額賀福志郎

ぬかがふくしろう

小選挙区(茨城県第二区)選出
自由民主党
当選回数13回

額賀福志郎の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第142回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○額賀政府委員 西村委員の御質問にお答えをいたします。  一月十七日のこの夕刊の報道につきましては、私も選挙区に帰っておりましてびっくりいたしまして、即座に朝日新聞社に対しまして、これは事実に反しており、抗議をし、訂正を求めたところであります。  まず第一に、「四月にも大型補...全文を見る
○額賀政府委員 お答えいたします。  私は一月七日から十一日までワシントンを訪問いたしました。お会いをいたしましたのは、コーエン国防長官、スパーリング国家経済会議議長、スタインバーク国家安全保障担当次席大統領補佐官、サマーズ財務副長官、ピカリング国務次官、アイゼンスタット国務次...全文を見る
○額賀政府委員 私がアメリカに参りましたのは、国会が休会中でありました。そしてまた、日本の経済、アジアの経済、さまざま不確定な要素がある中で、戦後政治を見ても、二十一世紀に向かってこれからの日本の国を考えていく場合に当たっても、日本とアメリカとの関係というものは最も大事な基軸であ...全文を見る
○額賀政府委員 今の御質問に対しましては、即座に抗議をいたしましたから、翌日の新聞では、これらの発言、報道について額賀氏は反対、認めていないということのくだりを書いておりますけれども、それだけでは不十分ですので、今協議をしているところであります。  私は、朝日新聞社に対しまして...全文を見る
○額賀政府委員 私が訪米をいたしまして、政府高官とさまざまな議論をいたしましたけれども、特別の懸案を抱えて政府の代表として行ったわけではありません。したがって、自由濶達に意見の交換をいたしました。  したがって、個別の問題についてあれこれ話をしたわけではありませんで、私は、経済...全文を見る
01月26日第142回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○額賀政府委員 お答えをいたします。  一月の十七日付朝日新聞夕刊の記事を見まして、取材も受けておりませんでしたから、大変びっくり仰天をいたしたというのが率直な感想でございます。田舎におったものですから、即座にファクスで記事を送らせて、それを読みました。  そこで、朝日新聞社...全文を見る
○額賀政府委員 お答えをいたします。  サマーズ財務副長官とお会いしたときは、インドネシアのルピアが暴落をした翌日のことでありました。したがって、経済一般について意見交換をいたしたことは事実であります。  しかし、サマーズ副長官から、個別具体的に、こうしてほしいとかああしてほ...全文を見る
○額賀政府委員 お答えをいたします。  私が六人の政府高官とお会いしたときに、事細かにそれぞれの政策についてコメントしたことはありません。全体的な流れの中で、我々が取り組んでいる政治的な、決意的な話はしたという思いがあります。  それぞれ高官の中で、日本の政府がそういう政策を...全文を見る
03月31日第142回国会 参議院 議院運営委員会 第16号
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○政府委員(額賀福志郎君) 人事官市川惇信君は四月七日任期満了となりますが、同君を再任いたしたいので、国家公務員法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審議の上、速やかに同意されますようお願いいたします。
04月07日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第7号
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○政府委員(額賀福志郎君) 平成十年度国際平和協力本部歳出予算要求額の概要について御説明をいたします。  平成十年度総理府所管一般会計歳出予算要求額のうち、国際平和協力本部の歳出予算要求額は五億七千三百万円であり、これを前年度当初予算額五億八千九百万円と比較いたしますと千六百万...全文を見る
04月22日第142回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○額賀政府委員 今、若松委員からの御質問でありますが、昨年十二月の閣議決定における共通事項というのは、御指摘のとおり、政府が任命権を有する常勤役員が十名以上の特殊法人においては役員数を一割削減する、しかも、なおかつ当該官庁からの直接の就任者を半数以内にするということを目標にして今...全文を見る
○額賀政府委員 若松委員は大変御熱心にお調べになっておりまして、私も今その数字をお聞きしてびっくりしている状態でありますけれども、この問題については、委員御指摘のように、認可法人についても、特殊法人に準じて、国家公務員からの直接の就任者の削減に努力をするということでありますから、...全文を見る
○額賀政府委員 これは、先ほど来お話がありますように、公務員制度調査会において、公務員の天下りにつきましてきちっとした考え方を今年度中にお示しをするということになっております。  私もやはり、原点をきちっと解決をしないで川下の方だけやってもいかがかなものかという思いもありますの...全文を見る
05月20日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第6号
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○額賀政府委員 矢島委員の御質問にお答えをいたします。  去る五月十一日、総合景気対策の一環として、補正予算及び関連法案を提出させていただいたわけであります。できるだけ早く審議をしていただいて、景気対策の実施段階に移していただければありがたいと思っております。  国会に出させ...全文を見る
06月10日第142回国会 参議院 議院運営委員会 第34号
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○政府委員(額賀福志郎君) 証券取引等監視委員会委員長水原敏博君並びに同委員成田正路及び佐藤ギン子の両君は七月十九日任期満了となりますが、委員長に佐藤ギン子君を、同委員に川岸近衛及び高橋武生の両君を任命いたしたいので、金融監督庁設置法第十条第一項の規定により、両議院の同意を求める...全文を見る
08月21日第143回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 照屋委員にお答えをいたします。  私は、先般、防衛庁長官を拝命いたしましたときに、小渕総理から沖縄問題は最重要課題であるから一生懸命頑張りなさいというふうに言われておりまして、私にとりましては最重要課題であるということをお訴えしたいと思っております。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、簗瀬委員のお話を聞いておりまして、国を守るあるいは国民を守るということにつきましては、やっぱり情報が一番大事である。情報をいち早く入手し、それを分析をし、そしてどういう対応措置をとるか、それが我々の防衛につながっていくという考え方を持っております。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、アメリカにおいてはさまざまのニュースがCNN放送を通して世界じゅうを駆けめぐる、そういうことはアメリカにとっての一つの国益につながっているということをよく感じております。  しかし、我が国は我が国の防衛体制というものの独自の構えがあるわけであ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは依田先生の専門の分野でありますけれども、私なりに整理をして国民の皆さん方にわかりやすく説明ができればよいと思っております。  御承知のとおり、冷戦の終結とともに本格的な東西陣営の対決というものは消滅をして、我々はいっときはいよいよ世界の中に平和...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  防衛出動につきましては、自衛隊法第七十六条によりまして、内閣総理大臣が原則として事前に国会の承認を得なければならないというふうになっているわけであります。また、命令による治安出動につきましても、自衛隊法第七十八条により、内閣総...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この点につきましては、依田委員御承知のとおり、この法案の第二条第二項に、一連の周辺事態への対応措置の実施は、武力による威嚇または武力の行使に当たるものではないということが明確に記されているわけでございます。  その上に立ちまして、武器使用の目的は何か...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この点につきましては、この法案の第九条第一項にあるわけでありますが、関係行政機関の長は、法令及び基本計画に従いまして、地方公共団体の長に対し、その地方公共団体の長が有する権限の行使について必要な協力を求めることができるということが記されているわけであり...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  先ほどもお話をいたしましたけれども、最近の大量破壊兵器の拡大あるいは弾道ミサイルの拡大、こうした事態におきまして、我が国の弾道ミサイル防衛対策をどうするかということは重大な関心を持っておるし、また勉強していかなければならないと...全文を見る
08月24日第143回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(額賀福志郎君) ただいま照屋委員からの御質問の中で、状況について御説明をいただきました。私も全部を掌握しているわけではありませんけれども、地域住民の不安、それから環境問題等々からして、これは米軍に透明性を持った形で我々に明らかにしてもらって、その上できちっと対処をして...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、鈴木委員がおっしゃったように、小渕総理のリーダーシップのもとで対人地雷禁止条約の署名が行われたわけでありますけれども、防衛庁といたしましても、我が国の安全をどう考えるかというときに、この代替手段をどういうふうに持っていくかということは大事なことであ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この中央省庁の再編の問題につきましては、橋本内閣において議論をされておったときは私も行政改革会議のメンバーでありました。したがって、防衛庁の省昇格の問題については、さまざまの意見があった末に総論的に現状のとおりになり、そして今後、防衛の基本問題について...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう月原先生御承知のとおりでございまして、世界的に今大量破壊兵器が拡散をしている、そしてまた弾道ミサイルも拡散をしている、アジアにおきましてもさまざまの問題が起こっていることは御承知のとおりであります。  そういう中で、我が国の安全と平和をどう...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、新聞とか雑誌とかさまざま情報が飛び交っておりますけれども、防衛庁が入手しているというか得ている情報によりますと、北朝鮮におきましては、射程が約一千キロとも言われているノドン一号を開発してきていると見られ、またノドン一号よりも射程の長いミサイルの...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 月原委員御指摘のとおり、平成七年度から我々は総合的な調査研究を米国とともに進めてまいったわけでございます。  これまでの研究成果を踏まえて、今後我が国が弾道ミサイル防衛の必要性とか効果について考えていくためには、弾道ミサイルの脅威をどういうふうに我々...全文を見る
08月28日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○額賀国務大臣 このたび防衛庁長官を拝命いたしました額賀福志郎であります。塩田委員長を初め委員各位の皆様方にごあいさつをさせていただきたいと思います。  我が国の平和と独立を守るという大事な任務につくことになりまして、その重責に身の引き締まる思いがいたしております。誠心誠意職責...全文を見る
09月03日第143回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 浅野議員の質問にお答えをいたします。  まず、韓国の千国防長官との会談についてでございますけれども、私は、一昨日、千国防長官と一時間半にわたりまして、それまでに決められていたテーマを差しおいて、北朝鮮問題について議論をいたしました。  その中で、北...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 前原議員にお答えをいたします。  防衛庁といたしましては、日ごろから、艦艇、航空機によりまして、我が国周辺の海域において常時継続的に監視活動を行っているところであります。  本件に関しましては、各種の情報等から総合的に判断をいたしまして、八月中旬ご...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 中村議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、安保委員会への連絡についてのお尋ねでございますけれども、防衛庁といたしましては、今回の北朝鮮の弾道ミサイルの発射につきまして、鋭意情報の収集及び分析に努めてまいり、その内容を確認しながら、必要な情...全文を見る
09月03日第143回国会 参議院 外交・防衛委員会 第2号
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○国務大臣(額賀福志郎君) このたび防衛庁長官を拝命いたしました額賀福志郎であります。河本委員長を初め、各委員の先生方に謹んでごあいさつを申し上げさせていただきます。  我が国の平和と独立を守るという大事な任務につくことになり、その重責に身の引き締まる思いがいたしております。誠...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁長官の額賀でございます。  北朝鮮による弾道ミサイル発射につきまして、本件に関する事実関係、所感及び防衛庁の対応、方針について御説明をいたします。  八月三十一日十二時過ぎに北朝鮮から発射された弾道ミサイルにつきましては、諸情報を総合的に分析...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、吉村委員の御発言の中で、先ほど私が御説明をいたしました防衛庁に強制捜査が入ったという件につきましては、国を守る、安全を確保する庁内でこういう事件を起こし、国民の皆さん方に不信を買ったことについては私自身も極めて深刻に受けとめております。  先ほ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私どもは、先ほども申し上げましたけれども、私自身がこの情報を得ましたのは十二時十五分過ぎのころでございまして、これは米軍からの早期警戒情報に基づいて御報告を受けたということであります。それによりますと、ミサイルが発射をされまして、それが日本海に弾着をし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、米軍の情報と我が国独自の情報を検討した結果、そういう可能性が出てきているということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもちろん米軍の情報と、我が国もイージス艦とがそれぞれの飛行機を飛ばして電波情報をとったりなんかしている中で、それぞれの情報を結び合わせて分析をしていく過程での情報を得たということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、第一報は米軍から入ったのを、とにかくミサイルが発射されたということの事実関係は確認できているようなので発表させていただいたと。しかし、どういう状況でそのミサイルが飛んでいるかについて我が国は完全に把握しているわけではないので、とりあえず早期警戒...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 米軍の情報を得ておるということは、日米安保条約に基づいてお互いに緊密な連絡をとり合っているということは当然であります、そういう情報に基づいて我が国の安全を保っていくというのは、自衛隊、我々の仕事であるというふうに思っております。  今回も、ミサイル発...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) イージス艦を初めいろいろあります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、委員の御質問の中で、イージス艦を配置していないということは、ちょっと私どもはそういう発言をしたかどうかは確認しておりません。恐らく、そういうことはないというふうに思っております。  それから、さまざまの情報というのは、我々が最終的に発表しましたこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は技術屋じゃないから専門的には言えませんけれども、さまざまなミサイルの弾道を米軍も我々も追っかけていったと思います。そういう中でいろいろな情報を分析する形で弾道の方向性を次第に狭めていったというふうに受け取っていただきたいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、従来から申し上げておりますように、アジアにおいてもあるいは世界的にも大量破壊兵器が拡散をしているということ、あるいは次第にミサイルの開発が進んでいるということ、そういう流れの中で我が国の安全保障をどう考えるかということの一環として我々は弾道ミサ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、従来もみずからを守るためにはいかに情報を得るかということが最も大切なことであるというふうに思っております。したがって、同盟国である米国からさまざまの情報を得、そしてみずからも考えながらみずからの国の安全と平和を考えてきたということでございます。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、依田委員が御指摘の点については、かつて三十年代にそういう政府の答弁があったということは承知をいたしております。でありますから、自衛権というのは、座して死を待つ、待っているだけではなくて、やっぱりみずからを守るために代替手段がなければ必要最小限の行動...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は一カ月前に防衛庁長官を拝命しまして、まず情報については、原則公開であろう、そして戦略的、戦術的にこれはどうしても公開できないというものはある、そこをまずどっちに重点を置くかというと、公開をする方に重点を置いて考えるべきであるという基本的な考え方を持...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、そのレーダー、電波傍受をキャッチしていたのかしていないのかということにつきましては、これは私は原則公開とは言いましたけれども、山崎委員は非常に御造詣の深い方でありますから御理解をいただけると思いますけれども、我が国の今後の情報収集とか分析だとかあ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、鈴木委員の御指摘でありますけれども、実際に北からミサイルが我が国の領土上空を飛んできた、飛び越えていったということについては、北朝鮮のミサイル開発の技術が予想以上に相当進歩をしている、そのミサイル自体は我々にとって脅威であるというふうに私は思います...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の立木先生からの公表可能な時系列的なことについて出してほしいということについては、委員長、今の立木先生の御提案については理事会で諮っていただいて、私どもに御指示をいただければできる範囲で出させていただきたいということでよろしいでしょうか。
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、弾道ミサイルに対する対応の仕方というか状況についてでございますけれども、これはやっぱりどこの国においても、また我々もそういう弾道ミサイルの拡散に伴ってどういうふうに防衛体制をしくかということは大きな防衛政策の課題であるという認識はしているわけです...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ほかの国は開発しつつあるとかあるいは開発しているとかいう情報は承っておりますが、どの程度整備されたものであるかどうかについては余り熟知しておりません。  ただ、いずれにいたしましても、そういう弾道ミサイル防衛について大きな関心を持っているということは...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 岩崎委員の御質問でありますけれども、八月中旬からの情報というのは、先ほども言いましたけれども、我が方も常時これは継続的に日本列島の周辺の海上、上空については警戒態勢をしいているわけでありますから、さまざまの情報を得ることができます。それと同時に、米軍か...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は週末、土、日でありますが、現場で警戒態勢をしいておりますから、いろんな用事がありましたけれどもすべてキャンセルして東京にとどまっておりました。それから、その後もちろんイージス艦も出て警戒態勢を怠らずやっているわけでございます。事態の成り行きを今、今...全文を見る
09月03日第143回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 吉村議員の御質問にお答えをいたします。  まず最初に、今回の北朝鮮のミサイル発射に関しての私の対応ぶりについてのお尋ねでございました。  私は、今般の北朝鮮の弾道ミサイル発射の動きに関連いたしまして、八月中旬ごろから、イージス艦を含む艦艇、航空機に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 広中先生の御質問にお答えをいたします。  まず第一に、弾道ミサイルの落下の確認に関するお尋ねでございました。  防衛庁といたしましては、米軍からの情報、それから先ほど総理からもお話がありましたように、イージス艦、早期警戒機E2Cの派遣等を通じまして...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 田議員の質問にお答えをいたします。  まず、専守防衛を旨とする我が国の防衛にとって各種情報機能の充実は極めて重要でありますことから、防衛庁といたしましては、有力な情報収集手段の一つとして偵察衛星に大きな関心を持っているところであります。現在のところ、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 田村議員にお答えをいたします。  まず第一問でありますけれども、弾道ミサイルの発射に関する情報収集体制につきましてのお尋ねでありました。  これにつきましては、先ほどもお話を申し上げておりますけれども、八月中旬ごろからイージス艦、EP3等を含む艦艇...全文を見る
09月08日第143回国会 参議院 外交・防衛委員会 第3号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、依佃委員から御指摘がありましたように、先般、防衛庁OBである、しかもなおかつ調達本部の元本部長そしてまた副本部長を含む五人の方々が背任という容疑で逮捕され、防衛庁内部に強制捜査が入ったということは、私にとりましてまことに衝撃的なことでございました。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、依田委員御指摘のように、北朝鮮が打ち上げたのは人工衛星であるという発表があったということは聞いております。しかしながら、防衛庁といたしましては、防衛庁独自の情報それからアメリカの情報等々をかみ合わせた上で、今のところ、やっぱり弾道ミサイルではなかっ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私、全般的なことを話をさせていただきますと、まず発射されましてから我々が情報を受け取ったのは、米軍の早期警戒情報によって十五分過ぎごろだったというふうに思います。  それで北朝鮮の発射の後、我々が総合的に分析をした結果、三つの物体が日本海と太平洋上に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今お話をいたしましたように、私どもがミサイルが発射されたという情報を受け取ったときは既に日本海、後から考えれば太平洋上にも着弾をしておったということがわかったわけでありますが、私は、日本海におっこちたという早期警戒情報でありますから、そこで警戒態勢をし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、木俣委員、安心したという御表現でありましたけれども、私がそういう言葉を使ったとすればそれは撤回させてもらいますが、私はほっとしたという気持ちを抱いたことは事実であって、安心をしたということはありませんので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。  ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もう佐藤先生は法律の専門家でありますから。私も防衛庁長官にならせていただきまして、まずこの問題について御報告を受けました。それを含めまして考え方を述べさせていただき……
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、もう先生御承知のとおり、契約のやり方としては、一般的な契約と、それから監査つき契約ということがあるわけでありますが、いずれにしても問題になったのはもう債権債務が消滅しておった、それでそういう過大請求あるいは過大払いみたいなことが起こっておったと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 最初の日本工機については、今、及川装備局長がおっしゃったとおりであって、初めてのそういう事件に遭遇をいたしまして、問題解決に当たって一定の処理方策みたいなものはできたものですから、それにのって内々に、内々にというか上司に上げないで処理をなさったのかなと...全文を見る
09月09日第143回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○額賀国務大臣 上原先生はもう御存じの上でお話しなさっているわけでありますけれども、防衛庁といたしましては、米軍の情報と、それから我々が持っているさまざまな情報機器を駆使しまして、それは艦艇、飛行機等を利用しまして、独自の情報収集に当たってきたことは当然であります。  その上で...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁は、これまでもランドサットとか民間衛星が取得している映像を得まして、それを独自に解析いたしまして、一つの情報源として活用させていただいているということはあります。しかし、これはいわゆる解析度というのは非常に粗っぽいものでありまして、なかなか我々にとっていい情...全文を見る
○額賀国務大臣 今、高村外務大臣がおっしゃったように、国会決議との関連につきましては、その整理を経た上で我々も対応をさせていただきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 これは上原先生も御存じのとおり、北朝鮮は、何の事前通告もなく、危険水域の設定もなく、我々の推測した情報に基づいた分析では、我が領土を横断して太平洋上にある物体がおっこったということであります。これは、私どもにとりましては、ミサイルについての大きな脅威として受け取ら...全文を見る
