西村康稔

にしむらやすとし

小選挙区(兵庫県第九区)選出
自由民主党
当選回数7回

西村康稔の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○西村(康)委員 自民党の西村康稔でございます。  早速、質問に入りたいと思います。  野田財務副大臣にもお越しいただいていますので、財源論からまず議論をさせていただきたいと思います。  お手元に、皆さんに資料を配らせていただいています。資料の一が、財務省が出した今後の財政...全文を見る
○西村(康)委員 野田副大臣、この二十三年度の歳出九十三兆九千億には、今の長妻大臣が答えた二兆五千億強は入っていますか、入っていないですか。
○西村(康)委員 そうすると、差額五十一・三兆に、今の二・五兆として、差額は五十三・八兆になる。さらに、高速道路無料化、その他いろいろマニフェストを実行するとすると、それよりも上回る。こういうことになるわけですけれども、野田副大臣、こうした状況の中で来年度から満額二万六千円の支給...全文を見る
○西村(康)委員 どうやって全力で努力をするんですか。ぜひ、具体的に聞かせていただきたいと思います。  ことし、税外収入で十兆円出されました。そのとおりです。外為なり財投資金から余裕ある分を出しています。しかし、これでもうすっからかんになっています。来年以降は、フローで出る分だ...全文を見る
○西村(康)委員 野田副大臣、わかっておられるんだと思いますね。以前には、二万六千円満額支給は難しいと言っておられた。ぜひ勇気を持って、この財政状況を直視していただいて、正しいと思うことを言っていただけないでしょうか。御自身の主張を曲げてまで政権にしがみつく、そんなおつもりですか...全文を見る
○西村(康)委員 いや、拍手していますけれども、どうやって財源を出すんですか。五十三兆円を超える差額があるわけですよ、税収はたった三十八兆なのに。しかも、二十五年度は五十五兆ですよ。これにさらにマニフェストの分が乗っかりますから、多分六十兆円近い差額をどう手当てするか。税外収入も...全文を見る
○西村(康)委員 野田副大臣、私は、宇宙基本法も一緒にやらせていただきましたし、大変信頼をしている、党は違いますけれども、仲間だと思っております。この国の将来を見据えて、政権内で真っ当な議論をしていただいて、変なばらまきや社会主義的な政策に惑わされず、この国の将来を担っていただく...全文を見る
○西村(康)委員 まるで定額給付金のときの自民党の大臣のような御答弁でありますけれども。  野田副大臣、野田副大臣にもお子さんがたしかおられたと記憶をしておりますが、対象となるお子さんはおられて、受け取られますか。
○西村(康)委員 野田副大臣、今の残念ですというお言葉は、ちょっと聞き捨てならないんですけれども。つまり、受け取られるということですね。もしおられれば受け取りたかったということですか。
○西村(康)委員 野田副大臣、副大臣は今回受け取る対象ではありませんけれども、今寄附のお話をされましたけれども、確かに二十三条に寄附が入っていますけれども、政治家はこの二十三条の寄附の適用がありますか、長妻大臣。寄附できますか。
○西村(康)委員 そうすると、今の長妻大臣のお話あるいは野田副大臣のお話を前提に考えますと、民主党の皆さんは、この法律に賛同しておられて、基本的に対象となるお子さんがおられれば受け取る、そして寄附はできないということです。当該市町村に寄附をするとなっているんですよ、法律をよく読ん...全文を見る
○西村(康)委員 これだけ財政赤字があって、しかも格差が言われて、山井政務官、先ほど来、貧困率の話をされています。厳しい世帯の人がたくさんいて、それなのに、高額の所得をもらっている方々に年間一人当たり三十一万円強、民主党の国会議員、ざっと計算しただけで一億円以上のお金が行く。こん...全文を見る
○西村(康)委員 今の大臣の答弁、間違っていると思います。二十三年度は地方税の控除の廃止に伴う増税はないと思いますが。これは、総務省。
○西村(康)委員 つまり、二十二年度は所得税が一月からきいてくるだけで三カ月分であり、地方税は全く増税がない。二十四年度に初めて平年度ベースになってくるということですので、ことし、二十二年度は控除から手当という制度になっていないじゃないですか、大臣。
○西村(康)委員 いや、二十二年度は手当だけを配る、二兆数千億配るということでありまして、先ほど来、田村委員も主張しておりましたし、七月の参議院選挙へのまさしく選挙目当てのばらまきじゃないんですか。しかも、六月に支給をする。自治体は今準備であたふたと大混乱していますけれども、まさ...全文を見る
○西村(康)委員 金額はどれだけ節減できますか。答えてください。
○西村(康)委員 程度、きのう、担当の方が来られてちょっと議論しましたので、正確にお答えください。
○西村(康)委員 仮に、今の児童手当と同じ四人家族で八百六十万円程度の所得制限を入れてやれば、約二千二百億円が節減できると。  山井政務官の言われた子供の貧困率、貧困線の所得、四人家族でいえば貧困線というのはどのぐらいの所得ですか。
○西村(康)委員 子供二人の四人家族で二百五十四万円未満の世帯が、相対的な貧困という貧困率に当たるということだと思います。今のお答え、そういうことだと思いますが、この貧困率、貧困線未満の子供は、子ども手当の対象となる数のうち、何%いて、何人になりますか。
○西村(康)委員 二百四十六万人と今答弁していただきました。  つまり、さっきの八百六十万を超える世帯で、我々がやってきた児童手当と同様にそこで所得制限を入れれば、二千二百億円が浮く。これは、百歩譲ってことしのこの金額を使うとすれば、むしろ所得制限を入れて、この貧困線未満の相対...全文を見る
○西村(康)委員 この法律は、平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律です。先ほど答弁がありましたとおり、二十二年度は控除の廃止はほとんどないんです。高額所得者にも増税はほとんどないんです。しかも、高額な所得を得ている方々は、自分でお金も使えるでしょう、それなりに子供を...全文を見る
