西村智奈美

にしむらちなみ

小選挙区(新潟県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

西村智奈美の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第196回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○西村(智)委員 立憲民主党・市民クラブの西村智奈美です。  安倍総理は、安倍政権になって経済状況がよくなった、そして相対的貧困率も下がったというふうにおっしゃいます。しかし、生活実感を伴っていない経済成長は何ら意味を持ちません。  一人親世帯の子供の貧困率は相変わらず五〇%...全文を見る
○西村(智)委員 お答えになっていらっしゃらないので、私、ちょっと先に進めなければいけないんですが、高度プロフェッショナル制度の対象業務について、先ほど大臣、年収が大体平均の三倍以上と言われる方、俗に一千七十五万円の年収の方であったりとか、それからディーラーの方であるとか、それか...全文を見る
○西村(智)委員 労使委員会は誰が指名するんですか。これはどういう選び方になるのか。法律案要綱の中には、労働者側から選ぶということは一言も書いてありませんよね。  それから、書面でサインをする、あるいは本人が希望しなければそういう制度の対象にはならないんだということなんですけれ...全文を見る
○西村(智)委員 何も答えてくださっていないので、このままですと、本当にこの高度プロフェッショナル制度、裁量労働制の拡大、過労死促進ということを、大臣、反論できないということになりますよ。  労使委員会も使用者が指名することができる可能性がありますよね。今まだ法律案要綱の段階で...全文を見る
○西村(智)委員 いや、今何をお答えになったのかわからなかったんですけれども。  つまり、その職務評価は、どこかではやるということになるということですか。どういうことなんですか、今の答弁。
○西村(智)委員 成果に対して賃金を支払うわけですよ。これは日本再興戦略の中でも、時間ではなく成果で評価される制度へと変えるのだということだから、成果が出るものに対して対価が支払われるし、そうでなければ対価は支払われないということになりますよね。それは、毎年毎年の更新のことを言っ...全文を見る
○西村(智)委員 年収三百万未満ですから、恐らく相当数の方が入ってくるというふうに思うんですね。しかも、今の裁量労働制は企画業務型など大変業務が限られているわけですけれども、今度はそこに二つの類型が新たに加わってくるということになると、私は、相当数の方がこの裁量労働制の枠に入って...全文を見る
○西村(智)委員 今現在、もう既にそういう乖離があるわけですね。これに対して、大臣は、それは聞かれればちゃんと是正指導はしていきますというふうにおっしゃるんでしょうけれども、今の体制でそれはできていないじゃないですか。  これでまた対象を拡大すれば、指導すべき事業所数がもっとも...全文を見る
○西村(智)委員 今回の働き方改革の中には、確かにいい項目もあります。中小企業の割増し賃金をちゃんと払うようにするとか、有給休暇をちゃんととらせるようにするとか、そういうところは私たちも賛成したいんです。だけれども、高度プロフェッショナル制度、それから裁量労働制の拡大、こういった...全文を見る
○西村(智)委員 その不合理な待遇の判断のときに、実は私は、日本型の雇用慣行の中でずうっと問題になってきた女性に対する差別的な雇用慣行、これは実は問題になっていなかったというふうに思っているんです。  例えば、転勤ができるかどうか聞かれることがあります。それによって雇用管理区分...全文を見る
○西村(智)委員 大変長くお答えをいただいたんですけれども、結論としてはやる気がないということがよくわかりました。  私たちは、男女間の賃金格差を是正するためのILO条約、これに沿った形で改正案を提出したいというふうに考えています。  総理は、よく対案を出せというふうに、この...全文を見る
○西村(智)委員 また逃げられた。そうであれば、すぐ対案を出せとか言わないでいただきたいというふうに思うんですね。  次に、幼児教育の無償化について伺いたいと思います。  きょうが二月の二日。一月の末から二月にかけては、多くの自治体や多くの施設で、幼稚園、保育園、こういったと...全文を見る
○西村(智)委員 この消費税は、社会保障と税の一体改革で大変長い時間をかけて議論して、その使い道を決めました。しかし、今回はわずか二カ月です。大変拙速なやり方だったと思う。その使い方、これまでの経過については、私はやはり問題視しなければいけないというふうに思います。  それから...全文を見る
○西村(智)委員 待機児童対策というのは、達成時期がなかなか見込めないものです。総合的にやっていかないと、本当に、同時に幼児教育無償化でやっていくというのでは、これはとても時間が間に合いません。  幼児教育の無償化は、極論を言えば、財源があればすぐできるんです。すぐできるんです...全文を見る
○西村(智)委員 しかし、全産業平均と比べればまだまだ大きな乖離があります。何もやっていなかった、何も取り組んでいなかった、そういうふうには申し上げません。だけれども、もっともっと加速する必要があるということは強く申し上げたいというふうに思います。  最後に、今、このように、働...全文を見る
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○西村(智)分科員 立憲民主党の西村智奈美です。  大臣、お疲れさまです。よろしくお願いいたします。  私、地元が新潟でございます。新潟市は、ことし、例年にない大雪でした。  新潟ですと言うと、雪が大変でしょうと言われるんですけれども、私のところは海の近くですので、実は、山...全文を見る
○西村(智)分科員 ぜひ、よろしくお願いいたします。  国土交通省の方からもお越しいただいていて、伺いたいんですけれども、雪寒地域道路事業費補助、これは当初では百四億円というふうに聞いております、平成二十九年度で。既に二月の十六日に国交省から、追加補助の要望の調査が自治体に依頼...全文を見る
○西村(智)分科員 それも伺いたいと思っております。幹線市町村道除雪費補助臨時特例措置、これについても各自治体から非常に要望が強いというふうに伺っております。これについてはどうでしょうか。ぜひお願いしたいと思うんですが。
○西村(智)分科員 二月の十六日から調査が始まったということで私も承知しておりますけれども、ぜひ、これは一日も早く取りまとめをしていただいて、各自治体が安心して年度末を迎えることができるように、しっかりと重点配分をお願いしたいというふうに思っております。  除雪に関しては以上で...全文を見る
○西村(智)分科員 セクシュアルオリエンテーション、それからジェンダーアイデンティティーの頭文字をとって、SOGIと申します。  大臣にも顧問を務めていただいているLGBTの超党派の議員連盟でヒアリングをしているときに私も初めて知ったんですけれども、つまり、性的指向と性自認、こ...全文を見る
○西村(智)分科員 処理されるということは、要するにそれはカウントされないということなんですね。何か私が聞いたところだと、エラーとしてはじかれてしまうというふうにも聞きました。これですと、本当に正確な国勢調査の結果が導き出せないというふうに思います。  国勢調査は、あらゆる国の...全文を見る
○西村(智)分科員 ここに、国勢調査の調査票、サンプルを届けていただいたものがあります。ここに「六 配偶者の有無」といって記載をするところに、「届出の有無に関係なく記入してください」、こういうふうに書かれているのですね。つまり、日本の法律に基づいた婚姻の届出をしていない人でも配偶...全文を見る
○西村(智)分科員 私、この六のところに「届出の有無に関係なく」というふうに書かれているので、そことの整合がとれないのではないですかということなんです。届出の有無に関係なく配偶者がいる人はここにつけてくださいというふうに書かれているわけなので、それは、現行の法制度、日本の国内法に...全文を見る
○西村(智)分科員 ぜひよろしくお願いいたします。期待しておりますので。局長、よろしくお願いいたします。  続いて、また少し話題をかえまして、今度、原子力防災のことについてお伺いをしたいと思っております。  私の地元新潟県は、世界最大規模の柏崎刈羽原発を擁しております。今、新...全文を見る
○西村(智)分科員 つまり、所長がそれは判断して注入をできるということでよろしいですか。
○西村(智)分科員 確認させていただきました。  次に、安定沃素剤のことについて伺いたいと思っております。  PAZの中では既に医師の面談等を行いながら住民に安定沃素剤が配布されているというふうに仮定をいたします、そういう前提に立たせていただきますが、問題は、UPZの中におけ...全文を見る
○西村(智)分科員 なっておりますことは私も承知いたしております。問題は、なっているとおりに本当になりますかということなんですね。  昨日、私の地元の新聞が、安全・安心研究センターが行った住民の意識調査について報道をしました。それはどういうものかと申しますと、UPZ内の人たちに...全文を見る
