中山成彬

なかやまなりあき

比例代表(九州)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数8回

中山成彬の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第159回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中山(成)委員 おはようございます。自由民主党の中山成彬でございます。  きょうは北朝鮮問題に関する集中審議ということで、ちょうど先週、六カ国協議が終わったばかりでございます。国民の皆さん方の関心も非常に強いものがあると思うわけでございます。私に与えられました時間は極めて短い...全文を見る
○中山(成)委員 薮中局長、大変厳しい交渉、本当に御苦労さまでございました。  私は、今回の六者協議を経まして、拉致問題の解決というのはかえって難しくなったような、そんな気すらしているわけでございます。これまでは、拉致問題が六カ国協議から外されないように、包括的に一緒にやってく...全文を見る
○中山(成)委員 この拉致問題の解決がおくれましたら期限を区切って発動するぞ、そういう姿勢も私は大事なのではないか、このように考えておるところでございます。  ところで、私は、自民党の拉致問題対策本部の事務総長といたしまして、先月、本部長であります安倍幹事長とともに拉致被害者五...全文を見る
○中山(成)委員 ぜひとも、北朝鮮に揺さぶられるといいますか、向こうに主導権を握られているような、そういう交渉にならないように気をつけていただきたいと思います。  ところで、我が国では、拉致問題の解決なくして国交正常化なしという基本方針に基づきまして、拉致問題の解決を最優先課題...全文を見る
○中山(成)委員 官房副長官、いかがお考えですか。
○中山(成)委員 これは小泉総理からも言っていただきましたが、中山参与からのたっての願いでございますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  さて、一昨年九月十七日、小泉首相のリーダーシップによりまして、日朝首脳会談が開かれ、拉致問題解決に風穴があけられたわけでございます...全文を見る
○中山(成)委員 その熱意があれば、この難しい拉致問題も必ず解決できると確信をしているところでございます。  ところで、きょうは桃の節句でございます。全国でおひな様を飾り、娘さんやお孫さんの健やかな成長を願って、家庭でそれぞれお祝いをしておられるのではないか。日本人というのは、...全文を見る
08月02日第160回国会 衆議院 本会議 第2号
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○中山成彬君 自由民主党の中山成彬です。  私は、自由民主党、公明党を代表して、ただいま報告のありましたシーアイランド・サミット等について、小泉総理に質問いたします。(拍手)  その前に、先般の豪雨及び今度の台風十号により被災された新潟県、福井県及び四国、中国地方の皆様に心か...全文を見る
10月14日第161回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(中山成彬君) 太田議員にお答えいたします。  三つの質問をいただきました。  まず、今日の教育にあって最も取り組むべき大学改革、学力低下の問題、不登校、学級崩壊などの問題に関する認識及びその対策についてのお尋ねでございます。  大学改革に関しましては、これまで、...全文を見る
10月15日第161回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(中山成彬君) ただいま狩野議員からいわゆるゆとり教育についてのお尋ねがございました。  現在、実施しております新学習指導要領におきましては、教育内容の厳選によりまして生じた時間的、精神的な余裕、いわゆるゆとりを活用いたしまして、基礎的、基本的学力の確実な定着を図ると...全文を見る
10月19日第161回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○中山国務大臣 地方公共六団体から提案されました改革案につきましては、総理から、真摯に受けとめて見直しを行うようにという指示がございました。また、官房長官からは、十月の二十八日までにその検討結果を提出するようにという指示を受けておるところでございます。重く受けとめまして今検討をし...全文を見る
○中山国務大臣 十二日の記者会見で申し上げましたが、先ほど申し上げましたように、この義務教育費国庫負担制度というのは憲法の保障する極めて重要なものと考えておりまして、そういうことも踏まえまして、先ほどから話がありますように、国と地方の役割をどのように考えるか、そういった観点から検...全文を見る
○中山国務大臣 すべてこれ地方に任せていいのか、やはり、国としてどういう日本人をつくっていくんだ、そういう基本があってこそ、地方もまたその中でいろいろと創意工夫をしながら教育に当たってもらうということだろうと思うわけでございます。先ほど話がありますように、要するに、国の役割、地方...全文を見る
10月20日第161回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(中山成彬君) それでは、前段についてお答えいたしますが、私は平成三年に文部政務次官を務めておりましたが、十三年ぶりに文部科学省に帰ってまいりました。  この十年余りというのは日本が本当に低迷した時代でございまして、バブルが崩壊して長い間低迷しておりました。どうしたら...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御承知のように、教育基本法というのは、戦後間もなくの昭和二十二年に制定されましたが、その後、もう半世紀以上、一回も見直されることなく過ぎてきているわけでございます。  しかし、その間、日本の経済社会、目まぐるしく変化いたしまして、学校現場におきましても...全文を見る
10月21日第161回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中山成彬君) こうしてここに立ちますと、前田委員とは昭和六十一年の初当選組だったなと思い出しておりまして、あのころ御一緒にインドネシアの方にエネルギーの調査団で行ったこともございました。しかし、その後、私も一回落選しましたし、前田先生も本当に苦労してこられましたけれど...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) お答えいたします。  著作権侵害の幇助罪に関するアメリカ及びカナダにおける刑事裁判事例は、把握しておりません。  なお、アメリカにおけるファイル交換ソフトの主な民事裁判事例といたしましては、ナップスター事件及びグロクスター事件が挙げられます。  ナ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 椎名議員にお答えいたします。  正に御指摘のように、いろんな災害、地震が起こるたびに文部科学大臣としては本当にはらはらするわけでございまして、今御指摘のように、学校施設の耐震化ということについては鋭意努力しておるんですけれども、まだ半分ぐらいまだ未整備...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に教育は人なりと言われますけれども、まあ私もそうでございますし、椎名先生もそうだと思うんですけれども、小学校、中学校、高校、大学、やっぱり非常に感化を受けた先生いらっしゃると思うんですけれども、やっぱり子供たちを教える先生方の資質向上を図るということは...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 昨日の委員会でも申し上げたんですけれども、この教育基本法というのは、我が国の教育の基本理念を確立するという観点から昭和二十二年、それこそ戦後間もないころできたわけでございまして、時代も五十年以上が過ぎているわけでございます。その間、一回もこの改正がなされ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 義務教育というのは、これは憲法の規定によりまして、日本人ならばどこに生まれてもひとしく、かつ一定水準以上の教育を受ける、しかもそれは無償であるという国民の権利であると同時に、これは国家の義務であると、こう考えております。  ですから、これからの国家社会...全文を見る
10月22日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○中山国務大臣 第百六十一回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  先般、構造改革を加速する新たな体制を構築するため内閣改造が行われ、私は文部科学大臣に就任いたしました。  我が国が真に豊かで教養のある国家としてさらに発展し、子供た...全文を見る
10月27日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
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○中山国務大臣 おはようございます。  まず、ただいま黙祷いたしましたけれども、ことしはたくさんの台風、そしてまた先般は新潟中越地震、たくさんの方が犠牲になられましたけれども、亡くなった方々に改めて御冥福をお祈り申し上げたいと思います。  ということで、今、米百俵の精神、どの...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育というのは、憲法の要請によりまして、知育、徳育、体育の調和のとれた児童生徒を育成し、国民として共通に身につけるべき基礎的な資質を培うものでありまして、国はすべての国民に対しまして無償で一定水準の教育を提供する最終的な義務を負っていると考えております。義務教...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、極めて大事な、重要な問題でございますが、この義務教育に係る経費の負担のあり方につきましては、御承知のように、平成十四年十二月の総務、財務、文部科学大臣による三大臣合意もあります。また、平成十五年六月に閣議決定されました経済財政運営と構造改革に関する...全文を見る
○中山国務大臣 今回の地方団体側の改革案というのは、一方で二〇〇四でそのように検討しろというふうな指示がありましたので、それに基づいてなされたもの、そういうふうに理解しております。
○中山国務大臣 あれはちゃんと拘束力は持っていると思っていますし、一方ではまた、今申し上げましたように地方六団体からの改革案は基本方針二〇〇四に基づいて政府からの要請を受けて取りまとめられたものでございますから、その両方を勘案しながらこれから検討されるものだ、このように理解してお...全文を見る
○中山国務大臣 地方六団体の方でも本当にいろいろ議論されました。本当に苦吟されて取りまとめられたというふうにも伺っているわけでございます。  さらに、委員が御指摘のように、要するに教育も住民サービスの一環なんだ、そういうようなお考えもあると思います。しかし、住民サービスにもいろ...全文を見る
○中山国務大臣 教育に関しましては、総理から、この私、文部科学大臣がしっかりやれ、こういうふうに御指示を受けているわけですから、少なくとも、私の段階でひとつ頑張っていろいろと考えていかなきゃいかぬ、こう思っていますけれども、いろいろな事情もありますし、いろいろなお考え方もあるでし...全文を見る
○中山国務大臣 最初にお答えいたしたわけでございますが、総理はまず内閣総理大臣になられた最初に、米百俵の精神をうたわれたわけでございますし、先ほども言いましたように、今回の国会でも、国づくりの基盤は人であると言われたわけでございます。そういう意味で、小泉総理も、教育というものは本...全文を見る
