二階俊博

にかいとしひろ

小選挙区(和歌山県第三区)選出
自由民主党
当選回数13回

二階俊博の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第147回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○二階国務大臣 赤羽委員にお答えいたします。  ただいま御指摘のバリアフリーの問題につきまして、今度の国会に、高齢者、身体障害者等の交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案、まだ仮称の段階でありますが、ただいま、建設省及び自治省とも御相談をいたしまして、共同提出の準備...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま、神戸港の状況あるいは有馬温泉を中心とする神戸周辺の観光地の状況等について御指摘がありましたが、仰せのとおりだと思っております。したがいまして、神戸港の本当の意味での復旧、物流の拠点港湾でもあるわけでありますから、これは、我が国の経済の復興の姿を重ね合わせ...全文を見る
○二階国務大臣 愛知万博に大変御熱心な青山議員からの質問でございますが、まず空港の問題につきましては、御承知のように、中部圏は人口一千万人を超えておりますし、さらに経済規模におきましても約五十兆円に迫ろうといたしております。したがいまして、日本の代表的な都市であります。  現在...全文を見る
02月09日第147回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(二階俊博君) 鳩山議員にお答えをいたします。  公共事業についてでありますが、我が国の経済社会の基盤をなす運輸関係の社会資本は、二十一世紀に向けた国際化の進展や経済構造改革に対応するため、ますますその必要性が高まっていると認識しております。特に、国家プロジェクトであ...全文を見る
02月15日第147回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○二階国務大臣 原口委員にお答えをいたします。  平成十二年二月七日、エアーニッポン七三五便の機長から、航空法に基づき、今お尋ねのように、平成十二年二月四日十三時五十分ごろ、那覇市の北西約四十マイル、約七十四キロメートルの海上上空を高度二万八千フィート、約八千五百メートルで飛行...全文を見る
○二階国務大臣 目下、関係者の事情、当時の資料等の提出を求めており、先ほど申し上げましたように、できるだけ早い機会に結論を得るようにいたしたいということでやっておりますので、今米軍から詳細な内容がすべて届いておるわけではありませんが、目下事情を聴取しておる最中であるということを申...全文を見る
○二階国務大臣 お答えいたします。  平成十二年二月十三日午前六時五十六分から八時五十七分の間、米軍の嘉手納基地空港監視レーダーが定期保守のために停波をいたしました。停波期間中においては、那覇航空交通管制部と嘉手納進入管制機関は、基準に従ってレーダーを用いない方式、いわゆるノン...全文を見る
02月16日第147回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○二階国務大臣 お答えいたします。  一般的には、事業の活性化のためには、事業への参入や事業規模の拡大等を、経営判断によってこれを決定することにより、よりよい意味での競争が行われることが基本であると考えております。  平成九年以降の需給調整規制の弾力化措置は、このような考え方...全文を見る
○二階国務大臣 御承知のように、タクシーは年間二十五億人もの旅客を輸送しておるわけでありますから、極めて重要な公共交通機関だという認識を持っております。  したがいまして、今御指摘のようなことに今後我々も十分配慮してまいらなくてはならないことでありますが、同時に、タクシーが足り...全文を見る
02月18日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○二階国務大臣 第百四十七回国会に臨み、当面の交通運輸行政の諸課題に関し所信を述べ、委員長を初め委員各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。  現在の我が国の経済は、政府の大規模かつ迅速な経済対策によって構造改革が進捗すると同時に、バブル経済の崩壊以来の厳しい経済状況からよう...全文を見る
02月21日第147回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○二階国務大臣 お答えいたします。  交通手段のオールバリアフリー化についてでございますが、いよいよ本格的な高齢化社会の到来を控えまして、高齢者及び身体障害者の皆さんが安全でかつ円滑に移動できるように、公共交通機関のオールバリアフリー化、こういう御提唱でございますが、基本的には...全文を見る
02月22日第147回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○二階国務大臣 簡潔にお答えいたします。  被害発生からまさに三年でございます。関係者の今日までの御努力にもかかわらず、今萩山委員御質問のとおり、まだまだ完全解決に至っていないということを大変遺憾に思っております。  御承知のとおり、この問題の深刻さから、運輸技術審議会の流出...全文を見る
○二階国務大臣 環日本海地域における海洋環境保全体制につきましては、国連環境計画、UNEPの提唱する地域海計画の一環としまして、我が国並びに中国、韓国及びロシアをメンバー国とする北西太平洋地域海行動計画、NOWPAPが策定され、大規模な海洋汚染事故時対応に関する協力体制整備が目標...全文を見る
○二階国務大臣 大変被害をこうむられた漁民の皆さんに思いをはせて、いろいろ萩山議員から御質問がございましたが、私ども、訴訟手続を含めて、漁業関係者また観光関係者におかれて多大な御苦労をされておられるわけでありますから、一日も早くそれから解放されますように、被害額の算定、確定の進め...全文を見る
○二階国務大臣 お答えいたします。  児童手当につきましては、これ以上の少子化の進行に歯どめをかける、さらに保育、教育の観点も含めた少子化対策推進の立場から、その拡充を図るべきだと基本的に考えております。  児童手当のあり方と財源については、所得課税の諸控除の整理等及び他の社...全文を見る
○二階国務大臣 今回の措置は介護制度の円滑な実施のためのものであり、介護にかかる財源及びそのあり方については、実施状況を見ながら三党で協議するということになっております。山本議員の御指摘も踏まえながら、自民、自由、公明の与党三党において検討が行われると考えております。  特に、...全文を見る
○二階国務大臣 高齢化社会をいよいよ現実のものとして我々はこれに対応するわけでありますが、特に介護制度につきましては、広く、多くの国民の支持といいますか理解が必要であることは申すまでもありません。  先ほども御答弁で申し上げましたとおり、介護にかかる財源及びそのあり方については...全文を見る
02月23日第147回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○二階国務大臣 お答えいたします。  中部国際空港については、現在、名古屋空港の処理能力が既に二十一世紀初頭を待たずして限界に達するであろうということが予測されるわけでありますが、中部圏の航空需要の増大に対応するため必要となるものでありまして、今委員からも御指摘のように、三十年...全文を見る
○二階国務大臣 中部国際空港の出発に際しての調査会等についての御質問でございますが、中部圏における新空港の整備については、全国的な空港整備の基本計画である第六次及び第七次の空港整備計画の策定時において、その整備の検討を進める上で、基本的な方向性について航空審議会からの御意見を賜っ...全文を見る
○二階国務大臣 委員もお地元の関係でよく御承知でございますが、中部圏の持つ我が国の経済力の中での大きな役割、人口等考えまして、先ほども申し上げましたように、世界でベストテンと申し上げましたが、正確には第八位ぐらいの、国家と匹敵するだけの能力を持っておる、そういう地域であります。 ...全文を見る
○二階国務大臣 空港の処理能力は、滑走路、エプロン、旅客取扱施設等の各施設の能力により定まるものであります。名古屋空港の処理能力については、年間の離着陸回数十二万回程度と考えられておりますが、既に、平成十年の離着陸回数は速報値で約十一万七千回に達していることからも、中部国際空港を...全文を見る
○二階国務大臣 その時々の経済状況も影響するわけでありますが、私どもとしては、それでは着陸回数が急速にふえたから直ちに空港を用意するというわけにはまいりませんので、将来の見通しをきちっとして、審議会等の専門家等の御意見等も十分お聞きし、さらに国会でも御審議をいただいた上で予算を執...全文を見る
○二階国務大臣 名古屋空港の発着の国内定期便の平均座席利用率は、九七年度の実績で五六・三%、九八年度の実績では五七・四%でありました。また、全国の国内定期便の平均座席利用率は、九七年度実績で六三・二%、九八年度実績では六一・七%でありました。  ただし、利用率は、使用する機材の...全文を見る
○二階国務大臣 中部国際空港の着陸料については、基本的に、空港の建設、運営コストや他の空港の料金水準を考慮して中部国際空港株式会社が設定することになっております。空港会社においては、効率的な空港の建設、運営に努め、二十一世紀にふさわしい利便性、経済性にすぐれた、競争力のある空港づ...全文を見る
○二階国務大臣 中部国際空港の着陸料につきましては、先ほども御答弁申し上げましたように、中部国際空港株式会社が設定することになり、その際、基本的には、空港建設、運営コストや他の空港の料金水準を考慮してということを申し上げましたが、実はこれからは、韓国の空港等も念頭に入れて、国際的...全文を見る
○二階国務大臣 かねてより、航空審議会等で専門家の皆さんから御意見をちょうだいし、中部圏関係県、そして同時に中部経済界等の御意見等も十分承った上で、政府として判断をし、国会にお諮りをしてこのような措置をとっておるわけでございまして、二十一世紀に向けての我が国の航空界の問題、そして...全文を見る
○二階国務大臣 我々は、常に公共事業全般にわたって費用対効果ということを念頭に入れて、それぞれの事業について常に検討を加えながら推進を図っていく、これはもう今運輸省におきましてもあらゆる事業にそういう感覚で取り組んでおるところでありますが、中部国際空港につきましては、先ほどからも...全文を見る
○二階国務大臣 お答えをいたします。  本年度末における総滑走路延長指標は約九一一となる見込みであり、当該目標は達成されているところであります。
02月24日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○二階国務大臣 実川委員にお答えをいたします。  私は、運輸大臣に就任以来、交通分野においては安全が第一であるということをしばしば内外に申し上げてまいりました。しかし、残念ながら就任の直後、今お話にありましたような山陽新幹線のトンネル剥落事故等が発生し、新幹線の安全神話というこ...全文を見る
○二階国務大臣 首都圏における鉄道網の整備についての決意をということでありますが、私は、首都圏におけるラッシュ時の混雑につきまして、これを何とか政治で解決する方法はないかということを常々考えてまいりました。現在、新線の建設、複々線化等により近年低下傾向は見られるものの、平成十年度...全文を見る
○二階国務大臣 メガフロートの件につきましては、今や海に浮かぶ大地というふうなニックネームもついて、横須賀沖に一千メートルの長さの、一応空港を念頭に入れたものでございますが、御承知のとおり、今実験を繰り返しているところでございまして、いよいよことしから実機飛行といいますか、一千メ...全文を見る
○二階国務大臣 お尋ねの乗り合いバス、タクシーの規制緩和についてでございますが、乗り合いバス、タクシー、いずれにつきましても、需給調整規制は安定的なサービスの提供に一定の役割を果たしてきたわけであります。タクシーにおきましては二十六億人、延べでございますが、年間運んでおるわけでご...全文を見る
○二階国務大臣 実川委員からお話しのとおり、バリアフリー化はまさに時代の要請であろうというふうに考えております。  交通機関のバリアフリー化は、国、地方公共団体、交通事業者、交通事業の従事者、利用者の皆さん等関係者の御協力が必要であり、これらの方々の協調によって初めて促進できる...全文を見る
○二階国務大臣 成田空港の問題につきましては、地元選出の実川代議士を初め、多くの関係の皆さんに御協力をいただいておりますことに、まず感謝を申し上げたいと思います。  成田空港は、私といたしましては、引き続き、従来目標としておりましたとおり、二千五百メートルの本来の平行滑走路の早...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま中野委員から、公共事業のあり方等についていろいろと御意見が開陳されました。私は、基本的に全く同感であります。  国土の均衡ある発展や地域の活性化、また環境問題への的確な対応を図る上で、整備新幹線の整備や在来線鉄道の高速化を進めることにより、幹線鉄道のネッ...全文を見る
○二階国務大臣 国鉄改革以来、JRの各社がサービス水準の向上等に向けて経営改善に懸命の努力をいたしておりますことを私は常に評価をいたしておるところでございます。一部、先般のような事故等大変残念なこともございましたが、大筋におきまして、本州三社については、昭和六十二年の国鉄改革以降...全文を見る
○二階国務大臣 空港アクセス鉄道は、定時性、速達性にすぐれておりますが、私は、先般中国に参りまして、中国と日本との間で協議をいたしております新幹線の問題等についてお話を申し上げた際に、中国政府の幹部がびっくりしたような顔をして異口同音に、日本の鉄道は時間どおりに来る、このことを再...全文を見る
○二階国務大臣 運輸省としましては、大気汚染対策について、これまでも自動車単体対策の強化や自動車NOx法の使用車種の規制、自動車使用合理化の指導、低公害車普及促進あるいはモーダルシフトの推進等に取り組んでまいりましたことは、高木委員も御承知のとおりでございます。  東京都の御提...全文を見る
○二階国務大臣 高木委員から大変壮大なお話をいただいたわけでございますが、私も基本的に同感の意を持っております。  いわゆる二十一世紀の国土のグランドデザインに示されておりますとおり、交通体系は国内外の地域相互を結びつける基盤であり、地域の自立や地域連携を形成する上で重要な役割...全文を見る
○二階国務大臣 今御指摘のような点につきまして、私たちやがては国土交通省として、運輸省も建設省も国土庁、そしてさらに私が今兼任をさせていただいております北海道開発庁も統合をされるわけであります。四省庁が所管している行政を単に引き継ぐことだけではなくて、国土交通省におきましては、交...全文を見る
○二階国務大臣 観光産業の重要性等につきまして、ただいま幾つかの例を引いて御質問がございましたが、私も、基本的に高木委員の御意見と同じような思いを持ってございます。観光産業、ようやく脚光を浴びておるところでございますが、まだまだこれからであるというふうに認識をいたしております。 ...全文を見る
○二階国務大臣 整備新幹線につきましては、全国高速交通体系の中核を形成するという意味では、今、委員御指摘のとおりでございまして、整備は、国土の均衡ある発展のために、また地域の活性化を図る観点から重要な課題だということで、私どもは、これを国家的プロジェクトという位置づけをして、運輸...全文を見る
○二階国務大臣 フリーゲージトレーンにつきましてのお尋ねでございますが、これは平成九年度から本格的な技術開発に取り組んだものでございまして、平成十年十月には、高速走行可能な本格的試験車両が完成いたしました。十一年の一月下旬には、山陰線の米子—安来間におきまして、時速百キロメートル...全文を見る
○二階国務大臣 玉置委員の、バリアフリーにつきまして、御党におきましてチームリーダーとしてバリアフリーの法案の提出に御努力をいただいていることはかねがね承っておりましたが、ただいまバリアフリーの本質、真髄に触れるといいますか、御意見を開陳いただきまして、私も感銘深くお聞きをしてお...全文を見る
○二階国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたとおり、国及び地方公共団体の予算、交通事業者の投資余力に限りがあるものでございますから、とりあえずは利用者が多い主要駅を考えておるわけであります。  今委員御指摘のとおり、それぞれの地域の実情に応じ、また、大変御熱心な市町村長、あるい...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま御質問のございました福祉輸送等の問題につきまして、これからタクシーの問題等を考えましても、新しい大きな分野であるというふうにも考えておるわけでございます。同時に、高齢者の皆さんがみんなうちに引っ込んでしまうんではなくて、これからどんどんと高齢者の皆さんが一...全文を見る
○二階国務大臣 市町村を中心にいたしまして地域の実情に即したバリアフリー化を進めるということでありますが、これは、旅客施設の利用者の状況、あるいは地域における移動円滑化のための施設の整備の状況等を十分把握し、そして地元がそれに対して検討を加える。私はその過程において地域における障...全文を見る
○二階国務大臣 自賠責保険は、自動車の保有者等に義務づけられた強制保険でありますが、交通事故被害者の保護を目的とする制度であります。自賠責制度は、このような状況の中、交通事故被害者に対する基本保障を担保する制度として有効に機能していると認識をいたしております。  現在の自賠責制...全文を見る
○二階国務大臣 自賠責特会の積立金は、平成十年度決算ベースで二兆一千九百六億円になってございます。積立金は、累積黒字や累積運用益でありますが、元来、ユーザーに還元するのが基本と認識をいたしております。  このため、平成三年、平成五年、平成九年の三次にわたりまして自賠責保険料の引...全文を見る
○二階国務大臣 お話しのように、自賠責特会から一般会計への繰り入れについてでありますが、平成六年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき資金の繰り入れ特例等に関する法律、いわゆる財特法に基づきまして、平成六年度及び七年度に一兆一千二百億円を繰り入れております。  これ...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま玉置委員が御指摘になりました事故対策センター、私も千葉の事故対策センターへ伺ってみました。交通事故に遭われた、今局長から申し上げました若年の方々、そしてまた中にはもう指一本しか神経が残っていない、あるいは、まだ障害を受ける前に例えば英語が好きであったという...全文を見る
○二階国務大臣 今、外国人の観光客の誘致についてでありますが、委員御指摘のとおり、大変幅が広うございます。大体、日本から海外に出ていく人と、海外から日本へお越しになる人、四対一ぐらいでございますから、これを何としても縮小していかなくてはならない。同時に、海外から日本にお越しになら...全文を見る
○二階国務大臣 まず、グリーン税制の問題につきまして、自由民主党、公明党、自由党のそれぞれの政策責任者、つまり交通部会長のようなお立場の方々がこぞってこの問題に御協力をいただきましたことを感謝申し上げておきたいと思います。中でも赤羽委員は、公明党のその筋の専門家でございまして、積...全文を見る
○二階国務大臣 東京都の石原知事の御提案、この提案と運輸省と決して対立するものではない。同時に、環境庁のお考えに対しましても、私どもは環境庁と常に連携をして京都議定書の実現に向けて取り組んでまいりたいという運輸省の姿勢に対して、常に環境庁から、むしろ一緒に取り組んでいくことに対し...全文を見る
○二階国務大臣 環境庁との検討委員会につきましては、直ちに環境庁に、具体的な人選も含めまして委員会の立ち上げを御相談いたしておりますが、環境庁もこれに対して積極的に応ずるということでございますので、委員御指摘のように、速やかに委員会をスタートさせると同時に、できるだけ早く結論を見...全文を見る
○二階国務大臣 ただいまの御発言の趣旨からいたしまして、当然今後私たちは、環境庁とだけではなくて通産省とも積極的に連携を図って対応していきたいというふうに思っておるわけでございます。  低公害車の導入の促進は、運輸部門の環境対策の重要な柱として、今後とも熱心にこの問題に取り組ん...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま赤羽委員から大変適切な御提言をいただきました。意を強くしておるところでございます。  お話しのように、特に海外から日本への観光客、アジアの中における日本の地位、そうしたことを考えますと、本当に暗たんたる思いにならざるを得ない。  日本においでになる四百...全文を見る
○二階国務大臣 まず、冒頭遠藤委員から御意見の開陳がございましたが、私ども十分理解できるところでありまして、今後とも、特に羽田周辺、遠藤委員のお地元でもございますから、十分御意見を拝聴しながら対策を整えてまいりたいと思っております。  羽田空港の跡地利用計画の策定に先立ちまして...全文を見る
○二階国務大臣 空港建設に際しまして、また、空港が活発な経済活動を行っていく上におきましても、地域の関係自治体と常に意見の調整を行う、私は、町内会に至るまでできるだけ御意見をちょうだいすることが大事だと思っております。  今、現に成田におきましても、あるいは羽田の新しいB滑走路...全文を見る
○二階国務大臣 ワールドカップ期間中の旅客運送を含め首都圏の国際航空需要にこたえるために、現在、成田空港の暫定滑走路を二〇〇二年初夏の供用を目指して懸命に頑張っておるところであります。  国内の拠点空港として極めて重要な役割を果たしておりますお尋ねの羽田空港についても、現在なお...全文を見る
○二階国務大臣 関空—羽田の運航ダイヤについて、今お示しをいただいておりますとおり、東京—大阪便、この時刻表を一目しましても、今委員御指摘のとおり、昼間の時間が極めて少ない、こういう状況はかねてより承知をいたしております。  今後の羽田枠の増便によりまして、こうした問題が解消で...全文を見る
○二階国務大臣 シャトル便の問題点というのが今後検討の途中に幾つか出てくるであろうと思っております。その問題はその都度関係者の間で解決ができる問題である、また運輸省において積極的に対処していける問題であろうと思いますが、今言われる、公正取引委員会の御意見ということがこれからのシャ...全文を見る
○二階国務大臣 先ほど申し上げましたように、またきのうも大阪府知事に申し上げておりますとおり、地元においてそうした協議会等を一日も早く立ち上げて、まだまだ日があるわけでありますから、そういうことに熱心に対応する、その結果によって、今からこの先を占うことはできませんが、公取がどう御...全文を見る
○二階国務大臣 たしか昨年、松浪委員から、この関西空港連絡架橋、いわゆる南ルートにつきまして特に強い御要望がございました。  この問題につきましては、国において、平成九年、十年の二カ年にわたり、関西国際空港を活用した広域国際交流圏整備計画調査などを行っております。その中で、災害...全文を見る
○二階国務大臣 先ほども申し上げましたが、この問題につきましては、運輸省が進んでやりたいとか、あるいは国土交通省の時代になったらどうするとか、今の建設省が進んでどうするというのではなくて、地元から大変強い御要望もございますので、運輸省、建設省相協力して調査をしようというところまで...全文を見る
○二階国務大臣 お尋ねのテクノスーパーライナー、ニックネームとして海の新幹線と呼んでおるわけでございますが、将来の物流改革の担い手として期待されておるものでありまして、いわゆる公害対策等におきましても大きな成果を生むであろうということを我々は大きく希望しておるところであります。 ...全文を見る
○二階国務大臣 大阪選出の松浪委員からWTOにつきましての御質問でございます。  私は、改めて、関西地域が国際社会の大きな舞台で開催する今度の二〇〇一年のWTO、この成功のために、関西地域の皆様の絶大なる御協力をお願いしたいという気持ちをまず申し上げておきたいと思います。  ...全文を見る
○二階国務大臣 JR発足時の職員不採用問題につきましては、中央労働委員会の命令を不服として、JR及び国労等の労働組合双方が、東京地裁に対し命令取り消しを求めていた行政訴訟につき、JR全面勝訴の判決が平成十年五月二十八日に言い渡されたところであります。敗訴いたしました中労委及び国労...全文を見る
○二階国務大臣 先般、二月十六日でありますが、運輸省としましては、ILOの中間報告を受け、幹部職員をジュネーブに派遣しまして、ILO事務局に対し、国鉄改革の背景や本問題の経緯等について説明を行ったところであります。  委員御指摘のJR発足時の職員不採用問題につきましては、先ほど...全文を見る
○二階国務大臣 ILOに対しまして、政府として異論を申し上げるという立場ではありませんが、実情に対して理解を深めていただくという努力は当然のことだと思っております。
○二階国務大臣 政府としては、昭和六十年に、内閣総理大臣を本部長とする雇用対策本部を設け、国の機関、地方自治体、産業界等、各分野に対し採用依頼を強力に推進してまいりました。  さらに、JR発足時に再就職先が未定であった約七千六百名に対しては、いわゆる再就職促進法に基づき、三年間...全文を見る
○二階国務大臣 その当時の総理及び運輸大臣等の御答弁でございますから、これらが継続しておることは当然であります。しかし、その後において政府としても数々の対策を講じておるわけでありますから、その経過、結果として千四十七名の皆さんが今のような状況に立ち至っておるということを申し上げて...全文を見る
○二階国務大臣 経過の説明は要らないということをたびたび申されますが、経過を説明しなければ事情を理解いただくことができない。現に、今関係の傍聴者もおられるわけですから。  JR発足時に再就職未定であった七千六百名に対して、再就職促進法に基づいて三年間にわたって国鉄清算事業団によ...全文を見る
○二階国務大臣 やはり寺前委員の御納得のいくような答弁をすればいいのかもしれませんが、私は、政府の立場として、国鉄改革の前後を通じて万全の雇用対策を講じてきたものと認識をいたしております。  平成二年四月、結果として国鉄清算事業団に解雇された職員が千四十七名おられる、この事実は...全文を見る
○二階国務大臣 いや、政府としまして、国鉄改革の前後を通じて万全の雇用対策を講じてきたということを認識しておるがゆえにこのことを重ねて申し上げておるわけでございまして、千四十七名に至ったことについて、私たちは人道的にこの問題をどう解決するかということであります。  したがいまし...全文を見る
○二階国務大臣 御承知のように、ただいま係争中の問題であります。その結論を得た上で運輸省として十分対処していきたいと思っておりますが、今見直す考えはありません。
○二階国務大臣 当然、政府と係争しているわけではありませんが、今、関係者の間で係争中の問題でありますので、その結果を見守っていきたいと思っております。  二人乗務機の乗務時間に係る国の基準は、専門家から成る検討委員会におきまして疲労度についても十分な調査を行い、また、諸外国の基...全文を見る
○二階国務大臣 我が国の経済的、社会的な発展を維持し、我が国の国際社会における地位を確保していく上において、関西圏における国際交流は不可欠な基盤だというふうに承知をいたしております。二十四時間運用できる関西国際空港の果たすべき役割というものは、極めて大きいものだというふうに認識を...全文を見る
○二階国務大臣 関西空港につきまして大変御意見をちょうだいいたしましたが、今、関西空港が対策を講じたことにつきましては、昨日のことでございますからまだ十分な報告を伺っておりませんが、リストラ問題等につきましても慎重にお伺いをしてみたいと思っております。  ただし、二十四時間空港...全文を見る
