大塚耕平

おおつかこうへい

選挙区(愛知県)選出
国民民主党・新緑風会
当選回数4回

大塚耕平の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。足立議員に続いて質問させていただきます。  まず、改めてでございますが、総理、第二次補正予算の概要と、今も随分議論になりました統計不正問題に絡んで、これを当初の案から修正せざるを得なくなった部分、国民の皆さんに御説明いた...全文を見る
○大塚耕平君 この補正予算ではなくて本予算の方で、この統計不正問題に絡んで本予算の案を修正されたということでよろしいですね。
○大塚耕平君 先ほどの足立議員の最後の部分、この統計不正に絡んだ統計のメンテナンス等を、これを国民の皆さんの負担、特に労使の負担でやるというのはおかしいというのは本当に私もそう思いますので、これ、まだ、本予算の審議これからなのでまだ間に合いますから、その部分も含めて再修正していた...全文を見る
○大塚耕平君 現時点ではそういう答弁になると思いますが、本予算の審議に向けて、野党も今の部分、何かいい提案ができないか検討しますので、真摯に受け止めていただきたいと思いますが、大臣、それでよろしいですか。
○大塚耕平君 前向きな答弁をいただいたと思います。  統計問題に入らせていただく前に、外交からちょっと伺いたいと思います。  さきの総理の所信に対する代表質問で、我が党の榛葉賀津也議員が御質問した部分の答弁についてお伺いをしたいと思います。これがその答弁の内容そのものでありま...全文を見る
○大塚耕平君 それを踏まえた上でのこの御答弁の内容であります。この二パラ目の、平和条約締結後に歯舞群島、色丹島が日本に引き渡されることを規定していますと。ここには当然、国後、択捉は入っていないという理解でよろしいですね。
○大塚耕平君 一方、次のパラでは、平和条約交渉の対象は四島の帰属の問題であるとおっしゃっているわけです。平和条約締結のためには、四島の帰属の問題を解決しないことには締結に至らないという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 ということは、平和条約締結に際して、四島の帰属の問題が解決されていない限りは締結はないということでよろしいですね。
○大塚耕平君 今おっしゃった四島問題の解決というのは、どういう範囲の内容を想定しておられますか。
○大塚耕平君 容易でないことは我々も理解しています。しかし、四島問題、何も解決されないまま締結されるおそれがあると感じている人が結構いるんですね。  そこでお伺いしますが、一九五六年の共同宣言ですが、平和条約締結後に歯舞、色丹島が引き渡されることを規定していますと。締結後ですか...全文を見る
○大塚耕平君 いや、これは、総理、もう一回明確に聞きますよ。  締結時には歯舞、色丹が返還されない形での締結もあり得るということを、じゃ、認めたということですか。
○大塚耕平君 ということは、再確認ですが、締結時に返還されないこともあり得るという幅の範囲で交渉しているという理解でいいですか。
○大塚耕平君 総理、それじゃ、今度一番下の、御自身が答弁された内容ですから。  領土問題を解決して平和条約を締結するという青字の部分と、その赤字の、その前の、四島の帰属の問題を解決する、ないしはそれが交渉の対象であるということと、今の二パラ目の、河野大臣との答弁の内容との全体の...全文を見る
○大塚耕平君 国民の皆さんにも御理解いただいた方がいいと思います。手順を説明してくれ、外交交渉の中身を説明してくれなどとは一言も言っていません。全体の整合性を総理自身がどう考えているかということと、多くの人が、結局、平和条約は結ぶけれども四島の問題は何も解決されないまま締結される...全文を見る
○大塚耕平君 我が国の固有の領土だという、固有の領土という言葉を使って御答弁いただけませんでしょうか。
○大塚耕平君 固有の領土という言葉は使えなくなったんでしょうか。
○大塚耕平君 プーチン大統領は過去、この共同宣言等には主権については何も書かれていないし、引渡期限が書かれているわけでもない、どういった条件で返還すると決められているわけでもないと堂々と発言しているんですね。  こういう中で、何か交渉姿勢が後退しておられませんか。
○大塚耕平君 固有の領土という言葉は使わなくなったという理解でいいですね。
○大塚耕平君 総理、私じゃなくてプーチン大統領がかつて主権については何も書かれていないと言っているので、その一方で主権は有しているという主張は、これ擦れ違いになりますよ。  その上で外務大臣にお伺いしますが、ラブロフ外相が外相会談で、ソ連が北方領土は正当に取得したものであるとい...全文を見る
○大塚耕平君 外務大臣自身は、それを要求された事実はありませんね。
○大塚耕平君 差し控えるということは、交渉の中でそういう要求がなかったということも認めるわけにはいかない、否定はできないということでいいですね。
○大塚耕平君 総理、私は日ロ交渉を一生懸命やっておられるのは結構なことだと思います。しかし、だんだん術中にはまっているような気がしますので、そこを是非日本国民の代表として慎重にやっていただくことを求めておきたいと思います。  日米地位協定についてもお伺いします。  一月十一日...全文を見る
○大塚耕平君 接受国の法令には服しないということは、何が根拠でそうだというふうに今まで書いていましたか。
○大塚耕平君 国際法上の根拠を述べてください。
○大塚耕平君 その一般国際法上の根拠を具体的に述べてください。
○大塚耕平君 そうではないという前提で、イタリアやドイツ、日本と同じように敗戦国になったイタリアやドイツでは、日本で言うところの日米地位協定の構造がつくられてきたわけですが、日本は、今その程度の説明しかできない一般国際法上の根拠ということで、何と在日米軍は国内法の規定に服しないと...全文を見る
○大塚耕平君 それはひどいですよ、大臣。今までは、国際法上の根拠で、日本の国内の米軍に対して日本の国内法は適用できないと半世紀国民に説明してきた。ドイツやイタリアは違いますからね、ちゃんと国内法の規定に服するというふうに書いてありますから。  国民民主党は、去年暮れに日米地位協...全文を見る
○大塚耕平君 東京都内の米軍基地の全容を御説明ください。
○大塚耕平君 その中にいわゆる赤坂ヘリポートとかいうものもありますが、これについて国民の皆さんに御説明ください。
○大塚耕平君 おっしゃるとおり、赤坂プレスセンター、別名六本木ヘリポート、そして宿泊施設等に使っているニューサンノーホテル、東京のど真ん中にこれがあるんですね。  そのヘリポートにはオスプレイは着陸できますか。
○大塚耕平君 過去に飛来して着陸した実績はありますか。
○大塚耕平君 河野大臣、一月に米軍との関係についての説明を変えたわけですから、今後は航空法の適用に服するという理解でよろしいですか。
