西村康稔

にしむらやすとし

小選挙区(兵庫県第九区)選出
自由民主党
当選回数7回

西村康稔の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○西村(康)委員 自民党の西村康稔でございます。  今の茂木委員に引き続きまして、経済政策、特に円高、デフレ対策を中心に、ぜひ建設的な議論をしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  野田総理は、増税には非常に熱心で、与野党協議も呼びかけられておられます。しかし、増...全文を見る
○西村(康)委員 私は非常に期待をいたしました。私は単独介入でもやるべきだと思いますし、大臣もそのときの答弁でその覚悟も示されました。今、七十五円で介入する、七十八円でやめたと言われると、これでまたマーケットへ影響しますから、余りそこにこだわられると困ってしまうんですけれども、ぜ...全文を見る
○西村(康)委員 違うんですよ。協調が難しいということを今、暗に言われたんだと思いますけれども、協調しなくていいですよ。できたらいいですよ。できたらいいですけれども、今何で円高なんですか。欧州が債務危機、アメリカのサブプライムローンでしょう、その影響が残っているわけでしょう。今、...全文を見る
○西村(康)委員 その姿勢で、私はエールを送っていますので、最初に、納得いくまでやられるという姿勢にまさにエールを送りたいんです。堂々とやったらいいんですよ、説明したらいいんです。これは、今まさに単独でもやられると言われましたので、納得いくまでぜひやっていただきたいと思います。 ...全文を見る
○西村(康)委員 七十兆円近い介入の枠があるということですね。私は、もっと枠をつくっていいんじゃないかとも思っていますけれども、これはまた必要があればどこかで、その部分の補正なりなんなり組んでもいいと思いますが、ぜひ、繰り返しますけれども、納得いくまで単独でも介入をしていただきた...全文を見る
○西村(康)委員 総理は、そのとき財務副大臣であられたんだと思います。そのときも何度か質問をさせていただいた記憶があります。  財務大臣になられて、今総理まで上り詰められた。二年間、まさにこのデフレ対策の中心的な、責任を果たさなきゃいけない立場におられたわけですけれども、二年前...全文を見る
○西村(康)委員 私は、野田内閣、この危機感、特に地方経済の疲弊しているこの厳しさ、これをわかっておられないんじゃないかと思うんですね。本当に、空洞化をして雇用が失われて給料が減っていっている、住宅ローンに苦しんでいる人が物すごくふえていますよ。なぜ二年間このデフレを放置している...全文を見る
○西村(康)委員 幾つか言われましたけれども、積極的な財政というのは、単にばらまきをやっているだけじゃないですか。それを議論しているわけですよ、我々は。現実的な、戻ってくれと、それを議論しているわけです。  確かに、東日本大震災がありますから、これは復興需要が出ますよ。これを活...全文を見る
○西村(康)委員 思うところが同じなら、目標と言ってくださいよ。何で、この何かわからない、物価安定の理解みたいな言葉を使うんですか。  総理、お伺いしたいと思いますけれども、今総裁が言われましたけれども、よくわからない、目標なのか目標でないのか。一%、どこが一緒なのかもよくわか...全文を見る
○西村(康)委員 決意が感じられないんですね、覚悟が。この成長戦略シナリオ、これでいいかどうかは別として、少なくとも物価上昇率は一・七%ぐらいにしよう、二%、緩やかにしていこうと言われたのなら、その決意で、覚悟でやってくださいよ。  日銀は違うことを言っているじゃないですか、真...全文を見る
○西村(康)委員 ありがとうございます。  前向きな御答弁と受けとめさせていただきますが、念のため申し上げますけれども、資料の八に、政府が目標を決めて日銀に指示をするというパターンと、協定を結ぶというパターンと、両方、これは各国やっています。  このようなことを念頭に置きなが...全文を見る
○西村(康)委員 消費税だけ超党派で協議しよう、増税だけやろう、そうじゃなくて、今、全体的な経済政策が大事なんでしょう。最初に申し上げたとおりです。  だから、このデフレ対策をまず超党派でやろうじゃありませんか。この厳しい日本経済、デフレ、円高から脱却させましょうよ。  総理...全文を見る
○西村(康)委員 前向きな答弁と受けとめさせていただいて、ぜひ、自民党からしっかりした案を提案させていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  時間が大分たちましたので、イランの情勢についても幾つか、石油、エネルギーの情勢もお伺いをしたかったんですが、ちょっとホ...全文を見る
○西村(康)委員 いろいろなオプションを排除しない、さまざまなオプションを排除しないということでありますので、万が一そういう状況になるということも考えられるわけでありますけれども、万が一交戦になり、ホルムズ海峡が封鎖をされるというふうなとき、日本の自衛隊は一体何ができるのか。 ...全文を見る
○西村(康)委員 ちょっと答弁がよくわからないんですが、自衛隊が対処する手段は持っておられないということですけれども、掃海艇は過去に派遣をしているわけですね。余り細かい事実関係だけを聞くつもりはありませんが、いざというとき、先ほど玄葉大臣が答えられたように、日本の石油の八割はあそ...全文を見る
○西村(康)委員 平成三年時点では、自衛隊法九十九条に基づいて、まさにおっしゃった掃海艇を派遣して機雷の除去をやったようでありますけれども、これは、きょうは余り時間がありませんし、ぜひ整理をして、何ができるかということはお示しをいただきたいと思います。  委員長、お取り計らい、...全文を見る
○西村(康)委員 その上で、これは玄葉大臣でいいんでしょうか、周辺事態法、これが使えるのか使えないのか。
○西村(康)委員 確かにこれは自民党政権時代でも、アフガン情勢、イラク情勢について何ができるかというようなことも検討しました。そのときには、確かに、日本の安全保障にどの程度影響があるかという観点から、これは無理じゃないかという答弁は自民党時代もやっております。  ただ、ホルムズ...全文を見る
○西村(康)委員 その上で、総理にお伺いをいたしますけれども、もし自衛隊法九十九条の掃海艇派遣も使えない、周辺事態法も使えないとなった場合に、仮にイランで何かがあり、ホルムズ海峡で何かがあった場合、日本の安全保障には相当重大な影響がある。このとき、日本は何もしないのか。またイラン...全文を見る
