中村裕之

なかむらひろゆき

小選挙区(北海道第四区)選出
自由民主党
当選回数4回

中村裕之の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第183回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○中村(裕)委員 自民党の中村裕之でございます。  昨年の総選挙で初当選をさせていただきました。選挙区は北海道四区ということで、札幌市、小樽市、そして十九の町村の郡部から成る選挙区でありますが、その十九の町村部で二〇〇三年から北海道議会議員を務めてまいりました。  この間、小...全文を見る
○中村(裕)委員 ありがとうございます。  新藤大臣は、大臣所信で、総務省の五つのミッションの第一に「元気をつくる」ということを掲げられまして、地域の元気を創造する取り組みが不可欠であるというふうにおっしゃいました。  一方で、国家公務員と同様の給与削減を地方に要請することと...全文を見る
○中村(裕)委員 ただいま、地域の元気づくり事業が、過去の行革努力を反映する形で、一生懸命やったところが報われるような形をとったという答弁でありました。  北海道の例でいきますと、北海道庁ですけれども、給与削減分の影響額がマイナス二百四十億円、そして、今答弁にあった地域の元気づ...全文を見る
○中村(裕)委員 扶助費の増加が顕著であるという状況だということであります。  私は、愛煙家ですので一生懸命たばこ税を納税しておりますけれども、地方交付税の財源である国税五税、すなわち法人税、所得税、消費税、たばこ税、酒税の税収総額が落ち込んでいるのではないかということも危惧を...全文を見る
○中村(裕)委員 地方の扶助費、義務的経費は膨らんでいる。そしてまた、国税五税の交付税分は、変動はあるものの、やはり税収としては落ち込んでいく状況にあるわけであります。  これからアベノミクスで税収回復も確かに期待できるかもしれませんけれども、今の質疑でいきますと、地方交付税の...全文を見る
○中村(裕)委員 今大臣の答弁にございましたとおり、地方の歳出の削減の努力や歳入をふやしていく努力、こうした努力、また、国と一体となってそうしたことを進めていくことが必要だというのは私も理解できます。  水、食料、エネルギー、環境、全てこれは地方にこそある資源でありますから、そ...全文を見る
○中村(裕)委員 ぜひそうした努力を続けていただきたいというふうに思います。  次に、除雪費に係る特別交付税等について伺ってまいります。  この冬は北海道でも記録的な大雪に見舞われた地域も多数ありまして、総務省は二月十八日に前倒しで特別交付税を交付したと承知をしております。異...全文を見る
○中村(裕)委員 北海道の自治体の中には、除雪費の負担が大きいためにそれを節減するという考えで、道路の除雪や排雪を辛抱しちゃうというところがあるんですね。道路脇で大きな雪の山になったころに大雪が来ると、雪の持っていき場所がなくなる関係から、中には路線バスが何日間も通行できないとい...全文を見る
○中村(裕)委員 ただいま大臣、副大臣から丁重なお見舞い、お悔やみの言葉もいただきましたし、しっかり見るから心配しないでくれという力強いメッセージもいただきました。ありがとうございます。  そこで、国土交通省にも一点お願いがございます。  北国の道路は、雪寒道路に指定をされま...全文を見る
○中村(裕)委員 大変前向きな答弁をいただきました。大いに期待をさせていただきます。  次に、デジタル防災行政無線の整備についてであります。  東日本大震災の発生を受けて、防災、減災の見地から、デジタル防災行政無線の整備は急務であると考えます。全国の市町村の整備状況はどのよう...全文を見る
○中村(裕)委員 要するに、地方負担を少なくしてきているということだというふうに受けとめますけれども、そうした対応は必要なことだというふうに思います。  今国会には、津波を伴う地震発生などの際に住民への周知を地方自治体に義務づけることを内容とする気象業務法の一部を改正する法律案...全文を見る
