大塚耕平

おおつかこうへい

選挙区(愛知県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

大塚耕平の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第186回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は経済と外交に関する集中審議でございますので、両問題について建設的な議論をさせていただきたいというふうに思います。  まず最初に、グラフをお配りをこれからさせていただくと思いますので御覧をいただきたいと思うんですが...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。  二枚目の資料を御覧をいただきたいと思うんですが、私どもも認識は一緒なんです。お手元にもお配りをしておりますので、二枚目の資料でございます。財政健全化と経済成長は現下の安倍政権においても重要課題であると同時に、私どもももちろん重要課題とし...全文を見る
○大塚耕平君 はい、結構です。ありがとうございました。  総理の御配慮は大変有り難いんですが、今私がお伺いしたのは、衆議院において民主党政権下では基礎的財政収支が十二兆悪化したと発言しておられるので、それは違いますということだけ私は申し上げたんです。それで、総理、建設的な議論を...全文を見る
○大塚耕平君 財務大臣は、衆議院の議事録を読ませていただくと、もちろん繰越明許の話にも言及しておられて、十分その制度的な仕組みは御存じの上で対応しておられると思うんですが、繰越明許は一年しか延長ができないということは御答弁しておられましたけれども、もう一年できる仕組みがあるんです...全文を見る
○大塚耕平君 はい。
○大塚耕平君 さすが麻生大臣であります。繰越明許は財政法十四条の三、事故繰越しは、実は会計年度独立の原則を定めた四十二条の後段の方に書いてあるんですけれども。  実は、この単年度主義あるいは会計年度独立の原則の例外的な繰越明許や、更にもう一年だけ、つまり三年目まで対応可能な事故...全文を見る
○大塚耕平君 いや、これはまさしく建設的な議論をしたいんで。  財政法上には基金というものの根拠はないんですよ。基金という言葉も一回も出てきません。  基金という仕組みはいつ頃から始まったというふうに、まあ国会議員歴の長い麻生大臣でありますので、お考えでしょうか。(発言する者...全文を見る
○大塚耕平君 もう一回財政赤字のグラフ出していただけますか。  大事なところで総理がちょっと席を立たれました。これはもちろん委員長の了解を取って立っておられるのでしようがないですけど、残念ですので、後でお伝えくださいね。  基金がいつから始まったか、それは私も知らないんですよ...全文を見る
○大塚耕平君 そして、私が調べた限りでは、その補正予算に入っていた基金のうち、さらに十三基金は本予算でも同じように更に造成されているんですね。  麻生財務大臣は衆議院で、補正予算の中における基金につきましては、これは二十五年度中にまず事業に着手するということですというふうに答弁...全文を見る
○大塚耕平君 私は、その基金の制度が一〇〇%まずいなどとは思っていません。稲田大臣、じっと真剣に聞いていただいていて有り難いんですが。  この財政赤字のグラフでいうと、私のおぼろげな記憶では、やはり九〇年代、バブル崩壊後に景気対策で補正予算組まなきゃいけないというときに、何かい...全文を見る
○大塚耕平君 議員立法でも結構だと思いますので、大家さんに相談をさせていただきたいと思います。  次に、株価とマネタリーベースのグラフをちょっと御覧いただきたいんですが、その次の三枚目のグラフでございます。これも秋に御覧いただいたんですが、直近までデータを延ばしてきておりますの...全文を見る
○大塚耕平君 プライマリーバランスのところは、別に小さく書いたわけではなくて、二・六兆を差し引くと私どももマイナスだったとさっき私はっきり申し上げていますので、ここで。まさしくフェアに議論させていただいているつもりなので、是非総理におかれても、この平成二十一年度のマイナス十三・一...全文を見る
