大塚耕平

おおつかこうへい

選挙区(愛知県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

大塚耕平の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。ちょっと鼻声でお聞き苦しいかと思いますが、よろしくお願いいたします。  三年前の選挙で当選させていただいて以来、この委員会にずっと所属をさせていただいているんですが、財務大臣は塩川大臣に続いて谷垣大臣、そして金融担当大臣は柳澤大...全文を見る
○大塚耕平君 今大臣からは今回の補正は義務的経費にかかわるものであるという御答弁でありました。そして、これは総理も予算委員会で何度も御発言になっておられますが、竹中大臣も最近よく御答弁されておられるように、景気も少し上向いておられて、あえてここで景気を加速するような意味での補正予...全文を見る
○大塚耕平君 一項ということですか。
○大塚耕平君 そうすると、これは私も決して専門家ではありませんのでいろいろ文献等を参考にさせていただいているんですが、皆様方のOBである元事務次官の小村さんがお書きになった「予算と財政法」という大変いい本がございまして、これを役所の皆さんも相当バイブルのように使っておられるんでは...全文を見る
○大塚耕平君 切れ目のない公共事業の効果ということは、これは小村さんの本の中にもはっきり書いておられますが、元事務次官として書いておられますが、需要拡大効果をねらって国庫債務負担行為を計上するものだという、こういう御認識を披瀝しておられるんですね。  そうすると、今回の補正予算...全文を見る
○大塚耕平君 円滑とかつなぎとか、そういう言葉を使われると何となくすっと聞き流してしまうんですけれども。  補正予算の方を規定しておる二十九条に立ち返ると、補正予算は、義務的経費以外のものについては財政法は予算の作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出に限っていると...全文を見る
○大塚耕平君 いや、そうなっていないんですよね、多分。だから、大臣、これ、補正予算を気安くどんどん編成すればいいという財政状況でないことは十分お分かりのはずですので、そこについてはとやかく申し上げませんが、たまたま今年ということじゃないんですよね、もうずっとこういう形でやっている...全文を見る
○大塚耕平君 私もいただいた数字で計算しましたら、そのうちの農水と国土が六九・四%、ほぼ七割ですね。それから、当該年度に支出が発生する、さっき申し上げた前金付国債、これはある意味でその当該年度中に支出をするわけですから、必要性が当該年度中にあるというふうに推察ができますのであえて...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、そうかなと思っていろいろ議論させていただいたら、例えば何百万円までの枠取りでしたらその中でやるというのは分かりますよ。まあせいぜい百歩譲って、何万円までなら分かりますよ。ところが、例えば治水特別会計直轄堰堤維持、一億八十七万二千円、治水特別勘定河川総合開発...全文を見る
○大塚耕平君 実は……
○大塚耕平君 ああ、どうぞ。
○大塚耕平君 先ほど同僚議員の山根先生の方から、もうこの際、財政法六条を改正したらどうだみたいなお話がありましたが、実は、今たまたまもめておりますイラクの派遣問題もみんなそうなんですけれども、日本というのは、法治国家でありながら、法律に書いてある内容とか法の精神がどんどんどんどん...全文を見る
○大塚耕平君 名目はどうだったかというところは聞かないことにしますので。  いずれにしても、経済財政担当大臣としての竹中大臣も横におられますので、財源が潤沢にあるときならいざ知らず、そういう状況じゃありませんので、来年度も含めて、当初予算の経済効果のみならず、補正予算を編成する...全文を見る
○大塚耕平君 逆説的な質問ですけれども、普通、対顧のオーバー・ザ・カウンターですと百分の一ぐらい手数料を取るのに、それは逆に、業務をさせているのに余りにも安い手数料でやらせ過ぎていませんか。
○大塚耕平君 財務省の皆様方、優秀な方が多いんで、お辞めになるといい本を一杯書くんですよね。加藤財務官が以前書かれた「円・ドル・元為替を動かすのは誰か」という、改訂版も出ておりますけれども、加藤財務官は大変リーズナブルな方だということで僕も尊敬しているんですけれども、いろんなこと...全文を見る
○大塚耕平君 この問題についてはまたいずれじっくり議論をしなければいけない局面に来ていると思いますので、議論をさせていただきたいと思います。  最後になりますけれども、これ、今日からたまたまメガバンクの皆さんに対する特別検査がまた入るという、そういうタイミングでありますので、い...全文を見る
○大塚耕平君 お許しいただければ一つだけ。  よくそういう御答弁をこの委員会でもお伺いするんですが、やはりどこまでは行政として言ってはいけないことで、どこから先は国民に対して言わなければならないことかということはよく御議論いただきたいと思うんですが、私も真実かどうかは確認してお...全文を見る
02月09日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     外国為替及び外国貿易法の一部を改正する法律案に対...全文を見る
03月11日第159回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  片山委員長におしかりを受けないようにしっかりとやらさせていただきたいと思います。  今、委員の皆様方のお手元には日本の経済の先行きについての推計をした資料などをお配りをさせていただきました。竹中大臣が衆議院において、我が党...全文を見る
○大塚耕平君 私どものモデルは方程式二百一本を使いまして、もちろん外部の専門家の御協力も得て試算をしたわけですが、内閣府のモデルは方程式が何本で運営をしておられますか。
○大塚耕平君 今日は経済財政モデルや内閣府の「改革と展望」等のプライマリーバランスについての審議を深めさせていただきたいというふうに通告してありますので、そういった基礎的な数字を持っていないというのは準備不足ですね。そんな、責任者が何本方程式使っているか分からないようで、どういう...全文を見る
○大塚耕平君 今お答えいただいたのは、この平成十三年十一月二日の「経済財政モデル(第一次)について」というペーパーをごらんになりながらお答えになったと思うんですが、何かすごくもっともらしい説明をしてあるようなんですが、大ざっぱなことしか書いてなくて、方程式が何本使ってあるとか、ど...全文を見る
○大塚耕平君 方程式の数だけ内生変数があると思いますが、外生変数は幾つ入れているんですか。
○大塚耕平君 事ほどさように、これ、実は内閣府の推計、大変な作業で、多分実際に現場でやっておられる方は随分御努力をしておられると思うんですよ。  しかし、この数字は拘束力がないと言いながら、この数字を基に様々な予算審議が行われているわけですから、方程式の数、外生変数の数、外生変...全文を見る
○大塚耕平君 次に、財務省にお伺いをいたしますが、財務省のこの試算については、試算というのは、あれですね、「平成十六年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算」、これはどういう位置付けのものでありましょうか。
○大塚耕平君 二枚目をごらんいただきたいんですが、資料2というやつですが、財務省と内閣府が公表しておられる数字はここに全部書いております。  例えば、名目成長率について内閣府が「改革と展望」の参考資料として推計した数字が二〇〇八年度まで公開されているにもかかわらず、財務省が二〇...全文を見る
○大塚耕平君 いや、石井さん、それは聞いていない。どうして、どうして違う数字を置いているのかという。
○大塚耕平君 予算を組む上で、内閣府が経済財政諮問会議を統括をし全体をしっかり鳥瞰をしながら財務省が具体的な予算を組むという、同じ政府内組織ですよね。  内閣府は内閣府の数字をお答えになるというのは、これは閣内不一致でしょう、この数字の置き方は。大臣、いかがですか。
○大塚耕平君 今の大臣の御説明である程度は理解できるんですが、私は、財務省のいろいろ最近述べておられる見解の方が正直だと思うんですね。  内閣府にお伺いしたいんですけれども、私どもは、相当楽観的なシナリオを組み込んだ上でようやく二〇一五年にプライマリーバランスが〇・〇一三まで行...全文を見る
○大塚耕平君 いや、プライマリーバランスが黒字になるかどうかというのは日本の財政が発散して蒸発してしまうかどうかということを占う上でやっぱり非常に重要な数字でありますので、今の御答弁はこういう数値を預かる役所としては余りにも大ざっぱ過ぎる答弁だと私は思います。  ちなみに、私ど...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、それはちょっとにわかには信じ難いですね。似たようなものを使っているわけですから。モデルは御承知のとおり市販で売られているわけですよ。どの研究者も同じようなモデル使ってやっているわけですから。これ、消費税を上げていないということについて、このモデルの試算上で...全文を見る
○大塚耕平君 財務省は相当内閣府のこの推計に対して厳しい見方をしておられて、これは、一月二十四日付けの毎日新聞に財務省が次のように説明したというふうに出ております。  例えば、二〇〇七年度の赤字額は財務省試算との差は四・二兆円に及んで、内閣府の推計については、財政収支が比較的良...全文を見る
○大塚耕平君 先々についてはまあそういう御説明もなるほどという部分もございますが、ちなみに、二〇〇六年度もう目の前でございますが、二〇〇六年度の一般会計税収を財務省の試算の予測ではプラス一・四兆円と、前年度比でですね、置いているんですが、内閣府は二・九兆円も置いているんですよ。倍...全文を見る
○大塚耕平君 それぞれはお立場があるでしょうからそれぞれの説明をされるのは分かるんですが、予算審議をやらせていただく我々からすると、やはりもう少し財務省、内閣府がきちっと数字のすり合わせを行っていただきたいというふうに思います。  坂口大臣にもおいでいただいていますので、ちょっ...全文を見る
○大塚耕平君 坂口大臣に訥々と語られてしまうと何かそんなような気がしますけれども、しかし、冷静に考えてみたら、これは坂口大臣御所管の厚労省年金資金運用分科会、審議会の分科会ですね、出しておられる資料によると、推計の方法は内閣府の推計値における実質経済成長率や長期金利の見通し等々を...全文を見る
○大塚耕平君 定性的な言葉で議論をすると、いかような議論も成り立ちますので、非常に歯がゆい気持ちがするんですが、もうすぐ竹中大臣いらっしゃると思いますが、竹中大臣は衆議院において、我が党の岡田幹事長や池田元久議員と、名目成長率と名目利子率の関係について、竹中さんは、通常、成長率の...全文を見る
○大塚耕平君 余り細かい話をするつもりはありませんが、まあ今までの議論を聞いていただいて、内閣府、財務省、厚労省の間できちっと先行きの見通しに対して調整が付いているというふうに感じた方は非常に少ないんではないかなと私は思うわけであります。同じ政府、同じ政権が運営しておられるわけで...全文を見る
○大塚耕平君 七百四十本ですと、うちが二百本ぐらいですから、三倍ぐらいなんで、負けているなという感じがいたしますが。  なぜこの社会保障基金最終支出というものを聞いたかというと、これは我々は外生変数で置いているんです。今日の新聞にたまたま出ていますが、これ日経新聞ですね、社会保...全文を見る
○大塚耕平君 坂口大臣にお伺いをしたいんですが、先ほど来この辺からも、いや、新聞もうそは書くというふうに声が出ていますので、すべてが真実だとは思いませんが、しかしあれだけいろいろ議論をされて、こうやって日経新聞が書いているわけですから、この事務費についてはどういう方針で臨まれるお...全文を見る
○大塚耕平君 これは参考人の方で結構ですけれども、日本の年金の積立金は給付額対比で何年分でありますか。そして、日本の次にこの給付額対比の年数の多い国はどこで、何年分でありましょうか。
○大塚耕平君 付加的なことまで御説明いただきましたが、要は、日本が四年分以上で、その次が二年ちょっとぐらいということで、非常に日本は多いわけですね。スウェーデンは四年を想定しておられるとおっしゃいましたけれども、先般、あれですね、私どもの案で、年金の財源に税金を充てるということに...全文を見る
○大塚耕平君 いずれにいたしましても、今日は冒頭から、つまり非常に重要な、財政や予算の重要な部分にかかわる役所の皆さんの推計なり前提のすり合わせが行われていないということについて問題提起をさせていただいているわけでありますが、せっかく手を挙げていただいています、ちょっと待ってくだ...全文を見る
○大塚耕平君 おおむね横ばいではまずいと思うんですね。  資料四をごらんいただきたいと思うんですが。今日は日銀総裁にもおいでいただいているんですが、日本の財政が悪化しているというのは皆さん御承知のとおりでございまして、このグラフの形状を見て、多分戦前を御経験になっておられる方は...全文を見る
○大塚耕平君 谷垣大臣にお願いをしますが、このFB、TBは、これずっと日銀に借換え借換えで事実上根雪のようになっていますので、FB、TBの残高を含めたこのグラフを作ってみてください、一回。発散しますよ。このグラフ、事務方の方にお手数掛けて恐縮ですが、作っていただけるとお約束いただ...全文を見る
○大塚耕平君 そこで、日銀総裁にお伺いをしたいんですが、様々な理由があって今の金融政策運営をしておられると思うわけでありますが、昨今は量的緩和であるとか介入政策についてもいろいろ巷間言われておりますが、そういう問題も含めて、そして今お手元でごらんになっておられる資料四のような状況...全文を見る
○大塚耕平君 総裁にもう一度お伺いしたいんですが、日本経済を早く正常な状態にしなくてはならないというふうに今御発言になられましたけれども、今は正常ではないという理解でよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 竹中大臣、御着席早々恐縮ですが、一般論としてお伺いしたいんですが、金融・証券市場でポートフォリオを運用するときに、国の経済成長率より高い運用利回りを実現するというのは可能でしょうか。
○大塚耕平君 ちょっと済みません、ごあいさつ代わりに質問さしていただきました。  福井総裁にもう一度お伺いしたいんですが、私はこの資料四のような状況を考えると一刻も早く、少し、せっかく経済もいい方向が出てきたということであれば、かじ取りをより繊細に気配りしていただきたいなと思う...全文を見る
○大塚耕平君 今いみじくも御指摘になられましたが、素材市場の価格が上がり始めていて、(資料提示)このグラフのような状況をまだしばらく続けなければならないということは、総裁がおっしゃるように、あとゴールまでの距離は短く見えるようで先は長いとも言えますが、先が長いとこれはいつ何どき素...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、少し話題が変わりますが、最終的にはここまでるる議論させていただいた話と関係がありますので、そういう耳で聞いていただければと思いますが。  金融庁にお伺いしたいと思いますが、減損会計がこの三月から先行適用になりますが、減損会計、減損処理はどういうときに行わ...全文を見る
○大塚耕平君 将来収益があれば減損処理をしなくていいということですね。将来収益が上がれば減損処理をしなくてもいいということですね。
○大塚耕平君 将来収益が上がれば減損処理をしなくていいということは、将来収益に経済的価値を認めるということですね。
○大塚耕平君 これは、実はすごく重要なことで、将来収益に経済価値を認めるということは、これは例えば金融検査マニュアルで企業の将来性を見たり、あるいは経営計画のフィージビリティーをチェックするときに、減損処理上の将来収益、経済価値を認めるということは、減損処理をしなくていい企業とい...全文を見る
○大塚耕平君 繰り返しお伺いしますが、三月から減損処理が先行スタートするわけですよ。固定資産を持っている企業が、その固定資産の回収可能性の、購入コストの回収可能性、これまで上げた収益と、今後その固定資産を使って上げられる収益全体で、回収可能だと思えば減損処理しなくていいわけですか...全文を見る
○大塚耕平君 いや、地味な話題ですけれども、これ、中小企業の皆さんにとっては物すごい問題なんですよ。公認会計士に減損処理が必要かと問いただした、聞いた経営者が、いや、この固定資産は将来収益があるから減損処理しなくていいと。ああ、なるほど、うちの収益計画には経済的価値があるんだなと...全文を見る
○大塚耕平君 いや、論理的に矛盾しています。一〇〇%一致するとは言いませんよ。一〇〇%減損処理が行われなければ、それはすべて査定上も評価されるとは言いませんが、おおむね一致すると言っていただかないと、減損処理三月からスタートされたら困りますね、これ。  もう一回答弁してください...全文を見る
○大塚耕平君 減損処理をする、しないと、それが査定上の担保価値があるのかないのかということの相関関係はあるんですか、ないんですか。全部一致するとは言いませんよ、私も。相関関係はあるんですか、ないんですか。
