西村智奈美

にしむらちなみ

小選挙区(新潟県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

西村智奈美の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第166回国会 衆議院 本会議 第7号
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○西村智奈美君 民主党の西村智奈美でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の地方税法の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案、平成十九年度地方財政計画について質問いたします。(拍手)  民主党は、今国会を格差是正国会と位置づけ、これ...全文を見る
03月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、冒頭、午前中の憲法調査特別委員会での強行採決に抗議を申し上げたいと思います。国民投票法案、メディアもかかわる極めて重要な法案でありますが、NHKの予算案が審議されているこの日の午前中に強...全文を見る
○西村(智)委員 今の御答弁ですと、地下核実験が行われたり、それから、実際に六カ国協議に関するニュースが多かったりしたので、全体としては北朝鮮に関するニュースの出稿本数がふえた、そういう御答弁でありましたし、しかも同時に、その編集はNHKの自主的な編集によって行われた、こういう御...全文を見る
○西村(智)委員 でも、今のNHKの答弁ですと、命令に適切にこたえたという表現は一言もなかったわけですよね。ところが、大臣は、自分の命令に適切にこたえてくれたのではないかと思っている、ここはやはり食い違っているんではないかなと思うんですね。つまり、大臣は、命令は出してみたものの、...全文を見る
○西村(智)委員 いえ、私がお伺いしたのはそういうことではありませんで、テレビ国際放送についても個別の放送内容に踏み込んだ命令を行う可能性があるかどうか、一般論として伺っています。
○西村(智)委員 今後行う意向はございますか。大臣、いかがですか。可能性はわかりました。
○西村(智)委員 昨年からの予算案と比べますと、交付金収入、国からNHKに交付されている交付金の額は二十二億円から二十五億円とふえている。しかも、ラジオ国際放送に対してだけではなくて、テレビ国際放送に対しても今回初めて命令が出されます。これは、はたから見ていますと、NHKに対する...全文を見る
○西村(智)委員 答えていただいたのか、答えていただいていないのか、わからないんですけれども、答えていただいていないですよね。私は、制度として必要ですか、必要でありませんかというふうにお伺いしたんです。はっきりと答えていただけませんでしょうか、会長。どうですか。
○西村(智)委員 はっきりと制度として必要だという答えではない。同時に、不必要だというふうにも答えていただけなかったわけですけれども、必要だというような答弁でもなかったという理解をしております。  でも、会長は大変大事な、重要なことをおっしゃったと思います。国として必要な放送か...全文を見る
○西村(智)委員 NHKの予算、事業収入の六千三百四十八億円に占めるうちの交付金収入は二十五億円です。比率としては小さいかもしれません。ですけれども、確実にこれは昨年度と比べてふえております。ぜひそこは、政治と報道の切り分けといいますか、国による関与がないんだ、まさにそれがあると...全文を見る
○西村(智)委員 民主党・無所属クラブの西村智奈美でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対し、承認の立場より討論を行います。  総務大臣は、来年度、テレビも含めたNHKの国際放送に...全文を見る
03月23日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美と申します。  きょうは、四人の参考人の方々、この委員会にお越しいただいて、本当に貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。今回の法改正にしっかりと生かしていけるように、私たちもまた、きょういただいた御意見を整理し直しまして取り組ん...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  それでは、続きまして栗原参考人にお伺いしたいんですけれども、埼玉県では非常に先駆的にいろいろなお取り組みをしておられますが、いわゆる四十八時間ルールですけれども、これはやはり、手厚いスタッフ体制と申しますか、それがあって初めて生かされ...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。やはり実践を通じて連携を深めていくということなんだろうとお伺いをいたしました。  笹井参考人にお伺いをいたしたいんですけれども、この間、公務員制度改革の中で、いわゆる現場の公務員削減がかなり起こっているというふうに承知をしております。これ...全文を見る
○西村(智)委員 特に小規模の自治体になりますと、ほとんど兼務ですよね。それこそ、すき間とは余り言いたくありませんが、新しく出てきた、例えば男女共同参画ですとか児童虐待ですとか、そういった担当というのを置きなさいと言われても、結局みんな一人の人のところに集中してしまって、身動きが...全文を見る
○西村(智)委員 もう少し時間があるようでありますので、分権とのかかわりで、平湯参考人に、柏女参考人と同じ趣旨の質問になりますけれども、このナショナルミニマムの点について御意見があればお伺いいたします。
○西村(智)委員 終わります。ありがとうございました。
03月29日第166回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  きょうは、地方自治及び地方税財政に関する件ということで質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、石川県の能登半島での地震災害に関連してお伺いいたしたいんですけれども、私は新潟県の議員でありますので、二年半前のあの新...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  それでは、本題の法案関連の方に移っていきたいと思うんですけれども、本会議で代表質問をさせていただきました。非常に紋切り型の答弁で、とても私としては不満な点が多かったんですけれども、審議が十分なされないうちに法...全文を見る
○西村(智)委員 そこの辺は私は納得できない、何度説明をお伺いしても理解できない点であることを申し上げたいと思います。  そこで、先ほどの本会議での答弁に戻りますが、大臣が、全国標準以上に向上した地方公共団体に対して割り増し算定を行う、こういうふうに答弁をされておりますが、全国...全文を見る
○西村(智)委員 ということは、プログラム開始時の全国標準よりも向上したということだというふうに理解してよろしいんでしょうか。もう一回御答弁いただければと思います。
○西村(智)委員 今の行革インセンティブの話で、三年前の数値と比較してというお話がありました。そういたしますと、これは、その程度に応じて交付税の割り増し算定を行うというふうに御答弁いただいているわけですけれども、いつの時点のものといつの時点のものを比較するかということについてはど...全文を見る
○西村(智)委員 そうしますと、例えばごみ処理量などというのも三年を一つの基準として判断することになるんでしょうか。ごみの処理量だけ十年前とか二十年前と比較するとかいうことはないということでよろしいんでしょうか。
○西村(智)委員 まだ何も決まっていないということですね。そういたしますと、地方自治体は何を判断基準にこのプログラムの検討に入ったらいいか、これは雲をつかむような話だと思います。  続いて、またこの「頑張る地方応援プログラム」の関係でお伺いいたしたいんですが、仮に算定基準ができ...全文を見る
○西村(智)委員 随分しつこく聞いているような気がしますけれども、ここは大事なところだと思うんです。  それで、例えば条件不利地域と言われているところですね。これは「頑張る地方応援プログラム」の説明資料の中でいただいたんですけれども、条件不利地域など地域の状況に配慮して、その成...全文を見る
○西村(智)委員 今の御答弁ですと、九つの指標ごとに条件不利地域というのを、地域の状況の要素として設定するよう考えるという御答弁であるというふうに受けとめました。  大臣、御感想も含めて、大臣御自身のお考えを伺いたいと思うんですけれども、この九つの指標の中で、例えば農業産出額で...全文を見る
○西村(智)委員 今、大臣からはとても明快な考えを示していただいたと思っております。  「頑張る地方応援プログラム」の懇談会の中で、土屋政務官はどんなお話を聞いておられるのかわかりませんが、自治体の間での格差がこれによって助長されるのではないか、こういう声が恐らくあるのではない...全文を見る
○西村(智)委員 これでこの項は終わりますけれども、念のため申し上げますと、私たち民主党は、「頑張る地方応援プログラム」そのものには、交付税でやるということには反対なんです。ですが、やられる以上はしっかりといいものとして機能していっていただきたいと思っておりますので、これも機会が...全文を見る
○西村(智)委員 次に、地方自治全般についてお伺いをしていきたいというふうに考えております。  まず、教育委員会制度についてでありますけれども、教育再生会議で一定の結論が出て、教育三法、どうも特別委員会を設置するなどという話が出ているようでありますが、私たちはこれには反対であり...全文を見る
○西村(智)委員 続いていきますけれども、昨年の六月に地方六団体から、地方自治法に基づく地方分権の推進に関する意見書が国会に提出をされました。これは六団体の新地方分権構想検討委員会で議論されてきた中身そのものでありまして、分権改革を、未完の改革をなし遂げたい、そういう意気込み、重...全文を見る
○西村(智)委員 実は推進法についても伺いたいと思っているんですけれども、その前にもう一つ伺いたいことがあります。  いわゆる税源交換の話であります。地方共有税の話とよく一緒に議論されますのは、いわゆる消費税と法人税の税源交換。大臣もこれは答弁の中でお認めになっているとおり、消...全文を見る
○西村(智)委員 そこで、内閣府の方にお伺いをいたしたいと思います。きょうはお忙しいところを、ありがとうございました。  地方分権改革推進法に基づきまして、推進委員会が内閣府に設置される。大臣先ほどおっしゃったとおり、きょう、衆議院で委員が任命、衆議院では承認ということになりま...全文を見る
○西村(智)委員 柱だけ立っていて、三年たっても柱だけということになりませんか。  方向づけを行わない、今のはそういう答弁ですね。確認します。
○西村(智)委員 この分権の特命大臣は菅衆議院議員でありまして、ここで本当は特命大臣としての御見解を伺いたいんですけれども、そこに座っておられるのは、きょうは特命大臣でなくて総務大臣であるということでしたので、総務大臣としての御意見を伺いたいと思っております。  菅総務大臣とし...全文を見る
○西村(智)委員 信じて三年たって、まだ柱だけだったらどうするのかと、私はそっちの方がちょっと心配なんですけれども、やはり一定の方向づけといいますか、それは必要ではないかというふうに考えております。  ちょっと飛ばしまして、最後に監査委員制度の見直しについて伺いたいと思っており...全文を見る
○西村(智)委員 その点についてはありがとうございます。  先ほどの話に戻りますけれども、分権推進委員会、これは第二期分権改革を進めていく上で極めて重要な位置づけだと思っております。ただ、これが本当に内閣府に設置、内閣府の仕事としてやられるべきことなのかどうかというふうには考え...全文を見る
04月03日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○西村(智)議員 ただいま議題となりました民主党提出の短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表して趣旨を説明いたします。  今やパート労働者は一千二百万人を超え、企業において基幹的、恒常的な労働力として重要な役割を果たしています。し...全文を見る
04月03日第166回国会 衆議院 本会議 第19号
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○西村智奈美君 民主党の西村智奈美でございます。  ただいま議題となりました民主党提出の短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表して趣旨を説明いたします。  今や、パート労働者は一千二百万人を超え、企業において基幹的、恒常的な労働...全文を見る