○西村(康)委員 寄附に期待しているんですか。どれだけの寄附を期待しているんですか。数字を挙げてください。
○西村(康)委員 いや、全く答えていないじゃないですか。寄附に期待しているんですか。何で高額所得者にまで社会の子供の育ちのためのお金を配る必要があるんですか。控除もなくならない。しかも、寄附に期待している。その分予算を削減して、それをどういう使い道がいいのか考えるのが大臣の仕事じ...全文を見る
○西村(康)委員 今の答弁は、所得制限を入れて、その分自分たちで予算を考えて、子供を社会で育てていく、そのための予算、別の予算を考えるということを放棄して寄附に期待している、こういうことですか。自分で予算をつくるのに自信がないということですか。
○西村(康)委員 そのプランを出されてやろうとしているのはわかりますけれども、なぜ、所得制限を入れてことしそのプランの一部でも実行しようとしないんですか。
○西村(康)委員 全く理解できません。  何度も言いますけれども、二十二年度は控除の廃止がほとんどないんです。先ほど答弁されたとおりです。どこが控除から手当なんですか。この法律が恒久法、二十三年度以降も示した法律なら、まだ百歩譲ってそういう議論が通用するかもしれませんけれども、...全文を見る
○西村(康)委員 いや、だから何遍も言いますように、平準化するのは二十四年度からですけれども、そこでそういう言い方をされるのはまだ議論に余地がありますけれども、ことしは控除の廃止がほとんどないんです。これは二十二年度の法律なわけですから、二十二年度の予算の使い道は、もっと別の考え...全文を見る
○西村(康)委員 全く答弁になっていません。  控除から手当へ、しかも所得制限を入れない、高額の所得者はもらい得というか、支給だけがある、負担は上がらない。財政がこれだけ悪くて、貧困線以下の子供たちが一四%、二百数十万人いる、そんな中で、このお金の使い道が本当に正しいのか。我々...全文を見る
○西村(康)委員 それも、いきたいという、将来に向けてのそんな答弁じゃなくて、所得制限を入れて予算を有効に活用すれば、いろいろなことができるんです。それを放棄して、寄附にゆだねる、高額の所得者にも支給する、この姿勢はぜひ改めていただいて、本当に子育ての支援になる、現金給付のみなら...全文を見る
○西村(康)委員 全体に、答弁、まだ納得できていない面もあります。予算の使い方について納得できない面もありますのでまた改めて質疑に立ちたいと思いますけれども、これで終わります。  ありがとうございました。
03月12日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○西村(康)委員 西村康稔です。  前回、大臣と子ども手当の基本的な考え方について議論をさせていただきました。  控除から手当へ、社会全体で子供の育ちを支援するというその考えについて、納得がいきませんので引き続き議論をしたいと思いますが、きょう、資料を出させていただいています...全文を見る
○西村(康)委員 この数字の一番下の欄に、それぞれの年収別に、ことしの、つまり損得、給付がどれだけふえ、控除の廃止によってどれだけ増税になって、そのプラスマイナスが書いてあります。  二十二年度、年収三百万の人は十二万二千円しかふえません。しかし、年収二千五百万の人は二十三万六...全文を見る
○西村(康)委員 二十三年以降の制度設計は何にも示されていないんです。検討するしか書いてないんです、この法律には。この法律は、二十二年度における子ども手当の法律なんです。どこが控除から手当へなんですか。
○西村(康)委員 二十三年度以降の手当の金額が幾らになるかも決まっていないわけですよ。二十二年度の法律について、二十二年度の制度設計について我々は議論をしているんです。二十二年度のどこが控除から手当へなんですか。
○西村(康)委員 この法律は、二十二年度における子ども手当の設計の法律です。それについて我々は議論をしているんです。二十三年度以降は、検討するしか書いてないんです。年収三百万の人が十二万しかふえず、二千五百万の人が二十三万もふえる、この制度設計のどこが控除から手当へなんですか。
○西村(康)委員 でも、児童手当を活用しているんでしょう、ことしは。児童手当を前提として制度設計を組んでいるんじゃないですか。それも含めて全体として制度設計をしている以上、今のは答弁になっていません。もう一度答えてください。
○西村(康)委員 答えていないじゃないですか。  二十二年度、民主党の政権は、貧困層を手厚くするという法律案、考え方じゃないんですか。長い目で見て、二十三年度以降の制度設計があって、それを議論するならまだわかりますけれども、二十二年度における制度について我々は議論をしているんで...全文を見る
○西村(康)委員 年収三百万の方にとっては年間十二万しかふえず、年収二千五百万の人は二十三万もふえる、これで、社会全体で子供たちの育ちを支援するということになりますか。むしろ所得の低い方に手厚くなるのが、社会全体で子供たちの育ちを支援するということじゃないですか。これは全く逆の方...全文を見る
○西村(康)委員 いや、現実として、この差額が現実なんです。この差額が現実で、二十二年度は、年収三百万の人は十二万円しか手当がふえず、高額の所得者が二十万円以上も入ってくるわけです。格差がますます拡大するじゃないですか。この現実を認めてください。
○西村(康)委員 この法律は、何度も言いますけれども、二十二年度の法律なんです。二十二年度の現実、ぜひ認めてください、大臣。低所得の人には少ない手当、所得の高い人には大きな手当、この現実を認めてください。
○西村(康)委員 済みません、手取りが減るってどういうことですか。
○西村(康)委員 それが減っても、子ども手当は来るんです。その差し引きが、差額が、現実にどれだけ差が出るかで、所得の高い人ほどたくさんもらえるわけです、プラスマイナスすれば。つまり、格差は拡大するんです。この現実を認めてください。
