大塚耕平

おおつかこうへい

選挙区(愛知県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

大塚耕平の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  両参考人におかれましては大変示唆に富むお話を聞かしていただきまして、大変ありがとうございました。若干持論も申し述べながら、両参考人にそれぞれ同じことを二点お伺いをしたいと思います。  まず、伊奈参考人から福田ドクトリン...全文を見る
02月23日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日、朝から日銀の量的緩和解除などについていろいろ議論が行われておりますし、もうかねてから再三衆議院でもこの参議院でも議論が行われておりますので、なるべく重複は避けて質問をさしていただきたいと思います。  まず冒頭に、私も...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、現在は、表向き公表しているかしてないかは別にして、日銀の内部において、操作目標たる、今は量ですけれども、やがて金利、そして最終目標との間で、行内的に何かベンチマークにしている中間目標はないという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 そうしますと、また、やはり外から日銀の金融政策を拝見している立場としては、総合判断という言葉と、あとはずっと議論されておりますこの量的緩和の解除三条件に対する厳格なコミットメント、この二つしか外から見た場合の言わば説明力のあるものというのはないわけでありますので、な...全文を見る
○大塚耕平君 細かい話で恐縮ですが、そうすると、八百二十九本の方程式を使ってモデルを回しているという、そのモデルそのものも変わりがないという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 方程式の数が増えたことは結構なことだと思うんですが、その当時、八百四十五とおっしゃいましたが、私が公開していただいたのは八百二十九本で、ただ、よくよく見てみるとそのうちの七百四十五本というのは定義式なんですね。つまり、試算をしているわけじゃなくて、政府が、例えば厚生...全文を見る
○大塚耕平君 こういう御質問にきちっとお答えいただけるようになったということは、私もこの委員会五年間在籍させていただいておりますが、委員会の審議のクレジビリティーが高まっているという意味で非常に結構なことだと思いますが、二千四百本と言いながら二千三百本が定義式ということは、前提の...全文を見る
○大塚耕平君 社会保障との関係とか財政のその制度的に決まっている部分がアプリオリに決まるというのは、これは分かります。  そこで、今話題になっている名目成長率と長期金利の関係ですが、これは竹中大臣がそのモデルを所管しておられたときと今とでは全く異なる前提でその金利と成長率につい...全文を見る
○大塚耕平君 一点だけ数字お伺いしますけれども、あの当時私がもう一つ問題にしたのは、税収の所得弾性値なんですね。今幾つで置かれていて、その数字というのはいつごろの実績値を基に使っている弾性値でありますか。
○大塚耕平君 今の御説明、理解できた部分と理解できない部分があって、所得弾性値が推計式で可変的に出てくるもんだという御説明が前半であったんですけども、後半は一から一・〇を今使っているというようなお話だったんですが、以前公開していただいて検証さしていただいたときには、それは、弾性値...全文を見る
○大塚耕平君 すぐそうやって御回答いただけるというのは本当に大前進だと思いますので、是非よろしくお願いします。  その際も、この内閣府の試算と財務省が毎年毎年やっておられる後年度影響試算との違いは何かということで随分議論をさしていただいたんですが、技術的、実務的な話は大臣でなく...全文を見る
○大塚耕平君 財務省の後年度影響試算においては、長期金利と名目成長率の関係はどのように置いて今回最新のものは計算されておられますですか。
○大塚耕平君 その財務省の後年度影響試算との比較も、内閣府のモデルのデータを公開していただいたところでしっかり勉強さしていただきたいと思いますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  通告では五つ質問をお伝えしてございますが、ちょっと順番が変わりますけれども、先に一番最後に...全文を見る
○大塚耕平君 私の理解では、CPIの方は上振れしやすくて、GDPデフレーターの方は下振れしやすいと、こういう傾向があるというふうに一般的に言われておりますけれども。  そのGDPデフレーターの実績値は、もう専門家の皆さんばっかりですから細かい説明は省きますが、原油価格が上昇して...全文を見る
○大塚耕平君 いや、一般的には下振れの効果が大きいと言われているんですね。今回の報道なんか見ていただいても、各社、原油価格の影響、生鮮食料品、まあ公共料金のことについて触れている先は余りなかったですけれども、やはり政府の一部門としてGDPデフレーターのマイナス幅が大きくなったから...全文を見る
○大塚耕平君 いや、現在出しているか出していないかじゃなくて、控除したものを出せますかということをお伺いしているんですが。
○大塚耕平君 これは先ほどの田村委員の午前中の御提案とも関係がするんですが、片や日銀はCPI、政府はGDPデフレーターで、我々から見ていると違う材料を提示し合って議論が擦れ違っているように見えてしまいますので、非常に大事な局面ですから、これは中間目標じゃなくて、まさしく物価は最終...全文を見る