○中山国務大臣 地方六団体からの改革案におきましては、十七、十八年度を一期、その後、十九、二十を二期と二つに分けておるようでございまして、二期までに義務教育費国庫負担金全額を税源移譲の対象、こういうふうにしているわけでございまして、その第一期におきまして、前半におきまして、中学校...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育費国庫負担法というのは、今御指摘ありましたけれども、憲法二十六条や教育基本法の第四条に定めます義務教育無償の原則にのっとりまして、国民のすべてに対してその妥当な規模と内容を保障するため、国が必要な経費を負担することによりまして、教育の機会均等とその水準の維...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育というのは、憲法が保障します国民の権利でございますが、それとともに、国家社会の発展を担う人材育成という国家戦略に位置づけられた国の責任である、このように考えております。  そういった中で、今御指摘のように、この制度が廃止されるということによりまして、地域...全文を見る
○中山国務大臣 公立学校施設整備費負担金でございますけれども、まさにおっしゃるように、教育の機会均等とその水準の維持向上を図る観点から、国が果たすべき責務を実現するための極めて重要な施策と考えておりまして、その取り扱いに当たりましては、この施策の重要性また教育における国と地方との...全文を見る
○中山国務大臣 池坊委員、文教委員長を初め、教育には本当に熱心に取り組んでこられまして、むしろこちらの方こそよろしくお願い申し上げたいと思います。  ところで、今回の新潟県の中越地震のような災害が生じた場合、犠牲者になられた方も痛ましいわけでございますけれども、そういった経験と...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、学校施設というのは、児童生徒が一日の大半を過ごす活動の場でもありますし、また、御指摘のように、公立学校については、非常災害時には地域住民の応急避難場所としても使われているわけでございまして、その安全性の確保というのは極めて重要である、このように考え...全文を見る
○中山国務大臣 御質問というか、激励の言葉、意味も含まれているのではないかと思うわけでございますが、義務教育というのは、憲法の要請によりまして、国民として共通に身につけるべき基礎的な資質を培うものでございまして、何度も申し上げますけれども、国はすべての国民に対して無償で一定水準の...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、三大臣合意あるいは閣議決定によりまして、現在進められております教育改革の中で中央教育審議会において義務教育の制度のあり方の一環として検討を行い、これを踏まえつつ、平成十八年度末までに所要の検討を行う、こういうことになっているわけでございます。一方で...全文を見る
○中山国務大臣 負担割合を三分の一にするとか、いろいろなお考えがあることは承知しておりますが、他方、諸外国を見ますと、例えばアメリカ、あるいはイギリスでもそうでございますけれども、もう地方に任せられない、全部国でやろうという方針をとろうとしているところもあるわけでございます。そう...全文を見る
○中山国務大臣 幼稚園就園奨励費、私立高等学校等経常費助成費補助、公立学校施設整備費を初めとする文部科学省関係の補助金、負担金は、教育の機会均等の確保や教育水準の維持向上、あるいは私立、公立間の格差の是正などを図る観点から、国が果たすべき極めて重大な施策である、このように考えてお...全文を見る
○中山国務大臣 確かにこの問題は文部科学省だけで対応できる問題ではありませんが、ノーベル賞受賞学者の方とか文化人とかいろいろな方々が、この義務教育費国庫負担制度を守るべきだ、教育にもっと力を入れるべきだということで、いろいろな動きをしていただいております。  今委員が御指摘のよ...全文を見る
○中山国務大臣 今、達増委員、外国の例、また歴史をひもとかれまして、教育の大切さを説かれたわけでございます。まさに二十一世紀は教育文化の世紀である、本当にそのとおりだ、こう思っているわけでございます。  また、今御指摘ありましたけれども、教育基本法の改正の問題もございます。御承...全文を見る
○中山国務大臣 私も、文部科学大臣を拝命する前に、教育についても関心を持っていたわけでございますが、河村前大臣が教育の重要性、特に義務教育費国庫負担制度の堅持ということについて主張されておられることを聞きながら、本当にそのとおりだ、このように考えておりました。  確かに、三位一...全文を見る
○中山国務大臣 オリンピック、大活躍でございましたけれども、この陰にはいろいろな方々、団体がそれこそ総合的に取り組まれたその成果ではないか、このように考えているわけでございます。  このことにつきましては、やはり選手といいますか子供もその指導者たちも一緒になってやっていかなけれ...全文を見る
○中山国務大臣 河村前大臣からは、人間力向上のための教育改革の推進、それから教育基本法の改正、義務教育費国庫負担制度と三位一体改革への対応、大学改革への推進、基礎研究、学術研究と重点分野の研究開発の推進、生涯学習やスポーツ、文化の振興など、文部科学行政全般にわたりまして取り組むべ...全文を見る
○中山国務大臣 本件につきましては、なお警視庁において捜査中でございますけれども、文部科学省としても、当省が保管する世界青少年交流協会への補助、委託等の事業関連書類の確認を行うとともに、過去の担当者からの聞き取りや世界青少年交流協会からの聴取を随時行うなど、事実関係の把握に努めて...全文を見る
○中山国務大臣 まさに笠委員御指摘のように、これは子供を食い物にしているということで、まことにけしからぬ、こう思っているわけでございまして、先ほどから説明がありますように、文科省といたしましても、これまで、世界青少年交流協会事務局や今回の事件に関連して、同協会から事務処理等の委任...全文を見る
○中山国務大臣 こういったものに国会議員が関与するといいますか、入っておるということはどういう意味があるのか。むしろ、そういう監査といいますか、チェックするよりは、前向きにもっとやろうやろうという推進の方向にどうしても目が行ってしまうんだろう、こう思うわけでございます。  それ...全文を見る
○中山国務大臣 森会長としても、この事態の重大さを認識しているからこそ代理人を立てられたんだろうと思うわけでございます。やはり、そういったことを調査したりするには専門家でないと、ちょっと国会議員の手には負えないところもあるんじゃないかと思いますので、そういう専門家の代理人を立てて...全文を見る
○中山国務大臣 そのように考えております。
○中山国務大臣 河村プランというのが唐突に出てきた感があるかもしれませんが、実は、御承知のように、中央教育審議会におきましても、教育改革全般について議論しているわけでございまして、その中で義務教育のあり方ということについて検討していくべきだということからこの河村プランというのが出...全文を見る
○中山国務大臣 今お話がありましたように、ITER計画というのは、世界で初めて本格的な核融合反応を実現するもので、人類にとって究極のエネルギーである核融合に向けて重要なステップになるもの、このように考えておるところでございまして、今お話がありましたように、本当に大丈夫か、そういっ...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘ありましたように、総経費七千億円というふうなことも言われているわけでございまして、もし日本に誘致された場合にはホスト国としてその相当部分を負担するということになるわけでございますが、具体的な負担額については、現在、六カ国でその建設地を含めて協議中であるとい...全文を見る
○中山国務大臣 今協議中でございまして、今おっしゃいましたように、日本が新しい提案をしているところでございますが、できるだけ早期に関係六極の合意によりまして我が国への誘致が実現するように最大限努力していくつもりでございますが、その際、これ以上負担をふやすということを考えるのではな...全文を見る
○中山国務大臣 そのように考えております。
○中山国務大臣 このITER計画につきましては、平成十四年五月三十一日の閣議了解におきまして、「他の科学技術上の重要政策に影響を及ぼすことがないよう、既存の施策の重点化、効率化を図り、原子力分野の予算の範囲内で確保すること。」とされておりまして、ITER計画に係る経費については、...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、EUが単独でこのITERを建設するということを想定した検討を行っているという旨の報道を受けまして調査しましたところ、フランスの中にそのような議論があったということを確認いたしました。仮に、欧州が単独でITERの建設を行うとすれば、これまで六極で築い...全文を見る
○中山国務大臣 九月に欧州に対して、ホスト国と非ホスト国の役割やメリットができるだけ近づくような新たな提案を行ったところでございます。この提案につきましては、欧州以外の他の参加国にも説明いたしました。各国から、日本の真剣な対応を多とするとの評価を得ております。  今月に入りまし...全文を見る
○中山国務大臣 我が国といたしましては、人類の将来のためのエネルギー開発というITER計画の計画等にかんがみまして、基本的に現在の六極の協力枠組みによりましてITER計画を進めていくことが重要と考えております。  今後とも、欧州を初めとした関係国との協議を粘り強く進めながら、六...全文を見る
○中山国務大臣 今、奥村委員からもお話がありましたが、今現在でも寒い中で余震におびえながら耐えていらっしゃる新潟県民の方々がいらっしゃるということを思いながら、真剣な議論を続けていきたい、こう思っておりますけれども、今御指摘ありましたように、スポーツというのは、人々の体力の向上や...全文を見る
○中山国務大臣 委員がお話しになりましたように、いろいろなスポーツ競技大会をするのにも、やはり先立つものが必要でございますけれども、景気が悪いということもありまして、非常に苦渋しておられるという話もよく聞くわけでございます。  我が国のスポーツ振興を推進する上で、国、地方公共団...全文を見る
○中山国務大臣 本当におっしゃるとおりでございまして、私の小さいころを思い出しましても、まさに野や山や自然の川が遊び場所でございました。そういった中で本当に思う存分遊んできたものでございますけれども、今の子供たちが家に閉じこもって、もちろん、テレビゲームとかいろいろおもしろいもの...全文を見る
○中山国務大臣 実は、土曜日に私も国体秋季大会の開会式に行ってまいりました。  すばらしい施設ができておりましたし、すばらしい天気でございました。また、準備に当たられた方々も本当に大変だったんだろうな、こう思ったわけでございます。また、選手団も続々入場してまいりましたが、何か若...全文を見る
○中山国務大臣 子供の文化芸術体験活動の推進を図ることは、子供の文化芸術を愛する心を育て、感性を豊かにするとともに、豊かな情操を養う上でも大変重要でありますし、また、我々が一生生きていく上で、そういった芸術に親しむあるいは鑑賞できるということはすばらしいことだ、このように考えてお...全文を見る
○中山国務大臣 まさに仰せのとおりだと思っておりまして、子供たちがふるさとの歴史、文化あるいは伝統を受け継ぎまして、そのことによりまして、地域社会に対する誇りあるいは愛情を持つということは極めて重要なことだと考えております。  このため、例えば、小学校の三年、四年生の社会科では...全文を見る
○中山国務大臣 私は、去年一年間、衆議院の厚生労働委員長をしておりまして、そういった縁もありましていろいろなところを見せていただきました。特に、知的障害者の支援をする施設だとか、あるいは、子供たちをもっとみんなで育てよう、そういうようなことをみんなで取り組んでいる、そういう施設等...全文を見る