○大塚耕平君 失業率が改善しているのは、それはもう喜ばしいことなんですが、ただ、この失業率や求職者等の定義を含めた統計の在り方を見直そうということが、これは私どもの政権の時代に始めたものを先頃おまとめいただいて統計見直しの方針を決定していただいたんですね、安倍政権の下で。それはま...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。一刻も早く実現をしていただきたいと思います。  その上で、ベアなんですけれども、ベア、実現できればいいですけれども、多くの方が、やはり非正規の方が二千万人以上いらっしゃって、ベアだけではどうにもならないし、五千万人のいわゆる正規の就業者の方々...全文を見る
○大塚耕平君 私ももちろん正規しかやったことございませんので麻生大臣ほどは存じ上げておりませんが、ただ、非正規の方ともいっぱいお話をしておりますので、非正規の方にとっては、ベアとか定昇とかそういう議論が行われていても、言わば空中戦で、自分たちには何の関係もないという感じなんですね...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、残された時間で、次は外交について、集団的自衛権について議論をさせていただきます。パネルをお願いします。  これも臨時国会のときにお話をさせていただいたのを御記憶にないかもしれませんが、総理、集団的自衛権や集団的安全保障の話は、これは当然、国会議員みんな関...全文を見る
○大塚耕平君 今まで、そして今の解釈はこうなんですね。  そして、総理がおっしゃるように、国際情勢が変わってきたと。そういう中で、これまでの解釈との理、つまり論理的な正当性を維持しつつ、どういうふうに対処するかということに知恵を絞って、それを隘路を見出して対応していただくのが時...全文を見る
○大塚耕平君 もうもちろん終わりますが、是非、義を重んじる政治、これは大変大事でありますが、同時に、理のない政治はやはり国民から支持を受けない蓋然性が高いということを御理解いただいて、今後の御奮闘を期待したいと思います。  私の質問は以上で終わります。
03月04日第186回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○大塚耕平君 予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。  派遣団は、山崎委員長を団長とする十三名で編成され、二月十七日及び十八日の二日間、福島県を訪れ、東京電力株式会社福島第一原子力発電所の現状を視察するとともに、除染作業現場の状況、風評被害対策への取組及び避難生...全文を見る
03月05日第186回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 長官、今の大野委員の質問は、文民規定は憲法の解釈変更ではないかということを聞いたわけですが、もう一回答えてください。
○大塚耕平君 関連で。
○大塚耕平君 長官は、解釈、運用の変更と、説明ぶりの変更と、当てはめの変更ということを三つおっしゃいましたが、この三つの定義を申し述べてください。
○大塚耕平君 運用、解釈の変更、説明ぶりの変更、当てはめの変更と、この三種類を使い分けて今御答弁されたので、今後この三つをどういうふうに使い分けるのか、定義があれば定義を教えていただきたいですし、なければないという御回答で結構です。
○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 国権の最高機関は国会であることを定めた憲法四十一条の精神からいえば、これだけ国の根幹に関わる問題ですから、政府が最終決定をされる前に国権の最高機関たる国会の意見を聴くことは当然だと思いますが、法制局長官と総理の両方に御意見を伺います。
○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 外務省にお願いします。総理によく御理解いただけるように、八六年のニカラグアの国際司法裁判所の集団的自衛権行使の要件をちゃんと説明してください。
○大塚耕平君 今、大野さんが繰り返し質問しておられるのは、総理や法制懇が御検討、御発言になっている内容はその要件の現に武力攻撃を受けているというものに該当しないんじゃないかということを聞いておられるんですが、正しいですね、この考えは。
○大塚耕平君 議員の皆さんは今の三要件聞いていただいたので分かったと思いますので、今の外務省の発言に関連して法制局長官に聞きます。  今、外務省は自分たちが解釈する立場にないと言いましたが、昨日、法制局長官は国際法の解釈は外務省の所管であり内閣法制局の所掌ではないと発言されまし...全文を見る
○大塚耕平君 その矛盾を解決してください、今。外務省は自分の仕事じゃないって言ったんだから。
○大塚耕平君 はい。