○西村智奈美君 菊田議員から、民主党案につきまして、差別禁止規定の対象はどうなっているかという御質問をいただきました。  結論から申し上げれば、民主党案では、すべてのパート労働者が差別禁止規定の対象となります。  パート労働については、おのおののライフステージにおいて、短時間...全文を見る
04月04日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○西村(智)議員 御質問いただきました、具体的な考えはあるのかということでありますけれども、私たち提案者といたしましては、政府案においても実際にどういう具体的な差別禁止、均衡処遇を行うのかということについては明らかではないというふうに承知をしております。具体的なことについては、政...全文を見る
○西村(智)議員 御指摘のとおり、日本の中では職務給というものがまだ未確立な現状にあります。欧米諸国では、この職務概念というものが社会的に確立をしておりまして、職務が賃金にリンクしている、そういう状況でございます。  しかし、我が国においては依然として未確立なわけでありまして、...全文を見る
○西村(智)議員 この規定でありますが、パート労働者の賃金を初めとする待遇の内容が正社員の賃金等に比べて不当に低く決定されるといったことがないように、パート労働者と通常の労働者との均等待遇の確保が図られているのかどうかを、パート労働者自身が確認できるようにするための規定でございま...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  今回、地方公務員そして国家公務員の育児休業等に関する法律が一部改正をされることになりました。ちょっと時間がかかり過ぎたのかなという感じが、これまでの経過を見ておりまして、しております。本来であれば、この前の国会で、公務員制度...全文を見る
○西村(智)委員 今回の育児短時間法は、臨時職員と非常勤職員は対象外となる、こういう御答弁だったと思います。これは、地方公務員と国家公務員の育児休業法の方でも同様なんですよね。臨時職員と非常勤職員が対象外となっている。ただ、実態を見てみますと、果たしてそれでいわゆる社会的な要請に...全文を見る
○西村(智)委員 雇用の継続を前提としていないので臨時職員及び非常勤職員は対象外となっている、そういうお話でした。しかし、これは民間の部門でも問題になってきたことだったんですけれども、つまり、期間の定めがあるといいながら、実際には長期間働いてもらうことを前提として職場に雇用されて...全文を見る
○西村(智)委員 そういたしますと、一年以上の雇用が見込まれる人で週二十時間以上の勤務をしている人たちは雇用保険に入っている、つまり雇用保険料を払っているわけですね。ところが、雇用保険が財源となっている育児休業手当金は、その方々はどう頑張っても支給をされないわけですね。これはちょ...全文を見る
○西村(智)委員 今の御答弁ですと、もう厚労省には責任はありませんという御答弁なのかなというふうに思います。  総務大臣、こういう仕切りがされているんだそうでありますが、仕切りの問題もあるんですけれども、要するに法律と法律のはざまでたくさんの臨時職員、非常勤職員が育児休業や育児...全文を見る
○西村(智)委員 では、今のままほうっておいておいてもよろしいという御認識なのでしょうか。  臨時職員や非常勤職員、事実上長く働いている方はたくさんいらっしゃると思います。正確な数字を教えてくださいませんかとお願いしていたんですけれども、なかなかこれは数値がとれていない。ただ、...全文を見る
○西村(智)委員 閣議決定の方向などからいたしますと難しいということなのかもしれません。ただ、私、先ほど申し上げたように、臨時職員それから非常勤職員というのはこの間ふえ続けてきているわけですね。ふえ続けてきているんだろうと思うんです。なぜかというと、行政改革という一つの方針が立っ...全文を見る
○西村(智)委員 性別ですとか、きのう通告していたと思ったんですけれども、入っていないんでしょうか。それはまた後でしっかりお聞かせいただきたいと思います。  つまり、今御答弁いただいたのは、いわゆる根拠法の定めがきちんとある人数ですよね。その中に、先ほど申し上げた、いわゆる人件...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひお願いいたしまして、終わります。ありがとうございました。
04月11日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  今回、パート労働法が一九九三年の施行以降、大変大幅な見直しということで、私たちも期待をしておりました。これまで、審議会建議、そして法案要綱、法案と出てまいりましたものを見て、多くのパート労働者の方々が抱いていた希望は、むしろ...全文を見る
○西村(智)委員 別の聞き方をいたしますけれども、それでは、通常の労働者の中には、いわゆる短時間正社員も含むというふうに考えてよろしいのでしょうか。
○西村(智)委員 雇用期間の定めのない契約を結んでいる労働者は、今のパート労働者の中で一定の比率を占めております。どういう要件を満たせば、こういう労働者が通常の労働者となるのでしょうか。長期雇用を前提とした処遇となっているかどうかが判断基準となるのか、伺います。
○西村(智)委員 それでは次に移りますけれども、既に正社員と同じ処遇制度が適用されている短時間労働者も存在いたしております。こういった短時間労働者はどういう要件を満たせば通常の労働者ということになるのでしょうか。これは雇用期間の実態で判断するのかどうか、お伺いいたします。
○西村(智)委員 同じ職場に週四十時間の正社員と週三十五時間の正社員がいる場合に、短時間労働者の差別禁止あるいは均衡待遇の比較対象は、その両者を含むと考えてよろしいでしょうか。つまり、週三十五時間の正社員との比較もあり得るという理解でよろしいでしょうか。
○西村(智)委員 転換制度が今回あるわけでありますけれども、同じ職場の中で通常の労働者への転換という場合に、週三十五時間の通常労働者への転換も含むというふうに考えてよろしいでしょうか。
○西村(智)委員 今のお伺いの中で、実態で判断するという一連の御答弁でありました。つまり、事業所側の主観ではなくて実態で判断するというのは、非常に重要なポイントであろうというふうに考えております。  それで、だれとだれを比較するかという項目でいいますと、最後の項目でありますけれ...全文を見る
○西村(智)委員 続きまして、次の項目に移りたいと思います。  今回、法律の中では、第八条「通常の労働者と同視すべき短時間労働者に対する差別的取扱いの禁止」、ここが大きな争点になるだろうと思っております。いろいろな分析をいたしておりますし、これまでの答弁もあるんですけれども、や...全文を見る
○西村(智)委員 では、別の聞き方をいたしますけれども、異動の範囲について、それは単なる取り決めではなくて実態でということであれば、きちんとした実態を伴うものでなければならないというふうに考えますが、この点についてはいかがでしょうか。
○西村(智)委員 その職場の慣行などというものが、やはり往々にして使用者の主観的な思いであるということは、これはあると思うんですね。例えば、このパート労働者について長期的な人材活用を予定しているか予定していないかと聞かれたときに、予定していますというふうに答える使用者は、それはな...全文を見る
○西村(智)委員 その見込まれるというところは、結局、この前、小宮山委員の質問にもありまして、どの時点からというような議論ともかかわってくることだとは思うんですけれども、私は、これはまさに法案が骨抜きにされるおそれのある、極めて重大な文言だというふうに考えております。  続いて...全文を見る
○西村(智)委員 均等法ではよろしいんですけれども、それでは今回のパート労働法では、職務との合理的な関連性は要件にされていないという理解ですか。
○西村(智)委員 そこが、非常に法律のいろいろなところにまたがって、結局、いろいろなところで穴に落ちてしまう危険性のあるところなんだろうと思います。そこは、やはり性差別という視点をしっかりとここに含めて考える必要があるということからいたしますと、不十分な答弁だったかなというふうに...全文を見る
○西村(智)委員 何と、本当にそれでいいんですか、集団として実態があればと。ここはちょっとやはりおかしいんじゃないかと思います。異動の範囲は実態で判断する、規定の適用、両方だということであればまだ、ちょっと理解できないんですが。  ほかにもありますので続けて伺います。では、単な...全文を見る
○西村(智)委員 そういうことであるとすれば、採用するときに、予定が違うというように関連する労働条件の違いを盛り込んでおけば、パートは低賃金で雇えるということになりますが、法改正はそういう趣旨だというふうに受けとめてよろしいのでしょうか。
○西村(智)委員 ここはやはり、異動の範囲ということでいいますと、本当に厚生労働省はパートで働いておられる方々の職場の実態を見ておられるのかなというふうに、今回の答弁を伺っておりますと痛感いたします。  これまでにも何度も議論はありましたが、実際に差別禁止の対象となる人たちが、...全文を見る
○西村(智)委員 そうでありますれば、実際に反復更新をしていない場合であっても、契約を更新して継続して働くことを前提とした契約関係にあると判断されれば、契約更新を予定するものとして、仮に一度も契約更新をしていなくとも、第八条の二項の要件を満たすというふうに理解してよろしいでしょう...全文を見る
○西村(智)委員 そうしましたら次の項目に移りますけれども、いわゆる職務の責任についてであります。  今回、職務の要素とされている責任につきましては、あくまでもその職務内容に必然的に伴う責任でなければならないというふうに考えておりますが、例えば突発的な事故やトラブルに対する対応...全文を見る
○西村(智)委員 そこは大事なところだろうと思います。しかし現実は、残業できますかできませんかということは、恐らく使用者の側は常にパート労働者に突きつけている問題だろうと思いますので、そこのところは、言ってみれば、政府の指導体制ということになってくるんだろうと思うんですね。  ...全文を見る
○西村(智)委員 賃金決定方法の明確化、これが男女の賃金格差の解消につながるとおっしゃった、その根拠を教えてください。
○西村(智)委員 ILOにどう報告するかは今検討中だということでありますけれども、それでは、今回の改正に当たっては、ILOの要請に即した措置は盛り込まれていないというふうにお考えでしょうか。
○西村(智)委員 同一価値労働同一報酬の原則を実施するための手法の開発ですね。それでは、こういう項目について政府案は何かしらの対応ができているということで考えておられるのか、私たちはそうではないと思いますが、いかがでしょうか。
○西村(智)委員 しかし、一部の企業でやっておられるのを待ってそれから政府の方で何らかの対応を考えるというのは、これはやはり、何度も申し上げることになるでしょうか、現状追認でしかない、現状に追随をしているだけで、立法する側の意思というのはどこにも示されていない、こういう問題点が今...全文を見る
○西村(智)委員 実態は、このパート労働法ができてから、パート労働者の中にいわゆる有期雇用というのがふえ続けてきているわけですね。こういった実態があるということからいたしますと、やはりその有期雇用契約も含めて全体的な取り組みを進めていかないと、このパート労働法が改正されたときに、...全文を見る
○西村(智)委員 今までも何度もこの有期雇用契約の問題を議論する場はあったと思います。そして、いつも課題として議題には上がってきたんだろうと思います。しかし、その審議の過程の中で、結局、政府のリードの不足もあったんでしょう、まとまらなかった。結局、この問題はずっと置き去りにされ続...全文を見る
○西村(智)委員 多分ないと思うんですね、ないと思うんです。  そういたしますと、これが今回法律に引き上げられた、努力義務になったということなんですけれども、これによって行政の対応は何か具体的に変わるのでしょうか。
○西村(智)委員 法規範性が高まるということは、それはそれでいいと思うんですけれども、実際に役所側の相談体制みたいなもの、受け入れ体制、これについてしっかりとやる仕組みをつくる必要があるのだろうというふうに考えております。  今回、賃金の決定方法を合わせるということについては、...全文を見る
○西村(智)委員 特に中小企業などでは、考え方は理解できてもなかなかその実施が難しいという面があるんだと思うんです。その特段の指導、今、短時間労働援助センターを通じて助成金というような答弁もありましたけれども、私はやはり、全国に津々浦々、労働局の中に例えば専門官を配置するなどをい...全文を見る
