大塚耕平

おおつかこうへい

選挙区(愛知県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

大塚耕平の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第166回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今、小川議員と閣僚の皆様方の議論を拝聴していて、小泉総理の座右の銘を思い出しました。よく、信なくんば立たずとおっしゃっておられました。これは、自分の信ずるところに従ってではなくて、信頼がなければ政治家たるもの立ってはなら...全文を見る
○大塚耕平君 丁寧に御説明いただきましてありがとうございました。  冒頭申し上げましたように、国会論戦、与野党の考え方を闘わさせていただくわけでございますので、私の意見も申し上げますので、なるほどなと思う点があればそれは是非採用していただきたい、これが国会論戦でございますので。...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、まあせっかくですから、大田さん、これは労働生産性の中の物的労働生産性と価値労働生産性と付加価値と三つありますけど、どれですか。答えだけでいいですよ、説明は私がしますから。
○大塚耕平君 総理、一緒にお考えいただきたいんですけれども、付加価値労働生産性を大田大臣は経済財政諮問会議でこの五年間で伸び率を一・五倍にするというふうにおっしゃったんですね。  念のためですけど、じゃ大田大臣にお答えいただきたいんですが、どのように一・五倍にされますか。
○大塚耕平君 是非総理に一緒にお考えいただきたいんですが、この付加価値労働生産性、経済財政諮問会議で大臣の責任でお出しになった数字であります。これは計算の仕方、物すごく単純でありまして、生産量掛ける価格割る労働者数なんですよ。ということは、生産量を増やすか価格を上げるか労働者の数...全文を見る
○大塚耕平君 いや、今のお話ですと、生産量を増やすか価格を上げるか労働者を減らすか、まあ労働者は減っていかざるを得ないとおっしゃったわけですから、そうすると生産量が増えるか価格が上がるか、計算上これしかあり得ないんですよ。  で、大田大臣が御説明になった、このようにして一・五倍...全文を見る
○大塚耕平君 大田大臣、付加価値労働生産性だとさっきおっしゃったわけですよ。今おっしゃったのは、国民経済生産性といって生産性の四種類あるうちの別のものの説明しておられるんですよ。  いや、だから、私がお伺いしたかったのは、(発言する者あり)いや、これは今御質問があったのでお答え...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃるとおりです。その最後のお答えが聞きたかったんですね。資本の生産性というものがもう一個あるんですよ。  総理が施政方針演説や所信表明演説の中で、人口が減っても経済の発展する国にしたいというそのお気持ち、それは私たちも一緒ですから是非そうしたい。しかし、その...全文を見る
○大塚耕平君 大田大臣、是非一回、私、ゆっくり議論させていただきますので、今のお答えは間違っているんですよ。労働装備率、(発言する者あり)いや、今労働装備率とおっしゃいましたね。労働者一人当たりにどれだけの資本があるかというのは、逆に言えば一つの固定資産にどれだけの労働者が付いて...全文を見る
○大塚耕平君 いや、違います。  全要素生産性は、労働生産性と資本生産性の合算、差引きでは出せないんですよ。その差額というのは技術進歩率というんです。それが総理の言っておられるイノベーションでしょう。だから、いいですか総理、いや、納得していただければ、採用していただければいいん...全文を見る
○大塚耕平君 いや、総理、喜んでいただいたのはうれしいんですが、余り油断しないでくださいね。別に、ここの委員会の席で質問をするのでそれを予告してくださいということではないんです。  私が申し上げたいのは、生産性をどうやって上げるかというのは安倍総理の経済政策、上げ潮路線の一番の...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だから、全要素生産性を上げるといって、二〇一一年までに、何ですか、一・五%程度までに上昇させるというまずゴールが先に設定されたわけですよ。その中身は、労働生産性と資本生産性と技術進歩率、この三つで構成されると。で、これは、労働生産性については先週、付加価値労働...全文を見る
○大塚耕平君 労働生産性の中に技術進歩率を含めるという定義を私は初めて聞きましたが、今度、じゃ、ゆっくりそれについては議論をさせていただくので、そういうことがトータルで分かるようにお仕事をしてくださいということを申し上げているんです。  総理にお伺いしたいんですが、じゃ、その一...全文を見る
○大塚耕平君 これはやはり内閣府が年末にお出しになった生産性に関する資料で、新聞記事です、これは。「日本の生産性 規制緩和で七・五九%向上」と、これは一九九五年から二〇〇二年。これはもう発表された資料ですが。  つまり、今、規制緩和という言葉は総理の御説明で出てこなかったですが...全文を見る
○大塚耕平君 規制緩和は私も必要だと思うんです。ところが、私も政治家としてもう六年近く仕事をさせていただいているわけでありますが、小泉政権下で行われた規制改革が、ある部分は正しかったけれどもある部分は間違っていたという、あるいはやり過ぎたというふうに思っていまして、一番分かりやす...全文を見る
○大塚耕平君 柳澤厚生労働大臣のもう腰が立ちそうな状態になっているんですが、ちょっとお待ちください。今日はこのことが本題ではないので、延々とこれを議論させていただくつもりはありません、これをというのは医療についてをですね。  ただ、私も六年間政治家として活動してきた中で、なぜ日...全文を見る
○大塚耕平君 まあ、そのあるかないかというのは、これは関係者しか分からない話ですし、私はあくまで業界関係者の皆さんが巷間おっしゃっておられることを伝聞情報としてお伝えしただけでございます。その点は御了解をいただきたいんですが。  ただ、もしそういうものがあるとすれば、そういうも...全文を見る
○大塚耕平君 総理がかねがね言っておられますように、日本の企業は実力があるんです。そんな欧米の企業に負けるようなことはないと私も思っています。にもかかわらず、医療の分野では後れを取ってしまうということは何か理由があるわけでありまして、そういうことをリーダーシップを発揮して改革をし...全文を見る
○大塚耕平君 非常に冷静かつ、何といいますか、謙虚にお答えいただいて、大変有り難いと思います。これ、成功したって強弁されると、そんなことはないでしょうと私言わざるを得なくなっちゃうんで。  小渕さんのときに、平成十一年度、政府の経済見通し、平成十一年度の予算でプラス〇・五になる...全文を見る
○大塚耕平君 安易な財政出動はしないということで、そこは小渕政権の二兎論とは一線を画するという、そのお気持ちは分かりました。  だから、今日はこれ予算委員会ですから、参議院予算審議が始まったわけであります。先ほど小川議員の御質問の中でのやり取りにもありましたが、安易な財政出動は...全文を見る
○大塚耕平君 今、その安易な財政出動はしないというお気持ちと出てきた予算を去年までのトレンドと比較するとちょっとその傾向が違うんではないかという、私はそういう御質問を申し上げたんですね。  今回思わぬ税収増があって、その税収増を使えるからという御説明は衆議院でも何回もお伺いして...全文を見る
○大塚耕平君 いや、この辺は意見の違いがだんだん明確になってきていいと思います。小泉総理ともこの点は議論させていただいたんです、私は。小泉総理は構造改革は着実に進んでいるとおっしゃったので、まあ全く進んでいないとは言わないけど着実とは言えませんねといって、私も申し上げた記憶がある...全文を見る
○大塚耕平君 それは、確かに経済政策というのは難しい部分もありますから、国民の皆さんに全部細かく御説明できない部分もあると思います。しかし、この大方針とかキャッチフレーズというのは、名は体を表すでございますので、実は何となく使っているキャッチフレーズにも深い意味があると私は思って...全文を見る
○大塚耕平君 いや、お気持ちは分かります。しかし、その成長をどうやって実現するかというときに、今日も冒頭議論させていただいたように、労働生産性を上げるんじゃなくて、資本の生産性を上げたりあるいは技術革新を起こすと、資本の生産性上がれば労働生産性とはトレードオフですから、別に国民の...全文を見る
○大塚耕平君 今前向きな御答弁いただいて、一つの指標ではないかとおっしゃったんですね。これ、一国の総理がそのように御答弁されて議事録に残るということは大変な前進なんですよ。  ということであれば、こういうデータを各国比較できるようにそろえて、それで議論をさしていただけますね。先...全文を見る
○大塚耕平君 ふわっとした御答弁だったんですけど、いや、でも、そういうときに総理、是非まさしくそういうときにリーダーシップを発揮してください。ちゃんと数字を調べて、本当に今、国民の皆さんの家計の負担がどうなっているかということを調査した上で真摯な議論をしていくというふうにおっしゃ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。  いずれにいたしましても、今日申し上げましたような論点も含めて、またきっちり御説明いただいて、我々は是々非々の論戦をやらせていただきたいなと思っております。  どうもありがとうございました。委員長、終わります。
03月09日第166回国会 参議院 本会議 第8号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平です。  ただいま議題となりました二案について質問いたします。  初めに、所得税法等改正案に関連して伺います。  マスコミで上げ潮路線と言われている安倍政権の経済政策は、企業減税優先で経済を成長軌道に乗せようという考え方です。私自身は...全文を見る
03月22日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は休日を挟んでまた日銀総裁においでいただいておりまして、連日国会にお運びいただいて恐縮でございますが、それだけ日本銀行の動向が大変重要な局面になっているということだと認識しておりますので、是非御協力をいただきたいとい...全文を見る
○大塚耕平君 その御回答は本会議のときにもお伺いしたわけですが、税収増プラスアルファぐらい削減する意気込みがあってこそ対GDP比で一四八%に及ぶ財政赤字を減らしていく端緒になるんではないかと思いますので、これは評価については物別れでございますが、私はもっと削減できるのではないかと...全文を見る
○大塚耕平君 次にお伺いしたかった超低金利が長期化する場合のメリット、デメリットということも踏み込んで御回答いただいたと思うんですが、おっしゃるとおり、もちろん金融政策というのは上げても下げてもメリットもデメリットもあるということは、それは私自身もそのように理解をしております。し...全文を見る
○大塚耕平君 行き過ぎた金融緩和の影響というのは金融機関の経営にも当然何がしか影響を与えるわけでありまして、先般、あるメガバンクの方と話をしておりましたら、二酸化炭素の排出権の取引の証拠金として数十億ドルの融資を金融機関から受けるとか受けないとかというお話をお伺いしたことがありま...全文を見る
○大塚耕平君 必ずしも通告した文書のとおりにお伺いしていないわけでございますが、私がお伺いしたかったのは、金融機関にも超金融緩和の影響というのはまた経営にいろんな面でゆがみを生じさせる可能性があるので、しっかり監督をしていただきたいということを申し上げたくて一つの事例も加えて御質...全文を見る