○大塚耕平君 私が今日認識を共有させていただきたいのは、日米地位協定の問題は沖縄固有の問題というふうに思い込んでいらっしゃる国民の方も結構多いんですが、東京都内、しかも東京のど真ん中の六本木にもヘリポートがあって、そこにもオスプレイが飛来する可能性があると、こういう問題だというこ...全文を見る
○大塚耕平君 もう一回だけ聞きます。  東京都上空を飛ぶときにも日本の航空法の規定に服する、六本木周辺を飛ぶときにも服するということでよろしいですね。
○大塚耕平君 北方領土にせよ、この日米地位協定にせよ、外交で多少答弁の歯切れが悪い、これは相手のある話なので多少は理解します。できるだけ正直に国民の皆さんにあらゆることを御説明いただくのが政府の役割ですので、次は統計、経済の話に移らせていただきますが、せめてこういう話は正直にやっ...全文を見る
○大塚耕平君 その結果、今日のこの委員会にも、先ほど足立議員もいろいろ質問させていただきましたが、こういう経過に至っているんですが、毎勤統計で算出する実質賃金はほかのどのような統計でパラメーターとして使われているのか、御説明ください。
○大塚耕平君 昨日明確に文章にしてもう御通告申し上げていますので、その結果が、全て御提示願いたいとお願いしたんですが、今分からないので調査中だという、こういう御答弁ですから、委員長にお願いです。  これ、予算編成の前提として相当いろんなところに影響しているはずですから、本予算の...全文を見る
○大塚耕平君 総理、独り言を言っておられるようですが、去年三月一日、この予算委員会で、やっぱり毎勤統計とか労働力統計の質疑をここでさせていただいたのを覚えておられますか。
○大塚耕平君 いや、ちょっと違いまして、去年の三月一日にここで毎勤統計と労働力統計についての議論を一時間させていただいたんですが、その内容について御記憶にありますかと聞いているんです。
○大塚耕平君 総理はたくさん委員の質問を受けておられるので一個一個覚えておられないことについては別に結構でありますので、今日もう一回させていただきます。  総務大臣にお伺いします。  統計に問題があるのは厚労省だけじゃないんですよ。例えば労働力統計の就業者数をどのように算出し...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、大臣の感想で結構なんですけど、例えば仕事を休んでいた人は就業者数に入りますか。
○大塚耕平君 国民の皆さんに分かるように説明してください。仕事を休んでいた人がどうして就業者数に入るんですか。
○大塚耕平君 総務大臣、本当に御自身で御理解して答弁していただいていることを期待しますけれども、実質賃金の統計がどうも変だなということも何となくこれ議論になってきた。議論になったのはいいことだと思うんですよ。  就業者数、これは失業率とか労働力率に関係しますので、この六年間、ア...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、結論を先に申し上げると、去年の三月一日にもここでやりましたが、これが総務省の調査票なんですよ。これをサンプル調査をやっているわけでありますが、その数字がかさ上げされていると失業率が低くなったり労働力率が高くなったりするんですよ。  だから、もう一回聞きますが...全文を見る
○大塚耕平君 答弁書にILOと書いてあったらそう答えざるを得ないと思うんですが、そこに政治任用である大臣の皆さんは疑問を持ったら事務方に投げてもらわないと、厚労省と同じことになりますよ。  じゃ、就業者数には外国人は入っていますか。
○大塚耕平君 それは私の認識と違います。  御説明しておきますと、総務省が全国を十一ブロック、四十六の職業特性に分けて、統計調査員がサンプル地域を個別訪問して、そこに外国人の方がいらっしゃっても、外国人を対象としていると理解しています。諸外国は対象としていません。  というこ...全文を見る
○大塚耕平君 間違った点を即座に訂正される、それは結構なことだと思います。正直にここで議論をしていかないと国会の意味はありませんので、それはそれで結構です。  しかし、諸外国は含んでいないです、これ。どうしてその差があるんですか。
○大塚耕平君 日本がどういう考え方でやっているかというのは今御説明で分かりましたので、委員長にお願いします。  アメリカやフランスでは、あれだけの移民国家でも外国人は就業者数に含めていないと理解をしています。日本は大分増えてきましたけれども、もう無視できない数にはなっていますの...全文を見る
○大塚耕平君 アベノミクスの成果は、今後十年、二十年、後世の経済学者やいろんな人たちも分析していかざるを得ないので、こういうことを今議論させていただいているわけです。  労働時間は、どこの省庁がどういうふうに算出していますか。
○大塚耕平君 厚労大臣、そのとき、何人以上の事業所の労働時間を集計していますか。
○大塚耕平君 五人以下、小さな事業所は対象外なんですね。  総務大臣にお伺いします。総務省の統計でも労働時間出していると思いますが、どの統計ですか。
○大塚耕平君 総務大臣、厚労省と対象業種、分野が違いませんか。
○大塚耕平君 非農林従業者と理解していますので、今の答弁、訂正するなら訂正をしてください。つまり、農業は入っていないということですか。
○大塚耕平君 もう一回確認します。  総務省の労働力調査では非農林業従業者の週間就業時間というのが発表されているはずですが、じゃ、農業者も入っているということでいいですね。
○大塚耕平君 非農林従業者の週間労働時間という総務省のこの統計から出てくる労働時間は、年間約二千時間を超えるんですよ、年率換算すると。ところが、毎勤統計の五人以上の事業所を調べた労働時間は千七百時間ぐらいで、三百時間差があるんですよ。この差はどうしてだというふうにお考えになります...全文を見る
○大塚耕平君 いや、委員長、これは総理がお進めになっている働き方改革にも関係するデータなんですね。ここで結論出ないですよ。でも、総務省と厚労省の両方の統計が正しいとすると、そこから推測できることは、統計上ですよ、推測できることは、今、根本さんがおっしゃったこととは逆で、農業関係者...全文を見る
○大塚耕平君 労働分配率はどこの役所がどういうふうにはじいていますか。
○大塚耕平君 いや、ちょっと、どこの役所がどういうふうにはじいているかを聞いているんです。
○大塚耕平君 いや、これは日銀の展望レポートの図表二十九にも出ているんですが、これを労働分配率と言わなかったら何と言うんだという気がしますが、日銀に、この展望レポートの図表二十九そのものですから、これについて、どういうことを言っているのか、その算出の仕方を説明を求めたいと思います...全文を見る
○大塚耕平君 いや、日銀に聞いています。
○大塚耕平君 総理、この労働分配率、直近がぐっと上がってきているのは、これは、本当に上がっていればいいことなんですが、実質賃金や名目賃金がかさ上げされているとグラフが過剰に上に上がるというふうに御理解をされているということでよろしいですか。
