大塚耕平

おおつかこうへい

選挙区(愛知県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

大塚耕平の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第156回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  関参考人に一つだけお伺いしたいと思います。為替相場について、ドルペッグで今ですと一ドル八・二七元に抑えていらっしゃるというお話があったんですが、上海の外国為替市場の実情を漏れ伝え聞くところによると、中国に入っているドルのうち人民銀行が...全文を見る
02月19日第156回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は、両参考人から貴重なお話をお伺いしまして、大変勉強になりました。  まず、ちょっと細かい点で恐縮なんですが、それぞれに二つずつ事実確認というか、更に勉強させていただきたいんですが、まず、国宗参考人におかれましては、レジュメをい...全文を見る
○大塚耕平君 共通質問に関して、行天参考人には、特に共通質問の一番目、何が問題だったかというのは、円建て化が進まなかったということだけではなくて、その背景にある御指摘になったような規制緩和とか決済制度とか税制改正とか、そういうもろもろの改革がなぜ進まなかったのかという、そういう観...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。
03月14日第156回国会 参議院 本会議 第9号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。  ただいま議題となりました平成十五年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案について質問いたします。  初めに、公債発行特例法案についてお伺いいたします。  三月五日の本院予算委員会において...全文を見る
03月25日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大塚耕平君 今、峰崎先生や浜田先生ほか諸先輩の議論を聞いていてちょっと急に聞きたくなっちゃったんですが、大武局長はまだいらっしゃいますか。  先ほど、消費税だけではなくて所得税も空洞化して非常に日本は税負担が低くなってきているというお話があったんですけれども、確かに課税負担率...全文を見る
○大塚耕平君 今お答えいただいた論点というのは、課税負担率は低いけれども担税感は重いと、このギャップを生み出している要因は何かということで、一番は先々に対する不安であると、二番目は歳出の使い方に対する、何といいますか、不透明感、こんなものが影響しているという、こういう定性的な分析...全文を見る
○大塚耕平君 総務省にもおいでいただいていると思うんですが、片山大臣は確かに本会議では、地方財政の場合、収入が変動型である一方、支出は固定型なので景気変動によって収支じりが赤字になることもあると、こういう御答弁いただいたんですが、地方財政の経費率が高過ぎることも定性的な問題として...全文を見る
○大塚耕平君 冒頭の二百七十万人というのは公営企業を除くベースというふうにおっしゃいましたけれども、公営企業を含むとどのぐらいの数字になられますか。
○大塚耕平君 それから、消防、警察等の職員の数が多いというのは分かるんですが、それにしても、地方政府の人件費率が日本が二七%で、諸外国のお分かりになっている手元の平均で七・四とおっしゃったと思うんですけれども、違いますか。失礼しました。  じゃ、もう一度お願いします。そこの部分...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。  そうすると、分かる範囲では決して人件費率は高くないという数字でありますので、しかし、やはりこれは中央政府だけじゃなくて地方政府も、なぜどんどん赤字が肥大化していくのかということについては是非引き続きその定性的な分析をしていただいて、そこ...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、前年比マイナスというのが今の単年度予算編成の原則だというふうに考えてよろしいですか。
○大塚耕平君 それは、今後編成されるかもしれない、まだ分かりませんけれども、補正予算を含めたベースで前年比マイナスが現政権における単年度予算編成の原則だというふうに理解してよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 もう一度小林副大臣にお伺いしたいんですが、当初予算対比で前年比マイナスではないですね。補正予算を含めて前年度最終予算対比マイナスを単年度予算編成における財政規律維持のためのルールとすると、こういう理解でよろしいですね。
○大塚耕平君 何か最近、副大臣の御答弁が塩川大臣に似てきたなという気がするんですが、ここは水掛け論ですからこれ以上申し上げませんが、先ほど定性的な理由は何かと、税のところとか予算のところ両方でお伺いしましたけれども、やっぱり定性的な理由として、今おっしゃるように補正予算というのは...全文を見る
○大塚耕平君 しかし、そんなに緻密な、例えば税の細かい税目をこういじったからそれをモデルの中にこう反映するなんという、そんな緻密な分析をする人はまずいないわけで、マクロのモデル回したら、例えば内閣府の試算では平成十七年度にはこのぐらいの成長率になるということになれば、GDPを構成...全文を見る
○大塚耕平君 総裁、こんなところでなんですが、大変ごぶさたしておりまして、元部下でございましたが。  総裁、九一年の一月十七日は何をしておられたか御記憶にございますでしょうか、夜。
○大塚耕平君 恐縮でありますが、私と飲んでおりまして、私と今の現考査局長と当時理事でいらっしゃった総裁と一杯やっておりまして、ちょうど湾岸戦争が始まった日でありまして、それから十二年たってまた中東危機のこういう状況の中で一緒にお仕事をさせていただけるというのは大変因果な巡り合わせ...全文を見る
○大塚耕平君 塩川大臣にお伺いしたいんですが、本会議の大臣の御答弁では、成長通貨の供給の域を超えていないというふうに御答弁されたんですが、やはり先ほどの先輩方の質疑を聞いていてもつくづく思ったんですけれども、今、だれがいいとかだれが悪いとか、政府のやっていることは間違っているとか...全文を見る
○大塚耕平君 そうであれば、本会議のときからそのようにきちっとお答えいただきたいと思っております。  さて、そうすると、内閣府にお伺いしたいんですが、これは大臣でも参考人の方でも結構ですが、我が国の現時点における潜在経済成長率、それからハイパワードマネーの伸び率、マネーサプライ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、成長通貨の供給という域をかなり超えてハイパワードマネーが出ているというふうに理解していいかと思うんですけれども、そこで、日銀自身としては確かに国債の保有量を銀行券の発行残高ということでキャップを掛けてやっているわけですが、政府の側から見ると、じゃ余りに日...全文を見る
○大塚耕平君 今、お手元に配らせていただきました資料の一ページに、日銀の去年の三月末のバランスシートをお示ししておりますけれども、今の大臣のお話ですと、長期の国債が発行銀行券の残高を超えていなければいいというようなふうに聞こえたんですけれども、そういう理解でよろしいですか。もう一...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、日銀にちょっと、今の質問の流れで出てきてしまいましたので、数字がもしお手元にあれば教えていただきたいんですが、去年の三月末の短期国債というのは、末残では確かに三十七・三兆円ですが、平残といいますか、一年間を通して平均で大体どのぐらい短期国債をお持ちになって...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。急な質問で恐縮でございますが。  そうすると、たまたま去年の三月末の三十七・三兆というのは、多分、期末ですから償還して四月一日になったらまた発行すればいいということで少し平均より減っているわけですが、今のお話ですと、四十三ないしは四十八、多い...全文を見る
○大塚耕平君 確かに、日銀にとって短期債が増えているというのは意味があるというのは分かるんですけれども、今日は特例公債の法案審査の流れの中で日銀においでいただいておりますので、結局、財政規律をいかに維持するかというのが問題の切り口でございますので、大臣、この短期国債が根雪になって...全文を見る
○大塚耕平君 今は日本銀行の立場になったというふうにお話しになったんですけれども、いやしかし、富士通総研の理事長時代に情報発信された様々なお考えが非常に見識がおありだということで今そのお立場になられたわけですので、日銀総裁になったから意見が変わったというのでは困るということを一言...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣と塩川大臣の所信表明と承っておきますので、是非、明確なルールを作っていただいた方が私はいいと思いますけれども、なるべくそういう方向で御検討いただきたいと思います。  それから、日銀の方には、もうこれは福井総裁には釈迦に説法かもしれませんが、やはりバランスシ...全文を見る
○大塚耕平君 細かい数字を総裁にお伺いして恐縮ですが、国債の残高は、私のお持ちした計表では八十六・七兆になっていますが、これに該当する三月二十日現在の数字はお幾らでしょうか。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  バランスシートのトータルは若干減っていますけれども国債は増えているという意味で、バランスシートに占める国債のウエートは更に上がっているわけであります。  そこで、先ほど御紹介申し上げました調査月報の八十六ページに書いてある内容のうち、バ...全文を見る
○大塚耕平君 今日はかなり中央銀行について細かい話題をさせていただいているわけですが、なぜかといえば、新総裁が就任されて、政府、日銀が一体となって、政府と定例会合まで開きながら政策を進めようというわけですから、是非、塩川大臣、竹中大臣には日銀の現状というものをよく御理解いただきた...全文を見る
○大塚耕平君 今、竹中大臣からは複数年度予算の話があったり、あるいは塩川大臣から継続事業の話がありましたが、一点だけ意見を申し上げておきますと、複数年度予算とか継続事業というのは、確かに単年度主義で、余らせたら困ると、余ったら何か空出張に使ってしまえみたいな、そういう弊害を呼ぶ部...全文を見る
○大塚耕平君 いざというときにティア1を超えている部分を全部買い取れるだけのバッファーを用意したということですが、今現在把握していらっしゃる数字で、金融機関がティア1以上の株の保有額というのはお幾らぐらいになるんでしょうか。
○大塚耕平君 そうすると、今回の措置は二兆から三兆にしたわけで、もう既に一兆買われていますので、バッファーは二兆しかないですから、ティア1より上の部分が三兆あるんでしたら、二兆を四兆にしなくてよろしかったんですか。
○大塚耕平君 それでは、再三申し上げますが、政府、日銀、一体となってやる以上、日銀が努力すれば政府も努力するという姿を見せていただかなくてはいけないわけですが、株式保有機構の方は余り使われていないわけですけれども、これからどういう工夫をされて使われるようにするんでしょうか。竹中大...全文を見る
○大塚耕平君 今のような立て板に水の竹中大臣の答弁が出るときは何も考えていないというような気もいたしますが、しかし、具体的に考えているんでしたら、早めにそういうことをアナウンスメントすること自体が正しく株価対策になるわけですから、それはいつごろはっきりすることですか。
○大塚耕平君 じゃ、近日中に出てくることを祈りますけれども。  日銀の方にもう一度お伺いしたいんですが、この株式保有をするべきであったかせざるべきであったかという議論は今更しても、もう既に一兆も持ってしまっているわけですから、水掛け論ですので余りする気はありませんが、しかし、バ...全文を見る
○大塚耕平君 一兆お持ちになって、買取りを始めたのが十一月の末ですから、どうでしょう、ざっと一五%ぐらい下落したとして、一千五百億ぐらいの含み損が出ているのかもしれませんけれども。  改めてこの問題をちょっと深めたいんですけれども、速水前総裁は御退任直前まで、株式の保有上限を引...全文を見る
○大塚耕平君 先ほどお配りした資料の十ページをごらんいただくと、一番最後、9の(5)に、「金融政策の範囲は広がっており、工夫の余地は大きい。」と。これは今年に入ってからの御発言であります。一番後ろのページでございます。  工夫の余地は大きいということで、これからいろんなことを打...全文を見る
○大塚耕平君 先ほど御紹介しました日銀の調査月報のこのレポートの中にも、日銀が資産を買う場合ないしは資産を持つ場合の三原則として、健全性と中立性と流動性ということを明記しておられるんですね。  健全性というのは、ここは与野党間で議論になるところですけれども、どれが健全でどれが健...全文を見る
○大塚耕平君 御答弁としてはそういう御答弁になるのは分かりますが、現実問題として、REITは四千四百億、ETFは三千七百億しかないわけですから……(「二兆三千七百億」と呼ぶ者あり)二兆三千七百億。これは失礼しました。ETFは二兆三千七百億ですね。だから、少なくともREITについて...全文を見る
○大塚耕平君 株式購入の方に少しもう一回話を戻させていただきたいんですけれども、今日はこの去年の七月の月報のレポートを存分に利用させていただいているんですが、これの九十九ページを拝見すると、CPとか社債のくだりのところで、いったん適格とした企業債務であっても、信用力が低下した場合...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、決算における評価が正しく行われていることはだれがチェックするんでしょうか。
