二階俊博

にかいとしひろ

小選挙区(和歌山県第三区)選出
自由民主党
当選回数13回

二階俊博の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月13日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○国務大臣(二階俊博君) 松村先生から先ほどから御質問にありましたこと、一々ごもっともなことでありまして、お話にもありましたように、私も就任早々から運輸行政の最も重要な視点は安全の確保が第一であるということを内外に申し上げてまいりました。にもかかわらず、今日こうした新幹線に関する...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 岩城議員にお答えをいたします。  御指摘のように、観光は我が国の産業の中でも極めて重要な産業であると同時に、運輸省としましても今後最も力を尽くしていくべき分野の一つだというふうに考えております。  観光の経済効果は、現在のところ約二十兆円規模に成長し...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 観光サービスの提供につきましては、基本的に議員御指摘のように民間に任せるべきだというふうに考えております。  その御指摘はもっともだと思いますが、国際観光の振興や広域的な観光振興については、これは国が積極的に観光振興政策を推進していく必要があると考えて...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 今後の港湾建設につきましてまことに的を射た御指摘、同時に運輸省港湾行政につきましての激励をちょうだいしまして感謝いたします。  お話しのように、これから我が国の港湾整備において考えていかなくてはならないことは、物流のコスト制限による産業競争力の強化とい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) つけ加えて一言だけ申し上げておきたいと思いますが、先ほど議員のお話の中にもありましたように、いわゆるシンガポール等の状況等を見ておりますと、我が国の港湾の整備とかなり差があるということを率直に認めざるを得ないと思います。  そのために、私どもも財政当局...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 地方都市においてのマイカーの分担率が大変高くなっておりますが、鉄軌道、バスといった公共交通機関を整備することは、サービス改善を図りその利用を促進していくことがマイカーと公共交通機関のバランスのとれた交通体系を確立していくという上で極めて重要なものだと認識...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 自転車の活用につきまして、御経験から御指摘をいただきまして、私としましても大変我が意を得たりという気持ちをいたしております。  私は、昭和四十五年か六年ぐらいであったかと思いますが、自転車道路法が制定されたときのいきさつに多少かかわり合いを持っておりま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 首都圏第三空港につきましてはさまざまな御意見があることは委員も御承知のとおりでありますが、既に閣議におきまして、海上を中心とした新たな拠点空港を建設することを前提として事業着手を目指し、関係地方公共団体と連携しつつ総合的な調査検討を進めるということになっ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私は、さきに運輸大臣に就任の際にも、記者会見で交通の分野においては安全が第一であるということを宣言しておりますが、今議員御指摘のようなことにつきましては私自身も大変遺憾に思っております。同時に、言葉でいろいろなことを言うのは簡単でありますが、私は、これは...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御指摘のとおり、五回にわたって警告書を出しておるということに対しまして、私自身は、運輸省事務当局に対しましても、警告書というのはそんな軽いものか、もっとこの警告書の重みを鉄道事業者に感じてもらうようなことでなければ、次々警告書を出しても意味がないじゃない...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 検討委員会の方からお答えいたしますが、検討委員会のメンバーはみんな外部の人たちが中心でございますので、今関係者に当たっておりまして、年度内にということにはなっておりますが、私は、そうではなくて、もっと早く結論を出すようにということで今新たな検討を命じてお...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 中部国際空港の計画は、御承知のとおり、法律上既に諸手続に沿った適切な計画でありまして、愛知県の企業庁の一職員の関係した今回の事件によってその計画を変更するという必要はないと考えております。  中部国際空港は、御承知のとおり、第七次空港整備七カ年計画にお...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 埋め立ての事案につきましては、公有水面埋立法に基づきまして免許の可否を判断することとなります。  本件の前島埋め立てにつきましては、去る八月二十四日に出願されておりまして、現在、公有水面埋立法に基づき埋立免許権者である愛知県において審査が行われておりま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 愛知県の職員の疑惑に関することでありますから、愛知県当局から詳しく事情を聴取して対応いたしたいと思います。この件が今回の二〇〇五年開港に向けての、中部国際空港全般の計画に影響を及ぼすようなそういう状況ではないというふうに認識いたしております。
○国務大臣(二階俊博君) 御指摘のように、今回の事故はまことに残念な事件でございまして、しかもそれが頻発して起こっているというところに問題があります。  同時にまた、JR西日本のみならず、今のような東日本におきましてもそうした問題が起こっておるということになりますと、私どもとし...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいまの御指摘は極めて示唆に富むものでありまして、我々、今後検討してまいりたいと思っております。  ただ、今回の場合に、ただ単に、例えばトンネル内のコールドジョイントのうち、打音検査といいますか、金づちでこつこつたたいていく。新幹線及び鉄道の近代化に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 運輸省におきましては、本年二月より運輸大臣懇談会、今後の自賠責保険のあり方に係る懇談会を開催し、十二回にわたって、交通事故被害者の保護のあり方に重点を置きながら、自賠責保険の民営化や政府再保険廃止の是非を含め、自賠責保険をめぐるあらゆる問題について幅広く...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お尋ねのフリーゲージトレーンにつきましては、私は、目下運輸省が取り組んでおりますメガフロートあるいはテクノスーパーライナーと並んで革新的な技術開発だというふうに評価をいたしております。  フリーゲージトレーンにつきましては、今、鶴保議員から整備新幹線に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 観光行政の意義につきまして、ただいま鶴保議員からもお話がありましたとおりでありますが、古来、観光は国の光を見る、こう言われております。私たちは観光を通じて訪問する相手の地域あるいは国の状況を学ぶことができる、同時に相互交流によりまして、何よりも大事なこと...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 訪日外国人のために、今、鶴保議員から御説明のありました、いわゆる人々が親切だ、これが私は何よりもの決め手だというふうに考えております。  私は、かねて運輸政務次官の当時に、カナダと日本との観光交流のためのミッションの団長としてカナダを訪問いたしました。...全文を見る