○西村(康)委員 また外交、安全保障の集中審議もありますし、石破委員もまた立たれる機会があると思いますので、そちらに譲りたいと思いますけれども、今の答弁は、この間の答弁よりかはちょっと前向きになっておられたんじゃないかと認識をいたしましたので、引き続き、また長島補佐官初め民主党の...全文を見る
○西村(康)委員 もう時間が来ましたので最後にしますが、これまでの交渉、さまざまな二年間の外交の姿勢を見てきて、心配だから申し上げているわけでありまして、ぜひ、日本の国益、日本の主張をしっかりとしていただきたいと思います。  それから、今回、一人大臣がふえるということで、実は私...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○西村(康)委員 自由民主党の西村康稔でございます。  きょうは、三本の法案の審議でありますけれども、この一、二週間、日本経済にかかわるさまざまな事件やトピックスがありましたので、まずそちらの議論をさせていただきたいと思います。  最初にAIJの事件についてでありますけれども...全文を見る
○西村(康)委員 五百九十五あって、そのうちの五百七の基金が五・五%の予定で回していると。これは非常に非現実的な数字、そんな、五・五%で回してくれるようなものがあったら、みんなそちらで運用をお願いするわけでありまして、現実的じゃないわけでありますけれども、厚労省、これはこのままで...全文を見る
○西村(康)委員 現実的なものになるようにしていかないと、みんなバラ色の期待をして、現実にはできないわけでありますから、ぜひしっかり対応していただきたいと思います。  ちなみに、厚生年金基金は厚生年金の一部代行もやっていますけれども、この代行の部分も穴があく、積み立て不足になる...全文を見る
○西村(康)委員 二百を超える基金において、代行をやって、その部分が不足になっているわけでありますから、厚生年金は、幅広く、働く人々の年金でありますが、そこに一部積み立て不足が生じているということでありますので、これも大変大きな問題だと思います。  もし基金を解散しようとすると...全文を見る
○西村(康)委員 それは我々も合意をして手当てをした措置でありますけれども、現実に基金で運用している中小企業の方々の声を聞くと、解散するにもやはり拠出が、相当な金額が要るし、仮に分割しても相当な負担になりますので、これは何らかの対応が必要だと思います。  ぜひ、先ほどの、予定保...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ年金の視点から検討も加えていただければというふうに思います。  この場は財務金融委員会でありますので、むしろこの投資顧問会社による運用がどうなっていたのかということについて、いろいろ今調査をされていると思いますけれども、資料をお配りさせていただきました。A...全文を見る
○西村(康)委員 情報共有はいいんですけれども。  個別の案件、これは別として、投資顧問について、しかも、厚労省が大体どこまで知っているかというのはありますけれども、少なくとも、プロのものを全部チェックする必要はないかもしれませんけれども、年金のものについて、もう少ししっかりと...全文を見る
○西村(康)委員 これは、金融庁に提案等、いろいろ検討しておられると思いますけれども、大臣おっしゃったように、規制緩和をしてきましたし、自由な市場でいろいろな金融取引を認めていく、これは大きな流れとして我々も賛同しました。我々は、むしろ推進してきた立場であります。  しかし、そ...全文を見る
○西村(康)委員 AIJの調査の結果もあるでしょうけれども、一般論としても、恐らく多くの年金基金が、これ以外の年金基金も投資顧問に一任で任せているんだと思いますので、外部監査、ぜひ御検討いただきたいと思います。  それから、先ほど申し上げたような事業報告書は、年に一回、金融庁に...全文を見る
○西村(康)委員 もちろん、自己責任で三階建ての部分はやっているのが基本だと思いますけれども、一部代行もやっているわけですから、厚生年金の一部も穴があく可能性があるわけですので、これはぜひ厚労省としても御検討いただきたいと思います。  いずれにしても、今お話を伺っていましても、...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  それでは、最後にもう一点だけ、金融庁にこの件について。  今の集中審議の中でまたあれですけれども、第二のAIJ、あるいは第三のというのがあると思いますが、今調査を行っているというふうに伺っていますけれども、調査の結果を待つ...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、気合いを入れて対応していただきたいと思います。国民の年金をぜひ守っていただきたいと思います。  辻副大臣、もうこれで結構であります。ありがとうございます。  続いて、欧州支援について、ヨーロッパ情勢について、ぜひお伺いをしたいと思います。  安住大臣...全文を見る
○西村(康)委員 中国は中国なりにいろいろ思惑もあるんだと思います。やはりIMFの中で発言権を増していきたい、新興国のある意味代表的な立場でやっていきたいという思惑もあるんだと思います。もちろん、中国も、財政的には余裕もあるでしょうから、応援をしていただきたい気持ちもあるんだと思...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひお願いをしたいと思います。  その上で、日本としての対応ですけれども、今言われたように、まず、ヨーロッパ自身が自分たちの力でやれるところまでやってもらう、その上で、さらにIMF関係加盟の国々で連携をとりながらという前提の上ですけれども、日本として、EFSF...全文を見る
○西村(康)委員 そこで、提案なんですが、今、外為特会の保有しているユーロ、恐らくIMFに対してはドルを使うことになると思うんですけれども、保有しているものを使わずに、新たに調達をしていただいて、そして、これで円投、円からドル、ユーロにかえていただく。リーマン・ショックのときには...全文を見る
○西村(康)委員 以前にもこの場で御議論させていただきましたけれども、きょうは総裁にお越しいただいていますが、私は、日銀が外債を買うことも考えるべきであるという提案をさせていただきました。これは岩田一政元副総裁が提案をされておりますし、内閣でも検討しておられるというふうに聞いてい...全文を見る