○大塚耕平君 ええ。内閣府にお答えいただく前に、今、白川理事からそういうお答えがありましたので。  そうであれば、政府部門内の話ですから、CPIとGDPデフレーターを言わば統合した何か指標というのは作れませんでしょうか。
○大塚耕平君 是非、御努力をしていただきたいんですが。といいますのは、仮に量的緩和政策を解除して、経済政策は実験ができませんから、ひょっとしたら成功したと言われるようなその後状況になるかもしれないし、いや時期尚早だったと言われるような状況になるかもしれない。そのときに、いやいや、...全文を見る
○大塚耕平君 総裁としてはそういうお答えになるのかもしれませんが、しかし何のために構造改革をやってきたかというと、日本の様々な産業コストあるいは生活コストを上げているような国の構造を変えるために構造改革をやってきたわけで、構造改革が成功していれば物価が下がるのはある意味で当たり前...全文を見る
○大塚耕平君 私の立場は先ほど来申し上げているとおりでありますので、やはり従来的な固定的な観念でCPIやGDPデフレーターをごらんになることなく、是非、実質的にどうなのかということを御検討いただきたいなというふうに思います。  といいますのも、やはり本当に今の経済、成長率でいう...全文を見る
○大塚耕平君 まあ、あくまで想定の数字、バーチャルな数字だということは理解はしておりますが、しかし、その三百兆とか百八十兆とか、なかなか無視し難い数字でありまして、非常に遠目にこの十五年間の動きを見ると、やはり金融機関の不良債権処理、そして企業部門の過剰債務の処理の過程において、...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、そうすると、経済財政諮問会議はせんだって二十兆円ぐらいの歳出削減をしないとプライマリーバランスは均衡しないという大胆な数字をお出しになって、実は私どもの党も、三年前に初めて党としての予算案を考えたときに、二十兆ぐらい減らさなきゃ駄目だということを申し上げて、ち...全文を見る
○大塚耕平君 この辺の議論はまた今国会中、繰り返しお伺いをしたいと思いますので。  最後に、日銀総裁にお伺いをしたいんですが、先ほど平野委員がフィッシャーの法則の話をされて、実質金利と期待インフレ率の関係で御説明をいただいたんですが、実は私もゼロ金利解除した後はそこが一番気にな...全文を見る
○大塚耕平君 最後に一言申し上げて終わりにさしていただきますが、実質金利が恐らく今の日銀の御方針ですとマイナスになる局面が出てくると思います。解除してしばらく経過措置で、しかもゼロ金利はしばらく維持してくれというような巷間、期待感も出ている中で、その期待も踏まえつつ政策運営される...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は、証券・金融に関する集中審議でございますので、ライブドア事件の教訓なども含めて関係大臣及び総理と議論をさしていただきたいというふうに思っております。  まず、事前に通告をさしていただきました質問の二番目からお伺い...全文を見る
○大塚耕平君 今法務大臣からもコンプライアンスという言葉が出ましたし、先ほど櫻井委員と総理の御議論の中でもそれにかかわる総理の御発言がありましたが、改めて総理大臣にお伺いをしたいんですが、昨今よく言われますこのコンプライアンスの意味あるいはその定義について、総理はどのように御認識...全文を見る
○大塚耕平君 いや、ちょっと総理、待ってくださいよ。国民の皆さんがお分かりにならないから、だから、総理はコンプライアンスをどういうふうにお考えになっているのかと私は真摯にお伺いしたんですよ。ちゃんとお答えください。  この言葉の意味が、会社法制や先ごろ閣議決定された金融商品取引...全文を見る
○大塚耕平君 総理よりよく知っているというふうにお褒めをいただいて光栄でございますが、法令遵守だけではなくて、いやいや総理、先ほども法律には書いていないことでもやってはいけないというふうに、それでもやっていけないことがあるというニュアンスのことをおっしゃったわけでありますが、やは...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、その法律に必ずしも禁止はされていなくてもやってはいけないこともある。それはその倫理として、あるいはその常識として。そういうことが今度の会社法制やあるいはこれから審議さしていただく金融商品取引法の中にどのようにその心が込められているでしょうか、そこを御説明い...全文を見る
○大塚耕平君 罰則の強化ということを今お話しいただきましたが、もちろんこの金融商取法の詳細はこれから委員会審議をさせていただくわけでありますが、先ほど来、冒頭からの話にありますように、つまり法律ですべての網を掛けるわけにはなかなかいかないので、倫理的に考えて、常識で考えて、顧客や...全文を見る
○大塚耕平君 いや、重要なところなんですよ、総理、コンプライアンスのところで大分興奮してお答えいただきましたけれども。  この三億から五億というこの水準ですけれどもね、総理。例えば、最大自由を認めるアメリカの証券法制においては、罰則は二〇〇二年のサーベンス・オクスリー法で百万ド...全文を見る