10月27日第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
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○国務大臣(二階俊博君) ただいま御決議のありました山陽新幹線のトンネルコンクリート剥落事故に関する原因究明及びこれに伴う鉄道の安全確保策につきましては、御決議の趣旨に沿って、トンネル安全問題検討会において事故の原因究明及び安全確保策の確立を図るとともに、トンネルの安全対策につい...全文を見る
10月28日第145回国会 参議院 交通・情報通信委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(二階俊博君) 山陽新幹線における十月九日の北九州トンネルコンクリート剥落事故及び山陽新幹線のトンネルに係る安全問題への取り組みについて御報告を申し上げます。  まず、北九州トンネルコンクリート剥落事故の概要でありますが、平成十一年十月九日の午前四時十分、山陽新幹線北...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま鉄道局長から申し上げたとおりでありますが、私は、たまたまといいますか、運輸大臣就任の最初の記者会見で安全が第一であるということを申し上げました。そして、省内におきましては直ちに、東海村の原子力の問題につきましてはこれを他山の石として、我々はこれを...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) もとより、安全で安定した輸送サービスの提供というのは鉄道の基本的使命であり、私たち運輸省としても、またJR西日本といたしましても、その安全の確保を最優先の課題として対応してまいることは当然のことでございます。  ただいま寺崎委員から御指摘のございました...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、ただいまの御質問の後段の部分でございますが、運転を停止してでも安全の確認を行うように命ずるということは、現行の鉄道事業法において、行う状況になった場合には、運輸省が行おうと決断した場合にはそれを実施することはできます。  ただし、まず、鉄道事業法...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 警告書の重み、そして同じようなことを何回も繰り返しても意味がないということを申し上げましたのは、五回警告を出しておるわけですから、その五回の警告文の内容を十分に実施していただいておればこういうことに対してもう少し防ぎようがあったのではないかという思いが、...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 寺崎委員御指摘の点、もっともだと、私自身の率直な感じでございます。  したがいまして、先般来、お隣におられるJR西日本の南谷社長に対しましても、まずは現場の調査あるいは点検、そしてすべてを終了した後、先ほども申し上げましたが、朝の三時四十分ごろいわゆる...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先般、北九州トンネル視察のちょうど中間のころ、一度新幹線のホームにおりました際に報道陣からいろんな質問がございました。  その際に、新幹線の担う役割としては、年末年始に相当の乗客を運ぶ責任を担っておるわけでありますが、でき得ることならばそうした繁忙期ま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お話のとおり、JR西日本のみならず他のJR及びその他の私鉄、いわゆる全鉄道事業者について、このような問題を再び起こすことのないよう鉄道の基本的使命を十分認識されて対応されるように、事業者に向かって運輸省から呼びかけてございます。  コンクリートのいわゆ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、弘友議員の御意見の中に経営上の問題云々ということがございましたが、経営上の問題でJR西日本の運休を考える、あるいはまた停止をすることによって経営上困難を来すであろうというふうなことを運輸省は考えたことはございません。  あくまでも安全第一にこの問...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) JR西日本のいわゆる山陽新幹線の安全総点検、四万九千人を、延べでございますが総動員して行うということは、私はむしろ空前のことではないかというふうに思っております。しかし、それほど重要な問題だと我々は認識をいたしております。  ちょうど総点検する新幹線は...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 高架橋の非破壊検査手法として、JR西日本においては赤外線、レーザー等を用いた手法を開発しておるところでありますが、これらの機器の開発により、より正確で精度の高い検査が期待されておるところでありますが、委員御指摘のとおり、高架橋の問題につきましても十分安全...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 年内にというお話でございますが、私も同じような思いを持っております。とにかく専門家の委員の皆様は大変御熱心にこのことに取り組んでいただいておりますが、私は、本日の委員会の御審議、御質問の趣旨を踏まえて各委員に大臣としての書簡を差し上げる、そして一日も早く...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほども申し上げましたが、私は、就任に際しての記者会見におきましても、交通分野において運輸省としては安全が何よりも第一であるということを申し述べたところでありますが、私はその延長線上に、早速運輸省の中に事故災害防止安全対策会議というものを設置するよう、そ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 鉄道問題に対しての御専門であります渕上委員からの御指摘、また、ただいまの今後私たちが取り組もうという技術開発についての激励と受けとめて、大変ありがたく思っております。  つまり、トンネルの検査手法等につきましては打音が一番いいんだというふうにJR各社も...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) JRの役員人事につきましては、基本的には経営上のことでありますのでJR自身の御判断でありますが、当然人格、識見、十分な経験等を勘案して適切に配置されているものと思ってございます。  JR各社の役員の選任に当たっての手続を若干申し上げておきたいと思います...全文を見る
