大塚耕平

おおつかこうへい

選挙区(愛知県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

大塚耕平の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は、両大臣、後ほど日銀総裁もおいでいただけるそうですが、お忙しい中ありがとうございます。  今、清水先生からいろいろ積極的な御提言があって、何か野党の質問を聞いているようで、私はどっちかというと決して減税反対じゃなくて、税を集め...全文を見る
○大塚耕平君 そのとおりだと思いますので、今のように小泉さんがあの場で御答弁いただければなるほどなと思うんですが、内容はよく理解できますので、今後あのような御答弁は適当ではないということを是非御諫言いただきたいということをもう一回お願いして、この話は終わらせていただきます。  ...全文を見る
○大塚耕平君 私はてっきり大臣の御指示で出していただいたのかと思って喜んでいたんですけれども、中身、非常にいいことが書いてあるんですよ。  システム関係の予算を無駄にしないように、例えばライフサイクルコストベースの価格評価をしろとか、総合評価落札方式をしろとか、非常に当を得たこ...全文を見る
○大塚耕平君 私もそのように聞いています、内閣IT担当室ですか。  今日は河野先生にも来ていただいていまして、私も日銀時代から「ごまめの歯ぎしり」の愛読者で、大変光栄でございますけれども、河野先生のところでやっておられるというふうに伺っておりますけれども、この内閣IT担当室にど...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、IT担当の参事官はたしか五名いらっしゃるというふうに伺いましたけれども、この五名の方が予算、その全体を統括して見ておられる予算は、例えば今回の当初予算の中でいうと大体お幾らぐらいになるんですか。これ、数字の御質問してなかったので正確じゃなくていいです、大...全文を見る
○大塚耕平君 四千億とかという規模ですとそこそこの規模で、きちっと節約できれば、また補正予算の財源や、今回特例公債法で工夫しておられたりいろいろ国税関連法案で工夫しておられる財源の捻出をしなくても、そういうところを節約すれば何がしかの金額は出てくるんじゃないかと思うんですが。 ...全文を見る
○大塚耕平君 もしそのヒアリングの熱の入れ方について私の方の誤解があればおわび申し上げますけれども。  先ほど御紹介したこの連絡会議の紙には、低入札価格調査制度の活用とか総合評価落札方式による何とかかんとかいろいろ書いてあるんですけれども、早い話は、入札もやりますと。塩川大臣も...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、入札をすると、多分計上した予算よりも低く出てくるものもありますし、予算より高いものは多分プロジェクトできませんから、余るか、ちょうどちゃらになるかという、こういう世界ですけれども、余った予算はどういうふうに処理することになっているんですか。
○大塚耕平君 今日は河野先生は政務官のお立場ですね。河野政務官に是非お願いをしたいんですが、この一次、十四年度のこの当初予算も、システム関係の予算、最終的にどのぐらい余ったかということについて来年是非チェックをしていただいて、我々と議論をさせていただきたいなということをお願いする...全文を見る
○大塚耕平君 前向きな御発言いただいてありがとうございます。  どこの省庁とは言いませんけれども、瑕疵担保契約を全く結んでいなくて、今まで使っていたシステムのバージョンが供給禁止になったら、いや、それは困るからといって、多額のお金を積んで特別サポートをしてもらっていたり、そんな...全文を見る
○大塚耕平君 もう一回言いましょうか。
○大塚耕平君 国債が発行しづらくなっている、ないしはそういう環境下の中で国債を増発していることが、他の民間債券の割金債とか社債ですね、マーケットに影響を与えているという認識でよろしいでしょうかという質問であります。
○大塚耕平君 そこは認識の差ですので、かなり影響を与えていると思いますので、国債だけが発行できればいいという目で財務省は是非マーケットをごらんにならないでいただきたい。その結果として社債とかが発行できなくなれば、企業金融の方に影響を与えて柳澤大臣の方に問題が波及していくわけですか...全文を見る
○大塚耕平君 今日は岩田統括官が来てくださるんで僕は楽しみにしていたんですけれども、是非エコノミストというか学者として論陣を張っていただきたいんですが、もう一回聞きますけれども、数値目標よりも会計操作の方が財政規律を堅持するということになる理屈はどういうことでしょうか。
○大塚耕平君 世代会計的な視点も必要だというのは、これはおっしゃるとおりですので、そこについて疑問を挟むつもりはありませんが、会計操作の問題は、今、正しく今日も議題になっている関連法案の中身そのものですよね。これを会計操作と言うかどうかが正しく議論になっているわけですから、例えば...全文を見る
○大塚耕平君 決して大臣がおっしゃっているということじゃなく、小泉さんがそうおっしゃっているということで新聞で私も読んだだけですけれども、直接会ってお茶飲んだわけじゃありませんので。  今、大臣がおっしゃってくださったのは、私なりにかいつまんで整理すると、政治決断だということを...全文を見る
○大塚耕平君 そういうことですと、借換債の計画の中に入ること自体はいいんですけれども、買入れ消却するということで消却財源を複数の長期借換債で調達するという御答弁もあったわけですが、これは、消却のために先に借換債を発行すると、計画以上にマーケットから資金吸収することになりますので、...全文を見る
○大塚耕平君 それは理解しました。  それから、既発債の長期化を図って、毎年の多額の、毎年というか二〇〇八年問題をクリアするために平準化するということも何度も言っておられるわけですけれども、これ、期間構成をどんどんどんどん平準化していっても、その上にまた新年度のものとか積み上が...全文を見る
○大塚耕平君 そうやって期間構成、マジョリティーを分散するというのは分かるんですけれども、それでもトータルの毎年の発行額が、御承知のように、新発が今年初めて百兆円超えましたけれども、これがどんどんどんどん増えていったら、幾ら山をならしても同じことですから。  これは副大臣か塩川...全文を見る
○大塚耕平君 そこは認識の差だと思いますけれども、先ほど三十兆円枠のところで、これは十四年度に三十兆円枠を守るということが心理的なクラッシュを招かないために非常に重要なポイントだというふうにおっしゃったわけですけれども、それと同様の理屈は、この平準化した後の毎年の国債の発行額がど...全文を見る
○大塚耕平君 それは冒頭の質問とも関係してくるんですけれども、国債の発行環境が厳しくなっているかどうかということともかかわるんですが、要は、発行環境が厳しくなって国債のリスクが高まっていると言われていますけれども、それを、購入金額を一万円単位まで下ろして個人も買えるようにするとい...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと話題を変えて、また後で個人向け国債の話に戻りますけれども、国債の引受シ団ございますね。これは先進国では日本だけですけれども、その引受シ団廃止の方向で御検討いただいているという報道もありますが、これについて、今まで入札比率六〇%だったものを四月債から六二%にす...全文を見る
○大塚耕平君 理財局長の御答弁としてはそういうことになると思うんですが、金融機関の方は、もうはっきりと時価会計の導入も展望される中で、価格変動リスク負えなくなったからシ団の入札比率減らしてくれと、はっきりこう言っているわけですよ。価格変動リスクを負えなくなったから比率を落としてく...全文を見る
○大塚耕平君 是非そこはよろしくお願いします。  それで、ちょっと話題を変えさせていただきますが、塩川大臣にお伺いをしたいんですが、国債発行なり何なりで、公的部門、政府が財源を確保されて政府部門の、公的部門の資金のシェアが高まるとクラウディングアウトが起きるというふうに言われて...全文を見る
○大塚耕平君 今、非常に重要な御答弁をされたんですけれども、クラウディングアウトが起きると長期金利が上昇するということをおっしゃったわけですね。  これは、学者である岩田先生にお伺いしたいんですけれども、名目金利がゼロ近傍で抑えられている中でクラウディングアウトが起きているとす...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと質問の趣旨が違いますので、もう一回申し上げます。  クラウディングアウトが起きると尾辻副大臣は長期金利が上がるとおっしゃった。これは実質ベースです。実質的な長期金利が上がるということです。そういう中で、今日は日銀総裁にもおいでいただいていますが、名目金利を...全文を見る
○大塚耕平君 なかなか議論がかみ合わないので、私の方から私なりの結論を先に申し上げますと、もし今、塩川大臣が運営しておられる予算で日本国政府が活動している公的部門が民間経済を圧迫しているとすると、名目金利が低い中で実質金利が上がるためにはデフレが起きないと駄目なんですよ、論理的に...全文を見る
○大塚耕平君 これは私見ですから、聞いていただければそれで結構ですけれども、金融緩和の局面ではサプライズが必要だということで、そのとおりだと思います。しかし、もし、先ほど来申し上げているロジックに若干でも現下の経済状況に当てはまる部分があるとすると、金利を上げていくためには、あえ...全文を見る
○大塚耕平君 御当局の方針としてはそういうことだと思うんですが、実は邦銀の米国ブランチの方に直接お話をお伺いしましたところ、日本の本部やあるいは金融庁の御指導に基づいた本部の指示では、例えば引当率一〇%ぐらいで良かったものが、OCCとかFRBが入ってきたら、いやそれはいかぬといっ...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大塚耕平君 私は、民主党・新緑風会を代表して、本委員会に付託された平成十四年度における公債の発行の特例等に関する法律案、租税特別措置法等の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  まず、公債発行特例法について、反対する理由を二点申し述べます。  第一に、平成...全文を見る
04月16日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日は、前田社長、山本会長はお忙しいところをおいでいただきましてありがとうございます。大変今世間の関心になっておりますみずほグループさんのシステム危機を中心にお伺いさせていただきますが、最後の方で時間がありましたら竹中大臣に...全文を見る
○大塚耕平君 簡単に。
○大塚耕平君 本当に限られた時間でやっていますので。
○大塚耕平君 丁寧に御答弁いただいて、時間がなくなる戦術は何か塩川大臣のようで、大変でございますが、是非、もう本当に限られた時間で、聞いていただいている皆さんにも、また、これマスコミにも報道されますので、マスコミでごらんになる国民の皆さんにも付加価値のある議論をしたいと思っており...全文を見る
○大塚耕平君 お忙しい社長のことですから御存じないのはしようがないと思いますが、事ほどさようにシステムの話というのは、トップの皆さんが分かっている分かっていると言っても、そういう一番基本的な数字ですらなかなかフォローし難い、そういう難解なものだということです。  これは、三倍に...全文を見る
○大塚耕平君 この絵をごらんいただいて委員の皆さんもイメージをしていただきたいんですけれども、結局、みずほグループさんの中でいろいろ加工したデータが間違っていた、そこから外に、全銀システムや日銀ネットに送られたデータが正しく処理されたのは事実で、全銀システムは時間延長しただけで、...全文を見る
○大塚耕平君 それはどうだったかというのは調べてみないと分かりませんので断定はいたしませんが、先ほど峰崎委員が、日銀の山一への特融が毀損するかもしれないという、日銀のバランスシートの話をしました。それから、今私は日銀の決済システムの話をしました。中央銀行のバランスシートが傷付いた...全文を見る
○大塚耕平君 いや、ちょっと質問の趣旨が違いまして、フォールバックをしなければならない状況になったとき、今回のこのシステム移行計画ではどうするおつもりだったのかということを聞いているわけです。
○大塚耕平君 フォールバックのときの代替手段がない、その場合は旧銀行のシステムのままでいくという計画だったということを柳澤大臣は御存じでしたか。