○大塚耕平君 ということは、先ほどの三要件に適応しない状況の中で集団的自衛権の行使を日本が後々行うということについては、外務省はどういうお立場でしょうか。
○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 総理、今日は大変議論前進していると思います。攻撃をアメリカ等の同盟国が受けている事実、それから要請を受けることが必要だ、そこまでおっしゃられました。  したがって、総理が時々例に出されるイージス艦等のミサイル迎撃とか、その要請を受ける時間的余裕がないときはどうされ...全文を見る
○大塚耕平君 大変今はかみ合った部分だと思います。  したがって、要請を受ける時間的余裕がないときに要請があったものとみなす擬制規定を後々法律に入れるのか、あるいは自衛隊法七十六条に定める間接侵略その他の緊急事態等の解釈を広げるのか、あるいは武力攻撃事態法二条に定める武力攻撃が...全文を見る
03月19日第186回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は、総理、そして財務大臣、防衛大臣に質問をさせていただきます。  今、私の前の質問者である三原委員から、企業の課税、そして企業の責任についていろいろお話がありましたが、例に出された日本航空のみならず、かつて自民党さ...全文を見る
○大塚耕平君 是非よろしくお願いします。  石原大臣におかれては、宮中の行事も欠席しておられたという情報もありますので、それも是非御確認をいただいて対処をしていただきたいと思います。  さて、今日は麻生大臣と議論をさせていただけることを楽しみにしてまいりました。この通常国会、...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  若干、質問の趣旨と少しずれた御回答をいただいたような気がするんですが。  二枚目のパネルをお願いします。もちろん、今回の補正予算でどういう趣旨で計上していただいたかというのは、これはもう十分理解しております。皆さんお手元の二枚目のもので...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと、愛知さん、立っていていただいていいですか。  いや、済みません、大臣、ここは大事なところなんで。  つまり、国民の皆さんにも御理解いただきたいのは、特別会計については、私の敬愛していた塩川大臣が、母屋でおかゆ、離れですき焼きという名言を発せられて以降、...全文を見る
○大塚耕平君 愛知副大臣、ありがとうございました。どうも、恐縮であります。  大臣大臣、別に今日はこれは詰問しているわけではないんですよ。この基金について与野党間で認識を共有しないと、私どもの政権のときにも基金はもちろん使っているんです。ここは、大臣、認識を共有していただきたい...全文を見る
○大塚耕平君 いずれにしても、この基金が大量に含まれているということで、今回の予算案、我々はこれも主な理由の一つとして残念ながら多分反対の方向になると思いますが、今回の予算委員会を契機にこの基金の問題はこれから健全化をさせていただきたいと思います。言ってみれば、母屋でおかゆ、離れ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今総理から所得効果という言葉がありましたが、全くそのとおりでありまして、大企業はベアが割と今回は成就しそうでありますので結構かと思うんですが、非正規の皆さん、これは今、勤労者の四割になろうとしているわけであります。この非正規の皆さんの賃金...全文を見る
○大塚耕平君 一言で申し上げると、物価が上がっても元本で目減りしないような国債なんですね。だから、インフレ政策を取られたわけだから物価連動債を五年ぶりに発行されたわけです。  私が提案申し上げたいのは、実は、今申し上げましたように、金融抑圧の下で国民の皆さんは金融資産が目減りし...全文を見る
○大塚耕平君 是非よろしくお願いします。総理、金融抑圧についてはこれからだんだん議論になると思いますので、是非少しお心に留めておいていただきたいと思います。  次のパネルに移らせていただきます。  安倍政権の課題、TPPも大きな課題であります。この後も私の同僚の徳永議員が取り...全文を見る
○大塚耕平君 エビデンスのない中で、私がここで解説したり断定することはいたしませんが、通商交渉とこういう出来事というのは無縁である、無関係であるということの証明もなかなかできないのが事実だと思いますので、やはり日本国民がこういうことになっているわけですから、是非少しお考えをいただ...全文を見る