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○二階国務大臣 お答えいたします。  大阪—東京間の航空路線につきまして、とりわけ関空—羽田路線の運航のダイヤについて、利用者からいろいろな声が上がっておることは承知をいたしております。  つまり、不便だということ、昼間の時間が不便だということでありますから、それについて、今...全文を見る
○二階国務大臣 乗り合いバスにつきましては、通勤通学、または通院、買い物等、地域住民の日常の生活を支える公共交通機関として重要な役割を果たしておるわけであります。交通事故の防止、交通渋滞の解消、バリアフリー及び環境問題への対応の観点からも、その役割はますます重要になってくるものと...全文を見る
○二階国務大臣 バス利用の促進を図るための支援措置として、バスを中心とした町づくりを行うオムニバスタウンの整備に関する事業、これは、金沢、浜松、松江、さらに今度は盛岡等で行うことになっております。そして、自家用車あるいは自転車等からバスへつなぐパーク・アンド・ライドやコミュニティ...全文を見る
○二階国務大臣 これから国会でも御審議をいただき、議員の各位からも御意見をちょうだいしながら詰めていきたいと思っておりますが、今御質問のようなことについて十分配慮してまいりたいと思っております。
○二階国務大臣 御指摘のように、朝夕のラッシュ時などの特定の時間帯のみの新規参入が行われる場合、需要の少ない時間帯の運行がなされなくなるという問題が生じます。利用者の利便を阻害するおそれがある。このため、利用者の利便を確保するという観点から、必要性の高い場合には一定の関与を行うこ...全文を見る
○二階国務大臣 需給調整規制の廃止後におきましても、ダンピング競争となるようなこと、あるいは先ほどお尋ねのような、クリームスキミングというふうなことが行われるようなことに対しましては、十分是正措置を講じてまいりたいと考えております。
○二階国務大臣 生活交通の確保に関する公的な補助等につきまして、これまでの事業者ごとの欠損補助方式ではなくて、地域において必要な生活交通の内容を決定し、その運行に必要な費用について補助する考え方が重要だと考えております。今後も、需給調整規制廃止後の問題につきましては、現場の状況等...全文を見る
○二階国務大臣 地域の実情、住民のニーズに対応した運行が可能となるよう、地方公共団体が今まで以上に中心となって対応することが重要であると思っております。  国の補助による支援につきましては、広域的、幹線的輸送サービスについて行うことが適当である、これに必要な安定的な地方財源の手...全文を見る
○二階国務大臣 地域協議会の具体的なあり方につきましては、道路運送法の一部改正法の成立後、早い時期に明確な形でお示しをしたいと考えております。さらに、都道府県ごとに設置するか、あるいはまた地域ごとに設置するかという問題もあるわけでございますが、地域協議会の設置の方式は、都道府県ご...全文を見る
○二階国務大臣 地域協議会の構成メンバーは、当然、都道府県が主体となって、関係市町村、関係事業者、運輸省が構成員となるものと想定をいたしております。  地域協議会での検討状況については、広く関係する住民に公表するとともに、必要に応じ協議会においても意見を求めるなどの方法により、...全文を見る
○二階国務大臣 お答えをいたします。  自賠責制度は、委員も御承知のとおり、交通事故被害者の保護を目的とする制度であります。自賠責制度のあり方を審議する上で、交通事故被害者や御遺族に参画していただき、その意見を聞くことは必要不可欠だと考えております。悲惨な境遇にある交通事故被害...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○二階国務大臣 平成十二年度の北海道開発庁関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十二年度一般会計予算につきましては、中央省庁等改革に伴う新体制移行を反映させたものとなっており、北海道開発庁に計上いたしました予算額は、歳出九千三百二十一億九千六百万円でありま...全文を見る
○二階国務大臣 平成十二年度の運輸省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成十二年度一般会計予算につきましては、中央省庁等改革に伴う新体制移行を反映させたものとなっており、運輸省所管に計上いたしました予算額は一兆八百六十億一千七百万円でありまして、新体制移行...全文を見る
○二階国務大臣 まず、池田委員から冒頭、早朝の混雑の状況等についてお話ございました。私も全く同感でございまして、これらの問題につきまして、都市を基盤にされておられます議員の皆様初め、これはやはり国民全体の問題でございますから、政党政派を超えてこの問題の解消のために今後も懸命の努力...全文を見る
○二階国務大臣 運輸省としましては、鉄道事業の再生、健全経営の確保という国鉄改革の趣旨から、JR会社については、鉄道事業の適切な健全な運営に支障を及ぼさない範囲内において、自由な事業展開を認めたいと考えております。  ただし、JRは、いずれも規模の大きな特殊会社であり、また大量...全文を見る
○二階国務大臣 委員会の運営そのものについて私が申し上げる立場にはないわけでありますが、理事会におきまして恐らく御協議をいただくことだと思うのであります。  しかし、当然、委員のそういう御質問に対して十分お答えできるような環境が整うことを願っておりますが、きょうのところは、私も...全文を見る
○二階国務大臣 運輸委員長を初め理事の皆さんがそれぞれの党から出ておられるわけでありますから、そこで御議論いただいて御決定されることでありますが、今委員御指摘の点につきましては、私は、立場を変えれば十分理解できるということを申し上げておきたいと思います。
○二階国務大臣 JR各社に対しましては、今後とも、地元との調和を図るということを十分配慮しながら事業展開を図っていくように適切に指導してまいりたいと思います。
○二階国務大臣 個別の出店の問題等について具体的な問題が生じた場合には、当然、地元中小企業者と十分調整を図るようにということを指導するのは私たちの務めであると思っております。  しかし、例えば東京駅の中で書店が幾つかある。そうすると、東京駅の周辺にも大きな書店も存在しておるわけ...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま渋谷委員の御指摘につきましては、御意見として十分承っておきたいと思います。
○二階国務大臣 板橋という具体的な指摘がございました。どういう状況になっておるかということを運輸省としても関心を持って、JRから報告を受けるようにいたしたいと思います。  中小企業を守るということは、お互いに政治家として極めて重要な問題であります。委員御指摘の点につきまして、十...全文を見る
○二階国務大臣 お尋ねの大都市圏の鉄道網の整備でありますが、私自身も、先般早朝の新宿駅の状況を視察してまいりました。勤労者の皆さんやあるいは学生が相変わらず通勤通学の混雑により大変なエネルギーを浪費しているという状況を改めて確認するとともに、通勤通学輸送を担う都市鉄道整備の必要性...全文を見る
○二階国務大臣 御承知のように、二〇一五年は国民の四分の一以上の方々が六十五歳を迎えるだろうということを言われております。この高齢化社会、そして交通弱者と言われる方々、身体に御不自由な方々が安心して公共交通機関を利用できるような社会をつくっていく。そのために、我が国において交通施...全文を見る
○二階国務大臣 先般、運輸政策審議会から答申されました東京圏における鉄道整備計画において、ただいまお尋ねのとおり、川崎縦貫高速鉄道の新設については、少なくとも整備目標年次である二〇一五年までに、平成二十七年になりますが、開業することが適当である路線、A1となりました。また、東海道...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま田中委員から、夢の子育て支援列車、エンゼルTRAIN構想につきまして種々お話がございました。すぐできるかどうかは別といたしまして、極めて新鮮な響きを持って、御熱意がひしひしと伝わってくるような思いでございました。  乳幼児連れや妊婦等の交通弱者が安心して...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま、船の重要性ということにつきまして、御専門の塩田先生からるるお話もございました。  私は、ちょうど昨日小笠原に行っておりまして、風速二十メートル以上、ヘリコプターが飛びませんので船でもって、この予算委員会に間に合うようにということで、ゆうべ夜中に帰ってま...全文を見る
○二階国務大臣 塩田委員等は、政府専用多目的船の建造につきまして、大変御熱心に日ごろから御活躍をいただいておりますことを承知いたしております。  政府が多目的船を保有し、大規模災害発生時の救援、医療協力等に活用するという考え方は十分検討に値するものであると考えております。ただい...全文を見る
○二階国務大臣 冒頭からずっとお話をお伺いしておりまして、大変広い視野から都市問題について言及をされました。同時に私の郷里のこともおっしゃっていただきました。つまり、私は、どなたかが最初におっしゃったことでありますが、日本が二つある。高度成長の波に乗った、今お話のありました中田委...全文を見る
○二階国務大臣 政府再保険廃止問題については、昨年の九月の運輸大臣懇談会報告書におきまして、被害者保護の充実、被害者救済対策等に必要な財源の確保等の五つの条件が示されたところであります。この五条件に係る具体的な検討を進めた上で結論を得るべき課題だと考えております。  特に、被害...全文を見る
○二階国務大臣 自賠責特会の積立金でありますが、累積黒字や累積運用益、これはまずユーザーに還元するのが基本であるという認識は持っております。このため、平成三年、五年、九年、三次にわたる自賠責保険料の引き下げを行ってまいりました。しかし、この間、自動車事故対策センターの療護センター...全文を見る
○二階国務大臣 私は、昨年十一月でございましたか、テレビで千葉療護センターの模様を見ました。この実情をぜひ自分自身の目で確かめておきたい、そういう思いから千葉の療護センター視察に出向きました。  テレビでもそういう場面がございましたが、同時に、私自身も直接こうした関係者からお話...全文を見る
○二階国務大臣 仰せのとおり、短期入院、ショートステイにつきまして、重要な検討課題だということを認識いたしておりますので、前向きに取り組んでいきたいと思っております。  なお、こうした、センターに入院されております御父兄や、あるいはまたお子さんたちがそういう立場に立っておられる...全文を見る
○二階国務大臣 東京の鉄道は引き続き努力をしてまいりたいと思いますが、タクシー近代化センターのあり方について、先ほどから吉田委員の熱心な御議論を伺っておりまして、需給調整規制の廃止等タクシー制度を見直す中で業務全体について点検を行い、必要な改善を行ってまいりたい、そう考えておる次...全文を見る
○二階国務大臣 新幹線の開業に伴い、JR東日本から経営分離される東北本線盛岡—八戸間については、優等旅客が新幹線に移転するために収入減とならざるを得ませんので、厳しい経営状況になるわけでありますが、一方で、運営経費については、第三セクターへの移行により相当の削減が可能となるものと...全文を見る
○二階国務大臣 新幹線の建設に対しましては、並行在来線というものを分離して第三セクター等へ移行するということが条件になっておりまして、それでもなお新幹線の建設を希望する地域の熱い期待といいますか、要望によってそういう方向が選択をされておるものでありまして、運輸省としてわざわざそれ...全文を見る
○二階国務大臣 私たちとしては、すべての国民の足を担うといいますか、そういうことに配慮をすべきだと思いますが、在来線も在来線で新幹線も新幹線でということになりますと、現在の財政事情の中におきまして両方を全うしていくということは極めて困難な情勢の中にあって、やむを得ざる措置として、...全文を見る
○二階国務大臣 新幹線の建設に当たっては、国ですべてをやるわけではございませんので、当該のJRがこの着工に同意するかどうかということが極めて大きな要素になっております。  いずれのJRにいたしましても、並行在来線を引っ張ったままで、引きずったままで新幹線に着工するということに関...全文を見る
○二階国務大臣 JR貨物が国民生活及び日本の産業に果たす役割というものは極めて大きいものでありますから、JR貨物の経営状況等を考えながら、JR貨物に何をなさなくてはならないかということを、今運輸省としても十分考えております。今議員御指摘のように、寸断されることのないよう、最善の努...全文を見る
○二階国務大臣 JRから経営分離される並行在来線を利用して鉄道貨物輸送を行う場合の線路使用料等について、経営分離後も適切な線路使用料を確保することとし、関係者間で調整を図る旨の平成八年十二月の政府・与党合意に基づき、まずは青森県、岩手県、両県におきましてJR貨物と協議を進めている...全文を見る
○二階国務大臣 御質問のJR貨物の青森、岩手の問題でありますが、JR貨物は全国津々浦々に走っておるわけでありまして、今日まで私どもは一定の方式でもって対応してまいりましたので、青森、岩手だけをどうするということを今直ちに御答弁することは極めて困難でありますが、今議員が御指摘になっ...全文を見る
○二階国務大臣 運輸省として、いかなる方法があるかということを検討してみたいと思っております。
○二階国務大臣 岩手県知事も再三お見えになりますが、まだ岩手県知事からそのような問題について一言も伺ったことはございません。伺ったことがないからといって今議員御指摘のことに関して何も疑問を呈するわけではありませんが、今の御意見に対しまして、私どもとしては、今後JR貨物の将来も含め...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま重要なポイントについて御指摘があったわけでございますが、私ども、これから地元の状況またはJR貨物等からも十分意見を聴取した上で運輸省としての方針を定めてまいりたい。  いずれにしましても、国民の足を守るという、僻地にお住まいになっておられる皆さんが、せっ...全文を見る
○二階国務大臣 御意見として十分承ってまいりたいと思いますが、財政が十分豊かであれば今お話しのようなことを即刻答弁しなければなりませんが、よく慎重に考えた上で、また地元の御意見等も改めてこの段階で聴取して判断をしたいと思います。
○二階国務大臣 国土交通省という新しいスタートを目前に控えておりますだけに、これから私どもは、道路の問題、鉄道の問題、あるいは住宅の問題等をあわせて総合的に考えていかなきゃいけない時代が来ておるということを痛感しておるわけでございますが、ただいま松本委員御指摘の問題につきましても...全文を見る
○二階国務大臣 ホンダエアポートのコミューター空港化につきましては、若松委員は、たしかもう何年も前からこのことを御主張なさっておりまして、私もかねてこの問題をお伺いした記憶がございます。  北関東周辺の人口等を見まして、ここに空港がないのはおかしいではないか、こういう御主張だと...全文を見る
○二階国務大臣 コミューター空港は、地域的な航空需要に対応するものでありますが、先ほどから申し上げてまいりましたように、地元の主体性を最も重要視しているところであります。そうしたことで、地方の意見がまとまり、具体的な要望があるという場合には、運輸省としては誠意を持って御相談に応じ...全文を見る
○二階国務大臣 航空の場合には、当然他の交通機関も同じでありますが、安全を第一というふうに考えていかなくてはならないと思います。空港関係のもろもろの安全に対する問題点をクリアすることができるならば、航続距離というものの当然制限があるわけでありますが、それが可能であれば、チャーター...全文を見る
○二階国務大臣 人口二十一万を超えるという上尾の状況につきまして、また若松委員の御熱意のほどは、先ほどからも御質問をお伺いしながらひしひしと感じておるところでございます。もとより、このJRの停車につきまして、大臣が直接指示、命令をするというわけにもまいりませんが、ただいまのような...全文を見る
○二階国務大臣 圏央道開通に伴い高速バス路線の開設、大変先見性を持って語られておるわけであります。私どもとしましては、地元自治体の要望等も十分考慮し、輸送需要が見込まれる場合には、バス事業者の経営判断に基づくことは当然のことでありますが、事業者におきましてもこの開設に努力されるも...全文を見る
03月01日第147回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(二階俊博君) お答えをいたします。  百四十三臨時国会における首班指名選挙におきまして、総理候補として、私たち自由党は、衆参ともに第一回目の投票から当時野党第一党の民主党の菅代表に投票いたしましたことは御記憶のとおりであります。平成十年の夏のことでございます。  ...全文を見る
03月02日第147回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(二階俊博君) お答えします。  交通機関のバリアフリー化は、もう御承知のとおり高齢化社会、そして同時に身体に御不自由な方々、またさらに妊産婦の方々の交通のバリアフリー化を図るために、今後十年間にわたって国、地方、交通関係の事業者等の協力を得て交通バリアフリー化の推進...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  関西空港における発着回数の推移でありますが、平成六年度で五万二千回、七年度は十万七千回、八年度十一万八千回、平成九年度は十二万一千回、平成十年度は十一万八千回、これはアジア経済の状況あるいは我が国の経済状況等でやや落ちておりますが...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 十六万回でございます。
○国務大臣(二階俊博君) 御承知のように、関西国際空港は我が国初の二十四時間空港として大きな役割を果たしておるわけでございます。今後、先ほどの十六万回というのは年とともにこれをオーバーすることはもう十分見通せるわけでありまして、空港に新たに大きな需要が発生して初めて着工する、それ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  FAAJからの「高騰する日本の民間航空の経費」ということで声明書が発表され、運輸省にもそれが届けられております。  これは、御意見は御意見として承っておきますが、先ほども申し上げましたように、我が国の国際化の問題、そして関西国際...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 二期工事じゃなくて、今の一期工事の中における現在の関西国際空港の使用料を引き下げろという御提案でございますから、それに対して運輸省としては、あの空港がよって来る由来、そして今日たくさんの借金を抱えておるわけでありますから、これを返済していくために相応の負...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 関西国際空港のみならず、それぞれの空港の使用料を引き下げるという努力をするということは、これは諸外国の、特に韓国の仁川等で近く膨大な空港が完成するわけでありますから、それらに国際的に競争する上におきましても我が国としては十分考えていかなくてはならない問題...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 関西国際空港の周辺の状況、今各空港ごとのお話がございましたが、もう少し全体的に見ますと、人口にして二千五百万人の背景がありますし、経済規模としましても約百兆円の規模を持っておるわけでありまして、スペインやカナダに匹敵する、またそれを上回る経済力を持ってい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) いや、一方的なお話がずっと続いておるわけですから、ちょっと答弁させてください。
○国務大臣(二階俊博君) 二期の方の経済波及効果を先ほど申し述べておりませんので、これで二兆二千八百五十億円を見込んでございます。そして、関西国際空港の整備については、国、地方の公共団体、民間からも事業費の三割の出資をちょうだいしておるわけであります。  二期事業の実施につきま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 関西空港の橋の割引などを今まで試験的に実施をしてまいりましたが、相当の効果を上げておりますので、今後これを着実に実施してまいりたいと思っております。  やや便数等について三年間減少しておりますものの、将来にわたっての展望は大きな変動はないということを確...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 大企業、中小企業の別々の事業量等今手元に持ち合わせておりませんが、何せ沖合五キロのところに展開する事業でありますから、中小企業の皆さんがその場で工事を行うということは極めて難しい技術的な問題があろうかと思います。  それらの点を考え、また適当な下請等に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  嘉手納RAPCONの空域においては、那覇空港、そして米軍の嘉手納、さらに普天間飛行場等にかかわる進入機及び出発機に対して米軍がレーダーを用いて管制業務を行っております。  嘉手納RAPCONの空域につきましては、照屋委員も御承知...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 運輸省では、進入管制業務を国内多数の空港において実施しております。既に、那覇空港等への進入管制業務を実施できる能力及び技術を十分有しておると考えております。
○国務大臣(二階俊博君) 嘉手納RAPCONの件につきましては、今、委員御指摘のように、那覇空港を離着陸する民間航空機は一日二百二十ないし二百三十機でありますが、これは嘉手納RAPCON空域を計器飛行方式で飛行する航空機の約七割でございます。したがいまして、これを我が国が一括して...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 現在は調査をしている最中でございます。  大体、このようなケースで入手したデータを解析するなど、また関係者の事情を聴取するなどを行い、また機長の報告等もよく原因を調査するなどいたしますと六カ月程度通常かかっておるようでありまして、私はこういう事案に対し...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御専門の泉委員からの御質問でございますが、そうした空港を準備すべく、ただいま関西国際空港、さらに将来におきましては成田空港また中部国際空港等の準備を進めているところであります。  空港は、港湾と同じように、釈迦に説法でございますが、今必要だからすぐと言...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 四千メートルの滑走路を準備してというこの関西国際空港の第二期工事、いわゆる本格化でございますが、この必要性につきましては先ほど申し述べたとおりでございます。  今、委員が御指摘の現在の空港についてでありますが、現在の空港は御承知のとおり我が国で初めての...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御指摘のシャトル便につきましては、既に泉委員が部会長を務めておられます自由党の交通部会からもそういう御要望がありましたが、既に自由民主党また公明党からも同じような御意見、御希望が寄せられております。特に先般、太田大阪府知事及び地元経済界の皆さんがお見えに...全文を見る
03月03日第147回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(二階俊博君) 船舶検査活動につきまして、大変御激励をいただいたような感じを受けておるわけでありますが、これはもとより国連の平和活動か自国の防衛かといった点で議論がなされておりますが、いずれにしましても、今、外務大臣、防衛庁長官からお話のありましたとおり、自自公の三党間...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 公共事業の予備費でございますが、これはたしか平成十年十一月の半ば過ぎでございましたが、小渕総理と小沢党首が政策合意をいたしまして、いわゆる自自連立に向かっていく前夜のようなころでございます。  その当時は、我が国の経済は最悪期は脱したというものの、民間...全文を見る
03月06日第147回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(二階俊博君) 交通バリアフリー法案につきましてお答えをいたします。  御承知のように、本格的な高齢化の時代を迎え、また身体の御不自由な方々、妊産婦の皆さん等が公共交通機関を利用、活用される場合に、本当に安心してこれらの機関を活用できるような状況を社会全体でつくってい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) テクノスーパーライナー、新型式超高速船と呼んでおりますが、略称してTSLとも言っております。最高速力は五十ノット、時速にしまして九十四キロ、荒れた海でも安全に航行が可能だということになってございますし、高い積載能力を誇っております。積載重量最高二千五百ト...全文を見る
03月07日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○二階国務大臣 ただいま議題となりました港湾法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  港湾は、人や物の交流を支える交通基盤として、また、国民生活や産業活動を支える重要な社会基盤として、我が国の発展に大きく貢献してきたところであります。  近年、我が...全文を見る
03月07日第147回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(二階俊博君) 阪神・淡路震災当時、救援機を初め多数のヘリコプターが被災地の上空に集中したことは事実でありますが、この安全の確保を図るとともに、救援活動を妨げないようにということで、航空情報を告知することによって、報道ヘリコプターには飛行自粛を行っていただいたところであ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御指摘の鉄道駅の階段に関しまして、運輸省が平成六年、今、委員御指摘のとおり、公共交通ターミナルにおける高齢者・障害者等のための施設整備ガイドライン、こういうものをつくって今対応いたしておるところでございますが、御指摘の点につきましては、手すりに点字テープ...全文を見る
03月08日第147回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(二階俊博君) 運輸省としては、環境対策は極めて重要なものと考えておりますが、排気ガスの規制の強化、NOx法に基づく対策、物流効率化対策の推進等に今日まで努力をいたしておりますが、判決そのものに意見を述べる立場にはありませんが、去る三月三日には環境庁と協力してディーゼル...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  本日九時一分ごろでございますが、帝都高速度交通営団日比谷線の北千住駅発菊名行き日比谷線が、中目黒駅手前のところで進行中に車両の最後部が脱線いたしました。中目黒から北千住方面へ出発した上り列車の三、四両目にこれが衝突をいたしました。...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第1号