○大塚耕平君 私の個人的な意見ですが、これは財務大臣が塩川大臣であったころからずっとこの委員会で議論している話なんですが、物価というものも余り十年前、十五年前、二十年前の常識でとらえない方がいいんではないかと。つまり、技術革新やらあるいは生産性の向上によって、ひょっとしたらいい物...全文を見る
○大塚耕平君 いずれにしても、適切な金融政策の運営に御尽力いただきたいと思いますが、やはりこれから日銀が金利を引き上げるというような予測が出るたびに、財務省ないしは政府との関係が問われる場面が数年間続くであろうなと個人的には思っておりますので、そこで、今後そういう事態が生じた場合...全文を見る
○大塚耕平君 いや、決めるのは日銀だというのは分かるんですけれども、日銀法四条は義務規定だというわけですから、政府と日銀の十分な意思疎通が常に行われている状態で政策決定会合が開かれるというふうに私は理解していますから、そこで議決延期請求権を行使するということは、それまでの意見調整...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、告知をしていない中でいきなり提示をするということですから、昨日まで聞いていた話と違うというニュアンスで議決延期請求権をそこで行使するというのは、これは分からないではないです、分からないではないです。  さて、そして、議案を提出した段階で、あるいは提出し...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、議案が提出されたら常にそこで中断があるわけじゃなくて、中断を政府の方から、政府の出席者から、中断してくださいという申出をしないと中断しないということですね。
○大塚耕平君 そこで、中断をして連絡を取って、いや、これは議決延期請求権を行使しなさいという指示があれば、指示があればそこで行使をするということだと思いますが、その場合、議決延期請求権を行使するしないの判断はだれに仰ぐことになるんでしょうか、連絡を受けた政府サイドとしては。
○大塚耕平君 一昨日の話とも関係があるので、大体の数字でいいんですけれども、そうすると、財務大臣と経済財政担当大臣のお二人に判断を仰ぐということは、政府委員、政府の出席者が日銀から連絡を取って両大臣につながるまでの間に大体何人ぐらいの方がその情報を知り得ることになるんでしょうか。
○大塚耕平君 今のお答えも、先般、大久保さんがホットラインをちゃんと用意してくださいと言ったこととも関係があるんですけれども、ケース・バイ・ケースですというのは、これは驚きですよね。  例えば、大臣が海外に出張しておられることだってあるわけですよね。一体、どういうルートでだれが...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、大臣、それは理解しています。決めるのは両大臣なんですが、その過程で、連絡、メッセンジャーをやる人たちが一体何人ぐらいいて、それはだれなのかということがそれはケース・バイ・ケースでよく分からないということでは、その途中で情報リークが起こり得るのでそこは明確に...全文を見る
○大塚耕平君 まあ水掛け論ですからこのぐらいでやめておきますが、もちろん決定されるのは両大臣だということは理解しています。皆さんに守秘義務が掛かっているということも理解しています。しかし、現実に先般のようなことが起きるわけですから、やはり後でしっかりその情報がどういう人たちを経由...全文を見る
○大塚耕平君 その前提は前提なんですけれども、転ばぬ先のつえと申しますか、今後のことも考えると、しっかり確認を取って、そういうだれとだれを経由して伝わるかということを明確にしておくべきだということを申し上げているわけであります。  それと同時に、もし大臣がそのことを前提にとおっ...全文を見る
○大塚耕平君 確認ですが、この法律を作るときに、新日銀法を作るときに、同じ提案に対して議決延期請求権を二度、三度行使できるのかということについては、明確な法解釈上の共通認識はなかったということでいいですかということが一点と。  それから、ここに書いてありますが、前回の会合で議決...全文を見る
○大塚耕平君 いや、そこは大臣、重要なところで。  しかし、議決延期の請求権ですから、提案されたものは、それは事実として残っているという理解で僕はいたんですけれども、そこはいかがですか。再提案がされないと議決できないんですか、いったん提案されたものについては。
○大塚耕平君 別に私も何か明確な回答があってお伺いしているわけじゃないんです。今後、こういうことが起こり得て大変混乱を来すと、海外から見て、一体日本の金融市場の中央銀行と財務省の関係はどうなっているんだというふうにならないように、今のうちにきっちり私たちも共通認識を持たしていただ...全文を見る
○大塚耕平君 今のは非常に重要な御答弁で、であるとすれば、議決延期請求権という言葉から私たち及び市場関係者が受けている印象と随分この実態は違って、要は拒否権と、ちょっと言葉がきついですけれども。その提案された議案をいったんそこでシャットアウトして、次までは今までどおりにやるという...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、次回までに改めて判断をするというときに、先ほどの質問に戻りますけれども、政府はその場で議決されると困るわけですから、困るというか、それは待ってくれということですから、皆さんが分かりましたということで議決をしません。そうすると、九人の審議委員に、政策委員に...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、いや、今の財務大臣の御説明は分かります。ということは、議決延期を請求して、この議決延期請求を認めるかどうかということをその場の九人の皆さんが、じゃ認めましょうということをそこで採否を採るわけですから、そこでオーケーということになったということは、事実上、...全文を見る
○大塚耕平君 私がこれ何をお伺いしたいというか、何を疑問に思っているかというと、先ほど来の、この次の会合までの間に九人の政策委員に対して説得工作があるのか接触があるのかというところは今のところ全然御回答が出てきてないんですが、つまり、もし次の政策決定会合までの間に政策判断にかかわ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だから、禅問答のようで恐縮なんですけれども、結局、経済環境に対する判断は九人の委員の方それぞれが、環境が変わらなければイエス、ノーは変わらないはずではないかということを私は申し上げているんです。イエス、ノーが変わらないはずの中で、一回議決延期請求をして延びたと...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃりたい意味はそれなりに理解しているつもりですので、しかし、今までの御説明をお伺いすると、議決延期請求権というのは、語感から申し上げれば否決権までとは申し上げませんが、議案取下げ権と言った方がよくて、その議決延期請求という言葉からストレートに伝わってくるその実...全文を見る
○大塚耕平君 これは、個別に行うんですか、それとも九人の皆さんに対して、全員を前に政府はこういう考え方だというふうに行うんですか。ここは私個人は非常に重要な点だと思っていますので、明確にお答えください。個別に接触をしてお一人お一人に説明するのか、九人に対して説明の機会を持つのか。
○大塚耕平君 ということは、個別に、公式、非公式に接触して、議決についての政府の考え方を伝え説得をするという行為は法律は想定していないという理解でよろしいですね。もう一回確認させてください。
○大塚耕平君 玉虫色の御答弁をされたというふうに理解をしておりますが。  私が今日、こういう禅問答のような質問をさせていただいているのは、この議決延期請求権を含んだ新日銀法が作られたときには、言わば政府、財務省側のメンツもあって、この議決延期請求権というものを入れることによって...全文を見る
○大塚耕平君 もう質問は終わりますが、今日、事前にこの資料は議事録に掲載を希望するとは申し上げておりませんが、多分これがないと議事録読んでも分からないと思いますので、もし理事の皆様方の御了解が得られれば、議事録掲載を希望して、私の質問を終わらせていただきます。
05月08日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  ふだんは財政金融委員会で質問をさせていただいておりますが、今日は厚生労働委員会で質問をさせていただきます。こういう機会をいただきました同僚議員に感謝を申し上げます。  とはいいましても、私も医療問題、行政監視委員会等で...全文を見る
○大塚耕平君 今の局長の最後のところの御答弁ですが、大学によってはそういう施設を設けている、ないしはそういうことをやっている先も増えてきているというのは、御遺体を使ってという意味でございますか。
○大塚耕平君 ということは、再確認ですが、御遺体を、まあ献体ですね、献体による御遺体を使ってそうしたトレーニングをしている先は日本の国内には余りないという御理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 この問題は、昨年六月の十二日の行政監視委員会でも質問させていただいて、是非、もし実態を把握していないということであれば御確認をいただきたいということはたしかその場でも申し上げていると思いますので、また鋭意御確認をいただきたいとは思いますが、仮に、仮に日本に御遺体を使...全文を見る
○大塚耕平君 まず、是非、局長、そして行く行くは大臣にもお伺いしたいんですが、問題を峻別して御議論いただきたいんですが、最初に倫理的な問題がというふうにおっしゃいましたが、これは臓器移植や組織移植等々すべてそうですが、倫理的な問題は分かるんです。でも、今私は、あえて医療政策上の、...全文を見る
○大塚耕平君 今、私の横で歯科医でもあられる島田先生が、人間と豚は違うというふうにつぶやいておられましたけれども。  まあ、同じ部分もあるかもしれませんが、やはり違うということが私は答えとしては正しくて、私としては、このサージカルトレーニングセンター、御遺体を使ったサージカルト...全文を見る
○大塚耕平君 個人的な意見は差し控えるとおっしゃりながら、大変正直な方で、にこにこしていらっしゃるその表情がもう御意見を象徴していると思いますが。  しかし、やっぱり海外にはそういう例があって、私の知り得る限りでは、アメリカはもう随分前からあるし、もう今は中国や韓国にもできてい...全文を見る
○大塚耕平君 文部科学省としては、このプログラムで、御遺体を使って札幌医大の学生さんや現役のお医者さんが言わば医療技術を高めるためにどんなことをしておられるかというのは把握しておられますでしょうか。
○大塚耕平君 私がお配りしました資料の四ページ目をごらんください。これは今年の三月二十八日付けの北海道新聞の記事でございます。決して悪い意味で報道されているんじゃないんですよ。いい意味で報道されているんです。札幌医大は、献体を医学生教育だけでなく、外科医が手術などの腕を磨く研修に...全文を見る
○大塚耕平君 感謝状というのはあれですか、御存命のうちに交付されるんですか。
○大塚耕平君 それはしかし、お亡くなりになってから感謝状をもらっても御本人に感謝の意は伝わりませんから、そういう申出があって登録をされたら、その段階で感謝状をお出しになった方がいいんではないかなと、今ちょっとお伺いしていてそう思ったんですけど、それは今日は本論ではありませんので。...全文を見る
○大塚耕平君 要するに、条文には書いてないということでよろしいですね。
○大塚耕平君 ということは、正常解剖、病理解剖というものは、いわゆる解剖法の行政解釈だという理解でよろしいですね。
○大塚耕平君 これは通告してないですが、せっかくいい議論になってきましたので更にお伺いしたいんですが、正常解剖と病理解剖の定義はどこに書いてありますか。