○大塚耕平君 総理にお伺いしたいんですけども、今の私の質問でもし御理解いただければ幸いでありますが、企業の活動、証券市場の活動についてはできるだけ自由度を高めて効率的な経済をつくる、これは分かります。だから、アメリカ型の証券法制や会社法制にしていく。しかし、その一方で罰則のところ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、総理、まじめにお伺いするんで、是非もう一回だけお答えください。この質問はこの質問でやめますから。よろしいですか。  どのような一国の宰相として価値観をこの会社法制等、金融商品取引法に込められたかということをお伺いしたいんですよ、総理の指示で法律は決まるわけで...全文を見る
○大塚耕平君 抽象的な意味としてはそういうことですが、どのような、片仮名は使わない、使わないようにしまして、均衡、行動の自由とそして罰則の均衡をどのように総理が御指示されたかということについては分からなかったということだけ申し上げておきます。いや、次に進ませてください。
○大塚耕平君 今回、ライブドア事件でいろんな物議を醸しているわけでございますが、今日はその背景について、短い時間でございますので三点、是非、皆様方、とりわけ閣僚の皆様方と議論をさせていただきたいと思ってこの時間をいただいております。  今まで二つ出ました。一つは、企業が法律さえ...全文を見る
○大塚耕平君 非常に分かりやすい御説明をいただいたと思いますが、確認をさせてください。ということは、まだ日本の経済は正常になっていないという理解でよろしいですね。
○大塚耕平君 私も全く同感でございます。  総理の組んでおられる予算が緊縮型だなんて私は全く思っておりません。  このもう一枚のグラフをごらんください。(資料提示)後でまた先ほどの折れ線グラフはテレビをごらんになっている皆様方にもお見せをいたしますが。元々、財政赤字がどんどん...全文を見る
○大塚耕平君 国民の皆さんにテレビを通じて申し上げたいと思います。(資料提示)最大の日本経済の疲弊の原因はこの財政赤字がずっと増え続けていること、そしてこれは将来の世代にも大きな禍根を残すので、このことを削減する、まともな水準に戻すということが今の世代の政治にかかわっている人間の...全文を見る
○大塚耕平君 私は今批判なんかしてないですよ、総理。この不良債権の処理がだれの負担で、経済全体から見たらだれの負担で行われたかということを国民の皆さんが冷静に認識をしていただかないと経済の今進んでいることが分からないということを申し上げているので、総理の御認識をお伺いしたかったん...全文を見る
○大塚耕平君 私は片方だけ見ていただきたいなんて言っていません。おっしゃるとおりで、いや、実にいい答弁をしていただきました。  過ぎたるは及ばざるがごとしなんです、金融政策も財政政策も。だから、金利も上げても下げても、損をする人もいれば得をする人もいる。だから、金利はそこそこの...全文を見る
○大塚耕平君 誤りなき金融政策、財政政策の運営こそが、残された総理の在任中における総理の大きな仕事だと思います。是非在任中に、次の総理ではできないかもしれないゼロ金利の解除をされることを期待いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
03月22日第164回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は、先週の十五日に予算委員会で質問さしていただきました続きを含めて質問をさしていただきたいと思います。  お手元に今、せんだって予算委員会で使わしていただきました資料を今度は紙ベースでお配りをさしていただいておりま...全文を見る
○大塚耕平君 まあ、今回の改正で少し厳しくなるということも理解はしておりますので、やはりその罰金、それから懲役、更には時効ですね、これが相当厳しいものでないと、例えば最近の事業家、企業家の皆さんはもう何百億、何千億という単位の資金でビジネスをやっておられるわけですから、その罰則が...全文を見る
○大塚耕平君 物価安定の理解ということで、多くの国民の皆さんがそうであろうと思っていることを、審議委員の皆さんもそれぞれ、それを受け止めてそういう数字をお出しになったという、今おおむねそういう御説明があったと思うんですが、そのことに関して、前回おいでいただいたときに総裁に終盤で申...全文を見る
○大塚耕平君 是非、新日銀法の下で従来の政策委員が審議委員という形で随分メンバーも入れ替わって仕事のスタイルも変わったわけですから、非常に、例えばこのグラフをごらんいただいても、金融政策が従来の感覚から言えば常識的ではない状況が長期間続いていて、そういった中で日銀の政策運営は国民...全文を見る
○大塚耕平君 私の希望を言わしていただければ、日本経済のあるべき姿は、やっぱりまだまだ世界の各都市に比べると東京も物価が高いと言われているわけですから、CPIでいうとマイナス〇・五からマイナス一ぐらい。実質成長率が非常に高くて、名目に引き直しても、実質が高いから名目で四、五%は維...全文を見る
○大塚耕平君 これはある財務省の幹部まで御経験されたOBの方が私にあるとき一杯飲みながら教えてくれたんですけれども、プライマリーバランスの議論というのは、元々ストックベースの財政赤字から少し関心をずらすために出てきた話なんだよと。まあそういう、それが本当かどうか分かりません、その...全文を見る
○大塚耕平君 まあ与党のことで、余計なお世話だといって怒られるかもしれませんが、私は今、ポスト小泉総理として名前の出てきていらっしゃる四人の中では谷垣さんが最適だと個人的には思っておりますので、是非、次の総理はこのグラフの、この財政赤字の国と地方の長期債務のグラフがぐっと右下がり...全文を見る
○大塚耕平君 イタリアは、今おっしゃった数字は単年度の財政収支のあれですから。イタリアは……