11月04日第146回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(二階俊博君) 寺崎議員より私に対し、運輸大臣としてではなく、自由党としての質問が三点ございました。  我々政党政治家が常に心しなければならないことは、あくまでも国家国民のための政治を行うことであります。今日、我が国はかつてない危機に直面しており、経済、社会、教育など...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 直嶋議員にお答えをいたします。  介護制度に関する将来ビジョンについてのお尋ねであります。  自由党としての考えを申し述べます。  高齢化社会を迎えるに当たり、民間活力が十二分に発揮されるよう、社会経済の安定のためにセーフティーネットを構築すること...全文を見る
11月05日第146回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○二階国務大臣 このたび、運輸大臣を拝命いたしました二階俊博でございます。中馬総括政務次官、鈴木政務次官ともども頑張ってまいりますので、よろしく御指導のほどをお願い申し上げます。  仲村委員長初め委員の諸先生におかれましては、日ごろから運輸行政の推進に格段の御理解と御支援をいた...全文を見る
11月09日第146回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第1号
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○国務大臣(二階俊博君) このたび運輸大臣を拝命いたしました二階俊博でございます。  齋藤委員長を初め交通・情報通信委員会の委員の諸先生におかれましては、日ごろから運輸行政の推進に格段の御理解と御支援をいただいておりますことに厚く御礼を申し上げます。交通・情報通信委員会の開かれ...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○二階国務大臣 吉田委員にお答えいたします。  羽田空港は、御承知のとおり、国内需要の増加から二十一世紀の初頭には恐らくその能力の限界を超すだろうという予想がなされておりますために、首都圏空港につきまして、運輸省としては平成八年度から海上を中心に調査を進めておるところであります...全文を見る
○二階国務大臣 現在、運輸省では、第七次の空港整備七カ年計画に基づきまして、海上を中心とした新たな拠点空港の建設を前提として、総合的な調査を進めておりますことは委員御承知のとおりであります。  首都圏空港が整備されるまでに相当の年数を要することでありますから、当然それまでの間、...全文を見る
○二階国務大臣 フリーゲージトレーンの活用についてのお尋ねでございますが、まず新幹線については、大変要望の強い、熱心な、県を挙げてこれに取り組んでおられる地域がたくさん残っております。それについて、先般自自両党の協議におきまして新幹線の早期完成に向けて大いに努力をしていこうという...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま倉田委員から、「鉄道員」、「沈まぬ太陽」、最近大変注目を浴びておりますそうした著作から引用されましてお話がございました。私も、いずれも同感の思いをいたしております。  私は、就任早々、官邸での記者会見の際にも、運輸行政の要諦は安全が第一だということを申し...全文を見る
○二階国務大臣 最近の事故例を、今申し上げました運輸安全戦略会議において検討いたしております。  運輸事業者に対しては、社内規定の整備、あるいは、お話にありましたように、教育訓練による社内規定の徹底、さらに検査体制の確立、責任体制の明確化を柱とする緊急総点検の実施を指示いたして...全文を見る
○二階国務大臣 赤羽委員から今社会が求めております最も重要な点を御指摘いただきました。  本格的な高齢化社会の到来、障害者の社会参加の要請の高まり等を背景にいたしまして、高齢者や障害者に鉄道や軌道を安全かつ円滑に利用していただくためには、どうしても駅のバリアフリー化の緊急課題、...全文を見る
○二階国務大臣 関西空港周辺に選挙区をお持ちの松浪委員からの質問でございます。  私も、実は過去に今松浪委員が御指摘になりましたのと同じような趣旨の質問を江藤運輸大臣に申し上げたことを記憶いたしております。それは、関西国際空港が建設されればまるで宝の島がやってくるというようなふ...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま松浪委員から、珍しく謙遜をされて小さな問題と言われましたが、関西にとりましても東京にとりましても、関西空港—羽田路線を充実させることは極めて大きな問題だと我々認識をいたしております。朝早く東京を立って関西の方に赴いても、関西空港を利用して東京へ帰ってもう一...全文を見る
○二階国務大臣 まず、民主党、次の内閣、社会資本整備担当として御就任いただきました前原委員に、おめでとうと申し上げたいと思います。今後、御一緒に運輸問題についていろいろ御意見を交わしながら取り組んでまいりたいと思います。  ただいま、自社さの時代のお話、そして自自公の問題につい...全文を見る
○二階国務大臣 介護制度の見直しの問題につきましてはただいま御答弁を申し上げたとおりであります。  今お話しのように、補正予算におきまして、さきの各委員の御質問に対しましても御答弁の際に触れてまいりましたが、運輸省として、私の責任において要求している予算がございます。その予算が...全文を見る
○二階国務大臣 前原委員から仮定の問題につきまして、また事例を引いて、大変御親切な御質問をいただきました。  私は先般、参議院の本会議におきましても、三党連立でございますから、自由党の意見が常に一〇〇%通るということではないことは当然のことだということを申し上げてまいりました。...全文を見る
○二階国務大臣 私も、御承知のとおり、以前は自由党の国会対策委員長の立場で自自連立を推進した一人でございます。その間、自民党の幹部の皆さんと、選挙協力等についても再々にわたって意見を交わしたことがございました。そのときに、行き着くところ、一緒になった方が早いのではないかというよう...全文を見る
○二階国務大臣 規制緩和の法律あるいはその法律の施行等につきましてるるお話がありました。そのとおりでございますが、問題はバス、タクシー、これから取り組まなくてはならない重要な課題でございます。  先般もタクシーの関係者の全国の代表の皆さんのお集まりの会議がございました。運輸省で...全文を見る
○二階国務大臣 答申は、お願いをしたことでありますから、これを尊重しなきゃいけないことは当然のことだと思いますが、しかし、今タクシーの関係者、バスの関係者から毎日のように運輸省当局にいろいろな御意見が寄せられております。そういう中にあって、常に国民の皆さんのそういう要望、意見に耳...全文を見る
○二階国務大臣 運輸省としましては、従来より、競争の促進、サービスの向上等を視点に規制緩和に積極的に取り組んできた今日までの経過がございます。  ちょっとお聞きいただきたいのですが、先ほど佐藤先生がお見えになっておられたのですが、ある席である政治評論家の方が、規制緩和に一番反対...全文を見る
