中山成彬

なかやまなりあき

比例代表(九州)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数8回

中山成彬の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第162回国会 衆議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 神崎議員にお答えいたします。  教員養成の抜本的改革や教員評価システムの確立の必要性についてのお尋ねであります。  教育は人なりと言われますように、学校教育の成否は教員の資質、能力に負うところが大きいことから、すぐれた教員を養成、確保するとともに、能...全文を見る
01月26日第162回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 大江議員にお答えいたします。  教育に関する考えについてのお尋ねでございます。  義務教育というのは、国家社会の形成者たる国民の育成という面と、子供たち一人一人に、その一生を幸せに、そして有意義に生きるための土台を作ってあげると、こういう二つの目的を...全文を見る
01月27日第162回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○中山国務大臣 今中川大臣もお答えいたしましたけれども、まさに知的な大競争の時代に入っている。中国とか近隣諸国が本当に目の色を変えて学力向上に取り組んでいるわけでございますけれども、昨年秋に出ました国際的な学力調査の結果によりますと、日本の子供たちの学力が低下傾向にある、このこと...全文を見る
○中山国務大臣 金子委員には、特区担当、規制改革委員長と、いろいろ画期的な企てをやっていただきましたけれども、まさに御指摘がありましたように、日本の子供たちの学力が低下傾向にあるという中、そしてまた子供たちを取り巻く環境が随分変わってきているという中で、昨年の暮れに、中央教育審議...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘の山梨県の問題でございますけれども、これは、教育委員会の調査によりますと、校長、教頭らが政治的目的を持った資金カンパの要請を伝達して、集まった資金を政治団体に届けたという事実が認められるわけでございまして、この調査結果を見る限り、法令に違反する政治的行為に...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省から山梨県の教育委員会に対しまして、再三再四、事実をしっかり確認してしっかりとした処分をしてくれ、こういうことを言っているわけでございますが、これからも違法な行為に対しては厳正な対応を行うように、引き続き山梨県の教育委員会に対して十分な説明を求めながら指...全文を見る
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○中山国務大臣 教育問題に関しまして、国民の関心が非常に高まっております。特に、昨今いろいろな問題が起こっていまして、心の問題といいますか、心の教育が必要ではないかとか、そういった中から教育基本法の改正の議論が出てきているわけでございます。  教育基本法というのは、昭和二十二年...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育というのは、国民の権利であると同時に、今委員がおっしゃいましたように、まさに国家社会の発展を担う人材育成という国家戦略に基づくものである、このように考えていまして、これは憲法の要請でもあるわけでございます。  最終的には、義務教育というのは国が最終的な責...全文を見る
○中山国務大臣 いただいておりません。
○中山国務大臣 具体的に考えているわけじゃございませんが、総理のお考えもよくわかりますが、私は、役所に十六年、民間になりまして二十五年たちますけれども、役所にも民間にも立派な方がいらっしゃるな、こう思っております。特に組織のトップに立つような人というのは、やはりすばらしい人もいら...全文を見る
01月31日第162回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学校施設というのは、今言われましたように、児童生徒等がその生活の大半を過ごす活動の場でありますし、また非常災害時には地域住民の応急避難場所としての役割も果たすわけでございます。そういう意味で、公立学校のみならず私立学校につきましても学校施設の耐震性能の向...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) お尋ねの点につきまして、都道府県からの報告をまとめますと、例えば当該地方公共団体における財政上の理由とか、あるいは学校の統廃合計画を検討しているとか、また公立施設全体の計画のうち学校が優先とならないためとか、さらに、何しろ学校数が多いものですから、絶対数...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) まず、耐震化の診断をこの三年間でやってくれということをお願いしているわけでございますし、また、今御審議いただいておりますこの補正予算につきましても、耐震化関係の改善ということで二百八十億円の予算をお願いしているわけでございます。また、来年度、十七年度につ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 若林委員御指摘のように、この教育基本法の改正の問題、平成十二年の教育改革国民会議以来の歴代の内閣がずっと取り組んできた課題でございます。十五年の三月の中教審の答申をいただいて、その後、与党の協議会におきまして精力的に検討が進められているわけでございます。...全文を見る
02月01日第162回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 少子化、もう大問題でございます。その中で、これから生きていく日本の子供たちのことも考えなきゃいかぬわけでございますが、資源の乏しい日本、これ人材こそが資源であるということはもう昔から言われたことでございますし、また小泉総理も、新しい時代の国づくりの基盤は...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) はい。  現在審議していただいているんですけれども、より効率的に耐震化を推進する方策ということで意見等寄せていただいておりますが、具体的には、工事費の掛かる建て替え方式からより経済的な耐震補強・改修方式に重点を移すべきだと、こういう方向で今検討いただい...全文を見る
02月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○中山国務大臣 御指摘の件につきましては、昨年、報道のあった当初より、山梨県の教育委員会に対しまして、事実関係をしっかりと確認の上、必要な措置をとるようにということで、再三にわたり指導してきたところでございます。  ところが、昨年の十二月、突然、一部の方々に対していわゆる文書訓...全文を見る
○中山国務大臣 公立学校の教員の政治的行為の制限につきましては、教育公務員特例法によりまして、国家公務員の例によるものとされております。具体的には国家公務員法及び人事院規則に定められており、これによれば、政治的団体の役員、政治的顧問、その他これらと同様な役割を持つ構成員となること...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省は……(発言する者あり)
○中山国務大臣 みずからこれを調査するわけにいきませんので、先ほど申し上げましたように、山梨県の教育委員会に、再三再四にわたりまして事実関係を明らかにするようにということを要請しているわけでございますが、山梨県の教育委員会からの話によりますと、県政連と東明会それから組合、その状況...全文を見る
○中山国務大臣 公立学校の教員につきましては、法令によりまして、政治的目的を持って、賦課金、寄附金、会費またはその他の金品を求め、もしくは受領し、または何らかの方法をもってするを問わず、これらの行為に関与することが禁じられているわけでございます。  したがいまして、公立学校の教...全文を見る
○中山国務大臣 奨学金事業というのは、御承知のように、教育の機会均等とそれから人材の育成という面と、さらに、今話がありましたように、保護者の教育費の負担の軽減にも資するわけでございまして、この充実につきましては、少子化社会対策要綱にもしっかりと記載されたところでございまして、また...全文を見る
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○中山国務大臣 今横路委員から御指摘がありましたが、確かに東京とか大阪、いわゆる準要保護児童、二三%を超えている、前後でございますが。一方、例えば栃木県は三・九三%、あるいは静岡は三・四六……(発言する者あり)青森ですか、青森は一〇・一六。大体、平均が一〇・一六、一〇%ぐらいでご...全文を見る
○中山国務大臣 突然質問がかわりましたのでよく聞こえなかったんですが、義務教育の国庫負担制度についての質問だというふうでいいですね。  これにつきましては、中教審の結論がどうなったか、そういう仮定の質問に答えるわけにいきませんが、義務教育国庫負担制度というのは、これは地方公共団...全文を見る
○中山国務大臣 今申し上げましたように仮定のことについては答えるわけにいきませんが、私としては、義務教育の国庫負担制度という国の根幹にかかわる制度については堅持してまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 御承知のように、我が国の私立学校というのは、今財務大臣も答弁いたしましたけれども、大学生で約七五%、高校生の約三〇%、幼稚園児に至りましては八〇%を占めていまして、我が国の学校教育の普及、進展に大きな比重を占めております。また、特に建学の精神がございまして、建学の...全文を見る
02月04日第162回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○中山国務大臣 我が国の教育は、第二次世界大戦の後、機会均等の理念を実現し、国民の教育水準を高め、その時々の時代の要請に対応しつつ、人材の育成を通じて我が国経済社会の発展の原動力になってきたものでございまして、このことについては世界からも高く評価されているものと考えております。 ...全文を見る
○中山国務大臣 今、教育改革を進めていると申し上げましたけれども、これは要するに、国はしっかりと義務教育の根幹は堅持するけれども、しかし、やはり現場に任せる、学校、教育委員会等に任せて、その中で、子供たち、保護者の意見を聞きながら、そしてみんなで力を合わせていい学校をつくっていこ...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、日本の若者には、公徳心とかあるいは国とか郷土に対する愛着が弱いんじゃないか、公共心や規範意識が低下しているんじゃないか、こう言われていますけれども、今御指摘ありましたように、台風や地震がありますと、いち早く駆けつけて、本当に一生懸命頑張っているボラ...全文を見る
02月07日第162回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○中山国務大臣 いわゆる学力観というのは、いろいろな見方があるとは思うんですけれども、私は、やはりこれから求められる学力というのは、基礎、基本的な知識あるいは技能に加えまして、それを実生活に生かしていく、そのために必要な思考力とか、あるいは判断力とか表現力、そしてまた、広く言いま...全文を見る
○中山国務大臣 ですから、学力という点、今の、現行の学習指導要領が目指しているもの、これには間違いないと思うんですけれども、ただ、その目指しているものが必ずしも子供たちの身についていないというところが問題ではないか、このように思うわけでございます。  昨年末に公表されました国際...全文を見る
○中山国務大臣 私の例といいましても、もう五十年も昔のことでございまして、忘れてしまいましたが、親から勉強しろと言われたこともなかったんですけれども、自分自身は非常に、活字が好きといいますか、本を読むのが好きでした。  私たちのころは、余り本もないし、がつがつしていたわけですけ...全文を見る
○中山国務大臣 ゆとり教育の中で、ある意味じゃ子供たちを信頼していたということもあるんでしょうけれども、どうも、ゆとり教育という言葉はなかったんですけれども、要するに、勉強はしなきゃいけないときにすればいいんだ、基礎的、基本的なことをきちっとやっておけばいいんだ、あとは自分たちで...全文を見る
○中山国務大臣 総理も、折に触れて教育の重要性については言及しておられまして、所信表明でも、新しい時代の国づくりの基盤は人であると言われましたし、今回も、子供は社会の宝、国の宝だ、こういうことを言われているわけでございまして、決して教育をおろそかにしているということではないという...全文を見る
○中山国務大臣 大分応援団がいらっしゃいますけれども。  今御指摘がありましたように、これは移譲交付金という形で四千二百五十億が計上されているわけでございますから、決して減っているわけじゃございませんし、それを加味してもふえているというのは、まさに科学技術振興費といいますか、そ...全文を見る
02月08日第162回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○中山国務大臣 宮路議員にお答えしたいと思いますけれども……(発言する者あり)
○中山国務大臣 ちょっとうるさくて何を聞かれたかわからないので、申しわけないんですけれども、聞き取れたところで、範囲内で答弁させていただきたいと思います。  文部科学省といたしましては、山梨県の教職員組合の政治活動に関する報道があった当初から、再三にわたりまして、山梨県の教育委...全文を見る
○中山国務大臣 学校の先生というのは子供たちと直接接触しているわけでございまして、その与える影響は極めて大きいものがあります。ですから政治的な中立性が求められているわけでございまして、私は、ぜひ先生方に対しては、その職務の重要性にかんがみまして、その点はしっかりやっていただきたい...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、公立学校の教員につきましては、これは教育公務員特例法によりまして、政治的行為の制限は国家公務員の例によるものとされていますけれども、罰則については国家公務員法の適用がないとされているわけでございまして、これは、従来、地方公務員である教育公務員の政治...全文を見る
02月10日第162回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○中山国務大臣 それではお答えいたします。  平成十六年四月に実施しました公立学校施設の耐震改修状況の調査結果によりますと、まず耐震診断につきましては、昭和五十六年以前の旧耐震基準で建てられた建物が対象となるわけですけれども、校舎では、全国で四八・五%、東京都は八五・〇%。体育...全文を見る
02月14日第162回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○中山国務大臣 遠藤委員御指摘のように、文化交流、これはやはり基礎だろうと思うんですけれども、特に韓国、中国というのは、経済関係だけじゃなくて歴史的にも文化的にも非常に深いつながりがあるわけですから、ぜひこれは進めていきたいし、特に青少年のレベルについても進めていくべきだ、こう考...全文を見る
02月15日第162回国会 衆議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○中山国務大臣 今回の事件、北川委員のお地元ということで、いろいろと御心配をいただいておるところでございますが、こういった事件は、決して許されない、また起こってはならない事件だ、こう思うわけでございまして、亡くなった方の御冥福をお祈りいたしたいと思いますし、また、けがをされた方に...全文を見る
○中山国務大臣 教育についていろいろな御質問をいただきましたが、まず、文科省の役人が自分の子供を私学に行かせているんじゃないかと。実は、私もそういう懸念を持ちましたものですから、これはみんな調べるわけにいかぬものですから、個々に、君のところはどうなんだということを聞きますと、結構...全文を見る
○中山国務大臣 御承知のように、法人格の国立大学の授業料につきましては、各法人で、文部科学省が示す標準額の上限一一〇%の範囲内でそれぞれ決めることとされているわけでございますが、今、各国立大学法人におきまして、具体的に来年の授業料をどのように取り扱うかについての検討や学内手続を進...全文を見る
○中山国務大臣 今回の授業料標準額改定に関しまして、何人かの学長が懸念を表明する声明を出したということは知っております。  しかしながら、高等教育の機会提供という国立大学の役割を踏まえつつ、これまでの経緯とか、あるいは私立大学の授業料の状況等を考慮いたしまして今回の改定を行うこ...全文を見る
○中山国務大臣 私も大臣になりまして、関心がありましたので、今、国立大学の授業料は幾らになっているのと言ったら、五十万円を超えていると言うんですね。実は私のときには九千円だったんですよ。貧乏だったもので私は免除していただいて学校を出たんですけれども。  そういうことを考えると、...全文を見る
02月16日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
議事録を見る
○中山国務大臣 第百六十二回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  まず、一昨日、大阪府寝屋川市の小学校で発生した教職員三名が殺傷された今回の事件につきましては、決して起こってはならない事件であり、亡くなられた方と御遺族に対し深く哀悼の意...全文を見る
02月16日第162回国会 衆議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○中山国務大臣 大石委員が御指摘のように、おとといの事件、起こってはならない事件がまた起こったな、そういう思いでございまして、ああいう事件が起こるたびに、被害者そして加害者、本当に、双方とも重苦しい気持ちを抱かずにいられないわけでございます。人の命の大切さといいますか、心の教育と...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、子供たちも心の悩み、いろいろ抱えておりますが、それを教える側の先生方もまたいろいろと心の悩みを抱えた先生方がいらっしゃるということも、これはやはり大きな問題だ、このように考えておるわけでございまして、特に、児童生徒の心身の発達にかかわる先生方の心の...全文を見る
○中山国務大臣 望むべくは、臨床心理士とか、あるいは精神科医の資格を持った方に先生になってもらうというのが一番いいんですけれども、現実にはそこはなかなか難しい問題もあるわけでございまして、現在は、児童生徒の不登校や問題行動等に対応するために、臨床心理士とか精神科医の資格を有する者...全文を見る
○中山国務大臣 それでは簡潔にお答えいたしますが、文部科学省は、平成十六年度から、海上保安庁と分担いたしまして、伊豆、小笠原海域を対象とした調査を行っております。  具体的には、独立行政法人海洋研究開発機構の保有します二隻の研究船「かいよう」と「かいれい」を用いまして、人工地震...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○中山国務大臣 暫定とはどういう意味かということですけれども、昨年十一月の政府・与党合意における、うち十七年度分(暫定)四千二百五十億円、この(暫定)というのは平成十七年度限りの措置であるという趣旨でございまして、また、八千五百億円程度の減額、これも暫定。この暫定とは、平成十七年...全文を見る
○中山国務大臣 教育に関しましていろいろ御提言いただいておりまして、心から感謝申し上げる次第でございます。  私も大臣になりまして、武道が一体どれぐらい、あれは必須選択になっているんですけれども、今やられているかということをすぐ調べさせたわけでございますが、かなりそれぞれの地域...全文を見る
○中山国務大臣 まさに大賛成でございまして、ぜひそういう自然体験、農業体験等を進めたいと思っていますが、現に今、現行の学習指導要領におきましても、総合的な学習の時間とか特別活動で体験的な学習、勤労生産・奉仕的行事などが位置づけられておりまして、十五年度の抽出調査によりますと、小学...全文を見る
○中山国務大臣 教育改革、いろいろ進めておりますけれども、学力の向上の話も非常に大事でございますけれども、今まさに吉良委員が言われましたように、心の教育、これは本当に大事だなと思うので、そういう意味で、ぜひ教育基本法の改正、早くできますように頑張っていかなければいかぬな、こう思っ...全文を見る
○中山国務大臣 バウチャー制度につきましては、導入すべきだという議論等がいろいろありますが、また、それに伴ういろいろな弊害等も指摘されるわけでございます。外国の例も余りないんですけれども、いろいろな御提言等をいただいているものですから、米国の例等について今詳細に調査を行っていると...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、ニートとかフリーターと言われる存在、問題になっているわけでございますが、働いてもおらず、教育も訓練も受けていない、いわゆるニートと呼ばれる無業者の数がふえている。今言われましたように、五十二万人ということでございまして、これは極めて憂慮すべき事態だ...全文を見る
02月18日第162回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○中山国務大臣 小学校一年生の教科書でも、桜とか松とか竹とか、取り上げられているんですね。生活や国語、図画工作の教科書におきまして桜とか松とか竹が取り上げられておりまして、例えば桜につきましては生活科の教科書において桜の絵とともに桜の語句が示されておりまして、竹については国語の教...全文を見る
○中山国務大臣 お答えをいたします。  ソフトパワー、日本人の生活様式から始まりまして、文化、芸術、あるいは精神のありようまで含めて、日本人のソフトパワー、これを高めていくということは、二十一世紀の国際社会において極めて重要なことであるというふうに考えているわけでございます。 ...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘がありましたように、平成十七年度から新たに、ソフトパワーを強化するために、アニメ、漫画等のメディア芸術分野で諸外国の芸術家等とのワークショップやコンテンツの共同制作などを支援する事業を計上しているところでございます。  まさに、日本のこれから世界に発信す...全文を見る
○中山国務大臣 国際的な文化交流というのは、国のレベルあるいは地方公共団体、民間等さまざまなレベルで連携しながらやっているわけでございまして、外務省を初め関係省庁とも、それぞれの政策目的を踏まえながら、情報を共有しながら、連携協力して総合的に国際文化交流に係る施策を進めていくこと...全文を見る
○中山国務大臣 まさにおっしゃるように、トップレベルの文化人だけではなくて、私ども普通の国民が、やはり、芸術文化あるいは芸能も含めて、そういったものをたしなむことによりまして、全体として日本人のそういう文化力を高める、これはやはりすごいパワーになると思うんですね。  そういう意...全文を見る
○中山国務大臣 児童生徒が年金などの社会保障制度の意義あるいは仕組みを理解して、福祉のあり方を在学中から考えるというのは、これは非常に重要なことであろう、こういうふうに考えておりまして、中学校の社会科で、年金を初め社会保障制度の基本的な内容を理解させるとともに、少子高齢化社会など...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省関係につきましても、学校とか病院とかさまざまあるものですから、抑制についての指導をしているところでございまして、特に大学病院については、医療上の必要もございまして冷暖房、給湯などのエネルギー使用が非常に多いものですから、これは、省エネ法上のエネルギー管理...全文を見る
○中山国務大臣 きょうのここの議論でも、エネルギー問題の重要性についてはいろいろな方々から御指摘いただいたわけでございますけれども、このITER計画というのは、御承知のように、核融合実験炉の建設実験を通じまして、核融合反応によるエネルギーを発生することに関して科学的、工学的な実現...全文を見る
○中山国務大臣 アメリカがITER計画から一時脱退していたということ、あるいはまた、国内におきましてもITER計画に慎重な考え方を持っていらっしゃる方がおられるということも承知しております。しかし、我が国としましては、ITER計画を積極的に推進していくという政策決定、これは平成十...全文を見る
○中山国務大臣 実は私も、雪の中を六ケ所村まで行きまして、誘致の候補地を見てきたわけでございますけれども、御承知のように、ITER計画への我が国のかかわり方につきましては、原子力委員会の核融合会議における科学技術的な側面からの検討が平成十三年三月になされました。また、原子力委員会...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど答弁しましたように、そういったさまざまな議論を踏まえた上で閣議了解して、国策として進めていこう、また、六カ国で国際協力プロジェクトとしてやっていこうということでございまして、今いろいろ技術的なことを言われましたけれども、ちょっと私もその辺はよくわかりませんが...全文を見る
○中山国務大臣 私も、先般「もんじゅ」を視察してまいりました。その中で、ナトリウムにつきましては、隣接する研修施設におきましてその物理化学的性質について説明を受けますとともに、実際にナトリウムが高温で空気等と触れて燃焼する状況を現実に確認したところでございます。したがいまして、ナ...全文を見る
○中山国務大臣 「もんじゅ」を初めとした高速増殖炉の研究開発につきましては、その実用化を目指して着実に取り組んでいるところでございます。  実用化に向けた次のステップとなります実証炉建設やその後の実用化計画につきましては、現在、原子力委員会における次期長期計画の検討の中でも議論...全文を見る
○中山国務大臣 やはり新しいエネルギーを開発していくというのは相当の金がかかるなということは、これはもう認めざるを得ないと思いますけれども、だからといって、ちゅうちょしたり、やめるわけにはいかぬわけでございます。  昨年に、原子力委員会におきまして核燃料サイクル政策推進という基...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  義務教育は、知育、徳育、体育の調和のとれた児童生徒を育成し、国民として共通に身につけるべき基礎的資質を培うものであり、国は、憲法...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 河本議員より、我が国における義務教育について、国の果たすべき役割と義務教育改革の方向性についてのお尋ねであります。  世界はまさに知の大競争時代に入っており、現在、諸外国は、教育を国政上の最重点課題と位置づけ、国家戦略として教育改革に取り組んでおります...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 山花議員にお答えいたします。  義務教育制度の根幹を維持というのは、地方独自の施策は許さないという意味かというお尋ねでございます。  義務教育の根幹は、教育の機会均等、教育水準の維持向上、無償制にあると考えます。これらを達成するため、国は、全国的な教...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) お答えいたします。  要保護及準要保護児童生徒援助費補助金についてのお尋ねでございます。  学校教育法におきましては、経済的理由により就学困難な児童生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならないとされております。  国としても、...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 準要保護児童生徒に対する国の補助金の廃止は、国の責任放棄ではないかとのお尋ねでございます。  今回、三位一体の改革により、準要保護児童生徒に対する援助については国の補助を廃止することとなりました。これに伴う財源については、所得譲与税として税源移譲される...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○中山国務大臣 国際比較というのは余りやっていないようですね。要するに、学校給食の実施形態というのが、我が国のように児童生徒ほぼ全員を対象としている国もありますし、希望者のみを対象としている国もあるなど、非常に多様でございますし、また、保護者が負担する給食費の負担区分も一様とは考...全文を見る
○中山国務大臣 学校給食でどのような食材を使用してどのような献立にするかということにつきましては、大きく言って、各学校や共同調理場において献立作成を行いまして食材を調達している場合と、市町村の教育委員会において統一的に献立を作成し、一括して食材を調達している場合があるということで...全文を見る
○中山国務大臣 学校栄養職員の配置状況でございますが、平成十五年の五月現在、国公私立含めて、小学校には五千五百四人、中学校には千三百七人、小中学校の共同調理場には三千七百五十七人、特殊教育諸学校等には千四百六十名、合計一万二千二十八人が配置されております。
○中山国務大臣 大きなところは一人おりますし、共同でやっておるところもありますから、割合というのはすぐには計算できませんけれども、その地区その地区によってばらばらのようでございます。
○中山国務大臣 その前にちょっと、先ほどの職員の配置基準でございますが、単独給食実施校は、学校給食を受ける児童生徒数五百五十人未満の場合には四校に一人、それから五百五十人以上だったら一校に一人、五百五十人未満の給食実施校が三校未満の市町村では一市町村に一人ということですね。それか...全文を見る
○中山国務大臣 私も田舎の出身でございまして、地産地消ということについてはもう随分前から唱えておりまして、子供たちは大体十歳前後に、食べ物に対する嗜好といいますか好き嫌いといいますか、どういうものが好きだというふうに決まるということも聞いていますので、早い段階から、子供たちにとに...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○中山国務大臣 先般から何度も答弁しておりますが、やはり問題があるんじゃないかということで、きちっとした調査をしてしかるべき処分をすべきだということも含めて、山梨県の教育委員会には再三申し入れをしておるということでございまして、このままではいけないというふうに考えております。
○中山国務大臣 本来中立であるべき教育の場においてそういうことがなされたとすれば、これは非常に大きな問題、大問題だと思っていまして、どうも、文部科学省からも再三再四厳正な調査と処分ということを申し入れているんですけれども、はっきり申し上げて、反応がない。このことについては非常に問...全文を見る
○中山国務大臣 中野委員まさに御指摘のように、教育界、教育に携わる先生方、これは中立的であるべきだ。しかも、教育界に起こったことは教育界の中で処理すべきで、外部の力で強制するというようなことはあってはならないんだ。こういう非常に崇高な、ある意味では本当に期待されてこういう法案、改...全文を見る
○中山国務大臣 熱血先生、馳先生、現場を踏んできておられますから、その発言は非常に重みがあると思うんです。  昨年末の国際的な学力調査の結果に別に右往左往しているわけじゃないんですが、傾向として、どうもここ最近の子供たちの学力が落ちてきているのではないか、それ以前に、勉強しよう...全文を見る
○中山国務大臣 まさに御指摘のとおり、我が意を得たりという感じでございます。  やはり読み書きそろばんといいますが、読み書き計算をきちんとやるということは基本だろうと思うんですね。そういう意味で、教科書の内容を削減するのはやむを得なかったとしても、授業時間まで削減してはいけなか...全文を見る
○中山国務大臣 中央教育審議会の委員に早く地方の代表の方が入っていただきたいということで、再三お願いしているわけですけれども、せっかくですから、ちょっとお話し申し上げたいんですが、この中央教育審議会、省庁再編の前はこれは七つの審議会がございまして、二百三十七名の委員の方がいらっし...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育というのは、憲法の保障します国民の権利であるとともに、国家社会の発展を担う人材育成という国家戦略に位置づけられるものでありまして、国が最終的な責任を負っていると考えております。その責任を制度的、財政的に担保する制度がこの義務教育費国庫負担制度である、このよ...全文を見る
○中山国務大臣 今、銭谷局長が答弁いたしましたように、いろいろ今の学習指導要領は問題があるのではないか、こういう認識を持っておりまして、それに対して一体どうしたらいいんだと。そもそも、学習意欲が乏しいし、なぜ勉強しなければいけないんだという動機づけが弱いという中で、これからの子供...全文を見る
○中山国務大臣 教育において中立性ということは非常に重要なことである、こう思っておりまして、我が国の将来を担う子供たちの健全な成長、発達を図っていくという観点から、私はこれは国の責任であると考えております。どこの国におきましても、今は国家戦略として教育を考えているわけでございます...全文を見る
○中山国務大臣 今国会に提出することを断念したということではございませんで、与党ともよく相談しながら、可能な限り速やかな改正を目指してしっかりと取り組んでいるところでございます。
○中山国務大臣 今、さまざまな教育改革が進められているわけでございますが、やはり根本にさかのぼって考えなきゃいけないということで、この教育基本法の改正論議が進められているわけでございます。  この教育基本法の改正と教育振興基本計画の関係でございますが、この教育改革を実効あるもの...全文を見る
○中山国務大臣 私が昨年十一月に公表いたしました「甦れ、日本!」という教育改革案でございますが、具体的に教育基本法の改正から義務教育の国庫負担制度の改革まで並べているわけでございます。  確かに、中長期的なものもありますし、喫緊のものもございますが、それぞれに私は重みのあるもの...全文を見る
○中山国務大臣 昨年末の国際的な学力調査の結果をもとにしまして、文部科学省としてはこの評価、分析を行ったわけでございまして、その分析を踏まえまして、ことしの一月に、臨時指導主事会議を開きまして、指導の改善の方向の中間まとめを報告したところでございます。  具体的には、読解力の得...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろお話しされたんですけれども、要するに、昔はいい大学を出ていい会社に就職すればいいという時代だった、今はそうじゃない、まさにそのとおりでございまして、どういう社会、どういう時代になるのかわかりません。だから、そういう意味では、大学へ行っていい会社に入るのか、...全文を見る
○中山国務大臣 国立大学の授業料標準額につきましては、従来から、高等教育の機会提供という国立大学の役割等を踏まえつつ、大学教育を受ける者と受けない者との公平の観点、あるいは私立大学の授業料の水準など、社会経済情勢を総合的に勘案いたしまして、結果としてほぼ二年ごとに改定を行ってきた...全文を見る
○中山国務大臣 今、銭谷局長が答弁しましたその前段ですね。OECDのPISA調査の方が悪いということを私は非常に憂えているわけでございます。  まさに文部科学省が推進してまいりましたゆとり教育、基礎、基本的な知識をしっかり身につけて、そしていろいろな課題に取り組んで、それをみず...全文を見る
○中山国務大臣 やはり総合的な学習というもの、私も現場を随分回りました。今、三百校回ろうということで手分けして行っておりますが、やはり総合的な学習の時間というのは、本当に有効に使っているところもあるし、全くおざなりにやっているところもあるなと。  一つには、校長先生の意欲いかん...全文を見る
○中山国務大臣 学校教育、特に義務教育におきましては、次の世代の国家社会の形成者としての国民を育てるという面があるとともに、子供たち一人一人の幸せな人生のための土台づくりという面があると考えております。特に私は、いつも申し上げますが、子供たちが、この世に生を受けた人間としてそのあ...全文を見る
○中山国務大臣 午前中も申し上げましたけれども、昨年末に公表されました国際的な学力調査の結果によりますと、特に読解力が大幅に低下するとともに、我が国がこれまでトップクラスにありました数学や理科についても低下傾向が見られる。さらに、学業や職業に対して無気力な子供たちがふえているとい...全文を見る
○中山国務大臣 各教科等におきまして子供たちが身につけるべき資質や能力の到達目標を明確化することは、教育成果の評価やあるいは学校の教育指導の改善を図るとともに、学習内容の確実な定着を図る上で重要である、こう考えておりまして、現行の学校教育法では、中学校の目標が大まかにしか規定され...全文を見る
○中山国務大臣 今お答えいたしましたが、一応目標みたいなものはあったんですけれども、それを到達目標とするかどうかということの認識ははっきりしていなかったと思うんですけれども、諸外国等の例も考えながら、やはり到達目標というのを明確化した方がいいのではないか、このような判断をしている...全文を見る
○中山国務大臣 今までも、先ほども答弁いたしましたが、幅広くいろいろな方々の意見を聞いてきたと思うんですけれども、今回、私どもスクールミーティングを実施するに当たりましては、まず現場に行こう、現場に行って、保護者やあるいは先生方、そして子供たちの話まで聞こうじゃないかということを...全文を見る
○中山国務大臣 その辺はこれからの議論だろうと思うんですけれども、何が最低かということもございますし、高目なのか低目なのかわかりませんが、一応の基準みたいなものなのか、その辺は私も余り教育の専門家じゃございませんので、むしろ、いろいろな関係者の方々の御意見を聞くのが一番大事だと思...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろな評価があると思うんです。私も、勉強する時間も一番少ない、何のために勉強するのかという動機づけも乏しい中で、まだ比較的上位にあるなということは感じまして、だからこそ今頑張れば、かつてのようにいろいろな教科においてトップの方にいけるんじゃないか、まだチャンス...全文を見る
○中山国務大臣 フィンランドがトップであるということは御指摘のとおりでございます。どうしてトップなんだということで、いろいろな視察の方々がいっぱい押しかけているというふうな話も聞きます。  小さな国といいますか、日本みたいな大きな国じゃありませんからやりやすいのかもしれませんが...全文を見る
○中山国務大臣 決してそれが視野に入っていないということではありませんが、やはり、子供たちが持って生まれた可能性といいますか、最大限に発揮できるように、そういう意味では、一人一人に目配りした教育が必要であるということもよくわかっています。また、そういう恵まれない人たちもいるわけで...全文を見る
○中山国務大臣 新学習指導要領といいますか現行の学習指導要領、これは、知識を詰め込むだけではなくて、基礎的な知識をしっかり身につけさせて、それを活用しながら、みずから学び、みずから考える力、これを生きる力というふうに言っているわけですけれども、これをはぐくむことをねらいとしていた...全文を見る
○中山国務大臣 今回の調査結果で私が一番懸念しましたのも、読解力でございました。  PISAの読解力は、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力ということでございまして、それはみずからの目標を達成し、みずからの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために必要なもの...全文を見る
○中山国務大臣 私の小さいころというのは、まだテレビもなくてやっとラジオがあるぐらい、出版物も余り買ってもらえなくて、せいぜい新聞ぐらいが目にできる活字だったものですから、それこそ食い入るように隅から隅まで読んでいたものでございますが、先ほどからお話がありますように、やはり読解力...全文を見る
○中山国務大臣 教育基本法の改正につきましては、さかのぼりますと、平成十二年の教育改革国民会議以来、歴代の内閣が取り組んできた課題でございまして、特に、平成十五年三月、もう二年になるわけですけれども、中央教育審議会から答申をいただいているわけでございます。二年もたってまだやらぬの...全文を見る
○中山国務大臣 そういうお考えも当然あるかなと思いますけれども、今の時点で、では今から憲法調査会みたいなものを国会に設けて議論を始めるとなると、もっと先になるかなということも心配でございますので、むしろ、国会に提出した後十分な御論議をいただくという方が私はいいんじゃないかと個人的...全文を見る
○中山国務大臣 前段で、今御指摘ありましたが、本当に、授業内容、これはもう千差万別だと思うんですね。先生の力量によるところ、あるいは先生方の熱意によるところもあるんだろうとは思うんです。そういう意味で、いい授業、いい教育を受けた子供は幸せですけれども、そうでなかった子供は本当に不...全文を見る
○中山国務大臣 これは、どういう答申になるか、まだ今から予測はできないわけでございますから、その答申の内容を見ながら、私たちはできるところからやっていきたいと思っているんです。十年ごととかそういうことじゃなくて、時代の流れ、社会の変化が非常に激しいですから、できるだけ早く変えてい...全文を見る
○中山国務大臣 学校の安全の充実に関しましては、子ども安心プロジェクトというのを平成十四年度から推進しているわけでございますが、さらに、平成十七年度、来年度におきましては、このプロジェクトをさらに推進するために、新たに、地域学校安全指導員による各学校の巡回指導と安全体制の評価等を...全文を見る
○中山国務大臣 先般の寝屋川の事件を受けて、早速現地に四名の担当官を派遣いたしまして、いろいろな原因とかそういったものを聴取してきたわけでございますが、それらをもとにしまして安全に関するプロジェクトチームをつくりまして、今具体的に検討を実はしているわけでございまして、まさに今検討...全文を見る
○中山国務大臣 ちょっとその報道についてはよく知りませんけれども、そんなことを言う職員は文部科学省にはいない、こう思うわけでございます。  今回の事件を契機に、都道府県あるいは市町村におきまして専門の警備員を配置するとか、いろいろな動きが出ているわけでございまして、これも学校の...全文を見る
○中山国務大臣 まさに義務教育の負担のお金を全部文部省が持っているなら最優先でやりたいところでございますが、どうもそうもなっていないものですから、ちょっと歯がゆい思いはいたすわけでございますが、これは都道府県を指導して、ぜひそっちの方にも力を入れてほしいということもお願いしたいし...全文を見る
○中山国務大臣 今イギリスの話をされましたが、イギリスを初め、各国とも、国を挙げて教育改革に取り組んでおりまして、我が国としても、まさに国家戦略として、人間力向上のための教育改革を一層推進していく必要がある、こう思っているわけでございます。  その点で、昨年十一月に「甦れ、日本...全文を見る
○中山国務大臣 全国的な学力調査の意義、目的、実施内容、あるいは実施方法、調査結果の取り扱いなどにつきましては、中央教育審議会に今意見を伺っているところでございまして、省内におきましても、我々はプロジェクトチームをつくりまして、速やかに実施に向けた検討を進めていきたい、こう思って...全文を見る
○中山国務大臣 学校現場を見せていただくたびに、やはり教育というのは人だなということを痛感させられているわけでございまして、すぐれた教員を確保して養成するということは極めて重要な課題である、こう考えておるわけでございます。  今、教員の養成というのは、御承知のように、教員養成大...全文を見る
○中山国務大臣 不登校の子供が減っている、その理由はどういうことかという御質問だと思いますけれども、平成十五年度の国公私立の小中学校における不登校児童生徒数は、約十二万六千人、対前年度約五千人減、三・八%減ということでございまして、平成十四年度に引き続き二年連続で減少しております...全文を見る
○中山国務大臣 いわゆる保健室登校については、学校に登校しているとはいえ、教室で授業を受けたり集団活動に参加できる状態にあるわけじゃありませんで、学校生活における適応が十分なされているわけではないと認識しております。  ですから、これは不登校じゃない、登校だというふうにするには...全文を見る
○中山国務大臣 確かに、今委員が御指摘のように、不登校の子供に対して、なぜ休んだの、何をしていたの、専門的な知識がなかったらついつい聞きがちでございますけれども、そういうことは聞いてはいけないんですよね。  そういう意味で、不登校の児童生徒に対してどういうふうに対応するか、まさ...全文を見る
○中山国務大臣 今回の事件につきましては、これは起こってはならない事件でございます。大変痛ましい事件でございまして、被害に遭われて亡くなられた方に心から御冥福を申し上げますとともに、けがをされた方にお見舞い申し上げたいと思います。  特に、今回は、平成十三年に発生した大阪教育大...全文を見る
○中山国務大臣 今回の中央小学校では、放送設備が職員室から行き来ができる隣の部屋にありまして、犯人が職員室にいたため、その放送設備を利用できなかったと大阪府教育委員会から聞いておるところでございます。  今回の事件のような緊急事態の発生時においては、学校内において事件の発生や負...全文を見る
○中山国務大臣 今、石井委員のお話を聞きながら、本当にどうしたらいいんだろうかなという気持ちになっているわけでございます。  鴨崎先生もマニュアルどおり行動された。しかし、卒業生と称する少年が後ろから急に刺す、それに対してどういうふうに防御できたのかなということを思いますと、こ...全文を見る
○中山国務大臣 十七年度に完成します第七次定数改善計画におきましては、これは、教科に応じた二十人程度の少人数指導等が行われるようになっておるわけでございまして、五年計画で二万六千九百人の教職員定数が改善された、こういうことでございます。その結果、教員一人当たりの児童生徒数は欧米並...全文を見る
○中山国務大臣 間違いだったということではないと思いますけれども、ここにありますように、「本人のやる気次第でこれまでよりも深い内容を学ぶことができるのです。」とありますように、まさに、新しい学習指導要領が目的としておりました、子供たちが学ぶ意欲を持って主体的、積極的に学習活動に取...全文を見る
○中山国務大臣 学習指導要領によりまして、要するに、今までと違って、基礎、基本的なことをしっかり教えて、そして、自分の頭で考えて判断して行動する、そういうことがやれれば学力も落ちることはないんだろう、こう思っておるわけでございます。  しかし、現実問題として、あの国際的な学力調...全文を見る
○中山国務大臣 ですから、十二年度の我が国の文教施策より抜粋のこの文章、まさにこのとおりであれば、学力は低下することはありませんとその当時は思っていたんですね。  だけれども、私が申し上げているのは、十二年にこうなったから学力が低下してきたということではなくて、それ以前からの問...全文を見る
○中山国務大臣 どうも、文科省が押しつけているとか何か、そう言われますが、私どもいつも言っていますのは、これはもう教育というのはできるだけ現場に任せる。学校、そして教育委員会、市町村に任せるんだ。現場がそれぞれの地域の特色に応じて創意工夫をしてやってください、どこの地域の子供にも...全文を見る
○中山国務大臣 そもそも学習指導要領は、全国的に一定の教育水準を確保するなどの観点から、各学校が編成する教育課程の基準として、国が教育基本法の規定に基づき、全国共通に指導すべき各教科等の目標や大まかな内容を告示して定めているものでございまして、この学習指導要領のもとで、各学校にお...全文を見る
○中山国務大臣 教育改革を進める中で、やはり教育の根本にさかのぼった議論というのはどうしても必要だ。いろいろ現場のこと等については、本当に現場に任せていろいろやるような方向で検討していますが、どういう日本人を育てるんだというふうなことの根本にさかのぼった議論というのは、これはもう...全文を見る
○中山国務大臣 地域に開かれた学校づくりということを文科省は提唱しているわけでございますが、これは学校が家庭や地域社会に対して働きかけを行って、地域社会とともに子供を育てていく、こういう観点に立って進められたものでございまして、地域に開かれた学校づくりというのが、この学校の安全確...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、昨年末の政府・与党合意に基づきまして、中教審において幅広い観点から検討が行われることとされておるわけでございまして、初めから御指摘のように削減ありきということで議論が行われることではないというふうに考えております。
○中山国務大臣 昨年の三位一体改革の議論の中でいろいろ主張したわけでございますが、とりわけこの義務教育国庫負担制度について、経済財政諮問会議の場だけで議論するのはおかしいじゃないか、やはり教育にかかわる問題だから中教審で議論させてほしい、要するに、補助金改革あるいは地方分権という...全文を見る
○中山国務大臣 この中央教育審議会は、義務教育のことだけじゃなくて、もっと幅広く議論しておるわけでございます。  特に、今回は、学習指導要領の全面的な見直しとかあるいは教員制度の改革だとかいろんなことを議論しているわけなものですから、地方団体からの委員を待っているわけにはいかな...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○中山国務大臣 まさに法曹の改革ということで法科大学院ができたわけでございまして、多様な人材、多様な分野からこれから大学に入ってもらいたい。これは本当にいいことだと思いますし、その方々がまさに実践的な研修を積みまして、法理論と実務といいますか、両方兼ね備えたすばらしい法曹がたくさ...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、大学あるいは大学院におきましては、その趣旨に基づいて充実した教育を行うべきであるというのは、これはもう当然のことでございまして、その目標として、これぐらいの数はそういった試験に受かるようにしなきゃいかぬとか、そういうことはあると思うんですけれども、...全文を見る
○中山国務大臣 なかなか難しい問題であるということはわかりますが、それは、実践的な力をどのように評価するか、司法試験の中において、まさに実際の世の中をよく知っていて、本当にすばらしい法曹人になるだろう、そういった人をどのように採用していくかという、これは試験の問題だろうと思うわけ...全文を見る
○中山国務大臣 ですから、何度も申し上げますけれども、これからのまさに大学の行方を占うような問題だろう、こう思うわけでございます。大学全体といたしましても、もう全入の時代になって、本当に、大学間の競争といいますか、生存をかけた厳しい競争が始まると私は思うわけでございます。  そ...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○中山国務大臣 おはようございます。  平成十七年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十七年度予算の編成に当たっては、教育・文化立国と科学技術創造立国の実現を目指し、教育改革、科学技術・学術の振興、さらに、スポーツ、文化芸術の振興についての...全文を見る
○中山国務大臣 谷川議員、年配的には私と同じぐらいなんですけれども、ずっと地方政治をやってこられまして、本当にそういう意味では庶民とともに歩んでこられた、そういう方が国会に出てこられて、今の国会の現状を見られて、本当にいろいろ考えられるんだろうなと、本当によくわかるわけでございま...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろなところで、憂国の士、谷川節を聞かせていただいているんですが、同じ世代として、本当に同感といいますか、我が意を得たりという気持ちが非常に強いんです。  この前の日曜日、私はちょっと時間がありましたので映画館に行きましたら、二千円だといって払ったら、いや、...全文を見る
○中山国務大臣 それは人それぞれあるんだろうと思うのですけれども、きのう小学校を訪問しましたら、まず読書の時間、朝、十五分ないし二十分みんなで本を読む、そういう授業をしておると言っていましたけれども、毎日毎日それをやる、これもいいことだと思うのですね。  やはりそういった一日一...全文を見る
