大塚耕平

おおつかこうへい

選挙区(愛知県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

大塚耕平の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第193回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○大塚耕平君 民進党・新緑風会の大塚耕平でございます。  総理の所信表明あるいは予算等についてお伺いをしたいと思います。  まず総理にお伺いしますが、所信の中で総理は新しい国づくりをすると述べておられますが、新しい国というのはどういう国でしょうか。
○大塚耕平君 今おっしゃった方向性は、我々の政権のときも同じような考えで臨んでいますので全然新しくはないんですが、あえて新しいとおっしゃるには、どういう点が新しいんでしょうか。
○大塚耕平君 お言葉ですが、それでは、我々のときに人口問題に取り組んでいなかったということを証拠を挙げてください。
○大塚耕平君 少々不誠実な御答弁だと思います。  日米同盟については不変の原則というふうに述べておられますが、不変の原則というのはどういう意味なんでしょうか。
○大塚耕平君 不変というのはいつまでのことを言っておられるんですか。
○大塚耕平君 基軸という表現は私も賛同しますけれども、不変の原則というのは、総理の言葉の選択としてはより深い洞察が必要だと思います。これは、アメリカの指導者もアメリカの国も変わる可能性はあるわけでありますので、より慎重に言葉の選択を一国の総理としてしていただきたいということを申し...全文を見る
○大塚耕平君 総理は、十日に大統領とお会いになられましたら、日本は米国車を売れないような施策を行っているわけではないとはっきり申し上げるわけですね。
○大塚耕平君 トランプ大統領の発言を聞いていますと、新たな自動車摩擦というものを生む可能性も懸念されます。日本の税制においては自動車の重課税をまだやっていますので、摩擦が生じる前にこの重課税、税制として是正するお考えはないですか。
○大塚耕平君 この問題については意見の違いはありませんので、大統領にはっきり申し上げるべきことは申し上げていただきたいなというふうに思います。  経済の話に移りますが、景気の現状について総理の御認識をお伺いします。
○大塚耕平君 景気はいいという御認識ですね。
○大塚耕平君 それでは、今回、第三次の補正予算を組んだ理由をお聞かせください。
○大塚耕平君 二十五日に中長期財政試算が発表されましたけれども、この中長期財政試算の内容と、財政健全化にどういう姿勢で臨んでおられるのかもお伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 二〇二〇年のプライマリーバランスの見通しは悪化したんですよね。
○大塚耕平君 しかし、財政健全化目標は変えていないという理解でいいですね。
○大塚耕平君 しかし、赤字幅も悪化したわけですし、財政健全化の観点からいえば赤字国債は極力発行すべきではないという考えはいかがでしょうか。
○大塚耕平君 しかし、今回、第三次補正予算、景気はいいわけですから、それほどその面からは配慮の必要がないにもかかわらず赤字公債を一兆七千億発行してまで補正予算を組む理由をもう一回聞かせてください。
○大塚耕平君 緊要性のあるものというふうにおっしゃられたんですが、それでは、増額補正された主要な項目について御説明をください。災害対策費と防衛費と国際拠出金で結構です。
○大塚耕平君 それでは、その三つについて若干質問をさせていただきますが、災害対策費には財源として百四十億円を他から流用しているようでありますが、何から流用しておられますか。(発言する者あり)
○大塚耕平君 役所からレクを受けまして、百四十億流用しておられます。  それでは、当初予算の財源は災害対策費は幾らで、そのうち幾らはもう既に使って今回の財源として手当てをしているでしょうか。
○大塚耕平君 被害総額として、第三次補正の前提として五千七十九億が申告をされていまして、それに対して、今回補正で千六十二億を積んでいるわけですよね。その差額を充当するために、流用で百四十億円、当初予算の災害対策費七百三十一億からは幾ら積んでおられますか。この千六十二を計算するため...全文を見る
○大塚耕平君 数字は、大臣、是非把握してくださいね。結果の千六十二だけを答弁されたら、それは出てきた答えだけ聞いてここで答弁していることになりますが、その千六十二を積み上げる仕事が大臣の仕事ですから。  私が聞きたかったのは数字そのものではなくて、この流用が移用に当たるものが入...全文を見る
○大塚耕平君 予算書各目明細を拝見してもその流用に当たる部分が確認できなかったので、流用に当たると言われて財源に積んでいるものが移用に当たるものが入っていませんかということを聞いているんですが、流用と移用の、じゃ、違いを述べてください。(発言する者あり)
○大塚耕平君 それじゃ、その内容を御検討いただいている間に防衛大臣にお伺いしますが、防衛関係費を積み増しているのは理解できます、理由は理解できます。その一方で、補正予算で百七十億円防衛整備費を減額しているのはなぜですか。
○大塚耕平君 年度の途中といっても、今、南シナ海の問題も含めて非常に緊張している中で防衛整備費をここで減額するというのは、過去の予算の精査が足りないということではないですか。(発言する者あり)
○大塚耕平君 いや、もう一回聞きます。  整備費の減額百七十億円ここでしているということは、当初予算のときの予算の精査が足りなかったのではないですかという、大臣の意見を聞いているんです。
○大塚耕平君 それでは、松本大臣が調べてくださっている間に、今度は外務大臣にお伺いしますが、国際拠出金、国際機関等への拠出金、分担金の総額と支出根拠を教えてください。
○大塚耕平君 皆さんのお手元に配らせていただいた十ページのホチキス留めの資料、これは外務省から御提出いただいたものです。拠出金、様々なものが含まれていますが、具体的にいつ要請されて、要請総額は幾らだったのかということを求めたところ、御覧のとおり極めて大ざっぱな報告しかなくて、これ...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、国際社会に対する責務、これは私も同意しますし、共感しています。だから、可能なことはやるべきだと。しかし、さっき財務大臣にお伺いしたように、プライマリーバランスの予測も悪化し、財政健全化もしなきゃいけない。だから、不要不急なものは、いかに国際社会に対する拠出金で...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、義務的な部分は今おっしゃった国連分担金とPKO分担金の部分だと、もう説明を事務方の皆さんから伺っていますから、今回計上した千六百八十五億円のうち義務的経費は四百十五億円、あとはあくまで裁量で今回乗せたということなんですよ。一応これでいいですね。確認です。
○大塚耕平君 今、大臣御自身が国連財政規則に基づいてとおっしゃったんです。国連財政規則三・五、私も拝見しました。支払要請書を受領した日から三十日以内又は対象となる暦年の最初の日のいずれか遅い時点がタイムリミットと。  要請書はいつ受け取りましたか。
○大塚耕平君 私の調査によれば、まだ受け取っていないそうですが、確認してください。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  四百十五億円のうち五十五億円は、今私も答弁で理解しました、一月に受けたと、残りの三百六十億円はまだと。ただし、このタイムリミットというのは、要請書を受けた日から三十日以内又は対象となる暦年の最初の日なので、これ対象となる日は、この五十五億...全文を見る
○大塚耕平君 今の御説明ですと、七月から六月末ということは、今年の七月一日からの予算だとしたら、当初予算で十分間に合うじゃないですか。
○大塚耕平君 もう一回申し上げますね。国連財政規則、大臣がおっしゃったその規則によれば、要請を受けた日から三十日以内又は対象となる暦年の最初の日がタイムリミットなので、それまでにということです。だから、財政状況決して日本は楽なわけじゃありませんので、不要不急で緊要性のないものを第...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、目の中の移動はそのとおりなんですが、目の中の移動のことを財政用語で流用というんです、はい。(発言する者あり)いやいやいや、項の中ね、項の中、で、目の中ね、で、項の中が、流用、だから移用ではないですね、じゃ。
○大塚耕平君 是非、補正予算、少額だといっても、これは億単位、兆単位ですからね。国民の皆さんにしてみたら大変な金額なんですよ。所管大臣は、それぞれ是非御自身の所管の予算の中身は熟知をしていただきたいということはお願いをしておきます。  総理にお伺いします。  総理の第一次、第...全文を見る
○大塚耕平君 実態上の意味はともかくとして、単純に合計すると五十四兆円ですが、今回、この国際機関への拠出金、千六百八十五のうち、義務的な四百十五を除いた残りの裁量的に積んだものの中に総理の海外支援表明に付随して計上されているものはありますか。
○大塚耕平君 今皆さんのお手元にお配りしていただいたこのパネルですけれども、日本の財政赤字は大変な水準に達しているわけであります。(資料提示)  国民の皆さんには年金も少しずつ切り下げさせていただくとかいろんな御負担をお願いしている中で、総理、単純に足し上げたら五十四兆、しかし...全文を見る
○大塚耕平君 総理は大盤振る舞いはしていないとおっしゃいましたが、国民の皆さんの中ではちょっと大盤振る舞いし過ぎじゃないかという意識もあるということは少しお含みおきいただきたいと思います。  その上で、TPP対策予算についてもお伺いしたいんですが、TPPは御承知のような状況にな...全文を見る
○大塚耕平君 そのうち基金に積んだものは幾らですか。
○大塚耕平君 大臣、予算委員会や財政金融委員会での議論の結果として、大臣には基金の運営の見直しをしていただきました。どのような見直しになられましたですか。
○大塚耕平君 おっしゃるように、国会での議論の結果として、財務大臣が御努力いただいて今お話しのようなことになりました。大前進だと思いますが、基金の運営及び管理に関する基本的事項を定めることになっていますが、さっきおっしゃった約五千億円、基金に積んだTPP予算、その基本事項はもう定...全文を見る
○大塚耕平君 お決めいただいた新しいルールでは基金の額及び基金事業の実施状況も報告することになっていますが、大臣がお決めになったことですから、これは、TPP関連予算は二十七年度の補正から積まれていますが、この実施状況の報告はなされていますか。
○大塚耕平君 私がお伺いしている趣旨は御理解いただけると思うんですが、TPPは御承知のような状況になりましたので、一兆三千五百億も基金を中心に積んである予算、これは必ずしも火急的なものではなくなったので、今回の補正予算で一兆七千も赤字国債を出すのであるならば、こういうものを取り崩...全文を見る
○大塚耕平君 是非お願いします。ここまでの質問は閣僚の皆さんにも御理解いただけると思いますが、予算はきっちり緊要性を確認して編成していただきたいという、そういう趣旨であります。  松本大臣、うなずいていただいておりますが、先ほどお伺いした中で一つ積み残しているのがあるんですよ。...全文を見る
○大塚耕平君 私が聞いた説明では、七百三十一のうち実施計画まで至って使われているのは二百九十二億ですから、まだ四百億強残っているかもしれないので、まあ後で御確認ください。  いずれにしても、こういう状況では、いかに第三次補正予算、皆さんが必要性を訴えられても、景気はいいと言って...全文を見る
○大塚耕平君 枠組みの方が有り難いんですが。
○大塚耕平君 三本の矢とか。
○大塚耕平君 また今、デフレではないとおっしゃったんですが、所信表明でもそうおっしゃいました。  改めてですが、もはやデフレではないとおっしゃっているのはどういう意味でしょうか。
○大塚耕平君 いや、総理はそうおっしゃりながら、時々こうおっしゃるんです。衆議院の前原議員に対する質問の答弁でもこうおっしゃいました。デフレから脱却したという状況ではないと、時々そうおっしゃるんですよ。その今の御答弁、つまり所信でもおっしゃったもはやデフレではないということと、時...全文を見る
○大塚耕平君 消費者物価は久しぶりにまたマイナスになりましたが、デフレなんじゃないんですか。
○大塚耕平君 それでは、アベノミクスの枠組みの中での一本目の矢であった金融緩和の狙いについて簡単に教えてください。
○大塚耕平君 その結果として、今皆さんのお手元には二枚目のグラフでマネタリーベースと株価をお示ししていますが、マネタリーベースは安倍総理になってから御覧のようにもう既に三倍、この青い線ですね、グラフでいうと、ここまで来ているわけであります。  これは後世に大変な今影響を残しつつ...全文を見る
○大塚耕平君 まあおっしゃるとおりなんですけどね。  ここから先は別に対立する話ではなくて、現状認識を共有させていただきたいので是非お付き合いいただきたいんですが、アベノミクスの下において今御覧になっている赤い線がぐっと伸びているのは、これは日銀のマネタリーベースを拡大するその...全文を見る
○大塚耕平君 そういう史実の一部を捉えて今、日銀の幹部になられた方々がやっている政策が先ほど御覧いただいたグラフの結果なんです。  お手元には戦間期の財政金融政策の概要、これ、私自身が作ったものですが、これまとめると、高いですよ、これは、結構大変ですから。差し上げますのでよく御...全文を見る