○大塚耕平君 総じて、要は密接に関係している、相互関連しているという御回答だったと思います。私も当然そうだと思います。そういう文脈の中で実は集団的自衛権の行使についての論争が今行われているわけであります。  だから、実は私は、総理がこの問題に高い関心を持ってこうやって問題提起を...全文を見る
○大塚耕平君 総理、これ、今の延長線上のお願いですけど、防衛政策を変更するということは他の分野に対してどのぐらい予算的なつまり影響が出るのかということも一緒に、正確には無理ですよ、大体どんな影響が出そうかということも一緒に御開示いただけるということでよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 小野寺大臣、総理はよくイージス艦の例をお出しになるんですけれども、端的に事実関係だけ教えていただきたいんですが、アメリカ側からは、イージス艦によるミサイル迎撃で、そういうときは支援してほしいという具体的要請があるんですか、あるいはあったんですか。事実関係だけでいいで...全文を見る
○大塚耕平君 それじゃ、今のパネルを使って、このパネルでは最後の質問を総理にさせていただきたいんですが、この集団的自衛権のところ、実はニカラグア事件のときの国際司法裁判所は、助けようとしている国が現に攻撃を受けているという事実、そして支援してくれという要請があったということは、こ...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、最後のパネルを出していただいて、法制局全体にしっかり仕事をしていただくのは結構なことですが、法制局長官におかれては、残念ながら、この委員会にいらっしゃる他党の議員の方も含めて、ちょっと余り信頼を置けない状況になっていますので、是非冷静な議論ができるように総理に...全文を見る
○大塚耕平君 誠実に御答弁いただいたと思います。どうもありがとうございました。
03月20日第186回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 総理は今憲法解釈の変更をすればという仮定でお話をされたんですが、しかし、その後のスケジュール、かなり具体的におっしゃいましたが、憲法解釈の変更をするもうお気持ちをほぼ決めていらっしゃるんですか。
○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 法制局長官は、集団的自衛権の行使対象として密接な関係にある国というふうにおっしゃっておられます。総理も以前そうおっしゃられました。密接な関係にある国の定義を、長官、述べてください。
○大塚耕平君 法制局長官として、密接な関係にある国の定義をお伺いしています。もう一回答弁してください。
○大塚耕平君 いや、関連法、つまり国内法をやがて整備する必要性は仮定の上ではあるわけですから、そのときはあなたの担当になるんですよ、国内法ですから。だから、聞いているんです。  もう一回聞きます。密接な関係にある国の定義を長官としてはどう思っておられますか。
○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 どこに確認するんですか。
○大塚耕平君 国際法上の定義をオーソライズする国際機関はあるんですか。
○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 その関連法案十本程度というのは、法制局長官、どういうものを想定していると今お考えですか。
○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 今、第九条をクリアしているかもしれないという御表現があったんですが、それ、ちょっと意味不明でしたので、その部分、もう一回説明してください。
○大塚耕平君 今の御発言の、立法をお願いするの主語と述語を、相手を明確にしてください。
○大塚耕平君 関連。
○大塚耕平君 日米ガイドラインに関する今の総理の御説明はよく分かりました、私。  昨日、集団的自衛権行使することになっても防衛費は今の防衛大綱の予算方針で変わりがないということを御答弁されました。ということは、今の防衛費の中に、あるいは防衛装備の中に集団的自衛権行使となっても必...全文を見る