○大塚耕平君 これもやはり、こういう状況が事実かどうかということが非常に大きな問題なので、今大臣自身も推測と言いましたので、このグラフが、これ日銀の展望レポート、内閣府からのデータを基に作っていますので、これが正しいかどうかも、検証の上、委員会に報告を願いたいと思います。
○大塚耕平君 総理、この統計の問題がこれだけ話題になっているのは、僕はいいことだと思います。全ての経済政策や予算編成は様々な経済指標を基に考えざるを得ないので、まあ今日幾つか御指摘申し上げました、前から言っていることですが、これが不整合があったり不正確であったり、統計の算出の仕方...全文を見る
○大塚耕平君 就業者数や失業率についても疑問を感じられましたか。
○大塚耕平君 最後になりますが、財務大臣に自動車税制について一つだけお伺いします。  ずっと本会議でも、タックス・オン・タックスに関して、消費税の課税標準である価格に個別間接税を含むという取扱いは国際的に確立したルールという答弁を繰り返していますが、その国際的に確立したルールと...全文を見る
○大塚耕平君 我々も、この通常国会を通じて、日本の統計や経済政策に対する信頼が高まるように、意味のある議論に努めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
03月06日第198回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  前のお二人の委員が児童虐待の問題についても触れておられましたが、児童虐待の撲滅に向けては国民民主党もしっかり対応させていただきたいと思いますが、児童虐待や自死、こういうことが起きる、先進国としては考えにくいこういう状...全文を見る
○大塚耕平君 両国の友好関係を模索しつつも、国として毅然として対応すべきことには、今総理御自身もおっしゃったように毅然と御対応いただくことを求めたいと思います。  今日の本題でございますが、統計不正問題。  二月の予算委員会でも質問をさせていただきましたが、そのときに委員長に...全文を見る
○大塚耕平君 今、パネルもお示しさせていただいております。(資料提示)  これは厚生労働省から出た資料でありますが、大臣おっしゃるように、修正の必要あり十一件、その中には、景気動向指数、雇用者報酬、よく総理が言及される総雇用者所得も入っているということでありますので、今日はこれ...全文を見る
○大塚耕平君 委員長、こちらの委員長ではなくて監察委員会の委員長ですが、私がお伺いしたのは、総理が昨日、一般的な感覚では隠蔽だと思うと適切なことをおっしゃったので、監察委員会の委員長としてもそうお考えになりますかということを聞いたんですが、それに対する今のような答弁をされると、テ...全文を見る
○大塚耕平君 総理、二〇一五年の三月三十日に厚生労働省が突然、この毎勤統計の速報値の発表を取りやめたんですよ。二〇一五年の三月、三月。そして、その頃、当時の事務次官であった村木さんは、ちょうどその頃、官邸からいろいろ言われているようだということを事務方から報告を受けていたというこ...全文を見る
○大塚耕平君 再調査の必要があるかないかという総理の御認識をお伺いしたんですが、それについてはお答えがありませんでした。  今回の統計不正問題、確かに今、ラジオで聞いている方はなかなか、詳しくない方は何を議論しているだろうということだと思います。テレビを御覧になっている方のため...全文を見る
○大塚耕平君 経済を悪くしたいと思っている人は誰もいませんので、それは総理もそうであられるし、我々もそうであります。ただ、総理は今、データが間違っているとあるいは客観的でないと経済政策を間違える可能性があるとおっしゃったんですけれども、間違えている可能性があるから議論しているわけ...全文を見る
○大塚耕平君 労働力調査と労働力統計と二つのものがあって、この労働力統計の就業者数についていろいろ問題があることについては先般も御指摘をし、今厚労省も調べてくれていますけれども、雇用者数は労働力調査の方ですから、このデータについても精査をして、どのような出し方をしているのかという...全文を見る
○大塚耕平君 そして、労働分配率を出すときのデータは、この下の赤い、雇用者報酬というのを使うんです。労働分配率はどのように算出しているか、担当大臣に御説明をいただきたいと思います。
○大塚耕平君 こういうことにお詳しい茂木さんが妙に慎重に今答弁しておられたんですが。(発言する者あり)いや、いいんです、いいんです、正しく答弁していただいて。  私も、これ改めてこの間事務方の皆さんに説明を求めたら、ちょっとびっくりしましたけど、これ、SNA、つまり国民経済計算...全文を見る
○大塚耕平君 今の大臣の御指摘の点も、もちろん私も全面否定するつもりは全くありません。ただ、出し方については、先ほど委員長にお諮りしたとおりでありますので、今後しっかり議論をさせていただきたいと思います。  その上で、総理、二〇一八年は、まあ確かに総雇用者所得も、今まで発表され...全文を見る
○大塚耕平君 一部分同感である部分とちょっと違う点も御指摘申し上げますと、統計見ると、確かに女性が増えて、しかも非正規が増えているんですよ。それは、実は多分、配偶者特別控除の税制改正の影響なんですよ。これまで三十八万円の控除が百五十万円で打ち止めだったから百五十万円までは働きまし...全文を見る
○大塚耕平君 まあ、やっていただけるというふうに私には聞こえましたので、お待ちをしております。  今度は、景気動向指数を出していただいていいですか。  先ほどの、冒頭の厚労大臣からの、今回の統計不正に伴って影響のある、修正の必要のあるデータとして、この景気動向指数というのもあ...全文を見る
○大塚耕平君 そうなんですよ、内閣府の景気動向指数研究会というところに学者やエコノミストの人が集まって決めていましてね。実は、この前回の消費税の引上げから二年間は景気動向指数は低下していて、その中のメンバーのまあ大体半分近い方々は、この時期は景気後退していたんじゃないかということ...全文を見る
○大塚耕平君 この景気動向指数が正しいかどうかという、言わばこれも神学論争ですから、それをしても本質的な議論にはならないと思います。私自身もそう思います。問題は、本当に日本の経済や産業がしっかり発展をして国民の皆さんが豊かさを感じられているかどうか、そこがポイントなんです。  ...全文を見る
○大塚耕平君 それがお伺いしたかったんです。  総理、私の古巣の日本銀行の金融政策はもう限界です。日本銀行の金融政策だけで何とかなるような問題ではありませんので、これは、日本の経済や産業を発展させられる人材をしっかり育てる。今や中国は国策として産業政策やっていますから、国営化す...全文を見る
○大塚耕平君 いろいろお約束していただいたことをしっかり御対応いただくことを重ねて求めまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月12日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は所信に関して質問をさせていただきたいと思いますが、経済を良くしたいというのは、これは何党であってもみんな同じように考えていますし、我々政治家のみんな責務であると思いますので、経済の状況をしっかり点検した上で、改...全文を見る
