西村智奈美

にしむらちなみ

小選挙区(新潟県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

西村智奈美の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  通告はしてありますけれども、その前に、昨日から問題になっておりますいわゆる道路特定財源の暫定税率、この延長問題について総理の見解を伺いたいと思います。  昨日から与野党の間で協議が行われて、どうも与党の方からつなぎ法案なる...全文を見る
○西村(智)委員 話し合いについて解決が図られればいいというのは、それは、総理、人ごとですよ、ほったらかしにしているということです。  それは国会の問題と言えるかもしれませんけれども、予算の関連法案は政府が提出しているものです。その審議の前にこの関連法案が出てくるということは、...全文を見る
○西村(智)委員 そんなのは意味のない答弁だと思います。  今、与党の席から、それは議員の立法だから国会の話とは違うんだというような声が聞かれておりますけれども、与党内でも、これは禁じ手だという声が聞かれている。どうなんですか。禁じ手ですよ、これは。  このことが本当に、この...全文を見る
○西村(智)委員 与野党で話し合いが行われているということであれば、これは総理、リーダーシップは一体どうなるんですか。完全にほったらかしということですよね。少なくとも、これだけ大きな問題になっている道路特定財源の暫定税率、総理の何らかの意思が示されるべきではないでしょうか、このつ...全文を見る
○西村(智)委員 つなぎ法案について何の見解も総理は持っていない。ということは、総理はこのつなぎ法案を容認している、認めている、進めているというふうに見なければなりません。  総理は、与党の、自民党の総裁です。ですから、与党に対して物を言うことはできるはずです。それは総理大臣と...全文を見る
○西村(智)委員 それでは、与党の、自民党の総裁としてお伺いをいたします。  この法案は、予算関連の質疑が始まる前に提出をされる議員立法であるとすれば、それはまさに、国会の歴史上初のあしき前例になる危険性のある極めて問題のある法案、立法になると思いますけれども、その点について、...全文を見る
○西村(智)委員 話し合いに応じるかどうかの前に、私は、この道路特定財源の暫定税率の問題点をまずきちんと国民の前に明らかにすることが必要だと考えております。  総理は今、中身も知らないとおっしゃいましたけれども、これほどまでに報道もされていまして、私たち野党の側にもちらちらとそ...全文を見る
○西村(智)委員 全く新しいことじゃないとおっしゃるんですけれども、どうも理解できないんですね。  国土交通省の方は、これは道路をつくり続けるためにとおっしゃっていますし、総理の方の、地球温暖化対策として道路の整備が必要だというようなお話も、私が記憶している限り、比較的最近だっ...全文を見る
○西村(智)委員 いや本当に、各国から温暖化対策を求められているから道路をつくるんだというふうにおっしゃっているように私には聞こえるんですね。ちょっと矛盾していると思いますね。  私は、この点もう少し、目的はきちんと明確に政府の方でよくよく整理をしていただいて出し直していただか...全文を見る
○西村(智)委員 詳細に読みました。ですけれども、救急病院へ行く生活道路というのは一体この中でどこなのか。この図、毛細血管のようにその張りめぐらされている道路網の図が、私のところもありました、都道府県別でずらっと全部出ています。ですけれども、救急病院へ行く生活道路というのがどこな...全文を見る
○西村(智)委員 ということは、確認ですけれども、道路特定財源で集められている税金の中から、道路行政費、道路の事業費と申しますか、道路をつくるために使われているお金以外に支出されているお金もあるということですか。
○西村(智)委員 そうしたら、きのう大臣が御説明になったこういうパネルにも、そういうものがきちんと含まれていますというふうに書いて御説明すべきだったのではありませんか。これを見ればみんな、例えば、生活道路をつくるための工事費とか、渋滞を緩和するための信号の設置だとか、ガードレール...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひそれは早く出していただきたいんです。理事会の方からも請求があったと思いますが、理事会の方にも報告はないようです。ぜひ早く出してください。つなぎ法案がきょう夕方出てきてしまったら、これはもう、なし崩しですよ。わからないうちにまた通っちゃう。  そしてもう一つ...全文を見る
○西村(智)委員 これは、昨日質問をいたしました細野委員からお借りをしている資料です。  直轄事業費の内訳といたしまして、工事費が一兆九千五百億、調査費三百十七億、ここまでは現場の道路行政費として私もそうだろうなと思います。それから、人件費が八百三十億、事務費が九十六億。この人...全文を見る
○西村(智)委員 公債の増発は行われておりません。ですけれども、それをもって財政規律が維持されているとはとても言えないのではないかと私は思います。  資料の三枚目を見ていただきたいんですけれども、行刑施設等整備費ですね。これは法務省からいただいた資料なんですが、本予算の要求額と...全文を見る
○西村(智)委員 今、伺いますと、高齢者用のバリアフリー化だとか耐震だとかということが含まれているということですけれども、それは急に受刑者がわっとふえた話じゃなくて、高齢者の方というのは、だんだん年をとっていくわけですから、わかるわけですよね。そうしますと、それは本予算で本来やる...全文を見る
○西村(智)委員 私は、ここのところをちゃんと、総務省が合併を推進してきているわけですから、市町村からの要望があるとか何だとかといろいろ細かい御説明はいただいたんですけれども、そこは、国がきちんとその方針を示して、それにのっとって自治体が合併を推進してきているので、そこはきちんと...全文を見る
○西村(智)委員 より一層の激変緩和が必要だと判断した理由は何ですか。
○西村(智)委員 高齢者が置かれている状況というのは、この高齢者医療制度の制度導入時、法案を採決したときにもわかっていたはずのことではないかと思います。  では、そのとき高齢者の置かれている状況がわからなくて、そして、与党PTがある日突然この高齢者の置かれている状況に気がついて...全文を見る
○西村(智)委員 いや、それは、過渡期なのは、ずっとそうなんですよ。これは単なる負担の先送りでしょう、高齢者の皆さんにとっては。制度そのものがなくなるというわけではなくて、本当に制度をなくすのであれば、それは与党PTが言うように、高齢者の置かれている現状をきちんと理解した上での措...全文を見る
○西村(智)委員 ある意味では、今の世代といいますか、若い世代に対する方針転換でもあるわけですよね。大臣がおっしゃったとおりです。世代間の負担の先送りはしないということで導入をされたはずなのに、ことし、本当に施行直前になって見送りをするといった、これはやはり朝令暮改だと思います。...全文を見る
02月28日第169回国会 衆議院 総務委員会 第8号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  どうもお久しぶりです。よろしくお願いいたします。  きょうは、提出されております三法案についてと、その後、行政文書の件につきまして伺いたいと思っております。  もう既に、長い時間、いろいろな方からの議論があったこの三法案...全文を見る
○西村(智)委員 政府の考え方は今の三点で変更はないということでございます。このことは今後の国会での審議に任せたいというようなことでありましたけれども、政府の考え方はかなり今後の成り行きにも影響すると考えております。私たちとしても、今の発言を重く受けとめて今後の審議に当たっていき...全文を見る
○西村(智)委員 今、余りにも多くのことをまとめて一つの答弁で言われてしまったので、ちょっと整理をさせていただきますと、まず、法人事業税は都道府県の基幹税であるということは、これは疑いの余地がないことが一つ。ただ、その後、言いわけがましく、この法人事業税というのは、地域的な景気の...全文を見る