○大塚耕平君 今一般的な解釈、通常の解釈というお言葉も途中にあったんですけれども、一般的な解釈、通常の解釈、まあこの問題に限らず、つまり一般的な概念とか通常の概念というものは、これは時代とともに変遷するものでありますから、そういう意味では、この病理解剖、正常解剖の定義そのものがひ...全文を見る
○大塚耕平君 大変建設的な御回答、御答弁で、本当にこれこそ国会が意味があるということを今は感じ入った次第でございますが。  この議論を私は三年前ぐらいから始めさせていただきましたが、もう御担当者の方も順番に替わってしまうので、部分的には素人の私の方が詳しい部分もあって、最初のこ...全文を見る
○大塚耕平君 ところで、この三ページの、今回の特区申請の一連の流れをもう一回ごらんいただきたいんですが、アンダーラインのところをごらんいただくと、最初の回答と再回答の際はほとんど同じなんですね。  再回答のところを読ましていただきますと、「死体解剖保存法にいう解剖とは、正常解剖...全文を見る
○大塚耕平君 大変これまた建設的な御感想でしたので、是非そういう方向でやっていただきたいと思うんですが、併せてもう一つ、今日は法務省あるいは法制局にもおいでいただいておりますので確認をさしていただきたいんですが、この解剖法に基づく解剖が正常解剖と病理解剖であるというのは、先ほどの...全文を見る
○大塚耕平君 もう一回確認させてください。  所管省庁がこういうことであるという行政解釈を示したとして、その行政解釈に必ずしも従わない行為があった場合に、これはどのようなことになりますでしょうか。  今、先にお答えいただいたのは、どちらでしたっけ、法務省さんでしたっけ。
○大塚耕平君 法制局。じゃ、法制局お願いします。
○大塚耕平君 なぜこんなことをお伺いしているかというと、さっきごらんいただいた新聞記事、例えばこの札医大、もう既にやっているわけですね。ほかにも事例はあるので、局長、是非お調べいただきたいんですが、別にそれを私、悪いと申し上げているんじゃないんですよ、そんな悪意でやっている人は一...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今日は、関係省庁の皆さん並びに大臣から大変建設的な御意見をちょうだいできましたことを感謝申し上げますとともに、いざ、これを検討を進めるとなりますとそれぞれ、厚労省、文科省、法務省の、あるいは特区に関係する内閣官房の事務方の皆さん、大変なお...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  大変、私事で恐縮でございますが、国会で仕事をさせていただくようになりまして、一回目の質問が日銀速水総裁に対する御質問でございまして、今日が質問、討論、発言の百回目なものですから、ちょうど切りのいいところは古巣に質問をさせ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  両審議委員の今のお話を聞いておりますと、それぞれ本当に審議委員の職責にふさわしい御経歴をお持ちであると思うわけなんですが、これは私もOBとしてまた一国民としてお願いでございますが、御就任されたときの記者会見の新聞記事を拝見しましたら、どち...全文を見る
○大塚耕平君 両委員の今お話を聞いて、私個人としては大変安心しました。自分はケインジアンだとかマネタリストだとか、そんなはっきり峻別できるものじゃなくて、総合判断がまさしく必要だと思いますので。しかし、世の中には、いやいや、マネタリズム的な政策が必ず成功するんだといって、ある何と...全文を見る
○大塚耕平君 総裁、今お手元にございますか、展望レポートは。
○大塚耕平君 委員の皆さんにお手元になくて恐縮なんですが、十四ページのところに、ちょっと読ましていただきますけれども、物価について、目先はゼロ近傍で推移する可能性が高いものの、より長い目で見ると、プラス幅が次第に拡大すると見られると。ちょうど真ん中のところですね。もう一回申し上げ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  向こう二年間ぐらいを展望すると、必ずしもインフレリスクがあるという意味でこういう表現を使っているわけではないということだというふうに今理解させていただきました。  そういう観点から、やはり自分の問題意識、この場でずっと議論させていただい...全文を見る
○大塚耕平君 本当にいいお考えをお二人から聞かせていただきましたが、特に中村委員おっしゃったことは、ちょっと私の言葉で再整理させていただきますと、原油を中心にしたコストが上がっているんだけれどもそれを価格に転嫁できない、したがって、そういった原材料のコスト以外のコストの部分で企業...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今日は、両審議委員から本当に参考になる御意見、そして御発言がそれぞれ論理一貫性がある内容を聞かしていただいておりますので、大変質問する立場としても気持ちよく質問をさしていただいているんですが、是非、今後、これ今回の展望レポートではまだ消費...全文を見る
○大塚耕平君 御説明は分かりましたので、一応希望は希望として申し上げておきます。  最後に、是非、両審議委員におかれましては、これ九人の合議制でありまして、言わば事前に用意されている結論に賛成することがお仕事ではないということを改めて申し上げまして、もうこれ九人同じお立場ですし...全文を見る
06月11日第166回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は決算委員会でございますので、この今起きております年金の問題が国の決算にも大変大きな影響を与える深刻な問題だという観点から、是非、総理に一緒になってお考えをいただきたいなと思いまして、そういうスタンスで質問をさせてい...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  総理、是非一緒にお考えいただきたいんですが、今日これお手元にお持ちいただくようにお願いをしてあるんですが、よろしいですか。ちょっと是非開いていただきたいんですが。これの十二ページ、十三ページというところを是非開いてください。今日お持ちいた...全文を見る
○大塚耕平君 やはり国民から信頼を得る政策、制度をつくったり政治を運営していただくためには正しい表現で真実をお伝えいただくということが必要で、今の大臣の御説明は僕は分かりますよ。つまり、標準報酬等から推計をすれば出るということを言っておられるわけですね。だから、それが集計しなけれ...全文を見る
○大塚耕平君 いずれにしても、まず保険料総額、推計でいいからお出しいただくということは先ほどお約束いただきました。そして、これまでは個々の加入者の金額、納付された保険料が幾らかということと年金を運営することとは直接関係がないから、現在の事務処理としてはそれでやっているというお話が...全文を見る
○大塚耕平君 よく分かりました。  以降は、社会保険庁の窓口に領収書を提示する必要はなく、この方は我が社にいたということ、在籍さえ証明してくれればいいということですね。いや、今までもそういう議論になっているとは思いますが、ここでテレビを見ている皆さんにそれをちゃんと言ってくださ...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。  しかし、総理、是非この十二ページから十三ページ目にかけて、本当にこれよく読むと、この数行だけで何時間も議論できそうなことが書いてありますので、是非、柳澤大臣も御一緒にこの文章について御確認をいただきたいと思うんですが。  その上で、総理、五千九...全文を見る
○大塚耕平君 総理、はばかりながら私も数字いじるのが仕事でしたから、別に、ここでそのことについて総理に細かく御説明をして、それで何か議論を吹っ掛けようなんという気はないんですよ。  ただ、私が申し上げている事の深刻さというのはお分かりいただけますよね。この業務計算のところで何十...全文を見る
○大塚耕平君 深刻にお感じいただけたかどうかちょっと今の御答弁では分からなかったんですが、今、賦課方式という重要なお言葉をおっしゃいました。  なぜ個々の加入者が納付された保険料の記録がデータとして必要ないというふうに言い切ってこれまで運営してきたかというと、まさしく今総理がお...全文を見る
○大塚耕平君 財源は、消費税の二、三%分の不足分は、歳出効率化によって私は十分捻出できると思います。(発言する者あり)いやいや、例えば、例えばですよ、私は愛知県ですけれども、この間名古屋市で名古屋の地下鉄の談合事件の摘発があって、これが摘発後の再入札をやったら、落札率が大体九五%...全文を見る
○大塚耕平君 いや、分かります、議論としては理解できます。でも、さっき私が申し上げたように、国と地方のトータルの予算は三百二十兆ですよ。仮に、計算しやすいところで十六兆円を捻出するとした場合に、これは五%分の効率化、さっき申し上げたように、落札率が九五から五五に落ちた例があるわけ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、おっしゃるとおりですね、今そういう御意見も場内から飛んでいますが、税方式にすれば今おっしゃったようなこともなくなるということなんですが、もう時間もなくなってまいりましたので、ひとつ、その与党の皆さんがこれから通そうとしていらっしゃる年金時効特例法案についても意...全文を見る
10月30日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○委員以外の議員(大塚耕平君) 大塚でございます。  まず、御答弁させていただく前に、こうして私どもの提出いたしました法案を審議をしていただいておりますことに、委員長並びに与野党の各委員の皆様方に心から御礼を申し上げたいと思います。この法案が十分に御賛同いただけますように真摯に...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今御指摘のありましたように、おおむね二千億円ぐらいがこれまで使われてきているわけでございます。平成十九年度の予算を拝見しますと、これは二千三十九億円ということになっております。  もちろん、私どもはまだ野党としての立場でございますので、その二千三...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) ありがとうございます。  厚生労働省の予算は本省だけでも二十兆円近い、本省とそれから厚生労働省全体で二十兆円近い予算がございますので、そのうちの二千億円といいますと、比率にすると一%でございますので、まずは厚生労働省の予算の中で捻出できるものかど...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) るる御質問をいただきまして、ありがとうございます。  まず、西島委員から御指摘のありましたように、これは元々平成十四年、武見敬三先生の御指摘から始まったという経緯もお伺いしました。私も、武見先生には大変お世話になりまして、その御炯眼には敬意を表す...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 手短に少し補足をさしていただきたいと思うんですが、私どもも福祉にかかわる施設が必要ないというふうに申し上げているわけではございませんで、これはしかるべき合理的な理由と透明性の下で、もしこの従来の枠組みの中で造れないものであっても、一般財源の中から本...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 御指摘ありがとうございます。  まあ二千億という数字はそんなに軽い数字ではないということは十分理解しておりますので、その点はもし誤解があれば訂正をさせていただきますが、ただ、二十兆の予算の中の一%を捻出する、そういう努力は国会として、あるいは厚生...