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○国務大臣(二階俊博君) お許しをいただきまして、帝都高速度交通営団日比谷線における三月八日の脱線衝突事故につきまして御報告を申し上げます。  まず、冒頭に、亡くなられました四名の方々には、まことに残念な結果であり、何とも申しわけなく、心から御冥福をお祈りします。御家族に対しま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 第百四十七回国会に臨み、当面の交通運輸行政の諸課題に関し所信を述べ、委員長初め委員各位の御理解と御支援を賜りたいと思います。  現在の我が国の経済は、政府の大規模かつ迅速な経済対策によって構造改革が進捗すると同時に、バブル経済の崩壊以来の厳しい経済状況...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第1号
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○国務大臣(二階俊博君) 第百四十七回国会における国土・環境委員会の御審議に臨み、所信の一端を申し上げ、委員長初め委員各位の御理解と御協力を賜りたいと思います。  本年は、北海道開発庁が発足してから五十年に当たります。その間、道路や河川、港湾、空港などの社会資本は着実に整備され...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(二階俊博君) 谷川議員は大阪府副知事時代から関西国際空港の問題に大変御尽力をなさっておられた姿を承知しておりますだけに、関西国際空港について格別の思いを持っておられると思います。  関西空港は、御承知のように約二千五百万人もの人口を抱えておる関西圏、経済規模でも御承...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 仰せのとおり、空港整備というものは私は極めておくれておるという認識を持っております。例えば、観光面におきましても、今、日本から海外にお出かけになる人たちが千六百万人、海外から日本においでになる方々が四百四十万人、これを八百万人にふやしていこう、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 関西国際空港が出発する、この事業がスタートする時点でも、委員御承知のとおりでありますが、これはやむを得ない事情で株式会社方式で出発したというふうに記憶をいたしております。したがいまして、財政的に困難な状況の中において、巨額の予算を必要とする空港建設という...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 当然、理想としてはそのようにあるべきだと考えておりますが、関西国際空港は御承知のような事情で出発したという経緯がございます。  したがいまして、委員のおっしゃらんとするところ、私も理解できるような気がするわけでありますが、そうした問題について今後重要な...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 中部国際空港につきましては、例えば予備費の投入等も含めて、もっと二〇〇五年という目標を事前にクリアするためには積極的に対応したいというふうに考えておりましたが、漁業補償について愛知県知事及び三重県知事等を先頭にしていろいろ御苦労をいただいておりますが、こ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 委員御指摘のとおり、関西国際空港の南ルート架橋の問題かと思いますが、現在一本でございますから、したがいまして、風の強い日、雨の激しいとき、橋がとまってしまうわけでありまして、橋がとまることによって飛行機の乗り入れを見合わさなくてはならないというようなこと...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) シャトル便につきましては随分以前から御要望が強かったわけでございます。そして、先ほども申し上げましたように、関西空港は御承知のとおり、お昼の間はダイヤはがらあきでございまして、ほとんど関西国際空港は昼間利用できない空港になっておるわけであります。  し...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えいたします。  本格的な高齢化社会の到来を控えまして、体の御不自由な方々あるいは妊産婦の方々等が公共交通機関を安心してお使いいただけるような環境をつくっていくという意味で、交通のバリアフリー化に真剣に取り組んでいかなくてはならないと考えておる次第...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 交通バリアフリー化の十年後の姿でございますが、私は、先ほど御意見もありましたが、十年後、とりあえず二〇一〇年までに一日当たり乗降客数が五千人以上である駅等のターミナルのバリアフリー化を実現することを目標としておりますが、これが達成できれば延べ利用者数の約...全文を見る
03月10日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○二階国務大臣 お許しをいただきまして、帝都高速度交通営団日比谷線における三月八日の脱線衝突事故について御報告をさせていただきます。  まず冒頭に、亡くなられました四名の方々にはまことに残念な結果であり、何とも申しわけなく、心から御冥福をお祈りします。御家族に対しましても、かけ...全文を見る
○二階国務大臣 我が国の港湾行政につきまして極めて精通されております渡辺議員の御発言だけに、先ほどから傾聴いたしておりました。  従来から、重要港湾は、国の利害に重大な関係を有する港湾と定義されております。今回の法改正におきましても、基本的にはこの考え方を変えるものではありませ...全文を見る
○二階国務大臣 まず、赤羽議員が事故当日、極めて早い時刻に現場にわざわざお出かけをいただいたということに対して感謝を申し上げておきたいと思います。  ただいま御発言のとおり、運輸省全体は交通関係を担うわけでありますから、何よりも安全第一ということを私は運輸行政推進の基本方針の最...全文を見る
○二階国務大臣 岩浅委員にお答えいたします。  今回の改正では、委員も御指摘のとおり、特定重要港湾を含む重要港湾における直轄事業の国の負担率を十分の五から十分の五・五に引き上げることにいたしております。その分地方負担が軽減され、港湾管理者の財政から見れば事業の進捗が図りやすくな...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘のとおり、最寄りのインターチェンジに十分以内でアクセスできるものの割合は、港湾が三三%、空港が四六%と欧米と比較して低いわけでありますが、より一層の改善に向けて努力を重ねるべきだというふうに考えております。  こうした観点から、ちょうど来年一月に予定されて...全文を見る
○二階国務大臣 たしか、このことはもう随分前のことになりますが、徳島県の、現在徳島の商工会議所の会頭をなさっておられる方々や、もうお亡くなりになりましたが、以前に阿南の商工会議所の会頭をなさっておられたような方々から、四国徳島と紀伊半島を結ぶ海路、海の道があってもしかるべきではな...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま高木議員の御指摘のとおりでございまして、このたびの営団日比谷線の脱線衝突事故というものは、運輸省としましても、大変大きな衝撃を受けておるところであります。同時に、地下鉄にとりましても、恐らく地下鉄始まって以来の事故だということを言われておるわけでございます...全文を見る
○二階国務大臣 近年、委員も御承知のように、グローバル化の進展等によって、経済社会の構造の変化が急速に進んでおりまして、経済構造改革等の取り組みが進められておる。この中で、国際競争力を備えた活力のある社会の構築や国民生活の向上等を図る上に、さらに環境の保全に対する国民意識の向上が...全文を見る
○二階国務大臣 港湾整備の重点化、効率化のために、ただいま高木委員から種々お話がございましたところ、私も極めて同感であります。  この際は、中枢・中核港湾等における国際海上コンテナターミナル、複合一貫輸送の拠点となる内貿のターミナル、さらに廃棄物海面処分場に国費を重点的に配分す...全文を見る
○二階国務大臣 今回御指摘のとおり、港湾の分類の見直しを行いました結果、六港につきまして、重要港湾から地方港湾へ変更することといたしました。  しかしながら、港湾はにぎわいのあるウオーターフロント空間や災害時の防災拠点等、多様な役割を担うものでありますので、地域の振興にも大きな...全文を見る
○二階国務大臣 奥田委員にお答えいたします。  平成十年に策定されました新しい全総、二十一世紀の国土のグランドデザインにおきましては、複数の国土軸が相互に連携するいわゆる多軸型の国土構造を目指し、日本海国土軸等の四つの国土軸ごとに国際交流拠点を形成する方向が打ち出されていること...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま御指摘のとおり、近年、シンガポール、あるいは香港、また釜山等のアジアの主要港湾が急速にその機能を拡充いたしております。私も、ごく最近でございますがシンガポールに参りまして、シンガポールの港湾の状況等を見てまいりました。現場で、これに匹敵するような事業を行っ...全文を見る
○二階国務大臣 まず、入港の手続等の簡素化につきましては、港湾における行政手続は、港湾管理者及び港の長、港長に係る手続のほか、税関手続、入国管理手続等が必要であり、港湾物流の迅速化、コスト削減の観点から、これらの手続の簡素化、情報化が強く求められておるところであります。このため、...全文を見る
○二階国務大臣 水深十六メーターコンテナターミナルの必要性についての御質問でございますが、国際航路に就航するコンテナ船は引き続き大型化が進んでおりまして、既にコンテナの積載能力が二十フィート換算で六千個を超え、十六メートルの岸壁水深を必要とする超大型コンテナ船が出現しております。...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま平賀委員御指摘のとおり、今回の事故に対しまして、私たち運輸省としては当然のことでございますが、総理からも、原因の究明、再発防止、そして遺族の皆さんあるいはおけがをされた方々に対して万全を尽くすようにという御指示がございましたが、私どもは、今その線に沿って営...全文を見る
○二階国務大臣 直轄事業につきましては、地方分権推進委員会第五次勧告に従い、国と地方の役割分担の明確化と国の役割の重点化を図る観点から、既に昨年の通常国会において、その実施基準を重要港湾が国際、国内海上輸送網の拠点として機能するために必要な施設等に限定し、明確化するための港湾法第...全文を見る
○二階国務大臣 平賀委員から港湾についての大変な激励をいただきまして、私は内心大変感謝をいたしているところであります。  地方港湾の土肥港につきまして、私自身も地元の皆さんから要望を伺ったことがございます。港湾につきましては、地域のいわゆる港湾管理者の意向、そして地元の市町村の...全文を見る
○二階国務大臣 プレジャーボートの廃船処理につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づいて、基本的には所有者と地方自治体によって行われるべきものと考えております。しかしながら、御指摘にもありましたが、プレジャーボートは他の廃棄物と比較して物が大きいわけでありまして、回収...全文を見る
○二階国務大臣 放置艇の数に比べまして収容施設の収容容量が圧倒的に不足しているということは、委員も御承知のとおりであろうと思います。即座に保管場所が義務化できる環境が整っているとは判断しておりません。慎重な検討が必要だと考えております。  しかし、言わんとされる御趣旨は十分理解...全文を見る
○二階国務大臣 平成九年度のプレジャーボート係留・保管対策に関する提言では、係留、保管能力の向上のための取り組みとあわせ、将来的にプレジャーボートを所有するに当たって保管場所の確保を義務づける制度の創設を検討する必要があるとされておるわけでありますが、私も同じような思いでございま...全文を見る
○二階国務大臣 プレジャーボートをお持ちになるという方々は、社会的に見てもかなり立場の高いといいますか、かなり責任を負える立場の方々だと思っております。したがいまして、そうした方々のモラルの向上ということがまず第一だと思っております。  すべて法律で縛るというだけではなくて、そ...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま議題となりました運輸施設整備事業団法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  特殊法人等の整理合理化につきましては、行政の減量化と新たな時代の要請にこたえるため、平成九年六月に造船業基盤整備事業協会について、造船業構造転換業務...全文を見る
03月10日第147回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(二階俊博君) 高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展し、平成二十七年には国民の四人に一人が六十五歳以上の高齢者となる本格的...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 石毛議員にお答えをいたします。  まず、去る三月八日に発生しました営団日比谷線中目黒駅での脱線事故について申し上げます。  お亡くなりになりました四名の方々の御冥福をお祈りし、御遺族の方々に衷心よりお悔やみを申し上げます。また、現在入院加療中の方々に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま赤羽議員からも鉄道事故に関する言及がございました。  事故の徹底的原因の究明、再発防止策、被害者の方々の救済措置に万全を期するようにという御意見であろうと思いますが、既に総理からも全く同じような趣旨の、いわゆる事故の徹底的な原因究明と同時に、再...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 平賀議員にお答え申し上げます。  まず、法案の目的に、高齢者、障害者等、すべての人の移動が基本的人権であることを明記すべきとの御指摘がございました。  移動の権利については、憲法上明示されているものではなく、学説、判例においても確定されたものではない...全文を見る
03月10日第147回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(二階俊博君) お答えします。  運輸省では、平成九年度より順次費用対効果分析の導入に積極的に取り組んでおります。平成十一年三月には費用対効果分析に関する基本方針を策定し、費用及び効果の算定方式や計算期間、評価手法を定めた上で、運輸省の所管する公共事業すべてにわたって...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 空港の発着枠の入札についてでありますが、まず第一は、企業体力の強い会社に有利な仕組みであるために、結果として発着枠の独占または寡占を招くという問題点があると第一に考えられます。  次に、入札対象発着枠が極めて少ないために、入札料が高騰し、運賃の上昇等の...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 自由党としてというお尋ねでございましたが、少子高齢化が進行する今日のような人口構成下にあって、減少する現役世代の保険料負担で増加する高齢者の社会保険給付を賄う現行の方式よりも、消費税方式によって賄う方が負担の公平化を図って国民全体で支えることができると基...全文を見る
03月13日第147回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(二階俊博君) 御質問にお答えする前に、私からも一言申し上げたいと思います。  今回の鉄道事故により、入院されておられた方の中で昨夜新たに一名の方が亡くなられ、犠牲者が五名となりました。まことに残念な結果であり、何とも申しわけなく、心から御冥福をお祈り申し上げます。御...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 今回の事故調査委員会におきまして、そうした点も踏まえ、今後再びこういうことの発生しないように我々としては万全の体制で臨む、そういう決意で今検討いたしておるところでございます。いましばらく時間の余裕をちょうだいしたいと思います。
○国務大臣(二階俊博君) 私は、以前からもう規制緩和、規制緩和というかけ声のようなことでずっと周囲が盛り上がっておりました当時も、事運輸省のことに限って、安全性の確保という面におきましては、時流に流されてそうした面についておろそかになってはいけないということをみずからに言い聞かせ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほども御答弁申し上げましたとおり、この問題につきましても、私どもは今回の事故を機会に専門家等の御意見も十分聴取した上でこの問題についての基準をどう設けるかということも念頭に置いて検討してまいりたいということを考えております。
○国務大臣(二階俊博君) ただいま御指摘の点を拝聴しながら、松岡委員は鉄鋼の面、アルミの面等についての大変見識の高い議員でございまして、一々傾聴に値するところもあるわけでありますが、これは専門的に今技術陣が総力を挙げて調査検討をいたしておりますから、その結果を待って判断をいたした...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第2号
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○国務大臣(二階俊博君) ただいま山内委員から御質問がございましたフリーゲージトレーンにつきまして、平成九年度から実は調査を進めておりまして、平成十年十月に高速走行可能な本格的試験車両が完成しました。十一年一月の下旬に山陰線の米子—安来間において時速百キロメートル程度を記録し、在...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 今事務的なことについての説明を鉄道局長が申し上げたところでありますが、私は、先ほど委員がお示しになりました全国の新幹線網につきましても、これを具体的に実現していくために、財源的な問題あるいは期間の問題、いつまでかかってもいいというものでは私はないと思うん...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま委員御指摘のように、先般、予算委員会におきまして大先輩であります久保委員からの御質問がございました。私もその席に同席をしておりました。したがいまして、久保委員のおっしゃること御無理ごもっともでありまして、反論はいたしませんでした。  まず私は、...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私は、久保先生に関しましてはかねてより格別の尊敬の思いがありますので、久保先生のお言葉を引用してのことでございましたから、そちらの方にばかり頭が行っておりました。  訂正いたしますが、久保先生の御指摘に対して異議あるかというお話であったかと思います。異...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、営団日比谷線の脱線衝突事故についてでありますが、ちょうど運輸省におきまして、阪神・淡路地震の問題を回顧し、また改めて山陽新幹線その他の事故に対しての対応等について意見を交わしておる真っ最中にこの事故の連絡が入りました。お隣におられる中馬総括政務次官...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 需給調整規制の廃止に伴い、安全性の確保、生活交通の維持確保あるいは利用者保護の三原則についておろそかにしてはならないという御指摘でございますが、まことに御意見のとおりでございまして、運輸省としても心して今後対処してまいりたいと思っております。  需給調...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 交通バリアフリー化を効果的に進めるためには、国、地方、交通事業者等の役割を明確にした上で、今回は特に地方分権に思いをはせて、いわゆる地方の判断、地方の関係者の皆さんの御決意あるいは御熱意等をスタートとして、それぞれの交通事業者あるいは国等が一体になってバ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えします。  まず、運輸省の技術陣がそれぞれ関係企業の皆さんの協力を得ながら大変熱心に取り組んでまいりましたそれぞれの研究がようやく花開く時期を迎えてきた、このことに対してただいま谷林委員から大変温かい激励の言葉がございまして、大変私も意を強くする...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいまの交通基本法の問題でありますが、運輸省としては、このような国民にとって望ましい交通体系はいわゆる法律による規制によってできるものではなく、基本的には市場メカニズムを活用しながら誘導をすべきものだと基本的には考えております。  ただし、御指摘のよ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 交通バリアフリー法案、いよいよ今国会で御審議をちょうだいすることになりましたが、今回の法案の最も特徴とするところは、四省庁共管で出させていただいております。パンフレットにもその説明をさせていただいております。  このことによって、例えば駅だけではなくて...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 高齢者を中心に、上りだけではなくて下りのエスカレーターについても設置の要望が強いということは認識いたしております。そして、いろいろの委員会等におきましてもこの点についてそれぞれの政党からの御主張も承っております。バリアフリー化の観点から、上り及び下り双方...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 自動車税のまずグリーン化の問題につきまして、既に公明党ではこのことを大変熱心に取り組んでおられると同時に、先般の自由民主党との連立の際に、自由民主党と公明の政策協議の中でこのことを御主張されたということ、その中心に日笠委員がおられたということに対して改め...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 事故発生後、営団の総裁以下幹部に対しましても、原因の究明、再発防止、同時に今筆坂委員からもお話のありました今回の事故によりまして犠牲となられました五名の方々の御冥福、同時に今なお負傷されまして入院加療中の方々もいらっしゃるわけでございまして、そうした皆さ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御指摘の脱線係数、つまりレールに対する車輪の上からの力と横からの力の比でございますが、鉄道事業者において高速化を図る場合や新車導入時において脱線に対する安全を確認する指標の一つとして使われておるわけであります。  今回の鉄道事故については、現在事故調査...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 筆坂委員の御指摘でございますが、私は筆坂委員とは時には見解を異にする場合もありますが、きょう御質問の趣旨であります嘉手納ラプコンの問題につきましてはほとんど思いを同じくいたしております。嘉手納ラプコンの返還こそ、これらの問題、ただいま御指摘にありましたよ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 民間航空分科委員会等における移管の要請経緯は、ただいま委員御指摘のとおり、私も何でこんなことがもっと早く解決しないのかという思いがございます。  しかし、昨年の十一月十八日の会議は、日米合同委員会でこの会議を持ったということを、これはぜひ御記憶にとどめ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 渕上委員から御指摘のように、安全の確保というものは交通運輸サービスを提供する上で最重要の課題と認識をいたしております。経費の削減のために安全にかかわる整備や費用が削減されるということであってはならない、厳重にこのことはあってはならないと考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 昨年の六月でございますが、重大な事故等が発生した場合に備え、事故の原因の調査及び再発防止等の検討を行うために事故調査検討会を鉄道局長のもとに置く体制を整備しておりましたところ、今回このような事故の発生に際しまして、事故調査検討会の専門家の皆様に事故発生と...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま岩本委員から、冒頭、外来語を多用しておることはけしからぬという御注意を就任早々ちょうだいしまして、私も実はそのように考えておりましたが、せっかく役人が得意がって使っておるものですから、それもそうかなとは思っておったんですが、今委員の御指摘のとおり...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第2号
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○国務大臣(二階俊博君) 北海道農業は我が国の農地の約四分の一、百二十万ヘクタールを有しておりまして、極めて大規模で専業的な農業経営を展開しているところであります。国内のカロリーベースは、ただいま御質問にもございましたが、二〇%を占め、食糧の安定供給に大きな役割を果たしてまいりま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) アイヌに関する御質問でございますが、私は所信でも申し上げましたとおり、昨年五月でございました、ちょうど小渕総理とも御一緒でございましたが、ワシントンのスミソニアン博物館においてアイヌ民族特別展を見学する機会に恵まれましたが、人権の国でありますだけに、アメ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 差別の問題に関しましては、アイヌの人々がどう受けとめるかということが極めて重要でありますが、我々も今、委員御指摘にありましたとおり、アイヌの人々がこの世に、特に北海道に生をうけたことに対して自信と誇りを持って生涯を送ることができるような状況を一日も早く築...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 北海道開発庁が発足して、委員御指摘のとおりちょうど五十年に当たるわけでございまして、私は第七十一代の長官を担当いたしておるわけでございますが、私どもは北海道開発庁勤務の政務次官、事務次官以下関係者お互いに心を一つにして、私たちが最後の北海道開発庁を担うん...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) やがて建設省、北海道開発庁ともに一つの省庁になるわけでありますから、こうした問題につきまして、今突然のお尋ねでございますが、十分調査の上善処してまいりたいと思います。