○二階国務大臣 お答えいたします。  JR各社の完全民営化に向けた取り組みの中でのJR本州三社の売却実績や鉄道公団保有株式数につきまして今委員から御指摘がありましたが、まことにそのとおりでございます。私たちは、常にJRの完全民営化ということが大きな目標にあって、国鉄を分割して今...全文を見る
○二階国務大臣 御質問のとおり、完全民営化に向けて新しい法律を提案させていただこうということの心の準備をそろそろしていかなくてはならないと同時に、法案が提出できる環境を整えていかなくてはならない。それは、まずは第一義的にはJR各社の意向というもの、これが大事なことでございますし、...全文を見る
○二階国務大臣 新幹線の整備につきましては、現行の負担の方式には変わりはありません。民営化をされても、同じように対応していただくということであります。
○二階国務大臣 今、民主党の運輸大臣からの意見の交換といいますか、提言がございました。私も、幾つかの点で思いを同じくするところがございます。  新幹線の問題を前にも、見直しの問題に遭遇したときに私はたしか二度目の運輸政務次官を担当させていただいておったころでございます。新幹線の...全文を見る
○二階国務大臣 羽田空港と成田の関係でございます。  まず羽田空港の処理能力でございますが、これを見直して発着枠を拡大するということを新聞紙上等で内外に明らかにいたしておりますが、またその発着のダイヤ等につきまして、どのように透明性を保持しながら国民の皆さんの利便に供するかとい...全文を見る
○二階国務大臣 まず、同船あるいは船員の皆さんの生活の向上等、今日まで随分熱心に取り組んでこられた高木委員の御質問でございますが、御質問にありましたように、幸いにしてこの問題が、生命の無事を確認することができ、一応の解決を見たことは大変結構なことであったわけであります。  今御...全文を見る
○二階国務大臣 たまたまでありますが、二、三日前、小渕総理と国家の危機管理という問題について若干の意見を交わす機会がございました。政治のすべては危機管理だ、総理自身がそういう認識をされております。したがいまして、運輸省が担う、先ほどの海賊の問題も当然、同時に陸海空にわたる交通の運...全文を見る
○二階国務大臣 日本人船員及び日本籍船の確保を図るということは、貿易物資の安定輸送という観点からも大変重要な問題であるということを認識いたしております。  日本籍船の国際競争力強化を図るために、平成八年に国際船舶制度を創設し、登録免許税や固定資産税の軽減措置など税制上の支援措置...全文を見る
○二階国務大臣 税制上の御指摘でございますが、日本船主協会からも海運関係税制の要望を伺っておりまして、運輸省としては、海運関係税制の要望については、すべて来年度の税制改正要望に盛り込んでいるところであります。また、諸外国の海運に係る税制等については、ただいま御指摘のとおりでありま...全文を見る
○二階国務大臣 先ほど、世界の建造能力が三千万総トンである、私どももそのように把握をしておるわけでありますが、二〇〇〇年代の建造需要というものは恐らく二千万総トンないしは二千五百万総トンになるであろうというふうに認識をいたしております。  それらの観点に立って、この造船業界の今...全文を見る
○二階国務大臣 世界の造船市場に公正な競争条件を確立するためには、OECDの造船協定の早期発効が必要であるということは十分認識をいたしております。しかるに、同協定が発効するには米国が批准する必要があるということについて、今御指摘のとおりであります。  我が国としては、一九九六年...全文を見る
○二階国務大臣 中小造船業を取り巻く状況というものにつきまして、今委員からるる御説明のあったところでございまして、私も同じ思いでおります。憂慮をいたしております。  中小造船業というのは大体千二百社あるようでございますが、それぞれまことに中小でございまして、経営規模が小さいとい...全文を見る
○二階国務大臣 納付金額の問題について御指摘がございました。  納付金額が高いために新規建造が手控えになっておるという御指摘でありますが、運輸省としましては、やはり長引く景気の低迷、荷主の物流提携等の動きから船腹過剰感が強まっていることが建造需要を冷え込ませた最大の原因だと認識...全文を見る
○二階国務大臣 モーダルシフトにつきましては、海運または鉄道による輸送の適性があると考えられている長距離、五百キロメートル以上ということでありましょうが、雑貨輸送の分野においては、海運、鉄道の比率を二〇一〇年に五〇%を超える水準に向上させることを目指しておりまして、その推進を図っ...全文を見る
○二階国務大臣 できるだけ簡潔に申し上げます。  メガフロートの問題につきましては、私はこれは最初に御説明をいただいたのは高木委員からでございまして、新進党の時代にこの議員連盟をつくり、何回かお誘いをいただいたんですが、議員連盟には参画してまいりましたが、現地を視察するというこ...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま、民主党所属の奥田建議員から新幹線に対する激励をいただきまして、大変意を強くしておるところであります。  整備新幹線の重要性等につきましては、先ほど来、中馬総括政務次官から御説明を申し上げたとおりでありますが、私は、やはり政治は何をなすかということが一番...全文を見る
○二階国務大臣 先ほど前原委員からもお尋ねがございましたが、いわゆるJR発足時の職員の不採用問題、いわゆる一千四十七人の問題は、中央労働委員会の命令を不服としてJR及び国労等の労働組合双方が東京地裁に対し命令取り消しを求めていた行政訴訟につき、JR全面勝訴の判決が昨年五月二十八日...全文を見る
○二階国務大臣 行政の継続性を思うときに、当然そうした問題がずっと課題として残っておることを承知いたしております。これらの問題について一日も早い解決を願う気持ちは変わりありません。  先ほど申し上げましたように、自由民主党と社民党との間で、いわゆる自社さの中での御協議が続いてお...全文を見る
○二階国務大臣 実は、国労の問題につきましては、かつて社民党の伊藤茂先生が運輸大臣をなさっておられたころ、私はそのもとで運輸政務次官を担当しておりました関係で、この問題につきましては伊藤元運輸大臣からも再々お話があり、国労の皆さんのお話も以前はよくお聞きしたことがございます。運輸...全文を見る
○二階国務大臣 景気の本格的な回復と新たな発展基盤の確立を目指すために、二十一世紀型の社会インフラの整備等を積極的に推進していく必要があるという立場に私は立っております。  しかし、御質問のように、景気対策だから公共事業という発想よりも、公共事業はもともと必要なわけでありまして...全文を見る
○二階国務大臣 運輸省といたしましては、公共事業について負担を行う地元の地方自治体と常に協議をしながら、地方自治体が耐え得る状況の中で予算づけ等を行ってまいるように、今日までもいたしておりますが、これからもそういう点は十分注意をしてまいりたいと思います。  なお、現在策定中の経...全文を見る
○二階国務大臣 平賀委員と若干見解を異にするわけでありますが、現在名古屋空港の処理能力が、恐らく二十一世紀初頭には限界に達するであろうという予測を持っております。中部国際空港は、中部圏の航空需要の増大に対応するためにも必要であり、来るべき二十一世紀において内外の交流を支える基盤と...全文を見る