○大塚耕平君 ええ、ストックベースではちょっと違うと思います。
○大塚耕平君 イタリアはストックベースのピークは多分一二〇%ぐらい行っていたと思いますが、大分減り始めて、日本があっという間に追い抜いてしまって、まあ野球も世界一になりましたけれども財政赤字も断トツの世界一でありまして、さてこれをどうやって解消していくか。それは歳入歳出の一体改革...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、結構です。もう一回説明させてください。  今、お手元にこういう年総効果額の効果項目というのと経済効果算定式という、こういう紙を持ってきました。実は、一年前はこの話はしていないんですね。その前段階として、こういうことを申し上げました。農道には、一番規模の大...全文を見る
○大塚耕平君 要するに、一年前の審議の結果を受けて見直した部分があるかないかって聞いているんです。
○大塚耕平君 大臣、谷垣大臣、今お手元に経済効果算定式という紙をお配りしましたが、今御回答いただいたその受益面積、道路建設距離、そして幅員、事業費とは別に、経済効果を算定してというふうに今部長もおっしゃいましたけれども、例えば、私もその四月十九日の後、農水省に何度かお伺いしました...全文を見る
○大塚耕平君 それをどうやって数字に置き換えるんですか、景色が良くなる経済効果を。
○大塚耕平君 例じゃないです。どうやって量るのか。
○大塚耕平君 片仮名とかアルファベット使わない方がいいですよ、総理に怒られますから。日本語で分かりやすく表現していただかないと。  その一個一個おっしゃったことについてもここで議論してもいいですけど、大臣、よろしいですか、数字に置き換えられないものを数字に置き換えて分子に足して...全文を見る
○大塚耕平君 そういうふうに国会で答弁されると何となくみんなその気になっちゃうんですけど、早い話が、農道を造るときに掘り返したらそこから遺跡が出てきた場合なんかは、その遺跡を保存する経済効果とか言っているわけですよ。  たまたま、先週、十八日の読売新聞に、ああ実際にあるんだなと...全文を見る
○大塚耕平君 いやもうそろそろ、いや部長もそんなことをおっしゃっていると、いや皆さん方の世代の年金だって分かりませんよ、この先、財政状況を考えると。  それぞれの役所それぞれの役所で、もちろん必要な事業は一杯あると思います。全部が無駄だとかそんなばかげたことを言うつもりはありま...全文を見る
○大塚耕平君 いや、お立場上そうお答えにならざるを得ないのは分かりますけど、十分理解していないと思いますよ、私は。だから、もしそうおっしゃるなら、また嫌がられるかもしれませんけど、主計局行きますから、私、説明してください、一個一個の査定どういうふうにやっていたか。  これ、大臣...全文を見る
○大塚耕平君 文部省にお願いしておきますけれども、憲法改正論争、これからいろいろ行われると思いますけれども、憲法に義務教育は無償だと書いてあるんですから、もっと自信持って主張するべきところは主張しないと駄目ですよ。義務教育の、子供のための、子供が大事だ、教育が大事だと、進軍ラッパ...全文を見る
○大塚耕平君 次の櫻井さんにちょっとお許しいただいたので、最後にもう一点だけ申し上げて終わりにさしていただきますが、選択と集中と皆さんがおっしゃっているわけですから、教科書予算なんというのはまさしくここは重点だから、子供たちの教育のために政府として選択をしそこに集中投下していくん...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
04月19日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  今日は、調査会にたくさんの諸先輩がいらっしゃいますが、野党の筆頭理事の立場上、冒頭に問題提起的な発言をさしていただくことをお許しいただきたいと思います。  今、自民党の田村委員からも大変参考になる意見を聞かしていただきまし...全文を見る
○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  二度目の発言をお許しいただきましてありがとうございます。  先生方の多様な御意見、本当に私も参考に拝聴させていただきましたが、冒頭、私なりの問題提起をさせていただいた観点から、二点だけ申し上げて終わりにさせていただきますが。  こ...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○大塚耕平君 民主党の大塚耕平と申します。今日は、四人の参考人の皆様方に貴重なお話をお聞かせいただきましてありがとうございました。まずは冒頭御礼申し上げます。  それぞれ大変印象深いお話を聞かしていただきましたが、穂坂参考人からは、改革はすべて住民のためでなければならないという...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  それぞれの御回答を今後の審議に反映さしていただきたいと思いますが、今、穂坂参考人にお伺いした件につきましては、実際は職員の皆さんの流動化を図ることも念頭にあるんではないかという、いや、まさしくこれはもう元市長としての御発言ですから非常に重...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。今日は、総理にも御出席いただいて行財政改革法案を審議さしていただけるのを大変感謝しております。  今日は集中審議ということで、あえて行政改革の核心ではなくて行財政改革ということで、財が入っているわけでありますが、お手元にお配...全文を見る