03月27日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。三十分、時間をいただきましたので、質問をさせていただきたいと思います。  今もせんだっての総理の英独の過去の戦争を引用したことについてのやり取りがあって、興味深く聞かせていただいていたんですが、せんだっては予算委員会で、あれ...全文を見る
○大塚耕平君 是非よろしくお願いいたします。  さて、今日の本題に入らせていただきますけれども、私もずっと財政金融委員会に所属させていただいて、毎年この時期になるとこの関税定率法の法案が上がってくると、だんだん感覚が年中行事だなという感じで麻痺してきてしまうんですけれども、今、...全文を見る
○大塚耕平君 ドルですか。
○大塚耕平君 今、一九五二年以来六百十一億ドルという数字を御披露いただきましたけれども、これ、大体六兆円ぐらいということですが、一九五〇年代とか六〇年代の当時の金額の割引現在価値みたいなものを考えると、恐らく現在価値でいうと、トータルでは六兆円では済まないで、十数兆円、もうちょっ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、そこに掛かるマンパワーが軽減されるのでほかのことに充てられるという発想ですけれども、今回この法案が通ったら、どの部門からどの部門にどのくらいの人事異動とかを考えておられるんですか。
○大塚耕平君 多分、その文脈的には、そういう十万円から二十万円に対象を拡大することで物すごい件数が事務の効率化に資するので、その部分に掛かっていたマンパワーは多分セキュリティーとか何かの方に回すということをおっしゃりたいわけですよね。それはセキュリティーというのは、つまり、もうち...全文を見る
○大塚耕平君 もう少し具体的に教えてほしいんですけれども、つまり、これまで課税事務、実務に関わっていた方々を麻薬とか知的財産権の侵害物のチェックの事務に当たらせるといっても、それは全くその専門性とかトレーニングなくできることなんですか。つまり、今までそちらの部門にいた人をばさっと...全文を見る
○大塚耕平君 この問題はこれ以上は聞きませんけれども、何を申し上げたいかというと、十万円から二十万円と、これ倍ですよ。件数でいったら、麻薬が先ほどですと七万件、知的財産侵害権のが五十一万件とおっしゃっていませんでしたっけ、まあいいです。件数はいいんですが、すごい件数が、つまり事務...全文を見る
○大塚耕平君 税関でもちろんチェックをするということだけじゃなくて、もうこれだけ顕著にメキシコの割合が高まっているのはここ一、二年の話ですから、メキシコ政府に対してはどういう対応をしておられるのでしょうか。もし何か、分かる範囲でお答えいただければと思いますが。
○大塚耕平君 つまり、先ほどの話とも関係があるんですけれども、今回これだけ簡易税率の適用範囲を広げて人員もシフトさせ、機器も入れて対策すると。しかも、メキシコがこれだけ顕著にその仕出し地としてシェアが高まっていることも分かっていると。メキシコ政府にもお願いをしている。ということは...全文を見る
○大塚耕平君 もう一回お伺いしますけれども、つまり知的財産侵害物品の輸入元はこれ全部明らかなわけですよ。そうすると、悪意があれば当然摘発しなきゃいけないですけれども、悪意のないケースもありますので、全ての輸入元に対して何らかのアクションを起こしているという理解でいいですね。
○大塚耕平君 申し上げたいことは、つまり税関の現場の対応でいろんな傾向も分かっているわけなんですけれども、不正な輸入をしたり、あるいは不正な輸出をする、覚醒剤も含めてですね、そういった当事者に対する対応をしっかりしないと、税関の現場にどんどん負荷が掛かるということになりますので、...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
04月09日第186回国会 参議院 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会 第3号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平と申します。  今日は三人の参考人の皆様方、本当にありがとうございました。山下さんと小幡さんは従前から大変お世話になっておりますし、考え方は私ほぼ一致しておりますので、大変改めていろいろ勉強させていただきましたし、岩本さんにおかれては、新...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚でございます。  三十分時間をいただきましたので質問をさせていただきますが、今、古川委員が最後に質問をしておられた総合取引所の件ですが、麻生大臣にも私からも御報告もしておきますけれども、安倍第一次政権のときにやろうとしておられたこと、我々が政...全文を見る