○大塚耕平君 現在の監事は、日銀OB以外は監事にいらっしゃいますでしょうか。監事の中に日銀OB以外の方はいますでしょうか。
○大塚耕平君 何人のうち何人がOB以外でしょうか。
○大塚耕平君 いずれにしても、きちっと運営をされる御決意でやっておられるとは思いますが、例えば監事が見ますとおっしゃったときに、他意はなくても、三人ともOBであれば、こういう御時世ですから本当ですかという話になりますし、それから先ほど塩川大臣は日銀の中に何とか審査委員会を設けてと...全文を見る
○大塚耕平君 参考人の方でもいいですけれども、日銀の国庫納付金を減額するというのは、どのようなことを今お考えになっておられるんでしょうか。
○大塚耕平君 いや、副大臣、それはちょっと違うと思います。結果として損失が出れば決算上剰余金が減るのは分かりますけれども、その中で引当金を今までよりたくさん積ませるとか準備金をたくさん積ませるとか、そういうことを認めるということをおっしゃっているんじゃないんですか。大臣、どういう...全文を見る
○大塚耕平君 そういう形でなくて、日銀国庫納付金の減額を認めるということは、やっぱり何か五十三条の条文をいじらないとできないことなんじゃないですか。
○大塚耕平君 そうすると、これは念のための確認ですけれども、日銀は各支店が地方自治体にも事業税を納付しておりまして、これは地方自治体の大きな、大きなというか、かなり当てにされた財源になっているんですが、事業税なんかには何か工夫をされる御予定はあるんでしょうか。これは総務省かと思い...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  それでは、大分時間も迫っておりますので、今日は参議院としてかなり本格的に福井総裁のいろいろ御意見をお伺いしているわけですが、少し大きな視点から御発言をいただきたいんですけれども。  九一年一月十七日は、総裁はもう当時理事でおられて、私は...全文を見る
○大塚耕平君 先々のビジョンについては、おっしゃるとおり明るい気持ちを持って臨みたいと思うんですが、やはりあのバブルのときは、あれだけ異常にマネーサプライが伸びていても、消費者物価は伸びてそんなに高くなっていないから大丈夫ではないかと思っていたら、バブルが起きていたわけであります...全文を見る
03月26日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は、財務省、金融庁の予算の委嘱審査ということでございますが、財務省におかれましては、財務省自身の予算もさることながら、他省庁の予算を審査、監督するお立場にあるわけでありまして、本委員会でも過去に何度か、いかに他省庁の予算が適切に使...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今お話にありましたとおり、確かに一昨年教えていただいたときも、平成七年度からこのプロジェクトはスタートしているという話でありましたが、この十五年度の当初予算に計上されている維持管理の九億円を除いて、これまでに総額幾ら投入されましたでしょう...全文を見る
○大塚耕平君 合計八十一億円ということですが、これは今、平成十二年と十三年のところで区切りを入れていただきましたが、十二年までで三十六億円、これは私の記憶によれば、一昨年の御説明では、この期間はコンサルティング期間なんですね。その試験機を作ったりとかということもあったかもしれませ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、小林副大臣、違うんです。これはずっと使っていくものじゃないんですよ。大体四年間ぐらいで償却期間が来て、ハードも変わっていきますし、システムの技術も変わっていきますから、ひょっとしたら新しく作り替えなければいけないと思っています。  いよいよ完成間近に控えてお...全文を見る
○大塚耕平君 昨日私の部屋に来ていただいた方の御説明では必ずしもそれは確かではありませんでしたので、一度委員会の後で結構ですから、後日そこはしっかり説明をしてください。  別にこのシステムが悪いと申し上げているわけではなくて、確かに去年ハノイとかマニラの大使館で現物も見せていた...全文を見る
○大塚耕平君 一人当たりの単価ですと、十五年度予算だと、一人当たりの単価ですね、今の合計の派遣員と専門調査員の合計金額を人数で割ってください。幾らぐらいになりますか。
○大塚耕平君 まあざっとですね、まあいいです。正確な数字はまた後で御確認いただきたいんですが、一千百万ぐらいになるんですね。  これは、私、これが高いとか安いとか言っているんじゃないんですよ。今、採用基準は二年限定で一年だけ延長可能ということがお話がありましたが、実はこれ年齢制...全文を見る
○大塚耕平君 入っていないわけですよね。約五百名いらっしゃる。塩川大臣、ここなんですよ。  大使館に行くと、もう本当に、ちょっと言葉が悪いですけれども、地べたをはってロジ周りをやって、現地の文化や経済や現地の事情に本当に通じているのはこの派遣員とか専門調査員の人たちなんですよ。...全文を見る
○大塚耕平君 もちろん、今おっしゃった御意見も一理ありますし、私も、そういううまく回っている在外公館もあると思いますので、全面的に否定するつもりはありません。ただ、政務官が回られた中で、みんなうまくいっていたというんでしたら、じゃもっと見てください。うまくいっていないところがあり...全文を見る
○大塚耕平君 私も別に、この派遣員、専門調査員制度を否定するつもりはありませんので、是非いい方向に発展させていただきたいんですが。  財務省におかれては、外務省の予算を査定するときにこの派遣員、専門調査員の人数、それからその人たちの実態ですね。その人たちが活躍すればするほど、本...全文を見る
○大塚耕平君 主計局が査定の過程で今おっしゃったような作業にならざるを得ないというのはそれはよく分かるんですけれども、もう少し厚生省のやっていることにしっかりメスを入れていただきたいということです。  塩川大臣に行政監視委員会においでいただいたときに聞いていただいた話だと思いま...全文を見る
○大塚耕平君 私も、前の職業柄、金融機関のモニタリングのためには相当データベースの整備とかシステム的な対応が必要だというのはよく分かるんですけれども、金融庁のそういうインフラ整備は今の予算措置で十分だというふうにお感じになっておられますか、率直なところを述べていただきたいんですけ...全文を見る
○大塚耕平君 先ほどの外務省の八十一億なんかに比べると、私は、金融庁はもっともっとインフラ整備にお金を掛けていいと思いますよ。相当、金融庁の皆さんは、ここ数年のいろんな世の中の流れの中でそれこそ萎縮しておられて、要員を増やすこと一つにしても随分遠慮をしておられるような気がしますが...全文を見る
○大塚耕平君 財務大臣、よろしくお願いします。  さて、それで今度は財務省にお伺いをしたいんですけれども、昨日も質疑の中で、国債をどんどん発行して無駄なものには使えないので無駄遣いは抑制するとか、これはかねてこういう発言は時々聞いておるわけでありますが、大臣、どうでしょう。今、...全文を見る
○大塚耕平君 非常に前向きな御発言をいただいたと思いますが。  大臣、この間、G7にパリに行かれたと思いますが、これは航空便はどこの便で行かれましたですか。
○大塚耕平君 ここから先は一々大臣じゃなくても事務方の方でも結構ですが、お答えは。特別便とおっしゃいましたけれども、チャーター便ですね、JALの。パリの私の友人のマスコミの人が、日本は金があるなと電話してきたんですよ、チャーター便で来たと、ジャンボジェットだと。何人で搭乗されまし...全文を見る
○大塚耕平君 いや、それは違う、違うと思いますよ。まあ、いいです。
○大塚耕平君 行きは十一名ですね。行き帰り、往復で幾らですか。
○大塚耕平君 大臣、ジャンボジェットというのは十一人で乗るとどうやって座るんですか。どういうふうに座られましたか。
○大塚耕平君 大臣、別に今日は大臣のまた血圧を上げるためにやっているわけじゃないですから、さっき大臣、冒頭おっしゃったように、いろいろ古い因習があって、悪いものは全部ディスクローズして正すべきは正していけばいいわけですから、別に大臣を責めているつもりはないですよ、僕は。  ただ...全文を見る
○大塚耕平君 ええ、おっしゃるとおりです。  ただ、当日はチャーター便は午後五時四十五分に羽田を立ちましたが、しかしその後、成田午後九時五十五分発のエールフランスがあるんですよ。あるんですよ。それから、今、前の日にチャーター便を頼んだとか頼まないとかおっしゃっていますけれども、...全文を見る
○大塚耕平君 それは、事前に休めればそれにこしたことはないですけれども、別に偉い人に限らず、民間も含めて国際会議というのはそういうものですよ、時差があるんだから。眠いのを我慢して会議に出るというのは、それはしようがないですよね。  今、そういう御説明だったですけれども、現地のメ...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。  それでは、私に連絡をしてきてくれたパリのジャーナリストも非常にしっかりした方ですので、ということはその一行の中にいたどなたかがそういう規程をしっかり御理解していないということですから、よく教育しておいてください。  それで、過去に、私が調べた限...全文を見る
○大塚耕平君 直行じゃなくても、途中で一回ぐらい給油したっていいわけですから、是非工夫していただきたいですが、例えばこの平成十五年度にはチャーター機を借りる可能性を想定して各目明細の中に予算が計上されていますよね。それはどこに幾ら計上されていますか。
○大塚耕平君 これは、毎年大体計上しておられるんですか。
○大塚耕平君 はい、いいです、いいです。はいとおっしゃいましたんで。  で、何回分ぐらいチャーターすることを念頭に置いて計上しておられますか。
○大塚耕平君 よその省庁でも、チャーター機をよその省庁の大臣が使うことを念頭に置いて計上しておられますか。
○大塚耕平君 政府専用機はどうして使わないんですか。
○大塚耕平君 いや、それは官邸がそういう御方針かもしれないですけれども、防衛庁から事前にいただいた資料によると、過去何回も大蔵大臣、外務大臣、乗っていますよ、一杯。使っていますよ。いや、後でこれ資料をお見せしてもいいですけれども、例えば大蔵大臣、米国訪問、羽田—サンフランシスコ—...全文を見る
○大塚耕平君 もうすぐ時間が来るので、一応問題点だけ申し上げておきますけれども、まず、十一人でジャンボジェットをチャーターしていくというようなことがこういう経済状況の中で国民感情に合致しているかどうかというのが第一の問題であります。  そして、仮に国会審議が制約で云々かんぬんと...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だから、大臣が最初にいいことをおっしゃったじゃないですか。いろいろ過去の因習をディスクローズして、悪いものは正していくということを国会でやればいいわけですから、何も、それこそ厚生労働省の答弁とかいろんな答弁のように完璧を装わなくてもいいですよ。もう事実としてこ...全文を見る
○大塚耕平君 ちなみにアメリカは原則商用便、どうしてもチャーターが必要な場合は軍用機で来ています。それから、フランスは全部エアフランスで、商用機で来ています。  大臣、じゃ、宣言してください、最後に。原則としてチャーター機の調達を前提としないと宣言してください、ここで。
04月02日第156回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  大変両参考人には、面白い話を聞かせていただいてありがとうございました。何の委員会だったかなと思って途中から分からなくなってきましたけれども。  私も自分のホームページはカナダのサーバーに置かせていただいていて、インターネットの恩恵を...全文を見る
04月16日第156回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。今日はちょっと遅刻をいたしまして、大変失礼いたしました。  これでこの東アジア経済の現状と展望の調査、一区切りだと思いますので、ひとつお願いと簡単な質問を申し上げたいんですけれども。  よくアメリカの、あるいはヨーロッパもそうですけれど...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  総裁外御同行の皆様方ももう丸三時間座り続けで、総裁は立ったり座ったりで本当にお疲れさまでございます。しばらくお座りいただいて、岩田副総裁においでいただきましたので、岩田副総裁を中心にお伺いをさせていただきたいと思います。  岩田副総...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、副総裁が統括官に就任されてすぐ、初めて遅ればせながら月例経済報告でデフレに対する事実認識を政府が示したということですが、実際に内閣府でお仕事をされていろんな方と議論されたと思うんですが、なぜそこまで政府はデフレに対する事実認識ができなかったというふうに...全文を見る
○大塚耕平君 私は、副総裁は一月に御就任されて三月にこうやって事実認識を改められておられるわけですから、大変いいお仕事をしていただいたと思うんですが、ここまで事実認識が遅れたということは、やはり政府の経済運営において大きな失敗だったと思うわけですが、なぜ、どの段階の判断でやはりこ...全文を見る
○大塚耕平君 先ほど副総裁がいらっしゃる前に峰崎先生の方から総裁に九七年当時の金融危機の話も聞かせていただいて、その当時の経緯はどうだったのかというやり取りがあったんですが、私は何も、だれがどの時点でどういう責任があったのかということをここで明らかにしたいわけではなくて、やはり九...全文を見る