○大塚耕平君 今、パネルもお示ししていますが、皆さんのお手元に整理したものを載せていますが、国債の簿価公定制は決算上の損失をさせないという操作をしたんです。  それでは伺いますが、同じ年の十一月に、日銀による国債直接引受けに至る政府・大蔵省と日銀の協議の経緯及び内容はさっきお伺...全文を見る
○大塚耕平君 その経緯というよりも、結局その当時と上の三つは同じ状況が今生み出されつつあるということについての御認識をお伺いしたんですが。  それでは、ちょっとテレビの皆さんにはお手元になくて恐縮なんですが、戦間期のこの歴史の中で、財務大臣にお伺いしますが、一九三五年六月にその...全文を見る
○大塚耕平君 総理は、アベノミクスの下でマネタリーベースは二年間で二倍と言っていたものが、もう既にこれ三倍を超えているんですね。その過程で、御覧のように、大変な日銀の総資産の名目GDP比も高くなりましたし、日銀の持っている国債の平均残存期間も延びた。元に戻すのに八年ぐらい掛かるわ...全文を見る
○大塚耕平君 それで安心しました。  そこでお伺いしたいんですが、戦前のポンド建ての日本国債が一九三〇年代以降ロンドン市場でどういう利回りの展開になっていったか、御説明してください。ポンド建て国債です。──いや、二五まで行きました。
○大塚耕平君 だから、世界的にはもう資金調達できない状態になったんだけれども、国内では決算上国債を持っても損をさせない、いつでも日銀が買い取る、必ず国債を持てば利益を出る仕組みがつくったから国内では何とか回っていたわけですよ。  そこでお伺いしたいんですが、来年度の税制改正、今...全文を見る
○大塚耕平君 まあ、これはちょっと難しくて、テレビを御覧いただいている皆さんも理解しにくいと思うんですが、だから大臣に端的にお答えいただきたいんですが、この税制改正要望が出てきて、そして今度実際にやるわけですが、この要望が出てきた背景を一言で言うとどういうことですか。
○大塚耕平君 大臣、よく事務方から是非情報収集してください。それは逆なんですよ。ロンドン市場で日本の国債はもう格下げされちゃったので、イギリスの税制上ある一定の取扱いがなされなくなったので、今回の税制改正でこの措置をしてもらわないと困るというのが金融界の要望なんですよ。  だか...全文を見る
○大塚耕平君 そこで、お手元のこの図を見てほしいんですけどね。安倍総理の下で日銀が世の中に出すお金の量というのは、例えば二〇一三年は年率四五・八%、それ以降も三〇%、二〇%という水準で増えていったから、さっきみたいなグラフになるんですよ。  だけど、私がお作りしたこの表を見てい...全文を見る
○大塚耕平君 先ほどおっしゃった当時の深井副総裁、後の総裁、その息子さんは日銀の理事になられて、私の上司でした。その当時、いろんなそういうお話もしておられたと記憶しておりますが。  そこで、そろそろ出口戦略考えなきゃいけないんです。これ、日銀に任せておいてもうまくいかないです、...全文を見る
○大塚耕平君 総理、金融政策は日銀に任せるのはそのとおりだと思いますが、人事は国会同意人事、政府が人事案を出すわけですから、次の日銀総裁は今の日銀執行部の考え方を踏襲するような人を考えておられますか、それともやはり少し軌道修正するべきだと思いますか。
○大塚耕平君 いや、総理、これ大事なところなので是非聞かせてください。  黒田路線を踏襲するような人を選ぼうとお考えになるのか、やはりここはもう少し慎重に考えるような人を選ぼうとするのか、どちらですか。
○大塚耕平君 もちろん、黒田さんもいろいろお悩みになってやっておられるのは分かりますよ、私も。だけど、もう御覧のような財政状況で、黒田さんの政策は将来、国民の皆さんに大変な禍根を残す可能性があり、具体的な経済的被害に遭う人も出てくると思うんですが、そうなったときに、過去の日銀総裁...全文を見る
○大塚耕平君 今日は私の持ち時間の範囲で議論にお付き合いをいただきましたが、私が申し上げたかったことは、この財政状況とこの異常な金融政策の下でありますので、やっぱり国民の皆さんの不安を払拭して予算をできるだけ賛成させていただくためには既定経費の見直しをもっと行うべきで、各大臣は所...全文を見る
03月07日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大塚耕平君 委員派遣について御報告申し上げます。  去る二月二十日及び二十一日、地方における経済・財政・金融情勢等に関する実情を調査し、もって本委員会に付託を予定される所得税法等の一部を改正する等の法律案の審査に資するため、鹿児島県に委員派遣を行いました。  派遣委員は、藤...全文を見る
03月09日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大塚耕平君 民進党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は、せんだっての大臣の所信も踏まえてもろもろ審議をさせていただきたいというふうに思います。  まず、大臣所信、改めて文章でも拝読しましたが、財政再建に向けても引き続き触れておられます。二〇二〇年度の財政健全化目標、...全文を見る
○大塚耕平君 私も財政健全化は非常に大事だと思っております。自分の政治活動においても最も重視をしていることでございますので、目標を堅持するというのは決して反対ではないんですが、以前もこの委員会で御提案申し上げたと思いますし、予算委員会でも一度申し上げたと思うんですが、もはや難しい...全文を見る
○大塚耕平君 今御答弁の途中で、消費税率引上げは確実に今度はやるというふうにおっしゃいましたが、もう一度そこ、もう間違いなく次は消費税率引上げをやるということでよろしいですね。
○大塚耕平君 そうすると、今日は日銀総裁にはいわゆるシムズ教授のシムズ理論のことも御質問させていただいておるんですが、アベノミクスの理論的支柱とも言われている浜田宏一先生までもがこのシムズ理論がいいのではないかと最近御発言しておられて、シムズさんは、消費税再引上げはもう物価上昇率...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。  アベノミクスの理論的支柱である浜田宏一先生が学術的に有意義でない理論を支持しておられるということが、今、総裁の御発言で明確になりましたが、今日は、せんだって予算委員会質問させていただいたときの資料をまたお配りをさせていただいております。日銀総裁は...全文を見る
○大塚耕平君 そこで、予算委員会のときには麻生大臣にも完全には説明し切れませんでしたので、ちょっとこのA3の方の大きい、高橋財政とは何だったのかというこの資料を御覧いただきたいんですが、お手元ございますか。大きい方が、秘書官の方、もしあれでしたら、大きいのをお渡しいただいた方が見...全文を見る
○大塚耕平君 いや、そのとおりなんです。その当時のポンド建ての日本の国債は、もうロンドン市場では最後はたしか二五%ぐらいまで行ったと思うんですが、もうロンドン市場では資金調達できなくなっていたんですね、事実上。  しかし、日本では極めて超低金利の資金調達を続けていた。それができ...全文を見る
○大塚耕平君 率直に申し上げて、総裁、ちょっと私は残念でもあり、心配にもなりましたけれども。ここは、当然の御認識としてすぱっと御回答いただけるところだと思っていました。  お配りした資料の裏側にその岩田さんと原田さんの御発言も明記してありますけれども、なぜロンドンでは二五%の金...全文を見る
○大塚耕平君 今日は御答弁の最初に日本の国債の格付が引き下げられたことに起因するということを明確におっしゃっていただいたので認識はほぼ一致してきていると思うんですが、この税制改正要望、そして今回、政府・与党の皆さんがおやりになろうとしているのは、ロンドン市場において日本の国債の位...全文を見る
○大塚耕平君 そういう面もありますが、私も不思議でしたのでアメリカの関係者の方とかにいろいろ聞いてみたら、あちらでも諸説あるんですけれども、例えば、日本には消費税があるということも理由にしておられるようなんですよ。つまり、日本の車は日本で造って、日本の国内で売るときには消費者に最...全文を見る
○大塚耕平君 自動車に対する重課税については一刻も早く改善することを改めて望んでおきたいと思います。  日銀総裁にはそろそろお帰りいただきたいんですが、最後に一つだけお伺いします。  私は今日の御答弁でも一抹の不安を感じましたけれども、もう任期はあと一年であります。御覧いただ...全文を見る
○大塚耕平君 戦前からの歴代の日銀総裁の足跡も十分振り返っていただいた上で、御自身が四年間でおやりになっている壮大な社会実験の先々への影響については深く思いを致していただければ有り難いというふうに思っております。  委員長、もしよろしければ日銀総裁はお帰りいただいて結構です。
○大塚耕平君 それでは、冒頭大臣は財政健全化には引き続き取り組むというお話でございましたので、やはり財政健全化に取り組むためには、財政を預かる財務省としては歳入面においても歳出面においてもやはりきちっとした対応をしていただきたいと思うわけでございますけれども、その観点から、今話題...全文を見る
○大塚耕平君 たしか衆議院で国有地の売却の価格を非開示にしていた前例はないというような答弁があったと思いますが、前例はなかったということでよろしいですか。
○大塚耕平君 私も多分前例ないと思うんです。じゃ、なぜ今回は非開示にされたんですか。
○大塚耕平君 いや、その答弁も議事録で何度も読ませていただいたんですが、地下埋蔵物を撤去するために減価をしたわけですから、むしろ公表をして、なぜこんなに安いのかといったら、地下埋蔵物を撤去するための減価措置をしたのでしっかり健全な土地になっていますということをアピールするためには...全文を見る
○大塚耕平君 今日、文科省にも来てもらっていると思いますけれども、今のような理由で、これから新設の小学校を建てようというときにそういう情報を非開示にするということが保護者やあるいは生徒にとって、文科省の立場でそれはどうお感じになりますか。文科省の参考人の方で結構ですので。
○大塚耕平君 いや、こういうときは、文科省、遠慮せずに、財務省、その判断は良くないですよということを言った方がいいと思いますよ。こんな前例つくっちゃったらまずいですよ。これから学校を新設するときに、何か風評被害があるかもしれない、経営者にとってマイナスかもしれないという情報を今後...全文を見る
○大塚耕平君 条文というのは、一部だけを読むと、あるいは取り出すと、非常にある意味、恣意的とは言いませんけれども、必ずしも適切ではない適用が可能になっちゃう、そういう法律の条文って結構いっぱいあるんですね。  やっぱり全部きちっと読み下す必要があると思っていて、法人その他の、今...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だから、それは法律の解釈の間違いだと思いますよ。  であれば、売却価格、国が当事者となった国有地の売却価格などについてもこの条文が該当するんだという、だから前例を示してください。
○大塚耕平君 であれば、その前例を示してください。
○大塚耕平君 いや、もうこれは、理財局長、もう既に皆さんは現に非開示にしたわけですよ。当然、非開示にするに当たっては前例なども調べておやりになるのが筋であって、お手元にそういう情報はあってしかるべきだと思うし、そもそも私は法律の解釈が間違っていると思っているんですよ。だから、それ...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、それは後で示してください。  ということは、過去三年は調べた限りはなかったという御答弁が最初にありましたけれども、それ以前は幾つかはあったかもしれないという理解でいいですか。
○大塚耕平君 繰り返しになりますが、私は、この行政機関情報公開法の第五条の二の読み方について、この条文をもって片方の当事者が国である国有地の売却の売却価格を非公開、非開示にできるというふうには読めないと私は思っているんです。だから、今のことについては悉皆調査をやってきちっと報告を...全文を見る
○大塚耕平君 いや、私どもは読めるというふうに思うと言って、法律の解釈を財務省の立場ないしはその時々の判断でやられては困るんですよ。日本語として読めばですよ、法人その他の団体、国を除くと言っているので、その国が当事者となって売買が成立しているから、だから売却価格は過去に非開示にし...全文を見る
○大塚耕平君 いや、副大臣、ここね、簡単にうなずくところじゃないですよ。  そこについての解釈はちょっと今後も議論させていただきたいので、まず前例をきちっと調べてください。  その上で、でも、今回はそういう解釈でやっておられるというのはこれまでの答弁、議事録読んで分かりますか...全文を見る
○大塚耕平君 いや、私はそれは違うと思います。  民間同士のビジネスであればもちろん常に相手のことを配慮してやらなきゃいけないですが、これは国が国民の財産を売却しているわけですから、それが相手に不利益を与えるというのはどういう意味なのかというのがさっぱり分からないです。  し...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、理財局長、国有財産法によると、十分御承知のとおりだと思いますが、売払い代金等の納付については第三十一条に定められていて、当該財産の引渡前に売払い代金の納付をさせなければならないと書いてありますが、これはどういう御対応になりましたか。
○大塚耕平君 どういう条件ですか、分割払は。
○大塚耕平君 担保は何になっていますか。