○額賀国務大臣 今、高村外務大臣がおっしゃったように、一歩一歩、SACOの合意事項については話し合いが進められ、そして進んでいるところもあるというふうに思っております。  私は、防衛庁長官になって一カ月とちょっとたっているわけでありますが、やはり全体的な流れの中で、なかなかお互...全文を見る
○額賀国務大臣 昨日、横田基地に参りまして、在日米軍のホール司令官とお会いをいたしました。さまざまの議論をいたしました中で、この沖縄のPCB問題、環境問題についても話し合いを いたしました。  私としては、国会でも問題になっており、在日米軍の方で積極的にこれに対応していただい...全文を見る
○額賀国務大臣 まず、ウサギの耳についてでありますけれども、戦後数十年は、日米同盟関係を基軸にしてそういういざというときの情報を得てきた、しかも、なおかつみずからもそういう情報を得る努力をしてきて今日に至っているというのが姿であろうと思っております。  では、こういう情報化社会...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  三十一日、早期督戒情報を得て、官邸や関係省庁にそれを翻訳をして流したときは、恐らくミサイル弾は日本海及び太平洋に着弾をしておったわけであります。  私は、漁民や一般商船とかあるいは警戒中の我が艦隊の皆さん方に被害があったかどうかというこ...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、第一発目の弾道ミサイルが発着した後も第二発目の発射があるのではないかということが言われてきたわけでありますけれども、我々は引き続いて警戒態勢をとっておりますけれども、今のところそういう情報をきちっと確かめているわけではありません。しかし、今でも警戒態勢をし...全文を見る
○額賀国務大臣 それは、この前の閣議後の会見におきまして、私は、私の国の国民の皆さん方の安全を守るためにとる手段がこれ以外にないということであれば、その攻撃の基地をたたくことはあり得る、それは法律的には許されていることである、これは昭和三十年代の初めに国会でも御報告をしたとおりで...全文を見る
09月10日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○額賀国務大臣 去る九月三日、上野憲一元調達実施本部副本部長ほか企業関係者三名が背任の容疑で逮捕され、防衛庁内部部局及び調達実施本部が東京地方検察庁により家宅捜索を受けました。これに続きまして、翌四日には、諸冨増夫前防衛施設庁長官も背任の容疑で逮捕されました。  装備品調達の業...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど申し上げましたように、防衛庁というのは日本の国民の安全と平和を守るのが職務であります。絶対にうそをついてはいけない、清廉潔白でなければならない、そういうことが国民の皆さん方の期待であります。それにもかかわらずこのような事件を起こしたことにつきまして、私は深刻...全文を見る
○額賀国務大臣 この問題が平成六年六月に判明をいたしましてから、防衛庁といたしましては、一定のルールのない過鶏請求、過大払いについて、どういう問題解決を図っていくか、国の損失を最小限にしていくかということについていろいろと検討したわけでありますけれども、その当時は、そのときは既に...全文を見る
○額賀国務大臣 今田村委員の御指摘のとおりなのでありますけれども、そこの焦点となっているところが、今度の捜査の焦点でもあろうと思います。したがって、検察当局がこれについては明らかにしていくものと思っております。  また、会計検査院がどうこうについては、ちょっと事務局から。
○額賀国務大臣 今既に検察当局が捜査中でございます。内部調査につきましては、捜査に影響を与えることも考えられますので、田村先生御理解をいただけるものと思っておりますが、控えさせていただきたいというふうに思っているところであります。  また、内部調査に基づく防衛庁としての考え方と...全文を見る
○額賀国務大臣 今御報告申し上げましたように、内部調査に基づくこの案件についての防衛庁としての考え方、評価については、正式に何というのかよくわからないけれども、上申書というならば上申書という形で検察庁に出しておりますけれども、そこはやはり捜査に影響を与えることになるので控えさせて...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、一般公務員でもそうだと思いますが、防衛庁内におきましても、一つの部署には長年は置かない、とにかく予算関係にタッチしている方は多くても二、三年だという形でこの人事交流というのがなされているのが一般的だというふうに思っております。  調達本部の中で、この原価...全文を見る
○額賀国務大臣 結果についてというよりも、ちょっと、考え方といたしまして、やはり水増し請求事件が起こって不信感を抱いておりますから、防衛庁に関係する企業約二百八十社について、向こう五年間でそういう会計、原価計算の今までのやり方等についてきちっと調査をしていきたいというふうに思って...全文を見る
○額賀国務大臣 今の田村委員が御指摘の件につきましては、いわゆる自衛隊法七十六条における武力攻撃という場合は、外国あるいは外国に準ずるそういう組織とかそういうものが、組織的、計画的に日本に攻撃をしかけてくるということであろうと思っております。  今回の北朝鮮の場合、確かにミサイ...全文を見る
○額賀国務大臣 私が防衛庁長官を拝命いたしましてから一カ月とちょっとになるわけでありますが、この案件につきましても久間防衛庁長官から引き継ぎを受けました。久間防衛庁長官は、こういう案件が二度と防衛庁内で起こらないように、防衛庁内部で内部調査をし、制度調査を展開をし、いろいろとチェ...全文を見る
○額賀国務大臣 政府として継続性があるわけでありますから、その流れの中で私なりに、この案件について、国民の信頼を取り戻すためにどうすべきかということを考えていきたいというように思っております。
○額賀国務大臣 総理からも、この問題が起こった背景について問題点をきちっと把握をし、対応策をきっちりと打ち出してほしいということを言われております。
○額賀国務大臣 防衛庁内部の調査によって、過剰請求、過払いがあった、そのために国に損失を与えてはいけないので、どうしたらこれを返還できるかということについていろいろと相談をした結果、言ってみれば私的な契約を再び結ぶような形で返還をさせたというふうに報告を受け取っているところであり...全文を見る
○額賀国務大臣 こういうケースは前代未聞のことで、防衛庁内部でも、どういうふうにすべきかという処理基準というか、ルールがない中で、いろいろと相談をした結果、その時点では合理的な返還方法であったというふうに考えて処置をしたというふうに聞いております。
○額賀国務大臣 ルールのない中でどういうふうに、企業側も非を認めている中で、国の損失を最小限にし、きちっと整理をしていくかということの合意点を企業との間に見出したという点では、その時点では適切な、合理的な判断であったというふうに報告を受けておるし、今日のように司法当局が強制捜査に...全文を見る
○額賀国務大臣 事実関係については、東京地検できっちりと明らかにしてくれることを期待をいたしております。  私は、就任直後この報告を受けたときに、表に発覚したのは昨年の九月である、一年もたって防衛庁の対応がまだ明快でないということは問題だ、したがって、この問題について、抜本的な...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁内部でさまざまな内部調査をしたりしてきておりますので、その結果に基づいて防衛庁としての考え方、あるいはそれまでとってきたことについての評価というか、一定の防衛庁としての考え方を、それが適切な言葉かどうか、僕は司法関係のことは余り詳しくないのでわかりませんが、...全文を見る
○額賀国務大臣 私が記憶しているのは、次官の名前で出されたのではないかというふうに思っております。——失礼しました。次官まで見せて出されたというふうに聞いております。
○額賀国務大臣 言ってみれば再就職の問題でありますけれども、役所にお勤めになっているときに関係する企業の分野にストレートに仕事をしにいくという形は、これは断じて避けていかなければならないし、今後の調達本部のシステム改革に当たっては、ここはきちっと整理をさせていただきたいというふう...全文を見る
○額賀国務大臣 だから、私が事務を引き継いだときはそういうことについて報告を受けたことはないわけでございます。ただ、今回強制捜査が入って事件の渦中になっておりますから、これは東京地検が事実関係を明らかにしていくものと思っております。
○額賀国務大臣 今、石井委員からの御指摘でありますが、確かに、防衛生産管理協会及び防衛装備協会の両協会の幹部が逮捕され、そして東京地検から強制捜査を受けているということは、まことに衝撃的であります。  この両協会、必要があってつくられたと思いますが、この事件のかかわり合いによっ...全文を見る
○額賀国務大臣 この両協会の仕事がこの東通事件に直接かかわり合いを持っているとは思っておりませんけれども、この両協会の幹部が逮捕されて、その協会内部が強制捜査を受けたものですから、その捜査の結果を待って考えても遅くはない、そういう意味であります。
○額賀国務大臣 上申書の話もありましたけれども、私が最初に上申書を受け取った、受け取ったというか報告を受けたときは、むしろ各先生方がおっしゃっているニュアンスよりも、防衛庁としていろいろ内部調査したことを率直に申し上げて、私の直観的な感じでは、捜査協力的にやっているのかなというふ...全文を見る
○額賀国務大臣 赤松委員の御指摘等も参考にさせていただきながら、これから精力的に考えてまいりたいというふうに思っております。  私は、やはり国民とともに、防衛庁、自衛隊員のあり方を考えていくことが適切である、だから、そういう防衛庁内部のことについていろいろ国民の皆さん方にわかっ...全文を見る
○額賀国務大臣 この問題は、戦後政府がとってきた国是であります。冷戦後、やはり世界の潮流は軍備管理、軍縮の方向に向かっている。中長期的にはそういう流れがあるというふうに思っております。  一方で、日本の武器は高い、兵器は高い。それは、言ってみれば、コストダウンと大量生産の関係で...全文を見る
○額賀国務大臣 今御指摘のように、防衛庁におきましては、調達の水増し事件で逮捕者を出し、強制捜査を受けたことは、まことに残念であり、申しわけないという気持ちであります。  今、国民の信頼失墜に対して、どうやって国民の信頼を回復していくかということは最も大事なことだと思っておりま...全文を見る
○額賀国務大臣 今、事件は捜査中であります。私は、東京地検が真実を明らかにしていくことを慎重に見守ってまいりたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 まだそこまで事案は進んでおらないと思っております。
○額賀国務大臣 冷戦後、世界は大きな戦争の可能性は少なくなってきた。しかし、残念ながら地域紛争の可能性は勢いを増している。そういう中で、大量破壊兵器と弾道ミサイルというのは拡散をし、脅威を振りまいている。そういう中で我が国の安全をどうやって守っていくかということは、私どもの大きな...全文を見る
○額賀国務大臣 ガイドラインについて余りまだ議論がなされていないという御指摘でありますが、今、国会に提案中でございますので、ぜひ審議方をお願いさせていただきたいというふうに思っております。  今回の北朝鮮の弾道ミサイルの発射についてでありますが、私どもは、北朝鮮の意図がどこにあ...全文を見る
○額賀国務大臣 国内の基地に対しましては、さまざまな環境対策の一環として交付金の交付がなされていると思っております。私は、米軍基地の関係でもさまざまな手当てがなされてきているというふうに承知をしております。  冨沢委員の御指摘を踏まえまして、今後も地域周辺住民の皆さん方の御意向...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもは、この案件が、企業側の水増し請求事件、そして国も過菊に支払いをしていたというかつて例のない、経験したことのない事態に直面をして、そして国の損失を最小限にするために、企業側も反省をし非を認めておるものですから、その中で、いろいろと話し合いの結果、八億七千万円...全文を見る
○額賀国務大臣 被疑事実について、要約というか、全部を最初から最後までは読んでおりません。
○額賀国務大臣 それは東京地検で今捜査をしているわけでありますから、東京地検がきちっと真実を明らかにしていくことを見守っていきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 この案件が起こってから、新しいというか、一定のルールもないままに相手企業との相談の上で解決を図ろうとしたことが結果的にそういう犯罪性が出てきたということで東京地検の強制捜査が起こったと思っておりますけれども、その時点においては、我々の内部調査では強制権もないわけで...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛行政としてできる限りの努力をし、ルールのない中で改善策を図ろうとしたということは認めます。でありますから、その時点においては、合理性を求めて、一つの新しい和解的な契約を結んで返還金を受け取ったということだと思います。
○額賀国務大臣 新聞で見て初めて知りました。
○額賀国務大臣 確かめました。
○額賀国務大臣 ありました。
○額賀国務大臣 いわゆる天下り問題については、防衛庁だけではなく、一般公務員の面でも問題になっております。我が防衛庁でも、今度の調達事件をきっかけといたしまして、防衛庁の信頼を取り戻していくためにすぐやるべきこと、それから中長期的に何を考えていくべきかということの一つとして、この...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁では、民間のランドサットとかそういう画像をいただいて解析をしながら、情報収集あるいはいろいろ勉強してきたことは事実であります。  今度の北朝鮮の弾道ミサイル事件をきっかけにいたしまして、偵察衛星とか静止衛星とかの話が議論になっておりますけれども、我が国とし...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁としては、そういう大きな関心を持っておるけれども、具体的な形で計画等を考えているところではありません。
○額賀国務大臣 これは、弾道ミサイルの発射が我が国に対してあるかどうか、断言できるものではありません。しかし、アジアにおいても大量破壊兵器、弾道ミサイルの脅威というのは拡散をしているということは事実であります。そういう中で、どういうふうに我が国の安全を保っていくかということはまこ...全文を見る
○額賀国務大臣 今言いましたように、弾道ミサイルの脅威は感じているわけでございます。ではそれにどういうふうに対応していくかということについて、いろいろと研究もしているわけでございます。  それから、情報をどういうふうに得ていくかということについて、これは何もアメリカ任せだけでは...全文を見る
○額賀国務大臣 現実的には、そういう情報が得られた場合でも、具体的に国民を守り切れるかどうかという体制ができているとは言い切れません。
○額賀国務大臣 日本の国の防衛力というのは、日本の国を専守防衛という形で守っていこう、必要最小限の防衛体制をしいていこう、しかしそれにもかかわらずさまざまな兵器が周囲を取り巻いているから、どうやって考えていくかということについては、日米安保条約に基づいて日本の国を守ろうということ...全文を見る
○額賀国務大臣 今北朝鮮において核開発あるいは弾道ミサイルの開発の動きがある中で、これはアメリカ、韓国そして我が国も、これを何とかして抑止をしていこうという努力をしているわけであります。もちろん先生おっしゃるとおり、そういう核拡散、弾道ミサイルの拡散について我々が全力を尽くして、...全文を見る
○額賀国務大臣 我が国は、大量破壊兵器については非核三原則というものがあります。それからまた弾道ミサイルの脅威については、これにどう対応するかということについて大きな問題意識を持って対応しております。今即座に、そういう大量破壊兵器とか弾道ミサイルが飛んできたときに我々がどういう対...全文を見る
○額賀国務大臣 我が国を守るのは、武力攻撃を受けたときに日米安保条約に基づいて共同対処していこうということであります。その前に、周辺でいろいろな地域紛争が起こったときにはどう対処していくかということについては、今国会に法案を出している中でいろいろと我が方も周囲の安定を保っていくた...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど来言っておりますように、弾道ミサイルの脅威について我々も勉強をし、そしてこれにどう対応するかということについてアメリカと総合的な調査研究をしてきている。そして、脅威がどういうものであるか、そして防空システムをどういうふうにしていくのか、そしてまた実現性がある...全文を見る
○額賀国務大臣 どこの国かが日本にミサイルを撃ち込んできた、そのときにどういうふうにこのミサイルに対応するかということについて、代替手段というか、いい方法がないというときは、そのミサイルが飛んできた基地を攻撃するということは自衛権の枠の中であるという三十年代初めの考え方はまだ生き...全文を見る
○額賀国務大臣 今のところ、自衛のためにそういう給油機は我々は持っていないわけでありますから、これが我が国の防衛力整備の中で必要最小限の防衛力にとどめているという限りにおいては、これが足を長くするということは攻撃的であるということで問題になっておりますけれども、私は、みずからの自...全文を見る
○額賀国務大臣 今、ここ数年間、弾道ミサイル防衛のために、アメリカといろいろな相互調整、調査をしてきているわけであります。それについて実現性が現実的なのかどうか、技術協力がどの分野でできるのか、最終的な判断をする場面に来ているということを申し上げたわけでございます。  今後、私...全文を見る
○額賀国務大臣 全体的なことを考えながら、弾道ミサイル防空システムはどうあるべきかということを我が国として見定めて考えるということであります。
○額賀国務大臣 各先生方には、突然の委員会で大変御苦労さまであります。  浅野委員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  今浅野委員が御指摘のように、現在のところ、諸情報を総合的に分析いたしました結果、当該弾道ミサイルは、北朝鮮東部沿岸の大浦洞、テポドン付近から発...全文を見る
○額賀国務大臣 今、浅野委員御指摘のとおり、大浦洞から発射された弾道ミサイルは三陸沖に弾着をいたしたというふうに認識をいたしております。  それを時を追って御説明をさせていただきますと、私どもは、八月三十一日十二時過ぎに北朝鮮から発射された弾道ミサイルについて、情報収集を展開し...全文を見る
○額賀国務大臣 浅野委員の御指摘でありますけれども、防衛庁といたしましては、この情報を得た上で、実態はどういうふうになっているのか、事実関係の追及に全力を挙げたわけであります。しかしながら、米軍情報だけではなかなか事実関係がつかみ切れない。我が方もあらゆる手段を講じて情報を収集し...全文を見る
○額賀国務大臣 確かにきょう千国防部長官がおいでになりまして、午後、一時間半にわたりまして防衛首脳会談を行いました。北朝鮮の弾道ミサイル発射の問題がありましたから、テーマはまず弾道ミサイルの問題について率直に意見交換をいたしました。  それで、私といたしましては、かねてから北朝...全文を見る
○額賀国務大臣 平成七年から弾道ミサイル防衛につきましてアメリカと技術研究をしてまいったわけでありますけれども、防衛庁といたしましては、弾道ミサイルの脅威というものはどういうふうに認識すべきか、あるいはまた、これに対応して防空システムというのはどういうふうにあるべきなのか、そして...全文を見る
○額賀国務大臣 ロシアの高官で失敗したというコメントがあったという御指摘でございますけれども、私はそれを直接確認をしておらないわけでございます。  しかしながら、私どもといたしましては、北朝鮮から発射されたミサイルが、確実にというか、千数百キロメートルを越えて三陸沖に着弾をした...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、テポドンから発射されて、最終的に弾頭が着地した点は発射地点から大体千数百キロと言われているというふうに聞いておりますけれども、これは今、米軍の情報とか我が国で得た情報をもって精査をしておりまして、確実なデータというものはまだ把握しておりません。  それか...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもが聞いている限りにおいては、かつて実験発射をしたと言われるノドン一号の場合も、一回きりの実験ではなかったかなという思いがしております。これは我々が考えることではありませんので、掌握しておりません。
○額賀国務大臣 私どもは、世界の中で弾道ミサイルが拡散をしている、大量破壊兵器も拡散をしている、そういう中で我が国の平和と安全をどういうふうに守っていくのか、しかも、なおかつ憲法の枠内で専守防衛的に防衛をしていくということを考えたときに、このミサイル防衛をどう考えるかということは...全文を見る
○額賀国務大臣 専守防衛上、弾道ミサイルが飛んできたときに、ではどういう手段をもってこれに対応していくかということも含めて考えた場合に、この弾道ミサイル防衛というものが一つ有力な考え方であろうというふうに位置づけているわけであります。
○額賀国務大臣 技術的に防衛能力が高まるように、全力投球で今研究を進めているということであります。  もう一つ、TMD、BMDの、言ってみれば来年度予算に向けての話でありますけれども、私といたしましては、ここ平成七年から精力的に研究を積み重ねてきましたので、米側との調整がつけば...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁におきましても、八月中旬ごろから北朝鮮についてのさまざまな情報が入ってきまして、艦船、飛行機等を動員して警戒態勢をしいておったということでございます。  細かいことについては局長から答弁させます。
○額賀国務大臣 最初の情報は、アメリカの早期警戒情報に基づきまして、十二時過ぎに北朝鮮からミサイルが発射されたという情報を防衛庁の秋山次官が記者会見で御報告、御説明をさせていただいたということであります。そのときに、日本海側に弾着物があったという報告がなされたわけでございます。 ...全文を見る
○額賀国務大臣 ミサイル弾が太平洋上、三陸沖数百キロメートルに着弾した可能性が強いということについて、私は、七時半前後に報告を受け、それを総理に八時前後に報告させていただいたところまではこの霞が関周辺にいて、事態の成り行きを見守っていたわけでございます。その後は、会見のころは高輪...全文を見る
○額賀国務大臣 私が突然という表現をいたしましたのは、平時においてこれだけの弾道ミサイル実験をする場合は、やはり公海上に弾着をしたりするおそれもありますし、事前通告をするなり危険水域を設けて警告を発するのが国際的な常識であろう、そういうこともなされずにいきなり日本列島の上空を飛び...全文を見る
○額賀国務大臣 赤松委員御指摘のとおり、我々はこの数年間、弾道ミサイルの脅威に対してどういうふうに対応していくかということについてアメリカと共同研究をしてきたということは御承知のとおりであります。例えば、今回の北朝鮮のように、弾道ミサイルが発せられたときに、では、我が国あるいは我...全文を見る
○額賀国務大臣 今、私どもが考えておりますのは、事実関係の把握と同時に、北朝鮮の本当の目的あるいは意図はどこにあったのかということもよく分析をしていかなければなりません。  それからもう一つは、こういう暴挙に対しまして、国際世論でもって、北朝鮮のなした行動が国際的な非常識である...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  私どもは、十二時過ぎに米軍情報を得まして、北朝鮮がミサイルを発射した、そして、日本海に第一段ロケットと思われるものが落下をしたと。その後、米軍情報だけではなくて、我々が入手した情報を兼ね合わせて、抱き合わせて分析をしてきたわけでありますが...全文を見る
09月10日第143回国会 参議院 外交・防衛委員会 第4号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 去る九月三日、上野憲一元調達実施本部副本部長ほか企業側関係者三名、前東洋通信機株式会社会長、同社官公営業部長、元日本電気株式会社防衛事業推進室長が背任の容疑で逮捕され、防衛庁内部部局及び調達実施本部が東京地方検察庁により家宅捜索を受けました。これに続き...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、吉村委員がおっしゃるとおり、調達本部内で処理できる仕組みになっておりまして、内局には報告がなかったというふうに聞いております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほどの御質問の中で、内局への連絡があったかどうかについては、内局の課長以上への連絡はなかったというふうにちょっと訂正をさせていただきたい。というふうに報告を受けている……
○国務大臣(額賀福志郎君) 課長以上のところにはなかったという報告を受けております。
○国務大臣(額賀福志郎君) そういうことで御理解をいただきたいと思います。  それから、会計検査があったかどうかについて新聞報道があったということはお聞きしましたけれども、その実態について私掌握しておりませんが、検察当局の捜査が入っておりますから、いずれその中で明らかになってい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 新聞報道があったことは承知しております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 会計検査院が検査に入ったというような報道があったというのは承知しておりますが、その詳細についてはよく把握しておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、先ほど申し上げましたように、今度の調達本部をめぐる事案というものは、防衛庁と自衛隊に対する行政のあり方について問われているものと認識をしているわけであります。  この中で、大きく絞れば、一つは調達本部の仕組みを、チェック体制をどうするかというこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、装備局長がおっしゃったように、調達本部内のチェック体制はあるわけでありますけれども、実際問題として、企業側が提出しているさまざまな申請書類、原価計算の書類についくはっきり言えばきちっと見抜けなかったということでありましょう。だから、どういうふうに今...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 装備面から考える防衛力というのは、その国の工業力、産業基盤が原点であろうというふうに思っております。したがって、防衛力を安定的に整備して維持していくためには、一定の防衛産業がその生産力を維持していく経営基盤をきちっと持っていなければならないというふうに...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、齋藤委員が申し上げておりますように、私も防衛庁長官になって一カ月と少しでありますけれども、まずこの調達問題をめぐる案件について御報告を受け、そして間もなく前の本部長及び副本部長が逮捕されていくという事実に対しましてまことにショッキングな思いをいたし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう事態が起こったことについて、厳粛に受けとめ、そして反省すべきは反省をし、そして正していかなければならないという思いが込められているということと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私が報告を受けておりますことは、調達をめぐって企業側の過大請求、それを見抜くことができずに過剰に支払いをしていたと。しかも、債権債務が消滅をしておったので、どうしたら過大払いを取り戻すことができるかということをまず先に考えて、また企業側も非を認めておっ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほどの齋藤先生の御質問についてですが、私が承知をしていないと言ったのは、防衛庁側で背任だけは取りやめてくれとか、贈収賄でやったらどうだとか、そういった御意見も齋藤委員おっしゃっておったので、そういうことを具体的には聞いていないということを申し上げまし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、先ほども述べましたけれども、この問題については、確かに企業側の過剰請求、それから国の過大払い、言ってみればそういうことを見抜けなかった防衛庁としての体制が問われているというふうに思っておりますから、その意味では、司法当局が介在したので、今後これが...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、先ほども述べましたけれども、これは防衛庁及び自衛隊、自衛隊員の二十一世紀におけるあり方を問われる、防衛の行政のあり方が問われている課題であると。だから、防衛庁内の改革を断行することによって国民の信頼をかち取る以外にはないというふうに認識をしており...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 組織的な問題ということで受けとめているということではなくて、この事件が組織的な案件であるということではなくて、我々は防衛庁として、こういう不祥事、こういう事件を生み出したということについて責任を感じる必要があると。だから、どこに原因があるのか、そしてど...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 事実関係は司法当局が明らかにしていくものと思っております。それに伴う行政のあり方あるいは今後の行政のあり方について、いいところと悪いところ、原因、結果をきちっと追求して、再びこういうことが起こることのないようにすることが私の責任であり、そうすることによ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、この事案が発覚してから、再びこういうことが起こらないように、防衛庁に参加をしている企業、登録している企業について制度調査という形で、その会計部門について一つ一つ、一企業ずつ点検をしているところであります。向こう五年間で二百八十社を点検させていただき...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今やっております。