○中村(裕)委員 緊急防災・減災事業債の活用をしていただきたいということでありますけれども、以前に、大臣御承知のとおり、前政権の折にもこの議論はされておりまして、前政権時代の総務大臣は前向きに検討していただくという答弁をされております。それ以降、政権交代がされて、減災、防災を訴え...全文を見る
04月05日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○中村(裕)委員 おはようございます。自由民主党の中村裕之でございます。  インターネット選挙を解禁する公職選挙法の一部を改正する法律案について、以下伺ってまいります。  初めに、基本的な確認でありますけれども、本法案の成立により、どのような効果を期待しているのか、両案提出者...全文を見る
○中村(裕)委員 有権者が必要な情報をリアルタイムに発信し、民主主義が高まる、そして、若い有権者の関心が高まって積極的な参加が得られるというようなことでございますが、例えば二十代の有権者の投票率については、現状どのような状況で、この法案の成立によってどの程度上がると期待できると考...全文を見る
○中村(裕)委員 投票率は別として、関心は確実に高まるだろうというふうに私も思います。  両案を比べますと、電子メールの取り扱いが大きく違うわけでありまして、自、公、維新案は政党と候補者に限定しているのに対して、民主、みんな案では一般有権者にも電子メールの利用を解禁することとし...全文を見る
○中村(裕)委員 現時点では、参考人聴取の前とそれぞれ同じ見解ということで理解をいたします。  自、公、維新案が成立しますと、インターネット選挙が解禁されたという印象を有権者が持つことから、一般有権者が選挙期間中に不用意に電子メールを送ってしまい、刑事罰を受ける危険性が高まるこ...全文を見る
○中村(裕)委員 自、公、維新案を見ますと、候補者や政党が送信する電子メールの送付先についてですけれども、強い制限がかけられております。これを見ると、メールマガジンの定期購読者というような、定期的に配信している方々に限定しているように私には読み取れるわけですけれども、そういう解釈...全文を見る
○中村(裕)委員 一方、民主、みんな案では、事前同意を要件としない規定となっているようでありますけれども、有権者の間には、なぜ候補者からのメールが送られてくるのかを疑問に感ずる方もいるのではないかというふうに感じております。民主、みんな案提案者の方に、その点についての所見を伺いた...全文を見る
○中村(裕)委員 では、電子メールについての最後の質問にしたいと思いますが、民主、みんな案であります。  第三者の電子メールを解禁するということになりますと、チェーンメールのような、いわゆるメールを受け取った第三者が友人などの第三者にまた同じメールを繰り返し送るようなことも想定...全文を見る
○中村(裕)委員 では、チェーンメールもある程度可能になるという理解でよろしいかと思います。  次に、バナー広告について伺いますけれども、まず初めに、政党等によるバナー広告についてであります。  総務省に伺いますけれども、政党等には法定選挙費用というのは制限はあるのでしょうか...全文を見る
○中村(裕)委員 法定選挙費用の制限はないということでありますけれども、この政党等には県連や小選挙区支部も含まれると考えてよろしいのか、総務省にお伺いしたいと思います。
○中村(裕)委員 それであれば、金持ち有利な選挙制度と指摘せざるを得ないというふうに私は思います。特に、民主、みんな案では候補者にも認めるとしておりますので、お金のかからない選挙という国民の要請に逆行するというふうに思いますけれども、その点も含めて、それぞれの提出者の所見を伺いた...全文を見る
○中村(裕)委員 次に、民主、みんなの提出者に伺いますけれども、選挙管理委員会のホームページからの情報提供についてという規定を設けているようであります。  かつて、我が国では、投票所における電子投票を実施した際に、サーバーがダウンしたことから、選挙が無効になった事例がございます...全文を見る
○中村(裕)委員 時間が参りましたので、質問を以上とさせていただきますけれども、その点、司法の判断もございますでしょうし、それと、やはり、選挙費用の問題ですけれども、さまざま費用がかさむ可能性があるというふうに思いますので、本来であれば、従来の文書図画の部分も含めて、費用の削減に...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○中村(裕)分科員 自由民主党の中村裕之でございます。  石原大臣にお出ましをいただいて質疑をさせていただくこと、大変光栄に存じます。  大臣、大臣の縁の深い小樽市も私の選挙区でございますので、お疲れとは思いますけれども、どうぞよろしくお願い申し上げます。  私の選挙区、北...全文を見る
○中村(裕)分科員 ゼニガタアザラシの漁業被害が相当大きなものになっているという認識を示されましたけれども、それでは、その対策をどのように考えていらっしゃるのか、お伺いいたします。
○中村(裕)分科員 答弁にあったように、ゼニガタアザラシは、現状、レッドリストの中で絶滅危惧種でありますから、捕獲が禁じられている。それを捕獲できるように、さまざま保護管理計画を立てていこうとしているわけでありますが、これよりずっと歴史が古く、トド対策にも国として取り組んできたわ...全文を見る
○中村(裕)分科員 では、平成六年から捕獲を始めているということでありますけれども、その対策の結果、被害額はどのように推移してきているのか、お伺いいたしたいと思います。
○中村(裕)分科員 トドも、平成六年からですから、約二十年近く捕獲の対策をしているわけですけれども、被害額が増加傾向にあるということは、ただいまの答弁でも明らかだというふうに思います。  トドが二十年近く対策を講じてきてなかなか成果が上がらないでいるところで、今度は環境省がトド...全文を見る
○中村(裕)分科員 それでは、水産庁の方にお伺いしますけれども、海獣による漁業被害の額と対策予算についてどのようになっているか、お尋ねします。
○中村(裕)分科員 エゾシカの被害が六十億円に対して予算額で十一億円、トド、オットセイ、アザラシで被害額が二十億を超えるわけですから、エゾシカの約三分の一になるわけですけれども、北海道に来ている対策費は一億円ということであれば、三分の一の被害に対して十分の一の予算しか来ていないと...全文を見る
○中村(裕)分科員 レッドリストの見直しで、トドが絶滅危惧でないところに見直されたということでありますけれども、絶滅危惧かそうでないかというラインというのは、頭数でいうとどのぐらいのラインになるんでしょうか。
○中村(裕)分科員 先ほど、トドが絶滅危惧種から外れたということでありますけれども、絶滅危惧種から外れたのであれば、今かけている捕獲数の制限を外してもいいのではないかというふうに考えるところでありますけれども、絶滅危惧種ではない野生動物の保護管理についてはどのように考えていらっし...全文を見る
○中村(裕)分科員 絶滅危惧種ではなくても無計画に捕獲をさせるわけにはいかないという答弁でありますけれども、今、エゾシカにしてもトドにしてもそうですけれども、ハンターが不足をしていて、非常にその捕獲に苦労しているという状況でありますし、トドについては、頭を撃たないと死なない、脂肪...全文を見る
○中村(裕)分科員 田中副大臣、ありがとうございます。  ただ、その総合的な保護管理計画を推進するという考えに対して、私は非常に疑問を持っておりまして、こういう絶滅危惧種などの希少生物と漁業者は共存共栄を求められているということなんですけれども、実態は、絶滅危惧種は今、漁師です...全文を見る
○中村(裕)分科員 石原大臣から、海を守っている漁師の人もしっかり守っていただきたいというお気持ちを聞くことができました。  大臣、アワビは、とったら密漁ですからね。(石原国務大臣「とっていません」と呼ぶ)とってはいないと思うんです。ありかがわかるというだけの話だと思いますけれ...全文を見る
○中村(裕)分科員 時間になりましたので、長い答弁の長い対応、どうもお疲れさまでございました。  ただ、やはり一つ申し上げておきたいのは、漁業者は非常に危機的状況にあるということ、そして、陸上にいて、捕獲を禁止されていないエゾシカでさえ個体数管理に失敗している状況の中で、水中に...全文を見る
○中村(裕)分科員 はい。  よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
05月29日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○中村(裕)委員 自民党の中村裕之でございます。  質疑の機会を与えていただいたことに心から感謝を申し上げます。  また、太田大臣におかれましては、技術的知見はもちろんでありますけれども、しっかりとした理念を持って、国土づくり、そして交通の確保に取り組んでおられることに心から...全文を見る
○中村(裕)委員 我が国の経済と国民生活に重大な海域であるという認識を伺ったわけでありますけれども、かつて我が国は、石油資源がないために、それを得るために、危機感からさきの大戦に突入をいたしましたし、また、石油の補給を途絶えさせられたことが敗戦の大きな要因になったというふうに私は...全文を見る
○中村(裕)委員 二百九十七件のうち七十五件と聞くと、意外に、もっと多いのかなというのが印象でしたけれども、ソマリア海賊というものの恐ろしさというのは人質をとるとかそういったところにあるんだというふうに思いますが、このソマリア海賊の実態をどのように把握していらっしゃるのか、お伺い...全文を見る
○中村(裕)委員 ソマリア海賊は、武装している、小銃やバズーカ砲のようなもので船を襲う、そしてまた人質をとるということでありますから、船員の皆様の恐ろしさというのははかり知れないんだろう。そういう中で、日本の経済、国民生活が成り立っているということを改めて感じるわけであります。 ...全文を見る
○中村(裕)委員 五十三件ということでありますけれども、日本籍船の導入を推進しているという考え方の中で、これは日本籍船を守ることは重要だということが述べられました。私も同意見でございます。  そこで、直接的被害だけではないんだろうというふうに私は感じています。海賊の多発によって...全文を見る
○中村(裕)委員 燃料代や自衛のための費用で、日本国内だけでも百四十億円とか五十億円、二百億円を上回ることになるんだろうというふうに思います。  こうした大変な間接的な影響も発生をしているところでありまして、海賊対策、二〇〇九年から海賊対処法が施行されて、自衛隊と海上保安庁が連...全文を見る
○中村(裕)委員 逮捕等には武器が使用できないとしても、海賊事案の発生を未然に防ぐという意味では、民間警備員の活用も非常に効果があるんだろうというふうに受けとめさせていただきます。  二〇〇九年から自衛隊と海上保安庁が連携して警備をしてきているというおかげで、日本船の実質の人質...全文を見る
○中村(裕)委員 スリランカ沖の公海で四名のチームが下船をするということでありますが、これが次の質問に大きくかかわるのでありますけれども、民間武装警備員は、小銃等の火器を所持し、日本船舶に乗り込んで警備をしますが、本会議での質疑の中で太田大臣は、武器が日本に持ち込まれることはない...全文を見る
○中村(裕)委員 よくわかりました。そうした心配は杞憂であるということであります。  海賊が多発をするという根本原因は、ソマリアが事実上無政府状態であることから、海上保安活動が適切に行われていないものによるものと考えるわけであります。海賊事案を一掃するためには、周辺諸国も含めて...全文を見る
○中村(裕)委員 充実をしてきているということでありますし、六月一日の横浜で開催されるTICAD5でも、このソマリア対策についてきちんと会合を持って日本からも強く発信をしていくということでありますので、そうした取り組みに期待をしたいというふうに思います。  次に、日本船舶の所有...全文を見る
○中村(裕)委員 その都度の、航海ごとの事前の届け出が必要だという事情はよくわかりました。  あとは、届け出の手法ですけれども、あくまでも書面審査となるわけでありましょうから、メール等で簡易な届け出がしっかりとできるような対応をしていただくことをお願い申し上げる次第でございます...全文を見る
○中村(裕)委員 ありがとうございます。  太田大臣から、本法案の重要性、また国として喫緊の課題解決のための本当に重要な法案であるということが今示されたわけであります。私も、まさに大臣がおっしゃるとおりだというふうに思います。  我が国の輸入原油の八三%を依存する海域が危険に...全文を見る