西村明宏

にしむらあきひろ

小選挙区(宮城県第三区)選出
自由民主党
当選回数6回

西村明宏の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月10日第162回国会 衆議院 文部科学委員会 第13号
議事録を見る
○西村(明)委員 自由民主党の西村明宏でございます。学校教育法の一部を改正する法律案について質疑させていただきます。  私自身も大学にて教鞭をとらせていただいておりますので、大学の中からの視点というのを踏まえて質問させていただきたいと思っております。  まず、大学の教員組織に...全文を見る
○西村(明)委員 我が国では、常勤の助手または講師になると、基本的に助教授、教授というのが約束されて終身雇用となる場合が多いんですけれども、すぐれた研究者を養成するためには、アメリカのテニュア制度のように若手のうちは任期つきの契約で雇用して、その任期期間中にすぐれた業績を上げた者...全文を見る
○西村(明)委員 助教、准教授、教授へとステップアップしていく段階で、現状は、論文を何本書いたか、そういった研究面での業績のみが重視される傾向があるんですけれども、例えば教育に対する熱意でありますとか教え方の訓練度合い、そういった教育面の資質向上も昇進に反映されるべきではないかと...全文を見る
○西村(明)委員 助教は、知識及び能力を有する者であり、学生を教授し、その研究を指導し、または研究に従事するというふうに記載されております。そして、助手に関しては、所属組織の教育研究の円滑な実施に必要な業務を行うというふうにされております。  簡単に言って、現在いる助手さんのう...全文を見る
○西村(明)委員 現在ある助手を助教と助手に区分けしていくことなんでしょうけれども、これは現実的には非常に厳しい話じゃないかなと思っております。というのは、確かに法律上は職務内容によって区別されることになっていますけれども、助手の方が教授のいろいろな、さまざまな補助をしながら教育...全文を見る
○西村(明)委員 法律面の分類はよく理解しているんですけれども、ただ、実態として、人数割りとかそういった中で、まず助手で下積みをしてそして助教になりなさいよという可能性も否定できないと思いますので、その辺の御指導のことはよろしくお願いを申し上げたいと思います。  そして、我が国...全文を見る
○西村(明)委員 今まで、ある先生が教えている講義が、その先生が退官するなり異動されることによってあかないとそのポストにつけないというような、ずっとそういった形があるのも現実でございますので、文系であれば公法関係とか私法関係とか、大きなくくりの中で、一つのものに対して、右から見ら...全文を見る
○西村(明)委員 次に、短期大学についてお伺いします。  平成八年の五百九十八校、これをピークにして、平成十六年には五百八校と短期大学が減少傾向にあるわけですけれども、まず、短期大学の存在意義についてどういうふうに大臣はお考えでしょうか。
○西村(明)委員 今回、この短期大学士という学位の創設は、短期大学課程の修了について、学位、ディグリーとして国際的な通用性を確保する上でも意味を持つものと考えますけれども、しかし、学位を新設するだけでは短期大学の教育向上のための振興策としては十分ではないんじゃないかと考えますが、...全文を見る
○西村(明)委員 筑波と高岡の国立短期大学が統合により、なくなります。現在の短期大学の九割が私立ということで、短期大学がより質の高い教育を行っていくためにも、私学助成の充実というのは何より重要であると思いますが、私学助成の充実について、お考えをお伺いします。
○西村(明)委員 高等専門学校についてお伺いします。  高等専門学校は、高度な実践的な技術教育を行うということで、大変評価されております。就職率が一〇〇%、また求人倍率が十倍という数字にもあらわれているとおりだと思います。また、私の地元に、地元に豊かな地域社会形成をしようという...全文を見る
○西村(明)委員 それでは、関連として学校施設の耐震化についてお伺いします。  公立の文教施設費補助金の予算額が大幅に減少している中で、まさに学校施設の耐震化というのは急務であると思います。阪神・淡路大震災以来、新潟中越地震や福岡西方沖地震と、全国至るところで地震が発生している...全文を見る
○西村(明)委員 学校は、言うまでもなく子供たちが一日の大半を過ごす場所でございますし、地域住民にとりましても非常時の避難場所となるところでございます。しかしながら、今もお話ございましたけれども、平成十六年四月段階で、公立小中学校が十三万千八百十九棟あるうち、耐震性が確認されてい...全文を見る
○西村(明)委員 次代を担う子供たちのために、また地域の防災拠点とするためにも、ぜひとも小中学校の耐震化の促進を強くお願いするところでございます。  最後に、大学改革の推進、高等教育改革の推進と、その実現に力を尽くしていただきますよう重ねてお願いを申し上げまして、質問を終わりま...全文を見る