○大塚耕平君 冒頭のMIPSという、これはミリオン・インストラクションズ・パー・セカンド、一秒間に何百万回の処理をするかという単位なんですけれども、その話と同様に、フォールバックをどうするかとか、それはまあちょっと大臣がカバーする話じゃないなと思われるかもしれませんが、これは、み...全文を見る
○大塚耕平君 日銀の事務方の理事さんで結構ですけれども、日銀はその総合テストに参加されましたか。
○大塚耕平君 これは私の一ページ目の絵で言いますと、今、日銀の理事が御回答いただいたのは、この太線の部分についてはテストしたよということなんですね、太線の部分については。しかし、この日本の決済インフラ全体について、全銀システムも日銀ネットも、それから今回いろいろ振り込みのトラブル...全文を見る
○大塚耕平君 金融庁がそういう御指摘をされたから直ちに統合時期を延期しなきゃいけないということではないと思いますので、そういう御回答で結構だと思いますが、一方、五ページをごらんいただくと、やはり先週十二日の衆議院での大臣の御発言として、行政の責任について過失が大きいと思わない、み...全文を見る
○大塚耕平君 塩川大臣がそうおっしゃるなら、そう解釈する努力はしますけれども、少なくともみずほの現場の人たちは、そうは聞いていないですよ。  これは柳澤さんにも関係してきますが、やっぱり日本国は早く金融システムを再編しなきゃいけないということで、急いで統合を現場の人たちにもしろ...全文を見る
○大塚耕平君 時間も大分迫ってまいりましたので、参考にお配りしたお手元資料の一枚紙の方をちょっとごらんいただきたいんですが。  「金融機関のシステム投資の実情」ということで、FISCの金融情報システム白書とバンキングサービスの資料が添付してありますが、これを見ていただくと、例え...全文を見る
04月18日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大塚耕平君 今、入澤先生に大分私も関心があるところを聞いていただいたんですけれども、本人確認法に関してちょっと基本的なところを教えていただきたいんですが、今の入澤先生の質疑でも明らかになりましたが、本人確認の際に偽った人とか、あるいはその本人確認義務に関して是正命令を受けた金融...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、適正に果たしていたかどうかというのは、どういう基準で判断することになるんでしょうか。
○大塚耕平君 先ほど入澤先生も実効性の確保については意欲的に取り組んでほしいとおっしゃられたわけで、私も全くそのとおりだと思うんですが、今の原口参考人の答弁を伺っていると、最後の結論のところだけはかくかくしかじかで実効性を確保するためにしっかり取り組みたいとやっぱり言っておられる...全文を見る
○大塚耕平君 今後、政省令の中で明らかにするということですので、なるべくクリアな基準を設けていただきたいなと思います。  今、副大臣の御答弁にもありましたように、金融機関の業務がいろいろ多岐にわたっていて、なかなか一概に決められないというのもよく理解できるんですが、そうすると、...全文を見る
○大塚耕平君 だから、そういう現状追認型だと、さっき入澤先生がおっしゃったような、実効性を担保した仕組みにならないんじゃないかということを申し上げたいわけです。本当にこのマネロンが重要な今後課題だとお考えなら、当然お考えなんでしょうけれども、金融機関の関係部署が連絡を取り合ってな...全文を見る
○大塚耕平君 そこは是非よろしくお願いしたいと思います。  それでもう一つ、外為法やあるいは今おっしゃいました組織的犯罪処罰法上の義務を果たすためには、金融機関がその義務を果たすためには、一体どういう人たちが、どういう取引先が報告すべき対象なのかということを金融機関があらかじめ...全文を見る
○大塚耕平君 そういうリストが提供されないで、どうやって疑わしい取引を金融機関は特定すればいいんでしょうか。
○大塚耕平君 私が金融機関の立場だったら、本当にそれだと困っちゃうなという気がしますね。疑わしき取引かどうかの立証責任がどっちにあるのかということがはっきりしないので、これは届け出るべきか届け出なくていいのかということが非常にそれもあいまいで、先ほどの実効性の確保の話と同じですけ...全文を見る
○大塚耕平君 私はむしろ提供するべきだという立場なんですよ。  古い話ですから、もう時効ですから言ってもいいと思うんですけれども、バブルが崩壊して、いろんな事件、事故が金融に関して起こり始めたころに、私も日銀で各金融機関から情報をいただいて名寄せをしたりリストを作ったりしていた...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃることもごもっともですので、いずれにしても実効性のある仕組みを関係当局でお作りいただきたいなと思いますが。  この問題に関して最後に一点お伺いしたいんですが、衆議院でのこの問題の質疑で我が党の佐藤観樹委員が質問をした際の原口参考人の御答弁に、届出義務違反に...全文を見る
○大塚耕平君 構成要件を決めるのが難しいからという今のまくら言葉が付いたので多少僕も納得できましたけれども、しかし罪刑法定主義という基本的な原則があるので、そこで定まっていないものは取り締まれない、それから組織的犯罪処罰法上は制裁が定められていないので今回も制裁は決められないとい...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと蛇足になりますけれども、先ほど入澤先生がアングラ経済の話をされましたが、塩川大臣、これ景気対策の意味もあるんですけれども、新円切替えを突然発表して、これを一か月以内にやるということになるとアングラマネーは全部出てきますよ。それで、国内でそれをやりたくない人は...全文を見る
○大塚耕平君 お手元にお配りした資料の一を見ていただきたいんですが、この間もちょっと御説明申し上げましたが、これは是非今後の参考にしていただきたいですし、みずほグループから報告書が上がってくる過程でよく議論をしていただきたいんですが。  小さなシステムでもバグとかプログラムミス...全文を見る
○大塚耕平君 ゴールデンウイーク前後の特異日を越えて適切な時期にということでいいと思いますが、一点、そのフォールバックに関してちょっと私の意見を申し上げておきますと、確かに、前田さんがいざという場合は元のシステムに戻すということをおっしゃっていたのは私も記憶しています。ただし、休...全文を見る
○大塚耕平君 即座に何が正しい認識で何が正しい判断かというのは出ないと思いますので、多分五年後か十年後に歴史が証明することになると思いますので、金融庁さんや金融界がこの九〇年代に行った判断が正しかったかどうかが分かるころには、しかし日本は、塩川大臣がおっしゃるように復活しているか...全文を見る
○大塚耕平君 何を申し上げたいかというと、制度はいろいろ変わっていくわけです、どんな制度でも。これは実態に合わせて変わっていくわけですね。今回のマネロンの話でもそうですね、実態に合わせて法律や制度を変えていこうとしている。新BIS規制も、もう金融界を見る目の実態に合わせて新BIS...全文を見る
○大塚耕平君 お伺いしたいことを先にお答えいただいたので助かりましたけれども。  塩川大臣、もう新BIS規制の内容は御存じいただいていると思いますけれども、二〇〇五年からは国債も地方債も市場での格付が反映されてリスクウエートが掛かる。だから、シングルAになると、例えば今までは、...全文を見る
○大塚耕平君 お考えはよく分かりますし、そういう名誉挽回のために頑張っていただきたいと思うんですが、さっきのオペレーショナルリスクの話と一緒で、これは柳澤大臣よく御理解をいただきたいんですが、皆さんはそう思っていて、我々もそれに同調したとしても、市場の格付がシングルA以下になれば...全文を見る
○大塚耕平君 はい、簡潔に申し上げます。  重大な今発言をされたんですが、アコードというのは、国債発行の環境を整えるために金融政策を利用しないということを一九五〇年代にアメリカは金融当局と財政当局が合意したんです。  竹中さんが言っておられるのは、国債発行環境を維持するために...全文を見る
04月24日第154回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日は戸松先生には大変貴重なお時間を、わざわざおいでいただきまして、ありがとうございました。  興味深いお話を聞かせていただいたんですが、今、野沢先生も触れられましたけれども、今日からちょうど人権擁護法が参議院先議というこ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  私は、必ずしも憲法優位論かあるいは国際法優位論かということを何かここではっきりさせたいということではなく、今の先生のお話にありましたように、ちょうど先生の資料でいうところの司法過程と政治過程のダイナミックな相互作用の中で憲法法理が形成され...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  そうすると、次に、その問題を踏まえた上で立法裁量論の許容範囲というものについてちょっとお伺いしたいんですけれども、例えば既に成立している法律や法解釈やその法律に基づいた様々な事象の行政的判断とか、そういったものに関して立法裁量論的な観点で...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、また最初の質問に少し戻ってしまうのかもしれないんですけれども、国際法とか国際世論とか国際条約で日本の国内法、法体系といいますか国内法理に要求されているものというものは、文言の解釈や時代によってそれも変わり得るし、一概には言えないということを言っておられる...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  ちょっと視点を変えて質問させていただいて、また今の話に時間があれば戻りたいんですけれども、余り法律の原書というのは読んだことがないんですけれども、先生が資料の中でも言っておられる憲法価値の実現というときの価値というのは、英語だとこれはバリ...全文を見る
○大塚耕平君 今、突然お伺いしていますので、恐らくバリューではないかと思うんですけれども、バリューかワースかメリットかによって、今日、先生に御教授賜っています基本的人権、これを憲法法理の中でどうやって実現していくかというときの意味が、僕、大分変わってくると思うんですね。  ワー...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  少しまた視点を変えますけれども、先生も先ほど申し上げ、僕も申し上げましたように、政治過程と司法過程のダイナミズムの中で憲法価値が実現されていくということを言っておられますが、そこで言う政治過程の中には立法以外に行政というものも含んでいると...全文を見る
○大塚耕平君 もう時間がありませんので、最後に一つ聞かせていただきたいと思います。  先生からちょうだいしました資料の講演の書き起こしの方ですが、「法学教室」の四十二ページに、上段から中段に掛けて、日本では精神的自由とか政治的意見表明に関して、やはり、やや憲法法理といいますか憲...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。
05月29日第154回国会 参議院 憲法調査会 第7号
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○大塚耕平君 民主党の大塚と申します。中島先生、百地先生、どうもありがとうございました。  早速なんですけれども、両先生とも公共の福祉という言葉と公益という言葉を両方使っておられましたので、これはほとんど同じ意味で使っておられるという前提で質問をさせていただきたいと思いますけれ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  大学の講義を聞いているようで、分かったような気もするんですが、何となく分からないような気もするんですが。  というのは、例えば中島先生におかれては、基本的人権とか平和主義とかそういうお言葉で御説明くださって、最終的には、しかしなかなか総...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  それでは、中島先生の方にも一つお伺いをしたいんですが、先生は経済産業省の答申を引用されて、明確に多元主義というものを認めておられるわけですけれども、経済産業省のこの答申をちょっと読みますと、「それぞれの多様な価値観をベースとして、多元的に...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  御指摘とおっしゃられましたが、今日は御意見を拝聴しているんで、別にそういうつもりではございませんので。  時間も限られておりますので、先生方の御参考にもなればと思うんですが、まず最初に、先に百地先生に一言、私なりの意見を言わせていただき...全文を見る