○二階国務大臣 静岡空港は、静岡県が設置、管理する第三種空港であり、二千五百メートルの滑走路を有する新空港として建設中であります。四百万人近い人口を擁する静岡県、正確には三百七十五万人ぐらいでしょうが、北海道あるいは九州、沖縄方面との交流に当たって、鉄道や道路を利用した場合に多く...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘の警告書の問題でありますが、私はこの警告書につきまして、運輸省の事務当局及びJR西日本に対しても、もっと警告書の重みというものを感ずるべきである。例えばJR西日本に限って申せば、五回も警告書を出しておる。出す方も出す方ですが、受け取る方も受け取る方。もう少し...全文を見る
11月11日第146回国会 参議院 国土・環境委員会 第1号
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○国務大臣(二階俊博君) このたび北海道開発庁長官を拝命いたしました二階俊博でございます。  石渡委員長を初め委員の諸先生におかれましては、日ごろより北海道開発行政に関し御理解と御協力を賜り、まことにありがとうございます。国土・環境委員会の開かれるこの機会に所信の一端を申し上げ...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○二階国務大臣 このたび北海道開発庁長官を拝命いたしました二階俊博でございます。  植竹委員長を初め委員の諸先生におかれましては、日ごろより北海道開発行政に御理解と御協力を賜っておりますことに心から感謝を申し上げます。  内閣委員会の開かれるこの機会に、お許しをいただきまして...全文を見る
11月16日第146回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(二階俊博君) 山本孝史議員にお答えをいたします。  自由党は介護保険関連の予算案が盛り込まれた補正予算に反対するのか、運輸大臣は補正予算の閣議決定に当たって署名をしないこともあるのかとのお尋ねでありますが、この介護に係る社会福祉の問題については、与党間において、さら...全文を見る
11月16日第146回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○国務大臣(二階俊博君) 宇宙開発事業団のHⅡロケット八号機による運輸多目的衛星の打ち上げは、打ち上げ後三分五十九秒を経過したところで、まことに残念ながら、第一段エンジンの燃焼の異常停止により予定の飛行経路を外れ、失敗に終わった次第であります。  失敗の原因については、昨日直ち...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 釜本議員仰せのとおり、私は就任の際に官邸で、交通分野においては安全が何よりも大切である、安全が第一である旨を申し述べてまいりました。私は、安全で安定した輸送サービスの提供は鉄道の基本的な使命である、同時に、輸送の大動脈である新幹線における安全の確保は何に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 整備新幹線の整備は、私は、国土の均衡ある発展、そして地域の活性化を図るという観点から、この問題については熱心に今日まで取り組んできた一人でございますが、先般、自自の間におきまして、新幹線問題を改めて取り上げ、三十年かかるか、いつの時代にでき上がるかわから...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 羽田空港の沖合展開が完成いたしましても、国内の航空需要の増加から、二十一世紀初頭には再びその能力の限界に達することが予測されております。したがいまして、首都圏における新たな拠点空港、いわゆる首都圏第三空港については、平成八年度から海上を中心に調査を進めて...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 運輸多目的衛星が成功した場合のことは先ほども釜本委員の質問にお答えしたところでありますが、航空保安業務については、航空機の安全性を確保しながら自由な飛行ルートを設定することができる、航空機の効率的な運航が期待され、私も運輸省の事務当局からの説明だけではな...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 大変友情を感ずるような御質問をいただきました。先ほど、衆議院の本会議においても同じような意味合いの御質問をちょうだいしてまいりました。  今、記者会見等に参りましても、あるいは訪ねておいでになるマスコミの関係者の皆さんにいたしましても、私は手ぐすねを引...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御指摘の点は全く同感の思いでございます。今、御尊父のお話も引用されながら安全問題につきまして御質問がございましたが、私はそのことを深く心に刻んで今後の運輸行政の上において十分認識してまいりたいと思います。  特に、安全第一ということを私は申し上げました...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 規制緩和の問題につきましては、前にも当委員会で申し上げたかと思いますが、運輸省が規制緩和に対して一番消極的だということで各方面から随分おしかりを受けておりましたが、最近は随分頑張りまして、今バス、タクシーの問題等を除いてほとんど規制緩和の実を上げておると...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま谷林委員から、この乗り合いバスの地域での文化、そしてその地域社会においてなくてはならない存在であるということを思いを込めてお話がございました。私も過疎地をたくさん選挙区に抱えておる地域の出身でございますから、今のお話は手にとるようにわかる気がする...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) バスの公共交通機関としての役割等につきまして、議員の御指摘は極めてもっともだと思っております。したがいまして、今後いよいよ法案の作成等につきまして大いに参考にさせていただきたいというふうに思っております。  同時に、今バスの関係、タクシーの関係の皆さん...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 公共交通機関としてのタクシーの位置づけでございますが、私はこれは極めてその位置は高いというふうに思っております。何となれば、年間約二十六億人ぐらいの国民の皆さんを運ぶわけでございますし、まさにドア・ツー・ドアの機動的な個別的な輸送のニーズに対応するために...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 各地で例えば何とか博覧会、何とか観光フェスティバルというようなことが相次いで行われておるわけでありますが、そこにおいでになる観光客は、その県の知事に会ったり、その県の観光課長と会ったり、その県の観光協会のリーダーと会って話をするというのはごくまれでござい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま中馬総括政務次官から申し上げたとおりでございますが、平成十一年度の二次補正の要求額あるいは来年度の当初予算等につきましても、この際運輸省の決意を申し上げ、また各委員の皆様の御理解をいただきたいと思います。  