究するということば当然のことでございますが、しかし、いま国民の要求するものは、いわゆる開かれた大学というもの、国民が大学にみんな参加しようという...全文を見る
○中村喜四郎君 それからもう一つ、大学の設置法に関連して、大臣が先ほどから、いわゆる開かれた大学ということばの中で、新構想大学の問題が取り上げられておるわけでございますが、これは既設の大学のワクにとらわれない構想としてすぐれた特色を生み出して、国民のものとして大学を位置づけたい、...全文を見る
○中村喜四郎君 この新構想のまとめ方についてはたいへんいいアイデアで、またそれは国民的な合意を得る方法というのですか、それらの方法を進めていくために新構想大学のいわゆる準備調査会というようなものをつくる考え方でやっておりますか、これは。
○中村喜四郎君 その調査のため四十五年度予算で三千三百万の予算が計上されておりますが、いま大臣が触れられました新構想大学の一つの型として、筑波研究学園都市の中に教育大学の問題を取り上げられておりますが、この教育大学のいわゆる新構想大学的な筑波移転はどういうふうな年次計画でこれは考...全文を見る
○中村喜四郎君 この問題について私、深く掘り下げて申し上げたいのですが、時間が制約されておりますものですから、大臣にこの点について要望をいたしたいのですが、すでに大学の意思も決定され、そして研究体制も整って、どうあるべきかということも、しかも海外調査派遣までやっておるようですし、...全文を見る
○中村喜四郎君 単にこれらは突発的に起きた問題ではなくて、いままでの大学紛争の中にあらわれたもろもろの大学当局のとった処置等がこういうことを起こしたということも遠き原因としては考えられるかと思います。四十三年以来の大学紛争の、あれだけの学園を紛争に巻き込み暴力行為をやりながら、し...全文を見る
○中村喜四郎君 資料としてお願いしたいのですけれども、十三億近い公共物の損害を与えたという、これは各大学から報告された総まとめかと思いますが、それらの資料をいただけたらひとつそれをいただきたいと思います。  それから、その報告に基づいてその補償責任、損害賠償等々の措置は文部省及...全文を見る
○中村喜四郎君 この責任の所在もなかなかむずかしいことはわかりますが、大学の公共造物というものは、その責任の主体は最終的には学長にあるのでしょう。そうですね。
○中村喜四郎君 学長に対しては、その責任追及はやっておりましたですか。
○中村喜四郎君 助言をしろということでなく、損害に対する責任追及の問題は、これはやっておりますか、やっておりませんか。
○中村喜四郎君 時間が十一時までなものですから、私はこのほかに放送大学問題と教員の海外派遣等の問題についてお尋ねしたかったわけでございますが、制約されております関係上、教員の海外派遣の問題だけにひとつしぼって、これは文部大臣としてはすばらしいヒット版だと思います。いわば先生方が自...全文を見る
○中村喜四郎君 終わります。
04月14日第63回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○中村喜四郎君 私は筑波研究学園都市に問題をしぼって、この学園都市建設に関する問題点を大臣にお尋ねしたいと思います。  まず、第一に、研究学園都市の主務官庁はどこであるかということをお伺いしたい。
○中村喜四郎君 そうすると、法律根拠ということではなく、各主管する仕事とそれらを連絡調整するために総理大臣から特命を帯びて連絡調整をやる、さらにこれを推進するという役、あるいはおくれている場合に勧告するというその職務権限も与えられておるわけですか。
○中村喜四郎君 そうですか。そこで、特命を帯びている立場の建設大臣、推進本部長としての建設大臣に、いまの学園都市の用地買収の実態とか、あるいは建設状況等については大体おわかりでございましょうか。
○中村喜四郎君 そこで、いまのように用地買収が相当進んでいる。これは、単純買収のところと、区画整理のところと、それぞれあるでしょうが、単純買収地帯の四百六十二万坪は、すでに、九九・三%、ほとんど一〇〇%近い用地買収が完了しておって、なおかつ政府が前期、後期に分かれて五十二年までに...全文を見る
○中村喜四郎君 おくれた原因者は政府である。土地の提供者は、国の仕事に協力するために、先ほど申しましたように九九・三%の買収に応じておりながら、どの機関も移転がおくれておる。そのことのために地元からは非常な苦情が出ておることも、大臣、これは御存じでございましょう。