○中山国務大臣 大畠委員とは経済産業委員会でいろいろとお世話になりましたけれども、この文教委員会でいろいろな議論ができるのは大変ハッピーなことだと思っております。  最初、話を聞いておりまして、おはようの声かけ運動、私は大賛成で、大臣になってすぐそのことを提案したんですけれども...全文を見る
○中山国務大臣 公立学校、小中学校の統廃合、これは学校を設置する市町村の判断に基づいて行われるものでございますが、御指摘のように非常に市町村合併が進んでいますから、この何年間かというのは、そういう意味では非常に激変するときかな、こう思うわけでございまして、私の気持ちとしては、やは...全文を見る
○中山国務大臣 私は以前に、余り極端な少人数クラスはどうかなということを発言したことがあるんです。それは、自分のころは五十人以上を一クラスに詰め込んであったんですけれども、それはそれなりに、しかし教室は整然としておりましたし、授業もちゃんと行われていたなという体験があったからそう...全文を見る
○中山国務大臣 岸本先生もみずから僻地への遠距離通勤といいますか、経験されたということでございましたが、実は私の地元の後援会長、最後は校長先生になられたんですけれども、ずっと僻地教育をやってこられた先生でございまして、御存じかもしれませんが、宮崎県には椎葉というところがありますけ...全文を見る
○中山国務大臣 私も地元でいろいろ回りながら、そういった実態、本当に子供たちが少なくなっている実態の中でどういうふうなことが行われているかということは見てきたつもりでございます。例えば運動会なんかは、地域の方々みんな一緒になって運動会をやっているとか、そういうこともやっていますし...全文を見る
○中山国務大臣 食育というのは私は非常に大事だと思っています。これは、自分が食べているものの栄養はどんなものが入っているんだとかいうことも覚えなきゃいけませんし、食習慣も大事だし、そういう意味で、これは家庭で本当にできればいいんです。ですけれども、それができませんから、今、国から...全文を見る
○中山国務大臣 まさに中山議員と同じ気持ちでございますが、これまでも、文教行政、特にスポーツ関係について積極的な御提言をいただいてきたということについては改めて感謝申し上げたいと思うわけでございます。  そして、去年のオリンピックの日本人の活躍というのは本当に目覚ましいものがあ...全文を見る
○中山国務大臣 まさに御指摘のとおりでございまして、長引く不況の中で、企業がリストラとかいろいろなことをやってまいりましたが、最初に目をつけられたのが企業のスポーツクラブだったと思うんです。私の地元でもそういったところがありましたものですから、もう少し頑張ってくれといって、実は私...全文を見る
○中山国務大臣 企業がスポーツ関係に力を入れた場合に、それを税制面でどのように支援できるものかということ、これについては、具体的に、企業関係者、企業スポーツ関係者がどういうことをしてもらいたいのかという要望をいろいろ出してもらいたいということが一つあるんです。  もうこれは済ん...全文を見る
○中山国務大臣 なかなかこれは文部科学省だけでできる話じゃなくて、まずはいろいろなところで検討してもらわなきゃいかぬ。例えば自民党税調でやるとか、いろいろなところでやらなきゃいかぬわけですけれども、まず、要望というか、そういったものを具体的に出してもらう方が先決だと思いますので、...全文を見る
○中山国務大臣 昨年のアテネ・オリンピックでは、日本選手団は、金メダル十六個を含む過去最高の三十七のメダルを獲得したところでございます。  一九六四年東京オリンピック以降、我が国の国際競技力は長期的に低下傾向にあったわけでございまして、文部科学省は、これではいけないということで...全文を見る
○中山国務大臣 次の北京オリンピックもあるわけでございますし、今話がありましたナショナルトレーニングセンター、これについては、これを完成させ、そこで選手たちをトレーニングすることによりまして前回以上の成果を上げたい。これはもう、最初に言われましたけれども、日本の国力の象徴だろう、...全文を見る
○中山国務大臣 子供たちが学校の中だけで練習するんじゃなくて、やはり対外試合、いろいろなところと、いろいろな人たちと試合する中で切磋琢磨しながら競技力も向上するでしょうし、また、自主性といいますか協調性、いろいろな人を知るという意味でこれは非常にいいことだ、こう思っています。 ...全文を見る
○中山国務大臣 委員会の方でしっかりやってもらいたいと思います。
○中山国務大臣 子供たちの様子をいろいろ見ていまして、やはりいろいろ感ずるところがあるんですけれども、吉田議員のような、そういうふうな考え方もおありになると思いますし、また私も、そのことはよくわかります。  学校現場をよく回っているんですけれども、本当に、学校の授業はそこそこに...全文を見る
○中山国務大臣 きのうも子供たちに聞いたんですけれども、何時ごろ帰ってくるのと言いましたら、四時半ごろに行って、八時過ぎかなという子供もいました。別の子供に聞きましたら、十一時ごろ帰ってくるんだというふうな子供もおりました。子供たちによって、いろいろな塾、おけいこごとをしています...全文を見る
○中山国務大臣 最初に、私の小さいころの話をされましたけれども、私のころは、もちろん塾も何もありませんでしたし、私の場合、うちが農家だったものですから、小さいころから貴重な労働力で、勉強どころじゃなくて、学校から家に帰れば、どこどこの畑にいるから来いとかいうおふくろのメッセージが...全文を見る
○中山国務大臣 それではお答えいたしますが、中学校では授業料は、私学が三十七万一千円ちょっと、入学金が十八万六千円ぐらい、合わせて五十五万七千円。高等学校は、授業料が三十三万九千円、入学料が十六万二千円、合わせて五十万一千円。それに対しまして、公立の高等学校は、合わせて十一万八千...全文を見る
○中山国務大臣 私学というのは、御承知のように、建学の精神にのっとりまして、本当に自分たちの考えられる、考える教育ができるという意味では極めて自由度があると思っていまして、そこに対して、もっともっと、何か文科省が規制をしているというのであれば、その辺はもちろん考えていかなきゃいか...全文を見る
○中山国務大臣 私が申し上げましたのは、要するに、文部科学省としては、これは小学校、中学校の義務教育に関しては国庫負担ということで金を出すわけですけれども、高校については、御承知のように一般財源化といいますか、これは都道府県で持つことになっていますから、そこについてはやはり都道府...全文を見る
○中山国務大臣 公立の中高一貫の場合には、その高校部分については都道府県がということでございます。私立の場合には、もちろんそれは私学が出していますし、これは文科省が、一部ですけれども、それを補助金という形で出しているということです。
○中山国務大臣 あれは二月六日でしたか、私、現地に行きまして知事さんとお話しする中で、改造工事についての御了解をいただいたということで、今、改良工事についての取り組みが始まっているところでございますが、これからどうするかということについては、次なる炉といいますか、実証炉をつくって...全文を見る
○中山国務大臣 もちろん、原子力委員会の方で検討していただいているところでございまして、ぜひとも、文部科学省としては、あるいはまた私個人としても、その実用化に向けてやっていくという方向でまとめていただきたいと考えております。
○中山国務大臣 西川知事ともいろいろな話をいたしました。西川知事も、これをもとにして、やはりそういった全体の研究施設といいますか研究基盤みたいなものをこの地区でも展開したいというふうな御希望もございましたけれども、私たちは、もちろん地方としてはそれでいいけれども、国としては実用化...全文を見る
○中山国務大臣 吉田委員とも経済産業委員会でいろいろと一緒に仕事をさせていただきましたが、エネルギーの重要性、特に資源の乏しい日本においてこの原子力というのは極めて重要な任務を持っていますし、これから先のことについて、次なるエネルギーをどうするかということについては、原子力も含め...全文を見る
○中山国務大臣 この法科大学院というのは、司法試験による選抜だけではなくて、法学教育と司法試験、そして司法修習というのを有機的に連携させたプロセスとしての法曹養成制度を新たに整備して、その中核をなすものとして、法曹養成に特化した教育を行うプロフェッショナルスクールである法科大学院...全文を見る
○中山国務大臣 昔から、教育は人なり、こう申しますけれども、いろいろな現場を回らせていただけばいただくほど、やはりそうだな、先生いかんだ、そういう感を強くしているわけでございまして、今後とも、優秀な教師を必要な数確保していくということは至上命題である、このように考えているところで...全文を見る
○中山国務大臣 委員御指摘のとおり、耐震化ということにつきましては、まだ十分な取り組みがなされているとは思えない状況でございまして、地震等の場合に児童生徒等の命と安全を守るためには早急に措置すべきである、このように考えているわけでございます。  文部科学省といたしましては、国の...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、まず夜間中学校、いろいろな事情があって学校に行けなかった方、そういった方々も勉強したいという意欲があればぜひ勉強できるような体制は国が率先してつくるべきだ、こういうふうに考えているところでございます。また、いわゆる在日外国人の方々が安定した日常生活...全文を見る
○中山国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございまして、私ども、まず現場を見てみようということで、現場主義で今文部科学省やっているわけでございますが、関係省庁とも一緒になりまして、まず、在日外国人の方々がどういう状況にあるんだ、そういったことの実態を見るために、できるだけ早く現場に...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろ御指摘ありましたように、日本の子供たちの学力が低下してきているんじゃないか、このことはいろいろなところから言われてきたところでございますが、特に、昨年末に公表されました国際的な学力調査の結果を見ますと、日本の子供たちの学力は低下している、低下傾向にあるとい...全文を見る
○中山国務大臣 現行の学習指導要領がねらいとします学力というのは、基礎、基本的な知識、技能に加えて、あるいはそれをもとにして、それを実社会で生かしていくために必要な思考力だとか判断力だとか表現力、あるいは学ぶ意欲といったものを含んだ、一人の人間が生き抜いていくための力といいますか...全文を見る
○中山国務大臣 最初に七五三現象のことを言われましたが、これは実際、調査の結果もそういうふうに出ているわけでございまして、学校の授業がわかる児童生徒の割合というのは、小学校が七割、中学が五割、高校が三割、これは平成十年、十五年に実施しました学校教育に関する意識調査の結果でも大体そ...全文を見る
○中山国務大臣 私としても、いろいろ考えることはあるんですけれども、ただ、余り私が先取りしてやりますと、今から中教審に対していろいろと議論していただくわけでございますから、余り結論を先取りするようなことはしない方がいいということはあの番組でも私は申し上げたわけでございまして、決し...全文を見る
○中山国務大臣 今、島田議員がおっしゃいましたように、なかなかこの教育の問題というのはぱっと割り切れる問題じゃなくて、子供の発達段階、実際そのとおりですけれども、ではみんなの子供が一斉に同じように発達していくかというと、そうじゃない。ある程度のグループをまとまったグループとして教...全文を見る
○中山国務大臣 幼児教育の重要性ということにつきましては、文部科学省も十分認識しておりまして、それをいかに小学校につなげていくかということについて、いわゆる教育という面からいろいろ検討していかなければいかぬということで、今やっているところでございます。
○中山国務大臣 先般の予算委員会、楽しみにしておりましたが、定率減税、熱が入りまして、教育問題まで届かなかったこと、大変残念でございましたが、きょうはまた、こういう機会でいろいろ議論できることを大変楽しみにしていたところでございます。  今、スクールミーティングのことについて評...全文を見る
○中山国務大臣 小泉総理が米百俵の精神を説かれたときには、みんながそうだともろ手を挙げて賛成したと思うんですね。その後、どうなっているんだという話でございますが、昨年の臨時国会でも、新しい時代の国づくりの基盤は人である、こういう文言がございました。今回の所信表明でも、子供は社会の...全文を見る
○中山国務大臣 学校教育費全体として見ますと、都道府県の支出金も若干ながらふえていますね。平成十二年度は二兆四千六百億でございますが、平成十三年度は二兆四千七百ということで、若干ながらふえているということでございます。
○中山国務大臣 トータルとしての数字を申し上げますが、小中、特殊、そして中等学校合わせて、平成十三年度が十兆七千七百三十億、十四年度が十兆七千百十億ということで、トータルとして若干減っていますが、先ほど言いました子供一人当たりということになりますと若干ふえている、九十八万三千円か...全文を見る
○中山国務大臣 教員の数ということにつきましては、第七次定数改善計画で、これは着実にやっていまして、平成十七年度、来年度にはそれが完成するということでございますから、着実に進んでおる、このように認識しているわけです。  ただ、これからのことを考えますと、要するに今の先生方、四十...全文を見る
○中山国務大臣 三日月議員がまさに御指摘のとおりでございまして、私が主張いたしましたのは、地方分権あるいは補助金改革、ここからの議論だったのが、義務教育国庫負担制度はもう要らない、国の責任を放棄しろと言わんばかりの主張が地方から言われたわけでございまして、ちょっと待てよ、そうじゃ...全文を見る
○中山国務大臣 一応文科省の方でも都道府県別の教職員人件費の将来推計というのはやっております。その中を見ますと、都道府県によってばらばらでございますが、大体都会地といいますか、こちらの方はその増が余りふえないんですけれども、むしろ財政力の乏しいところが負担がふえてくる、こういうこ...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育の関係につきましては、まさに御指摘ありましたように、これから中教審で議論していただきますので、今いろいろな資料等を準備しておりますから、そういった資料等をもとにして、本当に自由濶達な意見を出していただきたいということで、そのためにも早く地方側からもいい案を...全文を見る
○中山国務大臣 既に御承知だと思うんですけれども、OECDが実施しましたPISAの調査によりますと、我が国の学力は、読解力の順位が前回の八位から十四位、十四位というのは大体OECDの真ん中ぐらい、こういうふうに御理解いただきたいと思うんですけれども。そのほか、数学的な活用能力の順...全文を見る
○中山国務大臣 まさに同じような懸念といいますか心配を持っているものでございまして、親の財政力の差によって子供たちの勉強、学力に差ができる、これはやはりちょっと問題ではないかと思うわけです。  先ほど申し上げましたPISAの学力調査の結果からは、我が国はまだ諸外国に比べて保護者...全文を見る
○中山国務大臣 私のころからもそうだったと思うんですけれども、しばらくの間、なかなか歴史、縄文、弥生から始まってくるんですけれども、まさに明治以降、特に戦後のことなんかほとんど教えなかった時代がずっとあったんじゃないかと思うんですね。ですから、私たちは、自分で勉強するしかなかった...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘ありましたように、宇宙開発、これは、人類にとっても非常に広大なフロンティアを開拓するという挑戦的な取り組みもありまして、国民、とりわけ青少年に大きな夢を与えるものでございます。  その中で、我が国は、これまで、通信・放送衛星あるいは気象衛星、地球観測衛星...全文を見る
○中山国務大臣 宇宙の平和利用についてでございますけれども、昨年九月の総合科学技術会議におきまして、我が国の宇宙開発利用全般について今後十年間程度の方向性が基本戦略としてまとめられたところでございまして、本戦略におきましては、我が国としての平和利用のあり方について議論する必要があ...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○中山国務大臣 平成十三年の池田小学校の事件以来、文部科学省としても、さまざまな取り組みをしてきたところでございますけれども、今回の寝屋川市の小学校におきます事件等を見ましても、まだまだ足りないのかなと。特に大阪府におきましては、本当にいろいろな、さまざまな取り組みをしていただい...全文を見る
○中山国務大臣 公明党の御支援もございまして、平成十七年度におきまして、学校安全体制の整備を必要とする小学校等におきまして、ボランティアで学校の巡回、警備等に従事するスクールガードを活用した効果的な安全体制を整備する地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業を実施することにしておるとこ...全文を見る
○中山国務大臣 薬害エイズ問題やサリドマイド事件など、医薬品等に起因する感染症や副作用による健康被害で多くの方々が苦しまれているわけでございまして、このような悲惨な被害は繰り返してはならぬ、このように考えるところでございまして、教育を預かる文部科学省といたしましても、このような医...全文を見る
○中山国務大臣 我々が薬を服用するとき、これはもう当然効くものだ、プラスの面しか考えないわけですけれども、薬害というマイナスのそういった作用もあるんだということは、これは小さいころから当然基本的な知識として知っておくべきだ、このように考えるわけですね。  今、教科書の引用があり...全文を見る
○中山国務大臣 この中学校や高校の教科書の中にも、今言われました、消費者保護とか企業の役割あるいは疾病の予防などに関する学習の中で、薬害に関する記述も見られるということのようでございます。  それから、具体的にどのようなことを盛り込むかということにつきましては、今、諮問している...全文を見る
○中山国務大臣 実は、私、大臣になる前に、スティーブンス・ジョンソン症候群の方々と何度もお目にかかって、いろいろと御要望等を聞いて、それは本当に悲惨な状況等についてはよく知っているものですから、これは非常に重要なことだ、大事なことだ、こう思っております。  そういったことを文部...全文を見る
○中山国務大臣 昭和四十年ごろでしたか、私は役所に入ってすぐに水俣の海で遊んだことがあったんですけれども、そのころはまだ水俣病のことも全然知られていませんで、本当にきれいな海で泳いだのを覚えています。その後、あの水俣病が発生したわけでございまして、我々が知らないところでいろいろな...全文を見る
○中山国務大臣 先ほども言いましたように、いわゆる医療倫理とか、あるいは人権学習、そういったことの観点からも幅広く授業を行うようにということは、ぜひ大学側もやっていただきたいと思いますけれども、今御指摘のように、本当に私も実際にお会いして、本当にひどいな、大変ですね、慰めの言葉が...全文を見る
○中山国務大臣 現在、医学教育におきましては、平成十三年度に文部科学省の調査研究協力者会議が作成いたしましたモデルコアカリキュラムの中に、生物製剤の副作用とか、副作用報告と有害事象報告などの事項に基づきまして薬害問題も積極的に取り上げられているわけでございまして、各大学におきまし...全文を見る
○中山国務大臣 そこのところで、きちっとそういった問題、そういったことも問われますよということであれば、学生たちもしっかり勉強すると思いますので、それはやはり本来そうなのかな、こう思いますけれども、所管外ですので余りこれ以上申し上げませんが、機会がありましたらまた大臣の方にも話し...全文を見る
○中山国務大臣 聞きますと、本多議員がいつも同行されて全国薬害被害者団体連絡協議会から文部科学省の方に要望活動が行われているというふうに聞いておりまして、これは本当にいいことをしていらっしゃる、こう思うわけでございます。  厚生労働省と文部科学省、ちょっと立場が違うかもしれませ...全文を見る
○中山国務大臣 規範意識といいますか、あるいは事の善悪、こういうことはしちゃいけないんだよ、こういうことはいいことなんだよというようなことを小さいころから子供たちに教えるということは、非常に大事なことだと思いますし、また一歩進んで、こういうことをすると罰せられるんだよというふうな...全文を見る
○中山国務大臣 歴史、我が国の歴史、世界の歴史に学ぶというのは、これはこの世の中を生きていく中で最も大事なことだと思っています。  その中で、私もずっと前から思っておりましたが、私の経験で、やはり近現代史の授業というのがちょっとおろそかになっていたかなと思っておりまして、実際、...全文を見る
○中山国務大臣 今、原田議員から、今まさに私ども文部科学省が正面から取り組んでおりますいわゆるゆとり教育の見直しといいますか、検証についての御質問があったわけでございます。  ゆとり教育と言われてちょっと誤解される面もあるんですけれども、単に知識を詰め込むだけじゃなくて、基礎、...全文を見る
○中山国務大臣 原田議員から御指摘がありましたように、フリーターとかニート、これは私は大変大きな問題、大問題だと思っています。もちろん国家社会としても、将来の経済、そして社会的な活力という面からも大変なマイナスでございますし、また個人個人の人生、一生を考えた場合に、本当に、キャリ...全文を見る
○中山国務大臣 二十一世紀、どういう時代になるのかわかりません。先ほど言いましたように、中国等がどんどん後から追い上げてまいりますが、その中におきまして日本が今以上に発展し、平和で豊かな、そういった国民生活が営めるように、今からの子供たちのことでございますから、しかしその子供たち...全文を見る
○中山国務大臣 江藤先生とこうして委員会で質疑ができるということ、本当に夢のようでございますが、お父さんの江藤隆美先生には大変お世話になりました。それこそ大変存在感のある、しっかりとした歴史観を持たれた先生でありまして、また、宮崎県、地元のためにも大変な御貢献をいただいたわけでご...全文を見る
○中山国務大臣 いや、驚きましたね、何ですか、輸入を減らし、農家の数をふやす、これはバツなんですか。(江藤分科員「バツです。それで、問題になっているんですね」と呼ぶ)  今、日本の国策として、自給率を高める、四五%まで高めるということを掲げているわけですから、これはやはり、その...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろお話がありましたけれども、遠征という言葉、そういえば、世界の歴史でアレキサンダー大王の遠征という言葉があったなと、遠くから攻めてくるのを遠征というのかなと思ったりしたんですけれどもね。  いろいろな表現はあると思いますけれども、今、検定の問題は、私も大臣...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学大臣としてやれること、やらなきゃいかぬこと、しっかりわきまえておりまして、私は今、義務教育といいますか教育改革に全身で取り組んでいるところでございます。この歴史認識の問題もあるわけですけれども、それよりも何よりも、本当にこれからの子供たち、いかにたくましく...全文を見る
○中山国務大臣 また宮崎に縁のある方が出てこられました。  思い出しますと、もう今から二十三年前になりますけれども、昭和五十七年の八月でございまして、役所をやめて政治活動に専念するということで記者会見したときのことをまだこの前のように思い出すわけでございます。あの席に松島議員が...全文を見る
○中山国務大臣 できるかできないか、できます。  というのは、小学校、中学校のころは私はスポーツ少年でございまして、いつもみんなの前でやっていたものですから。それと、今、地元を回りますと、運動会がよくあるんですよ、あちこちで。必ず前でやらされるんですね、第一、第二。第二だと少し...全文を見る
○中山国務大臣 正直申し上げまして、私も恥ずかしいことだと思っております。  この前も中央区の阪本小学校へ行ったのですけれども、そこで聞いた話ですけれども、子供たちは、学校に来て遊びたい、それで休みたいと言っているというのですよ。遊ぶ場でも休息の場でもないのですけれども、子供は...全文を見る
○中山国務大臣 近年、食生活を取り巻く社会環境の変化などに伴いまして、偏食とか朝飯を食べない子供たちの食生活の乱れあるいは肥満傾向、そして過度の痩身などが見られるところでございます。豊かになったのに食生活が貧しくなっている、特に子供たちの食生活が非常に問題ではないか、そういう問題...全文を見る
○中山国務大臣 学校におきましては、給食ということで、学校栄養士の先生方がメニューを中心にして仕事をしてこられたんですけれども、この先生方を含めて、学校栄養士ということで、子供たちに望ましい食習慣、食生活に関するいろいろな知識、それから食べ物の栄養とかカロリーとか、そういったもの...全文を見る
○中山国務大臣 学校給食に直接に携わります栄養教諭や学校栄養士のみならず、学校の教職員が食物アレルギーに関しまして正しい知識等を身につけることが重要である。御指摘のとおりでございまして、各都道府県教育委員会や市町村教育委員会等におきまして、学校の教職員に対して、食物アレルギーに対...全文を見る
○中山国務大臣 長野県の松本市におきまして、アレルギー専用の調理室を設けて代替食を提供しているという話は伺っているわけでございます。  実を申し上げますと、私の弟の子供がアレルギーでございまして、母親が非常に苦労していたのを目の当たりに見てきたわけでございます。こういう個々の児...全文を見る
○中山国務大臣 古屋先生、当選以来、ずっと小児医療、アレルギー対策に党の責任者として取り組んでこられたということは承知しておるわけでございます。  どうかこれからもよろしくお願い申し上げたいと思いますし、また文部科学省としても、このようなアレルギー疾患に悩む子供たちのためにも全...全文を見る
○中山国務大臣 奥野議員、文部大臣まで務められたお父さんの後を継いで議会に出てこられたんですけれども、民間で四十年、いろいろな仕事をしてこられて成功されたわけでございますが、それこそ今、学校現場でも校長先生に外から来ていただこうというふうな機運もあるわけでございまして、そういう意...全文を見る
○中山国務大臣 教えてもらうというよりも、まさに奥野議員の仰せのとおりだと私は思っているわけでございます。国というのは、国家目標として、どういう子供たちを育てるんだという基本をしっかり定めて、そして私は、実際の教育というのは、現場、現場で、その地区、地区におきましていろいろな風土...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、いい教師必ずしもいい校長ならずといいますか、やはり、教師として教えること、子供たちを指導する技量、能力というものと、校長先生として引っ張っていく、マネジメントといいますか、管理運営能力というのは、両方兼ね備えた方もいらっしゃるでしょうし、どちらかの...全文を見る
○中山国務大臣 実は昼間、中央教育審議会の中に義務教育に関する特別部会というのをつくりまして、三十名、あと三名、地方代表の方が推薦されるのを待っているところでございますが、その名簿を見させていただきまして、本当に幅広く、各界各層の、それこそ第一線で活躍しておられる方々が網羅されて...全文を見る
○中山国務大臣 今、岡島議員から御指摘ありましたように、まさに四月から始まるに当たりまして、一体どれぐらいの人がいるのか、実態調査から始めなければいかぬということでございますから、これはまず最初が非常に肝心だ、このように思うわけでございまして、そういう意味で、文部科学省としても責...全文を見る
○中山国務大臣 まさにこの制度の出発点においてそういうふうなところに区別されるということ、これは本当にそういう意味では人権問題にもかかわることでございますから、これは相当慎重にしなきゃいけないし、しかし、せっかくこういう制度ができて、そういった方向でそういった子供たちについてはし...全文を見る
○中山国務大臣 まさに、御指摘されるまでもなく、最初においてそういう認定をするかしないか、された後本当にどうなるんだというようなことは大問題ですね。ですから、まさにこれは文科省だけではできない仕事でございますから、厚生労働省とも密接な連携をとりながら慎重にやっていかなきゃいかぬな...全文を見る
○中山国務大臣 何度もお答えいたしましたけれども、まさに厚生労働省との連携も大事だし、御指摘のように、これは現場におりていって、都道府県の教育委員会とかそういったところ、それから学校関係、すべて縦の連携と横の連携をつなぎながらこれはやっていかないといかぬ、慎重にやっていかないとい...全文を見る
○中山国務大臣 今、大石先生の話を聞きながら、私も、地元宮崎の宮崎大学のことで、ここ二十年ぐらいずっと悩み続けてきた問題だったものですから、身につまされたわけでございます。  宮崎の場合には、何とか人文系の学科が欲しい、学部が欲しいということで、教育学部を改編してそういったもの...全文を見る
○中山国務大臣 大学を出た段階で、その大学、横浜国大卒の人を採用するという話でありますが、その横浜国立大学には実は地方の高校からもいっぱい来ているわけでございますね。その人たちはどうするんだという話もあるとは思うのです。また、そういうふうに制限することが本当にいいのか、全国から集...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○中山国務大臣 義務教育費が一般財源化された場合に教育関係に使われないのではないか、こういう御質問でございますが、この義務教育国庫負担制度というのは、地方公共団体の財政力の差にかかわらず、全国すべての地域におきまして、すぐれた教職員を必要数確保して、教育の機会均等と教育水準の維持...全文を見る
○中山国務大臣 先般の寝屋川市の小学校の事件というのは、これはあってはならない事件である、このように認識しておるところでございます。学校におきまして児童生徒が安心して教育を受けることができるように、国として、学校の安全確保のための施策を推進することは極めて重要な課題である、このよ...全文を見る
○中山国務大臣 教育は人なり、こう言われますが、実際に今、現場を回りまして、いろいろな話を聞くたびに、やはり先生次第だな、先生の資質を高めるということ、すぐれた先生を必要な数確保するということは本当に大事なことだ、こういうことを改めて再認識しているわけでございます。  今後の採...全文を見る
03月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○中山国務大臣 来年度につきましては、四千二百五十億円カットされた分につきましては、御承知のように、税源移譲予定特例交付金四千二百五十億円ということで、一般財源化の中ではございますが措置されている、こう思っておるわけでございまして、文部科学省としては、それがきちっと予算化されてい...全文を見る
○中山国務大臣 十一月二十六日の政府・与党合意、あれは私は入っていなかったと思うんですけれども、これは政府と与党の間の予算全体の話だ、こう思いましたから、そうなんですけれども、それまでに、まさに牧委員が御承知のように、この三位一体改革の中で、義務教育費国庫負担制度、これは堅持すべ...全文を見る
○中山国務大臣 三位一体改革の中で私が主張してまいりましたのは、義務教育の話を、いわゆる三位一体の議論の中で、単に財政論だけで論ずるのはどうか、やはり世界の趨勢を見ても、国がむしろそういう負担をふやす方向、全部持とうという国もある中で、日本が減らす方向というのはいかがなものであろ...全文を見る
○中山国務大臣 この八千五百億円というのは、中学校の分の先生方のお給料の半額ということでございます。
○中山国務大臣 今申し上げましたように、この八千五百億円というのは、まさに中学校の分の先生方の給料の半分ということで、それがそのままだというふうに御理解いただきたいと思います。
03月03日第162回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほど来義務教育の話が出ておりますが、そこにあります、それは昭和三年だったと思うんですけれどもね、あの民政党のビラの中に、やっぱり学校の先生の給料だけは別だと。やっぱり先人は偉かったなと思うんですね。やっぱり日本がいかに教育というものに力を入れてきたか。...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) たまたま官邸を出るとき総理とばったり遭遇いたしまして、困ったなと思ったんですけれども。そういうのから、よく聞こえなかったんですけれども、まあ済まぬな、こらえてくれというふうな声が聞こえまして、いや、総理も大変だなと本当に思いました。  ですけれども、私...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いや、たまたまですね、たまたまお会いしたもんですから、しかも二人とも急いでおりましたのでその余裕はなかったんですけれども。  私は、総理が日ごろから教育というのは大事だと、これは米百俵の話もされましたし、しかも去年の秋の臨時国会で新しい時代の国づくりの...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) それこそ、そうそうたる先輩の文部大臣がいらっしゃる中で今の教育を任されている文部科学大臣でございまして、責任は極めて重大であると、このように考えております。  先ほどからの議論を聞いておりまして思うんですが、今文部科学省は、とにかく教育は現場に任せよう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 文部省は、年に一回は子供を連れて役所に来るようにと、そういうふうなことになっているようでございます。
03月04日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号
議事録を見る
○中山国務大臣 このたび、政府から提出いたしました国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  義務教育は、知育、徳育、体育の調和のとれた児童生徒を育成し、国民として共通に身につける...全文を見る
03月04日第162回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 三位一体の名付け親、片山先生から、地方分権というのは差が出てきていいんじゃないかと、私もそう思います。  昨日申し上げましたけれども、地方分権というのは、これは各県各地方の競争だろうと思うんですね。ですから、教育に関しても、私は言っているんですけれども...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 全部縛ればいい、法律で縛ればいいんだ……
○国務大臣(中山成彬君) これは、決める、金は出さない、これは私は地方分権に反するものじゃないかと私ははっきり言って思います。  それから、教育の場合にはやっぱり一番学校の先生大事ですよ。やっぱり先生次第だなと、こう思うわけでございまして、いかにしていい先生を必要な数確保するか...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に、片山議員のお考えで中教審という言葉が入ったというのは本当によかったなと思っています。地方との議論の中でも申し上げましたが、やっぱり教育の問題は単なる財政論、銭金だけで決めてもらっちゃ困るということを主張したわけでございまして、そういう意味では感謝申...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 済みませんね。  いや、小泉総理からも、地方の意見に真摯に耳を傾けろと、こう言われているんで、真摯に耳を傾けてきたんですけれども、実は九〇%以上の市町村の教育委員会からは堅持してくれと、二千以上の議会からは堅持してくれという声が聞こえるんですね。知事会...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私学共済についての御質問だと思いますけれども、そもそもこの私学共済というのは、国公立の教職員共済に準じてできたものでございまして、要するに教員という身分は尊重されるべきだし、その待遇というのも適正であるべきだと、こういった観点からできているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私学共済につきましては、他の制度への加入期間がどうだったかといういわゆるその資格確認がなかなか難しいと、あるいは現住所のデータがないとかいろいろなこともございまして、事前のデータの提供をやっておりませんが、やはりこの制度に対する理解を深めると、あるいは受...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私学共済につきましても、このポイント制の導入ですね、先ほど言いました事前の通知と同じように、これは制度の理解を深めるということと受給者の便宜ということもありますので、今後導入に向けて検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 国の責任ということを言われましたが、私は、生命というか、命というものはとてもこれは神秘なものであると、それをつなぐ性というのはこれは本当、神聖なものだと、こう思うわけでございまして、そういう観点からこの性の教育はあるべきだし、また昨今、エイズだとかいろん...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この性教育につきましては、それぞれの地域、学校、それぞれ工夫しながらやっているわけでございまして、例えば、神奈川県では全部、どういう性教育が行われているかということ全部調べたこともございますが、それぞれ区々なものですから、文科省で全国一斉にどういう性教育...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私は神奈川県の調査結果について公表されたというふうに聞いておりましたけれども、本当に大変な問題だと思っていますから、これなかなか、どういうふうに調査するのか、なかなか難しい面もありますけれども、そういう方向で考えないかぬなと思っております。
○国務大臣(中山成彬君) まあこの性の問題、性教育の問題というのは、小泉総理も言われましたけれども、やはり私は神秘なもの、神聖なものだろうと思うので、それを一斉に調査して、それを公表することが本当にいいのかどうか分かりませんけれども、(発言する者あり)皆さん方のこういった意見もご...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これは文部科学省でも調べておりまして、ちょっと不適切じゃないかということで、教育委員会の方に指摘しておるということでございます。
○国務大臣(中山成彬君) すばらしい御提言をいただいたなと思っておりまして、いつでも受け入れているんですけれども。  大臣になりましてから、もう本当に、この性教育に関するいろんな苦情といいますかそういったのが届いておりまして、これは、要するにこれは、私ども、できるだけ現場に任そ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 準備も要ると思いますけれども、もうできるだけ早く、四月、五月、六月ですか、いいですね、区切ってぱっとやりましょう。
○国務大臣(中山成彬君) 前回の採択のとき、御承知のようにいろいろ混乱がございまして、本当にそういう意味では御迷惑を掛けた方もいらっしゃると思うので、その後すぐ文部省の方でも検討いたしまして、毎年四月になりましたら、採択の基準とかそういったものについて通知を出してきちっとやるよう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) それでは、お答えいたします。  これは栃木県の下都賀地区における教科書採択のことだと思うんですけれども、平成十三年七月十日、十一日、下都賀採択地区、二市八町の採択地区協議会が開催されまして、十二対十一で扶桑社の教科書が第一となったわけでございまして、そ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 教育改革をやるに当たりましては、まず現場の声を聞こうと、現場に参りまして、先生方とか保護者とか、また子供たちにも話も聞こうと。そこから教育改革は始めようじゃないかということで、私が音頭を取りまして、今文部科学省には、大臣、それで副大臣が二人、大臣政務官二...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私は、今文部科学大臣を拝命しておりますが、元々経済とか金融とか、そちらの方で中心にやってまいりましたので、この長引く不況といいますか、この十数年の日本の停滞というのは一体何だったんだと。小泉改革も推し進められているわけですけれども、やはり人材ではないかと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 中教審の答申をいただいてから、この三月でもう二年になるわけでございますし、その間、自民党、公明党、与党の改正に関する協議会、ずっと精力的に続けられているわけでございまして、いろいろありましたけれども、争点も五つぐらいに絞られてきたということの中で、文部科...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) このことについては予算委員会でもいろいろ取り上げられているわけでございまして、とにかく学校の先生方が、これからの子供たちを、立派な子供たちを育てるんだ、そういうことでまとまっていただくといいんですけれども、なかなかそうじゃない。いわゆる日教組の方とかいろ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) まあこういうふうな話まで出てきているということでございまして、やはりそういったことでなかなか真っすぐいけなかった面もあるんじゃないかなと、こう思っておりますけれども、やはり教育という、これからの世代を育てるということについて、やはりみんなが力を合わせて頑...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 文部科学省もこの発達障害の児童生徒に対する教育支援というのが非常に大事だということで、特に同じクラスで一緒に授業を受けていますからね。これまでもいろいろやってまいりまして、平成十六年一月にはガイドラインを作りまして、先生方に対してこの障害者の理解を深めて...全文を見る
03月07日第162回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も学校現場ずっと回っているんですけれども、確かに学校行きましても、いつ授業が始まったのか終わったのか分からない、あるいは教壇がないんですね。昔、私どもは、ちゃんと教壇があって、先生は教壇の上から教えていましたし、始業、終業のときには当番が起立、気を付け...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この場でも何度かお答えしているんですけれども、学校、義務教育というのは特に国と地域と学校とそして家庭がそれぞれの役割分担をしてこれからの子供たちをしっかり教育するということが大事だと思います。そういう意味で、国は国のやるべきこと、これは学習指導要領とかい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 本当に、何ですかね、社会全体、いろんな事件が起こったりいたしまして、安全の確保ということが本当に一番大事なことだろうと、こう思っております。  保護者にとりましては、子供が学校に行ってる、その学校はもう安全だろうと、ちゃんと守ってもらえるんだろうと、こ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) そういう予算があって、もうできるものならぱあっと全国一律に警備員を置きたい気持ちで一杯でございますが、これはもう一義的に設置者がそれぞれの地域、学校の状態においてやると、こういうことになっているわけでございまして、今、先ほど話しましたけれども、そのマニュ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほど御答弁いたしましたように、地域のボランティアの方々の協力、御支援を得て、それこそ地域ぐるみで子供たちの安全を守っていこうと、こういう取組が各地で進んでいるわけでございまして、そういう意味で文部科学省はそういった動きを支援したいということで、スクール...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学校教育におきまして、この環境の問題、省エネの問題、ずっと関心を持ってやってきているわけでございますが、特に、今次の学習指導要領におきましては環境とかエネルギーという言葉がたくさん出てまいりますが、正にこれからの子供たち、先ほど言われましたけれども、民生...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 第百六十二回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。  まず、先日、大阪府寝屋川市立中央小学校で教職員三名が殺傷された今回の事件につきましては、決して起こってはならない事件であり、亡くなられた方と御遺族に対し深く哀悼...全文を見る
03月08日第162回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に御指摘のように、我が国におきますこの原子力発電、現在、電力量の約三分の一を供給しているということで、エネルギー生産当たりの二酸化炭素排出量の低減に大きく寄与しているわけでございまして、今御指摘ありましたように、高速増殖炉あるいは核燃サイクル技術の確立...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 「もんじゅ」をめぐります予算関係、実際の数字は減ってきているわけでございますけれども、御指摘のように、今後のことを考えますと、実証炉の建設とかあるいは実用化に向けて様々な取組をやっていかなきゃいかぬわけでございますし、これは日本のエネルギーの先を占う大き...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今局長の方から答弁いたしましたけれども、暴力、いじめ、不登校、考えてみますと、私どもが小さかったころ、もう五十年近くも前というのはやっぱり暴力もあったし、いじめもあったかなと。ただ、不登校というのは余りなかったなという感じがあるわけでございまして、どうし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほど答弁いたしましたけれども、昔に比べて子供たちをめぐる様々な問題も出てきている。例えば不登校なども、先ほど言いましたように、私たちの小さいころは、まあ余りいなかったなと思うんですけれども、これも自由といいますか、そういったことが行き過ぎたのかなと、そ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 子供たちが学ぶ学校、保護者としては学校に子供たちを預けているわけでございますから、まず安全ということを第一に考えてもらいたいと、こう思うわけでございますが、先日もお答えいたしましたけれども、まずこの義務教育におきましては学校の設置者であります市町村等が、...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この池田小学校の事件の後ですね、平成十五年の六月八日付けで、文部科学省及び大阪教育大学並びに附属池田小学校と御遺族との間で結ばれました合意書におきまして、再発防止策として、文部科学省において、危機管理マニュアルの作成、普及や状況に応じた見直し、防犯教室の...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この合意書におきまして、御指摘のように「対症療法的な一時的対策にとどまらず、組織的、継続的に対応する。」と、このようになっているわけでございまして、これを受けまして、先ほど申し上げましたように、危機管理マニュアル等を作って都道府県教育委員会等に通知いたし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に、御指摘のように様々な事件が起こるわけでございまして、まず児童生徒をねらった犯罪が起こったかと思うと、先般のように教職員をねらった犯罪が起こるというようなことでございまして、そういう意味で、絶対こうやればそういった犯罪が防げるというのがあれば本当にい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) このマニュアルの作成に当たりましては、遺族だけじゃなくて、いろんな関係の方々の意見を聞きながらまとめたんだと、こういうふうに伺っております。
○国務大臣(中山成彬君) このマニュアルにつきまして、まず不審者かどうか。先ほど言われましたけれども、卒業生であると、先生に会いたいと、こういうふうなことだけではなかなか不審者としてチェックできないんだろうと、こう思うわけでございますけれども、このマニュアルにありますように、不審...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 具体的にどういうふうに対応された先生が感じられたかどうか分かりませんが、一般的に考えれば、ここで不審者だというふうにはチェックできなかったんだろうと思いますね。
○国務大臣(中山成彬君) これは正にマニュアルでございまして、ここに作られ、作ったのは、全国的な視野から見て、学校でそういう人たちチェックする場合に具体的な対応の参考になるんではないかということで作ったわけでございまして、これをそのまま守れば全部防げるという話じゃない、あくまで参...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) それは、でも、このマニュアルを守っていればそのまま事件が全部、全部未然に防げるものならそんなすばらしいことはないんですけれども、やっぱりそれは状況というのはその場その場によって違うわけですから、それはやはり、常に私どももこれは見直しながらいかにゃいかぬと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この中央小学校でもそうですけれども、あくまでこのマニュアルを基にしまして、それぞれ学校は独自のマニュアルを作っているんですよ。この学校も作っていたんですよね。それはもうその地域、その学校によっていろいろ特色ありますから。そういうふうにはやっていたんですけ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いや、そうではなくて、こう三つあるでしょう、ちゃんとこれには。教職員を対象とする訓練もやりなさいと、二番目にはその地域との連携を深めていきなさいと、三番目には学校との連携も推進してくださいということをちゃんと書いてあるわけでございまして、何も教職員だけと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いつも私は申し上げていますけれどもね、要するに、これからの教育というのは、とにかく学校現場に任せますと。第一義的には、学校現場がその学校の置かれた地域の状況とか、学校の状況とか、それを見ながら、大きい学校とか小さい、いろいろありますからね。それはもう学校...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) どうすればよかったかと私に聞かれても答えようはないんです。  鴨崎先生というのは本当に子供たちから敬愛され、父兄からも同僚の先生方からも大変尊敬されていた、すばらしい先生だと、こういうふうに聞いています。  ですから、本当に鴨崎先生の心情を察すると何...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いや、正にそのとおりでございまして、先ほどから言っていますように、第一義的には設置者がどうするか、それぞれの地域地域の特色がありますから、考えていただかなきゃいかぬわけですけれども、文部科学省としてどうしたらいいかということにつきましては、全国的にそんな...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ここに書いてあることがなぜ廃品回収なんですかね、これね。すばらしいことだと思いますよ。PTAや地域のボランティアなどの参加を得て、学校の内外の巡回とか学校の門や通学路等の要所での監視、万一事件や事故等が起きた場合の避難場所の確保など、学校の安全確保のため...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) まあそういうことが起こらないように、そういったための研修したり、あるいは警察のOBの方々にリーダーとなっていろいろと指導していただくということでございますが。  例えば、これ北九州で取り組まれているスクールヘルパー事業の場合でございますが、保護者や地域...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) それはもう、子供たちを育てる場合に、国、地域、学校、家庭、みんなでそれぞれの役割分担に応じて、それぞれの責務を果たしながら子供たちを育てていくと、これは当然だろうと思いますし、今先生が言われるように、本当にボランティアだけでいいのか。それじゃ足りないかも...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学校の子供たちの安全を確保するという観点から、教職員の果たすべき役割は非常に大きいと、こう思うわけでございまして、学校に不審者が入ってきたというような事態が発生した場合、迅速に一一〇番通報等を行うことが不可欠でありますけれども、こうした通報についても日ご...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 子供の教育をつかさどるという中に、やはり子供の安全も守るということも入っているんじゃないでしょうかね。