高齢者や身障者が円滑に利用できるよう...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 答弁に先立ちまして、先ほど弘友議員からの御質問の中に、私が述べました町村長が福祉にはお金がかかるということ、それはお金がかかるという認識じゃなくて、これが普通だということでなければならないというお話がございました。ごもっともなことでございますが、私が引用...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 大変御配慮のある質問をいただきましたが、私ども自動車関係諸税のグリーン化を進めるに際しまして、それぞれの省庁の既得権益のようなものがございますから、それとの調整等にまず苦心をいたしております。  しかし、いずれの省庁におきましても、先ほど申し上げました...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御専門の渕上委員からの御指摘でございますが、私どもも鉄道の事故調査の分析については、列車衝突事故など特大事故、特異な事故が発生した場合には、直ちに鉄道局長のもとに各方面の専門家、学識経験者で構成される事故調査検討会を立ち上げ、当該事故に対する原因の究明及...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 交通は、今日の社会生活を送る上で欠くことのできない重要な生活機能であると考えております。  お尋ねの交通憲章に関しましては、フランスのような包括的な基本法を定めるという手法もありますが、我が国では、道路運送法を初めとする個々の事業法において目的として公...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御質問の交通権に関しては、御指摘のような交通基本法の制定という手法もあろうかと存じます。  現在でも、道路運送法を初めとする、先ほども申し上げましたが、個々の事業法において目的として公共の福祉の増進が掲げられておりますが、具体的には国と地方公共団体等が...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま乗り合いバス、タクシーについて、事業間の競争を促進し、より利便性の高い輸送サービスの供給を図ることを可能とするために需給調整規制を廃止することといたしましたが、需給調整規制廃止後においても輸送の安全及び利用者利便の確保を図るために必要な規制を行う...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私も昨日現場に赴きまして、結果的には敗戦処理をするような立場に立たされたわけでございますが、やはり運輸省としては、この件に関しては期待が大きく膨らんでおりましただけに、残念だという思いもひとしおのものがございます。  今、渕上委員御指摘のように、私は原...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 高齢化社会の到来、障害者の社会参加の要請の高まる今日の社会情勢の中で、高齢者、障害者等が安全かつ身体的に負担の少ない方法で移動できるようにすることは委員御指摘のとおりでありまして、私は運輸省の最重要課題の一つであると認識をいたしております。  このため...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま妊婦等も含めるべきではないかというような御指摘がございました。私どもは、一々これから検討してまいりたいと思います。  このごろ列車の中でも赤ちゃんをトイレなんかでもちゃんと保護できるような、そういう施設がだんだんと出てまいりましたが、まだまだ緒...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 高齢者、障害者等の移動制約者の御意見等については、やさしさ指標検討委員会、そのような場におきまして既に十分伺っておりますが、それらの御意見を参考にして法案の検討を行っておる最中でございます。  しかしながら、委員御指摘のように、関係者からさらに十分な御...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 神戸空港の必要性等についてお尋ねがございましたが、神戸空港は、神戸都市圏の航空需要に対応するとともに、近畿圏における三つの空港、すなわち大阪国際空港、関西国際空港、神戸空港でそれぞれ機能を分担し、近畿圏における旺盛な航空需要に対応することといたしておりま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 済みません、もう一度。
○国務大臣(二階俊博君) 三田の御出身の大沢委員からいろいろ詳しい道路事情等についてお話がございました。  私は、阪神・淡路のあの大震災のときに新進党の現地対策本部長ということを命じられまして、初日にもう神戸に入り、その後もずっと神戸に滞在していろんな救援活動のお手伝いの一端を...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま、岩本委員は県の副知事等も御経験をされまして、地方の立場からの大変示唆に富んだ御意見をちょうだいいたしました。  御指摘のように、まさに国土の均衡ある発展を図るためには、都市とともに地方に対する公共投資が果たす役割というものは極めて重要であると...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 運輸省といたしましては、生活交通の維持は極めて重要な視点であるという認識を持っております。しかしながら、生活交通の維持は規制という手段で維持できるとは限らず、これからは市場原理を活用することにより、より効率的な維持を図ることが重要だという基本的認識を持っ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) みずからに反省を期する意味を込めまして、ただいまの岩本委員の御指摘ごもっともだというふうに思っております。  私も、運輸省に着任をして以来、またかつて運輸省でお世話になった時代もありますので、そのときからも強く指摘をしておきましたことは、例えば港湾局が...全文を見る
11月17日第146回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○二階国務大臣 安全宣言の問題につきまして、まず、御答弁の前に、先ほど山陽新幹線北九州トンネルコンクリート剥落事故の実情調査報告を、当時の委員長であり団長であられた石破委員からちょうだいいたしました。その御熱意に対しまして、心から感謝を申し上げておきたいと思います。  今のお尋...全文を見る
○二階国務大臣 先ほども委員の御質問の中にございましたように、このことは幸いにして人身事故に至っていないということが一つの大きな救いでありますが、私は、運輸省内で鉄道局に指示をする際に申し上げておることは、ここで人身事故が発生しておったという緊張感を持って対応するようにということ...全文を見る
○二階国務大臣 ただいまJR西日本の南谷社長からお話がありましたとおりで、国鉄から引き継いだ鉄道施設等については既にJR各社の所有になっていることでありますから、鉄道施設等の維持、補修に必要な費用については、第一義的にはJR各社が負担すべき性格のものであると考えております。  ...全文を見る