○大塚耕平君 それに類する御説明は予算委員会等でも総理も含めいろんな方からお伺いをしているわけでありますが、そうはいいながら、世論調査やると、これは新聞各社によって若干違いますが、景気回復を実感できていないという方の割合が非常に多いと。せんだっても、たしか八〇%を超える方が実感で...全文を見る
○大塚耕平君 その結果として、どういう影響が二〇一八年度の例えば雇用情勢とかにも顕現化したかということについてはどういう御認識でありましょうか。
○大塚耕平君 就労を促す効果があったというのは、私もそう思います。  この間、予算委員会で総理に、今就業者数が増えていることの原因の一つにこの配偶者特別控除の見直しの影響があると思いますよと、それはちゃんと調べてくださいというふうに申し上げました。ちょっと時間がなかったので、あ...全文を見る
○大塚耕平君 今質問のときに秘書官とお話ししておられたんで、別に私は定量的に把握しろというふうに申し上げたんじゃないんです。それが難しいというのは分かる。その大臣のおっしゃるような要因と税制改正の要因、これを定量的に分けるのは難しいと私も申し上げたので、それは大臣と認識一致してい...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、今みたいな御答弁の方が支持率上がると思いますよ。  そういう同様の観点で、今日は景気動向指数について更にちょっと確認をさせていただきたいと思います。  お手元に、せんだっての予算委員会でもお配りした景気動向指数のグラフがございます。  もう委員の皆様...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  今から私が申し上げる内容で大体間違っていなければ間違っていないと後で言っていただきたいんですが、私の知り得る限りでは、その先行指標、景気が良くなるか悪くなるかを先に把握をするような先行指標が大体十一で、あと景気とほぼ一致する一致指数が九、...全文を見る
○大塚耕平君 それぞれの系列というのは、先行、遅行、一致ということですね。はい、ありがとうございます。  それで、お手元のグラフの青いシャドーの掛かっているところ、これ、前回の消費税の引上げの後の二年間なんですよ。ここは御覧のとおり、指数的にはちょっと低下傾向にあるんですね。 ...全文を見る
○大塚耕平君 今御説明いただいた状況をもう少しかみ砕いてお伺いすると、その研究会、出席者大体何人いらっしゃったんですか。
○大塚耕平君 七名のうち、この期間を景気拡大期、つまり、山は付かずに拡大が続いているという主張をされた方は何人ですか。
○大塚耕平君 最終的に研究会としてもちろん了解が得られているというのは理解しているんですが、私もその研究会、じかに拝見したことはないので分からないんですが、それ、最終的に研究会の結論としてこうするというときに、何か多数決か何かで決めるんですか。
○大塚耕平君 場の空気というやつですね。いろいろ議論があって、じゃ、最終的にこの研究会としてどういう答えにしますかというときに、議論を踏まえて、じゃ、こういう結論で皆さんよろしゅうございますねと言って、多少意見の違う人がいる場合もありますけれども、そこで決まっていくということだと...全文を見る
○大塚耕平君 予算委員会でも申し上げましたが、これは別に神様が客観的にこうだと決めるものではないので、研究会の議論としてそうなったということであればそうなったという事実を受け止めるしかないんですけれども、大臣、ここで私が申し上げたいのは、この期間も含めて戦後最長と言われると、やっ...全文を見る
○大塚耕平君 もう一回聞きます。そう遠慮なさらずに、統計作成書に並べられている項目を全部ちょっと読み上げてください。
○大塚耕平君 いや、ちょっと質問と答弁が余りかみ合っていないと思うんですけれども。今のは、ここに通告申し上げた質問に対するそのままの答弁書を多分読んでいると思うんですが、私がお伺いしたかったのは、いや、一問一答なら、これ四問で終わっちゃいますので。やっぱり委員会というのはそういう...全文を見る
○大塚耕平君 それで、大臣、これは内閣府の話なので、担当は茂木さんですか、これ。じゃ、茂木さんにお願いしてほしいんですけれども、この間予算委員会で僕が予算委員長にお預かりいただいて理事会協議事項にさせていただいたのは、こういう項目について、それは計算の結果出てくるものなので公表で...全文を見る
○大塚耕平君 いやいや、副総理ですから、全部御担当、森羅万象を御担当いただいているというふうに理解していますので、よろしくお願いしたいと思います。  もう時間ですのでこれで終わりにさせていただきますが、予算委員会で二度たしか申し上げた記憶があります、一月か二月のときとこの間と。...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日は委嘱審査ということですので、まず財務省の体制に関する予算についてお伺いします。  その前提として、国税職員、あるいは、今日は関税法ではないんですが、税関職員等、双方併せて、その人員の充足状況について御説明をい...全文を見る
○大塚耕平君 済みません、私の手違いかもしれませんが、今日は、主税局長、委嘱審査は同席しても結構ですよというふうに申し上げていたんですが、ちょっとうちの事務所の事務ミスかもしれませんので、大臣には実務的なこともいろいろお答えいただきますが、短時間ですから、よろしくお願いします。 ...全文を見る
○大塚耕平君 今、増員、予算を組んでいるということで、それはそれで結構なことですが、ちょっと桁が違うかなと。もっと増員すべきだと思いますし、どうも我が国の行政機構は、他国と比べると、他国と桁の違う少なさの部門が結構ありますので、ここの税務職員のところもそういう分野だと思いますので...全文を見る
○大塚耕平君 後で議事録は精査しますが、今私がここで聞かせていただいた限りにおいては、衆議院の昭和五十七年の答弁では国民に含まれるというふうに明確な語尾で述べておられる。これは法制局長官ですね、そのときは。うなずいていただければ結構です。(発言する者あり)ああ、失礼しました。それ...全文を見る
○大塚耕平君 表現が稚拙な上に、更にそれを重ねているような気がいたしますが。  さっき私、きちっと申し上げました。今、今日御説明していただいた参議院の昭和五十年の答弁では、学説ではそうなっていると思われる、これはいいんですよ、これはいい。衆議院の方は、きちっと定義を明確にしてお...全文を見る
○大塚耕平君 おっしゃる意味はよく分かります。私も、軽々にこの件について私見を述べたり、何か特定の方向性をお示しすることは差し控えたいと思います。  さりながら、当然、今年の今上天皇の御退位、新天皇の即位に関連して予算も掛かるわけですし、まあ私はこれ別に予算節約、この部分につい...全文を見る