○西村(康)委員 せっかく日銀が一歩踏み出していただいて、物価安定の理解という言葉から、めどということで、何で目標とはっきり言っていただかないかというところの議論は残りますけれども、これも何度も山本幸三先生を初め議論してきているところであります。  せっかくいい流れができつつあ...全文を見る
○西村(康)委員 私も金融だけで全てができるとは思っておりません。ここは山本委員とはちょっと違うところでありますけれども。おっしゃったように、復興需要がありますから、財政政策なり成長戦略も需給ギャップ縮小につながりますし、物価上昇なり成長につながっていくと思います。  しかし、...全文を見る
○西村(康)委員 後半を強調されると、もちろんよくわかっておりますので、日銀としての金融緩和を引き続き強い意思でやっていただくということもぜひ確認をしたいと思います。  もう一点、後ほどイランについても議論したいと思いますけれども、不安定な要因がありますので、原油価格が上がって...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、次の政策決定、大事だと思いますので、引き続き、強い姿勢でデフレ脱却に向けた政策を打ち出していただきたいというふうに思います。  その関連で、イランの状況について、きょうは山口副大臣がお越しでありますので、お伺いしたいと思います。  玄葉大臣は、非常に前...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、日本は相当程度もう減らしてきていますし、今おっしゃったとおり、例外となるべくしっかりと交渉していただきたいと思います。  一方で、きょうは牧野副大臣がお越しでありますけれども、石油会社の方はなかなか悩ましいところで、もしイランから輸入する分を減らせば、ほ...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、民間企業との対話なり連絡、連携なり、しっかり図っていただいて、交渉の結果によりますけれども、スムーズにその対応ができるように、あるいは、民間企業も、契約したはいいけれども、それを途中でやめろと言われるのも困りますから、契約の安定性の話もありますので、ぜひし...全文を見る
○西村(康)委員 済みません、日銀総裁、もう結構でございますので。ありがとうございました。また改めて議論させていただきたいと思います。よろしくお願いします。  今のお答えで、まだ事前協議ですし、私もカトラー代表補と一月に会ってきましていろいろ議論をさせていただきましたけれども、...全文を見る
○西村(康)委員 郵便局のネットワークの重要性、私もよく認識をしておりますし、ネットワークを持ち続けるためにも、完全民営化をして、ゆうちょ、かんぽは新商品、新しい事業分野にも出ていって、そこで収益を上げていく、その仕組みは大事だと思いますので、これはまた別途の機会にぜひ御議論をさ...全文を見る
○西村(康)委員 もちろん、復興のために広く薄く負担をするというのもよくわかりますけれども、まさに超円高が進んできた中で空洞化が加速されておりまして、もう言うまでもありません、多くの企業、電機、自動車を中心に赤字が出、雇用が失われていく状況にあるわけですので、将来の日本の、単純な...全文を見る
○西村(康)委員 将来の成長の芽でありますし、将来の税収の種でもありますので、ぜひしっかり対応していただきたいと思います。  それで、今回の税制改正には入っていないわけでありますが、もう既に我々合意をした特区の話でありますけれども、きょうは副大臣がお越しであります。  特区に...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ地域の活性化、雇用が非常に心配でありますので、空洞化を防ぐという観点からも、検討を深めていただければと思います。  国交省も来ていただいたんですが、時間が来ましたのでまたの機会にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
03月08日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○西村(康)委員 自由民主党の西村康稔でございます。  きょうは、租特と復興特会の法案の採決を目指しての審議ということでありますけれども、残念ながら特例公債法案については採決を見送る、先送るということで、極めて遺憾であります。政府・与党の無責任な対応だというふうに思いますけれど...全文を見る
○西村(康)委員 聞き違いがなければ、大企業が一千七百六十九、中小企業が三千八百七ということでありますので、一対二ぐらいの割合で、中小企業の方が使っている割合が多いわけですね。  つまり、確かに大企業も使っている、製薬メーカー初め先端的な技術開発をやっている企業、多いです。しか...全文を見る
○西村(康)委員 まさに、復興は広く薄くという気持ち、これは我々も同意をしましたし、よくわかるのでありますけれども、例えば、この復興増税の期間の三年間、法人税を上げる三年間、この期間、中小企業に限って控除の上限を三〇%に上げるというふうなことは考えられないでしょうか。いかがですか...全文を見る
○西村(康)委員 そんな友達みたいなことを言われても困りますので、私は影の財務大臣でありますが、激しく、厳しく、おかしいところは指摘をしたいと思いますし、議論をして、よりいいものになるのであればという気持ちで建設的な提案をぜひしていきたいと思います。  否定的なお答えであります...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひよろしくお願いをしたいと思います。また、その調査も、折に触れてお伺いしたいと思いますので、しっかり把握をしていただければと思います。  次に、先般も、年金の、AIJの問題について議論をさせていただきました。これはぜひ徹底的に調査をして解明していただいて、二...全文を見る
○西村(康)委員 全くそのとおりなんですが、ケイマン諸島あるいはタックスヘイブン、ケイマン以外にもありますけれども、こうしたところを使うこと自体が悪いとか、このことについて一定の規制を入れようとか、そういう行き過ぎた規制にならないようにお願いをしたいと思うんですが、その点はいかが...全文を見る
○西村(康)委員 だんだん心配になってくるわけでありまして、まさに金融の本質、富を生み出す金融取引、これは、我が国の資産をふやすためにいろいろな知恵を使ってふやしていくのも事実でありますから、金融を監督する立場から、ぜひしっかりと対応していただきたいと思いますし、行き過ぎた規制に...全文を見る