○大塚耕平君 一昨日、鳥取県に参りまして片山知事にもお目に掛かりましたが、今お話ししたこのふるさと農道ですね、これ県の単独事業ですが。片山知事になってから、四十七都道府県の中で鳥取だけが唯一、平成十五年度と十六年度はゼロになったんですね、この事業が。やればできる。ところが、知事が...全文を見る
○大塚耕平君 総理、私が今日申し上げたいことは、行政改革法案、これはこれで本当に必要なことなんですが、実はもういろんな委員会でいろんな我々も調査、勉強をして指摘をさしていただいているわけで、そういうことを一個一個取り上げていただければ、実はこんな大げさな法案作らなくても財政健全化...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  おっしゃるとおり、法律以前に重要なことが本当にあると思います。  私の個人的見解でございますが、私はこの総合機構は、全部ではないんですけれども、もう少し総合機構が担っているもののうち、国本体、厚生労働省本体が担うべき事務があるというふう...全文を見る
○大塚耕平君 定員では七十まで行けるんですよね。
○大塚耕平君 これは、私の知り得る範囲で申し上げますと、やはり国をスリム化しなくてはいけないといういろんな流れもあって総合機構をおつくりになったのはいいんですけれども、無理して随分仕事を外に押し出したなという感じがします。そうでなければ、別にその七十人という枠は厚生労働省に取って...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  でも、このまま時間一杯までおしゃべりになるのかと思ってちょっと心配になりましたけれども、ありがとうございました。  ただ、私が申し上げたかったのは、総理、逆の方向なんですよ。別に、この総合機構を例に取ると、総合機構の仕事は実は本省がやっ...全文を見る
○大塚耕平君 無報酬というのも逆に問題だと思いますけれども。  ただ、ここの収支予算書というのを見ますと、実はホームページに出てくる表書きには人件費というのがどこにも出てこないんですよ。よくよく見ると、その他の項目の中にいろいろ混じっているんですが、違う名目でこういう方々にも報...全文を見る
○大塚耕平君 繰り返しになりますが、この財団法人だけをとやかくここで申し上げるつもりは全くないです。  総理、さっきは人の面で独立行政法人や公益法人が行政改革の猫だましにならないようにということをお願いしましたが、実は金の面でもこういうことが行われているんですが、私の常識からい...全文を見る
○大塚耕平君 是非指示をしていただきたいですし、いや財政健全化はもうこれは本当に与野党共通の課題で、私、前もたしか財金か何かで申し上げたと思うんですが、これ立法府対行政府の闘いなんですよ。立法府の中が、こちらが合理的な材料を提供して合理的な提案しているときに、いやいや、まあ野党の...全文を見る
○大塚耕平君 確認ですが、去年の九月七日に国税当局の査察が入り、今年の二月二十八日に更正通知が行われ、三月二日に三億七千万円の納付を行ったというふうに私も把握しています。この事実で間違いないですね。これは、大臣に二度もお立ちいただくのは恐縮ですから事務方で結構ですよ。事実関係に間...全文を見る
○大塚耕平君 しからば、三月の二十八日の参議院の厚生労働委員会に我が党の森ゆうこ議員に対してこういう答弁がありました。  中央労働災害防止協会の経理処理につきまして、「監事による監査を定期的に実施するほか、国からの補助金もありますので会計検査院の検査も受検しているところでござい...全文を見る
○大塚耕平君 委員長、質問できません。全然質問の回答になっていません。明らかな虚偽答弁なわけでして。いや、どなたが聞いてもこれは事実関係が分かった上での三月二十八日の虚偽答弁ですから。  私の質問は、なぜ国会で虚偽答弁をするんですか、したんですかと、そのことを聞いているんです。...全文を見る
○大塚耕平君 その答弁で普通は納得できませんよね。もし、去年の秋口から始まっているこの話、お耳に入ってないということであれば、これは厚生労働省幹部としてそういう情報収集ができない、今この委員会では分限免職の話もしていますが、能力がないということですよ。まあ、そうは思いません、私は...全文を見る
○大塚耕平君 私は、恐縮ですが、今御答弁いただいている参考人の方に何か個人的に何か恨みも何もないですし、そこは誤解しないでほしいんです。これは、日本の国の統治構造の今問題を指摘しているんです、私は。  そもそも、この協会のやった監修料とかを職員にキックバックするという話は、おと...全文を見る
○大塚耕平君 いや、もう一回質問しません、返ってくる答えは分かっていますから。ここの時間、止めてもらえますか、じゃ。  じゃ、端的に答えてくださいね。もう繰り返し要りませんからね。私はどう考えても虚偽答弁だというふうに理解をしますが、虚偽答弁をしたのはなぜですか。
○大塚耕平君 総理、私は寸止めにしようとしているんだから、逆に質問させちゃ駄目ですよ。  もう一回聞きますよ。去年の九月七日に国税の査察が入って、二月二十八日に更正通知が行われて、三月二日に違反金の納付を行って、何で三月二十八日にそういう答弁になるんですか。止めてくださいよ、こ...全文を見る
○大塚耕平君 まあ個人攻撃じゃないんでこのぐらいでやめますけどね。くれぐれもそれは理解してくださいよ。  私が申し上げたいのは、これね、総理、公務員は全体の奉仕者だということを書いてあるのと同時に、国家公務員法の九十八条には、「職員は、その職務を遂行するについて、法令に従い、且...全文を見る