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 一点補足をさせていただきますが、今有意義な御議論をいただいたと思いますが、確かに選挙というのは前々総理以来シングルイシューに国民の皆さんの関心が集中してしまいますし、非常にデフォルメした伝わり方をいたしますので、我々も注意をしていかなくてはいけない...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 確かに、坂本委員の御指摘のとおり、法案には一言も流用という言葉は出てきておりません。ちなみに、趣旨説明を改めて私も見直してみましたところ、流用という言葉は一度使われております。そのほかに、使うという言葉が三回、充当という言葉が三回、横領という言葉が...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 坂本委員にお許しをいただきたいんですが、今の直接の御質問には蓮舫議員からお答えをさせていただきますが、今の財務省の説明に対して一点補足意見を申し述べさせていただきますと、確かに財政法三十三条認識しております。財政法上の流用の定義はそのようなことでご...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 恐縮でございますが、先ほどの財政法三十三条の問題は今の運用の話とも関係がございますので補足をさせていただきますが。  図らずも財務省と意見交換をさせていただく機会をいただいて大変光栄でございますが、財政法三十三条における流用が全くできない、やって...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 非常に重要な御質問をいただきまして、ありがとうございます。  その前に、今の厚生労働省からの御説明を補足をさせていただきますが、確かに六兆八千億円、全部を書き留める余裕がございませんでしたので記憶が定かではございませんが、そのような御説明もあり得...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 補足をさせていただきたいんですが、先ほど委員のどなたかからも応益負担なのよというようなお声が飛んでおったような気がするんですけれども、恐らく坂本委員の御指摘は、保険料から税金に負担をシフトすると直接年金と関係のない方々も負担するんだという御趣旨だと...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 大変いい御質問なのでお答えをさせていただきたいんですが、例えば、今の年金制度にも御承知のとおり新規受給者に賃金再評価制度というのが導入されております。これは、なぜ賃金再評価制度というのがあるかというと、三十年前、四十年前に保険料を納付していた方々の...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) これは、私どもが確認をさせていただけている範囲においては、ニュージーランドがそうではないかなというふうには理解はしております。  ちなみに今、冒頭お話のありましたイギリスについては、給付事務費は保険料でありますが、徴収事務費は国庫だというふうに考...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) そこのところは十分に把握をしておりませんが、恐らくそういう御質問をしていただくということは、私どもの最低保障年金で主張しているような全額税方式による老齢年金を前提としているのではないかというふうに拝察を申し上げます。
○委員以外の議員(大塚耕平君) 午前中の坂本委員からの御質問とも重なる部分がございますわけですが、確かに諸外国の事例というのは国の運営に当たって大変参考にはなると思っております。ただ、各国それぞれの事情に応じて年金制度の運営はやはり考えるべきだと思っておりますので、必ずしも、諸外...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 積算の根拠というのは、現時点ではこれまでの経験値に基づいて二千億、おおむね二千億ということを申し上げているわけでございます。  午前中にも何度かお答えを申し上げましたが、平成十九年度予算では二千三十九億というふうに計上されている部分でございます。...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) それでは、繰り返しになって恐縮でございますが、二千三十九億、平成十九年度予算、おおむね二千億の財源、どのように捻出するか。まず、厚生労働省の予算の枠内で御努力いただきたい。考え方としては四つです。  一つは、法案が成立すれば、それに必要な予算措置...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 不用額については午前中に辻委員から御説明を申し上げましたが、例えば厚生労働省予算の補正予算時に、修正減少額と、その減少額に加えまして、決算時における不用額を合算したものが十七年度で二千二百四億、十六年度で千五百二十四億、十五年度で千七百九十八億円で...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) お尋ねは、二つというのは、ちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、何と何。
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今御指摘の二つを含めて、私どもの試算では、おおむね三百六十億円ぐらいということでございますけれども、これもただいまるる申し上げております不用額の範囲内に収まるものでございますし、それから、午前中に申し上げました数字をもう一度それでは繰り返させていた...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) この数字は、午前中にも社会保険庁からも御報告がございましたが、昭和二十七年から平成十九年の厚生年金、国民年金の以下に申し上げる資金を合計したものでございます。出資金、交付金、そして福祉施設費、この中には委託費、福祉施設整備費、その他のものが含まれて...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 国民の皆様の多数の御意見がどういうふうであるかというのは定量的には確認をできないわけでございますが、ただ、これも繰り返しになって恐縮でございますが、この年金制度の信頼性を取り戻すためには、やはりこの際、今回のこの法案が御提案しているような対応を行う...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 法案には必ずしも流用という言葉は使っておりませんのは今御指摘のとおりでございます。  私どもとしては、流用という言葉のこの定義につきましては、国民年金及び厚生年金保険の被保険者が納付した保険料を当該保険の保険給付以外の費用に充てること全体を指して...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 税で御負担をいただくということは国民全体で御負担をいただくということでございます。受益と負担の観点から申し上げれば、公的年金制度は国民の皆様全体のものでございますので、受益と負担の原則に合致しているものではないかというふうに私どもは考えている次第で...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今大臣もおっしゃいましたが、税であっても保険料であっても無駄遣いは許されないと。全く私どももそのとおりだと思っているんです。  ただ、昨今、この保険料で無駄遣いが行われた結果、再三申し上げていますとおり、公的年金制度の三つの要素のうち最もベースに...全文を見る
11月01日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○委員以外の議員(大塚耕平君) 一昨日に続いて私も答弁をさせていただきますが、そのとんでもないというふうに今おしかりをいただきました資料は私が文章を作りましたので、御批判を真摯に受け止めたいと思いますが。  ただいまこちらの参考人であられます吉岡さんからも御説明がございましたが...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) ただいま御指摘をいただきました資料は、流用という言葉をどのような意味で使っているのか参考資料として提出していただきたいという御要望に応じて提出をさせていただきました。そして、この御指摘の冒頭の法的にはというのは、先ほど申し上げましたとおり、私どもが...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 改めて御答弁をさせていただきます。
○委員以外の議員(大塚耕平君) いえ、撤回をさせていただくというよりは、もう一度御説明をさせていただきたいと思いますが、ここに書いてございますのは流用の定義、法的には、国民年金及び厚生年金保険の被保険者が納付した保険料を国民年金の給付及び厚生年金保険の保険給付以外の費用に充てるこ...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今御指摘をいただきました参考資料と、趣旨説明と、それから今衛藤委員が引用されましたこの昭和二十七年から平成十九年までの資料、この関係については私から簡潔に御説明させていただいて、その後具体的な、最後に御指摘いただいた点については蓮舫委員から是非御説...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今のは御質問というふうに受け止めさせていただきますが、まず、繰り返しになりますが、私どものこのお出しした資料と趣旨説明の中においては、整合性は十分に図らせていただいた上での御提出であるということは是非御理解をいただきたいと思います。  そして、先...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) はい。  本気で審議をしろと言っているのかという御下問でございますので、もちろん本気で申し上げている次第でございます。是非、私どもの提議と整合性について御理解を賜りまして、引き続き御指摘を賜りたいというふうに思っております。
○委員以外の議員(大塚耕平君) 確かに、御指摘のとおり、経済財政諮問会議がこのプライマリーバランスの均衡についての試算をしているわけでございます。今使われている試算結果は今年の一月に出ましたものを八月に改定して、直近のものでは十月十七日に改定をした試算結果でございまして、二〇一一...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今回の改正は年金保険料を給付以外に使わないということを担保するための法案でございますので、この法案が直接予算の無駄遣いをなくすことを企図しているものでもなければ、それを手段として中に盛り込んでいるものでもございません。
○委員以外の議員(大塚耕平君) 最も核心部分の御質問だと思うんですが、一昨日も申し上げましたとおり、私どもはこの法案を提出をさしていただく背景となった様々な事件、事故、事案が公的年金制度の最もベースである年金制度の持続可能性や公平性に対する、とりわけ持続可能性に対する国民の皆さん...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) この法案は社会保険庁を困らせるために提出しているわけではございません。  まず、国民の皆さんが公的年金制度に対する低下した信頼性を回復できるかどうかというところに主眼を当てているわけでございまして、したがって、まず国民の皆さんが納付してくださった...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今るる御指摘をいただいた点について、何点かお答えをさせていただきたいと思います。  まず、海外の事例を例に取って御指摘をいただきましたが、これは先般の公明党の山本委員にもお答えを申し上げましたとおり、確かに海外の例は参考にはなりますが、しかし、日...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 私もよろしいですか。
