二階俊博

にかいとしひろ

小選挙区(和歌山県第三区)選出
自由民主党
当選回数13回

二階俊博の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月09日第101回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○二階委員 今国会における森文部大臣の所信及び御答弁を伺っておりまして、今日、教育改革の重大な時期を迎え、大臣の教育に対する御熱意と深い御造詣に心から期待を寄せる一人でありますが、私は最初に、戦後の教育の発展の歴史を振り返って、大臣御自身がさらに二十一世紀の教育を展望して、これだ...全文を見る
○二階委員 次に、高等教育機関の整備についてお尋ねいたします。  最近、地方において高等教育機関の整備が強く叫ばれ、国立大学の学部の増設等についても大きな関心が寄せられておることは大臣も御承知のとおりであります。しかしながら、学部の増設を抑える一方、臨調の答申や財政難に遮られて...全文を見る
○二階委員 昨年十月、「昭和六十一年度以降の高等教育の計画的整備について」の中間報告、ただいまお話しのとおりでございますが、私は、この段階において文部省として今後これに対していかに積極的に取り組もうとされておるのか、その辺を大学局長、もう一度お答え願いたいと思います。
○二階委員 今日、高等教育については、単に高等教育を文部省側から推進を図っていくというだけではなくて、地方においては、テクノポリス構想を初め、地域の特性を生かした新しい地域開発等を推進するために、陸海空の交通体系の整備とともに高等教育の必要性が別の面から熱心に要望されておるわけで...全文を見る
○二階委員 第三セクター方式の大学の設立について問題点を御検討いただいているようでございますが、私は、例えば和歌山大学の理工学部増設に関する要請のように、既に四十万人にも及ぶ多くの人々の署名を集めて、さらに理工学部増設のための用地も準備をしておる。県知事、県、市の議会、地方の経済...全文を見る
○二階委員 もう時間も参りましたので、この問題はこの程度にさせていただきます。  次に、先日、こどもの日に、徳島のそっ啄育正会が青少年の健全な育成を願って、四国四県を対象に、第四回目の善行児童生徒の表彰が行われたことが新聞に載っておりました。早速森文部大臣からもメッセージが寄せ...全文を見る
○二階委員 大臣はそのようにお答えされるだろうと思っておりましたが、この間新聞を見ておりまして、そういう育正会が一生懸命やっていることに、大臣大分力を入れてメッセージを送られておりましたから、よそがやるときには一生懸命やるけれども、自分の方のあれではそういう通り一遍の当たりさわり...全文を見る
07月05日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第19号
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○二階委員 最初に、小笠原先生にお尋ねいたします。  先ほど教育改革の向かうべき方向といいますか、問題点を具体的にお話しいただきまして、大変ありがとうございました。  そこで、先般、高等学校の職業教育の改善策を検討してこられた理科教育及び産業教育審議会が答申案を公表いたしまし...全文を見る
○二階委員 次に、梶田先生にお尋ねしたいと思います。  何といっても教育のかなめは教師にある、これは万人認めるところであろうと思うのです。私どももお互いに経験したこととして、いい先生にめぐり会って薫陶を受けたという貴重な体験をそれぞれみんな財産として持っておる、このように思うわ...全文を見る
07月26日第101回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第10号
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○二階委員 財政再建の問題については、河本長官は、さきの予算委員会等において、一つは歳出の合理化を図る、第二は税体系の根本的な見直し、第三に経済の活力の回復による税収の拡大が必要だと述べておられますが、まさに御指摘のとおりであると存じます。これまで過去四年間にわたって第二次石油シ...全文を見る
○二階委員 ただいまのお話のように、我が国の巨額の黒字ということが予測される。そこで国際経済摩擦が一層激しさを増すことが懸念されるわけでありますが、さらにその上、昨今の円安による輸出への拍車がかかるのではないかと思われます。この際、我が国経済もいつまでも輸出依存型ではなく、先ほど...全文を見る
○二階委員 企画庁にお尋ねしたいと思います。  我が国の社会資本整備の水準は、欧米先進国に比べて著しく立ちおくれていると言われております。下水道、公園、道路、住宅等大変なおくれであります。国土の大きさの差はあるにしましても、アメリカの空港と日本の空港の整備状況、空港の数等を比べ...全文を見る
