中村喜四郎

なかむらきしろう

比例代表(北関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数15回

中村喜四郎の1971年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第65回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○中村喜四郎君 私は首都圏整備の諸問題、特に北関東開発の諸問題について関係大臣にお尋ねいたします。  御承知のように南関東地域への人口、産業の過度集中によって、土地利用の混乱、地価の異常な高騰、都市災害の危険度の増大、交通渋帯と事故の多発、大気汚染、水質汚濁、産業廃棄物の堆積等...全文を見る
○中村喜四郎君 すばらしいアイデアだと思います。それを実行に移さなければならない時期だと思います。いま南関東の都市に人口が集中するということ、まさにそうだと思うんです。私の調べたところでは、神奈川県は五年間で百万の人口がふえておる、一年二十万。千葉県が十六万、埼玉県が一年間に十八...全文を見る
○中村喜四郎君 この北関東は、いまの道路の問題、じゃ事務局のほうから、北関東横断道路と常磐自動車道、この問題についてちょっと説明していただきたいと思います。
○中村喜四郎君 先ほど根本大臣のお話の中で、土地用地取得のための新しいアイデア、これは私はすばらしいアイデアだ、そうなければなかなか用地確保ができないと思います。現在通産省が要請しているのは七千五百万坪の用地を求めておるけれども、現実にこれを求めることはなかなか困難だ、そのような...全文を見る
○中村喜四郎君 東京から学園都市を通って勿来までのいわゆる常磐自動車道のコースの問題について一応考えられるわけですけれども、いまの北関東横断道路については、高崎、、前橋、そして宇都宮、そして太平洋に門戸を求める、先ほど申しましたように、東京湾が満ぱいになっている現実の中から、新し...全文を見る
○中村喜四郎君 川島局長に、先ほどの北関東横断道路の問題は調査すると、調査費用の問題は経企庁に繰り込まれた調整費の中からこれをやって調査する、こういうふうに理解していいですかな。
○中村喜四郎君 港の問題が出ましたので、関連して橋本運輸大臣にお尋ねいたします。  先ほど建設大臣がお話しのように、海上も陸上も物資の輸送能力においてすでにパンク寸前になっている。特に東京港湾の問題が満ぱいになっているという状況ですが、これらの状況について少し詳しくひとつどのよ...全文を見る
○中村喜四郎君 大臣の構想よくわかりましたが、いまの大臣の説明で、東京湾港の将来の、六十年代の貨物輸送量というものが、大体十二億トンというふうに想定されると、十二億トンというと、一トンドラムかん五本、こう数えると、ドラムかんにして六十億本、これを二十本ずつ一台のトラックに乗せたと...全文を見る
○中村喜四郎君 運輸大臣の説明よくわかりました。長い将来を見てやっていくんだ、横浜港に匹敵する港をつくっていくんだと。それには道路を結びつけなくちゃならぬという、その構想を、私は政府部内の将来統一した意思として具体的に実現することをまず望みたいのですが、運輸大臣は所用があるそうで...全文を見る
○中村喜四郎君 大臣が、権限はないがと言うが、従来ともすれば学園都市関係の問題、どこに権限があるかという問題があったから、法律がつくられて、建設法がつくられ、そうして主務大臣は建設大臣だと。そこで大臣には勧告の権限等々もこれはあるはずと思います。  そこで問題は、いまの川島局長...全文を見る
○中村喜四郎君 この学園都市が御承知のように成田と比較しまして、成田と距離も東京から同じ、地価の価格も同じ、買収価格は成田が約四倍、面積にして筑波が三倍五百八十万坪、しかも何のわだかまりもなく五百八十六万坪という用地が地元の協力を得て買収完了、九九・三%というこういう実績、しかも...全文を見る
○中村喜四郎君 いまの大臣のよくわかりました。私はこの筑波と成田と比較した場合に、成田が四千何百円、筑波が千二百円、三分の一、四分の一の価格、しかも騒ぎなくおさまったというのは、権限、権力でなく、納得いかせたということが一番大きな原因であったと思う。したがってこの移転機関のスケジ...全文を見る
○中村喜四郎君 その企画庁長官の言う中心的な機能の集中ということ、これは私は日本のこの終戦後にずっと財政、経済等が伸びた大きな原動力だったと思うのです。ただ、しかしそのことが多くなり過ぎたために問題が起きたわけです。そこで、工場を分散させるにはどうするんだ、たとえば東京、京浜、京...全文を見る
○中村喜四郎君 私の質問は、あるいは通産大臣の御説明をいただく分野かもしれません、ただいまの工場分散の方策等々についてという経企庁長官の。それじゃあらためてひとつ通産大臣にお尋ねしたいと思うのですが、こういうふうに工場規制をしなければならない現実、さらに工場を分散させなくちゃなら...全文を見る
○中村喜四郎君 確かに自然の流れに従ってという通産大臣の考え方よくわかるのですけれども、私どもモスクワあるいは北京あるいはパリ等の都市人口の抑制状況を見て、ああいうふうな形で力、法律で抑制する行き方というのは、これは不自然であるという考え方はわかりますが、ただ問題は、私はこのまま...全文を見る
○中村喜四郎君 通産大臣もう少しお尋ねしたいんですけれども、将来、日本の経済、工業の伸び、そして京葉、京浜工業地帯のこの現実からしまして、工業用地はどの程度必要と、こう考えられますか、通産大臣。
○中村喜四郎君 重化学工業の地帯の問題でなく、いまの考え方とすれば、京葉工業地帯の皆さん方が北関東とかその他に移りたい、いわゆる内陸型工業の用地取得のために苦労しておるわけです。どのくらいの面積、大体のこと、これはわかりますか。もしわからなかったらけっこうですが、問題は、私どもの...全文を見る
○中村喜四郎君 経済企画庁長官、それから通産大臣、所用あるそうですからどうぞ、けっこうですから。  その次に中曽根防衛庁長官にお尋ねいたします。  先般、アメリカに交渉に行かれた結果、水戸対地射爆場の問題、演習中止になって、十五年にわたる県民の射爆場返還への熱願は一部果たされ...全文を見る
○中村喜四郎君 爆撃演習を停止する、こういう結果、私ども政治的な感覚、さらには地元の方々とすれば、この三百五十万坪に及ぶ射爆場が、いわば作業要員も全部解雇になり、さらに米軍も引き揚げてそのままになって、いわば無人地帯になっている。こういう現実の中で、射爆停止後、少なくとも半年か一...全文を見る
○中村喜四郎君 私のお尋ねしたいのは、さらにもう少し突っ込んでお尋ねしたいわけでございますけれども、三百五十万坪に及ぶこの射爆場、この場所がわずかの人員で管理されている、有刺鉄線で囲まれている、立ち入り禁止になっている。その中にもし事故等が起きた場合には、これは日本側としても中に...全文を見る
○中村喜四郎君 それでは、返還交渉を続けている——具体的にひとつ至急やってもらいたいと思うんですが、返還された場合に、このあと地は、私は、国家的な公共事業のために活用されるものと考えるわけです。かつての土地提供者あるいは地元市町村、さらには群馬、栃木、茨城の三県知事等、国土開発の...全文を見る
○中村喜四郎君 習志野のほうが手狭になったから——私は、やはり同じようなことが生まれてくるんではなかろうか。かりにこの射爆場のところにそういうようになっても、現実にはまわりがなってくれば同じような結果が出てくる。茨城県の場合、御承知のように、自衛隊の施設として勝田の施設、古河の施...全文を見る
○中村喜四郎君 ぜひひとつそういう立場から大局的な立場、しかも私はあそこを拒否するというんではないんです。現実問題をじっくりと考えて、射爆場のようなああいうものは、臨海の原野の中にあるものはもうほかにないです。山林地帯と違います。そういう点から十分ひとつ防衛庁長官としても、施設庁...全文を見る
○中村喜四郎君 そうすると、大蔵大臣にお尋ねしたいんですが、三百五十万坪の射爆場が返還された場合は、これは大蔵省の所管のいわゆる普通財産になってまいりますですね。
○中村喜四郎君 あらためてお尋ねしたい。そうすると管理責任というのは、移管返還された場合には、大筋は大蔵大臣にあると、こういうわけですね。
○中村喜四郎君 こういう返る場合のこと、返った曉のあと地利用という高度利用の面から申しますと、大蔵大臣としても、これは射爆場の全面返還というものをひとつ急速に具体的にする必要があると思うんですが、いかがでしょうか。これはひとつぜひ政府部内の意向として。
○中村喜四郎君 大体防衛関係の問題、これ以上申し上げることなしに次の問題に移りたいと思います。  大蔵大臣に、学園都市の財政負担の軽減措置の問題についてお尋ねしたいわけですが、この前の六十三国会の際に、大蔵大臣は私の質問に対しまして、地元の六カ町村は財政負担能力はきわめて低いと...全文を見る
○中村喜四郎君 新産都市やその他の特例かさ上げ措置、これはよく私どもわかっておるわけですが、それであっても現実には無理だと、あすこに公共事業というものは約五百億、そして地元のあの貧弱な町村としても約三十億から五十億は持たなくちゃならぬ。財政規模から言うと、あの六カ町村では、昨年あ...全文を見る
○中村喜四郎君 財政能力がそういう低い中でいま苦しんでいるわけですが、起債その他の特別交付税の問題で十分めんどうを見るというわけですが、ひとつ大蔵大臣のほうから、自治省のそれぞれの担当の人にもぜひひとついまの大蔵大臣の考え方をよくわかるように、また、地元の人も納得して不平不満が起...全文を見る
07月24日第66回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○理事(中村喜四郎君) ただいま米田委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行ないます。それでは、これより委員長辞任の件についておはかりいたします。先ほど申し上げましたように、米田君から委員長辞任願いが提出されております。これを許可することに御異議ご...全文を見る
○理事(中村喜四郎君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。米田前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。
○理事(中村喜四郎君) これより委員長の補欠選任を行ないます。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○理事(中村喜四郎君) ただいまの松井君の動議に御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(中村喜四郎君) 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に長谷川仁君を指名いたします。(拍手)   〔長谷川仁君委員長席に着く〕
11月16日第67回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○中村喜四郎君 ちょっといまのに関連しまして。  群馬、栃木、茨城、五〇号線と同じように、将来さらにこれに大きな複合的な意味を持って高崎、前橋、それから宇都宮、水戸、日立、いわゆる百万都市と称されるこの巨大な都市を結ぶ北関東横断道路の問題、高崎、前橋から東太平洋に通ずる北関東横...全文を見る
○中村喜四郎君 いまの次官の御説明よくわかるんですが、高崎、前橋と宇都宮、さらに水戸、日立、この五つの百万都市を結ぶための北関東横断道路、したがってその終着駅というのは、北部のどこに置くかということになると、東太平洋に通ずる射爆場地帯に結ぶつくことが合理的であるという判断のもとに...全文を見る