○委員以外の議員(大塚耕平君) 再三の御指摘でございますが、国民の皆様は、先般こちらにおいでになりました舛添大臣もおっしゃっておられましたが、保険料であれ税金であれ無駄遣いはお望みでないわけでありますし、我々もそれは断じて許してはならないと思っているわけであります。  そこで、...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今おっしゃったのは、予算の範囲内で事務費を賄うということを法文は言っているわけでありますから、国庫負担金の話とは別だというふうに理解をしております。
○委員以外の議員(大塚耕平君) これ以上審議をしても意味がないという御指摘でございますが、私どもは意味があると思っておりますので是非御理解をいただきたいんですが。  同じ答弁を繰り返しても発展性がございませんので少し違う観点から申し上げますと、さきの常会でもどなたかが取り上げさ...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 御理解のされ方、受け止め方はそれは様々でございますので、坂本委員の御発言もできる限り私としてもあるいは私どもとしても理解をするように努めさせていただきたいとは思っておりますが、私が先ほど申し上げましたのは、税であれば無駄遣いがあってもいいということ...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) いや、法案は小さなものから大きなものまでいろいろございますので、この法案は、まず保険料を給付以外に使わないということを担保するための法案でございますので、その点は御理解をいただきたいと思います。
○委員以外の議員(大塚耕平君) 国費すなわち税金を無駄ないしは不公正に運営してはならないというのは、これは法的に改めて担保をするまでもなく当然の、国の為政者そして施行をつかさどる運営者の責務でございます。したがって、そのことを法案に書かなければならないということ自体は大変この国の...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) らちが明かないという御指摘は多少いささかなものかというふうに感じますが、この法案は意味がないというふうにおっしゃいますが、公的年金制度と税金、これ、両方に対して国民の皆様方の信頼がなければならないのは当然でございますが、あえて今までとは違う表現で申...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) それでは、繰り返し申し上げますが、この法案は、坂本委員の先ほど来の御指摘を自分なりに理解をいたしますと、税の無駄遣いをなくすための対応がこの中には盛り込まれていないから、この法案は、言わば、坂本委員の御発言をおかりすれば、らちが明かないあるいは議論...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 一昨日も御質問いただきました。大変重要な点でございますので、まず冒頭、概要を申し上げまして、お許しをいただければ、少し時間が掛かりますが御説明をさしていただきます。  手段としては、財源確保の手段としては、大体九つぐらいのパスを考えております。 ...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 予算編成過程については、坂本委員の御経歴からして私よりも相当お詳しいのではないかと思いますが、予算編成作業のワークロードを考えますと、これはその過程で次のように捻出をされるべきものだと思っております。  まず、予算編成の前提となっております、例え...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) ただいま建設的な御提案、アイデアの御提示もいただきましたが、確かにその財源の問題を考える場合に、保険料の積立金、この運用益をどうするかという問題もございます。  したがって、また午後にでも御質問があればお答えいたしますが、先ほど私が坂本委員のとき...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 御指摘の趣旨は理解はいたしますが、私どもとしては真摯に御説明を申し上げているつもりでございますので、十分に今までの説明を踏まえて御理解を賜りたいというふうに思っております。
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今、蓮舫議員が申し上げましたのは、特例措置分の事務費と年金相談、通知書送付等、その他のシステム経費等、これが今一番大きなものでございますので、これらを合算すると二千億ということでございます。
○委員以外の議員(大塚耕平君) いえ、これは、私どもは、常会で成立しました改正法が、国年法で申し上げますと七十四条、そして厚年法ですと七十九条、ここに広報、相談、教育というものが明記をされましたので、これがこのまま施行をされますと四月一日からそういった名目で経費を支出できますこと...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 御指摘の趣旨、よく分かりました。そこは、二千億であれば掛けてもいいという趣旨で我々申し上げているつもりはございませんで、過去の実績を見るとせいぜい上限は二千だけれども、この効率化そして合理化には極力努めるという方向には変わりはございませんので、そう...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 御指摘の基礎的行政経費、まずその部分の公正な取扱いを担保した上で、次のこの今回の法案の対応に進むべきではなかったかという点については、それは私どもも異論はございません。したがって、法案には基礎的行政経費のことは書いてございませんけれども、当然、基礎...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 山下委員の御指摘の御趣旨、よく理解できました。  そこで、一昨日から再三、私ども財源の問題も御下問をいただいているわけでございますが、今日も改めて坂本委員に御回答申し上げましたように、その財源の捻出の仕方として既定経費の節減ということを最初に申し...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) まず、今御質問いただいた点にお答えしまして、その後、委員長に資料要求のございました点について一言付言をさせていただきたいと思います。  まず、厚生年金の報酬比例部分、ここの事務費を国費で賄うのは公平性に欠けるのではないかという御指摘です。  た...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) ここは多少考え方の違いかもしれませんが、しかし厚生年金も、かつての厚生年金発祥当時のように企業がそれぞれの判断でやっているものではなく、厚生年金保険法という法律に基づいて運営をされているものでございます。そして、この厚生年金保険法に基づく厚生年金と...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今、社会保険庁の吉岡さんも総じてというふうにおっしゃられましたけれども、総じて保険料を使っているという事実は我々も理解をしております。  ただ、再三この一昨日からの議論で御説明申し上げておりますとおり、今回は、この保険料でそうした対応をしてきたこ...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 私の答弁を十分に御理解いただいているようで、本当にありがとうございます。  私が午前中に申し上げましたのは、これは財源について再三御下問をいただいておるものですから、どういう捻出の仕方があるかというバリエーションを全部で九つ申し上げました。  ...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) それは、六・八兆円の外数で申し上げたわけではございません。  そして、六・八兆円につきましても、再三御下問をいただいておりますが、今回の年金保険料、俗に言う流用禁止法案の流用の定義に当てはめて、ここは委員から大変厳しい御指摘もいただきましたけれど...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) 今、渡辺委員から御指摘いただいた点は、午前中に衛藤委員から御指摘を賜った流用の定義と、私どもがお示しをしました昭和二十七年から平成十九年までの数字を掲げておりますこの資料とのまさしく整合性の部分と同じ問題を違う切り口から御指摘いただいているものと思...全文を見る
○委員以外の議員(大塚耕平君) いえ、今回の法案は、もう保険料からは施設は造ることはできません。それは元々、常会で与党の皆様で成立させていただいた改正法でもそういう対応になっておりますので、その点については我々も同じ考えで、保険料からは造るということは想定をしておりません。
11月06日第168回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は、四人の参考人の皆様方におかれましては、お忙しいところ御出席をいただきましてありがとうございます。また、日ごろからそれぞれのお立場で日本経済の運営に御尽力を、御協力をいただいていることに御礼を申し上げたいと思います。  今後の...全文を見る
○大塚耕平君 今最後の方で御指摘のありました住宅の問題ですが、いただいた資料の七ページの左側のボックスのハにも建築確認の審査厳格化の問題が記述してございます。  御承知のとおり、八月は新設住宅着工件数は前年比マイナス四割以上ということで大変先行きを私どもも危惧をしているんですが...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  それでは、植田参考人にお伺いをしたいんですが、御説明いただいた資料の十九ページをお開きいただきまして、低インフレ率下の金融政策のオプションということで二つのお考えを聞かせていただきました。  御説明を伺った印象としては、モデレートなイン...全文を見る
○大塚耕平君 今、日本でインフレが起きているかどうかというのは非常に統計だけ見ていても分からないところがございまして、例えばJ—REITなんかは全体としての価格は下がっていますが、局地的には相当去年の秋ぐらいまでは上がっていて、前回のバブル時以上のバブルだと言われるような現象もあ...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、次に、順番からいえば加藤参考人なんですが、先に高田参考人にちょっとお伺いをしたいんですが、高田参考人から御説明をいただいた三ページの国富の減少のお話、大変印象深く聞かせていただいたんですが、ちょっと私の所見を簡単に申し述べさせていただきますと、ちょうど終戦...全文を見る
○大塚耕平君 あえてお伺いをいたしますが、もし高田参考人が金利政策にコミットできるお立場にあった場合には、上げ、下げ、ニュートラル、この状況においてはどれを選択されますですか。
○大塚耕平君 それでは、加藤参考人に大変興味深い資料を御説明いただきましたが、最初に十三ページを拝見して、オーバーナイト・インデックス・スワップでいつごろ利上げがあるかって、何かこれ解散時期を予測するスワップのように思えてしまって、職業病でいかぬなと思った次第なんですが、その一ペ...全文を見る