○中山国務大臣 確かに、これが地方の財源ということになりました場合に、おっしゃるように、そうしたいんだけれどもできないというところも出てくるんじゃないかと思いまして、そういう意味では、国がちゃんとした最低限の保障はするというこの義務教育費国庫負担制度はきちっと堅持すべきだと、そう...全文を見る
○中山国務大臣 午前中もお答えいたしましたけれども、学校施設というのは、子供がほとんど一日のうちの大半を過ごす施設でありますと同時に、災害時には地域住民の応急避難場所にもなるわけでございます。そういう意味で、避難したところがまた崩れたのでは本当に困るわけでございますが、委員が御指...全文を見る
○中山国務大臣 こういった地震等が起こりますと、本当に地震に対する研究というのをもっともっと進めていかなければいかぬなということを痛切に感じるわけでございます。  国立大学法人におきます地震研究を初めとする学術研究の推進というのは、これは基本的には運営費交付金によって推進されて...全文を見る
○中山国務大臣 おっしゃることはごもっともでございまして、すべてそういった要請にこたえられればいいんですけれども、予算は限られているわけでございまして、文科省といたしましては、この十六年度というのは十五年度と実質的に同水準の額を確保したということがまず前提でございまして、次には、...全文を見る
○中山国務大臣 国立大学法人の運営費交付金につきましては、国民の理解を得ながら引き続き国費を投入していくということで、当然、経営改善努力を求めながら教育研究の特性に配慮するという観点から、算定ルールにおきましては、まず、効率化の対象となる教育研究経費から大学設置基準等により必要な...全文を見る
○中山国務大臣 国立大学法人の職員の労働時間管理は、各国立大学法人が労働基準法等の関係法令の規定にのっとり、適切に行うべきものであります。したがいまして、基準外労働に係る割り増し賃金につきましては、業務を確実に実施するために措置した運営費交付金等により適切に支払うべきものであると...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省といたしましては、法人化に当たりまして、まず、労働基準法等の法令をきちっと守るようにいろいろな会議で指導してきたところでございます。  また、労働基準の管理につきましては、柔軟かつ機動的な組織編成や人員配置等により、各国立大学法人がみずから取り組むべき...全文を見る
○中山国務大臣 何度もお答えいたしましたけれども、この義務教育というのは国の責任である、すべての国民に対して無償で一定水準の教育を提供する最終的な責任を負っている、このように考えております。  したがいまして、先ほど来、十分に検討してまいる、こう言っていますが、十分に検討をして...全文を見る
○中山国務大臣 教材費につきましては、一般財源化されました昭和六十年度以降も、各学校における標準的な教材整備が図られるように、整備計画を策定しまして、必要な経費については地方交付税措置を講じてきたところでございます。  しかし、実際に調べてみますと、地方公共団体における予算措置...全文を見る
○中山国務大臣 三井寺の被害については報告を聞いておりまして、現在の復旧状況といたしましては、所有者であります三井寺において、飛散して抜け落ちた部分に鉄板を用いて緊急措置を行っているというふうに聞いております。  文部科学省といたしましては、別途、全面ふきかえの要望がなされてい...全文を見る
○中山国務大臣 この義務教育費国庫負担制度、今の制度になりましたのは昭和二十八年でございまして、このときは全国の知事会側からの要請によりまして、こういった制度ができたわけでございます。  この義務教育費国庫負担制度というのは、その後、長年にわたりまして、我が国教育の向上といいま...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学大臣就任に当たりまして、小泉総理大臣から、地方の改革案を真摯に受けとめ、ちゃんと検討しろ、こう言われましたので、ずっと検討してまいったわけでございます。  私自身としては、まさに今委員が言われましたように、何も悪いことはない、むしろ今の日本経済、日本社会...全文を見る
○中山国務大臣 ここに来て何もないと言うわけにもいきませんので、心づもりはありますけれども、あしたが提出期限でございますから、最後の最後まで、拳闘じゃありませんが闘って、検討していきたい、こう思っております。
○中山国務大臣 先ほど話がありましたように、昨年五月二十八日には、歴代の文部大臣が義務教育費国庫負担制度の堅持に関する申し入れを総理にされたところでございます。また、本年十月二十一日には、中央教育審議会の鳥居会長らが義務教育費国庫負担制度に関する緊急要請を出されました。また、同日...全文を見る
○中山国務大臣 地方六団体の改革案につきまして反対かということでございますが、これは、政府の方として取りまとめるということを指示したものに対して、本当に苦労されて出されたわけでございますから、もちろん、私どもとしてはそれを尊重しなきゃいけないと思っております。  しかし、それを...全文を見る
○中山国務大臣 ちょっと誤解があるといけませんが、私が申し上げましたのは、地方の案そのものについては全部反対ではないということでございまして、その中の、義務教育を含みます文部省関係につきましては絶対反対ということでございます。
○中山国務大臣 御指摘のように、試算いたしますと、四十道府県につきまして財源不足を生ずるということになっているわけでございます。  そこで、地方側の案によりまして、その分については交付税で措置するということでございますが、まさに足りない分、措置する分というのが、そもそもこの義務...全文を見る
○中山国務大臣 三党合意も重く受けとめていただきたいと思いますが、三大臣の合意も重く受けとめるべきだ、こう思っております。一方ではまた、地方六団体の方に、骨太二〇〇四に基づきまして政府がそれを要請したわけでございますから、そのことも重く受けとめなきゃいかぬと思っています。  い...全文を見る
○中山国務大臣 本当に、大変な激励をいただいておりまして、ありがたいことだなと心から感謝を申し上げます。  まさに、委員御指摘のように、世界の潮流というのは、教育について、地方に任しちゃだめだ、もっと国の関与を強めるべきだというのが大きな流れだ、こう考えるわけでございまして、そ...全文を見る
10月28日第161回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
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○国務大臣(中山成彬君) 文部科学大臣を拝命いたしました中山成彬でございます。よろしくお願い申し上げます。  ごあいさつを申し上げるに先立ち、このたびの新潟県中越地震により亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族、被害を受けられた方々に謹んでお見舞い申...全文を見る
11月02日第161回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
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○国務大臣(中山成彬君) まず最初に、有村委員、日本の教育科学行政のためにこの委員会選んだと言われましたけれども、委員の皆さん方、皆さんそういうお気持ちだろうと思います。日本の文部科学行政のために今後ともどうか御支援いただきますように、まずお願い申し上げたいと思います。  そこ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 遠山プランとか河村プランとか、いろいろありましたけれども、私はもう中山プランと言われるほど、それほど大げさなことができるかどうか分かりませんが、これまで国会議員になりましてからいろんな仕事をやってまいりました。特にこの十数年、日本再生ということで、これは...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も今朝、産経新聞を見まして、実は驚いたわけでございます。  とにかく事実関係をしっかり把握することが大事だと思っていますし、御指摘のように、組織的に強制的に行われたとすればあるいは問題があり得るのかなと、こう考えているところでございます。  これま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 食育を推進していくということは、これは家庭や学校で子供たちに食に関する正しい知識と望ましい食習慣も身に付けさせるということで極めて重要なことであるということで、教育を所管する文部科学省の重要な職務であると、こう考えております。  また、私自身も、今、後...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、後藤委員からいろいろお話がありましたが、岐阜県の学校の、小学校の話、あるいは板橋の話ですね、農業とかあるいは環境とか、それからまた経済関係もいろいろ、子供たち、いろんな意味で文部省も、文部省だけに閉じこもっていないで広く各省庁とつながりを持ちながらこ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 教育基本法につきましては、昨年、中央教育審議会の方から答申もいただきまして、また今、与党の方でも本当に連日のように熱心な議論が戦わされているところでございまして、それと並行いたしまして、私どもといたしましても各地で教育問題に関するタウンミーティング等を開...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 那谷屋議員の今後の御活躍、心から期待をいたしております。  公立学校の関係、特に地震等もございまして、耐震強化とかいろんなことで本当に大変だなあと、お金も掛かるなあと、こう思っているわけでございますが。先ほど御指摘がありましたように、三位一体改革に対し...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 発達障害者支援法案につきましては、議員立法によりまして今次国会で法案提出、成立を目指す予定であるというふうに承知しておりまして、文部科学省といたしましても、その法案の動向を注視してまいりたいと、このように考えております。  なお、小中学校の通常の学級に...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 教育の現場でいろいろ経験され、苦労された先生の御指摘でございますから、本当にしっかりと受け止めにゃいかぬと、このように考えているところでございまして、今正に政府内においても議論をしておるところでございますけれども、私がいつも申し上げているのは、国と地方の...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 浮島委員にお答えいたします。  今回の台風二十三号や新潟県中越地震により、本人又はその学資を負担する者が被災された場合において、学生生徒の修学の機会を確保していくことは極めて重要であると認識しております。  このため、文部科学省におきましては、災害等...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 著名なバレリーナとして活躍されました浮島委員がこうして国会に出てこられたということ自体が我々にとっては大変な力になると、このように考えておるところでございますが、今お話がありましたように、文化芸術というのは、人々に感動や生きる喜びをもたらし、豊かな人生を...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 委員御指摘のように、この伝統文化、これは地元に根付いたものでございますから、やっぱり地域の方々、それぞれの専門家も一杯いらっしゃいますから、是非そういった方々も巻き込んで、様々な伝統文化が適切に継承されていくような、そういった努力を重ねていかなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も個人的にはそうあってほしいと思いますけれども、いろいろと先立つものやらいろんな配慮もあるんだろうと、こう思うわけでございますが、御指摘、御意見いただいたことを重く受け止めて考えていきたいと考えます。