06月03日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。各大臣の皆様方におかれましては、お忙しいところ、ありがとうございます。  今日は、行政監視委員会ということで、地方債をめぐる問題と、それからこの春の医療保険制度の改定にかかわる問題と二つ取り上げさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○大塚耕平君 四百五十兆だと思います。
○大塚耕平君 四百五十兆。はい。結構です、結構です。済みません、テストをしたみたいで逆にテストをされちゃいましたけれども。  そこで、今度は地方債についてお伺いしたいんですが、地方債の保有者の構成について総務大臣にお答えいただきたいと思います。
○大塚耕平君 そうすると、発行残高が、私の持っているデータ、今日お手元にもお配りさせていただきましたが、十一年度末が百二十五・五兆円ですが、その発行残高と、今、大臣がお答えくださった保有者の合計との差額というのはどのぐらいになられますでしょうか。
○大塚耕平君 今、大臣と局長からお答えいただいたんですけれども、質問、私、ペーパーベースでお出ししていますので、自治体のカテゴリーごとの発行残高と投資家のカテゴリーごとの保有残高を開陳していただきたいということで今お話しくださったような回答になったわけですが、一つ苦言を申し上げて...全文を見る
○大塚耕平君 今日は、BIS規制の影響が地方債にどのように出てくるかということをこれから議論をさせていただくわけですが、地方債の償還をめぐっては、合併特例法の下でこれから償還財源が保証されるのかどうかということが大変問題になってくるわけです。  その一方で、たまたま今日の週刊朝...全文を見る
○大塚耕平君 さて、言いたいことは申し上げさせていただいたので、次に移らせていただきますが、今、お手元にお配りさせていただいた資料に保有状況、私の方で調べさせていただいて分かるもの、特に金融機関がどのぐらい持っているかということについて資料をお持ちいたしました。  これを見ます...全文を見る
○大塚耕平君 大臣の御答弁としては、総務大臣の御答弁としては確かに、過去の議事録も拝見したら、財源保証をするというふうになっているんですけれども、例えば財務大臣との、御認識という面で申し上げますと、今お手元にお配りさせていただきました資料の一番最後に総務大臣と財務大臣の御答弁を並...全文を見る
○大塚耕平君 ここに多分自治体の首長がおられたら大変悩まれる御答弁を両大臣がされたわけですが、それぞれの大臣の御発言の背景は私もそれなりに理解できますので、ちょっと視点を変えて質問をさせていただきたいんですが、総務大臣、平成十八年度から地方債は協議制に移行するということは私も存じ...全文を見る
○大塚耕平君 協議制の下では、御承知のとおり、総務省が同意をした地方債の起債と同意をしないものがあるわけですが、同意をしなくても地方自治体が起債を強行した場合、これもリスクウエートはゼロ%ですか。
○大塚耕平君 健全に運営しているはずだからというところで大臣御自身もにやっと笑われましたけれども、そこが問題なんですよね、そこが。  一つお約束していただきたいんですが、今日はたまたま傍聴の皆さんもたくさんいらっしゃるので、是非お約束していただきたいのは、今後の運営方針は今後決...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。さすが大臣、そこまできちっと御答弁いただけると、これは政治主導の行政運営になりますので、大変有り難い御答弁だと思います。是非実行していただきたいと思います。  そこで、この地方債に絡んで、地方自治体が信用してもらえているのでいいことだとおっし...全文を見る
○大塚耕平君 この問題は、さっき資料請求させていただいた保有者の話とも関係があるんですよ。  これは、保有者がざっと分かってくると、各自治体のバランスシートをネットアウトしてみたら一体どこの自治体が純債務者かということがだんだん分かってくるわけです。だから、今、日本国は企業も国...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、地方債に絡んではちょっと最後の質問をさせていただきますけれども、今、地方交付税制度を見直すとか、あるいは先週、先々週辺りから国庫補助金制度も見直すという話が出ているんですけれども、これはお金の流れとしてはこの先どういうことが起きるかということを申し上げたい...全文を見る
○大塚耕平君 終わりにしようと思ったんですが、今の御答弁聞いていたらもうちょっと聞きたくなっちゃったんですけれども、塩川大臣も横で渋い顔をしておられるので。  そうはおっしゃいますが、例えば今日大臣にお手元にこの地方財務協会、総務省の方がたくさん天下っている地方財務協会が作って...全文を見る
○大塚耕平君 お考え方は分かります。しかし、今のお話はさっきの協議制の下で同意をしない起債があるかどうかという話ともかかわってきますが、協議制の下での総務省の同意不同意というのは、これはシビアにやるかやらないかという問題なんですよ。だから、もし、大臣おっしゃるように、歳出サイドで...全文を見る
○大塚耕平君 それでは次に、厚生労働省の話に移らせていただきます。お忙しい大臣は結構でございますので。  坂口大臣、どうもありがとうございます。  今日は、厚生労働省さんにはこの四月からの医療保険制度の特に点数の見直しに関して御質問をさせていただきたいんですが、まず第一に、お...全文を見る
○大塚耕平君 なぜ私がこんなことをお伺いするかというと、例えば、これは整形外科の領域ですけれども、採型ギプス、つまり骨折ったときなんかの採型ギプスの、義肢装具を作るということについての点数が、三月対比、四月から一八・二%になったと。これ、どういうことかというと、七七・八%の値下げ...全文を見る
○大塚耕平君 直接私の質問には全然お答えいただいていないような気がするんですが。  大臣にお伺いしたいと思います。  つまり、私が申し上げたいのは、医療財政が大変過大になっていて塩川大臣の懐にも影響しているというのは、これは分かっていますので、見直しは必要です。  ただ、い...全文を見る
○大塚耕平君 局長、短めでお願いします。
○大塚耕平君 私も、医療課の仕事の進め方についてはこれからきっちりフォローアップさせていただきますので一緒に考えさせていただきたいと思いますが、先ほどの整形外科領域で特に引下げが激しいのは、私の知り得る限りでは、今おっしゃった外科系学会社会保険連合、外保連の実際の点数の検討メンバ...全文を見る
06月04日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  塩川大臣、柳澤大臣には、連日お呼び立てして誠に申し訳ございません。  先ほど山下委員が国債の格付の話をしておられたんで、ちょっと触れさせていただきたいんですが、まあ塩川大臣、大層お怒りで、格付機関の格付には根拠がないじゃないかと言っ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、昨年制定された法律に記載されている一定の要件を基本的に踏襲しているということでございますよね。  ということは、財務省の御認識は、社債のような民間企業の債券と国の出す国債について、それを運営する振替機関については同じ程度のクレジビリティーでいいというふ...全文を見る
○大塚耕平君 今、国債の特殊性というお話があったんですが、これは冒頭お話しした格付の話とも関係してくるわけですけれども、民間の格付機関が企業の社債等々を格付するのは、これは民間同士の話ですからいいですけれども、一体、民間の格付機関が国の債券、国債を格付するのにどのぐらいの根拠があ...全文を見る
○大塚耕平君 お役所の御答弁としてはそういうことになろうかと思うんですが、私もたまたま日本銀行というところにおりまして、正しく国債の振決をやっているシステムにも多少かかわっておりましたので、なかなか民間の組織に簡単にできることではないだろうなと。また、国債の決済の安定性を考えると...全文を見る
○大塚耕平君 なかなか禅問答の繰り返しですのでちょっと視点を変えますけれども、旧大蔵省さん、今は財務省さんの傘下になるでしょうか、証券保管振替機構というのがございまして、この保振がこの四月から株式会社化されているわけでありますが、この保振に国債の振決をある程度の近未来において任せ...全文を見る
○大塚耕平君 それは、柳澤大臣のおっしゃるニュアンスもよく分かりますので、現時点で今の原口局長の御答弁以上のものをここで何かお伺いしたいということでもございませんので。  これは衆議院でも五十嵐議員がお尋ねしたかもしれませんが、先々こういう要件を満たす株式会社が出てくるにしろ保...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  私も機械的に天下りは何でも駄目だという一刀両断で語ることは必ずしも適切ではないと思っていますので、正しく適材適所でその後の運営がきちっと行われることが重要だと思っておりますので、その点は同感でございます。  今日は日銀総裁にもおいでいた...全文を見る
○大塚耕平君 今、保振と日銀のことだけお伺いしましたが、今日は参考人で東証の社長さんも大証の社長さんも、今はいらっしゃらないかもしれませんが、おいでになると思いますが、ほかにもいろんな機関がありますので、是非お願いしておきたいことは、仮に、今後ずっと日銀がやるのか、あるいは法律に...全文を見る
○大塚耕平君 そのように率直に言っていただいた方が議論が面白くなると思いますので。  副大臣、そうはおっしゃいますけれども、ここに、原口局長が三月二十日付けで、恐らく私だけじゃなくて各議員に配った法案説明の頭紙があるんですよ。この証券決済システム改革法案については、「社債、国債...全文を見る
○大塚耕平君 先ほど副大臣は、証券市場の整備の法律ですので、その一環としてこの部分についてもというふうにおっしゃったんですが、これは、例えば金利スワップ市場を整備するとか個人向け国債市場を整備するとかそういうことではなくて、政府の資金調達手段として新たなスキームを導入するというこ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  まさかのときに備えるという、非常に率直な御答弁で有り難いと思います。来週以降ちょっと金融関係の雑誌に私もこの件書かさせていただくんですが、タイトルは正しく、まさかのときだから、これは僕は国債の有事法制だと思っているんですよ。国債の有事法制...全文を見る
○大塚耕平君 衆議院の五月十七日の財務金融委員会での御答弁でも副大臣は同じことをおっしゃっておられるので首尾一貫しておられると思うんですが、法案が通ってから準備する方がコストが掛からないというふうにおっしゃったんですね。いや、これは議事録にあるんですよ。あるんですよ。
○大塚耕平君 ああそうですか。ああそうですか。分かりました。  法案が通ってから準備する方がコストが掛からないというのはどういうことかなと思って実はお伺いしたかったんですが、訂正なら訂正でも結構ですが、ちょっと所感をお伺いしたいんですが。
○大塚耕平君 それでは、ちょっと違う切り口から質問をさせていただきたいんですが、これは国債の有事法制ですから、正しく国債をどういうふうにハンドリングしていくかということの一環としていろんなスキームを事務方の皆さんも苦労して作っておられるわけですね。しからば、これは財務省と内閣府に...全文を見る
○大塚耕平君 内閣府。
○大塚耕平君 直接関係がないというふうにおっしゃいましたけれども、後で竹中さんおいでになったらお伺いしますけれども、財政政策と金融政策のアコードが必要だという、ホンダの人が喜びそうなことをあっちこっちで言っておられるんですが、こういう発言というのは国債管理政策と極めて重要な接点が...全文を見る
○大塚耕平君 これは、この委員会かほかの委員会かちょっと忘れましたけれども、日本の今の政策当局の構造問題は、政策の目的と手段がかなりミスマッチを起こしていたり、あるいは目的が明確じゃなくなっちゃっているところに非常に深いところでの構造問題があると思っていて、これは別に財政政策や金...全文を見る