○大塚耕平君 例えば、そういうことにはなります。
○大塚耕平君 あともう一点、我々国会として対処しなければならない問題は、今回こういう事態、現下の状況のような事態に直面して、正副総裁三人が皆任期切れが同じタイミングであるというのは大変問題であると思っておりまして、この際、副総裁の任期は総裁とずらすべきであるとか、副総裁お二人のう...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、残された時間で、最初に植田参考人にお答えいただいて、その後、高橋参考人、高田参考人、加藤参考人に簡単に御意見を言っていただければ助かるんですが、日銀の審議委員を御経験になった植田参考人として、日銀の総裁に求められる要素を三つほど是非述べていただきまして、そ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。     ─────────────
11月21日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○大塚参議院議員 民主党の参議院の大塚耕平でございます。  御指名をいただきましたので、冒頭に一言、私どもの法案をこうして衆議院の厚生労働委員会でも御審議いただけることを心から感謝申し上げたいと思います。  今のお話、私も聞いておりまして、本当に愕然といたす気持ちでございます...全文を見る
○大塚参議院議員 大塚でございます。御質問ありがとうございます。  先ほども御指名いただいたときに若干申し上げましたが、私どもは、年金制度のポイントは三つあると思っております。一つは年金制度の維持可能性。そして、制度設計の中でそれが公平に扱われているかどうか、公平な制度設計にな...全文を見る
○大塚参議院議員 お答えいたします。  無駄をなくす仕組み、仕掛け自体は、この法案の中には制度設計としては入っておりません。ただ、経費を税で賄わせていただくことによって、保険料が特別会計の中で、国会や議員の皆様方の十分な監視が及ばない状況の中でさまざまな形で使われたことを考えま...全文を見る
○大塚参議院議員 大塚でございます。  御指摘の点は、参議院で財源の議論になりましたときに、財源を捻出する方法論としてどういうバリエーションが考えられるのかということで、私の方から九つの考え方を申し述べました。そのうちの、非常にいわば優先度の低い、むしろ採用すべきではないけれど...全文を見る
○大塚参議院議員 お答えいたします。  恐らく、今所得代替率の御質問が出たということは、給付に充てるということは給付水準を上げるということかというふうに御理解されたんだと思いますが、そういう意味ではございません。給付水準は、私どもの制度設計の中で、年金の持続可能性、維持可能性を...全文を見る
○大塚参議院議員 お答えいたします。  年金数理計算の現行の計算結果が正しいかどうかという点についてはちょっと私どもも異論はあるんですが、現在の厚生労働省が開示をしている、九十五年後に一年分残るというこの計算が正しいとすれば、今御指摘のとおり、二千億分掛ける九十五年分掛ける運用...全文を見る
○大塚参議院議員 お答えいたします。  二〇一一年度にプライマリーバランスを均衡化させるという、このベンチマーク自体は政府と私どもと一緒でございますので、そういう意味では、政府と同じ経済前提に立つとすれば、二〇一一年度までに五年間で最大十四・三兆円の歳出削減を行った場合に、二〇...全文を見る
○大塚参議院議員 若干補足をさせていただきます。  十四・三兆は、辻議員の御説明では中期的なというふうに表現をさせていただきましたが、これは、プライマリーバランス均衡に向けて、税収がふえたり、あるいは本当に不要不急の歳出を削っていくという中で十四・三兆を確保していくということに...全文を見る
○大塚参議院議員 お答え申し上げます。  今の田村委員の御質問の観点からすれば、確かに、私どもは中長期的なプライマリーバランスの均衡に向けた十四・三兆以上の努力をしなければならないというのは、多分事実だと思います。  ただ、その際に、例えば先ほどは公共事業のシーリングでマイナ...全文を見る
○大塚参議院議員 お答え申し上げます。  私どもがもし政権を担わせていただければ、その際には特別会計はなくなるわけでございますが、今回の法案は現在の制度的枠組みの中での財源捻出の議論でございますので、その中でどういう手段があるかと問われれば、そのバリエーションの一つとしてそうい...全文を見る
○大塚参議院議員 お答え申し上げます。  現在の数字と私どものマニフェストの六・四兆円を差し引きすると、それはもうそのとおりでございます。  ただ、私どもは、例えば財源移譲等あるいは税源移譲等によって地方に回る一括交付金のトータルの金額をどうするかということについては、これは...全文を見る
○大塚参議院議員 これは個々の予算項目をつぶさに検討させていただきつつ、しかし、私どもとしては、残念ながら、その中が、本当にこれが必要なものかどうかということを細目にわたるところまで情報をしっかりフォローいたしませんとわからない部分がございますので、ある程度予算書をにらみつつつく...全文を見る
○大塚参議院議員 お答え申し上げます。  今の御質問に対しても、先ほどのお答えを若干繰り返させていただくことになりますが、どの程度の財源をどこからというのは、私どもが予算の細部にまでわたって十分な情報を把握できるような状況になってこそ、責任ある、より細かな数字を御提示申し上げら...全文を見る
11月22日第168回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今日は渡辺大臣の御日程等もお伺いをしておりますが、スタート時間が大変変則的に、かつ遅くなりましたので、恐らく渡辺大臣の御日程にちょっと引っ掛かってしまうと思いますので、委員長並びに理事の皆さんによろしくお取り計らいをいただきたいと思っ...全文を見る
○大塚耕平君 今、資料をお配りをさせていただきました。この問題、随分限定された話題に関心が集まっているわけでございますが、やはり当委員会で大臣に御答弁いただくに当たって、改めて少し論点の整理を、私なりの認識を申し上げて、その上で質疑を始めさせていただきたいと思いますが。  今お...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃるとおりでございます。  防衛問題も大事ですが、だからといって防衛関係の予算で大変ずさんな予算の使い方をしていいというわけではないと。したがって、そのことにしっかりと取り組んでいただくのが仕事であり、そういう構造になっていなかったり、防衛関係予算がですね、...全文を見る
○大塚耕平君 守屋さんは、たしか調本事件が起きまして防衛庁の幹部が大量にお辞めになったときに、当時の施設庁施設部長であった立場から官房長に抜てきしたのは当時の額賀長官御自身でございます。そういう意味では、守屋さんの能力をどのように評価しておられて、その後どういう信頼関係にあったか...全文を見る
○大塚耕平君 当然、信頼をしておられたわけだと思いますし、その後も良好な関係が続いておられたわけですね、今回のことが明らかになるまでは。
○大塚耕平君 額賀大臣は本当に御丁寧に答弁をしていただけるんですが、できればジャストミートしたお答えをいただけると本当に有り難いんですが、要は信頼をしておられたということだと思うんです。  信頼をしておられたということであれば、例えば私が僣越ながら額賀大臣のような立場で守屋さん...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、お伺いをさせていただきたいんですが、例えば大臣が防衛庁長官に在任中の当時防衛庁から山田洋行への発注契約額、件数、金額を教えていただきたいと思います。
○大塚耕平君 数字だけ簡単に。
○大塚耕平君 それは、契約形態は随意契約、一般契約、二十件の内訳はどうなっていますでしょうか。
○大塚耕平君 大臣は、二〇〇五年十月から二〇〇六年九月までの防衛庁長官在任中に、山田洋行とのこういう取引関係について何か問題意識をお持ちになったことはありますでしょうか。
○大塚耕平君 いや、それは今のお答えはちょっと残念なところがございまして、私は、例えば去年のゴールデンウイーク、三月から四月、五月にかけてですね、沖縄の普天間移転とか米軍再編について随分当時の長官が御活躍になって、私も実は守屋さんの名前を知ったのはそのときが初めてなんですが、長官...全文を見る
○大塚耕平君 大変温厚に御答弁されるので、ついすうっと聞いてしまうんですが、やっぱり当時の防衛庁長官としてこういうことに問題意識を持たれないというのは解せないというふうにまず申し上げておきます。  その上で、随分一気呵成に普天間やそして米軍再編の問題を解決しようとしておられるな...全文を見る
○大塚耕平君 今おっしゃった理由自身はよく分かります。しかし、今こういう事態になって何が言われているかと、巷間ですよ、巷間何が言われているかといえば、この米軍再編や沖縄の基地移転に伴う様々な建設利権であるとか、そういうことに伴う力学がいろいろ働いていたのではないかなということが問...全文を見る
○大塚耕平君 今日お配りした資料の中に、一枚、こういう資料がございます。日本ミライズの社外説明資料ということで、去年の十二月ぐらいからゼネコンさん等がお持ちになっているものでございますが、日本ミライズはこのグアムの事業に、この下の図でいいますと、米国企業A社の下で参画をするという...全文を見る
○大塚耕平君 いや、もちろん私もコメントする能力はありませんが。  つまり、こういう動きの中で今回の問題が様々起きているということであります。そして、冒頭御説明申し上げましたように、その過程では、前段として、日本ミライズが山田洋行から分離をして独立をするきっかけとなったのが、山...全文を見る
○大塚耕平君 防衛省の方で御存じの方がいれば。
○大塚耕平君 門間審議官は今何を担っておられますか。
○大塚耕平君 いや、そのことをもってしてだからどうだと言うつもりはございません。どうだということを言うつもりはございません。しかし、いろいろと、いろいろと不可思議なことが一杯あるので、ここをきれいにまさしく国民の皆さんに御理解いただけるような御説明をした上で、李下に冠を正さずとい...全文を見る
○大塚耕平君 私が申し上げることではありませんが、委員会の運営上もし必要であれば、この後RCCの山田洋行の債権処理、和解についてお話をさせていただきますが、話がもし中断するようであれば、この時点で委員長に運営について御指示をいただきたいと思います。
○大塚耕平君 渡辺大臣には、お戻りいただきましたので端的にお伺いをしたいんですが、先ほどのこの一枚目の私がお配りした図でございますが、これを見ると、二〇〇四年にRCCと山田グループが和解しておりまして、そこで、これは大臣でも結構ですし参考人の方でもいいですから一言で答えてください...全文を見る
○大塚耕平君 そこで、もう一枚、縦に書いたRCCとこのグループとの和解条件というものがございますが、RCCはなかなか情報を開示してくれない、民間組織だから開示できないということなので推定をするしかないんですが、いろいろ出回っている資料、そして関係者から聴取したところ、山田グループ...全文を見る
○大塚耕平君 ビデオを拝見しましたら、開廷後三十二分ぐらいがたったところでこの国際研修交流協会の件を辻委員が取り上げました。そして、四月の二十日、こういう会合があったかどうかということを辻委員がお聞きになりました。  大臣はこうおっしゃいました。辻さんはそのときに、議事録がまだ...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、財務大臣というのは本当に重要なお立場でございます。私もずっとこの委員会に所属をさせていただいて、歴代の大臣といい議論をさせていただいて、時にはかつての塩川大臣などからはおしかりも受けながら、国政に参画をさせていただいております。大臣は本当に大事なお立場でありま...全文を見る