○国務大臣(中山成彬君) 私もアメリカ・ワシントンに三年勤務しましたけれども、残念ながら、三十歳を過ぎておりまして、もう本当に物にならなかったなと。自分の体験からいたしましても、本当に小さいころに英語、使える英語といいますか、しゃべれる英語を学ばせることの重要性はもう人一倍理解し...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 浮島委員、よく調べていただいておりまして、ちょっとびっくりすると同時に、私がどういう立場かもお分かりいただけたんではないかと思いますけれども。  他人のたばこの煙を吸わされる、いわゆる受動喫煙につきましては、肺がんや気管支ぜんそくなどの原因になることが...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学校や地域の実情に応じまして学校敷地内の禁煙化を行うということは、児童生徒や教職員の健康増進の観点からも、また児童生徒の喫煙防止教育を進めるに当たっても効果的な方法であると考えております。  公立学校の敷地内の禁煙化の取組につきましては、平成十四年度か...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のように、学校というのが、子供たちがもう一日の大半を過ごすところであるし、また、こういった震災等があったとき本当に避難場所として極めて大事でございます。ここの安全確保というのはもう重要であると、このように考えているところでございます。  そういう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この耐震化関連予算につきましては、正に今御指摘のとおり、極めて重要な予算であると考えておりまして、今後ともあらゆる機会を通じて最大限確保するべく検討してまいりたいと、このように考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 今回の震災発生直後から、御指摘ありましたように、この新潟大学附属病院は直ちに被災地の救護所や病院における医療支援を実施しておりまして、また現在、医師八十八人を含む延べ百三十七人を派遣しておると。また、信州、群馬、神戸、東京の各大学附属病院からも医療支援チ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 大学病院の運営交付金の算定に当たりましては、御指摘ありましたけれども、教育研究と一般的な診療に係る経費を区分しているわけでございまして、教育研究に関しては運営交付金による積極的な財政措置を行い、病院収入の増減に影響されることのない仕組みとしております。一...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正にそのとおりでございまして、私どもとしては何とかこの義務教育国庫負担法を確保したいと、堅持したいと思っているんですけれども、地方の方から、自分たちでやるから、うちの方に任せろと、こう言われているものですから非常に困っていますので、是非地方の方々にその旨...全文を見る
11月04日第161回国会 衆議院 本会議 第8号
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○国務大臣(中山成彬君) 独立行政法人日本原子力研究開発機構法案について、その趣旨を御説明いたします。  特殊法人等改革につきましては、平成十三年六月に成立した特殊法人等改革基本法にのっとり、同年十二月に特殊法人等整理合理化計画が策定されたところであります。  この法律案は、...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 青木議員にお答えいたします。  まず、六ケ所村の核燃料サイクル施設の稼働に対する評価、判断についてのお尋ねであります。  原子力長期計画やエネルギー基本計画にあるとおり、エネルギー資源に乏しい我が国としては、原子力発電による長期的なエネルギー安定供給...全文を見る
11月05日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
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○中山国務大臣 このたび、政府から提出いたしました独立行政法人日本原子力研究開発機構法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  特殊法人等改革につきましては、平成十三年六月に成立した特殊法人等改革基本法にのっとり、同年十二月に特殊法人等整理合理化計画が策定...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○中山国務大臣 おはようございます。  この三位一体関連の義務教育の国庫負担制度の堅持につきましては、当委員会、先般の委員会でもむしろ私が激励をいただいたようなところでございまして、実は、十月二十八日に地方の改革案に対しまして文部科学省の回答を出したわけでございますが、その後、...全文を見る
○中山国務大臣 原子力につきましては、特に日本では安心、安全ということが一番大事だな、こう思っておりまして、原子力施設におきましては、安全確保のための仕組みが幾重にも設けられておりますほか、施設の巡視、点検等によりまして、万全の対策が講じられております。  また、原子力の安全の...全文を見る
○中山国務大臣 保坂委員にお答えいたします。  御承知のように、独立行政法人というのは、公益上の見地から実施が必要な事業を、国の定める業務運営の目標にのっとりまして、自主性を持って効率的かつ効果的に実施することを任務とするものであります。したがいまして、原子力の研究開発という国...全文を見る
○中山国務大臣 今、保坂委員御指摘のように、この原子力関係の研究者を初め日本のすぐれた学者、いろいろな偉い方々を輩出してきた日本の教育、その基本となったものは、やはり義務教育がしっかりしてきたということではないか、こう思うわけでございます。  今、お年玉に例えて交付税の話がござ...全文を見る
○中山国務大臣 牧委員の方から、議論の進展ぐあいによりましては賛成に回るかもしれぬという発言がございましたので、気合いを入れて答弁させていただきたい、このように思うんですけれども、三つの反対意見を言われました。  いわゆる安全ということが最優先になっていないんじゃないかというこ...全文を見る
○中山国務大臣 特殊法人等の改革につきましては、個人的には本当に統合した方がいいのか疑問に思うところもございますけれども、この二法人につきましては、私は、もうぜひとも進めていきたい、このように考えているわけでございまして、基礎・基盤研究とプロジェクト研究開発の間の人材の交流とかあ...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  どのようなものが秘密に当たるのかということでございますけれども、新機構におきまして秘密の情報として扱うものといたしましては、連携協力相手方企業の営業上の秘密、共同研究等の相手方の外国の研究機関の技術情報等が想定されております。このような秘密...全文を見る
○中山国務大臣 今答弁いたしましたけれども、この法人として絶対に秘密にすべきことは今申し上げたところでございますけれども、その中で例えば反社会的なことが行われたというようなことについてまでも秘密を守るべきものではない、このように考えております。
○中山国務大臣 日本原子力研究所は、原子力の総合的な研究開発として、原子力安全研究から核融合に至る幅広い分野において、原子力の基礎・基盤研究を行ってきた機関であります。他方、核燃料サイクル開発機構は、原子力の研究開発のうち、高速増殖炉及び高レベル放射性廃棄物の処理処分の開発等のプ...全文を見る
○中山国務大臣 今政府委員が答弁いたしましたように、高速増殖炉「もんじゅ」を何とか早く再開して、本来日本にとっても非常に大事な研究であると考えていますので、ぜひそういう方向でやるということで考えているところでございます。
○中山国務大臣 今、副大臣そして政府参考人も答えましたけれども、これは、原子力委員会等の方針に沿ってやっているわけでございまして、地元の理解を得ながら適切に進めようということで今協議しているところでございまして、何といいましても、私どもとしては、核燃料サイクルの研究開発を担当する...全文を見る
○中山国務大臣 金田委員の御意見、御質問をずっと聞いておりましたけれども、一方で私、考えておりましたのは、原油価格が五十ドルを超えているのに、ガソリン価格は少しは上がりましたけれども、まだ備蓄している原油を取り崩すことなく日本経済は動いているなということで、オイルショック以前と今...全文を見る
○中山国務大臣 今、古賀議員のお話を聞いておりまして、昔は一緒に仕事していたなということを思い出しながら、やはり気持ちは変わらないんだなということを、常に天下国家を考えながら、これまで行動してこられた古賀議員に改めて敬意を表したいと思います。  省庁再編につきましては私もいろい...全文を見る
○中山国務大臣 今、古賀議員からこの二つの法人の統合のことにつきまして、これまでも何回も統合やら改編があったわけで、その間において、いろいろな研究成果がどうなっているのかとか、あるいは現場の研究者のモチベーションの問題とか、そういう意味では、そういった現場の方からの御質問があった...全文を見る
○中山国務大臣 大畠委員とは経済産業委員会でこういうふうなやりとりをやるのかなと思っていましたけれども、こちらで同じような議論ができて非常に幸せに思っています。  何を目的にするのかという話でございますけれども、今、政略結婚じゃないかというお話がございましたけれども、私は、戦略...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど政治家が答えるべきだと言われたので、ちょっと答えさせていただきます。  今回の設立されます新法人におきましては、新機構の役職員、そしてまた関係の会社の職員まで含めて高い意識を持ってその職務に当たる、そういう環境をつくるということがすぐれた研究開発成果を生み...全文を見る
○中山国務大臣 まさに、両家の親たちが幾ら考えても、やはり御本人の問題でございますから、御本人のやる気でございますから、本人たちがやる気を持って前向きに研究開発に取り組んで成果が上がるような、そういった体制をつくるように我々もしっかり見守っていかなければいかぬ、このように考えてお...全文を見る
○中山国務大臣 極めて気宇壮大といいますか、戦略というか、大戦略に基づいた大畠委員の御意見でございますが、まさに研究開発から利用促進、あるいはそれはまた環境問題まで含むのかもしれませんが、エネルギー問題というのは、我が国にとりましては極めて重大な課題であるということだけは認識して...全文を見る
○中山国務大臣 ちょっとそういうことを言った記憶がないんですけれども、具体的にはどういうことを言いましたかね。
○中山国務大臣 それはこの二法人の統合じゃなくて、省庁再編に関しての話だと思うわけでございまして、省庁再編についてはいろいろ思うところがある、個人的には思うところがある、こういうふうには申し上げましたが、二法人の統合についてはそういうことは申し上げておりません。