○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平です。  景気動向等についてお伺いする前に、昨日来、この委員会で所得税法等改正案に関連して、皇位の安定継承という観点から、天皇家の所得税や相続税の在り方について、渡辺委員からもるる御質問があって、私も今日も午前中、それに関連した質問を...全文を見る
○大塚耕平君 総理、代表質問でも一度お伺いしたことがあるんですが、総理は、御自身の所信の中で、あるいは予算委員会の答弁の中で何度も戦後政治の総決算ということを言っておられるんですが、GHQの指示に基づいて皇籍離脱をされた宮家や皇族がこれだけいらっしゃるということについて、これを是...全文を見る
○大塚耕平君 いや、私がお伺いしたいのは、総理は戦後政治の総決算ということを何度もおっしゃって、もう六年も総理を務めておられる。大変長期間お務めになっておられることに敬意を表したいと思います。  しかし、戦後政治の総決算というならば、せんだって私は日米地位協定の見直しについて質...全文を見る
○大塚耕平君 宮内庁にお伺いします。成子内親王と東久邇宮盛厚様の系譜に男子が随分いらっしゃるということは、認識として正しいでしょうか。
○大塚耕平君 それでは、調べて一度回答してください。私の存じ上げている限りでも、内親王と東久邇宮様の系譜にもう三代にわたって男子が今も御健在であると、かなりの人数であるというふうに理解をしております。  総理にもう一つだけこの問題に関して質問をさせていただきます。皇位の安定継承...全文を見る
○大塚耕平君 昨日も私自身申し上げましたが、この問題について軽々に個人的意見を申し上げるべきではないと思っておりますので、今の総理の御答弁を踏まえて国の安定に十分に工夫をしていただきたいということだけ申し上げておきたいと思います。  国が安定するということと豊かであるということ...全文を見る
○大塚耕平君 予算委員会では十分にお伝えできなかったので、残されたあと二分間でお伝えをいたしますが、ここに来て、特に昨年、女性や非正規の方の就業者数が増えているというのは、この委員会で可決をされて施行された配偶者特別控除の見直しというものの影響が大きいんです、総理。これまで百三万...全文を見る
○大塚耕平君 宮内庁に最後にもう一回聞きます。成子内親王と東久邇宮盛厚様が御結婚されて、東久邇宮様は皇籍離脱をされた宮家でありますので、その系統に男性がもしいらっしゃるとすれば、かなり血統的には天皇家に近いという理解でよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 終わります。
03月28日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  大臣、私、愛知県地元なんですけれども、地元では自民党、公明党の皆さんを含めて与党の皆さんとも同じ会合で御一緒することが結構ありますが、最近そういう会合で自民党の議員の方のスピーチとか聞いていた中で、やっぱり日本はちょ...全文を見る
○大塚耕平君 孤立化という意味ではなくて、例えば技術革新とか、世界がトランプを始めややそれぞれ自国ファースト的になっている中で、日本だけが何か気前のいい、人のいい、しかも余り争い事を好まない国として、気が付いたら取り残されているというようなことになりはしないかと、こういう文脈でお...全文を見る
○大塚耕平君 そういうことであれば、これまでもあったということであればなおさらのこと、今後もより充実したこういう資料を出していただきたいんですが。  やはり私、こういう国際機関への出資に関しては、こうやって国会に現時点での各国の状況が出されるようになったのはこれは一歩前進なんで...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。是非的確に御対応いただきたいと思います。  その上で、さらにお伺いしたいんですが、アメリカは、御承知のとおり、トランプになってからもう幾つもの国際機関から現に脱退しています、国連関係の機関も含めてですね。そうすると、そこに対する今まで出資して...全文を見る
○大塚耕平君 やはり、今の中国の状況、そして立ち振る舞いからしたら、当然卒業してもらうのが筋だと思いますし、しかし、ここには、中国への支援の伸びは全体の伸びを下回る約四五%に抑制と書いてあるんですね。ちょっとびっくりです、これは。  是非、そういうところも含めて大臣から事務方の...全文を見る
○大塚耕平君 この説明を事務方の皆さんから聞いたときに、背景どうですかと、どういう背景でこうなったんですかとお伺いしたら、必ずしも十分な情報は持っておられなかったので私の想像を申し上げたんですけどね。  これ、やっぱり水面下で国際機関のヘゲモニー争いが当然行われているわけで、当...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
05月09日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今日、私もETFのことをお伺いしようと思っていたんですが、今の風間さんの質問を引き継いでそこから入りたいんですが、私も、総裁のなぜ日銀がETFを買うかということの説明に関して、ずっと過去の発言を聞いているとちょっと不...全文を見る
○大塚耕平君 いや、総裁、今の苦しい答弁が全てを物語っているんですよ。二つのこのアプローチ、リスクプレミアムの定義の仕方のアプローチ申し上げました。両面あるというのは総裁のおっしゃるとおりなんですよ。だけど、総裁はずっとリスクプレミアムを圧縮させることを目的にということを答弁して...全文を見る
○大塚耕平君 ETFを幾らでも組成できるというのはそれはそのとおりですけど、しかし、現時点で二十八兆の残高の八割をもう日銀が持っていて、さっきおっしゃったような観点で一体どこまでオペレーションするのか。日銀がオペレーションをするためにわざわざETFを組成するというような本末転倒な...全文を見る
○大塚耕平君 まあ、それは整合的ではありませんとは言えませんので、今のような説明になると思うんですが。モメンタムは維持されており、これもこう言わなきゃいけないと思います。消費者物価の前年比は二〇二一年には一・六%にとどまるという現時点での予想であるものの、そこから先行き云々と言う...全文を見る
○大塚耕平君 金融機関の担保繰りを円滑化するためという説明は今お伺いしました。もう一回聞きますよ。この金融市場の安定というこの金融市場には、金融機関の経営とか金融仲介機能の円滑化とか、そういうことも含めての説明ですかというふうにお伺いしたんです。
○大塚耕平君 これ委員長にお願いなんですが、もちろん、日銀は生真面目な組織だということは私も知っておりますので淡々と仕事はしてくれていると思うんですが、何かこの日銀報告も年中行事化していて、取りあえずさらっと所定の項目を説明すれば、二、三時間座っていれば何とかなる的な雰囲気が漂っ...全文を見る