○大塚耕平君 大変丁寧にお答えいただく姿勢には敬意を表しますが、残念ながらこれまでの議論と私どもなりに入手をしている情報等を総合しますと、十二月四日の会合について、こうして協会の名前が出た上で質疑を受ける前に、事前に協会の理事長といろいろ接触を図って何がしかのひょっとするとお願い...全文を見る
○大塚耕平君 私の問題意識は申し述べたとおりでございますので、その点については是非御確認をいただきたいと思います。  それでは、RCCについて少し大臣にお伺いをいたしますが、簡単で結構なんですけれども、この一連の経緯を考えると、この件のRCCの和解は、和解はもう一回よく財産調査...全文を見る
○大塚耕平君 この委員会で再三RCCについては議論しているんですが、RCCは民間組織になったので、言ってみればこういう和解について詳細は一切申し上げられないという立場でずっとここ数年審議が続いておりますが、RCCは、大臣、株主はだれでしょうか。
○大塚耕平君 つまり、これは国の組織と同然というよりも国の組織でありますので、その国の組織が和解をするに当たって、特定の先に有利な条件や、あるいは十分な財産調査権を駆使しないで行っているのではないかという、そういうことを繰り返し問われているわけでありますので、今後この委員会におい...全文を見る
○大塚耕平君 もう一つ金融庁にお伺いしますが、RCCの話はそこまでにしておきまして、通告をしてありますけれども、例えば不正資金の管理口座や偽名口座、マネロン口座等については、これは金融庁は検査ができる、そして事実関係を金融機関に開示を求めることができるお立場であるという、そういう...全文を見る
○大塚耕平君 つまり、金融庁の担当官、ある一定の職位の方以上だと思いますが、並びに大臣は、今おっしゃったような権限を行使して、もし不正資金の管理口座や偽名口座やマネロン口座の疑いがあるものがあれば、金融機関から情報開示を求めて、その事実関係を知ることができるという、よろしいですね...全文を見る
○大塚耕平君 私がなぜこんなことをお伺いしているかといいますと、額賀大臣の件も含めて、ここ数週間、いやいや一、二か月ずっと話題になっていることは、これから国民の皆さんに理解をされる防衛政策を行う上で乗り越えなければならない様々な疑義があるという、こういう状況になっているわけであり...全文を見る
○大塚耕平君 まあ教科書どおりの御回答としてはそういうことになりますが、これは当然この口座は調べなければ、もう国民の皆さんの納得は得られないわけですから、金融庁は捜査機関でないというならば、これは捜査機関がしっかりその権限を行使して調べるべきだと思います。まあやっておられるのかも...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、あなたがじゃないです。外務大臣は知り得る立場ですか。
○大塚耕平君 大臣、財務大臣は防衛庁長官のときにもう既に給油やっていましたからね。大臣はその二社を御存じですか。
○大塚耕平君 日米同盟にかかわるこの重要な問題も、何が問題になっているかというと、今日ずっと私は防衛利権の話をしているわけであります。この給油も不適正な取引ではなかったということさえ証明されればまた話は変わってくるかもしれないんです。  今日は党首会談で何をやっているか知りませ...全文を見る
○大塚耕平君 それから、国際研修交流協会、それから、期せずして大臣のお昼の調査によって日米平和・文化交流協会の話が出てまいりました。国際研修交流協会については、亡くなられた元総理大臣の肝いりでつくられたものであるというふうにも伺っておりますが、巷間いろいろと言われている協会である...全文を見る
○大塚耕平君 大臣のおっしゃることは分かります。  しかし、私が申し上げたいことも是非、御納得いただけないまでも御理解はいただきたいと思います。そして、このことを明らかにして、我々が納得して、また財政健全化に向けて日本国の財務大臣の下でしっかり、与党であれ野党であれ仕事をできる...全文を見る
○大塚耕平君 その上で、防衛省にお伺いをいたします。  再びこの私がお配りをさせていただいた資料をごらんいただきたいんですが、要は、米軍再編、沖縄、CX調達、必要なことはやらなくてはいけません。しかし、現下の財政の状況下で、間違っても不公正ないしは不効率な調達を行ってはいけない...全文を見る
○大塚耕平君 積算できる状況ではない割には、去年のゴールデンウイーク、ちょうど額賀大臣と守屋さんが近年の大臣や次官には見られないようならつ腕で一気に問題を解決したときには、米国のローレスさんからは三兆円、守屋さんは計算をしたら二兆円だというような数字もおっしゃって、おまけに早々と...全文を見る
○大塚耕平君 いや、早々と一年半前にこういう報道があるんですが、じゃ今後つくる計画があるということですか。
○大塚耕平君 この事業主体が、中断前の質疑の中でも御説明しましたが、この日本ミライズの資料の中に、どこかに出てくるということはございませんか。
○大塚耕平君 それに相当する位置付けのものが何か組み込まれていないかということです。
○大塚耕平君 審議官にお伺いしますが、審議官は会計課長として財務省からいらっしゃって、防衛省会計課長の職にお就きになって、守屋次官から大変な信頼を得ていたというふうに伺っておりますが、財務省から会計課長でいらっしゃって審議官まで残って、大変長く在任するというケースはこれまでの人事...全文を見る
○大塚耕平君 私たちが心配しているのは、財務大臣、これはだから財政をお預かりになる立場として申し上げますが、いろいろ公共事業も、与党の皆さん御承知のとおり、概算要求の段階からマイナス三%のシーリングが掛かり、なかなか従来の建設の世界では、その分野でこれまで頑張ってきた方々が十分に...全文を見る
○大塚耕平君 今日は日程が大変変則的になったために、本来は尾立議員も質問をさせていただくはずでしたが、私が尾立議員の分も言わば託されて今質問を続けさせていただいておりますので、最後に一言外務省に申し上げて、尾立さんの残された質問をその後はちょっとお伺いをさせていただきますが。 ...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、残された時間で財務大臣にもう一回お伺いいたします。  尾立さんの疑問は、財務大臣がこの一連の問題、くどくて恐縮ですが、事務所の日程表や防衛庁長官時代の日程運行表、ジェームズ・アワー氏とのかかわり合い等について調べた結果何も出てこなかったと再三言っておられ...全文を見る
○大塚耕平君 したがって、その無任所の時代の運行表のことではないと言っておられるわけですね。無任所の時代については何をお調べになったんですか。
○大塚耕平君 それから、今週の月曜日、先週の月曜日ですか、私どもの同僚議員の白議員の質問に対して、宮崎さんとゴルフをやったかやらないか、最近はやったことがないし、そんなにやったという思いが浮かんでこないと、守屋氏とは二、三回したというふうに発言をしておられますが、その当の守屋さん...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、山本一太議員の先ほど私が引用いたしました質問に対して守屋さんが、建設利権にまつわるようないろんな依頼は受けることがあるという御発言をしておられますが、防衛庁長官を御経験されたお立場から、この守屋さんの発言をどう思われるか。  もう一回読み上げますよ。こう...全文を見る
○大塚耕平君 今日は、大変変則的な審議の中でいろいろ聞かせていただきました。そして、随分役所の方にもいろんなところからおいでいただいておりますが、せっかくおいでいただいたのに十分お伺いできなかったところもございます。お伺いできなかった先についてはまた改めてお伺いをさせていただきま...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、今日、いろいろ委員長、また理事、委員各位にお願い申し上げましたことをよろしくお取り計らいいただきますことをお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
11月28日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○大塚参議院議員 大塚でございます。  御指示でございますので読み上げさせていただきますが、流用の定義、   法的には、国民年金及び厚生年金保険の被保険者が納付した保険料(以下、保険料と呼ぶ)を、国民年金の給付及び厚生年金保険の保険給付(日本国籍を有しない者に対する脱退一時金...全文を見る
○大塚参議院議員 大塚でございます。  参議院と連携していないのかという厳しい御指摘がありましたが、私どもは参議院議員でございますので、御理解をいただきたいと思います。  今御指摘いただきました点につきまして、定義が二つあるのかということでございますが、まず、私どもの参議院の...全文を見る
○大塚参議院議員 お答えをいたします。  先ほども御回答申し上げましたが、法的な定義は一つでございます。繰り返しますが、「国民年金及び厚生年金保険の被保険者が納付した保険料を、国民年金の給付及び厚生年金保険の保険給付以外の費用に充てること」を指しているわけでございます。  た...全文を見る
○大塚参議院議員 井澤委員にお答えをいたしたいと思います。  与党と野党で分かれて議論をしているわけでございますので、なかなか私どもの主張を一〇〇%御理解いただけないということは、残念ではございますが、そういう状況になり得るということはやむを得ないことではないかというふうに思っ...全文を見る
○大塚参議院議員 私どもといたしましては、再三御説明をさせていただいておりますが、あくまで、予算措置を伴う法案が成立した場合には、予算編成の過程でこれを捻出することが第一義だと思っておりますので、るる幾つかのバリエーションを御説明した中では、優先度の低い手段であるということは御理...全文を見る
○大塚参議院議員 ぜひ御理解をいただきたいのは、私どもから提案をしたというわけではございませんで、参議院の審議の過程において、財源を捻出する手段としてどのようなものがあるかという御下問を受けたわけでございますので、そのことに対して、バリエーションとして整理して御説明を申し上げたわ...全文を見る
○大塚参議院議員 お答えいたします。  繰り返し御説明をいたしておりますが、この予算については、例えば、今の予算編成の過程においても、まず政府から、公共事業や防衛費、それぞれにシーリングを課した上で概算要求が、大体想定される最終的な政府原案の一・一倍から二倍の規模で要求が出され...全文を見る
○大塚参議院議員 木原委員にお答えをさせていただきます。  午前中の質疑を踏まえて私どもの年金制度について御質問をいただいたわけでございますが、まず、率直に申し上げて、完全に詰まっているかと御質問をいただくとすると、これは午前中に申し上げたとおり、まだ詰めるべき点が多々ございま...全文を見る
○大塚参議院議員 無駄遣いを排除する努力は引き続き続けてまいりたいと思っております。
○大塚参議院議員 木原委員にお答えをしたいと思います。  まずは、財務省の御職歴があられて、国会対応で趣旨説明等を書くときに一言一言重みを持って書いておられたそのお気持ちがよく伝わってまいりましたので、私どもといたしましては、その御指摘は真摯に受けとめて、今後も努力をしてまいり...全文を見る
○大塚参議院議員 御指摘の点でございます。今足立議員が御回答申し上げた部分ですが、給付に使うということは、これはいわば後入れ先出しで、新しく今年度に歳入として入った保険料を給付に即使うということを必ずしも意味しているわけではございません。これはやはり給付の財源となる、その財源の中...全文を見る
○大塚参議院議員 そういう意味でございます。