○中山国務大臣 この二法人の統合によりまして、何度も答弁しておりますけれども、基礎・基盤研究とプロジェクト研究開発の間の人材の交流とか、あるいは成果の相互活用等が促進され、それぞれの研究開発において、より効果的な成果が得られるもの、こう期待しておりまして、そういう意味では非常に結...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学大臣になりましても、安全の確保ということは極めて大事であると思っていまして、原子力の研究開発及び利用を進めるに際しまして守るべき何よりも重要なことである、こう考えておりまして、新機構の業務運営に当たりましても安全の確保を大前提としていきたい、このように考え...全文を見る
○中山国務大臣 電源特会という具体的な言葉でなかったので、大まかな話にしてしまったんですけれども……(吉田(治)委員「言いました。大臣の今の答弁は、そんなもの、とんでもない話ですよ。ちゃんと速記見直して答弁させるようにしてください。エネルギー政策ということを言っていますから。——...全文を見る
○中山国務大臣 言っていませんので、大まかに、エネルギー政策ということで言われたので、大きな答えをしてしまったのでありますので、では具体的にお答えいたしますが、電源特会につきましては、電力の安定供給に寄与する原子力発電等の立地対策やその利用の促進を図るものであり、文部科学省等にお...全文を見る
○中山国務大臣 この二法人の運営を推進していくに当たりましても、安全はまず第一に考えていくということでございます。
○中山国務大臣 原子力ということになりますと、とかく安全ということが第一に出てくるわけでございますが、今御質問のエネルギーの安全保障というのであれば、我が国のエネルギーの安全保障、こういうことだろうと思うわけでございまして、そういう意味では、日本というのは極めて資源の乏しい国でご...全文を見る
○中山国務大臣 ですから、申し上げましたように、日本にとりましては原子力の利用というのは極めて大事なことでございますから、今回の二法人の統合によりまして、原子力の基礎・基盤の研究からサイクルの問題、そして開発利用に至るまで一貫した研究ができることによりまして、日本の原子力利用に大...全文を見る
○中山国務大臣 安全ということは何度答弁してもいいと思っていますけれども、この原子力の研究開発及び利用に当たりましては、やはりセーフティーカルチャーの確立ということが一番大事である、このように考えておりまして、今回の統合に当たりましても、新機構が、業務運営の最優先事項として、みず...全文を見る
○中山国務大臣 新機構の役員につきましては、これまでの役員の選任に関する閣議決定等に従いまして、公務員出身にこだわることなく、広く各界から、役員として十分な能力、見識に富んだ者を登用していきたいと考えております。  離職後の国家公務員には、新機構の役員として十分な能力、見識を有...全文を見る
○中山国務大臣 どういったことになりますか、具体的なことは申し上げられませんが、広く官民に人材を求めて、すばらしい方々にそういったポストについていただきたい、このように考えております。
○中山国務大臣 きょうもいろいろな議論がありましたが、やはり文部科学省と経済産業省、連携をしながら、お互いに相協力し合ってやっていかなければいかぬということを、きょう改めて認識したところでございます。
○中山国務大臣 まだ行っておりません。
○中山国務大臣 非常に難しい問題でございまして、せっかく統合するわけですから、その統合のメリットというのは何かというと、やはりそれは合理化だろうと思うので、合理化努力というのは、これは絶対続けてもらわなければいかぬと思うわけでございますけれども、一方で人材の養成ということも、確か...全文を見る
○中山国務大臣 まさに人材の育成ということは、どの業界、どの分野においてもそうだと思うわけでございます。特に新しい分野、これから研究開発を促進していかなければならない分野というのは若い人材の育成が何より必要である、このように認識しております。
○中山国務大臣 思い出しますけれども、動燃改革というのは、これは国民の信頼を回復するという必要性から始まったというふうに記憶しておりますけれども、平成十年に動燃を核燃料サイクル開発機構に改組した後は、新型転換炉開発、ウラン濃縮、海外ウラン探鉱等から撤退しまして、高速増殖炉開発等へ...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  総合科学技術会議において、平成十六年度概算要求における原子力二法人の事業に対する評価として優先順位B、Cとされた項目は、高速実験炉「常陽」、安全性研究など六事業であります。  上記の項目につきましては、評価結果を受けて、例えば「常陽」につ...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のとおり、総合科学技術会議の評価や予算査定におきまして、幾つかの事業につきまして厳しい評価を受けていることは事実でございます。  一方でまた、統合準備会議等におきましては、両法人及び新機構に対し大きな期待も示されているということでございまして、今後、それぞ...全文を見る
○中山国務大臣 まさに御指摘のとおりで、いろいろなところからいろいろな評価を受けても困るわけでございますが、しかしまた非常に限られたところの評価だけに頼ってもいかぬわけでございますから、その辺のバランスは非常に難しいと思います。  独立行政法人につきましては、この通則法に基づき...全文を見る
○中山国務大臣 非常に難しい問いでございまして、私のような門外漢のわかるところじゃないのですけれども、やはりそういう意味では、一つの事業について幾つかの視点から評価していただくというのは、非常に大事なことだと思っているわけでございます。そういった評価を十分に踏まえた上で、選択と集...全文を見る
○中山国務大臣 自分のことについては答えられますけれども、一緒でいいですか。(川内委員「もちろん、お答えいただけるならどうぞ」と呼ぶ)  年金につきましては、義務化された昭和六十一年四月以降ずっと払っておりまして、私、実は去年の六月に六十歳になりましたので、それまで払っていまし...全文を見る
○中山国務大臣 まだ私自身は承知しておりません。
○中山国務大臣 今、構成員のメンバーを見せていただきましたが、具体的にどういう考えの持ち主かよくわかりませんが、よくまあ幅広く選んだものだと思いますけれども、この人選につきましてはコメントを差し控えたいと思います。
○中山国務大臣 私の地元のえびの市で地震がありましたとき、約一年ぐらい余震がずっと続いて、屋外で生活した人が大変多かったことを思い出すわけでございますけれども、今回の中越地震に関しましても、予想以上の被害ということを聞きまして、早く、早急な復旧が図られますように、災害復旧事業に対...全文を見る
○中山国務大臣 エネルギー資源に乏しく、隣国との間で電力の輸出入が困難である我が国におきましては、長期的なエネルギー安定供給の確保は国の存立基盤をなす重要な課題であると考えております。  現行の原子力長計におきましても、高速増殖炉サイクル技術は、ウランの利用効率を飛躍的に高める...全文を見る
○中山国務大臣 いろんなお考えがあることは承知していますけれども、やはりこの日本におきましては、核燃料サイクルについては、経済性だけではなく、エネルギー安定供給等の観点を総合的に勘案して判断する必要があるというふうに考えていまして、核燃料サイクル確立のための研究開発に責任を有して...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、高経年化した原子炉がふえている現状でございますので、安全研究というのはますます重要になってきている、このように考えておりまして、日本原子力研究所では、原子炉施設の高経年化に伴う材料の信頼性向上のための研究を初めとする原子力施設に関する安全研究を進め...全文を見る
○中山国務大臣 平成元年に比べますと本当に減っているなと思うんですけれども、今政府参考人が答えましたように、建物の建築費だとかいろいろあるのかもしれませんが、さらにそれにプラスしまして、いろいろなプロジェクトの進捗状況とか、そんなものもあるのかもしれません。  しかし、きょう、...全文を見る
○中山国務大臣 繰り返しになるかもしれませんけれども、この安全研究が極めて重要であるということから、日本原子力研究所では、原子炉施設の高経年化に伴う材料の信頼性向上のための研究を初めとする原子力施設に関する安全研究をこれまでも進めてまいりましたが、今後も、統合後の新機構においても...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省といたしましては、今般の法律上の措置は、あくまで理事長の任命における最終責任が文部科学大臣に帰属することを明らかにしたものであると考えておりまして、新機構における原子力の研究開発活動が、これまで同様、原子力委員会の方針に沿って行われることについて何ら変わ...全文を見る
○中山国務大臣 何度もお答えしておりますけれども、原子力に関しましては、やはりできるだけ公にする、何か隠しているんじゃないか、こう思われないということが一番大事でございます。そういう意味では、セーフティーカルチャーといいますか、そういった確立が極めて大事である、このように考えてい...全文を見る
○中山国務大臣 独立行政法人になりましても、大学とかあるいはいろいろな機関との間でいろいろな仕事をする上におきまして、秘密として保護するに値する事実というのはやはりあるんだろうと思うんですね。犯罪行為とか法令違反行為に係る事項とは違って、そういったものは保護するしかないわけでござ...全文を見る
○中山国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。(拍手)     —————————————
11月11日第161回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
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○国務大臣(中山成彬君) 総額裁量制についての御質問でございますけれども、基本的には都道府県の教職員の平均給与に標準法で定めます教職員定数を乗じて得た金額の二分の一を国庫負担する制度でありまして、その負担金総額の範囲内で給与額や教職員配置につきまして都道府県の裁量を大幅に拡大する...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、山本先生からるる、地元といいますか、現場の声、また父兄等の声を聞かせていただきまして、正にそういう実態があるなということを私自身も考えておりまして、朝令暮改といいますか、余り頻繁に変えることも良くないというようなことを考えております。  しかし、一...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御承知のように、この教育基本法というのは、戦後間もなくでございますけれども、昭和二十二年に制定されたものでございますけれども、それが一回も改正されることなく今日に至っているわけでございます。  その中で、正に山本委員が御指摘のように、不易流行、変えては...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今御指摘のように、今回の知事会の方の案によりますと、この私学助成につきましても削減と。要するに、地方の方に任せろと、こういう提案になっているわけでございまして、今のところ、その義務教育が専ら正面の闘いになっておりますが、私はこの私学助成も極めて重要なもの...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 阪神大震災からもう本当に十年だなと感じますけれども、今委員御指摘のように、この震災に遭った子供のケアというのは長期的な視野に立って考えるべきだと、正にそのとおりだと思うわけでございまして、災害に遭遇した子供に現れる症状というのは、災害の規模とかあるいは発...