○中村喜四郎君 そこで、なぜ苦情が出るかというと、政府は頭脳センターをつくるんだ、研究学園都市をつくるんだ、したがって、農民の皆さん、土地は放しにくいだろうけれども、政府にぜひ御協力いただきたいというそのことのために、県や市町村当局も最大の努力を払いつつ九九・三%になったわけです...全文を見る
○中村喜四郎君 よく大臣の本意はわかるのです。熱意はわかるのです。いまのように、建設省においては、後期に移転するような計画のものも積極的に前期に移転しようという、こういう積極的な態度、あるいは、公共道路を早くつくって環境整備をしようという姿勢はわかるのですが、私がお尋ねしているの...全文を見る
○中村喜四郎君 そこで、地元の人たちが納得し得ることは金の問題でないということを私はあえて申し上げましたが、一番の問題点は、政府が具体的に移る姿勢、すなわち、科学技術庁なら科学技術庁、農林省なら農林省と年次計画を立てて、こういう計画で移るんだと、こういう姿勢が打ち出されない限り、...全文を見る
○中村喜四郎君 私は、大臣にこの質問をする前に、各省に対して、移転する機関に対して、年次計画はどうかと、その予算のワクはどうかというのは全部文書による質問をいたしました。これに対する回答をいただいたのでありますが、いずれも明確なる年次計画というものは私どもに出していただけなかった...全文を見る
○中村喜四郎君 その常磐自動車道の問題ですが、整備計画をすみやかにということばが出ていますが、今度の審議会あたりにはかけられるまで準備が整っておるかどうか、お聞きしたい。
○中村喜四郎君 常磐自動車道の第一期工事の埼玉の三郷から石岡までの五十五キロのこの整備計画が、実質的に工事に着工して現実に仕上がるまでの期間は、大体どのくらいの期間に想定できますか。
○中村喜四郎君 用地の問題ですが、そういう場合には、学園都市の用地提供の過去の例等を考えて、やはり地元の協力を求めるために、常磐自動車道が早く整備計画を立てると同時に、その用地調査、用地買収に三年、四年もかからせないために、計画が成り立ったらば、たとえば茨城県やその他に用地の先買...全文を見る
○中村喜四郎君 同じ茨城側におきましても、この自動車道とすれば、道路の用地買収価格というのは流山やその他と関連して坪単価買収価格というものが織り出され、しかも、学園都市の中を貫通する場合、用地買収の価格というのは、今日の時点で買う場合には、相当開きが出てくる。開きが出てきて、しか...全文を見る
○中村喜四郎君 さらに、常磐自動車道との関連事項において、学園都市内を八団地に分かれる団地をつなぐところのもろもろの道路の問題でございますが、この道路の問題を具体的にすみやかに進めるためには、住宅公団等々をして思い切って先に仕事をやらせる方法をとったらいかがでしょうか。科学技術庁...全文を見る
○中村喜四郎君 道路の問題に関連して、なおかつ上下水道、下水の関係の問題ですが、建設大臣の御骨折りで公務員住宅百十戸、二億九千万の住宅提供をし、科学技術庁の現在の無機材質研究所やその他の機関が今年中に移動できるようになる、そこへ住宅が片方はできると考えていくと、下水設備も全然ない...全文を見る
○中村喜四郎君 そこで、上水道の問題については、建設省にお聞きしてもこれは無理だと思うのです。私は厚生省に対しまして年次計画を要請いたしました。ところが、その厚生省の年次計画の上水道の文書回答をいただいておるわけですが、昭和五十四年度を目標として、最初の半分六万人の人口まで給水す...全文を見る
○中村喜四郎君 そこで、大臣が閣議等にはかってこれを推進するための一つの手段としては、各省でなぜ移転することがなかなか計画が立たないのかということの一つの原因としては、予算の問題が常に横たわっておるわけでございます。その予算でございますが、まず、学園都市が完成するためには、概略の...全文を見る
○中村喜四郎君 そうしますと、大体概算三千五百億から四千億程度かかる。昭和五十二年までというから、あと八年程度と考えていくと、年間の支出額というものはずいぶん膨大に、年においては五百億、七百億ということになろうかと思いますが、そういうふうな財源措置あるいは年次計画、こういうことに...全文を見る