○国務大臣(中山成彬君) 学校教育法の中に「教諭は、児童の教育をつかさどる。」と、こういうふうにあるわけでございまして、この中に子供の教育をするときの安全も守るということも入っているというふうに解釈しております。
○国務大臣(中山成彬君) この正に法律にありますように子供の教育をつかさどると、こう書いてあるわけですから、教職員は。これは、今言われるように校長だけの仕事ではなくて、やっぱり全体としてみんなでこれは子供を守るという、そういうことを、当然のことじゃないですかね。校長先生はその全体...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) それは、何度も申し上げていますように、子供は国も地域も学校もみんなで育てている、育てなきゃいかぬということだと思いますので、教職員は教育をつかさどると書いてあるわけですから、もちろんその教育を授けているときには、授けているときには、子供が安全に教育が授け...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に今回の寝屋川の小学校の痛ましい事件もありましたので、文部科学省としても直ちに担当官四人派遣いたしまして、その原因の究明とかいろんなことを調べてきたわけでございますが、繰り返しになりますが、決して学校の先生だけで守れるものじゃないと私は思います。  ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これは三位一体の議論の中の義務教育国庫負担制度をどうするかという話でもあるわけでございまして、国が全部持てという御主張かもしれませんが、今はそうなっていないわけでございまして、文部科学省としては、その中でできるだけのことをやろうということで、例えば平成十...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これはもう幼稚園も小学校も同じだと、こう思うわけでございますが、幼児を保育するという幼稚園の特性を踏まえまして、児童が安心して教育を受けられるよう、家庭や地域の関係団体あるいは機関等と連携しながら安全管理の徹底を図ることが必要であると、こう考えておりまし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、教育改革の中で学習指導要領の見直し等も進めているんですけれども、昨年末の国際的な学力調査の結果でも出ましたように、日本の子供たち、もちろん学ぶ意欲がないとか勉強時間が少ないとかありますけれども、読解力が今やOECDの中位クラスになっちゃっているという...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私立大学は独自の建学の精神に基づきまして、個性豊かな教育研究活動を主体的に展開するところにその特色がございまして、在学生のうち約七五%が私立大学に在学しておりまして、我が国の学校教育の質、量両面にわたり発展に大きな役割を果たしてきていると考えております。...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、私学部長それから財務大臣がお答えいたしましたけれども、平成十四年度の学生生活調査によりますと、私立大学の学生一人当たりの学費約百三十二万、私立大学に通う学生を持つ家庭の年間所得額は約九百二十万円、これが平均となっておりまして、したがいまして学費が家庭...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私学助成につきましては、従来から私立学校の教育研究条件の維持向上並びに修学上の経済的負担の軽減等を図るためその充実を図ってきたところでございまして、今、私学部長からも説明させましたけれども、私学助成におきましては評価に基づく重点的配分の重視と、あるいはか...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この私立大学におきます授業料につきましては、これは本来、私学自身の責任において自主的に決定すべき事柄でございますけれども、文部科学省といたしましては、従来から学生や保護者の修学上の経済的負担の軽減を図るために、経常費補助を中心とした私学助成あるいは奨学金...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 国立大学の授業料につきましては、従来から高等教育の機会提供という国立大学の役割等を踏まえつつ、大学教育を受ける者と受けない者との公平の観点や私立大学の授業料の水準など、社会経済情勢等を総合的に勘案して、結果としてはほぼ二年ごとに改定を行ってきているところ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほどからも答えておりますけれども、格差是正、私学、国立の格差是正、そして社会情勢、物価の上昇等、そして特に今申し上げましたけれども、大学に行く者と行かない者との格差ということもございますので、そういったことを全般的に勘案、考慮いたしましてやってきている...全文を見る
03月09日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
議事録を見る
○中山国務大臣 おはようございます。  近藤委員から、そもそも義務教育に関する私の所見ということでございますが、まさに今近藤委員が申されましたように、天然資源に恵まれない我が国にとりましては、人材こそが最大の資源であるということは、これはもう前々から言われたことでございまして、...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育というのは、人が人として生きていく上での不可欠の教育である、こう考えておりまして、全国どこにおいてもすべての国民に対してこれをひとしく無償で提供する、このことは、今御指摘ありましたように、憲法の要請により国に課された責任と考えます。このため、我が国におきま...全文を見る
○中山国務大臣 この義務教育費国庫負担制度というのは、地方公共団体の財政力の差にかかわらず、全国のすべての地域において、すぐれた教職員を必要な数確保して、そして教育の機会均等と教育水準の維持向上を図る極めて重要な制度である、このように考えております。  もしこれが廃止された場合...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育費国庫負担制度の今後の取り扱いにつきましては、昨年末の政府・与党の合意におきまして、ことしの秋までに中央教育審議会において結論を得ることとされているわけでございまして、これを受けまして、中央教育審議会におきまして、義務教育のあり方全体について検討するために...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  昨年末に公表されました国際的な学力調査の結果によりますと、御指摘のように、読解力が大幅に低下するとともに、我が国がこれまでトップクラスにありました数学あるいは理科についても低下傾向にあるということは、これを深刻に受けとめる必要がある、このよ...全文を見る
○中山国務大臣 私も、文部科学大臣になりまして、まず、あいさつの大切さ、重要性ということを指摘したんですけれども、今、保坂委員が言われましたように、子供はあいさつするとさらわれてしまう可能性があるというふうなことを言われる人がありまして、本当に寂しい社会になったな、こう思うわけで...全文を見る
○中山国務大臣 山梨県の教職員組合の件につきましては、当委員会でもあるいは本会議でも再三取り上げられたところでございます。今保坂委員がおっしゃいましたけれども、私も県議会におきまして教育委員会の委員長が生活習慣病みたいなものだという認識を示されたと聞きまして、生活習慣病、昔の成人...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  あいさつの件につきましては全く大賛成でございまして、私も自分のマンションなんかで子供たちに会うと、いつも自分の方からおはようとか声をかけるんですけれども、なかなか返答は返ってこないことが多いですね。  あれは、アメリカに住んでいた経験から...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  私も委員と同じように、いわゆるゆとり教育とか言われていますが、現行の学習指導要領がねらいとしております基礎、基本をしっかり身につけさせて、その上で、みずから考え、判断し、行動する、そういう主体性のあるといいますか生きる力を持った子供たちを育...全文を見る
○中山国務大臣 あのときは、ここにも、牧委員の方からも「もう時間がないので説明は要しません。」こう言われるものですから、また理事の方々からも、急げ急げ、簡単に簡単にと言われるものですから、説明不足だったかなと思うんですけれども。また、私も、牧委員の本当に何といいますか、親心という...全文を見る
○中山国務大臣 この暫定という言葉、実は、三位一体の中で、私も財政諮問会議あるいは四大臣会議等におきまして、暫定的に、仮積みということでどうだ、そんな議論がずっとありました上でのこの四千二百五十億、八千五百億の半分でございました。そういった議論の経緯がずっとございましたものですか...全文を見る
○中山国務大臣 要するに、規模としてそのままですという、それをぽんと仮積みしたというそれだけのことです、私はそう思っています。  あのときはざわざわしていましたので、総理がどういうふうなことを発言されたか、私に聞こえたのは、簡単にしろ、時間がないと言われるという声だけは聞こえた...全文を見る
03月09日第162回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 文部科学省の共済組合につきましても、民間における健康保険制度に相当する制度であることから、その給付につきましても健康保険の給付水準を確保するということになっております。
○国務大臣(中山成彬君) 地域における医師不足とかそういったことについては、私も地元の市町村長からいろいろ陳情を受けたこともございまして、これは本当に何とかしなきゃいけないなということで、いろんな取組が今始まっているようでございまして、御承知のように、地方の大学におきまして、地元...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 大学の附属病院というのは、先ほどもお答えいたしましたけれども、本来的に教育機能を有しております。さらに、その教育研究を行うに必要、十分必要な指導体制、そして施設設備を備えたものであるということから、医師法上特に指定手続を経ることなく臨床研修病院としての地...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 寝屋川の事件につきましては、この予算委員会でも何度か取り上げられているわけでございますし、今、正に山本委員が御指摘のように、子供の安全確保という点からは文科省だけではなかなか対応できない、警察庁その他関係省庁と連携を詰めることが必要であると、このように考...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 現場をまず最初に見るということは大事だろうということで、御承知のようにタウンミーティング、あるいはスクールミーティング等を今実施しているところでございます。  あの事件が起こりましてから、文科省といたしましても、四人の担当官を現地に派遣して、原因究明と...全文を見る
03月10日第162回国会 衆議院 本会議 第10号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 政府負担研究費の拡充についてのお尋ねでありますが、我が国の民間も含めた平成十五年度の研究費の支出総額十六・八兆円のうち、政府負担割合は約二割であり、欧米諸国に比べ低い水準となっております。  このような状況を踏まえ、第二期科学技術基本計画においては、政...全文を見る
03月10日第162回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 昨年末に公表されましたOECDのPISA調査、前回二〇〇〇年と比べますと、鈴木委員がおっしゃいましたように、読解力の順位が八位から十四位に低下していると、それから数学的リテラシー、応用力ですね、これが一位から六位に低下していると、それから科学的リテラシー...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私学共済の財政状況を平成十五年度で見ますと、収入総額は四千七十一億円、支出総額が三千六百三十七億円で、その差額四百三十四億円、これ積立金に回っておりまして、年度末の積立金は三兆一千八百二億円となっていまして、なお加入者五・三人で一人の年金受給者を支えてお...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 本当に施設があるのかなと思いましたけれども、これはおっしゃるように海外に、三か所に合計で八室ありますけれども、これはいずれも契約しているということで、自分たちで持っているということじゃないというふうにこれに書かれております。
○国務大臣(中山成彬君) 私学について御理解いただいておりまして本当に有り難いことだと思っておりますが、私学共済もこれ公務員共済と同じような形でやっているわけでございますが、今正に御指摘がありましたように、比較的いい運営をしているということでございますし、今年また財政の再計算をや...全文を見る
03月11日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
議事録を見る
○中山国務大臣 この八千五百億というのは、まさに中学校の教職員の給料の二分の一ということでございます。(発言する者あり)  いやいや、八千五百億円というのは、中学校の先生方の分の給料の二分の一でございますし、四千二百五十億というのはその二分の一ということですね。
○中山国務大臣 八千五百億というのは、先ほどから言っていますように、中学校の先生の給料の二分の一、四千二百五十億というのはその半分でございまして、まさに額として、それに相当する額として四千二百五十億を計上した、こういうことでございます。
○中山国務大臣 もう何度も答えていますが、額として、相当する分であるということで、その中身が中学校の先生方の給料の分そのものであるということじゃなくて、額として、わかりやすく言えば、かりてきたと言えばわかっていただけるかなと思いますが。
○中山国務大臣 予算委員会等において各大臣いろいろ発言しているわけでございますが、これは昨年秋の政府・与党の合意がございまして、その合意の趣旨の中で、それぞれ担当の大臣は担当の大臣でいろいろ言いたいことはありますから、それで、私は私なりに何とか堅持したい。麻生総務大臣は地方の意見...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育については、国、都道府県、市町村、それぞれの役割があるわけでございまして、国は国としての責任はしっかり果たしていかなければならない、こう考えているわけでございます。  そういう意味で、昨年の三位一体の改革の中では、国と都道府県との間の専ら費用負担の話だけ...全文を見る
○中山国務大臣 三位一体の改革の中で、総理の方から投げかけられて、三兆円規模の数字をつくってこい、こう言われて、知事会側が三兆二千億の数字をつくってきたわけでございまして、その中に八千五百億円の中学校分の先生方の給料の二分の一が入っていたということでございますから、その八千五百億...全文を見る
○中山国務大臣 地方側の積算の中では、まさに中学校の分の二分の一ということで積算されたんだと思いますけれども、三位一体の改革の中で、いわゆる税源移譲に見合う分として補助金幾らカットするかというやはり数字数字の問題でございますから、そこにまさに、先ほど言いましたが、かりてきたと言い...全文を見る
○中山国務大臣 使用目的という意味がちょっとわかりませんが、地方団体側は、とりあえず十七、十八年度で中学校の分、その後で小学校の分、合わせて二兆五千億全部地方に回せ、こういう主張があるわけですね。それで、今回は第一期分として中学校の分を移してくれ、こういう話だったということでござ...全文を見る
○中山国務大臣 私が文部科学大臣を拝命いたしましたときに、総理から手渡されたメモがございます。幾つか御指示があるんですけれども、この三位一体に関しましては、十一月の半ばをめどに全体像を取りまとめる三位一体の改革に当たっては、義務教育費国庫負担金等文教科学関係の補助金について、地方...全文を見る
○中山国務大臣 文科大臣を拝命いたしましたのも官邸に呼び込まれる二時間ほど前に知ったばかりでございますから、こうこういう考えで文科行政をやりたいから文部科学大臣になりたいとか、その話が事前に総理とあったわけじゃございません。ですから、文部科学大臣を拝命しましたとき、これまで私、や...全文を見る
○中山国務大臣 私は、義務教育というのは、特に国と都道府県と市町村、要するに国と地方が役割分担に応じてそれぞれ責任を果たしていく、それで力を合わせて未来を担う子供たちを育成していくということだろう、こう考えておったわけでございますが、その中で、国の責任というのは何かということも考...全文を見る
○中山国務大臣 三位一体の改革の議論を進める中で、知事会側はああいう結論を出されましたが、もちろん知事会の中にもいろいろな意見があったということは御承知だと思うんです。そのほか、市町村長の方からは、九割以上が堅持してくれという声だったんですね。あるいは、議会の方でしたか、二千以上...全文を見る
○中山国務大臣 中教審というのは、御承知のように三十三名の委員がいらっしゃいまして、うち十名が地方行政に携わる方でいらっしゃいますが、そのほかにもさまざまな分野の方々、立派な見識を持った方々が参加していただいておるわけでございまして、そこで、まさに委員がおっしゃいますように、義務...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろな審議会があるわけでございますが、先ほども申し上げましたけれども、今回の義務教育の問題について議論いたします義務教育特別部会、先ほど申し上げましたように、今のところ三十名ですけれども、地方の方からもまた地方の代表として三名推薦されましたので、最終的には三十...全文を見る
○中山国務大臣 決してぼやかしているわけではございませんし、私の考えあるいは文部科学省の考えがそのまま通るわけではありませんし、また通っていいというものでもない、こう思っているわけでございます。  昨年来、財政論だけで、要するに銭金の問題だけで義務教育を決めてもらっては困るとい...全文を見る
○中山国務大臣 今回、暫定ということになりまして、そして、中教審の結論を待ってということになったというのは、これは、私、本当に粘り強くといいますか、もともと性格的には淡泊なんですけれども、本当に粘り強く頑張ったと思っております。その結果、中教審ということになりましたし、暫定という...全文を見る
○中山国務大臣 世界の趨勢のことについては申し上げましたが、戦後、昭和二十五年から二十八年にかけて、一たん一般財源化されて、地方間で非常に格差が出てきて、それこそもう一回知事会側の要望等があって今の制度に戻ったという経緯もあるわけでございますし、既に一般財源化された旅費だとか教材...全文を見る
○中山国務大臣 おめでとうございます。知りませんで、どうか無事な御出産を心から祈っております。  それから、中西議員の逮捕のことについてでございますが、私も愕然といたしました。これはもう政治家以前の人間としての問題だろう、まさに、もし報道どおりであるとすれば、破廉恥行為でござい...全文を見る
○中山国務大臣 大変厳しい御質問だと思いますけれども、先ほど来議論しておりますように、三位一体の改革の中で、この義務教育費国庫負担制度をどうするか、地方と中央のあり方が問われたわけでございますが、最終的には、地方案を生かす形で、八千五百億のうちの四千二百五十億が暫定的に削減された...全文を見る
○中山国務大臣 わかりにくい合意文書でもありますし、わかりやすいというか文部科学省の立場からいいますと、義務教育制度の根幹は維持するわけですから、まずそれは一番で言っていただいていますし、「国の責任を引き続き堅持する。」これも言葉はすばらしい、こう思うわけでございます。その一方で...全文を見る
○中山国務大臣 国庫負担制度というのは国が負担するということですから、国が負担するという意味では、国が金を出すということだろうと思いますね。
○中山国務大臣 地方の方は、一般財源化というふうに考えられていると思いますね。
○中山国務大臣 費用負担についての地方案を生かすというのは、地方が言っていますように、八千五百億削ってくれ、自分たちに任せてくれということじゃないかと思いますね。
○中山国務大臣 ですから、先ほど申し上げましたように、地方の方としては、自分たちの方で持つよ、一般財源化してくれ、こういうことだろうと思うんです。これが地方案だと思うんです。私どもとしては、この地方案を生かす方策というのは、地方の権限と責任を拡大して、そして住民に必要な行政サービ...全文を見る
○中山国務大臣 この点については、先ほどから何回か答弁しておりますが、余り結論を私が言うのは差し控えたいと思っております。
○中山国務大臣 中央教育審議会の結論がどうなるかわかりませんが、もし国の責任はない、全部一般財源化していいよというふうなことになった場合、これもよく申し上げているんですけれども、地域間の経済格差がございまして、試算によりますと四十の道府県で教育費の財源不足に陥るとか、あるいは今後...全文を見る
○中山国務大臣 これまでいろいろと一般財源化されてきているわけでございますが、これまでの改革というのは、国と地方の役割分担を踏まえて、負担対象経費を国として真に負担すべきものに限定しながら、そして総額裁量制を導入したりして、制度の根幹は維持しながらできるだけ地方の自由度の拡大を図...全文を見る
○中山国務大臣 私は、高井委員の意見、全く賛成でございまして、国は国としての責任がありますし、本当に教育というのは地方が、できるだけ子供といいますか保護者、地域の方々が身近なところでやってもらいたい、こう思うわけでございます。今知事会でのいろいろな発言を聞かせていただきましたが、...全文を見る
○中山国務大臣 地方における教育行政につきましては、教育の中立性、継続性、安定性の確保、さらには、多様な民意の反映を図るために、首長から独立した合議制の執行機関として教育委員会が設けられて、公立学校の設置管理などを直接担当しております。一方、首長は、私立学校や大学に関する事務を担...全文を見る
○中山国務大臣 地方分権を進めていく場合、教育委員会というのは、教育行政の責任ある担い手として地域住民の要請に応じた教育行政を主体的に企画し、実行していくことが期待されておると思うわけでございます。一方、この教育委員会制度につきましては、十分に機能しているのか、首長との連携は十分...全文を見る
○中山国務大臣 教育に関しても地方分権ということを進めていきたい、こう思っております。  先ほどから答弁していますように、この教育委員会制度につきましては、ただいま中央教育審議会でそのあり方等について審議していただいておりますので、その結論を待ちたいな、こう思っておりますが、い...全文を見る
○中山国務大臣 そうでございます。
○中山国務大臣 この義務教育費国庫負担制度の根幹といいますか、先ほども答弁いたしましたけれども、機会均等、水準の維持向上、無償制、これを担保するのが義務教育費国庫負担制度である、このように考えております。特に教職員給与費の二分の一を国が負担して、そして必要な教職員を確保する、その...全文を見る
○中山国務大臣 この義務教育費国庫負担制度を堅持する根幹として給与費があると思うわけでございますが、今でも二分の一になっているわけですね。全部を見ているわけではございません。ですから、どれだけ持てば根幹も守ることになるのかというのはまた議論は別だと思いますけれども、私は、やはり国...全文を見る
○中山国務大臣 まず、退職手当等は、給与ではない、根幹ではない、こう思っておるわけでございますし、平成十七年度予算、今御審議いただいているものにつきましては、まさに暫定ということで、十七年度限りの措置ということになっているわけでございまして、昨年来、何とか根幹を維持したいというこ...全文を見る
○中山国務大臣 変わりはございません。
○中山国務大臣 そのことにつきましては、まさに今中央教育審議会において議論いただいているところでございますが、私としては、何とか堅持していきたい、こう思っているところでございます。
○中山国務大臣 個人的な気持ちとしてはそうしたい。世界的にも、まさに義務教育費国庫負担、国が全額を持つような方向に行っているわけですから、そのときになぜ日本だけが逆行していっていいのか、そういう思いがございまして、昨年来頑張ってきたところでございます。  御指摘ありましたように...全文を見る
○中山国務大臣 今個人的な思いは申し上げましたけれども、これから中央教育審議会におきまして、国と地方が負担している総額約十兆円の義務教育費全体を視野に入れて議論していただくわけです。  まず、文部科学省といたしましては、義務教育費の保障の歴史的な経緯とか、あるいは義務教育に係る...全文を見る
○中山国務大臣 私も、現場の学校を視察するたびに図書館に参りまして図書の整備状況を見るんですけれども、全体的に本当に少なくなっているなとか、古いのが多いなとか、そういうことを感じておったんです。実際に調べてみますと、学校図書館の図書購入費につきましては、平成十四年度の額で見まして...全文を見る
○中山国務大臣 既に一般財源化されたものについて全体として減ってきている、あるいは、申し上げましたように、図書購入費についてはもう四倍近い格差が出てきているということで、憲法の保障します教育の機会均等ということについても、そういう観点からも問題があるのではないか、こう思うわけでご...全文を見る
○中山国務大臣 昨年の三位一体の改革の中で私が主張いたしましたのは、地方分権の中で、できるだけ地方の裁量によって地方に応じた予算措置ができるようにということで、税源移譲に伴う補助金カットであってほしいなということは再三主張したわけでございます。  そういう意味で、この義務教育国...全文を見る
○中山国務大臣 その点につきましては、各都道府県におきまして今予算案が作成されているわけでございますが、文部科学省の方からきちっと守られているんでしょうねという調査はやったところでございますけれども、そういう方向で予算措置されているようでございます。
○中山国務大臣 義務教育におきましては、まさに標準法によりまして必要な教員数を確保する、そしてそれに必要な財源として義務教育費国庫負担制度があるわけでございまして、この二つでもって日本の義務教育制度をしっかり守っていくということになろうと思うわけでございますが、今御指摘ありました...全文を見る
○中山国務大臣 三位一体の議論の中で補助金改革ということ、税源を移譲する、そのかわり補助金はカットする、そのカットする候補としてどういったものがあるのかという小泉総理の呼びかけに対して、地方側といいますか知事会側が出してきた三兆二千億だったわけでございます。そういう意味で、私も議...全文を見る
○中山国務大臣 今回は暫定措置ということになっておりまして、それも交付金という形で国が出すことになっていますから、来年度までについては今までどおりと同じだろう、こう思うわけでございますが、来年度以降、この国庫負担制度、八千五百億円がどうなるか。  それによりまして、もし地方側が...全文を見る
○中山国務大臣 報道というのはやはり少しおもしろおかしく、対立をあおるような、そういう形で報道されるのが常でございますから、そういった報道には惑わされないようにしておるところでございます。
○中山国務大臣 この国と地方の協議の場というのは、三位一体の改革において官房長官を中心とした協議機関を設置する旨の昨年八月二十四日の経済財政諮問会議の場における総理の指示に基づいて設置されたもの、このように理解しております。
○中山国務大臣 メンバーではございませんが、呼ばれまして意見を陳述したことはございます。
○中山国務大臣 合意の中で、十七年の秋ごろまでにという文章があったと思うんですけれども、そのころまでに中教審の結論を得て、その上で決めていくということでございます。
○中山国務大臣 中教審の答申が結論である、そのままというふうには考えておりませんで、中教審の結論を得て、それを踏まえて十八年度中に決める、こういうことだろうと思っています。
○中山国務大臣 もちろん、私の諮問機関でございますから、その諮問機関の中教審の結論を最大限尊重していただけるように、いろいろな場において主張してまいりたい、このように考えております。
○中山国務大臣 お答えいたします。  就任に当たりまして小泉総理よりメモをいただいたわけでございますが、その中には、人間力向上のための教育改革のさらなる推進、教育基本法問題の与党間協議の取りまとめの努力、義務教育費国庫負担金など三位一体改革への対応、教育分野における規制改革の推...全文を見る
○中山国務大臣 小泉総理、ちょっと教育改革には熱意がないんじゃないか、こういうふうな御指摘でございましたけれども、私も時々総理のところにお伺いしましていろいろな話をさせていただくんですが、決してそういうことではない、こう思っています。  郵政民営化だけを何か取り上げていますが、...全文を見る
○中山国務大臣 昨年末に公表されました国際的な学力調査の結果によりますと、特に読解力が大幅に低下している、これが一番目立つわけですけれども、そのほか、これまで日本がトップクラスにありました数学とか理科についても低下傾向が見られる。このことはしっかり受けとめなきゃいかぬと思うわけで...全文を見る
○中山国務大臣 奥村委員は野球部の監督で甲子園に出場されたという話を前にお聞きしたことがありますが、この前、私もNHKのまさに「プロジェクトX」、あの伏見高校のを見ておりまして、大変感激をいたしました。  私も、中学なんですけれども、そのときに野球部の監督が、もう中学二年の秋で...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省といたしましても、産業教育の重要性ということは認識しているわけでございまして、これまでも、産業教育のための実験実習の設備整備に必要な経費について補助を行ってきたところでございます。  この重要性については、これは変わることはないと思うわけでございますが...全文を見る
○中山国務大臣 スポーツの振興、そのためにはやはりいい指導者を養成することだと思うわけでございまして、それがもとになりまして、国全体としての底力といいますか、底辺から上げていく、ボトムアップしていく、これがやはり大事なことだろうと思いますし、去年のアテネ・オリンピックの成果という...全文を見る
○中山国務大臣 新聞でそういった申し入れをしたということは聞いておりますが、官房長官から私の方にはまだそういう話はありません。
○中山国務大臣 今の答弁、私もああそうだなと聞いておりましたが、最後の自治事務のところだけひっかかったんですけれども、自治事務のところですね、自治事務になっているから全部地方がやるんだということではない。  自治事務というのは、平成十一年に地方分権一括法が成立したときに、小中学...全文を見る
○中山国務大臣 民主党の教育一括交付金ということでは余り詳しく承知しておりませんので、コメントは差し控えたいと思いますけれども、一つは、使い勝手のいい予算という意味では、総額裁量制ということで本当に使い勝手がよくなっているという評価を地方からいただいているということがございます。...全文を見る
○中山国務大臣 教育費の国際比較の数字でございますが、私もそのことについてはいろいろ勉強させていただきました。  日本は低いんですよね。低いんですけれども、これは一つには、日本の小さな政府といいますか、いわゆるGDPに占める公費支出の割合が少ないというようなこともまずあると思い...全文を見る
○中山国務大臣 どうも学力テストと言うと、すぐまた昔みたいな競争じゃないか、こう言われるんですけれども、決してそういうことではなくて、やはり実際子供たちを見ていますと、結構競争するのを楽しんでいるんですよね。陰山先生のあれだって、いかに時間を短くするかということは、子供たちは結構...全文を見る
○中山国務大臣 順番は、一番最初がいいのか最後がいいのか、本当は最後が一番大事ではないか、こう思ったわけでございますが、この中央教育審議会特別部会で教育全般について議論してもらいたい、そういう議論の中で、一体この費用をどうするんだというようなことも議論していただいて、結論を出して...全文を見る
○中山国務大臣 それこそ、きょう小泉総理が四十七年ぶりにこの文教委員会に出てこられた。それから、先ほどお話がありましたように、いわゆるゆとり教育ということですか、そういった流れでずっと来た。この三十年ぐらいそうでございますが、その見直しをしようと。いろいろなことを考えますと、まさ...全文を見る
○中山国務大臣 いや、私も、国会に出てきてというか、その前から役人をしていましたから、何でお経読みというのかなと。趣旨説明のことだと思っていましたけれども、眠くなるからとかそんな話じゃなくて、やはりありがたいお経を読むときに、心を込めてお願いしますという気持ちで趣旨説明をするから...全文を見る
○中山国務大臣 三位一体という言葉をこの補助金改革でだれが使うようになられたのか、よく知りませんが、最初は、基本方針二〇〇二、平成十四年の六月二十五日から、「国庫補助負担金、交付税、税源移譲を含む税源配分のあり方を三位一体で検討」する、これが最初のようでございますが、私も、余りい...全文を見る
○中山国務大臣 政府・与党というのは、政府、内閣と、与党というのは自民党と公明党、そういうふうに考えています。
○中山国務大臣 法案ですか、会議ですか。(加藤(尚)委員「会議の上で、今度の法案ですね」と呼ぶ)  使いたくない、いわゆるとつけますが、いわゆる三位一体の議論の中には私も参加させていただきました。  まさに私も文部科学大臣として、日本の教育に責任を持つ立場から、いわゆる補助金...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど来加藤委員が、私どももやっておりますけれども、本当に地方の意見を幅広く聞いておられる、このことについては本当に敬意を表したいと思っております。  それで、私も全く同じように、知事会はああいうふうに言われますけれども、本当に地方の声を真摯に聞きますと、これは...全文を見る
○中山国務大臣 この耐震化につきましては、予算委員会でも何度も取り上げられましたので私も記憶していますが、全体としてまだ四九%ぐらいしか耐震化がされていないということでございまして、いろいろな先生方も御要望がありますし、地方からも御要望があるわけでございまして、このことをしっかり...全文を見る
○中山国務大臣 この義務教育関係の予算の重大さという要請はよく認識しておりますが、一政治家としては、例えば環境税だとか何とか税とかいういわゆる目的税については余り賛成じゃないものですから、ちょっと義務教育税について進めるという気はございませんが、国としてしっかりとした予算を確保す...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、小柴先生を含む、全部で何名でしたかね、三十名近い方だったと思いますけれども……(加藤(尚)委員「二〇〇四年十月二十一日」と呼ぶ)ああ、そうですね。小柴先生とか文部大臣も務められた有馬先生とか本当にそうそうたる方々が、義務教育費国庫負担堅持というふう...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  文部大臣を拝命いたしましたときに総理から手渡されたメモでございます。  一つは、義務教育費国庫負担金などの文科省関係の補助金については、地方からの改革案を真摯に受けとめて積極的に見直しに取り組まれたい。  教育基本法問題については、精力...全文を見る
○中山国務大臣 一つ一つ御説明すると時間が長くなりますが、主な点を申し上げますと、まず補助金、いわゆる三位一体改革につきましては、地方からの改革案を真摯に受けとめ、積極的に見直しに取り組まれたい、このことがございまして、来年度予算で四千二百五十億円の削減、暫定ではございますが、こ...全文を見る
○中山国務大臣 小泉総理が先般、「教育の地方分権を進めることは重要な課題」としながら、「国は、全国的な教育水準の確保と教育の機会均等についての責務をしっかりと担いつつ、その上で、各学校が保護者や地域住民の声にこたえ、創意工夫を行えるよう、市町村や学校の裁量を拡大していきたい」、こ...全文を見る
○中山国務大臣 今までとこれからということは、この法案に関してですね。  法案に関しましては、先ほど申し上げましたが、四千二百五十億を十七年度に暫定的に削減するということでございまして、そのことに関しましては、まさに地方側の意向を踏まえたものでありますが、このこと自体はすぐどう...全文を見る
○中山国務大臣 今回の法案については、金額が、四千二百五十億が削減されるということでございまして、地方分権の流れというのは、これまでも文部科学省としてもやってまいりましたし、これからもやってまいる、そういう流れの中にあると考えておりまして、今回のことでどこかが大幅に変わったとか、...全文を見る
○中山国務大臣 地域に応じた特色ある教育を実現するためには、できるだけ市町村や学校に権限を移して、それで学校や地域がみずから創意工夫をして、責任を持って教育が実施できるようにしていくこと、これが義務教育のまさに地方分権だろう、こう思っているわけでございまして、そういう意味では、文...全文を見る
○中山国務大臣 地方事務ということ、これにつきましては、平成十二年度の地方分権一括法で規定されたわけでございますが、実際に自治事務というのがどういうものか、これはさまざまな性格を有する事務の総称でございまして、地方公共団体がどのような裁量を有するのか、国がどのような関与を行ってい...全文を見る
○中山国務大臣 根源根源と言われると、何が根源か、私もよくわからないんですけれども、私は、義務教育に関しましても、国と都道府県、市町村、また地域とか家庭とか学校とか、いろいろなところがそれぞれの役割分担に応じて責任を持ってやるべきだ、こう思っているわけでございまして、何もお金だけ...全文を見る
○中山国務大臣 人事に関する学校裁量の拡大ということを御説明いたしたいと思いますけれども、市町村立の小中学校等のいわゆる県費負担教職員といいますけれども、この人事につきましては、まず校長が市町村教育委員会に対して意見具申を行って、さらに市町村の教育委員会が都道府県教育委員会の方に...全文を見る
○中山国務大臣 私も、自分たちの子供は自分たちの地域で、地区で育てる、これが基本だろうと思うわけでございます。  先ほど申し上げましたが、人事権を都道府県が握っているのじゃなくて市町村、だけれども、それも小さな村はどうかと思いますから、ある程度広域で採用したり、任用したりできる...全文を見る
○中山国務大臣 今まさに、文部科学省もそういう方向でやっていこうということで、今申し上げましたように、内申制度を変えたり、あるいは特区で認めてみたりとか、いろいろやっているわけでございまして、これにつきましても、やはり中央教育審議会の議を経るべきだろうということで、今検討いただい...全文を見る
○中山国務大臣 まさに、こういうふうな面に関しての分権化というのはもう急速に進んでいくのだろう、こう思うわけでございまして、私どもも、中央教育審議会の議論を経てできるだけ早くそういった方向に進めてまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 御承知のように、教育基本法に関しましては、平成十五年の三月、もう二年前でございますが、中教審の答申「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」におきまして、国と地方が適切に役割分担しながらそれぞれの責務を果たすことについて、新たに教育基本...全文を見る
○中山国務大臣 まさに私も、本当に一日も早く出したい、議論していただきたい、そういう思いで各方面に働きかけているところでございます。
○中山国務大臣 この教育基本法の改正というのは、戦後一回も行われていない、しかし、やはり教育改革をいろいろと進めてまいりますと、どうしてもこの教育基本法の改正に突き当たるわけでございます。  ですから、一日も早い改正をしたい、こう思っているわけでございますが、それだけ非常に重い...全文を見る
○中山国務大臣 変えてこなかった、変えられなかったということだろうと思うわけでございまして、確かに外国と日本は違うわけでございますけれども、もう少し憲法なんかについても自由に改正できてもいいのかな、そんな思いもございますが、憲法そしてこの教育基本法というのは非常に重い法律である、...全文を見る
○中山国務大臣 これは、子供は社会の宝、国の宝、小泉総理も所信表明でも言われましたが、未来に向けてみずから行動し、新しい時代を切り拓いていく心豊かでたくましい日本人の育成に社会全体の責任として取り組む必要がある、このように考えているところでございます。  このため、文部科学省に...全文を見る
○中山国務大臣 その前に、青少年健全育成法案について、武山委員いろいろ御尽力をされたということは聞いておりますが、これは議員立法ということでございますから、私どもとしてもぜひ早くこういった法案が成立するように御尽力いただきたいなと、個人的に考えておるところでございます。  それ...全文を見る
03月14日第162回国会 参議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) お答えいたします。  先々週でございましたが、山谷委員から性教育についてのいろんな御質問等もございまして、今、坂本委員が御指摘されましたように、全国的な性教育の実態調査をしようと、こういうふうなことになっているわけでございますが。  実際、私もいろん...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この委員会でも再三にわたりまして御指摘いただいたところでございますが、この幼稚園とか学校の施設というのは、子供たちがその一日の大半を過ごす施設でありますし、また、いざというとき、災害等が発生したときには緊急避難場所にもなるということで、特にその耐震性とい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) フリーターとかニートとかですね、いろいろ最近増えているということが言われているわけでございまして、このことはやはり日本の経済社会構造が変わりつつあるということの反映であるかなと、こう思うんですね。いわゆる第二次産業から第三次産業へ、サービス産業へと、こう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) お答えいたします。  義務教育国庫負担制度の今後の取扱いにつきましては、御承知のように、昨年十一月二十六日の政府・与党合意におきまして、中央教育審議会において、義務教育制度の根幹を維持し国の責任を引き続き堅持するという方針の下、費用負担についての地方案...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これは税源移譲されたわけでなくて、税源移譲予定交付金で措置されておりますから、またそういう意味で暫定ということでございまして、そういう意味で中教審はそういったこと関係なく、義務教育全般についてそもそも論から今議論していただいているところでございます。
○国務大臣(中山成彬君) お答えいたしますが、政府・与党合意に基づきまして今年秋までに結論を得るということになっております。
○国務大臣(中山成彬君) 十月末ごろまでをめどにして結論を出していただくと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 既に中教審においては特別部会をつくって議論していただいておりますが、十月末までに結論を出すということでございますから、暫定という言葉は付いていますけれども、それこそゼロの時点から議論いただいているわけでございまして、決して最初に移譲ありきといいますか、税...全文を見る
03月15日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) おはようございます。  北岡委員から、今の社会状況、いろんな犯罪、多発するそういう状況を踏まえながら、教育基本法改正の必要性について説かれたわけでございますが、私も全く同感でございまして、今私ども教育改革に取り組んでおりますが、やはりもういろいろ突き詰...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 具体的にどういう姿をイメージするかということでございますが、先ほども答弁いたしましたが、現行の基本法を貫く理念としてこれからも残すべきものは残しますが、時代が変わってきておりますし、また教育に求められるものも変わってきていると、こう思うわけでございますし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、政府委員の方から説明あったとおりでございますが、私は、要するに当たり前のことを当たり前にやるようになったということ、それからやはりトップに人を得たという、この二点じゃないかなと、こう思うわけでございまして、是正指導を受けた平成十年以降、広島県におきま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今御指摘もありましたけれども、国は国としての役割、それで地方は地方としての役割があると思うんですね。この役割をそれぞれがしっかりと認識して責任を果たしていくという体制が取れれば一番いいと、こう思うわけでございますが、特に地方分権が進展していく中で、この教...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今年といいますか、来年度、この第二期科学技術基本計画の仕上げの年でもございますし、また第三期の策定を目前にいたしまして、非常にそういう意味では大事な年だなということを痛感しているわけでございます。そういう意味で、第三期についてどういったことを考えているか...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘ありましたけれども、宇宙、原子力、あるいはスーパーコンピューター、こういったものに象徴されますが、地球環境の保全とか災害監視、あるいはエネルギーセキュリティーの確保など、これは国の総合的な安全保障に密接にかかわります。また、我が国の存立基盤を支える...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、北岡委員がお話しになりましたとおりだと、こう思うわけでございまして、この量子ビームテクノロジーといいますか、こういったことが極めて重要だなということを私も再認識しているところでございますが、今お話にありました高エネルギー加速器研究機構と日本原子力研究...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この三位一体の改革につきましては、義務教育国庫負担制度の問題とこの公立学校施設整備費、どっちも大事だと、このように思うわけでございまして、国が果たすべき責務を実現する極めて重要な施策であると、こう考えております。  しかしながら、この耐震化ということに...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も今朝のこの朝日新聞の記事を読ませていただきましたが、大体我々の認識と同じような認識で国民の皆さんがいらっしゃるんだなということを痛感したわけでございます。  現行の学習指導要領というのは、御承知のように、知識を詰め込むのではなくて、基礎基本的な知識...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 委員長。
○国務大臣(中山成彬君) 正に大仁田委員みたいな立派な人間ができてきたということが私はプラスだろうと、こう思うわけでございますが、今お話ありましたけれども、日々勉強しておられるという、そういうことだろうと思うんです。  私は、学力と言いますけれども、三つあるんじゃないかと思うん...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 余りはっきり言わぬ方がいいのかと思います。というのは、今、中央教育審議会にあらゆる点、検討していただきたいと、こういうふうに投げ掛けているところでございます。  ただ、私が申し上げたいのは、できるだけ教科内容を削減したということ、これについてもそれはそ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) まあ、間違っていたとは断定できないと思うんですけれども、去年の暮れの国際的な学力調査の結果等を見まして、読解力が下がってきているということ、それから、学ぶ意欲が落ちてきている、勉強しなくなっていると。こういうことを見ますと、本当に現行の学習指導要領が目標...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も小学校、中学校のころ遊びほうけておりまして、どっちかというと勉強しない仲間とほとんど一緒に遊んでおりました。その仲間たちはもうほとんどが中学を卒業して、私たちのころはまだ集団就職とかそういうのがありましたもんですから、みんな都会地に出ていったんですけ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 東京大学でございます。