○西村(康)委員 何度も言いますけれども、来年度以降はまだ制度設計を見せてもらっていないわけです。どれだけの手当になるのか、どういう設計にするのか。今議論しているのは、ことしの、二十二年度に限っての法律なんです、これは。  この現実、資料は正しいと最初に大臣答弁されました。まさ...全文を見る
○西村(康)委員 もう全く答弁になっていないですよ。所得の高い人が大きく手当が、マイナス分を差し引いても大きくプラスになり、所得の低い人に少ない金額しか行かない。これのどこが社会全体で子供の育ちを支援するんですか。
○西村(康)委員 所得の高い人にプラス大きく手当が、ことし、マイナス分引いても行く。所得の低い人に少ない。これが社会全体で子供を育てるという二十二年度の制度設計ということでいいですね。
○西村(康)委員 いや、差額は現実なんですよ、何度も言いますけれども。この数字は認めておられますけれども、差額は現実なんです。ことしのこの制度は、格差を縮小するんじゃなくて、むしろ拡大をしていく制度なんですよ、ことしに限ってみれば。そういう予算の使い方をしているという制度なんです...全文を見る
○西村(康)委員 二十三年度以降については何も示されていないんです。この法律にも入っていないんです、検討するしか。それを含めて、法律、出し直してくださいよ。
○西村(康)委員 何度も言いますけれども、二十二年度の制度設計がおかしいと言っているんです。二十三年度以降は、法律出してくださいよ、もし議論するなら。そんなこと聞いていないんです。二十二年度の制度設計が、突貫工事でつくって児童手当の上に上乗せをしたからこんな制度になるんです。格差...全文を見る
○西村(康)委員 何度も同じことを聞いて、答えてくれていないんですけれども、二十二年度の制度設計が欠陥だと言っているんです。格差が拡大しているんですよ、これで。するんですよ、二十二年度は。高額の所得者の人に多く行って、所得の低い人に少ない。何でこれを、もっとちゃんと制度設計して、...全文を見る
○西村(康)委員 現実は、控除の廃止あるいは児童手当の分の、もらっていた、もらっていない、こういうことも含めて、現実として所得がどうなるかというのが本当に一般の皆さんの関心なんです。自分の所得がふえるのか、減るのか。所得の低い人はこれだけしかふえない。所得の高い人、九百万以上の人...全文を見る
○西村(康)委員 大臣は最初に、この数字が正しいことを認めてくれました。つまり、所得の低い人には、二十二年度に限っていえば、所得は少ししかふえず、高額な、一千万円を超えるような方々には二十万円を超える手当が行く。結果としてプラスになる。格差がますます拡大をする制度であると……(発...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 本会議 第19号
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○西村康稔君 平井議員の質問にお答えをいたします。  まず、官民人材交流センター、改正法案では民間人材登用・再就職適正化センターの扱いに関して、お答えをいたします。  我々の法案では、民間人材登用・再就職適正化センターについては、給与制度の抜本改革を行った後に、その施行とあわ...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○西村(康)議員 橘委員の質問にお答えをしたいと思います。  内閣人事局における人件費管理機能についてでありますけれども、御案内のとおり、現行の体制では人件費にかかわる機能が各省ばらばらに分散をしておりまして、給与は人事院が人事院勧告をつくる、退職金は総務省人事・恩給局が管理を...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号
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○西村(康)委員 自民党の西村康稔でございます。  時間がありません。早速質問に入りたいと思います。  松野副長官、お越しをいただいております。  大臣、副大臣は今、私の理解では、一〇%の給与返納をしていると思いますけれども、今どういうことをやっておられて、どういう目的でや...全文を見る
○西村(康)委員 大臣政務官はやっているんですか、やっていないんですか。
○西村(康)委員 なぜ行っていないんですか。
○西村(康)委員 ほとんどなくなってしまうとはどういうことですか。行革をやろうとして、何で大臣政務官はやらないんですか。
○西村(康)委員 ちょっと意味がわかりません。一〇%減らしたら、なぜいけないんですか。ちょっと計算方法を教えてください。
○西村(康)委員 では、仮に一〇%はできなくとも、何で五%、七%、八%、できないんですか。
○西村(康)委員 では、別の聞き方をします。  これはどなたに答えていただいたらいいのかあれですけれども、事務次官の給与は年間幾らですか。
○西村(康)委員 国会議員の年間の給与は幾らですか。  これもきのう通告しています。聞いていますよ。
○西村(康)委員 国会議員の報酬に加えて、政務官としてプラスになっている部分の金額は幾らですか。
○西村(康)委員 ちょっとわかりにくい数字だったのであれですけれども、大臣政務官は二千三百七十八万円もらっている、国会議員は二千百三十九万だと思いますので、今の十五万幾らを加えて計算をしますと、年間二千三百七十八万だと思います。この一〇%を引くと、おっしゃるとおり、議員の報酬とほ...全文を見る
○西村(康)委員 副長官は、自民党のやり方を踏襲したと言われました。我々もそういうやり方をしておりました。しかし、本気で行革をやるなら、政務官も含めてやるべきだと思いますし、事務次官の給与が国会議員よりも今高い状況、国会議員二千百三十九万、事務次官二千三百十二万ですか、この状況を...全文を見る
○西村(康)委員 だから、事務次官も含めた幹部の人件費を下げられないかと聞いているんです。下げる意欲はありますか、副長官。
○西村(康)委員 仙谷大臣にお伺いします。  国会議員の給与は二千百三十九万、これも高いという議論はあります。事務次官が二千三百十二万。政務官が事務次官より若干上回るだけで一〇%もカットできない。この状況を改善すべきだと思いませんか。
○西村(康)委員 政務三役は物すごく仕事をされる、そう言われています。事務次官会議も廃止をして、次官の仕事、事務方の仕事は減っているんじゃないですか。調整役としての仕事も減っている。にもかかわらず、国会議員よりも約二百万近く高い給与を事務次官がもらっている。これは高いと思いません...全文を見る
○西村(康)委員 国家公務員の人件費を二割削減するというのが民主党のマニフェストじゃないですか。高給な人の給与を下げないでどうやって減らすんですか。  それから、あわせて、今大臣が言われたのは、私が言うような事務次官もいる、どこの省庁の事務次官ですか。
○西村(康)委員 もちろんです。だから、我々の案は、内閣人事局に、総務省、人事院の機能、財務省の機能も移して、全体での削減計画をつくり、どうやって削減していくかというのをつくって、そして、幹部は幹部で人件費をどう下げるかよく考えていこう、そのための案を我々は提案しているわけで、そ...全文を見る
○西村(康)委員 たしか今後、方向を示されるということで伺っていますけれども、仮に退職勧奨を行わないでずっと定年まで残るとすれば、これは人件費がふえる、新陳代謝も進まないということになると思いますし、勧奨退職を行ってもあっせんしないわけですから、行き先がないと、同意をしないとその...全文を見る
○西村(康)委員 もちろんICTの技術も使って効率的な政府をつくっていただいて、それは我々も協力をしていきたいと思いますし、その中で、適正な人事管理、人件費の管理をやっていただいて、新陳代謝もやはり進んでいかなきゃいけない。これは、どういう形で新陳代謝を進めるか、特に高齢の方の人...全文を見る
○西村(康)委員 何で二十二年の、この四月一日の数字がわからないんですか。きのうから聞いているんですけれども、全然数字が出てこない。もう四月の二十日になっていますけれども、国家公務員として四月一日に採用した人数がわからないんですか。
○西村(康)委員 おっしゃっている意味はよくわかりますけれども、我々議論を、これから公務員の人件費をどう管理しようか、早期退職みたいなことをどういう仕組みにしていくのか、それを議論しているのに、新規採用している四月一日からの人数がわからない。予算も通っているんですよ。どういうこと...全文を見る
○西村(康)委員 いつ時点と言いましたか、今。
○西村(康)委員 もう四月二十日ですよ。一月末の数字を我々議論しているんじゃないですよ。  この法律、ずっと用意をされていたわけでしょう。どうやって新規採用をふやして一定程度新陳代謝を図っていくか、仙谷大臣もいろいろ考えておられたと思いますけれども、四月一日の数字を出してくださ...全文を見る
○西村(康)委員 金曜日以降の審議もありますので、これは理事会で協議していただいて、数字をしかるべきタイミングで出していただくということでいいですか、委員長。
○西村(康)委員 きょうは野田副大臣に来ていただいていますので、わたりの問題について御質問をしたいというふうに思います。ちょっと時間がなくなってきましたので。  日本郵政の副社長に坂氏が就任をし、それに伴って社団法人日本損害保険協会副会長のポストを辞任されて、その後に元国税庁長...全文を見る
○西村(康)委員 民主党の定義によるわたりですか、わたりではないですか。
○西村(康)委員 野田副大臣、このように疑念がある場合というのは、これは疑念がある場合という意味ですか。ちゃんと調査されたんですか。
○西村(康)委員 そうしたら、この牧野さんは、だれから連絡を受けて損保協会の副会長に就任をしたんでしょうか。
○西村(康)委員 田村政務官が来られているので。今ので正確ですか。どういう経緯で副会長に就任したか、教えてください。
○西村(康)委員 つまり、官僚の先輩OBが後輩を推薦し、いわば後輩をあっせんする。これは、今の民主党政権の政府の言うわたりには当たりますか、当たりませんか。仙谷大臣。
○西村(康)委員 つまり、OBは、後輩を紹介して、推薦してやっても、全く天下りにもわたりにもならないということを今言われたわけですね。OBが集まって何人かで相談をして、そして、では今度は、おれの後には彼にしよう、おれの後はだれにしよう、こう相談することを許されるわけですか。
○西村(康)委員 坂さんが牧野さんを、個人的に何の恨みもありませんけれども、たまたまこういう事例ですので名前を使わせていただきますけれども、損保協会の副会長に推薦をし、損保協会副会長になったと。これは、今大臣の答弁された中では問題はないと言われるわけですか。
○西村(康)委員 田村政務官、損保協会には、補助金その他、国からお金は行っていますか。
○西村(康)委員 仙谷大臣、いかがですか。
○西村(康)委員 損保業界、さまざまな税制の優遇措置があると思います、損保の保険料控除の制度を初めとして。そこに元国税庁長官が、先輩のOBのあっせんで、紹介で、そこのポストについた。これは問題ありますか、ありませんか。
○西村(康)委員 それでは、調査をして問題があるかないかを御報告いただけますか。
○西村(康)委員 今の答弁は、この法案が通るまでは天下りも裏下りも調査もしないし、全く逃げじゃないですか。答弁していないですよ。(発言する者あり)  いや、つまびらかになっていないからというわけでしょう。それなら調査してくださいよ。(発言する者あり)
10月13日第176回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○西村(康)委員 おはようございます。自民党の西村康稔でございます。  きょうは、経済政策、成長戦略、FTAなんかも含め、ぜひじっくり議論をさせていただければと思います。  まず最初に、円高が進んでいます。きょうも八十一円台、これは大企業にとっても大変厳しい。たしかきのう経団...全文を見る