○大塚耕平君 確かにこの三十一条をよく読むと、後段には、「ただし、当該財産の譲渡を受けた者が公共団体又は教育若しくは社会事業を営む団体である場合において、各省各庁の長は、その代金又は差金を一時に支払うことが困難であると認めるときは、確実な担保を徴し、利息を付し、五年以内の延納の特...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、分割契約の内容もその同じ日でいいですか。
○大塚耕平君 これは予算委員会でも明らかになりましたが、しかし、ちゃんと分割払の計画は契約として交わしたにもかかわらず、これが予算書には歳入として計上されていないということも明らかになりましたが、私もよく条文読んだら、三十一条に、公共団体だけかと思ったら、「教育若しくは社会事業を...全文を見る
○大塚耕平君 常識的に考えると、くどいようですが、この国有財産法第三十一条、ここまで理解している人はもう極めて少ないです、私も今回初めて条文読みましたので。  じゃ、この三十一条を適用して、分割払にしてくれということを言ってきたのは森友学園側だという理解でいいですか。
○大塚耕平君 そのエビデンスを提出してください。
○大塚耕平君 そのエビデンスを出してくれと言っても、それらの応答録も全部捨てたと言い張っているわけですから、なかなかこの一連の経緯をごくごく一般的に国民の皆さんが納得できるかというと、納得できないと思いますね。  エビデンスは、だから、ないという理解でいいですね。
○大塚耕平君 いや、そうではなくて、国民の皆さんは、いつでも財務省が親切で、何か財務省と国有財産の売買をやるときにいろいろ知恵を貸してくれたり便宜を図ってくれたら、それはみんな有り難いと思うんですよ。だけど、普通は、良くも悪くも非常に厳格な財務省はそんなことしないので、今回だけ財...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、その弁護士さんに、そのときのそういうやり取りの書類が残っていないかとか、財務省から一回聞いていただけませんか。
○大塚耕平君 それから、納得したわけじゃないですよ。佐川さんとも付き合い長いので、こういう立場でこういう質問をするのはじくじたる思いですけれども、余り、合理的で一切疑義のない展開だというふうにはとても思えません。  そのことを申し上げた上で、国有財産法の二十二条というのはどうい...全文を見る
○大塚耕平君 いや、今回の一連の経緯を私も知って、まあ財務省も随分なことをするなと思ったんですけれども、隣の土地は豊中市に十四億円で売っているわけですよね。この国有財産法二十二条だと、国有財産を公共団体が緑地や公園等々のため公共用若しくは公用に供する政令で定める施設等の用に供する...全文を見る
○大塚耕平君 総務省、豊中市は交付団体ですか、不交付団体ですか、地方交付税は。
○大塚耕平君 いや、だから、公園だけを見れば、その公園建設の補助金も出ていたから、その部分の資金のやり取りだけ見れば実質の負担はほとんどなかったという説明はまあ分からないではないんですけれども、もしこれ無償で貸していれば、その分やっぱり豊中市の財政状況は好転するわけですから、結局...全文を見る
○大塚耕平君 国土交通省、国土交通省と言って、だんだん話が佳境に来ると本件は常に国土交通省に振られるわけで、国土交通省も今回大変だなと思いますけれども。  森友学園の建設地のくいの部分の土砂千七百トン、それから建物、土地の部分の土砂九千五百トンを搬出したということになっておりま...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、その承知していないという答弁も衆議院からずっと聞いてきていますけど、今日はそうじゃなくて、もう明確に、私は割と質問項目全部きちっとお渡しする方なので、渡しているわけですよ。くいの部分の土砂千七百トンの処分地はどこでしょうか、建物、土地の部分の土砂九千五百ト...全文を見る
○大塚耕平君 これは、これだけ国会で議論になっている事案ですから、それはもう聞けばいいだけの話ですから、森友学園さんに。  もう一回だけ聞きますよ。この土砂、合計でいうと一万千二百トンの処分地はどこでしょうか。
○大塚耕平君 それじゃ、これ要請しておきます。確認をして、やはりこれは国有地が適切に売却されたかどうかということに関わる情報なので、確認をして委員会に報告を求めたいと思いますので、委員長にはよろしくお取り計らいをいただきたいと思います。
○大塚耕平君 では、国土交通省にまた伺いますけれども、この埋蔵物に伴う土地価格の減価をどのぐらいの金額で行うか、これも随分話題になっていますけれども、その算出根拠を聞かせてください。
○大塚耕平君 これも委員の先生方ももう御承知のことと思いますが、三・八メートルまではこれは全部言わば埋蔵物が混入しているということで、その分を減価して評価額から差っ引いたと。くいの部分は九・九メートルなので、その部分は九・九メートル掛ける、何本でしたか、三百八十本ぐらいのくいの部...全文を見る
○大塚耕平君 いや、計算までしてもらわなくていいんですが。  だって、三・八メートル分を一律減価をして、それより下の残り六メートル分はくいの部分だけを減価をした結果、一億三千万円ぐらいになっているわけですよ。だから、九・九メートルまでその分全部減価すると、要するに評価額マイナス...全文を見る
○大塚耕平君 だから、本来であれば森友学園はそういう主張をしてもいいぐらいなんですよ。ところが、九・九まで全部やらないでベースは三・八、一部を九・九、三百八十本分、これをやると、差っ引くと一億三千万円ぐらいの評価になり、その一億三千万円とほぼ同額の三・八メートルまでは自分たちで処...全文を見る
○大塚耕平君 国としても瑕疵担保責任を全て免責される必要があるので、そのために相手と条件交渉をやったわけですよ。それは別に、条件交渉をやったこと自体は悪いと思いませんよ。  だから、おっしゃっていたじゃないですか、校庭の用地の一部も九・九メートル対象に入れる、この部分を入れない...全文を見る
○大塚耕平君 はいそうですかとここで私が申し上げると私が平垣内さんと話をしたことについてうそを言っていることになりますので、それは承服できません。交渉事として大体このぐらいの着地点だということをお互いに理解した上で、あとはルールに基づいて計算をしたと。現実的に想像してみてもそれが...全文を見る
○大塚耕平君 いや、もうやっぱり相当無理があります、答弁にね。  片方では、法律上無償で貸してもいい土地を時価よりも高い価格で豊中市には売り、片方では、一般の人は御存じないような法律の条文まで適用をして民間の法人にこれを売却する。しかも、そのときに、一体その瑕疵担保責任というの...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、国交省にお伺いしますけれども、このくい打ちをする前にボーリング調査は行っていたんですか、ここの工事をやった事業者は。
○大塚耕平君 実施されていると承知しているということは、そのボーリング調査の報告書は手元にはありますか、ないですか。手元というのは、今じゃなくてもいいですよ、国交省としてそれは持っていますか、持っていませんか。
○大塚耕平君 ございます。
○大塚耕平君 じゃ、恐縮ですが、それもできれば委員会に御提出いただきたいと思いますので、よろしくお取り計らいをお願いします。
○大塚耕平君 こればっかりお伺いしているわけにもいかないので、森友学園についてはこのぐらいにさせていただきますけれども、私は国会での仕事も、麻生大臣とは長さでいうと全然比較にならないですが、多少年数もたってきて、いろいろ分かっていること、思うこともあるんですが、今回のことで何か官...全文を見る
○大塚耕平君 農水省にも来ていただいているんですが、我が国の獣医師の需給バランスと、我が国においては動物感染症に対する水際対策が何か十分じゃないということが今回の対応の前提となっているようなんですが、本当に我が国の水際対策は十分じゃないのかと、この二点についてお伺いします。
○大塚耕平君 これは内閣府にお伺いしたいんですが、改めてこの国家戦略特区法読みましたら、産業の国際競争力を強化するとともに、国際的な経済活動の拠点の形成を促進するというのがこの特区の目標なんですが、この獣医大学をつくることが今の目的に照らしてどういう因果関係があるんでしょうか。
○大塚耕平君 事前にレクチャーしていただいた内容によると、そのやろうとしている特区の事業について、少なくとも一事業者、一主体以上が希望するという状況になったら公募をするということだというふうに説明を受けました。この今治市の獣医大学の場合は、加計学園という学園だけが、じゃ、公募要項...全文を見る
○大塚耕平君 今いみじくも答弁されたんですが、十二月にこの特区をやることになって、その時点では加計学園しか手を挙げていなくて、一月四日に公募をして締切りが十一日ですからね、大学をつくるなんていうのはほかに手が、手挙げるわけないじゃないですか。  この件についてはまた改めて対応さ...全文を見る
○大塚耕平君 これでやめますけれども、この二、三日、答弁が変わってきているんですが、夫人は私人、しかし、それをサポートする公務員は公務である、しかし、そのことによって出かけていったときの費用弁償は私人たる夫人にしてもらっているということなんですが、これは多分、私の理解では、費用弁...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
03月22日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大塚耕平君 民進党・新緑風会の大塚でございます。よろしくお願いいたします。  今、中西さんからいい御提案があって、外為特会剰余金の扱い、私も全く同様に以前から思っております。平均持ち値に、あと、その年のボラティリティーをどう考えるかとか若干考慮すべき要素はありますけれども、も...全文を見る
○大塚耕平君 今大臣が総合的に勘案しというふうにおっしゃったんですが、去年が積算金利が一・六で今年が一・一、そこをもう少し客観的に、何か事務方から説明は受けておられますか、なぜ〇・五%引き下げるのかということについて。
○大塚耕平君 先ほどの中西さんの外為特会の方は、従来三〇%ルールでやっていたのを今回はゼロと。こちらの国債整理基金特別会計への繰入れの方は、まあ日銀が長期金利をゼロ%にしようと言っているわけですから、一・一も積まなくていいんではないかという意見も結構、これは与野党問わずそういう意...全文を見る
○大塚耕平君 どういう考え方でやっていらっしゃるのかという御説明であったんですが、私がお伺いしたかったのは、その考え方に何か改善すべき点なり、何がしか御経験上の問題意識をお持ちではないかということなんですが、改めてもう一回聞かせてください。
○大塚耕平君 全員が納得できるルールというのはなかなかないと思うんですけれども、私個人は一・一は、今年に関していうと、日銀のマーケットに対する向き合い方からすると少しそれでも高過ぎるというふうに思うんですけれども、ただ、先ほど大臣がおっしゃった過去の実績に基づいて何らかの積立てを...全文を見る
○大塚耕平君 以前にもこの委員会で申し上げたことがあるんですが、どこの役所が多過ぎて、どこの役所が少ないかと、なかなか申し上げにくいんですけれども、ただ、出先機関等の実情を見ておりますと、農水省とか国交省辺りはもう少しスリム化の余地もあるかなと。その一方、国税や税関、あるいは金融...全文を見る
○大塚耕平君 私も拝見したところ、環境工学の専門家であるということで、大変立派な方だと思います。お会いしたことはありませんが、そう推量しております。  もう一つお伺いします。アカデミアを所管する役所という観点からお伺いしますが、もったいない学会という学会あるいは縮小社会研究会と...全文を見る
○大塚耕平君 その学会と研究会は、今年の二月十一日に合同でシンポジウムか何かを開いておりますか。
○大塚耕平君 ありがとうございます。  私もそのシンポジウムの案内いただきまして、ここにございます。二月十一日の十時から十七時三十分まで開催されたということでありますが、実はその中で何人かの研究者の方あるいは関係者の方が、自分の研究なり何か関わったプロジェクト等についての報告な...全文を見る
○大塚耕平君 今の御説明ですと、二十六年から三年間ということで予算が付いたもののうち、去年はその六千百万をこの事業をやっている日本国際民間協力会に支出をしたという御説明でよかったですね。(発言する者あり)はい。で、それは、私も予算書を拝見しましたら、去年の各目明細の外務省分の二十...全文を見る
○大塚耕平君 失礼しました。私が数字を読み間違えたかもしれません。  百六十二億ですか。ちょっと御確認いただけますか。これ、見る限りでは、千円単位ですから、千六百二十九億のようにも読めますが。
○大塚耕平君 同様の部分を今年の、今審議をしている予算案の外務省の、やはり毎年各目明細ほぼ一緒ですからね、同じ二十七ページに出てきます。今年は、その該当部分に千六百三十億付いているわけでありますが、この千六百三十億分の中から、この後、八千万をこの団体に支出するということをコミット...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、今年の予算に計上されているこの援助費の千六百三十億は、今後どういうプロセスで配分をされていくんですか。