○国務大臣(中山成彬君) 昨年末に公表されました国際的な学力調査の結果、PISA、OECDのPISAの調査等を見ますと、我が国の子供たちの学力、読解力が大幅に低下しているということと、我が国がこれまでトップクラスにありました数学とか理科についても低下傾向にあるということ、このこと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 大仁田委員が御指摘されましたように、やっぱり教育というのもその時代時代で、やはりその時代を反映したものであったと思うんですね。  ですから、このゆとり教育が叫ばれたころのことを思い出してみますと、受験戦争とか受験地獄とか、あるいは偏差値偏重だとかいろん...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正にこれがゆとり教育の目玉だったわけですけれどもね。各科目、科目を勉強するんですけれども、それを総合的にそういったものを全部活用しながら、いろんな、いろいろ生起してきますいろんな出来事とか自分の生活において直面するいろんな問題を解決する、その意味でこの総...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 減らすとはまだ決めているわけでもないし、何でもないんですけれども、今総合的な学習の時間というのが大体三時間ぐらい週に行われているんですけれども、これを本当に有効に使っているところもあれば持て余しているところもある。これはもう先生方そして子供たちにもいろん...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私は、基本的には、この日本という国に生まれた幸せ、これをしっかり自覚しながら、それぞれの子供たちがそれぞれの人生を本当に幸せに、そして有意義なものとして過ごせるような、そういう土台をつくってやる、素養を与えてやるというのが義務教育であろうと、こう思うわけ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 食についての御質問でございますが、私は、先ほど来学力低下のことが問題になっていますけれども、体力の低下の方がもっと実はゆゆしき問題じゃないかなと、こう思っていまして、これだけ豊かになったのに逆に子供たちの食生活が非常に貧しいものになっているということにつ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いよいよ今度はトリノでございまして、また国民挙げてこれ取り組んで盛り上げていかないけないと、こう思っておるわけでございますが、まあそんなに喜んでもらえるかどうか分かりませんが。  文部科学省といたしましては、平成十七年度予算案におきまして、日本オリンピ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 確かに国民の教科書に対する関心を高めると、また自分の勉強もありますし、一体今の子供たちはどういうことを学んでいるんだろうかといって、子育てを終わった方々も関心を持っていただくというのは、これは非常に有り難いことだと、こう思っておりまして、文部科学省といた...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 済みません、花粉症なものですからちょっと元気なさそうでございますが、大丈夫でございますから、失礼いたします。  義務教育、国の責任ということで、これは憲法の要請によりましてすべての国民に対して無償で一定水準の教育を提供する最終的な責任を負っていると、こ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 昨年末の三位一体、いわゆると私、付けたいんですが、いわゆる三位一体の改革の中で義務教育国庫負担金の取扱いが論議されたわけでございますが、御承知のように昨年末の政府・与党合意というのがございまして、これによりますと、義務教育に係る国の責任を引き続き堅持する...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 地方という言葉はこの合意の中に入っているわけでございまして、私は地方の案を生かすとかそういうことは言っていませんで、あくまで私どもとしては中央教育審議会の結論を基にしてそれで判断するという立場に立つわけでございまして、御指摘がありましたように、昨年末の最...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 地方六団体の方から内閣官房長官にあてて、「「国と地方の協議の場」の協議運営について」という、こういうふうな申入れがあったということは承知していますが、細田官房長官から今までのところ私に何の話もございません。
○国務大臣(中山成彬君) 中教審において今正に幅広い観点からの検討が行われているわけでございまして、これはどういう結論になるか、今から結論めいたことを言うのは控えたいと思いますけれども、ここに来て何か風向きが変わってきたとか、そういうことは全く考えておりませんで、昨年秋と同じよう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 中央教育審議会の委員等は学識経験のある者のうちから文部科学大臣が任命するということとされておりまして、特に了解を得る必要はないと考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 先にそういうことが想定されるんで事前に了解を得た方がいいんじゃないかと、そういうお考えがあるかもしれませんが、そのときはそのときだと思うわけでございまして、任命の段階から一々お伺いを立てる必要はないと私は考えました。
○国務大臣(中山成彬君) 閣内においてはみんなが同じ考えである必要は必ずしもないので、私も麻生大臣もいろいろと自分の考えるところ、信じるところに従って発言しているわけでございますけれども、あくまでこれは政府・与党の合意の中で読める範囲内で発言していると、私はそう思うわけでございま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ここで終わっていますよ。
○国務大臣(中山成彬君) いやいや、ここで終わっていますよ。総理の発言はここで終わっています。あとは私が発言して終わりでございます。
○国務大臣(中山成彬君) これは十七年度予算に、四千二百五十億についても暫定という言葉が付いているわけでございますから、これはもう暫定ということは確定じゃありませんから、また元に戻るということもあり得ると、こういうことだろうと思っております。
○国務大臣(中山成彬君) この中教審、そして秋の陣といいますか、秋の陣に向けてしっかりとこの義務教育国庫負担制度は堅持したいということで頑張ってまいりたいと思っております。  そもそも今でも十兆円掛かります義務教育費のうちの国は三割しか負担してないわけですから、余り大きな顔はで...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私どももこのスクールミーティングの選定といいますか、行く学校を選ぶに当たりましては、本当は、来てほしいというところじゃなくて、来てほしくないというところに実は行きたいという思いが率直でございますが、なかなかそれができない、国税の査察官でもないものですから...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、佐藤委員が言われたように、二十八名決めておいて、あと二人という話じゃなかったんでございまして、全体三十名決める中で、一体その地方側の代表、何名がいいだろうかと、こういうふうな話があったわけですね。事務方からは一名でいいんじゃないかという話がありました...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 佐藤委員のお話を聞きながら、私も現場というのは余りよく分かってないなということを感じたわけでございますが、私が回っただけでも、本当に小学校の低学年というのは手が掛かるという先生方からの悲鳴にも似た声が上がってくるわけでございまして、そのことにつきましては...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 民主党の考えていらっしゃいますこの教育一括交付金制度ということについては、その詳細まで承知しておりませんのでコメントは差し控えたいと思いますけれども、地方の自由度を増すという意味では、今、文部科学省が進めております総額裁量制に沿ったものかなと、こう思うわ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のように、高校で中退が本当に増えているということもあるわけでございます。このことにつきましては、学校や教育委員会におきまして様々な取組が行われているところでございますが、文部科学省といたしましても、高等学校の入学希望者に対して、まず中学校における進...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) それはしっかりと実態を調査したいと思います。
○国務大臣(中山成彬君) 初めて私も見させていただきまして、ちょっとやっぱりどきっと、懲戒という言葉にどきっとするんですけれども、実際問題として、学力劣等で成業の見込みがない、要するに成業、業が成らぬわけですね、勉強してももうとてもこれ卒業できないという学生生徒がいた場合にどうす...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 平成十年の学習指導要領の改訂で総合的な学習の時間を新たに導入した理由といたしまして、まず、知識や技能を詰め込むのではなく、基本的な知識や技能をしっかり身に付けさせ、それを活用しながら、自ら学び、自ら考える力などの生きる力をはぐくむこと。体験が不足している...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 生きる力をはぐくむという現行の学習指導要領の理念とか目標というのは、これは誤りはないと私は考えております。ただ、そのねらいが十分達成されているのか、必要な手だてが十分講じられているのか、そこに課題があると、私はそのように考えるわけでございまして、現在、教...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正にそういう問題意識の下に、まず検証をしようということで始めているわけでございますが、今、読解力が落ちていると、こう言われましたが、このPISAのテストというのは読解力というよりも更にその応用力といいますか、そういったものをテストするのには非常にいいテス...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学力というのは、基礎的、基本的な知識や技能に加えて、それを実生活で生かしていくために必要な思考力、判断力、表現力、あるいは午前中の質疑にもありましたが意欲といいますか意思力といったものを含んだものであると、このように考えております。  国際学力調査でも...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) なかなか難しい、御説明するのが難しいんですけれども、学力というのは個人、私の力といいますか、学力というのは、午前中も申し上げましたが、学んだ知識量プラスそれを活用する力、そして学ぼうとする意欲、意思力、そういったものを学力と呼ぶんだろうと思うんですけれど...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、山下委員御指摘のように、学校が特別なものじゃなくて、地域の中の学校、子供たちはいろんなところにいるわけですから、その子供を守るという意味じゃ、地域ぐるみで守らなきゃいけません。その中に学校がたまたまとは言っちゃ悪いんですが、あるというふうな感覚でもっ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学校におきます安全の確保、これは極めて重要な課題でありまして、国としてもそのための施策を推進していかなければならないと認識しておるところでございます。  平成十三年の大阪教育大学教育学部の附属池田小学校の事件の後、平成十五年六月八日付けで文部科学省及び...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 個々の学校が置かれている状況というのは、学校やあるいは地域ごとに様々でございまして、こういった調査結果の数字を基に全国の状況について十分かどうかという判断を下すことは容易ではないと考えております。  いずれにいたしましても、学校の安全体制を整備すること...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 安全対策に資する工事については国庫補助の対象としておるところでございますが、この補助対象経費の下限、最下限として一千万円以上と、こうしているわけでございますが、これは、比較的軽微な施設整備事業については一律の基準に基づく国の補助で行うよりも学校の設置者が...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘の学校基本調査の小学校の警備員その他という項目では、本務者であります学校警備員、ボイラー技士、寄宿舎指導員その他の職員の数を挙げることになっておりまして、様々な職員が含まれておりまして、この欄の数字の減少が警備員の減少そのものを表しているということ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 国としても、学校の安全確保のための施策を推進していくということは重要な課題であると、このように考えておりますが、御提案のような方法というのは一つの方法ではあると考えられますけれども、繰り返しになりますが、学校の置かれている状況というのは学校や地域ごとに区...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 国立の学校につきましては一〇〇%これはやっているというのは正に設置者である国が、文部科学省であるからでございまして、そういう意味で、先ほど言いましたように、正に設置者の責任において、それぞれの地域、学校、いろいろ事情は変わりますからね、違いますから、適切...全文を見る
03月16日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
議事録を見る
○中山国務大臣 まず、保利委員には、昨年の三位一体の改革の中で義務教育費国庫負担制度の堅持という立場から御支援いただきましたことを改めて感謝申し上げたいと思います。それから、目下問題になっておりますが、教育基本法の改正につきましても、与党の協議会の座長として御尽力いただいておりま...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育費国庫負担制度の費用の負担につきましても、今、中央教育審議会の特別部会で議論を始めていただいているところでございますが、私としては、先ほども申し上げましたけれども、義務教育の国の責任というのはあるんだろう、根幹を維持する上において、やはり費用負担といいます...全文を見る
○中山国務大臣 今、普通教育についての保利委員の御見識を賜ったわけでございまして、お聞きしますと、以前からこの主張をしていらっしゃるということでございます。  今の制度では、小学校、中学校、高校におきまして普通教育を行う、高校においてはその普通教育とプラス専門教育も行う、こうい...全文を見る
○中山国務大臣 フィンランドが世界一だということで、早速視察に行かれたということは本当にすばらしいことだと思っています。私も行きたいなと思っているんですけれども、逆にフィンランドの方は、日本がいいということで来週か再来週、日本に来られるということでございまして、大臣も会ってくれと...全文を見る
○中山国務大臣 教科書の問題につきましては、これも中教審で議論していただこうと思っておりますが、まさに委員が御指摘のように、もっと授業が楽しい、そして知的好奇心をかき立てるようなエキサイティングなものでなければ、今の子供たちの関心を引きつけることはなかなかできないんだろうと思うわ...全文を見る
○中山国務大臣 先日の新聞の世論調査の結果を私は本当に深刻に受けとめているんですね。  というのは、要するに、今のゆとり教育は変えてほしいが七八%でしたか、だけれども生きる力が必要だ、そのとおりなんですね。それがなかなかそういうふうになっていないところが問題だ、これは私ども文部...全文を見る
○中山国務大臣 最近、性教育についていろいろ取り上げられることが多くなりましたけれども、今、道徳の時間においてもきちっと教えるべきじゃないか、まさにそのとおりだと思っております。  今までは、中学校で、保健体育において、異性の尊重、情報への適切な対処や行動の選択が必要となること...全文を見る
○中山国務大臣 そうでございます。
○中山国務大臣 党の方針については、伺っておりません。
○中山国務大臣 党の方針にもいろいろあると思うんですよ、基本方針から、そのときそのときの方針もありますし。ですから、私は、はっきり言って、承知しておりません。
○中山国務大臣 ちょっとそういうことができるんでしょうかね。この委員会で私が委員の方々に一回一回聞くというのは、私はちょっとそれはできないんじゃないかなと思いますけれども。
○中山国務大臣 これは、委員会運営の話じゃないかと思いまして、私に言われてもちょっと対応できません。
○中山国務大臣 聞きたくないと言ったら、黙っていますけれどもね。
○中山国務大臣 そのときの状況にもよるでしょうけれども、黙っていたくないときもあるかもしれませんが、基本的に、黙っていろと言われたら黙っていますね、私は。
○中山国務大臣 まあ、そういう状況によっていろいろ考え方はあると思うんですよ。何で黙っていろと言うのかなと思ったり、あるいは、黙っていたくないんだけれども我慢するかな、黙っておれと言われても黙っておれないなとか、いろいろなことはあると思いますけれども、何でこんな答弁をしなければい...全文を見る
○中山国務大臣 私がこの委員会の場で聞いてくれということですけれども、私も、皆さん方の質問を聞きながら、逆に聞きたいこともあるんですよ。反論を受けぬと言われて、だめだと言われますけれども、では先生はどう思っていらっしゃるんですかと聞きたいこともあるんですけれども、そういうことは許...全文を見る
○中山国務大臣 言論の自由は守らなければいけませんね。
○中山国務大臣 田中知事がどういう発言をされたか定かには承知していませんので、コメントを差し控えたいと思います。
○中山国務大臣 意見書というのはどういうのがあったか覚えていませんが、まとまったものは読んでいますけれども、個々の発言がどうだったかということについてまでは承知しておりません。
○中山国務大臣 それが発言のとおりであれば、いいことを言われているな、私と同じ考えだなと思います。
○中山国務大臣 それは、みんな私と同じ意見の人だけ呼ぶというわけにもいかぬでしょうし、これはすべて委員会、理事会でお決めになることだろうと思いますので、それ以上私は言いませんです。
○中山国務大臣 参考人をだれにするかということも含めて、そもそも参考人を呼ぶかどうかということについても、これは委員会でお決めになることだと思いますので、私のコメントは差し控えたいと思います。
○中山国務大臣 決まっていないものに感想を求められる、これはちょっと答えにくいですね。
○中山国務大臣 話を聞かれるのはこの委員会でございまして、私が別に聞くわけじゃないので、何度も申し上げますが、人選も含めて、これは委員会の運営マターだと思いますので、私は発言するあれはないと思っています。
○中山国務大臣 鳥居会長は、長らく中央教育審議会の会長をずっとしていただいておりまして、一言で言うと、大変立派な方だと思っております。
○中山国務大臣 余りよく存じておりません。
○中山国務大臣 まだ手続中でございます。
○中山国務大臣 発令は私がいたしますが、まだ手続中でございます。
○中山国務大臣 岡山県知事をしておられまして、大変立派な方だろうと思っていますが、今回は地方側の推薦の中に入っている方でございます。
○中山国務大臣 週刊誌等では知っていますけれども、直接は知りません。
○中山国務大臣 私は、石井知事につきましては、六団体が推薦してこられるぐらいだから立派な方であろう、こう思っているところでございます。
○中山国務大臣 非常に答えにくいので、言葉じりをとられると困っちゃうんですけれども、私は、石井知事については、よく存じ上げないけれども、六団体が中央教育審議会の委員として御推薦いただけるぐらいだから立派な方であろう、こういうふうに言ったわけでございまして、田中知事については、はっ...全文を見る
○中山国務大臣 川内委員と私は高校の先輩後輩になりまして、同じ薩摩の国で生まれ育った人間でございます。日ごろから率直に私どもは意見交換している仲でございますから、きょうも私は、あなたの立場も考えて、一生懸命誠実に答えようと思っているんですけれども、それなりにというのはどれなりかと...全文を見る
○中山国務大臣 一般的に聞かれれば、知事という職はこれは大変な職、激職でありますと同時に、都道府県県民の本当に運命を握っていると言ってもいいぐらい非常に大事な職務である、私はこのように考えていまして、知事というのはそういう大変な責任も持っている、このように考えております。
○中山国務大臣 あなたがそう思われるのなら、そうなんでしょう。
○中山国務大臣 要するに、これは参考人の問題ですから、委員会でお決めいただくことであろう、こう思っております。
○中山国務大臣 これは、人選、評価についても、これはやはり委員会で決めてもらう話じゃないでしょうか。
○中山国務大臣 参考人の人選にかかわる問題ですから、発言は私は差し控えたい、こう言っているところでございます。
○中山国務大臣 一般論であっても、参考人にかかわる問題ですから、これは私は委員会のマターであろうと考えます。
○中山国務大臣 私の立場として、各都道府県知事の人物評価をするとか、そういうのはちょっととてもできることではないと思いますね。
○中山国務大臣 それぞれの都道府県で選ばれた知事さんでいらっしゃいますし、信頼しなければいけないと思っております。
○中山国務大臣 教育というのは、特に義務教育につきましては、国と都道府県と市町村が役割に応じて、それぞれ責任を持ってやっていただかなければいかぬわけですから、そういう意味で、しっかりやっていただける、いただきたいと思っております。
○中山国務大臣 どうも、個々の知事さんについて、人物評価というようなことについては、これは私は差し控えるべきだと思っています。
○中山国務大臣 それぞれの都道府県で何に力を入れるかということはそれは違いますから、それなりにその地域、地域の実情に合わせて努力しておられるんだろうと思いますので、お互いに信頼し合いながらやっていかなければいかぬなと思っております。
○中山国務大臣 実際、一人一人の知事さんを全部存じ上げているわけじゃないものですから、信頼しているのかしていないのか、それは、先ほども申し上げましたように、県民から選ばれた知事さんですから、これはまず県民も信頼して選んでいるわけですし、それを受けて、文部科学大臣としても当然信頼し...全文を見る
○中山国務大臣 ですから、私は個々の知事の方は存じ上げないのでよくわからないんですけれども、先ほども答えましたけれども、県民が選んだ知事さんですから、それは信頼していかなければいけない。国も地方も一緒になって子供たちの教育に当たっていくという今の仕組みになっているわけですから、そ...全文を見る
○中山国務大臣 まさにそのとおりでございます。
○中山国務大臣 結局、ぐるぐる回ってまたもとに戻るわけですけれども、人選というのは委員会のマターですから、私がそれに対して口出しをする立場じゃないと思います。
○中山国務大臣 法案によっては三月三十一日で失効するものもありますから、これはもう日切れそのものだと思いますし、日切れ扱いというのは、そのときまでに成立しないといろいろな支障を来すということから日切れ扱いということだろうと思うわけでございまして、希望するということについていえば、...全文を見る
○中山国務大臣 この地方特例交付金法の改正案は、義務教育費国庫負担法の改正案を前提としておりまして、仮に義務教育費国庫負担法の改正案が成立しなければ、地方特例交付金法も施行されないこととなっておりまして、税源移譲予定特例交付金としても措置されないこと、このようになるわけでございま...全文を見る
○中山国務大臣 瑕疵が生ずるというよりも、不整合が生ずるということだろうと思いますね。
○中山国務大臣 三月三十一日という日付は関係ありませんが、その日までに成立させてもらいたい、こういうことでございます。
○中山国務大臣 これは先ほどから言っていますように、不整合が生じますし、地方は地方で、それぞれの執行の予算を組みまして、つくっているわけですから、そういう意味では、国民に対していろいろ不都合なことが生ずるわけですから、日切れ扱いとしてほしい、こう言っているところでございます。
○中山国務大臣 瑕疵とまでは言いませんが、先ほどから言っていますように、不整合、合っていないなということにはなると思います。
○中山国務大臣 瑕疵が生ずるというのは、これは税源移譲予定特例交付金として措置されないということから瑕疵を生ずるわけですけれども、実際問題としては、先ほど話をしましたように、都道府県においていろいろと、給料をいつ払うとかそういうのがあるわけですから、それについていろいろ御迷惑をか...全文を見る
○中山国務大臣 ですから、これは予算案との不整合が生ずるということでございまして、これが来年度ずっと通らなかったら大変なことになるわけでございますし、やはり県の方で単独でやるというようなことに、途中で、いつの時点かによりますが、単独で執行ということになりますと、これは県予算の流用...全文を見る
○中山国務大臣 だから、法律上の瑕疵は生じませんが、実際の執行とかそういったものについて、ふぐあいといいますか不整合が生ずる、こういうことです。
○中山国務大臣 年度末ですけれども、あといろいろと、御承知だと思うんですけれども、端数整理とかいろいろありますから、その後になることもありますが、しかし実際の給料というのはその月その月に払っているわけです。
○中山国務大臣 そのとおりです。
○中山国務大臣 これまでも日切れ法案扱いということでやっていただいたので、今回もお願いしたいわけでございますが、厳密に言えば、まさに川内委員のおっしゃるとおりでございます。しかし一方では、予算案も審議しているわけでございまして、予算案で、これは参議院の方を通ると成立するわけですね...全文を見る
○中山国務大臣 計数も含めて全部決定するのはまさにそういうことですけれども、先ほど言いましたように、月々払っていきますから早く決めてもらいたいということでございますし、これは、予算案が通って、それを執行するための法律が通らないということでは不整合が生ずるわけですから、こういったも...全文を見る
○中山国務大臣 使えるといっても、国から金は出せないわけですね、だから、実質上使えないですね。
○中山国務大臣 予算案、予算本体の方で、これは通るだろう、通ってほしいんですけれども、通らなきゃ困るんですけれども、これで予算は確保するわけです。その支出の権限といいますか、それは国庫負担法でやるわけですから、国庫負担法が通らないと、最終的に支出できないということになりますから、...全文を見る
○中山国務大臣 法律上は支出できるんですけれども、予算本体で四千二百五十億を削減されていますから、だからその部分が支出できなくなる。だから、それを受けて特例移譲交付金の法律で手当てをする、こういう仕組みになっているわけです。
○中山国務大臣 予算案は、これは義務教育費国庫負担金と公立養護学校教育費国庫負担金、合わせまして二兆一千百四十九億九千九百万、こういうことになっております。
○中山国務大臣 はい、できます。
○中山国務大臣 出せるんですけれども、四千二百五十億削減されていますから、最後にはもうどうしようもなくなる、こういうことです。
○中山国務大臣 突き詰めたら、そう言えばそういうことになりますけれども、これは金額も大きいですし、しかも県の段階でいろいろな歳出歳入の予算を今つくっていますから、そういったところに大変な迷惑をかけることになる、支障を来す、こういうことです。
○中山国務大臣 お答えする前に、この負担法の話で、要するに、きちっと、絶対日切れでなきゃいかぬのかということを言われたんですけれども、これについては、これまでもそうでございましたけれども、こういう必要な予算措置がされないと、あるいはまた、されないという不安感がありますと、都道府県...全文を見る
○中山国務大臣 この平成十年の閣議決定、これは私は今でも生きていると思っていまして、生きていればこそ、いろいろな機会にこの閣議決定をもとに、生活保護と同じようにこの義務教育費国庫負担というのも真に必要なんだということで主張してきたわけでございまして、これを覆す閣議決定でもあればそ...全文を見る
○中山国務大臣 もちろん含まれている、こう思いますけれども、その中でこの平成十年の五月二十九日の閣議決定の精神はまだ生きている、生きていればこそ、私どもは今御審議をいただいている、このように考えております。
○中山国務大臣 私は先ほど、平成十年の閣議決定というのは生きている、それを否定する閣議決定がない限りは生きている、こういうふうに申し上げたわけでございますし、今言われたこの平成十五年の閣議決定、これによりましても、「検討を行う。」というふうに書いてあるわけでございまして、これをや...全文を見る
○中山国務大臣 今、時代の流れは非常に速いですから、刻々変わっていく、こう思います。そういう中で、平成十年、今平成十七年ですね、七年たったのかな、そういう意味ではかなりな変化があるものかな、こういうことは思っています。
○中山国務大臣 その前にちょっと、私の中学の野球部の話がありましたが、あれは別に自慢しようと思って話したんじゃなくて、家が貧しくて、農作業で忙しくて表に出ていなかったんですけれども、担任の先生が、そういう私を抜てきしていただいてありがたかった、これは本当に先生次第だというふうなこ...全文を見る
○中山国務大臣 発言したい人はいっぱいいると思うんですね。特に義務教育についてはもう全国何万何千という方が発言したいと思っていらっしゃると思うので、その方々の声を全部聞くわけにいきませんので、その人選をだれにするか、だれを参考人にするかということがまさにこの委員会の方に相談して決...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろな人の話を聞くのは大変いいことだと思っていまして、今スクールミーティング等を通じまして現場の声を吸い上げようとしているわけでございまして、そういう意味で、知事の方々の御意見も聞いてみたい、四十七都道府県全員の方にお聞きしたいと思っているんですけれども、何か...全文を見る
○中山国務大臣 修正したとか陳謝したとか、そんな思いは全くございませんで、牧議員もいらっしゃいますけれども、議論がありまして、最後のときで時間がなかったものですからはしょったという点はあるんです。この点はおわびしなければいかぬと思うんですが、その前に牧議員がいろいろ言われる中で、...全文を見る
○中山国務大臣 牧議員に対して答えたのは、額としてはそのままですということでございますし、その後この委員会で答えましたのは、それ自身ではない、それ自身というのは中学校の先生方の給料の二分の一というそれ自身ではないということでございまして、そのままという言葉もその都度そのときで理解...全文を見る
○中山国務大臣 中学校の先生の分の半分ですというのは額じゃないでしょうかね。中学校の先生の給料の分の半分ですということの半分というのは、額としての半分ということでしょう。(松本(大)委員「違います、違います」と呼ぶ)そうだよ。それはもう見解の相違で、読み方の相違、読解力の差でござ...全文を見る
○中山国務大臣 八千五百億円というのは何かと言われているから、額ですと。半分ですと言えば額のことでしょう。中身のことを聞いておられるわけではなかったのですからね。
○中山国務大臣 私は間違っていることはもう素直に謝る性格、これは今いませんけれども、川内君も同じ、薩摩の人間はそうなんですけれども、間違っていないと思うから話をしているわけでございまして、あのときの議論の中でも八千五百億円という額は、規模は何なんだ、こういうことでございました。ず...全文を見る
○中山国務大臣 中身ということは一言も私は言っていませんで、これはもう長い経緯がありまして、三兆二千億のうちの八千五百億円なんですよね。それがずっと議論になってきたわけでございまして、何を削るかといったときに、その八千五百億円というのを削るということでございまして、もう中身の問題...全文を見る
○中山国務大臣 何回もお答えしますけれども、よく聞こえない、ざわざわしておりましたので、聞こえない中で耳を傾けて一生懸命聞いたのですけれども、同じことを何でこんなに繰り返して聞かれるのかなという思いがありましたし、もちろん牧委員もわかっておられて聞いておられるんだと思ったものです...全文を見る
○中山国務大臣 小泉総理が地方にできることは地方にという方針のもとに地方分権を進めておられる、このことは私どももよく承知しているわけでございまして、文部科学省といたしましても、できるだけ教育は現場現場でということで地方分権を進めている、この点では同じ方向だろうと思うわけでございま...全文を見る
○中山国務大臣 不安をあおるというふうな気持ちで執筆されたものではない、こう考えております。  もう既に御承知のように、戦後一時期、昭和二十五年から二十七年にかけまして、これが一般財源化されたことがございました。そのときに、地域間格差ができて、これはいけないということで、知事会...全文を見る
○中山国務大臣 この国庫負担制度につきましては、いろいろな方々の御意見も聞きながら判断していくということだろうと思いますけれども、昨年末の政府・与党合意に基づきまして、ことしの秋までに中教審において結論を得ることとされておりまして、政府としてはこの結論を踏まえて判断することとして...全文を見る
○中山国務大臣 そのことは、今予断を持って語るべきじゃないと私は考えております。
○中山国務大臣 その白書だけではなくて、私ども、スクールミーティング、いろいろなタウンミーティングがありますね、教育改革に関するタウンミーティングとかいろいろなところがありますが、そういうところにおきましては、この義務教育費の国庫負担制度については、過去の経緯も含めてできるだけた...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろなタウンミーティングとかそういったところで、まさに松本委員のような御質問も出るわけでございまして、そういうときには、文部科学省としてはしっかり義務教育についての国の責任は果たしてまいりたい、このように考えておるわけでございまして、そういったところのいろいろ...全文を見る
○中山国務大臣 それこそ仮定の問題でございますから、答える立場にはないと思います。
○中山国務大臣 それでも大丈夫なんだと思っているんだったら、私は何も義務教育国庫負担制度堅持ということでこんなに頑張らぬわけでございますから、大丈夫じゃないと思うから頑張っているわけでございまして、ならなかったときにどうするんだ、そのときのことを考えて云々と、それはもちろん考えな...全文を見る
○中山国務大臣 もちろん、先ほど申し上げましたように、それを資料として中教審にも出しますと先ほどもお答えしたところでございますし、その資料といいますか、統計的にまとめたものを、私は、総理を初めとしていろいろなところに御説明にも回って、そして、この義務教育国庫負担制度の重要性につい...全文を見る
○中山国務大臣 担保される保証はないからまさに頑張るわけでございまして、担保されているなら昼寝でもしていればいいんでしょうけれども、そうじゃないと思って、アンケート調査もその一環でございますし、いろいろなところに出かけて国民的な議論を巻き起こしたい、これもやはり私は頑張っているこ...全文を見る
○中山国務大臣 中教審の結論がそのままということになれば一番いいんでしょうけれども、やはり尊重されるというか、結論を得て、いろいろとまた政府内においてもいろいろな議論があるんだろうと思うわけでございます。  その中でも、しかし、中教審というものの重みが、昨年来、随分出てきたなと...全文を見る
○中山国務大臣 私も、文部科学大臣としてこの委員会に臨みまして、委員の皆さん方お一人お一人の教育にかける熱情、情熱、気持ちというものはしっかり酌み取った上で、また閣内においていろいろな議論等もあると思いますから、臨んでいきたい、このように考えております。
○中山国務大臣 いろいろな国との関係、領土の問題、歴史認識の問題、いろいろあると思うので、それぞれの国の意見や主張があると思うんですけれども、私としては、余りそういったことを感情的にならずに冷静に判断していくべきだ、このように考えております。
○中山国務大臣 よその国から、何かそういうふうな具体的に言われているということは承知しておりません。
○中山国務大臣 ですから、ないというふうに考えているということでございまして、これはもう御承知のように、教科書検定調査審議会でいろいろ専門的な分野から議論していただいて、それをもとにして適切にやっているわけでございまして、そのことについて、今の現行の教科書についてとやかく言われて...全文を見る
○中山国務大臣 今検定の期間中でございまして、それがもう外に漏れるということ自体がおかしいわけでございますし、そういったものをもとにしていろいろ言われるのはこれはいかがかな、こう思うわけでございまして、この検定につきましては今粛々とやっているところでございますから、これ以上のこと...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省としては、これからの時代を生きていく子供たちに責任を持っているわけでございまして、その子供たちがこれからの時代を自信と誇りを持って生きていけるような、そういったしっかりとした歴史認識といいますか歴史の勉強ができるようにということを基本に置いて検定をやって...全文を見る
○中山国務大臣 まさに、財源というかお金、銭金でもって義務教育を論じてもらいたくないということを再三主張いたしまして、中教審におきまして、教育論にさかのぼって議論してもらいたい、そして費用の問題につきましても、その中で議論して結論を出してもらいたい、こういうことをお願いいたしまし...全文を見る
○中山国務大臣 もう既に御承知のように、中央教育審議会のもとに直属の機関として義務教育特別部会というのを設置したわけでございまして、これに対して私が諮問した事項というのは、義務教育の制度・教育内容のあり方、国と地方の関係・役割のあり方、学校と教育委員会のあり方、義務教育に係る経費...全文を見る
○中山国務大臣 確かに、スケジュール的には非常にきついかと思いますけれども、それぞれの専門家の方々が入っていただいておるわけでございますし、また、これまでの議論の蓄積もあるわけでございます。大変タイトなスケジュールではございますが、委員の先生方に精力的に御審議いただきまして、秋ま...全文を見る
○中山国務大臣 まさにこれからの教育を決定づけるような重要な中教審だろう、今実際にやっていただいている中教審はそうだろうと私は思っておりますが、一方で、この財源論については、ことしの秋までに結論を出すという与野党の合意があるわけでございますから、そのことをしっかりと視野に入れて、...全文を見る
○中山国務大臣 まさに笠委員御指摘のとおりでございまして、そのことを昨年来主張したわけでございます。  この三兆円をどうするのか、二兆五千億、一期、二期で地方に渡せとか、そういう地方側の主張でございましたけれども、しかし、まさに御指摘のように、一体あるべき義務教育の姿は何なんだ...全文を見る
○中山国務大臣 私も、第一回のこの特別部会には出席させていただきましてお願いしたところでございますが、委員の皆様方は、まさにその私の決意をしっかり酌み取っていただいて、今もう議論を始めていただいている、このように考えております。
○中山国務大臣 十兆円のうち三兆円しか出していなくて、余り大きなことは言えない、大きな顔はできない、私は個人的にそう思っているわけでございます。  なぜかというと、世界の趨勢を見ますと、既にフランスとか韓国みたいに全額国が持っているところもありますし、あるいはまた、イギリスのよ...全文を見る
○中山国務大臣 そのことを今、中央教育審議会で御議論いただいておるところでございます。
○中山国務大臣 私どもも、中教審に丸投げということではなくて、やはり中教審の議論に資するようにいろいろなデータとか資料も提供したい、こう思っているわけでございまして、例えば、義務教育費の保障の歴史的経緯とか、あるいは義務教育に係る諸外国の財源保障制度、あるいは義務教育の将来推計な...全文を見る
○中山国務大臣 笠委員御指摘のとおりだと思いまして、研究指定校とかいろいろなものを今お願いしているわけですから、そういったところでどういう取り組みがなされているか、どういう実績が上がっているか、このことについては、文部科学省としても十分これは関心を持って見守るべきだ、こう思ってお...全文を見る
○中山国務大臣 昨年の九月の二十七日に文部科学大臣を拝命いたしまして文部省に参りまして、いろいろな話を聞きました。その中で、この義務教育国庫負担制度についての経緯といいますか、も聞いたわけでございまして、笠委員が御指摘のように、ここ二、三年、じわじわと攻められてきていたんだなと。...全文を見る
○中山国務大臣 総理の発言をそのまま記憶しているわけではございませんが、総理はその中で、教育は重視している、このようにも発言をされたと思っております。全国的な教育水準の確保というのは国の責任であるという中で、教育においても地方独自のやり方があってもよいのではないかということを総理...全文を見る
○中山国務大臣 私はそのように認識しております。
○中山国務大臣 地方の案というのもあったわけでございますし、私たちは私たちの案があったわけでございまして、そこで政府と与党の間であのような合意がなされて、その中で、暫定として十七年度四千二百五十億円、トータルして八千五百億円が暫定になったということである、私はそのように考えており...全文を見る
○中山国務大臣 小中学校の先生方の給料の二分の一、そのうちの一部がまさに、移しかえといいますか、暫定的にせよ移しかえられている、このように認識しております。
○中山国務大臣 そういう認識で結構でございます。
○中山国務大臣 それも暫定ということで、そういう規模でいいということで決められたんじゃないかと思います。
○中山国務大臣 地方案では、十七、十八年度の両年度にわたって八千五百億円、これは、向こう側としては中学校の分と言っているわけですけれども、この削減を要求してきたわけでございます。  ですから、四千二百五十億円というのはその半分、要するに、二年間のうちの半分を十七年度に暫定的に計...全文を見る
○中山国務大臣 政府・与党合意、それから十二月二十四日の閣議、このときまでにはそれこそけんけんがくがく議論いたしましたが、最終的には、四千二百五十億、それで八千五百億、これを暫定的に計上するということについては一致しました。それで、その後のことにつきましては中央教育審議会の結論を...全文を見る
○中山国務大臣 総理が私に、済まぬな、こらえてくれと言われたということは、総理は押し切ったという思いかもしれませんし、私としては、暫定という名がついていますが、四千二百五十億削減ということは、ちょっと私の主張がそのまま通らなかったなとは思っております。
○中山国務大臣 閣内においては本当にいろいろ議論いたしましたが、最終的には総理の御意向に沿った形になっていると思います。
○中山国務大臣 いろいろな議論がありまして、地方側の案をそのままであれば八千五百億円削減、それは二年間で削減するとすると、十七年度は四千二百五十億円削減ということになったんだろうと思うんですけれども、私が主張いたしました、要するに、財源の中で議論してほしくない、中教審の議論も踏ま...全文を見る
○中山国務大臣 私の見解についてはもう既に承知していただいていると思うんですけれども、麻生大臣が、標準法があるから大丈夫なんだ、こう言われましたけれども、私どもの考えとしては、標準法プラスそれを裏打ちする予算措置、これが両々相まって義務教育というのがスムーズにいっているんだ、私は...全文を見る
○中山国務大臣 その政府・与党の合意文書の中には、標準法の話とか選挙の話は出てきていないと思うんですね。専ら、義務教育制度は維持する中で国の責任は堅持する、そして、そういったもとで地方案を生かす形で、かつ、教育全般について教育審議会で議論していただく、この合意があるわけですから、...全文を見る
○中山国務大臣 麻生大臣が総務委員会でどういう発言をされているかわかりませんが、少なくとも、これまで麻生大臣が発言されている、答弁されている言葉を聞いておりますと、政府・与党の合意文を逸脱しているものはないな、そういうふうに感じているところです。
○中山国務大臣 範囲内外じゃなくて、それとは違う見地から発言されているんじゃないかというふうに感じます。
○中山国務大臣 いや、あくまでこの政府・与党間の合意の中で答弁されていることだと私は思っています。
○中山国務大臣 範囲外というか、その合意とは違う議論ではないか、別の議論ではないか、このように考えております。
○中山国務大臣 どういう発言をしておられるかわかりませんが、総務大臣は、総務大臣のお考えを述べていらっしゃるんじゃないかと思います。
○中山国務大臣 細かなところではみんなが全部一致するというわけにはいかないので、少なくとも法案を提出する段階で、政府として出しているわけですから、その法案の範囲内では私は意見が一致しているんだろうと思うんです。これは、私と麻生大臣との間でも同じでございまして、細かなところとか、こ...全文を見る
○中山国務大臣 この法案をまとめる前といいますか、合意に至るまでは、いろいろな意見の食い違いがあったわけでございまして、それをああいう合意という形でまとめたわけですね。そのことについてはまとまっているというか、意見は一致しているわけでございまして、これから先のことについては、まさ...全文を見る
○中山国務大臣 まず前段の丸投げではないか、私は丸投げでよかったと思っているんですよ。丸投げというと何か悪い言葉みたいですけれども、中教審に、何か限定つきではなくて、とにかく全部中教審ですべて議論してくれと言われたんですから、この丸投げほどすばらしい丸投げはないな、いい丸投げだっ...全文を見る
○中山国務大臣 リンクしているわけじゃない、このように今井副大臣はおっしゃったと記憶していますが、そういう面もあるでしょう。しかし、長い目で見ますと、やはり私は、費用はどこで持つかということはいろいろ影響するのじゃないかと。そうでなくても財政力格差が出てきておりますし、これからま...全文を見る
○中山国務大臣 今財源確保と学力教育水準とは、これはリンクすると思うからこそ、私どもは国の責任として義務教育費国庫負担制度を堅持すべきだ、こういうことを主張しておるわけでございます。
○中山国務大臣 今井副大臣も、弊害は何かというようなことで、いろいろな報告文書等がたくさんになる、それよりはもっと裁量権を拡大することになる、こんなことも言われた、このように思っているわけでございます。  一般財源化されたということでは、これは裁量権拡大ということになると思うん...全文を見る
○中山国務大臣 財務省がかかわっているということについて言えば、これはすべての予算がそうでございますから、一般財源化されようとされまいとやはり財務省がかかわっているということで、だから裁量権が拡大しないんだということではないと思っています。
○中山国務大臣 ですから、この義務教育費国庫負担制度というものについて、この負担をふやしてくれとかなんとかいうことで文部科学省に陳情というのは上がってこないんですよね。これが国土交通省とか農林省なんかの補助金と違うところでございまして、学校の先生のお給料としか使えない、極めて硬直...全文を見る
○中山国務大臣 これは文部科学省としても大変重大な関心を持っているところでございまして、ちゃんと学校の教員の給与に計上されているかどうかということについては関心を持っていますので、それは事務方の方でチェックしていると聞いております。今のところといいますか、計上されているというふう...全文を見る
○中山国務大臣 そのとおりでございます。
○中山国務大臣 もちろん、今でも標準法とか人確法というのがありますから、そういった観点からのチェックといいますか、それはやっていかなければいかぬと思っていますが、今、民主党の方でそういう法律をつくっていらっしゃるということでございます。定かには存じませんが、そういう法律をつくるぐ...全文を見る
○中山国務大臣 今、肥田委員のお話を聞きながら、自分の小さいころのことを考えておったんですけれども、やはり、小さいころに読書の習慣をつけるということは本当に大事なことだなと私は感じております。  私どもの小さいころは活字というのが余りなくて、本もありませんでしたので、小学校のこ...全文を見る
○中山国務大臣 私も同じ問題意識を持ちまして、スクールミーティングに出かけたときには必ず図書館に足を運ぶようにしているんですけれども、本当に図書館は学校によって区々ですね。立派に新しい本がずらっと並んでいるところもあれば、本当に蔵書が少ない、しかも、手にとってみましたけれども、本...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省の思いがなかなか通じていなかったのかな、こう思うわけでございまして、もし当初のような形でずっとやってくれば、図書の購入といいますか、図書館も相当充実したものになっていたんだろうなと思うわけでございます。  中でも、私、自分の目でも確かめてまいりましたが...全文を見る
○中山国務大臣 まずは、実態が一体どうなっているかということを踏まえた上で、それをもとにして新しい、十九年度から始まりますけれども、それについてはしっかり取り組んでいきたい。  何といっても、本を読むという習慣をつけさせるということが一番大事でございます。今まさに肥田委員がおっ...全文を見る
○中山国務大臣 司書教諭につきましては、私も地元の教育委員長からもお願いされておりまして、読書活動を推進していくにはどうしても司書教諭が必要だ、何とかしてくださいという陳情も受けているわけでございます。  それから、学校司書につきましても、これは設置管理者の方で考える話でござい...全文を見る
○中山国務大臣 学校の図書館も大事でございますが、やはり地域の住民にとっての文化、教養の向上に非常に資するものでありますし、生涯学習という観点からも、地域の図書館というのはとても大事な役割を果たしている、私はそう思うわけでございます。  文部科学省といたしましても、平成十三年七...全文を見る
○中山国務大臣 本当に読書離れといいますか本離れが進んでいるということもわかりました。それから、学力も低下しつつあるということもわかりました。勉強しなくなっているということもわかりました。しかし、勉強しなくなっているけれども、学力は比較的上位にあるということで、まだ救いがある、今...全文を見る
○中山国務大臣 今回、準要保護者に対する国庫補助につきましては一般財源化されることになるわけでございますが、学校教育法におきまして、就学援助の実施義務は市町村に課せられていること、それから、準要保護者の認定は、従来どおり、地域の実情に応じて市町村の判断で行っていくこと、財源につき...全文を見る
○中山国務大臣 これも、三位一体の改革の中で地方団体側が、自分たちでちゃんとやるからということで、まさに税源移譲された部分でございますから、これは責任を持って措置してもらいたいし、文部科学省としては、きちっとやられているかどうか、そういう事業がちゃんとやられているかどうかについて...全文を見る
○中山国務大臣 これは、地方側の要請によりまして、自分たちでやる、責任を持ってやるということでこのようなことになったわけでございますから、私どもとしては、本当に地方側が、市町村が責任を持ってやるわけでございますから、それをしっかり見守って、もしそうじゃないところがあれば指導してい...全文を見る
○中山国務大臣 学校教育法におきまして、就学困難な児童生徒の保護者に対して必要な援助を与えなければならないということになっておりまして、国としても、就学援助法等に基づきまして予算の範囲内で補助を行ってきたところでございます。  この就学援助法施行令によりまして、具体的に、予算で...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど言いましたように、そういうふうな計算式によりまして額を出して、それで、予算といいましてもいろいろな諸般の事情がございますから、すべてを認めるというわけにいきませんので、そういう中で、こういった予算につきまして振り向けた予算、その範囲内で市町村はそれぞれの実情...全文を見る
○中山国務大臣 教育の機会均等という観点からいたしましても、生活困窮の児童、その保護者に対して手を差し伸べていく、これは当然のことでございまして、一般財源化されてもこれは市町村が責任を持ってやるべきことだろうと思うわけでございます。そして、それを含めて、私は言っておりますように、...全文を見る
○中山国務大臣 今でも給与費の二分の一しか負担していないわけでございますね。その中において地方は地方独自でいろいろな施策をやっていらっしゃるわけでございますから、国からの金では足りない、自分たちはもっとやるんだということでプラスアルファして出しておられるというところもあるわけでご...全文を見る
03月17日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○中山国務大臣 質問を聞きながら全く同じことを考えていらっしゃるんだなと思いますけれども、大臣としての立場からお答えをさせていただきたいと思っております。  今、政府一体となって行財政改革に取り組んでいるわけでございますが、これは、簡素で効率的な政府を構築する、目下の財政事情は...全文を見る
○中山国務大臣 日本の国民性というのはどうしても大きく右に左にぶれやすいので、政治家としては、そういったことについてもしっかり気を配ってやっていかなければいかぬなということは常日ごろ考えているわけでございますが、今御指摘がありましたように施設とか人とか、要するに予算の不足というこ...全文を見る
○中山国務大臣 私も、工業高校等を視察して回っているんですけれども、非常にいい教育をされているというふうに実は感じております。というのは、工業高校に入ってきまして、そこで旋盤を削ったり、デザインをしたり、設計図を引いたりした人たちが、さらに上級の大学とか、あるいは専門の学校を目指...全文を見る
○中山国務大臣 私もあのテレビをたまたま見たんですけれども、大変感動的でございました。  高等学校の定時制それから通信制課程というのは、働きながら学ぼうとする青少年に対して高等学校教育を受ける機会を与えるということで、昭和二十三年に設けられた制度でございます。また、近年、この定...全文を見る
○中山国務大臣 この点につきましてはきのうも御質問があったところでございますが、学校教育法二十五条におきまして、経済的理由により就学困難な児童生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助、いわゆる就学援助でございますが、これを与えなければならないとされているわけでございまして、こ...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、この義務教育、知育、体育、徳育の調和のとれた児童生徒を育成して、そして、国民として共通に身につけるべき基礎的資質を培うものということでございますが、国は、憲法第二十六条の要請によりまして、すべての国民に対して無償で一定水準の教育を提供する最終的な責...全文を見る