○西村(智)委員 今回の改正法では、いろいろ第八条を中心に大変多くの問題点がある。私たち民主党の案は、本当に均等待遇、これは何度も申し上げておりますけれども、完全にイコールにするという意味ではありません。  言ってみれば、職務の実態に応じた比例的な均等待遇というものを目指してい...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。統計法案、トップバッターとして質問させていただきます。  今回の統計法案は、六十年ぶりですか、抜本的な見直しで、しかも法律の全面改正ということで、非常に大きな改正だというふうに思っておりますし、またそのようにも言われているところ...全文を見る
○西村(智)委員 大臣、この法案の趣旨説明をされたときにもそのように述べておられます。企画立案それから調整機能の強化を図るためということなんですけれども、改めて確認をいたしたいんですが、今、統計業務にかかわる企画や調整、これは実際に、現段階では総務省の統計局それから内閣府の経済社...全文を見る
○西村(智)委員 そういたしますと、今の御答弁がちょっとはっきりしなかったんですけれども、総務省統計局は総務省統計局として、内閣府の中にあります研究所の国民経済計算部はそれとして、そこも司令塔機能を担うんだけれども、司令塔機能の中核を統計委員会が担う、こういう理解でよろしいんです...全文を見る
○西村(智)委員 そうなんですか。  では、その三つが司令塔機能を担う、しかし、その中でも統計委員会が司令塔を担うということですね。それは少し想定外の答弁で驚きました。  いずれにしても統計委員会が司令塔機能の中核を担うということなんですけれども、法案を細かく全部見てみました...全文を見る
○西村(智)委員 いや、専門・中立的に意見を出す、しかも能動的にというふうにつけたようにおっしゃいましたけれども、これはどの委員会でも専門・中立的に意見を出すということはできるはずですよね。ですから、わざわざ能動的にという言葉はつけていただかなくても結構であります。  専門的、...全文を見る
○西村(智)委員 ただ、今大臣の御説明を伺っていますと、統計委員会というのは、私の耳に入ってくるとやはりアドバイザリーボードとしか聞こえないんですよね。しかも、基本計画をつくるときにだれが原案を作成するんですか。どこが原案を作成するんですか。統計委員会ですか。
○西村(智)委員 御丁寧に、伺っていないことも御説明いただきました。  結局、基本計画は、政府の方が原案をつくる、総務省の方が原案を作成するというふうに伺っております。このこと一つとってみても、統計委員会の司令塔機能というのが本当に機能するのか。  また、今五十五条という説明...全文を見る
○西村(智)委員 本当にそうなっていくかどうか、もう少し質問を進めていきまして、確認をできればさせていただきたいなと思っております。私は、この司令塔機能の強化についてはやはり不十分だという点を申し上げたい。  次に、統計業務のスリム化についてお尋ねをいたします。公的統計の整備の...全文を見る
○西村(智)委員 数の減量は行われたということです。これは今月の四月二日の報道でありましたけれども、国家公務員の配置転換が行われて、農林水産省の農林統計部門の方からも、どこに行かれたのでしょうか、刑務所か、入管か、あるいは国税局かというところなのかもしれませんけれども、そのように...全文を見る
○西村(智)委員 まだ把握していないと言われると、もうそれ以上質問のしようがないんですけれども、つまり、何かと申しますと、先ほどの司令塔機能の話にも重なるんですが、結局、公的統計をやはり整理統合するというのは相当な力わざなんだと思うんですね。その力わざをこれからやるというときに、...全文を見る
○西村(智)委員 統計委員会の意見も聞きながらということですけれども、でも、原案をつくるのは総務省ですよね。  では、今全くの白紙だ、全く白紙の考えです、こういうことですか。
○西村(智)委員 そうすると、この法律が通った後に実際に国の統計業務というのがどこまで整備されるかという像が見えないわけですよ。全く手探り、手で探っても何もつかめない、そういうことなんだろうと思います。  つまり、私たちは、公的統計の体系的整備をきちんとやるための統計法案の改正...全文を見る
○西村(智)委員 そうしますと、統計委員会の方が、現在の指定統計の中に含まれている公的統計はどれも減らす必要がない、そして、これは全部基幹統計に移してよろしいんだ、そういう意見であったならば、統計の数を減らすなどの合理化は行われずにそのままになっている可能性もあるという理解でよろ...全文を見る
○西村(智)委員 スケジュールについて私は伺ったのではありませんで、要するに、指定統計、その移行期間はあるでしょう、そして意見を述べる期間というのもあるでしょう、ただ、その期間が経過した後で、それはそっくりそのままで、数は減らさなくてもいいですよと統計委員会が意見を言ったときには...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひこの統計委員会がきちんと機能するように、総務省の方は、細かいところは全部統計委員会にお任せしますということのようでありますけれども、やはりこれまで統計調査の大部分を担ってきたのは総務省でありますから、もう少し責任を持って、明確にその方針を示していただくこと、...全文を見る
○西村(智)委員 それで、続いて第三十二条の関係なんですけれども、ここで調査票情報の二次利用ということが規定をされております。  実は、調査票情報の二次利用と類似と言えるんだと思いますが、現行の統計法の十五条に、目的外使用について規定があります。この現行の統計法第十五条の目的外...全文を見る
○西村(智)委員 現行法の目的外利用については、現在は公示することになっていますよね。目的外利用をしたケースについて公示するんでしたでしょうか、するケースについてだったでしょうか、いずれにいたしましても、公示制度というのがある。  改正法については、これはどういう形でその状況に...全文を見る
○西村(智)委員 そうしましたら、次に、法律の第十五条の関係であります。  十三条には、基幹統計等について被調査者に報告義務が課せられていまして、被調査者は調査にこたえるという以外の選択の余地がない、そういう構成になっております。  それで、その後の第十五条に「立入検査等」と...全文を見る
○西村(智)委員 もう少しそのあたりを明確にしてから法案の審議に入るべきではないかと思うんです。  これは、現時点で、例えば今オートロックマンションのようなケースということでお話しになりましたけれども、それ以外はどういう場合に行使することになると考えていらっしゃいますか。ほかに...全文を見る
○西村(智)委員 ちょっとこのあたりは、もう一度研究して、質問の機会があればというふうに思います。  次に、法の第二十六条ですけれども、統計調査以外での基幹統計の作成という項目でありますが、ここで「統計調査以外の方法により基幹統計を作成する場合」とあるんですけれども、これは一体...全文を見る
○西村(智)委員 次に、三十二条についてもう一度戻って伺いたいと思います。  統計を作成するための調査に係る名簿でありますけれども、この利用範囲ですね。調査票情報は統計調査によって集められたものだというふうに法案の中で定義をされております。この場合に、原則として調査票情報の統計...全文を見る
○西村(智)委員 守秘義務で罰則規定を科すというところは、それはその法律の意思として私も理解をいたしました。理解をいたしましたけれども、いわゆるそれが匿名データというものになったときに、本当にその匿名性というのが担保されるのかどうか。これはちょっと技術的なことになってしまうんだろ...全文を見る
○西村(智)委員 その匿名データの状況の公表項目の中に匿名データの提供先というのを含めるお考えはありませんか。これは法律事項ではなくて政令事項になるんだろうかと思いますけれども、どうでしょうか。
○西村(智)委員 後ろで丸が出ていたのに、今後検討でというようなことは、もう一歩踏み込んで答えていただきたいと思いますが、大臣、どうでしょうか。  先ほど私、めちゃくちゃ言いましたけれども、匿名データの提供先をちゃんと統計委員会に報告するということは、一定程度やはり匿名性の確保...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  この項目の最後に、調査票の保存年限について伺いたいと思います。  調査票そのものは個人名や法人名が特定されることになりますが、これが一体どのくらいの期間保存されるのか。また、その保存の形態はどういうこと...全文を見る
○西村(智)委員 細かい点について本当はここでもっと詰めていきたいとは思うんですけれども、残り時間も少なくなっておりますので、これはまた別の機会に回すことにいたします。  最後に、国勢調査の件について伺いたいと思います。平成二十二年ですので三年後に行われる国勢調査についてであり...全文を見る
○西村(智)委員 先般、NHKの受信料徴収の問題のときに、ちょっとこれはどういう趣旨だったのかはっきりとつかみかねるんですが、受信料徴収のときに住基を活用できるのではないか、そういう話になったときに、総務省の事務次官が、法的根拠や個人データ保護など問題がいろいろ出てくるというふう...全文を見る
○西村(智)委員 この住民基本台帳の整備をどんなふうにされるのか、今まだ明確な答弁じゃないんですけれども、今後、住民基本台帳の転用に大きく道が開かれるおそれがあるというふうに私は考えております。非常に重大な問題だと思っておりますので、今後とも慎重に見きわめていきたいと思っておりま...全文を見る
○西村(智)委員 当然、意図していないということはわかります。わかりますけれども、そういう事態が発生するおそれがあるということは十分御理解をいただきたいと思います。  時間になりましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
04月13日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。おはようございます。  まず冒頭、昨日の憲法調査特別委員会におきまして、極めて不正常、強行的な採決がなされたことに対して強く抗議を申し上げたいと思います。  与野党の協議が円満に進んできた中で、それを水泡に帰するがごとき与党側...全文を見る
○西村(智)委員 次に、この法律の対象でありますけれども、今回の改正パート法では、いわゆる疑似パート、フルタイムパート、これは対象外となるということであります。  先日、川内委員の質問の中にもありましたように、フルタイムパートの数は今や全国で三百四十五万人という数だそうでありま...全文を見る
○西村(智)委員 次に、通常の労働者と同視すべきパート労働者のいわゆる三要件について伺っていきたいと思います。  冒頭申し上げましたように、この三要件が極めてハードルが高いということは、この委員会の中でも何度も繰り返し指摘をされてまいりました。このハードルをよりわかりやすく、見...全文を見る
○西村(智)委員 それでは、具体的に二つ伺います。  まず一つは、育児短時間正社員が近年広がってきております。ある職場においては、育児短時間正社員の方が例えば週三十五時間勤務、しかしパート労働者の方が週三十六あるいは三十七時間勤務というふうに、実際には勤務時間で見ますと逆転して...全文を見る
○西村(智)委員 次に、もう一つの事例で伺いたいんですが、例えば、週に二日しか業務が発生しないというケース、土曜日、日曜日だけ業務が発生するというような場合において、実際にフルタイムで土曜日、日曜日勤務する労働者と、午前と午後と分けてパートで勤務する労働者とある、しかし、その労働...全文を見る
○西村(智)委員 次に、短時間労働者が同一の職務に該当するか否かの判断は、これはどのようにして行うことになるのでしょうか。作業マニュアルなどで分類するということになるのかどうか、その点について伺います。
○西村(智)委員 それは、異なる事業所との比較ということで、別の問題にもなってくるかと思います。  続きまして、責任について伺いたいと思います。  同一の責任という場合に、時々事例として挙がってまいりますのはクレームの処理でありますけれども、例えば、事業所の中に、顧客のクレー...全文を見る
○西村(智)委員 そういたしますと、確認ですけれども、通常の労働者の中にもさまざまな業務の範囲や責任のレベルがあって、同一の職務という場合には、パート労働者が担う業務の範囲と責任のレベルが同一の通常労働者との比較を意味する、こういうことを確認させていただきますが、よろしいですね。
○西村(智)委員 次に、異動について伺いたいと思います。  改正雇用機会均等法においては、間接差別禁止の要件として、募集、採用に際しての全国転勤要件が挙げられております。今回のパート労働法改正における同一職務の判断に当たっても、こうした間接差別禁止の趣旨が考慮されるべきだと思い...全文を見る