○大塚耕平君 今御説明になられたのは、財政法の三十四条の二に、財務大臣の指定する経費に係るものについては、その後、実施計画に関する書類を作製して具体的な配分を決めていくという、多分この条項に該当するこれは経費だから現状では何も決まっていなくて、千六百三十億ざっくりいただきましたと...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと質問と答えがかみ合っていませんで、この松井三郎教授の官邸への来館記録はありますかということを聞いているんです。
○大塚耕平君 ということは、この松井さんはかなりすごいうそを述べておられることになりますが、土生さん、大丈夫ですか、後で松井さんから訴えられますよ、余り不正確なことをおっしゃると。
○大塚耕平君 ということは、今、土生さんがお答えになったのは、官邸の部分にいらっしゃったという記録はない、まずこういうことでいいですね。確認です。
○大塚耕平君 しかし、公邸にいらっしゃったかどうかは答える立場にないということを今答弁されたんですね。
○大塚耕平君 我々も、官邸も公邸も利用させていただいたので構造は理解していますが、官邸のメーンエントランスから入るときには記録は残りますよね。
○大塚耕平君 えっ、今、びっくりするような御発言ですが、官邸に出入りされた方々の記録はないということですか。
○大塚耕平君 いや、それが事実だとしたら、テロ対策の観点からはお粗末極まりないですよね。  いや、土生さん、ここはね、土生さん、まあ森友問題とかいろんなことでおつらい立場だと思いますが、これはやっぱり客観的事実は事実としておっしゃらないといけないなというふうに私は思います。 ...全文を見る
○大塚耕平君 公邸の出入口もありますので、それは我々も分かりますので、公邸のあの出入口からもしお入りになったとしたら、ひょっとすると休日だったりするとそういう記録が残らないケースもあったかななどということも私も記憶をたどってみたんですけれども。いずれにしても、官邸のメーンエントラ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、話を前に進めますけれども、公邸でお会いになられたかどうかは分からないという答えですね。  もう一回確認します。首相夫人が松井三郎京都大学名誉教授の陳情を受けるために公邸でお会いになったかどうかは、私的な行為なので答える立場にもないし、分からないというこ...全文を見る
○大塚耕平君 もちろん、私も松井さん本人にまだ確認できていませんので、今日はあくまでビデオの映像、皆さんも御覧になれますので、インターネットの中にこの映像はもう出回っておりますので。  しかし、松井先生の御経歴からして私はこの方も信頼に足る方ではないかなと思っておりますし、この...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、外務省、やってくれますか。
○大塚耕平君 しかし、確認しないままですと、これ、松井さん、こういう発言を現にしておられるわけでありますので、これが事実でないとすれば不的確な御発言ですから、この団体にはもう今年はそういうことであれば予算は付けないという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 この団体、略称NICCOというふうにおっしゃるそうです。長年しっかり活動しておられる団体ですから、今、審議官のおっしゃる意味は分かります。  しかし、予算がこういう形でどんどん作られていくというのは、納税者の立場からすると余り気持ちよくないですね。もちろん我々国会...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、大臣はあれですか、奥様に大臣室で誰かと面会をさせたことはございますか。
○大塚耕平君 いや、おっしゃるとおりで、私も金融担当副大臣のときも厚労副大臣のときも、来たこともなかったです。いわんやそこで自分の妻が誰かと面会をするなどというのは、これ役所の皆さんに示しが付きませんからね、そんなことはやるはずもないし、やってはならない。  あと二分ぐらいなの...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
03月23日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○大塚耕平君 民進党の大塚耕平でございます。  今回の所得税法改正案の中身、お伺いしたいことはたくさんあるんですけれども、今日は外国子会社合算税制の見直しについてまずはお伺いしたいと思います。  まず、大臣にお伺いしたいんですが、そもそもこの外国子会社合算税制、これは課税をど...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、基本的には強化をする方向だという理解でいいですね。今うなずいていただいたので、それを前提にお伺いしますが。  そうすると、合算対象の外国子会社の実情をどのように把握するのかということで、幾つも基準があるんですが、今回そのトリガーになる税負担率、合算後...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、ペーパーカンパニーであってもトリガー税負担率を参考にしながら、合算対象にするかしないかは個別に対象を絞り込むという、こういう理解でいいですか。
○大塚耕平君 そうすると、そもそもペーパーカンパニーの定義は何でしょうか。
○大塚耕平君 今日お伺いしたい質問の問題意識はここまでで御理解いただけていると思うんですが、基本的には外国子会社に対する課税を強化する、BEPSの流れに沿った見直しということなんですが、本当にそうなるのかどうかというところをお伺いしたいわけなんです。  そこで、ちょっと具体的な...全文を見る
○大塚耕平君 これは政府参考人で結構ですが、金融業を行っていないと思われるものは一体何をやっているんですか。
○大塚耕平君 金融機関の顧客、クライアントの要望に応じて、そのクライアントのためにつくっている外国子会社、タックスヘイブンに登記されている子会社はないですか。
○大塚耕平君 そうすると、先ほど金融庁からお答えいただいたメガ三行の有価証券報告書記載の外国子会社のうち、今回のこの見直し後の基準に照らすと、合算対象はそのうちのどのぐらいになるかとかというイメージはありますでしょうか。
○大塚耕平君 それは、あれでしょうか、実は、委員の皆様のお手元にも今回の税制改正の見直しの財務省から提出されている説明資料を配付させていただいていますが、二枚目に、経済活動基準として、事業基準、実体基準、管理支配基準、所在地国基準とかもろもろ書いてあります。どれが合算対象になるか...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、大臣、今回の外国子会社合算税制の見直し、パナマ文書のこともありましたし、これを見直しするというのは、そうだそうだということで賛成意見が多いと思います。我々はもちろん賛成です、これについては。しかし、これらの基準、具体的な基準をこれから決めていくということ...全文を見る
○大塚耕平君 どんな法律でも、詳細を政省令等に委ねればその政省令等がかなり重要な意味を持つのは当然のことでありますが、今回のこの外国子会社合算税制は、とりわけこれから定まっていく基準が重きを成すなと思っている、重い影響を与えると、この基準がですね、と思っているんですが、いつ頃これ...全文を見る
○大塚耕平君 パブコメは付されるんですか。どうぞ。
○大塚耕平君 いや、そうすると、昨日の大門さんの質問をちょっと想起してしまうんですけれども、見直しの分野や内容いかんによりますけれども、これ、もし政省令の案がもう事実上決まっていて、かつもうこの法案が通ったら三月末にもリリースするということであれば、何かこの基準についてはもっと説...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、例えば、一個、じゃお伺いします。事業基準及び所在地国基準の判定方法を見直すというふうになっているんですが、これは、今がどうであって、それをどういうふうに見直すということなんでしょうか。
○大塚耕平君 政省令がオープンにされましたらその他の基準についても一回勉強させていただきたいと思いますが、これは財務大臣あるいは主税局長星野さんにお願いでありますけれども、ということは、今回この基準を見直したことによって、平成二十九年度の、これから始まる二十九年度の決算において、...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。この場で約束まではできないというのは理解できます。  そのタックスヘイブンのペーパーカンパニーを利用するような企業の経営陣は、麻生大臣のような善良な方ばかりではなくて、抜け道を探す天才みたいな人たちですから、この課税強化をしても本当にそうなるかどうか...全文を見る
○大塚耕平君 これも今最後におっしゃったように課税強化ということで出てきている話だと思うんですが、これも本当にそうなのかということなんですね。  これ、今日、法務省に来ていただいているんですが、法務省は外国人の入出国履歴をどのようにどの程度把握していて、その履歴というのは税務当...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、今回のこの見直しの資料ですけれども、五年以内を十年にするということなんですが、五年であれ十年であれ、これは原則は、まずその課税対象になられた方からの自己申告で五年、これまでであれば五年ですし、今後の新しいルールでは、十年の在留期間があったのかなかったのか...全文を見る
○大塚耕平君 私も不勉強で、死んだときに外国の財産まで課税対象になる、しかも、これは大体各国、先進国は共通してそういうルールを持っているということで、知らなかったんですけれども。  そこでいろいろ調べてみたら、なかなか実際の運用は難しいなという印象を持ちまして、これは法務省が作...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。じゃ、これが自動的に今回連動して見直されるわけではないということは理解しました。  何を申し上げたいかというと、これ、課税強化のようで本当に課税強化になるのかなという疑問があります。  例えば、これは主に欧米の方々の高度人材が長くいてくれるようにと...全文を見る
○大塚耕平君 いや、私もいろんな事情で、先日、御担当の内閣官房、土生さんがああいう答弁をされざるを得なかったというのは理解はしますので、訂正されるなら今のうちですけれども、やっぱり、例えば先日申し上げた京都大学の名誉教授のような方が御来館されたら、それは来館されたという記録は残っ...全文を見る
○大塚耕平君 土生さんのお立場上はやむを得ないと思いますが、事実と違う情報が上塗りをどんどんされていっているような気がしてなりません、一連の森友問題でもそうですけれども、大変懸念されるところですが。  最後に一点、今日、籠池さんの証人喚問、私も院内テレビでずっと見ていました。あ...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、最後に一点です。この嶋田さんという部下はおられるんですね。おるとすると、本省の方ですか、それとも財務局の方ですか。
○大塚耕平君 それでは、終わりますけれども、証人喚問というのは本人にとってもまさしく重いこれは対応だったと思いますので、証言をしっかり精査して、引き続き議論をさせていただきたいと思います。  終わります。
03月24日第193回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○大塚耕平君 民進党・新緑風会の大塚耕平でございます。  昨日、私も、籠池さんの証人喚問、自分の部屋で、ちょっと来客もありましたので、院内テレビでずっと拝見しておりました。いろいろまだ自分なりに、あるいは恐らく国民の皆さんも腑に落ちない点もあろうかと思いますので、何点か質問させ...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと私がお伺いしたことと違うんですけどね。もう一回それは今お伺いしますが、その前に、私が証言を聞いていた限りでは、その五か月というのは、単に最終的に総理のお名前を使うことは不可だという連絡が約五か月後に来たということであって、その寄附金について集める集めないを五...全文を見る
○大塚耕平君 是非一度、いつ頃からだったかというのも聞いていただければ有り難いなと思います。来週恐らくどこかの段階で財政金融委員会に総理おいでいただくことになっておりますので、そのときまでにちょっと御確認をいただきたいと思います。  今日は国税庁長官と国際局長においでいただいて...全文を見る
○大塚耕平君 その直前、九月三日の直前の八月二十六日に森友小学校の建設予定地で埋蔵物が発見されて、二十七日に近畿財務局と大阪航空局で現地調査をしているわけですが、この事実関係は、当時の理財局長ないしは当時の近畿財務局長として間違いないですか。
○大塚耕平君 当時の近畿財務局長はどうですか。
○大塚耕平君 実は昨日の谷さんという方からのファクスの件は、大体私もお伺いしたかった点は同僚の福山議員が聞いていただいたのでそれは結構なんですけれども、ほかにも腑に落ちない点が幾つもあるというのは、例えば、この八月二十六日に埋蔵物が発見されて、翌日に近畿財務局、大阪航空局が現地調...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、財務大臣にもう一個お伺いをいたしますけれども、財務大臣は、この国有地の処分、特に森友の件ですね、小学校、値引きの件も含めてですね、報告を受けておられましたか。