○西村(智)分科員 承知いたしております。承知いたしている上で、しかしそれも、ドクターの面談を経てでないと配布ができないというふうにも聞いておりますので、そこのところは、本当に実務上実際にどういう人員体制で配るのか、配り切ることができるのかということはやはり大きな問題だというふう...全文を見る
○西村(智)分科員 認識しておりますということは、テーブルの上ではそういうふうに認識できるんだけれども、実際に現場で、まさにその事態が発生したときにそういうふうにオペレートするかどうかというのとは全く別物だというふうに思います。  私は、やはり、先ほどの住民意識、こういったもの...全文を見る
03月23日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  この間、予算委員会に始まって、国会審議は本当に大きく揺れ動いてまいりました。まずは、厚生労働省が当時私たち民主党に提出をした裁量労働制の労働者の労働時間の比較、そして、その後、野村不動産の特別指導の事案、そしてまた、今回、森友学...全文を見る
○西村(智)委員 この改ざんされた決裁文書は一年も前に国会に提出をされたものだったんですね。虚偽の資料をもとに、国会は一年も議論を行ってきたんです。このことについて、大臣はどういうふうに考えますか。
○西村(智)委員 何だかちょっと他人事みたいな感じででしてね。これは改ざんですよ、書きかえではなくて。公文書を改ざんしたという、これはもう刑法上も犯罪に問われる本当に重大な事件なんです。これは、国民、国会をまずだましていた、一年にわたってだましていたということですから、国民も欺い...全文を見る
○西村(智)委員 国民の信頼をかち取るために、まずは、厚生労働省において公文書の改ざんはないんだというふうに断言をする必要があると思います。加藤厚生労働大臣、そのことについては断言できますか。
○西村(智)委員 大臣、今の答弁は当たり前のことなんですよ。私は、行政官庁の長としての大臣がきちんとやはり、責任を持って、公文書の改ざんは今は厚生労働省においてはない、そして、そのために先頭に立って調査をするというふうに自信を持って言い切っていただきたかったんですけれども、今の答...全文を見る
○西村(智)委員 撤回していただきました。  ですので、九時間三十七分も撤回していただくということでよろしいですか。
○西村(智)委員 では、安倍総理の答弁も、加藤大臣と同じような答弁をしておられますけれども、それも撤回していただくということでよろしいですか。
○西村(智)委員 異なる、不適切なデータに基づいて答弁をしたということは撤回したんですけれども、データそのものについては総理も撤回していないんですよ。九時間十六分、済みません、私、間違っていました、九時間三十七分でなくて九時間十六分ですが、それも安倍総理も撤回されるということでよ...全文を見る
○西村(智)委員 どこかの時点で、総理からもちゃんと発言していただかなければいけないと思います。  それで、総理が、裁量労働制の労働時間について実態把握をされるというふうに予算委員会で答弁をされました。どういうふうに、いつごろ、実態把握をされますか。
○西村(智)委員 今回提出されると予定されておりました、いわゆる、かぎ括弧つきですが、働き方改革関連法の中から裁量労働制の部分が全面削除されました。予算案が衆議院で本会議採決された日の夜に総理が裁量労働制を法案から削除すると言ったときに、私は、裁量労働制の拡大、企画業務型の拡大の...全文を見る
○西村(智)委員 JILPTの調査の中で、アンケート項目を見ますと、確かに、裁量労働制で働いている人の中に、それを受け入れて、自分はこの仕組みでいいと言っている方もおられました。だけれども、自分が裁量労働制の労働者であることを知らなかったという労働者もいらっしゃいました。それから...全文を見る
○西村(智)委員 そのタイミングで知っていたのかと言われれば、承知をしておりませんと。確かに、過労死案件があったときに、そのタイミングでそれぞれ上がってくるということはないというふうに私も思うんですね。  問題は、野村不動産に特別指導に入るということにかかわって、恐らく大臣のと...全文を見る
○西村(智)委員 裁量労働制に係る違法な扱いが全社的に認められ、全社的に認められて特別指導に入ることになったという報告を受けたときに、大臣は、全社的に認められたというのはどういうことだというふうにお聞きにはならないんですか。
○西村(智)委員 最後なのでという、その説明がよくわからないんですけれども。  一地方労働局長が単独で特別指導などというものに入れるのかどうか。この案件は、その日のうちだったかな、プレスにちゃんとリリースされているんですよ。野村不動産への特別指導についてということで、野村不動産...全文を見る
○西村(智)委員 ちょっと水島理事長にもお伺いしたいと思います。  一月十日に、はっきりと契約違反があったということがわかった。ところが、日本年金機構は、そこで委託業者との契約をとめずに、更にそれ以降もその委託業者にデータを新たに渡しておられますね。一月の十五日、一月の二十二日...全文を見る
○西村(智)委員 一月の十五日に五万四千八百九十二件、二十二日に四万七千七百四十七件、二十九日に二万五千五百三十三件、二月の五日に五万二千百三十三件、合計すると約十八万件ということでしょうか。  本当に、契約違反があった後にもかかわらず、十八万件ものデータがまた委託業者に渡され...全文を見る
○西村(智)委員 時間ですので終わりますが、やはり、契約違反のあった業者に改めてその後もデータを渡していたというのは私は問題だと思います。  引き続いて質問させていただきます。
○西村(智)委員 先ほどの質疑で、一月十日に委託業者が契約違反をして再委託をしているということが確認されたということ、そして一月十日以降も十八万件ものデータがその委託業者に渡されていたということが明らかになりました。  それで、不思議なのは、一月十日に年金機構それから厚生労働省...全文を見る
○西村(智)委員 三月の中旬に事態が、全体が把握できたと。ただ、きのうのヒアリングでも、再委託の事実がわかった、確認できたのが一月十日だという答弁があったんですよ。その時点で少なくとも国民には明らかにすべきだったのではないかと私は思います。  それと、大臣に伺いたいんですけれど...全文を見る
○西村(智)委員 二カ月以上も、再委託の事実を把握していながら、日本年金機構と厚生労働省はそれを国民に隠していたということです。これは大変大きな問題だと思います。引き続き質問もあると思います。  水島理事長、お伺いしたいんですけれども、最近やはり、事務処理誤り等が日本年金機構に...全文を見る
○西村(智)委員 また、この件については質疑の時間もあると思いますので、そのときに伺いたいと思います。  文部科学省、政務官からお越しいただいております。東北大学の雇いどめの案件について伺いたいと思います。  きょう資料で配付しておりますものは、東北大学の部局長連絡会議という...全文を見る
○西村(智)委員 さすがに、六カ月のクーリング期間というのを公式文書に残しておくのはまずいと思ったんでしょう。私が実際にお会いした方では、上司から、これからも働き続けてもらいたいので六カ月のクーリング期間を持つかどうかというふうに持ちかけられた人が実際にいらっしゃいます。そういう...全文を見る
03月30日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  昨日、旧優生保護法下における強制不妊手術を考える超党派の議員連盟の二回目の会合が開かれまして、そこで厚生労働省から、三月二十八日付で自治体に宛てて、「旧優生保護法に関連した資料の保全について(依頼)」という、この資料についても御...全文を見る
○西村(智)委員 それに対応するというのは、つまり、三条、四条、十二条、その条文を根拠に行われた手術全般についてということでよろしいですか。
○西村(智)委員 これは与党PTだけではなくて超党派の議員連盟もございますので、そちらの声もぜひ聞いてくださるようにお願いをします。そこは強い要望です。  それから、自治体に今回は、情報をまずは保全してくれ、資料を保全してくれという依頼をされたようなんですけれども、国が保有して...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひ、よろしくお願いいたします。  それでは、けさの理事会に提出いただきました、野村不動産における企画業務型裁量労働制に関する特別指導の関連資料についてお伺いをしたいと思います。  黒塗りでした。三種類のペーパーが出されてきて、大変多くの部分が黒塗りになって...全文を見る
○西村(智)委員 おかしいですね。理由が三つ示されているのに、出されてきた答えには二つしか答えがないんですよ。一つ目の答えは一体どこですか。それをあわせて、私は、審議官は分類を説明してくださるんだと、どこが個人情報に関するもの、どこが企業情報、どこが監督指導の実施に支障があるとい...全文を見る
○西村(智)委員 今のお話ですと、この黒塗りされた部分の中に、労災にかかわる部分があったということなんですかね。  いや、先ほど審議官は、これを、個人情報の保護の理由は、労災の事案を明らかにしますと云々かんぬんというふうに言われたので、この中に労災の情報があったということなんで...全文を見る