○中山国務大臣 幾つか御質問いただきましたけれども、教育がますます今後重要になってくるんじゃないか、こういう御指摘はまさにそのとおりだと思っておりまして、国際化、情報化の中で、世界を見渡しますと、国際的な知の大競争時代に入っているなということを本当に感じるわけでございます。  ...全文を見る
○中山国務大臣 私も、宮崎監督のアニメはやはり関心を持って見ていまして、「もののけ姫」から「千と千尋」、この前は「ハウルの動く城」も見てまいりまして、はっきり申し上げて何を言いたいのかよくわからないというのが正直なところでございましたけれども、今、佐藤先生ですか、そういうふうな分...全文を見る
○中山国務大臣 教科書検定の時期が近づいてまいりまして、またいろいろかまびすしくなってきているわけでございますが、この教科書の検定というのは、既に御承知のように、学習指導要領とかあるいは検定基準に基づきまして、教科用図書検定調査審議会の専門的な審議を経て実施するものでございます。...全文を見る
○中山国務大臣 食育担当大臣、そんなものが設けられたらなってみたいなと思うぐらい、食というものは私は非常に大事なものである、こう考えていまして、これは子供の発育とか農業の振興、国全体として、食料自給率を高めるといったことを含めて、私はこの食育ということについては進めていかなければ...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  東大の苅谷教授のこの試算、私どもも承知しております。今御指摘ありましたけれども、平成三十年度までの増加分累計は四兆四千七百五十二億円ということでございまして、この数字を私は知事会側にお見せしたいというふうな思いがあるわけですね。知事会は、八...全文を見る
○中山国務大臣 一般財源化されれば、今まで国で支出した分がそのまま負担はもちろんふえるわけでございますし、今までも地方は地方でそれぞれプラスアルファして教育費用に充てていたわけですから、トータルしてどうなるのかということはわかりませんが、実際問題として、もちろん国庫負担金が減れば...全文を見る
○中山国務大臣 昨年秋のいわゆる三位一体の議論の中で、私といたしましては、経済財政諮問会議、あるいは官房長官及び総務、財務、経財担当大臣、四大臣との会合等におきまして、義務教育の意義とか基本的性格、国と地方の役割などについての考え方を示して主張したわけでございますが、このもとにな...全文を見る
○中山国務大臣 昨年十一月二十六日の政府・与党合意におきまして、中教審の結論を十分尊重するということが前提とされているわけでございまして、御懸念のように、中教審の結論に関係なく決められるものではない、このように考えております。
○中山国務大臣 今二千二十六の市町村議会から堅持の意見書が出されているというふうにお答えいたしましたが、さらに、実際に小中学校の運営に当たることとなります約九割の市町村教育委員会からも、国庫負担の必要性について意見が出されているわけでございます。また、平成十五年度におきましては、...全文を見る
○中山国務大臣 小柴先生、野依先生などのノーベル賞受賞者などから成る科学者グループによる「日本の将来を憂える緊急メッセージ」とか、あるいは鳥居、木村両氏、これは中央教育審議会の会長、副会長でございますが、「義務教育費国庫負担制度に関する緊急要請」、あるいは、今話がありましたが、黒...全文を見る
○中山国務大臣 OECDの数字を見ますと確かに日本は非常に低くなっているんですけれども、これはよく指摘されますけれども、そもそも、日本の公財政支出の割合が低い。要するに小さな政府であるということもございますし、学校制度も違います。これは私学が多いということでございますし、さらに子...全文を見る
○中山国務大臣 この義務教育国庫負担制度の問題というのは極めて重要な課題であると思っておりまして、そういう意味では、国民の議論も喚起したいし、また国民の声も聞きたい、こう思って、スクールミーティングとかいろいろなところに出かけているわけでございます。特に、国民の代表者であります国...全文を見る
○中山国務大臣 そのことについての発言も、私どもとしては差し控えさせていただきたいと思います。
○中山国務大臣 今、横光委員が御指摘になりましたように、実は私も、あの三位一体の議論のときには、教育費というのは将来減っていくから、だから地方の方がこれを要求してきているんだろうなと思ったわけでございまして、そういう意味ではもっと早く、そうじゃないよ、二十六年度まではずっと増加す...全文を見る
○中山国務大臣 今、横光委員から、地方のいろいろな意見があるということの御指摘がございましたが、本当にそのとおりでございまして、十三都県の知事さんたちが反対といいますか、必要性を訴えておるわけですね。そのほかにも、やはり義務教育は大事だと思っていらっしゃっても、やはり知事会として...全文を見る
○中山国務大臣 まず、石井知事のことはよく知らないと。本当によく知らないんです。話したことないという意味で知らないので、あの方が東大ですか、どこだったか大学を出て、建設省に行かれて、それから知事になられたということは知っています。そういう意味では知っているんですけれども、私の知っ...全文を見る
○中山国務大臣 了承は一応しておりましたが、手続が手続中であったと……(川内委員「事務的なですね」と呼ぶ)はい、そういうことでございます。
○中山国務大臣 河村大臣が、どういうやりとりだったかわかりませんが、この根幹を維持するということは、まさに委員御指摘のとおりの打ちどめである、このような考え方で臨んでおると。臨んでおるということで、まあ臨んでいたのでございましょうが、今の法案みたいな形になったわけでございます。 ...全文を見る
○中山国務大臣 河村大臣が答えておりますように、維持できないという問題に直面するわけですね、そういう問題。まさに、この二分の一という根幹を堅持できるかできないかという問題に直面するので、そうならないように打ちどめだという考え方で臨んでいるということでございまして、まさに、そういう...全文を見る
○中山国務大臣 ここにありますように、これ以上一般財源化することになりますと制度の根幹が維持できないという問題に直面すると。だから、まさに直面しているわけでございますが、そのことについて、今のところ、十七年度については暫定ということで計上していただいて、そして中央教育審議会の議論...全文を見る
○中山国務大臣 四千二百五十億削減されるわけですけれども、これについては、今御指摘がありましたように、税源移譲予定特例交付金で措置するということになっているわけでございまして、両方合算しますと、本来国庫負担すべき額に相当する額が国から都道府県に交付されるということになるわけでござ...全文を見る
○中山国務大臣 踏まえるという日本語ですね、踏まえるのは足で踏まえるわけですから、片足で踏まえるのか両足で踏まえるのかありますが、私はこれは両足で踏まえていると思っています。
○中山国務大臣 両足でしっかり踏まえておるということでございます。
○中山国務大臣 ですから、両足でしっかり踏まえるということでございます。
○中山国務大臣 あなたも相当しつこいんだね、初めて知ったけれども。  要するに、両足で体重計に乗ってごらんなさい、幾ら体重計の上で片足上げたって、必ず全部体重乗るんですよ。
○中山国務大臣 文科省の味方をしていただいてありがたいと思うんですが、これは、私も言語学者ではないものですから、踏まえてといったら踏まえてだろうと。それは、両足で踏まえるということは全体重が乗るということじゃないかなと思っております。
○中山国務大臣 その前に、その踏まえるという話。私が言ったのは、要するに、これは内閣法制局がきちっとした判断を出すだろうと思ったので、そういうことを、両足で乗っているということだと答えたので、法制局がそういうふうに答えたとすれば、それが政府見解ということになるんだろうと思います。...全文を見る
○中山国務大臣 政府・与党合意におきます、うち「十七年度分(暫定)四千二百五十億円」の暫定とは、平成十七年度一年限りの措置であるという趣旨でございます。  また、八千五百億円程度の減額、これも暫定となっていますけれども、この暫定というのは、平成十七年秋までに中央教育審議会におい...全文を見る
○中山国務大臣 この四千二百五十億円についての暫定というのは、この数字について平成十七年度一年限りだ、こういうことですね。
○中山国務大臣 上の方の暫定、八千五百億は、だから、中教審で十七年の秋までに結論を得るまでの間の暫定ということですね。
○中山国務大臣 中教審において議論していただくわけでございますから、数字も制度も含めてということでございます。
○中山国務大臣 質問の趣旨を完全によくわかっているかどうかわかりませんが、骨太二〇〇三では、中教審において検討を行い、これも踏まえつつ、平成十八年度末までに国庫負担金全額の一般財源化について所要の検討を行うということになっているわけですね。  それで、十一月二十六日、去年の暮れ...全文を見る
○中山国務大臣 踏まえても「活かす方策」、私は、だからスタンス、重さの問題だと思いますけれども、いずれにしてもしっかりと中央教育審議会の議論を経てということになったということはよかったなと思っております。  それから、標準法とか人確法でちゃんとやれるんじゃないかという御指摘もあ...全文を見る
03月17日第162回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) このうつ症の判断というのは医学的な専門知識が必要でございまして、学校に一体どれほどのうつ症を持った児童生徒がいるか、正確に把握するのは困難でございまして、うつ症状の児童生徒がどのくらいいるかという実態は把握しておりません。
○国務大臣(中山成彬君) 極めて大事な問題であると、こう思っておりますけれども、先ほど申し上げましたように、これは医学的な専門知識があって判断がするということでございまして、学校ではなかなか把握できないと。  またこれ、特にこれはプライバシーにかかわる問題でございまして、慎重に...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ですから、これは専門的な医学的な知識が必要だということでございまして、大体、教室におりまして、最近の子供は、まあ無気力といいますかね、そういった子供もおりますし、また最近の調査によりますと、七割が居眠りをしているとか、あるいは夜中の十二時過ぎまで起きてい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ですから、そういう状況を教師が分かるようにということで、分かるということがまず大事だということで、まず教師用の資料作成をしたりして、配付して、先生方がしっかりと子供たちの状況が把握をできるようにというふうに努めているということでございます。
○国務大臣(中山成彬君) なぜ配付したかと。正に、このうつ症状の子供たちがかなりいると、今御指摘がありましたように、これが不登校だとかいじめだとかいろんなこととまたつながってくるんじゃないかという、そういう認識がありますから、まずそういううつ症状の子供たちをしっかり把握することが...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に認識を同じくするものですから、そういった対策を取っているということでございまして、付け加えて申し上げますと、先ほどカウンセラーで申し上げましたが、平成十七年度までに一万校にスクールカウンセラーを配置して、心の相談とかそういったものも含めて対応しようと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この前から性教育についてはいろいろ御論議いただいているところでございまして、命の尊さを理解して、掛け替えのない自分、そして他人の命を尊重すると、このことについては学校におきましていろいろな取組をしているところでございますが、今御指摘もありましたけれども、...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) またよろしくお願い申し上げます。  昨年末に公表されました国際的な学力調査の結果を見ますと、読解力がもう大幅に低下していると。前回八位でしたけれども、今回十四位ということで、真ん中ぐらいのところにまで落ちているということでございます。また、これまで我が...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も、文部科学大臣になる前から日本の教育については関心を持っておりました。平成二年から三年にかけまして文部政務次官を務めさせていただきまして、その後はどちらかといいますと経済とか金融とかそういった畑の方で仕事をしてまいりましたが、その中で、なぜ日本経済い...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私が学校現場を視察いたしまして、そのとき保護者とか先生方からいろんな話が出る。例えば、もう総合的学習よりは基本的な教科をやりたいとか、あるいは基本教科をやりたいんだけれども中途半端になっているとか、いろんな意見が出るわけですけれども、その後、記者が取り巻...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も、この地方分権研究会四県で実施されましたテストの結果をいろいろと見させていただきまして、大変参考になったわけでございます。  全国的な学力テストというのはもう廃止されて久しいんですけれども、各地方でそれぞれもう悉皆調査といいますか、できるだけ広く学...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほど申し上げましたように、ちょっと私が発言いたしますとついつい大きく取り上げられがちであったわけですけれども、そのことも、この新聞のゆとり見直し賛成七八%と、こういう国民の中の声がやはりマスコミの人たちの中にもあって、私がそういった発言をするとそれに飛...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私の問題意識というのは全く変わっておりません。  今、小林委員がおっしゃいましたように、総合的学習の時間を担当する先生は本当に大変だろうと思いますね。特に小学校、中学校の先生方というのは、自分の専門教科とか教えることには非常に優れていらっしゃるんですけ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 小林先生が言われましたけれども、いろいろと学校の先生方の不祥事のニュースが出るんですけれども、ニュースに出るというのは、ないことがあるからニュースになるので、珍しいからニュースになるんだということを御理解いただきたい。もうほとんどの大半の方というか、もう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) たくさんの御質問をいただきましたので、全部はお答えできないかもしれませんが。  午前中の本会議で趣旨説明、答弁しながらいろんな声が聞こえてまいりましたもんですから、やっぱり大臣も大変だなと御同情いただいたことを感謝申し上げたいと思いますけれども、しかし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学習指導要領におきましては、子供の発達段階に応じて教員が特に配慮すべき事項を記載しているところでございまして、聾学校の高等部におきましては、日本語の習得が既に成果を上げていることを前提として、卒業後の就職や大学等への進学を念頭に置いて、手話を含めた多様な...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も、今から十三年前、政務次官のとき聾学校を訪問したことがございましたが、是非早い機会にもう一回行ってみたいと。聾だけじゃなくて、いろんな障害の学校のところに足を運びたいと、このように考えております。  そして、今、浮島委員がおっしゃいましたけれども、...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 高等学校教育への影響についての御質問でございますが、高等学校は、教科・科目の履修だけではなく、その他の様々な活動、生徒間や教員との交流などを通じて知徳体のバランスの取れた人間形成を行うという大きな意義を有する教育の場だと、このように思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この耐震診断三か年計画の実施状況について見ますと、計画初年度であります平成十五年度の場合には実施予定率が四七%に対しまして四五・二%でございますから、ほぼ順調に進捗しているんではないかなと、このように受け止めておりまして、今後とも各設置者におきまして計画...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) そうです。
○国務大臣(中山成彬君) この計画表によりますと、十五年度で四七・四%、十六年度で六三・〇%、十七年度で八九・七%実施すると、こういうふうな計画でございまして、十五年度は今申し上げましたように四七・四%に対しまして四五・二%ということでほぼ計画どおりでございますから、十六年度、十...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 耐震診断の経費につきましては、補助事業の申請がある際に、補助事業の実施年度の前年、前々年度までに実施しました耐震診断経費については補助対象にしているところでございます。また、平成八年度からは、地震防災緊急事業五か年計画に計上されております耐震補強事業につ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 確かに、このグラフを見ますと、二十五年前は六千億近くあったんだなと、随分減ってきたなと、こう思うわけでございまして、これは何といいますかね、少子化が進む中で量的な整備の段階から質的な整備の段階に移ってきたと。とりわけ安全とか健康とか、あるいは多様な教育内...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 大変お疲れのところ恐縮でございますが、提案理由を説明させていただきたいと思います。  このたび政府から提出をいたしました国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げ...全文を見る
03月18日第162回国会 参議院 本会議 第8号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  義務教育は、知育、徳育、体育の調和の取れた児童生徒を育成し、国民として共通に身に付けるべき基礎的資質を培うものであり、国は、憲法...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 北岡議員にお答えいたします。  平成十七年度予算で、義務教育費国庫負担金の削減が地方への税源移譲の一環として位置付けられたことについてのお尋ねでございます。  今回の改正は、三位一体の改革に関する昨年十一月の政府・与党合意に基づいて、平成十七年度限り...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 水岡議員にお答えいたします。  国の責任で義務教育諸学校に保安要員等を配置する考えはないかというお尋ねでございます。  国として学校の安全確保のための施策を推進することは極めて重要な課題であると考えております。安全確保のための人的措置を含め、各学校の...全文を見る
03月22日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 一昨日の福岡県西方沖の地震、私も同じ九州でございますので、被害の状況等大変気に掛かっているところでございますが、亡くなった方もいらっしゃるようでございます。また、けがをされた方、一杯あちこち倒壊等が出ているようでございますけれども、亡くなった方には御冥福...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私もこの前の日本青少年研究所の調査の結果、新聞で見まして、何といいますか、そうかなとは思っていましたが、ああいう数字が出ますとやはりショックといいますか、これでいいのかなということを改めて感じさせられたわけでございまして、これ日本だけじゃなくて、米国、中...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 後藤委員の話を聞きながら昔のことも思い出していたんですけれども、世の中が豊かになって、いろんなことで楽になればなるほど、どうしてももっと楽になりたい、楽をしたいと。いろいろ文明の機具等が出てまいりまして、また豊かになってきて、食生活も豊かになってくる。要...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いわゆる三位一体の改革というふうに言われましたけれども、地方分権ですね。  小泉総理がいつも言われますけれども、地方にできることは地方にという方針の下で地方分権が進められているわけでございますが、昨年問題になりましたのは、この三位一体改革、税源移譲とそ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のように、私どもはもう本当に必死になって議論していたわけでございますが、一般国民はなかなかそこまで理解していただけないと、これはまあ大体すべての案件そうだと思うんですけれども、特にこの教育の問題について三位一体というと、とても何かいいことに、日本人...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) はい。
○国務大臣(中山成彬君) 結論的におっしゃいましたが、正に当たり前のことができるような国、教育だけじゃなく国全体もそうあってほしいなと思っていますし、その原点を忘れちゃいけないと思っております。  原点というのは何かというと、日本の場合には、資源のない国、天然資源の乏しい国です...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 河合委員は富山県、その前の後藤委員は大分県、私は宮崎県でございますが、やはり山間へき地があるんですね。  特に宮崎の場合には、平家の落人が逃れてきたという椎葉村とか、あんなところもありますし、ああいうところに行きますと、本当にこういうところにも生活して...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、人事についての御質問でございましたが、私も大臣になる前から考えておりましたのは、やっぱり、何といいますか、先生方が遠距離通勤になっているんですね。それで、土日はもうその町にはいらっしゃらないということはどうかなと。ですから、もっと狭い範囲で、我々の先...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) まず最初に、河合委員がずっとボーイスカウトをやってこられたということについては知りませんでしたけれども、本当に大変なことだと思いました。心から敬意を表したいと思っております。  それから、自然体験活動、これはもう本当に、後藤委員のときもお答えいたしまし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先日の本会議の答弁のとき、ちょっと長いなと思いながらも、しかしやっぱり丁寧に答えるべきかなと思って、あちこちから発言があったのもよく聞こえましたし、特に与党の方からの方が多かったなとか、そんなことを思いながら、答弁しながら反省しておりましたけれども、これ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ああ、そうですか。  悉皆調査というわけにはいかぬと思いますけれども、これもうある意味で現場に任してあるもんですから。ただ、御指摘ありましたように、スクールミーティング等を通じてどういう状況かということは常に把握しておるところでございます。
○国務大臣(中山成彬君) 第七次計画は十七年度に完成ということについては、この辺の意義は大なるものがあると思っているわけでございます。次の定数改善計画をどうするかにつきましては、これまでの改善計画の実績等を踏まえて対応しなきゃいけないと、こう考えているところでございまして、今御承...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 定数改善計画につきましては、中教審の議論の中である程度の方向性は出てくると思いますから、その中でやれということであれば、要求の段階でも盛り込めると思いますし、予算編成までにまたいろんな過程もあると思いますので、適切に対処していきたいと思っています。  ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正にここにありますように幅広く検討することになっているわけでございまして、非常に幅が広いんですね。  ただ、その中ではっきりしていますのは、この義務教育についての国の責任というのはしっかり維持すると、その中で堅持するんだと、国庫負担制度は堅持するんだと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) あくまで、昨年十一月二十六日の政府・与党合意では、義務教育費国庫負担金の今後の取扱いについては「平成十七年秋までに中央教育審議会において結論を得る。」ということにされているわけでございまして、私どもはこれに基づいて今やっているということを御理解いただきた...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私どもはとにかくつとに頑張っておりますし、十七年度については暫定ということですけれども、十八年度については中教審の結論を待つということで私たちは頑張ってまいりたいと思っています。  小泉総理のことをいろいろ言われましたが、おとといは、がん撲滅の東西対抗...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) もう一回いいですか。  それでは、念のために申し上げますが、とにかく中教審の結論を得てということをしっかり守っていきたいと思いますが、政府として結論を出す場合には、その過程の一部として地方公共団体との協議の場などにおいて議論することは考えられるわけでご...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、学校給食の重要性についてお話ありましたが、本当にそのとおりだなと実感しております。食事を一緒にすることによって仲間を思いやる精神とかそういったものも生まれるんだという話を聞きまして、私どもの小さいころは、昼休みになるとすうっと抜ける仲間が何人かおりま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 昨年末の国際的な学力調査の結果を公表するに際しまして実際に問題を読ませていただきました。PISAの調査の問題は、例えばある事柄について賛否両論の文章を読ませて、それについて自分なりに理解、評価した上で自分の考え方を書かせる問題とか、図表などから情報を読み...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この、何ですか、国際的な学力調査の結果を厳粛じゃなくて真摯に受け止めると言われましたが、厳粛というのは真摯よりももっと重く受け止めるという意味でございまして、なぜかといいますと、まあ既に委員が話ありましたけれども、このPISAの調査のような試験に強くなる...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も総合的学習の時間の必要性、重要性ということを否定するつもりは全くございません。そういう理念とか目標は私は正しいと思っているわけでございますが、先ほどのPISAの調査等で明らかなように、どうもそのねらいが十分に達成されていないと。どうしてだろうかと。じ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これにありますように、学校単位の採択に向けて云々とありますが、ただ、採択地区の小規模化や採択方法の工夫、改善についてフォローアップを図りながら都道府県の取組を引き続き促すと、こういうことに理解しております。
○国務大臣(中山成彬君) 方向としてはそういう方向だろうと思いますけれども、先ほど言いましたように、非常に小規模の学校等もございますので、現在いろいろと検討しているわけでございます。  特に今資料もらいましたけれども、現在、平成十三年四月に五百四十二地区であったのが、今では五百...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いろいろな圧力等もあるかもしれませんが、私は、この日本という国に生まれた子供たちがやっぱり幸せに生きていけるように、そういう意味でこの教科書というのは非常に大事だろうと考えておりまして、採択に当たりましても、教育委員会等の権限と責任において、適正かつ公正...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先般の本会議での答弁が不十分だったと、こういう御不満もあるのかなと。私はもう丁寧に答え過ぎて、もう短くしろ短くしろと言われて本当に若干焦りぎみで答えてしまったぐらいでございまして、そういう意味では申し訳なかったと思っておりましたが、私は水岡委員の御質問に...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私どもが小学校に入りました戦後すぐというのはまだまだ非常に貧しい時代でございましたが、小学校も非常に、何といいますか、自由な雰囲気にあふれていたなと、貧しいなりに夢があったなと、このように思っているわけでございまして、その後、日本が高度成長する中では、や...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この国際的な学力調査の結果を見ますと、日本というのは諸外国に比べてそういう貧富の差といいますか、親の経済的、そのいわゆる社会的な状況によって子供たちの学力に差があるというふうにはほかの国に比べて見られないと、こういう結果が出ているわけでございますが、今御...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) その前に、ちょっとお言葉を返すようですが、水岡委員、やっぱり学校は遊びに来るところじゃなくて勉強をしに来るところだということだけは忘れちゃいけないと私は思っています。そういう方向でやっていきたいと思っています。  それから、フィンランドについてなぜ学ば...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 最近いろいろ御質問を受けるんですけれども、いわゆる心の悩みといいますかね、うつ症を始めとしてそういった心の悩みを抱えている子供たちは多いんではないかと、私も実感としてそう思います。ただ、このうつの判断というのは医学的な専門知識が必要なもんですから、一体ど...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、山下委員からも御指摘がありましたように、本当にこれは市町村が本気にならにゃいかぬと思うんですよ。そのことは文部科学省もずうっと進めてきたわけでございます。地方に、地方分権という意味で総額裁量制を進めたり、あるいは教育長の任命承認制を廃止したりと、ある...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この義務教育というのは、近代国家が成立したときから国の責任というようなことになってきているわけでございます。我が国におきましては、今、山下委員御指摘のありましたように、憲法二十六条の二項におきまして、すべての国民は、法律の定めるところにより、その保護する...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) やはり子育てというのは、これは親の責任、保護者の責任、これが出発点だろうと思うわけでございます。今、山下委員、正にそういう意味で、教育も、義務教育、学校に行かなくても自分で育ててもいいんじゃないか、そこまで踏み込んだ見識をいただいたわけでございまして、そ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 義務教育につきましては、中教審で幅広く検討すると、その結論を今年の秋までにということになったわけでございますが、まず義務教育の根幹というのは、憲法二十六条に基づきまして、教育の機会均等、そして教育水準の維持向上、無償制のことであると、このように考えており...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 教育水準の維持向上ということは、優れた教職員を必要数確保して、そして養成、採用、現職研修を通じた教職員の資質、能力向上などの教育の人的水準及び教育施設、教材、教具の整備などの物的水準、これは二つはもとよりでございますが、三番目に、子供たちの確かな学力をは...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この国の責任というのは、先ほども申し上げました、義務教育の根幹、教育の機会均等、教育水準の維持向上、無償制という義務教育の根幹を制度的、財政的に保障し、義務教育の円滑な実施を図ることであると、このように認識しております。
○国務大臣(中山成彬君) そのように理解しております。
○国務大臣(中山成彬君) 正にこの義務教育というのは、憲法の要請によりまして国が最終的な責任を負うと、負うものであると、このように考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 確かに昨年の五月二十五日の中教審の報告、中間報告で、この義務教育国庫負担制度というのは国の責任を果たすためのもので、廃止は国の責任の放棄であると、この旨の文言があるわけでございまして、私はこのことも踏まえまして、経済財政諮問会議とか、あるいは官房長官、総...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今御指摘ありましたような附帯決議、請願等でございます。国民の代表から成る国会の議論というのは極めて重要であると認識しておりまして、御指摘のありました平成十五年三月二十七日ですか、の参議院における附帯決議、あるいは平成十六年十二月の請願等においていろいろこ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ここにありますように、平成十七年度分暫定四千二百五十億円、八千五百億円程度の暫定は、(暫定)と書いてあるように、これは決まったということではございません。
○国務大臣(中山成彬君) 今後のことまでお約束するわけにはいきませんが、少なくともこの八千五百億円のことにつきましては、暫定ということでございますから、これは正に中央教育審議会の議論を、結論を得てということになっていますから、そういう方向でやってもらう、もらわなければならないと考...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私が未来永劫に文部科学大臣であればそう言いたいところでございますが、私の後だれがなるか分かりませんが、そこまで縛るわけにはいかないんじゃないかなと思ってそのように発言したところでございます。
○国務大臣(中山成彬君) 私は、国会議員である限りは、そういう立場、そういう主張を貫いてまいりたいと考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 憲法におきましては、教育を受ける権利というのが憲法二十六条第一項で定められておりまして、教育基本法では、「国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によつて修学困難な者に対して、奨学の方法を講じなければならない。」、これはこの法律の第三条...全文を見る
03月23日第162回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今の子供たち、別に望んで生まれてきたわけでもないんですけれども、非常に素直に育ちにくいといいますか、昔に比べてですね、子供受難の時代だということをいろんな統計で見させられるわけです。  その中でも、やはりまず第一義的に子供を育てるのは親、保護者だという...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今もちょっと申し上げましたが、家庭の教育力、地域の教育力、昔に比べるとやはり落ちてきたと認めざるを得ないんではないかなというのが実感でございます。  ですから、今ちょっと強調いたしましたが、お父さん、お母さん方、ひとつよろしく頼みますよと。自分が産んだ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) あの発言は、私が大臣になる前に、自民党の日本の歴史と教育問題語る会という座長をしておるときに感じていたことを述べたものでございました。
○国務大臣(中山成彬君) 今は文部科学大臣でございますから、そういった個人的なことは申し上げないようにしております。
03月28日第162回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 留学生受入れ十万人計画を立てまして、当分の間はなかなか増えませんで心配していたんですけれども、最近になりましてそれを十万人を超えてしまったということで、すばらしいことだなと、こう思っておりましたが、やはり数が増えれば質も下がっていく、これは傾向としてしよ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) やはり文部科学省といたしましては、真に修学、学ぶことを目的とした留学生を受け入れるということ、これはもう当然のことでございますし、また、留学生による犯罪を未然に防止する観点から、適正な留学生の選抜の実施あるいは在籍管理ですね、大学にちゃんといるかどうかと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正に委員が御指摘のようなことだと思いまして、留学生が増えているわけでございまして、もちろん犯罪も増えているわけでございますが、マスコミが報道しますと何か物すごく増えているようですが、必ずしもそうではないんだと、これはもう留学生の名誉のためにも申し上げたい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 日本でもそうなんですけど、地方から出てきて、大学、まず最初に宿舎探しと。私の妹もそういうことをこの前やったばかりでございますが、まして外国から来て住むところがまず決まらぬことにはどうしようもないと思うわけでございまして、そういう意味じゃ宿舎の確保というこ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 我が国の住宅事情が一般的に大変厳しい中で、特に留学生にとっては、この民間宿舎あるいはアパート等への入居というのは、大変、高い家賃とか、あるいは敷金とか権利金の慣行等もありまして、経済的出費が大きいだけではなくて、今御指摘ありましたように、入居時等の必要と...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この奨学金の支給につきまして、今御指摘ありましたように、国費の留学生一万二千人、これに奨学金は支給しておりますし、また日本に来るとき、あるいは帰るときに掛かります往復航空券の発給等も行っておりますし、また授業料等の負担をやるとかやっているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のように、今回の政策評価のアンケート調査によりますと、学習奨励費を受ける人の選考が不透明で不公平感があると感じている留学生が一九・六%もあるということでございます。  これにつきましては、対象となる留学生について、これは各大学が成績とか経済状況等...全文を見る
03月29日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 個人的には八月十五日が敗戦の日だと思っております。
○国務大臣(中山成彬君) まず、有村委員大変な作業をされまして、これだけの調査をされました。また、北海道にも行かれたということでございまして、本当に敬意を表したいと思います。若い世代の有村委員がこのようなことをされなければならないということは、私ども、先輩議員として申し訳ないよう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 中教審の結論を待ってというふうなことになっているわけでございまして、その後どうするか、これは、もうそれこそ文部科学大臣、そして文部科学省が必死に頑張るべきだと思いますけれども、その前に、その中教審の結論がどういうものになるかということの方が大事でございま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私の心中、同情いただきまして大変恐縮しておるわけでございますが、この委員会もそうでございますし、いろんな方々から義務教育国庫負担制度は堅持すべきだという、そういうふうなたくさんの声を背景にいたしまして、この三位一体の改革の議論の場でございました経済財政諮...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 二つあるんですけれども、国対地方といいますけれども、これははっきり申し上げて、国対知事会側だったと、そう思っていまして、知事以外の五団体の方々の中にはやっぱりこの義務教育国庫負担制度は堅持すべしという声が圧倒的に強かったと、こう思っていまして、一つは、そ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これまでも、文部科学省、人事権はどんどん地方に渡していくという方向で、例えば教育長の任命承認制度も廃止いたしましたし、学校長の権限をどんどん強化する方向でやってまいりました。それから、お金の面についても、御承知のようにその総額裁量制というのを導入いたしま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 三位一体の議論の中で、この義務教育国庫負担金の問題が何かその象徴みたいに取り上げられまして議論を重ねたわけでございますが、何度か答弁いたしましたが、単なる財政論だけでこの問題議論してもらっては困ると、教育というのは単なる補助金改革とかそういったものよりも...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 中教審の議論を経てということになっているわけでございます。先ほども申し上げましたが、その結論が是非、保護者とか地域住民、そして国民の声を反映したものになるようにということで、私どもいろんなアンケート調査をしたり国民の声をこの中教審の方にも御報告申し上げて...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この中央教育審議会の委員の選任をめぐりまして、ちょっと時間を取ったといいますか、ということは事実でございまして、私どもとしては早く、この総会の方に二名の委員を早く出してもらいたいと、こう思っていますが、取りあえずは今特別部会の方で三名出していただいて御議...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今政府委員からお答えいたしましたように、学力低下はこれはやはり否めないと。このことについては深刻に受け止める、ざるを得ないと思いますし、それよりも何よりもとにかく勉強しなくなっていると。また、委員がおっしゃいましたように、文章題の質問に対してはもう初めか...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ちょっと経緯を申し上げますが、いわゆるゆとり教育というのは、昭和四十年代に学校教育が画一的で知識詰め込み型であるという指摘がなされたこと等を踏まえまして、昭和五十二年の改訂でゆとりある充実した学校生活の実現を図るために導入されたものでございます。  具...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これは、申し上げましたように、やはり歴史的な背景があるわけですけれども、もうとにかく知識を詰め込むと。それで、あのころはもう受験戦争だ、受験地獄だ、あるいは偏差値偏重だとかいろいろありましたけれども、そういった中で本当に、今委員が御指摘のように、生きる力...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いわゆるゆとり教育の目玉ということで導入をされました総合的学習の時間が今問題になっているわけでございます。  私も、学校現場をいろいろと視察さしていただきながら、総合的学習の時間がどのように使われているかなということに一番の関心を持って実は見ているわけ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、山本委員のお話を聞きながら、本当にそのとおりだなと、こう思うんですね。  この前もいつか話したと思うんですけれども、ルパング島から帰られた小野田中尉が自然塾というのをつくられて、毎年子供たちを集めて合宿をやられるんですけれども、いや、もうそれこそ子...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ただいまも答弁した中にも入っておりましたが、現行の学習指導要領におきまして、北方領土が我が国固有の領土であることなど、我が国の領域をめぐる問題にも着目するようにということが書いてあるわけでございますが、この我が国の領域をめぐる問題の中には竹島とか尖閣列島...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 三位一体の議論の中でも、既に一般財源化された、今御指摘ありました教材費とかあるいは旅費とか図書購入費、こういったものについても実は言及したわけでございまして、当初こそちゃんと確保されていたけれども、だんだんと減ってきたということですね。ですから、今回の教...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほど申し上げましたように、これから地方財政が厳しくなることが見込まれるわけでございまして、たとえ各知事に教育に対する熱意が非常に強いものがあったとしても、何といいますか、ないそでは振れないという事態に追い込まれる可能性もあるわけでございまして、そうなり...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この奨学事業費補助金、一般財源化されるわけですけれども、これに伴う財源措置につきましては所得譲与税として税源移譲されることになっておりまして、所要の事業費が地方財政計画に計上されまして、そして地方交付税を算定する際の基準財政需要額に算入されるということに...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この奨学金事業につきましては、学ぶ意欲と能力のある学生が経済的な面で心配することなく安心して学べるように事業全体で充実が図られてきたところでございまして、実は私自身も、高校から大学、この奨学金をいただきまして卒業できまして、三十九歳で完済して政治の世界に...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 教科書の無償給与につきましては、その役割の重要性から、使用義務が法律で定められております教科書について、憲法の定める義務教育費無償の精神をより広く実現するものとして、これらの義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律等によりまして実施しているところでご...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) いろいろ今挙げられましたけれども、はさみからいろいろ習字の道具とか、本当にそういう意味で保護者は金が掛かるものだなと、これにまたいろんな塾とかおけいこ事がありますから、保護者の負担というのは大変だなと、こう思っているわけでございますが、今お話ありました就...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この実態調査の資料、本当にこうだとすると随分ばらつきのあるものだなというふうに思うわけでございますが、これはもうやはりいろんな経済情勢、所得水準もいろいろ違いますし、そういったこともあるでしょうし、またそれぞれの市町村のこれは財政事情もいろいろ違うんだろ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これは正に三位一体の改革の中で地方側がそういうことを要望したわけでございまして、それにこたえたということしかないわけでございまして、そうなった以上は地方がしっかりと責任を持っていくべきだと、こう思っておりますが、私どもができることというのは、それがきちっ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) そこが苦しいところでございます。
○国務大臣(中山成彬君) 学校教育を円滑に運営していくためにはいろんな職種の教員、職員が一体となってやっていくことが必要でございまして、今御指摘がありました学校事務職員あるいは学校栄養職員、ともに学校の基幹的な職員であると、このように認識しておるところでございまして、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 午前中の議論はちょっと聞いておりませんけれども、岡山県知事がいろいろと地方でいろいろ工夫してやっていると、少人数学級やっていると、いろんなお話があったと思うんですけれども、そういうことがやれるのも、やはりまず義務教育の国庫負担の制度があって、それが基盤に...全文を見る