○西村(智)委員 早期にというのは、大体どのぐらいの期間を想定しているんですか。そのことについてぜひ考えを明確に伺いたいと思います。
○西村(智)委員 いや、つまり、今回の地方法人特別税の創設については、これは地方分権に逆行するという異論もかなり強いのではないか、これは省内においても、そしてもちろん私もそういう問題意識を持っておりますし、いろいろな識者からもそういう指摘はあるんだろうと考えております。  こう...全文を見る
○西村(智)委員 はっきりと期限の決まっていない暫定の方が、例えば五年とか三年とかと期限が決まっている暫定措置よりも、たちは悪いと思いますね。これはずっと続けるのかなと見ざるを得ません。  例えば、米の臨特も毎年年度末に出てきたりします。まあ、あれはちょっと恒常的になったりして...全文を見る
○西村(智)委員 では、大臣の希望としては、この暫定措置法、どのくらいをめどに終わらせるといいますか、新しい地方税体系を大体どのくらいをめどに構築したい、議論の結論を得たいとお考えでしょうか。大体どのくらいの期間でその結論を得たいというふうにお考えですか。
○西村(智)委員 私、本格的に増田大臣に質問させていただくのは初めてでありますけれども、私は、いつまでにこの結論を得たいと希望しているのかと大臣に今伺ったわけですね。大臣の気持ち、考えを伺ったんですけれども、答弁として何か閣議決定の文章を読み上げられて、本当に大臣は地方分権を推進...全文を見る
○西村(智)委員 地方にしてみれば、この間、三位一体改革の影響で歳出削減と交付税削減が二〇〇一年以降ずっと続いてきていますから、格差是正、そういう言葉のもとでは、これは歓迎する話かもしれません。  ですけれども、全体的に、ことしの政府予算全体を見ますと、このように、地方法人特別...全文を見る
○西村(智)委員 納得はできませんが、次の質問に移ります。  行政文書の作成と管理と保存についてであります。  福田総理大臣が所信表明演説の中で公文書館の充実ということを言っておられました。公文書館を含めて、きょうは行政文書の取り扱い全般について伺いたいと思います。  まず...全文を見る
○西村(智)委員 情報公開、大変重要だというお話をいただきました。  そこで、総務省のもとで、行政機関の保有する情報の公開に関する法律がありますけれども、平成十七年にこの情報公開法の制度運営に関する検討会報告が取りまとめられました。この取りまとめ、検討会報告も、私の目から見てか...全文を見る
○西村(智)委員 情報公開法によって各府省がそれぞれ文書管理規則を作成して、そこのところで、恐らく官房長などがその省庁の中での文書管理の責任者ということになって取り組みをしているということなんですけれども、実際に、行政文書の取り扱いについては、ここ数カ月を見てみても、本当に大きな...全文を見る
○西村(智)委員 不適切な事例があることは総務省の方でも把握しているということでした。  だとすると、私が次に聞きたいのは、そういう不適切な事例が生じているということは、これはそれぞれの省庁の文書管理のあり方に問題があるのか、つまり、その省庁における責任問題ということになるのか...全文を見る
○西村(智)委員 内容について伺いたいと思います。  昨年十二月十四日に関係省庁連絡会議が設置されて、そこで文書管理の徹底について申し合わせた、総務省がこの申し合わせを踏まえて各府省庁における状況について報告を求めて、その報告を取りまとめして、その結果を踏まえて改善を図るという...全文を見る
○西村(智)委員 いや、今までに問題があったから改善をしていかなければいけない、今そういう位置にあるわけですよね。なので、関係省庁の連絡会議が設置をされて議論をされている、今の答弁を伺いますと、結局今までと同じことの繰り返しになるのではないかなという大変な心配をいたしております。...全文を見る
○西村(智)委員 大臣からも冒頭、情報公開は非常に重要だ、プライバシーの保護とは両立し得ることだというお話がありました。  各自治体で設置されている公文書館は全体で五十一なんですけれども、大臣が県知事を務められていた岩手県では、公文書館は設置されておりますでしょうか。
○西村(智)委員 公文書館の設置については、これは自治体においてももっと進めていただきたいと私は考えています。  ちょっと時間が来てしまったので、質問もかなり残っているんですけれども、一点どうしても伺いたいことがありまして、もう少し時間をいただきたいと思います。  これは私の...全文を見る
○西村(智)委員 最後に大変いい御答弁をいただいて、ありがとうございました。  ただ、大臣、総務省の中に設置されております審議会等でも、発言者名のない議事要旨のみの審議会が大変多いです。議事録も公開されていないところもあります。そこのところをぜひ一回チェックをしていただいて、ま...全文を見る
03月26日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  きょうは、大臣所信に関する一般質疑ということで、増田大臣と上川大臣にお越しいただきました。よろしくお願いいたします。  まず一点、増田大臣の方に伺いたいと思います。  地方の元気再生事業についてですけれども、先日、佐々木...全文を見る
○西村(智)委員 今回の地方の元気再生事業は、総額で二十五億円、お伺いしましたら、一件当たり数千万円の事業を想定しているというようなお話でした。国があらかじめメニューを決めない、あるいは省庁の縦割りということも解消すべきだ、そういった大臣の認識が示された上での事業ということですの...全文を見る
○西村(智)委員 とお答えいただきますと、私の理解では、この地方の元気再生事業というのは、言ってみれば、その事業で本当にこれから先も進めていっていいですよということを内閣府が判断をし、そしてその先に、省庁のそれぞれの事業につなげるような橋渡しをする、こういう事業だということでよろ...全文を見る
○西村(智)委員 事業の到達点は地域の発想を引き出すものだ、こういうふうに理解をさせていただきましたけれども、本来、これは調査事業でありますよね。調査事業ということでいくと、一つ私が考えますのは、地域の活性化とか地域の再生というのは、今まで漠然と語られてきているんですけれども、一...全文を見る
○西村(智)委員 多様な活力、活性化とか地域力というようなものがあると、大臣は御自分のお言葉で今答えてくださいました。  そこで、地方の元気再生事業に戻るんですけれども、では、そういう目線でこの地方の元気再生事業を見たときに、私はやはり欠けているものがここに一つあると思うんです...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひ科学的な調査をお願いいたします。地域を熟知している人というのは、それは地域の住民の方であればどなたも知っているんですね。ですけれども、そういった方にこそ、それは私も含めてですけれども、よく知っていると思っているがゆえに、これをやったらうまくいくんじゃないか、...全文を見る
○西村(智)委員 私は、その後どういうふうに把握をされたのですかと質問をしたのです。  適切に行ってくれているものと思いますでは答弁になりません。捨てたか捨てないかをどうやって確認しているのですか。
○西村(智)委員 それでは、上川大臣にお伺いをいたします。  今、行政文書の管理は、行政情報公開法に基づいて、各府省がそれぞれで文書管理のための規則をつくって、それぞれの府省の中に行政文書管理責任者を置いて、その人が責任を持ってやる、そういうことになっております。内閣府の方でそ...全文を見る
○西村(智)委員 それは普通の組織として考えれば、トップの責任で大臣が号令をかければ役所の内部がそのとおりにすると善意で考えたいんですけれども、しかし、この国は大臣に資料を隠すような国でございますので、そういった善意だけでは本当にやっていけないのではないかと思っております。  ...全文を見る