○大塚耕平君 大臣はどういう御印象を持たれますか。
○大塚耕平君 もう一回参考人にお伺いしますが、割引率という言葉がさっきから出てきていますが、割引率は何によって規定されますか。
○大塚耕平君 参考人で結構ですが、先ほど日銀総裁がインフレ傾向を重々注意して金融政策を運営したいとおっしゃられましたけれども、インフレ傾向が強くなると、この貨幣の時間的価値はどうなって、割引率はどうなりますか。
○大塚耕平君 いや、インフレになれば、貨幣の時間的価値は下がって割引率は高くなるんですよ。  私は何を申し上げたいかというと、よろしいですか、これ、日本経済を立て直すために与党の皆さんもやっておられるし、我々も気持ちは一緒ですよ。今度、減損会計がスタートすると。減損処理は、アメ...全文を見る
○大塚耕平君 この発言で私の質問は終わりますが、私が今日は三十分時間をいただいて申し上げたかったことは、財務省、内閣府、厚生労働省、それぞれが非常に重要な政策を担っているにもかかわらず、政策検討、立案の前提である経済の推計値やシナリオについてきちっと整合性が付いていない、それから...全文を見る
03月18日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  竹中大臣から当委員会は大変有意義だという御発言をいただいて、私も委員会の一員として大変うれしく思います。私も、お世辞抜きで、三年前に当選させていただいて、国会でこういう議論ができるとは思っていませんでしたので、例えば今の話なんかをずっ...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃるとおりです。  したがって、竹中大臣がおっしゃるように、経済においては一般に名目長期金利の方が名目成長率より低いという状態が普通だという御主張が正しいとするならば、なぜこんなに財政赤字がたまっているんですか。
○大塚耕平君 お隣に同僚大臣がおいでになられるお立場の御答弁としてはすばらしい御答弁だと思うんですが、そういうことをお伺いしているわけではなくて、竹中大臣がおっしゃる御主張が正しいとするならば、確かに谷垣大臣がおっしゃったような金利と成長率以外の要因もありますが、それを除けば、そ...全文を見る
○大塚耕平君 谷垣大臣、今、竹中大臣は物すごく重要なことをおっしゃったのをお気付きでしょうか。もうドーマー条件を御説明いただいたので私は繰り返しませんけれども、財政を健全化するためにはプライマリーバランスを黒字化することと、成長率が長期金利よりも高い状態を作ることが必要なんです。...全文を見る
○大塚耕平君 大変前向きな御答弁をいただけたと思います。これは全部公開していただけることをお約束いただけたものだと私は思いますので、一つだけ役所ないしはパブリックセクターの人間の性癖を申し上げておきますと、まあ私もそれに近いようなところにいたので。小平さんも含めて、皆さん、すごい...全文を見る
○大塚耕平君 済みません、分かり切った質問で恐縮ですが、すべて当初予算に計上されたということですね。──はい。  ということは、これ予算審議中ですが、しかし衆議院通っているわけですから、三月一杯では成立するわけですが、どうして補正予算でこれ計上する必要があったんでしょうか、谷垣...全文を見る
○大塚耕平君 またすばらしい百点満点の御答弁だと思うんですが、これ塩川大臣だったら、そこまでは多分同じ答弁をされたと思いますが、ううん、ということですが、まあしかし確かになんですなと、当初予算がもう成立するわけですからそのときに計上してもよかったかもしれないし、補正予算のときに大...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、いずれ私ももう一度日銀に確認したいと思いますが、為替介入というのがマネーサプライコントロールの上でそういう操作手段として使われているという認識は今までなかったはずです。今現在は、現実にはそうしているかもしれないですけれども。もし総裁が諮問会議でそういう発言...全文を見る
○大塚耕平君 私は、竹中大臣は本当に答弁能力の優れた、日本の国会審議のレベルを上げた大臣だと、これはお世辞じゃないです、本当にそう思っています。ただ、今の御答弁のように、物すごく重要な問題で極めて巧みに百八十度答弁の内容を転換されることが時々あるんですね。これは、だからこれはすば...全文を見る
○大塚耕平君 景気対策という視点はないですか、国債管理政策を考えていく上で。
○大塚耕平君 これも塩川大臣の時代に申し上げたことですが、改めて私の認識も開陳をさせていただきますが、国債管理政策で満期構成、マチュリティーを考えるときに、短期債はこれ短期になればなるほど流動性が高いですから、通貨に近くなるわけですよ。だから、国債管理政策を考えるときに、単にコス...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  財政赤字の操作というのは、規模を少なくするだけではなくて、国債の市場価値を高めれば事実上の財政赤字の額というのは減りますから、だから極めて国債の流動性を高めたり市場性を高めるということは、本当に、当面二、三十年の間重要な政策になりますので...全文を見る
○大塚耕平君 その答弁は塩川大臣の答弁とは大きな方向転換ですから、多分あしたそれ報道されると思います。いや、塩川大臣は片山さんと並んで、この場ではなかったですけれども、あれは行政監視委員会とか予算委員会だったですけれども、片山さんが片方では、いや、それはもう財務省が面倒見てくれま...全文を見る
○大塚耕平君 地方債なんですよ。だから、もうあと一、二分ですからやめますけれども、結局、既に発行されているものを、これが償還できなくなったらそのときは、法的には根拠はないけれども、やはり面倒見なきゃいけないんじゃないかというような今の谷垣大臣の御答弁も分からないではないですが、更...全文を見る
03月24日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  竹中大臣におかれては、午後また質問をさせていただきますので、建設的な御答弁をいただけることを期待いたしまして、委員長のお許しをいただければ御退席いただいて結構です。  今、入澤先生から大変興味深いといいますか、基本的には賛同できるお...全文を見る
○大塚耕平君 その二十五名というのは厚生労働省の予算だけを担当しているんですか、もう一度確認させていただきますが。
○大塚耕平君 そうすると、私の印象よりは結構人数はいるなという気がいたしますので、それだけの人数である程度の期間を掛けたら、相当みっちりと予算の査定をしていただきたいなという印象でございます。  そこで、今日は、厚生労働省の特別会計の各目明細をちょっと拝見をいたしまして、その中...全文を見る
○大塚耕平君 確認ですが、こういう事務費というのは今は特例的にこの特別会計予算の中で処理しているという、そういう理解でよろしいんですね、平成九年以降。
○大塚耕平君 そうすると、各目明細の中で例外的措置として大臣はあと一年延長、取りあえず延長するということを衆議院でも言っておられましたが、例外的に、本来は本省の予算でやるべきところをこの保険料を充当してやっているというものは、この各目明細の中でいうとどういう項目がそれに当たるわけ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、福祉施設費というのはどうですか。項番、〇五番です。
○大塚耕平君 そうすると、これは現在例外として保険料に充当されている部分ではないということですね。そこだけ聞きたいんですけれども。例外扱いのものか、従来から保険料のものなのか。
○大塚耕平君 そうすると、例えば、委員の皆さんや大臣、資料がお手元にないと恐縮なんですが、この福祉施設の中に、項番でいうと二〇四の一五というところに年金相談施設整備費、これは今年度のですね、平成十六年度の今審議中のものですが、六億一千三百三十八万六千円と、こう計上されておりますが...全文を見る
○大塚耕平君 財務省にお伺いしますが、今の説明で、これ毎年、年金相談施設整備費というのが計上されていて、相談員というのは非常勤の、謝金で対応している一般の方ですよ。これは社会保険庁のOBではなくて、一般の方で相談窓口に立っていただく方を毎年謝金を払って非常勤で採用している、そうい...全文を見る
○大塚耕平君 いや、全体の八十二兆の予算の中の六億と聞くと、まあそんなのと思うかもしれませんけれども、こういうのがちりも積もれば山となるなんですよ。  ブースなんて、そんなの間仕切りしていすと机置けばいいのに、一体この六億、しかも毎年ですよ。何作っているんですか、これ、社会保険...全文を見る
○大塚耕平君 今御答弁いただいた方、どなたでしたっけ。
○大塚耕平君 小林次長ね、本当に現場を御確認になって今の御答弁されたんだったらいいですけれども、社会保険庁の次長として、国会だから何とか言わなきゃいけないと思って、現場見ていないけれども取りあえず答弁したということだと後が大変ですよ。現場ちゃんと見ているんですか。
○大塚耕平君 見ていないことを答弁して、何となくそれで国会が回っていっているというところにも財政がどんどん悪くなっている大きな理由があるんですよ。  別に次長が無駄遣いしているとは思いませんよ。だけれども、この六億が本当にブースの増設のために毎年六億使われているかどうか、これは...全文を見る
○大塚耕平君 僕は基本的に財務省の味方なんですけれども、駄目です、その答弁は。社会保険庁と相談して、できるだけそうするようにしますなんというのは駄目です、査定しているはずなんだから。  そして、この千円単位まで、この間は国庫債務負担行為でこれからやる工事が、土木工事が千円単位ま...全文を見る
○大塚耕平君 期待しています。  さて、言い出せば切りがないんですが、もちろん社会保険庁の皆さんも、大変膨大な年金事務をこなすために現場の方は大変御苦労をしておられて、それは理解しています。しかし、もろもろの問題やあるいは今のこの年金制度改革の中で、どうしてもこういうことにスポ...全文を見る
○大塚耕平君 例えば、じゃ、昨年度の実績でいいですが、何件ぐらい具体的に督促状を出して、どのぐらい延滞保険料、未収保険料を回収できたのか、お答えいただけますか。
○大塚耕平君 これ、昨日事務方の皆さんに御説明いただいた中に、例えば国民年金保険料の強制徴収については、平成十五年度の国民年金保険料の強制徴収については、昨年八月に開催した国民年金特別対策本部の第一回会合において決定し、始めたということが書いてあって、そんなすごい件数じゃないです...全文を見る
○大塚耕平君 また、今日のこの場だけですべて解決できるとは思っていませんが、私がお伺いしたところでは、例えば督促状の発行というのは、古くは平成元年とか二年ぐらいをお伺いしたら、二十八件とか十七件とか非常に少なくて、平成十五年度まで余りやっていなくて、最近力を入れられたと、これから...全文を見る
○大塚耕平君 今日はこの各目明細についてお答えできるに人に来てくださいと言って、そんな全部、次長といえども把握しているとは思いませんが、私は、これだけ年金改革論議がこれからいよいよ国会で行われようとしている中で、社会保険庁の予算というのはもう一度きちっと集中審議でもやって査定をし...全文を見る
○大塚耕平君 取りあえず一年、あと一年、もう一年という御答弁が衆議院でもありましたが、極力一年でこの特例はやめたいと今お考えなのか、今のお気持ちをちょっとお伺いしたいんですけれども。
○大塚耕平君 私も不祥事がない限りは最低あと三年はおりますので、確かに余り大見えを切られても困るんですけれども。  じゃ、また社会保険庁の次長にお伺いしますが、各目明細の方に国家公務員共済組合負担金もこの業務勘定の中で六十一億計上されているわけですが、これは従来からこの保険料の...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、私が聞いているのは、いいですか、国民年金特別会計の業務勘定の中に国家公務員共済組合負担金が六十一億入っている、そのことを聞いているんですよ。一般会計で計上されている、一般会計というか本省予算で計上されている部分じゃないんです。これが、国民年金特別勘定の中で...全文を見る
○大塚耕平君 でも、これ分かりにくいんですよね。  実はこれ、財務省の各目明細、実は余り見てこなかったんですが、今机の上に置いてあったんで財務省の特別会計の方も拝見したんですけれども、財務省も、ここから先はそういう意味ではここの席に座ってからの話なんで、何も通告していませんので...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、この特会の仕事しかしてない職員とか、つまり職員が特定されているんですか、特会ごとに。
○大塚耕平君 その整理、そういう処理の法的根拠は何ですか、そういうふうに計上することの根拠。急に聞いてお答えになれるところがすごいなと思いますけれども、どうですか。
○大塚耕平君 谷垣大臣にお願いですが、これは実は厚生労働省の特別会計でもこういう計上のされ方がされていて、今、財務省のを拝見したらこうなっていて、杉本さんはああいうふうに説明されますけれども、しかし、例えば地震再保険特別会計だけをやっている職員なんてどうも想像できないですし、これ...全文を見る
○大塚耕平君 今の御説明は御説明として承りますが、やっぱりここはきちっと整理をしなければいけない点だと思います。決して財務省と社会保険庁だけじゃなくて、多分全部の省庁が同じやり方していると思いますので、何も分散して潜り込ませなくても、一本化した方がより分かりやすい議論ができますの...全文を見る
○大塚耕平君 それではまた、社会保険庁の予算や年金制度改革についてはまた席を改めて議論をさせていただきたいと思います。  今日は総務省にもおいでいただいていますので総務省にお伺いをしたいんですが、地方自治体が所管している公益法人とか関係機関あるいは第三セクターなどの数とか、全国...全文を見る
○大塚耕平君 過去の審議で、地方公共団体自身が地方債を持っているケース、一番極端なケースは、大臣のお地元の京都市が京都市債をマーケットから買ったという例が去年かおととしあったんですけれども、そういう言わば地方自治体が自分たちの仲間の地方債を、言わば自社株買いみたいなようにして持っ...全文を見る
○大塚耕平君 以前に調査していただいた結果、累計不能だったその他というところで十兆円近くあって、この中にもし、今首ひねっておられるんで後で数字ごらんに入れますけれども、これは億円単位だから、そうですね、九兆九千六百八十億円と書いてあるんですが、こういうものの中にさっき申し上げた、...全文を見る
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  谷垣大臣におかれてはもう朝からずっとお疲れでございますが、もう一時間お付き合いいただきたいと思います。  今日ずっと各委員の皆様方の審議を拝聴していますと、自分なりにも改めて頭の整理がまたできてきているんですけれども、これは私の勝手...全文を見る
○大塚耕平君 その一万百十一法人が持っている、保有している地方債あるいは国債、政府保証債などの残高は総務省は把握しておられますでしょうか。
○大塚耕平君 一方、財務省に、分かればで結構でございますが、地方公共団体が管理している、今総務省がお答えになったもの以外の、公益法人であるとか政府関係機関、第三セクターなどの数とか、あるいはそれらの機関が持っている国債、地方債の残高は、何がしか、今ここに情報がなくても本省に帰れば...全文を見る
○大塚耕平君 そこで、改めてまた総務省にお伺いしますが、午前中と同じ質問になるかもしれませんが、地方自治体が、地方公共団体が持っている地方債の残高は把握しておられるわけですね。数字が分かれば教えてください。
○大塚耕平君 この四千六百七十億というのは、昨年、一昨年の審議等でお伺いしたとき、その一年前、平成十三年度末は三千四百二十九億だったわけです。これが一年間で四千六百七十億に増えたということであります。  それで、今参考人の御回答は、その基金の運用とか、そういうことで一時的に持っ...全文を見る
○大塚耕平君 これは、BIS規制の新ルールが二〇〇六年から始まるということで、地方債にもリスクウエートが掛かるということで、ところが、今や日銀の副総裁になられた武藤さんがまだ財務省におられたころに、地方債というのは原則はリスクウエートが掛かるんだけれども、各国の政府がリスクウエー...全文を見る
○大塚耕平君 そこで、四位一体改革ということで、今日は峰崎議員もそういう言葉を使ってくださいましたけれども、地方自治体の財政規律を高めることが、もちろん国もですけれども、更に一歩進んで地方自治体の財政規律を高めることが今大きなこれからの課題になっているわけで、それを、例えば平野先...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣のキャパシティーの範囲内で答えられることはこれだけだという大変控え目な御発言であられたんですが、しかし経済財政諮問会議御担当であられ、それから谷垣大臣は財務大臣で、総務省、今日は麻生さんいらっしゃっていませんが、総務省、それから行革担当大臣、この皆さんで是非...全文を見る
○大塚耕平君 もうこの件に関する御答弁は結構ですが、午前中に入澤委員が、公共事業を例えばコンピューター上でデータベースに入れて一覧で見れるようにしたらどうだとおっしゃっておられましたけれども、私は統合したバランスシートを作るのはそう大変じゃないと思いますよ。もう今やネットワークの...全文を見る
○大塚耕平君 簡潔にお伺いします。  内閣府の経済財政モデルの推計において、理由はどうであれ、消費税を増税するというシナリオを入れていたということですね。イエスかノーかだけで結構です。
○大塚耕平君 別に小平さんが責任取る必要ないですから、そうヘッジしなくていいですよ。  これは、今日はテレビ中継もないし、報道されるかどうかも分かりませんけれども、小泉総理は、私の在任中は消費税は上げない、これはいいですよ、確かにそういう総理の御発言ですから。プライマリーバラン...全文を見る
○大塚耕平君 いや、ちょっと待ってくださいね。いや、僕、竹中大臣の答弁をいつも楽しみにしているんですけれども、今回はどういうフレーズでうまくこのギャップを埋めてくるかなと思ったら、ニュアンスの違いという、そうですか、私ともちょっとニュアンスが違うので。  小平さんに御回答いただ...全文を見る
○大塚耕平君 御丁寧に答弁していただくのは有り難いんですが、もう一回言いますよ。  二〇〇七年度は半額分を消費税に充てておられるというふうにおっしゃいました。財務省と内閣府の数字の差は、税収の数字の差は三・二兆円あるわけです。したがって、お伺いしたいのは、じゃ、まず消費税は半額...全文を見る
○大塚耕平君 丁寧に説明してくれてありがとうございます。  二〇〇七年度だけだと、そうすると消費税以外で二兆九千億円の内閣府と財務省の税収見積もりの差があるわけですよ、差が。これはだから推計ですから別に勝手ですと言われればそれまでですけれども。一方、一般歳出、見ますよ。一般歳出...全文を見る
○大塚耕平君 僕は今すごくうれしかったんですね。今回は竹中さんの反応、答弁は私の予想どおりでした。二年半もお付き合いしていると大分読めてきたなと思ったんですけれども、まあいいですよ、それは。私が申し上げたいことはもう両大臣はお分かりだと思いますので。  谷垣大臣、このマクロモデ...全文を見る
○大塚耕平君 これは宮澤蔵相なんですよ。議事録調べてみましたら、私がちょうど選挙運動をやっているころです、平成十三年の通常国会ですから。宮澤さんはいろんなことを言っておられます、このマクロモデル推計をすることに関して。要するに、こういうことが必要だということで、例えば、この答弁は...全文を見る
○大塚耕平君 ここで何か白黒付くような話ではありませんので、その議論の含意というものはそれぞれでお持ち帰りいただければと思いますけれども。  先ほど来自分の頭の整理をさせていただきましたが、幾らミクロで財務省がしっかり査定をして、歳出官庁の無駄遣いをなくしてくれとお願いをして皆...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  非常に明快な御答弁だったと思いますので、もう一回議事録をよく読ませていただいて、この件は、僕は、非常に日本の経済政策や日本の経済政策論争のクレジビリティーにかかわる話ですから、今の御答弁も議事録に残りますし、改めて質問主意書として内閣府に...全文を見る
○大塚耕平君 谷垣大臣、是非、谷垣大臣に期待しておられる官僚の皆さんや、あるいは支持者の方も多いと思いますので、期待を裏切らないような御答弁と業績を残していただきたいと思います。  もうくどくど申し上げませんが、小平さん、これは、モデルはもろもろ公開していただけるということでよ...全文を見る
○大塚耕平君 実は、この消費税の話も、これはモデルなんて、方程式七百本だって、印刷したらたかが紙二十枚ぐらいですよ、普通は。データも、打ち出したって、ざあっと打ち出せばそう大して今のプリンターの技術であれば時間掛からないので、何でそんな時間掛かるんですかということを、金曜日の夜、...全文を見る
○大塚耕平君 いや、僕は、竹中大臣は、僣越でございますが、御評価を申し上げているんですよ。あの東京海上のときの答弁書、あの高木さんの問題の答弁書とか、ああいうものも竹中大臣じゃなければ出てこなかった。そして、今回のこの話も、多分、竹中大臣でなければ、分かった、公開しましょうという...全文を見る
○大塚耕平君 私は別に、竹中大臣がなめなめやれというふうに指示をしているなんて思いませんよ。  ただ、霞が関の皆さんは、能力的には皆さん本当優秀ですから、上の空気をおもんぱかって作っちゃうんですよ、もう夜なべしてでも。だから、そういうところをむしろ竹中大臣は、いや、そんなことす...全文を見る
○大塚耕平君 是非、よろしくお願いいたします。  さらに、私の更なる希望を申し上げれば、前回申し上げましたけれども、経済状況が余り心配しなくていいときであれば与野党で別々の経済見通しを持って議論していてもいいと思うんですけれども、私は、こういう状況ですから、本当は経済見通しにつ...全文を見る
03月26日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大塚耕平君 私は、民主党・新緑風会を代表して、平成十六年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に反対する立場で討論を行います。  初めに、所得税法等改正案について申し述べます。  本法案には、投資促進を図るための租税条約締結に伴う所要の...全文を見る
○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました所得税法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     所得税法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次...全文を見る
03月26日第159回国会 参議院 本会議 第10号
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○大塚耕平君 私は、民主党・新緑風会を代表して、平成十六年度における公債の発行の特例に関する法律案及び所得税法等の一部を改正する法律案に反対する立場で討論を行います。  初めに、所得税法等改正案について申し述べます。  本法案には、投資促進を図るための租税条約締結に伴う所要の...全文を見る
04月19日第159回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第2号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は、この破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容等に関する報告の報告書に即して質問をさせていただきたいと思います。  確かに、景気あるいは金融機関の経営状況がターニングポイントを迎えつつあるなというのは、同じような認識を持って...全文を見る
○大塚耕平君 今、全体としての数字をお伺いしたわけですが、公的資金が今投入されている銀行の数としては幾つになるでしょうか。
○大塚耕平君 その二十一行について、去年の三月期決算で三割ルールに抵触するような決算となった先は幾つありますでしょうか。
○大塚耕平君 今日御指摘させていただきたかった点の一つというのは、やはり今内外の日本の金融に対する信頼が少し復元してきているという理由は、やはり日本の金融行政がルールどおりに行われるのかどうかということだと思っております。  そういう観点で申し上げますと、去年りそな銀行がああい...全文を見る
○大塚耕平君 いや、ゴルフでも右に振ったり左に振ったりしても、上がってみたらパーなんということもありますので、別にフラクチュエートすること自体は悪いことではないとは思いますが。  そこで一点ちょっとお伺いをしたいんですが、このいただいた報告書の中に「公的資金による資本増強行(地...全文を見る
○大塚耕平君 なぜこんなことをお伺いしているかといいますと、これは衆議院の方で仮に今審議しております公的資金新法が通過してまたこちらに参りますとこれ審議しなきゃいけないわけですが、これは地域金融機関の皆さんにとってこの新法の下に規定されている経営陣の交代にかかわる判断基準というの...全文を見る
○大塚耕平君 はい、ガイドライン。
○大塚耕平君 今のは、厳しく御対応されるときでも相手側にとってその判断基準を明確にしていただきたいということでありますが、逆に、本来厳しく対応するべきところを厳しくしないという逆向きのこともないようにお願いをしたいわけでありますが。  そういう意味で、これも一般論として確認をさ...全文を見る
○大塚耕平君 もう一つ確認をさしていただきますが、時々忘れてしまうんですが、私は元々金融業界出身なものですから、金融業界の立場から質問、確認をさせていただきますが、いろいろ、さっき申し上げましたような料亭行政の延長線上、過去にさかのぼった延長線上の話として、今日の様々な問題は、実...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣のお言葉を信じて金融行政の成り行きを注視させていただきたいと思いますが。  去年は、りそなの後には東京海上の件でいろいろとお手数をお掛けしましたけれども、その結果として、言ってみれば監督指針というものが今回お示しをいただいて、行政手続法に沿った適正な金融行...全文を見る
○大塚耕平君 小泉首相は数字に弱いので有名ですが、五味局長に金融庁の小泉首相というお名前を御提供申し上げたいと思いますが。  今、数字をお伺いすると、日本の方がイギリスやドイツよりも一人当たりの担当法人数が少ないという形になっておりますが、これ数字はこれから精査をしていただきた...全文を見る
○大塚耕平君 利用者としては、銀行の窓口行って、ついでに郵便も預けられたらこんな便利なことはありませんので、是非御検討いただきたいと思います。  さて、谷垣大臣においでいただきましたので、今日は与えられた時間の中で御指摘申し上げたいと思っておりました二番目の点に移らさせていただ...全文を見る
○大塚耕平君 私どもの党でも企業会計ワーキングチームというものを立ち上げておりまして私がお預かりをしているわけでありますが、そこで四月五日に中小企業庁にもおいでいただいて、これから中小企業の会計の質をどういうふうに上げていくんだというふうにお伺いをしたわけでありますが、その中で、...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣、これは、中小企業庁もああいうふうにお考えですし、金融庁も、リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラムで、財務諸表の精度が相対的に高い中小企業に対する融資プログラムの整備ということを掲げておられるわけで、これはまあ足並みがそろっている...全文を見る
○大塚耕平君 それでは法務省にお伺いしますが、その会社法制の現代化対応を今案を練っておられるところだと思いますが、その中で会計監査人の任意設置ということが掲げられておりますが、今の適正担保制度という言葉と併せて簡潔に御説明をいただきたいと思います。
○大塚耕平君 法務省にお伺いしますが、その会計監査人の任意設置ということで、この会計監査人をどういう人たちにやらせることを想定していますか。つまり、物すごい数ですよね、小企業というのは。  簡単でいいです、一言で。
○大塚耕平君 じゃ、谷垣大臣、これ、ああおっしゃっておられますけれども、数が足りないんで税理士さんにやってもらったらどうだという、こういう話が今出てきているわけであります。  そこで、財務省にちょっとお伺いをしますが、税理士の今の登録人数と、その登録者数のうち財務省OB、国税庁...全文を見る
○大塚耕平君 谷垣大臣、私が何を申し上げたいかといいますと、今日、大臣がいらっしゃる前に、日本の景気や金融機関というのは少しいい方向に来ているという話が出ていたわけでありまして、それをより確かなものとするためにもポイントが二つあるということで、今、その二点目の私なりの私見を指摘さ...全文を見る
05月10日第159回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は決算委員会で初めて質問をさせていただきますが、あした財政金融委員会で九十分質問させていただきますので、合わせて百四十分ということで議論をさせていただきたいなと、そう思っております。  当委員会におかれましては特別会計の見直しと...全文を見る
○大塚耕平君 今日は運良く御婦人方がたくさん傍聴をしてくださっておられますが、いい機会でございます、国家予算はよく八十兆だ八十兆だというふうに新聞であるいはニュースでやっておりますけれども、違うんですね、八十兆じゃないんです。今、主計局の次長がお答えくださいましたけれども、一般会...全文を見る
○大塚耕平君 この特別会計というものを一般会計以外になぜ設ける必要があるのかというのは、これは大臣も再三ほかの場でも御答弁をされておられますが、それぞれ個別の事業として、あるいは個別の会計としてやる必要があると。  最近は、特に社会保険庁の人件費とか経費を皆さんの年金の保険料か...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  傍聴してくださっている皆さん方も今の答弁は分かりやすいと思いますが、特別会計には三種類あると。事業を行っているもの、資金運用を行っているもの、そして資金の管理区分のために設けているもの。確かに最初におっしゃった上の三つというのは資金の管理...全文を見る
○大塚耕平君 漁船再保険。それから森林保険ですね。森林については国がやるのも何となく、何となく分かるような気がするんですが、自動車とか漁船再保険とかというのは、これはどうして国が事業としてやる必要があるんですか。
○大塚耕平君 谷垣大臣、私はいつもお世辞で申し上げているわけではなくて、小泉さんの次は谷垣さんか平沼さんだろうなと思って期待を申し上げているわけですので、今までの話なども踏まえて、それは細かい話をお答えになれないのは、それは当然だと思いますけれども、谷垣大臣としては特別会計の何が...全文を見る
○大塚耕平君 私が社会人になったのは一九八三年ですが、その当時からもう既に特別会計を分かりやすくしたいという話は教科書にも書いてありましたし、国会の議論でもそういう議論されていたわけですが、今日なお分かりにくいのは、まあ私は社会人になってからこれでちょうど二十一年目ですけれども、...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、少し切り口を変えてお伺いしたいんですが、当委員会の議事録を拝見しても、ニュー・パブリック・マネジメントという言葉がよく出てまいります。今、谷垣大臣がおっしゃったのは、全体として特別会計の実態あるいは一般会計を含めた日本の予算の姿がより分かりやすくなるように...全文を見る
○大塚耕平君 今、単年度主義というお言葉もありましたけれども、ニュー・パブリック・マネジメントというのは、確かに、冒頭もお金があると使っちゃうというお話がありましたけれども、単年度主義で予算が付けられると、年度末になると、これだけ余っているから空出張しちゃうとか、そういうことが過...全文を見る
○大塚耕平君 七つの係で合計何人でやっておられるんですか。
○大塚耕平君 二十五名で、先ほどのお話ですと、トータルの金額としては九十四兆を見ているという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 谷垣大臣、これは少ないですよ。もっと増やしてあげた方がいいですよ。これ、九十四兆のお金を二十五人で見ろというのはなかなか難しいですね。二十五人で予算査定しろと言われてもそれは査定できないです、細かいところまで。  例えば、お手元の資料の二の方をごらんいただきたいん...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、例えば、今これは平成十四年度の決算に絡めて審議をしておりますので過年度にわたってちょっと恐縮なんですけれども、お手元の表の平成十年度とか十一年度の国立病院・国民年金特別会計の庁費の中では一体どういう支出からこういうものを作るという発注がなされるんでしょう...全文を見る
○大塚耕平君 もちろん今は細かくお答えになれなくて当然です、それはいいんですけれども、どこまで査定してますか。例えば、厚生労働省が国民年金特別会計庁費でこれだけ下さいといって言ってくると、全体の枠の中で収まれば、分かりましたと、庁費でこれだけ認めましょうというふうにやっておられる...全文を見る
○大塚耕平君 確かに、ここ数年の数字の動きを見ていると、庁費というのは全体としては削減傾向にあるんですけれども、資料を見ていて意外だなと思いましたのは、例えば厚生労働省の一般会計それから各種特別会計全部含めて、この庁費というのが例えば平成十五年度から十六年度にかけて増えているのは...全文を見る
○大塚耕平君 実務的な話になって恐縮なんですが、横並びで見て突出しているところがないかという、そういうチェックだけですか。それとも、更に、さっきもお伺いしましたが、その目の中まで入って査定をしておられますか。それとも、目の中については、これは歳出官庁側が自発的にやってくることが前...全文を見る
○大塚耕平君 その横のチェックという異常値のチェックは、それは例えば先ほど御説明いただいた全体で二十五名のチームの中でどのクラスの方がされるんですか。次長までそこは上がってくるんですか、それとも主計官まで上がってくるんですか。
○大塚耕平君 総務課というのは厚生労働省だけじゃなくて全省のものを横並びで見るわけですよね。これは大変な作業ですけれども、総務課はそういう作業を何人でやっておられるんですか。  そんなひそひそやらなくてもいいですよ。もっと大きい声でやってください。
○大塚耕平君 厚生労働省だけでも、私も拝見しましたけれども、膨大な数ですし、この十四人で全省庁の横並びをチェックして異常値を発見してその中まで入っていくというのは、これは並大抵の作業じゃないわけですので、したがって、毎年予算編成作業が大変だという御苦労がよく分かります。  私が...全文を見る
○大塚耕平君 二つお伺いしたいんですが、今のお話に伴って。  国立病院は今後独法化が進むと思うんですけれども、独法化が進むと、今おっしゃったような予算はこれは当然独法化された法人が自前で消化するという、自前で調達して自前で賄うということになれば、当然この庁費のウエートは下がって...全文を見る
○大塚耕平君 収入とは連動してないんじゃないですか。
○大塚耕平君 別に、私、そこのところに特別関心があるわけではないんですけれども、そういうものがもろもろ、いろいろ入っている庁費という枠組みの中でどんと予算を渡されちゃうと、選択エージェンシーにこういう発注がいろいろ飛んでもよく分からないんですね、はっきり言うと。分からない中で予算...全文を見る
○大塚耕平君 そう簡単でないことは私も分かります。  私なりに二つ御提案申し上げたいんですが、一つは、予算編成のときに予算編成システムを使っておられます、現場の皆さんは。これは歳出官庁の方でも使っていますので、いろいろお伺いしてみると、目番号までは、これは集計したり、ある程度の...全文を見る
05月11日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  まず、私の所属する党が今大変混乱をしておりまして、国会運営にも影響を来しております点につきましては、党所属の議員として委員の先生方にも深くおわびを申し上げたいと思っております。できるだけ早く事態を収拾して正常化を図りたいというふうに思...全文を見る
○大塚耕平君 実は、私が意図したわけではございませんが、やはりこういう分野に関心を持っている有識者の皆さん、これは研究者も含めてですが、この委員会の議事録とかあるいはインターネットや国会テレビ等で随分注意深く見てくださっていたようで、今回の一連のモデルの議論について、公共政策学会...全文を見る
○大塚耕平君 いや、読めると言われたら困っちゃうんですけれどもね。  それで、年金・数理課の皆さんに、いや、それを一生懸命お出しいただいたのは有り難いことだけれども、これを読めと言って国会議員にFORTRANとCのコンピューターのプログラミングをどんと出してきて、それもちょっと...全文を見る
○大塚耕平君 私が竹中大臣といろいろ議論をさせていただいている話も、この年金も三党合意という方向で動いているのも、これは実はもう、日本の財政運営とか、まあそれに大きな影響を与えている年金あるいは医療、介護もそうですが、社会保障等については、これは与野党の政争の具にしてはならない、...全文を見る
○大塚耕平君 そういう御認識に立たれて、是非建設的な議論をさせていただきたいというふうに思っております。  さて、今日の本題に移らせていただきますが、昨日も決算委員会でニュー・パブリック・マネジメントについて若干話が出たんですが、まず竹中大臣にお伺いをしたいんですが、財政健全化...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  予算制度であるとか、それから数値目標を設けるとか、透明化を図るとか、非常に大きな観点からの財政健全化のための手法もありますが、今おっしゃるように、プラン・ドゥー・シーという、実際の予算の編成、執行、そして決算の過程においてミクロの視点から...全文を見る
○大塚耕平君 谷垣大臣、昨日の決算委員会での質疑及び今日ここまでの議論、そして今の警察の御説明などをお聞きいただいた上で、厚生労働省の予算に対しての率直な印象をちょっとお伺いをしたいんですが。抽象的な質問で恐縮ですが。
○大塚耕平君 こういうケースで監修料をもらうことの違法性については後ほどちょっと別の視点から議論をさせていただきたいんですが、竹中大臣には、昨日決算委員会は聞いておられないのでちょっと補足をさせていただきますと、私から谷垣大臣に提案をさせていただいたうちの一つが、要は当然財務省で...全文を見る
○大塚耕平君 元お役人がそういううそを言っちゃいけないと横でつぶやいておられますけれども、もう一回聞きます。予算編成段階で、じゃ、だれも知らなかったということですか。
○大塚耕平君 予算編成段階でと強調されましたので、まあ九十五歩ぐらい譲って次の質問に行きますけれども、じゃ執行過程において、今の予算編成過程というのは、だから、プラン・ドゥー・シーのプランのところですよね。それはいいですよ。じゃ、ドゥーの段階でどこまでの方が御存じでこれが執行され...全文を見る
○大塚耕平君 担当者は支出負担担当官、そういう名前の事務分掌の職階といいますか、職務上の用語があるわけですね。これは私は知らないんですが、そういう用語があるわけですね。──はい。  そうすると、今日は一杯資料要求しますけれども、支出負担担当官、少なくともここに私が整理させていた...全文を見る
○大塚耕平君 いや、私の質問通告は、正確に文章を申し上げると、知っていたかということですから、認識していたかということと微妙にこれは違うんですね。いいですか、職務上認識していたかではなくて、知っていたかどうか、もう一回聞きます。
○大塚耕平君 そうすると、今の御答弁、前の答弁と関連付けて私なりに解釈すると、支出負担担当官と言われる人の中に局長クラスもいたかもしれないという推測が成り立つと、こういうことであります。  さてそこで、ちょっと次の質問に移らせていただきますが、固有名詞は出しませんが、現在警察も...全文を見る
○大塚耕平君 もう一回、もう一回答弁のチャンスを御提供しますが、だれも御存じないということでよろしいですか。
○大塚耕平君 この方は、この選択エージェンシーという会社も営利企業ですから、当然契約取ってきて業績上げるのが仕事ですから、相当契約を取ってくる上で強力なスーパーセールスレディーであったらしいんですね。それで、この方から多くの人間が、いや、私は厚生労働省は事務次官室も幹部もノーアポ...全文を見る
○大塚耕平君 その方々は全員確定申告していますか。
○大塚耕平君 それでは、この資料の上から五番目、一番左に通し番号で項番が打ってございますが、十一年度の五番に当たるところですね、これはお一人で六百十九万受け取っておられます。それから、項番の十番、シャドーの掛かっているところですが、ここはお一人で四百五十五万受け取っておられるわけ...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、個人名等については結構でございますが、このお二人の職員は、時間的、内容的に一体どの程度の選択エージェンシーに対するサポートをしてこの所得を得ておられるんでしょうか。これも聞いてきていただくようにお願いをしましたので、御答弁いただきたいと思います。
○大塚耕平君 そうすると、あれですか、今のお話聞くと、実際には複数の職員でやったんだけど、一人の方が受け取って、それを、あとを手伝った人はあれですか、その受け取った方からもらえなかったということですか。
○大塚耕平君 みんな笑っていますよ、与党の先生方も。審議官、議事録に審議官のお名前とこの内容が残りますからね。末代までの恥ですよ。子孫が悲しみますよ。  そうすると、その御答弁をそのまま受け止めたとしても、共同で使うことがあったということは、事実上このまとめて受け取った方から再...全文を見る
○大塚耕平君 今日は財務省の方も聞いておられますので、いずれ見解は財務省にお伺いしたいと思いますが。  そうすると、極めて私、善人になって今の御答弁を聞くと、そうだなというふうに一〇〇%受け止めさしていただいたとすると、それは要するにそのグループ、同じ職場かどうか分かりませんが...全文を見る
○大塚耕平君 いわゆるプール制というやつですかね。そういうことかなと思います。今日は実は同じ時間に厚生労働委員会で同僚議員がやはりこの問題をやっておりますので、そちらでも何か答弁をしていただいているかもしれませんが。  しかし、この辺から谷垣大臣が最初に法令違反かどうか分からな...全文を見る
○大塚耕平君 これ、今ここまでお話聞いていただいて、職務時間外ですべてやっているというふうに思って聞いている先生方はほとんどいませんね。  国家公務員法の百一条を審議官は御存じですか。重要な法律ですよ、皆さんにとって。
○大塚耕平君 「職員は、法律又は命令の定める場合を除いては、その勤務時間及び職務上の注意力のすべてをその職責遂行のために用い、政府がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。」。国家公務員法全部を記憶する必要はないですけれども、重要なところはやっぱり手帳か何かに書いてい...全文を見る
○大塚耕平君 そうですね。そういう御答弁にならないとおかしいですね。  公務として国民健康保険中央会が選択エージェンシーに発注した手帳の打合せに厚生労働省の職員が参加するのはどういう理由で参加するんですか。
○大塚耕平君 今日は人事院にも来ていただいていると思うんですけれども、ちょっと人事院の方に、国家公務員倫理法、お手元にあったら開いていただいて、私が読み上げてもいいんですけれども、国家公務員倫理法の三条一項と五条をちょっと読み上げていただきたいんですが、大変変なお願いをして恐縮で...全文を見る
○大塚耕平君 五条です。
○大塚耕平君 私は法律の専門家ではないですからあれですけれども、この一枚紙で整理してお示ししたこのいろんな監修作業、これは、この方々に何か元々こういうことに固有の能力があったわけではなくて、職務上そういう詳しい情報を知り得て、職務上そういう能力が付いたわけですよ。そうすると、今お...全文を見る
○大塚耕平君 まあ、今考えているのはいいですけれども、審議官、審議官、ちょっと後ろの人の話聞いてないで、今、審議官なんだから、厚生労働省の。今はそう考えているかもしれないけれども、改める気はないですか、今後。過去は問いませんよ。あなたの認識を聞いているんです、審議官でしょう。
○大塚耕平君 だれも納得していませんよ、その答弁で。私の古巣もそうでしたけれども、こういう問題が起きると、まじめに働いている職員まで十把一からげで後ろ指さされるんですよ。ああ、あんた、厚生労働省なのという感じで、嫌な思いしている職員が一杯いますよ。  そういうことに対して、中間...全文を見る
○大塚耕平君 それは、例えばリタイアされた後に、厚生労働省を退職された後に、厚生労働省で得た知識を基にそういう分野で活躍されるというのは、これはすばらしいことです。そういうことは職員の皆さんにも、せっかく厚生労働省で働いて得た専門性ですから、しっかり活用していただきたいと思います...全文を見る
○大塚耕平君 これは、非常に丁寧な方で、言葉遣いも丁寧で、メールの打ち方としては礼儀正しいなと思って感心しておりますけれども、「いずれのテーマももう少し時間を下さい」と。なぜこういうことをやって、結局どうなったかということについて、これも調べてお答えをいただきたいと思っております...全文を見る
○大塚耕平君 いや、これは補助金を渡した先の組織がやっていることですから、平時であれば、平時であればというのは何も起きていなければ、補助金を渡した先の中央会のことですから特に詳しいことは分かりませんという答弁でもしようがないと思いますが、これはもうこうやって司直の手も入って、これ...全文を見る
○大塚耕平君 それから、今ごらんいただいている資料、最後から二枚目のこのAとBの差を書いた資料ですけれども、これを見ると、厚生労働省としては平成十五年度にも中央会が前年と同様四千二百八十四万円で随意契約をしているというふうに認識をしているわけですね。ところが、選択の方は、これはも...全文を見る
○大塚耕平君 監修料を受け取っていないということは、その分、どこが利益が増えたということになりますか。
○大塚耕平君 いや、大人同士で議論しているわけですから、普通に答えてくれればいいですけれどもね。  これ、当然、今までは選択エージェンシーが監修料を払っているわけだから、監修料をもらっていないとすれば選択エージェンシーがそれだけのものがもうかったということになりますね。まあ、そ...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、我々の調べでは、この話が表に出てから、確定申告する前にお返しになったんじゃないかという話も聞こえてきていますが、まあ事実関係は警察がいずれ捜査してくれると思いますけれども。いや、もうここで声を荒げるつもりは全然ないです、もう聞いている皆さん、よく分かってい...全文を見る
○大塚耕平君 倫理法に違反するようなことがあったときに何らかの、懲罰なりなんなりの、そういうことを議論する場なんですよね。
○大塚耕平君 国家公務員倫理法二十条によると、審査会は会長が招集するというのが大原則でありますので、こういう一連の話を是非お持ち帰りいただいて、会長には情報はきっちりお伝えいただきたいと思います。その上で会長の御判断にお任せいただきますけれども。  国家公務員倫理法の二十三条は...全文を見る
○大塚耕平君 これだけの職員の方が、一応立法府の一員である、私も端くれでございますので、その人間がそれなりに国家公務員倫理法を読みこなしてみると、例えば、先ほど申し上げました三条などに違反するのではないかなと思われるような事案でありますので、これは私は二十三条の任命権者による調査...全文を見る
○大塚耕平君 先ほども申し上げましたように、こういうことが起きるとまじめに働いている職員までみんな十把一からげで言われるわけです。もっと平たく言えば、国家公務員全体に対してそういう疑念の目が向けられる。我々国会議員もそうですけれどもね。一人悪いことをされる方がいると、みんな何か同...全文を見る
○大塚耕平君 谷垣大臣、ここまでのお話を聞いていただいてそれなりの御所感はおありだと思うんですが、これ、来年の予算編成のときは、八月から始まりますし、もう今各省でやっていると思いますが、この手の刷ったのはいいけれども受取手がいなくて後は捨てるだけみたいなものは、別に厚生労働省に限...全文を見る
○大塚耕平君 竹中大臣には最後に御所感、お伺いしたいと思いますので。  会計検査院に来ていただいていますので、会計検査院に端的にお答えいただければと思いますが、厚生労働省と社会保険庁に対する次回検査の予定はどうなっておりますでしょうか。
○大塚耕平君 期待していますので、しっかりやってください。  最後に二つ質問させていただいて、終わりにさせていただきます。  まず、竹中大臣には、谷垣大臣と同様に、これから財政健全化をされるお立場で御所感をお伺いしたいというのが一点であります。  そして、冒頭申し上げました...全文を見る
05月21日第159回国会 参議院 本会議 第23号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。  ただいま議題となりました二法案について、関係大臣に質問をさせていただきます。  初めに、証取法改正案について竹中金融担当大臣にお伺いいたします。  我が国の金融制度は、四つの自由化を軸に変革が進められています。為替・資本移動...全文を見る
06月01日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今、山根委員の最後の方で経済についての仕組みの教育のお話が出ましたが、私の地元の事務所にも二年前に女子高生から陳情が参りまして、女子高生の陳情というのは珍しいなと思っていまして、何を御希望ですかと聞きましたら、何か某証券会社がインター...全文を見る
○大塚耕平君 答弁を差し控えたいということでありますが、捜査継続中と考えてよろしいですか。
○大塚耕平君 それでは次に、厚生労働省にお伺いしますが、五月十一日の当委員会において今の事案に関連して様々な資料をお願いをしたわけでございますが、既にいただいたものも確かにありますが、そういったものを含めて、もろもろお願いをした資料についての準備状況について説明をお願いしたいと思...全文を見る
○大塚耕平君 今のは、お願いをした私の記憶では八種類の資料のうちの一つについての御説明だったわけでありますが、これは財政再建に関する集中審議ということでお伺いしたわけで、私は別にここで事件の真相を解明したいということではありませんので、改めてお願いをしておきますが、それは私にお出...全文を見る
○大塚耕平君 今答弁していただいている方は役職何でしたっけ、御本人に聞きたいんですが。
○大塚耕平君 今、御庁が置かれている状況、それから本省が置かれている状況をよくよく御自覚いただければ、社会保険庁の次長として、いろいろ相談して決めるとか、そういうたぐいの話ではないというふうに私は思いますが、もう一度お伺いします。  相当不要不急の資料を山のように作っているとい...全文を見る
○大塚耕平君 今日、石井副大臣にもおいでいただいていますので、今、社会保険庁だけですが、厚生労働省全体についてきちっと査定を来年度の予算においてはしていただきたいと思いますが、ちょっとこの段階で一言副大臣から御感想をお伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 繰り返し申し上げておりますが、本席で、財政再建に関してはこれは与野党の対立事項ではなくて、立法府対行政府のそういう課題であるというふうに認識しておりますので、是非ここは党派を超えて、我々も御協力できるところは御協力しますし、与党の皆さん方におかれてもしっかりとした御...全文を見る
○大塚耕平君 受け取っていないんじゃなくて、返上したわけですよね。どうして五月十一日、そのように答弁しなかったんですか。
○大塚耕平君 八百万円ですね。過去の金額よりも高い金額を受け取って、振り込まれたものを返上したと。なぜ返上したんですか。
○大塚耕平君 先ほどの中島審議官は、「監修料については受け取っておらないという状況でございます。」とおっしゃる前にまくら言葉が付いているんですね。「十五年度につきましても契約はしております。」と。これは、選択エージェンシーと契約をしていたのはだれですか。
○大塚耕平君 今の御説明を聞いていると、何やら厚生労働省の仕事として契約をして監修をしていたやに今日の答弁だけ聞くとそう聞こえますが、五月十一日は個人としてやっていたという説明に終始しておられたと思いますが、これ個人として契約していたんですか。厚生労働省として契約していたんですか...全文を見る
○大塚耕平君 では、改めてお伺いしますが、あのときも、五月十一日のときもお示ししましたが、平成十五年度分は個人として契約して、受け取った監修料を返上した後に、その同じ手帳の製作作業に関連して業務時間中に課長やら課長補佐や専門官が会議に出席しておられるわけですね。これは途中から厚生...全文を見る
○大塚耕平君 今の御答弁が納得のいくものであるかどうかは私があえて解説しなくても本席の委員の皆様方がもうお感じになっているとおりでありますので。  局長、辻局長、もう幹部なんですからね、もういつまでもそういう木で鼻をくくったような御答弁されないで、是非、国会の場を茶番の場にして...全文を見る
○大塚耕平君 人事院にお伺いしますが、この事案に関連して国家公務員倫理法に基づく対応が必要ではないかということを前回お尋ねいたしました。この点について、現時点での検討状況等について御説明いただける点があればお伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 人事院には是非こういうときに存在感を発揮していただきたいなと思いますので、改めて厳正な対処をお願いをしておきます。  改めて厚生労働省にお伺いしますが、今回の事案に関しての省内の処分等についての現時点での対応状況や今後の方針について、何か御説明いただけることがあれ...全文を見る
○大塚耕平君 逮捕された方は逮捕されるなりの理由がおありだったと思うんですが、トカゲのしっぽ切りみたいにしないでいただきたいなと思いますね。勤務時間外の副業については云々という御説明がありましたが、もうこれはそういう分かり切った形式的答弁は是非やめていただきたいなと思いますね。も...全文を見る
○大塚耕平君 若者世代は大人の世代の鏡だ、子は親の鏡だというというような言葉がありますが、日本が今、道徳的にも倫理的にも、あるいは社会全体の士気といいますか、いろんな意味においてどうしてこんなふうになっちゃったんだなと皆さんが感じる大きな理由は、やはりリーダー、幹部、それぞれの組...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、済みません、これで警察庁、厚生労働省、人事院、財務省の皆さん方は結構でございますので、もし委員長のお許しいただければ御退席いただければと思います。
○大塚耕平君 それでは次に、金融庁にお伺いをいたします。  多分、委員の皆様方のお手元に資料が配られていると思いますが、先般の平野委員の質問に対する回答ということで「UFJの不良債権比率について」というぺーパーが出ております。  平野委員の御質問は、UFJの不良債権比率がこの...全文を見る
○大塚耕平君 一般論としてはなり得るというお答えでありましたが、まじめにきちっとこういう説明資料を作っていただいたことは結構なことだと思います。  その上で、この中身をそしゃくしながら過去のトレンドを考えますと、通常検査というのは十五年三月期だけではなくて、十四年三月期とか、そ...全文を見る
○大塚耕平君 いずれにいたしましても、景気が良くなっているせいもありますが、金融機関の経営状況というのも健全化に向けて非常に重要な局面に来ておりますので、引き続きしっかりと監督、御指導をいただきたいなということをお願いをしておきたいと思います。  その上で、実はこの話は、今回の...全文を見る
○大塚耕平君 冒頭申し上げましたように、今日は、私、顧客のつもりで聞いていますので、例えば局長が銀行の融資担当課長か何かで窓口に出てきてそういう話をされると、顧客の私としては、貸すのか貸さないのかどっちなんだ、支店長連れてこいと、こういう話になりますね。銀行から勧誘されたんじゃな...全文を見る
○大塚耕平君 いや、最終的な、何といいますか、事の適否についてはもう委員の皆さんが聞いていただいている印象にお任せしますので、次に進みますけれども。  じゃ、私は分かりましたと。じゃ、融資するかどうかは別にして、じゃ、おたくに仲介してもらいますと。仲介手数料、幾らですか。
○大塚耕平君 いやいや、私が顧客として聞いていますのはそういうことではなくて、証券会社へ行けば売買手数料だけでやってくれるわけで、それと別に仲介手数料が掛かるんですかと聞いているんですが、顧客ですよ、別に私は怒っているわけじゃなくて、多分顧客はこういうことを聞くわけですよ。売買手...全文を見る
○大塚耕平君 いやいやいや、それは、そうすると顧客はこういうことになるんです。分かったと言って、例えば、この今の増井銀行では仲介手数料要りませんと言われて、じゃ、やりましたと。今度、五味銀行に行って、五味銀行で仲介頼んだら、うちは仲介手数料取りますよと言われて、ちょっと待ってくれ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、今日はきちっと御答弁できないことを恥ずかしがらないでください。実はこの問題、これは解禁するのはいいことなんですけれども、すごく実務上の決め事が重要なんだということを私自身も感じていますし、皆さんにもお感じいただきたいわけですよ。  つまり、仲介手数料というの...全文を見る
○大塚耕平君 これ、一歩前進したわけです。  今のお話ですと、証券会社が銀行に委託をするわけだから、証券会社が銀行に手数料を払うということであって、顧客は銀行に対して払わなくていいんですね、じゃ。
○大塚耕平君 いやいや、だから、私が聞いているのは、これね、いろんな問題が起きるということを前提に聞いているわけですよ。  政省令でこれからどういうことをお決めになるか知りませんけれども、銀行によっては、いやいや、お客さん、証券会社の売買手数料とは別に、私どもがこのカウンターで...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと先に進みますね。多分、今局長の御答弁と私の質問のギャップというのは、聞いている皆さんが御判断くださっていると思いますので。  じゃ、例えば、銀行は、今証券取引については対面取引と通信取引とオンライン取引と三つに分かれますが、そのどの部分の仲介をするんですか...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、絞りましょう。今、オンライン取引が相当普及していますけれども、最もオーソドックスなのは対面取引ですね。竹中大臣が例えば銀行の仲介業の方だとすると、竹中大臣、何かいい株ないですかと顧客が銀行に行って聞くわけですよ。これ、対面取引ですね。対面取引の仲介するわけです...全文を見る
○大塚耕平君 いや、私がお伺いしたいのは、対面取引は、これ、仲介しなければもうこれ解禁する意味がなくなりますので、これは基本ですよ。これは解禁するんですよ。  そうすると、お客さんは、私、客ですから、さあ、株、おたくに今預金もあるし、今後も別に預金やめるわけじゃないけれども、せ...全文を見る
○大塚耕平君 そのように法案に書かれているのは知っています。  別に、局長、ごめんなさいね、今日は余り予告もしていないんで。本当に顧客になったつもりで、僕も銀行に行って証券投資するかもしれないので、そういう立場で聞いているわけですよ。別に、過度に推奨してくれ、特定の銘柄を推奨し...全文を見る
○大塚耕平君 そうでなければ解禁する意味がないわけですから。  じゃ、いろいろ理屈を付けて新日鉄の株がいいとか日本航空がいいとか、いろいろ言うわけですよね。そのときに、それは銀行が独自の判断で推奨するのはいいですけれども、例えば、二、三日前の日経新聞に、五月三十日の朝刊の一面ト...全文を見る
○大塚耕平君 いや、それは分かっています。特定の銘柄はよくないですが、今申し上げている、ここでお話ししている真意は、ごくごく日常的にこれから銀行の窓口で起こるシーンを僕はお話ししているわけですよ。今のように証券会社の提供した情報端末を基に、銀行の仲介業担当の例えば行員の方が気楽な...全文を見る
○大塚耕平君 ここで結論を出してほしいということを申し上げているんじゃないんですよ。例えば、こういうことも政省令の中でこれからどういうふうにお書きになるかによって随分トラブルの裁き方が変わってくると思うんですね。  それから、今の話で、実はそういう頭の体操を私もしていて、非常に...全文を見る
○大塚耕平君 いや、今の説明をお伺いしても、ちょっと僕は自分自身も混乱しているんですけれども、恐らくそこも政省令で銀行がどういう行為を許されるのかということをきちっと定義したり、あるいは行為規制のところで相当リアルな規定を置かないとかなりの混乱が起きるんではないかなと、顧客になっ...全文を見る
○大塚耕平君 総括は最後のところでさせていただきますが、結局これは、冒頭申し上げましたように、解禁して、そのメリットを金融産業や金融証券市場や日本経済ができるだけ享受して、そこから発生するであろうデメリットを極小化するということにとにかく注力していただきたいわけですよ。そのように...全文を見る
○大塚耕平君 私が一番お伺いしたいポイントは、問題が起きたときに、仲介業者としての登録免許を剥奪するとかというそこでとどまるのか、銀行業本体にまで処分が及ぶのかということなんですね。それはどういうことかというと、銀行法二十七条に、これは、銀行が銀行業として公益を害する行為をしたと...全文を見る
○大塚耕平君 あと二点申し上げて終わりにさせていただきます。両方とも竹中大臣にお答えをいただきたいと思いますが。  先ほど申し上げたこの全銀協の意見書の中に、解禁しても大丈夫なんだという理由付けの一つに、貸出しとの抱き合わせ的行為等についてはいろいろ規制が掛けられていて、社内体...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました証券取引法等の一部を改正する法律案及び株式等の取引に係る決済の合理化を図るための社債等の振替に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 ...全文を見る
06月03日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は日銀総裁にもおいでいただきまして、どうもありがとうございます。  先ほど平野委員もおっしゃいましたが、いよいよ金融機能強化法の審議に入ることができました。私も大変複雑な気持ちでございますが、今日はほかの委員会の動きにも今後大き...全文を見る
○大塚耕平君 そういたしますと、顧客の立場に立つと、今申し上げたシーンがこれが証券仲介業だとすると、証券会社の窓口で行われることと銀行の窓口で行われることは、これはほとんど同じで、多分顧客は区別が付かないんじゃないかと思うんですが、区別が付かない状況が発生するというふうに理解して...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、顧客は例えば東京三菱銀行で仲介をしてもらって何かの株を買ったとしますね。今度、売却指示はどこに出すんですか。その仲介してくれた銀行ですか、それとも証券会社ですか。
○大塚耕平君 そのどちらでもというのは、もうちょっと具体的に教えていただきたいんですが、それは必ずどちらでもいいわけですか。
○大塚耕平君 そうすると、買うときは東京三菱銀行で買ったんですが、引っ越して、どこか違う町に行っちゃって、近所にみずほ銀行しかないというときに、じゃ、この今持っている株、売却したいんだけれども、みずほ銀行に行ってこれは売却できるかどうかというのは、これはその証券会社と提携している...全文を見る
○大塚耕平君 私は別に答えがあって今お伺いしているわけではなくて、この間からの延長線上なんですけれども、やはり考えれば考えるほど、これ実際に銀行がこの業務を始めると、店頭で顧客が感じる実感は、証券会社にいるのか銀行にいるのかほとんど区別が付かない、事実上のユニバーサルバンク状態が...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、その委託を受けて提携する証券会社は、一社であっても仲介業として登録可能ですか。それとも、顧客の立場に立つと、証券会社を選べるという選択肢を確保しておくために複数以上の提携がないと登録申請を認めないというふうにするか、そこは今現在はどのようにお考えになって...全文を見る
○大塚耕平君 一社であるとすると、これはもうますます、顧客側にとってみるともうほとんどユニバーサルバンクなんですね。銀行のカウンターに行って株を勧められて、分かりました、じゃ、これ注文します、あとは売買は顧客にとっては見えない世界ですから。ところが、その段階で、じゃ、証券会社はど...全文を見る
○大塚耕平君 金融庁の幹部の皆さんとも竹中大臣とも大分お付き合いが長くなりましたので、答弁の入り方でどういう状況か分かるんですけれども、増井局長なんかはいずれにしましてもから入ると大体決まっていないケースが多いですね。竹中大臣の場合は、ちゃんと回答が用意されていて余裕のあられると...全文を見る
○大塚耕平君 今、日本銀行は非常に、従来、前例のない政策を取り続けているわけでありますが、これをいつ正常な状態に戻すかというのが市場や国民の大きな関心事項でありますが、量的緩和政策をいつまで続けるかということに関しては、去年の十月の九日、十日の金融政策決定会合で継続するかしないか...全文を見る
○大塚耕平君 そういたしますと、昨今の報道を拝見しておりますと、例えば総裁が記者会見等で、非常にデフォルメして申し上げて恐縮なんですけれども、そう簡単に解除することはない、あるいは消費者物価が若干プラスになっても金融政策というのは連続線上で変わっていくんだという御趣旨の発言をされ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今までの御説明を私なりにそしゃくをいたしますと、大分良くはなってきているけれども、しかし完全にデフレを脱却したというわけでもないし、先行きもまだ安心はできないと、こんな状況かと思います。  しかし、柳澤大臣と議論をさしていただいていた時...全文を見る
○大塚耕平君 日銀総裁にもほぼ同様の趣旨でお伺いをしたいんですが、日本銀行として、中央銀行として、今のマクロ経済環境を前提に、金融機関の信用力を公的資金で強化するということの必要性はあるというふうにお考えでしょうか。
○大塚耕平君 今の大臣と総裁の御発言を基本的な認識として今後私もよく頭に入れて審議を進めさしていただきたいと思うんですが。  なぜ今日こんなことをお伺いしているかといいますと、少し持論を述べさせていただきますけれども、私も必要だと思うんです、今のマクロ環境下で。なぜならば、やは...全文を見る
○大塚耕平君 いずれにいたしましても、日本銀行が適切に金融政策をハンドリングしていただくことをお願いをさせていただきたいと思います。  あと十分ぐらいですので、ここからは法律本体を駆け足でちょっと聞かせていただきたいんですが、まず、先ほど平野委員からも経営強化計画について御質問...全文を見る
○大塚耕平君 実は、この第五条の中には経営強化計画が確実に達成されると見込まれること、そういうことがないと言わば公的資金入れませんよという、そういうことが書いてあるわけですね。この確実に達成されるということを見込んで受理するわけですから、そして公的資金を入れるわけですから、そうす...全文を見る
○大塚耕平君 今、少し質問した内容よりも広い御回答をいただいたんですが、先に問題意識を申し上げますと、これは、公的資金を入れるというふうに金融庁が決定したということは、申請した銀行の経営強化計画がフィージブルだというふうに認めたということですから、皆さんが。ということは、それがち...全文を見る
06月04日第159回国会 参議院 本会議 第27号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  ただいま同僚の森ゆうこ議員から、私の敬愛する森ゆうこ議員から御提案のありました国井厚生労働委員長の解任決議案に賛成する立場から討論を行わせていただきます。  まず冒頭、与党の皆さんが御心配になるといけませんので御説明を...全文を見る
○大塚耕平君(続) 日本国の、国権の最高機関であるこの国会の参議院厚生労働委員会の委員長ともあろう立場の方が、所管事項について「習わざるを伝えしか」では、国家、国民は大いに迷惑するのであります。  以上の三つのことは、考えてみればごくごく当たり前のことでありますが、治世をあずか...全文を見る
○大塚耕平君(続) 年金資金積立金運用基金の利回りをこの今回の政府案の示しているそうした内容で実現できるかどうか、これが一番大きなポイントであります。それができないかもしれないから、これだけ大きな議論になっているわけであります。ようやくその議論の端緒となるべき資料が出てきたわけで...全文を見る
06月10日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  前回、途中で審議が中断されましたので、中断した部分から質問をさしていただきたいと思います。中断したときにはちょうどUFJのお話をお伺いをしようとしていたところなんですが、UFJのことは後ほどお伺いするといたしまして、事前に通告を申し上...全文を見る
○大塚耕平君 今御答弁いただいた内容は、それ、どこかに書いてあるものですか、それとも口頭の御説明だったわけですか。
○大塚耕平君 そうすると、今全部を正確に聞き取って記憶をしているわけではないんですが、いずれにしても、監査法人やあるいは金融庁の検査を受けられて資産査定が直近の財務諸表において正確になされていることということは、この経営強化計画を受け入れて公的資金を注入した先については、その後の...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、例えば最近の事例で申し上げると、UFJとか足利とか、ある基準時で検査に入られたところ、各銀行の自己査定よりも検査結果が厳しいというケースが出てきているわけですので、直近の検査をきちっと反映していればというのはそのとおりなんですけれども、例えば直近の検査が...全文を見る
○大塚耕平君 非常によく分かりました。  そうすると、とにかく直近に検査が行われているか、申請時に検査をしかるべく行って申請を受理するということですね。  そうなると、ここでようやく前回御説明をし掛けていて中断された部分に戻るんですけれども、申請を受けてこの経営強化計画を受理...全文を見る
○大塚耕平君 いや、ここは実は金融機関の皆さんが一番気になるところなんですね。  行政手続法上は、不利益処分を講ずる場合には意見陳述のための手続を取らないとか、いろんな言わば不服申立ての手続が書いてありますので、これはこれでちゃんとやっていただきたいと思うんですけれども、その第...全文を見る
○大塚耕平君 一般論としては分かりますが、その推察ないしは推測するに足る様々な材料がある折には、やっぱりそこは竹中大臣らしく、ああ、なるほど、さすが論理的にそういうふうに説明されるともうぐうの音も出ないなというふうにしていただきたいわけでありますが。  今のお話を仮に踏まえた上...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
06月14日第159回国会 参議院 本会議 第30号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。  ただいま提案されました動議に反対する立場から討論を行います。  ただいまの動議では、金融強化法案と預金保険法改正案の審議を直ちに行うということでありますが、そもそも本法案は、先ほど来の御説明にありますように、四月二十三日に衆議...全文を見る
06月15日第159回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今国会は多分これが最後の質問ということになりますので、いろいろ申し上げたいことは私も平野委員と同様にございますが、無駄話をやめて質問に入らさせていただきたいと思います。  年金制度については取りあえずの改正案が成立したわけであります...全文を見る
○大塚耕平君 そういう御趣旨であれば、国家公務員共済は厚生年金と連動しているけれども、母集団が小さいこともあっていろいろ配慮が必要だというようなことを一般的に申し述べればいいわけであって、いいですか、もう一回言いますよ。被用者が減って厚生年金の給付額が下がるということをこれから議...全文を見る
○大塚耕平君 いや、メンバーも公表されて議事録も出ていると思いますので、主にどなたの御主張でこうなったんですか、ここは。
○大塚耕平君 財務大臣、どう思われますか、今のくだりのところ。この時期に、これから保険料率を上げ、給付水準を下げるという年金制度改正の国会での大議論を始めようとしていたやさきの報告書の中のこの表現は適切だと思われますか。
○大塚耕平君 冒頭申し上げましたように、今日は余り細かい話というよりも、今後年金制度は引き続き検討していかなきゃいけないと思っていますので、基本的な点を勉強させていただきたいんですが、やっぱり今この日本という国が徐々に徐々に何となく若い人たちが希望を持てなくなって、何かこう活気が...全文を見る
○大塚耕平君 今の次長の御答弁をせんだってからここで何回かやらせていただきました厚生労働省の選択エージェンシー事件のときに一緒に聞きたかったですね。  おっしゃるように、国家公務員法の百一条の職務に専念する義務等があるから、今回財務省から随分いろいろ追加の資料もいただきましたの...全文を見る
○大塚耕平君 杉本次長のおっしゃった答弁をもう一回、ここに紙でいただいていますので申し上げますと、職域加算部分については、公務員には「職務専念義務、兼業禁止、再就職の制約、労働基本権の制約、刑罰を伴う守秘義務などの様々な身分上の制約が課されていること等を踏まえ、国家公務員の退職後...全文を見る
○大塚耕平君 つまり、谷垣大臣が、厚生年金と国民年金の事務費については、平成九年から特例のずっと延長で、言わば保険料でやっているという説明をされて、私、再三それを本会議でも引用させていただいていますが、この連合会も同様に、国家公務員の皆さんの保険料でこの一万二千三百九十四名の経費...全文を見る
○大塚耕平君 病院の職員がこの中に入っておられるということになると、確かに厚生年金や国民年金と単純に比較はできないかもしれませんが、ここも今日ここで結論を出すというような問題ではないんですが、厚年と国年の事務経費、つまり社会保険庁の事務経費が保険料で賄われているというところが今回...全文を見る
○大塚耕平君 事ほどさように、やはり、今日は法制局にもおいでいただいているんですが、同じ国民ですから、老後の年金制度ということであれば法の下の平等に沿って同じ制度下に置かれるべきではないかと私自身は思っておりますが、その点についての見解は最後に法制局にお伺いしますが。  ただ、...全文を見る
○大塚耕平君 谷垣大臣、今のやり取りでお分かりいただけますように、特殊法人とか公益法人とか、そういう中にも厚生年金ということで自前の制度を一杯抱えている先があるという、そういう御理解は元々ありましたか。
○大塚耕平君 そうなんですよ。何か厚生年金と国民年金と共済年金、この三つだという議論が行われているんですが、実は厚生年金と共済年金の間に、名前は厚生年金なんだけれども、主に例えば役所の方が再就職で行かれるような先を中心に、中心に、特殊法人とか公益法人で名前は厚生年金なんだけれども...全文を見る
○大塚耕平君 厚生年金基金は、普通の民間企業であれば、三階部分は企業の自助努力で、ある一定の勤続年数を経て受給資格を得た人たちが企業の言わば果実の部分をもらうところですから、その部分が何か公的な予算措置で賄われているとする組織があれば、これは、それを厚生年金と言うのは何か変な話な...全文を見る
○大塚耕平君 これは、つまり財務省は厚生労働省に予算を付けて、厚生労働省はそれをその先に予算を付けているから、その先がどういう使い方をしているか分からないという、こういうトータルとしては御答弁なわけでありますが、これは例えば、ある特殊法人のこれが経費だといってどんと渡していて、そ...全文を見る
○大塚耕平君 国民年金は。
○大塚耕平君 整理しますと、国民年金が二・八年分、厚生年金が四・七年分、共済年金が四・六年分、四・六は国家公務員共済ですね、地方公務員共済が七・六年、私学共済が九・八年と。国民年金と私学共済を比べるとこれは三倍以上の差があるわけですが、これは文部省にお伺いしますけれども、これは、...全文を見る
○大塚耕平君 制度によってこれだけばらつきがあることについては、年金局長はどのようにお考えになられますか。
○大塚耕平君 ここで法制局にお伺いをしたいんですけれども、予定していた質問というのは、国民の属性によって加入している年金制度が異なるのは法の下の平等に反しないかという質問であったんですが、例えば、今聞いていただいたのでお分かりのとおり、過去の経緯でこういう数字になったというのはと...全文を見る
○大塚耕平君 今日の段階ではそういうお答えになると思うんですが、自民党さんも憲法改正案出されるということですけれども、憲法改正論議のときにも、実は、この年金制度のそもそも論については今のような視点から議論する余地は私は十分あると思うんですね。  それは、合理的な理由だと言い張っ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、民間企業の場合は、企業の決算が赤字になった場合に厚生年金の事業主負担部分というのはどういうふうになりますか、一般論として。これは年金局長です。企業が赤字になったとき、あるいは業績が悪いときに事業主負担分というのはどうなりますかね。
○大塚耕平君 厚生年金の事業主負担分というのは企業が赤字であっても絶対に減らないという理解ですか。もう一回そこを確認させてください。
○大塚耕平君 そういう費用であるがゆえに、それに堪えられなくなるとどういうことが起きますか。特に、昨今実際に起きているわけでありますが、どういうことが企業では起きていますか。
○大塚耕平君 更にその先のことを聞きたかったんですけれども、基金を解散されるというような、最近も現実にあるわけですよね、企業としては。  だから、私が申し上げたかったのは、もう時間ですからあれですけれども、やめますけれども、ここの八十八、八十九ページにある事業主負担というのは、...全文を見る
08月05日第160回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  まず、選挙を戦われました委員の先生方に心から御慰労を申し上げますとともに、大臣におかれても、いよいよ学者大臣から政治家大臣になられたことをお祝いを申し上げたいというふうに思います。  大臣とは、この三年間、非常に有意義な議...全文を見る
○大塚耕平君 端的にお答えください。撤回もされないし、謝罪もされないということですね。
○大塚耕平君 通常国会での審議のプロセスはこの中段に書いてあるとおりでございますので、私は当時の交渉担当の野党筆頭理事としてこの大臣のような認識で理事会協議を行ったつもりは全くございませんので、謝罪もしない撤回もしないということであれば、これは質問できませんけれどもね。  これ...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。  それでは、現時点では撤回も謝罪もされないということでありますので、私は委員長に、この件について委員会として是非協議をしていただきたいということをお願い申し上げます。
○大塚耕平君 これはこれとして、政策課題については引き続き是々非々の立場でやらさせていただきますが、是非竹中大臣にはお立場が変わられたからといっても基本的な姿勢を変えることなくやっていただきたいということをお願い申し上げまして、私の質問を終わります。
10月20日第161回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日は、幾つかの課題について考え方を整理しつつ議論をさせていただきたいと思います。なお、実務的な質問については答弁は事務方の政府参考人からしていただくことで結構でございますので、私は有意義な議論をさせていただきたいと思います...全文を見る
○大塚耕平君 定期的に新たな事実が出てきたときに再計算するということですが、今まではどういう頻度でどういう事実が明らかになったときに再計算してきたんですか。
○大塚耕平君 今回新しく制度がまたスタートしましたが、五年後に再計算をされるんですか。
○大塚耕平君 丁寧に御説明いただきましたが、検証するということは、まあ五年ごとに再計算をするということだと思いますが。  今回の通常国会での年金議論において、この十月からの年金制度は百年安心ということがキャッチフレーズでありましたので、当然二一〇四年までの計算をされたんですね。
○大塚耕平君 まあ四年ぐらいはおまけしておきますけれども。  当然その再計算されるときに、パラメーターといいますか、いろんなデータを入れるわけですが、厚生労働省が財政再計算、今後百年年金制度が安心かどうかを確認されるためのその計算に使っているパラメーター、ちょっと硬い言葉で恐縮...全文を見る
○大塚耕平君 総理にお伺いしますが、通常国会の議論に入る前に、この財政再計算というのがそのぐらい大変な作業だということは御存じでしたか。
○大塚耕平君 まるで総理と口裏を合わせたかのように私の言っていただきたい御答弁をしていただきまして、大変有り難いお話でありますけれども、ちょっとパネルよろしいですか。この年金の方ですね。(資料提示)  皆さんのお手元にも資料をお配りしていると思いますが、通常国会で延々と私どもが...全文を見る
○大塚耕平君 二〇五〇年で一・三九を入れているわけですね。二〇〇〇年の実績は幾つですか。  そんな数字は頭に入ってないと駄目でしょう。
○大塚耕平君 おっしゃるとおりです。  二〇〇〇年の実績が一・三六のものが二〇五〇年に一・三九に増えるわけですね。
○大塚耕平君 過去五年ごとに行ってきた財政再計算で、再計算時に想定した出生率が実績を上回ったケースはありますか。
○大塚耕平君 あったのか、ないのか。
○大塚耕平君 そうすると、二〇〇〇年が一・三六、そして通常国会の後に二〇〇二年が一・二九と判明した出生率が二〇五〇年に一・三九に上がるという根拠は何ですか。
○大塚耕平君 最も民主党から尊敬を集めている大臣であられる尾辻大臣にお伺いをいたします。  私は、直ちに出生率の見通しを少し下げた形で財政再計算をするべきだと思いますが、いかがですか。
○大塚耕平君 ということは再計算を直ちにするという理解でよろしいですね。
○大塚耕平君 こうやって国会で一つずつ物事が決まっていくことが国会の役割ですから、大変立派な御答弁だと思います。  年金局長に聞きますが、低位推計でも計算したというのは私も知っていますが、一・一〇を入れたら何年もつんですか、年金制度は。何年かだけでいいの。
○大塚耕平君 パネルいいですか。済みません。いや、同じ年金のです。  この「実験」のところ、「予測」のところが検証が必要だということは、今この議場にいらっしゃる多くの先生方が内心御同意をいただいているんではないかと私は思います。  さて、「実験」では正しく何とかもつと思われた...全文を見る
○大塚耕平君 年金局長に聞きますが、業務センターの二つの、センターの三つのシステム、聞いたところによると五十メガステップのプログラムだそうですが、プログラムのドキュメントを自分の目で確認したことありますか。
○大塚耕平君 それだけ膨大なシステムというのは、これは確率的にバグがあったり間違いがあるのはこれは当然なんです。それをちゃんと検証しているかどうかということをもう一度聞きます。ちゃんと検証していますか、年金局長。
○大塚耕平君 ちょっとよろしいですか。度々済みません。  いいですか、総理。通常国会のときにいろいろ議論しました。議論したのは、この一番上のところしかやっていないんですよ。この真ん中の青い帯の掛かった、このパネルで言うところの「実験」や「構築・運営」のところについて、これが本当...全文を見る
○大塚耕平君 尾辻大臣といい、総理といい、前向きな御答弁をいただけて大変結構なことだと思います。本当にそのお言葉どおりにやっていただけることを改めてお願いを申し上げて、次の話題に移らしていただきます。  次は郵政であります。  総理にお伺いしますが、郵政改革、今いろいろ議論に...全文を見る
○大塚耕平君 総理の御説明に合わせてパネル作ってきました。(資料提示)左が入口、白い方が入口、右っ側が出口であります。  ごらんのように、白いのはきれいな国民のお金、どんどんどんどん国民から右の方に流れています。で、右の方から来ている茶色い色のこの国債があるいは財投債、財投機関...全文を見る
○大塚耕平君 そのように特殊法人や社保庁や政府の機関が無駄遣いをしてきた期間、政権を担っていた政党はどこですか。
○大塚耕平君 楽しみにはしておりますが、一国民として総理にお願いを申し上げますが、総理大臣というのはやはり冷静さが必要でありまして、今、郵政改革については必要性をたっぷり聞かしていただきましたが、私の質問はこの五十年間の政権与党はどこでしたかということなんですよ。もういいです、い...全文を見る
○大塚耕平君 総務大臣、お願いします。
○大塚耕平君 まあこれで、平成十九年には制度的にこの国民の年金、郵貯の白い矢印で示されているお金が制度的に財投債に流れることはなくなるということですから、これはまた一歩前進で大変結構なことだと思います。  さて、この出口の方を改革すること、これが本当に重要なんですが、じゃ、しか...全文を見る
○大塚耕平君 六月一日の財政金融委員会での質疑で、私に答弁された参考人の井口さんと辻さん、それぞれ私にどのように回答したかということ、私がアンダー、マーカーを引いて答弁の記録を渡してありますので、そこを読んでください。
○大塚耕平君 もう一人。
○大塚耕平君 辻審議官にお願いします。国家公務員倫理法の第三条を読み上げてください。
○大塚耕平君 二項も。
○大塚耕平君 社保庁や厚生労働省の職員が年金や医療や介護の業務に携わり、そこで得た専門的知識で副業をやるのは国家公務員倫理法三条に違反するんですよ。そうではないですかというふうに財政金融委員会で聞いたら、必ずしもそうではないとあの方々はおっしゃった。  もう一回聞きます、辻さん...全文を見る
○大塚耕平君 いいですか。ここの無駄遣いをなくさないで、本来国民のお金で行っていた歳出が、職員の下に、職務上知り得た、身に付けた知識や情報で副業をやって戻ってきているものを放置して、その人たちがこの青い帯のところの業務もしっかりやらないような状態で、どうしてそんな年金制度、厚生労...全文を見る
○大塚耕平君 それはやめさせるという理解でいいですね。
○大塚耕平君 井口参考人に聞きますが、結果を踏まえて適切に対応してまいりたいと六月一日に言ったんですよ。どうなったんですか、その適切な対応というのは。省内の今の検討状況を説明してください。
○大塚耕平君 平成十七年度の概算要求の中には、監修料としてキックバックされるような支出が含まれてますか。
○大塚耕平君 ということは、含まれている可能性があるということですね。
○大塚耕平君 いや、本当に尾辻さんに厚生大臣になっていただいて良かったと思いますよ。守ってくださいよ。  財務大臣にお伺いします。  仮にそういうルールを尾辻大臣が決められても、また来年以降、こういうことが明らかになってくる可能性があります。そういう事態が明らかになった省の予...全文を見る
○大塚耕平君 どういうパフォーマンスかというのは、それでキックバックもらって私腹を肥やしていたというパフォーマンスが一杯明らかになったわけですから、厳しくやってください、それは。  さて、先ほどの、今日はダイエーのこともお伺いしようと思っていたんですが、もうあと残り時間も少なく...全文を見る
10月28日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  午前中は愛知委員が大変いい御質問をしておられて、私も同じことを聞きたかったものですから、冒頭、まず愛知委員と重なる部分がありますけれども、財務省に確認をさせていただきたいんですが、通告してある質問の最初の二つをまとめてお伺いしますけれ...全文を見る
○大塚耕平君 その中でも、もし不良債権とかもあれば。
○大塚耕平君 お探しの間にちょっと補足を。  私の質問がまずかったかもしれませんが、通告してあるのは公共部門全体の不良債権で、今、話の関係で、流れで出たのは財投機関等を含むもろもろの機関の債務は幾らかということで、二つのことをまとめてお伺いしてしまいましたので、何らかの形でお答...全文を見る
○大塚耕平君 本当にそう考えておられるんでしたら大きな間違いですから、よくチェックをしていただきたいんですが。  しからばお伺いしますが、独立行政法人には監査法人付けることになっておりますけれども、これは根拠がありますよね。そこに、お手元にあれば、どういう根拠に基づいて監査法人...全文を見る
○大塚耕平君 私がまとめて申し上げますが、確かに民間ベースの会計基準で財務諸表を作りなさいということを国の関係機関全体に指導をなされつつあると。これはかつてに比べたら大きな前進なんですね。そして、独立行政法人については、独立行政法人通則法の三十九条で監査法人に監査をさせろと書いて...全文を見る
○大塚耕平君 二点指摘をさせていただきますが、まず一点は、牧野さんに申し上げますけれども、不良債権はないとおっしゃった理由が、特殊法人等は最終的な債務の返済については国が保証しているから、返済がされるんだから不良債権がないんだという、そういうロジックでおっしゃっているとしたら、も...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、どこがお答えになるかはお任せしますので、適宜お答えください。  まず、監査法人がダイエーの決算承認を拒否したというのは、これは事実でしょうか。
○大塚耕平君 それでは、もう一つお伺いしますが、産業再生機構の斉藤社長が七月二十三日にUFJの沖原頭取に金融支援は最大でも四千億円で済むというふうに伝えたというふうに聞いておりますが、これは事実でしょうか。
○大塚耕平君 いずれにいたしましてもより後はいいですわ。  もう一個聞きます。  ダイエーが九月十五日に産業再生機構との間で査定作業を進める契約を結んだという報道がありますが、これは事実でしょうか。
○大塚耕平君 今、守秘義務契約とおっしゃいましたが、それに絡んでちょっと幾つかお伺いしたいんですが、もう通告した質問はこれで全部終わりましたんで。  産業再生機構とダイエーはいろいろやり取りをこの九月の上旬に至る過程でもやっておりましたけれども、これは産業再生機構とダイエーはど...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃるとおりですね。私も調べました。事前相談、法十九条五項、七項、うん、正確なお答えですね。  じゃ、その事前相談を行ったときに、QAありますね、その機構のQAに事前相談に関する情報はどのようにするというふうに書いてありますか。
○大塚耕平君 おっしゃるとおりです。QAにはこう書いてあるんですよ。事前相談の段階で機構が情報を外部に漏らすことはないと書いてあるんですよ。どうして機構がダイエーといろいろ交渉していることがあんなに新聞に一杯出るんですか。  もう一回聞きますよ、通告した質問を。七月二十三日に産...全文を見る
○大塚耕平君 今日、時間がありませんから、是非、いずれにいたしましてもとか一般論ではというその後段の部分は結構でございますので、御協力ください。  じゃ、例えば斉藤社長が今私が申し上げたようなことをマスコミにしゃべっていたら、これは守秘義務違反ですか。
○大塚耕平君 今日は大変息が合っていまして、私も調べたところ、法の十三条と六十三条は網に引っ掛かってきまして、そのとおりです。  じゃ、もう一つお伺いしますが、正式にダイエーが産業再生機構に支援を要請するというのは法の何条に基づいて行われますか。
○大塚耕平君 おっしゃるとおりです、二十二条です。僕も調べました。  二十二条に基づく申請はまだしていないんですね。
○大塚耕平君 お手元にQA持っていますか、産業再生機構のQA持っていますか。
○大塚耕平君 ありますか。じゃQAの一の九の(三)、ちょっと読み上げてください。
○大塚耕平君 ということは、この後、機構が査定をして、いや、これは引き受けられないということになった場合に、もうこれは衆人環視の下で行われていますから、公表しないも何も、もうみんな分かっちゃうじゃないですか。このQA違反ですよね、これ。どう思われますか。
○大塚耕平君 いやいや、その答弁は論理的に成り立たないんですよ。皆さんがルールをもし守るとおっしゃるんだったら、このルールどおりに、もう支援決定をしないということはあり得ないという選択か、皆さんがルール違反をして、支援決定をしないという決定をして、言わば公表しないという約束にもか...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、正式に法の二十二条に基づいて、支援を要請された後にデューデリジェンス等の所定の作業をやって支援をするかどうかを決めるという、そういう段階だという理解でいいですね。
○大塚耕平君 いや、もう繰り返しになるから言いませんが、もう聞いていらっしゃる委員の皆さんお分かりのとおり、事前相談の段階では、どこと事前相談をしているかということすら本当は表に出てはいけないというルールになっているんですよ。──いや、いいです、いいです。したがって、これはどうも...全文を見る
○大塚耕平君 よく分かりました。  それでは、これは経済産業省がお出しになった正式の紙です。我々の部会とかでも御説明いただいた紙でありまして、先ほども峰崎委員との午前中の議論の中でも出てきたかもしれませんし、先ほどもおっしゃったかもしれませんが、十月十三日の十八時の段階のやり取...全文を見る
○大塚耕平君 これ、機構を使わなければ金融支援ができないと銀行が言っているというんですが、機構を使うと、じゃ機構がどのぐらい支援をしてくれるかとかという、そういう再建に関する数字が分かっているからこそ、機構を使う場合、使わない場合ということが銀行が言えるわけでありますし、それから...全文を見る
○大塚耕平君 今の質問、今のお答えで終わったわけじゃないですからね。これはこれから事実確認をしていかなきゃいけないので。  じゃ、もう一つお伺いしますが、機構に再建を要請しなければ銀行団は融資を引き揚げるというふうに銀行団が言っていたというのは、機構側から内閣府が聞いている情報...全文を見る
○大塚耕平君 何でも個別だから言えないということになると、これはやはり、何事も過ぎたるは及ばざるがごとしで、いろいろ難しい問題が起きてきますので。  こんな経緯が不透明なまま、ダイエーについて、産業再生機構が、この後、法の二十二条に基づいて正式に引き受けたとして、再建計画がうま...全文を見る
○大塚耕平君 伊藤さん、大変僕は伊藤大臣に期待していますので、竹中さんよりも期待していますのでお願いしたいんですが、いや、それでは困るんですよ。  いいですか、今、迎さんでしたっけ、大体私の言ったとおりだっておっしゃいましたよね。産業再生機構に持ち込まなければ銀行団は融資を継続...全文を見る
○大塚耕平君 今日の質問はこれで終わらせていただきます。
11月05日第161回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  この委員会では初めて質問をさせていただきますので、去年から委員会に所属しておられる委員の皆様方におかれては当たり前のようなことを質問させていただくことになるかもしれませんが、どうか御容赦をいただきたいと思います。  私...全文を見る
○大塚耕平君 何となく分かったような気もしますが、もうひとつしっくりこない部分もありまして、今幾つか御説明いただいた中で、デメリットとしては、世界各国が支援する中で、今日本がそれに参画しないと信頼を失うというような、そういう趣旨のお話もありましたが、もう少し具体的なデメリットとし...全文を見る
○大塚耕平君 深い御回答をいただいたんですが、退避勧告を出したというお話がありましたので、つまり退避勧告を出したということは、人的被害が出るかもしれないというふうにデメリットとして認識をしていたと、そういうふうにはっきり言っていただいた方が、国民に対するより明確な注意喚起になると...全文を見る
○大塚耕平君 まさしく直接のお答えはしていただけなかったわけでありますが、いや、今みたいなところを私はもう少し、もう率直に国民にメリット、デメリット、想定される物的、人的被害、このぐらい最悪の場合にはあるかもしれないということを開陳していただいた上であれば、国民もより深い認識がで...全文を見る
○大塚耕平君 議論がちょっとスライスをしてきましたので、しからば、せっかく非戦闘地域、戦闘地域の区分について長官がお話しくださいましたので、事前にお示ししています六番目の質問に移らせていただきますが。  戦闘地域、非戦闘地域を区別する判断基準として長官は四つの条件を国会で述べら...全文を見る
○大塚耕平君 前の長官ですか。  そして、計画性を持っているか、そして国際性を持っているかというこの四つの条件が判断基準だというふうに記憶をしておりますが、その点は間違いないでしょうか。
○大塚耕平君 総合的に判断すること自体は私も賛成でありますが、先ほども長官御自身がおっしゃいましたように、四月から既に八回の攻撃と思われる行動が行われている。そして、私が新聞で読んだ限りでは、二日の参議院の外交防衛委員会で長官御自身が、今回は一部少数の組織力のある勢力による攻撃か...全文を見る
○大塚耕平君 長官御自身が具体的におっしゃったかどうかということもさることながら、前長官から業務を継承しておられるわけですので、前長官が掲げられた四つの判断基準のうち二つについては、一年前に比べるとこのムサンナ県においても少し懸念が出てきたと。そして、計画性という三番目の観点でい...全文を見る
○大塚耕平君 本当に分からないんですか。それは国家としてその兵器の製造元、本当に分からないんですか。
○大塚耕平君 いや、冒頭申し上げましたように、私は一国民として今日聞いていますので、この国民の生命と財産の安全を守る、安全保障をつかさどる役所が、日本に向けて使用された兵器が一体どこ製のものかすら分からないというようなことは、これは一国民として私が今テレビを見ていたらぞっとします...全文を見る
○大塚耕平君 だから、百七ミリ砲というのは、どちらかといえば東側、旧東側の国で使っていた口径だということは分かっているわけですから、そのぐらいのところまでは最初のところできちっと言ってくださいよ。中学生や高校生でもミリタリーに興味のある人たちは知っていますよ、そのぐらいのことは。...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、派遣を延長しない場合は十四日以降は活動しないということで、若干撤退についての期間は要する、これは常識的な判断だと思います。  じゃ、しからば、仮に延長するという御判断をされる場合ですけれども、この場合は次の派遣期間というのはどのぐらいに設定をされる可能...全文を見る
○大塚耕平君 今からの検討課題だということは私も理解していますが、しかし、検討するに当たっての与件というのが幾つかありますね。例えば、先ほど田村委員との議論の中で出てましたオランダ軍の問題ですね。オランダ軍は三月十五日に何らかの判断をされるわけであります。ということは、三月十五日...全文を見る
○大塚耕平君 いや、長官、私は今具体的な方針を示してほしいと申し上げているわけではなくて、与件として考えられること、日本がもし三月十五日より先の延長まで決めてしまうとまずいことが起きるかもしれませんというその頭の体操をさしていただいているわけでありまして、仮に日本が、例えば六月だ...全文を見る
○大塚耕平君 南部においてイギリスが統括しているというのは私も存じ上げております。したがって、オランダ軍がいなくなったから、即イギリスも関係なくなるわけではありませんので、長官のおっしゃることも理解はできます。  ただし、ムサンナ県は今、現実にオランダ軍が守っているわけでありま...全文を見る
○大塚耕平君 いや、違います。一五四六の第十二項。
○大塚耕平君 これは、イラク政府の要請に基づき、又は本決議の採択の日から十二か月の時点において見直されることというふうに書いてありますが、十二か月というのは期日はいつになりますか。大事なところですよ、ここは。
○大塚耕平君 いや、おっしゃるとおりなんですよ。この一五四六は去年の、あっ、今年の六月八日に決議されていますから、一年後というと来年の六月八日。私が申し上げたいのは、もう長官お分かりいただけると思いますが、三月十五日には治安維持について状況変化が起きるかもしれない、そして今度は六...全文を見る
○大塚耕平君 はい、はい。
○大塚耕平君 もう一つ協力してください。  国連決議の一五四六の四項については、イラクの今の政府がいつまでに何をすると書いてありますか。
○大塚耕平君 私が是非長官にお伺いしたいのは、この一五四六が決議されたのは六月八日、したがって今の基本計画ができた後なんですね。で、この一五四六ができたことによって、今御説明くださったように、来年の十二月三十一日までにイラクというのは新しい民主国家になるはずだというストーリーで今...全文を見る
○大塚耕平君 同じことを外務大臣にもお伺いしたいんですが、どのように考えますか。この特措法の期限とこの国連決議が今想定しているストーリーの時間的な整合性についてどのようにお感じになりますか。
○大塚耕平君 私は、財金の方でも出口問題にかかわっていまして、今経済の方では二つの出口問題がありまして、一つは日銀のゼロ金利政策やこの超金融緩和をどうやってエグジットするのかという出口問題があります。それから、今郵政が議論になりつつありますが、郵政の議論の本質というのは入口の話で...全文を見る
○大塚耕平君 大変建設的なコメントをいただいたと思うんですが、もちろんこれは、ここで答弁されたからといって、決断されるのは総理ですから、後でじっくり議論をしていただければいいと思うんですけれども、今後の延長議論において三月十五日というのは一つの節目だと思うという現時点でのお考えを...全文を見る