○西村(智)委員 この異動の範囲と頻度についてでありますけれども、単なる形式ではなくて、職務との関連性が伴わなければならないと考えております。異動の範囲についても、取り決めではなくて、きちんとした実態を伴うものでなければならないと考えるんです。  この異動の範囲と頻度の見込みに...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひ、事業主に対する周知徹底とあわせて、パート労働者自身にもこういった周知が届くようにお願いをしたいと思います。  続きまして、期間の定めについて伺います。  私の意見をちょっと先に述べさせていただきたいんですけれども、やはり有期の問題は、このパート労働法の...全文を見る
○西村(智)委員 これも確認でありますけれども、そうしますと、実際に反復更新をしていなくても第八条第二項の要件を満たすことはあるという理解でよろしいでしょうか。
○西村(智)委員 次に、残業について伺いたいと思います。  責任は、これは職務内容に必然的に伴うものでなければなりませんし、また、業務の責任に伴って、あるいは業務全体が忙しいからということで残業が発生するケースも考えられるんですけれども、その前に、責任の程度を判断するに当たって...全文を見る
○西村(智)委員 業務の責任については、働く側の判断と働かせる側の判断が一致しないというケースが圧倒的に多いだろうと思います。今後、どういう取り組みが必要になると考えておられるか、職務との関連性を明確にすべきだと考えておりますが、行政としての取り組みはどのようなものになるでしょう...全文を見る
○西村(智)委員 次に、職務給に向けた取り組みについて伺っていきたいと思います。  私たち民主党の案の中では、この職務給の確立に向けて第一歩を踏み出そうということで意思を示しました。今現在の日本の雇用システムのもとで、職務分析の手法がすべてのケースに適用できるとは考えにくいわけ...全文を見る
○西村(智)委員 それは、私は、やはり立法府としてはきっちりと意思を示していくべきだろうと考えております。  次に、相談体制について伺いたいんですけれども、先ほど、フルタイムパート三百四十五万人だという数字を挙げましたが、そういった人たちが相談に行ったときに行政がこれまで以上に...全文を見る
○西村(智)委員 引き継ぐということもよろしいんですが、ワンストップサービスの観点からいたしますと、やはり全国三百カ所の労働局に専門官の配置が必要ではないかと考えますが、現時点で、厚労省、この配置に向けてやるおつもりがあるかどうか、伺います。
○西村(智)委員 私は、やはりきちんと配置していくことに努めるべきだというふうに考えております。  続きまして、少し時間が迫ってまいりましたので走りたいと思いますが、賃金について伺いたいと思います。  賃金は、とりわけ事業主が思うままに決定しているというのが現状でありますけれ...全文を見る
○西村(智)委員 今回の法案、周知を図っていくという、今ずっと政府参考人からの答弁がありましたけれども、冒頭申し上げたように、この法案というのは本当にパートの労働格差の拡大につながりかねないというふうに懸念をしております。特に、今回、法律事項にならなかった指針の項目がありますけれ...全文を見る
○西村(智)委員 大臣に伺いたいと思います。  労働条件を低下させることが許されないという原則、また疑似パートの差別禁止問題、これは有期契約の問題なども含めて、やはり今後の法制上の課題とされるべきだというふうに考えております。現行のパート法の対象は短時間労働者に限定をされており...全文を見る
○西村(智)委員 立法者の意思は、労働条件の切り下げにつながらないということであると大臣はおっしゃいました。  しかし、その意思に反して、この法律が世に送り出されたときに、その意思とはまた逆の現象が起きるかもしれないということを私たちは強く懸念しております。
○西村(智)委員 ですので、すべてのパート労働者に対しての差別禁止を私は盛り込むべきだったというふうに思いますし、同一価値労働同一賃金、この原則の確立に向けて、引き続き私たち民主党は取り組んでいきたいと考えております。  これで、質問を終わります。
04月23日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○西村(智)分科員 民主党の西村智奈美でございます。  私は、きょうは、主に働く女性の問題、そしてまた、そこの先にあるワークライフバランスという観点から、昨年改正になりました男女雇用機会均等法の点から質問に入りたいというふうに思っております。  昨年の男女雇用機会均等法改正は...全文を見る
○西村(智)分科員 二十八万部つくっていただいた。その数字だけ伺うと、ちょっと多目につくっていただいたかなという気がしないでもないのですけれども、しかし、日本全国にある全事業所数の中では、二十八万部というのは非常に少ないわけですね。大海の中に石を一つ投げ込むような話だと思います。...全文を見る
○西村(智)分科員 次に、同じく確認答弁についての確認でありますけれども、コース別雇用管理に関する留意事項、これについて、見直す必要があるという答弁をいただいております。このことについて、実際に見直しが行われたのかどうか、その内容いかんについて伺います。
○西村(智)分科員 続いて、附帯決議に関連して伺いたいと思います。  先ほどの間接差別についてですが、研究会報告にありました七つの事例も、解説本で紹介をいただけるという話ですし、また、パンフレットの方にはこの三つ以外にも間接差別というのは存在するというふうに明記をいただいたこと...全文を見る
○西村(智)分科員 ぜひ、この間接差別の対象事項の追加、見直しに当たっては、広く働く人たちからの声を聞き入れてくれるように要望したいと思います。  つまり、裁判にまで持ち込まれるケースというのは、これは山でいきますと本当にてっぺんのところだけで、そこに至るまでに均等室などに相談...全文を見る
○西村(智)分科員 長時間労働の抑制という、その問題意識は共有していただいているというふうに今お伺いをいたしました。  ですけれども、今雇用の現場で実際に起こっていることというのは、言ってみれば雇用の二極化ですね。長時間労働をする人は、もうとことん長く働く。しかし一方で、短時間...全文を見る
○西村(智)分科員 ぜひ、ILOが納得できるような報告ができるように、そこのところはきちんと準備をしていただきたい。その前提として、やはり日本の国内法ではっきりとした規定が必要なわけでありますけれども、私も今後の動きについて注意深く見ていきたいと思っています。  最後に、公務員...全文を見る
○西村(智)分科員 私、この点について質問いたしましたら、与党の皆さんからも、それはもっともな話だというふうなお声はたくさんちょうだいしているんですよ。これはやはり制度の大きな問題点だと思います。そこのところを踏まえて、公務員制度改革の中で議論されるべきだ、そう言って突き放してし...全文を見る
○西村(智)分科員 時間になっておりますので短くしますが、そうなれば、それは正しい姿だと思います。ですけれども、現状見ていないという人たちがたくさんいるという中で、この労働契約法が就業規則万能主義になっているということに私は大きな問題を持っておりますので、また今後の質疑で見解を伺...全文を見る
04月25日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第4号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今回の教育三法、提出の過程からしてかなり今までとは違う、多くの方がそのように見ておられると思います。  そもそも、この教育三法に関する法案審議は、本来であれば文科委員会で行われるべきでありま...全文を見る
○西村(智)委員 これまで中央教育審議会というのは、大臣は先ほど長ければいいというものではないという御趣旨だったと思いますけれども、大体、その中教審の議論というのは一定の期間をかけて行われているわけでございますね、委員長も御存じだと思いますけれども。  例えばということで、ちょ...全文を見る
○西村(智)委員 私は今どういう進め方でというふうに伺いましたので、局長の今の御答弁になったんだと思うんですけれども、今回の中教審の進め方は、むしろ委員の皆さんにとって本当に納得のいく経過だったのかということを私は申し上げたいわけであります。  そうそうたるメンバーの方がいらっ...全文を見る
○西村(智)委員 官房長官が、うちの内閣の大臣は専門家ではありませんと正面切って言う国というのはほかにあるのかなと思いますね。  先ほどの伊吹大臣の御発言を伺っているときも私そう思ったんですけれども、少なくともゼネラリストであるということ。これは私は、国会議員、地方議員もそうで...全文を見る
○西村(智)委員 文教族でないとおっしゃったことは、私は大変結構なことだと思います。いわゆる補助金ですとか、文教族というのは、どうなんですか、やられたんでしょうかね。補助金ですとか、そういったこととは無縁だと大臣がおっしゃったのは、これは非常にすばらしいことだと思います。  で...全文を見る
○西村(智)委員 官房長官は内閣の官房長官ですからね。大臣の今の御発言も、私はもう少し言っていただきたいんですよ。ですけれども、官房長官として、やはりさっきの発言は、これは、安倍総理が指名した大臣が不適格だというふうに聞こえますけれども。(発言する者あり)こんなことで余り時間をと...全文を見る
○西村(智)委員 質問に戻ります。  再生会議での議論を文科大臣は、この間ずっと、その大局的な見地から議論してもらって、法改正は中教審でやるんだというふうに発言をされておられますけれども、では、逆にお伺いいたしますと、中教審で今回再生会議が議論してきたことというのは議論できなか...全文を見る
○西村(智)委員 仮にそうだとすれば、文科大臣が中教審にその諮問をなさればよかったと思うんですね、再生会議で議論をするようなテーマ、いわゆる教育再生全般について、というふうに私は考えるわけなんです。そのことはちょっと指摘にとどめたいというふうに思います。  きょう私が中心的に伺...全文を見る
○西村(智)委員 二百四十五条の五、是正の要求というのは今まで行ったことがない……(発言する者あり)地教行法の四十八条についての指導、助言、援助は日常的に行われているということでありました。今自民党の理事の方から、そこが問題なんだというふうにあったわけなんですけれども、是正の要求...全文を見る
○西村(智)委員 私は、この六点目、七点目が求めているのが四十八条の法の活用ということではないかと伺ったんですけれども、その点については御答弁がいただけなかった。  ちょっと視点を変えまして、改正法の四十九条と五十条について伺いたいと思います。  これは、削除される前は全く違...全文を見る
○西村(智)委員 文科大臣の御見解はいかがですか。
○西村(智)委員 先ほど総務大臣が答弁の中で、関与の範囲内だとおっしゃった。先ほど藤井局長もたしかそんな答弁だったと思います。地方自治、要するに関与の範囲内と認識していると局長はおっしゃいました。大臣の御答弁はそれよりもう少しまたあいまいで、関与の範囲内という、私たち、何かその中...全文を見る
○西村(智)委員 関与の範囲内と明確に認識しているということでしたけれども、仮に関与の範囲外の事象が起こったときには、これは総務省として何がしかのアクションを起こすということを御検討されていますか。
○西村(智)委員 それ以外については認めないということであります。  続いて伺いたいんですけれども、第四十八条、第四十九条、五十条、それぞれの中身の整理について答弁をいただきたいんですけれども、これは局長の方でしょうか。
○西村(智)委員 四十九条、五十条、ここの是正の要求、それから指示、この二つの法的な効力について、文言の説明も、きのうレクに来ていただいたときは、ちゃんとしていただいたんですけれども、局長の答弁にないので、あれ、どうしてかなと思うんですが。つまり、要求に従わなくちゃいけないのか、...全文を見る
○西村(智)委員 是正の要求の方は、これはそれぞれの、自浄作用と今おっしゃいましたか自浄機能とおっしゃいましたか、そこに期待をする。ただ、教育委員会の方では必要な措置をとらなければならないということでありました。  指示の方は、これは文言どおり、言われたとおりにしなければならな...全文を見る
○西村(智)委員 総務大臣はすごく自信満々で両立できるとおっしゃいますけれども、また後で質問させていただきますけれども、私はそうはならないのではないかと思っているんですね。  第五十条の指示の範囲について答弁をいただきたいと思うんですけれども。  自治事務であっても指示ができ...全文を見る
○西村(智)委員 いや、具体的でなかったと思います。私は具体的なケースについてと申したんですけれども、それについては答弁がない。つまり、この規定で何が一体もたらされるのか、どういう状況がやってくるのかというのは、これは明らかでないということだと私は思っております。  総務大臣に...全文を見る