○大塚耕平君 苦言にはなっておりませんでしたけれども、率直に言って軽率で問題ありということを多くの国民が感じていると思いますので、これも副総理として御指導をいただきたいというふうに思っております。  今日は二つ大きくは御質問させていただきますが、一つは基金の問題、もう一つは自動...全文を見る
○大塚耕平君 愛知副大臣におかれては、是非これが決着するまでずっと在任していただいて頑張っていただきたいなと思いますが。  麻生大臣にお伺いしますが、新しい法律を作らないとすると、例えば、基金は補助金かどうかという観点から補助金適正化法を適用するという考え方もあるんですが、基金...全文を見る
○大塚耕平君 基金についてはこの発言でもう終わりにしますけれども、財政法上問題がないというふうにおっしゃられましたけれども、問題がないという意見もある。そして、問題がないという立場で今の政府・与党、我々ももちろん政権側だったときはそういう立場で物を言わざるを得ないんですよ。だって...全文を見る
○大塚耕平君 四月、五月の販売台数というのは、登録ベースで考えると年度末前に言わば約定まで行ったというものも含まれていると思いますが、今のお話ですと、その後の受注はかなり影響が出ているというふうに聞こえました。実際、私のところでも軽に至っては三割、四割の受注減だと聞いておりますが...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、御承知のような状況なんですよ。  それで、もう一つ、三枚目、実質実効為替レートの推移というグラフをお付けしておりますが、これもちょっと御覧いただきたいんですけれども、このグラフは日銀が作っておりまして、私も日銀時代にその作業の一部をやっておりましたので、この...全文を見る
○大塚耕平君 最終的に第七条第一号のカが総合的に自動車増税するのか自動車減税するのかについては明言していただけなかったんですが、もちろんそれは検討中だということであります。  ただし、自動車産業は、雇用という意味でも、それから日本の産業の基礎技術という意味においても、これを日本...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、今の答弁、聞かれましたか。二つ問題があります。一つは、与党の税制改正大綱について僕は伺ったんです。だから、やっぱりこれは自民党の大臣であられる麻生大臣にお答えいただきたかったですし、やっぱりこの問題を総務省に振ると今のような答弁になるんです。つまり、これは総務...全文を見る
○大塚耕平君 考え方の組立てについては全く一致をしましたので、是非よろしくお願いします。  安井さんの持ち時間に若干食い込んでいて大変恐縮なんですが、最後に一問だけ。資料の四枚目に、これも予算委員会でお示しをした公正取引委員会からいただいたデータを整理した、自動車関係のカルテル...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。     ─────────────
07月15日第186回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
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○大塚耕平君 民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今総理が最後に訂正されたので私もほっといたしましたが、先ほど、元官邸にいらっしゃった御経験もある小野理事からも、言い間違いでいらっしゃるので是非訂正をというお申出がありましたので、ありがとうございました。  さて、今日...全文を見る
○大塚耕平君 閣議決定の文書、ここにございますが、総理も熟読しておられると思いますけれども、集団的自衛権という文言が出てくるのは実は随分後の方になってからなんですね。御承知のとおり、三、憲法九条下の下で許容される自衛の措置の(四)になって初めて出てまいります。我が国による武力の行...全文を見る
○大塚耕平君 いや、それで結構だと思うんです。国際法上はそういう概念はないんですが、今回、いや、総理、先ほど、私は総理のことを全面否定していませんので、丸印、目的は共有しているんです。しかし、その方法論においては、その考え方、これは様々でありますので、今回、国際法的には余りという...全文を見る