○大塚耕平君 誤解のないように申し上げたいのは、私は別に派遣延長を賛成しているわけではありませんので、その派遣延長については先ほどの四条件、戦闘地域、非戦闘地域のこの四条件のうち三つが満たされつつある中で、四番目、国際性というのがどういう定義か、これも議論のあるところですが、これ...全文を見る
○大塚耕平君 当時はそういう認識をしていたというのはよく分かります。したがって、現時点においてその当時の認識が間違っていたという整理でいいですかということをお伺いしているわけです。
○大塚耕平君 今、その開戦当時からの政府の見解をずっと何かこう整理していただいて恐縮なんですけれども、そのとおりなんですよ。開戦当初はイラクが大量破壊兵器を持っている蓋然性が高いと、これはもう当時の政府の見解です。最近の小泉首相は何を言っているかというと、イラクが国連決議に従って...全文を見る
○大塚耕平君 いや、正しい行動だと思います。別に柳田先生と言っているわけじゃないですよ、柳田先生のように怖い顔をしていたらという話をしているんですが。  ただ、止めに掛かった、その大人に何をするんだと言って長官がまあ言わば逆に一発食らわした、その時点では正しい行動です。ところが...全文を見る
○大塚耕平君 いや、どういう想定かというと、つまり……(発言する者あり)いや、くだらないことじゃないんですよ。いいですか。この止めに入ったときは、止めに入られた行動は正しいんですよ。しかし、後でこれがお父さんだと分かったら、まあ余計なことをしてしまったかもしれないけれども、あの時...全文を見る
○大塚耕平君 外務大臣にもお伺いしたいんですが、その政府の見解の推移というのはさっきもう大臣自身もおっしゃいましたし、私も整理したとおりですが、もう一回、この一般国民の気持ちでお伺いをしますけれども、あのとき、国民に大量破壊兵器があることはほぼ間違いがないという説明をして国民に支...全文を見る
○大塚耕平君 堂々巡りになりますのでこの辺でやめさせていただきますが、私が申し上げたいのは、過去の判断や行動の間違いは間違いだったということを素直に認めた方が国民の理解が進む場合もあるのではないかということを問題提起させていただいているということでありますので、是非御理解いただき...全文を見る
○大塚耕平君 今のこの閣議了解については、そのようなやり取りがあったからこそ言ってみればその後の、この件に関してだけ言うと議論が紛糾しないわけでありますので、元に戻りますけれども、大量破壊兵器があるないのああいう部分についても、エビデンスをちゃんと国民にあるいは国会に御提示いただ...全文を見る
11月17日第161回国会 参議院 本会議 第7号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  ただいま議題となりました信託業法案について質問をさせていただきます。  初めに、本法案の効果に関する認識をお伺いしたいと思います。  本法案は、信託機能を活用して売り掛け債権、知的財産権等の保有資産を流動化し、企業の...全文を見る
11月25日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は、せんだって本会議で質問をさしていただいた内容を踏まえて質問をさしていただきます。また、今日、私の後にはもう実務に詳しい専門家が御質問に立たれますので、後の質問者の皆さんの参考になるように、まず種をまくような質問をさしていただき...全文を見る
○大塚耕平君 年内施行もあり得るということなんですけれども、やはり証取法改正案と同様に府令の中身についてはいろいろ意見も申し上げさしていただきたい点がございますので、私ども政治家は十二月も中旬になりますと年末のあいさつ回りやら忘年会やらでなかなか時間が取れませんので、もうちょっと...全文を見る
○大塚耕平君 どうやら十二月十三日ぐらいからだということのようでありますが。  いずれにしましても、非常に、十年前、十五年前から考えたら本当に想像も付かないような金融の自由化に向けて進んでいるわけでありますので、是非パブリックコメントの段階でも意見交換をさしていただきたいと思い...全文を見る
○大塚耕平君 通常国会の証取法改正案のときの局長とのあの審議を思い出してしまうんですけれども、いや、今の御回答では困る人たちが一杯いるんですよ。これから信託会社を申請したいというときに、じゃ、だれを採用して置いておけばいいんだということを悩むわけですよね。  個別具体的に、じゃ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、個別具体的にといいましても、これは別に今日は絡んでいるわけじゃないんですよ。本当に知りたいんですよ。現に私の知り合いでも信託会社やりたいという人いるものですから、じゃ一体どういう人を採用すればいいんですかって私も聞かれているんですけれども、分からないんですよ。...全文を見る
○大塚耕平君 そこまでお伺いすると、どうやら金融庁がお考えの基準は、信託業務そのものではなくて、何を信託するのかという対象資産の特性に応じてその人的構成要件を考えるというふうにも私には聞こえるんですね。だから、それならそれでいいんです。ここで明快な結論が出るとは思いませんが、そう...全文を見る
○大塚耕平君 今、二番目のところでおっしゃった委託先による業務の再委託の禁止、ただし信託会社の同意を得た場合を除くというのは、この場合の委託先による業務の再委託の禁止という、この委託先というのはだれを指すんですか。当初の対象資産の保有者ですか。つまり、何といいますか、顧客ですか、...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、この委託先による業務の再委託の禁止、ただし信託会社の同意を得た場合を除くというふうにおっしゃったということは、その括弧内の信託会社はその最初の委託先を指すんですか。
○大塚耕平君 いや、ちょっと違うような気がするんですよね。委託先による業務の再委託の禁止、そこで言う委託先が最初に仕事を受けた信託会社のことを言っているとすると、その後におっしゃった信託会社の同意を得た場合を除くというのはおかしいですよね。論理矛盾ですよね。そうすると、後段の信託...全文を見る
○大塚耕平君 そういうことなんですよ。だから、これから府令でそこを、私も議論させていただきたいんですが、先ほど山下先生は再委託について質問されたんです。私も本会議ではそこまで質問しました。  ところが、この府令の中で定めようとしているのは、もう初めから再々委託まで想定しているわ...全文を見る
○大塚耕平君 私自身も今すぐここで再々委託や再々々委託がいいとか悪いとかという特に先入観を持っていないんですけれども、この話はだから最初に申し上げた人的構成の話と関係してくるわけですよ。  最初から再々委託を想定しているような信託会社が参入してくると、別に大して詳しくない担当者...全文を見る
○大塚耕平君 是非よろしくお願いいたします。  それと関連して、その再委託をどこまで認めるかというので、全部は駄目だというふうに書いてありますよね。預かり資産の何割ぐらいだったらいいとかという、そういう定量的な目安も府令に盛り込むんでしょうか。
○大塚耕平君 しかし、これも重要な点ですから、現時点ではそういうお考えかもしれませんが、是非何かほかの、確かに数字で何%というのは難しいと思いますけれども、何か妙案がないかどうかは更に施行までの間に一緒に考えさせていただきたいと思います。  さて、次に知的財産権の問題についてお...全文を見る
○大塚耕平君 今大臣は会計処理ということで、例えば監査法人の方がその持っている知的財産権をどのように評価するかという視点から多分御回答いただいたと思うんですが、昨日質問を通告するときに事務方の方にはお伝えしましたけれども、今年の前半に大変大ニュースになった日亜化学のあの中村修二博...全文を見る
○大塚耕平君 二百億という数字だけは我々すごく印象深く残っているんですが、今大臣、副大臣、政務官もお聞きいただいたと思いますが、被告側は十五億、諸控除をした結果ではありますが、まあしかし十五億という数字です。これは今の大臣の御発言からのと関連付けて申し上げれば、多分監査法人もかか...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だんだん証取法改正案のときのOTCの議論と似てきましたけれども。  局長、いいですか。これ、今は、あるグループ内で例えば中村博士のような方がいて、青色ダイオードの発明をして特許を持っていたと。今は全然収益を生み出していないから、会社に発明料をくれと言ったら、...全文を見る
○大塚耕平君 適当ではないんではなくて、難しいんですよ、その基準を設けることが。  じゃもう一つ、ちょっと違う切り口で是非お考えをお伺いしたいんですけれども、その信託された特許権なり知的財産権は現在価値ですか、それとも将来これだけの収益を生み出すであろうという将来価値の現在割引...全文を見る
○大塚耕平君 念のために申し上げておきますが、我々は今回賛成であります、この法案。しかし、今の議論でお分かりのとおり、相当あいまいな部分があるんです。  もう局長、今の御答弁、私はもう拍手を送りたいぐらいなんですけれども、私の言ってほしいこともう何回も言ってくれました。いろいろ...全文を見る
○大塚耕平君 大臣が力強く御発言いただきましたので、その点は是非しっかりとやっていただきたいと思います。  しつこいようで恐縮なんですが、この知的財産権についてもう少しだけ質問させていただきますが、これを信託会社が受託した場合に、特許を取るというような、そういうことも必要になっ...全文を見る
○大塚耕平君 これは、いや、私自身も本を読んで勉強した話ですから、是非共通認識をここでさせていただきたいんですけれども、信託法十一条はかつて訴訟信託というのは全部禁止していたんですね。ところが、これは実は今日参考人でおいでいただいた新井先生の、午前中においでいただいた新井先生の本...全文を見る
○大塚耕平君 いや、僕は大臣には是非分かりましたっておっしゃっていただきたかったんですが、法務省の見解というふうに言われるとちょっとまた違う角度で質問をしなくちゃいけなくなるんですが、今回のこの改正案は、一般には何となく信託業務がすべて開放されて自由にできるように印象付けられてい...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、ちょっと違う角度でお伺いしますが、今回新たにこの改正案が成立して、参入した信託会社ができない信託業務って何ですか。
○大塚耕平君 いやいや、ここは通告していなくても是非御回答いただきたかったんですが、信託において一番ビジネスチャンスの大きい不動産処分信託、これできるんですか、できないんですか、新しく参入が認められる信託会社は。
○大塚耕平君 いや、それは宅建業法で認可をもらえばという話ですよね。じゃ、そこを、だから、信託会社の新たな免許をもらえばすぐできるんですか。そこちょっと、これ重要な問題なんですよ。
○大塚耕平君 いや、ここは、実は今の信託の仕組みの中で、いわゆる専業信託というふうに言われている人たちはもう既に不動産処分信託できますけれども、これから新たに参入してくる人たちは、これは国交省の縄張の問題もあってなかなか多分そこはできないだろうというふうに言われているんですよね。...全文を見る
○大塚耕平君 伊藤大臣には大いに期待をしておりますので、四十代の大臣ということで、四十代、三十代の希望の星でありますので、是非頑張っていただきたいと思います。  残り時間あと十五分ぐらいですので、もう少し詰めさせていただきたいんですが、次に法案の十六条の取締役の兼職制限について...全文を見る
○大塚耕平君 あと十五分と申し上げましたが、私の勘違いで、あと三分でありますので。  今のは話としては分かるんですが、何やら風の便りでそんなようなことをお考えではないかというようなことも伝わってきたわけでありますが、今の、例えば三番目におっしゃった、取締役が営もうとする事業が主...全文を見る
○大塚耕平君 いずれにしましても、パブリックコメントが付されるタイミングになりましたら速やかに私ども当委員会の委員にも通知をしていただきたいということをお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
11月30日第161回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日はわざわざ御足労をいただきましてありがとうございます。東京証券取引所始まって以来の生え抜きのトップでいらっしゃいますので、是非、官僚答弁はやめていただいて、端的にお答えをいただいて、有意義な質疑にさせていただきたいなと思っておりま...全文を見る
○大塚耕平君 今日は十六日に社長御自身が記者会見をされた要旨を私も持ってきておりますし、お手元にも御用意いただいていると思いますが、確かに、十一号、十六号に抵触した結果だというふうにお話しになっておられるわけですけれども、廃止を決めた理由自体はそういうことなんですが、西武鉄道がこ...全文を見る
○大塚耕平君 確かに数十年前についてはそういうことだと思うんですが、直近の動きとして、コクドが株の買取りを取引先に要請したりとか、そういった近々の動きについては十分に調査をし、実態が解明されたということでよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 例えばこの記者会見の要旨を拝見すると、記者の方から堤義明氏にヒアリングをされたかという御質問に対して、長友常務が個人的な関係になりますのでお答えは差し控えたいと言っているんですが、これは個人的な関係ではなくて、私は、東京証券取引所がいよいよ来年自ら上場をするというそ...全文を見る
○大塚耕平君 取引所並びに社長としてそういう御判断だということは理解いたしますが、私は投資家の一人として、国会議員として、必ずしもそうではないかもしれないということを申し上げておきます。  その上で、要旨を、是非お手元にございましたら見ながらお答えいただければと思うんですが、四...全文を見る
○大塚耕平君 証券取引所は西武鉄道を刑事告発いたしますか。証券取引所として西武鉄道を刑事告発する御予定はございますか。
○大塚耕平君 有価証券報告書というのは、これは公文書だと思われますか、私文書だと思われますか。
○大塚耕平君 金融庁の官僚答弁の二分の一ぐらいのスピードで御答弁いただいていることを本当に感謝申し上げます。非常にてきぱき御答弁いただいてて、有り難いと思います。  この要旨の九ページになりますが、長友常務は、この有価証券報告書は会計監査人がチェックして提出されたもので、国に対...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、今日あらかじめお伝えをした質問項目、ちょっと順番が変わりますけれども、この西武鉄道の上場廃止に絡んで、この上場関係規則集に基づく判断以外の要素がここに至る過程でいろいろと影響したということはありますか、ありませんか。イエスかノーだけで是非お答えいただきたい...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、社長は西村ときわ法律事務所という法律事務所を御存じですか。
○大塚耕平君 西武鉄道の顧問弁護士がどなたかということは御存じですか。
○大塚耕平君 私どもが聞き及んでる範囲では、この西村ときわ法律事務所、大変優秀な法律事務所でありますが、そこに長野厖士さんという昔大蔵省におられた方が所属しておられて、長野さんが顧問弁護士だという話があるんですが、事実関係、もし後ろの随行の方にでも今確認できるんでしたら御確認いた...全文を見る
○大塚耕平君 私も確かな情報ではございませんので、是非、投資家の代表として十分な調査をしていただきたいんですが。長野さんが優秀な弁護士だということは私も理解をしておりますが、元々大蔵省におられたということもあって、そもそも今回の問題、もう少し前から分かっていたけれども、いろいろ属...全文を見る
○大塚耕平君 是非、よくお考えいただいて、十分な調査をしていただきたいと思います。  私が御質問申し上げている趣旨は、つまり、これから自ら上場しようとしておられる証券取引所が、個々の銘柄について非常に公正な規則に基づいた判断以外の要素で、ある上場先には目こぼしがあったり、ある上...全文を見る
○大塚耕平君 しからば、銘柄が違いますが、日本テレビについてはこれは上場維持が決まったと伺っておりますが、日本テレビはなぜ上場維持になったんでしょうか。
○大塚耕平君 日本テレビも西武鉄道も、どうしてこの時期にこういう事実が分かってきたんでしょうか、あるいは自ら述べたんでしょうか。
○大塚耕平君 そこも、先ほどの顧問弁護士の話と同様によく調べていただかないと、なぜこの時期に明らかになったのか。前から同じ状態だったものを見抜けなかった証券取引所自身の審査能力や監視能力が問われているわけですよ。なぜこの時期に急に彼らが公表したのかということについても、証券取引所...全文を見る
○大塚耕平君 御意見としてはよく理解いたしました。一応私の御意見も申し上げて、最後一言お伺いして終わりにさしていただきますが。  しかし、海外ではやはり上場した証券取引所というのは審査機能は第三者機関にゆだねるというケースが大半でございます。そして、皆様方の決算書を拝見すると、...全文を見る