○大塚耕平君 それは国有財産法の十四条とか三十一条に違反しませんか。財務大臣と協議が必要と書いてあります。違反しませんか。
○大塚耕平君 しかし、これ値引きをされる、しかも延納、その分割返済の期間を十年まで延長していますよね。十年まで延長することはどの法律に基づいて決められたんですか。
○大塚耕平君 国交大臣にもおいでいただいているんですが、これ国交省も関わっているんですが、この対象の土地は元々どの勘定が持っていたかは御認識はございますか。
○大塚耕平君 今私が国有財産法十四条と申し上げたのは、十四条の八項には、特別会計に属する普通財産である土地、これを売却するときには財務大臣に協議しなければならないと、これはまた特別に書いてあるんですよ。この辺りの手続に瑕疵はあったと皆さんは思われませんか。それは、当時の理財局長、...全文を見る
○大塚耕平君 年間四千件あるうちのその全部を財務大臣に報告したり協議すること、これは不可能だと思います、私も。しかし、ある一定の金額規模あるいは大変な値引きをされるような案件の軽重によっては、それは当然ある段階までは報告がなされるものだというふうに思っております。  今回の件は...全文を見る
○大塚耕平君 国交省ないしは大阪航空局に、まあ彼らは経験がないわけですよ、積算はね。それはこれまでもう審議で明らかになっていますので。  その国交省ないしは大阪航空局に依頼をするということは認識していましたか、武内さん。
○大塚耕平君 大塚耕平でございます。引き続き質問させていただきます。  まず、午前中の質疑で、昭恵夫人と籠池さんがいつ頃からお知り合いになったかという時期については、これは明確に昨日事前通告をさせていただいておりましたので、総理におかれては、週明けに、財政金融委員会で結構ですの...全文を見る
○大塚耕平君 いや、今まさしく正確にお話しいただいたんですが、生活ごみとおっしゃいましたが、資料には、国交省の資料には、廃材、ごみというふうになっていますけれども、この青いところだけで。そうすると、校舎の大半が、大半に含まれているこの赤いところは、実はないんですよ、ゼロなんです。...全文を見る
○大塚耕平君 いや、今、武内さん、正直に知らなかったと御報告がありました。当時の理財局長も財務大臣も案件そのものを御存じない。近畿財務局長は、案件は知っていて調整が行われていることは理解していたと。で、その調整の実態は、この黒枠のところを四七・一%の埋蔵物混入率で計算をするという...全文を見る
○大塚耕平君 そうであれば、その新たな調査をしてでも計算の仕方をちゃんと合理的な根拠に基づいて決めるべきなんですが、残念ながらこの平成二十二年のものを根拠にやっていらっしゃるんですから、これで見るともう明らかにおかしいわけですよ、おかしいわけです。この計算の仕方がおかしい。割引が...全文を見る
○大塚耕平君 財務大臣、せんだって財政金融委員会で御指摘申し上げた観点から御意見をお伺いしたいんですが、皆さんにもお伝えしなきゃいけないので。  これは、行政機関の保有する情報に関する情報公開法、これの五条に、ある一定の情報は非開示にしていいと書いてあるんですが、しかし、ある一...全文を見る
○大塚耕平君 経緯は理解しています。  私が今申し上げたのは、そういう理屈でこの情報公開法の第五条を適用するのは不的確なので、今後はそうするべきではないのではないかと申し上げました。そのことは更に今後検討していただきたいと思いますし、それから、財務省には、非開示にした財務省とし...全文を見る
○大塚耕平君 官房長官、公文書管理法というのは余り読まれませんか、ふだん。第四条というのは御存じないですか。御存じか御存じないかだけお答えください。
○大塚耕平君 じゃ、今ここで是非認識共有していただきたいんですが、公文書管理法第四条、行政機関の職員は、意思決定に至る過程並びに当該行政機関の事務及び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証することができるよう文書を作成しろと書いてあるんです。その中には軽微な案件は除くと書いてあるん...全文を見る
○大塚耕平君 公文書管理法の八条の四には、首相は廃棄の措置をとらないように要求することもできると書いてあるんですよ、大事な文書については。こういうものも準用して、文書管理の在り方とか、あるいは先ほどの情報公開法の主体の読み方、この辺を今までと運用の仕方を変えて、国有地の売却価格は...全文を見る
○大塚耕平君 法律の読み方の。
○大塚耕平君 公文書の管理の在り方を今後強化する必要についてどう感じていますかと、どう思われますかということを聞いたんですが、メールのやり取りの御答弁だったので、それでは、メールと、この谷さんへのお手紙の件に逆に私の方で触れさせていただきます。  まず、官房長官、昨日記者会見で...全文を見る
○大塚耕平君 封書の表書きと、それから谷さんが結果として送られたファクスは公開されたんですが、封書に入っていたお手紙は公開されないんですか。
○大塚耕平君 それでは、官房長官、その谷さんに送られてきたお手紙の中身と、それから総理も今、総理の御夫人と籠池さんの奥さんとの間のメールのやり取り、また御紹介してくださいましたが、籠池さんが公開していいと言うんだったら公開していいと前からおっしゃっています。昨日、証人喚問の中で籠...全文を見る
○大塚耕平君 それでは、委員長にお願い申し上げます。  官房長官に、この予算審議が終わるまでの間に、籠池さんに御確認をいただいて、手紙の中身も、それからメールはもうオーケーだという今お話でしたが、全部公開していただくようお取り計らいをいただきたいと思います。
○大塚耕平君 三枚目のパネル、皆さんにとっては四枚目なんですけれども、結局私もまだ真相はよく分かりません。今日聞いてもまだ腑に落ちない点がいっぱいあって、国民の皆さんが、やっぱり政府は信頼が高い方がいいですから、信頼の高い政府として今後も仕事をしていただくという観点から、今回の一...全文を見る
○大塚耕平君 三十七億円の土地の無償譲渡、仮に合理的な根拠があったとしても、国民感覚的に言うとちょっとびっくりします、これは。是非の問題ではなくて。  それから、近畿財務局長、当時の近畿財務局長にお伺いしたいんですが、森友学園の土地は一億三千万で譲渡したんですが、その隣接地、豊...全文を見る
○大塚耕平君 総理、それから財務大臣もここは是非よく聞いていただきたいんですよ。森友学園の隣の公園は豊中市に十四億で売却している。しかし、これは国有財産法二十二条をよく読むと、公園用地としては相手が地方公共団体だったら無償で貸与してもいいと書いてあるんですよ。  豊中市に対して...全文を見る
○大塚耕平君 その豊中市の公園の話は、その説明は何回か政府参考人の方からもされたんですが、しかし、お金というのは、豊中市が十四億払わなければ、豊中市はその十四億はほかのことに使えるわけですから、やっぱり。  今日、総務大臣に来ていただいていますが、今治市も豊中市も地方交付税交付...全文を見る
○大塚耕平君 それは後先の問題であって、バランスシート上にキャッシュが幾ら残るか残らないかという話になれば私の説明が合理的だと思います。  いずれにしても、森友学園のこの国有地売却、まだこれマスコミの皆さんもいろいろ取り上げていらっしゃるわけですから、やっぱりまだみんな腹に落ち...全文を見る
○大塚耕平君 国際人道法の適用を受けるということでいいですか。
○大塚耕平君 大臣、ひょっとして一九九九年の国連事務総長の告示というのを御存じないわけじゃないですよね。(発言する者あり)
○大塚耕平君 いや、もう私たちはPKOを現に派遣して自衛隊の皆さんに頑張っていただいていて、駆け付け警護もできるようになったわけですから、大臣、ここは認識を国会議員全員が共有しなきゃいけないと思うんですが、一九九九年の事務総長の告示というのは非常に重い意味持っていまして、つまり、...全文を見る
○大塚耕平君 今日はこれ公文書管理の観点で質問しているので、これ以上深入りはしませんが。  申し上げておきますけれども、日本のPKO部隊の皆さんがもし何か起きてしまったときには日本の国内法で対応をしなくてはならないんですけれども、残念ながら、日本で二〇〇四年に定められた国際人道...全文を見る
○大塚耕平君 そのとおりです。  行政組織たる自衛隊の組織員である自衛隊員の皆さんが、政府の命によって危険を冒して現地で業務をしていただくと。その業務をしていただいた延長線上で、武力の行使、他の皆さんを殺傷してしまうようなもし行為が行われた場合には、一体その状況がどういう状況だ...全文を見る
○大塚耕平君 今回の森友問題でどういうことが国民の皆さんが今気にしていらっしゃるかということをここに列挙しました。そのうちの一個は情報公開の問題でもあります。その国有財産の処分の問題にしても、全然事案は違いますけれども自衛隊の皆さんの南スーダンでの日報の問題にしても、やっぱり行政...全文を見る
○大塚耕平君 最後にもう一つだけ。
○大塚耕平君 そうですか。じゃ、終わります。
03月27日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました所得税法等の一部を改正する等の法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     所得税法等の一部を改正する等の法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
03月30日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○大塚耕平君 民進党の大塚でございます。  今日は幾つかの話題について質問させていただきたいんですが、森友の話は最後に聞こうと思っていたんですが、今、松川さんが触れられましたので、ちょっと私も付言させていただきますが、松川委員におかれては大変優秀な方だということは十分伺っており...全文を見る
○大塚耕平君 谷さんが籠池さんに回答したファクス、あれはたしか何日ぐらいでしたですか。
○大塚耕平君 いや、私が確認したかったのは、松川さんの御質問、なるほどなと思って聞いていたんですが、たしか九月五日に講演をされて、昭恵さんがですね、その後、あの手紙が谷さんのところに送られて、谷さんの回答はたしか十一月だったと思いますから、そうすると約一か月ぐらいのクイックレスポ...全文を見る
○大塚耕平君 いや、だから大変先ほどの松川先生とのやり取りは意味があるんですよ。国民の皆さんにとっては、今回の籠池さんへの対応は役所の標準だということで、これからしっかり対応をしていただかなくてはならないということが確認できた質疑だったと思いますので、そのようにこれから対応してい...全文を見る
○大塚耕平君 その上で、今日通告をしている質問で、三月九日にも質問をしたんですが、森友学園の小学校建設用地の土砂の処分地の問題なんですね。これも今、松川さんが御質問されていたように、最終的な評価はこの土地は約一・三億円になったわけなんですけれども、この一・三億円に減価をする前提と...全文を見る
○大塚耕平君 現時点ではそれで結構だと思いますので、しかし事案が事案ですので、もし彼らがあの建設をする過程で運び出して処分したと言い張るのであるならば、やっぱり最終的に確認をする努力をしていただきたいなと思います。  もちろん、せんだっての財務省内の、本省から近畿財務局に話を聞...全文を見る
○大塚耕平君 日本においては、この委員会でももうずっと議論になっております異次元緩和、この金融緩和の影響が、これが、もちろんプラスの面もありますが、下方リスクを潜在的に高めている面もあるということを私は認識をしているんですけれども、そこで、事務方で結構なんですが、二〇一三年度以降...全文を見る
○大塚耕平君 不動産向け融資の数字は今お伺いしたとおりですが、手元にアパートローンというのは何か数字持っておられますか。
○大塚耕平君 恐らく、商品構成でそういう分類をすると、今の不動産向け融資の伸びより少し高いんじゃないかなという気がいたしております。  それでは、今全国銀行でお伺いをしたんですが、その不動産向け融資の伸びを全部お伺いすると時間が掛かりますので、メガバンクと地銀という分け方で比較...全文を見る
○大塚耕平君 下位業態の方が伸びが高いということだと思います。  それから、もう一つ数字をお伺いしたいんですが、全国銀行の同様の期間の預貸率、その裏返しは預証率ですから、取りあえず預貸率で結構ですが、預貸率の推移、全国銀行と大手銀行と地銀と、こういう形で数字を教えていただけます...全文を見る
○大塚耕平君 地方銀行の預貸率が伸びるというのはそれは悪いことではないんですが、それが、今お伺いした不動産向け融資の伸び率が全国銀行の平均や大手より高いということを考えると、不動産とかに傾斜し過ぎていないかどうかということは御確認をしていただいた方がいいと思います。  それと同...全文を見る
○大塚耕平君 その辺、事務方の皆さんにも的確に御指示いただいて、アーリーウオーニングを発するような行政対応をしていただきたいと思いますし、今、相続税対策でアパート建設を勧めているんじゃないか、マンション建設を推奨しているんじゃないかというお話でしたが、現実そうだと思いますし、八六...全文を見る
○大塚耕平君 もう一回聞きたいんですが、当初報道で、今年の年初にかなり幅広にこの法律を作ろうとしていたときの本数と今回の原案の本数という、そういうことでお答えいただけますか。
○大塚耕平君 金融庁はいかがですか。
○大塚耕平君 今日は法務省にも来ていただいているんですが、先生方のお手元には法務省のレク用の一枚紙も配らせていただいております。  率直に申し上げて、非常に難しいし、作りが余りエレガントでない法律だなというふうに思いました。ここで、つまり、下の方に別表一、別表二というのが③の犯...全文を見る