○大塚耕平君 総理、今二つのことをお答えいただきました。  一点目は、先ほどの集団的自衛権に、自国のための集団的自衛権と自国のためでない集団的自衛権という区別があるかないかという私と外務大臣のやり取りに対して御見解を述べられましたが、これはないんです、そういう区別は。したがって...全文を見る
○大塚耕平君 自衛隊の皆さんがそういう職責を担って任務に就いておられるのは理解をしておりますので、したがって、冒頭申し上げたように、もう心から現場の皆さんには敬意を表すわけであります。  さりながら、昨日明らかになった五基準の中に、日本国民の被害の深刻さ、重大さには自衛隊員の皆...全文を見る
○大塚耕平君 総理、繰り返しになりますが、是々非々で私は議論させていただいておりますので、目的は一致しています。考え方でアプローチが違うところがあるので、今確認させていただいて、今五基準のうちの五番目の基準について更にまた明らかになりました。  そして、次の明らかにしたいことと...全文を見る
○大塚耕平君 いや、ここは小野寺さんらしくない。立場が逆のときから、極めて現実的で具体的な関係の下で私も過去にも協力させていただいたし、私が何か抽象的な議論を吹っかけているわけではないということは御理解いただけているはずなので、もう一回聞きますよ。もう一回聞きますよ。  武力攻...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、どうぞ。  じゃ、総理、どうぞ。    〔国務大臣小野寺五典君「一般的には武力攻撃と同じものであります」と述ぶ〕
○大塚耕平君 いや、今もうお答えになりました。
○大塚耕平君 総理の、総理自身が御発言になられた内容としては理解できましたが、防衛大臣が先ほどさっとおっしゃっていただいたこととは必ずしも一致していないということと同時に、なぜ私がここを質問しているかといったら、ここ重要だから当然御質問しているんです。法制局長官もよく聞いておいて...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。一歩前進したと思います。  私は、この二条の第一号、武力攻撃のこの定義はまさしく言葉の定義だけをしていて、第二号、第三号でその状況を区別しているものかと思ったら、総理はさらに今安全な発言をしてくれました。第一号の武力攻撃、まさしく現実に武力攻...全文を見る
○大塚耕平君 これも、この予算委員会や他の委員会の議論を通じて今一歩前進したんですよ。外務大臣が一番よくお分かりだと思いますけれども、ついこの間までは、この密接な関係にある国というのは日米安保条約のようなこういう条約が必要じゃないかと我々が申し上げていたのに対して、特定の条約関係...全文を見る
○大塚耕平君 いや、これから個別法を詰めると言っておられるので、総理がやや少し自信なげな御答弁をされることは、これは正直で結構だと思うんです。これから詰めなきゃいけないんです、ここは。詰めなきゃいけない。  これは、今までの答弁を昨日からずっと聞いていると、素直に受け止めれば、...全文を見る
○大塚耕平君 今日の最後の質問として申し上げているのは、繰り返しになりますが、集団的自衛権の行使を認めるという国家の根幹に関わる極めて重要な事案を閣議決定で決めるのは問題ではないかと、こういう御質問なんですよ。  そこで、今、法制局長官が読み上げてくれましたが、内閣は、内閣法第...全文を見る
○大塚耕平君 総理、ここは多分哲学論争になるところなんですよ。それは我々も理解しています。しかし、今、法制局長官は、行政権が内閣に属するという憲法六十五条を引用して、まあそう言わざるを得ないと思いますよ、それしか根拠にしようがないですから。しかし、さっきも申し上げました、憲法の根...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと最後のところ、もう一回言ってください。閣議決定で行えるような性質のものではないというのはどこに係っているんですか。
○大塚耕平君 憲法改正で行わなければならないようなことを憲法解釈の変更で行えるということではないということを今おっしゃったわけですね。分かります、分かります。  ということは、もう一回聞きますけれども、この閣議決定でこの憲法の根幹に関わるようなこと、これを変更したことに私たちは...全文を見る
○大塚耕平君 我々の立場は明確にさせていただいたつもりですので、更なる十分な審議、委員会の開催を委員長に求めて、終わりにさせていただきます。