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題について、一つは調達本部の仕組み、透明性の問題、その背景に企業との関連についてマスコミ等で御指摘をされているところもあるし、また我々、自衛隊のあり方を問題にしておりますことは、やっぱり自衛隊員の若年定年制という問題を抱えておりますので、定年にな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、私はこの問題は、二十一世紀の防衛庁……
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、私は二十一世紀の防衛庁、自衛隊の行政のあり方が問われている課題であるというふうな認識のもとにこの防衛装備調達の問題と自衛隊員の再就職の問題をとらえて、将来にわたって国民の信頼をきっちりと確保していくためにこの問題を取り上げさせていただいたという...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いえ、それは自衛隊員のこれからの、あるいは将来、人口が減っていく中で安心して国の、奉仕する活動に参加してもらう環境づくりをしていくための問題として取り上げたわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、今まで私が申し上げてきましたように、この事件に直結するのは調達の仕組みを透明性にするということでございます。  しかし、もっと将来のことも、展望を踏まえて何が問題であるかということを考えたときに、この自衛隊員の再就職の問題があるから、私はきっ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、これまで報告あるいは私が先ほども申し述べましたように、この水増し請求事件について、それまで一定のルールがない中でどうやってその過大に払った分を取り返すかということで、それなりに合理的な計算をして返還をさせていたという認識があったと思いますが、今...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、内容については検察当局がこれから事実関係を明らかにしていってくれるものと思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私といたしましては、これまでどういうふうに受け取ってまいったのかというと、こういう水増し案件請求事件が起こって、それをじゃどういうふうに国の損を解消していくために一定のルールがない中で企業と調達本部で話し合う中で返還の額を決められていったと。そこには合...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今度の調達本部事件を契機に、防衛庁それから自衛隊に対する行政のあり方が問われているという認識をしております。その解決をしていくためにどうしたらいいかということの一つは、調達本部の仕組みをどうするかということであり、また自衛隊員の皆さん方に将来に向かって...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の軍産複合体というお話につきまして、いろいろな活字ではそういう文字を見たことがあったなという程度の印象でしかありませんでした。  今、田先生からいろいろお聞きをしましたが、我が国の防衛産業の場合、それでは、この巨大な我が国の経済規模の中でどの程度を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、航空機に関するあるいは兵器に関する法律がありまして、確かに膨大な設備投資が要るとか技術力が要求されるとか、そして需要も一定の枠内である、供給体制が競争原理を働かせてむだな投資をして企業の存続に重大な影響を与えかねないということもあり、ここのとこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我が国の自衛隊の場合は、憲法上の枠内で自国の安全を守る、専守防衛、攻められてきたとき国民を守り、平和を維持していくということでありますから、その意味では欧米諸国の軍人とは若干違うんじゃないかという印象を……
○国務大臣(額賀福志郎君) 今度の事件をきっかけとして防衛庁・自衛隊の行政について考えましたときに、やっぱり基本的に考え直す必要があると。どういうふうにしたら問題解決になるかということの一つとして自衛隊員の再就職の問題を取り上げて、これを広く議論して考え方をまとめてみたいというふ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本の防衛力を支えるものの一つは、生産基盤をきちっとしておくことも大事なことであるから、健全な適切な防衛産業育成のために意を注いでいるということは従来も、これからも考えていくべきであると思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 田村委員の御見識あるお話を今伺いまして、私といたしましては自衛隊員の皆さん方が、こういう事件が起こって大変国民の皆さん方にも申しわけないという気持ちを持っておりますし、この信頼を取り戻すためには自衛隊員が我々と一緒に信頼回復のためにどうしたらいいかとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の佐藤委員の御指摘のとおり、やっぱり一つ一つきちっと解決をしていくことが大事であるというふうに思っております。そういうことをやっていくことによって国民の信頼が回復されていくものという意味では、佐藤委員と全く同じ考え方を持っております。  いわゆる上...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私といたしましては、私が報告を受けている範囲でお答えを申し上げますと、一定のルールに基づいてこういうふうに解決すべきであるというパターンがなかったときにこの問題を解決していったと。その東洋通信機問題が出てきたときの前例としてはただ一つ日本工機の問題があ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう強い疑惑、犯罪性のあるような企業に対しては毅然たる態度で臨むのが当然であるというふうに思います。
09月17日第143回国会 参議院 外交・防衛委員会 第5号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 前回、九月十日に本委員会におきまして調達実施本部の問題について御報告をさせていただきましたが、その後の事態の動き及びこれに対する防衛庁の対応を中心に、ここに改めて御報告をさせていただきたいと思います。  今月三日に、東洋通信機事案に関連して、上野憲一...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 依田委員から御指摘のとおり、私も防衛庁が調達している装備品等には一般の市場原理がストレートに働いて価格が形成されている次元とは若干違う特徴があるというふうに思っております。  その特徴といたしましては、まず、航空機製造事業法、武器等製造法等の法令の適...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この点につきましては、東洋通信機事件が発覚、表面化いたしましてから、防衛庁として内部調査を進めてきたことは前の報告でも申し上げたとおりでございます。  その調査に基づいた防衛庁としての考え方とかあるいは評価について検察庁に、表現はどういう形だったのか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、高村外相からお話がありましたように、米国から、北朝鮮の打ち上げたいわゆる弾道ミサイルは人工衛星ではなかったのかという発表があったことは承知いたしております。  もともと防衛庁といたしましても、米軍の情報とか防衛庁で集めた情報を加味して総合的に検討...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 小渕政権になって防衛庁長官を拝命いたしまして、普天間対策の本部長も仰せつかっているものですから、できるだけ早く沖縄をこの目で見て、この足で踏みしめて実感をしてまいりたいというふうに思っておったのでありますが、なかなか時間がとれなかったのでありますけれど...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 齋藤委員の御質問でありますけれども、先ほど改めて報告をさせていただきました二ページ目のパラグラフ二つ目に、「さらに昨日、現下の状況を踏まえ、」調査委員会、これは文書の管理実態に関する調査委員会というのを設けて内部調査をしてきたわけでありますが、その調査...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 報道にありますように、東通案件で組織ぐるみで証拠隠しをしたとか、そういう事態が事実であるとすれば、これほど重大な問題はないわけでございまして、その事実関係をまず究明することが喫緊の課題であるし、私に課せられた仕事であるというふうに思っております。もし内...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先日の閣議におきまして、私は、防衛庁・自衛隊において一連の元本部長及び副本部長が逮捕されたりあるいはまた強制捜査を受けたりしていること、しかもなおかつさらに証拠隠滅等の疑いもあり強制捜査も受けるということに至った経緯につきましては、一切の弁明の許される...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、新聞報道によりますと、昨年の九月とか、あるいはまたことしの五月とか、あるいは八月から九月にかけてとかということについていろんな証拠隠滅の疑惑があるとかいうことが報道されておりますから、一連の問題についてまず真相解明をするということ、もう一つはこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、齋藤委員御指摘の、昨年九月、本年五月、それから八月から九月にかけてというのは新聞報道になされていることでありますから、その事実関係をきちっとしていくために、一方で捜査当局の捜査も進んでいることでございます、その捜査に影響を及ぼさない限り、全力投球で...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 委員長が事務次官で、副委員長が参事官、調査員は経理局監査課長、人事教育局人事第一課長、長官官房総務課長、長官官房秘書課長、長官官房防衛審議官が言ってみれば枢要なメンバーになります。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは今、客観的に見て余り東通案件にかかわり合いのない人が担当していると思いますけれども、ちょっと官房長に。
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題については既に東京地検で捜査が入っておりますので、我々は捜査に全面協力をするつもりでありますので、東京地検でも真相を解明していくものと思っておりますし、我々もまたそれを期待するものであります。  一方で、私どもも国民の皆さん方に対して信頼を回...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでの報告の一端の中に、自宅に持ち帰っていたり保管場所を移していたりとかいう報告はありましたけれども、これが体系づけてどういうふうな形で、どういう書類がそういうふうになされたかということまでまだ究明されていないところがあるわけであります。ですから、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは全体的な中での一報告でございますけれども、例えば五月ごろという新聞報道がありますけれども、四、五月というのは年度がわりで、不要な文書というのは一般的に焼却するケースが多いというふうに報告を受けております。そういう中で、今度の事案に関係するものが含...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 既に調査委員会で八十名前後の者から事情聴取をしている中で、断片的な問題については報告しているわけでありますけれども、あと数十人の職員から聴取をして、その上で総合的に整理をしていくことが大事であると思っていますし、その中で、例えば焼却をするということは公...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今東京地検でも捜査を推進して、進展させているわけであります。そういう捜査に影響を与えない、妨害しないという限りにおいて職員の事情聴取を行っている。あと数十名聞かなければならないというふうに聞いておりますので、できるだけ早く、スピーディーにこの調査を終え...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 調達本部、それから内部部局の関連するところと聞いております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 全部についてはちょっと……。  家宅捜索を受けたということで、どこからどこまで受けたかということについて、今全部頭の中に入っているわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 捜査に影響があるかないかにもよりますけれども、概要については聞いております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 官房長からは、検察に行って事情聴取を受けたという話は聞きました。捜査に影響を与えない範囲の報告は聞きましたけれども、詳細にわたっては聞いておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、今後の捜査にも、私の判断でそういうことが私の口から言っていいのかどうか、非常に私は今、言うべきではないと。これは、検察当局がこれから解明していくことになるであろう。何から何までこういうことを受けていたとか、そういうことの一般的な話の報告を受けた...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 捜査に影響を与えない範囲で私は聞きたいという気持ちでありましたけれども、藤島官房長は何時から何時まで事情聴取を受けておりましたと、そういう一般的な概要の話しか聞いておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、内部調査をきっちりとしていくためには、既に検察庁で事情聴取を受けた官房長がトップではきちっとした内部調査ができるかできないか等々の問題もあり、私自身が事務次官に命じたということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは私自身の判断で、最高のトップである事務次官をして事実解明をさせることが最も適切であるという判断をしたからであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) それはさまざまの問題、先ほども言いましたように、私は深刻かつ重大な事態と受けとめて、これは本格的に内部調査をしなければならないというふうに判断をしたからであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 職員に対してはありません。事情について、事務次官なりを呼んでその実情について報告を受けました。そして、それぞれ問題によっては指示をしているところであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の時点で全体の中身が、全部内部調査の事情を聞いているわけではありませんから、あと数十人聞いた上で、体系的に総合的に中身が分類をされて、その上でどういうふうに判断をするかが私の仕事であろうというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) それは私が聞いているわけではありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど調査委員会を強化したというのは、委員長に事務次官、副委員長に参事官をし、調査員に何人かを配置をいたしまして、職員に話を聞かせているところであります。  その上に立って、それを整理していただいて、また逐次私は次官なり副委員長から話を聞いて適時適切...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 議院内閣制の大臣でありますから、私は国民の代表の一人でもあります。行政庁のトップでもありますけれども、行政のあり方をチェックする、そういう立場でもあります。行政を行うと同時に国民的な視点に立って行政がどう行われるべきかということも考えなければならないと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私の責任につきましては、今おのれをむなしゅうして、私情を挟まないで事実関係をきっちりと明らかにすることである、それが国民の信頼を回復する第一歩である、そういうふうに考えております。したがって、捜査には全面協力をし、東京地検が真実を明らかにすることを期待...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 野中官房長官がそういう発言をしたということは聞いておりません。  また一方で、私は、東通事件に関連をいたしまして証拠隠滅のために大量に焼却をしたりとか隠滅を図ったという新聞報道があって、これは事実だとすれば大変なことであるという、衝撃的なことでありま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、私はおのれをむなしゅうして事に当たる、それ以外自分の責任を果たすことはないというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 九月一日に調達実施本部内で、家宅捜索を行われる際に、言ってみれば注意事項的に、業務遂行上必要な書類があればコピーをとらせていただくようにしなさいとか、あるいは自分の私物も捜査対象になりますよとか、そういう話のことを注意書き的に行ったということを聞いてお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは断片的な話であり、それをどういうふうに考えていくか、またこれからも、事情聴取というと語弊がありますけれども、話を聞いていかなければならない職員が多数残っておりますので、それを総合的に聞いた上で判断をさせていただきたいと思うし、またこれはいずれ、高...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、検察庁に出したということを聞いております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私どもが米軍の情報と我々自体で得た情報に基づいていろいろと総合的に分析をいたしました結果、弾道ミサイルの可能性が強いというふうに分析をし、公表をさせていただいたところでありますけれども、アメリカ側で人工衛星が失敗した可能住が強いということの公表があった...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それは、アメリカの分析と我が方の分析との意見交換の上で考えられることであって、今の時点で申し上げることはできません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々が情報収集をした独自の情報、それからアメリカの情報も兼ね合わせて我々の分析結果を可能性が高いという表現で、人工衛星の可能性は少なく弾道ミサイルの可能性が高いということで報告をさせていただいたわけでございまして、その点についてアメリカと共有の情報を持...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、小泉議員御指摘のとおり、この問題について、東通事件に関連をした証拠隠滅的なものが大量に行われていたということが新聞の報道のとおり事実であったとすれば、これはまことに私も、先ほどの御報告で申し上げておりますとおり、重大な案件であるというふうに受けとめ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 三回あったというふうに断定ができるわけではありませんけれども、それは新聞報道によるとそういう報道がされておりますので、そういう事実関係があるかどうかについて調べをしているということであります。つまり、三回にわたってやらせてもらっているということでござい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今のところ、しっかりとした情報がまとまっているわけではありません。今、累次事情を聞いているという最中でございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 全部は読んでおりません。概要について、概要というか要旨というか、そういうものを読ませていただいております。
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題は東京地検にありまして背任事件として捜査がなされているわけでありますから、この問題に支障が起こることにもなりかねないので、ここは遠慮させていただきたいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 感想も控えさせていただきたい。
○国務大臣(額賀福志郎君) 読んでいないのではなく、要点はよく読ませていただきました。
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題については東京地検の捜査の対象になっている問題であります。したがって、事実関係が捜査によって明らかになっていくことを期待いたしますとともに、私どもも今後いろんな調達制度委員会を設けてチェック体制とかあるいは処理基準だとかさまざまなことを考えてい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) その時点における当庁の調査においては、今回の事案が生起してしまうと考えるだけの事実関係を把握していなかったことから、過去の国会の答弁というのはその時点までの調査等に基づいて行われてきたものというふうに考えざるを得ないと。  防衛庁は、言ってみれば強制...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は今この通信・GM懇話会の存在について残念ながら初めて聞いたわけでございますけれども、一般論からいえば、私はスマートな形で第一線で防衛産業に携わっている方々の意見を聞くことは間違いではないというふうに思います。  しかし、これがゆがんだ形で商売だと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この調達制度調査委員会につきましては、今メンバーについて了承を得ているところでございまして、ほぼまとまりつつありますので、でき得るならば今月中に一回やらせていただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 田委員おっしゃるとおり、この問題が起こってきましたのは、調達制度をめぐる過払いだとか過剰請求だとかということでありますが、その背景には、言ってみれば装備品の生産基盤、そういう問題とも絡んでくるわけでございますから、当然多方面にわたっていろんな意見を聞く...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 貴重な御意見として承っておきますが、我々としては、契約システムのチェック体制とか供給体制にどういうふうに競争原理を入れることができるのかとか、そういった形で対応していきたいと思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 田村委員御指摘のとおり、私も一連の事件が表面化をいたしましたときに、防衛庁、自衛隊というのは、言ってみれば国民の皆さん方の生命、財産を守り国の安全を確保するために日夜汗を流している人たちであると。そういう中でこういうことが起こったことはまことに私として...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今お話をいたしましたように、一連の問題について国民の皆さん方の前に隠し事はしないうそはつかない、そういう考え方のもとに事実関係を明らかにし、そしてまた二度とこういうことが起こらないようにしていく、そういうことが私の最大の責任である。事実関係を明らかにし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これまでの経緯はもう田村委員御承知のとおり、防衛庁としては米軍の情報と我が方の情報を合わせて、これは弾道ミサイルの可能性が高いというふうに公表をさせていただきました。それはどこの機関でも人工衛星というものの回っているのを確認していないということがあった...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題は、水増し請求事件について背任容疑で当時の諸冨元本部長、それから上野副本部長が逮捕されていることでありますから、これにかかわる問題でございますので、その捜査の状況を見守っていきたいというふうに思っております。  捜査の結果を見た上で考えていか...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 佐藤委員のおっしゃるとおりでございまして、これを機会に的確に、調達制度調査委員会をつくっておりまして、処理基準等、捜査の結果を参考にしながらつくっていくことが適切であろうと思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 秋山次官を信頼し、事実関係をはっきりと究明させていただきたい。そして早急に、できる限り早く国民の皆さん方に明らかにしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 事実関係を全部調査をして明らかにしてほしいというふうに私が指示をしました。