○大塚耕平君 つまり、私もいろいろ教えていただいて分かったんですが、テロに関わるのは別表三と別表四なんですね。  そこで、財務省と金融庁にそれぞれ答えていただきたいんですが、別表三、つまりテロの目的犯罪に関わるような犯罪行為が起こり得るということで、この別表三に含まれているそれ...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、今回、結局六百七十六から二百七十七に絞る過程で、テロとして認定し難い過失犯とか独立未遂犯とかそういうものに関わるものは順番に落としていって、最後に残ったのは五つだというふうに言われています。テロの実行に関わるもの、薬物に関わるもの、人身に関する搾取ですか...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、そうではなくて、その組織犯罪そのものは別表一と別表二で元々この法律の対象としている暴力団とか何かなんですよ。今回、別表三、別表四はテロの対象行為を摘発するために新たに作られたもので、その別表三の中に保険業法も入っているんですが、保険業法がさっき申し上げまし...全文を見る
○大塚耕平君 いや、ということであれば、別表一、二の組織的犯罪の網でもうこれは十分対応ができているわけですから、テロの実行に関わる別表三になぜ保険業法とかほかの金融関係の業法を含める必要があるのかということなんですよ。もう既にその組織的犯罪でこの資金源の話はカバーできているわけで...全文を見る
○大塚耕平君 いや、これ、今のこのお二人の答弁を委員の皆さんも聞いていただいて、ううん、十分に本当に協議したのかなという印象を持たれた方がいらっしゃるのではないかなと思いたいんですけれども。  テロ対策というふうに言われると、それは、テロ対策は必要だよなということで、国民的にも...全文を見る
○大塚耕平君 法務省も。
○大塚耕平君 それじゃ、法務省にお伺いしますが、テロリズムの定義そのものがこの法律に書いてありますか。
○大塚耕平君 それでは、結局、保険業法とか金融関係の法律は、多分、準備罪を適用するときに、防止をするということであれば、実際にお金を収奪される前に摘発をすることが必要になるわけなんですが、準備罪の定義というのはどういうことになっているんでしょうか。法律の中に書き込まれていますでし...全文を見る
○大塚耕平君 今日は、まずは、何というか、私も小手始めの質問をさせていただいたつもりなんですが、非常に懸念の多い法律であり、また法律構成はエレガントでなく、そして各委員会所管の法律が非常にたくさん含まれているんですが、それぞれの役所が十分に法務省ないしは法制局と協議をしたとは思え...全文を見る
○大塚耕平君 しかし、外務省としては事実関係を確認するために先方に問い合わせたという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 そうすると、文書は御覧いただいたとおりですが、松井三郎理事の誤解による発言でありましたというのは、これは、昭恵さんのどういう対応を誤解とされたのかというのを確認してきてくださいというのを昨日通告してありますので、確認した結果を教えてください。
○大塚耕平君 この松井さんという方が、上の四角の箱、つまり講演でお話しになった内容をでたらめを言っているというふうに取るのも松井さんに対して失礼ですし、また、何か昭恵夫人が不正をするなんていうことは、それはもう僕もそんなことはみじんも考えていませんので、この両者を結合すると、なか...全文を見る
○大塚耕平君 もうあと一問で終わりにしますが、この問題、ネット上でこういう展開になってしまったので、NICCOに対して、この予算はもう可決されましたので、今後どのぐらいの予算が執行されるのか、決まった段階ないしは決まる直前の段階で御報告をいただきたいと思っておりますので、お願いを...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議...全文を見る
04月13日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会、公明党及び日本維新の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国際開発協会への加...全文を見る
04月25日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大塚耕平君 民進党の大塚耕平でございます。  今、白さんの質疑を聞いておりまして、また、これまでの、特に森友学園関連の質疑を聞いておりまして、やはりちょっと公文書の管理等々について相当緩みが見られるなというのを痛感をしております。  これは与党の皆様にも一緒にお考えいただき...全文を見る
○大塚耕平君 日銀の答弁の内容もさることながら、前半で申し上げた公文書の管理についてももう一回御答弁をお願いしたいんですが、先ほどの白さんの質疑を聞いていると、つまり、過去の経緯を記した公文書等について、保存するべきものとしなくてもいいものがあるという答弁をしたからあの展開になっ...全文を見る
○大塚耕平君 まさしく問題があるということは今御理解いただけたと思いますので、どう対応していくかということは一緒になって考えていきたいと思いますけれども、役所の皆さんは、公文書管理法ができたときに、その規定に基づいて過去の文書を廃棄するなり処分したという経験もおありだと思います、...全文を見る
○大塚耕平君 その八本法律で、犯罪の数としては財務省並びで言うとお幾つですか。財務省は十三本で二十六個とおっしゃいました。金融庁は八本で犯罪の数としては幾つでしょうか。
○大塚耕平君 これの更問いに移らせていただく前に、公文書館について熱意を語っていただきましたので、与野党双方で協力してやらなければいけないというお言葉を今いただきましたので、是非、副総理として、これ与野党の協議体を設けるべく、少しそういう指示を出していただけませんでしょうか。 ...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。検討をしていただけるという御答弁いただいて、ありがとうございました。是非よろしくお願いします。  それで、今の組織犯罪規制法の問題ですが、その財務省所管の十三本二十六の犯罪、金融庁の八本十四の犯罪、その二十六と十四の犯罪の数に照らしてでいいん...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  議事録もう一回読んでみますけれども、役所の皆さん、今大臣が御答弁いただいた内容を、できたらより分かりやすく計表にして御提出いただきたいと思いますので、また改めてお願いをします。  その上で、大臣、今回のこの法案は、テロ対策のためというふ...全文を見る
○大塚耕平君 もちろん外務省にもこれから聞きますが、これ外務省任せにしちゃ駄目なんですよ。全省庁関係しているわけなので、それぞれの大臣が、我が省所管の法律やそこに定められている犯罪に関して、パレルモ条約三条に基づく法制化の必要があるものはどれかという観点で協議しなきゃいけないわけ...全文を見る
○大塚耕平君 今、真摯に御答弁いただいたと思いますけど、私は多分、これ十分各省庁、これは財務省も金融庁もそうですけれども、法案の詰めがなされていないという気がします。  例えば、今申し上げたように、投信法の二百三十六条四項や保険業法の三百三十一条四項というのは威迫行為の罪なんで...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、最後にお伺いしますが、今申し上げたとおり、この威迫行為も、威迫行為は組織的犯罪集団じゃなくてもするわけですよ、ちょっと柄の悪い顧客だったりするとこういうことがあり得るわけで。  ということは、やっぱりこれは、法律上は一般の人たちも対象になる蓋然性が現状ではあ...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
05月16日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○大塚耕平君 民進党・新緑風会の大塚でございます。  今日は、本来は金商法の話から入らせていただきたかったんですが、前回の日程から今日に流れた間に商工中金をめぐって問題が発生しましたので、そのことからお伺いをしたいと思います。  金商法については私ども基本的に賛成でございます...全文を見る
○大塚耕平君 もう商工中金としては各党の会議等に呼ばれているというふうに思いますけれども、社長は今までどの党の会議には出席をされましたですか。
○大塚耕平君 これは事柄の性質上、公明党さんや共産党さんや私どももまたお招きをいたしますので、それは役目柄しっかり御出席をいただくべきことだと思いますので、そのようにお願いをしておきます。  その上で、そういたしますと、うちの部門会議でもいろいろ議論をしましたけれども、そこで出...全文を見る
○大塚耕平君 この問題については、自民党の長峯理事にも御了解をいただいて、またあさって一般質疑でもさせていただきますが、二、三、あらかじめお伺いをしておきたいというふうに思います。  報告によりますと、大変多数の書類の改ざんと、それによる危機対応融資の不正実行が行われたわけであ...全文を見る
○大塚耕平君 当然、内部での調査結果は社長として熟知をしておられるというふうに理解をしておりますし、今お伺いしたところ、各党の会議で問われたことについても報告を受けているということですのでお伺いをしているわけであります。  今の御答弁ですと、取引先からキックバック等を受けたとい...全文を見る
○大塚耕平君 という前提でお伺いをしたいわけですが、その上で、本来行われるべきでなかった融資に伴う利息の減免等々については全部返還を受けたという報告も聞きましたけれども、それも事実ということでよろしいですか。
○大塚耕平君 ということは、それは我々が内部の会議で、経産省、財務省の担当者並びに副社長もおいでになりましたけれども、その際にお伺いした内容とは今は全く違うことを御答弁されましたので、もう一回確認の上、あさって審議に臨んでください。  といいますのは、我々の内部の会議で聞いたと...全文を見る
○大塚耕平君 今、商工中金の株主はどういう状況ですか。一〇〇%政府という理解でいいですか。
○大塚耕平君 ということは、政策金融公庫に商工中金としてその補填分の利息を返還したということは、五四%の株主の了解は取ってそういう行為はされておられますか。
○大塚耕平君 それはちょっと順番が逆のような気がするんですが、どういう社内の意思決定によってその処置が決まったんでしょうか。  四六%の政府に対しては、それは財務省や経産省に対して、こういう事後処理をしますということで御報告されれば、まあ政府側はそれで納得すればいいわけですけれ...全文を見る
○大塚耕平君 社長、もう経産省の事務次官ではあられないんですから、これ、通告があるとかないとかじゃなくて、これだけの不祥事が起きたことについて子細に全部把握しておられるのが社長として当然のことであります。ちょっと今の御答弁には私は驚きを禁じ得ませんけれども。  これは詐欺と一緒...全文を見る
○大塚耕平君 ちょっと国会が緩んでいるというのは何度もこの場でも申し上げて、それは半分以上が、私どもというのは、まあ私は所属が民進党でありますが、民進党の責任でもあり、大いに反省をしている次第なんですけれどもね。  もちろん、今の現社長が在任中にスタートした話ではありませんから...全文を見る
○大塚耕平君 実はこの危機対応業務は、麻生大臣が総理であられたときのリーマン・ショック対応として、私どもも当時参議院では多数派を形成させていただいておりましたので、危機対応プランとしてこの危機対応業務をしっかり使うべきだということも御提言申し上げて、そしてしっかり御対応いただいた...全文を見る
○大塚耕平君 もう最後にいたしますけれども、社長には是非、事の重大さをもう一度再認識をしていただいて、国会にも向き合っていただきたいと思いますし、事後処理にもしっかり当たっていただきたいと思いますが、商工中金の在り方については、商工中金が公的業務とどう関わり合うべきかについてはま...全文を見る
○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました金融商品取引法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     金融商品取引法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
05月23日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○大塚耕平君 民進党の大塚でございます。  ただいまは白委員と古賀委員からいろいろ質問がありましたが、この問題、これから金融庁、検査に入るということですし、この後のフォローアップも含めて、秋にもし臨時国会があれば臨時国会にも尾を引く事案だというふうに認識をしております。  今...全文を見る
○大塚耕平君 今回の調査報告書、これは確かに安達社長の下でよく調査された報告書、しかも十分に公開されたという点は評価申し上げたいと思いますが、この報告書の九十四ページには、池袋事案のときに私文書偽造罪の成立を否定するために行為者に対して誘導質問をしたというふうに書いてあるんですね...全文を見る