○国務大臣(二階俊博君) 埋立事業者であります東京都から、免許権者である港湾管理者、東京都に対し出願がなされたのは昨年の八月十一日でございます。東京都はその後、公有水面埋立法に基づき審査を行い、免許をし得ると判断したことから、去る三月十日に運輸大臣への認可申請がなされたところであ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私は、規模の大小にかかわらず環境問題に配慮することは当然のことだと思っておりますので、仰せのように慎重になお適切に対処したいと思っております。
○国務大臣(二階俊博君) 苫東は、御承知のように一万七百ヘクタール、ちょうど山手線の一・七倍の用地でございます。これまで、北海道の関係者が三十年近くにわたりこの苫東を推進してこられたわけでありますが、第三セクターは千八百億円の債務を抱え、拓銀の破綻を契機に同じように破綻をしてしま...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第3号
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○国務大臣(二階俊博君) 予備費の問題につきましては、まず十一年度の予備費五千億につきましては、ちょうど平成十年の末、つまり自自連立への協議が進められている最中に、予算編成は自自両党で責任を担う、したがって、景気回復を着実なものにするために、また予見しがたい景気回復に向かっての対...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま詳細にわたって鉄道局長から御答弁したところでありますが、お尋ねの政府・与党検討委員会につきましては、この十二年度の予算成立後直ちに与党政策責任者との間で十分御協議をしながら、検討委員会のメンバー、検討課題等につきましてお打ち合わせをいたしたいとい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 救急患者の移送等につきましての御質問でございますが、実は私、最近みずからが経験したことでありますが、先般小笠原に私自身がお伺いしておりましたときに、小笠原の島で病人が発生しました。  通常でございますと、防衛庁に依頼をして自衛隊のヘリコプター等で東京都...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 自動車グリーン税制につきましては、昨年末の自自公の合意において一定の記述が得られましたが、平成十二年度は残念ながら実現の運びとならなかったわけであります。  お許しをいただければ、反論権というほどのことでもございませんが、自由民主党におきまして自由民主...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ハッピーマンデーは、御承知のように法律を一行書いただけで、政府は一文の費用もかけずに極めて大きな経済効果がもたらされました。ちょうどY2K問題等で、去年の暮れ、ことしの初め、大変観光関係等の景気が落ち込んだときに、一月の半ばのハッピーマンデーによってそれ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お尋ねのリニアモーターカーでございますが、御承知のとおり、ドイツのリニアモーターカーであるトランスラピッドのベルリン—ハンブルク間の路線建設計画でございますが、本年二月に事業採算性の問題により中止されたというふうに聞いておるところでございます。しかし、こ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま谷林委員から、交通安全公害研究所につきまして大変力強い激励をちょうだいいたしまして、感謝を申し上げたいと思います。  交通安全公害研究所においては、自動車、鉄道、航空の安全の確保や環境の保全を図ることを目的としまして、安全環境基準の策定に必要な...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま、労働者派遣法の改正が施行されて三カ月を経過したということで、現状はどうなっているかということでございましたが、今自動車交通局長が御答弁を申し上げたとおりでありますが、バス、タクシー及びトラック事業において輸送の安全を確保するためには、雇用関係の...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 谷林委員みずからの御経験に照らし、安全問題について貴重な御提言をいただき、傾聴をいたしておりました。  私は、就任以来、安全の問題が何よりも大事だということを言い続けている割に、事件があちらこちらで発生するということをまことに残念に思っております。しか...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) かねてより大変御指導いただいております森本委員からの質問でございますが、モータースポーツに特に御関心の深い委員の御提言、これから指導、御意見があろうと思いますが、私はまたそれらのことを参考にしながら今後の行政に取り組んでいきたいという気持できょうはこの場...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 森本委員から先ほど来、太田哲也選手、まさに激突炎上の中から脱出、生還した一人の優秀なレーサーに対する思いを込めてるるお話がございました。  私どもも、そのお話を承りながら、運輸省としてはJAFを監督する立場から、JAF公認レースが安全に実施されることが...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま筆坂委員から具体的ないろいろ御提案がございました。  川崎港の第二バースの問題、福井港の問題等よく御調査をされて、我々がとってきたことに対して一応評価をいただいたわけでありますが、当然、港湾整備に当たっては、事業の新規採択時の評価及び再評価を実...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 統合補助金につきましては、地方分権推進委員会の勧告に基づいて、御承知のとおり十一年度までの局部改良事業と既存施設の有効活用促進事業をまとめて、十二年度より統合補助金、港湾施設改良費統合補助に移行することになりました。これはもう御承知のとおりでございます。...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○国務大臣(二階俊博君) 平成十二年度港湾・海岸関係及び気象関係予算概要につきまして説明をいたします。  まず、平成十二年度港湾関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  港湾整備特別会計の歳出予算額として四千七百三億四千六百万円を計上しております。  港湾整備...全文を見る
03月16日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第4号
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○国務大臣(二階俊博君) 御専門の野沢委員からの御指摘でございまして、先ほど来お伺いをしておりましてまことにごもっともな点がたくさんあるわけでございますが、ガードレールにつきましては、御承知のとおり、普通鉄道構造規則及びその告示において、「曲線半径の小さい曲線又は急こう配の区間に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 詳細な各事業者に発しました通達等につきましては後ほど鉄道局長が御答弁申し上げますが、運輸省におきましては、今回の事故発生後、直ちに事務次官を本部長とする中目黒鉄道事故対策本部を設置するほか、事故の情報が入るや否や、直ちに中馬総括政務次官を現場に派遣いたし...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まだ一つ一つ報告が上がってきておる状況ではございませんが、その後それぞれの運輸局長等を通じて事故調査検討会の模様等も連絡をとってございますので、やがて全国的にそれぞれ安全の確認等についての報告があろうと思いますが、年末にもそうしたことを行っておりますし、...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 委員御指摘のとおり、事故調査の結論を一日も早く出すことが今回のこの営団の大惨事に対する対処として最も大事なことだという認識を持っておりますが、同時に、今御指摘のように、他の鉄道事業者に対してもこの事故調査の結果を公表し、また指導していくことが重要と考えて...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御承知のように、現行の事故調査検討会というのは、法的な根拠や位置づけを有しておるものではありませんが、運輸技術審議会の答申に基づきまして、「公平・中立の立場から、国が事故等の調査・分析を行うとともに、鉄道事業者の事故等の調査・分析結果を的確に評価すること...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 事故調査を実施する体制につきまして、運輸省内においてすべての輸送モードにわたる技術担当の課長で検討会を設置し、そしてそれらの問題につきまして検討をしてきたところでありますが、事故の形態は各輸送モードごとに大きく異なること、例えば航空機の事故、あるいはまた...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、今回の事故につきまして、再々申し上げてまいりましたが、私は改めて、再びこのような事故を起こすことのないように、あらゆる角度から今回の事故の徹底的な原因の究明を行ってまいりたいと考えております。これに対応した再発防止策の確立に向けて、今後全力を挙げて...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま大変岩本委員から、委員その人がそうしたことに対して大変経験を豊富に持っておられるにもかかわらず謙虚なお話をいただきました。  私ども、やはり仰せのとおり、技術陣の意見あるいはまた専門の学者等の意見というものは極めて尊重していかなくてはならない。...全文を見る
03月17日第147回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(二階俊博君) 嘉手納RAPCONの返還につきましては、照屋委員を初め沖縄県選出の衆参の国会議員の皆さんからしばしば御意見がございましたし、運輸省としましても過去九回にわたって米軍と交渉を行ってまいりました。ようやく昨日、河野・コーエン会談によりましてこのことの道筋が明...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お答えをいたします。  本格的な高齢社会の到来、さらにお体の御不自由な方々が安全に、そして安心して公共交通機関を御利用いただけるようにということで私たちはこのことにずっと取り組んでまいりましたが、今度の国会に、御承知のとおり建設省、警察庁、自治省と共同...全文を見る
03月22日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○二階国務大臣 先ほど委員長及び理事のお許しをいただきまして、「TSL国際実験航海の結果について」ということで簡単なメモをお配りさせていただいておりますので、また後ほど御参考にごらんをいただきたいと思います。  ただいまのお尋ねのTSLの国際実験航海の目的とその成果ということで...全文を見る
○二階国務大臣 造船業界に大変御経験と、また御関心の深い高木委員からの、先ほどのTSLの問題のみならず、中小造船業に対する大変心温かい御提言等を拝聴しておりました。  さらに、TSLにつきましては、先ほど谷野局長からも申し上げましたように、今後TSLを具体化して、世界の舞台に、...全文を見る
○二階国務大臣 メガフロートの問題につきまして、最初に御熱心な御主張を伺ったのは、私はたしか高木委員からだというふうに記憶をしておるのです。それは新進党の時代に関係者が集まりまして、メガフロートの推進議員連盟をつくろうということで、高木委員から私に御相談がありまして、それは大変結...全文を見る
○二階国務大臣 「希望」は、御承知のとおり運輸省が、ただいま委員御指摘のとおり、多年このTSLの開発に努力を重ねてまいりまして、試験研究費用等を総合いたしますと、約百六十億円の予算を投じて今日まで開発研究を進めてきたわけであります。  「希望」をつくる費用は今御指摘の四十八億円...全文を見る
○二階国務大臣 TSLの事業化に際しての課題は、けさほど来高木委員からも具体的に御指摘がございました。  私ども、TSLは全く新しい技術を活用した船舶でありまして、建造コストが極めて高額であるということ、さらに、先ほども申し上げましたが、特殊な構造を有するTSLの運航保守コスト...全文を見る
○二階国務大臣 今、どうしてすぐ民間で活用されないかという意味の御趣旨でもありましたので、現在はこういう経済情勢のもとで、事業者からの要請も多いカーフェリーの方が導入しやすいという現状を御説明したわけでありまして、私ども、TSL開発当初からの方針を改めたわけではありません。
○二階国務大臣 せっかく開発してまいりましたテクノスーパーライナー、先ほどからの御質問にもありましたように、これが我が国の海運業界の起爆剤となっていくことも当然期待をされるわけでありますが、そうしたことを具体的に推進していくためには、できるだけ関係者のリスクを低くしていくというこ...全文を見る
○二階国務大臣 事業団は、政府として十億円、日本政策投資銀行十億円及び民間からの出資金、これは五十三億円今積まれておりますが、これらで構成される造船業基盤整備事業協会の資本金を活用して信用基金を造成し、この信用基金を財務基盤として、その範囲内で、いわゆるその範囲をきちっと限定して...全文を見る
○二階国務大臣 テクノスパーライナーのようなすばらしい開発を行うということも初めてでありますから、これに対して我々はあらゆる英知を結集して、これを具体化するように努力をしていきたいと思っております。
○二階国務大臣 まず、TSLの保有会社がTSLを建造、保有し、運航支援・保守管理システム、先ほどからもたびたび申し上げておりますように、トータル・サポート・システムを新たに開発、運用することによってTSLの事業化に関する初期の投資リスク及びTSLの保守管理コストを低減することが可...全文を見る
○二階国務大臣 TSLを今日まで長年にわたって研さんに努め、開発をようやくここまで成功に導いたわけでありまして、これを具体化して、そして日本の物流業界全体の発展のために、それはひいては日本国の全体の発展につながるわけでありますから、私たちは何とかしてこれを実用化させる方法はないか...全文を見る
○二階国務大臣 中小造船業の関係につきまして、これまた大変御支援の御質疑をいただいておりますが、私ども、我が国産業の中で中小企業というものがいかに重要であるかということを考えますときに、運輸省といたしましても、造船業界におきまして、中小造船業ということを特に重要視して対策を講じて...全文を見る
○二階国務大臣 事業団の共有建造方式は、担保を要しない長期の資金の提供と技術支援を通じ、資金力及び十分な技術力に乏しい中小零細な海運事業者の造船の支援として十分定着し、幅広く利用されてきたところでありますが、内航海運においては、近年、長引く不況のもとで、輸送需要の低迷に伴う用船料...全文を見る
○二階国務大臣 お答えいたします。  内航総連で検討している債務保証事業について運輸省としてはどうするのだ、こういう御質問だと思います。  平成九年六月の内航海運組合法改正によりまして、内航総連が船舶建造のための資金について債務保証事業ができる枠組みが整備されたことは御承知の...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま議題となりました高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国においては、諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展し、平成二十七年には国民の四人に一人が六十五歳以上の高齢者...全文を見る
○二階国務大臣 まず、本日、営団日比谷線の脱線衝突事故につきましての御審議に際しまして、冒頭に、私からも改めて謹んで今回の事故でお亡くなりになりました五名の皆様の御冥福を心からお祈り申し上げるものでございます。御遺族の深い悲しみに、お慰めの言葉もございませんが、心からお悔やみを申...全文を見る
○二階国務大臣 営団法第十七条によりまして、営団の総裁、副総裁、理事及び監事は主務大臣である運輸、建設両大臣が任命することとなっております。  営団の役員の任命に当たっては、営団内部からの登用であるかまたは外部からの登用であるかにかかわらず、人格、識見及び経験等を勘案して、役員...全文を見る
○二階国務大臣 現在、鉄道事故調査検討会が中心になりまして、原因の究明等、全力を注いでおるところであります。今の事故調査検討会のメンバーは、恐らく我が国の鉄道技術におきまして最右翼といいますか、これにまさる人はいないのではないかというぐらいの人をあらかじめお願いしてこの調査検討会...全文を見る
○二階国務大臣 前段の今回の事故に対する江崎委員の御発言に対しましては、思いを同じくするものでございます。  三月十六日に開催されました検討会において、現時点で脱線の要因となると推定される事柄の整理を行い、これを中心とした徹底的な技術的解明を図るとし、このために必要なデータの収...全文を見る
○二階国務大臣 事故発生後直ちに、普通でございますとこの電車は警察に証拠品として押収されるわけであります。あるいはまた、運転士、車掌さんたちは警察で取り調べを受けるわけでございまして、その間事故調査が進まないということで、私は直ちに官邸に連絡をとりまして、警察庁及び警視庁に対して...全文を見る
○二階国務大臣 安全の問題につきまして私は回を重ねて申し上げてまいりましたが、三万七千の運輸省の職員と、そして同時にまたその運輸省に関係する企業、個人タクシーの経営者等を含めますと二十万社以上になるわけでございますが、そこに働く方々の数が三百六十万人とも伺っております。これらすべ...全文を見る
○二階国務大臣 このような事故発生に際しまして、原因の究明、再発の防止等におきまして、現場における証拠品等を中心にして極めて綿密な調査をする必要がある、そのためには警察の協力がなければできない、そういう状況になっておりますが、ただいま委員の御指摘は、日常からそういうことに対する対...全文を見る
○二階国務大臣 安全の問題につきまして、運輸省としましては、さきにもたびたび申し上げておりますように、安全戦略会議を設置し、それぞれ鉄道事業者はもとより、各種の公共交通機関を担当されております事業者に対しまして安全再点検、これを再々申し上げてまいりました。  これらにつきまして...全文を見る
○二階国務大臣 けさほど来からの御質問にもお答えしてまいりましたとおりでありますが、私は、安全強化の面につきまして、具体的に今後何をなすべきか、今真剣に思いをめぐらしております。  ただいまのところは、専門家による調査を行っていただいておりますので、その科学的な根拠に基づいた助...全文を見る
○二階国務大臣 鉄道事業を預かる者といたしまして、このたびの営団の事故、そしてこればかりではなくて、いつ何が起こるかわからない鉄道の事故問題につきまして、私どもは、今までとってきたことをそれで十分だとは決して思っておりません。  新たに、この段階におきまして私たちは鉄道事業者全...全文を見る
○二階国務大臣 お許しをいただきまして、先ほど永井英慈委員の御質問に際しまして、一言運輸省として御答弁を申し上げたいと思います。  先ほど永井議員から、「私の電車主義宣言」という立派な著書、また力作につきましていろいろと御意見がございました。私も、その点につきましてはきょう初め...全文を見る
03月23日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第6号
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○国務大臣(二階俊博君) ただいま議題となりました港湾運送事業法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  港湾運送事業は、海陸の結節点である港湾において貨物の船舶への積み込み等を行うもので、海上物流にとって不可欠な事業であるとともに、我が国における経済...全文を見る
03月28日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第7号
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○国務大臣(二階俊博君) ただいま議題となりました港湾法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  港湾は、人や物の交流を支える交通基盤として、また、国民生活や産業活動を支える重要な社会基盤として、我が国の発展に大きく貢献してきたところであります。  ...全文を見る
03月29日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○二階国務大臣 このたびの政府提案のバリアフリー法に関しまして、今、石破委員から、諸外国の例等を引きながら、基本的には政府案に御理解をお示しいただきまして、まず感謝を申し上げます。  バリアフリー化の問題は国民すべての課題であるというふうに、私はまず認識をいたしております。高齢...全文を見る
○二階国務大臣 望月委員から先ほど、視聴率ナンバーワンといいますか、「ビューティフルライフ」のドラマのお話が出ましたが、私も、最終回は拝見できませんでしたが、その以前にもう何回か拝見し、ちょうど法案提出と時を同じゅうして、車いすの生活者の皆様のことを国民全体が勉強する、まことに時...全文を見る
○二階国務大臣 ノンステップバスの必要性につきまして、ただいま今田委員御指摘のとおりであります。  私も先般、先ほどの御質問にもございましたように、八代郵政大臣とともに赤羽駅周辺で、ほかに八代大臣の友人の方もおいでになりまして、ノンステップバスに車いすで試乗する現場で、そのノン...全文を見る
○二階国務大臣 実は、先ほど申し上げましたアメリカのマイケル・ウィンターさんは、日本に来られた際に、大使館かあるいはアメリカの運輸省等が配慮して、ハイヤーかもっと便利な、車いすが乗りおり簡単な車を御利用されておるのかと思って玄関まで送り出しましたところ、何とタクシーを利用されてお...全文を見る
○二階国務大臣 石毛委員は、本会議でも、日比谷線の脱線事故に対する関係者の皆さんの御冥福をお祈りいただくとともに、入院加療中の方々への配慮につきましても言及なさいまして、私も本会議におきまして御答弁申し上げましたが、事故当日、総理自身からも、原因の究明や再発防止に加え、被害者の方...全文を見る
○二階国務大臣 現在、委員も御承知のとおり、JR、大手民鉄、営団、公営地下鉄におけるホーム両端の転落防止さくの整備状況は、総駅数では六千九百六十二駅のところ、五千二百二十九駅、整備率七五・一%ということになっております。いずれにしましても、今度バリアフリー法を提出させていただきま...全文を見る
○二階国務大臣 さくでございます。七五・一%。
○二階国務大臣 お時間も迫っておるようでございますから、スペシャル・トランスポート・サービス等につきましての認識は石毛委員と一致しておると思いますので、この点は省略をさせていただきます。  運輸省としては、平成九年度及び十年度においてモデル事業を実施したところでありますが、ST...全文を見る
○二階国務大臣 何回も申し上げておりますように、バリアフリーの社会を構築していくという上におきましては、多くの皆さんの御協力、そして英知を結集していかなきゃいけない、このように考えております。  したがいまして、私ども運輸省の方で、検討の結果等につきまして常に情報公開をしながら...全文を見る
○二階国務大臣 高齢者や身体障害者の方々の御意見をこの法律策定後、実施に当たってちょうだいしながら進めていくということは当然のことでありますし、施設整備ガイドラインの作成等に当たっても、これらの皆さんの意見をお伺いし、これを反映させてきたつもりであります。  本法案に基づく基本...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま遠藤委員から、お地元のバリアフリーの状況等についてみずから御調査をいただいたことなど、詳しく御報告をいただきました。また、車いすで交通事故に遭われた、大変お気の毒な結果になられた方の事例もただいま御紹介がありました。本当に申しわけないというか残念な思いをお...全文を見る
○二階国務大臣 遠藤委員を初め公明党の議員の皆さんが、随分早い段階からバリアフリー化の推進につきましていろいろと積極的な御意見を寄せていただいておりますことに、この席をかりて感謝を申し上げたいと思います。  そして、私も、さまざまな政党の皆様を通じて、車いすの生活者の皆さんと直...全文を見る
○二階国務大臣 一川委員、自由党のバリアフリー化推進議員連盟の事務局長をお務めいただいておりまして、日ごろ御支援をいただいておることに感謝を申し上げます。  私は、このバリアフリー化の問題につきましては、とりあえずは、国、地方公共団体あるいは交通事業者、交通事業の従事者、利用者...全文を見る
○二階国務大臣 一川委員御指摘のとおり、理想に近づいていくための努力というのは、これから相当の決意で力を注いでまいらなくてはならないというふうに認識をいたしておりますが、とにかく、四省庁が連携をしましてスタートすることができるような状況になりつつあるということを大変うれしく思うわ...全文を見る
○二階国務大臣 これまで交通バリアフリー化の各種施策につきまして、当然、さまざまな障害を持っておられる方々の意見をちょうだいしながら、多様なニーズにこたえていくために、今日までも努力をしてまいりましたが、これからも一層努めてまいらなくてはならないと考えております。  本会議でも...全文を見る
○二階国務大臣 JRの問題につきましては、しばしば当委員会でも御指摘がございました。  しかし、私も先般、JRの駅に参りまして実際の状況等を視察してまいりましたが、何%ということも大事でありますが、現在、JRの駅の現場の責任者たちの様子を伺いましても、その気迫を伺っておりまして...全文を見る
○二階国務大臣 先ほど来寺前委員から建設的な御意見をちょうだいいたしまして、傾聴させていただいたところでございます。  協議会の問題、そして同時に、先ほど来、法律できちっと規制してはどうかということでございますが、バリアフリー化につきましては、物理的な制約、事業者の投資能力、投...全文を見る
○二階国務大臣 私の郷里の駅のバリアフリーにつきましても御支援をいただきまして、ありがとうございます。  実は、この法案をつくっている最中から、あちらこちら自分の体験に照らして考えをめぐらしてみますと、今寺前委員御指摘のように、和歌山なんかは全くほとんど関係ないかなと最初思いま...全文を見る
○二階国務大臣 先に、先ほどのタクシーの問題でありますが、年間二十六億人の国民の重要な交通手段として活躍をしておるわけでありますが、現在、何せ大変不況のどん底にあります。今強制的に、あれをやれ、これをやれと言うのは、いささか酷な感じもいたします。  しかし、私はやはり、委員御指...全文を見る
03月30日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第8号