○西村(智)委員 諸外国では、公文書館が非常に充実をされております。日本では、例えば一例ですけれども、内閣府所管の公文書管理に関する職員が四十二人であるのに対して、例えばアメリカは二千五百人、所蔵の書架も、日本が四十九キロメートルに対してアメリカは九百三十キロメートル。現用記録の...全文を見る
○西村(智)委員 今大臣は、それぞれの政府と公文書館との協議でというふうにおっしゃいましたけれども、これは移管についてなんですよね。移管について過去そういうふうにしてきたということですが、文書の作成とか保管については、これはそれぞれの府省でつくっている規則にのっとってその担当責任...全文を見る
○西村(智)委員 最後に一点、大臣、外交文書について、これもぜひ有識者会議の中で前向きな検討をしていただきたいと思います。  自国の外交政策について自国民が知ることができないというのは、これはやはりおかしいと思いますので、この点もしっかり前に進めていただきたいと思いますが、どう...全文を見る
○西村(智)委員 時間になりましたので、終わります。ありがとうございました。      ————◇—————
04月02日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  きょうは、法案審議、私は特に地域再生法の改正案について質問をさせていただきたいと思っております。  午前中からずっと質問がありまして、論点も大体共有できるかというところまで来たんですけれども、私は前回も、増田大臣と地方の元...全文を見る
○西村(智)委員 ひとり立ちする気概を持つこと、その前提として、国から地方に権限とか財源をきちんと移譲する、またあわせて議会の機能も高めるということなんですけれども、そういう視点で、私もそういう意味では全く大臣と認識は同じです。  そういうことが分権を進めるために必要だといいま...全文を見る
○西村(智)委員 最初の方はとてもすっきりとしていてわかりやすい答弁だったのですけれども、長くなるにつれて、一体大臣の真意はどこにあるのかなと、だんだんわからなくなってくるような答弁でありました。つまり、定量的に計測ができないから効果がわからないというような御発言だったのかなと思...全文を見る
○西村(智)委員 大変満足のいく御答弁をいただきました。  私たち民主党は一括交付金というのをずっと提案しておりまして、国が余りひもをつけずに一括して分野ごとに交付金を地方に渡して、そしてそこで自由に地方の裁量で使っていただく。おっしゃっていただいたように、地方の活性化というの...全文を見る
○西村(智)委員 地方自治体により一層の責任を持ってもらうための措置だというふうに理解をいたしました。  ポイントの二つ目について伺いたいと思います。  利子補給制度の創設についてなんですけれども、これを創設したその趣旨、そしてまた期待される効果、これについても伺いたいと思い...全文を見る
○西村(智)委員 政策投資銀行が民営化されることに伴って、政策投資銀行が行っていた低利融資事業を引き継ぐというような形で今回の利子補給制度がつくられた、こういう理解でよろしいんでしょうか。  そういたしましたら、この利子補給を受ける金融機関が協議会の一員たることが要件となってい...全文を見る
○西村(智)委員 改正法の第五条第三項第五号に、地域再生支援貸付事業を行う金融機関を内閣府令で定めるということになっているわけなんですけれども、この内閣府令の検討状況と、それから内閣府令で定める金融機関の範囲などをお答えいただきたいのと、あわせて、第二十二条においての内閣府令の検...全文を見る
○西村(智)委員 第五条の金融機関と第二十二条の指定金融機関の範囲の関係について教えていただけますか。
○西村(智)委員 つまり、金融機関の中から指定をする、こういうことでよろしいんですね。  ちょっと時間がありませんので飛ばします。  法案が出てきて、この内閣府令がなかなか見えてこないというのは、ちょっと作業として遅いんじゃないかなと思います。これはもう既に、来年からの予算案...全文を見る
○西村(智)委員 この再チャレンジ支援寄附金税制、直接型、間接型合わせてなんですけれども、これらに係る地域再生計画の認定件数はこれまでに何件でしょうか。
○西村(智)委員 一件ですので、率直に申し上げて、これは少ないんだと思うんですね。たしか去年度まではなかったというふうに聞いていますので、ことしの、おとといあたりの認定であったということなのでしょうか、これは想像ですが。  それで、実は私も、いただいた「地域再生のために」という...全文を見る
○西村(智)委員 私がまだこの委員会の中で発言をしておらず、しかし、昨日の役所の方々へのレクでの話がちゃんと大臣の耳にも入っていたようでちょっと驚いたんですけれども、全くそのとおりだと思います。ぜひそれは、調査、評価、しっかりとやっていただきたいと思います。  あわせて、もう一...全文を見る
○西村(智)委員 よろしくお願いいたします。  次に、先ほど大臣が先回りしておっしゃってくださったことについて私の方から質問させていただきたいと思いますが、事後評価についてです。佐々木委員も指摘をされておられたんですけれども、やはり事後評価がちょっと体制不備であるということです...全文を見る
○西村(智)委員 では、評価ではなくて、今度はトータルのガバナンスという観点で質問したいと思うんです。  計画を地方がつくる、それを内閣府が認定するということなんですけれども、今お話を伺っていても、内閣府で評価をして、それをまた総務省が行政評価で行ってということですと、やはり何...全文を見る
○西村(智)委員 支援策ごとの事後評価は各省が責任を持ってやっておりますと。実は、私が事後評価のことについて資料を持ってきてくれとお願いしましたら、内閣府の方から返ってきた答えはそういうことでした。そういうことにならないように、ぜひしっかりと大臣の責任で進めていただきたい。強く要...全文を見る
○西村(智)委員 終わります。どうもありがとうございました。
04月11日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  きょう、私は、主に国民生活センター法の改正案について質問させていただこうと思っていますけれども、それに関連して、せっかくの機会でありますので岸田大臣の御所見を伺いたいと思っております。  消...全文を見る
○西村(智)委員 組織体制についてのお考えはいただきましたけれども、やはり、これまでの経過といいますか、これまでの行政のあり方をしっかり反省することなくして消費者中心の新しい行政というのは生まれてこないと思うんですね。  午前中にも何人かの方から指摘がありましたけれども、やはり...全文を見る
○西村(智)委員 結局、いわゆるサプライサイドではなくてディマンドサイドに立つ行政の必要性というのは、振り返ってみるとかなり前から議論はあったと思うんですよね。そういった発想の転換が、組織がないからできてこなかったのか。私は決してそうじゃないと思うんです。組織があってもなくても、...全文を見る
○西村(智)委員 行政のスリム化については生活安心プロジェクトの中でも共通している考え方だということだったんですけれども、それではちょっとお伺いしたいんですが、ここは申しわけありませんが通告してありませんので。民間登録機関等の問題についてであります。  このところ、認定、評価、...全文を見る
○西村(智)委員 答弁はいただけなかったようです。  生活安心プロジェクトではこういうふうに書かれています。規制改革においても「消費者・生活者に資する改革という視点をより明確にしていく必要がある。」、これは取りまとめの七ページでございます。そうしますと、今後、規制改革推進のため...全文を見る
○西村(智)委員 それでは、次の質問はいよいよ法案の中身に入っていきたいと思うんですけれども、中身に入りたいんですが、まだその前に幾つか確認をさせていただかなければならないことがあります。  一つは、国民生活センターのあり方。これも国民生活審議会の消費者政策部会の方で取りまとめ...全文を見る
○西村(智)委員 ADR機能が重要だということは理解をいたしました。  では、「国民生活センターのあり方」というこの報告書を受けて、今後、この国民生活センター法の改正に向けては大臣はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