○大塚耕平君 池袋事案はまだ時効に至っていないという時間軸の範囲内だと思いますので、行為者のみならず、そういうことを経営陣としてもし理解していたとしたらこれは幇助でありますし、私文書偽造の定義についてもこれはきっちり今回議論しないと、民間金融機関で同じようなことが起きても何の処罰...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
05月25日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第16号
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○大塚耕平君 民進党の大塚耕平でございます。  今日は、この法律に後ほど附帯決議を付けるべく皆様方に御提案を申し上げたいと思うんですけれども、今回の附帯決議、かなり具体的な意味を持つ内容だというふうに思っておりますので、それに関連して若干質問等をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○大塚耕平君 それなら分かりました。  ちょっと議事録確認してみますが、ゆうちょ銀行が代理業だというふうにおっしゃったように聞こえたものですから、ひょっとすると、なかなかゆうちょ銀行の新たな業務の認可申請に認可が出ないのも、そういう御認識が前提になっているのかななどと思ったりし...全文を見る
○大塚耕平君 全くおっしゃるとおりで、この契約の内容次第というのが今後大きな課題になってくるんですね。当然、金融界は責任回避をそれは企業の本能としてするでしょうから、今のような投資相談のようなこと以外でも、例えば決済トラブル、こういうものが起きたときに、いや、それは銀行の責任じゃ...全文を見る
○大塚耕平君 是非そのバランスをしっかり取っていただきたいと思います。  最後に、藤末さんから中国の電子決済企業の御紹介ありましたけれども、東京でタクシーに乗ると、タクシーの助手席の後ろにアリペイとか中国の決済カード使えますよという告知がありますよね。あれは当然、中国のお客さん...全文を見る
○大塚耕平君 私は、ただいま可決されました銀行法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・こころ、民進党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     銀行法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は...全文を見る
06月13日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○大塚耕平君 民進党・新緑風会の大塚でございます。  今日は、FRC報告等について質問させていただきます。  まず、委員の皆様方のお手元にも、金融庁がまとめております預金保険機構による資金援助等の実施及び回収状況についての資料をお配りをさせていただいております。九〇年代のバブ...全文を見る
○大塚耕平君 三番についてもお伺いします。  資本増強・資本参加に十三兆四百五十五億円が投入されたと。しかし、それを十三兆九千三百十三億円回収しているわけでありますが、この回収というのは投入した十三兆四百五十五億円のうち幾らに相当する部分に対して十三兆九千三百十三億円を回収した...全文を見る
○大塚耕平君 最後に、四番についてお伺いします。  これは、その他の資金援助で六兆三千億円投入しているんですが、回収が五兆一千億円。これも同様に、幾らの資金援助の部分を回収した結果五兆一千四十九億円になっているのでしょうか。
○大塚耕平君 今、数字をつまびらかにしていただいたんですが、このFRCの半期報告には今おっしゃった内訳は掲載されていますでしょうか。
○大塚耕平君 そういう観点では、今幾らの対象資産に対して幾ら回収したかという数字を開示していただいたのは、実はFRC報告が始まって今日が初めてだというふうに認識しています。これは、いろんな事情があってこれまでその内訳は開示されていなかったものと思いますが、今お伺いしたところによる...全文を見る
○大塚耕平君 是非よろしくお願いします。  分析というよりも、まさしく膨大な国民負担をしながら処理をしてきた結果ですので、どのぐらい回収益が出たかということも含めて、やはりそれは国民の皆さんに全部お伝えするべきだと思いますので、是非前向きに御検討いただきたいと思います。  な...全文を見る
○大塚耕平君 そういう意味では、まさしく節目が来たので、金融行政の大きな方向性を今後どうするかということの検討のたたき台としてまとめられたということで、私も拝読しましたが、抽象的には大変いいことが書いてありますが、問題は、具体化するときに相当難しい問題があるということで、二、三お...全文を見る
○大塚耕平君 今印象に残った言葉としては、当局の失敗、行き過ぎると失敗するというような御表現があったと思うんですけど、これ逆もまた真なりでありまして、今新聞の報道等で金融庁がどっちの方向にかじを切ろうとしているか、あるいは大臣のこの委員会での御発言から推測しますと、要するに、もっ...全文を見る
○大塚耕平君 私も周辺分野にいる人間として、この報告書を具体化していく過程ではいろいろ意見は述べさせていただきたいと思いますけれども、そうすると、今のような早期警戒制度もうまく活用しながら、積極的に融資に応じていく金融機関を増やしていきたいと。  しかし、無担保融資などもやれば...全文を見る
○大塚耕平君 マニアックな分野ですから関心のある人はそう多くないので、関心のある一人としていろいろ具体案は申し上げますので、よろしければ御納得のいただくものについては採用していただければなというふうに思っています。  さて、そういう中で、このところ新聞報道で、六月の八日、九日の...全文を見る
○大塚耕平君 何となく分かりましたけれども。  ただ、特に債券の保有新規制は、その金融機関の健全性云々の観点からは、まあ私などはふっと、何となく想像ができたんですけれども、マーケット関係者からは、これ、日銀の金融政策との絡みで地銀に国債を放出させようということですかとか、そうい...全文を見る
○大塚耕平君 分かりました。  金融に関する質問はこのぐらいで終わらせていただきますが、大臣、もう一回さっき御覧いただきましたグラフ見ていただいて、上の方に、「異次元緩和のデメリットが顕現化する中での金融行政の次は「・・・」か」というふうに箱に書かせていただいたんですが、つまり...全文を見る
○大塚耕平君 護送船団方式という言葉に慣れ親しんだ私の世代としては、ちょっと一つアイデアを申し上げておきますが、これからまさしく金融再編、もうこれ避けられないですね、金融再編、それから、国際金融とどう向き合っていくか、それから、徳茂さんがフィンテックのこともおっしゃいましたが、サ...全文を見る
○大塚耕平君 大臣には以前、愛知さんが副大臣の時代に、例の基金の見直しについても、結局法改正まではやっていただけませんでしたが、見直しについて工夫もしていただきましたので、この国有財産についても是非御努力をいただきたいと思いますし、私もまたいろいろ申し上げていきたいと思います。 ...全文を見る
○大塚耕平君 確認ですが、そうすると、申請書類の中にはそういう数字も含まれているという理解でいいですね。
○大塚耕平君 この場では開示できないということですが、報道等によりますと、大体二百億円弱ぐらいの総工費で、補助金を九十五億円受領するという報道もされておりますが、この補助金というのは文科省からも出るんでしょうか、認可された場合ですね。
○大塚耕平君 いや、この建設コストについては補助金が出ますでしょうか。
○大塚耕平君 報道等によると、その九十五億円というのは今治市から出るということになっていますが、これは文科省に要望しておきますので、今審査している審議会に是非お伝えをいただきたいんですが、これ国会の委員会で発言が出たということで是非お伝えいただきたいんですが。  やはりその書類...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、相談の結果、伝えるか伝えないか決めたら報告に来てください。
○大塚耕平君 私はこれ、これだけ今問題になっているわけなので、この加計学園、まだ大学としての認可が出ていないのに工事だけは着々と進んでいるわけですが、これ、一回工事も差し止めるべきだと思っているんですが、文科省あるいは行政手続法上所管している総務省にお伺いしたいんですが、これ、一...全文を見る
○大塚耕平君 誰も止められないまま造ってしまった、今治市は九十五億円渡す、大学は開学されないということになれば、これは市民に対しても申し訳が立たないですからね。  総務省にお伺いしますけれども、例えば行政手続法上の第十条に、申請者以外の者の利害を考慮すべきことがある場合には聴聞...全文を見る
○大塚耕平君 もっと大きい声で、もう一回。聞こえなかった。
○大塚耕平君 開かれていないとすれば、行政手続法第十条違反じゃないですか。
○大塚耕平君 もうこれで最後にしますけれども、聴聞が開かれたか開かれていないかという事実関係とともに、開かれなかったとすればなぜ開かなかったということに関してお答えをいただきたいと思います。後日で結構ですから。(発言する者あり)いやいや、多分、十条を今持ってきて、当該法令において...全文を見る
11月21日第195回国会 参議院 本会議 第4号
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○大塚耕平君 正副議長、議員、閣僚の皆様並びに国民の皆様に改めて御挨拶申し上げます。この度、民進党代表に就任いたしました大塚耕平でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  冒頭、最近の台風や集中豪雨等で亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に心...全文を見る
11月29日第195回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○大塚耕平君 民進党・新緑風会の大塚耕平でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。  また、総理ほか閣僚の皆様方は、早朝からの北朝鮮ミサイル発射に対する御対応、お疲れさまでございます。  冒頭、そのことについてお伺いをしたいと思いますが、民進党といたしましても、北朝...全文を見る
○大塚耕平君 未明の情報では、複数発射したのではないか、また、この火星14が多段階ミサイルなので、この火星14だったのではないかというニュースも一時流れましたけれども、一発ということでよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 御承知のとおり、中国共産党の中連部の部長である宋濤さんが北朝鮮を訪問したわけでありますが、このことによって少し北朝鮮の姿勢が変わるのではないかと期待されたんですが、結局、この宋濤部長の訪朝はほとんど効果がなかったという理解でよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 河野大臣、今、宋濤部長がどういう会談を行ったかについては答弁を差し控えるがとおっしゃったんですが、ということは中国側から報告を受けているという理解でいいですか。
○大塚耕平君 総理にお伺いします。  最近、中ロ首脳とは会談をしておられるんですけれども、習近平総書記、プーチン大統領、北朝鮮問題に対してどのような姿勢で臨むというふうにお感じになられましたでしょうか。
○大塚耕平君 総理の今のプーチン大統領の御認識の件は、もう一回その時点をお伺いしたいんですが、プーチンさんは九月の会談の後に、北朝鮮の制裁は効果がない、無意味だと御発言をしておられるんですが、その後のお話ですか、今のは。
○大塚耕平君 いや、私がお伺いしたかったのは、中国やロシアの協力がないとこれきちっとした対応ができませんので。  プーチン大統領は、さっき申し上げたように、九月には北朝鮮の制裁は効果がなくて無意味だと片方では言っていると。それから、アメリカが今回テロ支援国家に再指定したのは、そ...全文を見る
○大塚耕平君 今のは流れで御質問したので御存じなくて当然だと思いますが、二〇〇七年に第十七回の共産党大会の後に北朝鮮を訪問させた劉雲山中央宣伝部長、二〇一二年の第十八回党大会の後に訪朝した李建国全人代副委員長、このお二人は両方とも序列二十五位以内の政治局員なんですよ。  今回の...全文を見る
○大塚耕平君 いや、断定していただく必要はないんですが、今の情報をお伝えした上でやはり外務大臣としての所感をお伺いします。
○大塚耕平君 総理、せんだっての代表質問でもお伝え申し上げましたが、私は、是非の問題ではなく、残念ながら国際社会は自国の利益を犠牲にして他国の利益を守る国はないというのが現状だと思っております。同盟国でも当然それは国家としてある意味当たり前の姿かもしれません。  いわんや、中国...全文を見る
○大塚耕平君 総理、前回の北朝鮮のミサイル発射、九月十五日の後には与野党幹事長会談が行われて国会決議をしようという話になったんですが、今回はそういうお考えはおありですか。そのような呼びかけをした際には総裁として乗っていただける話でしょうか。
○大塚耕平君 前回はその与野党幹事長会談の合意に基づく決議を行う前に解散してしまいましたので、実はできていないんですよ。今回は解散しないでください。  さて、今日の本題に移らさせていただきますが、森友、加計問題については後ほど同僚の川合議員が詳しく聞かせていただきますが、二、三...全文を見る