○西村(康)委員 先般も御提案しましたけれども、厚労省は、運用実績、厚生年金基金の運用について全然聞いておられなかったということでありますので、五・五%保証利回りを予定しておきながら全然達していないわけでありますし、代行割れもあるわけでありますけれども、そのあたり、しっかりと運用...全文を見る
○西村(康)委員 これは見込んでいる金額であって、実際に二十三年度見積もっておった金額から二十三年度の税収がふえているわけですよね。それはどうなっているのか、それをちょっとお伺いできますか。
○西村(康)委員 もう一度確認をしますけれども、二十三年度見積もっておった金額から、石油、天然ガスがふえていますので、石油石炭税はその分増収になっているわけですね。その金額、当初よりどのぐらいふえたのかという金額をお伺いしたいと思います。
○西村(康)委員 ちょっともう一度整理して答弁いただきたいんですが、見積もっていたのが五千百二十あって、それが五千四百六十で、三百ちょっとふえているわけですね、今の五十嵐副大臣の御答弁ですと。他方、大臣の方は、二十四年度は七百四億円残すという、ちょっとそこの関係だけもう一度整理し...全文を見る
○西村(康)委員 二十三年度当初予算で見積もっていた金額がありますよね、石石税の税収として。それが、原発がとまって、石油、石炭、天然ガスはふえているわけですから、当然、税収はふえているわけですよね。その税収が、当初期待していたよりどれだけふえたかを教えてくれと言っているんです。 ...全文を見る
○西村(康)委員 もう一度確認します。  二十三年度の当初予算、二千四百五億と見込んでおったものが、二十三年度、まだ見通しだと思いますけれども、二千六百二十三億、差し引き二百二十億ぐらいの増収見込みになるという理解でいいですか。
○西村(康)委員 その分も含めて、一般会計に二十四年度は七百四億円の留保をするということであります。  そうすると、申し上げたいのは、自然増収が今あるわけですよね、原発がとまったために。したがって、これは、いわば棚からぼた餅というか、想定していなかった税収があるわけですから、何...全文を見る
○西村(康)委員 なかなか苦しい説明だと思いますけれども、その点、中身は我々も同意をしますし、そういうことは進めていかなきゃいけない、当然のことでありますけれども、一般会計に留保しているわけですよね、わざわざ。本来、石石税というのはそういうことのためにある税金なのに、留保している...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひお願いをしたいと思います。  もう一点だけ、経産副大臣にお越しいただいていますので。  原発の再稼働が行われない場合、通常の稼働している通常ベースのときと比べて、年間の燃料費が幾らふえるのか、また、これからまた原油が、中東情勢によりますけれども、一バレル...全文を見る
○西村(康)委員 ありがとうございます。  三兆円ふえて、一バレル百ドルとすれば、十ドル上がれば一割上がるわけですから、ざっくり三千億円、そんな勘定だと思います。  エネルギーコストが非常に上がってきているわけでありますので、こうしたときに本当に石油石炭税、石石税上げてやるの...全文を見る
○西村(康)委員 百七十億円ですから規模は小さいですけれども、新たに円を調達する、あるいは円建てで出してもらえれば、向こうでユーロにかえるわけですから、効果もあるわけですので、ぜひその点、お伺いをしたいと思うんです。  先般の答弁で、これは一枚目の一番下にありますけれども、為替...全文を見る
○西村(康)委員 IMFの場合は、もう既に各国間で、加盟国でいろいろなルールが決まっておりますから難しい面もありますけれども、ヨーロッパの支援は、これはヨーロッパと日本の話ですから、いろいろできると思うんですね。  ですから、ぜひ、いろいろな制約もあるしルールもありますけれども...全文を見る
○西村(康)委員 と同時に、日本の国益、日本にもメリットがある形でお願いをしたいと思います。  時間が来ましたのでもう最後にしますけれども、本気で一%から二%の物価上昇を、日銀がこの間一%をめどということでされましたけれども、政府もそれを目指していくということであれば、平成二十...全文を見る
○西村(康)委員 きょうは法案の審議で、採決を目指して審議をしておりますけれども、円高、デフレを脱して日本経済を成長軌道に乗せていくということをぜひ念頭に置いて政策運営をお願いしたいと思います。  ありがとうございました。
○西村(康)委員 自由民主党の西村康稔でございます。  先ほどは安住大臣といろいろ御議論させていただきましたが、野田総理にお越しをいただきましたので、まず特例公債法案の採決見送りについて、総理の考えをぜひお伺いしたいと思います。  もう御案内のとおり、予算には歳出と歳入という...全文を見る
○西村(康)委員 去年も衆参ねじれの状態は同じだったわけですよ。去年も同じ状態で、六月に、今冗談まじりに言われましたけれども、財務大臣として首を差し出してもいいという覚悟で答弁しておられる。今、少し冗談まじりで、ちょっと私も不快な思いをしましたけれども、大事な法案を審議しているわ...全文を見る
○西村(康)委員 なぜ我々の組み替え動議、我々もいろいろ提案をしているわけです。交付国債についても提案をして、そういうやり方じゃなくて、赤字国債でちゃんとやったらどうか、いろいろな提案、これは自民党の案も示させていただきました。それについて、なぜもっと丁寧に協議しようとされないん...全文を見る
○西村(康)委員 そう言われる割には、そもそもの国会のスタートも二十日を過ぎてから。我々麻生政権のときは、一月早々からやりましたよ。なぜもっと早く開いて、そして高校無償化を初めとする協議もほったらかしにして、なぜもっと真摯にやらないんですか。もうこれは済んだことですから言いません...全文を見る
○西村(康)委員 これまで大分、高校無償化を初めとして、協議をほったらかしにした、あるいはおくれた、そうしたことを踏まえて、なかなか言葉が信じられないんですけれども、我々の組み替え案を含めて、そのことも含めてしっかり受けとめていただきたいと思います。これは、大臣、いかがですか。
○西村(康)委員 今の御発言は、これから予算は衆議院を通過して参議院へ行くわけですけれども、参議院でしっかり協議をして、さまざまな与野党協議が進めば、組み替えも含めて、さまざま選択肢を受けとめてやるということでいいですか。
○西村(康)委員 我々、例えば、生活保護費も、八千億円、思い切って切る、不正受給を含めて切るということで、財源も用意をしておりますので、これはぜひ、今のお話は、我々の組み替えの提案も受けとめる、場合によっては組み替えもあり得るというふうに理解をしますけれども、もう一度答弁していた...全文を見る