○国務大臣(額賀福志郎君) 毎日新聞のインタビューでありますが、これは七月三十一日の深夜、私が防衛庁長官を拝命いたしまして、防衛庁本庁に参りまして、深夜記者会見をしたときに、記者団から質問を受けたことの会見の中身でございます。したがって、私が初めて防衛庁に入ったときにこの質問があ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは七月三十一日の深夜のことでございまして、久間防衛庁長官との引き継ぎはその後で行いまして、防衛庁長官からは概要を聞きまして、しっかり頼むぞというふうに言われまして、今日に至っているということであります。
09月18日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○額賀国務大臣 おはようございます。  前回九月十日に本委員会におきまして調達実施本部の問題について御報告をさせていただきましたが、その後の事態の動き及びこれに対する防衛庁の対応を中心にここに改めて御報告をさせていただきます。  今月三日に東洋通信機事案に関連をして上野憲一元...全文を見る
○額賀国務大臣 今安倍委員の御指摘のとおり、もし、報道されているような、東通事件に関連をいたしまして大量に証拠隠滅が組織的に行われているような事態が本当だとすれば、まさにこれは、国民の生命財産を守る防衛庁、自衛隊におきましては、国民の信頼の失墜につながることであると受けとめており...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど申し上げましたように、十二日にそういう証拠隠滅の疑念の報道があって以来、即座に内部調査に着手をしたわけでありますけれども、検察当局で捜査が行われているときでもあり、捜査に影響がない範囲で、我々は精力的に職員の話を今聴取をしているところである。既に昨日までに八...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもも、安倍委員御指摘のとおり、米国の発表については承知しているわけであります。  防衛庁といたしましては、米軍の情報と我々が独自で入手した情報をかみ合わせをいたしまして、総合的に検討した結果、今回の北朝鮮のミサイル発射により実際に人工衛星が打ち上げられていた...全文を見る
○額賀国務大臣 昭和三十一年の政府見解は、つまり、我が国にどこかの組織なり国が攻撃をしかけてきて、我が国が報復措置ができないということで、ただ死を待つばかりという状態でいいのかということに対しては、他に代替手段がなければその敵地、発進基地をたたいてもいい、それは自衛権の範囲内であ...全文を見る
○額賀国務大臣 特定の国の名前を挙げて議論することはいかがなものかと思いますけれども、どこかの国あるいはどこかの組織から日本が攻撃を受けたときに、我が国が装備しているものでそこをたたくことができるかどうかというのは、そのときの距離とかさまざまの要因にもよるものと思っておりますが、...全文を見る
○額賀国務大臣 今安倍委員のおっしゃるように空中給油機を保有、運用いたしたとしても、現在の自衛隊は敵の基地を攻撃する目的に装備体系をしているということではないので、自衛隊が敵基地に対し軍事的な有効な攻撃を行うかどうかということはなかなか難しいのではないかというふうに思います。
○額賀国務大臣 先ほども申し上げましたけれども、私どもは、アメリカの情報と、我々も八月中旬ごろから艦船や飛行機等を出しまして警戒態勢をしき、情報収集に当たってきたわけでありまして、独自の情報も得ていたわけであります。アメリカの情報だけに頼るのではなく、みずから得た情報に基づいて総...全文を見る
○額賀国務大臣 どこからということではなくて、最近は、冷戦後やはり核の拡散だとか、あるいは弾道ミサイルの拡散だとか、大量破壊兵器等々の脅威が増している、アジアにおいてもそういう動きが見られている、そういう中で、我々の安全はどうやって守っていくのかということについて当然考えていかな...全文を見る
○額賀国務大臣 もちろん、北朝鮮が我々に何の通告もなく、警戒水域の設定もなく、弾道ミサイルであろうと人工衛星であろうと打ち上げたということは、それだけの技術を持っているということでございますから、これは我が国の安全、あるいはアジアの地域ばかりではなく、大きな不安定要因になっている...全文を見る
○額賀国務大臣 二年前からアメリカと、弾道ミサイルについては早期警戒情報を得るという仕組みになっておりまして、今回も北朝鮮の弾道ミサイルの発射については、米軍から情報を、第一報を得たわけであります。情報を得たけれども、ではそれに対応する措置というのは何かできるのかということであり...全文を見る
○額賀国務大臣 これまで会計検査院には御報告を申し上げて、後で御報告を申し上げておった、そのときに、即座に違法ではないというふうにも聞いていたという報告は受けておりました。
○額賀国務大臣 装備局長はこの問題についていろいろ経緯を承知しておりますから、そのとおりであろうと思っております。
○額賀国務大臣 今の御質問に対しましては、これはもう既に検察に行っておりますので、我々が持っているわけではございません。したがって、また捜査に直接関係することでございますので、我々の判断で今は対応できるものではないと思います。
○額賀国務大臣 防衛庁、自衛隊というのは、国民の生命と財産を守り、国の安全を確保するために日夜汗を流している方々が集まっているところであります。そういう純粋な気持ちで活動している中で、こういう幹部の逮捕者を出したり、強制捜査を受けたりした事態が起こったことについて、私は大変重大な...全文を見る
○額賀国務大臣 東通事案に関連してそういうことが組織的に大量に行われたかどうかということについては、今、調査委員会を設けて捜査に影響を与えないような範囲において毎日職員から事情を聞いているということでありまして、鋭意この調査を進めて、できるだけ早く結果を出すように努力をしていると...全文を見る
○額賀国務大臣 それまでの長年の慣例等あるいは調達本部の権限等々のこともあったかもしれませんけれども、若松委員御指摘のとおり、こういう問題については、やはり議院内閣制でありますから、長官は行政のトップであると同時に国民の代表者として行政をどうしていくかという視点も持たなければなら...全文を見る
○額賀国務大臣 今御指摘のような報道が事実とすれば、つまり、東通案件をめぐって大量に文書等を焼却して証拠隠滅をはかったというようなことが事実であるとすれば、これはまことに重大な案件であり、私どもはまずその前に、事実関係をみずからの自浄能力を示す形で明らかにしていくことが前提である...全文を見る
○額賀国務大臣 今、事実関係の究明に全力投球をいたしております。その事実関係を明らかにした上でそういうことは考えるべきものと思っております。
○額賀国務大臣 私は、先ほど来言っておりますように、一連の問題について、捜査に協力をいたすことと、そして真実解明をやってもらうようにこちらも全面協力をするということ、と同時に、私どもも自浄能力を発揮して、事実関係を明らかにするように秋山次官に指示をし、今一生懸命その努力をしている...全文を見る
○額賀国務大臣 おのれをむなしくして、私情を挟まないで断固事実関係を明らかにすることが私の今の当面の責任であるというふうに思っております。
○額賀国務大臣 私は、だから、防衛庁の自浄能力を示す意味で、おのれをむなしくして、私情を挟まないで事実関係を明らかにしていく、その過程で、事実関係がどういう形になっているかということを示すことによってこそ、国民に対して、失われた信頼を取り戻す第一歩であるというふうに思っております...全文を見る
○額賀国務大臣 私が先ほど来言っておりますように、今度の一連の問題は、防衛庁、自衛隊のあり方が問われている、行政のあり方が問われているということだと思います。その意味で、自衛隊の再就職の問題につきましても、これは調査委員会をつくりまして、第三者的な方々の、学識経験者の方々の意見を...全文を見る
○額賀国務大臣 今、委員御指摘のことを率直にお聞かせ願っていろいろと考えましたけれども、私は、今我が国の憲法の中で、そして専守防衛、そういう前提の上に立って自衛隊が成り立っている、そういう意味からいいますと、現状のとおりでいきたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 自衛隊も、国際法的には、現実的には軍隊の扱いを受けているものと思っております。
○額賀国務大臣 そのミサイルを発射するところがどこであるのか、また、そこの発射したところのトップの首脳の意図がどこにあるのか、あるいはどういう継続性をもって行われているのか、規模とか状況とかさまざまなことを考えなければ最終的な判断はできないのではないか。ただ、委員おっしゃるように...全文を見る
○額賀国務大臣 今、冷戦後、弾道ミサイルとか大量破壊兵器とかが拡散をして脅威があるという認識を、あるいはまた大きな不安定要因になっているということは共通の認識を持っておる国々が多いと思います。そういう中でどういうふうにやっていくかということについて、これを得れば完璧に対応できると...全文を見る
○額賀国務大臣 政府の憲法解釈においては、我が国を守る場合においても、必要最小限の武力体制で守るということになっております。これを、戦闘、戦力アップのために攻撃的な機能を高めていくことにはおのずと限界があります。
○額賀国務大臣 今我々は受動的な立場で、そういう意味では防衛体制を整えていることであり、そして、全体的に日本の安全を守っていくために日米安保条約ということを考えて、我が国が攻撃をされた場合は、日米の共同対処という形で我々の安全を守っていこうという形をとっているわけであります。そこ...全文を見る
○額賀国務大臣 私は火力演習に行きたいと思っておりましたけれども、国会の日程でどうしても都合がつかなくて、残念に思っております。また、委員御指摘のように、練度の高い航空士が訓練の中で事故を起こしましたことにつきましては、改めて残念であり、心からお悔やみを申し上げたいというふうに思...全文を見る
○額賀国務大臣 今委員御指摘の件につきましては、ああいう報道が、例えば東通案件に対しまして、大量の文書が組織的に焼却をされたというようなことが事実であるとすれば、これはゆゆしき事態であり、我々も徹底的に解明をしなければならないということで、委員会を設けまして、今職員から話を聞いて...全文を見る
○額賀国務大臣 今全体的にそういう話を聞いているところであり、だれからの指示でこうしたというようなことが明確にまだ整理されているところではありません。全体の中で、これを、事情聴取を終えた段階できちっと整理をさせていただきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 移す場合は、いろいろな書類があったと思うんですけれども、そういうことも含めて今事情聴取、事情聴取と言うと語弊がありますけれども、職員から事情を聞いているということであります。
○額賀国務大臣 防衛庁の元幹部が背任容疑で逮捕され、そして防衛庁が強制捜査を受けたということについては、まことに国民の信頼を失墜したことであり、重大なこととして私も深刻に受けとめているわけでございます。  したがって、検察当局の捜査に全面協力をして真実を明らかにしていただくと同...全文を見る
09月18日第143回国会 衆議院 本会議 第12号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 御報告をいたします。  調達実施本部は、平成六年二月、東洋通信機株式会社から提出をされました契約に関する原価計算の見積資料等に問題があったことから、同年三月から四月にかけて特別調査を実施したところ、加工費の工数計算に問題があることが判明をいたしました...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 安倍議員にお答えをいたします。  再発防止についてのお尋ねでありますけれども、本年二月におきまして調達実施本部で取りまとめ、公表した原価差異事案再発防止策を着実に実施するとともに、本件問題が防衛庁、自衛隊の行政のあり方について問われているものと認識を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 坂上議員の質問にお答えをいたします。  私は、このたび防衛調達品をめぐりまして防衛庁幹部が逮捕をされ、しかも、なおかつ防衛庁に強制捜査が入ったことにつきまして、まことに重大な事態だと受けとめております。しかも、なおかつ防衛庁が組織ぐるみで大量の証拠書...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 赤松議員にお答えをいたします。  内部告発についてのお尋ねでございますけれども、今回の装備品購入をめぐる背任や証拠隠滅疑惑につきましての内部告発等がその端緒となったものであろうと考えておりますけれども、今回の事件の反省に立って、このような案件が二度と...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 東議員にお答えをいたします。  まず、組織的証拠隠滅等についての責任はどう考えるかということでありますけれども、いわゆる四社事案に関連をして、調達実施本部において組織的に東洋通信機に関する資料の大量焼却といった証拠隠滅を行っていたとの報道がなされたと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  その前に、先ほど、東議員からの御質問の中で、自衛隊員の再就職の在り方に関する検討委員会について既に設置をしたというふうに話をいたしましたけれども、これは近く設置することになっておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  保坂委員の御質問でございますけれども、最初に、防衛庁の姿勢についてのお尋ねでございました。  いわゆる四社事案に関連しての、調達実施本部において組織的に証拠隠滅を行っていたとの報道がなされたところであり、そのような疑いが持た...全文を見る
09月24日第143回国会 衆議院 本会議 第13号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 中谷議員にお答えをいたします。  まず、弾道ミサイル防衛の共同技術研究に関する質問でありますけれども、2プラス2におきまして、共同技術研究を実施する方向で作業を進めていくことを表明したところでありますが、これは、共同技術研究を実施する方向性を示し、そ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 東先生の御質問にお答えをいたします。  弾道ミサイル防衛の共同技術研究に関する御質問でありましたが、私が共同記者会見で申し上げましたのは、政府として共同技術研究に着手することを決定したわけではないが、共同技術研究を実施する方向で作業を進めていくことを...全文を見る
09月25日第143回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○額賀国務大臣 まず最初の問題でありますが、この対人地雷禁止条約及び国内実施法が国会において承認、成立をした場合は、自衛隊及び民間業者は在日米軍の対人地雷を輸送することはしません。山中先生のおっしゃるとおりであります。  それから、二番目の指向性散弾とかそれから対人障害システム...全文を見る
○額賀国務大臣 今先生おっしゃるように、この国内法が成立、承認されれば、自衛隊、民間業者は輸送はできないことになります。
○額賀国務大臣 そのとおりであります。
○額賀国務大臣 この問題については、ACSAの協定と対人地雷の問題は別の問題というか、政府は政府の権限内で判断をして、この地雷については、国内法が整備されれば輸送はしないというふうに判断をすることにしたいと思います。
○額賀国務大臣 藤田先生にお答えをいたします。  日本列島、海洋国、島国でありますが、海岸線をいただいておりまして、大変起伏も多いし、奥行きはそんなに深くはない。そういう中で、万が一の侵入を防ぐ場合に、対人地雷というのは一つの有力な手だてであったことは間違いがないだろうというふ...全文を見る
○額賀国務大臣 やはり対人地雷とかこういう指向性散弾の防衛上の効果というのは、相手国が侵入をしてきたときに、一足飛びに侵入されることではなく、いろいろと相手が遅滞を起こしたり混乱を起こしたりすることによって、我々の防衛力、反撃態勢が構築できるというか、準備ができるとか、さまざまな...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、条約成立承認後、発効後向こう四年間の間に廃棄をしていかなければならないということでありますから、きちっと予算上もそういう手当てをして、約束事は果たしていくようにしたいというふうに思っておりますが、細かいことについては事務局から話させます。
○額賀国務大臣 これは、装備品の調達にしても、当然、供給総数を拡大して、自由競争の原理が働くようにしていくことが大切であろう。そのために今、調達制度の調査委員会をつくって勉強させていただいておりますが、今回の民間業者に委託する場合も、当然そういう原理的なものが働いた上で選定されて...全文を見る
○額賀国務大臣 当然、日米安保条約に基づいて我が国の安全と極東地域の安全を考えているわけでありますから、地雷の問題についても御相談をしているわけでありますが、私は、アメリカ側から特別のことを言われているというふうには聞いておりません。
09月25日第143回国会 参議院 本会議 第10号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 山下議員の御質問にお答えをいたします。  防衛庁の背任事件とTMD構想についてのお尋ねでございます。  防衛装備品の調達をめぐって国民の信頼を失墜させる事態が生じましたことにつきましては、まことに遺憾であり、大変申しわけないと思っております。  ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 清水議員にお答えをいたします。  まず、調本の透明性確保とBMDに関する御質問がありました。  防衛装備品の調達行政に関する検討につきましては、部外の有識者から成る防衛庁調達制度調査検討会を昨日第一回の会合を開きまして、調達実施本部の発足を初めとす...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 月原議員の御質問にお答えをいたします。  まず、人工衛星による情報の入手についてでございますけれども、防衛庁におきましては、御存じのように、従来から商用の地球観測衛星の画像データを利用して画像解析業務を実施してきております。防衛庁としては、今後とも、...全文を見る
09月25日第143回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  まず、人工衛星か弾道ミサイルかという話につきましては、防衛庁側といたしましては、独自の情報とアメリカ側の情報を加味しまして総合的に検討した結果、人工衛星の可能性は低い、弾道ミサイルの可能性が強いという分析をしておったわけであり...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、野沢委員御指摘のとおり、私どもは、東洋通信機をめぐる背任事件によりまして元調本の副本部長を初め何人かが起訴されました。しかもなおかつ、防衛庁は強制捜査を二度にわたって受けたわけでございまして、これはゆゆしき事態であり、私どもは、今後公判を通じて真実...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 弾道ミサイルにつきましては、我が国あるいは北東アジアにとりまして、あるいはアメリカにとりましても脅威であるという意味では共通の認識を持ったということであります。北東アジアにおいては大きな不安定要因であるということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、弾道ミサイルは脅威であるという共通の認識を持ったと。北朝鮮が脅威であるとは申しておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 北朝鮮は、人工衛星であるか弾道ミサイルであるか、まだ私どももどちらかというと弾道ミサイルの方が可能性が強かったんではないかという分析をしておりますが、引き続いて分析中であります。この問題については、無通告で発射されたことであり、我々にとっては脅威と受け...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先般の2プラス2におきましても、今度の北朝鮮の弾道ミサイルの発射というものは、我が国民の関心を大きくしたばかりでなく、世界じゅうの皆さん方の弾道ミサイルに対する関心を大きくしたものと思っております。  したがって、2プラス2におきましても、日米安保条...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今この問題が発覚をいたしましてから、防衛庁ではいろんな制度改革を行うために制度調査をしておりまして、今、高野委員御指摘の二百八十社につきましては、この原価計算あるいは経理のあり方、要求の仕方等々につきまして鋭意調査を行っているところであります。二百八十...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題は、新聞の報道で、証拠隠滅のために大量に組織的に文書が焼却されたりということがあったわけでありまして、もしそういうことであるならば大変重大な事態であり、もちろん捜査当局でも、我々は全面協力をしておりますから事実を明らかにしてくれるものと思ってお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 小泉議員御指摘のとおり、二十一億円の返還金額につきましては、私どもも検察庁の捜査によって新たな事実がわかってきたこと、また当時の調達本部の幹部の皆さん方の中でも間違っていたという見解を示していること等々から、我々が内部調査によって返還額の積算根拠をつく...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来申し上げておりますように、そういう大量に組織的に証拠隠滅があるかないかについて、我々も重大に受けとめて調査に入ってきておりまして、百八十人ぐらいの方々から話を聞いたと。  現段階におきましては、報道の中で指摘されておりました昨年九月、本年五月...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど申し上げましたように、私も上申書について、概要について就任の後に読ませていただきましたけれども、当時は防衛庁内部で強制捜査権がない中でいろいろ考えた、よりベターな案だったんでありましょうけれども、その後、検察庁の捜索とかあるいは調達本部の幹部の皆...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 最も適切なやり方ではなかったし、今考えると間違っておったということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) この上申書についての考え方については、私が今述べたことによって公になったものと思っております。上申書は検察庁にあるわけでありますけれども、検察庁も捜査過程の中でこれは間違いであるということの立件をしているわけでありまして、公判で明らかになっていくであり...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 手続的には、これは既に上げたものが検察庁でどういうふうに扱われているかどうかでございますけれども、考え方としては間違っておったということでありますから、撤回すべきだと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 能力を買われて行ったのか定かではありませんけれども、いずれにいたしましても、名前だけ置いておいて給料は汗をかかずにもらうというようなことは許されるものではないというふうに思っております。  したがって、そういうことも含めて、ただいま総理からお話があり...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 新聞でたすきがけとかいろんな話がありましたが、たすきがけというのは昔小さいころ田舎で母さんがこうやっていた姿しかわかっておりませんけれども、実態的にそういうことがあること自体がおかしいのでありまして、小泉先生、これは現象面をその場その場で覆っていっても...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いや、ですから、自衛隊員の再就職につきましては、もちろんほかの国家公務員のあり方が今議論されております、あるいは退職のあり方も議論されておりますから、そういうことも含めて考えていく必要があると思っております。  自衛隊員の場合は、特徴を挙げるとすれば...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは2プラス2におきまして、SACOの最終報告についてお互いに関心を持っておりますし、私どもも全力投球でこれを完成させていく努力をしていきたいという話をいたしました。
○国務大臣(額賀福志郎君) これはもう照屋議員すべて御存じでありますが、普天間飛行場の移設先については、SACOの中間報告以降、嘉手納弾薬庫地区あるいは嘉手納飛行場、キャンプ・シュワブ等々が候補地として挙がったわけでありますけれども、沖縄県議会におきまして、環境問題だとか自然の問...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、私は先ほど申し上げておりますように、これは何が沖縄県民あるいは全体の安全保障等々から考えて一番適切なのかというと、まず話し合いのテーブルに着くことではないのか。それぞれ私はこうだ私はこうだということで、オール・オア・ナッシングでは現状維持で一歩...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は知事選のことについて言及するわけにはまいりませんけれども、知事も政治家であるならば、やっぱり沖縄県民の声を背負って、そして自分がどうすれば前進をしていくのか当然考えてくれることを期待したいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) BMDにつきましては、先ほど来申し上げておりますように、日米間ではこの数年間総合調査を展開してまいりまして、我が国におきましても弾道ミサイル防衛についてどう考えていくかということは大きな国策上の問題でありますので、今回の2プラス2の会合におきましては、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 共同技術研究に着手するということを決めたわけではないけれども、実施する方向で政府内の作業を進めていきたいということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 日米防衛首脳会談におきましては、私の方から、今後日米共同研究を実施する方向で作業を進めていく際に、日本側としては海上配備型上層システムを対象として我が国が技術協力を行うことが可能であることを調整していきたいという話をいたしました。  具体的に言います...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  既に申し上げましたように、当時の調本の幹部の皆さん方は当時の返還額の積算根拠は適切でなかったという意見を述べておるし、東京地検の捜査によってもその根拠が覆されておりまして、私どももそういうことを考えて、ほかの関係法案との絡みを...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 御指摘の点につきましては、四社事案関連文書の管理実態に関する調査委員会に対しまして、我々の内部の調査委員会に対しまして、九月三日の調達実施本部の家宅捜索の前に執務室内の資料を自宅以外の場所にも移動して保管していた旨、申し出があったことは承知をいたしてお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) コーエン長官との間で偵察衛星の話はしませんでした。
○国務大臣(額賀福志郎君) 月原先生はよく御存じでありますが、この原価計算の根拠、これをちょっと調べてみますと、算定基準に対する考え方は昭和三十七年五月に制定されて、その後七回の改正を経て、最後は昭和四十九年の国会等で論戦を受けて、それも含めて七回の改正を経て今日に至っているとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 残骸は見つかっておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 責任の問題とかやらなければならないこと、あるいは責務とか、さまざまな考え方があろうかと思っておりますけれども、私は問題が起こったら真正面から取り組んで、何をなすべきかを考えることが第一であるというふうに思います。  したがって、今防衛庁でさまざまな事...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、どんなに組織を立派につくっても、そこで働く人がきちっとしていなければ組織が光らないわけでございまして、もちろん人がきちっとしていなければなりません。規律を保ち、しかもなおかつそこを風通しよくして回転をよくするとか、そういうことを考えながら、こう...全文を見る
09月28日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○額賀国務大臣 御質問にお答えをいたします。  また、佐藤委員からは、温かいお見舞いの言葉をちょうだいいたしましたが、大したけがでもなくてよかったと思っております。御心配をかけて大変恐縮に思っている次第でございます。  なお、2プラス2の席におきまして、高村外務大臣それから私...全文を見る
○額賀国務大臣 佐藤委員御指摘のとおり、島国である我が国におきまして、また専守防衛的な立場からいたしますと、費用対効果の上から見ましても有力な兵器の一つであるということは間違いがないというふうに思っておりましたし、これまではそう考えてきたわけでございます。  しかし、小渕総理が...全文を見る
○額賀国務大臣 廃棄方法につきましては、これまで安全性及び経済性の観点から鋭意検討をしてまいったわけでございますけれども、委員御承知のとおり、同条約で定められた廃棄期限、これは、発効後四年以内に保有する対人地雷の廃棄を確実に、また効率的に完了しなければならないということになってお...全文を見る
○額賀国務大臣 とりあえず代替手段が装備化されるまでの間は、指向性散弾といいまして、これは、自衛隊員が自分の目で、どこかの国が侵入をしてきたというようなときに、遠隔操作でもって金属の破片を集中的にばらまいて敵の侵入を防ぐというような仕組みを今考えているわけでございます。それと同時...全文を見る
○額賀国務大臣 佐藤委員御承知のとおり、新ガイドラインにおきましては、米軍物資、これは弾薬を含む米軍物資の輸送協力がなされるというふうに記述されているわけであります。これは今、国会に上程をされておるところでございます。  一方、対人地雷禁止条約について、これが承認をされていくこ...全文を見る
○額賀国務大臣 今の藤田委員御指摘の件でございますけれども、私も新聞を見てすぐ調査を命じたわけでありますけれども、平成二年の六月にフィリピンでバッジシステム関連資料が発見されたという情報を入手したことから、防衛庁において調査を進めた結果、防衛庁におけるマル秘相当の資料一点を含むバ...全文を見る
○額賀国務大臣 今藤田委員御指摘のとおり、バッジシステムというのは、我が国に対する航空侵攻が生じた場合に、侵入機をいち早く探知をしまして、我が国が保有する戦闘機や地対空ミサイルの中から最も有効なものを選択して侵入機に向かわせ、また戦闘機の要撃管制を行うなどの行為を迅速にとることで...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁と契約企業は、秘密の漏えい等の危険を防止するため、契約条項において、秘密の保全に関する規定を設けております。当該企業の責任において秘密の保全を行う旨、秘密保全に関する訓令というものが定められているわけでございます。  今回の事案の当事者とは、防衛庁とNEC...全文を見る
○額賀国務大臣 藤田委員御指摘のとおり、我が国の安全を守るためにこういったことが漏えいをしていくということ自体が規律が緩んでいることになっておりますので、防衛産業との間においてもきっちりとした対応措置をとって、再びこういうことがなく、国民の皆さん方に心配をかけることがないようにさ...全文を見る
○額賀国務大臣 今回発覚した問題につきましては、当庁においてかつて進めた調査によりますと、当庁におけるマル秘相当の資料一点を含むバッジシステム関連の内部資料七十一枚がNECから外部に漏えいしたことになっておりますけれども、この中には、米国側から提供された装備品等にかかわる秘密は含...全文を見る
○額賀国務大臣 今、一連の今回の問題は、防衛庁、自衛隊のあり方が問われている、行政のあり方が問われているという問題認識のもとに、調達制度検討委員会というものと、自衛隊の再就職の問題についての委員会をつくっております。それぞれ、私は、自衛隊のOBの方々に対して、その経験を踏まえ、ま...全文を見る
○額賀国務大臣 そういうことはありません。
○額賀国務大臣 弾道ミサイルにつきましては、日米間で総合的な調査研究をしてまいったわけでございまして、先般の2プラス2で共国技術研究を実施する方向で我が国の政府内の調整をするという方向づけをさせていただいたわけであります。したがって、我々の防衛政策上の大きな課題として取り組まさせ...全文を見る
○額賀国務大臣 弾道ミサイルについては、先ほど申し上げましたように、共国技術研究を実施する方向で今政府内の調整を進めさせていただいているという段階でございます。  一方、先ほど偵察衛星についてという御質問でございましたけれども、私が言いましたのは、我が国防衛庁としても、いろいろ...全文を見る
○額賀国務大臣 私まだその建物を見ているわけではありませんけれども、明治末期のころつくられたれんがづくりの建物であるということでありますから、地域づくりの中でうまく密着する方法があるのかないのか、先生の御提言を踏まえて、ちょっと勉強させてください。
○額賀国務大臣 今、一連の調達実施本部をめぐる背任事件については、先般、調達本部の本部長、副本部長が起訴されまして、事件の中身は公判の中で明らかにされていくということになっておるわけであります。  一方で、こうした事態を起こした私どもといたしましては、防衛庁あるいはまた自衛隊の...全文を見る
○額賀国務大臣 その点につきましては委員御指摘のとおりでございまして、これは、事案発生当時、故意過失の立証の困難性、それから過失相殺の要求への対応の可能性等から、不法行為として追及することが非常に難しいということから、和解交渉によって国の損失の早期回収を図ろうとしたということで、...全文を見る
○額賀国務大臣 そのとおりであります。当時の積算は適正ではなかったということであります。
○額賀国務大臣 赤松委員の御指摘を踏まえて、今後も公開性、透明性を持って対応させていただきたいと思います。
○額賀国務大臣 新聞に出たのを見て、事務局に事実関係を後に報告せよというふうに指示をしたわけでありますから、ほとんど同時期であろうと思っております。
○額賀国務大臣 これから政府部内で、実施する方向でいろいろ調整をしていくということでございますが、予算に関連したことも含めて作業を進めさせていただきたいと思っております。
○額賀国務大臣 方針が変わったというか、政府で平成八年から、オタワ・プロセスヘの参加を踏まえて、防衛庁としても、対人地雷の使用等が禁止された場合の我が国の安全保障上の影響及び防衛上必要な我が国としてのそれにかわる対応はどうすべきなのかということを検討したわけでございます。  昨...全文を見る
○額賀国務大臣 指向性散弾については、いろいろと予算も計上させていただいて、勉強させてもらっているわけでありまして、これは禁止されている対人地雷の代替品というか、臨時的なものとして機能的には有効なものであるというふうに考えておりまして、代替手段がきちっと装備化されるまでの間、これ...全文を見る
○額賀国務大臣 敵が侵入をしてきたときに、この指向性散弾が機能することによって、敵の侵入がちゅうちょされたり、あるいはおくれたりするという意味では、対人地雷の機能を十分果たし得るというふうに考えているところであります。
○額賀国務大臣 二見委員の御指摘を重大に受けとめているものでありますけれども、当時、防衛庁としては、事案の重要性にかんがみまして徹底的な調査を行ったものであり、その結果、NECの内部資料が漏えいをしたということがわかったわけであります。  防衛庁としては、平成三年四月に、先ほど...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、秘密漏えい事案を公表するかどうか、また漏えいした内容あるいは漏えい者、漏えいルート等、具体的な事実関係を踏まえた上で、当該事案の形態、性質、軽重などを総合的に判断をして考えるべきものと思っております。このNEC案件につきましては、当時、民間企業が作成した内...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えいたします。  これは、秘密漏えいを防止するために契約条項の中で特別条項を設けて企業に対して秘密の遵守を誓わせていると思いますが、その中身について、ちょっと事務局から。
○額賀国務大臣 今二見委員の御指摘でありますけれども、NECに対しましては、NECとの契約については、今般、東洋通信機等の事案も関連しておりますので、十月一日付で、当分の間、真にやむを得ないものを除き契約を差し控えるということを公表したところであります。  今後とも、私どもは、...全文を見る
○額賀国務大臣 二見委員の御指摘を踏まえまして、今後、企業に対しまして厳正な規律保持を指導してまいるとともに、今、私どもで防衛調達の仕組みについて検討調査委員会を設けてありますので、防衛産業のあり方とともに、この問題等についても議論をしてまいりたい。再びこういうことが起こることが...全文を見る
○額賀国務大臣 二見委員御指摘のとおり、我が国の地形的な特徴等々から考えますと、対人地雷の防衛上の機能というものは私は評価されてもいいところがたくさんあったというふうに思っております。  しかし、小渕総裁が対人地雷禁止条約をぜひとも批准するという政治決断をなさったわけであります...全文を見る
○額賀国務大臣 二見委員御指摘のとおり、自衛隊員が持っているこの対人地雷の除去活動におけるノウハウというものは大変貴重なものであり、これを活用していくことは意義のあるものであるというふうに私は思っております。  二見委員御指摘のとおり、国際平和協力法においては、自衛隊の部隊等が...全文を見る
○額賀国務大臣 二見委員の御見解、御見識も踏まえて検討させていただきたいと思います。
○額賀国務大臣 これは、調達実施本部内で、過払いあるいは過剰請求問題をできるだけ早く、国の損失を返還してもらうために、それぞれ企業側から事情聴取をしたりあるいは総合的な決算書類をもとに算定をしたものであり、その意味では調達本部の公的機関で行ったものであります。
○額賀国務大臣 その時点におきましては、防衛庁と契約企業の間で、できるだけ早く国の損失を返還させるために合意点を見出したというふうに受け取っていたわけでございますけれども、今から考えると、それは当然、地検で背任容疑で起訴されたという事実もあるし、また当時、調達実施本部の幹部であっ...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど申し上げましたように、当時の返還額の算定基準、根拠というものはもろもろの要件で我々の調査では不十分であって撤回せざるを得ないということはこれまでも申し述べてきたところでありますから、東中先生のおっしゃるように、国が要求すべき損害額は予定価格訓令を援用して算定...全文を見る
○額賀国務大臣 当時、我が防衛庁内の調査の段階ではそこまで事実関係を把握することができずに、地検の捜査、あるいは当時の実施本部の幹部の皆さん方も適切な根拠に基づいているものではなかったということの声明もあり、東中先生がおっしゃるとおりの撤回と返還を求めることになったわけでございま...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもが防衛庁の考え方をまとめさせていただいたのは二十五日であります。これは、私どもが、内部の調査とかさまざまな要件に基づいてこの当時の考え方を撤回をして、そして予定価格の訓令に基づいて返還額を算定し直して、そして関係法令に基づいて手続を進めていきたいということを...全文を見る
○額賀国務大臣 でありますから、当時の積算額は不適切であったというふうに言っているわけでございます。
○額賀国務大臣 この問題につきましては、東洋通信機事案に関し、東京地方検察庁に対して、その時点での防衛庁としての調査内容を前提として、考え方、評価等についてまとめた上で提出したものでございます。防衛庁から提出されたこの文書については、その後、先ほど来言っておりますように、従来の見...全文を見る
09月29日第143回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○額賀国務大臣 今、石井先生のお尋ねでございますけれども、先ほどの閣議におきまして、本日付で藤島長官官房長につきまして同職を免ずる旨の人事が了解されたところであります。  藤島長官官房長は同職を免じ、伊藤参事官に長官官房長代理を命じたところであります。  今回の人事は、元調達...全文を見る
○額賀国務大臣 既に何回か申し上げておりますように、東通事件に関する文書管理の実態に対する内部調査委員会を設けておりまして、秋山次官には、その調査委員会の委員長として、今鋭意内部調査の実行をお願いしているところであります。
○額賀国務大臣 私どもは、東通案件に関する問題で、組織的に大量に証拠隠滅を図ったという報道が事実であるとすればまことに重大な案件であり、この事実関係を明らかにするために、調査委員会を設けて鋭意調査をしているところであります。その実態が明らかになった時点で厳正な措置を考えたいと思っ...全文を見る
○額賀国務大臣 今回の一連の事件に関連をいたしまして、元調達本部の本部長、副本部長が逮捕され、起訴されるに至ったわけであります。しかも、なおかつ、防衛庁で二回も強制捜査が行われたということは、まことに国民の信頼関係を失墜させたわけでありまして、国民の皆さん方に心からおわびを申し上...全文を見る
○額賀国務大臣 これまでにおよそ、防衛調達本部の職員を中心といたしまして、百九十人前後の職員の皆さん方からいろいろとお話を伺って事実解明を進めているところであります。
○額賀国務大臣 これは石井先生から前回も御質問を受けたわけであります。鋭意我々は調査を進めてまいったのでありますけれども、この前も申し上げたところでありますが、これまでに申し上げられる点は、一つは、昨年九月ごろに調達実施本部の複数の課において東京地検への書類の任意提出等に備えてコ...全文を見る
○額賀国務大臣 これは今細部にわたって調査中でございますので、全容が明らかになってから御報告をさせていただきたいと思うし、まだ、今のところきちっと明言できるまでには至っておりません。
○額賀国務大臣 先般、二十四日に第一回目の防衛調達制度の調査委員会を開催させていただいたときに、私は、今の調達本部のチェック体制が不十分であったためにこういう事件が起こってきたであろうと。したがって、この現在の調達本部のあり方を含めていろいろと検討をしていただきた  昭和二十九...全文を見る
○額賀国務大臣 なくすとかそういうことではなくて、今、どこに問題があったのかということを追及することが大事であると。その意味、発想の上では、既にあったものを既存のものとして肯定する形ではなくて、それは解体するような気持ちで、原点に返って調達システムを考えることがいいではないか。発...全文を見る
○額賀国務大臣 同様の御質問、前もいただいたわけでありますが、私といたしましては、防衛装備協会の幹部及び防衛生産管理協会の元幹部が東京地検に起訴されましたことは、まことに残念なことであると思っております。  これらの協会については、必要性があったから設立されたのだと思いますが、...全文を見る
○額賀国務大臣 東京地検でこの一連の過払い事件について背任という容疑で起訴をされたという重い事実、それから、当時の調本の幹部の方が、当時返還額を算定した基準は適正なものではなかったというようなメッセージを与えていること等々を考えますと、過払い分があったことについては、その関係法令...全文を見る
○額賀国務大臣 そのとおりです。
○額賀国務大臣 今、石井委員御指摘のことでありますけれども、東洋通信機事案に関しまして、先ほども申し述べましたように、検察当局が起訴をしたという重い事実、それから当時の関係者が返還額を積算した根拠は適正なものではなかったというふうな見解を提示をしていること、そういうことから考えま...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、先ほど来申し上げておりますように、当時、強制捜査権のない防衛庁で一生懸命内部調査でこの問題に取り組んできたと思いますけれども、今回背任事件で起訴されたという事実、あるいは当時の防衛調達本部の幹部の方が既に当時のやり方には不適切さがあったということの見解を述...全文を見る
○額賀国務大臣 これまでの経過につきましては、先ほども述べましたように、東京地検が背任容疑で起訴をしたという事実、あるいはまた、返還金額を算定をした当時の責任者から、本件は一般的に原価差異と称していた事実である、換言すれば、契約金額の見積原価と実績原価に差異が生じていた事案である...全文を見る
○額賀国務大臣 上田委員の質問にお答えをいたします。  一般に、退職される方の再就職につきましては、個々人が現職時代に培った能力とか経験等を買われてその道に進んでいかれるのが常識的であるというふうに思っております。企業側からいろいろな問い合わせとかがあった場合、適宜、情報提供や...全文を見る
○額賀国務大臣 これまでの実態をよく調査をした上で、委員御指摘のようなことがないようにさせます。
○額賀国務大臣 21世紀委員会が開かれて、報告書があるということは承知しております。
○額賀国務大臣 制度調査を行うとか、あるいは供給ソースを拡大するとか、監視委員会を制度をつくったらどうだとか、そういった中身であるというふうに承知しております。
○額賀国務大臣 調達制度あるいはまたいろいろな会計問題のチェック体制を今後どういうふうにしていくかということの委員会であります。だから、会計検査院としての経験とか実績とかそういうものを踏まえて、この調達システムの透明性、公正性を確保するためにそういうメンバーが選ばれているのではな...全文を見る
○額賀国務大臣 新聞報道で東通事件をめぐって組織的に大量に証拠隠滅が図られたということが報道されましてから、私どもは、これが事実とすれば大変なことであり、そのために調査委員会をつくって今日までいろいろと内部調査を行っているところであります。昨日までに約百九十人の職員からお話を聞い...全文を見る
○額賀国務大臣 御指摘の報道については承知をしておりますけれども、防衛庁としてまだ確認をしておりません。通産省でも確認中というふうに聞いております。
○額賀国務大臣 これは、九四年の北朝鮮の核開発の疑惑が起こったときにさまざまな問題が起こりました。場合によっては、経済制裁を行うか行わないかというところまで緊張関係が達したときがあります。そういうときに、大量の難民が来るのではないか、あるいはまた日本海側に林立している原子力施設は...全文を見る
○額賀国務大臣 今伊藤参事官が申し上げましたように、内部局の装備局とかとの関係もございますが、組織図的には、長官の直接の配下になっていることになっております。
○額賀国務大臣 そういうことであります。
○額賀国務大臣 若松委員御指摘のとおり、調達本部における調達業務は、各室課が、相互牽制制度に基づいて、横割り組織によって業務運営のバランスを保っている仕組みになっております。  また、防衛庁全体としては、各幕僚幹部等からの要求に基づく調達を担当する会計機関としての調本、予算を主...全文を見る
○額賀国務大臣 外部からの監視チェック体制の導入ということについては、若松委員の御指摘等もありまして、私どもも大変見識のある御意見であるというふうに思っておりまして、先般第一回の会合を開いた際にも、そういう考え方をお示しをしたわけでございます。  これからの日程でございますけれ...全文を見る
○額賀国務大臣 原則的に月に一回ぐらいでありますけれども、その前に豊富な資料を収集して、十分に議論をするという形をとりたいというふうに思っておりまして、少なくとも一つのめどは年内、もう一つは年度末、さらに半年とか、これは中長期的な問題もありますから、そういう形で考えていくことが適...全文を見る
○額賀国務大臣 若松委員御指摘の点はよく承知をしております。ただ、自衛隊員の場合、再就職の問題というのはなかなか一般公務員とはまた違った特徴もございまして、そういう総合的な観点からどうするかということを考えることも大事な視点ではあるというふうに思っております。こう薬張り的に目先の...全文を見る
○額賀国務大臣 今、自衛隊員の再就職の問題については、防衛調達の仕組みの検討委員会と同じように、近々検討会を発足させまして、若松委員御指摘の点も含めまして検討をさせていただきたいというふうに思っておりまして、これもまた、だらだらとやっているのではなくて、問題点を、すぐやること、あ...全文を見る
○額賀国務大臣 私も国会議員として、国民の審判を受けて十五年間国会に出させていただいております。そして、この神聖な場所で議論をさせていただいております。行政の長であると同時に、国民的な視点も持ち合わせているというふうに自負をしておりますので、若松委員とのこの質疑は極めて重要なもの...全文を見る
○額賀国務大臣 ですから、この天下り問題、再就職問題につきましても、私はこの事件が起こったときに、この事件の問題あるいは調達の仕組みをどういうふうに透明性を持った形にするかということと同時に、中長期的にはこの自衛隊員の再就職の問題が解決しなければならない課題であるというふうに認識...全文を見る
○額賀国務大臣 十四日に新聞報道で、この東通事件をめぐって防衛庁が組織的に大量に証拠隠滅を図ったということが伝えられましてから、私どもこれを重大に受けとめて、自浄能力を発揮する意味でもみずからの力で事実関係を明らかにしていこうというふうに立ち上がったわけでございます。もちろん、検...全文を見る
○額賀国務大臣 九月いっぱいをめどにできるだけ叱咤激励をしてまいったのでありますが、今申し上げたような背景の中で、まだ中間報告をまとめ切るまでに至っていないというのが実情でございまして、若松委員の御指摘もよくわかりますので、私といたしましては、できるだけ早く、叱咤激励をさらにして...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛秘密が企業側から漏えいしたということは、これは、日本の安全を考える場合に、大変重大な案件であるというふうに受けとめなければならないというふうに思っております。NEC側で、これが防衛庁側にとっては秘事項が一つだけということと、NEC側に依頼してそういうバッジシス...全文を見る
○額賀国務大臣 終わったということは、平成二年の事件であり、防衛庁としては、この事件を教訓として、厳しく企業秘密の保持に取り組んでいかなければならないということでございます。  こういう企業秘密あるいは防衛秘密の漏えいの問題に加えて、水増し請求等々の疑惑も出ておるわけでございま...全文を見る
○額賀国務大臣 国会は言論の府であり、日本の方向性、内外の問題あるいはそれぞれの地域の問題、さまざまのことについて議論をし、討論をし、そして政策決定をしていく場であるというふうに、石垣先生同様に思っております。今御指摘のようなことがあってはならないというふうに思っております。
○額賀国務大臣 その文言のやりとりがどういうふうになっているか定かではありませんから今答えることはできませんけれども、そういうことがあったのかどうかについては調べさせていただきます。
○額賀国務大臣 今お話を聞いておりまして、また、七月十四日に出された防衛庁の考え方あるいは評価につきまして、当時の防衛庁内の調査については、強制調査権がなかったとはいえ不十分な状態であったということが明らかになったわけでございます。なぜ明らかになったかと申しますと、それは、東京地...全文を見る
○額賀国務大臣 今、防衛庁は内部調査委員会をつくっていろいろと調査をしております。そして、事実関係を明らかにした上で、厳正な措置をしていきたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 今、東中先生御指摘の件につきましては、当時、この過剰請求、過大払いの案件につきましては、どういうふうにこの問題を解消していくかという目安として、一つは予定原価あるいは実績原価の差をどうやって埋めるのか、あるいは東中先生がおっしゃるように、予定価格の訓令に基づいて算...全文を見る
○額賀国務大臣 東京地検で捜査、あるいは公判の過程で真相が明らかになっていくと思いますけれども、私どもも、自浄能力を発揮する意味で内部調査を進めておりまして、全体につきまして事実関係を明らかにし、そして、こういうことがはっきりしていった中で厳正な処置を考えていきたいというふうに思...全文を見る
○額賀国務大臣 私もこの案件について報告を聞いたときに、余り会計なんというのは詳しくないものですから、原価差異案件と聞いたときには何が何だかさっぱりわからなかったわけでございますが、実態的には過剰請求、過大払いということであろうと。私はもともと新聞記者育ちでありますから、物事を非...全文を見る
○額賀国務大臣 原価差異を根拠にすることではなく、予定価格を根拠にしてはじき出すのが適切ではないかという考え方に変えたわけであります。
○額賀国務大臣 聞くところによりますと、商法によりますと、決算書類の保存というのは五年間で、それ以上のことには遡及できないという建前になっているようであります。そういうことでこの五年間ということになったのではないかというふうに思っております。
○額賀国務大臣 防衛庁としては、国の損失が発生したわけでありますから、国の損失をできるだけ早く返してもらうことを前提に、まず調査をしたというふうに考えます。
○額賀国務大臣 先生のお尋ねの件でございますけれども、返納にかかわる金利につきましては、正当な和解交渉の結果、過去五年の標準実績金利の平均率が使用されていたものと認識しておりまして、その旨を説明してきたと思っておりますが、今般、検察当局の起訴事実等により明らかになった事実を踏まえ...全文を見る
○額賀国務大臣 これは常識的に考えましても、今度の背任事件としての事実関係にも直接響く問題ではないかというふうに思っております。したがって、公判の過程で明らかになっていくのであろうというふうに思っております。
○額賀国務大臣 今、一連の問題につきまして、私は就任と同時に、この問題は防衛庁と自衛隊のあり方、防衛庁と自衛隊についての行政のあり方が問われている問題であるという意識を持ちまして、この問題については、防衛調達の検討委員会、それから中長期的には自衛隊員の再就職の問題についての検討委...全文を見る
○額賀国務大臣 今保坂委員御指摘の件は、これまでの調査によりますと、調達実施本部の職員が東洋通信機事案等について個人的な考えを整理するために作成をしておったというふうに聞いております。したがって、あくまでも個人用のさまざまなメモをつくったことになっておりまして、これは外部にも限ら...全文を見る
○額賀国務大臣 少なくとも私の感覚には、そういう聖域という言葉がとても浮かんできません。  私も戦後教育で育ってきましたけれども、政治の場というのはオープンで開放されなければならないというふうに思っておりますし、防衛庁は秘密性のある、機密性のある分野が多いところでありますけれど...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  この東通案件につきましては、先ほどから申し述べておりますように、八億七千万円の算定根拠は非常に適正を欠いたものであったということについては、当時の幹部であった方もそういう見解を述べておるし、また背任事件で東京地検が起訴をされたという重い事...全文を見る
○額賀国務大臣 鴨下委員の御質問にお答えをさせていただきます。  この案件は、平成六年の二月、東洋通信機から提出された契約に関する原価計算の見積資料等に疑問がありましたことから、特別調査をいたしましたところ、加工費の工数計算に問題があることが判明をしたのがきっかけでございます。...全文を見る
○額賀国務大臣 個人的な名前はともかく、背任事件ともかかわる部分については東京地検で明らかにされていくと思うし、公判でも明らかになっていくと思っております。それから、それに関連する防衛庁内の内部調査によっても事実関係を明らかにしていくことが、国民の信頼を回復する第一歩というふうに...全文を見る