03月31日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) お答えいたします。  この義務教育費国庫負担金というのは、義務教育費国庫負担法に基づきまして各都道府県が実際に支出した額の二分の一を基本として負担することとされております。このため、厳しい財政状況の中にありましても、この実支出額の二分の一負担という原則...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私の十一月のあれは別府におけるタウンミーティングでの発言でございますが、あのとき、質疑応答の時間になりましてあるお母さんが立ち上がりまして、自分は転勤族の妻だけれども、大分県に入ってきて、大分県というのは日教組が強いせいか、平和教育の名の下に極めて自虐的...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほども言いましたけれども、どこの国の歴史にも光と影の部分がある、その影の部分だけを余りに強調するのはどうかなということを申し上げたわけでございまして、この自虐的な云々という話は私はしておるわけではございませんが。  実際今、文部科学大臣として教科書検...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ですから、私はこの教育行政に携わる者としてこれからの子供たちのことを考えるわけでございまして、やはり日本の子供たちが、自分の国の歴史、民族に自信と誇りを持って歩んでもらいたい、そうでなかったら私は太刀打ちできないと、こう思うわけでございまして、そういう意...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) お答えいたします。  義務教育というのは、知育、徳育、体育のバランスの取れた児童生徒を育成し、国民として共通に身に付けるべき基礎的資質を培うものでありまして、国は憲法の要請によりましてすべての国民に対して無償で一定水準の教育を提供する最終的な責任を負っ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘ありましたように、今の教育をめぐる様々な問題、課題があるということは承知しているところでございまして、そのために文部科学省としても教育改革を進めているところでございます。  まず、学校が保護者とか地域の声にこたえまして、地域の状況あるいは子供の状...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 正にそのとおり考えておりまして、金は出すが口は出さないと。口は出さないけれども、その代わり現場の学校あるいは市町村が責任持って自分たちの子供たちは自分たちで育てるんだ、こういう思いでこれは頑張っていただかなければならない、そういう意味では責任も極めて重く...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これは昨年の三位一体の議論でも主張したところでございますが、一般の補助金とこの国庫負担金は違うんではないかと。ただ、お情けで出してやるというのではなくて責任に基づいて出しているんだということで違うんだということも主張したわけでございまして、この国庫負担制...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 義務教育の実施に当たりましては、国は全国的な教育水準の確保と機会均等についての責任をしっかり担いまして、その上で学校や地域がそういう工夫をして実際の教育ができるようにということで、先ほど申し上げたとおりでございまして、今お話がありましたけれども、この学級...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) どういうふうにお考えになっているか分かりませんが、私どもとしては、今申し上げましたように、国は義務標準法によりまして全国的な標準を定めていると。それで、具体の学級編制の基準とかあるいは学級編制、そういったことについては市町村等がずっとやっていくような形に...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) まず、地方六団体側はこの義務標準法があるから国の財源措置がなくてもやっていけるんだと、こう言っているわけですから、この義務標準法を廃止しようということは地方側も考えていないと、こう思っておるわけでございまして、私どもとしては、この標準の設定とかあるいは確...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 現場に参りますと先生方から、ベテランの先生方ですけれどもね、昔に比べて本当に今の子供は手が掛かるようになったんですよというようなことももう率直に言われるわけでございまして、そういう意味でこの学級編制のことについても真剣に考えなければならないなと思っており...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 中教審にはそれぞれ見識の高い専門的な先生方が一杯入っていらっしゃいますから、その方々にまずは御議論いただくべきじゃないかと思うわけでございまして、文部科学大臣としてそうだと言うと、もうその議論を封殺してそっちの方に決めてしまうような形になりますから、そう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 根幹というのは、今もお答えしましたけれども、憲法二十六条に基づきまして、教育の機会均等、そして教育水準の維持向上、そして無償性ということだろうと思っておりまして、国の責任というのは、この憲法二十六条に基づきまして、教育の機会均等、水準の維持向上、無償性と...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 現在の我が国の教育水準ということについていいますと、例えば我が国の子供たちの学力に関しましては、国際的な学力調査の結果等によりまして、語学力が大幅に低下するなど、我が国がこれまでもトップレベルにありました数学、理科について低下傾向が見られるとか、あるいは...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 義務教育の在り方について集中的に検討するための義務教育特別部会、二月二十八日、第一回会合が始まりましたけれども、これまでに四回開会されておりまして、委員が御指摘の発言につきましては、第二回の義務教育特別部会の終わった後で、記者の質問に答えての発言というふ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のように、地方からはもう堅持の声の方が強く聞こえるわけでございまして、市町村からは、二千を超える市町村議会から堅持の意見書が出されておりますし、また約九割の市町村教育委員会から国庫負担を必要としているというふうなこともあります。また、平成十五年度に...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 中央教育審議会の結論がどうなるか分かりませんので、ですから、堅持なのか、いや、そんなの堅持しなくてもいいよという結論が出るかもしれませんのでちょっと慎重にならざるを得ないわけでございますが、私としては、とにかくこの義務教育国庫負担制度、国の責任というもの...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、小林委員が御説明していただきましたけれども、この平成十年の地方分権推進計画におきましては、国庫補助負担金の整理合理化の基本的な考え方といたしまして、真に国が義務的に負担を行うべきと考えられる行政分野として、生活保護と一緒にこの義務教育が挙げられたとこ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 小林委員から、この義務教育国庫負担制度の変遷、それに対する文部科学省の対応ぶりについてるる御説明がありました。  ずっと歴史を振り返っておったわけでございますが、最後に、なぜこれが一般財源化の対象となったのかと、こういう御質問だと思うんですけれども、私...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 十七、十八年度の第一期で中学校分、十九、二十年度の第二期で小学校分と、すべて義務教育のこの国庫負担の予算は地方に持っていくといいますか、削減すると、こういうふうな案になっていたわけでございまして、私どもとしては、憲法の要請に基づく教育の機会均等、教育水準...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 小林委員からいろいろお伺いいたしまして、そのとおりだなと思うことも多々ございましたが、この国庫負担制度を堅持するというのが、その地方に対する文部省の影響力を残したいということよりは、ちょっと違うんじゃないかと、責任を全うしたいということだろうと思っていま...全文を見る
04月06日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
議事録を見る
○中山国務大臣 耐震化の重要性につきましては、各先生から御指摘いただいているところでございます。  今、塩谷副大臣も申し上げましたが、財政力の差が学校の安全性の差になってはいけない。これは義務教育費国庫負担制度もそうでございますが、まさに財政力の差が学力の差になってはいけないと...全文を見る
○中山国務大臣 経済産業省でいいと言われて、文部省に来たらだめだと言われたら、これは本当に問題だと思いますので、本当かどうか確かめたいと思いますけれども、こういうような問題というのは、やはり文部科学省が教育的な観点からも率先してやるべきじゃないかなと思います。
○中山国務大臣 山際委員がまさに御指摘ありましたように、二十一世紀の少なくとも前半ぐらいは、少子化問題というのが日本にとりまして一番の課題ではないか、これを何とかしないとさまざまな難問が次々に押し寄せてくる、そういう認識があるわけでございます。  昨年の十二月に少子化社会対策会...全文を見る
○中山国務大臣 委員も奨学金をもらって大学を出たという話でございましたが、私も、高校のときにおやじが急死しまして、高校、大学と奨学金をいただきまして学校を卒業することができました、もちろんアルバイトもやりましたが。三十九歳で完済できましたので、役所をやめて政治の世界に出た男でござ...全文を見る
○中山国務大臣 やはり一般的には好ましくないと思いますね。
○中山国務大臣 そのとおりやりたいと思います。
○中山国務大臣 そのとおりでございます。
○中山国務大臣 やりとりを聞いておりまして、なかなか難しいなと思いました。  なぜかというと、申請本が流出したという新聞記事を見たとき、だれが流出させたんだろう、この申請本を採択してほしくない人がわざと流出させているんじゃないか、私はそう思ったんですよ。それを流出することによっ...全文を見る
○中山国務大臣 あなたに言われたからどうこうと、そんなことは全く考えないで、もう本当にあなたの考えにそうだと言いたい気持ちなんですけれども、まだちょっと、この年になるといろいろなことを考え過ぎるのかもしれませんが、逆に、扶桑社が、何らかの手段でほかのところのを入手して、それを何度...全文を見る
○中山国務大臣 第一義的には、設置者である市町村等が考える話だろうということで、余り細かな補助金というのは予算がなかなか獲得できにくいという面もあるわけで、ある程度大きなものになってしまうということだろう、こう思っているわけでございます。  そういう意味で、十分に行き渡らないと...全文を見る
○中山国務大臣 今お話がありましたように、学校安全緊急アピールというのは、宇治小学校の事件等を踏まえて、より具体的に学校の安全対策を推進しようということで、子供の安全確保のための具体的な留意事項や、学校、家庭、地域、関係機関の連携方策等についてまとめたものでございます。  具体...全文を見る
○中山国務大臣 須藤委員の、ずっと過去のいろいろな、それこそイタチごっこと言われましたけれども、対策をやって間もなく事件が起こる、また対策をとってまた事件が起こるということで繰り返しだったわけですけれども、寝屋川の事件、先生が、職員がねらわれたということで、やはり大分変わってきた...全文を見る
○中山国務大臣 その前に、カメラ等の設置、これが重要だとおっしゃいましたが、実際、犯人といいますか何か事を起こそうという者から見れば、カメラ等がありますと、これはちょっと見られているなということで抑止力にはなると思うんですね。だから、そういったハード面についてもやはり整備していか...全文を見る
○中山国務大臣 私も担当大臣として現地におりましたけれども、須藤委員の姿を見まして、ああ、熱心な方もいらっしゃるんだなと思って本当に感服した次第でございまして、本当に成功してよかったですね。よかったと思いましたけれども、あれで失敗していたらどうだったかなと思いますと、何といっても...全文を見る
○中山国務大臣 私、テレビを見ていませんでしたので、どういうシチュエーションでそういうことを言われたのかわかりませんが、やはりばかという言葉は使わぬ方がいいですね。
○中山国務大臣 フリーターはともかく、ニート、あるいはさらに、ネット自殺というんですけれども、何かネットで知り合った人たちがいとも簡単に一緒に死んでしまうなんという話を耳にしますと、一体どうなっているんだろうと。何といいますか、無気力といいますか、人生の意味というか生きることの意...全文を見る
○中山国務大臣 全国で三万三千校近くあるそうなので、せめてその一%ぐらい、現場の学校に行って実態をまず見ることからしっかりとした教育改革をしたいということで、提案してやっているわけでございます。  私自身もぜひ回りたいんですけれども、予算委員会がありました。そしてまた、終わった...全文を見る
○中山国務大臣 今回、中央教育審議会で幅広く義務教育全体について議論していただきたいということをお願いしているわけでございますが、そのために、まず我々文部科学省の者たちが現場に行って、どういう実態になっているんだということを勉強して、それをまた参考資料として中教審にも出したい、こ...全文を見る
○中山国務大臣 私は、財務省もそうですけれども、「花は霧島 たばこは国分」といいまして、私の宮崎県とそれから川内理事の鹿児島県、葉たばこの日本一の生産地でございまして、そういう話を聞くと生産農家の方々の顔が思い浮かぶわけでございまして、なかなかつらい面もあるわけです。  御指摘...全文を見る
○中山国務大臣 地元の声をお届けいただきまして、ありがとうございました。  学校というのは、子供たちの教育の場でありますけれども、同時に、地域住民のさまざまな活動の拠点でもあるわけでございまして、その施設を積極的に開放しようということでやっているわけでございます。  今、数字...全文を見る
○中山国務大臣 現場を今視察しておりますけれども、現場は、回れば回るほど、学校教育の成否というのは、教員の資質、能力、そしてその熱意に負うところが多いなということを痛切に感じているわけでございます。  御指摘ありましたように、すぐれた教員の養成確保というのは極めて重要な政策課題...全文を見る
○中山国務大臣 青木委員は、保育士として保育園で活躍されておられたというふうにお見受けしておりまして、そういう経験から音楽の大切さを今訴えられたわけでございますが、私自身も音楽というのは非常に大事だと。子供の心の成長といいますか、豊かな心、感性を磨くためにも音楽というのは非常に大...全文を見る
○中山国務大臣 明治維新の前から太平洋戦争に至るまでの日本の歴史といいますか、それについてはいろいろ思うことはございますけれども、今御指摘ありましたけれども、太平洋戦争は日本による侵略戦争であったかと、こういう御質問でありますけれども、我が国が、過去の一時期に、植民地支配と侵略に...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろな見方があることも承知しておりますけれども、政府の考え方は、一九九五年の八月十五日の村山内閣総理大臣談話を基本としておりまして、我が国が過去の一時期に、植民地支配と侵略により、多くの人々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた事実を謙虚に...全文を見る
○中山国務大臣 日本は日本の教科書で学ぶべきで、何もインドネシアの教科書で学ぶ必要はないと思うんですけれども。  先ほどから話を聞いていますと、自存自衛の戦いであったというふうに日本政府が発表した、これは事実ですよね。しかし、その後にいろいろ書いてあるわけでございます。御承知の...全文を見る
○中山国務大臣 政府の見解は、先ほど申し上げましたように、アジアの諸国の多くの人々に多大の損害と苦痛を与えた、これが政府の見解でございます。  我々のこの検定というのは結構幅広くて、その幅の中に入っていればいいわけで、それを一々、これは事実と違うじゃないかといってやるわけですけ...全文を見る
○中山国務大臣 我々としては、先ほどもお話ありましたが、日韓友好、未来志向で進んでいくべきだと。政府の認識としては、先ほど申し上げましたように、一時期アジアの諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた、そういう深い反省に立って進めていくということに変わりはございません。
04月06日第162回国会 参議院 本会議 第14号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私立学校共済組合の施設の整理合理化の状況及び今後の対応についてのお尋ねでございます。  私学共済の施設は、加入者及びその家族の福利厚生を目的としたものでありまして、年金とは明確に区分して事業が行われております。これらの施設につきましては、平成十三年十二...全文を見る
04月11日第162回国会 参議院 決算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 中央教育審議会の下に義務教育特別部会というのを置いてあるわけでございますが、この議論というのが公平そして公正な審議を行うべきだということは当然のことだと考えております。  去る三月二十九日でございますか、参議院の文教科学委員会の参考人質疑におきましても...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御承知のように、義務教育というのは、憲法が保障します国民の権利でありますとともに、また国家社会の発展を担う人材育成という国家戦略に基づくものでございまして、国が最終的な責任を負っているものと考えております。  このような国民の権利を保障して保護者が義務...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この私立学校というのは、要するに、先ほど説明いたしましたけれども、国が様々なこの基準とか、そして財政を負担することによりまして、すべての国民に対して教育を受ける権利を保障していることを前提として、その上で国民が多様な、そして多種な教育サービスを受ける権利...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今私申し上げましたように、要するに、公立の小中学校に行けば、先ほど言いましたような国の担保によりまして義務教育を受けることができるわけでございます。そのことを前提とした上で、先ほど言いましたように、自分としてはそうじゃなくて私立学校の方に子供をやりたいと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 幼稚園とかあるいは高校、大学、私学があるわけですけれども、これと小中学校のいわゆる公立義務教育というのはまた別だろうと思うわけでございまして、私どもが義務教育と、こう言っておりますのは小学校、中学校でございまして、先ほど来御説明しておりますように、標準法...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 森元委員はもう過去の経緯から何からすべて分かっていらっしゃる上でいろんな御質問をしていらっしゃるわけでございますが、過去の経緯、明治の最初は、これはむしろ個人負担だったわけですね。それが、就学率を上げるといいますか、そういったことから国の負担ということが...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 最初の御質問ですけれども、三位一体改革だから義務教育の国庫負担、これは国が持たなくていいということにはならぬと思うわけでございます。そのことの議論はまた別にさせていただきたいと思いますけれども。  この間、なぜ退職手当とか共済長期掛金、これのときに頑張...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 文部科学省でこのたび調査したところによりますと、平成十六年度に四十二都道府県において実施されております少人数学級により新たに必要となる教員数というのは六千百五十四人であると、このうち七一%に当たる四千三百八十二人分については国庫負担金が活用されているとい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 最近におきます韓国そして中国の反日的なデモとか、暴動と言っていいんでしょうか、大変心を痛めているわけでございまして、一刻も早く終息することを願っているわけでございますが、今、中村委員が御指摘ありましたように、これまでの歴史の積み重ねであろうと思うわけでご...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この日韓歴史共同研究につきましては、今お話がありましたように、平成十三年十月の日韓首脳会議を踏まえまして、平成十四年の五月に両国の学者、専門家等から成ります日韓歴史共同研究委員会が設置されまして共同研究が行われてきたところでございます。  この共同研究...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 四年前の出来事がありましたものですから、文部科学省におきましては毎年四月に、適正かつ公正な教科書採択の実施について初等中等局長通知を発出しているわけでございまして、この通知におきましては、平成十四年八月の教科書制度の改善に関する通知を踏まえまして、教科書...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 文部科学省におきましては、御指摘のように、ソフト面といいますかハード面、両面にわたりまして、子供たち、そして先生方の安全を守るということが大事であろうと、このように考えておるわけでございまして、現在調査を進めておりますし、また先ほど第一次の報告をさせてい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) このマンパワーといった場合に、何をとらえてマンパワーと言うかは非常に難しいわけでございまして、それぞれの地域の状況等も違うわけでございますから、そういう意味で、警備員を配備しようと、もう既に配備をしているところもあるわけでございますし、あるいはボランティ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘の学校施設整備指針というのは、これは学校施設を計画、そして設計する際の留意事項を示したものでございまして、防犯関連規定として施設配備上の留意点とかあるいは防犯設備の積極的な活用等について示しているところでございます。  この学校施設の防犯対策につ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これはなかなか難しいんですけど、私どもとしてはできる限りのことをやりたいということでやっているわけでございまして、先ほど申し上げましたように、第一義的には設置管理者の責任でございますけれども、国としては、その場合のいろんな指針だとかモデル的なものを示した...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 国の責任を否定するわけではございませんが、幾らのじゃ整備を行い、幾らの予算を付ければそれで安全、国の責任を全うしたんだと。これは幾らやっても、それで事故が起こったらまた、それはまた問題になるわけでございますから、国としては学校の安全確保の施策を推進するこ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 法律を作れば安全が守れるんならこれにこしたことはありませんが、それだけでは足りないと、だからこそ様々ないろんな施策を講じているんだということを御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(中山成彬君) この財団法人日本学会事務センターが破産という事態に至ったということは、まずセンターにおいて、寄附行為に反しまして文部科学大臣の承認手続を経ることなく長期借入れを行うなど、財務運営が適切に行われなかったと。しかも、一部の役員のみがそれに関与をしまして、長期...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほど官房長も説明いたしましたけれども、この学会事務センターの破産の問題が起こりましたものですから、こういったことが二度と起こらないようにということで、昨年の十月、公益法人の指導監督に係る改善策というのを取りまとめたところでございまして、これには実地検査...全文を見る
04月15日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
議事録を見る
○中山国務大臣 このたび、政府から提出いたしました国立大学法人法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、国立大学法人における教育研究体制の整備及び充実を図るため、国立大学法人の統合や筑波技術短期大学の四年制大学化等につい...全文を見る
04月19日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) やはり、地域のスポーツ振興ということを考えますと、それぞれの地域において質の高いスポーツ指導者が配置されているということが非常に大事であると思うわけでございまして、今御指摘ありましたように、平成十五年九月にこの指定管理者制度というのが導入されたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私もこのスポーツ選手のセカンドキャリアということに関しまして二つほどちょっと考えさせられたんですけれども、一つは、私も応援しておりましたボクシングの世界チャンピオンが引退いたしまして、その引退興行がございまして、さてこれからどうするのかなという話を聞きま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も、大臣になる前は、自民党の酪農推進議員連盟で、いつも学校現場でもっと牛乳を飲むようにしてくれということを盛んにお願いした立場でございましたが、今はもうお願いされる立場になったわけでございますけれども。  やはり、本当に私思いますのは、水よりも牛乳が...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 竹島とか尖閣列島が問題になったこともありまして、国民の地理といいますか、に対する関心も非常に高まってきているとは思うんですけれども、やはりこれまで日本の歴史とかあるいは地理、そういったものに対する学校の教育というのは、確かにおっしゃるように韓国等に比べて...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) このスポーツを通じての国際交流というのは、国際親善あるいは友好の推進に寄与するものでありまして、盛んにこれはなっていくことは望ましいと思いますけれども、しかし、そういった大会に出るとき、身の危険を感じながら参加するなんというのはとんでもないことだと私は思...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) こういう総合型のスポーツ施設、視察していただいたということで本当にありがとうございます。  この文部省が進めております総合型の地域スポーツクラブというのは、身近なところで子供から大人まで、そして自分の好きな種目や活動をそれぞれの目的に応じてスポーツに親...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学校施設、御指摘のように、児童生徒にとりましてもこれ一日の生活の大半を過ごす場でありますし、また避難場所でもあります。そういう意味でこの耐震化というのは非常に重要なことであるということで、厳しい財政事情の中でも耐震化予算の確保には最大限努めてきたところで...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この検定中の申請図書が外部に漏れることのないようにということは、教科用図書検定規則実施細則に基づきまして申請者に対して適切な管理を指導してきているところでございます。このような取扱いを求めておりますのは、この申請図書が検定の決定前に流出した場合、その内容...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 歴史認識についてしっかり向き合いたいと、こういう話でございますが、学校におきます歴史教育というのは、児童生徒が我が国の歴史に対する理解と愛情を深めるとともに、国際協調の精神を養い、国際社会に生きる民主的、平和的な国家の形成者として必要な資質を身に付ける、...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、過去の慰安婦問題についてるるお話がありましたが、そういったことをずっと思い出しておりました。  正に、慰安婦として幾多の苦痛を経験され、心身にわたっていやし難い傷を負われたすべての方々に対して、心からおわびと反省の気持ちは表明してきたところでござい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 政府の考え方というのは、一九九五年八月十五日の村山内閣総理大臣談話を基本としておりまして、我が国が過去の一時期に植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた事実は、これは謙虚に受け止めて、これらに対する深...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私は、内閣の一員として、慰安婦として心身にわたって、心身にわたっていやし難い傷を負われたすべての方々に対しておわびと反省の気持ちを持っている、これは先ほど申し上げたとおりでございます。  ただ、もう既に委員も御承知のように、日本の歴史教科書というのは、...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これは、物の見方というのは、こっちから見たら光、あっちから見たら影になるわけでございますから、日本と韓国の関係におきまして、歴史認識の問題につきまして共通点を見いだす、この努力はしなければならぬわけでございまして、相違点は相違点として正確に把握することを...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほどもお答えいたしましたけれども、学校教育におきましては、国民としての自覚を深めるとともに国際理解と国際協調の精神を培うことが重要であると、このように考えておりまして、中学校の学習指導要領の社会科、歴史的分野の目標におきましては、我が国における歴史に対...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 午前中の質疑でもお答えいたしましたが、明治維新にさかのぼる前から日本の置かれた状況というのをずっと考えますと、本当に大変なことだったんだろうと思うわけでございまして、よくぞ我々の先人たちは日本の独立を守ってくださったと。そういう意味では感謝を申し上げなが...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 済みません、もう一つ。  近現代史の授業についての御質問があったことを忘れておりましたが、小学校の社会科では、政治の動きとかあるいは憲法などの学習と合わせまして百単位時間を当てることにしております。その中で、歴史の学習に六十時間程度、うち近現代史は二十...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) まず、三月の二十七日の小泉・シラク日仏首脳会談では、ITER計画については一応の双方の納得がいく解決策を目指して協議を続けるということで意見が一致したと聞いているわけでございます。  また、今御指摘ありました四月の十二日、私とEUのポトチュニック委員と...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 六百六十億円というのは確かに巨額なお金だと、こう思うわけでございますが、このITER計画というのは究極のエネルギーと言われるわけでございまして、総額では一兆三千億円とも見込まれる中での六百六十億円、これは各国ともそれ相応に負担しているわけでございますが、...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 青森県、私は宮崎県、似たような状況だなということを思いながらお話をお伺いしておったところでございます。へき地におきます医師不足というのはどこも同じでございまして、いかに医師を確保していくかということで各県とも非常に苦労しておるところでございます。  そ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 政府の考え方というのは一九九五年の八月十五日の村山内閣総理大臣談話を基本としておりまして、我が国が過去の一時期に植民地支配と侵略によって多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた事実を謙虚に受け止め、これらに対する深い反省とおわ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ただいま説明したとおりでございます。
○国務大臣(中山成彬君) 歴史教科書の検定におきましては、学習指導要領の範囲内で具体的にどのような歴史的事象を取り上げ、それにどのように記述するか、これは民間の執筆者にゆだねられているところでございます。このため、検定におきましては、申請図書の内容に明らかな誤りや著しくバランスを...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私の歴史認識につきましては午前中も申し上げましたが、明治維新にさかのぼるペリーの来航に始まると、こう思うわけでございまして、植民地主義の正に真っただ中に日本はほうり込まれまして、我々の先人がいかに苦労しながら日本の独立を守ってきたか、これは私は本当に学ぶ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 近隣諸国条項の以前から、やはり近隣諸国に配慮しながらこれはもう教科書はつくられるべきであるという、そういう立場は変わっていないと思うわけでございます。  先ほどから申し上げておりますように、どのように記述しろということは言えない立場でございます。先ほど...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 歴史の真実が一つなのか幾つなのか分かりませんが、やはり私どもは、歴史の事実にはしっかりと向き合って、そして、その良かった点、悪かった点、光と影ということもございますが、そういったことはきちっと子供たちに伝えていくべきであると。午前中も申し上げましたが、あ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私は本当に一番謙虚に受け止めているんじゃないかと、このように思うわけですけれども、日本は民主主義の国でございます。いろんな考え方、主張があることも当然でございまして、私どもは、先ほどから申し上げていますように、学習指導要領、そして検定基準の中で記述された...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほどから何回も申し上げておりますが、慰安婦についても同様でございまして、検定で学習指導要領に明記されていない事項について教科書に記述するように求めることはできないと思っております。
○国務大臣(中山成彬君) 近年の青少年のこの薬物乱用の問題、これは依然として予断を許さない状況にあるというふうに認識しておるわけでございまして、ただいま参考人からもお答えいたしましたけれども、いろんな教室を開いたり、あるいは意識調査を実施するというふうなことで取り組んでいるところ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 専門高校も結構、大学とかあるいは専門学校へ行くんですね。六割、七割上の学校に行く子供たちもいるわけで、この子供たちは、例えば製図をしたり旋盤削ったり、そういうことを仕事をしてそれから大学行くものですから、非常に目的意識を持って勉強するという意味で非常にす...全文を見る
04月20日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第10号
議事録を見る
○中山国務大臣 おはようございます。よろしくお願いいたします。  今回の国立大学法人法改正の概要とそのねらいという御質問でございます。  今お話がありましたように、昨年四月に国立大学法人が発足いたしました。今回の改正はこの最初の改正になるわけでございます。国立大学の教育研究体...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、障害を有する学生につきましては、教育課程の履修あるいは学生生活全般にわたりまして特別な配慮をする必要があるわけでございまして、専ら視覚障害者及び聴覚障害者を対象として、きめ細かい配慮のもとに短期大学レベルの高等教育を提供してまいりました筑波技術短期...全文を見る
○中山国務大臣 今、塩谷副大臣が申しましたけれども、この法人化以降、本当に各大学が学長のリーダーシップのもとに、それぞれ特色のある取り組みを積極的に進めているということでございまして、これは大変結構なことだ、こう思うわけでございます。  今、近藤委員が、お話ありました地元の新潟...全文を見る
○中山国務大臣 私も、地方自治の方々がこういうことをしょっちゅう言われるんですけれども、いささか強弁ではないかなといつも訂正方を求めているんです。  今御指摘がありましたけれども、平成十一年に地方分権一括法が成立いたしまして、小中学校の設置管理につきましては市町村の自治事務とい...全文を見る
○中山国務大臣 十八年度予算につきましては、まだ何らか具体的なことを申し上げる段階ではない、このように考えております。  いずれにいたしましても、この義務教育費国庫負担金の取り扱いにつきましては中央教育審議会の審議結果を待って決定されることになっておりまして、文部科学省といたし...全文を見る
○中山国務大臣 私も近藤委員の御意見と全く同じでございまして、やはり義務教育というのは国がまず責任を果たすべきだ、こう思っています。  昨年のさまざまな協議におきましても、これはなくすんじゃなくて、全額国が持つのが当然じゃないか、それが世界の趨勢ではないか、特にこれから知の競争...全文を見る
○中山国務大臣 池坊委員におかれましては、政務官としてこの法人化の過程で御尽力いただいたとお聞きしているわけでございます。  御指摘ありましたように、やはり物事というのは始める前は本当にいろいろ不安がありまして、ちゅうちょするわけでございますが、この国立大学の法人化に当たりまし...全文を見る
○中山国務大臣 短期大学につきましては、今御指摘がありましたように、我が国の高等教育において大きな意義を果たしてきておるわけでございまして、今後とも、教養と実務を結合した専門的な職業教育とか、あるいは多様な生涯学習の場の提供とか、そして、今言われましたけれども、身近な高等教育機関...全文を見る
○中山国務大臣 この富山県の三大学の統合後のキャンパスにつきましては、本部を置きます五福キャンパスと杉谷キャンパス、そして高岡キャンパス、三つのキャンパスで構成されることになると聞いております。  御指摘のように、例えば、現富山大学キャンパスと高岡キャンパスの間は二十数キロの距...全文を見る
○中山国務大臣 教育、特に義務教育に関しては、いい先生を本当にちゃんと確保することが一番大事なことである、これはもう国民共通の認識になってきているのではないかと思うわけでございます。特にこれから、大量に定年を迎える教員がふえている中で、どのように確保していくかということでございま...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど、キャンパス間、何分と言いましたけれども、四十分ぐらいかかるそうでございますので、ちょっと遠いなと。そのことを十分踏まえた上で、統合のメリットといいますか、連携をしてもらうように要望したいと思っております。  それから、先生の確保、教師の確保でございますが...全文を見る
○中山国務大臣 国立大学の重要性ということにつきましては、先ほど答弁したとおりでございます。  この法人化によりまして、確かに御指摘のように、日の当たるところと当たらないところ、あるいは当たる分野、当たらない分野、いろいろあると思うんですけれども、やはり国全体としての教育とか研...全文を見る
○中山国務大臣 たばこの害、健康に対する害と、加藤委員御指摘のように、本当に非行への入り口になりやすい、それがまた麻薬とかそっちの方にも発展していくわけでございますから、未成年のたばこについては本当に十分これは全体として取り組んでいくべきだ、このように考えておるわけでございます。...全文を見る
○中山国務大臣 財務省がそういう前向きな答弁をしたということを聞きますと、本当かなと。財務省というのは、大体そういう目的税化というのはもう絶対反対のはずでございまして、よっぽど加藤先生のお話がこたえたのかもしれませんが、もし本当にそういうことであれば、それはまた考える余地はあると...全文を見る
○中山国務大臣 別に基準というようなものがあるわけじゃございませんで、これは各大学の枠にとらわれず、それぞれの大学の限られた人的、物的資源を有効に活用することによりまして、学際領域の新しい分野の開拓とかあるいはスケールメリットを生かした経営基盤の強化を図るなど、教育研究上のパワー...全文を見る
○中山国務大臣 今答弁いたしましたように、あくまでこれは大学間の検討を尊重して進めてきたわけでございまして、これまでの統合というのは地域的な関係を一つの軸に進展してきたところでございます。  もちろん、一定の距離が大学同士でありましても、大学の目的とかあるいは特性を踏まえて教育...全文を見る
○中山国務大臣 法人化後の国立大学につきましては、法人化によって裁量が拡大しているわけでございます。ですから、機動的、弾力的な大学運営もやれるわけでございます。しかし、その任に当たる方、学長が非常に大事でございまして、法人運営の最高責任者としての学長に広く適任者を得るような適切な...全文を見る
○中山国務大臣 こういう国際化が進む中でございますし、日本の高等教育のレベルを上げていくという意味では、国の内外から、有能なそういった教師といいますか研究者といいますか、人材を幅広く採用してくる、その人たちに活躍してもらって、いろいろな違った観点から教育研究に携わってもらうという...全文を見る
○中山国務大臣 この授業料の値上げでございますが、私も大臣になりまして、実はちょっとびっくりしたわけでございます。五十万を超えているということで、私は昭和三十七年に入学したときには九千円でございました。それも、貧乏だったものですから、免除してもらったものですからよく覚えているんで...全文を見る
○中山国務大臣 国立大学法人の経営基盤を安定させて教育研究の振興を図るために、企業等との共同研究の拡大とか、あるいは多様な競争的資金の獲得など、各大学の取り組みを支援していきたいと思っていますし、また、税制面においても必要な措置を講じているところでございます。  税制について具...全文を見る
○中山国務大臣 村井委員が、東京とそれから地方の格差についてお話ありましたが、私自身が田舎から出てまいりました、大学生活を送りました。子供は東京から通いましたので、本当に、御指摘にありましたように、学資だけじゃなくてその他の生活費の方がうんとかかるということは、私自身もよくよくわ...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろな数字を挙げられたものですから、頭の中がごちゃごちゃなっていまして、どういうふうに頭を整理すればいいのかわからぬときに、富山県と宮崎県はほぼ同じような傾向だと。なるほど、それならわかるなと思ったわけでございますが、ただ、宮崎と富山の違うのは、富山の場合には...全文を見る
○中山国務大臣 これは、大学だけではなくて働く場ですね、工場だとかそういったものも含めて、日本全体としてバランスよく配置されていればいいな、こう思うのですね。宮崎で大学を出ても、地元に就職するところがほとんどない。ですから、大学は地元だけれども、県外に就職せざるを得ないという人も...全文を見る
○中山国務大臣 各大学におきましては、文部科学省が平成十三年の六月に出しました「大学の構造改革の方針」を踏まえまして、教育研究の一層の発展等の観点から、再編統合について幅広く自主的な検討がなされておりまして、先ほどお話しになりましたけれども、これまで十二組、二十四大学の統合が実現...全文を見る
○中山国務大臣 国立大学が昨年四月に法人化してちょうど一年を迎えたところでございまして、各国立法人におきましては、法人化を契機として、それぞれの特色に応じて教育研究活動のさまざまな改革に取り組んでいるということでございます。  具体的に申し上げますと、学長裁量による学内の研究費...全文を見る
○中山国務大臣 最近の日韓あるいは日中のいろいろなあつれきがあるわけでございますが、あれは誤解に基づくところが非常に大きいと思うわけでございます。  そういう意味で、人的な交流が深まるということは本当にすばらしいことだと思うわけでございまして、ぜひ外国の方々、特に中国の方々に日...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  筑波技術短期大学というのは、今お話がありましたように聴覚、視覚障害者に対して短期大学レベルの高等教育の内容を確実に履修させ、職業人として社会的に自立できる人材の養成という役割を果たしてきたわけでございますが、近年の科学技術やあるいは医療技術...全文を見る
○中山国務大臣 障害を有する学生につきましては、教育課程の履修とかあるいは学生生活全般にわたりまして特別な配慮を行う必要があるわけでございまして、そういう意味では、文部科学省もこれまできめ細かい支援をしてきた、このように考えておるわけでございます。  今後、そういった方々を取り...全文を見る
○中山国務大臣 須藤委員がお話しのように、二倍という競争率はほかの大学の競争率とは比較はできないと思うんですね。ほかのところに行けない、ここしかないんだというふうな面もやはりあるんだろう、このように思うわけでございます。  しかし、一方で、障害者に対する教育につきましては、すべ...全文を見る
○中山国務大臣 大学への編入学を認めるためには、その者が修了した教育課程が当該課程に係る基準に照らしまして、学校教育法の体系上、高等教育の一部に相当する水準を有すると認められることが必要であります。現在、盲学校専攻科につきましては、その教育課程に係る基準が存在しておりませんので、...全文を見る
○中山国務大臣 政策研究大学院大学というのは、政策研究の推進及び政策形成能力を備えた専門的指導者の養成を目的としているものでございます。  このため、受け入れ学生二百四十二人は、国内外の中央省庁、地方自治体、政府関係機関の中堅職員を主な対象としておりまして、このうちの約六割、百...全文を見る
○中山国務大臣 前にも石井議員にはお答えしたと思うんですけれども、国立大学の授業料標準額につきましては、経済状況にかかわらず学生に進学機会を提供するという役割を踏まえまして、適正な水準を維持する必要がある、このように考えているわけでございます。従来から教育の機会均等という理念を踏...全文を見る
○中山国務大臣 ことしが値上げの年だとか、そういう何か決まったものではない、このように考えておるところでございますけれども、先ほど言いました私学との関係とか、あるいは社会経済情勢等を勘案して値上げということになったのではないか、このように考えております。
○中山国務大臣 そういうことがルール化している、何か安易にそういうものなんだという前提で物事は考えるべきじゃないと私は考えております。
○中山国務大臣 先のことまではわかりませんが、やはり気持ちとしては、何か年々ごとに上げていくとかそういうものではない、そういう先入観にとらわれないで私はやっていくべきだ、このように考えております。
○中山国務大臣 国立大学法人への移行に当たりましては、従来の教育研究基盤公費を含みます教育研究経費については、法人化以前と実質的に同水準の額を確保したところでございます。  平成十七年度予算におきましても、このような考えのもとに、特別教育研究経費の増額四十五億円を図るなど、前年...全文を見る
○中山国務大臣 十七年度の予算の状況においても答弁したとおりでございますが、この国立大学法人の運営費交付金につきましては、何といいましても、国民の理解を得ながら引き続き国費を投入していくためには、やはり目に見える形での一定の効率化、要するに経営努力というのが必要である、このように...全文を見る
○中山国務大臣 いろいろ言われましたけれども、大学病院といえども、やはり行政改革という大きな網はかぶっているんだろうと思うわけでございまして、大学病院についてもこれは努力はしてもらいたい。業務改善あるいは経営努力によりまして、やはり国民の目に見える形で、ああ頑張っているなというこ...全文を見る
○中山国務大臣 この文教委員会の審議がどういう状況だったか、私はつまびらかには存じませんが、国立法人化によりまして定員削減から免れるということ、これは要するに、国として一律の定削の中には入らない、その外に出るんだということだろうと思うんですね。そういう意味では外れるということだろ...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
議事録を見る
○中山国務大臣 おはようございます。  国立大学の役割について国民は何を求めているかという御質問でございますが、国立大学法人法第一条におきまして、国立大学は、大学の教育研究に対する国民の要請にこたえるとともに、我が国の高等教育及び学術研究の水準の向上と均衡ある発展を図るために設...全文を見る
○中山国務大臣 川内委員のように、実際に自分の子供たちがそういう公立学校に通っている、この父兄といいますか保護者の方々がやはり一番関心を持っているというか御心配いただいているところじゃないかな、こう思うわけでございます。  発言には十分注意するようにはしているんですけれども、き...全文を見る
○中山国務大臣 国立大学は、従来より、全国的に均衡のとれた配置によりまして、学生の経済的状況に左右されない高等教育の機会を提供しているということとあわせまして、地域の人材養成とか、あるいは教育、文化、産業の基盤を支えてきた、こう思っているわけでございまして、我が国の学術研究と研究...全文を見る
○中山国務大臣 学長等に聞けば、それはもう下げてほしい、安い方がいいと言うのはわかっているんですけれども、やはり一応聞くというそういった手順も必要なのかな、こう思うわけでございます。  先ほど話がありましたように、私学の方で一万四千円ぐらい上がっているということも一つのめどにな...全文を見る
○中山国務大臣 政治家としては、そういうこともできたらいいなとは思いますけれども、現実問題として、確かに逆転現象が起こっているわけでございまして、これはむしろ、国立大学が上げてきたというよりも、私学が下げてきたという要因の方が大きいと思うわけでございます。  今委員御指摘のよう...全文を見る
○中山国務大臣 教育の機会均等ということは、これは義務教育費国庫負担法の関係でしばしば御質問もありましたし、またお答えもしたわけでございまして、義務教育におきましては、少なくとも中学校を卒業する段階では、それこそどんな山間僻地、離島に生まれても、同じスタートラインで人生をスタート...全文を見る
○中山国務大臣 確かに、今言われた数字、物価は一・八倍しかなっていないのに、国立大学の授業料は十三・三倍、これはやはり、私も大臣になりまして、ちょっと事務方に聞いてびっくりしたわけでございまして、どうしてこうなったのかなと。私立との格差を是正していくのだ、そういう方針もあったので...全文を見る
○中山国務大臣 家計の財政状況に左右されない、勉学に対して意欲と能力を持っている若者に、できるだけ高等教育の機会を与えていく、これはもう絶対進めていくべきだ、私はこう思うわけでございます。  そういう意味で、何度も申し上げますが、国立大学につきましては、授業料、そして入学金も本...全文を見る
○中山国務大臣 もう何度も申し上げておりますけれども、国立大学というのは、全国的に均衡のとれた配置によりまして、学生の経済状況に左右されない進学の機会の提供を行っている、特に高度な学術研究と理科系、理工系を中心とした人材養成の役割を担っている、このように思うわけでございます。文部...全文を見る
○中山国務大臣 急には思いつきませんが、委員はどういうふうなものがあるとお考えでございますか。それをまず教えていただきたいと思います。
○中山国務大臣 まだございません。
○中山国務大臣 まさに御指摘のとおりだと思いまして、そういう頑張っている人たちをもっと頑張れと励ますような、そして、自分たちが努力して頑張ったことが社会にとって貢献できているなということが実感できるような、やはりそういう社会にならなければならない。また、政治の役目として、そういっ...全文を見る
○中山国務大臣 松本委員が大学を、現場を視察されていろいろお話しされること、なかなか迫力があるなと思って、一々納得しながら聞いていたところでございます。  この筑波技術大学の設置に際しましては、現有の施設と教員スタッフを有効活用するということによりまして、組織が肥大化することの...全文を見る
○中山国務大臣 この筑波技術大学は、視覚、聴覚の障害者に対する我が国で唯一の高等教育機関でありますから、その特性を十分踏まえた上で、この大学の運営が適正に行われるように指導してまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 一義的には、私立大学ではなかなか対応できないような分野だろうと思うわけでございますが、特に理工系でありますし、今局長も答えましたように、本当にごくごく少数のものである、あるいはすぐに成果が上がらないもの、しかし長い目で考えると大事なんじゃないか、そういったものとか...全文を見る
○中山国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。(拍手)     —————————————
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○中山国務大臣 平成十五年度文部科学省所管一般会計、電源開発促進対策特別会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。  まず、文部科学省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額百五十五億二千二百二十三万円余に対しまして、収納済み歳入額は二百六億七千三百五万円余...全文を見る
○中山国務大臣 平成十五年度予算の執行に当たりましては、予算の効率的な使用と経理事務の厳正な処理に努力したところでありますが、平成十五年度決算検査報告において会計検査院から御指摘を受けましたことは、まことに遺憾に存じます。  指摘を受けた事項につきましては、適切な措置を講ずると...全文を見る
○中山国務大臣 私もこの記事を見てびっくりしたんですけれども、五百八十九校もプールの排水口のふたが固定されていないということ、びっくりしました。  それで、文部科学省の方にどうなっているんだというふうに聞きましたら、御指摘のように今までいろいろ事件があったので、何度も何度も、徹...全文を見る
○中山国務大臣 中学校、高校、大学と英語を勉強してきたわけですけれども、私も、三十歳のとき、アメリカ・ワシントンの世界銀行に出向いたしました。そのときに初めて現地の方々と話をして、ほとんど通じなかったといいますか、そういう経験がございまして、本当にもっと通用する英語というのを学ぶ...全文を見る
○中山国務大臣 井上議員のように、長い間アメリカで暮らして、本当にもう現地の方と同じような英語がしゃべれる方と違いまして、私の場合には腰かけみたいな感じでございましたので、余り参考といいますかにはならないんですけれども、やはり、文法とかリーダーといいますか、読む方にすごく力が入っ...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、やはり各学校一人ぐらいはネーティブがいて、子供たちと日常接することによって、特に私は発音だと思うんですけれども、しっかりと発音を覚えるということは非常に大事なことだろう、そう思いまして、できるだけそういった先生方を広く採用するということに進めていか...全文を見る
○中山国務大臣 撤去義務が履行できない以上、司法の判断に従って間接強制金の支払いを行わざるを得ない。決して望ましいことであるとは思っておりません。  したがって、文部科学省としても、この問題が解決に至っていないということを大変憂慮しているわけでございまして、サイクル機構に対しま...全文を見る
○中山国務大臣 サイクル機構としても、本当にいろいろ苦労しながらこれまで頑張ってきておるということはあるんですけれども、文部科学省としても、何とかこの問題は、本当に大きな問題でございますので、引き続きサイクル機構の努力を促しながら、今お話しありましたけれども、文部科学省としても何...全文を見る
○中山国務大臣 これは、川上委員御指摘のように、本当に一日も早く解決しなきゃいけない問題だと思うんです。そういう意味で、これまでももちろん努力を怠ってきたわけじゃないと思いますけれども、もう一度サイクル機構も、今言われました民間にお願いするということも含めまして、本当に早くけりを...全文を見る
○中山国務大臣 普通の民間と違いまして、先ほど話がありましたように、国会と近いこととか、あるいはやはり一緒にいなきゃいかぬとか、あるいはセキュリティーの問題とか、いろいろありますから、そういったことを総合的に考えて、またその中で一番安いところというふうに決めた。今質疑を聞いており...全文を見る
○中山国務大臣 個人でいえば、それは一人二人ですからいいんですけれども、やはりまとまってこれだけの人間が何年間住むわけですから、そういうことを考えれば、非常に対象は狭まってくるんじゃないですかね。それがあって、こういうふうなことでいろいろ探してここに決まったものだと思いますよ。だ...全文を見る
○中山国務大臣 まず、赤羽委員がお琴を弾けるというのは新しい発見でございましたが、実は、私も今スクールミーティングで現場の学校を見て回っているんですけれども、この前、中央区の阪本小学校に行きましたら、総合的学習の時間に、まさに和楽器、三味線から琴から太鼓からそろえて、三十人ぐらい...全文を見る
04月26日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
議事録を見る
○中山国務大臣 塾というのは公教育じゃありませんから、どういうふうに考えるといっても、どういうふうに考えるのか。  本来ならば、私は公教育できちっと教えれば塾に行かなくても済むんじゃないかと思うんですけれども、もちろんこれには保護者のお考えもありますから、学校以上にもっともっと...全文を見る
○中山国務大臣 学校をずっと回っているんですけれども、塾に行っている子供もおりますし、行っていない子供もおります。それから、おけいこごとといいますか、習い事に行っている子供もいるわけでございまして、そういう意味で、学校の先生方は学校の中できちっとした学力はつけるべきだということで...全文を見る
○中山国務大臣 すべての児童生徒に読み書き計算といいますか、そういう基礎的、基本的な内容をまずしっかり身につけさせることが義務教育の責任である、このように考えているわけでございます。
○中山国務大臣 なかなか、学習の進度というのは子供にとって一律じゃありませんから、少人数学級にしたりあるいは習熟度別の授業というようなものを取り入れまして、落ちこぼれとかそういうのがないように今努力しているということでございます。
○中山国務大臣 今言われたようなものにプラスして、お金を借りるとか、そういったことをされるんでしょうかね。
○中山国務大臣 私の小さいころは、親が野良仕事から帰ってくるのを待って、家畜の世話をしたり、御飯を炊いたり、おかずをつくったりして待っていたものでございますけれども、昔のことは昔のことでございますが、今現実にそういうふうな問題もあるということではないかと思います。そういう意味では...全文を見る
○中山国務大臣 これは産業でしょうね。産業にもいろいろあるわけですから、塾も産業ということでは経済産業省だろうと思うわけでございます。文部科学省は、そういう認可だとかそういった権限は持っておりません。
○中山国務大臣 学校でちゃんと読み書きそろばんができていないんじゃないか、こういうような御指摘でございますけれども、それは上を見れば切りがないわけですけれども、国際的な学力調査等の結果を見ますと、決して日本の子供たちがそれほど劣っているわけじゃありません。最近少し低下傾向にあると...全文を見る
○中山国務大臣 まさに委員が言われるように、子供たち、そして保護者、そして文部科学省も含めて教育機関が一緒になって子供たちの教育に当たっていかなきゃいかぬわけでございますが、そういう大くくり的なものですね、これぐらい、これぐらいというのは、これは御承知のように学習指導要領によって...全文を見る
○中山国務大臣 やはり子供たちにしっかりとした歴史を教えるべきだ、それは私も本当にそう思っていまして、今からも取り組んでまいりたいと思っています。一時期、確かに、ずっと古代からやってまいりまして、近現代、ついついそこまで行かなかったという時期もあったと思うんですけれども、今はそう...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど申し上げましたように、まさに共通の目的意識を持って改革をやろうということでタウンミーティングを行っているところでございまして、いずれにいたしましても、今中央教育審議会でいろいろ御審議いただいていますから、それをもとにして、本当に実りのある、これからの子供たち...全文を見る
○中山国務大臣 幼稚園と保育所があるわけですけれども、その目的及び役割は異なっておりますけれども、しかし、それぞれ社会的ニーズにこたえてきたものである、このように評価しております。年々多様化しております就学前の子供やその保護者の教育及び保育のニーズに対しまして、地域における適切か...全文を見る
○中山国務大臣 まさに御指摘のように、これは保護者のニーズもありますし、地域によっていろいろありますけれども、やはりそういった地元のきめ細かなニーズにこたえていくということが大事だし、今御指摘ありましたように、やはりむだ遣いはしないということも一つの観点だろうと思うわけでございま...全文を見る
○中山国務大臣 文化芸術についての所見いかんということでございます。  芸術文化というのは、人々に生きる喜びをもたらして、豊かな人生を送る上での大きな力になるもの、このように考えていまして、国民生活の観点から国民一人一人が文化芸術活動に対して親しむ環境をつくることがまず大事であ...全文を見る
○中山国務大臣 公立文化施設の管理運営に当たりましては、公的資金で運営されているということを考えますと、より効率的かつ効果的に運営管理されなければならぬということは、これはもう当然だろうと思うわけでございます。  他方、文化芸術活動の振興ということから考えますと、やはり、そうい...全文を見る
○中山国務大臣 今、政府参考人が御説明いたしたとおりでございまして、県あるいは市町村の取り組みを積極的に支援してまいりまして、そして登録条件が整ったものから世界遺産に推薦していく、こういうことでございますので、まずは地元のお取り組みを促していきたい、このように思っております。
○中山国務大臣 国を愛してやまない佐藤錬先生の切々たる心情を聞いておりまして、それに対する答えはどういうふうに答えようかと考えがまとまらないんですけれども、というのは、今まさに先生の言われた中に答えはあるんではないか、こう思うからでございます。  久しぶりに中津隊の増田宗太郎さ...全文を見る
○中山国務大臣 佐藤委員の地元の大分県とか、あるいは今問題になっております山梨県とか、確かに教職員組合の行き過ぎた政治活動とかそういったものがあるわけでございます。このことは、教育基本法の第十条に、教育は不当な支配に服することなく、国民全体に対して直接責任を負って行われるべきもの...全文を見る
○中山国務大臣 先ほどもお答えいたしましたが、教育の重要性にかんがみまして、いやしくも職員組合が行き過ぎた政治活動等を行ってはならない、これはもう当然でございます。山梨県教組による政治資金集め等の問題等については、今厳しく繰り返し指導しているところでございますが、まだ今のところ回...全文を見る
○中山国務大臣 各都道府県で行われております教育行政について、関係法令の規定にのっとって厳正にこれが行われるべきということは当然でございまして、法令に違反するような場合には、まず学校の設置管理に責任を負う各教育委員会がこれに厳正に対処する必要があるということでございまして、その上...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘ありましたように、地方公務員法では、地方公務員の政治的行為の制限違反につきまして罰則の規定は設けられていないわけでございます。これは、従来、地方公務員である教育公務員の政治的行為の制限につきましては、他の地方公務員と同様、地方公務員法によるものとされていた...全文を見る
04月28日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) おはようございます。よろしくお願いいたします。  このたび、政府から提出いたしました国立大学法人法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、国立大学法人における教育研究体制の整備及び充実を図るた...全文を見る
05月12日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) おはようございます。よろしくお願いを申し上げます。  二十一世紀というのは、これは知識基盤社会とか、あるいは知的な競争社会が到来する、正に到来していると、こう思うわけでございまして、その中にありまして、国の高等教育システムや高等教育政策そのものの総合力...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 委員の先生方が視察されたということをお聞きいたしております。  私も昨日行ってまいりましたが、この筑波技術短期大学というのは、その設立以来、聴覚そして視覚障害者に対して短期大学レベルの高等教育の内容を確実に履修させて、そして職業人として社会的に自立でき...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 後藤委員の御指摘をまつまでもなく、この法人化後の大学の安定した財政基盤づくりというのは、これは学長以下一番気になるところであろうと、このように考えているところでございます。  この国立大学法人の運営費交付金につきましては、算定ルールに基づきまして、六年...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今の後藤委員の話を聞きながら正にそのとおりだなと思いまして、要するに学校といいますか、遠くなっていると、本当に子供たちのための学校になっているんだろうか。これは、文部省の反省も込めまして、私どもは今スクールミーティングというところで現場をまず見ようと、現...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ただいま大仁田委員から、今回のJR西日本福知山線脱線事故についてのお話がございまして、いろいろとお話を伺いながら考えさせられたわけでございます。また、それ以前から、この事故につきましてはいろんな報道等がなされておりまして、大変な関心を持って私も見てきたと...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 企業体質と言われました、収益重視といいますかね、あるいは営利目的が余りにも出過ぎているんじゃないかと。そのことが上から下に対する抑圧といいますか圧力となって、下の人たちが大変な重圧を感じていると。これがやはり事故等につながっているんではないかと。こんな御...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これはもう本当にそのとおりだと思いますし、自分の仕事、職業に対して誇りとそしてまた責任を持つ、これはどういう企業であれどういう職業であれ、私どもを含めてみんなが持つべきものであると、このように考えているわけでございます。  特に、先ほどお話ししましたけ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘の件につきましては、外務省におきまして、アジア太平洋諸国、欧米主要国を対象に、これらの国で採用されております教科書における近現代史の記述についての資料の収集を行い、今後分析するということになっていると聞いておるわけでございまして、文部科学省といたし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) やはり、どこの国でもそうですけれども、自国の歴史を学ぶということは基本であろうと、このように考えております。特に日本の場合、最近の中国等における反日デモがなぜ起こったのかということが我々日本人には分からないという面もありましたし、また特にこれから先を考え...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) これまでに統合した大学について見ますと、それぞれの大学の既存の資源を有効に活用いたしまして教育研究分野の幅の広がりを確保したり、あるいはスケールメリットを生かした経営基盤の強化を図るなど、教育力、そして研究力の充実が図られていると、このように考えておりま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、河合委員から、この新富山大学の統合につきましていろいろと御苦労されたこと、また、地元の方々が本当に努力してこられたことを話しされまして、よく分かるわけでございます。特に、昔から越中富山の薬屋さん、私どものところまで小さいころから来ておられましたけれど...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この教員配置の在り方について、おとといでございますか、中教審の特別部会でいろんな議論があったところでございました。私も前半ちょっと出席させていただきまして話を聞いていたわけでございますが、正に山下委員が御指摘あったようないろいろな意見が出たわけでございま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今回の四年制化への移行というのは、短期大学ができたときから、十八年前ですか、ときからの夢であったと大沼学長も言われたわけでございます。  これまでもいろんな実績を積んでこられまして優秀な卒業生を輩出してきたわけでございますが、私は是非この四年制化により...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 障害のある学生というのは、やはり他の一般学生とは異なりまして、教育課程の履修あるいは学生生活全般にわたりまして特別な配慮をする必要があると考えておりまして、従前から文部科学省といたしましては、このような学生が円滑な学生生活を送れるように学習環境の整備を図...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この筑波技術短期大学の留年率とか、あるいは退学率が高いということ、これにつきましては、今いろいろ理由については局長の方からも説明したわけでございまして、ある意味では本当に気の毒だなという思いもするわけでございます。  そういうこともございまして、この筑...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) やはり行ってみなければ分からぬものでございまして、私も昨日参りまして、本当に大したものだなと、こう思った次第でございます。そのことがやはりまだまだ認知されていないといいますか、PRが足りないというようなことを感じたわけでございまして、この筑波技術短期大学...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この筑波技術短期大学におきますこれまでの教育研究実績を継承して、聴覚・視覚障害者を対象とする我が国の唯一の高等教育機関としてこの筑波技術大学が発足するわけでございまして、今後とも全国の聴覚・視覚障害者教育の先導的かつ中核的な役割を果たしてもらいたいと、こ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私も、この筑波技術短期大学におきます遠隔地手話通訳システム、これを現に見せていただきましたが、これが正に他大学の聴覚障害者学生の学習活動の充実の上で非常に重要な役割を果たしているなと、正にセンター的な役割を果たしているし、今後ともそういった役割というのは...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 障害のある学生は一般の学生と違いますので、やはり特別な配慮をする必要があるわけでございます。  私も昨日、ほかの学生がボランティアで支援している、そういったビデオを見せていただきまして、そのときに、その学生の勉強、本人の勉強はどうなっているのかなと、思...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 国立大学の授業料及び入学料につきましては、従来から教育の機会均等の理念を踏まえながら、大学教育を受ける者と受けない者との公平の観点あるいは私立大学の授業料の水準など、社会経済情勢等を総合的に勘案して改定を行ってきた、これはこの前も答弁したとおりでございま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この国立大学の入学金につきましても、従来から私立大学の入学料の水準などの社会経済情勢の変化等を総合的に勘案して改定を行ってきたところでございまして、最近の私立大学の入学料の平均額は低下傾向にありまして、国立大学の入学料とほぼ同額になっているわけでございま...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今回の標準額の改定というのは、昨年末の予算編成過程におきまして社会経済情勢等の変化を総合的に勘案して行ったものでございまして、改定の方針が固まりました十二月に各国立大学法人に対してその旨を連絡したところでございまして、この連絡を受けまして各大学は、平成十...全文を見る
05月17日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第10号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 西岡委員がこの国立大学法人化に一貫して反対であったというお話を聞きまして、そういえばいろんな意見があったなと、前のことを思い出しながら、この国立大学法人化ということになった以上は、そのメリットの部分をいかに生かしていくかということを考えていかなきゃならぬ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 先ほど御説明申し上げましたけれども、この国立大学というのは、全国的に均衡の取れた配置をすることによりましてその地域地域の教育とか文化とか、あるいは産業の基盤を支えるものであると、こういったものがやはりあるんだろうと思いますし、また学生の経済状況にも左右さ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) そのとおりでございます。
○国務大臣(中山成彬君) そのとおりでございます。
○国務大臣(中山成彬君) いわゆる新設の医科大学、昭和四十八年から五十三年にかけまして十二の大学が設置されたというふうに聞いておりますけれども、これにつきましては、当時の深刻な医師不足を背景に、無医大県の解消を目的として医科大学の整備を進めてきたと、こういう方針があったと、こう聞...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この富山医科薬科大学の設立に当たりまして西岡委員が御尽力いただいたという話もこれまた事務方から聞いているわけでございまして、そのことにつきましては、正に今お話がありましたように、富山県におきます製薬産業の発展ということもあったわけでございまして、こういっ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今の局長が答弁しましたように、適正になされていると、このように考えております。
○国務大臣(中山成彬君) そういうことがあってはならぬことでございますし、現に私どもはそういうことがあるということは承知しておりませんので、仮定の質問にはお答えするわけにはいかないということでございます。
○国務大臣(中山成彬君) そうでなければならないと考えております。
○国務大臣(中山成彬君) この富山医科薬科大学の和漢薬研究所は、昭和四十九年に富山大学の附置の研究所として発足したわけでございまして、昭和五十三年には富山医科薬科大学に移管され、これまで和漢薬のみならず世界各地の天然薬物の研究を行いまして、社会的な要請にもこたえてきたところでござ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 弘前大学に言語聴覚士がいらっしゃらないというお話でございますけれども、ちょっと調べてまいりまして、そういう方向で厚生省の方にもお願いしてみたいと思っております。
○国務大臣(中山成彬君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処をしてまいりたいと存じます。
05月18日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
議事録を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  このシックハウス症候群、一時大問題になりまして、いろいろな対策がとられてきたんですけれども、またここに参りまして、今古屋委員から話がありましたように、事もあろうに学校でそういうふうなことが報道された、ショックだったわけでございます。  学...全文を見る
○中山国務大臣 今委員から御指摘ありましたように、このシックハウス症候群への対策といたしまして、まず、学校環境を衛生的に保つためのガイドラインということで、学校環境衛生の基準というのを改定いたしまして、この基準値を超えた場合には換気など適切な措置を講ずるように、これは都道府県教育...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘ありましたように、このアナフィラキシーなどのアレルギーに関します理解促進のための研修というのは極めて大事である、このように考えております。  このため、これまでも独立行政法人教員研修センターにおきまして、文部科学省の指示によりまして、各地域の教育センター等...全文を見る
○中山国務大臣 セクハラにつきましてはいろいろなところで話を聞いてきたわけでございますが、特に文部科学大臣になりましてからは、児童等に対するセクハラということについて人一倍敏感になったというか、関心が強くなった、このように感じております。
○中山国務大臣 御指摘がありましたけれども、平成十五年度中にわいせつ行為等により懲戒処分を受けた公立学校の教員は百五十五人ということで、前年より七人増加ということになっているわけでございます。  教員というのが児童生徒の模範たる立場にあるということにかんがみますと、懲戒処分等を...全文を見る
○中山国務大臣 ただいま申し上げましたけれども、教員が児童生徒に対してわいせつな行為等を行うことは、教員が児童生徒に対して大きな影響力を持っている存在であることにかんがみれば、絶対にあってはならない、先ほども言ったとおりでございます。  このため、文部科学省といたしましては、平...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  平成十七年四月一日現在の懲戒処分の基準の作成状況について、各都道府県、指定都市教育委員会からいただいた報告によりますと、今六十という数字がありましたが、全体六十のうちで、懲戒処分全般に関する基準を作成しているのは二十教育委員会、それから懲戒...全文を見る
○中山国務大臣 文部省の指導には限界があるわけでございますが、きょうみたいに、このような形で取り上げていただいて、マスコミ等を通じて広く国民の知るところとなれば、これは教育委員会等も、じっとしてはおられない、自分のところも早くしなきゃいけない、そういう動機づけにもなるんじゃないか...全文を見る
○中山国務大臣 今、いろいろお話があった中で、一つは、そういうセクハラが児童生徒に与える影響、心身に与える影響、これはずっと尾を引くものだ、そういう意味で、その児童生徒の一生を左右するような実は重大なものであるということをまず認識しなきゃいけないと私は思っております。  それか...全文を見る
05月20日第162回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 我が国の歴史教科書について韓国とか中国等からいろんな指摘あるわけでございますが、正に今、椎名委員が御指摘のように、理解といいますか、誤解に基づくものが非常に多いと思うんですね。国定教科書と違いまして、日本の場合には、民間の方々の創意工夫といいますか、そう...全文を見る
06月03日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
議事録を見る
○中山国務大臣 このたび、政府から提出いたしました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学位についての国際的な動向等を踏まえ、短期大学卒業者に対する学位制度を創設するとともに、大学等における教育研究の活性化等を図るため、助...全文を見る
06月07日第162回国会 参議院 決算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) ただいまの財団法人の破産について及び独立行政法人科学技術振興機構の収支改善についての審査措置要求決議につきまして、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。
06月10日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
議事録を見る
○中山国務大臣 おはようございます。またよろしくお願いいたします。  今回の改正の趣旨についての御質問でございます。  大学教員の職のあり方など大学の教員組織のあり方につきましては、従来より種々の場で検討課題として議論されてきておりまして、平成八年の大学審議会、これは今の中央...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘ありましたように、私立の短期大学というのは、短期大学の約九割を占めておりまして、先ほど来説明しておりますように、地域における身近な高等教育機関として極めて重要な役割を果たしていると考えております。  文部科学省では、従来から、私立学校の教育研究条件の維持...全文を見る
○中山国務大臣 今委員が御指摘ありましたように、高等専門学校、高い評価を受けていると思っておりまして、中学校卒業後の早い段階から五年間一貫の体験重視型の専門教育を行って、実践的で創造的な技術者を養成する我が国固有のユニークな学校制度でありまして、これまで多くの優秀な人材を産業界や...全文を見る
○中山国務大臣 時代がどんどん変わってまいりまして、大学をめぐる環境も変わっておりますし、また大学に求められる役割というのも変わりつつあるなということを実感しているわけでございます。  今回の法律案につきまして申し上げますと、本年一月の中央教育審議会の答申「我が国の高等教育の将...全文を見る
○中山国務大臣 学位の全体像をどのように考えるかという御質問でございますが、学位は、大学教育の課程を修了した知識、能力の証明として大学が授与するものでございまして、このような理解は国際的にも共通しているものでございます。各大学における教育水準の維持向上、教員、学生の国際交流の推進...全文を見る
○中山国務大臣 大学教員の職のあり方等、大学の教員組織のあり方につきましては、従来よりいろいろな場で検討課題として議論されてきているところでございます。  平成八年の大学審議会の答申におきましては、助手の職務内容や名称の見直し等を含めた教員組織のあり方について検討の必要性がある...全文を見る
○中山国務大臣 今、局長もお答えいたしましたけれども、これからの科学技術創造立国、それを支えるやはり非常に創造性豊かなすぐれた研究者をいかにたくさん輩出させるかということが一番大事なことだろう、こう思っているわけでございます。  今話がありましたように、自由な発想のもとに主体的...全文を見る
○中山国務大臣 高等専門学校というのは、中学卒業後の早い段階から五年一貫の体験重視型の専門教育を行うことによりまして、実践的で創造的な技術者を養成する我が国固有のユニークな学校制度でありまして、これまで多くの優秀な人材を産業界や大学に送り出して、社会から高く評価されていると考えて...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  本年一月の中教審の答申「我が国の高等教育の将来像」におきましては、高等教育の質的変化の動向等を踏まえまして、新しい時代の高等教育は、学校種ごとの役割、機能を踏まえた教育研究の展開を図るとともに、各学校ごとについても個性、特色を一層明確化すべ...全文を見る
○中山国務大臣 計画と規制からまさにこの規制を外して、各高等機関、大学等が、自由に、そして競争的な環境の中で、それぞれの特色を生かしながら、かつ効率的な学校運営をしていく。それによりまして、まさに大学全入時代と言われる、そしてまた一方では、知的な国際大競争の時代に大学は生き延びて...全文を見る
○中山国務大臣 この講座制というのは、本来、各専攻分野におきます教育研究の責任体制を明確にして、当該分野の教育研究水準を高めるために導入された教員組織の形態であります。例えば国立大学では、分野ごとに、教授一名を責任者として、これに助教授一名、助手一—三名を一団となって配置される形...全文を見る
○中山国務大臣 一概になくなるということじゃありませんが、講座制という極めて硬直的なものでございましたが、これを大学の自主性に任せまして、より柔軟にそういう教員組織が編制できるようにということを目的としているものと思っております。
○中山国務大臣 先般公表いたしました平成十五年度の小中学校教育課程実施状況調査の結果につきましては、平成十四年一、二月に実施しました前回の調査と比較した場合、今御指摘ありましたように、正答率が前回を上回る問題数が下回る問題数より多くなっているわけでございまして、このことから、全体...全文を見る
○中山国務大臣 新学習指導要領が始まりまして間もないときの試験でもございますし、また先ほども申し上げましたが、現場の先生方がこれではいかぬということで、やはり基礎的なところに力を入れて頑張られた、そういったことが私はあるのじゃないかな、こう思っております。現行の学習指導要領が今回...全文を見る
○中山国務大臣 それこそ、前回のテストの結果に一憂するわけにもいきません。私は、全体としてまだ低下傾向に完全な歯どめがかかったとは考えておりません。というよりも、私ども、スクールミーティングということで全国の学校を、三百校を目標にして、もう大分達成いたしましたが、回ってまいりまし...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど来お答えいたしておりますが、まさに思考力、判断力、決断力も含めてですけれども、そういう主体性のある、自分で考えることができる子供を育てる、しかし、そのためには、基本的なこと、基礎的なことの知識がなければ何もできないわけでございますから、私は、基本的なこと、基...全文を見る
○中山国務大臣 読書の必要性、重要性につきまして、日ごろから肥田委員が御熱心に主張されておりますこと、敬意を表しているところでございます。  私自身も、スクールミーティングに参りましたら、必ず図書館に寄ることにしておりまして、寄ってみますと、学校全体を活性化しているところは、図...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  去る五月十一日の与党教育基本法改正に関する検討会におきまして、これまでの中教審の答申とかあるいは与党内での議論を踏まえまして、与党検討会における議論のたたき台としまして、文部科学省が作成いたしました仮要綱案を提示したところでございます。 ...全文を見る
○中山国務大臣 この仮要綱案につきましては、与党検討会における議論のたたき台にしたいということで、検討会の方から文部科学省の方につくってくれ、こう言われたわけでございまして、これに基づきまして今検討会で議論がされておるところでございます。この仮要綱案の取り扱いについては、これは与...全文を見る
○中山国務大臣 これは、各党からいろいろな資料をつくってくれとかなんとか頼まれれば、それに応じてつくっているわけでございまして、こっちから頼まれたからというのでこっちにも全部出したらどういうことになるかということはよくおわかりだと思いますから、あくまで頼まれたからそこに出している...全文を見る
○中山国務大臣 今回、現行の助手を助教と助手に分けようとするものでございますが、この新制度のもとで現在の助手の職にある個々の方を助教とするかあるいは助手とするかは、各大学において制度改正の趣旨等を踏まえつつ関係法令に従い決定されることになるものでございます。その際、各大学におきま...全文を見る
○中山国務大臣 今回の制度改正におきましては、若手の教育研究者の養成が大学の重要な責務の一つである、あるいは、大学の教育研究の活力を維持していく上で若手教員の活躍が必要であるということから、基本的には大学に准教授等を置かなければならないということにしているわけでございます。  ...全文を見る
○中山国務大臣 まさにその若手養成ということが今回の非常に重要な目的でございますけれども、それとまた別の観点で、やはり大学の自主独立性ということもあるわけですから、それにつきましては、やはり大学は柔軟に教員編制ができるようにと、そういう配慮があったということでございます。
○中山国務大臣 若手の養成ということは、今までもそうですが、これからもっと重要になるということでございます。
○中山国務大臣 我々としてもしっかり運営交付金等の確保には努力してまいりますが、国立大学法人化には、教育研究の高度化とかあるいは個性化とか、さらに運営の効率化といったことも当然あるわけでございまして、日本全体として行革を進めているという中にありまして、大学だけが別だというわけにも...全文を見る
○中山国務大臣 ポスドクにつきまして、人数もふえているし、また高齢化も進んでいるということでございまして、これは我々としても大変残念なことだと思っております。そういった方々がそれぞれの能力に応じてやはり活躍していただくということが日本経済の活性化にもつながるわけでございます。 ...全文を見る
○中山国務大臣 ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。     —————————————
06月14日第162回国会 衆議院 本会議 第30号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 山口県立光高校での爆発傷害事件に関し、原因及び再発防止についてのお尋ねでありますが、山口県立光高校の事件は、生徒が爆発物を使用して多数の生徒に傷害を与えたという極めて重大な事件と認識しております。  事件の背景等につきましては、現在、山口県教育委員会及...全文を見る
06月22日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
議事録を見る
○中山国務大臣 ただいま御決議のありました学校の安全確保のための施策につきましては、学校安全の充実にハード、ソフトの両面から総合的に取り組む子供安心プロジェクト等を推進し、危機管理マニュアルの作成や地域ぐるみでの学校の安全体制の整備の支援、学校安全のための施設整備の支援など、各学...全文を見る
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
議事録を見る
○中山国務大臣 公立の小中学校につきましては、学校教育法によりまして、その地区の学齢期の児童生徒の必要に応じて学校を設置するということになっているわけでございます。全国、都市部におきましても、あるいは僻地におきましても、子供たちがいる限り必ず学校をつくる、こういうふうになっている...全文を見る
07月05日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) おはようございます。お世話になります。  このたび、政府から提出いたしました学校教育法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学位についての国際的な動向等を踏まえ、短期大学卒業者に対する学位制度を創設すると...全文を見る
07月07日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 有村委員のお話をお聞きしながら、また自分でも大学等に行きましていろんな話を聞きますと、本当にこのままでいいのかなという思いを強くするわけでございます。  一方では、もちろん規制緩和も大事でございますし、また大学間、学校間の競争というのもこれは当然必要だ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ITERのサイトにつきましては、我が国への誘致が実現できませんで、そういう意味で、これまで誘致に向けて努力していただきました方々の御期待にこたえることができなかったという意味では本当に申し訳ない気持ちもあるわけでございますが、長年にわたりましたこのサイト...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のように、このITERサイトの決定に当たりましては非常に難しい交渉であったと思っております。政府内は閣議了解を基にして一致して進めてまいりましたし、地元また経済界の大変な後押しもあったわけでございますが、御指摘がありましたように、日本の一部マスコミ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、広中委員の御指摘のようなことは今年の白書等にも指摘されているわけでございます。私も、総合科学技術会議等におきまして、女性研究者をもっと増やすべきだ、あるいは外国人の研究者ももっと増やすべきだということを再三にわたって主張しているところでございます。特...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 戦後のフルブライト留学生、日本に帰りましてから日本の経済社会の発展に大変な貢献をされた、これ事実でございますし、また今御指摘ありましたように、一九九六年ですか、橋本・クリントン会談におきまして合意されました日米国民交流の一環として、平成九年度から毎年六百...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 文部科学省といたしましては、この文化芸術につきましては、最高水準の活動の重点支援によりまして頂点を高めるという面と、もう一つは地域における活動の振興を図ってすそ野を広げていくと、その両面で振興に努めているところでございます。さらにこれに加えまして、文化遺...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のように、箱物というのはもう随分整備されたなと、こう思っていまして、先ほど答弁いたしましたように、地域の文化力といいますか、文化芸術を振興するためにはやはり人々がこぞって参加するというふうな風潮が、これが非常に大事だろうと思っています。  そうい...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この環境教育、本当に子供のころからしっかりと教えるべきだと、こう思っていまして、今御指摘ありましたように、学習指導要領等におきまして、地球環境、資源・エネルギー問題等について、地球温暖化の問題を取り上げて生徒が調べて追求する学習を取り込むとか、そういった...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 国立大学の法人化、一年を経過いたしましたが、大学等、現場に行きましても活気が出てきたなということを実感するわけでございますが、そういった中で、現在の大学の教員組織というのは、若手の大学教員が柔軟な発想を生かした活動を展開する上で必ずしも適切なものになって...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ただいま那谷屋委員とそれから石川局長の間で大変きめ細かい質疑応答がなされているわけでございますが、今回の法改正を国会でお認めいただいた場合には、御質問に対する答弁の内容等を含めまして、この法律の趣旨や目的が関係者にとって明確となるように、各大学や高等専門...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のとおり、学校現場に参りまして、まず先生が元気であるところ、心身ともに健康であるということが一番大事だなと、このように感じております。先生方の話聞きますと、ついつい一生懸命やっていると家族のこともおろそかになってしまうし、自分の健康のこともつい忘れ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 大学制度は国際的に一定の共通性を有しておるものでございますので、ある大学あるいは大学院における教育課程を修了したことの証明であります学位は、大学、大学院の教育課程修了レベルの知識、能力を有することをも証明するものでありますので、国際的に通用するものとして...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 短期大学は、大学としての教養教育とか、さらに、その基礎の上に立った理論的背景を持った専門的な実務教育、あるいは職業教育を短期間で提供する機関として、我が国の高等教育において大きな役割を果たしてきていると、このように考えております。  特に、専門的な職業...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 学校教育法第五十八条は、大学について置くべき職員の種類を定める規定でございます。改正法案の同条におきましても、学長、教授、准教授、助教、助手及び事務職員が掲げられておりますが、これは大学の教員組織及び事務組織を構成するに当たっての基本的な要素として列挙さ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) まず、今回の改正法案におきまして、准教授、助教及び助手については基本的には各大学に置かなければならないこととされていることから、通常、各大学には准教授、助教及び助手が置かれるものと考えております。しかしながら、今後、各大学がそれぞれの理念等に基づいて緩や...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今回も、何回も説明しておりますが、すべてこういうふうな組織編制上、大学の自主性、独立性を重んじている、やっているということでございます。
○国務大臣(中山成彬君) 先ほどお答えしましたけれども、准教授や助教が置かれないといたしましても、最低限必要な専任教員数は同じでありますので、専任教員全体として見れば今回の制度改正により各大学における教員のリストラが促されることはないと考えております。
○国務大臣(中山成彬君) 大学の若手教員への任期の付与につきましては、教育研究に大きな成果を上げておりますアメリカの大学では、一般的に任期付きの契約で雇用され、研究者として一定の実績を積んだ後、審査を経てテニュアの取得が決定される仕組みが取られております。  また、我が国におき...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この任期制を導入するか否かというのは各大学の判断にゆだねられておりまして、適切な導入や運用が行われれば積極的な効果がもたらされるものと考えております。  なお、平成九年六月三日に、大学教員の任期等に関する法律が参議院文教委員会において採択され、附帯決議...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 御指摘のとおり、平成十六年三月現在の大学院博士課程修了者数は一万五千百六十人となり、この十年間でほぼ倍増した一方、平成十六年度の助手の数というのは三万六千八百九十四人と、十年前に比べてもほぼ横ばいというふうになっているわけでございます。  近時の知識基...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) ただいまの御決議につきましては、その御趣旨に十分留意をいたしまして対処してまいりたいと存じます。
07月20日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第15号
議事録を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  各都道府県で行われております教育行政につきましては、関係法令の規定にのっとりまして適正に行われるべきことは当然であります。仮にも法令に違反するような事態が生じた場合には、まずは学校の設置管理に責任を負う各教育委員会が襟を正し、これを厳正に対...全文を見る
○中山国務大臣 今、佐藤議員が御指摘になりましたように、公立学校の教員など教育公務員につきましては、昭和二十九年の教育公務員特例法の改正によりまして、政治的行為の制限は国家公務員の例によるものとされましたけれども、罰則があった政府案は修正されまして、罰則を設けないこととされた経緯...全文を見る
○中山国務大臣 大変重い質問で、急な質問でございますので、言葉に気をつけながら答弁いたしたい、このように考えております。  今、佐藤委員がお話しなさったようなことがあったということも事実だろう、このように思うわけでございまして、そのことが今日のさまざまな場面におけるいろいろな問...全文を見る
○中山国務大臣 四月の二十六日ですか、委員会での質疑応答を思い出したところでございますが、あのときも、福沢諭吉翁のお言葉を使われまして教育について所見を述べられたわけでございます。私も本質的にはそのとおりだ、こう思っているわけでございます。  文部科学省も、今、義務教育国庫負担...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育の実施に当たりましては、ナショナルスタンダードを設定いたしまして、それが履行されるための諸条件を担保する観点から、国は、学校制度の基本的な枠組みの制定とか、あるいは教育内容に関する全国的な基準の設定を行いまして、その上で、地方は、それぞれの地方の実情に応じ...全文を見る
○中山国務大臣 学校教育におきまして、国を愛する心や我が国の歴史に対する理解を深めるとともに、国際理解あるいは国際協調の精神を培うことは極めて大事である、このように考えているわけでございまして、中学校の学習指導要領の社会科、歴史的分野の目標におきましては、我が国と諸外国の歴史や文...全文を見る
○中山国務大臣 教科書採択につきまして、そのたびごとにこのような騒ぎが起こるというのは嘆かわしいことだ、こう思っております。教育委員会の委員の方々も本当に大変だなと思うわけですけれども、ぜひ公正、公平な立場から教科書採択をやっていただきたいし、また、反対だからといって、脅迫だとか...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  内閣総理大臣が有識者を集めて開催しておりました文化外交の推進に関する懇談会の報告書、これは平成十七年七月に公表されたものでございますが、この報告書におきまして、二十一世紀の文化外交のあり方として、まず、日本文化の魅力を生かした日本理解の促進...全文を見る
○中山国務大臣 先ほどお話ししました文化外交の推進に関する懇談会とか、あるいはコンテンツの問題だとかああいうことで、日本のすぐれた文化というものを海外に広めることによって、日本に対する理解、そして評価を高めよう、こういうふうなことで今政府が動き出しているわけでございます。その中に...全文を見る
○中山国務大臣 今大谷委員からお話のありましたウズベキスタンの発掘現場、私も参りました。日本の学者の方が中心になって、本当に大変な現場でございましたけれども、頑張っておられる姿を見て感激したことを覚えておりますけれども、世界各国、依然として武力紛争とか災害等により保存、修復の必要...全文を見る
○中山国務大臣 奥村委員が御指摘になりましたように、最近、青少年が巻き込まれる事件が多発しておりまして、心を痛めておるところでございます。子供は社会の宝、国の宝であると総理もおっしゃっているわけですけれども、未来に向けてみずから行動して、そして新しい時代を切り拓いていく心豊かでた...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、この青少年育成というのはこれはもう国を挙げて取り組むべきでございますし、また郵政民営化も大事でございます。しかし、青少年育成も大事だ、こう思っています。  やはり政治というのは、目の前のことだけではなくて、二十年、三十年後の先のことまで考えなけれ...全文を見る
○中山国務大臣 青少年健全育成ということを考えましても、いろいろな切り口があるんだなと思うわけですね。やはり青少年が素直に育つためには、学力もつけなければいけませんし、健康、体力の増進も必要だし、また、悪いことをしないようにとか、いろいろなものがあるわけでございまして、どういうふ...全文を見る
○中山国務大臣 体験活動ということについて三つのことを提案されたわけですけれども、自然体験、職場体験、文化芸術体験。私、自分のことを思い出しますと、小さいころは、夏は川、冬は山、家に帰れば農家の手伝い、そういう意味では自然体験と職場体験をいっぱいしたんですけれども、文化芸術体験と...全文を見る
○中山国務大臣 後で出てまいります文化関係の予算等も含めまして、文部科学関係の予算獲得には全力で取り組んでまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 次期の定数改善計画をどうするかにつきましては、五月十日の中教審の義務教育特別部会の審議におきまして、新しい改善計画を平成十八年度から間をあけずに実施するべしという意見があったことを踏まえまして、ただいま有識者によります専門的な調査研究を行っているところでございます...全文を見る
○中山国務大臣 文部科学省といたしましては、従来から、文化芸術につきまして、最高水準の活動の重点支援により頂点を高めるとともに、地域における活動の振興を図ってすそ野を広げることによりまして、その振興に努めてきたところでございます。さらに、これに加えまして、文化遺産の保存、活用、文...全文を見る
○中山国務大臣 耐震といい、アスベスト対策といい、子供たちが安全で安心な環境の中で勉強ができるということが一番大事なことだと思っていますので、そういったところにつきましても広く国民の理解をいただきながら、その対策を進めてまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 文部科学省といたしましては、昨今事業所等でのアスベスト被害が社会問題化していることにかんがみまして、子供たちの安全対策に万全を期するために、このたび改めて学校施設等におけるアスベスト使用状況等の全国調査を実施することとしたところでございます。  調査対象施設や実...全文を見る
○中山国務大臣 鳥居会長は、教育条件に関する一般論としてお考えをお述べになったのではないか、このように認識しております。  学校におきます学習集団ということにつきましては、少人数学級において効果的な教育を行うという考えもありますけれども、一方では、児童生徒の習熟度などに応じまし...全文を見る
○中山国務大臣 スクールミーティング等を通じまして、現場の学校を見せていただいておりますけれども、やはり少なければいいというものでもないなということも感じるんですね。四十人学級だったら二十、二十ですけれども、これを三十人としますと十五、六人になってしまう。あるいはそれ以下になった...全文を見る
○中山国務大臣 教育基本法の改正につきましては、現在与党の教育基本法改正に関する検討会におきまして精力的に検討が行われておるところでございます。今後とも国民的な議論を深めつつ、中央教育審議会及び与党における議論を踏まえながら、教育基本法の速やかな改正を目指してしっかりと取り組んで...全文を見る
○中山国務大臣 まだ会期はございますので、頑張ってまいりたいと思っております。
○中山国務大臣 七月十日の講演で、今言われました六月のタウンミーティングに関しまして、カナダに在住の留学生からのメールを読み上げたのは事実でございまして、この問題についての文部科学大臣としての見解を申し述べたものではございませんが、メールの内容としては、今言われましたように、従軍...全文を見る
○中山国務大臣 日本人は戦前悪いことばかりしてきたんだ、悪い国民なんだ、そういうふうな自虐教育を自分は受けてきて、そういう意味で、本当に自信を失って、外国に出ても日本人であることを隠して過ごそうと思った、これは皆さん方、どうですか。私は本当に日本の子供たちが二十一世紀の国際化社会...全文を見る
○中山国務大臣 ですから、こういう機会で本当に質問してもらいたくないし、いろいろなところで、タウンミーティング等でもそういう質問があればやはり誠実に答えなければならないし、非常につらい立場であることは御理解をいただきたいと思っていまして、本当はもうその質問に対してもお答えしたくな...全文を見る
○中山国務大臣 注意をされた覚えはございませんが、文部科学大臣としてこの問題についての見解を改めて述べたものではございません。
○中山国務大臣 この女性のメールにもあるんですけれども、そういう言葉はなかった、そういう指摘するまでもない事実を、なぜわざわざイメージの悪い言葉をつくって殊さら悪事のように騒ぐのかわかりません、本当に不思議です、こう書いてあります。
○中山国務大臣 そういう方々がいらっしゃったということは認めているわけですが、そういう言葉がなかったということを言っているわけですね。  詳しく申し上げますと、この従軍慰安婦という言葉が最初に出てまいりましたのは、一九八三年に吉田清治さんという方が、私は済州島で従軍慰安婦狩りを...全文を見る
○中山国務大臣 そういう存在がなかったとは言っていないので、そういう言葉がそのころはなかったということを言っているので、これは、本当のことを子供たちに教えるのは当然じゃないかと思うんですね。そういう存在、そういう方々がいらっしゃったということについて私は否定しているわけではありま...全文を見る
○中山国務大臣 アスベストの問題が社会問題化してきているわけでございます。  関係各省庁、関係のあるところが必死になって今調査等始めておりますので、その状況を見ながら、全体としてやらなければいかぬという話になりましたらまたそのとき考えたいと思います。
○中山国務大臣 今お話がありました財政制度等審議会におきまして、人確法と標準法の抜本的な見直しについて提言があるということは承知しておりますけれども、義務教育における機会均等とその水準の維持向上のためには、人確法と標準法、さらにこの義務教育費国庫負担制度の三つが相まって機能するこ...全文を見る
07月22日第162回国会 参議院 本会議 第32号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 障害児と健常児が一緒に学校生活を送ることについてのお尋ねでございます。  障害のある児童生徒と障害のない児童生徒がともに活動することは、双方にとって社会性を養い豊かな人間性を育てる上で重要な意義を有するものと考えております。このため、盲・聾・養護学校や...全文を見る
07月27日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
議事録を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  現在、一部のいわゆるワークテスト等におきまして、教材会社と教科書掲載作品の原著作者の間で係争があるために、教科書に掲載されている作品自体を掲載していない教材があることは承知をいたしております。いわゆるワークテスト等は、学校がみずからの判断で...全文を見る
○中山国務大臣 確かに、使い勝手という意味ではいかがなものかと思いますけれども、ただ、具体的にどのような教材をどのように使用すべきかにつきましては個々の学校が適切に判断すべきものでございまして、個々の事例について文部科学省が一律に判断あるいは指導するべきものではないんじゃないか、...全文を見る
○中山国務大臣 これはやはり文部科学省がああしろ、こうしろという問題じゃなくて、いつも私申し上げていますが、教育現場でこういったことは判断すべきものであろう、このように考えております。
○中山国務大臣 自分が子供の立場に立って考えますとどうかなと、私もきょう質問をいただきまして、何でこんなふうになっているんだと思ったぐらいでございますから、おかしいことはおかしいと思いますけれども、だからといって、こういうのがあるからだめだとはなかなか文部科学省としては言えないん...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘がありましたように、この日本図書教材協会、平成十年に公正取引委員会から警告を受けたり、あるいは日本図書教材協会に加盟しております教材出版社が著作権をめぐる訴訟の当事者となっておることは承知いたしております。  文部科学省といたしましては、これまでも日本図...全文を見る
○中山国務大臣 子供たちの教育がゆがめられているとまでは思いませんけれども、先ほど言いましたように、教育上、スムーズな教育という点で子供たちにとってちょっと障害になっている面があるとすれば、これは是正すべきだと思いますけれども、先ほど申し上げましたように、これは教材会社と原著作者...全文を見る
07月28日第162回国会 参議院 文教科学委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) お答えいたします。  今局長の方から、この幼稚園、保育所、適切かつ柔軟な形で地域の要望にこたえつつやっていると、こういうふうな答弁したわけでございますけれども、実際に自分でも回ってみまして、例えば少子化が急速に進んでいる地域、過疎地など、地域によりまし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) お話聞いておりまして、私自身はそういえば幼稚園にも保育園にも出てなかったなと。まああのころはそれでよかったんだろうと。本当に自然の中で遊んでおりましたから、それでよかったのかと思いますけれども、今話を聞いておりまして、やっぱり時代の要請といいますか、様々...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今議員が御指摘のように、板橋区立板橋第七小学校ですか、におきましてドラムサークルという取組が行われていることは承知しております。今御紹介がありましたように、輪になって一人一人が打楽器を持って即興的な打楽器アンサンブルを行い、みんなで音楽を楽しむ、そういう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この三位一体改革におきます公立学校施設整備費負担金・補助金の取扱いにつきましては、この秋までに結論を出します中教審の審議結果を踏まえて決定することとされているところでございますけども、先般地方六団体が出したあの案の中には入っているわけでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) やはり大統領が言及しなければいけないほどアメリカにおきますこのドーピング問題というのは深刻なんだなということを感ずるわけでございます。今御指摘ありましたように、フェアプレーの精神に反しますし、健康には悪いですし、何しろ青少年に与える影響、これはもう甚大な...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 十月に予定されておりますユネスコの総会につきましては、今お話がありましたようにアンチドーピング条約が採択されるということになっていまして、非常に重要な会議であると、このように認識しております。  私自身も、政務次官を務めておりました平成三年、もう十四年...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 一月から実施しておりますこのスクールミーティング等におきましても、現場の教職員等から非常に忙しいというふうな声が出るわけでございます。  例えば、総合的な学習の時間あるいは道徳、特別活動、部活の準備、他の校務などで忙しくて子供たちに向き合う時間的な余裕...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 電源特会の在り方及びその使い方についての御指摘がございました。  漁業補償とかいろんな例を挙げられたわけでございますけれども、やはり一般的に事業の効率化等を進めると、そして適正に予算を執行する、これは一般会計、特別会計に限らず基本原則だろうと、このよう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私の七月十日の福岡におきます講演におきまして、六月のタウンミーティングでの私の発言に関する質問がございまして、これに答える形でカナダ在住の日本人の女性の留学生からのメールを読み上げたのは事実でございますが、これは、若い人もそれぞれに自分でいろいろと勉強し...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、西岡委員のお話を聞いておりまして、本当に長い間の問題だったなということが分かりますし、その間ずっとやはりフォローしておれば、少なくとも学校関係につきましてはこういった問題にならなかったんではないかなという反省があるわけですけれども、御指摘のような補助...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) こういう委員会の場でも何度もお答えさせていただいておりますが、義務教育はとにかく国の責任であると、こういう認識を持っております。  しかし、一方では地方分権の流れもあるわけでございまして、その地方分権の流れとこの義務教育は国の責任であるという考え方の中...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 教職員の人事権の在り方につきましては、ただいま中教審の義務教育特別部会で審議がなされているところでございますが、現在までの議論で見ますと、人事権を市町村に移譲する方向で見直すことを検討することが適当であること。現在の市町村の事務体制で人事関係事務を処理で...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今、中教審で議論されている状況等について今御説明したところでございますが、私も西岡先生と同じ九州、過疎といいますか、そういったところも抱えている県でございますので、この教職員の人事権をそのまま市町村に移譲することについて果たしてどうか。  大臣になる前...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 私の地元の宮崎県も同じように、へき地に何年か行ってまた帰ってくるという、こういうふうなシステムで県全体として人事は回しているというのが実情でございます。  そういったものを見ますと、私のおります宮崎市は、確かに宮崎だけで完結した人事ができると思いますけ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) そういう意見があることは聞いておりますが、私は歯牙にも掛けておりません。
○国務大臣(中山成彬君) 今、修士課程、そしてその修士課程の中で実習をうんとやるという話がございまして、私もそれも一つのいい方法かなと、このように考えております。  ただ、先ほどおっしゃいましたように、この仮免、歯牙にも掛けないと申し上げましたけれども、ある子供の担任は仮免の先...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 子供のころから文化芸術に触れるということは、子供の文化芸術を愛する心を育て、感性を豊かにするとともに、豊かな情操を養う上で大変重要だと、このように考えております。  このため文化庁では、小中学生を対象として、本物の舞台芸術を巡回公演するなどの機会、ある...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 青少年が優れた文化芸術に直接触れることは大変意義深いことでございます。お話がありましたように、できるだけたくさんの子供たちにそういう経験を積んでもらいたいものだなと、このように思うわけでございます。  そのような趣旨で、独立行政法人日本芸術文化振興会で...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 小学校におきます英語教育につきましては、平成十四年度から、三年生以上に設けられました総合的な学習の時間におきまして、約七割の学校で平均月一回程度の英語活動が行われております。さらに、小学校で英語教育を必須とすることにつきましては、早くから英語に親しませた...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この平成十二年に作成されましたスポーツ振興基本計画、これは非常に画期的なことだったと思うんですけれども、今お話がありましたように、何といいますか、国民皆スポーツといいますか、みんながスポーツに親しむということはすばらしいことでございますし、これは国が目指...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 近年の青少年の薬物乱用の問題につきましては、これは依然として予断を許さない状況にあるというふうに認識しておりまして、文部科学省におきましても薬物乱用の根絶のための施策を推進しているところでございます。  その大きな柱の一つが薬物乱用防止教室の実施でござ...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) この教科書の採択が過当な宣伝行為に左右されることなく公正に行われることは重要なことでありまして、独占禁止法に基づく公正取引委員会の特殊指定により、教科書に関して不公正な取引が禁止されているところでございます。  文部省におきましては、毎年、教科書発行者...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 長谷川監事においては、三期十二年にわたる豊富な市長経験を生かし、新潟大学の諸改革の方向性の把握、教育研究、運営体制等についての大学の取組に対して有益な所見を新潟大学長に助言するなど、業務運営に関し適切な監査、助言をいただいているというふうに聞いておりまし...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 今官房長が答えましたように、国立大学法に照らしまして、特に解任する事由があるとは考えておりません。  なお、新潟市における官製談合につきましては、現在控訴され、係争中と聞いております。今後、高裁の判断を見守りながら適切に対応してまいりたいと考えておりま...全文を見る
08月03日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号
議事録を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  この山梨県におきます山教組の政治的活動に係る問題につきましては、何度かこの委員会でも取り上げられたわけでございますが、文部科学省といたしましては、これはやはり教育という非権力行政であるということで、まずは教職員の任命権者であります山梨県教育...全文を見る
○中山国務大臣 この研修会の出席につきましては、私が聞いたところ、校長会、教頭会が主催する研修会であるので来てほしい、そういう話があって、実は今文部科学省は教育改革を進めておりまして、できるだけ現場に行って実態を調べると同時に、また、広くいろいろな方々の御意見も聞きたいということ...全文を見る
○中山国務大臣 先ほどからお答えいたしておりますけれども、この問題につきまして、文部科学省からの再三にわたる指導にもかかわらず、山梨県教育委員会においてまだ適切な対応がとられていない、本当に遺憾というか問題だ、私はそのように考えております。  このため、国として現行法上さらにど...全文を見る
○中山国務大臣 もう既に御承知だと思いますけれども、公立学校の教員など、教育公務員につきましては、昭和二十九年の教育公務員法特例法の改正によりまして、政治的行為の制限は国家公務員の例によるものとされましたけれども、罰則、刑事罰があった政府案が修正され、罰則を設けないこととされた経...全文を見る
○中山国務大臣 永岡議員の御逝去につきましては、日ごろの本当にまじめな誠実な人柄をしのびまして、本当に心から御冥福を祈りたいと思っております。  甲子園大会の話でございますが、スポーツ大会の中でも全国高校野球選手権大会、これは全国の高校球児があこがれる国内最大の高校生スポーツの...全文を見る
○中山国務大臣 今、葉梨委員から、お地元の実情とか、あるいはいじめの問題に携わったという経験から、大変示唆に富んだ御意見をいただいた、こう考えております。私自身も、スクールミーティングということで、大規模な学校から小さな学校までずっと回っておりますが、学校の規模ということについて...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘ありましたように、教育委員会というのは、教育の政治的中立性や継続性、安定性を確保するとともに、多様な民意を反映するために設けられた地方教育行政の基本的な組織でありまして、現在でも非常に重要な役割を果たしてきていると考えております。  今御指摘にありました...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  この高松塚古墳壁画の保存につきましては、昭和四十八年に高松塚古墳保存対策調査会で決定された保存方針に基づきまして、狭隘で高湿度という厳しい作業環境に置かれながらも、その時々における最新の保存科学の研究成果に基づき最大限の努力をもって対処して...全文を見る
○中山国務大臣 今回の野口宇宙飛行士の活躍ぶり、報道されているとおりでございまして、同じ日本人として大変誇りに思っておるところでございます。  一方で、今御指摘がありましたように、米国航空宇宙局、NASAは七月二十八日に、今回のスペースシャトルの打ち上げ時に外部燃料タンクの断熱...全文を見る
○中山国務大臣 この義務教育国庫負担制度につきましては、昨年末の政府・与党の合意によりまして、中教審の方で議論していただくということになっているわけでございまして、中教審の中に特別部会を設けまして、大変精力的な御議論をいただいているところでございます。  その議論の内容等をずっ...全文を見る
○中山国務大臣 アスベストがまた大きな社会問題になっているわけでございますけれども、思い出しますと、昔もそういうことがあったなと。  今御指摘ありましたように、昭和六十二年当時でございますけれども、学校施設とかあるいは公営住宅等におけるアスベスト使用が社会問題になったときでござ...全文を見る
○中山国務大臣 いつも申し上げるところでございますけれども、学校施設というのは、児童生徒等が一日の大半を過ごす場であると同時に、地域住民の避難場所としての役割も果たすことがあるわけでございまして、その耐震化を図ることは極めて重要であると認識しております。  しかしながら、今御指...全文を見る
○中山国務大臣 今、民主党が党内で検討されております学校安全基本法案につきましては、議員立法でございますので、現段階でコメントすることは差し控えたいと思います。  なお、学校の安全管理につきましては、学校教育法におきまして、学校の設置者は、その設置する学校を管理するという規定が...全文を見る
○中山国務大臣 まず、牧委員が教科書検定についてずっと関心を持ち続けておられることに敬意を表したい、このように考えております。  教科書の検定は、学習指導要領や教科用図書検定基準に基づきまして、検定の時点における客観的な学問的成果や適切な資料等に照らして記述の欠陥を指摘すること...全文を見る
○中山国務大臣 平成十六年度の中学校歴史教科書検定の結果につきまして、中国それから韓国政府から申し入れがあったことは承知しておりますけれども、先ほどもお答えいたしましたように、我が国の教科書検定は、学習指導要領や検定基準に基づきまして、教科用図書検定審議会の専門的な審議を経て、適...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  いわゆる官民交流法によりましてJR東海に派遣された職員は、人事部人事課担当課長として、JR東海の職員教育制度の現状把握及び実務経験に基づく適正な指導の業務を行っていたものであります。  なお、JR東海から学校設置に関し助言を求められた場合...全文を見る
○中山国務大臣 JR東海へ派遣された職員は、人事部人事課担当課長として、JR東海の職員教育制度の現状把握及び実務経験に基づく適正な指導の業務を行っていたものでありまして、JR東海の社員として、JR東海の上司の命を受け、業務に当たっていたものと認識しております。
○中山国務大臣 もう答えましたけれども、JR東海の上司の命を受け、業務に当たっていたものというふうにお答えいたしました。
○中山国務大臣 先ほどから官房長が答えておりますけれども、JR東海から学校設置に関し助言を求められた場合には対応したこともあると聞いておりますが、これは、本人がこれまで教育全般について携わってきた経験をもとにして答えたものでありまして、特に問題はないと考えています。
○中山国務大臣 最初から述べておりますとおり、このJR東海へ派遣された職員は、人事部人事課担当課長としてJR東海の職員教育制度の現状把握及び実務経験に基づく適正な指導の業務を行っていたものであります。  JR東海から学校設置に関し助言を求められた場合には対応したこともあると聞い...全文を見る
○中山国務大臣 同じような答えになりますけれども、いわゆる官民交流法によりましてJR東海に派遣された職員は、人事部人事課担当課長として、JR東海の職員教育制度の現状把握及び実務経験に基づく適正な指導の業務を行っていたものでございまして、なお、東海から学校設置に関し助言を求められた...全文を見る
○中山国務大臣 私は文部省の事務方から聞いた説明、虚偽ではないと。私には正しく報告してくれていると信じております。
○中山国務大臣 何度も申し上げていますけれども、何ら問題はないと認識しております。  なお、今後ともこの官民交流法の趣旨に基づきまして、職員を派遣する場合には、この法律の趣旨に基づきまして適切に対応してまいりたいと考えております。
○中山国務大臣 自分が文部科学大臣ということもあるかもしれませんが、昨年の秋からこの教育問題に関して非常に国民の関心が高まっているなということを実は感じております。  今、スクールミーティングのことを局長が申し上げましたけれども、スクールミーティングでも保護者から本当に真剣な質...全文を見る
○中山国務大臣 今、委員が、先ほどはもう遅いんじゃないかということを言われましたが、決して遅いということはないと思いますし、この中教審の結論といいますか、大体この秋までに出ることになっています。それをもとにしまして、できることから改革を進めていこう、そして、再来年、十九年の三月ご...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘の写真集でございますが、これは壁画の全体についてそのままの写真を公開することによりまして、本壁画発見後三十年を経た現在の状況を公表し、広く国民の皆様に御理解いただく趣旨のものとして刊行したものでございます。  この写真集の序言によりますと、本壁画の保存事業...全文を見る
○中山国務大臣 本年四月に、鹿児島市で中学生四人が死亡した事故が起こりましたけれども、大変痛ましい事件でありまして、極めて残念でありますが、私も実は身につまされたのは、宮崎にもいっぱいありまして、宮崎は日向灘に米軍が上陸してくるんじゃないかということで、たくさんの防空ごうがありま...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  学校現場の裁量を拡大することにつきましては、今、中教審の特別部会とか、あるいは教職員配置等の在り方に関する調査研究協力者会議等におきまして、今後の教職員配置等のあり方の議論の中で検討しているところでございますが、これらの議論の中で、学校や地...全文を見る
○中山国務大臣 御答弁いたしましたように、現場主義にのっとりまして、クラスの編制をどうするかというようなことについては、それぞれの地区地区の意向を十分に踏まえた形でやっていただきたい、こういうふうに考えておりますけれども、それと義務教育費国庫負担の話は別でございまして、今委員御指...全文を見る
○中山国務大臣 基本方針二〇〇五におきましても、公共施設の耐震化を初めとした防災対策投資の推進が示されているところでございまして、私としても、公立学校施設の耐震化の推進は政府の重要課題であると認識しているわけでございまして、これまでも文部科学省、国の財政が極めて厳しい中にありまし...全文を見る
○中山国務大臣 私が訪問した小学校でも、中央区の阪本小学校、これは和楽器を用いて見事な演奏をしてくれました。それから、広島県の尾道市の土堂小学校でも、太鼓を、これは本当に歴史のある、ずっと先輩から引き継いでいるんだという太鼓をたたいて見せてくれました。聞きますと、この楽器というの...全文を見る
○中山国務大臣 スクールミーティングを通じまして、本当に子供たちの実態というのもよくわかったわけでございます。  先ほど、やはりその実施に当たっては十分気をつけなければいかぬということもございますが、これからも私ども現場にできるだけ行きまして、本当に子供の立場に立って、子供の一...全文を見る
○中山国務大臣 スポーツ振興のために、国あるいは都道府県の予算でスポーツ団体の活動あるいはスポーツ施設整備等に対して助成を行っていくというのも大事なことだと思っていますけれども、これに限らず、スポーツ振興のためのより多様な財源があるということも望ましいと考えております。このような...全文を見る
○中山国務大臣 今申し上げましたけれども、スポーツ振興のためには、今後ともスポーツ振興くじにより独自の財源を確保することが重要である、このように認識しております。  スポーツ振興くじにつきましては、中央教育審議会のスポーツ・青少年分科会等から、くじの種類や販売方法等、さまざまな...全文を見る
09月29日第163回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) 義務教育への投資についてのお尋ねであります。  教育に対する公財政支出につきましては、諸外国の状況を十分踏まえて検討していくことが必要でありますが、単純な比較は困難な面もあると考えております。  いずれにいたしましても、教育は国家社会存立の基盤であり...全文を見る
09月30日第163回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○中山国務大臣 医師の問題につきましては、特に、私の地元でもそうですけれども、やはり山間僻地といいますか、そういったところに医師が足りないという問題もあるわけでございまして、このような中で、十六年の二月に出されました地域医療に関する三省連絡会議のまとめにおきましても、「今後の検討...全文を見る
○中山国務大臣 最近の日本の子供たちの学力の低下傾向というのは、いろいろ言われていましたけれども、昨年末の国際的な学力調査の結果の公表によりますと、その心配がやはり現実のものとなったというふうに考えています。  特に読解力を中心とします応用力といいますか、これまで日本の教育とい...全文を見る
○中山国務大臣 今の日本の教科書検定は、委員御承知のように、事実に照らして間違っているということ、あるいは一般的な通説から著しくはみ出している、そういったことについてチェックするというのが基本になっているわけでございます。そういう意味では、小中学校と高校と考え方に違いはない、こう...全文を見る
○中山国務大臣 反論するほどのあれはございませんが、与謝野委員には昨年末の政府・与党合意におきまして大変な御尽力をいただいた、こう思っております。感謝申し上げております。その結果として、中央教育審議会で、先ほども申し上げましたけれども、義務教育全体についての議論、この費用負担も含...全文を見る
○中山国務大臣 小さな政府、効率的な政府を目指しますけれども、安心、安全ということは、これはもう絶対に欠かせないことである、そのとおりでございます。  特に、子供たちを預かっております学校というのは、災害等がありましたら緊急の避難場所にもなるわけですから、そういう意味で本当に安...全文を見る
10月03日第163回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○中山国務大臣 今、厚生労働大臣が説明されましたけれども、厚生労働省の設置しておりますがん対策推進本部、これは、省内のがん対策全般について部局横断的に連携しよう、こういうふうな組織だと聞いております。  私どもは、今厚労大臣が話をされましたように、第三次対がん十カ年総合戦略の中...全文を見る
○中山国務大臣 全国どこでも最適ながん医療、治療が受けられるようにするためには、今厚労大臣も話しましたように、がん専門医の育成を進めることが極めて重要な課題であるということは認識しておるわけでございます。  このがん医療水準の均てん化につきましては、第三次対がん十カ年総合戦略に...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘がありましたように、昭和六十二年、学校施設等におきますアスベスト使用が社会問題になった当時、対応方策等について早急に検討するため、当時の知見に基づき、毒性が特に強いとされた三種類の吹きつけアスベストについて公立学校施設における吹きつけアスベストの使用実態調...全文を見る
○中山国務大臣 今回の調査におきましては、教育委員会を通じてやっているものですから、各学校、どことどこ、そういうような学校名までは私どもまだ把握していないわけでございますから、それを公表するということについては今時点でできないということを御理解いただきたいと思います。
10月04日第163回国会 参議院 予算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(中山成彬君) それじゃ、お答えいたします。  教育は人なりと言われますけれども、やはり学校現場を回りましても、この学校教育の成否、うまくいくかいかないか、これはもう、先生方の資質、能力にこれはもうよるところが大であるということを本当に再認識するわけでございます。そう...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) 現職教員を含む現に教員免許状を有する者につきまして、これは免許状を授与したときには終身有効としていたわけでございまして、この免許状につきまして、教員免許更新制を採用して、更新の要件を満たさなければこの免許状が失効するという不利益を課すことが果たして制度上...全文を見る
○国務大臣(中山成彬君) アメリカでハリケーンの被害が報道されるころ、我が地元宮崎の方にも台風十四号が来襲しまして、実は大変なつめ跡を残したわけでございます。私もすぐ、もう選挙運動どころじゃなくてお見舞いに回ったんですけれども、本当にもう大変な状況でございました。  もう床上浸...全文を見る
10月12日第163回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
議事録を見る
○中山国務大臣 おはようございます。中山成彬でございます。  皆様、御当選おめでとうございます。  第百六十三回国会におきまして各般の課題を御審議いただくに当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  このたびの第三次小泉内閣の発足において、引き続き文部科学大臣を拝命いたしました...全文を見る
10月19日第163回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
議事録を見る
○中山国務大臣 おはようございます。お答えいたします。  この義務教育費国庫負担制度につきましては、昨年来いろいろな議論があるわけでございますが、昨年末の政府・与党合意におきまして、平成十七年秋まで、ことしの秋までに中教審において結論を得るというふうにされているわけでございまし...全文を見る
○中山国務大臣 十月の五日から八日までユネスコの総会に出席してまいりました。私自身としては、平成三年に文部政務次官のときに実は政府代表として出席したことがございますので、それこそ十四年ぶり、二度目の出場でございましたけれども、ユネスコ、その後も本当に今、松浦事務総長の指揮下で大き...全文を見る
○中山国務大臣 お答えいたします。  高齢化による疾病構造の変化とか、あるいは患者のニーズの多様化等を背景といたしまして、医師とか歯科医師の養成につきましては、専門的な知識のみならず、豊かな人間性あるいはコミュニケーション能力とかあるいは課題発見、解決能力といったものを身につけ...全文を見る
○中山国務大臣 我が国の高等教育は、国公私立大学がそれぞれの設置形態のもとで、それぞれの特性を生かしながら研究教育水準の維持向上を図る中で、多様な発展を遂げてきたものでございます。  その中で、国立大学は、我が国の学術研究の中核を担うとともに、全国的な高等教育の機会均等の確保と...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育につきましては、国は、憲法の要請によりまして、すべての国民に対して無償で一定水準以上の教育を提供する責任を負っているということになっているわけでございます。  今お話がありましたように、この義務教育費国庫負担制度を廃止して地方に移譲した場合には、まずその...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育費国庫負担制度のあり方につきましては、昨年末の政府・与党合意におきまして、平成十七年秋までに中央教育審議会において結論を得るということとされたことを受けまして、中央教育審議会でずっと議論してまいりました。昨日、部会として答申案が取りまとめられたところでござ...全文を見る
○中山国務大臣 井脇委員、その生涯を教育にささげてこられた委員の発言だけに、大変重みがあるというふうに感じておるところでございますし、社会体験の重要性とか心の問題、まさに御指摘のとおりでございまして、社会体験等を積むことによって、今問題になっておりますニートとかあるいはフリーター...全文を見る
○中山国務大臣 学校現場まで出向いていただいて、アスベスト対策を考えていただいていることを本当に感謝申し上げたいと思います。  何といいましても、学校は子供たちが一日の活動のうちほとんどを費やすわけでございますから、非常に大事な、大切な場所だ、こう思っていまして、保護者としても...全文を見る
○中山国務大臣 本当におっしゃるとおり、一生懸命やったところが損するようなことでは困るわけでございます。  ただ、平成十七年度予算、もう既に補助金の早期執行の観点から交付は終わっている状況でございますので、ことしどうかするというのは現時点では困難でございますけれども、先ほど申し...全文を見る
○中山国務大臣 十二日の委員会で私から発言を求めまして、今国会において各般の御審議をいただくに当たりまして、文部科学大臣としての考え方を申し上げたところでございます。特別会とか臨時会におきます文部科学大臣の発言につきましては、従来からあいさつとして申し上げてきたということでござい...全文を見る
○中山国務大臣 もちろん最終的には国会で御審議いただくわけでございますけれども、政府・与党としては、とりあえずまずその案をつくるという段階だ、このように考えておるわけでございます。最終的には国会で御審議いただくというのは当然のことだと思っております。
○中山国務大臣 国会の議論は国会の議論としてやっていただくわけでございまして、まずその案をつくる前に、密室という言葉は、広場であれば密室でないのかどうかわかりませんけれども、部屋の中で議論しているわけでございます。あいさつの中にも申し上げましたが、国民的な議論も踏まえてということ...全文を見る
○中山国務大臣 今、文部省を挙げて教育改革に取り組んでいるわけでございますけれども、その中で、学校現場、あるいは教育を通じたといいますか、その影響もあって、社会でもいろいろな事件や事故、さまざまなものがあるわけでございます。  この教育基本法というのは、昭和二十二年に制定されて...全文を見る
○中山国務大臣 ただいま申し上げましたように、我が国の教育をめぐりましてさまざまな問題、例えば学力低下の問題だとかいじめの問題だとか、いろいろ出てきているわけでございまして、そういったことにつきましては、迅速かつ的確にいろいろな具体的な施策を講じていくことが必要である、こういうふ...全文を見る
○中山国務大臣 教育基本法につきましては、私も何度も読み返しておりますが、大変立派な法律だと私は思っております。ただ、どこの国でも通用する教育基本法だと思っているんですね。その中で、やはり日本的なものというのがちょっと欠けているのかな、こういう感じがするわけでございます。  ち...全文を見る
○中山国務大臣 やはり、教育基本法でございますから、広く国民のさまざまな意見を取り入れなきゃいかぬ、こういうことで、今言われましたように、タウンミーティングだとかさまざまな機会、また文部省のホームページ等を通じてさまざまな意見を今集めているところでございます。  もちろん、その...全文を見る
○中山国務大臣 国会でお決めいただきたいと思います。
○中山国務大臣 いや、気遣いはしていません。国会に気遣いをしています。
○中山国務大臣 お答えいたします。  旧核燃サイクル開発機構及び旧日本原子力研究所におきまして放射線業務手当等の不適切な支給が行われたということはまことに遺憾である、このように考えております。  文部科学省といたしましては、この十月一日に両法人が統合して設立されました独立行政...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘ありましたように、この放射線業務手当を支給している法人、この二つの法人以外にも、例えば理研とか放射線医学総合研究所、大学等が存在するわけでございまして、このような法人につきましては不適切な事案、事実があるということは承知しておりませんが、今回の調査の内容と...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育費国庫負担金につきましては、昨年末の政府・与党合意におきまして、あくまでも暫定的に八千五百億円の減額を計上いたしました。その取り扱いにつきましては、「平成十七年秋までに中央教育審議会において結論を得る。」というふうにされたものと認識しているわけでございまし...全文を見る
○中山国務大臣 先ほども言いましたように、本年秋までに中教審において結論を得るというふうなことになっているわけで、この合意に基づきまして中教審で精力的に御議論いただいてきたわけでございます。特に、昨日の会議におきまして、義務教育費国庫負担制度については、現行の負担率二分の一は今後...全文を見る
○中山国務大臣 概算要求の段階では、文部科学省そして総務省として、それぞれの要求の枠組みの中で要求したものでございまして、先ほど答弁もありましたけれども、今後とも、政府・与党合意に基づきまして、予算編成の過程におきましてしっかりと取り組んで対応してまいりたい、このように考えており...全文を見る
○中山国務大臣 私が留任するのかどうか、全くそれはわかりませんが、義務教育費国庫負担制度の根幹を堅持する、そして国の責任を引き続き果たしていくということにつきましては、大臣がかわろうが、これはもうこの根幹だけはしっかり守っていかなければいかぬな、こう思っておりますので、後を継ぐ方...全文を見る
○中山国務大臣 これは、税源移譲されますと、豊かな県とそうでない県で税収に大きな差が出てくるということが一つあるわけです。それを調整するものとして交付税があるわけですけれども、これまでも一般財源化されました、今牧委員が言われました図書購入費もそうでございます。これも地方によって物...全文を見る
○中山国務大臣 これを全額移譲されても、標準法だとかいろいろな法律で、これだけは確保しろ、これだけはちゃんと教育に使えというふうなことで法律で縛ることが本当に地方分権なんだろうかと。私たちはまさに中央集権そのものじゃないかと思うんですね。ですから、今私どもが考えていますのは、教育...全文を見る
○中山国務大臣 選挙期間中、二十数人の候補者の応援に行きました。その中に塩谷候補がいたことも事実でございます。  行きまして、何カ所か、二、三カ所集まりで話をしたことは記憶しておりますが、その中に学校関係の方がいらっしゃったんだろうなと思うぐらいの認識でございまして、確かに行っ...全文を見る
○中山国務大臣 三カ所ぐらい回りましたけれども、いずれも塩谷後援会の方々が集まっているなということで私は話をさせていただきました。
○中山国務大臣 この耐震化も進めていかなければならないと思いますし、また、私の地元、台風十四号で大変な水害、被害が出たんですけれども、避難場所の小学校がもう完全に水没しちゃったということで、そっちの災害に強い学校づくりというのもやはり考えなければいかぬな、こう思っておるわけでござ...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘のありましたように、このスポーツ振興くじの売り上げ、年度単位で申し上げますと、平成十三年度約六百四十三億円でありましたけれども、平成十六年度は約百五十七億円、十七年度はまたさらに下がっているというような話でございました。  この売り上げ減少の原因につきま...全文を見る
○中山国務大臣 このサッカーくじにつきましては、大変な困難の中できたわけで、また最初は大変な鳴り物入りみたいな形で始まったんですけれども、私自身としては、大丈夫かな、最初からそう懸念していた面もありましたが、現実に今のような状況になってきているわけでございまして、固定費といいます...全文を見る
○中山国務大臣 官から民へ、教育関係で言えば国立から私立へ、こういうことだと思いますけれども、公立学校、私立学校、それぞれ建学といいますか、設立の目的とか精神はそれぞれですから、私は、官と民と協力し合いながらこれまでも我が国の教育水準の向上に貢献してまいりましたから、今後もそうい...全文を見る
○中山国務大臣 小さな政府と教育がどういうふうに関係するのかわかりませんが、教育については、先ほど言いましたように、私立、私学もかなりのシェアを持っています。特に、大学等におきましては七五%が私学で勉強しているわけですから、必ずしも、その小さな政府というのが教育の世界においても当...全文を見る
○中山国務大臣 やはり外交とか防衛というのは、これは国が当然果たすべき役割だと私は思いますよ。
○中山国務大臣 教育も国が責任を持って果たすべき役割の一つであると考えております。
○中山国務大臣 お答えいたします。  少子化により児童数が減少する中で、公立学校については近年その学校数が減少しているのに対しまして、私立小学校につきましてはその数が増加しております。  数字を申し上げますと、公立は、平成十三年度二万三千七百十九校が十七年度には二万二千八百五...全文を見る
○中山国務大臣 過去五年間、一般会計で、平成十三年度……(山口(壯)委員「過去四年間、十四年度からで結構です」と呼ぶ)十四年度からですか。十四年度が六兆五千七百九十八億、それに対しまして、平成十七年度が五兆七千三百三十三億となっております。
○中山国務大臣 総理は、さきの所信表明演説におきましても、「子供は社会の宝、国の宝です。学校や家庭、地域など社会全体で、新しい時代を切り開く心豊かでたくましい人材を守り育てていかなければなりません。」ということで、教育の重要性について触れられているところでございます。  今御指...全文を見る
○中山国務大臣 必要な経費はしっかりと確保しておるということを先ほど申し上げましたが、例えていいますと、児童生徒一人当たりの経費を見ますと、平成十年度が九十三万七千四百三十円、それに対しまして平成十四年度は九十九万四千三百二十五円ということで、一人当たりでいいますとずっとふえてき...全文を見る
○中山国務大臣 一番低いかどうか知りませんが、低いということは知っております。  ただそれも、なぜかといえば、GDPの中身もございますし、ほかの国に比べて、日本の場合は子供たちの数が少ない、そういったことも影響しているのじゃないかと思っています。
○中山国務大臣 文部科学大臣としては少しでも多く教育予算が欲しいというのは、もうこれは本当の気持ちでございますが、先ほど言いましたように、GDPに対する公財政支出の割合、あるいは教育制度の相違、人口に占める子供の割合とか、国によってさまざま条件が違いますので、単純な比較は困難であ...全文を見る
○中山国務大臣 御指摘のように、これまで旧日本育英会、日本学生支援機構が実施しておりました高校生等に対する奨学金事業につきましては、平成十七年度に高等学校等に入学する生徒から、順次、都道府県へ移管しているところでございます。この移管に伴います奨学金の貸付原資につきましては、平成十...全文を見る
○中山国務大臣 今申し上げました九十一億円あるいは百九十億円ということで、使途が指定されているということですね。
○中山国務大臣 まさにそのとおりでございまして、九十一億円とか百九十億円というのは文部省が出しているんです。ですから、この義務教育費国庫負担制度に関して言えば、二分の一じゃなくて全額出しましょうということでございますから、いいお知恵を出していただいたなと思いますけれども、そういっ...全文を見る
○中山国務大臣 四十人学級ということでその実現に向けてやってきたわけでございますが、現実問題として、今の子供たちには大変手がかかるというふうな現場の意見等がございましたので、できるだけ少人数の学級がいいのじゃないか、こういう考えは持っておりました。  現実に、学校現場をずっと見...全文を見る
○中山国務大臣 中国の有人宇宙計画の成功等を見ますと、本当に何とも言えない思いになるわけでございます。  平成十六年の九月に総合科学技術会議において取りまとめられました基本戦略におきまして、「我が国としては、当面独自の有人宇宙計画は持たないが、長期的には独自の有人宇宙活動への着...全文を見る
○中山国務大臣 大学の現場で活躍してこられた横山委員のお話でございます。  大学の質を高めて国民の負託にこたえられる、そういう大学にしなければいかぬわけでございまして、そういう意味で、今言われました事前、事後のチェックをしっかりとやることによりましてそれが実現されるのではないか...全文を見る
○中山国務大臣 義務教育費国庫負担につきましては、昨年末の政府・与党合意におきまして、八千五百億円の減額を計上し、その取り扱いにつきましては、ことしの秋までに中教審の審議を経て結論を得るということにされたものと認識しているわけでございまして、今言われましたけれども、昨日の会議にお...全文を見る
○中山国務大臣 三位一体の改革を進めるに当たりましては、昨年と同様、経済財政諮問会議、四大臣会合、国と地方の協議の場などにおきまして、関係大臣も加わって議論を行い、その結果を踏まえて、最終的には政府・与党で結論を出すことになるもの、このように考えております。
○中山国務大臣 総理からは、地方の声に真摯に耳を傾けろ、こういうふうに言われておりますので真摯に耳を傾けてまいりましたけれども、今のところ私のところに聞こえてくる地方の声というのは必ずしも地方六団体の主張とは一致しないわけでございまして、例えば、地方自治法に基づきます地方議会から...全文を見る
○中山国務大臣 きょうも、さまざまな御意見をいただいているところでございます。  総理の方からは、地方の案を真摯に受けとめろ、こういうふうな御指示もいただいているわけでございます。しかし一方、地方の方からは、知事会はああいう意見でございますけれども、市町村あるいは議会は必ずしも...全文を見る
○中山国務大臣 今御指摘がありましたが、全国的な学力調査につきまして、平成十九年度から調査を実施するための必要な経費約四十三億円を平成十八年度概算要求に盛り込んだところでございます。  この調査は、全国的な教育の機会均等や水準確保など、義務教育の根幹を担保する観点から、国際的な...全文を見る
○中山国務大臣 要するに、言われましたように、八%の抽出ということでこれまで教育課程実施状況調査を行ってまいりましたが、学習指導要領の目標に照らした教育内容の全国的な定着状況を把握し、学習指導要領の改善のためのデータを得るというのが教育課程実施状況調査でございまして、今回の学力調...全文を見る
○中山国務大臣 今現在でも、三十九都道府県ですか、全体的な学力調査が行われているわけでございまして、これを全国に広げよう、こういうことでございます。子供たちの学習意欲の向上に向けた動機づけを与える観点等も考慮しながら、学校間の序列化とかあるいは過度な競争につながらない、これも大切...全文を見る
○中山国務大臣 全国的な統一学力テストにつきましては、今話しましたように、三十九都道府県等において既にこれは実施されております、これを全国的に広めたいということでございます。三十九都道府県におきましても、それぞれ調査の結果をもとにしていろいろな工夫、改善がなされているわけでござい...全文を見る
○中山国務大臣 先ほど申し上げましたが、今回の全国的な学力調査というのは、児童生徒の学習到達度、理解度を全国的に把握、検証するとともに、この結果を各学校が活用して、そして教育指導や児童生徒の学習の改善充実に充てる、こういうことを目的としているものでございまして、子どもの権利委員会...全文を見る
○中山国務大臣 昨年、長崎県佐世保市の小学校におきまして、六年生の女子児童が同級生に殺害されるという事件が起こりましたが、まことに痛ましい事件でございました。事件の重大さは十分重く受けとめておるところでございます。  今、教室で単に講義形式の授業だけでは心の大切さというのはわか...全文を見る
○中山国務大臣 苦しいとき笑って過ごすのは楽しいという文面でしたか……(保坂(展)委員「すばらしい」と呼ぶ)すばらしい。どういう心境でその文章を書いたのか、それがなぜ翌日自殺することになったのか、ちょっとうかがい知ることはできません。子供たち一人一人の心の中というもの、どうなって...全文を見る
○中山国務大臣 子供の自殺、事件もあるわけでございますけれども、大人の世界も毎年三万人以上の方が自殺するということでございます。大人自身が命の大切さということがわかっていないんじゃないか、こういうこともあるんですね。やはり子供というのは、そのときそのときの社会の産物といいますか、...全文を見る
○中山国務大臣 大人でもそうですから、子供にとってはいろいろな挫折があるんだろうと思うんですね。そういった挫折の中で、それでもなおかつ生き延びていくんだ、そういう心の強さというものをもっと小さいころから育てなきゃいかぬのかな、あるいはまた、そういったことを子供が訴えたときに、助け...全文を見る
○中山国務大臣 このチャイルドラインにつきましては、子供の心に寄り添い、悩みとかあるいは不安な気持ちを受けとめるというようなことで、心の居場所となる大変重要な意義を持つものである、このように考えておりまして、文部科学省といたしましても、子供たちの悩みにこたえる相談体制の整備が促進...全文を見る