○西村(智)委員 それでは確認ですけれども、国民生活センター法が、消費者行政推進会議の結論次第では近々に改正される可能性もあるということですか。
○西村(智)委員 ADRの結果の公表についてでありますけれども、私は、これはできる限り国民の皆さんに、消費者の紛争、これを予防するという点から、積極的に公開、公表をすべきだというふうに考えておりますけれども、どういう基準で、どういう手続でこの公開を行うお考えなのか。  聞くとこ...全文を見る
○西村(智)委員 事業者の聴取をやってから公表だというふうな考え方が示されたかと思うんですけれども、そもそも、私も国民生活センターの方へ視察に行かせていただきましたが、そこであっせんが不調な理由は、やはり事業者があっせんに対して非常に非協力的であるということもあるわけですので、そ...全文を見る
04月22日第169回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  前国会で、被災者生活再建支援法が議員立法という形で改正をされました。改めて、御尽力くださった皆さんには心から感謝、御礼を申し上げますし、また、その改正法を踏まえてお取り組みをいただいている内閣府にも感謝を申し上げたいと存じま...全文を見る
○西村(智)委員 大臣も喜んでくださっているということで、ありがたく思っておりますけれども、前回のこの特別委員会の中でも、いわゆる認定基準とその運用指針について、いろいろな意見が出されていたかと思います。  私の方からは、宅地被害の認定基準を見直すべきではないかというようなこと...全文を見る
○西村(智)委員 都道府県の関与についてはまた後で伺いたいと思いますけれども、技術的な助言を取りまとめたものだということでありました。  地域独自の、言ってみれば弾力的な運用もある程度までは可能だということなんですが、要するにこの判断基準と判断主体ですね。地域での弾力的な運用が...全文を見る
○西村(智)委員 同じような物の考え方というのは、これは予見できればいいわけですけれども、実際に今まで積み重ねられてきたケースでしか物を見ることができないわけですよ。ですけれども、この基準ないし指針でやってきている自治体の中からも、もう少しここは緩和していけるんじゃないかというよ...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  私は、国のほかの法律ともいろいろ連動していますというこのことを何も壊すつもりはありません。ですけれども、実態として北海道と沖縄とでは全然住宅事情が違うということもありますし、そこは、地方自治体の自己規律を高めていただくという観点からも...全文を見る
○西村(智)委員 早期の検討をお願いいたします。  次に、改正法によりまして大規模半壊までが支援金の対象となりました。全壊と大規模半壊が支援対象となったわけなんですけれども、私たち民主党の側からは、これを半壊以上に広げるべきではないかということを主張させていただいております。こ...全文を見る
○西村(智)委員 この前の改正では大規模半壊以上が支援対象になったわけでありますけれども、実はこのことがいわゆる認定そのものの重要性を増したということもぜひ御理解をいただきたいと思います。  つまり、全壊、大規模半壊、半壊、これはみんな被害の程度それから損壊の程度で区分をされる...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひそれはそれとして進めていただきたいと思いますけれども、大規模災害を経験してきた自治体の側からは、自治体レベルでこれ以上のことをやるのは体力的にもう限界ではないか、そういうような声が聞こえております。  これは、「大規模災害時における」、こう書いてありますの...全文を見る
○西村(智)委員 この点については私も研究しなければならないと思っておりますけれども、ぜひ内閣府の方でも早急な取り組みをお願いしたいと思います。  この支援法の関係で最後の質問にいたしますけれども、国の補助割合、現在は、都道府県がつくっている民法法人がつくった基金に相当する額と...全文を見る
○西村(智)委員 私は、大規模な災害については、ぎりぎり絞ったといたしましても、やはり国の補助割合というのはふやしてもよろしいのではないか、そういうふうには考えております。  それはどうしてかと申しますと、結局、住宅の再建というのは被災からの復旧復興の際にかなめとなる部分であり...全文を見る
○西村(智)委員 大臣のそういう答弁ですと、この支援法の住宅本体に公的資金を投入できるかどうかという、議論の最初の振り出しのところにまた戻ってしまいます。この改正法によってそこのところはクリアできた課題だというふうに私は思っておりますので、ぜひそこのところは積極的な御検討を加えて...全文を見る
04月25日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  今回は三年ぶりの法改正ということで、毎年、警察庁の方でも暴力団の動向については詳細な報告書を出しておられます。私もそれを読んで勉強させていただきましたけれども、特に近年は、非常に組織的な、いわゆる狭義の暴力団というものと、そ...全文を見る
○西村(智)委員 対立抗争などについては、平成十六年度改正において、いわゆる代表者に対する損害賠償請求ができるようになったということなんですけれども、伺いましたところ、これによって実際に損害賠償請求が行われた件数はゼロだということでございました。  そういったことから考えると、...全文を見る
○西村(智)委員 伺っていて、ちょっとわからないところがあるんです。  一つは、対立抗争が平成十六年改正で抑止をされて、件数自体も減っているし、早目に収束するようになったということなんですけれども、実際にこの数年間で対立抗争、けん銃を使った殺人事件というものは確実に発生をしてお...全文を見る
○西村(智)委員 もう一つ伺います。  改正前法、旧法の第十五条の三で、民法の適用について記載をされております。これが新法においては第三十一条の三に転記されている格好になっているんですけれども、まず、旧法の第十五条の三、つまり、これは民法七百十五条で言うところの使用者責任を含む...全文を見る
○西村(智)委員 私も今回いろいろ資料を読んでおりまして、結局、実際に今暴力団の組織というのは非常に複雑になっておりまして、傘下の組織も極めて多様で、いろいろな活動をしているところがある。そういうことからいろいろ考えてみまして、損害賠償請求の対象者というのを指定暴力団の代表者に限...全文を見る
○西村(智)委員 今のは、いわゆるほかの、傘下の組織それから実質的に経営に参加している関係企業などの代表者を対象とすることについては警察庁も検討したことがある、そういうことですか。
○西村(智)委員 そうしますと、今回の法改正では、言ってみれば、ふえ続けている準構成員というのは対象にならないということでございます。  これでありますと、本来の暴対法のそもそもの立法の精神である市民の安全を守る、安心を守るということからは少し足りない、少しといいますか、かなり...全文を見る
○西村(智)委員 今、隣で泉委員が一生懸命発言をしておりましたけれども、本当にそのとおりなんですね。今までに何回もこれは改正をされているわけです。ところが、構成員、準構成員の足し合わせた数は、ここのところずっと高どまっておりますね。構成員は少し減っているけれども、準構成員というも...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  今度は警察庁の方に伺いたいと思いますが、五菱会のその事件発生後に、それがきっかけともなって犯罪被害財産被害回復給付金支給法の見直しが行われて、それが平成十八年の六月だったかというふうに承知しておりますけれども、平成十八年の六月に法改正...全文を見る
○西村(智)委員 そうですか。もうちょっと踏み込んで答えていただけると思っていたんですけれども。つまり、二年間の期間でこの被害者の方々がどういう経過をたどっているか、私の乏しい想像力で考えますと、これはやはり一日も早くというのが望まれるところだと思うんですね。  そういったとこ...全文を見る
○西村(智)委員 時間ですので、終わります。ありがとうございました。
05月16日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  楠田委員の質問でも、市村委員の質問でも、この地域力再生機構法案について二委員の疑問は晴れてはいないようですし、私も、伺っていて、やはりなぜこれを株式会社でやらなければならないのか、そしてまた、そのスキームもいろいろ伺っていか...全文を見る
○西村(智)委員 これだけでは地域力というものの再生はできないということになりますと、それでは、法案に「地域力再生機構」とついているのは、これはいささか過大広告に過ぎるのではないかというふうに思いますけれども、この名称はどうしてこういうふうになったんですか。それは改めるべきだと大...全文を見る
○西村(智)委員 詭弁だと思います。  今のお話を私は素直に聞きまして、地域力を再生したい機構とかいうことであればわかるんですけれども、これで本当に地域力が再生するかのような、先ほど楠田委員でしたか、質問の中で述べておられましたけれども、これが通るとバラ色の未来が見えてくるよう...全文を見る
○西村(智)委員 答弁を伺って私が感じますのは、大臣はこの法案をつくって世に送り出すところまでは一生懸命やられるけれども、これは株式会社ですから、経営委員会ですか、そこのところに任せるということになってしまって、そこから先は大臣の手を離れてしまうわけですよね。仮にそこで地域間格差...全文を見る
○西村(智)委員 共通点は確かにあると思います。大臣の御認識は、三セクで危なくなっているところは、地域力、地域経済の足を引っ張っているという前提に立たれているわけですよね。そこのところでは共通点はあると思うんですよ。ですが、やはり決定的な違いは、組織の生い立ちとか利害関係者の数と...全文を見る
○西村(智)委員 きのうのレクの段階では、そこはあいまいだったんですよ。それは法案成立後に、あるいは経営委員会のつくる事業再生計画の中でケース・バイ・ケースですというようなお話だったんですけれども、では、そこは確認させていただいたということです。  なぜならば、昨年末の経済財政...全文を見る
○西村(智)委員 大臣、御存じだと思うんですが、三セクの経営者の何割かは自治体からの出向などの役員によって占められております。総務省が毎年詳細な三セク等に関する調査結果を出しておりますけれども、それを見ても明らかです。  三セクというのは今非常に大きな赤字で苦しんでいると言われ...全文を見る
○西村(智)委員 いや、ちょっと勘違いしておられるんです。私が申し上げたいのは三セクのことなんですよ。三セクのそれまでの放漫経営の責任を一言も問わないうちにこの再生計画がスタートするというのは、地域住民にとってはやりきれないのではないですか。
○西村(智)委員 地方議会の中でそういった問題が議論されるのではないか、あるいは経営計画の中でそういったことも議論されるのではないかと。されるのではないかという言い方では、納税者の思いを本当に酌み取っていないのではないかというふうに考えるんですよ。もう大臣としてのお答えはいただき...全文を見る
○西村(智)委員 総務省には、第三セクターの債務残高を増嵩させてきたことの責任はきっちりととっていただきたいと思います。  元来、財政援助制限法によりまして自治体の三セクへの債務保証はできなかったとされていたのが、これはもう随分昔の話になるんだと思うんですが、一九五四年に自治省...全文を見る
○西村(智)委員 政務官、そろそろ建前の議論は私もやめにしたいと思うんですけれども、政務官は全国市議会議長会の会長でいらっしゃいましたよね。京都で長く市議会の議員と議長までもお務めになった。私も、短い間ですけれども地元の県議会で議員をさせていただきました。  率直に申し上げて、...全文を見る
○西村(智)委員 まず情報開示だと思います。わかりやすい形での情報開示。今まで自治体からの、あるいは三セク側からの情報公開というのは、住民にわかりにくく、わからせないように提供している節が結構あった。それは別に地方自治体だけじゃなくて、政府もそうですからね。  ですので、まず自...全文を見る
○西村(智)委員 財政健全化法の指標がことしの秋に公表されます。ですので、ここはスピーディーにやっていくべきことだと思いますので、どうぞよろしく、ここは強く要請をいたします。  次、機構のあり方にようやく入りたいと思うんですが、時間が迫ってきました。  大田大臣、先ほどから、...全文を見る
○西村(智)委員 最低どのくらいの資本でスタートさせるのか、ちょっとわからないということですかね。最低は三百億ということですか。そうしますと、法案にこれは三百億と書いてあるんでしょうかね。書いてないですか。法案には書いてない。だから、三百億に満たなくても株式会社は設立をされるとい...全文を見る
○西村(智)委員 いや、今、制度のそういうことでできますという仕組みを説明してくださいと私は申し上げたのではなくて、出資金を出したときに、それを地方債で九〇%まで賄えるというのは、これは少なくとも出資を促していることにはなりますよね。国が株式会社をつくるときに、地方から出資しても...全文を見る
○西村(智)委員 先ほど楠田委員と市村委員の質問の中で大田大臣は、この会社をつくったときには、経営委員会という名前で正しかったでしたか、その委員会にお任せをして、赤字が出ないようにやっていただけるものと思っている、こういうことでした。  実際に産業再生機構は四百何十億ですか、黒...全文を見る
○西村(智)委員 時間ですので終わりますが、やはり責任体制というのが非常に不明確で、採算性について具体的なスキームは何も法律に書かれていないという疑問が残念ながらさらに深まったということを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
05月21日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○西村(智)議員 私は、ただいま議題となりました児童扶養手当法の一部を改正する法律案について、提出者を代表して趣旨説明を行います。  今や母子世帯数は約百二十万世帯にまでふえていますが、その平均年収は二百十三万円と、平均的なサラリーマン世帯の年収の半分を下回っています。母子家庭...全文を見る
05月23日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
議事録を見る
○西村(智)議員 福岡委員にお答えいたします。  福岡委員も母子家庭の皆さんと意見交換をされて、その現状把握に努めておられるということ、まず敬意を表したいと思います。  おっしゃるように、まだ母子家庭の現状は大変厳しいものがございます。それは私も意識は共有していますけれども、...全文を見る
○西村(智)議員 福岡委員は、今母子家庭の置かれている現状を十分把握しておられますし、母子家庭の母が就労などで大変厳しい状況に置かれているということを御存じであろうと思いますので、先ほどの質問はいささか、そういう文脈からいたしますとちょっと理解に苦しむところでありますけれども、や...全文を見る
○西村(智)議員 お答えをいたしたいと思います。  正直申し上げますと、これは、私どもも政府に聞きたいという気持ちなのでございます。ことし二月の政令で、就労意欲が見られない者についてのみ支給額の二分の一を支給停止することとされ、実質的には、ほぼすべての母子家庭では手当を削減され...全文を見る
○西村(智)議員 委員長の御高配に感謝を申し上げます。  今回、私たちが改正案を提出いたしましたのは、まずは、自立支援ということに向けて、経済支援と就労支援は必ずセットで行われなければいけないという基本的な考えがございます。  また、与党PTの合意によりまして出された政令によ...全文を見る
○西村(智)議員 お答え申し上げます。  今回の私たちの法案のポイントということであります。  近年の三位一体改革によりまして、全体的に社会保障関係費が削られてきております。こういう流れの中で、今回の児童扶養手当法で見ますと、法律上はこの手当額の一部削減が規定をされておりまし...全文を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  今度は立場を変えまして、こちらの方から質問させていただきたいと思います。  通告していた順番を少し変えさせていただいて、最初は、児童扶養手当法の現行の法律について伺っていきたいと思います。  私たちが提出をいたしまして、...全文を見る
○西村(智)委員 政令ですので、国会の審議を経なくても、これは出したり変えたりということができるわけですよね。  そういたしますと、多くの委員の皆さんの思いは、今こういう状況の中で母子家庭への児童扶養手当を削減するのはやはり厳し過ぎるのではないかというお気持ちなんだろうと思いま...全文を見る
○西村(智)委員 きょうは私も資料を配付させていただいております。これは厚生労働省からいただきました、自治体の方に一部支給停止適用除外事由を届け出させる、その様式のひな形であります。この一枚目を見ますと、点線の囲みで五つの項目があります。「1 就業している。」「2 求職活動等の自...全文を見る
○西村(智)委員 行政手続としては、こういった文字にちゃんと置きかえることが必要だとおっしゃいましたけれども、実態は、私は先ほど申し上げました、就業意欲を持っていても求職活動ができない、先ほど、午前中の郡委員の答弁にもあったんですけれども、例えばDVの被害者などは、外に出るとまた...全文を見る
○西村(智)委員 大変御苦労なことだと思うんです。御苦労なことだと思うんですけれども、一番御苦労されているのはやはり母子家庭の当事者の母で、次に御苦労されているのは自治体の窓口の担当者ですよ。  今回の法案が審議されるということもあって、私も現状はどうなっているのかと思って幾つ...全文を見る
○西村(智)委員 これは、発言がありましたけれども、本当に実質的には手当を政府の方が減額させているということになるわけですね。  ちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、母子家庭の母の就労形態として最も多いものは、短時間勤務といいますか、パート労働だというふうに承知をし...全文を見る
○西村(智)委員 そうしますと、先ほど午前中の答弁で局長は、自治体の方には郵送してもらってもいいというふうに指導もしているという答弁でしたけれども、実際に、これは書類が不備だったりするおそれがあるということを考えれば、やはり市町村の窓口としては来庁を求めるんだと思うんです。そうい...全文を見る
○西村(智)委員 でも、多くの自治体はもう既にこの届け出の提出のために動いておりますので、厚労省の方が慌てて後から、あっ、しまったと思っていろいろな手を打っても、それはもう既に遅いんだというふうに思うんです。  さらに、事務手続の煩雑さで迷惑をかけている二番目は、市町村の窓口だ...全文を見る
○西村(智)委員 交付税要求をしていると。交付税措置されればいいんですけれども、これはどうなんですか、されるんですか。それは総務省に聞かないとわからないんですか。
○西村(智)委員 交付税というのは、よく言われますけれども、ウナギのたれと同じで、何が入っているかわからない。入れましたと言えば入っているようにも思えるし、仮に入れていなくても、入っていますと言われると、何か食べてみるとそういうような味がしたりするというのが交付税の本来持っている...全文を見る
○西村(智)委員 つまり、私が問題にしたいのは、就労意欲の見られない人という切り方をするから、新たな届け出が必要になってしまうんです。本当に厚労省が母子家庭の就労を進めたいということであれば、今現に就労できていない人だけが問題になるわけじゃないですか。その人たちがどうして就労でき...全文を見る
○西村(智)委員 私は、今答弁いただいたようなことを踏まえて、非常に低い賃金で所得も依然として低いこと、そしてまた子育て環境の充実というのは、やはりセットで進めていかないとならないことだと思うんですね。  母子家庭であるというだけで面接の本当にはなから断られるケースもあります。...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  そこで、ことしの予算措置といたしまして、母子家庭の就業支援施策ということで予算がふやされておりました。大変喜ばしいことだと思うんです。  この中で、例えば高等技能訓練促進費、資格を取るためにこういった事業が見直されたり、あるいは、ハ...全文を見る
○西村(智)委員 ただ、これは、入学金の負担を考慮した額を一時金として支給するんですからね。やはり、私は、そういう種類のお金であれば入学時にお渡しするというのが筋だろうと思います。  また、正社員への転換制度でありますけれども、本当に三十万で大丈夫なのかなという気がいたします。...全文を見る
○西村(智)委員 つまり、母子家庭に対しては、本当に必要なのは手当の削減ではないはずなんですよ。手当の削減は、就労がきっちりと十分体制が整ってから、それは就労だけではなくて、先ほど申し上げたような子育て環境の整備も、これはちゃんと環境として整えておかないとなりませんし、そしてまた...全文を見る
○西村(智)委員 これまで、例えば家庭的保育、ちょっと便宜上保育ママと呼ばせていただくことをお許しいただきたいと思うんですけれども、そうした家庭的保育が行われるときには、言ってみれば、利用者といいますか保護者と、それから家庭的保育者との間での契約だったんだろうと思うんですけれども...全文を見る
○西村(智)委員 午前中からずっと、今回の、例えば保育ママの資質の確保ですとか、あるいは研修の中身、あるいは資格などについて、いろいろな質問がありました。法律ができてから政省令で対応するということなんですけれども、その省令づくりのときの考え方を、ではちょっと伺いたいと思うんです。...全文を見る
○西村(智)委員 もう一度確認をさせていただきたいんですけれども、そうしますと、国で最低水準ないし最低基準を設けるという考えなのかということがまず第一点と、一方で、先ほど、質と量のバランスをとりながらというお話がありましたけれども、私も、それぞれの地域性は確かにあろうと思いますの...全文を見る
○西村(智)委員 最低基準をつくるのかという質問に対して答弁がなかったので、それは考えていないというふうに理解をさせていただいてよろしいんですか。
○西村(智)委員 政省令、これから、そのプロセスにおいても、その中身においてもいろいろな意見を聞きながらということでありますけれども、やはり、国会の中で審議をしておりますと、見えないものを何となくつかもうとしているようで、とても歯がゆい思いがするのであります。できればこの法案の審...全文を見る
○西村(智)委員 ちょっと時間が迫ってまいりましたので、質問を省かなければなりませんが、一つ、里親のことについて伺っておきたいと思います。  里親として登録していらっしゃる方は、今は全国で約八千人、それに対して、委託されている子供の数が三千四百人くらいでしょうか。要保護児童のわ...全文を見る
○西村(智)委員 時間になりましたので終わりたいと思うんですが、里親の皆さんからは、やはり最近、虐待を受けた子供が非常にふえていて、そうした子供の対応のために、常に相談体制、相談できるところがあったらいいのではないかというお声をいただきました。  先ほどの菊田委員の質問にもあり...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美と申します。  きょうは五名の参考人の皆さん、大変お忙しいところ、この委員会で貴重な意見をお述べいただきまして、本当にありがとうございました。  児童福祉法等の一部改正案と、そして私が筆頭提出者となっております児童扶養手当法の一部改正案につ...全文を見る
○西村(智)委員 非常に的確にお答えをいただいたと思っております。  やはり、本来、行政が母子家庭に対してなすべきことというのは、前回の法改正の理念で盛り込まれたように、総合的な自立支援、自立のためのお手伝いということですので、窓口でのそういったやりとりがさらに母子家庭の尊厳を...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  この児童扶養手当法の関係で、森田参考人にも一点お伺いをしたいと思います。  先ほど、森田参考人が行われました調査の結果、私も大変興味深く見させていただいておりますけれども、特に注目をいたしましたのは、これは七ページになるんでしょうか...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  それでは、児童扶養手当法についての私の参考人の皆さんへの御意見は以上といたしまして、児童福祉法等の改正案について、関連で何点かお伺いをいたします。  先ほど答弁いただいた流れもございますので、森田参考人にもう一点お伺いをいたしたいと...全文を見る
○西村(智)委員 OECDの各国の中でも、子供のいる家庭の貧困率は、日本は多分最低水準、最低水準というのは非常に貧困率が高いという意味ですけれども、そういったことを含めても、やはり子供にきちんと視線を向けた政策の柱がどうしても必要だというふうに感じました。  福川参考人にもこの...全文を見る
○西村(智)議員 お答え申し上げます。  憲法に規定されております十三条、幸福追求の自由というのは、これはだれにしも認められなければならない権利であろうと思います。しかし、その幸福を追求する自由がままならない方がこの日本国内にたくさんいらっしゃるということに思いをいたし、私たち...全文を見る
05月28日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  急転直下と申したらよいのかわかりませんが、修正協議がまとまり、本日、修正案が提出をされたということで、私も、今ここに、委員会の質問に立たせていただき、この修正案に質問を申し上げるのも、何とな...全文を見る
○西村(智)委員 縦割り行政の弊害を排除する、この突破口になることを強く期待しております。  続いての質問は、先ほど御説明をいただいた第五条第二項第三号についてでございます。  この第三号において「各大臣が人事を行うに当たって、任免については、内閣総理大臣及び内閣官房長官と協...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  続いて、今回の修正を通して、各大臣が内部の人材そしてまた外部の有識者、こういった方々を幹部職員に登用する場合には、具体的にはどういう手続を経ることになるのでしょうか。
○西村(智)委員 ありがとうございます。  続いて、政官接触の関係について伺いたいと思います。  委員会でもたびたび議論になってきたところでありますけれども、政府案では、官から政への接触を政務専門官を通じて行うことで制限するということで、これはかなり問題があるのではないかと私...全文を見る
○西村(智)委員 透明化を図るということはよいことだというふうに考えるんですけれども、しかし、その具体的な中身についてはまだ見えないというようなところがあるかと思います。  すなわち、個別行政の要請といいますか、問題になっておりますいわゆる口ききと言われるものですね、こういった...全文を見る
○西村(智)委員 次に、内閣人事局というものが第十一条で設置をされるということになったんでしょうか、内閣人事庁の規定が修正案では内閣人事局というふうに変わっておりますけれども、この理由は何でしょうか。
○西村(智)委員 ありがとうございます。  続いて、条文的には少し戻るんですけれども、第五条第二項になります。内閣人事庁が総合職を一括採用し、各府省へ配置するという政府案ではあった内容が、今回の修正案では削除されております。  この理由について伺います。
○西村(智)委員 ありがとうございます。  続きまして、条文的には第十二条について伺いたいと思います。  率直に申し上げて、ややわかりにくい規定だなというふうに思うのでありますが、この第十二条の「自律的労使関係制度を措置する」というのは、具体的にどういうことを意図しておられる...全文を見る
○西村(智)委員 続いて、ここは与野党の間の大きな相違点かと思いますが、いわゆる天下り問題、再就職のあっせん禁止について伺いたいと思います。  私たち民主党は、天下りというのは禁止すべきだということで、昨年の官民人材交流センターのときも、押しつけ的なあっせんだけではなくて、天下...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。ぜひその方向で国会での議論全体もまとまっていくことを私も期待しております。  さて、次に、男女共同参画の推進について、今回、修正の中で理念として盛り込まれたと承知をしております。  男女共同参画社会の推進といいますのは、平成十七年に改定...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございました。  大臣、恐縮ですが、ぜひ大臣のお考えを伺いたいと思いますので、答弁をお願いしたいと思います。  先ほど私は、修正案の第五条第二項第三号の関係で、「各大臣が人事を行うに当たって、任免については、内閣総理大臣及び内閣官房長官と協議した上...全文を見る
○西村(智)委員 では、もう一点確認をさせていただきたいと思います。  その次の質問で、各大臣が、内部の人材あるいは外部の有識者、こういった方々を幹部職員として登用しようとする場合、具体的にどういう手続なのか、私が質問させていただいたら、提案者の方からは、その人材や有識者を内閣...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございました。  以上で私の質問を終わりますが、申し上げたように、まだ積み残しの課題、天下りの問題もございますので、ぜひ今後とも、国会の中で、オープンなところで議論をし、本当の意味での改革を進めていきたい、そのことを皆さんで力を合わせてやっていきたい...全文を見る
06月06日第169回国会 衆議院 外務委員会 第17号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美です。どうぞよろしくお願いいたします。  中国の四川省の大地震とミャンマーでのサイクロン被害には本当に心を痛めておりまして、民主党の中でも災害対策本部を設置いたしました。また、私は、民主党の党内のNGO海外活動推進議員連盟というところの事務局...全文を見る
○西村(智)委員 ちょっと大臣の見解を伺いたいと思います。  今の局長の答弁、中長期的にできるように努力をしていきたいということなんですけれども、大臣のお考えはいかがですか。
○西村(智)委員 ぜひ大臣もそうしたNGOの方々と直接意見交換をしていただいて、一体この政府の資金協力の要件でどこが厳しいのか、そして、中長期的なプランの中で活動していくことがどれだけ必要なのかということをぜひ御理解いただきたいと思います。  今回のことでも懸念をされるのは、例...全文を見る
○西村(智)委員 日本政府の主体的な判断によってNGOに対する緊急人道支援の資金協力はこれからも行っていくということを確認させていただきました。  しかし、冒頭も申し上げたんですけれども、この日本のNGOと申しますか、市民社会と申しますか、そこをどう育てていくのかという発想に立...全文を見る
○西村(智)委員 次の質問に移ります。  子どもの権利条約の第三回政府報告がようやくこの四月に出されました。今回の第三回政府報告、提出が非常におくれたのではないかと思っております。  この政府報告は、子どもの権利委員会からも、提出の際にはNGOとの連携をきちんととって、その上...全文を見る
○西村(智)委員 言いわけがましいとおっしゃいましたけれども、まさしく言いわけですよ。それは、他の人も遅刻しているから自分も遅刻していいんだというのと同じ理屈ですよね。そういうのは、あってはならない言いわけだと思います。  今回の政府報告の提出がおくれたことですけれども、先ほど...全文を見る