○西村(康)委員 今のは、組み替えも含めて考えていただけるというふうに理解をさせていただきたいと思います。  総理に来ていただいていますので、私は、本会議のときにも、法人税の減税、研究開発減税について議論をさせていただきました。きょう、先般、安住大臣と大分議論させていただいたん...全文を見る
○西村(康)委員 これを見ていただいたら、世界で最も高い法人税になりますし、先ほど安住大臣との議論では、研究開発減税の縮減によって、大企業のみならず、六割、七割は中小企業が利用しているこの研究開発税制なわけですけれども、ベンチャー的な、将来の日本の経済の担い手となるような、そんな...全文を見る
○西村(康)委員 社会保障と税、本当は、社会保障と税の一体改革と言わずに、経済全体と社会保障・税の一体改革というふうに言い直した方がいいんだと私は思いますけれども、やはり税収をふやしていかなきゃいけませんから、総理、ぜひそういう観点で引き続き御検討を続けていただければというふうに...全文を見る
○西村(康)委員 一点だけ、これは通告はしていなかったんですが、そのストレステストの関連で、原子力規制庁が四月からできる、つくるという前提で法案を提出しておられます。それがあるために、四月以降のストレステストの審査等を、保安院を初めとして、予定を組んでいないわけですね、新しい規制...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、移行に伴う、しかし、それがうまくいかなかった場合も含めて、移行を予定していたがゆえの空白が生じないようにお願いをしたいと思います。  その上で、こういうエネルギーの状況ですから、いろいろな他のエネルギー源への期待が高まっているわけでありまして、特にアメリ...全文を見る
○西村(康)委員 こういう話こそ、同盟国の首脳同士が話をして、日本にとって今エネルギー問題というのは死活的な問題になっているわけでありますので、ぜひオバマ大統領に直接、トップ同士でお話をしていただきたいというふうに思います。  さらに、トップ同士ということでもう一つ、ロシアのプ...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、そうした戦略的なパートナーとしての意見交換と、さらにその先にあるというか、その一部である北方領土の問題の解決に向けて御努力をいただきたいというふうに思います。  日銀総裁にもお越しをいただいておりますので、時間が少なくなってまいりましたけれども、円高、デ...全文を見る
○西村(康)委員 時間が来ましたので終わりにしたいと思いますが、総理、ぜひ、デフレ脱却、今総裁も言われましたので、総理の決意だけ、もしよければ、デフレ脱却だけでもまたお伺いしたいと思いますが。
○西村(康)委員 ぜひよろしくお願いします。ありがとうございました。
03月21日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○西村(康)委員 自民党の西村康稔でございます。  ただいま議題となりました株式会社企業再生支援機構法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  まず、本修正案の趣旨について申し上げます。  本修正案...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○衆議院議員(西村康稔君) ただいま議題となりました株式会社企業再生支援機構法の一部を改正する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  まず、本修正の趣旨について申し上げます。  本修正は、機構の本来の支援対象である中小企業者...全文を見る
04月11日第180回国会 衆議院 郵政改革に関する特別委員会 第4号
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○西村(康)委員 自由民主党の西村康稔でございます。中谷委員に続きまして質問をさせていただきたいと思います。  もう既にいろいろな議論がなされているとおり、郵貯、簡保、今でも合わせて三百兆近いお金があって、これは日本にとっての大事な財産であります。これを、国債だけではなくて、い...全文を見る
○西村(康)委員 全株売却の方針は変わらないということでこの規定ができたものというふうに理解をしておりますが、その株式が、売却の過程でまだ出資が残っている状態が続くわけですが、仮に二分の一以上売却をしたとしても、民間との適正な競争条件が図られるのかどうか。この点について幾つかの規...全文を見る
○西村(康)委員 その懸念についての規定が幾つか置かれていますが、後でまた幾つか御質問したいと思いますが、アメリカも幾つか懸念、先ほども議論がありました。民主党政権はTPP参加に向けての交渉を開始されておりますが、この民間金融機関との対等条件について、石田副大臣、訪米されていろい...全文を見る
○西村(康)委員 TPPについては、またどこかで別の機会に議論させていただきたいと思いますが、今のお話のとおり、農協、漁協といった田舎の民間の金融機関、アメリカの金融機関、それからきのうは銀行協会あるいは生保、そういったところから、民間の金融機関が対等の条件で本当に競争できるのか...全文を見る
○西村(康)委員 自見大臣に、今の点だけ確認をしたいと思います。引き上げは当面行わないということでよろしいですか。簡潔にお願いします。
○西村(康)委員 ありがとうございます。  提案者に、もう一点お伺いします。  仮に二分の一以上の株式を売却した場合に、新規業務は認可制から届け出制に変わるわけですが、預け入れ限度額の引き上げについては当面行わないということだと思いますが、この段階でも出資が残っているわけで、...全文を見る
○西村(康)委員 民営化委員会にも判断できる余地があって、そこで、その意見も尊重しながら対応するということだと思いますが、先ほど申し上げた、認可制から届け出制に変わる、新規業務について、株式を二分の一以上売却した場合、この場合も届け出制に変わりますけれども、民営化委員会に通知がさ...全文を見る
○西村(康)委員 多くの民間の金融機関から懸念が表明されておりますので、実際の運用に当たっては、民営化委員会の意見も尊重していただきながら、適正な運用、民間金融機関との対等な競争条件ということをぜひ頭に置いて運用していただければと思います。  そこで、重要になるのが民営化委員会...全文を見る