○西村(智)委員 ただ、文科大臣の方は、地方教育委員会に対してより強く物が言えないようでは困ると先ほどおっしゃったわけですね。第四十九条、第五十条のところで、先ほど伊吹大臣はそうおっしゃいましたよね。そうしますと、先ほど総務大臣が非常に楽観的に、善意で答弁されたことと食い違ってく...全文を見る
○西村(智)委員 私の質問について、どうも真意が伝わっていないんでしょうか。  つまり、今の教育現場の問題を解消するために、四十九条、五十条によって、では本当に解決できるのかと。実際に現状を見たときに、保護者の皆さんや子供、それから子供たち自身、地域の皆さん、それから学校の教育...全文を見る
○西村(智)委員 もう一点だけ伺いたいことがありますので、ちょっと地方分権の関係で伺います。文部科学大臣に伺いたいと思います。  第二十四条の二でありますけれども、知事部局は、スポーツと文化のところに関する事務のいずれかまたはすべてを管理し、及び執行することができる、そういうふ...全文を見る
○西村(智)委員 いえ、大臣の考え方を今伺ったのでありますけれども、はっきりとは答弁いただけなかった。  私たちは、やはり教育はもっと地方分権をすべきだというふうに思っております。ただ、今回の教育三法の中にはそういう方向性が全くないということですので、民主党案も出しておりますの...全文を見る
05月08日第166回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○西村(智)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     地方公営企業等金融機構法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の具体的運用が、政省令や発起...全文を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  大臣、この連休中は外遊お疲れさまでございました。四月の二十八日に出発されて、帰ってこられたのが六日の日曜日ということで、昨日、教育再生の特別委員会で御一緒させていただいていたんですけれども、お疲れの様子も見せずに、非常にタフ...全文を見る
○西村(智)委員 大臣がヨーロッパに行かれている間、私は地元におりまして、毎日新聞報道を見ておりました。テレビも見ました。大臣が何だかあちこちでいろいろなことを、しかも非常に重要なことを発言されておるというふうに見ておりまして、きょうはその点について伺っていきたいと思っております...全文を見る
○西村(智)委員 還元というふうに大臣はおっしゃいました。その発想は私も理解をいたします。  多くの農村部、あるいは山間部の方では、離島などもそうだろうと思いますけれども、学齢期、あるいは社会人として社会に出る年齢になった人たちが、それまで育ててもらった地域を離れて都市部に出る...全文を見る
○西村(智)委員 いや、明確に目的は何かと伺いたいんですけれども、そういった人たちの思いをかなえるための制度であるということなんですか。  この間、総務省の議論の中心は、いわゆる地方分権改革をいかにスピーディーに進めていくか。しかも、この間の三位一体改革で、かなり地方自治体の間...全文を見る
○西村(智)委員 いや、多くの国民の理解が得られるとか、それから地方の活性化にもつながるのではないか、それは全般的な環境として言えることだと思いますが、明確な目的はやはり聞けなかったというふうに私は理解をいたします。  ちょっと具体的に伺っていきたいと思うんですけれども、このふ...全文を見る
○西村(智)委員 存在していないということであります。  次に、出身地に対して払うということでありますけれども、一体どこを指して出身地と呼ぶのでしょうか。生まれたところなのか。人によっては、各地いろいろなところを転勤していて、ここは私の第二の心のふるさとですなどというようなこと...全文を見る
○西村(智)委員 この出身地というのは何を指すかというのは、これはもう相当難しい定義になると思います。  研究会の中でどういうふうに議論がされていくのか。これからだということなんですけれども、例えば、今住民税を払っていない人、払えない人、いろいろな方がいらっしゃいますよね。普通...全文を見る
○西村(智)委員 あり方については今後研究会の中で議論されていくということでありますので、それでは、もともとの税制の基本的な考え方に立ち戻って伺いたいと思うんです。  そもそも住民税というのは、いわゆる当該自治体に暮らしている中で受けている基本的なサービスに対する対価的な要素が...全文を見る
○西村(智)委員 その原則すらも研究会で検討するということになると、これはやはりおかしな性質になるんじゃないかなと思います。つまり、ふるさと納税を実現するための研究会でいわゆる受益と負担の原則も議論するということになると、これは全部お手盛りということになりませんか。私は大いに疑問...全文を見る
○西村(智)委員 だとすると、寄附がもっと進むようにインセンティブをもっとつける、そういう方向での議論を進めるべきではないんでしょうか。  いろいろな報道を見ておりますと、このふるさと納税がいわゆる地域間格差の是正にも資するというふうな、そういった書かれ方をしているものが幾つか...全文を見る
○西村(智)委員 しかし、制度をつくったはいいけれども、それは、先ほど大臣が、寄附金という仕組みはありますけれどもちゃんと生かされていないとおっしゃいましたが、これはやはり非常に問題が多いです。  例えば都市部などでは、実際にふるさと納税が始まったときに、一体都市部に住んでいる...全文を見る
○西村(智)委員 繰り返しになってしまいますし、どうもやはり議論がかみ合わないような気がするんですけれども。  大臣、総合的な分権に向けた地方税制改革、これをやはり進めるんだと。わき見をしている余裕はないと思います。次のいわゆる地方分権一括法的なものが今後三年間でできるというこ...全文を見る
05月11日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第10号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美です。  前回質問させていただいたときに、免許の更新制について伺うつもりでおりましたが、時間切れになってしまいました。きょうは、その免許更新制についてから伺っていきたいと思います。  学校現場に多くの問題、課題があるということは私も承知をし...全文を見る
○西村(智)委員 いろいろなアンケートも、学校現場それからその周辺の団体などでは行われているようであります。教職員の方の大体九割が子供たちともっと一緒に過ごす時間が欲しいと感じている。また、子供たちの方でも、これは何年か前のテレビ番組の意識調査でありましたけれども、理想の先生って...全文を見る
○西村(智)委員 我が党の案は、今行われている十年研修を再編するというだけですから、今行われている十年研修に新たにつけ加えるというものではありません。ですので、どちらがより多くの時間数そして負担がかかるかといえば、それは明白であろうと私は考えております。  それで、先ほど伊吹大...全文を見る
○西村(智)委員 いつでしたでしょうか、同僚議員が、例えば部活のときの手当の話をどなたかされたと思うんですよね。一日千二百円ですか、非常に低額だと。額はともかく、今局長は、土日そして長期の休業期間にその研修を行うことになるので授業などの穴はあかないというふうに言われました。私が伺...全文を見る
○西村(智)委員 政府側の答弁を今伺いました。九年目、十年目で土日などの時間をやりくって研修制度を受けてくれということなんだそうでありますけれども、先ほど大臣、その着席の席から、民主党の方が負担になる案じゃないかというような発言がちらっと耳に入りました。民主党のこの研修制度に対す...全文を見る
○西村(智)委員 負担を今以上にふやすということではない、明快な御答弁をいただきました。  大臣、やはり、今ある研修制度をこのように活用することによって、形骸化されてきたと言われる研修制度、これはもっと充実を図っていくことが可能なのではないかと思うのです。その方が先決ではないか...全文を見る
○西村(智)委員 いえいえ、私は、この研修制度そして更新制に実際に主体となってかかわっていくのは現場の先生であるわけで、そこの実践によってこの研修制度そして免許の更新制の成否が決まっていくことになっていくので、そこの納得を得られるような形で進めていっていただきたいと申し上げており...全文を見る
○西村(智)委員 非常に漠とした答弁をいただきましたが。  義務教育の目標に新設された項目あるいは見直しされた項目、改正学教法の第二十一条以降に書かれております。これは、改正された教育基本法を受けて自動的に見直された項目であるというふうに理解してよろしいのでしょうか。
○西村(智)委員 その新たに規定されることになったというのは、どういう事項になりますか。
○西村(智)委員 そういたしますと、改正教育基本法第二条の中にあります「公共の精神」、生命の尊重、生命の尊重についてはまた後で伺いたいと思います。私はこれは入っていないんじゃないかと思うんですけれども、後で伺います。それから「我が国と郷土を愛する態度」、そういったものが入ったとい...全文を見る
○西村(智)委員 新たに規定されたものであるから今回学教法の中に入れたということなんですけれども、そういう線引きでよろしいんでしょうか。  今回の教育基本法の改正のときには、新しい時代になったので、新しい時代に対応するために新しい教育基本法をつくります、こういう説明だったわけで...全文を見る
○西村(智)委員 ここはやはり論理構成の弱いところだと思います。前段の方では、学教法と学習指導要領以下がセットでその内容を決めていくんだというふうな御答弁でありながら、後段の部分では、いや、「公共」のところは全体で読めますですとか、「協同」で男女の平等などというのも含みますという...全文を見る
○西村(智)委員 ですから、論理的にやはり弱い。それは、こちらの方から発言がありますけれども、やはりつなぐのが弱いんですね。それであれば、目標の中に書いた方がよりすっきりするのではないかというふうに考えるわけなんですけれども、大臣、この点については大臣はいかがお考えですか。
○西村(智)委員 大臣、でも、一番冒頭にわかりにくいとおっしゃいましたよね。わかりにくいんですよ。今までに書いてあったものだから入ったとか……(伊吹国務大臣「入ってないと言っている」と呼ぶ)ですね。  結局、この第二十一条に挙がっている項目が、どういう線引き、どういう基準で入っ...全文を見る
○西村(智)委員 受けると局長おっしゃいましたけれども、受けるという言葉はくせ者だと思いますよ。ごめんなさい、くせ者と言うとまた大臣に何か言われてしまうのでしょうか、大丈夫でしょうか。  現行法の第十八条の一号で、ここで本当に自他の敬愛と尊重、これが、では読めるわけですか。これ...全文を見る
○西村(智)委員 えっ、それは何ですか。法治国家としてその方向性を形成するための家族、家庭であっていただきたいというのは、それはどういう意味ですか。
○西村(智)委員 いや、そういたしますと、では、それは特定の家族や家庭の姿というものを指しているということになるのではないかと思うんですが、どうでしょうか。ぐるぐる回るみたいですが。
○西村(智)委員 一番最後の文章だけいただいておきます。要するに、どちらが正しいか正しくないかを教えるということはないということですね。  その前段の、民法が指し示している方向というあたりが少しわかりにくかったんですけれども、それについてはちょっと後で、また別の機会で大臣と議論...全文を見る
○西村(智)委員 ここの教科ということについては、いわゆる学界の中ではまだやはり議論のある点ではないのかなと思うんですね。今局長が御紹介になったのは何でしたか、解説本ですか、解説本ではそのように書かれているということなんですけれども、学界の方などでは、いわゆる教科とそれから教育課...全文を見る
○西村(智)委員 時間になりました。学校評価の点について質問したかったのですが、また民主党提出者にも質問したかったのですが、次回に機会をいただきたいと思います。  ありがとうございました。(拍手)
05月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美です。  住民基本台帳法の一部改正、昨年の改正に引き続いて、二年連続ということなんですけれども、ことしは戸籍法の改正とあわせて行うということで、私といたしましては、法改正そのものは歓迎すべき方向で行われているのではないかというふうに考えており...全文を見る
○西村(智)委員 そうしますと、足し算すると、ラフな足し算ですけれども、ざっと年間八千万件以上の件数があるということであります。  多くの市町村の窓口は、言ってみれば市民課というところが交付窓口になるんだと思うんですけれども、今回戸籍法の改正が行われて、例えば戸籍謄抄本の交付な...全文を見る