○中村喜四郎君 非常に積極的な発言、お答えでありがとうございます。  それで問題は、いまのように、概算三千五百億から四千億という予算から考えて、それの年次計画を立てていかないところに政府のやるという姿勢が、これは、どうしてもそこに五百七十万坪の用地買収に呼応しながら移転の閣議決...全文を見る
○中村喜四郎君 わかりました。ぜひそういうふうにひとつ極力全体の計画の中で、どう持っていくかを進めていただきたいと思います。  そこでもう一つ、いまの首都圏の事務局長の御説明で関連公共事業が約五百億という、この五百億という関連公共事業をやる場合には、地元の負担というものは相当ば...全文を見る
○中村喜四郎君 そういうことを含めた進め方の際に、私は、地元負担の軽減措置を法律的に特例措置を講ずるということもなかなかこれは至難なこともよくわかりますから、各地の開発の問題と関連しまして、そこで、私が先ほど申しましたように、成田の場合においては三百万坪に対して特例措置をしたり何...全文を見る
○中村喜四郎君 首都圏事務局長にちょっとお伺いしたいのですが、八十九億で用地を買収をしたというけれども、これが今日までのように三年も五年もたっていった場合に、この住宅公団が買ったこの金額に対する利子は当然ついていくと思うのですが、どのくらいになっていきますか。
○中村喜四郎君 よく私どもが大蔵省あるいは各省のあれをいたしますと、用地買収費がこれだけかかったのだという。それは住宅公団等で用地を買っておって利子がどんどん重なっておる。片一方では上物は乗せられない。受け取った土地提供者はそんな国が考えているような金で受け取っていない。土地は早...全文を見る
○中村喜四郎君 ちょっと関連で。大臣、いま柳田さんの質問の中で非常に暗示を与えてもらったんですが、私も外国のニュータウン構成の財源をどうするか、民間資金をどう投入するかという問題の見聞をしてまいりましたが、スエーデンではこういうことをやっておるわけです。会社法人ですね。法人の税の...全文を見る
04月16日第63回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○中村喜四郎君 私は、文教政策問題、さらにいま重大な関頭に立っておる筑波研究学園都市の問題、さらに海洋開発の問題、この三点につきまして総理及び関係大臣にお尋ねしたいと存じます。  最初に、文教政策につきまして文部大臣にお尋ねいたします。大学立法後の状況と今後の学校制度の改革につ...全文を見る
○中村喜四郎君 大臣は、みずから選挙戦中あるいは選挙前においても全国を遊説して回って、はだで教育改革に対する、大学紛争に対する国民の声をみずから感じ取って、それでやらなくちゃならない、これから改革をしなくちゃならない、そういうことをひしひしと感じたものと思います。また、選挙の結果...全文を見る
○中村喜四郎君 いまの大学の紛争の可能性、起きるであろう可能性というのを考えてまいるときに、よく大臣が言われるように、大学が持つ内部の矛盾、閉鎖性、あるいは自己改革のできなさ、こういうところに問題を学生は読み取っておるわけでございます。したがって、中教審の答申を待つまでもなく、行...全文を見る
○中村喜四郎君 いま東大の問題が出ましたけれども、東大が、現行の国の大学行政、財政を批判して、新しい管理形態として、文部省から独立した大学委員会を提唱しておるわけでございますが、その他の案も出ておるわけでございます。私は、先ほど大臣も同感のように、自己改革のできない体質こそが大学...全文を見る
○中村喜四郎君 大臣の趣旨がよくわかりました。私ども東大の改革案そのものの中には認めるべき性質のものもありますが、すなわち、それでもなおかつ、東大自体の改革委員会、大学委員会というこういう制度は、管理制度が確立されない限り、これは問題にするに足らないものと考えるわけでございます。...全文を見る
○中村喜四郎君 文部省の調査によりますと、国立大学だけで十二億九千二百万の損害を出している。東大だけで四億六千四百万円、北海道大学が一億七千一百万円、京都大学が一億一千四百万円、こういうような損害を与えておるわけでございます。いま五十二校が損失補償のために訴訟を告発していると言う...全文を見る
○中村喜四郎君 私どもが調べた限りにおきましては、たとえば東大が本富士署に告発した問題も、今日まだ全然手を触れられておらない。解決のめどがついてない。また、東大当局が拠出した金も、また帳簿台帳その他には載ってないように私どもは承わっておるわけですが、その出すという気持ち、あるいは...全文を見る