○大塚耕平君 変動・固定のスワップで長期の払い、短期の受取がベースだということは何度もお伺いしていますが、そういう取引が可能なのは、今日は日銀も来ていただいていますけれども、日銀が量的緩和を行って、TBの金利がLIBORよりも低いという、そういう環境があると、TBがんがん発行して...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、またちょっと二つお伺いしますけれども、結局、業界用語で大変恐縮なんですけれども、変動・固定のスワップでしかも金利だけだという、プレーンバニラという取引のことばかり言っておられるんですけれども、もう詳しくは申し上げませんが、固定・固定の交換もあれば変動・変動の交...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。それは今重要な御答弁で、金利だけですね。金利の交換しかこの法律の下ではやらないということでよろしいですね。もう一回そこ、そうですという御答弁をしてください。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  じゃ次に、先ほど国債の発行計画の中に盛り込むとおっしゃいましたけれども、ただ、それは環境が変わったらできなくなるかもしれないというような御趣旨の御発言がありましたが、国債発行計画の中に盛り込む数字は、これはシーリングですか、それとも、盛り...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、今、局長は、これはシーリングであってオブリゲーションではないということなんですが、発行計画に例えば政府が五千億の金利スワップをやるかもしれないと年度初にどんと出ると、マーケットは、ああそうか、政府にそういう需要があるんだなと思うと、その需要が出てくること...全文を見る
○大塚耕平君 年間の実施限度額、これから検討されるんでしょうけれども、現時点で想定しておられるのは、後でこれは言質を取ったという対応はしませんので、現時点ではどのくらいだと想定しておられるんですか。
○大塚耕平君 ちょっと最初に戻りますが、今直ちに整備しなきゃいけないというものではないなら、どうして今整備するんですか。
○大塚耕平君 今の御答弁は理解できます。  だとすると、この間、局長のラインの方と一緒にモルガン証券、一緒に見学させていただいたんですけれども、大臣、外資系の証券会社のディーリングルームとか見たことございます、ないですよね。
○大塚耕平君 これは、私も昔、九〇年代半ばぐらいまでのディーリングルームは知っていますけれども、改めて見せていただいたら、これはもうすごいですよ、インフラというのは。その後、理財局の一応ディーリングルームらしきものも見せていただいたんですけれども、これは今日は国債の有事法制という...全文を見る
○大塚耕平君 今、日本銀行にお願いするという話が出てきましたが、日銀にお伺いしたいんですが、今るる寺澤局長等が御説明いただいた内容や、これまで法律案をここまで持ってくる過程で事務局レベルで御協議しておられる内容を基に、日本銀行が一体どういうことができるのかについてちょっと御見解を...全文を見る
○大塚耕平君 今、総裁の御答弁の中で海外でも例があるというふうに御紹介がありましたが、これは寺澤局長にお伺いしますが、海外で実際にやっているところはどこですか。
○大塚耕平君 いや、かなりはやっていないと思いますよ。今お話のあったドイツとフランスとか、カナダはどのくらいやっているか私、定かじゃないんですが、アメリカはやっていないんですよね。アメリカはやっていないんですよ、大臣。アメリカでも持っていない武器を持とうとしているということは、ア...全文を見る
○大塚耕平君 いや、そういう小泉さんのような答弁が、今正しく本来の有事法制で問題になっているわけですよね。  やっぱり現時点では国債の消化は順調に行われていて、すぐ使う必要がないと先ほどから何回も何回も言っておられるわけですから、そういう状況において、まさかのときに備えて、備え...全文を見る
○大塚耕平君 今、体制整備に一、二年は掛かるという具体的な数字が出てきたんですけれども、有事法制ですから、一体どういう有事を想定しているのかということが大事なわけですね。一、二年後というと二〇〇三年、四年、四年、五年ぐらいですよ。この間、大臣にリャン、ウー、パーの三面待ちの話をさ...全文を見る
○大塚耕平君 これ以上お伺いしても、ここは堂々巡りですから、ただ、そういう性質のものだということを是非塩川大臣にも御理解いただきたいなと。多分、事務方の皆さんは、いや、もうよその国でもやっているし、こういうスキルがあるとデュレーションを、期間構成をうまく分散できてうまい話なんです...全文を見る
○大塚耕平君 有事法制ですから、これを日本国政府が国債市場における有事の、火器が今使える状態なのか、どのくらい損失を被っているのかということを評価する評価方法について何も決まっていないから、撃とうと思って引き金引いたら暴発するかもしれないとか、例えが正しいかどうか分かりませんが、...全文を見る
○大塚耕平君 買入れ消却を行う際には、金利スワップやストリップス債として発行した元本部分についても買入れ消却をする可能性ありますか。
○大塚耕平君 ストリップス債についてもそうですね。
○大塚耕平君 分かりました。金利スワップについては、スワップを行った元本部分の買入れ消却は行わない、ストリップス債については、利息部分は残るけれども、元本は、それは買入れ消却の対象になるということもあり得るということですね。  それは聞いて安心しました。今回の改正案の第六条は、...全文を見る
○大塚耕平君 今、二つの見方があるというふうに御説明くださいまして、大臣、よろしいでしょうか、日本においては企業の持っている債券なんかよりも国債の信用の方が低くなっているという一つの見方もあると。これが絶対そうだというふうには言いませんけれども、そういうことなんですよ。  だか...全文を見る
○大塚耕平君 塩川大臣、ちょっと脱線するようですけれども、野球の世界でミスターといったらだれのことを想像されますか。
○大塚耕平君 そうなんですよね。済みません、変なことを聞いて。  竹中大臣、もう御承知のとおりだと思いますが、これは議論が混乱しないように是非申し上げておきますが、大臣、経済政策の分野で竹中大臣がおっしゃったアコードという言葉は、ミスターといえば長嶋さんというのと同様に、アコー...全文を見る
○大塚耕平君 どうもありがとうございました。大臣は結構でございますので。  それでは、あと十分ちょっとございますので、特に予告はしてございませんが、みずほグループのシステムトラブルの件に関して、その後どういう状況になっておられるかということを柳澤大臣から御説明をいただきたいと思...全文を見る
○大塚耕平君 今後、最終的な報告、そして一連の混乱に対する責任の所在の明確化、こういうことはどういうスケジュールで行われるんでしょうか。
○大塚耕平君 ここに、その五月七日のみずほからの報告要旨がございます。これを見ると、障害の発生の原因については、事前登録を行っていた収納企業等にかかわる情報の誤り、口座振替システム全体としての品質不足、受付事務処理の混乱、収納企業等への事前説明不足等による請求データ不備、これがま...全文を見る
○大塚耕平君 四月のあの大混乱とその後の国民世論の関心の高さから比べると、現時点の大臣のそういう御答弁は随分違和感があるなという感じなんですね。  私、国会の場はなるべく政策論議に終始したいというふうに思っておりますので、余り根拠のない風評は信じたくはないんですが、もう大臣のお...全文を見る
○大塚耕平君 私も、こんなことをこういう席で聞くこと自体、私も本意ではございませんので、ということは、巷間言われていることは事実無根であり、安心していいというふうに宣言していただけると、こういうことでよろしいですね。
○大塚耕平君 分かりました。この件は以上で終わらせていただきます。  お昼ですのでちょっと早いですが終わりにと言いたいところなんですが、最後に一点だけ柳澤大臣にお伺いしたいのは、税効果会計について、日本の金融機関の決算上の税効果会計の算入基準が甘過ぎるんじゃないかということが言...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
○大塚耕平君 私は、民主党・新緑風会を代表しまして、ただいま峰崎委員から御提案のありました修正案に賛成するとともに、本委員会に付託された証券決済制度等の改革による証券市場の整備のための関係法律の整備等に関する法律案に反対する立場から討論を行います。  この法案は、審議の中でも整...全文を見る
07月11日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第24号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日は日銀総裁、財務大臣、金融担当大臣、お忙しいところをおいでいただきましてありがとうございます。  今日は日銀報告についての質疑ということですが、私も当委員会に所属させていただいてこれでほぼ一年たちますので、一年間議論さ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  FRBが九〇年代の日本の金融政策についてこうやって改めてペーパーをまとめるということは、九〇年代の日本において相当変わったことが、特異なことが起きていたということを表しているわけでありまして、私自身、確かに、株価が四万円近くになるような状...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  これまでの量的緩和と事実上のゼロ金利政策の御評価として、景気の底割れ防止にはなったけれども、しかし本当に経済を稼働させるような状況には至っていなくて、そのためには今の改革路線が必要で、しっかりそちらの方も、政治を含めてやるようにという日銀...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  大変、本当に今後の議論あるいは日銀総裁時代を来年以降振り返るときに参考になる話が幾つかあったと思うんですが、総裁は、この金融緩和の背景でひょっとしたら企業や消費者の行動パターンに変化が生じているかもしれないとおっしゃいました。そして二番目...全文を見る
○大塚耕平君 いろんな解釈はあると思いますので別にとやかくは言いませんが、やっぱりこれから例の個人向け国債を出すために、個人に買ってもらいたいということでこれをお出しになったということですが、個人に買ってもらうためには、例の金利スワップのときの議論でも申し上げましたけれども、マー...全文を見る
○大塚耕平君 いいですか。じゃ、ちょっと回していただければ。  それで、今日の新聞記事に、藤原紀香さんをコマーシャルに使ってまで国債を売らなくてはいけなくなった日本というのは本当に大変なことだということを、これはイタリアの新聞が経済面で大きく取り上げていたと。女優、藤原紀香さん...全文を見る
○大塚耕平君 表面的には、金利が高くていい商品でっせと、こういうことになるわけですが、しかし大臣、昨日本会議でどういう御答弁されたか御記憶にあるかどうか分かりませんが、郵貯と国債は重大な関係があるんですというふうに本会議でおっしゃったんですね。だから、大臣、今、いや国債というのは...全文を見る
○大塚耕平君 プライマリーディーラー制度の是非や仕組みについては今日は余り深く立ち入りませんが、この間の金利スワップも含めてマーケットオリエンテッドな国債管理政策をやりたいというお気持ちは分かりますが、よほど本当に細心の注意を払ってやらないとかなりゆがんだものを作っていくことにな...全文を見る
○大塚耕平君 資料(3)、配っていただけますか。  現時点での御答弁はそういうことになると思うんですけれども、私、塩川大臣、沖縄、今年何回も行っているんですけれども、おとといの夜も那覇にいまして、沖縄県庁の方と沖縄の地元の経済界の方と夜懇談していまして、沖縄振興計画で十五年度の...全文を見る
○大塚耕平君 総理大臣が外遊してそういう口約束をしてくることは過去の日本においては日常茶飯事だったわけですが、これは財務省は了解しているわけですか。国庫債務負担行為ですよね。  外務省でもいいですが、お答えは。
○大塚耕平君 十分に協議をしたというお話ですので、協議の証拠について資料を要求します。どのような協議をして二千五百億の約束をしてきたのか、資料を出してください。  委員長、資料要求します。