○西村(智)委員 前回より前進をした部分は、確かに児童虐待の部分などあると思います。しかし、やはり基本的な子供の市民的な権利、社会的な権利、そこをどう守るかということについては、残念ながら、これはほとんど前進が見られない。  例えば婚外子に対する差別でございます。これは子どもの...全文を見る
○西村(智)委員 法務省が時々引用される国民に対する世論調査の結果ですけれども、今この場で聞いた方々は、ああ、そうかと思うんですよ。ところが、データの分析の仕方によっては違う結果が出ることもあるということを、私はここで強く申し上げておきます。  別の点、選択的夫婦別姓の問題で同...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひやってください。お願いいたします。  最後に、障害のある人の権利に関する条約について伺いたいと思います。  二〇〇六年の年末に国連総会で採択されて、日本政府も二〇〇七年、去年の九月二十八日にこれは署名をしているわけです。今後、国内法の整備をして締結という...全文を見る
○西村(智)委員 やっていただけるという意味なのか、やっていただけないという意味なのか、どっちなのかわかりませんけれども、これは本当に障害者の基本的な、今後の政策の根幹にかかわるところですので、ぜひそこは見直してくださるように要請して、質問を終わります。  ありがとうございまし...全文を見る
11月12日第170回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○西村(智)委員 民主党の西村智奈美でございます。  大臣所信に対する質疑ということで、きょうは時間をいただきました。まず冒頭、官房長官に要請したいことがございます。  私の選挙区は実は新潟市でございまして、拉致被害者である横田めぐみさんがまさに拉致された現場が選挙区なんです...全文を見る
○西村(智)委員 その記者会見が行われたのがちょうど二週間くらい前ということになりますでしょうか。この二週間というものを外野から見させていただきましたが、政府・与党内は大変な混乱だったようでございます。制度設計がきちんとされていないうちに、この定額給付金をやる、しかも全世帯に対し...全文を見る
○西村(智)委員 では、その一番いい方法で決まってきたという定額給付金の中身について、きょうの午前中に決まった内容をここで明らかにしていただきたいと思います。
○西村(智)委員 所得制限を課すかどうかについても自治体の判断にゆだねるということですか。ちょっと確認をさせてください。
○西村(智)委員 個人単位の所得制限になるのでしょうか、それとも世帯単位の所得制限になるのでしょうか。また、どのくらいの額にするかも含めて、全部市町村の設定する交付要領にゆだねるということになるんでしょうか。
○西村(智)委員 この所得制限の有無については随分いろいろな議論がありまして、私たちも、いろいろな政策、例えば手当などについて検討するときにこの所得制限の有無についてはいろいろ検討するんですけれども、今回は、とにかく総理が全世帯に対してやるというふうに明言をしておりました。それが...全文を見る
○西村(智)委員 市町村が主体性を持って所得制限をするかどうかを判断する、しかし、その結果として辞退する人が出てくる、こういうことになったときに、では、その当該市町村の中で行われている定額給付金は、これは制度でしょうか、制度ではないでしょうか。
○西村(智)委員 そうしますと、辞退してくださいということを交付要領で決めた自治体で行われている、その市町村の中でのものは、制度ではないということですか。
○西村(智)委員 ちょっと待ってください。不透明な線引きであるから制度ではないということですね。
○西村(智)委員 ですから、そこの中でのやり方というのは制度ではないと。権利が生じているにもかかわらずそれを辞退してくれというのは、これは制度ではありませんね。  ということは、与謝野大臣の考え方からすると、つまりは、考え方として、全国的にどの市町村もそういった辞退する仕組みを...全文を見る
○西村(智)委員 ちょっとなかなかあれですね、はっきりと、与謝野大臣が考えておられることが制度、制度になるのかどうかですけれども、私は、このように定額給付金を政府がまさに生活対策の本当に目玉として打ち出してきて、それを二兆円規模で給付しますと言いながらも、そのやり方について市町村...全文を見る
○西村(智)委員 いや、答弁してくださいよ。地方団体の同意は得ているんですか。例えば自治体ごとに交付要領をつくって、所得制限を設けるとか設けないとか、辞退するとかしないとか、それはそこで決めてくださいということについてです。
○西村(智)委員 つまりは、まだそういった意味では、この交付要領というやり方でいいですねと確認がとれているわけではないんですね。  非常に急いでこの定額給付金のスタートを切りたいと考えておられるのはわかるんですけれども、逆に、急ぐがゆえに制度設計が非常に混乱をしてしまって、なお...全文を見る
○西村(智)委員 今のお話を聞いていると、ますます社会政策なのか経済政策なのかわからなくなってくるんですね。ここはきちんと政策目的を明確にしておくべきだったと思いますし、お話を伺っていると、本当にどちらを主眼に、目的に置いてつくられているものなのかはっきりしない、こういう目的のあ...全文を見る
○西村(智)委員 この文章の末尾は、「など」ということで、例示があって、「など」として、それによって「子育てを支える社会的基盤の整備に取り組んでまいります。」こう大臣は結んでおられるんですよ。そうしますと、子育てを支える社会的基盤の整備ということに子育て応援特別手当が含まれている...全文を見る
○西村(智)委員 さてそこで、この子育て応援特別手当についてでありますけれども、先日、民主党の調査会でこの制度についてのヒアリングを行いました。この制度といいますか、ここに書かれている四つの項目についてヒアリングを行いました。その際に提示された資料は、きょう、一枚目の生活対策の中...全文を見る
○西村(智)委員 政府・与党ということは、与党も入って、厚労省も入って官邸も入って、両者が合意のもとで決められたということですか。
○西村(智)委員 そうしますと、別に細かいことを重箱の隅をつくつくとつっつくようなことはしたくないんですけれども、例えば、幼児教育期、三歳から六歳とか、第二子から行うとか、年間三・六万円とかというのは、まさに子育て応援特別手当の基本的な項目事項ですよね。それが官邸のホームページに...全文を見る
○西村(智)委員 何も決まっていないんですよね。何も決まっていないのに、支給だけは円滑にやりたいと言われましても、はい、そうですかと言うことはできないわけでございまして、厚労省にもう一点伺いますけれども、同じような子育て期の監護している親などに対して支給されている児童手当がありま...全文を見る
○西村(智)委員 同じだということも認めてくださっていますよね。  私は、児童手当について、私たち民主党の方からは子ども手当法案を提出しておりますので、そちらの方で考え方はきちんと示しておりますけれども、本来、やはり子育てというのは、政府・与党の都合に合わせて単年度限りで終わる...全文を見る
○西村(智)委員 結局のところ、子育て支援、あるいは小渕担当大臣の方から社会的な基盤の整備が大事だというようなお話がありましたけれども、やはり一人の子供の育ちという点で、子供のライフサイクルといいますか、そういったもので見ていけば、やはり単年度限りというのは、これはおかしいと思う...全文を見る
○西村(智)委員 御意見があれば伺いたい、そう思っていただいているのはそれは大変いいんですけれども、そういう場を設けて、改めてこの内閣人事局の設計について協議する場を、では、大臣御自身は設けるおつもりがある、言ってもいいよということは、それは大臣が主催してそういった場を設けること...全文を見る
○西村(智)委員 事務局ではなくて、行っていただきたいのは与野党協議でございます。この制度設計は、本当にこの基本法のまさに核となるところでありますので、甘利大臣、近日中にいわゆる政治判断、これをされるということでありますけれども、与野党協議についてもぜひ大臣の政治力で判断をしてい...全文を見る