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 佐藤委員正に御指摘のとおり、この義務教育国庫負担制度というのと人確法、これが正に二本柱で今日の日本の義務教育を支えてきたと、このように考えているわけでございます。  まず、義務教育国庫負担制度の意義でございますけれども、もう既にもう何度も言われているこ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘の平成十四年の十二月の総務、財務、文部科学大臣によります義務教育の、教育改革の中で義務教育制度の在り方の一環として検討を行い、これを踏まえつつ、「改革と展望」の期間中、これは平成十八年度末でございますが、までに国庫負担金全額の一般財源化について所要...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) それが、いろいろ言われるものですから、常にこのことを持ち出しまして、これは中央教育審議会の議論を踏まえつつ、十八年度末までに結論を出すということになっているんでありまして、それを今度のいわゆる地方側の改革案ということで、そういう中央教育審議会の議論も経ず...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に御指摘のとおりでございまして、今回の補助金改革から始まったのが義務教育の国の責任を放棄するというふうなことになるのは、これは本末転倒であると。そもそもといいますか、要するに教育制度の在り方、その中における国と地方の役割の分担と、そういったことを政府全...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この議論につきましては、まだ私の前任の河村大臣が八月の二十四日に経済財政諮問会議で議論をしておりますけれども、私自身も十一月四日の経済財政諮問会議で出させていただきまして議論を闘わさせていただきました。    〔理事北岡秀二君退席、委員長着席〕  そ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私は、申し上げているのは、地方側も、とにかくまとめろというふうな小泉総理の御指示がありましたんで、本当に苦労をし、苦吟しながらまとめられた案でございますから、もちろん真摯に受け止めて検討しなきゃいけないんですけれども、やはりそれを受け止めてそのままという...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 基本的には、御指摘のように、平成十八年度末までに中央審議会での審議を踏まえてと、こうなっているわけでございますから、私どもとしては、とにかくこの中央教育審議会を無視して経済財政諮問会議を中心として結論を出してもらっては困るということをまず一番目に主張して...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 竹中大臣が私どもの議論の中で経済財政諮問会議以外でという発言があったということについては、私ちょっと記憶がございません。むしろ、私の方が、先ほど言いましたけれども、この経済財政諮問会議に中央教育審議会の先生方をお呼びしたり、あるいは知事さん方を呼んで一緒...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、広中委員の意見をしっかり受け止めまして、頑張っていきたいと考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 義務教育につきましては、憲法二十六条で、その能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有すると、こう書いてあるわけでございますし、また第二項で、すべて国民はその保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負うと、こう書いてあるわけでございます。  今、山下委員...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 必ずしも断定はできないと思うんですけれども、現に戦後すぐ、昭和二十五年から二十八年の間は、これはもう地方が全額持ったという時代があるわけでございまして、このことをもって憲法違反だったというのか、あるいは当時はまだGHQの支配下にあったわけで、超法規的にし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) そのように考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 今回初めてこの文部科学大臣拝命したわけですけれども、これまでも外から見ておりまして、この義務教育国庫負担、少しずつ少しずつ削られていくなと、一体どういうことなんだろうということは不思議に感じておりました。  これは、まあ地方と中央のどちらも財政苦しいと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 憲法二十六条にありますように、すべて国民はその能力に応じてひとしく教育を受ける権利を有すると。この権利を有するその裏側として国民は義務を負っているんだと、こういうことではないかと私は考えているわけでございまして、第二条にありますように、保護者というのはそ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 義務教育と言った場合、確かに、国民の三大義務と言われるように、自分の保護する子供に普通教育を受けさせる、これは保護者の義務であるということだろうと思うんですけれども、その場合に、国と言いましたけれども、公と言った方がいいのかもしれませんが、国民全体として...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私は、この義務教育というのは二つの面があると思っております。  一つは、子供の立場からいいますと、この世に生まれてきたと、非常に有り難いといいますか、有り難い命であるということを子供たちがしっかり自覚して、そして、その人生、一生が幸せで、また有意義なも...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に山下委員御指摘のとおりだと私は思っているわけでございまして、地域の実情に応じた特色ある教育を実現していくためには、できる限り地方そして学校に権限を移しまして、地域と学校が責任を持って学校運営に当たれるように学校システムを改革することが必要であると、こ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この公立学校の施設整備費負担金・補助金でございますけれども、これは地方側の改革案にあったわけでございまして、それに対しましてこの交付金化を検討するというようなことにしたわけでございまして、御指摘のありました建て替えによる耐震化につきましてもこの交付金の中...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のように、地方の方からもこの義務教育国庫負担制度を堅持すべしという、たくさんの声が各層から上がってきているわけでございます。一方では、六団体の改革案を真摯に受け止めろと、こういう総理の指示もあったわけでございますが、私としては、地方の意見というのも...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 四大臣との協議あるいは経済財政諮問会議におきましても私がいわゆる繰り返し指摘したのが正にそのことでございまして、一時期、一般財源化したために非常に地域格差ができてしまった。だから、そのときは今と違って、知事会側の要請によってこの義務教育国庫負担制度二分の...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学校教育法第五条によりまして、学校を設置する地方公共団体等は、その設置する学校を管理し、経費も負担するものとなっております。しかしながら、この教職員給与費につきましては、義務的経費であると同時に多額なものになるところから、市町村の財政上の重圧を除くととも...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 市町村によりましては本当に小さなところもありますし、財政力の弱いところもありますから、そういう意味でこの県費負担の教職員制度があるものと、このように考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 正に市町村にそういう負担能力がないから都道府県の負担としているわけで、ところがその都道府県も経済力、財政力の差がありますから、地方格差ができるんじゃないかという心配から、せめて義務教育費国庫負担制度、二分の一負担しようというふうなことで頑張っているわけで...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 文部科学省の職員と協会との関係につきましては、現在文部科学省におきまして過去の担当者から事情を聴取しているところでございます。現時点で確たることは申し上げられませんが、事情聴取の結果、国家公務員倫理法上の問題が確認された場合には厳正に対処してまいりたいと...全文を見る
11月12日第161回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(中山成彬君) 弘友議員にお答えいたします。  慢性疾患の子供の実態に関する教育関係者への研修や院内学級の整備などの対策についてのお尋ねでございます。  慢性疾患の子供につきましては、教員等がその病状等の理解を深めるとともに、病状の種類と程度等に応じた教育環境を整え...全文を見る
11月16日第161回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○国務大臣(中山成彬君) おはようございます。  このたび、政府から提出いたしました独立行政法人日本原子力研究開発機構法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  特殊法人等改革につきましては、平成十三年六月に成立した特殊法人等改革基本法にのっとり、同年十...全文を見る
11月17日第161回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(中山成彬君) 大塚議員より知的財産の価値評価についてのお尋ねでございます。  経済産業省におきましては、産業構造審議会に設置しました小委員会におきまして、知的財産権の価値評価手法の検討、整理を行いまして、本年六月には、特許権、商標権及び著作権のそれぞれにつきまして、...全文を見る
11月25日第161回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
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○国務大臣(中山成彬君) お答えをいたします。  十月七日にIAEAのエルバラダイ事務局長にお会いいたしました。そして、保障措置や核不拡散への我が国の取組やIAEAをめぐる原子力に関する協力の状況について意見交換を行ったところでございます。その際、原子力二法人の統合に関しまして...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 小林委員からいろいろと義務教につきまして御心配いただいておりまして大変恐縮しておりますけれども、この義務教育国庫負担制度につきまして、与野党を通じまして何とか頑張ってくれという激励をいただいているものと思いまして一生懸命頑張っているわけでございますけれど...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 東海村の所在であります茨城県の御出身の小林先生からいろいろお話がございましたけれども、原子力というこの国策の推進のためにいろいろと御尽力、御協力をいただいておるわけでございまして、そのことにつきましては改めて感謝申し上げたいと思いますし、またその間、いろ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今回の二法人の統合につきましては御指摘のようないろんな御意見があることも理解しているわけでございまして、今回の統合によりまして組織の能力とかあるいは構成員の意欲の減退につながるようなことになってはいけないと、このように考えているわけでございまして、むしろ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ちょっと夢がないという話でございましたが、夢があるように持っていくのが我々の務めであると、このように考えているわけでございまして、この統合によりまして、基礎・基盤研究からプロジェクト研究開発までを包含する総括的かつ先端的な原子力の研究開発機関として幅広い...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 小林委員がおっしゃるように、日本の原子力、原子力開発といいますか行政というのは、本当に前に進もうとすると何か事故が起こってしまうという、そういう意味で非常に不幸といいますか、運が悪いと言うと言葉悪いのかもしれませんが、そういう歴史だったなと、こう思ってお...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 一般に独立行政法人制度におきましては、その業務運営に当たって政府による事前チェックや監督を極力廃止するということにしているわけでございますが、一方、この原子力に関しましては、山下委員、正に御指摘のように、国民の信頼が必ずしも得られていないという状況の中で...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 山下委員の御指摘のとおり、新法人のスタートに当たりましては、過去の事故、トラブル等を総括しまして、それで新たなスタートを切るべきだと、このように考えておるわけでございまして、先ほどもお答え申し上げましたけれども、この動燃改革につきましては、核燃サイクル開...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、山下委員から御指摘ありましたように、平成十四年の十二月、三大臣合意というのがございまして、義務教育国庫負担金全額について平成十八年度末までに中央教育審議会の議論も踏まえてと、こういうふうな文言があるわけでございます。そしてまた、八月に出ましたいわゆる...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この二法人統合の議論におきましては、正に安全、安全ということがやっぱり再三指摘されるわけでございまして、私も、先般の衆議院の文部科学委員会において答弁したとおり、安全関係の研究開発は最優先で措置すべきものでありというふうに答えておりまして、従来、二法人に...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 我が国の原子力の研究、開発及び利用につきましては、従来より、原子力基本法第二条に規定されております、民主的な運営の下に自主的にこれを行うものとし、その成果を公開する旨のいわゆる原子力三原則の下、着実に推進してきているところでございます。  文部科学省と...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 衆議院におきましては突然の御質問だったものですからあのように大ざっぱに答えてしまいましたので、今日は厳密に正確にお答えしたいと思いますけれども、秘密保持義務における秘密とは、非公知、公に知られていないという非公知の事項であって、実質的にもそれを秘密として...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今回の原子力二法人の統合準備会議の報告書によりますと、新機構は、基礎・基盤研究から実用化を目指した技術開発までの幅広い研究開発を適切に遂行するため、強力なリーダーシップの下、法人全体の経営の統一性を確保するという困難な課題に適応できる強い経営が必要である...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
12月01日第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○中山国務大臣 中野委員にお答えいたします。  この義務教育費国庫負担制度の論議に当たりましては、中野委員初めこの委員会の皆様方、与野党を通じて、堅持すべしということでいろいろと御支援、御激励をいただきましたことにつきましては、まずもって御礼を申し上げたいと思うわけでございます...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  子供の規範となるべき教員が違法な行為を行うということは、これはもう許されないことでございまして、極めて重大な問題であると考えております。文部科学省といたしましては、これまでも国政選挙のたびごとに、教職員の選挙運動の禁止等について各教育委員会...全文を見る
○中山国務大臣 まさにこれは適正に対処していくべき問題である、このように考えます。
○中山国務大臣 幾つか御質問でございましたけれども、まず、我が国の子供たちの学力はどうか、新学習要領によりまして上がったのか下がったのかという御質問でございますが、これにつきましては、まだそれこそいわゆるゆとり教育というのが始まって間もないわけでございまして、その結果がどうなった...全文を見る
○中山国務大臣 文部大臣として中央教育審議会だけに任せるな、こういうふうな話でございました。まさにそのとおり考えまして、私は、大臣に就任して間もなかったんですけれども、大臣就任前からいろいろ考えておりました日本の中における教育のあり方、これはどうすればいいんだろうか、このままでは...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  葉梨大臣、お父様、よく存じ上げておりますが、大変お世話になりました。立派な政治家だったなと御尊敬申し上げておりますし、また先生御自身、今お話がありましたけれども、長年警察関係で経験を積んでこられ、またすばらしい実績を上げてこられましたので、...全文を見る
○中山国務大臣 先ほどの、中央教育審議会におきましては、まさにおっしゃるとおり幅広い分野からいろいろな意見を出していただいて協議をしていただきたいということを考えていることをまず申し上げたいと思います。  それから、大分県におきますタウンミーティングでの私の発言に対しての御質問...全文を見る
○中山国務大臣 まさに委員御指摘のように、フリーター等の解消につきましては、学校だけでなくて、職場、企業、いろいろな方々の御協力も得ながら、しかし、学校の中において、やはり将来は職業人としてちゃんと立派にやっていかなければいかぬのだよ、そういったことも含めて教育をやっていかなけれ...全文を見る
○中山国務大臣 御承知のように、小中学校は市町村が設置する一方で、その教職員の給与というのは都道府県が負担するということになっておりまして、この都道府県の予算編成というのは知事の権限とされているところでございます。そこで、この義務教育費国庫負担金がすべて一般財源化されたということ...全文を見る
○中山国務大臣 高井委員にお答えいたします。  義務教育費国庫負担制度につきまして、三位一体の中でさまざまな議論がなされたわけでございますが、私としては、主張すべきことはすべて主張した、こういう感じがいたします。  この前もある知事さんが、義務教育費国庫負担制度というのは九番...全文を見る
○中山国務大臣 三位一体の改革、要するに地方分権の重要性ということについてはしっかり認識しているわけでございます。  ですけれども、今回の地方六団体からの案というものは地方六団体からの案でございまして、それを政府としてどのように考えるかということは、これはまた別途考えてもいいん...全文を見る
○中山国務大臣 地方の案を真摯に受けとめろ、こういうふうな首相の指示でございましたけれども、地方の声に耳を傾けろ、真摯に耳を傾けろという御指示でございましたが、耳を真摯に傾ければ傾けるほど、そうじゃない意見もたくさん聞こえてきたわけでございます。  この文教委員会におきましても...全文を見る
○中山国務大臣 これは試しにやってみるということではございません。私が主張いたしましたのは、義務教育というとても大事な国の制度というものを、単に経済財政諮問会議という、財政論といいますか銭金の問題から先に入って議論してもらっては困ると。とにかく中央教育審議会で今いろいろな議論を行...全文を見る
○中山国務大臣 これは四千二百五十億円というのは税源移譲されるものではありません。税源移譲予定交付金という形で出されるわけでございまして、すべてのものもそうですけれども、これはほかの項目と一緒に、一括して税源移譲されるという形になっております。
○中山国務大臣 要するに、四千二百五十億円につきましては来年度予算で暫定的に削減される。その分については、これはそのまま移譲する財源に来年なるわけじゃありません、これはその後ということでございまして、とりあえず交付税の形でしばらく面倒を見る。きちっとした税源移譲というのは、ほかの...全文を見る
○中山国務大臣 ですから、先ほど申し上げましたように、中央教育審議会という教育のことについて議論している審議会をすっ飛ばして、経済財政諮問会議で単なる財政論からだけ義務教育費国庫負担制度について結論を出してもらっては困るという私どもの主張が通った、こういうことだと御了解をいただき...全文を見る
○中山国務大臣 よく理解できるわけですけれども、そもそも、あれは平成十四年度でしたか、総務大臣、財務大臣、それから文部科学大臣の三大臣合意というのがございまして、その中には、平成十八年度末までにおいて義務教育費国庫負担全額について、中央教育審議会の議論も踏まえて、も踏まえてと書い...全文を見る
○中山国務大臣 これまでの先生方の御意見の中にも出てまいりましたが、フランス等は全額国庫負担しているわけでございますし、イギリスも、二年間かけて全部国で持とうというふうな国もある。  世界の中には全額国庫負担という国もある中で、なぜ日本だけが下げていくんだという基本的な疑問も持...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをいたします。  近年、かつて発展途上国と呼ばれた国々が大変目覚ましい発展を遂げておる中で、我が国におきましては、日本社会を新たな成長に導くイノベーションを創出するチャレンジ精神に満ちた人材が必要とされているわけでございますが、お年寄りがふえる一方で子供た...全文を見る
○中山国務大臣 やはり豊かな社会になりますと親の財政力もありますので、そんなに無理して働かなくてもいいよというふうな、そういった親の風潮とか、そういったこともあるのかもしれません。  それとともに、やはり思いますのは、学校にいる間は、競争は悪である、競争をしちゃいかぬというよう...全文を見る
○中山国務大臣 牧委員にお答えいたします。  米国のテネシー明治学院につきましては、設置者側として、財政状況の悪化に伴い、本年度の新入生が卒業する二〇〇七年三月をもって閉校する方針であり、これに対し、保護者の一部が東京地方裁判所に仮処分の申し立てを行っているということを承知して...全文を見る
○中山国務大臣 私が日ごろから大変尊敬申し上げている肥田委員からこうして質問を受ける立場になりまして、大変恐縮しているところでございます。  今の義務教育、国の責任であるということについて大臣どう考えるかという御質問でございましたが、まさに私はそのように考えているわけでございま...全文を見る
○中山国務大臣 通常の学校の特殊学級に在籍しております弱視児童の数につきましては、平成十五年五月一日現在で、小学校百八十三名、中学校五十四名でございますが、通常の学級に在籍している数は把握しておりません。  私の、思い出したんですけれども、いつも机、一番前に座っている同級生がい...全文を見る
○中山国務大臣 今、教育出版社では、教科書の電子データをボランティアに提供する試みについて話し合いが持たれているというふうに聞いておりまして、そういった取り組みを引き続き見守っていきたい、このように考えております。
○中山国務大臣 検定教科書になるためは、個々の図書ごとに文部科学大臣の行う教科書検定に合格することが必要である、これはもう御承知のとおりでございます。  拡大教科書につきましては、もととなります検定教科書の文字等を単に拡大するとともに、文字や図形の配置を変更するなど、弱視の児童...全文を見る
○中山国務大臣 できない理由はるる説明する必要はないとおっしゃいましたが、やはり今のこの検定の仕方、検定教科書として文部省が認めるかどうかという問題もございますし、また、先ほど来申し上げていますように、個々の生徒の見えぐあいというのは違うわけでございます。そういう意味で、個々に当...全文を見る
○中山国務大臣 大学入試センター試験におきましては、弱視受験者に対する試験実施上の特別措置として、昭和五十九年度から、十四ポイントに拡大した試験問題冊子を作成しております。また、昭和六十三年度から、試験時間を一・三倍に延長しておるところでございます。  文字サイズを十八ポイント...全文を見る
○中山国務大臣 ただいままで肥田委員がるるいろいろとお話しされました。また、これまでの御尽力につきましても承ったわけでございます。  障害のある児童生徒については、障害の状態に応じましてその可能性を最大限に伸ばす、そして自立して社会参加するために必要な力を培うというために一人一...全文を見る
○中山国務大臣 突然の御質問でございまして、どきっといたしましたが、これは政治家のみならず、出処進退ということは常に大事なことだ、こう考えております。特に政治家、また大臣になりますと、もうそのことをいつも考えながら、大臣になりましたら、いつやめるんだということもいつも念頭に置いて...全文を見る
○中山国務大臣 今いろいろとお話を聞きまして、本当に大変だなと思います。(発言する者あり)いや、これはサッカーくじだけじゃなくて、競輪、競馬、地方でやっているものも全体そうでございまして、もうやめようというふうなところもある中でございます。  また、サッカーにつきましても、サッ...全文を見る
○中山国務大臣 まさに、そういう意味では危機的な状況にあるというふうには認識するわけでございます。  しかし、長年にわたりましてこのサッカーくじの設立に当たってこられたたくさんの方々の思いもあるわけですけれども、それがこういう形になっている。やはり、システムに欠陥があるのか、そ...全文を見る
○中山国務大臣 ということで、今不規則発言がありましたけれども、いろんな売り方もありますし、いろんなことをまた考えられるんじゃないかと思うわけでございまして、まさに今そういった状況にあるということを考えながら、しかし、では、これをやめてもいいのかというふうな逆の発想からどうしたら...全文を見る
○中山国務大臣 今、城井委員からるる御説明いただきまして、先ほども言いましたように、危機的な状況にあるなということも認識しましたが、今、いろいろと御説明いただきましたように、この仕組みだとか運営方法だとか、あるいはくじの多様化とか販売方法だとか、いろいろなことを工夫していけば、む...全文を見る
○中山国務大臣 まさに国が義務教育をしっかりと堅持していくということであれば、それは一〇〇%国ということも考えられるんでしょうけれども、現実問題としてはそうなっていない。では、義務教育の根幹とは何かということをずっと考え続けてきているわけですけれども、やはり教育は人であるというふ...全文を見る
○中山国務大臣 これは一つには、考え方の違いでございますが、そういうふうに基準だけ示して後はそちらでちゃんとやれということと、今私どもがやっていますように、一応の基準を示して、そして総額としてまとまった予算を地方にやりまして、総額裁量制といいますけれども、それでもってある程度自由...全文を見る
○中山国務大臣 先ほどから副大臣等も答えておりますが、一般財源化された教材費だとか旅費だとか、あるいは図書整備費等がどんどんどんどん減ってきているということもあるわけですね。  そういう意味で、この義務教育費国庫負担が全額地方に行った場合、最初のうちはそうかもしれません。これは...全文を見る
○中山国務大臣 現時点でこの義務教育費国庫負担金がゼロになるということはちょっと考えられないし、またそんなことがあってはいけないと私は考えているわけでございますが、もし仮に、仮にだんだんと減っていくという場合に、どのようにして日本の教育水準、子供たちの学力水準を維持していくんだと...全文を見る
○中山国務大臣 現在、既にコミュニティ・スクールとして全国で四校がスタートをしておるわけでございまして、本年六月に法改正が行われ、九月に施行されたという状況を見れば、かなり早い対応ではないか、こう思うわけでございまして、この制度への期待の高さのあらわれではないか、このように受けと...全文を見る
○中山国務大臣 平成十四年度から、全国七地域九校において、新しいタイプの学校運営のあり方に関する実践研究を実施しておりまして、それぞれの学校において、地域の特色を生かしたさまざまな取り組みが行われているところでございますけれども、この実践研究の過程で生じた課題というのは多様でござ...全文を見る
○中山国務大臣 まさに御指摘のように、これからの教育、子供たちの育て方ということを考えた場合には、家庭と学校と地域が一緒になってやらなきゃいかぬ、地域ぐるみで子供たちを育てていかなければいかぬという、まさにそういう意味では、このコミュニティ・スクールというのは、それをまさに実現す...全文を見る
○中山国務大臣 まさに強制はできないわけですけれども、知ることによって、ああ、こんないい制度なのか、では、うちでもつくってみようかということになるようにしていくことがやはり非常に大事だ、こう思うわけでございます。  そういう意味で、コミュニティ・スクール設立推進室、名前はどう呼...全文を見る
○中山国務大臣 日本というのは、周りが海に囲まれているせいか、余り領土意識といいますか、自分の国はどこまでなんだという意識がないわけでございます。私も、かつて防衛予算を担当したときがありまして、そのときに日本の領土というのはどういうものだろうかと言っていて、東西南北一番遠いところ...全文を見る
○中山国務大臣 私としては、まさに御指摘のとおりだと思っていまして、一体、日本の領土がどことどことどこなんだ、どこからどこまでなんだという認識はしっかり持っておく必要があると思うんですね。  そうでないから、先般の例の原子力潜水艦の侵入事件等について余り日本の国民というのは関心...全文を見る
○中山国務大臣 しっかりと受けとめまして対処してまいりたい、こう考えております。
○中山国務大臣 これからコミュニティ・スクール等をだんだんと展開していく中で、それが地方分権というよりはもっと地域に密着した、それこそ家庭教育、地域が一緒になった教育というものが進められていくわけでございまして、その中で教科書の採択等も本当はそういったところでできるようにするとい...全文を見る
○中山国務大臣 先般の委員会におきましても、この義務教育費国庫負担制度は堅持したいという決意を申し上げたところでございますが、そういった強い気持ちで今回の三位一体の改革に臨んできたわけでございます。その結果、今御指摘をいただいたような形になったわけでございます。  そもそも、地...全文を見る
○中山国務大臣 私も先般新聞記事で見まして、実はちょっと驚いたわけでございます。この記事がもっと早く出れば、地方側も義務教育費を改革案の中に入れることをちゅうちょしたんじゃないか、こう実は思うわけですね。  要するに、地方側というのは何を考えたかというと、これからどんどんふえて...全文を見る
○中山国務大臣 まさにこういった数字が示されるんですね。一般財源化された場合には、本当に地方によっては大変なことになる。こういった数字もあるわけでございまして、それを踏まえまして、どうしてもこの義務教育費国庫負担制度は堅持すべきだということで主張してまいりましたし、これからもそう...全文を見る
○中山国務大臣 中央教育審議会におきましては、教育基本法の見直しについて議論が行われる際に、これからの時代における国と地方の役割分担のあり方について、例えば公教育における地方分権について、これまで文部省が果たしてきた役割等を踏まえて、国と地方の役割を切り分けていく必要があるとか、...全文を見る
○中山国務大臣 この三位一体の議論の中で、義務教育費国庫負担制度の論議が行われた際にも私が申し上げましたのは、今進められております教育基本法の改正作業にも支障がある、こう申し上げたわけでございます。  なぜかといいますと、この教育基本法の中に、義務教育の国の責任ということと、そ...全文を見る
○中山国務大臣 全く逆に考えたわけでございまして、私としては、中央教育審議会の議論をスピードアップさせるためにもできるだけ早くこの教育基本法の改正をやってほしい、こういうことを保利会長にも実はお願いしたわけでございます。  と申しますのは、先ほども申し上げましたが、今度の改正案...全文を見る
○中山国務大臣 午前中のお話、委員の御質問にも答えたわけでございますが、タウンミーティングの席上で、あちこち転勤族であった奥様から、大分県というのはちょっと自虐的な教育が行き過ぎているんじゃないか、それについてどう思うかというふうな御質問でございましたものですから、私はかつて日本...全文を見る
○中山国務大臣 きのうも閣議後の記者会見で申し上げたんですけれども、名称のいかんはともかくといたしまして、慰安婦として、心身にわたりいやしがたい傷を負われたすべての方々に対しおわびと反省の気持ちを申し上げたい、これはこれまでの政府の見解といいますか、今言われたとおりでございまして...全文を見る
○中山国務大臣 先週の土曜日、まさに横光委員のおひざ元でタウンミーティングを開かせていただきました。極めて幅広いといいますか、いろいろな意見が出されまして、大変実のあるタウンミーティングになったな、このように考えておるところでございますが、私の発言がちょっと問題になったということ...全文を見る
○中山国務大臣 この国庫負担制度の議論につきましては、私としては不退転の決意で頑張ったわけでございますが、先ほど御披露がありましたが、小泉総理から、済まぬな、こらえてくれということを言われたわけですけれども、本当に、こらえようかこらえまいか考えたぐらい、実は考えたわけでございます...全文を見る
○中山国務大臣 これは、中央教育審議会の議論がどのようになるかわかりませんが、まさにその結論いかんによっては来年度、十七年度分もゼロになるということで、私は細田官房長官に念を押してきたところでございます。
○中山国務大臣 まさに今御指摘のように、この教員免許更新制につきましては、平成十四年度の中央教育審議会で導入を見送る結論が出たところでございますけれども、ただ、その答申におきましても、今後の科学技術や社会の急速な変化等に伴い、再度検討することもあり得るということが示されているわけ...全文を見る
12月02日第161回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(中山成彬君) 今、森元委員御指摘のように、OECDの調査によりますと確かに日本は最下位ということになっていますけれども、ただ、この数字は、GDPに占める公財政支出の割合、あるいは教育制度の相違、人口に占める子供たちの割合と、要するに、子供たちが多いか少ないかとか、ある...全文を見る