○西村(康)委員 この国会の審議も踏まえていただいて、ぜひ適正な人事をやっていただきたいと思います。  自見大臣に、そうしたヒアリングの機会を設けていただくようお願いをしたいと思います。
○西村(康)委員 今、金融二社のヒアリングと言われましたけれども、これは、関係する、競合する団体のヒアリング等も行っていただくと理解していいですね。うなずかれましたので、そういうふうに理解をしたいと思います。  それから、五十嵐副大臣にお越しをいただいております。  対等条件...全文を見る
○西村(康)委員 ありがとうございます。  以上、民間金融機関との対等条件について、ぜひ、この法の趣旨あるいは立法者の意思、この審議を踏まえて対応していただきたいと思います。  最後に、きょうは坂副社長にお越しをいただいておりますので、ぜひ日本郵政も努力をしていただきたい。私...全文を見る
○西村(康)委員 ありがとうございました。これで質問を終わります。
06月20日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○西村(康)委員 おはようございます。自民党の西村康稔でございます。  きょうは、中小企業経営力強化支援法についての審議ということで、中小企業の海外投資あるいは輸出の促進、こうした点から幾つか質問をさせていただければと思います。  まず、法律の一つの柱でありますけれども、支援...全文を見る
○西村(康)委員 まさに中小企業を支援していく以上は、一定の財務、会計の知識があり、経験があり、長期的なビジョンがつくれる人こそがそういう支援機関にふさわしいと思うんですけれども、税理士の場合、税理士法三十三条の二で書面添付制度というのがあって、積極的に取り組んでいる税理士さんも...全文を見る
○西村(康)委員 税理士さんに限らずですけれども、中小企業はこれから大変な時期を迎えると思うんですね。金融円滑化法もことしで切れますし、まさに今の欧州危機を含めて大変な景気状況、特に東北を除く地方は、西日本を中心に大変な状況でありますので、これから後継者がいない中小企業、あるいは...全文を見る
○西村(康)委員 世界経済を含めていろいろな波乱も考えられますので、ぜひ万全を期していただきたいと思います。  この制度、支援機関を通じて中小企業を支援する場合に、保証協会の保証料の引き下げとか、もっと大胆な措置が欲しいところですけれども、こういう措置がありますが、これは何社ぐ...全文を見る
○西村(康)委員 予算の手当ては幾らしてありますか。
○西村(康)委員 今の信用保証協会の保証料の引き下げは二億円ということですけれども、これは積算上何件、想定しておられますか。
○西村(康)委員 済みません、対象の中小企業として何件ぐらいを想定していますか。
○西村(康)委員 大臣、千件から三千件、各県当たりにすれば百件にも満たないような予定であります。いろいろ予算のやりくりはやられるんでしょうけれども、今後、景気対策、それから少なくとも交付国債、年金のあの交付国債分をやめる以上、補正予算ということもこれは考えられる話であります。ある...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、予算が足らなくなるような事態のないように、まさに支援を充実させて、その部分の対応をしていただければと思います。  もう一方の、今回の法律の柱であります中小企業の海外展開を支援するということですけれども、中小企業の海外進出の行き先として多いところはどこです...全文を見る
○西村(康)委員 圧倒的に中国が多いということでありますけれども、先般、日中韓の投資協定に日本も署名をしました。しかしこれも、かつての日中の投資協定に比べれば前進ではあるけれども、幾つか不十分な点があるというふうに経済界あるいは新聞報道などでもなされています。  大臣、どういう...全文を見る
○西村(康)委員 まさに、中小企業を初めとして、大企業もそうですけれども、投資をしようとするときに、内外無差別ではなくて、いろいろ出資比率等で制約を受けるということでありますので、この点はぜひ改善をしていただきたいと思いますが、これはどういう形で今後改善を求めていかれますか。どう...全文を見る
○西村(康)委員 日中韓のFTA、EPA、言い方はともかくとして、その場面もあると思いますので、ぜひいろいろな機会を通じて改善を求めていっていただければと思います。  他方、この日中韓のFTA、EPAもそうですし、日本が関係していく自由貿易協定あるいは経済連携、これが本当に進む...全文を見る
○西村(康)委員 今、事前の交渉で、アメリカからは何を求められていますか。
○西村(康)委員 牛肉については日本は一定の方向を出しておりますし、保険についても、郵政がどこまでやるか、これは郵政の新しい体制のもとで、新規業務についてはしばらく難しいんだと思いますけれども、残るは一番自動車だと思うんですが、自動車は具体的に何をアメリカから求められていますか。
○西村(康)委員 自動車について言えば、今のような点、透明性、技術基準が言われているということですが、本来、今言われた話は、交渉に参加して、日本が何をやらなきゃいけないか、あるいは透明性も確保されているのか、これは交渉の中で話すべき話であって事前の交渉でやるべき話ではないと思いま...全文を見る
○西村(康)委員 その考えは我々自民党も同じでありまして、我々、TPPに対する方針をまとめましたけれども、いわゆる米韓FTAでやっているような数値目標的なものはこれは絶対に日本としてはのめないということは自民党の方針としても決めているところでありますし、大臣が言われたとおり、アメ...全文を見る
○西村(康)委員 時間が余りありませんので、また改めてこの点は議論したいと思いますが、TPPが進まないから、EUとの交渉もこれまたとまってしまっているんじゃないですか。いわゆるスコーピングエクササイズというものは終わりましたけれども、欧州議会は反対をした声明を出していますし、これ...全文を見る
○西村(康)委員 大臣、前半のお答えは私と認識が全く違っていまして、TPPをやることによって、ほかにも、例えばアメリカ車が日本に入ってくるのであれば、ヨーロッパも日本にもっと入るためのことを考えるし、TPPの中で、日本がベトナムやマレーシアに投資しやすい環境ができれば、中国もやは...全文を見る