○大塚耕平君 建設部長、当時、が証拠隠滅を部下に指示したのを認めたということは事実なんですね。それもお答えになれないですか。
○大塚耕平君 いや、そういうことをやっているうちにどんどんどんどん行政府の信用がなくなるんですよね。もし御本人が認めているんだったら、そんな悠長なことを言っている場合じゃなくて、国家公務員法九十九条違反なんですよ、信用失墜行為。  これも何度も財金でも申し上げていますけど、公務...全文を見る
○大塚耕平君 総理、これは結局、今回の法案を、我々も一部意見の違うところもありますけど、賛成の部分もありますので、多分通ると思いますよ。通ると思いますが、こういうふうに官僚組織の皆さんが、全員じゃないです、全員じゃないですが面従腹背、確信犯。もうこれでは、総理がいなくなった途端に...全文を見る
○大塚耕平君 いや、おっしゃるとおりなんですよ。法律だけを守ればいいわけではないと。そのことがお伺いしたくて前回ここで質問させていただいたときに、総理にコンプライアンスってどういうふうにお考えですかって聞いたら、変な片仮名使うなとおっしゃるんで、金融庁、名前変えちゃったんですよ、...全文を見る
○大塚耕平君 違うんですよ。総理ね、だから、総理が今日何度も何度もおっしゃってくださっているように、法律だけを守ればいいわけではないからこそコンプライアンスという言葉がある。金融庁の優秀な皆さんはそれが分かっているから名前を何て変えてきたかというと、法令等遵守室なんですよ。分かり...全文を見る
○大塚耕平君 それは分かっていますが、後で総理と大臣にお届けしますが、ここの研究所の主たる業務ということでざあっと事業計画書にいろいろ出ているんですけれども、実にすごいですよ。受託研究調査、明記されているものだけで五十四、自主研究、自主研究の中にはFIFAワールドカップ開催地の地...全文を見る
○大塚耕平君 はい、どうぞ。
○大塚耕平君 補助金は出ていなくても、委託研究ということで何十億も出ているわけですからね、十何億も。そうやって今度は、ほら、総理、谷垣さんまで表現を換えればそれですり抜けられると思っておられたら困る。  谷垣さん、一言申し上げますが、自民党総裁選挙、我々も影響力あるんですよ。私...全文を見る
05月24日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  先日の集中審議に続いて質問をさしていただきます。  今の小川委員と文科大臣とのやり取りを伺っておりましても、国会というのはどのように運営していくのがいいのかということを考えさせられながらお伺いをしていたんですが。官僚の皆さ...全文を見る
○大塚耕平君 遺憾であるという表現は、いつも、本当に反省していらっしゃるんだろうか、これはいかぬなと思うんですけれども。  三月二日に約三億三千七百万円の納付を現実に行っているんですね、三月二日に。そして三月二十八日の答弁ですから、これは何らかの意図があったり、あるいは質問され...全文を見る
○大塚耕平君 これは国家公務員法上も明記をされておりまして、九十九条の言わば信用失墜行為に当たると。これは先般御紹介しましたように、平成十二年の質問主意書に対する政府の回答としてそのような認識が示されております。  そして、国家公務員法の八十二条においては、この法律に違反した場...全文を見る
○大塚耕平君 いや、簡単なことは確かにおっしゃってはならないことでありますが、今や総理大臣になられようとしておられるお立場なわけですから、これはまさしく何かそういう事態が起きたときに一度しっかりとした対処をされないと、いや、本当に幹部以外の公務員の皆さんはばかばかしくてやっていら...全文を見る
○大塚耕平君 簡素で効率的な政府をつくるために議論しているので、答弁も、御丁寧に答弁していただいたんですが、私としては全部まとめると大体何本ぐらいだというふうに言っていただければそれで済むお話なんですが。  もちろん、一本の省令、法律にどのぐらいの項目が含まれているかによっても...全文を見る
○大塚耕平君 今、特別会計の二十兆円と人件費のことには触れられましたけど、全体は分からないということであるからこそ、志及び方向性としては結構なことかと思いますが、現時点においては、本当にこの法案が成立したことで行財政改革ができるかというのは、現時点においてはまだ絵にかいてある状態...全文を見る
○大塚耕平君 このホームページに公開されているものを更に詳しくしたものを財務省の方、持ってきていただきました。で、ぱらぱらっと見ていたら分かったことは、今まさしく大臣がおっしゃったように委託研究、この間も取り上げましたが、そういう調査研究など委託を受けて、その調査研究収入としてか...全文を見る
○大塚耕平君 いや、そのとおりなんですね。  だからこそ、こういう調査委託メカニズムというものを残しておくと、これまた人件費削減なんというのは絵にかいたもちになると。この間も申し上げましたように、例えばこのシステム開発研究所は調査研究収入として昨年度決算ベースで九億二千八百万円...全文を見る
○大塚耕平君 今金額を聞いて、余り国会のこの質疑で答弁を聞いて驚くということは余りないんですけど、今回驚きました。私が想像していたよりも、取りあえず公表していただいただけでも多いですね。平成十七年度で千五百二十四件、六百億、平成十八年で千八百三十五ですね、大臣、千八百三十五の六百...全文を見る
○大塚耕平君 そのときに、今おっしゃったのは狭義の人件費ですか、それとも今ここで私がシステム開発研究所を例に取って申し上げたような、名目上は人件費ではないんだけれども実質上は人件費となっている部分も含まれるんでしょうか。
○大塚耕平君 そうすると、今ここで取り上げたものは対象にならないということで、これをこのまま放置していると、まあまともな公益法人はいいですよ、まともな公益事業を受託をしてやっていらっしゃるところはいいですけれども、そうじゃないところが大半ではないかと、特にこういう委託調査というも...全文を見る
○大塚耕平君 私も今明確な何かエビデンスがあって申し上げていることではありませんので、現時点の御答弁はそういうことになろうかと思います。  ただし、この間も申し上げましたように、ここの研究所は、定款などを拝見すると、もうありとあらゆる分野の事業を受託できるようになっていて、本当...全文を見る
○大塚耕平君 今の御答弁は理解させていただきます。まあ、そういうことだろうなと。技術的な研究もありますからね。それはそうだと思います。  ただ、単なるレポートを書くというようなものも山のようにあって、これは本当に再委託を受けた方々の中から、ほとんど中身のないレポートを出して金だ...全文を見る
○大塚耕平君 是非理事の先生方にも前向きに御検討いただきまして、この行財政改革法案の審議が終わった途端にまた関心がどこかよそに行ってしまって、猫だましの仕組みが末永く残るというようなことのないように御協力を賜りたいというふうに思います。  なぜこんなことを申し上げるかというと、...全文を見る
○大塚耕平君 私は、教科書予算に関しては、義務教育の教科書予算は無償化を維持すべきであるという立場であります。そして、何か紙質を落とせとか、貸与制にしてコストを削減しろとか、全く不穏当な話だと思っております。米百俵の精神を掲げた総理の下でそんな議論が行われるとは、米百俵という発言...全文を見る
○大塚耕平君 もちろん私も、全部の委託調査研究がおかしいとか、例えば農道も全部おかしいとか、そんなことを申し上げるつもりは全くないです。必要なものもあると思います。  ただ、かなり不必要なもの、あるいはもうほとんど実体のない歳出、請け負ったことをほとんどやっていない、農道を造っ...全文を見る
○大塚耕平君 なぜこんなことを申し上げるかというと、例えばこの農道の問題も、農水省の現役の方から、やはり私が今指摘申し上げているようなこと、それはある部分当たっているというような真摯な言わば御教示があってのことなんですね。あってのことなんです。  したがって、どこの役所でもそう...全文を見る
○大塚耕平君 一つの例示ということなんですけれども、しかし金融、情報通信技術、出入国管理、社会福祉、社会保障、労働、土地測量その他、こうくると、例えば社会福祉、社会保障ぐらいは分かるんですけれども、土地測量なんというのが出てくるのは、これはなぜここに急に土地測量なんという言葉が出...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。また、法案が通った後もいろいろと勉強させていただきたいと思います。  ちなみに、厚生労働省にもう一つ御質問ありましたが、時間がなくなりましたので、おわび申し上げます。  以上で終わります。
06月12日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は厚生労働大臣と法務大臣においでいただきまして質疑をさせていただきます。お忙しいところ、おいでいただいたことを御礼申し上げたいと思います。とりわけ今日は大きく二つの問題を議論させていただきたいんですが、法務大臣におか...全文を見る
○大塚耕平君 参考人がお一人もいらっしゃっていないということであれば、是非今日は大臣と建設的な議論をさせていただければ有り難いと思うんですが。  しからば、私はなぜこの平成十四年のときにこういう数字について関心を持ったかといいますと、あのときは、ほうっておけば二十九兆八千億にな...全文を見る
○大塚耕平君 細かい数字がお手元にもしないとすれば誠に恐縮なんですが、今日はこういう議論をさせていただくつもりでしたので、当然バックベンチの方がお手元にあるというつもりでちょっと質問をさせていただいておりますが、たしか私の記憶では、今回、衆議院でも参議院でも厚生労働委員会で、この...全文を見る
○大塚耕平君 そうであれば後で役所の方に御指示をいただきたいんですが、今大臣がおっしゃったように、マイナス三・一六%が医療費ベースで二千三百億ということであれば、そこから逆算……
○大塚耕平君 予算ベース、失礼しました、二千三百億であれば、逆算していくと、予算に掛かってくる医療コスト全体の割合も分かっているわけですので、当然、医療費がこのままほうっておくと幾らになって、それを幾らにするための今回の改定であるかというマクロの数字もあってしかるべきであると。こ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、ところが、もう一枚、二年前にこの医療関係の雑誌に書かせていただいた記事でございますが、後で詳細もしお読みいただければ幸いでありますが、この中に書いておりますことは、結局平成十四年のときも七千億という数字を削減するという、数字が現に出てきているわけですから、とい...全文を見る
○大塚耕平君 私は、もちろん医療の専門家ではありませんので、その個々の点数がそれでいいとか悪いとかということは判断する能力はないんですが、平成十四年のとき以来ずっと不思議なのは、今の大臣の御説明なら私は理解できるんですが、本当は一個一個の点数を積み上げていった結果がマイナス三・一...全文を見る