○大塚耕平君 このお手元の資料のそれぞれ、小さい字で恐縮ですが、百四十七ページのところに、下の方のアンダーラインのところに、「資本収益率(自然利子率)が低下したために、低い市場利子率の下であってもデフレが定着し、ゼロ金利の下でデフレ均衡に陥っていると考えている。」というこういう御...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、基本的に今政府がいろいろ取り組んでおられる産業再生のための政策パッケージに過不足はないというお考えでよろしいですか。それとも、こういうことはもう少しやるべきだと、日銀副総裁として今後総裁やあるいは政府に対して意見具申をされていかれるような点があれば是非...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、例えば、例えばの話ですけれども、税制改正も行われて株式譲渡益課税なんかも税率が下がったんですが、御承知のようにあれなんかは、平成元年まではゼロ税率だったのが、バブルに対する株価の抑制のために若干税率を設けたわけでありますが、こういうような状況を考えたら、...全文を見る
○大塚耕平君 産業再生については何となくお考えの一端を聞かせていただいたんですが、産業再生を成功させて資本収益率を上げていかなくてはならないわけですが、その資本収益率が市場利子率とどういう関係にあるかということが問題だということがもう一つの論点でありまして、これも百四十七ページの...全文を見る
○大塚耕平君 今の数字をお伺いすると、その実質金利を下げるためには相当大胆なことをやらなくてはいけないというふうに聞こえるわけですが、そういう理解でよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 この質問をさせていただいた際の冒頭に、自然利子率というのは測るのが非常に難しいという御発言があって、私もそのとおりだと思うんですよ。だから、その自然利子率を基準にしたヴィクセルの話を持ち出して去年からずっと理論展開をしておられることにちょっと不思議な感じもしておりま...全文を見る
○大塚耕平君 私が申し上げたいのは、こういう大学者の古典は行間を読んで、書いてあること以外に何を読み取るかというのが大事だというふうによく言われておりますので、書いていないからどうだこうだと申し上げるつもりはありませんが、副総裁が取り上げたヴィクセルにしても、それから先ほど申し上...全文を見る
○大塚耕平君 今後もいろいろと議論をさせていただきたいと思いますが、岩田副総裁は、先ほど来申し上げていますこの小宮先生の本の中でも、日銀としてどういう政策パッケージを行うべきかということは明確に述べておられて、そういう意味ではスタンスがはっきりしておられていいなと思うんですけれど...全文を見る
○大塚耕平君 峰崎先生のところでも御質問がありましたが、銀行券の発行残高との比較で長期国債の保有残高だけ見ればいいのか、あるいはこれも加えて考えた方がいいのか、その辺も今後の大きな論点だと思いますので、議論させていただきたいと思います。  時間も迫っておりますので、先ほどの副総...全文を見る
○大塚耕平君 私が申し上げたいのは、岩田副総裁が非常に明確に政策パッケージをお示しになっておられるので、そのとおりの政策が今後行われれば、確かに日銀だけではどうにもならない面はありますが、しかしそのとおりのパッケージが行われた場合に、それでもうまくいかなかった場合はやはりいろいろ...全文を見る
○大塚耕平君 東大の合気道部の監督もしておられて、いや、私はホームページ、インターネットを検索していましたら、副総裁が香取神道流のあの杉野さんという大師範の何か追悼文を書いておられるのをたまたま目にしたんですが、その中にこういうくだりがございました。非常に金融政策にも相通ずるとこ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。
05月15日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第5号
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○大塚耕平君 民主党の大塚耕平でございます。  両大臣は大分この問題では答弁に立たれておられてお疲れのようでございますが、今日もお付き合いいただきたいと思います。  参議院の質疑での冒頭に自民党の世耕さんから大変御高説を賜ったわけでありますが、何分抽象的なテーマですので、どう...全文を見る
○大塚耕平君 恐らく、仮にその方が善意を持って持ち出した紙以上の紙を持ち込んだとしても、恐らく何らかの法的枠組みの中で何か処分をされたと思うんですけれども、ということは、恐らく今でもいろいろ個人情報を悪用した場合の様々な法的な枠組みというのは、何がしかいろんな法律の解釈によってや...全文を見る
○大塚耕平君 これは、通告はしておりませんが、非常に基本の問題ですので是非お考えを聞かせていただきたいんですが、保護法益は今お伺いしました。今回のこの個人情報保護の法体系、目指している法体系は、これは個人情報あるいは個人の権利利益の保護の、あるいは侵害の未然防止なのか、救済なのか...全文を見る
○大塚耕平君 強制措置も最終的には用意しているというお答えだったんですが、今の御答弁、拝聴していると、もちろん中にも断片的に入っておりましたが、もう一度確認させていただきたいんですが、未然防止が第一の目的だとすると、抑止力、今北朝鮮は一生懸命ああいうカードを切って抑止力を行使して...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  それでは、本題に入らせていただきたいと思いますが、昨日、おとといの議論をお伺いしていましても、例えば昨日、最後に福島委員の方から、行政機関個人情報保護法の方は適正な取得の規制が入っていないという御議論がありましたけれども、今回の法の体系の...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今、片山大臣がるる御丁寧に御説明くださいましたが、冒頭のところですね、基本的な考え方で、民の方はあくまで自主的、自律的な規制ないしは運用を尊重し、官の方には厳格に制度化するとおっしゃったわけですが、厳格に制度化するのであるならば、先ほど、...全文を見る
○大塚耕平君 せっかく副大臣お立ちいただいたので、副大臣にお聞きしますが、そうすると、民というのは法律を守らなくていいんですか。
○大塚耕平君 いや、おっしゃるとおりですね。官も民も法の下に平等なわけだから、どうして官と民で適正な取得のところで差を付ける必要があるんですか。  もう一回、副大臣にお伺いします。
○大塚耕平君 法規範というのは、いろいろそのための整備が膨大な作業になるからその整備をあきらめていいというものではないと思いますね。  今、副大臣のおっしゃることにも一理ありますけれども、確かに、また片山大臣がさっきおっしゃったように、あとは運用だと、意識改革の問題だというのも...全文を見る
○大塚耕平君 いや、結構です。ありがとうございます。  その冒頭のところですね、「業務の公共性にかんがみ、」と。文言こそ違いますけれども、公益についてはちゃんとうたわれているわけですよ。ということは、公益についてうたわれているということは、先ほどのあるいは昨日までの、なぜ官の方...全文を見る
○大塚耕平君 伊藤さん、それ、いつごろまでに結論を出されますか、金融審議会でこれから議論して。
○大塚耕平君 伊藤副大臣には、我々、我々というのは私たちの世代の気持ちを共有していただけると思いますのでお願いを申し上げますけれども。  例えば、金融審議会は第一回の金融審議会、平成十三年、十二年ですかね、から行われていて、平成十三年のこの個人情報保護に関する部会の関係者の意見...全文を見る
○大塚耕平君 そういう御答弁は余り聞きたくないんですよ。  今日、金融庁いらっしゃっていると思いますので、じゃ金融庁に聞きますけれども、例えば第一回の金融審議会の金融分科会特別部会、平成十三年四月十六日、これは全国銀行個人信用情報センターの個人情報保護法に関する公式の意見陳述と...全文を見る
○大塚耕平君 いつまでに結論を出しますか。日本の金融機関、その間に合併、再編これから起きますけれども、いろいろそのときに、システム面の対応をしなきゃいけないとか、いろんな合併後のルール決めなきゃいけないとか。一体、民間企業はいつまで待っていたら、この個別法について明確な御方針を見...全文を見る
○大塚耕平君 局長は行政のお立場ですから断言はできないのは分かりますので、だから伊藤さんに頑張ってほしいわけですよ。今年度内にやらせるとか、私の責任を持って金融庁にやらせるとか、そういう御発言がない国会審議で政治家の答弁というのは一体いかほどの意味を持つんですか。  いや、これ...全文を見る
○大塚耕平君 激励です、激励。
○大塚耕平君 こればかりやっているわけにいきませんけれども、非常に重要な問題なので、ちょっと確認しておきますと、衆議院の方では共産党の吉井委員ですか、平成十二年の、銀行の、オブザーバーとして審議会に御出席された方の御答弁を引用されて、その方は個別法は必要ないというふうに御答弁、そ...全文を見る
○大塚耕平君 とにかく早くやっていただきたいと思います。  金融機関に関しては、今年の二月に、金融機関が本人確認、預金者、利用者の本人確認をする際に住基ネットのデータを利用していたということが問題になりまして、最初片山大臣は、いや、そんなことはあり得ないという御答弁をしておられ...全文を見る
○大塚耕平君 調査結果は、全銀協が会員行百八十八行に対して行った結果、七十九行、二百三十六件、一か月に約七十万件の本人確認があるうちの二百三十六件であったという御報告でありますが、金融界の体質は、私も元の村の一員でしたのでよく分かるんですが、全銀協さんがそういう方針を出すと、下位...全文を見る
○大塚耕平君 いろいろほかのお仕事もあるでしょうから、そうなかなか手広くできないのは分かりますが、しかし、こういう問題が起きたということは、やっぱりそこはきちっと悉皆調査をされるのが行政の仕事ではないかと思います。  片山大臣は、去年の秋に、我が党の五十嵐委員が衆議院で、やみ金...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、昨日は、第三者機関の設置に関しては、その質疑があったときには、いやいやもうこの個人情報保護に関しては総務省が全部の取りまとめ部署としてやっているんだからという、こういう御答弁をしておられるわけですよね。  これは別に与党の皆さんや行政の皆さんだけの責任にする...全文を見る
○大塚耕平君 人生の先輩でありますので、素直に聞きますけれども、まあしかしもう一個、やはり今の大臣の答弁のプロセスで問題があるんです、日本の国会の。それは、私が聞いたのは、調査をする必要があると思うかないと思うかいかがですかと聞いたんです、最初。それに対して、いや、全部の分野の所...全文を見る
○大塚耕平君 また、やっぱりさすがうまいなと思いますね、おっしゃるとおりなんですけれども。住基ネットをいろんな分野の業界が使うかもしれないから、いろんな分野の業界を御担当になっている役所に対して、適正な使い方がされているかどうか、住基ネットの総括官庁として、所管大臣としてそういう...全文を見る
○大塚耕平君 とすれば、莫大なコストを掛けて作った住基ネットのデータを、例えば金融業界にかかわらず各産業分野が本人確認のためにもしこれが使っていい法体系になれば、これはこれで相当産業コストを低下させるわけですよ。  そうすると、必要なのは、仮に金融機関の窓口で住基ネットのデータ...全文を見る
○大塚耕平君 今、私の敬愛する宮本さんから、おれは反対だという声がありましたけれども、だから反対か賛成かはこれから議論すればいいんですけれども、そういうことを役所任せにしないで、役所の皆さんもかわいそうですよ、何でも役所にやれと言ったら。まあ、でもそれが仕事ですから本当はやってほ...全文を見る
○大塚耕平君 しかし、それは個人情報取扱事業者にとっては大変大きな負担でありますし、昨今のこのやみ金の問題も考えますと、やはり情報提供した方が特に信用情報についていい場合もあろうかと思うんですが、これは今行政当局はああいう御答弁でしたけれども、細田大臣、大臣としてはそれでいいです...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、現在、これは全国信用情報センター連合会の内規によれば、公的機関からの照会が裁判所の命令による場合は信用情報を提供するという内規があるんですけれども、この場合はどう判断すればよろしいですか。この内規のままで今後よろしいですか。
○大塚耕平君 私、頭悪いんで何言っているのかさっぱり分からなかったんですけれども。  いずれにしても、この今回の法律が成立すると、例えば信用情報センター連合会のこの内規も、じゃ裁判所は、国の機関若しくは地方公共団体、地方公共団体ではないですね、しかし国の機関かと言われればこれは...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、私がこの信用情報センターの人間であれば、裁判所からの命令であってもこの法の二十三条一項四号に基づいて自分で判断しなきゃいけないんですね。  この裁判所の命令、これに聞いた方がいいのかどうなのか、私、そんな判断できませんけれども。
○大塚耕平君 今私が持ってお読み申し上げている資料は、さっきの平成十三年の四月の部会の資料なんですね。そのときに業界がこういう内規を出して御議論しておられる。金融庁は、こういう資料はそのとき添付資料として付けているだけで、その後、中身をよく見て検討して、今回の法案に合っているかど...全文を見る
○大塚耕平君 担当大臣としてでもやっぱり持ってもらった方がいいですよ。どういうことが起きているかというのは持っていないと分からないんですよ。(「居場所が分かっちゃうよ」と呼ぶ者あり)いや、今、面白いやじが飛んできましたけれども、やじに反応しちゃいけないですね。  インターネット...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、送信拒否の返信をできないようになっているDMメールはどうなるんですか。  最近あるんですよ、大臣、そういうのが。送ってくるでしょう、いや、もうこんなメールを欲しくないというときに送信拒否しようとすると、返信ができないようになっているメールがあるんです...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、送ってきている人の送信元アドレスは分かりますわね。その送信元アドレスを総務省に連絡したら何か対応してくれるんですか。アドレスは分かっているけれども、返信できないんです。
○大塚耕平君 それから、最近は大臣、ショートメールとかいって、個人で作っているアドレスじゃなくて電話番号に送ってくるやつがあるんですよ。  それで、これは大人はいいです、どんなメールをもらっても自分で判断できますから。でも、今、出会い系のメールの問題とかいろいろ別途議論されてい...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、そういうメールを送り付けてくる人というのは、携帯電話の番号を何らかの形で取得しているわけであります。つまり、何らかの形というのは、番号を〇〇〇からずっと順番に一つずつ変えていってヒットするやつを順番に検索していくシステムで、これは電話番号じゃないアドレス...全文を見る
○大塚耕平君 今のケースで申し上げると、まず変なメールを送ってくる事業者が、まずその人たちは膨大な相手先に送っているわけですから、まずそのデータを取得する段階でそれが適正な取得であったかどうかという問題がありますが、いずれにしてもこれは個人情報取扱事業者になります。  それから...全文を見る
○大塚耕平君 それは、さすが法匪の皆さんで、法解釈上はそうだというのはよく分かります、分かります。  大臣にお願いしたいのは、だからその事業者も、そういう面白い商売をする事業者も、それから技術も日進月歩ですから、もう既に、去年、迷惑メール防止法を作って以降、それを、何といいます...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  また方針が決まったら、調査結果が分かったら教えてください。よろしくお願いします。  世耕さんが初日に……(発言する者あり)世耕さん好きなんですよ、私ね。大変面白い例をお出しいただいて、たしか東京新聞でしたかね、「こうなる二〇XX年」とい...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、これは確認をしておきたいんですけれども、実はよく読むと、藤井さんがおっしゃったロジックも分かるんですよ。まず、個人情報取扱事業者に労働組合や、この間の例ですと同窓会ですけれども、これが該当するかどうかというところの判断と、そして今度は第二段階として、政...全文を見る
○大塚耕平君 もう少し具体的に確認しておきますけれども、つまりさっきのケースで申し上げると、労働組合とか業界団体とか、それから仮に会館なんかを建てている同窓会、それは事業者だとおっしゃっていましたけれども、そういう同窓会は三十五条二項に言う、まず主語である個人情報取扱事業者であっ...全文を見る
○大塚耕平君 おおむねと付いちゃったんで分からないんですけれども、もう一回聞きますよ。  これ、大変なんですよ。今回の答弁で議事録として残ったものを基にきちっと法に抵触しないように私も活動しますので、自分の問題として聞いているんですけれどもね。  いいですか。私が、例えば選挙...全文を見る
○大塚耕平君 よく分かりました。つまり、私が聞いていたのとは事実は違うということをおっしゃっているわけです。  三十五条の二項の「個人情報取扱事業者が」の「が」というのは、これはそこまでで主語を指しているわけではなくて、その事業者が五十条に該当する者である場合と言っておられるわ...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、さっき私が言ったとおりですね。
○大塚耕平君 そういうことであれば、分かります。五十条は、つまり提供する側にも受ける側にも両方に引っ掛かるということになってきますので、それは非常によく分かります。  申し上げたいのは、元々この規定の対象になるということであるならば、世耕さんと決して仲が悪いわけじゃないんですけ...全文を見る
○大塚耕平君 そうだということについて、最後に御答弁いただきたいと思います。
○大塚耕平君 ありがとうございました。
05月29日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  午前中は大臣には予算委員会でもお付き合いいただきまして、ありがとうございました。予算委員会でもお伺いしましたように、やはりたまたま今起きている問題が、今日この本席で議論する公認会計士法の改正案とは大変つながりが深いものですから、午前中...全文を見る
○大塚耕平君 今、明快にお答えいただきましたが、取りあえずりそな銀行に投入をして、予算委員会でも言っておられましたけれども、市場で後で売却することを考えると、やはり、りそな銀行の株は非上場ですから、りそなホールディングスの株が上場株なのでそれと交換すると。  加えて、今はホール...全文を見る
○大塚耕平君 そうですね。だから、ホールディングスだけが一〇〇%株主ですから、多分反対することはないですね。したがって、株主総会を開くか開かないかというのはある意味儀式的なものであって、書類上の株主総会でもいいと思います。しかし、じゃ今度ホールディングスに株を交換したときに、りそ...全文を見る
○大塚耕平君 いやしかし、先ほどの予算委員会で、減資のところで大臣は、三種類あるというお話をしてくださって、株主自身が決議をしなくてはならない、財産権の侵害があってはならないという、こういう御答弁をされたわけですよね。  りそなホールディングスの株主の中には一般株主がいらっしゃ...全文を見る
○大塚耕平君 それは、開くということでよろしいですね。もう一回確認させてください。りそなホールディングスの株主総会も開くことを金融庁としてやはり前提としていると考えてよろしいですね。
○大塚耕平君 金融庁にお願いしますが、りそなホールディングスの株主構成について後で、後日で結構ですから教えていただきたいと思います。もし今お分かりになっていれば教えてください。
○大塚耕平君 やはり二兆何がしという資金を投入することにかかわる話ですので、是非、後で結構ですから、株主構成、教えていただきたいと思います。  さて、先ほど大臣御自身が言っておられましたように、預金保険法百二条は持ち株会社を想定していないんですよね。だから、株式交換をやったとき...全文を見る
○大塚耕平君 先ほど予算委員会では銀行法二十六条の話を申し上げましたけれども、結局、百二条は、破綻処理と資本注入のそれまでの仕組みを全部百二条に引き継がせた形になっているんですけれども、しかしそれはあくまで、危機が起きたときと、しかも金融機関の現状は健全であるという、そういう前提...全文を見る
○大塚耕平君 そこは解釈論ですから水掛け論になるかもしれませんが、しかし、多くのこの分野についていろいろ意見をお持ちの、例えばジャーナリズムの皆さんとかそれから国会議員の中でも、これは、預金保険法が想定していた破綻処理や資本注入、つまり一項一号と二号、三号の間の一・五号みたいなも...全文を見る
○大塚耕平君 りそなに関して最後に一問だけお伺いします。  明日、申請の締切りだということでありますが、新日本監査法人は監査報告書を既に提出していますでしょうか。正式な監査報告書を。
○大塚耕平君 ということは、正式に判を押したといいますか、問題ないと、問題ないといいますか、今の財務内容について承認した立場ですから、先ほどの予算委員会でも申し上げましたように、朝日監査法人が四月の段階で何がしか出していたレポートと突き合わせて、事実は一つしかないわけですから、そ...全文を見る
○大塚耕平君 雑誌等でも私の意見は開陳さしていただいておりますので詳しくは申し上げませんが、今の定義をお伺いすると、なるほどなという気はするんですけれども、しかし、今日おいでになっているかどうか分かりませんが、羽藤参事官が私の部屋に説明に来ていただいたときに、監査報酬というのは投...全文を見る
○大塚耕平君 結局、ここの定義が問題になったり、こういう条文、文言を入れることが問題になるのは、監査法人が監査業務と非監査業務を併営することに伴って利益相反的なことが起きるんではないかと、あるいは監査結果が少し甘きに流れるんではないかということを懸念しているからでありますけれども...全文を見る
○大塚耕平君 今のお話で尽くされているとは思いますが、参考までに、お分かりになっている情報を教えていただきたいんですが、アンダーセンはエンロンの件でああいう結果になりましたけれども、それを受けてアメリカでは随分監査業務と非監査業務についてきちっとした峻別をしようという動きが広がっ...全文を見る
○大塚耕平君 そうであれば、私は、例えば今回の改正案で、監査法人には、日本には日本のルールがあっていいわけですから、欧米よりも厳しかったり欧米よりも甘かったり、日本の実態に合わせたルールがあっていいと思いますので、本来、今回の改正案では、昨今の日本の財務諸表に対するマーケットの信...全文を見る
○大塚耕平君 今の局長の答弁もそうですけれども、何といいますか、都合のいいところだけと言うと何かおしかりを受けそうですけれども、監査法人の独立性とか自主性とかとすぐ言うんですけれども、監督官庁なんですから、きっちりすべきところはきっちりしていただいていいと思うんですよ。  例の...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、標準報酬体系外してどうなるんですか。裁量相場になるんですか。
○大塚耕平君 そうすると、なおさら私が懸念しているようなことが起きる状況が作られる可能性がありますよね。  標準報酬体系があるからむしろ、すごいディスカウントされたら、いや、それはさすがに標準体系と比べたら余りにもひどい仕打ちじゃないですかと言って、監査法人も言えるわけですよね...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、もうちょっとお待ちくださいね。  これも、都合のいいところだけ自主性、独立性、都合のいいところだけ規制緩和と言いますけれども、もう昨今いろんなことで議論になっていますけれども、規制緩和、規制緩和と言いますけれども、逆に規制が必要なところもあるんですよ。規制が...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  時間も迫っていますので、あと幾つかお伺いしたいと思いますが、今回、改正案の中に監査法人自身の業務監査について規定がないわけでありますけれども、これについてはどういう枠組みで監査法人自身の業務を監査することになるんでしょうか。
○大塚耕平君 そういう形でやっていただきたいと思いますが、できれば監査法人に第三者による監査を義務付けるような内容がよりベターではないかと私は思っております。  加えて、三十五条関係で、公認会計士・監査審査会、従来の審査会を拡充して、これを言わば独立性、業界の独立性を守りつつ、...全文を見る
○大塚耕平君 それから、やはり公認会計士の皆さんは本当に重要な仕事をこれから日本経済の中で担っていかれる、今まで以上に、あるいは今までと一線を画して、実質的にそういう機能を果たしていただかなくてはいけないわけでありますが、そのためには、今回のりそなの件でもそうですが、仮に財務諸表...全文を見る
○大塚耕平君 それなりに強化はしていただいていると思うんですが、やはり有価証券報告書等の虚偽記載にかかわる責任の体系に比べると、ややまだまだ甘いと思いますので、私どもの修正案では証券取引法の一部も改正する形で後刻提示をさせていただきたいというふうに思っております。  塩川大臣に...全文を見る
○大塚耕平君 大体、役所の皆さんが六月中と言うと六月末になって出てくるのが普通ですが、六月中は、来週も六月中ですから、一刻も早く出していただくということと、やっぱり最後は政治決断ですから、中途半端な結論を今回は出さないでいただきたいということをお願い申し上げまして、私の質問を終わ...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  竹中大臣、伊藤副大臣におかれては、今回の経緯はともかく、先々週以来、大変お疲れのところを本当に敬意を表したいと思います。しかし、お疲れも見えないそのタフさは私も見習いたいと思いますけれども。  総理に最初にお伺いしたいと思いますが、...全文を見る
○大塚耕平君 選挙区事情とおっしゃいましたが、経済政策は余り選挙区事情でゆがめては私はならないと思います。  今、浅尾議員は、健康体になった長銀、日債銀に投入、投入したといいますか計上されていた繰延税金資産は、これは認められないのに、しかし、まだ健康体になっていないりそなに計上...全文を見る
○大塚耕平君 事実は小説より奇なりと申しますので、総理の言うことも分からないではないですが。  じゃ、竹中大臣と事実関係について幾つか議論させていただきたいんですが。  今回、衆議院でもいろいろ議論になっておりますし、この予算の集中審議以外の場でもりそなの件は議論になっており...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣とはいつも第三委員会室で大変距離がある質疑をやらせていただいております。今日は大変近いので、うれしく思っておりますけれども。  今、現在は、今大臣がおっしゃったような形で債務超過ではないというのが公式の認識になっているわけでありますが、しかし、日本の四大監...全文を見る
○大塚耕平君 昨日も、たしか菅代表との質疑だったような気がしますが、あるいは海江田先生でしたでしょうか、朝日監査法人さんは監査契約を結んでいない、あるいは大臣の御表現で正式な監査人ではないというようなお言葉があったような気がしますが、私の知り得る限りでは、去年の九月の大和銀行とあ...全文を見る
○大塚耕平君 次に、今おっしゃっておられた実務指針、おっしゃるとおりです。公認会計士協会がお作りになっておられる実務指針にのっとってやっているんですね。  もうやり取りしていると長くなりますので申し上げますけれども、実務指針の六十六号五項、どう書いてあるかといいますと、前段があ...全文を見る
○大塚耕平君 今日の委員会の質疑、監査法人の方もたくさん聞いていらっしゃると思いますが、監査法人の方々、怒りますよ。最後は監査法人の仕事だと言うんだったら、金融庁の仕事、監査法人に任せたらどうですか。もうこの部分は監査法人に全部お任せして、金融庁は監督官庁としての役割をやめられた...全文を見る
○大塚耕平君 詳しくは午後議論させていただきますが、総理、今度の改正案に、民間人である公認会計士さんの再就職に内閣総理大臣の承認が要ることになっているのは御存じですか。いや、御存じか御存じじゃないかと聞いているんです。(発言する者あり)  民間人の再就職に内閣総理大臣の承認が要...全文を見る
○大塚耕平君 もう私は、昔、竹中大臣の本、一杯買って読んだんですけれども、ファンだったものですからね。そんなことを言われると大変残念なんですけれども。  今、おっしゃったのは一般論ですよ。もう三度目の公的資金注入。しかも、今回は二兆三千億、公的資金を入れる。この銀行の監査法人の...全文を見る
○大塚耕平君 それから、本当に巷間いろんなうわさが出回っていて、私ももちろん先ほどの浅尾さんと同じように公的資金注入には結果としては反対ではないですが、やはり事実を確認した上で、論理矛盾のない形で、国民に説明の付く形で経済政策を行うことが重要だと思っているわけであります。  今...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。昔買った大臣の本を持っていきますから、サインもお願いしたいと思います。  さて、もう時間もなくなってまいりましたので、今、臨時国会、今度の臨時国会で、今回のことを受けて公的資金の予防注入に関する新法を金融庁がお考えになり始めているという報道が...全文を見る
○大塚耕平君 そういう法律が検討の俎上に上ってきているということは、実は九八、九年以降の金融危機、今は危機だとお認めにならないみたいですが、この金融の混乱の中で、現行の法制というのに若干のまだまだ補強すべき点があったからだと思うんですね。二〇〇二年からですか、今の預金保険法改正案...全文を見る
○大塚耕平君 いや、さすがちゃんと法律を理解しておられるのは、本当に私はそういう点は尊敬しております。  昨日は、二十四条のことをおっしゃいました、必要な報告は徴求できるからと。報告を徴求したら、二十六条で実は必要な措置ができるんですよ、資本注入も含めて。書いてあるでしょう。金...全文を見る
○大塚耕平君 あと幾つか技術的な問題、是非、大臣に聞いていただきたい問題もありますので、それは午後の財政金融委員会でまたお話をさせていただきますが、総理、昨日も自由党の達増議員が、信なくば立たずという総理の座右の銘をお話しになりました、詳しいことを申し上げませんが。三木元総理も座...全文を見る
07月01日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は、我が党の国対委員長の命令で百五十分も時間をちょうだいしてしまいましたので、どのように時間を使わせていただくのか大変頭を悩ませたんですけれども、少しでもお役に立つ議論ができればなというふうに思っております。  まず最初に、資料...全文を見る
○大塚耕平君 済みません。  今日は、生保の予定利率の引下げの問題ではあるんですが、やはり生保に限らず銀行も非常に経営が厳しいというのは、これは株価が大変低迷していたり経済全体が低迷していることが大きな背景でありまして、必ずしも銀行経営者、生保経営者だけの責任ではないということ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、今お手元に資料をお配りしたんですが、一枚目に幾つかの銘柄の最近のチャートをお付けしたわけでありますが、このチャートを見てどのようにお感じになられますか。
○大塚耕平君 いつも何見て仕事をしているんですか。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  これは、下に棒グラフで出ているのは出来高でありますね。ずうっと出来高がないものが急に出来高がばあっと増えているものばかりであります。出来高がこういうふうに増えれば相場がばあっと上がっていくわけでありますが、この三月から今日に至る間に三倍と...全文を見る
○大塚耕平君 いや、それは私もそれを気にしているからこそわざわざ銘柄名を消してこのようにグラフだけお示ししているわけであって、このように短期間で、全体の相場が低迷している中で急に出来高が増えて三倍にも四倍にも相場が上がっているこのグラフを見てどのようにお感じになるかということを聞...全文を見る
○大塚耕平君 いや私は、一言、いや、このチャートはちょっと異常な面があるかもしれませんねぐらいのことを一言言っていただければそれで済むわけでありまして、そういう率直な御意見を言っていただいた方がやっぱり委員会というのは活性化しますので、是非御協力いただきたいと思うんですけれども。...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、ちょっと質問の切り口を変えさせていただきますけれども、このグラフを見る限り、この銘柄はそれぞれ過熱しているわけであります、相場が。これを早くから知っていれば大変もうけることができるわけですね、これは。選挙の前になるとこういう銘柄が出てくるというふうによく聞...全文を見る
○大塚耕平君 今、信用取引というお言葉が出てまいりましたけれども、顧客と証券会社の間においては信用取引、そして証券会社と証券金融会社の間においては貸借取引というのがありまして、これを総合して信用取引と言うケースもあるようでございますが、この信用取引も貸借取引も、早い話が、手元に現...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今、二百六十四銘柄というお話でしたが、これは通常に比べると多いんですか、少ないんですか。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  そういう中で、今、五味局長がおっしゃってくださった、証券金融会社が注意喚起したり、貸し株申込みを停止したり、増し担保したりするという、証券金融会社がどういう基準でそれをやっているのかということは、監督当局としてはその基準は御存じですか。
○大塚耕平君 それはごもっともな御対応だと思います。基準が明らかになってしまいますと、基準が近くなるとそれを想定した売買ができますので、それが非公開だということは私も納得できます。何か違いますか。
○大塚耕平君 その辺の基準の適正さをよく再チェックしていただいて証券金融会社への御指導もしていただきたいと思うんですが。  公開はされていない基準も含めてある一定の基準に達すると、先ほどおっしゃっていただいたような規制が行われて、またその基準の範囲内に戻ると、例えば一時的に空売...全文を見る
○大塚耕平君 是非調べていただきたいと思うんですが。  いろいろ自分なりにも考えてみたり、あるいは御提案を外部の方からいただくこともありまして、例えば、こういう相場の動きが何らかの株価操作の疑いがあったりして、そこで不当利益が出ているとすると、分かった後に、もちろん刑事罰が掛か...全文を見る
○大塚耕平君 私も、事前にお伺いした限りでは、この辺の問題については必ずしも、過去、委員会としてどうするべきだという建議をされたことはないというふうに認識しております。私も株式市場に関心のある人間の一人として、また自分なりの意見は委員会に申し上げますので、是非この辺の問題はフォロ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。大変前向きな御答弁をいただいたと思っておりますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  さて今日は、本題は生保の予定利率の話でありますが、やはり冒頭申し上げましたように、金融行政がいかに国民や外部の、海外の特に投資家から信頼されて、日本は...全文を見る
○大塚耕平君 今は破綻のケーススタディーの中でいろいろ御解説をいただいたわけでありますが、少し視点を変えて、一般債権者と保険契約者の関係をちょっとお伺いしたいんですけれども、一般債権者といえば出資者等でありますね、基金等を出している。この方々と予定利率をカットされる保険契約者との...全文を見る
○大塚耕平君 簡単に言いますと、出資等をしている一般債権者と保険契約者との予定利率引下げのときの有利不利の関係はどのようになりますでしょうか。
○大塚耕平君 藤原局長、今の答弁を是非、僕、テレビ局にワイドショーで使ってくれと言いますけれどもね。  今の答弁、国民に聞かしてあげたいですね。つまり、破綻処理じゃないから保険契約者にとっては有利だと言っているんですよ。これ、破綻処理させたら、破綻処理させた方が保険契約者に有利...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、例えば金融庁の皆さんが非公式に、一斉に申請したらどうだとささやかれて申請してきた場合は、これは公取のお立場としてはどうですか。
○大塚耕平君 非常に今のは意味のある御答弁だと思います。行政指導であっても内容によっては公正取引委員会の網に掛かる可能性があると言っておられるわけですね。  私は、公正取引委員会とか証券取引等監視委員会とか事後チェック型の行政組織には大変大きな期待をしておりますので、多分ほかの...全文を見る
○大塚耕平君 やはり、今回の生保の決算を見ても、過去数年を見てもそうなんですけれども、実は利回りの低下よりも株安の影響がかなり大きいんですよね。ここは、大臣、そういう理解でよろしいですよね、銀行も含めて。
○大塚耕平君 そういう中で、生保の経営維持を、国民に多大な影響を与えないような観点で経営維持を考えて今回の生保の予定利率の引下げを発議されておられるということですと、これは銀行だって事情は一緒なわけですから、生保でこれをやるんだったら、銀行の例えば預金者の利回りを引き下げたり与信...全文を見る
○大塚耕平君 非常に今御指摘いただいた点は論理的にそのとおりだと思います。  おっしゃるように、生保は長期固定で、本当に高度成長期までは良かったですけれども、今日こういう環境になって、先々も見通せない中で長期固定の今の生保という仕組みを前提として今回のこのびほう策をやることがい...全文を見る
○大塚耕平君 御理解できません。  監督当局なわけですから、監査法人に対しても、別に国民に広く公開しろと言っているわけではないですから、二大監査法人が非常に一つの基準について異なる考え方を示したわけですから、片方の意見もよく聞いてみるというのは、大臣が予算委員会の席でおっしゃっ...全文を見る
○大塚耕平君 余り繰り返し言うと嫌われますけれども、私は竹中大臣の著書のファンだったわけでありますので、竹中大臣もまだこれから人生長いですから、ここで今回の件をどういうふうに処理されるかというのは、竹中大臣の学者としての、あるいはもっと違うステージでこれから活躍されるのかもしれま...全文を見る
○大塚耕平君 今、銀行はという主語で全部お話しいただいたんですが、生保も一緒ですね、基本的には。
○大塚耕平君 それでは、今日、大臣に是非ごらんいただきたい資料を私持ってきておりまして、委員長の御了解をいただければ大臣にお渡ししたいんですけれども、よろしいですか。  大臣に是非ごらんいただいた上で審議をしたい資料がありまして、大臣にお渡ししたいんですけれども、よろしいですか...全文を見る
○大塚耕平君 今からこの資料について審議をさせていただきますが、ほかの委員の先生方、お手元に何もないのでは誠に恐縮ですので、御了解いただければお配りできるように委員の先生方の部数は持ってきておりますが、御協議いただけますか。  いや、なければ読み上げますのでいいんですよ、御同意...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、委員の皆さんのお手元に行く間に、ちょっと資料の内容について御説明をさせていただきます。  今からお配りする資料は、昨年の一月二十一日の十八時三十分から二十一時の間、東京海上森副社長と金融庁、当時の高木局長の会談の書き起こしであります。  この会談は、当...全文を見る
○大塚耕平君 もちろん、この紙の出来事があったときは大臣は大臣ではないわけですから、私は竹中大臣の責任だと思っていません。後で、これをどう処置するのかについてはまた意見を言わせていただきますが、続けさせていただきます。  森副社長 今回の結論は真剣に検討した結果である。それでも...全文を見る
○大塚耕平君 仮定の話なのでお答えできないという回答になるような気はしますが、あえてお伺いしますが、こういう御発言をしておられる長官の下でまだ働きたいですか。両局長にお伺いします。
○大塚耕平君 続けさせていただきます。  高木局長 実は私もいろいろ考えて来た。ほとほとイヤになっている。 ちょっと一呼吸挟みますが、ほとほと嫌になっているのは我々であります。 続けます。   予定利率引き下げを議員立法でやってはどうかとも考えた。例えば、町内会方式で、予...全文を見る
○大塚耕平君 繰り返し申し上げますが、この件に関しては僕は大臣にも伊藤副大臣も何にも責任はないと思っています。ほかの皆さんにも責任はないと思っています。どう処分をするかということで今度は大臣の責任が問われるかと思います。 続けます。  高木局長 破談は即破綻につながると考えて...全文を見る
○大塚耕平君 こういうことがあったり、私はもうあえて確信をしていますから、あったりというふうに申し上げますけれども、こういうことが現実にあったり、それから先般、りそなの件で匿名の方からお手紙をいただいた内容に、りそなの合併に関していろいろとやり取りがあったといって腹に据えかねてい...全文を見る
○大塚耕平君 私は別に、例えば高木局長に、あ、失礼しました。現在では長官でありますが、高木長官に何か個人的な思いがあるわけでも何でもございません。そこは是非御理解をいただきたいと思うんですが。高木長官は高木長官で、森前長官とともに、何がしかお二方のこれまでの行政経験に基づいた価値...全文を見る
○大塚耕平君 午前中に引き続いて、よろしくお願いいたします。  休憩時間中に、マスコミの皆さんには資料について御説明をしてまいりました。その席でマスコミの皆さんに申し上げたことを委員の先生方にもお話をしておきますが、私自身は今の資料の一部分を去年目にすることがありましたが、しか...全文を見る
○大塚耕平君 一週間程度の猶予を欲しいというそういうお話ですが、それについて、はい分かりましたというふうにここですぐは申し上げません。ちょっとそれについての私自身の回答は留保をさせていただきますけれども、留保した上でちょっと二、三話をさせていただきたいんですが、東洋経済の記事が出...全文を見る
○大塚耕平君 どのぐらい計上されていますか。例えば、大手十社がソルベンシーマージンをそれぞれはじいていますけれども、どのぐらい計上されていますか。
○大塚耕平君 個別の決算は発表されていますので、これはもう秘密の情報じゃないと思いますので、私も私なりにはじいたもので数字を申し上げますが、例えば朝日生命、ここでも随分かねて大丈夫かという議論になっている朝日生命については、公表のソルベンシーマージンは三六〇%ですけれども、繰延税...全文を見る
○大塚耕平君 その御発言自体はりそなのときと論理の一貫性があって、なるほどなというふうに思うわけでありますが。  今日お手元にお配りさせていただきましたこの資料の、先ほどの文書の方ではなくて冒頭にお配りさせていただいたものの中に私の拙稿がございますが、ページでいうとB4の四ペー...全文を見る
○大塚耕平君 局長が今冒頭でおっしゃった、基本的に企業会計で積めるものは積めると考えているというのが、それが金融庁の意思なわけですね、意思なわけですね。  そうすると、またりそなの話に戻ってきますけれども、ところが、企業会計の世界において幾らまで積めるのかという議論が、実は朝日...全文を見る
○大塚耕平君 金融審議会で議論しているのは銀行の分だけですか。生保のソルベンシーマージンに計上する分も検討しておられるんですか。
○大塚耕平君 それでは、生保のソルベンシーマージンに対する繰延税金資産の計上の仕方については今後どのように検討されますか。
○大塚耕平君 今の五味局長の御答弁を大臣聞かれて、局長は行政という枠組みの中で、のりを越えない範囲できちっとした御答弁をしておられると思いますよ、私は。さっきの高木当時局長のように、予定利率引下げは議員立法でやってもらってはどうかとも考えたとか、全く不届き千万な発言をしておられて...全文を見る
○大塚耕平君 局長の御答弁も大臣の御答弁もよく分かりましたので、ちゃんと検討してほしいと思いますが、ただ、もちろん金融審議会の場で透明性を持たしてやるというそれは分かるんです。分かるんですけれども、この規制会計の世界については、最後に判断するのは皆さんですから。だから、審議会には...全文を見る
○大塚耕平君 もう委員の先生方には釈迦に説法だとは思いますが、例えば、あえてもうどことは言いませんが、繰延税金資産を除くと一〇〇を切る先が大手の中でも二先、二〇〇を切る先が一先あるわけですね。そういうことになると、例えば保険会社に係る早期是正措置制度の概要で、その水準というのは第...全文を見る
○大塚耕平君 今日は議事録を、衆議院の議事録を持ってきてくださいというふうに事務方の皆さんにはお願いしてありますが、伊藤副大臣、せっかく来ていただいているんで、衆議院の財務金融委員会、六月四日の議事録、議事の中で、我が党の平岡委員に対する答弁の中で、議事録でいうと四十三ページであ...全文を見る
○大塚耕平君 今の御発言や、その前の局長の御発言、両方に関係するんですけれども、早期是正と、それから予定利率引下げのような、何といいますか、緊急対応と、この両方をうまく使い分けてやるんだというようなお話ですね。その脈絡の中で二〇〇%以上でもやる場合があるというふうに言っておられる...全文を見る
○大塚耕平君 いや、フォワードルッキングは金融用語ですね。バックワードルッキングと金融理論の中では使いますんで、金融用語ですけれども。  今、ソルベンシーマージンは支払能力だとおっしゃいましたよね、支払能力。そうすると、局長にお伺いしたいんですけれども、繰延税金資産は今入れてい...全文を見る
○大塚耕平君 いや、そういうことをお伺いしているわけじゃなくて、大臣は、ソルベンシーマージンというのは、マージン比率というのは支払余力、流動性のことだというふうにおっしゃったわけですね。  私がお伺いしているのは、繰延税金資産を今たっぷり入れたソルベンシーマージン比率で見ている...全文を見る
○大塚耕平君 そのぐらいすぱっと定見を述べていただくと、こっちも、ああ、それはもう見解の不一致だからしようがないなというふうになるわけです。  だから、さっきの規制会計のところも、ふにゃふにゃしたことを言っていないで、銀行と生保には我々はこれだけ、こういう理由で積ませられると思...全文を見る
○大塚耕平君 りそなの話にちょっと関係があるので、生保の話とも当然関係がありますけれども、お伺いしますけれども、タックスプランニングというのは、私の理解では、繰延税金資産を計上するときの、来年、再来年、その後どのぐらい収益が上がるかというその前提で繰延税金資産を計上しているわけで...全文を見る
○大塚耕平君 ここで教科書的な議論をするつもりはありませんが、今、局長がおっしゃったように書いてある解説本もありますけれども、そうじゃない解説本もあって、したがって、タックスプランニングについて繰延税金資産という言葉だけが独り歩きしていますけれども、その背景に、繰延税金資産を計上...全文を見る
○大塚耕平君 ちなみに、岩波の国語辞典によれば、蓋然性、その事柄が実際に起こるか否か、真である否かの確実性の度合い。また、蓋然的であること。そして、蓋然的とは、その事柄が実際に起こる、あるいは真であることもあり、そうでないこともあるという性質のものであるさまと。これはだから辞書の...全文を見る
○大塚耕平君 またそこでも、今度は公認会計士協会じゃなくて、アクチュアリー会ですか、他人任せも甚だしい。もっと自信持って、金融庁はこうすると言っていただいた方がよっぽどはっきりするんですね。  十年先とおっしゃいましたけれども、五年先という話も最初ありましたね、衆議院で出てきて...全文を見る
○大塚耕平君 いや、もう少しはっきり答えてほしいんですよ。各生命保険会社が収益予測を立てるときのその前提となるマクロ経済のデータは、各生命保険会社でそれぞれに自由に採用していいわけですね。
○大塚耕平君 いや、もう今のやり取りを聞いてお気付きいただいている委員の方々ばかりだと思いますけれども。  そうすると、AとBという生命保険会社があって、今のソルベンシーマージン比率はほぼ同じぐらい、ほぼ同じぐらい。ところが、Aという社は向こう十年間の株価とかを非常に厳しめに予...全文を見る
○大塚耕平君 取締役会に選任される社員なんですよね、社員、今は、基本は。  局長、一つ資料請求しますけれども、じゃ、今の業務認可されている生命保険会社の保険計理人がそれぞれ各社何人ずついて、社内の人か社外の人かという、その資料はいただけますね。それいただけますか、資料。後でいい...全文を見る
○大塚耕平君 私が申し上げたいのは、先ほど申し上げましたマクロデータぐらいは役所がちゃんとオフィシャルな十年間の計算の前提を定めるということと、それから、保険計理人は社外から選任するというような、そのぐらいの新たな枠をはめないと、そういうことは一切やらないで、生保の予定利率引下げ...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  お願いしていた参考人の方々がおいでになっていないようで私としては大変不満でありますけれども、まずは、先週火曜日に御提示を申し上げました資料について一週間後に調査結果を聞かせていただけるというお話でしたので、大臣からその内容を承りたいと...全文を見る
○大塚耕平君 大変きっちりと調査をしていただいた様子がうかがわれ、今真摯にお答えいただいたことは高く評価したいと思いますが、今、大臣が御発言になった調査結果の内容及びその違法性、合法性の判断、そして処分の内容等については、今後のこの金融行政や今審議しているこの保険業法の改正案の議...全文を見る
○大塚耕平君 今いただいた資料をずっと拝見しましたけれども、例えば、一ページ目に最後に、完成された真正の文書であることが認められたと書いてあるんですが、二ページ目見ると、「当日のやり取りが必ずしも正確に表現されたものとは言えない」、「実際の発言内容との間にいくつもの齟齬がある」、...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣に一つお伺いしたいんですが、二ページ、例えば二ページに、さっき指摘させていただいた点ですけれども、「実際の発言内容との間にいくつもの齟齬があると主張」していると。どこにそごがあるんでしょう。  例えば、高木長官は、脅しているつもりはないだとか、そういうこと...全文を見る
○大塚耕平君 一番重要なところなんですよね。例えば、行政に期待を抱かせたかどうかという、そういう発言をしたか。これは行政が契約者に変わったらえらい違いですよ、話は。そういう発言をしたかしないかによって国家公務員法第九十九条信用失墜行為の禁止に当たるかどうかという、そういう問題なん...全文を見る
07月10日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第19号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  午前中の公聴人の皆さんのお話を聞いておりまして、その中で村田公述人から、まあ日本生命の方ですけれども、保険契約の約束を守るということは大事だけれども、約束を守らない方が契約者のためにいい場合にはそういう選択もあるんだという御発言があっ...全文を見る
○大塚耕平君 一年前のことですから、一年以上前のことですから、正確に御記憶がないというのは、そこは正確に記憶がないというところはよく分かりますけれども、大体は記憶になければ、行政のその当時トップにあられた方としてやはりいかがなものかという気はいたします。  その一方で、国家公務...全文を見る
○大塚耕平君 私は、今の御答弁聞いていても全く何をおっしゃっているのかよく分からないんですが、じゃ、具体的にどういう御指示を出しておられたのかということはともかくとして、とにかく指示を出して高木さんが動いておられたという、そういう理解でよろしいですね。
○大塚耕平君 それではお伺いしますけれども、引き続き森前長官にお伺いいたします。  去年の一月の二十一日の長官の記者会見において長官は、東京海上のこの生命保険会社との合併の、「統合の見直しという話は一切聞いておりません。」「何かそれと違った方向のことがあるならば報告があるだろう...全文を見る
○大塚耕平君 お伺いしていない点まで深くお答えいただいて恐縮なんですが、私がお伺いしたかったのは、去年の一月二十一日の記者会見やその後の国会での答弁において事実と異なるお答えをされたんですねということだけを聞いたんです。  そして、──ちょっと待ってください。行政のトップであら...全文を見る
○大塚耕平君 行政としてはそういう判断が適切だと思うという今御判断と御見識を述べられたわけで、それは森参考人の御判断と御見識でありますので、それが正しいとか間違っているとかということについて私は持論を展開する気はありません。去年の一月二十一日の記者会見やその前後の国会において事実...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だから、それは御理解しているんです。だから、じゃ、もうこの話ばっかりやっていられないんで、さっきの記者会見のところを申し上げますと、一月二十一日の記者会見のお答えで、いろいろ答えておられるんですけれども、「統合の見直しという話は一切聞いておりません。」と言って...全文を見る
○大塚耕平君 それは理解しますので、また後で議論を深めさせていただきたいと思いますが、その後、後で議事録をよく見ておいていただきたいですが、国会でもそういう趣旨で随分違う御答弁をされているわけでありますけれども。  国家公務員法に、国家公務員が参考人として国会に出てきたときに虚...全文を見る
○大塚耕平君 今の件もそうなんですけれども、今回、本当にちゃんとした御答弁をしていただいて、こうやってコピーをいただきました。  行政手続法上の観点からいろいろ御検討いただいて、論点を四つ並べていただいたんですけれども、例えば今の問題なんかは、私は行政手続法なのか国家公務員法な...全文を見る
○大塚耕平君 百三十二条、百三十三条、業法上のですね、で、処分というふうにおっしゃいましたけれども、これは行政手続法上で言う不利益処分ですね。これは高木長官にお伺いしますけれども。
○大塚耕平君 しかし、今回のこの竹中大臣の御答弁は、三ページの中ほどに、スペースがあったその後からですけれども、「コンプライアンス対応室においては、高木監督局長の行為が、行政手続法に定められた「行政指導」のルールに適合的であったかどうかという観点から」検討したと、こう書いてあるわ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、それはちょっと違うと思いますね。行政手続法、よくもう熟読されたと思うんですけれども、不利益処分の場合は、例えばこのケースでは聴聞や弁明を求める必要があると、本当にやろうとすればですね。  ところが、この段階では、不利益処分をちらつかせながら、ちらつかせながら...全文を見る
○大塚耕平君 もうちょっと違う視点からも御質問したいと思うんですが、今のくだりですね、公益上、緊急に不利益処分をする必要があるとお考えになって、そういうことを条件に、A生命保険さんとの合併構想は白紙に戻さない方がいいですよということを言っておられたわけですけれども、仮に不利益処分...全文を見る
○大塚耕平君 何か分かったような分からないような発言ですけれども、A生命保険が、行政の観点から、これは公益のためにも救済しなければいけないと思って東京海上さんに合併を働き掛けた。しかし、東京海上さんがうんと言わなかったら、それに不利益処分を課して、業務停止命令なのか何なのかはその...全文を見る
○大塚耕平君 今のお話に関連してもう一個お伺いしますけれども、六ページの真ん中から少し後段のところにはこのように書いてございます。「金融機関の破綻等によって市場に混乱が生じ得る可能性がある場合に手をこまねいて策を講じないこともまた不作為の謗りを免れない」と、こうあるわけですね。 ...全文を見る