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○国務大臣(二階俊博君) 御指摘のFMC制裁措置問題の解決に当たりまして、ちょうど平成九年十一月に斉藤・オルブライト往復書簡というものがございまして、御承知のとおりでありますが、そのフォローアップや、あるいは港湾運送事業の規制緩和に関する意見交換を行う観点から、先般も、昨年の秋で...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、有珠山のことにつきまして御意見、御指摘がございましたが、この問題につきまして、昨日からも小渕総理とも連絡をとり合いながら、官邸の中に万一に備えての体制を既に整えてございますし、私自身も昨日、委員会終了後気象庁に参りまして、気象庁の体制等を再確認する...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 谷林委員の、いつものとおりでございますが、みずからの貴重な経験に基づきまして建設的な御意見をちょうだいしておりますことをまず感謝をいたします。  港湾運送事業は、御承知のように、海陸の結節点である港湾において貨物の船舶への積み込み等を行うもので、我が国...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 港湾行政の一元化につきましては、我が国港湾が、先ほどからも申し上げてまいりましたように、東南アジアの主要港に伍して将来にわたって効率的な物流サービスを提供していくためには、港湾整備の重点化や港湾運送事業の規制緩和など、ハード、ソフト両面からの総合的な施策...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま規制緩和、今回の法律につきましての御意見でございますが、私は、もとよりこの規制緩和の問題、とりわけ運輸省に関係する規制緩和につきましては、まず労働者の処遇の安定の問題、同時に安全の問題、この二つだけは、それぞれの委員会の御審議の結果を尊重すること...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま有珠山の火山活動の問題につきまして、昨夜来のことにつきまして御質問がございましたが、夕べも実は、もしこれ以上の事態が発生すれば緊急の閣僚会議等も準備をいたしておりまして、いつでも官邸に集合できるような体制を整えておりました。  現場におきまして...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先般のある議員の御質問に対する答弁、少し物足りなかったようでございますが、それは謙虚にお答えした結果だと思います。  議員御指摘のように、港湾コストについて四十フィートコンテナ一個当たりの料金を比較しますと、我が国の港湾の諸料金は香港、ロサンゼルス、ロ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 基本的には、船会社、荷主からの求めに応じ港湾荷役の労務を提供するという受注型の労務供給的事業であり、従来の港湾運送事業というのはそういう事業でありましたが、大規模な設備投資等を必ずしも必要としないために、全コストに占める労働コストの割合が非常に高い労働集...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 長い歴史の中でつくられてきた免許制をやめるということは時代に逆行するだろうという御意見だと思いますが、戦後の悪質な事業者の参入など港湾運送の混乱を解決するために免許制が導入されたところでありますが、免許制は、安定した港湾荷役体制を確保し、我が国の経済の発...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 規制緩和によりまして事業者同士が競争する、切磋琢磨する、そのことによって効率化が進むわけでありますが、料金面も含むサービスの向上が図られることに期待をいたしておるところであります。  ただ、規制緩和の結果、事業者間の競争が激化する余り過度のダンピングが...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 平成九年十二月に、行政改革委員会から、現行の事業免許制を廃止し許可制に、料金認可制を廃止し届け出制にすべきであること、同時に港湾運送の安定化等を図るための各施策の実施及び検討が必要である旨の最終意見が内閣総理大臣に出されたところであります。  これを受...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 当委員会の御指摘を受けて、法の施行に際しまして十分対処してまいりたいと思います。
○国務大臣(二階俊博君) 答弁に先立ちまして、先ほど御要望という形でお話のありました有珠山の問題につきまして、今御指摘の気象庁と他の省庁あるいは現場との連携が極めて重要だと、そういう思いで、私は昨日気象庁に参りまして、北海道開発庁の職員を気象庁に常時駐在をさせるといいますか、情報...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 戸田委員から御専門の立場から御指導いただいたような気がするわけでございますが、先ほど午前中の田中議員の質問に対しましてもお答えしましたとおり、斉藤・オルブライト書簡、御承知のとおりでございますが、この書簡を誠実に実施するということで再々確認をいたしておる...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 答弁に先立ちまして、先ほどの災害の問題につきまして、大変御経験に基づいて先手先手にやれということでございますが、まことに適切な御助言をいただきましてありがとうございます。  今、早速現地にそれぞれの対応をいたしておりますが、この対応が総合的にといいます...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 港湾運送事業につきまして大変熱心な御意見をちょうだいしましてうれしく思っております。  先ほど、金沢港の例などもお取り上げになっての御発言がございましたが、私も、昨日もそうした港湾の実態につきまして、それぞれの地域には港湾協議会などというものができてお...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま港湾運送事業法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま御決議のありました附帯決議及び同時に当委員会における御審議の経過を尊重し、運輸省として十分な努力をしてまいる...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま議題となりました海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  海洋汚染の防止につきましては、各国が協調して取り組むことによって初めて十分な効果が期待できるものであるため、我が国といたし...全文を見る
03月30日第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第8号
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○国務大臣(二階俊博君) お尋ねのとおり、近年、この港湾につきましては相当グローバル化が進んでおりますし、経済社会の構造の変化が急速に進行しておる。時あたかも港湾法ができて五十年という区切りのときでございますが、経済構造改革等の取り組みを進めていこうということで、港湾におきまして...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 港湾は我が国にとっても極めて重要な公共施設でございますが、これらの港湾につきまして近年、東アジア諸国等が相当伸ばしておりますので、比較いたしますと、我が国は東アジアあるいは近隣アジア諸国の港湾に比べて相当見劣りがするような状況になりつつあります。  し...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 実は、和歌山和歌山と出ておりますが、私の地元ではないわけであります。  先ほど来政務次官や港湾局長が答弁を申し上げておりますが、この件に関しましては、私が大臣就任以前のことでございますが、環境庁等で問題が提起されておる、あるいは新聞等にもそういうことが...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほど、再々何もやっていないということを言われておりますが、運輸省としては当然県を指導して、対策を講ずるように指導しているわけでありますから、何もやっていないということだけは少しお言葉が過ぎるんじゃないかと思います。  言われておりますのは、環境対策に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 港湾整備の重点化、効率化のために緊急的な対応が必要な港湾整備として、国際及び国内の海上輸送の拠点となる国際海上コンテナターミナルの整備を考えております。複合一貫輸送の拠点となる内貿ターミナルの整備、次に廃棄物海面処分場の整備に重点投資を図る一方で、限られ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 近年、コンテナ輸送を担う海運事業者におきまして、企業間連携の再編によりましてコストの削減及び頻度の高い航路設定によるサービスの向上等、競争力の強化に向けた取り組みを行っているところであります。その取り組みの中で、北米、欧州航路の再編成及び六千個を超えるコ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 港湾の問題あるいはまた空港の問題等につきまして御党からもしばしば御意見をちょうだいいたしておりますが、私はそれぞれの数字をお示しになりまして御議論いただくこと、それはそれで傾聴に値すべきことだと思いますが、港湾は、御承知のように建設着手してから完成までの...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) プレジャーボートの車庫証明、登録制度などについてもお尋ねがございましたが、それも一つの方法かと思います。  当然、プレジャーボートをつくって売った人とそれを買った人、これがまず責任を持ってこれを処理すべきが筋なんですが、現状は残念ながら日本のいろんな港...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私は常々考えておるんですが、プレジャーボートをお持ちになるというのは、かなり生活力もあるし、相当の立場の人が持っておるわけであります。それを廃船にして全国各地の港湾や漁港に迷惑をかけっ放しになっておるというこの実態は、どこでそれを捕捉するかということにな...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御質問の最後に環境問題について特に御提言がございましたが、私ども運輸省としましては、港湾の建設に際しまして、守りの姿勢というか受け身の姿勢で、そこを開発すれば環境にこういう影響があるんだというようなことを一々指摘されながらおろおろしながらやるような開発じ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) シンガポールの地理的な位置づけ、またシンガポールという国につきまして大変御関心を持って御言及をなされておるようでございますが、私はシンガポールの港湾の建設の状況を見まして、これだけ思い切った港湾建設をされる、そういう地域が私たちと経済的に競争していくとい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 数字の細かいことは政府参考人に。    〔委員長退席、理事市川一朗君着席〕
○国務大臣(二階俊博君) そこは残念ながら若干見解を異にするわけであります。  昨今の経済情勢をお考えになりますと、今委員が御指摘のようなこの議論の展開ができるかと思うのでありますが、やはり先ほども申し上げましたとおりでありますが、こうした大規模な港湾を建設するというのは、短い...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御意見は御意見として十分承っておきたいと思いますが、先ほど岩佐委員にも御答弁申し上げたわけでありますが、やはり将来のために必ず今我々が計画していることの先見性が評価される時代が来るだろうと思っておりますから、ぜひ御理解をいただきたいと思います。また、御理...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) プレジャーボート等を販売した人とか、これを購入してレジャーを楽しんだ人たちがそれぞれの地域で、河川や漁港、港湾等の周辺にこれを放置したままにしておいて、それぞれの地域の環境に対しても大変迷惑をかけておると同時に港湾や漁港の機能を損ねておる場合がたくさんあ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 気象庁につきましていろいろ御意見をいただきましたが、私は今回ばかりは外れることを期待しております。  しかし、現状はそうではございませんで、先ほど来、熱心な御審議が続いておりましたので、あえて委員長にはお願いをしなかったわけでありますが、一時二十分の気...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 今の御質問の前に、先ほどからのプレジャーボートの御議論を聞いておりまして、今度、廃船を引き揚げてきて解体するわけですから、あらゆる箇所に船のナンバープレートをつけておけばだれに売ったということがわかるわけですので、私はこの法律の後、そういう関係企業を運輸...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま委員御指摘のように、他の法律あるいは他の政策等を十分勘案して港湾の整備においても重点的に考えていくべきだということだと思いますが、我々もそうしたことについては十分念頭に置いて対処していくべきものだと思っております。
○国務大臣(二階俊博君) 沖縄は、島袋委員御承知のとおり、大小さまざまな島といいますか、百六十に及ぶ島から形成されておるわけでありますから、港湾の重要性というのは他の地域に比べはるかに高いものがあろうと思います。  したがいまして、その港湾の果たす役割、そして事業の効率性、また...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほどのRAPCONの問題につきましても、当面といいますか、外務大臣と国防長官との間でお話し合いをなさることが基本でございましたが、若干日数がたち過ぎておりますし、あらゆる委員会でこの問題につきまして沖縄県選出の衆参の、しかも与野党の国会議員からの強い御...全文を見る
04月04日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第9号
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○国務大臣(二階俊博君) ただいまは、我が国のサッカー界の大スターであられた釜本議員から大変温かい激励の言葉をいただきまして、恐縮に存じますと同時に大変うれしく思います。しっかり期待にこたえるべく、有珠山の問題につきまして全力を尽くしてまいりたいと考えておるところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 火山の動きにつきまして、今日までの蓄積しておりますデータを中心にして相当早い段階からこのことを察知しておりました。しかし、厳密に何時何分にどこで爆発が起こるかというようなことは、これは神のみぞ知ることでございますが、いずれにしましても、毎日のデータをとっ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 谷林委員から、いつも運輸行政につきまして、現場の状況等を踏まえて適切な御質問や御指導をいただいておるわけでありますが、先ほども美しい海はみんなのものだということにつきまして力を込めてお話をいただきましたが、私どもはその感覚でもって対応してまいりたいと思っ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 海洋汚染及び海上災害の防止につきまして先ほどから弘友委員から御指摘がございましたが、私たち、国際社会において海洋環境を大きく変化させる、いわゆる影響する事項につきまして国際的な対応をしてまいらなくてはならないと思っておりますが、現在まで各国で大きな事故等...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ナホトカ号のような老朽船、大規模な油流出を未然に防止することは、委員御指摘のとおり極めて重要なことであると認識をいたしております。  今、国際海事機関等における我が国が提案し合意されております、先ほど委員からもお話にありましたようなポートステートコント...全文を見る
04月12日第147回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(二階俊博君) 扇議員にお答えをいたします。  答弁に先立ちまして、私は、各党各会派の衆参の国会議員の皆さんが次々と現地においでになり、さまざまな支援策等について御指導いただいておりますこと、また避難されております皆様方のところにも出向いてお見舞いを下さっていることに...全文を見る
04月13日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第10号
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○国務大臣(二階俊博君) ただいま議題となりました運輸施設整備事業団法の一部を改正する法律案につきまして提案理由を御説明申し上げます。  特殊法人等の整理合理化につきましては、行政の減量化と新たな時代の要請にこたえるため、平成九年六月に造船業基盤整備事業協会について、造船業構造...全文を見る
04月14日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○二階国務大臣 ただいま玉置委員から冒頭、審議を通じてよりよい内容のものにするという御意見がございましたが、私も再々答弁で申し上げておりますとおり全くそのつもりでございます。本日の議論を通じましても、各党各会派からいろいろな御意見があろうと思いますが、そうした御意見を可能な限り私...全文を見る
○二階国務大臣 高齢者や身体障害者のための施策の推進に際しましては、障害者を区別するのではなくて、健常者とともに利用できる形での施設整備を図ることが重要である、全く同じ認識でございます。このような考えに基づきまして、本法案は、公共交通機関及びこれを中心とした地域のバリアフリー化を...全文を見る
○二階国務大臣 我が国における急速な高齢化の進展やノーマライゼーションの理念の浸透を踏まえまして、高齢者、身体障害者の方々が自立した日常生活や社会生活を営むことができる環境を整備することが急務となっております。これらの方々が社会を構成する一員として、社会、経済、文化その他あらゆる...全文を見る
○二階国務大臣 交通のバリアフリー化は、地域の実情、利用者のニーズ等に対応して進めることが重要であると基本的に考えております。運輸省としましても、これまでバリアフリー施策を講ずる場合には、高齢者、身体障害者の方々の協力を得ながら意見をちょうだいしてまいったところであります。そして...全文を見る
○二階国務大臣 現段階におきましては、本法案に基づく措置の内容は十分なものと考えておるわけでありますが、玉置委員御指摘のとおり、将来的に予測のつかない事態が生ずる可能性もあることは否定できません。したがいまして、このため、将来的には、バリアフリー化が予定どおり進まない場合には、現...全文を見る
○二階国務大臣 中間で見直しすることも含めて、今後十分事業評価等、また各界の皆様の御意見等もお伺いをしながら対応してまいりたいと思っております。
○二階国務大臣 ただいま、学校教育等あるいはまた社会の一般の皆様方の御協力の呼びかけ等につきまして御指摘がございましたが、全く私は玉置委員と考えを同じくいたしております。  施設を進めることは極めて重要なことでありますから、施設整備にこの法律を活用して十分対応してまいりたいと考...全文を見る
○二階国務大臣 STSにつきましては、身体障害者の方々に個別に、あるいは身体障害者の皆さんに満足のいく輸送の方法でありますが、一つはドア・ツー・ドア型のサービス。電話等により事前の予約を必要としますが、ドア・ツー・ドアのサービスが提供されるタイプ。自治体、民間等がバリアフリーデザ...全文を見る
○二階国務大臣 運輸省としましては、今後とも、民間運送事業者によるいわゆる福祉タクシー等のサービスを充実してまいりたいと考えております。  あわせて、関係省庁と連携をしながら、STSの意義等について地方公共団体の認識を高めるとともに、どのようなサービスをだれの責任と負担で提供す...全文を見る
○二階国務大臣 すべてのターミナルについてバリアフリー化を推進することが理想的でありますが、国及び地方公共団体の予算や交通事業者の投資余力には限りがあることでありますので、とりあえずは、先ほども運輸政策局長から御答弁申し上げましたように、三分の一、三分の一、三分の一という対応をい...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま平賀委員がおっしゃいましたように、先般も現地においでになりまして、いろいろな地域を回っていただきまして激励をしていただいたことを私も承知しております。この席をかりまして、北海道開発庁長官の立場からもお礼を申し上げておきたいと思います。  有珠山の噴火につ...全文を見る
○二階国務大臣 今回の法律の提出に当たりまして、例えば欧米の法律等を参考にもいたしました。米国、英国、フランス、ドイツ、スウェーデンについて調べた限りにおきましては、すべての利用者の持つ移動する権利や交通機関を選択する自由について明確に規定しているのは、フランスの国内交通基本法の...全文を見る
○二階国務大臣 アメリカや先進国に比べまして多少おくれをとっておりますが、私どもは、今回のこの法律を四省庁でもって協議の上出させていただいたものでありますから、あらゆる面におきまして、これからこの法律の施行の段階におきまして、地方公共団体の方々には、まさに地方分権のスタートに際し...全文を見る
○二階国務大臣 交通のバリアフリー化を進めるに当たりまして、さまざまな種類の障害を持つ方と意見を交わしながら進めることが重要なことは当然のことであります。これまでも各方面から御意見を承り、多様なニーズを把握するように努めてまいりました。  また、国連が一九八二年の総会で決議しま...全文を見る
○二階国務大臣 お答えいたします。  まず、赤羽委員が冒頭お話しになりましたように、本法案につきまして、公明党の各位が大変熱心にこのバリアフリーの推進に随分以前から取り組んでいただいておりますことに、改めて敬意を表しておきたいと思います。  お尋ねの点でございますが、まず、見...全文を見る
○二階国務大臣 STSにつきましては、先ほど来の御議論にもありましたように、確定した概念はいまだありませんので、民間運送事業者による福祉タクシー等から、地方公共団体が主体となって福祉行政の一環として提供する輸送サービスまで、幅広い取り組みが行われておるというふうな認識を持っており...全文を見る
○二階国務大臣 先ほどもお答え申し上げましたとおり、関係省庁と連携を図りながら、これらの面につきましてさらに努力をしてまいりたいと思っております。  タクシー業界におきましても、最近は福祉タクシーの問題につきましてみずからの活路を見出そうということを考えておる経営者の方々も多く...全文を見る
○二階国務大臣 近い将来に本格的な高齢化社会が到来することは紛れもない事実であるわけでありますから、そうした中で、社会資本の質的な向上を図るために、交通関係の公共事業は今後も大きな役割を果たしていくことになるわけであります。とりわけバリアフリー施設の整備につきましては、現代の整備...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま御指摘のありましたような見直しの件でありますが、最初、十年ということに考えました根拠は、それぞれの関係者に三分の一ずつの負担をお願いしていく、そして、それも一日五千人程度の乗降客が見込めるような事業所を念頭に入れて一つ一つ取り組んでいくことによって、十年間...全文を見る
○二階国務大臣 パブリックコメントの手続につきましては、行政機関が国民の多様な意見や知識を把握し、意思決定過程での公正の確保と透明性の向上を図る観点から設けられた閣議決定に基づく制度であることは御承知のとおりであります。  本法案の根幹をなす非常に重要な部分でありますが、基本方...全文を見る
○二階国務大臣 まさに今回の法案におきまして、四省庁が一体になって取り組んでいくという上におきまして、ただいまお話にありましたように、建設省等は市街化の新たな計画をお立てになるようなときに、バリアフリーの社会、バリアフリーの住宅をどう建設していくかということも今後お考えの中に入れ...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘のとおり、バリアフリー化には、施設整備等のハードの面のみならず、その周囲の人々がお互いに手助けをし合う、優しい気持ちを持って、常に相手の立場に立ちながら、身体障害者の皆さんや高齢者の皆さんが円滑に公共交通機関を利用できるような状況をつくっていくという面で、す...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま高木委員の御指摘されました事柄に尽きるわけでございますが、我が国におけるバリアフリー化がおくれてきた理由といたしましては、これまでの社会資本、特に交通施設の整備は、量的な面への対応が中心となってきており、質的な面にまで余裕が回らなかった、そういう感じを持っ...全文を見る
○二階国務大臣 本法律案は、障害者基本法及び高齢社会対策基本法における基本的理念等に関する規定に基づいて、交通のバリアフリー化を推進するための具体的な措置を講ずるものであります。したがいまして、本法案はそれら両基本法との関係で個別法に該当すると考えておりますので、その基本理念は両...全文を見る
○二階国務大臣 車いすの利用者の乗り合いバスの乗車等につきまして、混雑時におきましては、乗車スペースのないような場合など真にやむを得ない場合には乗車を御遠慮願うようなこともあるかもしれませんが、原則として、正当な理由なく乗車拒否はできないものと考えております。  また、車いす利...全文を見る
○二階国務大臣 バリアフリー化をした交通施設につきまして、その事後的な評価を実施することは、極めて重要な課題であると認識をいたしております。  このため、運輸省では、高齢者、身体障害者等がターミナルを利用する上での具体的な問題点を明確化し、効果的かつ効率的なバリアフリー対策を進...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま高木委員が、いろいろな御質問を御一緒に結論としてお話しなさいました。しかし、それは一つ一つ極めて重要なことを御指摘されておるという感じで承っておりました。  先ほどのエレベーターやエスカレーターの問題にしましても、コストダウンの問題、これは私は、通産省と...全文を見る
○二階国務大臣 お答えいたします。  高齢者や身体障害者のための施策の推進に際しましては、委員御指摘のとおり、障害者を区別するのではなく、健常者とともに利用できる形での施設整備を図ることが極めて重要であるとの認識を持っております。本法案に基づきまして身体の負担を軽減する施設等が...全文を見る