○西村(康)委員 野田大臣、言っておられることはもっともですが、今こそ介入すべきじゃないですか。市場がどう見ているか。ガイトナー長官との話で日本はプレッシャーを受けた、市場はもう日本は介入できない、多くの市場関係者はそう見ている。どんどん円が買い進まれているわけであります。  ...全文を見る
○西村(康)委員 私は、今が必要なとき。不意打ち、私が言うと不意打ちにならないんですけれども、ぜひ断固たる決意で円高を防ぎ、日本の経済を立て直す。もちろん、介入だけじゃだめです。何度も言いますけれども、介入は時間稼ぎにすぎませんから。成長戦略も補正も日銀の政策もやっていただかなき...全文を見る
○西村(康)委員 今の御発言は、今回、リスク資産五兆円を含めて三十五兆円の包括緩和策を出されましたけれども、将来、場合によってはこの規模を拡大する、あるいは、リスク資産はなかなか買うとこれは難しいですけれども、REITなんかも市場が小さいですから……(発言する者あり)リスク資産は...全文を見る
○西村(康)委員 アメリカ経済が非常に不透明な状況が続いている中で、まだまだ円高、それからもちろん日本はデフレから脱却できていないわけですので、ぜひ、日銀の金融緩和策も大きなツールの一つですので、引き続き断固たる姿勢でこちらもまた臨んでいただければというふうに思います。  そこ...全文を見る
○西村(康)委員 ごめんなさい。はい。
○西村(康)委員 そのとおりだと思うんですね。なかなか各国協調して、それぞれが通貨安競争になりかけておりますので非常に難しい状況だと思いますが、円が際立って高い。これは、成長するアジアの中で、元とウォンはどうしても自由な取引ができない中で、しわ寄せが円に来ている面があるんだと思う...全文を見る
○西村(康)委員 よくわかっています。やろうとしていることは、言おうとしていることはよくわかっています、海江田大臣。  ただ、内需も外需も、コンクリートも人も、企業支援も家計支援も、いろいろなことをやはりやらなきゃいけないんです。その都度、まるで焦点が違うかのような、その場しの...全文を見る
○西村(康)委員 ちょっと意味がわかりません。もう一度答弁していただけますか。
○西村(康)委員 十月に四カ月分が出るという認識でいいですか、支給されるということでいいですか。
○西村(康)委員 子ども手当は目玉政策じゃないんですか。いつ支給されるかも知らないんですか、厚労大臣。去年、あれだけ選挙で、内需振興、家計支援をやる、マニフェストの目玉じゃないですか。いつ支給されるかも知らないんですか。  四カ月分がこの十月に出る。金額幾らですか、この四カ月分...全文を見る
○西村(康)委員 子供支援のための政策なのか経済政策なのか、その趣旨は我々はっきり承知しておりませんけれども、大事な政策なんでしょう、皆さんにとって。通告あるなし、経済政策の基本運営、担当大臣が何月にどれだけ支給されるか知っていて当然じゃないですか。  まあ、いいです、こんなこ...全文を見る
○西村(康)委員 ちょっと静かにしてください。二兆五千億あって……(発言する者あり)今から言いますから。  二兆五千億あって、ことしは十カ月分の予算を計上しているわけです。これは御存じですよね。何度も予算審議しました。そのうちの四カ月分が出るんですから、二兆五千億の十分の四なん...全文を見る
○西村(康)委員 目的が、本当に我々にはっきりしてない。これは厚労委員会でもいろいろな場でも議論してきましたけれども、子ども手当、本当に子育て支援のためというなら、厳しい世帯に上乗せしてでもやった方がいい。なぜ一千万も二千万も所得がある人にまで配らなきゃいけないのか。どこが子育て...全文を見る
○西村(康)委員 ちょっと決意の強さはよくわかりませんでしたけれども、引き下げの方向で検討を指示しているということですから、これは閣僚内の、大臣の皆さん方もそうでしょうし、党内もそうだと思いますが、五%は最低ラインだと思います。これはぜひやっていただきたいと思います。  前半の...全文を見る
○西村(康)委員 我々自民党は道州制というものも提案をしております。道州の中で、それぞれ産業特区、そうしたものを一つずつ、北海道ならどこ、沖縄ならどこ、例えば北海道はもう先行実施していますので、ぜひやっていただきたいと思いますが、そうしたものを活用して、もちろん、全体として法人税...全文を見る
○西村(康)委員 そこで、総理は、成長分野でよく、今も保育の話をされましたが、医療の話をされます。医療について少しだけお話をさせていただければと思うんです。  実は、二十一年の麻生内閣の一次補正予算で、我々は地域の医療再生基金というものを三千百億計上いたしました。各地域で、病院...全文を見る
○西村(康)委員 いろいろな答弁の仕方はあると思いますけれども、まず国内医療を。みんな今心配なわけです。それは、総理も言われたように、強い社会保障をつくらないと、日本の経済、安心して消費もできないわけですし、好循環になっていかないわけでありますから、まずは国内医療を心配ないように...全文を見る
○西村(康)委員 ペイ・アズ・ユー・ゴーを正確に理解をすると、恒久政策には恒久財源ですよね。補正予算は、こういう剰余金を初め一回限りのものを使う、こういう方針で我々はやってきておりますし、それを提案しておりますし、私は民主党もそういう方針になられたと思っておりましたけれども、そこ...全文を見る
○西村(康)委員 前原大臣とは、問題意識はほぼ共通だと思います。  その上で、幾つかTPPについてもお話し申し上げたいと思いますし、韓国との話をされましたので、先にそのことを言いますと、韓国とEUのEPAが来年七月に発効します。日本企業にとってはこれが物すごく大きい。日本企業が...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。加速をしていただきたいと思います。もう韓国とはスタートしますから。  その上で、TPPについては、いろいろな話が流れていますけれども、即時一〇〇%関税撤廃というのは、まず事実ではありません。チリなんかも十数年にわたって撤廃を...全文を見る
○西村(康)委員 日本の農業の特性も、私も農業地域から選出されています、よくわかっていますし、この後、同僚の宮腰さんが質問されると思いますので、そこは譲りますが、前原大臣、十年間かけて農業支援を、政策を組みかえていくか、さらに変えていくという今の大臣。我々の経済、それで十年間余裕...全文を見る
○西村(康)委員 時間となりましたので終わりますが、ぜひ、これから各委員会でも個別の議論をさせていただければと思います。  ありがとうございました。
10月27日第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○西村(康)委員 おはようございます。自由民主党の西村康稔でございます。  きょう私に割り当てられた時間が短いので、早速質問に入りたいと思います。大畠大臣、よろしくお願いします。  まず、東シナ海の白樺で中国が掘削、生産に入っているんじゃないかということについてお伺いをしたい...全文を見る
○西村(康)委員 大臣は、白樺で撮影されている掘削の状況の写真を見ていますか。
○西村(康)委員 我々、経済産業委員会として、その写真をぜひ、一般に公開するかどうかは別として、この審議に当たって、どういう状況なのか少なくとも野党側の理事なりに今見せてほしいということを求めてきておりますが、写真を公開していただけませんか。
○西村(康)委員 外交交渉にどう支障があるんですか。
○西村(康)委員 この白樺は、日中で共同開発するということで合意をしている話であります。その中で、中国がドリルを持ち込んでいるような写真も新聞社は出していますし、あるいは白く濁っている写真も新聞社は出しています。  しかし、我々は新聞社の写真をもとに議論を進めるわけにいかないの...全文を見る
○西村(康)委員 もう変化しているわけです。合意をした時点で、単独的な行動はしないということで日中間で了解しているわけであります。にもかかわらず、ドリルのようなものを持ち込んでいる写真も出ている。これは我が党の新藤議員も指摘をされました。あるいは、白く濁っている。これは明らかに何...全文を見る
○西村(康)委員 言い方をかえます。  大臣は、もし中国が単独で生産をしているとすれば、しかるべき措置をとるということを国会で答弁されたと思います。しかるべき措置とは何ですか。
○西村(康)委員 しかるべき措置を言わないと、相手に対して何のプレッシャーがあるんですか。しかるべき措置をやります、やります、それだけで何のプレッシャーになるんですか。中身を言ってください。
○西村(康)委員 今の答弁は何ですか。それなら早く政権をかわってくださいよ。我々は違う答弁をしますよ。  写真は出さない、しかるべき措置は言わない。なぜこれで外交交渉ができるんですか。しっかり答弁してください。
○西村(康)委員 では、大臣の思う、私が考えていることは何ですか。
○西村(康)委員 仮に中国が単独で掘削を始め、生産をしているとすれば、白樺のところは中間線をまたがって、中間線の日本側の地域にもガス田が広がっている、それをいわばストローで吸い上げるように日本の権益までとられてしまう。それでいいんですか、大臣。
○西村(康)委員 交渉するに当たって、単独で生産している可能性がある、その写真も公開せずに、しかるべき措置ははぐらかし、そして答弁は、全然的外れなことを今答弁されています。  日中間で日本の権益が損なわれる可能性がある。単独でその行動をしようとしている。断固たる態度で臨んでいた...全文を見る
○西村(康)委員 大臣は、安全水域設定法というのを御存じですか。
○西村(康)委員 これは、海洋基本法をつくったときに、私、提案者の一人として提出をさせていただいた。国連海洋法条約に認められている排他的経済水域で資源の開発をするときに、その周辺五百メートルは何人も入れられないようにする権利を安全水域設定法として提出をし、民主党も賛成されて、超党...全文を見る
○西村(康)委員 勉強じゃ遅いので、ぜひいろいろな……(発言する者あり)大臣になってどれだけ時間がたっているんですか。しかも、この問題に取り組んでこられているわけでしょう。勉強じゃないですよ。もう具体的な行動に入ってください。
○西村(康)委員 引き続き写真の我々への提供と、これは視察を含めて委員会で提案していますけれども、委員長、ぜひこれは前向きにこの委員会で提起をしていただいて、しかるべき措置を含めて具体的な検討を進めていただくことを求めたいと思います。
○西村(康)委員 時間がありませんので、TPPの話をしたいと思います。  その前に、鳩山前総理が引退をすると言われていた発言を撤回されました。事実上撤回されたと認識をしておりますが、鳩山グループのお一人として、大臣、どう思われますか。
○西村(康)委員 民主党が企業献金を全面廃止すると言っておきながら、一部再開をすると報道がありました。大臣、どう思われますか。
○西村(康)委員 大畠大臣は、就任直後、TPPを推進するという立場で話をされました。しかし、きのうの記者会見は、非常に慎重な立場になられました。民主党の体質として、後先考えずにその場その場で思いついたことを言われる、あるいは官僚の書いた文章をそのまま読む。きのうの段階になって慎重...全文を見る
○西村(康)委員 国民との議論、国民への訴えかけが足りなかったということですけれども、今民主党内でやられているのは党内論理じゃないですか。大畠大臣の属される鳩山グループ、鳩山前総理も懸念を示された。党内、派閥の論理。国益とか国全体がどういう方向にあるかという長期的な議論をせずに、...全文を見る
○西村(康)委員 きのうのTPP先にありきではないという発言はどういうことですか。
○西村(康)委員 何が何でもTPPを行うということはないわけですね。
○西村(康)委員 つまらない言葉遊びをするつもりはないんですが、私も、選挙民、地元、農業地域、水産業を抱えています。すべて一〇〇%関税ゼロにして今の状況でやれと言われたら、それはできません。日本は参加すべきでないと思います。  しかし、民主党のばらまきの農政をやめて、強い農業を...全文を見る
○西村(康)委員 鳩山前総理の引退撤回といい、あるいは民主党はやめると言っておきながら受ける企業献金といい、TPPに参加を検討するといいながら実は先にありきじゃない、必ずしも入ることを前提としたわけじゃないと。少なくとも経産大臣として強い覚悟で日本の農業を強くすることも含めて責任...全文を見る
○西村(康)委員 時間が来ましたので終わりますが、引き続き大臣といろいろなところで議論したいと思います。よろしくお願いします。  ありがとうございました。
11月12日第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○西村(康)委員 おはようございます。自民党の西村康稔でございます。  早速質問に入りたいと思いますが、本日は、北朝鮮の制裁についての国会の事後承認をするということについての審議ではありますけれども、実は、この日、この時間の設定に際してはいろいろとやりとりがありまして、理事会で...全文を見る
○西村(康)委員 大臣、またそれを事務方のせいにされるんですか。私は、当初、経産省の方から説明を受けたのは、午前中はこの会議があります、昼はロシアの大臣を囲んで歓迎昼食会をやるんです、大臣はそれに出席しますから昼からの委員会にしてください、こういう申し入れを受けました。大臣の指示...全文を見る
○西村(康)委員 よく説明を受けていないとか、そんな逃げるのはやめていただきたいと思います。  朝からでも国会に出るなら出ると。この北朝鮮の承認案件だって、前国会でやらなかったわけですから、我々、国会としては、委員会としては、早くやらなきゃいけない話であります。それを御担当の大...全文を見る
○西村(康)委員 いや、私は北朝鮮の承認案件が委員会でかかるということを聞いているんです。きょう、それをやるということも知らなかったんですか。きょう十二日に委員会の可能性があって、承認の審議をする可能性があるのに、APECの日程ばかりやって、こっちはどうでもいいということですか。...全文を見る
○西村(康)委員 いや、一時は検討しても、きょうやっているわけでしょう。もうやっているのか、今からやるのかあれですけれども。四百社も集めてやっているわけでしょう。大臣としてどういう判断をされたんですか。
○西村(康)委員 いや、大統領が国後島を訪問したこの時期に、なぜ、日本企業を四百社、四百人も集めて、ロシアに投資しましょうとそのフォーラムをやる必要があるのか。これまでの経緯、重要性はわかっています。しかし、まさに領土や主権が侵されようとしているこのときに、日本企業を集めて、何で...全文を見る
○西村(康)委員 きょうは北朝鮮制裁の決議の審議でありますので、ここでやめますが、既に理事会でも要求をさせていただいていますけれども、この対外的な経済政策、先般来、中国のレアアースの問題、東シナ海のガス田の問題、このフォーラムの問題、それからAPECも開かれています、そういう意味...全文を見る
○西村(康)委員 北朝鮮の問題に移ります。  まず、拉致問題。このロシアフォーラムの対応についても、そして尖閣のあの事件への対応にしても、まさに領土や主権を守る決意が感じられないわけであります。ましてや、日本国民の生命や安全を守る覚悟や決意が今の政権からは感じられないわけであり...全文を見る
○西村(康)委員 東副大臣は以前からも取り組んでおられますし、今の言葉だけじゃなくて、北朝鮮の情勢も動いておりますので、ぜひ情報収集ももちろんしていただいて、その上で、我々、超党派の議連もありますし、野党として本件の解決に向けての協力を惜しみませんので、ぜひ引き続き強力に取り組ん...全文を見る
○西村(康)委員 大変御丁寧に答弁をいただきましたけれども、官僚のつくった作文をそのまま棒読みするのはぜひやめていただいて、民主党はまさに政治主導でやろうとしておられるわけですから、政治主導で、まさにこの北朝鮮をどう封じ込めていくかということをより高い見地で政治家として政務官とし...全文を見る
○西村(康)委員 もう五件ぐらいしか届け出がないんですから、事務的に煩雑になるとかということもないと思いますので、ぜひ状況を見ながら、より厳しくするということもお考えいただければと思います。  質問を終わります。ありがとうございました。
11月26日第176回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○西村(康)委員 おはようございます。自民党の西村康稔でございます。  この国会が開かれる前後あるいは開かれてからも、対中国との経済問題、あるいは対ロシア、あるいは先般APECが開かれた等々を踏まえまして、我々、対外経済政策についての集中審議をこの経産委員会で求めてまいりまして...全文を見る
○西村(康)委員 大臣はAPEC閣僚会合で議長をされましたか、されていないですか。
○西村(康)委員 今般の、ボゴール目標に対して、実はボゴール目標もちょっと違うんですけれども、首脳声明は読まれていますか、読まれていないですか。
○西村(康)委員 議長であられたわけですから、ぜひ、ボゴール目標がどういうもので、そして首脳間でどういうことが合意されたか、もちろん英語の全文を読む必要は、本来読まなきゃいけないと思いますけれども、全文読まれていないということでありますが、本来議長としては読むべきでありますし、そ...全文を見る
○西村(康)委員 今のはそのとおりでありまして、ボゴール目標、二〇一〇年までに先進国で自由化をしようというところ、進展はしているけれども、まだ達成されていない、しかし、さらにこれを推進しようということで、今回取りまとめが行われたわけであります。  では、お伺いをいたします。TP...全文を見る
○西村(康)委員 TPPは自由貿易を目指すものですか、目指すものでないですか。
○西村(康)委員 自由貿易を目指すものかどうか、イエスかノーかでお答えください。
○西村(康)委員 そこで、お伺いをいたします。  政府が決定された、まあ民主党の方針でもあるんだと思いますが、閣議決定の中では、TPPについては、その情報収集を進めながら対応していく必要があり、関係国との協議を開始するというふうになっております。これは交渉開始ではないんですか。