○大塚耕平君 そのことをお願いした上で、次に、マネタリーベースの対GDP比についてお伺いします。  思い起こせば、今からはや七年近く前、マネタリーベースを二年間で二倍にすれば物価上昇率が二%になってデフレを脱却し、いろんなことがうまくいく、達成できなければ辞めますと豪語しておら...全文を見る
○大塚耕平君 いや、青天井がどういう意味か分かりませんって、私が言ったわけじゃなくて総裁の発言として青天井という意味ではなくてと言っておられるので、定義はそっちでしてくださいね。  それはともかく、冒頭も申し上げました、途中でも申し上げましたが、総裁、やっぱりこれはどなたがこの...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
05月16日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  今、松川委員や風間委員から御質問された内容、私も重複していますので、その答弁聞かせていただきましたので、それを踏まえてちょっと更問いをさせていただきたいというふうに思います。  大臣が過去の議決の経緯を御説明してく...全文を見る
○大塚耕平君 前回の日銀の半期報告のときに日銀総裁ともやり取りさせていただいて、半期報告の中に地域金融機関の置かれている状況について何の言及もなかったので、やっぱりそういうことはちゃんと報告の中で触れるべきではないかということで、今その件は委員長にお預かりをいただいている状況なん...全文を見る
○大塚耕平君 もちろん、目に見えて何かが起きているわけではないんですが、ただ、例えばスルガ銀行の件とか、その件に関しては前もここで申し上げたような気がするんですが、やはり貧すれば鈍すというか、表向きの経営状況は良くても、なかなかそのベースの環境が悪くなってきているために、ややもす...全文を見る
○大塚耕平君 もちろん、私もああいう悪い事例を例に取って、ほかの金融機関がみんなそうだなんということを申し上げるつもりは全くありません。立派な経営者も立派な銀行もありますので。ただ、氷山の一角という言葉もありますので、そこは金融庁として留意をしていただきたいですし、そういう環境変...全文を見る
○大塚耕平君 私事で恐縮なんですが、三井さん、高校の同級生なので質問しにくいんで、大臣にここちょっとお考えいただきたいんですけれども、健全化勘定の剰余金を金融再生勘定の方に移すというのは、これなかなか理屈が分かりにくくて、今、三井さんは一体的に管理するのが総合的に判断して適当だと...全文を見る
○大塚耕平君 文章で説明を聞くとそういうことなんでしょうけれども、私が若干懸念するのは、再生勘定の方にそうやって剰余金を投入していくと、再生勘定としての原資がまたできますので、今は破綻金融機関、別にないからいいですけれども、その破綻金融機関を処理する過程で、これだけ剰余金があるん...全文を見る
○大塚耕平君 あと、三井局長にお願いですが、さっき風間さんも質問しておられましたけれども、今後見込まれる必要な資金を把握し、残余を今回移したということなので、今後見込まれる資金、必要な資金をどういうふうに把握をされたかということについては資料をまたいただきたいと思いますが、よろし...全文を見る
○大塚耕平君 金融に関連して一点、今日は内閣府にもおいでいただいているんですが、休眠預金の活用がそろそろ現実になるわけでありますが、この休眠預金、今年度どういう動きになりそうか、状況をお伺いしたいと思います。
○大塚耕平君 実際に資金を活用し始める前に、休眠預金の保有者と思われる方々への告知はどういうふうに行われるんでしょうか。それは内閣府は知らないということなのか、これは金融庁にお伺いした方がいいのか。  つまり、私も多分、自分の預金口座で十年以上放置しているのあると思うんですよ。...全文を見る
○大塚耕平君 これもお願いをしておきますが、使う方に今関心が行っちゃっているんですが、どうも金融機関がちゃんと休眠預金者に告知をしているという現象は全く表面化してきていない、見えないので、本当にそのことが行われているかどうかということは金融庁としてもしっかりフォローしていただきた...全文を見る
○大塚耕平君 この点については今後も議論をさせていただきたいので、今日はここまでとしておきます。  それと、もう一つ。一昨日、陛下に対する総理大臣の内奏のニュースが流れました。内奏のあのような映像がニュースで流れたというのは過去に例があるんでしょうか。
○大塚耕平君 それも安倍総理になられてからなんですが、それ以前にはなかったということでよろしいでしょうか。
○大塚耕平君 それ以前になかった内奏という非常に重要な行事、そしてその模様をなぜ公開することになったんですか。
○大塚耕平君 もうこれで終わりますが、今後も少しいろいろ意見交換を宮内庁とはさせていただきたいと思います。  最後になりますが、今回の法案、賛成したいところなんですが、我々としては軽減税率反対していますので、消費税対策に使われるのではないかという、お金に色はないためにですね、こ...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
05月30日第198回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚でございます。  大臣、今、風間さんが最後にリスクプレミアムの話を聞いておられたんですけれども、前回の日銀の半期報告のときに、私も日銀総裁にリスクプレミアムの話を聞いたんですよ。リスクプレミアムは高くないと、例えば投資家は買おうとしません...全文を見る
○大塚耕平君 ありがとうございます。  重要な点なので、是非日銀とよく議論をしていただきたいと思います。  そのことをお願い申し上げて、今日の法案について二、三お伺いをしますが、今回の法案、いろんなことが含まれているんですけれども、その中でICOについてちょっとお伺いしたいん...全文を見る
○大塚耕平君 大臣にお伺いしたいんですが、今回、仮想通貨という呼称を、呼び方を暗号資産というふうに呼び換える理由は何でしょうか。
○大塚耕平君 私の理解では、一時期、仮想通貨と言って、いかにも銀行券や権威が発行した通貨と同様の印象を持たせるかのような呼称が普及していって、これは主にどちらかというとサプライヤーの人たちが勝手に付けた名前だと思いますね。  バブルの頃のつぼや絵画と一緒とまでは言いませんけれど...全文を見る
○大塚耕平君 そういう経済システムを生み出した最初の人は、私は愛知県ですが、織田信長ではないかと思っていまして、資金を生み出すために全く無価値だった茶わんとか茶の湯の作法そのものまでも無から有に変えていったというわけで、その後、そういう歴史は繰り返されていて、バブルの頃には大臣も...全文を見る
○大塚耕平君 ということは、そのサプライヤーに対してはいろいろ規制が掛かっているんですが、これを利用される主体については特に誰が利用してもいいという今のは御答弁だったと理解していいでしょうか。