09月29日第143回国会 参議院 外交・防衛委員会 第6号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、佐々木委員御指摘のとおり、対人地雷というのはこれまでは、我が国の島国という地政学的なところからいっても、費用対効果の面からいっても非常に有力な抑止力を持った、抑制力を持った武器、兵器であったというふうに認識をしておりますけれども、このたび小渕総理、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) とりあえず、平成十一年度に四億円の予算で二十二万発の処理をさせていただきたい。順次四年間で、佐々木委員今おっしゃったおよそ百万について処理をしていく計画を立てております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私です。
○国務大臣(額賀福志郎君) 藤島長官官房長につきましては、いわゆる官房付にいたさせたところでございます。  今度の大事につきましては、いわゆる証拠隠滅事件等で新聞に報道されていた経緯もありまして、一日もゆるがせにできない行政の停滞のことを考えたときに、この人事を行い、職務遂行に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 落ち度があってこの人事を行ったことではなくて、職務の遂行に支障がないように、万全の体制をしくためにこの人事を行ったということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 前に、この委員会だったと思いますけれども、例えば証拠隠滅について報道をされて、そういう事実があったのかないのかということについて、それまでは官房長を中心にして調査を進めておったのでありますけれども、そのころから事務次官を長として内部調査の強化を図ったと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ですから、私が、いわゆる証拠隠滅事件等で事情聴取をされたという新聞報道もこれあったことをかんがみ、防衛庁内部で仕事を全力的に打ち込んでくれる人をまず採用したということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 事情聴取を受けたという報道等もあり、私も内部調査の委員長を事務次官にさせたときに、その理由の一つとして、事情聴取を受けていたということを申し上げたこともありましたけれども、もろもろのことを総合的に考えて私が決断をしたことであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 職務に支障がないようにということで人事を行ったということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛庁の仕事に支障がないように進めていく上で、全体のことを見回しながら、そして人心を把握しながら最も仕事ができやすい環境づくりをすることも私の仕事であり、その中で官房長につきましてはいわゆる官房付にして、官房長代理を置いて支障がないように万全の体制をし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほどから言っておりますように、この元調達実施本部長らの背任事件後のいわゆる証拠隠し疑惑に対して、内部部局等に対して指導すべき立場にあった長官官房長らが東京地検に事情聴取をされたという報道等もあり、今後職務に支障がないように私自身が考えてこの人事を行っ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来申し上げておりますように、私が防衛庁の職務全体を見回して、一日もゆるがせにできない、行政に支障が起こらないように万全の体制をしく上で官房長をいわゆる官房付にさせていただいたということで御理解をいただくほかはありません。
○国務大臣(額賀福志郎君) 支障がなくしかもなおかつ万全を期していきたいという思いで人事をさせていただいたと。
○国務大臣(額賀福志郎君) 官房長につきましてはいわゆる官房付にしたわけでございまして、官名は残っておりますけれども職を解いたわけでございます。  したがって、私といたしましては、先ほど来言っておりますように、この藤島官房長は私が任命したわけではありませんが、私が防衛庁長官を拝...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 石附調達実施本部副本部長は長官官房付を命じ、太田調達実施本部長にその事務取扱を命じた次第であります。田中調達実施本部副本部長にも長官官房付を命じ、野津調達実施本部副本部長に調達実施本部副本部長を命じた次第でございます。  一連の人事異動は、先ほども申...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 行政は一日も停滞することはないんでございまして、支障がなく万全の体制をしくために考えさせていただいたということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 支障がないように、なおかつ万全の体制をとるためにやらせていただいたということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) つくっておりません。署名もしておりません。
○国務大臣(額賀福志郎君) NECから流出していたことは事実であります。これは平成二年六月にフィリピンでバッジ・システム関連資料が発見されたとの情報を入手したところから防衛庁において調査を進めました結果、防衛庁の秘相当の資料一点を含むバッジ・システム関連のNECの内部資料が外部に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野委員御指摘のとおり、平成三年四月、七年前ですが、調達実施本部からNECに対して文書をもって厳重に注意をすると同時に、一つは再発防止にかかわる誓約書を提出させ、二つ目には具体的な再発防止対策の提出を求めました。そして、再発防止策が実施されるまでの二カ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、事の重大性については極めて深刻に受けとめておりまして、今後再びこういうことがないように、企業の秘密の保持の徹底を図る必要があるというふうに思っておるところであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 平成二年六月です。
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん契約企業に対しましては、特別の秘密事項があれば特約条項をつくってこれを遵守させ、秘密の保持に万全を期してきたというのが実態であろうと思います。  それにもかかわらず、こういう事件が起こったことであり、私どもといたしましては、改めて契約企業に対...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、高野委員の御指摘につきましては、防衛装備協会……
○国務大臣(額賀福志郎君) 御質問にお答えいたします。  先ほどもお答え申し上げたのでありますが、同条約で定められた廃棄期限、おっしゃるように発効後四年以内にこれを廃棄する計画を今立てっっあるところであります。当面、十一年度には二十二万発を処理させていただきたいというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 代替手段につきましては、私どもといたしましては、平成十年度の概算要求において、参考品を調達して各種試験を行って、この四年の間に何とか装備ができるように全力投球をしてまいりたいというふうに思っておるところであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 対人地雷禁止条約で禁止されている、いわゆる無差別に自動的に破壊をして多くの方々に犠牲を強いるということについて人道的な立場から政策判断なさったということについては、私どももこれを受け入れまして、と同時に一方で、日本の国民の安全を守るために有効に働いてき...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 対人地雷禁止条約の批准ということになれば、立木先生のおっしゃる理想に向かって前進をしたことに私はつながっていくものと思っております。だから、やっぱり理想と現実を私どもはきっちりと踏まえた上で一歩一歩政策の展開をしていかなければならないというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来申し上げておりますように、我が国の地勢的な特徴からいって、対人地雷が防衛政策上大変有効な効果をあらわすであろうということは推定をされますし、また、そういうふうに考えてきたわけであります。  今回、総理の決断で対人地雷禁止条約を批准していこうと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 対人地雷禁止条約が我が国で効力を発揮していく場合に、我が国においては対人地雷を使うことができないということについて、米側と緊密な連絡をとってこれは理解してもらったというふうに受けとめておるし、したがって日米安保体制について信頼関係が揺らいだとは思ってお...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 代替手段の開発については、先ほど来述べておりますように鋭意、技術研究をしておりまして、発効後、廃棄される四年間の間におおよそのどがつくような形で今精力的に取り組んでいるということでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、山崎先生の御指摘でございますけれども、例えば対人障害システムあるいはその開発するまでの暫定的な措置として指向性散弾措置をとるという場合に、今までの対人地雷よりも人員がふえるではないかということでございます。  私は、対人地雷の場合も伏せておいてそ...全文を見る
10月01日第143回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○額賀国務大臣 お答えをいたします。  先般、防衛庁の調達本部の元本部長、副本部長が逮捕をされ、起訴されるに至りました。しかも、なおかつ防衛庁が二回にわたって強制捜査を受けるに至りまして、国民の信頼を失墜したことにつきまして、極めて遺憾であり、申しわけないと思っております。 ...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、今防衛庁が右に行くか左に行くかの瀬戸際にあるときに、おのれをむなしくして、私情を捨ててこの問題に真正面から取り組み、真相を解明し、事実関係を明らかにした上で厳正な措置をとってまいりたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  確かに、先般我々は防衛庁内に調査委員会をつくりまして鋭意検討をしておりまして、昨日までに、先ほど申し上げましたように二百人余りの方々からいろいろ聞き取り調査をしてきたところであります。  私といたしましては、この調査委員会を強化をした時...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  私は、九月二十九日に、藤島長官官房長の職を免じ参事官にし、いわゆる事実上の官房付にいたしました。また、調達実施本部の総務担当の石附副本部長、それから通信関係を掌務している田中副本部長も官房付にいたしました。  これはどういう理由かと申し...全文を見る
○額賀国務大臣 今私が申し上げておりますことは、内部調査で事実関係を明らかにすることであります。その事実関係を明らかにした上で厳正な措置をとらせていただきたいということであります。
○額賀国務大臣 お答えをいたします。  一連の新聞報道で一般的に公表されましたいわゆる証拠隠滅につきましては、報道によりますと、昨年の九月、そしてことしの五月、そして強制捜査の入る直前の八月から九月の上旬というふうに言われております。今我々が内部調査を精力的に行っているのは、直...全文を見る
○額賀国務大臣 若松委員にお答えをいたします。  これまでの経過から、八・七億円の算定の根拠が崩れたものと思っており、したがって新たな国の損失が発生したものと思っておりますから、その算定根拠については、起訴事実等の内容等からすると予定価格の訓令等を中心にして算定される可能性が強...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもは、この問題について、調達本部のシステムがどういうふうになっているかということについて、よく問題点を把握することが第一である。ある意味では、日本の国自体が構造改革を迫られているのと同じように、防衛庁、自衛隊がそういう局面に差しかかっている。これに真正面から立...全文を見る
○額賀国務大臣 先般、九月の二十四日、私が防衛庁長官を拝命いたしまして、早速、防衛調達制度の検討委員会を開かせていただきました。その席で、私も先ほど来言っていることを述べたわけでありますけれども、今若松委員が御提案がありましたように、チェック体制をどうしていくかということが大きな...全文を見る
○額賀国務大臣 若松委員の情熱は我々の行動をせき立てております。私も、責任を持って全力投球でこの事実関係の調査に取り組んでいるわけでございます。  言ってみれば、さまざまの人の意見を聞いている、あるいは聞き取り調査をしているわけでございまして、いろいろな人の意見を整合性を持った...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、当初九月いっぱいぐらいをめどに中間報告をつくれというふうに言ってきたのでありますが、なかなかそこまでいかないでいることについては恐縮に思っているわけでありますが、できるだけ国会開会中に中間報告ができるような形で準備を進めたいというふうに、努力目標として頑張っ...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛産業と防衛庁とのかかわり合いでございますけれども、防衛調達品の調達制度が、若松委員御指摘のようにいろいろと特殊性があります。それは、非常に生産技術が高度であること、設備投資が大きいということ、あるいは仕様が非常に複雑であるということ等々から、どうしても市場原理...全文を見る
○額賀国務大臣 当然、この背任事件とかをめぐって内部調査をしている、あるいはまた、防衛調達制度のあり方をめぐって我々は今精力的に勉強していることでありますから、若松委員御指摘のように、勉強して実態を把握していくことが大事だと思っております。
○額賀国務大臣 そういうことが起こらないようにしていくことが私のルールづくりの責任であります。
○額賀国務大臣 実態をよく調査をして、そして、そういうことが起こらないようにさせます。
○額賀国務大臣 時と場合によって、性善説、性悪説ありますけれども、人を信じることも大事なことがあります。
○額賀国務大臣 この問題については調査をいたします。それで、その結果については、理事会なり皆さん方にお諮りをして考えたいと思います。
○額賀国務大臣 当時は、過払い案件が起こったときに初めて浮上してきたわけでございましょう。そのときに、一つの目安は、法律に基づく予定価格の訓令というのも一つの方法であったかもしれない。しかし、国の損失をできるだけ早く返してもらう方法を防衛庁内部の調査の中で考えていったときに、私法...全文を見る
○額賀国務大臣 今、この事案が発生をいたしましてから、防衛庁は、契約企業二百八十社に対しまして制度調査を展開しておりまして、過払いあるいはその申告について、きちっと調査を進めているところであります。
10月01日第143回国会 参議院 外交・防衛委員会 第7号
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○国務大臣(額賀福志郎君) おはようございます。  今、吉村委員の方からこれまでの経緯につきまして述べよということでございますが、東京地検が背任の容疑で調達実施本部元幹部を起訴した事実及び当庁の一部関係者から返還額の算定は適切なものではなかったという認識の提示があったことなどを...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、吉村委員御指摘のように、私どもにとっては大変衝撃的な話が表ざたになったわけでありますが、この案件については平成二年の六月にフィリピンでバッジ・システム関連資料が発見されたとの情報が入手されまして、当庁において調査を進めました結果、秘相当の資料一点を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 当時はNECに対しまして、先ほど申し上げましたようなそういう誓約書の提出、再発防止対策等を講じる一方で取引停止等も行ったわけでありますけれども、今回は問題の重大性を改めて認識をして、契約企業全般にわたって文書を発出するとともに、再点検をしたいということ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 吉村委員御指摘のとおり、こういう秘事項がやすやすと簡単にというか、外部に漏れていくということ自体まことに、バッジシステムは先生おっしゃるように我が国の防空システムの根幹であり、重大な問題であろうというふうに思っております。  防衛庁秘の場合は、自衛隊...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まさにこういう高度情報化社会におきまして情報をいかに多角的に収集してそれをどう処理していくか。したがって、我が国の安全を考える場合もハード面ばかりではなくソフト面が非常に重要視されていくであろうということは吉村委員の御指摘のとおりだと思っております。し...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 2プラス2及び日米の防衛首脳会談の場におきまして、この防衛調達をめぐる背任事件について話題になったことはありませんでした。
○国務大臣(額賀福志郎君) いろいろなテーマが盛りだくさんでありましたので、この問題についてまで言及することはありませんでした。
○国務大臣(額賀福志郎君) その点に関して。  首脳会談とか2プラス2で話題にはなりませんでしたけれども、防衛庁の駐在武官がおりますので、私は、アメリカにおける調達システム、防衛産業、そういった問題についてよく調べて私に報告するようにというふうには言ってまいりました。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは背任事件という、背任容疑で起訴されたという重い事実、それからもう一つは、当時の調達実施本部の幹部の中に当時の返還額の算定は適正なものではなかったという意見の提示もこれあり、また、その前から予定価格、その返還額の算定根拠として予定価格の訓令とかさま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 当時は防衛庁内部で、そういう今から言えば過大請求、過大払いの案件についてどうやって素早く、できるだけ早く、国に与えた損失を返還させるかということについていろいろ議論をした結果返還額の算定を行ったわけでありますけれども、当時の内部調査では強制権もないし、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来お話がありますように、九月二十五日におきまして、これまで防衛庁が検察庁にこの問題に対する考え方、評価について申し述べてきたことについて起訴されたという事実、あるいは当時の実施本部の一部の幹部の方が適切ではなかったという意見を述べているということ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今この問題については制度検討会を開きまして、処理基準をどういうふうにしていくか、そういうことについて勉強してもらっているところであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 上申書というか、今まで私どもの考え方とか評価について申し述べてきたことにつきましては、先ほど来話をしておりますように、究極的に、簡略に申し上げればへ言ってみれば国損としての返還額八・七億円を算定した基準が適切ではなかったということに尽きるわけでございま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 二十五日に新たな見解表明をした際に、先ほど述べましたような経緯、それから強制権を持っていない内部調査に基づいて考えた積算根拠が極めて不十分であったということで撤回をさせていただくという声明とともに、こういうことになった結果については、大変配慮に欠けたこ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来述べておりますように、それまで防衛庁がみずからの調査で国の損失額は幾らであるかという算定基準についてはわかりやすく言えば間違っていたと。したがって、これは改めて返還額を算定し直してやっていきたいと。  この間違っていたということについては、不...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野委員御指摘のように、私は、この内部調査を事務次官をヘッドにして再スタートさせた時点で、できるだけ早く調査を進行させるようにというふうに指示をしたわけであり、しかも、自分の個人的な考え方としては先月中に、月末をめどに一定の中間報告を出すようにという方...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野委員御指摘のことを踏まえて頑張りたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野委員御指摘の方向で全力投球の努力をいたします。
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野委員御指摘のとおり、九月二十九日、藤島長官官房長につきましてはその職を免じ、参事官、つまり事実上の官房付にし、調達実施本部の中で総務担当の石附副本部長、それから通信機関係の契約原価計算第一担当の田中副本部長につきましては官房付にする人事を行ったわけ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 小泉委員にお答えいたします。  九月二十九日に、私は藤島長官官房長の職を免じ、参事官、いわゆる事実上の官房付にし、また調本の総務担当の石附副本部長、それから通信関係の契約原価第一担当の田中副本部長も本部長付にしたわけでございます。  これらにつきま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 東京地検から事情聴取をされたという事実を確認いたしましたので、私は、内部調査をする立場からいっても、これは自浄能力を発揮する立場からこのままでいいのかということを考えさせていただいたということが一つであります。それから、もちろん本来業務に支障があっては...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) いえ、その中身はよく承知をしておりませんが、事情聴取を受けたという事実を確認いたしましたので、本来ならば官房長といたしましては文書管理の総括責任者として一連の問題について事実関係を明らかにしていく立場にあるわけでございますから、私といたしましては、自浄...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 官房長は文書の総括責任者として本来ならば一連の問題について真相究明をしていく立場にあるわけでございますから、事情聴取を受けたという立場でそのままにしておくことが適切であるかどうかということを考えたときに、私は事実解明の作業に影響を及ぼしてはならないとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来申し上げておりますように、私どもは東京地検の捜査あるいは公判の成り行きによって真相解明がなされることを期待すると同時に、みずからの手で事実関係を明らかにしていくために徹底究明をしているということであります。そしてまた、再びこういうことが起こらな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 我々は、内部調査委員会を設けましてから、先ほど来話しておりますように、二百人余りの方からさまざまな聞き取り調査をしてきている。その中で正確を期すためにいろいろと整理をさせていただいている。できるだけ早く中間報告をするのが私は国民に対する責任であるという...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 全力を挙げて努力をさせていただきたいと思いますが、さまざまなことで整合性がとれて正確を期すということも大前提でありますから、努力目標にさせていただきたいというふうに思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来の議論、それから起訴されたという事実、その前提からすると、返還額の算出の根拠について、予定価格の訓令に基づくものか、ほかの算定根拠に基づくものかという中で、起訴事実の中身あるいは我々の見解というものは、予定価格の訓令に基づいて算定された方が適切...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 小泉委員、私どもも国会でも答弁をしておりますし、全力投球でやっているんです。しかし、表に出す以上はこれは正確を期さなければならないということもあるし、そういう整理をしなければならないということもよく御理解をいただけるものと思っております。  したがっ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、高村外務大臣がおっしゃったとおりでございまして、今まで総合的な調査をしてまいりましたけれども、共国技術研究を実施する方向で作業を進めたいということを表明させていただいて、今政府部内で調整を図っているということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  米国は、大量破壊兵器及び弾道ミサイルの拡散が冷戦後の安全保障に対する一つの大きな脅威であるとして、ミサイルの拡散防止に向けた一層の努力を行うとともに、この弾道ミサイル防衛の能力向上を図っているというふうに思っております。湾岸危...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 田先生は御理解いただけると思いますけれども、今アメリカでそれぞれ努力していることについて、その評価についてはコメントを差し控えさせていただきたいと思います。  我々が今度共国技術研究を実施する方向で作業を進めていくという考えの中には、一つは、海上装備...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 役割分担というよりも、これも日米間で協調して共国技術研究をしていくということでございますから、役割分担ということに当たるのかどうか。
○国務大臣(額賀福志郎君) アメリカ側で人工衛星の失敗ではなかったかというコメントがあった直後に、防衛庁といたしましてはミサイル専門官にアメリカに行っていただいて、いろいろと意見交換をし情報交換をしていただいたわけでございます。  その結果、防衛庁といたしましては、アメリカが当...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 田村先生は大変な御精通でありますから、問題がどこにあるかは御存じのとおりであります。  私も防衛庁長官を拝命いたしまして、この一連の調達問題等に直面をして、即座に、この問題は防衛産業と調達の仕組みである、もう一つは中長期的には自衛隊員の再就職の問題で...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 自衛隊員の再就職を検討する委員会で当然そういうものを取り上げて、各国相対的に比較し、我が国の制度はどういうふうにするかということを考えるべきだと思っております。国が面倒を見ていくことが前提だと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来議論がありますように、四社のうち、言ってみれば予定価格の訓令を中心にして算定された返還額と企業との間の和解契約に基づいて返還額が算定された企業があります。  起訴事実の中身は予定価額に基づく算定が不適切ではないかということを示唆しております。...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) お答えをいたします。  言ってみれば、当初防衛庁がいろいろと返還額を算定するに当たりまして、いわゆる予定価格の訓令を基準にした場合と、あるいは企業との和解契約に基づいて算定した場合と、そして今度和解契約的に算定したものが背任事件として起訴されるまでに...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 当時、これは内局ですね、調達本部でどこに連絡をしたのかという話を聞きましたときに、全部定かに覚えてはおりませんが、調達本部の中に会計法か何かに基づいて支出担当官というのがありまして、一定の支出額はそこに任せている、だから報告の義務はないというか、報告の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もちろん、今の感覚でいえば、新聞を見て、この事実はどうだと、報告せよというふうなことは当然やるわけです。
○国務大臣(額賀福志郎君) 当時の大臣までは報告が行っていなかったと聞いております。
○国務大臣(額賀福志郎君) だから、私といたしましては、この調達本部をめぐる話が原点である、だからそこのところのチェック体制とか仕組みを変えていくことが大事であるというふうに考えまして、いろんな制度調査会を行っているということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 当時のことについて改めてよく調査をします。
○国務大臣(額賀福志郎君) これは山崎委員御指摘のとおり、我々も我が国の防衛の根幹であるバッジ・システムについて、民間企業からであれ秘密が漏洩をしたということは重大な案件であるというふうに認識をしておりまして、そういう認識のもとに、改めてこれから契約企業の皆さん方に文書をもって秘...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今回の北朝鮮のミサイル発射に伴って、八月の中旬ごろからそれぞれ情報をいただいて警戒態勢をしいできたところであり、三十一日の場合も早期警戒情報をもらったわけでございまして、日米安保条約の信頼性に基づいて緊密な連絡体制をとったというふうに思っております。
10月06日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○額賀国務大臣 防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案提案の理由を説明させていただきます。  この法律案は、このたび提出されました一般職の職員の給与に関する法律及び一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律の一部を改正する法律案の例に準じて防...全文を見る
○額賀国務大臣 河井先生の御指摘のとおり、我が国の経済は今未曾有の景気のどん底にあるということはよく承知をしておりまして、しかも、なおかつ失業率は史上最高であるということもよく聞いているわけでございます。  そういう中で自衛隊員の給与改定をお願いをしているわけでありますけれども...全文を見る
○額賀国務大臣 これは今内閣の方から御答弁がありましたように、防衛庁も含めた関係省庁の間で議論をなさっているというふうに聞いておりますので、防衛庁といたしましては、情報収集については大きな関心を持っておりますし、その流れを見ながら考えていきたいというふうに思っておりますし、また、...全文を見る
○額賀国務大臣 河井先生には大変心温かい御配慮をいただいて、感謝にたえません。右足は強い打撲でありましたが、傷がありましたので、傷はまだ治り切っておりません。したがって、強く片足で立っていたりとかするときはまだ痛みはありますけれども、答弁する分には差しさわりはありませんので、御心...全文を見る
○額賀国務大臣 本日、元調達実施本部の本部長及び副本部長が再逮捕された、今先生が御指摘のような容疑で再逮捕され、防衛庁が再び強制捜査を受けたわけであります。そういう意味におきましては、国民の皆さん方に大きな不信を与えたことになるわけでありまして、まことに遺憾であり、申しわけないと...全文を見る
○額賀国務大臣 繰り返しになりますけれども、とれは現実的に地検の方で捜査を展開中でございますから、その方向を我々も見定めていかなければならないし、また、そういう逮捕されたという事実関係に基づいて我々もこのニコー電子関係について引き続いて調査はさせていただきたいというふうに思ってお...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもは、新聞報道によります、組織的、大量に証拠隠滅を図ったのではないかということについて、これが事実だとすれば重大事件である、重大な案件であるというふうに受けとめまして内部調査をスタートしておりまして、既に二百人余りの職員からいろいろな聞き取り調査を行ってきたと...全文を見る
○額賀国務大臣 お答えいたします。  防衛庁といたしましては、アメリカ側で人工衛星が失敗したというケースも考えられるということがありましたので、専門員をアメリカに派遣をいたしまして、いろいろ意見交換をし情報交換をしてまいりました。  しかし、それにもかかわらず、防衛庁といたし...全文を見る
○額賀国務大臣 これは、小渕首相と金大中大統領の間で話し合われることになると思いますが、私の立場で、今コメントする立場にないわけでありまして、その共同声明も今まだ作成中の段階ではないかというふうに推測をいたします。
○額賀国務大臣 これまでも国会の中で何回か議論された案件でございますけれども、私どもは、このNECの秘密が外部に漏れたということについては重大な問題として受け取っておりまして、本日、依命通達といいますか、私が命じまして、事務次官を通して関係部門に、契約企業の秘密保持について万全を...全文を見る
○額賀国務大臣 私どもがこれまでの考え方を撤回させていただいたのは東通の事件についてでございます。それに伴って国損が生じておるということになれば、関係法令に従って一括返還をさせていただきたいというふうに考えているわけであります。  今、石井委員御指摘のニコー電子については目下捜...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、だから東通の問題について、債権が発生すれば国損についてできるだけ早く一括返還をさせていただくような考え方を持っています、そういう事例を参考にすると同時に、地検の捜査等も考えながら、これから判断をしていく、適切に対処していくということを申し上げたわけでございま...全文を見る
○額賀国務大臣 今、委員御指摘のとおり、浦添市におきましては、商工会議所で受け入れ提言をなさり、それを市議会が採択をした、しかも、なおかつ県議会において、知事さんが、柔軟な態度というか、そういう話をなされたということは聞いております。  今後、そういう議論がさまざま起こって、環...全文を見る
○額賀国務大臣 今、西村委員のお話を聞いておりまして、なかなかすばらしい御意見であるというふうにも思います。  ただ、自衛官の給与制度は、ほかの特別職の国家公務員と同様に総務庁の人事と今はなっておりまして、一般職の国家公務員と相互に均衡がとれるようになっているわけであります。 ...全文を見る
○額賀国務大臣 やはり国民あっての自衛隊であります。したがって、国民の皆さん方の信頼関係に裏づけされたものでなければならないというふうに思っております。
○額賀国務大臣 これまで弾道ミサイルとか大量破壊兵器の拡散に対処しまして我々の安全をどう守るかということについては、委員御指摘のとおり、我々も大きな課題であるというふうに認識をしておるわけでありまして、その中で、アメリカとは日米関係のこれまでの経緯からして、この弾道ミサイルについ...全文を見る
○額賀国務大臣 北朝鮮が核弾頭を、核開発を、一個か二個、プルトニウムをつくれるぐらいのものは持っているというような情報は聞いておりますけれども、防衛庁としてきちっと確認しているわけではありません。当然、我が方としては今、北朝鮮に対しまして、ミサイルの開発、輸出あるいは核開発につい...全文を見る
○額賀国務大臣 もう一度言ってください。
○額賀国務大臣 自衛隊法の第三条に、「自衛隊の任務」として、「自衛隊は、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当るものとする。」というふうになっております。しかも、なおかつ、委員...全文を見る
○額賀国務大臣 竹島かどこかにおられた日本人が襲撃をされた、それが即座に日本が侵略を受けたことになるのかどうかについては、その攻撃をした組織あるいは首謀者等々がどういう意思を持っているのか、どういう規模で攻撃をかけているのか、さまざまな要因もまた考えていかなければならないのではな...全文を見る
○額賀国務大臣 国と国との約束のことでは、決着していると考えています。
○額賀国務大臣 私は、かねて日韓議員連盟、中野先生もおいででありますが、やはり隣国の韓国と仲よくしていくことが日本の安全あるいは経済的な繁栄等々もろもろのことを考えても非常に大事なことである、遠くの親戚より近くの他人であるということわざもありますし、日韓関係については何とか友好関...全文を見る
○額賀国務大臣 受けております。  ただ、藤島官房長は、自宅に持ち帰ったのはコピーをしたものであって、焼却ということではなくて、破棄をしたというふうに聞いております。
○額賀国務大臣 九月中と言ったのは私の個人的な思いでありまして、公にしたことではありません。  ただ、先般の予算委員会で、私はでき得るならば国会中に中間報告ができるように最大限の努力をしたい、努力目標として国会中ということを上げさせていただきましたが、二百人余りの聞き取り調査を...全文を見る
○額賀国務大臣 当時、藤島官房長が長としてやっておられたのは、四社事案の内部調査の長としてやっておられたわけでありまして、私は、新聞報道で組織的に大量に証拠隠滅を図ったという報道がなされたときに、これが事実であるとすれば大変なことであるということで、秋山次官に対しまして、秋山次官...全文を見る
○額賀国務大臣 大変失礼いたしました。先ほどのいわゆる証拠隠滅関連の内部調査については、当初藤島官房長がやっておられて、その後秋山次官になったという経緯であります。これが正しいわけであります。
○額賀国務大臣 それは、新聞報道がされてからそういうものをスタートしたわけでありますから、そして官房長に中心となってやってもらうようにしたわけでありますけれども、その後、私も委員会で御説明申し上げましたように、当時藤島官房長が東京地検から事情聴取をされたという報道もあり、それを確...全文を見る
○額賀国務大臣 もう御存じだと思いますが、NECにつきましては、平成九年度より調査を着手しておりまして、十年三月に府中事業所、十年八月に横浜事業所についてそれぞれ実地調査を行っているところでございます。  したがって、委員御指摘のとおり、今当面の問題になっていることでもあり、そ...全文を見る
○額賀国務大臣 ですから、東通事件について、八億七千万の返還額の積算根拠については、これは言ってみれば、当時の幹部の一部の者も適切ではなかったというふうに言っているし、東京地検も背任という形で起訴されたということもあり、我々は、予定価格とかさまざまなことを考える中で、予定価格以外...全文を見る
○額賀国務大臣 八億七千万円の算定の背景に、今度背任容疑で当事者が起訴されたというような、言ってみれば新しい要因が出てきたわけでありますが、そういう要因はよもや当時考えられるものではなかった。その上に、当時の幹部の一部の者が、当時のやり方は適切ではなかったと言うようなこと等を総合...全文を見る
○額賀国務大臣 今の辻元委員の御指摘については大変、肝に銘じさせていただきたいと思いますけれども、確かに今、経済状況は史上最低、最悪でございます。失業率も最悪の状況を来しておるわけであります。そういう中で自衛隊員の給与改定の御議論をいただいているわけでありますけれども、私といたし...全文を見る
○額賀国務大臣 今辻元委員御指摘の経費率の算定資料の保存期間は、防衛庁文書処理規則によりまして文書保存期間は五年保存となっておりますので、保存されているものと思います。
○額賀国務大臣 藤島前官房長が事情聴取を受けたという報道もあり、私もそれを確認をいたしたわけでございます。  したがって、当時私は、内部調査会というものをつくりまして、そしてみずからの力で事実関係を明らかにしていかなければならないという強い決意を持っておったものですから、事情聴...全文を見る
○額賀国務大臣 一般的には処分をしたのではないかというふうに受け取られる向きもあるかと思いますけれども、私といたしましては、事実関係を今調査中でございまして、その事実関係が明らかになった上で厳正な措置をとらせていただきたいという話を言っているわけでございます。
○額賀国務大臣 二十四日の最初の会合に当たりましては、私は、これは防衛庁のあるいは自衛隊のあり方が問われていることである、したがって防衛装備品の調達システムについて、これまでの歴史的な経緯、それから海外ではどういうふうに行われているか、さまざまなことを考えながら、国民の皆さん方に...全文を見る
○額賀国務大臣 これは小渕首相と金大中大統領の共同声明という形で出るのだと思いますけれども、これは両首脳の間で今作成中のものであろうというふうに思っております。私が述べる立場にはありません。
10月08日第143回国会 参議院 外交・防衛委員会 第8号
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○国務大臣(額賀福志郎君) おはようございます。  一言ごあいさつを申し上げます。  各先生方には、いわゆる証拠隠し疑惑につきまして、九月中旬の報道以来、防衛庁といたしましても、事務次官を長とする四社事案関連文書の管理実態に関する調査委員会におきまして、事実関係の徹底究明に向...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ただいま議題となりました防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび提出されました一般職の職員の給与に関する法律及び一般職の任期付研究員の採用、給与及び...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、柳田先生から御指摘をいただきました。九月いっぱいと申し上げたのは、私、個人的な願望を言ったのを新聞がそういう話をいかにも約束したかのごとく書いたと思っております。  今国会中にということは委員会におきましても努力目標として申し上げたことは事実であ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 言ってみれば前の調達本部長及び副本部長が再逮捕され、防衛庁が三回も強制捜査を受けるということは前代未聞のことであり、防衛庁職員にとりましてはこんな衝撃的なことはないだろうというふうに思っておりますし、自分もそう受けとめております。  しかしながら、こ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) ウサギとカメの話をしましたが、ウサギのように早く、カメのように正しくやらせていただきたいと思います。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私の大臣就任直後にこの問題が起こって、昨年の九月から東通問題が表に出て一年近くになっておるので、今後のことを考える際に、この調達システムをどうするかということと、それから中長期的に自衛隊の今後のあり方、自衛隊のライフサイクル、自衛隊の再就職という問題に...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 九月二十九日に藤島官房長につきまして官房長の職を解き、参事官として、つまりいわゆる事実上の官房付にいたしました。これは、当時藤島官房長が事情聴取を受けたという報道もあり、しかもなおかつその後私は藤島官房長が事情聴取されたことを確認いたしたわけでございま...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 藤島官房長が自宅に書類のコピーを持ち帰って一読した後不要になったので破棄をしたということは聞いております。それの詳細については目下ほかのこととも含めて調査をしているところであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私どもといたしましては、できるだけ本人等から確認したことについてはオープンにしているつもりであります。いささか時間的に皆さん方に御迷惑をおかけしたようなことがあったとすればおわびをいたしますけれども、原則的にはオープンにするという姿勢で対応させていただ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、中間報告をまとめているところでございますけれども、処分の場合は一連の調査がまとまった上で、事実関係を明らかにした上で処分をするのが適切であろうというふうに思っております。事実関係がわかり次第、厳正な措置をさせていただきたいというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、平成九年度から制度調査を行っておりまして、小泉委員が今おっしゃるように三月に府中事業場、八月に横浜事業場を行っているわけでございます。  当然、今までの東通案件において返還額の算定根拠が言ってみれば崩れていったわけでありますから、制度調査を行って...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、個別の問題について一つ一つ全部を把握しているわけではありませんけれども、膨大な契約件数について一つ一つどれが原価で非原価という作業というよりも、全体の総合的な決算書類に基づいて返還額を算定したという基本的な考え方があったというふうに聞いておりまして...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 御指摘の点はよく理解できるところもあり、また我々もいろんな人の聞き取り調査をしてきたわけであります。二百人余りになるわけでありますけれども、前も言いましたが、それぞれの矛盾点や食い違いについて、これをどういうふうにフォローしなければならないかとか裏づけ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 山崎委員の御指摘のとおりだと思います。  したがいまして、我々は調達本部をめぐる背任事件等については、検察等の事実解明と同時に、我々もどこに問題点があるかということについて調達検討会を設けさせていただきまして、そこで議論をし、しかもなおかつ再発防止の...全文を見る
10月15日第143回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
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○額賀国務大臣 おはようございます。  ただいま委員長から御発言がありましたように、四社事案関連文書の管理実態に関する中間報告をさせていただきたいと思います。  調達実施本部の元幹部ほかの背任事件に関連をいたしまして、先月、防衛庁が組織的に東洋通信機関連資料を大量に焼却処分を...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほど申し上げました中間報告の中で、今原田委員長が御指摘のように、防衛庁の幹部が強制捜査の入る直前に自己の所有する文書について自宅に持ち帰るなどの行動を起こしたことが明らかになっております。  このことは、強制捜査直前に行われたという点で国民の疑惑を招いたことは...全文を見る
○額賀国務大臣 今委員長の御指摘のいわゆる公益法人の問題でありますが、防衛庁にあります財団法人、防衛庁関連であります防衛装備協会あるいは防衛生産管理協会、この二つの元幹部が今回背任事件で逮捕され、起訴されたりしているわけでございます。このことについてはまことに残念な思いがあるわけ...全文を見る
○額賀国務大臣 よもやそういうことが行われているとは、全然承知しておりません。
○額賀国務大臣 九月十二日に報道されて……(坂上委員「いや、その前に」と呼ぶ)その前にはありません。
○額賀国務大臣 昨日発表させていただきましたのは、これまでの一カ月間の聞き取り調査に基づいて、系統的というか、問題ごとに整理を、あるいは期間ごとに整理をさせていただいたということで、これまでの聞き取り調査に基づいて作成されたものであり、今後も引き続いて調査を進めて最終報告に向けて...全文を見る
○額賀国務大臣 九月十二日以前には、報道されるまでには、大量に組織的に証拠隠滅を図ったという事案がまさか起こっていようとは思ってもいないし、そういう視点から見ていたわけではありませんので、一々注意をして報告を聞いていたわけではありません。
○額賀国務大臣 中間報告を出させていただきまして、今後も引き続いて精査をして、国民の疑惑を招いたことも事実でありますので、その上で、きっちりと厳正な処分をしてけじめをつける、これはお約束をさせていただきたいと思います。  同時に、こういうことが二度と起こらないために、我々はみず...全文を見る
○額賀国務大臣 田中委員にお答えをいたします。  先ほど田中委員が新聞をお示しになったように、九月十二日に、防衛庁が組織的に大量に文書等を焼却して証拠隠滅を図ったという報道がなされ、それが事実だとすれば重大な案件であるという問題意識を持って、防衛庁内に、みずからの力で自浄能力を...全文を見る
○額賀国務大臣 この一カ月間、防衛庁は、背任事件、三度にわたる強制捜査、さらにいわゆる証拠隠滅の疑惑等で国民の皆さん方の信頼を失墜いたしたというふうに、残念に思っているわけでございます。  その意味におきまして、防衛庁は、あるいは自衛隊員は、国民の生命財産を守り、国家の安全と国...全文を見る
○額賀国務大臣 二百人余りの職員あるいは企業関係者から聞き取り調査をしたりアンケート調査をしたりして、明らかになった事実関係については報告に載せさせていただいております。  今後も、引き続いて事実関係を明確にしていきたいどいうふうに思っております。
○額賀国務大臣 私は、九月十二日の報道以来、防衛庁内に調査会を設けまして、みずからの力で事実関係を明らかにするように指示をし、そして中間報告をまとめさせていただいた。そして、引き続いて事実関係を明らかにし、その上に立って厳正な処分を行い、けじめをつけていくことによって、国民の皆さ...全文を見る
○額賀国務大臣 藤島前官房長につきましては、職を解き、参事官とし、事実上の官房付にしたわけであります。  したがって、これは前にも述べましたように、事情聴取を受け、本来ならば文書整理の総括責任者として、こういういわゆる証拠隠滅関係についての問題についてみずから率先して解明の先頭...全文を見る
○額賀国務大臣 先ほどの藤島官房長を初め何人かの人事異動につきましては、いわゆる証拠隠滅に関する内部調査を中間報告させてもらいましたが、引き続いて調査をし、最終的な段階になれば厳正な処分をする、その対象になっているわけでございます。  また、事務次官室が強制捜査を受けたというこ...全文を見る
○額賀国務大臣 今、秋山次官においては内部調査の責任者として仕事をさせておりますので、この全体を解明した時点で私は厳正な処分をするというふうに言っておりますので、全体を見きわめた上で厳正な処置をしていくというふうに思っておるところであります。
○額賀国務大臣 中間報告をさせていただいた後に、私どもが引き続いて調査をし、あるいは確認をしたり、正確を期して最終報告をまとめるつもりでございます。その上に立って厳正な措置をとらせていただきたいと言っているわけでありますから、ぜひ御理解をいただきたいというふうに思っております。 ...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛庁といたしましては、できるだけ早く最終結論が出るように鋭意努力をさせていただきたい、そして、その上に立って厳正な処分をしていきたい、それによって国民の皆さん方に御理解をいただき、信頼構築の第一歩の踏み台にしていきたいというふうに思っているところでございます。
○額賀国務大臣 今、私は、内部調査に総力を挙げて調査をしているわけでございまして、引き続いて、全体の結論、正確な結論を得るように努力をしているということであります。  中間報告は、あくまでこの一カ月間我々が、地検にいろいろな書類等が送られている中、あるいは地検で調べを行われてい...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、先ほども申し上げましたけれども、防衛庁の本来の任務は、国民の生命財産を守り、国の安全と平和な国民の生活を確保することが本来の任務であります。それにもかかわりませず、背任事件等のこういう疑惑に包まれたことは、その意味では国民を裏切っていることになります。私ども...全文を見る
○額賀国務大臣 この一カ月間、私どもが聞き取り調査をしたり、企業の方にも話を聞いたりしていき、強制調査権を持たない中で懸命に努力をして知り得た事実関係というのは、全部網羅をさせていただいております。今後、引き続いて精査をし、正確な最終報告をつくらせていただきたい、その上で厳正な措...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、事実を解明をして最終報告をし、厳正な処分をして、そしてけじめをつけたい。その上に立って、こういうことが二度と起こることがないようにするためにはどうしたらいいかということを考えていかなければならない。  一つは、今度の背任事件となった調達本部の改革に手をつけ...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、一連の問題等々に直面をいたしまして、田中委員がおっしゃるように、これは、禍を転じて福となすチャンスにしなければならないという問題意識は同じでございます。  したがって、進退をかけて、身を捨ててこの制度改革に取り組み、自衛隊員のあり方、そしてまた調達本部のあ...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、今申し上げましたように、中間報告をさせていただき、引き続いて真相、事実関係を明らかにして、そして厳正な処分をし、国民の信頼回復の第一歩をスタートし、再びこういうことが起きることはないように全力を尽くしていくということであります。
○額賀国務大臣 今の大口委員の御指摘、肝に銘じて聞かせていただきましたけれども、この一カ月半、おっしゃるように、背任事件あるいは三度の強制捜査、そしていわゆる証拠隠滅の疑惑、防衛庁は大揺れに揺れました。  防衛庁は、大口委員がおっしゃるように、国民の生命財産を守り、国の安全と平...全文を見る
○額賀国務大臣 内部調査について、当初、官房長に命じたわけでございますけれども、間もなく藤島官房長が事情聴取を受けたということを確認をいたしました。本来ならばそういう事実解明の先頭を切らなければならない立場の官房長が、みずからが事情聴取を受けるような立場になったという時点で、私は...全文を見る
○額賀国務大臣 大口委員の御指摘のとおり、聞き取り調査をしている過程で、いろいろさまざまな、Aという人がこう言っていた、Bという人がこう言っていた、矛盾点等があったり、食い違う点があったりとかあったと思います。そういう点については、一つ一つ裏づけ捜査をしたり、あるいはさらに何回も...全文を見る
○額賀国務大臣 大口委員の御指摘もあり、私どもは今、内部の調査委員会の報告について、私と浜田政務次官で報告を聞きながらそれぞれ指示して、この調査の強化を指示してきたわけでございますけれども、さらに厳正な調査を進めるようにしていきたいというふうに思っております。  それから、この...全文を見る
○額賀国務大臣 大口委員御指摘のとおり、私、就任直後に、この問題については、現象的なものを糊塗するだけでは再び繰り返されるおそれがある、したがって原点に返って考え直す必要があるという考え方のもとに、防衛調達制度調査検討会というものを有識者を中心にして開いていただき、第一回の研究会...全文を見る
○額賀国務大臣 今からスタートして、もう既に外部の方の検討会は第一回が開かれておりますので、年内には、できるものを整理して提言をし、そして具体化の端緒を開きたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 青木委員の御指摘のとおり、防衛庁の本来の任務は、国民の生命と財産を守り、国家の安全と平和な国民の生活を確保することが仕事でございます。背任事件とか強制捜査を受けるようなことがあってはならないわけでありまして、その意味では国民の期待を裏切っていることになります。 ...全文を見る
○額賀国務大臣 青木委員の御質問でございますけれども、私どもは、米軍の情報と私どもが独自で入手した情報をそれぞれ慎重に分析をしてきております。  今般の北朝鮮のミサイル発射について、防衛庁といたしましては、これまで米国を含む国際的な各機関で北朝鮮の衛星の存在を確認しておりません...全文を見る
○額賀国務大臣 いつの時点だったか、一回説明を受けたことはありましたが、ほとんど中身は記憶に残っていません。見た、見て説明を受けただけであります。
○額賀国務大臣 私は、就任をして、こういう案件が、四社事案の案件が表ざたになっているということについては、就任直後に説明を簡単に受け、そして実態を掌握するために、この決算委員会でやりとりをしたこと等について一回読ませていただいた、あるいはまた当局から説明を受けたということはありま...全文を見る
○額賀国務大臣 九月十二日の時点で、新聞に防衛庁が組織的に大量に文書等を焼却して証拠隠滅を図ったという報道がなされました。これが事実だとすれば重大な案件でありますので、私は、防衛庁内に調査委員会を設けて、きっちりとみずからの自浄能力を発揮して事実関係を明らかにしていくことが最も大...全文を見る
○額賀国務大臣 この東通事件をめぐる問題で、大量に、組織的に焼却した案件について疑惑を持たれていることについて、我々は、みずから強制捜査権はないけれども、自浄能力を発揮する上で、事実解明をしていくことが我々の仕事であるという話をし、小渕総理からは、できるだけそれは全力投球でやって...全文を見る
○額賀国務大臣 みずからの力で、立件されるまでの間に解明ができなかったことは、防衛庁の行政が問われているという問題意識は当然持っているわけであります。これについても我々は反省をして、みずからがみずからの問題として、絹紀粛正、それから、なぜこういうことが起こったかということについて...全文を見る
○額賀国務大臣 内部調査の事実関係については、我々が把握している限り、全部この中間報告にも盛られているわけでございます。引き続きこの調査をして事実関係を明らかにしていくことが大事であり、その上で厳正な処分もしていきたいというふうに思っているわけでございます。  その上に立って、...全文を見る
○額賀国務大臣 いわゆる評価書については、就任して何日かたってから説明を受けたことがあります。しかし、今、これは背任事件で捜査、公判が行われているので、ここに出すことが適切なのかどうかということが検討されているというふうに思っております。  内部文書については、私、見ておりませ...全文を見る
○額賀国務大臣 私も、今言ったように、まだ見てもいないし、中身もよく知らないわけであります。当委員会で、理事会等で御審議をしていただきたいと思うし、また、私もその存在があるのかどうかさえ承知しておりませんので、今明快に答えることはできません。
10月15日第143回国会 参議院 外交・防衛委員会 第9号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 四社事案関連文書の管理実態に関する中間報告について、御説明をさせていただきたいと思います。  まず、調達実施本部の元幹部ほかの背任事件に関連をいたしまして、先月防衛庁が組織的に東洋通信機関連資料を大量に焼却処分し、証拠隠しを行っているとの報道がなされ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、森山委員の見識ある御意見の御披露、そしてまた御質問に対しまして、私も重く受けとめながら聞かせていただきました。  私も昭和十九年の生まれであります。戦後教育を受けて今日まで来ましたけれども、防衛庁長官になって二カ月半、そのうちの一カ月半は防衛庁、...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど中間報告という形で御説明をさせていただいたわけでありますけれども、かいつまんで申し上げさせていただきますと、調査委員会におけるこれまでの調査では、四社事案関連資料を組織的かつ大量に焼却したとの点や焼却するよう指示したとの点についてはまだ確認できて...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは、一つは、いろんな状況の中から結果的に強制捜査直前に四社事案の関連文書を含む文書類について自宅に持ち帰ったりあるいは部下の家等に保管をしたりしていたということは、そもそもやはり国民の疑惑を招くもとになったことであり、また、一般常識的に言えば、公務...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 森山委員御指摘のとおり、随意契約は、件数にして半分近く、金額にして八五%に上ると聞いておりますから、森山委員のおっしゃるとおりでございます。  今までの流れからすれば、航空機製造事業法、武器等製造法の法令の適用を受けるため、製造業者が特定をされていく...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) この内部調査委員会については約一カ月で中間報告をさせていただいたわけでありますけれども、引き続いて調査、確認作業をしなければならないというふうに思っておりまして、できるだけ早く結論を出していきたいと思っておりますけれども、なお時間をかしていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、各先生方からいつ中間報告を出すのかということについて、私といたしましてはできるだけ早くやらせていただきたいと。こういう公の席で言ったわけではありませんけれども、個人的にはできるだけ早くやりたい、その点についてできるならば国会中に中間報告をさせてい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今、柳田委員御指摘のとおり、北朝鮮からの弾道ミサイルが我が国の上空を飛び越えて太平洋上に着弾をしたという事態については、戦後最大の危機的状況であったというふうに受けとめております。  したがって、私どもは、従来弾道ミサイルの拡散あるいは大量殺りく兵器...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私どもといたしましては、今、柳田委員が御指摘のとおり、まず内部的な問題についてもできるだけ早くきちっとしたけじめをつけたい、そのために一生懸命努力をしてきている。と同時に、おっしゃるように、ミサイル対策あるいはまたガイドラインの審議をしていただくという...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 日本と米国との関係、安全保障条約を中心とする日本のあるいは日本を取り巻く環境の安全を考えていく上にあって、やはり戦後の日米関係というものは最も大事な関係であり、そしてまた信頼関係は揺るぎがないものと思っております。  我々は、やるべきことをきっちりと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先般の2プラス2におきましても、弾道ミサイルについての対応策等々についてお互いに共通の認識を持ち、そしてまた、BMDについても共国技術研究を進める方向で作業をしていくということを表明させていただき、そして日米関係の言ってみればきずなの強さを確認したわけ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 柳田委員、九月末までにというのは私、公の場では言っていないので…
○国務大臣(額賀福志郎君) 記者会見ではなくて、何人かの人がいるときに、個人的には九月中にできるといいねという話をした経緯はあったと思います。  それはそれとして、私としては、これは柳田委員御指摘のとおり、この背任事件に絡んだ問題についても我々は事実関係を明らかにして信頼関係を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 柳田委員の御指摘のとおり、我々の本来の仕事はそういう安全保障に関する政策問題をきっちりと押し上げていくことであるというふうに思っております。  国会にガイドライン法案が上程されているわけでございますから、この審議方をお願いし、一日も早く成立、承認して...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、この中間報告を出させていただいておりますけれども、引き続いて調査をし、事実関係を明らかにした上で厳正な処置をしてけじめをつけるというふうに申し上げさせていただきました。  その場合に、私といたしましては、中間報告においても、国民の皆さん方に疑惑...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野委員御指摘のとおり、これが結果的に強制捜査直前にそういう行為がなされたということは国民の疑惑を招いたことになっておりまして、私どもといたしましては、公務員としてあるまじき行為であるというふうに思っております。  したがって、この問題については、こ...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) もう高野委員の御指摘のとおりでありまして、今後、言ってみれば幹部クラスの者についてはその意思等も含めてさらにきちっと明らかにした上で、おっしゃるように厳正な処分をしていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほども申し上げましたけれども、私どもといたしましては、例えば背任事件の発端となった調本についてそこの組織とか運営の仕方に問題はなかったのか、チェック体制はどうだったのか、そういったことを含めてのことを申し上げているわけでございます。
○国務大臣(額賀福志郎君) 例えば、私はこれから防衛庁内にその改革を目指す委員会をつくって調本の組織あるいは運営についての実態を明らかにする必要があると思っておりまして、仮に権力が集中し過ぎたりあるいはまたチェックシステムが作用しなかったり等々について点検をしていく必要があると思...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 内部調査に当たりまして、当初官房長を中心にお願いをしておったんだけれども、事務レベルの最高責任者としてその内部のことについて全体的に掌握している次官にやらせることが適切ではないかというふうに判断をしたわけであります。  もちろん、先ほど言いましたよう...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 高野委員の御指摘も踏まえて、今後のさまざまな改革をしていく上に当たっては私を補佐してくれている政務次官にも大いに活躍をしてもらわなければならないし、またこの調査委員会は私に報告をしてくれるわけだけれども、そのときは政務次官も私と一緒に報告を聞いて、その...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) それぞれの役所出身ということは経歴上ぬぐい去ることはできないと思いますけれども、防衛庁に入れば防衛庁の本来の任務に徹して仕事をやってくれていると承知しております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来お話をしておりますように、背任事件の発端となった調本の仕組み、例えば六人の副本部長がおりますけれども、その現状の仕組みは、例えば今度問題になった一課ですね、電気通信関係の場合は契約一課、あるいは原価計算の一課、これは電気通信担当であります。そし...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 役所の組織というものは、だれがその組織になってもきちっと整々と仕事が行われているような仕組みでなければならないというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 私といたしましては、背任事件が起こった調本の中の仕組みはどうなっているのかということを点検して、再びこういうことが起こることがないようにするのが大事であるというふうに思っております。  背任事件そのものについては、その前の本部長と副本部長等々が責任を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 先ほど来申し上げておりますように、これは中間報告でありますけれども、国民の疑惑を招いた事象もあり、さらにできるだけ早く精査をして、そして事実関係を明らかにした上で厳正なる処分を行ってけじめをつけたいというふうに思っているところであります。  私として...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 昨日お示しをいたしましたのは、防衛庁が組織ぐるみで大量に文書等を焼却して証拠隠滅を図ったという報道による疑惑について、内部調査を行ってきた中間報告をさせていただいたわけであります。  このことは、前から申し上げておりますように、防衛庁として、みずから...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう事実関係を明らかにした上で、そして厳正な処分をし、しかもなおかつ今後こういうことが二度と起こることがないようにきちっとしていくのが私の当面の最大の責任であるというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) それぞれの経緯とかお立場があると思いますけれども、私自身といたしましては、防衛庁の、言ってみれば長官としてこの問題についてけじめをつけて、しかもなおかつ今後こういうことが起こらないようにしていくことが私の最大の責務であるというふうに考えております。
○国務大臣(額賀福志郎君) この問題、我々の内部調査につきましては、御案内のとおり、四社事案に関連して大量に組織的に証拠隠滅を図ったという報道があった後に我々がつくったものであり、その点については小泉議員御指摘のとおり、できるだけ早く全容を明らかにして報告をさせていただきたいとい...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今の証拠隠滅に関連をして我々が調査していることについては報告をさせていただきたいと思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) この背任事件につきましては、東京地検の捜査及び公判で真実が明らかになっていくと思いますけれども、我々もそれに伴って、さまざまな証拠隠滅等の疑惑があったものですから、内部調査をしておりまして、それについてはきちっと、これは中間報告ですから、最終的な報告を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) こういう一連の背任事件を生んだ背景につきましては、徹底的に調本の組織とか運用について解明して、問題点がどこにあるかということをさらけ出さない限り対策が立てられないという認識は同じであります。したがって、そういうことも含めて、私どもは私を中心にして解明を...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 当然、国会の皆さん方と御議論をし、御理解を得ながら対策を立てていくことになるわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) 御指摘の点についてでありますが、事実関係から申し上げますと、あのとき、三十一日昼過ぎにミサイルが発射されたということは公になっていくわけでありますけれども、その後、日本海におっこちたのではないか、いや太平洋上におっこちたというのが夕刻ごろまでいろいろと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 私は、今、田委員の御指摘の問題意識は全く同じでございまして、現象的なことだけをカバーしていたのでは必ずまた繰り返しされる、したがって原点に返って考えることが必要であるということから、私どもは今回の一連の事件とか疑惑につきまして、防衛庁のあるいは自衛隊の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) これは今、防衛調達制度の検討会で外部でいろいろの検討をさせていただいております。と同時に、我々内部で、私が本部長になって、政務次官それから各局の局長レベルで具体的にどこに問題点があるのかということについて点検をして、そして調達本部それから装備局、各幕の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) まず、背任事件が起こったのは、調本の元本部長、副本部長であります。そうすると、そこの組織あるいは運営方法の何が問題だったのかということを洗い出す必要があります。私が見た限りにおいても、契約をする部門と、それから値段を決める部門と、それから経費を決める部...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今回の中間報告における私どもの考え方につきましては、言ってみれば背任事件あるいは証拠隠滅の疑惑等で自衛隊が大揺れに揺れたことは間違いがないわけでございます。防衛庁あるいは自衛隊は、本来ならばこうしたことが起こってはならないことであり、その意味では国民の...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今回の一連の事件で問われておりますことは、こういう背任事件を起こすような背景についてきっちりと問題点を洗い出して、こういうことが起こらないようなシステムをつくっていくことであるつまず、そういうことを明らかにすることによって信頼回復をしなければならないと...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 防衛調達制度調査検討会でも当然各幕の意見は聞くことになってくるわけであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) それから、内部的な改革としては、私自身が各統幕議長、各幕の参加を得てこの防衛調達制度の問題点についていろいろと協議をしていきたい、ぞして外部につくられた検討会と相呼応する形で一つの考え方をまとめていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(額賀福志郎君) 田村先生御指摘のとおり、こういう戦車とか飛行機については確かに技術とか設備等で製造会社が特定されていくわけでございます。しかし、随意契約八五%の中にはやはり仕様書等の改革によってそういう競争原理を導入する分野も出てくる、検討する用意、必要はあるのではな...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) そういう御指摘もあるということを踏まえて、私どもが信頼関係をつくっていき、また防衛産業の健全な育成をしていかなければならないということであります。
○国務大臣(額賀福志郎君) それぞれ沖縄問題については、私もこの前現地を見させていただきましたが、SACOの最終報告について全面的にこれを前進させていこうということで日米の2プラス2でも合意をしたところであります。  普天間については、私もテーブルに着くことが大事である、オール...全文を見る
○国務大臣(額賀福志郎君) 今回の中間報告につきましては、一連の背任事件等をめぐる信頼失墜をどうやって回復するかということから防衛庁内部で調査をしてきて、今の時点の中間報告をさせていただいたわけであります。  引き続いて調査をし、そしてしかるべき厳正な処置をとっていくと同時に、...全文を見る
10月15日第143回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(額賀福志郎君) 今、簗瀬委員御指摘の四社事件に関連して、防衛庁が組織的にあるいは大量に証拠隠滅を図ったのではないかという報道が九月十二日になされまして、私は即座に内部に調査委員会を設けまして、防衛庁の自浄能力を発揮する上で、みずからの力でこの事実関係を明らかにしていく...全文を見る
10月16日第143回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○額賀国務大臣 四社事案関連文書の管理実態に関する中間報告について御説明をさせていただきます。  調達実施本部の元幹部ほかの背任事件に関連をいたしまして、先月、防衛庁が組織的に東洋通信機関連資料を大量に焼却処分し証拠隠しを行っているとの報道がなされたことに伴い、防衛庁は、四社事...全文を見る
○額賀国務大臣 もし有事というか緊急事態が発生した場合には、中谷委員の認識は私は当然考えておかなければならないことかなという印象を持っております。今後、あらゆる事態を想定をして、いろいろと研究をしていくことは必要であろうというふうに思っております。
○額賀国務大臣 中谷委員の御指摘も大変参考になる御意見であるというふうに私は思っております。  そのときは、四社事案に対するいわゆる証拠隠滅の報道がなされて、私どもは、防衛庁の自浄能力を発揮する形で事実関係を明らかにしていくことが国民に対する信頼回復の第一歩であるという観点から...全文を見る
○額賀国務大臣 今、国務大臣たる長官は、自衛隊を管理し運営することについて政務次官、事務次官に補佐をしてもらうと同時に、基本的な方針につきましてはいわゆる文官の参事官が補佐をするという形をとっているわけであります。これがこれまでのシビリアンコントロールの原則であったというふうに思...全文を見る
○額賀国務大臣 防衛産業は、やはりその国の技術水準、工業力、そういう総合的な力を反映するものであり、防衛装備品の平均あるいは順調な確保を期していくためには、どうしても防衛産業の健全な発展は育成していかなければならないというふうに思っているところであります。最近は財政が大変厳しい折...全文を見る
○額賀国務大臣 今度のいわゆる防衛庁の背任事件をめぐって、防衛庁と天下りの問題についても御批判を浴びたわけでございます。  私も中谷委員と認識は同じでございまして、若年定年制、それから任期制に伴う自衛隊員の再就職の問題というのは、やはり一般公務員とは同列に論じることができない側...全文を見る
○額賀国務大臣 実際に夜間訓練の現場にいて聞いたわけではありません。しかし、そういう騒音が問題になっているということについては認識をいたしております。
○額賀国務大臣 今冨沢委員御指摘の、石川県及び小松市が小松基地周辺の町内会で組織する団体、あるいは三沢市が三沢基地周辺の町内会に対しまして、それぞれ一般財源から交付金を出しているということは承知をいたしております。  防衛施設とのかかわり合いで国が地方公共団体に対しまして一般財...全文を見る
○額賀国務大臣 厚木基地の騒音問題については、我々も鋭意取り組んできたところであり、今後も、冨沢委員御指摘のとおり、地元の方々の騒音公害に対しまして引き続いて努力をしていかなければならないというふうに認識をいたしておりますし、また、今御指摘のようなことについても、どういう方法でそ...全文を見る
○額賀国務大臣 それは当然、日米安保条約に基づきまして、自衛隊の基地も米軍の基地も日本の安全保障に不可欠のことでありますし、日本の方々の迷惑が高じておればそれを減じていくのは我々の仕事でありますから、検討させていただきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 今度の防衛庁をめぐる背任事件の発端となりましたのは調達本部でございます。したがって、調達本部の組織あるいはこれまでの運用等々につきまして総点検をして、どこに問題があったのか、こういうことについて洗い出していくことが、これから二度とこういうことを起こさないための必須...全文を見る
○額賀国務大臣 九月の十二日に、防衛庁がこの背任事件をめぐって組織的に大量に証拠隠滅を行ったという報道がなされ、これが事実だとすれば重大な、ゆゆしき事態であるというふうに考えまして、即座に内部調査委員会を発足をさせまして、みずからの力で、自浄能力を示す意味でもこれを明らかにしてい...全文を見る
○額賀国務大臣 今委員が御指摘のとおり、先般の2プラス2で日米共国技術研究の方向を目指して作業に入るということを表明させていただき、政府部内で作業を進めつつあるところであります。  今どういう作業をしているのかということについては、来年度の予算措置も含めた形で一定の手続を進めさ...全文を見る
○額賀国務大臣 概算要求等を決めていく場合には、今委員御指摘の安保会議等にも御議論をしていただくことになっておりますから、そういう手続はいずれ考えなければならないというふうに思っております。
○額賀国務大臣 今、そういう方向性を示し、政府部内で作業を進めていることでございますから、委員御指摘のような事態にならないように努力をしているということであります。
○額賀国務大臣 もう委員御案内のように、先般の北朝鮮の弾道ミサイルの発射にも見られるように、弾道ミサイルが拡散をしており、大量の破壊兵器が拡散している。そういう中で我が国の安全をどう守るかということを考えた場合に、この弾道ミサイル対策というのは不可欠であるというふうに考えておりま...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、委員の御指摘は大変すばらしい見識だというふうに思っております。やはり国民に支持されての防衛体制でありますから、できるだけオープンにして、国民にわかりやすくした形でこういうものが進められていくことがよいと思っております。したがって、日米間でやることでありますか...全文を見る
○額賀国務大臣 今委員御指摘のとおり、費用対効果あるいは対外的な影響、それから国内の国民のあるいは議会、国会での御理解を得ること、さらにはそういう早期警戒衛星を持つことが日本の、言ってみれば専守防衛的な必要最小限の防衛力の保持と関連してどうなのか等々、さまざまの議論が私は必要では...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、強制捜査直前に防衛庁の幹部がこの四社事案に絡んだ文書類を自宅に持ち帰ったり、あるいはほかの建物に移しかえたりしているということは、国民の疑惑を招いたことであり、大変公務員としてやってはならないことであったという認識をしております。  これについては、東京地...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、九月十二日に、防衛庁がいわゆる組織的、大量に証拠隠滅を図ったのではないかという報道であったものですから、即座に内部調査委員会を設けたわけでございます。そして、聞き取り調査を行い、先般の中間報告に至ったわけでありますが、その過程で、委員御指摘のとおり、藤島官房...全文を見る
○額賀国務大臣 私は、今回、防衛庁の調達をめぐりまして、背任事件あるいは強制捜査等々が防衛庁を襲い、大変国民の皆さん方に不信感を与えたことに対して心を痛めております。  したがって、防衛庁自身においても、いわゆる証拠隠滅の疑惑をかけられて、それを払拭するために、みずからの力で内...全文を見る
○額賀国務大臣 私、きょうの閣議後にこの文書をいただきまして、それからずっと委員会とか歩いたりなんかしておりまして、じっくりと読む暇はありませんでした。見出しだけ見させていただきました。後で読ませていただきたいと思います。
○額賀国務大臣 こういう事実関係があったかどうかについては私も承知しておりませんけれども、委員の御指摘でもありますし、また、こういう文書が事実あったのかどうか、こういうふうになっているんですから、調べてみなければならないというふうに思います。
○額賀国務大臣 私は、このいわゆる証拠隠滅に絡んだ問題については内部調査で全容を明らかにしていくと言っているわけでありますから、その延長線上できちっと整理をさせていただきたいというふうに思います。
○額賀国務大臣 これが、今装備局長が答えたように、本当に個人的なメモであるのかどうか、それから、公判、捜査も行われているので、そういうことも考える中で、私なりに整理をさせていただきたいというふうに思っております。
○額賀国務大臣 私は、この一カ月半、防衛庁が背任事件、強制捜査あるいはまたいわゆる証拠隠滅の疑惑等々に見舞われまして大きく揺れ動いたことに対して、大変心を痛めております。  防衛庁はもともと、国民の生命や財産を守り、国の安全と平和な国民生活を確保するのが本来の任務であります。こ...全文を見る