○二階国務大臣 現在、高齢者、身体障害者等の輸送は、民間の事業者による福祉タクシー等から、地方公共団体が主体となって福祉行政の一環として提供する輸送サービスまで、幅広い取り組みがなされておりますが、ボランティアの皆さんもその担い手となって活躍をしていただいているものと認識いたして...全文を見る
○二階国務大臣 交通のバリアフリー施策を実施する際におきまして、当然高齢者や身体障害者等の意見を聞くべきであると考えております。したがいまして、本法案の施行に際しましても、これらの方々の意見を十分にお聞きしてまいりたいと考えております。  具体的には、国が基本方針及び移動円滑化...全文を見る
○二階国務大臣 今回の法案につきましては、たびたび御説明をしてまいりましたが、一日の乗降客が五千人以上である駅等については、市町村が当該駅及びその周辺について基本構想を作成し、重点的かつ一体的にバリアフリー化を進めるということを申し上げてまいりました。  御指摘のJR鴨宮駅につ...全文を見る
04月18日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○二階国務大臣 お答えいたします。  国税におきましては、リフトつきのバス、タクシーについて、法人税等の特別償却制度が認められておりましたが、今回の平成十二年度の税制改正におきまして、新たにノンステップバスが対象に加えられたところであります。  地方税におきましては、既にリフ...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま今田委員から御指摘のありました営団永田町駅の階段昇降機、ギャラベンタと言われておりますが、この操作について、当然営団としては駅員すべてに対し必要な訓練を実施し操作できるようにしている、当たり前のことでありますが、そういうふうな報告を受けておりますが、御指摘...全文を見る
○二階国務大臣 先ほどから御指摘の問題につきましては、当委員会におきましても再々それぞれの党からの御提言もございました。私としましても、ホームからの転落事故というのは、健常者であっても大変危険な場合が多いわけでありますが、目の御不自由な方が転落事故をなさるというときの状況というも...全文を見る
○二階国務大臣 本法案におきましては、ターミナルのみのバリアフリー化ではその効果が発揮できないために、バスも含めて総合的、一体的なバリアフリー化を進めるため、市町村が中心となって、地域の実情に応じたバリアフリー化を実現する制度を設けております。  したがいまして、市町村が基本構...全文を見る
○二階国務大臣 寺前委員は再々、知的障害、精神障害を持つ方々の意見も聞いて優しい親切な行政を行え、こういう御指摘、御主張であるわけでございます。私も、そのことに対しまして、心から賛意を表したいと思っております。  この交通バリアフリー化を進めるに当たって、さまざまな種類の障害を...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案につきまして、慎重御審議の結果、全党一致で御可決をいただき、まことにありがとうございました。  また、附帯決議につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして、十分に...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま議題となりました道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案、港湾運送事業法の一部を改正する法律案、以上三件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  初めに、道路運送法...全文を見る
04月18日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第11号
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○国務大臣(二階俊博君) まず、有珠山の問題につきまして大変温かいお言葉をいただきましてありがとうございました。  実は、ただいまこの時間に運輸省の中におきまして、有珠山の特に観光関係の落ち込みがひどいものですから、日本の代表的な観光旅行関係の皆様、そして北海道の地元観光関係の...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 岩城委員御指摘のとおり、二十一世紀に向けて我が国が今後とも活力を維持し、さらに国際社会におきまして堂々たる地位を確保していくためには、やはり何といっても未来志向の技術開発に意欲的に取り組むことが極めて重要だと認識をいたしております。  運輸省としまして...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御指摘のとおり、TSLの事業化に際しましては、経済的な面、技術的な面で今後克服すべきものはたくさんあると思います。それらの問題点に対して十分対応できるよう、関係者挙げて取り組んでおるところでございます。  まず、経済的、技術的課題を克服する事業化支援措...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 既にTSLは、日本国内におきましても志布志港と清水港、以下金沢港、室蘭港等におきまして十三コースを選んで航行テスト等を行っておりますし、また先般、先ほど御質問にもございましたとおり、長崎から中国上海に航行しまして中国の専門家等によりましても非常に高い評価...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほども申し上げましたように、どんな実験でも、どんな発明でも一朝一夕に効果をあらわすものばかりではありません。このように世界的な造船業界での革命的な技術革新であります。ちなみに、ジャンボジェット機の二十倍の貨物を積むことができるわけでありますし、普通の船...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) TSLは、海上輸送におきまして私たちは革新的な新たな輸送システムだということを考えておるわけでありますが、新規の物流ルートを開拓したり従来の輸送機関よりも大幅に輸送時間を短縮するということが可能となるわけであります。  この結果、TSLが投入された地域...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 今いろんな例をお引きになりましてテクノスーパーライナーに対して御意見をちょうだいしましたが、他の雇用の問題は私がここで反論する場所ではないと考えておりますのでそれに対してあえて申し上げませんが、テクノスーパーライナーというのは、もう今から十年も、もっと前...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 運輸施設整備事業団は、簡素で効率的な行政の実現等の観点に立った平成八年十二月の御承知のような閣議決定に基づきまして、鉄道整備基金と船舶整備公団を統合して平成九年の十月に発足をしたわけでございます。  統合に当たっては、二つの特殊法人の業務を単純に統合し...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 所期の目的を達成するということでは、私ども中小造船業対策においての設備削減は長期的な需給不均衡を是正することを目的としたものでありますので、協会の買収業務は当該設備削減を促進するために実施しているものであり、中小造船事業者の円滑な撤退を支援するものとして...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほど来、弘友委員からもっと実験には予算をかけてでもしっかりやれという激励をいただきまして意を強くしているところでありますが、私は、やっぱりこういう実験というのは少しおおらかに見ていただかないと、これだけ金をかけたからどれだけCO2を減らすことができるん...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) テクノスーパーライナーに関する研究開発は、通常の船舶の二倍の速力であるということは先ほどからも申し上げておりますが、さらに大量の貨物を輸送することができる、あらしの海もこの船は航行することができる、そのように大変効果のすばらしいものだというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) エジソンや松下幸之助が国の支援でこのようなすばらしい開発をなし遂げたということを私は申し上げたわけではありません。私が申し上げたのは、エジソンであれ松下幸之助であれ、当時はそういう発明に対して多くの国民の皆さんの共感を得るというところまでは至っていなかっ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 宮本委員がおっしゃいますように、私は、やがて民間でこれらの船を購入し、あるいはこの船を運航しようというそういう民間業者が出てくることは当然だというふうに期待をいたしております。  とりあえず今は、実験段階から、これから実用船に入っていく初期の段階であり...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 常識的には、そういう大手のすぐれた技術陣をたくさん抱えているところが今日まで研究等を続け、先ほども申し上げましたように例えば四百メートルのプールで常に実験を繰り返している。それでは中小の造船業に四百メートルプールを持っているそういう造船業が何社あるかとい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) それは、国民を欺いたと言いますが、私どもはその当時何の関係もありませんから、その議事録を持ってきて国民を欺いたと言うのは少し言い過ぎじゃありませんか。  TSLが普及することによって、大手造船業のみならず中小造船業も含めた超高速船の市場というものが新た...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 我々は国民を欺くという気持ちなんか全く持っておりませんから、そのことをもって、その議事録を持ってきて、これで国民を欺いたと言うことは少し言い過ぎではないかと申し上げたんですが、私は今も言い過ぎではないかと思っております。
○国務大臣(二階俊博君) 段々の御議論で問題点も明らかになってきておりますが、建造コストが高額であるということが第一点であります。続いて保守管理のコストが一般の船に比較しまして割高になる、これが問題の第二であります。  これらの課題を克服するために、今回の運輸施設整備事業団法の...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) TSLは、御承知のとおり、これまでの船舶では提供できなかったような大量高速輸送サービスということが可能になるわけでありまして、まさに革新的な輸送機関となり得るものだというふうに考えております。  TSLの実用化によりまして既存の輸送機関が影響を受けるこ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 仰せのとおり、運輸省としては、例えば新幹線の導入、航空機のジェット化、大型化に対応した空港の整備、コンテナ化に対応した港湾施設の導入、それぞれ時代における革新的な技術を積極的に導入し、全体として国民にとって利便性の高い総合的な交通、物流の体系の形成に今日...全文を見る
04月19日第147回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(二階俊博君) 高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国においては、諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展し、平成二十七年には国民の四人に一人が六十五歳以上の高齢者となる本格的...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 堀議員にお答えを申し上げます。  堀議員が今日まで障害者の皆さんの常に先頭に立って福祉政策に、バリアフリーの社会を築くために御尽力をいただいてまいりましたことに、まずもって心から敬意を表したいと存じます。(拍手)  交通バリアフリー施策の意義と目標に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 弘友議員にお答え申し上げます。  まず、公共交通機関のバリアフリー化の責務についてでありますが、交通のバリアフリー化は、国、地方公共団体、交通事業者等の関係者それぞれの責務に対する自覚と協力により促進を図っていくべきものと考えております。  まず、国...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 宮本議員にお答えを申し上げます。  まず、移動は権利であるとのお考えを示されました。  これが基本的権利であることについては、憲法上明示されているものではなく、学説、判例においても確定されたものではないと承知をいたしております。  また、仮に憲法の...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 清水議員にお答え申し上げます。  視覚・聴覚障害者や知的・精神障害者も含め、あらゆる人々を対象とすべきではないかとのお尋ねでございました。  本法案の直接の対象は、「日常生活又は社会生活に身体の機能上の制限を受ける者」としており、具体的には、高齢者や...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 堂本議員にお答え申し上げます。  ただいま御経験に基づいた重要な視点からの御指摘がございましたが、交通のバリアフリー化を推進するためには、高齢者、身体障害者等の方々の視点に立った心の通うサービスを提供することを常に私どもは心がけてまいらなくてはならない...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○二階国務大臣 平成八年度における北海道開発庁の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  平成八年度の当初予算額は九千九百八十六億二千四百九十二万円でありましたが、これに予算補正追加額九百八十五億四千二百六十三万円余、予算補正修正減少額十二億二千六百五十二万円余、予算...全文を見る
○二階国務大臣 平成八年度の予算の執行につきまして、不当事項として指摘を受けた検査報告番号一号及び二号の「岸壁築造工事の施行に当たり、設計が適切でなかったため係船柱取りつけ部の上部工が不安定な状態になっているもの」について御説明申し上げます。  本件工事について指摘のような事態...全文を見る
○二階国務大臣 まず冒頭、児玉委員を初め北海道選出の国会議員の皆さんが、このたびの災害に際しまして大変御心配をいただくと同時に、私どもと同じような立場でこの災害対策に取り組んでいただいておりますことに心から感謝を申し上げたいと思います。  同時にまた、今お話のありました志位書記...全文を見る
○二階国務大臣 私は、今回の有珠山の問題に関しまして、最も重要なことは人命の安全である。したがいまして、随分早い段階から、気象庁長官から避難についての相談を受けた場合に、もし避難をしていただいて、大きな体制をとって、火山に爆発がなかったときにどうするか、当然考えられることであるが...全文を見る
○二階国務大臣 有珠山の噴火に伴いまして、洞爺湖温泉のみならず周辺の観光地につきましても本州等からの観光客に敬遠する傾向が見られるという、ただいまのお話のとおり、観光需要がこれ以上落ち込みがないようにすることが今私どもに課せられた最も大きな問題の一つであるという認識を持っておりま...全文を見る
○二階国務大臣 政府としましては、御承知のとおり、去る四月七日に、有珠山の火山災害に対して、当面次のようなことを実施するということで、五項目にわたって、災害対策、また特に農林漁業、商工業や観光業等の生業への支援措置及び被雇用者への支援措置を講じるなどということを取り決めております...全文を見る
○二階国務大臣 私は、北海道開発庁長官就任の後、北海道全域にわたりまして、いろいろ問題点は何かということを検討した際に、ただいま児玉委員がお尋ねになっております石狩川と千歳川との合流点対策につきまして、これこそ関係市町におきまして大変大きな問題になっておるという認識をいたしており...全文を見る
○二階国務大臣 今お話しのとおり、北海道開発庁が持っております歴史的なデータ、これはできるだけ公開をいたしまして、御一緒に委員会におきまして検討してまいりたい。そして、検討することは極めて重要なことでありますが、検討ばかりに時間を費やしておってはなりませんので、一日も早く、治水対...全文を見る
○二階国務大臣 私は、国会審議の都合で、米田総括政務次官に委員会中に指示をいたしまして、一刻も早く先発隊として現地に行ってもらいたいということで総括政務次官に一日早く行ってもらったわけでございますが、翌日、恐らくこのことにつきまして閣議等も催されるのではないかという気配でございま...全文を見る
○二階国務大臣 吉川委員はこの火山の関係につきましては専門家でございますから、今後いろいろとまた御指摘をお願いしたいと思います。  北海道開発庁としましては、政府の今度の非常災害現地対策本部での対応に対しまして、我が北海道開発庁の中にも非常災害対策本部を設置しまして、現地の政府...全文を見る
○二階国務大臣 私は先般、ヘリコプターで、火山が爆発したその約十分後、現場に参りました。  そのとき直観したことは、周りに小型のジェット機だとかいろいろなヘリコプターが飛んでくるのです。しかし、そのときは爆発するなんということを知らないで来ておるわけですが、いよいよこれを放置し...全文を見る
○二階国務大臣 先ほどの御質問に対して手短に申し上げたいと思いますが、私も最初に避難所にお伺いしましたときに、例えば、ガスを消し忘れておるのではないかというふうなことが気になってしようがない、あるいはまた、愛犬を忘れてきているが、このことも大変心配だ、中には、畜産、ホタテガイ、い...全文を見る
○二階国務大臣 平成八年度の運輸省所管一般会計及び特別会計の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げます。  第一に、運輸省主管の歳入でありますが、歳入予算額二百二十億八千四百七十万円に対し、収納済み歳入額は三百四億八千六百四十五...全文を見る
○二階国務大臣 平成八年度決算における会計検査院の御指摘に対し、運輸省のとった措置について御説明申し上げます。  予算の執行に当たりましては、常に効率的かつ適正な処理に努力してまいりましたが、一部の事業について御指摘を受けるような事態が生じましたことは、まことに遺憾であります。...全文を見る
○二階国務大臣 先ほど来、鉄道局長及び嶋津財政局長に対しまして御質問をなさっております桝屋委員のお話を伺っておりまして、桝屋委員はかねてより私も大変懇意にさせていただいておりますが、山口県の県庁の職員当時から大変御熱心に福祉問題等で先頭に立って立ち働かれたというのは今でも語りぐさ...全文を見る
○二階国務大臣 有珠山噴火発生以来、金田委員におかれましても、また民主党の方からも御要望等をちょうだいいたしておりますが、関係者の皆さんの大変な御努力に対しまして、私の立場から改めて御礼を申し上げたいと思います。  ただいま観光問題につきましていろいろ御指摘もございました。私は...全文を見る
○二階国務大臣 御意見は民主党の方からも伺ってございますし、各方面から、ホテル、ペンションを活用してはどうか、私は極めてアイデアとしてはすばらしいと思いますが、何せそれぞれの地域はまだまだ予断を許さないような地域もございますし、その地域が完全に安全であるかどうかということを判断す...全文を見る
○二階国務大臣 新幹線が我が国経済あるいはまたさまざまな発展に寄与していることは事実でございますが、その陰にあって、いろいろ御苦労いただいていること、今中川委員から御指摘がありましたが、これらの問題につきまして、いかにすれば対応できるかということを実際検討してみる必要があると思い...全文を見る
○二階国務大臣 鉄道における環境問題の解決につきましては、鉄道事業者と沿線住民の皆さんが常に双方で理解し合うことが重要であると考えておりますが、両者の間の話し合い、今中川委員御指摘のように、それが十分でないとすれば、従来からも話し合いが持たれておるということは伺っておりますが、運...全文を見る
○二階国務大臣 ただいまの水野委員の御指摘でございますが、北総開発鉄道は、さまざまな事情によって、地元の皆さんの御熱意でここにこの鉄道が敷かれたものと理解をいたしております。  御承知のとおり、千葉ニュータウンの入居人口の状況でありますが、計画人口は十九万四千人であった、それが...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第12号
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○国務大臣(二階俊博君) ただいま議題となりました高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  我が国においては、諸外国に例を見ないほど急速に高齢化が進展し、平成二十七年には国民の四人に一人が六十五歳以...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
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○二階国務大臣 中野議員にお答えをいたします。  まず、規制緩和につきましては、これは私の記憶によりますと、自由民主党単独政権のときにこの御方針をお決めになりまして、そして推進してこられたもので、それを私が引き継いで今法案として御審議を願う、こういうことになったわけでございます...全文を見る
○二階国務大臣 今後、地域住民の足となる生活交通の確保を確立すること、これが極めて重要であるということは、今中野委員が御指摘になったとおりでありまして、私も同じような思いを持っております。特に、過疎地域等におきまして、このことは大変重要な問題でありまして、関係者の間に常に重くのし...全文を見る
○二階国務大臣 今田委員にお答えをいたします。  委員は、運輸交通業界におきまして、また労働者の立場を常に踏まえて御活躍、御発言をいただいているわけであります。ただいま御提起がありましたイギリスにおける新交通政策についてでありますが、それまでも大部分が公有であったバス事業を民営...全文を見る
○二階国務大臣 イギリスの轍を踏むな、こういう御助言をいただいておるわけでありますが、私は、安全、環境など自動車交通に関する課題を解決していく上で、バス、タクシー等の公共交通機関の果たす役割は極めて大きいとまず考えております。その役割を十分発揮するためには、できる限り多くの方々に...全文を見る
○二階国務大臣 需給調整規制廃止後におきましても、乗り合いバスやタクシーについては、輸送の安全と利用者の利便の確保は極めて重要なことであります。これらに関する資格要件は厳しく審査することが必要だと考えております。  このため、事業参入の許可に当たっては、運行管理の体制、車庫等の...全文を見る
○二階国務大臣 乗り合いバスの路線につきましては、これまで需給調整規制を前提とした内部補助により赤字路線もネットワークとして維持してきたところであります。  しかし、乗り合いバス事業が、輸送人員の減少等により厳しい経営状況にありますことは御承知のとおりでありまして、これまでの需...全文を見る
○二階国務大臣 生活交通の確保に関する事項を関係者間で検討する地域協議会の構成、運営等につきまして法令上定めることにつきましては、地域の実情に応じて協議会を設置し関係者間で必要な検討を行うという考え方に必ずしも合致するものではありませんので、適当ではないという認識を持っております...全文を見る
○二階国務大臣 私は、運輸大臣就任後、タクシー業界の皆様やあるいは労働組合の代表の皆様から、今回の法律改正に関係しまして、その営業の実態あるいは労働者の実態等につきまして、たびたびお話を伺ってまいりました。また、それぞれの地域からおいでになります地方の経営者の代表等のお話を伺って...全文を見る
○二階国務大臣 タクシーは、御承知のとおり、個別の利用者の需要に対応したきめ細やかな運送サービスを提供することができる機動的でしかも個別的な公共輸送機関だということであります。したがいまして、私は、この重要性は深く認識をしておるつもりであります。  実際、近年の高齢化社会の中に...全文を見る
○二階国務大臣 民主党の運輸大臣であります前原委員からの大変的確な御指摘でございますが、私はまさに、今回の有珠山の噴火に際しまして、災害の復旧、その前には住民の皆さんの安全を確保するということがあることは申すまでもないことでありますが、同時に、観光関係あるいはまた産業全体に影響を...全文を見る
○二階国務大臣 私も、前原委員から就任早々規制緩和等の問題について御議論をいただいたことを記憶いたしております。  私も規制緩和がすべてだという考えではありません。しかし、大きな時代の流れであることもこれまた認識をしなくてはならないことだと思っております。そうした中で、委員もそ...全文を見る
○二階国務大臣 現在、タクシーにつきましては、交通の状況を考慮して、先ほども申し上げましたとおり、地方運輸局長が指定する地域において、過労運転の防止等輸送の安全確保の観点から、適正に運行管理が行われるよう、事業者に対し運行時間等を自動的に記録する運行記録計の装着を義務づけしており...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま大変重要な御指摘であったと思っておりますが、私ども運輸省が調べております状況からいたしますと、これは平成九年末のものでありますが、今労働省から答弁がありました、賞与、退職金制度があって、月例賃金は固定給プラス歩合給、これをA型としております。B型は、賞与が...全文を見る
○二階国務大臣 日雇いその他の短期間雇用、いわゆるアルバイトのような形で身分が不安定な労働者の皆さんは、事業者の運転者に対する指導監督が徹底されないおそれがあると思っております。このため、道路運送法に基づく運輸省令により、このような者を運転者に選任することは認められていないところ...全文を見る
○二階国務大臣 需給調整規制廃止後におきまして、輸送の安全と利用者の利便の確保は重要な行政課題だと考えております。このため、事業の許可をするに当たっては、事業計画や事業遂行能力について厳正な審査を行うつもりであります。  また、御指摘の乗り合いバスの参入に当たっては、最低でどの...全文を見る
○二階国務大臣 そういう事実が生じました場合に、社会正義に照らし、徹底的に対応したいと思っております。
○二階国務大臣 高齢者、身体障害者を個別にあるいはこれに近い形で輸送するサービス、いわゆるSTSの重要性につきましては、本会議におきましてもたびたび御質問をいただいておりますし、また当委員会におきましてもいろいろと御意見がございました。  地域の高齢者、障害者の輸送サービスとし...全文を見る
○二階国務大臣 事業の活性化のためには、事業への参入や事業規模の拡大等について、事業者みずからが経営判断に基づいて決定することにより、よりよい意味での競争を行うことが基本だと考えております。  このような考え方に立って、平成九年三月の規制緩和推進計画に基づき、平成九年度以降、タ...全文を見る
○二階国務大臣 いっときは、タクシーに乗るといっても、なかなか思うような時間にタクシーはやってまいりませんし、雨の日などはほとんどタクシーに乗ることができないというような状況が続いた時期もあります。  また、タクシーの権利が随分売買の対象となって、私はその当時は外から見ておった...全文を見る