○大塚耕平君 大臣がそのように御答弁いただけるのは大変前向きな御答弁で有り難いと思うんですが、多分今中継見ていらっしゃる現場の方は、これはえらいことだなというふうに思っていらっしゃると思いますね。  そのマイナス三・一六まではいいんですけれども、例えば処置がマイナス一・三六、薬...全文を見る
○大塚耕平君 私、この中でも自分で書いていますので、もし本当にお暇があったらお読みいただきたいんですが、私は逆に、そんな積み上げ計算をきちっとできるはずもないし、それはやっているとおっしゃればかなり非現実的な話になるなということを、私自身もそう思ってここに書いているんですよ。 ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、恐らくある程度の計算しかできないですから、そのある程度の計算というのを一々根拠を示してくださいということをお願いしたのが平成十四年のときで、私は保険局まで何度も足を運ばしていただいて、実際に当時の医療課長とも話をさしていただいたり保険局長ともお話をさしていただ...全文を見る
○大塚耕平君 今の事務の流れからしたら、まさしく難しいと思います。だから、そこを改善するべきではないかということを当時の、今防衛庁に行っておられると思いますが、西山課長などにも御提案をして随分議論をさしていただいた覚えがあるんですが、なぜならば、例えば、お手元にお配りした表は概括...全文を見る
○大塚耕平君 いや、上がる方も余り過度に上がると、これユーザー側が困りますので、上限も必要だと思うんですけれども。  ただ、やはり今の御回答並びに坂口大臣以来私なりにメッセージなり情報を発出させていただいていた結果としての今日の川崎大臣の今の御答弁ですので、構造的な問題が二つあ...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、歯科系技官が何人ぐらいで、医科系と薬科系は何人ぐらいだという大体の数字を把握しておられますか。ちょっと後ろの方、もしあれでしたら大臣に耳打ちしてください。僕が言いましょうか。
○大塚耕平君 いや、別にそんな細かい数字まではいいんですけど、ざっと、医科系二百人、薬科系二百人、歯科系は十人ぐらいだと思いましたよ。  歯科系は別の世界かというと、大臣、例えば今、歯周病なんかはですね、歯周病なんかはこれは医科系の話にも直接いろいろ影響を与えていく話ですから、...全文を見る
○大塚耕平君 私も認識は全く一緒でありますので、事務次官は事務系、医政局長は医科系云々と、そんなふうに決めている時代ではないというふうに思いますので、まさしく適材適所をやっていただきたいなと。そして、点数の分野についても、それは医政局長以下のピラミッドの中の聖域だから事務系は口を...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、死体解剖保存法に照らすと今はつくれないということですか。
○大塚耕平君 いや、そういうふうに私も聞いていましたが、死体解剖保存法に照らせばそういう解釈ということかもしれませんが、このカダバーを使ってトレーニングをすることは、それでは今だれかがやっていたとしたらそれは違法だということになりますか、厚生労働省の所管の法律で言うと。
○大塚耕平君 文科省と法務大臣にはこの後ちょっとお答えいただきますけれども、その今の大臣の御答弁は、三年前、あるいはたしか去年もお伺いしたと思うんですが、事務方の方から伺った答弁と、回答と変わりがないんですが。  ところが、実際は、平成十六年十二月八日に例えば昭和医科工業株式会...全文を見る
○大塚耕平君 いや、私はなるべく国会の場というのは、今日はもう両大臣にわざわざおいでいただいたんですから、ここで決まることはここで決めていくのが国会だと思っているんですよ。  だから、サージカルトレーニングセンターについては、例えば厚生労働省の死体解剖保存法、法務省所管の刑法に...全文を見る
○大塚耕平君 法務大臣、もしよろしければ。
○大塚耕平君 先に文科省に代わって私が今の法務大臣の御質問的な御発言に回答して、間違っていたら文科省答えてください。  文科省にお伺いしたら、医学、歯学教育のための献体に関する法律というのは、これは医学の進歩のためであれば献体を解剖に利用していいって書いてあるもんですから、当然...全文を見る
○大塚耕平君 今日は理事に風間先生もおられますし、中原先生も歯科医師でいらっしゃるんですが、こういうことなんですよね。  サージカルトレーニングセンターなんて別に国民にとって何のマイナスもないことなんですが、もう三年も前から文科省と法務省と厚労省にお話を聞いていても前に進まない...全文を見る
○大塚耕平君 いや、その結果、日本人の治療をやるんだったらやはり日本人の献体を使ってトレーニングするのがいいと思うんです。例えば、私だって許されれば、別に自分が死んだらどうぞという気持ちはありますが、日本ではそれができないからアメリカの方の部位を輸入してやったりするわけですね。こ...全文を見る
○大塚耕平君 僕は霞が関の皆さんはそれぞれの分野の専門家だと思って、ある意味尊敬もしている部分もあるんですけれども、今の問題なんかは素人の私たちが考えたって必要だということは分かりますよ。必要だけれども、それが何か問題に発展しないようにいろんなケーススタディーをして予防策を講じる...全文を見る
○大塚耕平君 もうこれでやめますけれども、そういうことだとすると、新しい技術や材料が開発されたときには、最初の症例として手術をしてもらうのは全部厚生労働省の人にしてもらわないと、国民は困っちゃいますよね。  今厚生労働委員会で医療制度改革法案が審議されておりますが、私が今日申し...全文を見る