○西村(智)委員 市町村の方から法的な根拠を明確にしてほしいというお話があった、そういう中身の御答弁だったかと思うんです。  確かに、そのこと自体は私も何となくイメージはできるんです。例えば本人確認などで、あるいは請求事由などの審査のときに、窓口で、何でこんなことをやる必要があ...全文を見る
○西村(智)委員 同じように効果は期待したいというふうに思いますけれども、運用後、これはしばらく状況を見守りつつ、また必要があれば法改正につなげていく必要があるというふうに考えております。  引き続きまして、先ほど寺田委員への答弁の中で、大臣の方から利便性の確保というお話があり...全文を見る
○西村(智)委員 請求や申し出のときに厳格な審査を行う、それは大変結構なことだと思います。  ただ、情報がその先に出ていったときに、きちんとそれが請求事由、つまり目的のとおりに正しく使われているかどうか、そして、横流し、この間も本当にいろいろな事件もありました、戸籍データの漏え...全文を見る
○西村(智)委員 次に、情報の横流し、流出をどうやって防止するかということについて伺いたいと思います。  今回は、行政罰に加えて新たに刑罰が適用されることになった。非常に重たい措置だと思うんですけれども、実際に、これは直接住民票の写しなどの交付を受けた者に限られておりまして、そ...全文を見る
○西村(智)委員 個人情報保護法の世界できっちりと規律がされているということで理解をいたしたいと思います。  次に、交付請求書の本人開示、そして交付の事実の本人通知についてなんですけれども、罰則の強化も私は一定程度評価をいたしたいと思いますが、罰則に加えて、それを未然に防止する...全文を見る
○西村(智)委員 問題点については理解いたしました。  ただ、制度として導入すべきだという御意見と、導入は慎重にすべきだという御意見と両論あったわけなんですけれども、やはり、両論ある以上は、引き続きこの導入について検討を行っていくということにすべきではないか、これで問題の整理を...全文を見る
○西村(智)委員 悪意のある請求というのはやはり法の網目をかいくぐって次々と編み出されてくる。これは住民基本台帳の昨年の閲覧制度のときにもそう感じたんですけれども、悪意のある請求をきちんと抑止できるような、そういう観点からぜひ引き続き検討をお願いできればというふうに考えております...全文を見る
○西村(智)委員 ことし、DV防止法の改正の年度に当たっておりまして、今、そちらの方も議論が進んでいるところなんですけれども、被害者の方に申し出てほしいと、先ほど局長の御答弁の中にありました。  被害者の方が申し出て初めて、支援措置申出書で、例えば私の住民基本台帳の閲覧ができな...全文を見る
○西村(智)委員 そこのところは、関係機関の連携ということになりますので、非常にしっかりやっていただきたいなというふうに考えております。  局長がお話しになられたように、例えば被害者の方が加害者のもとを離れて家を出たとしても、住民票が移っていないとさまざまな行政サービスを受ける...全文を見る
○西村(智)委員 終わります。ありがとうございました。
05月22日第166回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美と申します。  きょうは、参考人の皆様、本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。全部メモがとり切れなかったんですけれども、後で議事録をよくまた読みまして、今後の法案審議の参考にさせていただきたいと思います。本当に貴重な御意...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  続きまして、それぞれの参考人の方に伺っていきたいと思いますが、まず、宮内参考人からお願いいたします。  私も、実は地方議会におりまして、監査委員の制度、多少なりとも近くで見ておりました。これは本当に機能しているのかなと思うことがしば...全文を見る
○西村(智)委員 私、自治体の中にある監査委員制度、これはもうちょっとやはり機能を強化していく必要があるのではないかと感じております。常勤で、常にチェックできるわけですので、ここはもうちょっと何とかできるのではないかなというふうに感じておるんですけれども、この点について宮脇参考人...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  先ほどいろいろな意見を述べていただいた中で、公営企業ですとか第三セクター、公社についてこの法律が適用されることになれば、恐らくかなり厳しい状況になるのではないか、そういう御意見があったかと存じます。  私も、実際に多くの例えば地方の...全文を見る
○西村(智)委員 最後に、一点伺いたいと思います。先ほど岡本委員も最後に少し触れておられたふるさと納税についてであります。  菅大臣が、この委員室だったと思いますが、私が質問したときに、首長さんたちからふるさと納税みたいな仕組みをつくってくれという要望があったような御発言をされ...全文を見る
○西村(智)委員 今の御発言で、少なくとも井戸参考人は、菅大臣にふるさと納税のような仕組みをつくってくれというふうな要望をしたことがないということがわかりました。ありがとうございます。  終わります。
06月06日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美です。  我が党の理事が申し上げているとおり、この委員会、きょうの委員会は、委員長の職権によって立てられている委員会であります。冒頭、強く抗議をいたします。  しかも、理事会で、年金保険料のサンプル調査、特殊台帳とコンピューター記録の整合に...全文を見る
○西村(智)委員 委員長、この国会、本当にこの厚生労働委員会は、大変重要な法案が大変多く提出されております。その委員会の中で委員長職権でこれほどまで多くの委員会が立てられているということ、これはもう前代未聞ではないでしょうか。今後の議会運営、憲政の歴史に大きな汚点を残すことになる...全文を見る
○西村(智)委員 今局長は、「周知させた」と「周知させていた」と、変わりはないという趣旨の答弁だったかと思いますけれども、それだったら、わざわざ変えて条文をつくる必要はなかったわけですね。この点については本当に強く申し上げたいと思います。いかがですか。
○西村(智)委員 この就業規則というのは、これは当然のことながら、使用者が主となって作成することになるわけでありまして、今の労働の現場の実態からいたしますと、やはり労働者がなかなか物を言いにくいという性質のものだと思うんですね。言ってみれば、使用者と労働者の関係でいうと、より弱い...全文を見る
○西村(智)委員 ただ、就業規則に含まれておりますところの労働条件一般でありますけれども、これは、働く人たちからのいろいろな訴えがありますね。私のところにも、例えば女性労働者が直面している問題について、本当に細かい具体的なケース、これは百近く手元に寄せられているんです。労働条件、...全文を見る
○西村(智)委員 そうしましたら、この第十条について具体的に伺いたいんですけれども、私は、さっき局長は労働者にとって不利益な変更を想定しているものではないとおっしゃったんですけれども、そうならないとも限らないのが労働行政の難しいところだと思うんですね。十分御承知のことだと思います...全文を見る
○西村(智)委員 続いて、第十七条、いよいよ有期契約の方に移りたいと思いますけれども、「期間の定めのある労働契約」について、ここの第十七条二項、「使用者は、」「労働契約を反復して更新することのないよう配慮しなければならない。」というふうに書かれてあります。  私は、これは一体ど...全文を見る
○西村(智)委員 当然考慮されるものと考える、それはちょっと余りに楽観的なのではないかなというふうに思うんですね。大体、第十六条の解雇においても、社会通念上相当であると認められない場合は無効とするということで、こういう書き方だといろいろな誤解、誤った解釈を生みかねないものだと思い...全文を見る
○西村(智)委員 有期雇用の、その当該期間を定めた理由を明示することを少なくとも使用者に義務づけるべきではないかというふうに私は考えております。この点についてもう一回御答弁いただきたいのが一点。  そして、大臣、最後に、今局長の方から、使用者側のニーズがあると同時に労働者側のニ...全文を見る
○西村(智)委員 既に有期雇用契約のトラブルが非常に多くなってきているわけでありますので、ここは、やはり私はもう一度原点に返って、すべての人たちに働きに見合った同一価値労働同一賃金の原則、均等待遇原則をこの契約法の中に盛り込むべきだったのではないかというふうに考えておりますが、そ...全文を見る
06月12日第166回国会 衆議院 総務委員会 第25号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美です。  きょう案件となっております法案についてまず数点伺いたいと思います。  先ほどの森本議員の質問に大方尽くされているという思いもいたしますけれども、基本的なところに立ち返りまして何点か伺いたいと思っております。  情報通信産業の国際...全文を見る
○西村(智)委員 MRAを使わずに認証しているケースがかなりあるわけでありますよね。ですので今の局長の答弁ということになるんだと思いますけれども、ただ、MRAがきっかけとなって貿易が活性化するということも期待されるということでありました。  安倍総理がこの通常国会の冒頭の施政方...全文を見る
○西村(智)委員 総務大臣、ちょっとお伺いをしたいと思います。  今回、こうやってMRAが一般法になるわけでありますけれども、局としては、今交渉を行っている国以外とでMRAの交渉を行っていく上では余りメリットは大きくないのではないかというふうなお話でありました。ただ、これは大臣...全文を見る
○西村(智)委員 情報通信産業の国際競争力強化の前提は、やはり国内に住む一人一人の国民が安心して、将来への不安感なく暮らせることだというふうに考えます。  そこで、今般問題になっております年金記録問題について伺いたいと思います。  六月の四日に、厚生労働省と社会保険庁が「年金...全文を見る
○西村(智)委員 中身が非常に膨大になって、多少人選にも時間がかかったので検証委員会と比べると設置の時間が少し先延ばしになったということでありますけれども、その割には余りにも何も決まってないんじゃないですか、第三者委員会。余りにも何も決まってないと思います、時間をかけた割には。八...全文を見る
○西村(智)委員 苦情の申し出ですよね。総務省設置法、この第四条第二十一号ですか。苦情の申し出は、それは当然総務省の仕事だと思いますけれども、果たしてそれで年金の受給権についての裁定まで行えるんですか。どうですか。総務省の方から答えていただきたいんですけれども。
○西村(智)委員 あっせんを行うというのは、ちょっと違うんじゃないですか。では、報道が間違っているんですか。「年金支給の是非を判断する第三者委員会」と書いてありますよ。これは、六月四日に出された厚生労働省と社会保険庁のペーパーにもそういうふうに書いてありますよ。では、判断しないん...全文を見る
○西村(智)委員 いや、おかしいな。柳澤厚生労働大臣も、これまで委員会の答弁で、社会保険庁はもう既にこういう問題を起こしている機関なので、そこで判断するということになると信頼されないだろうから、それ以外のところに第三者委員会を設置して、そこで判断してもらう、こういうふうに答えてい...全文を見る
○西村(智)委員 二つ伺います。その謙虚というのは何ですか。それを、まず第一点、お答えください。  それからもう一つ。これ、おかしいんですよ。柳澤大臣は、今まで、例えば、社会保険庁に私は年金保険料を払っていると思っていますと、ところが、領収書がなかったりということで門前払いにな...全文を見る
○西村(智)委員 謙虚についてお願いします。
○西村(智)委員 謙虚の意味を答えてください。
○西村(智)委員 いや、これはちょっとまずいですよ。(発言する者あり)いや、先ほど申し上げましたけれども、国際競争力の確保のためには、国内で暮らす一人一人の国民の社会保障制度は重要ですから、私は質問をしております。  そういうあいまいなやり方でこの年金の納付記録の問題に幕引きを...全文を見る
○西村(智)委員 そんな、善意で仕事してくれるはずだという局長の答弁で、今この年金記録の問題で本当に心配している人たちが納得できますか。できないでしょう。
○西村(智)委員 苦情を受け取るだけだったら、今の行政評価局だけでいいでしょう。わざわざ第三者委員会を設置することはないでしょう。  これで年金問題に終止符を打つなんという考えはやめていただきたいということを申し上げまして、時間になりましたので終わります。
06月14日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  先週、新潟県内の高校で、女子高校生が校舎のトイレの中で出産をして、その直後ということになるんでしょうか、生まれた男の子が死亡するという事件が発生いたしました。同性としても大変悲しくつらい事件でありましたし、また、現場で指導に...全文を見る
○西村(智)委員 それで、いわゆる高校における性教育がどのように行われているのかということについて、改めて私は、今回、いろいろな資料をいただいて調べてみました。  文部科学省の方からは、「学校における性教育の考え方、進め方」、これは平成十一年の三月に出されたもののようであるわけ...全文を見る
○西村(智)委員 今政務官がお答えくださったのは、ガイドライン、この平成十一年の「考え方、進め方」にも書いてある内容だと思うんですけれども、実際にそれが現場でどのように取り組まれているか、幾つか事例をお伺いいたしましたけれども、もう少し積極的に進められるのではないかなというのが私...全文を見る
○西村(智)委員 よくわかりました。  それで、義務教育諸学校における性教育の実態調査で、調査結果を私もいただきまして、細かな数値まで全部私なりにクロスをさせてみました。  そうしましたら、例えば、先ほど局長が、児童生徒の発達段階や受容能力等を踏まえていない性教育が実施されて...全文を見る
○西村(智)委員 性教育の基本は、カイロ会議で採択された行動計画の中にもありますリプロダクティブヘルス・アンド・ライツ、ここがやはり基本になるんだろうと思います。そういった方向で進んでいくことを期待しておりますけれども、いずれにしても、指導体制というのが、やはり現場レベルに近くな...全文を見る
○西村(智)委員 かけ声だけに終わらないように、きちんとプログラム化ということをぜひ検討していただきたいと思います。先ほどの望まなかった妊娠の話だけではなくて、先進国の中で、これほどまでのスピードでエイズが蔓延している、拡大している国というのは日本だけです。そういった性感染症の予...全文を見る
○西村(智)委員 私が今回質問するに当たりまして、実は大変参考になった資料があります。それは、平成十四年度に厚生労働省の科研費による調査が行われておりまして、男女の生活と意識に関する調査ということで、本当に意義深い調査研究が行われているんですけれども、ここでの結論はつまりこういう...全文を見る
○西村(智)委員 終わります。ありがとうございました。
06月14日第166回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○西村(智)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     消防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の事項につ...全文を見る
07月04日第166回国会 衆議院 法務委員会 第25号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。きょうは、どうぞよろしくお願い申し上げます。  今回、私たち民主党も、この改正に向けて多くの民間団体の皆さんや実際にDV被害に遭われている皆さんからヒアリングを行ってまいりました。いろいろな経緯を経て今回の法案提出ということにな...全文を見る
○西村(智)委員 被害者に対する支援も充実していかなければいけない、しかし、加害者への視点も同時に持っていただきたい、こういう思いなんです。  加害者に対する研修、これはもう長年懸案事項となってまいりました。警察とDVセンターが協力して保護命令発令期間中における加害者に対する研...全文を見る
○西村(智)委員 次に向けての検討課題であると認識くださっていること、理解をいたしました。  そこで、次は警察庁の方にお伺いをいたしたいわけなんです。  先月、山形市で、このDVに関して傷害致死事件が発生をいたしました。事件発生前に、山形警察署は、被害者が被疑者からの暴力によ...全文を見る
○西村(智)委員 今回の山形のケースは、私は、適切ではなかったというふうに結果としてこれは言わざるを得ない事態になっているわけであります。実際に、この被害者の方は、その後、さらなる暴行でお亡くなりになっておられるわけであります。  そこのところ、警察庁の刑事局長として、本当にこ...全文を見る
○西村(智)委員 現場にぜひ浸透させていただきたい、このことはまた機会があれば質問をいたしたいと思います。  つまり、ドメスティック・バイオレンスの難しさといいますか、本質がやはりそこにあると思うんです。なるべく隠しておく、そして公にしない、被害を受けている被害者が、自分がもし...全文を見る
○西村(智)委員 次に、自立支援事業について伺いたいと思います。  徳島県で発生した事件、このケースは、県境を越えて広域的な連携が被害者の自立支援をめぐって行われていれば防ぐことができた事件だったのではないかと私は考えております。  つまり、被害者の方が専門職にあられて、ほか...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  次に、外国人被害者の件について伺いたいと思います。  DVの被害者は、もう既に多くの外国人女性が含まれておりますけれども、ことしの三月、小金井警察署でこのようなことがありました。小金井警察署が、夫からの暴力について被害届を出していた...全文を見る
○西村(智)委員 法務大臣に伺いたいと思います。  先ほど刑事局長の方からは、適切に対応していきたい、全国会議の中でも周知徹底していきたい、そういう答弁をいただきました。ただ、これは法の運用のあいまいさから発生していることだと私は思っておりまして、DVの外国人被害者に対しては、...全文を見る
○西村(智)委員 いや、ほかの犯罪を犯しているケースはこれはまた別です。別ですけれども、単に、純粋に、例えば夫からの協力が得られずにビザが更新できなかったという単純な入管法違反というケースについては、これはやはり考慮の余地は大きいというふうに考えるんですけれども、南野議員は、この...全文を見る
○西村(智)委員 事は逮捕でありますので。DVの被害者が、いわゆるビザの更新がされなかったということも、見方によってはこれもドメスティック・バイオレンスなんですよ。ですので、ドメスティック・バイオレンスの被害によってビザの更新ができなかった、いわゆる二重の被害に遭っているわけです...全文を見る
○西村(智)委員 南野議員がおっしゃられたとおり、DVの被害者は電話を受けるだけでも非常に大きな精神的ダメージを受けます。声を聞くだけでもつらい体験がよみがえるということで、さらに自立がおくれるということもございます。  そういった加害者からの暴力によって既に追い込まれているこ...全文を見る
○西村(智)委員 加害者の通信の自由よりは、私はやはり被害者の人権だと思います。ぜひそちらの方を優先させるという立場に政府全体が立っていただきたい、このように強く申し上げます。  続いて、同じく第十条の第二項の関係で、第四号、第五号に「緊急やむを得ない場合」というのが出てまいり...全文を見る
○西村(智)委員 次に、被害者の親族等への接近禁止命令について伺います。  接近禁止命令の対象範囲が、被害者だけでなく、被害者の親族その他被害者と社会生活において密接な関係を有する者に拡大されました。この趣旨について伺います。
○西村(智)委員 第十条第四項の、「被害者と社会生活において密接な関係を有する者」とは、具体的にどのような者を指すのでしょうか。  民間のシェルターの支援員は含まれるのか、また、公務員である配偶者暴力相談支援センターの職員も含まれることになるのでしょうか。
○西村(智)委員 南野議員の答弁の中で、ぜひまた一緒にこのDV法を改正していきたい、そういうお気持ちも含めていただきました。  今回の改正も一定の前進ではありますが、やはりまだまだDVの被害が、件数としても減っていかない、そしてまた深刻化しているという状況の中では、やはり、さら...全文を見る
○西村(智)委員 終わります。ありがとうございました。
10月26日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。初めて内閣委員会に参りました。どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは七大臣の所信表明演説に対する質問ということでありますけれども、とりわけ、三人の方からお越しいただきまして質問をしてまいりたいというふうに考えております。 ...全文を見る
○西村(智)委員 少子化問題への対応ということで、今ほど大臣の方からも答弁いただいたところなんですけれども、一般的に少子化問題への対応と申しますと、大きく幾つかのカテゴリーに分かれる、まあ三つのカテゴリーに分かれるのではないかと私は考えております。  一つは、少子化そのものに歯...全文を見る
○西村(智)委員 非常に言葉を選ばれて丁寧に答弁をいただいたんですけれども、少子化対策と申しますと、やはりどこかしら、産みたい人たちの自由な選択の結果として、子供を持ちたい人が持つということよりは、何か政府の財政のために自分たちは子供を持てと言われているのではないかと、少しうがっ...全文を見る
○西村(智)委員 大変長かったんですけれども、何となくまだやはり全体像がぼんやりとしてわかりません。  大変失礼ながら、きのうレクに来ていただいたときの説明と今の大臣の説明は多少異なるところもあるわけです。説明に来てくださった方は、何か制度や仕組みがあるんだけれども、周知をでき...全文を見る
○西村(智)委員 頑張ってください。  続いて、男女共同参画の方に移っていきたいと思います。  所信表明の中で、「二〇二〇年までに指導的地位に占める女性割合が三〇%程度となることを目指し、」これはいわゆる二〇二〇年三〇%、非常にわかりやすい数値目標なのであります。最近、いわゆ...全文を見る
○西村(智)委員 今、恐らく、この平成十九年九月、内閣府男女共同参画局でおつくりになった「女性の政策・方針決定参画状況調べ」というものがあるんですけれども、これをごらんにならずに大臣の答弁を聞かれた方々は、ああ、全体的にやはりそういうことになっているんだから、全体的に取り組むとい...全文を見る
○西村(智)委員 これは、もう国際社会の中では日本は大変恥ずかしい状況に置かれておりまして、世界最大の加害国であるというふうに言われております。この背景には、そういったいわゆる人身売買にかかわった人たちへの刑罰が非常に軽かったこと、刑法の中に今回入ったんですけれども、これはやはり...全文を見る
○西村(智)委員 DV防止法がこの前改正されまして、これは参議院の方の委員会からの提案ということで通ったんですが、やはり被害者の保護という視点がどうしてもこの分野には必要であると思うんです。それが日本が第二分類になっている、つまり日本は今現在国際社会からそのように見られているとい...全文を見る
○西村(智)委員 ちょっと残念な答弁でした。  選択的夫婦別姓の導入について、ほかにも、例えば配偶者の親との関係に影響があるかどうか、あるいは家族の一体感が弱まるのではないかどうか、それから子供にどんな影響があるのかということについては、これはむしろ選択的に夫婦別姓であってよろ...全文を見る
○西村(智)委員 時間ですので終わります。  済みません、お二人には座っていていただいたのに。また次回、よろしくお願いいたします。
11月01日第168回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  泉大臣におかれましては、新潟県の中越沖地震、現地を視察していただいて、ありがとうございました。また、木村副大臣におかれましては、先日、中越地震の三年目に当たります合同追悼式、ありがとうございました。  きょうは、被災者生活...全文を見る
○西村(智)委員 与党の方の案は、直接そのようには書かれておりませんけれども、実質的にはこれは住宅本体への適用拡大だと言って差し支えないんだろうと思います。大臣がそのように丁寧な答弁をしていただいたことには感謝をいたしますけれども、私は、もう少し率直な大臣のお考えが伺いたかったな...全文を見る
○西村(智)委員 そもそもの制度の趣旨というのは、大臣が今おっしゃったとおりであろう。しかし、ここは、今私たちは、立法者の意思としてこの制度をどう変えていくかということで提出をいたしておりますので、その点についての御意見を伺いたかったのですが、同じことなんでしょう、きっと。国会の...全文を見る
○西村(智)委員 大臣は承知していない、この被災者生活再建支援法を行政府の長として執行する、その責任者として大臣は御存じないというお話でした。  ですので、その大臣におかれて、では、仮に与党案が通って遡及がされないというときに、本当に基金で対応できるようにするということと、それ...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  次に、国土交通省の方からもお越しをいただいておりますので、質問をしたいと思います。  制度というのは、やはり事態に応じて運用の幅が生じてくるものであるというふうに思いますし、必要とあらば、そうした制度の対象ですとか考え方も変えていく...全文を見る
○西村(智)委員 適用の見込みについてはどうですか。まだ協議を続けているという段階なんですか。
○西村(智)委員 政府の方では申請があれば適用のつもりである、そういうお話を伺うことができました。  私の質問の最後は、原子力防災について伺いたいと思います。原子力保安院長、お越しいただいておりますでしょうか。どうもありがとうございます。  今回、中越沖地震の特徴、幾つかある...全文を見る
○西村(智)委員 原発での震災、原発震災が起きたときの訓練というのはなさっておられますか。  原災法十五条というのは、いわゆる時間的な経過、余裕のあるケースのもとで行われているのではないかと想定するんですけれども、原発震災が起きたときの、そういうケースを想定しての訓練というのは...全文を見る
○西村(智)委員 そうしますと、原発震災を想定しての防災訓練というのは行われてこなかったということだと理解をいたします。  今回の地震で、結局、地震が発生したのが十時十三分、そして、東電の方がいわゆる緊急時対策室へ入室できたのがそれから三十分以上たってからのこと、原子力保安院長...全文を見る
○西村(智)委員 時間になりましたけれども、保安院長、国民の安全、安心、安全のところは、これはやはり専門的なところになってくると思いますので、対策調査会やあるいは原子力安全委員会などの議論になってくるんだろうとは思いつつも、それが地域の皆さんの安心につながっていないというところを...全文を見る
○西村(智)委員 保安院長がぜひ地元の皆さんと直接意見交換をされることも含めて、対応を強く要望して、終わります。  済みません、時間が延びました。
11月02日第168回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  今回、被災者生活再建支援法を与党の皆さんが提案をまとめられたという御努力には敬意を表します。ですけれども、既に私たち民主党の方から参議院におきまして改正案を提出しておりますし、もとより、この被...全文を見る
○西村(智)委員 現在、新潟、能登の被災者の皆さんは、まだ生活復旧に向けて大変忙しい、精神的にも物理的にも大変困難をきわめている中、被災者生活再建支援法の適用が受けられるかもしれないということで、既に罹災証明の発行のために一生懸命活動されておられることと思います。  仮にこの与...全文を見る
○西村(智)委員 新法ができたときに、旧法のもとで申請の手続をしなければならない被災者の人たちがいるということに矛盾はありませんかと言っているんです。
○西村(智)委員 私の質問に対する答弁はありませんでした。  そこで、先ほど答弁の中にありました、遡及はしないけれども、それと同様の支援が行われるべきであると考えている、提案者はこのようにおっしゃったと思います。やはり、この遡及についての地元の要望は本当に強いわけなんですけれど...全文を見る
○西村(智)委員 基金の上乗せについてはどのくらいのものが示されているんでしょうか。ここは大事なところなんです。  つまり、基金の総額というのは、既に総務省の方からは、新潟へは一千二百億円ということで示されております。これはもう九月の上旬に既に示されているんです。これに基づいて...全文を見る
○西村(智)委員 しかし、それは総務省がはっきりと示しているわけではありませんし、基金全体の中で、基金の利益の総額を今おっしゃって、その中から内閣府が試算している額は十分賄えるというふうな御答弁でしたけれども、何度も申し上げますけれども、ほかにも基金ではいろいろなことをやらなくち...全文を見る
○西村(智)委員 政府の対応を見守るというのは、それはどうなんでしょうか。  このように皆さんも今回法律本体の改正を提案しておられますので、この法律でいろいろな不備がある、使い勝手が悪いということについては認識として持っておられるんだと思いますね。ところが、この指針の見直しのこ...全文を見る
11月09日第168回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案につきまして、意見の表明をいたします。  民主党は、現行の被災者生活再建支援法について、従来認められていなかった住宅本...全文を見る
11月28日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  先回の内閣委員会におきまして、私は、官房長官に対して人身取引の問題について質問をさせていただきました。その後、大変自分の不勉強を恥じるようなんですけれども、きちんとした人身取引に対する研究報告を国が行っていたということを知り...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  やはり国際社会とアメリカなどのスタンスは、被害者の保護と免責、それと同時に、加害者側への禁止と処罰ということだと思います。ぜひ両面あわせて日本でも取り組みが進められていくように期待をしたいと思います。  その一助となる研究報告書につ...全文を見る
○西村(智)委員 この国立女性教育会館、ちょっと名前が長いので略称でヌエックというふうに呼ばせていただきますけれども、ヌエックは、そもそも、例えばこういう人身取引に関する国際的な調査研究を行っているのみならず、国内の生涯学習にも資する事業を行っている、そして国内の男女共同参画政策...全文を見る
○西村(智)委員 大臣のその御感想を裏づけることになるんだと思うんですけれども、それぞれの独立行政法人についてはいろいろなところが評価を行っております。もちろん所管省庁の中にあります評価委員会も評価を行っていて、そちらの方を繰ってみましたら、このヌエックに対する評価はやはりよろし...全文を見る
○西村(智)委員 このヌエックですけれども、国内に向けての研修事業などだけではなくて、いろいろ国際的に大変大きな貢献をしている。例えば、JICAの指導者研修や情報能力向上のための研修、それからアフガニスタンの女性のエンパワーメントのための行政官研修などを通じて、国連で合意されてお...全文を見る
○西村(智)委員 類似業務を行っていないということですよね、そうしますと今の御答弁は。それでよろしいですか。
○西村(智)委員 趣旨、目的等が異なっている、これは事業内容は両者大いに性格を異にするものだと私は理解をいたします。  そうしますと、ではなぜ今回またこの青少年教育振興機構とヌエックとの統合の話が浮上してくるのかということなんですけれども、私はやはりここに、何といいますか、男女...全文を見る
○西村(智)委員 このヌエックは、国内社会における男女共同参画政策の推進に大きな貢献をしているのと同時に、やはり国際的な場における日本の名声といいますか、そういったものにも非常に強くアピールをしている組織だと思うんですね。  韓国では、日本でいいますとこのヌエックのような機関が...全文を見る
○西村(智)委員 質問を終わります。ありがとうございました。     —————————————
12月05日第168回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  まず、独立行政法人改革について伺いたいと思っております。  先月の二十七日に、いわゆる有識者会議の指摘事項というのが取りまとめられまして、独法の整理合理化計画を年内にも策定というふうに聞いているんですけれども、報道などを通...全文を見る
○西村(智)委員 今ほど大臣から、独法の改革に向けて、基本的なスタンスを示していただいたと思っております。  人事管理ですとか、それから事後評価のグリップが余りにきつ過ぎるというようなことはまさに御指摘のとおりだなというふうに思いますし、また、エージェンシーのよさを生かしていく...全文を見る
○西村(智)委員 随分先回りして答えていただいた項目もあるんですけれども。  どういう内容で議論されているのかということについても、これはまだ実は明らかになっておりません。ですけれども、この独法の改革が議論されているということでパブコメが行われたと思いますけれども、そのパブコメ...全文を見る
○西村(智)委員 同じ中身のメールがあったということは、それだけ同じ思いを持っている人がたくさんいらっしゃったということの証左だと私は申し上げておきます。  そこで、先ほど、男女共同参画政策推進のための中核拠点である、そういう意見もパブコメの中にあったということなんですけれども...全文を見る
○西村(智)委員 大臣が今、百一の独立行政法人の見直しに取り組んで、現時点で廃止ということでほぼ確定に近くなっているのが三つだということ。小さいところからでも成果を上げなければならないというお家の事情は理解をいたします。  ですが、先ほど大臣おっしゃいました、ノウハウを共有する...全文を見る
○西村(智)委員 先ほども申し上げましたが、これは、所管の文部科学省以外に、直接男女共同参画政策を推進する内閣府、そしてまたJICAなどの活動、そして各国政府や研究機関と連携をしていることから外務省、幅広い省庁とのつながりがあるわけでございますので、ぜひそちらも検討対象に加えてい...全文を見る
○西村(智)委員 来年分権委員会から勧告が出るということですと、来年の政治状況はどうなっているかなと、今、実は答弁を伺いながら思ったところなんですけれども、いずれにいたしましても、では、その勧告をまずはしっかりと出していただくということが先になろうかと思います。  それと同時に...全文を見る
○西村(智)委員 労政審の方に議論をゆだねるということをお伺いいたしました。  いっとき経済財政諮問会議の方が、非正規雇用あるいは日雇い労働が雇用の調整弁であるという方向で議論が流れかけた経過がありますので、今の大臣のお話を伺うと、最近の経済財政諮問会議はそうではないというふう...全文を見る
12月07日第168回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。よろしくお願いいたします。  きょう私は、民法七百七十二条に関して五月七日に法務省の方から出されました通達に関連して、何点か伺いたいと思います。  五月七日に出された通達によって、三百数十件の方がいわゆる離婚後妊娠ということで...全文を見る
○西村(智)委員 標準ということでおっしゃるのであれば、いずれにしても、前後二週間というのは余りに長いと思います。  それはなぜかというと、標準的に月経周期は大体二十八日というふうに言われておりまして、仮に妊娠二週ゼロ日で受精した、排卵日があったということですと、その二週間前ま...全文を見る
○西村(智)委員 確かに、二週間くらい長くとった方がいいと言う医師がいらっしゃるでしょう。それはいらっしゃるかもしれないと思います。ですけれども、それが標準となっていることはやはりおかしいのじゃないかと私は思うんです。  つまり、二週ゼロ日が推定されれば、排卵はほんの数時間の間...全文を見る
○西村(智)委員 どうしてもかみ合わないんですけれども。  しかし、医師の側からすれば、この手引をもとに証明書を書くわけでしょう。この証明書の書き方としては、算出根拠、一、二、三、一がやはり標準的な書き方として示されているわけですよ。仮に、医師が自分で、御本人で正確な診断をもと...全文を見る
○西村(智)委員 大臣、いかがでしょうか。この点、今局長は、医師会との話し合いに沿ったものであって、これで合理的だというようなお話だったんですけれども、今やりとりを聞いていて、どんな御感想を持たれますか。
○西村(智)委員 大臣、仕方なくないんですよ。  つまり、生まれた子供が戸籍がないという状態に置かれるわけですから、そういうふうになっているケースも多いわけですから、子供が無戸籍のままでいいというのは、これは七百七十二条の趣旨にも反すると思うんですよね。  子供の福祉というこ...全文を見る
○西村(智)委員 私は、やはり困っている方々を救済する、子供の福祉という観点に第一に立っていただいて、そこはぜひ真っ正面からの話し合いをしていただきたいと思うんです。  一、二、三とありますけれども、医師がこういうものを日常的に書いていれば、三のその他のところに丸をつけて自由に...全文を見る
○西村(智)委員 ですから、この懐胎時期に関する証明書の記載を改めてほしいということなんです。  逆に言いますと、素人である私から見て、ここの算出根拠の一というのは、やはりちょっと納得できないんですよ。直感的に考えて、こんなに四週間も、それは例外のケースはあるでしょう、あると思...全文を見る
○西村(智)委員 当面、運用として、この証明書の記載の部分は、やはり私は改めるべきだと思います。大臣、そこのところは行政府の長として、ぜひ、医師会との対話、協議、これを後押ししていただきたいと思いますが、どうでしょう。
○西村(智)委員 お願いいたします。  ありがとうございました。終わります。