○大塚耕平君 財務大臣に、協議を受けていたかということについて。
○大塚耕平君 いずれにしても、塩川大臣、本当にお願いしたいんですけれども、財務大臣がしっかりしていただかないと、もう、ざるのように歳出は、笑っていただいているんですが、笑っている場合じゃないと思うんですけれども、ざるのように国民の税金はどこか行っちゃいますので。是非、財務省は税務...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、今のお話ですと、地域金融機関を中心に経営力強化をしなくてはいけない余地がまだあるので、ペイオフについては、大臣は再延期賛成ということでよろしいですか。
○大塚耕平君 柳澤大臣はペイオフ解禁再延期には反対で、来年からやるという御方針だったと思いますが、今のお話お伺いしているとちょっとトーンが後退したようにも聞こえますが、一応ちょっと私なりの考え方を最後、資料(5)に基づいて意見を述べさせていただいて、質問を終わらせていただきます。...全文を見る
07月22日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第11号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日は、坂口大臣、それから大塚保険局長並びに尾辻財務副大臣にお忙しいところおいでいただいておりますが、ありがとうございます。  現在、健保法の改正案が本院で審議されておりますが、それに関連して、現在の医療保険制度が適切に運...全文を見る
○大塚耕平君 今、十一か月分とおっしゃいましたが、二十九・八と二十九・一を計算するとマイナス二・七にならないんですが、それは一か月分足りないことによるものだという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 分かりました。  大塚、大塚で大変分かりにくくて恐縮なんですが、シニア大塚とジュニア大塚でも結構でございます。  じゃ、「減額」と書いてある欄のクエスチョンマーク付けてあるところですね。今お話しになられた七千億のうち、診療報酬と薬価と医療材料に分けると、この七千...全文を見る
○大塚耕平君 割り戻せば出るということは私も分かりますが、実額でそれぞれが幾らになっているかということは、お手元にないということですね。
○大塚耕平君 それでは、この資料一の項目数のところをごらんいただくと、診療報酬のところは合計で千五百九十一項目、薬価は一万一千百九十一項目、医療材料は区分で八百十四の区分があって、これそれぞれに点数と想定ボリュームというものがあるわけですが、それぞれの積み上げ計算をした結果がマイ...全文を見る
○大塚耕平君 積み上げ計算をしているというお話ですので、それでは資料四をごらんいただきたいんですが、点数というのは医療にかかわる商品の価格ですので、価格とボリュームがあってこそコストが出てくるわけですが、少し抽象的な表で恐縮ですが、昨年までの点数がP、そして昨年までの医療に掛かっ...全文を見る
○大塚耕平君 資料四でございます。
○大塚耕平君 事務方の方にいろいろ教えていただいたときも、若干項目の統廃合なんかがありましたので、そういうものは想定したボリュームを置かなくちゃいけないということでボリュームの変化を加味した部分もあるということですので、保険局長おっしゃるように、どちらかといえばおおむねケースAだ...全文を見る
○大塚耕平君 これまで何度もその医療費の推計が、当初厚生労働省さんがお出しになったものが実績と食い違っているから、こうやってマイナス改定も起きましたし、健保法の改正も起きているわけなので、今の局長の御答弁のように大きな影響が出ているとは思わないというふうには私は思わないわけであり...全文を見る
○大塚耕平君 しかし、旧点数も新点数も分厚い点数表に全部公開されていて、最終的な医療費についても二十九兆一千というふうに発表されているわけですから、何も公表できないような資料ではないと私は思うんですが、もう一度お伺いします。公表していただけませんか。
○大塚耕平君 その件については後で委員長に正式に資料請求をさせていただきますが、資料二と資料三をごらんいただくと、資料二については診療報酬の千五百九十一項目のうち、その中、手術とか措置とかいろんなものに分かれているんですが、私は事務方の皆さんに大変御尽力いただいて、そのデータベー...全文を見る
○大塚耕平君 保険局長は私と同じ名字ですので、ひょっとしたら遠縁に当たるかもしれない。是非頑張っていただきたいなと思うんですが、今日のこの質疑を聞いていただいて、私も素人ですから私の指摘が絶対に合っているとは申し上げませんが、かなり多くの委員の皆さんが、どうも厚生省は積み上げ計算...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、正式に資料請求をいたしますので、理事会で御検討いただきたいと思います。
○大塚耕平君 先ほど局長は、マイナス二・七という数字が決まって、それから各項目についていろいろ検討をして点数を決めていくというお話でしたが、私のところに説明に来てくださった事務方の皆さんのお話によると、今年ももうすぐ袋詰め作業が始まりますが、概算要求のときに医療費関係で三千億の減...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
07月23日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  昨日、この場所において行政監視委員会で、厚生労働省に今年の春の診療報酬改定について御質問させていただきました。今日はその続きということで質問をさせていただきたいと思います。  先ほど宮崎先生も診療報酬改定についていろいろ御...全文を見る
○大塚耕平君 それでも結構です。資料二と資料三をごらんいただいてお分かりのように、据置きのものも当然あるわけですから、上がったもの下がったものがどのくらい変更されたかという変更率の分布表を出していただかないとやはり非常に全体像が見えにくいと。厚生労働省の御英断で手術とか措置とか薬...全文を見る
○大塚耕平君 もう一度今の御発言の議事録をよく読ませていただいた上で、どのような御対応をしていただけるのか、これはしっかりと議論させていただきたいと思います。もちろん私も作業が必要なのは分かりますので、これをあしたいただいたから急に何かできるものでもありませんので、十分合理的な時...全文を見る
○大塚耕平君 一見誠実そうなお答えに聞こえるんですけれども、マイナス二・七%という数字を出したわけですから、確かに大蔵省の袋詰め作業の段階から、向こうから、財務省の方から医療関係で三千億、そして医療のところで二千八百億減額というのが初めにアプリオリに決まっていますから、マイナス二...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だから、全然かみ合っていないんですよ。  いろんな作業をして、作業が膨大な量でいろんな部署やいろんな人にわたっているからすぐには出ないというと一見もっともらしいですけれども、例えば十個のチームに分かれて積み上げ計算をしていたら、その十個の数字を集めて二十九兆...全文を見る
○大塚耕平君 前向きな答弁いただいて、大変意味のある審議ができていると思いますが、私。今そう言うんだったら、なぜ昨日そうおっしゃらなかったんですか。なぜ昨日は言えなくて、今日言えるんですか。  それと、じゃ、今の御答弁は資料を出すということですね。で、これは、昨日言えなくて今日...全文を見る
○大塚耕平君 かなり前向きな御答弁をいただけたものと理解しておりますので、これから私自身も保険局医療課の皆さんと一緒に汗をかいていろいろ考えさせていただきたいと思います。  そして、先ほど宮崎先生が最後の方で、去年の実績のVに新しい価格P′を掛ければマイナス二・七の影響程度かど...全文を見る
11月07日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大塚耕平君 おはようございます。民主党・新緑風会の大塚でございます。  塩川大臣、速水総裁、竹中大臣におかれては、この難局に重責を担われておられますことに本当に心から敬意を表したいと思います。また、竹中大臣は櫻井議員の鋭い質問に一時間耐えていただいて、残りの五十分はちょっと自...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  それぞれの先生方がそれぞれの選挙区でいろんな話を耳にしておられると思いますけれども、私の地元の愛知県でも本当にいろんな話があって、例えば、どこの銀行とは申し上げませんけれども、バブルのころもひところ話題になりましたが、バックファイナンス付...全文を見る
○大塚耕平君 どういう難しい問題があるんでしょうかね。僕は竹中大臣に期待しているんですよ。前から申し上げているように、空理空論をするだけだったら国会にこんなに大勢人間が集まって議論をする必要は僕はないと思っていますから。自行株買上げのためのバックファイナンス融資は禁止すると紙一枚...全文を見る
○大塚耕平君 そういうことをおっしゃっていると証拠が表に出ますよ。僕、委員会終わってから記者会見やってもいいですよ。  大臣、これはだれが聞いても、別に与党の皆さんだってこれ賛成するわけないんだから、そういうことをやっていいって。賛成するわけないというのは、バックファイナンス付...全文を見る
○大塚耕平君 いや、竹中大臣が歯切れの良さがなくなったら意味ないですね。柳澤さんに戻っていただいた方がいいと思いますよ。  私の地元の同世代の企業経営者も、例えば青年会議所とかそういうところで竹中さんを、教授時代の竹中さんを講師で呼んで、みんな竹中平蔵さんすごいなと言っていたわ...全文を見る
○大塚耕平君 伊藤さん、我々の世代はやっぱり先輩たちが繰り返してきた間違いを繰り返してはいけないんで、言葉だけの答弁ではなくて、そういう答弁だったら高木長官が来てやればいいわけですから、やっぱり伊藤副大臣にはもっと行動につながるような御答弁を今後も期待していますので、どうぞよろし...全文を見る
○大塚耕平君 そこでお願いをしたいんですけれども、日銀と金融庁におかれては、やはり金融機関の担保の実態、これをもうちょっときちっと整理をして、レポーティングを委員会にしていただきたいなと思います。  並びに、この中小企業向け融資といっても、実は日本やアメリカの中小企業がどういう...全文を見る
○大塚耕平君 次に、資料の三から五をちょっとぱらぱら見ていただきたいんですが、今日は少し持論も申し述べさせていただきたいんですが、この資料の三というのは、先ほども経済政策はこれが正しいなんということはないんだというふうに申し上げましたけれども、本当に私そう思っておりまして、例えば...全文を見る
○大塚耕平君 私もこの期に及んで国有化はやむを得ないなと思っているんですが、若干、竹中大臣と私の認識の違うところは、例えば、自主的に不良債権問題を処理して健全な融資機能を復元するというこの①、②を本当に金融機関が自主的にできるんだったら、この十年間でとっくにできているはずなんです...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  いずれにしても、今後も議論をさせていただきたいと思います。  次に、今日は日銀総裁にもおいでいただいておりますが、株式取得の話をさせていただきたいと思いますが、冒頭に自分の立場を明確にさせていただきますが、私は日銀の株式取得に関しては反...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  そうすると、あえてどれに近いかといえば特金という今お答えだったんですけれども、日銀は議決権を行使しないというふうに言っておられますが、オーダーメードの商品ですから、商品というか契約ですからこの図のとおりにはならないと思いますが、しかし特金...全文を見る
○大塚耕平君 現時点でのお考えは分かるんですが、例えば信託銀行側も、特金とか金外とか、それから管理信託というのは、形式上議決権を自分たちにゆだねられて、ここに書いてあります指図権だけが委託者側に残っても、そうすると、そういう形でもう信託銀行自身の五%ルールに引っ掛かっちゃうために...全文を見る
○大塚耕平君 なかなか複雑な契約になると思いますので、現時点では決まっていないというのはしようがないと思うんですが、御列席の委員の先生方にも御理解いただきたいのは、事ほどさようにまだ細かいことが決まっていないということなんですね。  それから、実は、どうして持ち株、持ち株という...全文を見る