○二階委員 さらに企画庁にお尋ねしたいと思います。  我が国の社会資本整備の水準のおくれの原因をどのように分析し、欧米先進国に追いつくために今後いかなる政策努力をしようとしているのか、その御方針を伺いたいと思います。民間の活力の導入も大賛成であります。しかし、政府自身が解決すべ...全文を見る
○二階委員 この際、社会資本の定義についても大臣に一言お伺いしたいと思います。  社会資本の定義については、今日までもさまざまな定義づけや性格づけが行われているところでございますが、これはその国の制度や経済発展の状況に応じて、また国民のニーズによっても当然変化するものと考えてお...全文を見る
○二階委員 経済企画庁が考えておられる、つまり二十一世紀への望ましい経済社会を実現するためには、ただいまお話しのような財政的に難しい状況の中でありますが、社会資本の整備は着実かつ計画的に、しかも欧米先進国にはこれ以上のテンポで水をあけられないように、積極的に推進を図っていかなけれ...全文を見る
○二階委員 それぞれ五カ年計画の状況を伺いましたが、このような状態では、経済企画庁の長期展望の実現にも支障を来してくるのではないかと思われますが、長官の政治の目標の第一は、国民を豊かにすることにあると言われております。全く同感であります。  そこで、せっかくのバラ色の長期計画が...全文を見る
○二階委員 話を伺いまして、さきに自民党の有力なリーダーの一人であります宮澤元経済企画庁長官が資産倍増計画なるものを発表されました。これに対し各界からさまざまな反応が示されていますが、この評価についてある雑誌にこんなことが載っておりました。田中角榮氏は列島改造の裏返したとして高く...全文を見る
○二階委員 自民党の政策グループの一つであります木曜クラブの国家財源に関する研究会が先般、第一に昭和六十年度予算について、二番目に公共事業執行のあり方について、三番目に新規財源に関する検討等についての提言を発表しましたことは御承知のとおりであります。  この提言のポイントとして...全文を見る
○二階委員 建設公債の積極的な増額等によって、この際公共投資の拡大あるいは大幅に予算を確保されたいという旨の要望が、現在自民党の国会議員三百五十余名の署名捺印のもとに中曽根総理のもとに届けられていることは、既に長官も御承知のとおりであります。また、各党の首脳部も、公共事業の推進に...全文を見る
○二階委員 長官のお話はよくわかりました。  昭和六十年度予算の概算要求はいよいよシーリング方式を改めて概算要求基準を設定するようでありますが、三十一日の閣議決定を前にして、河本長官のいわゆる概算要求基準設定についてのお考えと、先ほどからもお話を承りましたが、来年度予算について...全文を見る
○二階委員 企画庁、ありがとうございました。  次に、私は赤潮対策についてお尋ねをしておきたいのであります。  実は、去る六月十五日、三重県長島近海で発生した赤潮は、さらに七月一日に至って和歌山県串本湾付近を中心に串本町、勝浦町及び古座町方面の養殖事業並びに一般の沿岸漁業に大...全文を見る
○二階委員 今必要なことは、被害の実態を調査することはもちろんでありますが、同時に、これ以上被害を大きくしないように、いわゆる赤潮の専門家を現地に派遣していただいて指導願いたいという要望が強いわけでありますが、これについていかに対処されようとしているか、お尋ねいたします。
○二階委員 次に、救済策の一つとして直ちに考えられる措置は、経営維持安定資金の緊急融資、さらに近代化資金等の返済の繰り延べ等の融資対策を必要とするわけですが、これについてはいかなる対応をされようとしているか、お尋ねいたします。
○二階委員 赤潮は一体いつまで続くのか、こうした事態は今後たびたび発生するかもしれないという不安の中で、積極的に多額の融資を受けようとする気持ちや意欲が漁業者に果たしてわいてくるだろうかとさえ心配する漁業組合幹部の声もあります。したがって、この際、融資についてはできるだけ低利な融...全文を見る
○二階委員 次に、この赤潮の発生源についてどのように考えておられるのか、お伺いしたいのであります。  水産庁は今日までたびたび赤潮発生の経験を持っているはずであります。調査研究をどのような形でやっておられるか、つまりどの程度の予算を投入して、どのくらいの人員でこれらに対処しよう...全文を見る
○二階委員 最後に、赤潮の被害を受けておりますこの地方は、昨年のちょうど今ごろ、豊かな海づくりをテーマに皇太子御夫妻をお招きして大々的な豊漁祭が行われたところであります。さらに、五十七年度から総事業費四十億円をかけて海域総合開発事業を推進しております。つまり、とる漁業から栽培する...全文を見る