○西村(康)委員 EUの基準というのは、ほかの国にも影響を与える大きな影響力がありますので、ぜひ、必要以上の規制をしている場合には緩和を求めていっていただきたいと思います。  これから、中小企業、食品も含めてでありますけれども、国内に立地して輸出をする環境も整えなきゃいけません...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○西村(康)委員 おはようございます。自由民主党の西村康稔でございます。  きょうは、枝野大臣、それから田中委員長にもお越しいただいておりますので、原発の話、新エネ、再生エネルギー含めて、エネルギーの話をぜひお伺いしたいと思います。  まず最初に、原発の再稼働について確認をし...全文を見る
○西村(康)委員 もう一度確認しますけれども、原子力規制委員会が安全確認したものについては再稼働するということでよろしいですか。
○西村(康)委員 つまり、政府としては、まさに今おっしゃられたとおり、重要電源として活用するということでありますから、安全性が確認されたものについては再稼働する方針で地元自治体の協力を求める、こういうことでいいですか。
○西村(康)委員 その地元自治体への協力を求めるのは誰がするわけですか。
○西村(康)委員 大飯三号機、四号機のときは、今おっしゃられたことからすると、あのときは総理を含めて閣僚、大臣が決定して、それから大臣は福井県にまで説明に行かれたというふうに認識しておりますけれども、まず、そういう決定の仕組みは今回とらずに、政府としては包括的に重要電源として活用...全文を見る
○西村(康)委員 経産大臣の一番の仕事は、やはり日本経済をしっかりと繁栄の道、成長の道、安定的に成長していく道をとっていくこと、そして国民生活の安定を図るということだと思います。ただでさえ円高で相当企業が苦しんで海外への移転、空洞化が加速している中で、電気料金も上がってくるわけで...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひその姿勢で臨んでいただきたいと思いますけれども、今の点、もう一点、確認をしたいんですが、日本経済が非常に厳しい状況にあるという認識をお持ちなのかどうか。  歴史的な円高が続いております。相当空洞化、連日、工場閉鎖の話があったり、海外移転の話があったり、ある...全文を見る
○西村(康)委員 もちろん構造的な、この何年かの間の、グローバル化への対応がおくれている、これはもちろん大きな、日本経済にとって足元の危惧されるところでありますし、少子高齢化はさらに日本社会全体にとっても大変な課題でありますけれども、そこに加えて、おっしゃるとおりの、円高プラス電...全文を見る
○西村(康)委員 電力の安定供給、電気料金値上げをできるだけ抑えていくという意味からも、そして日本経済の空洞化を抑えるという意味からも、ぜひ先頭に立って頑張っていただきたいと思います。  大臣おっしゃったとおり、我々もこの安全性については、ある意味神話のように考え、目をつむって...全文を見る
○西村(康)委員 今、冒頭委員長からお話がありましたけれども、安全性については独立して規制委員会が決める、判断をされるということであります。  昨年来、我々は民主党政権の対応は非常におかしいといって批判をしてきましたけれども、基準が次から次へと変わる、ストレステストが新たな基準...全文を見る
○西村(康)委員 再稼働については七月以降の判断ということになるんですか、それとも、途中、おっしゃったように、大枠なり一定のものは示しながら、電力会社もそれに対応していってもらうというお話がありましたけれども、その前段階でも再稼働を判断することはあり得ますか。
○西村(康)委員 七月をめどに作業しておられて、できるだけ前倒ししてやるけれども大変だというお話でありますけれども、安全性については独立されたこの規制委員会で判断をされる。  しかし、経済全体としては、やはり需給のこと、あるいは今の電力料金のこと等を考えれば、できるだけ早く基準...全文を見る
○西村(康)委員 もう一点、関連してお尋ねをします。  これまで、再稼働の判断についてはストレステストというものを大きな基準として決めてきたわけです。大飯三号、四号もストレステストを経て安全性が確認されて今稼働しているわけですし、ヨーロッパでもこれは一般的に行われているわけであ...全文を見る
○西村(康)委員 事業者からすると、わかりませんけれども、既に、恐らく何億円というお金をかけてストレステストをやって提出してきているものが何基かあるわけですね。  それが、今おっしゃったように、確かに、基準は全面的に見直しますのでそれをそのまま採用することはないにしても、一定の...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、これまでのいろいろな知見の集積、あるいはこれまでの安全性に対しての取り組みなども踏まえていただいて、新安全基準のもとでしっかりとした評価をしていただきたいというふうに思います。  枝野大臣にまたお伺いをします。  先ほど来言われている、二〇三〇年代原発...全文を見る
○西村(康)委員 グリーンエネルギー、再生可能エネルギーをふやすということは、我々も、去年の買い取り価格制度、法律をつくるときに、三年間、特に集中期間としてやろうということを自民党からも提案し、それが法律に盛り込まれているわけですし、そのことに異論はありませんけれども、四九年まで...全文を見る
○西村(康)委員 今の時点で、何かの法律に基づいてとめることはできますか。
○西村(康)委員 福島のあの事故の後に浜岡原発を民主党政権がとめましたけれども、そのとき官房長官であられたと思いますが、あれは、どの法律に基づいて、どういう根拠でとめられたんですか。
○西村(康)委員 そうすると、法整備が必要だということをさっき言われましたけれども、将来も行政指導でとめることがあり得るということですか。
○西村(康)委員 我々からすると、浜岡原発を行政指導でとめたのも、これは根拠として非常に厳しいんじゃないかとあのとき質問もさせていただいたかと思いますけれども、大きな話でありますので、本来は行政指導というものではなくてきちっとした法的な根拠がないといけない話だと思いますから、軽々...全文を見る
○西村(康)委員 ぜひ、基本的に法律に基づいた政治、行政を行っていただきたいと思います。  もう一点お伺いします。  原発の新設、増設を行わないというのも、これは三つの原則の一つに入っています。大間原発と島根三号機、建設再開を大臣は容認されたということですけれども、これはそう...全文を見る
○西村(康)委員 田中委員長にお伺いしますけれども、今後、その安全性の審査なり原発の許認可が出てきた場合に、安全性については審査をされるということでよろしいですね。
○西村(康)委員 さらに、計画があって未着工になっている原発が九基かあると思いますけれども、これについても、申請が出てくれば審査をされるということでよろしいですか。