○大塚耕平君 今の、見解としては伺いました。見解としては伺いましたが、今のコミュニケーションで精緻な議論が尽きたかというと、そうではないと思いますので、引き続きやりたいと思います。  ほかにも幾つか論点がありますのでちょっと先に進ませていただきますけれども、例えば、高木長官は強...全文を見る
○大塚耕平君 いや、そう簡単におっしゃいますけれども、この答弁書の中では行政の裁量の余地はあるというふうに認めておられて、それは私も分かるんですよ。完全に行政の裁量の余地がなくなるとは思わない。しかし、平時ならいいですけれども、今のように大変企業が苦しくて、今回のことと同様のよう...全文を見る
○大塚耕平君 ニアリーイコールではありますけれども。  十二条をよく読んでいただくと、不利益処分を行うための基準を定めると書いてあるわけですよ。そして、それを公にすると。東京海上は、この間のメモの中で、何でそんな不利益処分ができるんだということを聞いたのに対して、高木長官が、行...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと納得はできないんですが、つまり、その当時、基準が何も明確でない中でこういう行政的な行動を取ることが適切であったかどうかということは、実は検討の論点には入っていないわけであります。  さて、五ページをちょっと見ていただきたいんですが、五ページのちょうど真ん中...全文を見る
○大塚耕平君 ところが、この文章はそういうふうに読めないですよね。急いでお書きになったのかもしれないですが、これ、文章としては不十分で、我々、今後これをずっと審議の貴重な資料にするわけですから、もしそういうことならこれは文章として不十分であります。  それから、高木長官にお伺い...全文を見る
○大塚耕平君 商品認可の権限を駆使したかどうかというのは、行政手続法上の検討においてもこれはかなり深い問題になってきますので、これも実は検討漏れなんですよね。  それから、ごめんなさい、先ほど高木長官と申し上げて大臣に聞いてしまいましたけれども、今度は高木長官にお伺いしますけれ...全文を見る
○大塚耕平君 どう十分注意しているんですか。これだけしゃべっているんですよ。B生命とかC生命は危ないと、Bは逝っちゃう、Cも逝っちゃうかもしれないとかですね。この間は、国家公務員法九十九条、官職の不名誉となるような行為をしてはならないと、これは私は恫喝の部分を申し上げたんですけれ...全文を見る
○大塚耕平君 信頼しているということと実際どうであるかということは全然別なんです。この間のりそなのときの鈴木さん、鈴木課長のお名前を出して恐縮ですけれども、鈴木さんに私は、長官から末端の職員の皆さんに至るまで、監査法人と公式非公式、直接間接に一切接触をしたことはないというふうに言...全文を見る
○大塚耕平君 不利益処分。行政手続法の中もちょっとありますよね。
○大塚耕平君 竹中大臣の答弁能力は本当に私は高く評価していますので、まあいいです、それは。  だから、今大事なことを一杯おっしゃっているわけですし、コンプライアンスの弁護士さんにもう一回相談をして、今後の金融行政を考える上での貴重な資料なんですから、正式な報告書として委員会に出...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、今質疑の中で幾つか申し述べさせていただきました行政手続法上の幾つかの残された検討点、それから国家公務員法上の観点からの検討点、民商法や業法上の観点からの検討点等を詰めた、残された論点を詰めた報告書をお出しいただきたいので、それを理事会で後刻協議をしていただ...全文を見る
07月15日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。おはようございます。  それでは、前回、竹中大臣に御答弁いただいた内容について、何点か追加の質問を提示させていただきましたので、それについての御回答を冒頭お伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 前回の御答弁、そして今日の御答弁と大変重要な内容を一杯含んでおりまして、もうこれは今日限られた時間でもちろん討議し尽くせるものではないと思いますので、今国会中あるいは次の国会にもまたがって恐らく様々な場面で議論をさせていただく必要があると思っております。これはもう行...全文を見る
○大塚耕平君 いずれ法制局の見解も問わなければならないと思います。  今日御回答いただいた中で、第一点の段落の中で述べられております、中ほどにありますけれども、「前段階における行政指導」とは、具体的にその当時何を想定していたんでしょうか。これは高木長官にお伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 具体的に、百三十二、百三十三を根拠に、つまり、合併を予定どおりしたらどうですか、統合を予定どおりしたらどうですかというような、つまり行政指導をされようと思ったわけですよね。
○大塚耕平君 時間が短いので、是非、これは本当に金融機関のみならず、役所の監督下にある様々な業界の皆さんがもう本当に耳目を集めて長官の答弁を聞いていますので端的にお答えいただきたいんですが、統合を発表して統合を撤回するかもしれないという事態になったので行政指導をお考えになられたわ...全文を見る
○大塚耕平君 大変法律にたけた官僚の皆さんでありますので、なぜお答えになれないかというと、私なりにおもんぱかると、行政手続法の第三十三条、第三十四条には行政指導の具体的内容が限定列挙されているんですね。行政指導というのは、申請の取下げ又は内容の変更を求める行政指導、あるいは許認可...全文を見る
○大塚耕平君 先日は私、百歩譲って、不利益処分を要求、やるというふうにはっきり言ったわけではない、しかもやらなかった、その前段階の行政指導だから云々かんぬんという議論を、百歩譲って受け入れて質疑をさせていただいたわけですよ。  しかし、行政指導とはいかなるものかというのは三十三...全文を見る
○大塚耕平君 私は、論理的に今法律論を展開しているつもりでありますので、今の長官の御答弁では、なるほどというふうには思えませんので、あの答弁では納得できませんから、ちょっと理事の皆さんも、私、法律論をしているわけですから、三十三条、三十四条に書いていないことを行政指導だと前回も言...全文を見る
○大塚耕平君 いや、大臣、経済の専門家ですけれども法律の専門家じゃないんだから、一般的理解だなんてここで簡単に言っちゃ駄目ですよ。ここで言う二条の作為というのは、申請したりあるいは認可を求めた、その内容を行政指導に基づいて変更するという作為のことを言っているんですよ。法制局に聞い...全文を見る
○大塚耕平君 いや、何だか分かりませんね。つまり、行政指導というのは、もう一回言いますよ、監督下にある企業や国民が申請や許認可をしてきたことに対してその取下げや内容の変更を求めることであって、認可申請する気のない企業に対して合併しなさいという行為を求めていいというふうにはこの二条...全文を見る
○大塚耕平君 いや大臣、二条でそんな広範なことを認めるというのは、大臣がここ十年来あらゆる場で言い続けておられた御主張と一致しますか。えらいことですよ、この二条でそんな広範な作為を認めてしまったら。何でもありですか、行政は。  質問できません。ちゃんと、私も法律の専門家じゃない...全文を見る
○大塚耕平君 もう時間もありませんので、大きな問題点だけあと幾つか申し上げますけれども。  行政手続法の三十二条の二項は、仮に、高木長官がやろうとした、合併したらどうですかという行為が行政指導に当たるとして、私は当たらないと思いますけれども、「行政指導に携わる者は、その相手方が...全文を見る
○大塚耕平君 したかどうかなんて聞いてないですよ。そもそも、三十二条二項で、行政指導に従わなかったからといって不利益処分をしてはならないと書いてあるわけですから。  ところが、長官がおっしゃったことは、従わなかったときには不利益処分をするかもしれませんという、法律にはやってはい...全文を見る
○大塚耕平君 これも問題点指摘しておきますけれども、大臣、新聞等に載った一般的情報に基づいて発言しただけだ、だから問題ないというふうに御答弁、今日もしておられますけれども、監督局長、当時、ともあろう者が、新聞等の情報に基づいて行政指導しようとしたんですか。
○大塚耕平君 いやもう全く議論にならないと思います。  私はもうこれで質問やめますけれども、監督下の企業を恫喝したかと思われるような行為があり、そして金融庁の後輩の皆さんに長官は多大な多くの課題を背負わせ、そして国会がこのように多少混乱めいた状況になっていることに思いをはせてい...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
07月16日第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は時間も限られておりますので、できるだけ事前に提示申し上げました質問に沿って質疑をさせていただきたいと思いますが、今の西銘先生のお話も聞いていて大分疑問点もふつふつとわいてまいりましたので、若干脱線するかもしれませが、お許しいただ...全文を見る
○大塚耕平君 今、公共の福祉という言葉があったわけでありますが、そうしますと、この暴行事件を契機にまた繰り返し議論されている裁判を受ける権利に関して、米兵の方を引渡しをしない合理的な理由として、引渡しをすることが公共の福祉に反するかどうかという観点でこれは議論をしなければならない...全文を見る
○大塚耕平君 今、与党の先生からもぼそっと、そんなことを言っているから駄目なんだというような声が聞こえてまいりましたし、西銘先生とも私も考え方、一緒ですので、日米地位協定の改定問題に関しては、これは十年前、十五年前は知りませんけれども、今日に至っては与党の皆さんも多分かなり多くの...全文を見る
○大塚耕平君 大臣は御答弁が非常にうまいので、いつもこう何となくからめ捕られちゃうような、そんな気がしてほかの方の質疑のときも聞いているんですけれども、今後も、さっき申し上げたように、残念ながら刑事事件というのは確率的に繰り返し起きますので、防止はしたいと思いますが、今後の議論の...全文を見る
○大塚耕平君 なぜこんな禅問答のようなことを申し上げているかといいますと、そのときの二十四日の質疑を読ませていただいても、大臣の御発言の後に山田委員が、「大臣、もともとこの基本的人権の主張というのは、強く求められなきゃならない。憲法上の立場もあるわけです。」と、こういう発言をして...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だから、大臣の過去の御答弁を幾つも読んでおいて良かったなと思うんですけれども、その御答弁ばっかりなものですからね。初めて聞くと、ああ、何か誠実にお答えいただいていてからめ取られちゃうんですけれども、それしか言っていないわけですよね。  この外務省の事務方から...全文を見る
○大塚耕平君 もう時間が来ましたので、あと一言、意見だけ申し上げて終わらせていただきますが、やはり、私も今の答弁を伺っていても分かったようでちょっと分からない感じがございまして、残念ながら、是非、地位協定は改定に向けて外務省は、御努力をされるのが日本国の外務省、そして与野党の多く...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。  ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  今次改正案の問題点、論理矛盾点を挙げれば枚挙にいとまがなく、これほどずさんな法案をよく提出したものだと、ただただ感心するばかりでありま...全文を見る
07月18日第156回国会 参議院 本会議 第41号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。  ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案に反対する立場から討論を行います。  本法案の問題点、論理矛盾点を挙げれば枚挙にいとまがなく、これほどずさんな法案をよく提出したものだと、ただただ感心するばかりであります。...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。おはようございます。  今日は、株式取得機構の三木理事長と日銀の三谷理事におかれては、お忙しいところをどうもありがとうございます。  まず最初に、やみ金融法案の方ですが、私はこれについては特に質問はございませんけれども、竹中大臣に是非お...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、株式取得機構の方の質問に入らせていただきたいと思うんですが、まず発議者の皆様にお伺いをしたいんですが、衆議院の審議の議事録もすべて読まさせていただきましたが、繰り返しになって恐縮なんですが、改めまして今回の改正の目的についてお聞かせいただきたいと思います。
○大塚耕平君 衆議院の議事録を拝見すると、これはいつでしょうか、七月の四日の衆議院の財務金融委員会で、植田委員に対する御回答の中で熊代先生がこのようにおっしゃっておられます。  以前にも申し上げましたけれども、関係者に要請されたからといって、それが国民経済上あるいは国民の福祉上...全文を見る
○大塚耕平君 直接は御要請がなかったというのは、それはそういうことかもしれませんが、与党として議員立法しておられるわけですので、この場合の関係者というのは、どういう方々からの要請であったというふうに考えたらよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 三木理事長にお伺いをしたいんですが、今回こういう改正案が出ているということで、これが成立した場合の機構としてのメリット、そしてそのメリットが何かということは、恐らく今、熊代先生にお伺いした、どういう方々が要請をしたのかという話とも当然つながってくるわけでございますが...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今、機構の本来的な役割という御発言が二度ほどあったわけですが、そもそも論で恐縮なんですが、株式取得機構の本来的な役割、設立の目的というのは、改めまして、何であったのでしょうか、そこを聞かせていただきたいと思います。理事長にお伺いしたいと思...全文を見る