○二階国務大臣 特に港湾技術の権威者であります渡辺委員からの御質問でございます。改めて安全問題について御理解を賜ると同時に、私どもも、その期待にこたえて懸命に頑張ってまいりたいと思っております。  まず私は大臣就任の際の官邸における記者会見において、交通分野においては安全が第一...全文を見る
○二階国務大臣 先ほども申し述べましたが、渡辺委員から大変示唆に富んだ御意見をちょうだいして、今後大いに参考にして対応してまいりたいと思っております。  鉄道技術は、御承知のとおり、土木、電気、機械及びこれらの運用技術等複雑なシステムの技術でありますから、今御質問にもありました...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま鉄道局長から御説明を申し上げたとおりでありますが、私は、十月十二日にJR西日本の南谷社長に大臣室にお越しをいただきまして、新幹線のトンネルの安全総点検を強く指示するとともに、この際徹底した安全対策の確立を求めたところであります。  現場における安全体制を...全文を見る
○二階国務大臣 安全戦略会議を設けました趣旨は、まず、三万七千の運輸省のすべての職員の協力を得るととともに、その関係企業がちょうど二十万社ぐらい存在をいたします。そこに働く人々の数は三百五十万人と言われております。私たちは、各般にわたる運輸交通関係の安全を期するために、それらの組...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘の点、大変参考になるわけでございまして、今後、私たちの安全戦略会議等におきまして一定の方向づけをして、御意見を参考にしながら、安全の確立に一歩前進をさせたいというふうに思っております。
○二階国務大臣 恐らく玉置委員から、阪神・淡路大震災のときの危機管理という問題を想定しながらの御質問をちょうだいしていると思いますが、大規模な鉄道事故が発生した場合には、災害対策基本法に基づきます防災基本計画鉄道災害対策編というのに沿って、鉄道事業者から速やかな連絡を受け、関係省...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘のとおり極めて重要な問題でございますので、安全を第一とする運輸省といたしまして、早急に再点検をいたしたいというふうに思っております。
○二階国務大臣 十二月十五日ということが既にもう目前に控えておるわけでございます。安全の確認をしていく上におきましても、今委員から御指摘のありましたような問題点をつぶさに調査し、それまでに一定の方向づけをしたい、またするべきだということを考えております。  先ほど来運輸省からも...全文を見る
○二階国務大臣 委員も御承知のとおり、いよいよ高齢化社会の到来でございますし、障害者の社会参加の要請の高まり等を背景にいたしまして、私たちは、高齢者や障害者が鉄道や軌道を安全かつ円滑に利用いただけるような鉄道駅のバリアフリー化は緊急の課題だというふうに認識をいたしております。 ...全文を見る
○二階国務大臣 今回の山陽新幹線のトンネル剥落事故については、トンネル内におけるコンクリート片の落下という鉄道運行の安全に直結する重大な、かつまた緊急のテーマであることから、このトンネル安全問題検討会を運輸省が立ち上げたわけでございます。今、赤羽委員御指摘のとおり、通常は年度内に...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘のプロジェクトにつきましては、北京—上海間千三百キロメートルに高速鉄道を建設しようというものでありまして、現在、中国政府内で関係機関が種々検討を行っていると承知いたしております。  また、先般、技術の関係の代表者の皆様が私を訪ねておいでになりましたので、我...全文を見る
○二階国務大臣 JRの事故以来、再々にわたって私どもは、JR西日本南谷社長初め幹部にも、総点検の実態等についても様子を伺うといいますか、報告を受けながら対応いたしております。  今日のところ、点検責任者、打音検査の担当者、保守用車の運転者等によってそれぞれ点検班のチームを編成し...全文を見る
○二階国務大臣 現場として、多くの関係者の御意見、また今の投書のようなことはJRにも恐らく届いておるわけでありましょうから、そういう御意見を十分体しながら万全を期していくということは重要なことだと思っております。
○二階国務大臣 私も現に点検車あるいは作業車あるいはまた足場を組んではつり落としをやっておる現場等をつぶさに見てまいりまして、関係の皆さんが大変きびきびと、そして使命感に燃えて打音検査等に対して懸命に取り組んでいる姿に、私は、事故は事故としながらも、関係者の今日の安全点検に対する...全文を見る
○二階国務大臣 山陽新幹線のトンネルのコンクリート剥落事故につきましては、運輸省としては、JR西日本に対し、早急な原因究明、これがまず第一である、そして安全確保策を講じるように指導しておるところでありますが、今後、安全の総点検完了と同時に、運輸省及びトンネルの委員会が安全総点検の...全文を見る
○二階国務大臣 議員御指摘のように、早く運行、同時に、安全宣言を急ぐ余りにそういうずさんなことになってはいけないという御提言でございますが、我々はそれを十分受けとめて、そして国民の皆さんの新幹線に対する不安を一日も早くぬぐい去るという私たちの使命に向かって懸命に努力をいたしたいと...全文を見る
12月01日第146回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(二階俊博君) 海江田議員にお答えをいたします。  介護の税方式についてのお尋ねであります。  国が基礎的社会保障に関して責任を持つことを明確にして老後や疾病への不安を取り除くためには、現行の保険方式はもはや限界であると自由党は考えております。基礎的社会保障の財政基...全文を見る
12月01日第146回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(二階俊博君) 佐藤雄平議員にお答えをいたします。  今日まで原子力の問題につきまして大変熱心に取り組んでこられた議員の御指摘でありますが、原子力発電は我が国エネルギー源の約四割を占め、また環境保全の視点からも極めて重要なエネルギー資源であると考えております。  自...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 藁科議員にお答えをいたします。  我が国は、高齢化、国際化といった内外の情勢の急激な変化に伴い、国全体が大きな構造改善をなさなくてはならない事情に見舞われております。それを克服するためには、社会のあらゆる面で構造改革を国民の皆さんの御理解をいただきなが...全文を見る
12月06日第146回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○二階国務大臣 時間が迫っているようでございますが、まず、バリアフリーの関係につきましては、運輸省としましては、次の通常国会に法案を提出し、努力目標を明確にし、多くの国民の皆さんの御協力を得ながら目的を達成したいと考えております。  なお、下りのエスカレーターが重要だということ...全文を見る
○二階国務大臣 政府委員制度の廃止等を含めて、この問題につきましては、西田委員等が大変熱心に御努力をいただいてまいりました。このクエスチョンタイムの制度は、一九六一年、イギリスで始まって以来のことでありますが、イギリスでは、やはりそれだけの年限をかけて積み上げてきて今日に及んでお...全文を見る