○西村(康)委員 審査をされて、これはもう安全性が確認されたというものは許可を出されることになるわけですね。
○西村(康)委員 大臣、先ほど、審査が行われたものについてはゴーサインもとめる権限もないと言われましたけれども、今後出てきたものについて安全性が確認されたもの、これはとめる権限がないということになりますけれども、どうですか。
○西村(康)委員 よくわからないんですけれども、規制委員会が安全性を確認した、それについてはとめる権限もないとおっしゃった。しかし、国策としては新増設はやらないと一方で決めてある。他方、安全性が確認された原発はこれを重要電源として活用する、こう言われている。  これはどう考えれ...全文を見る
○西村(康)委員 現時点では、我々も新規立地というのは難しいことは認識をしています。これは現実のものとして受けとめなきゃいけないと思っています。  ただ、未着工でありますけれども既に計画があって進めようとしている幾つかの案件について、原子力規制委員会に申請をして審査されて安全性...全文を見る
○西村(康)委員 時間が来ていますので、この革新的エネルギー・環境戦略、これは相当いろいろな問題点、矛盾も含んでいると思いますので、また改めてぜひ御議論をさせていただきたいと思います。  せっかく農水、国交、環境省も来ていただいています。手短に質問させていただきます。  環境...全文を見る
○西村(康)委員 田中委員長、もう結構ですので、御退席いただいて大丈夫です、どうぞ。  あと、農村地域で再生可能エネルギー、特に風力、太陽光、こうしたものをやりたいという地域がたくさんありまして、農水省は振興の法律も用意をされているということであります。農地転用は非常に難しいし...全文を見る
○西村(康)委員 ありがとうございました。  質問を終わります。
11月14日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○西村(康)委員 自由民主党の西村康稔でございます。  きょうは、野田総理、党首討論、お疲れさまでございました。そしてまた、あさって解散をするという御英断もまた心から敬意を表したいと思いますが、苦しい中での御決断だと思います。  先ほど、安倍総裁は党首討論後の記者会見で、選挙...全文を見る
○西村(康)委員 まずこの国会で、衆議院の〇増五減、それから先ほども議論がありましたけれども、参議院の四増四減、これは一票の格差是正ですから物すごく急ぐ話でありますので、これはやる。そして、先ほどの党首討論を踏まえて、総理も言われたように、この二日間で結論を出すというのは難しい話...全文を見る
○西村(康)委員 その、この国会でというのは、きょうこの日、この時点から十六日までの間にまとまらないときは、最悪の場合とおっしゃった、まさに最悪の場合、次の国会でやろうということの合意ができれば、それは十六日解散ということでよろしいですか。
○西村(康)委員 協議は我々も応じたい、これは執行部が決めることでありますけれども、応じることになると思います。その上で、これから、きょうこの時点から、あした、あさって、真摯に議論をして、余り結論を先取りしてはいけませんけれども、これまで何度も何度もやってきた比例の削減というのは...全文を見る
○西村(康)委員 そうなんです。そんな簡単に結論が出る話でないことはよくわかっておりますし、これまでも重ねてきた話です。しかし、総理が最悪のケースはこうするとおっしゃったから、我々もいろいろなケースを考えて言っているわけであります。  これからぜひ議論しましょう。これからぜひ、...全文を見る
○西村(康)委員 わかりました。総理の言葉を信じたいと思いますし、ぜひ我々も結論が得られるように真摯に努力をしたいと思います。  その上で、特例公債の今回の扱いについての審議に入りたいと思いますけれども、民自公で、三党で合意がなされて、合意の文書も先ほどから配られております。そ...全文を見る
○西村(康)委員 一は、歳出の見直しを行う、できる限り特例公債の発行額を、赤字国債を抑える、抑制するということは、我が党から提案をしたもの。二の、今後、二十七年度までの間、特例公債の発行を認めるということ、これは総理から御提案があったものを踏まえたものということであります。  ...全文を見る
○西村(康)委員 総理、我々は、所得に余裕がある方は社会全体で見なくても自分でやっていけるんだから所得制限を入れるべきだという考え方に立ってこれまで主張してきました。  これは子ども手当のときにも、総理が財務大臣か副大臣のときに私は議論させていただきましたけれども、当時、総理の...全文を見る
○西村(康)委員 総理のその高校三年生のお子さんも、高校無償化で年間約十二万の恩恵を受けている。  私は、総理の所得は恐らく三千万を超えておられると思いますけれども、当然、自分でお支払いして、自分で育てていく、社会全体で育てる必要のない、そういう所得のある方だと思いますけれども...全文を見る
○西村(康)委員 我々は、所得が一定以上ある人たち、子ども手当では九百六十万円というのを入れました。高校生については、我々は七百万円の所得制限を入れようということを提案しています。これで全高校生の大体半分ぐらいの世帯をカバーできるんですけれども、七百万円以上の方には、社会全体、も...全文を見る
○西村(康)委員 総理が財政再建に命をかける、政治生命をかけると言われ、かつ、身を削ろう、少しでも無駄を省こうという中での御答弁として、私は非常にがっかりしております。  もちろん、マニフェストがあるでしょうし、党のいろいろな考え方があるでしょうけれども、財政再建に命をかけてや...全文を見る
○西村(康)委員 理念が違うということでなかなか議論がすり合いませんので、これは選挙で有権者の皆さんに選んでいただいて、どちらの政権が正しい財政運営、政権運営をするのかということをぜひこの選挙で選んでいただきたいというふうに思います。  ちょっと話がいろいろそれましたけれども、...全文を見る
○西村(康)委員 ありがとうございます。  ぜひ、二百兆も税金を使う、あるいは消費税が上がった分を使う、こんな誤解を解いていく努力を我々もしなきゃいけないと思います。そもそも、消費税は社会保障に使うということが決まっておりますので、そんなことはないわけですけれども、ぜひこの点、...全文を見る
○西村(康)委員 ありがとうございます。  ぜひ、早く結論を出していただいて、そして使い勝手のいい制度になるようにお願いをしたいと思います。  きょう、実は内閣法制局長官にもお越しいただいて、外債購入についてぜひ見解をお伺いしようと思ったんですが、時間が参りましたので、また次...全文を見る