○大塚耕平君 文科大臣の所見は今伺ったんですが、しかし様々な情報がまだまだ飛び交っている中で、総理として、本件に関して国民の皆様及び国会に対してどのような姿勢で今後情報公開を行い、説明責任を果たすおつもりかをお伺いします。
○大塚耕平君 これ、総務大臣にお伺いするのがいいと思うんですが、加計学園に拠出される今治市と愛媛県からの補助金は最大で幾らになりますでしょうか。
○大塚耕平君 そのほかに土地の無償譲渡の三十七億円もあるわけでありますが、ただいま九十六億円とおっしゃったその数字の積算根拠、どういう数字から九十六億というものがはじき出されるんでしょうか。
○大塚耕平君 二分の一、つまり二倍ということは百九十二億円なんですが、この百九十二億円、私もその申請書類、コピーをいただいて拝見しました。  もし御存じであれば教えていただきたいんですが、これは文科大臣かもしれません、この施設は基準内と基準外に分かれているんですが、基準外のもの...全文を見る
○大塚耕平君 是非調べていただきたいんですが。  もう一つ、この申請書類いただいたので気が付いたことなんですが、その百九十二億には開設後の三十年度の分も入っているんですよ。開設するまでの費用に対して補助するものではないんですか。
○大塚耕平君 いずれにいたしましても、その基準内外の問題、そして開設年度後の経費まで含まれているという点について、是非一度調べてお答えをいただきたいというふうに思っております。  これ、今治市、愛媛県の判断とはいえ、今治市、愛媛県は地方交付税の交付団体でありますし、元は全部税金...全文を見る
○大塚耕平君 会計検査院長にお伺いをしますが、繰り返しの確認になるかもしれませんが、ごみ撤去費について十分な根拠が確認できないという、こういう内容でよろしいですね。
○大塚耕平君 財務大臣、よろしいでしょうか。  二十四日の衆議院の内閣委員会で立憲民主党の篠原議員がこの件をお伺いした際に、財務省として慎重な調査検討を欠いていた、財務省として改めて検証をしていきたいというふうに御答弁しておられます。具体的にどのようにこれ財務省として再検証する...全文を見る
○大塚耕平君 非常に関心の高い問題ですので、総理にも一言お伺いします。  今のは、何かこれからの業務の在り方の見直しのような御答弁を財務大臣からいただいたんですが、財務大臣は財務省として改めて検証をしていきたいというふうに、これは財務大臣がお述べになったのか事務方か分かりません...全文を見る
○大塚耕平君 加計学園、森友学園の問題は、この後の川合議員に譲らせていただきます。  会計検査院は様々な調査報告書を出しているんですが、今年の九月には次期戦闘機F35Aの調達に関する報告書も出しておられます。概要を教えてください。
○大塚耕平君 今の報告書の概要を聞いていただいてお分かりのとおり、相当ずさんな取引状況になっているわけなんですが、防衛大臣にお伺いしたいんですが、FMS、有償軍事援助というものは何でしょうか。
○大塚耕平君 閣僚の皆さんのお手元にもFMSの調達の実績のグラフをお示ししてございます。(資料提示)  今防衛大臣から御説明があったとおり、この取引は、価格、納入期限は見積りにすぎず、アメリカ政府はこれに拘束されない、代金は前払、アメリカ政府は契約を一方的に解除できるという内容...全文を見る
○大塚耕平君 我が国の安全保障環境が厳しくなっている、そして防衛力を強化しなければならない、これは分かります、これは分かります。しかし、そのことと、このFMSで安倍総理になってからこれだけ巨額な調達をしているということが合理的な因果関係があるかどうかというところが問題なんです。 ...全文を見る
○大塚耕平君 FMSの契約そのものが、さっき申し上げたようにかなり売却側であるアメリカにまあある意味不合理に有利な条件になっているということ、そして今、会計検査院からあのような報告書が出ているということを踏まえると、例えば、総理はトランプ大統領から武器を買ってくれという要求があっ...全文を見る
○大塚耕平君 私がお伝えしたい趣旨は御理解いただけると思いますので、それを踏まえていただいた上で、最後にこの関連についてもう一つ伺わせていただきますが、さっき総理からイージス・アショアの話がありましたけれども、防衛省から聞いたところでは、トランプ大統領との会談で何か新しいものを購...全文を見る
○大塚耕平君 来年度のまた予算の審査のときには、そういった点についても詳しく御説明をいただければというふうに思います。  装備については以上で終わりにしますけれども、北朝鮮問題に関しては総理にもう一個お伺いしますが、防衛大臣でも結構ですが、十一月十一日から四日間にわたってアメリ...全文を見る
○大塚耕平君 外交安保の質問はこれで終わりにさせていただきますが、重ねて、是非の問題ではなく、国家というのは自国の利益を犠牲にして他国の利益を守ることはないというのが残念ながら現在の現実だと思いますので、総理におかれては、もちろん同盟国アメリカとしっかり話をしていただくのは当然の...全文を見る
○大塚耕平君 総理、代表質問でも申し上げましたが、是非、政策課題については我々も建設的な議論をさせていただきたいと思っていますので、認めるべきところはお認めしますので、議論すべきところはちゃんと議論していただきたいということなんですよ。だから、株価が上がったこととか過度な円高が是...全文を見る
○大塚耕平君 さすがですね、おっしゃるとおりで。一人当たりの現金給与総額というのは、もうこれ出ているわけですよ。だから、総雇用者所得というのは雇用者数が増えれば増えるに決まっているんです。  現金給与総額は安倍政権が誕生してから今日まで、じゃ茂木さんにお伺いしますが、増えていま...全文を見る
○大塚耕平君 じゃ、茂木さん、これ数字をお伝えしますので、さっきも申し上げたように、議論した結果、ここはちょっと再検証する必要があるなと思ったら持ち帰って御検討いただくから国会の議論は意味があるんですよ。  安倍政権が誕生した二〇一二年十二月、そのときの現金給与総額、これは十二...全文を見る
○大塚耕平君 そうしたら、これお願いしますけど、パートが増えているから現金給与総額が上がらないというのは、そうであるならばやっぱり正社員が増えるようにしていただくべきだと思いますし、それから、後でまた相対的貧困率の中央値でもお話お伺いしますけど、この現金給与総額のその中身を正規社...全文を見る
○大塚耕平君 総理、官僚の皆さんは、経済状況どうかといって総理が聞かれれば、当然総理のことをそんたくして、いや、うまくいっていますよという説明を持っていくんですよ。それは……(発言する者あり)いやいや、それはそういうものなんです。私も日銀で勤務しておりましたので、それは総裁から聞...全文を見る
○大塚耕平君 今総理が実質賃金のお話されましたので、その次のグラフ見ていただきたいんですが、実質賃金は、でも総理、下がっているんですよ、やっぱり、この青い線を見ていただくと。これ、代表質問のときも、この実質賃金が上がらない原因、下がっている理由をパートの増加を主因の一つに挙げられ...全文を見る
○大塚耕平君 加藤大臣、今のは実質賃金ですか。ちょっともう一回確認させてください。
○大塚耕平君 せっかく総理の助太刀で御答弁しておられるので、それではちょっとお伺いしたいんですが、名目賃金が下がると、あるいは上がると、これはすごく実感に響くわけですよね、やっぱり。それはお分かりいただけますよね。  名目賃金を見ると、これ全体では二〇一二年に九八・七から二〇一...全文を見る
○大塚耕平君 なるほど、おっしゃるとおりです。二〇一五年を一〇〇とすると、このグラフの水色の線、実質賃金と消費者物価指数がぐっと寄ってくるんですよ。  だから、これは茂木さんなのか加藤さんなのか、どちらでも結構ですけど、なぜ二〇一〇年を基準値としたときの傾向が、二〇一五年を基準...全文を見る
○大塚耕平君 上下するのは分かるんですよ。上下するのは分かるんですが、根本的な傾向が変わるというのは、これはどのような理由によるものですか。
○大塚耕平君 総理、この辺りちょっと是非よく一緒に聞いておいていただきたいんですが、今大臣が御答弁いただいた部分は、私も今後一緒に分析したいと思います。傾向まで、基本的な傾向まで変わってしまったら統計の意味がないですからね。過去の傾向が変わっちゃったら取った経済政策は過去と不整合...全文を見る
○大塚耕平君 総理、くどいようですけど、なるほどなと思う点があったら軌道修正していただければいいわけなので、そのための国会議論ですから。  この実質民間最終消費支出見ていただくと、民主党政権のときは、二〇〇八年から二〇一二年まで実は十三・七兆円増えているんですよ。それで、第二次...全文を見る
○大塚耕平君 官邸に呼んでいただければ幾らでも意見は申し上げさせていただきますので。  総理、結論だけ申し上げますと、やっぱり民主党政権のときは、二〇〇八年と二〇一二年対比でいうと十三・七兆円消費支出は増えている。そして、今、安倍政権になってから、このデータで見る限り、二〇一二...全文を見る
○大塚耕平君 もう一個だけ、これに関連した質問なんですが、代表質問のときにお伺いした相対的貧困率の中央値が低下している原因、これもう一回御答弁いただけますか。あのときもやっぱりすごく短くて曖昧な答弁でしたので。  中央値が下がっているということは、一般には貧しくなっているという...全文を見る
○大塚耕平君 そこも御協力するので是非分析したいところなんですけどね。  今も本会議のときと同じように、中央値が下がっていることは高齢者の増加等とおっしゃるんですよ。これが官僚が用意する答弁の巧みなところで、この高齢者の増加等の等って何ですか。高齢者の増加だけでは理解できないか...全文を見る
○大塚耕平君 要するに、等は何ですか、茂木さん。
○大塚耕平君 等の上にまた等が付いちゃうと。とうとう分からないまま終わっちゃいますけど。  さっきの実質賃金もそうですけど、高齢者だパートだとおっしゃるならば、実質賃金やこの中央値についても、現役の正規雇用者、そして高齢者、パートの方というふうにこれ統計を整備しないと、本当に経...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。  それでは、税制もちょっとお伺いしたいんですが、個人消費が伸びない理由の一つに国内の車の販売が伸びないというのも大きく影響しています。  財務大臣にお伺いしたいんですが、我々の政権時代から申し上げていました車体課税の抜本見直し、そろそろ...全文を見る
○大塚耕平君 もう検討はずうっと聞かされていますので、本当にぼちぼち、自動車産業が日本の基幹産業である、また自動車の売上げが最終消費支出にも影響を与えるというふうにお考えなら、そろそろ本気でやっていただきたいと思います。  同時に、来年度の税制改正や予算に絡んで今ホットな話題に...全文を見る
○大塚耕平君 どうぞ、いや、財務大臣も是非。
○大塚耕平君 財務大臣、先ほど申し上げましたように、金融担当副大臣の私と財務副大臣の野田さんの間でやったというのは、これは国交省の問題でもありますが、損保会社の問題でもあるんですよ。大臣は今両方の大臣兼ねておられますが、どっちの立場で仕事をするおつもりなんですか。
○大塚耕平君 総理、これ兼務されているとこういう利益相反も起きるんですよ。その点についてはどういうふうにお感じになっておられますか。
○大塚耕平君 是非今年度には解決していただきたいと思います。  財務大臣にもう一つお伺いします。  今、働き方改革と合わせる形で個人所得税の見直しの議論が行われていると様々報道されておりますが、現在の検討状況を聞かせてください。
○大塚耕平君 基礎控除、給与所得控除と併せて公的年金等の控除の御検討もしておられるということなんですが、年金収入が一千万円超で控除に上限を設けるというような検討ポイントも上がっているんですが、年金収入が一千万円超という方はどういう年金をもらっておられるんですか。
○大塚耕平君 大臣、ちょっと今気になったんですが、企業年金はいいんですけれども、私的年金、個人年金保険なんかを生命保険会社なんかに掛けている方、これもその公的年金控除のときのもらい過ぎの年金にカウントするということですか。
○大塚耕平君 大事な点だと思いますので。私的年金までカバーを掛けたらちょっと話がおかしくなりますね。公的年金をかなりの額をもらっていらっしゃるというんでしたら話は分かりますが、十分に御議論いただきたいと思います。  それとの関係で、是非財務大臣かどなたかにお伺いしたいんですが、...全文を見る
○大塚耕平君 皆さんのお手元にスウェーデンと日本の国民負担率のグラフをお届けしているんですが、スウェーデンというのは、我々、スウェーデンは国民負担率七割、八割と聞かされていますよね、財務省の説明や厚労省の説明で。ところが、下がってきているんですよ。  総理、スウェーデンというの...全文を見る
○大塚耕平君 私も、今年八月、ちょっとこれは確認しなきゃいけないと思って確認して、現地に行ってびっくりしたんですが、スウェーデンでは、日本円でいうと年収六百八十八万までの方は国税を払っていないんですよ。国税払っていない方は八八・九%。それでも回っているんです。  もう一枚、総理...全文を見る
○大塚耕平君 これは麻生総理とも、麻生総理時代に議論させていただいたんですが、日本は、何かこの黄色いところ、国民負担率が低いから税金上げる、社会保険料上げるという、こういう議論がずっと行われているんですが、実は、この青いところ、実質的に他国ではこれがカバーされているところの負担感...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございました。