丹羽秀樹

にわひでき

小選挙区(愛知県第六区)選出
自由民主党
当選回数6回

丹羽秀樹の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○丹羽委員 自由民主党の丹羽秀樹です。  本日は、財務金融委員会で質問の時間をいただきまして、本当にありがとうございます。  先ほど来、各先生からAIJの問題がございました。ちょっと私も、冒頭で二、三問、AIJの問題を触れさせていただきたいと思っております。  今回の、先ほ...全文を見る
○丹羽委員 ぜひ、捜査の方もしくは検査の方を早急にやっていただいて、事件の全容を早く解明していただいて、一刻も早くこういった企業年金、先ほどあべ先生もおっしゃいましたが、企業年金等が本当に安全であるような、信頼できる企業等しかそういった資産を運用することがないような、そういった体...全文を見る
○丹羽委員 具体的な話には言及されませんでしたが、ぜひこれは強化していただいて、こういったクロスボーダー化を使って資金の流れを不透明にするということは、かつての住友金属だったか何かのヘッジファンドの利用とか、いろいろなそういった事件があったときからもう取り沙汰されていますので、そ...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。  続いて、安住財務大臣にお尋ねしたいと思います。お待たせして済みませんでした。G20の件からお尋ねしたいと思います。  先日行われたG20にて、IMFでの発言権などをめぐり、日米欧と新興国の思惑が若干ずれているように感じます。例えば南アフリ...全文を見る
○丹羽委員 財務大臣の今の御答弁の中で、新聞記事という話をされましたが、多分、日経新聞の記事だと思います。私も日経新聞を月曜日に開いたときに、何か、日本は喜んでお金だけ出して、口は出さないというような、そんなニュアンスだったんですよ。だったので、ぜひこれは、我が日本の国も、お金を...全文を見る
○丹羽委員 財務大臣の御答弁で、先ほどとちょっと同じことになるんですけれども、ちらっと、ぱっと見ますと、日本は喜んでお金だけ出して、余り発言権がなさそうな日経の記事だった。  今の御答弁の中で、アメリカとかはまだ慎重な考えもある。まだコンセンサスが得られていない。そこで、日経の...全文を見る
○丹羽委員 わかりました。ぜひ、余り新興国の負担にならないような対策も必要だと思っております。また、新興国は、やはりインフレ率が一気に上がっちゃうと、それがまた我々先進国の方にもはね返ってくることがあるんですね。  あと、二月十四日の我が日本の国の、本邦の追加金融緩和を受けて、...全文を見る
○丹羽委員 我が党も、成長戦略に関しては、この平成二十四年度予算に関してもいろいろな提言を行っております。それはぜひ、超党派でも、また我々も野党として、しっかりと成長戦略に関しての提案はしていきたいというふうに考えております。  ちょっと話がかわります。自見大臣にお尋ねしたいと...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。  祖父の名前まで出していただきまして、大変恐縮でございます。その隣の隣に座っておられる中塚副大臣にも、祖父が大変お世話になりまして、ありがとうございました。私も、学生時代、中塚副大臣に御飯をごちそうになった覚えがあります。かといって質問は、手...全文を見る
○丹羽委員 多分、今後郵貯の問題も上がってくると思いますので、ぜひそこのラインをしっかりと決めていただいて、民営化したから、当時から郵貯は銀行だという見解もあると思いますので、そこをしっかりと今後御議論していただきたいと思っております。  安住財務大臣に、これからちょっと特会と...全文を見る
○丹羽委員 去年、震災が三月十一日に起きてからもうそろそろ一年たちますので、最近の新聞や報道は、特に震災の記事がまた多くなってきている。これは、多分、マスコミも風化させちゃいけないという思いがあると思います。  そういった中で、やはりそのおくれというのが、マスコミは意図的におく...全文を見る
○丹羽委員 我々も、しっかりさらに中身を議論してやっていきたいというふうに思っております。  我々は、ばらまき、御党の、民主党さんの政権、政府の方は、いろいろな補償の、役立つ政策だと言われておりますが、この考えがある一方で、ちょっと話は関連になってくるんですけれども、租特の問題...全文を見る
○丹羽委員 ちょうどこの時期は確定申告の時期であります。確定申告の申告書を見ますと、非常にややこしい、何でこんなに税制というのはややこしいんだと自分でも改めて、前々から思っていました。これは、税制がややこしいから、何か、申告される方にしてみたら、取られてばかりだなというようなイメ...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。やりにくいですね、これは。とてもやりにくい。  最後に、財務大臣にもう一度お尋ねしたいと思います。財務省に関する件です。  平成二十二年六月二十二日の閣議決定の財政運営戦略にて、財政健全化に向けて、国、地方の基礎的財政収支について、遅くとも二...全文を見る
○丹羽委員 この目標が非常に厳しいということは、我々も、多分その考えは同じだと思っています。ただ、この目標だけのために消費税を上げるというのは、またこれは話がかわってきてしまうので、やはり、御党の中で税とか社会保障の問題という議論もあると思います。いずれにせよ、今回の公債特例、そ...全文を見る
○丹羽委員 以上、質問を終わります。
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○丹羽分科員 自由民主党の丹羽秀樹でございます。  きょうは予算委員会の分科会の質問時間をいただきまして、本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。  愛知県の中を走っております一般国道百五十五号線バイパス、通称名古屋環状三号線、また北尾張中央道について御質問させ...全文を見る
○丹羽分科員 ありがとうございます。  読んで字のごとくの御説明であったと思いますが、実は、この緊急輸送道路に百五十五号バイパスが指定されております。  災害が起きたときに、先ほども説明申し上げましたが、渋滞してしまうような道路を緊急輸送道路と言えるんでしょうか。ちょっとその...全文を見る
○丹羽分科員 政府は東海・東南海地震を非常に危惧されておりますが、災害が起きた場合、我が愛知県においては緊急輸送道路というのが非常に重要になってまいります。ぜひとも一刻も早くその整備を、東海・東南海沖地震に備えるためにも行う必要があると思っております。  この百五十五号線の開通...全文を見る
○丹羽分科員 ありがとうございます。  いつまでにやれるめどがあるんでしょうか。お願いします。
○丹羽分科員 局長のお話、県の方がなかなか方向づけが決まっていないというお話もありましたけれども、国の方は東海・東南海を心配しているんだったら、国の方が全面的に出てやってもいいんじゃないかと思うんですけれども、御意見をお願いいたします。
○丹羽分科員 わかりました。  ここで押し問答をやっていても長々となっちゃうので、では、ちょっと違う観点から申し上げさせていただきます。  実は、この百五十五号線の上を、一部区間、平成十八年に採算性の問題で廃線となりました新交通システム桃花台線が平成十八年まで走っておりまして...全文を見る
○丹羽分科員 今の局長のお話を聞きますと、私の質問にはきちんと答えていただいていないところが若干あると思うんですが、例えば、愛知県がこの百五十五号線の上を走っている通称ピーチライナーを、もし市と連携して撤去を決めた場合、建設時の国庫補助金として八十九億円を、これは返さなくてもいい...全文を見る
○丹羽分科員 ごめんなさい。ちょっと私が余り優秀じゃないのか、わからなかった部分があるんですけれども、県が撤去をすると言った場合、国の補助金返還は、十年過ぎた場合は直ちに返還を求めないという御意見ですよね。直ちに返還を求めないということは、急遽返還を求める可能性もあるというふうに...全文を見る
○丹羽分科員 ごめんなさい、もう一度。  道路本体を毀損しないこと、ちょっとその点をお願いいたします。
○丹羽分科員 わかったような、わからないような、わかりました。  ただしかし、局長、先ほど道路局長にもお話ししましたが、この百五十五号線というのは緊急輸送道路としても指定されております。こういった点からして、都市局長のお考えというのはいかがですか。
○丹羽分科員 もう一度ちょっと道路局長にお出ましいただきたいんですが、道路局長として、実際、もし東海・東南海という大きな災害が起きたときに、今、耐震基準を満たしているか疑問もあると思うんですが、そういったものが緊急輸送道路の上に建っているとしたら、どう思われますか。
○丹羽分科員 わかりました。  本当に、この百五十五号線沿線に住んでいる方々は、新交通システムの残されたインフラ構造物について非常に危機感を持っております。今後、愛知県も多分いろいろ検討すると思いますが、そういった場合において、先ほどの加藤都市局長の話にございましたが、国庫補助...全文を見る
○丹羽分科員 実は、この件ですけれども、局長御存じだと思いますが、春日井市側も予算をいただいて、三月から六月にかけて堤防強化を図っていただくことになっております。しかし、愛知県における梅雨の時期というのは、四月半ば過ぎぐらいから五月末ぐらいがピークなんです。この点で早急に、もっと...全文を見る
○丹羽分科員 出水期というのは、時期的にいつまでだったらできるという答弁をちょっといただきたいと思います。
○丹羽分科員 庄内川というのは、私が小さいときはそんなに余り氾濫するような川じゃなかったと思うんですけれども、どうも最近、ゲリラ豪雨というか集中豪雨が頻繁に、特に岐阜県側で起きて、岐阜県の山合いで起きたその水が流れてくるということがありまして、最近、非常に氾濫がしやすくなっている...全文を見る
○丹羽分科員 局長がおっしゃるように、庄内川は結構民間の畑があったり、春日井市のグラウンドがあったりとかする状況なんですが、そのグラウンドの中に大きな巨木が、野球をする人たちが端の方に随分のけてくれて、グラウンドが使用できるようになりつつありますし、畑なんかはいまだに何の木かよく...全文を見る
○丹羽分科員 ぜひ川底の引き下げ、掘ること、うちのおじいちゃんなんかは、昔、庄内川で、バラスというかコンクリートの材料になるようなものが上流から流れてくるのを地域の住民みんなで集めて、それを売って町内会費にしていたとか、いろいろな話をよく聞いたんですけれども、最近はそういった業者...全文を見る
○丹羽分科員 ありがとうございます。  今月中ごろには新潟便も就航となります。(発言する者あり)そうなんです、新潟便も行くんですよ。また、いわて花巻、青森便も一年延長していただきました。  一年延長が、復興支援の観点から去年新しく就航したと思うんですが、復興が今の状況ですと相...全文を見る
○丹羽分科員 では、ちょっと政務官にお尋ねします。  政務官は、復興のめどというのはどれぐらいを、その規模として考えていらっしゃるのか。インフラ面でもそうですけれども、また地域経済活性化に対してもそうなんですけれども、どれぐらいをお考えか、何か御所存がございましたら。
○丹羽分科員 ごめんなさい。私も抽象的な質問になってしまって大変申しわけなかったんですけれども、復興対策だけじゃなくて、地方空港活性化に対して、政務官、今まで政府もいろいろな対策をとられていると思っておりますが、全てに何か決定的な、クリーンヒット的なものというのが私は余りないと感...全文を見る
○丹羽分科員 時間が来ましたのでこれで終わらせていただきますが、先ほどの県営空港、新潟便も飛んで長島先生とも近くなりましたので、個人的な見解で飛ばし続けてくれというわけじゃないんですけれども、やはり地域によっていろいろな需要が、うちの愛知県においては航空宇宙産業という非常に重要な...全文を見る
03月14日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○丹羽委員 おはようございます。自由民主党の丹羽秀樹です。  きょうは、AIJの問題につきまして、参考人質疑の時間を委員長並びに理事の皆さん方がつくっていただきましたこと、心から感謝申し上げます。  今回のAIJの事件は、国民も非常に注目をしておる事件であります。参考人の皆様...全文を見る
○丹羽委員 会員会社のコンプライアンス意識に努めると言っていましたよね。努めていないじゃないですか、実際。だって、努めていたら、こんな事件は起きないんですよ。努めていないから、こういう事件が起きているんですよ。  例えば、今回のAIJの問題に関して、情報提供が金融庁や証取にあっ...全文を見る
○丹羽委員 岩間会長、御協会の中身、構成の中身、役員の中身を見てみますと、ほとんど、非常勤というのか、実際に勤めていないような人ばっかりが中に入っていて、何やっているかわからないような状態になっている。  これは、先ほど木内先生がおっしゃいましたけれども、起こるべくして起きた事...全文を見る
○丹羽委員 その件について、もう一件お聞きいたします。  その出されたペーパーないしはデータを、まるっとうのみにしていたと考えていいわけですか。
○丹羽委員 山本幸三先生、ありがとうございます。本当に全然徹底していないと思います、今回のこの件に関しましても。全く協会としての組織のあり方に私は疑問を感じます。  岩間会長がおっしゃるように、出されたペーパーをそのまま信用する以外しようがないと言われれば確かにそうかもしれない...全文を見る
○丹羽委員 それで、その会員会社が、悪く言えば上納、お金さえ上納して、後は協会は黙って見ていてくれて、そういう考えであるわけですか。もしくは、協会としては、自主規制を、運用しやすいようなグラウンドをつくってもらって、後は自由に遊ばせてくれ、そういうふうにとられかねないですよ、この...全文を見る
○丹羽委員 協会としてやるべきことは、もちろん、会員に対してしっかりコンプライアンスを遵守しているかというチェックをまず今徹底するべきです。  さらに、AIJからしっかり聞くべきですよ、今どういう状況になっているのか。金融庁とかに任せっきりじゃだめですよ。協会としてどういう対応...全文を見る
○丹羽委員 これは岩間さんと同じような質問になっちゃうかもしれないんですけれども、各基金における資産運用委員会の設置状況等について、定期的な報告とか検査というのは企業年金連合会内部にはないんですか、そういう体制は。
○丹羽委員 話を聞いていると、今回の事件が何か他人事ですね。それでは他人事ですよ。何のためにきょうも参考人やっているか。  もっと、村瀬理事長もそうですけれども、企業年金連合会として、今後こういったことが未然に防げるような対策とか、何か考えていらっしゃるんですか。
○丹羽委員 企業年金連合会というお立場、理事長のお立場でございますから、それぐらいの答弁しかできないと思います。突っ込んだ答弁はなかなかできないと思いますが、では、企業年金連合会という実際の集合体、連合会の、投資顧問業協会と一緒ですけれども、存在意義というのは何かとなってくるんで...全文を見る
○丹羽委員 今回の参考人の私の質問の中では入れていませんが、多分、いろいろ組織の中で、天下りとかもあるかもしれません。そういった天下りの中で、皆さん方、年金等についてはいろいろと、年金のことに関してはプロかもしれませんが、運用のことに関しては全く素人だということが判明いたしていま...全文を見る
○丹羽委員 この卸商業団地厚生年金基金の中にも、基金アドバイザー等監視の方を一名置かなきゃいけない、組織図の中に入っていましたけれども、基金アドバイザーは組織として機能していなかったわけですか。
○丹羽委員 では、アドバイザーという立場はちょっとおいておいて、実際に御基金がAIJに投資委託するとき、何を判断基準で決められたんですか。もしくは、誰かAIJを紹介する人がいたわけですか。間に誰かいたわけですか。
○丹羽委員 向こうからの売り込みだということになりますと、多分、社内評価というのが、委託するに当たって基金の中でいろいろな議論があったと思うんです。どういう選定理由でこのAIJを選んだんですか。
○丹羽委員 これは、AIJから、今回の事件が明るみになる前までに、定期的に御基金に対して報告というのは何かあったんですか、実際のところは。
○丹羽委員 では最後に、神戸さん、もう一度お聞きいたします。  今回の問題について自見金融大臣は、AIJに運用を委託していた企業年金の公的救済策の必要性について、基本的に当事者間で協議すべきというコメントを出されておりますが、この点について、神戸さんの御意見をお聞きしたいと思い...全文を見る
○丹羽委員 時間が参りましたので、これで質問を終わります。ありがとうございました。
03月16日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○丹羽委員 おはようございます。自由民主党の丹羽秀樹でございます。  今回の不正アクセス行為の禁止等に関する法律の一部を改正する法律案について、今回の法律案というのは、平成十二年に今回の不正アクセス禁止法が施行されて以降、それ以来、法律違反検挙数がおおむね、本当に増加傾向にある...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。  大臣おっしゃるとおり、本当に年々手口が巧妙化していって、多分我々が考えている以上の速度で、先ほど平沢先生がおっしゃいましたが、イタチごっこになりかねないような、非常に犯罪の温床となるようなベースができつつあると思っています。  今回のこの...全文を見る
○丹羽委員 今お答えいただいたとおり、最近ではフィッシングという非常に巧妙な手口も出てきております。  実は私の家では、電気、ガス、水道料金は全て、自動引き落としにせずに、コンビニや窓口へ行って必ず支払うようにしているんですけれども、だから、そういった銀行なんかの送付メールが来...全文を見る
○丹羽委員 ぜひ、これは私からの要望なんですけれども、こういったサイバー攻撃、まあサイバー攻撃には主に日本の公的機関に関する嫌がらせとかそういったものがメーンになってくるんですけれども、公的機関だけじゃなくて、犯罪抑制のためには民間ともしっかり連携して取り組みを進めていっていただ...全文を見る
○丹羽委員 このフィッシング行為が近年非常に急増いたしておりますが、この急増している背景というのはどのようにお考えでしょうか。
○丹羽委員 従来の不正アクセスと違い、今回、フィッシング行為の手口が法改正の中に入っておりますが、不正アクセスとフィッシング行為の違い、特徴というのは何でしょうか。
○丹羽委員 今御答弁いただいたとおりだと思います。  そこで、今回、フィッシング行為の罪を新設するという中で、他人のIDやパスワード、識別符号を入手するということ、これは、例えば意図せずに入手してしまった場合ということもケースとしてあると思うんです。  この犯罪となる判断基準...全文を見る
○丹羽委員 判断基準が、たまたま入手しても、それが、例えば捜査によって、意図的に入手されたという、判断基準というのは非常に曖昧になってくる部分もあると思います。今後これで検挙する事例もふえていくと思いますけれども、しっかりと捜査のときは、その事例ももちろんあると思いますけれども、...全文を見る
○丹羽委員 大臣、また大臣がもし次にかわられても、ライフワークとして、犯罪行為の不正アクセス、ぜひやっていただきたいというふうに思っております。  サイバー犯罪の中でも、特に不正アクセス行為というのは、実際の被害額というのは、割合はどれぐらいあるんでしょうか。これは、局長、お願...全文を見る
○丹羽委員 例えば、今まで我が国で起きている詐欺行為全体の中で、このサイバー犯罪による詐欺行為の割合は、では、実際どれぐらいありますか。
○丹羽委員 次は、大臣と局長にそれぞれお答えいただきたいんですが、先ほどの局長の御答弁の中にありましたように、このサイバー犯罪による詐欺被害というのが、金銭被害額が、例えば一億も二億も一人であるというわけじゃなくて、犯罪の詐欺行為の中では比較的少額でもあったりする中で、また、だま...全文を見る
○丹羽委員 御答弁ありがとうございます。局長のお話もわかりやすいと思いますし、大臣のお話も非常に前向きで、すばらしいと思っております。  これは、相談窓口というのをつくる、もしくは設置はしてあるんですか、現状。お願いいたします。
○丹羽委員 警察庁の組織ですから、連携はすばらしく全国的にできていると思いますが、ぜひ、新しいサイバー犯罪等が起きたらすぐ、その事例とかも流していただいて、本当に各都道府県レベルでも対応できるような、そういった体制をより強化していっていただきたいと思います。  今回は、今までに...全文を見る
○丹羽委員 本当にネットの知識とかプログラミングの知識に詳しい人であれば、確実に国内から送信はしませんよ。海外を通して、向こうのプロバイダー、サーバーを通して、そして日本の顧客、情報を持っている顧客にメールを一斉に送って、それでフィッシング等をやった方が足はつきにくいですよ。それ...全文を見る
○丹羽委員 大臣の御答弁、そのとおりだと思います。  ただ、私、考えるんですけれども、大臣、防御だけだと壁のイメージなんですよね、海外からの攻撃に対して。壁だけだったら、どんどんどんどんつついてきますよ。有刺鉄線ぐらい壁に張って、攻撃してきたら、攻撃しちゃいけないですけれども、...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。ぜひ御検討いただきたいと思っております。  今回の法改正の中で、先ほど御答弁ありましたが、例えば不正アクセスに関して警察庁に寄せられる年間相談件数は約四千件で、二千件前後の検挙数。本当に、未然に防ぐとか対応の強化には今後の監視、捜査体制の強化を...全文を見る
○丹羽委員 実際、コンピューターに詳しい人なんかに聞きますと、優秀なスパイを世界各国に十人置くよりも、優秀なプログラマーを二人雇った方が各国の情報が手に入るという話もいろいろとうわさされています。  そういった面で、優秀なスパイ十人よりも優秀なプログラマーというふうに考えますと...全文を見る
○丹羽委員 不正アクセスによって知り得たいろいろな情報等を、まあ最初から犯罪行為でやろうという人も中にはいると思いますけれども、興味本位でやってしまって、あれ、これは意外とお金になるぞなんというふうに考えて悪い方向に走り出してしまって、その不正に得られた情報、クレジットカードの番...全文を見る
○丹羽委員 私、必ず、近い将来、不正アクセスで知り得た情報を売買するマーケットみたいなのがネット上でまた出てくるというふうに考えています。ぜひ、しっかりとしたそういった対応も考えておいていただきたいと思っています。お願いいたします。  今回の法改正の中で罰則が、大臣、厳しくなり...全文を見る
○丹羽委員 罰則が変わったお話を大臣にいただきましたが、罰則に相場というのは、私は、これほど早い状況で犯罪が巧妙化しているんだから、その相場観というのは本当に合っているのかどうなのかということも考えていただかなきゃいけない、被害者の立場からして、やはり犯罪抑制の目的でいえば、もう...全文を見る
○丹羽委員 時間となりました。もうこれで質問を終わりますが、済みません、局長、せっかく質問しておいて。また後日お答えいただければ幸いでございます。  未成年者が犯罪に手を染めにくい環境をつくるというのが、道徳ではインターネットというのは出てこないと思うんですよね。サイバー犯罪と...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○丹羽委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     株式会社企業再生支援機構法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び関係者は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○丹羽委員 自由民主党の丹羽秀樹であります。  本日は、平成二十四年度のNHK予算について質問したいと思います。  平成二十三年三月下旬に発表された民間シンクタンクの調査で、東日本大震災後にNHKの情報に対する信頼度が上昇したという結果が示されております。大震災発災後の迅速で...全文を見る
○丹羽委員 今のはちょうど耐震化の話でございました。平成二十四年度末までにこちらの方を実施していただくという話がありましたが、では、実際、名古屋は比較的内陸部にありますが、海に近いエリアのそういった津波対策等はNHKは考えていらっしゃるんでしょうか。御答弁をお願いします。
○丹羽委員 その辺、ぜひしっかりと整備の方をしていただきたいと思っています。  今後、この関東エリアにも首都直下型地震や、我々の選挙区、愛知県でいいますと東海・東南海・南海沖地震の発生も十分可能性として考えられている中で、各地域で震災が発生した場合の体制について、中継車等を含め...全文を見る
○丹羽委員 先般の東日本大震災でも、中継車両が現場まで入っていけないということもあって、特に高台からの映像が我々の記憶にも相当残っています。ぜひ、そういったことがないように、中継車両ももっと現場まで行って、どういった状況かとか、やはりこういったニュースを映像を通して国民の皆さんに...全文を見る
○丹羽委員 私は、あくまでも受信料の値下げについては賛成です。受信料値下げについて、これはどうして私の中で賛成かというと、NHKの中でのコスト意識を高めるという面は非常に肯定的に私は考えております。ただ、やはり視聴者が求めるものというのは、値下げももちろん求めている部分があると思...全文を見る
○丹羽委員 ここはまた、NHKも受信料で運営されておられますので、民放と違って、広告料や視聴率にとらわれずに、成算を考えていないからこそできる社会派ドラマまた特集番組、民放ではなかなかつくることができない優良なコンテンツの制作というのが可能であるというふうに私は思っております。公...全文を見る
○丹羽委員 今の御答弁をいただいた中で、スーパーハイビジョンを含めた、画像の3D化もお話がありましたが、結構3D化というのは、最近はゲーム機なんかでも随分、私も子供のゲーム機をたまに借りてやるんですけれども、最新式の、普通に眼鏡をかけずに見ていて3Dに映像が見えるようなゲーム機も...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。ぜひお願いします。  今回、三月末で東北三県の地デジ化が済めば、全てアナログ受信がなくなっていくわけですけれども、現在、地デジ対応受信機の普及率というのは実際全国でどれぐらいになっているんですか。お答えください。
○丹羽委員 東北三県は実際どれぐらいですか。
○丹羽委員 これは、民放さんも含めて、NHKさんも公共の責務からぜひ積極的にやっていっていただきたいと思っています。特にまた被災地の方々は、ここ最近の揺れなんかを見ていますと、相当心配されている方も大勢いらっしゃいますので、お願いしたいと思います。  これは松本会長になるのかな...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。  大臣にちょっとお尋ねをしたいんですが、これは多分法改正しなきゃいけないと思うんですが、インターネットを通じた番組配信と受信料のあり方についてお尋ねをします。  今若い世代なんかは、家にテレビなんかなくてパソコンがメーンで見ている若い世代も...全文を見る
○丹羽委員 今の大臣の答弁、そのとおりだと思います。  さまざまな論点からこれは精査しないと、割の合わない人が出てくると思いますので、ぜひ、その辺を論点整理して、またこの委員会でやっていただきたいと思っております。先ほど質問された民主党の杉本先生のお話にもありましたBBCなんか...全文を見る
○丹羽委員 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、もし時間があったら、私は本当は、NHKの東京駅とかいろいろなところにある、アンテナショップじゃないですけれども、いろいろなキャラクターショップ、特に東京駅に行くと子供の喜びそうなものがいっぱい駅の地下街に売っているんで...全文を見る
05月24日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○丹羽委員 おはようございます。自由民主党の丹羽秀樹でございます。  きょうは、社会保障と税の一体改革に関する特別委員会、トップバッターで質問させていただきます。どうぞよろしくお願いします。  今回の消費税増税の問題、また社会保障の問題、私自身、これは本当に、大きな方向性から...全文を見る
○丹羽委員 本当に、私は、前回のマニフェスト選挙と言われる選挙で実は負けました。落選しました。一年ほど前の補欠選挙でまた国会に戻ってくることができました。あのマニフェスト選挙のときと一年前の補欠選挙のとき、随分と国民の皆さんの、有権者の皆様方の意見というのは私は変わっていたと実感...全文を見る
○丹羽委員 総理のお気持ちというのは十分にわかりますが、やはり、ただ、総理が何度もおっしゃるように、政治生命をかける、不退転の決意、その姿勢を行動にあらわさないと、私は国際社会は本当に認めてくれないというふうに思っています。その行動とは何か。一つは採決であり、また解散を総理自身が...全文を見る
○丹羽委員 これは、この法案の責任者でもあります岡田副総理、どうお考えですか。
○丹羽委員 そうなんですよね。  内政干渉はするつもりはありません。御党のことは御党で決めていただくのは結構なんです。  しかし、総理、きのう、茂木政調会長、茂木先生の質問で、自民党のこの対案に対して、違和感はないというコメントをされましたよね、協議するつもりはあると。自民党...全文を見る
○丹羽委員 本当に内政干渉をするつもりはありませんので、もう任せますよ。  それでも、任せるとしたら、その責任を持たなきゃいけませんよ。小泉内閣のときに郵政の問題がありました。郵政の改革法案がありました。小泉総理は、身内を切って、それでも戦いに臨まれました。私は、あの覚悟ぐらい...全文を見る
○丹羽委員 ちょっと話の論点を変えさせていただきます。  特例公債法案についても、昨年度に引き続き今年度も、まだ特例公債法案が採決に至らずに宙づりになっています。  歳入歳出をあわせて予算というのが基本認識に欠けた内閣ではないんですか。二年連続、続けてこんなことをやっていたら...全文を見る
○丹羽委員 今の問題について、総理のお考えをお尋ねしたいと思います。
○丹羽委員 安住財務大臣、環境を整備されるというお話をされました、一生懸命これからもまた引き続きやっていくというお話をされましたが、この消費税の問題にしても環境整備をされているんですか、実は。公債特例と消費税法案、どちらが大事かという優先順位をつけるつもりは私はありませんよ。ただ...全文を見る
○丹羽委員 総理、国会運営について今どうお思いですか。御答弁ください。
○丹羽委員 今週の話です。この委員会最中に、私は、御党の長老の議員の先生に呼ばれました。そして、こういう話を受けました、昔、丹羽先生のおじいさんがいたころはなといって。誰からと、私は名前は言いません。こういった重要法案を通すときは、きちんと、政府が正しいから、内閣が正しいからこの...全文を見る
○丹羽委員 総理は多分、検討中、考えていらっしゃると思います、この軽減税率についていろいろ。  岡田副総理にお尋ねしたいと思います。  必要な範囲について軽減税率導入というのは、適用範囲というのは、これを何に適用するかによって随分税収がまた変わってくると思います。それを、岡田...全文を見る
○丹羽委員 先ほど総理の答弁、また岡田副総理の答弁でもそうですけれども、検討中、議論していくという話がございました。  キャビア、フォアグラの話もありましたけれども、一般の方々は、キャビア、フォアグラなんかめったに食べないですよ。スーパーのサービスタイムに行って、価格が半額にな...全文を見る
○丹羽委員 これは、時間は本当にないと思いますよ。もし採決に至るまでにきちんと議論をまとめていないと、我々若い世代、私は今三十九ですが、同世代は、二十代、三十代の世代は、この一体改革によって将来社会保障がどうなるかと、全然不安を拭い切れていないですよ。  これは、総理、訴える国...全文を見る
○丹羽委員 はい。  ぜひ、これは総理、本当にもっと真剣になって、全体像を国民、我々若い世代に訴えていただきたいと思います。  時間が来ましたので、これで質問を終わります。
07月31日第180回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○丹羽委員 自由民主党の丹羽秀樹でございます。  本日は、環境委員会で一般的な環境の問題を含め、質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  大臣、連日暑い日が続いております。外も暑いし、室内でオリンピックを見ていても暑くなるし、本当にあっちっちになっちゃうぐらい大変...全文を見る
○丹羽委員 私も、先般、宮城県の亘理町の方へ行ってまいりまして、被災地における仮設焼却施設、順次稼働している状況でもございますが、仮設焼却施設の現時点での稼働状況と、残りの焼却施設の稼働見込みについて御説明をいただきたいと思います。
○丹羽委員 ありがとうございます。  先ほど申し上げました宮城県の亘理町で、焼却施設で働いている方々の話もお伺いしてまいりました。自分たちが住んでいた地域の津波で流された瓦れきがベルトコンベヤーで運ばれてきて、それが目の前を過ぎると非常に感慨深いものがある。でも、それによって瓦...全文を見る
○丹羽委員 ぜひ実行していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。  大臣、先ほども言いました。連日、全国で猛暑が続いている中で、やはり瓦れきも長期間放置されていますと、去年もありましたが、腐敗による悪臭やハエの発生、また、自然発火による問題など、衛生上...全文を見る
○丹羽委員 ぜひ広域処理も含めて、また亘理町では、住民の方々が地域振興にもなる、仕事がなくなった方々が一時的にその処理施設で働けるというのは、非常に自分たちも、今まで家でずっと寝ていたもしくはハローワークで仕事を探していた人たちが、働く場所があるというだけでもありがたいとお母さん...全文を見る
○丹羽委員 もちろん、環境省の職員の方々が各自治体に行ってそこで説明いただくのは非常にありがたいと思いますが、そこから下がなかなか地元の住民の皆さん方に伝わらないという、これはやはり工夫しなきゃいけないんじゃないかなと私は思っています。  地元住民の方々がそういった説明を聞かず...全文を見る
○丹羽委員 具体的な数字というのはまだ今後多分ふえていくか、減るということは余りないと思うんですが。  そこで、今回のケースでいくと、阪神・淡路大震災のときの瓦れき処理の費用と比較すると大体どれぐらいの水準になるか、お教えいただきたいと思いますが。
○丹羽委員 瓦れき処理の推進のための自治体の財政支援というのは非常に各自治体も重要だというふうに考えておりますので、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいんですが、今、国会の方は消費税の議論も行われております。今回のこういった瓦れき処理に関しても、やはり税金が使われるわけであります。...全文を見る
○丹羽委員 ぜひ、大臣を初め政府の皆さん方、一生懸命取り組んでいただきたいというふうに思っています。  先般も岩手県の野田村の方に行ってまいりまして、比較的沿岸部ということもありまして、いろいろな話が聞けました。聞かせていただきました。防波堤が完成しないと高台移転の住宅がなかな...全文を見る
○丹羽委員 大臣から積極的な答弁をいただいたので、非常に私もうれしく思っています。  復興庁がもちろんやることも当然でございますが、場合によっては環境省がかじ取りを、しっかり復興庁のグリップを握って、環境省が全面的に出て進めてもいいんじゃないかなというふうに思っていますので、ぜ...全文を見る
○丹羽委員 原子力発電に関しては経済産業省が管轄されて、この除染に関しては環境省が管轄されていますが、除染の問題というのは、やはり技術があっての除染だというふうに私は考えております。ぜひしっかりと経済産業省とも連携して、日本というのは、広島、長崎の原子力爆弾を初め、今回の福島第一...全文を見る
○丹羽委員 環境省の答弁としては非常にモデルケース的な、本当にそれしか方法はないんじゃないかなというふうに私も思っています。我慢する省エネじゃなくて、やはりこれからは、大臣がおっしゃるように、省エネすると何か明るくなるような、そういったふうにつながっていくといいなというふうに考え...全文を見る
○丹羽委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、最後に一言だけ。  鳩山元総理は、当時、首相になったときに、地球温暖化問題に全面的に取り組んでいくというお話をされました。整合性がとれていないかなというふうに私は思っていますが、その辺は大臣、しっかりと民主党内でもグリップ...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○丹羽委員 自由民主党の丹羽秀樹でございます。  安住財務大臣には、社会保障と税の一体改革でも、この特例公債の方、質問させていただきましたが、先ほどの山口先生とちょっとお話がかぶるかもしれませんので、お許しいただきたいと思います。  今、参議院の方で、社会保障と税の一体改革の...全文を見る
○丹羽委員 この公債特例は、必ずいつかは通さなきゃいけない法案であるというふうに思っています。そのための環境整備というのが非常に大事であります。  私も、三月二日の衆議院財務金融委員会で早期審議入りの話をさせていただきました。大臣も、真摯に三党合意に基づいて行っていくという答弁...全文を見る
○丹羽委員 大臣の答弁のとおりだと私は思っています。なかなか合意に至っていない中で、この法案の採決、公債特例の採決をしようというのは非常にリスキーな御判断だと思っています。  社会保障と税の一体改革の委員会の三党合意、あの三党合意とこの公債特例の三党合意というのは私は違う分野だ...全文を見る
○丹羽委員 御党の、民主党の泉筆頭からもいろいろとこの話が、環境整備をやりましょうなんて話は私もいただいております。国会対策の中でいろいろな話をいただいております。  今、大臣、機が熟すという話をされましたが、今、機は熟しているんですか。
○丹羽委員 大臣の答弁、本当にそのとおりの答弁だと思っています。大臣がそこまで、熟しているか熟していないかというのは国会対策も含めた国会運営の中での議論でございますので、そうかもしれませんが、この法案の重要性を大臣は本当に真剣に考えていらっしゃると思うので、環境整備というのは本当...全文を見る
○丹羽委員 いずれ補正予算を出さなきゃいけないという大臣のお言葉を今いただきましたが、これは、確実に出さなきゃ、景気対策も含めて大きな課題になっています。  大臣、今、社会保障と税の一体改革でもお体をとられていますので、そちらの審議の中でも景気対策の問題は随分御議論が進んできて...全文を見る
○丹羽委員 では、この法案の中身について。  大臣は、以前、交付国債の件で、これほどしっかりした予算案はないという答弁をされたその夕方に、交付国債の件はまだ修正の余地があるという答弁をされましたよね。御記憶にあるかどうか、また自分の御答弁を見ていただければわかると思いますが。 ...全文を見る
○丹羽委員 私も、あのとき聞いていて、当日に非常にトーンが変わったので、大臣の政治的なセンスを何とも言いにくい気持ちで感じましたが、やはり、そういうことをやっていると国民には伝わらないと思うんですよね。  国民の信頼が本当に今の政治には足りないと私は考えています。原発の問題でも...全文を見る
○丹羽委員 今国会中と今言われましたが、今国会、一月から始まって、もう八月に入っています。その間、この法案はどうしてずっとたなざらしになっていたのか。環境整備すると言いながら、実際にはまだなかなかその環境整備が整っていない。そういった状況を見ると、私は、大臣は一生懸命やるというお...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○丹羽委員 自由民主党の丹羽秀樹でございます。  きょうは、参考人の先生方、本当にお忙しい中お越しいただきまして、また、それぞれの御意見を拝聴させていただきましてとても参考になりました。  拝聴させていただいた中で、御質問させていただきたいと思います。  今回の特例公債法案...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。  そこで、次に、土居参考人にお尋ねしたいと思います。  土居参考人の資料の七ページで、基礎年金財源の確保の御説明がございました。例えば、消費増税の財源を充てるという参考人の話が書いてございますが、消費増税の方が否決されたら、実際、財源が確保...全文を見る
○丹羽委員 御答弁ありがとうございます。  まさしくそのとおりだと私も思っております。例えば、これは我が日本の国ですけれども、民間企業がこんなことをやっていたらもう破綻状態だと私は思います。  そういった中で、もう一度土居参考人にお尋ねしますが、三ページ目の資料にアメリカの連...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。貴重な御意見だと思っています。  我々が、自民党が与党時代、かつて、約二年半前、この特例公債法で、毎回毎回政争の具にされて、本当に、三月末の時期になると、我々も各委員会張りつきで担当させていただいておりましたが、それでも何とか予算と一体として可...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。  バランスよくやるということは非常に大事だと思っていますが、全体的に景気をよくしようというのは、なかなかこれは難しいことだというふうに思っています。  先ほど、熊谷参考人、日銀の話もされましたが、我々が学生時代に学んだ経済は、日銀がマネーサ...全文を見る
○丹羽委員 時間の方も参りましたが、実はもう一点質問がありまして、回答は結構でございます。  私の残された最後の質問は、今参議院でやっている消費税増税の審議が先に採決される方が大事なのか、この公債特例が先に採決される方が、どっちが大事なのか、このことを参考人に聞きたかったんです...全文を見る
11月09日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○丹羽委員 おはようございます。自由民主党の丹羽秀樹でございます。  本日は、この財務金融委員会で特例公債法案について、城島大臣初めいろいろと御質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、城島大臣に対して、消費税増税法案と特例公債法案の優先順位の中で、さ...全文を見る
○丹羽委員 大臣の御答弁のとおりだというふうに思っていますが、さきの通常国会で今のこの特例公債法案が実質審議入りしたというのは、大臣、いつからか御存じですか。実質、この特例公債法案がさきの通常国会で審議入りした時期。
○丹羽委員 財務大臣、時の国対委員長です。ペーパーを見ずにもっとぱっと答えてくれるものだと私は思っていました。七月ですよ、実質的に質疑へ入ったのが。  当時、国対委員長としてのお立場で、この特例公債法案というのをどういうふうに考えていらっしゃったのか、その辺も含めてちょっとお聞...全文を見る
○丹羽委員 では、それがずっと延び延びになっていたのが国対委員長として当時どうだったのかという、そちらの見解を教えてください。
○丹羽委員 今の御答弁の中で丁寧に時間をかけてという言葉がございましたが、最終的には丁寧じゃなかったですね。最終的には採決のときはごちゃごちゃの中で採決してしまって、この法案が参議院に送られた後も参議院で結局廃案になってしまったということは、私は、当時の国対委員長としてのお立場上...全文を見る
○丹羽委員 御答弁いただいたとおり、まさしく異常事態という中で、さきの通常国会では、もうほとんど会期末で強引に採決まで行って廃案になってしまったという中で、時の与党の国対委員長としてどういう環境整備をされたかという、ちょっとその辺をお答えいただきたいと思います。
○丹羽委員 私も、野党でありますけれども国会対策の中におりまして、そこの中で、御党の方からそういった環境整備の打診がなかなかなかったというふうに実は実感しています。三党協議の話もございましたが、そこでのどういう修正、見直しとか、そういう話が具体的には余り上がってこなかったというの...全文を見る
○丹羽委員 再度、同じ質問になりますが、お聞きします。  時の与党の国対委員長として、この法案がさきの通常国会で廃案になったというとき、その責任についてどうお考えでしたか。お尋ねします。
○丹羽委員 それだったら、責任を痛感したのであれば、時の与党の国会対策の委員長としての責任として、やはり、通常国会を閉じた後、臨時国会を早急にやるべきだったというふうに私は思っています。この十一月になるまで、もう十月の上旬からでもできたんじゃないかというふうに思っています、臨時国...全文を見る
○丹羽委員 十月の上旬には財務大臣に御就任されていたと思いますが、そのころ、特例公債をほったらかしにしておくと、今みたいな現状が起き始めている、そういう危機感は多分、財務大臣、あったと思うんです。総理にお伝えしましたか、こういった現状が起こるということを。
○丹羽委員 総理が、さきの通常国会で、税と社会保障の一体改革の法案を通すとき、不退転の決意でということで、私はそのとき、五月に質問いたしました。これは、特例公債をほったらかしにして消費税の法案だけやっているといつか必ず特例公債が足を引っ張ることになりますよ、二年先のサッカーの試合...全文を見る
○丹羽委員 さきの通常国会でこの委員会で特例公債の参考人質疑をやった覚えがあります。そのとき、参考人の方にも、消費税法案と特例公債、どっちが大事ですかと。参考人の先生方もそれに対してはコメントはされませんでした。コメントはできないほど両方とも大事だというふうに思っています。  ...全文を見る
○丹羽委員 時の国対委員長としてこの法案が廃案になったというのは非常に残念な思いがあったという話が今ございましたが、その責任者として、野田総理が財務大臣に任命されたとき、どういう思いで財務大臣を拝命されましたか。
○丹羽委員 多分、安住前大臣もさきの国会会期末、この特例公債、何とかならないのかなと本当にいろいろとお考えになられたと思います。今の委員長も当時副大臣でございましたのでいろいろと考えていらっしゃったと思いますが、やはり本当に、十一月になってこの審議を行っていること自体、異常事態で...全文を見る
○丹羽委員 今、財務大臣がいろいろな意見交換、要望を聞いた中で、地方六団体という話もございましたが、そういった中で、本当に地方がどれぐらい予算執行の抑制に対して苦労しているのか、そういったことを何か具体的に、大臣、きのう聞かれましたか。
○丹羽委員 まさに道府県の利子負担五千七百万、これは十一月一日時点の数字が出ておりますが、これは誰が負担するんですか、財務大臣。
○丹羽委員 国の方で配慮してくださるということはもちろんですけれども、その国の財源は何ですか。
○丹羽委員 工夫して捻出していただきたいと思っていますが、基本的には税金ですよ、この五千七百万円というのは。これは、国民のみんなが税金で負担しているんですよ、特例公債がおくれたことを。そういったことを考えないといけないと私は思います。無駄遣いをなくすということは非常に大事かもしれ...全文を見る
○丹羽委員 ありがとうございます。  今、実際に支障が生じている自治体があるという話も総務副大臣の方からもお話がございましたが、そこの中で、今の政府の対応というのは、どういったことをやっているのか、総務副大臣、御答弁いただければありがたいと思います。
○丹羽委員 総務副大臣も財務大臣もそうですが、本当にこれは地方にも大きな、不交付団体、都市部はまだそんなに大きな影響は出ていないですが、地方の方に行くと、公共事業とか、本当に整備しなきゃいけないものとか、道路も悪くなってきています。道路だけじゃありません。改修しなきゃいけない橋と...全文を見る
○丹羽委員 今、副大臣がお答えいただいたとおり、まさに日本国債の格下げの可能性も増加しているという話、経済雑誌でも出ていましたし、そして、十二月四日の十年物国債の入札、国債発行をとめるという話も実際問題として上がってきています。日経新聞なんかにも載っています。そういった中で、足元...全文を見る
○丹羽委員 大臣、副大臣ともに非常に危機感を持たれていらっしゃるので、その点は私も安心していますが。しかし、一番の課題は政治リスクですよ。この政治リスクを回避しない限り、またこの同じような危機感というのは訪れるんじゃないかなというふうに私は思っています。  そこで、こういった国...全文を見る
○丹羽委員 御党からの野田総理からのいろいろなさまざまな提案の中で、本当にまさに、でもその場しのぎの提案が結構多いと思っています。抜本的な提案にはなっていないような気がしています。  そこで、やはり財政健全化の面でも税収をどうふやすかということも、これは財務省としても考えなきゃ...全文を見る
○丹羽委員 丁寧な御答弁、ありがとうございます。  財政健全化、これは、やはり成長戦略を考えていくしかないというふうに私も思っています。税収が増税増税ばかりだとやはり厳しくなってくるので、どこかで転換点を見出して成長戦略を、そしてまた歳出をどのように削っていくのかということも大...全文を見る