○二階国務大臣 タクシーのみならず、およそ公共交通機関において、安全を守るということは何よりも第一でありますから、労働省等とも十分連携をとって、安全を損なうようなことのないように、雇用対策におきまして十分配慮してまいりたいと思っております。
○二階国務大臣 あらゆる施策を講ずる場合におきましても、私どもは、安全は絶対おろそかにしてはならないという方針のもとに、タクシー業界におきましても、規制緩和の後において、ただいま委員御指摘のような状態にならないように厳重に指導してまいりたいと思っております。
○二階国務大臣 著しい供給過剰となり、輸送の安全及び旅客の利便を確保することが困難となるおそれがある場合には、新規参入及び増車を停止する非常手段を考えております。  実車率、稼働率、売り上げ等を個別に検討の上、実際に緊急調整措置を発動するか否かについては、地域ごとの実情も十分勘...全文を見る
○二階国務大臣 需給調整規制におきまして、著しい供給過剰となり、そして、安全及び旅客の利便を確保することが困難となるおそれがある場合に、新規参入及び増車を停止する、これは非常手段でありますから、それはしょっちゅうしょっちゅう発動するものではありませんが、時に応じてこのことに対して...全文を見る
○二階国務大臣 乗り合いバス、タクシーともに、最近は自家用車の普及あるいは高齢化の進展等社会の変化を背景として、輸送ニーズの多様化に適切に対応していく必要が高まっていることは御承知のとおりだと思います。  しかしながら、現行の制度のもとでは、近年の輸送需要の低迷の中で、事業遂行...全文を見る
○二階国務大臣 先ほど来、松浪委員の御質問を伺っておりまして、だんだんとこの法律案に対しても御理解が深まってきたような気がするわけでありますが、乗り合いバス、タクシー事業の利便の向上、そしてその発展を願うという気持ちは、私はたとえ、それが経営者であれ、あるいはそこに従事する労働者...全文を見る
04月26日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第12号
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○二階国務大臣 乗り合いバスにつきましては、実川委員御承知のとおり、通勤通学、さらに通院、買い物等の地域住民の皆さんの日常生活を支えるための定期的なサービスを行う公共交通機関として、私は極めて重要な役割を果たしているものと思っております。  昭和四十年代の半ばをピークにしまして...全文を見る
○二階国務大臣 タクシーは、仰せのとおり、個別の利用者の需要に対応したきめ細かな運送サービスが提供できる、機動的、個別的な公共輸送機関であり、今後ともその特性を発揮して、国民生活になくてはならない重要な役割を果たしていくことを期待いたしております。  近年、高齢化社会の中で、車...全文を見る
○二階国務大臣 今御指摘の朝夕のラッシュ時などのいわゆる特定の時間帯のみの新規参入が行われる場合、需要の少ない時間帯の運行が行われなくなるという問題が生じ、旅客の利便を阻害するおそれがある、まさに御主張のとおりでございます。  このため、旅客の利便を確保するという観点から、必要...全文を見る
○二階国務大臣 地域協議会の役割でありますが、地域協議会は、地方公共団体を中心に地域の関係者が協議し、地域の実情に応じた生活交通の確保方策を決定するものであり、今後、生活交通の確保について重要な役割を果たすものと期待をいたしております。  具体的にはどういうことをするのか。まず...全文を見る
○二階国務大臣 タクシーは、御承知のように、増車に伴う固定費が小さいことから、事業者の増車意欲が極めて強いというふうに受けとめております。さらに、近年のような経済状況のもとでは、需要が低迷した場合でも、事業者は売り上げを確保するため増車を行うという傾向にあるために、供給過剰になり...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま高木委員から規制緩和に対する基本的な考え方、つまりこれが国民の利益につながるか、国民の福祉にどうつながっていくかという視点が大切だという意味の御発言がございました。また、市場原理との調和を図っていくべきではないか、これまた極めて重要な視点であると思っており...全文を見る
○二階国務大臣 タクシーは、先ほども申し上げたわけでございますが、個別の利用者の需要に対応したきめ細かな運送サービスを提供することができる機動的でかつ個別的な公共輸送機関として重要な役割を果たしております。言いかえれば、私たちの生活にはなくてはならない存在でありますし、年間二十五...全文を見る
○二階国務大臣 規制緩和を行うことによって、それぞれ事業者間の競争、そしてまたタクシーの運転手さんも含めたいろいろな方々が、これからの新しい時代の要請にこたえて、今までのような、規制の中で一々許可だ何だという状況の中で行われてきた事業運営とは異なり、これからは自由にいろいろな面で...全文を見る
○二階国務大臣 減車のための措置等につきまして、事業者が現に保有する車両を国が強制的に減少させる措置を講ずるということは、憲法上保障されている財産権の侵害にも当たるおそれがあるということで、強制的な減車措置を講ずるということは極めて慎重に考えなくてはならないというふうに考えており...全文を見る
○二階国務大臣 乗り合いバスの路線につきましては、これまでも需給調整規制を前提とした内部補助により、赤字路線もネットワークとして維持してきたことは先ほど委員御指摘のとおりであります。  しかしながら、乗り合いバスの輸送人員の減少等厳しい経営状況にある中で、これまでの需給調整規制...全文を見る
○二階国務大臣 このたびの需給調整規制廃止後も、輸送の安全の確保や利用者の保護、そして、重ねて申し上げますが、運輸行政として、私どもは輸送の安全の確保に最も重点を置いて取り組んでまいりました。  このため、新しい制度においては、事業参入については資格要件を厳正に審査する許可制と...全文を見る
○二階国務大臣 今回の法案の審議に際しまして、各委員の皆様からバス、タクシーの新しいサービスのあり方等につきまして、それぞれ御地元の具体例等を引用されまして、いろいろ御紹介がございました。  私も、できるだけ広く多くの皆様から意見をちょうだいする、同時に、運輸省の各機関を通じま...全文を見る
○二階国務大臣 近年のように輸送需要が低迷している中で需給調整規制を続けておりますと、事業遂行の能力と意欲のある者の新たな参入や事業拡大が認められず、事業全体の活性化を阻害しているという状況にあるわけであります。  このため、需給調整規制を廃止して、業界内で適正な競争が行われ、...全文を見る
○二階国務大臣 今日のタクシーの低迷につきましては、経済情勢を反映していること、これも極めて重要なことでございますが、同時に、私は、タクシーの経営者、あるいはそれに従事する皆様も含めて、この時代の流れということに対応するにやや遅過ぎたのではないかという感じも率直に持っております。...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、運輸省として真剣な努力をし...全文を見る
04月27日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第14号
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○国務大臣(二階俊博君) まず、内藤委員から冒頭、民主党のお考え、また本法案に対する基本的なスタンスにつきましてお話がございました。積極的な御協力をいただいておりますことに、まず感謝を申し上げます。  私は、この基本方針におきましては、今後広く国民の意見を拝聴した上で定めること...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 交通のバリアフリー施策の実施に当たりましては、高齢者や身体障害者の意見を聞くことは極めて当然のことであるというふうに認識をいたしております。  したがいまして、基本方針の策定の際には、国民の皆さんから提出された意見、情報を考慮して意思決定を行うための手...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいまお話しのような機会を設けるということは、それぞれの地方が主体となってこの事業計画をまとめるわけでありますから、その限りにおきまして地方がそうした関係の皆さんの意見を聞くということは私は当然だというふうに思っておりますから、そうした会議に御出席をい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 法律で国会の承認が求められているのは、一般的には警察法、自衛隊法、周辺事態法などに見られるわけでありますが、治安問題など国家の存立にかかわる事項に関するものであり、基本方針という形式を国会承認している立法例はないものと承知をいたしております。  これに...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) そうした会議が必要であるとそれぞれの地方が判断した場合に会議を設けて対応するということも結構でございますが、一々それを今回の法律で、あるいは政府がそういうことを指導していくというよりも、地方の判断に任せるということが私は適切であると考えております。
○国務大臣(二階俊博君) ただいま建設省から御答弁のあったとおりでありますが、特に今回の法律の特徴としまして、四省庁が連携して事を進めるというところに大きな特徴があろうと思いますが、先般も、アメリカのADA法等を中心にバリアフリー、我々の国に比べて約十年先を進んでおるという状況で...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 盲導犬を連れた視覚障害者の宿泊施設等の観光施設に受け入れにつきましては、他の利用者の利用についても配慮しながら、積極的にこれを受け入れるという従来からの指導方針であります。  最近は、ホテルにおきまして、盲導犬を我がホテルはどうぞ受け入れますよというふ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 最初の御質問の身体障害者用のトイレにかぎがかかっているということでありますが、これは一面、それだけのお話を伺いますと、せっかくそんなトイレをつくって表にかぎをかけているというのは大変ばかげたことのように聞こえるわけでありますが、やはり身体障害者用のトイレ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 本会議でもお答え申し上げましたが、すべての人が使えるようにデザインするという考え方がいわゆるユニバーサルデザインだというふうに理解をいたしておりますが、これは御承知のとおり高齢者や身体障害者のためだけの施策を推進するというのではなくて、健常者の皆さんにも...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 大筋におきまして、大沢委員の御指摘の点につきまして私どもも十分理解できるところであります。まさに政党政派を超えて、この高齢者、身体障害者等の社会参加の問題につきまして相協力して取り組んでまいりたいと基本的に考えております。  我が国の人口構造は、御承知...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 知的障害者の問題につきましては、本会議等でもしばしばお答えをしてまいりましたが、私は、この現状、今さまざまな御意見をちょうだいいたしておりますが、もう少しそれが固まった段階におきまして、今提出している法案をいわゆる改める必要があれば法案を改める、同時にま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) すべての障害を持っている皆さん、それだけではなくて健常者の皆さんも含めて交通が円滑に移動できるようにしていくということが理想でありまして、知的障害者もその範疇に入ることは極めて当然のことだと思っております。
○国務大臣(二階俊博君) つまり、図の記号であるとかいわゆるピクトグラムは、その表現内容を一見して理解できる情報伝達手段でありまして、知的障害者にとっても有効な場合があるというふうに伺っております。このため、やさしさ指標では、制約への対応策をその成熟度合いや効果の大小等にかかわら...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 委員御指摘のとおり、先般、この法案の施行後五年を経過した段階で見直しをするというふうに改めさせていただいたところでありますが、今委員御指摘の後段にお述べになりましたとおり、私は五年という年限を待たずとも、この問題につきましてある一定の結論が得られれば直ち...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 実は、私は、この法案の提出以前、いわゆる法案ができ上がった段階におきまして、私はしばらく考えましたが、思い切って八代英太郵政大臣に、こういう考えで対応したいと思うがこれでよろしいかと、詳細にわたって御検討願いたいということを御相談申し上げ、八代英太大臣は...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 社会民主党におきましても、この問題につきまして大変な御努力をいただいておりますことを心から感謝申し上げる次第であります。  我が国におきましては、いよいよ本格的な高齢社会が到来するわけでありますが、障害者が障害を持たない者と同等に生活し活動する社会を目...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほどから、岩本委員の御質問を総理大臣が語っておられるような気持ちでお聞きいたしておりましたので、大変このバリアフリー化の問題に対しての、本当の意味での最も大事なところを御指摘いただいておるというふうに先ほどから承っておりました。  特に、この問題につ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 野沢委員はもとより国鉄、鉄道関係の権威であられますが、今度の法案に対しまして大変評価をいただきまして、心からまた感謝を申し上げたいと思います。  本法案に関して大変重要な点を御指摘いただきましたが、私はいずれも野沢委員の御指摘、賛成でございます。  ...全文を見る
04月28日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
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○二階国務大臣 ただいま森田委員から、成田空港の問題、当然、羽田空港の有効活用等につきましてお話を承りました。  また、森田委員も既に御承知でございますが、いわゆる昭和五十年の二月、木村睦男運輸大臣のころでございますが、大田区が、羽田空港は国内線の専用空港とするよう運輸大臣に要...全文を見る
○二階国務大臣 羽田空港が今日二十四時間空港として活用できるという状況に相なったことは、大変評価すべきことであります。同時に、成田空港におきましても、今二千二百メートルを目指して空港建設を行っておるわけでございますが、やがてはこれを当初の目標どおり二千五百メートルにやっていきたい...全文を見る
○二階国務大臣 佐藤委員こそ、運輸関係に大変精通しておられるそういうお立場からただいま大変的確な御質問をいただいたところでございます。  私は、基本的には、国際交流の基盤としての重要な機能を持つ、つまり国際的な空のネットワーク、これに対しまして、大変増大する航空需要に対して空港...全文を見る
○二階国務大臣 今御指摘にありましたPFI法及びその他の民間資金の活用の方法等も考え、幸いにして、関西国際空港にしましても中部国際空港にしましても、地域の経済界が挙げてこの空港建設を支援してくださっておりますので、そうした関係の皆さんにも今日まで大変大きな御支援をいただいておりま...全文を見る
○二階国務大臣 なお、今、関西国際空港の二期の進捗状況についてのお尋ねでございましたが、その答弁の前に、私はこの前機会がありまして、オーストラリアの空港、オリンピックを控えて思い切った整備をなされておるわけですが、日本の空港に比べて、不必要なところといいますか、もう少し簡素にして...全文を見る
○二階国務大臣 佐藤委員等の御努力によりまして、秋田新幹線「こまち」が見事な成功をおさめておる今日の状況、さらに、さきにでき上がりました山形新幹線におきましては、御案内のように「つばさ」が山形からさらに新庄まで延ばして、これはお客さんが倍ぐらいにふえておるということを聞くわけであ...全文を見る
○二階国務大臣 今田委員から、バリアフリー化の法案の審議の際におきましても大変御熱心な御質疑もいただきまして、また、いろいろな御指摘をちょうだいしたこと、今後の具体的な運営に当たりまして大いに参考にしてまいりたいと考えておる次第であります。  STSにおきまして、高齢者、身体障...全文を見る
○二階国務大臣 先ほど、タクシー等の例示をいたしましたのは、介護あるいは救援事業等御協力いただいておるわけでありますが、これは、ボランティアというのではなくて、すべて料金をちょうだいする、そういう制度でございますので、当然御理解いただいておると思いますが、念のためつけ加えておきた...全文を見る
○二階国務大臣 大都市を中心とする走行速度の低下による時間的なロスや、交通事故の増加とともに、窒素酸化物や二酸化炭素等の大量排出により、都市の環境及び地球環境の悪化の大きな原因となっていることを考えますと、何としても交通渋滞の解消に努めてまいらなくてはならない。思いは委員と同じで...全文を見る
○二階国務大臣 石田委員からも今お話がございましたが、けさほどの新聞でも、石田委員が今期を限りに政界を引退されるということ、大変私どもにとりまして驚きとともに残念な思いでございます。かつて公明党の委員長として、また細川、羽田、両内閣におきまして総務庁長官に御就任され、規制緩和、行...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘のとおり、リニアモーターカーの技術開発は、まさに科学技術創造立国という我が国が目標とする国家的な理念にふさわしい、我が国がまさに世界に誇り得る二十一世紀の革新的な高速鉄道システムだと考えております。現在、山梨リニア実験線におきまして実用化に向けて精力的な技術...全文を見る
○二階国務大臣 首都移転の候補地につきましてだんだんと絞られてきておるようでありますが、私も当初の段階でこの委員会の理事などを務めさせていただきました。そういう経験から大変興味と関心を抱いているわけでございます。  やがて、今石田委員御指摘のとおり、ほどなくこの移転先を決定しな...全文を見る
○二階国務大臣 国際観光ホテル整備法に基づいて、登録ホテル等についての地方税の軽減が図られているということ、国際観光振興という意味から、幅広くこうした制度をさらに大きく広げていくといいますか、対応を図っていかなくてはならないと基本的には考えてございます。  観光は、御承知のとお...全文を見る
○二階国務大臣 運輸大臣に就任しまして、観光あるいはまた空港、そうした問題につきまして、さまざまな場所でいろいろな御質問をちょうだいしてまいりました。私は、現在の羽田空港、成田空港を活用して、十分な首都圏の航空需要に対応してまいりたいと思っておりますが、いかんせん、それでは各国か...全文を見る
○二階国務大臣 まず、静岡空港の問題につきまして、いろいろ一方的にお話がありましたので、私の方からもお答え、説明をしておきたいと思います。  現在空港のない静岡県、国内の遠隔地への移動は、現状においても七十万人程度の方々が羽田空港を利用している状況にあることは事実であります。そ...全文を見る
○二階国務大臣 静岡空港が建設される場合に、当然アクセスを考えなくてはならない。そのアクセスの一つとして新幹線を想定し、空港の最寄りのところに新幹線駅をということで、県を初め関係者の皆さんが御議論をされておるということは承知をいたしておりますが、運輸省が何か命令をしてそこに新幹線...全文を見る
○二階国務大臣 静岡県は用地取得のために誠心誠意交渉を進めているところでありまして、国としては、同県の責任におきましてすべての用地が取得されるものと認識をしております。最終的には、用地取得のために土地収用を行うかどうかについては、これは静岡空港の設置管理者である静岡県側が判断する...全文を見る
○二階国務大臣 運輸省としては、地域住民との話し合いにより、用地が円満に取得されること、用地問題が円満に解決されることが望ましいと考えておるのは当然のことであります。  ただし、静岡空港は第三種空港であるために、最終的には強制的な用地取得の方法をとるかどうかについて、運輸省が適...全文を見る
05月09日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第15号
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○国務大臣(二階俊博君) 去る五月三日に、西日本鉄道株式会社の佐賀発福岡行きの高速バスにおいてバスジャック事件が発生しました。  常軌を逸した犯人の行為により、とうとい人命が失われるとともに、多数の乗客の方々が長時間人質として拘束されるような事態となったことは極めて遺憾でありま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほども当委員会の委員長から、お亡くなりになりました犠牲者の方に対する御冥福をお祈りされるお言葉がございました。私もまた、心から哀悼の意を表したいと存じます。  まことに常軌を逸した本当に心ない犯人の行為によりましてとうとい人命が失われたわけであります...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま野沢委員から御指摘のように、本年一月の東京圏高速鉄道網整備計画に関する運政審の答申でございますが、今後十五年間の計画路線は四百二十六キロ、投資規模は七兆二千億円と見込まれております。この中には計画期間内の着手路線が半数強含まれておりますので、現在...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、バスジャックの問題につきまして、委員各位にも大変御心配をいただきました。このたびの西鉄バスのバスジャックの問題、何と申しましてもとうとい人命が奪われたということに対しまして、本当に怒りを込めて、このような事犯が再び起こることのないように対応してまい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 前後いたしますが、まず、西鉄バスの社長が見えましたときに、ふと私は思いだしたことがございました。  それは、カンボジアの問題。カンボジアの平和を呼び起こすそのきっかけ、またそれからの経過の中で、当時公明党の石田委員長がカンボジアを訪問されるに当たって、...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 既に谷林委員からも御説明がございましたが、私も、本会議その他におきましても、本法案は障害者基本法及び高齢社会対策基本法における基本的理念等に関する規定に基づいて交通のバリアフリー化を推進するための具体的な措置を講ずるものでありますということを、仰せのとお...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 本法案に基づく措置の基本的な考え方を定める基本方針の策定に当たりまして、先ほどから谷林委員からも御指摘がありましたように、今度は関係する四省庁が緊密な連絡をしながら作成する、これが私は大変意義が深いことだと思っております。  今まででございますと、例え...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 率直に申し上げまして、我々はアメリカにおくれること十年でスタートするわけですが、やがて追いつき追い越したい、そういう基本的な気持ちを持っております。したがいまして、短期といえば短期、中期といえば中期、長期といえば長期、あらゆる戦略を考えて対応してまいりた...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私も国務大臣の端におりますから、余り予算の先々までのことをこの席で申し上げるわけにはまいりませんが、私の気持ちは谷林委員に負けず劣らず、もう少し多い目のことを考えておることを申し上げておきます。  我が国は御承知のとおり単年度の予算制度をとっております...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) この法案におきましては、主務大臣が移動円滑化の促進に関する基本方針を定めることといたしておりますが、この趣旨は、国がバリアフリー化の意義や目標等を示し、関係者の目的意識を一にしてバリアフリー化を総合的に推進することにあります。  この基本方針の中で市町...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 既存の施設のバリアフリー化の進捗度あるいはまた達成度については、この法案に基づく報告聴取や各事業法に基づく報告聴取制度を活用して随時実情把握に努めてまいる所存でございます。同時に、これらの方法によって状況を把握した結果、もろもろの事情を考慮しながらも事業...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 大変交通問題に御熱心な谷林委員にだんだんつり込まれて、私もかなり積極的に答弁をさせていただいたわけでございますが、やはりすべての駅についてバリアフリー化を推進することが理想的である、私はもう全くそのことに対して異論を挟む余地はないと思っております。これは...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほども申し上げましたように、私は、ここで法律でどんな厳しいことを書くよりも、できるだけ多くの皆さんの御協力、御理解を得られるようなことの努力をするべきだということをしばしば役所の中でも話をしておるところでありますが、交通機関のバリアフリー化は、国、地方...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 指定法人のまず業務について申し上げます。  バリアフリー化の実施状況に関する情報の提供、そして交通事業者に対するバリアフリー化のために必要な助言、指導等を行う、またバリアフリー化のための事業に関する調査及び研究等が指定法人の業務であります。  指定法...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) たびたび申し上げておりますように、地方分権の時代に市町村が中心になって作成する基本構想については、作成主体である市町村が住民福祉の観点から地域住民の皆さんの御意見を拝聴することは、これは当然のことでございまして、これを構想の中に反映していくこと、それは地...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 交通バリアフリー化を促進するためには、ハードの面の措置だけじゃなくて、つまり心のバリアフリーが重要であるということを再々申し上げてまいりましたが、まさに国民の協力と理解が必要不可欠なものであります。  したがいまして、本法案におきまして、国が広報活動等...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) もとより、このバリアフリーの問題につきまして、だれのためのバリアフリーであるかということを考えれば、当然高齢者の皆さんや身体障害者、さらに妊産婦の皆さんに少しでも喜んでいただけるような、公共交通機関をスムーズに活用できるなどを考えてお互いにこうした議論を...