○西村(康)委員 いつ交渉を開始するかどうかを決めるんですか。
○西村(康)委員 それはいつですか、決定するのは。
○西村(康)委員 大臣、私の記憶するところではとか、私の認識ではと。大臣は責任者の一人なんですから、ぜひ責任を持ってお答えをいただきたいと思いますし、政府の中、あるいはこの国会、党内、あるいは与野党でのいろいろな折衝を責任を持ってやっていただきたいというふうにまずお願いをしたいと...全文を見る
○西村(康)委員 交渉を開始するかどうかは六月には決めずに、先ほど秋ごろと言われましたけれども、そういう認識ですか。そういうことでよろしいですか。
○西村(康)委員 もちろん農業対策をしっかりやるのは当たり前のことでありますし、今回のTPPも二国間で協議をするのは当たり前なんですが、私の質問は、秋に参加するかどうかを決めるということかということを聞いているんです。
○西村(康)委員 来年秋のAPECはどこで開かれますか。
○西村(康)委員 そこで参加を表明するということですか。参加をするかどうかを表明するということですか、秋ごろというのは。
○西村(康)委員 大臣、繰り返しますけれども、大臣はこの問題の責任者でありますし、大臣の発言は全世界に広がっていくわけでありますから、余り無責任なことは言われない方がいいと思いますし、アメリカとどういう約束をしたかわかりませんけれども、アメリカに対して総理も一定のことを言われてい...全文を見る
○西村(康)委員 そういう発言をされましたので、これは議事録でまた後ほどしっかり確認させていただいて、ほかの大臣の発言との整合性もとらせていただきたいと思います。  もう一点、大事な点ですけれども、参加しないということもあるんでしょうか。
○西村(康)委員 先ほど大臣は、議長を務められて、ボゴール目標、もちろん大臣もそれは目標として認識しておられるし、その進展があった、さらにそれに向かっていくんだという趣旨のことを言われました。  ボゴール目標はアジア太平洋の地域で自由な貿易圏をつくるという目標ですけれども、それ...全文を見る
○西村(康)委員 今おっしゃったことは、その一つの形態としてあるということですけれども、TPPに参加せずにボゴール目標を達成するということもあるということですか。
○西村(康)委員 TPPの交渉、今ベースになっている四カ国の、P4と言われる合意がありますが、これは何年間で貿易自由化しようとするものですか。
○西村(康)委員 TPPは、大臣言われたとおり、最初の四カ国、P4と言われる四つの国々に、さらに五つ加わって今九カ国で交渉しておりますけれども、このTPPの交渉は何年間で、特にこの四カ国で合意されていることは何年間で貿易を自由化しようとしているんですか。
○西村(康)委員 既に四カ国での合意があります。これは何年間で貿易を自由化するものですか。
○西村(康)委員 つまり、十年かけて自由な貿易圏をつくろうとしているわけですね、TPPは。ボゴール目標もほぼ同じ、二〇二〇年に自由な貿易圏をつくろうとしている。国々もほとんど同じ。なぜボゴール目標は合意ができて、TPPには参加できないんですか。
○西村(康)委員 TPPの交渉の前提となる四カ国の合意が、十年間で自由化されようとすることすら頭に入っていない。今読んだじゃないですか、秘書官から資料をもらって読んだ。何でそんなことも知らずに各国の通商担当の大臣と交渉ができるんですか。  当初大臣は、TPPに参加しようという強...全文を見る
○西村(康)委員 国民の理解と大上段に言う前に、御自身の理解を深めていただきたいと思います。  このTPPは大問題です。大きな問題です。農家の皆さんも水産業の皆さんも、非常に不安に思っておられます。その皆さんの理解も得なきゃいけないし、そのための財源措置もしなきゃいけない。それ...全文を見る
○西村(康)委員 それでは、これは近藤副大臣、同じ認識でよろしいですね。
○西村(康)委員 それでは、その上でお伺いをいたします。  日本はそれには合意をしないということを言われました。もし、京都議定書の単純延長で国際的に合意を得られた場合、地球温暖化対策基本法を提出されています、この法律に掲げている前提条件、すべての主要国による公平かつ実効ある国際...全文を見る
○西村(康)委員 私の質問に答えてください。  法律に明らかにこの目標は、今申し上げた、すべての主要国が合意することが前提だ、その場合に設定されると書いてあるわけです。つまり、京都議定書の単純延長ならこの目標は設定されないということでよろしいですね、副大臣。
○西村(康)委員 いや、よくわからないんですけれども。  法律にちゃんと目標はすべての主要国が合意した場合に設定されると書いてあるので、この二五%削減の目標は、京都議定書の単純延長なら設定されないということでよろしいですね。イエスかノーかでお答えください。
○西村(康)委員 ということですので、京都議定書の単純延長はそもそも合意をしないし、それだけであればこの二五%削減の目標は設定しないということで、大臣の認識もそれでよろしいですね。
○西村(康)委員 もう一点だけ。  大臣も、この二五%削減の目標は、京都議定書単純延長なら設定されないということでよろしいですね。イエスかノーか、お答えください。
○西村(康)委員 はい、理解をさせていただきました。  時間がありませんので、もう一テーマだけ。東シナ海の中国のガス田の開発について。  これは、できれば来週、外務委員会との連合審査でぜひまた同僚も質問させていただくことになると思いますけれども、まず、この東シナ海、白樺での中...全文を見る
○西村(康)委員 筆頭間では前向きにお答えをいただいております。来週月曜日には見せていただけるということで伺っておりますし、委員長もその意向で委員会の理事会も指導しておられます。  大臣、そういう理解でよろしいですか。
○西村(康)委員 質問時間が終わりましたので終わりますが、来週、その合同審査を求めておりますし、審議の前にそれを見せていただいて、これまでの対中国政策の検証もぜひ議論させていただければと思います。  ありがとうございました。