○大塚参議院議員 税財源であったとしても無駄遣いがあれば、例えばそのことによって国民の皆さんが何か政府は無駄なことをしているなというまさしく疑義を抱かれることはあります。当然それはあってはならないことでありますが、少なくとも、直接、国民の皆さんがこれは年金のために納付しているんだ...全文を見る
○大塚参議院議員 先ほどの木原委員、長崎委員と、それぞれ財務省の御出身で、財政健全化に向けた強いお気持ちが伝わってまいりますし、私どもも同じ気持ちでございますので、その観点からお答えをさせていただきます。  再三御報告をしておりますように、私どもは、予算編成の過程で捻出をすると...全文を見る
○大塚参議院議員 確認ですが、恐縮ですが、一般会計に移すことによって一般会計の無駄がなくなるという御質問ですよね。
○大塚参議院議員 まず、結論から申し上げますと、一部に無駄があったという認識だと思います。  これは、今の辻議員の答弁を補足させていただきますと、私どもとしては、この法案の定義上、保険料を給付以外に使うことをこれまでの審議の中で流用というふうに申し上げさせていただいておりますの...全文を見る
○大塚参議院議員 逆に申し上げたつもりはございませんが、もし誤解を呼んでおりましたら、そこはしんしゃくをしていただければと思います。
○大塚参議院議員 失礼しました。そう申し上げたとしたら、そこは委員長の御指摘のとおり、今後は税金、国庫でということでございますので、おわびして訂正をさせていただきます。
○大塚参議院議員 お答えをさせていただきたいと思います。  先ほど長崎委員の御質問のときに例示で申し上げましたように、保険料で賄っていた事務費が、例えば一般会計で二千億賄われるということになった場合、今まで一般会計の中にあった二千億は何らかの形で押し出されるわけであります、もし...全文を見る
○大塚参議院議員 まず、今の御質問にお答えする前に若干補足をさせていただきたいんですが、林委員の御指摘は大変的確な問題意識で、もし厚生労働省の予算の中から削ろうとすれば、後段の御質問につながりましたように、一体どこに無駄があるんだという話になるわけでありますが、日本の予算編成は省...全文を見る
○大塚参議院議員 そういう認識ではございません。また、この法案自体は、小沢代表のその発言の以前からしっかり精査をしておりましたので、ぜひとも御理解をいただき、採決をしていただければと思っております。
○大塚参議院議員 給付以外に使うべきではないというのは、そのとおりでございます。  後段の部分につきましては、それが本当に必要だということが認定をされれば、別途の対応によって議論をすべき問題であるとは思っておりますが、少なくとも、私どもは給付以外には使うべきではないというふうに...全文を見る
○大塚参議院議員 財源については再三御質問をいただいておりますけれども、私どもが申し上げております、予算措置が必要な成立した法案と予算編成の事務プロセスとの関係についての発言は首尾一貫をしておりまして、間違っていないと思っております。ちなみに、もし予算措置が必要な法案についてすべ...全文を見る
○大塚参議院議員 繰り返し、参議院からの一連のこの答弁については、予算編成の過程でのバリエーションとしていろいろ御提示を申し上げているということを御説明させていただいております。  そして、我々は、先ほどの内閣法制局長官の答弁なども踏まえ、一般論として、やはり予算対応が必要な法...全文を見る
12月06日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございます。  今、浜田委員の質疑は大変興味深く聞かしていただきましたが、私も、この新法の審議に当たって、この新法の適否を判断するに当たって、防衛省及び防衛政策が適切に運営されているかという観点と、やはりもう一つ、米国と協力関係にあることは結構なこと...全文を見る
○大塚耕平君 今長官が多分読んでおられる紙の下の方には、制服組のOBも退任後は文民であるというふうに書いてありませんか。
○大塚耕平君 長官の理解は分かりましたが、それは私は、この今回の防衛省改革会議でひとつ十分に御検討いただきたいと思います。  制服組の特に幹部の皆さんですね、OBになられた後どういうお立場にあるかによっては、やはり現役防衛省の組織と深いこれは関係があるいは人間関係があるわけでご...全文を見る
○大塚耕平君 石破大臣には見解の相違だというふうに私申し上げたんですが、お伺いせずにそう言うのも失礼ですので、ひょっとすると石破大臣は、防衛省の事務次官や防衛大臣は、防衛省の組織の一部であるという観点からすると、必ずしも、文民統制といった場合に、その方々の統制ではなくてやっぱり国...全文を見る
○大塚耕平君 そういうことであれば大分私も近い考えなんですが、今非常に重要な御答弁をされました。事務次官であっても自衛隊員であると、そして文民の範疇ではないということですから、これは非常に前向きな答弁だと思います。ということであれば、防衛大臣、これは政治家です、そして総理大臣、こ...全文を見る
○大塚耕平君 そこは見解の相違でございますが、先ほどどなたかがおっしゃいましたが、文民統制といっても二段階あると。つまり、オペレーションの過程でしっかり行われているかというお話もありました。非常に重要な御指摘で、今回法案に書かれているというのは、文民統制におけるスケルトン部分はし...全文を見る
○大塚耕平君 社給。
○大塚耕平君 官房長官も御存じないんで、私も安心しました。私もおととい初めて知ったわけですから。これ、官給は、官が支給するの給と書いて、そして社給は企業の、会社の社が給すると書いて社給と、こういう言葉があるんですね。  この官給とは何かということですが、一言で、参考人でも結構で...全文を見る
○大塚耕平君 つまり、そういう機器を防衛省の方が提供する行為を官給といいますね。  これ十二時でいったん多分休憩に入ると思うんですが、これ戦前に使っておられた官給という言葉と今使っておられる官給という言葉とちょっと意味が違うというふうに私は理解しておるんですが、どなたか御答弁で...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、だから、御存じなければもう御答弁いただかなくて結構です。
○大塚耕平君 これも防衛省改革会議で重要な論点にしていただきたいんですよ。今回はCXのGE社製のエンジンを官給にするということが平成十三年のRFP、つまりリクエスト・フォー・プロポーザルの中に既に防衛省自身の手で書かれているんですね、エンジンは官給にすると書かれているんです。もう...全文を見る
○大塚耕平君 午前中に続いて、官給について御質問させていただきます。  午前中の最後に石破大臣は、経済性を追求するとエンジンなどは官給にするべきだというふうに、この平成十年三月三十一日の紙に書いてあるということをおっしゃいました。まず、経済性を追求するとというと、今回このエンジ...全文を見る
○大塚耕平君 瑕疵担保責任の話は部門会議等で防衛省の皆さんに御指摘申し上げているので御報告が上がっているんだと思いますが、今日はそこには入りませんけれども、瑕疵担保責任の問題もあるんですが、冒頭申し上げましたように、この新法を議論するに当たっても、防衛省、防衛政策が適切に運営され...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、まだできていないということですね。もう一度。
○大塚耕平君 そういう中で、グアムのプロジェクトに関して防衛省が関係業者を集めて説明会を行ったということについても既に認められておりますけれども、これはいつだれがどのような先を集めて行ったのか、もう一度お答えいただきたいと思います。
○大塚耕平君 そのときにお配りいただいた資料等は我々に提出していただけますか。
○大塚耕平君 まだ中身は見てないわけでありますが、その中にはこのSPCをつくるということは記載してございますか。
○大塚耕平君 大臣、ここは、先ほどもこの新法の議論の背景にある日本の防衛政策の大きな問題意識はお伝えしましたが、この問題も、まあ今更私が申し上げるまでもありませんが、去年日米で合意して早々に事業計画が四月の二十七日に明らかにされてSPCをつくると、そしてこういう状況になっている中...全文を見る
○大塚耕平君 是非こういう様々な私どもの不安を解消していただかないと、やはりこの新法も適否を判断する上でも目が曇りますので、そのことを申し上げているわけであります。  現職官僚の方の名誉のために申し上げておきますが、その方がだからどうだということを私は申し上げているつもりはあり...全文を見る
○大塚耕平君 大臣のお考えは分かりますけれども、この商社名、二社をここまで秘匿をされる合理的理由が分かりませんし、国会議員に、しかも一部のその関係の委員会に所属する国会議員に対しても開示できない合理的な理由が分かりませんので、是非、委員長、理事におかれては適切に御対処いただきたい...全文を見る
○大塚耕平君 イエス、ノーでお答えいただきたいんですが、官房長官、官房長官はこの二社のお名前御存じですか。
○大塚耕平君 外務大臣は御存じですか。
○大塚耕平君 先ほど申し上げましたように、そういう中で巷間、ちまたを流れている二社の名前があるわけですよ。  そうすると、ちょっと石破大臣にお伺いしますが、防衛省の中で何人ぐらいの職員の方がこの社名を御存じですか。
○大塚耕平君 担当大臣も御存じなくて、省内で何人がこの情報に触れているかも御存じないということも、ちょっとこれだけ問題になっている中ではいささか驚きの御答弁ではあります。ちまたを流れているということは、ひょっとするとその何人かの知り得る立場にある方々の行動をやっぱりモニターするの...全文を見る
○大塚耕平君 それ以前はございますか。
○大塚耕平君 それ以前のデータはお手元にありますか、前身の団体への補助金も含めて。いや、なければないでいいです。
○大塚耕平君 それでは、そこの協会に独立行政法人国際交流基金から助成金として、つまりその独法に回っている補助金から経由して入っている資金はどのぐらいあるかは把握しておられますか。
○大塚耕平君 これもここでは結論出ないと思うんですが、日米平和・文化交流協会は果たしてこの社団の定款に定めたような業務をやっているのかどうか、そしてこの補助金が、ないしは、今国際交流基金からの助成金だということを御確認いただきましたが、その助成金が本来のこの協会の行う業務に使われ...全文を見る
○大塚耕平君 文化交流ではないですし、この平和という名前に多分引っ掛けて安全保障と言っておられるんだと思いますが、石破大臣、安全保障にかかわるこのような検討を、私はですよ、私は、こうした外部の組織、いろいろ御関心を持っていただくのはいいんですけれども、そこに、その安全保障会議に国...全文を見る
○大塚耕平君 ここも見解の相違ですけれども、それだけ大勢の国会議員あるいは要職にあられる方がかかわっている組織であるならば、何もこういう外部の組織で、そこに助成金、しかも国際交流基金で一度そこでスクリーニング掛けてから言わばこの協会に資金を出して、その資金を基に様々な会議や派遣を...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、このRCCに債権が持ち込まれて和解をしたのは二〇〇四年なんですよ。これは最後に大臣にお伺いしたいんですが、そのグループの一〇〇%子会社が山田洋行で、言ってみれば公共調達をするときに、相手側が財務状況が大変厳しくなっているとすれば、それは公共調達の相手方として財...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
12月19日第168回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○大塚耕平君 民主党の大塚でございますが、派遣団の議員の皆様方、大変お疲れさまでございました。と同時に、今回の派遣は通常のODAの視察とはちょっと違いまして、日本のODA史上まれに見る大事故の後に現地調査をするということでございますので、まず、委員会の一員として現地で犠牲になられ...全文を見る