○大塚耕平君 個人や企業がまさしく一般投資家としてオウンリスクで買手になることは、それはまさしくどうぞ御自由にというところがありますが、ただ、金融庁はよく御承知のとおり、そう言いつつ、投資商品の販売等では、余りその情報をよく理解していない投資家や消費者の被害を未然に防ぐために様々...全文を見る
○大塚耕平君 是非よく考えていただきたいと思います。  例えばPFIなんかも、全然次元の違う話ですが、ブームになって、PFIの仕組みをよく理解しない自治体の首長の候補の皆さんとかが、当選したらPFIをやりますとかって随分公約にして、まあうまくいったケースもありますけれども、大失...全文を見る
○大塚耕平君 問題意識はお伝えできたと思いますので、的確に御対応いただきたいと思います。  それから、今回の法案でもう一つ気になる点があって、金融機関に対して、金融機関が持っている情報を第三者に提供する業務を金融機関の業務に追加すると、こういうことになっているんですが、これは何...全文を見る
○大塚耕平君 この金融制度スタディ・グループの報告書の概要を金融庁からいただきまして、今日皆さんのお手元にも配らせていただいているんですが、こういう業務を金融機関の業務に加えるべきだと主に主張していた人たちはどういう方々か、もし、開陳していただける範囲で聞かせていただければと思い...全文を見る
○大塚耕平君 明確にどのようなバックグラウンドの委員かということでお伝えをしてあるわけなんですが、なかなかお答えになりにくいという部分と、今回出てきた条文を見ると、金融庁の御苦労がしのばれるなというふうに思います。金融庁としては、顧客情報が安易に利用されることのないようにいろいろ...全文を見る
○大塚耕平君 なかなか苦しい御答弁だと思いますが、後段の利用者の利便の向上というのは、これは分からないではないんですが、これとても、これとても、何をもって利用者の利便の向上かというのは非常に難しいです。いわんや、銀行業の高度化のために、銀行が持っている顧客情報、これを他業に転売す...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。
06月10日第198回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平でございます。  私も年金問題に触れざるを得ないわけでありますが、二〇〇四年の年金国会、私も既に国会に在籍しておりましたので、随分議論をさせていただきました。  今の議論を聞いておりましても、総理、改めて百年安心の安心とは誰の安心な...全文を見る
○大塚耕平君 禅問答になるのでこれで繰り返しはやりませんけれども、国民の皆さんの率直な印象は、やはり老後心配なんですよ。  二〇〇四年の国会のときに、やはり国民の皆さん自身の老後が安心という印象を与えるような議論であったということは、もう私も議論参加していましたから、そう感じて...全文を見る
○大塚耕平君 今日は、年金受給者ないしはこれからもらう方もいっぱい聞いていらっしゃいますので、繰上げ、繰下げ制度というのがあって、普通は六十五歳から、しかし、繰り上げて六十歳からもらおうと思うと、これ月単位で変更できますので、毎月、繰り上げる場合、早くもらう場合には〇・五%ずつ変...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、大臣、私の時間三十三分、もうあと二十八分ですから、この時間内に是非いろんなことを吸収して帰ってくださいよ。  これ、去年の二月十六日に、高齢社会対策大綱という、今後の年金制度の在り方も含めてどういう方向で進もうかということを、ここで随分いろんなことを書き込ま...全文を見る
○大塚耕平君 そうなんですよ。年金額を増額させますかと聞かれたら、人情として、やっぱり増額させたいという矢印の方に行くんですよ。この矢印、総理、私が付けているんじゃないんですよ、この年金請求書の記載のそのままなんですよ。  矢印どおりに行くと、増額させる場合の方に普通進みますよ...全文を見る
○大塚耕平君 総理、私たち国民民主党は正直な政治を標榜していますので、日本の国会や政治に足りないのは正直な政治、情報公開も含めて、そう思っていますので、今正直に総理が人情を語っていただいたのは結構なことだと思います。  こういうアンケート用紙が来たら、増額させる、できたら両方と...全文を見る
○大塚耕平君 いいです。もう一回聞きます。  根本大臣、根本大臣、聞いてください。ちょっと事務方、事務方ちょっと待って。ここ、ここね、大臣にちゃんと理解してもらって、この後、事務手続、修正すべき点は修正してもらわないと困るから今質疑やっているんですから。そのための国会ですから。...全文を見る
○大塚耕平君 根本大臣、私の質問のスタンスは、もし──あのね、事務方、本当にちょっと席外してくれるかな。後ろから話しかけるのやめてくれる。これ、国民の皆さんみんなに関係があるんだから。  大臣、このまま提出不要だと、その方は七十歳になるんです、受給開始が。そして、じゃ、その方が...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、もう一回。これ国民の皆さんの中で御存じない方結構多いんですよ。増額ならそれはうれしいから、両方増額なら提出不要って、もうこの書類どこかにぽんと置いたまま。そうすると、その方は七十歳からになり、そしてその方が、いやいや、ちょっと生活が苦しくなってきたから六十八か...全文を見る
○大塚耕平君 書いてあるかどうかを聞いたんじゃないんです。変えた方がいいんじゃないかと聞いたんです。  提出不要の場合はルールどおりに六十五歳から支給されるというふうに変えた方がいいんじゃないかと、年金請求書の仕組みを。提案しているんです。
○大塚耕平君 提案しているんですから。  ということは、今の回答はそういう気はないということでいいですね。国民の皆さんの前でそう言ってください。
○大塚耕平君 厚生年金基金をもらっていらっしゃる方、もらえる方は、これは大企業にお勤めだったりして相当恵まれた方だと思います。もし、その恵まれた方々ではありますけれども、この両方を増額させる方を選択して提出不要に選択した場合、大臣、厚生年金基金はどうなりますか。
○大塚耕平君 大臣、十分認識して今日帰ってくださいよ。厚生年金基金をもらえるお立場で今この中継を見ている人も、提出不要の方を選択したら厚生年金基金も自動的に七十歳まで繰下げでもらえなくなるということを知らない人がいらっしゃるから今申し上げているんです。  そして、この年金請求書...全文を見る
○大塚耕平君 大臣、今日こういう機会を私もいただいたので、後でこの年金請求書をよく見てくださいよ。これ、俗に言うフリーダイヤルのような物すごい小さい書き方で書いてあって、そこには小さくナビダイヤルと書いてあるから、一見無料のような気がするんですよ。だけど、これ、この年金請求に関わ...全文を見る