○大塚耕平君 お任せくださいという一国の中央銀行総裁のお言葉ですので、これはお任せするしかないとは思いますが、しかしまだルールの詳細詰まっていないところもあるわけですし、私はここで別に、さっきも申し上げましたように、もうもはや総裁が御決断されて発表したわけですから、これをやること...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
11月19日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  私も、林委員が今冒頭おっしゃられましたように、今日は議員立法が三つ出ておりまして、本当にこれが議会のあるべき姿ではないかなと。与党から四本ぐらい出たら、国会中に三本ぐらいが可決されて、野党から四本ぐらい出たら一本だけ可決され...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  既に五月十六日に、四月二十六日までの数字が発表されておりまして、それが千三百一億ですから、今の数字と差引きすると五月から十一月までは百九十五億ということで、大変、ちょっとしりすぼみになっているなという感じがいたします。  今お手元に配ら...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  経営の安全性というのは、言葉を換えれば信用秩序の維持ということかなと思いますが、一応念のため再確認をさせていただきたいんですが、途中で株価が急激に下がるのもいかがなものかというような御趣旨の発言もあったんですが、株価対策も目的に入っておら...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、多分日本銀行の株式取得との大きな違いは、株価対策というところを明示的に認識するかどうかというところのような気もするんですが、念のため、再々確認で恐縮なんですが、とはいえ、あくまで経営の健全化を徐々に実現していくための信用秩序対策だという理解でよろしいです...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、先般九月に日銀が大きな決断をされて、先ほど林委員もおっしゃられましたように、いよいよ今月の二十九日から日銀が株式取得機構と同じような業務を始めるわけですけれども、相沢先生は、日銀の株式取得についてどのようにお考えになっておられますでしょうか。
○大塚耕平君 相補完し合っての効果ということで、政府、日銀一体となってという最近の首相のお言葉どおりの動きのようにも思うんですが、先ほど林委員が日銀のスキームと機構のスキームの違いをるる聞いていただいたわけですが、その中にもありましたように、例えば、将来の機構に発生する損益は、こ...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃるとおりだと思うんですね。今、最後の貸手というふうにおっしゃったんですけれども、資料の四ページをごらんいただくと、御承知のように、平成九年に日銀法の改正が行われまして、そのときは、今お答えいただいた三谷理事が審議役として国会で大変御苦労されたわけですし、私も...全文を見る
○大塚耕平君 三十八条に限定されるものではないということなんですが、例えばこの資料の四ページをごらんいただくと、答申の二十八ページというところを引用して私がここに記載しておりますように、「政府が信用秩序維持のため、日本銀行に対し、信用秩序維持のため必要と認める措置を講じることを要...全文を見る
○大塚耕平君 今の局長の御答弁ですといろんな解釈ができるわけですが、重ねてもう一つお伺いをしたいんですが、その当時そういう御答弁をされていた、政府解釈としてそういう公式見解がまとめられていたとしても、今回日銀が株式取得をすると、しかもそれは信用秩序維持のためであるという、この新規...全文を見る
○大塚耕平君 私は今野党の立場ですから、是非これは政府と与党の先生方と一度じっくり議論をしていただきたい点であるんですが、先ほど林先生が、日銀というのは割と苦労しないでこういうことがぱっとできちゃって、なるほど便利な組織だなということを気が付かされたとおっしゃっていましたけれども...全文を見る
○大塚耕平君 せっかくお忙しい中、塩川大臣にもおいでいただきましたので、塩川大臣にも資料を委員部の方で。
○大塚耕平君 そうですか、どうも。お忙しいところ、ありがとうございます。  今、日銀の方の株式取得に伴う議決権行使の指針は伺いましたが、発議者にお伺いをしたいんですが、機構の方は議決権行使についてどのような基本的な考え方を定めておられますでしょうか。
○大塚耕平君 私の方でもう少し具体的なことを申し上げさせていただきますと、日銀も株式の議決権行使の指針として既に対外発表しておられる総則の第一条に、これは日銀の方です、受託者は、つまり日銀は「本行の経済的利益の増大を目的として議決権を行使するものとする。」と、こう書いてあるんです...全文を見る
○大塚耕平君 それはおっしゃるとおりだと思います。融資交渉とか債権債務の放棄の交渉の過程で日銀が口を挟むということは私も想定していないんですけれども、しかし概念的に、日銀がシェアホルダーになると、こういうことが起きてしまうわけですね。  先ほど、これは機構も同じだと思うんですけ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、しかしそれを利益相反と言わないのもいかがなものかなと私も思います。  ただ、相沢先生にも安心していただかないようにしてほしいんですけれども、実はこの六ページの絵というのは機構も同じなんですよね。機構は、だから、今度は民間銀行の株も保有されると言っておられるわ...全文を見る
○大塚耕平君 その運営ルールによってそういう利益相反的な事態を回避するという工夫をしておられる、それはよく分かります。しかし、先ほど私が申し上げましたように、機構の方も議決権行使に関してはもう既に基本的考えを示しておられて、機構の経済的利益を増大することを目的として行われることと...全文を見る
○大塚耕平君 そういう意味ではほとんど懸念する必要のない実態であるということだと思いますので、そこは理解ができるわけでありますが、しかし、こういう国会の答弁を聞いていない人たちは、何がしか一抹の不安を感じたりいろんなことを思う人がいるわけでありますので、やはりその辺の、日銀が株式...全文を見る
○大塚耕平君 きちっと御答弁いただいてありがとうございます。  日銀出身の私がこんなことを聞くので、多分今も国会テレビを見ている同僚は薄情なやつだなとか思っているかもしれませんが、これは私は日銀の皆さんがそんなことをする心配をしているわけではないんです。日銀の同僚の皆さんはそこ...全文を見る
○大塚耕平君 それは、総裁も含めて何も知らないんだという意味では極めて厳格なルールなようにも一面取れますが、一つ意見を申し上げて、この件は次の質問に移らせていただきます。  かつて、大きな経済事件に発展した某商社の手形を日銀が持ってしまって、これがどうするかというようなことがあ...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
11月20日第155回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  多岐にわたるお話を外務省、経済産業省両省からお伺いしまして、大変参考になりました。途中で、どちらがお話しになられたか記憶しておりませんが、要は、ASEANのマーケットをアメリカ、中国、そしていずれはインド、こういったところと...全文を見る
○大塚耕平君 製造業以外も含んでですか。
○大塚耕平君 これは生産比率ですから、製造業のところは生産高でおっしゃっておられるということですか。
○大塚耕平君 企業数ですか。企業数、生産高。
○大塚耕平君 生産量ですね。分かりました。ありがとうございます。
○大塚耕平君 これは生産高なんですね。分かりました。
○大塚耕平君 一点だけ確認させていただいていいですか。
○大塚耕平君 先ほど高市さんの方から、円建て決済比率を高めるという質問に絡んで、共通の通貨というものも志向していくというようなお答えがあったと思うんですが、片や事務局からは、やはりそれは円の国際化ということを目指すんだというようなお話があったわけですが、二者択一ではないと思います...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。
11月21日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  ただいま議題となりました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場から討論を行います。  厳しい経済状況が続く中、私たち立法府に身を置く者には効果的かつ合理的な経済対策を講じていくこ...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日は二つの独立行政法人化の法案について九十分時間をいただいておりますので、まずこの独立行政法人に関する内容について議論をさせていただきました後に、時間が余りましたら少し財政運営の話などについてお伺いをさせていただきたいと思...全文を見る
○大塚耕平君 今、地公体向けの債権債務も入っているというお話だったんですが、大臣、地公体向けの債権債務があるということは、例えば仮に大阪府から国が何らかの債務を負っているとした場合に、その大阪府から負っている債務と言わばチャラにする形で公園を差し上げるということは理屈の上では考え...全文を見る
○大塚耕平君 そうしますと、今、大阪府については突然お伺いしましたので結構でございますが、地方自治体全体のバランスシートはどのようになっておりますでしょうか。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  全体で七割は作成済みないしは作成中というお話ですが、作成中というのは、いつできるか分からないわけですし、そういう意味では、作成済みが、事前に少し数字伺っておりますけれども、全体の一六・八%、作成中が二〇・六%、作成済みのものは二千八百八十...全文を見る
○大塚耕平君 これはたしか六月ぐらいの行政監視委員会で申し上げていた件ですから、そうすると、十三年度の決算が出てきたところで調査をするということであって、現時点では、六月から今日に至るまで特に具体的な調査はしていないと、こういう理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 それでは、再度総務省にはっきり明言していただきたいんですが、十三年度の決算が公表されるときに合わせて、例えば地方自治体同士が持ち合っている、言ってみれば株式の持ち合いのように地方債を持ち合っていたり、最もまずいケースは、自分たちが発行した債券を資産として持っているよ...全文を見る
○大塚耕平君 明確にお約束をいただいたものと理解して、先に進ませていただきます。  どうしてこういうことを聞いているかといいますと、塩川大臣、覚えていらっしゃるかどうか分かりませんが、行政監視委員会のときに、地方債は財源保証を国がしているんですかという話をお伺いしましたら、片山...全文を見る
○大塚耕平君 要は、一言で言うと、トータルは総務省は把握していないということですが、そうすると、特殊法人、公益法人の全体のバランスシートは財務省が把握しているという理解でよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 負債と資産、それぞれむしろ増加するわけですか、全部相殺すると。なおのこと財政が危機的状況だということが言えるんではないかと思いますが、大臣、妙案はないわけですが、財務省が特殊法人等の会計基準は決めておやりになっているわけですが、いわゆる公会計をどうしていくかというこ...全文を見る
○大塚耕平君 五〇%下げることができたということは、今まで高過ぎたということじゃないですか。
○大塚耕平君 今回、独立行政法人化して独立採算でということでこの法律が上がってきているんですけれども、いきなり自分たちの営業活動の利用手数料を半額にするというのは民間企業ではちょっと考えられないことのような気もするんですが、もう一度聞きますけれども、今までが高過ぎて、これが日本の...全文を見る