○西村(智)委員 ちょっと時間が限られておりますので、そろそろにしなければいけないとは思いながらも、私、これは加藤大臣もダブルスタンダードだと思うんですよ。  電通の高橋まつりさんのことについては、これはもう既にいろいろな方がいろいろなところで名前をおっしゃっているので……(発...全文を見る
○西村(智)委員 失礼しました。  今回、働き方改革関連法の中で、行政指導の根拠条文として、九号が加わるということになりましょうか。  それで、この間、裁量労働制が全面削除されたということで、いろいろな各政党での議論が改めて行われて、私たち立憲民主党の中でも、政府から出されよ...全文を見る
○西村(智)委員 恐らく、この九号が行政指導を行うときの根拠条文になってくるんだというふうに思うんです。  それで、私が聞いておりますところ、中小事業主に対してこの助言及び指導を行うに当たっては、中小企業における労働時間の動向、それから人材の確保の状況、取引の実態その他の事情を...全文を見る
○西村(智)委員 厚生労働大臣として、私、今の答弁はいかがかというふうに思いますね。  つまり、行政指導をやる立場が厚生労働省であって、それは厳格にやるんだということをやはり厚生労働省としては言わなければいけないと思うんですよ。今のお話は、労務管理がしっかりしている大企業と中小...全文を見る
○西村(智)委員 しかし、到達すべきポイントが、ゴールが同じということであれば、なぜあえて今、私が紹介したような条文が必要なんでしょうか。書く必要はないと思いますけれども、いかがですか。
○西村(智)委員 出されたときには、もう一回これは聞かなければいけませんが、極めておかしな内容だと私は思います。ダブルスタンダードに必ずなっていくし、そして、中小事業主とか中小企業とか、労働時間の動向、人材の確保の状況、取引の実態、何だか非常に言葉の定義もそれぞれ極めて曖昧で、わ...全文を見る
○西村(智)委員 契約のあり方について、例えば、厚労省でガイドラインというか、ひな形をつくるというか、そういったことについては検討していただけませんか。
○西村(智)委員 結局、産業医の方々も、何をやったらいいのか、何をどこまでやったらいいのか、明確でないということが、この役割をまだ十分に発揮できていない理由の一つではないかというふうに思うんです。メンタルヘルスとかストレスチェックだけの話ではありません。ぜひそこは、契約のひな形を...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  まず、今回の勝田東京労働局長の発言、本当にあるまじき発言だと断じざるを得ません。マスコミの記者さんたちを恫喝し、そして、自分の持っている権力を自分の思うがままに行使できるかのような発言、本当に行政のたがが外れているというふうに言...全文を見る
○西村(智)委員 昨年の十二月二十六日の夕刊から翌日の二十七日の朝刊にかけて、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、ここが見出し等で「野村不動産に是正勧告」というふうに記事を掲載しております。これは、じゃ、間違いだったということですか。
○西村(智)委員 おかしいですね。  じゃ、どうして日本を代表する全国紙の三紙が、「野村不動産に是正勧告」とわざわざ大見出しまでつけて、こういうふうに記事を出しているんでしょうか。じゃ、この記事は間違っていたということですか。間違っていたのであれば、訂正記事なりを出してもらう必...全文を見る
○西村(智)委員 いや、普通、間違いを記載されたら、それは何らか、訂正記事を出してくれとか、そういう働きかけはすると思うんですね。それは、今の答弁ですと一切そういうことはしなかったということですので、この記事を事実として認めているものだというふうに受けとめさせていただきます。です...全文を見る
○西村(智)委員 労働局長では、やはり責任のある答弁がいただけないようです。  やはり東京労働局長御本人からそういった発言があったのかどうかということを聞かなくてはなりませんし、また、きょうの夕刻出てくるという文字起こし、またそれも見させていただかなければいけませんが、誰もが是...全文を見る
○西村(智)委員 そうしますと、では、なぜ今回、特別指導ということを付して、野村不動産にそれをやったということを公表したのかということがなおさら大きな疑問になるわけなんです。  ちょっと、先ほど尾辻委員と初鹿委員が配られた資料の、二〇一七年の十一月十七日に対外秘として用いられた...全文を見る
○西村(智)委員 局長、内部でちゃんと答弁のすり合わせをしてきてほしいと思うんですけれども、このタイトルの部分については、個人情報、全然関係ないんですよ。全然関係ないんですよ。これは理事会に提出された資料で、ここの部分は企業情報、監督指導の実施に支障があるからということでマスキン...全文を見る
○西村(智)委員 特別指導をやる根拠条文、根拠法は何ですか。
○西村(智)委員 それは何条の、どういう条文ですか。
○西村(智)委員 どういう条文ですか。だって、私たちが野党ヒアリングしたときに、法的根拠はないというふうに聞きましたよ。
○西村(智)委員 どこをどうやって読んだら特別指導ができるというふうに解釈できるんですか。
○西村(智)委員 つまり、今の局長の答弁は、厚生労働省設置法の四条の第四十一か、これをもっていけば、厚生労働省は、では何でもできるということですか。恣意的に何でもできるということを今おっしゃったんですか。
○西村(智)委員 世の中には罪刑法定主義という言葉もあるように、やはり、関係者、事業主、労働者は、労働法制のあらゆる条文をもって、それを読んで、何をやったら適法で、何をやったら違法なのかということを踏まえた上で、それぞれの労務管理であったり労働というのをやるわけですよ。この条文だ...全文を見る
○西村(智)委員 政府にとって都合のいいことは公にするんだけれども、それ以外のことについてはマスキングをする、こういう政府であるということを厳しく指摘して、質問を終わります。
05月09日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○西村(智)議員 ただいま議題となりました労働基準法等の一部を改正する法律案、いわゆる人間らしい質の高い働き方を実現するための法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  まず、本法律案の提案理由について御説明いたします。  命より大...全文を見る
○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  まず冒頭、厚生労働委員会が再開し、私たち野党もきょうから質疑をさせていただきますが、委員長、この間の委員会開催経過について、私たちは強く抗議したいと思っております。  政府・与党が大変不誠実に、私たちの問題点解明に向けて何ら努...全文を見る
○西村(智)委員 大切な質問時間が削られてしまいましたので、生活困窮者自立支援法と生活保護法に関する補充質疑もしっかりとやっていただきたい……(発言する者あり)
○西村(智)委員 そのことを強く要望いたします。委員長、いかがですか。
○西村(智)委員 今回のことは、厚生労働委員会は確かに、それ以外にも野村不動産の特別指導のことですとかいろいろありました。しかし、全委員会がとまっている中で、厚生労働委員会だけが単独で開催されて、しかも空回しです。これは本当におかしい。厚生労働委員会の質疑時間がこんな形で浪費され...全文を見る
○西村(智)委員 この間、理事会、理事懇談会でも資料の要求を厚生労働省にさせていただいております。  過労死という言葉だけでもマスキングが外せないのか。私たちはそれは可能だと思っています。御家族の方が過労死であるということをお認めになっておられるわけだし、過労死があったときには...全文を見る
○西村(智)委員 いつ労災申請をしたかということを教えてくださいとは私は申し上げておりません。  あの報告文書の中に過労死という言葉があったということを認める、それはそんなに、今後の厚生労働省の指導や監督に影響を何ら与えるものではありません。なぜならば、過労死があったら管理監督...全文を見る
○西村(智)委員 大臣、私は、端緒が何だったんですかということも聞いておりません。はぐらかさないでください。端緒は聞いておりません。あの経過の説明の中に過労死という言葉があったのではないか、それを外すことには、今後の調査についても何ら問題はないのではないかというふうに申し上げてお...全文を見る
○西村(智)委員 私の質問までには間に合わないということは大変残念ですけれども、この後、初鹿委員からの質問でも同じことを質問されると思いますので……(発言する者あり)
○西村(智)委員 ぜひ提出をお願いしたいと思います。  その上で、三カ月もかかっているというのは極めて異例だということであります。やはりこれは、言い方は悪いですけれども、この野村不動産に関する特別指導は、かなり政治的に行われたのではないか、政治的な意図を持って行われたのではない...全文を見る
○西村(智)委員 そういたしますと、当然、言わずもがなのことだと思いますけれども、独立行政法人JILPTが調査した結果というのは厚生労働省も承知をしているはずなんです。  その厚生労働省が要請した調査でJILPTがどういう結果を出してきたかといいますと、もうこれは既に何回も出て...全文を見る
○西村(智)委員 そうしたら、橋本岳委員は、何か、資料を執拗に要求したのは野党で、繰り返し問い詰められて、厚生労働省がやむを得ず作成したというふうに書いてあるんですよ。じゃ、一体どういう経緯で作成されたのでしょうかね。  それで、この資料、民主党の部門会議には出ていないんですね...全文を見る
○西村(智)委員 このデータ、要するに、民主党の部門会議で出したものだからということで、その後、塩崎大臣も、歴代の厚生労働大臣も繰り返し繰り返し答弁に使っているんですよ。なので、ここが出発点なんです。  だから、なぜ、どういう経過であのデータがつくられたのかということをやはりも...全文を見る
○西村(智)委員 調査の体制というのは大事なんです。この間、さまざまな、いろいろ公文書の改ざんとか、不祥事を隠蔽することとか、この政府の中でありました。省庁を超えてありました。財務省の福田前事務次官のセクシュアルハラスメントについても、何だか大変内々の調査方法であったがゆえに批判...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひやっていただきたいというふうに思います。作成されたプロセス、それからそれが使用されてきたプロセス、この二つについてぜひ検証をしていただきたいと思っています。  加藤大臣、これは加藤大臣自身の問題なんですよ。予算委員会で黒岩委員に聞かれて、この比較、おかしな...全文を見る
○西村(智)委員 今の御答弁は、厚生労働省の答弁というよりは、経済産業省のどなたかが言っているかのように聞こえました。  この法律は、本当に労働者のためになるんでしょうか。労働者が望んでいるのは、恐らく、自分で納得できる仕事があって、それをすることによって十分な収入を得ることが...全文を見る
○西村(智)委員 相変わらず、何だか厚生労働大臣として労働者保護をどういうふうに考えているのか疑わしい答弁だったと私は思います。  では、ちょっと違う聞き方をしますけれども、労働者がこれで時間管理をしやすくなって、適正な評価を受けられて、それが自身の待遇にもつながっていくという...全文を見る
○西村(智)委員 成果主義賃金制度で賃金が上昇するというデータは、私は寡聞にして知らないんですね。  それで、次に伺いますけれども、労働者が自分自身で時間管理をできるようになるというふうに大臣おっしゃいました。目標を設定して、目標管理制度によっていくということなんですけれども、...全文を見る
○西村(智)委員 私が伺ったのは、健康確保措置は、それは、あれかこれかそれかというメニューの中に、選択ですけれどもあるということは承知しております。ただ、それは労働している形がいかなるものであってもやらなければいけない健康確保措置であって、長時間労働そのものがこの高度プロフェッシ...全文を見る
○西村(智)委員 では、閣法の中において、高度プロフェッショナル制度のもとで働く労働者には深夜割増し賃金は適用されますか、されませんか。
○西村(智)委員 その根拠は何でしょうか。  つまり、管理監督者というのはいろいろなものが適用除外になっているんですよ。きょう、どなたかの資料にも添付をされておりますけれども、休日とか、あるいは労働時間に関してですとか、いろいろなものが適用除外になっている中で、しかし、深夜割増...全文を見る
○西村(智)委員 先ほど、議場からもやじがありますけれども、働く人たちの命はどんな働き方をしていても同じですよね。管理監督者であっても、高度プロフェッショナル制度の対象者になる人であっても、一般労働者であっても、やはり働く人たちの命は守らなければいけないわけです。命の重さに何ら変...全文を見る
○西村(智)委員 甚だ疑問です。  割増し賃金がどういう効果を持っているかということは、大臣、今、くしくもお認めになりました。割増し賃金、深夜割増し賃金があるということで労働時間を適正に管理する、抑制していく、そういう効果があるということは、大臣自身もお認めになったわけです。で...全文を見る
○西村(智)委員 私は、やはりこの高度プロフェッショナル制、導入すべきではないというふうに思います。  業務で要件を課すというふうに大臣はおっしゃいましたので、では、ちょっと要件のことについて伺いたいと思います。  条文によって、この高プロの対象業務はこういうふうに書かれてお...全文を見る
○西村(智)委員 ここは極めて重要なところでもありますので、委員会の中である程度はやはり明らかにしてもらわなくてはなりません。労政審の議論でも当然やっていただくんですけれども、国会の場で明らかにしてもらいたい。  高度の専門知識等を必要とすること、必要とするという要件、結局、何...全文を見る
○西村(智)委員 何か、付加価値とかアイデアとか随分、なかなかこれははかれないですよね。非常に曖昧模糊としている要件だと思います。  それから、関連性が通常高くないというのはどういうことですか。従事した時間と従事して得た成果との関連性が通常高くないというのは、一体どういう意味で...全文を見る
○西村(智)委員 時間と成果が比例的でない。じゃ、一体どういう形でその成果というのが評価されることになるんでしょうか。
○西村(智)委員 そういう曖昧なものを私はやはりこの労働基準法の中に入れるのは筋が違うというふうに思うんですよ。それは会社の、その企業の中で裁量的に行われるべきものであって、厚生労働省がつくるこの労働基準法の改正案の中に、そういった高プロの対象業務で、こういう要件ですよ、成果と時...全文を見る
○西村(智)委員 御本人の意思というふうに政府はおっしゃいますけれども、既に現の裁量労働制の中でも本人の意思と反しているものがいっぱいあるということが明らかになっているわけですから、そのような説明の仕方は通用しないということを申し上げて、きょうの質問は終わります。
05月11日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○西村(智)議員 お答えいたします。  現在、長時間労働というのが社会で重大な問題となっております。これを解決して、労働者の健康を保持して、人間らしい質の高い働き方を実現するとともに、生活時間を十分に確保するためには、終業時刻から始業時刻までの間に一定時間以上の継続した休息時間...全文を見る
○西村(智)議員 お答えいたします。  管理監督者につきましては、現行の労働基準法上は、労働時間、休憩、休日、これらに関する規定が適用除外となっております。  これは、管理監督者は経営者と一体的な立場にあって、労働時間、休憩、休日等の規則を超えて労働することが要請されるという...全文を見る
○西村(智)議員 裁量労働制が適用される労働者につきましては、実労働時間と賃金とが連動しておらず、仮に何時間働いたとしても、あらかじめ定められた時間しか働いたものとみなされず、使用者においても当該労働者の実労働時間を把握していないことが多いというのが現状でございます。  また、...全文を見る
○西村(智)議員 お答えいたします。  労働者が望んでいる働き方は、自分で納得できる仕事があり、それによって十分な収入を得て、休息時間や余暇のための時間、ボランティア活動をする時間、地域での活動をする時間といった生活時間をしっかりと確保することができる働き方であるというふうに考...全文を見る
○西村(智)議員 御質問いただき、ありがとうございます。  この生活時間という用語は、考え方としてはずっとありましたけれども、法律案として盛り込むのは今回が初めてではないかというふうに思います。  現在、労働現場で問題となっている長時間労働は、労働者の生命や健康を脅かしている...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○西村(智)議員 お答えいたします。  インターバルの具体的な時間につきましては、私たち立憲民主党の案におきましては、十一時間を下回らない時間の範囲内において、今後の労政審の議論に委ねるものとしております。  以上です。
○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  昨日の理事会で、平成二十五年度労働時間等総合実態調査に係る精査結果についてというものが出てまいりました。一万一千五百七十五事業場のデータから二千四百九十二事業場を除いた九千八十三事業場について再集計を行ったということでございます...全文を見る
○西村(智)委員 全然答えていただいておりません。  私、残りの九千八十三事業場のデータについて、誤りがないと言い切れますか、こういうふうに聞いたつもりなんです。大臣、その点についてはどうですか。
○西村(智)委員 委員長、ちょっと今のは答えていないので、もう一回答弁させてください。
○西村(智)委員 労働基準監督官が、とにかく、監督に入りながら調査をやるというこの仕組み、これについて、問題ではないかということ、やはり新聞報道でも出されておりますし、私たちも実際に監督官の方から聞くと、本当に短時間で、監督しながら調査でチェックをしていくというのは、これはもうや...全文を見る
○西村(智)委員 はい。終わります。
05月18日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○西村(智)議員 お答えいたします。  時間外労働の上限時間の設定に当たって参考になるものとしては、私ども、過労死の実態をあらわしたデータがあると考えております。具体的には、厚生労働省が公表している平成二十八年度過労死等の労災補償状況によると、脳・心臓疾患により労働者が亡くなっ...全文を見る
○西村(智)議員 お答えいたします。  時間外労働の上限規制、それから割増し賃金の引上げ、私たちは必要であるというふうに考えております。  ただ、今回の労働時間等実態調査については、政府が閣議決定を行って、働き方改革の前提とする基礎的な調査であるという位置づけを、わざわざ確認...全文を見る
○西村(智)議員 はい。重ねての答弁になりますけれども、私どもも、その点については必要だという認識でございます。ですので、私たちの案にも、恐らく国民さんの案にも、そのことが内容として含まれている、それは改めて確認をさせていただきます。
05月23日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  大臣、まず、今のデータのやりとり、尾辻委員とそれから山越労働基準局長とのやりとりを聞いていて、どんなふうにお感じになりましたか。  論理的には確かにあり得る話かもしれません。一事業場の時間外の労働時間が全部同じとか、一日も一カ...全文を見る
○西村(智)委員 論理的にはあり得る、そこまでは私も認めましょう。だけれども、実際問題、こんな、偶然でないと、それこそ天からやりが降ってくるような確率で一緒の数字が出ているということ自体、本当におかしいことだと思うんですよ。  ですから、これは改めて確認をしていただきたい。同じ...全文を見る
○西村(智)委員 それで、私もきょう、幾つも質問したいことがあります。  まず、先日、愛媛県から参議院の予算委員会に提出された資料についてです。先ほども池田委員がこの点について質問をされました。  加藤官房当時副長官が、加計学園と平成二十七年の二月にお会いになった。その面会記...全文を見る
○西村(智)委員 恐らく、私も大臣おっしゃるとおりだと思うんです。恐らくは、加計学園側から何がしかのお話があって、要請もあったのかもしれない。それに対して加藤官房副長官は、その当時、お会いになる前に恐らく事前のレクや事前の情報収集をいろいろされていたんだと思うんですけれども、それ...全文を見る
○西村(智)委員 それでしたら、改めて伺いたいと思います。  これは、丸めて言えば、やはりここに書いてあることを加藤官房副長官はおっしゃったと思うんですよ。随分消極的なことをおっしゃっていますよね。加計学園の提案に対して、獣医学部が反対している、文科大臣もどうのこうの、関係団体...全文を見る
○西村(智)委員 これは多くの人たちが大変不自然だというふうに見ています。加藤大臣は会ったこともお認めになっている、そして、ここにコメントも出ていて、随分消極的におっしゃっているので、加藤官房副長官のタイプからしても、恐らくこのようにおっしゃったんじゃないかと思うんですよ。それに...全文を見る
○西村(智)委員 安倍総理は、口では、説明責任を果たすとおっしゃるんですね、うみを出し切るとおっしゃるんですね。だけれども、どういう手法でそれをやるのか、あるいはどういう場でどういう説明をするのか、一度として、私たちが見ていて、ああ、これが説明責任だなと思えるものってないんですよ...全文を見る
○西村(智)委員 私どもの対案の中では、雇用対策法に、労働者の待遇についての格差の是正が、通常の労働者の待遇の低下によることなく、通常の労働者以外の待遇の改善により行われるようにするというふうに明記をしております。やはり、法律上、きちんとこういう形で書くことが私は必要だと思ってお...全文を見る
○西村(智)委員 望ましいというような形で、労使の力関係に結局委ねられるようなやり方ではだめだと思うんです。  書面での説明の義務づけ、それから正社員の待遇に関する説明で用いる資料が既にある場合は同じ資料を用いるとか、そういう形で実効性を担保、確保していく必要があると考えており...全文を見る
○西村(智)委員 確認させていただきました。  昨年六月の労政審の建議では、説明義務に関する比較対象となる正規雇用労働者は、職務内容、職務内容・配置変更の範囲等が最も近いと事業主が判断する無期雇用フルタイム労働者とされていますが、労働者が事業主が選んだ正規労働者との比較を納得で...全文を見る
○西村(智)委員 政省令の中できちんと書き込んでいただくことになると期待をいたしておりますけれども、ちょっと今の御答弁だとまだまだわからないこともあるなというふうに思います。  それで、通常の労働者の定義についてもう少し聞いていきたいんですが、やはり重要なのは、誰と比べて同じ賃...全文を見る
○西村(智)委員 現行の通達では、雇用形態、賃金体系等が通常の労働者の判断基準に入っています。この点は大きな問題だと思います。  長期雇用を前提とするということになれば、今回、新たにパート法に入る有期の人が除外されます。すると、パートで働く人、これは多くは女性ですが、これも除外...全文を見る
○西村(智)委員 法律の性格も変わるということで、比較対象者の選定方法についてもこれまた今後変わってくるということなんですね。ここはとても大事なところだと思います。  誰と比較するのか、誰と同一の賃金とするのか、誰と不合理な格差がないと判定するのか、ここがずれてしまうと、非正規...全文を見る
○西村(智)委員 じゃ、行政指導には影響はないということで確認させていただいてよろしいですか。
○西村(智)委員 現行の通達、なくすことはないけれども、見直すことはするということですよね。  ぜひここは、私、やはり本当にこれで同一賃金、均等待遇が実現できるのか、ちょっと疑問に思っております。比較対象者ができるだけ多くの人にわかるように、今の基準を最低限維持しつつ、次の通達...全文を見る
○西村(智)委員 個人で構わないということで、よろしいということで確認いただきました。  では、現行のパート法九条は行政指導の対象条文となっておりますけれども、個人の通常の労働者との比較において改正九条違反が認められた場合に行政指導を行うということで、これも確認させていただいて...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  ほかにも人材活用の仕組み等々についていろいろ質問したかったんですが、ちょっと質問時間が来ましたので、これで終わらせていただきます。
05月25日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○西村(智)委員 西村智奈美です。  けさの理事懇談会で、きょうの午前中の質疑をもって質疑終局、そして、この委員会で働き方関連法案の採決、これが提案をされ、野党が反対する中で委員長が職権でそのことをお決めになりました。とんでもないことです。  私たちは、この間、さまざまなエビ...全文を見る
○西村(智)委員 撤回しないということですね。  大臣は、過労死の御家族の会の皆さんとも面談をされましたよね。そこでどういうお話を聞きましたか。高プロを削除してほしい、長時間労働を是正してほしい、そういうふうにお話をされたんではないですか。大臣はその話をどういう気持ちでお聞きに...全文を見る
○西村(智)委員 大臣、答えてください。私は、もう一回、原票に当たって、データの精査、調査をやり直していただきたいというふうに申し上げました。これをやるつもりはないということですか。
○西村(智)委員 もう本当にむちゃくちゃで、言葉がありません。  精査した後の話を言っているのではなくて、私は、もう底なし沼じゃないですか。これで大丈夫だと思って、新しいデータが出てきた、これが本当なのかなと思ったら、また違うデータが出てくる。こっちが、もうちょっと、じゃ、これ...全文を見る
○西村(智)委員 これは、じゃ、けさ提出された十二、つまり六事業場のダブりを除いた後の精査結果でクロスをかけたものということですか。
○西村(智)委員 じゃ、早目にわかっていたということじゃないですか、事業場のダブりがあったということ。そうでなければ、こんなにきれいに、一緒に、精査結果、精査後のクロス集計のデータが出てくるわけないでしょう。事業場のダブりがあったということをわかっていたんじゃないですか、それだっ...全文を見る
○西村(智)委員 六件はきのうわかったと。それで、きのうから作業し始めて、そしてけさきれいにこのように製本されて、みんなカラーで、新旧と上と下にきれいに製本されて出てきているんですよ。  もっと先にわかっていたんじゃないですか。一件目はいつわかったんですか。
○西村(智)委員 おかしいですね。長妻委員がクロス集計のやり直しをしてくれと言ったときは、何だかたしか、時間がかかると言って、すぐ出てこないような理事会での報告だったんですよ。ところが、今回は、六件の、すぐ入れて、きれいにやって、こうやってすぐ出してきた。きょうの採決を、その不当...全文を見る
○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  大臣、改めて、私はこの委員会で働き方改革関連法案の採決には反対です。  過労死の御家族の会の皆さん、まだ安倍総理との面談を果たしてはおりません。きちんと安倍総理に面会したいという意向は伝わったようではありますけれども、その後の...全文を見る
○西村(智)委員 加藤大臣にお話を聞いていただいても何も変わっていないから、だから総理に会わせていただきたいというのがお気持ちなんですよ。  加藤大臣は、家族会の皆さんとお会いになって、何を感じたんですか。何を考えたんですか。高度プロフェッショナル制度について、問題はやはりある...全文を見る
○西村(智)委員 私は、加藤大臣が過労死の皆さんの御家族の話を聞いてどういうふうにお考えになりましたか、お感じになりましたかということを伺っております。どういうふうにお話しになったかということは聞いておりません。どういうふうに考えましたか、過労死された皆さんの御家族の皆さんの声を...全文を見る
○西村(智)委員 その思いを受け取られたのであれば、大臣がとるべき行動は、法案の中から高度プロフェッショナル制度を削除することではありませんか。  スーパー裁量労働制ですよ。労働時間は管理しなくてもいい仕組みです。時間と賃金が連動しない仕組みが、初めて労働基準法の中につくられち...全文を見る
○西村(智)委員 総理は、高度プロフェッショナル制度を削除するつもりはないというふうに、この前の総理入り質疑のときに明確におっしゃいました。大臣も、削除するつもりはない。  この間、私、厚生労働大臣の答弁を聞いていて、これって本当に厚生労働委員会なのかなと思うときが時々あるんで...全文を見る
○西村(智)委員 高度プロフェッショナル制で規制違反があったときに監督に入れるんだという答弁でしたけれども、何をもって、じゃ、規制違反だというふうに判断できるんですか。  時間も管理できない。それから業務も、まあ、これから政省令で書くのかもしれないですけれども。あとは、何があり...全文を見る
○西村(智)委員 どの基準に対して違反があった場合に監督指導をするんですか。教えてください。
○西村(智)委員 ちょっとよくわからないんですけれども、違反があるということを監督に入ったときに見つけて、それで指導する、こういうことですか。だから、違反というのはどういう内容の違反のことをいうのか。
○西村(智)委員 何に対する違反でもってそれは監督できるんですか。
○西村(智)委員 それが長時間労働の抑制のためになるんですか。
○西村(智)委員 まあ何だか、これはまた後できっちりと議論し、詰めていかなきゃいけないことだと思うんですけれども、私は、高度プロフェッショナル制度って、時間で管理しないんでしょう。時間で管理しないんだから、何の違反があるのか、時間に関しては言えないはずなんですよ。言えないはずなん...全文を見る
○西村(智)委員 健康管理時間を確保するといったって、それは、把握しているか把握していないかだけの話ですよね。健康管理時間、二百時間まででしたっけ、オーケーだったの。(発言する者あり)ああ、そうだ、上限なしなんですよね。そういう中で本当に長時間労働の是正なんてできるんですか。どう...全文を見る
○西村(智)委員 百時間というのは過労死ラインですよ、十分な。そこに至るまで何も措置しないということを今大臣はおっしゃった。その前に過労死されたらどうするんですか。大臣は本当に責任をとれるんですか。私はもう一回大臣に考え直していただきたい。  十二人の労働者に話を聞いただけで、...全文を見る
05月25日第196回国会 衆議院 本会議 第30号
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○西村智奈美君 立憲民主党の西村智奈美です。  私は、立憲民主党・市民クラブ、国民民主党・無所属クラブ、無所属の会、日本共産党、自由党、社会民主党・市民連合、この各派を代表して、ただいま議題となりました厚生労働大臣加藤勝信君不信任決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。(...全文を見る
06月06日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  まず最初に、きょうの委員会が委員長職権で立てられていることに抗議をいたします。  我々、食品衛生法の審議には平穏に入れるというふうに思っておりました。しかし、与野党で合意していたはずの一般質疑の時間が極めて不十分、また、生活保...全文を見る
○西村(智)委員 それでは、私は、きょうはまず生活保護の基準について伺いたいと思っております。  今回の生活保護基準の見直しによって、約四割の世帯が基準の引下げということになりました。政府の方は、六割引き上がったということで言い逃れをしたいようでありますけれども、四割の世帯にお...全文を見る
○西村(智)委員 国勢調査によれば、単身世帯の割合は全体の世帯のうちの三二・四%、最も多い世帯構成になっているわけですね。先ほど大臣は高齢の単身世帯というふうに限定つきでおっしゃった、答弁されたんですけれども、全体の三分の一が単身世帯ということからすれば、五・何%ですか、それの対...全文を見る
○西村(智)委員 私、今回の生活保護の基準の見直しについて、今まで厚生労働省が棚上げにしてきた問題が、やはり一気に噴出してきたんじゃないかというふうに思うんですよ。  全国消費実態調査、それから水準均衡方式、もうそういったものが限界に来ているのではないか。生活扶助相当CPIにつ...全文を見る
○西村(智)委員 この基準部会の、強く求めたいと言われている報告書から、もう既に半年がたっているわけです。半年間、大臣の答弁が全く変わっていないということですと、本当にこの先、思いやられますね。次の改定、このままいくと、あっという間にやってまいりますよ。そのときまでに新たな検証方...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひ検討してください。よく意見を聞いてください。  それに際して、私はやはり当事者の声を聞く必要があると思っております。我が党の中谷議員が本会議でも質問いたしておりましたように、当事者の意見を聞かずして政策を決めることなし、これは、さまざまな政策決定の中でもう...全文を見る
○西村(智)委員 そんなことを言ったら、全国民の意見を聞かなきゃいけないというのは全ての政策において当然のことなんですよ。障害者への支援策だって、これは税金でやっているわけですよね。そうしたら、全国民の声を聞いてやらなきゃいけない。大臣、大臣の答弁にしては何だかちょっと、余りに雑...全文を見る
○西村(智)委員 聞く気がないということですね、大臣の今の答弁ですと。  私はやはり、大臣、この間、またここで高プロの話をするのもなんなんですけれども、高プロのヒアリングをしたのが十二人だったというのもすごくびっくりしたんですけれども、この高プロのヒアリングをしたのがことしの二...全文を見る
○西村(智)委員 何か、結局、新しいことは何も答えてもらっていないですね。もう少し何か具体的に見えると、これは業者の皆さんにも安心していただけたんではないかというふうに思うんですよ。  三十四業種をベースとして、業種を少しくっつけたりとか、新たなものをつけたりとか、そういうレベ...全文を見る
○西村(智)委員 じゃ、具体的に聞きますが、先ほど私が申し上げたようなケース、つまり定期的に開催される朝市でコーヒーを販売するということも、これは可能になりますか。
○西村(智)委員 できるだけ幅広い方の意見を聞いてください。  それから、私、安全基準で、ここで厚生労働省が示している三つの基準ですね、食中毒等のリスクが高いもの、それから規格基準等が定められているもの、それから過去の食品事故や食中毒の発生状況を踏まえて衛生上の配慮を特に要する...全文を見る
○西村(智)委員 今回、容器包装の規制の整備については、厚生労働省の中で設置された検討会において議論がされて、取りまとめがされた内容に基づいた改正内容だというふうに承知をしております。  器具、容器包装の衛生規制の見直し、衛生規則ですね、衛生規制の見直しについては、ポジティブリ...全文を見る
○西村(智)委員 器具、容器包装で幸いなことに大きな食中毒事件等々は発生していないわけですけれども、今後何が起きてくるかわからないわけです。先回りしてポジティブリスト化するというのが今回の趣旨でしょうから、ぜひ、そこのところはよくよく話合いをしていただいて、検討会の中で、とにかく...全文を見る
○西村(智)委員 それだけですか。具体的にもう少し、対象はどこで、期日はいつまでで、こういうことに留意してとか、そういう指示はされなかったということですか。
○西村(智)委員 チームに対して大臣からは具体的な指示、あるいは期日ということは提示されていないということなんですけれども、ちょっと困りますよ、大臣。  裁量労働制のデータは、働き方改革の議論の前提として行われた平成二十五年度労働時間等総合実態調査の内容ですので、今参議院で議論...全文を見る
○西村(智)委員 当時の橋本岳政務官、今は自民党の厚労部会長が、厚生労働省の職員がうっかりつくって、うっかり受領して、大臣にもうっかり答弁させちゃったというふうにフェイスブックで書かれていたんですけれども、本当にそんなことがあるのかどうかというふうに思うんですよね。だから、少なく...全文を見る
○西村(智)委員 官房長が主査ですから、主査としての責任をちゃんと果たしてください。  終わります。
06月13日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  もう既に何人かの方が質問されておられますけれども、まず最初に、委員長、今回の健康増進法の審議入りの極めて異例なあり方について、私、一言申し上げなければなりません。  国会の会期末で、参議院先議の医療法、医師法が既に衆議院に送付...全文を見る
○西村(智)委員 喫煙所にたばこを吸いに行った人がほかの人が吐き出した煙を吸い込む、これは、私は、多分この法律の中でいえば、外に漏れないように機械を設置しなきゃいけないということですから、それはそもそもあり得ない話だと思うし、万が一ほかの人の煙をたばこを吸いに行った人が吸うとして...全文を見る
○西村(智)委員 いやいや、おかしい。喫煙所に行っている喫煙者の人たちは、望んでいるから対象外だと。しかし、子供だとかについては、意思が、客観的に、それは望まないというか、望ましくないということなんでしょうね。望ましくないから受動喫煙の害から守るということで、何というか、違うんで...全文を見る
○西村(智)委員 じゃ、嫌々ついていって無理やり吸わされるたばこの煙については、受動喫煙防止対策はとらなくてもいいということですか、大臣。
○西村(智)委員 私、重ねて、これは単なる受動喫煙であるべきだと思います。望まないというふうにつけた瞬間に、いろんな言いわけ、言いわけと言ったらあれなんだけれども、エクスキューズを許すことになってしまうと思います。だから、これは絶対に削除すべきだということを一つ申し上げたい。 ...全文を見る
○西村(智)委員 午前中の続きで質問させていただきます。  それで、大臣、飲食店あるいは事業場でも受動喫煙が結構日常的に起きている、それがしかも健康被害を起こしているということは、申し上げたようないろいろなデータからも既に明らかになっていることなんですけれども、まず、この解決に...全文を見る
○西村(智)委員 雇用主の方は努力義務だけであるということであります。  それで、今回の法改正によって、従業員の募集を行う者に対して、どのような受動喫煙対策を講じているかについて、募集や求人申込みの際に明示する義務を課すというふうに聞いております。どの程度の義務を課すということ...全文を見る
○西村(智)委員 そうしますと、分煙なのか喫煙なのか、それとも、もっと細かい内容まで書くということすらも決まっていないということですね。  私、これは多分、分煙とか禁煙というだけの文言だけが出る状況になるんじゃないかと思っています。もう少し具体的に、従業員の健康を守るという点か...全文を見る
○西村(智)委員 どのようなガイドラインになっていくのか、現在では全くわかりません。  それで、例えば、こういうことが起きた場合にはどうなるでしょうか。募集要項を見て、禁煙、喫煙、分煙という表示を見て、あっ、分煙されていると思って、募集に応じて、その雇用主のところで仕事に従事す...全文を見る
○西村(智)委員 いや、虚偽ではなくて、例えば分煙と書かれていた場合であっても、その分煙対策が不十分なケースというのはあると思うんですよ。あるいは、例えばアルバイトで入った子供とか、アルバイトじゃなくてもいいです、あそこの喫煙所の灰皿の掃除をしろというふうに命じられて、それを拒否...全文を見る
○西村(智)委員 一言で言えばケース・バイ・ケースということで、はっきりとは答えていただけなかったようなんですけれども、私、やはりこれはいろんなケースが考えられると思うんですよ。分煙であるのに分煙じゃない、煙が出てくるというケースがあるのかということなんですけれども、例えば扉をあ...全文を見る
○西村(智)委員 私は、厚労省であれば、望まない受動喫煙だけ防止するというのではなくて、全ての受動喫煙を防止するというふうに言わなければいけないと思うんですよ。これは、先ほど一番最初に私が質問したところにやはりどうしても戻っちゃうんですけれども、望まない受動喫煙と言ったことで、私...全文を見る
○西村(智)委員 ごめんなさい、時間が終わっているんですけれども、何がどうなったら経過措置を解除するんですか。
○西村(智)委員 全く答えになっていません。  終わります。
07月04日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○西村(智)委員 ただいま議題となりました水道法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、立憲民主党・市民クラブ及び国民民主党・無所属クラブを代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本法案では、地方公共団体が水道事業者としての位置づけを維持しつつ、水道施設運営権を民...全文を見る
07月06日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第33号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  私、四月に、健保組合のことについてといいますか健康保険のことについて、質問主意書を提出させていただきました。通り一遍の回答が政府答弁として出てまいりまして、きょうは改めてそのことについて伺いたいと思っております。  高齢者医療...全文を見る
○西村(智)委員 それでしたら、ぜひお答えをいただきたいと思っておりますのが、今、保険料率一〇%以上の健保組合が三百十三組合に上っております。そんな中であっても、健保組合を維持して加入者への保険給付や保健事業を守るために努力を重ねているというところが多いわけですけれども、当然、こ...全文を見る
○西村(智)委員 想定されるので、どのくらいの数字なのですかということを聞いたわけなんですけれども、それもお答えにならない。  私、やはり大臣、ちょっと危機感が薄いというふうに思います。健保組合の問題については、大臣も、質問主意書、それから委員会での答弁で、指導、相談体制を構築...全文を見る
○西村(智)委員 指導、相談、極めて形式的だと思います。ですので、それに加えて、本当の意味でこれで維持ができるのだという具体策を私はやはり政府が示す必要があると思うんですね。  政府の改革工程表では、本年度中に結論を出すべき事項として幾つかのことが挙げられています。つまり、後期...全文を見る
○西村(智)委員 ちょっと時間の関係で先に進みますが、平成二十九年度に特別負担調整が導入されております。拠出金負担が重くて財政力が平均以下の保険者のみを対象とした仕組みですけれども、国費百億円というふうに固定されているために、軽減効果が十分なのかどうか、私は不十分だというふうに思...全文を見る
○西村(智)委員 大臣の答弁を聞いていますと、やはりスピード感が非常に遅いと思います。健保組合が協会けんぽに移行したときに財政の影響はどうかということについても具体的にはお答えになりませんが、私、これが本当に進んでいったら大変なことになると思いますので、ぜひ強い危機感を持って改革...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  私、ヒアリングの後、改めて、ユネスコが作成した「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」というものも手にとって見てみました。  日本国内で今まで性教育に関していろいろな話があるたびに、例えば、寝た子を起こすな的な話があったり、あるいは、...全文を見る
○西村(智)委員 さっき私が資料として提出したものでいいますと、二十歳未満の人工妊娠中絶が人口千対で五・〇となっているんですけれども、既に十三歳から〇・一という数字が出ているんですよ、十三歳、十四歳、十五歳。  やはり、こういうことになる前にきちんと教える必要があると思います。...全文を見る
○西村(智)委員 もっと、済みません、質問は用意していたんですけれども、時間が終わりましたので、また次回の機会をいただきたいと思います。  終わります。
07月11日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第35号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  冒頭、私からも、西日本における水害について、本当に甚大な被害が出ていること、心からのお悔やみと御冥福、またお見舞いと、さまざまな気持ちで今この場に立たせていただいております。  既に午前中、加藤大臣からは、この豪雨水害に対して...全文を見る
○西村(智)委員 つまり、入会しなくてもいいということなんですね。  そうしますと、このような、西日本、本当にあれだけの広い地域が被災して応援体制を組まなければいけないというときに、やはり水道協会を中心にした取組というのは必要不可欠だと思います。そこにコンセッション事業者が入る...全文を見る
○西村(智)委員 それはぜひよろしくお願いいたします。  それで、加藤大臣に一点、要望かたがた質問なんですけれども、先ほどの、午前中の答弁で、被災者生活支援チームでしょうか、そういったものを厚労省の中に設置したというふうに答弁の中であったかと思うんですけれども、ぜひ福祉避難所と...全文を見る
○西村(智)委員 結構なニュースになっていたんですね、この発言があったということは。  私は、やはり被災地、それから、今、自治体の皆さん、警察の方も自衛隊の方も含めて、本当に昼夜を問わずの大変なお仕事をされている中ですから、やはり私は、ああいう発言をされたというのは、安倍内閣と...全文を見る