○二階国務大臣 定数削減の問題につきましては、衆参の本会議で御党の代表からもたびたび質問をお受けいたしました。  私たちは、理想とするところは、定数五十名削減を主張してまいりました。三党間における政策協議においても、同じ意見をずっと貫いてまいりました。しかし、三党がともに政策を...全文を見る
○二階国務大臣 会期は残り少ないとはいえ、まだまだあるわけでありますから、三党の中において、今この法案が成立すべく懸命の努力をしておるところであります。  民主党におかれましても、再三この問題で御質問があるわけでありますが、私は、この問題を推進するようにという御質問だというふう...全文を見る
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(二階俊博君) 以前から私たちは自由民主党との間で、つまり自自の際に五十名削減ということで意見の一致を見ておりました。その後、自自公三党でこの問題に対処するに当たりまして、激変緩和ということから二十名をとりあえず削減するという方向で意見の一致を見ておるところでありますが...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 中央省庁の改革が続き、さらに国家公務員の削減、経済界におけるリストラ等が今日進んでおる最中でありますが、国会みずからがやはり身を切るような思いで定数削減に踏み切っていくということは、国民の世論もそこに集中しているわけでありますから、私たちは、仰せのとおり...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  定数削減二十名は私たち三党が国民に公約したことでありますが、同時に、自由党としては常にこのことを言い続けてまいっただけに責任は重大だということを痛感いたしております。  したがって、今国会で成立すべく、残された期間はわずかであり...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えしましたとおり、私たちはこの二十削減の法案は必ず通る、また通さなくてはならないということを確信いたしております。  解散権は総理御自身におありであることは、憲法が定めるところであります。
○国務大臣(二階俊博君) 我々は、三党連立に際して政策協議を行い、それぞれの政党の理想とするところを協議し、今問題になっております定数是正の問題も三党で一致したところでありますが、このことの実現に私たちは懸命の努力をする。  ただし、先ほどからの御質問につきましては、この定数是...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 三党連立に当たりまして、私たち三党それぞれが共有する自由主義、民主主義などの政治理念を中心に、今日の政治的にも経済的にも極めて難しい状況の中にあるときに国民の皆さんにこたえていくためには、自自だけではできないこと、御案内のように参議院の勢力を考えてみまし...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 小渕内閣としては、今、総理が御答弁のとおり、私たちはその方針を遵守してまいることは当然のことだと考えております。
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  介護制度及びその対策を盛り込んだ補正予算について自由党が意見を述べていたことは事実であります。しかし、この問題について、政策責任者間におきまして引き続き協議を続けていくことということで意見の一致を見ております。  他方においては...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 失礼いたしました。介護制度であります。訂正をいたしておきます。  自由党は、介護税の方式について、国が基礎的な社会保障に関しては責任を持つことを明確にして、老後の疾病や不安を取り除くために現行の保険方式はもはや限界であるということを自由党は主張してまい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 三党においてそういうことを合意いたしまして、今、総理御答弁のとおり、この方向でこれからの福祉社会を健全なものに仕上げていくというために努力することは当然のことであって、今、ここから先選挙があるから変更すると。そんなものではないことは御理解をいただきたいと...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私も自由党から入閣していることは事実でございますが、自由党のあらゆる議員が何を話したかということを一々それに責任を負う立場にはありません。
○国務大臣(二階俊博君) 運輸大臣に対する初めての御質問をいただきました。  運輸省としましては、今、木庭委員御指摘のように、今日までいろいろ検討を続けてまいりましたが、このたび思い切って公共交通機関のバリアフリー化の必要性、緊急性にかんがみまして、私たちはまず鉄道、そして鉄道...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、運輸省の関連の公共交通機関に計画をお出しいただいて、そしてそれを何年までに実現するかという努力目標をきちっと決めて、そして計画的にこれを進めていくということですから、縦横に網の目のように計画をきちっと仕上げて対応してまいりたい。そして、交通弱者と言...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいまお尋ねの自動車税のグリーン化でありますが、環境に優しい社会の実現を目指して、これは環境庁とも御相談をしながら進めている問題であります。  もう今や、私たちは環境の問題をひとり環境庁にだけお任せしておく時代ではない、あらゆる省庁がこの問題について...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  嘉手納RAPCONの管制空域、まずこのRAPCONとはレーダー・アプローチ・コントロールの略称でありまして、我が国におけるターミナルレーダー管制機関、つまり飛行場周辺空域において進入機及び出発機に対して管制業務を行う機関の略称であ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  物流は、仰せのとおり我が国の産業や国民生活を支える基盤であり、物流に関する総合的な取り組みを強化することが我が国の重要な政策であると認識をいたしております。  また、物流は産業界の動脈であるばかりではなくて、さらに物流の効率化は...全文を見る
12月09日第146回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  仰せのように、景気回復ということは何にもまして重要な課題でありますが、同時に、今後の二十一世紀を見据えた社会インフラの整備ということが極めて重要だということで、私たちは常に未来志向という観点から運輸行政に取り組んでおるわけでござい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  自民、自由、公明の三党は十月二十九日の合意において、「介護にかかる財源及びそのあり方については、実施状況を見ながら三党で協議する。」ということを確認した次第であります。  本年十月四日の自民、自由、公明の三党連立に際しまして、年...全文を見る