10月16日第187回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大塚耕平君 おはようございます。民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は去年の伊豆大島の災害からちょうど一年ということらしいですが、今年は災害も大変多うございますので、被災者の皆さんには本当にお見舞いを申し上げたいと思います。  冒頭、副総理のお立場でちょっとお願...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  ずっとあのニュースを拝見していて、途中で、どこかの市のある集落、十六戸数十人に避難勧告が出たとか、これは、拝見していて、ああなるほどなと思ったんですが、大臣もおっしゃるとおり、何十万人何万世帯に避難勧告といっても、これはどういうことを行政...全文を見る
○大塚耕平君 今おっしゃるような趣旨も含めて、所信では一言も触れなかったということに関しては何か意味があるんでしょうか。
○大塚耕平君 そういう理由だったのか、あるいは大臣としては余り法人実効税率引下げの議論に賛成であられないのか、余りクローズアップしたくなかったのか、そういう御意思もおありだったんではないかなと思いながら実は拝聴していました。  さて、総理が今麻生大臣がおっしゃったような方向を目...全文を見る
○大塚耕平君 つまり、そこの諸外国と比べて高いか低いかというところが、まずこれが本当に正確な議論なのかということですね。  我々も、政権担当させていただいたおかげで総理がいかに忙しいかというのはもう重々承知しておりますので、本当に短い時間で事実だけあるいはもうポイントだけといっ...全文を見る
○大塚耕平君 今のは大変意味のある御答弁で、勘案をしていないベースで議論をしているわけですよ。だから、この資料でいうと、租特であったりその他の益金不算入であったり控除の話は全然考慮しないで議論しているという、まずこの部分で不正確さがあるということを是非総理にお伝えをいただきたいと...全文を見る
○大塚耕平君 ここは本当に大いに期待をしておりますので、是非、廃止すべきものは廃止してほしいんですが、経団連の提言書を見ると、もう霞が関の皆さんも真っ青になるぐらい上手に書けていまして、そのくだりは五行あるんですけれども、最初の一行で今日の政策に照らしてその効果や役割を見直すのは...全文を見る
○大塚耕平君 今御答弁いただいた数字をベースに、今後、この国会やあるいは次の通常国会も様々議論になると思いますので、その数字をベースに議論をさせていただきたいと思います。  皆さんのお手元には資料を三枚お配りしているんですが、一枚目はさっき御覧いただいた法人税の負担率ですが、二...全文を見る
○大塚耕平君 これは今の御説明のとおりなんですが、総務省の中では、あるいは税制の世界の中では割り落としというふうに言われているんだそうですね。つまり、資本金一千億円以下の企業には資本割の部分を一〇〇%掛けるけれども、それより資本金が大きくなると課税率を下げて、割り落としていくとい...全文を見る
○大塚耕平君 そうなんですよ。だから、都道府県から課税行為をした結果の報告を受けてこういう数字ができ上がっているので、個々の企業がどうなっているかというのは分からないというお答えだったので、現状は、それはそれで、是とはしませんけれども理解はしました。  ただし、今日ちょっと皆さ...全文を見る
○大塚耕平君 その分かっていない人の中に総理も入っていないことを祈りますけれども、よくお伝えください。  それで、今回質問に当たって、財務省と総務省の担当の補佐の方、一生懸命御対応いただいて、勉強させていただきました、今日も来ていらっしゃると思いますが。これ、今申し上げた個社別...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、一千億円と、それ分かるんでしたら、これ、割り落としが五千億でまた更に割り落とされて、一兆円を超える部分は課税標準に算入しないとなっていますので、だから、やっぱり一千億円以上で何社、五千億以上で何社、一兆円以上で何社というのを是非教えていただきたいと思います。 ...全文を見る
○大塚耕平君 是非よろしくお願いいたします。  名寄せをすればできる話だと思いますので、先国会でも麻生大臣は、野党の質問であっても前向きに取り組むべきところは取り組んでくださったことをよく記憶しておりますので、この臨時国会と次の通常国会はこの問題が実際に一歩前に進むように大臣に...全文を見る