○大塚耕平君 直観的には、何の根拠もないですよ、私も。しかし、五〇%急に下げられたということは、これは今までは営利でやっていたわけじゃないですから、通関コストをどのくらいにすることが日本の貿易にとって通関業務が競争力を阻害することになるのかならないのかということについて、十分な精...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  次に、実はNACCSに関しては、今回の小泉首相の構造改革特区構想に絡んで、私の地元の愛知県とかあるいは茨城県からも幾つか特区絡みで要望が出てきているんですね。一つは利用料をただにしてくれというような話ですので、これはちょっと難しいかなとい...全文を見る
○大塚耕平君 関税局長、シングルウインドー化ってどういうものか分かりますか。
○大塚耕平君 ありがとうございます。突然聞いたのに的確にお答えいただいて、ありがとうございます。  夏ごろまでにとおっしゃっていますけれども、夏といっても六月、七月、八月と、人によっては九月も夏だと言いますけれども、いつこれは完成するんですか。  というのは、私がこんなことを...全文を見る
○大塚耕平君 少なくとも八月末ということはこれではっきりしたわけですけれども、どんなに遅くてもですね。これ、どうしてこんなことをお伺いしているかというと、大臣、去年の臨時国会のときに、去年の補正予算の中にシステム関係の予算がいろいろ入っているけれども、訳も分からないで、システムだ...全文を見る
○大塚耕平君 今、この通関業務自体は重要な国の業務だというお話があったんですが、この通関業務、通関手続、これは諸外国ではどういうふうになっておられますか。分かる範囲で結構なんですけれども、教えていただけますか。
○大塚耕平君 一番コアになる、最後の通関のデータを集計したり、あるいはそれを精査する、審査するという部分が国の業務だということはよく分かりますが、恐らく、その周辺業務で民間企業に委託をしたり、あるいは民間企業にゆだねてもできるような部分というのはかなりあるのではないかというふうに...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  確かに、急にこれ全部民間にといっても難しいということは分かりますので、万博協会に比べれば独立行政法人化して今の形態を維持するということはやむを得ないかなというふうにも思いますので、現時点では恐らく賛成をさせていただくと思いますが、衆議院で...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、景気が回復すると長期金利は上がると。
○大塚耕平君 あれば、長期金利は上がるということですね。回復すれば上がりますよね。  じゃ、この後景気が更に悪くなってきたらどうなられますか。それは、副大臣がどう予想するかということに加えて、経済の原理原則からいくと、今の現下の日本の債務の状況も、公的債務の状況も踏まえて考える...全文を見る
○大塚耕平君 いや、日本が悪くなるかどうかというよりも、今の日本のように多額の公的債務を抱えた国が、例えば更に景気が悪くなる場合には論理的に長期金利はどうなるかと。  じゃ、今度はこれ大臣にお答えいただきたいんですけれども、日本がじゃないですよ、日本のような国がもっと景気が悪く...全文を見る
○大塚耕平君 表面金利は上がることがないというお話なんですけれども、日銀総裁においでいただいて早々恐縮ですけれども、ちょっと同じことを日銀総裁にもお伺いしたいんですが、大臣は、今、日本のような状態の国がもっと景気が悪くなったら、表面金利は上がることはないけれども、実質金利は上がる...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、まずそこの入口の部分で私はちょっと認識が違うんですけれども、今より景気が悪くなると、確かに、今も長期金利が安定しているのは、先行き日本はなかなか景気が良くならないという市場の予測を反映して低いという面もありますが、これ更に悪くなると、国債発行とか何かで景...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、それは仮に塩川大臣のおっしゃるとおりだとすると、表面金利は上がらないと、しかし実質金利は上がるということになると、これデフレがもっと進むということを言っておられるわけですか、そういう理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 そうすると、今お手元にお配りした、今日もちょっと一枚紙をお配りさせていただいたんですが、(2)と書いてある方ですね、この縦の方をごらんいただきたいんですけれども、スタートからちょっと議論が食い違ってしまったんですが、景気回復すると長期金利は上がっていくと、これはさっ...全文を見る
○大塚耕平君 実質金利ですから、表面金利がどうなるかにもよりますが、しかし表面金利もある程度連動すると価格は下がるということだと思いますが、今、日本の国債を大量に保有している先は──済みません、大臣は御高齢なので立ったり座ったりすると大変申し訳ないので副大臣にしばらくお答えいただ...全文を見る
○大塚耕平君 価格が下がっていくわけですから、市中金融機関の決算には相当な影響が出てくるわけであります。市中金融機関以外にはどういう先が持っていますでしょうか。
○大塚耕平君 ここは日銀には通告していないので三谷理事でも結構ですが、国債価格が低下していったとき、日銀にはどのような影響が出ますでしょうか。
○大塚耕平君 分かり切ったことを聞いているようで誠に恐縮なんですが、市中銀行も日銀も、これは長期金利が上がってくると大変な問題を抱えると。とりわけ市中銀行に至っては、今ただでさえいろんな問題を抱えていますので、大変苦しい状況になります。それから、国も国債の発行コストが上がってきま...全文を見る
○大塚耕平君 今の日本の政府の財政運営、経済政策運営の非常に重要なポイントは長期金利を上昇させないような工夫があるいは努力が必要だと私は思っておるんですが、大臣はどのようにお考えになりますでしょうか。
○大塚耕平君 大臣は今、為替を少し円安にしていくことが重要だということをおっしゃったわけですよね。そうすると、為替が上がっていけば輸入物価は上がりますから、金利には上昇圧力が掛かりますが、それは特に構わないという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 非常に合理的なお答えだと思います。おっしゃるように、円安になって外需の部分で日本の成長率が高くなれば、それに見合った分だけの長期金利の上昇であれば構わないと、こういうことだと思われます。  しかし、そのようにうまくいくかどうかは分からないわけでして、円安に、私もど...全文を見る
○大塚耕平君 私なりに解釈をすると、為替の円安、円高ということをお伺いしたところを通貨の価値という言葉で置き換えていらっしゃいますので、円安だからといって必ずしも通貨の価値が下がったとは言えない面もあるということなのかなというふうにも理解はしたいと思うんですけれども、為替をどうい...全文を見る
○大塚耕平君 済みません、途中で発言して。一応私も理解していることを理解していただかないといけないんで。  今おっしゃった点は、だから、この横の紙の財政赤字の発生要因の方を是正するということなんですね、歳出を削減するということは。そういうことですね。  そうすると、今、先に非...全文を見る
○大塚耕平君 お考え方としては論理的だと思います。  厚生労働省来ていただいていると思いますのでお伺いしたいんですが、私の理解では、今回引き上げないと、まず来年度は二千五百億ぐらい財源が足りなくなると思っていますし、それから今年度も、今年度というか二〇〇一年度から二〇〇二年度に...全文を見る
○大塚耕平君 厚生労働省に引き続きお伺いしたいんですが、十四年度の三千億強の不足分は、これはどういうふうに措置をされるんでしょうか。
○大塚耕平君 つまり、今年度の不足分は十月からの料率引上げと補正の中での若干のチューニングで何とかなるということでよろしいですね。再確認ですが、よろしいですね。
○大塚耕平君 その想定は、今後失業率がどういうふうになるという想定でそう言っておられますか。
○大塚耕平君 今十一月ですけれども、これから、だから十二月から来年の三月まで失業率は下がるということを言っておられるんですか。
○大塚耕平君 それはなるほどというお答えなんですが、つまり今後、来年の三月まで受給者は今よりもそんなに増えないという前提で三千億強の不足財源は何とかなると言っておられるわけですね。受給者は減るということを予想しておられるということですね。
○大塚耕平君 分かりました。一応誤差の範囲というふうに承っておきますけれども。そうすると、来年度の四千三百億ですか、この不足分は何とかして埋めなきゃいけないですね。  もう一度大臣にお伺いしますけれども、確かにこの後、不良債権処理の動向によっては失業者、つまり受給者が増えるかど...全文を見る
○大塚耕平君 三千五百億です。
○大塚耕平君 非常によく分かりました。僕も大賛成です。三沢さんが頭ひねっていますから。  大臣、僕も計算しました。雇用対策関係のもろもろの事業、例えば大臣がおっしゃった緊急地域雇用創出特別交付金、補正予算で付けた三千五百億ですけれども、これは十四年度、十五年度、十六年度まで掛か...全文を見る
○大塚耕平君 塩川大臣、あんなことを言っていますよ。あんなことを言っていますけれどもね。  それは分かりますよ、都道府県にばらまいちゃったというのは。その結果何をやっているかというと、去年の臨時国会でも申し上げましたけれども、例の三千五百億円で化石の穴掘りに学生を雇ってみたりと...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、ついでにもう一つ情報を申し上げておきますけれども、厚生労働省の雇用関係三事業というのは、雇用安定事業だけじゃなくて、あと能力開発事業とか、それから雇用福祉事業というのがあって、そういうものも全部ひっくるめるともうちょっと財源出てくると思います。だから、きちっと...全文を見る
○大塚耕平君 政府の資金繰りを円滑化することが目的ではないと、今はっきりこうおっしゃったわけであります。  そこで、実はこの間の株式取得に関する話を絡めてお伺いしたいわけでありますが、実は、この紙の一番右下にありますように、これは、私も総裁がおっしゃったように元中央銀行員ですの...全文を見る
○大塚耕平君 総裁、私も誤解されると悲しいですから、私ももちろん株購入が金融政策だとは思っていませんので。それはここに書いてありますので。一時的だということも理解しています。一時的な効果は十分発揮したので元に戻した方がいいんではないかと、こう言っているわけですね。  ちょっと時...全文を見る
○大塚耕平君 それは、そういう方針でいくということはなるほどということですが、しかし、やっぱり国会で審議しないからそういう細かいことが全然分からないわけですよね。聞いてみて初めて分かるわけです。それでいいのかということはこの間から申し上げているとおりです。  それと、株式を売っ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、今私が出した具体例について御意見をお伺いしたいんですが、ある銀行がある企業の株を日銀に売りました。その企業に対して、もう株式持ち合いの関係もなくなったので融資を大幅に回収するというような行為の結果、その企業が経営が苦しくなった場合でも瑕疵担保責任は要求し...全文を見る
○大塚耕平君 最後の一問。恐縮です、時間を超過しておりまして。  最後に総裁にお伺いしたいんですが、かなり多くの人たちが、今回の株式取得によって、今お聞きいただいているように様々な問題を抱えているこういう株式取得という蛮勇を振るわれたことに関して、日銀はやはりとうとう非伝統的な...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。
12月04日第155回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  三点お伺いをしたいんですけれども、総務省から御説明いただいた資料の十ページとか十一ページを見ると、日本は韓国と並んで、あるいはインターネットの利用者ですと中国と並んで大変この分野の先進国だという御説明だったわけですけれども、御承知かと...全文を見る
○大塚耕平君 簡単に済ませますけれども、この後、回答は結構ですから、日本が個別にどの分野、今、力を入れて先行メリットを持つ分野として残そうとしておるのか、これを要するに政府、霞が関、よくお考えいただきたいなということなんですよね。ハードなのかソフトなのか。例えば、OSのリナックス...全文を見る
12月05日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日は法律について質問をさせていただきたいと思いますが、衆議院での議事録等々は拝読しておりますので、なるべく重複のないように質問をさせていただきたいと思います。  まず、先に金融機関組織再編特措法の方からお伺いしたいんです...全文を見る
○大塚耕平君 こういう金融環境ですからニーズがあるというのは分かるんですけれども、今、大臣がおっしゃったように、障壁を感じているというお答えだったわけですが、アンケートの結果ということであったんですが、具体的にどういう点が障壁だというふうに金融機関側は言っているんでしょうか。
○大塚耕平君 そのアンケートとかヒアリングというのは何か公開されているんですか、結果は。
○大塚耕平君 最近の行政の流れとして、もしそういうプロセスで今回のこの法律が出てきたんであるとすれば、いろいろアンケートを取った結果、登録免許税が高いと言っておられるとか、あるいは協同組織に対するおっしゃるように出資権の移転が難しいとか、そういう声があった、だからこういう点を見直...全文を見る
○大塚耕平君 本年の春ということは、まだ柳澤大臣がおられたころで、柳澤大臣は金融機関は大丈夫だとずっと言っておられたわけですが、なぜそんなアンケートやヒアリングをする必要があったんですか。
○大塚耕平君 今のこの一連の質問は通告はしていないわけですが、別にいじめているわけではなくて、素朴な疑問として聞かせていただいているんですが。  もし春先からそういう調査なりをしていたというならば、その結果出てきたのが登録免許税だ、出資権の移転だとかというんであるならば、例えば...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。そういう経緯であったということなんですが、今、局長の御答弁の中に中小企業金融の円滑化とか地域金融がいかにあるべきかということを念頭に置いてというくだりが何か所かございましたけれども、そこでお伺いしたいんですが、金融機関がこうやって再編されていくと、当然...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今お伺いした限りでは、金融庁さんは諸外国との比較では米国を挙げられ、農水省さんと総務省さんはヨーロッパを挙げられたわけでありますが、やはりこれからの金融業界、金融産業をどうしていくかという議論を今しているわけですから、もちろん固定的に幾つ...全文を見る
○大塚耕平君 あと、金融機関組織再編特措法に関して若干技術的に気になる点をお伺いしたいんですが、根抵当権の譲渡に係る特例として、異議ある根抵当権設定者が異議を申し述べる旨を公告又は催告することができるというふうに書いてありますが、これはどのようなケースを具体的に想定しておられるん...全文を見る
○大塚耕平君 総務省さんと農水省さん、もう結構でございますので。  今の局長のお話は枠組みとしては分かるんですけれども、具体的にちょっとお伺いしたいんですけれども、例えば、ある貸出し担保に金融機関五行が根抵当権を設定していて、抵当順位がありますわね、一番目と三番目のところが合併...全文を見る
○大塚耕平君 済みません、ちょっと頭が悪いのでよく分からないんですが。  特段の手当てを行わないのは分かるんですが、一番目と三番目が合併したときに、二番目のところまでしか今の地価ではカバーできていないときに、合併によって三番目の抵当順位の人の優先順位は一番に上がるんですか。
○大塚耕平君 そう断言できるなら、これは大変重要な話で、いいですね、それで。これはすごく気になるんですよ。合併しない金融機関側から見たら、よそが、競争相手が合併したら、今までは自分のところは担保でカバーされていると思っていたのが、何か優先順位が変わって持っていかれちゃったらいきな...全文を見る
○大塚耕平君 こんな重要な話がこれから精査するというのはちょっと大問題ですね、これは。大問題。これ、金融機関、困っちゃいますよ、これ。これ、明日の新聞にも報道されますよ、きっと。ちゃんと答弁してください。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今日はメディアの方もいらっしゃるかもしれませんが、是非これを報道してください。その順位が変わらないということのメッセージが伝わればみんな安心しますけれども、これが、いや順位が変わるかもしれないということになったら、担保順位をもうみんな総ざ...全文を見る
○大塚耕平君 不良債権比率が四%と、大体四%というふうにおっしゃったわけですね。もちろん、私もその不良債権比率だけで判断できるものではないというのは分かりますので、そこは非常に明確に御定義をいただいたとは思います。  そうすると、じゃ、あとは不良債権をいかにきちっと抽出できるか...全文を見る
○大塚耕平君 ただ、大臣が今お進めになっている方向というのは、その自己査定の基準というものが海外から見て日本は自己査定の仕方が甘いんじゃないかというふうに言われないように今一生懸命ルールを見直されておられるわけですね。私はその方向は正しいと思うんですよ。  そういう観点でちょっ...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣の話を聞いていると、何となくいつも丸め込まれちゃうんですけれども。  マーク・ツー・マーケットというのはそれはそのとおりなんですけれども、アメリカと何でも一緒になるとは私も思いませんけれども、しかし今やっておられることは、確かに貸出し企業ごとの横ぐしももち...全文を見る
○大塚耕平君 最後の御答弁が非常に重要で、結果的に監督当局同士も横ぐしになるわけですから、したがって、これは資料請求なんということは言いませんので、金融庁に是非一度レクをしていただきたいんですが、延滞三か月未満の資産についての評価の仕方が今の日本のやり方とアメリカとどのぐらい違う...全文を見る
○大塚耕平君 今、健全な借り手というお話が出てきましたが、今回この決済性預金の話のところだけ見ていると、何か一般の個人の預金者、公共料金なんかは少ないですから、どちらにしろ一千万の範囲内で収まりますので定期預金でもカバーされるわけですが、そういう方々を中心についついイメージしちゃ...全文を見る
○大塚耕平君 手形の決済資金が当座預金に入っていればそうなんですけれども、私がお伺いしたいのは、仕掛かり中の決済を守るということを法律でうたっておられるわけですから、例えばまだ当座預金には移していない、例えば手形の振出し先が自分の預金、定期預金から、あるいは何かほかの銀行内のアセ...全文を見る
○大塚耕平君 そこのところなんですけれども、だから今回のこの法律というのが、これから金融再編が行われていく、あるいは金融機関が破綻するかもしれないというときに、企業の皆さんが自分たちの決済がどうなるんだということを懸念しておられて、それが結果として、金融機関の経営について風評が立...全文を見る
○大塚耕平君 今の枠組みとしてそういう御答弁になるのはよく分かるんです。  ただ、アメリカの連邦預金保険法の千八百二十一条には、例えば破綻した金融機関の清算における資産の優先順位として、管財人の管理費用の次に当該金融機関の預金債務ということで、実は預金は全額保護する的な、そうい...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  それで、ペイオフを再延期したり決済性預金を作るということは取りも直さず信用秩序の維持ということなわけでありますが、金融機関といった場合に、いわゆる銀行だけではなくて生損保とか証券とかいろいろあるわけなんですが、恐らく、これから景気が回復し...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  いずれにしても、大変大きな金額で、金融機関、大手銀行が仮に不測の事態があれば生保さんにも影響が及ぶということかと思うんですが、生保の経営状況を判断するためには、そうするとどのような経営指標をこれから見ておけばよろしいでしょうか。これは大臣...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃるように、総合的に活用と、今、副大臣お話しくださったんですが、生保についてはどの経営指標を見たらみんなが共通の認識を持てるかというきちっとした指標がまだないんですよね。  そういう中で、基礎利益というものがこの三月期から公表されるようになったわけですけれど...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  この基礎利益がちゃんと上がっているうちはいいんですけれども、この基礎利益が少なくなってくると、また保険業法を改正して生保の経営安定のために予定利率引下げをしようというような話も出てくるかもしれないなと思っているんですが、生保の予定利率引下...全文を見る
○大塚耕平君 よく勉強したいということで、是非勉強していただきたいポイントの一つは、本当にこれやることになった場合に憲法上の国民の財産権の侵害になるんではないかという気がするわけですが、これについては憲法解釈として法制局にお伺いをしたいんですが。
○大塚耕平君 じゃ、ちょっと質問の組立てを変えますけれども、仮に生保の予定利率が引き下げられるという事態になった場合に、それは憲法上の財産権にかかわる問題だと思われますか、全くかかわらない問題だと思われますか。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  非常に明快な御答弁だったと思います。憲法上の規定にあるような公共の福祉に適合するかどうか、そして今、後段でおっしゃったように公益の性質による、守られるべき公益の性質によるということのわけですが、そこで、今お手元にお配りした一枚の紙をごらん...全文を見る
○大塚耕平君 現時点での御答弁はそれでいいと思います。  だから、私が申し上げたいのは、仮に、そんなことは私は望んでいないですけれども、万が一、予定利率の引下げという議論になってきた場合には、そのための保険業法改正を議論する前提条件としてこの三利源を個社別に公表するというのは、...全文を見る
○大塚耕平君 御理解はできませんが、今後引き続き議論をさせていただきたいと思います。  時間もあと少しになってきましたので、最後に、また日銀の話に移らせていただきたいんですが、今日は日銀には来ていただいておりませんが、速水総裁が来るとすぐ私、部下モードになってしまいますので、今...全文を見る
○大塚耕平君 今までの御答弁の域を出ていないわけですが、一昨日メガバンクの皆さんにおいでいただいたときに、同僚の櫻井議員の方から、仮に日銀に株を売った場合、その株の発行企業に対する貸出しをその後金融機関が回収するようなことがあり得るのかという質問をしましたところ、みずほの前田社長...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣、どうですか。
○大塚耕平君 日銀は年度末に決算をするわけですが、そうすると、個別の銘柄を公表しないということは、個別の銘柄ごとの含み損をきちっと処理したかどうかというのはだれが確認するんですか。
○大塚耕平君 いや、私がお伺いしているのは、含み損のグロスの金額が分かっても、個別の銘柄が分からなければ、きちっとそれが処理されているかどうか、だれがそれを管理するんですかということを聞いているんです。財務省としては銘柄を報告させる気はあるんですよね、外に公表するかどうかは別にし...全文を見る
○大塚耕平君 堂々巡りですから、問題点を整理して申し上げさせていただきますけれども。  まず、これは、信託銀行の現場の皆さんは、業務管理部門というのはこれ銘柄知っちゃうわけですね、仕事柄。それから、日銀の現場の方々も知ってしまうと。それから、一番問題なのは、発行企業側は分かるわ...全文を見る
○大塚耕平君 今、緊急事態、異常事態なわけですから、しからば日銀の監事は日銀のプロパーではない人たちを充てるということでよろしいですか。日銀のOBばかりですよ、監事は。いや、いいです。OBじゃない人もいるというふうにおっしゃると思うので、もういいですけれども。  もう最後、時間...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
12月10日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。  ただいま議題となりました預金保険法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法案について、原案に反対、峰崎委員から提出された修正案に賛成の立場から討論を行い...全文を見る