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) だれでもが使えるような新しい運輸技術の開発は、交通バリアフリーを実現するために、今、谷林委員御指摘のとおり非常に重要な課題だというふうに認識を持っております。  運輸省としては、ノンステップバスの仕様の標準化を検討することとしておりますほか、スペシャル...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 運輸省としては、当然のことでありますが、今後関係省庁とよく連携をし、STSの意義等についてさらに地方公共団体にも認識を高めていただくとともに、どのようなサービスをだれの責任と負担によって提供することができるか等の問題を十分検討して対処してまいりたいと思っ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、弘友委員もお述べになりましたとおり、公明党の皆さんが今日までバリアフリーの問題につきましてずっと以前から積極的に対応していただいておりましたことに深く感謝を申し上げる次第であります。  社会のバリアフリー化の推進に当たりましては、人々が、高齢者や...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 日本に何らかの形で来ておられる子供たちにしろ学生にしろ、やはり日本で温かくしてもらったという気持ちを持ってそれぞれの国に帰って、やがてまたその人がクリントンになるかもしれないし、そうでなくても一般社会で活躍されるわけでありますから、日本という国はこうだっ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 基本的には、先ほど羽生局長も申しておりましたが、鉄道事業者の経営上の判断にかかわるということはこれは当然でありますが、私は、先ほど弘友委員にお答えした問題とも、今、日笠委員がおっしゃるようにある意味では似ているわけでございますから、この件に関しまして直接...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ノンステップバスにつきましては、大沢委員御指摘のとおり最初の段階ではもっともっと高いものであったと思います。今、だんだんそれぞれのバス生産事業者も相当工夫を凝らしてまいりまして、だんだん安くなっていく方向に進んでおりますが、これは法律ができて、そして各バ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 五千人以上乗降客を擁する鉄道駅及びその他の公共交通施設におきましてこのことを実行することによって、約九二%ぐらいバリアフリー化の達成ができるであろうということを目標に置いておりますので、御指摘のとおり、私どもは全力を挙げてその目的が達成できるように今から...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) この法案におきましては、たびたび申し上げておりますように、地方分権の観点から地域の実情に応じたバリアフリー化を実施する。したがいまして、市町村が、関係者、つまり鉄道事業者等と調整の上で基本構想を作成する制度を設けております。したがいまして、あくまでも地方...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 大沢委員も御理解をいただいていると思いますが、二〇一〇年を目標にすることは一つの考え方でありまして、今後基本方針を策定する段階で関係者と協議をして定めることとなっております。また、鉄道やバス等の車両については一定期間の経過後に順次更新が行われ、その更新後...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほども答弁で申し上げたわけでございますが、私は、この法律が委員各位の御協力をいただいて成立が図られた後には、地方運輸局を通じましてそれぞれの所管の駅等のバリアフリー化がどのように進んでおるかということを運輸省におきまして十分調査してスタートをしたいとい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私は一応の目標として五千人以上ということでお願いをいたしておりますが、この五千人以上の駅が目的を達することによりまして約九二%程度のバリアフリー化が実現できるわけでありますが、今、大沢委員がお述べになりましたように、五千人以下の駅がたくさんあるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) これは、当然民営化を図っております今日におきまして、各JRにも国が命令ができるという状況ではありませんが、積極的に御理解、御協力を求めてまいりたいと思っております。既に各JRの皆さんはこのことを理解して、随分積極的に対応をし、また対応しようと努力をされて...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 運輸省としましては、今後とも、まず民間の運送事業者による福祉タクシー等のサービスの充実を推進してまいりたいと思っております。同時に、この法律が成立の後には、特に関係省庁と連携し、STSの意義等について地方公共団体の認識を高めていただくように努力するととも...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいまタクシー業法の問題につきましても御審議をいただいておりますし、同時にこのようなバリアフリーの問題等につきましてもいろんな御議論をちょうだいしておりますので、議論はまさに煮詰まってまいった、このように思っております。  したがいまして、今までの調...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 御承知のとおり、本法案の目的とするバリアフリーの施設を整備することは当然重要なことでありますが、本当の意味での交通バリアフリー化を進めていく上におきましては、さらに社会のバリアフリー化と申しますか、突き詰めていえば心のバリアフリー化が必要なわけであります...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) お尋ねは、すべての人を対象にした権利についてどうあるべきかということだと思いますが、御指摘の交通権につきましては、参議院の本会議でもお答えを申し上げましたように、憲法上の明示がいまだなされておりませんし、学説、判例においても確定していないという判断をいた...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 戸田委員は長く運輸省にお勤めになりまして、この問題につきましても大所高所から御議論に御参加をされてこられたと思います。そうしたお立場からただいまの御指摘をいただいたわけでございますが、ノーマライゼーションの理念は高齢者や身体障害者が健常者とともに暮らし活...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 戸田委員は与党の政策の責任者の一人でございましたので、一日も早くまたその方へ復帰をいただきまして、ぜひ御協力をいただきたいと思います。  なお、私はこの際一言、戸田委員の御質問のお時間をかりて申し上げたいことがございます。  実は、皆さんも既に御承知...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律案につきまして、慎重御審議の結果御可決をいただき、まことにありがとうございました。  また、附帯決議につきましては、政府といたしましても、御趣旨を踏まえまして十分に配意...全文を見る
05月10日第147回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
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○二階国務大臣 去る五月三日に、西日本鉄道株式会社の佐賀発福岡行きの高速バスにおいて、バスジャック事件が発生いたしました。  常軌を逸した犯人の行為により、まことに残念ながらとうとい人命が失われましたが、亡くなられた方に対し、心よりお悔やみを申し上げます。負傷された方々の一日も...全文を見る
○二階国務大臣 菅議員は、港の問題につきまして大変御専門でございますが、私も、かねて出張先でシンガポールの港の開発の状況等を見るにつけまして、これでは我が国は太刀打ちできないのではないかというふうな不安に駆られたことがございます。  今、御承知のとおり、我が国では横浜、神戸等を...全文を見る
○二階国務大臣 まず、冒頭にお述べになりました西鉄のバスジャックの問題でございます。このことについて一言申し上げておきたいと思います。  実は、あの事件が発生以来逮捕に至るまでの間、ずっとテレビ等で状況が流されておりましたので、ほとんどの国民の皆さんはあの事件にくぎづけになって...全文を見る
○二階国務大臣 今回の規制緩和の実施とあわせまして、事業者の集約、協業化を進めて波動性を吸収したり効率的な就労体制の導入を図って、日曜荷役等に柔軟に対応できる体制づくりを行うことも必要だというふうに考えております。  このためには事業規模の拡大を図ることが必要でありますが、一気...全文を見る
○二階国務大臣 規制緩和の実施に当たっては、労働関係等、港湾運送の安定化を図りながら進めていくことが重要と考えておりますが、港湾労働者に行き過ぎたしわ寄せが行かないようにしたい、これが極めて重要なことだと認識をいたしております。  このためには、中小事業者の集約、協業化等を進め...全文を見る
○二階国務大臣 規制緩和が実施された場合には、新たに参入してくることが予想されるものとしては、港湾運送事業が港ごとの免許となっていることから、まず既存の事業者が他の港に進出することが考えられております。また、港湾運送事業に隣接する総合物流業者、トラック業者等からの進出も予想されて...全文を見る
○二階国務大臣 ただいまの奥田委員の御指摘のことは、小渕内閣の当時でございましたが、産業競争力会議等、経済界の皆さんからもいろいろな御指摘がたびたびございました。  日曜荷役については、過去、労使協定が切れたことにより一時的に中断した時期がありましたが、現在は、外航コンテナ船を...全文を見る
○二階国務大臣 現在の拠出金は、港湾労働者の年金や福利厚生施設の管理等に使われており、運輸省もその重要性にかんがみ、認可料金制度のもと、拠出金を適正なコストとして認めてきたところでございます。  高木委員もお述べになりましたとおり、認可料金制度の廃止に伴いまして、この制度はその...全文を見る
○二階国務大臣 近年、経済のグローバル化の進展等によりまして経済社会の構造変化が急速に進行してまいりまして、経済構造改革等の取り組みが進められる中で、港湾におきましても、国際競争力を備えた活力ある社会の構築等の要請に的確にこたえていくことが求められております。  しかし、近年、...全文を見る
○二階国務大臣 我が国の海運問題につきまして大変造詣の深い高木委員からのただいまの御指摘、私も全く同感であります。  海洋国家日本を今後どのように進展させていくかということは、運輸省に課せられた大きな課題の一つでございます。  我が国にとりまして、国民生活に必要な物資の安定的...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘の対インドネシア支援米輸送につきましては、結果としては、まことに残念ではありますが、一部の事業者において認可料金が完全に収受されなかったところであります。このため、関係事業者に対し改善指導をしてまいりました。  今後、同様のケースについては、再発防止の観点...全文を見る
○二階国務大臣 御指摘の趣旨を関係者一同に徹底すべく一層努力をしてまいりたいと思います。  ただいまのインドネシアの問題等につきましても、関係省庁とも、改めて厳重に我々の意向を伝えたいと思っております。
○二階国務大臣 二十四時間三百六十五日の運用を求められているとすれば、そのことを実行していくために、ただいま委員から御指摘がありましたような労働者の交代制の導入等につきまして、あくまでも労使交渉のマターではありますが、政府の立場からもいろいろな面で、それぞれの組合代表あるいはまた...全文を見る
○二階国務大臣 ただいまの生田さんの御意見はたびたび御紹介をいただいておりますので、私も伺っておりますが、今後、港湾の問題につきまして、私は、こういう時代でありますから、当然、謙虚にさまざまな方々の御意見を拝聴しながら進めていくべきだということはよく理解するところでありますが、港...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま寺前委員から、今回政府が提出しております海洋汚染及び海上災害の防止に関する一部改正につきまして、御賛成をいただけるという御意見の開陳がございました。心から感謝を申し上げるとともに、ただいま寺前委員御指摘の点を十分胸に刻んで、しっかりと海洋汚染防止についても...全文を見る
○二階国務大臣 ただいま海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部を改正する法律案並びに港湾運送事業法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果、御可決をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま御決議のありました港湾運送事業法の一部を改正する法...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第16号
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○国務大臣(二階俊博君) ただいま議題となりました道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  一般乗り合い旅客自動車運送事業は、通勤、通学、通院を初めとする地域住民の日常生活を支える公共交通機関として、また、一般...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第17号
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○国務大臣(二階俊博君) 規制緩和の問題につきましては、ただいま田中委員からお述べになられたとおりでございますが、平成六年に行政改革委員会が法律に基づいて設置され、この当時は村山総理大臣、運輸大臣は亀井現自民党政調会長、いわゆる自社さ政権でのスタートでございました。  その後、...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 安全の問題は運輸行政の中における最も重要な課題であるということを私はしばしば申し上げてまいりました。しかし、たび重なるいろいろな事故に遭遇いたしまして、私たちは安全という問題につきましてより一層力を注いでまいらなくてはならないと新たに決意をいたしていると...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まず、谷林委員から今は亡き小渕前総理及びその御家族に対する温かいお言葉をいただきまして、私も当時の閣僚の一人といたしまして心から感謝を申し上げる次第であります。  ただいまの御質問でございますが、需給調整規制は、供給輸送力、車両数が輸送需要を下回ってい...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 今回の法案におきましては、需給調整規制を廃止することとし、事業者間の競争を促進することによって事業者の創意工夫を生かした多様なサービスが提供され、利用者利便の向上を図ることを目的としておるわけであります。  このような制度改正の趣旨に対応して、道路運送...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 今回の道路運送法等の改正案の取りまとめに際しまして、ただいま御指摘のありました運政審の場で、中央のみならず地方も含めて関係団体、労働組合等からヒアリングを重ねてまいりました。答申の素案及び法案の骨子案の段階で広く一般から意見を求めてきたところであります。...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) タクシーは、御承知のとおり年間約二十五億人の人を運んでおります。また、今この日本国じゅうを走っておりますタクシーの数は約二十六万台とも言われております。したがいまして、簡単に申し上げますと一台のタクシーは年間一万人運んでおる、このようなことになろうと思い...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 輸送の安全の確保や利用者の利便の確保は、需給調整規制廃止後においても重要な行政課題であります。事業の参入時や事後のチェックにおいても十分な措置を講ずる必要があると考えております。このため、事業参入時に運行の拠点となる営業所の設置あるいは運行管理体制の整備...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) タクシーにつきましては、御承知のとおり、車両価格が比較的一台当たり低廉で増車に伴う固定費が小さいこと、そして需給調整規制のもとでは歩合制賃金により増車を行えば事業者の収入も一定増加が見込めること、また増車が規制されている中で権利だけを得ておきたいというそ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) タクシーにつきましては、車両価格が、先ほども申し上げましたが比較的低廉であるために増車に伴う固定経費が小さいことで、需給調整規制のもとでは歩合賃金のもとでの増車を行えば事業者が一定の収入の増加が見込める、そういうことから、増車が規制されている中で増車の権...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 運転代行につきましては御指摘のとおりでありまして、私もタクシーに乗ってみて、タクシー業界としてあるいは運転手の方々にとって今問題点は何だろうかということを伺いますと、私は和歌山市での経験でございますが、私の身元を明かさずに運転手さんにいろいろ伺いました。...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 欠格事由としての暴力団排除を想定することについて、欠格事由に想定された場合一律に事業への参入が認められなくなることから、憲法上保障されている職業選択の自由の観点から慎重に判断することが必要だということを考えております。  しかし、現状では暴力団がタクシ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 私は子供のころからたばこは一本も吸ったことはありませんので、禁煙の問題につきまして、今、日笠委員がおっしゃっていることを大変そのとおりだと聞いておりますが、しかしこれまたお互いの仲間の中にもたばこにつきまして格別な愛着を持っておられる方々もおりまして、前...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 大変すばらしい御提案をいただきましてありがたく存じます。  三万七千の運輸省の職員、常に安全を第一にすると同時に、運輸交通行政を通じて国民の皆さんが本当に喜んでいただけるような行政をすることが運輸省の職員の義務であると同時に誇りでもあると思うわけであり...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) バス及びタクシーにおける環境対策については、低公害車、低燃費車の導入の促進が重要な課題であると認識をいたしております。  このような種類のバス及びタクシーの導入に対しましての補助、あるいはまた低公害車に関する優遇税制措置等を今日まで講じてきておるところ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 現在のタクシーの状況は、まさに今日の経済情勢から判断しましても車の台数が確かに多いという判断をいたしております。  したがいまして、今後の行政指導におきまして、業界の安定につきましても十分配慮をしてまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(二階俊博君) タクシーの乗務員の皆さんの収入の問題につきましては、今日のような供給過剰といいますか、半面はやはり景気の低迷、そういう状況の中で、確かにタクシーの需要というものも低迷していることは事実であります。  しかし、それではこのままの状況をずっと維持して、今の...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 輸送需要が低迷する中で運転者の賃金も低下の傾向にあり、近年では運転者の確保が困難となりつつあることから、需給調整規制が廃止された後の新しい制度においては、経営者みずからの判断において私は減車が行われるケースもふえてくるものと思っておりますが、今御質問のよ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 乗り合いバスの利用者数が輸送人員の減少等により厳しい状況である中で、これまでの需給調整規制を前提とした内部補助では赤字バス路線の維持は既に限界を超えておることは委員も御承知のとおりだと思います。  このため、需給調整規制を廃止し、創意工夫によって経営努...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 答弁に先立ちまして、先ほど来、各党各委員の皆様から、小渕前総理の御逝去に対しまして心温まる哀悼の意を申し述べられました。心から感謝を申し上げると同時に、御遺族の皆様にこのことを私からもお伝え申し上げたいと思います。  なおまた、齋藤委員長を初め、各理事...全文を見る
05月18日第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第18号
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○国務大臣(二階俊博君) 私も、実は就任早々千葉県の療護センターに伺ってまいりまして、今、田中委員御指摘のように、大変お気の毒な状況になっておられる方々に対して今後この対策をいかにすればいいか思い悩んでいるところでございます。  しかし、今政治家としての田中委員からの御指摘、私...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) コストの八割を人件費が占める事業の特性から、いわゆる安売りといいますか、競争激化でそのしわ寄せがタクシーの運転手の皆さんに寄せられるようなことのないようにしなければならない、そういう思いを込めて谷林委員からたびたびこの問題について御指摘をいただいておりま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 委員御指摘のとおり、安全の確保については十分な体制を整える必要があるというふうに考えております。参入時だけではなくて、参入後のチェックにおいても十分措置を講じてまいる方針であります。  このため、監査対象を問題のある事業者に重点化することや、法令違反に...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 天下りの受け入れ先としてそのようなことを考えるようなこそくな行政をやらせるつもりはありません。
○国務大臣(二階俊博君) タクシーは、御承知のように、まさに地域密着型の公共交通機関であります。例えば人口三万以下の町、十万以下の町、百万人以下の町、これをそれぞれ私は地域の実情に応じて利用者の利便の確保を考えてまいらなくてはならない。したがいまして、業務の適正化等の施策を推進す...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) まさに厳格厳正に審査をしてまいりたいと思います。
○国務大臣(二階俊博君) まず、弘友委員からは、先般御質問の中でお述べになりました中国の「小さな留学生」のことにつきまして、早速新聞資料やあるいはテープ等をお借りすることができまして、大変ありがとうございました。先般の件につきましては、早速運輸省鉄道局において検討をいたしておりま...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 大筋、今事務当局から御説明を申し上げたとおりでありますが、今後介護問題あるいはまた交通バリアフリーの問題等が進んでいく中におきまして、ただいま弘友委員から御指摘の割引制度の問題等につきましては、検討に値するものだと思っております。いかなる制度、いかなる予...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま大沢委員からも御指摘のように、地域にとりましてバス路線は最後の足だ、こういう御指摘がありましたが、乗り合いバスはその多くが御意見のとおり地域住民の生活の足として今日まで定着してきたものでありますから、突然路線が廃止されるということは、これは利用者...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 先ほどから数字をお示しになりましてるる御意見を述べられましたが、私はそうした御意見を全く否定するものではありませんが、実際、今のようなバス事業の状況をこのまま放置しておくならば、特に過疎地等におきまして高齢化が進み人口が減少する中で、人が乗らないバス、こ...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 森総理は、昨日の参議院におきましても御答弁で申し上げておるようでありますが、私の理解するところでは、日本国憲法に定める主権在民、信教の自由についてこれを尊重、遵守することは当然のことであるということを前置きした上で、誤解を生じたとすれば申しわけないことで...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 岩本委員は地方行政にも大変お詳しいわけでございますが、私は、この過疎問題というものは政治の中でも極めて重要な位置づけが必要だというふうに考えております。  先ほどからたびたび御指摘もございましたが、御承知のとおり国土の約半分が過疎地域でございます。残念...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) 追加をして申し上げておきたいと思いますが、今後、国土交通省になりますと国土庁と運輸省が一体になります。過疎バスの問題は同じ役所の中で相談ができるということが一つの国土交通省の利点にもなろうかと思っておりますので、ただいま芳山局長から御答弁がありましたが、...全文を見る
○国務大臣(二階俊博君) ただいま道路運送法及びタクシー業務適正化臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、慎重な御審議の結果御可決いただきまして、まことにありがとうございました。  ただいま全会一致をもって御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、運...全文を見る
05月22日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第5号
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○二階国務大臣 石見空港周辺の訓練空域を含め、防衛庁の訓練空域は、民間航空機の安全確保を図るため、委員も御承知のとおり、昭和四十六年八月に策定されました航空交通安全緊急対策要綱に基づき、民間航空機が飛行する空域と分離して設定をしております。  この訓練空域を設定、変更する際には...全文を見る