○西村(智)委員 その上で、私は新潟県なんですが、きょう資料でお配りしている一枚紙の紙を見ていただいてもわかるんですが、二次医療圏別の医師の偏在ということの前に、まず都道府県別で医師の偏在というのが結構シビアなんです。  今の国の医療制度と、それから日本全体、経済社会が東京一極...全文を見る
○西村(智)委員 その持続的な取組がいつまでも持続的であり続けてはこれまたならないわけで、私は、やはりこれだけ今回大きな医療法、医師法の改正ですから、これで抜本的な解決になるというものであれば本当によかったというふうに思うんですね。いろいろ御尽力いただいたというのはわかります、わ...全文を見る
○西村(智)委員 ぜひ引き続き加速化させていかないと、こういった取組は。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  またこれは先ほど午前中の質問の中で、地域医療対策協議会、地対協と略されるものですけれども、これが一度も開催されていない県が七つある。これで私の地元が入っていたりしたら...全文を見る
○西村(智)委員 基金のお金を使うことができるということですね。更に充実をお願いしたいというふうに思います。また、そういった、使えますよということも、ちゃんとアナウンスをしていただきたいというふうに思います。  それで、地域医療構想の達成のためには、今回、構想区域における新規の...全文を見る
○西村(智)委員 御答弁いただきましたけれども、私は、勧告、それは今答弁を伺いまして、それなりに意味を持つというふうに期待はしているんですけれども、どうでしょうか、ちょっと懸念するところはまだあります。  それから、今回、都道府県の権限が、法案に基づきますと、都道府県が設定する...全文を見る
○西村(智)委員 時間もないので、最後に一点伺いたいのは、認定医師制度です。  ちょっと見ていて、これは本当に実効が期待できるのかなというふうに心配しております。  認定医師の病院の管理者としての評価ということでは、実際に認定医師が地域医療支援病院の管理者になるまで相当の時間...全文を見る
○西村(智)委員 さっき私が申し上げた具体的な事例も、即効性のある環境整備の一つとしてぜひ御検討ください。  終わります。
11月21日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  きょうは、五人の参考人の皆様、本当に貴重な御意見を拝聴させていただきまして、ありがとうございます。  私どもも、今回の霞が関における障害者雇用の水増し問題については、本当に大きな驚きとともに憤りを持っております。障害者権利条約...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  それで、ちょっと時間が限られている中なんですけれども、この点について、できましたら、そのほかの参考人の方にも一言ずつ、お考えをお伺いしたいと思っております。  改めて、もう一度、当事者ないしは関係団体、そういったところの声をヒアリン...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  やはり、しっかりと根本原因を探さないと対策を打てないというのは、これはPDCAサイクルを回していく上でも必要不可欠なことだと思いますので、私は、やはりもう一回、さまざまな方の声を聞きながら検証をするべきだというふうに思っております。 ...全文を見る
○西村(智)委員 ほかに特段の御意見がなければ、お二人から御意見をいただきまして、まことにありがとうございました。  限られた時間、そろそろ参りますけれども、私も、やはり今回のことは本当に大きな問題だったと思います。  厚生労働大臣は、先日、この委員会での所信表明演説の中で、...全文を見る
○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  きょうは、ようやく障害者雇用水増し問題についての参考人質疑が午前中に行われました。閉会中に発覚したこの問題、閉会中審査も求めてまいりましたけれども、与党の側からは、受け入れないということで、臨時国会が始まって、きょうということに...全文を見る
○西村(智)委員 本当に原因は明らかになったんですか。本当にこの検証委員会の調査報告で、なぜ水増しがこれほどまでに大量に長期間にわたって行われてきたか、その原因が本当に根本大臣は明らかになったと思っていらっしゃいますか。  検証委員会の中に出てくる文言は何か。関心が低かった、意...全文を見る
○西村(智)委員 わかりますよね、二・八六。きちんとうみを出して、そして検証して、対策をとるというふうにきっぱりとけじめをつけたところは、その後もこうやって障害者雇用をきちんとやれているんですよ。  今回のような、言ってみれば甘々の、検証委員会の事務局に言わせれば、そうではない...全文を見る
○西村(智)委員 大臣の言葉どおり、検証委員会の指摘が大変厳しいものだったというふうに私も理解いたしましょう。しかし、それを本当に今、各府省がどういうふうに捉えているかなんですよ。  今月の中旬に、新聞報道で、水増しをした省庁が処分をしないという記事がありました。障害者雇用を水...全文を見る
○西村(智)委員 しかし、所信表明演説というのは、そのときの国会の冒頭で大臣が、まさにこういう姿勢で行政をやっていこうということを述べられる。私たちは、それをやはりちゃんとよく聞いて、それで、その上で質問もさせていただくわけですから。  この水増し問題については、今年度と来年度...全文を見る
○西村(智)委員 諸外国、ドイツやフランスなどでは導入されている仕組みでもあるということ、公的部門、公務部門にも導入されているということですから、そのくらい検討すると言わないと、民間の人たちも怒っていますよ。自分たちにはペナルティーを科しておいて、国は何もおとがめなしかということ...全文を見る
○西村(智)委員 何で八七%という数字が出てきたのか、本当に疑問ですね。どこをどういうふうにカウントしているのか。本当に、こういったことがはっきりしないままで法案の審議に入っていくと、またこれだけで時間をとられてしまう。何か、どこかで聞いたような話ですね。前の国会で、厚生労働委員...全文を見る
○西村(智)委員 何か雲をつかむような話ですよね。五万とか六万という数字は、私は、介護業の有効求人数あるいは有効求人倍率、これからすれば甚だ低い数字だと思うんです。単純に有効求人数だけから算出すれば、もっと多くの人員が必要になると思うんですけれども、それを低く算定している。この理...全文を見る
○西村(智)委員 ありがとうございます。  それで、私たちも、この間、介護人材の処遇改善法案などを議員立法で提出をいたしております。政府の方からも、この間、いろいろ取組をいただいてはいるというふうに思いますが、まだまだ、ほかの産業と比べても、介護業あるいは福祉の現場で働く皆さん...全文を見る
○西村(智)委員 先ほどの賃金のことですけれども、今のじゃ全然お答えになっていないんですよ。必ずこれは、また後で時間をとっていただいて議論したいと思います。  ゆめゆめ、来週、この法案が採決などということにならぬように、しっかりと時間をかけて私は議論すべきだと思っておりますので...全文を見る
12月05日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○西村(智)委員 立憲民主党の西村智奈美です。  まず、ちょっと質問、通告していた順番を入れかえまして、学童保育の基準緩和について伺いたいと思います。  どうやら、この学童保育の基準、特に人数と要件のところが、今までは、国が定める基準として、従うべき基準とされていたのが、参酌...全文を見る
○西村(智)委員 私は、先ほど申し上げたように、とにかく子供に関すること、それから命に関すること、これについてはやはり国が基準を定めるべきだと。この学童の基準については、ずっと長い間の議論があって、関係団体、当事者の皆さんからの声があって、ようやく従うべき基準へとなったんですよ。...全文を見る
○西村(智)委員 少なくとも平成二十八年のこのデータはおかしかったと、私は、大臣もそういう認識を持って当然だと思うんですよ。だけれども、今、それについて何も発言がなかったですし、また、勤務時間に応じて需給の計算を細かくしたというお話でしたけれども、それだったら、いつまでたっても女...全文を見る
○西村(智)委員 やはり私は、三例だけで実態ってわからないと思うんですよ。特にこれは古い事例になっていて、世界的には、再公営化の流れが急速に強まったのは二〇一〇年以降だというふうに、参議院の参考人も述べておられました。今、厚生労働省が三例分析したというのは、全部二〇一〇年より前の...全文を見る
○西村(智)議員 ただいま議題となりました産後ケアセンターの設置の推進のための児童福祉法及び社会福祉法の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表して、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  近年、核家族化や晩婚化の進行によって、出産後の不安定な時期に親等の身近な...全文を見る