○大塚耕平君 是非お願いします。  年金繰下げ、これ、気が付いた人たちの中では、根本大臣、何て言われているか。私が言っているんじゃないんですよ。ちょっとちょっと、事務方、申し訳ないけど。大臣、これ私が言ったんじゃなくて、このことを気が付いた方々の中は、この年金請求書のことを年金...全文を見る
○大塚耕平君 五年前のことをちょっと御記憶たどってほしいんですが、五年前の財政検証のときは、最終報告になる前にこの経済前提について何か総理に御相談があって、この前提でいいですかという確認とかはありましたですか。御記憶の範囲で結構です。
○大塚耕平君 先ほど金融庁の報告書の議論も随分されていましたけれども、やっぱり今すごい話題になっているんですよ。国民の皆さんも心配しているんです。えっ、九十五まで生きるとなったら二千万円ためろ、それはないでしょうという感覚に皆さんなっているんですよ。だから、その上、この後出てくる...全文を見る
○大塚耕平君 現時点での御答弁はそういう御答弁もあり得ると思って拝聴しました。しかし、データはうそをつかないですから。まあ最近、うそをつくデータもあるんですが。  この物価上昇率、実質賃金上昇率、ここをちょっと控えめに置いたら、運用利回りは安倍政権下ではそこそこ高かったので運用...全文を見る
○大塚耕平君 もう残り三分になりましたので、最後の質問をさせていただきます。  日本の経済良くする、年金を持続可能にするためにも、これ、まさしく産業や企業が発展しないことにはそうなりませんので、世耕大臣に、三十秒ぐらい残して御答弁いただければ有り難いんですが。  今、半導体、...全文を見る
○大塚耕平君 総理、最後に。  国家間の産業政策競争になっている今の様相でございます。日本がこのシリコン関連産業を守るために全力を尽くすということについて御答弁をいただいて、終わりにしたいと思います。
○大塚耕平君 終わります。     ─────────────
06月24日第198回国会 参議院 本会議 第29号
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○大塚耕平君 国民民主党・新緑風会の大塚耕平です。  会派を代表して、ただいま提案のありました内閣総理大臣安倍晋三君の問責決議案に賛成の立場から討論を行います。  初めに、先週の日本海沖地震で被害に遭われた皆様を始め、東日本大震災ほか、過去の災害の影響でいまだに避難生活をして...全文を見る
10月04日第200回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号
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○大塚耕平君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月09日第200回国会 参議院 本会議 第3号
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○大塚耕平君 共同会派、立憲・国民.新緑風会・社民の大塚耕平です。  会派を代表して、総理の所信に対して質問させていただきます。  この夏、千葉県を始め各地で台風等の被害に遭われた皆様に、改めて心よりお見舞い申し上げます。国会としても、復旧復興の促進に資する審議や立法に腐心す...全文を見る
11月19日第200回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○大塚耕平君 立憲・国民.新緑風会・社民の大塚耕平でございます。  今日は、私の前のお二人の質問者から大変いい御質問がありましたので、少しそのこともフォローさせていただきながら質問をさせていただきたいと思います。  なお、日銀の皆さんには御協力いただいて総裁だけにお座りいただ...全文を見る
○大塚耕平君 長峯さんの御質問に対する御答弁をフォローさせていただいているので、十分にもし御用意できていないとすれば、もう根本的に違うとおっしゃるならばどこが根本的に違うのかということも一度よく整理していただきたいと思いますし、恐らく瞬間的にはシニョレッジのことを御想像になられた...全文を見る
○大塚耕平君 総裁を困らせるつもりはありませんので、情報共有をさせていただきたいんですが、この週末、私の後援会もバス旅行で高野山へ行っていましたら、高野山のお土産屋さんも当然アリペイやウイチャットペイ使えますよといって置いてあるわけですよ。当然、アリペイやウイチャットペイは別に今...全文を見る
○大塚耕平君 ということであれば、日銀にも、たまたま委員会に同席しておられる財務副大臣にも情報を共有していただくためにお願いをしておきますが、来年、オリンピック前にあるいはオリンピックのときに中国からおいでになる観光客の皆さんが、自分のスマホに、もしそれまでにデジタル人民元がリリ...全文を見る
○大塚耕平君 当初は、二年間でマネタリーベースを二倍にして、物価上昇率を二%にするという目標を掲げてスタートされたわけでありますので、既に七年目に入っているということも踏まえて、より重く受け止めていただきたいなというふうに思います。  ちなみに、ちょっと資料を配らせていただきま...全文を見る
○大塚耕平君 その二%を意地でも達成するということでいろいろ御努力をされておられるわけですが、そのために国会にもいろんな御説明をしてくださっているわけでありますが、ちょっと今までと今日の総裁の雰囲気と違うなと感じているのは私だけなのか、ほかの皆さんもどうお感じになっているのか。割...全文を見る
○大塚耕平君 そうすると、この七年間この委員会でどういうやり取りが行われてきたかというと、例えば、さっき御覧いただいたグラフのあの反対側にはマネタリーベースの対名目GDP比と日本銀行の総資産の対名目GDP比がありまして、これはこの委員会の御了解を得て、たしか四、五年前から皆さんに...全文を見る
○大塚耕平君 いや、今の御答弁お伺いして、私は、ちょっと、じゃ、これまでの認識を少し改めたいと思います。  総裁が今日御答弁になられた内容を今後はベースにして私もいろいろ議論をさせていただきたいと思いますが、今までは、私だけではないと思います、恐らく、深掘りに限界はない、手段は...全文を見る
○大塚耕平君 もう一枚今日資料をお配りしているんですが、これは直近の展望レポートの三十一ページから三十二ページにかけてなんですが、今日、随分私は、私の個人的受け止め方ですけど、私自身のこれまでの過去数年間の質疑の中においては、大分総裁と話がかみ合って有り難い質疑ができているなと思...全文を見る
○大塚耕平君 もう時間に限りがありますので、最後、私、発言をして、総裁に最後一言だけ御答弁いただいて終わりにしたいと思いますが。  例えば、今御覧いただいた三十二ページの右側にも、国会での予算委員会の議論でも大変重要な部分で、真ん中辺りに、「実質賃金は、労働生産性の向上に追い付...全文を見る
○大塚耕平君 終わります。