○大塚耕平君 今、その株式の持ち合い解消を激変緩和を考えながらやっていくのが本来の目的だという御発言だったと思うんですが、先ほどと同じく、七月四日の衆議院財務金融委員会の議事録を拝見しますと、五十嵐委員の質問に対する三木理事長の御発言として、「お取引先の方から見ますと、自分の株式...全文を見る
○大塚耕平君 そこは事実関係は私もよく分かりませんが、三木理事長が衆議院で言っておられるように、やはり発行企業の皆さんにとっても潜在的には保有機構に長期間持ってもらうと有り難いというお気持ちがあるのかもしれませんが、翻って、そうであるとすると、本当に株式の持ち合いというものを、日...全文を見る
○大塚耕平君 考え方としてはおっしゃるとおりだと思うんですね。いかなる制度や政策であっても、本来の最終目的と、今回でいいますと株式の持ち合いの解消ということとその激変緩和と両方をにらみながら落としどころを考えていくというのは、これは当然のことだと思うんですが。  どうも当委員会...全文を見る
○大塚耕平君 なかなかメディアが正確に伝えてくれていないというのは私も感じていまして、いろいろ情報発信するんですけれども、金融庁の皆さんも広報体制がきっちりできていて、記者クラブに対する情報統制もしておられるので、なかなかこちらが記者の皆さんにブリーフィングしていることが正しく報...全文を見る
○大塚耕平君 機構に対しても同じ質問をさせていただきたいんですが、これまでの取得銘柄数と、取得後に基準以下に下がった銘柄数をお伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 日銀も機構も同じお立場を取っておられるわけですが、もう一度日銀と機構に同じ質問をお伺いしたいんですが、三谷参考人も三木参考人も、取得基準以下に格付が下がった銘柄の数を公表すると不測の事態が生じるとおっしゃっておられるんですが、具体的にどのような影響があるというふうに...全文を見る
○大塚耕平君 これは考え方の違いですから禅問答をしてもしようがないと思いますが、取得機構が設立されるときの審議の中でも申し上げましたように、仮にこの取得機構の設立目的や今の運営のスキームにそれなりの合理性があったとしても、例えば取得後に基準以下に下がった企業があると、取得時に基準...全文を見る
○大塚耕平君 例えば、この八%ルールがなくなって機構にどんどん株が集まるようになりましたら、どこかの段階で日銀がもうお持ちになっている株を、取得期間はもうすぐ終わるわけですけれども、機構の方に移管をされて、もちろんその資金的な裏付けというのは何らかの形で日銀が手当てしなくちゃいけ...全文を見る
○大塚耕平君 日本の経済はまだまだ非常に脆弱な状態で、この先も何が起きるか分からないわけでありますので、できれば、中央銀行という組織や機能もできるだけ通常の状態に戻して、何か起きたときに対応するという体制を整える方が、言わば想定外の影響とか想定外の展開ということが少なくなりますの...全文を見る
○大塚耕平君 まあとにかく、一刻も早く日本の金融界がかつてのような、日本は金融界が盤石だから経済もうまくいっているんだというように内外から言われるような状態を取り戻していただきたいと思いますので、業務改善命令も含めて、行政が使い得る手段をしっかり駆使して御対応いただきたいと思いま...全文を見る
○大塚耕平君 結論に対する認識が多分ちょっと違ったと思うんですけれども、そうすると、じゃ、範囲をどこまでにするのかという問題について金融庁とよく相談して考えていきたいという御回答だったんですが、それについてはいつごろまでに答えが出るかというのは何か明示的な時期はございますでしょう...全文を見る
○大塚耕平君 来年の年度改正というのは、平成十六年度税制改正の中に盛り込むということですね。
○大塚耕平君 やはり、日本の経済がこういう状況が長く続いて、世界の経済の動きも非常に速い中で、その御検討の期間というのが適切なのかどうかちょっと何とも言い難いですが、もうちょっと早く結論を出せるものについては出していただきたいなと思いますし、恐らく後ろにおられる三木理事長含め、金...全文を見る
○大塚耕平君 ちょうど土曜日の日経新聞にも報道が出ていましたけれども、もう今年は既に年間最高額をここまでで更新しているという理解でよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 つまり、九九年に七兆六千四百十一億という数字がありましたが、それを上回る介入を半年間でやっているわけでありますが、どうしてこのドル買い介入が効果を発揮しないんでしょうか。なぜ効果を発揮しないのかということについて、見解をお伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 効果がない、なかなか出ない理由については特にお答えがなかったわけでありますが、渡辺局長、為替介入について具体的な実務を御存じない方が多いと思いますので、それは当然だと思います、関係者以外は分からないんですから。  開陳可能な範囲で、財務省と日銀の関係、そして日銀が...全文を見る
○大塚耕平君 為替市場は株式市場よりも更に取引をしている人たちの顔が分かる世界でして、事実上、どこどこ銀行の何とかというトレーダーだとか、言わば人間関係が非常にウエットな世界でありまして、株式市場において、最近、日本の財務省はオール・オア・ナッシング介入をやっているんだということ...全文を見る
○大塚耕平君 塩川大臣、初めて聞きます。私も為替市場の関係者に聞きましたけれども、つまり、財務省がある水準で、例えば百十七円でドル買いを出して介入が始まると、マーケットの関係者は、あっ、財務省・日銀が介入に出てきたなというふうに分かるものですから、何となく、そうすると、これは少な...全文を見る
○大塚耕平君 さすが政府、与党は一体でありまして、フセインがいないからといってフセインが存在しなかったと証明できるかというあの小泉さんの答弁と似たところがありまして、ないことを証明するのは悪魔の証明で、ないことを証明できないからあったとは言えないというのは、これはレトリックとして...全文を見る
○大塚耕平君 財務省の国際局と金融機関の皆さんの関係をめぐっては、昔から例えばドル預託、政府の持っているドル資金を大手行の皆さんにかなり安い金利で融通して、それを運用することで利益を上げていただくというか上げさせるとか、それから為替介入に関しては、今申し上げましたスキーム、以前に...全文を見る
○大塚耕平君 お言葉ではありますが、マーケットの皆さんもデータは一杯持っていますので、例えばどこに手数料がたくさん落ちているだとか、どこに取引がたくさん注文されているかということは、もうこれはおのずと数字は推定ではありますけれども出てきますので、やはり、これは金融機関の経営データ...全文を見る
○大塚耕平君 今の御答弁も論理矛盾がありまして、そうすると、行おうとしていた行政指導の内容と、その結果として生じるかもしれない不利益処分とは因果関係がないことをやろうとしていたということですか。
○大塚耕平君 このままでは不利益処分をせざるを得ないような状況になるという、その、このままというのと、不利益処分をせざるを得ないような状況というのは、これは具体的にはどういうことですか。今おっしゃったフレーズです。このままにしておくと不利益処分をせざるを得ないようなことになる。こ...全文を見る
○大塚耕平君 財務省と金融庁は今は立場が組織として違うわけですから一緒には考えたくないですが、今言っていたお話は、さっきの渡辺局長の話と論理的に接点があって、つまり十分な調査をしていなかったことによって合併が破談になるなら、それは東京海上たるものがという、こういうロジックになって...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、当初想定していたのは、東京海上がA生命保険と合併をしないことが、合併をつまり撤回することが公益を害する可能性があると思ったから百三十二条、百三十三条だと、こう言っているということですね。それでよろしいですか。
○大塚耕平君 しかし、そうだとすると、行政指導の内容は予定どおり合併しなさいという行政指導なわけですから、当初想定していた処分というのが合併撤回や予定どおり合併しない場合の公益に対する影響を考えて百三十二条、三十三条の適用を考えていたということで、仮に後付けで、後付けで行政指導の...全文を見る
○大塚耕平君 それはだから、それこそ俗っぽい言葉で言えば脅しではないかという気もするわけでありますが。  今のロジックやこれまで委員会で答弁されてきた内容を聞くと、最初の八日の段階の御答弁では、できないことをできるというふうに言っていたわけではないし、やる意思があったから問題じ...全文を見る
○大塚耕平君 あとは、その示達書の資料請求をしたいと思いますので、理事会でお諮りいただきたいと思います。
12月05日第158回国会 参議院 財政金融委員会 閉会後第1号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。風邪ぎみで、ちょっと鼻声でございますが、お聞き苦しいのをお許しいただきたいと思います。  先ほど矢野委員と谷委員の間で選挙をめぐっていろいろ意見が交わされておりましたが、お茶を濁すようで恐縮でございますが、私どもの選挙は、何か特定の金融機...全文を見る
○大塚耕平君 国有化されたわけですから、私が申し上げたいのは、国も当事者ですねということをお伺いしているわけですが、それでよろしいですか。
○大塚耕平君 そう遠慮なさらずに、当事者としてしっかり監督をしていただきたいんですが、私が申し上げたいのは、恐らく、谷委員の申し上げたかったことをちょっと敷衍いたしますと、足利銀行のみならず、多くの地方銀行というのは、店舗網とかその地域における県民からの信頼感という、これはバラン...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、修正してください。
○大塚耕平君 この件に関して、この件というのは足利銀行の件に関してですが、高木長官が、いつぞやの会見かぶら下がりの記者会見か分かりませんが、半年後もまだこの状態が続いていると思うがというようなニュアンスの発言をされたと思うんですが、私は、今、竹中大臣のおっしゃるような趣旨で、竹中...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、おおよそマイナス五%ということかと思います。  仮定の話、仮定の話とおっしゃいましたが、これは昨日の衆議院の私どもの松本委員との質疑にも関連するんですけれども、この足利銀行の三月期の真実の財務状況というものは、足利銀行が公表した決算だけであるのか、そ...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、決算は一つで、自己資本比率四・五%というのが足利銀行の三月の真実の姿だとしたら、禅問答のようでありますが、金融庁のお出しになったマイナス〇・七とか、ある一定の仮定の下に置くとマイナス五・〇というこの自己資本比率の財務状況は、これは何なんでしょうか。ちょ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、それで結構だと思うんです。  とすると、三月決算は真実は四・五%の決算書しかない、そして九月決算においてもあくまで足利銀行が自主的に決算を行う内容が真実の決算だとすると、金融庁が今回検査をした結果を足利銀行が反映をもししないで、この差を見ると大体五・二%ある...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、りそなの場合は二・三という結果が出て、その後、金融庁は検査をやっていないわけですよね。この絵は、真ん中の段と足利の段で太い線で囲ってシャドーを掛けてある金融庁と経営陣プラス監査法人というこの箱がそれぞれ対応しているわけですが、りそなについては、合併前の大...全文を見る
○大塚耕平君 それは今後、この絵は実は来年の通常国会で出てくるであろう予防的資本注入の、健全行に対して注入するのかどうか知りませんけれども、そのことも想定して三つに分けてあるんですが、来年の法案については概要は分かりませんのでどういう手続になるか分かりませんが、先ほどの質疑でも出...全文を見る
○大塚耕平君 合計十四回というのは、済みません、足利銀行に対してですか。
○大塚耕平君 東京海上のときの竹中大臣のこの見解のペーパーにはこういうことも書いてあるんです。東京海上があのとき話題になったA生保との合併の検討を撤回したということが公益を害するといって、高木長官は合併せよといって迫ったわけでありますが、それに関して、合意の撤回に関してこういうふ...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣の答弁のうまさは私も認めておりますので。うまいというのは決して、あれですよ、中身があるという意味ではなくて、先ほどのれんの話が出てきましたが、竹中大臣は幾ら御質問してものれんに腕押しでございますので、なかなかすぱっとお答えいただけないんですが。  いや、せ...全文を見る
○大塚耕平君 無念までは分かりますけれども、不満というのは一体だれに対して抱いている不満かということですね、自主的に判断したわけですから。あると思うんですよ。その不満は多分過去の金融行政に対する不満です、あえて言えばですよ、あえて言えば。  七十四条に基づいて、その施行規則の二...全文を見る
○大塚耕平君 時間が超過しておりますが、一言だけ。  論理的でないというふうに言われたので黙ってはいられませんけれども、おっしゃるとおり、反映した結果と書いてあるわけですよ。だから、私は先ほど来の質問で、じゃ彼らが反映しない決算結果を出してきたらどうしたんですかというふうに聞い...全文を見る
○大塚耕平君 与党の皆さん、済みません。建設的なことを一言だけ言わせていただきます。  この資料の裏側には大きな表がありますけれども、繰延税金資産には金融庁は関与していないというふうにおっしゃいますけれども、資産査定のところを厳しくやると、優良な資産がなくなれば当然将来の収益に...全文を見る