○中村喜四郎君 いま大臣は、三百四十五名処分したと、こういう御報告でございますが、私立大学で千二百名の起訴者の中で処分された者は、一カ月以上の処分者が二百六十七名、公立では起訴者のほとんど全員が処分されています。ところが、東京大学、京都大学、北海道大学、九州大学、広島大学のような...全文を見る
○中村喜四郎君 先ほどの東大の起訴学生が百四十八名、これは全員処分されておりません。これは御承知のように、学生と取りかわされた確認書に原因していることは大臣も御存じのとおりであります。今度のように「よど号」の乗っ取り事件の中にも東大生が御承知のようにおるわけでございます。あるいは...全文を見る
○中村喜四郎君 東大当局はおそらく確認書の線に沿ってこの問題を具体的に解決することはなかなか困難だろうと思いますが、しかるべき大臣としてのきびしい判断をお願いいたします。  さらに、私は学生処分に付随いたしまして、東大が病院をつくった、六億八千万の国の金をかけてつくった、おとと...全文を見る
○中村喜四郎君 なるほど入学試験は落ちついた。そうではありますけれども、いまの学生処分の問題にしましても、あるいは東大の入学式ができずによその民間施設できのうやった。その入学式の状況を見ておりましても、新聞報道によると、総長はもちろん来ません。学生だけが集まってやった。そのあいさ...全文を見る
○中村喜四郎君 大学の問題からさらに私は高等学校、中小学校等々の問題、これは中教審の答申を待たなくても、文部当局の考え、政府の考え方で十分道が開けることと考えるわけでございますけれども、たとえば、現職教育の充実の問題あるいは教育者の養成機関の充実の問題、待遇改善の問題、管理制度の...全文を見る
○中村喜四郎君 私は、大学紛争やいま述べた東大の現実、あるいは「よど」号の事件、もろもろのあのあばれ回る学生、こういう姿を見るときに、私は、学問というものは決して学問やあるいは知識だけじゃないのだ、もっと人間的なものがほしいものだ。武蔵の五輪書の中に、「剣術一篇の理にては剣術も知...全文を見る
○中村喜四郎君 私がお尋ねいたしましたのは、予定どおり五十二年までにできるかどうかということを具体的にお尋ねしているわけでございます。と申しますのは、私は、各省に——科学技術庁、通産省、農林省、それぞれの移転機関に対しまして、移転の年次計画、具体的な調査計画、予算はどうなるか——...全文を見る
○中村喜四郎君 いま、大臣みずからも、推進本部長である大臣みずからも、事実だと、答弁は事実だと、こう申されましたが、私もこの答弁を見て非常にあ然としたわけでございます。で、いまの大臣の御答弁を見ましても、五十二年までに完成するためには相当の予算が要るわけです。きのう、完成までには...全文を見る
○中村喜四郎君 おくれるであろう、そのことは許されないと思います。あるいは、変更はなかなか許されないと思います。と申しますのは、目的を持って用地買収し、しかも強制収用をしてやったわけなんです。目的外に変更することはなかなか許されないと思います。また地元感情としても、成田との関係か...全文を見る
○中村喜四郎君 いま、総理が、予算を重点的に施行して、具体的にしたい、それで私は一応納得するわけでございますが、重点的に予算をするために、私は、各年次の予算要求の場合に、ワク外予算としてこれをやるような重点策はできませんか。
○中村喜四郎君 そうです。
○中村喜四郎君 大蔵大臣はそうおっしゃいますけれども、現在までの各省の予算折衝の過程におきましては、やはり二五%なら二五%というワクに縛られているということ、まず現実の問題。もう一つは、大蔵省からいえば、まだ用地が取得されないという、あるいは移転計画ができてないからと、こういう理...全文を見る
○中村喜四郎君 総理、大蔵大臣から計画が立てば積極的にやると、それでよろしいと思いますが、私はその前に各省がもう少し具体的な計画をすみやかに立てるような方策をとることをまず望みたい。大臣がどうおっしゃっても、役人の人たちはこれに応じない。たとえば農林省の場合十三機関移転する。どの...全文を見る
○中村喜四郎君 非常に前向きな答弁でありがとうございます。しかし、私はなおそのような考え方に立ちましても、推進体制の強化という問題を考えていかなくちゃならぬと思います。いまの首都圏整備委員会の中では、ここには権限がないです。法律的な根拠もないです。したがって、もし政府がそういう決...全文を見る
○中村喜四郎君 この四千億に近いもの、しかも十カ年間に完成する、そういうためには推進本部長に、特別立法しないとすれば、総理ひとつ重大な権限を与えて推進体制を整えてもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。
○中村喜四郎君 大蔵大臣に伺いたい。この学園都市建設の過程の中で、財政負担能力の非常に低い六カ町村に対しましては、何らかの財政上の特別措置をとらなければならぬと思いますが、たとえば成田のような場合の財政措置、あるいは周辺界域のために特別の財政支出をしたと、こういうふうな措置をしな...全文を見る
○中村喜四郎君 その建てかえ方式で完全にまかなわれましょうか。首都圏の地帯の問題は、これはわかりますけれども、これは全地域に適用される問題であって、学園都市そのものに対する建てかえ方式そのものだけでこれは完全に行なわれるでしょうか。
○中村喜四郎君 道路の地元負担、あるいは周辺の営農対策、田園都市対策、これらの問題に対しても当然これは学園都市が学園都市らしくするためには、学者の町だけではなく、そこに住める町としなければなりません。そういう点からする周辺の都市開発等についてはどのような考え方を持っておられますか...全文を見る
○中村喜四郎君 学園都市につきましては以上で終わらせていただきますが、私は総理に、特に先ほどのような地元の問題、あるいは土地提供者の感情、あるいは政治的な感覚、これらの問題からしまして、さらにはこれは日本の頭脳センターの建設という立場、新しい過密対策の、あるいはニュータウンという...全文を見る
○中村喜四郎君 その石油で、海外から輸入する石油とそれから内地でできる石油、さらには日本が開発した海外開発石油の率はどのくらいですか。
○中村喜四郎君 その油の貯油状況は、ストック状況はどのくらいになるか。
○中村喜四郎君 いま五十年の石油の必要量というのは三億トン。三億トンといってもドラムカンにして十五億本、日本でできる石油が八十万トンというと、これは一日の消費量というのは大体日本中で四十五万トン、そうしますと国内石油というのは二日分もないということになりますか。
○中村喜四郎君 国産石油が幾ら掘っても現在二日分ぐらい、ストックがいま五十何日分、私どもが通産省でこまかに調べた量では、いまで三十六日分ぐらいしか貯油量がどうにもならない、こういう現実で、八十万トンの国内石油の開発にさらに大陸だなの石油開発というもの、日本の周辺の大陸だなの開発に...全文を見る
○中村喜四郎君 どんなふうにいま進めていますか、それは。今度の予算上から見て。
○中村喜四郎君 貯油の施設、油をストックする施設の状況はどうなっていますか。
○中村喜四郎君 貯油が三十六日分ぐらい、そしてそのタンクの面積がいまの説明だと約四百五十万坪ぐらいになる。そうすると後楽園の約四百五十倍の面積、今後一三%から一〇%ずっと年率伸びた場合には、昭和六十年度ごろにストック施設、貯油施設というのは非常に狭隘になり、しかも防災、防火上も非...全文を見る
○中村喜四郎君 私は非常にこの問題重大だと思うのです。現在三十六日分、しかも面積にいたしましても膨大な面積である。これが一時ストップしてしまったならば産業上も、あるいは国防上からいってもどうにもならない事態になる。したがって貯油施設というものは十分今後政府においても検討を加えまし...全文を見る
○中村喜四郎君 農林大臣に、海洋生産物の資源開発の問題で、現在の漁獲量はどのくらいになっていますか。
○中村喜四郎君 新漁場開発のほかに、海中牧場等の問題についてはどの程度研究を進められているかお尋ねしたいと思います。
○中村喜四郎君 大陸だな関係の中で、海中牧場、いわば大陸だなの五%程度を開発すれば、いわゆる現在の漁獲量と同じ程度にとり得るような道もあるということも学者は言っておりますが、今後この問題については十分ひとつ御検討をいただきたいと思いますが、さらに私は、この海洋開発の水産物の増産の...全文を見る
○中村喜四郎君 この鉱物資源あるいは海洋資源とはいつでも競合しなくちゃならない課題をかかえて、それは業者によっては統合はできないわけです。調和はできないわけですから、したがって政府機関においてこれらの調整について前もってひとつ十分御考慮いただきたいと思います。  さらに私は科学...全文を見る
○中村喜四郎君 いま西田大臣が資源開発だけでなく技術開発が大事なんだと、私もそう思います。  そこで私は文部大臣にお尋ねしたいのでございますが、こういう基礎技術、基礎科学、これらのものを文部省としても十分海洋開発に即応してやっていかなければならないと考えるわけでございますが、学...全文を見る
○中村喜四郎君 いま大臣は突然でございますから——。私は学校教材ずっと調べてみますと、海に関する教材、海洋に関する教材というのはほとんど小・中・高校とも取り上げておられぬ。わずかに社会科の中で一部取り上げられているわけでございますが、日本人の考え方として陸地の果てが生活圏の終わり...全文を見る
○中村喜四郎君 総理にお尋ねいたしたいと思うのですが、海洋開発の重要性については、総理みずからもジョンソン大統領と一九六七年にお会いしたときには、海洋開発の共同研究まで進められるような打ち合わせをされておる。あるいは当時の鍋島科学技術庁長官が西独に、韓国に海洋開発についてのいろい...全文を見る
○中村喜四郎君 アメリカでもあるいはソ連でも、海洋開発を正視しているのは、これは軍事的要請も当然あるからだと思いますが、私どもは、たとえば造船とか、あるいは光学とか繊維とか電気とかあるいは写真機とか、こういうふうなものは世界的なレベルに達している、このレベルを、こういう技術を活用...全文を見る
05月12日第63回国会 参議院 建設委員会 第18号
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○中村喜四郎君 参考人にお伺いしたいのですけれども、六千人の反対同盟の事務局長として、この筑波学園都市の団地をごらんになっておりますか、まずお伺いしたい。
○中村喜四郎君 そうすると、工業技術院が移るであろうことを予想される佐倉村関係の百八十ヘクタールの団地計画は、あなたはごらんになっておりますか。
○中村喜四郎君 この法案の趣旨が、用地買収ができて各官庁等のいろいろのもろもろの条件を満たすために主務官庁をどこにするのか、建設主体の主務官庁をどこにするのか、あるいは財政的な助成、裏づけ法はどうするのかというような、こういう問題、あるいはまた国会が、これに対する各省の意見等を、...全文を見る
○中村喜四郎君 たとえば工業技術院の場合には、試験研究機関相互の連絡をどうするか、試験研究のレベルをダウンさせてはいけないから、それに対するどういう処置をするかという、こういう問題等々が、あなたの機関を通じて、工業技術院等を通じて国会にも報告されている。あるいは予算委員会にもそう...全文を見る
○中村喜四郎君 じゃ、終わります。
○中村喜四郎君 時間がおそいですし、私は五分間程度で、ただいままでの質問の過程の中で私の感じたことを申し述べながら大臣の決意を聞きたいと思うんです。私は先ほどからの各委員の質問に対する政府の答弁を見て、まことに自信のない答弁であり、私は無責任のような感じを深くするわけです。と申し...全文を見る
○中村喜四郎君 終わりました。
11月12日第63回国会 参議院 文教委員会 閉会後第5号
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○中村喜四郎君 関連で川島局長にお尋ねしたいのですが、ただいま多田議員がお話しの件、地元の土地提供者は国を信頼して、犠牲を払って用地を提供した。にもかかわらず、移転機関が遅々として進まざる状況について、地元では政府に対しても政治に対しても信頼感を失いつつあるから、すみやかに具体的...全文を見る
○中村喜四郎君 もう一つ。そうすると、もう一度お尋ねしたいんでありますが、いま関係各省の関係の次官あるいは局長会議等で移転に対する具体的なスケジュールあるいは出られるか出られないか、セレクトをするかしないかと、こういう問題の閣僚の会議は行なわれたかどうか、閣僚の会議までいっている...全文を見る
○中村喜四郎君 セレクトするという意味はなかなか出ることについて困難な問題もあるので、しかも地元の要望、土地提供者のそういう要請に応じて五十二年度までにできるだけ完工するというその目標のもとにセレクトされたのだと思います。したがってそのセレクトがされて大体の具体的なスケジュールが...全文を見る